続・市井と後藤のラブラブ旅行日記!?
- 1 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月15日(土)23時35分35秒
- 前スレ↓
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=silver&thp=985787041
銀板で書いてたやつの続きです。
新しくこの話に興味を持ってくれた方がいましたら前スレからどうぞ(w
更新はゆっくりになると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
- 2 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月15日(土)23時38分05秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(番外編)
『オフ日記!?Part3』
−ヒサブリに楽屋でオフトーク中の7人−
保田:「ねぇ知ってる?」
市井:「何が?」
保田:「この日記ね予定より大幅に遅れてるらしいわよ」
中澤:「そんなんみんな気づいてるやろ?」
矢口:「だって最初らへんで"沖縄には夏までに着く"って言ってたじゃん」
後藤:「もぉ夏終わったよ〜いつになったら行けるの〜?」
安倍:「大丈夫だべ!この日記の中ではまだ夏じゃないっしょ!」
飯田:「…すごい強引だね」
−少し離れた所にいる石川&吉澤−
石川:「あたし達は年中アツアツの常夏よね!ヨッスィー♪」
吉澤:「(常夏娘…ココナッツ娘。…ダニエル!?…オ〜ノ〜!)」
石川:「もぉヨッスィー聞いてる!?」
吉澤:「き、聞いてるよ!?アツアツだよね、ダニエ…じゃなくて梨華ちゃん(汗)」
−部屋の隅でおやつタイム中のちびっ子2人−
加護:「(なぁのの、前スレの最後の保田さんの話読んだ?)」
辻:「(タイトルの漢字が難しくて読むの止めたのれす)」
加護:「(あの人…ほんまに娘。なんかなぁ。あれじゃおっさんみたいやん)」
辻:「(保田さんはイブニング親父れすねぇ)」
- 3 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月15日(土)23時40分28秒
保田:「しかし今こんなバカ日記書いてる場合じゃないぐらい大変な事件が起きてるってゆうのに」
後藤:「怖いよぉ市井ちゃん…後藤の事、離さないでね?そばにいてね…?」
市井:「当たり前だろ?市井が護ってやるよ」
後藤:「市井ちゃん…」
市井:「後藤…」
保田:「(…あたしは自分の身ぐらい自分で護るわよ!)」
矢口:「しかも作者の近所では先日、郵便局強盗があって更に大変らしいよ?」
中澤:「嫌な世の中やなぁ。でもそんなんやからこそ明るい小説にせなあかんのとちゃう?」
安倍:「そうだべ!みんなに少しでも明るい気分になってもらいたいっしょ!?」
飯田:「…平和な世界は圭織の願い。それは世界中のみんなの願いであると信じたい」
石川:「ヨッスィーもあたしの事、護ってくれるよね?」
吉澤:「…う、うん(でも梨華ちゃんっていざとなったら1人で逃げそうだなぁ)」
加護:「(逃げそうやな)」
辻:「(逃げそうなのれす)」
今回の記帳者:モーニング娘。(オチないじゃない!…じゃない!?by市井←勝手に書くな!by矢口)
- 4 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月15日(土)23時47分44秒
( □.∀´)<いきなりオフ日記かよっ!しかも少なっ!
ヽ^∀^ノ<まぁオフ日記も久しぶりだからいいんじゃない?
( ´ Д `)<圭ちゃん…まだ眼帯取れないの?
( □.∀´)<結構気に入ってるのよね、これ。
( □ Д `)<じゃあ後藤も…
ヽ^∀^ノ<(眼帯してる後藤…ハァハァ)
新スレどこに立てようかめっちゃ悩んだ…
予定外に長引いた時の為に長編用の海板を選びました。
ってゆうか沖縄と言えば「海!」でしょ!?って理由もあるんですが(w
でも周りに真面目な話が多い中、こんなバカ小説書いてて気が引けるんですが(苦笑
大した話ではないですが読んでくれる方がいれば嬉しいです。では、また。
- 5 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月16日(日)01時39分36秒
- いつも楽しみに読んでますよぉ〜!!
今年の夏に沖縄行けなかったなら来年の夏まで
日記続けるってのはどうですか??
そしたら読者としてはかなりうれしい(笑)
頑張ってください!!
- 6 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月16日(日)04時34分11秒
- ワクワクドキドキ
長編うれすぃ〜
- 7 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月16日(日)04時38分53秒
- 最近鬱になる話ばかりなのでずいぶん癒されてますよ。
とくに、眼鏡の保田さんかなり萌え〜です。護ってあげたい〜
(−Ò.∀Ó) <めがねのあたしに萌えなさい!
- 8 名前:道化師 投稿日:2001年09月17日(月)14時59分58秒
- 久々にここに来てみると……かなり変わってますね。
マルボロライトさん、お元気のようで。
私はですねぇ……消えちゃってますから読者に専念(?)みたいな感じです(笑)
この前の、私の読み忘れでした(苦笑) では、これからも頑張って下さい。
- 9 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時07分58秒
−市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第21話『買い物に行こう♪』
今朝は久しぶりに自分の部屋で目を覚ました。
う〜ん、まだ眠いよぉ。
2度寝しよっかな?でも2度寝すると起きれないような気がするし。
って、あ―――!!
今気づいたけど今日、仕事午後からじゃん。
滅多にないチャンス♪寝てる場合じゃない!
こりゃ買い物に行くしかないっしょ!?
時計を見ると7時ジャスト。市井ちゃんまだ寝てるかな?
あ〜でもまだお店開いてないからなぁ。
ゆっくり準備して9時ごろに市井ちゃんちに行こうか。
あたしは久しぶりに買い物が出来る(←勝手に決めてる)のでウキウキしながら起き上がった。
ヘヘ♪買いたい物い〜っぱいあるんだぁ。
でも市井ちゃんって買い物あんまり好きじゃないの。
何か人込みが嫌いなんだって。特に渋谷。
いつも歩きながらブツブツ文句言ってる(笑)
けど、ナンダカンダ言って買い物付き合ってくれるんだけどね。
- 10 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時09分10秒
―――
『ガチャ』
合鍵でそっと市井ちゃんちのドアを開ける。
そういえば合鍵使ったのって久しぶりだなぁ。
貰った時はすごい嬉しかったけど、でもいつも一緒にいるからあんまり使わないんだよね。
あたしは一直線に市井ちゃんの寝室に向かう。
「zzz…」
ドアを開けると微かに聞こえる市井ちゃんの呼吸。
起きていきなり後藤がいたら驚くかな?
それとも喜んでくれるかな?
ベッドに近づいてゆっくり顔をのぞき込む。
本当ならこうやってずっと寝顔見つめていたいけど、今日はそうはいかない。
無理矢理起こすのは好きじゃないから後藤流の起こし方で起こす。
あたしはあまり体重をかけないようにして市井ちゃんの唇を塞いだ。
- 11 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時10分21秒
「んっ……ご、後藤!?」
市井ちゃんは驚いてたけどすぐに優しい顔になった。
「エヘヘ♪おはよ。市井ちゃん」
「いつの間に来たんだ?」
「ん〜今来たばっかりだよ」
「そっか。で?どうしたんだ?」
「ねぇ市井ちゃん。買い物行こうよ!」
「何でだよ?せっかく仕事午後からなんだからゆっくり寝ようぜ」
「ブ〜!ヤダ!買い物行くの!」
「はいはい後藤ちゃんも横においで?」
強引に市井ちゃんの横に寝転がされる。
「寝ないもん!」
「ん〜チュッ♪」
顔中にいっぱいキスをしてくる市井ちゃん。
「そ、そんな事してもい、行くんだから!」
「可愛いよ後藤」
殺し文句を言ってあたしの上に乗っかってくる。
「もぉダメだってば市井ちゃん」
「強情なヤツだなぁ」
渋々といった感じで市井ちゃんは起き上がった。
- 12 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時11分30秒
「ね?買い物行こう?」
「市井、人込み苦手なんだよなぁ」
知ってるよ。でも…
「後藤がいるから大丈夫♪」
「…意味わかんねぇ」
「旅行に必要な物、色々買わなくちゃ♪」
「そんなに必要な物ってあるか?大体持ってると思うけど」
も〜わかってないなぁ市井ちゃんは。
「新しい水着買うんだよ〜♪」
「でも後藤、水着いっぱい持ってんじゃん。まだ買うの?」
「だって沖縄だよ!?綺麗な海なんだから新しい水着で泳ぎたいの」
「そんなもんかね〜お金もったいない気がするけど…」
「もぉ市井ちゃん、おばさんクサイ事言わないの!」
「…はぁ〜い」
仕方ないなぁって顔の市井ちゃん。
それからさっさと市井ちゃんを着替えさせてマンションを出た。
- 13 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時12分48秒
「何で朝からこんなに人がいるんだよ…ブツブツ」
気分の乗らない市井ちゃんを無理矢理引っ張って渋谷へと来た。
当然、目的地は109。
平日の午前中とゆう事もあってか、お客さんは普段より少なかった。
でもかえって目立っちゃうかな?まぁ案外わからないもんだからいっか。
あんまり時間ないからいつも言ってるお店に真っ直ぐ向かう。
そこであっちで着るTシャツとかキャミソールを買った。
あと、サンダルと下着とかも。
あたしは久しぶりの買い物を満喫していた。
一方、荷物を抱えてる市井ちゃんは…
「彼女の買い物に付き合わされる男の気持ちがわかった」
って言ってる。
でも市井ちゃんが“持ってやるよ”って言ったんだよ?も〜。
- 14 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時14分00秒
そして本日のメイン。水着売り場に到着。
うわ〜新作いっぱい入ってる♪あれもこれもカワイイのばっかりだぁ
デニム地のやつもカワイイけどみんな着てるからなぁ。
ホルダーネックだと変に日焼けしちゃうし。う〜ん。
やっぱりキャミタイプのやつかビキニかな?でもちょっとビキニは恥ずかしいかも。
―――
あたしはあれこれ悩んで最終的に候補を2つまでしぼった。
その2つの水着を市井ちゃんに見せる。
「市井ちゃん、後藤どっちが似合うかなぁ?」
「ん〜後藤は原色より淡い色の方が似合うと思う」
「じゃあこっちかなぁ。でもこれビキニなんだよね」
「いいじゃんビキニ♪かわいいよ」
気のせいか水着売り場に来てから市井ちゃんの機嫌がいいような…ま、いいか。
「じゃあちょっと上だけ試着してみる」
淡いオレンジのビキニの水着を持って試着室へと入る。
普段、後藤は試着とかしないんだけど水着は胸のサイズが合わなかったら困るから…
- 15 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時15分27秒
「胸入った?」
仕切りのカーテンから顔を突っ込んで市井ちゃんが聞いてくる。
「もぉ市井ちゃん!のぞいちゃダメだよ…エッチ!」
「いいじゃん…ちょっとぐらい」
あたしはまだ着替えてる途中だったので市井ちゃんの頭を押し出した。
後ろのヒモが上手く結べなかったけどサイズはピッタリ合った。
「後藤〜?着替えれたか?」
「うん、OKだよぉ」
あたしの返事に再び市井ちゃんが顔を突っ込んでくる。
「どう?どんな感じ?」
「ん〜」
市井ちゃんは何も言わないでニヤけてるだけだ。
「も〜ニヤけてないで感想言ってよぉ」
「すげぇセクシーで似合ってるよ。押し倒して脱がせたくなる」
「…もぉ。バカ(赤面)」
そうゆう感想じゃないでしょ…ったく。
でも市井ちゃんに似合ってると言われてこの水着に決めた。あたしも単純だなぁ(苦笑)
―――
仕事に行く前にもう1度、市井ちゃんちに戻って荷物を置いてきた。
それにちょっとずつ後藤の荷物も市井ちゃんちに運んでるんだ。
だって後で市井ちゃんちで荷造りするんだもん♪エヘヘ♪
今回の記帳者:後藤真希(オフまで後1週間!市井ちゃんと沖縄へ早く行きたいなぁ)
- 16 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月18日(火)23時21分17秒
- ( `.∀´)<相変わらずグダグダな内容ね!
ヽ^∀^ノ<そんなの最初からだよ。
( ´ Д `)<(圭ちゃんはどんな水着だろ?まさか葉っぱ1枚とか…!?)
>>5 名無し読者さん
ありがとうございます。
来年の夏まで…じゃあ先に北の方からいって最後に沖縄へ…っておいっ!(w
(^▽^)<来年には「石川と吉澤のラブラブ旅行日記!?」が始まるからダメですよ〜♪
(;0^〜^0)<(始まらないよ…梨華ちゃん)
>>6 名無し読者さん
ありがとうございます。
何かどんどん長編になってる気がします(汗
>>7 名無し読者さん
癒されますか?嬉しいですね〜♪私は眼帯ヤッスーに萌え萌えですが何か?(w
( □.∀´)<じ、自分の身ぐらい自分で護るっつってんでしょ!?
ヽ^∀^ノ<あ〜圭ちゃん照れてる〜!
>>8 道化師さん
久しぶりですね。もう小説書かないんですか?続きが気になるんですが(w
私はまだまだ続きそうなので頑張りますよ〜。
こんな間隔あけないで更新出来たのは久しぶりです(w
何かいちごまになると量が多くなった(その割に内容ヘボイ…)どうしてだろう…?まぁいいか。
今日はごま新曲買ったぜぃ!ジャケット最高です(w
けどカップリングの歌詞で「しないよ」って出てきた時
石川を思い出した私は逝ってよし!ですね。ごめんよ、ごっちん。
( ´ Д `)<泣いたり…
(;^▽^)<……し、しないよ?
- 17 名前:アリガチ 投稿日:2001年09月19日(水)01時08分22秒
- 市井ちゃんは買わないのか、残念。
こういうカップル、現実にもいそうですよね(笑)
- 18 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月19日(水)03時01分43秒
- やっぱええな〜甘〜いいちごま。
こういった話こそ作者さんの真骨頂であって、これをグダグダだなんて考えもつかないことですよ。
- 19 名前:道化師 投稿日:2001年09月19日(水)13時23分01秒
- いいですねぇ……水着…………はっ!? いかんいかん(フルフル…)
小説ですか? ちゃ〜んと旧赤版の続きを書いてますよ。
だから、どこに載せようか考え中…みたいな感じです(笑) …う゛〜ん、どうしよ。
- 20 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月19日(水)20時44分53秒
- >「石川と吉澤のラブラブ旅行日記!?」
み、見たい…。
いつか、気が向いたらでいいのでお願いしたい。
- 21 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月23日(日)00時34分53秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
『オフ日記 Part 4』
−楽屋で2人っきり!?の市井と後藤−
後藤:「ねぇ市井ちゃん」
市井:「ん?」
後藤:「今日は何の日でしょう?」
市井:「あ〜あれだろ?秋分の日」
後藤:「そう祝日で嬉しいよね、って違うでしょ!?ほら…市井ちゃんにとっても大事な日だよ」
市井:「…あっ!加護のお母さんの誕生日だ」
後藤:「何で加護ちゃんのお母さんの誕生日が市井ちゃんにとって大事な日になんの!」
市井:「冗談だって…誕生日おめでとう♪後藤」
後藤:「エヘヘ♪ありがとう」
市井:「やっと16歳なのか、もう16歳なのか…どっちなんだろ」
後藤:「う〜ん、もう16歳かぁって感じ?年取るのって早いよね」
市井:「10代後半からはもっと早く感じるらしいぞ?」
−楽屋のロッカーに潜伏中の中澤と矢口−
中澤:「(20代はもっと早いわっ!ボケ!!)」
矢口:「(裕ちゃん曲がり角を曲がりきっちゃったからね)」
中澤:「(いくら矢口でも言っていい事と悪い事があるんやで!?…おしおきや――!)」
矢口:「(ん――!?ダメッ!裕ちゃんこんな所で!)」
後藤:「ん?何か聞こえなかった?」
市井:「気のせいだろ…」
- 22 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月23日(日)00時36分35秒
市井:「何か…後藤が16歳ってあんまり実感わかないなぁ」
後藤:「それって後藤が子供だって言いたいの?」
市井:「とゆうより市井の中ではまだ後藤は出会った時の13歳のままなんだよ」
後藤:「…だから子供って意味じゃないの???」
市井:「ん〜言葉で表すのムズイな…つまり、後藤は後藤のまま変わらないなぁって」
後藤:「???も〜意味わかんな〜い」
市井:「ハハ。簡単に言えば…“愛してるよ”って事」
後藤:「!!…い、いや〜ん(どう繋がったのかわかんないけど嬉しい♪)」
−中澤達の隣のロッカーに潜伏中の石川と吉澤−
石川:「(聞いたヨッスィー!?“愛してるよ”ですって!)」
吉澤:「(ってゆうか狭くてそれどころじゃ…)」
石川:「(…あたしもヨッスィーに言われたい。ねぇ?言って?ギュッ!)」
吉澤:「(ちょっと梨華ちゃん!?くっつかれるとアツイんだけど…)」
石川:「(言ってくれるまで離さないんだから)」
吉澤:「(うっ…苦しい。あ、愛してるよ(そして…それ以上に怖いくらい愛されてる…))」
後藤:「何かアツイようなサムイような空気が…」
市井:「…気のせいだろ」
- 23 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月23日(日)00時38分53秒
市井:「プレゼント何が欲しい?」
後藤:「市井ちゃんがいてくれたら後藤は何もいらないよ」
市井:「ほんと…カワイイ奴だなぁ」
後藤:「エヘヘ♪」
−更に隣のロッカーに潜伏中の安倍と飯田−
安倍:「(かなり狭いっしょ!入れたのが不思議なぐらいだべ)」
飯田:「(…圭織、一生ここから出られない気がする)」
後藤:「ねぇ市井ちゃん。何となく圭織の電波を感じるんだけど」
市井:「き、気のせいだろ」
後藤:「市井ちゃん…キスしてもいい?」
市井:「楽屋だぞ?誰か来たら…」
後藤:「部屋の中は誰もいないから大丈夫だよ」
市井:「(それがいるんだよ…しかも大勢)」
−更に(略)加護と辻−
加護:「(これは…ビデオ回した方がええんかな)」
辻:「(胸がドキドキしてきたのれす)」
- 24 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月23日(日)00時41分19秒
市井:「(耳元で)家に帰ったらいっぱいしよ?」
後藤:「…うん(赤面)」
−(略)保田−
保田:「(どうやらあたし達の事、後藤には気づかれなかったようね。紗耶香、良くやったわ)」
保田:「(みんな?いっせいに飛び出るわよ!?)」
全員:「(OK〜!!)」
保田:「(せ〜のっ!!)」
全員:『バタンッ!』
保田:「(なっ!?開かないじゃない!)」
−保田以外のメンバーが後藤にプレゼントを渡す−
全員:「ごっちん誕生日おめでとう♪」
後藤:「みんな……ありがとう!」
保田:「(しまった!出遅れてるわ!)」
−盛り上がる保田以外のメンバー達−
保田:「(何で、何で開かないんだよっ!ゴルァ!!)」
−更に盛り上がる保田以外のメンバー達−
保田:「(ってゆうか誰か気づけよ!1人足りない事に!!)」
−そして保田に気づかず楽屋を後にするメンバー達−
保田:「(あたしこんなのばっかりじゃんかよぉぉぉぉ!!)」
今回の記帳者:モーニング娘。(確かもう1人いたような気がするんだけど…ま、いっか)
- 25 名前:マルボロライト 投稿日:2001年09月23日(日)00時46分29秒
- ( `.∀´)<1時間後に自力で脱出したっつ〜の!!
ヽ^∀^ノ<ってゆうか圭ちゃん、声出せばよかったんじゃ…
( ´ Д `)<そうだよぉ。そしたら後藤の怪力で開けてあげたのに。
本当は本編でちゃんとした誕生日話を書きたいと思ったんですけど
よく考えれば本編まだ6月やん!って(w
なのでこんなネタ風になりやした。そしてオチ役ばっかでスマン!ヤッスー…
何はともあれ16歳おめでとう!ごっちん!
>>17 アリガチさん
市井ちゃんは貧乏性なので買わなかったんです(w
いますよねこうゆうカップル…バカップル!?
>>18 名無し読者さん
そう言ってもらえると嬉しいですね。
でも自分で書いてて「何やこの内容!?」って思うんですが(w
>>19 道化師さん
ダメですよ!あんまり想像しちゃ(w
続き頑張って下さいね。
>>20 名無し読者さん
のわぁ!いしよしですか…どうしよっかなぁ。
書くとしても番外編になるでしょうけど。なんせ作者はごまファンなので(w
でもここのいしよし、ラブラブかは怪しいですよ(w
- 26 名前:アリガチ 投稿日:2001年09月23日(日)01時43分12秒
- ロッカーから出られないかもと危惧する圭織がツボ(笑)
少し前のなっちと一緒ならますます(略)
っつーか、やっぱヤッスー美味しいですな。
- 27 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月23日(日)08時07分58秒
- >「(うっ…苦しい。あ、愛してるよ(そして…それ以上に怖いくらい愛されてる…))」
うけました!ここのカップルを上手く現してるな、と。
- 28 名前:七資産 投稿日:2001年09月23日(日)17時15分37秒
- 更新だ〜!!
ネタ元はうたばんですか?
出来れば花板の方もよろしくお願いします・・・
- 29 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月24日(月)03時51分18秒
- いちごまメインの甘い話も最後は全部ヤッスーがもっていきますな〜(w
- 30 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時06分02秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第22話『大ピンチ!旅行危うし!?』
――沖縄旅行を明後日に控えた午後、事件は起こった。
『バタンッ!』
レッスンスタジオに響く誰かの倒れた音。
「後藤!!」
「「ごっちん!?」」
みんないっせいにその方向を見る。
そう…ダンスレッスン中、急に後藤が倒れたんだ。
後藤はすごい高熱でマネージャーさんが急いで病院へと連れていった。
どうして…朝までは元気だったのに……後藤の体調に気づいてやれなかった自分に腹が立った。
「心配なのはわかるけどレッスンに戻るよ!」
夏先生の声がスタジオに響く。
そう、今うちらはダンスレッスンをしなければいけない。
頭の中は後藤の事でいっぱいだったけど…気持ちを切り替えて集中した。
- 31 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時07分38秒
「(ねぇ裕ちゃん…)」
「(…あぁ)」
「(どうするの?)」
「(う〜ん…あの2人が行かな意味ないしな)」
「(そうだね。ごっつぁん…大丈夫かなぁ)」
「(圭織?)」
「(わかってる…ちゃんと受信しとく)」
「(任したで…まぁ、どう転んでも旅行はごっちん次第やな)」
「(…後藤。心配だわ)」
「(ごっちん顔色悪かったべさ)」
「(ヨッスィー…市井さん、すごい心配そうだね)」
「(うん…すぐにでも病院行きたいんだろうね)」
「(後藤さん…大丈夫れすかねぇ?)」
「(……大した事とちゃうかったらええねんけど)」
- 32 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時09分19秒
あたしは自分の持ってる全ての力を出し切って1番にダンスレッスンを終えた。
着替えもシャワーも浴びないまま、カバンを持って急いで病院へと向かう。
そして都内の後藤がいる病院についた。
受付の看護婦さんに話しかけると後藤の病室を教えてくれた。
そこの病棟は有名人が利用する為、一般人は入れないようになっている。
市井も前に入院した事があるので後藤の病室はすぐわかった。
後藤の高熱の原因は風邪ではなく疲労からきたもので
看護婦さんが言うには解熱剤の注射と点滴をして大分ましにはなったらしい。
けど2、3日は安静にしてるべきだって…
こうして実質、後藤のオフ日数は4日間となった。
――でも明後日からの旅行…無理かもしれないな。
- 33 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時10分35秒
『カチャ』
そっとドアを開けて中に入る。
ドアが開く音で後藤が市井の方を見た。
「い…いちぃちゃん」
「悪ぃ…起こしちゃったか?」
「ううん、起きてたよ」
「そっか…」
市井はベッドの横のイスに座った。
「なぁ後藤………沖縄、やめとこっか?」
「!!…何で!?」
「2、3日は安静にしてなきゃって…看護婦さんが」
「やだやだ!絶対沖縄行くんだもん!市井ちゃんと」
後藤は起き上がって市井の腕にしがみついてくる。
「後藤…」
「大丈夫…大丈夫だよこれくらい」
「まだ38度もあるのに大丈夫な訳…」
「大分下がったもん!それに後1日あるじゃん…大丈夫。治るよ……」
涙をいっぱい溜めて市井に訴えかける後藤の瞳。
後藤が旅行に行きたいって気持ちは十分わかってるから…胸が痛くなった。
- 34 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時12分18秒
後藤も結構我慢強いとゆうか、頑固だから治ってなくても絶対治ったって言うだろうなぁ。
そりゃ…そりゃ市井だって行きたいさ、後藤と沖縄に。
けど、市井にとって1番大事なのは後藤だから…
無理させて後藤に何かあったら市井は正気じゃいられなくなる。
「ひっく…んぐっ……そんな事言わないでよぉ」
でも……これ以上反対したらもっと興奮して余計に熱が上がりそうだし。
「やだぁ…っく…行くんだもん」
「わかった、わかったからもう泣くな…市井が悪かったよ」
ダメだ…後藤の涙には勝てない。
市井は流れ落ちる後藤の涙を指で拭った。
「一緒に行くの…一緒に」
「…あぁ。一緒に行こうな」
後藤の体を抱き寄せて優しく髪を撫でる。
「絶対行くんだからね!?」
「大丈夫。1度言った事は変えないから……だからいっぱい寝て早く治そ?」
「…うん」
「いい娘だ」
- 35 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時14分04秒
市井の言葉で少し落ち着いた後藤をゆっくりベッドに寝かす。
すごい汗…薬が効いてる証拠なんだろうけど。
市井は後藤の汗を拭いてやろうと思い席を立とうとした。けど…
「行っちゃ…行っちゃやだぁ」
後藤の手は市井の腕を掴んで離さない。
不安そうな後藤の瞳。
「どこにも行かないよ…市井はここにいる。後藤のそばにいるよ…けど汗拭かなきゃ。な?」
なだめるように後藤の髪を撫でる。
「…うん」
タオルを濡らして後藤の体の汗を拭いてあげた。
そしてマネージャーさんが置いていった代えの服を着せる。
しばらくすると後藤は、熱のせいと泣き疲れたのが重なって眠りについた。
“やだやだ!絶対沖縄行くんだもん!市井ちゃんと”
“一緒に行くの…一緒に”
大げさかもしれないけど…
神様、どうか後藤の熱を下げて元の健康な体に戻して…2人で沖縄に行けるように。
市井と後藤の願いを聞いてやって下さい!…お願いします!!
後藤の手を握り、2人分の願いを込めて市井は祈り続けた。
今回の記帳者:市井紗耶香(朝までずっと…市井がそばにいるから…)
- 36 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月04日(木)23時19分27秒
- ( ;`.∀´)<な…何!?このマジモードな話。初めてじゃない?ここの中では…
ヽ^∀^ノ<…初めてだね。作者無理した?
( ;´ Д `)<う、う〜ん…(←熱でうなされてます)
(;^▽^)<ってゆうかすでに1話で沖縄に行ってる様子が…
( `.∀´)==○)T▽T)<す、すみません。
<余計な事言うなゴルァァァ!!
(0^〜^0)<(…殴られていいな〜梨華ちゃん)
急展開!?の更新です(w
まぁ…この先の展開も…ね?(バレバレダロウケド)
ってゆうか石川さん、ネタばらすから殴られるんですよ(w
知らない間に小説投票が始まっててエントリーされてるだけでもビクーリなのに票が入ってた…有難い事です。
頑張らないといけないなぁと改めて思いました。では、また次回。
>>26 アリガチさん
以前のなっちもある意味デカかっただろうから道産子ロッカーが1番狭いんです(w
(0^〜^0)<保田さん羨ますぃ〜!
>>27 名無し読者さん
私はいしよしがイチャイチャしてるのって何か苦手でして…
だからここのいしよしは石川が押して吉澤が引く、って感じになっちゃうんです(w
>>28 七資産さん
ミニモニ。の回のうたばんは寝てて見てませんでした(苦笑
だからオソロの実況ログを参考にしました。
花板は…いまいちキャラが動いてくれなくて詰まるんですよ。でも出来るだけ頑張って更新します。
>>29 名無し読者さん
きっとこれからも( `.∀´)がオイシイとこ持っていっちゃうんでしょう(w
- 37 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月04日(木)23時23分21秒
- カミノゴカゴヲ
- 38 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月05日(金)03時30分11秒
- この話始まって以来の急展開!!
それにしてもごま可愛すぎで失神KOです(爆
- 39 名前:yo-na 投稿日:2001年10月16日(火)00時26分38秒
- 後:ねぇ〜いちいちゃ〜ん。起きて起きて
市:むにゃむにゃ…
後:もーそろそろ旅行日記書かないと!
市:う〜〜そろそろ起きるかぁー
ってこって更新希望(笑)
- 40 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時09分19秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第23話『願いよ届け!祈りを込めた朝』
―――
「すっご〜い!海めっちゃ綺麗だよぉ市井ちゃん!!」
誰もいないビーチで大声で叫ぶ後藤。
「そんなにはしゃぐなよ(笑)」
「ねぇこうゆうのって何色って言うの?」
「う〜ん…エメラルドグリーン?かなぁ」
「絵の具であったね、そうゆう色。ほんとに綺麗だねぇ」
後藤は海のあまりの鮮やかさに目を細める。
「泳がないのか?」
「そりゃ泳ぐよ♪」
そう言って嬉しそうに後藤は海に入っていった。
「あんまり深い所に行くなよ?危ないから」
「後藤泳げるから大丈夫だよぉ」
市井の注意もあんまり耳に入ってない様子でどんどん沖に向かってゆく後藤。
「自然を甘く見るとひどい目に…」
「キャ―――!!」
叫び声とともにバシャバシャともがいている後藤が目に入った。
「後藤!?」
「市井ちゃ――ん!足つった!助けて――!!」
急いで後藤の所まで泳いで助けにいく。そして後藤の体を抱きかかえて浅瀬まで戻った。
「…ほら見ろ、言わんこっちゃない」
「ごめんなさい…気をつけます」
コンっとおでこを叩くと後藤は少しシュンとした顔で下を向いた。
- 41 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時10分35秒
- ―――
夜、夕食を食べに繁華街へと出かけた。
やっぱ地元の料理を食べてみたくて市井達は沖縄料理の食堂に入った。
後藤はどんな料理かもわかってないくせにどんどん注文する。
「…すっげぇ変な料理とかだったらどうすんだよ?後藤」
「大丈夫!後藤は何だって食べるよ♪」
「あんまり変なもん食って腹壊すなよ…」
「来た!来たよ!料理♪」
食堂のおばちゃんが注文した料理を運んできてくれた。
「いいにお〜い!おいしそう」
「ほんと…うまそうだなぁ」
「「いっただっきま――す!!」」
夢中で食べた沖縄料理は予想以上に美味しかった。
ただ関東の人間にはちょっと味付けが薄かったけどね。
「沖縄って食べ物おいしいね!後藤ちょっと感動♪」
「でもやっぱゴーヤは苦かったなぁ」
お腹いっぱいになって2人で繁華街を歩く。
あんだけ食べたくせに後藤は店先に出ているデザートを物色しようとしていた。
「ねぇ市井ちゃん!後藤アレも食べてみたい♪」
「ほんとによく食うよなぁ。これカロリー高そうだし…太るぞ?」
「いいも〜ん!その分、後で市井ちゃんといっぱい運動するから」
「市井を殺す気かよ…」
「嬉しいくせに(笑)」
「いや…まぁ…その」
「いや〜ん♪スケベ」
- 42 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時11分20秒
- ―――
その後、昼に訪れた浜辺に再び来た。
誰もいない砂浜に2人で寄りそって座る。
「すっごい星がいっぱい…東京じゃ考えられないね」
キラキラと光り輝く星を見上げる後藤。
「ここには闇を遮る灯りがないから……すっげぇ綺麗」
「…うん」
急に後藤の声のトーンが下がった。
「どうかした?」
「ちょっとだけ…怖くなっちゃった」
「何…が?」
「綺麗すぎて…ニセモノなんじゃないかって。ここにあるもの全部が…この夜空の星も優しい風も」
……バカだなぁ。
「じゃあこれは?」
「!?」
ギュッと後藤の肩を市井の方へと抱き寄せる。
「この市井の温もりは?この温もりも…ニセモノ?」
「……ううん。ホンモノ、だね」
「だろ?」
「エヘヘ♪」
そのまま後藤は市井の肩に頭を乗せた。
「一生忘れられない旅行にしような?」
「うん!!」
――――
――
- 43 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時11分56秒
「ん…眩しい、朝か?」
カーテンの隙間から漏れる光に思わず目を細めた。
ヤバイ…市井は寝ちゃってたみたいだ。
それでも市井の手はしっかりと後藤の手を握っていた。
何時だ?反対の手で目を擦りながら部屋の時計を見る。
「まだ6時か…仕事は間に合うな」
市井がポツリと呟くと規則正しい寝息が聞こえてくる。
後藤の熱…下がったかな?
起こさないように後藤のおでこに手を当てようとしたけど…
「……ん?い…市井ちゃん」
「あっ起きちゃった?」
「うん、起きちゃった」
「体調…どう?まだしんどい?」
ううん、と首を振る後藤。
- 44 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時12分40秒
「市井ちゃんがずっとそばにいて手を握ってくれてたから…もう大丈夫!」
ギュッと市井の手を握り返した後藤には、いつもの笑顔が溢れていた。
市井は後藤のおでこに手を当ててみて熱を測る。
「ほんとだ…熱下がってる。市井の願いが通じたのかな?」
「ん?何?」
キョトンとした顔で市井の顔を見てくる。
「いや…何でもない」
首を横に振って後藤の頭をクシャっと撫でた。
気持ち良さそうに目を細めてから後藤は起き上がり、市井に抱きついてきた。
耳元で後藤が小さい声で話しだす。
「後藤ねぇ…夢見たよ?」
「…どんな夢?」
「エヘ♪市井ちゃんと沖縄に行っている夢」
「市井も見たぞ?同じ夢…見てたのかもな」
そうだったら嬉しいな、っと思って後藤の体をギュッと抱きしめた。
しばらく後藤を抱きしめ続けてたけど、もうそろそろ仕事に行く時間。
あ、そうだ…体調戻ったんなら沖縄は行けるとして今日どうしよう?
市井は体を離し後藤の顔を見た。
「今日どうする?何ならここにいて市井仕事終わったら迎えに来るから
その時先生に言って帰らしてもらおうか?」
「う〜ん…後藤もう病院ヤダ。せっかく治ったのに、ここにいたらまた悪くなりそう」
「そっか…じゃあ今、先生に聞いてみるか」
そしてナースコールで看護婦さんに話をつけて先生に診てもらう事になった。
市井は後藤の手を引いて診察室に向かった。
- 45 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時13分27秒
診察室に入って先生に診察してもらう後藤(もちろん女医さん!)
「熱もありませんし…検査でも異常は見つかりませんでした」
「じゃ、じゃあ帰ってもいいですか!?」
「はい、結構ですよ。ただし無理はしない事です」
「やった〜!」
ガッツポーズをして後藤はすごい勢いで診察室を出て行った。
「こ、こら後藤!ちゃんと挨拶してけ!…すいません。ありがとうございました」
「お大事に」
その後、後藤はマネージャーさんに電話して今日は家で療養するからって伝えた。
マネージャーはブツブツ何か言ってたらしいけど後藤はさっさと切っちゃった。
きっと「回復したなら仕事しろ」とか言ったんだろうけど…
まぁ今回だけは見逃してやって下さい、マネージャー様。
後藤のお母さんにも電話をさせた。
もう体は大丈夫という事と、今日は市井の家に泊まってそのまま旅行に行く事を後藤は伝えていた。
病院を出てタクシーで市井の家まで後藤を送り届ける。
「ちゃんと市井の家で待っとけよ?真っ直ぐ帰るからさ」
「うん!!」
ずっと手を振っている後藤に手を振り返し、市井は仕事場へと向かった。
- 46 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時14分06秒
- ―――
「圭織…ごっちんの様子はどうや?」
「うん、きっともう大丈夫だよ。熱下がってるし…元気そう」
「ほんまか!?よかった〜じゃあ予定どうり旅行に行ける訳やな」
「紗耶香達には迷惑この上ない連中だと思うけどね(苦笑)」
「それはゆうたらアカンって」
「まぁでも楽しみだよね」
「もう心配かけやがって……いっちょ回復祝いに踊るわ!“お〜ど〜ります!”」
「圭ちゃん、景気がいいべ」
「(時系列めちゃくちゃやな…)」
「(ブンシャカ♪ブンシャカ♪れす)」
「よかったね!ヨッスィー♪これであたし達のアバンチュールも予定通りよ」
「そ、そうだね(中止になった方がよかったのかも…)」
- 47 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時15分19秒
『ガチャ!』
「ウィ〜ッス!おはよう♪」
「「「うわぁ!!」」」
楽屋に入るとメンバーは慌てた様子だった。何だ…?そんなに驚かしたかなぁ。
首を傾げながらも市井は、すぐメンバーに後藤の事を伝えた。
でも何だかメンバーの反応は薄かった。後藤の体調が回復した事知ってたのか?
まぁマネージャーさんが教えたのかもしれないけど…
今日はレギュラー番組の収録なので仕事としては比較的楽な仕事だった。
市井もそうだけど、他のメンバーも気のせいかいつもより張り切っていた。
明日からオフのせいなのかもね。
―――
「じゃあみんなまた4日後な!お疲れさんでした――!!」
そして夜、今日の仕事が終わって市井は一目散に楽屋を出て行った。
「(…またすぐに会うんやけどな)」
「(…正直、紗耶香の仕返しがあった場合…怖い)」
「(…沖縄であたしの美貌を披露する為にサウナに寄って帰るわ!)」
「(…今更ながらやっぱ行き先は北海道にするべきっしょ)」
「(…現実では今、色々大変だしね…沖縄は)」
「(…沖縄ではあんな事やこんな事をヨッスィーと)」
「(…梨華ちゃん、ヨダレが…)」
「(…ビデオ持っていったらすごい映像が撮れそうやな)」
「(…それをヤフオクで売るんれすか?あいぼん)」
今回の記帳者:市井紗耶香(いよいよ明日だ。さっ家に帰ろう!可愛いヤツが待ってるから♪)
- 48 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月17日(水)23時17分07秒
( `.∀´)<HO〜ほら行こうぜ!沖縄旅行に行こうぜ!
(^▽^)<踊れば参加決定ですか?
(0^〜^)<(枕投げ…したいなぁ)
ヽ^∀^ノ<(さ〜ほら愛そうぜ!最上級で愛そうぜぃ!)
(#´ Д `)<(…どんな事されるんだろう?ドキドキ)
めちゃイケに乗っかって見ました(w
1話で沖縄行ってるからこうなるのはバレバレでしょうな。
ってゆうか「行かな話にならんやろー!」ってね(w
では、また次回!
>>37 名無しさん
神の御加護があったみたいです(w
@ @
( ‘д‘)<まぁうちのおかげやな!
>>38 名無し読者さん
こんな小説に…ありがとうございます。
すんごい急展開すぎましたけどね(w
ごまはちょっと駄々っ子にしてみました。
>>39 yo-naさん
ヽ^∀^ノ<い、市井は眠ってなんかいないぞ!?
( ´ Д `)<ウソだぁ。ぐーぐー寝てたよ?
ヽ^∀^ノ<うっ…でもその代わりいっぱい書いたぞ?旅行日記。
( ´ Д `)<そうだね。エライエライ市井ちゃん♪
夢で甘くしておきました(w
- 49 名前:yo-na 投稿日:2001年10月18日(木)01時51分56秒
- 市井:う〜ん。いいあさだぁ
後藤:もーぉ
市井:さぁいくか!
後藤:うん。
裕子:沖縄であんな事。。。こんな事。。。やぐち〜
矢口:ゆうちゃん何ニヤニヤしてんの??
中澤:ドッキ いや、なんでもあらへんで…
石川:明日は決めるわよ!
吉澤:う・・・腹すえて行きますか。
願えば叶う物ですね!
作者さん期待してますね〜〜
- 50 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月18日(木)04時27分18秒
- もしかしたらもうすぐ現実にいちごまのツーショットが見れるかも!?
そうなれば自分は安心して成仏できます(爆
- 51 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月20日(土)14時17分08秒
- いちごまサイコー!
愛されすぎてビビってるよっすぃ〜もオモロイ
- 52 名前:めぐ蔵。 投稿日:2001年10月25日(木)19時03分48秒
- 楽しみに待ってまーす♪
- 53 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月25日(木)22時43分51秒
- 〜ちょっと一服〜
よしごまに興味のある方は銀の前スレに短編載せましたのでよかったらどうぞ。
昨日のごまラジオ+今日のモーたいで妄想が炸裂しましたので(w
( `.∀´)<そんな事よりここの続き書きなさいよ!
すんません保田大明神様。
何とか今週中には…でもここの次回はいしよし(w
- 54 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月26日(金)22時43分30秒
- 次回はいしよし!?
ここのいしよし大好きなんで超期待してまっす!
- 55 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月28日(日)05時37分48秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第24話『前夜(石川&吉澤の場合)』
夜、あたしは梨華ちゃんのマンションで明日からの荷造りをしていた。
「ねぇねぇヨッスィー。日焼け止めこれだけで足りるかな?」
「これだけって…3つもあれば十分じゃ」
「あたしの皮膚って紫外線を吸収しやすいの。だから人の倍以上塗らなきゃいけないの」
…伊達に黒くはないって事か。大変だね梨華ちゃんも。
自分の荷物は手馴れているのでさっさと詰め終わった。
でも隣の梨華ちゃんは…まだバッグのまわりに着替えとかが散らばっている。
「梨華ちゃん…荷造り下手」
「えっ、そうかなぁ」
「貸して。やってあげる」
「ほんと?ありがとう♪」
梨華ちゃんのバッグから1回荷物を全部出した。
着替えや水着を見て少し唖然とする。
やっぱりピンクばっかり…たまには違う色にしようよ梨華ちゃん。
- 56 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月28日(日)05時38分53秒
「服は丸めて入れたらコンパクトでたくさん入るんだよ」
「へぇそうなんだ」
淡々と荷物を詰め込んでいたあたしの目に怪しげな物体が映った。
「ん?ちょっと梨華ちゃん?」
「何?どうしたの?」
「どうしてぬいぐるみなんて入ってるの?」
「ヨッスィーこの娘はぬいぐるみじゃないわ。ステファニーちゃんよ」
ステファニーって……思いっきりただのアフロ犬なんだけど。
「名前を聞いてるんじゃなくて…何で旅行に必要なのかって聞いてるの」
「だってこの娘はとっても寂しがりやだから一緒に連れて行かなきゃ」
「……そう、ですか。わかりました」
梨華ちゃんは絶対人形とかと喋るタイプだな。
あたしには理解出来ない世界だ。
…………。
「はい終わりました。ね、ちゃんと入ったでしょ?」
「すごいねヨッスィー!かっこいい♪」
「そう?これくらい出来るようになってよ、梨華ちゃんも」
「またヨッスィーの良い所1つ見つけちゃった♪」
聞いてないし…まぁでもこれくらいで喜ぶなんてちょっと子供みたいで可愛いかな。
- 57 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月28日(日)05時40分00秒
- ―――
さてと…お風呂も入ったし時間も遅いし寝なきゃヤバイかな。
「朝早いからそろそろ寝ようか」
「そうだね。たくさん寝とかないと体調崩しちゃうし」
着替えて部屋の電気を消して梨華ちゃんとベッドに入った。
あっそうだ!あの雑誌読んでおこう。
あたしはすぐに寝ないでスタンドの灯りをつけて旅行雑誌を手に取った。
「まだ寝ないの?ヨッスィー」
「この本読み終わったら寝るよ。先に寝ていいよ梨華ちゃん」
そう言って子供をあやすように頭を撫でた。
でもしばらく雑誌を読みふけっていると「ツンツン」ってTシャツの腕の裾を引っ張られた。
「ん?どうしたの?梨華ちゃん」
「どうしようヨッスィー…ドキドキして眠れないよ」
「…子供みたいだね」
パタンと旅行雑誌を閉じて机に置く。
一呼吸ついてから梨華ちゃんの方を見て言った。
- 58 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月28日(日)05時41分26秒
「H…しよっか?」
いつもだったらあたしがこう言う前に襲いかかってくるんだけど
今日の梨華ちゃんは首を横に振った。
「…ヨッスィー疲れちゃうから、いい」
旅行の前だから一応、気を使ってるのかな?
梨華ちゃんがHの誘いを断るのなんて初めてのような…ってあたしから誘うのも珍しいんだけど。
「その代わり…ギュって抱きしめてて?それで落ち着くから」
少し潤んだ瞳で見つめてくる。
…ちょっとカワイイ。
梨華ちゃんの体を引き寄せて抱きしめる。
あたしの体が大きい上に梨華ちゃんの体が細いから腕が余る。
「この体勢だと寝にくくないの?」
「ううん。ヨッスィーが近くにいるから…それだけで安心して眠くなる」
そうゆうもんなのかな。
「おやすみ」って呟いた時にはもうあたしの腕の中から小さな寝息が聞こえ始めていた。
――たまにはこうゆう夜もいいかもね。
今回の記帳者:吉澤ひとみ(いつもこうだったらベタ惚れだった…はず、きっと。いや…多分)
- 59 名前:マルボロライト 投稿日:2001年10月28日(日)05時53分05秒
- ( `.∀´)<しおらしい石川なんて石川じゃないわ!あたしの石川を返してっ!!
(0^〜^)<(い、いつから保田さんのモノに???)
( ^▽^)<イヤ〜ン♪石川モテモテですねぇ
こんな朝っぱらに更新です(w
眠いのでコメント短いですが…次回やぐちゅう。では。
>>49 yo-naさん
オフトーク載せてくれてありがとうございます。
そう、願えば叶うのです!ここの話の中では(w
>>50 名無し読者さん
成仏しちゃダメっすよ!(w
私は…現実で見るのが恐ろしいです。壊れてしまいそうなので(私が w)
>>51 名無し読者さん
ありがとうございます。
ここの吉澤は男前じゃないかも(w
>>52 めぐ蔵。さん
はい。お待たせしましたです(w
>>54 名無しさん
ここのいしよしってどうなんでしょうねぇ。
普段いしよしは書かないし読まないから周りのいしよし小説と違うかも(w
- 60 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月01日(木)00時55分06秒
- 良かったですよ、いしよし!
他の人が書くりかちゃんよりはだいぶおもしろい性格だけど(笑)
そろそろ沖縄ですね〜。今までが色々ありすぎてるのに、
沖縄では何がおきるんだろう?楽しみです(笑)
- 61 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月03日(土)13時36分43秒
- 甘々な雰囲気が出ていて最高っす!
しおらしい石川さんも良い感じです。
次回やぐちゅーも期待するっす!
- 62 名前:yo-na 投稿日:2001年11月12日(月)02時51分54秒
- 「うはぁー マルボロライトさん(ゆさゆさ)」
「ごとう やめなさい!」
「ウ…だって これから『後藤と市井ちゃんの旅行が…』いちいちゃんとの…」
「あんたも いつも寝てるじゃん」
「ぅぅぅごとうは いちいちゃんが起こしてくれたら直ぐ起きるもん」
「じゃ ごとうの思いが足り無いっじゃない?」
「ちがうもん…いちいちゃんの意地悪(クスン)」
「ゲ…泣くなよ冗談だよ…キット何か作戦が有るんだよナ!(オロオロ)」
「…」
「いちいも一緒に起こしてやるからネ!きげん直して〜チュ」
「ふにゃぁ(笑)」作戦成功!後藤の勝ち
てなこって心配してます。体調不良ですか?
またチョットカキコしちゃいました。ごめんなさい。
- 63 名前:マルボロライト 投稿日:2001年11月13日(火)00時22分19秒
- 先に花板の方をあげてしまいたいと思います。もうすぐ終わるので…
あちらが終わってから再スタートしますので、勝手言ってすいません。
- 64 名前:最近ここを知ったファン 投稿日:2001年11月14日(水)02時38分03秒
- >>55
まことに申し上げにくいのですが、(しかも遅いし)紫外線を吸収しやすいのは
白いお肌なんですよね。黒いお肌が吸収しやすいのは赤外線のほうです。梨華、
いや理科の時間で習った。
- 65 名前:名無しファン 投稿日:2001年11月26日(月)00時59分28秒
- 花板のほうも読ましていたただきました。すごく面白かったです。こちらの話も楽しみに待ってます。マルボロライトさんがんばってください。ということで期待sage
- 66 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時54分44秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第25話『前夜(中澤&矢口の場合)』
矢口は裕ちゃんの部屋で荷物をまとめてる最中、ふと疑問が沸いてきた。
隣で同じく荷物をまとめている裕ちゃんの方を見る。
「ねぇ、裕ちゃん。その島ってお店あるの?ご飯とかどうするの?」
「んなもんあるかいな。ただ、ちゃんと食材は手配してもらったから」
「…その人がこの計画に協力してくれた人?」
「あぁ、うちの古い知り合いや。大阪におった頃のな」
知り合いって…裕ちゃん昔一体どんな事してたんだ!?
「だから食べ物や飲み物はもう向こうに着いてるはずや。酒もたんまり頼んどいたし」
「そっか、じゃあ自分達の荷物だけでいいんだね」
「でも料理は自分らで作らなあかんけどな」
「うっ、矢口は自信ないよ。なっちやごっつぁんに任せよう」
コンビニとか無いのは辛いけど、まぁ2泊3日だから我慢するか。
それにせっかく自然がいっぱいの所に行くんだから、お店とかは無い方がいいのかもね。
- 67 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時55分27秒
「あ!そうや!ええ事思いついた!!」
突然、裕ちゃんは立ち上がって向こうの部屋へと走って行った。
な、何だ?
きっと裕ちゃんのいい事なんてろくな事じゃないとは思うけどね。
…………。
しばらくして裕ちゃんが戻ってきた。
その手には何やらビデオテープらしき物が多数握られていた。
「なぁ、これ持っていけへん?」
「……そんなの持っていってどうすんの?」
『京女と横浜娘の○レ○レ日記』って、アダルトビデオじゃん!
……しかも何だよそのタイトル。
ってゆうか何で裕ちゃん、アダルトビデオなんて持ってんだ?
「夜みんなで見たらおもろいがな」
「…辻加護にも見せる気?」
「あかんか?」
「う〜ん」
矢口がこうゆうの初めて見たのっていくつの時だっけ?
あの娘達には早いのかも……まぁいっか、責任は裕ちゃんに取らせれば。
「いいよ。でもあんまりきつくないヤツね」
「おう、わかってる(よっしゃ!)」
嬉しそうに持っていくアダルトビデオを選んでる裕ちゃん。
- 68 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時56分05秒
矢口はどの水着を持っていこうか悩んでいた。
ビキニは絶対イヤだし…あんまり足も出したくない。
ロングパレオを持っていって足に巻こうかな。
「なんや矢口、まだ水着にこだわってるんか?」
「うん。これってゆうのが無いんだよね」
「んなもん裸で泳いだらええがな」
「イヤだよ!メンバーいるじゃんか」
「あ、そうやったなぁ」
「ったく、もう」
「でも…海で泳ぐんも久しぶりやなぁ」
「えっ?裕ちゃん泳ぐの!?」
「当たり前やがな!海行って泳がんでどうすんねん」
「いや…日焼けとか気にして入らないのかと」
「うちかてまだピチピチやでぇ!」
「…無理してシミが出来てもしらないからね」
「そんな事ゆう口はこの口か!?悪戯したる!!」
「んんっ!」
矢口の唇は裕ちゃんの唇によって塞がれてしまった。
裕ちゃん、それを言うならお仕置きじゃないの???
そう矢口が考えてる間に荷物の上に押し倒される。裕ちゃんの悪戯は止まらない。
- 69 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時56分40秒
「んっ、ダメ…裕ちゃん。荷物まだ、はぁ…出来て、ないよ」
「もうほとんど出来てるやん…後で仕上げたらええ」
抵抗しても矢口の小さい体じゃ裕ちゃんに押さえつけられてしまう。
まぁ矢口も本気で抵抗してるわけじゃないけど。
それに矢口の弱いポイントは全部知られてるから…力が抜けてゆく。
「…っ……跡付けちゃ、ダメ」
「薄く付けるから」
「…でも……ぁん…水着着るのに」
「大丈夫や、バレて困るヤツはおらんよ」
もう…いつも、いつも裕ちゃんの口車に乗せられちゃう。
それでも…好きだから許しちゃうんだけどさ。
「…あ……んっ」
裕ちゃんの手がキャミソールの中に入ってくる。
「イヤってゆうても体は正直やん」
「だ、だって……はぁ」
裕ちゃんは意地悪な言い方で次々に服を脱がしていった。
- 70 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時57分35秒
「めっちゃかわいいで、矢口」
「バカ……どこ見て言ってるんだよ…んっ」
裕ちゃんの手が矢口のソコに触れる。
ビリビリって電気が走ったように体が跳ね上がる。
逃げようとしても裕ちゃんが矢口の体をしっかり押えている。
「…ぁ……んっ…」
体が熱くなって頭がボーっとしてくる。
次々に襲いかかる快感の波に呼吸もおぼつかない。
そして…1番大きい最後の波が矢口に襲い掛かった。
「はぁ……っ…ん、あっ………あぁぁ!!」
呼吸を整えてから見上げた裕ちゃんの顔はとても満足気だった。
この顔に弱いんだよなぁ、矢口は。でも悔しいから言ってやんない。
視線を裕ちゃんから外して、矢口の視界に散乱してる荷物が映る。
「もう…裕ちゃんのせいでせっかく準備した荷物がメチャクチャだよ」
「矢口が最初に抵抗したからやん」
「裕ちゃんはいつもいきなり過ぎるの!ったく」
「…そんな怒らんでもええやん。裕ちゃん手伝うから…ほら、もうほとんど出来たよ?荷物」
すごい早さで荷物を詰めた裕ちゃん。もう…調子いいんだから!
- 71 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)22時58分31秒
- ―――
明日の準備を終えて2人で裕ちゃんのベッドに入る。
矢口の頭に浮かんできたのは、やっぱり明日のあの2人の事。
「紗耶香達…怒っちゃうかな?」
「すごい剣幕で怒るやろうな、紗耶香は(苦笑)」
「想像出来るから怖いよ」
「ハハ…ごっつぁんは状況を把握すんのに時間かかりそうやな」
「そうだね。ちゃんと向こうに着いたら説明してあげなきゃ」
「おう。でも、最後の日のお詫びのプレゼントでチャラにしてもらえる…はず」
プレゼント?それ矢口も初耳なんだけど。
「何?プレゼントって」
「それはまだ内緒」
「…ケチ」
「後でわかるがな」
ちぇっ…でも、気になるじゃん。
矢口が少しスネてると裕ちゃんは矢口の体を抱き寄せた。
「なぁ…矢口」
「なぁに?」
「沖縄におる間は仕事の事、忘れよな」
「えっ」
「その、オフの時は娘。の中澤と矢口じゃなくて…」
「…うん」
「恋人の中澤と矢口でおろな」
「うん!」
裕ちゃんの言葉が嬉しくてプレゼントの内容の事は気にならなくなった。
沖縄に着いてからの楽しみに取っておこう。
「…よっしゃ!じゃあ寝よか?」
「うん、寝よ♪裕ちゃん」
ピタッと裕ちゃんの体にくっつく。
矢口は裕ちゃんに腕枕をしてもらって眠りにつきました。
今回の記帳者:矢口真里(でも沖縄は天国となるのか…地獄となるのか、微妙なところだね)
- 72 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月05日(水)23時03分33秒
- ヽ^∀^ノ<(矢口…イクの早ぇな)
(〜^◇^〜)<読まないで―――!!
从#~∀~#从<(もっといっぱい書いてくれや、作者)
( ´ Д `)<(…作者は逃げました)
あっちが無事終わったので更新でございます。
何とか今年中には沖縄に行けると思います(つーか行け!)
んでもって今年中には自分のHPも完成させたいなぁと思ってます。
そこにこちらでは載せる予定のない小説も載せていこうかと…
それでは次回はいちごまに戻ります。
>>60 名無し読者さん
私はこうゆういしよししか書けないみたいです(w
石川は沖縄で更におかしなヤツになります。
まだこれ全部回想なんですよね。長い回想だなぁ(苦笑
>>61 名無し読者さん
甘いいしよしはここでは珍しいので貴重かも(w
今回のやぐちゅうはもっとエロを入れようかと思ったんですけど
思いつかなくて止めました(w
>>62 yo-naさん
素敵なレスをありがとうございます(喜
私はピンピン元気にしております!
ただ更新遅いだけなんです(w ←それがあかんやん!
>>64 最近ここを知ったファンさん
そうなんですか!?それは失礼しました。
作者がいかにアホかバレますね(苦笑
でもこれから先もここの話では常識が通用しないと思っていただければ有難いです。
>>65 名無しファンさん
ありがとうございます!
年末に向けて仕事が忙しいけど頑張りますよ〜
- 73 名前:yo-na 投稿日:2001年12月08日(土)05時44分57秒
- 更新だぁ!やった。(レスしても良いのかな?)
あちお疲れ様です。そしてこっちお待ちしてました!
さいそくしたみたいでスミマセン。
やっぱ今回の記帳者が壺です。
今後も要チェキラッチョーです。
- 74 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月11日(火)02時29分28秒
- ○レ○レ・・・
何だろう・・・
ゲレゲレしか思い浮かばない・・・
- 75 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月11日(火)23時54分11秒
- >67
しかも京女と横浜娘って・・・のことじゃん。
かなりツボ。
これを沖縄で見てる娘。を想像・・・。
- 76 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月13日(木)12時55分55秒
- 更新後のいちーちゃむの一言にワラタ(w
HP!(ワクワク
次回いちごま!(ワクワク
ガムバッテ下さい
- 77 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)04時58分20秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第26話『前夜(市井&後藤の場合)』
さてと…急いで帰らなきゃ。後藤が待ってるし。
あいつ、大人しく待ってるかな?
体調悪いのぶり返したりしてなきゃいいけど。
タクシーを降りて見慣れた我が家の前に立つ。
鍵はちゃんと持って出てきたんだけど、あいつが家で待ってる時は使わないんだ。
前に勝手に鍵開けて入ったら怒られたからさ。
“ピンポン鳴らしてよぉ…後藤、お出迎えしたかったのに!”
何か「お帰りなさ〜い」ってドアを開けたかったらしい。
まぁ、その気持ちもわからなくはないけどね。
手に持っていた鍵をポケットにしまう。
じゃあカワイイお姫様の為にチャイムを鳴らしてやりますか。
- 78 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)04時59分08秒
『ピンポ〜ン♪』
でも、やっぱ自分ちのチャイム鳴らすのって変な感じ。
『はい!市井ちゃん?』
…ハハ、いきなり第一声がそれかよ。
全然違う人だったらどうすんだ。
「そうだよ。開けて?後藤」
『ほぉ〜い』
ドタバタ!ドタバタ!
アハハ…走って来やがる。随分待たせちゃったみたいだ。
「『ガチャ』お帰り――!市井ちゃん♪」
「うわぁ!飛びつくな!倒れる」
後ろに仰け反りそうになって足を踏ん張った。
「アハハ♪ごめん、つい」
「もうすっかり元気じゃん、体」
「うん!もうねぇ体力が有り余ってるの」
「そりゃ良かった」
「あ、ご飯作っておいたよ。すぐ食べる?」
「食べる。お腹すいた」
家の中に入ってすぐ市井は後藤が作ってくれたご飯を食べた。
- 79 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時00分06秒
満腹になってしばらく動けないでいた市井の目に大きなカバンが映る。
市井は洗い物を終えた後藤を呼び寄せた。
「後藤、もう荷物つめたんだ」
「うん。昼間の時間ある時にパパーっとやっちゃったよ」
「そっか。じゃあ市井も早いとこやんなきゃな」
「後藤も手伝ってあげる♪」
「サンキュ」
市井の部屋に移動して早速、荷物をつめ始めた。
「後藤、ブルーのキャミ出して?」
「は〜い」
「あれ…市井のビーサンどこにあるっけ?」
「この中にあるよ『ガチャ』…はい!」
「…市井より詳しいでやんの(笑)」
「そうだよ。浮気したらすぐバレるかんね?」
するわけねぇよ。
それに後藤を怒らしたら怖いのは市井が1番よく知ってるんだから。
…………。
「よし。こんなもんでいいかな」
- 80 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時01分01秒
準備が整った市井の頭の中にちょっとした野望がわいてきた。
「なぁ後藤。今、水着になってみて?」
「え――!?何で?いきなり…恥ずかしいよぉ」
「いいじゃん、市井しかいないんだし」
「でも明日、沖縄行ったら見れるでしょ?」
「今見たいの!」
「もぉ…ワガママなんだから」
はい。ワガママですいませんねぇ。
後藤は文句を言いながらも水着を持って部屋を出た。向こうの部屋で着替えるみたい。
…5分程たってドアの向こうから後藤の声が聞こえた。
「市井ちゃん、目つぶってて」
「は〜い」
『ガチャ』
「……いいよ」
「うおっ!!」
目の前にビキニを着た後藤が少し恥ずかしそうに立っている。
「何よぉ、その反応は」
「いや〜すっげぇ良いなって」
「あ、ありがと(赤面)」
ダ、ダメだ。目線が1ヶ所に集中しちゃう。
その谷間は反則だよなぁ。
全裸よりもなんつーか…こう、欲情すちゃう感じ。
いや、全裸でもそりゃ欲情するんだけどさ。
- 81 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時01分51秒
「…エッチ。胸ばっかり見てるでしょ」
「ハ、ハハハ」
あ〜あ。隠されちゃった。
でも市井の頭の中にはもう1つ野望がふつふつとわいている訳でして
それは……水着を脱がしてみたいっ!!
さっきまで谷間がどうのこうのって言ってたくせにさ。
いや、後藤は脱いでもすごいんです!
「あっ……ど、どうしたの?」
ゆっくりと後藤の手を胸の前から外して抱き寄せる。
背中に回した手にビキニの結び目が触れる。
市井は後藤の耳元に顔を寄せ、呟いた。
「ヒモ…解いても、いい?」
「ダ、ダメだよ」
「何で?」
「何でって…せっかく着たのに。それに……と、とにかくダメ!絶対ダメ!!」
珍しく後藤が強くイヤがった。
「…ちぇっ」
そんなに言われたら引き下がるしかないじゃん。
- 82 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時02分38秒
「でも、沖縄の……でなら」
「…?な、何て言った?今」
後藤が聞き取れないくらい小声で言ったので聞き返す。
すると今度は後藤が市井の耳元で呟いた。
「沖縄のビーチでなら…いいよ」
「…マジ!?」
「うん…特別だよ?」
「やった!!」
「でも…」
「…でも?」
「誰もいない時じゃなきゃダメだかんね?」
「わかってるって♪」
市井の野望、復活です!
「じゃあ後藤、もう着替えるからね」
「おう」
「(はぁ…市井ちゃん、だんだん獣になってきてる気がする)」
気のせいか後藤が少し呆れていたような気がする。
- 83 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時04分22秒
- ―――
「電気消すぞ〜?」
「ほぉ〜い」
2人ともお風呂上りにジャージとTシャツになってベッドに入る。
「ねぇ、市井ちゃん?」
「ん?」
「さっきの目的は取りあえず置いといて……市井ちゃんも沖縄、楽しみ?」
「そりゃ楽しみだよ」
「本当?後藤だけが浮かれてない?」
「バカ。本当に楽しみだよ、市井も」
沖縄で後藤の笑顔がいっぱい見れると思うと、本当に楽しみなんだよ。
「…よかった♪」
「後藤も楽しみでしょうがないんだな」
「うん!もうねぇ、ドキドキワクワクだよぉ」
「かわいいヤツ」
「エヘヘ♪」
クシュクシュって後藤の頭を撫でてやる。
「んじゃ寝るか」
「うん!」
目覚ましをセットし後藤の体を抱き寄せ、沖縄に思いを馳せながら市井は眠りについた。
今回の記帳者:市井紗耶香(旅行は楽しみだけど、でも何か…イヤな予感がするのは気のせいか?)
- 84 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月14日(金)05時07分59秒
( `.∀´)<水着を脱がしてみたいなんて紗耶香、オヤジもいいとこね!
ヽ^∀^ノ<…(おばさんの次はオヤジかぁ)
( ´ Д `)<市井ちゃん、あの時目が本気でちょっと怖かった。
誰もいないだろうと思われる時間を狙って更新です(w
年末年始は10日ほど休みがあります。
私は実家に住んでいるので時間があれば年末年始も更新したいと思います。
では、次回。もう少しで沖縄だ(喜
>>73 yo-naさん
レスはめちゃ嬉しいのでして頂けると更新スピードが少し上がります(w
記帳者のメンバーはみな沖縄に期待と不安が入り混じっております。
さて…どうなる事やら(苦笑
>>74 名無し読者さん
从#~∀~#从<そんなん決まってるやん。『ヌ…』
(〜^◇^〜)<その先は言うな――!!
>>75 名無し読者さん
気づかれましたか?(w
このビデオを全員で見るのだろうか…
>>76 名無し読者さん
市井ちゃん、冷静な一言でしたね(w
HP頑張って作りますよ!
あなたの為に(w
- 85 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月14日(金)05時09分56秒
- 沖縄が楽しみです!
作者さん頑張って下さい
- 86 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月15日(土)00時34分44秒
- お、おれも水着脱がしたい・・・
- 87 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月16日(日)21時24分47秒
- いちごま最高〜♪
やぐちゅー最高〜♪
姐さんの最終日のプレゼントって???
姐さん卒業が絡むのかなやぐちゅーは?
- 88 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時13分24秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第27話『出発!沖縄に行こう』
『PiPiPiPiPi…』
ん〜………何の音ぉ?
「ふぁぁ……後藤?朝だぞ、起きろ」
やだぁ…後藤、まだ眠いよぉ。
「ほら、早く起きないと時間無くなるぞ?」
「……?」
何の時間?今日仕事だったけ…?
「飛行機乗り遅れるぞ」
…飛行、機?
…………あっ!沖縄!!
- 89 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時14分08秒
「起きろよ、真希」
「!!…ぉはよ、市井ちゃん」
ビックリした…いきなり名前で呼ぶんだもん。
「おはよ。ってまったりしてたいけどマジ起きなきゃヤバイよ」
「うん。朝ご飯どうする?トースト焼こっか?」
「そうだな、それぐらいの時間ならあるから食っとこうか」
「じゃあ後藤、準備するね」
あたしはジャージから洋服に着替え、顔を洗ってからキッチンへと向かった。
オーブントースターに2枚トーストを入れてタイマーを回す。
その間にスクランブルエッグとサラダを作った。
…………。
「出来たよ〜市井ちゃん♪」
洗面所で顔を洗っていた市井ちゃんを呼びに行く。
「わかった、すぐ行く」
- 90 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時14分55秒
焼きたてのトーストをかじっていると突然、市井ちゃんが手を止めてTVのリモコンを持った。
「天気予報見なきゃ」
「何で?外晴れてるよ?」
窓の外は眩しいくらいに晴れ渡ってるけど。
「東京が晴れてても沖縄の天気が悪かったら意味ないじゃん」
「あ、そっか」
「ちょうど天気予報やってる。沖縄は、と」
「市井ちゃん!沖縄も良い天気だよ!!」
天気予報のお姉さんが洗濯物日和です、とまで言ってるもん。
「うん。週間天気予報も旅行中は天気良さそうだな」
「エヘヘ♪日頃の行いが良かったんだねぇ」
―――その後、急いで後片付けをしてあたし達は出発の準備をした。
「後藤、準備出来た?」
「出来たよぉ」
「忘れ物ないか?」
「大丈夫!完璧!!」
「よし、んじゃ行くか」
「OK♪レッツギョー!!」
勢いよくドアを開け、外に飛び出す。
市井ちゃんが呼んでくれたタクシーに乗って、あたし達は空港へと向かった。
- 91 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時15分33秒
−同じ頃、都内某所−
「―――みんな時間通りに来れたみたいやな」
「んじゃ出席取るでぇ。矢口真里!」
「うっす!セクスィビ―――ムッ♪♪♪」
「…保田圭!」
「ウィンクは右目でやるべき?それとも左目でやるべき?あなたならどっち!?」
「ゴホンッ!…安倍なつみ!」
「新製品の目覚まし“ドタマカチ割るゾ!?”で何とか起きれたべ。
中から次々にバットが出てきてなっちの頭を…」
「変なもん買うな!…飯田圭織!」
「圭織は…左目、かな?」
- 92 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時16分16秒
「圭坊の質問になんか答えんでええねん!次!石川梨華!!」
「ドカーンと1発!やってみよ〜よ♪ウフヨッスィーと(キャ――!)」
「…(頭イってるな、こいつ)吉澤ひとみ!」
「は、はい」
「…辻希美!」
「はい!質問れす!バナナはおやつに(略)」
「今すぐほかしてこいっ!!最後、加護亜依!」
「ええか?のの。ジャングルで獣と遭遇したら背を見せたらあかんで!?」
「(…はぁ。結局まともに返事したのは吉澤だけかいな)」
「ほな行こか…(高校の時の先生、修学旅行の時は反抗ばっかりしてすんませんでした)」
- 93 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時17分01秒
- ―――
しばらくして空港に着いたんだけど、空港の中にさほど人はいなかった。
「人少なくって良かったねぇ」
「普通の人だったら休みじゃないもんな」
しばらくロビーのイスに座っていると、あたし達が乗る飛行機のアナウンスがあった。
もう搭乗出来るみたい。
市井ちゃんがあたしの手を握って搭乗口へと歩き出した。
「後藤ねぇ飛行機に乗るより、この渡り廊下みたいなやつの上を歩く方が怖いよぉ」
「ハハ!確かに、それは言えてるかも」
外から見ると随分高かったし、不安定で足元揺れるし。
あたしは市井ちゃんの手をギュッと握りながら機内へと乗り込んだ。
「ここでうちらの事がバレたら逃げ場がないから大人しくしとこうな」
ポンポンって市井ちゃんはあたしの頭を触った。
あたしもバレちゃいけないのはわかってるからコクリと頷く。
間もなく飛行機が離陸して地面がどんどん小さくなっていった。
- 94 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時17分47秒
- ―――
離陸してから30分程たって妙に市井ちゃんが静かなのが気になった。
どうしたんだろう?バレちゃいけないとはいえ、ちょっと静か過ぎるよぉ。
もしかして、今頃になって旅行するのイヤになったんじゃ…
「市井ちゃん?」
「…ん?どうした、後藤」
あたしが顔を近づけると、市井ちゃんは優しい表情でこっちを見てくれた。
「さっきから静かだけど…もしかして楽しくない?」
「そんな訳ないよ。ただ、ガラにもなく緊張しちゃってるんだ」
「何で緊張してるの?」
「だって2人きりで旅行なんて初めてじゃん?」
「うん、初めてだねぇ」
「すっげぇ嬉しいんだけどさ…市井で頼りになるのかなぁって」
「大丈夫だよ!頼りにしてるよ?後藤は市井ちゃんを♪」
「そっか、ありがと」
その後、市井ちゃんとずっと手を繋いでお喋りしてたんだ。
- 95 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時19分11秒
「ちょっと市井、トイレに行ってくる」
「行ってらっさ〜い♪」
…………。
大人しく市井ちゃんを待っていたあたしの耳に、他のお客さんと思われる会話が聞こえてきた。
「スッチャ〜デスさん、ビール1本頂戴!」
「バカ!朝から何飲む気だよ!それにスチュワーデスだろ!?」
何かどこかで聞いた事のあるような掛け合いだなぁ。
それに声まで似てる。
でもこんな所にいるはずないしねぇ。
…そんな事を考えていると市井ちゃんが戻ってきた。
窓の向こうには、もう青い海が見えている。
「お帰り市井ちゃん♪ねぇねぇ見て?沖縄の海だよぉ」
「ほんとだ。もう着くな…後藤、降りる準備しとけよ」
「はぁい」
青い海が見えてきたよぉ。飛行機を降りたら…沖縄だぁ!!
今回の記帳者:後藤真希(でも、まさかこの後…あんな事があるなんてねぇ)
- 96 名前:マルボロライト 投稿日:2001年12月24日(月)23時20分46秒
ヽ^∀^ノ<メリ〜クリスマス!
( ´ Д `)<イエ〜イ♪
( `.∀´)<ここの話の中では夏だけどね
すいません、今回ちょっと手抜きです(w
イブだとゆうのに私は何をしてるんだろう・・・しかも明日は仕事(鬱
そんな私ですがHPがついに完成しました!
と言っても大したHPじゃありません(w
今までの小説と、ここでは書いてない小説が載っているだけです(苦笑
興味のある方がいらっしゃいましたら1度のぞいて見てください。
ttp://isweb33.infoseek.co.jp/novel/malboro/index.html
>>85 名無し読者さん
ありがとうです!次回、沖縄です!
>>86 名無し読者さん
ヽ^∀^ノ<市井を前にしてアンタ、いい度胸してるじゃん
( ´ Д `)<い、市井ちゃん!落ち着いて!!
>>87 名無し読者さん
ありがとうっす。プレゼントは…すごいモノじゃないです(w
卒業は絡みませんよ〜。だって市井ちゃんもここの小説にはいるし(苦笑
- 97 名前:名無しまさん…? 投稿日:2001年12月25日(火)00時42分27秒
- お初です。
初めてリアルタイムで書かれている小説にハマっています。
最近テレビと小説の境が分からなくなってきています(爆)。
この先、凄く楽しみです。大変でしょうが、頑張って!!
- 98 名前:ななし 投稿日:2002年01月01日(火)23時38分48秒
いちごま大好きです!!
それでいて甘いのはもっと大好物です!!沖縄編を心待ちにしております〜
ごまがかわええええええええ(壊
- 99 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時40分28秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第28話『遂に到着!メンソーレ♪沖縄』
「わぁ〜市井ちゃ―――ん!着いたよぉ。沖縄だぁ♪」
子供のように無邪気にはしゃぐ後藤。
そんな後藤をあたしは満足げに見つめる。
「後藤、沖縄には着いたけど目的地にはまだ着いてないぞ?」
「やっぱり空青いねぇ。外は暑いのかな?早く海が見たいよぉ」
だめだ…聞いてねぇ(笑)
「ほら、あんまりあちこち行くな。迷子になるぞ?」
「エヘへ♪市井ちゃんと沖縄旅行」
はしゃいでいる後藤の手を握る。
後藤は本当に嬉しそうな顔で、繋いでいる手を前後にブラブラさせた。
「そんなに嬉しい?」
「うん!!だってほんとに沖縄来たかったんだもん、市井ちゃんと♪」
で…出た、後藤のとろけるような笑顔。
やべぇ、鼻血でそうなぐらいカワイイ!
ちくしょう!誰もいなかったら襲ってるのに!!
ん?あれっ?なんか視線を感じたような…でも、周りを見回したけど誰とも視線合わない。
- 100 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時41分15秒
「市井ちゃん?どうしたの???」
後藤が不思議そうな顔であたしを見てくる。
「ううん。何でもない」
気のせいかな?
誰かに見られてたような気がしたんだけどなぁ…ま、いっか。
「搭乗時刻までちょっと時間あるな…どうする?後藤」
「外に出たい!後藤、海が見たいよぉ」
「わかった。ちょっと見に行こっか」
「うん!」
市井は後藤の手を引いて外へと出た。
その後を何人もの人影がついてきてるとも知らずに―――
「…メロメロじゃん(紗耶香…顔がニヤけてるぞ!?)」
「…メロメロやなぁ(ええなぁ、若いもんは)」
「…う、羨ましくなんかないわよ!?(何で動揺してるの!?あたしったら)」
「…メロンはおいしいだべさ(北海道のメロンが1番っしょ!)」
「…メロン嫌〜い(っていうか圭織、暑いの苦手なんだけど)」
「…あたし達も負けていられないわ!勝負よ!(ラブラブパワーでメロン記念日よ!)」
「…いや、だから勝ち負けの問題じゃ(何であたし、この娘好きなんだろ)」
「…沖縄なのに一瞬寒かったれす(沖縄は暑いはずなのれす)」
「…本人気づいてない分たち悪いわ(普通は気づくやろ!?)」
- 101 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時41分50秒
- ―――
外に出て、海のそばまで歩いてゆく。
暑いんだけど暑くない、空気がカラッとして気持ち良い。
「すっごーい!めっちゃ綺麗だよぉ、市井ちゃん♪」
「ほんと…同じ日本とは思えないなぁ」
綺麗な海を前にし、うちらはしばらく見とれていた。
「なんか、潮の香りって落ち着く」
「…人はみんな海から生まれたからな」
「だね。温かい気持ちになるもん、市井ちゃんがそばにいるみたいに」
「ライバルは海、か(苦笑)」
市井は後藤と手を繋いで、珍しく黙ったままの横顔をジッと見つめた。
その表情を見てるだけでこっちまで温かい気持ちになるよ。
でも…まったりとした時間はここまでだった。
イヤ〜な予感はずっとしてたんだけどさ。
けど、まさか沖縄に来てこんな目に合わされるとは思わなかったよ。
海を眺めている市井と後藤の後ろに忍び寄る不吉な影。
その気配を感じて振り向こうとした時―――
- 102 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時42分29秒
「紗耶香!ごめん!!」「ごっちん!ごめん!!」
「「!?」」
謝る声と同時に目の前を白い物が通過した。
それがロープだと気づいた時には、すでに市井と後藤の体は縛られていた。
「な、何だぁ―――!?」
「キャ―――!な、何???」
訳がわからず慌てる。
振り向くと、でっかい2人が懸命にロープを結んでる。
見た事ある奴ら、どころじゃなくていつも見ている奴らだった。
…圭織に吉澤。
何でいるの!?つーか、何で市井達はこんな目に合わされてるんだ!?
頭の中の疑問を口に出そうとしたら、そのまま体を担がれた。
市井は圭織に。そして、後藤は吉澤に。
「ちょっとおとなしくしとってな」
「すぐ解いてあげるから」
聞きなれた声の方を見ると、そこには裕ちゃんと矢口がいた。
更に裕ちゃんと矢口が市井達の体を押さえる。
そのすぐ後ろには残りのメンバーがいた。
- 103 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時43分34秒
「何だよこれ!みんな何でいるんだ!?」
やっとの事で疑問を口に出せた。
と、同時にいきなりこんな目に合わせたメンバーに腹が立った。
市井は暴れて抵抗を試みる。
「さ、紗耶香落ち着けよ!暴れたら危ない!」
「落ち着いてられるか!ロープ解け!!」
「離陸したら解いたるやん」
「どこに連れて行く気だぁぁぁぁぁ!!」
ちくしょー!ロープしっかり結んでやがる。
おまけに圭織も馬鹿力だし。
「…よしこ、よく後藤の体なんか担げるねぇ。重くない?」
「だ、大丈夫だよ。うち力あるから」
「そっか。腕相撲したら後藤とイイ勝負かもね」
「ハ、ハハ」
どうしてメンバー全員ここにいるんだ!?
誰かちゃんと説明しろよ!!
ってでも、そんな事より今は……
今回の記帳者:市井紗耶香(吉澤―――――!!後藤の体に触るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
- 104 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月03日(木)20時45分23秒
Σ(;0^〜^)<いや、あの…すいませんっ!!
ヽ^∀^ノ<……後でどうなるかわかってるんだろうな?
(#´ Д `)<よしこったら、あんなとこ触るんだもん。ごとぉ、ドキドキしたよぉ
ヽ^∀^ノ<よしざわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
ごめんなさ―――い!!>(;0^〜^) (((;0^〜^)<!? (T▽T )
( T▽T)=○)^〜^)<チョットシタデキゴコロッテヤツダッタンダヨォ
. <浮気ものぉぉぉぉ!!
あぁ、やっと沖縄着いた――――――!!(コーフンギミ)
年末に間に合わなかったから正月早々になりやした。
しかし沖縄来るまで長い話だったなぁ(苦笑
沖縄着いてからの話の方が短いんですが…怒られるかしら(汗
それはさて置き、いちごまの身に何が起こったんでしょうねぇ。
予想通り市井ちゃんはかなりご立腹のようですが。
これから長い3日間が始まるようでやんす。では!
>>97 名無しまさん…?さん
ありがとうございます。HNでちょっとワロタ(w
何だかんだでこの話、半年以上書いてますからねぇ(まだ続く)
この小説が現実だったら恐ろしいですが(w
更新遅いですが楽しんで読んでもらえると嬉しいです!
>>98 ななしさん
ありがとうです!
私も甘いいちごま大好物でっす(w
ごまをいかに可愛く書くか、日々勉強中!
- 105 名前:詠み人 投稿日:2002年01月03日(木)21時45分58秒
- ああ、よすぃ〜!(w
なにげによしごま入ってる辺り…三角(あ、四角?)関係を期待しちゃったり。
それにしても、いちごまの甘い話は何でこんなに癒されるのか(ワラ
年明け更新ヤッタネ!続きを心待ちにしとります〜
- 106 名前:ポー 投稿日:2002年01月04日(金)03時25分44秒
- あけおめ〜!ついに沖縄編だ!ようこそ沖縄へー♪ついてからのほうが短くったって楽しみにしてるんで!
- 107 名前:ななし 投稿日:2002年01月04日(金)16時33分25秒
- いちごま、いいっすねえ……何かどんなヤバイ展開になっても大丈夫という
変な安心感があるというか(w
沖縄の甘い二人を期待しつつ…
- 108 名前:Fancy=元KEI(わからなかったらPart1) 投稿日:2002年01月05日(土)02時25分55秒
- お久しぶりです。
ついに来ましたね、メンソーレ沖縄。
さぁさぁ、これからの市井ちゃんの切れ方に
注目して次更新を楽しみにしています。
- 109 名前:レイン 投稿日:2002年01月06日(日)23時10分08秒
- ずっとみてました。
ここの梨華ちゃんとヨッスィーが
ほかとちがくていいです
- 110 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時39分53秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第29話『モーニング娘。御一行様』
担がれて着いた先には1台の小型飛行機。
あたしは未だ訳がわからないまま、よしこにしがみ付いていた。
なぜだかわからないけど、よしこの顔には冷や汗が滲んでいる。
視線の先には…あ、市井ちゃんだ。
市井ちゃんはすっごい目つきでよしこを睨んでる。
大丈夫だよ、市井ちゃん。
後藤は浮気なんてしないからね?
「(吉澤…後藤に手ぇ出したら命がないと思えよ!)」
「(…い、市井さんの視線が怖すぎる)」
飛行機に乗せられると、裕ちゃんがパイロットの人に離陸をお願いした。
ある程度まで機体が上昇すると、よしこが優しくロープを解いてくれた。
「ごっちん、痛くなかった?ごめんね、乱暴なマネして」
「大丈夫だよ、よしこ。でも…これは一体どうゆう事なの?」
「うん。ちゃんと中澤さん達が説明してくれるから」
「…そっか」
- 111 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時40分46秒
隣を見ると市井ちゃんも圭織にロープを解いてもらっていた。
「だぁ―――!こんなに飛んだら降りられねぇじゃねーか!!」
「当たり前だべさ」
「ゴホンッ!」
裕ちゃんがわざとらしく咳きをすると、後ろにいる後藤達の方に振り向いた。
「紗耶香にごっつぁん、乱暴なマネして悪かったなぁ」
「悪いと思うならするなよ!」
「まぁまぁ市井ちゃん。取りあえず話、聞こ?」
「…ちぇっ、わかったよ」
後藤は今にも暴れだしそうな市井ちゃんを宥めた。
やぐっつぁんがポリポリと頬をかきながら話を進める。
「えーっと…簡単に言うと今から行く所は、紗耶香達が行こうとしてた所じゃないんだ」
「……で?」
「う、うん。行き先は…名前もついていない無人島なんだ」
「はぁ―――!?無人島???」
「…市井ちゃん、無人島ってどこ?」
「いや、市井にもわかんねぇ」
「やぐっつぁん、それってどこなの?」
「後30分くらいでつくよ。一応沖縄らしいけど」
- 112 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時41分47秒
「その島はうちが昔、夜の仕事しとった時の知り合いの島やねんけど
いつでも好きに使ってええって言われてたからさ。1度みんなで行きたいなぁと思って」
「2人きりの旅行を邪魔したんは悪かったよ。ごめんね紗耶香、ごっつぁん」
やぐっつぁんが手を合わせて申し訳なさそうな顔をした。
「はぁ…もういいや。でも、無人島だったら寝る所とか無いんじゃねぇの?」
「大丈夫や。1軒だけペンションがあるから」
「ねぇねぇ、やぐっつぁん。食べ物もちゃんとある?」
「うん、ちゃんとあるよ」
よかった♪後藤、食べ物無いと生きていけないから。
あ、みんな同じか…それは。
「つーかさぁ…何で市井達が今日、沖縄に行くって知ってんだ?」
「あたし達を甘く見ちゃ困るわ!1ヶ月ほど前に2人で相談してたのを聞いたのよ!!」
「え!?みんなあの時帰ってなかったのぉ!?」
「ま、まぁね(最初は違う理由で残ってたんだけど)」
「(楽屋に2人っきりにしてナニを覗こうとしてたなんて…言えないべ)」
- 113 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時42分46秒
「それはわかったけど、詳しい行き先とか飛行機とかどうやって…」
そうだよねぇ。
あの時あたし達、沖縄としか決めてなかったもん。
何でわかったんだろう?
市井ちゃんの疑問に、裕ちゃんが勝ち誇った顔で答えた。
「モーニング娘。に1人おるやろ?特殊な能力を持ったヤツが」
裕ちゃんの視線の先を見ると―――なぜか天井を見つめている圭織がいた。
う〜ん…納得。
「「…か、圭織かぁ」」
「ご名答♪」
ハモって答えたあたし達。
「…ったく、最初から言っとけよな…みんなで行こうって」
「そんな事言ったら絶対嫌がったくせに」
「矢口、市井はそこまでガキじゃねぇよ」
「どうだか」
みんながいる事情もわかってあたしと市井ちゃんは落ち着きを取り戻した。
でも…さっき市井ちゃん、マジでキレかけてたからなぁ。
あたしは隣にいる市井ちゃんの耳元で小さな声で聞いた。
- 114 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時43分42秒
「市井ちゃん…まだ怒ってる?」
「…もう怒ってないよ。しょうがなじゃん、みんな来ちゃったんだからさ」
「そっか、よかった。でも全員で旅行なんて初めてだよね」
「そうだな。ま、楽しまなきゃ損だろ」
「ヨッスィー♪もうすぐ2人っきりの楽園に着くわ」
「(梨華ちゃん…あなたには周りの9人が見えないのですか?)」
「(うちらの存在消しよったで…あの女)」
「(それって簡単に消せるものなのれすか?)」
「(石川は…圭織に近い能力を持っているかも)」
「圭織が交信している間におやつ貰うべさ」
「なっつぁん食べすぎ!1日目でおやつ食い尽くすな!!」
「お〜あれやな」
「あっ!島が見えてきたよ!!」
やぐっつぁんの声にみんなが窓の外を見る。
淡いブルーの海に囲まれた島。
本当に小さな島があたし達を歓迎するかのように出迎えていた。
今回の記帳者:後藤真希(市井ちゃんと2人っきりが良かったけど…こうゆうのも悪くないかもね)
- 115 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月21日(月)05時47分27秒
- ( ゜皿 ゜)<デモ…コレガ、サツリクノヒビノハジマリダッタ!!−コンカイノキチョウシャ:イーダー
( `.∀´)<…ってそんなわけないでしょうがっ!!
( ´ Д `)<それじゃ話が変わってきちゃうよぉ
ヽ^∀^ノ<つーかその前にここの作者にそんなの書ける力ないし…
更新です。市井ちゃんの言う通り、私にそんなの書ける能力は備わってません(w
飯田さんはまだ誰かと交信してるみたいですな。
では…また次回。
>>105 詠み人さん
四角関係ってすごいですねぇ(苦笑
まぁ、この後色々波乱?があるんですが
ここの話の事ですので笑って許せるものでしょう(w
>>106 ポーさん
ありがとうございます。
沖縄着いてからの方が短いですけど、まだまだ続きます(w
>>107 ななしさん
そうですね、作者も安心してますが(w
てゆうか安心してるからこそ無茶が出来るんですよね。
>>108 Fancyさん
覚えてますよ、お久しぶりです。
連載開始から約10ヶ月もかかって沖縄到着…遅すぎ!
市井ちゃんの怒りは後藤に宥められて収まりました(w
>>109 レインさん
ありがとうございます。やっぱここのいしよしは他と違うんですか。
まぁ、こんないしよしもアリでしょう(w
- 116 名前:だべさ〜。 投稿日:2002年01月21日(月)09時16分23秒
- おかえりなさい。
なんだかも〜ウキウキワクワクだべ〜。
- 117 名前:blau 投稿日:2002年01月21日(月)19時17分22秒
- 待ってました〜。
さ〜これからどうなるか気になります(w
- 118 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月23日(水)22時51分55秒
- 遺影!!更新されてるYo!!
甘甘ないちごまを見たかったらココに雇用!
……というわけで、毎回覗いてニヤニヤしてます(w
早くラブラブな2人を見たいと願いつつ、密かに波乱
も期待していたり。
あ〜、続きが見たい〜(w
- 119 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時39分59秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第30話『ここはどこ!?謎の無人島』
「では明後日に迎えに来ますので」
「よろしく頼んます」
小型機を降りた矢口達が着いたのは小さな無人島。
すぐそばには真っ白な砂浜があって海も信じられないくらい綺麗。
裕ちゃん以外は初めてここに来たから、しばらく見入っていた。
少し向こうにはペンションらしき建物が1軒だけ見える。
「あそこがうちらが泊まるペンションや。取りあえず荷物置きに行くで」
先頭を切って歩く裕ちゃんの後ろにみんなついてゆく。
歩いて3分程でそのペンションについた。
真っ白な外観が夏らしくさわやかに感じた。
「すっごい大きいじゃん」
「まぁな、ってうちのモノとちゃうけど」
矢口が驚いて声を上げると、裕ちゃんは頭をポリポリとかいた。
ほんとリゾート地にあるくらいの豪華さだ。
後ろを見ると他のメンバーもペンションの大きさに圧倒され、呆然としていた。
そんなメンバー達をよそに、裕ちゃんは鍵を開けてさっさと中に入る。
扉の開く音でみんな慌てて中に入った。
- 120 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時41分39秒
リビングのイスにみんなが座ると、裕ちゃんが内部の造りを説明してくれた。
でも、それより気になるのが…
「ねぇ、部屋割りどうすんの?」
あっ…先に紗耶香に言われちゃった。
見たところ部屋はたくさん無いみたいだけど。
「部屋は全部で6部屋。うちがすでに決めておいたから言うで」
立ち上がり、裕ちゃんはカバンから何やら紙を取り出して広げた。
いつの間に部屋割り決めたんだろう?
てゆうか矢口に相談なしかよ!
まぁ裕ちゃんが決めた部屋割りなんて予想できるけどね。
「まず階段側の201号室は市井と後藤」
「当然だな」
「やった!市井ちゃんと一緒♪」
この2人を一緒にしなきゃマズイからね。
2人っきりの旅行を邪魔しといて部屋離したりしたら…紗耶香に殺される(汗)
- 121 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時42分49秒
「次、同じく階段側で201号室の向かいの202号室は安倍と飯田」
「道産子コンビだべさ」
「腐れ縁だね」
この2人も一緒の部屋になる事多いんだよなぁ。
「次、201号室の隣の203号室はうちと矢口」
「はぁい」
これで矢口と裕ちゃん別々とかだったら、矢口は裕ちゃんを尊敬したよ。
「その向かいの部屋の205号室は辻と加護」
「あいぼんと一緒で嬉しいれす♪」
「まぁ、いつも一緒やけどな」
やっぱりこの2人も一緒かぁ。でも、それじゃあ…
「次、うちらの隣の206号室は石川と吉澤」
「ヨッスィーと一緒」
「(やっぱ…そうだよね)」
裕ちゃん…最後の1人が恐ろしい顔でこっち見てるよ(汗)
「んで向かいの207号室が圭坊」
「何であたしだけ1人なのよ―――!!」
「ほら…奇数やし、なぁ…堪忍してぇな」
「ったく!いつもこうよ、あたしは。何で裕ちゃんが決めるのよ!矢口に決めさせなさいよ!」
ごめん圭ちゃん…矢口が部屋割り決めても多分こうなってたよ(汗)
- 122 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時44分59秒
- えっと…部屋割りをまとめると。
(201) (203) (206)
市井 中澤 石川
後藤 矢口 吉澤
階
段
側
(202) (205) (207)
安倍 辻 保田
飯田 加護
こんな風になります。
予想通りで面白くないだって?そんな事言われてもねぇ。
「てゆうか向かい側の3つの部屋はエロゾーンじゃない!!」
「(確かに…エロゾーンだべ)」
まぁ、それは否定できない…ね。
「うっさい!この3組バラすと後で揉めたらあかんやろ!?」
「そんな事言って、安眠妨害するようなマネしたらただじゃおかないわよ!!」
「ちゃんと壁は防音になってるから大丈夫や」
アハハ…そうゆう問題なのかなぁ。
- 123 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時46分14秒
- ―――
「さぁてと、部屋割りも決まったし…この後どうする?」
「はい!後藤、海行きたーい!」
「市井も!」
「なっち、お魚さん見たいべさ」
「圭織は砂浜を散歩したい」
「やっぱ素潜りよね!」
「ビーチでヨッスィーと追いかけっこ♪」
「いや…追いかけないから(汗)」
「泳ぐでぇ!」
「のの泳げないのれす…でも海に行きたい」
「よっしゃ!ほな決まりやな」
とにもかくにも、みんなの意見は海!
急いで海へ行くぞ―――!!
今回の記帳者:矢口真里(あ―――!…裕子のヤツ、水着すり替えやがったな……うぅ、ビキニかよ)
- 124 名前:マルボロライト 投稿日:2002年01月29日(火)05時49分12秒
- 更新です。少なくてごめんなさい(汗
あんまり建物とか詳しくないのでハショリました。
次回は浜辺からの中継です(w
では、また。
>>116 だべさ〜。さん
ありがとうございます。
(・´ー`・)<なんだかなっちの喋り方と似てるべさ〜
>>117 blauさん
ありがとうございます(いしごまの方も)
これからは…どうなるんでしょう(w
>>118 名無し読者さん
遺影!?保田ばあさん?(ナムアミダブツ…)
…なんてありがとうです(w
甘々いちごまはもうほとんど見かけないですからねぇ。
ここだけはずっと甘いままです。波乱もあるかもしれないけど(苦笑
- 125 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月29日(火)06時33分34秒
- ヤッスー・・・ぽろり。
っていうか、笑いました。
スマソ、ヤッスー。
是非、これからも甘々いちごま精神を貫いて下さい(笑)
- 126 名前:だべさ〜。 投稿日:2002年01月29日(火)15時31分51秒
- (●´ー`●)<そっからとったべさ〜。
そんで、ほっぺたちっちゃいべさ〜。
おまけにHPもあるべさ〜。ほったらかしだけど....。
てなわけで、頑張ってください。
- 127 名前:だべさ〜。 投稿日:2002年01月29日(火)15時46分56秒
- はう!URLかいてない。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/1206/
です。
- 128 名前:めぐ蔵。 投稿日:2002年01月30日(水)01時42分52秒
- ( `.∀´)<向かい側の3つの部屋はエロゾーンじゃない!!
に爆笑です。いつも思うのですが、ここのお話はHAPPYな気分になれます。
これからも応援してまーす。
- 129 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月11日(月)02時44分49秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第31話『ラブラブ光線発動中!』
「海だぁぁぁぁぁぁ!!」
部屋で水着に着替えたあたし達は真っ先に近くのビーチへと向かった。
ビーチに来てからはみんなそれぞれ自由行動。
あたしは市井ちゃんと波際に立って準備体操を始めた。
「ラジオ体操第一!」
「もう覚えてねぇよ、市井は(苦笑)」
「んじゃ後藤がするのマネして」
「あーい」
へへ♪なんか小学校のプールの授業みたいだ。
市井ちゃんは本当に覚えてないらしく、後藤の動作をあたふたしながらマネしてる。
「―――はい!体操お終い!市井ちゃん、海入ろ♪」
「後藤、足元気をつけろよ?」
「わかってるぅ」
「(わかってても何かやらかすのが後藤なんだよなぁ)」
「何か言ったぁ?」
「い〜え、何にも」
- 130 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月11日(月)02時47分07秒
あたしは市井ちゃんの腕をグイグイ引っ張って海の中へと入っていった。
熱い日差しに少し冷たい海水。
その温度差が妙に気持ちよかった。
胸の下あたりまで海水が浸かる場所までやってきて、あたしの目にカラフルな物体が映る。
「あっ!お魚だぁ!!」
「ほんとだ。いっぱいいるなぁ」
「後藤、潜ってお魚さん見る!」
「気をつけろよ」
まっかせといて!
あたしは水中メガネを着けて一気に潜る。
後藤は泳ぐの得意なんだから♪………って、あれ?
「ブハァ!…い、市井ちゃん!大変だよ!!」
「どうした!?」
急いで出てきたあたしのそばに市井ちゃんが泳いでくる。
「体が沈まないのぉ」
「はぁ!?」
「あのね、お魚さん見ようと思って潜るんだけど…全然潜れないの。後藤、潜水艦は得意なのに」
「あぁ、そりゃ塩分の濃度が濃いんだよ。死海なんかは何もしなくても体浮くらしいし」
「司会?回答者は沈んじゃうの???」
「…ばぁか(笑)」
むぅ!市井ちゃんが難しい事言うからイケナイんだぞぉ!?
- 131 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月11日(月)02時48分57秒
「この海でうちらみたいな素人に素潜りは無理だよ」
「後藤、プロだも〜ん」
「ばぁか。後藤がプロなのは歌手だろ」
「そうでした。エヘヘ♪」
「ほら、後藤のお仲間さんがいっぱいいるぞ(笑)」
市井ちゃんが水中を指す。
「ほんとだぁ!ってもぉ、市井ちゃんったら」
「ごめんごめん(笑)でもそう思うと…すげぇ可愛く思えてきてさ」
「後藤より?」
「へっ!?」
「後藤より可愛いお魚さん、いる?」
「…いるよ」
真剣な顔になった市井ちゃんにあたしは動揺した。
「ふ、ふ〜ん(哀)」
「何て名前なんだろう?新種かな?」
「…知らない」
「でもちょっと変わった魚だなぁ。だって足があるし」
「えっ?」
「髪も生えてるし、タレ目だし、胸大きいし、甘えん坊だし……市井ちゃんって呼んでくるし」
それって……
「…もう!市井ちゃん、だぁ〜い好き!!」
「うわっ!」
嬉しくて市井ちゃんに飛びついた。
そのままあたし達は、しばらく海中でキスを交わした。
- 132 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月11日(月)02時50分29秒
- ―――
波打ち際まで戻ろうとした時、市井ちゃんの手があたしに伸びてきた。
「よーし!後藤、お姫様抱っこしてやるよ。そりゃ♪」
珍しくハイテンションの市井ちゃんが後藤の体を抱き上げてくれた。
「アハ♪嬉しいよ市井ちゃんでもビジュアル的には合ってるけど腕力だと逆だねぇ」
「いいんだよ。市井がしたかったんだから」
「うちらってバカップル?」
「…あっちにもっとバカップルがいるよ。ってゆうかバカが約2名いる」
市井ちゃんの視線の先を追ってみると―――
「あ―――もうっ!矢口かわいいなぁ裕ちゃんメロメロやでぇ!」
「ハ、ハハハ…ありがと」
「我慢でけへんわぁ!」
「うわっ!……んっ」
「ヨッスィー♪あたし達ってまるでエデンに住むアダムとイブのようだね」
「そ、そうかな」
「2人の間にこんなモノ必要ないわ!えいっ!!」
「ちょっと梨華ちゃん!こんな所で水着脱がないで―――!!」
裕ちゃんに梨華ちゃん……あの2人は誰にも止められないと思う(汗)
今回の記帳者:後藤真希(あ、沖の方で圭ちゃんハッケン!!…背ビレらしきものが見えた事は内緒にしとこ)
- 133 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月11日(月)02時52分34秒
- (*´ Д `)<祝!復活!!おめでたいからいちーちゃん、チュウしよ
ヽ^∀^ノ<ちょっと待て!圭ちゃんが見てる!!
(  ̄.∀ ̄).。oO(寝たふり寝たふり)
(*´ Д `)<大丈夫!寝てるよぉ。ってしちゃえ!チュウ
ヽ^∀^ノ.。oO(薄目開けて見られてそう…)
復活おめ!ありがとうございます>顎さん
早速更新していいものか迷いましたが、書ける内に書いておこうと思ったので…
書き込み出来ない間にストック貯めようと思ったけど量はいつもと変わらなかった(苦笑
ポンポンと更新した後はまたマターリいきます。では次回。
>>125 名無し読者さん
( `.∀´)<あたし、オチばっかよね!でもいいの…実は嬉しいから(ポッ
…だそうです(w
甘々いちごまは読んでくれる方がいるかぎり書きたいです!
>>126>>127 だべさ〜。さん
ほっぺた小さかったっすね(w
やせなちこさんver.とゆう事で…
私もHPの更新は遅い方なので大丈夫ですよ。
>>128 めぐ蔵。さん
ありがとうでっす!
笑わせるのは難しいですけど、人を笑わすのは好きなんで(w
\( ^▽^)/<ハッピィ〜♪
- 134 名前:flow 投稿日:2002年02月11日(月)21時37分13秒
- 甘〜い甘〜いいちごまが最高っす!
そして所々入っているバカップルが…裕ちゃん&チャーミーの暴走ぷりが(w
ようやく海へ来れましたね>市後カップル。いやほんと、マジで最高っす…
- 135 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月12日(火)18時38分45秒
- ・・・最後にある記帳者の一言に爆笑。
圭ちゃんが一番、予測不可能な人です。(笑)言動といい、体質といい…。
- 136 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時04分16秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第32話『ちびっこ2人の大冒険』
「あいぼん、どこ行くのれすか?」
「ちょっとこの島の中を探検しようと思ってな」
「ののも行っていいれすか?」
「ええよ」
浅瀬で泳いでいたうちらは、休憩がてらに島を探検する事にした。
いったんペンションに戻って探検に必要な道具を取りに行く。
その道具をうちとのので分担して持ってペンションを出た。
「この島どれくらいの大きさなんれすかねぇ」
「中澤さんが島1周するのに歩いて1時間程やってゆうとったから、そんなに大きくないやろ」
「でも、小さい島でも迷子になったら怖いのれす」
「大丈夫やろ。みんなトランシーバー持ってるんやから」
「そ、そうれすかねぇ」
「地図も一応あるし、大丈夫!」
不安がるののの手を引いて、うちは前に進んで行った。
1番最初に着いたのはさっきまでうちらが泳いでいたビーチ。
- 137 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時05分02秒
「ペンションの目の前はすぐビーチれすね」
「歩いて3分程、近いなぁ」
ここはさっき十分観察したからさっさと通り過ぎる。
ビーチをペンションから見て反時計回りに進んでゆく。
途中、あっちの世界に交信中の飯田さんや花を眺めてる安倍さん
いちゃついてる中澤さんと矢口さんを見かけた。
矢口さんに「何してるの?」って声をかけられたけど、取りあえず探検してるって伝えた。
メンバー達の姿が見えなくなってきた頃、目の前の景色が変わった。
「あいぼん、あれって川じゃないれすか?」
「ほんまや…ちっちゃいけど川やな。上流の方に行ってみよか」
川の上流を目指してののと歩く。
しばらく歩いていると次第にうちらの周りを木々が囲んでいった。
そして…うちらの耳に聞きなれた声が聞こえてきた。
- 138 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時05分49秒
「お―――い!あいぼん!のの!何してるの〜?」
うちらはその質問に答えへんかった。
何でかってゆうと―――梨華ちゃんは上流の方から笑顔で流れてきたからや。
「(…何で梨華ちゃん流されてるんれすか?)」
「(ちゅうか浅いから立てるはずやねんけど、この川)」
「まっ!2人ともノーコメントなの!?仕事にならないじゃない!もぉ」
梨華ちゃんはほっぺを膨らましてプンプン怒ってる。
その左手にはなぜかマイクが握られていた。
…いつものように小指を立たせながら。
この女はいったい何してんねやろ?
「一言だけでも最後にコメントを!」
うちらの目の前を流れてゆく時、梨華ちゃんがマイクを突き出して聞いてきた。
「…バカみたいなのれす、梨華ちゃん」
「…アホ丸出しやなぁ、梨華ちゃん」
今うちらが言える事はそれしかないわ…梨華ちゃん。
そして、そのバカみたいでアホ丸出しの女は下流の方へと流されて行った。
- 139 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時06分30秒
ジャングルを川の上流の方へと向かって歩いていると“ゴー”とゆう音が聞こえてきた。
「滝…れすねぇ」
「小さい島の割に色んなもんがあるなぁ」
少し向こうに意外と立派な滝があった。
何で滝なんかあるねん!って深く考えるのはやめとこ。
耳を澄ますと打ち寄せる波の音が聞こえてきた。
「こっちにもビーチがあるのれす」
「ちょうどさっきの所の反対側やな」
最初におったビーチよりは小規模やったけど綺麗なビーチや。
みんなは今、あっちのビーチで泳いでるから穴場かもな。
まぁ今は探検が先やけど。
またジャングルの中に戻って歩く。
ののがなんか見つけたんか立ち止まって指差した。
「あ、あれ湖じゃないれすか?」
「…そうやな、って何でもありかい!この島は」
ええかげんにせぇよ作者!!
- 140 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時07分19秒
- ―――
島の半分以上を周ったうちらに探検と言えばコレ!っちゅうもんが現れた。
「あ!洞窟や!」
「ほんとれす!」
やっぱ探検には洞窟がつきもんやろ。
うちはワクワクする気持ちを抑えられへんかった。
「のの!入ってみよ!」
「え…のの怖いれす」
「大丈夫や!懐中電灯も持ってるし」
「でも…」
「ええから行くで!」
「あ、あいぼん!」
ほんま、ののは怖がりやなぁ。
洞窟の中はいたって普通。
よくテレビとかで見てるのとさほど変わらん。
「なんや…つまらんな」
「薄暗いから十分怖いれすよ」
ののはさっきからずっとうちの腕にしがみついて俯いてる。
探検始めてから大分経ったし、少し座って休憩でもしよか?
そう、ののに言おうとした時―――
『ガサガサ』
向こうの方から足音みたいな音が聞こえた。
- 141 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時08分22秒
「な、何の音や…?」
「あいぼん、ライトで照らして確かめてみるのれす」
「せ、せやな。いくで?」
「…OKれす」
『…カチ』
音がした方に向けて懐中電灯のスイッチを押す。
「?」
う、うわっ!!
「「……ギャア――――――!!お、お化けぇぇぇ!!」」
「ちょ、ちょっとあんた達!お化けって何よ!?あたしよ、あたし!保田圭よっ!!」
「助けて―――!ごとぉさぁ――――――ん!!」
「助けて―――!いいらさぁ――――――ん!!」
ののの手を引いてうちは急いで出口の方へと駆け抜けた。
「話ちゃんと聞いて顔を確かめんか―――!!」
「はぁはぁはぁ…のの、あのお化け見た事あるのれす!」
「うちもあるで!確か空港の土産売り場にあった置物や…実在しとったとはなぁ」
ようやく最初のビーチに戻ってきて、うちらはしばらくへたりこんだ。
今回の記帳者:加護亜依(この島には得体の知れん生物がおる…油断しとったら食われるで!)
- 142 名前:マルボロライト 投稿日:2002年02月14日(木)05時09分58秒
( `.∀´)<・・・・・・
@ノハ@
(; ‘ д‘)<・・・すんません
(;´D`)<・・・れす
( `.∀´)<・・・(泣
更新です。加護は初記帳ですね。
なぜ辻加護が怖がったか・・・それは( `.∀´)の頭に何かが付いてたから(w
次回を読んだらわかります。
それと途中の石川さんの謎の行動も次回で明らかになります。
ではまた〜。
>>134 flowさん
ありがとうです。
姐さん&石川がいなかったらもう少しまともな小説だったのに(w
今回はいちごま出番なかったですが、きっとどこかでいちゃついてるはず!
>>135 名無し読者さん
毎回1番気を使うのが記帳者のコメント(w
すんなり書ける時と、本編より時間かかる時がある(苦笑
またヤッスーをオチに使ってしまった…
- 143 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月17日(日)10時36分42秒
- 梨華っち・・・(藁
いったいなぜあんなとこに(w
- 144 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年02月20日(水)17時39分05秒
- 毎回笑わせていただいています(w
ヤッスーオチ大好きですが・・・・
続き期待しています。がんばってください!
- 145 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月24日(日)04時04分19秒
- おもしろい…梨華ちゃんが意味不明過ぎて(w
オチに使われやすいところもヤッスーの魅力なので
全然OKやと思いますよ。
がんばって下さい!
- 146 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時29分56秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第33話『突撃レポーター!それゆけチャーミー♪』
皆さん、こんにちは!
私レポーターのチャーミー石川です♪
はい。私達は今、沖縄のどこかの無人島に来てるわけなんですけど…
何とですねぇ私、レポーターとゆう重要な役割を与えられました!
誰からですって?
それは…まぁそんな事いいじゃないですかぁ。
かなりの企業秘密なので追求しないで下さぁい。
それでは気を取り直してさっそくインタビューに行きましょう!
誰かいますかねぇ。
さっきまで皆さん、ビーチの辺りにいたんですけど。
あっ!あれは安倍さんですねぇ。
早速行ってみましょう!
安倍さ〜ん!何してるんですか〜?
「ん〜?なっちはねぇ砂でお城作ってるんだ」
ふむふむ。
安倍さんはビーチの砂でかなりいびつなお城を作っています。
「失礼な事言うでないべさ!かなりイケてるっしょ!!」
…チャーミーには理解出来ないセンスなのでこの辺で失礼しま〜す♪
- 147 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時30分49秒
ビーチを歩いていくとヤシの木がたくさん植わっている場所に着きました。
ん?何か話し声が聞こえます。
どうやら飯田さんのようですね。
…えっ!?
飯田さん…1人でいるのに誰と話してるんですか?
「―――って思うの。圭織の言いたい事、わかってくれるよね?」
わかりません!チャーミーには何もわかりません!!
ヤシの実と会話してる人の気持ちは絶対にわかりません!
通り過ぎた方がよさそうです。
足早に飯田さんのそばを通り過ぎます。
しかも飯田さんはチャーミーの存在に気づきませんでした…涙。
おや?向こうの方の木陰から物音が…
「…メ、裕ちゃ……」
「……ええから」
この声は矢口さんと中澤さんだわ。
いきなり出て行って驚かしちゃおっと♪
矢口さん!中澤さん!ハッピ―――
「「…………」」
……あ、あれ?
中澤さんが矢口さんに覆いかぶさってる。
こ、これはまさか……(汗)
「…石川。後10秒数える内にここから消えろっ!!」
キャ―――!ご、ごめんなさぁぁぁい!!
まさかアレの真っ最中とは…
- 148 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時31分34秒
- ―――
ビーチの端辺りまで来たんですけど…あれ?
誰か海で泳いでますねぇ。誰でしょう?
あっ!保田さんだぁ。保田さぁ〜……おや?
…ヒ、ヒィッ!!
やややや…保田さん!!頭どうしたんですか!?
「何よ石川…いきなりね」
落ち着いてる場合じゃないですよ!
自分の頭を見て下さい!
「ん?何よ……あぁ、コレね」
コレねって…頭にタコが吸い付いてますよ!?
よく平然としてられますね。
しかも吸い付かれてるもんだからいつも以上に目が(自粛)
「いいのよ!吸い付きたい奴には吸い付かせとけば!」
そうゆう問題じゃないとチャーミーは思うんですけど。
「何よアンタ、文句あるの!?」
いいい、いいえ!ございません!!
「しかもチャーミーって何よ!?アンタ、プライベートでもそのキャラな訳!?」
そうゆう訳じゃないんですけど…このままでは保田さんに絡まれてしまう。
逃げた方が安全だわ。
…フェードアウト〜!
「あっ!待ちなさい!!」
待てと言われて待つ人はいませんよ。
- 149 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時32分19秒
何とか保田さんの猛追を振り切りました。
ここは…森の中みたいですね。すぐ横には川が流れています。
ん?……キャ―――♪あそこにいるのはヨッスィーだわぁ
ヨッスィー!何してるの〜?
「あっ、梨華ちゃん。梨華ちゃんこそ何してるの?」
あたしは今、レポーター役なの♪
「レポーター?誰が決めたの?そんなの」
えっ〜と…それを言うと芸能生命終わっちゃうから、ノーコメントで♪
「…(訳わかんねぇ)」
困った顔のヨッスィーもステキ♪
ステキすぎるから踊っちゃおっと!
「あっ、後ろ危ないよ?」
えっ?…あ…キャ―――!!
『ドボンッ!』
イヤ―――!
川に落ちちゃった…ヤダ、結構流れが速いわ。
でもこんな事であたし負けない!
それにきっとヨッスィーが追いかけて来てくれてるはず…って、あれ?
「…この川、浅いはずなんだけどなぁ」
酷いわヨッスィー…追いかけてくれないのね。
でも挫けちゃダメ!
私にはレポーターとゆう使命があるんだから!
待っててね〜ヨッスィー!また会いに来るからね〜
「…好きな人変えよっかなぁ」
- 150 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時33分02秒
え〜と私レポーターの石川はただ今、川に流されております。
あ〜あ〜川の流れのよ〜に〜♪(←音程はずしまくり)
おや?
あそこにいるのはチビっこ2人ですね。
お―――い!あいぼん!のの!何してるの〜?
「(…何で梨華ちゃん流されてるんれすか?)」
「(ちゅ〜か浅いから立てるはずやねんけど、この川)」
まっ!2人ともノーコメントなの!?仕事にならないじゃない!もぉ。
でも、チャーミーは心が寛大なので怒ったりしませんよ。
けど仕事だけはきっちりやり遂げないと。
マイクを持つ手をあいぼん達に向けます。
一言だけでも最後にコメントを!
「…バカみたいなのれす、梨華ちゃん」
「…アホ丸出しやなぁ、梨華ちゃん」
ん〜聞こえない聞こえない♪
消去ボタンをポチっと押してと。
今のコメントは不慮の事故で消失いたしました♪
- 151 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時34分01秒
どうやらこの川も終点に近づいてるようです。
あっ!み、皆さん!大スクープです!!
あそこにいるのは市井さんとごっちんです。
そう2人の密会現場です!これは決定的瞬間をカメラに収めないと…
ちゃんと防水カメラも用意しております!ぬかりはありませぬ。
標的を定めてシャッターを切ります。
あんなショットやこんなショットまで。
…きゃ!2人に見つかっちゃったわ!
「あ〜梨華ちゃん。写真撮ったの?後で焼き増ししてね!」
「…ってゆうか後藤、流されてる事につっこんでやれよ」
通り過ぎちゃう前にコメントを取らなきゃ!
お2人さ―――ん!今のあつ〜いコメントを〜!
「エヘ♪市井ちゃんと後藤はラブラブでとってもハッピーです♪」
ハッピー!いいね〜♪
市井さんも何かコメントを!
「えっ?い、いや、あの…」
はい!ありがとうございました〜!
「…まだ言ってないんだけど」
以上!現場からチャーミー石川がお送りいたしました〜!
チャオ〜♪
今回の記帳者:( ^▽^)<さてと、急いで愛しのヨッスィーを探さなきゃ♪
- 152 名前:マルボロライト 投稿日:2002年03月06日(水)19時35分31秒
ヽ^∀^ノ<つーか市井のコメントもちゃんと取れよ…
(*´ Д `)<後藤と同じって事でいいじゃん
( `.∀´)<あたしのコメントはねぇ
( ^▽^)<ちょっと待って下さい!保田さんには言われたくないです!
( T.∀T)<……
更新でーす。
前回の石川の謎の行動の理由が明らかになりやした。
ヤッスーの頭に付いてたモノも。
つーかキャラがおかしい事に…
あっちで暗い石川書いてるのでギャップが(汗
ストック貯めなきゃなぁ。んじゃ、また次回。
>>143 名無し読者さん
理由はお分かりになった事でしょう(w
今回は石川じゃなくてチャーミー。
>>144 よすこ大好き読者さん
ありがとうです。
私もヤスオチは大好きです(w
マターリ待ってて下さいませ。
>>145 名無し読者さん
ありがとっす。
石川を暴走させてヤスで落とす…誰が主役?(w
いちごまの影が薄い…
- 153 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年03月06日(水)21時53分19秒
- 今回のヤスも、かなりワラタ!(w
がんばってくださいませ。
- 154 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月10日(日)23時14分24秒
- もうすぐ春だなあ…ここのモー娘。は夏だなぁ……(w
ほのぼのした感じで、そしていちごまはラブラブ。これ最高!
今日のMUSIX!は、欠片でもいちごまシーンを探してやろうと躍起になって
いました(w
冒頭からあのシーンとは……
やっぱりいちごまいいっす!!究極っす!!作者さんがんがれ〜
- 155 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月15日(金)14時48分17秒
- いちごま最高!!
続きが早くみたいですー
- 156 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月01日(月)14時00分07秒
- 更新してくれよ〜、頼むよ〜。
いちごま好きなんだよ〜
- 157 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月01日(月)18時31分47秒
- >156
今、作者さんは、いろいろと大変なようなので、
待ってあげましょう。
放棄はしないと信じて。
- 158 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月05日(金)00時28分04秒
- さてと、マターリ待つか。
- 159 名前:なし 投稿日:2002年05月06日(月)22時18分40秒
- ガムバレ
- 160 名前:ヽ^∀^ノヲタ 投稿日:2002年05月09日(木)23時48分11秒
- 復活ケテーイだそうで。 。。。
- 161 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時34分02秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第34話『甘い時間は蜜の味!?』
「チャオ〜♪」
いきなり2人でいる所にやってきて、そして嵐のように去っていった石川。
ちくしょう。
こんな小さな島じゃ2人っきりになんてなれないじゃん。
「アハハ♪いいなぁ梨華ちゃん。何か楽しそうだった」
まぁ、楽しそうと言っちゃあ楽しそうだったけど。
つーかアレが地だろ!?石川のヤツは。
「ねぇねぇ!市井ちゃん、こっち来て〜!!」
突然、後藤が走り出した。
何だ?…しゃーない、行くか。
嬉しそうに走り出した後藤を追いかける。
するとさっきのビーチの近くにある小高い丘に出た。
他のメンバーは見当たらない。
すでに後藤は日陰に座っていて、隣をポンポンと叩いて市井を呼ぶ。
市井もすぐに後藤の隣に腰を下ろした。
- 162 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時34分55秒
「外でさぁ、2人でのんびりするのなんて久しぶりだねぇ」
「そうだよなぁ。しかも変装しなくて周りの目を気にしないでいられるなんて初めてだな」
2人で水平線を眺めながら話す。
「アハハ♪だってこの島にはメンバーしかいないもんねぇ」
「コレばっかりは裕ちゃんに感謝だな」
「「…………」」
緩やかな風が頬を撫でてゆく。
波は穏やかで、こんなに静かな時間を味わったのは本当に久しぶりだ。
いつもいつも仕事で忙しい毎日。
街に出ても人で溢れていて落ち着いてゆっくりする事も出来ない。
落ち着けるのは市井の家で後藤と2人でいる時間。
けど、1度くらい人目を気にせず外で後藤とくつろぎたかったんだ。
本当、裕ちゃんありがと。
- 163 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時35分38秒
ふと隣の後藤に視線を向けると珍しく後藤も黙り込んでいる。
柔らかい表情でじっと海を見つめていた。
きっと市井と同じ様な事を考えているのかな?
いつも後藤は市井に甘い時間をくれる。
市井はさ、こんな性格だから自分からそうゆう空間を作るのはあんまり得意じゃなくて
随分、後藤に助けられてる。
後藤がいっぱい甘えてきてくれるから市井も素直な言葉が出てくる。
「後藤?」
「なぁに?市井ちゃん」
呼べば必ず嬉しそうな顔で返事をしてくれる。
その嬉しそうな顔が見たくて用事もないのに呼んでしまう事もある。
でも後藤はそれで怒ったりは絶対しないんだよなぁ。
「エヘヘ♪」なんて言って笑ってる。
「ん〜呼んだだけだよ」
「そっかぁ。エヘヘ♪」
何かさぁ…最近、特に思うんだ。
いや、ずっと思ってはいるんだけどね。
このまま後藤と一緒に年を取っていきたいな、って。
大人になってもオバさんになっても「後藤」「市井ちゃん」って甘い時間を過ごしたい。
- 164 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時36分29秒
隣で市井の肩に頭を乗せてる後藤が愛しくて、ギュッと腕の中に抱き寄せる。
「市井ちゃん、後藤ねぇ…」
「…うん」
「すっごい幸せ」
「ん、市井も幸せだよ」
自然と唇を合わせる。
何だか初めて後藤とキスをした時のようなドキドキ。
どうして愛しい気持ちって増えてゆくものなんだろう。
あの頃よりも、もっともっと後藤を愛してる。
市井の腕の中にいる幼い少女が愛しくてたまらない。
ゆっくりと唇を離す。
「……市井ちゃん」
「ん?」
「後藤、息するの忘れてた(苦笑)」
「おいおい」
「何かねぇ、初めて市井ちゃんとチュウした時みたいだった」
「そう言えばあの時も息するの忘れてたよな、後藤は(笑)」
「だってどうしていいか分からなかったんだもん。ドキドキしすぎて死にそうだったし」
「それは市井も同じだよ」
「嘘だ〜!だって市井ちゃん、いつもと表情変わらなかったよ?」
「平気そうな顔して心臓バクバクだったんだよ」
「そっかぁ。後藤と同じだったんだ。何か嬉しい♪」
「だな」
- 165 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時37分34秒
そろそろ陽も沈みかけてきたからみんなの所に戻ろうかな?
そう思って後藤から体を離した時―――
「あ、テープ切れてもうたっ!」
「バカ!声出したらバレるじゃん!!」
「バカってゆうな!アホって言え!!」
「どっちも同じじゃん!」
出来ればこの場面では聞きたくなかった声。
さっきの感謝の気持ちが消えるかも…
つーか矢口の声の方がデカイよ。
しかも後ろ見たら全員いるでやんの。
市井が呆れていると、後藤がすっと立ち上がって裕ちゃん達に近づいていった。
「後でダビングしてね、裕ちゃん」
「ええでぇ。何なら編集でBGMも付けとくわ」
「付けるのかよ!!」
「(…裏沖縄ね)」
「(何だべ?それ)」
「(裏原宿みたいな物だと圭織は思う)」
「(あたしには裏ヨッスィーのビデオがあるもん!)」
「(ちょっと梨華ちゃん!何なの!?そのビデオ)」
「(ちゅうか裏沖縄の前に表なんて無いやん!)」
「(この日記自体が表らと思うのれす)」
「おーい!アホ共、ペンション戻るぞー!!」
今回の記帳者:市井紗耶香(まぁ、そんなに世の中甘くないって事だな。アホが10人…)
- 166 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時39分13秒
ヽ^∀^ノ<作者復活!!
(*´ Д `)<イエーイ!!
( `.∀´)<こんな長い間放っておいてさぞかし読者も呆れてるでしょうね
ヽ^∀^ノ<……
( ´ Д `)<……ゴメンなさいぽ
本当に長い間お待たせしてごめんなさい!
もう誰も待ってはいないかもしれませんが(汗
しかも復活してもマターリ更新なのは変わらないかも…
でも頑張って書きますので最後までよろしくお願いします。
>>153 よすこ大好き読者さん
ありがとうございます。
ヤッスーはいるだけで笑えます(w ←良い意味でです。
>>154 名無し読者さん
すいません、現実も夏になり始めました(汗
いちごまTVで共演は見たいですね。
minaとゆう雑誌には、ごまが表紙で中に市井ちゃんが載ってたけど。
- 167 名前:マルボロライト 投稿日:2002年05月10日(金)17時40分59秒
>>155 名無し読者さん
ありがとうです。
ほんと長い間待たせてしまいました…
>>156 名無し読者さん
待たせて申し訳!
これから頑張って更新するようにします。
>>157 名無し読者さん
有難いお言葉を。。。
放棄は絶対しません(元読者なので放棄はイヤなもんだとわかってますんで)
>>158 名無し読者さん
ありがとです。
マターリしすぎたかも(汗
>>159 なしさん
ありがとうございやす。
>>160 ヽ^∀^ノヲタさん
HPの方を見てくれたんですね。
ありがとうございます。
- 168 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月10日(金)22時16分01秒
- 更新バンザイ!!
いちごまバンザイ!!
マルボロライトさんバンザーーイ!!
復活してくれてありがとう。。。
- 169 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年05月11日(土)19時49分05秒
- 復活おめでとうございます。&ありがとうございます。
裏沖縄&裏ヨッスィー。み・見たい。(笑
- 170 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月12日(日)19時01分18秒
- やっぱり甘いいちごまはここでなきゃ!!
復活待ちわびてましたよ〜
- 171 名前:ヽ^∀^ノヲタ 投稿日:2002年05月12日(日)22時59分04秒
- キター!!!
やっぱ甘ぁいいちごまはサイコーです。
更新感謝。 お疲れ様です。
- 172 名前:風板某よしごま作者(さっき気付いた愚か者ver) 投稿日:2002年06月01日(土)15時18分03秒
- おおおー更新されてる〜〜〜
ココのいちごまは本当に癒されます・・・・・・
・・・あれ・・・
吉澤達が入ったのは4月
市井が卒業したのは5月
6月に三日間オフがあって旅行に行ってるって事はことは
もしかしてここの市井はモーニング娘に居るのか?!
- 173 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月02日(日)13時50分10秒
- 続き期待sage
- 174 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時15分27秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第35話『夜のお楽しみ』
「ヨッスィー、ソファーに座ろ?」
「うん」
夕飯もたらふく食べたあたし達は(ってほとんど安倍さん、ごっちん、辻加護だけど)
ペンションに戻りそれぞれ自由な時間を過ごしていた。
まだ寝るには早いとゆう事もあって辻加護すら寝ていない。
けどペンション内に遊べるモノも無く、またテレビ局も東京とは番組が違う為みんな暇を持て余していた。
こうゆう時って何して遊ぶもんなんだろう?
トランプ?あっちむいてホイ?
何か子供の遊びだなぁ、それは。
あたしは友達同士とかで旅行した事ないから分からない。
クラブの合宿なら行った事あるけど、疲れて夜はすぐ寝ちゃってたし。
梨華ちゃんと話でもしようかなと思ったけど
あたしの腕にしがみ付いたままジッとしていたので諦めた。
- 175 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時16分25秒
静かな時間が少し流れた後、その空気に耐え切れなくなったのか矢口さんが立ち上がった。
「王様ゲームしよ〜ぜ〜い!!」
「ダメよ!あたし達は仮にもモーニング娘。なのよ!?」
矢口さんの提案に保田さんが即、反応した。
「???だから何??」
「女王様ゲームと呼びなさい!」
一瞬、保田さんが保田さんじゃないように見えたのは気のせいだろうか…?
ってゆうかモーニング娘。と何も関係無いし(汗)
あ、女だから女王様なのか。
「女王様ゲームもええけど、もっとええもんがあるで?」
中澤さんが何故かニヤニヤしながらみんなを見回す。
いいものって何だろう?
……きっと本当にいいものでは無い気がする(大汗)
みんな何かと見ていると中澤さんがバッグから何かを取り出した。
ビデオテープ?
「ちょっと照明落とすでぇ」
「何かムーディーね」
とゆうかあからさまに怪しいです。
何が始まるんだろう…
- 176 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時17分12秒
「最初にゆうとくわ。いったん見出したら終わるまで見る事!」
「強制だべか!?」
「カオ、つまんなかったら見たくないよ」
「途中で眠くなるようなのはイヤよ!」
「(裕ちゃん…アレを見せる気!?)」
「市井ちゃん、アニメかなぁ?アニメだったら後藤、嬉しいな♪」
「いや…きっと違うと思うぞ」
「(裏もんはやめてや)」
「(あいぼん、何のビデオか知ってるのれすか?)」
「どうしよう。あたし達の愛の城を盗撮でもされてたら…」
「梨華ちゃん…それは無いと思うけど」
でもきっとそれに近いビデオだと思う…ってゆうか絶対そう!
「んじゃ再生押すでぇ」
中澤さんがリモコンのボタンを押すと真っ黒な画面に何やら注意書き。
やっぱり…予想通りアダルトビデオだ。
別に初めて見るわけじゃないけど…こんなに大勢で見た事は無いからなぁ。
ってゆうかほとんどのメンバー18歳未満なんですけど(汗)
『ここやったら誰もけーへんやろ』
『でも…もし見つかったら』
『大丈夫やって』
『あっ、んっ…ゆゆちゃん』
何かいきなり始まってるし(滝汗)
アダルトビデオって何でストーリー無視していきなりヤっちゃうんだろ。
けどこの2人…誰かさん達に似てるなぁ。
- 177 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時18分11秒
『口の割に体は嫌がってへんやん』
『や……んっ、だめぇ』
「市井ちゃん…ごとぉ、恥ずかしい(赤面)」
「さすがに市井も、ちょっと恥ずかしいっす」
「(もっと!もっとキリキリ攻めなさい!!ハァハァ)」
「丸見えだべさ…」
「(―――フリーズ中―――)」
「(ちょっと裕ちゃん?何かうちらに似てない?この2人)」
「(だってソックリさんやもん)」
「(しょーもな)」
「…のの、鼻血が出てきたのれす」
『すごい熱くなってるで…ココ』
『や!…そんな事……言わないで』
ヤバイなぁ…ちょっと興奮してきちゃった。
みんな平気なのかな?
あ…ごっちん、市井さんに抱きついてる。
うわっ!中澤さん…矢口さんとキスしてるし(ドキドキ)
- 178 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時19分21秒
『あ!…やだ、こんな体勢』
『ウチしか見てへんから大丈夫や』
うわぁ……あ、うぅ…すっげぇ。
何?普通こんな事するの!?
今度ごっちんに…やっぱり恥ずかしくて聞けない。
「(ヨッスィー…あたし……もう)」
り、梨華ちゃん!
そんな胸を押し付けられたら…ただでさえビデオ見て興奮しちゃってるのに!
『あっ…っ……んっ…はぁ………あぁ!』
―――
ビデオの上映会が終わって各自、部屋へと戻ってゆく。
みんなさっきのビデオで興奮冷めやらぬ感じだった。
あたしは梨華ちゃんと一緒に部屋に戻った。
少し気持ちを落ち着けようと冷蔵庫からミネラルウォーターを出しベッドに座る。
蓋を開けて飲んでいると、梨華ちゃんが横に座って顔を覗き込んできた。
「ねぇ…ヨッスィー。あたし達も、もうちょっと…頑張ってみる?」
「そ、そうだね」
頑張るのはあたしなんだろうけど(汗)
でも梨華ちゃんがそう言うって事は―――
今回の記帳者:吉澤ひとみ(ヤバイ…あたしってまだまだ甘ちゃんだったんだ。ごめんね梨華ちゃん)
- 179 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月02日(日)22時21分48秒
- (*`.∀´)<…もうね、アホかと。バカかと。小一時間(ry
ヽ^∀^ノ<の割にはしっかり見てたくせに
(*´ Д `)<ごとぉは1つ大人になりますた
アホ日記の更新です(w
前話と時間の差があるのは1話ボツになったからです。
20話あたりにもボツにした話があるんですがいずれも記帳者は同じ(苦笑
(・´ー`・)ごめんなさい…
いつか書けたらHPの方にでも入れ込みます。では…
>>168 名無し読者さん
( ´ Д `)<ありごとぉぉぉ!!
こちらこそ読んでくれて本当にありがとです。
>>169 よすこ大好き読者。さん
ありがとです。
裏沖縄・ヨッスィーはMXに繋げばあるかも(w ←ウソです
>>170 名無し読者さん
最近甘いいちごまどころか、いちごまを全然見かけないですからねぇ。
HPで短編甘々いちごまでも書こうかな。
>>171 ヽ^∀^ノヲタさん
あっちでもありがとです。
今回いちごま出番少なくて申し訳。
>>172 風板某よしごま作者(さっき気付いた愚か者ver)さん
嬉しいお言葉をありがとです。
>もしかしてここの市井はモーニング娘に居るのか?!
えぇ(w
余裕のよっちゃんで在籍してますww(だってフィクションだから)
>>173 名無し読者さん
タイミングがよろしかったようで(w
- 180 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月04日(火)22時03分09秒
- ここでは初カキコになります。
前から読んでたけど、面白い!
いちごま最高です
ごまはい
- 181 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月04日(火)22時43分29秒
- 市井ちゃむ……
誰も見てないぞ、やっちゃえ、まずやっちゃえ!!(w
- 182 名前:風板某よしごま作者 投稿日:2002年06月05日(水)15時08分22秒
- おもしろかったっす
次回にも期待してるっす
PS(使い方間違えてねぇ?!w)作者さんいまは他になんか書いてますか?
- 183 名前:だべさ〜。 投稿日:2002年06月10日(月)18時15分11秒
- 祝!!復活!!
また、書くべさ〜。
- 184 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月13日(木)17時16分59秒
- みんなでビデオ見てるシーンはかなりよかったです。
しかも二人のそっくりさんとは・・・、やられました。
>>1 で、夏が終わったといっていますが、終わってもまた来るじゃないですか。
頑張ってください。
(嫌味のつもりじゃないんであしからず)
- 185 名前:184 投稿日:2002年06月13日(木)17時18分07秒
- 上のやつ、>>1 じゃなくて >>2 でした。
すいません。
逝ってきます。
- 186 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時43分37秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第36話『幸せですか?(いちごまVer)』
『ガチャ…バタン』
後ろ手でドアを閉めて、少し前にいる後藤に目をやる。
…………。
さっきのビデオのせいだろうけど顔がまだ赤い。
う〜ん…後藤には刺激が強かったみたい。
市井とのエッチでさえ未だに恥ずかしがるもんなぁ。
後藤、あーゆうビデオ見た事ないって言ってたし。
でもその割にはたまに市井が驚くほど大胆な時もあるけど。
まぁそのギャップが可愛かったりするんだけど(ノロケ)
「…ねぇ、市井ちゃん。さっきの……すごかったね」
「あ、あぁ」
急に話を振られて思わずドモる。
けど後藤はそんな事気にしないでベランダへと出た。
- 187 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時44分55秒
「ねぇねぇ市井ちゃん!」
「ん?」
呼ばれて駆け寄ると嬉しそうな後藤の顔。
あれ?
もういつもの後藤に戻ってやがる。
「見て!すっごい星ぃ〜♪」
「あ、ほんとだ…すげぇ」
夜空を見上げるまでもなく、ソコは一面の星。
そう、星屑のステージ。
なんつーか…言葉が出ない。
星を眺めている後藤をゆっくりと後ろから抱きしめる。
こんな綺麗な星空を後藤と2人で見れるなんて―――
市井は幸せもんだ。
「市井ちゃん…後藤も幸せだよ?」
「…人の思考を読むなよ(苦笑)」
コツンと頭に軽いゲンコツ。
アハハ♪なんて嬉しそうに後藤は笑う。
あーマジ幸せ。
- 188 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時45分32秒
「知ってる?市井ちゃん」
「何を?」
ギュッと市井の手に自分の手を重ねて後藤は聞いてくる。
「あの星空には王子様とお姫様がいるんだよ」
「あぁ織姫と彦星だろ?」
「違うよぉ」
「うぇ?」
「あんねぇ、あそこには市井ちゃんと後藤がいるの!」
「はい!?」
「市井ちゃんと後藤の前世の人がいるの」
「…マジで?」
「うん!でぇ前世の市井ちゃんと後藤も恋人同士で、今はお空の向こうで幸せに暮してるんだよぉ」
他の人が聞いたら笑い飛ばすだろうな、きっと。
でも…市井は、後藤が言うとマジで空の向こうにいそうな気がする。
「そっか。じゃあ市井達とどっちがラブラブだろ?」
「う〜ん…きっとここにいる後藤達!だって前世からのラブラブパワーを受け継いでるもん」
「ハハ!だなぁ」
「うん」
よぉーし!
ちょっと見せつけてやろう。
市井はスーっと唇を後藤のうなじに近づけた。
- 189 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時46分12秒
「んっ……市井ちゃん」
甘い甘い後藤の声。
ボディソープのいい香りがしてしばらく肌の感触を楽しんだ。
前に回してる腕を緩め、後藤を振り向かせる。
2人とも自然に目を閉じていた。
「「…………」」
キスをしている間、少しだけ時間が止まった気がした。
唇を離すと名残惜しそうな後藤が潤んだ目で市井を見つめる。
その目は反則だろ。
ヤバイ、マジ…止まんない。
「!!…っ……ぁん」
首筋に顔を埋めて背中を指でなぞる。
「ここじゃ…ヤダよ」
「ん、わかった」
後藤の体を抱きかかえて部屋に戻り、そのまま2人ベッドに倒れ込んだ。
乱暴にするつもりはこれっぽっちも無かったんだけど…
夏の夜のせいなのか、南国のせいなのか市井の気持ちは昂ぶるばかりだった。
「い、いちーちゃん……ゆっくり…んっ」
いつも以上に後藤の声が頭に響く。
胸がきゅんとなって後藤の体をきつく抱きしめた。
「や…すごい……いちぃちゃん」
- 190 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時47分30秒
―――
「zzz…」
ちょっとがんばりすぎたかも(汗)
後藤、気ぃ失うように寝ちゃったし。
だってさぁ…可愛かったんだもん、止まんないつーの。
「ん〜…いちーちゃん」
???…寝言かな?
「…いちーちゃん……はげ」
「(激しすぎる?)」
「いちーちゃんの……ハゲ」
「!!!!!」
後藤ちゃん…ハゲはないだろ、ハゲは(涙)
ったくどんな夢見てんだ。
まぁ、その可愛い寝顔に免じて許してやろう。
…さて、市井も寝るか。
後藤の体を抱き寄せてスタンドの明かりを消す。
…んじゃおやすみなさい。
「や〜ん。矢口ぃ」
!!!!!!!
今回の記帳者:市井紗耶香(……おい。このペンション、防音壁なんじゃなかったのかよ!?)
- 191 名前:マルボロライト 投稿日:2002年06月25日(火)02時49分25秒
- ( `.∀´)<ねぇいちーちゃん…すごい星が綺麗♪
( ゜皿 ゜)<…ゴトォノホウガキレイダヨ
(*`.∀´)<もぉ…いちーちゃんったらぁ
( ゜皿 ゜)<フフフ…
ヽ^∀^ノ<…おまえら!
(*´ Д `)<そうゆうの言われてみた〜い♪
どうして予定に無い話を書いてしまうんだろうか。
予定外の話が半分くらい占めてる気がする(汗
だから更新遅くなるのね…とほほ
と、わけ分からんレスですがまた次回!
>>180 名無しさん
どうもありがとうです。
レスして頂けると大変嬉しいでっす(w
今回いちごまですよ〜
>>181 名無し読者さん
つんくハッケン!!(w
市井ちゃん…頑張ったご様子(ニヤリ
>>182 風板某よしごま作者さん
多分そんなビデオは無いと思われ(苦笑
他には黄板でよしごま書いてるです。
あと最近更新してないけどHPでいちごまと、たまに短編を…
>>183 だべさ〜。さん
ありがと!
頑張って書くべさ〜(w
>>184-185 名無し読者さん
逝かないでぇ!
ビデオは実際こんな大勢で見てたらちょっと嫌かも(w
連載開始してから2度目の夏が来ました(苦笑
作者は平気だけど読者さんが待つの大変だろうなぁ
- 192 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月25日(火)09時51分29秒
- 甘くて、とろけそうな、いちごまご馳走様でした。
なぜだろう、凄い幸せな気分に満ち溢れちゃってます。
マルボロさんには、これからも甘〜い甘〜い、いちごま
書き続けて欲しいです。
- 193 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月26日(水)21時24分23秒
- いちごまありがとう…。
マルボロライトさんの小説は心が幸せになります…☆
- 194 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月26日(水)21時53分45秒
- 仕事多忙でしばらく見てませんでしたが、相変わらずの甘アマな話、たっぷり
と堪能させていただきました。感謝。
更新のペースはマターリでけっこうですので、これからもずっと楽しませて下さい。
- 195 名前:マルボロライト 投稿日:2002年07月12日(金)01時04分20秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(番外編)
『オフ日記!?Part5』
後藤:「1日目終わり〜♪」
市井:「ま、拉致された以外は平穏に過ぎてったな」
保田:「って事はこの後に何かあるかもよ?」
矢口:「例えば?」
安倍:「子供が生まれるとか」
中澤:「ブッ!!…なっち!なんちゅう事ゆうねん!!」
飯田:「…アリエナイヨ」
石川:「あたし達なら可能よね♪」
吉澤:「(…地球がひっくり返っても無理だから)」
加護:「(いや…作りよるで、あの女なら)」
のの:「(生まれてくる子供は色黒?色白?…もしかしたら灰色なのかもれす)」
後藤:「幽霊が出る…とかは?」
市井:「や、やめろよ」
矢口:「紗耶香怖がりだもんね〜」
市井:「そうゆう矢口の方こそ怖がりだろ!?」
後藤:「心配しなくても今は見えないよ」
市井:「今はって何だよ…」
矢口:「ごっつぁん霊感強いからシャレにならないよ!」
飯田:「(…大丈夫だよ。みんなに危害は加えないって言ってたし)」
- 196 名前:マルボロライト 投稿日:2002年07月12日(金)01時06分00秒
保田:「何かこうイイ男が現れたりしないの!?ベッカム様みたいな」
中澤:「あぁ、あれはええ男やったなぁ」
保田:「でしょ!?でも裕ちゃんにはあげないからね!あたしの物よ!!」
中澤:「そんなんいつ決めてん!つーか既婚者やろ!!」
2人の言い合いが続く。
加護:「保田さん…そんなに寂しいんか」
のの:「中澤さんには矢口さんがいるのれす」
石川:「宝の地図を見つけて宝探しとかどう?」
吉澤:「でも…ありきたりじゃない?」
石川:「(号泣)」
吉澤:「い、いいよね!宝探し。すっごくいいよ!!」
石川:「(満面の笑み)」
吉澤:「(はぁ…疲れる)」
後藤:「まぁ今ここで出てきた展開は無いんだろうね」
市井:「ネタバレになるしな」
保田:「ベッカム様は来てくれるはずよ!!」
飯田:「(…違う物体ならすぐそこに来てるよ)」
ガサガサガサ
全員:「ん!?」
今回の記帳者:モーニング娘。(…見た?今、確かに誰かいたような……キャア―――!!んぁ〜)
- 197 名前:マルボロライト 投稿日:2002年07月12日(金)01時09分21秒
- ( `.∀´)<で、どっちだったのよ!?最後のアレ
ヽ^∀^ノ<けーちゃん見たんじゃないの?
( `.∀´)<コンタクトし忘れて見えなかったのよ!
( ´ Д `)<…んぁ
( ゜皿 ゜)<(ミエナクテヨカッタカモネ)
久しぶりに手抜きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いや、手抜きって訳じゃないですよ(苦笑
ちょうど区切りだったもんで。オフ日記も久しぶりだし(ごま誕生日以来!?)
2日目に何やら起こりそうな予感…でもきっと大した事じゃないかも(w
では次回の本編で。。。
>>192 名無し読者さん
いえいえ、お粗末様でした(w
こんなオイラでも誰かを幸せな気分にさせる事が出来るんですね。
嬉しい限りです。
最近スランプぎみなんですが書ける時は書きますよ〜!
>>193 名無し読者さん
ヽ^∀^ノ人(´ Д ` )
ありがとです!
その言葉だけで書いた意味があったです(テレ
>>194 名無し読者さん
嬉しいです。いつでもお暇な時に読んでやって下さい(w
マターリしすぎて申し訳ない気もするんですが…
でも甘々は貫きます!
- 198 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月25日(木)13時46分04秒
- ぎゃんばてください!!
- 199 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月22日(木)12時01分35秒
- 保全
- 200 名前:オムらいっすぅ 投稿日:2002年08月22日(木)16時56分13秒
- 初レスです!
いや〜甘いですねぇ♪こういういちごま好きです。
更新は大変だと思いますが頑張って下さい!
それでわ〜
- 201 名前:名無し 投稿日:2002年08月27日(火)14時04分54秒
- あ、甘い…甘すぎる…
- 202 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月14日(土)14時18分28秒
- 保全
- 203 名前:名無し 投稿日:2002年09月22日(日)17時56分21秒
- 待ち続けまっす!
- 204 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月22日(日)21時18分57秒
- ずっと待ち続けてます。
今日のごっちん卒業スペシャルの二人を見てその気持ちが余計強くなったので。
- 205 名前:ななし 投稿日:2002年09月27日(金)00時27分04秒
- ( ´ Д `)<んあ〜保全
- 206 名前:マルボロライト 投稿日:2002年09月27日(金)03時39分45秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第37話「未知との遭遇」
朝、みんなで朝食を食べながら自然と顔が緩む。
だって昨日、市井ちゃんと星を見ながらイチャイチャできたし。
それにその後も…アハ♪
「ごっつぁん…顔ニヤけてるで?」
「裕ちゃん、野暮な事聞くなよ」
そんなに顔に出てるかなぁ?
でも幸せなんだも〜ん♪
顔くらいニヤけさしてよ。
市井ちゃんはどうだろう?
横を見ると真顔で黙々と朝食を食べてる。
出逢った最初の頃は気づかなかった市井ちゃんの癖。
照れてる時は真顔になっちゃうんだよね(笑)
ツンツンって市井ちゃんを肘でつっつく。
「ゴホン」なんてワザとらしい咳をして、また真顔でご飯を食べ始めた。
もぉ…可愛いなぁ、市井ちゃんったら。
「今日はどうするんや〜?って言っても海ぐらいしかあらへんけど」
みんなはやっぱり泳ぎたいとゆう意見だった。
東京に帰って仕事が始まったらきっと来年まで泳げないだろうしね。
後藤達は今日は先に川や湖の方に行く事にしたんだ。
- 207 名前:マルボロライト 投稿日:2002年09月27日(金)03時40分22秒
- ―――
準備をしてペンションを出て、少し歩いたところで市井ちゃんの足が止まった。
「あ、ちょっと部屋に忘れ物した。取ってくるから後藤、先に行ってて」
「え〜後藤も一緒に行く」
「すぐ戻ってくるから」
「…はぁい」
優しく頭を撫でられたら後藤、市井ちゃんに文句言えなくなる。
寂しいけど1人で先に行こっと。
とぼとぼと道を歩く。
いつも市井ちゃんが隣にいる事に慣れちゃってたから違和感があるよ…
後藤の右手が無意識に市井ちゃんの手を探してる。
でもそこにあるのは空気だけなんだけどね。
少し溜息をついてから昨日訪れた川へと向かう。
森の中に入り、自然の空気が肺まで染み込んで体に行きわたる。
「…トトロがいても不思議じゃないかもね」
なんて独り言を呟いてみたり。
でもそれくらい今までに見た事ないような植物がたくさんあった。
- 208 名前:マルボロライト 投稿日:2002年09月27日(金)03時41分06秒
「ドサッ」
川原に着いて荷物を少し乱暴に置いた。
川も空も眩しいくらいに綺麗で思わず目を細める。
でも…やっぱり
「1人じゃつまらないよぉ」
ちょっとイジけて石を蹴ってみたり。
そりゃさ、10分やそこらで市井ちゃん来ると思うけど。
でも付き合いだしてから2人でいる事に慣れちゃったから。
こうやって独りでいると…たまらなく寂しくなる。
やっぱり後藤も一緒に戻ればよかった。
はぁ…市井ちゃ〜ん!早く来てぇ!!
“…いで”
んぁ?
何か聞こえた。
“こ…っち……いで”
だ、誰もいないよね?
市井ちゃんの声でもないし。
うぅ…気味が悪いよぉ。
- 209 名前:マルボロライト 投稿日:2002年09月27日(金)03時41分56秒
“こっちへおいで”
…何か呼ばれてるし(汗)
後藤、霊感強いからなぁ。
でも幽霊は何度も見た事あるけど…声なんか聞こえた事ないし。
つーか行ったらヤバイよねぇ。
“さっさと来なさいよ!”
へっ!?け、圭ちゃん!?
…んな訳ないか。声違うし…ってゆうかメンバーの声じゃない。
仕方ない、行ってみるか。
ヤバくなったら逃げればいいし。
そのうち市井ちゃんも来るだろうし。
あたしは退屈しのぎにその声が聞こえる方へ足を運んでいた。
後で聞いた話によると…その時の後藤はえらい事になってたそうです。
「あれ?何だろうコレ。果物かなぁ」
声がした所に着くとピタッと声は聞こえなくなった。
その代わりに見た事もないような木の実が目の前にブラさがってる。
無意識に近い程、後藤は自然に手を伸ばしていた。
何だか後藤には「食べて食べて」って言ってるように見えたんだ。
今回の記帳者:後藤真希(勝手に食べたら市井ちゃんに怒られるかなぁ…)
- 210 名前:マルボロライト 投稿日:2002年09月27日(金)03時43分22秒
- ヽ^∀^ノ<復活―――!!でも後藤に何やら危険が…
(*´ Д `)<イエーイ!そんなの気にしな〜い!!
( `.∀´)<…いったい何回目の復活なのかしら?
……。
ほんと何回中断したら気がすむんだオイラ…
えらい待たせてゴメンナサイ。これからはがんがります。
まぁごまの卒業等の愚痴は自分のHPの掲示板でさんざん言ったから(w
ここは明るく楽しく元気良く!そして甘〜く行きたいです。
ではまた次回。
>>198 名無し読者さん
はい!がんがります!
>>199 名無し読者さん
保全ありがとうございます。
>>200 オムらいっすぅさん
200GETおめ!&レスありがとです。
待っていてくれる読者さんがいるのは本当に有難いです。
これからも頑張ります。
>>201 名無しさん
甘々が大好きなもので(w
>>202 名無し読者さん
保全ありがとです!
>>203 名無しさん
お待たせしました!
>>204 名無し読者さん
ありがとうございます。
あれにはビクーリしました…出てくるかも?とは思ってたけど本当に出てくるとは…
またいちごまを見れる日が来るなんて夢のようでした(w
でもそのおかげで「旅行日記書かなきゃ!」って強く思いました。
>>205 ななしさん
ヽ^∀^ノ<ごとぉ保全ありがと〜
- 211 名前:ななし 投稿日:2002年09月27日(金)18時55分02秒
- おぉ――――っ!?
祝ぅ――っ!復活ぅ―――っ!
いやぁ、待ってたかいがありましたっ。
それよりも、木の実って一体……?
危険だ…食べちゃいかんぞぉっごっちん―――っ!
- 212 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月28日(土)01時37分20秒
- 更新ありがとうございます。この間のごっちん卒業SPでは、いちごまパワーを
補充しますた(w
いつでも常夏モードなここのいちごまが好きです!
- 213 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月29日(日)05時56分49秒
- 209は新訳聖書か?
- 214 名前:204名無し 投稿日:2002年09月29日(日)23時01分38秒
- いちごま永久不滅ッ!!!!!
- 215 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月30日(月)11時58分33秒
- いちごまサイコ−
- 216 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時17分56秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第38話『禁断の果実!?(発病前)』
ののは今、あいぼんとはぐれてしまってジャングルの中にいます。
1人は少し怖いのれす。
でもこの場所は昨日あいぼんと来た事あるのれ迷う心配はないのれす。
ただ―――
“サワサワサワ”
オバケが出そうな感じれす。
ののはオバケが苦手れす。
お姉ちゃんの部屋にもサラリーマンのオバケが出ます。
それに娘。にも…
「失礼ね!誰がオバケよ!!」
「や、保田さん!いったいどこから…」
「たった今よ。ったく昨日も人の顔見てオバケとか失礼な事ぬかすし」
「…ごめんなさい」
「まぁいいわ。ところで辻1人なの?加護と一緒じゃなかったっけ?」
「はぐれてしまってあいぼんを探してるところれす」
「1人で大丈夫なの?」
「はい。昨日来たので道は覚えてます」
「そう…じゃあ気をつけて探しなさいよ。あたしはもう行くわ」
「了解なのれす」
あっとゆう間に保田さんの姿は見えなくなりました。
- 217 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時18分29秒
さてと…あいぼんを早く探さなきゃ。
どこにいるんだろ。
今日はトランシーバーを持っていないので難しいれす。
あいぼんがいそうな所は…っと。
あれ…?
あの後姿は後藤さんじゃないれすかねぇ。
確か市井さんと一緒だったはずれすが。
後藤さんもののみたいにはぐれちゃったのかな?
ののの視線の先にある大きな木の下に後藤さんはいました。
でも、何だかいつもの後藤さんっぽくないような気がします。
何て言うか…後藤さんっぽくないんれす。
“そのまんまやないか!”
どこからかいないはずのあいぼんのツッコミが聞こえました。
離れててもツッコミを入れてくれるあいぼんに感謝れす。
- 218 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時19分07秒
でもやっぱりいつもの後藤さんらしくありません。
いつもはフニャフニャってしてる体がビシッてしてるとゆうか。
狩りを始める前のケモノみたいとゆうか。
“誰がケモノよ!”
いや…あの、保田さんの事じゃなのれす。
とゆうか保田さんあっちに行ったはずなのに…
みんなしてののの思考に入り込まないでくらさい。
あ!そんな事言ってる間に後藤さんが動き出しました。
いよいよ狩りを始めるんでしょうか?
「何だろう?これ…果物かなぁ?」
後藤さんは目の前のちょっと変わった形の物をずっと見つめています。
どうやら…果物のようれす。
あっ!手に取りました。
た、食べるんれすかねぇ?
「ん〜甘い香りがする。熟してるって事かも…食べてみよっと」
…大丈夫れすかねぇ、食べても。
のの今までそんな果物見た事ないれすよ。
でもののも目の前にあったら食べてるかもしれないれす。
- 219 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時20分00秒
「モグモグ…」
あ〜食べちゃったのれす。
でも、なんか美味しそうなのれす。
「…うっ!」
ご、後藤さん!?
「……おいしい!!」
ズコッ!…まぎらわしいのれす。
あ、れ?何か…様子がおかしいれす。
「…何か体が熱くなってきた」
やっぱ食べちゃダメだったんじゃ…
「…ムラムラしてきた」
ム、ムラムラ!?それはどうゆう意味れすか!?
後藤さんの目つきが妖しくなってきたのれす!
何となくののは身の危険を感じるのれす!
「…辻?そこにいる、よね?」
こ、こんなに離れてるのにバレてるのれす!
逃げた方がよさそうなのれす!
後藤さんを放ってはおけない気もしますが…ここはひとまず退散します!!
今回の記帳者:辻希美(い、いいらさぁ―――ん!ののの貞操の危機なのれす!!)
- 220 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時21分17秒
- (;´D`)<ハァハァハァ…何とか逃げれたのれす
( ゜ Д ゜)<…それはどうかな?
Σ(;´D`)<逃げ切ったハズなのに!!
( ゜ Д ゜)<ウフフフフ
更新れす。
後藤さんご乱心しますた(w
ってゆうか市井ちゃん早く来て!
…でもまだ来ない予感(w
>>211 ななしさん
どうもありがとうございやす。
( ´ Д `)<食べちゃったよ〜
>>212 名無し読者さん
こちらこそありがとです。
あの放送でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! って叫んだのは私だけじゃないはず(w
>>213 名無しさん
そんな神々しいモノじゃないですよ(苦笑
>>214 204名無し
( `.∀´)<素敵な言葉ね!
>>215 名無し読者さん
(*´ Д `)<ヌハー
- 221 名前:マルボロライト 投稿日:2002年10月10日(木)01時22分51秒
- >>214 204名無しさん
さんが抜けてました…ゴメンナサイ
- 222 名前:ななし 投稿日:2002年10月18日(金)20時42分25秒
- ほぜむ
- 223 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月19日(土)23時22分36秒
- 辻ピンチ!?(ゲキワラ
どこにいても突っ込みを忘れないあいぼむと、ヤッスーに萌え
- 224 名前:ななし 投稿日:2002年10月27日(日)14時06分34秒
- ( ゜ Д ゜)<辻?そこにいるよね?
Σ(;´D`)<(バレてるのれす!)
恐っ!ゴチーンが食べた果物って一体…?
- 225 名前:ななし 投稿日:2002年11月01日(金)18時59分59秒
- 川o・-・)ノ<保全です。完璧です。
- 226 名前:ななし 投稿日:2002年11月10日(日)19時15分39秒
- ∬`▽´∬<保全するぞコノヤロウッ!
- 227 名前:名無し 投稿日:2002年11月12日(火)10時19分13秒
- 保全
- 228 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時23分41秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第39話『禁断の果実!?(発病中)』
「ねぇ、アレごっちんじゃない?」
泳ぎ疲れてビーチパラソルの下で休んでいたあたしとヨッスィー。
ヨッスィーが指さす場所を見ると浜辺の奥のジャングル。
そこにごっちんが少し赤い顔をしてフラフラ歩いた。
でも、ちょっと様子がおかしいような…
しかも市井さんと一緒じゃないし。
「ヨッスィー、ごっちん…様子変じゃない?」
「…っぽいね。心配だから行ってみようか」
あたしとヨッスィーはごっちんの所へ駆け寄った。
「ごっちん!どうしたの?何かあった?」
ヨッスィーが心配そうに顔を覗き込む。
あたしにも見せてくれないような表情にちょっとジェラシー。
ってそんな事言ってる場合じゃないわ。
「ごっちん…?」
やっぱりおかしい。
あたし達が話しかけても赤い顔でどこかを見てるだけ。
熱でもあるのかな?だとしたら大変、と心配になった。
…でも突然、ごっちんがあたし達の方を見た。
その妖しげな瞳に一瞬ドキっとする。
- 229 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時24分43秒
「…どっちにしようかな」
「「へっ!?」」
ごっちんの瞳があたしとヨッスィーを交互に見る。
何故だか妙にドキドキしてしまった。
「…決めた、ヨッスィー」
「な、何?」
「ちょっと梨華ちゃんを借りるね」
「はい!?」
あ、あたし!?
あたしにに用事?何だろう…
「って、ちょっとごっちん!?」
力強い手であたしを引っ張ってゆく。
あたしは力弱いから抵抗出来ずにズルズルと引きずられるしかなかった。
「ごっちん!梨華ちゃん!」
あ〜ヨッスィー。
こんな状況でも追いかけてくる気配がないアナタは本当に恋人なんですか〜!?
ってごっちんを信頼してるからなんだろうけど。
- 230 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時25分57秒
- ―――
「ねぇ!ごっちん、どこ行くの?市井さんと一緒じゃなかったの!?」
「…いいから黙ってついてきて」
ついてきてって言われても引きずられてるから(汗)
本当にごっちん、どうしちゃったんだろう。
こんな強引なごっちん初めてみた。
「ここらへんでいいかな」
「えっ?」
引きずられて周りを見ていなかったあたしは、森の奥深くに着いた事に気づかなかった。
「後藤と、気持ちいい事…しよっか」
ごっちんとの距離が目と鼻の先くらいになる。
「ちょっとごっちん!どうしたの?いつものごっちんじゃないよ…」
「…刺激、欲しくない?」
「へっ!?…!!!!」
「たまにはいいじゃん」
妖しく光るごっちんの瞳があたしの唇を見つめる。
木の幹に体を押さえつけられ、気づけばごっちんに唇を塞がれていた。
「んっ…」
や…ヨッスィー以外の人とキスしちゃってる。
抵抗しなきゃ…って思ってるのに体はそう思ってくれない。
「…ハァ……ごっちん」
「まだまだ、だよ」
あぁ…ちょっとその顔カッコイイ♪
…い、いけない!ヨッスィー以外の人にドキドキしちゃうなんて。
でも…でも……気持ちイイ!!
- 231 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時27分11秒
「梨華ちゃん、感じやすいんだね」
「や…んっ」
「ほら…もうこんなになって」
「言わないで…ハァ」
「ここなんかすごい事に」
「…ぁんっ」
「あらあら大変」
「ハァ……あっ…もぅ」
- 232 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時27分56秒
- ―――
「…続きは後で、ね?」
「えっ…」
「後でもっと気持ちよくしてあげる」
「は、はい…」
ニコリと微笑んでウインクをしたごっちん(出来てなくて両目瞑ってた事は言わないでおこう)
そのまま小道を通り、どこかへと行ってしまった。
あたしは力が抜けてストンとその場に座り込んで頭の中を整理する。
でも、まともな思考回路はどこかへ行ってしまってて思い浮かぶのは…
「…気持ち良かった」
何て…何てテクニシャンなのかしらごっちんは。
あんなウルトラ反則技を持っているなんて。
と、さっきのごっちんとの行為ばかり。
今度ヨッスィーに試してみようかしら?
…って、あっ!!
あたしは急に冷静になって辺りを見回す。
一体ここは…どこなんだろう……(汗)
今回の記帳者:石川梨華(鳥とか出ないよね?…大丈夫よ梨華!この世に保田さんより怖いものは(略))
- 233 名前:マルボロライト 投稿日:2002年11月17日(日)19時28分59秒
|
. (`.∀|
|
( ;^▽^).。oO(すごい視線を感じる・・・)
( ゜ Д ゜)<オンナノ エキスガ マダタリナイ・・・
(0T〜T).。oO(どうせならオイラも混ぜてほしかった)
ごまの乱心は続きます
市井ちゃんはいつ来るんだ!?って突っ込まないで下さい(苦笑
多分まだ(ry
では次回!
>>222>>224-226 ななしさん
みんな一緒の方かな?
保全どうもです
ごまが食べた果物は・・・存在したら怖いですねぇ(w
>>223 名無し読者さん
辻は逃げ足早かったみたいで無事だった・・・のかな?ワカラン(w
ツッコミ役のメンバーがいると書きやすくて助かります
>>227 名無しさん
保全ありがとです
- 234 名前:優雨 投稿日:2002年11月26日(火)00時05分27秒
- やったー!!更新されてるっ!
あ・・・いきなり失礼しました。今までずっと読ませていただいてました。
ここの更新はかなり期待してるですよ。
これからも更新がんばってください☆
市井ちゃん早く戻ってこないとごっちんが〜・・・( ゜ Д ゜)<…。
- 235 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月08日(日)10時31分38秒
- てめーらバカじゃね?こんなとこに妄想小説かいて喜んでるんじゃね( -_-)おまえら全員変体だよ変体!気持ち悪いんだよ!文句あるヤツは08050510367まで電話してこいや!!まぁこんなところにいるよーなヤツじゃ根性なしばっかでかけてこらんないだろーけどな(T_T)
- 236 名前:ななし 投稿日:2002年12月08日(日)15時17分29秒
- うあぁ・・ごっちんが梨華ちゃんを食べ(ry
ヽ^∀^ノ<めっ!
>>235 ageるなYO!
- 237 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月09日(月)13時19分54秒
- >235 変体× 変態○
- 238 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時49分40秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第40話『禁断の果実!?(発病中)2』
はぁ〜探し物って何で見つかりにくいんだろうな。
そのくせ後で探した場所から出てきやんの。
ったく、えらい時間かかっちまった。
絶対、後藤のヤツ怒ってるだろうなぁ。
こうゆう時の後藤って普通に謝っても許してくんないんだよ。
じゃあどうやって許してもらうのかって?
そりゃアンタ、甘い甘〜い言葉をいっぱい言ってやるんだ。
え?それじゃ問題解決した事にならないって?
…いいんだよ。
嫌々甘い言葉を言ってるんじゃなくて…本音だから。
かぁー!恥ずかしい事言わせるなっつーの!
…って誰に向かって言ってるんだ、市井は。
おっと、1人で漫才してる場合じゃなかった。
早く後藤の所に行ってやらないと。
- 239 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時50分38秒
―――
「おっかしいなぁ…この場所のはずなんだけど」
昨日訪れた場所に後藤が待ってる…はずなのに、そこには誰もいなかった。
後藤が1人で勝手に他の場所行くとは考えにくいし。
…なぁ〜んか嫌な予感がするなぁ。
とにかく周辺を探してみよう。
少し先に進むと珍しく1人で座っている裕ちゃんを見つけた。
その手には朝っぱらだとゆうのにビール缶が握られている。
飲んだくれオヤジかよ…
「ねぇ裕ちゃん。後藤何処行ったか知らない?」
「あぁ、ごっちん…ごっちんなぁ(ニヤ〜)」
「…何?その気持ち悪い顔」
「気持ち悪いゆうな!気持ちよかったんやで!?」
「何が?」
「あ、いや…こっちの話。ごっちんはあっちの方に歩いて行ったと思うわ」
「…そう、ありがと」
お酒のせいで変なのかと思ったけど、よく考えると裕ちゃんはいつも変だ。
でもそれ以上に変な裕ちゃんだった。
何か隠してるなこりゃ。
- 240 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時51分08秒
一方その頃、当の後藤は―――
「ねぇ、やぐっつぁん…後藤っていけない娘なのかなぁ…?」
「えっ!?な…なんで?(ごっちん、色っぽい…ドキドキしてきた)」
「だってね…今、やぐっつぁんにキスしたくてたまんないの」
「ご、ごっちん?な…ななな何言ってんだよ(やばい雰囲気だよ…)」
「ねぇ…キス、していい?」
「…(潤んだ瞳で見ないで〜)」
「沈黙は同意って事だよ、ね?」
「ちょ…!ダメだっ…んんっ」
矢口を襲っていた(汗)
「やぐっつぁんって…エッチな体してるよね」
「そ、そう?ごっちんの方が…ってどこ触ってるんだ!」
「おっぱい」
「即答かよ!って…や……んっ」
その時、2人の行為を盗み見する鋭い視線が…
「(何!?どうゆう事!?さっきは裕ちゃんにも手出してたし。
後藤には紗耶香がいるのに…紗耶香がいるのに……次はあたしの番かしら?)」
- 241 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時51分44秒
- ―――
お、あの小さい後姿は…矢口だな。
何か左右に行ったり来たりしてるぞ。
かなり挙動不審だな。
「おーい!矢口〜!」
「!!さ、紗耶香!?」
名前を呼んで駆け寄ると、矢口は引きつった顔で振り向いた。
「何?その反応」
「いや…何でもない」
「なぁ、後藤どこにいるか知らない?」
「えっ!?ごっつぁん?ややや矢口は何もししし知らないよ!?」
「…ウソだね。どもってるぞ?」
「ほほほ本当に知らないってば」
「ほ〜う。そんなウソをつく口にはチュウしちゃうぞ?」
「ダ、ダメだよ!さっきごっちんにもされたのに……!!」
…………。
何とな〜く分ってきた。
「…矢口真里さん」
「は、はいっ!」
「詳しく話を聞かせて貰いましょうか」
「うっ…」
- 242 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時52分25秒
「(…ドキドキドキ。く、来るわ!後藤があたしを誘いに…)」
矢口が市井に話をしている頃、この人は何故だか1人緊張していた。
視線の先には後藤が歩いている。
「(どうしよう…きっと強引に迫られるんだわ)」
「(ダメよ。お圭はまだ綺麗な体でいたいの…)」
「(…ドキドキ×1000)」
保田の緊張がピークに達したその瞬間…
スタスタスタ。
「(…って素通りかい!!)」
後藤は保田の前を通り過ぎていった。
「むかつく!追いかけてやるわ!」
ものすごい形相で後藤を追いかける保田。
しかし足が非常に遅いためなかなか距離が縮まない。
ようやく手が届きそうな距離になったその時―――
「ギャ―――!!」
保田はものの見事に視界から消えてしまった。
そう、落とし穴に落ちてしまったのだ。
昨日辻と加護が作って埋めるのを忘れていたらしい(汗)
「んぁ?何か雄叫びが…」
- 243 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時53分42秒
- ―――
あれ…何だ?あの砂まみれの人は。
しかもすごい勢いで頭を振って砂を落としてる。
あんなに激しく頭を振る人は…圭ちゃんしかいない、よなぁ。
出来れば関わりたくない。
けど…後藤の行方を知ってるかもしれないし…
市井は意を決して、恐る恐る圭ちゃんに近づいた。
「ねぇ…圭ちゃん、後藤どこ行ったか知らない?」
「素通りよ!」
「…はぁ!?」
「裕ちゃんにさえ反応してたのに、あたしは素通りってどうゆう事なのよ!!」
…すごい怖い顔なんですけど。
「いや、圭ちゃんの言ってる意味分かんないっす」
「ついでに落とし穴に落ちたわよ!」
あ〜だから砂まみれな訳か。
「それは圭ちゃんが鈍くさ…」
「おだまり!」
「…はい」
さっきよりも怖い顔(汗)
「紗耶香の教育もまだまだね!フンッ!!」
「…何だぁ?」
圭ちゃんは捨て台詞?をはいてスタスタと向こうへ歩いていった。
…結局、後藤がどこにいるのか分らなかった。
けどこんな小さい島なんだから見つからないはずはない。
違う場所を探してみよう。
後藤は今…普通の状態じゃないみたいだから。
今回の記帳者:市井紗耶香(ところで…本当に落とし穴に落ちた人って初めて見た(笑))
- 244 名前:マルボロライト 投稿日:2002年12月15日(日)17時55分26秒
- ( `.∀´)<…笑ったやろ?
ヽ;^∀^ノ<そ、そんな事ないです(何で関西弁!?)
( `.∀´)<…まぁええわ。けどあの事ゆうたらどうなるか…分ってるやろな?
ヽ;^∀^ノ<誰にも言わないです!(日記に書いちゃったけど…)
遅くなりました。でもその分いつもより多め?です
出来れば年内にもう1回更新したいと思ってます
では次回!
>>234 優雨さん
読んで頂いてどうもありがとうございやす
かなり更新遅いですが期待せずにマターリ待ってて下さい(苦笑
市井ちゃん…戻っては来たけどまだ出会えずの巻
>>235
( `.∀´)y-~~<アナタもここに来てる時点で…グフフ
>>236 ななしさん
( ゜ Д ゜)<梨華ちゃんを食べました(食っちゃった♪)
やぐちゅうも食べました(食っちゃった♪)
ヽ;^∀^ノ<……
>>237 名無し読者さん
冷静なツッコミですね(w
- 245 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月20日(金)16時11分52秒
- やっべえ、めちゃくちゃ面白い(w
ごま、ちゃんと元に戻れるんだろうか……戻らなかったらそれもそれで(ry
続きに期待!!
- 246 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月07日(火)01時20分04秒
- ごまの暴走もう少し見てたい。
でもいちーちゃん早く来て!って気持ちにもなるw
ここの圭ちゃんはホンマ面白い(笑)
プッチ初期メン好きにはたまらない作品だーっ。
- 247 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月04日(火)11時30分49秒
- 保全
- 248 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時11分31秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第41話『禁断の果実!?(発病中)3』
「あ、市井さん!探したのれす」
「どうした?辻」
後藤を探している最中、辻が市井の姿を見つけて駆け寄ってきた。
「あの…後藤さんの様子がおかしいのれす」
「そうみたいだな…裕ちゃん達もおかしいけど」
「中澤さん達の事は分らないれすけど、後藤さんは今普通の状態じゃありません」
「何か知ってるのか!?教えろ!!」
辻が事情を知ってるみたいだった為、興奮した市井は思わず辻に掴みかかった。
「お、落ち着いてくらさい!苦しいれす」
「あ…悪い。で、辻は何か知ってるんだな?」
「へい。あの…ののがあいぼんとはぐれて川の近くを歩いていたら後藤さんを見かけたんれす」
「ふむふむ。川に行く予定だったからな」
「で、ののは声をかけようかなと思ったんれすが、どうもいつもの後藤さんっぽくなかったんれす」
「…どう違ったんだ?」
いつもの“ふにゃ〜ん”とした後藤じゃないなんて想像つかないな。
「へい。後藤さんっぽくなかったのれす!」
「そのまんまじゃねぇか!」
「あ…さっきもこんなやり取りがあったような…エヘヘ」
何でそこで照れ笑いなのか…ったく。
- 249 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時12分02秒
「はぁ…話を進めてくれ」
「で、後藤さんは“ある木”の下に1人で歩いて行ったんれす。
そこには今までに見た事もないような果実があって…」
「もしかして食べたのか!?」
「どうして分ったのれすか?」
「いや…後藤なら食べると思って」
「そうなのれす。後藤さん、その果実を食べちゃったんれすよ」
「変なもん食うなよ…後藤」
「その果実を食べた後、それまで以上に後藤さんの様子がおかしくなったのれす」
おいおい…
「まさか…毒入りとかじゃねぇだろうな!?」
「た、たぶん大丈夫だと思います。でも…」
「…でも?」
「目が妖しかったれす」
「どうゆう風に?」
「ものすごく色っぽかったとゆうか…エモノを狙ってるみたいとゆうか」
「…辻、どんな果実だったか特徴あったら教えて」
「へい。こうこうこうで…こうなってて」
辻が地面の土に絵を描いて教えてくれた。
「……だいたい分った。ちょっと市井ペンションに戻る」
「戻ってどうするんれすか?」
「書斎に沖縄の植物図鑑があったから調べてみる」
「そうれすか。もし何かあったら知らせに行きます」
「サンキュー。アメちゃんやるよ」
「ありがとれす♪」
- 250 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時12分33秒
- ―――
「あった…沖縄植物図鑑」
図鑑に載ってるとは思えないけどこれしか方法ないしなぁ。
ってゆうかそんな怪しい果実なんか本当にあるのか?
多分、市井の想像では後藤が食べた果実には媚薬作用があるんだと思うけど。
辻が見た妖しげな後藤の目。
裕ちゃん、矢口、圭ちゃんのあの反応。
今も他のメンバーを相手に…
…つーか後藤、浮気するな!
って今はそんな場合じゃない。
パラパラ…違う。
パラパラ…これじゃない。
…
……
………パタン。
載ってないなぁ。
はぁ…どうすっかな。
勝手に元に戻るんならさっさと後藤を見つけて市井が捕まえておけば済むけど。
ヒラヒラヒラ〜。
ん?何か紙キレが落ちた。
……!!!!!
市井の目に衝撃的な文字が映った。
- 251 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時13分03秒
“禁断の果実について”
これは沖縄地方のある場所で数十年に1度しか実らないと言われている幻の果実です。
しかし、名前が示す通り禁断の果実でその作用は…
1 体が火照って熱くなる。
2 自分以外の誰かを見つけると山本リンダ状態になる。
はぁ?何だコリャ…あ、「もうどうにも止まらない」って事か(古っ!)
3 なぜか意中の相手には反応しない。
…ちょっと残念。
4 ぶっちゃけて言うと発情したメス(ry
ぶっちゃけすぎ!
…で、肝心の解毒方法は?
5 この地方特有の雨に打たれると戻るらしい。
- 252 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時13分38秒
特有の雨?そんなモノ…
!?スコールだ!!
沖縄なら亜熱帯特有のスコールが降る。
昨日も夕方頃に降ってたし。
……。
チラッと腕時計で時間を確認する。
同じ時刻に降るとしたら後2時間程。
雨が降ってる間に雨宿りでもされたら…次の雨を浴びるまで戻らない。
それに昨日と同じ時間に降るとは限らないし。
今日は降らないかもしれない。
いや、降ると信じよう。
しかしさっきから1時間以上探してるのに後藤を見つけられてない。
こんな小さな島なのに。
その間にも後藤は他のメンバーを…
だぁー!急いで後藤を探さなきゃ!!
今回の記帳者:市井紗耶香(こら後藤!発情するなら市井にしろ〜!!)
- 253 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時14分24秒
- ( ´D`)<いいらさん、発情ってなんれすか?
川‘〜‘ノ||<カオリの左胸から出てくるものだよ
( ;‘ д‘).。oO(なんやそれ?違うやろ!?)
( *´D`)<わぁ〜いいらさんってすごいれす!
川*‘〜‘ノ||<宇宙中の情報はカオリに任せて!
( ;‘ д‘)ノ.。oO(って発信機情報、略して発情かい!)
(・´ー`・)<遅れてゴメン!(ry
すっごい遅くなりました…スイマセン
ここ2ヶ月、短期のバイトやってたもので(言い訳
あぁ、早く書き上げないと2周年になってしまう…
では次回
>>245 名無し読者さん
ありがとうございます!
>戻らなかったらそれもそれで(ry
そちも悪よのぉ(w
>>246 名無し読者さん
暴走ごま、結構書いてて楽しいですね(w
まぁ市井ちゃんは楽しくないだろうけど…
ヤッスーは主役以上にオイシイですね(w
>>247 名無し読者さん
保全ありがとです
- 254 名前:マルボロライト 投稿日:2003年02月07日(金)22時19分55秒
- あ、今のごまの状態ならメスよりオスにした方が良かったかな…
それと時間の進み方が早いのは気のせいです(汗
- 255 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月08日(土)08時05分40秒
- 誘い攻めごまw
- 256 名前:そう太 投稿日:2003年02月16日(日)08時40分42秒
- 楽しいですぅ♪
やはりいちごまは王道ですな!
- 257 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月16日(日)19時59分06秒
- 作者さんの書くいちごま最高です。
あと、中澤さんの壊れっぷりも好きです(笑)!
- 258 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月09日(日)16時20分46秒
- ほぜんぁ
- 259 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月11日(火)14時03分25秒
- 保全
- 260 名前:マルボロライト 投稿日:2003年03月17日(月)18時28分00秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第42話『禁断の果実!?(発病中)4』
薄暗い洞窟の中に座り、後藤は1人考え込んでいた。
はぁ…何でだろう?
メンバーに会うと何故だか欲情しちゃうんだよね。
辻に逃げられた後、よしこと梨華ちゃんを見つけたんだ。
そしたらさぁ…何かもう1人の後藤が体の中に現れたんだよ。
どっちにしようかな、ってよしこと梨華ちゃんを見比べて。
後藤が喋ろうとしても体を動かそうとしても…させてもらえなかった。
気がつけば梨華ちゃんの手を引いて森の奥へと歩いていた後藤の体。
「いつものごっちんじゃないよ…」
梨華ちゃんが困惑した表情で言う。
それは後藤が1番分ってるよ。
でも、今の後藤は後藤じゃないんだよぉ。
“やっちゃえ。まずやっちゃえ”
ほら、勝手にもう1人の後藤が頭の中でそう言う。
どっかで聞いた事ある台詞だけど…(汗)
- 261 名前:マルボロライト 投稿日:2003年03月17日(月)18時28分47秒
気がつけば次々にメンバーを襲っていた。
梨華ちゃんに裕ちゃん、それにやぐっつぁん。
あたし、どっかおかしいのかな?
今朝までは普通だったのに…
それに…市井ちゃんの事を考えても、そんな気分にはならない。
後藤が大好きなのは市井ちゃんなのに…
誰かに相談した方がいいのかな?
でもメンバーに会ったら欲情しちゃって相談どころじゃないし。
やっぱり市井ちゃんに言うべきかなぁ。
…そしたら軽蔑されるかも。
後藤の事、嫌いになっちゃうよねきっと。
んぁ〜どうしよう。
周りに人がいないといつもの後藤とあんまり変わらないのにねぇ。
…………。
………。
……。
…。
やっぱり嘘ついて後でバレるより正直に話した方がいい。
しばらく考えてこうゆう結論になった。
嫌われちゃったら…また好きになってもらえばいい。
好きになってもらえるように努力すればいい。
後藤は市井ちゃんとしか恋愛したくない。
- 262 名前:マルボロライト 投稿日:2003年03月17日(月)18時29分26秒
そう言えば市井ちゃん、どこにいるんだろう?
後藤、待ち合わせの場所から移動しちゃったし。
さすがにもう市井ちゃん来てるよね。
川に戻った方がいいかな?
…市井ちゃんの事だから後藤を探してるかもしれない。
でも、もしかしたらメンバーが後藤の事、市井ちゃんに話してるかも。
それでも市井ちゃん、後藤を探してくれるのかな…
ポツポツポツ…
入り口の辺りから音が聞こえてくる。
あ、雨が降ってきたみたい。
こっちじゃスコールって言うのかな?
結構激しく降ってきた。
みんなこの雨じゃペンションに戻ってるかも。
でも―――後藤は戻れないよ。
暴走しちゃう自分が怖い。
- 263 名前:マルボロライト 投稿日:2003年03月17日(月)18時30分15秒
何故だか急に小さい頃の事を思い出した。
自分が悪い事をしたのに、親に反抗し大して入ってない財布を握り締め家出をした。
走り出したら雨がポツポツと降ってきて、知らない公園の土管の中に入った。
夕方で雨の影響もあって辺りは薄暗かった。
雨の音しか聞こえない。
次第に辺りは真っ暗になってゆく。
急に怖くなった。
自分は今、1人ぼっちなんだって思うと…とても怖くなった。
“自業自得”…そんな言葉がぴったりだった。
…やっぱり帰ろう。あたしの帰る所はあの家しかないんだから。
雨に打たれながら歩く。
でも…随分遠くまで来ちゃったみたい。
帰り道もよく分らないまま濡れた体があたしの体温を奪っていった。
フッと意識が遠くなる。
スローモーションのように地面に倒れこんだ……ハズだった。
でも…気がつけばあたしは自分のベッドで横になっていた。
心配そうな家族の視線を浴びながら、あたしは違う事を考えていたんだ。
あの時、地面に倒れそうになったあたしの体を受け止めてくれたのは誰?
あの時、気を失う寸前のあたしの頬を叩いたのは誰?
あの時、びしょ濡れのあたしの体を抱きしめてくれた温かい腕は誰のもの?
あの時、「ごめんなさい」とあたしが呟いた相手は―――
今回の記帳者:後藤真希(何か靄がかかったみたいでどうしても思い出せないんだよね)
- 264 名前:マルボロライト 投稿日:2003年03月17日(月)18時31分07秒
- ( `.∀´)ノ
Σ( ;´ Д `)<えっ!?う、嘘でしょ???
( ゜皿 ゜)ノ
Σ( ;´ Д `)<か、圭織!?その頃はまだ北海道じゃ…
( `◇´)ノ
( ;´ Д `).。oO(おまいら手挙げたいだけとちゃうんかと…しかも何でミチャーソが……)
やっとこさ更新です。
ごまミュで浮かれまくって更新ほったらかしてたオイラ…物は投げないで下さいね(苦笑
ソロコン始まるまでに終わらせれるかなぁ。。。(多分無理)
>>255 名無し読者さん
誘い受けじゃない所がミソですね(w
>>256 そう太さん
どうもありがとです。
いちごま、イイれすよね。
>>257 名無し読者さん
嬉しいお言葉を・゚・(ノД`)・゚・。
中澤姐さんは…作者の性格が影響してるのかな(w
>>258-259 名無し読者さん
( ´ Д `)<保全ありがとうごじゃいます。
- 265 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月29日(土)02時33分43秒
- いちごま最高
カオリの交信も最高です
これからも期待しています
- 266 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時35分41秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第43話『再会』
あ…少し眠っちゃってたみたい。
今、何時だろ?
立ち上がって入り口の方を覗く。
外を見るとさっきより激しいスコール。
そんなに時間は経ってないみたいだ。
これから市井ちゃんを探しに行こうかな?
んぁ…でもすっごい雨。
濡れるのヤダなぁ。
酸性雨とか何とかでハゲちゃうかもしれないって加護が言ってたし。
あ、でもこっちは空気汚れてないから大丈夫なのかな。
つーか今まで東京で雨浴びた事あるじゃん!
って事は後藤この年で、しかも女でハゲちゃうの!?
そんなのイヤ―――ン! ←話がズレてます。
あ、そうだ!
荷物の中にビニールシートあるから、それ被ろう。
これで濡れないでしょ。
後藤、あったまイイ!
- 267 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時36分11秒
頭からビニールシートを被り外に出る。
何か豪雨のせいか視界悪いなぁ。
雨音もうるさいし。
どっから探そうかなぁ。
来た道戻って待ち合わせの場所に行った方がいいのか。
それとも…
う〜ん…よし!こうしよう!
目瞑ってその場でグルグル回って「ここだ」って思ったら目を開ける。
んで開いた方向に進む。
…海の方を向いてたらどうしよう(汗)
ま、その時はその時だ。
後藤、マワりま〜す!
「ローマンティック恋の花咲く浮かれモ〜ド♪…ここだ!」
パチっと目を開く。
良かった、海じゃなかった。
さて、行こうか。
安心して歩き出そうとしたその時―――
- 268 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時36分56秒
「……ぉ!………とぉ!!」
雨音に紛れて微かに聞こえる叫び声。
辺りをクルっと見回すと…
「ごとぉぉぉぉぉぉ!!!!」
!!!!!
激しい雨音の中でも後藤の耳に届いたその声。
あの声は……市井ちゃん。
胸の鼓動が早くなる。
- 269 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時37分32秒
「ハァハァハァ…後藤っ!」
「…市井ちゃん」
後ろを振り返る。
霞んだ視界の先にびしょ濡れの市井ちゃんの姿。
市井ちゃんの呼吸が整うのをジッと見つめる。
ゆっくりと市井ちゃんが後藤を見た。
そしたら…市井ちゃんの顔を見て安心しちゃったのかな?
後藤は手の力が抜け、ビニールシートを地面に落とした。
“ザーザーザー”
あっとゆう間に全身がびしょ濡れになるくらいの激しいスコール。
でも何だか後藤の体の中の何かを洗い流してゆく感覚。
そこで“フッ”と意識が遠くなった。
小さい頃に体験した感覚と同じ。
ゆっくりと地面が近づいてきて―――
“バサッ”
でも今度はちゃんと市井ちゃんが受け止めてくれる姿が見えて…
懐かしくて温かい体温を感じた。
あたしはあなたの腕の中。
- 270 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時38分07秒
- ―――
『大丈夫か?』
『(…だぁれ?)』
ダメ…目閉じそう。
“パチパチ”
軽く頬を叩かれた。
『おい、気ぃ失う前に住所言って』
『…江戸川…区……XXX』
あ、お母さんに知らない人にお家教えたらダメって言われてたんだっけ。
怒られるのかな?
お母さん怒ったら怖いんだよねぇ。
でも、もう言っちゃったし…
『もう少しで家着くから…大丈夫だよ』
不思議…何か直感で分る。
この人、安心出来る人だって。
『ほら、家に着いたよ』
『迷惑かけてゴメ…ン……ナサイ』
家に着いて安心しちゃったのか、そこでフッと意識が途切れた。
『…こうゆう時は“ありがとう”でいいんだよ』
―――
- 271 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時38分48秒
…そっか。
そうだったんだ。
“ありがとう”
………。
……。
…。
「…後藤?」
「……」
「後藤!?大丈夫か!?」
「……」
温かいなぁ。
あの時と変わらない温もり。
「後藤!しっかりしろ!」
「ん……ぁ」
「気ぃついたか???」
「…んぁ」
「おい、1+1は?」
「………あー」
目を開けて、後藤の瞳に映ったのはやっぱり―――
今回の記帳者:後藤真希(いちぃぃぃぃぃ………………ちゃん、ありがとう)
- 272 名前:マルボロライト 投稿日:2003年04月29日(火)02時39分43秒
- ( `.∀´)<1+1=1?やっぱり後藤はバカね
( ;´ Д `)<んぁ…違うよぉ(市井ちゃんの顔が見えたからつい…)
( ´D`)<のんは数学は得意れすよ
@ノハ@
( ‘ д‘).。oO(・・・バカ女やったけどなー)
( ゜皿 ゜).。oO(ドッチモドッチノテンスウダヨ)
遅いですよね…遅すぎですよね。
分ってるんですが…(汗々
ごまコンでぶっ壊れて浮かれモードのオイラにはいつか天罰が(ry
次回やっと本格的にいちごまに戻ります
>>265 名無し読者さん
温かいお言葉ありがとうございます・゚・(ノД`)・゚・。
がんがって最後まで書き上げます!
- 273 名前:この小説で娘。に愛着がもてました 投稿日:2003年05月02日(金)01時07分11秒
- 265です
最後がこないことを祈ってます(ずっとやって欲しいです)
いまやロマンティック浮かれモードで回るのは基本ですね
- 274 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月04日(日)05時33分04秒
- 更新有難うございます。
「ローマンティック恋の花咲く浮かれモ〜ド♪…ここだ!」は笑いました。
ラブラブの中に小刻みのいいギャク…最高ッス!!
ごまのピンチにはいつでもいちーちゃんが駆けつけるんですね!
いちごまサイコー☆
- 275 名前:うまい棒メンタイ味(i-mode) 投稿日:2003年05月09日(金)10時34分57秒
- 更新お疲れ様です ここのいちごまはいつ読んでも癒されます 余談ですがAXで吉澤直樹が市井の事を「いちいちゃん」と呼んでいたのですが 「いちいちゃん」って呼んでいいのは後藤だけだー!!
- 276 名前:sennju 投稿日:2003年06月01日(日)05時25分44秒
- 待ってます。
- 277 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時08分52秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第44話『そして夢見た腕の中』
―――
「おい後藤!しっかりしろ!」
「…んぁ」
ボーっとしながらゆっくりと上体を起こす後藤。
「気がついたか?」
「あ〜市井ちゃんだぁ。遅かったじゃんよぉ!」
言葉を発するなり市井の肩を掴んで揺すり始めた。
つーか後藤さん、相変わらずのバカ力で痛いっす(泣)
しかも何故だか姫はご立腹の様子。
「ちょ…痛い!痛い!遅かったって何だよ?」
「後藤、川辺でずっと待ってたのにぃ!」
プクっとほっぺを膨らまし一生懸命目を吊り上げて怒ってますって表現。
でもタレ目だからあんまり怖くないんだよな。
逆に可愛いぐらいだ。
これが圭ちゃんだったら(略)
それは置いといて…ずっと待ってたって……
「後藤、何も…覚えてないのか?」
「ん?何が?」
市井が聞くとキョトンとした表情。
…どうやら発病中の事は覚えていないらしい。
- 278 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時09分29秒
「いや…大した事じゃないからいいや」
「???」
本当はかなり大した事だけどな。
覚えてないつーなら仕方ない。
ポンポンと優しく後藤の頭を叩く。
そしたらいつものフニャ〜っとした笑顔。
この笑顔が見れるんだったらそれでいいや。
それにしても…予想外のアクシデントで時間無くなっちゃったなぁ。
陽も暮れてきたし。
どうすっかなぁ……。
「「クシュン!」」
何て2人同時にくしゃみをしてみたり。
つーかこのまま雨に打たれてたら風邪ひくなぁ。
取りあえずもう目的は済んだからどっかで雨宿りするか。
「後藤、あそこの洞窟で雨宿りしよ」
「うん」
市井達は近くにあった洞窟へと避難した。
市井は濡れた髪を犬みたいに振ってからオールバックにする。
さっきのスコールも自然のシャワーだと思えば気持ちいい。
- 279 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時10分01秒
「あは♪市井ちゃんカッコイイ!」
後藤が嬉しそうに市井の髪で遊ぶ。
自由に髪を弄らせながら市井はバスタオルを取り出した。
後藤の長い髪に付いた雫を優しく拭いてあげる。
そのままバスタオルを肩にかけてやった。
「後藤ねぇ、自分の髪弄るのも好きだけど…市井ちゃんの髪を触るのはもっと好き」
「ん、ありがと」
少し時間が過ぎると外から雨音がしなくなった。
雨は止んだみたいだけど、しばらくここにいるか。
今さら海で泳ぐ気にはなれないし。
“ムギュ〜”
ん!?
とっても柔らかくて気持ちいい感触が…
「エヘヘ。密着〜♪」
「あ、あの後藤ちゃん?」
「何かねぇ…くっつきたくなったの。ダメ?」
「いや…嬉しいけど」
いかん…鼻の下が伸びる。
- 280 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時10分45秒
「後藤ねぇ、市井ちゃんの体温って大好き」
「…ありがと」
「何か安心するの。後藤をね、包み込んでくれるの」
「……」
「ねぇ、市井ちゃん」
「ん?」
「ず〜っとこうしていたいね…いつまでも、ずっと」
「…あぁ、そうだな」
少しだけ…このまま時間が止まればいいと思った。
他の事は考えずに後藤の事だけを考えて。
「大好きだよ…市井ちゃん」
でも耳元で囁く後藤の一言が市井の心に火を付けた。
今日は1度も触れていないその唇を見つめ、深く…求めるようなキスを交わす。
何度も何度も角度を変え、唇を甘噛みする。
後藤は立っていられないみたいで必死で市井にしがみ付いてくる。
市井は後藤を抱きしめたまま、ゆっくりと座り込んだ。
後藤を市井の足の上に乗せる。
何か後藤の方が視線上だからカッコつかないけど…
- 281 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時11分31秒
「や、市井ちゃん…ここじゃダメだよ」
「ダメって言われても止まりません」
この状況で止めれる奴がいたら尊敬するよ。
グッと後藤の腰を抱き寄せる。
そして首筋に唇を這わせ、背中に手を回しビキニのヒモを解いた。
雨粒を浴びて少ししっとりとした後藤の胸。
後藤は恥ずかしそうに目を閉じている。
けど市井がその柔らかな胸に顔を埋め始めると、後藤の腕がしっかりと市井の頭を抱え込んだ。
「っ…はぁ……」
優しく、激しく、後藤の体を味わってゆく。
切なそうな後藤の声が洞窟内に響いた。
スーっと右手を胸から太ももへと下ろしてゆく。
後藤自身は「逞しいから」と気に入ってないみたいだけど、市井は後藤の太ももが好きだ。
柔らかいのに弾力があって、手に吸い付いてくる感じ。
中指の腹で下から上へと撫で上げる。
途端に後藤の体が震えだす。
…そろそろかな。
市井は後藤の腰の左右に結んであるヒモを一気に解いた。
「やっ…見えちゃう」
後藤が手で隠そうとするも、素早くその手を掴む。
薄暗い洞窟でははっきりと見えやしないよ。
そう後藤に耳打ちすると手をソコへと伸ばした。
- 282 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時12分14秒
「声が…んっ…響いちゃうよぉ」
甘い、甘い後藤の体と後藤の声。
けどソコは熱いくらいに熱を帯びていて。
市井の指を溶かしてしまう勢いで。
「ちゃんと聞かせて…後藤の声を……市井にだけ」
「ぁ…はぁ……んっ」
後藤が市井の肩に顔を埋める。
そろそろ限界みたい。
小刻みに震える後藤の体をしっかりと抱きしめる。
徐々にスピードを早め、そして―――
「大好きだよ」
耳元で囁くと、「んっ」と返事を返してくれたのと同時に後藤は果てた。
そしてほとんど聞き取れないような声で「ありがとう」と後藤が呟く。
いつの間にか市井が抱きしめている腕の中からスースーと小さな寝息が聞こえてきた。
- 283 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時12分53秒
- ―――
それからしばらくして後藤を起こし、着替えを済ませペンションへと戻った。
後藤はまだ眠たいのか目が少し虚ろだけど。
中に入ってリビングに向かうとメンバー全員が出迎えてくれた。
「あれ?みんなもう戻ってたんだ」
「紗耶香達がラストやで。今までナニしとったんかなぁ???」
「コラ!裕子!セクハラだぞ!!」
「嫌よ嫌よも好きのうち、って奴かな」
「圭織、意味分かんないべさ…」
「もうすぐ夕食できますよ〜」
「できるで〜」
キッチンから吉澤と加護がエプロン姿を覗かせる。
そういやもうそんな時間か。
ん?誰か見てるような…。
視線を感じた方を見てみると辻が小さく手招きをしていた。
「(市井さん、後藤さんの様子は?)」
「(あぁ、治ったよ。ありがとな)」
クシャクシャと頭を撫でてやると特徴ある八重歯を覗かせて笑顔になる辻。
隣にいたハズの後藤はいつの間にかソファーに座っていた。
そこに少し挙動不審の石川が後藤に近寄ってきた。
「あ、あのごっちん……さっきの続き、は?」
「んぁ?何の事?後藤、梨華ちゃんと何か約束したっけ」
「い、いえ…何も(号泣)」
「???」
…ナニやってたんだか。
今回の記帳者:市井紗耶香(ってゆうか部屋の隅に“砂かけ婆”ならぬ“砂かかり婆”がいるんだけど…)
- 284 名前:マルボロライト 投稿日:2003年06月03日(火)22時14分32秒
- ( `.∀´)<ほぉ〜。今度は妖怪扱いでっか?
ヽ^∀^ノ<いや、その…
( `.∀´)<ええねん、ええねん。現実でも妖怪扱いされた事あるしな。
( T▽T).。oO(…そんなの悲しすぎる!)
更新です。
少し多いです。なぜなら久々のいちごまだからです(w
もう1つ言うとこの前ごまの口から「いちーちゃん」とゆう言葉が聞けたからです。
某所で拾ったごまコン神奈川のMCにてですが。
それだけで満足です。
だってそれがいちごまだから。
>>273 さん
有り難いです!
でも愛着って、こんな小説がきっかけでいいんでしょうか?(w
終わらないでほしいと言われるのは嬉しいです。
この話終わってもここのキャラで短編とか書きたいなぁとは思ってます。
>>274 名無し読者さん
ロマ浮かのマワリはとあるフラッシュを見てハマってしまって(w
基本的にオイラはオカシイ話が好きなので。
それに市井王子と後藤姫がプラスされてると思って下さい(w
>>275 うまい棒メンタイ味(i-mode) さん
どうもありがとうございます(美味しそうなお名前…)
ウェラポンは全国のいちごまヲタを敵に回すつもりなのかな(w
( ` Д ´)<いちーちゃんって呼んでいいのは後藤だけ!
>>276 sennjuさん
お待たせしました!
- 285 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月04日(水)00時38分29秒
- いちごまキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
マルボロライトさんのいちごまは
改めて自分がいちごまを好きなことを気づかせてくれる…ありがとう。
- 286 名前:捨てペンギン 投稿日:2003年06月08日(日)20時11分57秒
- 273です
実際には、もうなかなか見ることのできない
いちごまが見れるここは最高です
これからもがんばってください
- 287 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月09日(月)18時14分22秒
-
- 288 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月12日(木)15時55分34秒
- 待ってます!!
- 289 名前:名無しちゃむ 投稿日:2003年06月18日(水)00時08分04秒
- いちごま=師弟愛&純情(ry w <←純情の後に好きな言葉を入れて読んでください
マルボロライトガンガレ!!期待して待ってまつ
サイトの方も覗かしてもらってます。ヽ^∀^ノ人(´Д `)vvv
- 290 名前:名無しちゃむ 投稿日:2003年06月21日(土)12時15分37秒
- スミマセン、マルボロライトさんと書いたつもりが呼び捨てに・゚・(ノД`)・゚・
本当にスミマセン。ガンガッテください
- 291 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時24分03秒
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第45話『遠く離れたこの土地で』
ん?
んんん?
アレ?も、もしかして…なっち主役!?
スポットライトがなっちを照らしてるべさ!
「なっちの時代がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」
「…なっちウルサイ」
後ろからツッコミが入る。
「圭織、聞いてよ!なっち主役なんだよ!」
「…良かったね。でも静かにしてね」
圭織はノッてきてくれない。
なっち悲しい。
そりゃ圭織は早々と主役を務めたから余裕だろうけど。
なっちも主役やりたかったんだよ。
しかもそのチャンスは前からあったんだよ!?
なのに2回共ボツにされるとゆう屈辱。
いくらなっちが天使でも堪忍袋の緒が切れかけ寸前だった。
まぁ天使だから切れないけどね。
- 292 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時24分38秒
「だから、なっちウルサイ!声出てるから」
圭織の方が切れたべさ。
そう言えば…圭織と同室なのにちゃんと話した事ってなかったなぁ。
…それ以前にもちゃんと話した事はないかもしれない。
なっちは冷蔵庫にある、お酒の存在を思い出した。
たまには圭織と語るのもいいかもしれないね。
「ねぇ、圭織。ちょっとお酒飲まない?」
「なっち飲めないじゃん」
「甘いヤツなら飲めるよ。さっき裕ちゃんに貰ったの」
「ふ〜ん。ま、別にいいけどぉ」
コップと氷を用意してベランダのテーブルに置く。
圭織と2人でお酒飲むなんて初めてだなぁ。
「じゃあ乾杯しよっか?」
「何に?」
「ん〜沖縄の星空に」
「OK」
「「カンパーイ」」
- 293 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時25分13秒
星空を見ながらお酒を1口飲む。
甘〜い味が口の中に広がってゆく。
「ねぇ、圭織」
「ん〜?」
「何か不思議だよね」
「…何が?」
カランカランとグラスの氷をかき混ぜて圭織は遊んでる。
「今、沖縄で…2人で星空を見ている事が」
「…なっちも圭織並に話飛ぶよね」
「そうかい?」
「ま、何となく分るけど」
だって不思議だもん。
なっちと圭織は北海道の出身で。
生まれた病院も同じで。
生まれた日も2日違いで。
北海道の広大な土地でそれぞれ育って。
同じ夢を抱いて。
そして―――運命の再会をして。
ずーっとモーニング娘。のオリジナルメンバーとして走り続けた。
同い年の出来すぎたくらい運命的な結びつきの2人。
そんな2人が今、故郷の北海道から1番離れた沖縄で…同じ星空を見ている。
- 294 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時26分00秒
「なっちさ、運命って言葉に弱いんだぁ」
「…それは圭織もだけど」
「うちらの出会いって…やっぱり運命だったのかな」
「そう思っていいんでない?」
「へへ。だよね」
「なっち酔ってるでしょ」
…酔ってないよ。
たまには真面目に語りたいんだよ。
「明日になったら東京帰って、またお仕事だねぇ」
「しばらくオフは無いってさ」
「ま、好きなお仕事だから頑張るけど」
「…だね」
しばらく静かにベランダで2人、お酒を飲んでいた。
ザザーとゆう波音以外は聞こえてこない。
- 295 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時26分47秒
「圭織は…好きな人いるの?」
「ん〜…分んない。みんな好き」
「何だそりゃ(笑)」
「そうゆうなっちは?」
なっちを見る圭織の大きい瞳が綺麗だな、って思った。
「……分んない」
「何じゃそりゃ」
「へへ」
あ、何かこんな空気も悪くないかも。
前までは苦手だった圭織独特の静かな空間がちょっと心地良い。
「なっちはぁ…圭織の事、好きだよ」
「……」
「気づかなかっただけなんだねぇ」
「…なっち、やっぱり酔ってるでしょ」
圭織がポンポンってなっちの頭を叩いた。
照れ屋な圭織の温かい手が何だかとても気持ち良かった。
今回の記帳者:安倍なつみ(なっち酔ってないよ?だってちゃんと圭織の指が6本見えるもん)
- 296 名前:マルボロライト 投稿日:2003年07月10日(木)20時27分31秒
- ( ;^▽^)<酔ってないと言いながら指が6本とか…
(;0^〜^)<誰か安倍さんを病院へ
( ゜皿 ゜).。oO(ホントウニ6ポンアッタリシタラ ドウスル?)
何か分んないけどなちかおキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
近頃流行ってる?らしいこのカップリング
氷河期時代を通り過ぎ不自然な程に仲良いですね最近(w
( `.∀´)<あたしのおかげね!
>>285 名無し読者さん
嬉しいっす!こちらこそありがとうです(ペコリ
いちごま好きは良い事です!
>>286 捨てペンギンさん
ありがとうございまふ
滅多に見れない分、妄想出来るとゆうか(w
がんばりますよー!
>>287 名無しさん
( ;`.∀´)<晒しageかしら…保全かしら…
>>288 名無し読者さん
お待たせしました!
>>289-290 名無しちゃむさん
呼び捨てとか気にしなくていいですよ〜
あっちも来て頂いてありがとです!
がんがるよ〜
ヽ^∀^ノ<純情…エロエロ?
( ;´ Д `)<それ純情じゃないから…
- 297 名前:名無し 投稿日:2003年07月27日(日)23時01分45秒
- オモシロイ!
ペース遅くても良いから更新して下さい。
- 298 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月15日(金)05時15分42秒
- 保全ですたい
- 299 名前:名無しさん 投稿日:2003年09月04日(木)23時35分46秒
- 保全
- 300 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:21
- −市井と後藤のラブラブ旅行日記!?−(沖縄編)
第46話『保田も交信中!』
みなさん、お久しぶりです。
保田ですはあとはあと
最近の保田はとゆうとですねぇ、沖縄の海でサメと戦ったり
タコと吸い合ったり、ジャングルの奥に先祖の祠を見つけたり、とごく平凡な日々を過ごしています。
って…1人部屋って暇だわ。
1人で飲んでもつまらないし。
どうせ他の部屋はイチャイチャしてるだろうし。
寝るにはまだ時間早いし、ちょっと外の空気を吸いに浜辺に行こうかしら。
お気に入りの薄手のカーディガンを羽織り、部屋を出た。
誰もいない浜辺に腰を下ろす。
海はいいわねぇ。
夜の海って素敵だわ。
綺麗だけどちょっと怖くて神秘的。
……ま、こんな無人島じゃ真っ暗で何も見えやしないんだけどね。
- 301 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:22
-
はぁ…つまんない。
何がつまらないかって?
…ぶっちゃけあたしには恋人がいないのよ!
紗耶香と後藤は出逢った時からムフフだったし
裕ちゃんと矢口なんか昼も夜もエロエロだし(裕ちゃんだけ?)
石川と吉澤は…ちょっと怪しいけど。
なっちと圭織は運命の結びつきだし、辻加護はセットだし。
あたしだけ余り物みたいじゃないの!
そもそもあたしだけ1人部屋ってどうゆう事!?
……ありえない。
このあたしが1人で夜を過ごすなんて。
小○幸子がトップバッターの紅白よりありえないわ。
…正直に言うわ。
寂しいわよ!辛いわよ!
だって旅行中、あっちこっちでイチャイチャしやがって。
堪ったもんじゃないわ。
おまいらは発情したメス豚かっての!
…あらヤダ。
お圭ったら、お下品な言葉を…オホホホホ。
- 302 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:23
-
別にね、いいのよ。
メンバー同士、よろしくやってくれても。
ただ!!
いかにもあたしだけ余り物みたいなポジションってどうなの!?
あたしだって恋人が欲しいわ。
でも、もう娘。にはその相手がいないの!
全部相手がいやがるの!!
嫌がるじゃないわよ!?恋人が"いる"ってゆう意味よ!
いっそ娘。外で考えてみようかしら。
松浦……ダメ。藤本にゾッコンだわ。それにあのテンションも無理だわ。
柴田……接点がないわ。
斉藤……キャラが被ってるわ。それに…喰われるわ、多分(汗)
アヤカ……会う機会があんまりないわ。
里田……いい足してるわよね。
…ダメだわ。
この人!ってゆうのがいない。
そもそもあたしって本当に人を好きになった事ないのよね。
相手も本気じゃない事多いけど(泣)
あたしだって熱い夜を過ごしたいの。
燃え上がって身も心も溶けてしまうような熱い一夜がっ!!
- 303 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:24
-
"……ちゃん"
ん?
…何かしら。
気のせいか何か頭の中に語りかけるような声が…。
そんな圭織じゃあるまいし。
"…おーい。聞こえてる?"
オ、オホホホホ!
ヤバイ…本格的にヤバイ。
そう言えば…昼間、後藤が変な声を聞いたとか言ってたわね(汗)
それかしら?
逃げた方がよさそうね。
猛ダッシュでペンションの方に走る。
あーもう!何でこんなに足が遅いのかしら!
"運動音痴だからでしょ"
謎の声に突っ込まれたわ。
あたしに交信機能は付いてないっつーの!
- 304 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:25
-
"つーか逃げても意味無いと思うんだけど"
くっ…痛い所をついてきやがった。
トボトボ、と徐々に走るスピードが遅くなる。
やがてあたしは完全に足を止めた。
「あの、さっきから何の用でございましょう?」
冷静を装い、話しかける。
すると何故だか嬉しそうな声が返ってきた。
"やーねぇ、圭ちゃんが呼んだんでしょ"
あたしの名前を知ってやがる!
ん?
待てよ…この声どっかで聞いた事あるような…。
- 305 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:25
-
「よ、呼んだって…?」
"溶けるような熱い一夜を過ごしたいんでしょ?"
「そう、言いましたっけ?(汗)」
"言ったわよ。だからあたしが相手をしてあげようと"
「相手も何もあなた声しか…」
"大丈夫。あたし声だけで楽しめるから"
こっちは楽しくないわよ…。
"何よ。文句あるの?"
「いや、あの…」
"じゃあ決まりね♪旦那も子供も寝ちゃって暇だったんだ"
「…ま、まさか……!?」
"長い夜になりそうだね♪"
瞬時にあたしの脳裏には鼻ピをして「明るうぃ!」と歌い踊り狂うあの人の姿が浮かんだ。
今回の記帳者:保田圭(ひ、ひ、ひ、人妻の山田さ―――ん!?何で今頃!!)
- 306 名前:マルボロライト 投稿日:2003/09/11(木) 21:27
- ( ` ・ゝ´)<溶かすわよ
( ;`.∀´)<…もう溶けました
あり?ハートが出てない…かちゅから書き込んだから?
もう1回説明読んで来よう
遅くなりましたが更新です
ヤスにも相手?が見つかったのかな(w
次回からは最終日突入でいよいよラストが近づいてきます
ごまコンで浮かれすぎないように頑張って書きます(w
>>297 名無しさん
ありがとです
遅すぎて申し訳ないです
>>298-299 名無しさん
( ` Д ´)ゝ<保全乙です!
- 307 名前:捨てペンギン 投稿日:2003/09/14(日) 20:14
- 更新されてるー!!
先祖の祠...いい感じですね
(ごまコン自分も行ってきます)
- 308 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/15(月) 02:16
- 更新乙です。
保田さんの急展開にドッキドキ!!(w
↑wで片付けるのは失礼ですが、正直ここであや圭がくるとはっ!!
保田さんこのまま石黒さんの声とともに一人エ(ry
えーっと自分もごまコン行きます。。。
- 309 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/21(日) 22:51
- ワロタwww
やっぱヤッスーは笑えるなww
いちごまのこれからを期待っ
- 310 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/27(土) 14:55
- やっぱりヤッスー最高ぉ〜!
いちごまの続きも待ってますぞ☆
- 311 名前:名無し読者 投稿日:2003/10/15(水) 23:50
- ( ´ Д `)ノ<保全
- 312 名前:マルボロライト 投稿日:2003/11/08(土) 20:50
- 2ヶ月も更新してなくてスイマセン(汗
が、がんばって書きますのでもう少しお待ちを。。。
- 313 名前:名無し読者 投稿日:2003/11/09(日) 22:59
- い、引退してもいちごまは変わりませんよね!!
- 314 名前:名無し読者 投稿日:2003/11/26(水) 01:14
- 保
- 315 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/14(日) 21:53
- 全
- 316 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/19(金) 00:05
- クマごっちんは奇跡でつな…保全。
- 317 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/31(水) 05:35
- よいお年を〜保全。
- 318 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/31(水) 11:09
- ( ´ Д `)<いちーちゃん、誕生日おめでと〜☆
- 319 名前:名無し読者 投稿日:2004/01/08(木) 20:59
- >>318
あぁ〜、その一言で癒されたぁ〜
- 320 名前:マルボロライト 投稿日:2004/01/17(土) 02:19
- ほったらかしでスイマセン
正直今いちごま書くのはキツイ状態ですが…
少しずつでも頑張って書きます
今回はレスだけでゴメンナサイ
>>307 捨てペンギンさん
何かヤッスーなら祠ありそうかなと思って(w
ごまコンはすげぇ楽しかったです
>>308 名無し読者さん
ありがとうです
あのメンバー以外でヤスの相手となると彩っぺしか思い浮かばなかったんで(w
ヤスはこの夜身悶えた事でしょうヽ(´ー`)ノ
ごまコンはすげぇ楽しかっ(ry
>>309 名無し読者さん
( `.∀´)<笑いすぎよ!
ここのいちごまはほのぼのラブラブです
>>310 名無し読者さん
( `.∀´)<あたしが最高なのは当たり前よ
いちごまもう少し待っててくらさい。。。
- 321 名前:マルボロライト 投稿日:2004/01/17(土) 02:19
- >>311>>314>>315 名無し読者さん
保全ありがとうです
( ´ Д `)つ旦旦旦
オチャドウゾ
>>313 名無し読者さん
変わらないモノもあるハズ、です
>>316 名無し読者さん
保全ありがとです
奇跡をこの目で見ました(w
>>317 名無し読者さん
保全ありがとです
もうあけおめになってゴメンナサイ
>>318 名無し読者さん
ヽ^∀^ノ<後藤、ありがと
>>319 名無し読者さん
癒されますね
- 322 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/01(日) 23:41
- 保全。
- 323 名前:名無しさん 投稿日:2004/03/04(木) 14:36
- 保全
- 324 名前:名無しさん 投稿日:2004/04/08(木) 20:54
- ほぜん。
- 325 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/20(木) 16:05
-
- 326 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/20(木) 23:42
- ochi
- 327 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/21(金) 21:48
- ho
- 328 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/29(土) 01:56
- ( ´ Д `)<んぁ〜♪
- 329 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/06/26(土) 08:43
- .
- 330 名前:ミッチー 投稿日:2004/07/16(金) 14:37
- hozen
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