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なっち裕ちゃんまき矢口

1 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)11時42分39秒
生まれて初めて書いた小説です。
題名の通りなっちと裕ちゃんとごっちんと真里っぺが出ます。
まだまだ未熟な文ですので書き方等指摘がありましたらどんどんして下さい。
なるべくsageて書こうと思いますのでお願いします。
2 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時12分10秒
「くぅーーー、かわいいなぁごっちんは」
誰もいないアパートの一室で、ビールを飲みながら私は1人声を上げた。
 私が今見ているのはごっちんが出ているドラマ。裏では私が出てるのもやってるが、
私は自分よりごっちんを選んだ。

モーニング娘。卒業と同時に私は当時付き合っていた矢口真里と別れ、今ドラマをやっ
ている後藤真希と付き合いだした。矢口にフラれて心が弱っていた私を慰めてくれたの
がごっちんだった。

 CMに入ったところで、ごっちんにメールを打つ。
『今ごっちんのドラマ見てんで。かわいいなぁごっちんは』
まだCMが開ける前、着メロ炸裂。もちろんごっちんのは新曲「溢れちゃう…BE I
N LOVE」だ。
3 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時13分36秒
改行変なのは字数を間違えないためですのでご了承下さい。
といいつつ間違ってる・・・。難しいなぁ・・・。
4 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時18分13秒
ダウト発覚!!
ドラマやってるときはまだ新曲出てませんでした。すいません。
×もちろんごっちんのは新曲「溢れちゃう…BE IN LOVE」だ。
○もちろんごっちんのは「愛のバカやろう」だ。

です。
5 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時24分41秒
『ごとーは裕ちゃんの見てるよ。裕ちゃん自分の見ないの?』
すぐ返事を打つ。
『自分の見るの恥ずいやん。ごっちんだって見てないやろ?』
また30秒もしないうちに返事がくる。
『あは、そうだね  明日の収録楽しみ。裕ちゃんに会える』
嬉しいこと言ってくれるなー、この子は。いい子いい子してあげたいわ。
 でも私にとって嬉しいことばかりではなかった。そう、元カノ矢口真里。卒業した後
も何度か娘。と仕事はしているが、矢口とは一言も喋らなかった。私がなにか話しかけ
ようとしても、矢口は目をそらしてしまった。
6 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時37分23秒
1人考えていると、また「愛のバカやろう」が鳴り出した。
『裕ちゃんもしかしてやぐっつぁんの事気にしてる?』
この子は痛いとこ突くなぁホント。悪気はないんやろけどな。
そして返事が打つ暇もなく続きが来た。
『私が聞いてあげよっか?』
そいつぁーないよごっちん。そりゃ聞きたくないといったらウソになるけど、
答えを聞く勇気は私にはなかった。
『大丈夫、私にはごっちんがおるから。裕ちゃん明日早いから寝るな、おやすみ』
ウソです。でもなんかもうごっちんと話したい気分じゃなくなった。

矢口と別れた理由は紛れもなく私の卒業。
そして別れたのは卒業をメンバーに明かした日だった。
7 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)12時45分12秒
−−−−−−−−−−−−−−
「どういうことなの?なんで矢口に相談してくれなかったの?
 なんで1人で勝手に決めちゃったの?」

メンバーに卒業の旨を伝えた後、たまたま矢口と2人っきりになると、
予想通り矢口は詰め寄ってきた。

「ごめんな矢口。こればっかりは私が決めようと思ってたから」
「おかしいよ、矢口とは3年も一緒にやってきたし、それに付き合って1年以上たつんだよ」
矢口の頬に涙が伝っていた。矢口の涙を見るのがこのときとてもつらかった。
「だからごめんて。わかってや、私の気持ち」
「わかんないね。どーせ私たちってこの程度の関係なんでしょ、もう別れよ」
なんでそうなるかなー?なるべく穏やかに話すつもりだったのに、私もついにキレた。
「なんでわからんの!? しゃあない、もうええわ。別れよ」
私の頬も、涙が伝っていた。

−−−−−−−−−−−−−−


8 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)19時10分51秒
その後、大阪城ホールでもライブを最後に卒業した。それまで私と矢口の仲は険悪なままだった。
でも私は信じていた。「裕ちゃん、こないだはごめん。愛してるよ」矢口が言うことを。

 でも現実はそう甘くはなかった。矢口が最後に言った言葉は、
「ごめんね裕ちゃん、私なっちと付き合いだしたから」
だった。ドラマみたいな結末は、現実には存在しないとこのとき痛感した。

急に悲しくなった私は、携帯を机の上に放り投げて、1本目がまだ残っているにも関わらず、
2本目のビールを開け、一気に飲み干した。次の日が仕事なのにこんな飲み方をするのは珍しい。
でも酔い潰れてでもいないと眠れないような気がした。私は立ち上がるとよろよろと冷蔵庫の前に行き、
中から缶ビールを2本取り出し、またソファーに戻った。
9 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)19時20分06秒
ここで訂正、というかお知らせ。
大阪城のビデオ見てもらえば分かると思いますが、裕ちゃんと矢口のあいだにこんなこと
あるわけがありませんので、あくまでお話と言うことでお願いします。

これ誰か読む人いるのかな〜?
10 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)19時27分08秒
いつのまにかごっちんのドラマは終わっていた。テレビを消し、3本目を開けると、また一気に飲み干した。
「あかんなー、酔い潰れる前にアル中で死ぬかも」
娘。を卒業してから、というより矢口と別れてからやたら独り言が増えた気がする。
このことをごっちんに話したら、「もう年なんだよ、裕ちゃんは」って言われた。あの笑顔で。

 2本連続の一気飲みが効いてきたのか、徐々に意識が無くなっていくのがわかった。l
なんとか部屋に向かい、ベッドに倒れ込むと意識が遠のいていった。
11 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月23日(日)20時18分44秒
読んでますよ。なんか面白そうなんで頑張ってください。
12 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月23日(日)23時54分44秒
おお、初レスだ。ありがとうございます。
ちなみに題名のなっち裕ちゃんまき矢口は、タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこ風に読んで下さい。

>>11
中澤「読んでくれてる人いるやん、よかったなあ作者!」
作者「ありがとうございますホント」
中澤「読んでくれてる人がいるのに明後日から試験とかいういいわけで更新しない気じゃないやろな?」
作者「ありません・・・(汗) 多分・・・(冷汗)」
中澤「しかも試験終わった来週土日に徹夜麻雀するつもりやないやろな?」
作者「・・・・(逃走)」
中澤「まてこら、逃げんなー(追跡)」

作者の運命やいかに!? 試験の結果は? 更新は出来るのか・・・  続く
13 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月24日(月)05時54分35秒
ここにも読んでいるものいるよ。
タイトルみて・・・勝手になちゅー&まきまりかと思った。(w
本編読んで違う事確認。(w
つなぎ&ごま大好きなので先がかなり楽しみ。
更新待ってまーす。
14 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月24日(月)14時06分25秒

読んでますよ!!
 続き気になりますのでがんばって下さい。
 
15 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月25日(火)00時32分46秒
>>13 名無し読者さん
中澤「まずは読んでくれてありがとうございます」
作者「ありがとうございます」
中澤「あんたが題名考えておかんから誤解されるんやで」
作者「すいません。登場人物並べただけです・・・」
中澤「しかもなんで矢口は漢字やねん」
作者「中澤さんも漢字ですが・・・」
中澤「私はええねん。くちごたえすんな、シバくでこら」
作者「・・・」

>>14 名無し読者さん
中澤「続き気になるってよ、はよ更新しなさい」
作者「でも明日から試験・・・」
中澤「試験勉強言うてゲームボーイやってることおかんにチクるで」
作者「わかりましたぁ、更新します(怯)」

というわけでちょこっと更新します。


14
16 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月25日(火)00時42分00秒
カーテンの隙間から入り込む朝日で、私は目を覚ました。
どうも体がだるい。見れば、昨日帰ったままの服で布団も掛けずに寝ていた。
「う、頭痛い・・・」
昨日あんな飲み方をしたんだから仕方がない。なんとか立ち上がり、リビングに出た。

机の上には体がかったるい原因の−−まあ原因は私なんだけど、ビールの缶がのっていた。
空き缶とまだ開けてないのはいいが、問題は飲みかけの1本目だった。
まだ半分近く残っていたが、飲む気にはならなかった。

とりあえずラップをかけて冷蔵庫に入れて置いた。ただ一晩放置してアルコールも
炭酸も抜けたビールなんて私は飲まないだろう。今度ごっちんが来たとき飲ませるか。
適当に朝食をとり、まだだいぶ早かったが仕事場へと向かった。
17 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月25日(火)16時00分55秒
当然控え室は別だった。昔のままの関係なら、娘。の控え室に行って、
「や〜ぐち〜」
とかさけんでただろう。まあ別に「ごっちーん」て叫んできてもいいだろうけど、
矢口の冷ややかな視線が予想できたのでやめておいた。

1人の控え室はどうも好きになれない。
うるさいと思っていた辻加護もいなければ寂しいものだ。そう思ったときだった。
『コンコン』
遠慮がちにノックされてドアが開いた。姿を見せたのは辻だった。
「おう、辻会いたかったで〜、ほら、そんなとこ立ってないでこっち来ぃや」
私が膝を叩くと、辻はトコトコ歩いて私の上に座り、手をつきだした。
その手にはあめ玉が握られていた。
そのあめ玉を受け取って頭をなでてやる。でも辻の顔は沈んでいた。
「どうした?辻ちゃんなんかあった?」
いつもの中澤裕子からやさしいお姉ちゃん(?)に早変わりした。
「本当はここ来ちゃいけなかったんです」
18 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月26日(水)00時49分10秒
作者「あの・・・、中澤さん?」
中澤「なんや」
作者「大阪城のDVDの、最後のシーン見てたらこの話書きにくくて・・・」
中澤「まあな、ありえへんもんな、ウチと矢口はラブラブやで
作者「・・・(無視) まあ明日も試験なんで更新はちょっと待って下さいな」
中澤「誰も待ってなかったりしてな(ボソッ)」

このレスのネタかってに姐さん使ってるけどみなさんどう思ってんだろ?
不評ならやめますが・・・。
19 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月26日(水)21時36分10秒
かなり楽しんでよませてもらってます。
書いてくださいよ〜
中澤☆
20 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月28日(金)00時05分23秒
>>19 名無し読者さん
中澤:楽しんでくれてるとさ。感謝しなさい。
作者:ありがとうございます。
中澤:なんかこの流れまえにもあったな。ま、ええわ。それよりあんた私の写真集
   買ったんやってな?
作者:買いましたよ〜。まじ最高っす。姐さん惚れなおしましたよ〜(爆)
中澤:悪いな、あんたが惚れても私は矢口一筋や。
作者:そういう誤解を招く上に話の進行に問題が出る発言は控えて下さい。

この作者&姐さんトークはレスであると共に作者の独り言に姐さんを巻き込んだとでも
考えて下さい。では更新すた〜と。
21 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月28日(金)00時19分59秒
私は黙って続きを待った。
「矢口さんが、中澤さんと会うなって・・・」
ふーん、矢口がねぇー。まあ矢口の影響力じゃミニモニ。が精一杯だろうな。
「でも会いに来てくれたんやろ?」
辻はコクンと頷いた。
「辻!!」
部屋の外から声が聞こえて、辻がビクッとふるえた。

ノックも無しに入ってきたのは、ウワサの矢口だった。
「来ちゃダメって言ったよね。もう打ち合わせ始まるし、帰りな」
辻は、私と矢口を順番に眺めていたが、やがて出ていった。
矢口も私を一睨みすると出ていこうとした。
「矢口!」
そんな矢口を、私は呼び止めていた。
「なに?」
とがった口調、汚いものでも見るような目。「裕ちゃーん」と飛びついてきた頃とは大違いだ。
「なんで私を避けるん?なんで辻にまで言うん?」
「いつまでも卒業した人に頼っててもだめでしょ?
 紗耶香んときの後藤みたいになって欲しくないの」
矢口は恐ろしく冷静だった。
今言っても駄目だのは28年間の人生経験でよく分かった。
22 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月28日(金)00時32分04秒
「なあ矢口、今日家で話さんか?うちら2人で話してもケンカになるだけやから、
 なっちも呼んで、な?」
「なんで?何を話すのさ?」
「いままでのこと全部や、なっちには私から話しとくからな、
 あんたらも明日オフなんやろ?ゆっくり話しよーな」
矢口は結局私を睨みっぱなしだった。

なっちに電話を入れると、やっぱり少し困ったようだった。
大体別れたカップルの話し合いに立ち会うのなんか気が進む訳がない。
 それでもなっちはOKしてくれた。さすがなっち、話がわかる。
ごっちんにも一応連絡は・・・、しないどこ。何言い出すかわかったもんじゃない。

まあこれで一応準備は整った。

仕事が終わるのは私の方が早かった。共演した番組の他にもう一仕事あるらしい。
私は先に家に帰ってることにした。
 家について1時間ほどしたとき、なっちから電話が来た。
『ちょっと裕ちゃん、矢口が・・・』
は!?私と話すのがヤになって逃走したとか・・・?
『行きたくないってダダこねて、もう子供みたい。なんとかしてよ』
・・・。それだけ?そんなこと言われてもなぁ。私が言ったところで意味なさそうだし。
なんとか連れてこいとだけ言って電話を切った。
23 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月28日(金)01時40分32秒
先が・・・めちゃくちゃ・・・気に・・・
テストガンバ!
24 名前:名無し人 投稿日:2001年09月28日(金)23時30分24秒
俺も、先が読みたい。
このメンバーマンセー!!
25 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月28日(金)23時49分53秒
>>23 名無し読者さん
後藤:ゆうちゃ〜ん
中澤:あれごっちん。アホ作者はどうした?
後藤:ああ、あの人ならね〜、化学と電基基礎追試の上に危険物処理の勉強するって。
中澤:なんやそれ?あいつどういう高校かよっとんねん?
後藤:し〜らな〜い。でね〜、次の更新は日曜日の深夜に裕ちゃんのラジオ聞きながら
   するって。だからちょっと待っててくださいね〜。
中澤:そっか、じゃあ明日はアホ作者の相手しなくてええんやな?
   ごっちんこれから遊びいこか?
後藤:うん、行く〜

というわけで、2人が遊びに行って帰ってくるのが日曜深夜なので更新はその辺です。
26 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月30日(日)13時33分33秒
今日ANNssはお休みだよ。
多分「フットルース」初日だからと思うけど・・・
来週まで姐さんの声聞けないよ〜。
27 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年09月30日(日)23時53分54秒
安倍:レスネタ初登場だーべさー
矢口:同じく初登場矢口でーす
安倍:ということで、また作者はいませんね。
矢口:裕ちゃんとごっつぁんもいないから、私たちで勝手に更新しましょう。
28 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時02分20秒
そう言っておいてなんだけど、ホントは矢口が来たくないならそれで良かった。
矢口が話したくないならそれでいい。矢口が関係修復を望んでないのだから。

 なっちの電話から10分後、インターホンが鳴らされた。
「はぁー、来てしまったか」
また独り言を言いながらドアを開けると・・・、
「ごっちん!!」
そう、あらわれたのはごっちんだった。
「ごめん、やぐっちゃんとなっちの話聞いちゃった。いいでしょ?私も立ち会って」
断れなかった。私はごっちんを部屋に通して矢口たちを待った。
 その間、昨日の気の抜けたビールを飲んだごっちんは、私を気遣ってか何も話さなかった。
気持ちは嬉しかったけど、その沈黙が余計私を不安にさせた。
『ピーンポーン』
ついに来た。私は無言で立ち上がると玄関へ向かった。
ドアを開けると、なぜか笑顔のなっちと、そう後ろに隠れるようにして矢口が立っていた。
29 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時20分54秒
「入って」
矢口はなかなか入ろうとしなかった。なっちに促されてやっと靴をぬぎはじめた。
「あれー?ごっちんじゃん。どうしたのー?」
先に奥に入ったなっちが声を上げた。あいにく玄関では私と矢口2人っきり。
「3人でじゃなかったの?それともあれ?私はごっちんと付き合ってますって言いたいんだ」
矢口は相変わらずあの冷めた目で私を見ていた。
「後藤の前でそれ言ったらいくらあんたでも許さんからな」
それだけ言って中に入った。

 なっちとごっちんは向かい合うように座っていた。つまり私と矢口が向かい合うってことだ。
矢口が座ったのを見て私も座った。
「なあ矢口、私のどこが気にいらんの?」
前置き無しに本題に入った。矢口は下を向いたまま黙り込んだ。
「加護と辻に紗耶香んときの後藤みたいになってほしくないのは分かる。そらミニモニ。
  のリーダーとしては正しいことしてるかもしれんわ。でも人間としてやってること最低やで。
  あんたは私に逆恨みして、2人巻き込んで、2人に余計な心配かけさせてるだけや。
  それがリーダーのすることか?どうなんや?矢口、黙ってないでなんか言えや」
私は3ヶ月間たまりにたまった鬱憤を爆発させた。
30 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時30分20秒
「裕ちゃんに、ヤグチの気持ちなんかわかんないよ!!」
そう叫んで矢口は泣き出してしまった。それを見て、なっちが駆け寄ろうとした。
「なっち!!!ええから座っとけや」
私が怒鳴ると、なっちはごっちんに口パクで話しかけ、なにか会話を交わしていた。
ごっちんの言いたいことは分かる。私はわざとらしくため息をついた。
「なあ、悪いんやけど、なっちとごっちん2人でコンビニ行って飲み物買ってきてくれへん?
 場所はごっちんが知ってるから。釣りは2人で分けてな」
私は財布から2千円札を1枚取りだし、なっちに渡した。
予想通りごっちんはこの場から出たかったらしく、素早く出ていった。

「矢口、泣いてないでなんか言えや?言いたいことあるやろ?」
私は立ち上がると、矢口に近づいていった。そして矢口を優しく抱きしめた。
矢口は拒まなかった。私は矢口の背中を撫でながら、話してくれるのを待った。
「私が・・・」
小さな声で、ついに矢口が言った。
「なんや?」
先ほどとはうって変わって、優しい声で言った。
「私が裕ちゃん嫌いになるわけないじゃん」
は〜、矢口、その言葉を待ってたぜぃ。
31 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時38分27秒
「私、裕ちゃんがやめるって聞いたとき、なんで相談してくれなかったんだろうって
 ずっと考えてた。裕ちゃん1人で抱え込んじゃうタイプだし、しょうがないって思うようにした。
 でもダメだった。だから関係ない辻と加護も巻き込んで・・・、子供だよねヤグチは。

 その間全然仕事に集中できなくて、そんなときになっちが慰めてくれて、で、裕ちゃんに最後、
 なっちと付き合ってるって言ったとき、ホントは付き合ってなかったんだ。でもなんか
 悔しくてそう言っちゃった。あの時ちゃんと話してれば別れなくてすんだかもね」
矢口は目をコシコシ擦りながら言った。
32 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時41分09秒
「私、裕ちゃんがやめるって聞いたとき、なんで相談してくれなかったんだろうって
 ずっと考えてた。裕ちゃん1人で抱え込んじゃうタイプだし、しょうがないって思うようにした。
 でもダメだった。だから関係ない辻と加護も巻き込んで・・・、子供だよねヤグチは。

 その間全然仕事に集中できなくて、そんなときになっちが慰めてくれて、で、裕ちゃんに最後、
 なっちと付き合ってるって言ったとき、ホントは付き合ってなかったんだ。でもなんか
 悔しくてそう言っちゃった。あの時ちゃんと話してれば別れなくてすんだかもね」
矢口は目をコシコシ擦りながら言った。
「ゴメンな矢口。このことは裕ちゃんが全部悪いんや、矢口は悪くない。
 裕ちゃんがちゃんと話せば良かったな」
私は、矢口を思いっきり抱きしめた。
「裕ちゃん、大好きだよ・・・、でも今なっちと付き合ってるから・・・」
矢口はちょっと言葉を濁らせた。
「ええよ、なっちと付き合いな、今度なっちとごっちんと4人で遊び行こな」
「裕ちゃん、私にも言って」
「・・・」
「早く」
「・・・矢口、大好きやで
私は矢口の顔を押さえると、徐々に唇を近づけていった。
33 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)00時43分25秒
作者:というところで今回の更新終わり。
中澤:なんでや?めっちゃええとこなのに〜。
作者:だからです。ドラマならCMのタイミング。しっかし今回はなんか失敗多いな(鬱)
中澤:ホントあげてったらきりがない。
作者:次回の更新は明日、出来たらいいな〜。
34 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月01日(月)00時52分02秒
もっと、なっちを出してください。
明日の更新がんばれ!!!
35 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月01日(月)00時57分33秒
先が〜ドキドキワクワク。
ゆうごま&なちまりが・・・やぐちゅー&ごまなちに変化するのかと・・・
思ったら・・・違ったみたいで(w
なんか先が読めなくていい感じです。
36 名前:セーラム 投稿日:2001年10月01日(月)13時38分30秒
自分としては、やぐちゅーにこのままなってほしい
37 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月01日(月)17時58分20秒
>>34 >>35 名無しさん&名無し読者さん
作者:なっちはこの後にちょこっと出てくる予定です。
   ついでに続編が書けたら今度はなっち主役になると思います。
中澤:書けたら・・・か。
後藤:ごとーは主役じゃないの〜?
中澤:35さん、先が読めないのは作者がヘボだからで〜す。
後藤:ごとーは〜?
作者:ごとーは主役の予定今のところ無し。希望が出れば書くかもね。

>>36 セーラムさん
作者:この後の展開はやぐちゅーでもいいんですけど、もう書いちゃったんで今回はすみません。
中澤:そうやなー、私はどっちでもええで。でも今から書きかえる実力無いもんな。
作者:はい、すみません・・・。

明日が化学の再テストなんで、今日の更新は無理っぽい・・・。
でも頑張って出来たらします。
38 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月02日(火)01時25分45秒
「ただいまー」
さっきまでの重苦しい空気を忘れたのか、ドアを開けるなりごっちんが叫びやがった。
あのやろ〜、ええとこやったのに。
 中に入ってきたごっちんは、私と矢口の様子を見て顔を赤らめた。なんかかわいい。
「ごめん、あの、邪魔するつもりはなくて、その、なんでケンカにてたのに
 キスしようとするのかなーなんて、ははは」
よくわからん。
「ほらみー、ごっいん。なっちの言うとおりだべ、仲直りするんだからこの2人は。
 もっとも矢口は渡さないけどね」
こいつもよくわからん。
「そんなことより飲み物買ってきたんか?」
いや、買ってきたから帰っていたんでしょうが。
「なっちが絶対2人は仲直りして、この後ぱーてーになるからって、ジュースも買ったし、
 お酒もいっぱい買ったし、お菓子とか、おつまみも」
ごっちんがなっちの真似して言うもんだから私もつい吹き出してしまった。
ナッチ的にはパーティーって言ってるらしいが・・・。
39 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月02日(火)01時36分09秒
「もー、ごっちんぱーてーなんて言ってないべ、ちゃんとぱーてーって言ってるべ」
かわってないっすよ、なっつぁん。
 なっちの暴走の裏で、ごっちんが笑顔で両手をつきだした。考えは分かる。
2千円じゃ足りなかった分のお金を貰おうというのだ。この辺はしっかりしている。
仕方なくもう1枚2千円札を渡すとおとなしく引き下がった。こんだけ買って4千円か。
「えーから、早く飲も飲も」
しっかしなっちはよくこのベビーフェイスで酒を売ってもらえたこと。
知り合いとかじゃなきゃこの子成人には見えないと思うけどなぁ。
もしかしてあの店員なっちのファンか?

細かいことは追い説いて、四人で缶ビールを1本づつ開けて飲むことにした。
「それじゃあ、裕ちゃんと矢口の仲直りと、2組のカップルの幸せを祝って、カンパイ!」
40 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月02日(火)01時39分58秒
作者:ということで第一章・第1部はおしまい。続いては第2部です。
中澤:最後の最後でミスっとるな。
作者:はい。×追い説いて、○追いといて、です。
中澤:なんかしっかしちゃちな話やな。最後の方。
作者:ホントはなっちが未成年のはずだったんですよ。そしたら二十歳になってて。
中澤:あんた化学の再テストやろ明日。いいんか?
作者:いきなり話し飛びすぎです。 まあ大丈夫でしょう。では第2部ですどうぞ。
41 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月02日(火)02時03分26秒
飲みだしたらもう止まらない。でもなっちもごっちんも、そして矢口までもが
お泊まりセットを持ってきていたというから驚きだ。
「ひゃはははは、もー、裕ちゃんたらー」
なっちの前にはビールの空き缶が山になっていた。
「なっち、ちょっと飲み過ぎやで」
「もー、固いこと言わないの、せっかく2人が仲直りしたんだから」
完全に酔ったなっちの暴走は誰にも止められない。

ちなみにごっちんは1本飲みきっておねむらしい。私の方によりかかってウトウトしている。
ついでに矢口は3本飲んで眠っている。
「ごっちん、眠いんなら私のベッドで寝てえーよ?」
聞いてみたものの、ごっちんが寝ると言うわけなく、
「やぁだ、まだ裕ちゃんといる
と言って甘えてくる。
「ごっちんは甘えたさんやなぁ」
と言ってごっちんのさらさらの髪を撫でてやる。ふにゃっと笑うごっちんの顔を
見ていると、こっちまで頬がゆるむ。
42 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月02日(火)02時50分14秒
リアルタイム!!
仲良きことはイイことだ、こっちまで頬がゆるむね(w
43 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月04日(木)04時43分46秒
まだかなまだかな?(w
テストはいつまでなのかな?
待ってまーす
44 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月04日(木)16時49分59秒
作者:どーも、皆さんお久しぶりです。
   一応テストは終わったんですが、今日学校行事で30キロ山登りをさせられました。
   5時間で。 ということでばたんきゅー状態ですのでちょっと待って下さいな。
45 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月05日(金)17時11分15秒

 恐ろしい行事ですね…
 疲れをいやしてまたがんばってください!!
46 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月06日(土)04時38分34秒
すごいな、おれだったら確実にサボってるな。
47 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月07日(日)20時41分30秒
久しぶりの作者です。しばらく留守してすいません。
ちなみに姐さんとのレスネタは面倒なのでやめました。
希望があれば復活しますが、多分ないと思うので。

>>45.46 名無し読者さん
恐ろしい行事なんですよ。ちなみにその道の標識には15%下りor登りと書いてあります。
足つりますねー。しかもサボると補習でもう1回同じ事やらされます。
とにかく地獄です。

さて、それでは更新です。
48 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月07日(日)20時42分06秒
「そこのバカップル、人前でイチャイチャするんじゃないべさ、まったく、こっちが恥ずかしくなるべさ。」
・・・。これからはなっちと酒飲むのやめよ。
「ええやん、それになっちも矢口とイチャつけばええやろ?」
この言葉にちょっと考えるなっち。そして出た言葉がこれ。
「えー、やだぁ、そんなことできないべさ、もー、裕ちゃんのえっち」
どうやらなっち、完全に壊れてしまったらしい。こうなったらしゃーないから
矢口と一緒に寝てもらお。
「なあなっち、今日仕事で疲れてるやろからそろそろ休み、布団用意するから」
と言ってみたが・・・。
「ZZZzzz・・・」
もう寝てんのかい。こりゃ強制退場やな。とりあえずかなり眠そうなごっちんを横にさせて、
私の寝室じゃないもう一個の四畳半の部屋に布団を引いて、なっちと矢口を押し込んだ。
リビングに戻ると、当然ごっちんは寝ているわけで。
「ごっちん、そろそろ寝よか?裕ちゃん一緒に寝てあげるから、な?」
目をコシコシこすりながらコクンとうなずくごっちん。
49 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月07日(日)20時43分40秒
「ねえ・・・」
「なんや?」
「・・・お姫様抱っこして・・・?」
とっても恥ずかしそうに言うごっちんがかわいくて断れるわけがない。
「わかったわかった、いくで」
よっこらせと言いつつ持ち上げる。あれまぁごっちんもすくすく成長して、私も年とるわけだ。
つまり何が言いたいかというと・・・。
「重い・・・」
もともと私より体のでかいごっちん。当然持ち上げるのにはかなりの力が必要ってわけで、
よろよろしながらベッドまで運んだ。
「お姫様、ご気分はいかがでしたか?」
「・・・」
死にそうな私と対照的に、ごっちんはすでに幸せそうに眠っていた。
 ごっちんの寝顔を少し眺めてからリビングの電気を消して、
私もベッドに入ると、すぐに眠りについた。
50 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月07日(日)20時48分03秒
やべ・・・、sage忘れた。鬱だ・・・。
気を取り直して、緊急告知。
書き置きが底をつきました。これから頑張って書きます。
が、高校1年にしてついにmyRoomにパソコンが入りました。
ので、これからはそれで書いて、あとはフロッピーで持ち運び。
なんと楽なんだ! さて、頑張ります。
51 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月08日(月)11時19分03秒
おーマイパソコンおめでとうございます!
続きを楽しみにしています。頑張ってくださいー。
52 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)17時33分58秒
朝、すずめの声、カーテンの隙間から入り込む朝日。なんともすがすがしい目覚めだ。
と言いたいところだが、今の私にそんな余裕はない。
「暑い・・・」

寝ているときからなんとなく圧迫感を感じていたのだが、目がさめてやっとわかった。
ごっちんが抱き枕かなんかと勘違いしてるのだろう、私に思いっきり抱きついていた。
よりによって向き合うように寝てたまま抱きつかれてるもんだから、
目を開ければごっちんの顔面どアップ。微妙に開かれた唇のせいで、
朝から私の理性はプッツン寸前だ。
「ちょっとぐらいならかまわへんよな・・・?」
全く起きる気配を見せないごっちんに語り掛け、一人納得した私は、徐々に唇を近づける。が、
「・・・裕ちゃんはあとはあと
あかん、起きたか・・・?って起きてへんやん。寝言か。びっくりするわ。
「えっちはあとはあと
・・・。この子はどんな夢を見てるんだか・・・。夢の中の私が変なことしないうちに起こしちゃお。
「ごっちん、ほら、朝やで、起きな」
起こすといっても私はごっちんの中で寝てるんだから、ちょっと暴れればすぐ起きるはず・・・。
53 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)17時35分24秒
「・・・」
ごっちんに限ってはこの常識通用しないか・・・。まったく、世話がやける。
「ごっちん、おーい、起きろ」
更に暴れたらやっとごっちんが目を開けた。
「おはよ」
やっと圧迫感と厚さから開放されすがすがしい私とは違ってごっちんはなんか機嫌が悪そうだ。
「ばか・・・」
朝起きてはじめの一言がばかはないよな〜。
「なにがばかやねん?」
「いいとこだったのに・・・」
そういい残してごっちんはとっとと寝室を出て行った。
寝言でえっちとか言ってて起こしたらいいとこだったってことはもうあれしかないやん。
フッフッフ、まったく、ごっちんも言えばやってあげるのに・・・。
って私は変態オヤジか。
54 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)23時48分09秒
ごっちんを追ってリビングに出ると、矢口がソファーに座ってテレビを見ていた。
「おはよ、裕ちゃん」
「おはよ、矢口、あれ?ごっちんは?」
言いながら、矢口とは反対のソファーに座る。
「トイレ。それより裕ちゃん後藤になんかしたの?怒ってたよ」
「ん、まあちょっとな、たいした事やないけど」
そうこうしているうちにごっちんが戻ってきた。まだ顔は起こってるっぽいけど、私の横に座った。
「ごっちん、夢ん中のえっち邪魔されたからって怒らんといてな」
矢口に聞こえないように耳元で言うと、ごっちんの顔は真っ赤になった。
「なんで分かるの!?」
「寝言で言ってたで、裕ちゃんのえっちとか。なんなら矢口たち帰ったら夢の続きやるか?」
ごっちんは恥ずかしそうにうなずいた。
55 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)23時53分17秒
「ほら、そこ。朝っぱらからイチャイチャしないで、むかつくから」
昨日なっちに言われたようなことを矢口にまで言われた。ん?そういえばなっち・・・。
「なっちはまだ寝てるって。昨日誰かさんがお酒飲ませたせいでね」
それは私ですか?勝手になっちがどんどん飲んだんやんか。
「わかったわかった。じゃあ私は朝ご飯でも作るかな」
作るかなといっても毎朝たいしたものは食べていない。
大体パンを焼いて、バターを塗って、コーヒー入れてはい出来上がり。
って感じなわけで、パンをセットすれば3分後にはできてるわけだし、
コーヒーはコーヒーメーカーのスイッチを入れればこれまた3分後にはできてる。
便利な世の中になったもんだ。
56 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)23時54分25秒
 と時代を感じてるうちにパンも焼きあがり、コーヒーもいい香りを漂わせている。
「矢口、できたからなっち起こしてきて」
パンを皿に乗せ、コーヒーを入れ、それを机に持っていく。ちょうどなっちも起きてきた。
「おはよ〜、あ〜、いい香り、やっぱいいコーヒーは違うべ」
昨日あんなに飲んでいて今日平然としているなっち、やはり只者ではない。
「もー、なっちも裕ちゃんも早くしてよー、ヤグチおなかすいた〜」
矢口が機嫌悪かったのはおなかがすいてたから。だったらそう言えっちゅーに。

「あれ〜、なっちまだミルク入れてるんかー?おこちゃまやなー」
コーヒーにミルクと砂糖を入れて飲んでるなっちに言った。
「うるさ〜い。北海道の人はみんなミルク入れて飲むんだべさ」
いや、その言い訳は苦しいぞ・・・。でも圭織もミルク入れてたな。
 ふと横のごっちんを見ると、いつもはミルクを入れてるのに、今日は入れないで飲んでいた。
「ごっちんどうしたん?ミルク入れんの?」
「ごとーは子供じゃないもん」
57 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月08日(月)23時56分37秒
すごい鬱だ。スレを間違えて人の所に書き込んでしまった。
上の方、本当にすいません。

さて、気を取り直して、今日は結構進みましたね。これがマイルームパワーだ。
明日からまた学校なんで、ちょっと更新は遅れ気味。でも頑張ります。
58 名前:ボーズゥ 投稿日:2001年10月09日(火)00時14分41秒
上のスレで書いていた者です削除依頼出しましたので気にしないで下さい。
俺もこれから頑張っていく予定なので銀板を盛り上げていきましょう。

面白いでこれからも頑張ってください。
ていうか、俺が頑張らんと・・・
59 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月10日(水)11時02分22秒
待ってまーす!
ガンバってください(w
60 名前:名無し君 投稿日:2001年10月10日(水)22時49分48秒
作者さん先がかなり気になって眠れません(w
どうか・・・更新をお願いしまーす。(w
61 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月11日(木)23時16分02秒
>>59 名無しさん(さん) >>60 名無し君さん
そう言っていただけると非常に嬉しいです。
が、今、行き詰まってます・・・。なぜか浮かんでくるのは第2部の話だけ。
一応次回の更新で第1部は終わらせようと思ってるんですけどね。
今はちょこっと学校が忙しいので(いいわけ)明日かもしかしたら明後日になるかもしれませんが
放置することだけは絶対にないので待っていて下さい。お願いします。
62 名前:名無し読者。 投稿日:2001年10月14日(日)19時52分34秒
まだかな?
63 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月14日(日)23時07分52秒
ほっぺたをふくらましつつ言うごっちん。その顔で子供やない言われてもなぁ。
「なんやごっちんそんなこと気にしてんのか?ごっちんは子供でもかわいいんだからええやん」
私にかわいいと言われるのにとことん弱いごっちん。すぐあのふにゃっとした笑い顔になる。
「そーお?ならごとー子供でもいいやはあとはあと
といってミルク1個と角砂糖を2個入れた。
「2人で仲のいいときに悪いけど、ヤグチたちご飯食べたら帰るね」
「なんや、もう帰るのか?」
「うん、2人の邪魔しちゃわるいし、私たちも行くとこあるから」
「よかったな、ごっちん。2人もう帰るって」
またまた矢口たちに聞こえないように言うと、またまた顔が真っ赤になった。
64 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月14日(日)23時09分36秒
「じゃ、裕ちゃんありがとね」
ずいぶんとまあ時間が経ったが気にしないで、矢口たちは帰っていった。
見送ったごっちんはえらい笑顔。はっきり言って恐い・・・。
「やっと帰ったね、2人」
やっと帰ったねはちょっとひどいなーと思いつつ、私たちはリビングに戻った。

ソファーに座ってテレビを眺めてると、隣のごっちんは目をつぶって唇を突き出してきた。
仕方なくキスしてあげると、うれしそうに立ち上がった。
「じゃ、私シャワー浴びてくるね」
自分のバッグから着替えを取り出すと、バスルームへと消えていった。
65 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月14日(日)23時11分10秒
1人になって初めて私はさっき言った言葉の重大さに気づいた。
なんてったって相手はまだ16歳。私と12歳もはなれてるんだから。
そりゃあ付き合ってるんだし、ごっちんとやりたいけど・・・。
やっぱりごっちんのことまだ子供だと思ってるんだろな。
はじめてあったときごっちんまだ13やったし。

結局考えがまとまらないうちにごっちんが出てきて、入れ替わりに私もシャワーを浴びた。
私の中では迷ってるけど、私が言い出したことだし、ごっちんはメッチャやる気だし、
それに答えてあげなきゃかわいそうだし、第一昨日浴びてなかったから、いつもより丹念に体を洗った。
66 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月14日(日)23時14分30秒
シャワーからあがると、ごっちんはリビングにいなかった。
寝室のほうをのぞくと、ベッドに座って待っていた。
私もごっちんの横に座ると、思いっきりごっちんを抱きしめた。
そしてそのままキスして、ごっちんをベッドに押し倒した。
「なあごっちん、ひとつ聞いてええ?」
「なに?」
「初めて?」
ごっちんは無言でうなずく。
「ええの?はじめてが私で?まだ若いんやし・・・」
「裕ちゃんがいいの」
ごっちんの決意は固かった・・・ぽい。私も心を決めた。

「ごっち・・・真希、大好きやで」
「私も大好きだよ、裕ちゃん」

そして、わたしたちは二人の世界へとすい込まれていった・・・。
67 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月14日(日)23時19分00秒
というところで第1話終了です。
どうでしたでしょうか?なんか64〜はいまいち自分でもどうかなーと思ってます。
ちなみに裕ちゃんとごっちんの行為の続きはご想像にお任せします。
16歳の表現力では無理ですので・・・。

では、更新が遅れたくせにたいしていいお話で終わらなかったお詫びに第2話の更新をちょこっと。
68 名前:第2話 投稿日:2001年10月14日(日)23時26分35秒
「やーぐちー、おるかー?」
ノックも無しに入ってくる女、中澤裕子28歳、独身。
おるか〜?っているの知ってて入ってくるくせに。
それでヤグチのこと見つけると飛びついてくる。お決まりのパターン。
今日も、ほら、いつも通り、イスごと抱きついてキスしてくる。もう慣れた。
が、今日はちょっと違った。運悪くドアのほうに向いて座っていたため、イスと一緒に、
『ガッシャーン!!!』
見事転倒した。
「いってー、なにすんだよアホ裕子!」
後頭部を強打し、もしかしたらこのまま逝っちゃうかと思いつつも、叫ぶことだけは忘れなかった。
「ゴメン矢口、大丈夫か?」
裕ちゃんが、ヤグチを抱き起こしながら言った。
「大丈夫なわけないだろ、まったく」
ちょっと怒って起こしたイスを裕ちゃんと逆に向け、背中を向けたまま雑誌を読み始めた。
69 名前:第2話 投稿日:2001年10月14日(日)23時28分04秒
「そんなに怒らんでもええやんかー、なあ矢口〜」
裕ちゃんの声があまりに情けなく聞こえて、ヤグチは振り返った。
「怒ってないよ、ゆう・・・」
言葉の途中でさえぎられる。さえぎったのはもちろんアホ裕子のクチビル。
変な体勢だったせいで抵抗できない。もうされるがままだった。
「かわいいなぁ矢口は」
唇を離して裕子が言った。おいおい、それが彼女がいるやつのいう言葉か?
それでもかわいいといわれるとわっぱり嬉しいんだなぁ。ははは・・・。
って、このままだとまた襲われるような気がしたのでヤグチが二日間寝ずに・・・、
それはウソだけど、考えた作戦。名づけて「アホ裕子撃退作戦」・・・まんまだ。
それは一言、こう叫ぶだけ。
「裕ちゃん、ごっちん来た!」
裕ちゃんはヤグチにまわしていた手をパッと離してドアのほうを振り向く。
その一瞬の隙を突いて、ヤグチは奥のなっちのもとに避難する、完璧。
「やぐち〜、うそはいかんて」
裕ちゃんがめっちゃ悔しそうな顔してる。ざまぁみろだ。
70 名前:第2話 投稿日:2001年10月14日(日)23時29分17秒
あの話し合いのあと、私は辻と加護に謝った。
悪いことしたのは分かってたし、謝るのは人間として当然のことだ。
でも、最後の踏ん切りがつかなかった。私のミニモニ。リーダーとしての
意味の無いプライドのせいで、辻加護に謝るということがどうしてもできなかったのだ。
でも結局決めてになったのは、裕ちゃんの、
「謝らんなら仲直りせーへん、謝ってホントの仲直りや」
って言葉だった。

いざ謝ってみると簡単なものだった。辻加護も私を気遣って・・・、
かは知らないけど、なにも言わなかった。
が、仲直りしてみるとそれは大変なものだった。
毎日のようにモーニングの楽屋にきては私かごっちんに抱きついてキスする。
いっくら抗議しても「スキンシップや!!」で済まされてしまう。
でも、モーニングの楽屋はあっぱこうでなきゃと思う。
現メンバーと元メンバーが仲良くて、みんなが笑っていられる楽屋。
こんな楽屋で毎日幸せなヤグチだったのでした。おしまい。
71 名前:第2話 投稿日:2001年10月14日(日)23時31分08秒
「アンタ1人で勝手に終わらせんなボケェ!」
人の回想にまで突っ込みいれないでほしいなぁ、まったく。
「なっち、へへへ」
なっちの前ではもうデレデレのヤグチだった。でもなっち、なんか変だ。
「なっち、どしたの?元気ないじゃん」
ヤグチが言ってもどこか1点を見つめるばかり。もしかして、圭織が移った!?
「ねえ、なっち、どーしたの、ねえ?」
「ん、あ、矢口、なんでもないべさ。なっちちょっとトイレいってくるね」
そそくさと出て行ってしまうなっち。それをぼけぇ〜っと見送るヤグチ。
「あーあ、ヤグチフられちゃった〜、かわいそ〜」
向こうでアホ裕子がなんか言ってるけどむかつくから無視。
したら今度は圭ちゃんがやってきて、衝撃の一言。
「矢口、あんた最近裕ちゃんと仲良くしすぎよ」
72 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月15日(月)01時05分30秒
ゆうごま最高。
甘えるごっちんがかわいい。
73 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月16日(火)09時55分01秒
やぐちゅー大すきの者ですが・・・
ゆうごま&なちやぐいいっすね!
ゆうなちの友情シーンも読んでみたい。
74 名前:ゆうごまなちまり好き。 投稿日:2001年10月21日(日)02時51分50秒
もう・・・待てないよー。
作者さん更新待ちくたびれたよー(w
75 名前:第2話 投稿日:2001年10月21日(日)23時24分38秒
お久しぶりです、作者です。
まず訂正。
>>70
でも、モーニングの楽屋はあっぱこうでなきゃと思う。 となってますが、
でも、モーニングの楽屋はやっぱこうでなきゃと思う。 です。すいません。
他にも間違いがあったら言ってください。

>>72 >>73名 無し読者さん
どうもです。自分もゆうごま好きです(爆)
ゆうなちですか・・・。考えておきますね。

>>74  ゆうごまなちまり好き。さん
すいません。今週忙しかったもんで・・・。
一応言い訳しておきます。今週生徒会選挙がありました。
9票差で見事副会長に当選しました。

では更新です。
76 名前:第2話(後藤視点) 投稿日:2001年10月21日(日)23時27分47秒
最近裕ちゃんとやぐっつぁんが仲良くなって、また楽屋でふざけるようになった。
そんな2人の楽しそうな顔を見ると、私の心はチクリと痛んだ。
私と会ってるときとはまた違う、裕ちゃんの笑顔。それを見るのが最近つらくてたまらなかった。
2人を見てて思う。
裕ちゃんが私と付き合ったのはやぐっつぁんの代わりが欲しかったんじゃないかって。
付き合えれば誰でもよかったんじゃないかって。
それだったら、仲直りした今、私は裕ちゃんの彼女である必要は無いわけだ。
裕ちゃんにとっても、やぐっつぁんにとっても、私は別れたほうがいいのかな?
77 名前:第2話(後藤視点) 投稿日:2001年10月21日(日)23時28分51秒
「おはよ〜」
極力いつものように楽屋に入った。今日は珍しく裕ちゃんとやぐっつぁんが遊んでない。
というかなんかいや〜な空気が漂っている。
普段うるさい辻加護もおとなしく座ってるし、やぐっつぁんはムスッとして雑誌読んでるし、
圭ちゃんは顔がなんかキレてるっぽいし、なっちは泣きそうだし、
圭織は交信してるしよっすぃーはベーグル食べてるし梨華ちゃんはチャーミーの練習してるし・・・
ってこの辺は普通か。
 なんかこの原因が自分にあるような気がしたので、誰にも話し掛けずにすみっこに座った。
「ごっちん」
やぐっつぁんだ。声がすごく怖い。
「な、なに?」
「おはよ」
「・・・お、おはよ」
今のってなんか裏があるの?めちゃめちゃ怖いんですけど・・・。
「わ、私裕ちゃんとこ行ってくるね・・・」
このままだと危ないと判断し、裕ちゃんのほうに避難した。
78 名前:第2話(矢口視点) 投稿日:2001年10月21日(日)23時30分08秒
「矢口、あんた最近裕ちゃんと仲良くしすぎよ」
圭ちゃんの言葉。なんかすっごいムカッと来た。
「どういうことよ?」
仕事前だし、なるべく穏やかに済ませようと思って静かに言った。
「あんたの今の彼女はだれ?」
私の気持ちとは反対に、すごく挑発的な圭ちゃんの口調。
「だれって、なっちだけど、それがなに?」
「じゃあ、裕ちゃんの彼女じゃないんでしょ?」
ぷっちーん。ついにキレた。
「だから何が言いたいんだよ!言いたいことがあるならはっきり言えよ!」
ただでさえ声がでかいヤグチがさらに大声で叫んだもんだから、楽屋がシーンと静まり返った。
「あんたバカ?私がいいたいことホントにわかんないの?」
ヤグチは圭ちゃんに恨まれるようなことしたのかな・・・。今日の圭ちゃんは普通じゃない。
79 名前:第2話(矢口視点) 投稿日:2001年10月21日(日)23時31分57秒
「わかんないっつってんの、だからなんなの?」
圭ちゃんの向こうに、裕ちゃんが部屋を出て行くのが見えた。あのやろ〜、逃げやがった。
「最近なっちとごっちん元気ないのだれのせいだか分かる?」
だれのせい?そういわれてなにも言い返せなかった。
「アンタと裕ちゃんが遊んでるの見ててなっちとごっちんが悲しそうなのわかんなかった?」
くっそー、悔しいけどなにも言い返せなかった。
「これだけは言っておくけど、人の彼女奪っといて泣かせたら許さないからね」
えっ・・・、そういうことだったんだ。
圭ちゃんとなっちは前付き合ってた。でもヤグチと裕ちゃんが別れて、ヤグチがなっちに告ったら、
なっち2、3日待ってって言ってた。多分そのときに圭ちゃんと別れたんだ。
 だからこんなにいやみったらしく言ってきたんだな・・・。性格わる。
80 名前:第2話(矢口視点) 投稿日:2001年10月21日(日)23時33分57秒
圭ちゃんも戻っていったので、ヤグチもまた座って雑誌を読み始めた。
いつのまにか戻ってきていたなっちがめちゃめちゃ泣きそうだったけど、なんか話し掛けにくかった。
「おはよ〜」
この空間にはまるで不似合いなほがらかな声でごっちんが入ってきた。
でもやっぱ空間の雰囲気にのまれてるっぽい。
「ごっちん」
すんごい不機嫌なまま声をかけた。
「な、なに?」
「おはよ」
「・・・お、おはよ」
ごっちんめっちゃビビッてる。
「わ、私裕ちゃんとこ行ってくるね・・・」
ごっちんはそう言い残し、こそこそと出て行った。
81 名前:第2話(矢口視点) 投稿日:2001年10月22日(月)00時35分09秒
なんか日本シリーズ聞きながら1時間で書いたんでちょっとヘボいかなって感じですが、
いかがでしょうか? ちなみにこの後はまたごっちんと裕ちゃんになります。

さて、世間話を一つ。
新曲&新メンバー、どうでしょうか?いまだ裕ちゃん激推しの作者にすれば
どーでもいい話になりつつありますが、個人的にはあんま売れなそう・・・。
まああんまりいって売れると信用なくなるのでやめます。

またぼちぼち更新しますんでよろしく! それでは。
82 名前:猫。 投稿日:2001年10月22日(月)03時38分08秒
久々、ここにきたら・・・
やぐちゅー&KU&なっちゅー&なかよし・・・
と姐さんスレがいっぱいあって・・・かなり嬉かった。

このスレは・・・
ごまゆう&なちまり?でもうイイ!って感じです。
どんな感じかい!っていわれたら困るけど・・・
甘くもあり痛くもあり、いい感じです。
作者さんは高校生?ですか?
学校も大変でしょうが・・・更新もがんばってください。
83 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月25日(木)21時03分35秒
>>82 猫。さん
どうもです。ちなみにバリバリの高校1年生です。
ちなみに作者もとくに何も考えてないのでどんな感じって言えないと思います。

さて、いま信長の野望たるゲームにはまってしまい。まったく書けてません。
すいません・・・。まあネタ切れって説も・・・。

関係ないですがモー娘。OG市井紗耶香さん復活!しかも裕ちゃんと一緒はあとはあと
CDのなかでのおすすめは「なごり雪」原曲イルカになってるけどかぐや姫じゃないのかと
思う今日このごろ。

とにかくそのうち更新すると思うので待って下さい。
84 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時25分10秒
>>81 名前変えるの忘れてた。
さて、更新です。
85 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時27分50秒
「裕ちゃん?」
裕ちゃんの部屋のドアを開けながら言った。もしかしたらいないかなーと思ったけど、裕ちゃんはちゃんといた。
「おうごっちん、どうしたん?」
なんかやっぱり裕ちゃんも元気なさげだ。
「むこうみんな怖いから逃げてきた」
裕ちゃんの隣の椅子に座ると、裕ちゃんが髪の毛をなでてくれる。もうそれだけで幸せはあとはあと
でも今日はなんか心に引っ掛かってる。さっき考えたことが頭をよぎる。
「向こうが怖い理由裕ちゃんなんや、裕ちゃんがな、矢口と遊んでたら圭ちゃんが怒ってな」
『やぐち』この言葉が裕ちゃんから発せられるだけでドキッとする。
「ねえ裕ちゃん?」
私も覚悟を決めた。このままほっとけば私はずっと裕ちゃんの彼女だと思う。
でもそれじゃイヤだから。ちゃんとはっきりさせたかった。
86 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時30分34秒
「なんや?」
「今日の夜裕ちゃんち泊まっていい?ちょっと話したいことあるんだ」
「えーけど、明日も仕事なのに大丈夫か?」
「大丈夫、話し終わったらすぐ寝るから」
「そう?ならええけど。じゃあ裕ちゃん待ってるからな」
そのとき、私の携帯がぶるった。

『そろそろ戻ってこないと圭ちゃんがキレるよ やぐち』

「げ、圭ちゃんキレるって、私戻るね」
「あいよ、じゃあまたあとでな」
私は大急ぎで楽屋に戻った。
87 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時32分25秒
仕事も無事終わって、あっという間に夜になった。
時間が経つのって意外と早いもんだと実感した。それにしても早すぎるような気がする・・・。
まあいっか。ちなみにあの後楽屋に戻ったら、いきなり圭ちゃんに怒られた。
で、すでに私は裕ちゃんの家にいます。

「ごっちん紅茶でええ?」
「うん」
私をソファーに座らせると、裕ちゃんはいつも通りお茶の準備をはじめた。
私の話って、裕ちゃんなんだと思ってるだろ?裕ちゃんのことだから、
またえっちして?とか言うと思ってんじゃないかな?
 紅茶の入ったカップをもってきた裕ちゃんは私の隣に座った。
88 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時34分16秒
「で、話ってなに?」
相変わらず裕ちゃんは本題に入るの早いなー、普通って世間話とかから入るんじゃないの?
「え、話・・・あ、うん、あのね、その・・・」
「なんや?言いにくいことか?」
裕ちゃんすごい心配そうな顔で見てる。いいにくいな・・・。
「あーんと、その、裕ちゃんて、ごとーの彼女?」
「はぁ?そうやろ?違うん?」
「いや、そうじゃなくて、その、裕ちゃんごとーとやぐっつぁんどっち好き?」
「・・・・・・・」
裕ちゃんが黙り込む。そしていつもみたいに髪の毛をなでてくる。
89 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時35分37秒
幸せ・・・。ってそうはいかないんだから。私は裕ちゃんの手を振り払った。
今までこんなことしたことなかったから、裕ちゃんかなり驚いたみたいだ。
「ごとー怒ってんだからね。いっつもやぐっつぁんとイチャイチャしてさ。
 私だってああやってイチャイチャしたいの。それとも裕ちゃんはまだやぐっつぁん好きなの?
 やぐっつぁんと仲直りしてまた付き合いたいの?ならいいよ。ごとー別れるから。」
勢いに任せて私は心にもないこと言ってしまった。裕ちゃんと別れたくない。
だから別れるなんて言わないで・・・。
90 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時36分59秒
「好きやで、矢口のこと・・・。でもごっちんのことはもっと好きやで」
裕ちゃんが私の目を親指で拭った。いつのまにか涙が溢れていた。
「そんな、気休めならいいよ」
「気休めやない。矢口の好きはLIKEの方や、だから愛してんのはごっちんやで?」
「・・・うん」
「でも、ごめんな、寂しかったな、裕ちゃんも恥ずかしいんよ、みんなの前でごっちんと
 イチャイチャすんの。でも今度からちゃんとごっちんとこ行くから、な?」

結局裕ちゃんの話のうまさと私の単純さで、修羅場になるはずが、数分で終わってしまいました。
まあ、問題が解決した後のお泊りといったらお決まりでして・・・。
91 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時38分01秒
「裕ちゃん、えっちしよはあとはあと
「はぁ?話終わったらとっとと寝るって言ったやん」
「・・・裕ちゃんごとーのこと嫌いなんだ。だからできないんだ・・・」
「・・・わかった。やってあげるから、どうなってもしらんで?明日仕事やのに」
「裕ちゃん、顔にやけてるよ」

翌朝・・・。

「ごっちーん、仕事遅れんで、早く起きな、ごっちーん、起・き・ろー」
この叫び声が30分間続いたという。
92 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月27日(土)22時42分08秒
う〜ん、更新を重ねるごとにヘボくなっていく・・・。
なんかいまいちですね。まあこんなもんだと思ってかるーく読んで下さい。

ちなみにつぎはやぐなちです。たぶん。
93 名前:nanasi 投稿日:2001年10月28日(日)03時37分22秒
おー!更新されてる。(w
待ってましたよ。
ゆうごまやっぱほのぼのでいいっすね。
94 名前:ゆうごまなちまり好き。 投稿日:2001年10月28日(日)20時45分04秒
やった〜!!!!!
待ってたよ。
ゆうごまは・・・卒業SPからツボなのです。(w
95 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年10月29日(月)00時08分27秒
>>93 nanasiさん >>94 ゆうごまなちまり好き。さん
どうもっす。
ゆうごまいいですよねー、自分でも書いてて顔がにやけてくる(危ない)
次はやぐなちにしようと思ったけどやっぱゆうごまです。
更新は月か火にできればいいな〜。
というかやぐなちという言い方をするのか心配になってきた今日このごろです。
96 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月29日(月)02時09分44秒
      ,一-、
     / ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ <ここ!これ!う〜〜う〜〜
    ´∀`/  \__________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |
http://cgi.cx/rurubu/
97 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月29日(月)02時17分39秒
やぐなち、使うでしょ。
なちまりって言う人もいますけど…どっちが多いんだろ?

私はやぐなち好きな人間なんでやぐなちもよろしくお願いしたいです。
ゆうごまも好きですけど。
98 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月02日(金)03時44分15秒
このカップリングはヒットです。(w
ゆうごまって初めて読んだです。よしごま&なちごま&やぐちゅー&なっちゅー&なちやぐ・・・はよく読むのですが・・・
ゆうごま大好きになってしまいました。
作者さん感謝です。
99 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月02日(金)04時56分41秒
;/;;'`"~、-''''''~^'''''ー-、_,,i:i、  ヽ`ヽ、;ヽ、,,,ノ.   /"´ ̄~''/         ....ヽ
;;;/~":、---、___/´ ,,i:'''  ..   ヽ. ヽ.`'''"´  /´    ..:./         ......:i
;;;;;'''''^~~~~^'''''/ー-  ';、 ..:    `  ヽ`''ー-,,,i_    -‐''"         ........;/-、,
;;;、;;;`''ー-,,,,,,,,,,,,,,_,,,,,、_   ''       ',....    `'ー _、-'''~ ̄`''''''ー-、  ....:;/..  ヽ、
;;;ヽ、ー、;;ー-、,,,,,,,、-‐''"    .;´ ̄`,   ',....,,,,、-  /"'..;,:ヽ    、    ヽ.......:      ''ー
....:ー、ヽ、,,''ー-ヽ.''''",.,;' "^' 'ー-‐'' . _、-'''''"´  / ヽ,,,ノ   ヽ|     ヽ....   ..
..:ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;.     ヽ /"     i..:        i:     '..:   ....:
、..ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';''   ノノノ/;/        i..........      υ    "    ..:
癒し系?
http://free5.j-style.ne.jp/fw/otobe/fukuyamarie
100 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月04日(日)21時33分33秒
一週間音沙汰無しですいません。
しばらくこの状態が続いてしまうかも・・・。
というのは、そろそろ副会長の仕事が始まって帰る時間が遅くて、ちょっと
書いてる暇がないんです。個人的には書きたいんで、時間を見つけてちょっとづつ
書いていますが、厳しいです。
で、スレが無くなるとショックなので、時々感想やら指摘やらリクエストを書いていただけると
ありがたいです。よろしくお願いします。

ちなみに今書いてるのはゆうごまでもやぐなちでもなく、えらい前に>>73で名無し読者さんリクエストの
ゆうなちの友情シーンです。理由はネタを思いついたから、です。
それでは、またよろしくお願いします。
101 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月05日(月)17時47分12秒

 読ませていただいてます。
 ゆうなち…楽しみ…
 福会長もろともがんばってください。
 裕ちゃん押しです。
102 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月09日(金)00時04分26秒
ゆうなちリクしたものです(w
書いていただけるそうで・・・(喜
楽しみにお待ちしています!
103 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月09日(金)16時28分57秒
オイラも更新まってるぜ!
104 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時09分53秒
to:アホ裕子
from:矢口真里さま
アホ裕子へ
今度のオフに矢口となっちと後藤で遊園地に行こうと思ってます。
よかったら一緒に行かない?返事待ってます。Mariはあとはあと

仕事が終わって家に帰ると、珍しく矢口からFAXが届いていた。
「遊園地か〜、最近行ってなかったからな〜」
むしろ矢口となっちと後藤って組み合わせの時点で強制だろうなーと思う。
これで私行かなかったらごっちんかわいそうだし。
矢口がFAXだからたまには私もFAXかえそ。
105 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時11分36秒
to:アホ矢口
from:中澤裕子さま
遊園地、行ってもええで。楽しみにしてるわ。

たった1行、メールのほうがよかったかなと思いつつ、矢口に送った。
しばらくして携帯がブルった。
「もしもしー?」
『あ、裕子? ホントにいいの?』
「なんやそれ?私が行っちゃ悪いんか?」
『そんなわけないでしょ、じゃ、なっちと後藤にはもう言ってあるから』
「そうなん?分かったわ」
『はいよー、じゃあねー』

短い電話だった・・・。
まあとにかく私は16歳と18歳と20歳と一緒に遊園地に行くことになりました。
106 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時13分04秒
というわけで・・・。
「遊園地だぁぁぁーーー」
時間は96時間ほど流れ、久しぶりのオフになりました。
開園と同時に中になだれ込み、早くもどえらい走らされた。
朝まだ10頃だってのにやたらとテンションの高い16歳と18歳。
16っていったらそりゃ遊園地で遊びたいお年頃だろな。
で、さっきから私の手をつかんで離さない。このまま引きずりまわされることは簡単に想像できた。
「ねえ、まずはあれ乗ろ」
矢口が指さしたのは遊園地の定番ジェットコースター。・・・・・・。ジェットコースターか・・・。
何を隠そう私は絶叫マシンと名のつくものは大の苦手なのです。
「絶叫マシンなんて名前がついてるのなんかあるわけないじゃん。いいから早くいこ」
そんなところにツッコミ入れんでええわ。
「こないだのお返しだもんねーだ」
結局矢口とごっちんに引っ張られてジェットコースターに乗り込んだ。
107 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時14分09秒
「・・・・・・・・。」
「裕ちゃん大丈夫?」
ごっちんが顔を覗き込んで心配そうな顔をしている。
予想通り叫びに叫びまくった私は終わって階段を下りたら地べたに座り込んでしまった。
このときはじめて人間が大地に立っていることのすばらしさを感じた。
「まったく裕ちゃんなさけないねー、もう歳なんじゃない?」
矢口の冷やかしに反応する気力もなかった。
「ねぇねぇ、おばけ屋敷、行こうよ」
なんでこんなに元気なの?って聞きたくなるぐらいはしゃぎまくってる矢口。
「4人で行ってもつまんないから2人ずつ行こうね」
そういってすたすたと突入していく矢口となっち。
なんかここで負けるのはすごく悔しいのでごっちんの手を引っ張って後に続いた。
このとき、私はごっちんのめちゃめちゃ嫌そうな顔に気づかなかった。
108 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時15分29秒
は不思議とおばけ屋敷に恐怖感を感じない。
どうせ中身は人間なんだし、まあ今は機械とかも使われてるけど。
とにかくおばけになってる人のことを見ると、仕事って大変、って思う。
 まあそれは私の中の話であって、どうやらごっちんは根っから駄目なタイプらしい。
私の背中にしがみついて、今までに3回くらい奇声を上げていたような気がする。
私はごっちんの手をギュッと握り締めた。
「裕ちゃん?」
ごっちんの声、今にも泣きそうだ。
「大丈夫、裕ちゃんついてるから、怖くないからな」
109 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月09日(金)23時18分32秒
はぁ〜、久しぶりの更新だ。変なところで終わってるのは気にしないで下さい。
途中です。でも更新しといたほうがいいかなーと思いまして。
ここからどのようになっちと裕ちゃんが絡んでいくのか?予想して下さいな。
ヒントは、ドラマとかに非常にありきたりでそのまんま。
ちなみにこのゆうなちのあとはまたゆうごまです。
110 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月11日(日)01時22分59秒
ここの4人て自分的には最高です。
ゆうごま&ゆうなち&やぐちゅーが全部読めそうだし(w
姐さん大好き。なんです(w
更新楽しみに待っています。
111 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月11日(日)19時47分49秒
やったー更新されてる。
ゆうなちまではまだいってないけど(w
前にも書いたケドこのスレでゆうごま大好きになりました。
今・・・1押しだったり(w
112 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月14日(水)12時56分32秒
今週はテストです。ただそのおかげで笑っていいともの裕ちゃんが見れた。
やっぱハロモニとかと感じが違いますね。
ちなみに「体育館倉庫で愛し合っていたことがある」と勇気を出していったら見事1人でした。

さて、ゆうなちの続きですが全くかけておりません。テスト終わったら頑張ります。
113 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時41分21秒
ごっちんも、私の手をぎゅっと握ってなんとか歩き出した。
まったく、許さんでぇ、矢口。私のごっちんをこんなめにあわせて、後でたんまり牛乳飲ませてやるからな。
無理やりごっちんをここに連れ込んだのを自分だということをすっかり忘れていたのでした・・・。
114 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時42分21秒
「・・・・・・・・。」
「ごっちん大丈夫?」
私は今にも死にそうなごっちんの顔を覗き込んでいった。さっきとまったく逆だ。
あの後もまた5,6回絶叫して、出てきたときには半分錯乱状態だった。
しっかしあんだけ叫んでごっちんの喉と私の鼓膜は生きてるんかいな。
ちなみにそろそろ笑ってい○ともが始まる時間である。つまり1時間近くおばけ屋敷の中にいたわけだ。
まあかたつむりペースで歩いてたわけだから、仕方ないといえば仕方がない。
「「・・・・・・・・(怒)」」
当然そう思ってるのは私だけで、先に行った2人はとっとと出て、1時間近く待たされたわけだから
機嫌が悪いに決まってる。
「そうや、もう昼やし、お昼食べよ、じゃあ、今日は裕ちゃんのおごりや!!」
おごりの言葉を聞いたとたん矢口となっちとごっちんの顔が変わった。
30分後にこの言葉をものすごく後悔することになるとはこのときの私には知る由もなかった・・・。
115 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時43分57秒
「大体どうしたら遊園地のレストランで1万円も食べれんねん!!!」
そう、私の財布からは諭吉が消えた。普通に昼ご飯だけならまあ3千円くらいで済んでいたはずだった。
それなのに、例の3人組ときたら次から次へとデザートを頼みまくり、あっという間に1万に到達した。
「もぉー、裕ちゃんそんなことで怒らないでさ、次観覧車乗ろうよ」
観覧車って遊園地デートのお決まりやな。まあごっちんと密室で二人っきり・・・。ふっふっふはあとはあと
116 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時46分31秒
「って、なんであんたらと一緒やねん!」
私の思惑は見事に外れ、こうして4人で乗り込んだわけである。
まあ普通に考えて4人乗りで4人で行ったら一緒に乗るわな。
「ゆ〜う〜ちゃんはあとはあと
私がまだ納得いかない顔をしてると、ごっちんが腕を絡めてきた。
ごっちんにとっては矢口たちがいようが関係ないらしい。その性格、ちょっとうらやましい。
117 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時47分51秒
私が髪の毛をなでると、やっぱりごっちんはふにゃって笑う。
あ〜、やっぱええなー、ごっちんて。かわいいし、髪の毛サラサラだし、胸でかいし。
私に思いっきり甘えてきてくれるし。
この時間がずーっと続けばいいと思う。
118 名前:チェッカーマン 投稿日:2001年11月28日(水)23時57分36秒
ものすごくお久しぶりです・・・。
その割にはたいして書けてないし内容もたいしたこと無いし。
しかもゆうなち良いながらもろゆうごまだし。次の次くらいからかな?ゆうなちは。
とにかく、今はちょこっと暇になってきたんで、なるべく早く更新できるよう頑張ります。
119 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月16日(日)20時08分35秒
更新マータリとおまちしています。
放置はなしで(w
120 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月16日(日)20時38分35秒
俺も更新待ってるで〜。
121 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月17日(月)02時22分51秒
作者さん頑張って!!
122 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時22分30秒
『ガタン・・・シュゥゥゥゥ・・・・・』

微妙な横揺れとともにこの音、そしてまわりの景色が動かなくなる・・・。
「止まった、よね・・・」
みんなが思ってることを矢口が代表して言ってくれた。
窓から外を見渡すと、私たちより高いところゴンドラは存在していない。
つまり私たちはこの巨大観覧車のてっぺんで止まったわけなのだ。
「ねえ、止まったよ、ねえってば、どーすんのさ」
さっきまで「わ〜、キレー」とか言ってたくせに、止まったとたんこれだ。まだまだ青いな、ヤグチ。
「どーすんのって、そんなん心配せんでもそのうち動くやろ」
123 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時23分40秒
一応今の現状を説明すると、ヤグチは完全にパニクっていて、なっちがそれをなんとかおさえてる。
ごっちんは・・・変化なし。相変わらず私の手に腕を絡めて幸せそうな笑顔を見せてくれている。
さすが、大物振りをいかんなく発揮してくれてるわ。
ったく、矢口もちょっとは見習えや。

1時間がたった。
一向に動く気配が無い観覧車。下では係員らしき人があわただしく動き回っている。
さて、矢口はといえば1時間中泣き叫びまくって疲れたらしく、なっちに頭を撫でられながら眠っている。
なんか結構ほのぼのする光景やなぁ。
ついでに言っておくと、あたりまえのことながらごっちんは深い眠りについていた。
124 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時24分21秒
矢口の顔を見ながら頭を撫でてやっているなっち。なんかお母さんみたいやな。
「なっち?」
「ん?」
頭を撫でている手は休めず、顔だけこっちに向けた。
「矢口とうまくやってる?」
ちょっと考えるなっち。
「うん、やってるけど・・・」
「矢口のこと頼むな」
「え・・・?」
「なんだかんだ言っても矢口はまだ子供やから、私はごっちん守ってやらなあかんから、
 なっちに頼むわ」
「わかった、裕ちゃんもごっちんのこと守ってあげてね」
125 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時25分51秒
『ガタッ!』

かすかな揺れとともにゴンドラが動き出した。どうやら直ったらしい。
「直ったの?」
今の揺れでごっちんが目を覚ました。なんか残念そうな顔に見えるのは私だけか?
「・・・もうちょっとこのままでよかったのになぁ・・・」
なっちに聞こえないように小声でつぶやくごっちん。で、下を向いて赤くなる。
かぁわいぃ。こんなごっちん見れたんだから観覧車に缶詰にされたのも許せる。
126 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時27分03秒
観覧車を降りたとき、すでに矢口のテンションは朝の10%くらいだった。
「どうする?まだなんか乗る?」
私の呼びかけににも誰一人首を縦に振らなかった。
「じゃ、帰るか」


「なっち、さっきの、本当に頼むで・・・」

「まかしといてって・・・」
127 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時30分53秒
というなんとも消化不良な終わり方で申し訳ありません。
とりあえず、お久しぶりです。一応ゆうなちの友情なんですがどこが?って感じです。
ホントはこれは放置して次に行こうかとも思いましたがそれはあんまりなのでちょこちょこっと
書き上げましたのでこの話のツッコミは無しで。

さて、これからはちょっとスレの方針を変えます。
ゆうごまの甘めは変わりませんが短編集で前後のつながりは無いことにします。
ので今後ともよろしくお願いします。
128 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月09日(水)00時33分58秒
では方針変更1発目『北海道の夜』スタートです。
129 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月09日(水)00時34分47秒
「はぁ〜、明日も早いし、そろそろ寝るかな」
読んでいた本を閉じて、もう1つのベッドのほうに目をやる。
頭まですっぽり布団をかぶって寝ているのは、そう、ごっちん。


珍しいモーニングと一緒の地方での収録。ちなみに北海道。
当然泊まりになるわけで、各自2人部屋に散っていった。
モーニング13人プラス中澤ねぇさんで14人なもんで、
なっちと矢口、圭ちゃんとカオリ、吉澤と石川、辻と加護、高橋と紺野、小川と新垣。
で、私とごっちん。
どうやって言いくるめたのかは知らないけど、とにかく私とごっちんになった。
部屋割りが決まった後は矢口やらなっちやら圭ちゃんにやたらいろいろ言われた。
ま、そんなことで自分の欲求を抑えるわけは無いからかるーく流しておいた。

が、そんな私の思惑を思いっきり裏切って、ごっちんは行為を起こす間もなく寝に入った。
つまらん・・・。
130 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月09日(水)00時35分30秒
けどもうどうにもならないので枕元の電気を消す。
明日も雪の中の収録かぁ、雪は勘弁なんやけどなぁ。
大体この収録北海道の意味ないやん。都内の室内スキー場で十分やし。
んでわざわざ北海道きても夕飯にカニが出るわけでもないし、
なんでホテルでコンビニ弁当食べなあかんねん。
私を誰だと思ってるん?天下のモーニング娘。のリーダーだった人やで。
・・・なんかむなしくなってきた。もう寝よ。

「ゆうちゃん?」

なんやねん?もう寝るゆーたやろ。明日にしぃ。

「ねえゆうちゃん?起きてるんでしょ?」
「どうしたん?トイレか?もう16なんやからトイレぐらい1人で行き」
「・・・もういい」

あれま、ごっちん怒った?
131 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月09日(水)00時36分29秒
「どうしたん?」
枕元の電気をつけてごっちんを見ると、泣きそうな顔でこっちを見ていた。
その顔と、今日の収録の顔が重なって、ごっちんが何を言いたいかすぐわかった。
「怖い夢でも見たん?」
ごっちんがゆっくりとうなずく。

そう、今日の収録は、真冬の怖い話特集だったのだ。
真冬だからかまくらの中のほうが雰囲気が出るとか誰かが言い出しやがって、
かまくらを作らされた。年寄りにはつらい仕事やったなぁ今日は。
もちろん14人入れるかまくらなんて作れんから、くじ引きで
私と矢口と加護と高橋とごっちんが見事選ばれた。
当然収録後、矢口とごっちんは死にそうやった。
132 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月09日(水)00時37分50秒
「こっちきて一緒に寝るか、裕ちゃんいれば怖くないやろ?」
ごっちんはうなずいたものの、一向に動こうとしない。
ただ私の目を見つめるばかり。まあ長い付き合いだから考えは分かった。
わからない読者さんのために一応説明しとくと、
「怖くて動けないから裕ちゃん来て」
ということだから、枕を持ってごっちんのベッドに入る、と・・・
「ごっちん汗びっしょやん。こんなんで寝たら風邪引くで、着替えな」
部屋の電気をつけて、ごっちんの体を起こす。
ただ、なんかごっちんの目がとろ〜んとしてる。やばい、このままだとこいつ寝る。
「ほら、早く着替えなさい」
暖房が入っているとはいえ、ここは真冬の北海道。このまま寝たらやばい。
133 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月09日(水)00時38分29秒
「パジャマの替えないもん」
そりゃぁそうやなー、一泊だったら替えんで大丈夫やもんなー。っていってる場合じゃない。
どうするかなぁ・・・。しゃあない。私の貸すか。
と言っても私だって一個しか持ってきてない。今着てるやつだけ。
でも私はちゃんとジャージというものを持ってきているんだなぁ。
私は黙って自分のパジャマを脱いだ。
134 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月09日(水)03時32分39秒
あけましておめでとうです。
更新されて嬉しいかぎりです。
甘いゆうごま楽しみにしています。
135 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月19日(土)19時53分17秒
更新が遅れましたが書き溜めてありますので今日の夜か明日あたり更新します。
またお願いします。
136 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時08分30秒
で、脱いだパジャマをもってごっちんの前に座ると、パジャマを脱がせる。
ボタンを全部外し、ごっちんの胸があらわになる。
はぁ、私のどこがいけなかったんやろ?中学時代に飲んだ酒か。
でも酒飲むと胸がでかくならないって聞いたことないしなぁ。

「裕ちゃん後藤のおっぱい好きなの?」
「は!?」
ブルーに、まあ石川風に言えばネガティブになっていたところにごっちんの言葉。
かなり間抜けな声だったような気がする。
「だってずっと見てたでしょ?」
いやー、好きかといわれれば好きなんやけどな。
137 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時09分59秒
「しよ」
なんか最近ごっちんがどんどん悪いほうに進んでる気がする。
「念のため聞くけど、何を?」
「なにって、えっちに決まってるじゃん。まったく、16歳の乙女にへんなこと言わせないでよね」
ちゅーかさっきまで怖いから一緒に寝てって言ってなかったか?
まあこっちとしては願ってもないことなんだけどな。フフフ、ごっちん今夜は寝かせへんでぇ〜。

腕をつかんでごっちんの体を押し倒すと、そのままキスをした。
舌を口の中に滑り込ませてごっちんの舌と絡ませる。
そのままの状態で、右手はごっちんの胸の膨らみを揉み解していく。
と、ごっちんが突然私の手を引っ張って、私はごっちんの上にのしかかった。
ごっちんは素早く体を入れ替えると私の上に乗っかった。

「ちょ、ごっちん、なにしてん?」
「後藤してって言ったんじゃないもん。いつもしてもらってるから今日はしてあげるね」
138 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時11分38秒
言うが早いかごっちんは私のちっちゃい胸に手をやった。
「裕ちゃんのおっぱいホント小さいね」
28歳が16歳にやられてるってどういうシチュエーションやねん。
「ちょ、ごっちん、ちょっと待と、な」
慌ててる私を見るごっちんはなんか嬉しそう。
「裕ちゃんてキスでもえっちでもするのは全然平気なのにされるのはダメなんだね」
うぅ・・・、そうや、どうせ私はやるだけさ。悔しいけど、今日は受けでいこ。
「なあごっちん、部屋の電気けそ、裕ちゃん恥ずかしいわ」
私の言葉、明らかに不満みたいやけど、電気を消しにいった。
「恥ずかしがること無いじゃん、裕ちゃんきれいなんだからさ」
ごっちんはまた私の上に乗っかると、さっき私がやったみたいにキスしながら胸に手をやる。
ごっちんの舌が口の中を舐めまわす。

アカン、ごっちんキスうますぎ。
139 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時12分17秒
ごっちんは唇を私の口から出すと、首筋、鎖骨と伝っていって、胸の頂点に辿り着いた。
「んっ、はぁ」
思わず声が出てしまう。
「裕ちゃん気持ちイイ?」
「いやぁ、そんなこと聞かんといてな」
右胸の頂点を舌で転がすごっちん。そのテクニックはとても16歳には思えなかった。
また、右手は私の左胸を円を描くように撫でている。でも、一向に頂点に辿り着く気配が無い。
ごっちんに焦らされてる・・・そう思っただけでなんか下のほうが熱くなってきた。

「ごっちん、ちゃんと上までしてぇ」
「上までって?ごとーバカだからわかんない。ちゃんと言って?」
140 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時12分58秒
恥ずかしいの我慢して言ったのに、ごっちんは笑顔でこう返してきた。
「だから、乳首まで・・・」
今多分顔真っ赤やな・・・。もう主導権は完全に持ってかれた。
「はいはい、裕ちゃんえっちなんだから」
それまで円を描いていた手が頂点に触れる。焦らされてたから感度は抜群だった。
「はあぁ、いやっ」
ごっちんに聞かれるのはなんか恥ずかしいから我慢してたけど声が漏れた。
「あは、かわいいよ、裕ちゃん」
ごっちんの余ってた左手がわき腹を擽って、そのまま下へと降りていき、パジャマのズボンの中に入れられて、
指がショーツの上から恥部を撫でる。
「いやぁ」
「あれ?裕ちゃんなんか湿ってるよ?汗かいてたの?」
ごっちんが悪戯っぽく言った。
141 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時14分06秒
もぞもぞとごっちんが動いて視界から消えたかと思うと、パジャマとショーツを一気におろされた。
反射的に足を閉じて手で隠す。
「もー、足閉じたら見れないじゃん、ほら、開いて」
開いてって言われて開けるもんじゃない。動けないでいるとごっちんが両足を持って開かせた。
「いや、見ないで」
「きれいだよ裕ちゃん。それにもうこんなに濡れてるじゃん」
ごっちんの指が恥部に触れる。そして中に入ってきて、ゆっくり動く。
「んっ」
指の動きがだんだん速くなる。
「はあぁ、あぁぁ、あぁぁ」
142 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時15分22秒
恥部への責めと初めてごっちんにやられてる恥ずかしさで頭がボーとしてきた。
もうなんにもわかんなくなってきた。今尋問されたらなんでもしゃべりそうや。

「裕ちゃんAVって見たことある?」

ホントに尋問するんか?

「あるでしょ?」
コクンとうなずく。

「おもしろかった?」
これまたうなずく。

「見ながら一人Hとかしたことある?」
なんかどえらいこと聞いてくるな。・・・あるけど。

「それと今どっちが気持ちイイ?」
難しい質問やな・・・。

すると、ごっちんが指の動きを止めた。
「どっち?」
「あぁぁ、ごっちん、ごっちんの方が気持ちえぇ」
今の状況で一人の方が気持ちいいて言えるやついたらみてみたいわ。

またごっちんが指を動かした。しかもかなり速く。
「あぁあぁあぁ・・・いやぁぁぁ・・・」
なんか限界が近づいてきたっぽい。
「あぁ、ごっちん、イキそう・・・」
「いいよ、イって」
更に指の動きが速くなる。
「っ、あぁぁあぁぁあぁぁ・・・」
なんとも言えないような快楽が頭のてっぺんから足の先まで駆け抜けていった。
143 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時15分56秒
「なあ、一つ聞いてええ?」
しばらくしても、まだ上半身真っ裸でいるごっちんに言った?
「なに?」
「なんで途中であんなわけわからんこと聞いたん?」
なんかごっちんの顔がぽっと顔が赤くなった。
「あれは、やぐっつぁんが読んでた本に書いてあって、ほんとかなぁと思って」
矢口め、私のごっちんに変な知識をうえ付けおって・・・、今度シバイたる。

「はよ着替えて寝よ」
私が脱ぎっぱなしだったパジャマを渡して、自分のバッグからジャージを出す。
「どう?着れる?」
「んー、着れることには着れるけどなんか胸のあたりが苦しいような」
どーせ私は小さいですよ。
「そんならボタン外して寝ぇ、裕ちゃん襲ったるから」
当然ごっちんはボタンを外さないでベッドに入った。
144 名前:『北海道の夜』 投稿日:2002年01月19日(土)23時16分42秒
電気を消すと、遠くで誰かの叫び声が聞こえた。この声は加護やなぁ。
まあこのフロア貸しきってるからええけど、えらい聞こえるなぁ・・・、ってアカン。
「ごっちん、この部屋の隣誰の部屋や?」
もう半分寝かけたごっちんをたたき起こした。
「となりぃ?確か右が圭ちゃんたちで左がやぐっつぁんとなっち」
加護の部屋は間に3部屋ぐらいはさんでるはずやのに聞こえるってことは当然・・・。
よりによって最悪の2組に挟まれとるし。

明日の朝は覚悟しとかんとなぁ・・・。

早速ブルー入っている私の目の前で、ごっちんは幸せそうに眠っていた。
145 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月19日(土)23時19分24秒
というわけで『北海道の夜』終了です。
初のエロに挑戦しましたがいかがだったでしょうか?
自分的にはやっぱり難しいっすね。しかもやられ側視点でしかもそれが裕ちゃんだってのが
つらかったです。よほどのことがない限りもう書きません。多分。

次回は続編『北海道の夜が明けて』です。
146 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月20日(日)03時00分25秒
よほどのことが有って欲しいな(w
147 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月20日(日)04時57分42秒
上記に同意!!
オレもよほどの事あって欲しい(w
圭ちゃん&なっち&矢口にいじめられる姐さん・・・ぜひとも希望ッス!
148 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時24分36秒
「「おはよ〜、裕ちゃん」」
裕ちゃんと後藤をびっくりさせようとして、なっちと二人いきおいよく飛び込んだ。
はずだった。

「「ZZZZZzzzzz・・・・・」」

ふたりそろってまだ寝てやがった。しかも同じベッドで。
「もう二人ラブラブだべ」
なっちがぽつんとつぶやいた。なんかちょっと悔しかったけど、おかげでイタズラを思いついちゃった。
149 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時26分00秒
「ねえなっち、耳かして・・・」
ふっふっふっ、ヤグチの前で二人仲良く寝てただで済むとは思うなよ。
「あのさ、☆☆☆☆が★★★★で、■■■■だったら面白くない?」
「うん、おもしろいべ、んじゃ早速やるべ」

このいたずら、下手すると最悪の状況に陥るけど、スリルがなきゃイタズラにならないし、
いざとなったら昨日の夜のことを持ちかければ裕ちゃんは黙る、はずだ。

読者さんのために優しい矢口さんが説明しましょう。
まずぐっすり眠っている後藤を空いてるベッドに移します。
そしたら私となっちがそれぞれベッドに入ります。
裕ちゃんと後藤は起きたときにはお互いが目の前にいると思ってるのでビックリ。
なんか字にするとむなしいな。でもやってみると楽しいんだなぁ。修学旅行でやってみてください。
150 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時31分12秒
さて、結構重いごっちんをなんとか違うベッドに移した。
「で、どっちがどっちに入る?」
矢口的にはやっぱり裕ちゃんの方に入りたいなぁ、なんて。
「矢口裕ちゃんの方入っていいよ、なっちはごっちんで我慢するべさ」
ありがとぉ〜なっち。でもその言い方は誤解を招くよ・・・。

早速裕ちゃんのベッドにもぐりこむ。裕ちゃんは全く起きそうに無い。
まあ昨日あれだけやられてたんだからしょうがないよね。
それにしてもこのホテル隣の音聞こえすぎだよ・・・。

なんか裕ちゃんと同じベッドに入るの久しぶりだ。
懐かしいなぁ、裕ちゃんのにおいだ。
あのころはヤグチがどんなわがまま言っても「はいはい」って聞いてくれた。
一緒に寝よって言ったらヤグチが寝付くまでずーっと頭撫でててくれてたっけ。
「かわいいなぁ矢口は」って言って。
・・・ってなに過去の思い出に浸ってるんだヤグチは。
151 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時32分06秒
ヤバイ、涙出てきた・・・。

もう我慢できなくって、裕ちゃんにがばってしがみついた。

「ん、う〜ん」

ヤバ、起こしてどうすんだよ。しかもまだ心の準備が・・・。
「ん? 矢口なんで泣いてんねん? 怖い夢でも見たんか?」
ヤグチは首をブルブルと横にふった。
起きたばっかりでもヤグチのこと心配してくれて・・・、ますます涙は止まらない。
「ふぇぇぇーん、ゆうちゃぁん」
「ほら、裕ちゃんおるから大丈夫やから、な?」
ヤグチが泣いてる理由はきっとわかってないだろうけど、優しく頭を撫でてくれる。
でもそんな裕ちゃんの優しさに触れたら余計にヤグチの涙は溢れてくる。
それでもヤグチが落ち着くまで、ずっと撫でててくれた。
「ん?そういえばなんでアンタがここにいるん?」
気づくの遅いよぉ。
152 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時32分49秒
イタズラの経緯を話した。
「で、裕ちゃんのとこ入ったら裕ちゃんのにおいとか、あったかさとか思い出しちゃって・・・
 そしたら涙が止まんなくなっちゃって・・・」
もしかしたら怒られるかもって思ったけど、裕ちゃんは優しい笑顔で聞いてくれた。
そして、ごっちんとなっちのベッドをチラッと見ると、ヤグチを抱きしめてくれた。
「裕ちゃん?」
「ごっちんもなっちも起きそうにないからしばらくこうしよ?」
「だめだよぉ、ごっちん起きたら怒るよ」
本心じゃないことは裕ちゃんも分かってくれる。
「大丈夫やって、ごっちんは起こさなきゃ起きんて」
153 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月20日(日)23時35分34秒
というところでいったん終わりです。

なんかやぐちゅーに戻りそうな雰囲気。自分で書いててやばいです。
もどしてもいいなーと思いつつ、多分戻しません。

よほどのこと・・・、あるかなぁ。微妙なとこですが一応頑張ってみます。
154 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)00時58分48秒
嵐の前の静かさ?
ほのぼのやぐちゅーもやっぱいいね。(w
どっちにしろひと波乱ありそうな予感!!
更新ありがと〜。更新してて感動だったよ。
155 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)02時54分25秒
やぐちはなっちのこと好きじゃないの〜?
156 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)12時11分01秒
作家さん、更新がんばってください。
157 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月22日(火)15時14分23秒
ごまゆう&やぐなちが・・・例えやぐちゅー&なちごま又はなっちゅー&まきまり
になろうが・・・この4人自分的に大好きなので・・・何処までもついていきます(w
158 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月26日(土)23時52分52秒
裕ちゃんの胸に抱かれて頭を撫でられると、朝早かったこともあって急激に睡魔に襲われた。
「眠っていい?」
裕ちゃんは黙ってうなずく。
裕ちゃんに抱かれてると妙な安心感があるから、寝付くまでにはそう時間はかからなかった。
159 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月26日(土)23時54分16秒
「やっぱりかわいいなぁ矢口は」
私の胸の中でちっちゃな体を更にちっちゃくして眠っている矢口に囁いた。
他のメンバーもかわいいけど、やっぱりごっちんと矢口は格別やな。
「ごっちん寝てるし、大丈夫やな」
そうつぶやくと、矢口の顔を私の顔の前まで引き上げ、ゆっくりと唇を近づけていく。

「ゆうちゃん・・・」

後ろからごっちんの声がした、っぽい。寝言かはたまた空耳であることを願ってゆっくり振り返ると・・・。
やっぱりごっちんはまだ眠ったままだった・・・わけもなく、怒りに満ち溢れた顔で私を睨んでいた。
160 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月26日(土)23時55分16秒
ごっちんは無言で立ち上がるとつかつかと私のベッドの方によってきて、
矢口を軽々持ち上げて隣のベッドに移し、ベッドの上に座った。つられて私も体を起こす。
そして、思いっきり私の体に抱きついた。
「ごっちん痛いて」
私が言うと抱きつく力がますます強くなった。
私の顔のすぐ横にごっちんの顔があるからごっちんの表情は分からない。
「ごとーの前でしないで」
ごっちんの顔から流れた涙が、肩のあたりにポタっと垂れた。
「まえ裕ちゃん言ったよね?やぐっつぁんはLIKEだって。愛してるのはごとーだって」
まあ、結構前に言ったなぁ。
「裕ちゃんとやぐっつぁんの仲ならキスするのも仕方ないと思う。ホントは嫌だったけど、
 裕ちゃんにとっては挨拶みたいなものだからって我慢してた」
ごっちんは私から離れると、思いっきり叫んだ。
「それなのになんで?なんで私もいるのにやぐっつぁんを選ぶの?
 ごとーは裕ちゃんのこと愛してるんだよ?裕ちゃんもごとーのこと愛してよ」
161 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月26日(土)23時57分02秒
「後藤?」

ごっちんの叫び声で矢口たちも目を覚ましたらしい。が、今度は怒りの矛先が矢口たちに向けられた。

「大体なんで二人がこの部屋にいるの?ここは私と裕ちゃんの部屋なの、出てってよ!!」

「ごっちん、そんな言い方はないやろ?二人に謝り」

いつもの癖で普通に言ってからめちゃめちゃ後悔した。

「なんで私が謝んなきゃいけないの?私がいつ悪いことしたの?
 もういい、二人が出てかないなら私が出てく。裕ちゃんなんか知らない。勝手にやぐっつぁんと付き合えば?」

私のパジャマ姿のままのごっちんが部屋を出て行くのをぽかんと見つめる3人。
ごっちんが出て行くと部屋はしーんと静まり返った。

「ごめん、私たちのせいで」

誰とも無しに矢口が言った。
「なんであんたが謝るん?悪いのは私やし」
「でも・・・」
「ええから、もうすぐ時間やしあんたらも部屋戻り、私はちょっとごっちん探してくるから」
162 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月26日(土)23時58分03秒
矢口たちを半強制的に帰らせて、私も部屋を出た。
まあ行き先はほとんど限られている。私の予想だと、99%ここだ。
「吉澤?起きてる?」
そう、吉澤と石川の部屋。しばらくして、眠そうな吉澤が出てきた。
「ごっちん来てへん?」
チェーンロックがかかってるせいで部屋の様子はわからなかったが、吉澤が奥をちらちら見ながら
戸惑っている様子を見るといることに間違いはなさそうだ。
「いることにはいるんですけど・・・」

『裕ちゃんの顔なんか見たくない!!』

部屋の奥からごっちんの泣き叫んでるって感じの声が聞こえた。

「ああいってるんで・・・」

「わかった、帰るわ、じゃあ私は先に下りるりてるから着替えて下りといでって伝えといて」
吉澤の部屋を後にすると、自然と涙が溢れてきた。
でも今の私には涙を流す資格は無いと思って、必死でこらえた。
163 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月27日(日)00時00分08秒
食堂で朝食をとっている間、メンバーの間には妙な雰囲気が漂っていた。
まあ無理もない。いつもならピッタリくっついてるはずの私とごっちんがかなり離れて目をあわせようともしないで
黙りこくっているのだから、騒ごうにも騒げない。
まあ圭坊とかはなれたもんで何事も無かったように食べてるけど、
新メンバーはモロ雰囲気に飲み込まれていた。

「あのぉ、中澤さんちょっといいですか?」
食べ始めてしばらくたったとき、吉澤がよってきた。
「ん?なんや?」
でもなんか話しづらそうにしてる吉澤を見て、食堂の外に出るよう促した。

「どうしたん?」
正直なところ、吉澤と話する気分じゃなかった。
「あのぉ、ごっちんのことなんですけどぉ」
「ごっちんが何ゆうたか知らんけど、あんたに話すことはないで」
それだけ言って、また食堂に戻ろうと吉澤に背を向けた。

「ごっちん傷つけたら、いくら中澤さんでも、吉澤は許しません」
164 名前:『北海道の夜が明けて』 投稿日:2002年01月27日(日)00時02分25秒
食事を終えて1人で先に部屋に戻った。
すると、私の方だったベッドの上に、ごっちんに貸してあったパジャマが置いてあった。
しかもきれいにたたんで、ご丁寧に「ありがと」って手紙まで置いてあった。
この手紙、やっぱなにか裏があるよなぁ。「今までありがとう」って意味とか・・・。
165 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月27日(日)00時04分57秒
ひとつお断りしておきますが、ここはあくまで「あま〜いゆうごま」小説です。
しかしこのあとどうやって甘くするかはまだ考えておりません。
というか思いつきません。
とりあえず明後日からスキーなんぞに行くのでそのとき考えます。

時間が無いので大変失礼かとは思いますが、レス下さった方へまとめて返事を。
これからもよろしくお願いします。それでは。
166 名前:チェッカーマン 投稿日:2002年01月27日(日)00時41分02秒
書き忘れましたが、>>159からは裕ちゃん視点です。
167 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月27日(日)01時59分14秒
頑張れ裕子!!
自業自得といえば(w
ごま可愛い!
168 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月14日(木)18時24分34秒
つづき、お待ち申し上げてます。

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