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ファイナリスト オン ザ ナインー9人の夢追い人ー
- 1 名前:名無し 投稿日:2001年09月26日(水)02時20分40秒
- こんにちは
名作集にきて三作品目です。
といっても現在3作同時連載中ですが。
今回は完全オリジナルです。テーマはオーディションです。
お楽しみに
- 2 名前:名無し 投稿日:2001年09月26日(水)02時31分31秒
- 第一話「最終候補者集結」
今日はオーディションの合宿の出発日、現在集合時間の1時間前、最初にやってきたのは
高橋愛だった。彼女は今回のオーディションでは有力候補の1人だった。
漆黒のストレートヘア、アイドルらしいルックス。そして彼女の福井出身独特の
なまりだった。近年福井では若手タレントが生まれず、高橋は地元の期待の星だった。
しかし本人は当たり前だが不安は隠せなかった。
「ふー。集合場所はここか。やっぱりまだ誰も居ないか、、」
- 3 名前:名無し 投稿日:2001年09月26日(水)02時44分02秒
- その頃もう一人の有力候補の木下優樹菜も駅につき、集合場所に向かっていた。
(早く来すぎたかな)そう思いながら歩いていると、一人の女の子が道を聞いてきた。
「あのー。××バス停っこの近くですか?」そこはなんとオーディションの合宿のバス停で
集合場所だった。
「えっ!?あなたモーニングの最終候補?」
「はい。えっ。あなたも?」
「そうだけど、名前は?私は木下優樹菜」
「私は紺野あさ美です」
「そう。紺野さんか。あなた何歳?」
「14です」
「14!?私より年上じゃん」
「年上って何歳ですか?」
「13よ。っいうか身長低くない」
「あなたが高すぎなんですよ」
- 4 名前:名無し 投稿日:2001年09月26日(水)03時01分25秒
- 「ちょっと。身長はまあいいから。ちゃんとオーディションの集合場所位覚えときなさいよ」
「すいません。じゃあ行きましょうか」
「そうね。早く行った方がいいし」
そうして2人は集合場所に向かった。
そこには高橋とついさっき着いたばかりの小川麻琴がいた。
「まだ2人しかいない。当たり前か。まだ40分前だし」
「あの。木下さんって東京生まれですか?」
「そうだけどなんで?」
「いやっ。あの。バス停の場所とか詳しいし。私は北海道で、東京の地理は少し、、」
「そう。北海道なんだ。じゃあ安倍さんや飯田さんと同郷じゃん」
「そうですね」
「それはそうと、、あっ。あさ美ちゃんでいい。私も優樹菜ちゃんでいいから」
「あのっ。でもファーストネームで呼び合うのは友達じゃないと、、」
「私達友達じゃん。今から2泊3日を共に過ごすんだから。1人位友達欲しいでしょ」
「そう、、ですね」
「ありがと、、それはそうと東京の地理もちゃんと覚えた方がいいよ。選考に通れば
東京で暮らす事になるんだから。ねえ。もし私達2人両方選ばれたら、私が東京
教えてあげようか」
「えっ。いいんですか?」
「もちろん」
- 5 名前:名無し 投稿日:2001年09月27日(木)05時33分15秒
そして数分がたって嘉陽愛子、西田奈津実、佐藤聖奈
鈴木久美子、新垣理沙がやってきて全員がそろった。
スタッフも集り出発前にオーディションの意気込みを個別に収録した。
そしてバスは出発した。
そのバスの中で木下と紺野はしゃべっていた。
「ねえ。あさ美ちゃん。緊張してる?」
「少し、、優樹菜ちゃんは?」
「やっぱりプレッシャーが無いと言えば嘘になるけど、でもこういうのは自分と向かい合う
物だからね。なるべく精神的に強くなって自分自身に負けない様ににしないと」
「優樹菜ちゃんかっこいい」後ろの小川が茶化しながらいった。
「ちょっと麻琴ちゃんあんまりからかわない方がいいよ」小川の隣に座っていた西田が注意した。
「ごめんごめん。ついね」
「もうあんまり人をからかっちゃ駄目だよ。木下さんと紺野さんだっけ。ごめんね」
「別にいいですよ。ねえあさ美ちゃん」
「ええ。気にしてませんし」
「でもさっきの本当にかっこよかったよ。13歳にしてはしっかりしてるよね」
そういったのは前に座っていた高橋だった。
「ねえ。愛子ちゃんもそう思うでしょ」
「うん。私が13の時はそんなにしっかりしてなかったと思うよ」
- 6 名前:名無し 投稿日:2001年09月27日(木)05時41分32秒
- 「ありがとう高橋さん」
「愛ちゃんでいいよ。優樹菜ちゃん」
「うん。じゃあ愛ちゃん。ちょっと一つ聞いてもいい?」
「何?別にいいよ」
「福井ってどんな所?」
「何。突然?」
「いや。ちょっと気になって」
「福井はいい所よ。空気もいいし、夜空も綺麗だし」
「へえ。そうなんだ。今度行ってみたいなあ」
「うん。いいよ。機会があったら泊まりに来ても」
「そう。ありがとう」2人は楽しく話した。しかししばらくすると高橋は隣の嘉陽と
話の続きを話した。
- 7 名前:名無し 投稿日:2001年09月27日(木)05時50分49秒
- 木下も紺野と話の続きをしようとしたが、紺野は熟睡していた。
(おいおい。さっき緊張してるといったのに熟睡するなよ)木下は心の中で紺野に突っ込みをいれた。
(でもよく見ると結構可愛いじゃん。どんくさい感じだけど私がフォローしたら結構いいコンビかも。
木下がそんな事を考えていたら紺野は木下にもたれかかった。
(ちょっと。女同士で、、皆見てるわよ!、、、はあ。しょうがないか起きるまで
そっとしてあげるか)木下は紺野が起きるまでじっとしていたが、結局自分も寝てしまい
2人はもたれあいながらバスが合宿の旅館につくまで寝ていた。
- 8 名前:名無し 投稿日:2001年09月27日(木)06時00分47秒
- そしてバスが旅館に着いた。
「ねえ。バス着いたわよ。起きて。今から最初のボイストレーニングだって。ほら。早く」
「あっ。ごめん。愛ちゃんと愛子ちゃんだって、よく考えたら2人とも愛がつくね」
「寝ぼけてないで、ほらっあさ美ちゃんも起きて」
「あ。はい」紺野も目を覚ました。
そして9人は荷物をおいてボイトレをする所に向かった。
- 9 名前:名無し 投稿日:2001年09月27日(木)18時54分22秒
- ふう。とりあえず第一話完結です。
次は第二話「3人の天才」はもうすぐ始めます。とりあえず主役は、木下、紺野を
中心にして他に高橋と小川と西田と嘉陽を主な出演です。他の人は脇役って感じで。
どうか続きもお楽しみに
- 10 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)01時33分33秒
- 第二話「3人の天才」
ボイストレーニングの部屋についた。今日は、9人の集団練習みたいだ。
しかし集団練習でもやはり差はあり、素質のある者は上達が早く、素質の無い者は上達も遅い。
今回は素質のある者はなんと3人もいたのだ。
ボイストレーナーも心では喜んでいた。いつもはほとんど上達の見込みもない一般ピープルばかり
が候補者で、正直うんざりしていたからだ。しかし今回は違った。ボイストレーナー筒井は、
久しぶりに、光るダイヤの原石に巡り合ったのだった。
- 11 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)01時41分15秒
- その光るダイヤの原石は、都会育ちで身長が高い木下優樹菜、気の強そうな小川麻琴、
田舎育ちで純粋そうな高橋愛、この三人は後々加入後にも自分が育てたいと思い、明日の
個別練習から気合を入れようと思っていた。その為、カメラ割も三人に比重を多くした。
、、、そして練習も終わり、晩御飯の時間となった。
その食事中は、皆がゆったりと時間を過ごした。
- 12 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)01時49分19秒
- 紺野「ねえ。優樹菜ちゃん。どう声の調子?」
木下「絶好調だよ。あさ美ちゃんももっと自信を持たないと波に乗り遅れちゃうよ」
高橋「優樹菜ちゃんうまかったもんね。なんか余裕でしょ」
木下「でも愛ちゃんもうまかったじゃん」
西田「なんか皆凄いね。私は場違いって感じかなあ」
小川「何言ってんの。奈津実ちゃんだって大丈夫だよ。ねえ愛子ちゃん」
嘉陽「うん。顔は可愛いし、それに」嘉陽は少し声を小さくして続けた。
- 13 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)01時56分17秒
- 嘉陽「向こうの何も華がない三人には負けないでしょう」嘉陽がいたのは静かに食事中の
新垣、佐藤、鈴木だった。
嘉陽「食事の時間も一人なんて相当根暗よ。あんなの三人共全滅が落ちよ」
木下「言えてる」
高橋「そんなの当たり前じゃん」
紺野「愛子ちゃんはっきり言いますねえ、普通ホントの事は言わない物ですよ」
西田「まあいいじゃん。私達も肩の力抜けたし」
紺野「まあそうですね」
その時、スタッフが小川と木下と高橋を呼び出した。
- 14 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)02時05分00秒
- 三人は別々にインタビューを受けた。誰がライバルか以外にもこんな質問を受けた。
スタ「ライバルは木下さんみたいだけどじゃあ、一緒に入ったらどう思う?」
小川「えっと、、できれば優樹菜ちゃん一緒の方が、ライバルとしてはいいかなって思いますけど」
スタ「そう。じゃあもいいよ。ありがと」
スタ「えっと。ライバルは高橋さんか。一緒には入りたい?」
木下「できれば一緒の方が、、だって愛ちゃんとは良きライバルでもあるけど良き親友にも
なりましたし、、」
スタ「そう。じゃあありがと。あっ。もういいですよ」
- 15 名前:名無し 投稿日:2001年10月02日(火)02時14分52秒
- そして最後に高橋にインタビューをした。
スタ「ライバルは小川さんですか。一緒には入りたいですか?」
高橋「そうですねえ。できれば友達とは一緒に入りたいですね」
スタ「小川さんとは友達何ですか?」
高橋「はい。麻琴ちゃんも友達ですけど、、あと優樹菜ちゃんと愛子ちゃんと奈津実ちゃんと
あさ美ちゃんも友達です」
スタ「そうなんだ。友達もいっぱい作れたんだ」
高橋「はい。バスの中でいろいろしゃべって、、食事中もしゃべったし。やっぱり
皆ライバルだけど、一緒に夢を追う仲間でもありますし」
スタ「そうなんだ。いろいろありがとう。もう時間遅いし寝ていいよ」
そうしてインタビューも終わって、みんなこのまま何事もなく眠りについた。
そして合宿1日目は終わった。
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月02日(火)12時45分20秒
- おもしろいですよ。
なんか木下と紺野と高橋の関係とか続きが楽しみです。
- 17 名前:名無し 投稿日:2001年10月21日(日)00時56分09秒
- 第3話「砕かれたプライド」
二日目の朝がやってきた。
嘉陽「ふう。よく寝た」
西田「もう朝ですか」
木下「私低血圧で朝きついのよ」
小川「私も、、」
高橋「もう。早く皆起きようよ。他の三人はとっくに起きて着替えてるよ」
西田「そう焦んなくてもいいじゃん」
高橋「駄目よ。こういうのは朝が肝心なんだから。朝にちゃんとしないと今日のレッスンが
中途半端に終っちゃうよ」
木下「愛ちゃん。起きるけど、その前に、、、」
高橋「何?」
木下「まずあさ美ちゃんを目覚させないと、、」
- 18 名前:名無し 投稿日:2001年10月21日(日)01時07分46秒
- 高橋「あさ美ちゃんまだ寝てたの。もう早く起きて」
高橋は紺野の肩を揺らして起こした。
紺野「ふぁい。にゃにい。朝あ」紺野は完全に寝ぼけていた。
木下「あさ美ちゃん。皆、頭は起きてるんだからあさ美ちゃんも起きなきゃ」
木下はそう言って紺野の唇にちゅうをした。
嘉陽「うわあ。大胆」
紺野「えっ!?優樹菜ちゃん?ちょっとおー」紺野は目が覚めたが顔中が真っ赤になって叫んだ。
木下「どう。素敵なお目覚めでしょ」
紺野「優樹菜ちゃん。私パパ以外にキスされたの初めてよ」
木下「じゃあ私かファーストキスは、実は私もパパ以外にはキスは初めて」
高橋「そうなんだ。てっきり東京の人は皆中学生だとセックスまでやってると思ってた」
小川「私も」
嘉陽「セックスって私も未経験なのにやってる訳ないでしょ。ねえ」嘉陽は木下に話を振った。
- 19 名前:名無し 投稿日:2001年10月21日(日)01時18分19秒
- 西田「あのう。セックスって何ですか?」
嘉陽「知らないの?もう中学生でしょ」
高橋「いいわ教えてあげる。セックスは愛し合う男女がやる綺麗な行為なの。分かるでしょ」
西田「まあ、、大体」
紺野「あのう優樹菜ちゃんの経験の話は、、」
高橋「忘れてた。でどうなの?」
木下「どうなのって言われても、、まあはやい人は小学生同士でやる人もいるけど基本的には
都会もあまり変わらないと思うけど」
紺野「うわあ。小学生か、、優樹菜ちゃんはまだだよね」
木下「当たり前でしょ。私男の人の前だと緊張してうまくしゃべれないから」
嘉陽「そうなんだ。優樹菜ちゃん男性苦手なんだ。ちょっと以外」
木下「ちょっと。愛子ちゃん。以外って何?」
嘉陽「ごめん。別に変な意味じゃ、、」
小川「ところでさあ。ジョギング行かなくていいの?」
- 20 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月23日(火)03時20分10秒
- じゃあな、なぎー。
グッバイ、フォーエーバー。
- 21 名前:名無し 投稿日:2001年11月04日(日)12時16分20秒
- 渚のスナイパーは復活しました。
これは他スレで少々シナリオを変えて終わらせました。
現在、15人体制で小説を創ってます。
それだけです。さらば。
- 22 名前:名無し様 投稿日:2001年11月05日(月)14時53分07秒
- なぎー復活sage
- 23 名前:名無し 投稿日:2001年11月05日(月)23時09分00秒
- どうやら偽者が現れたようですね。
とりあえず続きを書きます。
これからジョギングのシーンでしたね。
頑張ります。
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