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For You

1 名前:れもん 投稿日:2001年10月09日(火)17時37分12秒
学園モノを書こうと思います。
矢口は後藤と同じ年齢という設定です。
本当のモー娘。とかなりちがうと思います・・・
がんばって書きます!
2 名前:れもん 投稿日:2001年10月09日(火)18時06分45秒
新しい制服。新しい友達。きれいな校舎。初めて来る土地。
転校生の後藤真希にはなにもかもが新しくみえている。
東京にある全寮制の青井学園高等部1−Aに転校生がやってきた。
「後藤真希です。神奈川県から来ました。よろしくお願いします。」
「えーっと後藤さんはご両親の仕事の都合で転入時期がずれたそうです。
仲良くしてあげてね」
「はーい」
「後藤さんの席はうーんそうねーじゃあ矢口さんのとなりね・・矢口さん・・
矢口さん!ほら寝てないでちょっと手上げて!」
「・・・・・・うん・・・・・なんすか・・・?・・」
(わぁーあの子すごい金髪・・・あの子のとなりか)
むくっと起き上がったのは金髪で小柄な女の子だった。
3 名前:れもん 投稿日:2001年10月09日(火)18時27分18秒
キーンーコーンカーンコーン休み時間だ。
(・・はぁ・・・友達できるかなぁ・・・)
とんとん。真希の肩に誰かが触れた。
「後藤さんだよね・・・?私、安部なつみ。よろしくね!」
「あ・・よろしく・・・」
「それで誰が同室なの?」
「まだ聞いてないの・・2人部屋だよね・・」
「うん。そうだよ〜私今部屋一人なんだけどもしかしたら一緒かもね〜」
「そうだね〜」
(この人とだったらいいなー)
そんなことを思いながら放課後になった。
「後藤さんバイバイー!」
「バイバイー」
友達は何人かでき真希はとてもうれしかった。
(あー同室の人どんな人だろー?)
職員室にむかった。
「あ・・先生私の部屋はどこですか?」
「後藤さんはねー207号室。同室の人は矢口さんねー」
4 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月10日(水)04時29分49秒
ごっちんと矢口の話かな?
期待してますので頑張ってください!
5 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)17時31分43秒
>4
はい。そうです〜わかりにくくてすみません・・・
頑張りますのでよろしくお願いします〜
6 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)18時04分33秒
寮の階段を上りながら思った。
(はぁ・・・同室の人矢口さんか・・・席隣ってゆーのになんも喋らないし
今日ずーっと寝てるし・・・・どうゆう人なんだろ・・?)
207号室ののぶを握った。
(あ〜どうしよ〜緊張するよ〜)
がちゃ。ドアを開けた。そこには矢口がいた。
「あ・・・・わわ・・私後藤真希といいます!よろしく・・」
「・・知ってるよ〜同じクラスじゃん!よろしくね!」
クラスといたときとちがって明るそうな子だった。
「なんて呼べばいいかな?」
「なんでもいいよ!前は真希とかいろいろ呼ばれてたけど・・」
「そっかーじゃあ真希って呼ぶね!わたしはやぐっさんとか矢口とか・・・
なんでもいいよ!」
「うーんなんてよぼ・・?」
「矢口でいいよ!真希のベットは上ね・・机はこっちの使って!」
「あ・・うん。矢口はプリクラある?私プリクラ集めてて・・」
「うんあるよ〜私もプリクラ好き〜かなりあるよ〜」
「みせてみせて〜」
7 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)18時21分42秒
次の日。二人は夜遅くまで話していた。趣味などが一緒で話が盛り上がり
かなり仲良くなったようだ。
「おはよー」
教室に入るとなつみがいた。
「おはよー」
「ねぇねぇ・・誰と同じ部屋になったのー?」
「えっと・・矢口さん・・・」
「へーやぐっさんとーよかったねーあの子ねー昨日学校で寝てたでしょ?
起こすとかなーり機嫌悪いから眠そうなときはほっといたほうがいいよ・・・
でも同室になったんだったら起こして上げてね〜」
「・・・うん・・」
「なーんの話?仲間に入れて〜」
そこにいたのは矢口だった。
「やぐっさんの話〜起こしてもらいなよー」
「起こしてね〜真希〜」
「うん!」
「ねぇ一時間目体育だよー急げ〜」
「まじ?急ご〜」
更衣室に向かった。
8 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)20時24分06秒
更衣室に行くとほとんどの女子はいなかった。
「やっばーはやく着替えよ!」
「急げー!!」
真希はブラウスのボタンを外し始めた。すると矢口が真希の胸元を
じーっと見ていた。
「どーかした?」
「・・・うん・・なんでもないよ・・」
矢口がくすくすっと小さい声で笑っている。
「なに笑ってんの?やぐっさん?」
「なんでもないよー!はやく運動いこ!」
「うん・・・」
3人は走って運動場に向かった。
9 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)20時39分14秒
放課後になった。
「んじゃあ明日ね」
「ばいばーい」
そういいなつみに2人は手を振った。
「ねぇ・・・真希は彼氏いんの?」
「えっ・・いないよ・・・ほしいけどねー」
「ふーん。」
またくすくすと小さい声で笑っている。
(どうしたんだろ・・・矢口・・)
部屋に中に入った。
すると矢口が突然
「真希!おふろはいろ!今日体育あったし汗でべとべとでしょ!」
「い・・一緒に入るの・・?」
「うん。そーだよ。ね!いいじゃん!」
「え・・あ・・」
ぐいっと真希の手をひっぱりバスルームに行った。
「はいはい〜はやく服脱いで!」
矢口は服を脱ぎ真希のスカートを下げた。
「きゃ!」
真希がひめいをあげる。
「どーしたの〜どうせ一緒にはいるんだから!いいじゃん!」
10 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)20時53分44秒
2人は全裸になり交代でシャワーを浴びる。
「真希からシャワー使いなよ!」
「うん。じゃあさき使わしてもらうね・・」
きゅっと蛇口をひねる。その間矢口はずっと真希の体をみていた。
「・・・真希ってかわいいよねーもてるでしょ!」
真希は喋ろうとするが水が口にはいってうまく喋れない。
「・・あ・・っっそん・・っなこと・ない・・・」
「まじ〜ホント?」
「ん・・ん・・っ」
そんな会話が15分くらい続いた。
次は矢口の番だ。
ざーーーー。水が出る。
矢口がシャワーを浴びている間真希はずっと体を丸くしてうずくまっていた。
「ふぅ・・・熱くなってきたね・・でよっか・・」
真希は髪を乾かしている。
「ねぇ一緒におふろ入ると恥ずかしい?」
真希は顔を真っ赤にして
「そ・・んな・・ちょっと恥ずかしい・・」
「また一緒にははいろうね!」
「ちょ・・また・・・」
「いいじゃん!さーあっちいこ〜」
11 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)21時19分00秒
真希がパジャマのボタンに手をかけた瞬間だった
「真希・・・」
「どーした・・・んん・」
矢口の唇が真希の唇と重なった。
「・・ん・・や・・」
矢口の舌は真希の歯茎を舐める。
(な・・・にこれ・・んん・・)
部屋には2人の唾液のびちゃびちゃという音が響く。
「・・んんん・・・」
真希は矢口をグッと突き放す。
「・・どうしたの・・・突然・・・」
「真希かわいい!」
ドンっと真希を押し倒す。
「なにすん・・の放して・・・」
矢口はなにもいわず真希のパジャマを脱がす。
矢口の目には真希の整った胸が映る。
乳首を軽くつねる。舌でぺろっと舐めた。
「はぁ・・・んやぐ・・・ちやめ・・て・・」
「真希胸おっきいね〜私ちゃっくて・・おっきいのだ〜いすき!!」
真希の胸を優しく揉む。
「あぁん・・っ・・だめ・・誰か来ちゃう・・・」
「誰もこないよ〜カギちゃんと閉めてるし〜」
矢口の手はだんだんと下がり真希のパジャマのズボンに手をかけた。
12 名前:れもん 投稿日:2001年10月10日(水)21時39分27秒
「・・はぁゃ・・っ・・・ダメ・・そこは・・だ・・・め・・」
矢口は小柄だか力はあった。グッと閉じている真希の足を開く。
ズボンを無理やり引き下げた。下着の上から真希の割れ目をなぞった。
「・・・・っはんっ・・やぁん・・・」
「喘いじゃって!ほんとかわいい〜!!」
「や・・ぐち・・だめったら・・・・あぁぁん・・っっ」
真希の下着をさげた。
「・・・・やぁ・・だめえ・・・あぁ・・・ん・・」
真希の秘部を舐める。舐めても舐めても真希の秘部が乾くことはない。
べちゃべちゃとわざと音をたてて舐める。
「・・・っや・・ぐ・・・・ち・・あん・・ぁ・は・・」
真希の愛液をすくい見せる。
「真希のHな液おいしいよ〜」
「だ・・・め・・はぁん・・」
「ほんとにやめちゃっていいのかなぁ?クリちゃんもこんなおおきくなって〜」
(なんで・・・・こんなことするの・・・矢口・・)
そればかりが頭の中でぐるぐる回っている。
13 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月11日(木)00時14分46秒
も、萌えまくる!!!!
14 名前:れもん 投稿日:2001年10月12日(金)14時03分45秒
「そろそろ入れちゃおうかなぁ・・・」
「や・・ん・・だめ・・・」
「入れちゃうよ〜でもな〜まだいかせたくない〜あ!そうだ〜」
そういい矢口は自分のかばんをあさっている。
(・・・・・今なら逃げれる・・・)
真希は逃げようとした。そのとき
「真希〜なに逃げようとしてんの〜自分だってイきたいんでしょ〜」
「やだぁ・・放して・・」
「ふふ・・・これなーんだ?」
矢口が持っていたのはおもちゃの手錠だった。
「・・・・これ・・?」
グッと真希の手をひっぱり手に手錠かけベットとつないだ。
「・・や・・外して!」
「だ〜め〜じゃいれよ〜えんぴつって一回入れてみたかったんだ〜」
「・・え・・んぴつ・・!?や・・やだ!やめて!」
「大丈夫〜まだ一回も使ったことないやつだから〜」
真希の秘部はだんだんえんぴつをすいこんでいった。
15 名前:れもん 投稿日:2001年10月12日(金)14時38分16秒
「・・・あ・・っんぁぁや・・あん・・」
「気持ちいいでしょ〜もういっちゃう?」
「・・や・・あぁっ・・や・・ぐち・やめ・・・・あぁぁ・・っ」
矢口はえんぴつを動かしている。
「真希まじでかわいいよ〜」
「・・・あ・・っぁぁ・・・」
「真希イったの?次は私にして〜」
「や・・ぐ・・・ち・・手錠・・外して・・・お願い・・」
「私にしてくれる?それなら外してあげるけど〜」
「・・・・・お願い・・・」
「もーしょうがないなー」
手錠を外した。
「はい!はやくやって〜!」
「なんでこんなことするの・・・?」
「なに・・?泣いてんの?だってー真希かわいいからーやりたく
なっちゃってー気持ちよかったでしょ?」
「気持ちよくなんかなかったよ・・・はじめてだったのに・・・・・」
「・・ま・・・まじ?あ・・ごめん・・・!でもHってこーゆーこと
だってことわかったでしょ!」
「なんもわかんない・・・矢口のばか・・」
16 名前:れもん 投稿日:2001年10月13日(土)13時23分29秒
「ねぇ・・真希許してよ〜ね!」
「・・知らない・・」
さっきから矢口はあたしにあやまってる。でも許さない。
「・・・・明日先生にゆって部屋かえてもらう・・」
「もーそんな怒んなくていいじゃん!それに簡単には部屋かえてくれないだ
ろうしなにされたのとか聞かれるよ〜」
「もう・・いい」
たしかに先生は簡単には部屋かえてくれないだろうな・・・がまんするしか
ないのかなぁ・・・

「・・き・・・・真希・・!朝だよ!」
あたしが目をあけると矢口が目の前にいた。
「矢口・・・あれあたしいつ寝たんだろ・・」
「いいから!早く!学校遅れるよ!」
あ・・れ・・矢口早起きできないってゆってたのに・・

とにかく急がなきゃ!あたしは制服を急いで着て学校に行った。
17 名前:れもん 投稿日:2001年10月13日(土)16時05分07秒
教室に入るとチャイムが鳴った。
「・・はぁ・・・ぎりぎり・・セーフ・・・」
「はいじゃあ席につけ!」


一時間目が終わってあたしはトイレに向かった。
廊下をぼんやりと歩いていると誰かとぶつかってばさって音がした。
「あ・・・ごめんなさい・・」
あたしが謝るとその人は顔を上げた。
「いいわよ・・私がぼーっとしてたから・・」
きれいな女の人だった。ふわっと甘い香りがした。
その人はプリントを拾い階段を降りていった。
きれいな人だったなーと思いながらトイレに行った。

二時間目あたしの嫌いな数学だった。
ずっと矢口のことを考えていた。昨日のことは忘れようって思った。
これからあの部屋で矢口となにかおこったらどうしようって少し心配だった。
授業は全然聞く気にならない。でもみんな聞いてる。
いつも寝てる矢口も。いつもろくに聞いてない人も。
みんななぜか聞いてる。数学のときだけ。なんでだろう・・・?

「じゃあテストするぞ・・・」
え・・・?テスト・・?まじ・・・・・全然聞いてなかった・・・
「え・・っと転校生の・・後藤さん?前の学校で・・25ページから
48ページまでやった?」
先生はニコッと笑ってあたしに聞いてきた。・・かっこいい・・まじで・・
そういえば数学の先生の顔ちゃんとみたことなかった・・・
ほんとかっこいいや・・・森内先生か・・・・
18 名前:れもん 投稿日:2001年10月13日(土)16時36分14秒
「それで後藤さんやったの?」
「あ・・え・・・やってないです・・」
「うーんそうかじゃあ放課後教室に残ってくれる?」
「あっはい!」
先生と二人っきりかな?なんだかすごくわくわくしてきた。


休み時間。たくさん女子があたしの席のほうによってきた。
「・・・・・どうかした・・?」
「・・・後藤・・頼む!写真頼む!」
「おねがい!!」
ほかのクラスの女子までがあたしに「写真!写真!」といってきた。
「な・・なんの・・?」
「そんなの決まってんじゃん森内先生の!」
「なかなか撮れないんだよね〜写真部に頼んでも〜先生だし〜
後姿とかしか〜それでもすぐ売りきれるし〜」

先生の写真?あたしがほしい!
「あの・・さ・・いつ撮るの?」
「今日放課後残るんでしょ!二人っきりで!写真部に入るからモデルしてとか
ゆってさ!」
矢口もあたしのほうにきた。
「お願い!真希!」
こんなにいっぱいの人に頼まれてんのに断れないしなぁ・・・
「・・うん・・やってみる・・」
まぁいいや・・・あたしもほしいし!



19 名前:れもん 投稿日:2001年10月13日(土)16時41分34秒
>13
萌えてくれてうれしいです(笑)
20 名前:れもん 投稿日:2001年10月13日(土)16時54分51秒
四時間目は体育だった。
だるいなぁ・・しかもバレーボール・・・しんど・・・・
レシーブとかあたしには意味がわからない言葉が飛び交う。
まじでだるい・・・

「ごとーさん!危ない!」
ん・・・?


なんだろ・・・ふわふわしてて気持ちいい・・・・・
それにしても顔が痛い・・・
パッと目を開けた。そこは保険室だった。

そして横をみるとあのきれいな先生がいた。
でも隣いいるのは・・・・・・
21 名前:れもん 投稿日:2001年10月14日(日)13時22分05秒
先生の隣にいたのは森内先生だった。
なんで二人がベットに寝転がってんだろ・・・?


「ふぁ・・・ん・・学校でなんてだめ・・誰かきたりしたら・・」
「学校でするってのがスリルがあっていいだろ・・・」
「・・・だって・・あん・・」
なにやってんだろ・・?スリル?誰かきたり?
ま・・まさか・・・

二人は後ろを向いててなにしてるのかよくわかんない・・
でもだいたいはなにしてるかわかる・・・

「・・・・・あっぁぁ・・ん・・」
そのとき先生が寝返りをうった。
・・・・裸・・?つーことはやっぱ・・・学校でなんかすんなよ・・・・・

こんこん。
「あれー?開いてない?なんで?先生いるんすか?飯田センセー?」
矢口だ。どうしたんだろ?

「・・はぁ・・っぁ・・誰かきたわ・・・」
「じゃあ続きはまた今度な・・」
「うん・・」
二人はキスを交わし森内先生はでてった。

「開けてくださ・・・・・森内せんせ・・!どうかしたんですか・・?」
「ちょっと指を切ってね・・・じゃ」
「はい・・!」

「矢口さんどうかしたの?」
「あ!真希は?」
「後藤さんなら寝てるわよ」
「そうですか・・もう昼なんだけど食べないのかなぁ?」
「や・・矢口!起きてるよ!」
「あら後藤さん起きれる?」
「はい!ばりばり元気です!」
「そう・・」
22 名前:れもん 投稿日:2001年10月14日(日)13時53分34秒
廊下を歩きながら矢口が話しかけてきた。
「飯田センセーって美人だよねー」
「飯田先生ってゆうの?」
「うん。あんな美人な人になりたいよ・・・」
「でもあのせんせ・・・」
「どうかした?」
「や・・なんでもないよ・・」

いえないよ・・矢口の好きな森内先生と飯田先生があんなことしてたなんて・・
「でさ!もう許してくれたよね?昨日のこと・・」
「も・・ういいよ・・・あんなこともうしないでね・・」
「う〜んわかんない・・しちゃうかも・・」
「しないって約束して!」
「うん〜たぶん。」
ホント矢口はよくわかんない。またあんなことにならなきゃいいけど・・

放課後。あたしは教室で森内先生を待っていた。
10分くらい待ってたら来た。
「ごめん!ごめん!遅くなって!じゃあ教科書開いて。」

「先生ここよくわかんないんですけど」
「ここはこうすれば・・簡単・・」
あたしがわかんないってゆうたび顔が近づく。
なんかドキッとする・・男に人と付き合ったことないからかなぁ・・?

「じゃあ今日はここまでにしようか・・」
「はい」
「後藤さん・・・今日はよく頑張ったね・・ご褒美あげよう・・」
ご褒美?なんだろう?飴とか?食べ物かなぁ・・?
23 名前:れもん 投稿日:2001年10月16日(火)17時15分10秒
「先生・・ご褒美って・・・?」
先生はなにもいわずあたしの太股に触ってきた。
「ちょ・・っ・・・なんですか・・・?」
「ご褒美あげるっていったろ・・」
「やだ・・やめて・・」
どんどん手が奥のほうに入ってくる。
「や・・ん」
あたしはなんだかわかんないけど少し感じてきていた。
「あ・・・・やめ・・」

「じゃあやめよう。」
そういって教室からでていった。

なんだったの・・・今の・・?
24 名前:れもん 投稿日:2001年10月16日(火)17時28分26秒
「ただいま・・・」
「おっかえりー写真は?」
「・・・ゴメン・・・・撮ってない・・」
「え〜楽しみにしてたのに〜」
「ゴメンね・・・」


あたしは体がむずむずしていた・・なんだろ・・・?この気持ち?


「あ〜もう夕食の時間だ〜食堂いこ!」
「うん・・・」

食堂に着くと安部がいた。
「あ!なっち!一緒に食べよ!」
「矢口!ごめん!彼が待ってるの・・・・」
「彼氏か・・いいよ・・」
「ホントゴメンね!」
走ってどこかに行ってしまった。
「彼氏?・・」
「うん。なっち超カッコイイ彼氏いるんだよ〜」
「そうなんだ・・・・・」


25 名前:れもん 投稿日:2001年10月16日(火)17時40分33秒
ご飯も食べ終わり部屋に戻ってきた。
「ふぁーねむ〜」
「矢口・・」
「ん?どうした?」
なんだろ・・すごく体が熱い・・・

「・・矢口・・・・・」
「どうした・・んん・・」
あたしの体は勝手に動いて矢口にキスをしていた。
激しく舌を絡ます。
「ん・・あぁ・・ん・・ま・・き」
「矢口・・・」
服の上から胸を揉む。
「あん・・・・・・まき・・んあぁ・・」
矢口があたしの名前を呼ぶと興奮してきた。
「・・矢口・・楽しみはこれからだよ・・・・」
26 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月23日(火)23時00分59秒
続きキボンヌ
27 名前:れもん 投稿日:2001年10月25日(木)18時01分55秒
>26さん
かぜひいてて更新できませんでした〜
すみません・・・
28 名前:れもん 投稿日:2001年10月25日(木)18時30分53秒
「ぁ・・ん・・真希・・急に・・どうしたの・・・・?」
「・・・・・なんでもないよ・・やろ・・・」

あたしどうしたんだろ・・急に体が熱くなって・・・・

「ま・・き・・?やろってなんで・・?」
「・・・・・い・・いいじゃん・・矢口H好きでしょ・・?」
「・・・うん・・でも・・」

あたしは話を聞かず矢口をベットに押し倒した。
矢口のTシャツを脱がした。白の小さなブラが見えた。
ブラを外し矢口の小さな胸が見えた。
乳首を舌で優しく舐める。

「あん・・っ・・はぁ・・・」
感じてくれた。
人にこんなことするのは初めてだから感じてくれてうれしい。
29 名前:れもん 投稿日:2001年10月28日(日)18時29分15秒
「は・・・あぁん・・っま・・・っき・・」
矢口の表情すごくかわいい。もっと気持ちよくさせてあげたい。
あたしの手はだんだん下に下がっていった。
矢口の秘密の部分に触った。人のこの部分に初めて触れた。
矢口の下着を脱がした。

・・・これからどうすればいいんだろ・・・・?
こんなことするの初めてでどうすればいいのかホントわかんない・・・・

「・・どしたの・・・?」
「なんでもないよ・・・」

そうだ!こないだ矢口にされたことを・・・
あたしはじーっと矢口の秘部をながめた。
30 名前:れもん 投稿日:2001年10月28日(日)18時47分37秒
「あんまみないでよ・・・恥ずかしい・・・・」
「きれいだよ。矢口の・・・・・」
「や・・・恥ずかしいからいわないでよ・・・・・」

じーっとみてるとシーツに水みたいなのが落ちた。
なんだろ・・?Hな液って矢口がいってたのだ。
あたしは矢口の秘部を舐めてみた。
「・・あぁ・・ん・・あん・・・・」
なんだかしょっぱい味がした。
次は激しく舐めた。
「あんぁぁ・・・ああ・・・・・あぁっ・・・・」
舐めても舐めても溢れてくる。

「ま・・き・・・・もう・・入れて・・・・・」
「うん」
ゆっくり指を入れていった。
・・・・・奥まで入ったかな・・・
「真希・・奥までとどいてるよ・・・」
そういい矢口は腰を動かしはじめた。

「・・あぁぁんっ・・・気持ちいい・・・・」
あたしも指を動かした。そして2,3本と指をしずめていった。
31 名前:れもん 投稿日:2001年10月29日(月)21時30分27秒
「・・・・あぁぁっ・・・はぁ・・・・」
激しく指を動かす。部屋の中は矢口の愛液の音が響いている。
「あんんぁ・・・あんっ・・あん・・あぁ・・・あっ・・イク・・・あぁ・・」
矢口はぐったりとしている。イッたみたいだ。
「・・真希・・・すごいよかったよ・・」
「よかった・・・」
あたしと矢口は抱き合ってキスをした。

「う・・ん・・・・」
ばっと起き上がると隣に裸の矢口が寝ていた。
「あれ寝ちゃったんだ・・」
矢口を起こさないようにふとんをそーっとかけた。

なんであたし矢口とねたんだろう・・・
あんなにイヤだったのになんで・・?とつぜんムラムラしてきて・・
なんだかわかんない・・・


その日あたしは眠れなかった。ずっと考えていた・・・矢口のこと・・・
32 名前:れもん 投稿日:2001年10月29日(月)21時44分11秒
「どしたの?真希?元気ないね?」
「いや・・なんでも・・」
矢口は昨日となにも変わりない。確かに昨日Hしたけど・・
学校でも矢口にはなんの変化もはない。

「ごとー!!ちょっときてー!!」
なんだろ・・?
あたしはドアのほうにいった。
「どーしたの?」
「吉澤さん。呼んでるよ。」
吉澤さん?誰だろ・・・?
「後藤さんだよね・・・・・?あたし吉澤!よろしく!」
そこにはなんだかかっこいい女の子がいた。
「うん・・それでなにか・・?」
「ちょっときてくれる・・・・・?」
「え・・うん」
あたしは吉澤さんについていった。

着いた場所は屋上だった。
「突然だけど・・あのさ・・・矢口とHしてる?」
33 名前:れもん 投稿日:2001年10月29日(月)21時57分11秒
「え・・・あ・・なっなん・・で・・?」
「いや・・・・私の部屋後藤さんの部屋の隣でさ・・・昨日喘ぎ声がきこえて
きてたの・・・まさかとは思ったんだけどね・・」
ど・・・うしよ・・ばれた・・とりあえず否定しとこ・・・
「・・・ちがうよ!なにかの間違いだとおもうよ〜」
「ん・・・・矢口ってさ・・いろんな子と寝てるってウワサがあるの・・
後藤さんがくる前もいっつも喘ぎ声きこえてて・・女の子連れ込んでるの
みたことあって・・」

もう・・だめだ・・・
「・・う・・・ん・・」
「・・マ・・マジ・・!?」
「矢口と・・・したよ・・・・でも・・お願い・・・・このこと
誰にも言わないで・・お願い・・・」
「うん!誰にも言わないよ!でもさ・・・私のお願いも聞いてね・・・?」
「え・・?」
34 名前:れもん 投稿日:2001年11月03日(土)12時00分07秒
「お願いってなに・・・?」
「・・これからずっと私のゆうこときいてよ・・」
キーンコーンカーンコーン

「あ・・行かなきゃ・・・あっそうだ!帰りうちのクラス来てくれる〜?
お願いね〜」
そういって階段を下りていった。
「吉澤さん?・・・・」
なんなの・・・ゆうこときけって・・奴隷・・?になれってこと・・?
それに矢口がいろんな子と寝てる・・?
な・・んで・・うそだ・・・


「おーい!真希ー?」
矢口の声だ・・・
「あーいたいた!なに授業さぼってんの!」
「・・・矢口・・」
矢口に抱きついた。なんだろう・・矢口の胸の中にいるとすごく落ち着く・・
「どしたの・・真希・・?」
「やっ・・矢口・・好きだよ・・っ」
「どうしたの?」
「だっ・・だ・・・からどこにも行かないで・・」
「どこもいかないよ!話は帰って聞くから・・・はやく教室戻ろ!ね!」

矢口がいろんな子と寝てる・・・そんなのやだ・・
矢口のことが好き・・まだなんにも矢口のこと知らないけど・・
あたしだけの矢口でいてほしい・・
35 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月03日(土)22時34分39秒
ごっちんせつないなあ。がんばれ!
36 名前:れもん 投稿日:2001年11月05日(月)16時38分41秒
>35さん
レスありがとうございます〜
私も切ないの好きです〜でも切ない系は難しいです・・
これからもがんばるので見て頂けるとうれしいです!

これから少しずつ私の大好きな(笑)よしごまにしていきたいなぁと
思っております。
37 名前:れもん 投稿日:2001年11月05日(月)17時30分32秒
放課後
ガラガラ〜静かな教室にドアの開いた音が響く。

「やっときた〜遅いよ〜」
「吉澤さん・・・あたし・・・」
「私のことはよっすぃでいいよ〜んじゃあ私のかばん持ってくれる〜」
「なんで・・あたしが・・・」
「ばらされたくないんでしょ?それくらいはやってよ〜
ねっ!ま・き・ち・ゃ・ん!」
吉澤さんの息があたしの耳にふわっとあたった。
「・・あっ・・・」
「これくらいで感じちゃうんだぁ・・・かわいいなぁ・・さっ!早くかばん
持って!」
吉澤さんに断ろうって思ったのに・・・
あたしは速足で教室を出た。
早く矢口に会いたいって一心で・・・

「ここまででいいよ。明日もちゃんと帰りきてね!そーだケータイ番号
教えて!」
「え・・?」
「早く教えてよ・・・メルアドも・・毎日メールするよ・・」
「え・・毎日・・?」
「いいの〜早く〜」
38 名前:七誌。 投稿日:2001年11月12日(月)00時29分59秒
ちょこっと黒よし…しかしそれも愛ゆえに?
いいっすねぇ。ツボです。
ごっちんよりもよしこに感情移入してしまう。(^^;
39 名前:華守 投稿日:2001年11月13日(火)07時04分12秒
Good!
40 名前:れもん 投稿日:2001年11月14日(水)17時36分22秒
>38七誌さま。
レスありがとうございます!
ずっと黒よしが書きたかったんです〜あとHなよっすぃも書きたいです(笑)
それにしても私の書くごまきは弱い感じがする・・・
>39華守さま
レスありがとうございます!
そういってくださってうれしいです!!
41 名前:れもん 投稿日:2001年11月14日(水)17時44分40秒
40の七誌。さまの。をつけるところを間違えてしまいました・・
すいません!!これからは気をつけます。
42 名前:七誌。 投稿日:2001年11月14日(水)20時23分22秒
とんでもないです。こちらこそまぎらわしいHNですいません。
あと、Hなよっすぃ、自分も好きなんで…(笑)
43 名前:れもん 投稿日:2001年11月14日(水)20時42分04秒
ピロロロロ〜

「真希・・さっきからずっとケータイ鳴ってるけど・・・」
「あ・・ごめん・・」

さっきからずっとケータイが鳴ってる。全部吉澤さんからだ。
今なにしてるとか?メールちょうだいとかそんな内容ばっかり。

あっ・・!あのこと矢口に聞かなきゃ・・・

「矢口・・・・す・・・す・・・好きな・・人いる・・・?」
「うん。あたしの好きな人は・・・」

とんとんとん。
「真希〜ちょっと出てきて〜」
ドアのほうから吉澤さんの声が聞こえてきた。

あ〜もう!矢口の好きな人聞けそうだったのに〜

「どうしたの?」
「真希〜あのね〜一緒に勉強しない?」
「でももう11時だよ・・部屋でちゃだめなんじゃないの?」
「いいの〜部屋隣なんだから〜」

吉澤さんはあたしの手をひっぱって部屋に入った。
44 名前:れもん 投稿日:2001年11月14日(水)21時09分11秒
「あ〜矢口じゃん!なんか久しぶり?」
「いっつも学校であってるじゃん・・それになに?もう11時だよ!
早く部屋戻ったら。」

なんかこの二人・・・仲悪いのかな・・

「ちがうの〜真希に用があったの!」
「あ・・・吉澤さん勉強なにからする?」
「う〜んと・・やっぱり勉強はいいや!あたしの部屋来て!!」

「でも・・・」
「吉澤。早く部屋帰りなって。10時すぎたら部屋出ちゃいけないじゃん。」
「も〜いいじゃんか〜矢口、髪とか金髪で校則やぶってんのに時間とかは
守るんだね〜」

「なんだよ・・・金髪はあたしが好きでやってんの!なんで吉澤にそん
なこといわれなきゃなんないの!」
「ホントのこと言っただけじゃん。それにあたし知ってるんだから!
矢口がいろんな子と寝てること!」
「な・・っ・・吉澤あんた・・・」

「やっ!けんかしないで!それにこんな時間に大きい声だしたら迷惑だよ。」

「も〜あたしもう戻るよ。また明日ね真希。」
そういって吉澤さんは部屋から出て行った。


部屋の中が急に静かになった。
45 名前:れもん 投稿日:2001年11月14日(水)21時20分58秒
>42七誌。さま
私が間違えたのが悪かったんです。すみません!
Hなよっすぃにしようと思ってます(笑)よしごま好きなんで・・よしごまで書き
たいなぁと思います。頑張ります!
46 名前:れもん 投稿日:2001年11月15日(木)18時35分36秒
部屋の中は時計の音だけが響く。

「矢口・・・いろんな子と寝てるってホント・・・?」

あたしはそんなこと信じたくない。矢口を信じてるから。
だから・・・ウソだって言って・・・

「ホントだよ・・あたし真希が来るまでいつもいろんな子と・・寝てた・・」

「うそだよね・・?そんなことしてないよね・・・?」
「ホントだよ・・・でも今は真希が誰よりも好き・・だから・・・・」

「あはは・・・もういいよ・・・あたしもう寝るね・・おやすみ・・・」

ホントは涙がでるのをこらえてた。ウソでもいいからウソだっていって
ほしかった。
47 名前:れもん 投稿日:2001年11月15日(木)19時16分05秒
「おっはよう〜真希〜!!」
吉澤さんが抱きついてきた。元気だな・・昨日のことなんてもう忘れてそう。
朝、矢口よりさきに学校に来た。顔、あわせずらいなぁと思って・・


「どうしたの?真希?矢口になんか言われた?」
「・・なにも・・言われてないよ・・」
「ふーん。じゃ!今日も帰りよろしく〜」

がらがら〜
「おはよ・・・」
「矢口〜おはよ〜!!真希と一緒にこなかったの?」
「うん・・ちょっとね・・」

矢口が来た。席も隣だし・・ホント顔合わせにくい・・・

「・・・おはよう・・・矢口・・・」
「お・・はよ・・」
会話が続かない・・・
そのまま黙り込んでしまった。

「じゃあ・・・後藤!前に来て書いてくれ。」
ヤバイ・・・ぼーっとしてて聞いてなかった・・・・
数学じゃん・・・それに先生・・こないだのことなんだったんだろ

あたしは前に出た。・・・そういえばこれ放課後残ってやったやつだ・・・
よかった〜これならわかる。

「これでいいですか?」

「放課後教室に残ってくれ。」
48 名前:れもん 投稿日:2001年11月15日(木)20時32分34秒
はぁ・・・残ってなにするんだろう・・・

「後藤・・・」
「先生・・・あの・・・なんですか?」
「勉強だ。」
「勉強するんですか・・・?」

また勉強か・・・・あ!吉澤さんと帰るんだった・・・


「よし。今日はここまでだ。」
「はい!さよなら!」
「ちょっと待て。」

森内先生はあたしの手をつかんだ。

「なんですか・・?」
「後藤・・・・気持ちよくなりたいよな?」
「な・・なにがですか?」

ドンっと先生はあたしを押し倒した。
「せんせ・・・なにする・・んですか・・・・・・やっ・・」
「後藤はかわいいな・・・」

手を強くつかまれた。これじゃ逃げれない・・・どうしよう・・・

「こうゆうことだ。なにするかぐらいわかるよな・・・?」
「やだ・・・放して下さい・・・」
49 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月21日(水)01時54分50秒
続き待ってます
50 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)17時29分57秒
>49 名無し読者さま
レスありがとうございます!
これからはもっと早く更新できるよう頑張ります。
51 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)17時45分43秒
「う・・んっやだぁ・・」

先生はあたしの胸を撫でてきた。脚をばたつかせるけど効果はない。

「・・あぁ・・ん・・やぁ・・」
「ホントかわいいな。後藤は・・でも男は後藤みたいそんな厭らしい顔してる
女と2人で居るとこうゆうことしたくなるぞ・・?」

怖い・・・お願い・・誰か助けて・・・

先生の手はだんだん下がっていきあたしのスカートに中に入ってきた。

「いっ・・やぁ・・・」

手はつかまれてて抵抗することができない。

本当にこのままじゃ・・・

「やだぁ・・やめ・・て・・」

ガラガラ〜
「真希〜!んん・・・んんん!!なにやってるんですか!」
52 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)18時05分09秒
誰だって驚くはずだ。教室に入ってきたら教師と生徒が床に
寝そべっているんだから・・・しかも生徒は泣いている・・

「ま・・・っ・・まっ・・・真希!?どうしたの・・・・・・それより先生!
なにやってるんですか!」

助けに来てくれた・・・

「な・・にって・・ちょっと消しゴムが床に落ちて・・」
「なんで消しゴムが落ちてこんなことになってるんですか!
しかも真希泣いてますよ!」

「よしざ・・わさん・・・」
「大丈夫?先生・・このこと教育委員会に言ったら先生どうなるんでしょうね
・・まぁ・・・あたしらがこのこと言わなきゃいいんだけど・・・」

「頼む!それは勘弁してくれ!」
「ふーん・・・じゃ・・ちゃんと真希に謝ってください!もちろん土下座で!」
「悪かった!もうこんなこと絶対しない!ごめん!」

「真希?これでいい?それとも教育委員会に言う?」
「も・・う・・いいよ・・先生・・こんなこともう絶対しないで下さい・・・」

「悪かった!ごめん!もうしない!」
53 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)19時04分28秒
「真希大丈夫?」
「うん・・・」

先生は教室から出て行った。
ホントさっきは怖かった。吉澤さんが来てくれてよかった・・・

「じゃあ帰ろっか!」
「う・・・ん・・・」

矢口と顔合わせにくい・・・帰りたくない・・・

「どうしたの?早く帰ろ!」
「あ・・たし・・・矢口と今・・・」
「ケンカ?じゃああたしの部屋来る?」
「でも・・・ずっと居れるわけじゃないし・・・」
「矢口が寝る頃帰ればいいしね!さ〜帰ろ〜」

矢口・・・・なんでケンカなんてしちゃったんだろ・・・
好きなのに・・・なんで・・・


がちゃ。
「はい。入って〜散らかってるけど〜」
「うん・・・」

すとんと座った。
今日いろんなことがあったなぁ・・・先生のこと・・・矢口のこと・・・
なんか頭がパンクしそう・・・

「はい。これでも飲んで!」

吉澤さんがくれたのは温かいコーヒーだった。

「ありがとう・・・」
「あの先生サイテーだね!なんであんなことするんだか・・・」
「うん・・ホントなんでだろう・・・でも・・もう大丈夫だよ・・」
「そう?なんかあったらあたしに言ってね!スグ助けに行くよ!」

吉澤さん強いなぁ・・あたしもこんなふうに強くなりたいなぁ・・・

「それより吉澤さんってやめてよ〜よっすぃーでいいよ!」
「うん・・・・ん・・っ・・」

なんか急に眠気が・・・


「ん・・・・あ・・・あれ・・・・・」
あたしいつ寝ちゃったんだろ・・

「起きた〜真希〜」
「ごめん・・寝ちゃって・・・あれ・・・あたしの服・・」

あたしは起き上がると全裸になっていた。
54 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)19時44分50秒
「・・やだぁ・・・なにこれ・・」
「ふふふ・・・真希のカラダは綺麗だねぇ・・・肌はつるつるすべすべ
だし・・」
「や・・っ・・・なんで・・」
「そんなの真希がかわいいからじゃーん!!」

なんで・・・こんなこと・・・

「それに・・もしかして・・コーヒーに何か入れた・・・」
「媚薬入れたの〜・・カラダ思うように動かないでしょ・・・」
「あ・・たし帰る・・・」
「そんなカッコじゃ帰れないよ・・・あたしのゆうこと聞くんでしょ・・・」

ひどい・・・それにしても・・カラダが重く感じる・・・

「んっ・・・服・・返して・・・」
「だめぇ〜真希にはこれから気持ちよくなってもらうんだから〜」

気持ちよくって・・・そんなの・・・

手を引っ張られベットに押し倒された。

「あ・・っ・・やぁ・・」

吉澤の唇は柔らかい真希の唇を奪う。

「ん・・っ・・ふぁ・・」

吉澤の上手な舌使いで真希はキスだけで少し感じてきていた。

「もう感じちゃってるの・・?Hな子だねぇ・・・真希は・・」

真希の秘部からはとくとくと透明の液が太股を渡って流れている。
55 名前:れもん 投稿日:2001年11月21日(水)20時27分00秒
吉澤は真希の首筋を舌でぺロッと舐める。
媚薬が効いているのか普段以上に真希は感じてしまう。

「あ・・っふぁ・・・吉澤さ・・・んっ・・・」
「よっすぃーって呼んでよ・・・そんな子には・・・・」

真希の首筋を強く吸う。痛いくらいに・・・

「んっ・・ぁ・・・そんな強く吸わないで・・や・・んっ・・」
「残るようにキスマークつけてるんだからぁ・・・」

少し強引にカラダのいろんな部分を強く吸う。

「真希のカラダ柔らかいからスグつくね・・・」
「あ・・う・・ぁ・・んっ・・」

吉澤の指が少し触れるだけで敏感な真希のカラダは感じてしまう。

心では嫌がっているがカラダがゆうことを聞かない。

「いっぱいついたね・・・もっとつけようか・・・?」
「・・やぁ・・だ・・もうやめて・・・・」
「ふふ・・・じゃあ・・・・」

溶けそうなくらい柔らかい真希の乳首をつんっとを指で転がす。

「あぁ・・・ん・・あ・・ぁ・・」

舌で舐めたり指で転がしたりしておもちゃのように弄ぶ。
真希の小さな喘ぎ声がますます吉澤を興奮させる。

56 名前:れもん 投稿日:2001年11月22日(木)21時38分42秒
「よしざ・・・わさん・っあ・ぁん・・」

グッと口をふさがれてしまった。

「吉澤さんってゆっちゃダメ〜よっすぃーって言って〜」
「ん・・はぁ・・・よっ・・す・・ぃ・・・」
「だ〜め!ちゃんと言って!」
「いや・・・ぁ・・・放してぇ・・・・」

さっきよりも強く手を握る。真希が抵抗できないように・・・

「ちゃんと言って!そうしないと放さない!」

ひとみの目は真剣だ。真希は目が半開きになっている。

「よっ・・すぃ・・・」
「これからはちゃんと呼んでよ!」
「お願い・・もうやめて・・・」
「だめだよ。まだまだするんだから・・・」

ひとみは真希の乳首を指ではじいたりグリグリ押したりして遊んでいる。
優しく撫でたり強く撫でたりしている。

「う・・っん・・」

真希は出来るだけ声をあげないようにしているがどうしても小さく出てしまう。
ひとみはそれを楽しむかのように見ている。

「真希?声上げてもいいんだよ?」
「いや・・っ・・・あっぁ・・・・」
「その媚薬いいでしょ・・・どうしても感じちゃうんだから・・」

「はぁ・・・・ん・・いやぁ・・・・もう部屋に帰らして・・・」
「なにいってんの・・・矢口とケンカしてるんでしょ?なんで
帰りたいのよ・・」
「矢口が・・・好き・・だから・・・帰らして・・・」

矢口に会いたい・・・ケンカしてても・・側に居たい・・・

「なんで・・・そんなこというの・・・矢口の・・・矢口の
どこがいいのよ・・・?」
「帰して・・・お願い・・・」
「絶対帰さない・・・あんな奴のとこになんか・・・・」

真希のすらっと伸びた脚にひとみの手が触れた。
57 名前:れもん 投稿日:2001年11月22日(木)22時00分40秒
「綺麗な脚・・・これも全部あたしの物・・・」

堅く閉じている真希の脚を無理やり開こうとする。

「どうしたの?力抜いて・・」
「そこは・・やめて・・」
「すっごく濡れてるよ・・・見ただけでわかるよ?」

真希は絶対に開こうとしない。ひとみは思いっきり力を入れて
開こうとする。

「もー!しょうがないなぁ・・・・」

ぐりぐりと乳首をいじり始めた。

「あぁ・・・ん・・やん・・・」
一瞬、真希の力が抜けたときバっと脚を開かせた。

「真希のここ綺麗・・・さっき寝てる間も見たんだけどね・・・」
「あっ・・・・あ・・・・やだ・・」

真希は顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。
ひとみはニヤニヤしている。

「かわいいよ・・真希・・」

58 名前:れもん 投稿日:2001年11月23日(金)21時19分47秒
「や・・っ・・・・」

ひとみはニヤッと笑い指での愛撫を始めた。
まるで真希の感じる秘密の場所を知っているかのようにそこを責める。
真希の中からは大量の愛液が溢れ出てくる。

「あ・・っん・・あぁ・・・・・・」
「真希はホントHだねぇ・・・こんなに濡れちゃって・・・」
「そんなこと・・・っないも・・・ん」
「ホントに?じゃあ・・・」

そう言うとひとみは熱くなっている舌を真希の秘部に押し付けた。
真希はジーンとした感触に襲われた。なんとも言えないくらいの感覚に
びっくりしていた。

「は・・ぅ・・・・ん・・あ・・ん・・・・」

舌を放すと真希の秘部からはさっきの量を越す愛液が一気に出てきた。
ひとみはクスッと笑い真希に話しかけた。

「これでもHじゃないって言えるの?」
「ち・・・が・・う・・媚薬が・・・」
「媚薬・・・でも真希は感じてるじゃん・・・」
「・・・・・・・・」

なんとも言い返せなかった。確かに真希は感じているからだ。

ひとみはまた舌での愛撫を始めた。
上下に舐めたり真希の中に少し舌を入れたり真希の感じる顔を見て
楽しんでいる。
59 名前:れもん 投稿日:2001年11月23日(金)22時57分16秒
・・・・・・・気持ちいい・・・・・・・・・・

こればかり真希は思っていた。
抵抗ばっかりしているけどホントはすごく気持ちいい・・・
でも素直になれない真希は『気持ちいい』なんて言えなかった。

ただ気がかりなのは矢口のコト・・・ホントは矢口が好きなのに
なんでひとみとえっちしていて気持ちいいんだろう・・・
矢口が好きなのに・・・


「あっ・・・ふ・・んっ・・・」
「どうしたの・・・もうイキそう?」

『うん』なんてゼッタイ言えない。
ひとみが触れる部分がすごく熱くなって今にもイってしまいそう・・・

「いいよ。イカせてあげる。」

ひとみは真希の蕾を軽く撫でる。それだけでも真希はイってしまいそうだ。

「はぁ・・・んんっ・・あぁ・・・」

ひとみの愛撫はますます激しくなり少しずつ指を真希の中に沈めていった。
真希の愛液もシーツに水溜りを作るくらいになっていた。
60 名前:れもん 投稿日:2001年11月23日(金)23時08分03秒
「・・・・はぁ・・う・・ん・・・・あぁ・・・・・・ん」
「もう1本入れちゃうよ・・・」

人差し指を中に沈め中指もさらに加えた。
指を入れながらもひとみは蕾を舐めた。

「あぁ・・ん・・・っだめ・・・イキそう・・・」
「じゃあもう1本・・・」

ひとみは指をもう一本追加した。
愛液はものすごい量が一気に溢れ出てくる。

「・・・ああぁん・・・イ・・ク・・・・・」

そういうと真希はその場に倒れこんだ。
61 名前:れもん 投稿日:2001年11月23日(金)23時11分07秒
やっとこの二人のエロシーンが終わりました。
まだあるんですけどね・・・
エロはムズイです・・・
これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
62 名前:名無し。 投稿日:2001年11月28日(水)02時11分49秒
続き希望。あぶのうまるな感じがグー。
63 名前:れもん 投稿日:2001年11月29日(木)19時57分08秒
>62 名無し。さま
レスありがとうございます!
更新遅くてすいません・・・
そう言っていただけるとすごーくうれしいです(涙)
これからもエロは入れていきたいと思います(笑)
64 名前:れもん 投稿日:2001年11月30日(金)19時18分01秒
「ん・・・ん・・・」
「おっはよ〜!!」
パッと目を開くとひとみが目の前にいた。
「・・・あれぇ・・・あたし寝てたの・・?」

「うん。昨日はすっごく可愛かったよ。」
そういってあたしのおでこにキスをした。
「あ・・たし・・帰る・・」
昨日部屋に戻ってないから矢口が心配してるだろうし・・

「だめ!今日一日はあたしと居るの!!」
「でも学校もあるし・・もうかえ・・」

手首をつかまれた。

「今日は学校休み〜だからね!!」
どうしよう・・でも帰らないと・・

「でもあたし・・」
「・・せっかく矢口の秘密教えてあげようと思ったのになぁ・・」

矢口の秘密・・・なんだろう・・?聞きたい・・

「・・・き・・きたい・・・・」
真希は照れくさそうに答えた。

「いいよ〜そのかわり今日一日あたしと一緒に居てね・・?」

65 名前:ー好きだからー1(吉澤視点です) 投稿日:2001年12月01日(土)13時31分00秒
あれは一年前の出来事だった。あたしの運命を大きく変える出来事
だった。



「まじ〜!?委員会話し合い長いがらキライなんだよ〜」


吉澤ひとみ。青井学園中等部三年C組の生徒。

「あ〜イヤだぁ・・・」
「でも今日の委員会は高等部のかっこいい〜先輩も来るらしいよ!!」
「かっこいー先輩かぁ・・・」

かっこいい先輩・・・彼氏できるかも・・・・?

「よっしゃ!がんばるぞ〜」
「なにを頑張んの・・・・」

66 名前:ー好きだからー2 投稿日:2001年12月01日(土)15時36分23秒
『彼氏』この言葉を耳にするとひとみは胸がいつも高鳴る。
欲しくてたまらないのだ。周りの友達には彼氏がいるのになぜかひとみには
居なかった。


男友達ならたくさん居るんだけど彼氏は居ないんだよね・・・
そう!今日こそは!彼氏作って楽しいラブラブ生活送るんだ!!
などと考えていた。


「きりーつ!礼!さ・・・」

がた。

「さよなら〜!!」
「こら〜!!吉澤〜!」
まだ挨拶も終わっていないのにひとみは猛ダッシュで階段を駆け下りていった。

とにかく全力で走った。
先輩なんてめったに会うことも出来ない芸能人のような人。
遅く行けばほかの女に取られるかも・・・と思えば何が何でも早く行ってやる〜
と考えていたひとみなのであった。

一番に行ってかっこいい人見つけて彼氏作るんだぁ〜!
67 名前:ー好きだからー3 投稿日:2001年12月01日(土)15時52分47秒
がらがら!!

「こんにち・・・・は・・・」

誰も居ない。予想どうりだぁ!!
さぁ早く来てあたしの運命の王子さまぁ!!


十分ほど待ったが誰もこない。
ひとみもいらだち始めていた。

その時。
がちゃ。

ドアの音だ!ひとみは目を輝かせドアのほうを見つめていた。

「遅くなってすみませーん。・・あれ?あなただけ?」
ドアの外に立っていたのは茶髪の女の人だった。

「はい。まだ誰も着てませんけど・・?」
「そうなの?なーんだ。」

その女の人は部屋の中に入って来てひとみに話し掛けて来た。

「中等部の子だよね?名前なんてゆうの?」
「あたしは吉澤ひとみです。あの・・・」

「あたしは高等部三年の市井紗耶香。よろしくね」

優しい口調に人だった。そしてとても優しい香りを漂わせてる人だった。
68 名前:ー好きだからー4 投稿日:2001年12月02日(日)19時18分58秒
「遅れてすみませーん!」

委員会が始まる時間になっても来ない人がかなり居る。

ひとみは考えていた。
そういえば・・・今、来てる人全員女子なんだけど・・・
まさか男子は来ないんじゃ・・

「えーっと・・・全員揃ったかな・・・はい!では委員会始めますよ!!
席について!」

ちょっと待って・・今、居るの全員女子じゃん・・・
それに・・・市井先輩が司会してる・・なんでだろう・・?

「はい!では委員会始めます!私は高等部の生徒会委員長市井です。」

生徒会委員長・・?あれは女もなれるんだ・・知らなかった。

「一つ聞くけどあんた達やる気があってクラスの委員長になったんでしょうね?
今日みたいに約束の時間を守って来ない人は委員長としての恥よ!!」

さっき話してるときと違って感じが違うなぁ・・・
やる気があるってゆーかあたしはなんか知らないけどいつの間にか委員長
になってたんだよねぇ・・・・
69 名前:ー好きだからー5 投稿日:2001年12月03日(月)19時15分24秒
「・・・よし!・・ではさようなら。」
「さよなら〜!!」

やっと委員会が終わった。もう6時だ。
ひとみが帰ろうとしたときだった。

「あ!・・えーっと・・吉澤さん!」

市井先輩の声だ・・・

「はい・・あのなにか・・?」
「・・・・あ・・・な・・なんでもないの・・ま・・たいつか会えるといいね」
「はい・・?」

今日あったばっかりだけどなんか市井先輩と話すとドキドキする・・・
なんか・・・ね・・・

そんなことを思いながら寮に戻った。


「ただいま・・・」
「おかえり〜遅かったね〜」

こんな新婚夫婦のような会話をいつもしている矢口とひとみ。
矢口とはルームメイト。

「はぁ・・今日2年で1番カッコイイってゆわれてる男の子と話したんだよ・・
でもそいつあたしの胸ばっかみてくるんだよ!あのヘンタイ!」
「そうなんだぁ〜ヘンなやつがいるんだね〜」

矢口は男好き。いろんな人と遊んでる。
でも矢口は明るくてホントは素直。
あたしは男の子と付き合ったこともないしいろんな人と付き合える矢口を
ある意味尊敬してる。

70 名前:ー好きだからー6 投稿日:2001年12月09日(日)21時02分20秒
「起きて!起きて!」


う…ん?
矢口の声がする…


バっと起き上がると目の前には矢口が座っていてひとみの方を見ていた。

「どうしたの…こんな朝早くから…それに今日学校休みじゃん…」


まだ完全に起ききっていないまま目をこすって矢口に話し掛けた。

「今日ねー男と出かけるつもりで映画のチケット取ったのにねー
なんか用事が出来たとか言って行けなくなったの〜」

「ん…そんで…」

まだひとみは寝ぼけている。

「だから!映画一緒に行こ!!」

「映画…なんの…?」

「ラブストーリー♪」

「ラ…ラブ!?」


正直なところひとみはあまりラブストーリーの映画など興味なかった。

スクリーンの中で行われている演技の恋愛の話などあまり興味などなかった。


「ね!行こ!!」

「うーん…」

断るのもなんだしなぁ…

「う…ん…いいや!行こ!」
71 名前:ー好きだからー7 投稿日:2001年12月09日(日)21時22分44秒
電車を二回乗り換え、駅を出て、五分ほど歩いたところに映画館がある。


それにしても電車の中にはラブラブモードに入っているカップルが
何組もいる。

ラブラブモードのカップルを見てひとみはいらついていた。

(なんだよ…あんなにいちゃついてさ…見せつけてんのかよ…
あーゆーのは家でやれっつーの!)

そしてひとみはあることを心配していた。
「矢口〜ラブストーリーの映画に女二人が行っておかしくないかなぁ?」
「なにがおかしいの?みんな女で行ってるって〜」


そうなのだろうか…
そんなことでひとみは悩んでいた。


その間に映画館に到着した。


「はぁ?立ち見?ここにちゃんとチケットがあるでしょ!」
矢口の大きな声がたちまち響き渡る。

「大変申し訳ないんですけど…お客様のチケットの席になぜか
ほかのお客様が座っていらして…」

「なにいってんのよ!もういい!帰ろ!」
「矢口声が大きい…それにせっかく来たんだし立ち見でも見ていこうよ…」

「…でも…いいの…?立ち見だよ?」
「うん…いいじゃん…早く入ろ…」

ひとみはどうしても早くこの場所から抜け出したかった。
矢口の大声で人の視線が自分達のほうに向けられていたからだ。

72 名前:ー好きだからー8 投稿日:2001年12月09日(日)21時34分47秒
とりあえず立ち見でも観やすい場所を見つけようと走り回る。

「ここでいっか…」
「はぁ…なんで立ち見なんだか…せっかくチケットがあるのにさ…」
「しょうがないね…」

そんなことを話していると映画が始まった。

突然男女がキスをしている場面が映った。

(うっわ…突然…こうゆうの観てるだけで緊張する…)

そんなことを思っているとバンっとドアが開いた。

会場の視線はスクリーンからドアの向こうの人に視線が変わる。

「……」

その人はひとみのほうに近づいてきた。

(だ…誰?知ってる人…?)

会場の中は暗くて人の顔がよく見えない。

だんだんと近づいてきた。
その時。

「吉澤さん…だっけ…?」

どこかで聞いたことのある声…
昨日どこかで…

あ!あの人!

「市井先輩!」
73 名前:ー好きだからー9 投稿日:2001年12月10日(月)18時09分31秒
「こんにちは〜今日は友達と来たの?カレシは?」

欲しいけどいないんですよ…カレシは…

「友達とです。市井先輩は誰と…」
「えっとね〜ともだ…」

バン!大きな音をたててドアが開いた。

たちまち会場に視線はドアの方に…

「ポップコーンとジュース買ってき…」

その人は会場の視線は全部自分に向けられていることにやっと気づいたようだ…

「やっときた…圭!」

その人は圭という人のようだ。

そのとき矢口がこそっと耳元で話しかけてきた。

「あの人誰?」
「高等部の生徒会長の市井先輩。美人だよね〜」
「そうだねぇ…あれ…圭さん!」

会場の視線そっちのけで矢口が大声を出した。

「……ん…あ!矢口じゃん!」

矢口は圭ってゆう人のもとに駆け足で走って行ってしまった。

「圭さん!久しぶりですね!」
「こんなとこで会えるなんてね〜」

(矢口、圭さん?知り会いみたいだ…)
74 名前:ー好きだからー10 投稿日:2001年12月10日(月)20時23分43秒
「圭さん…あたしいっぱい話したいことがあって…」
「そっか…外で話そうか…」
「そうですね…あっ…よしこ!あのねあたし圭さんに話すことがあって…それで
今日は一人で帰ってくれる?」

一人で映画観ることになるんじゃ…

「う…ん…わかった。」

はぁ…まぁいっか…

「え〜っ!……でも…なんか大事な話みたいだし行っといでよ!」
「うん。ごねんね…じゃぁ行くね…」

そのまま矢口と圭さんは混み合っている映画館の中で人をよけるようにして
行ってしまった。

「…吉澤さん…一緒に観よっか!」
「はい…!」

そうだよ!市井先輩がいるんだ!

「あたしさーラブストーリーの映画とかあんま興味ないんだよね〜」

「あたしもなんです…スポーツ系のとかホラーのほうが好きなんです」

「やっぱそうだよね!今日のも圭の付き添いで来たんだよ〜」

「あたしも付き添いで来たんです〜」

「そうなんだ〜」

75 名前:ー好きだからー11 投稿日:2001年12月10日(月)20時48分38秒
そのまま話が盛り上がって映画は全然観てなかった。

でも市井先輩と話してるほうが楽しい…

映画はもうクライマックス。

「ふぁ〜…もうすぐ終わりですね…」
「そうだね…」

なんだか寂しい…市井先輩と話していられる時間がもっとあればいいのに…

でも時が経つのは早いもので楽しい時間は着々と過ぎていく…

「吉澤さんはカレシいないの?」

「はい…欲しいんですけどね…」

「あたしじゃダメかな…?」

え…え…え…っ!

突然のことでひとみは動揺を隠せない。

「突然でびっくりしてるでしょ…まだ会って間もないのにね…
人って不思議なものだね…だっていつの間にかあなたのこと好きなってた…」

「あたし…なんか…が…」

「あなたがいいの…」

そう言うと市井先輩はあたしの頬に手を当ててきた。

とっても暖かくて…
そして映画の男女が唇を重ねているとき市井先輩が唇を重ねてきた。
76 名前:ー好きだからー12 投稿日:2001年12月11日(火)21時47分43秒
「んん…ん…」

パッと唇を離すと市井先輩が話しかけてきた。

「あたしじゃ…だめかな…?」
「先輩…あたし先輩のこと…好きです…」
「あたしも大好きだよ…」

人目なんて気にしないであたしたちはまた唇を重ねた。

誰がなんて言おうと先輩のことが好き…



「はぁ…ん…せんぱ…い…あんっ…」
「ここがいいの?ひとみ…」
「あ…う…あっん…」


付き合いだしてから二ヶ月。
あたしたちは会える日にはいつも体を重ねていた。

でも先輩は本当にあたしのこと好きなのかなぁ…?

最近先輩の気持ちが分かんない…

「映画館?」
「はい!あたしたちが付き合いだした日に行った映画館!来週行きましょうよ」
「……別に外に出なくても寮に居たらいいんじゃない?外はお金かかかるし…」
「そうですか…?」

付き合いだした頃はもっと仲良かったのに…


そういえば最近先輩から香水の香りがする。
前までは香水なんてつけてなかったのに…


77 名前:ー好きだからー13 投稿日:2001年12月11日(火)21時58分46秒
今日は先輩と会える日。
二週間ぶりなんだよね〜

あたしの部屋に来てっていってあるんだよね。


「コレ下さい!」
「これ買うのかい…?」
「ハイ!!」

そう…この指輪…先輩が欲しがってた。
ちょっと高いけど頑張って買っちゃうんだ!


先輩の喜ぶ顔が見たいから…



がちゃ…

「ただいま〜!!」

……………

あれ…?

「先輩〜!あた…」



「あふっ…あぁん…」

「さや…さやか…ちょっと…」
「はぁ…どうした…」

なにこれ…

聞いたこともない先輩の喘ぎ声。
しかも…相手は矢口…
78 名前:ー好きだからー14 投稿日:2001年12月11日(火)22時10分29秒
「なに…やってんの…?」

「ひ…とみ…」


先輩の驚いた顔。
そりゃびっくりするよね…
付き合ってる奴にこんなとこ見られたんだから…

「ひとみ…これは違うの…ちょっとあの…」

こんなときなにが違うだ。
あたしは見たんだ。
先輩はきっと取り返しのつかないことをしたんだ。

「なにが違うの…なにが間違い…?なにを信じろってゆうの…」
「あ…ひとみ…ゴメ…ン」

「先輩もうお遊びは止めるんじゃなかったんですか?」

矢口…
なんで先輩と…?

「なにがよ…矢口?」
「先輩はあんたに飽きてんの。それであたしとこうゆうことしてたの。
だからあんたとは遊びだったのよ!」

遊び?なんで?
あたしは本気で先輩のこと好きだった。
なのに…なのに…

「ばかぁ…矢口も、先輩も…大嫌いっ…」




79 名前:ー好きだからー15 投稿日:2001年12月11日(火)22時16分32秒
…もうどれくらい走っただろう…?
走れば先輩との思い出忘れたらいいのに…

だって本気だった。
ホントに好きだった。

だからこそ裏切られた気がして悔しい…

あたしとは遊びだったんだ…
よくそんなひどいこと出来るよね…


この指輪ももうなんの役にもたたない。
あたしは先輩の笑顔が見たかった。
なのに…


もうこんな指輪いらない…
80 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月13日(木)19時37分15秒
「…もうこんな話したくないや…」

「矢口が…先輩をひと…ひとみ…からとったってこと…?」
「そ…あれから矢口とは同じ部屋に居るの気まずくなってね…夜寝るとき
以外は友達のことにずっと居た…」

ひとみうつむき、話しを続ける。

「先輩は…あたしに飽きてて矢口と寝てたみたい…なんかそうゆう先輩と矢口
の話は圭さんから聞いた…」
「圭…さん…?」

「圭さんはいろいろ矢口の相談に乗ってたんだって…でも…今は人の好きな人
とるような人の相談には乗らないって言ってた…」


あたしは…矢口のことなんにも知らなかった…
ただ好きってだけで何にも知らない…

ひとみの辛かったことも何にも知らなかったし、矢口が先輩をとったってこと
なんて始めて聞いた。


なんかあたしは自分だけいい思いしてるような気がする…


「圭さんは…いつもあたしの相談に乗ってくれるんだ…あたしが
先輩に捨てられたときもあたしのこと優しく受けとめてくれた…」

「あたし…矢口のことも…ひとみのことも…なんにも知らないね…
でもね…矢口が先輩をとった話聞いても…矢口のこと好きなのは
変わりない…」

81 名前:ゴマキだいすっき 投稿日:2001年12月14日(金)16時43分03秒
後藤〜いいのか!
82 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月14日(金)20時48分22秒
「今の話聞いても矢口のこと好きなの?」
「うん…」
「…でもあたしは真希のこと好き…諦めきれないよ…」
「あたしは…ひとみのことも…好きだよ…でもね…矢口とは違う『好き』なの
…」

矢口もひとみも好き…でもね…好きの意味が違うんだ…

ひとみの好きは友達としてで…矢口のは本当の好きなんだ…

「あたしは…矢口が本当に好きなの…なにも知らないけど…
これから矢口のこと知っていこうと思うし…」

「…あたしのこと振る女なんて始めてだな…」
「……」
「好きだよっていってベット行けば女なんてすぐ手に入ってた。
でも…真希は違うんだね…」

ごめんね…ひとみ…

「そんなに矢口が好きなんだ…いいよ…矢口のとこ行きなよ…」

「えっ…ひとみ…」

「あたしはね…矢口のこと恨んでるとか言ってるけど心のどっかで
もう過去は許してるんだ…先輩取られたのもあたしがしっかりしてなかった
からだし…」

ひとみは優しいんだね…心のどっかで許してるって…

「いいから行きなよ…」
「…ごめんね…ひとみとはずっと友達だからね…」
「わかってる…早く…」

「バイバイ…」

ひとみは優しく手を振ってくれた。
本当にごめんね…ひとみ…
83 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月14日(金)20時59分12秒
あたしは矢口が好きなんだ…
まだ出会って数日…それでも大好きだから…

本当の気持ち伝えないと…


「ただいま…」

返事はない。
部屋の中に脚を踏み入れると…

「おかえり…」
「矢口…あたしっ…!」
「吉澤のの部屋に泊まってたんでしょ?」

矢口…

「うん…そうだよ」
「あたしの話聞いたんでしょ…?」
「聞いた…全部…」

嘘はつかない…本当の気持ち言うんだ…

「サイテーな奴とか思ってるんでしょ?」
「そんなこと…思ってない…」
「じゃあなんだと思ってんの?」

「あたしは…矢口のこと好きなの…」
「へっ…?」
「好き…なの…」
「…今は返事出来ないよ…」

矢口…あたし本当の気持ち言えたよね…

「ちょっと出かける…」


「あっ!やぐ…ち」

ばん!大きな音をたててドアが閉まる。
矢口はそのままどこかに行ってしまった。
84 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月14日(金)21時10分38秒
かちかちかち……

時計の音だけが響く部屋であたしは一人膝を抱えて悩んでた。

矢口はあたしのこと嫌いなの…かな…

矢口があたしを好きじゃないって言ってもあたしは矢口を恨んだりしない…
それが矢口の気持ちなんだって受け止める。

だから…矢口…本当の気持ち言ってね…


お願いだから…


ジリリリリリリ!!

目覚し時計の音であたしは目を覚ました。

「…矢口……矢口…!」

部屋を見渡すけど矢口の姿は見えない…

「帰ってないんだ…」

どこに泊まったんだろう…?
ちゃんと学校に来るかなぁ…


「おっはよ!!」
「おはよ…」
「元気ないね〜矢口は?」
「安倍さんも知らないの!?」
「うん?知らないけど…どうかしたの?」


安倍さんも知らないんだ…じゃあ矢口どこに行ったんだろう…?

その時。
『至急1−Aの後藤真希さん保健室に来てください。繰り返します…』
85 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月14日(金)21時28分52秒
あたしは全力で走り保健室に向かった。

矢口のことかも知れない…

そう思うと絶対に走らなきゃと思って…


「しつれーします!!」
「…後藤さん…?」
「はい!そうです。」

あれ…この先生、飯田先生だよね…そうだ保健の先生なんだ…
そういえばこの先生、森内先生と寝てた人じゃ…

「あなた、森内になにかされたでしょ?」
「へっ…何かって…」
「体触られたとか、ヤラられそうになったとか…」

ヤラれそうになったって…まぁそうだ…

「はい…セクハラだと思います…」

「はぁ…やっぱり…あいつすぐ生徒に手出すのよ…いつも生徒はヤラせ
てくれるとか言ってたけど…ある生徒がヤラせてくれなかったとか…」

飯田先生はため息をつきながら話している。

「補習に残った子狙うって言ってたからいろんな生徒に聞き回って…
それがあなただったの…」

「そうなんですか…」

「あんまり気にしないでね…別に教育委員会とかに言ってもいいけど…」

へっ…?言ってもいいって先生は森内先生と付き合ってるんじゃ…

「あの先生は森内先生と付き合ってるんじゃないんですか?…」

「あ…まぁね…でもあいつのやってることは犯罪だしいいの…
あたしも教育委員会に言おうと思ってるんだけどね…」

「はぁ…」

そんな軽々と…恋人が捕まるかもっていうときに…

「それで矢口さんのことだけど…」
「や…矢口のこと知ってるんですか!?」
86 名前:れもん 投稿日:2001年12月14日(金)21時32分02秒
>81 ゴマキだいすっきさま
レスありがとうございます。
後藤さんもそれでいいんでしょうね…
これからもよろしくお願いします。
87 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月17日(月)15時18分44秒
「矢口さんは…私の家に居る…」
「へ…っ…」

なんで矢口が先生の家に居るの〜!?

「あの子とあたし実はイトコだったりして…」
「い…とこですか…?」
「そ…あの子昨日、私の家に突然来て
88 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月17日(月)15時20分06秒
87は突然切れてしまいました。
もう一度載せます…
89 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月17日(月)15時28分16秒
「矢口は…私の家に居る…」
「へ…っ…」

なんで矢口が先生の家に居るの〜!?

「矢口とあたし実はイトコだったりして…」
「い…とこですか…」

イトコ…なんだ…

「矢口、昨日突然あたしの家に来て泊まらしてって泣きながらすがってきて…
後藤さんの気持ちどうやって受け止めればいいかって…」

「矢口…あたしのこと考えてくれてたんだ…」
「そうだよ…今、あの子のところに行ってくれない…?」
「でも…学校が…」
「担任にはなんとか言っとくから…」

「どこに矢口が居るんですか…」
「駅前のマンションに居る…これカギ…早く行ってあげて…」

「…はい!」
90 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月21日(金)16時31分46秒
矢口…矢口…会いたいよ…早く…早く…


「はぁ…はぁ…ここ…?」
駅前のマンション…ここだ…

それにしても…走ってきたから…疲れた…でも矢口に会うんだ…

3階か…矢口に早く会いたい…!


エレベーターに入るとすぐに3階のボタンを押した。

一日会えないだけでもこんなに辛いんだ…
ずっと…一緒にいたい…


エレベーターのドアが開くとすぐ矢口の居る部屋へ全力で走った。


がちゃがちゃ…

開いた…矢口ここにいるんだよね…

「矢口…」
91 名前:恋愛事情 投稿日:2001年12月21日(金)16時40分16秒
「矢口……」
「……真…希…?何でここに…」


部屋に入ると矢口は寝転んでテレビを見ていた。

「矢口…あたし…あたし…」
「………」


「本当に矢口が好き…」
「…あたしも真希のこと好きだよ…でもね…真希はあたしなんかには勿体無いと
思うの…」


矢口…あたしは本当に好きなの…

「あたし矢口が大好き…だから…矢口がどんなのであろうと好きだよ…」

「あたし…最低な奴だよ…吉澤からも先輩取ったし…
そんなのでも好きでいてくれるの…?」


「どんな矢口でもあたしは好きだよ…」


「真希ぃ…」

ぐって矢口はあたしに抱きついてきた。

「あたし真希のこと大好きだよぉ…本当の気持ち言えなくて…
素直になれなくて…」

92 名前:For You 投稿日:2001年12月21日(金)16時50分01秒
「もう…辛い思いさせないからね…大好きだよ…真希…」

「あたしも矢口のこと大好き…」

あたしと矢口は何日ぶりかのキスをした。


恋人同士になった。
幸せだよ…あたし…

矢口は何にも変えられない大切な人だから…


恋人同士になって交わしたキスは甘くて…
最高のキスだよ…


ただのルームメイトだった。
でも…好きってことは何にも変えれない大切なものなんだ…

矢口のこと大好きだよ…
気持ちが伝わらなくても…


あたしはあなたに伝えたいことがあるの…
大好きだよって…


この気持ち届いて…

For You…
93 名前:For You 投稿日:2001年12月21日(金)16時51分11秒


−−−−−−−−END−−−−−−−−−−−
94 名前:れもん 投稿日:2001年12月21日(金)16時56分54秒
終わりです。
三ヶ月くらいですね…読んでくれた方々ありがとうございます。

今は月板のほうでも書かせて頂いています。
よろしければ見てやって下さい。

感想頂けると幸いです。

今までどうもありがとうございました。



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