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FATE`S CROSS POINT
- 1 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)01時43分04秒
- 下手かもしれないけど
初小説で〜す
人物紹介
吉澤ひとみ 中3 喧嘩が強く 族にからまれる事も
石川梨華 中3 吉澤の幼なじみ
後藤真希 中3 ????
矢口真里 高3 ギャルな感じで男女両方から人気が高い
安倍なつみ 高3 矢口の親友 モー娘。を脱退したかわいい子
市井紗耶香 18歳 元モー娘。現在シンガーソングライター
中澤裕子 28歳 喫茶店を経営する美人な人 年を気にしている
モー娘。 カントリー娘・ココナッツ娘。・松浦亜弥・など
ハロプロと呼ばれる会社の色んなユニットがくっついたグループ
安倍・市井が抜けた後一時人気が落ちたが、
新規メンバー加入後、人気を取り戻した。
現在大忙しの 色んな噂があるグループ
- 2 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)01時45分59秒
- 第1章 吉澤 石川 中3
吉澤は都内の私立女子高校付属の中学に通う15歳。
父親を早くになくし母ひとり娘ひとりで育った
でもひとみはそんな事は気にせずに育ったため未だに気にしない楽天家
母「ひとみー早くー梨華ちゃん来ちゃったわよー」
いつも寝坊する吉澤を家まで起こしに来る石川
吉澤「エー−!
「ドンガラッガッシャ−ン」
ベットから落ちたようだ
走って降りてくる吉澤を見ながらくすくす笑う梨華
吉澤「ちょっと時間は?!
石川「まだ30分ぐらい余裕あるって」
よかった、という感じの顔をする吉澤
15分後
吉澤「いってきまーす!
元気よく自転車2人乗りで走り出す
石川は吉澤の小学校の頃からの幼なじみ
クラスでもかわいいほうに入るが
運動できないのがたまに傷
よっすぃーの1番の親友である
石川「また寝坊?
吉澤「うっさいなー(照れ)
いつものこんな風景がいつまでも続くとおもっていた
- 3 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)01時47分21秒
- 石川「あれっ あれ矢口先輩じゃない?
前を歩いているのは矢口だった
矢口「お、よっすぃーおはよー
吉・石「おっはよー
矢口は吉澤達の中学の上の高校に通う18歳
高校付属の中学なので中学卒業と同時に高校に入れる
矢口は年下でも年上でもタメ口で話せたり
話をしやすい事から人気が高い
そうこうしてる内に学校に着いた
矢口「じゃあまたねーよっすぃー
矢口は高校へ向った
吉澤「ばいばーい」
と、そこに見知らぬ男4人組がやってきた
男「テメェが吉澤か?
吉澤「なに?
男「ちょっとツラかせや?
吉澤「梨華ちゃん 先に行ってて」
石川はコクンとうなずいて校舎のほうに走っていった
吉澤は体育館裏に連れて行かれた
- 4 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)01時47分53秒
- 吉澤「喧嘩ですか?
男「いや、場合によっちゃそうなるが・・・
うちのチームに入ってもらえるか?
吉澤はすぐに言った
吉澤「ヤーだね」
男「いいのか?そんなこと言って
吉澤「イーのイーの気にしないから」
男「やっちまえ!!
吉澤に襲いかかってきた
よほど吉澤は喧嘩が強いと言うことで有名なのだろう
チームに入れという誘いは今までに何度も会ったが
全て断ってきた
断るとすぐ殴りかかってくる
しかし喧嘩が強い吉澤はすぐに勝ってしまうのだった
吉澤「弱いね〜」
皮肉る様に言った
なんと数秒で返り討ちにしてしまったのだ
喧嘩に勝つのはいつもの事である
吉澤「じゃあさようなら」
スタスタと歩いて行ってしまった
こんな感じの毎日に少し不満があったが
いきなり変わって欲しいともおもわなかった
ピロリロリ〜♪
携帯の音である
メールが来た 梨華ちゃんだ
<終わった?>
<終わったよ>とメールを打つ
吉「今日はつまんないな〜さぼろっかな〜
再びメールを打つ
<今日サボる〜梨華ちゃんどうする?>
返事が来た
<喫茶店で待ってて>
- 5 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)01時57分39秒
- 一応 章分けしてますが、あてにはなりません(笑)
あと おかしい所があれば勉強になるので指摘していただきたい
この板をよろしくお願いします
- 6 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月19日(金)14時43分22秒
- なかなかいい感じですよ!
????のごっちんが気になる。。。
重要な役なのかな…(期待)
- 7 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)18時51分55秒
- 第2章 喫茶店 なっち&裕ちゃん登場
学校の近くに≪YUKO≫という名前の喫茶店がある
吉澤が入ってきた
中澤「なんや サボったんかいな〜」
と言うのは中澤 ココの店の経営者である
学校の人 御用達の店である事から生徒達の悩み相談役でもある
中澤「今日はなんかあったん?
吉澤「別に〜 学校つまんね〜から」
??「だめだべ〜そんなこと言ってると〜」
うしろから声をかけたのは同じ高校に通っている安倍なつみである
安倍は元モー娘。で数ヶ月前モー娘。を脱退したばかりである
- 8 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)18時53分03秒
- 安倍「学校は行ける時にいっとかないと損するよ」
吉澤「・・・・(自分も行ってないじゃん)」
安倍「まぁ余裕ある内はいいんだけどね」
吉澤「安倍さんも行ってないじゃないですか?
安倍「う・・そりゃそうだけど・・・
吉澤「(無視)市井さんは来てないんですか?
中澤「あ〜そういえばこのごろ けぇへんな どうかしたんか?
吉澤「いえ、ここ来ると安部さんいつも市井さんといるから今日はどうしたかな〜と思って
安倍「やっとシンガーソングライターとして仕事が来たんじゃないかな?
そこに石川がやってきた
石川「よっすぃ〜お待たせ〜」
吉澤「やっほ〜梨華ちゃん」
結局 その日は喫茶店でばかな話をして学校をサボった
なんで市井さんは来ないのだろうか・・・
2日後
- 9 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)18時54分59秒
- 更新します何度か書き直ししてるので矛盾が出るかもしれません
>名無しさん初レス嬉しいです ありがとうございます
これからもお願いします
- 10 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)23時28分16秒
- 吉澤の視点
「はぁなんか日曜ってすることないなぁ」
駅前まで来たが特にする事も見つからない吉澤
「1人でいてもつまんないよなぁ」
考え事をしていたら目の前の異変に気がついた
近くでなにか騒いでいる
「なんだろ、火事かなんかかな?
向こう側からだれかが走ってきた
そしてそれを追いかける様にだれかが走ってきた
追いかけてる人「だれか〜そいつを捕まええくれ〜」
吉澤は追いかけられてる人と目が合ってしまった
「泥棒かな?」と、思い
吉澤が止めようとおもったその時
なんと左足の蹴りが顔めがけて飛んできた
!!!
右手でなんとか止める事が出来た
喧嘩慣れしている吉澤でもギリギリ止められる早さだった
蹴りを止めてほっとしているのもつかの間今度は右手で殴りかかってきた
さすがの吉澤も今度は止める事が出来ず左頬に当たってしまった
「いってー!
とその間に逃げられてしまった
「くっそー!なんだよあいつ!
吉澤は初めて喧嘩?に負けたとおもった
「どんな格好してたかな…くそ…ムッかつく−」
周りの人「え〜今のが芸能人〜?うっそ〜?
「(今のが芸能人?アンなゴリラみたいのが?)
- 11 名前:yuuki 投稿日:2001年10月19日(金)23時31分42秒
- 短いですが更新です
題名入れ忘れました
題名は
第3章 駅前 STREET FIGHT?
です
自分が関西人だから 裕ちゃんのしゃべりは考えなくてもいい感じ
- 12 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月20日(土)01時36分06秒
- おぉ、なっち外伝ですね。
こうして補完されると、ますます読むのが楽しみです。
新たな本筋の物語も、楽しみにしてますよ!
- 13 名前:yuuki 投稿日:2001年10月20日(土)20時03分25秒
- 第4章 再び喫茶店 相談
「へーそないなことがあったんや」
中澤は軽い口調で言った
「へーそないなことがあったんや…じゃないですよまったくヒドイったらありゃしない」
「わるいわるい、でどないしたん」
「結局逃げられちゃって・・どうやって探そうかなって」
そこで口を挟む安倍
「でも喧嘩に負けたわけじゃないんじゃない?
「まぁそうだけど・・・
そこに石川が血相かえて飛んできた
「ねぇ!ニュース見た?
3人首を横に振る
「いまTVでやってるよ モー娘。の後藤真希が失踪したって」
!?
- 14 名前:yuuki 投稿日:2001年10月20日(土)20時04分10秒
- 1番驚いたのは安倍だった
無理もない去年まで同じモー娘。だったから
「えっ?でも後藤真希って最近加入したばかりじゃないの?
吉澤が口を開く
「よくわかんないけど 仕事ばっかりだから嫌気が差したみたい そんな感じだった」
「無理もないよ娘。には自由が与えられないから」
安倍が悲しそうに言う
後藤真希は9ヶ月前の追加オーディションに受かりモー娘。に入った
彼女が入ったおかげで人気が復活した
しかし仕事ばっかりでいそがしすぎるから失踪したという噂だ
- 15 名前:yuuki 投稿日:2001年10月20日(土)20時06分10秒
- と、いうことで更新です
>12 名無しさん
もしかしてもう1人 yuukiというひとがいるのでしょうか
多分人違いです
よければ名前変えますが・・・
- 16 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月22日(月)16時32分45秒
- 第5章 廃ビル 奇妙な出会い
吉澤は学校をサボりこの前の駅前にいた
よほどショックだったのだろうか
1人でぶつぶつ言いながら歩いている
と、そこに安倍がやってきた
安倍「どした?よっすぃー」
「・・・・いやちょっと考え事を・・・・」
「何でここにいるんすか?
安倍「さっきこの辺で後藤真希が目撃されたんだって
ちょっとヤジウマしにね」
「後藤真希・・・ってどんな人ですか?
安倍「ん〜〜ちょっと会ったのが結構前だからわかんないけど
気が強くてね、人前じゃ絶対泣かない子かな
他にね少林寺か何かやってたかな〜そんなにすごくはなかったけどね」
「(少林寺?まさかね・・・・)」
―
- 17 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月22日(月)16時33分23秒
- もう日は暮れあたりは暗くなり出した
安倍「もー帰ろーよー よっすぃー」
吉澤も後藤を探すのはやめて帰ろうかとおもっていた時、吉澤が何かに気ずいた
「あれって廃ビルですよね?
安倍「ん〜〜っぽいね で、それがどうしたの?
「いや、人影が見えるんですよ7,8階の所に
安倍「あ〜〜見えるね・・・・・もしかして後藤かな…な〜んてね」
「・・・ちょっと見てきます」
安倍「あ〜 ちょっと待ってよ なっちもいくべさ〜」
- 18 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月22日(月)16時34分44秒
- 今回から名前を変えます
なんかインパクトがあるかな〜と思い
あまり書きこみがないので
ROMってくれてることを期待します
- 19 名前:yuuki 投稿日:2001年10月24日(水)22時03分08秒
- 第6章 廃ビル 涙・・・
吉澤と安倍は廃ビルをどんどん上っていく
安倍「な〜んかさ、どきどきしない?こういうのって?
「(・・・なんか楽しんでないか?)ちょっとぐらいは」
さっき人影を見た階にたどり着いた
様子をうかがっている・・・
するとどこからか泣き声が聞えてきた
??「ん・・えぐっ・・・ひっ・・・ひっ」
安倍「(よっすぃ〜 あれ後藤だよ・・)
吉澤「(えっ?・・・・・どうすんですか?)
安倍「(わかんない でも・・・・なっち一応面識あるからさ
なっちにまかせといて!)
安倍達は後藤のほうに近づいていく
後藤「・・んぐ・・誰?
安倍「後藤?こんなとこでなにしてんの〜?
後藤は少し戸惑って
後藤「安倍ちゃん?
安倍「そうだよ わかんない?
すると後藤はせきをきったように泣き出した
後藤「ゔわ゙〜ん あべぢゃ〜ん」
安倍「よしよし・・・・よっすぃ〜裕ちゃんに連絡とって?
そこで2人は中澤に車で迎えに来てもらい喫茶店についた・・・
- 20 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時04分40秒
- 第7章 またまた喫茶店 涙の理由
喫茶店につく頃には後藤はもう泣き止んでいた
中澤「で、なんで事務所から逃げてきたわけ?
後藤「だってさぁ、いちーちゃんがいなくなったからさぁ
後藤はさぁ いちーちゃんがいないとさぁ 寂しいからさぁ」
後藤が泣き出しそうになる
中澤「あ〜泣くな泣くな!なっち〜どうにかして〜な〜(泣)
安倍「とりあえず今日はここに泊まっていき?ごっちん」
結局市井がいなくなり探しに来たということしかわからなかった
吉澤が家に帰る途中にある事を考えていた
吉澤「(あの服 絶対にこの前の奴だ)
そこで吉澤が思い出していたのは駅前で殴りかかってきた奴のこと
吉澤がその事を言おうと思ったときに泣き出しそうになったので
聞けなかった
吉澤「あ〜あんな泣き虫にやられたとなるとショック」
特訓でもするか?でも今までそんなことしたことないからな〜
物思いにふける吉澤であった
次の日吉澤は学校サボる気満々で喫茶店に向った
吉澤「中澤さ〜ん!後藤起きてます?
中澤「いや、起きとらんけどどうかしたんか?
吉澤「いえちょっと聞きたいことが・・・・」
- 21 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時05分43秒
- 安倍「起きるのは多分9時ごろだよあの子よく寝坊するから
しかし起きたのは11時頃
後藤「おはようございま〜す」
中澤「おっ、起きたか 朝飯できとるで」
吉澤はまだあのことを聞けずじまい
- 22 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時06分33秒
- 第8章 廃ビル 果し合い
後藤「ごちそうさまぁ」
中澤「朝っぱらからよぅ食うなぁ」
後藤「だって美味しかったんだもーん」
安倍「(出た!ゴマすり攻撃・・)
中澤「お茶飲むか?
後藤「オレンジジュースがいい」
中澤「わかったわかった〜♪」
安倍「(裕ちゃん・・引っかかってるよ)
吉澤「あのさ・・後藤・・ちょっと付合ってほしいんだけど」
後藤「いいよ〜後藤ひまだし〜♪
- 23 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時07分21秒
- 後藤「ここって昨日の廃ビルだよね?
吉澤「・・・・・・・・」
後藤「も〜なんか言ってよ!
ようやく吉澤が口を開く
吉澤「昨日のって嘘泣きでしょ?
後藤「そうだよ。それがどうかした」
ちっとも悪びれてない後藤
吉澤「このまえ駅前で会ったの覚えてる?
後藤「駅前・・・・いや全然覚えてない・・」
吉澤「こうすれば思い出すかな・・」
その瞬間吉澤が殴りかかった
後藤は余裕でパンチをかわす
- 24 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時08分14秒
- 後藤「お〜あたしの蹴りを止めた人か」
吉澤「で、あんた何やってる人?アイドルがこんなに強いワケないじゃん」
沈黙が続く
・・・・・
長い沈黙を破ったのは後藤
後藤「なるほど それでこんな所につれこんだワケ」
吉澤「別に理由は気にならないけど・・ただ喧嘩の相手をして欲しいだけ」
後藤「いいけど怪我しても知らないよ」
吉澤「!?・・・後藤が消えた・・・」
後藤「とんとん」
後ろから肩を叩かれた吉澤
後藤「吉澤さんは絶対に後藤に勝てない」
振り返ると後藤はもういない
こんな状態が5分ほど続く
後藤「もうやめようよ・・・吉澤さんと後藤は違うんだって」
目の前に現われる後藤
吉澤「何が違うんだよ!
後藤「今日の夜 裕ちゃんの喫茶店に来て・・そこで全てを話すから」
そう言うと後藤は歩いて帰っていった
ここで喫茶店に向わなければ あたしの人生は変わらなかったのかもしれない
- 25 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時08分58秒
- 第9章 後藤の部屋 不思議な能力
午後8時あたしは喫茶店の前にいた
後藤に預かった鍵で中にはいると裕ちゃんがいた
中澤「おっ、来たな 後藤やったら2階におるで」
私はすぐに2階へ上がっていった
ドアの前に立つといきなりドアが開いた
そこには懐中時計を持った後藤がいた
後藤「8時2分34秒。時間どうりだね」
私はなに言ってんだといった感じでいると
後藤「さぁはいってはいって」
吉澤が部屋に入ってすぐに中澤がコーヒーを持ってきた
中澤「変なことすんなや〜」
と笑いながら出ていった
長い沈黙が続く
- 26 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時09分35秒
- 吉澤「あの・・・」
後藤「今吉澤さんが聞こうと思っているのはさっき後藤が言った
『8時2分34秒。時間どうりだね』の意味」
吉澤は口をパクパクさせている
後藤「今は『なんでわかったの?』って思ってる」
「それは後藤が特別な人間だから」
吉澤「特別な人間って?
後藤が一呼吸置いてしゃべり出した
「後藤が左手にしてる指輪に気付いた?
指全部に指輪がついてるのは後藤の能力(ちから)の封印
親指がこの前駅前で使った『身体能力&体術』の向上」
「能力を使うときにその指輪をはずすことで力を解放できる
全部の能力を教える事は出来ない。あなたも戦争に巻き込んでしまうから」
- 27 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年10月24日(水)22時10分20秒
- 吉澤「戦争?
後藤「それはあなたに言う必要はない」
吉澤「ビルで使ったのは?
後藤「それが1番重要。今も話そうかどうか迷ってる」
吉澤「あたしなら覚悟は出来てるよ」
後藤「自分が戦争に参加することになっても?
- 28 名前:名無し娘。 投稿日:2001年10月28日(日)16時42分29秒
- 読んでますよー。
がんばってください。
- 29 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年11月13日(火)15時09分28秒
- うまい棒メンタイ味です
放置しっぱなしで長いことすいませんでした
家のパソコンの電話回線がつかえなくなったもので
ネットカフェよりアクセスしております
なにぶん中学生なものでお金がなくてネットカフェにもなかなか来れません
では数分後に更新したいと思います
- 30 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年11月13日(火)15時52分31秒
- ネットカフェからの更新は出来ませんでした
更新を待っている方々本当にごめんなさい
12月25日までには更新したいと思います
すいませんでした
- 31 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2001年12月29日(土)11時22分50秒
- 本当にみなさん 申し訳!!
小説を運ぶ方法が見つかったのですが
なんとネットカフェでフロッピーが使えなくなってしまいました
どうにかして家のパソコンを使えるようにしますので
みなさんどうかお待ち下さい
- 32 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)14時59分35秒
- 第10章 吉澤の決心
朝だ 昨日はちっとも眠れなかった
あの後あたしは結局能力のことを聞かずに家へ帰った
“言っておくけど 自分以外の全ての物を
捨てきれるぐらいの覚悟がなければ話せないよ”
「戦争ってそんなにきついことなのかぁ」
考え事をしながら吉澤は久しぶりの学校に行った
石川「どうしたの?元気ないね」
「うん・・・ちょっとかんがえごとしてて」
石川「ちょっと聞いて欲しいことがあったんだけどな。また今度でいいよ」
授業は進みあっという間に昼休み
- 33 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時02分25秒
- 吉澤は屋上に来ていた
(全てを捨てきる覚悟・・・)
石川「あっ よっすぃー!お昼ご飯いっしょに食べよ」
「うん・・・・いいよ」
石川「あのさちょっと聞いてほしいことがあるんだけどいいかな?」
「いいよ。何?」
石川「彼氏・・できちゃった。3組の杉本君」
「へぇ〜梨華ちゃんもとうとうね・・・
で、手つないだ?キスした?まさかHはまだだよね?」
梨華ちゃんは顔を赤くして塞ぎこんだ
〜キーンコーンカーンコーン〜
石川「あっチャイム鳴った。よっすぃー先行くね」
石川は教室へ戻った
「あたしってそんなに捨てるものもってないんじゃないのかな」
そこへ後藤が現われた
後藤「わかってる?期限は今日の夜までだよ。
もし覚悟がなければあなたの記憶も消さなきゃならないんだから」
そう言って姿を消した
- 34 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時02分58秒
- 「家帰ろ」
吉澤は家へ帰った
「母さんいる?
母「なに?もう帰ってきたの?学費もばかにならないのよ」
「あの、話しがあるんだけどさ」
母「なによ?早く済ませてよ?お母さんいそがしいんだから」
「もしさ、もしもだよ。あたしがいなくなったらどうする?
母「あんたがいなくなんの?そりゃー手間が省けていいわね」
「真面目に答えてよ!!
母「そーね。そりゃ自分の子供だから悲しいわよ。でもね
自分の夢とかを追い求めて行くのならお母さんとめはしないわ」
吉澤は泣きそうになってきた
「ありがとう」
そう言って吉澤は喫茶店に向った
- 35 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時03分39秒
- 矢口「おっ。よっすぃーどうしたの?
「今から中澤さんの喫茶店に行くんです」
矢口「ちょうどいいじゃんあたしも行くところだからさ」
そんな話をしながら喫茶店についた
矢口「やっほー。みんな元気にしてたか〜?
中澤「あ〜!やぐち〜なんでこのごろ来えへんかってン
裕ちゃん寂しかってんで〜(泣)」
矢口「なんですぐにくっ付いてくるかなこの人は」
安倍「本当に久しぶりだね」
吉澤「あの〜後藤いますか?
安倍「2階にいるよ」
吉澤は黙って2階に上がった
後藤「どう?決まった?
少し間をおいて
吉澤「決まりました」
後藤「どっちにした?
- 36 名前:うまい棒メンタイ味(休憩) 投稿日:2002年01月14日(月)15時07分25秒
- やっとネットカフェ見つけました
小説を載せてない間に新しい小説を書いたりしてたら
この頃書いていたのが恥ずかしくなるぐらい下手な書き方してる(笑)
後3本ぐらい乗せたいと思います
それとこの話はファンタジー物になります
- 37 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時08分40秒
第11章 真実
「全てを捨てる覚悟ができました」
後藤「本当にいいのね?
「はい」
後藤「じゃあいうね
この前使ったのは 薬指の力
その力は『時を操る』能力
どういう風に使うかはやって見せたほうが早いね」
後藤は指輪をはずし瞑想を始めた
後藤「あたしに掴まって」
吉澤は後藤の左腕につかまった
その時周りが光に包まれた
周りを見ると自分は楽屋みたいなところにいた
自分以外に後藤と中澤さんと矢口さんと安部さんがいる
(どこだここ?)
何故かまわりの人がモーニング娘。に見える
(あれ?あたし・・・・モー娘。だっ・・・・たっけ?)
とりあえず後藤に聞く事にした・・が
後藤は部屋から出て行ってしまった
- 38 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時09分14秒
- あたしはその後を追いかけた
後藤は人気のないところに進んで行く
そして後藤が振り帰った
後藤「吉澤さん?」
「なに?」
後藤「今記憶がごちゃごちゃになってるでしょ?
「うん。なんかここ変。気分がおかしくなる」
後藤「自分の生年月日言ってみて?
「え?え〜と・・・・わかんない。なんでだろ」
後藤「あなたが今いるのは元の時間軸ではなく
パラレルワールドとでも言うべき世界。
だからこっちの記憶と今まで住んでいた世界での記憶が
混ざってよくわからなくなるの
今までは中3でもこっちではモー娘。なのわかった?
これが時間軸を移動する力」
吉澤「こちらの記憶に支配される感じかな」
後藤「簡単にいうとそんなもんね」
そして後藤はもう一度瞑想を始めた
また光に包まれる・・・・
- 39 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時09分48秒
- (今度はどこ?)
後藤「今いるのはあなたのいた世界の1年前の世界
あなたの服装、年齢、その他の事は変わってないわ
時間軸自体を移動するのではなく
時間軸の中の過去⇔未来を移動する場合は
もう1人の自分とした形でその世界にはいる」
吉澤「過去の自分にもあったりする事ができるワケですね」
後藤「ビルで使ったのは時間を先につなげておいて何度も移動したの」
吉澤「どうしてこんな能力が使えるんですか?
後藤「じゃあ今からそれを説明するためのところに行くよ」
再び瞑想を始める
また光に包まれた
- 40 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時10分25秒
- 吉澤「ここはどこ?
後藤「ここは西暦6543年イギリスのロンドンのはずれ」
吉澤「6543年!?
後藤「ここがあなたの住んでいた時間軸の未来の世界・・・
あたしは違う時間軸から来たんだけどね
この世界では紋章術の研究とかもしてる」
吉澤「紋章術?
首をかしげながら聞いた
後藤「指輪で封印してる能力があるでしょ?『ディファー』って言うんだけど
その能力を人工的に作り出して使う能力
あたしの力は天然の生まれたときからある能力だけど
それがない人のためのものが紋章術」
吉澤「あたしにはないの?
後藤の顔が少し曇った気がした・・・
- 41 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時10分55秒
- 「ちょっとついてきて」
後藤はスタスタと歩き出し
研究所のような所に入った
- 42 名前:うまい棒メンタイ味(休憩) 投稿日:2002年01月14日(月)15時12分50秒
- 1話事に話の長さがちがう(笑)
昔の作品を出すのは辛い・・・
早く今書いてるほうを載せたいな・・・
- 43 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時13分32秒
- 第12章 吉澤のディファー
周りを見ると色んな機械がおいてある
人数は10人ぐらい
奥のガラスの向こうに手術室のような部屋がある
後藤「あなたにもあたしと同じようなディファーがある」
吉澤は言われるままにさっきの部屋のベッドに寝かされる
「これからあなたのディファーを開花させるためにする事がある」
5分ぐらいで済むからと言われ
そのまま休む
そこに1つのベルが鳴った
- 44 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時14分03秒
≪緊急事体!緊急事体!≫
≪機械軍И侵入!機械軍И侵入!≫
≪兵力30!兵力30!≫
「こんな時に!兵力30ならあたしだけでもなんとかなるけど
応援要請しといて!
後藤が廊下のほうへ走っていった
「来たね」
親指と小指の指輪をはずす
「ウォック&エレメント発動!
ここで後藤が言った言葉
『ウォック』は身体能力&体術の向上
『エレメント』は自然五大元素の《火》《水》《風》《土》《雷》を
コントロールすることが出きるようになる
「水障壁!」
後藤の後ろに水の壁ができた
「ちょっとした時間稼ぎにはなるね」
ここに襲ってきたのは8体
(ちょっとキツイかな・・)
「はぁ!」
吉澤のいる部屋では
能力の開花に手間取っているようだ
「ねぇ!後藤は大丈夫なの?」
研究員「あの子は強い。ちょっとぐらいは大丈夫だ」
≪あと3分あと3分≫
- 45 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)15時14分38秒
- 3体は倒したものの
後藤は苦戦している
(吉澤はまだなの?もうもたないよ・・・)
もう体力も少なくなったきた
残り5人を倒すには無理があるようだ
その時後藤が首を掴まれ持ち上げられた
「うう!」
もがいてはいるが一向に離れる気配はない
(もう駄目・・・)
その時!
- 46 名前:うまい棒メンタイ味(休憩) 投稿日:2002年01月14日(月)15時18分10秒
- まぁ今日はココぐらいにしときましょう
多分一週間ぐらいでもう一度更新すると思います
一気に話が進んだので戸惑う方もおられると思います
それは作者のせいなので申し訳!!
でもやっぱりこの話は書き方がおかしいので
自分では読めないっすね
- 47 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時07分02秒
- 第14章 特異体質
私は未来の病院で寝ている
傷はすぐに治るようだ
あの時吉澤が来なければ私は助からなかったかもしれない
首を掴まれてもう駄目だと思ったときに
吉澤がディファーを開花させやった来たのだ
後藤は助けてもらった時に何故かドキドキした
よくわからないが助けてもらって安心したのだろうか?
(なんだったんだろう?)
話は変わるが
吉澤の能力はまれにある壱属体質だった
壱属体質とは能力がたった1つだが
その1つの能力を極限まで高める事ができる
つまり指輪は1つだけだが“何か”がものすごく強いと言うことだ
- 48 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時07分42秒
- 吉澤の能力は・・・ウォック
ウォックは誰にでもある能力だ
元々喧嘩が好きだがこれほどまで身体能力を高められるのは珍しい
これで吉澤は正式に戦争に参加する事になった
吉澤はあの研究所にいる
そこで未来の状況を把握するための説明を受けていた
1番驚いたのは
6543年は人間と機械の戦争の場である事
吉澤のように過去からやってきたディファーは数人いるという
「過去に戻るにはどうすればいいんですか?
過去に戻る方法は
後藤のように『時を操る能力 クロノ』を持っている人間の力を借りるしかないと言う
これだけ時がたってもタイムマシンというのは存在しないのである
- 49 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時08分16秒
- 後藤が研究所へ戻った後
1度現代にかえる事になった
それは吉澤の願いでもあり、現代から能力の使い手を探すためでもある
当分は現代で過ごす事になる
後藤は喫茶店に帰り
吉澤も家に帰った。何年ぶりかと言う顔をしていた
あたしたちは未来で仲がよくなり
『ごっちん』『よっすぃー』と呼び合うようになった
あたしは未来で懐中時計を受けとって来た
“これはいつも正確な時を刻み指令もこれから聞える”
“あたしとの連絡もとれるよ”と、ごっちんは言ってた
カチッ
「もしもし、ごっちん」
「なに、なんかあった?
「ちゃんと使えるかな〜と思って」
「それだけ?
「それだけ」
こんな他愛もない会話もあり2人の距離は近くなっていった
- 50 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時08分49秒
翌日の喫茶店
この喫茶店はもう2人の待ち合わせの場所のようになった
そして今日初めて知ったが安倍もディファーの使い手だった
「安部さんもだったんですね」
「そうだよ。実は後藤が廃ビルにいるのも知ってたんだよね
よっすぃーが後藤を探してたからさ
あ、それとあたしのディファーはね
中指がウォックで
薬指がフライで
小指がエレメントだよ」
「フライは聞いたことないですね」
「飛ぶの!
「飛ぶ?!
「あたしは連続3分ぐらい飛べるよ
紗耶香はもっと飛べたけどね」
「それにしてもいちーちゃん来ないね」
後藤が口を挟む
すると安倍が
「裕ちゃーん。前に紗耶香が来たのっていつごろだっけ?
「さぁ?2ヶ月ぐらい前ちゃうか?
市井もディファーの使い手であり
後藤の元恋人である
しかしこの2人には秘密にしてある
- 51 名前:うまい棒メンタイ味(休憩) 投稿日:2002年01月14日(月)16時10分23秒
- やっぱりもう少しだけ更新しようと思います
あともう1話だけ載せます
それが本当に最後です
- 52 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時10分56秒
- 第15章
PiPiPiPiPiPiPiPiPi
3人の懐中時計が鳴り出した
3人は2階に駆け上がった
「こちら後藤そばに安倍インフォマーと吉澤インフォマーがいます」
インフォマーとは諜報員というクラスのことである
ちなみに後藤はその2人の遥か上にある級(クラス)クロノファイターである
略式はシーエフ
- 53 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時11分31秒
≪指令だ!西暦2001年の東京○○区『YUKO』と言う喫茶店に強盗が入る!
機械軍に関係する人が殺される可能性がある強盗を止めろ!≫
「初めての指令だね。手柄はよっすぃーに渡すかね」
すると安倍が
「え〜。このごろなっち仕事ないからまだインフォマーだよ〜
あたしも早くファイターになりたいよ〜」
ファイターとはインフォマーの上の級に位置する
「よっすぃ〜は?
「あたしは別にいいですけど・・・」
結局今回の手柄はなっち行きになった
「とりあえず1階に下りよ
もう強盗来てるかもよ」
3人が1階に降りた時に強盗が入ってきた
「オラー!騒ぐんじゃねぇぞー!
強盗は大型の拳銃を持っている
ヤクザの組員が逃げてきたような感じだ
(どうやって止めよかな?)
後藤が考えていると
「おい!そこの女!こっち来い!
どうやら人質を取ろうとしてるようだ
店の外には警察も来ている
- 54 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月14日(月)16時12分07秒
- (あんま派手には出来ないね・・・)
恐がってる表情をして犯人に近づく
「余計な事するとただじゃおかねぇぞ!!」
(ウォック使わなくてもいいかな 弱そうだし)
そこで拳銃を蹴り上げた
「なにしやがる!
そこから上がったままになっている足を強盗の頭に向けて即座に振り下ろした
「がは!
かかと落としが憎いくらいに決まった!
犯人は失神した
中澤が一言
「あんた強いな〜」
警察が入ってきた
後藤「(やばっ。メタモル発動)
後藤が中指の指輪をはずす
顔がみるみる変わっていき全然違う顔になった
(失踪中のアイドルがこんな所にいちゃーね)
後藤が使った『メタモル』は中指のディファーで
顔を変える事ができる変装用ディファーである
その後警察署内で「ジジョウチョウシュ」とやらを受け
喫茶店に帰った
- 55 名前:うまい棒メンタイ味(休憩&説明) 投稿日:2002年01月14日(月)16時14分59秒
- 今日の更新はココまでにします
では未来についての説明をします
ココは読み飛ばしてもらっても結構です
暇な人だけ読んでください
- 56 名前:うまい棒メンタイ味(説明) 投稿日:2002年01月14日(月)16時15分44秒
- 未来の現状 人間軍(反機械軍)
位:名前<権力>≪説明≫)
名前はない場合もある
権力は1が一番強く数字が増えるごとに弱くなる
リーダー:飯田<1>≪人間軍リーダー。宇宙と交信し人間軍を統率する≫
サブリーダー:保田<2>≪人間軍サブリーダー≫
PST:全8名<3>
≪プリヴィレッジ ソルジャーズ トゥループスの略
日本語に訳すと 特権階級軍事体
表に出ない事が特長。暗殺等も行なう
長い実績がないと入れない
一応はファイターよりも強いが戦場には出ない≫
- 57 名前:うまい棒メンタイ味(説明) 投稿日:2002年01月14日(月)16時16分19秒
- ファイターリーダー:平家みちよ<4>≪ファイターの統率者≫
インフォマーリーダー:加護亜衣<4>≪インフォマーの統率者≫
リサーチャーリーダー:辻希美 <4>≪リサーチャーの統率者≫
クロノファイター:後藤 他数名<5>
≪戦闘能力が高い。主に戦場に出て活躍する。クロノを持っていないとなれない≫
ウォックファイター:数名<6>
≪戦闘能力が高い。主に戦場に出て活躍する。クロノがない場合ウォックファイターとなる≫
インフォマー:安倍、吉澤 他数名<7>
≪諜報員。主に情報を集める。戦闘能力を認められていないもののための訓練期間などにも使われる≫
リサーチャ―:数名<7>
≪紋章術研究者。ディファーの簡易版の能力を使うための研究をしている≫
- 58 名前:うまい棒メンタイ味(説明) 投稿日:2002年01月14日(月)16時18分08秒
- 人物紹介
名前:(ランク)ディファー<説明>
吉澤ひとみ:(インフォマー)右手親指ウォック
<一応主人公。後藤に会いディファーとなった。
吉澤の過去に秘密が…>
後藤真希:(クロノファイター)
左手、親指ウォック、人差し指?、中指メタモル
薬指クロノ、小指エレメント
<準主人公。本編では重要な役割を果たす
これも過去に何があったかが鍵>
安倍なつみ:(インフォマー)
右手、中指ウォック、薬指フライ、小指エレメント
<元々モーニング娘にいたが、後藤と市井から誘われ
ディファーとなった。実力は未知数
過去に後藤が負傷した時にすごい力を発揮した事がある>
- 59 名前:うまい棒メンタイ味(説明) 投稿日:2002年01月14日(月)16時19分17秒
- 次回の更新は約一週間後です
ではそれまでごきげんよう〜
- 60 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月14日(月)22時41分56秒
- 初めて見ました!面白いですよ〜!!
市井ちゃんの登場、そして後藤との対面の瞬間が気になる…(そしてその時の吉澤は!?)w
- 61 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月27日(日)15時25分14秒
- 安倍は帰るなり報告書を書き出した
安倍「2日以内に出すって言うのが一番面倒くさいよね〜」
後藤「早くしてね。届けるのあたししか居ないんだから」
報告書の提出というのは自分がクロノを持っていない場合仲間を呼び出して
その仲間に届けてもらわなくてはいけない
その仲間が居ない場合は指令の時に言っておかなくてはならない
- 62 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月27日(日)15時27分01秒
- 安倍「よし、終わった〜ごっちん!届けて」
後藤「じゃあいってきま〜す」
と、言って未来へ行った
吉澤「じゃ、あたしは家に帰りますね」
安倍「バイバーイ」
喫茶店から吉澤の家までは5分程で着く
- 63 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月27日(日)15時28分45秒
- すると帰り道の真中で誰かが立っている事に気づいた
?「お前もディファーか・・・」
吉澤は「なんだこいつ?」と思っていた
?「死んでもらおうか・・・」
と、言い指輪をはずした
?「火焔弾!!
そいつが叫ぶと2つの火の玉が飛んできた
吉澤はウォックを発動しギリギリで避ける
「なんだよ!!いきなり!
そう言ったとき吉澤の後ろから大量の水が覆い被さる
その水は吉澤にはり付く様になっていた
「ごボボぼぼ!(なんだよこれ!!)」
- 64 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月27日(日)15時33分46秒
- >>60 名無しさん
レスありがとうございます。
ひとつでも書き込みがあるとかなりやる気が出ます
市井との再会の瞬間・・・
作者はあまり考えて無かったりして(笑)
しかし市井が出てくるのはかなり後なんですよ・・・
吉澤はその時どうなってるでしょうね?(笑)
- 65 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年01月27日(日)15時36分45秒
- このごろバイトを始めてしまったため
更新するペースが遅くなります
本当に皆さん 申し訳!!
最低でも2月10日には更新したいと思います
次回更新までさようなら〜
- 66 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月11日(月)15時27分15秒
- 第17章
水で溺れかかっている吉澤はもう絶体絶命である
「(もうだめ・・・)」
パン!!
大きな音がして
吉澤を覆っていた水が引いていく
吉澤はその場に倒れこんだ
「がホッゴホッ!はぁ・・・はぁ」
?「ちッ『PST』が来るとはな・・一旦引き上げるか」
そいつは1瞬で消え去った
後ろから声がする
??「あんたもディファーの使い手なら自分の命ぐらい自分で守りなよ!
その言葉が聞えたあとの記憶がない
気絶してしまったのだろう
- 67 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月11日(月)15時27分59秒
- 気付いたとき私は家のベッドで寝ていた
母曰く
「親切な人が運んできてくれた」だそうだ
「よかった。今日が日曜日で
そろそろ内申点やばかったから)
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiiPiPiPi
「はい吉澤インフォマーです!
『もしも〜し後藤ですけど〜』
「(ごっちんかい!なんかめっちゃ緊張したやん!)なに?」
- 68 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月11日(月)15時28分34秒
- 『さっき本部から連絡があったんだけど
機械И軍に寝返った指名手配犯の事で
資料あるけど、どうする?もって行こうか?』
「悪いけどもってきて。今外に出るほど元気ないから」
数分後 資料を持った後藤がやってきた
『ういーす』
「いらっしゃーい
とりあえずあたしの部屋に来て」
部屋にはいる2人
『きれいにしてるね』
「今日はまだ掃除してないけど・・・」
『・・・・・まぁいいやこれが資料
これが顔写真でこっちがディファーとかの詳しい資料
名前は福田明日香 17歳 特徴は・・・・』
「あ〜〜〜!!!!」
『なっ なに?!』
「こいつ昨日の奴だ!」
ここで吉澤が昨日誰かに襲われた事などを話した
「昨日喫茶店からかえる時にこいつに襲われたんだよ
まさか指名手配犯とは思わなかったけど」
『何されたの?』
「火の玉飛ばされて避けた時に後ろから水が被さって
もうだめって思った時に誰かに助けてもらって・・・
でも気絶しちゃった」
『助けてもらったってPSTに?』
「うん。PSTって言ってた」
とりあえず本部に連絡し
2日休養が取れた
後藤は仕事だけど・・・・
- 69 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月11日(月)15時30分09秒
- 書き込みはなしですか…
そうですか……
鬱だ氏のう…
- 70 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月24日(日)16時44分07秒
- 私は夢を見ている・・・・
あたしは誰かと闘っている。相手は誰なんだろう
ものすごく強い・・・あたし1人じゃ勝てない・・・
顔が見えた・・・・福田明日香だ。
こいつこんなに強いんだ・・・
周りを見るとあたしと一緒に闘っている人がいる
あたしがよく知っている人
嫌だ!知りたくない!
・・・・・・・・・・
その人は福田といっしょに目の前から消えてしまった
何?この気持ちは?
悲しみが込み上げてくる
なんで悲しいの?
なんで?なんであたしは悲しいの?
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
- 71 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月24日(日)16時44分51秒
- 目が覚めた
何故かわからないが目に涙がたまっている
「あたし何の夢見てたんだろ・・」
なんで泣いてるのかな?
私はシャワーを浴びに行った
「どんな夢見てたのかな?」
シャワーを浴びた後
夢の事を疑問に思いながらも
1階に降りて行った
裕ちゃんとなっちがいた
「おはよーさん!」
「おはよ〜ごっちん!今日も遅いね?」
「なっちもいつも遅いじゃん」
「そやそや。あんたも人の事言われへん」
私たちは笑い合った
もうさっきの夢の事なんて忘れていた
“今”という幸せがある。もう2度と幸せはなくさない
絶対にこの幸せを守る
そう決心した
安倍「さっき本部から連絡あったよ。ごっちん今日休みだって」
『本当?』
「本当!」
やったー。じゃあどうしよっかな〜 たまの休みだし
ポン!(閃いた音)
いい事思いついた!
- 72 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年02月24日(日)16時47分25秒
- またも書き込み無しですか…
章の数字がおかしくなってしまったので章番号は載せません
これ実は50章ぐらいで完結するんだけど
誰も見てくれてないようだから 区切りのいい所で終わらそうかな…
- 73 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月24日(日)20時28分57秒
- 見てますよ!作者さん!(w
頑張ってください
- 74 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月10日(日)13時23分16秒
- 吉澤視点
学校の屋上 あたしと矢口がコーラを飲みながら話しをしている
「へー。矢口さんって中澤さんと付合ってるんですね」
(こう言うのってレズって言うんじゃないの?)
「あっ。今レズとか思ってるでしょ?」
「そそそ、そんなことないですよ」
「まぁべつにいいけどね 愛があれば!性別の問題なんて〜」
「・・・・・・」
「よっすぃーは好きな人とかいないの」
「え?あたしがですか?う〜ん」
吉澤がコーラを口に含む
「もしかして相手は女かぁ?」
プ―!吉澤は思わず口からコーラを吹き出した
「ななな、何言うんですか?!」
「あはははは!冗談だって!」
「もう!コーラがもったいないじゃないですか!」
「あはははは!そう言う問題かな?」
- 75 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月10日(日)13時23分59秒
- 今は「おかしい」と笑っている
でも・・・胸の中には・・誰か・・好きな人がいる気がする
よくわからないけど胸が苦しい
こんな話をしていると
誰かがやって来た
あたしはこの声に聞き覚えがある
「よっすぃ〜!!」
(まさか、空耳だよね。でもこんなでかい声で空耳?)
「よっすぃ〜!!」
(本当に聞える。あたしの高校生活はどうなるの?)
- 76 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月10日(日)13時25分05秒
- 声の主は後藤
なんと吉澤と同じ制服を着てやってきた
「な〜んだ。よっすぃー屋上にいたんだ?」
「なんで来てるの?つーかなんで制服きてんの?」
「えへへ。似合う〜?」
すると矢口が
「誰〜?転校生?」
「えーと『後藤真希』って言って
中澤さんの所に居候中で」
「あ〜あ〜。裕ちゃんが言ってた
それよりなんでモーニング娘。の仕事から逃げてんの?」
「あーそれは話すと長くなるのでまたの機会に」
後藤が小声で吉澤を呼ぶ
(よっすぃー)
「あ、矢口さんちょっとまっててくれますか?」
「いいよ」
吉澤と後藤が屋上の隅の方に行く
- 77 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月10日(日)13時25分41秒
- アノ人もディファー持ってるよ。結構力も大きい」
「えっ矢口さんが?」
「矢口さんって言うの?どうでもいいけど
どうする?未来につれてく?」
「えっ?矢口さんの都合は?」
「それを確認するのがよっすぃーの仕事でしょ?
ディファーの素質を持っている人を見つけたら
必ず勧誘はしなきゃいけないの
矢口さんだっけ?あの人の記憶なら後で消せるんだから」
ふと後ろを見ると矢口がいる
「あはは。ごめん聞いちゃった。なんの話しなの?『でぃふぁー』って」
「あらら。聞いちゃったの?どうしよっか?1度つれていこうか」
「この状態だとそれしかないよ。そうしよう」
後藤が矢口と吉澤の手を取り『クロノ』を使う
光と友に3人は未来へ
- 78 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月10日(日)13時28分53秒
- >>73 名無し読者さん
レスありがとうございますかなりやる気が出ました
そうですよねデビュー作でレスがいっぱい来るわけないですよね
ちゃんと完結させますので末永く見てやってください
- 79 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)16時57分01秒
- 未来に着いてからの3人は無言
何を話せば良いかわからない様子
矢口「ねぇねぇ ここはどこなの?ディファーってなんなの?
記憶消すとか言ってたしさぁ?今から何するの?」
吉澤「あとで説明するから」
後藤「ねぇ 矢口さんは今何歳?」
「えっ 今は18歳だけど」
「じゃあポイントΣだ
これに入って」
目の前にあるのは直径1メートル・高さ2メートルぐらいのガラスの筒のような物
「あれ?あたしの時とは違うの?」
と、吉澤が言う
「17歳以上の人は場所が違うの」
と、後藤が言う
まず吉澤が入る
「あっちについたら動きまわらないでね」
後藤が機械をいじくると吉澤が筒の中から消えた
「なに?!よっすぃーどこに消えたの」
矢口が驚いた口調で言う
「はい。今度はあなたが入って」
しぶしぶ中にはいる矢口
今度は矢口がその場から消える
そして次は後藤が中に入る
- 80 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)16時57分39秒
- 3人が着いた先は
前の時と同じような研究所らしき建物があった
「あたしの時とあまり変わらないね」と、吉澤
「研究所自体の外装はあまり変わらないの」
「ねぇ!今から何するの?」
「じゃあそろそろ言うね」
ここで後藤が未来の事や戦争の事やディファーの事を話した
「普通の生活は出来なくなるよ」
と、後藤が言う
「いい!いい!普通の生活なんてもう飽きたもん。
あ、でも裕ちゃんとは会えるよね」
「現にあたしが裕ちゃんと会ってるからそれは大丈夫」
「じゃあ矢口も特殊な能力が持てるんだ?やったぁー!
早く行こ!研究所の中でしょ?
「言っとくけど 未来の仕事もしなきゃいけないのよ?」
「わかってるよ早く!ごっつぁん!」
(何?『ごっつぁん』って?後藤の『ご』で ごっつぁん?)
「はいはい。やぐっつぁん」
「なにそれ?矢口の事?」
「そう」
- 81 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)16時58分17秒
- 後藤がゆっくり足を進める
「こんな能力もってる人って何人ぐらいいるの?」
と、矢口が聞くと
後藤は
「過去の時代から来たのは300人位かな」
と、答える
「じゃあ あの喫茶店に出入りしてるのは?」
「あたしとよっすぃーとなっちと・・・・・だけ」
その時明らかに後藤の顔色が変わった
しかし気付いたのは一人もいなかった
「裕ちゃんにこの事言ってもいいの?」
「それはダメ」
「なんで?」
「関係者以外に言うと歴史が変わる事があるから」
「ちぇっ」
そんな会話をしながら目的地につく
「あのベッドに寝てまっててくれる?」
「ハーイ」
その時 聞きたくない音が耳に聞こえてくる
ビー!ビー!
≪機械π軍侵入!機械π軍侵入!≫
≪兵力50!兵力50!≫
後藤『なんであたしがディファーを連れてくるとこうなるわけ?』
吉澤「知らないよ。あたしも行ったほうが良いの?」
『当たり前じゃん?よっすぃーも手柄を立てれば昇格出来るよ』
「じゃあがんばる!」
『よっすぃーは3階に行って』
「OK!」
- 82 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)16時59分16秒
- 3階には5体 後藤のいる5階には約20体
『なんであたしのほうが多いのかな?』
そう言いながら指輪をはずす
「サイボーグってそんなに強いわけ?」
苦戦しながらも考え事
吉澤はウォックの瞬発力を上手く使い攻撃をかわすが
攻撃力があまりない
「なんか必殺技みたいなのはないの?もー!」
ここで吉澤の飛び膝蹴りがヒット
1体撃破!
「やったー1体倒したー!」
と、喜びもつかの間まだ4体いる
「多すぎ!」
一方後藤はエレメントとウォックを使い巧みに敵を倒していく
『あと9体!』
もう10体以上倒したため疲労がたまってくる
『はぁ・・・はぁ・・・はぁ。キツイ。』
そこに前と後ろからの挟み撃ち
『もう!』
後藤が飛ぶ!
下の2体はさらに飛んで追いかけてくる
ここで後藤が人差し指の指輪をはずした
「マテリアル!大剣!」
後藤がそう叫ぶとどこからか大剣が出現した
その剣を振り下ろし2体撃破
『はぁ・・はぁ・・はぁ・・キツイよ〜』
- 83 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)16時59分49秒
- ここで『マテリアル』についての説明
マテリアルとは“何か”を物質化する能力
今後藤が物質化したのは『大剣』
物質化させるにもある程度制限があり
人知を超えたものなどは物質化できない
剣を使いさらにエレメントで風を起こし
風の剣で敵を倒す
残り2体
「もう!いい加減にしろ!」
ここで剣を消し翼を物質化し空を飛ぶ
「火焔連弾!」
炎の玉をいくつも飛ばす
炎の衝撃で敵が二つに分かれた所で
一方にむかい加速しながら飛ぶ
十分加速したら翼を消しさらに剣を物質化する
加速した状態で剣を突き刺す
残り1体
剣を抜こうと思ったその時
剣が抜けない サイボーグが剣を掴んで離さない
「離せよ〜!」
剣を抜くのに手間取っていると
もう1体のサイボーグに首を掴まれた
またこれかよ・・・・
- 84 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月17日(日)17時02分24秒
- 今日はちょっと多めに更新
他の人の小説にはまだまだ負けますね・・・
もっとうまく書きたいな〜
私の1番好きな小説は
「starting〜パンドラの箱〜」という「マルボロライト」さんの小説です
- 85 名前:R&B(レッド&ブルー) 投稿日:2002年03月20日(水)18時28分48秒
- おおお…ごまピンチだぁ!
しかもよしごまっポイ雰囲気・・・
>>1を見て いしよしと思った
でもなちごまがいいなぁ・・・
今からでもなちごまに変えてくれんかね〜〜
- 86 名前: うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時20分51秒
- くそ…このままじゃやられる…
仕方ない…あれやるしかないな…
こっちのダメージ考えてる場合じゃない
エレメント水発生 更にエレメント電気で分解し3H(3重水素)を作る
マテリアル T(トリチタン)更に
これらを融合させれば
――――核融合――――
(((((≪*****ドカーン!!!*****≫)))))
『苦しかった・・・・』
傷もヒドイ早く直してもらわないと
さすがに核融合はきつかったかな
こっちのダメージも半端じゃないや
『よっすぃー・・・ダイジョブ・・・か・・・な』
バタン!
後藤は膝を折り倒れこんだ
『よっ・・・すぃ・・』
- 87 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時21分32秒
- その時吉澤は4体目を倒し終えた頃
「はぁ…はぁ…あと1体!」
ごっちんダイジョブかな・・・よし
「いくぞ〜〜」
その場しのぎの必殺技
「葬(そう)!竜(りゅう)!蓮(れん)!弾(だん)!」
これは竜をも葬ると言われた?1回限りの必殺技である
葬竜蓮弾をくらった機械兵は大きな音を出して爆発した
「ふぅーやっと終わった・・・」
ごっちんの手伝いに行ったほうが良いかな・・・
何か嫌な予感がする そう直感した吉澤はすぐに5階に向って走り出した
「ごっちーん!」
そして5階に付いた時吉澤が見たものは
20体近くのサイボーグの残骸と倒れた後藤の姿である
「ごっちん!」
後藤の近くに行きもう1度名前を呼ぶ
「ごっちん!大丈夫?!ごっちん!」
しかし返事はない
すぐさま吉澤は後藤を抱きかかえ1階にある医務室へと運んだ
- 88 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時22分06秒
- 後藤はカプセルのような物に入れられて死んだ様に眠っている
「どう・・ですか?」
医者「う〜ん これは外傷もヒドイですけど
1番の原因は“気”の使いすぎですね」
「えっ?後藤さんは強いんじゃないんですか?
5つもディファーを持ってるんでしょ?」
「その事ですが・・後藤さんの場合は非常にバランスが悪いんです
ウォックの一属体質の方が上手く使えばこの子よりも強くなります
これでクロノファイターになれたのは天性の素質のおかげです
なぜバランスが悪いかというのは
ウォックとエレメントは非常に相性が悪く
クロノとメタモルは戦闘むきではない
更にマテリアルは相性のよいディファーがありません」
「ごっちん・・・そんなに頑張ってるんだ・・・」
「とにかくすぐには回復しません
ファイターリーダーにはこちらから連絡しておきます
他の人にはあなたからお願いします」
「わかりました」
今日からごっちんは入院する
安部さんには懐中時計で連絡しておいた
矢口さんにも重症で病院にいると言っておいた
- 89 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時22分44秒
ごっちんが入院してるため今は未来にいる
ちゃんとへやもあり(矢口さんも一緒の部屋だが)
普通の生活ぐらいはできる
部屋にはベッドが2つありトイレとお風呂もついている
吉澤「結局矢口さんの能力はなんなんですか?」
矢口『あたしのはまだ説明受けてないからまだわからない』
「指輪はいくつあるんですか?」
『左手が4個右手も4個』
「へ〜結構多いんですね」
『使い方がわからないんじゃ意味ないでしょ?』
「まぁ確かに」
『ねぇごっつぁんのお見舞い行かない?』
「行きましょっか?」
『行こ!行こ!』
今日もごっちんのお見舞いに行く事になった
ごっちんは今の家から50メートルくらい先にある病院に入院している
未だに意識が戻っていない
毎日病院に行ってはいるが一向に意識は回復しない
早く目覚めて欲しい・・・ごっちんがいないと・・・
- 90 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時23分14秒
- 『・・・ぇ・・ねぇ・・・聞いてる?よっすぃー』
「えっ?なんですか?」
『ごっつぁん早く元気になるとと良いね』
「そうですね・・・」
『元気だしなって。死んだわけじゃないんだから』
「はい」
そうこうしてる間に病院についた
後藤の病室にむかう510号室
やはり後藤は眠ったままだ
この頃はずーとごっちんにつきっきりだ
目覚める時にそばにいてあげたい
そういう気持ちからそうしてる
この気持ちはなんだろう・・・
友達に送る感情かな?
たぶんそうだ
自分に言い聞かせるように思った
- 91 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時23分50秒
- もう夜9時矢口さんは先に帰ってしまった
もうすぐ病院の面会時間が終る
あたしはベッドの横にある椅子に座ってごっちんの寝顔を眺めている
・・・かわいい寝顔・・・・16歳のこの子が
・・・・・・世界を救おうとしている・・・
・・なんて世界なんだろう・・・・
帰ろう・・
そう思って立ちあがったその時
「よっ・・・すぃ」
- 92 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月24日(日)17時28分00秒
- 一週間ぶりの更新デース
段々自分でも手のつけられない方向に・・・・・・(w
>>85 R&B(レッド&ブルー)さん
でもなちごまがいいなぁ
かなえられないことはないのですが・・・
ほとんどよしごまに決まっちゃってたので
入れられるところがあれば入れたいと思います
次回更新はまだ未定
3週間以内には更新します
マタ―リお待ちください・・・・・・・
- 93 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月24日(日)23時40分15秒
- よしごまいいですねぇ。
今日いっきに読ませていただきました。
今後の展開、楽しみにしてます。
お待ちしておりますので、頑張ってください。
- 94 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月30日(土)12時14分23秒
- 「ごっちん!気が付いたの?」
『うん…よっすぃ怪我ないの?』
「あたしはダイジョブ。ごっちんこそダイジョブ?
2週間も寝てたんだよ」
『2週間?そんなに寝てたんだ…ごめんね。元の世界に戻れなくて』
「いいよそんなこと…ごっちんが無事なら…」
そう言って吉澤は微笑む
『…いいね…よっすぃは強くて…』
「え?あたしが強い?そんなことないよ
あの時だって5体しか倒してないよ」
『ううんそういう事じゃなくて…
長くなるけど聞いてくれる』
無言でうなずく吉澤
『後藤はさぁ…この能力が10歳の頃かってに発動しちゃって
周りから変な子とか言われてさ。だから友達がいなかったの
親にまで見捨てられて…それから13歳の頃にやっとそんな生活から解放されたの
…市井ちゃんに会ったんだ…未来に誘われて、こんな仕事して
やっと「幸せ」をみつけたんだ…でも
そんな市井ちゃんもあたしの前から消えちゃった…』
- 95 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月30日(土)12時15分10秒
- 後藤の瞳には涙が溜まっていた
「ごっちん…」
『だから…あたしを必要としている人のところにいたかった
もう独りにはなりたくないから…幸せなままでいたいから…
絶対に…幸せで在りたいから』
「大丈夫だよ…あたしは絶対にごっちんのそばにいるよ
絶対にいなくなったりしないよ」
後藤の頬を涙が伝う
「早く怪我治してね。ごっちんは元気があるほうが似合ってるよ」
『…うん…ありがとうよっすぃ』
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPi
「ハイ吉澤です」
【よっすぃー!!いつになったら帰ってくんの?!】
「あ!矢口さん。ごっちんの意識が戻ったんですよ」
【うそ?!本当に?やったじゃん】
「アノもう少ししたら帰りますから」
強引に会話を止める吉澤
『今のやぐっつぁん?』
「うん。早く帰って来いってさ」
『じゃあ早く帰りなよ。あたしの事はいいからさ』
「うん。ごめんね」
会話はこれで終わり、吉澤は帰っていった
『ふー。やぐっちゃんにも悪い事したな』
そう呟いたあとに後藤はナースコールを押した
- 96 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月30日(土)12時15分51秒
- 一方その頃 未来の家では
矢口『おそい!!』
「ごめんなさい…」
『でも今日だけ許す。さっ、早くご飯食べて?』
「えっ、矢口さんが作ったんですか?」
『当たり前じゃん。他に誰が作んの?』
「…いや、あたしは病院の食堂で食べて来ましたから」
ぐぅ〜
『その音は何さ?』
「いや、これは、その」
なぜあたしが嫌がっているかというと
「矢口の作った物だけは食ったらあかんで?あれほどマズイ物はないからな」
と、中澤さんに聞いた事があるからだ
『ふ〜ん。あたしの料理は食べたくないんだ?』
「いや、そういうことじゃなくて、その」
『じゃあ食べてよ?』
「(なんか矢口さん顔が怖いよ…)」
『やっぱり食べれないんだ?』
「…食べます…」
その日私は地獄を見た…
ある意味拷問だよ…(泣)
- 97 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年03月30日(土)12時19分39秒
- >>93 名無し読者さん
レス有り難う御座います
レスがあるのとないのとでは全々やる気が違うんですよ(w
これからも頑張りますのでよろしく御願いします
それから少しの間更新できなくなります
仕事が忙しいもので・・・
皆さん一ヶ月ほどお待ちください
- 98 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年04月09日(火)19時07分42秒
- 皆さんすいません
まだ更新できないのですが
家で原稿を読んでいたら
>>91 で
「・・・かわいい寝顔・・・・16歳のこの子が」
と、あるのですが
この時点ではまだ15歳なんです
間違いました 本当に申し訳!!
更新は28日頃になると思います
本当に申し訳ございませんでした
- 99 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年04月18日(木)16時41分08秒
- 吉澤視点
夢…いつの夢だろう……8歳位かな…
少し男っぽくなって男の子達にいじめられたりした頃
・・・
・・
・
・
・
・
・
「こいつ男じゃねーの?!」
「オカマかー?!」
吉澤『うるさい!』
「うわー。オカマが怒ったー!」
『誰がオカマだよ?!』
「なんだよ?!やんのか?!三対一だぞ!!」
『数にもの言わせてんじゃねーよ!』
そのまま喧嘩を始めようとしたら、女の人が現われた
- 100 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年04月18日(木)16時41分58秒
- ??「やめろ!」
「誰だ?」
??「そいついじめるのやめろ!」
「うるさい!!」
??「うるさいのはお前だ!さっさと帰らないと消し炭にするぞ!」
そう言うとその女は手から炎を出した
それに驚いたのかいじめっ子たちは散り散りになって逃げていく
?「だいじょうぶ?」
『何、今の火?』
「あたしは特別な人間なの」
『カッケー』
「こわいとか思わないの?」
『ぜーんぜん』
あの時あたしを助けてくれた人
なんで今頃あの人の夢なんか…
・
・
・
・
・
・
……すぃー!よっすぃー!そろそろ起きなよ!」
『ふぁ?どうしたんですか矢口さん?』
「どうしたんですか矢口さん?…じゃないでしょ。ごっつぁんのお見舞い!
『あーあー。ごっちんのことですか』
「ねっ。早く行こ!」
『…わかりました…』
そして私達はごっちんのいる病院へ行った
- 101 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年04月18日(木)16時46分09秒
- 今回吉澤が見た夢は
フェイツクロスポイントのキーポイントなんです
炎を使った人の正体考えてみてください…
それと今回は少ないですがこれで勘弁して下さい…(w
実は家で原稿をPCに打ち込んでいるときフリーズしちゃいまして
データの移動とか色々してたもので
データが消えちゃったんです
だから必死で書き直したのがこれなんです
現在続きを書いてます
マターリお待ちください
- 102 名前:ロ〜リ〜 投稿日:2002年04月19日(金)18時00分46秒
- 初めまして。
今日見つけて一気に読みました。
ファンタジー物は初めて見たけどいいですね。
作者さんの想像力は凄いと思います。
お気にに入れたんでまたのぞかせていただきます。
マターリと頑張ってください。
- 103 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月20日(土)15時11分03秒
ファンタジー物好きなのですが
梨華ちゃんがいないと…
でもおもしろいからOK
- 104 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月02日(木)15時47分15秒
- レスありがとうございます
>>102 ロ〜リ〜さん
私の想像力はたいしたこと無いです(w
しかもお気ににまで入れていただいて
今回は更新できませんが末永く見てやってください
>>103 名無し読者さん
見てくれてありがとうございます
これは裏設定が多くて書きにくいんですよ(w
そして梨華ちゃんは 吉澤もアット驚く意外なところで出てくる予定です
- 105 名前:R&B(レッド&ブルー) 投稿日:2002年05月06日(月)18時06分24秒
- まだかな〜
早く続きが見たいなー
梨華ちゃんがどこで出てくるのかも気になるし
期待age
- 106 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月27日(月)11時54分06秒
- ごっちんが意識を取り戻してから3日
いつもの様に510号室へ向った
そして部屋に入ると私服でストレッチしてるごっちんがいた
『あ、いらっしゃーい』
ごっちんはやけに元気だ やっぱりごっちんには笑顔が似合う
【おう、ごっつぁん元気になったかー?】
『うん、元気になったよー。ごめんねー心配かけちゃってー』
「ごっちん私服でいるって事は退院出来るの?」
『うん、未来の家とかにも連れてってね』
【OK、OKそのかわりディファーの使い方コーチしてくれよぅ】
結構和んでいたのだが聞きたくない音が聞えてきてしまった
- 107 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月27日(月)11時54分57秒
- PiPiPiPiPiPiPiPi
『はい、後藤です』
≪緊急指令だ!6543年世界各地の紋章術研究所に機械軍が侵入した≫
≪数名のディファーもいる!すぐに向ってくれ!≫
『はい!わかりました!…悪いけど未来の家はまた今度だね』
【しょうがないね。っていうか今から闘うの?】
「そうですよ、機械軍が侵入したって言ってたじゃないですか?」
【あたし能力使った事ないよ!?どうやって闘うの?】
『そこらへんはあたしが教えてあげるから
そうだ。あたしなっち呼んで来る。ふたりとも転送機のところでまってて』
「わかった、矢口さん行きましょ?」
【う、うん】
病院を出て転送機のある場所に向う時
ふいに矢口さんに話しかけられた
「ねぇ、さっきごっつぁんが言ってた“なっち”ってあのなっちのこと?」
「あのなっちって?」
「ほら、いつも喫茶店に入り浸ってる ドジでのろまで、室蘭弁の」
「(ドジでのろま…)……そ、そうですよ」
「うわ〜信じられない、あのなっちが未来で……」
「あっ、着きましたよ」
- 108 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月27日(月)11時56分10秒
- 転送機のところで一分ほど待つとごっちんと安倍さんがやってきた
「班分けだけど、なっちはよっすぃのサポートしてあげて
あたしはやぐっつぁんと行くから」
「オッケー頑張ってね」
先に安倍さんとあたしが転送機に入った
転送された先には一面荒野が広がっていた
そして地平線から白い線が見えた
「安倍さん、あれなんですか?あの白い線」
「あれが機械兵だよ」
なんとあたしが見た白い線は
ハルか遠くに並んでいる機械兵の大群だった
「カッケー!!」
この時あたしは考えていた
前に闘った時は研究所が狭くて力を出しきれなかった
この広い荒野なら全開で戦える
そう思うと武者震いしてきた
「じゃあ、なっちがサポートするから、安心して戦って」
「はい」
更に安倍さんのサポートが付く
自分で楽勝とこの時に思った
よし!!
「吉澤ひとみ、いきまーっす!!」
あたしはウォックの力を全開にして機械兵に突っ込んで行った
- 109 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月27日(月)11時56分46秒
- 「じゃあなっちは空から」
安倍さんが空に飛びあがりエレメントで雷鳴を呼ぶ
「元々機械って物は電気に弱いから」
安倍さんが雷を落とそうとしたその時
バリバリバリ!!
なんと安倍さん自身に雷が落ちた
状況がわからず混乱していると再び雷が落ちた
今度は耐えきれず地面におちてしまった
「安倍さん!!!」
あたしはそれに気がつき駆け寄った
そしてそのそばには
機械軍指名手配犯 福田明日香がいた
「おまえ!!あの時の!!」
「ほう、お前はあんな実力で戦場に出ているのか」
確かに自分はまだ未熟だ それははっきりわかっている
「くそ!!安倍さんの仇!!」
「ちょっと、勝手に殺さないでよ」
「いいわ、二人まとめて殺してあげる!」
- 110 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年05月27日(月)12時06分07秒
- 更新です
>>105 R&B(レッド&ブルー)さん
梨華ちゃんが出てくるのはまだ先なんですが
飽きずに読みつづけてください(w
次回の更新もいつになるかわからないので
皆さんマターリお待ちください
- 111 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月05日(水)12時59分46秒
- やぐっちゃんが気を練り球体を作っている
「やぐっちゃんなかなか筋良いよ?」
「ほんと?ラッキー誉められちった!………………のは良いんだけどさ…
なんでここには機械兵が数体しかいなかったわけ?」
やぐっちゃんがそう思うのも無理はない
20体しかいない
建物の中だと20体もいるという解釈になる
“しかいない”と言うのはここが すごく広い荒野だから力をセーブせずに戦えるからだ
だからあたしは物の数秒で倒してしまった
「たまたまじゃない?」
それで今やぐっちゃんのコーチをしてるわけ…
「じゃあその弾をあっちの岩に当ててみて」
「あれ?」
あたしが指を指した岩は10mぐらいの所にあった
「えいっ……」
・
・
・
・
・
「あのさ…“これ”手から離れないんだけど」
ガク!
そうだった……筋がよくてもやぐっちゃんは初心者だった……(恥)
- 112 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月05日(水)13時00分48秒
- 「あのね…気を操るのにはイメージ力が大事なの
ただのボールを岩に当てようとすれば、“投げる”と言う動作になる…わかる?」
「ちょっとは…(焦)」
「やぐっちゃんの能力は“スナイプ”…気を練って気弾を飛ばす……
だから弾が勝手に飛んで行くって言うイメージが必要になる…」
「………………」
「つまりはやぐっちゃんが手から離れて飛んで行く弾をイメージすればいいの」
「あっ、なるほど、それを言ってくれればわかる。よーし…」
「弾の動きは出来るだけ早いのをイメージしてね」
やぐっちゃんが精神統一して構える
初めてなんだから時速10キロ出ればいい方かな
「はっ!!」
ドン!!
「嘘……?」
なんとやぐっちゃんの飛ばした弾はあたしの予想を裏切り
時速100キロはゆうに出ていた
初めてにもかかわらず岩を砕きすさまじい早さを出した
やぐっつぁんって一体………?
- 113 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月05日(水)13時01分30秒
- 「ねぇ?今のはどうだったの?」
「え?…ああ、……まぁまぁかな………」
負け惜しみ…あたしの火焔弾もあんな早さでは撃てない
はっきり言って悔しい…
「じゃあ今のは何点?」
「え?」
あたし点数つけるのは得意じゃない…けどここの答え方は決まってる
「30点ってとこかな」
「えー?そんなに低いのー?」
これはどんなにいいセンスを持っていても
ものすごい天才でも…その先輩は誰もがこう答える
自分の力を過信しすぎないために
あたしがこう答えなかったから……………やぐっつぁんはあの子と同じ道へ行く事になる
「ごっつぁん?ちょっと?聞いてる」
「え?」
「何ぼーっとしてんの?なっちとよっすぃのところに行くんじゃないの?」
「あ、そうだった」
「そうだった。って…まぁいいや…二人の所に行こ?」
あたし達は転送機からよっすぃたちの助太刀に行こうということになった
- 114 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月05日(水)13時04分34秒
- あたしは転送機の操作をしてよっすぃたちのいる所をインプットした
「じゃあ行くよ」
あたしは最後の決定キーを押した
≪プログラム実行不可能…転送先ノトランスポートガ存在シマセン≫
「うそ!?なんで!?」
「おかしい…そんな簡単には壊れないはずなのに……」
その時…あたしは嫌な予感がした…
ものすごく……嫌な予感が…
そしてこの時あたし達の未来を大きく変えてしまう事が起こった
そしてやぐっつぁんは見てしまった
あたしの瞳の色が、赤く紅く変わってしまったのを……
- 115 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月05日(水)13時08分30秒
- っつーわけで更新です
イヤー結構書いたな〜〜今まで……しみじみ……
残り二話で“第1部”ラストです
残り二話と言っても一話が長くなりすぎて二回に分けただけですけど……
その二話が終わったら矢口の番外編を書こうと思います
ってわけで、次回 第一部最終話前編「覚醒!」
乞うご期待!
- 116 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時42分22秒
- やっちった・・・・・・
>>115で残り二話って言ってますけど
マチガイでした
残り三話です
- 117 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時44分43秒
- 「雷光波!!」
安倍さんが手刀と共にそう叫ぶと、安倍さんの手刀から弧状の黄色い刃が出た
「当たらないね…」
それをアスカはいとも容易く避けた
「はあぁぁぁ!!」
喧嘩慣れしてるあたしが殴りかかっても一発も当たらない
まるで宙を舞う羽を相手にしているかのようだ
「甘い!!」
「がっ!!」
アスカの掌打があたしの水月(みぞおち)にヒットした
そのすさまじい力があたしの身体を10mほどふっ飛ばした
た…立てない……
あたしとあいつでこんなに力に差があるのかと痛感した
「火焔蓮弾!!」
アスカの放った炎の弾があたしに向ってきた
動けない…やられる……
「水障壁!!」
安倍さんがそういうとあたしの前に水の壁が出現した
そしてその壁が炎の弾を受けとめた
「よっすぃ!動ける?」
安倍さんがあたしに駆け寄る
「ん…なんとか…」
「やっぱり一筋縄じゃいかない……ごっちんがいれば……」
「何かないんですか?一撃必殺みたいなものは?」
「なっち1人じゃ…あと1人エレメントが使える人がいれば……」
「打つ手なしか…」
「何かいい作戦は浮かんだ?今度はこっちからいくわよ!!」
- 118 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時45分52秒
- 肉弾戦なら、こっちの部が悪い…相手に少しでもダメージを負わせれば…
あたしは必死でアスカの攻撃に受けとめる
「よくこの早さについてきた…だがこれならどうだ!!…火焔弾!!」
「今だ!!」
「風刃波!!」
安倍さんの手刀から風の刃が飛び出した
「ちっ!!」
アスカは攻撃の手を休め、安倍さんの後ろに回りこみ、こう言った
「まだまだ甘い!!」
「甘いのはどっちかな?」
その時あたしはアスカが安倍さんの後ろに回りこむのと同時にアスカの後ろに回りこんだ
「避けるのはお見通しなんだよ!!」
そしてあたしの渾身の右ストレートがアスカの背中にヒットした
「どうだ!!」
「作戦は見事だ………だが単純に力が足りないな…」
なんとアスカはダメージを負っていなかった
「パンチとは…こう言う物だ!!」
そのアスカが放った“パンチ”はあたしを何10mもふっ飛ばした
- 119 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時47分44秒
「こ…この距離ならはずさない!!……雷光波!!」
そしてアスカは微動だにせず安倍さんの攻撃をくらった
「ふっ…この程度か……」
しかしアスカはダメージを負わない
「エレメントとは…こう使うんだ!!雷光波!!」
なんとアスカは安倍さんと同じ軌道で同じ技を使ってきた
「あぁっ!!」
安倍さんはあたしと同じように吹き飛ばされた
「お前達は弱い…それなのになぜ闘おうとするの?何故?」
「なっち達の強さは関係ない!!ただ……ただ世界の未来を守りたいだけ!!」
「綺麗ごとを……自分の命すら守れない物が何を言う……」
- 120 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時48分21秒
- あたしはアスカが何を考えているのかわからない
「お前は何を言ってるんだ?!機械が世の中を支配してたら“ヒト”は生きられない!!」
これはあたしが本当に思っていることだ
「……………………」
アスカはあたしの言葉を聞いてもなんの反応も示さない…
「もういい……お前達はこの世界のことを何もわかっていない」
「我が術にて昇華せよ…」
アスカの矛先があたしを向いた
「火焔獄…」
その瞬間あたしに向って炎の塊が飛んできた
そしてあたしの頭の中に“ある言葉”が浮かんだ
死ぬ
「よっすぃ!!にげてぇ!!」
その安倍さんの言葉もあたしの耳には届かなかった
- 121 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月15日(土)13時50分47秒
- 更新です
コレで本当にあと2話です
最終話を前編後編に分けていきます
>>115の誤報スイマセンでした
というわけで
次回 第一部最終話前編「覚醒!」
乞う ご期待!!
- 122 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月30日(日)15時09分19秒
- あれ…生きてる…
あたし……アスカの攻撃を喰らったはずなのに…生きてる
あたしがアスカの方を向くと目の前に誰かが立っていた
「ご、……」
そしてその人はゆっくりと倒れた
「ごっちん!!」
「ごっちんなんでここに?!」
するとごっちんはこう言った
「よっすぃを……助けるために………決まってんじゃん」
あたしは回りを見渡した
すると安倍さんのそばには矢口さんがいた
「なっち!!しっかりして!!おい!生きてるか!!」
「…やぐち…?」
「なっち!!大丈夫?動ける?」
「ん、ダイジョブ」
あたしはもう一度ごっちんをみた
「ごっちんダイジョウブ?!わざわざあたしをかばうことなんかないのに……」
するとごっちんは顔を赤らめてこう言った
「好きな人ぐらい……死ぬ気で守らないで……どうすんのさ……」
「え?」
この時あたしの頭の中にあの記憶が蘇った
- 123 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月30日(日)15時10分07秒
- ?『だいじょうぶ?』
『何、今の火?』
『あたしは特別な人間なの』
『カッケー』
『こわいとか思わないの?』
『ぜーんぜん』
あの時あたしを助けてくれた人
「あ…」
あの人はごっちん?!
まさか…でもごっちんはエレメントをもってるから
炎を出せても不思議じゃない…
「あれ、ごっちんだったの?!ねぇ!!あの時あたしを助けてくれたのは?!」
「………」
返事はない………………
「ごっちん……返事してよ…お願いだから」
「…………」
あたしの瞳からは涙が溢れた
「ひどいよごっちん……自分だけ言うなんて……
あたし…やっと気づいたのに…やっとごっちんのことスキだってわかったのに!!」
涙が頬を伝い地面に落ちた
- 124 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月30日(日)15時11分07秒
- 「人間のする事はわからない……自分より弱い者を助けるなど……無駄死にだな」
このアスカの言葉にあたしはキレた
「黙れ!!お前に何がわかる?!お前は許さない!!絶対許さない!!」
あたしの愛する人を奪ったアスカ……絶対許さない!!
「よっすぃ!!」
「え?」
その時!あたしの左手が光り輝き始めた!
「何……?!これ……」
その光は徐々にあたしの身体全体を多い
時間が経つにつれ光は次第に弱まっていった
そして光が消えた時あたしの左手には5つの指輪がはまっていた
「何…?この指輪は?」
そして頭の中に重く声が響いた
“愛はヒトの生きる源 愛は奇跡を呼ぶ 新たなる力で奇跡を呼べ”
力が溢れてくる…なんでも出来る気がする
あたしは新たな指輪をはずしごっちんの胸に手を当てた
そして左手に“氣”をこめた
「はっ!!」
あたしの氣がごっちんの身体に流れ込む…
自分でもどうしてこうするのかがわからず
ただこうすればいいような気がした
そして…ゆっくりと………ごっちんが目を開けた
- 125 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月30日(日)15時11分42秒
- 「よ…よっすぃ?」
生きかえった!!
あたしはごっちんを抱き起こした
「ごっちん!!よかったごっちんが生き帰って!!」
「あ、あたし生きてるの?」
「そうだよ!生きてるよもう2度と死なないで!!」
「生きかえっただと……あんなディファーは今まで……」
ごっちん……ごっちんってこんなに暖かかったんだなぁ……
今あたしの腕の中にいるごっちんは生きている……間違いなく生きてる……
「よっすぃありがと、でも今は泣いてる場合じゃない…」
「わかってる」
4人……今ならなんとかなるはず
「よっすぃ…あたしに考えがある…よっすぃは1分間だけアスカを抑えてて」
「わかった」
- 126 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年06月30日(日)15時14分18秒
- ッツー訳で更新です
いよいよ次回がラストです
終わったら誰か書き込みしてください(w
次回!最終回後編「終焉・・・そして・・・」
- 127 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時36分19秒
- 「いくぞ!アスカ!」
さっきと同じ様にウォックを全開にしてアスカに向う
さっきよりアスカの動きが鈍い…?
違う…あたしが早くなってる…
あたしがあのアスカを圧してる
新しい力のおかげだ
あたし自身の早さが早くなってるのがよくわかる
「これでも喰らえ!火焔弾!」
しまった!
ドン!!
アスカの火焔弾がヒットした
と、自分でも思った
「さっきとは、けた違いの早さだったな少しやばかった…」
「喜ぶのはまだ早いよ…?」
「何?!」
「あたしには新しい力が宿ってるんだから」
あたしは“水障壁”をはっていた
「貴様!どうやってそんな力を!」
「あたしもわからないよ!」
- 128 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時36分57秒
- あたしが闘っている間にごっちんと安倍さんが手をとって気をためる
「なっちいける?」
「だいじょぶ」
「あたしがコントロールするからなっちは力を全部出して構わないよ」
「オッケー」
「「外法合体術エレメント!龍神!!」」
二人がそう叫ぶと二人の身体から赤い龍と青い龍が出現した
「龍神だと?!」
「よし来た!」
あたしはアスカに初めに貰った水月へパンチを一発入れるとその場を離れた
2匹の龍は左右からアスカを挟みこむ
アスカは力を解放してそれに耐える
その力は5分と5分…どちらにも動かない…
しかしごっちんと安倍さんの気が尽きてしまえば向こうの勝ちだ
でもあたしもあの龍には近づけない
「外法とはなかなかやるな!!しかしこれに耐えきればあたしの勝ちだ!!」
ドン!
その時アスカの背中に気弾がヒットした
- 129 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時37分36秒
- 「何……?!」
「オイラを忘れてもらっちゃ困るよ…」
「矢口さん!!」
「今だよ!ごっつぁん!!」
「「はあぁぁ〜〜!!」」
「ぐあァァ〜〜!!」
そして……戦いは終わった
・
・
・
- 130 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時38分21秒
- 「はぁ〜矢口すごい緊張したよ〜〜」
「矢口最後任されてたもんね」
「でもよかったね、初陣で戦死しなくて…」
「ごっつぁん死にかけたじゃんか〜〜!」
「う、それは言わないで…」
「ねぇ、よっすぃの新しい指輪。なんだと思う?」
「いや〜わかんないな〜こればっかりは…」
「あ、矢口もう帰るわ…今日すっごい疲れたからお風呂入って寝る」
「あ、なっちも未来の家につれてってよ、今日こっちに泊まるから」
こうして二人は帰路についた
あたしはなかなかごっちんに話しかけられず
その場に沈黙が流れたが
あたしから話す事にした
「ごっちんあたしのこと好きって言ってくれたよね」
「う、うん」
「あたしもごっちんのこと好きだからね、恋愛感情で」
「うん」
あたしがごっちんの方を振り向くと目が合った
そしてごっちんが目をつぶったから
あたしはゆっくりと唇を近づけて行った
ふたりの唇が触れた
初めてのキス
そしてゆっくりと唇が離れた
そこであたしはこう言った
「これからもよろしくね」
「うん」
- 131 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時38分53秒
- FATE`S CROSS POINT 第一部 fin
- 132 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時39分24秒
- おわったっす
ネタばれ防止レスっす
- 133 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時39分58秒
- ネタばれ防止レス2っす
- 134 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時53分26秒
- あとがき
いや〜終わったよ〜〜
約一年かけた作品がようやく終わったって感じです
無論まだまだ謎が残っていますので
第2部としてまだ書いていきます
「FATE`S CROSS POINT」を
書くにあたってのネタは色んなところから取ってきました
まずは時を越えるというところ
これはクロノトリガーとクロノクロスからネタをいただきました
第一部ではほとんどが時代を移動するだけでしたが
第二部では「クロノ」の色んな使い方が出てきます
その他のネタにはジャンプで「ワイルド○−フ」「ロマン○ーズ」などをかかれている
A美U子さんからいただきました
それは「迫害されるヒト」と「それに寄り添うヒト」というところですね
他に色んな事をしゃべりたいのですが
一番重要なことを言っておきます
- 135 名前:うまい棒メンタイ味 投稿日:2002年07月04日(木)11時54分00秒
- この話はドリカムの詩「嬉しい楽しい大すき」の歌詞からとっております
http://www.uta-net.com/phplib/maphp002.php3?sentaku3=00838&cursession=pageone&curuserid=&numhit=3&cursline=1&MA_select_ga=曲名&MA_text1_de=うれしい&MA_select_kasio=で始まる
ここにその歌詞が載っているのでみていってください
では2ヶ月ほど休業した後第二部を書いていきます
でもその前に矢口の番外編を書くので
二ヵ月半ほど休ませていただきます
実は矢口の番外編が思った以上に長くなってしまって・・・
完成にもう少しかかるんです
すいません
最後にこの駄文をここまで読んでくださった方々へ
本当に有難うございました
- 136 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月09日(火)19時43分20秒
- はじめまして!
作者さん、第1部完結お疲れ様です。
初めから読ませてもらいました。
よしごまが大好きなんで、最後お互いの気持ちに気づいてよかったです。
内容がちょっと分からないとこが多々あるので、第2部が楽しみです!
がんばって下さいね。
- 137 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月12日(金)21時40分13秒
- 新鮮なよしごまが見れました!ありがとう!!
- 138 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月08日(木)10時14分06秒
泣けた。良かった!感動した!
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