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想いが届くマデ・・・
- 1 名前:heaven 投稿日:2001年11月01日(木)18時07分55秒
- はじめましての初小説です。
初めてってコトで文章が変なときが
かなりありますが、お許しください。
ちなみに、いしよし予定です。
「質問。今一番会いたい人は?」
ナニ?質問?
っていうか君、誰さ?
会いたい人?誰だろう・・・
「やっばー、これじゃ遅刻はまぬがれないかもっ!」
吉澤ひとみ、15歳。ただいま、学校に向かい猛ダッシュ中。
でもなー、あと5分じゃ絶対着けないよなー。
完璧遅刻じゃん。走っても意味なくない?
・・・そう思った途端、私の足は走ることをやめ、歩き始めた。
「疲れた・・・」
普通ならもっと走れるんだけどなー。
やっぱ寝不足だと体力落ちるな。
「おうっ!よっすぃじゃんっ!遅刻?」
ものすごいパワーで肩を叩かれる。
・・・痛いっての。
朝からこんなにテンション高い人は、私のまわりではそうそういない。
「・・・おはよ。ごっちん」
「元気ないゾー?どした?風邪?」
「いや、寝不足・・・。夢見悪くてさー」
ごっちんの顔はきょとんとしている。
もとからきょとんとした顔だけどね。
- 2 名前:heaven 投稿日:2001年11月01日(木)18時12分38秒
- 「悪い夢ー?」
と、次の瞬間。
「あっ!わーかった!」
ごっちんの瞳が輝いた。
こーいうときって、絶対くだらないことしか言わないんだよね。ごっちんって。
そんな私の思いをよそに、ごっちんは喋り続ける。
「梨華ちゃんの夢でも見たかー?」
・・・やっぱり。
なんでそーなるかなぁ?
「ねぇ、ごっちん」
「ふぇ?」
「なんで梨華ちゃんの夢が悪い夢なの?」
その質問に、ごっちんはしばし黙り込み、考える。
そして、考え抜いた上の答えがまたとんでもない。
「わかんないやっ♪」
・・・マジ、頭痛くなってきた。
だめだ。ごっちんとこのままずっと話してたら、頭痛が余計ひどくなりそうだ。
「あのさ、ごっち・・・」
突然、ごっちんの話が止まった。
「あ」
「あ?」
ごっちんがどこかを指差す。
指差した方向は・・・ただの人ごみ(のように見える)。
ナニ?まさかあそこに行きたいってか?
私はごめんだぞ。
しかし、ごっちんの指は相変わらず人ごみのほうを指してて。
「どーしたの?」
私のその問いに、ごっちんは向こうを向いたまま答える。
- 3 名前:heaven 投稿日:2001年11月01日(木)18時41分31秒
- 「わかんない?あそこにいるの、梨華ちゃんじゃない?」
「うそっ!?」
・・・ホントだ。
制服の私たちと違い、梨華ちゃんは私服だった。
と、梨華ちゃんがこっちを向いた。
気づく・・・?
梨華ちゃんは、私たちに気づいたらしい。
こっちに向かって手を振って、走りよってきた。
「ひとみちゃんにごっちん、なにしてるの?」
いや、それはこっちも聞きたいっすよ。梨華ちゃん。
ごっちんも同じことを思ってたらしい。
「梨華ちゃんこそなんで?」
そのごっちんの問いに、梨華ちゃんはしばし間を置いてから答えた。
「私はサボリかな」
その答えに、私たちは驚いて、思わず叫んでしまった。
「サボリぃ!?」
「梨華ちゃんが!?」
- 4 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月02日(金)03時05分36秒
- 面白そう
期待age
- 5 名前:heaven 投稿日:2001年11月02日(金)19時04分12秒
- 当の本人は、「そんなに不思議?」って首を傾げてるけど・・・。
実は、梨華ちゃんは私の学年一頭がいい。
いや、もしかすると学校一かも。
今まで学校休んだことなんてないし、
授業をサボったことだってない。
簡単に言えば、すごい真面目なのだ。
真面目って言ってもとっつきにくいわけではなく、
誰でも話しやすいので人気がある。
先生からの信頼もピカイチだし。
その梨華ちゃんが!今!目の前で!
「サボってる」なんて言った日にゃあ・・・どーするよ!?
「え、な、なんで?」
私もごっちんも動揺を隠せない。
そんな私たちに向かって、梨華ちゃんは笑顔で
「なんとなく。サボりたい気分だったの」
梨華ちゃんでもそーいうことあるんだー・・・。
- 6 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月03日(土)00時38分39秒
- 更新がんばれ。
- 7 名前:heaven 投稿日:2001年11月03日(土)15時31分18秒
- 「よっすぃ!!」
「ふぁっ!?」
急にごっちんに呼ばれ、思わず跳ね上がってしまう私。
「ちょっと来て!そんでもって梨華ちゃんはここで待ってて!」
「「うん・・・」」
梨華ちゃんと私はハモった。見事に。
ってゆーか、ごっちんどこまで行くのさ?
陰に連れて行かれ、私はちょい不機嫌そうな声でごっちんに話し掛ける。
「なんなの?こんなトコまで連れてきて」
ごっちんはそんな私にかまわず、こう言った。
「ゴトー、用事あるってことで、帰るから。だからよっすぃ!絶対梨華ちゃんにコクれ!絶対だぞ!」
・・・はい?
私の思考回路は1分止まった。
そして、無意識的にこう答えた。
「おっけ。今日こそ言うよ。梨華ちゃんに」
その答えにごっちんは満足そうに頷くと、梨華ちゃんの元へと走っていく。
・・・っておい!待て!ごっちん!勝手に連れてこられた私は帰り道わかんないんだよっ!
私は全力でごっちんのあとを追う。
- 8 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月05日(月)23時57分14秒
- ガムバッテ作者サン
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月25日(日)17時44分47秒
- 待ってます
- 10 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月27日(火)03時19分06秒
- 続きは?
- 11 名前:やぶ医者 投稿日:2001年12月08日(土)06時40分30秒
- ご臨終です。
- 12 名前:やぶ医者 投稿日:2001年12月08日(土)06時42分28秒
- ageてしまった。鬱だ。
ごめんなさい。
氏んで詫びます。
- 13 名前:heaven 投稿日:2001年12月09日(日)14時22分56秒
- >みなさんへ
ずっと更新していなくてゴメンナサイ。
体調を崩し、ちょこっと入院してたものですから・・・。
今日からまた再開したいと思います。
これからまたがんばりますのでよろしくおねがいします!
- 14 名前:heaven 投稿日:2001年12月09日(日)14時26分44秒
- ってなこと言ったてなー。
告白する勇気がないから言えないのに。
言え!
って言われたってムリだよぉ、ごっちん。
私だって何回も言おうとしたんだよ。言おうとしたけど・・・
直前でやめちゃったんだけど・・・。
はぁ。今日こそ言えるのかな。
なんでだろう。
今までだったら好きになったらすぐ告白してたのに・・・。
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