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アナタに届け
- 1 名前:芽衣 投稿日:2001年11月01日(木)23時16分04秒
- 学園モノをやらしていただきます。
いしよし、やぐちゅー、いちごまです。
年齢設定めちゃくちゃなのでそちらのツッコミはお許し下さい。
これからへたくそな文を並べることになりますが
それでも見てやるとゆう心のひろ〜い方、
おつきあいくださいませ。
何か1つでも言いたいことがありましたらレスして下さい。
それと申し訳ありませんがレスはsageでお願いします。
- 2 名前:芽衣 投稿日:2001年11月01日(木)23時21分19秒
- ああ1つ言い忘れました。
この話エロが入ります。
すいません、では次からはsageで。
- 3 名前:プロローグ 投稿日:2001年11月01日(木)23時36分25秒
「センパイみ〜つけたv」
その声に梨華は振り向く
そこには梨華より背の高い少女が立っていて、
本当にその子は自分にしゃべりかけているのかと梨華は疑った
けれどここは裏庭
少し陽も落ちかけている赤い空の下で、
今梨華以外少女の周りには誰もいないと確認できてしまうほどその場は静かだった
そして返事を返す間もなく、少女は梨華に向かってこう言い放った
「私・・・先輩のことが好きです・・・」
- 4 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月02日(金)00時29分37秒
- 好きなカップルばかりだ。
期待してるっす。
- 5 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月02日(金)02時53分19秒
- vはハートを表してるの?
- 6 名前:芽衣 投稿日:2001年11月03日(土)06時42分48秒
- >4さん
さっそくレスあいがとうございます。
自分もこの三組のカップリングが特に好きなほうです。
>5さん
そうです、ハートのつもりです。
わかりずらかったですか?すいません。
では更新
- 7 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)07時06分00秒
この人私をからかってるの?
梨華は本気でそう思った
なぜなら梨華はこの人を知らない
ましてや名前や、どこのクラスの人かなど全くわからないのだ
しかも相手は女の子
つまり女の自分に告白してきたこの人はそうゆう御趣味ということだろうか?
女子校とゆうのは噂で前から色々聞いたりしていたが、まさか
自分の身にもその現象がおきるとは思わなかった梨華は
頭の中でパニックにおちいっていた
「センパイ?」
黙ってしまったことを不思議に思った少女が少しうつむいてる梨華に声をかける
少女の呼びかけに梨華は一瞬我に返り、
うつむかせていた頭をゆっくり上に向かせていく
そして梨華は少し離れている少女の顔を遠目ながらに見た
- 8 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)09時40分12秒
- 梨華と少女の間は10Mぐらいあったが、それでもわかる
少女の顔はとても綺麗だ
そしてしっかりした顔立ちで、カッコイイとも言える
髪はけっこう短めで、少し茶色に染まっている
しかし今はそんな処を見ている場合ではない
梨華はたった今後輩らしき女の子に告白されたのだ
梨華は飛んでいた気をまたとり戻し、少女への返事を考えた
しかしいくら考えても少女の言葉にどう返せばいいのかわからない
男の人にだって告白されたことのない梨華が、今同性の人に告白されたのだ
返事なんてすぐに思いつく筈がない
「え、あの・・・えっと・・・・・」
すっかり困ってしまった梨華を見て少女はまた何かを言おうとした
けれど梨華には少女の付け足しを聞く程の余裕など、
これっぽっちも無かったのだ
梨華は少女の言葉を聞く前に、一つの答えを作り出した
- 9 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)09時51分30秒
「それって何かの罰ゲーム?誰かに告白しろとかいう、
用が済んだみたいなら、私もう帰るから」
そう言って梨華は元向いていた方向に向き返し、全速力で走った
梨華の今の答え、それは『逃げる』ことだった
「・・・って、あっ!ちょっと・・・」
あっけにとられてしまっていた少女が慌てて声をかけたが
おかまいなしに梨華は走って帰った
正確には走って逃げるだったが・・・
- 10 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)10時17分44秒
- その後梨華は一度も少女の方を振り返ることなく
自分の教室まで走ってきた
久しぶりに全力で校舎を走り回ったので、息はかなり上がっている
さすがに階段を何度も駆け上がったのは、いくらテニス部で
鍛えるために校庭を走るのに慣れていたとはいえ、かなり辛かったらしい
まだ11月の半ばといっても夕方はもうかなり寒く、
走ってかいて冷たくなった汗が梨華の体をひんやり冷やした
梨華はまだおぼつかない足で自分の席まで歩いていき、
ドサッと音をたて倒れこむようにして席に座った
- 11 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)15時35分42秒
- 「もうっ・・・ビックリした〜・・・」
溜息交じりで呟き、さっきのできことを頭の中で回想する
いつものように裏庭に行って1つしかないベンチに腰掛け、
空を見上げながらのんびり放か後を過ごしていた梨華は
空が赤くなってきたのを見てもう帰ろうとしていたところだった
そしてベンチから立ち上がり教室に戻って鞄を取ってこようとした時、
さっきの少女に話し掛けられたのだ
「やっぱり・・・からかわれたんだろうな、うん」
(あんなに綺麗な人が私のことを好きなんて、絶対何かの間違いだ)
そう思った梨華は、さっきのことに関して考えるのを一切やめた
さっきの告白してきた少女のことを思い出すと、顔が火を噴く勢いで
熱くなって困るからだ
そしていつもどうり、梨華は何事もなかったように家に帰って行った
- 12 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)17時07分45秒
「おはよ〜れす梨華ちゃん」
「はよ〜梨華ちゃん」
「おはよう」
次の日の朝、梨華は同じ朝瀬戸学園の中等部に通っている
辻希美、加護亜衣と待ち合わせ、学園に向かった
梨華達の通う朝瀬戸学園は中等部、高等部と分かれていて、
作りは6階建てになっている
1〜3階に中等部、4〜6階に高等部のクラスがあり、
それぞれ1〜3年までの学年がある
しかし図書室、食堂、職員室といったクラス以外の
その他の場所は全て合同となっている
特に食堂は昼時になると弁当を持ってきていない大抵の生徒がそこに集う
「梨華ちゃん今日は弁当持ってきたんか?」
「ううん、今日は持ってこなかったの」
「じゃあのの達と一緒に食堂でお昼食べるれす〜」
梨華は昨日のできことをすっかり忘れて学園に登校した
- 13 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月03日(土)18時31分05秒
- 学園に着き梨華は辻、加護と一旦別れ自分の教室に向かう
梨華は今高等部2年で、クラスみんなとわりかし仲が良い
「おはよ〜梨華ちゃん」
「おはようあゆみちゃん」
教室に入ってすぐに挨拶をしてくれたのが
クラスの中で梨華と特に仲の良い柴田あゆみ
彼女とは中等部一年の頃からの友人で梨華と違うクラスになったことがなく
ケンカもあまりしたことがない
「「おっはよ〜!石川〜!」」
そして勢いよく梨華達の教室に入ってきたのが
1つ上の学年の矢口真里と市井紗耶香
この2人も梨華達とは仲が良く、
朝は必ず梨華達の教室に訪問してくる
毎朝この2人が教室に入ってくることで
周りに一つのざわめきが始まる
これにはもちろん理由があるのだが・・・
- 14 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)07時31分06秒
- 梨華の学園での朝はいつもこんな感じだ
辻、加護との登校
あゆみ、真里、紗耶香との先生がくるまでの会話
今日だって全てがいつもどうりだった
しかしこの後がいつもと違う朝を梨華は迎えることになる
それはあゆみののろけ話から始まった
「梨華ちゃ〜ん聞いて〜、昨日隣のクラスの大谷さんから
告白されちゃったv」
「え、ええ!?」
その一言に梨華は驚く
告白されたとゆうことよりも、女から告白された筈の
あゆみがそれを嬉しそうに語ったことにだ
「おお、やったじゃん」
「ああ、あのカッコイイ系の子か」
「ええっ!?」
そしてさらに自分の反応とは全く逆の反応をした
真里と紗耶香の言葉にも驚いてしまう
- 15 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)07時46分18秒
- 「どうしたの?梨華ちゃん」
「だ、だって女の子でしょ?相手」
「当り前だろ〜、女子高なんだから」
「ま〜ま〜いーから続き聞こうよ、んで?」
1人騒ぐ梨華の口を真里が両手で塞いで話を元に戻した
「え?もちろんOKしましたよ、だってカッコイイんだもんv」
「んんーーー〜〜!?」
口が塞がれてるため大きい声は出なかったものの、
梨華はかなりの大声を真里の手の中で叫んだ
- 16 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)08時05分14秒
- 「もぉ〜暴れんなよ石川〜、でもいいなぁ〜あゆみちゃん」
真里は羨ましそうに天井を見つめる
「え〜?矢口もいるじゃんか。愛しのあの人がv」
「!!」
さらに紗耶香の発言に梨香は驚く
真里に『愛しのあの人』がいるなんてもちろん初耳だ
「もぅ、アレはそんなんじゃないよ〜、そ〜言う紗耶香だっているじゃん!
愛されてるくせに〜」
紗耶香まで、もう我慢できないと思い梨華は真里の手をどかし2人に聞いた
「あの!!」
「「ん〜?」」
真里と紗耶香はゆっくり顔を梨華に向ける
「それって、2人とも相手は女の人ですか?」
「「そうだよ」」
そろってあっさりと答えを返した2人に梨華は返す言葉が見当たらなかった
- 17 名前:芽衣 投稿日:2001年11月04日(日)08時47分37秒
- ああダメだ、いろんなことしながら
ここやってるから進むの遅くなってしまう
ひとまず休憩
しかしここ誰か見てくれてる人いるのでしょうか?
まぁいなくても自己満とゆうことで(w
- 18 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月04日(日)11時41分14秒
- 読んでますよー!頑張ってください!
いちごまに期待!!
- 19 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月04日(日)12時55分45秒
- 自分も読んでおります!
頑張って下さいっす!!
- 20 名前:芽衣 投稿日:2001年11月04日(日)18時08分39秒
- ぬぉっ!!読者さんがちゃんといらっしゃる!!
>18さん
読んでくれていて嬉しいです(w
いちごまは最初ちょこちょこ出てくる程度ですが
もちろんこの2人が主役の話も番外編でちゃんとありますので
ちょいとお待ち下さいませ
>19さん
こちらも読んでいてくれてたんですね
喜ばしいことです(w
18さんもそうですが頑張って下さいとかって
言われるとすごいやる気がでるっす!
ハァ〜、1人でここにいたわけじゃなかったんだ(笑)
レスくれてどうもありがとうございました。
さぁ更新しよう!やる気がでてきた今がチャンスだ!
- 21 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)18時59分31秒
- 「相手の人って2人共この学園の人ですよね」
「そうだよ、あゆみちゃんは知ってたでしょ?」
「なっ!?」
首を縦に振っているあゆみに梨華は口篭る
『なんで知ってるの?』と聞く前に
『なんで私にも教えてくれなかったの?』と心の中で呟いた
同じ学園にこんなにも女の人と付き合ったりしてる人がいるなんて、
しかもそれがごく普通のことだと言う様に目の前の3人は会話をしている
彼女達は同性に恋愛感情を抱くことを全く変だと思っていないのだ
なんだか梨華は3人の友人に1人だけとり残された気分になった
あゆみは梨華の周りだけ先程より空気が重くなってることに気づく
『またか〜』
と思い1つ軽い溜息をしてあゆみは梨華に話しかけた
「も〜、梨華ちゃんだって女の子とかに告白されたことぐらいあるでしょ?」
あゆみの今の言葉に梨華はハッとしてしまう
- 22 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)19時22分59秒
- 「おお、その反応はあるってことだね」
その一瞬の反応を勘の良い紗耶香はもちろん見逃さない
「なんだよ石川〜誰からだよ〜、教えて教えて」
さらに真里までもが既に俯いてしまっている梨華の顔を覗き込む
梨華の顔は下を向いていて分かりづらいが
真っ赤になっているとゆうことは誰が見たって一目瞭然だ
梨華は思い出してしまったのだ
昨日のあの出来事を
- 23 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)19時53分02秒
- 「あの・・・えっと・・昨日のことなんですけど・・・」
梨華は顔を俯かせたまま昨日の出来事を話し始める
「うわ、昨日かよ〜、んでんで相手は誰なんだよぅ」
真里はそうとう気になるらしくどんどん梨華の方へ
前のめりになっていく
「あの、名前とかは知らないんです、でも私に先輩って言ってたから
後輩の子だとは思うんですけど・・・」
「中等部の子?」
「ううん、制服が私達と同じ高等部のものだった」
「それで?その子カッコイイ系?可愛い系?」
あゆみも今までに見たこと無いぐらいの梨華の赤面した顔に
かなりの興味を示している
「えっと・・・髪は少し短めで、背は私なんかより高くって、
その・・・綺麗ともカッコイイとも言えるような・・・」
梨華はその顔を思い出しさらに顔を赤くする
「高等部1年で髪は短く背は高め、綺麗ともカッコイイとも言える
容姿端麗で石川をここまでゆでタコにすることのできる奴か、
いたかな?そんな子」
紗耶香が情報を元にしってるかぎりの生徒で分析する
- 24 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)20時08分53秒
- 「で?返事は結局なんて言って返したの?」
真里のその一言に今まで相手を考えてたあゆみと紗耶香も
ぐっと梨華に顔を近づけ耳を傾ける
「えっと・・・」
「「「うん」」」
「なんの罰ゲーム?って聞いて走って逃げました」
・・・・・・・・・っぷ、
「「「アハハハハハハハハハハハハハハッ!!」」」
梨華のあまりにも考えられないような返事に
3人は声を張り上げ高らかに笑った
- 25 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月04日(日)20時47分27秒
- 「梨華ちゃんらし〜〜!」
「お前逃げんなよ〜!」
「カワイソ〜だなその告白した子」
今だおなかを抱えて笑っている3人に梨華はまた顔を赤くする
「だ、だって告白されたことなんて私生まれて初めてだったんですよ〜?」
しかし今の一言で3人の笑いはピタッと止まる
「ええ!?告白されたことなかったの梨華ちゃん!?」
あゆみが先程とは打って変わって驚いた表情で梨華に問いかける
「な、ないよ、なんでそんなにみんな驚くの?そりゃ確かに
私はあゆみちゃんみたいに可愛くないし矢口さんみたいに
おもしろいこと言えないし市井さんみたいにかっこよくないし
何十回も何百回も告白されてる3人にとっては告白された事ないなんて
考えられないことかもしれないけど私は・・・」
「ストップストップ!」
梨華は一旦自分のネガティブな世界に入ってしまうと
しばらくはこっちの世界に帰ってこないので
そうさせないように素早く止める
「石川、アンタそうとうこの学園のことについて知らないんだね」
「へぇ?」
状況がつかめていない梨華に3人が丁寧に説明し始める
- 26 名前:芽衣 投稿日:2001年11月04日(日)20時50分43秒
- ちょっと休憩
この後はついにあの人登場
- 27 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月04日(日)21時56分31秒
- 天然梨華ちゃんですね(w
続きめっちゃ期待してます!!
- 28 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月05日(月)00時38分16秒
- >>25
どっ、どういう学園なんだっ?
- 29 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月05日(月)15時09分49秒
- 続きが気になります!!
頑張って下さい!!
- 30 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月05日(月)17時16分42秒
- あの人って…、もしかしてあの人ですよね…?(w
楽しみにしています。
- 31 名前:芽衣 投稿日:2001年11月05日(月)22時58分29秒
- ギャッ!!またもやレスが・・・
レスくれた方どうもです。
>27さん
ええ天然ですともネガティブですとも!
ちなみにいし子がネガティブの世界に行ってしまうとどれぐらいで
戻ってくるかは自分にもさっぱりわかりません(w
>28さん
カワエエオナゴだらけでウハウハの
学園もとい楽園です
>29さん
頑張ります!たとえ1人もここに
レスしてくれなくなるぐらいの駄文になっても
自分は趣味にひた走ります!
>30さん
あの人って・・・もちろんあの人ですよ?(w
でもお互いのあの人がどうしましょう(爆)
違ったりしてたらごめんなさい(w
ハァ〜、励まされた、さて更新
- 32 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月05日(月)23時47分11秒
- 何故梨華が告白されたことが無かったと言っただけで
あんなにも3人は驚いたのか
それはこの学園内でのアイドル説にある
この学園は毎年必ず生徒達が勝手に決めるものがある
それは三大美女と三大美形と言われる計六人の生徒だ
毎年5月の半ば頃になると生徒会室の前にある目安箱の横に
一つの大きめな投票箱が置かれる
そこに高等部の生徒らがその名のとうり自分が
この学園の高等部の中で美女だと思った人、美形だと思った人を
1人ずつ紙に書いてその投票箱に入れるのだ
そうして投票箱が置かれた数日後には生徒会室の前の掲示板に
投票結果のそれぞれ上位3位までが貼り出され今年の
三大美女、三大美形が決定する
結果で決まったそれぞれの生徒6人はその後
最低1年は他の生徒に騒ぎかけられることになる
すごい場合だとFANクラブまでできてしまうのだ
この一つの小さいようで大きいイベントは
学園中の生徒の誰もが一度は必ず口コミ、
噂などで耳にする筈なのだが・・・
- 33 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月06日(火)00時07分59秒
- 「へぇ〜そんなの全然知りませんでした〜」
中には例外もいたみたいだ
「知らなかったって梨華ちゃんあのねぇ・・・」
あんなに他の生徒が騒いでいたイベントなのに
本気でたった今初めて聞きましたと言わんばかりの梨華の顔に
あゆみは一気に力を無くす
「こいつある意味すげぇな」
と、紗耶香も苦笑いを浮かばせている
「でもその事と石川が初めて告白されたって聞いて
みんなが驚いたのと一体何の関係があるんですか?」
梨華の言葉を聞いた3人は重い溜息を一つ吐き
真里が肩を軽くつかんで梨華にしっかり言い聞かせた
「あのねぇ、あんたは去年も今年も三大美女の
中の1人なんだよ?」
- 34 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月06日(火)00時20分40秒
- 「・・・・・・・・・・え?」
しばしの沈黙の後梨華は気の抜けた声で
真里に意味を催促する
状況があまりわかっていないらしい梨華に
もう一度真里はゆっくり答える
「だ〜か〜ら〜、アンタもこの学園の中で
可愛いと言われまくってる中の1人だって言ってるのぉ〜」
「・・・・・・・え、ええーー〜〜!?」
やっと意味が通じたらしい梨華はあまりの驚きに
今座っていた席から立ち上がり真里を見下ろす状態で
思い切り叫んだ
- 35 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月06日(火)00時44分03秒
- 「きゅ、急に立つなよビックリするだろ!」
イキナリ立ち上がって大声で叫んだ梨華に真里は
本気で驚いた
「あ、ごめんなさい・・・・」
と梨華もおとなしく席に座りなおす
「だから私はてっきり梨華ちゃんは告白されまくりなのかと思ってたよ」
「ま〜こんなトンチンカンなんじゃ〜告白したくてもできないだろ〜に」
とあゆみ、紗耶香もそんな梨華に少し呆れる
しかしそんなあゆみ、真里も三大美女、
紗耶香も三大美形の中の1人なので
今この場には学園内でトップクラスと言われてる6人の中の
4人が集まってることになる
だから朝この教室に真里と紗耶香が入ってくるだけで
クラス中がその姿に騒ぎ出すのだ
もちろんこのことは当の本人達は梨華と違いちゃんと知っているのだが
- 36 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月06日(火)01時21分21秒
- 「あんたが去年までお世話になったなっちも三大美女、
圭織も三大美形の中の1人だったんだよ」
「あの2人もモテたよね〜」
と、真里と紗耶香がその当時を振り返る
そのことを聞き更に自分がその人たちと同じ位置の
三大美女である事が不思議になってくる梨華
そして話は元に戻る
「しかしこんな石川に告白した子って・・・」
「一体どんな奴だ?」
「気になりますねぇ」
う〜んと首をかしげる3人
「だから〜きっと罰ゲームだったんですよ・・・」
ガラッ!
そう梨華が言った瞬間また2人の訪問者が勢いよく
この教室に訪れた
そのうちの1人がニッコリ笑って梨華にしゃべりかける
「センパイ、昨日はよくも逃げてくれましたね」
その一度見たことのある軽い笑みに、
梨華はあっと声を漏らした
- 37 名前:芽衣 投稿日:2001年11月06日(火)01時29分25秒
- 更新終了、
ね、眠い・・・
一度も見直してねぇ、変な文になってたらゴメンナサイ
ってかなってるだろうなぁ・・・
さて、次の更新でいよいよあの人がいし子に迫る
とゆうか明日も更新できんのかな・・・
- 38 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月06日(火)17時14分28秒
- いや文章ばっちりですよ(w
とうとうあの人が!!
- 39 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月06日(火)22時26分36秒
- きゃ〜。面白いじゃないですか!!
- 40 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月07日(水)18時53分20秒
おもしれ〜♪作者さん頑張ってくれ〜!!
- 41 名前:芽衣 投稿日:2001年11月08日(木)22時25分40秒
- あぁ、なんかもう泣けてきた(感涙)
ホントレスをどうもです。
>38さん
ばっちりでしたか、
うまくごまかせてたみたいですね(w
とうとうあの人がいし子に直球勝負!・・・か?(爆)
>39さん
ぎゃ〜。マジですか!?(w
面白いって言われるとスレたてて良かったと
本気で思いますよ、ええ。
>40さん
こちらもおもしろいと思っていただけたみたいで、
ハァ〜良かった良かった
頑張ります!!
さて、本文の方は特に目立ったミスは
なかったのですか、レス返しでミス発見・・・
30さんへのレス、
「でもお互いのあの人がどうしましょう」ではなく、
「でもお互いのあの人がそれぞれ違ってたらどうしましょう」です
てかアレじゃ意味わからん、どうもすいません
あの時から既に眠かったのかな(w
次の更新は明日か休みの日だと思われ、
ストックがけっこう無くなってきたんで、
てか番外編の方が話まとまってるってどゆこと?
- 42 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月08日(木)22時54分28秒
- 30ですが、意味は、きちんとわかりましたよ。
あの人は、ばっちりあってました。
これからも頑張ってくださいね!
- 43 名前:芽衣 投稿日:2001年11月09日(金)21時01分18秒
- >30さん
わかったんですか!?あ、あれで!?(爆)
すげぇですねぇ(w
しかもあの人あってましたか、良かったです。
さて、ちょっと更新します。
- 44 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月09日(金)21時30分04秒
『キャーーーーー〜〜!!!』
クラス中が一斉に今来た訪問者2人に
高い声で反応する
真里はその訪問者の方を振り向き
馴染みのある顔に手を振る
「おおよっすぃ〜じゃん、ヤッホ〜」
「あれ〜?おはようございます矢口さん」
真里と親しそうに喋り、よっすぃ〜と呼ばれている
その人は、まぎれもなく昨日梨華に告白をしたあの少女だった
少女はゆっくり梨華達の座っている席に近づいてくる
そんな中紗耶香があることに気づく
「え、今逃げたって・・・」
そしてあゆみも紗耶香のその一言にハッとする
「もしかして、梨華ちゃんに告白した子って・・・」
最後に真里がやっと気づく
「まさか!」
「「「吉澤ひとみ!!??」」」
3人が首をザッと梨華の方に向ける
梨華は先程から視線を合わせてきているひとみに
かなり焦っていた
- 45 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月09日(金)22時08分15秒
- 少女の名は吉澤ひとみ 高等部1年
何を隠そう彼女も三大美形の中の1人で
彼女のファンクラブが学園内でいくつも
存在している程の人気だ
「市井ちゃ〜んvv」
そしてもう1人、勢い良く紗耶香に抱きついたのは
後藤真希 彼女も高等部1年でひとみとは同じクラスの友人だ
そんな彼女もまた三大美形の中の1人とされている
「おお後藤も来てたのか、どうしたんだよ?」
抱きつかれたまま少し顔を離し
紗耶香が真希に事の成り行きを聞く
「あのね〜よしこがね〜石川センパイに昨日告白したのにね〜
返事返されなかったからね〜センパイの教室押しかけるって
言ったから〜ついてきたの」
のんびりとした口調で真希は答えた
マズイ、梨華は目の前にイスを置いて
腰掛けたひとみを見てそう思った
昨日とは違い、今はここから逃げ出すことができない
- 46 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月09日(金)22時22分45秒
- そんな2人の様子を真里達3人は静かに見守る
いや、本当はニッコリ笑って梨華を見つめているひとみが
内心すごく怒ってるとゆうのが周りに怖いぐらい
伝わってきたからなのだが・・・
(まさか石川に告った相手がよっすぃ〜だったとは・・・)
(あの学園一人気のある吉澤さんの告白を罰ゲーム呼ばわりして
逃げた梨華ちゃんの心理がわからない)
(こりゃ〜石川もすごい相手に気に入られたもんだな)
3人は心の中でそれぞれ呟く
後藤はと言うとそんな光景より目の前の大好きな紗耶香に
すっかり気をとられていた
- 47 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月09日(金)22時42分10秒
- 少し緊迫している空気の中、
ひとみが口を開いた
「昨日は名前も名乗らずにいきなり告白してしまって
申し訳ないと思ってます、ごめんなさい、
でも、人が勇気を振り絞って言った告白を罰ゲームと言って
逃げ出すってど〜ゆうことですか?」
ひとみのその問いに、話を聞いてるその場の3人は
揃って首をうんうんと縦に振る
「だって、どうすればいいのかわからなかったし、
それに私なんかに告白するなんて絶対おかしいと思ったから」
「おかしい?それ私がおかしいってことですか?」
((( バカ!!! )))
さっき自分は学園の中で3本の指に入るぐらい可愛いと言われていると
聞いてもまだ吉澤の告白をまともに信じていない梨華に
3人は心の中でそう叫んだ
- 48 名前:芽衣 投稿日:2001年11月09日(金)22時49分51秒
- ちょっとしか更新できず・・・
しかも今見直したら文がかなり雑、すいません。
なんかPCが調子悪くってフリーズしそうなので今日はこの辺で終わらせます。
ホントはもう少し更新できるはずだったのに、くそっ
PCの調子が治ったら深夜また更新するかも
- 49 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月09日(金)23時34分23秒
- 最高です。おもしろすぎ!
- 50 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)11時37分06秒
- まさに美形ぞろい(w
めちゃおもしろいです!続き期待してます。
- 51 名前:名無し読者。 投稿日:2001年11月12日(月)10時15分59秒
- まだ姐さんは登場しないのかなあ〜。(w
吉澤はオットコ前だな。
いちごまもいい感じ。
- 52 名前:芽衣 投稿日:2001年11月12日(月)21時24分29秒
- レスどうもです。
>49さん
こんな自分にレスくれたあなたのほうこそ
最高です!(w
>50さん
美形ぞろいですよ〜、うちの自慢の
学園です(w
期待されてしまったら頑張るしかないですね(w
>51さん
姐さん、良いとこつきますネェ(w
そろそろ出ますよ、やぐぅの噂の『愛しのあの人』が(w
更新します。
- 53 名前:ちび 投稿日:2001年11月12日(月)21時27分33秒
- すみません、この話大好きです!!!
顔がにやけて真顔に戻れません。
めっちゃおもろいっす!頑張ってください!!
- 54 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)21時56分21秒
- 自分の今の発言が少し誤解を招いたことに気づき
慌てて梨華は言い直す
「あっ、ごめんなさい、違うの!あの・・・」
「なんですか?」
「あなたは、その・・・すごく綺麗だし、なんかかっこいいし・・・
だからそんな人が私なんかに告白したのが信じられなくて・・・」
梨華は自分の言った言葉が恥ずかしいとでも言うように
顔を赤く染めまた俯いてしまう
ひとみはと言うと自分の好きな人からのお褒めのお言葉が
かなり嬉しかったらしく照れ隠しに少し額を掻いた
さらに梨華は俯いたまま付け足しを加える
「それに私、あなたのこと全然知らないから急に
告白されても・・・」
ちなみにひとみのことを知らないという人物は恐らく
この学園には梨華1人だけなのだろうが・・・
- 55 名前:某スレの22 投稿日:2001年11月12日(月)21時59分29秒
- うはは、おもしろすぎるぅ〜
笑いが止まらなーい。
とんちんかんな梨華ちゃん、萌え〜。
- 56 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)22時11分23秒
- ひとみはその言葉にピクッと反応し何かをひらめいたと
言わんばかりに目を輝かせ梨華に問う
「じゃあ私のこともっと知ってください、そしたら少しは
私とのこと考えてくれますか?」
「え?・・・・」
さらにひとみのひらめきは続く
「よし今日お昼一緒に食堂で食べましょう、先輩お弁当
持ってきてませんよね?」
「う、うん・・・」
「それじゃ決まりですね」
梨華はかなり積極的に接してきて、半ば強引に
話を決められ今目の前で満面の笑みを見せているひとみに
ただ、ただ圧倒されていた
- 57 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)22時43分00秒
- 「じゃあ4時間目終わったら食堂に待ち合わせて・・・」
ガシッ!
と、ここで気分を良くして話を進めていた途中ひとみの頭を誰かが
思い切り掴んだ
「吉澤さん、もう1時間目が始まる時間ですよ、
こんな所で何してるんですか?」
その声にひとみは少し顔を強張らせ後ろを振り向く
声の主はひとみと真希の担任、平家のものだった
どうやら2人を探しに来たらしい
「あ、平家先生・・・エヘv」
「エヘやないの!後藤さんもホラ!さっさと教室戻りますよ!!」
「え〜、イヤです。」
真希は離れたくな〜いとふざけながら紗耶香に抱きつく
その行動に平家はさらに怒りを爆発させる
「そう言いながらいつも市井さんの教室にいるやないの!!
1時間ぐらい我慢できんのかアンタ!!」
平家は思い切り真希に怒鳴り散らす
さすがの真希もこれはマズイと思い渋々紗耶香から離れる
最後に紗耶香の「もう戻りな」の一言が決め手となったのだが
「市井ちゃ〜んまた後でね〜v」
「先輩約束忘れないで下さいよ〜」
「そんなこと言ってないで早く来なさい!!」
平家に連れられ置き台詞を残し第二の訪問者2人は
梨華達の教室を後にした
- 58 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)22時51分09秒
- 「アハハ、よっすぃ〜ごっちんバイバ〜・・・」
ガシッ!!
さらに、そんな出て行った2人に手を振っていた真里の頭も
途中誰かの手にしっかり掴まれた
「そ〜ゆうアンタも今すぐ教室戻らなアカンやろ?矢口」
その聞き慣れた声に真里は頭を掴まれたままゆっくり後ろを振り向く
もちろんそこには真里が予想していたとうりの人物が立っていた
- 59 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)23時02分07秒
「げ、中澤先生・・・おはようございます・・・」
中澤裕子 真里と紗耶香の担任で見た目は美しく上品に見えるが
少し怒りっぽい
そんな裕子も平家同様2人を探しに来たらしい
「おはようゆうてる場合やないやろ!1時間目始まるっちゅーのに
こんな所おって、まったく・・・」
そう言って裕子は溜息を一つ吐くと小柄な体格の真里を
ひょいっと軽々持ち上げ肩に背負った
- 60 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月12日(月)23時12分51秒
- その裕子の突然の行動に真里は慌てる
「ちょっ!先生ヤダっ、ハズカシイ!みんな見てるじゃんか〜!!」
しかしそんな暴れる真里をものともせず裕子は教室を出て行った
「あ〜もうそんなに叩くな、ホラ紗耶香も行くで!」
「ハ、ハ〜イ・・・じゃな石川、昼頑張れよ」
紗耶香もそう言い残し裕子と真里の後を追うように
教室を出て行った
あんなに騒がしかった教室が一気に静まりかえる
廊下には真里の「おろせ〜!!」とゆう叫び声が
響いていた
こうして梨華のいつもと違う朝が終わりを告げた
- 61 名前:芽衣 投稿日:2001年11月12日(月)23時25分33秒
- うっす、更新終了。
あっ、途中レスくれた方ありがとうです!
>ちびさん
あぅ、褒め殺しじゃないですか(w
自分褒められると弱いんですよ、
これからも頑張ります!!
>某スレの22さん
こちらもレスをどうも
笑っていただけたみたいで嬉しいです。
うちの石川さんはトンチンカンが売りですから(w
さってとりあえず話の主なメンバーは全員でましたね、多分
あと主じゃないけど娘。メンバーを1人・・・
- 62 名前:ちび 投稿日:2001年11月12日(月)23時54分59秒
- >61 芽衣さん
僕、自分の好きなものしか褒めませんよ!
やっぱりおもしろいです。大好きです。
読んでて映像が簡単に想像できるあたりがいいです(僕だけじゃないはず
- 63 名前:芽衣 投稿日:2001年11月14日(水)17時02分46秒
- >ちびさん
そんな大好きなんて言ってくださるなんて・・・
これからも頑張れるってもんです、ハイ
ありがとうございます
ちょっとだけ更新
- 64 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月14日(水)17時29分59秒
- 時は昼
梨華はゆっくりとした足どりで食堂に
向かっていた
紗耶香達が出て行った後から今に至るまで
梨華は色々な友人に様々な質問を投げかけられた
「あの吉澤ひとみと付き合ってるって本当!?」とか、
「もうキスまですませちゃった?」とか、
ありもしないことばかり聞かれ梨華はずっと首を
横に振ってばかりだった
しかも三大美女、三大美形の合計6人全員が朝梨華達の教室に
集まったとゆうことで学園内はかなりの騒ぎだった
そんなこともあってか先程からあちこちで梨華は視線を感じる
(これで食堂に行って吉澤さんとごはんなんか2人で食べてたら
一体周りからどんな目で見られるんだろう、ヤだなぁ・・・)
梨華はかなり憂鬱だった
- 65 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月14日(水)17時40分30秒
- 食堂に行けばひとみがいる
梨華はひとみが少し苦手だった
急に告白されたとゆうこともあるし、
自分とは全く反対で積極性のある性格もあまり得意ではない
それに何よりあの顔だ
あの非の打ちどころのない整った顔が
何より1番苦手なのだ
あの顔に見つめられるだけで頭にかなりの血が上ってしまう
だからこそ、そんなひとみの告白なんて
信じるにも信じられなかった
- 66 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月14日(水)18時00分56秒
- 食堂に向かう前に梨華はあゆみに
吉澤ひとみについて色々教えてもらった
ひとみはバレー部に入っていて高等部1年唯一の
レギュラーらしい
そんなひとみ見たさに部活の最中はひとみのFANクラブの子達が
つねに体育館にいるらしく、あまりの凄さに先生方も
手に追えない程なんだとか
その他ひとみの両親が海外に仕事に行ってて
ひとみは今家に1人暮らしだということ、
学園の子からは週に三度の割合で告白されるということなどを教えられた
そしてあゆみから最後に教えられたことは
「FANクラブの子達には気をつけてね」
とのことことだった
- 67 名前:芽衣 投稿日:2001年11月14日(水)18時01分41秒
- 中途半端ですが更新終了
- 68 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)18時36分14秒
- いよいよお昼ですね。
よっすぃ〜がどうでるか…(w
続き期待してます。
- 69 名前:ちび 投稿日:2001年11月14日(水)23時48分12秒
- お昼♪お昼♪更新♪更新♪
いいっすね〜!めっちゃにやけてます(怪
続き期待しちゃいます
- 70 名前:芽衣 投稿日:2001年11月15日(木)22時43分20秒
- レスをどうもです
>68さん
ハイ、やっとお昼です(w
よっすぃ〜は今後も直球勝負ですよ(w
>ちびさん
にやけますか、なんか嬉しいです(w
期待に応えられるように頑張ります!
う〜ん、てかエロなんですが・・・
しばらくでなさそうなんですよね、この話
自分元々エロ話にしようと思ってこれ書いたんですがね(w
あ〜どうしよう
新スレ立てるべきですかね・・・
でもエロ書くための新スレて・・・
- 71 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月15日(木)23時08分37秒
- エロ好きだけど、別に慌ててエロくしないでもいいと思う。
今でも充分面白いから流れに任せてでいいんでないかい?
- 72 名前:芽衣 投稿日:2001年11月16日(金)21時36分07秒
>71さん
あぁ、なんかどれだけ自分が浅はかだったか
分からされた気がします、ハイ
そうですね、焦らずじっくり進ませていきます
ありがとうございまいした
さて気分が落ち着いたところで更新
- 73 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月16日(金)21時47分42秒
- あゆみのその台詞に意味を聞いても
「まぁそのうちわかるんじゃない?」
とはぐらかされてしまった
そんなあゆみに一緒に食堂について来て欲しいと
お願いしたが
「あ〜お昼は大谷さんと一緒にお弁当食べるって約束
してたんだ〜、ゴメンね」
と、あっさり断られてしまった
だから仕方なく梨華は1人ひとみの待っている食堂に
向かうことにしたのだ
- 74 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月16日(金)22時04分01秒
その後歩くこと30秒
梨華はついにひとみが待っている食堂の前に着いた
梨華は深呼吸をして少し心を落ち着かせた
そして意を決して食堂に足を踏み入れようとしたその時
ふと後ろから梨華を呼ぶ聞き慣れた声が聞こえた
「「梨華ちゃ〜ん!」」
その親しみを持てる重なった声に梨華は素早く振り返る
するとそこには手を繋いでニコニコしながら歩いてくる
希美と亜依の姿があった
- 75 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月16日(金)22時11分41秒
2人を見た瞬間、梨華は心の中で(助かった!!)と
思い切り叫んだ
そう、お昼を一緒に食堂で過ごすと約束したのは
ひとみだけじゃなかったのだ
しかも約束した順番は2人の方がずっと先だ
梨華は2人と約束してたことを朝の騒ぎで
すっかり忘れていた
梨華はひとみと2人きりで過ごさなくて良いとゆう
解放感で一杯になった
- 76 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月16日(金)22時26分12秒
- 「あいぼ〜ん、のの〜♪」
梨華はさっそく2人にひとみとも一緒に食事してほしいと
頼んでみることにした
「ん?なんや梨華ちゃん、そんなニコニコして」
「なんかちょっと怖いれす・・・」
「ううん、怖くなんかないよ、ただちょっと2人に
お願いがあるの」
梨華は目一杯のおねだり声で2人に喋りかける
「な〜に?」
「あのね〜私あいぼん達の他にもう1人約束しちゃった子が
いるの〜、だから4人でお食事したいんだけど〜、イイ?」
「なんやそれぐらい、ウチは全然平気やで、な?」
「ハイ、一緒にお昼食べるれす〜」
梨華のお願いに元々人懐こい性格の2人はあっさりOKしてくれた
(やった♪)
梨華は心の中でそう呟いた
- 77 名前:芽衣 投稿日:2001年11月16日(金)22時27分19秒
- 少ないですが更新終了
- 78 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月18日(日)02時13分25秒
- 石川さんの意気地なし〜。でも、気持ちは分かります(w
よっすぃ〜 どうでるか
- 79 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月19日(月)22時12分31秒
- すごいおもしろいっす
お昼はどうなるのかたのしみです
続き期待です!!
- 80 名前:ついのろみ 投稿日:2001年11月21日(水)14時52分38秒
- ( ´D`)y-~~<おもろいれふ!ののにつるきをはやくくらさいっ!
- 81 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年11月21日(水)19時58分44秒
- 最初から一気に拝見させていただきました。
面白すぎ!!石川さん最高なキャラですね。
更新頑張って下さい。
- 82 名前:ARENA 投稿日:2001年11月23日(金)05時55分05秒
- 俺も一気に読みました。
6人が集まる教室に、騒ぐ学園。なんか(・∀・)イイ!
がんばってください。
>>80
ついに小説にレスするまでになったか(w
ウェルカムカモ〜ン♪
- 83 名前:芽衣 投稿日:2001年11月23日(金)09時21分45秒
- >78さん
うちの石川さんは逃げれるもんならいつだって
逃げる弱い子です(w
>79さん
期待に応えられるか心配ですが
頑張ります!!
>ついのろみさん
おもろいれすか、良かったれす(w
続きはこれから書きます
>Charmy Blueさん
ギャーーー〜ッ!!
Charmyさんからレスをもらえるとは!!
自分小説見てましたよ!すっげぇ好きでした!
あぁ〜騒いでごめんなさい(w
>ARENAさん
こちらも一気に読んでくれてありがとうございます
この学園にはミーハーな人がワラワラいるんです
結構怖いです(w
ちょっとだけ更新します
- 84 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月23日(金)09時32分52秒
- 3人は一緒に食堂へと入った
食堂にはお弁当を持ってきていない生徒達が沢山いて
既に賑わっていた
しかし満員とゆうわけでもなく、
空いている席ならいくらでもあった
「梨華ちゃん、一緒に食事する人って誰なん?あゆみちゃんか?」
「ううん、違う」
「じゃあ矢口さんれすか〜?」
「ううん、矢口さんでもないよ、えっとね〜・・・」
そう言って梨華は周りを見渡す
すると一番奥の端の席にひとみが座っているのが見えた
窓の外を眺めていてまだこちらに気づいてないようだ
「あ、あの人だよ」
そう言って梨華は2人を連れてひとみの所まで近づいて行った
- 85 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月23日(金)09時54分10秒
- あと数メートルとゆうところでひとみも梨華に気づいたらしく
無表情だった顔が一気に笑顔へと変わった
しかし梨華の後ろを歩く2人の姿にも気づき、
少し不思議そうな顔で梨華達を迎えた
「あの〜先輩、その2人なんです?」
「ああ、私朝はいつもこの2人と一緒に登校しててね、
今日も一緒に来たんだけど、その時この2人ともお昼
食べる約束してたの、だからよに・・・」
「な〜んや、食事の相手よっすぃ〜だったんか」
「へ?」
『4人で一緒に食事をしよう』と言おうとした瞬間
亜依が突然ひとみに親しげな口調で話しかけた
亜依達とひとみが初対面だと思っていた梨華は
その光景に少し驚いてしまう
- 86 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月23日(金)10時14分09秒
- 「あいぼん、吉澤さんのこと知ってるの?」
「知ってるも何も、うちとののとよっすぃ〜部活一緒やで」
「あ・・・・・」
そう言われ梨華はやっと思い出した
希美もひとみと同じバレー部で、亜依はそのバレー部の
マネージャーをやっていたと言うことを・・・
普通はひとみがバレー部だと言われたときに気づくべきなのだが・・・
「忘れてた・・・」
やはりそんなことなどすっかり梨華の頭の中から
消えていたみたいだ
「忘れてたて・・・」
亜依は軽く苦笑いをする
ひとみはそんな梨華をみてニコニコ笑ってる
希美は先ほどからランチのメニューが書いてあるところをずっと見上げてた
- 87 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月23日(金)10時28分30秒
- 「でもうち知らんかったで〜、いつから梨華ちゃんとよっすぃ〜
一緒に食事するほど仲良くなったん?」
「えっ?そ、それは〜・・・」
亜依のその質問に梨華は一瞬ドキッとする
昨日この人から告白されましたなどとは言えない梨華は
亜依になんて説明しようか困ってしまった
そんな中亜依と希美をどうしようかと考えていたひとみは
あることをひらめき自分の財布から500円玉をとりだした
それを希美に渡し、ニッコリ笑って希美と亜依に優しく言った
「それ2人で分けて食後のデザートでも買いなよ、
そのかわり、先輩と2人っきりで食事させてくれないかな?」
- 88 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月23日(金)10時43分04秒
- デザートと聞いた瞬間、今までひたすら食事のメニューを
考えていた希美が急に目を輝かせた
そして今まで梨華達がが見たこともないくらいキリっとした顔になり
亜依の腕を力強く掴んだ
「あいちゃん!ののといっしょに向こうでごはん食べましょう!」
「え?あぁ、まぁイイけど・・・じゃな梨華ちゃんよっすぃ〜、
また今度な〜」
「あっ、あいぼん、ののぉ〜・・・」
こうしてあっさりと2人は梨華達とはかなり離れた場所へと
席を移動してしまった
梨華は『デザート』とゆう言葉に敏感な希美の耳と、
食べ物を詰め込むことが大好きな希美の胃袋を少し恨んだ
- 89 名前:芽衣 投稿日:2001年11月23日(金)10時44分23秒
- 更新終了
だんだん皆のキャラが壊れていくなぁ〜(w
- 90 名前:吉胡麻系 投稿日:2001年11月23日(金)19時30分12秒
- 一気に読ませていただきました。
いや〜、いいっすね!かなり好みです。タイプです。(w
ストレートなよっすぃ〜、逃げようとする梨華ちゃん、
そしてこの学園のミーハーな生徒たち。(w
こんな学校に通いてぇ・・・。(願)
- 91 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)19時23分48秒
- はじめて読ませて頂きました。
マジ面白いです。
次回更新が待ち遠しいです。
- 92 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月28日(水)21時26分10秒
- 楽しみにしてますよ〜
- 93 名前:芽衣 投稿日:2001年11月28日(水)23時05分58秒
- >吉胡麻系さん
ウォーーー〜ッ!!
吉胡麻系さんじゃないですか!!
自分アナタ様の書くあま〜い小説が大好きでして、ハイ
ちなみに自分もピンチランナーの時は本気で
朝比奈学園通いてぇーーっ!!って思ったもんです(w
>91さん
どもはじめまして
面白かったですか、それは良かったです
自分文才能力無さすぎなのでいつも小説を書いては
面白いかどうかってハラハラしてるんですよ(w
そう言っていただけるとすごく感動します
>92さん
楽しみに思っていただけてありがたいです
自分それだけでヤル気がでます!
ちょっと更新します
- 94 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月28日(水)23時22分39秒
「センパイ」
梨華は自分を呼ぶその声に一瞬ドキッとする
また『ひとみと2人きりで食事をする』とゆう事から
逃げようとした梨華はそんな逃げようとした自分のことを
ひとみは朝の時みたく責めるだろうかと
少し怯えた表情でひとみの方を振り向いた
しかしひとみはニコニコしながら梨華を見つめていた
その顔は今朝梨華を責めた時の内心怒っているような笑顔ではなく、
心の底から何かを期待している、
そんな笑顔だった
- 95 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月28日(水)23時33分39秒
「座って下さいよ」
ひとみは自分の座っている席の真正面の席を指しながら
梨華に言った
梨華はひとみのその笑顔を少し不思議に思いながら
言われたとうり目の前の席に腰かけた
しかしひとみは梨華が座ったとは対照的に席を立った
梨華はひとみのその行動をさらに不思議がりひとみを見上げる
「センパイメニュー決めました?」
「・・・へ?」
あまりに唐突なひとみの言葉に梨華は思わず聞き返してしまう
- 96 名前:芽衣 投稿日:2001年11月28日(水)23時41分32秒
スイマセン、
かなり中途半端なんですが
ワケありで更新今日はストップ
- 97 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月29日(木)12時17分32秒
「だから、何食べるか決めました?」
梨華はその言葉をやっと理解し返事を待っている
ひとみを見て慌ててメニューを見る
正直今の梨華にとって食事などどうでもよかったのだが、
ひとみが食事している時自分は何も食べずただじっと
その食べているひとみを見つめるとゆう異様な行動を
とりたくなかったので適当に目についたメニューに決めた
「えっと・・・オムライス」
しかしひとみは梨華のその注文を聞いてクスッと軽く笑う
- 98 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月29日(木)12時28分32秒
「え?なんで笑うの?」
その笑みの意味がわからず梨華は笑われたことが
少し恥ずかしくてひとみに理由を聞く
するとひとみは嬉しそうに梨華に話した
「あ、ごめんなさい、ただ自分も同じのにしようって思ってたから・・・」
そう言って何も意識せずに可愛らしく笑って見せるひとみに
梨華は一瞬胸の奥を鳴らす
そして今度は別の恥ずかしさが込み上げてきて思わず
梨華は顔を俯かせた
- 99 名前:アナタに届け 投稿日:2001年11月29日(木)12時39分06秒
「じゃあそこで待ってて下さいね」
そう言ってひとみは1人でランチを買いにいってしまった
「・・・え!?」
自分の分までランチを買いにいったひとみを
止めようとしたが俯いていたせいで梨華はタイミングを逃してしまった
梨華は一瞬浮かせた腰をまた力なさげに下ろした
これではひとみに自分から買いにいかせたみたいだと
少し罪悪感に陥りながら梨華はおとなしくひとみを待った
- 100 名前:芽衣 投稿日:2001年11月29日(木)12時39分52秒
- 昨日更新できなかった分を更新
- 101 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年11月29日(木)18時14分41秒
- いしよしいしよし♪
恥ずかしがる梨華っちイイですね。
ヨシコもいい感じ♪
- 102 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月30日(金)21時16分13秒
- 梨華ちゃんが必死で逃げようとしているのが
面白いですね。この先どうなってゆくのか
楽しみです。
- 103 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月03日(月)17時55分54秒
- はじめまして。
冒頭から読ませていただきました。
朝瀬戸学園はとても素敵な学校ですね。
そこで繰り広げられるこれからの物語に期待です。
積極的な吉澤から逃げる石川・・・
周囲を巻き込みながら2人がどのように進展するのか(しないのか)、
楽しみにしております。
- 104 名前:吉胡麻系 投稿日:2001年12月05日(水)17時50分06秒
- オムライス食べたくなってきた・・・。(w
攻め攻めよっすぃ〜だいすっきー!です!
これからも頑張って下さい!
ってか、芽衣さんの文章力を分けてください。(願)
- 105 名前:巡回読者 投稿日:2001年12月08日(土)02時21分26秒
- 読まさせていただきました。
いい出来じゃないですか! エロなんか要らないッスよ。
流れが盛り上がってきた時に、ちょろっと入れるぐらいで
良いと思いますよ。
マターリ更新されれば良いですけど、完結だけはして下さい。
でないとせっかくの名作が・・・(T▽T)
- 106 名前:芽衣 投稿日:2001年12月09日(日)01時20分03秒
- >Charmy Blue さん
恥ずかしがってますねいしこ
よしこはこの先も攻め続けますよ
「揺れる想い」の続きすっげぇ期待してます!!
>102さん
うちの石川さんは逃げますよ〜(w
楽しみと言っていただいて嬉しいです
>M.ANZAIさん
はじめまして
朝瀬戸学園は自分の理想の学園です(w
この2人進展するのかどうかって自分でも最近わからなく
なってきましたよ<ヲイ
期待に沿えるよう頑張ります!
>吉胡麻系さん
自分も攻めるよしこだいすっきーです
やはりよしこは攻めないと(w
文章力ですか?あ〜それは無理ですね、
あげられるものがないっす(ギャフンッ)
>巡回読者さん
いい出来でしたか、良かったです
放置にはしないですよ、この話はまだまだ書きたいことが
沢山残ってますからね
それとエロなんですが。。。
ん〜、この件に関してはかなり予定が変わってしまいましてね、
少なくとも予定していたよりは濃厚すぎるエロシーンはでないかと、
とゆうかエロ自体なくなるかも(爆)
エロなくなったら Charmy さんゴメンナサイ・・・
エロあったなら巡回読者さんゴメンナサイ・・・
更新は近々しますので
- 107 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月09日(日)15時44分36秒
- エロなしでも、全然構いませんよ!
なんか、ないと不満みたいな書かれ方っすけど(w
ヨシコ攻めが、いいですかね。じゃぁ、やっぱりそうしよう(笑)。
- 108 名前:芽衣 投稿日:2001年12月09日(日)22時35分23秒
- > Charmy Blue さん
ありゃ?そうなんすか?(w
確か前にそのようなこと言ってた気がしたんですが、
どうやら幻聴だったようですね<元々聞こえねーよ
んでは更新します
- 109 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月09日(日)22時50分12秒
- 待っている途中、梨華はあることに気づいた
先ほどから周りでヒソヒソ話が聞こえる
そのヒソヒソ話の会話の中に、何故か自分の
名が言われている気がするのだ
あの食堂に来るまでの嫌な視線をまた感じる
少しふしんに思って梨華はふと後ろを振り返る
しかし、その途端に声はピタッと止まった
また前を向く
するとまた声が聞こえてくる
もう1度後ろを振り返る
今度は大きく首を右から左へと移動させながら食堂全体を
見わたす
数人と目が合った
しかしその人たちの声かはわからない
梨華は不思議に思いながらまた首を前に戻した
すると湯気がでている黄色と赤色の物体が
梨華の視界を一瞬にして埋め尽くした
- 110 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月09日(日)23時04分05秒
「 へっ!? 」
梨華は驚いて少し体を後ろへと反らす
次に目に入ったものは前の席にゆっくりと腰かける
ひとみの姿だった
「あれ?どうしたんですか?」
驚いた表情の梨華にひとみは問いかける
(あ〜、なんだぁ、オムライスかぁ・・・)
梨華は落ち着いてよく目を凝らした
黄色と赤色の物体はケチャップがほどよくかけられている
オムライスだった
「えっと・・・いつ戻ってきたの?」
自分の気づかない間に戻ってきていたひとみに梨華は問う
「へ?たった今ですよ?」
どうして?と優しく微笑むひとみに梨華は
目をそらしつつ、ううんと言って首を横にふった
- 111 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月09日(日)23時24分38秒
「さてと、じゃあ食べましょうか」
そう言ってひとみはいただきま〜すと言いながら
両の手のひらを胸の前で合わせた
梨華もそれを見ておずおずしながら両手を合わせて
いただきますと言った
「ここのオムライスっておいしくないですか?
あたしいつもここで食べる時コレ頼んじゃうんですよ」
そう言ってひとみはオムライスをスプーンですくい口に入れる
「そうなの?私は今日初めて食べるんだけど・・・
オムライス好きなの?」
梨華も言いながらスプーンを口まで運ぶ
「そりゃ〜もう大好きっすよ、元々卵が大好きでよく
ゆで卵も食べるんですけどね、これも今週連続三回目なんですよ」
喋りながらひとみはどんどんオムライスを片していく
本当においしそうに食べるひとみに梨華は思わずクスッと笑う
- 112 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月09日(日)23時38分51秒
「あ、何かあたしに聞きたい事とかないっすか?
今回はあたしを知ってもらうための食事ですから」
ひとみはふと思い出したように梨華に言った
その言葉に梨華もこの『ひとみと2人きりでの食事』の主旨を
思い出した
しかしイキナリそんなことを言われても
質問なんて何も考えてなかった梨華は
動かしていた手を止め少し困ってしまう
色々なことを思いながら梨華は考える
「あっ、そうだ、矢口さん達と仲良いの?」
やっと梨華は思い出した
朝ひとみが梨華達のいる教室に入ってきた時の
ひとみと真里の会話のしかたを・・・
あれはどう見ても初対面の会話ではなかった
ああ、と言いながらひとみもそのことを思い出す
- 113 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月09日(日)23時49分46秒
「仲良いですよ、そろそろ2年ぐらい経つかな、初めて
矢口さんとかと喋るようになったの、
今日センパイの教室に行ったとき私の他にもう1人いたでしょう?
あれ友達の後藤真希って言うんですけど、その子があたしと
友達になってからすぐに市井さんたちのこと紹介してくれて、
それからずっとですよ」
懐かしむようにひとみは言った
梨華は自分よりも先に仲良くなっていた真里たちに
少し複雑な気持ちを憶える
「あとは何かありますか?」
「あと・・・・」
また梨華は色々考え始める
- 114 名前:芽衣 投稿日:2001年12月09日(日)23時51分13秒
- また中途半端なんですが更新終了
- 115 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月10日(月)06時09分28秒
- 早速の吉澤オムライスネタ(w
- 116 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月10日(月)14時14分36秒
- 学園内の人気者2人が学食で2人っきりで・・・となれば注目の的ですよね。
まったく自覚の無い石川さんが面白いです。
吉澤さん−−−石川さんに対する敬語が新鮮−−−の方は
むしろそんな周囲の目を楽しんでるくらいに余裕のある感じで
この先の展開、楽しみにしてます。
- 117 名前:ポー 投稿日:2001年12月10日(月)17時41分23秒
- 今日いっきに読みました!一言でゆうと『おもしろい!!!』です!このカップリングたちもスキ♪いちごまも楽しみにしてますよ〜♪
- 118 名前:ぷっぷー 投稿日:2001年12月11日(火)02時55分12秒
- 「あと・・・・」
なんだよ〜!まよわないでスパっと言っちゃえ!!
それと、ちゃんとよっすぃーにアレするのかな?楽しみ〜
- 119 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月11日(火)20時36分25秒
- >118さん
そうそう「アレ」ね
- 120 名前:芽衣 投稿日:2001年12月16日(日)00時01分04秒
- >115さん
イヤ、この場で他に何を使えと?(w
>M.ANZAIさん
ここのいしよしって展開されるのか
自分かなり心配なんですよね(爆)
まさか自分でもイシカーさんがあんなに逃げるとは
思ってなかったと言うか(w
>ポーさん
おもしろいなんてそんな嬉しいお言葉ありがとうございます
最近気づきましたがいちごまFANて多いんですね<遅っ
>ぷっぷーさん
ありゃ、なんとアナタ様からレスをもらうとは。。。
どうもありがとうございます
>ぷっぷーさん
119さん
あぁ「アレ」ですか、
それはですねぇ、
更新見てください<セコイ
- 121 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月16日(日)00時21分12秒
「えっと・・・どうやって一人暮らししてるの?」
梨華は考えすぎて思わずどうでも良いことを聞いてしまった
予想外のその質問にひとみは少し驚く
「え?ああ、知ってたんですか?一人暮らしって、
今自分一軒家に住んでるんですけど・・・
そのことは知ってますか?」
ひとみは何かを確かめるように梨華を窺う
そのひとみの表情の意味がわからず
梨華は聞かれたことについて首を横に振る
「な〜んだ、・・・やっぱりセンパイってぇ〜・・・」
「え?・・・」
何故か途中で止まったひとみの台詞に梨華は少し緊張する
そんな梨華の表情をひとみは上目遣いでチラッと覗き
「なんでもないですよ」
と何か意味深な言葉を返した
梨華は教えてもらえなかった事に対して少し口を尖らせる
その仕草にひとみは思わずばれないようににやけた
- 122 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月16日(日)00時36分03秒
「えっとなんでしたっけ?
あぁ一人暮らしについてでしたっけ、
ちゃんと親の仕送りがありますよ、
こう見えて家金持ちですから」
そう言ってさっきまでの会話を流しつつ
ひとみは胸をはりながら梨華の質問に対して応えた
そうしてコップにつがれた水をコクリと一口飲む
気づけばひとみの皿にはもう何ものっていなかった
「他に聞きたいことは?」
右のひじをついてひとみは梨華を眺める
「あとは・・・・・」
また梨華は黙り込んでしまった
ひとみはじっくり梨華の質問を待つ
元々聞きたいことが無いわけじゃない
本当はその逆だ
梨華にはちゃんとひとみに聞きたいことが一つある
それは
どうして 私のことなんて好きになったの?
ということ
- 123 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月16日(日)00時53分12秒
- 梨華はいつも自分はなんてつまらない人間なんだと思う
言うことはおもしろくないし気のきいたギャグさえ言えない
真里やあゆみみたいに楽しい会話ができるわけでもなく、
紗耶香みたいにかっこよく振舞うこともできない
ましてや亜依や希美みたいに誰とでもすぐに仲良くなれるくらい
器用でもないのだ
そんな良い所がどこにも無いとも言える様な自分に
何故ひとみは告白したのだろう
そのことがどうしても梨華にとってはきかがりだった
でもそのことを梨華はどうしても聞き出せない
そんな質問は梨華にとって何かあつかましい気もするし、
それにこんなことを聞くのはかなり恥ずかしい
「・・・・・・・。」
梨華は自分に対する不満と
ひとみに対する疑問で頭の中がいっぱいになった
- 124 名前:芽衣 投稿日:2001年12月16日(日)00時57分17秒
- 更新終了
もっとドバァーー〜ッと更新したい
こう一気に20ぐらいドバァーー〜っと
いつも少なくて申し訳。
- 125 名前:寒い季節の物語 投稿日:2001年12月16日(日)01時03分48秒
- もう、見ていていじらしいですねぇ、石川さん。
なかなか進展していかない2人ですけど、
そんな2人が気がかりで仕方ありません。
芽衣さん、更新お疲れ様です。
- 126 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月16日(日)01時05分29秒
- ↑ あっ、『名前』の所、間違えちゃいました。
- 127 名前:夜叉 投稿日:2001年12月16日(日)01時21分06秒
- いつ「アレ」がでてくるのか、ドキドキしてます。
石、がつんとぶつけちゃえ、がつんと(w。
そんな二人に萌え。
- 128 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月16日(日)10時19分48秒
- もどかしいくらい、話が進まないのが、また何か(・∀・)イイ (w
少なくても更新されていれば嬉しいですよ。ファイッ!
- 129 名前:理科。 投稿日:2001年12月17日(月)04時23分53秒
…まだ不思議な感覚が。ってか最初から読んでました!
何だかドキドキしますねぇ…。ここの作品はよっすぃ〜応援♪
自分のペースで頑張ってください!
- 130 名前:芽衣 投稿日:2001年12月21日(金)03時13分01秒
- >M.ANZAIさん
なかなか進展しないですねぇいしよし。
自分も気かがりで仕方ありません(w
いつも優しいお言葉をありがとうございます。
>夜叉さん
「アレ」ですか・・・
正直、今のイシカーさんにアレはムリっす!!ごめんなさい!!(w
でも・・・いつかかならず・・・(ニヤリ)
> Charmy Blue さん
イラつくぐらいうちのいしよしは話が進みませんねぇ(w
そして私の心のゴングを鳴らしてくれてありがとうございます(w
>理科。さん
ギャッ!!理科。さんじゃないですかぁっ!!
僕のこよなく愛するオバちゃんがでてくる
『春よ!恋・・・(来い)2』を書いてる貴方様が
レスをくれるとは・・・本当にありがとうございます。
オバちゃんの最後、
しっかり見届けさせてもらいますよ<なんか死ぬみてぇですが違います。
更新します。
- 131 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)03時23分17秒
「 センパイ? 」
ひとみの声に梨華はハッとする
どうやら少し考えすぎてボ〜ッとしていたようだ
気づけば自分の皿にはまだオムライスが少し残っている
これでは最初に自分が思った異様な行動を
ひとみにさせてしまっているではないか
「ごめんなさい・・・」
思わず梨華は謝った
「え?何で謝るんですか?センパイなんかしましたっけ?」
急に謝られてひとみは少し焦る
「あ、イヤ・・・別に・・・・」
梨華はまた俯いてしまった
- 132 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)03時40分28秒
「・・・ねぇセンパイ、今日一緒に帰れませんか?」
「・・・・・へっ!?」
突然のそのひとみの発言に梨華は下げていた頭を
バッとひとみの方へ戻した
「今なんて?」
思わず聞き返してしまう
「だから、今日あたしと一緒に帰れませんか?って」
ひとみはニコッと笑う
「えっ、それは、えっと・・・」
梨華はかなり焦る
ひとみと下校と言う事はまた2人きりと言う事だろうか
梨華の頭の中でどうしようと言う言葉がグルグルと廻る
「わ、私、帰りものの達と帰るから、だから・・・」
「あぁ、でも・・・」
梨華は急いで残りのオムライスを食べた
そしてひとみの使った食器等を自分の食器に重ね、
慌てて席を立ち上がる
- 133 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)03時53分15秒
「御飯食べたから、私もう行くね、じゃあ・・・」
「あ、ちょっとセンパイ・・・」
ひとみはまだ話は終わってないと言わんばかりに
すかさず手を伸ばしたがタッチの差で歩き出した梨華の手を
掴むことができなかった
そうして梨華はひとみの食器と自分の食器を片し、
慌ただしく食堂を出て行った
ひとみは役わりを果たせなかった手を力なさげに下ろし、
黙ったままでただじっと梨華の後ろ姿を見つめていた
- 134 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)04時11分31秒
- 午後、
梨華は少し上の空で授業を受けていた
また梨華はひとみから逃げてしまった
しかも慌てていたせいでオムライスの料金を
ひとみに払い忘れてしまったのだ
(最悪だ、私・・・・)
梨華は自分のあまりの間抜け無さに少し泣きたくなってきた
あの後ひとみはどうしたのだろう
そればかり梨華は考えていた
そんな時、急にマナーモードにしていた梨華の携帯が
右のポケットで慌ただしく震えだした
梨華は突然のことに少し驚いて体をビクつかせる
そして状況が分かると先程から何やら難しい数学の公式を
黒板にずらずらと書いている中澤にばれないように
梨華はそっと携帯を取りだした
画面を見るとメールが一件届いている
相手は後ろの席から梨華の様子をニヤニヤしながら窺っている
あゆみから・・・
- 135 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)04時28分00秒
『吉澤さんとの2人きりでの御食事はどーだった?』
梨華はバッと後ろの方の席にいるあゆみの方に
振り返る
あゆみはニコニコしながら梨華に手を振った
梨華は重い溜息を一つ落としてメールの返事を送り返す
あゆみの携帯が震える
ワクワクしながら返事を見ると・・・・
『 食い逃げをしちゃいました 』
「・・・・・・・・っぷ、あっは!」
あまりに意味がわからなすぎる梨華の回答に、
あゆみは我慢しきれなくて思わず声に出して笑ってしまった
「ん?柴田か?どないした?」
その笑い声に中澤が気づく
「あ、いえ、何でもありません」
必死に笑いをこらえてあゆみは応える
梨華も予想以上のあゆみの反応に少し顔を赤面させた
- 136 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月21日(金)04時39分39秒
- あ、そうと言いながらあっさりと中澤は黒板の方向に顔を
向き返した
中澤の機嫌が良かったことを幸と思いながらあゆみはまた
メール交換をし始める
梨華のメールの意味を教えてもらい、
その後数回ひとみとの食事の時のことをメールで
交換し合った後、
あゆみが最後に送ったメールは、
『 吉澤さんのこと好きになれそう? 』
と、いうもの
それを見て、梨華の頭の中に一瞬浮かび上がる優しい笑顔の
ひとみの顔
梨華は色々考えた後、
『 わからない 』
とだけ送り返した
- 137 名前:芽衣 投稿日:2001年12月21日(金)04時46分17秒
- 更新終了
あまりに話が進まないのでこの先心配です。マジで。
- 138 名前:理科。 投稿日:2001年12月21日(金)06時46分55秒
『 食い逃げをしちゃいました 』(w
石川さん…素敵すぎます!
そんな事ありませんよ?頑張ってください♪
- 139 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月21日(金)14時22分02秒
- 授業中のメール… しかもあの中澤先生の。
こりゃバレたら説教のうえ没収だな。
で放課後に職員室に呼ばれて聞かれちゃうんだろうな。
『吉澤とは、ほんまのこと どーやねん?』
作者さんのペースでの更新をお待ちしておりますので♪
- 140 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月21日(金)18時28分05秒
- がんがれー!この小説大好きっすよ〜。
逆に開き直って話を全然進まなくさせても・・・(略
- 141 名前:夜叉 投稿日:2001年12月21日(金)21時18分02秒
- 食い逃げしたら、そらもう帰りは一緒に(略。
キャプ柴の反応、自分も同じ反応をしてしまった(w。
これからの展開が楽しみなんですが、作者様のペースで進めてやってください。
- 142 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月28日(金)21時41分12秒
- よっすぃ〜押して押して押しまくれ!!
- 143 名前:ぷっぷー 投稿日:2001年12月29日(土)06時08分10秒
- そんなところがまたよろしいな
>>142さんと同じく
押して押して押しまくれー!君ならすぐに落とせるさ!
先の心配なんかせずに、少しずつでいいから更新していって下さい。
書いているうちにどうにかなりますよ。自分もそうですから(w
- 144 名前:芽衣 投稿日:2001年12月29日(土)22時58分26秒
- >理科。さん
イシカーさんは絶対天然。
少なくともこの小説では(謎
いや、実際は計算でもそれはそれで萌えなので(w
『春来い』おつかれさまでした。最高でした。マジで。
オバちゃんマンセー!!
>M.ANZAIさん
あぁきっと見つかってたらそうなっていたに違いありませんね
けど姐さん機嫌よかったから大丈夫だったらしいですよ
でも姐さんには叱られたくないですね、考えただけでも怖いっす(w
>Charmy Blueさん
おおその手がありましたか<ヲイ
でも早くいしことよしこには何とかしてもらいたい
やっぱり更新する日を多くしたいなぁ、頑張らねば。
大好きなんてそんな、自分も Charmy さんの小説大好きですYO!
- 145 名前:芽衣 投稿日:2001年12月29日(土)23時33分19秒
- >夜叉さん
ダメですよねぇ食い逃げは(w
柴田さんの笑い方は自分もよくやります
キャプ柴は最高です<聞いてねぇよ
>142さん
(0^〜^0)<ありがとう、押して押して押しまくるYo!
>ぷっぷーさん
(0^〜^0)<僕と出会ったから、梨華は恋をするんだね
落とす気満々のよすぃ〜。
「あねおとうと」のよすぃ〜は可愛くて最高です!
ちびっこいしよしマンセー!!
皆さんありがたいお言葉をありがとうございます。
皆さんに言われたとうりマイペースでいこうと思って今日更新しようと思ったら
さっそくもって急に出来なくなってしまいました(ギャフン)
明日かあさってに絶対更新させていただきます。
- 146 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月31日(月)13時48分04秒
- うわ〜続きたのしみです。
- 147 名前:芽衣 投稿日:2001年12月31日(月)15時26分22秒
- >146さん
続き楽しみと言っていただけて
ありがとうございます
では更新
- 148 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)15時49分09秒
- 授業も全て終わり、
梨華は希美、亜依達の教室に迎えに行く途中だった
亜依達と梨華の両方が部活のない日は
3人で一緒に帰宅するという事にしている
それは朝の登校も同じことだ
今日は3人とも丸々一日部活がない
だからそんな日は毎回梨華が亜依達の教室に迎えに行き
その後3人で1階にある下駄箱まで下りていくのだ
亜依と希美は中等部二年の同じクラスで
教室は2階にある
梨華は5階から2階までつながる長い階段を
一段一段規則正しく踏みしめながら下りていった
昼にひとみとの帰宅を断った理由に嘘はないのだが、
それならそれで亜依達と4人で帰れば良いだけのことだった
一緒に帰ろうと言われたあの時、
4人で一緒に帰宅しようと言えばいい
しかしそれすらも梨華の口から発しなかったところが
梨華の意気地なさを強調させる
- 149 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)15時57分08秒
2階についた
梨華は亜依達の教室に行こうと
2、3歩足を進ませた
すると遠く後ろの方からなにやらギャーギャーと
賑やかな声が梨華の所まで近づいてくる
近づくにつれてその騒音に誰かが走ってくる足音が
混ざっているということがハッキリしてくる
梨華は気になって後ろを振り向いた
- 150 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)16時08分21秒
「ちょっとアンタ達待ちなさいよっ!!」
一人の声はすごい顔して走ってる亜依、希美の担任保田先生
「ワ〜、オバちゃんがくるで逃げろ〜」
もう一人の声はすごく楽しそうに叫んでいる亜依
「あいちゃんいつまで走るんれすか〜?
ののちょっとつかれてきたれすよ〜」
さらにもう一人の声は少し疲れ気味の希美だった
どうやら保田が何故か逃げている亜依と希美を
追いかけているようだ
- 151 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)16時23分26秒
「え〜?な〜に言ってるんやのの
滅多にできひんよこんな鬼ごっこ
なんてったって本物の鬼が追っかけてくるんやで?
スリル満点やないか!」
「でももう校内2周もしたんれすよ〜?
もう逃げるのやめて捕まっちゃおうよ〜」
「アカン!捕まったらあの鬼に喰われてまうで!
それにそろそろあのオバちゃんも年だから
バテテくるはずやし」
「アンタら全部聞こえてんのよ!!
第一私はまだピッチピチの20歳よ!!
オバちゃんじゃないわ!!
キーーッムカツク!!待ちなさいゴルァ!!」
保田はさらに走るスピードを上げる
それを見て二人もキャッキャ言いながらスピードを上げる
- 152 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)16時37分49秒
- 亜依は呆気にとられていた梨華の姿に気づき
「あ!梨華ちゃん悪いんやけど
ののとウチもうちょっとオバちゃんと遊んでから帰るから
先帰っといてーーー・・・!!」
と手を振りながら梨華の前を通り過ぎ走り去って行った
一瞬梨華にもの凄い勢いの風が襲う
遠くの方でかすかに3人の雄叫びが響いている
一気に2階の廊下は静まり返った
梨華は只呆然としたまま亜依達の消えていった方向を見つめていた
「 保田先生も大変だなぁ 」
と、そこに急に後ろからなにやら聞いたことのある声が聞こえた
梨華はハッとして恐る恐るその声のした方向に
ゆっくりと振り返った
- 153 名前:アナタに届け 投稿日:2001年12月31日(月)16時46分38秒
「でも先生が廊下走って良いのかなぁー
ね?センパイ」
そこにはやっぱり梨華が予想したとおり
薄く笑みを浮かべて立っているひとみの姿があった
梨華はその事にかなり驚く
「よ・・・吉澤さん・・・」
「1番に予約入れた人がキャンセルになったってことは
2番目に予約入れた人の順番がくり上がるってことですよね?」
そう言ってひとみは梨華へと足を一歩進ませる
梨華は自分よりも上にあるひとみの顔をおずおずと見上げる
ひとみはニコッと笑い再度梨華を誘う
「センパイ、私と一緒に帰ってくれませんか?」
- 154 名前:芽衣 投稿日:2001年12月31日(月)16時51分49秒
- 更新終了
しかしなんで吉って自分が書くとキザッぽくなるんだろう?
- 155 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月31日(月)17時19分08秒
- 更新お疲れ様です。
裕ちゃんの活躍いつかなぁ?ワクワク
いしよしイイデス!!
いままでにないかんじ!
これからもがんばってください!
- 156 名前:夜叉 投稿日:2002年01月01日(火)22時05分19秒
- Mr.月光を地でいくような吉もイイ。
二人の帰り道、楽しみですね。やっすに感謝(w。
あけおめでございます。
今年もいい作品書いてくださいね。
- 157 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月03日(木)12時10分26秒
- あけまして、おめでとうございます。
といってる側から楽しませてもらってます。(w
保田先生、二十歳ってあんまり歳にこだわらないほうが・・・
ここでもやっぱり『オバチャン』なんですね、先が思いやられます(w
バカ丁寧なくらいに紳士ブル吉、その影に必要以上に怯える梨華ちゃん。
この後、無事に一緒に下校出来るんでしょうか? 先が(略
では次の更新も楽しみにお待ちしております。
- 158 名前:芽衣 投稿日:2002年01月07日(月)06時36分55秒
- >155さん
どもです
姐さんですか、姐さんはですね(略
いしよしについては今までに無い感じと言われて
結構嬉しかったりします。ありがとうございます
(T▽T)<りか カンバル!!
>夜叉さん
ヤッスーなんですが、
自分この鬼ごっこはスレ立てたころからずっと書く予定でいたので
予定通りになって良かったです
自分の場合『今年も』ってか『今年は』ですね(笑えない
>M.ANZAIさん
ヤッスの年はこだわらなくても良かったって?
確かにそれも可能だったんですがね、
あまりに恐ろしくてつい無理しちゃったんですゴメンナサイ、ヒー。
- 159 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月13日(日)23時04分39秒
- 続き楽しみにしています
頑張って下さい
- 160 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月15日(火)15時14分53秒
- この小説めちゃめちゃ面白いです。更新がんばって下さい。
- 161 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月19日(土)23時03分40秒
いつもと同じ帰り道
梨華はひとみと2人で並んで歩いていた
何故こんなことになったのだろう
梨華はひとみに誘われたあの時、
断る理由が見つからなくて思わず首をコクリと縦に振ってしまったのだ
チラッと横目でひとみの方を窺う
その時予想以上にひとみの頭が自分よりも
上にあることに少し驚く
「あのぉ、センパイ」
その時突然ひとみが喋りかけてきて梨華は余計に驚いた
慌てて合いそうになった視線を逸らす
「センパイは、私と一緒にいるのイヤですか?」
突然の質問に梨華は『へ?』と返事を返す
「せんぱい、私といる時なんかつまんなそうだから・・・」
- 162 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月19日(土)23時13分01秒
- 心配そうにひとみが梨華の様子を窺う
最初から梨華はひとみのことをつまらないなんて思っていない
逆にこっちがつまらないと思わせてる気がしていたのだから
梨華は慌ててひとみに言葉を返す
「全然そんなつまんないなんて思ってないよ、それになんか
私の方が吉澤さんにつまんない思いさせてる気するし・・・」
ひとみも梨華のその言葉に慌てて返す
「つまんないなんてそんな!私から無理言って一緒にいるんですから」
梨華は不安そうに『そう?』と返事する
ひとみはそれに元気よく『ハイ』と答える
「それに、私はセンパイがいてくれるだけで嬉しいですから」
- 163 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月19日(土)23時18分55秒
ニコっと微笑みながらひとみは梨華に言う
そのひとみの言葉、笑顔に梨華は思わず
頬をうっすら赤く染める
一体この笑顔に今まで何人の人が魅了されたのだろう
梨華は何を喋っていいのかわからなくなってとりあえず
視線を逸らしつつまた『そう』と一言呟いた
ひとみはそれすらも嬉しそうに笑顔で受けとめた
- 164 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月19日(土)23時31分19秒
「あ〜あ、冬だと陽が落ちるの早いですよね、
ん〜お腹空いたなぁ〜」
ひとみが高い空を見上げながら呟く
梨華はその言葉にハッとする
ひとみの「お腹すいた」という言葉で梨華は思い出した
お昼に出してもらったきりのオムライスの代金、
今払わねばと思い梨華は少し慌てる
「吉澤さん、あ、あの・・・」
「センパイ」
しかし梨華の会話はイキナリひとみに遮られてしまった
梨華は「へぇ?」と声を漏らしてひとみの方を見上げる
「あの、ずっと気になってたんですけど、センパイは私よりも学年が
上だから私の『先輩』なのであって、私よりも上の立場にいるわけですから、
『後輩』である私に『吉澤さん』なんて呼び方しないでいいんですよ?」
- 165 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)00時00分34秒
ひとみにそう言われて梨華は少し戸惑う
昨日会ったばかりのひとみを「吉澤さん」と呼ばないのであれば
自分は一体この「吉澤ひとみ」をなんと呼ぶべきか
梨華はう〜んと呟きながらひとみの別の呼び方を考える
「大抵の友人は「ひとみ」って呼ぶし、
矢口さんとか加護達は「よっすぃ〜」って呼ぶし、
市井さんとか先生は「吉澤」って呼びますし、
ごっちんなんかは「よしこ」なんて言ってますよ」
ひとみは少し悩んでいる様子の梨華にアドバイスみたいなものをする
「吉澤」や「ひとみ」なんて呼び捨てな言い方は会ったばかりの梨華には
できないし、「よしこ」と呼ぶのもほとんど呼び捨てに近いから無理、
「よっすぃ〜」と言うのはなんだかおもしろくて梨華も結構気に入ったのだが
まだ自分がそう言うには馴れ馴れしい気もしてしまう
あーでもないこーでもないと色々考えた末、
やっと梨華はひとみの呼び方を決めた
「じゃあ、ひとみちゃんて、呼んでいい?」
- 166 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)00時15分42秒
「え?・・・・」
ひとみは梨華の意外な答えに少し驚く
「あ、イヤだったらまた別に・・・」
「あ、いえ、いいですそれで、ハイ」
そう言ってひとみは何故か嬉しそうにはにかむ
その様子を梨華は不思議そうに見つめた
「あ、センパイ、家つきましたよ」
「えっ?」
ひとみにそう言われ梨華は視線を前に戻す
確かに目の前には自分の家が見える
しかしここで梨華は一瞬疑問に思ったことがある
一つは何故ひとみは自分の家の場所を知っているのかということと、
もう一つは・・・
「ひとみちゃんの住んでる家って、どこにあるの?」
と、いうこと
- 167 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)00時24分26秒
梨華は疑問をそっくりそのまま口に出してひとみに問う
するとひとみは
「センパイ、本当に知らないんですか?」
と、さも知らないことの方が不思議と言わんばかりの顔で問い返した
今日一日だけで一体何度こうゆう顔をされたのだろうかと思うと
梨華は少し自分自身に呆れた
しかし知らないものは知らないのだから仕方ない
ひとみのその問いには首を縦に一回振るしか返事が無かった
それを見てひとみはある一定の方向を指差し
「センパイ、あれ何に見えます?」
と問いかけた
- 168 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)00時44分35秒
- 梨華はひとみの指差している方向に視を持っていく
指が差している所にあるものは2階建ての屋根のついた1つの家だった
しかもその家は梨華の家の真正面にある家で、作りが割りとシンプルで
梨華が可愛いと思っていた家だ
「家・・に見えるけど・・・なんでそんなこと聞くの?」
梨華がひとみに問う
普通この状況でこんな質問をされたら大抵の人は気づく筈のことなのに、
梨華は未だにひとみの質問の意味が分かってないらしい
「そう、家ですよね、じゃあ・・・」
そう言いながらひとみは指差した家の方向に歩いて行き
家の前に立って梨華を手招きして呼んだ
梨華は首を傾げながらひとみの立っている場所まで来た
それを確認するとひとみは一つ息を吐いて
「これ、なんて書いてあるかわかりますか?」
と、またある所を指差して梨華に質問する
梨華はひとみの指差している所に視線を落とした
すると・・・
- 169 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)01時33分55秒
「よし・・・ざ・・・ええっ!?」
声に出して読んでその言葉にも、そしてひとみの梨華からの質問に
対する答えにも梨華はかなり驚いてしまった
この場合、梨華と同じ状況で驚かないという人の方が少ないと思うが
今の今まで気づかなかったと言う人も梨華以外そうそういないだろう
梨華は驚きのあまり開いた口が塞がらない
(本当に知らなかったんだ・・・)
と、ひとみも本気で驚いている梨華の表情を見て驚く
ひとみの場合、梨華のそんな間の抜けたところでさえ
可愛いと思ってしまうことが不思議だが・・・
ひとみの指差した場所はその家の表札だった
そこにはしっかりと『吉澤』と書かれていた
ひとみの指差した梨華の家の真正面にある家、
それはまぎれも無く他の誰でもない
『吉澤ひとみ』の家だった
梨華はあまりの驚きに只唖然とひとみの方を見上げている
その口は何かを言いたそうに開いたままだが、やはり言葉が出てこない
- 170 名前:アナタに届け 投稿日:2002年01月20日(日)01時48分20秒
- 「う〜ん、自分2年ぐらい前からここに住んでたんですけどね」
「結構朝とか学校来る時一緒に校門入ったりもしたんだけどなぁ〜」
「あ、近所のスーパーにもセンパイよく行くでしょう?
そこでも何度か会ったりしましたよ?」
ひとみは色々と教えてくれるのだが
何一つとして梨華の記憶に残っているものはない
「まぁ、これでやっと自分のこともわかってきてもらえたみたいだし、
明日はうちの部活もセンパイのテニス部の練習もないことだし、
さっそく明日から一緒に学校に登校しましょうね、センパイvv」
ひとみはニッコリと微笑みながら言って梨華の肩を軽くポンと叩いた
梨華はしばらくの間は開いた口が塞がらないまま驚いた顔を
元に戻すことができなかった
- 171 名前:芽衣 投稿日:2002年01月20日(日)01時50分43秒
- 久々に更新しました。
途中寝てしまってもうワケわかんなくなりながらでしたが
いつもより更新量が少し多くなって良かったなと。
- 172 名前:芽衣 投稿日:2002年01月20日(日)01時55分07秒
- >159さん
続き遅くなってしまいまってスイマセン
これからも勝手に頑張ります!(w
>160さん
そんな褒め方されるとこちらもめちゃめちゃ嬉しいです
ありがとうございます
- 173 名前:芽衣 投稿日:2002年01月20日(日)02時00分58秒
- 話を3つにくぎるなら今回やっと1部が終わったってところです
でも多分2部、3部の方が短くなると思います
というかなんかこの話sageてる意味がちょっと無くなってきたんで
もしsageるのめんどくさいという方がいたら別にsageなくてもいいです
なんか今更ですがスイマセン
もうしばらくの間このお話につきあってくれたら幸いです
- 174 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月20日(日)02時51分31秒
- いや〜通して読まさせてもらいました。
天然の石川さんとっても可愛いです。
気づきましょうよ…石川さん(w
- 175 名前:blau 投稿日:2002年01月20日(日)14時09分40秒
- いや〜。
いいですね石川さん(w
天然がいいです(藁
- 176 名前:巡回読者 投稿日:2002年01月20日(日)19時17分07秒
- ヒサブリのレスです♪
てゆーか主人公よろしく、マターリした展開なので
書くタイミングが・・・(^_^;)
昨夜リアルタイムで見てましたが、途中で止まったな〜と思ったら、
寝てしまったのですね。 ・・・私も同じ状態でしたが。
風邪ひかない様にお過ごしください。
- 177 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月21日(月)00時02分43秒
- 天然石川さん、ここにも健在(w。
マターリがんがりましょうね。
- 178 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月21日(月)00時22分00秒
- 超マイペースな梨華ちゃんが微笑ましいですね。
吉がこれからどんなリードするのか、楽しみです。
- 179 名前:芽衣 投稿日:2002年01月30日(水)00時40分36秒
- >174さん
レスをどうもです
天然イシカーさんはどこまでも天然です(w
ここの話において計算などという言葉は
彼女の脳裏にはまったくもって現れません(w
ホント、気づけよアンタ(w
>blauさん
レスをどうもです
てかええっ!?実際にこんな人いるんですか!?(w
そっか、世界は広いもんな(w
その人に是非一度会って見たいです!
天然人間ダイスッキ(w
>巡回読者さん
どうもお久しぶりです
あぁこんな話をリアルタイムで見ていただいてたなんて、
とても途中涎垂らして寝てたなんて言えない言えやしない・・・・(ガタガタ
あ、言い方が悪かったですね、1部終了と言うよりは
前編、中編、後編にくぎると前編が終わったと言いたかったわけです
ホント頭悪くてスイマセン
- 180 名前:芽衣 投稿日:2002年01月30日(水)00時56分43秒
- >Charmy Blueさん
レスをどうもです
いやぁお互いイシカーさんの天然ぶりには参りますね(w
赤板のお話しちょっとドキドキしながら見させてもらってます
ひとむ!おそっちゃえ!!(だからひとむじゃないって・・・)
ハイ、マターリかんがりましょう
>M・ANZAIさん
レスをどうもです
ハイ、イシカーさんはマイペース主義らしいです(w
吉は一体どこまでいし子に迫れるんでしょうね、
というか、自分は吉がいし子に迫っている時のシーン書くのが
一番楽しいです(w
今日は更新できないんですけども、
あ、いや、いつ更新できるかもわからないんですけれども(汗
なんとかして次に更新する時は多めに量をいつもより増やして
出したいなと思っとります
- 181 名前:blau 投稿日:2002年02月11日(月)20時39分20秒
- どもです。
確かいましたよ(w
天然大好きですか…(w
実は自分の周りは天然だらけらしいです…
どうやら自分も天然らしいです…(藁
よく、自分の周りを見てると面白いと言われるので…<天然トークで(w
第2部もお待ちしております
- 182 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月15日(金)02時54分49秒
- 続きまってます。
- 183 名前:吉胡麻系 投稿日:2002年02月21日(木)17時44分55秒
- どうも、吉胡麻系です!
高校が内定して、今はいろんな小説を読んでいる最中です。
更新、無理しないでくださいよ。
いつまでも待ってますから!
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