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サンコウショ

1 名前:heaven 投稿日:2001年11月04日(日)20時39分55秒
はじめまして。
小説未熟者で中2なのに日本語変ですが、
がんばっていきますので
よろしくおねがいします!

まず、いしよしで。



「あーっ、もうわかんないーっ!」
解いていた問題集を勢いよく閉じ、私はそのまま床に寝転がった。

「参考書読めばわかるかなぁ?」
ちょうど近くに落ちていた参考書をぺらぺらとめくり、
その問題と同じようなページを開く。が。
「・・・」
撃沈。
そして怒りに任せて参考書をドアへ投げつけた。
「きゃっ!」
「きゃ?」
声の方へ顔を向けると、そこにはおなかを抑えた梨華がいた。
「わかんないからって参考書投げないの。ひとみちゃん」

2 名前:heaven 投稿日:2001年11月05日(月)17時53分38秒
「ごっ、ごめん!梨華ちゃん!」
あのとき参考書を投げた力は半端じゃなかった(ような気がする)。
痛そうにおなかを抑えた梨華ちゃんに、私は平謝り。
「ごめんっ!ごめんね!梨華ちゃん!」
「う、大丈夫だよ?ぅん・・・」
いや、大丈夫って言われても・・・。顔がめっちゃ痛そうなんすけど。
しかもあの参考書分厚いかったしなぁー・・・。
何ページあったっけ。500ページ?とにかく分厚かったな。
持った瞬間こう・・・ズシッとくる重さがさぁ。
そんな参考書投げんなっつーの、私。しかも梨華ちゃんに向かって。
ヤバ、梨華ちゃん涙目だし。

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