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ビューティ3

1 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月10日(土)12時57分14秒
エステの話ではありません
2 名前:名無し男 投稿日:2001年11月10日(土)16時56分04秒
>>1
ワラタ
3 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時04分45秒
うわ!早速レスが!ワーイワーイ

一応設定としては「キャッツ・アイ」をパクってますが、いいところは全然パクれていない上に小説もどきですらないようなクソですので読んでくれなんて言えません。
というわけで生温かい目で見てくれたらありがたいなあと思います。
4 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時06分34秒
(帰り道。話をする中学生ニイニイとオガー)
ニイニイ「明日の体育マラソンだって。嫌だなー」
オガー「そうだねー。…ってあれ何?」
ニイニイ「誰かこっちに突進してくるね…。イヤーーーー!!!」
オガー「ニイニイッ!」
ドンッ!
5 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時07分20秒
オガー「ニイニイ、大丈夫?すごい勢いでぶつかられたけど」
ニイニイ「うん、ニイニイは平気。だけどこの人…。あ、あのー、
     大丈夫ですか?」
謎の人物「………」
オガー「返事がない!ただのしかばねだわ!ニイニイ、あんた殺人
    犯だよ!」
ニイニイ「ええー!こんな正体不明のオバサンのためにニイニイの
     明るい未来がつぶされるなんて嫌だよ!」
オガー「大丈夫。誰も見てない。逃げた者勝ちだよ。せーの!ダー
    ッシュ!」
6 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時10分37秒
(公園のベンチに腰掛けるニイニイとオガー)
オガー「ぜえぜえ…。これだけ逃げれば大丈夫でしょ」
ニイニイ「これでニイニイの人生は安泰ね…。良かった」
ザバァー!
謎の人物「それはどうかしらね!」
ニイニイ「!!!!!!!!!!」
オガー「(何で噴水から出てくるんだよ!それ以前にどうやって
    追いついたんだよ!いや、それ以前にどうやって息止め
    てたんだよ!くそう!どこからつっこめばいいのかわか
    らない!)」
謎の人物「驚いたようね!アタシの美貌に見とれるのも無理もな
     いわ!アタシの名はダーヤス!世界を征服することが
     夢!さあ!アンタたち!このアタシに協力するがいい
     わ!」
7 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時11分21秒
オガー「(驚いたのはアンタの登場の仕方であって、決して美貌
    に驚いたわけではないんだけど。しかも美人じゃないし)」
ニイニイ「(それよりいい年して夢が世界征服ってどうよ…)」
ダーヤス「ハハーン!その顔はアタシに忠誠を誓いたいという顔
     ね!わかったわ!手下にしてあげる!
     アジトに案内してあげるわ!ついてらっしゃい!」
オガー「(行きたくない…)」
8 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時12分26秒
(ダーヤスの後を歩くニイニイとオガー)
オガー「(小声で)私あんなのの手下になるなんて嫌だよ」
ニイニイ「(小声で)ニイニイだって。そうだ、隙を見て逃げ
     ちゃおうよ」
オガー「(小声で)いや、殺っちゃおう」
ダーヤス「何をごちゃごちゃ言っているの!着いたわよ!」
オガー「………」
ニイニイ「あのー、この今にも崩れそうなアパートがアジト、
     ですか?」
9 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時13分45秒
バギッ!
オガー「(側頭部に見事なハイキック…。ニイニイには悪い
    けど余計なこと言わなくて良かった)」
ダーヤス「ハッ!この高級マンションを侮辱するとは!この
     貧乏人が!」
ニイニイ「あの、ニイニイの家はお金持ちなんですけど…」
ボカッ!
ダーヤス「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと入るがいいわ!」
ニイニイ「本当のこと言っただけなのに何で殴られるの…?」
オガー「(ニイニイ、世の中には言っていいことと悪いことが
    あるんだよ)」
10 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時16分34秒
(小汚い4畳半の部屋に入ったダーヤス、ニイニイ、オガー)
ニイニイ「世界征服って具体的に何をしているんですか?」
ダーヤス「そうね!コンビニで万引きをしてたことくらいかし
     ら!あまりにもやりすぎて警察のお世話になった
     こともあったわ!」
オガー「(やっぱり貧乏じゃねえか…。つーかいばるなよ)」
11 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時17分05秒
ダーヤス「しかし!そんな日々とももうオサラバ!手下が
     できた以上もっと大きなことをしなくてはならな
     いわ!これからは世界的美術品を専門にいくのよ!」
オガー「(世界征服する気ねえじゃねえかよ)」
ダーヤス「ただ盗むだけでは芸が無いわ!そこでアタシたちは
     美女怪盗として有名になるのよ!」
ニイニイ「泥棒は顔を見られてはいけないので美女も何も
     わからないと思いますが…」
ダーヤス「チッ!うるさいガキね!」
12 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時18分48秒
バシコーン!
ダーヤス「アタシに口答する奴はいつハリセンで殴られても
     仕方が無いと知っておくがいいわ!」
オガー「(つーか、ハリセンどこに隠し持ってたんだよ)」
ダーヤス「というわけで!今夜早速実行に移るわ!わかった
     わね!」
オガー「はい。(すっげえ嫌。何て言ったら絶対殴られるし)」
ダーヤス「よし!アンタはどうなの!」
ニイニイ「おねえさま!とても素敵な計画ですわ!この
     ニイニイ、ぜひともお供させていただきます。
     ラブラブ」
13 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時19分51秒
オガー「(小声で)ちょっとニイニイ!どうしちゃったのよ!」
ニイニイ「どうしたも何もニイニイはおねえさまの手下で
     ございますわよ!」
オガー「(コイツ本気で頭がおかしくなりやがった…。
    ハリセン恐るべし)」
ダーヤス「ついに我らビューティ3の伝説が始まるのね!」
ニイニイ「おねえさまー!」
ダーヤス「ニイニイ!」
(感涙しながら抱き合うダーヤスとニイニイ)
オガー「(嫌だ。こんなバカどもに関わるなんて絶対に嫌だ)」

つづく…
14 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時20分28秒
更新
15 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時21分06秒
終わ
16 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時21分46秒
17 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)22時55分38秒
びゅ、びゅーちぃー…びゅーちー…

ワラタ。ウケタ。まさか、この三人とは!!!!!!
18 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月13日(火)23時12分46秒
やられた…このタイトルでそうきたか…(w
19 名前:名無し男 投稿日:2001年11月14日(水)06時06分44秒
俺今凄い怯えながらパソコン打ってる
て言うか激ワラタ!
20 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時35分11秒
( `.∀´)<アタシたちは美しいのよ!ビューティよ!
(ё)<今ならlovelyも可ですぞー!ラブラブ
∬`▽´∬ <…(コイツら、自覚が無え…。話変わって、感想くれた人、ありがとうございます)
21 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時37分02秒
オガー「今夜って、あの、うち門限があるんですけど…」
ダーヤス「その点なら心配ご無用!ご両親にはすでに
     連絡ずみよ!」
オガー「(いつの間に…。つーか何でうちの電話番号知ってん
     だよ…)」
ニイニイ「さっすがおねえさま!ニイニイたちの電話番号は
     しっかりチェックずみですのね!」
ダーヤス「このダーヤスを馬鹿にしてもらっちゃあ困るわね!
     1ヶ月間ずっとアンタたちの後をつけて住所家族構成
     ペットの餌に至るまですべて調べさせてもらったわ!」
オガー「(単なるストーカーじゃねえかよ…)」
22 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時38分19秒
ニイニイ「ああー!そういえばニイニイの家で飼ってる土佐犬の
     ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世の餌が無くなったの
     ってもしかしておねえさまの仕業だったのですか?」
ダーヤス「そうよ!あのクソ犬!餌を横取りしたくらいでこの
     ダーヤス様の麗しい顔を噛もうとしたのよ!」
ニイニイ「わー。おねえさま、それは大変でしたねー。でもー、
     犬の餌を横取りするのは大人気無いと思いまーす!」
バギッ!
ダーヤス「うっさいわね!腹が減ってたのよ!畜生の分際で食生活が
     アタシよりいいなんて生意気よ!」
23 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時39分15秒
ニイニイ「おねえさまごめんなさい!ニイニイがヴィットーリオ=
     エマヌエーレ2世を甘やかしたばっかりに…!ああ!
     何ておバカなニイニイなの!ぽかぽか」
オガー「(そういう問題じゃないと思うけど…)」
ダーヤス「わかればいいのよ!さあ!今から犯行予告を出しに
     行くわよ!」
(早足で部屋を出るダーヤス)
ニイニイ「あ!おねえさまー!待ってくださーい!」
オガー「(このすきにバックレちゃえ!)」
24 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時40分22秒
(家のドアを開けるオガー)
オガー「(今日は変な奴に追いまわされて疲れたなー。早過ぎるけど
     もう寝よう)ただいまー」
ダーヤス「おかえり!」
オガー「!!!!!!!!!!!」
ニイニイ「オガーったら、一人でどっか行っちゃうんだもん!
     ニイニイ心配しちゃったぞっ!ラブラブ」
オガー「おまえらどうやって入ってきたんだよ!」
ダーヤス「こんなこともあろうかと合鍵もちゃんと作ってあるわ!
     ちなみにご両親にはしばらく旅行に行ってもらっているわ!」
25 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時41分25秒
オガー「この犯罪者が!警察に通報してやる!」
(カバンから携帯を取り出すオガー)
オガー「あれ…?圏外…?」
ダーヤス「フッ!こんなこともあろうかと携帯じゃまー
     (携帯電話の電波を切る機械らしい)も持ってるわ!」
ニイニイ「オガーもまだまだケツが青いですねー」
ダーヤス「ご両親がいないのをいいことにアタシはここに居座る
     こともできるのよ!でもアンタがアタシたちに協力する
     と言うのならアタシは居座ることはしないわ!」
ニイニイ「おねえさまに居座られたら、超迷惑だと思うぞー」
オガー「………。ぜひ、協力させてください…」
26 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時42分35秒
(オガーの家を出て高層ビルの屋上に来た3人)
オガー「で、どうするんですか?」
ダーヤス「このメッセージカードと一緒に吹き矢を飛ばすわ!」
ニイニイ「あそこって、あの遠くにあるでっかい屋敷ですかー?」
ダーヤス「そうよ!いくわよ!プッ!」
ニイニイ「わー!さすがおねえさま!ジャストミートですわー」
オガー「(もうコイツらに協力するしかないなんて…鬱だ(略)」
27 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時43分24秒
(屋敷の一室でマターリしている大金持ちきゃおりと秘書のまりっぺ)
パリン!シュゥゥゥゥゥゥドン!
まりっぺ「何だ、これ?…会長!犯行予告です!」
きゃおり「ないなにー?『今夜9時アンタの家の一番価値のあるものを
     いただくわ! byビューティ3』」
まりっぺ「いたずらだとは思いますが、一応警察を呼んで
     おきましょうか?」
きゃおり「うん。でも、本当に泥棒だとしても敷地内にすら
     入れないと思うけどね」
まりっぺ「そうですね。ここの警備を破れる者なんて、まず…」
28 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時46分16秒
(警視庁のどっか。よすぃこ&りかっちを呼び出す警部ごっちん)
ごっちん「どーでもいーんだけどぉー、今夜9時にきゃおりさんの
     うちにビューティ3とかいう名前の泥棒が入るんだってー」
りかっち「(この人には警察官であるという職業意識は無いのかしら…)」
よすぃこ「とりあえず泥棒が入ったら捕まえてくれということですね」
ごっちん「そうそう」
よすぃこ「自分でビューティ3って名づけるなんて、その泥棒は
     美人なんでしょうか?」
りかっち「警視庁きっての美人ミニスカポリスの私たちより美人って
     ことはないと思いますけど。…ってあれ?二人ともいない。
     やーん!待ってぇー!」
29 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時46分48秒
30 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時47分33秒
新終
31 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月14日(水)23時49分44秒
わり
32 名前:名無し男 投稿日:2001年11月15日(木)09時04分47秒
(゜Д゜)ウマー
33 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月16日(金)21時02分52秒
warata
インパクトクイーンをちと思い出した
34 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時27分22秒
( `.∀´)<10以下にsagaったから、sageスレでやっていこうと思うわ!
∬`▽´∬ <感想くれる人(もしいたら)はsage書き込みでお願いします
(ё)<読んでくれる人は全員ラヴラヴですぞ
35 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時28分08秒
(きゃおりの屋敷の大広間の彫刻を見上げるよすぃこ、りかっち)
(その横で寝るごっちん)
りかっち「『ボーリング場受付の女』…。この変な彫刻が高価な
     物ねぇ…」
よすぃこ「何かヤキギンナンっていう世界的彫刻家の物らしいよ」
りかっち「でもどう見ても単なるボーリング場の受付…」
よすぃこ「芸術って爆発だよね…」
ボーン(時計の鐘が1度だけ鳴る)
りかっち「8時半。あと30分ね…」
36 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時28分53秒
(きゃおりの屋敷裏門前に到着したダーヤス、ニイニイ、オガー)
ニイニイ「おねえさまー、どうやって侵入しますかー?」
ダーヤス「怪盗の王道!塀を乗り越える作戦よ!」
ニイニイ「でもー、この塀高すぎてニイニイには乗り越えられませーん」
ダーヤス「ったく!近頃のガキは軟弱ね!アタシがお手本を見せて
     あげるわ!ハァァァァァ!!」
ニイニイ「おねえさまー!」
37 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時29分45秒
(10メートル以上はある塀を軽々と越えるダーヤス。が、着地に失敗)
ダーヤス「さあ!早く来なさい!イタタ!」
ニイニイ「もう来てまーす。それより、おねえさま、さては着地に
     失敗しましたねー?」
ダーヤス「うっさいわね!そんなことよりアンタたち!どうやって
     入って来たのよ!」
オガー「門の鍵、開いてましたから」
ニイニイ「おねえさま、軽率な行動は良くありませんよー?」
ダーヤス「うるせえ!」
バキッ!
ニイニイ「痛ーい!」
ダーヤス「ターゲットは大広間にあるわ!レッツゴーよ!」
38 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時30分31秒
(忍び足で歩き始めたダーヤス、ニイニイ、オガー)
オガー「さっきから背後に何か感じるんだけど…」
ニイニイ「ニイニイも…」
ダーヤス「実はアタシも感じてるわ!一斉に振り返りましょう!せーの!」
(振り返る3人)
ニイニイ「ドーベルマンの大群が目の前にいますねー…」
オガー「もしかして私たちターゲットにされてるんじゃ…?」
ダーヤス「もしかしてもクソも無いわ!逃げるのよ!」
(猛ダッシュする3人)
オガー「あの、さっきから全然前に進んでないのは気のせいかな?」
ニイニイ「ニイニイも…」
ダーヤス「落とし穴に落っこちてるのよ!アンタたち早く気付きなさいよ!
     ってアタシモナー!」
39 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時31分24秒
(深い落とし穴に落ちてしまった3人)
ニイニイ「痛ーい」
オガー「こんな深い穴じゃ外に出れないね」
ダーヤス「どこまでも軟弱なガキどもね!このダーヤスにすべてを
     まかせるがいいわ!ハァァァァァァァァァ!!!」
(ニイニイ、オガーを抱えて気合を入れるダーヤス)
ブォォォォォォォォォォン!ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ
(超高速で上昇する3人)
ニイニイ「きゃーーー!火星が目の前にー!」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥドスン!
40 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時32分12秒
(しかし垂直に落下してしまう3人)
ダーヤス「痛いわ!」
ニイニイ「屁で空を飛ぶなんて、さすがおねえさまですわー!でもー、
     垂直に落ちては意味ありませーん」
オガー「(意味が無いのはコイツの体質だよ)」
ダーヤス「クッ!奥の手が失敗したようね!いいわ!最終手段よ!」
ニイニイ「どんなすごい手段なのですかー?」
ダーヤス「横から穴を掘って脱出するわ!」
ニイニイ「わー!おねえさま、なんてしょぼい手段なのでしょう!」
オガー「(一生脱出できない気がする…)」
41 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時32分52秒
(きゃおりの屋敷の大広間)
ボーン×9(時計の針が9時を指している)
よすぃこ「警部、起きてください。9時です」
ごっちん「ふぁ〜よく寝た」
りかっち「(この人には刑事という自覚は無いのね…)」
グラッ(床が揺れる)
よすぃこ「地震?」
りかっち「違う!床が盛り上がってる!」
メリッメリメリ…(床が割れる)
よすぃこ「ゴクッ…(つばを飲みこむ)」
42 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時33分34秒
ドーン!
(床を突き破って出てきたダーヤス、ニイニイ、オガー)
ダーヤス「やっと地上に出れたわ!」
ニイニイ「ゲホゲホッ!穴掘りながら来たのでほこりっぽいですー」
オガー「ああーもう!土が全身について汚い!」
(呆然とするごっちん、よすぃこ、りかっち)
りかっち「…あのー、あなたたちは誰ですか?」
ダーヤス「紹介が遅れたわね!アタシたちは美女怪盗ビューティ3よ!」
よすぃこ「美女怪盗……ビューティ……」
ごっちん「……………」
43 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時34分10秒
バーン!バーン!バーン!(拳銃を発砲するごっちん)
ダーヤス「ちょっとアンタ!何いきなり発砲してんのよ!」
ごっちん「うそつき!うそつき!うそつき!ビューティじゃないじゃん!
     むしろダーティじゃん!ひでーよ!タモさんひでーよ!
     ちきしょう!JAROに訴えてやるー!」
よすぃこ「警部!発砲はよくありません!それと、出川のものまねを
     したいのか、ダチョウ倶楽部のものまねをしたいのか
     はっきりさせてください!」
ごっちん「だってうそじゃん!うそじゃん!うそじゃん!うわーん!」
りかっち「あの…、今やるべきことはこの3人を逮捕することでは…」
44 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時34分44秒
ごっちん「そうだ!コイツらを逮捕してJAROに訴えるんだ!
     うおおおおおおおおお!!!」
(突進するごっちん)
ニイニイ「ニイニイピンチなのです!おねえさまー…。あー!
     いつのまにかおねえさまがいないのでーす!」
オガー「あのババア、一人で逃げやがったな!ニイニイ!私たちも
    逃げるよ!」
ニイニイ「当然でございまーす!」
よすぃこ「そうはいくか!」
45 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時35分42秒
(屋敷の隠し金庫に一人入るきゃおり)
きゃおり「ここは大丈夫…」
(きゃおりの背後に立つダーヤス)
ダーヤス「そうかしらね」
きゃおり「あなた、どうやって入ってきたの?」
ダーヤス「フフッ。どうやってかしら」
(内線電話を手に取るきゃおり)
きゃおり「まりっぺ、きゃおりだけど…」
ダーヤス「あら?これを誰かに知られてもいいのかしら?」
(大きなダイヤモンドをきゃおりに見せるダーヤス)
きゃおり「!!!!!……何でもない。ごめん」
46 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時36分35秒
きゃおり「返して。警察に訴えるよ」
ダーヤス「これの入手経路を知られても構わないのなら、ご自由に」
きゃおり「…すべてお見通しってわけだ。あなた、何者なの?」
ダーヤス「それはヒ・ミ・ツ。じゃ、手下が待ってるから」
(消えるようにいなくなるダーヤス)
(再び内線電話を手に取るきゃおり)
きゃおり「まりっぺ、ビューティ3について調べて。そう、今すぐ」
47 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時37分21秒
(大広間。逃げ回るニイニイ、オガー)
ニイニイ「もうダメ、走れないよ…」
オガー「しっかりして!ここで捕まって私たちの平和で平凡な人生を
    壊されるわけにはいかない!あ!」
(二人の前に立つよすぃこ)
よすぃこ「つーかまえた!」
オガー「クソ!」
(後ろに立つりかっち)
りかっち「もう逃げられないよー?」
オガー「(もう、終わりだ…)」
48 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時38分02秒
ごっちん「不法侵入、器物破損、詐欺罪その他もろもろの疑いで逮捕!」
(手錠をかけようとするごっちん)
(どこからともなく現れるダーヤス)
ダーヤス「鳥よ!飛行機よ!」
りかっち「え?」
よすぃこ「どこどこ?」
(天井を見まわすごっちん、よすぃこ、りかっち)
ダーヤス「手下ども!今よ!」
オガー「ニイニイ!」
ニイニイ「うん!」
(あわてて走り出すオガー、ニイニイ)
よすぃこ「逃げられましたね…」
ごっちん「ダーティ3…次こそはJAROに訴えてやる」
49 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)23時38分43秒
(オガーの家)
オガー「結局何も盗れなかったじゃないですか」
ニイニイ「間抜けな怪盗ですねー」
ダーヤス「そうね!でも次回こそは成功させるわ!」
ニイニイ「さすがおねえさま!どこまでもポジティブでございます」
オガー「(次回もやるのかよ…)」

…続ける
50 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月07日(金)14時38分14秒
かなり笑わせてもらいました。
警部なごっちんが可愛い〜!!
しかし何物なんだダーヤス…

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