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娘。達の絆

1 名前: 投稿日:2001年11月19日(月)22時27分41秒
みなさんの小説を読んでたら書きたくなっちゃいました。(w 多分更新遅いです・・・。下書きもしてないけどいきあたりばったりで書いちゃいます!ageたりsageたりでいきます。ちなみによっすぃーメイン
2 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月19日(月)22時32分23秒
ちょこっと前の話で、2000年の11月ぐらいからスタートします。従って中澤さん在籍で五期メンはまだ何も音沙汰のない設定です。時期とか間違ったりしてたらご指摘お願いします。ではスタート!
3 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月19日(月)22時50分26秒
どっしーん!!!
私はよっすぃーこと吉澤ひとみ!よっしーじゃないからね。そこんとこよろしく!
今は恋レボのプロモーションの為、テレビ収録中。そして休憩時間っす!楽屋の風景はというと・・・
「やぐちぃー今日こそはチューさしてえなあー。」
「やだよーバカ裕子!辻加護とやってろ!」
「じゃー辻ー、チューしよーなあー。」
「ヤれすよー」
「中澤さんって結局誰でもいいんですね。(w」

あーあー梨華ちゃんまた一言多いよ・・・。

「なんやとー石川!もう一回言うてみい!」
「また一言多いよ、石川。祐ちゃんもキスばっかりしないで。教育に悪いんだから。」
「「はい・・・。」」
「圭ちゃん怖いよ・・・。」
「うるさいわよ。なっちもお菓子ばっかり食べてるとまた太るわよ。」
「・・・・・・はぃ・・・」

「キャハハハハ・・・・・!保田さん!顔がガメラになってますよー!!!」
「・・・加護、後で来なさいね・・・・。」

(((((((コワッ)))))))

わたしも何か食べようかな。あっそうだ、さっきごっちんがピスタチオ持ってたような・・・・
「ごっちーん?」
「zzzzzzz」

また寝てんのかよ・・・。

「飯田さーん、またごっちんが寝てるんですよ」
「aej;djga@ealsdjeuiapofg」

あっちゃー交信中だ・・・。



4 名前:吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月19日(月)23時02分03秒
って吉澤は放置ですかー!?  それはまあおいといて。

私達モーニング娘。の楽屋はいつもこんな感じだ。
これを見ると何故か『今日も平和だあー』って感じる。
好きなんだよね、この空間が。

メンバーがいて
たわいもない話をして
爆笑して

メンバーはねえ、私にとって本当にかけがえのない存在なんだ。そりゃあ入り立ての頃は先輩達とはあんまり話せなかったしちょっと怖かったけどね。
特にごっちんとなんて絶対喋れないと思ってたし。でも実際喋ってみるとイイコなんだなあこれがっ!

みんな優しくて、
でも怒ってくれて、
吉澤の事を考えてくれてて、
大好きなんだよ。
ホント、娘。に入れてよかったなー。

「もうすぐ本番でーす!!」

おっといかなきゃ。じゃあ今日も吉澤がんばっていきまっしょい!
5 名前:恋愛レボリューション21 投稿日:2001年11月19日(月)23時05分16秒


ウォウウォッ ウォウウォッ ウォウウォッ フワッ フワッ
ウォウウォッ ウォウウォッ ウォウウォッ フワッ フワッ フッフッフッフー ドーン!


6 名前:吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月19日(月)23時17分52秒
「今日はこれで終わります。お疲れ様でした。」
「「「「「「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」」」」」」

「よっすぃー、今日一緒に帰らない?」
「おっ、いいねー。梨華ちゃんと帰んのひさしぶりじゃない?」
「そういえばそうだねー。じゃあいこっか。 お先でーす。」
「お疲れ様でしたあー、お先でーす。」
「何だよーラブラブじゃーん!」
「何ー、ごっちん妬いてんの?」
「だってよっすぃーはごとーのでしょー?」
「ちがうよー、加護のだよー!」
「辻のらよー!」
「俺男だぜっ!」
「よっすぃーかっこいー!(はあとはあと
「ちがうよ梨華ちゃん、かっけーだよ!」
「アンタら、どうでもええけど帰るんやったらはよ帰り!」
「では、中澤さんのご検討を祈りつつ、」
「「「「「フェードアウトォー」」」」」

「うっさいわー!はよ帰れ!!!」
7 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月19日(月)23時19分36秒
今日の更新はここまでです。とんでもない駄作ですがレスを頂ければ光栄です。
8 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月20日(火)11時19分22秒
そろそろカップリングが見えてくるかも。実は恋愛物なんです(w それではスタート!
9 名前:梨華ちゃんとの帰り道 投稿日:2001年11月20日(火)11時30分22秒
「はー今日も疲れたねー」
「そうだね・・・。」
「そういやもうすぐタンポポ、プッチ、ミニモニ。、中澤さんの新曲でるじゃん!」
「うん。」
「タンポポのレコーディングどうだったの?」
「・・・・・・・・。」
「どした?梨華ちゃん?」
「あのー、今日泊まっていかない?」
「イキナリだねえ、どうしたの?」
「相談・・・しても、いいかな・・・?」
(そんな潤んだ目で上目使いなんかされたら誰だって断れないよ・・・w)
「うちは全然平気だけど・・・何かあったの?眉毛八の字になってるよ!」
「からかわないでよ・・・。とりあえず家行こ?」
「うん。」

10 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)11時45分54秒
私達は、あの後たわいもない世間話をしながら梨華ちゃん家まで来た。

「相変わらず広いねー。」
「そんな事ないよぉ。」
「相変わらず散らかってるけどね!」
「そんな事、無いもん。」

すっげーきたねえよ・・・。しょうがない、後で片づけてやるか!
梨華ちゃんは一人暮らしで都内某所の某マンションに住んでいる。一人で住むには広すぎると思うんだけど。羨ますぃーなあ、私もこんなとこに住みたいよー。

「適当に座ってて。」

しばらくすると梨華ちゃんが紅茶を持ってきてくれた。

「ありがと、気ぃ使わなくてもいいのに。」
「いいの、寒いし、私が呼んだんだから。」
「う゛めえー!!」
「もう、女の子なんだからそんな声ださないの!」
「ふぇい・・・。」
「あっそうだ、それ飲み終わったら先お風呂入ってきて?」
「相談って言うのは?」
「後でいいや・・・。」
11 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)12時22分47秒
そして二人とも風呂に入った後・・・
「ねぇよっすぃー?」
「うん?(例の事かな)」
「プッチのレコーディング上手くいった?」
「うん!そりゃーもう、つんくさんに青春時代の時より大分良くなってるって誉められたんだよ!」
「・・・・・」
(ちょ、ちょっと何で泣いちゃうんだよ!私なんかしたか?)
「ど、どうしたの・・・?私なんか悪い事言った?」
「違うのっ!あのね・・・ヒック 私ね、上手く歌えなくて・・・ンッヒック・・・」
「わかった、わかったから落ち着いて?ね?」
そう言って梨華ちゃんを抱き締めながら頭を撫でた。
12 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)12時24分05秒
「ありがと、よっすぃー・・・。」
「いいんだよ、もう落ち着いた?」
「うん。あのね私レコーディング最後だったのね。で、飯田さんと矢口さんはもちろんなんだけど、あいぼんって新メンバーの中で一番上手いじゃない?それに比べて私は・・・メンバーの中で一番下手だから・・・なかなかokでなくって。つんくさんにも怒られるしみんなには迷惑かけちゃうし。もうどうしたらいいのか・・・。」
「そうだったんだ・・・。」(私悪い事言っちゃたかなー)
「だから・・・、やっぱり私なんかが娘。に入ったのが間違いだったんだって、私なんかいない方がみんなにとっていいんだって思うし・・・私なんていない方がいいんだよ。」
「違うよ・・・。私は梨華ちゃんがいてくれたから今まで娘。やってこれたんだよ?そりゃーレコーディングが上手くいかない日もあると思うけど、そんなの私だって一緒だよ。」
「でもぉ、よっすぃーはかっこいいし可愛いし・・・」
「バカッ!違うよ!かっけーだよ!」
「ごめん・・・。」
(あっちゃー笑ってくんないよ・・・。)
「そうネガティブにならないで?いつもポジティブポジティブって言ってんじゃん!それに梨華ちゃん可愛いよ?私が男だったら惚れてるよ・・・。(w」
「嘘だよ絶対。」
「よっすぃーの事が信じられないとでも言うのかね!?」
「クスッ、わかったよぉ。信じる。」
「よろしい!やっと笑ったねえ!」
「ヨッスィーのおかげだよ!ありがと!」
--------------チュッ--------------
13 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)12時35分06秒
はぁ!?、マジ!?
「ちょっ、り、梨華ちゃん、何すんの!?」
「ちょっとしたお礼だよ クスッ」
「やめてよー!中澤さんじゃないんだから・・・。」
「照れてんの?やーん、かわいー!」
「・・・・・もう寝るよ。」
「ねえ・・・・、一緒に寝ていい?」
「イヤ。」
「いいよーだ。保田さんに電話してよっすぃーが一緒に寝てくれないんですぅって泣いてやるもん!」
「わかった、わかったから早く寝よ?」
「うんっ!」

そして私達は同じベットに入ったんだけどこれがまたデカイんだなー。ホンットうらやますぃーよ。
「ひとみちゃん?」
「うん?」
(その呼び方久しぶりじゃん。なんか照れるよ。)
「今日は本当にありがと。大好きだよはあとはあと
そう言って思いっきり抱きついてきた。
そしてそーぉとーぉ寝付きのいい梨華ちゃんは一瞬にして眠りの中へ。
それに比べて寝付きのよくない私はこの苦しい体制の中寝れるわけがない・・・。
まさに・・・、地獄。
14 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)12時43分19秒
しかし寝られないので自然とさっきの出来事を思い出してしまうわけで・・・。

大好きって言われちゃったよー。しかもはあとはあと付きだし!
そういえばキスまでされたような・・・。またしたいなー。
梨華ちゃんって彼氏いんのかな?いたらショックだよ!だっていつも梨華ちゃんとキスしてるわけでしょー?
この可愛い寝顔もいっつも見てるわけだし・・・。そんなの許せないよ!
しっかし可愛いよなあ・・・。さっきなんか目ウルウルさして・・・・。
いいよね、さっきのお返しだからねー!
---------チュッ----------
15 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)12時52分32秒
やっちゃったよー!気づいてないよね?大体梨華ちゃんが悪いんだからね。こんなに可愛かったら誰でも同じ事するよね!
やっべー!何かドキドキしてきたよ。どうしよう、明日も仕事なのに絶対寝れない。
余計にドキドキしちゃうからまともに顔見れないし。一緒になんて寝なきゃよかった・・・。
明日もちゃんと接する自身ないよぉ?何こんなに意識しちゃってんだよー!ただ可愛い子とキスしただけっしょ?いつも辻加護とかともやってんじゃん!中澤さんとだって矢口さんとだってやってるし・・・。
すっごい可愛いけど意識なんてしてないっしょ?いつもと同じだよ・・・。

それなのに『大好きだよはあとはあと』が頭から離れない。
はぁー。今日は眠れそうにないやー。あんま考えないようにしよ。
16 名前:( `.∀´)ダメよ 投稿日:( `.∀´)ダメよ
( `.∀´)ダメよ
17 名前:( `.∀´)ダメよ 投稿日:( `.∀´)ダメよ
( `.∀´)ダメよ
18 名前:aki 投稿日:2001年11月20日(火)21時58分07秒
すいません、上の二つ間違えて更新してしまったところを
管理人さんに削除してもらいました。
本当に申し訳ないです。
ご迷惑お掛けしてしまってすいませんでしたm(__)m
19 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月20日(火)22時01分15秒
>>akiさん
全然かまいませんよ!それどころかakiさんの作品は大好きで全て読ませて頂いております。更新がんばって下さい!
20 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)22時51分06秒
今の時刻は、AM6:30。
あれから梨華ちゃんの顔をできるだけ見ないようにしたけど、結局一睡もできなかったよー。
仕事大丈夫かなあ。梨華ちゃんは7:00ぐらいに起きるんだろうなー。
しょうがない。起きるとしますかー。
どっこいしょっと、ってババくせーなー。

「ん、うーんー・・・」

やべっ起こしちゃった?

「あーよっすぃーおはよー。」

マジ可愛い・・・。声掠れてるし・・・。
またドキドキしてきちゃったよ。昨日あれだけドキドキしたというのに。
やっぱ私おかしいわ。

「・・・・・よっすぃー?」
「ん?あー、おはようおはよう」
「早いんだねー、ちゃんと寝れた?もしかして寝にくかったとか?」
(心配させちゃダメだよなー)
「そんな事ないよ、もう爆睡状態!」
「あはは、朝から元気だねえー(w」
「・・・・・・・。」
「どうしたの?」
「何でもないよ!よっすぃーはいつでも元気です!それより何か食べない?何なら私が作ろっか?」
「いいよぉ、私が作るから。よっすぃーはお客さんなんだし。ね?」
「う、うん。」
(絶対変に思われてるよ・・・。)
21 名前:梨華ちゃん家にて 投稿日:2001年11月20日(火)23時01分33秒
「梨・華・のはあとはあと『よっすぃーの為に愛を込めて作っちゃった朝ご飯』だっぴょーん!かっか!」
(かっ、可愛すぎる)
「よっすぃー、ちゃんとつっこんでよぉー!よだれなんか垂らしてる場合じゃないでしょ!プンプン!」
(もうダメだあー)
「・・・よっすぃー?なんか今日変だよ?大丈夫?」
(!!!)
「なーに言ってんだよ!変なのは梨華ちゃんじゃんかあ。わけのわからないネーミングして・・・、
ちゃんとおいしくできてるんでしょうねー!」
「大丈夫だよ!こう見えても結構料理得意なんだから!」
「じゃーいただきます。」

パクッ

(ウマッ!激ウマだあー!!!)

「おいし?」
「うん。」
(なんかそっけなくなっちゃったよー・・・。)

そしてそれから大した会話もなく私達は一緒に仕事場に行ったのだった。
梨華ちゃん、ごめんよ・・・。
22 名前:今日の仕事場にて 投稿日:2001年11月20日(火)23時30分46秒
「「おはようございまーす!」」
「おっ、よっすぃー朝帰り?」
「お前らデキてたのかよ!」
「アンタ達寝てないんじゃないでしょうねえ!」
(保田さん、イタイとこつかないで下さいよ・・・。)
「よっさんクマできとるやんか!昨日の晩エエ事でもしてたんかあ?」
(中澤さん・・・。それは禁句ですよ・・・。)
「やっぱり寝てなかったんだ・・・。ごめんね?一緒に寝ようなんて言って・・・。」
(りっ梨華ちゃん!!そんな事言ったら・・・)
23 名前:今日の仕事場にて 投稿日:2001年11月20日(火)23時33分05秒
「やっぱりヤラシイ事してたんかー!」
(ほらきたよ・・・。)
「ズルイべさー。なっちも仲間に入れてくれればよかったのにー!」
「おっ、そんなん祐ちゃんがいつでも相手したんでー!」
「辻も一緒に遊びたいれす。」
(((((((((!?)))))))))
「ののっ!何言ってんの!」
「あいぼんも一緒に遊ぼうね?」
「辻?今度かおりと一緒に鬼ごっこでもしようね?」
「はい!」
(飯田さん恐るべしや・・・。)
「もちろん加護もね?」
「はっ、はい。」
24 名前:今日の仕事場にて 投稿日:2001年11月20日(火)23時43分50秒
そんなこんなで今はごっちんと雑誌を見ながら喋っている。
といっても私は密かに保田さんと喋っている梨華ちゃんを見てたり見てなかったり・・・。
「ねー、この服可愛くない?やっぱヒスはいいよねー。」
「・・・・・・。」
「・・・・よっすぃー?」
「ん?あ、ああ、私もヒスブル好きだよ?」
「・・・・全然聞いてないじゃん・・・。」
「そんな事ないよ?」
「さっきからそこ見てんのさ・・・。かおりじゃないんだから、もうっ!」
「ん?飯田さんも好きだよ?」
「・・・もういいよ・・・。」
25 名前:今日の仕事場にて 投稿日:2001年11月20日(火)23時51分04秒
あれっ?ごっちんは?いつの間にかいなくなってるし・・・。
ボーっとしてたからしょうがないか。

「よっすぃー?」
(梨華ちゃん!)
「大丈夫?・・・これののちゃんから。よっすぃーに飴渡しといてって。」

私は何も言わずその飴を受け取ってそのまま梨華ちゃんに背を向けてしまった。

はぁー、なーにギクシャクしてんだろ・・・。
どうしちゃったんだよ私。もうすぐ本番だっていうのに・・・、気合い入れなくちゃ。

「もうすぐ本番まのでよろしくお願いしまーす。」
「「「「「「「「「「はーい!」」」」」」」」」」
26 名前:お仕事その後 投稿日:2001年11月20日(火)23時56分08秒
そしてなんとか収録は無事終わり、私はめずらしく一人で帰った。
いつものようにメンバーに一緒に帰ろって言われたけど、なんか今日はそんな気分じゃなかった。

なんか今日は特別疲れたよ・・・。

昨日寝てないからかなあ。あーあ、風呂入んのめんどくせー。
もういいや、寝よ寝よ。

そして深い眠りについた。
27 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月20日(火)23時58分38秒
今日の更新は以上です。
なかなかストーリーが展開しなくてすみません・・・。
一応いしよしになる予定ですが・・・。
おやすみなさい。
28 名前:某スレの22 投稿日:2001年11月21日(水)13時03分07秒
おっ、新作だ。
いい雰囲気っすね、いしよしだいすっきぃー。

まぁ、あせらずにマターリで行きましょう。
29 名前:夢の中 投稿日:2001年11月21日(水)21時48分40秒
「よっすぃー、一緒に寝よ?はあとはあと
「なんだよ梨華ちゃーん。うちに惚れたのかい?」
「・・・・・あのね・・・、私、ずっとひとみちゃんの事がすきだったの!」
「梨華ちゃん・・・。愛してるよ。」

二人はキスをした。深くて甘いとろけるようなキスを・・・。

「梨華ちゃん、いい?」

石川は返事をする代わりに小さく頷いた。
そして、それを合図に吉澤は服を脱がせ石川の豊満な胸を優しく優しく揉みしだいてゆく。

「あっ・・・ひとみちゃん、ダメだよぉ・・・。」
「梨華ちゃんの可愛い声聞かして・・・?」
「あっ・・・あん・・うっ、きもちいいよお・・・。」

吉澤は首もとに顔を埋めながら石川の秘部に指を這わしていく。
もちろんたくさんのキスマークそつけながら・・・。
そしてしだいに顔を形の良い胸に近づけていく。

「梨華ちゃん、綺麗・・・、大好きだよ。」
30 名前:目覚め 投稿日:2001年11月21日(水)22時01分42秒
AM6:30
ピピピピッピピピピッピピピピッ・・・・・・

(!!!)

夢!?
なんだよ今の夢!変な夢見ちゃったな・・・。
梨華ちゃんごめん!いつもこんな事考えてるわけじゃないからね!
たまたま見ただけだよ。何てったってただの夢だからね!ただの夢!!!

って私は誰に言い訳してんだ・・・。
こんな夢見た事、私しか知らないじゃん。
最近一人でいる事が多いからこんな夢見るんだよ。きっとそうだ。
今日の帰り、久しぶりにごっちんでも誘ってみよっかなー。

さっさと仕事行こーっと!
31 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月21日(水)22時17分07秒
今日は更新少ないです。軽めのエロ書いてみました。ヘタですんません!
>>28 某スレの22さん
レスありがとうございます!何しろレスを頂くのは初めてですから。更新が遅くなるとは思いますが、是非また読んでって下さい!
明日のモーたいはいしよしですねえ!私もいしよし好きなので楽しみです!
32 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)13時39分55秒
今日も無事仕事が終わった。
ただ一ついつもと違う事。それは、梨華ちゃんと一言も言葉を交わしてないという事。
久しぶりにごっちんでも誘ってみる事にした。
「ごっちーん、帰りどっか寄ってかなーい?」
「いいねー。梨華ちゃん達も誘う?」
「ごめん。今日はごっちんと2人で話したいんだ。」
「何?ごとーコクられんの?」
「まあー・・・、そんな感じ。(w」
33 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)13時47分17秒
ちょうどお腹も空いていたので、私達は某ファミレスに入った。

「ねえー、なんか最近よしこおかしくない?」
「なんだよ、急に。」
「絶対変だよ!」
「!失礼な!!!私はごっちんと違ってまともですぅー。」
「・・・ねえ、今日よしこん家泊まっちゃダメ?」

可愛いー。
反則だぁ。アンタその上目使いで何人落としてきたんだよ・・・。

「ねえ、聞いてんの?」
「うっ・・・うん?聞いてるよ!全然OK!!」
「ホントに?じゃあ行こっか。」

まっだ食ってないっちゅーに・・・。
34 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)13時56分55秒
そんなこんなで私の家に・・・。

「おじゃましまーっす!」

言う前に上がってんじゃん。しかも冷蔵庫開けてるし!何回も来たことあるからって・・・。

「ちょっとは遠慮ぐらいしろよな!!!」
「あはっ、いいじゃん。ごとーとよしこの仲でしょ?」
「どんな仲だよ・・・。」
「んー?もーぅ、何照れてんの?」

そう言って腕を絡めてきた。あのー、胸があたってるんですけど・・・。

「あはっ、よっすぃー顔真っ赤!可愛い!」
「ふざけないでよ!」
「冗談だよ!・・・あのさー、一つ聞いていいかなあ?」
「何?」
どうしたんだろ?いきなりマジな顔になって。

「梨華ちゃんと何かあった?」
35 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時09分02秒
私は答える事ができなかった。
はっきり言って何もない。ただ何故か私は上手く梨華ちゃんと会話ができなかった。

「やっぱり何かあったんだ・・・。」
「・・・梨華ちゃんは何も悪くないよ。」
「梨華ちゃん、悩んでたよ?よっすぃーに嫌われちゃったかもしんないって。」
「嫌いになんてなるわけないじゃん!」
「・・・じゃあどうして・・・、避けてんの?」
「さっ避けてなんか・・・」
「嘘!・・・こないだ梨華ちゃん家に泊まった時から何かおかしいよ。」
「・・・私にも、よくわかんないんだ。あの日から自然に喋れなくなった。」
「何があったの?」
「何もないよ・・・。何もないけど・・・。あ゛ー、どうしてなんだよ!全然わかんねっ!」
「じゃあ何してたのか言ってみて?何かわかるかもしんないから。大丈夫だよ、ね?はあとはあと

----------チュッ----------
36 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時21分25秒
あっ・・・
こないだと一緒だ。確か梨華ちゃんにもキスされたよな・・・。

「?何固まってんの?」
「あっいや違うんだよ。梨華ちゃんにも同じ事されたから。」
「へー、それでニヤニヤしてたんだ。」
「へっ?マジ?」
「うん。そーぉとーぉだらしない顔してたよ。やっぱなんかあったんでしょー!」

私はごっちんに全てを話した。

梨華ちゃんに相談された事、(もちろん内容は言ってないよぅw)
キスされた事、
大好き(はあとはあと)と言われた事、
一緒に寝た事、
梨華ちゃんの寝てる間にキスした事、
そして、一晩中眠れなかったこと。
37 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時30分46秒
「という事なんだ。」
「はぁ・・・。
 よっすぃーバカじゃん・・・。」
「ああそうですよ。バカで悪かったね!」
「・・・・・・梨華ちゃんの事どう思ってんの?」
「そりゃー好きだよ。」
「じゃー何で避けてんの?」
「わかんないから悩んでるんじゃんかー!」
「ごめんごめん。じゃー私の事どう思ってる?」
「へっ?すっ、好きだけど?」
「よっすぃーは梨華ちゃんの事もごとーの事も好きなんだよねえ?」
「うん。」
「なのに梨華ちゃんだけを避けるってのは好きの種類が違うんだよ。」
「どういう事?」
「だから、ごとーを好きってのはどういう意味の好き?」
「ごっちんの事は一番の親友だと思ってる。」
「じゃあ梨華ちゃんの事は?」
「梨華ちゃんは・・・・・・」
あれっ?わかんない。
どうしてわかんないんだろう?
38 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時37分54秒
「メンバーとしての好き?」
「うーん・・・・、それもある。」
「大好きなお姉さんみたいに思ってる?」
「それもあるけど、何か違う・・・・・。」

「よっすぃーの初恋っていつ?」
「はぁ?・・・・そんなの覚えてないよ。」
「今好きな人いる?」
「いないよ・・・・・。
 ってか今そんな話関係ないじゃん!」
「あるの!いいから答えて!!!」
「・・・・わかった。」
「一番最近恋したのっていつ?」
「娘。のオーディション受けるちょっと前かな?」
「男の人?」
「!!! あったりまえでしょ!?何言ってんの!」
「その人と一緒にいた時、ドキドキした?」
「そりゃあ、まあねぇ。」
39 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時45分29秒
「じゃあそのドキドキを思い出してみて?」
「・・・・・うん。」
「その時のドキドキと、梨華ちゃん家に泊まった時のドキドキってどう違う?」

あれ?同じだ・・・・。
私ももう16歳だし、恋の一つや二つした事もある。
恋してる時ってその人といると決まってドキドキする。
そのドキドキはいつも同じ。

そして、梨華ちゃんへのドキドキも・・・・・・・

「・・・・同じなの?」
「・・・・・・・うん。
 でも、そんなはずない・・・・・。
「恋、なんじゃない?」
「違うよ!だって女の子だよ?そんなわけないじゃん!」
40 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)14時58分25秒
「性別なんて、関係ないよ・・・・。
 きっとよっすぃーは・・・・」
「私は、レズなんかじゃない!」

そうだよ、女の子なんて好きになるわけない!
ごっちんの言ってる事は間違ってる。

「それは偏見だよ。
 女の子が女の子を好きになって何が悪いの?」
「そんなのおかしいよ!」

いつのまにか、私は泣いていた。
ごっちんが涙を拭ってくれて、初めて気づいた。

「ねぇ、知ってる?
 100%同性愛者の人とか、100%異性愛者の人なんていないんだって。
 だからおかしな事なんて全然ないんだよ?」

ごっちんは泣いてる私を抱き締めながらそう言ってくれた。
そして、ごっちんも・・・少し泣いていた。

「帰って!帰ってよ!そんな馬鹿な事あるわけないじゃん!」
「よっすぃー・・・・。」
「お願い。今日は一人にさせて?」
「わかった。じゃあね。」

「待って!!!
 ありがと、ごっちん・・・・・。」

「明日も仕事頑張ろうね。」

そう言ってごっちんは帰っていった。
本当にごめんね。
そして、ありがとう。
41 名前:ごっちんとの・・・ 投稿日:2001年11月23日(金)15時10分40秒
ごっちんが帰った後私は色々考えた。

昔の彼氏の事、
梨華ちゃんの事、
ごっちんの事・・・・。

そういえばごっちんにもキスされたんだよなー。
でもドキドキはしなかったし・・・・。
じゃあ梨華ちゃんのキスはどうしてドキドキしたんだろう?
可愛いから?
・・・・違う。
ごっちんも十分すぎる程可愛い。
ツアーの時、矢口さんと一緒に寝た事もあるけど、やっぱドキドキはしなかった。

恋・・・・なのかなあ?
42 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月23日(金)15時14分41秒
>>32-41
更新しました!
それにしても・・・読みにくくてすいません。
しかも話が進んでないし。
読んでくれてる人(いるのか?w)、本当に申し訳ないです!
43 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年11月23日(金)15時27分04秒
読んでますよー。がんがれ!
44 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月23日(金)15時28分09秒
おもしろいよ!更新楽しみにしています。
45 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月23日(金)22時25分05秒
レスがついてるっ!超超超うれすぃーっす!
これからも頑張るっすよー

>>43
わお!チャーミーブルーさんだ!
いつも作品読ませて頂いておりますよ。
レスを頂けるなんて・・・・。ありがとうございます!

>>44
ありがとうございます!
こんな駄作をおもしろいと言って貰えて光栄です!

46 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月23日(金)22時55分20秒
翌日、いつも通り楽屋に行くとめずらしくごっちんが来ていた。(ごっちんごめんね。)
私としては二人きりで話したかったので好都合だった。
「おはよお。」
「おはよー。」
「早いじゃん、めずらっすぃーね。」
「それじゃあいつも遅いみたいじゃん!ごとーはいつも早いですぞー!」
「なぁーに言ってんの!娘。1番の遅刻魔が。」
「むぅー・・・・。」

「ごっちん、あのさ・・・・昨日は、ありがと。」
「ああー。なんかごめんね?勝手な事言っちゃって。」
「いや、ごっちんのおかげで落ち着いたよ。
 でもなんつーかさー、まだわっかんなんだよね。」
「そーゆーもんだよ、恋ってやつはさ。」
「なんだよそれ!」

そう言ってしばらく笑いあってたらまた気持が楽になった。
さすがごっちんだね。

「でも、梨華ちゃんは何も悪くないんだから悩ましちゃだめだよ?」
「・・・・うん。ありがと。」
47 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月23日(金)22時56分17秒
「おっはよーさん!」
「おはよー。」 「おはよーございます。」
「じゃーお約束のおはようのチューを・・・・」
「やめてよ祐ちゃん!
 あっ、最近よしこがキスするの好きみたいだよっ!」
「そうなんかー。吉澤もええ女になったなー!祐ちゃんを尊敬するなんて・・・・。
 喜びのチューやっ。喜んで受け取りや!」

そして私は無理やり中澤さんにキスされた・・・・。はぁ・・・・。

「ごっちーん!なんで私がキスされなきゃいけないのよ。」
「あはっ、いいじゃん。で、どうだった?祐ちゃんのキスは。」
「どーもこーもないよ、まったく。」
「ドキドキしたの?」
「するわけないでしょ!嫌々なんだからあ。」
「おいよっさん!何か言うたか!?」
「いえ、有り難く頂戴致しました・・・。」
「ええよええよ。いっくらでもしたるからな!」

いやいや中澤さん、それはありがた迷惑ってやつっすよ・・・・。
48 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月23日(金)23時33分01秒
それから時はすぎ今はもう年末。
梨華ちゃんともなんとか話したけどやっぱりどこかぎこちなくて・・・。
梨華ちゃんも気づいてるらしく一緒にいる事は少なくなっていった。
ごっちんはそっとしててくれたけど、メンバーも薄々感づいてくるわけで・・・・。

それは、楽屋の隅でたまたま矢口さんと二人で話している時だった。

「よっすぃー最近元気ないねえ。なんかあった?」
「いやぁ、何もないっすよ?」
「ホントに?それならいいんだけど矢口はよっすぃーの教育係だからさ・・・
 頼りにならないかもしれないけど、愚痴とか聞くぐらいならできるから。
 あんまり一人でため込むのは体に悪いよ?」

優しいなー、矢口さんは。ちょっとっだけなら甘えてみてもいいかな?

「あのー、私、そんなに悩んでるように見えますか?」
「うーん・・・、悩んでるっていうか最近元気ない感じがする。
 仕事中は問題ないんだけどね、楽屋では前と違うっていうか。」
「そうですか・・・。いつ頃からかわかります?」
「そうだなあー、石川ん家泊まりに行ったって言ってたじゃん?
 あん時ぎらいからかなあ・・・?」
「はぁー。」

私はでっかいため息をついた。

「おいおい、大丈夫かよ!吉澤がため息つくなんてめずらしいよ?
 石川も最近変だし・・・・。」
「そうなんですか?」

やっぱ私のせいだよな・・・・。

「ウソ!知らないの?あんなに仲いいのに。相談しあったりする仲なんじゃないのかよ?
 ・・・・石川と、何かあった?」
「梨華ちゃんは関係ありません!!!」
(((((((((!!!!!)))))))))
49 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月23日(金)23時33分53秒
やっべー、石川って言葉に反応して思わず叫んじゃったよ!
どーしよー・・・・・。

「・・・よっすぃー、ごめん。
 やっぱり私のせいで元気なかったんだね・・・。
 私、何か悪い事したなら謝るから。
 だから、お願い・・・・、許して、くれないかなぁ?」

「違うよ!梨華ちゃんには関係ないって言ってるじゃん!」
「でも・・・」
「しつこいなあ、関係ないんだからほっといてよ!」

「・・・ちょっ、吉澤!? おい待てよ!」

私を止める矢口さんの声が聞こえたけどそれにかまわず楽屋から飛び出して行った。
当然逃げれる場所なんてトイレぐらいしかない。
私は楽屋から一番遠いトイレに駆け込んだ。
 
50 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月23日(金)23時52分51秒
どうしよう。
梨華ちゃんの事、傷つけちゃったよ。
嫌われちゃったよね・・・。

私の意志とは関係なく、止めどなく涙があふれてくる。

でもきっとこれでいいんだよ・・・。
もし、梨華ちゃんへの思いが恋だったとしたら、嫌われた方がいいんだ。
恋だなんて認めたくないけど、ごっちんが言った通りこれは恋なんだろうね。
ごめんねごっちん。私、ずっと気づかないフリしてただけだったんだ・・・。
だってさ、もし恋じゃないとしたらだよ?この切なさは何なのさ?
めったに泣かない私が、こんなに切なくて、苦しくて、バカみたいに泣いてる・・・・。
こんなに辛いなら気づかなかった方が幸せだったのかもしれない。

どうしよっかなあ・・・・?
一番手っ取り早いのは好きっていう気持ちを消す事。
はぁー、無理だなー。
そんな事できてたらもっと前にやってるよ・・・。

告白してみる・・・?
ダメ!そんな事したら梨華ちゃんに迷惑かけちゃうよ・・・。
ってもうかけてるか・・・。ははっ・・・。
それにコクったところで気持悪がられるだけなんだろうなー。
はぁー。情けない・・・・。

やっぱり嫌われるのが一番いいんだろうな。
そしたら誰にも迷惑かけなくてすむ。
私から嫌われるのか・・・・。
つれーな・・・。でもしょうがない。
叶わない恋をした罰だ。
今のちょっとかっけくない?

寂しー。
ははっ、余計涙が出てきちまったよ・・・。
51 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月23日(金)23時56分53秒
>>46-50
更新しちゃいました。
やっと話が進んできたようなこなかったような・・・(w
ちょっと吉澤さんの気持ちの変化がわかりずらくなっちゃいましたが、目瞑ってください・・・。
ホントごめんなさい・・・。
52 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)03時42分13秒
作者さん、自信を持って頑張れ!!
楽しみにしてるから。
53 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月24日(土)12時05分02秒
うぅ〜めっちゃせつないっすねぇ
続き期待してます!!
54 名前:理科。 投稿日:2001年11月25日(日)06時27分20秒

一気に読み上げました。よっすぃ〜、素直になって!
梨華ちゃんが切ないですね…。
55 名前:トイレでの・・・ 投稿日:2001年11月25日(日)13時44分40秒
だんだん涙も乾いて来た頃。
はぁー。どうすっかなー。楽屋にも帰れないし・・・・

「よっすぃー!」
「ああ、ごっちんだぁー・・・。」
「ちょ、泣いてるじゃん!大丈夫?」
「ごっちん・・・。私もうダメかもしんない・・・。」
「何言ってんの!?」
「ははっ、気づいちゃったよ・・・。
 ごめんね、ごっちんの言う通りだった。」
「梨華ちゃんの事、好きになっちゃったの?」
「そうみたい・・・。だからね、私・・・梨華ちゃんに嫌われる事にした・・・。」
「何でよ!?ダメだよそんなの!」
「だってね・・・ンッ、ヒック、期待しちゃうじゃんっ。
 梨華ちゃんは何とも思ってないのに、ヒック、また冗談で好きとか言われたり、ンッグ、キスされたり、そんなの辛すぎるよぉ・・・。」

なんだかまた泣けてきた・・・。かっこ悪いなぁ。ははっ。さっきから自嘲してばっかだよ・・・。
56 名前:恋なの? 投稿日:2001年11月25日(日)13時59分34秒
「でも、嫌われる方が辛くない?梨華ちゃんも辛いと思うけどな。」
「大丈夫・・・。梨華ちゃんから嫌ってくれるように、私・・・頑張るから・・・。
 そしたら、誰も傷つけずに、誰にも迷惑かけなくてすむ・・・。」
「本当に誰も傷つかないなんて思ってんの?」
「・・・・・うん。だって、梨華ちゃん傷つかないし・・・、
 メンバーにも迷惑かけなくてすむ。・・・もうごっちんには迷惑かけちゃったか・・・。」
「・・・違うよ・・・。それじゃあよっすぃーが傷ついてんじゃんか・・・。」
「それはしょうがないよぉ、梨華ちゃんを好きになったバツだからさ・・・。」

その時私は柔らかいものに包まれた。
ごっちんに抱き締められたんだ。

「よっすぃーは、・・・よっすぃーは何にもわかってない!
 ンッグ、だってね、よっすぃーが傷ついたらごとーも傷つくんだよ!?ヒックッ
 よっすぃーが元気ないとごとーが悲しくなるんだよ!全然わかってないよぉ!」
「・・・・ごめん。」
「よっすぃーはごとーにとってホンットに大事な・・・親友なんだからぁ!」
「ありがと。・・・・・・でも私は・・・どうしていいかわからない・・・。」
「そんなのごとーにだってわかんないよ!
 恋愛なんて誰にもわかんないよぉ!
 ・・・あのね、ごとーもね、女の子好きになった事あるんだ・・・。」
57 名前:トイレでの・・・ 投稿日:2001年11月25日(日)14時14分40秒
ごっちんの突然の告白に私は自分の事以上に驚いた。

「マ、マジっすか?」
「あはっ、マジっすよぉー。
 実はね、今もまだ好きだったりする・・・。」
「嘘!?そんなの初耳だよ!」
「あったりまえじゃん!初めて言ったんだから。
 ・・・・・・・・・・・・
 すっごい格好いい人なんだ。あっ、よっすぃー流に言うとかっけー人ね。
 男の人よりかっけーんだよ?それにすっごい優しくてね。
 包容力があって・・・お姉ちゃんみたいな人。
 でもね、はっきり言われちゃったんだ・・・。
 ごとぉーはホントに妹みたいなんだよって。嬉しかったんだけどね・・・。
 でもやっぱ複雑なわけよ。だからコクる前に失恋した気になっちゃってさ、
 結局・・・、好きって言えなかったんだよね。」


そうだったんだ・・・。全然知らなかった。
でも、同じ経験した事あるから、私の気持ちこんなにもわかってくれるんだ。
本当に似た者同士なんだね。ここまで似てくると精神的双子ってか?(w
そんな事考えてる場合じゃないや!せっかくごっちんが話してくれてるんだから。
私はどこまで不謹慎なんだ・・・。
58 名前:トイレでの・・・ 投稿日:2001年11月25日(日)14時34分07秒
「でもね、後悔してるんだ・・・。
 何であの時言わなかったんだろうって、
 今でもその事を考えると涙が出てくる。
 だってね、その人はもうごとーの遠くに行っちゃってさあ。
 今じゃ連絡もとってないんだよ?
 ごとーもよっすぃーみたいに期待しちゃって辛くなった時もあった。
 でも、会えなくなるよりは全然マシだよ。
 あの頃にもどりたい・・・。
 もしあの時コクってたら、まだあの人は近くにいてくれてたかもしんないじゃん。
 それを考えるとねえ、ホントに辛いんだよ。
 これが後悔っていうんだよね・・・。
 今まで後悔なんてした事なかったから今でも引きずってるんだ。」

私は相づちしか打てなかった。何て言ったらいいのかわからなかったし、少しでも声を出せば涙がまた溢れてきそうだったから。

「だからね・・・、よっすぃーにはこんな思いして欲しくないんだ・・・。
 大切な親友には幸せになって欲しい。
 ごとーが願ってるのはそれだけだよ。
 何かクサイ話しちゃった。あはっ!もうそろそろ楽屋戻るね。」

ごっちんも辛いんだ・・・。それを笑って話せるなんてやっぱごっちんはすごいやぁ。
あれ?また戻ってきたよ?

「みんな心配してるよから早く戻ってきなよ!」
「あ、待って!一緒に戻ってくんないかなあ?」
「じゃ早く行こ!」
59 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月25日(日)14時37分12秒
>>55-58
更新しました
60 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月25日(日)14時47分33秒
>>52
楽しみにしてくれてるんですか!めっちゃ嬉しいっす!
みなさんのレスが自身になっております。ありがとうございます。

>>53
期待して貰えて感謝感激雨(略)です!
よしこの切なさつたわってますか?よかったー。
ありがとうございます!

>>54 理科さん
ありがとうございます!
春よ!恋・・・(来い)読ませて頂いております!
ここの梨華ちゃんはもうしばらく辛くなると思います。
そしてよしこは・・・・(w

読んでくれてらっしゃるみなさんに感謝です!
61 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月25日(日)16時47分15秒
ごっちんナイスアドバイス!(w
よっすぃ〜がんばって!!
62 名前:ついのろみ 投稿日:2001年11月25日(日)19時04分44秒
( ´D`)y-~~<い、いしよしマンセー!いいはなしなのれふ・・・
         つるきよみてええええええ!!なのれふ!!
63 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年11月25日(日)21時47分15秒
帰って来たら、たくさん更新されてる♪
頑張って下さい。私は早くも・・・。えっちシーン苦手…。
ヨシコ切ないっす。ごっちん良いまぶだちっすね。
64 名前:楽屋では・・・。 投稿日:2001年11月26日(月)23時48分22秒
<石川視点になります。>

吉澤が出ていった楽屋では・・・・

「・・・関係ないんだからほっといてよ!」

「・・・ちょっ、吉澤!? おい待てよ!」

案の上、石川は泣き出してしまうわけで・・・。

「ヒック・・うぇーん・・・・・!」
「ちょっ、梨華ちゃん大丈夫だって!
 吉澤もきっと色々あるんだよ!」

矢口の慰めで泣きやむ筈もなく・・・・・

「・・・・アンタ吉澤と何かあったの?」
「ンッグ・・・わかりません・・・・。多分、無いと思うんですけどぉ・・・。」
「でもよっすぃーが人にあたるなんて珍しいよねー。」
「そんなろみたころないよぉー!」
「・・・違うんですぅ。きっと私嫌われちゃったんですよぉ。
 いつもぉ、迷惑ばっかりかけててぇ、知らない間にヒドイ事言ってぇ、嫌われちゃったんですよぉー。」

楽屋になが〜い沈黙が流れた。聞こえるのは石川の嗚咽だけ。
その空気を破ったのは・・・・

「違うよぉ!梨華ちゃんは嫌われてなんかないっ!
 ごとーが保証するっ!だからもう少しだけ待ってあげて!?
 よっすぃーの事嫌わないで・・・。」

言い終わるか言い終わらないかの内に、後藤も楽屋から飛び出して行った。
65 名前:楽屋では・・・。 投稿日:2001年11月27日(火)00時05分01秒
しかし、後藤の言った意味がメンバーにわかる筈もなく・・・

((((((???))))))

しかし気づいている者も少数。

(吉澤・・・、アンタも辛いんやなあ。)
(そっ、そういう事やったんや!)
(あsぢじゃw:えおぱl」あおp
 後藤のテレパシーは伝わりやすいんだよね・・・
 dgけr:g:あろg:あろぱあえ)

はぁー、ひとみちゃんに嫌われちゃったよぉー。どうしよう・・・。
矢口さんやごっちんは嫌われてないって言ってくれてたけど・・・。
ごっちん何か知ってるのかなぁ。

ひとみちゃんとは同期で、歳も近くて、ずっと一番仲の良いメンバーだと思ってた。
でも、やっぱり違うんだろうね・・・。きっと仲良いなんて思ってたのは私だけだったんだよ。
だって、ひとみちゃんにはごっちんという素晴らしい親友がいるしね。
私なんてごっちんと比べたら・・・。やっぱり私なんていらないんだ・・・。

はぁー。またネガティブになってるよぉー。
ポジティブになるって決めたのに・・・。
ホントに私ってダメな人間なんだなー。
66 名前:楽屋では・・・。 投稿日:2001年11月27日(火)00時19分56秒
「梨華ちゃん、またネガティブになってるんでしょぉー!?」
「だって・・・。ウンッグ、ヒック・・・。」
「ねえ、元気出してよぉ!今日梨華ちゃん家泊まってもいい?」
「?別に・・・いいけど・・・。」

「こら加護ぉー!イキナリ何言い出すんだよ!空気読め、空気!!」
「まあええやんか矢口。もう加護も子供扱いしたったらアカン!
 頼んだで、加護!」
「ラジャー!!!」
「何ぃ?イヤじゃーやとぉ!?」
「ちゃいますよ!ラジャーですよ!」
「何やのそれっ!?石川、知ってるか?」
「・・・知ってますよぉ。了解って事ですぅ。」
「何や。そやったんか!祐ちゃん知らんかったわー!」
「今の若い子はみんな使ってますよぉ。」
「石川っ!何でアンタはいつも一言多いねん!」
「・・・だってそうじゃないですかぁ・・・。」
「だってもくそもあらへん!!
 まあしゃーないから一回のチューで許しといたるわ!」
「やめて下さいぃー・・・・!」

その後約10分間二人の鬼ごっこは続き、
いつもの楽屋の雰囲気に戻ったのだった。
67 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月27日(火)00時21分53秒
>>64-66
更新しました。
石川視点と書きましたが全然石川視点になってない!
ごめんなさい・・・。
68 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月27日(火)00時31分41秒
>>61
ここのごっちんはひたすらイイ奴にしたいんで。そう言って下さって嬉しいです!
吉澤はまだ無理っぽいっすねぇ・・・。
読んでる方はイライラしないですかねえ?(w

>>62 ついのろみさん
いい話と言ってもらえて感動っす!
続き読みたいと言ってもらえって感動っす!
闇、パスタに感動っす!
ついさんはタンポポじゃないっすね・・・。あははっ!

>>63 Charmy Blueさん
お帰りなさいませ。お疲れ様です。
何とか更新しております。(w
後半エッチシーンを入れたいと思っているのですが書けそうにない・・・。いろんな作品を読んで勉強します!
チャーミーさんも頑張って下さい!
69 名前:理科。 投稿日:2001年11月27日(火)05時14分04秒

毎回楽しみにしてます♪よっすぃ〜歯がゆいなぁ…。
ってか、裕ちゃんに爆笑です…。
70 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)16時16分56秒
ごっちんに励まされてる内に梨華ちゃんに謝ろうと決心した私。
でもやっぱり楽屋には入りにくいわけで・・・。

「ごめんごっちん。先行っといて!」
「何で?・・・どうかした?」
「いや、あのね、ちょっとジュース買って来るだけだから。
 だから先戻っといてね?じゃっバイバーイ!」
(しょうがない。先戻ってやるか。)

コンコン。
「はいー。」
ガチャ。
「ただいまー、ってわぁ!祐ちゃん危ないよぉー!」
「祐ちゃんはほっといていいんだけどさあ。
 ・・・よっすぃーは?」

その時中澤を追いかけていた石川の体がビクッと止まり、15分間耐及鬼ごっこ(ネーミング保田)の幕が下ろされたのだった。(w

「ああ、よっすぃーは大丈夫だよ。何か悩んでるみたいだけどね。
 梨華ちゃんは・・・大丈夫そうだね。」
「大丈夫じゃないよぉ。よっすぃーに嫌われちゃったんだよぉ?」
「何言うとんねん!あんなけ人のこと追っかけ回したくせに。ふんっ!」
「だってぇ、あれはぁ、中澤さんがぁ・・・」
「ああーもうわかったからっ!
 大丈夫だよ。嫌われてるとかそんなんじゃないみたいだから。あはっはあとはあと
「なんや。はあとはあとなんかつけやがって。気持ち悪いやっちゃなあ・・・・・。」
71 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)16時22分30秒
その頃楽屋の外では・・・

はぁー、入りずれぇー。
ジュースを買うと言ってはみたものの何もせずに楽屋の前を行ったり来たり・・・。
どうすっかなぁー。
しょうがない、ここは一発男らしく!

ノックをしようとしてゲンコツとドアの距離約1cmのところまできた瞬間・・・
72 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)16時36分09秒
はぁー。やっぱ無理だぁー。
情けねえなあ。

「何やってんの?」

あっ安部さん・・・。見られてたんだ・・・。
しかも、いつの間に後ろに行ってたんですか?

「さっきから楽屋の前行ったり来たり、これじゃあ不審者だべ?
 しかもなっちがドアから出てきたの気づいてなかったっしょー?」
「すんません・・・。って見てたんですか!?」
「そうだよー?気づいてなかってのー?ヒドイなあもう。」

ヒトイのは安部さんじゃないっすかー!
めっちゃハズイよー。

私はそーぉとぉーヤバイ顔をしてたらしい。

「どした?あー、入りにくいんだべかぁ?
 しょうがない。なっちが一緒に入ってやるとするか。」

ガチャッ

!!!
ちょっ間って下さいよ!こっちにも心の準備ってもんが・・・

「ただいまー!よっすぃー戻って来たよ?」
「・・・・ただいまっす・・・。」
「「「「「「「「おかえりー!」」」」」」」」

やっべー、梨華ちゃん下向いちゃってるよ。
どうしよう・・・。安部さんを恨むしかないか・・・。
73 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)17時02分27秒
「ひとみちゃん・・・。ごめんね?」

うっ、可愛い・・・。

「何したかわかんないんだけど、私が悪いんだったら謝るから。
 だから、・・・・・許して?」

ちょっと涙目の上目使いで私をまっすぐ見ている梨華ちゃん・・・。
そんな顔で見つめられている私はもちろん何も言えるわけがなくて・・・

「吉澤、アンタも何か言わなアカン事あるんとちゃうか?
 ・・・・・それに、顔真っ赤やけどどないしたんや?」

嘘っ、こんな時に赤くなんないでよ!
ってか何か中澤さんニヤついてませんか?
まあ、何も言わない私が悪いのか・・・。

「ホントだ。大丈夫?熱でもあるの?」

中澤さんとは違い本当に心配そうに聞いてくれる梨華ちゃん。
あっ、そうだ、何かいわなきゃ!

「あっ、あのね、そうなんだよ。
 最近風邪気味でさあ、熱あるかもしれないっていうか何ていうか
 あの、さっきの事だけど何か、ごめんね?
 ちょっと当たっちゃって・・・ホンットごめんっ!」
「ホントにぃ?私、ひとみちゃんに嫌われちゃったんだと思って・・・」

ちょっ、泣いちゃったよー!
ど、どうしよう。ごっちん?
なんだよー。私は何もしないよって顔すんなよ!
中澤さん?
相変わらずニヤニヤしてるし・・・。
みんなして薄情者になっちゃって!
あー、誰も助けてくれそうにないなあ。
しょうがない、私がやるしかないのか・・・。
 

74 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)17時13分29秒
「やっ、あのー、違うんだよ!だから、泣かないで?ね?」
「ングッ私の事ぉ・・・嫌いじゃないぃ?」
「当ったり前じゃん!嫌いなわけないよ!」
「じゃあぁ、私の事ぉ、どう思ってるぅ?」
「やっ、どう思ってるって何て言ったらいいんだろう・・・。
 とりあえず嫌いじゃないんだよ?それどころか好き・・・・・って言うか、
 いや、変な意味じゃなくてさあ、ははっ、何言ってんだろうねぇ私。」
「私は、ひとみちゃん、好きだよ?」

ダメだぁー、こんな事言われたら何も言えないじゃんか・・・。
期待しちゃダメなんだよね・・・。
75 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)18時09分02秒
「まあよかったじゃん。嫌われてなかったっしょ?ね?」
「・・・うん。」

ごっちんナイスフォローだよ。今度からはもっと早くフォローしてよね?

そんなこんなで問題は無事解決し、今日も私達モーニング娘。は歌収録に望んだのだった。が・・・・

<収録中>
♪恋をしーちゃいましーたっ やっちゃった

「よっすぃー、何見てんの?」
「へっ?何も見てないよ?」
「嘘。何梨華ちゃんばっか見てんのよ!」
「マジで?」
「うん。みんな不思議に思ってるよ?」
「・・・・無意識だぁー。」
「あはっ、ホンット好きなんだねえ!」
「うん。」
「あはっ、ハッキリ言えるようになったんだ。」
「ごっちんのおかげだよ。
 はぁー、ホントに可愛いなぁー。」
「マジで惚れてんだねえ。頑張ってよ、ごとーは応援してるんだから。
 じゃあねー。収録もがんばろーね。」

「よっすぃー!タンポポん時見ててくれてたんだ!」
「はい、まあ・・・。」

すんません。タンポポを見てたんじゃなくて梨華ちゃんを見てたんです・・・。

「でも吉澤全然矢口の事見てなかったでしょー!」
「そっ、そんな事ないですよー。」
「嘘だぁー!石川の方ばっか見てたじゃん。
 まあ、あんな事があったから気になんのはわかるけどさぁー、
 ちょっとぐらい見てくれてもいいじゃんかー!」




76 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)18時32分50秒
♪おいしい牛乳飲むのだぴょーん かっか

「吉澤ぁ?何石川ばっかり見てんのよ!」
「やっ、保田さん・・・。
 ち、違いますよ!ミニモニ。を見てるんです!
 可愛い可愛い矢口さんを見てたんですよ!」
「嘘つかない!もうすぐプッチの番よ!
 石川なんか見てないで準備しなさい!気合い入れなさいよ!」
「・・・・・はい。」

これからベベ恋の初めての収録。
がんばらなきゃ!
この時ばかりは意識的に梨華ちゃんの事を忘れて歌おう。
私もプロなんだしね。

♪ウンバカウンバカウンバカウー
 ウンバカウンバカウンバカウー!
77 名前:戻ってきた吉澤ひとみ 投稿日:2001年11月27日(火)18時39分18秒
プッチの収録は無事終わり後は中澤さんと娘。の収録だけになった。

私はアフォの一つ覚えのようにまた梨華ちゃんの方ばかり見ていた。
「まぁーた梨華たんの方見てんの?
 ナカザーさんがんばってんのに。おこらえるよ?」

つ、辻まで・・・。

「ちゃーんと中澤さん見てるよ!もうみんなして・・・。」

そんなこんなで今日の収録も無事終了。
78 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月27日(火)19時17分48秒
>>70-77
更新しました。
展開しなくてホントにごめんなさい!
79 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月27日(火)19時21分49秒
>>69 理科さん
レスありがとうございます!
実は祐ちゃんもうすぐ辛い役回りになっていくんです。
よっすぃーには気合いいれさせますんで。(w
80 名前:中澤さんとの密会 投稿日:2001年11月28日(水)00時39分44秒
<加護視点です。>

今日もやっと終わったー!
あれ?なんやろ?中澤さんが呼んでる。
またウチなんかしたっけ?怒られんのかなあー。

「加護!ちょっと向こう行こ。」
「へいっ!」

何か人のおらへん所につれていかれてるんは気のせいか?
何や何や?いつもイタズラしてるから殴る蹴るの暴行されるんか?
おっかしいなー。今日は怒られるような事してへん筈やのに。

「加護ぉ!!!」
「へいっ!!」

コワッ!こりゃアカン殺られるわ・・・。

「アンタ今日石川の家泊まりに行くんやろぉ?」
「はいっ。そうですけど・・・。」

何や!?急に微笑みよったで!気持悪ぅー。
これこそ悪魔の微笑みやな。

「何でイキナリ石川の家行く事にしたんや?」

!!!
あの事か!すっかり忘れとったわ!

「あのぉー、実はぁー、中澤さんに相談があるんですけどぉー・・・。」
「・・・・・何や?」
81 名前:中澤さんとの密会 投稿日:2001年11月28日(水)00時59分16秒
「あのぉー、さっきぃー、
 よっすぃーと梨華ちゃんがぁー、喧嘩したじゃないですかぁー。
 それでぇー、加護はぁー、思っちゃった事があるんですよぉー。」
「何を思たんや?」
「あのぉー、多分ー、加護の間違いだと思うんですけどぉー、
 えっと、もしかしたらですねぇー、
 よっすぃーはぁー、梨華ちゃんの事をぉー、好きなんじゃないかって思うんです。」
「そうか。そうかそうか。加護もそう思たんか。
 それで石川の家に泊まろうと思たんか?」
「・・・そうです。」

82 名前:中澤さんとの密会 投稿日:2001年11月28日(水)00時59分55秒
ははーん。やっぱり中澤さんもわかっとったんかー!

「もし加護の言う通りやったら加護は吉澤の事応援したいと思うか?」
「当たり前じゃないですか!・・・・・何でそんな事聞くんですか?」
「加護は女同士の、それも自分のグループ同士の恋愛は許せるんか?」

ああー、そういう事か!
そういえばよっすぃーと梨華ちゃんって女同士やったなあー。
よっすぃーいっつも男前やから忘れとったわ!ははっ。

「加護はぁー、女同士とかそういうのはよくわからないんですけどぉー、
 よっすぃーと梨華ちゃんの事は応援したいです。」
「そうか・・・。わかった。
 せやけど石川に気持ち伝えんのは吉澤の仕事や。
 加護の気持ちはわかるけど、あんまりいらん事言わんようにな。」
「へいっ!」

中澤さんは満面の笑みでウチの大事な大事な頭をクシャクシャっと撫でた。
もぉー、勝手に頭さわんなよー。いつもホンマは嫌がってんねんぞぉ!
しゃーないなー。いつものごとくホンマは嫌やけど一応嬉しそうにしといたろー。

ニコッ

どや?リーダー、これで満足か?

「加護、今日はまかしたで。」

そういって中澤さんは去って行った。
カッコエエなぁー。ってウチを置いて行くなや!帰り方わからんやんけ!
83 名前:闇の住人 投稿日:2001年11月28日(水)01時02分16秒
>>80-82
更新しました。
今日2回目なのですが。
私の加護のイメージはこんな感じです・・・。(w
加護ちゃんファンの方、すみません。
84 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月28日(水)04時50分34秒
この前のうたばんで言ってた加護のお泊まり話を思い出すねぇ
85 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年11月28日(水)20時30分21秒
中澤姐さんとかぼちゃん良い感じですね。
86 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年11月30日(金)23時57分12秒
バタンッ!

「梨華ちゃんゴメン!!
 ちょーっと道に迷っちゃって・・・」
「いいよぉー。それより早く帰ろ?」

うぅ・・・、梨華ちゃんスマイルや・・・。
よっすぃーが惚れるんもわかるわ。
アカンアカン、ウチも負けへんぞぉー!明日から笑顔の特訓や。

87 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)00時11分54秒
そんなこんなでってどんなこんなやねん!
・・・・まぁええわ。一人でつっこんでてもしゃーないしな。

ゴホッ。気を取り直してと・・・、
そんなこんなで梨華ちゃんの家についた。

「おじゃましまーす!」

うわっ、汚!なんやこれー!綿棒やんけ・・・。
相変わらず汚すぎやわー・・・。よっすぃーの部屋とエライ違いや。

「どうしたの?あいぼん。」
「何もないよ・・・。」

また汚いって言うたら泣きよるからなー、しゃーない。許しといたろ。

「何か食べる?」
「うんっ!」

そんなこんなで(略)
いつものような梨華ちゃんにとってはたわいもない話をしながら
(ウチにしたら寒ぅて寒ぅてやってられへん話やけどな。)
梨華ちゃんの作った梨華ちゃんにとってはおいしい晩ご飯を食べて
(ウチにしたらトイレの臭いがするマズイもんやけど。)
梨華ちゃんにとっては湯かげんのイイ風呂に入って
(ウチには熱すぎるわっ!ふんっ!!)
寝る用意をした。
88 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)00時21分17秒
よっしゃ!こっからが本題や!

「・・・・・・・なんだけど、今度一緒に行かない?」
「別にいいけど、梨華ちゃんって今好きな人いるの?」

「・・・?
 どうしたの急に。」

急に言わへんかったらオマエの長話終わらへんやろが!
それでもいつものように可愛く言ってみる加護ちゃんですはあとはあと

「いやぁ・・・、あのぉ、こないだね、友達に相談されたの。」

どや、みなさん。惚れたやろ!?

「そうなんだ。今はいないよ。あいぼんはいるの?」

おるわけないやろ!!
ウチは日本のアイドル加護ちゃんやで!?
一人だけ特別扱いになんかせえへんわ!
オマエらと違って視野が広いねん!

「加護もいないよ。
 友達にね、好きな人ができたって相談されたんだぁ。」
89 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)00時33分22秒
「それでぇ、加護ね、一生懸命考えてんだけどぉ、わかんないんだぁ。
 だからぁ、梨華ちゃんの意見が聞きたくて・・・。」
「そっかぁー。いいよ。あいぼん偉いねぇ。」

ナデナデ

ってだからヤメっちゅー言うねん!
頭触られんの嫌いや言うたやろ!子供扱いすんなや!!!

「で、お友達はどうして悩んでるのかなぁ?」
「あのねぇ、その子ねぇ、すっごい可愛い女の子なんだけどぉ・・・あのぉそのぉ」
「ん?ゆっくりでいいよ。」

満面の笑顔で相づち打ってくれてる。
しっかし優しそうな顔やなぁ。エエお姉って感じや。
そらよっすぃーも惚れるっちゅーねん!

「そのぉ、可愛い女の子がぁ、可愛い女の子をぉ、好きになっちゃったんだって。」
「そうなんだー。・・・ってええっ!?どういう事?」

90 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)00時41分05秒
どういう事ってそういう事やがな・・・。
今説明したやろ?そんなんもわからん程アホなんか。石川さんよ?

「だからぁ、女の子が女の子を好きになっちゃったんだって。
 それでぇ、どうしよーって加護に言ってきたの。
 でぇー、もしぃ、それがぁ、梨華ちゃんのぉ、お友達だったらどうする?」
「・・・・・・うーん。
 その子が、私にとってすっごい大事なお友達だったら応援するかな。」
「じゃー例えばぁ、メンバーの誰かだったら?」

うーん。我ながらナイス質問や!

「そうだなー・・・・・。応援すると思うよ。」
「ホントに?」
「うん。」
91 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)00時53分33秒
「じゃーあぁ、そのメンバーの好きな人がメンバーだったら?」
「・・・それって、もしコクってOKだったらグループ内で付き合うって事だよねぇ?
 それは賛成できないかな・・・。」
「・・・・・何で?」
「だって他のメンバーやマネージャーさんとかに迷惑かかっちゃうじゃない?
 個々の恋愛は自由だけど、やっぱり周りの事も考えないいとダメだと思うの。」
「そっかぁ・・・・・。
 じゃあ、もしもだよ、
 メンバーの誰かが、例えば梨華ちゃんと一番仲の良いよっすぃーにコクられたらどうする?」
「えっ、私が!?」
「そう。それで、加護とか他のメンバーはみんな応援してるの。
 梨華ちゃんならどうする?」

エエ質問や!
やっぱウチって天才なんかなあ!へっへっへ。照れるわぁ。

「・・・・・そっ、そんなのぉ・・・、どうしよう・・・。
 ごめんあいぼん、わかんないや。
 やっぱりコクられたその時にならないとわかんないと思う。
 でも、あいぼんのお友達がコクろうかどうしようか迷ってるんだったら、
 コクるべきだよ・・・。」
92 名前:お泊まりお泊まり嬉しいな 投稿日:2001年12月01日(土)01時09分09秒
何でイキナリ遠目やねん!?
哀愁漂うええ女や・・・。

「・・・どうして?」
「・・・・・気持は言わなきゃ伝わんないでしょ?
 私は、同姓にでも異性にでも、好かれる事は嬉しいから・・・。」
「でも、OKできるの?」
「・・・・・そんなのわかんないよ・・・。
 だって、男の子にコクられても絶対OKするかどうかなんてわかんないでしょ?」

うっ・・・。くっそー!
それもそうやなあ・・・。

「ただ、女の子だから断るとか、そういうのはしない。
 相手の人は勇気を出して気持ちを伝えてくれたんだから、
 男とか女とか、2種類の物にじゃなくって、
 一人の人間に対してきちんと答えを出さなくちゃいけないと思う。
 ・・・・・私なら、そうするかな・・・。」

「・・・そっか。よかったぁ・・・。」
「ん?何がよかったの?」
「いやっ!何もないよ!
 ありがとね、こんな遅くに。もう寝よっか。」
「私でよければいつでも相談して?じゃっ、おやすみなさい。」
「おやすみー。」

・・・よかったなあ、よっすぃー。
応援してるからな?感謝せえよ!?
今日はええ夢見れそうや・・・。
ファンのみんな、おやすみはあとはあと
93 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月01日(土)01時12分07秒
>>86-92
3日ぶりに更新しました。
今回も加護主役です!ファンの方すみません。
94 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月01日(土)01時18分03秒
みなさんレスありがとうございます!!!

>>84
そうなんです!
実はうたばんを見て思いついたりしてみたり・・・(w

>>85 Charmy Blueさん
加護さんと中澤さんはこれからも絡めていくつもりです!
関西つながりという事もあり・・・(w

次の更新は誰主役にしようかなあ・・・。
まだ決めてないんですよ・・・(w
そろそろ話を進めないとですよねえ。(w
とりあえず頑張ります!
95 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月01日(土)08時54分53秒
加護ちゃん、面白いっす。
なかなか、いしよしシーンにならない、マターリ感もいいっすね。
私も全然話が進まないから人の事言えませんが(w。
96 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月04日(火)22時36分32秒
愛しの梨華ちゃんを目で追い始めてから1ヶ月。
紅白も無事終わり、今はハロプロの春コンまっただ中っす。
やっぱ何と言ってもコンサートは最高だぜ!

そして・・・・・
今日の梨華ちゃんも最高だぜ!

大分前の話だけど
ごっちんとのトイレでの一件以来、私は素直になる事にした。
っと言っても、やっぱ色んな事を考えるとまだ告白はできないんだけど・・・。

それでも、梨華ちゃんを好きっていう気持をちゃんと受け止められるようにはなったんだよ。
結構進歩したと思わない?

だから、本番中意外はずっと梨華ちゃんを見つめてたんだ。
でも、ごっちん意外にはバレてないと思うんだけどね。

梨華ちゃんとも相変わらずいい関係のままだよ。
今までどうり一緒に喋ったり・・・・って感じかな。
私の方からは距離を置くようにしてたんだけど、
ごっちんが許してくれなくてねぇ。だから今までどうり。
結構辛いっす・・・。
97 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月04日(火)23時10分14秒
まあごっちんの話聞いてると、コクった方が楽なのかなって思ったりもしたけど、
拒否られる事考えると・・・。はぁー。無理っす。

そりゃあ好きになっちゃた私が悪いんだから
梨華ちゃんに拒否られんのはしょうがないって諦められるけど、
他のメンバーにまで嫌われちゃったらやってけないよ、私。

他のメンバーだって大事な仲間なんだもん。
家族みたいな物かなあ。

とりあえず大切な人を8人も同時に失うのは怖い・・・。
絶対立ち直れない方に100万円!!!ってか、はは・・・。
98 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月04日(火)23時35分16秒
ここ最近こんな事ばっかり考えてる吉澤ですが、
一応今日のライブも無事終わり今は某旅館にいます。
さて、東京にはないイイ空気でも吸ってもう一考えでもすっかー!

「何ボーっとしてんの?」
「!!!  ごっちん!?」
「もうみんなお風呂行ったよ。よっすぃー行かないの?」
「あっ、ああ、行くよっ!」

「もうっ、どーせまた梨華ちゃんの事でも考えてたんでしょ・・・。」
「そっ、そんな事ないよっ!」
「あはっ、思いっきり図星じゃん!」
「うっ・・・
 もうその話はいいじゃん!早く風呂入ろ!」

そうして私はごっちんの大きな胸を見ながら服を脱ぎ、
触りたいという欲望と戦いながら
風呂に入っていったのだった。

99 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月04日(火)23時51分40秒
ごっちんと並んで頭を洗っていた時のこと・・・。

「おっ!ごっつぁんとよっすぃーじゃん!」
「ホントだぁー!入ってくるの遅いよー。」

顔中シャンプーだらけで見えなかったけど
矢口さんと安部さんが後ろから近づいてきたのがわかった。

「なっち達もうあがっちゃうよー?」
「うそぉー!つまんなーい!ごとーもみんなと遊びたいよぉ!」
「他のみんなもそろそろあがるんじゃない?」

そういえば湯船のほうからメンバーらしき声が聞こえてたような・・・。
さっきからうるさいっちゅーの、人の迷惑も考えろよなー!
なんて事を思ったりしながらシャンプーを流し終えた瞬間。
私の目に入ってきたのは・・・・・

りっりっり、りかたん!?

そう、他でもない愛しいアノ人・・・。
なぁーんて言ってる場合じゃないっ!
ここは風呂。もちろん私のりかたんも・・・・・

全裸!
100 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月05日(水)00時01分33秒
「ちょっ、あわっ!!!あわわわわわわっ!!!」

鏡に映った梨華ちゃんの裸体を見て
思いっきり叫びながら石鹸を落としてしまった私。

「「「「??? 何やってんの?」」」」
「いっ、いやその・・・・。何でもないっす!!!」

顔を真っ赤にさせながら叫んだ後、
脱衣所に向かってモーダッシュしてしまいました・・・。

やっべー!ヤバイもん見ちゃったよー。
そう思いながらも胸のドキドキは止まらないわけで。

ドックン ドックン ドックン ドックン

しゃーねぇ、部屋戻るか。

101 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月05日(水)00時18分01秒
どーしよー・・・・・。
絶対変に思われてるよねぇ。

・・・・・!!!
そうだっ!今日矢口さんと同じ部屋だったんだ!
先に矢口さんへのいいわけ考えなきゃ。

コンコンッ

もう帰ってきたのかよっ!!どーしよー!
とっ、とりあえず寝た振りしなきゃ!

「・・・よっすぃー?」
「・・・・・・zzz」
「なんだー、寝てるのか。
 ねぇ、よっすぃー?起きて。起きろー!」
「・・・んーっ、なんですか?」
「ごっつぁんから聞いたよ・・・。
 ごめんね?矢口全然気づいてあげられなっくってさあ。」

!!!
まさかごっちん言っちゃったのぉー!?
嘘でしょー?

「とりあえず今から御飯だって。
 あっ、食欲ないなら寝ててもいいけど。どうする?」
「・・・ごっちん、何言ってたんですか?」
「何って、よっすぃーがそーぉとーぉ体調悪いって事だけど?
 さっきお風呂から走って行ったの不思議がってたらさ、
 吐きに行ったんじゃない?って・・・。
 それでごっちんからよっすぃーがさっき熱あったって事を聞いただけ。」

そうなんだ!さすがごっちんだよっ!

「行きます!御飯食べます!」
「・・・何だよ、めっちゃ元気じゃん。」
102 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月05日(水)01時07分52秒
「おっ!吉澤、大丈夫なんか?」
「うっす!心配かけてすんませんっした!」
「じゃあ、食べよっか!」
「「「「「「「「「「いただきまぁーす!」」」」」」」」」」

「ごっちん、サンキューね!」
「いいよ別に。でもびっくりしたよぉー、いきなし走ってくんだもん。
 フォローすんの大変だったんだからー。一応調子悪いらしいって言っといたよ。
 ・・・でもさ、ホントの所はやっぱ・・・・・梨華ちゃんだよね?」
「うん・・・。
 だってハダカだったんだよ?普通ああなるっしょ!?」
「ふつーなんないよー・・・。
 これからはお風呂のタイミング考えなきゃね!あはっ!。」

みんなが料理の取り合いで盛り上がってる中、
私達は小声で話していた。
でも、ホンット、タイミング考えなきゃなぁー。

「よっすぃー、何こーしんしてんろ?」
「ホントだ!飯田さんみたいだよ?
 ・・・・・ねぇ笑って?」
「ダメダメ!吉澤はまだまだだよ!
 かおりの更新技術をナメちゃダメッ!
 大体体調不良の時に更新なんてしちゃダメなのっ!」

(((((((((???)))))))))
「はい・・・。スンマセン・・・。」

103 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月05日(水)01時15分47秒
「ダメッ!全然わかってないっ!
 吉澤!?鶴の恩返しって知ってる?」
「? はい、知ってますけど。」
「なら話は早いわ。
 あのおじいさんはねえ、
 娘が機織りしてるのを絶対見ちゃいけないって思ってたんだよ。
 でも我慢できなくて覗いちゃったんだよね。
 かおりはね、いくら見たくても約束は絶対守らなくちゃいけないと思うの。
 だけどね、部屋に籠もりっぱなしで
 いくらなんでも、あんなに時間かかってたら心配になると思う。
 だから娘さんも一声かけるべきだったんだよ・・・。
 そしたらあんな悲しいお話にならずにすんだじゃない。
 ねぇ、吉澤!そう思わない?」

「はあ・・・。」

「でしょー!?普通の人ならそう思うよねぇ!
 でもね、かおりはあれでよかったと思うの。」

「はあ・・・。」

「だってね、もし覗いてなかったら
 そのきれいな娘さんがホントは鶴だって誰もわからなかったわけでしょ?
 やっぱりさー、どんなに悲しい真実でも、受け止めるべきなんだよ・・・。
 だからぁ、おじいさんのした事は正義だと思う。
 それって一番辛い事だと思うけどさあ、
 ・・・・・吉澤も、がんばんなよ?」

「ありがとう、ございます・・・。」

104 名前:吉澤です。 投稿日:2001年12月05日(水)01時16分41秒
飯田さん、普通の人にはわけのわからない話だと思いますけど、
吉澤はなんかわかった気がします。
かっけーっす。やべーっす。泣きそうっす。

「どうしてぇ、鶴の話によっすぃーが出てくるんですかぁ?」
「いやっ、吉澤はカンドーしたっす!」

「よっしゃー!かおりのエエ話が終わった所で、
 いっちょお開きとしましょかー!明日も頑張っていきまっ」
「「「「「「「「「「しょいっ!!!!!」」」」」」」」」
105 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月05日(水)01時19分29秒
>>95 Charmy Blueさん
いしよしまだです・・・。
ここの加護の相方は辻ではなく姉さんなんです(w
106 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月05日(水)01時20分53秒
>>96-104
更新しました!
ますます駄作の予感・・・。鬱っす・・・。
107 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月05日(水)19時23分01秒
いいらさんの、訳わかな話に笑いました。
早いとこ、告りなさいよ!!よっすぃ〜!(w
でも、この焦らし具合が、いしよしっぽくて良い。

姐さんと加護ちゃんの漫才も、また見たいです。
108 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)00時47分37秒
その夜、私は一人で外に出ていた。
まあ、外って言っても旅館の庭みたいな所で、
私のおかしな頭を冷やすのにちょうどいい場所なんだ。

今日は嬉しいことに星がたくさん見える。

きっれーだなー・・・。

そんな満天の星空の下で考えるのはやっぱり梨華ちゃんの事。
都会とは違う何の邪魔もないこの場所で風呂での一件が鮮明によみがえってくる。

私はね、見てるだけでいいんだよ。
気持ち・・・伝えようと思った時もあったけど、私にはそんな勇気ない。
だからせめて、今の関係が保てるようにしたかったんだけどね、
それも無理みたい・・・。

だってもうすでに1ヶ月前と比べたら
大分距離、開いちゃったもんね。

私には、勇気も無ければ、我慢強くもないみたい。
どーしてこんな不器用なんだろ・・・。
悩んでばっかじゃん。なっさけねー!

はぁー。
こんなんじゃ、友達としてでも梨華ちゃんとは釣り合わないよ・・・。
109 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)00時54分39秒
ザザッ

? 誰か来たのかなあ?
こんなに寒いから誰も来ないと思ってたんだけどなー。
まっ、しょーがないか。

「・・・・・よっすぃー?」

梨っ、梨華ちゃん!!!

「返事ぐらいしてよぉ。」
「・・・・どうしたの?」
「よっすぃーこそどうしたのよ?
 調子悪いんじゃないの?
 こんな寒い所にいたら余計悪くなるよ?」

そう言って梨華ちゃんは隣に座り
首を私の肩に預けるように傾けてきた。

こんなの我慢できないよ・・・。

「・・・そうだね、じゃあそろそろ戻るね。」

はぁー、何やってんだよ。
また逃げる気?全然成長できてないな・・・。
110 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時04分38秒
「ちょっと待ってよ!!!」

!!!

「よっすぃー、最近・・・、
 私を避けてるでしょ?」

!!!

「今だって私が来たから帰ろうとしたんでしょ?」

「ちっ、違うよ!風邪気味だからだよ!」

「嘘。・・・全然元気じゃん。
 さっきだって、気分悪かったからお風呂出て行ったんじゃなくて
 私と目が合ったから逃げて行ったんでしょ?」

なっ、何でバレてんだよ!?

「・・・やっぱり私のせいなんだ。
 ずっと思ってたんだよ?ひとみちゃんが最近変なのは私のせいかなって。
 何したかはわかんないんだけど、私のせいだっていうのは確かだと思う。
 だからね、ちゃんと謝るからぁ・・・・・・ンンッ、ヒック・・・」

な、な、な、何で泣いちゃうんだよ!?

「だからぁー、嫌いにならないで・・・。」

「へっ?」
111 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時17分03秒
「私はぁ、ひとみちゃんの事がぁ、大好きなのぉー!
 ごっちんみたいにぃ、頼りにならない事ぐらいわかってる。
 ひとみちゃんはカッコイイしぃー、ングッ、
 私なんかと一緒にいたってつまんないかもしれないけどぉー、ヒック
 それでもお友達でいたいの。ずっと一緒にいたいの!」

「梨華ちゃん・・・。」

「ごめんね?
 私、ずっとひとみちゃんの事親友だって思ってた。
 でも、違うんだよね。そう思ってたのは私だけだった。
 きっと、・・・親友になってほしかったんだろうな。
 私はずっと、ひとみちゃんの特別な存在になりたかった・・・。」

「嘘・・・でしょ?」
「ごめんね、ホントなんだ・・・。
 ひとみちゃんを失うのが怖いの。
 それで、なかなか言えなかったんだ。
 だから、嫌いにならないでくれないかなぁ?」

嫌いになんて・・・なれるわけ、ないじゃん。

「わかった・・・。」

また、素直に言えなかったな・・・。
でも私決めたよ。もう傷つけない。だから逃げない。
112 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時25分01秒
「っていうかさー、もしかして、私に嫌われてると思ってたの?」
「・・・違うの?」
「んなわけないじゃん!」

無理して作った満面の笑顔でそう言った。
ちょっと素直になれたかな?

そしたら梨華ちゃんも久しぶりに笑ってくれた。

「綺麗・・・。
 こうやってひとみちゃんとお星様見るのって初めてだね。」
「そうだね・・・。すっごいキレー!でも・・・・・」
「?でもぉ・・・?」

「梨華ちゃんには敵わないよ・・・・・。」

「えっ?」

あたし今なんつった?

113 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時37分38秒
無意識の内にイキナリ素直になってしまった。
一言言ってしまうともう止まらないわけで・・・。

「だからぁ、梨華ちゃんはぁ、
 あの星空よりも
 ハミルトンアイランドの海よりも
 バラの花束よりも
 綺麗なんだよおっ。」
 
「クスクスッ、
 何それ・・・・。」
 
「笑わないでよ!人がマジメにいってんのにぃ!
 ・・・・・私、梨華ちゃんの事、大好きなんだよ?」

「ひとみ、ちゃん・・・。」

そう言って梨華ちゃんは、泣きながら抱きついてきた。

「ホントにぃ?
 私もひとみちゃんの事大好きだよ!」
 
その一言に期待してしまった私・・・。
期待なんかしちゃ駄目だったのに・・・。
114 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時51分19秒
「私は、誰よりも梨華ちゃんの事想ってる。
 世界で一番好きなんだよ?」

私は、梨華ちゃんの背中に回してる腕に、ギュッて力を込めながら言った。

「アリガト・・・。
 嬉しい。きっと私、今すっごい幸せだね。」

そして一緒に微笑み合った。

「私もすっごい幸せだよ・・・。」

でも一つ重大な事を忘れていた。

「ねぇ、じゃあさ、よっすぃーも私の事親友だと想ってくれてるんだよねぇ?」

えっ?

「誰よりも私の事想ってるって事はぁ、世界で一番好きって事はぁ、
 特別な存在として見てくれてるんじゃないのぉ?」

それはトクベツの意味違いじゃんか・・・。
でも梨華ちゃんがあまりにも不安そうな顔をして聞いてくるから

「・・・そうだよ。」

できるだけ優しい笑顔で
肯定の言葉を口にしてしまった。
115 名前:流れ星 投稿日:2001年12月06日(木)01時58分11秒
----------チュッ----------

気づくと目の前には巨大な愛しき梨華ちゃんの顔が・・・。
そして唇に柔らかい感触・・・。

「大好き・・・。」

その上殺し文句。

ちなみに梨華ちゃんはというと、変わらぬ笑顔で

「そろそろ戻るね。じゃ、おやすみー!」

と言って去って行った。

やっぱり期待なんかするんじゃなかった。
梨華ちゃんがわたしをどう想ってるのかなんてわかってたのに・・・。

これで、よかったんだよ・・・。
梨華ちゃん、嬉しそうだったじゃん。
だからこれでいいんだ・・・。
116 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月06日(木)02時03分37秒
>>107 Charmy Blueさん
いいらさんの登場はもう当分ナシかも。(w
また誰かがピンチになった時にでもまた訳わからん話をしてもらいましょうかねぇ。
よっすぃー一応コクったんですが、こんな結果になっちゃいました。(w
焦らしすぎですかねぇ?
そろそろ関西コンビを出したい今日この頃・・・。
117 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月06日(木)02時06分26秒
>>108-115
更新しました。
そろそろ展開しますので読んで下さっている方がいれば、もうすこしお待ちを・・・。
118 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月06日(木)04時28分45秒
待ちます待ちます 
119 名前:理科。 投稿日:2001年12月06日(木)04時59分47秒

り、梨華ちゃん…(泣)。
切ない…で、ごじゃいます…。
私も待ちます!頑張っていきまっしょい!
120 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月06日(木)20時36分49秒
梨華たむ・・・(泣)。ヨシコ・・・(泣)。
想いが届くといいね〜(泣)。
マターリ行きましょうね。焦っちゃダメっす(w。
121 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月06日(木)20時52分57秒
めちゃ切ないっす
あぁ、よっすぃ〜・・・
122 名前:流れ星 投稿日:2001年12月07日(金)23時07分19秒
私は、両手を広げて空を仰いだ。

その時・・・

----------ヒューッ----------

あっ、流れ星だ。
そういえば夏は、梨華ちゃんといっぱいオーストラリアで流れ星見たんだよなぁー
なんて思い出に浸りながら、
そんな事ができるのも今日で最後だろうなー
なんて思っちゃって、涙が溢れてきた。
123 名前:流れ星 投稿日:2001年12月07日(金)23時17分04秒
はぁー、また泣いてる・・・。
もっと強くならなきゃ。男らしく!
って私は男じゃないんだよね・・・。ははっ。

どうして女に生まれちゃったんだろう。
もし男だったら、上手くいってるのかなあ。

・・・そんな事考えちゃダメだ。
だって、私は女・・・。
男になんかなれっこないし、梨華ちゃんともつき合えない。
現実を見なきゃ・・・。

----------ヒューッ----------

あっ、また流れた・・・。

   今度生まれ変わる時は、
    男になって、また、梨華ちゃんと出会えますように・・・。
124 名前:流れ星 投稿日:2001年12月07日(金)23時22分02秒
・・・全然現実見れてないじゃん。
バッカみたい。

・・・・・・・・・・

寒っ!
そういや外出てからもう大分たってるよ。
そろそろ戻ろ。

目ぇはれてないかなぁ?
バレないとは思うけど、大丈夫だよね?
もう泣いちゃダメだ!これ以上泣いたら明日目ぇヤバクなる。

そんな事を思いながら私は部屋に戻った。
125 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月07日(金)23時29分25秒
コンコンッ

「はいぃー?」

ガラッ

部屋に戻ってみると、
同室の矢口さん以外に、隣部屋のごっちんと中澤さんが来ていた。

「おう、吉澤!どこ行っててん?」
「あっ、ちょっと外出てただけっす。」
「アンタその格好で寒なかったんかぁ?」
「別に大丈夫でしたけど・・・。」

「・・・よっすぃー?」
「・・・ん?」
「いや、やっぱ何もない。」

「あれ、よっすぃー何泣いてんの?」

(やっ、やぐっつぁん!)
(やっ、矢口!)
126 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月07日(金)23時37分23秒
ふえっ?

「目ぇ赤いよ?大丈夫?」
「へぇっ!いっ、いやっ、ちょっとゴミ入っちゃって・・・。ははっ。」

「なぁ、吉澤・・・。
 もう無理すんのいいかげんやめへんか?」

「へっ?なっ、何がですかぁ!?何も無理してないっすよぉ!!!」

「よっすぃー・・・、
 もうバレてるよ・・・。」
「ごっ、ごっちん?何言ってんの!」

「・・・・・アンタ石川の事どう思てんねん?」

「どっ、どうって・・・」
「ごっちんの言うた通りや・・・。
 もう全部バレてんねん。正直に言うてみぃ?」
127 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月08日(土)00時00分33秒
「梨華ちゃんはぁ・・・、
 私の大切な・・・、大切な親友です。」

「よっすぃー・・・、何でそんな無理すんのよぉ!
 前にも言ったでしょ?後悔するって・・・。」

「ごっちん・・・。」

「吉澤・・・。
 そういえば仕事以外でアンタとちゃんと喋った事なかったなぁ。
 やっぱり、まだウチの事怖いか?それとも嫌いか?」

「そっ、そんな事ありません!好きっす・・・。」

「ホンマかぁ?アンタにそう言うてもらえて嬉しいわ。
 実は、嫌われてると思っとったからなぁ。
 ここだけの話、おうたばっかりの時は
 アンタと後藤とだけはウチと合わへんと思ってた。
 って言うか、アンタらの方が慕ってきてくれへんのちゃうかなぁーってな。」

そんな事思ってたんだ・・・。
ちょっとショックかも。


 
128 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月08日(土)00時20分36秒
「後藤との間には何か壁があるなーって感じてたりもしたんよ。
 嫌いとかそんなんじゃなくてなぁ、なんちゅーんやろ・・・、
 接し方がわからんかってん。
 
 で、吉澤みたいなタイプは今まで苦手やってん。
 おんなじクラスにおっても絶対喋らへん、みたいなな。

 ごめんなぁ、リーダー失格やろ?いや、おんなじメンバーとして失格や・・・。

 せやけど、こんな事思てるウチなんかに、アンタらはついてきてくれた。
 ホンマに感謝してるし、ホンマに悪いと思てる。

 それやのにごめんなぁ、ウチはアンタらに何もしてやれんかった・・・。
 アンタらだけやない。矢口にも、他のメンバーにも、何もしてやれんかった。
 
 それでもな、ウチはみんなの事が好きやねん。
 大事な、大事な仲間やと思てる。いや、ホンマのところ妹みたいに思てんねん。
 みんなはどう思てるかわからんけど、ウチはアンタらが大好きや・・・。」
 
 
129 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月08日(土)00時36分39秒
「せやからな、ウチはアンタが辛い思いしてんのは嫌なんや。
 
 メンバーが辛かったら、ウチも辛なる。
 メンバーが泣くと、ウチも泣いてまう。
 でも、メンバーが幸せやったらウチも幸せになれんねん・・・。

 だから娘。は、悲しみも喜びも一緒に分かち合ってきた。そやろ?
 悲しみ10分の1倍、喜び10倍やったからこそ
 色々乗り越えて、ここまで来れた。ちゃうか?
 
 なぁ、今まで何もでけへんかったけど、肩ぐらい使ってぇな?
 ・・・アンタの悩み分けてくれへんか?」


「グッ、ウゥ、ごめんなさいぃ・・・。あっ、ありがとう・・・ございますぅ。」

私は号泣してしまった。
そして、中澤さんの蒼い瞳からも涙が・・・。

「わっ、私はぁ、グスッ、梨華ちゃんの事好きなんですぅー!
 それも友達としてじゃなくぅ、そのぉ・・・恋愛、感情です・・・。
 ウッ、気持悪いですよねぇ!女同士ですよぉ!?おかしいですよねぇ!
 
 中澤さん、矢口さん・・・、ごめんなさいぃ・・・。
 キモイでしょ?でも好きになっちゃったんですぅ・・・。」
130 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月08日(土)00時47分56秒
「アホォ・・・。さっき言うたんちゃんと聞いてたかぁ?
 全部バレてる言うたやろ。ちゃんと知っとったよ。」

中澤さんは、いつもに増して優しい顔で微笑んでくれた。

「そうだよ。矢口はよっすぃーの教育係だよ?
 様子が変な事ぐらい気づいてたよ。もちろんその原因も。
 だから、気持悪いなんて思ってないよ?
 それどころか応援してるんだから!頑張ってよ!?」

矢口さん・・・。
嘘でしょ?ホントに?

「嘘?」

「よっすぃー!みんなごとーと同じ気持ちなんだよ!わかった?
 もうちょっとメンバーを信じなさいっ!」

「・・・ごめん。
 だってそんな事思ってなかたんだもん。娘。やめる覚悟だったんだよ?」

「ははっ、そんなん大丈夫や。なぁ、一つ聞いてええ?」

「何ですか?」

「さっきは・・・、何で泣いとったんや?」

そうだ・・・。
みんなが応援してくれるのはすごく嬉しい。まだ信じらんないよ。
でも・・・、

「ごめんなさい・・・、
 私もう、振られちゃったんです・・・。」
131 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月08日(土)01時00分40秒
「ええっ!?もうコクったの?」

「コクったっていうか、どうなんだろコクった事になんのかなぁ?
 さっきさぁ、
 ・って事なんだよ・・・。」

「はぁー・・・、それコクったって言わないじゃん。」

「でも親友って言われちゃったんですよ?
 って事はやっぱ、それ以上にはなれないって事じゃないですかぁ・・・。」

「コクる前に振られたと思ってるわけだ・・・?」

「うん・・・。」

「アッホやなぁー!
 石川は吉澤の気持ち知らんわけやろ?」

「はい。」

「それやったらまだどうなるかわからんやんか!」

「でも・・・、言っちゃったら、今の関係が壊れちゃうかもしれないんですよぉ?
 それに、梨華ちゃんはそんな風に思ってないし・・・。」

「あのなぁ、
 もし今吉澤に好きな人おらんとしょーな。
 ほんで、めぇーっちゃかっこええ男おんねん。
 その人は、吉澤の仲のええ友達や。性格もめっちゃええねんで?
 まあ、仮に中澤君としような。」
132 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月08日(土)23時05分03秒
>>188 名無し読者さん
待っててくれますか・・・。
感謝!!!

>>189 理科。さん
いつもありがとうございます!
バスガイドですか?それともエレ嬢?(w
待っててください!がんがります!

>>120 Charmy Blueさん
いつもありがとうございます!
想いは・・・。どうでしょう?まだ決めてなかったり。(w
マターリいかせていただきます!

>>121 名無し読者さん
切ないといってもらえて光栄です!
どうか飽きずに・・・(w

みなさん、レスありがとうございます!
レスもらって元気になりなした。(w
読者0人かなぁ、と想ってたもので・・・。
今後ともよろしくお願いします!
133 名前:名無し読者さん 投稿日:2001年12月09日(日)15時42分09秒
いやー面白くなってきましたね!
闇の住人さんがんばって
メール欄の一言も何気に楽しみです。(w

134 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月11日(火)22時57分07秒
「「「なっ、中澤君!?」」」

「・・・?
 そうや!中澤祐也君や。何か文句でもあんのか?」

(((祐也ってなんだよ・・・。)))

「や、別に、ないっすけど・・・。」

「そうか。ほな、例えばやで?その吉澤の親友。
 顔良し、頭良し、性格良し、体良しのイケメンこと中澤の祐ちゃんにや、
 
 『俺、実は・・・、ずっと前からお前の事が好きだったんだ・・・。』
 
 ってある日言われたとするやんかぁ。
 せやけど吉澤は祐ちゃんの事、ただの親友としてしか見てへんかってん。
 で、祐ちゃんが吉澤の事そういう風に見てるってのも知らんかったんや。

 ・・・・・吉澤はどんな反応する?」
135 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月11日(火)23時13分46秒
えぇ!?
イキナリ吉澤に振るんですかぁー!?

「ええとぉ・・・、かっけーんすよねぇ?」

「そうや?めっちゃかっこええねん!」

「・・・、親友なんっすよねぇ?」

「そうや?相手の事は男として見てへんねん!」

「それならぁ・・・、多分断るとは思うんっすけどぉ・・・、
 でもやっぱ、その後はかなり気になると思いますねぇ。」

「ふーん。それで、コクられた後は今までどうりに付き合うんか?」

「いやぁー、それは無理っす・・・。
 気になって気になって、避けちゃうかなぁ?」

「そうかぁ・・・。
 今まで仲良かったのに、急に一緒におらんようになって寂しくはならへんの?」

「ああー。それは寂しいですねぇー。
 一週間ぐらいたったら、逆に吉澤の方から好きになっちゃうかも。へへっ。」

「なんやそれ・・・。ほなそれって両想いやん!?」

「それが違うんっすよぉー!
 きっと吉澤が好きになった時にはねぇ、
 その人はきっと、他の娘を好きになっちゃったりしてんですよぉー!」

「どないやねん!
 っちゅうかそんなんわかってんねんやったら好きになんなよー!」
136 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月11日(火)23時28分56秒
「それが、そんな簡単にはいかないんすよー!
 だって考えてみて下さいよっ!
 
 今まで好きだった人。まあ友達としてですけど好きだった人とね?
 急に喋れなくなっちゃうんですよ!?一緒にいれなくなっちゃうんですよ!?
 そんなの寂しすぎるじゃないっすかぁ!そんなの中澤さんは耐えられますか!?
 
 私には、無理っすよ・・・。

 きっと、どうしてこんなに寂しいんだろう?って、
 ただの、一人の親友が側にいないだけで、なんでこんなに辛いんだろう?って、
 絶対考えちゃいます・・・。
 
 でも、それに対する答えなんて、一つしかないでしょう?
 そこで・・・、私はきっと、その人の事が好きって気づいちゃうんです・・・。

 だけど、気づいたのは振っちゃった後・・・。
 もうその人は、違う娘を好きになってるんですよ、きっと。」


「・・・そうなんかぁ・・・。せっつない話やなぁー・・・。
 でもそれって、もし祐ちゃんが吉澤の事を好きでい続けとったら、
 二人は幸せになれるって事なんちゃうんかぁ?」

「それはまあ・・・、そうなんっすけど・・・。」
137 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月11日(火)23時47分33秒
「いやまあ、ウチが吉澤の立場でもそうなってると思うねんけどな!(w
 
 ・・・・・なぁ、吉澤?一つ聞いてええか?」

「はい・・・。」

「もし吉澤が祐ちゃんの立場やったら、
 振られてすぐ違う奴、好きになってるか?」

「えぇ!?私がっすかぁ!?」

「そうや・・・。
 石川の事、そんなすぐに諦められるかって聞いてんねん。」

中澤さんは、落ち着いた口調で、
それでいて真剣な眼差しで私に聞いてきた。

「それは・・・、やっぱ諦められないっす・・・。」

「そうかぁ。何でや?」

「私は、梨華ちゃんの事が好きなんです。
 たとえ振られても、嫌われても、私の気持ちは変わりません!」

「おーおー、相変わらずオットマエやなぁ。石川も幸せ者やで。
 なぁ・・・、もう一つ、聞いてええか?」

「・・・なんですか?」

「振られても好きとか、嫌われても好きとか、
 そんだけ石川の事想てんのに、何で気持伝えようとは思わへんの?」

「それは・・・、怖いんです・・・。怖いからなんです。」
138 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月12日(水)00時22分05秒
「・・・怖いって、何がや?」

「振られても、嫌われても好きっていうのはホントなんです。
 でもやっぱり、気持を伝える事で、今の梨華ちゃんとの関係が崩れるのは怖い。
 気持悪がられて、嫌われて、一緒にいれなくなったりするくらいなら、
 親友の関係の方がいいに決まってるじゃないですかぁ。
 
 それに、梨華ちゃんにだけじゃなくって、
 他のメンバーにもそう思われたら、私もうやってけないですよ・・・。
 大切な人をいっぺんに9人も失うなんて、耐えられません・・・。」

「そうなんか・・・。
 まあ、石川にどう思われるかっていうのが怖いのは分かるわ。
 
 せやけどな、世の中のカップルっちゅうのは、
 どっちかがコクった事によって成立してんねん。それはわかるやろ?
 
 せやから、片想いの場合。今の吉澤の場合や。
 石川を好きになった吉澤が勇気出して気持ち伝えへんかったら、
 何も変わらんねんで?

 ウチの友達にはなぁ、もう結婚して幸せになってる人もたくさんおんねん。
 もうこの歳やからなぁ。って何言わすねん! 
 まあそれはおいといて、その人等は何で幸せになれたかわかるか?

 素直に気持ちを伝え合ったからや・・・。」
139 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月12日(水)00時36分56秒
「みんな最初は怖かったと思うで?
 振られたらどうしょうとか、嫌われたらどうしょうとか。
 今のアンタと一緒や。
 恋愛の悩みっちゅうのは男と女でも、女同士でも一緒なんやなぁー。
 
 それでも、幸せになってる人は勇気出して素直に言うたんや。
 『好きです。』ってなぁ・・・。
 エエなぁー、祐ちゃんも言われてみたいわぁ・・・。

 幸せなカップルになれるっちゅうのはなぁ、勇気出して素直になれた証や。」

「でも、私には、そんな勇気ないんすよ・・・。」

「わかってるよ。そんなんあったら最初から悩まへんもんなぁー。
 ウチは、何も無理してコクれって言うてんのとちゃうねん。
 
 でも今、吉澤辛いやろ?ウチはそれが嫌やっただけや・・・。
 まあ、話聞いてなんとかしたろうとは思っとってんけどな、
 なんもでけへんかったなぁ。ごめんなぁ?頼りないリーダーで・・・。

 それと、石川以外の他のメンバーももう、アンタの気持ち知ってるで。
 心配しな。みんなちゃんと応援してるから。大丈夫やで。」

「嘘・・・。」

「ホンマや。なぁ、矢口?」

「あったりまえだよ!よっすぃーほどわかりやすい人も珍しいよ。へへっ!」
 
「そうだったんすかぁ・・・。なんか心配して損した。」 
140 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月12日(水)00時52分45秒
「今日は遅くまでゴメンなぁ。そろそろ寝たほうがええか。まあ、明日はオフやけどな。
 最後に、さっきの祐也君の話。
 吉澤の気持を石川に置き換えてもう一回考えてみ?

 まあ、ウチが吉澤にコクられたらソッコーOKやねんけどな!
 そこらへんの男より男前なよっすぃーに裕子も惚れちゃうはあとはあと
 石川に飽きたら遠慮せんと祐ちゃんとこにきいや!ハッハッハ!
 ほなごっちん、そろそろ帰ろか。」

「あのっ!中澤さん!
 今日はありがとうございました。
 私、中澤さんがそんなに心配してくれてるなんて知らなくて・・・。
 何があっても中澤さんに惚れる事はありえないですけど、なんか元気出ました。
 ごっちん、矢口さん、中澤さん、本当にありがとうございました!!!」

「なーぁんか、失礼な箇所なかったか!?糞っ!」

「まぁーいいじゃん。じゃ、やぐっつぁん、よっすぃー、おやすみ。」

「今回だけは得別許しといたろ!糞っ!
 そうや!明日オフやろ?みんなでカラオケ行こかって言うてんねんけど
 よっさんも行く?他のメンバーは全員行くみたいやけど・・・。」

「じゃあ、私も行きます!」
 
「わぁーった!全員参加っちゅーこっちゃな!ほなおやすみー。」

「「「おやすみぃー。」」」

そして、中澤さんとごっちんは部屋に戻って行った。
141 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月12日(水)01時05分20秒
そして、部屋には矢口さんと私がそれぞれのベットの中・・・。

「矢口さん、まだ起きてます?」

「ん?起きてるよ?」

「あのぉー、一つ聞いていですか?」

「何さ?」

「さっきの祐也君の話なんですけどぉ・・・。
 もし、矢口さんが私の立場だったらどうします?」

「あー、あれねぇ、ホンットふざけた名前だったね。
 私が祐也君にコクられたら?
 うーん、かっこいいからOKしちゃうかな?
 矢口結構面食いだからね。へへっ。

 それとぉ、裕子も言ってたけどぉ、
 矢口もよっすぃーとだったら女同士でもいいかなーっなんてね・・・。
 だからさぁ、もっと・・・自信持ちなよ。

 よっすぃーはどう思ってるか知らないけどさ、
 矢口はね、梨華ちゃんは、よっすぃーにコクられて
 気持悪いって思うような心の狭い人間じゃないと思う。

 だって、そりゃぁ、親友としてかもしんないけどさぁ、
 梨華ちゃんはよっすぃーの事、好きなんだよ?」
142 名前:部屋での・・・ 投稿日:2001年12月12日(水)01時25分45秒
「矢口なんかさぁ、矢口を嫌ってる人を好きになっちゃった事あるんだよ?
 振られんのわかっててもコクっちゃったんだけどね・・・。
 案の定振られたよ。
 それに比べたら、よっすぃーが羨ましいよ。

 ま、矢口の事はどうでもいいんだけど、
 よっすぃーが思ってる程、みんな気持ち悪いだなんて思ってないよ。
 梨華ちゃんも、真剣に受け止めてくれると思うしね。
 だから、頑張んなよ?」

「でもぉ・・・」

「何ぃ?矢口の言ってる事が信じられないとでも言うわけぇ?」

「だって、梨華ちゃんから直接聞いたわけじゃないんでしょ?」

「ねぇ、もうちょっと、梨華ちゃんの事信じてあげようよ。
 自分が好きになった女でしょ?」

「そうっすね・・・。わかりました。」 

「応援してるからね。
 でも、梨華ちゃんを傷つけたら、タダじゃおかないよ!」

「ありがとうございます。ぜってー幸せにしてみせます!」

「おっ!男吉澤よく言った!
 その言葉よぉーく覚えとくからねっ!」


私達は、眠りについた。
中澤さん、矢口さん、ごっちん、どうもありがとう・・・zzz。

そして私は、梨華ちゃんに告白する夢を見た。
その結果は・・・、


「吉澤ー!もう朝だぞぉー!起きろー!!!」


矢口さんのモーニングボイスで見れなかった・・・。

143 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月12日(水)01時28分30秒
>>134-142
更新しました。
話を展開させようと思ったのですが、
またマターリマターリになってしまいました・・・。
どうもすみませんでした。m(__)m
144 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月12日(水)01時33分06秒
>>133 名無し読者さん
ありがとうございます!
面白くなってきたと言って頂けて光栄です。
あと2回ぐらいの更新でやっといしよしが出てくるかも。(w
メール欄は愚痴ばっかですがね。(w
続きがんばりますので、是非また読みに来て下さい!
145 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月13日(木)20時03分05秒
吉澤の告白タイム楽しみに待っております。
146 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月13日(木)22時50分39秒
朝食を食べ終えた私達10人は
さっそく旅館内にあるカラオケ(小さいんだけどね。)へと足を運んでいた。

「何時間歌う?」

「4時間ぐらいでいいんじゃない?」

「うそぉー、それじゃ少なすぎるっしょ!」

「マジ!?じゃあ、6時間ぐらい?」

「とりあえず今10時前やから、夕飯ぐらいまでとっとこか。
 途中で抜けたい奴は自由に出てええし。
 ほな一応6時間でええか?」

「「「「「「「「「はいっ!」」」」」」」」」

「よっしゃ!わかった、ゆうちゃんにまかしとき!
 さっそく予約してくるでぇー!」

中澤さんはりきってんなぁ。
私より元気なんじゃない?
将来、ああゆう元気な27歳になりたいよ。
27はまだ若いってか?(w
ってなんで私は一人でボケツッコミしてるんだ?
147 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月13日(木)23時07分03秒
みんな楽しそうだなぁー。
まっ、私も歌う事は歌ったけど、
頭の中は昨日の中澤さんの話の事でいっぱいでねぇ、
正直あんま楽しめてないんだ。

それに比べて私の思い人こと、石川さんは元気だこと・・・。
昨日、私と親友の絆を深め合った事で
そーぉとーぉハイテンションになったらしい・・・。

梨華ちゃんと同室だった加護も

「何で梨華ちゃん、昨日からあんなうっさいねん・・・。」

なんて、誰にも聞こえないような小さい声で呟いてるし。

いつもはお前の方がうるさいよ!
面と向かって言うのは怖いので、心の中で突っ込んでおいた。

そんな中、梨華ちゃんはみんなの
『梨華ちゃん今日人にからみすぎだよ!』(正しくは私に)
っていう思いをしりめに、私にそーぉとーぉくっついてくる。
148 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月13日(木)23時20分05秒
「ねーえー、よっすぃー、次一緒に歌おっはあとはあと

「いっ、いいけど・・・。なっ、何歌う?」

梨華ちゃんは上目遣いで、腕を絡めながら言ってきた。
あのぉ、胸があたってるんですけど・・・。

「じゃーあぁー、よっすぃーかっけーからぁ・・・
 梨華、よっすぃーとデュエットしたいなはあとはあと

なんか嬉しいのか悲しいのか複雑な気分だった。

「でっ、でも私、デュエットなんてあんま知らないよ・・・?」

「じゃーねぇー、これ知ってる?」

そう言った梨華の指の先あったタイトルは・・・

『愛が生まれた日』

私は、梨華ちゃんの胸に気がいってたので、適当にしか答えられなかった。
でも、それがいけなかった・・・。
149 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月13日(木)23時47分45秒
「ん?それなら知ってるよ。
 ウチのお父さんが藤谷美和子さん好きでさぁ、
 これ流行ってた時、結構家で流れてたんだよねぇー。」

胸から気を紛らわす為、何か喋らなきゃと思ったのも災いして、
はりきって、こんな事まで言ってしまった。

「よかったぁー、じゃあ一緒に歌えるねはあとはあと
 次入れとくよ?」

ああー!!!
そうだ、梨華ちゃんと歌うんだったぁー!
すっかり忘れてた・・・。
こんな歌、好きな人と歌えないよぉ・・・。

でもしょうがない、自分の責任だ。
男吉澤歌います!
150 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)00時06分34秒
でーん!
画面上にでっかい字で
『愛が生まれた日』
と出た瞬間、

「誰?これ入れたの?」

という矢口さんの突っ込みが入ったかと思うと、

「間違いじゃなーい?」

というごっちんの答え。

梨華ちゃんはというと、
舞台へダッシュし、その前に歌っていた辻と安部さんからマイクを奪う。
そして・・・

「よっすぃー!はあとはあと歌おっはあとはあと
 
「・・・はい。」
151 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)00時14分04秒
当然みんなの頭の中は
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
なわけで、
そして同時に
((((((((よっすぃーの恋はそ−ぉとーぉ辛いんだね。)))))))))
と思う8人であった。

「♪恋人よ 今 受け止めて
  あふれる想い あなたの両手で」

思いっきり見つめながら歌ってくる梨華ちゃん・・・。
もちろん画面上には青色のスペードマークが。私の番だ。

「♪恋人よ 今 瞳を閉じて
  高鳴る胸が 2人の言葉」

と、しょうがなく歌ったはずが・・・、
(((((((((カッコイイーはあとはあと)))))))))
と目を輝かせる9人のメンバー・・・。
152 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)00時22分41秒
サビに入る直前、不意に腕を絡められた。
当然(私の大好きな)梨華ちゃんの胸もあたるわけで・・・。

「「♪愛が生まれた日 
   この瞬間に 真実はひとつだけ
   あなたとならば 生きて行ける」」

ヤッ、ヤベッ!
声裏返っちゃったよ。
しかも自分でもわかるぐらい顔真っ赤になってるし。

もう我慢できない・・・。

「「♪愛が生まれた日
  この瞬間に 永遠が始まるよ
  君とだったら 生きて行ける
  ……めぐり逢えた」」

1番を歌い終わり梨華ちゃんと目が合った瞬間
私は無意識に梨華ちゃんを抱き締めていた。
153 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)00時31分25秒
「ちょ、ちょっとよっすぃー?」

うろたえる梨華ちゃんの声。
抱き締めてはみたものの、この後の事は考えていなかった。

どうしよう。
勢いでこんな事しちゃったけど・・・。
いっそのことコクっちゃう?
いや、無理っしょ。
だって何て言うのさ?

「ヒューヒュー!いいぞよっすぃー!!」

そんな私の思いとは逆に、聞こえてくるメンバーの声。

「いっちゃえ、まずいっちゃえ・・・。
 まだいけるって思った奴だけが石川を手に入れられる。」

なんすかそれ?
つんくさんのマネっすか?
中澤さん、全然似てませんよ・・・。
でもちょっと今の、勇気出たかも・・・。
154 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)00時54分58秒
言ってみよっかな・・・。
ダメでもともとだー!

「言っちゃっていいんですかねぇー?」

場の雰囲気を壊しちゃわるいと思い、
一応リーダーである中澤さんに向かって言った。

「みんなは・・・、ええよなぁー?」

((((((((コクッ))))))))
梨華ちゃん以外の全員が笑顔で頷いた。
って事は全員に気づかれてたのかよっ!
ちょっとショック・・・。

「じゃあー、男吉澤言わせて頂きます!!!」

正直こんな明るく言おうとは思ってなかったけど、
場の雰囲気に気遣って、ね。

「ええぞー!!!」
「いけぇー!よっすぃー!」
「頑張れ吉澤!」
「ヒューヒュー・・・」
「かっけー!!!」

なんなんだよあんたら・・・。
155 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)01時02分46秒
軽く咳払いをして・・・、
私の初めての告白が始まる。

「あのね、梨華ちゃん。
 驚かないで、最後まで聞いてくれるかなぁ?」

「・・・・・うん。何?」

少し心配そうな笑顔で聞いてくる。

「あのさぁ、昨日梨華ちゃんの事、親友だと思ってるって言ったじゃん?」

「うん。」

「あれ、実は・・・、嘘なんだ・・・。」

「えっ?」

「ちゃんと最後まで聞いてよ?
 親友だと思ってないというよりもね、親友で、いたくないんだ・・・。」

「・・・どういう、事?」 
156 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)01時16分14秒
「私ね、梨華ちゃんの事、好き・・・。
 だからね、親友って言われた時、すっごく嬉かったんだ。
 でも、ちょっと悲しかった・・・。」

「・・・なん、で?」

私は梨華ちゃんを、ギュッって包み込んだ。
そして、涙が出そうなのを我慢して、できるだけ優しい声を出した。

「続き聞いたら、私の事、
 変だと思うかもしれない。
 気持悪いと思うかもしれない。
 嫌いになっちゃうかもしれない・・・。 
 それでも、最後まで、聞いてくれる?」

「うん。ひとみちゃんが何言っても、きっと・・・そんな事思わないよ・・・。」

「アリガト・・・。じゃあ、言うね?
 私さぁ、梨華ちゃんの事、好きになっちゃったんだ。
 それもね、友達とか、親友とかそんなんじゃないの。
 
 一人の女性として、好きに、なっちゃった・・・。
 ・・・ごめんね?おかしいでしょ。」

そしてまた、自嘲的な笑みを浮かべた。
157 名前:カラオケその後 投稿日:2001年12月14日(金)01時36分44秒
「どういう・・・事?」

「そうだよね、イキナリ言われてもわかんないよね。
 だからね?私が梨華ちゃんに抱いてる気持は、
 恋愛感情・・・ってやつなんだ。わかって、くれた?」

「それって・・・、ごめん、私わかんない・・・。」

「んー、そうだなぁ、どう言ったらわかってくれるだろ?
 一般的に言う、同性愛ってやつ!・・・知ってるでしょ?
 
 ・・・まあ、女の子好きになったのは梨華ちゃんが初めてなんだけどね。
 今までは男の子しか好きになった事なかったんだよ。
 
 でも気づいたら、いつの間にか梨華ちゃんの事、そういう風に見てて、
 ごめんね、気持ち悪いでしょ?
 私、レズってやつになっちゃったみたい・・・。

 でも、好きなんだよ。だから、気持、伝えたかった。
 ・・・ごめんね、こんなのは、自分勝手だよね。

 それでも言わせて?今しか言わないからさ。これっきりだから。
 言ったらもう諦めるから・・・。
 いい・・・?」

梨華ちゃんは泣いていた。
そして、何も言わずにコクンと頷いた。

「私、吉澤ひとみは、石川梨華さんを愛しています。
 だから、もし良かったら・・・、付き合って下さいっ!」
158 名前:理科。 投稿日:2001年12月14日(金)03時35分59秒

<「いっちゃえ、まずいっちゃえ・・・。
 まだいけるって思った奴だけが石川を手に入れられる。」
笑いました!頑張って下さい!面白いです!
159 名前:ついのろみ 投稿日:2001年12月14日(金)03時57分24秒
( ´D`)y−~~<かーーーっ、いいとこれきれてるのれふ!!
         ついに告っちゃいましたね〜よっすいー!
         梨華たん・・・おんなならいっちゃえ!!
160 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月14日(金)19時03分45秒
>>145 Charmy Blueさん
告白タイム終わりました。
どうでしたかねぇ?
告白もマターリしちゃいましたが・・・。

>>158理科。さん
つんくさんの車のCMパクっちゃいました・・・。(w
笑っていただけて嬉しいかぎりっす!

>>159 ついのろみさん
リアルタイムで読んでくれてたんですか!?
更新スピード遅くなかったっすか?
もっと早く更新できればよかったんですが、まだ初心者なもので。
ここで切れてるのは続きがまだイメージできてないからだったり・・・。(w

みなさん、本当にレスありがとうございます!
続きがんがるので、また読みにきて下さい!!!
161 名前:某スレの22 投稿日:2001年12月14日(金)20時37分28秒
吉澤、男前っ!
162 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月15日(土)17時22分05秒
「ついに言いよったな」By中澤(恋しちゃ1)
って感じで、なんか懐かしい・・・。
男前な吉。最高っす。ちょっと鈍感な石も、萌え。
163 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)00時22分36秒
長い沈黙が続く。
そしてそれを破ったのは、やはり梨華ちゃんの一言だった。

「嘘でしょ?また、私をからかってるだけなんだよねぇ?
 そうでしょ?そうって言ってよ!」

幼い子供のように泣きじゃくりながら訴えてきたけど、
私は何も言わずにただ、首を横に振った。

ごめんね。本当なんだよ・・・。

「ひどいよぉ・・・。
 
 信じてたのに・・・。ひとみちゃんの事信じてたのに!
 どうしてそんな事言うのぉ?ねぇ、どうしてよ!
 そんなのおかしいよぉ・・・。
 信じてたのに・・・。
 
 ・・・ねぇ、
 お願いだから、もう、私に近づかないで!!!」


そう言い残して梨華ちゃんは部屋を飛び出して行った。

あーあ、近づかないでって言われちゃったよ・・・。
傷つけちゃったかなぁ?
やっぱ言わない方が良かったみたい。
みんなも固まっちゃってるし、楽しいカラオケが私のせいで壊れちゃった・・・。
ごめんね、みんな。

「よっすぃー!!!
 かっこよかったでぇー!!!」

あれっ?加護・・・?
加護まで飛び出して行っちゃった。どこ行くんだ?
めったに使わない関西弁でわけのわからない事言ってるし・・・。
ちょっと嬉しいけどね・・・。

でもごめん。
今は、励まされても立ち直れそうにないや・・・。
164 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)01時03分51秒
<石川視点です。>

よっすぃーに告白(?)されて、気が動転しちゃった私は、
知らない間に自分(とあいぼん)の部屋に駆け込んでいた。

逃げて来ちゃった・・・。
よっすぃーに、ヒドイ事言っちゃったな。
『近づかないで!』だって。
ホントはずっとそばにいて欲しいんだよぉ。
でも、それは『1番大切な友達』としてっていうか・・・

もぅ、これからどうすればいいの?


---ガチャッ!---

!?

あいぼん!!!

どうしてあいぼんがここに?
あっ、そっか。私、あいぼんと同じ部屋だったんだ。
カラオケが終わって戻って来たのか。
165 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)01時14分17秒
「・・・・・ちゃん?おーい、梨華ちゃん?」

「!!!
 ほぇ?何?」

「ほぇ?じゃないよ!せっかく人がただいまって言ってんのにぃ!」

「あっ、ああ、おかえり・・・。」

「元気ないねぇ・・・。はいっ!」

ん?何これ?ハンカチ?

「梨華ちゃん、顔がグシャグシャだよ?」

えっ?あっ!そうだっ!私泣いてたんだ!顔拭かなきゃ。

「・・・あいぼん、ありがとう。今度洗って返すね。」

「うん!
 それよりさぁ、どうして泣いてるの?」

「どっ、どうしてって・・・」

「よっすぃーに好きはあとはあとって言われたからでしょぉ?」

「そっ、それは・・・」

「梨華ちゃんは、人に好きはあとはあとって言われて嬉しくないのぉ?」

「それはまあ、嬉しいけどぉ・・・」

「じゃあどうして泣いてるの?よっすぃーにコクられて嬉しくないの?」
 
166 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)01時37分15秒
「・・・わかんないの。
 
 私ね、ずっとひとみちゃんの事好きだった。
 でも、それはひとみちゃんが私を好きって言う感情と違うくて、
 ・・・なんていうんだろ?
 
 ひとみちゃんってさ、私に持ってないものをいっぱいもってるじゃない?
 カッコイイ所とか、なんでもポジティブに考える所とか。
 だから最初は、憧れみたいな感じだったのかなぁ?
 私もあんな風になれたらなぁ、とかずっと思ってたの。

 それに、私達は同期で、歳も近いからよく相談し合ったりとかしてたのね。
 し合ったりって言っても、ほとんどが私の相談。
 ひとみちゃん、年下なのに、いつもすっごい的確なアドバイスをしてくれたから
 頼っちゃって。何かあったらすぐ相談してた。
 
 でもひとみちゃんが私に相談してくる事はほとんどなかったの・・・。
 それで、私不安になっちゃて。
 私はひとみちゃんの力になれないのかなぁ?とか、
 ホントは私の話なんか聞きたくないんじゃないかなぁ?とか、
 どんどんネガティブになっていったんだ。

 でもそれで、私思ったの。
 今は無理かもしれないけど、いつかはひとみちゃんの力になりたい、って。
 本当のお姉さんみたいになりたい、って。
 
 だからずっと私は、ひとみちゃんにとっての、特別な存在になりたかった。」
167 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月16日(日)02時00分29秒
>>163-166
更新しました。
今日は少ないです。しかも中途半端なところで切ってしまった。
申し訳ございませんm(_ _)m

>>161 某レスの22さん
吉澤君のキャラは硬派な男前にしたいと思っているので、
そういってもらえて嬉しいっす!

>>162 Charmy Blueさん
やっと言えっす!中澤さんのおかげっす!
男吉澤、世界中の人々の前でも梨華ちゃんになら告白できるっす!by吉澤

みなさん、レスありがとうございます!
どうやら自分はマターリとしか書けないみたいなんですけど(w
どうか飽きないで下さい!
168 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)14時32分16秒
「それなら良かったんじゃないの?
 よっすぃーは特別に見てくれてるじゃん。」


「そうなんだけどね・・・。
 だから、ホントは嬉しいはずなんだよ?
 でも・・・、嫌なの。
 
 ひとみちゃんの事信じてたのに、そんな目で見られてたなんて・・・。
 優しくしてくれてたのは、ただの下心だったんだって思ったら、
 なんか、裏切られたみたいに思っちゃった。 

 だから・・・、ひとみちゃんに、ヒドイ事言っちゃったよぉ。」


「・・・・・・・・・・
 そんなん、ヒドイのは梨華ちゃんの方やん。」


169 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)15時14分32秒
あっ、あいぼん?
いつもと声が違う。
どうしてそんな低いの?怖いよぉ・・・。


「よっすぃーはなんも悪ないやん!
 ただ、梨華ちゃんの事好きになってもうただけやろ!
 せやけど女同士やからって、今まで告白もでけへんかったんや。
 オマエにその辛さわかるかぁ!?

 でも、ホンマに梨華ちゃんの事大事に思てるから
 よっすぃーが梨華ちゃんの為にできる事、精一杯やっただけちゃうんか!?
 だから相談のってくれたり、優しくしてくれたんやろ!?
 それを下心て・・・。そんなんひどすぎるわっ!!!

 挙げ句の果てに近寄るなやとぉ?
 そんな可哀相な事あるかいっ!
 ほんで、自分はどう答えてええかわかんかったから逃げたんかい。
 オマエ、どんだけ自己中やねん!

 よっすぃーがどんだけ悩んだか知ってんのか?
 メンバーには迷惑かけたないからって
 バレへんように、誰にも相談せんと全部一人で抱え込んでたんやでぇ!?
 まあ、よっすぃーはわかりやすいから
 みんなは梨華ちゃんの事好きってすぐわかってんけどな。」

170 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)15時32分15秒
「なあ、前梨華ちゃん家泊まった時聞いたこと覚えてるか?
 ウチの友達の話。女が女を好きになったんを相談されてたて言うてたやつや。
 そん時ウチ聞いたやろ?
 『例えば、よっすぃーにコクられたらどうする?』って。
 梨華ちゃん、何て答えたか覚えてるかぁ?
 
 『そんなのぉ、わかんないけどぉ、
  勇気を出してぇ気持ちをぉ伝えてくれたからにはぁ、
  きちんとぉ答えをぉ出さなくちゃいけないと思う。』
 (自称梨華ちゃんのモノマネ風)
 
 って言うてんで?
 それやのに、きちんと答えるどころか、逃げてきとるがな!
 それとも、ああ言うたんは嘘やったっちゅーんか!?
 いつまでも泣いてんとさっさと答えんかい!
 泣きたいのはよっすぃーの方やっちゅーねん、ゴラァ!!!」
 

「嘘なんかじゃないよぉ。
 でもぉ、実際こうなってみるとどうしていいかわかんなくて・・・」


「せやから言うて逃げてエエんかい!?
 誠意を持って答えを出すべきやろが!ああ?」


---ガチャ---

「ええかげんにしぃ!!!」
171 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)15時42分53秒
((なっ、中澤さん!!!))

「加護ぉ!石川に人の気持ち考えって言う前にアンタが石川の気持ち考えたり!
 さっきから聞いてりゃ石川ばっかり責めて・・・。
 アンタが石川の立場やったらどうすんねん!?まずそれを考え!」


「・・・ごめんなさいぃ。」


「せやけど石川?
 加護の言うてる事は正しいで。まあ、ちょっと口悪かったけどな。
 石川はどうしたいんや?これから吉澤とはどんな関係でいたい?」


「石川はぁ、さっきも加護ちゃんに言ったけどぉ、
 親友とか、お姉さんみたいに、ひとみちゃんにとって大切な人になりたい。」


「そうか。
 なあ、吉澤が今一番大事にしてる人って誰かわかるか?」


「ひとみちゃんの一番大事な人ですかぁ・・・?
 そんなのぉ、わかんないですよぉ・・・。」


「ホッ、ホンマにわからんのかぁ!?」


「はいぃ・・・。ごめんなさい。」
172 名前:石川の迷い 投稿日:2001年12月16日(日)16時01分09秒
「加護はわかるよなあ?」


「へいっ!そんなん梨華ちゃんに決まってるじゃないですか!」


「そうや!石川や!
 アンタさっき吉澤に告白されたばっかりやろ。
 告白って一番大切な人にするもんちゃうんか?
 
 それと、一つ言うとくで。
 石川は、親友として大事な存在になりたいみたいやけど
 それはもう無理なん、わかるか?
 
 吉澤の気持ちが親友以上になっとるわけやから、
 もう吉澤がアンタの事親友として見んのは無理やねん・・・。

 そや。実は昨日なぁ、吉澤から話し聞いたんや・・・。
 あの子、ホンマに本気みたいやで?
 吉澤はええやっちゃ。あの子とやったら、アンタ幸せになれる。
 それは祐ちゃんが保証するわ!

 話はこれだけや。後はアンタが決め。
 ほなさき行ってるわ。行くで、加護!」


「えっ、ウチも行くんですかぁ?」


「当たり前やっ!アンタはこれから説教やねんからな!
 愛の説教部屋行きや!!!はよ行くでぇ!」


---バタン!---

そう言いながら、二人は出て行ってしまった。

はぁー・・・。
どうしようかなぁ。
173 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月16日(日)16時05分05秒
>>168-172
更新しました。
話がダラダラだぁー!!!逝ってきます・・・。m(__)m
174 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月16日(日)16時14分14秒
リアルで読んでました。
石川さん、鈍感すぎ!!!!!!もぅぅぅ焦れったい!!!!!!
175 名前:尾依羅 投稿日:2001年12月16日(日)16時38分22秒
>愛の説教部屋
ワラッタ。。。。

口の悪い加護好きだ
176 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月16日(日)18時51分45秒
なんか、いいですねぇ。
吉澤の石川を思う気持ち、そして告白しようと決心するあたり。
突然の告白に逃げてしまう石川、説教する加護、それを諭す中澤ねーさん…
ここの三人のとこ、なぜか涙が出てしまいました。
『愛の説教部屋』なんてクスグリ入れてもらっているのに。

スミマセン、今までロクに感想も書き込まず読むだけ楽しませてもらってました。
でも、なんだか話が佳境に差し掛かったようなので、つい書き込ませてもらいました。

周囲のメンバーの目が暖かく2人を見守っているようでホッとします。
ここから石川がどのような行動に走るのか、楽しみにしております。
177 名前:告白その後 投稿日:2001年12月17日(月)23時38分44秒
場所は戻り、カラオケで・・・。

<吉澤視点です。>

梨華ちゃんへの想いを告げた後、
私は、メンバー達に慰められていた。

「よっすぃー、よく頑張ったね。」

ごっちんが抱き締めてくれた。


「そうだよ!かっこよかったよ!!!」

「かっけぇーっしょ?矢口!」

「・・・はいはい、そうでしたぁ。」

「かっけかったよ、よっすぃー!
 ん?かっけかった?何か変ら・・・。」

「かっけぇーは現在進行形でしか使えないのよ。」

「へいっ!
 ???やすらさん・・・、『げんじゃいしんこーけー』ってなんれすか?」

「そんな難しい言葉、辻はまだ知らなくていいの。ねっ?」

「へいっ!さっすがいいらさん!
 ついといっしょにうたいましょー!」


そして、みんなはまた熱唱し出した。
ちょっとみんな、たまには慰めてよ・・・。
人が振られたっていうのにもぉー。
そりゃあ鼻っから期待なんてしてなかったけどさ。

以上、ハートブレーカー吉澤でした。

・・・って
はぁー、悲しい。
178 名前:告白その後 投稿日:2001年12月17日(月)23時55分44秒
「!!!
 奇跡が・・・、奇跡が降ってくるわ!」

((((((?????))))))

イキナリ何言いだすんだ、この人は・・・。
まあ、今に始まった事じゃないけどさ。


---ガチャッ!---

「帰ったでー!」

「ただいまっすオムライッスー!!!」

「何やねん、そのギャグ!
 また調子に乗りよってからにぃ・・・、
 アンタは、来週も説教部屋行きやっ!」

「調子なんてぶっこいてないですよぉ。
 ただぁ、加護はぁ、オムライッスが好きなだけでぇ・・・」

「もうええ、もうええから黙っとれっ!
 アンタのその、ヘッタクソでとろい関東弁聞いてんの疲れんねん!」

「何でですかぁ・・・。
 それにぃ、前から思ってたんですけどぉ、『愛の説教部屋』って何ですかぁ?
 『恋のから騒ぎ』なんて、加護、知らないんですよぉ・・・。
 あれはぁ、賞味期限ギリギリの女の人が見る番組なんでぇ、
 メンバーの中だったら、中澤さんだけしか見てないと思います・・・。」

「な、な、な、な、なんやてぇっ!?
 
 もっ、もうええわ・・・。
 そうや忘れとった・・・。吉澤!石川はもう大丈夫やから心配せんでええで。」
179 名前:告白その後 投稿日:2001年12月18日(火)00時06分39秒
忘れてたって何ですかぁ!ヒドイよみんな・・・。
グスン・・・。

「どうして、そんな事、わかるんですか?」

「リーダーやから。」

「・・・もういいです。」

「あのぉ、加護もぉ、だいじょぶだと思う。」

「だからどうしてわかるのっ!?」

「加護ちゃんだからはあとはあと

---バシコーン!!!---

「イタッ!何するんですかぁ・・・。」

「アンタ見てたら腹立つねん。」


---ドカッ---

「・・・もう私帰ります!」

私がそう言って、勢い良く席を立った瞬間・・・
180 名前:告白その後 投稿日:2001年12月18日(火)00時16分49秒
---ガチャッ!!---

梨っ、梨華ちゃん!


「ひとみちゃん・・・。
 さっきは、ごめん・・・。」

「いっ、いやっ、気にしないで!?・・・ごめんねっ!
 あのそのぉ・・・、もとはと言えば私が悪いんだし。
 さっきの事は忘れてよ!ねっ?
 言ってスッキリしたから。私、もう吹っ切れたから!」

「違うの・・・。」

「へっ?」


---ポスッ・・・---

わっ!ちょっ、梨華ちゃん!?
突然私に抱きついてきたよ?
ど、ど、ど、どーしよぉー!!!
181 名前:告白その後 投稿日:2001年12月18日(火)00時42分28秒
「違うのぉ・・・。
 さっきは突然だったから、何ていうのかなぁ・・・。びっくりしちゃって。
 ごめんね?私、ヒドイ事言っちゃった・・・。
 
 『近づかないで』なんて、バカだよね。
 今まで、ひとみちゃんが側にいてくれたからやってこれたのに。
 ひとみちゃんが離れて行っちゃったら私、何もできないよ・・・。
 
 だからぁ、これからもずっと・・・、側にいて欲しい。
 私、ひとみちゃんの事が、好き・・・。大好き!」


梨、梨、梨、梨、梨華たん!?
い、今なんっつった!?


「ホントはね、好きって言われてすっごく嬉しかったんだよ。
 でも今はね、私の『好き』っていうのと、
 ひとみちゃんが言ってくれた『好き』とは違うの・・・。

 だからぁ・・・、私、頑張る!
 私の『好き』が、
 ひとみちゃんの『好き』と同じ意味にできるように頑張るから!
 ・・・それまで、待っててくれる?」


へっ!?
どーゆー事?
これってやっぱあーゆー事だよねぇ!?

182 名前:告白その後 投稿日:2001年12月18日(火)00時54分32秒
「もっ、もちろん!
 待ってるよ!ずっと待つに決まってるじゃん!
 まっ、死んじゃったら待てないけどさぁ・・・。
 ははっ、何言ってんだろうねぇ、私。
 
 だってさぁ、意味は違うくても『好き』は『好き』で同じじゃん?
 『好き』って言ってもらえただけで私はすっごい幸せだよ?
 だから梨華ちゃんを待つぐらい全然ヘーキだよ!」


「・・・アリガト。
 私、頑張るからぁ、頑張るからさぁ・・・、
 あのぉ、そのぉ・・・、もう一回言ってくれないかなぁ・・・?」


もっかい言うって何をだよ?
考えろ、考えるんだ吉澤!

---コンコンコンコン チーン!---

わかったぞぉー!
って何でいつも私は考える時、一休さんと同じ音が頭の中で流れるんだ?
おっと、そんな事言ってる場合じゃない。
ちゃんといわなきゃ。
ヤベッ!めっちゃ緊張してきたよ・・・。

大きく一つ深呼吸
フー


「梨華ちゃん?」

「ん?」

「愛してるよ・・・。」

「・・・アリガト。
 ・・・・・よっすぃー?」

「何?」

「大好きだよ・・・。」


そして、メンバー達の大きな歓声が上がり、
二人の抱き締める腕の力が、少し強くなった。
 
---ギュッ---
183 名前:第一章  投稿日:2001年12月18日(火)00時56分50秒
〜fin〜
184 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月18日(火)01時00分34秒
>>177-183
更新しました。
これで完結ではないですが、
ここで一区切りという事で一応第一章にさせてもらいました。
読んで下さってさ方々、ありがとうございました!
185 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月18日(火)01時13分11秒
>>174 Charmy Blueさん
いつもレスありがとうございます!
リアルで読んで下さってたんですか?打つのが遅いもんで、申し訳ないっす。
石川さん、やっと気づきました。遅っ!(w

>>175 尾依羅さん
中澤さんってから騒ぎを見てそうなイメージがあるので・・・。(w
一度ゲストで出て欲しい。
口の悪い加護好きですか?
いつも加護ファンの方に申し訳ない気持ちで書かせてもらっているので、
そう言ってもらえて光栄っす!

>>176 M.ANZAIさん
な、な、な、涙ですか?自分の作品で泣いて貰えるなんて・・・。
光栄すぎて、私が嬉し涙ポロリしちゃいますよ!(w
今まで読んでくれてらっしゃったんですね。ありがとうございます!
結局、石川の行動はこうなりましたがいかがでしたかねぇ?
これからも、よろしくお願いします!

みなさん、本当にレスありがとうございます!
第二章ももがんがりますのでよろしくお願いします!
でも、もうすぐ主役がかわっちゃうかも・・・。(w
186 名前:yo-na 投稿日:2001年12月18日(火)02時44分42秒
おぉぉ「いしよし」どうなることやら…と思いましたが良かったっす。
次回もあるんだ!!ラッキー 今後も期待
作者さん がんば!
by読んでます(笑) レスして良いのか…考えちゃいましたが一段落ついたみたいなんでREしまいた
お邪魔なら・…消え(爆)


187 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月18日(火)19時08分35秒
第一章完結いたしましたか。
ハッピーエンドになってホント良かった。

>ひとみちゃんの『好き』と同じ意味にできるように頑張るから!
いいですねぇ、「梨華、頑張るっ!」・・・いい場面だ。

リーダー中澤ねーさんが頼り甲斐ありますね。
この人は年齢が一番上だから、と言うことだけでなく、
デビューから国民的アイドルグループへの道のりに無くては
ならないリーダーだったと思います。
(今はまた今で“愛を振りまく”彼女たちにふさわしい方がその地位にいる・・・)

加護の行動や発言がここまで丁寧に織り込まれていて、
作者さんが如何に愛情ある視線で彼女たちを見ているかが伺い知れます。


第二章、心してお待ち申し上げます。
188 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月18日(火)19時17分07秒
第一章だったんですね。お疲れさまです。
石川気付いて良かった(w。私も口の悪い加護好きです。
第二章も引き続きがんがって下さいね。<昨日の途中までリアルでした(w

もうすぐ主役が変わるとは、どういう事???(笑)
189 名前:ついのろみ 投稿日:2001年12月18日(火)23時11分26秒
( ´D`)y−~~<おおっ!くっついたのれふう!!
         てへてへ〜よかったれふうはあとはあと
         またつるきたのしみにしてるのれふう〜
         がんがってくらさいはあとはあと
190 名前:理科。 投稿日:2001年12月19日(水)02時24分57秒

あぁ!梨華たん!良かったっす。
くっついて良かったっす。(泣)
ひとまずお疲れサマでした♪
191 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)13時00分54秒
みなさん、レスありがとうございます!
正直読んでくれてる人がこんなにいるとは思わなかったもので・・・。
感激っす!

ここからはもちろんいしよしもメインなのですが、
加護が主役っぽくなってきます。加護ちゃんファンの方ごめんなさい。
先に謝っときます。かく言う私も一応加護好きなわけですが・・・。(w

それでは第2章スタート!!!(懐かしきプッチモニダイバーの後藤風w)
192 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月24日(月)13時16分06秒
へっへっへっ
♪僕が誰だかわくぁーるくぁいっ みんなのアイドル加護ちゃんどぇすっ!

って2001年2月っていう設定やのに
この歌まだ出てないやんけ!作者はアホか?ゴルァ!!!

まぁ、ええわ。ウチは加護亜依。花の12歳や。

って誰に自己紹介してんのかわからんけど・・・。


最近めっちゃ腹立つ事がある。

お前等もいしよしが付き合い始めたん知ってるやろ?

それがムカツクねん。いや、ラブラブなんやったらええねんけどな、

あいつら、付き合う前よりギクシャクしとるやんけぇー!!!

それ見っとったらなんや腹立ってくんねん。

お前等は付き合ってんのちゃうんか?

思春期まっただ中の15の男女がやで?

なにを純粋ぶって幼稚園児みたいな恋愛しとんねん!

腹ん中では
『押し倒してあんな事やこんな事を・・・ぐへへ(涎』
ってな事を妄想しとるんとちゃうんかい?吉澤さんよぉ!!!

お前等はホンマにそんな純粋なんか?

2人に問いつめたい。小一時間問いつめたい。

正直、ウチは梨華ちゃんを押し倒したいさ!
よっすぃーに押し倒されたいさ!

・・・ゴホンッ。失礼。取り乱してしまいました。
193 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月24日(月)13時28分44秒
さってとっ、ここで楽屋の様子を。まっ、いつも通りやねんけどな。一応説明。


まず、見た目が中澤さんよりおばちゃんくさい保田さんは読書。

んでから、安部さんと矢口さんはエエ年してマンガ見ながらギャーギャー騒いどる。
正直うるさい・・・。

交信中のちょっとおかしい飯田さんと、
なんでかわからんけどそれを見守る、口を半開き状態にしたのの。

んでから、いしよしに相手にされなくなってしょうがなく寝てる後藤さん。

そして、見てるとムカついてくるいしよし。

で、最後にウチとおんなじように
眉間に皺を寄せながらいしよしを睨み付けてる中澤さん。


コラッ!今の説明聞いて「加護の解説は一言多い。」って思た奴おるやろ?
誰や?そんな事思た奴は。手ぇ、上げてみぃ!

これだけは言うとくぞ?
ウチが多いんは一言どころやあらへん。
十言ぐらい多いんやっ!へへっ、参ったか?
194 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月24日(月)13時37分27秒
うっ、うっ、うわぁぁぁぁぁー!!!!!

中澤さんと目ぇおおてもた・・・。

ウチ大丈夫か?石になってない?怖かったわぁ・・・。


そらどっちもいしよしを見てたわけやから、目ぇ合うのも当然やけどさぁ、
そんなん計算してへんかったわ。


ん?何や?中澤さんが手招きしてる。
しかも手の平上に向けてるバージョンやん・・・。ホンマ怖いわぁ。

ってウチ?ウチかぁ?ウチが呼ばれてんのぉ!?

何や何や?最近何も悪いことしてへんで?

行くの嫌やわぁ・・・。でも行かへんかったら余計怒りよるしなぁ。

しゃあない・・・。行ってくるか。
195 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月24日(月)13時52分13秒
ててててて・・・・・


「へいっ!何ですかぁ?」

「加護ぉー・・・。」



うわっ、わろてる、わろてるでっ!?

何ニヤニヤしとんねん!気持ち悪いわぁ・・・。何企んでんのさ。



「ちょっと耳貸してみぃ?」

「へい・・・?」


「アンタさっき、いしよしの方ずっとみてたやろ?」

「へ?いや、そんな事ないですよ?」



いしよしって・・・。中澤さんもそう呼んどんのかい・・・。



「嘘つけぇ!ずっと見てたやんか。
 ちゅうかアンタ、祐ちゃんの前でぐらい関西弁使いっ!」

「でもぉ、加護はぁ、関西弁でぇ、敬語喋れないんですよぉ。」

「わあった。ほんなら今から教えたるから、繰り返して言うんやで?ええか?」

「はいぃ・・・。」



何やねん!?何する気や!?変な事に付き合わされんのだけは嫌やで?



「祐ちゃんのぉー、『使ってみよう関西弁、敬語でGOGOGO』のコーナー!!!」

((((((((((!?))))))))))


何やねん、イキナリでかい声出しやがって。
しかもそのだっさいネーミングはやめてくれ。



「では加護さん、リピートアフターミーですよぉ?
 まずは、『おっちゃん、これちょっとマケてくれまへんやろか?』
 せぇーのっ!」


くっ、繰り返すの?
他のメンバーめっちゃ見てるやん・・・。


「・・・おっちゃん、これちょっとマケてくれまへんやろか・・・。」

196 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)14時47分26秒
「おっしゃ、なかなかええで。
 次!『いつも通り、トイチで頼んまっせ。』せぇーのっ!」


トイチて・・・。中澤さんにえらい似合う言葉やなあ。
よっしゃ!ここは気合い入れて愛する竹内力さんのモノマネや!


「一千万、確かにお渡ししましたで。
 そしたら、これもいつも通り、トイチで頼んまっせ。ほな毎度おおきに。」

(((((((・・・・・???))))))))

「ブゥー・・・ワッハッハッハッハ!あー、お腹痛い。
 アンタそれ最高やわ!そっくりやし、アッハッハッハッハ・・・」

((((((((何やってんの?あの二人。))))))))


よっしゃウケた!さすがや。
加護ちゃんのモノマネは天下一品スタミナラーメンやで!
 

「よっしゃ加護、のってきたなぁ。これで最後やで?
 『中澤さんがいつも可愛いのはなんでですのん?めっちゃ羨ましいですわ。
  ホンマにお綺麗ですやんねぇ?嫌やわぁー、もうはあとはあと』せぇーのっ!」


これを言えてか?
無理や。そんな心にも思てない事言えるわけないやんか・・・。
せやけど言わへんかったらどうなる?

トイレに呼び出されて殴る蹴るの暴行。→即死。→ニュース。
→中澤さんの発言「あんなイイ子がこんな殺され方するなんて・・・
ヒドイです。一刻も早く犯人が捕まるように祈っています。」
→中澤さん=イイ人のイメージ。

アカンアカン!これはアカンでぇー!!!
はぁー、我慢して言うべしやね。
197 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)15時21分24秒
「・・・えっと、あの、中澤さんがいつも・・・・のは何でですのん?
 めっちゃ羨ましいですわ・・・。ホンマにお・・・ですやんねぇ、
 こんなん言うの嫌やわあ、もう・・・。」


「ゴルァ!声がちっちゃい!肝心なとこが聞こえへんかったやんか!
 それに最後のは何や!?言うの嫌とか言わへんかったか?」

「そっ、そんな事言うわけないやないですかー!
 中澤さんはいつも可愛いですよぉ!三十路前とは思えまへんわ。」

「っ!!!
 最後の一言が気に入らんけど、『祐ちゃん可愛いーはあとはあと
 っちゅうのに心がこもってたから今日はこのぐらいで許しといたるわ。」



『今日は』ってまたやんのかい!
ギャラリーも完全にひいとるし・・・。



「そやそや、ほんで本題やけどなぁ、アンタもウチとおんなじ事考えてるやろ?」

「は?」

「は?やないわ!いしよし見てたら何ちゅうか、
 このへんがムズ痒〜くなってけえへんか?」

「はい、まあ・・・。」

「そやろ?アンタはまだまだ子供やな!甘いな!祐ちゃんが見本見したろっ!」



なっ、なんやねん、この人は!
まぁ、見るけどさ。
198 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)16時02分22秒
そう言い残して二人の方に行った中澤さん。
もちろんウチも付いていった。



「なぁなぁ、そこの可愛い子猫ちゃん達!?」


なんやそれ!ナンパ?なぁ、ナンパなんかぁ!?
しかも子猫ちゃんは死語でっせ・・・。


「な、なんすか?」

「おっ?!オットコマエの吉澤君やん!
 しっかしいつ見てもカッコエエなー!祐ちゃん惚れてまうわぁはあとはあと
 そやっ、明後日オフやん?祐ちゃんと一緒に、楽しくて気持ちエエ事せえへん?」


(((((((((!!!)))))))))


「なっ、何でですか!?ヤですよーっ!」

「イヤーン、祐ちゃん悲しいわぁ。吉澤君は明後日一人なん?」

「えっ?いや、一人ってわけではないですけど・・・。」

「なんやぁー、相手いんの?誰なん?」

199 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)16時07分23秒
「誰って言われても・・・。」

「うわっ!言われへんの?祐ちゃんに言われへんような人と過ごすんかっ!?
 なぁ、なぁ!?
 ちょっと石川ぁー!?アンタの旦那、浮気してんのかぁ?」

「うっ・・・。ひとみちゃん・・・。そうなの?」

「なっ、ちがっ、違うよぉー!してねぇーよ!」

「じゃあ誰と過ごすんや?」

「そっ、それは・・・」

「ひとみちゃんっ!!!・・・私じゃ、ダメ?」
200 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月24日(月)18時11分40秒
第二部スタートしましたね。
いしよしでありながら加護ちゃん視点・・・楽しいですよ。
関西弁と標準語の使い分けが絶妙だし。
関西弁でのトークが自在でうらやましいです。
(吉本新喜劇と中澤ねーさんの関西弁は違うと思う、どこがと言えないけど。)

2001年2月ってことは・・・まだアレの前なんですね。
アレにソレしていく展開、楽しみにしてます♪

(なにげに「200」GET!?)
201 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月24日(月)23時11分31秒
「いっ、いや、だから違うんだよ梨華ちゃん!
 ホントは、そのー・・・、もぉー今は言いたくねぇーんだよ!
 後でじゃダメかな?」

「・・・アカン。」

「「「はっ?」」」

「中澤さんに言ってるんじゃないっすよ!梨華ちゃんに聞いてるんっす!」

「だぁーって、今言わへんかったら、アンタいつまでも言われへんやろぉ!?」

「う゛っ・・・。」

「思いっきり図星やん!おもろいなぁ、アンタ。からかいがいありすぎやわ!
 だからちゃんと言いなさい!はいっ!」

「わかりました、わかりましたよっ!
 梨華ちゃん、明後日ヒマ?」

「・・・・・へっ!?私ぃ!?」

「そうだよ!梨華ちゃんヒマ?っていうか空いてる?」

「うん。予定は、ないけど・・・。」
202 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月24日(月)23時59分29秒
「はぁー・・・。よかったぁー!
 予定入ってたらどうしようかと思ったよ・・・。
 明後日、一緒に遊ばない?
 遊ぶっつーかどっか行ったりさあ、買い物とか・・・、どう?」

「なぁーんだ!そんな事で緊張してたの?カワイイはあとはあと
 明後日、ちゃんと・・・、初めてのデート、しようねはあとはあと



梨華ちゃん!!!
そんなんありかぁー!?完璧な男を落とす方法やん!メモしやな。
『首の角度は右に45°。上目遣いで目ぇキラキラ。』と。

うっわぁー!!!
よっすぃーが鼻血出してぶっ倒れよった!



「♪よっすぃー梨華にノッカウ!」

「「ノッカウッ!!!」」

「くちっづっけしーてまえ!」

「「してまえ!!!」」


「って何で二人で歌うんすかぁー!」


「だって吉澤鼻血出てるやん!」

「そうやそうや!だからノックアウトやねん!」

「「なぁーっ?!」」


「いつから加護と中澤さんはコンビになったんですかぁー!
 からかわないで下さい!」

「もう、鼻血出してそんな事言っても説得力ないよ。」



うわっ、梨華ちゃん、真っ白なハンカチで真っ赤な鼻血拭いてるで!



「ちょっ、梨華ちゃん!何すんの?恥ずかしいじゃん!それにハンカチ汚れるよ?」

「そんなのいいの。動かないで。」


さっすが中澤さんや!ラブラブモード突入やん!
203 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月25日(火)00時05分37秒
>>192-202
更新しました。みなさんヒサビリっす!
またよろしければこんな駄作におつきあい下さい!
204 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月25日(火)00時22分15秒
>>186 yo-naさん
いつでもどこでもレスして下さい!レス程嬉しいものはないっすから。
読んでくれてありがとうございます!
期待されてるのか・・・。(ポッ)期待はずれにならぬよう精一杯がんばるっす!

>>187 M.ANZAIさん
たくさんのコメントありがとうございます!
マジ嬉しいっす!(感涙
ねーさんと加護をキーポイントにしたいと思っていたので伝わってよかったぁ。
ちなみに「梨華、頑張るっ!」はハロモニからパクリました。(w

>>188 Charmy Blueさん
いつもありがとうございます。
急遽第一章にしちゃいました。(w
悪ガキの加護ちゃん好きですか?ありがとうございます!
私の加護のイメージをそのままキャラにしちゃってます。(w
で、主役になっちゃいました。

>>189 ついのろみさん
楽しみですか!?ありがとうございます!
これからもがんがりますよぉー!!!
あと、そろそろタバコはやめましょうね。(w

>>190 理科。さん
くっついちゃいましたー!
二章になってもマターリですが・・・。
ありがとうございます!
これからもがんがるのでよろしくです!

>>200 M.ANZAIさん
申し訳ない・・・。レス返すの遅れちゃったもので2回目です。
第二章のメインは「アレ」にしようと思ってたり。(w
加護ちゃん視点気に入って頂けてうれしいです!
ちなみにねーさんの関西弁は京都のなまりがキツイから新喜劇とは違うんだと思いますよ。
200GETありがとうっす!


みなさん、本当にレスありがとうございます!
これからもがんがるのでよろしくお願いします!
205 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月25日(火)00時38分16秒
鼻血出してぶっ倒れる吉澤、甲斐甲斐しくハンカチで拭う石川。
まさしく
『止まんんぬぁ〜ぁ〜い!!』
ですね(笑)。

加護の関西弁、先日のフジテレビの「紺野スペシャル」の中で
いしよしバトル、やぐごまバトル、サブちゃんvs新メンバトルに混ざって
辻加護バトルの
『サンタはいるんらも〜ん!』『おらへんっ!おる訳ないやろっ!』
の言い合いで久しぶりに聞いたような気がします。

何かとあわただしい時期ですが、次の更新お待ちしてますよ♪
206 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月25日(火)19時54分23秒
トイチて…笑ってしまいました。
加護の関西弁良かったです。紺スペ(おらにはいしよしスペ)
姐さん&加護コンビも楽しいですね。
いつも交信^H^H更新楽しみにしてます♪
207 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月26日(水)14時10分10秒
「ちょと、加護。」


中澤さんが小声で呼んできた。


「何ですか?」

「どや?参考になったやろ?」

「さすが姐さんですねぇ、プロ級じゃないですか!」

「そやろそやろ!加護は話がわかるやっちゃ。
 アンタもよぉーく勉強すんねんで?
 学校の勉強なんかよりこういうの知ってた方が役に立つからな。
 さすが祐ちゃん!アンタ、ええ教育者持ってよかったなぁー!」


いやいやいやいや!
思いっきり間違えた教育してるやん。

中澤さんはめぇーっちゃ嬉しそうにウチの頭をクシャクシャしながら言うたけど、
何回も言うように、頭触られんの嫌いやねん!
ムカつくわぁー!!!


「せやけどな、よぉー聞きや!
 まだこれだけとちゃうねんで?
 ・・・・・おい!吉澤、ちょっと来ぃー!」


何すんねやろ?
ちゅうか、そんなワクワクした顔して・・・。
お前は子供か!?30前のオバハンがそんな顔しても醜いだけやで。
208 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月26日(水)15時06分31秒
「はいー。なんすか?」

「ちょっともうラブラブやん、アンタら!イヤやわぁー。
 なぁなぁ、明後日何すんの?」

「何って、まだ決めてませんけど、多分渋谷あたりに行くと思うっす。」

「嘘!マジで?渋谷のラブホ行くの!?
 怖いわぁー、最近の若い子のする事はホンッマに怖いなぁー。
 祐ちゃんが何した?私そんな子に育てた覚えないで?」


中澤さんが大げさに泣き真似しながら言うた。
なんなんや、この人は・・・。
よっすぃーも真っ赤になって俯いてるし。
そんな反応するからからかわれんねん。アホやなぁ。
でもちょっとおもろいから、黙って見といたろ。


「ちっ、違うっすよぉー!
 ただ服かなんか気に行くだけっす!
 もうっ、中澤さんはそんな事しか考えらんないんすか!?」

「まぁまぁまぁまぁー。そんな怒らんでもええやろぉ?落ち着きなさいて。」

「普通怒りますよ・・・。」
209 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月26日(水)15時07分18秒
「いや、でもさぁ、ホンマのとこヤリたいんやろ?なぁなぁ。」

「なっ、何言ってんすか!?何ヤルんすかっ!?」
 
「何て、わかってるク・セ・ニはあとはあと エッチよ、エッチはあとはあと イヤンッ!」

「エッ、エッチって・・・。何言ってんすかぁー!!!」

「なぁなぁ、ヤリたいんやろ?SEXしたいんやろ?正直に言うてみぃ?
 言わへんかったら、祐ちゃんが先に石川もらうで?」

「ダメッ!言いますから、絶対ダメっす!!!
 ・・・・・・そりゃまあ、そういう事したいとは思ってますけどぉ。
 でも、梨華ちゃんが嫌がるだろうから、まだしません・・・。」
 
「なんやぁー。やっぱりヤリたいんやんかぁー!
 若気の至りっちゅーやっちゃなっ!健康でよろしい!
 頑張れよ!エロオヤジさん!」

「っ!
 エロオヤジは中澤さんじゃないっすかぁー!用はこれだけっすか!?」

「おうおう、もうどっか行ってええで。ほなバイバイ。エロよし君はあとはあと

「うるさいっ!!!なんなんですかぁー!もうっ。」


あぁーあぁー、よっすぃー怒ってどっか行ってもおた・・・。
大丈夫かいな。
210 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月26日(水)15時18分59秒
「なあ、加護、まだまだいくでぇー!」

「へいっ!」


何なんやぁー!?エライ気合い入ってるし。まだやるんかい。


「ちょっと石川、来たまえ!」

「はーい!何ですかぁ?」

「アンタもええ彼氏持ったなぁー!」

「かっ、彼氏って、恥ずかしいですぅ・・・。
 さっきよっすぃーと何話してたんですかぁ?」

「何ってそれは言われへんな!
 それよりさあ、アンタらってどこまでいったん?」

「どこまでって何がですかぁ?」

「わからんのかいっ!もうチューはしたんか?って聞いてんねん。」

「!!!
 なっ、何言ってるんですかぁー!?してませんよぉー!ってあっ・・・。」


言うてどないすんねん・・・。
どうでもええけど、梨華ちゃんの眉毛、八の字なりすぎやで。


「あーっはっはっは・・・
 正直でよろしい!って事はまだ手ぇも繋いでなかったりするよなぁ?」

「・・・はいぃ。」
211 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月27日(木)00時11分11秒
いやいや、だからそんな正直に言うたら、どうなっても知らんで・・・。


「ほぉー、そうなんかそうなんか!
 で、石川はどうなんさ?手ぇ触れたりしたらドキッとすんのか?えぇ?
 抱き締められたいとか思わへんの?」


顔を真っ赤にして、無言で俯いてる梨華ちゃん。


「ははーん。その反応は思とるっちゅーこっちゃな。
 今度のデートで吉澤をオトしてまえ!!!
 行け!行くんや石川!」

「・・・オトすってどうやってですかぁ?」

「おっ!なかなかええ反応やがな。
 なぁなぁ、オトしたい?オトしたいんか!?」

「だってぇ、好きって行ってくれたのにぃ、
 全然行動に出してくれないいんだもん・・・。
 そりゃあ私だって、なんて言うんですかぁ? その、甘いひとときってやつ?
 よっすぃーと過ごしてみたいですよぉ。
 でも、私から押しすぎるのも、なんかねぇ・・・。」
212 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月27日(木)00時28分55秒
「うんっ!わかるっ!わかるでーその気持ち。
 そやっ!明後日どこ行くかまだ決めてないんやろ?」

「はい。」

「遊園地行け、遊園地!
 ほんで観覧車のてっぺんでさりげなく手ぇを重ね合わしてやなぁ、
 『私の事、好き?』
 『何言ってんだよ。好きに決まってんだろ。』 
 『じゃあ、チューしてはあとはあと』って感じで言うたらええねん!
 その後はぁー・・・、そのままのムードで、ホ・テ・ルはあとはあと ヤンッ」


キモッ・・・。
ちゅうかそれって普通やん。もっと変わった事期待してたのに。
期待したウチがアホやったってか?


「無理ですぅー。そんなの言えませんよぉー。」

「アホォ!アンタから甘いムードに持って行かんと、どないすんねん!
 考えてみ?あの照れ屋で真面目くさった吉澤がやで?
 自分から甘〜い事できると思うか?
 アンタがひっぱって行ったらんとどうすんねん!
 大丈夫!吉澤はアンタが甘えたら、包み込んでくれる子やから。
 頑張るんやで!」

「わかりました!梨華頑張る!!!」


ってそんな目ぇキラキラさせんでも。
それとも、某コントみたいに目薬さしてんのか?
213 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月27日(木)00時41分06秒
そんなこんなで、今日の仕事も終了し、(どんな仕事やっててんっていうつっこみはナシよ。)それぞれが帰って行った。
そして中澤さんが帰り際に一言。


「ちょっと、吉澤! 耳貸しぃ!」

「なんすか?」

「やっちゃえ、まずやっちゃえ。
 よし、できる!と思った奴だけが石川とデキるんだ。 byつんくさん」

「なっ、何言ってんすか!?
 しかもそのネタ前にも使ってたじゃないっすか!」

「そういやそうやったな。じゃあ、
 諦めるな!一度迷うとクセになる。 byつんくさん」
 
「意味わかんないっすよ!」

「そらそうや! 意味なんかないもぉーん!
 ・・・とりあえず、明後日が勝負やで!
 押して押して押しまくれ! 石川をオトして見せるんや!
 思いっきり惚れさしたれ!わかったか!?」

「・・・ラジャーっす。」

「何ぃー!? イヤじゃやとぉー!」


いやいや、そのネタも前つこたはりましたやん・・・。
214 名前:加護ちゃんでっす 投稿日:2001年12月27日(木)00時47分27秒
「ちょいっ、加護!?」

「へいっ!」

「明々後日はすんごい事なってるで、きっと。」

「何がですか?」

「いしよしがや・・・。
 きっとなあ、『ひとみちゃーん、キスしてはあとはあと
 『ダメだよぉ。みんな見てるじゃん。』
 『見てたっていいじゃん。』
 『じゃ、家帰ってからねはあとはあと』・・・・・」
 
(妄想続く・・・)


あらら、また自分の世界に入ってまいはった。
気づかんうちに先帰ろぉーっと。
215 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月27日(木)01時29分33秒
>>207-214
更新しました。
またいしよし書けなかった・・・。

>>205 M.ANZAIさん
いしよしはこれからもっと止まんない状態に入る予定です!(w
今までは姐さんと加護が止まりませんでしたので。
加護の「おるわけないやろ!」に萌え〜!
これからもたまには関西弁使ってほしいと思う今日この頃っす!

>>206 Charmy Blueさん
トイチ、笑ってもらえてよかったです。
誰も知らなかったらどうしようと思いつつ書きましたので。(w
姐さんと加護のコンビ気に入って頂けて光栄です!
でもこの二人、ちょっと調子にのせすぎたかも・・・。
加護の関西弁マンセー
216 名前:理科。 投稿日:2001年12月27日(木)05時33分13秒

ここの加護ちゃん大好きだぁ〜♪
可愛すぎですよ。裕ちゃん&加護ちゃんコンビも
そぉとぉいい味でてるし!
217 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月27日(木)12時03分59秒
ねーさんの“恋愛指南役”が暴走&脱線してて面白いです。
そんなねーさんを冷ややかに見捨てて行く加護ちゃん、ナイスです。

次ぎはいしよしデートの日?
加護ちゃんもオフを潰されてしまいそうだ、ねーさんのおかげで・・・
218 名前:セリ−ナ 投稿日:2001年12月28日(金)17時59分48秒
かなりイイです
裕ちゃんに対する加護のツッコミとか、
あと敬語の関西弁教えるとことか、パソコンの前で爆笑しました

これからもがんばってください
219 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月28日(金)22時16分08秒
ついに、待ちに待った初めてのデートの日になった。
待ち合わせはアルタ前に10時。

♪じぃーんせぇーってすっばっらしぃー

朝から鼻歌満開、超ゴキゲンの吉澤です!

今日はどうっすっかなぁー。
とりあえず渋谷行って、何か買って、それからは・・・、梨華ちゃんと相談かぁ。
よぉーし、今日こそはビシッっと決めるぞ!

何着て行こっかなー。
うーん・・・。いつも通りでいっか。
動き易さ重視!これ吉澤式!
という事で、白のパーカーとジーパンに決定。
グレーのダッフルコートを羽織ってと。

そろそろ行くか。
今から出たら9時30分ぐらい前に着くけど、まあ、いいか。
相手より早く行くのは基本だしね!

よっしゃ!
頑張るぞぉー! 行ってきます!!!
220 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月28日(金)23時04分53秒
ジリリリリリリリ・・・・・

う゛ぅ〜、眠いよぉ・・・。
今何時ぃ? 8時? 
・・・そうだっ! 起きなきゃ! 今日はひとみちゃんとデートだった。

昨日のうちに出しておいたお気に入りの服に着替えてと。
フェイクファーのタートルネックノースリブ
(色は白に近いピンク。形は、『聖なる鐘がひびく夜』の衣装みたいなやつね。)
と、ジーンズでできたミニスカート。
それにピンクのコートを羽織ってできあがり!

うーん、ちょっと寒いかな?
まっ、大丈夫だよね。いざとなればひとみちゃんに暖めてもらうもんっ!
なんちゃってね。

メイクは、いつものナチラルメイクにしようと思ったけど、
いつもより気合いが入ってるみたいでちょっと濃くなちゃたかな。

よしっ!これで準備OK!
変な所は・・・・・、ないね。
石川梨華。今日はひとみちゃんをオトしてきます!
頑張るぞぉー。では、行ってきます!
221 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月28日(金)23時45分40秒
その頃、モーニング娘。1の悪ガキはというと・・・。


プルルルルルル・・・・・

あれ?出ぇへん・・・。おっかしいなぁ。
もう一回。

プルルルルルル・・・・・ガチャ


「ゴホンッ。
 はい、こちら寝起きも可愛い中澤裕子の携帯ですが?」


えーと、もちろん無視の方向で。


「もしもし、おはようございます。」

「おっ、辻かぁ? おはようございます。」

「違いますよぉ。加護です。」

「あれっ? 辻加護コンビの素直でエエ子の方ちゃうの?」

「そうですけど・・・。」

「やっぱり辻か。」

「加護ですよ! 辻加護コンビの素直でエエ子の方の加護です!!!」

「なぁーんや。辻加護コンビのうるさくて生意気で悪ガキの方の加護か・・・。」

「違いますっ! ・・・もういいですよぉ。
 それより、今日どうするんですかぁ!?」
222 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月28日(金)23時47分21秒
「今日? 今日はオフやで。」

「違いますよぉ! いしよしの尾行はどうするんですかぁ?
 もうそろそろ行かないとヤバイですよぉ?」

「アホか! せっかくのオフになんであいつらに付き合わなアカンねん。
 ウチは今日はゆっくりすんの! ほなオヤスミ!」

「ええぇー!!!
 そんなのアリですかぁ!?」

「アリもキリギリスも知らんわ!
 もう、アンタは朝からうるさいやっちゃなぁー。
 そのキンキラ声で関東弁喋るな! 頭痛いねん!
 用はそれだけか? ほな切るで!
 あっ、そや、明日は集合時間よりかなぁーり早めに来るように!」


プツッ、ツーツーツーツー・・・・・

あっ、切られた。
くっそー! ウチ今日めっちゃ暇やん。
・・・しゃあない。新しいギャグでも考えるとするか。

その前に、今年の目標は『打倒中澤』に大決定や。
223 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月29日(土)00時01分26秒
午前8:30
アルタ前

はぁー、寒い。
早く来すぎちゃたよ・・・。
と思いながら一人ポツンと立っている吉澤君。

それから1時間後・・・
午前9:30


「よっすぃー!」

「梨華ちゃん!(うっ、可愛い)」

「ゴメン、待ったぁ?」


眉毛を八の字にして心配そうに言う石川さん。


「いや、全然! っていうかまだ30分前だし!」


早くもそんな石川さんにノックアウトの吉澤君。


「クスッ、二人とも張り切って早く来すぎちゃったんだね。」

「そうみたいだね。
 どっか行きたいとこある?」

「いや別に、特にはないけど。」

「そっかぁー、そうだ、なんか欲しい物とかある?
 一緒に見に行こうよ!」

「じゃあ、靴見ていい?
 最近、ブーツ買いたかったんだよね。」


その瞬間、石川さんに何か買ってあげようと、
かなり多めにお金を持って来ていた吉澤君は、
心の中でガッツポーズ。そして、満面の笑みで


「モチOK!!!」

と叫んだのでした。
224 名前:初デート当日! 投稿日:2001年12月29日(土)00時22分03秒
梨華ちゃんの行きたかった店に着くまでは、
どんなブーツが欲しいだの、最近のメンバーはどうだの
といったたわいもない話をしていた二人。

今までのぎこちなさはなく、久々に普通に喋れた二人は
それはもう、楽しくて楽しくてしょうがなかった。

そうこうしているうちに店につき、
ブーツを選ぶ石川さんと、
その隣から「それいいねぇー。」「これ梨華ちゃんに似合う!」
などと、あーだこーだ言ってる吉澤君。
それはまるで夫婦のよう・・・。

そして、真剣にブーツを見てる石川さんに

「ちょっと向こう見てきていい?」

「うん? いいけど、どうしたの?」

「いや、ちょっと見たいものがあってさ。
 すぐ戻ってくるから、ここで待っててね。」

と言って少し離れた所に行く吉澤君。



225 名前:闇の住人 投稿日:2001年12月29日(土)00時46分41秒
>>219-224
更新しました。
みなさん、いつもレスありがとうございます!
とっても嬉しいっす!

>>216 理科。さん
ありがとうございます!
加護ちゃん好きですか?
祐ちゃんと加護ちゃんのコンビにイイ味が出せればいいなと思って書いているので
そう言ってもらえて光栄です!
これからも加護の裏の顔?(w を追求していきたいのでよろしくです!

>>217 M.ANZAIさん
恋愛指南役・・・。これいただいてもいいですか?(w
加護の台詞を考えてる時浮かんでくるのは、
何故か加護の顔ではなく加護のAAだったり・・・。
これからもきっと見捨てていくかも?です。(w
とくばんの吉澤、いつものように寒くなく、いい味だしてましたね。おもろかった。

>>218 セリーナさん
敬語口座笑って頂けましたか。
ありがとうございます!スベッたらどうしようかと思ってたので。(w
本物の加護も中澤さんにつっこんで欲しい今日この頃。
ハロモニあたりで無理ですかねぇ?
これからも頑張るので、よかったらまた読んで下さい!


次こそはいしよしの甘いシーンそ書きたいと思っていますので、
みなさん、どうか飽きずにお願いします!
(って、甘くできるかどうかわからないですが・・・。)
どうも自分はマターリしかできないみたいなので。
これからもよろしくです!m(__)m
226 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月29日(土)01時04分11秒
まじで裕ちゃん&加護のやりとり笑えマス。
いしよしよりも気になる京本政樹。
いいっすねぇ。がんばってください!
いしよしの甘シーン、奇態してます。
227 名前:M.ANZAI 投稿日:2001年12月29日(土)17時58分36秒
なーんだ、加護ちゃん期待に胸膨らませててショック!---(w
いや、電話での会話も軽妙で楽しいです。
こんなの、実際にも見せてくれないかなぁ〜。

二人の服装は・・・『新・美少女日記』の中にある「ゴナゴト」ってコーナーでも
よっすぃーはボーイッシュ、梨華ちゃんはお嬢さんって感じの衣裳での登場が多いので
そんな感じのカップルを想像していました。
初々しい爽やかカップルの今後の進展に期待してます♪
228 名前:Charmy Blue 投稿日:2001年12月31日(月)19時47分46秒
エロくない爽やかカップルも(・∀・)イイ
がんがってください!
229 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月01日(火)17時49分32秒
もー姐さんと加護の携帯でのやり取り最高!!
もう・・・ 思わずPCの前で1人笑っちまった。
加護!!いしよし尾行の後・・・中澤宅におしかけて報告しろ!!(w

ちなみに・・・ちょっと気になったけど中澤は祐ちゃんじゃなく・・・裕ちゃんだよ!!
中澤に・・・何リーダーの名前間違えれてるんだ!!ゴルァ〜!!って怒られるぞ!(w
230 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月01日(火)23時41分58秒
店をすぐ出た所にある、アクセサリーがおいてある露店。
そこに吉澤君は一人でいた。


「オニーチャン、ナンカサガシモノデスカ?」


店員の黒人さんがカタコトで話かけてきた。
一応、兄ちゃんじゃないんだけどな。まっ、いいけど。


「あのー、彼女にあげるリング探してるんすよ。」

「フーン。ドンナカノジョ?
 カッコイイケイ?カワイイケイ?
 好きな服のイロとかあったらイイのさがすYO!」

「えーっと、
 見た目はすっげぇーかわいくて、上品そうかな。
 服はよくピンク着てます。
 服だけじゃなくて持ってる物はピンクが多いっすね。」

「OK!OK!
 コレナンカドウ!?」


店員さんは細めのシルバーリングを出してきた。
それはシンプルなんだけど、薄い水色の石で描かれたラインが入っている物で、
安くても、気高い感じのするものだったんだ。
そんな指輪を一目見て気に入った私。


「キレー・・・。」

「デショオー!? ピンクトミズイロハアイショウガイイカラネー!
 ヤスクスルYO!」

「ありがと!
 コレ貰うねっ!」


私はニヤついた顔でそのリングを買いながらも、
梨華ちゃん喜んでくれるかなぁ。
気に入らなかったらどうしよう・・・。
という不安と共に、さっきの店に戻っていった。
231 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月01日(火)23時56分57秒
店に戻ると、何やら困った顔をしている石川さん。

どうしたんだろう?
また眉毛八の字になってるじゃん。
可愛いなぁー、もう・・・。


「ただいまぁー!
 どうしたの?そんな困った顔して。」

「よっすぃー! やっと来た!
 この二つ迷っちゃってさあ、よっすいーに選んでもらおうと思って。」

「そうだったんだー。
 じゃあ、履いてみてよ。」





「・・・。私はこっちの方が好きだなぁ。
 梨華ちゃんによく似合ってると思うし。」

「そう? じゃあこれ買ってくるから待っててね。」

「待って!!!
 ・・・私に買わせてくれない?」

「えっ?
 ダメだよぉ。そんなの悪いじゃん。」

「いいんだよ。・・・っていうかお願い。
 今日ぐらいはかっけぇー事さしてよ。」

「・・・うん。」
232 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)00時15分26秒
なんか今日のひとみちゃん、いつもより格好いい。
そんな事言われたらホントに惚れちゃうよ?


「じゃ、行こっか。」


年下なのに、頼りになって優しい人。
今、一生ひとみちゃんについて行きたくなっちゃったじゃない。


「あっ!
 行くとこ決めてねぇーや。どこ行こっか?」


ペロッと舌をだして言うひとみちゃん。
可愛い。やっぱ年下だね。こういう少年っぽい所もいいなぁー。


「ねぇ、遊園地行かない?」

「遊園地? 梨華ちゃんって意外と子供っぽいんだね。
 いいよ。行こう!」

「そんな事ないよぉー! 一応年上なんだからね!」



そんな風にじゃれ合いながら遊園地に向かった。
そこには最近のギクシャクした空気はなくて、
昔の・・・、そう、『親友』だったあの頃に戻った気がした。


233 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)00時31分25秒
そんな普通な関係で、
普通の楽しい会話をして、
普通にアトラクションを楽しんだ二人。



「乗り物全部乗っちゃったねぇー。」

「うん。すっごい楽しかったよ。
 ・・・・・あっ!!!」

「? 梨華ちゃん、どうしたの?」

「別に対した事じゃないんだけど、『全部』じゃないなっと思って・・・。」

「ん? 何乗ってない? 何か乗り忘れたのあったっけ?」

「観覧車乗ってないじゃん。」

「ああー! そうか!
 でも、観覧車ってアトラクションっていうの?
 ただ回ってるだけじゃん。
 ・・・梨華ちゃん、乗りたい?」

「別に乗りたいってわけじゃないけど、一応アトラクションでしょ?
 でも、よっすぃーって全然夢のない言い方するよね・・・。」
 
「はははっ!
 よく言われる! でも、観覧車に夢なんかないじゃん。
 まあ、一応アトラクションだし乗っとこうよ!
 ウチとしては全アトラクション制覇したいしねっ!」



少年のような笑顔で石川の手を引き、目の前の観覧車に向かう吉澤。
そして二人は観覧車の中へ・・・。
234 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)00時43分59秒
---ガチャッ---

ドアのロックがかかり、序々に上昇して行く観覧車の中、
勢いとはいえ、石川の手を引いてきた事を後悔する吉澤。


うわぁー! どうしよう・・・。
手ぇ引いたまんまだよぉ。ってかこれじゃあ手ぇ握ってる状態じゃん!
イキナリ離すのもなんだしなぁ。
だからといってこのままってのも・・・。
無言状態だし、梨華ちゃんも俯いちゃってるし。マジでどうしよう・・・。



その頃石川は・・・。


ひとみちゃん!?
ちょっとぉ、どうしたらいいのぉ?
でも、よく考えたらチャンスだ。
今まで聞けなかった事聞いてみよう。
今聞けなかったら、ずっと中途半端な関係のままだよね。
そんなんヤダよぅ。

スーハー、スーハ 深呼吸をしてぇ・・・、よしっ!
235 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)01時01分29秒
「ねぇ・・・。」

「はっ、はいぃ?」

「ずっとね、ひとみちゃんに言いたい事があったの。」

「うん。」

「ひとみちゃんはさ、まだ、私の事好きでいてくれてるの?」

「うん。前に、気持ち伝えた時と全然変わってない。」

「そっかぁ・・・。
 私は変わったよ? 
 やっぱり、今まで通りには見れなかった。
 日に日にひとみちゃんの存在が大きくなっていってね、
 気がついた時にはもう、ひとみちゃんの事しか考えられなくなってた。
 ちょっと前までは、やっぱりどこかで『女同士』って事に抵抗があって
 正直言ってそういう関係にはなりたくなかったの。」

「・・・・・うん。」

「何がイヤだったって言ったらね、
 女同士で付き合うのがイヤなんじゃなくって、
 周りの人達に変な目で見られるのが怖かったの。
 ひとみちゃんはみんなの前でちゃんと言ってくれたのにだよ?
 私、あんなに応援してくれてるメンバーの事さえ信じきれてなかった。
 ごめんね。ヒドイよね。本当にごめん・・・。」

「いいよ。謝らないで。ホントに悪いのはウチの方なんだから。」
 
236 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)01時18分46秒
「そんな事ない! だって、嬉しかったんだよ?
 好きって言ってくれて嬉しかった。
 だからぁ、だからさぁ・・・・・」

「? ・・・だから?」

「もう一回、もう一回だけ言ってくれないかな!?
 そしたら私、ちゃんと答えられるから!」

「・・・もちろん!
 ンンッ、ゴホン。それじゃあ言うよ? ちゃんと聞いててね?」

「うん。」

「梨華ちゃんの事が、好き。
 もしよかったら、付き合って欲しい。」

「・・・・・ぐすっ、うんっ、うえぇーん・・・・ひとみちゃーん!」

「梨っ、梨華ちゃん!?」


吉澤の胸に顔を埋めて泣き出した石川。
そしてそんな石川をしっかりと抱き締める吉澤。


「ありがとお!
 私、ひとみちゃんが好きっ!
 多分、ひとみちゃんより、私の好きの方が大きいんだからね?
 お願い、ずっと私だけを見てて!」

「っ! 当たり前じゃん!
 今までだって梨華ちゃんしか見てなかったんだから。
 でも梨華ちゃんさ、一つだけ間違ってるよ?」

「ううっ・・・ひっく・・・、何ぃ?」

「ひとみちゃんより、私の好きの方が大きいって言ったじゃん?
 それ、間違ってるよ。
 絶対、私の愛の力の方が強い。」
237 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月02日(水)01時29分56秒
「ウソだぁー。
 私の方が大きいもんっ!」

「へぇー。じゃ、証拠見せてよ。」

「証拠なんて、見せれるわけないじゃん!」

「私は見せれるよ?」

「じゃあ見せて・・・・・」


石川の唇が動き終わる前に吉澤の唇がそれをふさいだ。
二人にとって初めての気持ちの通じ合ったキス。
ただ重ね合わせるだけの短いキス。


「「んっ・・・。」」

「・・・これが、証拠?」

「うん。イヤだったかなぁ?」

「そんなわけないよぉ。 アリガト。」


そして、

「毎度ありがとうございました!」

「もう終わりっすか!?」

「続きはまたねはあとはあと


観覧車から降りた二人は、ちゃんと腕を組んで帰って行きました。

238 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月02日(水)01時42分30秒
>>226 名無し読者さん
いしよしちゃんと甘くなってましたかねぇ?
いやぁ、甘いの書くのは難しいっす・・・。修行しなきゃ!
裕ちゃんと加護はまた出てきますのでまた笑って下さい!(w

>>227 M.ANZAIさん
新・美少女日記見れない・・・。
頼むから今年は全国ネットにしてくれ!
ファッション用語は難しいっす。自分が興味ないもので。(w
ちゃんと伝わったかどうか・・・。
とりあえずよっすぃーはボーイッシュ、梨華ちゃんはお嬢さんです!(w

>>228 Charmy Blueさん
今後エロ書きたいとか思ってるんですけど、自分の文章表現では・・・。
もっと修行しなきゃ!
これからもがんがるっす!

>>229 名無し読者さん
加護は結局、中澤さんの歌『27』の歌詞を一日中考えてたって事で。(w
ホントに二人のトークをTVで見たい今日この頃。
裕ちゃんのご指摘ありがとうございます!
今まで気づかなかったなんて。鬱だ。逝ってきます。


みなさんレスありがとうございます!
今年もがんがるので、なにとぞよろしくもうしあげます!

239 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月02日(水)17時02分06秒
明けましておめでとうございます。

良いですねぇ、二人きりの観覧車。そして告白。
ゆっくりとしかし確実に互いのことを思い合う二人になっていってください。

>新・美少女日記見れない・・・。
 あっ、スミマセン・・・またもや考えも無しに書いてしまいました。
240 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月02日(水)21時07分12秒
あけましておめでとうございます。
観覧車の中って密室でいいですねぇ(謎)。
この2人が末永く幸せになるコトを願っております。
241 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月06日(日)00時03分20秒


楽しい時間が過ぎるのは早いもので、
とあるファミレスで早めの夕食を(もちろん吉澤のおごりで)とった2人は、
石川の家に向かっていた。



「・・・家、着いちゃったね。」

「うん。」


別れの時間を惜しむかのように言葉を交わす2人。


「送ってくれてありがとね。」

「うん。」

「今日は楽しかったよ。」

「私も。また今度、一緒に過ごしてくれるかなぁ?」

「当たり前じゃない。」

「そっかー。今日は、ありがと。・・・じゃあね。また明日! オヤスミ。」


嬉しそうにそう言った後、踵をかえす吉澤。
242 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月06日(日)00時16分48秒
「・・・・・待って!!!」


吉澤は、イキナリ叫んだ石川にビックリしたようにゆっくりと振り向いた。


「・・・ん?」

「家、上がって行ってよ!」

「え!? でも、いいの?」

「もちろん!」



---ガチャ---



「おじゃましまーす。」


「お紅茶入れるからそこに座って待ってて。」

「えっ、いいよそんなの! お構いなくだよ!」

「いいの! 今日のお礼はあとはあと ね?」


明日も仕事だし、家まで送ったらすぐに帰るつもりだった吉澤だったが、
十八番の上目遣いをされて断れるはずもなく・・・


「うっ、うん。」


と、迷わずに答えたのだった。
まあ、実際嬉しくて断るつもりなどなかったのだが。
243 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月06日(日)00時39分23秒
紅茶を飲んだらすぐに帰るつもりだった吉澤だが、
そこは15,6歳の女の子。時間を忘れ楽しい会話に花開かせていた。

そして時間は、PM11:30



「わっ! ヤベー! もうこんな時間じゃん!
 終電大丈夫かあ? 私、そろそろ帰るよ。」

「嘘!? もう帰っちゃうのぉ? ヤダよぉ・・・。」

「(うっ・・・、可愛い。)
 だって早く帰らないと、明日も仕事だし。」

「お仕事と私、どっちが大事なのぉ?」

「・・・そんなの比べられるもんじゃないよ。」


また上目遣いで迫られた(?)ノックアウト寸前の吉澤君。
『確信犯かよ、おい。』と思いながらも、一応こう答え、席を立った。
そして、

「今日は、離れたくないなぁ・・・。」


後ろから抱きつかれながら、耳元で囁かれた。


「梨っ、梨華ちゃん!?」

「よっすぃーはそう思わないのぉ?」

「いっ、いや、ウチだってそう思うけどさあ、
 今日はもう帰らないと。」

「・・・どうして?」

「終電なくなったら帰れなくなっちゃうじゃん・・・。」

「帰らないで。」

「へっ!?」

「今日は・・・、一人に、しないで。」

「梨華ちゃん・・・。」

「泊まって、くれるよねぇ?」

「・・・うん。」


好きな子に抱きつかれながら、こんな事言われた日には、
吉澤、梨華にまたノックアウトっす・・・。
244 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月06日(日)00時47分12秒
>>241-243
更新しました。
甘くならない・・・。くっそー!
修行に逝ってきます!!!


>>239 M.ANZAIさん
明けましておめでとうございます!
ゆっくりと確実に互いのことを思い合う二人にできるようにがんがります!
コナゴトのHPありがとうございました!
そうです、服装はあんな感じっす!よっすぃーはもっと男っぽいイメージですね。

>>240 Charmy Blueさん
明けましておめでとうございます!
観覧車デート=姐さんの案。いいって言ってもらえて姐さんも喜んでいるでしょう。(w
新作読ませてもらってます!いいっすねぇー!ひとむ最高!!
お互いがんがりましょう!
245 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月06日(日)01時40分35秒
とうとう梨華ちゃんの部屋にお泊りよっすぃー。
只で済むと思っているのか?(只で済ませないですよね?)
この夜の事も興味深々だけど、翌日に控えたねーさんからの根掘り葉掘りが!?

「ゴナゴト」ご覧頂けたみたいですね。ありがとうございます。
年明け早々、石川さんの
『誕生日 ケーキ食べれて ハッピーday』
という句からまた続きが始まりました。
246 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月06日(日)15時01分07秒
お泊まりネタ大好っき
247 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月06日(日)16時51分15秒
ついに???(謎)
吉澤くん、やってまえよ! 男だろ!!(w
248 名前:理科。 投稿日:2002年01月06日(日)23時55分37秒

いやいや甘々ですよ。観覧車での告白。
読んでて私がドキドキしてました(w &(爆)!!
どうなるんだろ…。
249 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月08日(火)22時54分58秒


梨華ちゃんに抱きつかれた状態となり、無言のまま2分がたとうとしていた。
それにしても、たった2分がこんなにも長く感じた事は
15年間生きてきた中で初めてだよ。

やっぱ私、この娘の事好きだ・・・。

そう思った瞬間、私はクルっと180°回転。
そして梨華ちゃんを真正面から抱き締めた。


「ひっ、ひとみちゃん!?」

「ん? 何?」

「ど、どうしたの急に!?」

「やっぱさぁ、いいよ。」

「いいって、何がぁ?」

「『何がぁー?』って何でそんな困った声出すのさ?」

「だってぇ・・・・・」


---チュッ---

私の唇を梨華ちゃんのそれに合わせた。
そして軽く微笑みながら、


「やっぱ私、梨華ちゃんの事好きだ。」

「なっ、何言ってんの!?」

「・・・何って、聞こえなかった?」

「もぉ、バカ・・・。」


我ながらクサイ事言っちゃったなー、なんて思ってたら
急に恥ずかしくなってきたよ。


「ねぇ、風呂入ってもいいかなー。」

「うん。じゃ、お湯張って来るね。」


そう言って風呂に向かう梨華ちゃんの後ろ姿を見ながら
頬を赤く染める吉澤なのでした。
250 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月08日(火)23時45分18秒
この二分間が15年生きてきた中で一番長い時間だなんて、
吉、もっとこれから長い時が来るゾ!
(そういえば「二分間娘。」って小説、どこかで見たような・・・)

この後のお風呂に熱く期待♪
251 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月08日(火)23時47分06秒


そして私は一人風呂の中。
先程の事を思い出して、ニヤニヤ、ドキドキしていた。
その事とは・・・

___________
________
_____
__


「ねぇ、お風呂張れたよ?」

「そう。梨華ちゃん先入る?」

「えぇー。ヤダよぉ・・・。」

「じゃ、ウチ先入って来ていい?」

「ダーメッ!」

「??? どうして?」

「一緒に入ろはあとはあと

「なっ、なーに言ってんの!
 冗談は加護だけにしときなよ!」

「違うよぉ。ホンキだよぉ・・・。」


また上目遣いだよ。
考えろ、考えるんだ吉澤!

一緒に入る→裸の梨華ちゃん=目の前には柔らかそうな胸→もちろん触っちゃうだろうなぁ・・・。

もしかして私、ムラムラきてる?
ダメ! そんな事しちゃ。でも、どうしよう・・・。
そうだっ! 昔近所に住んでた元ジイが『逃げるが勝ち』って言ってたっけ。
さてと、ここまで考えれば後は
どうするどうするどうするどうする・・・。って


「メロソかよ!!!」

252 名前:夜叉 投稿日:2002年01月09日(水)17時36分12秒
ぢゃ、リーダー村田ということで(爆)。

初レスです。
続き、期待してまし。
253 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月09日(水)18時50分57秒
お風呂場の中も、やらしい感じが。
しかし吉「風呂」って「お風呂」って言えよ、一応女なんだから(w。
何気に笑ってしもうた。
254 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月09日(水)22時44分05秒
昨日はpcの調子が悪くて中途半端に終わっちゃました。ごめんなさい。
そしてレスも返せなくてすみませんでした。
今日も更新できるかどうかわかりませんが、
とりあえずレスだけ返させて頂きます。本当にごめんなさい!


>>245,250 M.ANZAIさん
もちろんタダではすませません! そうですね、もっと長い時間が・・・。(w
2分間娘ですか? ううっ、しらないっす。勉強不足だ・・・。逝ってきます!

>>246 名無しさん
お泊まり好きですか? これからが本番です!
どうかまた読んで下さい!(w

>>247,252 Charmy Blueさん
吉って「風呂」って言ってそうじゃないですか?(w
お風呂の中はまだ大丈夫です。(?
関西地区、アイさが見れない・・・。鬱だ。また逝ってきます。

>>248 理科。さん
お久しぶりです!
甘かったですか? よかったー。ありがとうございます!
そう言ってもらえて光栄です! ドキッとドキッとしちゃって下さい。(w

>>253 夜叉さん
レス&ご期待、ありがとうございます!
私は柴田さんが好きです。でも斉藤さんの方がもーっと好きです。
by某引っ越しセンター
255 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月10日(木)02時29分23秒
>253
作者さまも突っ込んでないけど
吉澤女なのは『一応』だったんですか…
可哀想な吉…
256 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月10日(木)03時45分47秒
>250のとこ、変なタイミングでレス書き込んじゃいました。
スミマセン。

元(ゲン)ジイ・・・懐かしいなぁ。
あのころのよっすぃーは自分のキャラ出すのに圭ちゃんやごっちんに助けられながら
いろいろ試してたもんなぁ、それが今じゃあんな(略
今思えばFMラジオで毎週聞けてたんだよなぁ、三人の声。

「二分間娘。」説明するより読んでもらえれば話が早いんだけど、
はて?どこで読めるんだろう・・・(今度捜しときます。)
257 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月11日(金)22時31分14秒



そして風呂に駆け込んで来た私。
本当にビックリしたよー。でもよく考えてみたら、そーとー嬉しい事だったり。
そういえば今日の梨華ちゃん、結構大胆だなー。

いや、ちょっと待てよ?
つい最近までは普通に風呂一緒に入ってたんだよね。
って事はだよ? 梨華ちゃんにしてみたらいつも通りの行動だったわけだよねえ?

もしかして私、意識されてない? 私だけが舞い上がっちゃってるわけ!?

うわー! 最低ー! 馬鹿丸出しじゃん!!!

でだよ? 
もし意識されてないとして、梨華ちゃんがいつも通りに接して来るってことは、
絶対「一緒に寝よ?」って言われるよねー?

・・・・・。
まっ、いつもの事だし平気、平気っと!

ダメだ。違う事考えよう・・・。

ええーっと、あっ、そうだ!
指輪いつ渡そう。なんか怖えーなぁ。ああー! 緊張するー!
いらないって言われたらどうしよう。
そん時はまた逃げよう・・・。狸寝入り決定ね。

258 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月11日(金)23時54分57秒

ん???
狸寝入り? 寝る? ベッド? ピンクのセミダブルベッド?
梨華ちゃんと? 二人で?

寝た振りなんてできねぇーよぉー!!!

ていうかね、ていうかだよ?
同じベッドで好きな娘と二人っきりで寝るんだよ?

ウチはどうしたらいいのさー!?

うう・・・。ダメだダメだ。変な想像しちゃダメだっ!
普通にいつも通りに一緒に寝るだけだからね!?
隣で寝るだけ。隣で一夜を明かすだけ。寝顔も見ないし、体にも触れないぞー!


堅い決心をした吉澤だったが、
その直後、中澤の声が頭の中に響いてきたのは言う間でもない。


「ヤリたいんやろ? Hしたいんやろ?(ニヤニヤ」

うう・・・。何でこんな時に頭の中は中澤さんの一言リピートなんだよ!
ああ、ああ、ヤリてぇーよ! そりゃあーヤリてぇーさ!
でもそーゆーわけにはいかねぇーんだよ!
梨華ちゃんを汚すような事はしたくない。
梨華ちゃんを傷つけるような事はしたくない。
『愛する人』には幸せでいて欲しいさ。

まぁ今夜は、安部さんに『待て』をされているロシナンテ状態になりそうな予感っす。
つまり拷問ですね。
いや、嬉しいんだよ? 嬉しいんだけどさ・・・、
やっぱやる事はやりたくなるじゃん。
うう・・・、

---ザバーン!---

男吉澤、梨華ちゃんの為に我慢するっす!!!


勢い良く風呂から上がる吉澤なのでした。
259 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月12日(土)00時08分45秒
>>257-258
更新です。短い更新でごめんなさい!

>>255 名無し読者さん
突っ込み忘れのご指摘ありがとうございます!
ただ私は『天才的に可愛い』吉澤さんより『一応女』の吉澤君の方が好きだったり。(w
月光の吉澤にはマジで惚れちまいやした。
でも一番好きなのは、I WISHの空手着吉澤!!!
ホントかっけーっす!

>>256 M.ANZAIさん
>250のとこは気にしないでください! 更新が遅かった私の方が悪いので。
それにどんなタイミングでも、レスを貰えるのは嬉しいですよ!
ダイバー良かったですよねぇ? 市井ん時もおもしろかったけど、吉澤の時も好きだった。
どうでもいいっすけど、私はレイコさんが一番好きでした!(w
今更ですが、デートの時の吉の服装のイメージ通りの写真がありました!
今発売中の『女性自身』の3ページ目くらいに載っている紅白リハーサルでの私服です!
うpできなくてすいません。

260 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月12日(土)15時10分24秒
吉の心の葛藤がなんだか痛いくらいに伝わってきますね。
梨華ちゃんの方は知ってか知らずかまた吉を誘うような事をすらっと言っちゃうんでしょうね。

『女性自身』ですか、では立読みでもしてこようかなぁ。
(買うのはちょっと・・・。)

昨日の「Mステ」のトーク名場面集で、宇多田ヒカルさんと会話する石川さんのシーンが
ありましたけど、もう一年前なんですよね。黒髪の石川さんが懐かしかったです。
261 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月13日(日)00時31分41秒
我慢は体によくないね(w
262 名前:夜叉 投稿日:2002年01月13日(日)15時10分44秒
何かがありそうな予感…(w。
某引っ越し(略)って、作者様、お住まいがバレそう(爆)。
263 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月14日(月)22時25分29秒


私が上がった後、梨華ちゃんが入れ違いになるように風呂に入った。
そうしてる間ももちろん私の頭の中は『アノ事』でいっはいなわけで
まさに、しようかしよまいか考え中状態なのであった。

__________
________
______
____
__


「真剣な顔してどうしたの? 顔真っ赤だよ?」

「わ、わっ! 梨、梨、梨、梨華ちゃん!!!」

「??? どうしたの? どもり過ぎだよ?」

「な、なんでもないよぉー。」

「ホントに? 家、泊まるの嫌だったりとかじゃない?」


また心配そうな顔だ。
眉毛八の字ウルウル目。
うーん。やっぱこの顔に一番弱いわ。

そして梨華ちゃんを抱き締めながら、


「なーに言ってんの! 嫌なわけないじゃない!」

「ホントにぃ? 無理しなくていいんだよ?」


静かに腕を解き今度は額同志をくっつけた。
264 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月14日(月)22時27分30秒

「・・・しつこいなぁ、まぁーたネガティブじゃん。ダメだよぉ?
 梨華ちゃん全然、わかってないじゃない! じゃないっ アッハーン」

「わかってないのはよっすぃーの方だよっ!
 『わかってないじゃない』は彩っぺさんの歌だよっ!」

「彩っぺさん???
 ・・・ああー! 石黒さんかぁ! 彩っぺさんて何だよ。」

「彩っぺさんなのっ!
 ♪わかってないじゃなーい わかってないじゃない 海が見たいんじゃなーい」

「うーん、私は『センチメンタル南向き』派だからなぁ・・・。」

「なにそれぇ・・・。矢口さんが好きって事ぉ?」


いや、だからその顔弱いんだってば。
大好きなものを見せてくれたお礼に抱き締めてあげよう。


「馬鹿、違げぇーよ。
 あっ、そだっ、コレ・・・、はい。」

「? 何ぃ、コレ?」

「まっ、いいから開けて見てよ。
 気に入らなかったら捨ててくれても売ってくれてもいいから。
 売っても金にはならないだろうけどね。」

「あっ・・・、指輪だ。綺麗・・・。
 アリガト、ひとみちゃん。捨てたり売ったりなんてするわけないでしょ。大切にするね。」


そう額をくっつけてきながら言った梨華ちゃんは、唇を重ねてきた。


「うん。」


そして今度は私から唇を。
265 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月14日(月)22時29分18秒
「ね、手ぇ貸して? それ、付けてあげる。 ・・・ここ、いい?」


不安ながらも、梨華ちゃんの右手薬指に触れながら尋ねた。
梨華ちゃんは静かに頷いた。


「今はまだこんな安いのしか買えないけど、
 いつかはもーっと働いて、もーっといいの買ってあげるからね。
 そん時は・・・、左手に付けさしてくれる?」
 
「うん。」



そして次はどちらからともなくキス。
また、キス。キス。キス。

何十回と続いた後、舌と舌が触れた。 そしてもちろんそのまま絡ませる。

吉澤にとって人生最大の長い時間が始まろうとしていた。
266 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月14日(月)22時53分16秒



二人共ぎこちないながらも本能のままに舌を動かし続けた。


ちょっ、ちょっといいのぉー!?
もしかしてこれがディープキスってやつ? ヤベッ、初めてだよー!
梨華ちゃんってやっぱこういう経験豊富なのかなぁ。
下手とか思われてたらどうしよう・・・。振られちゃうよ。
いや、大丈夫だよね。きっと大丈夫だ! こんなに好きなんだから。


どうしよう。ひとみちゃん、凄い激しい・・・。
こういう経験が無かったわけじゃないけど、こんなに気持ちいいの初めて。
ダメ・・・。もうヤバイよぉ・・・。


「うっ、んはっ」

「ごっ、ごめん! 嫌だった!?」

「ううん。そんな事、ない。」

「ホンットごめんね? 
 ・・・そろそろ寝よっか。」


そして二人はピンクのセミダブルベッドに入っていった。


「じゃ、おやすみ。明日も仕事頑張ろうね。」

「うん。オヤスミ。」
267 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月14日(月)23時06分16秒
>>263-266
更新しました。
なかなか進まない・・・。くそっ!


>>260 M.ANZAIさん
ここの吉は優柔不断なんです。(w
梨華ちゃんは年上の余裕を見せれるようにがんがってます。
Mステのシーンは『恋しちゃ』の時でしたね。
あの頃私は加護にK.Oしてました。(w

>>261 名無し読者さん
吉はきっと体に良くない事はしないでしょう。
プロ意識を持って自己管理して欲しいので。(w
だから我慢は(略

>>262 夜叉さん
何があるかはお楽しみ。期待はずれでも許して下さい。(w
某ひっこしCMって全国ネットじゃなかったんだ・・・。
知らなかった。逝ってきます!
268 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月15日(火)00時11分59秒
石川さん・・・経験あったのね・・・よっすぃ〜ショック!!!
269 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月15日(火)04時43分42秒
「初デート当日!(長い夜)」編はまだまだここから佳境ですね!?
ってナニ期待してんだろう〜。

270 名前:夜叉 投稿日:2002年01月15日(火)14時37分18秒
あのCM、全国ネットやったっけか?
もしかすると、自分の勘違いかも…(汗汗。

お楽しみは演歌の(略。w
↑すんません、逝ってきます。
271 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月15日(火)23時00分11秒
このまま無事に朝を迎えられるのでしょうか?(w
272 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時12分56秒


とは言ったものの、中途半端に気持ちいい事をした直後。
石川は、体のうずきを無視して素直に寝れるわけもなかった。

そして吉澤も、隣に大好きな梨華ちゃんが寝てるという事実に興奮し、寝られる筈もなく。

__________
________
______
____
__


「ねぇ、ひとみちゃん。まだ、起きてる?」

「うん。まだ梨華ちゃんも寝てなかったの?
 早く寝なきゃダメじゃん。明日もまた仕事なんだから。」


緊張のあまりまくし立てるように言ってしまう吉澤。


「うん。」

「あっ、ウチが隣りにいると寝にくいか。
 明日も大事な収録だし、床で寝るよ。」


そう言ってベッドから出ようと立ち上がった吉澤のTシャツの裾を、
急に上半身を起こした石川が引っ張った。


「行かないで・・・。一緒に、寝ようよぉはあとはあと

「へっ!? でも・・・」


二人の間に少しの沈黙が続く。
273 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時14分16秒
「ねぇ、一つだけお願い聞いてくれない?」

「? いいけど、何?」

「ひとみちゃん、お願い。キスして?」


断る理由もないし、もちろん吉澤もしたかったので、そのまま二人はキスをした。
そして当然、そのままお互いの舌を絡め合い深い口付けに。

吉澤は何度も『愛してる』と伝えるように無我夢中で石川の口内を堪能し、
そのせいでもう、石川の頭の中は半分真っ白になっていた。

不意に唇が離れ見つめ合う二人。
石川はすでに焦点が定まらなくなり、瞳は輝くぐらいに潤んでいる。
そして、無意識のうちに流し目になり、その瞳を見つめ、
『誘われてるのと勘違いしちゃうじゃん。』
と思いながらも、また無意識的に呟いてしまった吉澤。


「梨華ちゃん、綺麗・・・。」


この言葉を皮切りに、また二人は深くて甘い口付けに溺れていった。

吉澤の器用な舌使いに感じてしまった石川は、
自分の体を支えきれなくなり、そのままベッドに倒れ込んだ。
そして、それに引っ張られた吉澤もベッドに沈んだ。

そう、つまり、吉澤が石川を組み敷いている状態になったのである。

それでも二人は腕と舌は絡めたままだった。
いや、正確に言うと、
吉澤はこのまま女である私が抱いてしまえば、
石川を汚してしまう事になると思い、やめようとしたのだが、
それに感づいた石川がさらに強く抱き締め、離さなかったのだ。
274 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時16分28秒
そんな行動をとられて、ようやく意を決した吉澤は、石川の華奢な背中に腕を回した。
『梨華ちゃん!? いいの?』

それに答えるように石川は、吉澤の髪を撫で回すように頭を包み込んだ。
『お願い。して・・・。』


お互い、言葉は交わさなかったが、その仕草だけで気持ちが通じ合った。


 
いやっ、てか、本当にこのままやっちゃっていいの?
・・・ダメだよ、こんな事しちゃ。梨華ちゃんを傷つけるかもしれないんだよ?
やっぱダメ。できない・・・。

『何言うてんねや! 
 この状態で石川がアンタを離さへんっていうのがどういう意味なんかわかってんのかぁ!?
 これで終わったら石川のカラダの疼きはどうなんねん!』
うっ、中澤さん・・・。やっぱそうなんですかねぇ? ヤルべきなんですかねぇ?

『アンタ! そんな事したらどうなるかわかってんの!?』
やっ、保田さん! 怖いっす・・・。やっぱできねぇーよ。

『吉澤はヤリたいんでしょ? 大丈夫。石川もそれを望んでるから。』
飯田さんまで! 何でそんな事わかるんすかぁ?

『信じて! カオリにはわかるの。ほら、今だって吉澤の質問に答えたでしょ?
 大丈夫・・・。だから、頑張るのよ!』
もしかして交信!? 本当にできるんだ! かっけぇー!!!
って言ってる場合じゃないや。
っていうかねー、何でこんな時にメンバーが、
しかもよりによってこの三人の声が聞こえてくんだよー!
はぁー、嫌だなぁー。ついてねぇーや・・・。
275 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時18分00秒
でも確かに今更止められないよ。梨華ちゃんもこんなになっちゃってるし。
私が梨華ちゃんの立場だったら今やめられると辛いよなぁ。
いやそんなのただのいいわけだ。私がもう止まんないだけ。

いいよね・・・。

私は、キスをしたまま、右手を梨華ちゃんの左胸の上に置いた。
そして、少しだけ唇を離し、言った。


「ねぇ、いい?」


目をトロンとさせたまま、無言で頷く梨華ちゃんに、さっきと同じようなキスをした。
もちろん胸に触れながら。

ヤバイ、ヤバイよー。
忘れてたけど、私、こんな事するの初めてだ。
ちょっとぉー、どうすればいいわけ!?
わっ! いつの間にか手が胸の上に・・・。
もっ、揉んじゃっていいの?
どうしよう。わかんないけどゆっくりなら大丈夫だよねぇ?
じゃあ、優しくゆっくりと・・・
276 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時18分49秒
でも確かに今更止められないよ。梨華ちゃんもこんなになっちゃってるし。
私が梨華ちゃんの立場だったら今やめられると辛いよなぁ。
いやそんなのただのいいわけだ。私がもう止まんないだけ。

いいよね・・・。

私は、キスをしたまま、右手を梨華ちゃんの左胸の上に置いた。
そして、少しだけ唇を離し、言った。


「ねぇ、いい?」


目をトロンとさせたまま、無言で頷く梨華ちゃんに、さっきと同じようなキスをした。
もちろん胸に触れながら。

ヤバイ、ヤバイよー。
忘れてたけど、私、こんな事するの初めてだ。
ちょっとぉー、どうすればいいわけ!?
わっ! いつの間にか手が胸の上に・・・。
もっ、揉んじゃっていいの?
どうしよう。わかんないけどゆっくりなら大丈夫だよねぇ?
じゃあ、優しくゆっくりと・・・
277 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時19分30秒
!?!?

スゲェー! でけぇー! 柔らけぇー!!!
うーん。 吉澤、梨華乳に感動。
・・・これは、クセになりそうっす。
いやでも、こんなにも女の体が、もとい、梨華ちゃんの体がイイなんて知らなかったよ。
ゴメンね、弟君達。姉ちゃんの方が先に経験しちゃいました。


「うっ、あんっ・・・」


えっ!? 梨、梨華ちゃん!?
今声出した? ってもしかして感じちゃってくれてんの?
ううっ・・・、嬉しい。
これは何としてでもイカしてあげないと・・・。

よぉーし、直に触っちゃえ。
私は、服の中に手を入れた。
・・・・・ん? あっ、ブラジャーだ。
そりゃあ寝る時だってブラしてる人がいてもおかしくないよね。
でも本音は、生で触りたい・・・。


「ねぇ、これ、とってもいい?」


返事はなかったけど、背中をベッドから浮かすようにしてくれた。

これはぁ・・・、つまりOKって事?
ですよねぇ? そうですよねぇ?
278 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時20分16秒
私は右手で梨華ちゃんの左胸を揉みながら、左手でブラのホックを外した。
・・・・・何気に片手で外せる自分が悲しい。
本当にこういう行為初めてなんすよ? 女遊びなんてしてないっすから!
って誰に弁解してんだろ。

あっ・・・、生乳だ。スゴイ。初めてだよ。 最高! 気持ちイイっす!
ん? 何か尖ってる。何だこれ。
・・・これはもしかして、あれですかぁ!? そのぉ・・・、タッテルってやつですかぁー!?
私は、初めての出来事に感激し、無我夢中でソコを触りまくった。。


「あっふ、ううん・・・」


やっぱココって気持ちいいんだ・・・。

しばらく手の平でソコばかりに触れていた私だか、
何故か突然、とても舐めてみたい衝動に駆られた。

ここまできたら、やるしかない・・・。
という訳の分からない決意に後押しされた私は、梨華ちゃんの胸に口付けた。
もちろん口付けるだけでは飽きたらず、思い切り吸ってみたり、軽く噛んでみたり・・・。
目線はずっと可愛い梨華ちゃんの顔。
そのエロい目線が梨華ちゃんをさらに興奮させてるとも知らずに。
279 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時20分49秒
「あっ、ううん、いやっ・・・」


大人っぺー・・・。すげぇー綺麗だよ・・・。こんな表情見た事ない。
わかってる? 絶対、私以外の人には見せちゃダメなんだからねえ?
そう思った瞬間、いつも以上に梨華ちゃんの事を愛しく思った。
梨華ちゃんの全てを見たい・・・。

そして、服を脱がせようとしたが、


「いやっ、ダメッ・・・」


梨華ちゃんのささやかな抵抗。


「どうして?」


手は止めず、耳元で囁いてみる。


「だって、恥ずかしいじゃないぃ・・・。」


「大丈夫だよ。それともやっぱ嫌とか?」


不安そうに尋ねる私と、首を横に振る梨華ちゃん。
その仕草を見て安心した私は、


「私しかいないから大丈夫。」


と囁き、そのまま耳朶を口に含んだ刹那、
梨華ちゃんの体がビクッっとするのがわかった。
280 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時21分24秒
うーん、可愛い。
そして、服を上から順番に脱がせた。もう、上半身は何も身につけていない状態になっている。


「梨華ちゃん、すっごい綺麗・・・。」


首筋に唇を近づける。
するとまた、梨華ちゃんの体が跳ねた。

そして、肩・肘・指先・脇腹・胸に、ゆっくりと唇を落としていく度に小さな声で喘いでいる。
その声にまた興奮してくる私。


______
____
__



ついに下腹部まで到達したので、スカートと下着を脱がせ始める。
梨華ちゃんはもう抵抗をせず、それどころか腰を浮かせてくれた。

・・・・・不意に黒い茂みが見えた。
すっ、すごい。これが例のアレですか・・・。
ヤベッ、めっちゃドキドキしてきたよー。
落ち着けぇー、落ち着くんだ吉澤!
少しぐらいなら、見っ、見ちゃってもいいよねぇ?
281 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時23分18秒



すげぇー! かっけぇー!!!
それにしても、綺麗・・・。
うわー、こんな風になってんだ。
自分で見た事なんてないから知らなかったけど。


「見ないでぇ・・・」


へっ!?
そっ、そりゃあ、こんなとこジッと見られるのは嫌だよね。
梨華ちゃん、ごめん!

うう・・・、触りたい。触りたいよぉ。
でも、ここは我慢!
なんてったって私は、ショートケーキの苺は最後に食べる派ですからっ♪

そしてまた、唇を落とし始めた。
今度は、腿・膝・脹ら脛・足先に・・・。
さっきよりも梨華ちゃんの声が大きくなったような気がするのは気のせいかしら?
意外と膝が感じるみたい。私しか知らない秘密だね。(ニヤリ
まっ、私的には胸が一番好きなんだけど。

一人でそんな事を思いながら、また梨華ちゃんの胸に吸い付く私。
ははっ、やっぱ柔らかくていいやぁー。

しばらく胸を責め続けてたんだけど梨華ちゃんの様子がおかしい。
ん?梨華ちゃん、何モゾモゾしてんの?

282 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時24分25秒


「どうかした?」

「もぉだめぇ・・・」

「? ん?」

「早くぅ・・・」


ん? 早く? 何が?
考えろぉ、考えるんだ。
早く終われ? それはないよね。この状態でそれはあり得ない。
それにまだ・・・・・ってあっ!
そーゆー事ね。ストロベリーオンザショートケーキね。
早く苺を食べやさーいと。まめに野菜をたべやさーいってか?
可愛いなあ、もぉ。もうねぇー、こっちだって我慢出来ないよ。

右手中指を茂みの中に入れて行く。


「きゃっ、あっんはっ・・・」


うっ、あったけぇー!!!
ていうか、っていうかさぁー、すごい濡れてる・・・?
これはつまり、吉澤で感じてくれっちゃったって事っすよねぇ?
嬉しい。嬉しすぎだよ!
神様、ありがとー!
吉澤は今幸せっす! 今度生まれ変わる時は、是非男にして下さい!
283 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時25分10秒

「はっ、はぁ、うっ・・・」


もうねぇ、この声を聞きたいんっすよ。
だから、指を優しく速く、動かしてみた。


「ああーっ、あっ・・・」


ん? もしかして堪えてる? ダメだよ、声が聞きたいの。


「もっと、可愛い声聞かして?」

「やっ、いやっ・・・、んはっ・・・」


恥ずかしがりながらも、だんだん大きくなってきたような気がする。
梨華ちゃん独自の甲高いアニメ声がさらに高くなり、刺激的な声となって耳に入って来る。
もっとその声を聞きたくて、もっと感じてる顔を見たくて、
私は指の動きを少しだけ強くし、スピードも速めた。


「うっ、ああぁー、だめぇー・・・。」


梨華ちゃんは、体を仰け反らせながら言葉にならないような声で叫んだ後、
急にガクッと体全体の力が抜けた。

ん!? 何今の? どうしたのさ!? 私、何かした?
284 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時25分43秒

「梨華ちゃんどした? 大丈夫?」


肩で息をしながら、何故かクスッっと微笑む梨華ちゃん。


「ひとみちゃん・・・、アリガト。」

「ほぇ!? 何が?」

「クスッ、まだわからないのぉ? わかってよぉ・・・。」

「??? ごめん、わかんないや。」

「もぉ、だからぁ、その、つまり・・・、気持ちよかったよ?」

「嘘、本当に? ってもしかして梨華ちゃん、あのそのぉ、イッ、イっちゃったの?」

「アハハッ! 何それぇ!? もうちょっと言い方あるでしょ? 一応女の子なんからぁ。」

「じゃっ、じゃあ・・・、エッ、エクスタシー感じちゃったとかぁ?」

「もぉ、中澤さんに言うよぉ!?」

「ダッダメダメダメダメ!!!
 いや、弟の影響だよ、弟! ほら、ウチ兄弟男ばっかっだから。」

「そんな焦らなくていいじゃない。それとも何かやましい事でもあるの!?」

「へ!? ないないないないないない!!!」

「やっぱり怪しい。」

「違うって! そんな事ないっ・・・」


言葉を言い終える前に唇を塞がれた。
285 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時26分25秒

「ひとみちゃん可愛い。そんな慌てなくっても、わかってるよそんな事。」

「? どうしてわかるの?
 ・・・・・まっ、まさか交信!?」

「何言ってるの? そんなわけないじゃない!」

「そっか。よかったぁー。梨華ちゃんまで交信してたらどうしようかと思った。
 でも、じゃ、どして?」

「だって、ひとみちゃん・・・・・、」

「だって何?」


なかなか言わないので催促してみると、梨華ちゃんの顔はみるみるうちに真っ赤となり、
聞こえるか聞こえないかぐらいの声で


「だってぇー・・・、優しかったんだもん。それにぃ・・・・・」

「? それに?」

「うっ、上手かったし。」
286 名前:初デート当日! 投稿日:2002年01月17日(木)23時28分43秒


真っ赤になる私と、さらに真っ赤になる梨華ちゃん。
そしてその後続いた少しの沈黙。見事に私がやぶってやった。


「そっ、そろそろ寝よっか。」

「そっ、そだね。」

「うん。おやすみ梨華ちゃん。」


そう言い、梨華ちゃんの唇にキスを落とした。


「もぉ、何するのよぉ。・・・、オヤスミ。」


そしてまた少しの沈黙。


「ねぇ、梨華ちゃん?」

「? ん?」

「えっと、変なお願いしていい?」

「んー、できる事なら。」

「あの・・・、非常に言いにくい事なんですけどぉー、触っていい?」

「うん? 何をぉ?」

「えーっとそのぉ・・・、ここ。」


そう言いながら、お気に入りの梨華ちゃんの胸に触れる私。


「!?!? え!? ちょっ、何!?」

「なんかさぁ、でっかくて柔らかくて触ってると落ち着くんだよねぇー。
 ダメ、かなぁ?」

「ダメじゃないけどぉ・・・、もぉ! エッチなんだからぁ!」

そして私は、その大好きな梨華ちゃんの胸を包んだまま眠りの中へ・・・。
父さん、母さん、初夜は今日、無事終える事ができました。
287 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月17日(木)23時38分15秒
>>272-286
更新しました。初エロっす(w


>>268 名無しさん
ちょっとした経験は・・・。
よっすぃーはもちろん童貞なんですけどね。(w
よっすぃーショックだぁー!!!

>>269 M.ANZAIさん
吉澤にとっては今まで生きてきた中で一番長い夜となりました。
期待通りっすか?(w
くどいぐらいの姐さんの京都弁・・・、似合う!

>>270 夜叉さん
自分もあのCMの事はよくわかんないっす。(w スンマセン!
戻って来て下さ〜い!

>>271 Charmy Blueさん
ご期待には添えられたでしょうか?(w
実は朝が怖かったり・・・。(w
288 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月18日(金)04時11分03秒
おめでとうございます。。。
289 名前:夜叉 投稿日:2002年01月18日(金)23時10分26秒
ただいまでし。
帰ってきてこれって、かなり(略。

ごちでした、満腹です。
個人的には逃げ腰でも迫っていく吉に萌え。
290 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月19日(土)12時53分42秒
あわっ、“一番長い日”がこんな記念日に読めるなんて・・・。

>本当にこういう行為初めてなんすよ? 女遊びなんてしてないっすから!
ごめんね、よっすぃー。私等の頭の中じゃほとんどやりまくりなんですけど(w

なんとカオリだけでなく、圭ちゃんやねーさんまで!?
いっ、いつのまにそんな交信術をっ!

梨華ちゃん、誕生日おめでとう!! 愛してるよ〜♪
(やばっ、吉に殴られそう・・・)
291 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月19日(土)15時26分45秒
古い話ですが>>259『女性自身』見たっす。このカメラマンは、いしごま
ののよしヲタか? と思いました(w 買えば良かったっす。(銀行待ちで読めた)

吉、チェリーボーイだったんですね(w.そして、ここの吉も交信を(苦笑)。
えっちシーンなのに吉の心のぼやき(笑)で結構笑って読めてしまいました。
お疲れさまでした。
292 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月19日(土)23時28分38秒

__________
________
______
____
__


「うーっ、うーん・・・。」


ふぁー、眠い。
今何時? まだ全然時間あるねぇ。

ん? キャッ! 私何も着てないよぉ。
ヤダもぉ・・・。ひとみちゃんたら胸触ったまんまだし。

でも、よく見てみるとホントに綺麗な顔してるよね。
寝顔も素敵。吸い込まれちゃいそうだよ。
私なんかにはもったいない人・・・。
かっこよくて、可愛くて、誰もが納得できる整った美形の顔。
性格も良すぎるぐらい良くて。
完璧な人だよ、アナタは・・・。


「ねぇ、ひとみちゃん? ホントに私なんかでいいの? 後悔しない?」


まだ寝てるから言えちゃうこの言葉。
ヤバイなぁ。完全にこの人にハマっちゃったよ。

はぁー、きっと学校とかでもモテるんだろうな。
でも確かひとみちゃんって女子校だっけ?
女子校ってやっぱこういうの多いのかなぁ?
絶対女の子にもモテるよね・・・。

っていうよりもさぁ、女の子と付き合った事がありそうな気がする・・・。
だってさぁ、だってぇ、そうじゃなかったらあれじゃない?
そのぉ・・・、昨日みたいな事できないよぉ。
ひとみちゃん、絶対初めてじゃないよね。
初めてであれだったら、それこそすごい才能だぁ。
もぉ、思い出したら真っ赤になってきちゃったじゃん・・・。
293 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月19日(土)23時29分56秒


「イタッ!!!」


なによぉ、イキナリ胸掴まないでよぉ!
痛いでしょぉ!?


「んー、ん? 梨華ちゃん、どしたの?
 って何やってんだ私!? ゴメン! 痛かった!?
 起きた瞬間力入って握っちゃったんだ! ごめんね!? 大丈夫!?」


そう言って心配そうに胸を撫でてくるひとみちゃん。
ホントに心配してくれてるのか、ただ触りたいだけなのか
どっちかわかんないんだけど、何だかエッチぃよ。

ヤバイ・・・。
これ以上されたら私・・・。
これから仕事だっていうのにダメだよぉ。

今まで胸触られただけでこんな気分になった事なんてなかったのに、
昨日だってキスされただけで何も考えられなくなっちゃうし・・・。
やっぱりこれは、ひとみちゃんのウデのせいだよね。

はぁー・・・、一体その手で何人の子をオトしてきたのよー!
どうせ、たくさんの可愛い子と寝てたんでしょ!?
もぉー! むかつくぅー!!!

294 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月19日(土)23時31分07秒

「いつまで触ってんのよぉ!!!」


と、石川が勢い良く体を起こしながら怒鳴った瞬間


「あっ・・・」


赤く頬を染める吉澤


「なによぉ!? ・・・・・キャッ!!!」


強気に出る石川だったが吉澤の目線の先のものに気づいて赤面。
そう、そこには自分の上半身裸の姿が。

あわてて布団を被ったがもう遅い。
二人共顔を真っ赤にさせ、向かい合っていた体を反対に向けた。


「よっすぃー、絶対こっち向いちゃダメだからね?」

「うっ、うん。」


そして石川は、昨夜来ていた服を広い集め、着始めた。
音でその事に気づいた吉澤は、横目で盗み見ようとするが、


「見ちゃダメだよ!!!」


というタイミングの良い石川の声にガックリ・・・。
295 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月19日(土)23時32分17秒

「もういいよ。ねぇ、シャワー浴びてきていい?」

「いい?ってここ梨華ちゃん家じゃん。
 それとも、一緒に入りたいのかなぁー?」

「バッカじゃない!? 一人で入って来ますっ!」


もぉ、怒ってるんだからね!?


「いいじゃん、一緒に入りたいなぁー。入ろーよぉ。」

「嫌ですぅーっだ。」


そう言い残し、お風呂に向かった私。
『ひとみちゃんは何も悪くないのに、
見知ら元カノに妬いちゃって機嫌悪くしてる私って嫌な女だな。』
なんて事を思いながらシャワーを浴び終えた。

部屋に戻って来ると、ひとみちゃんはまだベッドの中。


「よっすぃーも浴びる?」

「ん? ウチはいいよ。」

「じゃあ、御飯作るけど、何がいい?」

「ええーっと、ベーグルある?」

「それでいい? 着替えて待っててね。」

「うん。」

296 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月19日(土)23時33分11秒


そして、キッチンでゆで卵を茹でている私。
よっすぃーはベーグルしか言わなかったけど、
それはきっと、私に手間をかけさせないように気を使ったんだと思う。
大好物のゆで卵があった方がいいよね?


「りぃーかちゃんはあとはあと


後ろから抱き締めて来たひとみちゃん


「なぁに?はあとはあと

「もしかしてわざわざ作ってくれてるの?」

「だってよっすぃー好きでしょ?」

「ありがと。スゲー嬉しいや。」


さらに力を入れてギュッってしてくれた。


「はい、できたよはあとはあと



______
____
__


「いっただっきまーす!
 ・・・・・・ん? うまいっ! スゲーうめぇよ!」

「アリガト。よかったぁー。
 ・・・・・・ねぇ、よっすぃー?」

「・・・・・・・・・。」


おいしそうに食べてくれるのは嬉しいんだけど、
私の話も聞いてよ!


「よっすぃーってば!」

「? ん? 何?」

「あのさぁ、今日一緒に現場に行ってるとこメンバーに見られたらヤバクない?」

「あー、確かにいろいろ言われるね。特に中澤さんあたり。
 早めに行こっか?」


そんなこんなで食べ終えた私達は、食器を片づけ、
いつもより一時間程早く家を出ました。


297 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月19日(土)23時47分28秒
>>292-296
更新しました。
ageちまった。鬱だ・・・。


>>288 名無しさん
いしよしめでたいっす!
今日の石川さんもめでたいっす!
現実の石川さんはどなたと過ごしているのやら・・・。

>>289 夜叉さん
おかえりなさいませ。
ここの吉は頭ではダメだって言い聞かせてるんだけど、
体がとまんなーい状態なんです。
満腹ですか? そのお言葉嬉しい限りっす!

>>290 M.ANZAIさん
石川記念日です♪ でも実はたまたまこの日になっただけだったり・・・。(w
私の頭ん中でもよっすぃーはハロプロの数々のメンバーと(略
うちの吉が、M.ANZAIさんの「愛してるよー」に頭噴火中です。ヤバイです。
でも石が「私はよっすぃーだけだから。」の一言で収まりました。よかったです(w

>>291 Charmy Blueさん
私も女性自身のいしごまの多さ、質の良さ?には驚いたっす!
でも、あの私服でひとむに惚れ直しちまいやした。(w
ここの吉はチェリーの設定です。あくまでもここの吉です!
現実の世界ではきっと娘。をはじめハロプロのメンバーとヤリまく(略
エロ嫌いの人が多いのではないかと思い、ぼやきを入れてみましたので
そう言って貰えて嬉しいっす!

298 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月20日(日)20時00分30秒
妬いちゃって可愛いね
299 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月20日(日)22時39分06秒
そんなん、ねーさんにはすべてお見通しやっちゅーねん!

・・・そか“ねーさんがまだいる”モーニング娘。ですね、
ってねーさんがどっか行っちゃうようなこんな言い方をしたら・・・
(私等と時間軸が違うって事をつい忘れていたよ)

ねーさんよりも、加護ちゃんの追求の方が激しくしつこそうな気が。
梨華ちゃんよりも吉の方が嘘がヘタそうだからばれるのも時間の問題かも?
300 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月21日(月)00時19分50秒

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____
__

いしよしが朝からイチャついていた頃
『モーニング娘。様』と書かれた楽屋の前では


「おっそいなぁー。何しとるんや。あんだけはよ来い言うたのに!」


ブツブツと独り言を言う怪しい人物が約一名。
そして、向こうの方からトコトコと走って来る音と共に小さな陰が。


「おはよーございますっ!」

「おはようちゃうわっ! 遅いねん! 
 はよ来いてあれだけ言うたやろ!?
 見つかったらアカンからトイレ行くで! ついて来ぃや!」

「遅いってまだ集合時間まで一時間半以上もあるじゃないですかぁー!」

「アホォ! ウチはその三十分前からここで待っとんねん!」

「・・・スンマセン。」


くっそぉー! 相変わらずむかつくオバハンやなぁー!
中澤さんはもう年こいてるからはよ目ぇ覚めてしゃーないんやろけど、
ウチは若くてピチピチやからよう寝なアカンねん!
一緒にせんといてっ! ふんっ!

301 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月21日(月)00時21分26秒

「なぁ、それより加護ぉ?
 今日のいしよしはどうなってると思う?
 ウチは『昨日より明らかにラブラブ』に悔し涙一枚!」

「んとじゃあ、加護は『今までよりラブラブ』に
 恋しちゃ一枚です。」

「はぁ? そんなん勝負にならんやろ!?
 アンタは『破局』に賭けぇや!」

「嫌ですよぉ! 中澤さんがそうしたらいいじゃないですか!」

「何やとぉー!? ウチの方が年上やねんぞぉ!」

「そうですねっ、中澤さんの方が年寄りですもんねっ!」

「っ!!! アンタなぁー! くっそぉー、もおええわ!
 わかった、ウチは石川が『よっすぃーギュッってしてはあとはあと
 って言うに悔し涙十枚っ!」

「じゃあ加護はぁ、梨華ちゃんが『よっすぃー、チューしてはあとはあと
 って言うに恋しちゃ十枚っ!」
302 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月21日(月)00時23分12秒

「何や・・・、あんまりおもろないなぁ。
 よっしゃ、訂正! 石川の
 
 『ねえ どうして そんなに優しいの?
  あなたの心 あったかすぎて ふと恐くなったりしたり
  でも ダメ 好き 大好き・・・
  あーぁ 帰りたくないなぁー』
 
 に悔し涙十枚! これでどやっ!!!」


どや!って帰りたくないって仕事やねんから当たり前やろー・・・。
っちゅーかそんなん言うわけあらへんやん。
ナメとったアカンぞぉ?
こーなったらウチも本気出したるからなっ!


「メロン記念日ですね・・・?
 じゃあウチは梨華ちゃんの

 『ねえ キスして やさしく 抱き締めてよ
  ねえ 素直な 気持ちよ キスしたい
  あー キスした あなたは ゆで卵味ね
  あー 偉大な よっすぃーの 愛の世界』

 に恋しちゃ十枚っ!」

「フンッ、キッスの世界か。
 よっしゃ、ウチが勝ったら悔し涙十枚、絶対買うねんで!?」

「わかってますよ!
 ナカザーさん如きに一万円も遣う気しませんけどね!」

「なんやとぉーゴルァ! って」

「「あっ!!! いしよしや・・・。」」



303 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月21日(月)00時28分38秒
>>300-302
更新しました。
ヒサブリのこのコンビっす。



>>298 名無しさん
ありがとうございます!
イシカーさん妬いちゃいました!
これからもどんどん妬いていく予定です。(w

>>299 M.ANZAIさん
そうなんですよ。時間がずれてます・・・。
やっぱいしよしの最初にはナカザーさんが必要かと。(w
もうすぐここでも例の時期になっちゃうんですけどね。
石が島田珠代のマネをした時の文麻呂様のリアクションが好きです。(w
304 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)04時44分36秒
ああ、あの時期ですか
寂しいなぁ・・・
305 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月21日(月)15時09分29秒
アハハ、ある意味最強コンビだぁ〜♪
加護ちゃんの関西弁を聞きたくなりますね。
306 名前:夜叉 投稿日:2002年01月21日(月)15時30分41秒
ネタ満載、関西万歳(w。

おりもせん吉の『元カノ』に嫉妬しる石に萌え。
チェリー吉、ごっつい好きなんで、がりがりお願いしまし。
307 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)00時49分47秒



「「隠れろぉー!!」」

という関西コンビの声にも気づかず、
何もしらずに楽屋に向かう石川と吉澤。


---ガチャッ---


「よっしゃ! 一番乗りぃー!」

「よかったね、誰もまだ来てなくて。」


---バタンッ---


二人が楽屋で腰を下ろしたりしながら安堵の声を上げていた時、
中澤と加護は、閉められたドアに忍び寄った。
そして、いしよしに気付かれないように3cm程の隙間を開け、
そこから二人の様子を覗き出した。


「ホントに良かったよ!
 得に、中澤さんに一緒に来たとこを見られた日には最悪だしね。」


『何やとゴルァ! アイツはわかってへん! 全然わかってへんわ!
 ウチがどんなけアンタらの幸せを願ってる思てんねん!(コソーリ』

(・・・ホンマに思てんのかぁ?
 ウチには楽しんでるだけにしか見えへんねんけど。)



「そうだね。
 でも、実はあいぼんの方がタチ悪かったりするんだよぉ。」


『コラ梨華ちゃん!
 こんな清楚なお嬢つかまえてタチ悪い言うな!(コソーリ』

(フンッ! アンタのどこが清楚やねん・・・。
 ウチの方がよっぽど清楚なお嬢やわ!)

308 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)00時51分26秒

「あー、言えてる! まっ、どっちもどっちだけどね。
 それよりさぁ、せっかく二人きりになれたんだからさぁ、
 こっち来てよー! ・・・ここが梨華ちゃんの指定席ね?」


そう言って自分の膝を叩く吉澤。


「もぉー、何言ってんのよぉ・・・。
 誰か来たらどおするのぉ?」
 
「来ねぇーよ! だからはいっ、ここ座って?」


『いつ誰が来てもおかしくない状態ですよねぇ?』

『吉澤もアホやからなぁ。まっ、アンタほどでもないけど。』

『何言ってるんですか。見といて下さい!
 今回の賭けは負けませんよぉー?
 精々、タンポポの売り上げに貢献して下さいね!』


わざと嫌々そうに膝に乗る石川と
それを嬉しそうに後ろから抱き締める吉澤。


「ねぇ、梨華ちゃん? 何か嫌な事でもあった?」

「別にないよぉ。」

「嘘。朝からずっと機嫌悪いじゃん。
 やっぱ昨日の事・・・、嫌だった?」

「そんなんじゃないっ!
 あれは・・・、嬉しかったよ?」

「そっかぁ。じゃあ何で? どうして怒ってんの?」

309 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)00時59分16秒

『昨日の事てなんなんですかねぇ?』

『うっさい! 今ええとこなんやから黙っとり!』


「あのさぁ・・・。」

「んー?」

「あのぉ、よっすぃーって昨日で何人目だったの?」

「ほぇ?」

「だから、私で何人目だったのよぉ!?」

「何人目って何が?」

「もぉー! どうしてわかってくれないのよぉー!
 だからそのぉ・・・、よっすぃがああいう事したのって私で何人目?」


あー! Hした事ね。そんな事気になってんのかよー。
全く可愛いねぇー、梨華ちゃんは。へっへっへ。ちょっといじめてやる!


「あーゆー事ってど−ゆー事ぉ?」

「もぉー、わかってるクセにぃ・・・。」


目っ、目がウルウル。
くぅー! 君はどーしてそんなに可愛いんだよー。

310 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)01時01分56秒

「じゃあー、梨華ちゃんは?
 梨華ちゃんは何人目だったの?」

「わっ、私!? 私はそのぉ・・・、
 あそこまでされたのは初めてだったっていうか・・・。」


真っ赤になっちゃって可愛いなぁ、もうっ!
でも今、聞き捨てならぬ言葉を聞いたような・・・。
あそこまでって何だ!? どこまでならされたんだYO!


「どっ、どこまでならあったの!?」

「それはそのぉ・・・、キスとかぁ・・・。」

「とか何!?」

「・・・触られたりとかぁ。」

「触られたぁー!? どっどこを!?」

「どこって・・・、そんなの言えないよぉ。」


言えないの!? 言えねぇーのかよ!!! 言えないとこまで触られたわけ!?
くそぉ。私の梨華ちゃんをー・・・。
そんな事したのはどこのどいつだよ!
でも、私はクールなよっすぃー。冷静沈着に!だよ。


「言えないのかぁ。
 もしかしてここ・・・、触られちゃった?」


『『(マジかよ吉澤!!!)』』


そう言いながら胸に触れた私と軽く頷く梨華ちゃん。
(そして、言葉も出ない程驚いている例の二人組。)
吉澤ショックです!!! 爆発寸前です!!!


「嘘・・・。妬けちゃうなぁ。」


クールに言ったけど、
やっぱそいつがムカツクので(?)、梨華ちゃんの胸を今度は強く揉んだ。


「ふっ、あぁん・・・、ダメだよぉ、だっ、誰か来たらどうすんのぉ?」


『『(あーんって言うたっ!? ヤバイ! 始まってまう!)』』

311 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)01時03分06秒

「じゃあどこまで触られたのさ?
 ・・・こんなとこも、触られちゃったのぉ?」


『『(こっ、こら吉澤・・・。)』』


下着の上から指を優しく這わす。
するとまた、梨華ちゃんは頷いた。
嘘!? あるのかよ! もしかして初めては私だけだったの!?


「あっ、だめぇ、もぉ、やめてよぉ・・・。」


ううー、可愛すぎるっ! ヤリたい・・・。
って朝から何言ってんだ私は! それも仕事前に。
でもやっぱさぁ、やっぱ気になるじゃんかぁー!

 
「ふーん、こんなとこでヤラしい声出しちゃダメだよ。
 ・・・じゃあこういう事もされたわけ?」


もー、どーにでもなれっ! と思いながら
こんな事を言って、下着の中に手を入れてみたり・・・。


『こーゆー事ってなんですかぁ? こっから全然見えないんですけど。』

『ううー、吉澤ー、アンタ凄いわ! 凄すぎるっ!
 ちゅーか、一体今まで何人の相手してきてん!?
 その辺の男より断然上手いっ! 裕ちゃんも一回経験してみたい上手さやで・・・。』

『・・・? 上手いって?』

『ほら見てみ? あの指使い。
 触れる強さ、場所、タイミング共に全て完璧や。
 んで、軽ーい言葉攻めに微妙にヤラしい目。
 全てにおいて完璧!! ああー、男欲しいっ! 石川が羨ましいわ・・・。』

『(裕ちゃんも欲しいって、結局それかい・・・。
  まっ、オバハンには無理があるね。)』


312 名前:デート翌日 投稿日:2002年01月27日(日)01時03分41秒

「梨華ちゃん、もう濡れちゃってるじゃん。
 わかってる? ここ楽屋だよ?
 こんなとこでも濡らしちゃってる梨華ちゃんってそーとーエッチなんだね。
 やっぱその男の人に色々と教えられたわけ?」


その問いかけに首を横に振って答える梨華ちゃん。
なんだ、違うんだー。調教されてたらどうしようかと思ったよ。
良かった・・・。


何なの、その言い方!
自分の方が色んな人とやってるクセにぃ!
私なんて、恥ずかしいけど・・・、ここまではされたことないんだからね。
っていうか、私も何で感じちゃってんの? 悔しー。
はぁ!? 何? 今よっすぃー「良かった」って言った?
何が良いのよ、バカー! 全然良くないじゃない! もぉ、ムカツクー!!!


「よっすぃーの、バカァー!!!!!」


---バチーン!---


『『!!! 叩かれよった・・・。』』
313 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月27日(日)07時18分41秒
衝撃の展開(w
後ろの実況解説がおもろすぎ
314 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年01月27日(日)10時30分38秒
先天的に恵まれた?才能をお持ちの吉、梨華ちゃん忘れられなくなりそうでコワイ・・・
関西弁コンビのおかげで会話にのらない部分も逐一教えてもらって楽しいっス♪
でもってその後ろからさらに誰か・・・
315 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年01月27日(日)11時01分38秒
これいい!!すごくいい!!
一気に読ませていただきました。
よっすぃー押しの私としては、りかちゃんとの絡みが
サイコーーーに萌え。
続き楽しみです。裕ちゃん、あいぼんのキャラもいい!!
頭で、妄想爆発!!
316 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年01月27日(日)11時13分40秒
いきなり張り手かよっ!(w
しかし吉澤大胆やね。
317 名前:闇の住人 投稿日:2002年01月28日(月)10時02分00秒
>>307-312
更新しました。
もっと早くうpしたかったんですが、おとといになってしまいました。
ごめんなさい!
そして何故かレスが返せなくて今日に・・・。
本当に申し訳っ!!!
なのでとりあえず前回分のレス返しだけ。
みなさん、本当にありがとうございます!


>>304 名無しさん
あの時期なんですよ。そうなんですけど、まだデート翌日に時間がかかりそうっす。
早く展開させたいんですが・・・。
こんなマターリな駄作ですが、良ければまた読んで下さい。

>>305 M.ANZAIさん
中澤×加護。このタッグは強いですよ!
「目には目を歯には歯を」の二人ですから(w
加護の関西弁・・・。聞きたい・・・。
加護の関西弁マンセー!(w

>>306 夜叉さん
寒いネタばっかでお恥ずかしいっす・・・。しかも古いし!(爆
石川さん並に(禁句?)寒いギャグは無視して下さい!(w
吉澤君はチェリーですがかなりのテクニシャンの筈っす!(w
318 名前:夜叉 投稿日:2002年01月28日(月)23時29分53秒
知らず知らずのテクニシャンの吉、ツボです(笑)。
姐さんの欲求的ぼやき、おもしろすぎます(爆)。自分、結構この路線好きです。
さて、どうなることやら。期待してます。
319 名前:理科。 投稿日:2002年01月29日(火)08時10分20秒

ひさぶりにみなさまのトコ、巡回いたしてます。
ってか、何とも言えない面白さですね!
よっすぃ〜が、そぉとぉイイ!!
加護ちゃん&裕ちゃんもイイ!!
また来ます♪
320 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時39分48秒




アイタタタタタタ・・・。
何でウチがビンタされなきゃいけないわけ?
何か悪い事したっけ?
まぁ、梨華ちゃんにされるんだったらビンタでも何でも嬉しいんだけど
って私はMかよっ!


「そんなのされた事なんかないわよっ!
 よっすぃーのバカッ!」


えっ? 何? された事ないって言ったよねぇ。
って事は


「梨華ちゃん、もっ、もしかして初めてだったのー?」

「っ! そうよ! 悪い!?
 どうせ私はよっすぃーと違ってモテませんでした!」

「へっ?」

「へっ?じゃない! とぼけないでよっ!
 よっすぃーは、そのぉ・・・色んな人とぉ、経験あるんでしょ?」

「はっ? なっ、何言ってるの? 梨華ちゃん。」

「もぉー、ごまかしたってダメなんだからね?
 私にはもうわかってるんだからぁー!」

「・・・ぶっ、わははは!!!
 全然わかってないじゃん! ウチめっちゃ初めてだよぉ!?」


『嘘やん!?』

『なんですかー?
 (いきなり叫ばんといてぇや。びっくりするがな。)』


「えっ・・・。なっ、何がぁ?」

「何って全部だよ。」

「・・・、全部?」

「そう! 人と付き合ったのも、ちゃんとキスしたのも、
 Hしたのも、梨華ちゃんが初めて。」


『『マジでかっ!? ええ事聞いてもーたっ♪』』

321 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時40分23秒

「嘘・・・。」

「ホントー♪」

「ごめん。私、よっすぃーの事スゴイ遊び人だと思ってた。
 きっと女遊びしてたんだろうなって。ホントにごめんね?
 ・・・さっき叩いた所痛かった?」


梨華ちゃん、「女遊び」はヒドイよ。
グスン・・・。ウチを何だと思ってたのさ?


「梨華ちゃんにだったらいくらでもビンタされたいよ!
 って私はM(略
 それより、そんな事思ってたの? ヒッドイなぁー。・・・って嘘だよ。
 ねぇ、一つお願いしていい?」

「なぁに?」

「梨華ちゃん、ギュッってしていい?」

「ん。」


そして幸せな二人は抱き合ったのだが、
全然幸せではない二人は・・・

322 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時41分44秒

『よっしゃー! アンタ悔し涙一枚お買いあげやで!』

『ちょっ、何言ってるんですかぁー!
 今のはよっすぃーが言ったんですよ? 中澤さんが賭けたんは、
 梨華ちゃんのギュッっとしてはあとはあとでしょ!』

『っ!!! 細かい事言う子やなぁー!
 ふんっ! もうすぐ言いよるからええよ!』


「ねえ梨華ちゃん? キスしていいかな・・・。」

「・・・うん。」


---チュッ---


『ああー!!! 今キスしていいはあとはあとって言いましたよ!?
 加護の勝ちですねっ!』

『アホー! 何言うとるんや!?
 今のは吉澤が言ったの! アンタは石川が言うに賭けたの!
 そんな事より、人のボケを勝手にとるなっ!』


そんな時、楽屋の中のバカップルは、本当のバカ二人に見せつけるように
お互いの額をくっつけながら囁き合っていた。


「・・・思いっきりギュッってしちゃったけど痛くなかった?」

「うん。・・・ねぇ、よっすぃー?」

「ん?」

「よっすぃーはどうしてそんなに優しいの?」

「ウチが優しい? んなバカな・・・。
 ウチなんて、全然優しくないよ。」

「うんん。優しいの。だからね、恐い・・・。」

「恐い?」

「そう。よっすぃーの心があったかすぎて、
 何か不意にね、恐くなったりしたり・・・。」

「なーに言ってんの! ウチはずっと梨華ちゃんの傍にいるんだから。
 恐くなったらさ、いつでもこうしてあげるよ?」


また石川を抱き締める吉澤。そして・・・

323 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時43分10秒

『聞いた!? 聞いたか加護!? メロン言うたで、メロン!』

『くっ・・・! でっ、でもまだ、
 帰りたくないなぁーって言うてないじゃないですかぁー!』

『ここまで言うたらそんなん言わんでも一緒やで!
 悔し涙十枚はよ買うてや!? すぐ売り切れてまうから。』


「アリガト・・・。ねぇ、キスして?」 


---チュッ---

そしてまた強く抱き締める。


「イタッ・・・!」

「ごっ、ごめん! 痛かった!?」

「大丈夫。でも、もっと優しく抱き締めてよ・・・。」

「うっ、うん。」

「クスッ・・・フフフ・・・。」


突然笑い出す石川に『?』の吉澤。


「どっ、どうしたの、急に?」

「なんかさぁ、キスってレモンの味とかよく言うじゃない?
 でも今のはぁ、さっき食べたゆで卵の味がするね・・・。」

「はははっ・・・!
 ウチとのキスでレモンの味がするって事はまずないだろーなー。
 ほとんどゆで卵かベーグルの味じゃない?」

「そうだね。なんか悔しいなぁー・・・。」

「何が?」

「よっすぃーのゆで卵に対する愛は偉大だなーと思って。
 ・・・私、ゆで卵に負けないように頑張るっ!」

324 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時44分32秒

『き、き、き、聞きましたぁ!? キッスの世界でしたやん!?』

『うっさいわぁー! メロンが先やもんねー!!!』

『おはよ! ってこんなとこで何してんのさぁ?』

『なっ、なっち! おはよー。』
『あっ、安部さん! はよーございます。』

『早く入ろ?』

『アカン!!!』
『ダメですっ!!!』

『? どうしてさ? ここは娘の楽屋っしょ?』

『ええから、ちょこっとだけ中覗いてみ?』

『??? 嘘・・・。』


安部の目に映った物とは、
そう、額をくっつけながら囁き合っている石川と吉澤の姿。


『安部さん、顔真っ赤ですよ?』

『へっ!? そんな事・・・』

『もう、なっちはウブやねんからはあとはあと 可愛いわぁ♪』

『うるさいなぁー! ちょっ、ちょっと散歩にでも行ってくるべ!』


『あんなぐらいで真っ赤になるなんて、
 メンバーの前でも安部さんってそーとーのブリッコなんですね。』

『いや、あの娘は天然や・・・。』

『(天然? それは手強いな・・・。
  ウチも今日からブリッコキャラにならんと・・・。)』

325 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時48分29秒

「ね、よっすぃー? 今日はさぁ、帰りたくないなぁ・・・。」


『メッ、メッ、メッ、メロンやぁー!!!
 見たか加護ぉー! ウチの勝ちやでー!!!』

『ううっ・・・。』

『? 裕ちゃん、メロンがどうしたのさ?
 マロンメロンかい? 辻ちゃんはまだ来てないべさ。』

『なっち・・・。いつの間に帰ってきて、
 いつの間にボケとんねんや・・・?』

『ボケてないもんっ!
 マロンメロンもツナギもなっちの大事なユニットなんですっ!!』

『おおー! ええ事言うやんかっ! ツナギ最高!!!』

『・・・・・。
 (ええっと、ツナギはアホばっかり。と・・・。)』


いしよしの事を忘れて、ツナギトークに花咲かせる二人。
そして、それを時々心の中で突っ込みながら、冷めた目で見る加護。

そうこうしているうちに、他のメンバーも集まり出した。

326 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時50分05秒

『おはよーござーまーす!』

『おっ! おはよーさん、辻。』

『何覗いてるんれすか?』

『何って・・・』

『ダメ! 裕ちゃん、辻には変な事教えないでよ。』

『なんやねん、カオリ! 保護者しよってからにっ!』

『辻にはって・・・。裕ちゃん、加護にも教えちゃダメだからね!』

『あっ、後藤さ〜んはあとはあと

『何言うてんねん、ごっちん! 騙されたらアカンで?
 加護はホンマにヒッドイ奴やねんからな!?
 辻と一緒やと思てたらエライ目に合うから、気ぃつけや!!』

『ううっ・・・、ひっく、うぇ・・・、うわーん!!』

『ちょっと裕ちゃん! 言い過ぎだよ!
 また加護泣いちゃったじゃんかぁ。ホンット大人げないよ?』

『なっ、何やて!? 矢口まで! 悪いのは加護やんかぁ! こんなんで泣くなよ!』

『ひっく・・・、だってぇ、っなかざーさんがぁ、
 いつも、ののばっかりヒイキするから・・・。』

『しゃーないやんかぁ! だって辻可愛いねんもん!
 ちゅうか何でアンタは他のメンバー来たとたんに標準語なっとんねん!
 声も高なっとるし・・・。こんのブリッコがっ!』

327 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時51分41秒

『二人共ウルサーイッ!
 裕ちゃんも何子供相手に本気になってんの?』

『べっ、別にこんなん本気とちゃうわっ!』
『(子供扱いすんなよ、保田さん)』

『加護も、もういいかげんに嘘泣きやめなさいっ!』

『へい・・・。(何で嘘泣きってバレとんねん?)』

『アンタ、嘘泣きやったんかっ!?』

『ちっ、違いますよぉ・・・。』

『ウルサイなぁー! 二人共! いいかげんキレるわよ!?』

『はい・・・。(圭ちゃん恐っ!)』
『へい・・・。(やっぱり保田さんは最強や・・・。)』

『ホントにわかってんの!? もうこんな時間だよ?
 マネージャーが来る前にあの二人どうにかするわよ!』


と、怒りながらも一応ノックはする保田。

328 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時52分43秒

---コンコン---

・・・・・・・・・・。


もう一度


---コンコン---

・・・・・・・・・・。

『石川、吉澤ー!?』


「ウチの事どう思ってるぅ?」

「だから好きだって言ってるじゃん・・・。」

「ホントにぃ?」

「ホントだよぉ?」

「じゃあもっかい言って?」

「好きだよ。」

「誰が好きなのぉ?」

「ひとみちゃんの事が好き・・・。」


『石川ぁ? 聞いてんの?』


「もっかい!」

「好き・・・。」


『マネージャー来るよ!?』


「もっかい。」

「好き・・・。」 

「もっか・・・」


---バタンッ!---


「いいかげんに、しなさぁーいっ!!!」

329 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時53分59秒

「「やっ、保田さん!?」」

「アンタ達、さっきから何回も呼んでるのに!
 仮にもアイドルなんだから、人前でそんな事しちゃダメでしょ!?」

そんな保田の軽説教に、
仮なのはアナタだげですよ・・・。
と、つっこんでみる保田以外のメンバー。

「おはよーございまーす。 今日はめずらしく遅かったんですね。」

「吉澤・・・。バカじゃない!?」

「ほぇ?」

「みんなアンタ達に気ぃ遣って楽屋に入らなかったのよ!」

「「うそ・・・。」」

「ホンマや、ホンマッ!! もう冬やっちゅーのにお熱いお二人さんやなぁ!」

「いっ、いつからいたんですかぁ!?」

「そやなぁー、ウチはアンタらが来る30分前ぐらいからかな。」

「もしかしてぇ、ずっと、見てたんですか・・・?」

「それはどやろな・・・?(ニヤリ」

「どうでしょうねっ・・・?(ニヤリ」

「あいぼんも見てたのぉー?」

「今日はぁ、ナカザーさんにぃ、
 たまたま早く来いって言われてたからぁー、ちゃんと約束守ったんだよぉ?」

「そうやっ! たまたま裕ちゃんがはよ来いって言うたんや。
 加護、エライなぁ! さっすが裕ちゃんの弟子や!」

「へいっ!」

「偉くないですよぉ! ずっと覗いてたんですかぁ?」

330 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時55分05秒

そして突然小芝居をはじめ出す二人。


「梨華ちゃんが初めての女だよ・・・。」

「イヤンッはあとはあと

「キスしたのも、Hしたのも梨華ちゃんが初めてさ・・・。」

「ひとみちゃんはあとはあと 好きはあとはあと

「俺もだよ、梨華・・・。」

「「イヤーン!!!はあとはあと」」

また始まったよ・・・。
と心の中でつっこんだものの、いつもの事なので放っておく石川以外の7人。


「そっ、そんなとこまで見てたんですかぁ?」

「「うんっ!」」

「うんっ!って・・・。
 そんな目ぇ輝かせて言わないで下さいよおー。」

「もー私等なぁ、始まってしまうんやないかってめっちゃ焦っとったんやでー?」

「始まるって何がですかぁー?」

「何って、なぁー加護ぉ?はあとはあと

「ねぇー? 中澤さんはあとはあと

「よっさんが石川のあんなとこやこんなとこを・・・
 って、ああーイヤラシイ!」

331 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時56分11秒

わー、梨華ちゃん顔真っ赤や・・・。
俯いて泣きそうになってるし。
ええかげんにしとかんと泣かしてまうで? 中澤さんよー。
また、保田さんに怒らえるやん。


「梨ぃー華ちゃん♪
 何泣きそうになってんだよー。
 本当の事なんだから別にいいじゃん?
 中澤さんと加護なんかほっといてさあ、吉澤の相手してよ、ね?」


よっすぃー・・・。そんな後ろから抱き付きながら言わんでも・・・。
ほらぁー、みんなびっくらこいてるやん。


「こらよっさん! ウチをほっといてとは何事や!?
 人前でラブラブになりよってからにぃー!」

「中澤さんが梨華ちゃんの事いじめるからですよっ!
 男吉澤、梨華ちゃんを傷つける奴は誰であろうと許しませんからね!?」

「ひとみちゃん・・・。はあとはあと


うっわー、よっすぃーかっけー!
それに比べて中澤さんは・・・。

332 名前:デート翌日 投稿日:2002年02月10日(日)23時58分05秒


「吉澤ー・・・。アカン、裕ちゃん惚れてまうわ。
 今度ウチの相手してえなぁ?
 大人の女を教えてあ・げ・るはあとはあと

「梨華ちゃん♪ キスしていい?」

「ダーメッ! みんな見てるじゃない。」

「いいじゃん別に・・・。」

「っておいっ! 誰もウチの話聞いてへんのかーい!」


はぁー、情けな・・・。
まぁ、いしよしがラブラブになって良かった良かった。
ちょーっと腹立つけどな。
ウチもいつかは誰かと雛壇へ行きたいなってか? へっへっへ。
ってコラ作者、この曲は来年発売やんけー!!!

という事で、めっちゃキリ悪いけど、
第二章、やっと終わったんだっぴょーん♪ かっか!と。

333 名前:闇の住人 投稿日:2002年02月11日(月)00時27分58秒
>>320-332
一気に更新しました。
2章終わりましたが、わけのわからない終わり方でごめんなさい!
引き続き3章も書かせていただきますので、今後もよろしくお願いします。
みなさん、レス本当にありがとうございます!

>>313 名無し読者さん
衝撃ですか?(w
吉はただのエロオヤジです!
後ろの実況は2人とも必死なんですよ。(w
きっと加護は興味津々。
そして、姐さんはゴブサタなので石川を羨んでるんでしょう。(w

>>314 M.ANZAIさん
オイラの中では吉は日本一のテクニシャンなもので・・・。
もう既に梨華ちゃんは吉以外では感じられなくなってるかも?(爆
会話外を解説するゆうかご。
関西コンビは作者の便利屋以外の何者でもないっすね。(w

>>315 よすこ大好き読者さん
これいい!!すごくいい!!って最高に嬉しいです!!!
私なんてまだまだっすよ! マジありがとうございます♪
よっすぃーかっけーですよね!? 私も好きです。
萌えて下さい! 妄想して下さい! 爆発して下さい!(w
これからもヨロシクっす!

>>316 Charmy Blueさん
張り手をする意外に気の強い石川さんです。
全然関係ないけど、ちなみにオイラが張り手されたいNo1は後藤さんだったり。(w
って私はMかよ!ってひつこいっすね。
吉澤君は(この時点では)15歳。
女の子にイタズラしたいお年頃なので、どうか見守ってやってて下さい。(w
完全にエロオヤジっすけどね。

334 名前:闇の住人 投稿日:2002年02月11日(月)00時31分29秒
>>318 夜叉さん
吉ってなんか上手そうじゃないっすか?(w
めっちゃ自分勝手な想像ですけど・・・。(爆
姐さんもいろいろと大変なんですよ! って何がやねん!(w
好きと言って貰えてホント幸せっす!
大阪公演行かれたんですか? いいなぁー!!!
オイラも行ったけどチケなかったから生吉見れなかったんだYO! 鬱だ・・・。

>>319 理科。さん
ヒサブリっす!
理科さんに面白いと言って貰えるなんて・・・。感激!
オイラの愛するフラワーズタンポポの保田さんと比べればまだまだっす。
エロ吉、ゆうかごいいっすか?
実は吉と加護は、オイラのイメージそのまま書いてるんですけど。(w
裕ちゃんのイメージはもっと大人なイメージですが。
是非また来て下さい!


サザエさん
お疲れ様です。
復活させて下さり、本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼させて頂きます。
これからもお世話になると思いますがなにとぞよろしくおねがい致します。
335 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月11日(月)13時59分54秒
バカップルいしよしもギャラリーも最高(w
3章もあるんですね。期待してます
336 名前:夜叉 投稿日:2002年02月11日(月)19時54分02秒
何処でもバカップル炸裂、ある意味公害(爆)。
いちゃつく二人も悪いが、関西コンビの暴走が…、終いには姐さん放置されるし(笑)。
保田様に感謝。

337 名前:Charmy Blue 投稿日:2002年02月11日(月)20時05分52秒
ほんとバカップル。ニヤけながら読んじゃいましたよ!
バカップルまんせー!(w
338 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年02月13日(水)16時17分15秒
めちゃめちゃにやけます。(笑)
いしよし、さいこーです!
第三章がんばってください。
339 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年02月20日(水)21時34分12秒





はぁー・・・。
おはようさん。
最近めっちゃブルーな加護のアイボンですけれども。

はぁー・・・。
アカン、ため息ばっかりや。これから仕事やのに気合い入れやなな!
ちゃうねん、ダレてる訳やないねん。
このため息にはちゃんとした理由があんねんて。
実はな、こないだバーチャンが死んでん・・・。
そらもうだいぶ歳いってたし、しゃーないんやろけどさぁ。

ウチが娘。に入った時、家族はオトンの仕事の都合とかでこっちに来られへんかったから
バ−チャンが一緒に住んでくれてん。
優しい人やったのに、大好きやったのに、何でそんなはよ逝ってまうねん!
はぁー。これからウチはどうしたらええんやろ・・・?

まぁ、自分以外に弱いとこは見せたくないから元気に振る舞ってるけどさ、
ウチもホンマは淋しいんよ。
でも、ののとか、中澤さんとかとじゃれてたら、
そういうのちょっとでも忘れられんねん。
娘。が大人数のグループで良かったわー。
ウチ一人やったら絶対仕事とかやってられる状態じゃないわ。


340 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年02月20日(水)21時35分45秒

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無事今日の仕事も終わり、あとはマネージャーから明日の連絡を聞くだけとなった。


「えー、明日は8時に天王洲スタジオに集合です。
 では、これで解散!と言いたい所だけど、中澤から話があるんだよね?」

「はい。」

「じゃあ私は先に外に出とくから。中澤、あとはよろしく。」


そう言って楽屋からマネージャーが出て行き、メンバーだけがそこに残った。


何や? 今日ははよ帰りたいねん。
しかも中澤さん顔がひきつってんで?


「ええーっと、今日もお疲れさんっ!」

「「「「「「「「「お疲れ様です!」」」」」」」」」

「あのー、実はな、話っていうのは、
 ・・・・・ウチ、卒業すんねん。」

「「「「「「「「「へっ!?」」」」」」」」」


341 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年02月20日(水)21時36分48秒

「えー、私中澤裕子28歳は、2001年4月15日を最後に、
 モーニング娘。を卒業します!」

「・・・嘘でしょ? ねえ、何でよ、裕ちゃん!」

「落ち着きなよ矢口。
 でも裕ちゃん、どうしてやめちゃうの?」

「あんな、今まで娘。の一人として、歌とかバラエティーとかやらしてもらってきたやん?
 それでウチは、まぁみんなもそうやと思うけど、
 いろんな事勉強さしてもうて、最近だんだんといろんな事わかってきてん。
 で今、娘。ってもたくさんの人のおかげでなんとか上手い事いってると思うねんやんか。
 それと同時に中澤裕子もなんとか上手い事いってると思う。
 でもそれは『モーニング娘。』の中の『中澤裕子』やからやと思うねん。
 だから、『モーニング娘。』でない、ただの『中澤裕子』として
 どんなけ通用するか試してみたいねん。」
 
342 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年02月20日(水)21時38分22秒

「じゃあ引退じゃないんだよねぇ?
 裕ちゃんが自分で決めた事なんだよねぇ?」

「あったり前や! まだまだ現役やでぇー!!!」

「頑張ってね! 淋しくなるけど、卒業しても仲間だよ!」

「なっち・・・。嬉しい事言うてくれんねんなぁ。
 自分のワガママでみんなに迷惑かけて、ホンマにごめんやで。」

「謝っちゃダメだよぉ! 裕ちゃんが自分で決めた道なんだから。
 何も悪い事じゃないじゃん! ゴトーは応援してるんだからねっ!」

「応援? 嬉しい事言うてくれるなぁー。
 ウチのワガママでみんなに迷惑かけてもうてホンマにごめんやで。」

「全然迷惑だなんて思ってないよ。がんばんなよ、裕ちゃん!」

「れすっ! 辻も応援してますっ!」 

「みんな、ありがとうな。
 これからは、良いライバルとしてヨロシク! お互い頑張ろな!」

 
残りのメンバー全員が涙目で頷いた。と、思われたのだが・・・


「何自分勝手な事ぬかしとんねん!!!
 ウチらの事裏切るんか!?
 だって三十路になっても娘。続けるて言うてたやんか!
 中澤さんの・・・、嘘吐き!!!」
343 名前:闇の住人 投稿日:2002年02月20日(水)21時50分13秒
>>339-342
更新しました。

>>335 名無しさん
御期待どうもです。
やっぱ、いしよし=バカップルですよね!(謎
3章で終わりそうな感じです。がんばります!

>>336 夜叉さん
テレビでもこのぐらい炸裂してくれると嬉しいんですけどね。(w
頼むぞ、いしよし!
はい。姐さんは放置キャラですが何か?(w
ここでまともなのはヤッスーだけですね。合掌!

>>337 Charmy Blueさん
やっぱ「バカップル=いしよし」でしょう!! しつこいっすね。(w
ニヤけて下さい!
ただノートpcで読まれてる方は、くれぐれも公共の場ではニヤけないように。
今日お見かけしましたもので・・・。(w

>>338 よすこ大好き読者さん
ありがとうございます。がんばります!
もっともーっとニヤけて下さい!
ただノートpc(略)
しつこいっすね。今日はテンションがおかしいので・・・。
どうかお許し願います。


344 名前:夜叉 投稿日:2002年02月21日(木)12時31分42秒
あれを公共の電波を使って放送するってのは、ある意味放送コードにかかりますがな(笑)。
こないだのHEY!×3で許してください、あれが限度です(笑)。本音はメール欄に…。
関西コンビが…(汗)。
345 名前:M.ANZAI 投稿日:2002年02月22日(金)20時52分42秒
いよいよアノ話ですね。
我々の知らない舞台裏でいったいどんな葛藤が繰り広げられていたのか・・・
346 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年02月27日(水)13時01分51秒
私、公共の場でニヤけてるような・・・・・(汗
そんなの気にしません!バカップル炸裂させちゃってください!!

347 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時06分39秒



「っちょっ、加護ぉー!
 待ちなってば、どこ行くの!?」


ウチを呼ぶ矢口さんの声が聞こえたような気がしたけど、
それを無視して走って家に帰った。

はぁ? 何やねん。何やねん。何やねん!!
何が卒業や!? 何が応援や!?
三十路なっても子供産んでも娘。でおるって言うたクセに。
中澤さんの嘘吐き!!!
何がリーダーや。裏切りやがって。もう信用でけへんわっ!
何で中澤さんまで急にウチの前から消えてまうねん・・・。
淋しいわけやない。淋しいわけやないけどさ。
何故か涙が止まらんわ。

その日の夜、何故かウチは寝られへんかった・・・。


348 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時07分41秒

__________
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__


翌日。

何か今日は仕事に行く気になれん。
まぁ、『日本を代表するアイドル加護ちゃん』をみんなが待っとるから
休んだりはしませんがね。
でも家を出るのは、いつもより遅めやったりする。


「おはようございまーす!」

「「「「「「「「「おはよー。」」」」」」」」」


ほーらなっ、やっぱし最後や。
重役出勤ってか? へっへっへ。


「加護、おはよう。」


あっ、中澤さんやん・・・。
無視したいけど、やっぱ挨拶は基本中の基本やからなぁ。
って後藤さんが教えてくれてん♪
しゃーないなぁ。後藤さんの顔に泥を塗らんように・・・


「おっ、おはよーございます・・・。」


嫌々やったからめっちゃちっちゃい声で言うたけど、
何故か目ぇはどうしても合わせられへんかった。
何でやろ?

げっ! 中澤さんが何か言いたそうな顔してる。
きっと昨日の事やろなぁ? ヤバイ! 逃げやなっ!

349 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時09分17秒

「ごとーさ〜んはあとはあと

「おおー、どうしたの加護?」

「おはよーございますぅはあとはあと
 今日も可愛いですね、ごとーさん。えへへへ・・・。」

「何だよ何だよぉーはあとはあと おはよっ!
 って何膝の上に乗っかってんの?」

「えへへ・・・。いいじゃないですかぁー。」

「まぁーいいけどさぁ。
 それよりどうしたの? 今日目ぇ赤いよ?」

「え!? 嘘ぉ!?」

「もしかして泣いたでしょ?」

「そ、そ、そ、そんな事ないです!」

「あはっ、何焦ってんのさ?
 何かあったの? ごとーでよかったら話してみなよ。ん?」

350 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時10分54秒


ううーっ・・・。ごとーさん優しい、可愛い、最高や・・・。
ちょっと言ってみても、甘えてみてもいいかな?


「あのですねぇ、どうして加護の大好きな人はぁ、大切な人はぁ、
 みんな加護から離れて行くんですかねぇ?」

「ん? 離れて行く? 誰だぁー!? 加護にそんなヒドイ事する奴はっ!
 ごとーがとっちめてやるぅ!!」


あれ? 何か勘違いしたはれへんか?
さすが後藤さん・・・。


「大好きだったオバーチャンも加護の前からいなくなったのに、
 どうして中澤さんまで加護の前からいなくなっちゃうんですかぁ?
 子供産んでも、三十路になっても、娘。やめないって言ってたじゃないですかぁ。
 なのにどうしてやめちゃうんですか?
 中澤さんはウチらを裏切ったの? 加護が悪い事したからですかぁ?
 教えて下さいよ、ごとーさぁん・・・。」

351 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時12分23秒

「・・・あはっ、加護は淋しいんだぁー。」

「!? 違っ・・・」

「裕ちゃんはねぇ、新しい道に進もうとしてるんだよ。
 もう娘。でやりたい事は全部やり尽くしたんだ。わかる?」

「でもぉ、ずっと娘。でいるって言ったじゃないですかぁ!」

「そうだよ! 裕ちゃんはずっと娘。。
 卒業したって娘。であった事には変わりないんだよ。
 ごとーはね、裕ちゃんの事尊敬してるし、大好きなの。
 やっぱ裕ちゃんは凄いと思う。
 裕ちゃんのパワーはもう娘。の中じゃ収まりきらなくなったんだよ。 
 だから娘。から一歩踏み出して一人で頑張って行こうとしてる。
 ウチらメンバーはそれを誇りに思うべきなんじゃない?」

「そうですけどぉ・・・」

「加護は裕ちゃんの事好き?」


コクンと小さく頷く加護。

352 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時13分58秒

「じゃあ裕ちゃんを信じて応援してあげようよ!」

「はい・・・。」

「よろしい。これからもウチらで頑張って行こうよ!」

「へいっ!!」

「んじゃ裕ちゃんのとこ行こっか!」

「! いっ、嫌ですよぉー!!!」

「? どうして?」

「やっぱり、まだ無理ですぅ・・・。」

「もうっ、素直になんなよ? 本当は淋しいんでしょ?」

「そっ、そんな事ないです! また今度行きますから! 今日は、無理です。」

「そっかー。可愛いなぁー、加護。何か昔のごとーを見てるようだよ。
 色々あると思うけど、頑張んなよ!」

「ありがとうございます! 頑張ります!」

353 名前:第3章 離れゆく人々 投稿日:2002年03月03日(日)01時15分20秒
ちょっと照れてしまったのでそう言ってすぐのののとこに行き、
中澤さんの事を思いながらいつものようにじゃれ合った。

後藤さんの言うてる事はわかる。
ここだけの話、ウチも中澤さんの事好きやし尊敬もしてる。
だからこそ離れたくないねん! 一緒に居たいねん!
応援は、応援はしたいけど、でけへん。
だってずーっと中澤さんと一緒に娘。やって行きたいねんもん!
中澤さんのおらへん娘。なんて娘。とちゃうやん。

ウチ一人だけでも反対したら、中澤さんの卒業は取り消しになるかもしれん。
だから反対し続けるんや!
一緒にやる為には応援したらアカンねん・・・。ごめんなぁ、中澤さん。
昨日の事謝ってもたら負けやねん!

そんなこんなで中澤さんと話せない日々が続いてしまった。


354 名前:闇の住人 投稿日:2002年03月03日(日)01時24分01秒
>>347-353
ヒサブリに更新しました!
あんま話進んでないっすね・・・。申し訳!


>>344 夜叉さん
放送コードなんてクソくらえだー!!!
がっつしいってまえ、いしよし!
HEY!×3よかったですねぇー。ただ保田画伯の絵がなかったのが残念・・・。
吉髪切ってちょっと男前に戻りましたねー。かっけー!!!(w

>>345 M.ANZAIさん
アノ話ですよぉー! オイラが一番書きたかった話。(w
舞台裏=オイラの妄想ですので・・・。(w
いろいろな葛藤が書ければと思ってます!

>>346 よすこ大好き読者さん
公共の場でニヤけましょう!!! みんなでニヤけましょう!!!(w
これからはバカップル炸裂実はあんまりなかったり・・・。
裕ちゃん&加護のバカカップルはありますけど。(w 
355 名前:夜叉 投稿日:2002年03月04日(月)15時33分45秒
小さな抵抗を一人で展開ちうな加護、そんなんしてると嫌われてまうで(笑)。

吉の髪ですが、髪を上げて、モロおっとこ前にしてみたい自分は逝って吉?(爆)
356 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月05日(火)06時35分15秒
加護と中澤、関西人同士だしね
シンパシーみたいなのは強いかも
357 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年03月06日(水)15時10分21秒
関西人パワーに期待!!(謎
358 名前:パム 投稿日:2002年03月08日(金)06時00分48秒
初レスです。今日いっきに読ませてもらったっす。
加護がメチャかわいいっす!。
加護と中澤の漫才がおもしろすぎ!。
次の更新に期待してマタ〜リ待ってます。
がんがってくだぇ〜。
359 名前: 投稿日:2002年03月20日(水)02時39分32秒
どうもお久しぶりです。
只今私情で海外におりまして、更新ができない状況です。
余裕ができればまた更新したいと思うのですが・・・。
皆様誠に申し訳ありませんがそれまで少し休憩させて頂きます。
本当にごめんなさい!
そして、レスを下さった皆様、ありがとうございます。
360 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月24日(日)23時16分32秒
海外に行ってたのですか、
マータリ待っていますのでお仕事頑張ってください
361 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月06日(土)21時48分30秒
帰国心待ちにしています。
それまで何度も読み返して復習させてもらいますね
362 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月05日(日)19時49分59秒
倉庫行き阻止(w
363 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)19時09分53秒
保全です。
364 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月16日(火)01時37分48秒
保全
365 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月29日(月)13時11分37秒
保全だべ。
366 名前:闇の住人 投稿日:2002年08月14日(水)00時29分13秒
闇です。お久しぶりです。帰って参りました。
落ち着きましたので、更新させて頂きます。
尚、更新を待ってくれてらっしゃった方々本当にありがとうございます。
又、私の勝手な理由での長期の休憩によりたくさんの方々にご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。
それでは、353からのつづきを更新させて頂きますので、宜しくお願い致します。
367 名前:闇の住人 投稿日:2002年08月14日(水)00時30分29秒


そして、中澤と加護がまともな話もできないまま時は過ぎ・・・。



はぁー・・・。
・・・・・・・・。
はぁー・・・。
・・・・・・・・。
はぁー・・・。


あ゛ー!!! なんでやねん!? 今日もため息の繰り返しや・・・。
もちろん原因はわかっとる。 あの憎き中澤のせいや・・・。
『蒼いタメイキ』か・・・。そういや中澤さんこの歌好きやったなぁ。


368 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月14日(水)00時31分13秒
・・・・・・・・・・。


う゛ー・・・。 なんでウチってこんな素直になられへんねやろ?
憎いわけがない。 ホンマは大好きやねん。
中澤さんの決意がわからんわけどもない。 むしろホンマは応援したりたい。
ただ・・・、ただ、ウチが淋しいだけやねん。
ホンマはウチのワガママ。
同い年の辻ちゃんかて淋しくて複雑なはずやのに、応援しようとしてる。
ウチより幼く見えるけど、実はアノ子の方がウチよりずぅーっと大人なんかもな。
・・・、ウチももうちょっとだけ大人やったら、素直になれたんやろか?

ゴメンな、中澤さん、みんな。
ガキでごめん。
加護は早く大人になれるように頑張ります。
・・・・・・、中澤さんのような大人に。

369 名前:第三章 離れゆく人々 投稿日:2002年08月14日(水)00時39分56秒

翌日。


ふわぁー・・・。 眠・・・。
昨日の晩は久しぶりに人生について考えてみたからよぉ寝れたわ。
誰や!? 『ガキのクセして何が人生じゃ!』とか思た奴は!
鼻の穴から指つっこんで奥歯ガタガタいわしたろか!? あん!?

アカンアカン。 ウチは可愛い可愛いみんなのアイドルやのに、こんな事言うたらファンが4,5人減ってまう・・・。
気ぃつけやななぁ。

よぉーし。
今日からライブや。
いらん事考えんと気合い入れて行くぞぉー!!!
いつものかけ声いっとこか!


「加護亜依でいきまっしょい!!!」
370 名前:第三章 離れゆく人々 投稿日:2002年08月14日(水)00時48分01秒

そして、いつも通り楽屋に着いた加護。

気合いを入れた持ち前の可愛い声で、


「おはよーござーまーす!」

「・・・。 あっ、おはよう。」


うわっ、中澤さんや。
しかも他、誰もおらへん。
どーしょー・・・。
助けて、誰か助けて!!

って違ーう!
ウチはもう逃げへんのや、大人になるって決めたんや!


「あのぉ・・・。 そのぉー・・・。 ええっと・・・」

「ん? どないしたんや?」

「どないしたんでしょうねぇ、ははは・・・。
 今日は天気いいですね。」

「・・・。 アンタ、雨好きなんか?」


あっ、今日の天気は最悪やったんや・・・。
やってもおた。


「いやぁー、そーゆーわけじゃないんですけどぉ、
 あっ、そういやみんなはまだなんですかぁ?」

「見たらわかるやろ?」


う゛・・・。
もしかしてウチ嫌われた?
371 名前:第三章 離れゆく人々 投稿日:2002年08月14日(水)01時01分21秒

いくら何でもこんなん冷たいわ。
たまたまやんなぁ?
絶対たまたまやっ!


「あのぉー、今日からライブですよねぇ?」

「そうやで。 何や、アンタ忘れてたんか?」


う゛っ・・・。


「ちっ、違いますよぉ・・・。
 そのぉー、頑張りましょうねって言いたかっただけですぅ。」

「そうか。 まぁ、プロとして頑張んのは当然の事やけど。」


・・・。
まぁそうやけどさぁ。


「あのっ、みんな遅いですねぇ? 早く来ないかなぁ?」

「集合時間まで時間まだまだやで。」


うっ、確かに・・・。


「ゴトーさんはいつもライブの日は早いんだけどなぁー。」

「・・・・・・。」


ん?


「ねぇ?」

「・・・・・・。」

「・・・中澤さん?」

「・・・人が本読んでんのわかってるやろ? 静かにでけへんのか?」


嘘や・・・。
中澤さんはこんな人やなかったのに。
アカン、完全に嫌われてもた・・・。
ウチが悪いんや。 ウチが子供やから。
ごめんな、中澤さん。
もうウチ困らせへんから、これ以上困らせたくないから、
だから、だから涙だけは流さないでおこう・・・。
372 名前:闇の住人 投稿日:2002年08月14日(水)01時04分03秒
>>367-371
更新しました。
短い更新でごめんなさい。
373 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月15日(木)16時18分21秒
待ってました(w
ゆうかご?(w
自分の脳内では・・・ゆうごま&ゆうかごは距離があって素直になかなかなれないけど好きな人みたいな感じなので(w
かなりこの作品ツボにHITしまくりです。(w
更新楽しみにしてます。
374 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月07日(土)01時00分38秒
お帰りなさいませ。
今気づきました(w
いや〜また読めるとは嬉しいです。
また甘々いしよし見たいです♪

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