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ポップコーンラブ 廃棄ルートスレ

1 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年11月25日(日)22時43分06秒
ここは「ポップコーンラブ本編スレ」で生じた廃棄ルートを埋めていくスレです。

ポップコーンラブ本編
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=sky&thp=1006334129
HTML版登場人物紹介
http://www47.tok2.com/home/popcorn/
PHOTO版登場人物紹介
http://www47.tok2.com/home/popcorn/characters.htm

書いていただける方を随時募集します。
大歓迎ですので気軽に申し出てください。

廃棄ルートを書く上でのちょっとした注意
・えっちぃ表現はダメですw 
⇒キスなんかはOKですがそれ以上はNGということで。
・本編からあまりに大きく外れるのはNG
⇒ここでも選択肢を出してもらって結構ですが、本編に修正が効かなかったり
 ある固定キャラの一人歩きストーリーはなるべくご遠慮ください。

以上です。
書き手さん求む。
2 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年11月26日(月)00時21分28秒
廃棄ルートではないですが、早速活用してみたいと思います。
シーンはメインスレ「>51」で主人公と別れた「矢口、保田のその後」です。
分岐だけでなくこういった別の視点から見た心情を書くのも面白いかもしれませんね。
ではどうぞ。
3 名前:神楽綾稀 -メインスレ『>51』後の別観点- 投稿日:2001年11月26日(月)00時26分00秒
図書室に向った保田を矢口は急いで追いかけた。

「圭ちゃ〜ん!待って〜!ちょっと圭ちゃんってば〜!!」
当然聞こえているであろうが、イヂワルく無視を決め込む保田。
「圭ちゃんてば〜何怒ってるの〜」
しかしこの言葉に反応して駆け足だった保田はピタっと足を止める。

「別に怒ってないよ」
「え〜怒ってたよ〜。圭ちゃん今日は朝から機嫌悪いんだもん。どうしたの?」
「だ、か、ら、何でもないって。」
「ほんとにぃ?」

保田の顔を上目使いに覗きこむ矢口。

「…ふぅ、あんたには敵わないよ。んじゃ私図書室にで本を借りたいから
 それが済んだらお昼ごはんに行こっか」
「敵わな…い?」
「なにキョトンとした顔してるのよ。行くよ」
「あぁぁ〜待ってよ〜」
そして2人は図書室に向った。
4 名前:神楽綾稀 -メインスレ『>51』後の別観点- 投稿日:2001年11月26日(月)00時26分42秒
本校の図書室は非常に広く、並大抵の市立図書館では敵わないくらいである。
高校の図書室にも関わらずこの辺りでは一番大きく、一般開放もしているのだ。
図書室に入った保田はすぐさまお目当てのジャンルが置いてある奥のコーナーに向った。
「…げん…え…い?のはざ…ま?…あー、矢口こんなのダメだよ、わかんないよ」
「幻影の狭間、ファンタジーものよ」
「ファンタジー?お姫様とか出てくるの?」
「うーん、これはちょっと違うかな。矢口が思ってるファンタジーよりももっともっと深いやつ」
「圭ちゃんっていつもこんなの読んでるんだ〜へぇ〜すごいねぇ」

矢口と保田は中学の時から友人だが、図書室には保田1人で来ることが多く
矢口は保田の好きな本に関して等はあまり知らないらしい。

「すごいなんて大袈裟よ。昔は私も矢口が言う『お姫様が出てくるファンタジー』が好きだったし。
 でもそれ関係の大半は読んじゃったからここに行き着いたってわけ」
「ははっ、ってことは圭ちゃんもお姫様とかに憧れてたりしたの?」
「『ははっ』ってなによ。私も女よ。当然でしょ」
「へぇ〜」
ニヤリと笑う矢口。
「な、なによ」
「なんでもないよ、キャハッ」
「笑うなー」

保田は本を物色。
矢口は大きい図書室が珍しいのかキョロキョロしていた。
5 名前:神楽綾稀 -メインスレ『>51』後の別観点- 投稿日:2001年11月26日(月)00時27分14秒
しばらく沈黙が続いていたが、保田が口を開く。

「ねぇ矢口、あんたさ、まだあいつのこと…」







「…うん」
「あんなのやめとき…」
保田の言葉に矢口が割って入る。
「ダメだよ…どうしても…憧れ…なんだ」

また少しの沈黙。

「ほ、ほら、占いでもベストカップルって出てたしさ、あの…その…」
沈黙を気遣ってか矢口が口を開くが語尾のトーンは落ちている。

「まぁ矢口そう思ってるなら私はもう何も言わないけどさ…でもあいつたぶん覚え…」
「言わないで!…それ以上は…もう言わないで…矢口落ち込んじゃうから…」







「わかった、ゴメンね。」
「ううん、大丈夫」
「お昼ごはんオゴるから。がんばりな、応援してあげるから」

すると矢口は笑顔で

「うん、ありがと」








「お昼どこがいい?」
「マック!」
「えぇーまた私のバイト先?」
「いいじゃん!オゴってくれるんでしょ?」
「はいはい、わかりましたよ」


正反対のように見える2人だが、やっぱり大親友に間違いはないようだ。
6 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年11月26日(月)00時32分32秒
どんな観点でも良いので、何か面白いサブストーリーを思いついたら
ガンガンお手伝いくださいませm(_ _)m

あ、それと>>1の訂正を少し。
えっちぃ表現はNGと書きましたが、あくまで「行き過ぎない」って程度でとらえて下さい^^;
何もないんじゃ面白くないですからね。
あともう1つの方ですが、これももっと軽いノリで受けとめてください。
あんまり制限つけるとこれまた面白くなくなるので、その辺りはお任せします。
7 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)01時35分41秒
ヤグタンカワ(・∀・)イイ!

この手の小説はサワヤカな方が良いと思うので
私も過度なエロさはいらないと思います。
何か良い案が浮かんだら提供しますのでがんばってください。
8 名前:take 投稿日:2001年11月26日(月)01時50分08秒
神楽さん>了解ヽ( ̄▽ ̄*)

さて、では本家の41でBの場合を書きます。。。

ちっちゃい女の子に謝る前に隣の子に話かけてみよう。

「潤、俺ちょっと用事あるから先に帰っててくれないか?なつみにもそう言っといてくれよ」
「うん、わかった」
「そういやおまえは部活休みなのか?」
「学校初日だからね。明日からだよ」
「そっか」

潤と話を済ませ、俺はちっちゃい女の子とその横で静かに読書をしている女の子に近づいた。

するとちっちゃい女の子は途中で俺が近づいてきていることに気付き
どうしたらいいかわからない表情を浮かべながら慌てふためきだした。
何故か顔も赤い。

しかし、俺はかまわず隣の子に話かけた。
「ねぇ・・・」
「・・・」
「ねぇ、君・・・」
「・・・」
「け、圭ちゃん。ほら、呼んでるよ」
ちっちゃい女の子はすかさずフォローした。
「なによ・・・」
本を読んでる子は睨んできた
「なによって言われても・・・」
「圭ちゃん!もぉ〜。す、すいません」
ちっちゃな女の子はかわりに頭を下げてくる。

なんだか忙しそうな子だな・・・。
9 名前:take 投稿日:2001年11月26日(月)01時50分46秒
「いや、いいよ。それと今朝はちょっとキツク言い過ぎたね。
 でもキミ1人に対して注意したわけじゃないんだぜ」
「は、はい。それはわかってます。でも私も喋りすぎでしたし、あの、その」
「俺が慣れない早起きで少しイラついてただけなんだよ。ゴメンな。」
「は、はい、もう気にしません、ごめんなさい。」

「…」

「あー、あのさ、別に敬語じゃなくでもいいんだけど…えー、と…」
「あ、矢口です、矢口真里」
「矢口さんね…。んじゃ矢口さん、俺達タメ年なんだから敬語使わなくていいぜ」
「は、はいっ、じゃないや、うん!」
「それから俺は…」

俺が自分の名前を名乗ろうとすると

「雛罌粟くん、雛罌粟久人くんでしょ?」

「あれ、どうして」
思うより早く俺は言葉にしていた。

「あ、あぁいやぁ、あのぉそのぉ」
また慌てふためく矢口さん。
ほんとにこの子は忙しいな。
10 名前:take 投稿日:2001年11月26日(月)01時51分54秒
ほとんど、内容を変えてませんが(^−^;)

でも、まだ最初の最初だからこれでもいいですよね?>神楽さん
11 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年11月26日(月)10時33分50秒
ほぼ徹夜でレポ完成&只今提出完了( ´д`)
>>7 名無し読者さん
ありがとうございます。
こういった別観点でも読み手さんに楽しませることができたら良いなと思うので
これからも増やしていこうと思います。
良い案の方楽しみにしております^^


>>10 takeさん
今読ませていただきましたがすごく良いです^^
保田に話し掛けるも難なく撃沈って感じはまさにベスト。
ただそこで区切ると主人公に保田の本名が伝わってないので・・・
12 名前:神楽綾稀 -『>>9』の続き- 投稿日:2001年11月26日(月)10時36分24秒
>>9の続き

すると
「あんた学校で有名だよ」
と、読書をしている女の子が口を開いた。
やはりキツ目の口調だ。

「ん?俺?」
「あっ、こっちの子は圭ちゃん、保田圭ちゃんっていって私と昔からの大親友なの」
「保田さんか…で、保田さん、俺って何か有名なの?」
「あんた自覚ないんだね」
「…自覚?」
さっぱりわからん。

パタン

そう言葉にするなりいきなり保田さんは本を閉じた。
「ごめん矢口、私図書室行くから」
おいおい、俺の話はどうなったんだ。

「あ、待ってよー」
矢口さんの言葉も空しく、保田さんはさっさと教室を出て行ってしまった。

「ごめんねー、圭ちゃん男の子には昔からあんな態度とっちゃうんだ」
「いや、気にしてないから」
「ほんとごめんね…あ、私圭ちゃんとお昼ご飯の約束してるから、行くね」
「ああ、呼び止めて悪かったな」
「ううん、全然。それに…」


…やっと、だし…


久人「ん?何か言った?」
すると矢口さんはプルプルと首を振って
矢口「なんでもないっ、気にしないで。それじゃ行くから」
最後に大きく手を振って矢口さんは図書室に走っていった。

保田さんって静かっていうかちょっと冷たくてキツ目な感じだな。
でも矢口さんは正反対っぽいし。
あれで「大親友」ってやつがほんとに成り立っているんだろうか…

そんなことを考えていると、いつのまにか教室には俺以外誰もいなくなっていた。
13 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月26日(月)10時38分19秒
と続けると本編にすんなり繋がるかと思います。
廃棄のみではなく、いろんな案があればまたこれからもお願いしますね^^
14 名前:take 投稿日:2001年11月26日(月)20時23分59秒
いろいろ考えてたら3時間しか寝てない( ´д`)
>神楽さん
区切りがわるかったかな(^−^;)
今度からその後どこに続くかも書いておきますね
15 名前:和也 投稿日:2001年11月27日(火)03時10分43秒
やっぱり矢口、いいですねぇ〜w
16 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年11月27日(火)03時37分33秒
>14 takeさん
俺も完全に睡眠不足です( ´д`)
別に小説を書いてるからってわけじゃないですが
やらなきゃいけないことって、重なるときはトコトン重なるもので( ´д`)

区切りですが、「保田圭」という名前が主人公に伝わってないのが気になったので
少し追加させていただきましたm(_ _)m
内容は満足ですのでこれからもよろしくお願いします。

>15 和也さん
ここはメインスレじゃなくて廃棄+AnotherStory専用なので
極力キャラの人間味というのを出せたらなと思っています。
つうことで萌えてくださいw
17 名前:和也 投稿日:2001年11月27日(火)03時45分46秒
>16 うす! 萌えさせていただきますw
18 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月28日(水)13時57分16秒
久人と希美の「初日ファミレス夕食編」なんて書けそうだなぁ。
誰か書いてくれないかなぁ。
書いてみようかなぁ。

>17 和也さん
なるべく期待に応えたいと思います
19 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)01時53分08秒
さて、いきなり4つも仕事がきました( ´д`)
マターリいきますか。。。

本家114で「B」を選択した場合

希美が一人で大丈夫って言ってるんだから、無理やり登校する必要はないな。

「よし、じゃあ、明日は気をつけていくんだぞ。」
「りょうかいれす。心配むようなのれす。」
「よし、それじゃ寝坊しないようにな。早く寝ろよ」
「ふぁい」
そう言うと希美は寝室にトコトコと歩いていった。
「おやすみれす」
「おやすみ」
20 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)01時54分02秒
次の日・・・







ガンガンガン!

ガンガンガン!

「おはよーなのれす!おきるのれす!あーさーなーのーれーす
!」

ガンガンガン!

「・・・希美・・・うるさい」

ったくそんなにガンガンドアを叩かなくても起きるって。
朝の俺は常に機嫌が悪い。

ガチャ

「あ、お兄ちゃん!おはよーなのれす」
ペコリとお辞儀をしる希美。
ピンク色でフリルの付いたエプロンがよく似合う。
「お、おはよ」
「あさごはんができているのれす。顔を洗ったら来てほしいのれす」
「ほんとか?じゃあ早く洗ってくるよ」
早速ご飯を作ってくれるとはありがたい。
・・・まてよ、冷蔵庫には何もなかったような・・・

21 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)01時54分43秒
そんな疑問を抱きながらリビングに行ってみると
なんとそこには立派な朝食が。
トースターからはこおばしい食パンの焼けた匂い、奇麗に盛り付けられたサラダと目玉焼き。
そして一面に漂うコーヒーの香りが一段と食欲をそそる。
あとあれはコーンポタージュかな?さすがにインスタントだろうけど。
とにかくすごい。

「す、すげぇな」
「てへてへ、誉められたのれす」
嬉しそうに照れる希美。
「てゆうかすごく疑問なんだけど。冷蔵庫には何も入ってだろ?玉子くらいはあったけど」
「早起きしてコンビニへ行って来たのれす。昨日この家に来るときに発見したのれす」
あ、俺が活用してるコンビニだ。
歩いて3分くらいのとこだったな。
「そっか、悪いな。…ここまで本気で料理がきると思わなかったなぁ」
正直、あまり期待してはなかった…内緒にせねば。
「なんれすか?」
「いや、なんでもない。あ、そういやこれお前の小遣いで買ってきたのか?」
「そうれす。これからは毎月りょうしんがおくってくれるのれす」
「あのさ、食費は食費でもらってるからさ、あとでそこから渡すわ
 それでこれからもこうやって料理作ってくれるなら、全部希美に任せるから」
「ののに任せておっけーなのれす!」

希美の料理は実に美味かった。
疑ってすまん。
22 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時18分58秒
「おーい、そろそろ行くぞー」
「ふぁーい、今行くのれす」
頃合を見計らって俺と希美は家を出た。

「じゃ、気を付けてな。家の合鍵は落すなよ」
「大丈夫なのれす、行ってきますれす」
「はいよー」

希美と別れ俺はなつみの家に向った。

ピンポーン

「はい?どちらさまですか?」
「あっ、なつみ?俺、俺。」
「久人ちゃん!?今日は早いんだねぇ〜。ちょっと待っててね」
「おう。」

ガチャ

家のドアが開く

「おはよう!ほんとに早いね〜。どうしたの?」
「まぁ、理由は行きながら話すからさ、行こうぜ」
「うん!」

俺は登校しながら希美の存在と一緒に生活することになった経緯を話した。

「うわー相変わらず久人ちゃんとこの家庭事情は複雑だねー」
「他人事のように言うなよ。とりあえずおまえには言っとかないとって思ったんだからさ」
「私…だけ?」
「あぁ、今のとこはそうだな」
「ふふっ、ふふふ」
「なんだよ、なんも変なこと言ってないだろ?」
「なーんでもないっ!ふふ」
なつみが笑いながら走り出した。
「あっ、待てよ!」
俺もなつみを追いかけて走り出した。

(後で、潤たちにも話しておかないとな。。)

23 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時25分17秒
走ったせいか15分程度で学校に着いた。
まだ時間には余裕がある。
俺ってなんか健康的な生活してない?

教室に入るといつもと変わらない光景が目に飛び込んだ。
「じゃ、また後でね。」
「おう。」
教室に入ってすぐになつみと別れる。

(うーん。誰かいないかな・・・。)
教室を見回す。
なつみはもう他の女友達の輪に入って楽しそうな笑い声をあげている

あ、矢口さんと保田さんだ。
矢口さんはすぐさま俺に気付く。
「ひなげしくんおはよー」
「うぃす」
「…」
保田さんから挨拶はない。
本気で嫌われてるのかなぁ(汗

「保田さんおはよう」
「…おはよ」
「け、圭ちゃん」
「…わかってるわよ」
挨拶はなんとかクリアだな。

「いつもこの時間なの?」
「うん。矢口は圭ちゃんと違って遅刻常習犯に見られがちだけど優秀なんだよ」
「へぇそうなんだ。俺は…」

これをきっかけに家庭事情とやらを話してみた。

本家の130へ続く。。。
24 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時26分23秒
・・・なんか短いような・・・(汗
(^−^;)
25 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時41分33秒
ヤパーリ廃棄を書いてる者としては、和也さんの反応が気になるので
本家131でBの場合(w

なつみは友達と机を繋げて弁当を食べている。
潤は…そういやテニス部の打ち合わせがあるとか言ってたな。
部室で昼食か。
矢口さんと保田さんは…いた!
よし、あの二人を誘って学食に行こう。

俺は二人のもとに近づいた。
「ねぇ、二人とも。昼どうするの?」
「えっ、これから購買に買いに行こうかなって思ってたんだけど・・・」
矢口さんが答える
「じゃあ、購買いかないで、俺と一緒に学食で食べない?」
「えっ!いいの!?行く行く!!」
声を大きくしてはしゃぐ矢口さん
「・・・」
「えっと・・・、保田さんは?」
「・・・」
「圭ちゃん・・・。」
「行くわよ。矢口も行くんでしょ。あんたと二人きりにすると何されるかわからないからね」
「け、圭ちゃん!!」
矢口さんが顔を真っ赤にしている。
俺ってそんなに信用ないのかなぁ・・・。

このままここにいても気まずいので
「あっ、じゃあ俺先行って席取っておくよ」
「あっ、うん。ごめんね。」
俺は学食の席を取るために教室を出た
26 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時42分05秒
教室を出ると廊下で吉澤さんに出会った。
昨日俺の受付から逃げた女の子も一緒にいる。

「吉澤さん…だよね?」
「あ、先輩、こんにちは!覚えていてくれたんですか?」
「まぁね、未来のエースを忘れるわけないよ」

吉澤さんは少し照れた様子を見せる。

「これから昼食ですか?」
「ああ、そうだけど。えーと…」
「私たちは移動教室の帰りです。もちろんこれからお昼ごはんですよ」
「あの、その隣の子は」
「あ、私の友達の梨華ちゃんです」
吉澤さんから紹介されると、うつむきながら口を開く。
「…石川梨華です…昨日は逃げちゃってすいません。突然でびっくりしたもので…」
「石川さんね。大丈夫、気にしてないから。でもなんで…」
と尋ねようとしたとき、いきなり吉澤さんが俺の腕をグィッと掴んで
「あー!あー!先輩!ちょっとバスケのことで聞きたいことがあるので
 こっちにきてもらえますか!梨華ちゃんはちょっとここで待ってて!」
「え?」
すごく慌てふためいた様子の吉澤さんは、俺にそう言うなり強引に俺をトイレ前まで引っ張った。
27 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時42分37秒
-トイレ前-
「ちょ、ちょっと」
「す、すいません。先輩にはちゃんと話しておこうかと思いまして」
「バスケのことだろ?なら別にこんなところに引っ張ってこなくても…」
「違うんです。その…梨華ちゃんのことで」
「石川さん?」
「はい、実はですね…」

吉澤さんは俺に石川さんが男性恐怖症だということと、その経緯を話してくれた。

石川さんはその声色から小学校時代イジメにあっていたそうだ。
吉澤さんはそれをかばっていたらしいが相手は主に男子、やはり限界がある。
石川さんも耐え切れなかったのか、ある日を境に学校へ来なくなる。
ここではじめて校内で問題として取り上げられたらしい。
その後は適切な対処によってイジメはなくなったのだが
それからの石川さんは異性と話すことを極端に嫌がっているのだ。

中学は大事をとって私立の女子中学へ進学。
吉澤さんももちろん同じ中学で、出会うべきして出会ったバスケを開始。

私立なので高校もエスカレーター式で進学できるのだが
吉澤さんは先生の薦めでバスケが強いこの高校へ。
ところが石川さんも吉澤さんと同じところへ進学したいと言い出したのだ。
なんでも「今までの自分を変えたい」ということらしい。
そういう訳だ。

…そうだよな、変えたいって言ってもまだ高校生活2日目だもんな、仕方ないか。
28 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時43分31秒
「イジメ…、許せないよな。
 小学生と言えど、精神的な傷ってのはなかなか癒え難いし。俺、悪いことを…」
「不可抗力です、私もすぐに事情が話せなくてすいません」
「次からは一応頭に置いて接してみるよ。
 でも『自分を変えたい』んだったよな。俺がなんとかしてあげたいもんだけど…」
「それなら…普通に接してあげてください。特別とかじゃなくて普通に」
「そうか、それが一番だな。わかったよ」

一通りの話を終え、再び石川さんと合流した。


「ごめんね梨華ちゃん、お待たせ」
「いきなり行っちゃうなんてひどいよぉ」
「ごめん石川さん。俺が吉澤さんの質問のなかなか上手く答えられなくってさ」
「あ…そうなんですか…」
うまくごまかせた…かな?
29 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時58分05秒
「じゃ、先輩。私達はこれで・・・」
そういうと吉澤さん達は行ってしまった。
いろいろ大変なんだな、皆。と思っていると・・・

「何してるの?」
矢口さんに後ろから声をかけられた
「あっ、ごめん。ちょっと後輩の女の子に会ってね・・・。」
「そうなんだ。」
「・・・」
や、保田さん・・・睨んでるよ。

結局、俺達は3人で学食に行った。
「うわっ、結構混んでるなぁ・・・。」
「そうだね・・・。」
「あのさ、俺が食券買ってくるから席とっておいてくれない?」
「うん。わかった。」
「あっ、なに食べる?」
「雛罌粟君と同じでいいよ。」
「・・・保田さんは?」
「あたしも矢口と同じでいいわ。」
「・・・そう、わかった。」

俺は矢口さん達と別れてカツカレー3人分の食券買い、カツカレーを受け取って微妙なバランスを保ちつつ矢口さん達の席に近づいた。
途中、矢口さんが俺に気付いて、食器を1つ持ってくれた。

「いただきまーす。」
俺達3人は食事を始めた。
「ねぇねぇ。雛罌粟君ってさ〜」






食事中は矢口さんと普段の会話などをした。
保田さんは食事中は一言も喋らなかった。

でも終始楽しい昼食だった。
こういうのもいいな。

本家147へ続く
30 名前:take 投稿日:2001年11月29日(木)02時59分42秒
ね、眠い・・・。
これ以上頭が動いてくれないので、残りは明日書きます(^−^;)
こんな感じでいいのかなぁ?(^−^;)
31 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月29日(木)03時06分48秒
>>30
(・∀・)イイ!!
まじで(・∀・)イイ!!
がんばってくださーい。
応援してます。
32 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月29日(木)10時53分42秒
ういす、おはようございます。

>takeさん
正直良すぎます。てゆうか上手いです、共通ルートへの流し方が^^
選択肢を作るとき、どの選択肢になっても良いようにある程度
頭の中でイメージするんですが、ピッタリなんですよ。
これからも期待してます^^
33 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月29日(木)10時56分11秒
廃棄ルートの方はほんとにマターリでOKです。
テスト期間中とのことですので、ほんの合間とか、一段落ついてからとかで
いいですので、勉強の方を優先してやってください^^
34 名前:神楽綾稀 -メインスレ『>160』後の別観点- 投稿日:2001年11月30日(金)03時09分43秒
久人がマックから去った後も、矢口と後藤は少し話をしていた。

「ほんとにやぐっつぁんの彼氏じゃないんですかぁ?」
「う、うん。まだ知り合ったばかりだし…」

矢口は後藤に『あのこと』は言ってないらしい。

「それより後藤、暴走しすぎだよぉ。ひなげしくんに失礼じゃない」
「ごめんなさぁい。でも、出会ってどれくらいだとかっていうのは関係ないと思いますよ。
 ゴトウは直感的に『この人だ!』とかってあると思うし。運命ってやつですかね」

「…運命…か…」
矢口はボソリと呟いた。

「ってゆうことは、ゴトウにもチャンスがあるんですよね?にはははっ」
「だ、ダメだよぉ後藤!だって後藤この前ここに彼氏と一緒に来てたじゃない!
 浮気はダメだよ!!」
「違いますよぉ、あれは彼氏なんかじゃないです。中学の友達です。
 確かにあの後告白されましたけど、私断わりましたもん」

後藤の容姿は文句なく、男子からの人気はピカイチなのである。
35 名前:神楽綾稀 -メインスレ『>160』後の別観点- 投稿日:2001年11月30日(金)03時10分37秒
「それにゴトウ的にはもうビビッてきちゃったしなぁ」
「うそー!あーダメダメ!ビビッとかきちゃダメだって!」
「へへぇ」
だらしなく笑う後藤。

「もぉ…」
「ハハ、やっぱやぐち先輩をからかうのは面白いなぁハハハッ。
 やぐっつぁんはひなげし先輩のことが好きなんでしょ?応援しますよー。
 でも少しでも隙を見せたら私が獲っちゃいますからねぇ」
「あんまり矢口をからかわないでよぉ」
「あははははは」

矢口は少し安心した表情を浮かべたが、後藤の顔は言葉とは裏腹に笑っていなかった。

「それじゃ買い物行こうか」
「あ、はい!」

2人は繁華街に繰り出した。
36 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時13分41秒
ん?(^−^;)
神楽さんとは出没時間が同じなのかな?(w
けして同一人物ではありません(w>ALL
俺にこんな文才はないです(w
37 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月30日(金)03時14分16秒
矢口と後藤のAnotherStory更新です。
ちょっとヤグが出てきすぎかな^^;
まぁ後藤を登場させるのに一役買ってもらったんですけどね。
後藤が出てきたことで後輩勢も勢いが出ればなと。

あ、それと引き続き「イベント案」の提供等をお願いしますm(_ _)m
1人で考えるのにも限界が^^;
38 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月30日(金)03時15分00秒
>36 takeさん
w
39 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時16分21秒
チャット化はいいのかな?
イベント案ってどんなのかな?
理解すればどんどん出てきますが(w
40 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月30日(金)03時22分43秒
チャット可は実況と同じなので控えた方が良さそうですね。

イベント案というのは、そろそろキャラが出揃ってきたので
これからは強制イベントよりも選択イベントの方が増えると思うんですよ。
なので、例えば「誰と」とは指定しなくても
「カラオケでイベントを出してほしい」だとか
「買い物イベントを見てみたい」だとか
そういうので良いんですよ。
あーこれだとただの要望になっちゃうんですが、書き手としては
こういうキーワードを出されることによってイメージが湧く場合がありますので
より一層話が膨らむかなぁと思いまして。
そんな感じです。
41 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時38分42秒
神楽さんが書いてるので、俺もかかないと。
眠いけど(w
ふぁーすと。さんも見てる用なので気合入れてなっち編を書きます。

本編の131で1を選んだ場合。

なつみと潤と一緒に食うか。
「お〜い。なつみ、潤。」
二人が俺ももとへ近づいてくる
「なに?」
「どーした?」
「あのさ、3人で購買行って、昼一緒に食わない?」
「え〜。私、お弁当だよぉ〜」
「そっか。じゃあ俺達だけで買ってくるか?」
「わりぃ。俺、テニス部の打ち合わせあるんだ。また誘ってくれ。」
「そっか、わかった。」
「わりぃ。じゃ、後でな」
潤は教室を出ていってしまった。

どうしようかな〜。なつみと二人かぁ・・・
「あ、あのさ・・・」
そんなことを考えていたらなつみが声をかけてきた。
「ん?」
「よかったら・・・お弁当、私の半分あげようか?」
「えっ!いや、いいよ!!俺、なんか買って来るから待っててくれ。」
「うん、わかった。」
俺は購買へ向かうために教室を出た
42 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時40分29秒
>二人が俺ももとへ近づいてくる
二人が俺のもとに近づいてくる
です(^^;

なんか強引な展開だな(^−^;)
43 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時41分24秒
教室を出ると廊下で吉澤さんに出会った。
昨日俺の受付から逃げた女の子も一緒にいる。

「吉澤さん…だよね?」
「あ、先輩、こんにちは!覚えていてくれたんですか?」
「まぁね、未来のエースを忘れるわけないよ」

吉澤さんは少し照れた様子を見せる。

「これから昼食ですか?」
「ああ、そうだけど。えーと…」
「私たちは移動教室の帰りです。もちろんこれからお昼ごはんですよ」
「あの、その隣の子は」
「あ、私の友達の梨華ちゃんです」
吉澤さんから紹介されると、うつむきながら口を開く。
「…石川梨華です…昨日は逃げちゃってすいません。突然でびっくりしたもので…」
「石川さんね。大丈夫、気にしてないから。でもなんで…」
と尋ねようとしたとき、いきなり吉澤さんが俺の腕をグィッと掴んで
「あー!あー!先輩!ちょっとバスケのことで聞きたいことがあるので
 こっちにきてもらえますか!梨華ちゃんはちょっとここで待ってて!」
「え?」
すごく慌てふためいた様子の吉澤さんは、俺にそう言うなり強引に俺をトイレ前まで引っ張った。

44 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)03時42分08秒
-トイレ前-
「ちょ、ちょっと」
「す、すいません。先輩にはちゃんと話しておこうかと思いまして」
「バスケのことだろ?なら別にこんなところに引っ張ってこなくても…」
「違うんです。その…梨華ちゃんのことで」
「石川さん?」
「はい、実はですね…」

吉澤さんは俺に石川さんが男性恐怖症だということと、その経緯を話してくれた。

石川さんはその声色から小学校時代イジメにあっていたそうだ。
吉澤さんはそれをかばっていたらしいが相手は主に男子、やはり限界がある。
石川さんも耐え切れなかったのか、ある日を境に学校へ来なくなる。
ここではじめて校内で問題として取り上げられたらしい。
その後は適切な対処によってイジメはなくなったのだが
それからの石川さんは異性と話すことを極端に嫌がっているのだ。

中学は大事をとって私立の女子中学へ進学。
吉澤さんももちろん同じ中学で、出会うべきして出会ったバスケを開始。

私立なので高校もエスカレーター式で進学できるのだが
吉澤さんは先生の薦めでバスケが強いこの高校へ。
ところが石川さんも吉澤さんと同じところへ進学したいと言い出したのだ。
なんでも「今までの自分を変えたい」ということらしい。
そういう訳だ。

…そうだよな、変えたいって言ってもまだ高校生活2日目だもんな、仕方ないか。

45 名前:take@俺もこういうの作りたくなってきた。。。 投稿日:2001年11月30日(金)03時42分48秒
「イジメ…、許せないよな。
 小学生と言えど、精神的な傷ってのはなかなか癒え難いし。俺、悪いことを…」
「不可抗力です、私もすぐに事情が話せなくてすいません」
「次からは一応頭に置いて接してみるよ。
 でも『自分を変えたい』んだったよな。俺がなんとかしてあげたいもんだけど…」
「それなら…普通に接してあげてください。特別とかじゃなくて普通に」
「そうか、それが一番だな。わかったよ」

一通りの話を終え、再び石川さんと合流した。


「ごめんね梨華ちゃん、お待たせ」
「いきなり行っちゃうなんてひどいよぉ」
「ごめん石川さん。俺が吉澤さんの質問のなかなか上手く答えられなくってさ」
「あ…そうなんですか…」
うまくごまかせた…かな?
46 名前:take@俺もこういうの作りたくなってきた。。。 投稿日:2001年11月30日(金)03時49分04秒
「じゃ、先輩。私達はこれで・・・」
そういうと吉澤さん達は行ってしまった。
二人を見送っていてふと気がついた。
「やべ!なつみ待たせてるんだった!!」
俺はダッシュで購買に行き、そして教室へ戻った。

「はぁ、はぁ。お、お待たせ・・・」
「ど、どうしたの?汗でびしょびしょだよ?」
「いや、ちょっと選ぶのに時間がかかってさ・・・。走ってきた。」
「ふふっ。そんなに慌てなくてもちゃんと待ってるよ。」
「そっか・・・。じゃ、食おうか。」
「うん!」
俺達はなつみの席で昼食を食うことにした。
47 名前:take@俺もこういうの作りたくなってきた。。。 投稿日:2001年11月30日(金)03時57分11秒
なつみの弁当を見ると色鮮やかですっごくおいしそうだった。
「す、すごいな・・・。これ、お前が作ったの?」
「えっ?そうだけど・・・。昨日の夕飯を詰めただけだよ」
マジかよ・・・。

しばらく雑談をしながら食べていると・・・
「ふふふっ」
「なんだよ、急に・・・」
「いや、久人ちゃんとお昼食べるの久しぶりだなって思ったの。」
「そうか?」
「そうだよ〜。」
そうか?確かに春休みは挟んだけど・・・。
「小さい頃なんて、よく皆でおままごとして遊んだよね」
「そうだな。」
俺達は小さい頃の話をしながら昼食をすませた。
なんか、いろいろ懐かしいことを思い出す昼食だったけどこういうのもいいな。

本家147へ続く
48 名前:take@俺もこういうの作りたくなってきた 投稿日:2001年11月30日(金)04時00分34秒
ヤパーリ短い気がするなぁ(^−^;)
文章もなんかおかしな感じがする・・・。
こんなので、こういう選択肢付き小説を書こうというのは図々しいかな?
ストーリーがどんどん出てくる(^−^;)
とりあえず、感想と意見(選択肢小説連載の有無)を待ってます(^−^;)

>ふぁーすとさん
萌えられなかったらすいませんm(_ _)m
49 名前:ふぁーすと。 投稿日:2001年11月30日(金)04時47分58秒
>40神楽さん
イベント案、できるだけ協力させていただきます。
ただ私の場合、案というより、要望、願望?になっちゃったりしますが・・・(w
(「ときモニ。」スレでも、カオレンジャーさんに無理を言って体験を書いてもらったりしましたので)

takeさん、本当にありがとうございます。
「ときモニ。」でも、なっちはあまり人気がなく採用が微妙でしたから、とてもうれしいです。
ただ潤のキャラですが、本編でもまだ少ししか出てないので神楽さん設定がまだみえないですが、
基本的に、「俺」とかいう言葉づかいをするキャラにはみえないと思いました。
なっちには、今回だけでなく毎日弁当作ってきてほしいですね。

あとなっちの設定ですが、どうしても幼馴染のキャラなんで思い出話が多くなってしまいますが、
(他のキャラにはない一番の強みですけど)そればかりでなく、今のなっちを生き生きと描いていってほしいです。
なんか要望ばかりですいません。
これかも楽しみに待ってます。

50 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年11月30日(金)12時59分53秒
>48 takeさん
廃棄ルートご苦労様です。
文章が短いことを気にされているようですが
これは「廃棄ルート」ということと、それでいて「強制ルート」も通らないといけない
という難しい状態に置かれているので仕方ないかなと。
だから気にしないくても充分良いと思いますよ。
今までの選択肢はこういったものばかりだったんですが、
キャラが出揃ったのでこれからは例えば…
A:⇒矢口さんと映画を見に行く
B:⇒バスケ部をのぞいてみる
みたいな、全然違う行動パターンが出てくると思うんですよ。
必然的に短文は避けられると思いますので、気にせずがんばってください。

あ、それと潤ですが、ふぁーすとさん。の言う通り
主人公と差別化を計って、潤の一人称は『僕』という設定です^^;
すごく優等生キャラにしたいので喋り方とかも丁寧な方がいいかも。
ややこしくしてすいませんm(_ _)m

>こんなので、こういう選択肢付き小説を書こうというのは図々しいかな?
これはtakeさんがこれとは別に小説を書くということでしょうか?

>49 ふぁーすと。さん
要望でも願望でも歓迎します。
「何処で」とか「何を」みたいなキーワードだけでもかなりイメージが湧くと思うので。

それと「潤」ですが、見抜かれちゃいましたねw
ずばりそうです。
これ以上いうと面白くなくなるので言いませんが、優等生キャラですね。
あとなっちですが、これはいろいろと考えてあります。
数少ない主人公の家に出入りできるキャラということを最大限に活用しましょうかねw
51 名前:take 投稿日:2001年11月30日(金)17時49分31秒
>これはtakeさんがこれとは別に小説を書くということでしょうか?
そういうことになりますね。

ただいまシンクロ率400%(謎)
52 名前:和也 投稿日:2001年12月01日(土)02時39分17秒
>takeさん
矢口と保田との昼食イベント、よかったです
すこしのあいだこれなかったんで、感想遅くなりました
すみませんm(_ _)m
53 名前:take 投稿日:2001年12月01日(土)02時42分38秒
リアルタイム男参上(w

>和也さん
いえいえ、感想貰えただけで十分ですよ
54 名前:神楽綾稀 ->>174選択肢『A』の場合- 投稿日:2001年12月01日(土)05時06分38秒
なつみだった。

ピッ

『もしもし』
『あ、もしもーし、久人ちゃん?』
『あぁそうだよ。どうした?』
『うーん、ちょっとね。これといった用事はないんだけど…ダメかな?』
『俺は本を読んでるだけだから別に構わないけど』
『ふふ、ありがと』

なつみとは今日学校であった出来事を話したり
昔話をしたりで盛り上がった。

『あ、そういや裕子がこっちに来ててさ…』
『ほんと?うわー久しぶりだねぇ。私も裕ちゃんに会いたいな』
『あいつも喜ぶんじゃないかな』

俺はなつみに裕子と保護者として一緒に住むことになったことを話した。

『そうなんだ。それじゃいつでも会いに行けるね』
『あぁ、そうだな。でもさ、お前そういや最近俺の家に来ること少なくなったよな?』
『え?あー、あ、言われてみればそうかなぁー…なんて、あははは』

しばしの沈黙が2人を襲う。
55 名前:神楽綾稀 -メインスレ>>174選択肢『A』の場合- 投稿日:2001年12月01日(土)05時08分19秒
『なんだよ、急に黙り込んでさ…』
『ご、ごめんね…』

『…』
『あ、あ、もうこんな時間だね。ごめんね、急に電話なんかしちゃって』
『気にしてないよ。それじゃあな』
『うん、おやすみ』

なつみの様子、ちょっと変だったな。
…俺も妙な緊張をしてしまった。。

時間も遅いな。
寝るとしよう。

⇒メインスレ>191に続く
56 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年12月01日(土)05時14分29秒
>51 takeさん
何事もやってみてはいかがでしょうか?
応援と同時に楽しみにしていますので^^
57 名前:ふぁーすと。 投稿日:2001年12月01日(土)18時05分23秒
神楽さん、選択肢参加できなかったので残念に思ってたところ、
早速なっちを選んだときの選択肢を書いていただき感謝です。

なっちは、久人の家に出入りできるキャラなんですね。
私的には3人の共同生活がはじまらなかったら、朝が弱い久人ですので
なっちが呼んでもなかなか起きないので、部屋まで起こしにきてくれて、その後の展開を期待していたのですが・・・。

イベントの件ですが、私の体験を話しますと始業式の次にはゴールデンウイークがありますよね。
その休み等を利用して毎年、クラスの親睦を深める為に何人か知らない同士が集まって遊園地や、
カラオケなんかに行った思い出があります。
孝政、圭織、吉澤、石川は、部活で一緒になることが多いですから、
同じクラスの久人、潤、なつみ、矢口、保田のキャラ、特に潤のキャラが見えるように、
クラスでの、イベントを早めにあったほうがよろしいかと思います。
ただ、なちまり派の私としては、ただ二人の絡みが見たいだけですが・・・(w

それと加護ちゃん。本編ではいつ登場か!わくわくしながら読んでます。期待してます。
58 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月01日(土)22時44分08秒
>57 ふぁーすと。さん
こんばんわ。
いつも的確なアドバイスありがとうございますm(_ _)m
本気で感謝しております。

>なつみ
そうですね。正確にいうと「そうだった」んですよ、俺の中では。
過去に何回かそういうことがあったんですが、最近は久人を「1人の男」として
感じはじめたので…って感じです。
まぁ昔から「好き」という感情は抱いていたんですが
その気持ちが「疑惑」から「確信」に変わった、ということですね。
うーん、文章で表現するのは難しいなぁ^^;

イベント案ありがとうございます。
即採用ですw
親睦会なるものは考えていたんですが、「どこで?」とか「どうやって?」
っていう具体案がなかなか出てこなくって^^;
非常に参考になりました。
ゴールデンウィークでいきなりっていうのも蟠りがありそうなので
その前に何かみんなで集まるイベントができたらいいなと考えております。
なちまりの絡み…それに潤と保田…がんばらねばw

加護はもうすぐ登場しますので楽しみにしておいてくださいw
59 名前:名無しの権兵衛 投稿日:2001年12月01日(土)22時56分45秒
イベントですが、春らしくピクニックなどいかがでしょうか?

ピクニックならお弁当が必須なのでそのあたりで
辻やなっちの料理上手という設定も生かせると思います。

また意外なとこでかおりんもサンドイッチが上手でしたね。
60 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月04日(火)00時09分16秒
>>59 名無しの権兵衛さん
イベント案ありがとうございますm(_ _)m
ピクニックというのは学校行事の遠足ではなくてということでしょうか?
となると久人、なつみ、潤、圭織、孝政、希美、中澤姉さんで絡む
ということになりそうですね。
面白いかも。
メインキャラ全員を絡めるとなると、少し難しいかなぁ。
参考にさせていただきますm(_ _)m
61 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時41分01秒
本家131でC(圭織、孝政のクラスへ乗り込み一緒に学食へ)の場合

なつみは友達と机を繋げて弁当を食べている。
潤は…そういやテニス部の打ち合わせがあるとか言ってたな。
部室で昼食か。
矢口さんと保田さんは…すでにいない。
一歩遅かったようだ。
「孝政達のクラスに行ってみるか。」
俺は早速孝政達のクラスに向かった。
62 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時41分47秒
教室を出ると廊下で吉澤さんに出会った。
昨日俺の受付から逃げた女の子も一緒にいる。

「吉澤さん…だよね?」
「あ、先輩、こんにちは!覚えていてくれたんですか?」
「まぁね、未来のエースを忘れるわけないよ」

吉澤さんは少し照れた様子を見せる。

「これから昼食ですか?」
「ああ、そうだけど。えーと…」
「私たちは移動教室の帰りです。もちろんこれからお昼ごはんですよ」
「あの、その隣の子は」
「あ、私の友達の梨華ちゃんです」
吉澤さんから紹介されると、うつむきながら口を開く。
「…石川梨華です…昨日は逃げちゃってすいません。突然でびっくりしたもので…」
「石川さんね。大丈夫、気にしてないから。でもなんで…」
と尋ねようとしたとき、いきなり吉澤さんが俺の腕をグィッと掴んで
「あー!あー!先輩!ちょっとバスケのことで聞きたいことがあるので
 こっちにきてもらえますか!梨華ちゃんはちょっとここで待ってて!」
「え?」
すごく慌てふためいた様子の吉澤さんは、俺にそう言うなり強引に俺をトイレ前まで引っ張った。
63 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時42分22秒
-トイレ前-
「ちょ、ちょっと」
「す、すいません。先輩にはちゃんと話しておこうかと思いまして」
「バスケのことだろ?なら別にこんなところに引っ張ってこなくても…」
「違うんです。その…梨華ちゃんのことで」
「石川さん?」
「はい、実はですね…」

吉澤さんは俺に石川さんが男性恐怖症だということと、その経緯を話してくれた。

石川さんはその声色から小学校時代イジメにあっていたそうだ。
吉澤さんはそれをかばっていたらしいが相手は主に男子、やはり限界がある。
石川さんも耐え切れなかったのか、ある日を境に学校へ来なくなる。
ここではじめて校内で問題として取り上げられたらしい。
その後は適切な対処によってイジメはなくなったのだが
それからの石川さんは異性と話すことを極端に嫌がっているのだ。

中学は大事をとって私立の女子中学へ進学。
吉澤さんももちろん同じ中学で、出会うべきして出会ったバスケを開始。

私立なので高校もエスカレーター式で進学できるのだが
吉澤さんは先生の薦めでバスケが強いこの高校へ。
ところが石川さんも吉澤さんと同じところへ進学したいと言い出したのだ。
なんでも「今までの自分を変えたい」ということらしい。
そういう訳だ。

…そうだよな、変えたいって言ってもまだ高校生活2日目だもんな、仕方ないか。
64 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時42分57秒
「イジメ…、許せないよな。
 小学生と言えど、精神的な傷ってのはなかなか癒え難いし。俺、悪いことを…」
「不可抗力です、私もすぐに事情が話せなくてすいません」
「次からは一応頭に置いて接してみるよ。
 でも『自分を変えたい』んだったよな。俺がなんとかしてあげたいもんだけど…」
「それなら…普通に接してあげてください。特別とかじゃなくて普通に」
「そうか、それが一番だな。わかったよ」

一通りの話を終え、再び石川さんと合流した。


「ごめんね梨華ちゃん、お待たせ」
「いきなり行っちゃうなんてひどいよぉ」
「ごめん石川さん。俺が吉澤さんの質問のなかなか上手く答えられなくってさ」
「あ…そうなんですか…」
うまくごまかせた…かな?
65 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時43分41秒
「それじゃ、俺、行くから」
『はい。』
二人が同じに返事をした。
そういえば、このクラス来るのも久々のような気がするなぁ…
「おう、久人!ちょうどええとこに来たわ!」
クラスに入った瞬間、いきなり孝政に呼ばれた。
「どうしたんだ?」
「いやー、実は圭織がサンドイッチ作ってくれたんやけど、量が多すぎるんや。
だから、久人も少し食べてかへん?」
「なによー。せっかく作ってきたのに。」
「いいよ。俺もお前らを学食に誘うつもりだったし」
「すまんな、久人。恩にきるわ」
俺達はバスケットの話をしながら昼食を過ごした
ちょっと騒がしかったけど楽しい昼食だった。
こういうのもいいな。。
本家147へ続く
66 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時44分19秒
本家174でC(矢口さんからの電話)の場合
矢口さんだった。

ピッ

「も、もしもし。矢口と申しますけど…」
「はい、雛罌粟ですけど…。ってどうしたの矢口さん?これ携帯だよ?」
「あっ、雛罌粟君。なんか、緊張しちゃって。アハハ…」
「そうなんだ。それで、どうしたの?何か用事?」
「い、いや。ただ声が聞きたいなぁって思って…」
「えっ?」
「え、ええと、今何してたの?」
「本を読んでたんだ。」
「へぇ〜。どんな本?」

しばらく、矢口さんの質問に答えていた。

「…」
「…」
急に沈黙が二人を襲う。



「あの…」
「あっ、何?」
「ごめんね。こんな時間まで電話しちゃって。」
時計を見るともう12時
「いや、構わないよ。」
「そう?それじゃ、また明日学校でね。」
「うん、おやすみ」
「おやすみなさい」

矢口さんは電話だと普段の明るさがなくなるような感じがした。
…なんか、以外な一面を見てしまったかも。

もう寝よう

本家191へ続く
67 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時44分54秒
本家193でA(弁当をもったなつみだった)の場合
「なんだ、なつみか…」
「なんだ。って…ひどーい。」
「ごめんごめん。それで、どうした?」
「お弁当2つ作ってきたんだけど、一緒に食べない?」
「2つってしょっとして俺の分?」
「うん。あっ、勘違いしないでよ。余り物で作ったんだからね。」
「それでも嬉しいよ。ありがとう。」
「えへへ。じゃ、行こう!」
なつみの希望で中庭に向かい、ベンチに腰掛けた。
68 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時45分27秒
「それじゃ、いただきます!」
「はい。どうぞ召し上がれ」
なんか幼稚園児の先生と園児みたいな会話だなぁ。と思いつつも弁当を口に運ぶ
「うまい!!」
「ほんと?よかったぁ。」
「マジでうまいよ。なつみはいいお嫁さんになれるな。」
「えっ。な、なに言ってるの〜。」
そんな会話をしながら昼食を食べ終わるとどこからともなく孝政が現れた。
「おっ、久人になつみちゃんやないか。なんや?妙にラブラブやないか。」
「バ、バカ。そんなんじゃねーよ」
「おっ、久人。お前弁当やったんか?」
「あっ、それはなっちが作ったんだよ。」
「へぇ〜。なつみちゃんが。ええなぁ〜、久人は。もう未来のお嫁さんの愛妻弁当やもんな〜」
「お前、いいがげんにしろよ・・・」
「冗談や、冗談!そんな怒らんといて〜な」
そういうと孝政はそさくさと逃げ出した。
「待て!」
俺は逃げる孝政を追いかけた。

本家202へ続く
69 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時45分59秒
本家193でB(弁当をもった石川さんだった)の場合
(これは1度2人と昼食を食べないと選べない選択肢です(w)内容的に)
「あっ、石川さん。」
「先輩。こんにちわ。」
「こんにちわ。ってどうしたの?俺に用事?」
「えっと、先輩と一緒にお昼を食べようと思って。」
「俺と?吉澤さんは?」
「よっすぃ〜なら屋上で待ってますよ。」
「そうなんだ。じゃあ、急いで買わないと…」
「あっ、先輩。石川、先輩の分のお弁当も作ってきたんですけど…」
「えっ?俺のも?なんか悪いなぁ。」
「気にしないでください。石川が好きでやったことですから。」
「そう?それならありがたくいただくよ。」
そして、石川さんと屋上に向かった。
70 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時46分38秒
「せんぱーい。こっちこっち。」
屋上につくと吉澤さんが大きく手を振っている。
「やあ、吉澤さん。」
吉澤さんと隣に座ると石川さんが俺の隣に座ってきた。
こんなかわいい子二人に挟まれて昼食なんて俺って幸せ者だなぁ・・・。
「それじゃ、いただきます。」
石川さんから弁当を受け取りさっそく食べる。
モグ、モグ、モグ・・・
「ど、どうですか?」
石川さんが心配そうな顔で聞いてきた。
「うん。おいしい。」
「ほんとですか?よかったぁ〜」
お世辞ではなくおいしかった。
その証拠に俺が弁当を食べ終わっても2人はまだ半分しか食べていなかった。

「いやぁ〜。あまりにおいしいから夢中で食べちゃったよ。」
「石川嬉しいです。おいしいって言ってもらえて。」
「本当においしかったからね。」
(小声で)「私も今度作ってみようかなぁ〜」
「えっ?なにか言った?吉澤さん。」
「なんでもありませ〜ん。」
その後3人で雑談をしながら昼休みを過ごした。

本家202へ続く
71 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時47分25秒
本家193でC(同じ列に並んでいた矢口さんだった)の場合
「あっ、矢口さん。」
「ねぇ、雛罌粟君。誰かとお昼食べる約束してる?」
「いや、してないよ。」
「じゃあ、矢口と一緒に食べよ。」
「うん。いいよ」
購買でパンを買い屋上に行くと、保田さんがいた。
やっぱりいるよなぁ〜。
「圭ちゃ〜ん。お待たせ。」
「遅いよ、矢口〜。あっ、あんたもいるんだ…。」
「ダ、ダメかな?ダメなら教室で食べるけど…」
「矢口が誘ったんでしょ?…いいわよ。食べていきなさい。」
「はい…」
72 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時48分05秒
3人(ほとんど2人)で雑談をしながら食べてると、俺だけ早く食べ終わってしまった。
しかし、今日は余程腹が減っているのか。まだ物足りなかった。
(どうしよう。もう一回購買で買ってくるかなぁ〜)
と考えていると…
「はい、矢口のパン半分あげるよ。」
「えっ?どうして?」
「だって、食べ終わってるのにそわそわしてるんだもん。きっと足りないんだなぁ〜。と思って」
「そ、そうなんだ。でも…」
視線をずらすと俺を睨んでいた保田さんと目があった。
「…」
「な、なによ。別に怒ってないわよ。もらえばいいじゃない。」
絶対に怒ってるよ…
「じゃ、じゃあ、ありがたくいただくよ。ありがとう矢口さん」
その後はちょっと気まずかったけど3人(ほとんど2人)で雑談をして過ごした。

本家202へ続く
73 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時48分37秒
本家243でA(なつみの料理部にお邪魔する)を選んだ場合
「おーい。なつみー。」
料理部に行こうとするなつみを呼びとめる。
「なぁに?」
「ちょっと料理部を見てみたいんだけどいい?」
「うん。いいと思うよ。」
「じゃ、行こうぜ。」
なつみと一緒に料理部の教室に行ったが…
「あれ?電気消えてる?」
「ほんとだ。終っちゃったのかなぁ?」
「いつもはもう終ってるの?」
「いつもならもうちょっとやると思ったんだけど…」
「まぁ、やってないならしょうがないな。帰ろう。」
「うん…ごめんねぇ」
「なんで謝るんだよ。なつみが悪いわけでもないのに」
「でもぉ…」
74 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時49分20秒
学校から出てもなつみは悪いと思っているのかずっと俯いたままだ。
「おい…」
「えっ?」
「そんなに落ちこむなよ。なつみのせいじゃないんだから」
「うん。でも…」
「あ〜っ、もう!じゃあ料理部が休みだった罰として…」
「えっ、罰?」
「そう。罰として喫茶店付き合え。パフェでも食おうぜ。俺の奢りで」
なつみはしばらく呆然としていたがしばらくすると
「うん!」
と言って俺の後に着いてきた。
75 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時49分50秒
喫茶店に入ってメニューに目を通す。
「なつみ、何にする?」
「うーん。じゃあ、イチゴパフェ。」
「じゃあ、俺は…」
(なににしよう?なつみと同じって言うのもな・・・
ん?なんだこれ?ときめきパフェ?どんなパフェだ?)
「ご注文はお決まりでしょうか?」
考えているとウェイトレスが注文を取りに来た。
「あっ、えっと…」
まだ決めてなかった俺は頭に残っていた名前をつい言ってしまった。
「ときめきパフェを…」
「ときめきパフェですね。かしこまりました。スプーンはいくつお付けしましょう?」
(えっ?スプーン?なつみもいるから当然2つだよな。)
「2つで。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
そういうとウェイトレスは行ってしまった。アレ?
76 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時50分20秒
「今のウェイトレス。なつみの注文聞いていったか?」
「ううん。聞いていかなかったよ。」
「忘れたのかもな。もう一回呼ぼうか。」
ウェイトレスを呼ぼうとすると、すでに片手にパフェを持ったウェイトレスがテーブルの前にいた。
「お待たせしました。ときめきパフェです。」
そういうとウェイトレスは通常の3倍近くあるパフェをテーブルに置いた。
パフェにはスプーンが2つ立っている。そういうことか…
「では、ごゆっくりどうぞ〜」
そういうとウェイトレスは行ってしまった。
「ど、どうしよう?コレ…」
やっぱり恥ずかしいのか、なつみも動揺している。
「どうしようって…。頼んじゃったし、食べるしかないだろ。」
「う、うん。」
そう言うと二人は無言でスプーンを取り、どちらからでもなく食べ始めた。
77 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時50分56秒
帰り道、俺達は無言のまま歩いていた。
さっきのパフェのせいか、なつみの顔がまともに見れない…。
気がつくとなつみの家の前に着いていた。
「あっ、送ってくれてありがとう…」
「あぁ。」
「えっと。あと、その…パフェ…ご馳走様。」
「あぁ。」
「そ、それじゃ。また明日ね。バイバイ。」
そういうとなつみは家の中に駆け込んでしまった。
…帰ろう。

続く。
78 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)14時54分57秒
祝♪大量更新( 0`〜´0)っ ワショーイ!!
というか、廃棄が本家を追い越しそうになっていいのか?(w
これでお仕事はあと2つですね(笑)
また後で更新します(笑)

なつみのルートを矢口ルートに負けないようにラブラブ(?)な展開にしましたがどうでしょう?>ALL
本家だけではなくこちらの感想も書いていただけると非常に参考になります。
79 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)15時43分01秒
>>67
「2つってしょっとして俺の分?」は
「2つってひょっとして俺の分?」です
80 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)15時52分43秒
今気付いたこと。。。
どの廃棄も短い(鬱
81 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年12月04日(火)16時14分26秒
更新お疲れ様です。
>>67-68のなつみ弁当イベントがかなり良かったですね^^
つうかその後のなつみイベントもかなり。
takeさん実はなっちが…w

短いとのことですが、「圭織と孝政の弁当イベント」はちょっと
短いかなぁと思いましたが、他は問題ないかなと。
全然おっけですよ。

>というか、廃棄が本家を追い越しそうになっていいのか?(w
いしよし圭織のバスケイベントで選択肢出して引っ張ってくださいw
82 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月04日(火)18時11分20秒
なっち萌えましたー
期待age!
83 名前:神楽綾稀 投稿日:2001年12月04日(火)18時40分56秒
>takeさん
ちょっと諸事情で今書くのに手間取っているんですが
このペースだと廃棄のほうが本編よりも先に進んじゃって
完結してしまうってことになってしまいますね^^;
現になつみイベントの方が今俺が進めている矢口イベントよりも
先に終ってしまったしw

それだとちょっと多数決の意味がなくなるかなぁと思うので
書いていただくのはありがたいのですが、本編との進行具合を
ちょいとばかし考慮していただいて、それからウプしていただくと幸いですm(_ _)m

それと今回の後藤イベントもう手をつけちゃいました?
ちょっと書きたいかなぁとか思っているので
もしまだ未着手であれば俺にまわしていただくとありがたいです。
バスケイベントは完全にお任せいたしますのでm(_ _)m
それではよろしくお願いします
84 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月04日(火)19時40分07秒
>現になつみイベントの方が今俺が進めている矢口イベントよりも
>先に終ってしまったしw
まだ終ってませんよ(w
並んだってところですかね?
今後の本家を展開を見守った後に家に帰ってからの行動を考えようと思ってました。
まぁ、ペース早いことを否定はしませんが(w
一応考慮したつもりですが、以後はもっと手前で止めておきますね。

後藤ルートは手をつけてないですよ。
バスケイベントで一杯です(w
なので、どうぞ書いてください。

バスケイベントはちと長くなりそうなので、明日以降にウプ予定です。
下手したらテスト終ってからなので、マターリ更新してください
85 名前:VINE。 投稿日:2001年12月04日(火)22時18分33秒
なっちのパフェイベント萌えました〜♪
86 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月04日(火)22時28分15秒
>takeさん
どうも。
本編スレでも書きましたが、なつみイベントの続きがあるようなので
久人が家に帰ってからも行動できるように書いてみました。
続きの方よろしくお願いします。

バスケイベント、すごく楽しみにしております。
吉澤がちょっとメインから外れつつあるので
その辺り、久人との接近が楽しみだったりw

後藤イベントはお言葉に甘えていただきますね。
それではがんばってください。
87 名前:ふぁーすと。 投稿日:2001年12月04日(火)23時28分45秒
takeさん、なっちイベントありがとうございました。
神楽さんも書いてましたが、>>67-68のなつみ弁当イベントがとてもよかったです。
できれば、孝政にからかわれてるときのなっち心情等がかかれていたらと思いましたが・・・。
これからも頑張ってください。応援しています。
88 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月05日(水)01時03分10秒
帰ろうとして、家の方向に体を向けると、なつみの家の玄関からなつみが出てきた。
「あの…久人ちゃん…」
「ん?どうした?」
「あのね。今、家に誰もいないの…。だからよかったら晩御飯食べていかない?
その…料理部ダメだったし、…パフェも奢ってもらったし…。もちろん、久人ちゃんがよかったらだけど…」
「えっ…。じゃあ……ご馳走になるかな。」
「ほんと!?じゃ、中に入って。」
「おう。」
家の中に入り、居間に行くとなつみは「TVでも見てて」と言い、キッチンにパタパタと走っていった。
なにを作るのか気にしながら俺はTVを見て待った。
89 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月05日(水)01時03分51秒
しばらくするといいにおいがしてキッチンからなつみの「できたぁ。」という声が聞こえた。
そして、なつみが鼻歌を歌いながら持ってきたのはカレーだった。
「おっ、うまそう。」
「ふふっ。そうでしょ?」
「じゃあ、いただきます。」
俺は早速カレーを口に中に運んだ。
モグモグモグ・・・
なつみが少し身を乗り出して俺の反応を待っている。
「うまい!」
「ほんと?嬉しいな。」
「マジで上手いよ。よくこんなうまいカレー作れるなぁ。」
「それはね…」
なつみは余程嬉しかったのか、自分の食事をほったらかしにして、俺に作り方を説明している。
カレー粉は使わないで、いろんなスパイスを使うのがおいしく作るコツらしい。
90 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月05日(水)01時04分30秒
−−−ここからの会話は昼になつみと中庭で弁当を食べていないと出現しません−−−
カレーの作り方を説明しているなつみをじっと見ていると…
「どうしたの?なっちの顔になんかついてる?」
「いや、昼も言ったけどなつみっていいお嫁さんになれるよなぁ。」
昼には孝政のせいで気がつかなかったけど、なつみは顔を真っ赤にしている。
「や、やだなぁ、もう。なっちだっておいしいものばっかり作れるわけじゃないんだよ」
「嘘だぁ〜。こんなにうまいカレー作れるのに?」
「だってこれは…(小声で)久人ちゃんの事を思って作ったから…」
「えっ?これは何て言ったの?」
「ん〜ん。なんでもないよ。」
「…」
「…」
しばらく沈黙が続いた。
「なつみ…」
「はっ、はい。」
なにを動揺したのか、なつみの声が裏返った。
「あのさ…」
「う、うん。」
「おかわり…していい?」
「へっ?」
なつみは目を丸くして唖然としていたが、すぐに笑って
「うん。いいよ」
と言って笑った。
−−−ここまでの会話は昼になつみと中庭で弁当を食べていないと出現しません−−−
91 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月05日(水)01時05分06秒
食事が終り、俺は家に帰ることにした。
なつみが玄関まで見送ると言ってくれた。
「ご馳走様。うまかったよ。」
「うん。ありがとう」
「じゃ、また明日な」
「うん。バイバイ」
そういってドアを開けようとしたが、それより一瞬早くドアが開いた
「あら。久人ちゃんじゃない。どうしたの?こんな時間まで」
なつみのお母さんが帰ってきた。
「いえ、ちょっと。夕飯をご馳走になりまして…」
「あら、そうなの?なつみったら、もう将来の旦那さんを決めちゃってるのね。」
なっ・・・
「ちょ、ちょっとお母さん!」
「はいはい。冗談ですよ。じゃあ、久人ちゃん。また遊びにいらっしゃいね。」
「はい。お邪魔しました。」
「じゃ、じゃあまた明日ね。」
「お、おう。」
なつみの家を出ると軽くため息をついた。
やっぱりなつみ母のテンションにはついていけないな。
そう思いながら、家に帰った。
本家274に続く
92 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月05日(水)01時08分43秒
神楽さん>とまぁ、こんな展開だったんですよ(w
だから、俺の中ではパフェまでが矢口で言う映画でそれ以降はラーメンのイベントってことなんです(w
こんな感じですが、よろしいでしょうか?

ふぁーすと。さん>感想ありがとうございます。
なっちの心情もここのために取っておいたんですよ、実は。
また、こういう風な表現がいいと思うのがありましたら教えてください。m(_ _)m
93 名前:和也 投稿日:2001年12月05日(水)03時53分06秒
>takeさん
矢口もいいし、なっちもいい!
takeさん、うますぎです!

94 名前:ふぁーすと。 投稿日:2001年12月05日(水)06時15分09秒
takeさん、すごくいいです。
まだ続きがあったんですね。失礼しました。
神楽さんもいってましたが、takeさん本当は、実はなっちが・・・。
95 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月06日(木)03時21分45秒
もちろん読んでますよw
更新ご苦労様です。

なつみともじょじょに距離が縮まりつつありますね。
良い感じで描写されていると思います。
こうなると俄然バスケ部イベントが気になりますが…

それでは楽しみにしております。
96 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』の場合- 投稿日:2001年12月07日(金)17時54分28秒
なつみと潤はそろぞれ部活に、矢口さんは保田さんと約束が、
石川さんは吉澤さんを見にいくといって体育館に向った。
うーん、俺って独りの時はとことん独りだな。
ま、早く帰るのも悪くないかもな。

ということで寄り道せずに帰ろう。
そう思い下駄箱に向ったが、その時後ろから…


ドカッ!!

「うおっ!?」

ギュッ

「???」


誰かにぶつかられたと思ったら今度は抱きしめられる。
なんだ?

俺は後ろから抱きしめられた状態で振り向くと、横から女の子が顔を覗かせた。

「へへへ、せんぱいみっけ」

その女の子は後藤さんだった。
97 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』- 投稿日:2001年12月07日(金)17時55分30秒
「後藤さんか」
「もぉー先輩っていつもそんな顔しますね。やっぱりゴトウのこと嫌いなんだ…」
後藤さんは両手で顔を隠し、その場にしゃがみこんでしまった。

「あ、ちがっ、違うんだって!俺はもともとリアクションが苦手なんだよ」

「…ほんとですか?」

「ほんとだって」
「…ゴトウのこと嫌いじゃないですか?」
「あぁ嫌いじゃないよ」
「…それじゃゴトウの好きですか?」
「あぁ、好…えぇ?」

「もぉー、流れに任せて『好き』って言わせようと思ったのに」
スクッと立ち上がる後藤さん。
しまった、ハメられた!?

「冗談きついよ、本当に泣いちゃったと思うだろ」
「涙と身体は女の武器なんです。私以外の女の子には騙されちゃだめですよ!あははは」
キミ以外こんなことする子はいないって。
それに身体って…
98 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』の場合- 投稿日:2001年12月07日(金)17時56分11秒
「それじゃ行きますか」
「行くって…どこへ?」
「あれ?ゴトウと遊んでくれるんじゃないんですかぁ?」

「え?」

「あー困ってる。ゴトウのこと嫌いじゃないんですよね?」
「…嫌いじゃないよ」
「それなら問題ないですよね。」
「…わかったよ」
「やった!」

すっかり後藤さんのペースに流されてしまった。
この子といると主導権が100%握られてるような感じが。。
99 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』の場合- 投稿日:2001年12月07日(金)17時56分58秒
下駄箱から出ると、後藤さんは俺の腕に絡みついてきた。

「こうやってると恋人同士に見えますかね?」
「そりゃ他人から見ればそうなるだろうな」
「先輩と後輩の恋愛物語…なんか少女漫画の王道ですよねー。」
「…」
「でも少女漫画だとこういう場合は結ばれないんですよね。先輩は主人公の憧れでしか
 ないんですよ。結局最後は幼馴染みの男の子とか同じクラスメイトのカッコイイ男の子とか
 と結ばれちゃうんです。」
「そうなの?」
「だいたいそうですね。ま、あくま少女漫画の世界ですけど。ね?」
「あ、あぁそうだな」
「そうですよ。へへへ」
フニャっと笑う後藤さん。
俺ってこの笑顔にすごく弱いような気がする…
100 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』の場合- 投稿日:2001年12月07日(金)17時57分33秒
「そういやさ、後藤さんはこんな時間まで学校で何をしてたの?」
「ゴトウですか?ゴトウは教室で寝てました、へへ。」
「え?今まで?」
「そうですよ。体育とかで疲れちゃってそのままです。それでさっき起きて帰ろうとしたら
 先輩を発見したんですよ。」

…すごい子だな。

「先輩は何をしてたんですか?」
「あぁ、俺は成り行きでクラス委員なんかになっちゃったもんだから委員会があってね。」
「クラス委員?なんですかそれは?」
「あれ?午後の授業でなかった?」
「午後は体育がありました。。。あ、終ってから何か決めてましたよ」

1年生は最後の授業で決めたのか…
俺は後藤さんにクラス委員のことをいろいろ話した。

「そういえば矢口さんは副クラス委員になったよ」
「そうなんですか!?うー、ゴトウも立候補すればよかったぁ」

だからさ、なんでみんなそんなにやる気があるんだっつうの。

「うー…」
「はは、仕方ないよ」

結局2人で腕を組んだまま学校を後にした。
101 名前:神楽綾稀 ->>232選択肢『D』の場合- 投稿日:2001年12月07日(金)17時59分23秒
「で、これからどうする?」
「うーん、どうしよう」
「誘うからには決めてたんじゃないの?」
「先輩とならどこでもいいですよ」
「そんなこと言われてもなぁ。。こういうこと決めるのは苦手だから後藤さんに任せるよ」
「そうですか?それじゃ…」

嫌な予感…

「それじゃ、先輩の家がいいです」
「え!?それはまずいな」
「なんでですかぁ?任せるって言ったじゃないですかー」
「いや…」

1人暮らしなら別にいいんだけど、また説明するのも面倒だしな。。

「ちょっと散らかっててさ」
「それならゴトウがおそうじしてあげますよ」
「でも…」

「あー、見られたくない物がいっぱいあるんでしょー?
 えっちな本とかビデオとか、あはは。でもゴトウは平気ですよー」
「平気とかじゃなくてさ、もうすぐ夜になるしさ。一応…ね」
「えー残念。女の子から男の子の家に行きたいって言ってるんですよぉ。
 先輩チャンスじゃないですか。」

チャンスって、おい。

「仕方ないな今回は諦めます。それじゃ繁華街でも行きましょうか」
「そだな」

俺と後藤さんは繁華街へと繰り出した。
102 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月07日(金)18時00分23秒
後藤イベントを書いてみました。
まだ続きはあるんですが今回はここまでで。
廃棄なのでマターリいきたいと思います。
103 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月07日(金)18時55分11秒
神楽さんの後藤(・∀・)イイ!!
104 名前:ときモニスレッド閲覧者 投稿日:2001年12月07日(金)21時31分37秒
うぉ〜〜〜、後藤マジでいいっすねぇ〜〜。
こんな子マジいないかな〜〜、なんて思わず本気で考えてしまいました。(笑
いやいやたまりません。
続きを超超超期待させていただきます。
105 名前:take@なぜか鬱 投稿日:2001年12月08日(土)01時21分35秒
意味不明の鬱症状に襲われてるんで、バスケ部廃棄はもう少し待ってくださいm(_ _)m
106 名前:和也 投稿日:2001年12月08日(土)02時40分48秒
>神楽さん
後藤イイ! 矢口以外で萌えさせて頂きましたw
107 名前:take@Ambiguous Morning作成中( ´д`) 投稿日:2001年12月10日(月)01時56分43秒
自らゲームシナリオを作り始めたので、中々いい案が浮かばなかったり(^−^;)

本家243でB(バスケ部を覗く)を選んだ場合

潤はテニス部、なつみは料理部、矢口さんはいつのまにかいなくなっちゃったな。
えっと、石川さんは・・・いた。
「石川さん!」
「あっ、先輩。なにかご用ですか?」
「用事ていうか、この後どうするのかなぁ?と思ってね」
「体育館にバスケット部を見に行きます。」
「そうなんだ。」
「あの…先輩も一緒に行きませんか?」
「えっ…。うん、いいよ。」
「じゃ、行きましょう。」
石川さんと一緒に体育館へ向かった。

向かう途中で石川さんの手を俺の手が触れると
石川さんは真っ赤になって「ご、ごめんなさい!」と大慌て。
純粋な子だなぁ。と思いながら体育館に着くと、何やら3人が話している。
あれは…、圭織と孝政と吉澤さん?なに話しているんだろう?

俺に気付いた孝政が手を上げて「来い、来い」と言っている。
俺は石川さんと共に3人に近づいた。
「どうしたの?3人して…」
「いや〜、実はな。実力の近いモン同士で2on2やろうとしてるんやけど、ここだけメンツが足りんねん。」
「あっ、そっか。この3人って抜群に上手いもんな。で、どうするの?」
「それで、久人に頼みがあるんやけど…」
「お、おい。まさか…」
「そのまさかや。一緒に2on2やらへん?」
なにー!!!
108 名前:神楽綾稀  投稿日:2001年12月10日(月)02時55分50秒
面白い展開になりそう。。
期待です。

俺に刺激をくださいw
109 名前:ふぁーすと。 投稿日:2001年12月10日(月)06時05分41秒
神楽さんの後藤のキャラとてもいいですね。
こんな自由奔放な娘は現実にはまずいないでしょうけどね。
takeさんのバスケの話これから、面白くなりそうです。期待しています。
110 名前:take@Ambiguous Morning作成中( ´д`) 投稿日:2001年12月11日(火)03時22分33秒
( ´д`) <廃棄にも軽い選択肢いれたらレスたくさん付くかなぁ。

「なっ、頼むわ。吉澤さんとチーム組んでやってや。」
「しょうがないなー。今日だけだぞ。」
「助かるわぁ。持つべきものは友達やなぁ。」
「なに言ってんだか」

そして、俺達の先行でゲームはスタートした。
「よっしゃ。上手く引き込めたわ。全力でいくでぇ、圭織。」
「わかってるわよ。これで久人がもう一度バスケットに興味持てばいいけどね。」

俺がボールを持ち、ドリブルでゴールに近づく。
「圭織!そっちはまかせたでぇ。」
「わかってるわよ!」
圭織が俺のマークか……

女子と言っても圭織もかなりの実力者。
俺の勢いはすぐに止められ、いきなりピンチに陥る。
「くそっ・・・」
圭織のブロックにあい、どうしようか考えてたとき後ろから
「先輩!こっち!!」
という吉澤さんの声が聞こえた。

111 名前:take@Ambiguous Morning作成中( ´д`) 投稿日:2001年12月11日(火)03時23分20秒
吉澤さんにパスをする。
「孝政!行ったわよ!」
「おう!」
フォローに回ろうとする圭織を何とか引きとめる

「残念やけど、こっちは通行止めやで!」
少しづつスピードがあがって向かってくる吉澤さんに孝政が叫ぶ。
孝政もディフェンスにはかなりの定評がある。
吉澤さんも上手いだろうけど、そう簡単に点は取れないだろう。
と思いフォローに走った。

しかし、吉澤さんは孝政の前で急ブレーキをかけるとそのまま飛んで、ジャンプシュートを放った。
ボールが綺麗な孤を描いてゴールに近づいていく。
あれ?これって・・・
スパン!
ボールはゴールに吸いこまれるように入った。

まわりで練習していた部員も止まって、その光景を見ている。
なんと鮮やか……。石川さんは影でうれしそうに拍手をしている。
しかし、俺と孝政と圭織は違う理由で固まっていた。
今のプレイって……

続く。
112 名前:take@Ambiguous Morning作成中( ´д`) 投稿日:2001年12月11日(火)03時24分29秒
( ´д`) <展開がおかしいかも
113 名前:kuma 投稿日:2001年12月11日(火)03時39分54秒
もちろん参加させてもらいますよー>選択肢
メイン、廃棄を含めてポップコーンラブですからね(´▽`)
114 名前:take@本家に負けるな!廃棄も更新だ!!(誤爆) 投稿日:2001年12月18日(火)04時02分47秒
(な、なんや。今の・・・。中学んときの久人のプレイそっくりやないか。)
「おい、圭織。」
「わかってるわよ。久人と同じプレイって言いたいんでしょ。」
「そや、どうなっとんねん?」
「そんなの私が知るわけないじゃない。」

・・・
・・・一瞬、体に熱いものが過った・・・
俺が今の吉澤さんの立場だったらまったく同じプレイをしただろう。
偶然かもしれないけど、俺は驚いていた。

眠いのでここまで。。。
短くてすいません(^^;
115 名前:kuma 投稿日:2001年12月29日(土)17時29分42秒
期待ageしても良いのかな?
首を長くして待っているんですが。
がんばってください。
116 名前:take@期待ageされて書かないのは男ではない(なじょ 投稿日:2002年01月04日(金)05時05分55秒
試合再開。
圭織ボールでスタートする。
圭織は女子では比較的高い身長なのだが、ドリブルは上手く相手陣内にドリブルで入るには
圭織の得意技だった。
相手も止めには行くのだが、ドリブルが上手いうえに身長が高いため圧倒されて、ボールを奪えないことが多い。
圭織がドリブルで攻めてくる。腰を落として止める準備をするが、はっきり言って自信はない。
圭織が俺の前まで来た瞬間!

パシッ!

吉澤さんが後ろからボールを弾いた
「しまった!!」
吉澤さんはすぐさまボールを取り、相手陣地へ走っていく。
俺も後ろから後を追う。
吉澤さんのスピードがどんどんと速くなる。これはレイアップシュートだな。
しかし、孝政がとなりにぴったりとくっついてる。ちょっと厳しいかも・・・。
その時、俺の頭に一瞬だけ映像がよぎった。
(そうだ、俺ならここでこうする・・・)
そう思い、吉澤さんが自分が考えた行動をするとは限らないのにそのまま動いた。
ゴール前で吉澤さんが飛ぶ。孝政も飛んだ。
ダメだ。シュートコースが完全に塞がれた。

しかし吉澤さんは空中で無理矢理体をねじり俺の方にボールを投げた。
「先輩!」
ボールを受け取る。吉澤さんは着地に失敗して尻餅をついた。
俺は足を軽く屈伸して飛び、ゴールに向かってシュートを打った。

シュッ、スパッ!

ボールはそのままゴールに吸いこまれた。
圭織も孝政も唖然としている。
俺もしばらく固まっていた。
今、このプレイは数秒前に俺の頭の中によぎったものとまったく同じだったのだ。
しばらくして、吉澤さんが尻餅をついてたことを思い出して駆け寄った。
「吉澤さん!大丈夫?」
117 名前:take 投稿日:2002年01月04日(金)05時08分19秒
やはり、ブランクなのかな?
変な感じがする(^^;)いつものことなんだけど(爆)
今後の展開を考えてからまた書きます。
いや、すぐに書きますよ(^^;)1、2日中には。。。
118 名前:邑雲 投稿日:2002年01月05日(土)12時28分09秒
おおっ!!  更新されてる!!

本編も期待してますがこちらも期待しております。

頑張って下さい!!
119 名前:EAGLE 投稿日:2002年01月05日(土)21時38分31秒
>takes
直接此処へ来れなかったよ。
廃棄のリンク先はエラーでダメッ、ダ〜メ〜だったよん。
だからカキコしてない人もいるんじゃない?

おいらはこっちも好きだからネ。期待してまっす。
120 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月06日(日)16時58分37秒
こっちはこっちでどんな展開になるんだろ、更新待ってまーす。
頑張って下さい。
121 名前:ふぁーすと。 投稿日:2002年01月07日(月)04時03分51秒
このスレも、久しぶりに更新されてたんですね。
takeさん、この後の展開期待してます。
又、takeさんのHPお邪魔させてもらいます。
122 名前:take@宣伝した分は仕事人としてやらにゃあかんなぁ 投稿日:2002年01月07日(月)04時18分39秒
「大丈夫です。それより先輩!ナイスシュートでした!!」
「いやいや、俺ならこうやるなぁ。って思って動いたら
吉澤さんがそれと同じ動きをしただけだよ。」

「私も先輩なら後ろにいてくれるなぁ。って思ってました!」
「そうなんだ。不思議だな〜」
「? 何がですか?」
「いや、それよりもまだ試合は終ってないよ。行こう」
「はい!」

そのとき、俺はまるでもう一人の自分とバスケットをしてるみたいだ。と
言おうとしたがやめた。何故だか、今は言っちゃいけないような気がした。
123 名前:take@なっちヲタ疑惑晴れず 投稿日:2002年01月07日(月)04時27分23秒
その後、まるで二人の意思が通じ合ってるかのようなプレイを連発して俺達が勝った。
政孝も圭織もぼーぜんとしているだけだった。
試合が終る頃にはギャラリーもちらほらいて、俺と吉澤さんに声援を送ってくれていた。

「先輩!お疲れさまでした!」
石川さんが満面の笑みを浮かべながらどこからかタオルを持って走ってくる
そのとき・・・
「キャッ!」
石川さんが俺の目の前でこけそうになった。
俺はそれをすばやく受けとめた(抱きとめた?)

「大丈夫?石川さん」
「は、はい・・・」
しかし、石川さんは中々離れようとしない。
まわりのギャラリーが「ヒューヒュー」とからかってきてから離れた。

「あ、あの。先輩・・・」
「ん?」
「私、感動しました!バスケットしてる先輩が輝いてるっていうか・・・その・・・」
「・・・?」
「バスケットをしてる先輩、カッコよかったです!」
124 名前:take@実は梨華ヲタっぽい 投稿日:2002年01月07日(月)04時42分51秒
そういうと石川さんはタオルを俺に渡して走って行ってしまった。
「あいかわらずモテモテやのぉ」
後ろから政孝に声をかけられた。
「からかうなよ。」
「でも、今日はやられたわ。圭織も文句言ってへんかったしな」
「そっか。」
「またバスケやるんやったら、いつでも歓迎したるでぇ」
「サンキュ」

そして、着替え(体育のジャージで試合してたということで)を済まして玄関に行くと
「あれ?吉澤さんに石川さん。」
「「あっ、先輩」」
ふたりの声が重なった。
「二人ともこれから帰り?」
「はい、そうなんです。」
石川さんが答える。
「あのー、先輩?」
「なに?吉澤さん」
「私達、帰りに食事に行くんだけど、先輩もどうですか?」
「食事ねぇ・・・」
「「・・・・・」」
ふたりが願望の眼差しでこちらを見ている。
うぅ・・・。そんな目で見られたら断れないよ。
「じゃ、じゃあ、一緒にメシ食おうか」
「「やったー!!!」」
二人が声をあわせて抱き合った。そんなにうれしいのかなぁ・・・
「それで、どこにいくの?」

( ´д`)<なっちヲタ疑惑を晴らすためにここからは考えてから書こうと思います。
別になっちヲタでもいいんですが(爆)

125 名前:邑雲 投稿日:2002年01月07日(月)15時57分34秒
おっ、大幅更新!!

これからも頑張って下さい!(ちなみに僕はなっちヲタです。)
126 名前:ふぁーすと。 投稿日:2002年01月07日(月)18時45分28秒
疑惑ですか?
間違いないと思ったんですが・・・。
今晩にも、takeさんのHPにお邪魔しますので、よろしくお願い致します。
127 名前:take@最近はやぐたんもいい・・・ 投稿日:2002年01月07日(月)20時11分51秒
>>ふぁーすとさん
疑惑です。このまま放置しておくとトリックがばれて捕まっちゃいます(謎爆)
HPはいつでもいらしてください(^^)大歓迎です
128 名前:名無し 投稿日:2002年01月12日(土)01時27分08秒
きたいage
129 名前:EAGLE 投稿日:2002年01月12日(土)07時13分43秒
続きが見たいage
130 名前:take@いいネタなっしんぐ 投稿日:2002年01月15日(火)01時04分32秒
「そうですねぇ・・・ラーメンとか」
吉澤さんが言う
「ラーメンねぇ・・・、ここら辺うまい店あったっけ?」
「はい!駅前にすごくおいしいラーメン屋があるんですよ」
吉澤さんのテンションが少しあがる本当においしいんだろうなぁ
「よし、じゃあそこに行こうか」
「はい!」

とりあえず、ここまで。
今後の内容でいいのが思いつかないので・・・
このままではなっちヲタに・・・(ぉ
131 名前:EAGLE@ラーメンと言えばとんこつっしょ 投稿日:2002年01月18日(金)01時04分37秒
ネタがないのね、それは仕方がない。
所でたけっちは誰ヲタなの?(爆
りかたん?やぐたん?なっち?よっす?やっすぅ〜?
132 名前:ふぁーすと。 投稿日:2002年01月18日(金)14時49分19秒
takeさん、少し更新されてましたね。
内容はまとまってからでいいですよ。
私的には、「ポップコーンラブ」に限っては、
なっちヲタが多ければそれだけ選択肢も多くなるでしょうから・・。
takeさんもうなっちヲタでいいでしょう?
この辺でもう決めてしまいましょう(w
明日のドラマ見てくださいね。
133 名前:take@廃棄での二人同時接近は不可能だと思う 投稿日:2002年01月18日(金)17時28分41秒
ラーメン屋に着いた俺達はそれぞれラーメンを注文した。
(久人、石川:味噌ラーメン・吉澤:塩ラーメン)
その後ラーメンが届くまではどうでもいいことを話し笑っていた。
ラーメンが届くと・・・
「おっ、きたきた。」
「それじゃ・・・」
「「「いただきま〜す」」」
俺達はそれぞれのラーメンを口にした。
「うまい!!」
あまりのおいしさに俺はつい声を荒げてしまった。
「よかった。先輩に気に入ってもらえて・・・」
吉澤さんが安心したように言う。
「いや。ほんとにうまいよ。吉澤さんのは?」
「えっ?私のもおいしいですよ・・・」
「ちょっともらってもいい?」
「えっ!」
134 名前:take@take〜俺はなっちヲタじゃない〜 投稿日:2002年01月18日(金)17時29分19秒
少し驚いたようだ、そりゃそっか・・・。
「ごめん、無理なこと言っちゃって・・・」
しかし吉澤さんは
(*^〜^*)<い、いえ。ど、どうぞ・・・
と言ってラーメンを少しわけてくれた。
「ありがとう。」
(*^〜^*)<せ、先輩のも少しもらっていいですか?
「えっ?いいよ。俺ももらったから」
吉澤さんに少しラーメンをわけてあげた。
(*^〜^*)<あ、ありがとうございます。
その後、皆黙々とラーメンを食べていたが、俺だけ少しはやく食べ終わった。
ラーメンを食べる二人を見る。
吉澤さんは麺を器用にれんげに乗せて口に運んでいる。
石川さんは・・・
「い、石川さん?」
俺はびっくりして変な声を出してしまった。
「はい?なんですか、先輩?」
「い、いやなんでもないんだ。ごめん」
「はぁ・・・」
そう言ってまたラーメンを食べる石川さん。
ビックリするのも無理はないだろう。
石川さんは麺を1本ずつとり、口先で何度も「ふーっふーっ」を繰り返しながら口に運んでいる
それだと、麺が伸びて食べ終わらないんじゃ?と思いつつも俺は二人が食べ終わるのを待った。

ラーメン屋を出ると、もう真っ暗だった。
「うわ、もうこんな時間か・・・」
「先輩、私達はこの辺で・・・。梨華ちゃん、行こう」
「う、うん。先輩、さよなら・・・」
「あっ、あぁ・・・」
今後、今後もし石川さんとデートすることがあったらラーメン屋だけはやめよう・・・。
そう思いながら、家に帰った。
本家274に続く
135 名前:take 投稿日:2002年01月18日(金)17時30分25秒
やっと山場を越えたよ・・・。
よし、次回からバシバシ更新だ!(多分
136 名前:EAGLE@鶏ガラ醤油ラーメン 投稿日:2002年01月18日(金)17時54分40秒
なんだかんだであるんじゃん(笑
更新期待してるべさ。
137 名前:take 投稿日:2002年01月21日(月)07時48分24秒
勝手ながら
http://jbbs.shitaraba.com/music/bbs/read.cgi?BBS=206&KEY=1011566498
に臨時移転します。
以後、このスレはsage進行でお願いします

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