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一緒にねっ

1 名前:リッチ 投稿日:2001年12月19日(水)17時43分15秒
はじめましてぇー。
ここで小説書くのははじめてでございます。
たぶん、「いしよしごま」になると思います。
未熟者ですがよろしくです〜・・・。
2 名前:リッチ 投稿日:2001年12月19日(水)17時57分54秒
「よっすぃー・・・。」
はじめて恋をした。しかも、女の子に・・・・。



あたしとよっすぃーは、同じオーディションで、一緒に受かって、一緒に
このグループに入った。
第一印象は、「綺麗」。
あたしより年下のはずなのに、すごく大人っぽかった。
たぶん、きっと、そのときから、惹かれ始めていたんだ。
付き合っているうちに、よっすぃーはただの「綺麗な女の子」だけじゃなくて、
おもしろくて、さっぱりしてて、ちょっとボケてて・・・。
よっすぃーの良いところ、いっぱい見つけちゃったの。
あたしはよっすぃーが好き。大好きなんだ。
3 名前:リッチ 投稿日:2001年12月19日(水)18時16分52秒
「梨華ちゃん?」
「えっ・・・あっ!あっ!ごっちんかぁ・・・びっくりしたぁ・・・。」
「何ボーっとしてんの?」
「え?ううん、なんでもないよ。」
(よっすぃーにみとれてた・・・。なんて恥ずかしいっ!!!)
あたしが慌ててよっすぃーから目を離し、自分の膝の上に視線を落とすと、
ごっちんは小悪魔みたいにニヤッって笑った。
「梨華ちゃん好きな人、いるでしょ?」
「へっ!?ななな・・・何言ってんの!?あたしはべ・・別に。」
「あーあ。慌てちゃってるよ。あたしねぇ、こぉゆぅ事に関しては、スルドイ
んだよねーえ。」

(いっいやああっ!秘密にしてるのにっ(泣))


あたしが必死にウソを考えている横で、ごっちんはまた微笑をうかべた。
「当ててあげようか?」
「だ・・・だからイナイっ!違うってばぁ!」

「そんなに隠さなくても♪後藤にはなんでもわかるのだ♪」
4 名前:リッチ 投稿日:2001年12月19日(水)18時17分36秒
そう言うとごっちんはあたしの肩をつかんで後ろを向かせた。
「ンね♪よっすぃー。」

「☆○$%#&♪□◆△!!!!」
後ろにはよっすぃーがいた。あたしの顔は一瞬で赤くなった。
「何話てんの?」
「ななな・・・なんでもないよっ!本当・・・うん。」

「梨華ちゃんカワイー♪」
「ごっちんっ!」

(もう完全に・・・バレた・・・。)
5 名前:リッチ 投稿日:2001年12月19日(水)18時29分51秒
歌番組の収録が終わった。
ごっちんはあたしがよっすぃーとしゃべっていると、にたにたしながらこっちを見てくる。
(もうっ!ごっちんのばかばかばか!よっすぃーにバレたらどうすんのっ!)
あたしはごっちんに向かって膨れっ面をした。

「やだなぁー。梨華ちゃん、そんなに怒んないでよ。
誰にも言わないからさぁ。」
「だって・・・ごっちん一人で楽しんでるんだもん・・・。」

(だって楽しいんだもんっ♪)
「なにか言った?」
「ううん。べつに☆まぁ見てなさい!この後藤がキューピットになったげる!」
「え・・・いいよ・・・そんなの・・・。」

「さーてとっ!あ!よっすぃー!」
「きい・・・てる?ごっちん・・・。」


なぜか後藤は燃えていた。
6 名前:夜叉 投稿日:2001年12月20日(木)00時38分57秒
可愛い石と爆裂ごっつぁんのボケ・ツッコミ、いただきました。
おせっかいごっつぁんは石と吉をくっつけることができるのか?
かなり期待してます。
7 名前:ポー 投稿日:2001年12月20日(木)02時58分39秒
んん〜、いい♪燃えてるごっちんかわゆいっス☆いしよしごま♪最高にいい!いいっスよ!がんばってくださいね♪
8 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月20日(木)16時07分59秒
ほのぼのとした雰囲気で読んでいると心が和みます。
続きがとても楽しみです。
これからも更新頑張って下さい。
9 名前:リッチ 投稿日:2001年12月25日(火)15時20分00秒
「なっ?なんでごっちんがそんな事きくの・・・?」
「え〜?別に深い意味はないんだよぉ〜?」

ごっちんは、あたしが頼んでもいないのに、よっすぃーに好きな人をきいていた。
もうごっちんなんか、きらいっ!(泣)

「好きな人なんか・・・そう簡単に言えないよ。」
「えー???」
なんか、よっすぃー、顔が赤い・・・。かわいいかも・・・。ってダメダメ!
顔がニヤけちゃうぅぅぅっ!


「なぁーにぃ?よっすぃー後藤にも言ってくれないんだ?あたし親友だと思ってたのにぃ・・・。」
「ダメ!!!」

よっすぃーは顔を真っ赤にしながら怒って走っていった。
壁に隠れていたあたしはごっちんの方に行った。

「ごっちんっ!何か言ったの?変な事・・・。」
「ううん、いつものよっすぃーらしくないねぇ。あんなに取り乱すなんて・・・。」
  

よっすぃ・・・どうしたのかな?
10 名前:リッチ 投稿日:2001年12月25日(火)19時54分36秒
ごっちんはよっすぃーと仲がいい。
今日―――クリスマスだって、お仕事のあと、二人でよっすぃーの家に行くんだって。
ずるいよごっちんは・・・。


「・・・ずるい・・・。」
「もう・・・そんなこと言わないでよー。よっすぃーの好きな人きいてくるから
許して?ねっ?ねっ?」
あたしはむすっとして頬を膨らませて見せた。


「ごっちん!帰ろ〜〜〜!!!」
楽屋によっすぃーの声が響いた。あたしは口をぶっと鳴らせてしまった。
(び・・・びっくりしたぁ・・・。)

ごっちんはにひひって笑ってよっすぃーの腕に自分の腕を絡ませた。
「じゃあ帰るねっ!ばいば〜い♪」






・・・あたし、見ちゃった・・・。
ごっちんがうでを組んだ瞬間、よっすぃーの顔が赤くなったの。
違うよね?
よっすぃー・・・。
誰か違うって・・・・言って・・・。
11 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)16時16分59秒
☆後藤視点☆

「ホントよっすぃーの部屋きれーだよねぇー!あたしの部屋と正反対♪」
「あはは、ごっちんの部屋って汚いのー?」


よっすぃーの家にきたのはこれがはじめてじゃない。
ていうか、お泊まりをぬかしたら、たぶん数十回・・・。
まぁ、今日はお泊まりにきたんだし、梨華ちゃんのためにいろいろ探ってみようっと♪

よっすぃーの部屋には慣れてる。
あたしは自分の部屋みたいにくつろげる。
やっぱりよっすぃーとは親友。
あたしはよっすぃーが大好き。


でもね・・・。


「あ、ごっちん、なんか飲む?」
「んぇ?じゃあねーコーラ飲みたいなぁー!」
「コーラ?ああ、ちょうどあるわ。持ってくんね。待ってて。」
「あーい!」

あたしはよっすぃーの部屋のテレビをつけた。
12 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)16時17分34秒
「あ!」
スクリーンの中にはあたしたち、モーニング娘。がいた。
「そっかぁー。今日クリスマスだもんね・・・。クリスマスSPあるよねー。
今年もよっすぃーと過ごせてよかったぁー。」


だけどあたしは・・・


独り言を言っていると、よっすぃーの足音がきこえた。
ガチャ。

「よっすぃーおかえ・・・わっ!」

パンパーン!!!

あたしが驚いているとよっすぃーはニコっと笑って言った。
「えへへ・・・びっくりした?今日クリスマスじゃん?だから一応なんかしようと
思ってさ。これ、クラッカー。あと、ケーキも買ったんだ。」
(よっすぃー・・・。)
「でもさー。ごっちんもクリスマスがあたしと過ごすのでごめんねー。大好きな人と過ごしたいだろうに。」
「ううん!」
あたしはよっすぃーを抱きしめた。
ありがとう・・・大好きだよ・・・よっすぃ・・・。
13 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)16時25分24秒
「ご・・・ごっちん・・・?」
「ああ、ごめんね、いきなり・・・。あのね、あたしよっすぃーの事スキだよ。
だから嬉しいの・・・。ありがとう、よっすぃー!」
「ごっ・・・ちん・・・。」

(あれ?)

よっすぃーの目がうつろになった。
なんかとろーんとして・・・気のせいかな?

「よっすぃー、ほらっ!ケーキ食べよう!・・・っ!」

次の瞬間、あたしの口は開かなくなった。
よっすぃーの唇があたしの口を塞いでいた。

(なにっ!?)
14 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)16時30分51秒
しばらくしたら、よっすぃーは唇を離した。
「ありがとう・・・ごっちん。あたしも、ごっちんの事・・・。
その・・・スキだから・・・!」

(はぃぃ!?)

しまった・・・。あたしの言い方が悪かったんだ・・・。
あたしはよっすぃーの事を、「親友として」スキだった。
だけどよっすぃーは、あたしの事を「女」として好きだった・・・?
だからキスしたんだよね・・・?

今あたしが、本当のことを言ったら、
よっすぃーを傷つけることになる。

このまま仲良くしていたら、きっとよっすぃーと付き合う事になる。




梨華ちゃんを傷つけることになる・・・。
15 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)16時39分33秒
>夜叉サマ
ごっつぁん、くっつけること・・・難しそうですねぇ・・・。

>ポーサマ
ありがとうございます♪頑張りまーす♪

>名無し読者サマ
そう言っていただけると本当に嬉しいです♪これからもよろしくでーす!
16 名前:夜叉 投稿日:2001年12月26日(水)16時46分40秒
をう、ごっつぁん、自爆かよっ!!(誤爆が正しいかも…。w
三角関係ですけ?
もれなく、石の一方通行。
17 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)17時09分46秒
あたしがなんで梨華ちゃんの気持ちに気づいたと思う?
「気づいた」っていうか、「気づいちゃった」

だって梨華ちゃん、いつもよっすぃーの事見てるじゃん・・・。
嫌でも気づくって。バレバレだって。
まぁ、あたしが梨華ちゃんのことずーっと見てるせいもあると思うんだけど。

あたしは梨華ちゃんが好きだから。

・・・なんでこんな事になったんだっけ。
よっすぃーはキス以上はしてこなかった。ちょっと安心。
よっすぃーは幸せそうにケーキを食べていた。
そんな笑顔見せられたら、あたし、どうしていいのかわかんないよ・・・。

正直に言ったほうがいいですか・・・?
それとも・・・。

あたしは違う意味でだけど、よっすぃーも梨華ちゃんも好きだから、
どっちも傷つけたくないんです。

ワガママなの・・・?
18 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2001年12月26日(水)19時02分58秒
初めて読ませていただきました。
なんかごっちんが切ないですなあ。なんか難しい関係ですなあ。
ただ言えるのは、ごっちんよ梨華ちゃんをとってしまえ!!
今ならいける。ということでよっすぃーに正直に気持ちを伝えた
方が良いと思う。ごっちんはわがままじゃないぞ!!
できれば三人の願いがかなってほしいが・・・
作者さん三人が傷つかないようにお願いします!!
いしごま防衛条約機構は応援しているぞ!
頑張ってください。
19 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)19時13分43秒
よっすぃーはもう寝てる。
すごく幸せそうな顔をして・・・。

よっすぃーはソファーで寝て、ベットのほうはあたしに貸してくれた。
あたしの方が寝心地はいいはずなのに、やっぱり眠れない。
だってしょうがないじゃん・・・。
よっすぃーの唇の感触が、まだ残ってるんだもん・・・。

あたしは梨華ちゃんが好き。「女の子」として。
あたしはよっすぃーが好き。「親友」として。

梨華ちゃんの事好きだから、お手伝いしてあげようと思った。
だけど・・・。
こんなんじゃ逆だよね・・・。

ごめんね・・・梨華ちゃん・・・。

ごめんね・・・よっすぃー・・・。
20 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)19時25分49秒
>いしごま防衛軍サマ
3人が全員傷つかないっていうのはなかなか難しいですね。この関係じゃあ。
頑張りますのでどうなっても怒らないでください・・・(不安
21 名前:リッチ 投稿日:2001年12月26日(水)20時31分49秒
ピピピ・・・ピピピ・・・ピピピ・・・
「んー・・・ねむぅ・・・。」
「おはよ、よっすぃー。」
「あ・・・ごっちんもう起きてたんだー。おはよー。」

昨日は全然眠れなかったからね。

「あたし、朝ご飯の支度するよ。もう少し寝てれば?」
「えっ!?ううん、そんなの悪いよ!いいよいいよ!」
(でも・・・ごっちんの料理、食べたい・・・♪)

「今日仕事12時入りだから、もうちょっといいよね。
よしっ!後藤がつくったげるよ!遠慮しないで!」

このままじゃ、どうすることもできない・・・。
誰かに相談したい・・・。

誰にしようか・・・?
よっすぃーと梨華ちゃんはどう考えてもダメでしょ。
新メンバーはまだ全然わかんないよね・・・。
辻加護は・・・幼すぎるよねー・・・。
「残ったのは4人・・・か・・・。」
「なんか言った?」
「別にー」

カオリは・・・なんか意味不明な事言い出しそうだしなー・・・。
なっちはこんな事話したら興奮しちゃって相談どころじゃなさそー。
やぐっつぁんとはあんまり話す機会ないし・・・。

圭ちゃん・・・・。
22 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月26日(水)22時48分01秒
いい展開!しかしいしよしごまの三角関係って結局いしよしになる事が多いですよね…。
個人的にはよしに頑張ってもらいたいです。
23 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2001年12月26日(水)23時38分56秒
ごっちんは保田に相談するんですか。
やっぱ三人とも幸せになるのは難しいか。
やはり誰かが傷つかねばならぬのか。なんか悲しいですなあ。

いしごま防衛条約機構はこの三人の関係に関してどのような
ことになろうともそれをうけとめることを宣言する。

リッチさん頑張ってください!!
期待して待っています。
24 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)18時53分56秒
>名無しさん
さてどうなるんでしょう〜?よしごま好きなんですか?

>いしごま防衛軍サマ
頑張ります!うけとめてくださいな♪どうなっても知りません・・・♪(ヲイ
25 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)19時16分24秒
そうだよね・・・。
圭ちゃんならプッチでも一緒だしよく話すから・・・。

「ごっちん?やっぱわたしが作ろうか?」
「えっ!あ、いいよ!今からつくるね☆」

朝ご飯は軽くすませて、あたしとよっすぃーは一緒にスタジオへ向かった。

よっすぃーはもうあたしと付き合ってるつもりなのかな・・・?
梨華ちゃんの前とかでイチャイチャするの・・・嫌だな・・・。
いろんな意味で嫌だ・・・。

「あっ!よっすぃー、ごっちん!おっはよー!仲良く2人で来たのかい?
26 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)19時17分03秒
いいねー!!!」
「やぐっつぁん・・・。おはよう・・・。」
(もう何言い出すのこの人はもう〜〜〜!!!)
「仲良くなんか・・・ないですよ。」
(よっすぃーも普通ーに答えるんじゃないよっ!もう!)

やぐっつぁんはどこかへ走っていった。

「よっすぃー、ごっちん、おはようなのれす!」
「ラブラブやん!」
「「きゃ〜♪」」
(なんでこう、どいつもこいつも同じ事言うのよっ!)

「「矢口さ〜ん!!!」」
辻と加護は矢口のところへ走っていった。

ああ、うるさいのがいなくなったぁ・・・。

そのまま楽屋に向かった。
楽屋には、もうほとんどみんな集まっていた。

「「おはようございまぁ〜っす!」」

(・・・あ〜あ・・・梨華ちゃん、ネガティブモードになっちゃってるよ・・・。)

梨華ちゃんが部屋の隅で、あたしを手招きしていた。
27 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)19時19分25秒
ああ、変なところできってしまった・・・。
すみませんでしたー!
28 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)19時46分06秒
辻ってごっちんのことなんて呼んでるのかわかんなかったんで・・・
そのまま書いちゃいましたけど、本当のところどうなんでしょう???
29 名前:リッチ 投稿日:2001年12月27日(木)22時00分55秒
「ごっちん、ちょっと来て。」
「・・・は、はぃ。」

あたしは梨華ちゃんに廊下に連れ出された。
なんかコワイよぉ・・・!

「ごっちんさぁ、よっすぃーの好きな人きいたの?」
「え・・・。」

ちょぉぉっと待って!いきなし!?
まだ相談もしてないのに・・・!?
どうしようどうしようどうしよう!!!

「ううん・・・きけなかったんだ。」
30 名前:リッチ 投稿日:2001年12月28日(金)13時39分52秒
咄嗟に出たウソ。
「本当・・・?」
「うっ、うん!ごめんね!よっすぃーなかなか手強くてさ。教えてくれないんだよね。」

「ふーん・・・あのね、ごっちん・・・あたし・・・、」


「後藤!石川!時間だよ!早くして!」
リーダー飯田の声。
「「あ、はーい・・・」」

梨華ちゃんは、さっき何を言おうとしたんだろう・・・?
なんか・・・コワイ・・・なぁ・・・。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

仕事は終わった。なんかすっごい長かったよぉ・・・。
あたしは梨華ちゃんにまた捕まる前に、圭ちゃんのところへ行こうとした。
だけど!!!
「ごっちーん!このあとさぁ、空いてるぅ?」
よっすぃーに捕まった!!!そうだ・・・忘れてたよ・・・よっすぃー。

「ごめん!今日は用事があるんだ〜アハハ・・・。」
意味のない笑いをしながらあたしはよっすぃーから逃げた。
走って、走って、近くのトイレに逃げ込んだ。
後ろから梨華ちゃんの視線と、よっすぃーの呟きがきこえた・・・。
「我慢してたのかな・・・?」

31 名前:リッチ 投稿日:2001年12月28日(金)14時16分43秒
うううっ!恥ずかしいけど仕方ない!
楽屋に戻ったら梨華ちゃんに捕まるし・・・どうしよう・・・。

(ひらめいたっ♪)

そうよそうよ♪こーいぅときこそメールをつかわなくっちゃ!

『圭ちゃんへ☆今日、この仕事のあと空いてる〜?ってゆーか空けといて!
よろしくねっ。byマキ☆☆☆』

これでオッケィ♪
圭ちゃんだけが頼りなの!お願いー!!!
32 名前:リッチ 投稿日:2001年12月28日(金)14時17分53秒
なんかダラダラしてる気がする・・・。
もっと進めていかなきゃなー・・・。難しいですねぇ。
33 名前:夜叉 投稿日:2001年12月28日(金)16時38分12秒
お圭さん出動。
むむむ、綺麗な三角関係?ですね(w。
どうなるか、楽しみです。
34 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2001年12月28日(金)19時03分06秒
梨華ちゃんの言葉が気になるなあ。
どうなるんだろうか?
楽しみにしております。ベストを尽くしてください!!
35 名前:リッチ 投稿日:2001年12月28日(金)19時41分08秒
>夜叉サマ
確かに綺麗ですけど、一番困る三角関係ですかねぇ?

>いしごま防衛軍サマ
毎度ありがとうござます。梨華ちゃんですが、そんなためる程の
事でもなかったかな〜・・・なんて思ってマス。
36 名前:リッチ 投稿日:2001年12月28日(金)20時18分30秒
「後藤ー?ここにいるんでしょー?」
(圭ちゃんっ!?)

あたしはトイレのドアをあけた。

「ああ、後藤、さっきのメールだけど。あたし今日空いてるわよ。
だけど用って何?」
「あ・・・ちょっと圭ちゃんに相談が・・・ぁるんだ。」
「・・・そう。じゃあ2人のほうがいいわよね。」
「ぅん・・・圭ちゃんアリガトっ!早く支度しよっ♪」

あたしはもう悩みを全部解決したかのように晴れた気分になった。



『晴れのち雨・・・ 一時強く降るでしょう』
37 名前:リッチ 投稿日:2001年12月30日(日)19時55分39秒
あたしと圭ちゃんは近くの喫茶店に来ていた。

『ご注文は?』
「えっと、じゃあコーヒー。後藤は?」
「レモンティー。」
『以上でよろしいですか。かしこまりました。』

「んで?相談って・・・?」
「うん・・・。」

あんなに誰かに言いたくてうずうずしてたはずなのに、
あたしは少しの間、黙ってしまった。
圭ちゃんも黙っていた。

・・・・・・・

店員さんが持ってきたコーヒーをすすりながら、
圭ちゃんはちょっと厳しくて、でも優しい顔で、あたしを見ていた。

どれくらい沈黙が続いたんだろう・・・?
それを破ったのは・・・あたし。

「あのね・・・。」
「・・・うん。」

あたしはさっきまで黙っていたのが嘘のように、
いや、さっきまで黙っていたから唇が動きたがっているのかもしれないけど、
いろんな事、次から次へとしゃべり続けた。
38 名前:リッチ 投稿日:2001年12月30日(日)22時54分14秒
あたしが梨華ちゃんを好きなこと、梨華ちゃんはよっすぃーを好きなこと、
あたしは梨華ちゃんに協力しようとしてよっすぃーの好きな人をきいたこと、
よっすぃーが怒ったこと、よっすぃーにキスされたこと・・・・・・・。



全部、全部話した。
少しすっきりした。やっぱりすっきりするものなんだ。

「ふ〜ん・・・。」
(「ふ〜ん」ってそれだけっすか!?)

「あたしさぁ、用事あるからさ〜帰るね。」
「え・・・?」

帰る・・・?きくだけきいて・・・帰るですと?

「バイバイ後藤!明日も仕事がんばろう!」
「あっ圭ちゃ・・・。」

(なんなのよ〜っ!?)

「圭ちゃあ〜ん・・・・・。」

冷めたレモンティーをすすった。酸っぱくて涙が出そうになった。
39 名前:夜叉 投稿日:2001年12月31日(月)14時44分10秒
ん?やっす、もしや…。
無理矢理放置されたごっつぁん、密かに笑いを誘う(w。
40 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2001年12月31日(月)14時51分30秒
おい、おい。いったいどうしたんだよ保田は、もしかした
保田は梨華ちゃんのこと好きとか、まあどうかわかりませんが、
いしごま防衛条約機構はごっちんと梨華ちゃんでぴったりして
ほしいです。保田は何を考えているのであろうか?
うーむ、さらにおもしろくなってきましたなあ。
楽しみに待っています。頑張ってください。
41 名前:リッチ 投稿日:2001年12月31日(月)18時32分41秒
『ひどいよ圭ちゃん・・・。酷い。ひどい。ヒドイ・・・。』
圭ちゃん宛にメールを打ってみた。だけど送信ボタンは押せなかった。

なんで?ひどいのは圭ちゃんじゃん。

そんな事を考えていると、握っていた携帯がぶるっと震えた。
そしてあたしの大好きなメロディーは流れた。
ん、ちょっと違うかな。あたしの大好きな人の歌かな・・・。

家に帰るとついつい着メロにしちゃうんだよっ!
いいじゃん・・・。
『恋人は心の応援団』・・・・。

メールがきたらしい。
って圭ちゃんからじゃん!!!
何・・・言われるんだろう・・・。
42 名前:リッチ 投稿日:2001年12月31日(月)18時55分27秒
『後藤!家の外出てみて!』
「は・・・?外・・・?」

まぁあたしは素直に外に出てみた。
「なんだって言うのよ・・・?」

・・・・・・・・・

「なにもないよーおっ!!!寒いよぉ・・・何なの?」
自分の声がどんどん弱々しくなってる。
あーあ、なんか虚しくなってきたよー・・・。
・・・寒い。もう家んなか入るよ!圭ちゃん!

ため息が白く凍る。
家に入ろうとして何かに気付く。
ドアのノブに小さな袋がかけてあった。

「・・・なに?」
そのときスカートのポケットの中の携帯が鳴った。
「また圭ちゃん?」
43 名前:リッチ 投稿日:2001年12月31日(月)19時15分41秒
『さっきはホントごめんね。なんかあたし余計な事まで言っちゃいそう
だったからさ・・・。だからメールでって事になるけど、
後藤、今あんたに足りないのはきっと「真実を伝える」って事だと思う。
ちょっと格好付けすぎ?まぁそれ受け取って!じゃ☆』

それって・・・これ?
圭ちゃんの考えてること・・・少しだけわかったような気がした。
うん・・・たぶん。
袋の中にはオレンジ色のテディベアが入ってた。

「くま?」
なんだろ・・・いい香り・・・。
なんだっけ?この香り・・・。
44 名前:リッチ 投稿日:2001年12月31日(月)19時31分18秒
この甘い香り。

テディベアから漂うこのいい香りは・・・?
答えはテディベアと一緒に入っていた圭ちゃんからの手紙にあった。

「え〜となんだって?」

『このクマねぇ、キンモクセイの香りなんだよ〜!
いい香りでしょ?後藤のお守りになるといいな!BY圭』

「そうだ〜キンモクセイだよ!思い出したよ!
でもなんでキンモクセイなんだろう?・・・わかんないよぉ。」

きっと圭ちゃんはきいての教えてくれないだろ〜な。
自分でわかるまで・・・って言うだろうな。

(・・・ってゆーか、うちにこのクマがあるってことは・・・
圭ちゃんがうちまで来たって事だよね!?)

あたしは携帯を取り出して圭ちゃんにメールを送った。

たった5文字だけだけど、圭ちゃんならわかってくれるはずだ、
この言葉に込めた後藤のたくさんの気持ち!!!

『ありがとう』
45 名前:リッチ 投稿日:2001年12月31日(月)19時52分11秒
>夜叉サマ
圭ちゃん後藤放置はこぅいぅことでした。伝わったでしょうか〜?

>いしごま防衛軍サマ
↑の通り、圭ちゃんは後藤を応援してます。3人はどうなるんでしょか?

圭ちゃんの後藤放置にいろんな期待をしていた方、
こーゆぅことでした。期待外れでごめんなさい!
なんか今後藤ばっかりですがそのうち梨華ちゃんやよっすぃー
他のメンバーもでてきます。よろしくです。
46 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年01月01日(火)10時32分39秒
あけましておめでとうございます。今年もいしごま防衛条約機構を
よろしくおねがいします。
保田がごっちんを応援していてよかったです。
ごっちん、頑張れ!!きっと梨華ちゃんは振向いてくれるはずだ。

ドキドキわくわくしながら楽しみにしておりますぞ!!
リッチさん頑張れ!!
47 名前:夜叉 投稿日:2002年01月01日(火)21時54分31秒
確かにやっすの言葉、当たりですね。
素直に言わないと、後で(略。
48 名前:リッチ 投稿日:2002年01月02日(水)17時49分31秒
今日も歌番組の収録だ。やっぱ年末は忙しいよねー。
あたしは昨日圭ちゃんがくれたテディベアを鞄に入れてきた。
なにかヒントを見つけるつもり。

いつもより早くきたつもりだったけど、みんなは
あたしより早く着いてたみたい。楽屋は結構うるさい・・・。
「ドア閉まってんのにこんなにうるさいなんて・・・。」
まぁ声の正体は大体が辻、加護だけどね。

「おはよー。」
「「ごっちんおはよー!」」
よっすぃーと梨華ちゃんは二人で仲良く雑誌を読んでいた。
ちょっと悔しい・・・。
あたしはよっすぃーと梨華ちゃんからちょっと距離をおいてみる。
後ろから、二人の姿を眺める。
(あはは・・・、なんか悲しいや。)

そっと、テディベアを取り出す。
ふわーっと鞄の中から楽屋に匂いがもれる。

「あれぇ・・・?なんかいい香りしない?ねぇ、よっすぃー。」
「ん?あ、ほんとだ。花の匂いだね・・・。」
「ねぇ、ごっちんの持ってるくまさんじゃない?」
(ごっちんと熊・・・かわいいvv)

梨華ちゃんとよっすぃーは小鼻をひくひくさせながら
あたしの方へ向かってきた。

「やっぱりこれだぁ!」
「これなーに?」
49 名前:リッチ 投稿日:2002年01月02日(水)18時19分06秒
「何ってクマだけど・・・。」
「だーかーらー何で持ってきたのー?」
よっすぃーが少しあきれながらあたしに訊く。

「えっと・・・お守り・・・かな。」
「お守り?可愛いね〜。これ、何の香りだっけ?」
「キンモクセイだよー♪」

「いい香りなのれすー!」
辻、加護も話に入ってきた。

「あ、そうだ!」
梨華ちゃんが突然思い出したように言った。
「キンモクセイの花言葉ってね、『真実』なんだよ〜。」
梨華ちゃんが得意げに言う。
「そうなんや〜。でもやっぱ梨華ちゃん女の子やねー。
花言葉なんてうちら知らへんもんなー。」
「そんなことないよぉ・・・。」

50 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年01月03日(木)19時53分07秒
うーん、この後どうなるんでしょうか?
すんごく楽しみですなあ。
リッチさん今年も頑張ってください!!
51 名前:リッチ 投稿日:2002年01月11日(金)19時58分21秒
うわ〜すみません!
変なところで切れてる&一週間ほど空けてしまいました。

お待たせしました。(誰も待ってないですね?)
続きかきま〜す!
52 名前:リッチ 投稿日:2002年01月11日(金)20時03分59秒
「梨華ちゃん・・・ありがと。」
「え?」
「フフフ・・・フフ♪」
「ごっちんどうしたのぉー?」

ヒントもらうどころか、答えもらっちゃったよ♪
女の子らし〜梨華ちゃんにカンシャ☆☆☆

・・・?
ってゆーか圭ちゃんも花言葉しってて・・・ってことだよね・・・?
圭ちゃんて意外に・・・。

「アハハハハハ!!!」
「ごっちん変だよ〜!?」

だけど圭ちゃん・・・ホントにアリガト☆
あたしがんばるよ!!!
53 名前:リッチ 投稿日:2002年01月11日(金)22時30分57秒
あとからみんなに聞いたら、あたしはずっとニヤニヤしてたらしい・・・。自分ではわかんなかった・・・。
昨日まであんなに悩んでたのになー。
人の言葉とかってやっぱすごいものだよね。・・・なんちゃって♪


だけど真実って・・・
なんだろう?

・・・・・・・・・。
54 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年01月12日(土)01時27分40秒
待ってましたよー(^〜^)
ついにごっちんは行動に移すのか?
真実ってなんなんでしょうかねえ。よく考えるとわかんなくなってきた。
とにかくごっちん頑張れ!!絶対にごっちんの気持ちは梨華ちゃんに伝わる
はずだ。そして振向いてくれるはずだ。圭ちゃんナイスって感じですなあ。

ドキドキしながら待っています。応援していますよ。
55 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月16日(水)15時56分52秒
面白いです。がんばって更新して下さい。
56 名前:リッチ 投稿日:2002年01月16日(水)20時07分04秒
トイレに行ったらよっすぃーがいた。
「あ、ごっちん。」
「あのさ。今日この後暇?」
よっすぃーは首を縦に振った。
「話があるんだけど・・・。」
「話?」

―――


「何?話って?」
「うん・・・。」
あたし達はあの喫茶店にいた。
「あのね・・・。」
「うん?」
よっすぃーは紅茶をすすった。
「よっすぃーとあたしの関係って何?」
「んえ・・・?」
よっすぃは少しむせて、真っ白な顔が真っ赤になった。
「関係って・・・。」
57 名前:リッチ 投稿日:2002年01月16日(水)20時07分41秒
ゴメン・・・

「あたしの好きな人っよっすぃーじゃないの!」
「・・・?」
「ってゆぅか・・・よっすぃーは親友として一番だけど
あたしはよっすぃーと・・・「好き」の意味が違うと思うの・・・。
だから・・・。」
「・・・だから何?私だって別にごっちんの事
「親友」として好きなだけだよ!?勘違いしてる?もう帰るね!」

「よっすぃ・・・」

よっすぃーは喫茶店を出て行った。
あたしはしばらく呆然としてたけど、頭の中で何かがはじけて、
目が覚めた。
きっとよっすぃーは・・・。

「ごっちんのバカ!バカ!バカァ・・・!
好きに決まってんじゃない!なんでよぉーっ!」
胸が痛んだ。だって喫茶店の窓から見えたよっすぃーは、
やっぱり泣いていたから・・・。声は、聞こえなかったけれど。

ごめん・・・これしか言えないよ・・・。
58 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年01月17日(木)01時51分05秒
それでいいんだよ。はっきりさせないままいても何の解決にもならない。
それよりか親友と一番好きな人を同時に失ってしまうかもしれない。
でも、はっきりさせておけばきっとよっすぃーも分かってくれるだろう。
そして、親友として梨華ちゃん攻略作戦の応援をしてくれるはずだ。

ごっちん頑張れ!!リッチさん頑張れ!!応援しています!!
59 名前:リッチ 投稿日:2002年01月19日(土)22時18分51秒
毎日のように仕事。悩んでいる暇もない。
こんなに忙しいのに、悩みつくるあたしも悪いけどさ・・・。
この前までみたいに仕事のことだけで悩みたい!
でもそんなことこの状態じゃとても無理なんだよね・・・。

「おはよっごっちん!」
誰かと思って振り向いた。
あたしは信じられなかった。明るい声。いつもと変わらない笑顔。
「おは・・・よ。よっすぃ」
「元気ないよぉっ?ごっちんらしくなぁーい!アハハハハ」
よっすぃーはそのまま楽屋の方へ向かった。
廊下に残されたあたしは・・・唖然。
だって昨日あんなに泣いてたのに・・・
もう元気になっちゃうわけ!?あんな・・・へらへら笑えて・・・。
「―――――」

『デモヨッスィーハ、キノウナイテタジャン』

そっか。
そうだよね。よっすぃーは物凄く優しいんだよね。
あたしに心配かけないようにしてる。
それに今日はお仕事だもん。うじうじしてたら務まらない!

同じ年なのになぁ。あたしよりずっと大人だぁ。
60 名前:リッチ 投稿日:2002年01月20日(日)14時32分35秒
この喫茶店。何回目だろ。
あたしはなぜか梨華ちゃんに呼び出されていた。
仕事のあといつもここじゃん。

「あのねごっちんっ」
「はい?」
「・・・ごっちんもう隠さなくていいよ。
あたし知ってるの!よっすぃーの好きな人!」
「は!?」
「もう隠さないでよぉ!」
梨華ちゃんは泣いている。
あたしはどうすればいい?なんて言えばいいの?

ねぇ圭ちゃん、本当のこと言えばいいの?

「ごっちんもよっすぃーのこと好きなんでしょ!?
2人であたしを笑ってるの!?」
「っ・・・。」

――――――
61 名前:リッチ 投稿日:2002年01月20日(日)14時33分05秒
「ごっちん?」
あたしは自分で震えているのがわかった。
肩が小刻みに揺れている。
「泣いてるの・・・?」
これには気付いてなかった。言われて初めて気付いた。
目が熱い。苦しい。息が出来ない。
だけど声を出してしまったら、もう止まらないから。
あたしは涙をのんだ。

「あたしは梨華ちゃんのことが好き・・なのにっ
なんでそんな・・・事言うの・・・?」
「そんな・・・」
梨華ちゃんは泣いてる。あたしも泣いてる。
梨華ちゃんの少し黒い顔が赤くなっていく。
あたしの顔は熱くなる。

「じゃああたしはよっすぃーが好きで
よっすぃーはごっちんが好きで・・・ごっちんっは・・・。」

アハハー、梨華ちゃんは力なく笑った。

「神様って、意地悪だよ・・・。」
62 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月28日(月)14時54分45秒
めちゃくちゃ期待してます。
63 名前:リッチ 投稿日:2002年01月29日(火)20時21分52秒
神様は本当に意地悪だ・・・。
どうして今ここに、よっすぃーが居るの?
しかも、今までのあたし達の話きいてたみたい。

「よっすぃー!」
梨華ちゃんが気付いて叫んだ。
「アハ・・・ここ結構良かったから、矢口さんと来たんだけど、
偶然だねぇ・・・。」

こんな偶然なんかある・・・?
これで3人は、みんな事実を知ってしまった事になる。
それは、いいことなの?悪い事なの?

よっすぃーの白い顔が赤くなっていく。
きっと泣きそうなんだろう・・・。
あたしも梨華ちゃんも泣いてるし・・・。

「あの・・・みんな大丈夫?」
困った矢口さんが沈黙を破った。

「矢口さ・・・んごめんなさい。私帰ります・・・。」
よっすぃーは店を飛び出した。
あたしと梨華ちゃんはよっすぃーの後ろ姿をボーっと見送っていた。

「矢口さん、ごめんなさい。訳・・・訊かないでくれますか?」
梨華ちゃんが俯きながら言った。
「ああ・・・いいよ。あたしも帰るよ。バイバイ。」
「バイバイ」
「さようなら・・・。」

やぐっつぁんは気を遣ってくれて、帰っていった。
64 名前:リッチ 投稿日:2002年01月29日(火)20時33分18秒
「ねぇ、梨華ちゃんはさ、よっすぃーの事諦めるの?」
「・・・わかんない・・・でもよっすぃー、
ごっちんだから・・・なんか。」

「あたしは梨華ちゃんの事諦めないからね!」
「え・・・・?」
梨華ちゃんはあたしの言葉に驚いたけど、
それからどんどん顔が赤くなっていった。可愛い。

「エヘヘ・・・うん!」

うちらはなんとか笑えるようになったけど、
よっすぃーは、どう思ってるんだろう・・・?
65 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年01月30日(水)00時40分53秒
なんかすごいことになりましたなあ。これで三人とも誰が好きなのか
分かったわけですが、本当に神様はいじわるですなあ。あまりにも
切ない。よっすぃーすんごく落ち込んでそうだな。ここで矢口さんが
よっすぃーを慰めてくれればよいのですがそうもいかないかな?
これからどうなるのか楽しみです。ドキドキしながら待ってますよ。
リッチさん、頑張ってください。応援してますよ。
66 名前:リッチ 投稿日:2002年01月30日(水)20時23分16秒
>>62 ありがとうございます!
期待に応えられるように、がんばりまっす!

>>65 すごい事になっちゃいました。あたしも書いてて
よっすぃーが可哀相になりました・・・。みんなもだけど。
がんばりますね!
67 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)18時47分40秒
おおっと!復活おめでとうございます♪
嬉しいな!
ってことで更新〜
68 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)19時09分28秒
あれからよっすぃーとあたしと梨華ちゃんは、
3人で行動することが少なくなった。
たまに3人だけでいたとしても、それは仕事の都合。

あーあー、嫌だよ。こんな関係がだらだら続くの。
だからって、どうすりゃいいんだよ・・・。もうっ!

梨華ちゃんにとっては、あたしが邪魔者なんだよね・・・。
あたしは梨華ちゃんのこと好きなのに、梨華ちゃんには邪魔。
それは3人みんなに言えることだけどね。

でもさ・・・。

最近、あたしが梨華ちゃん諦めれば事は収まるんじゃないかって、思ったりしてるんだ。
その方が、いいかもしれないって・・・。

諦めちゃおうかな・・・。
それで2人が幸せになるならさぁ・・・。
だけど、あたしの梨華ちゃんへの気持ちって、そんなに薄っぺらいものだったんだろーか?
わかんなくなってきたよ・・・。
69 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)19時45分48秒
うーん・・・今考えたって答えなんか出ない。
今は仕事中なんだから集中しなきゃね。
家帰ってからゆっくり考えよう・・・。

「ふ・・・ひっく、ふぇぇ・・・ひぃっく・・・。」
手を洗いにトイレに来たら、誰かが中で泣いてる。
この泣き声は・・・?
「うぅぅ・・・ひっくぅ、ふっ・・・え。」

あたしはドアを叩いた。
「梨華ちゃん・・・!?」
「ふぅぇっ、・・・っごっちぃ・・ん?」
「開けて?大丈夫?」

少したって、梨華ちゃんはやっとドアを開けてくれた。
目は真っ赤だった。
「どうしたの?」
梨華ちゃんは首を横に振った。
「いいの・・・。もういいの。ごめんね。」
「・・・よくない。梨華ちゃんが泣いてるのにあたし放っておけない!
だって、あたし梨華ちゃんが好きだから・・・。」

やっぱあたしは、梨華ちゃんが好きだから。

「よっすぃーが・・・梨華ちゃんがいなければ、
あたしとごっちんで上手くいくのに・・・って・・・ひくっ。」

梨華ちゃんはまた泣きそうだよ。
なんで?
なんでよっすぃー、そんな事言うの?
悲しいのはわかるけど、でもそんなのひどいよ!
みんな悲しいんだから・・・3人共・・・。
70 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)19時51分46秒
「いいよ梨華ちゃん!あたしがよっすぃーと話してくる!」
「ダメっ!ごっちんに言われたらよっすぃー・・・可哀相だよ。」
梨華ちゃんの方が何倍も可哀相なのに・・・。
何でそんなこと言ってられるの?
そんなによっすぃーが好き?そんなに酷いよっすぃーが好き?
「あたしはよっすぃーと話つけないと気が済まない!」
なんか優しすぎる梨華ちゃんと、
梨華ちゃんを傷つけたよっすぃーへの怒りが爆発して、
あたしは梨華ちゃんを置いてよっすぃーの所へ走ってた。

「ごっちーん!」
梨華ちゃんの声は、無視した。
71 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)22時14分44秒
どこにいるのよよっすぃー!?
出てきなさいよ早く早く早く!!!
やぐっつぁんとすれ違った。
「ごと・・・速っ!おーい!どーしたんだよー?」
あたしは戻ってきてやぐっつぁんに訊いた。
「よ・・・よっすぃー何処かしらない?」
「よっすぃー?さっきまで居たけど・・・あ、休憩に屋上行くとか言ってたかも・・・って後藤!」
やぐっつぁんの言葉を最後まで聞かずに、あたしはエレベーターに飛び乗った。

よっすぃーは、フェンスに持たれかかって街の景色を眺めていた。
「よっすぃー・・・よかった、居た。」
「ごっちん・・・?」
「なんで屋上なんかに居るの?」
よっすぃーは今まであたしの方に向けていた視線を景色の方に戻した。
「別にー。ここ落ち着くから。
・・・こんなでっかい街の中のあたしの悩みなんて、すっごくちっぽけなモノなんだよねー。
そう考えたら元気出るかな?」

「だけど、本人にとってはものすごく大きなモノでしょ?」
「え・・・?」
「よっすぃーなら梨華ちゃんの悩み、わかるはずでしょ!?」
「・・・。」
72 名前:リッチ 投稿日:2002年02月16日(土)22時39分51秒
「よっすぃー、梨華ちゃんにひどい事言ったでしょ・・・?」
「・・・言ったかもねぇ。」
よっすぃーははにかみながら言った。
「なんであんな事言ったの!?」
「だって本当にそうじゃん。梨華ちゃんがいなかったら
あたしはごっちんともっと仲良くできたしさ、両思いだったかもしれないじゃん。梨華ちゃんがいるから・・・。」

パシィッ。

あたしはよっすぃーの頬を叩いた。
「いったぁ・・・。」
「よっすぃーがそんな人だなんて思わなかった!見損なったよ!
梨華ちゃんに謝ってよ!謝らないと許さないんだから!」

「知らないよそんなの!」
よっすぃーは走って屋上から出る扉を開けて出て行った。



「よっすぃー!謝りなさいよ!」
あたしはかなり熱くなってた。
73 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年02月17日(日)00時29分29秒
うーん、なんかすごいことになってきましたねえ。
どうすればみんな幸せになるのでしょうか?わかりません。
リッチさん、続き待っておりますぞ。頑張ってください。
74 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)12時25分29秒
いしごま防衛軍サマ

すごいですねえ・・・。
この小説ももうすぐ終わりそうです。
よっすぃーの激変の理由は・・・。頑張ります!
75 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)13時15分30秒
休憩時間が終わって、仕事が始まっても、
あたしはよっすっぃーと目を合わせなかった。
上手く誤魔化したつもりだったんだけど、圭ちゃんとかは気付いたみたい。

よっすぃーはいつもどおりの笑顔だったけど、
あたしと梨華ちゃんの笑顔は引き攣ってた。

「はい、お疲れ様でしたー。」
スタッフさんの声と共に、よっすぃーは楽屋へ走っていった。

梨華ちゃんに謝ってもないくせに、まだ帰らないでよ!
あたしが許さないんだから!

あたしがよっすぃーの後を追いかけようとしたら、
梨華ちゃんがあたしの服の裾を引っ張った。
「ごっちん・・・よっすぃーに何も言わないで。」
「なんで?だってよっすぃーの事あたし許せないもん!」
「だけど・・・好きな人に言われたら、辛いの・・。」

そんな・・・梨華ちゃんだってよっすぃーに言われたじゃない。
なんでそんなに優しいの?
おかしいよ・・・。あたしの方がキレてるじゃん。

76 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)13時23分47秒
「だったら、3人で話そうよ。やっぱそれが一番いい!」
「え・・・3人?」
「うん!早くしないとよっすぃー帰っちゃう!」
「ちょ・・・っとごっちん・・・!?」

ちょっと無理矢理だけど、いいよね?
だってこのままなんて絶対嫌だもん!

あたしは梨華ちゃんを引っ張りながら走った。
77 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)13時53分30秒
よっすぃーはもう帰るところだった。
「待って。よっすぃー!」
「何よ?二人揃っちゃって。」
「よっすぃーに話があるのっ!」
「あたしもう帰るから。」

よっすぃーはあたし達に背を向けて歩き出した。
あたしは梨華ちゃんを引っ張ってよっすぃーについていく。

「ねえ!このままじゃこれから娘。で一緒にやってけない!
よっすぃーだって嫌でしょ!?」
「んもう!何話すことがあんの!?早く言ってよ!」

「・・・まずは梨華ちゃんに謝って。」
あたしは静かに言った。心を落ち着かせながら。
「嫌よ。」
梨華ちゃんはあたしの後ろで俯いている。
「なんで?よっすぃー酷い事言ったんだよ?」
「本当のこと言ったまでよ!ごっちんだって本当は
あたしの事邪魔だと思ってるくせに!」

「あたしはそんな事思ってない!」

よっすぃーを睨んだ。
あっちもあたしを睨んだ。

「・・・もう、やめてよ・・・。」
今まで黙っていた梨華ちゃんが口を開いた。
78 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)14時15分15秒
「話し合いじゃない!そんなの喧嘩してるだけじゃない!」
「梨華ちゃん・・・。」
「あたし2人が争ってるの嫌だもん!
いつも仲良かったのに・・・。娘。の中で一番仲良しな2人だったのに!」

梨華ちゃんは叫びながら泣いていた。
ビルの前での争い。通行人も不思議そうに見ている。

「あたしのせい・・・じゃない・・・。」
「違う!梨華ちゃんのせいじゃないよ!」
あたしは必死に叫んだ。
よっすぃーは冷めた目で梨華ちゃんを見つめた。

「ぐすん・・・ひっく・・・あたし、もう帰る・・・。バイバイ。」



梨華ちゃんは泣いてたから顔を手で覆ってた。
1つ目の失敗。
梨華ちゃんはあたし達の顔を見たくなくてそのままで走った。
2つ目の失敗。
79 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)15時06分33秒
道路に出た梨華ちゃんは転んだ。

信号は青。
普通はすぐに起き上がれば無事。
だけど・・・だけど・・・。

乗用車が、スピードを出して梨華ちゃんに近づいた。

あたしは、ただ見てることしかできなかった―――――。



車がぶつかって、体が宙に浮いた。
「あ・・・あ・・・・きゃああああああぁぁぁぁぁ!」

あたしは叫んだ。


80 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)15時18分37秒
浮いた体はよっすぃーのものだった。

梨華ちゃんが轢かれそうになった時、
真っ先に飛んでいって梨華ちゃんを庇った。
そして、自分が―――。

「よっすぃー!!!」
あたしは夢中になってよっすぃーに駆け寄った。
梨華ちゃんは傍で震えている。無事だったみたい。
だけど、よっすぃーが・・・。
「よっすぃー!よっすぃー!起きて!ねえ!後藤だよ!
よっすぃー!!!」
泣き叫んだ。
よっすぃーの目は、少しだけ開いて、唇も、少しだけ動いた。

「梨華ちゃん・・・大丈夫?」
よっすぃーの目は、いつもどおりの優しい目に戻っていた。

「あ・・・あ・・・よっすぃー・・・」
梨華ちゃんの震えがさっきよりも大きいものになった。
81 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)15時35分58秒
「あたしのせいで・・・よっすぃーが・・・。」
梨華ちゃんの涙がよっすぃーの頬に零れた。
「どうしてあたしなんか庇ったのよ・・・。
あたしが居なくなればいいって・・・言ってたじゃない・・・。」

「・・・ごめんね梨華ちゃん。
本当はそんなこと思ってなかったんだ・・・。
だけど、梨華ちゃんがあたしの事嫌いになったら、
そしたら梨華ちゃんとごっちんが上手くいくと思って・・・。」
よっすぃーは消えそうな声で言った。

「そんな・・・。」
そんなのよっすぃーが一番損じゃない。

「よっすぃーのバカァ!あたしが死ねばよかったのにぃ・・・!」
梨華ちゃんがそう泣き叫ぶと、よっすぃーは怒った顔をして、さっきより少し強い口調で言った。

「そんなこと言わないで・・・。あたしは梨華ちゃんに生きてほしい。
だから助けたんだから・・・。死んだら、承知しないか・・・ら・・・。」

よっすぃーのさっきまで荒かった息が静かになっていく。

「し・・死なないで・・・よっすぃー・・・。お願い。」
あたしも怖くて震え出してしまった。
よっすぃーが死んだら、どうしよう・・・。
ねえ・・・どうすればいいの・・・・?

82 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)15時52分43秒
よっすぃーは微笑んだ。天使みたいに。
「ごっちん、梨華ちゃんと幸せになって。
あたしの分まで・・・二人で一緒に、幸せになって・・・。」
「「よっすぃー・・・。」」

「そしたら、あたしはすっごく幸せだからさ・・・。」
よっすぃーは最後にそう言って、目を閉じた。


「よっすぃー!ねえ返事してよぉぉ!笑ってよ・・・。
よっすぃーが笑ってないと、あたし悲しいよぉぉ!」

あたしは梨華ちゃんの肩を叩いた。
梨華ちゃんは泣きながらあたしの方を向いた。
あたしは梨華ちゃんの耳元で言った。

「よっすぃーは・・・、笑ってるよ。」

よっすぃーは、穏やかな顔をしていた。
まるで、天使がお昼寝しているみたいだった――――。

梨華ちゃんは泣き崩れた。
あたしは梨華ちゃんを抱きしめながら泣いた。


ピーポーピーポー・・・・・。
救急車のサイレンが近づいてきた。

83 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)16時31分36秒
救急車が来たときにはもう、よっすぃーの心臓は停止していた。
よっすぃーは天国に行った。

梨華ちゃんは病院の屋上にいた。さっきのよっすぃーみたいに。
「梨華ちゃん・・・大丈夫?」
梨華ちゃんの怪我は擦り傷だけだった。
「あたし・・・生きてていいのかな?」
「何言ってんの!?いいに決まってるじゃない!」

「・・・っだって!メンバーのみんなもすっごい悲しそうだし
家族の人たちもみんな泣いてたし・・・あたしも、ごっちんも・・・!
あたしのせいで、みんなが悲しんでるじゃない!
あたしが死ねばよかった・・・・。」

「バカ!」
あたしは梨華ちゃんの頬を叩いた。
梨華ちゃんはすごい驚いてた。あたしは涙が溢れた。
84 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)16時32分14秒
「よっすぃーはねぇっ梨華ちゃんに生きててほしいから梨華ちゃんを庇ったんだよっ!?
それって梨華ちゃんが死んだらよっすぃーはすっごく悲しむって事じゃん!
あんな嘘までついて、梨華ちゃんとあたしを幸せにしたかったんだよ!
よっすぃーに感謝して、梨華ちゃんは精一杯生きなきゃ!」
「う・・・ぐすっ。」
梨華ちゃんは涙を呑み込んだ。
「あたし、よっすぃーのためにも、生きるよ・・・!」
梨華ちゃんはやっと微笑んでくれた。

よっすぃー、あたし、頑張るよ。
天国のよっすぃーに呆れられないように、いっぱい頑張る!
だから、空の上から、ずっと見守ってて。
それと、よっすぃー言ったよね。
「梨華ちゃんと2人で幸せになって」って。
あたし、梨華ちゃんが大好きだよ。
よっすぃーが梨華ちゃんを大好きだった分も、梨華ちゃんをいっぱいいっぱい愛するよ!
一緒に、幸せになるよ!

「一緒にねっ。」
「え?」
「ううん。なんでもない。」


あたしと梨華ちゃんは空を仰いだ。
よっすぃーみたいな真っ白な雲が、元気に泳いでいた。
85 名前:リッチ 投稿日:2002年02月17日(日)16時37分46秒
一応完結です。
うーん、話を終わらせるのって難しい・・・。
こんな結末でしたが、いかかでしょう?

よろしければご感想を。
86 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月17日(日)19時47分04秒
うる〜(T-T)
よっすぃ〜(泣
最後悲しかったけど
凄くよかったです(泣
87 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年02月18日(月)01時30分39秒
なぜよっすぃーが・・・・(;−;)
しかし、きっとよっすぃーもあの世で幸せに暮らしているはずだ。
この二人を見守りながら、だからこの二人にはよっすぃーのぶんまで
愛し合ってほしいです。
最後は悲しいラストで本当に涙を流してしまいましたがすごくよかったです。
どっちかが浮気しようとしたらよっすぃーが怒って出てきたりして・・・
すみません勝手に考えてしまいました。
番外編なんかがあったらいいなと思いました。
とにかく感動しました。読ませていただきありがとうございました。
完結お疲れ様でした。

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