キミの声で…。

1 名前:スズメ 投稿日:2002年01月06日(日)23時07分24秒
初小説なので至らない所だらけだと思うけど、見守ってやってください!
基本は、よしいし・ごまいしになると思います(不安
2 名前:プロローグ。 投稿日:2002年01月06日(日)23時19分01秒
朝、起きてバイトに行く支度を始める。
「あーぁ。行きたくないなぁ…」
私、石川梨華にとって最近もっとも憂鬱なのがバイト。
ピンク色した制服が可愛いからって選んだクレープ屋さん。
料理だってまったく出来ない訳じゃないから、仕事は覚えたけど、どーしても人間関係にとけこめないから…。
こんな事ならよっすぃーと一緒にティッシュ配りしてれば良かった…。
「ポジティブ、ポジティブッ!」
鏡の中の自分に向かって、そう言って笑顔を作ってみる。
「がんばろっ!」
コートを着て、外に飛び出した─。
3 名前:出逢い…。 投稿日:2002年01月07日(月)02時59分03秒
私のバイト先は屋台みたいなクレープ屋さんでお店も制服も可愛いし、美味しいから割と評判なお店。
『早く終わらないかなぁ…』
休憩時間が終わるのを待ち望むなんて私くらいかなぁ?
そんな事を考えながらぼーっと、時計を眺めてみる。
「石川さん、携帯鳴ってない!?」
バイトの先輩に聞かれて、カバンの中から携帯を取り出すと、見事に<不在着信>の文字。
相手が誰かなんて見なくてもわかるから先輩たちの傍を離れて、そわそわしながらかけ直すと携帯越しに聞き慣れた、少しだけハスキーで甘い声。
私なんてヒドイ時には「わざと?」なんて訊かれる位のアニメみたいな声だから、少しだけ憧れる。
「梨華ちゃん? 今日何時にあがるの?」
「んーとねぇ、5時半にはあがれると思うよー♪」
私が答えると
「じゃぁ、迎えに行ってあげる!」
って、無邪気な笑い声が聞こえて来て、私まで思わず笑っちゃって休憩終わってお店に戻ると、先輩に
「彼氏から〜?」って訊かれて答えに少しだけ戸惑った…。
4 名前:出逢い…。 投稿日:2002年01月07日(月)03時23分09秒
答えに戸惑った理由。
それは、私の付き合ってる人、よっすぃーコト吉澤ひとみは少し男っぽいけれど、女の子だからだから…。
バイトの先輩はみんなギャルっぽい感じの子で<同性愛>なんて頭の片隅にもない人達だから。
私がバイト先の人と馴染めないのはそんな理由であったりもする。
なかなか言葉が出ないで居ると
「深く考えないでよー」
って苦笑しながらも詮索の視線を感じて、丁度お客さんが来たのをイイ事に私はその場をなんとかしのいだ─。

「いらっしゃいませー。ご注文はお決まりですかぁ?」
営業スマイルを浮かべて接客を始めると
「ミルクレープください」
微妙にお店を間違えてるような返事。
ミルクレープって普通、ケーキ屋さんに売ってるモノでこんな屋台でやってるハズない…。
「すみません。うちでは扱ってないんですよー」
そう答えると
「えっ。そうなんですか!? ごめんなさい、知らなくてっ…」
って恥ずかしそうにして、かぶっていたニットの帽子を更に深くかぶり直す。
『なんか可愛い♪』
私は場違いな状況でそう思いながら
「ちょっと待っててもらえますか?」
と言ってクレープに立ち向かった─。
5 名前:出逢い…。 投稿日:2002年01月07日(月)03時29分56秒
「コレ、私からのおごりです♪」
練乳ミルクをトッピングしただけのクレープを待たせていた女の子に差し出すと、顔をあげて
「ありがとー。でもイイの?」
ってふにゃっとした笑顔を浮かべながら、訊いて来た。
サングラスとニット帽から見えた顔を観て私は凄く驚いて、クレープを落としそうになった…。

だって、目の前に居た女の子は今、一番注目を浴びてるアイドル、後藤真希だったから─。
「ごとー、お店とか良く知らなくてさぁ…。 ミルクレープってクレープ屋さんにあると思ってたんだー」
って照れながら、私に話し掛けて来る。

直後、アイドルのオーラなのか周囲に気づかれ始めて、彼女は迎えに来たマネージャーらしき人に連れられ、慌ただしく立ち去って行った─。

6 名前:スズメ 投稿日:2002年01月07日(月)03時31分17秒
駄作なのに間違えてageてしまいました…(鬱)
とりあえず、今日はここまでの更新にします。
…って観てくれてる人は居るのかな?
7 名前:123 投稿日:2002年01月07日(月)09時47分51秒
イイッスネー りかcのクレープ屋姿! 
期待してます。 
8 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月07日(月)17時56分28秒
なんかいいです!!
続きが気になります・・・(w
9 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月07日(月)22時26分04秒
見てますよ。
面白くなりそうな設定ですね
10 名前:スズメ 投稿日:2002年01月08日(火)07時59分45秒
初めてのレスでなんか感動です(藁
次の更新はエロ有りで行きたいと思うんですが、女の子同士書くのは初めてだから不安です(鬱

7>作者的に梨華ちゃんには可愛い制服のお店でバイトさせたくて、当初は某アン○ミラーズの予定だったのを急遽変更してみました(苦藁

8>こんな駄作を続き気になるなんて言ってくれて感謝です!

9>一応、設定としては後藤はソロのアイドルなんだけど、わかってもらえたでしょーか?
11 名前:夜叉 投稿日:2002年01月08日(火)14時00分11秒
某アン○ミラーズの制服…。
石って、かなり似合いそうなんですが(w。
吉とごっつぁんとどう絡んでくのか期待。
頑張ってください。
12 名前:aki 投稿日:2002年01月08日(火)21時14分25秒
続きが楽しみな小説が増えました♪
これからどうなっていくのかどきどきしながら待ってます。
がんばって下さい^^
13 名前:ポー 投稿日:2002年01月08日(火)21時15分31秒
おもしろそうですね!自分もつづき楽しみにしてま〜す♪
14 名前:スズメ 投稿日:2002年01月10日(木)01時43分10秒
前回のレスで次の更新はエロ有りと言ったんだけど、次の次に持ち越しそうです…。

夜叉>何も考えずに思いつきで始めたんで、どー絡ませていけばいいか正直悩んでます(苦藁
漠然とラストは決まってるんだけど、其処にうまくもっていけないような予感も…。

aki>続きが楽しみだなんて、一緒にしていただいたら、他の作者さんに申し訳ないですよ!
作者なりに頑張るので親のような目で見守って行ってください(藁

ポー>おもしろくなんかないですよー!駄目作者が書いてる駄作ですからっ(藁
それでも良かったらまた読んでやってください。

それでは今日の分の更新です。
よしいしの甘々っぽいとりあえずエロなしです。   
15 名前:アイドルとあの人。 投稿日:2002年01月10日(木)01時52分00秒
『やっぱりアイドルって可愛いんだなぁ』
TVや雑誌だとクールっぽく見えるのに…ってゆーか芸能人ってTVの方が愛想良いって聞くから意外。
『なんだかオカシイな』
なんてさっきまで目の前に居たアイドル・後藤真希のイメージと現実のギャップに不思議な気分になる。
「…ちゃんっ。 梨華ちゃんっ!」
「えっ!? あ、すいません! いらっしゃいませっ!!」
思い出し笑いを噛み殺して、私は慌てて現実の世界・接客に戻る。
『…あれっ? 今、名前で呼ばれた?』
お店では私はみんなに「石川さん」って苗字で呼ばれてる訳だから…
16 名前:愛しいあの人! 投稿日:2002年01月10日(木)02時03分37秒
「よっすぃー!?」
思考フル回転で出た結果はその一言。
「まぁた、何考えてたのー?
呼んでるのにちっとも気付かないんだもん!」
そぉやって、よっすぃーはちょっぴり頬をふくらませながら文句を言うけど、そんな姿さえ愛しいって思っちゃう私はちょっと馬鹿かもしれないなぁ…。
「おわびとお礼におごるから、なんか好きなの選んで♪」
「ベーグルがイイなぁっ」
「もぉっ、ココはクレープ屋さんなんだよぉ!?」
さっき似たようなボケを言ったアノ娘と目の前に居るよっすぃーがリンクして、私は思わず吹き出してしまう。
「じゃぁ、梨華スペシャルッ!」
って私の好みでトッピングした甘さ爆発のクレープを
『なんでそんなに笑うのー?』って顔してるよっすぃーに押し付けて、お店の奥に引っ込む。

「ねぇねぇっ!」
…って私が離れるとお客さんが他に居ないのを良い事に先輩がふたりがかりで、よっすぃーに話し掛けてる。
『そっかー! よっすぃーがココに来るの初めてだったんだ!』
ロッカールーム(の様な場所)で聞き耳を立ててみてもBGMのせいで何話してるかさっぱりわかんないっ!
17 名前:愛しいあの人! 投稿日:2002年01月10日(木)02時22分34秒
仕方ないからとりあえず勢い良く、制服であるピンクのフリル付きのエプロンを外して、いつもはちゃんと畳んでしまって行くんだけど、明日は休みだし、よっすぃー放っておきたくないし、今日は特別!
まるめてカバンに放り込んで、スニーカーから靴を履き替える。
本当はすぐにでも行きたかったけど、あまりにも慌ててたから私ってば息が少しあがっちゃってる。
このままだと笑われちゃうから…。
スーハーッて大きく深呼吸をして備え付けの鏡でチェックしつつ髪の乱れを直す。
そして、バイト用のメイクじゃあまりにもさみしいから、ポーチからグロスを取り出して、つけすぎないようにのばして、
「よしっ」
小さく自分に掛け声をかけて、外に出た─。

「お待たせっ!」
すっかり談笑してる3人の間に割り込む形で話し掛けると…
「年下の彼氏なんて意外とヤルねー!」
からかう様な口調で先輩が私に投げかける…。
『あれっ? 彼氏って事はよっすぃーってば勘違いされてるのぉ!?』
18 名前:愛しいあの人! 投稿日:2002年01月10日(木)02時23分09秒
確かに男の子っぽい格好にまとめてるけど…。
「梨華、行こうっか」
よっすぃーってば悪ノリして、いつもより低めの声で言いながら、私を抱き寄せる。
「オトコ欲しいなぁー! よっすぃー紹介してよー」
<よっすぃー>その呼び方は私だけのモノじゃないから、恥ずかしいけどちょっとヤキモチ妬いちゃう。
「じゃぁ、また今度」
私の心境を察知したようによっすぃーは笑顔でかわしながら、手を腰にぐっとまわす。
「お疲れ様でした!」
あわてて私も挨拶しながら、
『こーゆー優しさが好き』って伝わる体温を感じながらバイト先から背を向けた─。
19 名前:愛しいあの人! 投稿日:2002年01月10日(木)02時30分38秒
「ねぇ、梨華ちゃん。 クレープ半分食べて?」
「いーけど、甘すぎた?」
バス停でよっすぃーに食べかけのクレープを手渡された。
「だってクレープより食べたいモノあるしー」
言いながらニヤァって笑う。
…あっそーかぁっ!
「ベーグル食べたいんでしょー?」
「もっと美味しいモノだよー♪」
更にニヤニヤ笑うけど、ベーグルじゃないなら、本当に見当つかない。
「私が作れるモノ?」
「作れるってゆーか、梨華ちゃん自身を食べたいんだけどねー」
今夜泊まれる?って後に付け加えながらさらっと言うから、私だけが照れて、顔が真っ赤になるのが自分でわかる。
「そーゆー反応がイイんだよねぇ〜」
「…帰るっ!」
行き場をなくした恥ずかしさと、イジワルに負けてらんないってたかだか1歳だけど、年上の意地でそんな事を言ってみる。
20 名前:愛しいあの人! 投稿日:2002年01月10日(木)02時40分50秒
「なんだぁー、帰っちゃうんだぁ」
よっすぃーってば途端に寂しそうな口調…。
「だって着替えないし…」
「うちの着ればいーじゃん!」
余裕の笑顔にピースサインなんてつけてる。
「…だって可愛い下着つけてないし…」
「別にすぐ脱ぐんだから♪」
完璧に私の方が不利な体制だ…。
「すぐ脱ぐって、身体だけが目当てなのっ?」
大人気なく爆弾とも言える言葉を口に出しちゃった…。
怒ってると思うと、怖くて顔見れない。…気まずい沈黙。

「違うけど、してる時が一番、梨華ちゃんの気持ちダイレクトに感じるから…」
思わず顔をあげて、視線がぶつかる。
大きな瞳から私だけに送られる、真剣なまなざしにドキッとする…。
『風が冷たいから…』って誤魔化しながら、さっきお店でしてくれたように今度は私からよっすぃーの腰に手をまわして、寄り添うようにした。
「いつまでもこんな日が続けばいいな…」
呟くように言ったよっすぃーの言葉は私には聞こえなくて、聞き返すのと同時にバスが来て、あやふやなまま終わってしまった…。
21 名前:理科。 投稿日:2002年01月10日(木)15時02分27秒

お初です。一気に読ませていただきました。
そぉとぉ気にいりました♪
頑張ってください!
22 名前:blau 投稿日:2002年01月10日(木)16時30分51秒
最高です!!(w
ごまいしの方はどうなるのか期待です〜。
23 名前:夜叉 投稿日:2002年01月10日(木)19時33分05秒
グラニュー糖250g入りのクレープ下さい。
あまあまですなぁ、うらやますぃい(w
24 名前:スズメ 投稿日:2002年01月11日(金)01時53分03秒
PCがフリーズしたついでに打ち込んでたデータがキレイさっぱり消えてしまいました…(泣
せっかく下手なりにエロも書いたってのに(藁)かなり鬱なので今日はレスだけで、明日再度UPできるようにします!

理科。>一気に読んで頂いてありがとうございます!
駄作者なりに頑張っていきたいと思うので気長に観てやってください。

blau>他の作品にくらべたら、作者のなんて最低です(苦藁)
ごまいしの方はこのペースなら、週末位にはUP出来るかも…。

夜叉>250ですか!?
さすがに梨華ちゃんに作ってもらったとしても作者なら吐きます(藁
今の甘さの反動が起きるかもしれませんけどね(藁

25 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)01時16分59秒
「夕飯、何食べたい?」
風が冷たくて、よっすぃーに腕をからませたいけど人目もあるし、それはさすがにガマン。
バスを降りてよっすぃーの家へ向かう途中の商店街に入る前に聞いてみた。
『この寒さにもう一度、外へ出るなんて嫌だもんね』
私と同じ事を考えてたのか、よっすぃーは
「寒いし、鍋にしよっか!」
ってイイ事を思いついたと言わんばかりの笑顔を私に向ける。
この笑顔を見るとちょっぴり甘えたくなって、
「よっすぃー、荷物持ってよぉ?」
なんて媚びるように上目遣いで言ってしまう。
『返事はわかってるんだけどね…』
「あったりまえじゃーん♪」

26 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)01時42分56秒
『確か最後に来たのはクリスマスだから、2週間ぶりかぁ…』
ドアの前で鍵を探してるよっすぃーを横目に私はそんな事をのんきに考えてみる。
コンクリート打ちっぱなしのマンションの6Fの角部屋がよっすぃーのお家。
「あったー! 入って入ってっ」
手招きされて、中に入ると相変わらず余計なモノがほとんどないモノトーンでまとまった綺麗な部屋。
ピンクがいっぱいの私の部屋とは対照的で、お互いのお家で会う度に「くすっ」と笑ってしまうんだ。
27 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)01時43分54秒
「おなかすいたーっ!」
さっき買った材料をキッチンに置くと、そう叫びながらよっすぃーは、ばふってベッドに倒れこんだ。
「じゃぁ、お台所借りるね?」
どっちの家に居ても二人で立つには少し狭いキッチンだから、よっすぃーがテーブルのセッティングとかをする係で私が作る係。
いつのまにかそうやって決まってた。

「ねぇ梨華ちゃん、バイトのエプロンつけてやればー?」
よっすぃーがベッドに突っ伏したまま言ってきた。
「せっかく可愛いシャツ着てるんだから、染み出来たら大変じゃん?」
なんで?って聞く前に理由まで言ってくれる。
私はちょっと照れくさいけど、ピンクのフリルエプロンをつけてもう一度、キッチンに向かう─。

「あれっ? よっすぃー、白滝入ってな…」
「マジでぇっ?! 鍋にマロニーちゃんは基本でしょー、買ってくるっ!」
買い物袋を漁ってた私が最後まで言わないうちに、すでにテーブルの上の支度を済ませたよっすぃーが上着を着て、財布片手に飛び出してった…。
「マロニーはあるんだけど…」
って私が引き止める声も聞かずに─。

28 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)01時51分42秒
「もぉ、しょうがないなぁ…」
一人で少し笑いながら、手始めに野菜を切り、メインの鳥団子を作りにかかる。
『さばかれてればイケルんだけどなぁ…』
ちょっとうたばんでの出来事を思い出して、鳥肌が立つ。
腕まくりしながら、こねて、大皿に乗せる。
「美味しく出来てますよーに」
こうやって念じるのがおいしく出来るコツだって、昔ママから聞いた呪文?を唱えてみる。

『…っ。 誰っ!?』
背後から抱きすくめられた私は突然の驚きと恐怖で声が出なかった─。
29 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月12日(土)16時06分19秒
女の子の気持ちがよく描けてると思う
これからもがんばってね
30 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月12日(土)20時03分28秒
だっ誰なんだ???(藁
31 名前:スズメ 投稿日:2002年01月12日(土)23時15分38秒
なんか体調不良もあって、巧い事、筆が進みません…。
まぁ言い訳になってないでしょうけどね(苦藁

29>女の子の気持ちが良く書けてると言われて素直に喜んでいいのか悩んでしまう(藁)作者ですが今日の分の更新もがんばります!

30>期待はずれってゆーか、拍子抜けなオチだと思われます(苦藁
32 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)23時23分02秒
身体中が小さく震えてる。
私はどうするのが最善策なのかなんて、考える余裕もなくなってた。
背後に居る誰かは私が抵抗できないでいるのをわかったのか、シャツの後から手を差し入れ、胸を掴んできた…。
「…っ!」
後を振り向く勇気も出なくて、かと言って大声もあげれない…。
『もぉ、駄目なのかな…』



33 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月12日(土)23時31分53秒
そぉ諦めかけた瞬間。
「やわらかぁい♪」
女の子の声が聞こえた。
それはもちろん私の声なんかじゃなくて、かと言って知らない人の声でもない。
でも、ソレは確かに私を捉えてる人から、聞こえて…
「よっすぃー!?」
私は急に大声をあげた。…と同時にその場に座り込んでしまった。

「梨華ちゃん、なんであんなに震えてたの?」
コンビニの袋を片手にぶらさげた、よっすぃーの姿が視界に入って来て、あっけらかんとした表情で私に聞いてきた。
「知らないっ…。本当に怖かったんだから、もぉ、よっすぃーなんて知らないからっ…」
恐怖の反動から来た怒りを私はそのまま、ぶつける。
「ごめんねっ?お願いだから泣かないでっ?!」
って言いながら私を抱きしめる…。
「泣いてなんかないもんっ」って本当は否定しようとしたんだけど、口を開いた瞬間、頬に伝わる生暖かさとしょっぱい味で本当に泣いてる事に気が付いて、
「バカッ。バカバカッ」
って小さく呟きながら居るのが精一杯だった─。
34 名前:スズメ 投稿日:2002年01月13日(日)00時04分49秒
これからの展開に色々、悩んだ結果、他板でやぐちゅーに浮気しました(藁
こっちとはまた違った感じになると思うので、暇な時にでも見てやってください(藁
35 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月13日(日)02時41分04秒
浮気もいいけど、こっちも良い感じだと思うんで放置しないで下さいね(w
36 名前:スズメ 投稿日:2002年01月14日(月)00時26分22秒
今日は作者MUSIXのなっちに感動してました。
なのに同時進行で書いてた話がこれっていいのか?(w

35>こっちが本命のつもりなので今日、中途半端にまたUPします(w
37 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月14日(月)00時35分14秒
ひとしきり泣いた後、急激に恥ずかしくなった。
だって、普通に考えればよっすぃーが帰って来たってわかるに決まってる。
いくら、「ただいま」って声がなかったからって…。

「ごめんね…、うちが悪ノリしたから…」
背中を撫でながら、耳元で囁くように謝るよっすぃーに私は反省しながらぷるぷるっと勢い良く首を振る。
「梨華ちゃん、可愛い…。好きだよ…」
よっすぃーの口唇が、吐息が私の首筋をなぞる。
と、そのまま静かに床に押し倒され、口唇をふさがれる─。

背中に感じるホットカーペットの暖かさとキスの暖かさで頭が少しボーッとする。
『…ん? このままだと…』
「ダ、ダメッ!」
私は力任せによっすぃーを突き飛ばして、手を伸ばした先にあったリモコンを押しながら、起き上がった─。
38 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月14日(月)00時40分29秒
「ぁぃたたたっ」
「あぁっ!」
よっすぃーが情けない声をあげるのとかぶるように、私も声をあげた。
さっき、手にしたのはTVのリモコンだったみたいで、にぎやかな声が聞こえて、その話題の中心に居たのは後藤真希だった。

「あのねっ、よっすぃー! 今日、うちの店にゴマキが来たんだよー!」
私はちっとも起き上がろうとしないよっすぃーにさっきまで泣いてたのやキスもムードもなかったくらいの勢いで一方的に彼女の可愛さやら、天然っぷりを話した。

「なんかジェラシー…」
39 名前:ぴったりしたい!そんな夜 投稿日:2002年01月14日(月)00時53分58秒
「ふぇっ…?」
強引にひっぱられ、バランスを失った私はよっすぃーの胸に倒れこみ、覗き込むような体制になった。
「もぉ嫌がっても離さないから…」
いつもとちょっと違う不敵な笑みに背筋がゾクッとする。

その直後、組み敷かれ、この後、何をするかわかんない訳じゃない。
「…お風呂入らないと、汗かいてるしっ」
「入った所でまたすぐ汗かくでしょ?」
手馴れた手つきでエプロンの下のシャツのボタンをはずされ、脱がされる。
「…っ、御飯食べないと、おなかすいたって言ってたでしょっ?」
「梨華ちゃん食べるの優先だもん」
言いながらシャツに続いて、ブラジャーまではずしてく。
「よっすぃー!?」
「裸エプロンなんてのもいいかなーって♪」
悪戯に笑うよっすぃーに抵抗を試みようとした瞬間、スカートの中に手を入れられ太腿を弄られた。
「…っ。嫌ぁっ…」
言葉では拒絶してるのに、何度も身体を重ねた私を見下ろしてるこの人を。
私の身体は拒む事を知らない…。

「中から脱がされるってのも新鮮でしょ?」
意地悪そうに笑いながら、下着を抜き取り、スカートのホックに手をかけられた─。
40 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月14日(月)02時59分13秒
あああ、ホントに中途半端だ…
続き読みたいですぅ(w
41 名前:夜叉 投稿日:2002年01月14日(月)16時37分18秒
何かが起こるような…、つかもう(略。w
続き、楽しみにしてます。
42 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月16日(水)18時57分23秒
あぁあああ気になる!!気になります(w
43 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月18日(金)22時01分40秒
おぉやりてな吉、この先は…(ドキドキ
44 名前:スズメ 投稿日:2002年01月23日(水)01時56分12秒
体調不良で通院生活送ってました(鬱)
なんとか復帰したので、少しだけ更新しようと思います。

40>本当に中途半端な…。
でも、当初はココでエロ終わらせる予定だったんです(w

夜叉>何かってほどじゃないけど、ココは後に繋がる部分になるハズです。

42>気になるって言われても所詮、作者の書くモノですから、大した事はありませんよ(w

43>ココでのよっすぃーはヤリ手と言うよりは…感情面が重要かも。
って表現出来ないまま終わりそうだけど(苦w

気長に待っててくれた皆様、有難う御座います。
後、他板で書いてるやぐちゅーは一応、今日の更新で一部完(ムリヤリ)になる予定です。
45 名前:独占欲─sweet pain─ 投稿日:2002年01月23日(水)02時04分01秒
「よっすぃー…、お願いだから電気は消して?」
今まで観た事のない、よっすぃーの一面と。
エプロンだけしかつけてない私の姿を観られてる恥ずかしさに耐え切れずにお願いする。
「ん?何言ってんの?
梨華ちゃん可愛いんだから、観てなきゃ損でしょ?」

そんな風に言いながら、よっすぃーは近くにあったスポーツタオルで私の手を括って情けない姿の私を眺めてる…。
恥ずかしくて、顔だけじゃなく身体中が火照ってるよぉ…。

「…っ。んっ…」
そんな私をおかまいなしに(と言うよりは楽しんで)エプロンの上から、私の身体をなぞってくる。
私はせめてもの抵抗として、声を上げないように口唇を噛み締めた─。
46 名前:独占欲─sweet pain─ 投稿日:2002年01月23日(水)02時13分55秒
─数分後。
「はぁあんっ…よっすぃー…」
普段とは違う状況や行為に私の抵抗や理性は取り崩されていた。
「梨華ちゃんってばHな身体してるよねぇ〜。
エプロンの上からでも立ってるのがわかるよぉ〜」
なんてよっすぃーは意地悪っぽい言い方をしながら、片手は右の胸を揉んだまま、
もう片方の手は反対の胸の固くなってる部分を指先で弾き、エプロンの上から口に含み転がす。
「ぁんっ…はぁあんっ…」
「梨華ちゃん、愛してるからね…」
「…んっ、私もっ…。ぁあんっ…よっすぃー好きっ…」
よっすぃーの細い指が私の中に入った瞬間、私の意識はショートした─。
47 名前:独占欲─sweet 投稿日:2002年01月23日(水)02時21分01秒
無機質なコンクリートの壁と美味しそうな鍋の匂い。
『さっきのは夢だったの…?』
なんて思いながら起き上がろうとして現実って実感。
少しだるくて、それでいて身体の奥が熱いから…。

「起きた〜?御飯にしよ〜?」
「…よっすぃー…」
よっすぃーはなんか気まずくてうつむいちゃった私の顔を次の瞬間、覗き込んで。
チュッ。
ってキスをした後、こう言った。
「さっきはごめんね?
なんか梨華ちゃんが他の子誉めるから不安で、
うちのモノだ〜って実感したくなって…」
子犬のような瞳で申し訳なさそうに謝るその姿を見つめて私は
「本当に怖かったんだからねっ…」
って言いながら抱きしめた。



この時のよっすぃーの不安が現実になるとは誰も思わなかったから─。


48 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月23日(水)13時14分51秒
うおぉ〜!最後の1行が今後の波瀾を予感させますなぁ…
49 名前:夜叉 投稿日:2002年01月23日(水)18時52分13秒
気になる気になる気になる気になる気になる。
50 名前:blau 投稿日:2002年01月23日(水)19時39分29秒
>>48さんと同じく・・・
ぁ〜〜〜気になります(w
51 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月23日(水)22時00分17秒
どうなる、どうなる、この先どうなる。
52 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月12日(火)08時16分16秒
続ききぼーん
53 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月13日(水)15時24分35秒
この小説めちゃめちゃ期待してます。
54 名前:スズメ 投稿日:2002年02月16日(土)23時07分56秒
またもやひさしぶりの更新になってしまいました(汗
書き込みが出来なかったりして、危うく放置するハメになりそうでした…。

48>前回のよっすぃーの行動が二人の関係を乱す事になりそうです。

夜叉>いつもカキコありがとうございます。
下手なりに頑張りますね。

blau>今後は本格的に後藤も絡めて波乱ぶくみにさせますので(w

51>この先はよっすぃーと梨華ちゃんの心境の変化、そして後藤がポイントです。

52>かなり少ない更新になりますけど、一応続きを…。

53>期待なんて言葉投げかけてくれてありがとうございます。
55 名前:再会 投稿日:2002年02月16日(土)23時22分39秒
「はぁ…」
鳴り響く携帯の指定着信音に思わず溜息が出ちゃった…。
また、よっすぃーからの着信だ。
少し、狂気を感じたあの夜から、僅かにだけれど。
私とよっすぃーの間に不穏な空気が流れるようになった。

「よっすぃーが何考えてるかわかんないよ…」
前はメールで済ませてたような挨拶程度の事でも、あの日から電話に変わったし、しょっちゅうバイト先に迎えに来てくれたりするようになったんだけど…。
正直、息苦しくなったりもする。

私もちゃんと付き合ってるんだから、嫌な事を嫌って言えばイイんだけど、何故か言い出せなくて…。

「ごめんね…。後でメールするから…」
言い訳めいた独り言を言いながら、私は携帯をベッドに放り投げ、おもむろにTVをつけた─。


「ごとーのおすすめのお店は…」
TVに写って居たのは後藤真希だった。
「ぁ…」
お店で逢った時の天然ボケを思い出しながら、私は彼女のトークを聞いていた。

次の瞬間。
「けほっ…」
私は飲んでたミルクティーを思わず吹き出した。

だって。
彼女がオススメしたのはまぎれもない私のバイト先だったから─。
56 名前:再会 投稿日:2002年02月16日(土)23時31分15秒
「いらっしゃいませー!」
「ありがとーございましたぁ!」

トップアイドル後藤真希効果って思われるような男の人の集団やら。
修学旅行や観光客の団体が押し寄せてきて、土曜日のバイト先は大変な事になっていた─。

私もあがる時間まで、休憩もままならないような状態でクレープ作りと接客をこなして、くたくたになってたけど。
何も考えなくて済むから、この方が気楽って思ってしまう…。

「さすがに筋肉痛かもなぁ〜…」
裏で帰り支度をしながら、手首を少し、マッサージしてみた。

「すいませ〜ん」
ん?何で裏口にお客さんが来るんだろう?
ちょっと疑問に思いながら、ドアを開けると一人の女の子が立っていた。

「良かったぁ♪ この前の店員さんだぁ」
…!
「あははっ。この前、大恥かいたごとーです」
ふにゃっと、くったくのない笑顔で目の前の彼女が話しかけた─。
57 名前:blau 投稿日:2002年02月17日(日)00時28分49秒
更新されてる!(w
待ってました
ごっちんとの再会、これからどうなるっ(w
58 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月18日(月)23時12分58秒
わ〜い更新だ〜うれしいなぁ〜。

ポイントとなる後藤さん再び登場…この先期待です。
59 名前:スズメ 投稿日:2002年02月27日(水)18時30分13秒
またもや10日ぶりの更新。
これからは1週間〜10日ペースに徹底した方が良いのも…(汗

blau>今回はごっちんとの再会編なんですが、どうなるかは未定です。

58>ごっちんと出会う事がよっすぃーとの今後にも関るはずです。
60 名前:スズメ 投稿日:2002年02月27日(水)18時37分53秒
「今日はどぉしたんですか?」
突然のトップアイドルの出現に驚きながらも問い掛けてみる。
「んーと、TVで勝手に宣伝しちゃったお詫び…」
そう言いながら、彼女のサインが書かれた真っ白なお皿が差し出された。
「すごぉい♪ 目立つ所に飾っておきますね、わざわざありがとうございましたぁ」
多忙だろうし、場所柄見つかったらパニック必死になるだろうから、私から話を切り上げ、くるっと彼女に背を向けた。

「…待って!」
がしって腕を掴まれ、思わず私は振り向く。
『なんか気に障る事しちゃったのかなぁ…』
ふつふつと不安が次々に湧き上がってくる。

「ぁのっ…」
彼女は困った顔をしながら、私を見つめてる。
『整ったキレイな顔…』
私の中では場違いな発想まで飛び出しかけたその時。
彼女が意を決したように発した。

「ごとーとお友達になってくれませんか!?」
61 名前:再会 投稿日:2002年02月27日(水)22時26分34秒
─スモーク張りの車中。
隣にはトップアイドル・後藤真希。

「ごとーとお友達になってくれませんか!?」
そんな発言の勢いに乗せられて、首を縦に振った私は彼女に連れられ、マネージャーさんの待機してる車に乗り込んだ。

「真希のワガママでごめんなさいね…」
ルームミラー越しに軽く会釈してくれたマネージャーさんはサバサバした感じのキレイな人で
「いえっ。なんかこちらこそ車に乗せてもらっちゃってっ」
私は手をぶんぶん振りながら答えた。

「いつもの店でいーわよね?」
「予約入れといてくれたんだぁ♪優しいなぁっ」
そんな彼女とマネージャーさんのやりとりの後、辿り着いたのはオシャレなバーレストラン。
『よっすぃーとなんて入った事ないよ…』

しかも通されたのは人目につきにくい、いわゆるVIPルームと呼ばれる個室で芸能界の華やかさを目の当たりにした感じだった─。
『カルチャーショック…』
62 名前:再会 投稿日:2002年02月27日(水)22時36分07秒
「すごぉ〜ぃ…」
セピア色の間接照明に包まれたお店は、バイト着の私には場違いな感じで足を踏み出すのに躊躇してしまう。
「ぁ。座って!」
目の前にはトップアイドルだし。
『やっぱり来なきゃ良かった…』

「今ね、すっごい嬉しいんだ♪ 友達なんてずっと居なかったから…」
寂しげな笑顔を彼女が浮かべる。
「ぇっ…」
突然の発言に私は更に何も言えなくなってしまう。
「小さい頃から、レッスン漬けの日々でさ。だから…」

その後の言葉が一向に出て来ないから、彼女の方を見ながら小首を傾げると
「こんな所まで、連れてきたクセに名前聞いてないや…」

ぷっ…。
張り詰めていた空気が崩れ、私たちの間に笑みがこぼれた─。
63 名前:再会 投稿日:2002年02月27日(水)22時43分52秒
「私はリカ、石川梨華」
凄く変なタイミングでの自己紹介。
「梨華ちゃんでいい?」

『よっすぃーと同じ呼び方…』
複雑な気持ちが返事を詰まらせる。
そんな私の気持ちを察してくれたのか、彼女は
「梨華って呼び捨てしてもいいっ?」
そう提案した。

「呼び捨てにするのハジメテだぁ…」
「呼び捨てにされるの親以外にはハジメテ…」
二人の声が絶妙なタイミングでぶつかって、また笑いが起きた。

「じゃぁ、ごとーの事はぁ…」
「ごっちんって呼びたいな♪」

「ァハハッ、梨華おもしろいよぉっ。
ふざけて、ごっつぁんって呼ばれた事はあったけど、ごっちんはハジメテだよ!」

早速の呼び捨てが少し、くすぐったかったりもしたけれど。
丁度、届いたノンアルコールのカクテルで私たちは乾杯した─。


64 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月28日(木)04時25分49秒
後藤、行動が早い(w
65 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年02月28日(木)13時24分50秒
ごっちんなかなかやりますなあ。ごっちん頑張れ!!
よっすぃーがすごく嫉妬しそうですなー。どうなるんだろう。
更新楽しみに待っています。いしごま防衛条約機構は応援しています。
66 名前:スズメ 投稿日:2002年02月28日(木)18時22分09秒
少しだけどまたもや更新です。

64>後藤の行動の早さは計算ではないので…(w

いしごま防衛軍>よっすぃーとの波乱はお約束出来ます(w

ところで読んでくださってる方々は、いしごま・よしごまどっちが好きなんでしょうか?
67 名前:再会 投稿日:2002年02月28日(木)18時29分35秒
私たちは、ぎこちなく手探りながらもいわゆる≪友達≫の会話を楽しんだ。

ごっちんはトップアイドルで周りは大人やライバルだらけ。
一方の私は人見知りするタイプだから、正直、こんな風に食事してる事自体が意外なんだけど。
学生時代も教室で話すクラスメイト程度の子は居ても、プライベートまで一緒に過ごす子なんて居なかった…。

そっか…。私はよっすぃーの事、恋愛対象としてしか見てなかったんだ。
こんな時に気付くなんて…守られすぎてたって。

「梨華? ぼぉーっとしてるよ?」
取り分けてくれたサラダを差し出しながら、ごっちんの大きな瞳が私の顔を覗き込んだ。
「ごめんねっ。友達っていいなーってひたっちゃってたよぉっ」
しどろもどろの私のフォローに
「変なのっ」
ってごっちんは笑って聞き流してくれた。
68 名前:再会 投稿日:2002年02月28日(木)18時40分11秒
「はぁ…。おなかいっぱいだねぇ…」
数時間後。
私たちの目の前には大量の空のお皿が並んでいた。

「ぁっ。梨華、携帯貸してっ」
テーブルの端っこに置きっぱなしにしてた携帯を渡すと、ごっちんは素早くボタンを押し始めた。

「ごとーのプライベート携帯だよ」
嬉しそうに携帯を返してくれたごっちんに私も携帯を教えてから、お店を出た。

「なんかごめんね、年上の私がおごってもらっちゃって…」
バイトしかない予定だった私は手持ちがなくて、ごっちんにおごってもらっちゃって、情けない感じ。
「ごとーが誘ったんだから、いーんだよっ」
ってピースしてるごっちんに申し訳なくて、私が少しうつむくと

「じゃぁ、次は梨華がおごって?
その次からは割り勘にしよっ」
思いがけない言葉。
携帯の番号交換はしたものの、てっきり今日だけだと思ってたから。

「でも、ごっちん。お仕事忙しいでしょ?」
私が恐る恐る聞くと、ごっちんは
「梨華に出会えたんだもん!
遊ぶ時間位作れるよっ♪」
って帽子をかぶり直しながら、もう一度ピースサインを送ってくれた。

こうして、私とごっちんの穏やかな夜はすぎていった─。
69 名前:名無しさん 投稿日:2002年02月28日(木)21時46分24秒
私はよしごまが好きですがごまヲタなのでいしごまも割とすきです。
70 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月28日(木)22時44分11秒
(ё)<いしごまラヴラヴ
71 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月28日(木)23時57分16秒
いしごま
72 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月01日(金)02時39分51秒
断然いしよしなんですが。。まあ、面白けりゃいいデス。。
73 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月01日(金)08時57分56秒
名前の通りです。いしごまです。でも、いしよしも好きなほう。
これからどうなっていくのかすんごく楽しみです。
更新を心待ちにしております。頑張ってください。
74 名前:スズメ 投稿日:2002年03月01日(金)19時15分28秒
今回の質問出したら、レスが多めって嬉しいけど、なんなんでしょう?(w
いしごま支持率が高めなんですね…。
まぁ一番難しいのは72さんの言う面白ければって意見なんですけどね…(苦w
作者は今、小説放置とかではなくて、他に痛めな小説を書きたくて考えてるんですが、痛めだったら誰中心が好みですか?
最初から、こうやって聞けばよかった…(鬱

今度の更新は明日の夜〜明後日の夜辺りになるとおもいます。
75 名前:しーちゃん 投稿日:2002年03月01日(金)19時23分02秒
はい!いしごまが激しく見たいです・・・。
76 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月02日(土)15時15分05秒
いしごまもいしよしもバランスよく書いてほしいです。
77 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月02日(土)22時51分39秒
やはりいし中心でよしとごまってのがいいかと…。
78 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)01時03分47秒
>>77に同意
それが1番萌える(w
79 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月17日(日)15時06分16秒
この小説おもしろE
80 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月23日(土)15時26分23秒
作者さん期待してます。
81 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月25日(月)15時30分21秒
作者さんいますか?
82 名前:名無しの読者 投稿日:2002年03月26日(火)18時13分12秒
作者さん、待ってまーす。
83 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月06日(土)16時50分39秒
スズメさん書いてください。
84 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月22日(月)22時59分10秒
書いてくださいー
待ってますよーーー
85 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月08日(水)15時17分46秒
復活待ってます。
86 名前:スズメ*ダメ作者 投稿日:2002年05月12日(日)23時29分15秒
更新まったく出来なくてすみませんでした!
作者、実は体調不良で強制入院中でした(鬱
更新は来週あたりにしたいと思います!
87 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年05月13日(月)00時54分48秒
おおー大丈夫ですか。
楽しみに待っていますよ。
88 名前:ぶらぅ 投稿日:2002年05月13日(月)13時54分39秒
強制入院ですか(^^;
お疲れ様です。
更新お待ちしております
89 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月13日(月)15時23分51秒
強制入院ですか。えらいことになってたんですね。
90 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月17日(金)14時13分45秒
おぉそれは大変でしたね。もう良くなったのでしょうか。
無理はなさらないように。
91 名前:スズメ 投稿日:2002年05月17日(金)14時25分44秒
昨日、もう一つの小説(やぐちゅー)は少しだけど、更新する事が出来ました。
あちらは割と勢いでかけるんだけど、こちらは悩んでます(爆)
後、今の二つが区切りつけたら、チャーミーメインで痛い話を書こうと考えてます(w

レスくださった方、ありがとうございます!!
少しだけ更新いたします。
92 名前:温度差 投稿日:2002年05月17日(金)14時37分08秒
その後。
マネージャーさんがお迎えに来てくれて、私は家の側までちゃっかり送ってもらっちゃった…。
ごっちんはこの後、ラジオのレギュラーが待ってるらしくって芸能界のハードさを目の当たりにした。

「梨華っ!絶対また遊ぼうねっ!!」
走り出そうとする車の窓から、顔を出して、少し、興奮気味の声で私に言ってくれた。
「ぅんっ!また連絡してねっ!」
私も聞こえるように精一杯大きな声で返事をして、ごっちんを見送った。

友達…。
すっごくくすぐったくて、だけどあったかい気持ちで心がいっぱいになる。
よっすぃーと居る時とはまったく別の感情。

「ぁっ…」
一人で今日の事を思い出しながら、玄関の前にたどり着くと、そこにはうずくまって寝ているよっすぃーの姿があった─。
93 名前:温度差 投稿日:2002年05月17日(金)14時50分27秒
「よっすぃー?」
私はよっすぃーの前にしゃがみこんで、おそるおそる声をかけてみた。
それでもまったく起きる気配がないから、そっと髪の毛に触れると
「ぅ〜ん…」
って小さく呟きながら、目を覚ました。

「梨華ちゃん、うち電話したんだよ?何してたの?」
目を覚ますや否やそんな事を訊いてくる。
「とりあえず身体冷えちゃってるから中入ろぉ?」
私は答えを言わずによっすぃーの腕を引っ張った。

「寒いの通り越して、痛いよ…」
苦笑しているよっすぃーの元に二人分のホットココアを入れて、隣に座る。
「飲んで?あったかいよ…?」

…!!
「うちはこっちの方がイイ…」
私はいきなり引き寄せられて、痛い位に抱きしめられた。
「よっすぃー…痛っ…」
そのまま唇が重なって、私達は床の上に倒れこんだ─。
94 名前:温度差 投稿日:2002年05月17日(金)14時56分02秒
『こんなんでいいの?』
よっすぃーの舌が私の首筋に這っている。
いつもなら、それだけで身体が熱くなって、冷静に考えたりなんて出来ないのに…。

不安や距離を誤魔化すように身体を重ねてるだけで…。
『答えがわかればいいのに─』
でも、私にはどーする事も出来なくて。
凄く不安定なバランスのままよっすぃーの愛し方に応じる。

「梨華ちゃん…。ドコにも行かないで…」
寂しそうに見つめる瞳が切なくて、私はよっすぃーを抱きしめた─。
95 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月17日(金)15時58分09秒
復活&更新嬉しいです。
入院していたんですね、無理はしないで下さい。
続きがかなり気になります…。ゆっくりがんばってください。
96 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月30日(日)15時05分06秒
作者さん元気ですか?
97 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月11日(木)16時01分59秒
スズメさん頑張ってください。応援してます。
98 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月28日(日)03時10分14秒
またーり待ちみ。
99 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月27日(火)15時03分43秒
スズメさん待ってますよ。
100 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月01日(日)01時00分47秒
マチコ。
101 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月25日(水)14時46分28秒
頑張ってください。
102 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月25日(金)14時40分37秒
待ってますよ
103 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月01日(日)10時39分25秒
マーツーワ
104 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月31日(火)14時18分50秒
保全
105 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月12日(日)05時05分49秒
106 名前:マルクス 投稿日:2003年01月29日(水)02時29分15秒
107 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月26日(水)17時28分13秒
108 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月20日(木)14時52分31秒
応援してますよ
109 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月07日(月)15時04分47秒
帰ってきて
110 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月09日(金)14時46分49秒
保全
111 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月12日(木)00時56分35秒
hozen
112 名前:名無し読者 投稿日:2003年07月12日(土)00時52分48秒
ほぜん
113 名前:名無し読者 投稿日:2003年08月15日(金)01時32分55秒
hozen
114 名前:駒勇明日香 投稿日:2003/09/14(日) 22:08
作者さん帰ってきてー!!!
「面白い作品なのに…どこ行ったんだよー!!(←シャボン玉)」
115 名前:名無しさん 投稿日:2003/10/14(火) 01:00
ほぜ
116 名前:名無し読者 投稿日:2003/11/22(土) 23:43
今日はじめて読んだんですけど、
面白いです。続きが読みたいんで
続き書いてください。
117 名前:ヒカルの碁 投稿日:2003/12/08(月) 12:06
俺はいしよし好きだからこのまま頑張ってください!!
118 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/15(月) 22:50
待ってマッスル(ノ^▽^)ノ

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