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黒ごま
- 1 名前:名前どーしよう? 投稿日:2002年01月21日(月)06時12分58秒
- はじめまして、こんにちわ。
最近色んな小説を読ませて頂いて。
小説書きたくなったので書かせてもらいます。
初心者で初小説なのでどーなることやら?
いちごまで題名どうり黒ごま書きたいなぁと思いますが
黒くできるか…。あんま自信ないんですけどよろしくお願いします。
あ、多分、痛くなると思います
- 2 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)06時20分47秒
心が酷く痛かった ズキン ズキン ズキン
胸の痛みを認識すると同時に身体中が酷くしびれた。
―だめ。苦しい
記憶が断片的に思い出され渦のように頭の中を駆け巡った
あの吸い込まれるような目。
そして、柔らかかった唇。
あの時の情景をあたしはTVを見ているかのように見下ろしている。
キスした時のあの人の表情…
ズキッ
痛い…。ココロってこんなに痛くなるんだ…
- 3 名前:ちょっとだけヨッスィー 投稿日:2002年01月21日(月)06時22分56秒
- 隣のごっちんの様子がおかしい。
ふと眉毛をしかめて苦しそうな顔をしたかと思ったら
顔をふせ体は少しこわばらせていた。
『大丈夫?』ごっちんに小声で聞いた
- 4 名前:ちょっとだけヨッスィー 投稿日:2002年01月21日(月)06時25分25秒
- 『大丈夫?』
よっすぃーの声でハッと我に返った。
いけない本番中だった周りは和やかに進んでいた
よっすぃーが心配そうにあたしを見てる
『あ、うん。大丈夫』そう言って少し微笑むとよっすぃーは安心したようにあたしに微笑み返して前を向いた
ドッ!
会場が笑いで沸いた
どうやら圭ちゃんがボケたらしい。
観客に目をやるとスタッフに混じってあの人があたし達を見ていた。
―市井ちゃん…。
今年の春に市井ちゃんは本格的に復帰した。
事務所の余計な計らいがあったのか市井ちゃんの初めてのソロでのTV
出演はあたし達モーニング娘。と一緒だった
もちろんあたし達は座りトークで市井ちゃんは一人で立ちのトークで別々だった。
- 5 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)06時31分18秒
- この前、市井ちゃんと会ったのは復帰したての頃
あたしたちの番組に出た時以来だ。久しぶりと言えば久しぶりだ
けど復帰までの1年半くらいを考えるとそれほど長くは感じなかった。
バシッ!
- 6 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)06時33分27秒
- いきなり頭を叩かれたかと思ったらダウンタウンの浜田さんが言った
「なにお前ボーッとしとんねんっ」
キャー叩いちゃ駄目だよ〜とか他のメンバーが騒いでフォローを入れてくれる。
あたしは叩かれた所を触りながらちょっと不満そうに「ボーッとなんかしてないですよ!」って言った。もちろん嘘だ。
すかさず松本さんが
「いやいや、ボーッとしてたで君!あれやろ!あのこと考えてたやろ!」
あのことって…。なんのことだろ?
「え!何?こいつ何考えとったん?」
浜田さんがあたしを指差しながら松本さんに聞いた
- 7 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)06時36分00秒
- 浜田さんに指を指されたので思わず目を反らす。
なんかこわいよ〜。
反らした目線の先に市井ちゃんがいた。
そして市井ちゃんの視線の先はあたしだった。
目が会うと市井ちゃんはパッと目線をあたしから外した。
ショックで一瞬にしてあたしはまた一人の世界に入ってしまった。
悲しい…
また会場中に笑いがおこる松本さんがボケたらしい。
一人の世界から戻ってきたあたしは
取りあえず笑った
- 8 名前:作者です。 投稿日:2002年01月21日(月)06時42分28秒
- やー、なんか下手ですね。次回からもっとがんばりたいと思います。
話は一応、市井ちゃんがソロ復帰をしたぐらいで未来の話です
実際はどーなんでしょうね?やっぱりたいせーと出てくるんでしょうか…。
それより市井はHEY×3にでれるんでしょうか?
HEY!が好きなので番組をHEY×3にしたんですけど。
松ちゃん級のボケが思い付かず後藤は聞いてないことにしました(W
- 9 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)08時12分09秒
- なんか作者がオモロイ(w
とりあえず長い目で見守ります
- 10 名前:さくしゃ 投稿日:2002年01月21日(月)15時54分29秒
- その後は市井ちゃんの事を気にしつつも気を引き締めて収録に望んだ
トークの撮りが終わって楽屋に戻る。
よっすぃーと一緒に楽屋に向かってたらよっすぃーが言った
「収録中、変だったけどどうかしたの?」
「あはっ、やっぱ後藤変だった?」笑って誤摩化す
「お腹でも痛いのかと思った。大丈夫?」
「うん、だいじょーぶだよー」なんて手のひらヒラヒラさせてたら
よっすぃーがとっても言いにくそうに聞いた
「…市井さんがいたから?」
むむ、案外するどいですな。
はははって適当に笑う
「なーんか変だよ、ごっちん喧嘩とかしたの?」
「喧嘩する程、仲良くないもん」…。思わず自分で言ってへこんでしまった。
- 11 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月21日(月)15時55分27秒
- 確かに市井ちゃんが脱退してから最初の頃はメールやらなんやらしてたんだけど
会えない状況が何日も続くと段々メールのやり取りの回数は減ってきた
ある時、あたしばっかり送ってるじゃん!と思いメールを送るのを辞めていたら
それっきり市井ちゃんからメールが届くことも携帯が鳴ることもなく
忙しかったのもあってそれから1ヶ月くらい互いに音信不通になった
そーなるともうなんだかこっちから送りづらくなって
「元気?」とか「歌の方はどう?」とか「今度、遊ぼう」とか
何度もメールの文を作っては消すって事をしてた
しばらく経ってユウキと市井ちゃんの2ショットが報じられた
あたしは思い付くほとんどの嫌がらせをユウキにしたけど
ユウキはただ、待ちで偶然会ってお互い暇だったから遊んだだけだと言い張った。
それでも、あたしが会ってないのにユウキが会ったって事が本当にむかついたなぁ…。
- 12 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月21日(月)15時55分57秒
- 「…ごっちん?」
ハッ。よっすぃーがまた「大丈夫?」って聞いた
気付いたらもう楽屋の前に居た。
「ダメかも。ははは」ヘラヘラ笑う
よっすぃーはあたしに釣られてヘラッと間抜けに笑いつつも首をかしげながら楽屋に入っていった
あたしも続く、えーっと中に居るのは…。やぐっつぁんと圭ちゃん以外全員居た。
とりあえず、近くにあった椅子に座る。
目の前では辻が圭織の膝の上に登ろうとしている圭織は辻おも〜い!って叫んでた
パッと加護と目があう…。なにか殺気を感じたので慌てて目線を外す
どーしよ。一応、教育係りだし加護をかまったほうがいいのだろうか?
んー。でもあれだよ。もー2年近く経ってるよ?入ってきたばっかりじゃないしなぁ
そうしてる間に圭織から引き剥がされた辻が加護に寄っていって2人で話出した
ホッとしている自分がちょっとおかしかった。
市井ちゃんもこんな感じだったのかな〜?
- 13 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月21日(月)15時56分51秒
- 「紗耶香、圭織達見てたね」圭織が話し掛けてきた
「あ、うん」
「今日は楽屋こないのかな?紗耶香は」なっちも参加してくる。
そーだよね。やっぱりおかしいよね市井ちゃんが復帰したての時は裕ちゃんと一緒に市井ちゃん来たよね
あたしのせいだ… 市井ちゃん怒ってるよ…
- 14 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月21日(月)15時57分31秒
- 好きだって気がついたのは市井ちゃんが脱退して何日か経ったくらいだ
心に本当に穴が空いたみたいに強い喪失感に襲われた
なんだか毎日、毎日不安定で仕事に対してもやる気を失った
気付いたら市井ちゃんに貰ったメールばっかり何回も読んでた
寝ても覚めてもずーっと思ってた「会いたい」でも、娘。の活動は相変わらず忙しかった
たまに歌ってる時、隣に市井ちゃんが居ると勘違いしてたこともあった。
忘れよう、諦めようってずーっと思ってた。
だって相手は女の子で、しかも市井ちゃんだ。
だからずーっと諦めようと思ってたんだよ。毎日、思い出す癖に忘れようって思った
忘れられなくてもきっと時間が解決してくれる。そんな風に思ってた
だから、あえて市井ちゃんとのメールも終わらせたのかもしれない。
それでも、残ってるメールはちゃんと保護って置いてある。
- 15 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月21日(月)15時58分20秒
- 「「ただいま〜」」圭ちゃんとやぐっつぁんが一緒に帰ってきた
「どこ行ってたの?」なっちが聞くと
やぐっつぁんがうれしそうに「さやかんとこだよ〜」
それを聞いたなっちと圭織がいいなー!って騒ぎだす
なっちがぬけがけズルイよー!って叫ぶと
圭ちゃんが「呼んでおいたから来るよ」って何故か微笑みながらあたしに言った…
う、圭ちゃんは知らないんだね。この間のMUSIXの時の事…。
ま、知ってたら恐いよね…。
- 16 名前:さくしゃ 投稿日:2002年01月21日(月)16時04分31秒
- 書いてたら大変なことに気付きました。
ごっちんの特徴全然わかんない。(W
…笑えませんね。後藤小説とか読んでがんばります。
>9
初客!!どもども、長い長い目で見てやってください。
この初作品で雰囲気掴んだらなっち書きたいとか思ってます。
作者おもろいっすか?関西人なんでうれしいです
普段は、サムイって良く言われるので。
- 17 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月21日(月)18時02分43秒
- おもしろそうです(w
いちごま好きですし♪
頑張ってください
- 18 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月22日(火)04時22分31秒
__________何ヶ月か前にさかのぼる
「圭坊!行くで!」裕ちゃんが勢い良く楽屋に入ってきた
「ほいきた!」圭ちゃんが待ってました!とばかりに鞄を持って立ち上がる。
「「じゃ!おつかれ」」裕ちゃんと圭ちゃんが一緒に出ていこうとした時。
やぐっつぁんがとめた「ちょ!どこいくんだよ2人して!」
「大人の場所や…。こればっかりは矢口は連れていけへんねん。ごめんなぁ」
「ど、どこ行くの?」圭織が興味津々で聞く
「ふふふ。ゲイバー」
「「「ゲ、ゲイバー?」」」
「裕ちゃん初めて行くから楽しみやわ〜」
なんでまた、そんなとこに…。 行こうと思ったの?
「じゃ、行くわ〜」出て行こうとした裕ちゃんに声をかける
「裕ちゃん!ちょっと待って!!」
「なんや?ごっちん行きたいんか?こればっかはしゃーないねんて。二十歳過ぎたら裕ちゃんがどこでも連れてってやるさかいな」
なっちが天使の微笑みで突っ込む
「裕ちゃんさぁ、ごっちんが二十歳になったらいくつ?」
「ハイ!そこ!うるさいわ!」
- 19 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月22日(火)04時23分14秒
- 「そんなことじゃなくてさ。いちーちゃんは?」
先程、収録が終わったばかりだった
復帰したての市井ちゃんはなんだか硬かったな…。
「あぁ、紗耶香やったら。まだ楽屋におんで」
「じゃ〜矢口はさやかに食事でも誘おうかなぁ〜」
とやぐっつぁんがとんでもない事を言い出したので
とっさに「あ!あたしも行く!いちーちゃん誘ってくるね」って楽屋を飛び出した
- 20 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月22日(火)04時24分11秒
- 収録が始る前、裕ちゃんと一緒にちょっとだけ市井ちゃんが顔を出した
そりゃー、もう大分前から期待と不安でいっぱいだったけど
案外、会ってみると普通だった。別に倒れたりしなかったし
普通過ぎて会わなかった時間が一瞬にして戻った
まともに顔見れないよ…。
なんだか照れてモジモジしてるあたしに
市井ちゃんは懐かしそうに「ごとーっ!」て抱き着いてきた
「い、いちーちゃん!」感動の再会!
「さやかーーっっ!」ってやぐっつぁんの声が聞こえたかと思った瞬間
ドンッ!「グフッ」
そんなうめき声が聞こえて市井ちゃんの体があたしから離れていった…
…タックル。
「やぐち〜!いてーよ!」なんて言って市井ちゃんはやぐっつぁんに取られた…
そのまま時間が来て市井ちゃんと裕ちゃんは自分達の楽屋に帰って行った
- 21 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月22日(火)04時32分29秒
- 今回の更新は結構中途半端で終わってしまいました。
途中ですっごい眠気が襲ってきまして。
んーーー。それにしても、回想シーンや説明が多いっすね。
読みにくかったらスイマセン
>17
おもしろそうですか!自信がまったくないんですが…。
ありがとうございます!!がんばりまっす!
いちごまはねー。いっぱいあるので書きやすいかなぁって思って選んだんですけど。
やっぱ難しいですね…。ハハハ。
- 22 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月22日(火)04時36分17秒
- >19の さやかに食事でもじゃなくて
さやかを食事でも。でした…。
- 23 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)01時30分01秒
- また、市井ちゃんをやぐっつぁんに取られるワケにはいかない。
そんな決意を新たにドアの前に立つ
- 24 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)10時42分29秒
- えーっと。文体を変えます!ごめんなさい!
ごっちんに…。ごっちんを…。
後藤さんを語り手にするのはちょい無理が感じられてきたので(泣)
文体を変えた上バージョンも書こうと思うので許してください。
文体を帰る事によってシリアス度ちょっとアップ!
- 25 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)10時43分04秒
- 『市井紗耶香 様/中澤裕子 様 』
後藤はそう印刷された紙が貼ってあるドアをノックした
「はーい?」
胸の高鳴りを抑えつつもドアノブに手をかけゆっくり回して扉を開ける
中に居た市井は後藤を見ると少し意外そうに言った
「おー。ごとーじゃんどーした?」
「へっへへー、ちょっとね。いちーちゃんに会いにきたんだ」
後藤は後ろ手にドアの鍵をこっそりかける。
その行動にたいした意味はなかった
ただ、矢口が来てまた市井を連れていくかもしれないとそう思ったからだ
「あ、そうなんだ。今からそっちの楽屋行こうと思ってたんだ、みんなで久しぶりに
ご飯でも食べに行かない?裕ちゃん誘ったらさ、先約があるって断わられちゃって」
「ふ〜ん、やぐっつぁんもね、市井ちゃんとご飯食べようって言ってたよ」
後藤が特に興味のなさそうに言うと市井は嬉しそうに立ち上がって後藤の近くに寄る
「そうなんだ、って後藤は来ないの?久しぶりなんだから行こうぜー」
市井は普通だった、本当に普通で1年数カ月の時がまるで無かったように振る舞う
そんな市井に後藤は違和感を覚えた。
- 26 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)10時44分24秒
- あたし達はどう言う関係だったんだろう?
トモダチ?仲間?仕事上の付き合い?
「ねぇ?いちーちゃん?」
「ん?」
「どうして、連絡くれなかったの?」
「へ?」
しばらく、きょとんとしてた市井があぁと呟く
「いや、もう誰かから聞いたかなーって思って裕ちゃんとかさ」
「違うよ、それだけじゃない!プッチが新しくなった時も週刊誌に載った時も
あたしがソロ出した時も、その他、色々誕生日とかもなんにも連絡くれなかったじゃん!」
後藤が一気にそう告げると市井は困ったように頭を掻いた
「いや、忙しいかなー?とか思って…」
「ホント、マジ酷いよ、市井ちゃん」
「ごめん…」
「なんで謝んの?」
「……。」
歯痒かった、何かわからないけどなんだかとてもイライラする
「いちーちゃん…」
顔を上げた市井は固まった
後藤が市井の唇を塞いでいた
- 27 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)10時44分55秒
- 一瞬の事だった、すぐ市井が後藤を突き放した
「な、何やってんの?」
市井は心のどこかで願う
後藤が笑って冗談にする事を
そんな思いを打ち砕くように後藤は口を開いた
「好き」
その言葉を聞いてビクッとまるで急に名前を呼ばれたみたいに固まる市井に後藤は語りかける
「あたし、気付いたんだよね。市井ちゃんがいなくなってから。市井ちゃんがあたしにとってす
っごく必要な人だったんだんだって。」
何も言わない市井に近付く。
「いちーちゃんは…。あたしのこと…」
その時だった
ガチャ
静かな部屋に異物な音が響く
『あれ?空かない鍵かかってんのかな〜?』
扉の向こうで矢口の声が聞こえる
『ごっちん来てないのかな?』矢口に連れてこられたのか吉澤の声も聞こえた
後藤から逃げるように市井はドアに駆け寄りドアを開けた。
その後、市井、後藤、矢口、吉澤とご飯を食べたのだが
市井は後藤に話し掛けることも目さえ合わせてくれなかった
- 28 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月23日(水)12時24分05秒
- 手直し、完了しました。
なんか文体変わって気持ち悪いって人は読んでくれたらうれしいです。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/9922/tenaosi.html
ついでに tenaosi.htmlって部分を削除すると私のHPが出てきたりします…
宣伝でした…。(血迷い)
不適切なら消してください…。
- 29 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時16分58秒
―うるさい。
他のメンバーの声がうるさく聞こえる。
後藤はあの事を思い出すとやっぱり普通でなんかいられなかった。
立ち上がり誰にともなく「トイレ行ってくる」と伝え楽屋をでた。
近くにいた加護がいっといれ〜。
とかなんとか言ったような気がしたけど当然後藤は無視した。
市井ちゃん楽屋来るのかな?また無視されんだろうな…。
「ハァ…」自然にため息がでる
後藤がトイレに入ると市井が中で手を洗っていた。
手を洗い終え顔を上げた市井は鏡越しに後藤を見付けると
あきらさまにギョッとした顔をして気まずそうに「…うっす」と言った。
当然、まったく市井は視線を合わせない
後藤も後藤で突然の事に口と頭が良く回らないままとりあえず喋った
「いちーちゃん…。あ、あの…」
そんな後藤に逃げるように市井は「じゃ。」と言ってトイレから出ていこうとした。
- 30 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時17分44秒
- なんで?なんでいちーちゃんはあたしを避けるんだろう?
あぁ、あたしのせいか…。
だけどいちーちゃん逃げる事なくない?
それってめちゃくちゃ…。
「弱虫だよ」つい言葉にしてしまった
市井はビクッとして立ち止まる
「なんで?なんでごとーから逃げるのいちーちゃん?」
悲しそうな声とは裏腹に後藤は笑っていた
何故だろう?後藤は思う
強がりだろうか?
あたしは一体何に強がってるんだろう?
後藤の声に振り返り後藤の顔を見つめていた市井はふと我に帰ったように目を伏せ
「ごめん。ごとーの事、好きにはなれないから…」と言って出ていった。
…。
あはっ。あっさりフラれちゃった…
胸が痛い…。
苦しい…。
- 31 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時18分29秒
- 記憶がまた蘇りフラッシュバックする
「いちーは、後藤と出会って良かったよ良い意味で変われた。だから前へ進みたいんだ」
脱退宣言した頃、泣きじゃくる後藤に市井は優しく頭をなぜながらそう言った。
最後にニカッて笑いながらありがとうって後藤を抱き締めた
他にも娘。時代の頃の市井との思い出が次々と溢れては消えて行く
酷いよ市井ちゃん…。
ホントにちょっと酷くない?
好きにならしといて1年数カ月も気持ち連ねさしといてあっさりフルなんて、ねぇ?
諦められる訳ないじゃん。やっと気持だせれるようになったんだから…。
後藤は泣きそうになりながらも、次の収録の為にぐっと涙を堪える。
- 32 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時19分29秒
- 楽屋に帰ると市井と何故か中澤が居た
楽屋の中はかなり賑わっていて先程の自分とのギャップに付いて行けない。
吉澤に近付いて「なんで裕ちゃんがいんの?」って聞くと
どうやら、いいともの収録が終わって次いでに寄って来たらしい
「よーし!今日は裕ちゃんの家で復帰おめでとう!パーティーするでー!」
中澤が右腕を上げて叫ぶ
それにみんなが「おー!」と叫んだ。
会話に全然付いて行けてない後藤が1人「?」を頭に浮かばせていたら
吉澤が教えてくれた
今日の娘。の仕事が9時で終わりと知った中澤がどうやら勝手に
市井紗耶香復帰おめでとう!パーティー企画したらしい
最高の盛り上がりを見せる楽屋でその企画に市井と関係のあったメンバーから次々と乗っていった
そうなると、なんだか断わるのが悪い気がして残りのメンバーもその話に乗っていったらしい
そして、後藤も勝手に行く事になっており(もちろん断わる気はなかったが)
計15人が一緒に過ごすという異例の状況になっていた。
それだけ集まれば行く店も見つからないので中澤の家に集合となったのだ。
- 33 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時20分01秒
- 午後10時。宴会?はかなり盛り上がっていた。
後藤、吉澤、石川、加護、辻に紺野、高橋、小川、新垣は
未成年ということでジュースを飲んでいたが
中澤、保田、安倍、飯田はお酒を飲んでる
…そして、矢口と市井も
娘。の元リーダー中澤は矢口にお酒を勧め
サブリーダー保田は市井に
「ソロデビュー復帰のお祝に今日は飲もう!」と言ってどんどん飲ましていた。
保田は日本酒らしきものを片手に「だからね、紗耶香が帰ってくる時うれしかった…」
とかなんとかずーっと市井を捕まえて話してる。
市井はもう、顔を真っ赤にして全然おもしろくもない保田の話に時々、手を叩いて笑ってる
後藤は思った
…多分、圭ちゃんの顔がおかしいんだ。
ずるい…。圭ちゃんずるいよ…。
- 34 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時20分32秒
- 嫉妬している後藤に真っ赤な顔した保田が後藤を呼んだ。
「ごとー!ごとー!プッチは永遠に3人だよね!」
瞬間、吉澤がビクッと固まった。
…ヤバ。
圭ちゃん、なんて事、言うんだよ。昔に帰りすぎだっつうの。
「…よ、4人くらい?」
そう答えたあたしの顔は多分、最高に引きつってただろう。
その顔を見て市井がブッと吹き出して笑った
「あはは、けーちゃん!今は吉澤いるじゃん」
そう言ってうれしそうに吉澤に手招きする
吉澤が市井の近くまで移動すると言った
「いやー、いちーもねプッチどーなんだろって思ったけど
吉澤入ってくれてかっこよくなったよねー」
吉澤もその言葉でさっきまでの引きつった顔が緩む
その顔を見て後になって吉澤の事を思い出し気まずい顔をしていた保田もホッとして
よっし!プッチモニ会議だ!ごっちんカモン!と後藤を呼ぶ
圭ちゃん…。さっきは顔がおかしいとか思ってごめんね。
とりあえず、後藤は保田と市井の間に割って入った。
- 35 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時21分28秒
- 保田は吉澤にプッチが出来るまでの話から始めてた
吉澤は先を思い顔がまた引きつる
後藤はそんな吉澤を見て本当に可哀相だとおもったが助ける船を入れる気はなかった
市井ちゃんとやっと喋れるチャンスだ!と後藤は市井の方に向く
市井は保田と吉澤を見ながらニコニコしてた
「いちーちゃん。もっと飲む?」
無視されるかな…?そんな不安を押し殺して自然に聞いた
「んー。どーすっかな?いちーこれ以上飲んだらヤバクない?」
(やった!普通に会話できてる!お酒の力はすごいね。もっと飲ませよ あはっ。)
「大丈夫!折角だし飲もうよ!今日はめでたいし」
後藤はその辺に転がっていた瓶を開けて市井のコップに注ぎ
自分のジュースを補充する。そして「乾杯」って乾杯した
市井がコップに口を付けたので「いっき!いっき!」って手拍子すると
市井は本当にいっきした。
(んーさすが。かっこつけだね?)
- 36 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時22分05秒
- その次もどんどん調子に乗って飲ませたらついに市井はダウンした。
「いちー。もーだめっす」
「なんかぐらぐらする」そう言って横になる
「いちーちゃん水飲む?」
ちょっと飲ませ過ぎたかな?と反省した後藤は立ち上がり
勝手に中澤の冷蔵庫を開けてミネラルウォーターを注ぐ
ちらっと周りの様子を伺うと中澤は矢口に抱き着き。
安倍は飯田とだべーだべーと語りあって
相変わらず保田は吉澤に語りかけ。(あ、よっすぃー寝そう)
残りのジュース組はお菓子を食べながら和気あいあいと談笑してた。
(娘。ってやっぱり隠れた溝があるかも…。)
「いちーちゃん!ほら水だよー」
「ん。サンキュ」
いちーちゃんの背中をちょっと持ち上げて水を飲ませてあげる。
か、かわいい…。ドキドキした
水を飲み終えた市井はまた眠る
後藤は市井の髪の毛を撫でながら市井の寝顔を見ていた
すっごい、なんか…幸せ。
昼間の出来事なんかふっとんでた
- 37 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時23分50秒
- 時計をはもう夜中の12時を指していて
中澤がそれに気付いたらしく。「よし!今日はもうお開きや!」ってみんなにそう告げた
保田は残念そうな顔をして吉澤はとっても嬉しそうな顔をしてた。
「いちーちゃん!いちーちゃん!解散だって」
市井の肩を揺らして起こす
起きた市井はまだ顔が真っ赤で全然酔いが覚めてないみたいだった。
みんなゾロゾロと帰る支度をしてる。
「裕ちゃーん。今日泊めてー」矢口が言うと
中澤は少しうれしそうに「ええよー」って返した
それに市井が続けて「あ!いちーも泊めて」って言うと
中澤は「いや」って即答した
「なんでだよー」って拗ねてる市井に「アホ!あんた家そこやないか!」と突っ込む
「え?千葉じゃないの?」誰かがそう聞くと中澤は説明した
市井は復帰に向けて一人暮らしを始めたらしい
そう説明してる横で保田が「千葉ーズ…」って小声で呟いたのが後藤は印象的だった
- 38 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時24分30秒
- 「ほな皆の分タクシー呼ぼか」と中澤は同じ方向のグループに別けて数を数える
そして、項垂れてたまま酔いつぶれて眠っている市井を見て
「こいつどうしよ?」と嘆いた
「あ、あたし送っていくよ!」と、後藤が名乗り出る
「ごっちん送ったら帰れへんやん」
「いいよ、いちーちゃんち泊めてもらうから」
ね?っと市井の肩を揺らす
「んん」と市井が言うと
「ほら!」と中澤に見せた
…強引すぎたかな?
まー、ほな、たのむわ〜って中澤はみんなのタクシーが来る間に
市井の家までの地図を書いて後藤に渡す
- 39 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時25分01秒
- 裕ちゃんの家から市井ちゃんのマンションは案外近くで
裕ちゃんが泊まるのを断わったのは当たり前なくらいだ
フラフラの市井ちゃんの手を握ってあたしは歩いた
「外の空気はいいねぇ〜っ」
市井ちゃんはただニコニコ笑ってる
途中、自販機を見付けた後藤が市井にポカリスエットを買って渡すと
市井は「ありがと」と受け取り自販機にもたれて座って、
それをゴクゴク飲んだ「うめ〜」
後藤は市井の前にしゃがみこみ「いちーちゃんおやじ臭いよ」と笑う
ふっと市井が上を見上げ「春の夜っていいね」と呟いて
「いこっか」と立ち上がった
外の空気とポカリのおかげか千鳥足が直って市井が普通に歩き出したので
手は繋げなかったけども、また自然に戻れたのに後藤は満足していた
- 40 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時25分32秒
- 「好きってどういう意味?」
市井がそう聞いたのは
マンションに着いて大分と経ってからだった。
市井は部屋についてすぐベットに倒れ込み、動かなくなった
後藤はきっと、そのまま寝てしまったと思って黙って
市井のCDやらを見ていた
「好きってどういう意味?」
いつのまにか仰向けになって天井を見つめながら市井は呟いた。
びっくりした後藤は床に座って市井に言う
「意味?好きっていうのは好きってことじゃないの?」
「そーいうことじゃなくてさ、好きってどういう感情を指して言うんだろう?」
市井は重そうに上半身を持ち上げてベットに座り直す
目は伏せて後藤を見ない
いまいち市井の言ってる意味が理解出来ない後藤は
「…いちーちゃん?」
市井の顔を覗き込む
- 41 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時26分11秒
- お酒の所為か少しトロンとした目の奥は恐ろしいほど冷たい瞳だった。
ゾクッとした。
「だからさ、私の事スキなんでしょう?」
市井は顔を伏せたままそう呟く
市井の様子が変だと気付く、あえて明るくつとめた
「うん、ごとーはいちーちゃんの事が好きだよ」
市井はその言葉にニッコリと微笑むと真剣な顔をして近付いてきた
やっぱり目は恐い。
目を合わせずにいる後藤のすぐ前まで市井は顔を近付け。
また少し微笑んだ。
そして後藤の唇に市井が唇をあわせてきた
チュッ。チュッ。何回か音を立てキスされる
舌で下唇をなぞられ、口の中に舌が入ってくる
(お酒臭い…。)
- 42 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時26分44秒
- 後藤はお互いの舌を絡ませようとするけど、市井の勢いに負けていた
舌を吸われたかと思うと今度は必要に舌を絡まわされる
しばらくその行為に没頭する
最後に市井はお互いの唾液が混ざりあった唾液を後藤の方に流し込み
唇を離した。
互いの唇との間に透明の糸がひく
市井はその糸に親指を這わせそのままゆっくり後藤の唇に親指をくっ付ける
ゴクッ。
あたしは口の中の市井ちゃんとあたしの唾液を飲む。
その音に満足したのか市井ちゃんは微笑んで唇から親指を離した
放心している後藤の肩を市井は優しく、ゆっくり押し倒す
そして、また唇が近付いてきた。
- 43 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時27分18秒
- 「ちょ!ちょっと待って!」
「んー?」
市井は不思議そうな顔をしてる何でとめるの?と言っているかように
「いちーちゃんはごとーの事好き?」
真剣な顔をして後藤は市井の顔を見つめる
そんな後藤を見て市井は笑う
不敵な笑みだった。
「んー。どーかな」そういうとまた口付けをしてくる
後藤は慌てる
ちょっと待ってってば!嬉しい。かなり嬉しいけど
こんな市井ちゃん市井ちゃんじゃないよー!絶対、お酒の所為だそんなの嫌だ
確かに、企んで飲ませたのはあたしだ。でもこんなに上手く行き過ぎるとは思わなかった。
酔いつぶれた市井ちゃんをごとーが優しく看病して関係修復くらいの計算だったのに…
ヤバイ!これじゃあヤバいよ!あたしの貞操が!
- 44 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時27分53秒
- 後藤は市井の攻撃が弱まり唇を離れた時
市井の肩を掴んで横に倒して体を起こした。
「なんで?なんで好きでもないのにこんなことするの?」
興奮とは反対に落ち着いて話す
市井は仰向けで横に倒れたままだった。
そしてヘラッと笑って
「なんであの時ごとーの事好きじゃない私にごとーはキスしたの?」
その言い方は本当に優しくて言葉の内容とのギャップにあたしは泣きそうになった
「…それとこれとは全然違うよ」本当に泣きそうだった
「どこが?」
どこが?どこがって…。
あたしは市井ちゃんの事が好きで好きで…
苦しくて、切なくて、もどかしくて気持ちを抑え切れなくてキスしたんだよ?
それなのに…。いちーちゃんは、いちーちゃんはあたしの事好きじゃないんだよ?
クラクラした。
「違う!全然違うもん!」気付いたら泣いてた。
「…調子良いね」そう言って市井はちょっと笑った
「あーぁ、お酒飲み過ぎてちょっと気持ち悪くなってきたぞ」
寝る、そう一言行って市井は横を向いて目を閉じた
- 45 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時30分56秒
- 涙は止まることがなくて
寝ている市井ちゃんの横でしばらくあたしは泣いていたけど
市井ちゃんが起きて昔みたいに慰めてくれることはなかった
それでもあたしは…。
吃逆が出てきて上手く言えなかったけど言った
「好き…ヒッ。だよ。ヒック… いちー…ちゃん」
その言葉を聞いて急に体を起こして市井は怒鳴った
「だから!好きってなんだよ!」
何も伝わる気がしなかった
あたしの気持ちは拒絶され、そして跳ね返すように心をえぐられる
「ヒック…。あたし帰るね」
涙はもう止まっていたけど吃逆は止まらなかった。
あたしは立ち上がって鞄を持って。
無言で横になっている市井ちゃんに「バイバイ」と声をかけて玄関をあけた。
- 46 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時31分33秒
- 外の空気は優しく春の匂いがしてまた泣きそうになる
今日の収録中におきた身体中を痺れさす鈍い心の痛みがまた後藤を襲った
はは、痛いよ
堪えたはずの涙が頬を伝う
後藤はその場にしゃがみ込んだ
- 47 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年01月24日(木)02時32分30秒
- えーっと。調子に乗って書いていたものの
黒ごまドコ?って感じですね。
黒ごまっつうか黒いち?(くのいちっぽい)
ってかキスシーン恥ずかしいゾ☆
多少、色んな所に無理があるのは目をつぶってください。
- 48 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月25日(金)01時32分37秒
- いいっすね。黒いの、好きなんで。
雰囲気がいいし、なんか生々しさもいい!(w
楽しみにしてます。
- 49 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月26日(土)01時44分57秒
- いっきは、今やると問題が・・・。
- 50 名前:さくしゃ。 投稿日:2002年02月14日(木)02時10分36秒
- これ放置かもです…。
何もかもを未設定で初めてしまい
ストーリを考えてる途中で他のが浮かんでしまい
今、別板でそれを書いてます。
ごめんなさい。ほんと。
>>48
マジすいません。
ほめてもらったのに、いつか続き思い付いたら書きます!
>>49
今日、ニュース見てたら
沖縄で未成年にお酒売って
その未成年がいっきして急逝アルコール中毒で運ばれ
売った店の人が捕まったらしいです。問題だ…。
- 51 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)00時13分01秒
- 別板。書き終わって
こっちも浮かんだので続き書きます。
初めて読む人は
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/9922/tenaosi.html
を読んで貰えば幸いです。手直ししてあるので。
ああ。1からやり直しできたらなぁ…。
- 52 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)00時14分03秒
- 何分経っただろうか。後藤はしゃがみ込んだまま動けないでいた
望んでもいない涙が目からこぼれ落ちる
だけどこの涙はこっぴどくフラれたからとかむちゃくちゃにされた思いとか
そーいうのじゃなくて
なんだか、悔し涙に近い…そんな気がした
好きってなんだろう。あの人の求めている好きってどういう事なんだろうか?
そんな事を考える
市井ちゃんの顔とか言葉とかお酒臭さとか唇の感触とかが異様に生々しく頭の中を駆け巡る
『なんであの時ごとーの事好きじゃない私にごとーはキスしたの?』
『だから!好きってなんだよ!』
わからないのだろうか?あたしの気持ちは伝わらなかったのだろうか?
なぜ、これほどまでにあたしは傷付くのだろう?
好き、だから?好きってなんだろう?
そうか、市井ちゃんの言ってたことってこういう事なのかもしれない
だけどね、市井ちゃん、あたしは思うに好きってこういう事なんだよ。うん
- 53 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)00時14分39秒
涙も収まってきた後藤が立ち上がろうとした瞬間
「後藤!」って名前を呼ばれた
顔を上げるとやっぱりそこには市井の姿があった
「なにやってんの?」市井の声は少しあがっていて走って来たみたいに聞こえる
「…いちーちゃんこそ」
「…ごめん」
「あはっ、謝られるとよけーキツイかも」
「ごめん…」
- 54 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)17時59分17秒
- 後藤は座り込んだまま話し出す
「好きってねぇ、市井ちゃん」
長引きそうな話だったので市井は後藤の隣に座った
「なんかね、こう見てるとドキドキするの、それでいなくなったら
すっごく自分の中の大切なものえぐられる感じがするんだよ」
「…うん」微かな市井の頷きに
後藤は空を見上げため息を付く
「市井ちゃんは、誰かを好きになったことないの?」
「あると言えばあるかな…、そっかやっぱりこの気持ちはスキなんだ…、
後藤の気持ちすごくわかる気がする。だから、傷付けたのかも…。ごめん」
そう言って顔を伏せた市井を見て
後藤は立ち上がり市井の前に立つと痛む心を押さえ聞いた
「そっかぁー、それじゃぁ、傷付けたお詫びに市井ちゃんの好きな人教えてよ」
「…」
「言っちゃうよ。みんなに市井ちゃんに犯されかけたって」
そう言って少し笑う。もちろん冗談のつもりだった
冗談に聞こえなかったらしく市井の顔つきが変わり、怯えた表情に変わる
それでも続けた
「ね?教えて、市井ちゃん。いいじゃん、誰にも言わないしさ」
「…圭ちゃん」
- 55 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時00分34秒
- 市井の口から出された言葉に今度は後藤の顔つきが変わった。
さっき、愛おしそうに保田を見つめていた市井の顔を思い出す
ズキズキと心が痛んだ
「そうなんだ!あたし、全然気付かなかったよ、そっか、そっか…」
続く言葉が見つからなかった。
市井も黙ったまま、空を見上げていた
- 56 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時01分07秒
- 結局、その晩、後藤は市井の家に泊まった
今回はなにもなく、お互い気を使って対した会話もなく眠りについた
後藤は朝、目覚まし時計の音で目が覚めると、まだ寝ている市井を置いて
市井のマンションから一端、自分の家に戻り、用意を整えて仕事場へと向かったが
なんとも不運なことに今日の仕事は大体プッチモニでの仕事だった
「おはよー、ってあんたなんか顔、死んでるよ?」
そう話し掛けた保田は話し掛けたことを後悔した
後藤は恨めしげに保田を睨んだ後、プイっと鏡の方に向いてしまったからだ
明らかに怒っているんだろう後藤に理由を聞こうにも話すらしてくれない
「昨日、私何かしたっけ?」
そう話し掛けても一向に会話しようとしない後藤に、ついついため息が出る
「んー、あ、昨日、紗耶香んとこ泊まったんでしょ?何かあった?」
その一言で、あれだけ無反応だった後藤がビクッと跳ねたかと思うと保田の方に向いて
「あたし、いちーちゃんとキスした」
と上目遣いでそれだけ言うとまたクルッと鏡に向かった
あたし、何、言ってんだろう…。
市井ちゃんが知ったら、怒るだろな…
- 57 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時02分11秒
「へぇ!あんた達ってそういう関係だったんだ。そっか、仲良かったもんね」
保田はそう言うと少しだけ反応した後藤に満足したのか
さっきから片手に持っていた本に目を落とした
なんだか歯痒い
「圭ちゃん!もっとこう、なんかないの?」
「なにかってなに?」
「…わかんない」
「?」
「…」
そこに吉澤が現れて仕事に入ったので
その会話は結論が出ることなく終わった
仕事が終わりプッチモニの楽屋に
後藤と保田と吉澤がそろって帰りの支度をしていた
「ねぇねぇ、ごっちん、今日帰りご飯食べていこうよ」
吉澤がそう言い出した時はまったく反対する気はなかった
その時、保田の携帯の着信音が鳴った
「そうだね、どこ行く?」
吉澤と二人で行く店を見当をしてると
保田の声でそれは中断された「紗耶香?」
- 58 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時02分45秒
市井ちゃん!?圭ちゃんに電話なんて…
昨日のあたしに刺激でもされたのかな…
嫌だ。市井ちゃんと圭ちゃんがくっつくなんて!
「やっぱ、いかない!」
吉澤は訳がわからないという顔をして 「へ?なんで」と聞いた
「今日は、ちょ、っと?」
「ちょっと?」
「えー。」
頭をポリポリ
「うん、わかった、今からそこ行けばいいんでしょ?」
と保田はそう言って携帯をオフにしてバックにしまうと
後藤はそれを良いことに勝手に便乗する
「あたしも行くことになってたんだ!そう言えば、あはは」
「どこに?」深く聞かないでよっすぃー…
「ね、圭ちゃん。一緒に行こう!」と保田の腕に腕を絡める
「ほんとなの?」と眉をしかめる保田と意味のわからない吉澤。
- 59 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時04分16秒
- ホントだよ!
いいよ!今からもう1回市井ちゃんに電話して確かめてみなよ!
そう後藤が言うと保田は本当に携帯を取り出し、市井の番号を押す
ヤバイと感じた後藤は、それを奪い取り小声で市井と話すことにした
「今日、あたしも圭ちゃんに付いていくから」
「なんで…!」
「いいの、断わったら、襲われそうになったこと圭ちゃんに言うから」
「…わかったよ。おいでよ」
んん、なんとも脅さないと一緒に行けないって悲しいね。
梨花ちゃんの気持ちがわかったよ、文磨ホントにわかったよ。
- 60 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時04分52秒
そういうことで、何故か吉澤も一緒に市井の指定してきた
とあるフレンチのお店へ。
そっか、フレンチだとゆっくり話も出来そうで
何といっても圭ちゃんの好きなワインも豊富で
市井ちゃんやるね。
でも10代じゃ早すぎるよ
なんだか、固そうな店内になんとも窮屈な思いをする3人は
手をふる市井の顔を見た瞬間ちょっとホッとした
席について「なんで、こんなとこ選んだの?」と保田が市井に問うと
市井は戸惑いのような顔をして
「…ん、なんとなく…雰囲気いいかなって…」と答えた
- 61 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時05分24秒
- その答えにピンときた
あ、コクるつもりだったんだね、市井ちゃん…
なんてロマンチストっていうのか、かっこつけなんでしょう
告白、させません。絶対に。意地でも。
フレンチのお店で静かに、本当にみんな静かに食べ終わると
すぐ解散って雰囲気にならず。4人ふらふらと歩いていた
「どこいこうか?」後藤がそう言うと
市井にこっそり「圭ちゃんと二人っきりにして」と頼まれた
「い、や、だ!」と即答する
- 62 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時06分04秒
- その答えにピンときた
あ、コクるつもりだったんだね、市井ちゃん…
なんてロマンチストっていうのか、かっこつけなんでしょう
告白、させません。絶対に。意地でも。
フレンチのお店で静かに、本当にみんな静かに食べ終わると
すぐ解散って雰囲気にならず。4人ふらふらと歩いていた
「どこいこうか?」後藤がそう言うと
市井にこっそり「圭ちゃんと二人っきりにして」と頼まれた
「い、や、だ!」と即答する
- 63 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時06分45秒
- >>62
は飛ばしてください…
- 64 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時07分48秒
さて、これからどうするか。
市井ちゃんに圭ちゃんを諦めてもらい
なおかつ市井ちゃんが後藤に惚れるという壮大な計画を立てなければいけない。
前を見ると市井と保田が楽しそうに話している
…。1人じゃ無理だ。ヨシコ、召還。
「ってワケなんだよ。市井ちゃんに惚れさせる良い案ない?」
「…1回ふられてるワケなので勝ち目ないんじゃない?」
それにしても圭ちゃんかぁ
なんてニヤニヤしだした吉澤を見て
やっぱり無理なのかと肩を落としかけた後藤はもう決めた。
壊そう。
市井ちゃんがあたしを好きにじゃなくて
圭ちゃんが好きなのならば。
それならもう壊してしまおう
- 65 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時08分32秒
- 「市井ちゃんの家に行こうよ」
後藤のその提案に市井は眉をしかめたが保田ものってきたので
しぶしぶという感じで市井のマンションに行くことになった。
市井がマンションの鍵を開けた途端
おじゃましま〜すと後藤は勝手しったるという感じで中に入っていく
市井は嫌な予感がする、どうもさっきから後藤の様子がおかしい
付いてきたり、脅したり、こんな風に演じたり。
横にいる保田を気配で感じる、久しぶりだった
きっと、出会った頃から、出会った瞬間に恋に落ちたんだと思う
圭ちゃんの全てがスキ、なんだと思う
後藤の強烈なアプローチで気付いた時にはもう遅すぎた思いかもしれない
女の子をスキになることもあるんだ。
横にいる保田を思うとすごく安心してあったかい気持ちになる。
すごくスキだ。
- 66 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時09分09秒
後藤が床に座って吉澤も隣に座る
圭ちゃんはソファーに座って、
とりあえず、4人分の飲み物を用意して手渡してから
市井はベットに腰掛けた
「圭ちゃん、ココでね、市井ちゃんとキスしたんだよ」
TVとかでよくやってるよね。まさしくアレで
ブーッ!!と市井は勢い良く飲み物を吹き出す
「いや、それは、や、あ、酔ってさ」大慌てで保田に弁明するが
保田は楽しそうに「そっか、ここでごっちんが襲われたのか」なんて笑ってる
後藤は続ける
「そう、ココでね、ホントに襲われたんだよー、酷くない?
ねぇ、こんな良い女捕まえて、犯そうとするなんて」
後藤の演技はすごいよね。うん
私、新春ドラマ見て後藤の泣きの演技の所でスゲーとか思ったもの
いや、でもね、あの時も泣いてたから本物かもしれない
- 67 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時09分39秒
泣き出す後藤に多分嘘泣きだろうと知ってる吉澤はなんともいえぬ表情で、
保田は本気で怒り出す
「紗耶香!あんた何やってんの?ホントにしたの?そんなことしていいと思ってんの?」
「……」
壊れた。市井ちゃんの想いは壊れたね
黙り込んでしまった市井を見て後藤は成功したと思った
あたしはなんでこんなことしてるんだろう?
- 68 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時10分12秒
- よっすぃーが小声で呟く「ごっつぁん、ちょっと酷いよ」
市井ちゃんを見るともう、今にも泣きそうで、すごく辛そうだった
その顔を見たら心が痛くなった。
あたしは何がしたかったんだっけ?
市井ちゃんを苦しめたかったんだっけ?
あぁ、そうだ、市井ちゃんの圭ちゃんの想いを壊したかったんだよ
ただ、それだけだったんだよ
そしたら、市井ちゃん、ものすごく傷付いちゃって
あたしがものすごく傷付けちゃって
でもね、その傷付いた市井ちゃんを包んであげたい
そんなことを思うのは私はダメな人間だろうか
- 69 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時11分04秒
「圭ちゃん、いいんだ。あたし市井ちゃんを愛してるから、あんまり攻めないで」
ぎょっとした顔をした保田に
最後の一撃を食らわされたかのような苦痛の顔になる市井
「そ、それならいいんだけど後藤はそれで本当にいいの?」
「いいよ、それで、あたしは確信したんだ。市井ちゃんを愛してるって」
市井ちゃんの顔はもうよく見れなくて
ひたすら圭ちゃんに自分の気持ちと嘘を付いていった
よっすぃーなんかもう呆れてものも言えないって感じだろう。
市井ちゃんに近付いて抱き締めると、微かに震えてて暖かかった。
「ごめんね、市井ちゃん、こんなことになっちゃって」
ホント、ごめん。でも、圭ちゃんに渡したくない
保田は呆れた顔になり
「なに?結局、私達は見せつけられてるだけなの?」と髪を掻き揚げた
吉澤は相変わらず曖昧な表情で何も言わなかった
- 70 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時11分40秒
保田は思っていた
変な空気だ、妙に暗いし歯車があってないような気がする
どうもこんな雰囲気は嫌だった、正直、とっても帰りたかった
「もう、帰るわ」と保田が言った時
吉澤は少しうれしそうな顔をして
後藤もさっきまでの少し強ばった顔が緩み
市井はそれでも苦しそうだった
きっと、私の知らないところで色々あったんだろう。そう思う
それなら、余計な詮索をしない方がいいと思った
後藤が残り
吉澤と保田、二人で帰った
帰り道なんとなく無口になる
吉澤のごっつぁんて市井さんのことすごく好きなんですね
って言葉だけが耳に残った
- 71 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時12分32秒
きっと、こうなったのは
後藤にあんなことをしたからだ。
苦しくて苦しくてしかたがなかった
後藤への罪悪感と後藤への憎しみが行ったり来たりした
愛してるって後藤の言葉が聞こえた時、全てわかった
後藤は私の圭ちゃんの想いを壊そうとしてるんだと
もう、何もできなかった
それは、私が後藤を襲いかけた事実があったから
もう、何も言えない
ただ、微かに身体が震えてしかたがなかった
怒りなのか哀しみなのかわからない感情が私の中を渦巻いていた
- 72 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時13分02秒
- 圭ちゃんと吉澤が帰った後
後藤は私に微笑みかけた
「これで市井ちゃんは後藤を見てくれる?」と
後藤、後藤は色んなこと間違ってるよ
私がそういうと
「憎しみでもさ、あたしの事、見てくれるでしょ?
なんかね、よく言うじゃん。そういう事
でもあたしイマイチわかんなかったんだけど
今、わかったよ。憎しみでもね、いいからあたしを見て欲しい」
後藤はそう言って私をじっと見つめた
そのまま唇に口付けされて、軽く離れた
「好きだよ、市井ちゃん。」
- 73 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時13分52秒
- 「…ごとう」
私はどうしたらいい?
今、さっき大切なもの失って
よく道が見えないんだ
後藤に付いていけば良いのかな?
そしたら、さっきみたいに傷付かなくてすむのかな?
なんでだろう、涙が出てた。
圭ちゃん、圭ちゃん、圭ちゃん、圭ちゃん。
私の頭はその言葉ばっかりくり返す
「…圭ちゃんを、とらないで」
今度は私が泣いてる。そんなことをふと思った
小さな声で、市井ちゃんは何回も呟いていた
圭ちゃんの名前を。
まだ、あたしを見てくれないんだ。
「…圭ちゃんを、とらないで」
なんだか、もうあたし壊れてきちゃったよ
- 74 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時14分40秒
- めちゃくちゃに市井ちゃんを傷付けてやる
そしたら、抜殻になってあたしのものになるのかな?
「さっきの圭ちゃんの様子見たでしょ?市井ちゃんより
あたしのこと心配してたじゃん。もう娘。じゃない市井ちゃんなんか
圭ちゃんにとっては昔の仲間くらいのものだよ
圭ちゃんは市井ちゃんのことなんとも思ってないよ
無駄だよ、その想い」
崩れ落ちて泣き出した市井ちゃんを抱きしめて
これで良かったのかと、あたしは少し疑問にも思うけど
もう、だめなんだ後ろみたら、もう今度はあたしがきっと壊れてしまうから
「市井ちゃんはあたしが守って、一生愛してあげるから」
そういうと市井ちゃんは真っ赤な目をして
私にキスしてきた。
泣きながら顔中、そして身体中
そうだね市井ちゃん、この間の続き、しようか。
- 75 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時15分13秒
- おわり
- 76 名前:のり 投稿日:2002年03月14日(木)18時17分05秒
- あとがきかかしてください。
眠れないので続きを一気に考えて仕上げました
無理矢理な所がいっぱいあるけど。まぁ、おおめにみてくださいです。
呼んでくれた人、ありがとうー!
良い感想とかあったらください。
悪い感想だと泣きます。二日くらい
- 77 名前:市ごま好き読者 投稿日:2002年03月15日(金)22時27分14秒
- 良かったと思いますよ!泣かないでください(w
あと、句読点や改行をもっと適切に使えばぐんと見やすくなると思います。
いちごま減ってるんで、また新たな(いちごま)作品を見れればな〜
などと期待してみたり。
お疲れサマでした!
- 78 名前:のり 投稿日:2002年03月15日(金)23時51分40秒
- あ、うれしいありがとう>>77さん
あぁ、句読点や改行!!国語とか勉強しなかったので
むちゃくちゃです(w
そっか、がんばります。句読点と改行ね、アドバイスくれてホントありがとう
いちごまけいを雪板の迷走ってやつでも書いてるので
(さやけいで、しかも酷い話なんだけど)
暇なら覗いてみてください
んで、またアドバイスとか気付いたこととか教えてくれたらうれしいです。
って>>77さんがココ読んでくれてるか謎なんですけどね。
またいちごま書きたいです。ハイ。
- 79 名前:完名無 投稿日:2002年03月17日(日)01時40分16秒
- いちごまも好きだったんですね…作者さん…。
一緒に「いまさらいちごま修行」してみましょうか?
「脱退者ロマン」つながりだったりして…(w
77さんのおっしゃっている点は、私もすべて同意です。
もっと作品をたくさん生み出して欲しいと思っています。
ここで書いてる皆さんに言えることかも知れませんが、
作品が作者の生命の証だと思っています。
- 80 名前:のり 投稿日:2002年03月17日(日)04時05分52秒
- わぉ。
>>99.完名無さん>
いちごまが好きというか、市井が好きです…(w
よしごまが苦手で
あ、好きな作品はありますけどね。うんオルゴールのとか泣けましたし
んでも、甘いいちごまとか読んでてにやけてきたりして
なちふくも甘いとにやけてると思うんですが。
一緒にいちごま修行…って
完名無さんのいちごまも見てみたいですね。
とりあえず、私は小説修行します、好きですからね、書いてるの。
- 81 名前:のり 投稿日:2002年03月18日(月)00時47分08秒
- 今、初めて読まれる方は色々このスレは途中で文体変えたり
更新中断してたりと読みにくい点がいっぱいありますので
某板で新しくスレを作ったのでそっちを見てください↓
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=308&KEY=1016378615
です
Converted by dat2html.pl 1.0