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Five Rooms
- 1 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月21日(月)21時54分19秒
- この作品は、中澤脱退直前のお話です。
まあ時期的にあってないですが
よろしくお願いします。
- 2 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時55分00秒
- バスは、目的地に向かって走っていた。
モーニング娘。のリーダーである中澤裕子がモーニング娘。を卒業する
場所である大阪に向かって走っていた。
もちろんバスの中には、モーニング娘。が乗っている。
「みんなちょっと聞いて」と中澤は、ほかの九人のメンバーに呼びかけた。
- 3 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時55分39秒
- その時、安倍なつみは、隣に座っている矢口真里と一緒に、大阪のガイドブック
を見ながら、あーでもない、こーでもないと、二人で話していた。
「なっち、大阪でどこか行きたい所ある?」
「やっぱりなっちは、大阪行ったら、たこ焼きが食べに行きたいな」
「まったくなっちは食べる事ばかりだね」
「矢口だって本場のたこ焼き食べたいって言ってたじゃない
ところで矢口はどこか行きたい所ないの?」
「ユニバーサルスタジオジャパンに行ってみたいけど
さすがに、そんな暇はなさそうだし、まあ私も、たこ焼き食べられればいいや」
「じゃあ一緒に行こう、矢口」
「うん、そうだね」二人はそれで納得して、中澤のほうを向いた。
- 4 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時56分37秒
- 飯田圭織は、辻希美にひざの上に乗っかられて「重いよ、辻」と言って
どかそうとしていた。
「辻ー、重いよどきなさい」
「飯田さん、暇だからあそんでください」
「加護はどうしたの?さっきまで遊んでたじゃない」
「あいぼんは、さっきなんか眠くなってきたから寝るって言って寝てしまいました」
そう言われて、飯田は隣を見ると加護は、後藤の肩に寄りかかるようにして寝ていた。
「しょうがないわねー、じゃあ、裕ちゃんの話が終わったら、遊んであげるから
裕ちゃんのほうを向きなさい、辻」
「わかりました」そう言うと辻も、中澤のほうに体を向けた。
- 5 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時57分35秒
- 石川梨華と吉澤ひとみは、なにかを話していた。
「梨華ちゃん、私のこと、どう思ってる?」
「そんな事よっすぃーが一番よく知ってるんじゃないの?」
「やっぱり、梨華ちゃんの口から聞きたいな」
「しょうがないな」といいながら、石川は、吉澤の耳元で「好きだよ」
と囁いた。それを聞いた吉澤は、石川にちょっと大きな声で
「私も、梨華ちゃんの事好きだよ」と言うと、石川は
「ちょっと、よっすぃー恥ずかしいよ」と少し顔を赤くしながら言った。
「こらー、そこの二人、いちゃいちゃするのは後にして、話を聞きやー」
と中澤に言われたので、吉澤は小声で石川に
「この話は後でゆっくりしよう」と言って、中澤のほうを向いた。
石川もそれに続くように中澤のほうを向いた。
- 6 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時58分52秒
- 「ううん・・・ううん」左肩に、妙な圧力を感じた後藤真希は
気分よく寝ていたのに起こされてしまった。
左を見ると、加護亜依が口から涎をたらして眠っていた。
それを見た後藤は、自分のハンカチを取り、加護の口を拭いた。
その時後藤は加護に対して、妙な色気を感じていた。
(しかしこの子は、ほんとに十三歳なのかな、顔とか背の高さとかを見ると
小学生みたいなのに、体つきは、やぐっつぁんよりも大人っぽいんだから
胸とかなんて、私より大きいかもしれないし、ちょっと触ってみようかな)
後藤はそう思うと、加護の胸に手を近づけていた。
だが、後十センチと言うところで、中澤の声が聞こえてきたので
すぐに手を引っ込めて、加護を起こそうとした。
「加護、裕ちゃん話があるって言ってるよ」
そう言いながら後藤は加護を揺すった。
- 7 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)21時59分47秒
- 「ん・・・ううん後藤さんどうかしましたか?」
眠たい目を擦りながら加護は後藤に聞いた。
「なんかねー裕ちゃんから話があるんだって」
「そうなんですか」
「それにしても加護、アイドルが涎たらして寝てるんじゃないよ」
「えっ!!涎たらしてました。さっき夢の中で大きなケーキを食べる夢を
見てたからかも・・・」
「そう言うとこは、まだまだ子供なんだから、ほら裕ちゃんのほう向いて」
「はいー」そう言うと二人は、中澤のほうを向いた。
- 8 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時00分21秒
- 中澤の隣に座っていた、保田圭は、中澤がいろいろ考えながら
何かを書いていたので、話し掛けることもできず本を読んでいた。
不意に中澤が立ち上がって何かを話そうとしていたので
保田は、中澤のほうを向いた。
- 9 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時01分12秒
- 中澤は全員が自分のほうを向いたのを確認すると、話し始めた。
「これから、みんなに話したいことがあるんや
それは、今日泊まるホテルの、部屋割りの事や
みんなには悪いけど、もううちが全部決めてしもうたわ
まあこれを見てや」
そう言うと中澤はポケットから、一枚の紙を出した。
そこにはこう書いてあった
- 10 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時11分16秒
- 7013号室 飯田、辻
7014号室 中澤、保田
7015号室 石川、吉澤
7016号室 安倍、矢口
7017号室 後藤、加護
- 11 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時13分10秒
- 中澤は、紙をみんなに見せながらこう言った。
「どうや、みんなこれでええか?まあいやだって言われても
変える気はあれへんけど」
そう言って中澤はすぐ席に着いた。
最初はいろいろ考えていた中澤ではあったが、だんだんめんどくさくなってきたので
さっきみんなのバスでの座り位置をみたら、ちょうどみんな二人づつ座っていたので
「これはいい」と思い、その通りに部屋割りを決めてしまった。
適当に決めたのがみんなにばれるとまずいので、中澤はすぐ席に着いたのだった
- 12 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時13分45秒
- それを聞かされた、飯田と辻は・・・
「今日は辻、加護といっしょじゃないけどいいの」
「たまには、一緒じゃなくてもいいです、それより
飯田さん、今日の夜はいっぱいお話しましょうね」
「まあそれはいいけど、明日のライブに、影響ないようにね」
「飯田さん、これ一緒に食べましょう」
と言って、辻はお菓子を出した。
飯田は「辻あんまり食べ過ぎちゃだめだよ」
と言いながら、二人はお菓子を食べ始めた。
- 13 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時14分36秒
- 保田は席に戻った中澤に
「どうして、今回はあんな部屋割りになったの?」
保田は聞いてみる事にした。
なぜなら、十人で五部屋の場合、大体保田は、一緒にプッチモニ。をやっている
後藤や吉澤と一緒の部屋になる事が多かったからだ。
中澤は少し考えてこう答えた。
「圭坊、誰にも言うなや、実はあれは、適当に考えたんや
今座ってる位置を見たらわかるやろ」
保田は、みんなの座っている位置を確認した。
大体いつもと同じだったが、加護が珍しく辻の隣にいなかった。
「な、わかったやろ、でも今回はこれでええと思うてるんよ
圭坊とやったら、いっしょに酒がのめるからな」
「そうだね、裕ちゃん、私も少し飲めるようになったから付き合うよ」
「圭坊嬉しい事言うてくれるやないの、じゃあ今日は飲もう」
「おう」そう言うと二人は夜飲む酒の話を始めた。
- 14 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時15分15秒
- 石川と吉澤は、同じ部屋になった事を喜んでいた。
「よっすぃー、同じ部屋になったね」
「これで私たちの邪魔をする人は居なくなったね、
今夜は寝かさないよ、梨華」
そう言うと、石川は「そういう事は、みんなが居なくなってから
言ってよ恥ずかしいじゃない」
「じゃあ二人きりになったら、いっぱい愛してあげる」
吉澤はそう言うと、石川に抱きつこうとした、が寸前で、石川に阻まれた。
「だから、そういうことは夜までお預け、いいでしょよっすぃー」
「はーい」吉澤はしぶしぶ返事をすると「手くらい握ってていいでしょ」
と言って吉澤は石川の手を取り、ぎゅっと握った。
- 15 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時17分00秒
- 安倍と矢口は、二人してまたガイドブックを読み始めた。
本を読みながら「今日一緒の部屋みたいだよ」と安倍が言うと
「なっち、すぐ寝ちゃうから面白くないんだよね」
「じゃあ今日はがんばって起きてるよ、だからそんな嫌そうな顔しないで」
安倍はまっすぐ矢口を見ていった。
「別になっちとだったら嫌じゃないよ、だから夜はいろんなことをしよう」
「うん」安倍は笑顔でそう言うと、二人はまたガイドブックに目を落とした。
- 16 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時17分45秒
- 後藤は、まだ眠そうにしている、加護に「今日一緒の部屋みたいだよ」と言った。
加護は「そうなんですか」と言ってまた眠ってしまった。
後藤はそういえば、加護と一緒の部屋になるのは久しぶりだなと思っていた。
教育係だった頃は、ツアーや泊まりの仕事などがあると、だいたい同じ部屋
だったが、だんだん加護が、タンポポに入ったり、ミニモニ。に入ったり
してからは、同じ部屋になる事も、少なくなってきたからだ。
そんな事を考えていると、後藤もまた眠くなってきたので、静かに眼を閉じた。
- 17 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時18分32秒
- バスは娘。達の泊まるホテルに着いた。
「みんな着いたでー」中澤は席を立ち、そう言った。
みんなそれを聞いてバスを降りたが、加護と後藤だけ降りてこなかった。
中澤が見に行くと、加護と後藤は二人で頭をくっつけあって寝ていた。
中澤は「くおらー、いつまで寝とんじゃい、はよ起きんかい」
そう言って後藤の足を蹴った。
気分よく寝ていた後藤は、突然の衝撃に
何かと思って急にきょろきょろ周りを見た。
「後藤、なに寝ぼけとんねん、もう着いたで加護を起こして早く降りて来い」
そう言うと中澤はバスを降りた。
- 18 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時19分29秒
- 加護ー、もう着いたよ、早く起きなよ」
そう言って後藤はまた、加護を揺すった。
「ふ、ふぁーい、ってあれ、もう誰も居ませんね」
「もうバスに残ってるの私たちだけだよ、早く降りよ」
「はいー」
加護と後藤もバスを降りた。
- 19 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時23分16秒
- 「あいぼん、よく眠れましたか?」
みんなで、夕食を食べてる時、辻が加護に聞いた。
「うん、なんか後藤さんの隣で寝てるとすごく安心すんねん」
「今日の部屋割りの話聞きました」
加護は、さっき後藤になにか言われた気がしたが覚えていなかった。
「きょうもののと一緒ちゃうの?」
「違うよー、私は今日飯田さんと一緒なんです、あいぼんは後藤さんとですよ」
「えっ!!そうなん、なんかうち、むっちゃ緊張してきたわー」
「あいぼん、さっき安心するっていってたじゃない」
「でも、一緒の部屋に泊まるとなると、なんかこうー、まあ、ええわ
多分ののに言うても解らないだろうから」
「またそういうことを言う」辻は加護に抗議したが
加護は辻の事を気にせず、ご飯を食べ始めた。
- 20 名前:プロローグ 投稿日:2002年01月21日(月)22時24分20秒
- 「はい、今日はこれで解散、あんまり夜更かししたらあかんで」
中澤はそう言って、自分の部屋に戻っていった。
ほかのみんなも、各自、自分の部屋に入っていった。
時刻は只今午後九時、物語は、ここから始まる。
- 21 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月21日(月)22時48分25秒
- とりあえず、プロローグはこれで終わりです。
このお話は、
第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話。
第二話 7014号室 酒と涙と女二人。
第三話 7015号室 朝まで・・・
第四話 7016号室 なっちと真里
第五話 7017号室 オンリーユー
の全五話構成です。
このカップリングにしたわけは、特に理由があるわけでもありませんが
まあこうすれば、話が作りやすいかなーと思ってこうしました。
皆さんよろしくお願いします。
- 22 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月22日(火)00時10分16秒
- ちょっと補足。
一応、どこに誰がでるかだけ書いておきます。
第一話 飯田 圭織 辻 希美
第二話 中澤 裕子 保田 圭
第三話 石川 梨華 吉澤 ひとみ
第四話 安倍 なつみ 矢口 真里
第五話 後藤 真希 加護 亜依
です。
これから頑張ります。
- 23 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月22日(火)00時44分19秒
- まだまだ先が見えませんが、期待しています。
作者さん、頑張って下さい。
- 24 名前:value 投稿日:2002年01月22日(火)01時22分42秒
- ん!なんかおもしろそうですね!楽しみにしてます
- 25 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月22日(火)04時20分08秒
- なかなかツボを押さえた組み合わせ。今後が楽しみ
- 26 名前:夜叉 投稿日:2002年01月22日(火)20時18分50秒
- 期待してますよー。
- 27 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月23日(水)00時32分52秒
- 飯田と辻は、7013号室に入って行った。
部屋に入って、一息つくと辻は
「飯田さん、お風呂一緒に入りませんか?」
と無邪気な顔で飯田に聞いた。
「辻は、私に自分の裸とかを見られても、恥ずかしくないの?」
「別に恥ずかしくないですよ、だってあいぼんとは、前は一緒入って
背中のあらいっこしたりしていましたから。
でも最近『お風呂一緒に入ろう』って誘っても『うちは後から入るから
先にのの入ってええよ』とかいって一緒に入ってくれなくて
なんか寂しいんですよ」
と辻は、寂しそうな顔で飯田に言った。
- 28 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時35分43秒
- 飯田は、(やっぱりこの娘は、まだ子供なんだなー
私が辻くらいの頃は、恥ずかしくて、誰かと一緒に入るなんて
考えた事もなかったな)
「・・・ださん、飯田さん、突然交信しないでくださいよ」
辻に声を掛けられて、はっとした飯田は
「交信なんてしてないって、ちょっと考え事をしてただけだって」
とちょっと強めの口調で辻に言った。
「飯田さん、余計なこと言ってごめんなさいお風呂は一人で入ります」
そう言って、辻は一人でお風呂に行こうとした。
「辻、待って、いいよお風呂一緒にはいっても」
と飯田が言うと、辻は「飯田さん、ありがとうございます」
と言って、飯田に飛びついた。
「辻ー重いよー」そう飯田が言うと、辻はそんな事を聞いていないのか
「じゃあ、飯田さん早くお風呂に入りましょう」
と言って、飯田の腕を取った。
- 29 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時36分34秒
- ホテルのお風呂にしては、結構広いんだね、それにもう、バスタブには
お湯が張ってあるし、これなら、二人で入っても全然平気みたいだね、辻」
「そうですねー、飯田さん」
そう言うと辻はまったく恥ずかしがるそぶりを見せずに素っ裸になって
バスルームに入っていった。
そのホテルのお風呂は、娘。達が部屋に戻って来た時
すぐに入れるように、バスタブに、お湯が張ってあった。
「飯田さーん、早く、早く」と辻の声が反響して大きくこだまして
まだ脱衣所にいる飯田に聞こえてきた。
「ちょっとまってて」そう言うと飯田も、服を脱いで、バスルームに入った。
- 30 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時37分14秒
- 「飯田さん、背中を流してあげますよ」
辻はそう言うと、飯田の後ろに回り、スポンジをあわ立てて
飯田の背中を洗い始めた。
最初のほうは、結構優しく洗っていたのだが、なれてくるとだんだん
強くなってきた。
「ちょっとつよくない?」と飯田は辻に聞いた。
「まだ半分くらいの力でしかないですよ」と言って辻はさらに力を込めて洗おうとしたが
飯田が「ありがとう、もういいよ辻」と言ったので、辻はそこで洗うのをやめた。
飯田は、(これ以上洗われたら、背中が真っ赤になっちゃうよ、まさか加護が
辻と一緒に入らなくなったのって、これが原因なんじゃ・・・)と思っていた。
- 31 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時37分57秒
- 「辻、今度から背中流す時は、もうちょっと優しくしたほうがいいよ」
と飯田は言った。
「どうしてですか?」
「だって辻、力もちじゃん、だからあんまり力入れて洗いすぎると背中が
真っ赤になっちゃうでしょ」
「あーそうですか、だからたまにあいぼんの背中が真っ赤になってたんだ」
辻は驚いたようにそう言った。
「そうだよ、特に加護は色が白いんだからすぐ赤くなっちゃうでしょ」
「はい、わかりました、今度からはあんまり力をいれ過ぎないようにします」
- 32 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時38分32秒
- 「わかればよろしい、じゃあ今度は、私が辻の背中を流してあげるよ
ほら、ここに座って」
飯田は辻を座らせ、自分はその後ろに回って、辻の背中を洗い始めた。
洗い始めて少し経つと、辻がなんだかむず痒そうにしていたので
「どうしたの」のと聞くと
「飯田さんの髪が腕とかにあたってちょっとくすぐったいんですよ
でも飯田さんの髪はほんとに綺麗ですね」と辻は飯田の髪を触った。
「でも、辻も髪を下ろすと結構別人に見えるね、最近髪を
上げてばっかりだから、今度番組に髪を下ろして出てみれば
もしかしたら、新しいファンができるかもしれないよ」
「そうですかねー、今度やってみようかな」
「よしもう綺麗になったよ」そう言って最後に飯田はお湯を流して
背中についた泡を落とした。
- 33 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月23日(水)00時39分35秒
- 泡を流し終わると、飯田と辻はバスタブに入った。
「あーなんかすごくいいですね」
と辻は飯田に言った。
「ほんと落ち着くよね」
「えい!!」
不意に辻が、飯田の顔にお湯を掛けた。
「やったね」
そう言って飯田は辻にお返しをした。
この後二人は時を忘れ、三十分ほど遊んでいた
- 34 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月23日(水)00時51分59秒
- 更新終了。
飯田と辻は、なかなか難しいです。
>23さん
まあ書いてる本人も、先が見えてないので楽しみにしててください。
>valueさん
頑張りますので、応援よろしくおねがいします
>25さん
そう言われるととても嬉しいです。
>夜叉さん
これからどうなることやら・・・
期待に添えるよう頑張ります。
- 35 名前:夜叉 投稿日:2002年01月23日(水)18時18分01秒
- いーえ、辻といいらさん、かわいかったですよ。
そりゃ、加護も一緒に風呂に入らんわ、そんなんやったら(爆)。
ほのぼの感がまたいい。
- 36 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月24日(木)01時34分35秒
- 長湯しすぎちゃったね」
「ほんとにそうですね、私はもう指がしわしわですよ」
「私も」
二人は結局一時間以上もお風呂に入っていた。
お風呂から出た二人は、何もしないでぼーっとしていた。
「飯田さん、少しお話してもいいですか?」
「あ、そう言えば、バスに乗ってる時も言ってたね、何の話」
「私、ちょっと飯田さんに相談したい事があって」
「なに、なに?」飯田は、隣に座ってる辻のほうを向いた。
「この話、まだ誰にもしたことがないんです
だから飯田さん、内緒にしてくれますか?」
「うん、大丈夫絶対誰にも話さないから安心して」
辻は飯田の答えを聞いて、安堵の表情を見せて
それからゆっくりと、飯田に話し始めた。
- 37 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月24日(木)01時35分16秒
- 「実は私、最近悩んでる事があるんです。
それは、私ってずっとこのまま、あいぼんとお子様キャラを
やっててもいいのかなーって事なんです。
もちろん、今置かれてる立場が、嫌って事はないんです
逆に、娘。でも、ミニモニ。でも、好き勝手に暴れたりしても
みんなに怒られたりしなくていいから、とても好きなんです。
でも、私もあいぼんももう中学二年生になったし、このままじゃ
やっぱりいけないのかなーって思うことがあるんです」
じっと話を聞いていた飯田は、少し考えた後こう言った。
- 38 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月24日(木)01時36分05秒
- 「辻、今の状況が好きだって言ったよね、だったら今はそんなに悩んでも
しょうがないんじゃない?」
「そうですか」
「そうだよ、私だって、このままでいいのかなーって思った時、あるよ
でもそんな事で悩むより、今自分のできる事を一生懸命やったほうがいいと思って
娘。でも、タンポポでも、与えられたポジションを無我夢中で頑張って
今までやってきたの。
だから辻も、いろいろ悩まないで、今は子供キャラでもいいじゃない
娘。のなかで辻と加護は、すごくいいコンビなんだから
辻もそんなに焦らないで、これからゆっくり大人になっていけばいいのよ」
辻は飯田の言葉にじっと耳を傾けていた。
- 39 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月24日(木)01時36分35秒
- 「飯田さん・・・」そう言った辻の目から一筋の涙がこぼれていた。
それを見た飯田は、辻の事を抱きしめて、辻に言った。
「辻、この事で悩むのは、今日で最後にしなさいね
どんなに悩んでも、辻は辻なんだから」
飯田がそう言うと辻は
「飯田さんに相談してよかったです。なんか胸のつかえが取れたような気がします
まずは自分にできる事から頑張ってみようと思います」
辻は涙をふいていつもの笑顔に戻っていた。
「やっぱり辻は、笑顔でないとね」
飯田はそう言うと、辻の頭を撫でた。
辻は、飯田に頭を撫でられて、とても幸せそうな顔になった。
- 40 名前:第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話 投稿日:2002年01月24日(木)01時37分11秒
- 飯田が、時計を見ると十二時三十分になっていた。
「辻、そろそろ寝ようか?」と飯田が言うと辻は
「飯田さん、一緒のベッドに寝ても言いですか?」
と逆に聞かれた飯田は「うん、いいよ」と言って二人同じベッドに入った。
「飯田さん、とっても暖かいです」
辻は、飯田に抱きつくようにしていた。
「飯田さん、私もう眠くなってきました・・・」
ベッドに入って、五分もしないうちに辻は、すやすやと寝息を立て始めた。
それを見ていた飯田は、(幸せそうに眠っちゃって、でも今日は辻の悩みを聞けて
よかったな、私も、もうすぐ娘。のリーダーになるんだし、もっと頑張らないと)
そう思いながら、飯田も眠りについた。
第一話 7013号室 飯田と辻の内緒話
完
- 41 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月24日(木)01時45分09秒
- 第一話終了。
こんなものでいかかでしょうか?
>夜叉さん
ほのぼのしていましたか、そういわれると嬉しいです。
第二話は中澤と保田です。
早いうちに更新できたらと思います。
- 42 名前:夜叉 投稿日:2002年01月24日(木)22時20分40秒
- 等身大の辻でしたね。
お姉さんと妹、この距離感がまたいい。
姐さんとやっすの話も期待してます。
まったりお待ちしてます。
- 43 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月25日(金)11時25分30秒
- 大人コンビの夜話に期待。
- 44 名前:名無し愛読者 投稿日:2002年01月25日(金)18時04分29秒
- KU?
UK?
楽しみにお待ちしてます。(w
- 45 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時04分57秒
- 中澤と保田は7014号室に入って行った。
部屋に入るなり中澤は、冷蔵庫を開けてビールを二本出して
一本を保田に渡してこう言った。
「圭坊、まずは乾杯といこうや」
「そうだね、裕ちゃん」
そう言うと二人同時に、ビールを開けた。
「かんぱーい」そう言うと中澤は、ビールを一気に飲んだ。
「くわー、やっぱり仕事終わりのビールはええなー、最高や」と中澤は
すでに飲み終わったビールの缶を握りつぶしながら言った。
「裕ちゃんペース速すぎるんじゃない?もう一本飲んじゃったの」
「こんなのまだまだ飲んだうちにはいらへん、圭坊も一気に飲んだりーや」
「いいよ私は、裕ちゃんのペースに合わせてたら、すぐ酔っ払っちゃうから」
保田がそう言ってるうちに、中澤はもう二本目を飲んでいた。
「やっぱり、ペース速いよ裕ちゃん」
そう言いながら保田も、一本目を飲み終わっていた。
- 46 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時05分34秒
- 二人はそのままビールを飲みつづけて、三十分くらい経っていて
二人の周りには、飲み終わった、ビールの空き缶が散乱していた。
「裕ちゃん、もうビールなくなっちゃたね」
ちょっと酔ってきたのか保田はちょっと顔を赤くしながら言った。
「そうやなー、じゃあ次はワインでも飲みながらちょっと話そうか」
そう言うと中澤は、鞄の中から、ワインとグラスを二つ取り出した。
「裕ちゃんなんでそんなもの持ってるの?」
「ああ、これかさっきホテルの売店で買うたんや
圭坊と一緒に飲むためにな」
そう言うと中澤は、ワインを開けてグラスにそそいだ。
「乾杯」二人はそう言うと今日二回目の乾杯をした。
- 47 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時06分14秒
- 「ところで裕ちゃん話したい事ってなんなの?」
「実は、圭坊、卒業前に、あんたに謝りたいことがあんねん」
「えっ!!謝りたいことってなに?私最近裕ちゃんになにかされたっけ」
「いや、最近の事やないねん、あんたが娘。に入った時の頃や」
「入った時の頃って・・・」
「うちは新メンバーが入ってくるって、聞かされた時
嫌で、嫌でしょうがなかってん。
だってうちら五人は、オーディションに落ちて、そこから一生懸命頑張って
娘。になる事ができたんや、それが急に娘。に新メンバーが入るって
どういうことやって、思うたんや。
- 48 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時07分08秒
- だからみんなに聞いたんや、『新メンバーが入ってくるのってどう思う?』って
そしたらなっちや明日香それに圭織は、『納得はできないけどしょうがない、それが
娘。なんだから』と三人とも同じような事を言うたんや。
でも、彩だけは、私と同じ意見で『新メンバーが入ってくるなんて嫌だ』っていうたんや
だから、うちと彩は新メンバーが入ってきたらどうにかしてやめさそうって話たんや。
そして圭坊と矢口、沙耶香が入ってきて、うちと彩は話してた通り
三人をやめさそうとした。
そこからはあんたもわかるやろ、うちや彩が厳しいこと言ったり
距離をおいたりしとったから・・・
- 49 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時07分48秒
- でもなあるとき、仕事が終わって家に帰ろうとして、一回スタジオを出て
忘れ物があるのに気づいてスタジオに戻ったら
あんたら三人がまだ練習しとって、それを見たとき
うちはなんて事をしてたんや、この娘らはこの娘なりに、娘。として
一生懸命やってるんや、うちはただ新メンバーってだけでやめさせようとしてた
自分がすごく恥ずかしくなったんや。
そこでうちは思うたんや、もうくだらない事にこだわるのはやめよう
どんな形で入ってきたとしても、娘。は娘。やと」
話しながら中澤は涙を流していた。
- 50 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時12分02秒
- 「だから圭坊、私を許してくれへんか?」
「許すも何もないよ、裕ちゃん。だって裕ちゃんは
娘。のリーダーとして私たちのことをいつも引っ張ってくれて
その上ソロの活動も頑張ってしていてたんだから。
そりゃ最初の頃は、裕ちゃんや彩っぺ厳しかったけど、でも
それだって私たちにこの世界で生きてく事の厳しさを教えてくれてる
ものなんだと思ってた。
それに、だんだん裕ちゃんと彩っぺも優しくなってたし・・・
だから、厳しくされてことも、私にとってはいい思い出だよ。
ほら裕ちゃん、もう一回乾杯しよ」
- 51 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月26日(土)00時12分50秒
- そう言うと保田はグラスにワインをそそぎ中澤に手渡した。
「乾杯」二人は三回目の乾杯をした。
「裕ちゃんこの話、沙耶香と矢口に話したの?」
「ああ、沙耶香には言うた」
「沙耶香は、どういう反応をしたの?」
「沙耶香は、そうだったんだ、だから最初のほうあんなに裕ちゃんと
彩っぺ冷たかったんだ。それだけ言うて後は何も言わんかった。
だから、その事で沙耶香がどう思ってるか、ようわからんねん
でも、沙耶香もそろそろ戻ってくるやろ、そしたらもう一回聞こうと思てんねん」
- 52 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月26日(土)00時28分55秒
- 更新終了。
なんか暗くなってしまった・・・
>夜叉さん
気にいってありがとうございます。
>43さん
ご期待に添えたかどうかはわかりません。
>名無し愛読者さん。
今のところはKUかな?
皆さんレスありがとうございます。
また近いうちに更新します。
- 53 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時19分42秒
- 「矢口にはまだ言ってないの?」
「ああ、矢口にはどう言うていいかようわからんのや
それに、あいつにだけは嫌われたくないし・・・」
「裕ちゃんそれって私には、嫌われてもよかったってこと」
「ちゃうて、圭坊は多分許してくれるような気がしたんや
でもな、矢口はどう反応するかわからんねん、だから怖いねん
矢口から『裕ちゃん最低』とか言われたら、うちもう立ち直れんかもしれん」
中澤の話を聞いて保田は思っていた。
(やっぱり裕ちゃん矢口の事が好きなんだな、でも矢口は多分なっちの事が好きで
そして私は・・・)
「圭坊、どうした、ぼーっとして、もう酔ったんか?」
「ううん、そんな事ないよ、今日はもっと飲もう」
そう言うと、二人はワインを飲んだ。
- 54 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時20分15秒
- 「ところで圭坊、もう酒ないんかい?」
二人は二本あったワインをもう開けてしまっていて
中澤は保田にほかに酒が無いか聞いているところだった。
「あっ!!ちょっと待って、私もさっき裕ちゃんと飲もうと思って
買った、日本酒があったんだ」
そう言うと、保田は鞄の中から日本酒を出した。
「日本酒かー、圭坊ええもん持ってんなー」
中澤は喜びの表情を見せた。
「ちょっと待ってね・・・」
- 55 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時20分50秒
- 保田は封を開けて、日本酒をワイングラスに注いだ。
「乾杯」今日二人は何回目かの乾杯をした。
「ところで裕ちゃん、矢口にも言うの?」
「ああ、言う・・・かもしれん」
「何よずいぶん歯切れが悪いじゃない」
「だって矢口には・・・」
「じゃあ私から言ってあげようか?」
保田は中澤を試すような事を言った。
「それだけはやめてくれや、自分でちゃんと言うから
そうせんと矢口の顔ちゃんと見れんようになるわ」
- 56 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時21分45秒
- 「わかった、じゃあ矢口にちゃんと言えたら私も
裕ちゃんに秘密にしてたことを話してあげる」
「なーにー、うちに秘密にしてることがあるって
なんやそれは」
「な・い・しょ。
裕ちゃんがちゃんと言えたら話してあげる。
よし、この話はもう終わり、さあどんどん飲みましょう」
そう言うと保田はまだ納得の行かない顔をしている
中澤のグラスに日本酒を注いだ。
- 57 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時22分58秒
- いつのまにか眠ってしまっていた保田は、目を覚まして
「う、ううん、なんか頭が痛いな」と呟きながら、洗面所へ行って顔を洗って
「ふぅー」ひと息をついて時計を見ると午前四時だった。
(しかしいったいいつまで飲んでたんだろう、いまいち記憶が無いな)
保田は、中澤に付き合って、いつもより多く飲んでしまっていたのだ。
部屋を見てみると、中澤は床で寝ていた。
保田は中澤を起こして、ベッドで寝てもらおうかと思って
「裕ちゃん起きてよ」と声を掛けたが、中澤がまったく反応しないので
仕方なく、ベッドから毛布を一枚持ってきて中澤に掛けた。
暫く中澤を見ていた保田だったが、眠くなってきたので
ベッドに行って寝ようと思い立ち上がろうとした時、まだ酔いが残っていたのか
よろけてしまって眠ってる中澤の横に倒れてしまった。
- 58 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時23分52秒
- 保田の目の前には、中澤の唇があった。
保田は、(キスしちゃおうかな、でもしちゃったら、自分の気持ちを抑える
ことができなくなりそうで怖いな、でもこんなチャンスめったにないしな)
そう思いながら保田は、中澤の唇に自分の唇を近づけていた。
あと五センチというところで、不意に中澤の方から唇が近づいてきて
中澤は、保田の唇を奪っていた。
その時保田は硬直して動けなくなってしまっていた。
中澤とのキスは五秒くらいだったが保田はすごく長く感じていた。
唇を離した中澤は「矢口ー、好きやで」と寝言で呟いて、そのまま反対方向
を向いてしまった。
- 59 名前:第二話 7014号室 酒と涙と女二人 投稿日:2002年01月27日(日)21時24分27秒
- それを聞いた保田は、起き上がって中澤から離れた
ベッドに戻った保田は、眠る事もできずにベッドの上で膝を抱えて泣いていた。
保田は、(ひどいよ、裕ちゃん。矢口と間違えるなんて・・・。
結局裕ちゃんは、矢口が好きなんだ、矢口だけが特別な存在なんだ)
そう思いながら保田はまた泣いていた。
しかし保田は、明日の事もあるので、いつまでも泣いていても
しょうがないと思い顔に枕を押し付けて無理やり寝ようとしていた。
しかしその目から涙が流れるのは暫く止まらなかった。
第二話 7014号室 酒と涙と女二人
完
- 60 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月27日(日)21時31分05秒
- 第二話終了。
なんか全然終わってないような気がする。
もしかしたら、続きを書くかもしれません
出ないと保田さんがかわいそうなので・・・。
次は、石川、吉澤です。
二話がこんななので思いっきり甘く
そしてできたらエロくしようと思います
更新は、できるだけ早くします。
それでは、またお会いしましょう。
- 61 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月28日(月)03時33分48秒
- 酒と大人と片思い
切ないねぇ…
次はエロ甘いしよしですか。期待してますよ
- 62 名前:夜叉 投稿日:2002年01月28日(月)18時18分44秒
- やすの秘密にしてること、話せる日が来ればいいのですが。
続きがありそうな話なだけに、気になりますね。
次回も楽しみにしてます。
- 63 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時47分17秒
- 石川と吉澤は手を繋いで、7015号室に入っていった。
「やっと二人きりになれたね、梨華ちゃん」
「うん、よっすぃー」
そう言うと吉澤は、石川にキスをした。
そして吉澤は、石川を抱きかかえ部屋の中のソファーに
横たわらせた。
「ちょっと、恥ずかしいよー、よっすぃー」
「いいじゃない、もう誰も見てる人はいないんだから」
吉澤は、石川に横に跪くような格好で座り、そのまま石川にキスをした。
そのキスはさっきのような軽いキスではなく、お互いがお互いの舌を
絡めあって、「ぴちゃ、ぴちゃ」と淫靡な音が部屋中に響き渡った。
吉澤は名残惜しそうにする石川の唇から自分の唇を離し
そのまま、石川の耳たぶを軽く甘噛みした。
- 64 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時47分52秒
- 「はっ、はああー」と石川は喘いだ。
「相変わらず耳が弱いんだから」
吉澤がそう言うと、石川は「わかってるくせに、いぢわる!」
「じゃあもっといじめちゃおっかなー」
吉澤は、悪戯っぽく微笑むと石川の耳から首筋に舌を這わせた。
「ふっ、いやん」
「梨華ちゃん、かわいいよ」
そう言いながら、吉澤は石川のシャツのボタンをはずし、腕から引き抜いた。
そしてフロントホックのブラを外すと、「ぽよん」と石川の胸がはじけた。
- 65 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時48分33秒
- 「やっぱり何度見てもいいなー、梨華ちゃんの胸は」
そう言って吉澤は石川の胸をまじまじと見た。
石川の胸は、もう赤くなっていて、先端まだ触れてもいないのに硬くしこっていた。
「あんまり見ないでよ、恥ずかしいじゃない」
「だって、梨華ちゃん胸とってもかわいいんだもん」
そう言うと吉澤は、石川の胸を軽く揉み始めた。
「あっ・・・ああ」
その声を聞いて吉澤は、さらに胸を吸った。
そして吸いながら、もう一方の手で胸の愛撫を続けた。
- 66 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時49分56秒
- 「梨華ちゃん、気持ちいい?」
「う、うん」
「じゃあもっと気持ちよくしてあげる」
そう言って、吉澤は石川のスカートを脱がした。
石川が今身に付けているのは、ピンクのショーツ一枚きりになった。
「梨華ちゃんのココもう濡れて、透け透けになってるよ」
石川のショーツの真中の部分は濡れているのがはっきりわかるくらいになっていた。
「そんなこと言わないで、恥ずかしいよよっすぃー」
「だってほんとの事でしょ」
そう言いながら、吉澤は石川のショーツを脱がした。
- 67 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時50分42秒
- 「梨華ちゃんの裸って見てるだけでもなんだか満足してきちゃう」
「私だけ裸になってるのは恥ずかしいよー、だからよっすぃーも脱いで」
「OK」そう言うと吉澤は、自分の服を脱いで吉澤も裸になった。
「は、はあぁー」吉澤はびしょびしょになってる石川の秘所に愛撫をしていた。
「梨華ちゃん、いくよ」
そう言うと、吉澤は、石川の敏感な宝珠を舌で転がし
その上石川の乳首を指でコリコリと弄んでいた。
「ああっ・・・あああ、よっすぃー私もう」
石川はもう限界が近づいてきたのか、石川の秘所からどんどん愛液が
こぼれてきた。
- 68 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年01月29日(火)01時53分43秒
- 「梨華ちゃん、もういっちゃっていいんだよ」
そう言うと、吉澤は石川の秘所に指を二本入れ、上下に動かしていた。
「ああ・・・はぁーーー、よっすぃー大好き」
そう言った時、吉澤の指が締め付けられて、その後石川の体が二度三度軽く跳ねた。
吉澤は石川の事を抱きしめた。
「梨華ちゃん、どうだった?」
「よっすぃー、最初から飛ばしすぎだよ、でもすっごく気持ちよかった
そうだ一緒にお風呂にはいろ、今度は私が、お風呂でよっすぃーにしてあげる」
「お風呂かーうん、それもいいね」
そう言って二人は裸のままお風呂場に行った。
- 69 名前:蝙蝠 投稿日:2002年01月29日(火)01時59分27秒
- 更新終了。
まずは第一ラウンド終了という事で。
<61さん
エロシーンどうでしたか?
あんまり自信がありませんが・・・
<夜叉さん
大阪ですかいいですね、体には気をつけてください。
次は石川の攻める番です。
更新は書き終わったらと言う事で
では、また今度。
- 70 名前:名無し読者 投稿日:2002年01月29日(火)03時58分56秒
- 部屋入る→即H
ぃゃぁ若いっていいね(w
- 71 名前:夜叉 投稿日:2002年01月29日(火)17時07分36秒
- 引き続き、今日もきしんでおります。
間髪入れずに速攻(爆)。この調子ぢゃ、石も速攻?
楽しみにしてます。
- 72 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時49分59秒
- 「はいよっすぃーここに座って」
そう言って石川は吉澤を座らせて、自分は吉澤の後ろに回った。
「なにをするつもりなの梨華ちゃん?」
「ふふふ・・・なにすると思う?」
そう言うと石川はボディーソープを手にいっぱいつけて
泡立てて、いきなり吉澤の胸を触った。
「きゃあ」いきなり胸を触られて吉澤は、ついつい声を上げてしまった。
「よっすぃー、もう乳首が立ってるじゃない、かわいい」
石川は泡だらけの手で吉澤の胸を揉み始めた。
- 73 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時50分46秒
- 「あん・・・あっ」
「よっすぃーの胸すべすべしてきたよ」
そう言いながら石川は、全身に泡を塗った。
その間吉澤は、喘ぎ声を上げていた。
「よっすぃーは、相変わらず感じやすいね」
その後石川は吉澤にシャワーをかけて、全身の泡を落とした。
「じゃあ仕上げをしないとね」
石川は、吉澤のうなじから舌を這わせた。
「あっ・・・ああ・・・あはっ」
「よっすぃーの弱点はうなじなんだよねー」
- 74 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時51分16秒
- 「そ、そんなことわかってるんでしょ」
「もっちろん、よっすぃーの感じるところは全部知ってるよ」
そう言ってさらに石川は背中にも舌を這わせた。
「あっ・・・ああっ」
吉澤の体は石川が触れるたびにどんどん敏感になっているようだった。
そして石川は吉澤の前に回って、もうびんびんになっている吉澤の乳首を軽く噛んだ。
「ああっ、あああ」吉澤はそれだけで軽く達しってしまったのか
さっきよりも大きな声で喘いでいた。
吉澤は自分の体を支えきれなくなっていたのか、いつのまにか横になっていた。
「よっすぃー、綺麗だよ」
石川はそう言って、吉澤の秘所に愛撫を開始した。
- 75 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時52分57秒
- まずは、吉澤の陰核を優しく中指でこねまわし、そしてその陰核に
ついている包皮をむいた。
「ひゃうん」
いままで、空気に触れていなかった場所が、いきなり空気に触れたので
吉澤は、驚いて声を上げた。
「ここも綺麗にしないとね」
石川は陰核をぺろぺろと舐めた。
「あっ・・・はぁーー」
「よっすぃーのココも綺麗にしようと思ったけど、どんどんいやらしい汁がでてくるよ」
そう言って石川は、吉澤の秘所に舌を入れて、どんどん溢れてくる
愛液を舐めていた。
- 76 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時53分36秒
- 吉澤の頭は朦朧としていたが、もう自分の限界が近い事だけは感じ取っていた。
「り、梨華ちゃん・・・も、もう私」
それを聞いた石川は、さらに舌の動きを速めた。
「あ、あああああああああ」吉澤の絶叫にも似た声が風呂場じゅうに
響いたとき、吉澤の秘所から大量の愛液が流れ出てきた。
石川は、吉澤の愛液で窒息しそうになったが、何とか体を起こして
吉澤の顔を見た。
- 77 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時55分25秒
- 「よっすぃー、どうだった?相変わらず感じやすいね」
その声に吉澤は反応しなかった。
「大丈夫?よっすぃー」
石川は、吉澤の頬を軽く叩いた。
少しすると吉澤は頭を軽く振って、石川を見てこう言った。
「梨華ちゃん攻めすぎだよ、相変わらず梨華ちゃんは、攻める時になると
人が変わっちゃうんだから・・・」
「そんな事ないよ、よっすぃーが感じやすすぎるんじゃない?」
「そ、そんな事ないよ」
「まあいいや、そういうことにしといてあげる
よっすぃー、私も体を洗っちゃうから湯船に入ってて」
石川にそう言われて、吉澤は湯船に身を沈め湯船の水で、顔を洗い
体をあらっている石川を見ていた。
- 78 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時56分07秒
- 「やっぱり、梨華ちゃんの体はいやらしいね
胸は大きいし、お尻は綺麗だし、ウエストも締まってるし
もう完璧、何もいうことないね」
「そういう言いかたしないでって、いつも言ってるじゃない」
「だってほんとのことなんだもん、私梨華ちゃんの裸を見ると
いつもエッチな気分になっちゃうんだ」
「もう・・・」そういった石川の顔は少しほころんでいた。
体を洗い終わって、石川も湯船に入った。
石川は吉澤の前に座っていた。
- 79 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時56分54秒
- 「ねえ、梨華ちゃん私たちがこういう事をするようになってから
もう半年くらい経ったね」
「うん、そうだよね」
「私緊張したんだから、梨華ちゃんに『好き』って言ったときのこと
一生忘れないよ、だってあの時初めて人と心が通じ合った気がするから」
「私も一生忘れないよ、だってあの時のよっすぃー、すごくかっこよかったもの
私のことをじっと見つめて一言『梨華ちゃん、好きだよ』って言ってくれて
私、あの時この世界に私とよっすぃーだけしかいないような感覚だったの
とっても嬉しかったな、だって私、オーディションでよっすぃーを始めて見たときから
よっすぃーのこと好きだったから・・・
でも娘。に入ったときよっすぃーは、同い年のごっちんや、教育係の矢口さん
と一緒にいる時が多かったから、私のことなんて興味がないのかなって思ってたの」
- 80 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)12時57分26秒
- 「そんな事ないって、私だって、梨華ちゃんと話したかったけど、保田さんが
梨華ちゃんに教育係としてくっついてたから、話かけづらかったし・・・
だから、あの日思い切って梨華ちゃんに告白したんだ
あの日は、たまたまごっちんと矢口さんがいなくて、それに保田さんも
いなかったから、梨華ちゃんと二人で帰ることになって、このチャンスを
逃したらまずいと思って・・・」
二人はいつしか見つめあい、だんだんと距離も縮まっていた。
「梨華ちゃん」
「よっすぃー」
二人は今日何度目かの、キスをした。
キスも終わり石川が「そろそろ出ようか」と言うと
吉澤も「うん」と言い二人はお風呂から出た。
- 81 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月11日(月)13時08分59秒
- 更新終了。
エッチシーンばかりな気が・・・。
それにしても復活して喜ばしいものです。
管理人さんには、感謝です。
>70さん
玄関空けたら2分でエッチてことで。
>夜叉さん
石も速攻になっちゃいました。
次の更新は今日の夜か、明日します。
- 82 名前:夜叉 投稿日:2002年02月11日(月)18時06分51秒
- 飼育が落ちて、そしたら自分が病んで(爆)。
今はすこぶる元気ですが何か。
速攻石、ありがとうございます。鼻血が(略。
次回更新、さくさくと頂けるんですか?うれしいです。
お待ちしております♪。
- 83 名前:第三話 投稿日:2002年02月11日(月)22時42分45秒
- お風呂から出て時計を見ると、もう午前一時を回っていた。
二人はパジャマに着替え、ベッドの上でじゃれあっていた。
「梨華ちゃんは、私のこと好き?」
「うんもちろん、ってさっきも言ったじゃない」
「じゃあ梨華ちゃんが、私のことを本当に好きだって証明して」
「いいけど・・・いったい何をすればいいの?」
「梨華ちゃんは何もしなくていいよ、今から私のする事をなにもしないで見てて」
それだけ言うと吉澤は、石川のパジャマのボタンを外して、開いた。
「ちょっと、よっすぃー」
石川は胸の前を手で隠し、ちょっと怒った顔をした
吉澤は、それを気にせずに石川の手をどけて、乳房の上あたりに唇をつけて吸った。
- 84 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時43分38秒
- 吉澤に吸われたところは、あかく印のようなあとができていた。
「これで梨華ちゃんは、私のことが好きって言う証明ができた」
吉澤は満足そうに言った。
「もういきなりなにするかと思ったら・・・」
石川は、すこし照れたような顔を浮かべた。
「消えちゃったらまたつけてあげるから」
そう言って吉澤は、石川のパジャマのボタンを閉めた。
「私だけじゃ不公平だと思わない?」
石川はそう言うと、吉澤のパジャマを、強引に脱がし
吉澤と同じように、胸元を強く吸った。
- 85 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時44分32秒
- 「これで公平になったでしょ」
吉澤の胸元にも、石川と同じようなあとができていた。
それを見て石川は、満足そうな顔を浮かべた。
そして石川は吉澤の胸をじっと見つめていた。
「よっすぃーの胸ってほんとにかわいい」
「梨華ちゃんの胸には負けるよ、だって梨華ちゃんの胸って私より大きいんだもん」
「そんな事ないよよっすぃー。
よっすぃーの胸は、形もいいし、色も綺麗だからつい触りたくなっちゃうんだよね」
そう言うと石川は、吉澤の胸をもみ始めた。
- 86 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時45分17秒
- 「はんっ」
「もう感じてるのよっすいー?」
石川はそう言うとさらに、吉澤の胸を激しく揉んだ。
「や・・・やはん」
「よっすぃーの乳首がだんだん膨らんできたよ」
吉澤の乳首は石川の言ったとおり、乳首が立ってきていた。
吉澤はこのままやられてしまうのは悔しいので、上に乗っている
石川のパジャマを脱がし、下から石川の胸を揉んだ。
「はっ・・・はん」
- 87 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時46分45秒
- 「はんっ」
「もう感じてるのよっすいー?」
石川はそう言うとさらに、吉澤の胸を激しく揉んだ。
「や・・・やはん」
「よっすぃーの乳首がだんだん膨らんできたよ」
吉澤の乳首は石川の言ったとおり、乳首が立ってきていた。
吉澤はこのままやられてしまうのは悔しいので、上に乗っている
石川のパジャマを脱がし、下から石川の胸を揉んだ。
「はっ・・・はん」
- 88 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時47分39秒
- 「梨華ちゃんの乳首もたってきてるよ・・・あっ!!そうだいいこと考えた
梨華ちゃん、このまま胸を五分づつ交代で愛撫してどっちかが先に
『アソコを触って』っていった方が負け
その後の主導権を握るって言うのはどう?」
「いいねよっすぃー、でも私に勝てると思ってるの?」
「負けないよ、梨華ちゃん」
「でもどっちからするの?」
「さっき梨華ちゃんのほうから先に触ったから梨華ちゃんからでいいよ」
「私が先でいいのかな、よっすぃー」
石川は不敵な笑みを浮かべると、吉澤の胸を攻め始めた。
石川は、吉澤の胸をまず指先を乳房に触れるか、触れないかの距離で
ゆっくりと動かし、焦らし始めた。
- 89 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時48分35秒
- いきなり一気にこられると思った吉澤は拍子抜けしたのか
「どうしたの梨華ちゃん?そんなんじゃ私、全然感じないよ」
と挑発的な態度をとった。
「・・・・・・・」
石川は何も答えず、そのままゆっくりと動かしていた。
それを吉澤は少し微笑みながら受けていたのだが、だんだん胸のあたりが
変な感じがしてきたのだ。
「あっ・・・」
急に強く指先で乳首を触れられて吉澤は声をあげてしまった。
「なによっすぃーもうだめなの?まだまだこれからが本番なのに・・・」
石川はそう言うと吉澤の胸を両手で揉み始めた。
吉澤は石川の焦らし作戦にまんまとはまってしまっていたのか
吉澤の胸は、いつもより感じやすくなっていて
胸を揉まれているだけで、もういきそうになっていた。
- 90 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時49分16秒
- そして石川はさらに吉澤の乳首を口に含んだ。
「はぁ・・・はああ」吉澤は喘いでいた。
そして自分の下半身が物凄く熱くなっていて
勝負のことも忘れ、誰かに触って欲しくなっていた。
しかし石川は、執拗に胸だけを攻めていた。
「梨、梨華ちゃん・・・もう私」
「もう降参なの?よっすぃー」
そう言われて吉澤は一瞬我に返り、このまま負けを認めてしまうと
石川のかわいい声が聞けなくなってしまうので、吉澤は
「ううん、まだまだだよ」と強がって見せた。
「ふーんそうなんだ、じゃああと一分我慢できるのかな」
そう言うと石川はさらに、胸を激しく責めたてていた。
- 91 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時50分08秒
- 吉澤は快感の波に、飲まれそうになりながらもじっと耐えていた。
「梨華ちゃん、も、もう時間じゃない?」
「あ、そうだねじゃあ今度は、よっすぃーの番だ」
そう言って石川は、吉澤の胸からあっさり手を離した。
(もっと激しくしたかったけど私が本気出しちゃうと
よっすぃーに愛してもらえなくなっちゃうから・・・)
石川は頭の中でそんな事を考えていた。
- 92 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時51分14秒
- 吉澤の下半身は疼いていて、誰かに触って欲しかったが
石川の胸を思う存分攻められると思うと、その事も忘れ
石川の胸に愛撫を開始した。
まず吉澤は石川の乳房を両手で軽く掴みゆっくりと円を描くように揉み始めた。
「あっ・・・はぁぁぁ」早くも石川は、大きく喘いでいた。
「梨華ちゃん、まだ始まったばっかりだよ」
吉澤は感じている石川の声を聞いて嬉しくなってきてさらに石川を攻めた。
吉澤は石川の乳首をつまみ指の間で転がし、もう一方の乳首は
舌を出してぺろぺろと舐めた。
「ああっ・・・ぁぁぁ・・・」石川はさらに声をあげながら思っていた。
(感じてるよっすぃーを見るのもいいけど、やっぱり私は
よっすぃーに愛してもらってる時が一番幸せだな)
石川が考えている間も吉澤は石川の胸を攻めつづけていて
乳首を吸ったり、乳房を激しく揉んだりしていた。
- 93 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時51分59秒
- 石川は自分の秘所がびしょびしょになっているのがわかっていた。
そしてそこを吉澤に愛して欲しいと強く感じていた。
「よっすぃー、もう私・・・」
「どうしたの梨華ちゃん、負けを認めちゃうの?」
「う、うんもう私・・・」
「もう私何?ちゃんと言ってくれないと触らないよ」
吉澤は石川に向かって、言った。
「わ、私のアソコを、さ・・・触って」
石川は恥ずかしそうに吉澤にそう言った。
- 94 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時52分33秒
- 「OK」吉澤はそう言うと石川のショーツをパジャマの下と一緒に脱がして
そしてびしょびしょになっている石川の秘所に触れた。
「梨華ちゃんのアソコ・・・すごい」と吉澤は石川に言った。
石川は恥ずかしいのか、少し顔を背けた。
なおも吉澤は石川の秘所に触れそして石川の陰核に触れた。
「あぁぁ・・・はあっ」
「梨華ちゃんのかわいい喘ぎ声を聞いてると興奮してきちゃうんだよね」
吉澤はそう言うと、石川の秘所を舌で激しく舐めた。
「ううん・・・はっ・・・はああん」石川はさらに大きく喘いだ。
- 95 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時53分11秒
- 「OK」吉澤はそう言うと石川のショーツをパジャマの下と一緒に脱がして
そしてびしょびしょになっている石川の秘所に触れた。
「梨華ちゃんのアソコ・・・すごい」と吉澤は石川に言った。
石川は恥ずかしいのか、少し顔を背けた。
なおも吉澤は石川の秘所に触れそして石川の陰核に触れた。
「あぁぁ・・・はあっ」
「梨華ちゃんのかわいい喘ぎ声を聞いてると興奮してきちゃうんだよね」
吉澤はそう言うと、石川の秘所を舌で激しく舐めた。
「ううん・・・はっ・・・はああん」石川はさらに大きく喘いだ。
- 96 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時56分52秒
- 『じゅるじゅる』と吉澤は石川の愛液をすすりさらに舐めた。
「あっ・・・あああん」
石川はもう限界といった表情になっていた。
それを上目で見た吉澤は、いったん秘所から口を離した、そして石川に尋ねた。
「梨華ちゃん、またあれしようか?」
そう言われた石川は恥ずかしそうに首を縦に振った。
「じゃあ行くよ」吉澤はそう言うと石川の秘所に中指を入れ
物凄く速く前後に動かしていた。
「んん・・・はっ・・・はあああああああああ」
石川の秘所から、勢いよく愛液が飛び出し吉澤の腕や顔にかかっていた。
- 97 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時59分20秒
- これは『潮吹き』といわれるもので、三ヶ月前くらいに吉澤が
石川の秘所を攻めている時に、急に石川が大きく喘いで秘所から
大量の愛液が飛び出したのだ。
吉澤はその時石川に最初、なにがあったのかわからなかったが
まえに女友達とアダルトビデオを見た時に、それに出ていた
女の人が今の石川と同じような感じになっていたのを思い出した。
それからというもの吉澤は、石川とエッチをする時は
なるべく潮を吹かせているのだ。
なぜなら潮を吹いている時の石川の顔がとってもかわいいのを
吉澤は知っているからだ。
- 98 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)22時59分50秒
- 「よ、よっすぃー」荒くなった息を整えながら石川は吉澤の名前を呼んだ。
「なぁに?梨華ちゃん」
「私のことぎゅっと抱きしめて」
「うん、わかった」
吉澤は石川のことを抱きしめた。
「ねえ、よっすぃー私たちいつまでこうしていられるかな?」
吉澤に抱きしめながら石川は言った。
「ずーーーーっと、一緒にいられるよ梨華ちゃん
どうしてそんなことを聞くの?」
「だって不安なんだもの、私、最近夢を見るの
よっすぃーが、私じゃない人と仲良く手を繋いで
私から離れてく夢を」
- 99 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)23時00分23秒
- そう言った石川の目は少し潤んでいるようだった。
「そんな事絶対無いよ、私はもう梨華ちゃん以外の人を
愛する事なんてなんてできないもの、梨華ちゃん
私のことをもっと信用して欲しいな」
「ごめんよっすぃー、もう絶対こんなこと言わないね
私もよっすぃーのことだけ愛してる」
石川はそう言って、吉澤の胸に顔を埋めた。
- 100 名前:第三話 7015号室 朝まで・・・ 投稿日:2002年02月11日(月)23時01分20秒
- 吉澤は、石川の頭をずっと撫でていた。
暫くすると、石川の寝息が聞こえてきた。
吉澤は外をみるともう夜が明けていた。
(本当に朝になっちゃったな、明日も早いから私も寝るか)
「梨華ちゃん、おやすみ」吉澤は小声でそう囁き
そして石川の頬にキスをしてゆっくりと瞳を閉じた。
第三話 7015号室 朝まで・・・
完
- 101 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月11日(月)23時06分17秒
- 第三話終了。
話の部分が殆どないような・・・。
>夜叉さん
まあこんな感じでとりあえず終わりです。
次回の更新はちょっとわかりません。
パソコンを修理しなきゃならないので
せっかく飼育が直ったのに・・・
じゃあまた今度という事で。
- 102 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月12日(火)08時27分57秒
- エロ甘似合い過ぎ。いしよしは(w
- 103 名前:夜叉 投稿日:2002年02月12日(火)11時10分26秒
- あがががが…。
あまりのエロさに卒倒してしまいそうです、油断しておりました。(汗
ありがとうございました、鼻血が(笑)。
PC修理ですか。
まったりと更新の方お待ちしております。
- 104 名前:名無しくん 投稿日:2002年02月20日(水)00時09分09秒
- いしよしエロ最高!
次のなちまりもまったりとお待ちしております。
- 105 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月22日(金)21時54分33秒
- やっとパソコンが直りました。
明日には何とか更新したいと思います。
手書きで書こうともしましたが
自分の字の汚さに負けて、あんまり書けませんでした
これから書こうと思います。
>102さん
まあこの二人だとこんな感じになりますね。
>夜叉さん
こんな駄文でそこまで興奮していただいて光栄です。
>104さん
なちまりは大体の構想はできてるんですが
構成が難しいです。
読んでくれてる皆さんありがとうございます。
- 106 名前:夜叉 投稿日:2002年02月23日(土)11時08分57秒
- PCフカーツ、おめでとうございます。
第四話。お待ちしております。
- 107 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時43分38秒
- 第四話 7016号室 なっちと真里
「じゃあなっち行こうか?」
「うん」二人は、7016号室に入っていった。
「ふぅー今日は疲れたねー」
安倍は部屋のソファーに腰掛け隣にいる矢口に言った。
「ほんとだよね、何も大阪までバスで来なくてもいいのにさ
私は座りすぎで腰が痛いよ」
「大丈夫矢口、私が後でマッサージしてあげようか?」
「えっ!!ほんと、じゃあ後でよろしく」
「うん、わかった。それじゃあ私お風呂入ってくるね」
そう言って安倍は風呂場に向かった。
- 108 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時44分13秒
- 風呂場に向かう安倍の後ろ姿を見て矢口は思っていた。
(やっぱり私なっちの事、好きなんだな、後ろ姿を見ただけで
なんだか胸の奥がきゅんと熱くなっていくのがわかるもん
もしかしたら今日は告るチャンスかもしれない・・・
でもやっぱり怖いな、『私にそんな趣味ないよ』なんて言われたら
今までの関係も崩れちゃうし)
矢口が安倍の事を好きになってもう一年半くらいになる。
- 109 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時45分01秒
- きっかけは、後藤がモーニング娘。に入ってきて始めて出した
『LOVEマシーン』がミリオンセラーになり、その後保田、市井と
三人で組んで出したプッチモニ。の『ちょこっとLOVE』
もミリオンセラーになったのにその一ヶ月前に出したタンポポの
『聖なる鐘が響く夜』は、あんまり売れてなくって凄く落ち込んでいた時
安倍に矢口は呼び出され
『そんなにおちこまないの矢口、私だってふるさとの時初登場5位で
かなり落ち込んでいて、そのうえLOVEマシーンだって
私センターを外されて・・・結構ショック受けたけど、でも私は娘。が好きだし
ごっつぁんが入ってきたことで娘。の人気が上がってくれればそれでいいと思ったの
矢口はいいじゃない、タンポポもあるんだから、だからもっと頑張って』
そう言って安倍は矢口のことを抱きしめた。
- 110 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時45分41秒
- その時矢口の中でいつも安倍に感じている感情と違う物を自分の中に感じていた。
それが恋だと気づいたのはその少しあとだった。
しかし自分が女の子を好きでいる事を認められることができず
無理やり男と付き合ったりしては見たけどやっぱりすぐにだめになり
でも安倍に想いを伝える事ができずに、今に至っているのだった。
- 111 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時46分39秒
- 矢口はさらに安倍のことを考えていた。
(あのときなっちのほうが私よりつらかったと思う。
だってなっちは、ごっつぁんが入ってくるまで、ずっとセンターで
娘。の顔としてずっとがんばって来てたのに、いきなり五歳も下の娘に
センターを獲られちゃったんだから・・・)
事実、そのあと安倍は、ストレスから、かなり太ってしまっていたのだ。
しかし安倍は自力で持ち直し、今では体重も前と
そんなに変わらなくなっているのだから
でもそんな安倍に矢口は何もしてあげられなかった。
なぜならそのときは、安倍のことを『好き』と気付いていながらも
そのことを認めたくないと想う気持ちのほうが強くて
安倍のことを少し避けるようにしていたからだ。
- 112 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時47分55秒
- そんな安倍を見ていると矢口の心の中は後悔の念で、一杯になるのだった。
なぜあの時自分で安倍を支えてあげなかったのか、安倍は自分のことを
考えてくれていて、励ましてもくれたのに。
でも自分の想いに正直になろうと思い、安倍に気の利いたことは
何もいえなかったが、その後はなるべく普通に接することにしているのである。
- 113 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時49分33秒
- 「矢口・・・矢口ってば」
不意に後ろから声を掛けられて矢口が振り向くと風呂上りの安倍が立っていた。
「矢口どうしたの?ぼーっとしちゃって」
「い、いや別になんでもないよちょっと考え事をしてただけ」
「で、なにを考えてたの?」
安倍は少し上気した顔で矢口の返答を待っていた。
矢口はまさか安倍のことを考えていたとは言えず
急に立ち上がり大きな声で
「別になっちには関係ないよ、今度は私がお風呂に入ってくるね」
とだけ言うと矢口は、風呂に向かっていった。
- 114 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時50分12秒
- 「ちょっと矢口ってば」
後ろから聞こえてくる安倍の声を無視して、矢口は風呂場に入っていった。
安倍はソファーに腰をかけて矢口のことを考えていた。
(どうしたんだろう矢口、急に大きな声出して私変なこと言ったかな。
そういえばなんか矢口とうまくいってるような感じしないな
一年くらい前はなんか避けられてた事もこともあったし
その後、話し掛けてくれるようになったけど、今日みたいに
急に怒り出したり、なんか目をそらしたりすることが結構あったんだよね
やっぱり私、矢口に嫌われているのかな・・・)
安倍はそう考えると合点がいく部分が結構あることにきづいた。
- 115 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月23日(土)11時51分28秒
- 「うん、はっきり聞いてみよう」
安倍はソファーから立ち上がり、気合をいれた。
安倍にとって『矢口真里』という存在は欠けがえのないものであった。
その矢口に嫌われているかも、と思うだけで安倍は胸の中が
モヤモヤしてくるのだ。
だから、ちゃんと矢口に自分のことをどう思っているかを聞いて
はっきりさせておかないとこれから安倍は矢口と普通に接することができなくなって
しまいそうだからである。
- 116 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月23日(土)11時54分32秒
- 更新終了。
うーんなんか変な気がするな。
>夜叉さん
なちまりはどう持ってっていいか悩みます。
また今日の夜か明日更新します。
ではよい一日を。
- 117 名前:夜叉 投稿日:2002年02月24日(日)15時14分13秒
- そうですかねぇ…、お互い微妙な関係だからそうなるのかな?
でもそれがうまくいくとまた…(笑)。
作者様の書きやすい形でいいと思いますよ。頑張ってくださいね。
- 118 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月24日(日)23時35分21秒
- そのころ矢口はシャワーを浴びてさっき安倍に言ったことを猛反省していた。
(あー私のバカバカなんであんなふうに言っちゃたんだろう
あれじゃなっちが誤解しちゃうよ、あとでちゃんと謝らなきゃ)
矢口はシャワーを浴び終え、湯船につかりながら
このあとのことを考えていた。
(どうしよう・・・謝るにしてもどう謝っていいかわからないよ
やっぱりこのピンチをチャンスに変えるためにここはやっぱり
私の気持ちを全部話してみようかな。でももし断られたら・・・
あーもう私ってこんなにうじうじ悩む性格だったのかな)
- 119 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月24日(日)23時35分52秒
- 矢口はごちゃごちゃになっている自分の頭をはっきりさせるために
湯船の中に顔をうずめた。
「ふぅー」矢口は一息つくと大きく頭を振り
自分の頭の中の迷いも振り払った。
「もううじうじ悩んでもしょうがないこうなったら私の気持ちを全部
なっちに話そう」
そう呟くと矢口は自分の顔を『パチン』と叩き決心が鈍らないように
自分自身に喝を入れ、風呂場から出た。
- 120 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時36分59秒
- 風呂場から矢口が出ると、安倍は渋い顔をしてファーに座っていた。
矢口はその表情を見て声をかけづらくなり
とりあえず冷蔵庫からジュースを二本取り出して安倍の前に座り
「はいなっち、なっちも喉乾いてるでしょ」
そう言って矢口は安倍にジュースを差し出した。
「あ、ありがとう」安倍は少し緊張しているのか
ちょっとどもりながらそれをうけとった。
「あ、あのさ」
しばらく無言でジュースを飲んでいた二人だったが
安倍のほうが沈黙に耐え切れなくなり口を開いた。
- 121 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時37分48秒
- 「なに、なっち」
矢口は内心ドキドキしながらも平静を装い安倍の言葉を待った。
「ねえ矢口、矢口って私のこと嫌いなの?」
「・・・・・・」
矢口は思っても見ない安倍の言葉に声も出すこともできなかった。
「だってそうでしょ矢口、私と話してるとき急に怒ったり
なぜか目をそらしたりすることがあるじゃない。
それってやっぱり私のことが嫌いだからなのかなって・・・」
安倍は矢口のことをまっすぐ見つめてさらに続けた。
- 122 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時38分25秒
- 「私、矢口に嫌われてるなんていやだよ
悪いところがあったら直すから私のこと嫌いにならないで」
そう言った安倍の目には、意思がこもっていて今の言葉に
偽りがないということがわかった。
- 123 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時38分58秒
- 「なっち・・・」矢口は安倍の目を見つめゆっくりと話しはじめた。
「なっちごめん、なっちがそんな風に思ってるなんて知らなかったよ
いやもしかしたら知ろうとしてなかっただけかもしれないけど
実は・・・私、なっちにずっと言えなかったことがあるの」
「それは、なに?」
安倍は矢口の話す言葉を一字一句聞き逃さないようにして
じっと矢口のほうを見ていた。
- 124 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時40分26秒
- 「私、ずっとなっちのことが好きなの。
それは、友情の意味じゃなくて、そう普通は異性対して感じるもの
でも私はなっちにそれを感じたの。
私が、なっちのことを好きになったのはごっつあんが入ってきて少したった
時だった、あの時なっちは私のことを励ましてくれたよね
あの時はたぶんなっちのほうがつらかったはずなのに
私のことを抱きしめてくれて、そのときに私の気持ちはなっちに
奪われちゃったんだなって今になって思うの。
でもそのときは私に気持ちの余裕がなくて、そのことを認めたくないって
思っちゃって、なっちを避けて、自分の気持ちを無理矢理押さえ込んでいたの。
- 125 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時41分19秒
- けどそうやって無理矢理押さえ込んだ気持ちは今にも爆発しそうで
それを抑えるためにそこら辺の男の子と付き合ってみたけど全然楽しくなくて
そんなことをすればするほど寂しさは募るばかりだった。
でもなっちに自分の想いを伝えることは今までできなかった
だってなっちは私に同じメンバーとして普通に接してきて
私がドキドキするようなこと平気でするんだもん
急に腕を絡めてきたり、ものすごくかわいい表情をしたり
そんな時私はなっちを抱きしめたいという衝動に駆られたけど
もちろんそんなことはできなくて、そのことを隠すために
急に怒ったような振りをしたり、瞬間的に目をそらしたりしてたんだ。
- 126 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月24日(日)23時42分51秒
- さっきもなっちのことを考えてたけど、急になっちの声がして
少しあせってあんなことを言っちゃたんだ。
ごめん、本当にごめんなっち、私って勝手だよね
自分が傷つきたくないから、なっちに自分の気持ち隠して
それでなっちにいやな思いさせてた自分が情けないよ。
じゃあ私疲れたから寝るね、おやすみなっち」
- 127 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月24日(日)23時46分50秒
- 更新終了。
安倍はこのあとどうするんでしょうか。
>夜叉さん
多分うまくいきますよ、いやいかせましょう。
次回更新はたぶん明日の夜です。
じゃあまた明日。
- 128 名前:夜叉 投稿日:2002年02月25日(月)14時52分22秒
- 知、やっと言えましたね。
うまくいかせるんですね(笑)、楽しみに待ってますね。
- 129 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)00時38分26秒
- そこまで言って矢口はソファーから立ち上がりベッドに向かおうとしたが
安倍に腕をつかまれて安倍のほうを向かされてしまった。
「矢口、私の答えを聞かないで行くつもり」
なっちはそう言って矢口の目をじっと見た。
「私がいやな気持ちになったのは矢口に嫌われてると思ったから
だけど矢口は私のことを『好き』って言ってくれた、私だって矢口の事好きだよ」
「でもそれは・・・」
「もう矢口、話は最後まで聞いてよ。そりゃ私の好きと、矢口の好きは
今は違うかもしれないけど、もしかしたら矢口の好きと同じふうに
なるかもしれないじゃない。
私は好きなったら相手の性別なんて関係ないと思ってる。
だから私を振り向かせて見せてよ」
安倍はそう言うと、矢口抱きついた。
- 130 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)00時39分14秒
- 矢口は久しぶりの安倍の温もりを感じながら
この答えを聞いて、このあとどうすればいいのか考えていた。
(うーんなっち振り向いてもらうにはどうすればいいのかな
私がどれだけなっちのことを好きかわかってもらおう)
矢口はそう思い安倍をベッドに押し倒した。
「私がどれだけなっちのことを好きかなっちの体に教えてあげるの」
「ちょっと、矢口・・・」
安倍は何かを言おうとしていたが、矢口はそれを強引に唇でふさいだ。
矢口と安倍はしばらくの間キスを続けていた。
安倍は最初の方は抵抗していたが、矢口のキスのせいで
頭の中がふわふわしていたので、されるがままになっていた。
- 131 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)00時40分04秒
- 矢口はキスをしたままパジャマのボタンに手を掛け一個一個はずしていた。
ボタンをはずし終えるとブラをしていなかった安倍の乳房がすぐにあらわになり
その乳房を矢口は両手で揉み始めた。
「あっ・・・はぁ」
「なっち感じてるの?」
矢口はさらに胸を揉み続け、その上もう固くなっている乳首に
口をつけ吸った。
「はぁ・・・矢口」
(なっち感じてるんだ、それにあんまりいやがってないみたいだし・・・
このまま最後までやっちゃおうかな)
矢口はそう思い今度は安倍の下腹部に手を伸ばした。
「あっ!!」
安倍は驚いたのか、声をあげたが矢口はその声を無視してパジャマを脱がした。
安倍の秘所は下着の上からでもわかるくらいぬれていて
矢口はそこを指でゆっくりと愛撫を始めた。
「あっ・・・あぁっ」
(私の愛撫に感じてくれてるんだなっち)
- 132 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)00時40分38秒
- 矢口は、なっちが感じているのが嬉しくてそして
さらに感じてほしくなってなっちの秘所を愛撫している
指の動きを速めた。
「はっ、はああ」
安倍はさっきよりも大きな声であえいだ。
矢口はなっちの秘所を直に触りたくなり安倍のショーツを
膝まで下ろし耳元で安倍に「ちょっと片足を上げて」
と言うと安倍は素直にそれに従い膝を上げたので
矢口はショーツを簡単に引き抜くことができた。
安倍は一糸纏わぬ姿になり、それを見た矢口はさらに興奮して
「なっちいくよ」と言って安倍の秘所に直接愛撫を開始した。
まず矢口は優しく陰核に触れ、そこを人差し指と中指でこね回した。
「ううん・・・ああぁ」
安倍の声がどんどん大きくなっていくのがわかった。
- 133 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)00時41分12秒
- そして矢口はついに濡れそぼっている陰唇に愛撫を開始した。
矢口が指を入れたとき『くちゅっ』っと小さく音がした。
矢口はさらにその指を動かすと『くちゅくちゅ』とさらに大きな音が響いた。
「なっちのアソコすごくいい音がしてるね
今度はなっちのいくときの声が聞きたいな」
矢口はそう言うと、安倍の秘所に口をつけ溢れ出る愛液を舐め取りながら
舌を陰唇の中に入れ、中で激しく動かした。
「はぁ・・・ああ・・・はああ・・・はっああああ」
矢口が舌で安倍の陰唇を攻めていると
安倍のあえぎ声が一層高いものになっていた。
これを聞いた矢口は、安倍の限界が近いと感じて
さらに舌の動きを速め、そして硬く勃起している陰核をあまがみした。
「あっ・・・ふぁあああ・・・ああああああ」
その時安倍の陰唇が収縮し一瞬矢口の舌が抜けなくなりそうになったが
その後すぐに収縮が収まったので、何とか矢口は安倍の陰唇から
舌を引き抜いた。
- 134 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月26日(火)00時45分49秒
- 更新終了。
ああ・・・結局エッチシーンになってしまった。
>夜叉さん
矢口が強引にしてしまったせいで、こじれるかも。
四話は次で一応終わりますが、多分二話二人との後日談を書きます。
出ないと全部フォローしきれません。
次の更新は四話が書き終わったらします。
ではまた。
- 135 名前:夜叉 投稿日:2002年02月26日(火)14時56分00秒
- 知、強引でしゅ(笑)。
これから雷が落ちるのでしょうか?ドキドキしながらお待ちしております。
あら?そうなんですか?後日談もよろしくお願いします。
- 136 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時15分16秒
- 体を起こし安倍を見ると、安倍は肩で息をするほど呼吸が乱れていた。
矢口は安倍の隣に寝て、安倍のことを抱き寄せ、安倍の頭をなでた。
しばらくそれを続けていると、安倍の息が落ち着いてきたので
矢口は安倍に話しかけた。
「なっち、これで私がなっちのことを好きだって事がわかったでしょう?」
と言って矢口は安倍のほうを見た。
すると安倍は怒っているようだった。
「矢口、ちょっと強引じゃない私、矢口となし崩しに
エッチしたくなかったのに」
- 137 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時16分09秒
- 「でもなっちもけっこう感じてたでしょ」
「そういう問題じゃないでしょ、私は矢口との初めてのエッチは
矢口と本当に気持ちが通じ合ったときにしたかったのに、ひどいよ矢口」
そう言うと安倍の目から涙がこぼれていた。
それを見た矢口は、自分のしてしまったことが間違いだと気付いた。
「ごめん・・・なっち、でもこれだけは覚えてて
私はなっちのことこれかもずっと好きだから」
安倍は話を聞き終わると自分のパジャマを着て
ベッドから立ち上がり毛布を持ってソファーに向かった。
「なっち隣のベッド開いてるよ」
矢口はソファーに向かう安倍の後ろ姿に声を掛けた。
- 138 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時16分49秒
- 「いきなり襲いかかってくる人の隣で寝れる訳ないでしょ
それに私のことを好きって言ってくれたのは嬉しいけど
いきなりあんなことされて頭の整理がつかないの
だから今日はソファーで寝るよ」
矢口はその言葉に何も言うことができず黙って安倍のことを
見送った。
(あーなんて事しちゃったんだろう、もう絶対なっちに嫌われちゃったよ
なっち泣いてたし、はぁーこれからどうしよう)
矢口は、そんなことを考えながら疲れていたためか
いつのまにか眠りについていた。
- 139 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時18分49秒
- 安倍のほうはソファーに横にはなったが、なかなか眠れずに
さっき矢口にされたことを思い出していた。
(矢口エッチうまいんだな、私より年下なのに・・・)
安倍は男との経験は何回かあったが、あんなに感じたのは今日が初めてだった。
(まだ、矢口に触れたアソコが少しまだうずいてる、
私もしかして初めて『いっちゃった』のかな
矢口の舌がわたしのアソコを舐めてるとき急に頭の中が真っ白になって
すごく気持ちよかった。)
- 140 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時19分38秒
- そんなことを考えてると安倍は余計眠れなくなり寝返りを何回も打ちながら
こんどは明日からどういう風に矢口と接しようかを考えていた。
(今日矢口が私のことを『好き』って言ってくれたのは本当に嬉しかったけど
いきなりエッチするなんて思いもしなかった。
でもそれだけ矢口は私のことを好きでいてくれてるってことなんだよね
だけど私はまだ矢口のことを本当の意味で好きになってないから
まだ付き合うとかはできないし・・・まあいずれなるようになるでしょ
とりあえず明日起きたらちゃんと挨拶をしてあげよう)
- 141 名前:第四話 7016号室 なっちと真里 投稿日:2002年02月26日(火)23時20分19秒
- 安倍は頭の中の整理がついて、ふと時計を見ると午前三時になっていた。
(あっ!!もうこんな時間なんだ、さすがにそろそろ寝なきゃまずいな)
そう思い安倍は目を閉じた。
少したつと部屋には安倍と矢口の寝息がしていた。
第四話 7016号室 なっちと真里
完
- 142 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月26日(火)23時26分18秒
- 第四話終了。
って言って良いものかどうか・・・
>夜叉さん
安倍は口では矢口に怒ってたけど
実際はそんなに怒っていません。
中沢、保田、安倍、矢口のお話はまだ終わってません
五話が終わったあとに、その後のことを書きます。
最近毎日更新ができてるのでこの調子で行きたいものです。
明日もできたら更新したいと思います。
- 143 名前:夜叉 投稿日:2002年02月27日(水)12時52分25秒
- 続きがある感じの終わり方でしたね。
ふたりはこれから、ってことで、楽しみにしてます。
- 144 名前:第五話 7016号室 オンリーユー 投稿日:2002年02月28日(木)00時53分42秒
第五話 7017号室 オンリーユー
後藤と加護は自分たちの部屋に入っていった。
二人はとりあえず荷物を置きソファーに座ることにした。
「はぁー、なんかずっと寝てたから肩が凝ったよ、それに誰かさんが
私の肩に乗っかってくるし」
そう言ってニヤリと後藤は加護の方を見た。
「ごっ、ごめんなさい後藤さん、あの時はついうとうとしちゃって・・・
私、後藤さんの肩を揉みますね」
「あ、いいよ、いいよそんなことしなくても今言ったのは冗談だから」
「いいですよ、私人の肩揉むの好きなんですよ」
加護はそう言うと、後藤の横に座り後藤の肩を揉み始めた。
- 145 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年02月28日(木)00時54分52秒
- 「あー気持ちいい、加護あんた肩揉むのうまいね」
「そう言ってもらえると嬉しいです。
私、家族と暮らしてるときよくお父さんの肩を揉んであげてたんですよ
そのときもお父さん『気持ちいい』って言ってくれたんですよ」
加護はしばらく後藤の肩を揉んでいたが、後藤が
「もういいよ、ありがと」と言うと加護は後藤の肩から手を離し立ち上がろうと
した時、加護はちょっとよろけて後藤の背中に加護の胸があたった。
「あっ・・・ごめんなさい」そう言うと加護は後藤から離れ
立ち上がりまた後藤の正面に座った。
- 146 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年02月28日(木)00時55分42秒
- 加護は恥ずかしいのか少しうつむいていた。
そんな加護を見て後藤はさっき背中にあたった胸の感覚を思い出していた。
(やっぱり加護の胸は大きいな、でもどうだろう・・・やっぱり私のほうが
すこし勝ってるかな、こんなこと加護に聞くわけにもいかないし)
「後藤さん、後藤さん」
「えっ!!何?」
考え事をしていた後藤は急に声をかけられ少し驚いていた。
「私先にお風呂に入っちゃっていいですか?」
「ああ、うんいいよ」
後藤がそう言うと、加護は着替えを持ってお風呂場に向かった。
- 147 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年02月28日(木)00時57分29秒
- 加護がお風呂に行った後、後藤はテレビを見ていた。
しばらくテレビを見ていたが、飽きてきたのでテレビを消し
とりあえずメイクを落とそうと思い、洗面所に向かった。
洗面所は、お風呂のすぐ横にあり加護がシャワーを浴びている音が聞こえた。
メイクを落とした後藤がふと横を見るとそこには、加護の脱いだ服が散らかっていた。
(まったくしょうがないわね加護は、脱いだ服くらいちゃんと片付けなさいよ
このままじゃあれだから私がたたむくらいしといてあげるか)
後藤はそう思い散らかっている服を一枚一枚たたんでいった。
そしてたたんでないのは下着だけになった。
- 148 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年02月28日(木)00時59分54秒
- (下着はどうしようかな、下着までたたんであったら加護、嫌がるかな)
そう思いつつも後藤は、加護のブラジャーを手に取り
それを思わず自分の胸にあてていた。
(あっ!!私のほうがちょっと小さいかもなんか悔しい、勝ってると思ったのに)
後藤が胸にあてたブラジャーはむなしくも後藤の胸頂上までは至らなかった。
(でも、中二に胸の大きさで負けるなんて・・・
でもよく考えたら、娘。であたしより胸が大きいのって多分梨華ちゃんと
加護くらいなもんだからいいか、裕ちゃんとかよっすぃーなんて
ぜんぜんないし・・・でも私のより大きい
加護の胸をちょっと触ってみたいな、どんな感触がするのかな
後で触わらせてって聞いてみようかな)
後藤は考え事をしていたが、こんな姿を加護に見られたらまずいと思い
結局ブラジャーとショーツもたたみ、たたんだ服の下にいれて、脱衣所を出た。
- 149 名前:蝙蝠 投稿日:2002年02月28日(木)01時05分05秒
- 更新終了。
後藤がちょっと変。
>夜叉さん
いつもレスありがとうございます。
なんかレスがあるだけでやる気が出てきます。
ちゃんとその後も書きたいと思ってます。
明日は更新できるかわかりません
なにせ、ストックがないもんで・・・。
書き上がり次第更新したいと思います。
- 150 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月28日(木)02時14分22秒
- かごまだ〜!あまり見ないから楽しみ。
- 151 名前:夜叉 投稿日:2002年02月28日(木)20時57分11秒
- 変態ごまハケーン(爆)。
何かおやじ入ってます(笑)。身の危険を感じるのは気のせい…(汗)。
作者様のペースでいいので。マターリお待ちしております。
- 152 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月01日(金)01時00分36秒
- 後藤は脱衣所を出たあともまだ加護の胸のことを考えていた。
(やっぱりあの胸はいいなぁー、何とかして触る方法考えなきゃな
でもどうやって・・・)
後藤はしばらく考えてみたが、いい案が浮かばなかったのでまたテレビをつけた。
そしてまたしばらくテレビを見ていると、お風呂場から音が聞こえてきたので
振り向くと、加護がお風呂場から出てきた。
「後藤さんこのホテルすごいですよちゃんと浴槽にお湯が張ってあって
それもすごく気持ちいい温度でしたよ、あんまり気持ちよくてちょっと寝ちゃいました。
あ・・・あとすいません私の脱いだ服、たたんでもらっちゃって」
- 153 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月01日(金)01時01分06秒
- 加護は、少し恥ずかしそうに後藤に話していた。
「だめだよ加護お風呂で寝ちゃ、私もお風呂で寝ちゃってそのまま顔がお湯の中に
入っちゃって一瞬溺れそうになったことあるんだから
後女の子なんだから脱いだものはちゃんとたたむか、家なら洗濯籠にいれたりして
ちゃんと片付けないと大人になったとき恥をかくからね」
後藤は加護のことを見ながら言った。
「はい」
- 154 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月01日(金)01時03分27秒
- 加護はピンクのパジャマを着ていて髪はいつものように上でまとめてなくて
おろしていた。
そして、後藤はさらに視線を下に落としていった。
パジャマのしたには、ブラジャーを着けていないようでボタンとボタンの間から
わずかに白い肌が見えていた。
それを見た後藤は思わず生唾を飲み込んでいた。
(加護って子供っぽさののなかに大人の色っぽさがあるみたいで
すごく可愛いああ、あの白くて大きい胸に触りたい)
思わず後藤の手が加護の胸にいきかけたが、我にかえり加護を見ると
加護はずっと後藤を見ていた。
- 155 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月01日(金)01時04分00秒
- 「後藤さんどうかしました?」
「い、いやなんでもないよ、じゃあ今度は私がお風呂に入ってくるね」
後藤はその場にいづらくなり、そう言うとソファーから立ち上がり
着替えを持ってお風呂場に向かっていった。
お風呂場に向かう後藤の後ろ姿を見ながら
(どうしたんやろ、今日の後藤さんなんか変やわ)と思っていた。
- 156 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月01日(金)01時12分38秒
- 更新終了。
後藤さらに変、加護はどうなっちゃうんでしょう。
>150さん
レスありがとうございます。
ご期待に添えるようにがんばります。
>夜叉さん
この後藤はちょっと親父が入りすぎですね。
しかしこのままで題名どうり「オンリーユー」な展開になるんでしょうか
自分でもわかりません。
何とかがんばってみます。
- 157 名前:夜叉 投稿日:2002年03月01日(金)22時03分28秒
- ある意味、オンリーユーだと思われ(笑)。
続きに期待してますね。
- 158 名前:うっぱ 投稿日:2002年03月02日(土)04時06分37秒
- ついつい読みたくなってしまうような、そんな内容がいいですね。
続き、期待してます。
- 159 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時33分53秒
- 加護はソファーに座り、目をつぶり少し考え事をしていた。
(やっぱり後藤さんと一緒にいると緊張するわ
でも娘。の中で一緒にいて一番落ち着けるのも後藤さんやねんな
ののとは一緒にいると楽しいけど
一緒に遊んでまうから落ち着くって言うのとはちょっとちゃうし
よっすぃーや梨華ちゃんと一緒にいるときは
どうしてもうちがつっこみ役をせなあかんからいろいろ気をつけて見とかんといかんし。
- 160 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時35分35秒
- 矢口さんといるときは、まあ、あの人はいろいろ厳しいから
こっちも緊張して仕事とかせなあかし、でもいろんなことを教えてくれるから
うちやののにとってはとっても大事な人やな
それに矢口さんがおらなミニモニ。もできてなかっただろうし・・・。
でも一緒にいて落ち着くか言うたら、落ち着きはせんな。
ほかの四人は、やっぱり自分たちはモーニング娘。だっていう自覚をしっかり
持ってる気がするな。
- 161 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時36分46秒
- 安倍さんも普段はちょっとボケてるとことあるけど歌や演技をしてるときはすごいし
飯田さんにしても、ちゃんと自分ができることをしてるし
保田さんもプッチモニ。をしっかりまとめてるし
中澤さんはもう言うまでもなく、いままで娘。の大黒柱として誰に何を言われても
ずっとがんばってきた人やからいまさら何も言うこともあれへん
でも、一緒にいるときこっちはいろいろ気を使わなあかんから
結構大変やし、やっぱり後藤さんが一番ええな、後藤さんは適度の緊張感と
大きな安心感をうちに与えてくれるからな
まあ本人は気付いてやってるかどうか知らんけど・・・)
- 162 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時38分21秒
- それと時を同じくしてお風呂場にいる後藤は・・・
「あぁー気持ちいい加護の言ってた通り適温だね」
などと一人で呟いていた。
そして思考のほうはやっぱり加護の胸のほうにいっていた。
- 163 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時39分45秒
- (どうやって加護の胸を不自然じゃなく触ることができるんだろう
いきなり言って断られると後が気まずくなるし・・・。
あっ!!そうだ私今日トランプもってきてたんだ
加護確かトランプ好きだから、「トランプでもしない?」と言って誘えば
きっと「はい」とか言うに違いない。
その時私が「ただやるだけじゃつまんないから
勝ったほうが負けたほうの言うことを聞くって言うルールにしよう」って加護に言えば
負けず嫌いの加護は「わかりました」とか言うに違いない)
- 164 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時41分23秒
- そう考えた後藤はいてもたってもいられなくなり
まだ湯船につかって十分も経ってないのに浴槽から出て
パジャマにいそいで着替え、お風呂場を後にした。
お風呂場から出たあと、後藤は自分の持ってきた鞄を開けてトランプを取り出し
加護に見せこう言った。
「加護、トランプでもしない」
「あっ、いいですね、私もテレビが面白くなくて、することがなかったし
それにバスの中で眠ってたせいか、あんまり眠くもないですから」
「じゃあやろう」
- 165 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時44分28秒
- そういって後藤は加護の前に座った。
「何をやりましょうか?後藤さん」
「うーんなんにしようかな、ババ抜きじゃ二人しかいないからつまんないし
じゃあまずは神経衰弱でもしようか?あれなら二人でも面白いから」
「そうですねそれにしましょう」
加護がそう言うと後藤はトランプを箱からだし、それを軽くきってからテーブルに並べ
加護にさっきお風呂場で考えていた通りのことを言った。
「加護、なんか賭けてやろうか?」
「何を賭けましょうか?」
「そうだな・・・」
後藤は次に言うことを考えてあるのにわざと考える振りをして加護に言った。
- 166 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時46分24秒
- 「こういうのはどう?勝ったほうが負けたほうの言うことをなんでも一つだけ聞くの」
「わかりました、それでいいですよ、でも後藤さん
私に負けたら、本当に言うことを聞いてくださいね」
加護はそう言って後藤のことを見た。
「私は加護には負けないよ」
後藤も加護にそう言い返し加護のことを見た。
- 167 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月02日(土)15時58分09秒
- 更新終了。
後藤の作戦は成功するのか?
>夜叉さん
じゃあこのままいかせてもらいます。
>うっぱさん
初レスありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
更新は早いうちにします。
ではまた。
- 168 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時46分47秒
- 「いんじゃんほい」そう言って加護はいきなりパーを出した
それにタイミングを崩された後藤はついグーを出してしまった。
「あっ、私の勝ちですね、じゃあ私が後攻ということで」
「加護いまのちょっとずるくない?」
そう言いながら後藤はちょっと納得のいかない顔をしていたが心の中では
(よしよし、うまくいったこれで私が勝てば、あの胸に触れる)
などと考えていた。
- 169 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時47分28秒
- そして、後藤の企み通りトランプ勝負が始まった。
まず序盤はどこに何があるかわからず二人ともペアにすることはできないと思われたが
加護がまずあっさりと一組目をゲットした。
「ふふふ・・・とりあえず一組目はいただきました」
そう言って加護は挑発的な目で後藤を見た。
「まだまだ勝負はこれからだよ、加護」
後藤も負けじと言い返した。
勝負はそのまま加護有利で進み、トランプの残りが半分になったところでの経過は
加護が十一組、後藤は六組になっていた。
- 170 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時48分34秒
- (やばいこのまま負けちゃうと、私の作戦が台無しになる)
そう思った後藤は残っていたトランプをおもむろに掻き混ぜ始めた。
それを見た加護は「あーーーっ後藤さん何してるんですか?」
「いや、数が少なくなってきたから混ぜようと思って」
「何でそれを私がめくる前にするんですか?
私が後攻だから私が終わってからにしてくださいよ」
「もういいじゃない、もうばらばらになっちゃたんだし
早く加護、もう後半戦だから早くめくっちゃって」
- 171 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時49分16秒
- 「わかりましたよ」
加護は納得のいかないような表情でトランプをめくったが
やはり後藤に混ぜられてしまったので、外してしまった。
その後、後藤はおもむろに二枚取るといきなりそれがペアになっていた。
加護はそれに驚き「後藤さんまさかいかさましたんじゃ・・・」
「そんなことしてないよ、ただの偶然だよ」
加護はまだ疑惑の目を後藤に向けていたが、それを後藤は無視し
次の二枚をめくると、今度は外れだった。
- 172 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時50分32秒
- そして加護の番になり、トランプをめくるとまた加護はまた外してしまった。
「あーあ、またはずしちゃった、早く後藤さんの番ですよ」
加護はそう言って後藤を急かした。
「わかったわよ」後藤はそう言うと、また二枚トランプをめくり
それは、ペアになっていた。
「よし、よし私も調子が出てきたねー」
後藤はそう言うとさらに二組揃え、その時点で
加護十一組、後藤十組になっていた、そして残りは十二枚六組になっていた。
(この次が勝負だ、さっき取った四組は実は加護がはずした
四枚のカードの片方を混ぜるときに覚えててたまたま取れたけど
もうわかるのはないし、でもここで一組でも取れれば
加護にプレッシャーを与えることができそうでだからね)
- 173 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時51分24秒
- そう考えながら祈るような気持ちで、二枚トランプをめくると
祈りは届かなかったのか、無常にも外してしまった。
「ああーこれで終わったか・・・」後藤は大きくため息をついた。
しかし加護も一組は揃えることができたが、次をはずししかも
そのはずしたのはさっき後藤がめくったものの片方で後藤が覚えてさえいれば
すぐにでも取れそうであった。
それをじっと見ていた後藤は、すぐさまその一組を揃えさらに
もう一組も揃えた。
- 174 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月03日(日)23時52分02秒
- これで加護十二組、後藤十二組で並びさらに残り枚数は六枚三組になっていた。
「これで私の勝ちだね、加護」
後藤は勝ち誇ったように、加護に言った。
加護は悔しいのか唇を噛み、下を向いていた。
「よし、終わり。加護私の勝ちだね」
後藤は残りの三組をすべて揃え結果、加護十二組、後藤十五組で
後藤の勝ちとなった。
- 175 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月03日(日)23時54分50秒
- 更新終了。
後藤の勝ちにしました。
次の更新で多分五話は終わりです。
- 176 名前:夜叉 投稿日:2002年03月04日(月)15時45分22秒
- さぁ、ごっつぁんは願いを叶えることが出来るのか???
期待して待ってます。
- 177 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)17時59分11秒
- 加護はとても悔しそうに「私の負けです、でももう一回だけ勝負してください」
と後藤に聞いた。
「いいよ、でもさっき約束した通り私の言うことをひとつだけ聞いてくれる?」
「わかりましたなんでも後藤さんの言うとおりにします」
加護がそう言うと後藤は妖しい笑みを浮かべ加護を見た。
(なんやろ、なんか後藤さんテレビでは見せへんような顔になってるな
うち、なにされるんやろ)
加護は不安そうな表情で後藤の言うことを待っていた。
「私が加護にしてほしいことは・・・」
「してほしいことは何ですか?」
「うーーんとね、加護の胸を触らせてほしいな」
「えっ!!む、胸をですか?」
加護はそう言って自分の胸を見た。
- 178 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)17時59分57秒
- 「うん、今日加護バスで私の隣に寝てたでしょ
その時になんか加護の胸が大きくて
気になっちゃって、その時ちょっと触ろうとしたんだけど
裕ちゃんが、話があるって言ったから結局触れなかったんだよね
だから勝負に勝ったからちょうどいいかなーって」
後藤の話を聞いたあと加護は
「だから部屋に入ってから後藤さん変だったんですね
なんか、一人で考え込んでたり、いきなりトランプで勝負しようって言ったり
わかりました、後藤さんがそう言うならいいですよ」
そう言うと加護は後藤の前に立って自分の胸をつき出した。
「加護ほんとに触っちゃっていいの?」
後藤は少し嫌がると思っていたのに
加護は全然抵抗することなく胸を触らせてくれそうだったので
逆にちょっと躊躇してしまった。
- 179 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時00分38秒
- 「いいですよ後藤さんなら、恥ずかしいですけど・・・」
後藤はそれを聞いて安心し、おもむろに加護の胸にまずはパジャマの上から触った。
(えっ!!何この柔らかさは)
後藤は加護の胸があまりにも柔らかいので衝撃を受けていた。
(なんかフニフニしてて不思議な感じ、私の胸より全然柔らかいな)
さらに後藤はそのまま両手で加護の胸を揉もうとすると加護は
「後藤さん胸を触るだけじゃなかったんですか?」と聞くと後藤は
「私の言うことを何でも聞くって約束でしょ」
と言って後藤は加護の胸を揉んだ。
しばらくすると、加護は何も言わなくなりもじもじしていた。
そして後藤は加護の胸を直に触りたくなり、加護のパジャマを脱がそうとした。
加護はその後藤の手を払おうとしたが、さっき後藤に胸をもまれていたせいで
体にあまり力が入らず、後藤に難なく自分のパジャマを脱がされ
加護は上半身に何もつけていない姿になった。
- 180 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時01分29秒
- 加護は自分の両腕で胸を隠し、後藤に聞いた。
「パジャマまで脱がされるなんて聞いていませんよ」
「だって言ってないもん、でもいいでしょ
何でも言うこと聞くって自分でいったんだから
それに私パジャマの上から触らしてと言ってないし」
「そんなのずるいですよ後藤さん」
「ずるいって言われてもかまわないよ」
そう言って後藤は加護の両腕をまとめて右手で取り、あまった左手で
加護の胸を直に触った。
「あっ!!」加護は声をあげたが、後藤はそれを気にせずにさらに
胸を触り続けた。
- 181 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時02分24秒
- すると加護の胸の先端がだんだん隆起していくのがわかった。
それを見て後藤はさらに興奮して、加護の胸を揉んだ。
「ああっ・・・」
加護は、もう抵抗する力もなくなり、後藤のされるままに
ソファーに座らされていた。
後藤は、加護を座らせると自分は加護の目の前に座り
おもむろに加護の隆起している乳首をつまんだ。
「はああ」加護は悩ましい声を上げた。
後藤はさらに、加護の胸を揉もうとしたが加護が
「後藤さん・・・これ以上はもう」
声を振り絞っていったのを聞いて後藤は
(加護の意思を無視してこのままやり続けるのは
やっぱり加護に失礼だな)
- 182 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時03分08秒
- そう思い、揉もうとした手を止め加護のパジャマを着せ
しばらくすると、加護が落ち着いてきたので後藤は
「ごめん加護、ちょっと無理矢理だったね」
「いいですよ、言うことを聞くって約束だったんですから
それに・・・」
そこまで言うと、加護は少し口篭った
「それに、何?」
後藤はその続きを聞きたくて、加護を急かした。
「ちょっと気持ちよかったですよ」
加護はそう言うと照れくさそうに笑顔を浮かべた。
- 183 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時06分27秒
- 「あっ!!そうだ、後藤さん二回戦を始めましょう」
加護はそう言ってトランプをテーブルの上に並べた。
「あ、ああ、うん。そうだったね」
後藤はそう言って加護の向かいに座った。
その勝負は、加護の圧勝となった。
なぜかと言うと、後藤はさっき触った加護の胸の感触を忘れられず
勝負にまったく集中できなかったのだ。
「やったー私の勝ちですね」
加護はソファーから立ち上がり、その場で跳びあがり喜んだ。
「何を後藤さんにお願いしようかな・・・」
加護はそう呟きながら自分の右手をあごに当て考え込んでいた。
「よしっ、これにしよう」
加護は手を叩き、すべてが決まったというような顔になった。
- 184 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時07分41秒
- 「加護それで、私になにをしてほしいの?」
その顔を見て後藤は加護に聞いた
「それはですね、後藤さんに抱きしめてもらいたいんです」
「なんで、いまでも辻とか梨華ちゃんに抱きついたり
裕ちゃんに抱きつかれたりしてるじゃない」
「私は後藤さんに抱きしめてほしいんですよ」
それを聞いて後藤は思った。
(加護もやっぱり寂しいのかな、そりゃそうだよね
だってまだ中学二年生なんだから。
私は実家が都内だから寂しいなんて感じないけど加護の場合は
おばあちゃんと二人暮らしだし、それにおばあちゃんに心配させたくないから
甘えたいときでも我慢してると思うし・・・。)
後藤は加護を見てこう言った。
- 185 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時08分30秒
- 「わかったいいよ」
「じゃあお願いします」
加護は座っている後藤の前に立った。
後藤も立ち上がり、加護の事を優しく抱きしめこう言った。
「あんまり無理しなくてもいいんだよ、亜依
寂しくなったらいつでも私に甘えていいからね」
そう言って後藤はさらに加護の事を抱きしめた。
後藤が加護の目を見ると、涙がこぼれていた。
「ごとーさーん」
加護も後藤のことをぎゅっと抱きしめた。
「後藤さんにこうしてもらいたかったんです
だって私、後藤さんといるときが一番安心するから」
加護は涙声でそう言った。
しばらく加護は後藤の胸の中で泣いているようだった。
それからさらに十分くらい経ってから加護は後藤から離れた。
- 186 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時09分16秒
- 「後藤さんありがとうございました」
「いいって、いいって私のわがままも聞いてもらったんだし」
「また甘えたくなったら、後藤さんに甘えてもいいですか?」
「うんいいよ、けどそれには条件があるけど・・・」
後藤はそう言いながら、加護の胸を見た。
加護はそれに気付き、両手で自分の胸を隠し後藤に言った。
「後藤さんいやらしい目で私の胸を見ないでください」
「いいじゃないだって減るもんじゃないんだし
それにまだ加護の胸の感触まだ私の手の中にのこってるよ」
- 187 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時10分35秒
- 後藤がそう言うと、加護は顔を真っ赤にして
「もうやめてくださいよそういうこと言うの恥ずかしいじゃないですか
私はもう寝ます」
そう言って加護はベッドのほうに向かった。
加護がベッドに入ると、隣に後藤が入ってきた。
「加護今日は一緒に寝よ」
「いいですよ、でも胸に触らないででくださいね」
「えーっなんで加護私に触られるのいやなの?」
「いやじゃない・・・ですけど、後藤さんに胸を触られたりすると
なんか変な感じがするんですよ、それに」
そこまで言って加護は今度、後藤の耳元でささやいた
- 188 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時11分43秒
- 「今度は私の心の準備が出来たときにしてください」
と言って加護は後藤の反対のほうを向いた。
後藤は後ろから加護を抱きしめて、耳元でこう言った
「わかったよ加護、今度はもっと優しくしてあげるから期待してて
それから私が胸を触ったりしたいのは加護だけだよ。
おやすみ加護」
と言って後藤はその格好のまま寝てしまった。
- 189 名前:第五話 7017号室 オンリーユー 投稿日:2002年03月05日(火)18時12分37秒
- 「くぅー、すぅー」
加護は後藤の寝息を聞きながら考えていた。
(今日はほんまにいろんなことがあったな、でもいややと思うことは
なかったな、後藤さんとの距離も縮まった気がするし・・・)
加護はベッドの枕もとにある時計を見ると午前二時になっていた。
(あっ、もうこんな時間かうちもそろそろねなあかんな)
そう思うと加護は後藤の腕を解き後藤と向き合うようにし、小声で
「おやすみなさい、後藤さん」と言うと瞳を閉じた。
第五話 7017号室 オンリーユー
完
- 190 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月05日(火)18時18分33秒
- 第五話終了。
なんとか題名通りになったかな?
>夜叉さん
後藤の願いはかないました。
この後はエピローグです。
このあとその後をやろうかもしくは新作をやろうか迷ってます。
なんかいいカップリングがあったら教えてください。
一個考えてるのは安倍と加護が姉妹の話です。
(それしかきまってないけど・・・)
ではまた。
- 191 名前:夜叉 投稿日:2002年03月06日(水)11時09分07秒
- 微笑ましく終わってよかったかも(笑)。>第五話。
かごま、結構いいかも…。
両方キボーン(爆)。
- 192 名前:読んでる人 投稿日:2002年03月06日(水)12時30分18秒
- 第2話、第4話のその後キボン
- 193 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月07日(木)00時27分17秒
- エピローグ それぞれの朝
7013 号室。
「ううっ・・・寒い」そう呟きながら飯田は目を覚ました。
(おかしいな昨日はちゃんと布団をかけたはずなのにな)
そう思いながら、飯田は身を起こしてみると、掛けてあった
布団は全部辻に取られていた。
(まったく辻のやつ、寝相が悪いんだから)
そのままいてもしょうがないので飯田は、ベッドから降りて
ソファーに向かいそこに腰掛けた。
目の前にある時計を見ると、六時半だった。
(確か、集合は八時半だったよね、まだニ時間もあるから
とりあえずシャワーでも浴びるか)
飯田はそう思い、お風呂に向かった。
- 194 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月07日(木)00時28分02秒
- 飯田がシャワーからでると辻はまだ寝ていた。
飯田はその顔を見ながらしばらく和んでいたが
ちょっといたずらをしようと思い、辻の耳元でこう囁いた。
「辻、来るの遅いから辻の分のケーキ食べちゃったからもうないよ」
そうすると辻の顔がみるみる悔しそうな顔になって来たので今度は
「あっ、ごめーんもう一個あったんだ、辻にあげるよ」
と囁くと、今度はすごく嬉しそうな顔になった。
(ふふふ・・・面白いな辻は寝顔見てるだけで飽きないな)
- 195 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月07日(木)00時28分38秒
- さらにしばらく見ていても辻が起きる気配がないので
「辻、朝ごはんの時間だよ」と言うと
「えっ!!ご飯どこですか?」
と言いながらベッドから跳び上がった。
「冗談だよ、辻そろそろ起きないと集合時間に間に合わなくなるよ
だから早く着替えて」
飯田がそう言うと、辻は
「飯田さん、辻はお腹が空きました」と言うので
「大丈夫、朝ごはんはホテルのバイキングがあるからそこで食べれるよ」
「そうなんですか、じゃあ早く行きましょう」
辻は嬉しそうにそう言った。
- 196 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月07日(木)00時29分32秒
- 「ちょっと待ってその前に、ちゃんと着替えなさい」
「はい、わかりました」
辻はそう言うとその場で着替え始めた。
飯田は、やっぱりこの娘は、まだまだ子供だなと思っていた。
「着替え終わりました、飯田さん」
ソファーに腰掛けていた飯田に辻は声を掛けた。
飯田は時計を見ると、八時五分だった。
「ちょっと早いけど行こうか?」
「はい、早く行っておいしいものを全部食べちゃいましょう」
「まったく辻は食いしんぼうなんだから、じゃあ行くよ」
「はい、飯田さん」
そう言ってふたりは部屋を後にした。
- 197 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月07日(木)00時35分24秒
- 更新終了。
飯田と辻は最後までこんな感じ。
>夜叉さん
本当は別のラストもあったのですが・・・(ハードな)
けど加護が中学二年なのでやめました。
>読んでる人さん
やっぱり続きを書いたほうがいいですよね。
続きはまた書けたらということで
それではまた今度
- 198 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)21時07分18秒
- KUのつづき楽しみにづっと待ってました(w
- 199 名前:夜叉 投稿日:2002年03月08日(金)17時59分37秒
- 微笑ましい…、つか、食べ物のことしかないんか?(笑)>つーじの頭。
確かに中学生ということがある意味、規制を発生させてるかも(爆)。
マターリお待ちしております。
- 200 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月09日(土)09時42分07秒
- 7014号室
強烈な朝日で保田は目を覚ました。
「まぶしいな」そう言いながら保田はベッドから立ち上がり
洗面所へ行った。
そして鏡を見ると、自分の顔に驚いていた。
目は赤く腫れ上がり、鼻も真っ赤になっているのだ。
(あちゃーこれはまずいよ、今日ライブだって言うのに)
保田はシャワーを浴びようと思いそのままお風呂場に入った。
- 201 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月09日(土)09時42分58秒
- 「これで何とかなるかな」
保田は一人呟きながら鏡を見ていた。
保田は、シャワーを浴びた後、冷たい水ではれた目を冷やし
鼻もファンデーションをちょっと厚めに塗って、何とかごまかすことが
出来たようだ。
(あっ・・・そうだ今何時なんだろ)
保田はそう思い時計を見ると、七時三十分だった。
(なんか気持ちよさそうに寝てるけど、起こさないと・・・)
そろそろ中澤を起こそうと思い保田は、床に寝そべっている中澤に声を掛けた。
「裕ちゃん、そろそろ起きないと集合時間に間に合わないよ」
そう言って、保田は中澤の体を揺すった。
- 202 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月09日(土)09時43分44秒
- 「う、ううん、何やもう朝か?」
「そうだよ裕ちゃん、もう起きないと集合時間に間に合わなくなっちゃうよ」
「ああそうかそれより圭坊水持ってきてくれへん
飲みすぎて頭痛いわ」
「うんわかった」そう言って保田は冷蔵庫にいきそこからミネラルウォーター
を取り出した。
「ああ、ありがとう」
中澤は保田からミネラルウォーターを受け取り、それを一気に飲み干した。
「ああー、ちょっと気分良うなったわ」
「裕ちゃんシャワーでも浴びてきたら、酒くさいよ」
「そうやな、酒くさい体でライブに行くわけにいかんからな」
そう言うと中澤は体を起こし、風呂場に向かった。
- 203 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月09日(土)09時45分08秒
- 保田は中澤の後ろ姿を見ながら考えていた。
(裕ちゃんやっぱり私とキスしたこと覚えてないのかな
そりゃそうだよね、昨日のなんて矢口と間違えてたくらいなんだから・・・
さて私もちゃんと着替えなきゃ)
保田は風呂から出てTシャツと短パンだったので、保田は着替えることにした。
着替えを終えて、保田がソファーでくつろいでいると
中澤がお風呂から出てきて
「ふぅーやっとちょっと酒が抜けてきた、これならライブ前には
酒も抜けてるやろ」
「まったく裕ちゃんは飲みすぎなのよまったくつぶれるまで飲むんだから」
「昨日は結構気分良う飲めたからな、圭坊も結構のめるやないか
でもあれや、昨日うちいつの間に寝てたんや」
中澤はそう言ってまえにいる保田に聞いた。
- 204 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月09日(土)09時45分48秒
- 「実は私もあんまり覚えてないのよ、日本酒を飲んだとこまでは覚えてるんだけど
その後いつのまにか寝ちゃったみたいで、そのあと起きたら裕ちゃんは
床で寝てるし、起こそうとしても起きないし・・・」
「そうやったんか、圭坊これからはあんまり飲み過ぎないようにしような」
「うんそうだね、私たち一応アイドルなんだから
あっ!!そろそろ集合時間だ、裕ちゃんいこう」
保田はソファーから立ち上がりながら中澤に言った。
「よしじゃあ行こか」
中澤がそういって、二人は部屋を出た。
- 205 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月09日(土)09時56分37秒
- 更新終了。
あんまり核心には触れないようにしときました。
>198さん
KUは結構需要があるんですかね。
>夜叉さん
そんなことを言われると逆に規制を解除したくなってきました。
更新は、またかけたらします。
では。
- 206 名前:夜叉 投稿日:2002年03月10日(日)16時17分39秒
- 待ってましたっ、姐さんとやっす。ありがとうございます。
この雰囲気好きだったんでうれしいです。
- 207 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月12日(火)12時04分19秒
- 7015 号室
「おはよう、梨華ちゃん」
「おはよう、よっすぃー」
二人はベッドの上で同時に朝の挨拶を交わしていた。
「なんか嬉しいな」
石川は笑顔でそう吉澤に話しかけた。
「どうしてそんなにうれしいの?」
吉澤はわけのわからないといった様子で、石川の顔を覗き込んだ。
「よっすぃー、わからないの?」
「うん、よくわからないよ、梨華ちゃん」
「もーうなんでわからないの?」
石川はちょっと怒ったような顔で吉澤を見た。
- 208 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月12日(火)12時06分29秒
- 「私はただ、よっすぃーと一緒に起きれた事だけでも嬉しいの
だって、なんか二人の時間が一緒に流れて様な気がするから
もうよっすぃーなんて知らない」
石川はそう言って向き合っていた吉澤から離れてベッドから降りようとした。
「ちょっと待ってよ梨華ちゃん」
そう言って吉澤はベッドから降りようとした石川の腕をつかんだ。
ベッドから降りようとしたところで腕をつかまれた石川はバランスを
くずし吉澤の腕に抱かれるような格好になりそして吉澤は
石川に機嫌を直してもらうために「梨華ちゃん、キスしていい?」
と聞くと、石川は「嫌」と言ったが、吉澤が離さないので
(もう、よっすぃーにはかなわないな)と石川は思い目を閉じた。
吉澤は自分も目を閉じて、石川の唇に自分の唇を落とした。
- 209 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月12日(火)12時07分16秒
- 「うっ・・・ううん、よっすぃー」
石川は悩ましい声を上げるのを聞いて、朝だと言うのに吉澤は興奮して
そのまま、石川のパジャマに手を入れようとしたが、石川が
「ちょっとよっすぃー、もう時間がないわよ」と言った。
そういわれた吉澤が時計を見ると、七時三十分だった。
「まだ、七時半だよ梨華ちゃん」
「でも昨日あのまま寝ちゃったからシャワーも浴びたいし・・・」
「とりあえずじゃあ一緒のシャワー浴びようか?」
そう吉澤が言うと、石川は「うん、いいよ」
と言って二人は一緒にベッドを降りた。
- 210 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月12日(火)12時08分44秒
- 「あー梨華ちゃんやばいよもう八時半だよ」
「だからやめようって言ったのに」
石川と吉澤はあの後風呂場で、一緒にシャワーを浴びている
うちに興奮してきてついエッチをしてしまったのだ。
そしてたくさん楽しんだあとシャワーからでると八時半になっていた。
「早く急がないと」そう言って石川と吉澤はすばやく着替え部屋を出た。
- 211 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月12日(火)12時11分43秒
- 更新終了。
うーんペースが落ちてきてるな。
(羊の方を書いてるからか)
>夜叉さん
その後どしたらいいですかね?
更新は書けたらしたいと思います。
- 212 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月14日(木)11時54分40秒
- 7016号室
「ドタッ」
安倍は急な衝撃で目を覚ました。
「痛てててててて」
安倍は腰をさすりながら身を起こした。
その目の前にはさっきまで寝てたソファーが目の前にあった。
どうやら安倍はベッドから転げ落ちてしまったらしい。
「なっちどうしたの?」
安倍が落ちたとき結構大きな音がしたのか、矢口が起きてきた。
矢口は安倍の姿を見て、一目散に安倍に駆け寄り
「なっち大丈夫?」と聞いた。
「うん、大丈夫だよ、あっ、でもちょっと腰が痛いかな」
安倍がそう言うと矢口は安倍の腰をさすり始めた。
「なっちごめんよ、私のせいだよね」
- 213 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月14日(木)11時55分35秒
- 矢口は安倍の腰をさすりながらひたすら謝っていた。
「矢口ありがとうもう大丈夫だよ」
安倍はそう言って腰をさすっている矢口に言った。
「ほんと?ほんとに大丈夫?」
矢口はそう安倍に聞いた。
「大丈夫だって矢口、ただベッドから落ちただけだし」
「それが心配なんだよー」
矢口はなきそうな声で、安倍に聞いた。
「ほら、そろそろ準備しないと、集合時間に間に合わないよ」
安倍はそう言うと立ち上がった。
「矢口、はやくしないと矢口はメイクに時間かかるんだから」
安倍はそう促して、矢口の腕を引っ張り立ち上がらせた。
安倍と矢口は、着替えを済ませ、部屋を出た。
- 214 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月14日(木)11時56分52秒
- 更新終了。
エピローグを早いとこ終わらせよう
出ないと次が書けません。
- 215 名前:夜叉 投稿日:2002年03月15日(金)20時05分13秒
- エピローグ、無理にせがんですいませんです。
あと一つです、がんがって下さい。新作期待しちゃって良いのかな?
- 216 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時22分36秒
- 7017号室
(なんか胸のあたりが暑いわ・・・)
そう思いながら加護は目を覚ました。
そのまま自分胸をところを見ると後藤の顔が胸にへばりついていた。
(これじゃあ暑いわ・・・ったく後藤さんは人の話きいてへんのか)
加護は後藤のことを引き離そうとしたが、後藤はなかなか離れないばかりか
余計にくっついて来た。
それを見た加護は、変だと思い後藤の耳に息を吹きかけてみた。
「ひゃあっ!!」と後藤は驚いたような声を上げた。
「やっぱり後藤さん起きてたんですね
いつから起きていたんですか?」
加護は目を吊り上げて後藤に聞いた。
- 217 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時23分07秒
- 「いやっ!!あの、そのー、えーと
多分加護が起きる五分前くらいだと思うけど・・・。
起きたら目の前に加護の胸があったから頬擦りしてたの
そしたら加護が目を覚ましたのがわかったから寝た振りして・・・」
「もうわかりましたよ、とにかく私の胸から離れてください」
後藤は加護に話しているときも、加護の胸を触っていた。
しかし加護がちょっと怒っているようだったのでしぶしぶ手を離した。
「さあそろそろいく準備をしないと、」
加護はそう言ってベッドから立ち上がり、着替えを始めた。
その時後藤は加護の着替えるところをじっと見ていた。
その視線に加護は気付いたのか
「後藤さん、じろじろ見ないでくださいよ」と言うと
後藤が「加護が私の前で着替えてるんでしょ」と言って
後藤は身を乗り出して加護の着替えを見ようとしていた。
- 218 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時23分39秒
- 加護はパジャマのボタンを外したところで
もう少しで加護の胸が露になるところだったが
後藤が見ていたので、後藤の死角になるようなところでブラを着けようとした。
すると後藤は体勢を変えて露になった加護の胸を、じっと見ていた。
「だから、見ないでくださいよ」そう言うと加護は少し恥ずかしそうな顔をした。
後藤はそう言われて諦めたのか、おとなしく反対を向いた。
それを見て加護は安心して、ブラを着けようとした、その時後藤が後ろから
抱きついてきた。
後藤は素早く加護の乳首をつまみ指ではじいた。
「ちょっ、ちょっと後藤さんやめてくださいよ」
加護はそう言ったが後藤はそれに気付かない振りをして
さらに両手で加護の胸を揉んだ。
「は・・・後藤さん、も、もう時間がありませんよ」
- 219 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時24分11秒
- そう言われて、後藤が時計を見るともう八時十五分だった。
これには後藤も驚いたのか、すぐに加護の胸から手を離した。
「まったく後藤さん余計なことしてないで早く着替えないと」
加護はブラをつけながらそう言った。
「だって加護の胸に触りたかったんだもん」
後藤も着替えながらそう返した。
「わかりましたよそこまで言うならこんど思う存分触らせてあげますから
けどその代わり、私の言うことも聞いてもらいますよ」
「えっ!!本当に、じゃあ約束だよ」
後藤は目を輝かせながら言った。
「後藤さん早く行きましょう」
着替えの終わった加護は後藤のことを急かした。
「うんわかった。行こう」
そう言って二人は部屋から出た。
- 220 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時24分46秒
- 「よーしみんな乗ったか?」中澤がそう言うと
「はい乗りました」という声が聞こえてきたので
「よし、出発」と中澤が言うとバスはホテルから出発した。
保田は安倍の隣に座って、安倍に昨日の事を聞いていた。
「なっち昨日矢口と何かあった?」
「な、なんでそんなこと聞くの」
「いや、だって朝ごはんのときもなんか二人ともよそよそしかったし
なんかあったんでしょ」
保田はそう言って安倍を見ると安倍は明らかに動揺しているのが分かった。
(ははーんこれは昨日なんかあったわね)
そう思った保田はさらに安倍に聞いた。
「どうだった矢口とのエッチは?」
そう保田が聞くと安倍はさらに動揺して
「な、何いってんのさ、そ、そんなことあるわけないでしょ」
そう言って安倍は保田から視線を逸らした。
「やっぱり」そう言って保田はニヤリと笑った。
- 221 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時25分18秒
- 「よっすぃー、なんか眠いね」
石川は隣に座っている、吉澤に向かってそう言った。
「ほんと、昨日あんまり眠れなかったからね」
そう言いながら二人は同じタイミングであくびをした。
「じゃあ少し寝ようか」吉澤はそう言いながら石川の肩に自分の頭をくっつけた。
石川も同じようにして二人は眠りについた。
「後藤、昨日加護になんかしたでしょ」
そう聞かれて、後藤は返答に詰まった。
「い、いや、その特には・・・」
「なんか朝加護の後藤に対する態度がおかしかったのよね」
飯田は疑惑の目で後藤を見た。
「なんにもしてないよ」
後藤はばれるとまずいので強く言った。
「じゃあ一応信用してあげる」
飯田はまだ納得していないようだったが話をそこで止め、前を向いた。
- 222 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時26分24秒
- 矢口は一人沈んだ気分で座っていた。
そこに中澤がやってきて
「矢口、どうかしたんか?元気ないやん」
と聞くと、矢口は
「別に裕ちゃんには関係ないよ」と言って、そっぽを向いた。
「そんな言い方ないやろ」
中澤はそんな矢口の態度に少し腹を立て、語気を強めていった。
「もう裕ちゃんには関係ないったら関係ないの」
矢口がそう言ったので、中澤は
「じゃあもう知らんわ、かってにしい」といって自分の席に戻った。
- 223 名前:エピローグ それぞれの朝 投稿日:2002年03月16日(土)12時27分06秒
- 辻と加護はバスの中でいつものように遊んでいた。
「のの、昨日は飯田さんとなんかしたんか?」
「飯田さんと一緒にお風呂に入りました
ところであいぼんはどうだったの?」
「うちは後藤さんとトランプしたくらいやな」
「トランプですか、いいなー私もしたかったな」
そう言いながら辻は加護の膝に乗っかっていた。
「のの、お前は重いねん」
そう言いながら加護は辻をどかそうとしたが、なかなかどかなかった。
「やだ、どかないです」
「どけや」
「いやです」
「どけやー」
バス中に加護の怒号が響いたがそんなことはお構いなしにバス
大阪城ホールに向かっている。
エピローグ それぞれの朝
完
- 224 名前:蝙蝠 投稿日:2002年03月16日(土)12時37分12秒
- 本編終了。
いろいろと処理できていないことが残ってますが・・・
>夜叉さん
その後はやっぱりやることにします。
新作はその後と言うことで。
その後は二つやろうと思います。
ひとつは中澤、保田、安倍、矢口の
Five Roomsその後part1 四者四様の思惑
もうひとつは、後藤、加護と後一人
Five Roomsその後par2 もしかして・・・。
の二本をお送りしたいと思ってます。
part2のあとひとりは内緒ってことで。
では、また今度。
- 225 名前:夜叉 投稿日:2002年03月16日(土)20時47分43秒
- お疲れさまでした。
ほんと無理言ってすいませんでした、作者様に多大なご迷惑をおかけしました。
その後の更新、マターリお待ちしております。
- 226 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月20日(水)21時12分59秒
- Five Rooms その後Part1四者四様の思惑
中澤が卒業して早くも一ヶ月以上が過ぎていた。
といっても、その後ミュージカルがあったりで、中澤はやっぱり
まだ娘。とほとんど毎日のように会っていたのだが・・・。
そんなある日浮かない顔をしている、中澤を見つけた保田が中澤に話しかけた。
「裕ちゃんどうしたの?元気ないじゃない」
そう言われて、中澤は下を向いていた顔を上げて保田に
「なんや、圭坊かどないしたんや?」
「なんやはないでしょ、なんか裕ちゃんが元気なさそうだったから声をかけたのに・・・」
「それはすまんかったな、圭坊」
「だからどうして元気がないの?」
「それはな・・・まあ説明する前にまずはあれを見てくれ」
そう言って中澤は指を指した。
そこには安倍と矢口がじゃれあっている姿があった。
- 227 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月20日(水)21時14分05秒
- 保田の目から見てもそれは、とても仲良くまるで恋人同士のようにも見えるのであった。
「な、わかるやろ」
中澤は保田にそう言った。
中澤にそう言われた保田は中澤に視線を戻し
「だからどうだって言うの?」
とわざと分かりきった事を聞いた。
保田にしてみれば、このまま矢口と安倍の仲がいいままのほうがいいと思っていた。
そうすれば自分にもチャンスが出てくると考えていたからだ。
「そんないじめんといてくれや、それをうちの口から言わす気なんか」
中澤はさらに落ち込んだような表情で、保田に言った。
「まあ冗談だから、許してよ。
ところで、裕ちゃんあの話は矢口にしたの?」
「いや、まだやねん何回か誘って話そうとしたんやけど
けどいろいろとじゃまが入ったり、なかなか切り出せなかったりして
まだゆうてないんや」
- 228 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月20日(水)21時16分24秒
- 「でも裕ちゃん、裕ちゃんの負い目を無くさない限り
これ以上矢口に近づくことってできないんじゃないかな
だってそうでしょ、矢口裕ちゃんには冗談でキスしてたけど
なっちにしようとしてるときはいつも矢口目が真剣だもん
まぁいつもなっちがきょひしてるけど・・・」
そう言われて、中澤は
「そうやな、そうや」
と相槌を打っていた。
「だから今日にでも誘ってみれば?」
「え!!今日か?」
「そう今日よ、今日なら娘。はこの後仕事ないし、多分都合がつくと思うけど」
「じゃあ圭坊、圭坊から誘ってくれへん?」
「いいけど、どうしてよ」
「なんか大阪城ホールのライブの後から矢口とうまくいってへんねん
バスの中で矢口に一回切れてしもうて、その後からぎくしゃくしてんのや」
中澤はそう言うと懇願するような目で保田を見た。
(私って裕ちゃんのこういう表情に弱いんだよなぁー)
と思いながら「しょうがないな、いいよ」と言うと中澤は目を輝かして
「ありがとう」と言った。
「じゃあ矢口に聞いてくるね」そう言って保田は安倍と矢口のほうへ行った。
- 229 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月20日(水)21時17分21秒
- 「ねえ、矢口今日終わったら、ご飯でも食べない?」
「どうしたの急に?珍しいじゃない圭ちゃんから誘ってくるなんて」
「まあたまにはいいかなって思って」
「うーんどうしようかな」
矢口はそのまましばらく考え込んでいた。
「圭ちゃんわたしもいっていい?」
考え込んでいた矢口の隣にいた安倍がそう言ってきたので保田は
(どうしようかな、なっちを呼ぶと余計複雑になるような気がするけど・・・
いやどうせならここで全て決着をつけたほうがいいのかも)
と思い安倍に「うんいいよ」と言うと、考え込んでいたはずの矢口が
「なっちが行くなら私も行く」と言って保田の方を見た。
「じゃあついでに裕ちゃんも誘っとくね」と保田が言うと、矢口が
「えっ!!裕ちゃんも呼ぶの」と驚いた表情で言った。
「いいじゃない食事は楽しい方が、ねえなっち」と保田は安倍に同意を求めた。
- 230 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月20日(水)21時18分18秒
- 「コンコン、裕ちゃんいるんでしょ」
保田はトイレの個室のドアをノックしながら中澤に言った。
中澤はドアを開けて保田を招きいれた。
「どやった?」中澤は保田に単刀直入に聞いた。
「うん、大丈夫だってけど・・・」
「けどなんや」
「なっちも一緒に来ることになっちゃったんだけどいい?」
「なっちかなっちならええわ、事情も知ってるし
なっちと一緒なら矢口も暴れたりせえへんやろうから
けど、あれや、ちょっとだけでも矢口と二人きりにさせてくれへんか?」
保田はしばし考えて
「うんいいよ、なんか方法考えとく、じゃあ後でね」
と言ってトイレから出た。
(しかしどういう食事になるんだろう・・・)
保田は自分で仕掛けたとはいえ正直なところ期待半分、不安半分な気持ちだった
- 231 名前:こうもり 投稿日:2002年03月20日(水)21時21分41秒
- ほんとにどうなるんでしょう?
>夜叉さん
レスをくれるだけでありがたいです。
迷惑だなんて思ったことありませんよ。
HNひらがなにしてみました。
羊ではひらがななんだよな。
更新遅れ気味ですいません。
- 232 名前:こうもり 投稿日:2002年03月20日(水)21時52分16秒
- 安倍は「そうだよ矢口、裕ちゃんも誘おうよ」と言うと矢口は
「うん、分かったいいよと」言った。
(なんか最近裕ちゃんと話しづらくなって来てるんだよな
この機会に仲直りするのもいいか)と矢口は思っていた。
矢口と安倍に話した中澤は、さっきのところにいなくなっていて
保田が探してると、石川がいたので石川に
「石川、裕ちゃん見なかった?」と聞くと
「ああ、中澤さんですか、それならさっきトイレに入っていきましたよ」
と石川が言ったので保田はトイレに向かった。
すいません229の後にこれを入れてください。
コピペ間違えちゃいました。
- 233 名前:夜叉 投稿日:2002年03月22日(金)12時09分10秒
- ドキドキしながら、お待ちしておりますよ。
- 234 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月30日(土)12時29分47秒
- 「よしついたで」仕事も終わり中澤たち四人は個室のある焼肉屋に着いた。
「よーし食うぞー」安倍はタクシーを降り、気合を入れていた。
「なっちなにをそんなに気合入れとんねん」
中澤はそう言って安倍のことをたしなめた。
「だって今日裕ちゃんのおごりなんでしょ、だったらおもいっきり食べようかな
と思って」
「誰がおごる言うたんや?わりかんやで」
「えーおごりじゃないの?」
安倍のその声を中澤は無視して店の中に入って行った。
「じゃあ私たちも入ろうか?」
保田がそう言うので、保田と安倍と矢口は中澤の後を追って
店の中に入って行った。
- 235 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月30日(土)12時30分25秒
- 「いらっしゃいませ」
店員はそう言って中澤たち四人を個室に通した。
とりあえず飲み物を頼み、来るのを待っている間四人はメニューを見ている。
因みに席は中澤の隣が保田、保田の向かいには安倍その隣には矢口が座っている。
「お待たせいたしました」
店員は飲み物を運んできた。
それを四人に配り注文を聞いてその店員は個室から出た。
「じゃあ乾杯でもしようや」中澤はそう言ってビールを持った。
「そうしよう」と三人も各々、飲み物を持った。
「かんぱーい」四人は声をそろえて乾杯をした。
「くー、このために生きてるって感じや」
中澤はそう言っていっきにビールを半分くらい飲んだ。
- 236 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月30日(土)12時31分17秒
- 「裕ちゃんおばさんくさいよ」安倍は中澤にそう言った。
「うるさい、おこちゃまはだまっとれ」
「私だってもうすぐ二十歳なんだから子供扱いしないでよ」
「いや、なっちはまだまだ子供や」
中澤はそう言って残りのビールを飲んだ。
そしてすぐに店員に「もう一杯」と言ってはやくも二杯目に手をつけていた。
「ところで、何で今日は食事しようって言ったの?」
肉を焼いている途中で矢口が中澤に尋ねていた。
「いや、最近矢口とあんまり話してへんかったし
なんかうちが脱退してからなんかこう矢口とうちがギクシャクしてたし
それにちょっと話したい事があってん」
「なによ、その話したい事って」
「それは、まあまだええやないかとりあえず食おうや」
中澤はそう言うと焼肉を食べ始めた。
- 237 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年03月30日(土)12時31分54秒
- それから三十分くらい経った後、保田が突然
「はぁーなんか酔っちゃったみたいなっち、ちょっと外の空気吸いたいから
肩貸してくれる?」
安倍はまだ焼肉を食べていたが保田が本当に酔っているみたいだったので
「いいよ」と言って席を立ち「ほら圭ちゃん」と言って保田を立たせた。
「じゃあちょっと外行って来るね」
安倍はそういうと保田を連れて個室を出ようとしている。
その時保田が中澤に向かってウインクをしていた。
それは中澤に対して「うまくやんなさいよ」と言うサインだったのである。
中澤もそれに気付いて、矢口に気付かれないように少し首を傾けていた。
- 238 名前:こうもり 投稿日:2002年03月30日(土)12時34分21秒
- 更新終了。
最近全然更新してないな。
>夜叉さん
気長に、待っててください。
- 239 名前:読んでる人 投稿日:2002年03月31日(日)12時33分28秒
- 更新お疲れ様です。
この四人の関係は、最終的にどうなるんでしょうね?
とても気になります。
次回更新をマターリと待ってます。
- 240 名前:なか 投稿日:2002年04月01日(月)01時01分58秒
- なっちの気持ちはどうなんだろう???
4人の中で唯一はっきりしてないのでね。
どうなっていくのか…大変楽しみ。
- 241 名前:夜叉 投稿日:2002年04月01日(月)21時21分45秒
- ご利用は計画的に…(笑)。>やす
うまいこと二人っきりになったっす。これからの展開を楽しみにしてます。
- 242 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月06日(土)19時40分38秒
- 「なっちここでいいや」
保田は店を出て、近くのベンチに腰を下ろした。
「大丈夫?気持ち悪くない?」
安倍はそう言って保田の額に手を当てた。
「ちょっと横になろうかな」
保田はそう言うとベンチの上に横になろうとしていた。
「じゃあ膝枕してあげるよ」
安倍はそう言うと、保田の頭を自分の膝に載せた。
保田と安倍はそのまましばらくなにもしないでいた。
「なっち、矢口の事どう思っているの」
二人なにもしないでいた時、保田はずっと目を閉じていたので
寝ていると思っていた安倍は急に声を掛けられて驚いていた。
- 243 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月06日(土)19時41分53秒
- 「な、なに圭ちゃん寝てるんじゃなかったの?」
「いや、寝てはいないよで、どうなの矢口のこと」
「どうなのって言われても・・・」
「あれからエッチしたの?」
安倍は保田にそういわれ、赤面してしまった。
「したの?」
保田は安倍の顔に自分の顔を近づけながら聞いた。
「してないよ、だって矢口あのときで懲りて私にそういうこと
してこないもの」
「じゃあなっちは矢口の事をどう思っているの?」
そう言われ安倍は少し考え込んでしまった。
- 244 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月06日(土)19時45分05秒
- 「わかんない」
「わかんないじゃないでしょなっち、矢口の気持ちを知ってるくせに
態度をはっきりさせないのはよくないよ」
「それは分かってるけど・・・」
「いや、なっちは何にもわかってないよ」
(こうなったら全部はっきりさせちゃおう
今あの二人がどうなってるか分からないけど)
保田はそう思い立ち上がり焼肉屋の方に歩いている。
「ちょっともう大丈夫なの?」
安倍は一人で歩いていく保田の事を追いかけた。
- 245 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月06日(土)19時46分10秒
- 時間を少し戻して、焼肉屋では・・・。
「・・・・・・」
二人きりになったはいいが中澤はなにを話していいかわからず
酒をあおっていた。
「裕ちゃんなんか喋ってよ、さっき話があるっていってたじゃない」
「あ、あああの話か、あの話は・・・」
中澤はいざ言うとなると、どうにも緊張してなかなか話せずにいた。
「なに、そんな言いづらいことなの?」
中澤はそう言われて覚悟を決めるしかないと思い、残っていたビールを
飲んで矢口に話し始めた。
「矢口、今からうちの言う事怒らないで聞いてくれるか?」
「私が怒るような事なの?」
「わからん、けど矢口がどう反応するかわからんだけや」
「まあいいや、とにかく話してみて」
中澤は戸惑いながらも保田や市井に話した事を矢口にも話した。
- 246 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月06日(土)19時47分49秒
- 「ほんまにごめんな矢口こんなうちを許してくれや」
「・・・・・・・」
中澤が話し終わると、矢口はしばらくなにも喋らなかった。
(やばい、矢口何にも言うてくれへん、どないしよ・・・
いやこのまま一気にうちの気持ちも聞いてもらおう)
中澤はそう思い矢口にさらに話を続けた。
「あとなもう一個言いたい事あんねん、実は前から
うち矢口のことすきやってん」
中澤はそこまで言うとまた矢口をみると、矢口は戸惑いの表情をみせている。
「入ったときの事は私も気にしてなかったから、私も圭ちゃんと同じ気持ちだから
許すとか、許さないとか、言う問題じゃないから」
矢口はそう言うとそばにあったウーロン茶を飲んだ。
そして中澤を見ると中澤は声を上げて泣いていた。
「裕ちゃん泣かないでよ」
矢口はそう言うと、中澤の方へ行き中澤の頭を抱いた。
中澤は矢口の胸でしばらく泣いている。
- 247 名前:こうもり 投稿日:2002年04月06日(土)19時51分54秒
- 更新終了。
>読んでる人さん
最終的にはどうなるんでしょ?
>なかさん
なっちの気持ちはいまだにはっきりしてません。
>夜叉さん
二人きりになったらいろいろとすることがありそうで・・・。
- 248 名前:読んでる人 投稿日:2002年04月07日(日)10時11分43秒
- なんか波乱が起こりそう・・・
- 249 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時28分24秒
- 「裕ちゃん泣かないでよ」
矢口はそう言うと、中澤の方へ行き中澤の頭を抱いた。
中澤は矢口の胸でしばらく泣いている。
「矢口ありがとう、けどもう一個の方も答えを出してくれへんか?」
しばらくすると中澤は泣き止み、矢口に向かってそう聞いた。
「それは私のことが好きだって言う事の?」
「当たり前やろ、矢口はうちのことどう思ってんねん」
「裕ちゃんのこともちろん好きだよ、でも私裕ちゃんのこと
そう言う風には見れないよ。
それに私はなっちのことが好きだからごめん、裕ちゃん」
矢口はそう言うと中澤の体を離そうとしている。
しかし中澤は矢口に抱きついてなかなか離れようとはしなかった。
- 250 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時29分27秒
- 「裕ちゃんもう泣き止んでいるんだからいいでしょ」
「いやや、やっぱり矢口の事あきらめられへん
うちは誰にも矢口を渡したくないんや」
そう言って中澤は矢口を押し倒し、強引にその唇を奪った。
そしてそのまま中澤は、矢口の舌と自分の舌を絡ませている。
その時急にドアが開き、二人ともそちらを見ると、そこには
安倍と保田がいた。
そして安倍は変に落ち着いた様子で
「なんだ、矢口と裕ちゃんはそう言う関係だったんだ
じゃあもう私帰るね、圭ちゃんも帰ろう二人のじゃましちゃ悪いし」
そう言うと鞄を持って出て行ってしまった。
それを三人はただ呆然と見ていたが、保田が
「こら矢口あんたなっちの事が好きなんでしょ
だったら早く追いかけなさい」と矢口に言うと
「裕ちゃん私やっぱりなっちのことが好きなんだ、だからごめんね」
矢口はそう言うと、中澤を引き剥がし急いで部屋から出た。
部屋に残された形になった中澤は保田の目からでもわかるくらい落ち込んでいた。
- 251 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時29分57秒
- 「裕ちゃんそんな落ち込まないで、本当はもう全部わかってた事でしょ」
「まあな、でもよかったわ昔のことは矢口もあんまり気にしないで
くれてるみたいやったし、じゃあ圭坊自棄酒付き合ってくれるか?」
「うん、いいよ」
保田はそう言って再び店員に酒を頼んだ。
「乾杯」
二人はそう言って再びビールを飲んでいた。
しばらくビールを飲んでいたが急に中澤が
「そういえば、圭坊もうちに話があるって言うてなかったっけ」
保田に聞いた。
保田はそれを聞いて自分の気持ちを言おうかどうか迷っている。
(どうしよう・・・。言っちゃおうかな、でも・・・)
「どないしたんや、なんや言いにくいことなんか?」
そう言われた保田は下を向いて黙ってしまった。
それを見て中澤は
「言いたくなかったら言わんでええで」と保田に話した。
(ああーこんなときでも優しいんだ裕ちゃんは、やっぱり私は
間違ってなかったな)
- 252 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時31分06秒
- 「裕ちゃんじゃあ目をつぶって」
「えっ!!」
中澤は保田にそう言われ訳もわからず聞き返した。
「良いから目をつぶって、じゃないと話せないことだから」
その時中澤は保田の表情が真剣だったので、ここは従って
おこうと思い、目をつぶっていた。
しかししばらく待っていてもなにも反応がなかったので目を
開けようとした時いきなり唇をふさがれた。
中澤は何か言おうとしたが唇をふさがれていた為なにも言う事が出来ずに
ただただそれに身を任せている。
しばらくキスを続けていると、唇が離れた。
そして保田は中澤に
「これがずっといえなかったこと」
とだけ言ってまた中澤の向かいに座った。
「・・・・・・」
中澤はしばらく今起こった事が理解できずに呆然としていた。
そしてやっと正気に戻り
「圭坊今のは一体・・・」
- 253 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時31分41秒
- と聞くと保田は
「実はずっと前から裕ちゃんのこと好きだったのけど私は
裕ちゃんが矢口のこと好きだって知ってたし、この事は一生言わないで
おこうと思ってたの。
けど矢口がなっちの事を好きだって知ってから、私はどうしようか悩んだの
だって裕ちゃんは矢口が好きで、矢口はなっちが好きで、私は裕ちゃんを好きで
これじゃあ誰も幸せになれなくなるんじゃないかなって思ったの」
保田はそこで話を止めビールを飲んだ。
「だから裕ちゃん私のこと好きにならなくていいから、しばらくの間
そばに居させて、裕ちゃんのこと支えてあげたいんだ」
そう言った保田の眼からは涙がこぼれている。
- 254 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月13日(土)14時32分12秒
- 保田の告白が終わると中澤は保田の隣に座って
「圭坊、ごめんな実はうちもあんたの気持ちきづいてたんや
けど気持ちに応えられへんのはわかっていたから
気付かない振りをする事しかでけへんかった。
けどこれからは」
中澤はそう言うと保田の事を抱きしめた。
「裕ちゃん」
「圭坊」
そして二人は見つめあいどちらともなくキスをしていた。
長いキスが終わると保田は
「裕ちゃんもう一回乾杯しようか?」と中澤に言った。
「そうやな、これからの二人に乾杯や」
そう言うと二人は再び乾杯をした。
- 255 名前:こうもり 投稿日:2002年04月13日(土)14時34分00秒
- 中澤、保田編終了。
次は安倍、矢口編ですそれが終わればパート1は終わり。
>読んでる人さん
波乱が起きちゃいました。
- 256 名前:no-no- 投稿日:2002年04月13日(土)21時03分50秒
- 初レスです。
最初からずっと読んでました。
ヤッス−のハッピーエンドに思わずレスしちゃいました。
この後の、やぐなちの展開がかなり気になります。
続きお待ちしてます。
- 257 名前:読んでる人 投稿日:2002年04月14日(日)16時25分58秒
- なっちの冷めた態度が・・・
なちまりは成立しないのか?
- 258 名前:夜叉 投稿日:2002年04月16日(火)21時02分04秒
- やす、ちゃんと気持ちを伝えることができて良かったです。
姉さんも気づいてない振りって…(^^;;。いけずな人だ(爆)。
なっちの態度が気になる…。
- 259 名前:こうもり 投稿日:2002年04月20日(土)15時58分31秒
- (なんで急に飛び出しちゃったんだろう)
安倍は焼肉屋から出て一人とぼとぼと目的もなく歩いていた。
(矢口、私のこと好きじゃなくなっちゃったのかな
さっき裕ちゃんと濃厚なキスをしてたし、やっぱり圭ちゃん言うとおり
私が態度をはっきりさせなかったのがいけないんだよね)
安倍の頭の中は矢口の事で一杯になっていた。
そして少し歩きつかれたので公園のベンチで休む事にした。
安倍はベンチに座ってからもずっと矢口の事を考えている。
(矢口とはいろんな事があったよな、矢口が娘。入ってきてから
最初はあんまり仲良くなかったけど、けど年も近くて結構趣味もあったから
すぐに仲良くなって、そのあともずっと矢口は私のそばにいてくれたのに私は・・・)
安倍は矢口が自分から離れてしまうのではないかと思っていると
いつのまにかその目からは涙が溢れてきた。
(こんなに矢口が私の中で大きくなっているなんて、気が付かなかった。
ううん、気付いてたけど素直になれなかっただけ)
- 260 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月20日(土)15時59分15秒
- 「矢口今すぐあなたに会いたい」
安倍はその涙を拭うことなくそう呟いていた。
「なっちー、どこー」
矢口は焼肉屋を飛び出し、無我夢中で安倍のことを探し回っている。
(なっちどこいったんだろう?
さっき帰るって言ってたから、駅にでも行ったのかもしれない)
矢口はそう思い駅への道を歩きだした。
- 261 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月20日(土)15時59分56秒
- (なっち、やっぱり誤解したかなまさか裕ちゃんがあんなことしてくるなんて
思っても見なかった、あーでも私のほうにも隙があったのかもしれない
とりあえずなっちに弁解しなきゃ、なっちに嫌われたら私どうしていいかわからないよ)
さらに歩いていると、公園に人影を見かけたので、矢口は変に思い
公園をのぞいてみることにした。
(こんな時間に誰がいるんだろう?
あっ、もしかしてなっちがいるのかも)
そう思い矢口は公園の中へ足を運んだ。
矢口はそこで、ベンチに座って泣いている安倍を見つけ
「なっちー」
と言いながら駆け寄った。
「どうして泣いてるの?」
安倍は声を掛けられて顔を上げた。
「矢口だ」
安倍はそう言って矢口に抱きついていた。
- 262 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月20日(土)16時00分59秒
- 「なっちどうした・・・」
「私、矢口に会いたかった」
「さっき矢口、裕ちゃんとキスしてたでしょそれ見たとき
私の中に矢口を誰にも渡したくないって思ったの
勝手だよね、あの時私は矢口の思いを踏みにじって矢口の事を傷つけたのに
だから黙って身を引こうと思ってあの場からいなくなったの。
けど本当は・・・」
安倍はそこまで言うと、嗚咽を漏らした。
「なっち、私はどこにも行かないよ、だって私の好きなのは
なっちだけなんだもん。
前にも言ったけどなっちに嫌われたら私生きていけないよ
だからもう二度と私のこと離さないで」
矢口はそう言うと安倍のことを強く抱きしめた。
安倍もそれに答えるように矢口の事を抱きしめていた。
しばらく、抱き合っていたが安倍が
「今日うちに泊まりに来ない?」と矢口に言うと
矢口は凄く嬉しそうな顔で「うん」と答えた。
- 263 名前:Five Roomsその後part1 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月20日(土)16時02分25秒
- タクシーを拾おうとしている時、矢口は
「こうなったのも、もしかしたら裕ちゃんのおかげかも
裕ちゃんがあんなことしなければ、なっちも自分の気持ちに気付いてなかった
かも知れないし」
と言うと、安倍は少し怒ったような顔で
「もう誰にも矢口には渡さない。
たとえそれが裕ちゃんでも」
と言った。
「大丈夫だよ、矢口はなっちさえいれば幸せなんだから」
そう言って矢口は安倍の腕に絡みついた。
そして二人はタクシーを拾い安倍の家に向かって行った。
「なっち、私のこと離さないでね」
「あたりまえだよ矢口」
そう言いながら、二人は全裸で抱き合っていた。
「なっち」
「矢口」
そして部屋の中には二人の呼び合う声が一晩中響いていた。
Five Rooms その後Part1四者四様の思惑
完
- 264 名前:こうもり 投稿日:2002年04月20日(土)16時08分15秒
- 更新終了。
結局ハッピーエンドにしちゃいました。
>no-no-さん
初レスありがとうございます。
>読んでる人さん
成立させました。
>夜叉さん
強がってたんですよなっちは。
よしpart1がやっと終わったぞ次は
Five Roomsその後part2 もしかして・・・。
をお送りいたします。
待ってないかもしれないけど、俺は頑張って書く。
後藤、加護、後一人は誰でしょう?
俺が最近イチオシの人ですけど・・・。
まあ次回の更新には分かります。
じゃあまた。
- 265 名前:no-no- 投稿日:2002年04月20日(土)16時55分52秒
- やぐなちもハッピーエンドで何よりです.
かごまの方も期待してます。
頑張って下さい.
- 266 名前:夜叉 投稿日:2002年04月23日(火)19時51分35秒
- 次の展開にドキドキしていたのですが、なっちが素直になってくれたんで良かったです。
もちろん、お待ちしてますよ。
- 267 名前:Five Roomsその後part2 四者四様の思惑 投稿日:2002年04月27日(土)16時49分04秒
- Five Rooms その後Part2 もしかして・・・。
「加護、まだ帰らないの?」
「あっ!!ちょっと待ってください
もうちょっとでメールが打ち終わるんで・・・
よし、送信っと、じゃあ後藤さん帰りましょうか?」
「うん」
そう言うと後藤と加護は控え室から出て行った。
中澤の脱退した日からもう三ヶ月が過ぎようとしている。
相変わらずモーニング娘は忙しくて、今日も久しぶりの新曲の
『ザ・ピース』の振り付けの練習をしていたのだ。
時刻はまもなく午後八時。
「ねぇ、加護、明日オフでしょだったら私の家に来ない?」
後藤は駅に向かう途中に隣にたっている加護に声を掛けている。
- 268 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時50分45秒
- あの夜からもう三ヶ月が過ぎたが、後藤は加護と未だに
行為に及ぶ事が出来ないでいた。
何度か一緒に寝て、その度に後藤は加護の胸を触り、そしてそのまま
押し倒そうとするのだが、いつも加護はそれを拒否するのだ。
だから後藤は今日こそは加護の事を押し倒そうと思っているのだ。
「えっ、今日ですか?」
「うん、今日」
「明日朝から約束があるんで、やめておきます」
「えーなんで、誰と遊ぶの?辻?」
「いや、ののじゃないです」
「じゃあ誰よ?」
「亜弥ちゃんです」
「亜弥ちゃん?」
「松浦亜弥ちゃんですよ、三人祭で仲良くなったんです」
加護はそう言うと少し笑顔をみせている。
「それで、亜弥ちゃんも関西出身なんで話も合うし・・・」
加護は後藤に嬉しそうに松浦の話をしている。
後藤は断られるとは思っていなかったのでショックを受け
その後の加護の話をほとんどきいていなかった。
- 269 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時51分36秒
- 「後藤さん、聞いてます?」
後藤はそう言われて我に帰った。
「ああ、聞いてるよそれで?」
「それで、明日遊園地に遊びに行くんですよ」
「へぇーそうなんだ、でもばれないようにしなきゃダメだよ」
「はいわかってます」
その後も加護は松浦の話を続けていたが、後藤の耳にはあんまり入っていなかった。
そしてそんな事をしている間に駅に着いていた。
「じゃあ後藤さんお疲れ様でした」
「お疲れー」
後藤は加護の挨拶に力なく答えた。
「それじゃあ私逆方向なんで」
そう言って加護は、後藤とは反対のホームに向かった。
後藤は電車を待っている間、ずっと反対のホームにいる加護の事を見ている。
しかし加護のほうはそんな後藤の視線に気付かずに
ずっと携帯のメールを打っている。
- 270 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時52分20秒
- (なんだよ、加護、私より松浦の方がいいのかよ
でも、何で私こんなに腹が立っているんだろう?
私は加護の胸に興味があっただけなのに・・・)
そんなことを考えていると電車が来たので後藤は電車に乗り込んだ。
その電車はそんなに込んでいなかったので、後藤は空いている椅子に座り
加護の事をずっと考えていた。
(もしかして私・・・加護のこと・・・
いや、そんな事はないはずでも・・・最近加護の事を考えると
なんか胸のあたりが変な感じがするんだよね)
後藤はそんな事を思いながら、電車の揺れに身を任せている。
- 271 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時53分08秒
- 【亜弥ちゃんへ
明日楽しみにしてるから、集合に遅れないでね
亜依】
加護は松浦に携帯のメールを送った。
(明日は本当に楽しみやな、亜弥ちゃんは関西人やから
関西弁使っても、ののみたいに怖がらんし、それに話も結構あうし)
加護は電車に乗りながら松浦の事を考えていた。
- 272 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時54分00秒
- 「ただいまー」
後藤は誰も居ないとわかっていたが一応そう言って家に入った。
(けどどうして急に加護の事がこんなに気になったんだろう?)
後藤は加護に今まで感じた事がないような気持ちを抱いている。
(明日そういえば加護、松浦と出かけるって言ってたよね
なんか気になるな、どこ行くって言ってたっけ?)
後藤はさっきの加護の話を思い返している。
(あっ、そうだ遊園地に行くって言ってたな、でもどこの遊園地かは
覚えてない、よしどうせ加護は電車で行くんだろうから
加護のいつも行く駅で待ち伏せしよう)
後藤はそう思い、今日のところは早く寝ようと思ったので
手早く夕食を食べ、シャワーを浴びてすぐに眠りについた。
- 273 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年04月27日(土)16時54分35秒
- 【あいぼんへ
私も楽しみにしてるよ、あいぼんこそ遅れちゃだめだよ
亜弥】
加護は夕食を食べながらそのメールを見ている。
「ごちそうさま」
加護は祖母にそう言って席を立ち
携帯をポケットにしまい自分の部屋に戻った。
部屋に戻って加護は松浦にメールを返そうと思ったが
どうせ明日会うのだからいいと思いそのまま携帯を机の上に
置き、自分はベッドの上に横になった。
そしてベッドサイドにある目覚し時計を八時にセットして
眠りについた。
- 274 名前:こうもり 投稿日:2002年04月27日(土)16時57分17秒
- 更新終了。
part2スタートです。
松浦出しちゃいました。
>no-no- さん
かごま、すんなりとはいかなそうです。
>夜叉さん
ゆっくりですのでお待ちください。
- 275 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月04日(土)12時49分55秒
- 「加護来ないなー」
後藤はそう呟きながら時計を見ている。
時間は九時三十分。
さすがの後藤もいいかげんに待ちくたびれたのか、その場に
座り込んでしまっている。
それも無理もなにのだ、なぜなら後藤は加護が何時に来るかわからなかった
のでこの場所にもう二時間以上もいるのだから。
それからニ、三分経って急いで駅に入っていく加護の姿が見えたので
後藤はすぐに自分もそれを追いかけた。
- 276 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月04日(土)12時51分01秒
- 加護は電車に飛び乗りそこで一息ついた。
そして携帯の時計を見ると八時四十分で約束の場所へは
最低でも後三十分掛かるので約束の時間には間に合いそうもなかった。
そこで加護はメールでも送ろうと思ったが、良い言い訳が思いつかなかった
ので、そのまま電車の手すりにつかまり立っていた。
(ああ、やってもうた。八時に起きたはずやのにいつのまにか
九時になってるんやから、この電車はやく着かへんかな)
加護はそんな事を考えながら電車が目的地に着くのを待っていた。
後藤は加護の隣の車両に乗り加護の様子をじっと見ている。
加護は髪を下ろし、帽子を深めに被っていたので周りの人には
ばれていないようだった。
自分はと言えば変装もなれたものなので、周りの人は
この場に後藤真希がいることに気付いていないようだ。
- 277 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月04日(土)12時51分44秒
- そのまま三十分くらい電車に揺られ、遊園地のある駅で
加護が降りたので、それを追うように後藤も電車を降りた。
加護は電車を降りると同時に走って行ったので
後藤も見失わないようにそれを追いかけた。
「亜弥ちゃんごめん」
そう言って加護は頭を下げた。
「まったく遅れるなって、私にメールまでしておいて
亜依ちゃんの方が遅れるなんて・・・」
「なんか奢るから許してー」
「しょうがないな、じゃあお昼ご飯でも奢ってもらおう
それで良い?」
「分かった」
「それじゃ行こう」
「うん」
加護と松浦は手を繋いで遊園地に入って行った。
- 278 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月04日(土)12時53分27秒
それを物陰から見ていた後藤は
(何で松浦と手を繋いで歩いているのよ、私と歩いている時は
手なんか繋いだことないのに)と少し怒りを覚えながら後をついていった。
その後も加護と松浦は仲のよさそうにいろいろな乗り物に乗っている。
後藤はさすがに乗り物に乗るわけにもいかず
さっきよりもっといらいらしながら後ろから二人の後を
つけていた。
- 279 名前:こうもり 投稿日:2002年05月04日(土)12時54分32秒
- 更新終了。
かごまはにんきないのかな?
- 280 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月04日(土)19時25分35秒
- ごまヲタでも加護ヲタでもないのに萌えてるヤシがここにいます
続きたのしみにしてますよ〜
- 281 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月04日(土)19時38分54秒
- >>279
とんでもないです。いつも読んでます。
他の所だとかごまは少ないし、あっても加護→ごまばっかりなので
ここのごま→加護はすごくおもしろいです。
- 282 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月09日(木)16時42分06秒
- やっと圭ちゃんの切なる思いに気づいた姐さん…
圭ちゃん、ホントよかったっす
その後のUKが気になります。
ゆっくりでもいいんで更新待ってます!!
- 283 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月11日(土)13時30分58秒
- 「亜依ちゃん次はあれに乗ろうよ」
松浦はそう言って加護の手を引っ張りコーヒーカップに
連れて行こうとしている。
「ちょっと亜弥ちゃん、もうお昼だから御昼ごはんでも食べようよ」
加護は松浦の手を解きながら近くの売店を指差した。
「分かった、たしか亜依ちゃんのおごりだったよね」
松浦は加護の言う事に納得したのか、おとなしくそれに従った。
松浦と加護は椅子に座りおいしそうに焼きそばやホットドックを食べている。
後藤もおなかがすいていたので何か食べたかったが
ここまで来てばれるわけにはいかなかったので我慢して
物陰から二人をじっと見ている。
その後も加護と松浦は楽しそうにいろいろな乗り物に乗っていた。
後藤はそれを見てどんどん気分が沈んでいる。
(加護ってあんなに楽しそうに笑うんだ。私にもあんな笑顔見せて欲しいな)
- 284 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月11日(土)13時32分10秒
- そのうち夕方になり加護と松浦は、観覧車に二人連れ立って乗り込んだ。
後藤はどうしようか迷ったが、下からその様子を見ていることにした。
加護と松浦は観覧車の中で向かい合うように座っている。
「亜弥ちゃん今日は楽しかったね」
「うん、本当に楽しかった」
「またこんど来ようね」
「うんもちろん、でもこれから亜依ちゃんとオフがあう日なんてあるのかな」
「それはちょっと分からないけど、まあ遊べるよ」
「そうだといいけど・・・」
「だいじょうぶだって」
- 285 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月11日(土)13時33分13秒
- 「亜依ちゃん隣に行っていい?」
松浦は観覧車が一番上まで行った時に加護にそう尋ねた。
「うん別にいいけど、どうして?」
「こっちからじゃ、夕日がよく見えないから」
松浦はそう言いながら、加護の隣に移動した。
「綺麗だね、夕日」
「そうだね、なんか心が落ち着いてくるね」
「ほんとにそうだね」
「うん・・・」
不意に会話が止まったので、松浦は加護の方を見た。
加護のほうも松浦の方を見ていたようで二人の視線が絡み合う。
「亜依ちゃん、キスしていい?」
「どうして?」
加護は不思議そうな目で松浦に聞いた。
「なんか亜依ちゃん可愛いからしたくなちゃって」
そう言うと松浦は加護の返答を待たずに目を閉じて加護の唇を奪った。
加護はそれを避けようともせずに松浦と唇をあわせた。
- 286 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月11日(土)13時33分54秒
- キスをしたままの二人を乗せて、観覧車は地上に向かっている。
観覧車がもう地上に着きそうになった時、加護の方から唇を離した。
加護はそのまま松浦の方を向いている。
「キス・・・しちゃったね」
松浦は加護のほうを見ながら言った。
「・・・うん」
そのまま二人は無言のまま、手を繋いで観覧車を降りた。
- 287 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月11日(土)13時34分30秒
- 後藤は二人が降りてきたのを見て、再び後を追った。
(ん?なんかさっきと様子が違うななんかさっきより
二人の距離が近づいている感じがする。
しかも手の繋ぎ方が違うし・・・)
さっきまでは握手のように手を握り合っていたのに
今は指を絡ませるように、手を繋いでいる。
しかもお互いの顔を見合わせて、ニヤニヤと笑っている。
(観覧車の中でなんかあったのかな?うう、分からない・・・)
後藤は分からないながらも後を着いて行くと
二人は遊園地を出て、もう帰るところのようだ。
後藤は周りを気にしながら、さらに追いかけた。
- 288 名前:こうもり 投稿日:2002年05月11日(土)13時37分32秒
- 更新終了。
かごまじゃない。
>280さん
もうちょっと待ってください、かごま。
>281さん
後藤の逆襲はもう少し後です
>282さん
圭ちゃん幸せになりました。
- 289 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月17日(金)22時44分27秒
- 「ふふふふ」
松浦は加護の顔を見て笑っている。
「亜弥ちゃんどうしたの?」
「なんか亜依ちゃんの顔を見てたら、嬉しくて」
「私も亜弥ちゃんの顔を見てると嬉しい」
そんな事を話しているうちに駅に着いてしまった。
「ここでお別れだね」
「うん」
しかしそれでも松浦は離れがたいのかなかなか手を離そうとしない。
「もう帰らないと」
「そうだね」
加護はそう言って松浦の手を離した。
- 290 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月17日(金)22時45分11秒
- 「じゃあね亜弥ちゃん」
「うん、じゃあね」
松浦は少し寂しそうな目をして加護を見ている。
そして、加護の方に近づき、周りに気付かれないように一瞬だけキスをして
そのまま自分の向かうホームへ走っていった。
加護は松浦の走った先をしばらく見ていたがその後
自分もホームに行った。
- 291 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月17日(金)22時45分51秒
- 後藤はその様子を呆然と眺めている。
(今、キスしてたよね・・・。
もしかして、観覧車の中でもキスをしてたのかな)
加護のキスしているところは何度か見ている後藤だったが
その時はいつも冗談めかしているようなキスだったので別に
なんとも思うことはなかった。
しかしいま加護が松浦としていたキスは、なぜか切なそうで
それが後藤の胸にも響いてきている。
後藤は加護が去った後も、その場を動く事は出来なかった。
- 292 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月17日(金)22時46分30秒
- 加護は電車に乗り、家に帰る間中ずっと唇を触りながら
松浦の事を考えていた。
(亜弥ちゃん、結構大胆なんやな、まさかあんな所でキスするなんて
けど、どうしてやろそんなに嫌やなかったな、いやなんか嬉しかった)
「ピルルル」
加護は携帯にメール着信が入ったのでそれを見る。
それは松浦からだった。
【亜依ちゃん、今日は楽しかったよ。
また今度遊ぼうね。 亜弥】
加護はそれを見て、すぐに松浦にメールを返す。
- 293 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月17日(金)22時47分13秒
- 【もちろんだよ、亜弥ちゃん。
絶対遊ぼうね。 亜依】
加護は携帯を鞄にしまい、電車に揺られている。
更新終了。
- 294 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月17日(金)23時02分16秒
- 後藤には悪いけど
加護×松浦すごく(゚∀゚)イイ!!
- 295 名前:children 投稿日:2002年05月20日(月)11時04分15秒
- 遅れましたが見させて頂きました。
やっぱり上手いですね♪自分も見習いたい箇所が多々ありました。
改行もいらないです、それぞれが(一レス)が短いので、
これからも※※に期待しつつ、あちらでも期待してますよ、もちろん。
- 296 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月25日(土)11時14分21秒
- 後藤は加護が去ったあともしばらく、呆然と立ち尽くしていたが
我に帰り、自分の家に帰ろうと思い電車に乗り込んだ。
電車の中でもずっと頭の中はさっきのキスシーンでいっぱいになっている。
(なんでこんなに悲しいんだろう?
もしかして、私、本当に加護のこと好きになっちゃったのかな
さっきのキスを見たら、なんか胸が締め付けられるような感じがしたし)
後藤はいろいろな事を頭に描きながら、帰路に着いていた。
- 297 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月25日(土)11時15分11秒
- 後藤は加護が去ったあともしばらく、呆然と立ち尽くしていたが
我に帰り、自分の家に帰ろうと思い電車に乗り込んだ。
電車の中でもずっと頭の中はさっきのキスシーンでいっぱいになっている。
(なんでこんなに悲しいんだろう?
もしかして、私、本当に加護のこと好きになっちゃったのかな
さっきのキスを見たら、なんか胸が締め付けられるような感じがしたし)
後藤はいろいろな事を頭に描きながら、帰路に着いていた。
- 298 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月25日(土)11時15分46秒
- 「ただいまー」
「お帰り」
加護が帰宅すると加護の祖母が迎えてくれる。
「亜依、今日はなんか上機嫌だね」
「そう?」
「なんか声がはずんどるよ、いい事でもあったんか?」
「うーん、ちょっとね」
加護はそう言いながら、自分の部屋に入る。
そして、携帯を取り出すとメールを打ち始めた。
- 299 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月25日(土)11時16分37秒
- 【亜弥ちゃんへ
家に着きました。
今度私の家にも遊びに来てね】
加護はそう打って携帯を置く。
加護が着替えている途中でメールの着信が入る。
加護は中途半端な格好のまま携帯を見た。
【亜依ちゃんへ
私もさっき家についたよー。
そう言ってくれるなら今度遊びに行くね。
じゃあまた今度】
- 300 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年05月25日(土)11時17分28秒
加護は携帯を見終わると少し微笑み、着替えてご飯を食べる。
今日は加護の好きなラーメンだ。
亜依は好物なのですぐに食べ終わり、その後すぐに
お風呂に入り、部屋に戻る。
部屋に戻り携帯を見るとそこには後藤からのメールが入っていた。
(めずらしいな、後藤さんからメールが入ってくるなんて)
そう思いながら加護は携帯を見る。
【加護、今日何してたの?後藤は家でずっと寝ちゃってたよ
せっかくの休みなのに・・・。加護、今度どこか遊びに連れてって】
後藤からのメールにはそんな事が入っていた。
- 301 名前:こうもり 投稿日:2002年05月25日(土)11時19分35秒
- 更新終了。
>293さん
亜依亜弥は俺的にもいいです。
でももうないかも・・・。
>チルドレンさん
××もしかしたらあるかも
- 302 名前:世捨て人 投稿日:2002年05月27日(月)22時16分37秒
- うわ〜〜!!加護と松浦の関係もきになるけどそれ以上に後藤との発展
にも気になる〜〜。あとカオリとのののその後が気になる〜〜
- 303 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月01日(土)10時44分25秒
- (何て返そうかな、あんまり後藤さんにメールした事ないから
なかなか思いつかへんわ)
加護はしばらく考えてからこう打って、送信ボタンを押す。
【後藤さん、別にいいですよじゃあ今度遊びに行きましょう】
(まあこんなもんやな)
加護は携帯をベッドに投げテレビを見ている。
するとそこにはドラマで熱演する後藤が写っていた。
(後藤さんって、こんな表情も出来るんやな・・・
いつもボーっとした表情しか見てないから、別人のように感じるな
ちょっと見直した)
加護はそんな事を考えながら、ドラマを見続けている。
- 304 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月01日(土)10時45分03秒
- 「ふぁーあ」ドラマを見終わり、おおきな欠伸をかく。
加護は眠くなってベッドの上に寝そべる。
そしてそのまますぐに、寝てしまった。
「おはよう」
後藤は遅刻ぎりぎりにきてそう他のメンバーに声を掛けた。
「ごっちん遅いよ、もう収録ぎりぎりだよ」
吉澤はいつものようにマイペースの後藤にあきれるような声
でそう言う。
- 305 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月01日(土)10時45分48秒
- 「ごめん、昨日考え事してたら眠れなくて・・・」
後藤はそうやって吉澤に弁解をする。
事実、後藤は昨日加護の事をあれやこれや考えて眠れなかったのだ。
「何、後藤あんたに悩みなんてもんがあるの」
その話を聞いていた、保田が横から口を挟む。
「なによ圭ちゃん私にだって悩み事くらいあるわよ」
保田の言う事に後藤は思い切り否定する。
「じゃあ何の事を考えていたの?」
「それは・・・色々よ」
「色々ってなによ」
「・・・・・」
後藤は加護のことを考えていたとは言えずそこで黙ってしまった。
- 306 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月01日(土)10時46分57秒
- 「何もいえないって事は結局ただの寝坊でしょ
早く準備しなさい、もう時間なんだから」
保田はそう言うと踵を返し、座って携帯をいじくっている。
多分中澤にメールでも打っているんだろう。
「早く準備しちゃいなよ」
しばらく立っていた後藤に、矢口が駆け寄りそう言う。
「うん」
後藤は返事をして、自分の衣装に着替えてメイクをしている。
その時辻とじゃれ合っていた加護が後藤のほうに寄ってきた。
- 307 名前:こうもり 投稿日:2002年06月01日(土)10時48分36秒
- 更新終了。
>世捨て人さん
飯田と辻ですか・・・。
その後かけるかな?
無理かな?
- 308 名前:世捨て人 投稿日:2002年06月01日(土)23時53分17秒
- 勢いで言ったところもあるので気にしないでください。(笑)
- 309 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月02日(日)20時26分35秒
- かごま、いいっすね
- 310 名前:children 投稿日:2002年06月03日(月)22時08分42秒
- これからどうなるのか楽しみ。
頑張ってください。
- 311 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月08日(土)10時17分55秒
- 「後藤さんおはようございます」
「ああ、加護おはよう」
後藤は鏡越しに見る加護の姿に少し動揺したが何もない風に答える。
(なんか昨日最後に見たときより可愛くなってるような気がする)
後藤はそんな事を考えながら、メイクを続けている。
「・・・で昨日は亜弥ちゃんと遊園地に行ったんですよ
それで、凄く楽しかったんですよ」
「へぇ、そうなんだ」
加護は一生懸命後藤に話し掛けていたが、後藤は昨日ずっと
加護のことを尾行していたので、全部知っている事だった。
「今度亜弥ちゃんが家に泊まりに来るんですよ」
「えっ!!」
後藤はさっきまで相槌を打つだけになっていたが、その言葉だけには
思わず反応してしまった。
- 312 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月08日(土)10時18分28秒
- (これは本当にまずいな、このまま黙って松浦の行動を見逃していると
本当に取られるな、やっぱり昨日の作戦通りにするか)
「後藤さんどうしたんですか?」
加護は後藤が急に大声を出したので気になり後藤に問いただす。
「ううん、別になんでもないよ、それより加護今日仕事終わったら
なんか予定ある?」
「今日ですか?」
「うん、今日」
「別に何にもないですよ」
「じゃあさ、今日私の家に泊まりに来ない?」
後藤はそう言うと、加護の顔を見る。
「うーーん・・・どうしようかな」
加護は何かを考え込んでいるようだった。
- 313 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月08日(土)10時20分54秒
- 後藤はもう一押しだと思い、加護に
「今日は私のスペシャルメニューをご馳走してあげるよ」と言う。
すると加護はそれに反応して
「何を食べさせてくれるんですか?」と後藤に聞く。
「それはうちに来てからのお楽しみだよ」
「えー、じゃあ行きます」
加護はそう言って首を大きく縦に振る。
後藤はその様子をみて小躍りしたいくらいだったが
加護に自分の気持ちを悟られるわけにはいかないので
「じゃあ楽しみにしていてよ」
とだけ言って、そのままメイクを終わらせた。
「みんなそろそろ行くよ」
飯田が控え室のみんなにそう言うと
他の娘。たちも「はーい」と言ってぞろぞろと飯田の後をついて行く。
- 314 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月08日(土)10時21分31秒
- 「ねえねえごっつぁん」
控え室からスタジオに向かう途中に後藤は矢口に声を掛けられてた。
「何?やぐっつぁん」
「あんたもしかして加護のことを狙ってない?」
後藤はいきなり核心をつく矢口の言葉に一瞬慌てて
「へっ!?」
と素っ頓狂な声を上げてしまう。
「やっぱりそうなんだ、それでいつからそんなに気になりだしたの?」
「そ、それは・・・」
後藤は矢口の質問に思わず口をつぐむ。
- 315 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月08日(土)10時22分09秒
- 「別に隠さなくたっていいじゃない、別に私だって隠してないし
それとも、なんかほかに悩みでもあるの?」
「じゃあやぐっつぁん、後で相談に乗ってくれない?
今日2本撮りだからあとで空き時間あるでしょ」
「うん、わかった」
そんな会話をしていると二人はいつのまにかスタジオに着いていた。
- 316 名前:こうもり 投稿日:2002年06月08日(土)10時26分14秒
- 更新終了。
>世捨て人さん
勢いですか、まあ気が向いたらという事で。
>309さん
これからはかごまです。
>childrenさん
これからは・・・。
頑張ります。
- 317 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月15日(土)11時28分21秒
- 「・・・それでどんな悩みがあるの?」
さっきの約束の通り、後藤と矢口は二人で
人目のつかないところで話をしている。
「いやそれがさ、私加護の事好きになっちゃったみたいで、それで・・・」
後藤は今自分が加護に対して思っている事や、昨日尾行した事を
全て矢口に話した。
「・・・それでやぐっつぁんどうしたら、加護の事を手に入れる事が
出来ると思う?このままぼやぼやしてると確実に松浦に取られそうだから」
「うーーん」
後藤の問いかけに矢口は腕を組んで考え込んでしまった。
- 318 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月15日(土)11時28分57秒
- 「やっぱり今日強引に襲っちゃった方がいいのかな?」
「・・・それはやめたほうがいいかも」
「えー、なんで」
「実は私も一回なっちの事を襲った事があって・・・」
「その時はどうだったの?」
「その時はなっちも感じてくれていたんだけど、その後
こじれちゃって、付き合うようになったの一ヶ月後くらいだもん」
「そっか」
「でも、加護はそういうの初めてだから、もしかしたら」
「もしかしたら、うまくいくかも、だって昨日も松浦とキスした後から
急に距離が縮まってたんでしょ」
「そう言われてみるとそうかも」
「だったら襲っちゃえ」
矢口はそう言って立ち上がる。
- 319 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月15日(土)11時29分34秒
- 「やぐっつぁんまだ話は終わってないよ」
「ごめん、なっちが待ってるから、後は自分で考えて
大丈夫だよ多分、私の勘だと加護も後藤の事嫌ってないから」
最後に矢口は後藤に言いながらその場所から姿を消した。
一人取り残された後藤は今日の夜、どうしようか考えている。
(どうしようかな・・・。
加護の気持ちがいまいち、読めないから難しいな。
でもやぐっつぁんが言ってた事も一理あるかも・・・)
そのまましばらく考え事をしていた後藤ではあったが
収録の時間になったので、急いでスタジオに戻った。
- 320 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月15日(土)11時30分26秒
- 「おつかれ」
「おつかれー」
収録も終わり、メンバーは口々にそう言いながら控え室から出て行く。
残ったのは加護と後藤だけになった。
「加護ー、私たちも帰ろうよ」
「はい、わかりました」
加護は素直に後藤の言う事を聞いて、立ち上がる。
しかし片手には携帯が握られていて、その目はじっと携帯の液晶を追っている。
どうやら加護はまた松浦にメールを打っているようだった。
- 321 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月15日(土)11時31分17秒
- 「加護、はやく、はやく」
後藤はそんな加護に苛立ちを隠せなくなり、加護のことを急かした。
「わかりました、じゃあ行きましょう」
加護は携帯を鞄にしまい、後藤の後ろをついて行く。
(こういうとき、私としては加護と手を繋ぎたいんだけど
なかなか自分からはそういうことできないし・・・)
後藤はそう思いながら、手をぶらぶらとさせている。
すると、加護が後藤の手を取る。
「手を繋いで行きましょう」
加護はそう言って後藤に微笑む。
「うん」
後藤も笑顔になり、二人は手を繋いで後藤の家まで向かった。
更新終了。
- 322 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月16日(日)20時57分03秒
- かごま、マジで最高です。
どうかこの二人がうまくいきますように…
- 323 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月22日(土)11時11分04秒
- 「ここだよ」
後藤はそう言いながら加護を自分の家に招き入れる。
もちろん今日も後藤の家には誰もいない。
「おじゃまします」
加護の表情は少し緊張しているようだった。
「じゃあすぐにご飯の用意するから、そこで座って待ってて」
「はい」
後藤は加護の言われたとおりに、キッチンのテーブルに座る。
(なんか加護の手は柔らかかったな)
後藤はそんな事を考えながら食事を作っている。
- 324 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月22日(土)11時11分56秒
- (好きな人に料理作るのってなんか楽しいな)
うきうきした気分で、働く後藤の姿を見ながら加護は
(後藤さん、なんかめっちゃ機嫌ええな)と思っていた。
「はい、できたよー、私のスペシャルメニュー」
後藤はそう言って加護の前に大きな皿を出す。
「これがそうなんですか?」
「うん、名づけて後藤スペシャル」
「なんかいいにおいがする、食べていいですか?」
「いいよ」
「じゃあいただきます」
加護はおいしそうに、その料理を食べている。
後藤もそれを見ながら食べ始めた。
- 325 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月22日(土)11時12分39秒
- 加護は余程お腹が空いていたのか、せわしなく箸を動かしている。
そして、あっというまに皿にあったものは全てなくなっていた。
「ごちそうさま」
加護は満足そうな顔を浮かべて、後藤に向けてそう言う。
「おいしかったです、やっぱり後藤さん料理上手ですね」
「よかった、気に入ってもらえて」
後藤は加護の満足そうな表情に喜び、また笑顔になる。
加護は自分が食べ終わった後も後藤の事を真剣な眼差しで見つめている。
(なんか恥ずかしいな、加護がじっとこっちを見ているよ)
後藤は視線に気付き加護の表情を見たが、そこからは加護にどんな感情
湧いているのかがいまいち分からない。
尊敬とも、憧れとも取れるような表情だった。
- 326 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月22日(土)11時13分09秒
- 「ごちそうさま」
後藤は加護の視線を感じながら、夕食を食べ終わった。
そして、片付けようとすると慌てて加護が
「いいですよ、後藤さん私がやりますから」
と言って食器を流しへ持っていく。
(ただ食器洗っているだけなのになんでこんなにいやらしく見えるんだろう?)
後藤は加護の後ろ姿を、キッチンのテーブルからずっと見ている。
それはただ、後藤が加護に対して欲情しているからなのだが・・・。
後藤は見ているだけでは我慢できなくなり、流しに立つ加護の事を
抱きしめるために席を立つ。
加護はそのことにも気付かず鼻歌を歌いながら、食器を洗っている。
- 327 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月22日(土)11時13分40秒
- 後藤は加護に気付かれないように「そろりそろり」と近づいた。
そして、両手を広げて加護に抱きつこうとしたその時
「よし、おーわり」と言いながら加護が振り向いた。
後藤はそれに驚き、「うわっ」と声を上げる。
「後藤さんどうしたんですか?手を広げて」
「いや、加護を驚かそうかなって思って」
後藤は悪戯がばれた子供のような顔になって、そう言う。
「何をしようと思っていたんですか?」
「いや、ははは」
後藤は抱きつこうとしていたとは言えずに、笑ってそれをごまかした。
「変な後藤さん」
加護は今度怪訝そうな顔で、後藤を見る。
- 328 名前:こうもり 投稿日:2002年06月22日(土)11時14分37秒
- 更新終了。
>322さん
うまくいくかいかざるかは加護次第。
- 329 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月29日(土)11時55分27秒
- 「じゃあリビングで食休みでもしようか?」
「はい」
後藤は加護をリビングに案内した。
「結構広いんですね」
「そんなことないよ、さ、立ってないで座って」
「はーい」
加護はテレビの前の3人がけソファーに座る。
後藤はその隣にぴったりくっつくように座った。
加護は特に嫌がるふうでもなく、普通にしている。
- 330 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月29日(土)11時56分57秒
- 加護は特に嫌がるふうでもなく、普通にしている。
「テレビでも見ようかな」
後藤はそう言いながらテレビをつける。
二人はテレビを見ながら何をするわけでもなく、まったりとすごしていた。
(はぁー、なんかいいなこの感じ、凄く落ち着くっていうか幸せ)
後藤はそんなことを考えながらいつのまにか、加護の肩に腕を回している。
加護のほうも気持ちよくなってきたのか後藤の肩にもたれかかる。
(うーん、なんか落ち着くわお腹もいっぱいだし幸せ)
加護も後藤と同じ事を考えながら、テレビを見ている。
- 331 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月29日(土)11時58分09秒
- 一時間くらい経った後、後藤は昨日考えた作戦を実行する事にした。
「ねえ、加護お風呂でも入ってきちゃいな、もう湧いているから」
「わかりました、でも後藤さんが先でもいいですよ」
「いいって、私は後で」
そう言いながら後藤は加護に着替えを渡す。
「ちょっと大きいかもしれないけど我慢してね」
「わかりました」
「お風呂はあそこの奥にあるから」
加護はそれを聞いてから、お風呂に向かう。
後藤はにやりと笑った。
- 332 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月29日(土)11時58分54秒
- 「ふん、ふふふん♪」
加護は鼻歌を歌いながらシャワーを浴びている。
「がちゃ」
鍵を閉めたはずのドアが突然開いたので、加護は驚き
ドアの方を向く。
するとそこには、一糸纏わぬ姿の後藤が立っている。
「ご、後藤さん、どうしたんですか?」
そう言いながらも加護の視線は後藤の裸にいっている。
(後藤さん脱いでもすごいんやな、胸も大きいし、ウエストも締まってるし
お尻の形もいいし、うちとは大違いや)
「あ、加護言ってなかったっけ、私の家のお風呂、鍵壊れているのよ」
そう言いながら後藤も加護の裸を見回す。
- 333 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年06月29日(土)11時59分36秒
- 加護はその視線に気付き、手で胸を隠す。
(やっぱり加護のおっぱいは大きい、ああ、早く触りたい)
後藤ははやる気持ちもあったが何とか押さえ、作戦通りに行く事にした。
「そうなんですか、でもなんで・・・」
「加護を驚かそうと思って、驚いた?」
「それは驚きますよ」
「背中流してあげるよ」
まだ驚いているような表情の加護を後藤は強引に後ろに向かせる。
そして、手にスポンジを持ち加護の背中を洗い始める。
更新終了。
- 334 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月04日(木)21時24分02秒
- いい感じなのかどうなのか…
加護には全くその気がないような気もしますね。
マターリ待ってます。
- 335 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年07月06日(土)14時13分36秒
- 「すいません、後藤さん」
「いいの気にしないで私、人の背中とか洗ってあげるの好きだから」
本当はそんなことはなかったのだが、後藤はとりあえず
加護の生肌に触れる事に喜びを感じていた。
(うおお、柔らけー、加護は胸だけじゃなくて体全体が柔らかいな)
後藤はまるで初めて女の肌に触った高校生のような反応を見せる。
前に一度触った事があるはずなのだが、それも忘れて、夢中になって
加護の背中を洗っている。
- 336 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年07月06日(土)14時14分22秒
- そして背中を洗い終わり、後藤は加護の正面に回った。
「・・・なんか恥ずかしいからあんまり見ないでくださいね」
加護そう言いながら後藤から顔を背ける。
(加護、可愛いよー、うぅ抱きしめたい)
そう思いながら後藤は加護の腕を洗っている。
(フニフニして柔らかいな、胸と同じくらい柔らかい)
後藤は前の事を思い出し、少しにやけてしまった。
「後藤さんまさかエッチな事考えてるんじゃないですか?」
加護が後藤の表情の変化を見逃すはずはなく、疑いの目を向ける。
- 337 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年07月06日(土)14時14分57秒
- 「そ、そんなことあるわけないでしょ、加護は疑り深いんだから」
そう言いながら後藤はついに胸を洗い始めた。
後藤は円を描くように、加護の胸に泡をつける。
「加護は胸が大きいから、ここも綺麗にしないとね」
と言いながら、後藤は胸の下に手を滑らせる。
そして、加護が気付かない程度の力で、胸を揉み始めた。
「はぁ」
加護は少し感じてきているのを確認すると、後藤の動きも徐々に
大胆になっていく。
- 338 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年07月06日(土)14時15分31秒
- 人差し指と親指で乳首を「ぴんっ」と弾く。
「やはぁ」
加護はさすがに後藤の動きに気付いたようで、手で後藤を制する。
しかし後藤の動きは止まらない。
今度は加護の胸を、両手でさっきよりも強く揉みしだく。
「はぁ、ぁぁぁぁ」
(加護も感じてくれている)
後藤はその事が嬉しくて、次は加護のことをバスルームの床に押し倒す。
「後藤さん、ちょっと・・・」
何かいいかけた加護の唇を、後藤は自分の唇で強引に塞いだ。
そして、徐々に徐々にキスを深くする。
すると加護の体からはだんだんと力が抜けてきている。
後藤はその隙に、舌を加護の口の中で這わせる。
- 339 名前:こうもり 投稿日:2002年07月06日(土)14時16分16秒
- 更新終了。
<334さん
そこは強引に・・。
- 340 名前:子供達。。。 投稿日:2002年07月09日(火)02時28分07秒
- いい感じですね〜♪
さすが蝙蝠さん(皮肉ではないですよ)
これからも頑張って下さいね。
- 341 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月09日(火)14時56分00秒
- この組み合わせのエロは…も、萌える(爆
- 342 名前:隠れファン 投稿日:2002年07月27日(土)10時14分57秒
- ありそうだけどあまり無いCP。
続き楽しみにしてます。
- 343 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時20分40秒
- 加護の頭の中はパニック寸前の状態になっていた。
(あれ?なんで今後藤さんとキスしてんのやろ)
そう考えている間中も後藤の舌は加護の口腔内を縦横無尽に動き回っている。
するといつのまにか加護も夢中で後藤の舌を味わうように舌を交わらせている。
「う、んふぅ」
後藤が唇を離すと加護は小さな声を漏らす。
さらに後藤は、顔じゅうにキスの雨を降らしそして加護の耳元で
「いいの?」と尋ねる。
(やっぱりこのまま強引にいっちゃうのはいけないよね)
後藤はそう思いここで加護に意思を確認しようとした。
すると加護は首をゆっくり縦に振り「わかりました、でも優しくしてくださいね」と言う。
「わかった、絶対優しくするよ」
後藤は感激して、そう言いながら再び加護の胸に手をかけた。
「はぁぁっ!!」
加護は後藤の手が胸にかかっただけで思わず声をあげてしまう。
- 344 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時21分10秒
- (あ、またあの時の気持ちいい感じがする)
加護は少し理性の戻った頭の中でそう考えている。
後藤はその後包み込むように加護の胸を揉む。
「ああ、あああ」
加護はまた理性が飛びだんだんと声が大きくなっていく。
(加護は胸が感じやすいんだね)
そう思った後藤はさらに加護の胸を責める。
「ふふふ・・・」
後藤は妖しく微笑んだ後、加護の胸にそっと口をつける。
そして、もうすでに固くなっている乳首を口に含み、舌先で舐める。
「はぁ」
加護は切なげに小さく声をあげた。
- 345 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時21分40秒
- さらに後藤は空いている手で同時に加護の胸を愛撫する。
「はぁ、き、気持ちいい」
加護は素直に感じていることを声に表す。
後藤はさらに胸を責めた後、ついに加護の秘所に手をかける。
加護のそこはすでに愛液でびしょびしょになっていた。
後藤は指で愛液をすくい取り、それを舐めた。
「加護のジュース美味しいね」
後藤はにやりと笑いながら加護にそう言うと
「後藤さんなんか恥ずかしいからそういう言い方するのやめてください」
と加護は言いながら顔を伏せ、足を閉じてしまう。
「ダメだよ、加護足を閉じちゃ」
後藤はそう言いながら、加護の太ももに触れ、その周りをやんわりと撫でる。
「後藤さん、くすぐったいですよ」
最初のうちは笑っていた加護だったが、しばらくそれを続けられると
段々と足の力が抜け閉じている事が出来なくなっている。
- 346 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時23分57秒
- 後藤はそれを見逃さずに、すかさず加護のまたの間に自分の膝を入れる。
そして再び加護の秘所に指を入れる。
「ふううんっ」
「加護って感じやすいんだね、だってまだ触ったばかりなのに
もうこんなにしちゃってるんだもん」
後藤はそう言うとさらに加護の陰核に触れ、その包皮を剥きそっと息を吹きかける。
「はぁぁぁ、ああ」
加護の感じる声は一際大きくなり、バスルームの中にこだましている。
後藤は加護の感じる声を聞くたびに、どんどんボルテージが高まってきた。
「ジュルルル」
後藤は加護の秘所に口を付けわざと音を立てるように愛液をすする。
「や、はあああ」
「加護感じているの?」
後藤が加護に尋ねると加護はゆっくりと首を縦に振る。
後藤はその返事に反応してさらに秘所への愛撫を強めていく。
- 347 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時24分39秒
- 「ああん、ふぁぁああ」
「そろそろいかせてあげる」
後藤は加護の乳首を転がしながら、秘所に指を入れ
「くちゅ、くちゅ」とかき混ぜながら、どんどん指の動きを早めていく。
「はぁぁ、あああ」
加護も無意識のうちに後藤の指の動きにあわせて腰を動かしている。
後藤は最後とばかりに指を激しく動かす。
「ああ、ご、後藤さん・・・もう、私」
「いいのよ、加護、いっちゃって」
後藤は乳首から唇を離し、加護の耳元で囁きながら最後に加護の陰核を
挟むように摘まむ。
「はぁあああああ」
加護は大きな声を上げながら体を弓なりに反らし、果てた。
- 348 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時25分40秒
- 「ふぁーあ」
後藤は仕事場の控え室で大きな欠伸をしている。
「どうしたのごっつぁん、寝不足?」
そんな姿を見た、矢口が後藤に声を掛けた。
「うん、ちょっとね」
後藤はそう言うと満面の笑顔を浮かべる。
「昨日うまくいったんだ」
「まーね」
「結局強引にしちゃったの?」
「お風呂場でね」
「そうなんだ、それでどうだった加護の反応は?」
「結構感じてたみたいで、その後も凄かった・・・」
後藤と矢口がそんな事を話していると携帯で話をしている
加護の声が聞こえてくる。
- 349 名前:Five Roomsその後part2 もしかして・・・。 投稿日:2002年08月05日(月)15時26分19秒
- 「亜弥ちゃん、わかったじゃあ今日泊まりに行くね、うんまた後でね」
加護は携帯を切ると後藤と矢口に
「じゃあ今日はもう帰ります、お疲れ様です」
と言って控え室から出て行く。
その様子を二人は呆然と見ていたが、矢口が
「ごっつぁん、大丈夫なの?」と心配そうな表情で尋ねる。
後藤の表情はさっきとはうって変わって厳しい表情になり
「そんなのわかんないわよ」と言ってそのまま控え室を出る。
(加護の気持ちがいまいちわからない)
「はあー」
後藤はそう思いながら大きくため息をついた。
(でも、なんとかなるでしょう、だって私は加護が好きなんだから)
後藤の加護に対する気持ちは『もしかして』からはっきりとした思いに変わったいた。
Five Rooms その後Part2 もしかして・・・。
完
- 350 名前:こうもり 投稿日:2002年08月05日(月)15時27分54秒
- これにて終了でございます。
こんな駄文に付き合ってくれた皆様ありがとうございました。
まあまた新作でお会いしましょう。
- 351 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月06日(火)22時00分45秒
- お疲れ様でした。
全編を通したマターリ感がなんともつぼでした。
特にかごま、よかったです(w
次回作など、期待しております。
- 352 名前:children 投稿日:2002年08月06日(火)23時51分12秒
- お疲れさまでした。
次回作にも期待してます!!
次回作も頑張って下さい。では。
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