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LOVE IS SWEETー甘い愛は時に苦いー

1 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月13日(水)18時46分12秒
こんにちは。琴霧楓(こときりかえで)です。
名前はペンネームですから。(でもこんな難しい名前は居ないか)
とりあえず、ほのぼのとしてなおかつミステリアスな小説にしようと思います。
登場人物はモーニング娘。のメンバーとZONEの4人にdreamの3人が登場します。
今までに無い娘。と他グループのカップリングです。まあ文章は稚拙ですが末永くお付き合いお願いします。
2 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月13日(水)18時58分15秒
第一話「二人の出会いはテレビ局」
モーニング娘。はうたばんの収録スタジオに来ている。
相変わらずだけど辻と加護は騒いでいる。
たく。新メンバーを見習って少しは大人しくしたら良いのに。
安倍は心からそう思っていた。
「ちょっと、辻と加護も少しは静かにしたら」安倍は他の人に迷惑になるとやばいので
止めようとした。しかしその時
「わっ!」辻は女の人にぶつかって倒れた。その女の人も尻餅をついて倒れた。
「のの。大丈夫」加護は辻を起こした。
おいおい。ぶつかった人に謝れよ。
安倍はそう思いっていたらぶつかった人が起き上がり辻に
「ごめんなさい。ぼーとしてて」
丁寧に謝るなあ。明らかに辻が悪いのに。
その時、ふっ、と女の人と安倍の目が合った。
カッコイイ。
それが安倍の彼女の第一印象だった。
3 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月14日(木)03時02分55秒
かっこいい・・とは、誰とぶつかったのだろう?
dremも大好きなので楽しみです(松室 推し
4 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月14日(木)18時02分07秒
安倍は辻とぶつかった黒髪のショートカットの女性に事で頭がいっぱいだった。
楽屋では吉澤が矢口と石川に迫られているがそれはいつもの事で吉澤は軽くあしらっていた。
そんな事よりも彼女は誰だろう。
前にどこかで見た事がある気がする。・・・誰だろう。
安倍がそんな事を考えていると収録の時間になりスタジオに向かった。
楽屋を出るとさっき辻とぶつかった女性が目の前に居て驚いた。
「あっ、さっきの」安倍は声をかけた。
「えっ・・あっ。安倍さんですか?」女性は笑顔で答えた。カッコイイけど可愛い。
「はい・・・。あの名前は?」
「松室麻衣です。dreamのメンバーですけど。」あっ。思い出した。そういえば前にMステで
「そうなんだ。ねえ後で会えない?」お願い。OKでしょ。
安倍は心の中で強く願った。すると神様が叶えてくれたのか。
「良いですよ。じゃあ楽屋で待ってますね。」
松室は笑顔であっさりとOKの返事をくれた。
「ありがと。じゃあ撮影行って来るね」
安倍は笑顔で撮影に向かった。
その顔は恋する少女のようだった。
5 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月14日(木)18時10分22秒
撮影はいつも通りか
石橋さんと仲居さんが新人4人やごっちん。よっすぃーを持ち上げていた。
いつもならちょっと悲しかったけど今回は違う。麻衣ちゃんと後で話が出来るから。
「なあ、なっちは北海道弁直った?いもって言われてるけど」
「いえ。もうすっかりですよ。東京弁で完璧に染み付いて」
安倍はいきなりで驚いたがうまく切り返した。
「そうなんだ。もう『だべさ』とか聞けないんだ。仲居くんの楽しみだったのにね」
「ちょっと。何で俺が安倍の方言を楽しみにしてるんですか。貴さんちょっと変ですよ
そしてうたばんはいつも通りの流れで撮影は進行して
恒例?のゲーム大会までの間に一旦休憩となった。
6 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月14日(木)18時15分05秒
2回目の更新も終了です。
もうすぐちなみに次回で吉澤の意外な彼女が発覚します。
>>3
よくわかりましたね。大正解です。
それとdreamとZONEも全員登場予定ですからまだまだ盛り上がりますよ。
どうか楽しみにして下さい。
7 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時07分08秒
第二話「楽屋で打ち上げる花火」
安倍はこの休憩時間に楽屋に走って戻った。
他のメンバーは楽屋の隅に置かれた椅子に座り寝ていたりしゃべっていた。
それは安倍にとっては好都合だった。
松室麻衣と二人だけで会えるからだ。
そして楽屋のドアを開けると松室は椅子に座って待っていた。
「速かったね」
「うん。ちょっと休憩になって」
「それで話って何?」松室は不思議そうに聞いた。しかし顔はちょっとドキドキしていた
らしく若干赤くなっていた。
「うん。実は・・・・」安倍は一度言葉に詰まった後、意を決して松室麻衣に思いをぶつけた。
「私。麻衣ちゃんが好きになりました」
8 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時18分45秒
安倍は松室に告白して顔が赤くなった。
ああ。言っちゃった。絶対におかしいって思われたよ。女同士で・・・しかも私は押尾君と
噂になってからヤリマンだとか変な噂が立っちゃうし。私と押尾君はただの友達なのに・・
しかもこんな状況だと両刀使いとか思われたかも・・・
安倍は悪い方向に考え過ぎたがすぐに立ち直り松室の方を見た。
松室は顔を前以上に赤くして俯いていた。
「やっぱり変だよね。・・・ごめん今のは忘れて、ほんとにごめんね。こんな事で待たせちゃって」
ああ。さようなら。私の恋。
「・・・何で変なの?」
えっ!?
「変じゃ無いよ?私も好きだよ。どうして先に言っちゃうの。私から言おうと思ってたのに」
えっ!それじゃあ
「じゃあ・・・良いの?付き合っても?」
「・・・・・」松室は顔を真っ赤にしながら首を縦に振った。
安倍も顔が真っ赤になった。
そしてお互いに顔を上げたときに目が合い、いつまでも見詰め合っていた。
9 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時24分35秒
安倍はスタジオに戻っていた。
松室の携帯に連絡があり。急な打ち合わせが入ったらしい。
安倍と松室は別れる前に携帯番号を教えあいそのまま別れた。
そして安倍は収録スタジオに戻っていた。
どうやらゲーム大会の準備はまだ終わっていなかった。
何だ。まだなの。
安倍はそう思ったが辺りを見渡すと意外な展開になっていた。
何と吉澤と取り囲むように石川と矢口が立っていた。
そして二人の吉澤を見る目はどこかいつもとは違っていた。

10 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時33分48秒
それは安倍が松室に告白しにいった直後の事だった。
相変わらず矢口と石川は吉澤に迫っていた。
「ねえ。よっすぃー。今度一緒に食事にでも行かない」
「何言ってるの石川。ねえ吉澤は私と行きたいよね」
「・・・・。分かりました。今回はジャンケンをして勝った方と行きますから喧嘩はやめてください」
吉澤は朝からの二人の猛烈アプローチに根負けして食事(デート)の誘いを承諾した。
「やった。負けないよ。石川」
「何言ってるんですか。先輩だからって容赦しませんよ」
二人はジャンケンをしていた。
するとあっさりと矢口がチョキで勝っていた。
「やったぁー。勝った」
「・・・負けちゃった」矢口は満面の笑みだったが、石川はこの世の終わりのような表情だった。
そこまで落ち込む事も無いのに。
吉澤はそう思っていた。
11 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時43分41秒
「よっすぃー。じゃあ何処に行きたい?」矢口はうれしそうに聞いた。
「えっ?じゃあ・・・たまにはイタリアンレストランにしましょうか」
「そう言うとおもってちゃんと高級イタリアンレストラン。予約したよ。仕事終わったら行こうね」
「はい」吉澤はそう笑顔で返事をすると吉澤の携帯から聞き覚えのある着メロが流れた。
やばっ。
吉澤の顔が青ざめた。そう。この着メロは
「ねえ。よっすぃー。これって・・・『夢のカケラ』じゃん」
「・・・ええ」そう言いながら吉澤は携帯を取った。
しかし矢口は吉澤から携帯を奪って電話に出た。
「ちょっと矢口さん!?」吉澤は驚いて一瞬棒立ちとなった。
『もしもし。ひとみちゃん。私・・・・・』電話から聞こえた声に矢口は驚きの表情を隠せなかった。
何とその声とは・・・
12 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月15日(金)16時44分57秒
とりあえず今回の更新は終わります。
果たして吉澤に電話を掛けた人は誰でしょう?
それは次回で明らかになります。
13 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月16日(土)09時33分22秒
誰だー誰だー!!(w
14 名前:名無しさん 投稿日:2002年02月16日(土)11時46分35秒
おもしろそう。。。
個人的にまいゆうが押し
15 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月17日(日)00時29分56秒
まいなち…純な感じでいいっす 全員出演
ZONEのMAIKOは一体誰と…
16 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月18日(月)15時17分39秒
「ちょっとあなた誰?」矢口は動揺を抑えながら電話の相手に聞いた。
『あれっ?間違えました』
「間違えてないよ。吉澤でしょ。私は矢口よ。あなたの名前は?」
『矢口?誰ですか?』
「矢口ってモーニング娘。の矢口真里よ。他に矢口って居ないでしょ」
『あ〜。モー娘の矢口さんですか。身長が高い』
「それは飯田でしょ。私はミニモニのリーダー」
『ミニモニ?あの人をなめたようなジャンケンぴょんを歌ってる』
「何が人をなめてるって」
『・・・・すいません。私はつい余計な事まで言う癖があって』
「それであなたの名前は?」矢口はようやく本題を切り出せた。
『はい。私の名前はZONEでセンターをやってるMIYUです』
その答えに矢口は驚いた。
17 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月18日(月)15時27分29秒
第三話「マジかよ。吉澤の彼女は中一の美少女」
「・・・・・ZONEのメンバーが吉澤の携帯番号知ってるの」
『それは・・・』MIYUは一瞬答えに詰まった。次の瞬間
「矢口さん。携帯返してください」吉澤はそう言って矢口から携帯を取り返して部屋を出た。
矢口は吉澤は追おうとしたが吉澤が出る時に矢口を睨んだので追えなかった。
吉澤は楽屋の近くにあったトイレの中で通話を続けた。
「ごめん。MIYUちゃん。矢口さん怖かったでしょ」
『別に怖くなかったよ。それより今日収録終わったら新しく出来たフレンチレストラン行かない』
「えっ。うん。行く行く」
『じゃあ待ち合わせはいつもの所でね』
「うん。じゃあね」吉澤は携帯を切ると楽屋に戻った。
18 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月18日(月)15時35分49秒
楽屋では石川と矢口が吉澤を待っていた。
「ねえ、よっすぃー。さっきのは誰?」石川は静かな声で聞いた。
「えっ。誰って友達だよ」
「ねえよっすぃー。今日は一緒に食事良いよね。さっき睨まれた時、凄い怖かったよ」
「えっ」吉澤はさっき自分が矢口を鋭い目で睨んだのを思い出した。
「ごめんなさい。矢口さん。さっきはつい。それと食事ですが、今日はちょっと」
「ちょっと何?」矢口は吉澤を見つめて言った。その目はどこか怖かった。
「ちょっと・・・用が入って」
「さっきのでしょ」
「どうしてそれを!」吉澤は驚いたように言った。
「・・・・・・・流れで分かるわよ」矢口は吉澤に少し呆れた表情になった。
「まあ良いわ。その代わり今度一緒に行ってよ」
「えっ?あっはい。もちろんです」矢口はあっさりと引いたので吉澤は驚いていた。
それには隣にいた石川も驚きの表情をしていた。
19 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月18日(月)15時42分05秒
>>13正解はMIYUです。これから少し意外な展開になります。
>>14まいゆうですか。麻衣はなっちと組みましたが優が絡んでくる組合わせも考えてます
>>15ZONEの他のメンバーとかもしっかり考えてます。
それとしばらくはまいなちと違いみゆよし(MIYUと吉澤)の方に力を入れるつもりです。
どうか楽しみにして下さい。
20 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月18日(月)23時46分30秒
まいなち楽しみです
MIYUが彼女…吉ヲタとしては辛い展開(ニガワラ
21 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月19日(火)16時58分30秒
仕事が終わると吉澤はMIYUが待っているいつもの待ち合わせ場所に向っていた。
尚、石川と矢口は吉澤にばれないように尾行していた。
しばらくして吉澤はMIYUとの待ち合わせ場所でMIYUと一緒にニューオープンしたフレンチレストランに入っていった。
「矢口さん、私達も入りますか?」
「そうだな。でも入る前にこれをつけないと」矢口が出したのは赤髪のかつらとサングラスだった。
「これですか?余計怪しいと思いますが」石川は矢口に反論した。
普通の神経の持ち主ならそう考えるのが普通だった。しかし
「何言ってるの?目立っても矢口と石川って分からないと良いんじゃないの」
そう言うと矢口はかつらとサングラスをしてレストランに入っていった。
「早く来なさい」矢口がそう言うと石川もしぶしぶかつらをかぶりサングラスを掛けて入っていった。
22 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月19日(火)17時09分18秒
MIYUと吉澤はフランス料理ならではのフランス語のメニューに苦戦していた。
「ねえひとみちゃん。何頼む?」
「えっ。そうだね。じゃあ・・・・・・何にしよう?」
「フランス語だからね。メニュー読めないね。日本語で書いてあると思ってた」MIYUは少し沈んだ声で言った。
「・・・・・実はそうなの。じゃあもう普通にこのディナーのフルコースで良い?」
「えっ?ひとみちゃん。これ一人一万五千円よ。私今日はそんなに持ってない」
MIYUは小さい声で言った。
「良いよ。今日は私のおごり。じゃあ頼もうね」吉澤はボーイを呼んでフランス料理のフルコースを二人分頼んだ。

なお、後ろの席に座っていた石川と矢口は小声で
「ねえよっすぃーとMIYUって子かなり親密な関係じゃないの?」
「そうですね。でもMIYUちゃんってテレビで見るよりも意外に子供っぽいですよ」
石川と矢口は明らかに怪しかったが二人の世界に入っていた吉澤とMIYUにはばれなかった。
だが回りの人がその不気味に恰好を気味悪がったのは言うまでも無い。
23 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月19日(火)17時11分48秒
今回の更新は少なめでしたが終わります。
ちょっと最近調子が悪いので・・・
>>20MIYUと吉澤の組み合わせは嫌ですか?
実はいろいろと考えたんて最良の組み合わせと思ったんですが残念です。
でもこれからさらに捻りを加えるので最後までよろしくお願いします。
24 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月20日(水)18時36分00秒
仕事が終って吉澤はMIYUがデートをしていた頃。
安倍はスタジオで先生を呼んでギターの練習をしていた。
安倍がギターを練習し始めたのは今から2年ぐらい前。
ちょうど4期メンバーが加入した頃だった。
その頃から安倍は音楽センスを磨く為に暇があると先生と一対一で指導をしてもらっている。

「じゃあ今日はここまでね。だいぶうまくなったじゃない。もう後は独学でも行けるわよ」
「はい。ありがとうございます」
「じゃあさようなら」練習が終わり安倍はスタジオを出た。
するといきなり携帯が鳴った。
誰だろ。
安倍はそう思いながら出た。
『もしもし。私よ。麻衣』
「麻衣ちゃん。何?」
『うん。明日仕事ある?』
「ううん。明日は久しぶりのオフ。それで」
『良かった。明日映画見ない』
「うん。行く行く」
『じゃあ明日、○×映画館でね』
「うん。じゃあバイバイ」
安倍は携帯を切ると気持ちは青く晴れて家に帰った。
25 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月20日(水)18時43分10秒
吉澤とMIYUは食事後、ホテル街に向っていた。

「ねえ、矢口さん。この先って」
「石川うるさい・・・でもまさか。MIYUってまだ中一でしょ」
二人はまだ尾行を続けていた。
本当に暇なのか馬鹿なのか分からない二人である。

「ひとみちゃん。本当に良いの?」
「もうMIYUちゃん何言ってるの?この前もやったじゃん。女同士だおかしいなんて
 もう古いんだから。大丈夫よ。スキャンダルのカメラマンも居ないみたいだし」
吉澤とは周りを見渡したがカメラマンが居ないのを一応確認していたのだ。

「ねえ矢口さん。何かしゃべってますよ」
「だからいちいち言わなくて良いの!」矢口は石川の細かい反応にご立腹だった。
そこに
「ねえねえ。あなた達ってモーニング娘。の石川と矢口でしょ。こんな所で何してるの?」
急に背後から一人の女の声がした。
26 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月24日(日)18時35分30秒
こんな所にdreamが出てる小説があったなんて・・・・
メッチャ期待・・・☆ 作者さんがんばって。
27 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月25日(月)15時22分50秒
矢口と石川は素早く後ろを見た。
「誰っ!?」
矢口は声の主に言った。
「・・・私よ。ZONEのMIZUHO。それよりも何してるの。こんな所で?」
「えっ?それは・・・・・あんたこそなんでここに」
「私はちょっとそこの店に買い物があって。矢口・・・・矢口さんの方が良いよね。一応先輩だし」
MIZUHOはようやく矢口が芸能界において先輩だと気づきさん付けにした。まあ仮に同期でも年上なのだが・・・
「私はね。MIZUHOのグループのMIYUだって。その子とうちの吉澤が交際してるみたいで尾行中なの」
「そうですよ。だから邪魔しないで帰って下さい」
石川が矢口に続けて言いながら手でしっしっという振りをした。
「へえ〜。MIYUが。私も付き合うわ」
「えっ!。帰ってよ」石川がいやそうに言った。
「何でよ、MIYUはメンバーよ。私も尾行していいでしょ」
「・・・分かった。じゃあ行こう」
「矢口さんっ!?」
「石川。MIZUHOにとってMIYUはメンバーなんだから心配するのは当然。早くしないと見失うよ」
「もう〜。矢口さんったら〜」
28 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月25日(月)15時38分05秒
3人がしばらく尾行を続けると吉澤とMIYUはとあるラブホテルに入っていった。
「あっ。よっすぃーがっ!矢口さん、早く止めないと」
「ちょっと石川。何言ってるの?尾行は本当に彼女かを確かめるだけでしょ。
 ここで私達二人が止めても意味ないでしょ」矢口は冷静に焦っていた石川をなだめた。
「ちょっと三人でしょ。私を忘れちゃ駄目よ」
「そうだったね。それでMIZUHOの意見は?」
「えっ!。そりゃあ決まってるでしょ。今日はこのまま解散して明日メンバーにばらす」
「ちょっとMIZUHOまで。本当に止めないで良いんですか?」
「だってね。石川。女同士なら間違っても妊娠はしないし、MIYUだって馬鹿じゃないからおかしな事にはならない。
 それなら後は当人達が楽しんだら良いじゃない」
「そうだよ石川。MIZUHOの言ってる事は正しい。石川だって、私もそうだけど付き合いたいのが元で尾行してるんでしょ。
 じゃあもうどうしようもない。私は帰るから」
「えっ。そんな」
矢口とMIZUHOはカバンを拾い上げて帰ろうとした。
「待って下さい。私も帰ります」
こうして3人は家路についた。
29 名前:琴霧楓 投稿日:2002年02月25日(月)15時41分10秒
とりあえず今回は終了です。
次は吉澤とMIYUのラブシーンを描く予定です。
>>26
dreamとZONEは作者の一押し歌手ですので今作品に登場させました。
これから面白い展開へ持っていくので楽しみにして下さい。
30 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月03日(日)21時13分57秒
MIYUと吉澤のラブシーンですか・・・
期待してます。
31 名前:琴霧楓 投稿日:2002年03月06日(水)17時08分42秒
矢口と石川とMIZUHOが尾行していた事など夢にも思ってなかった二人はホテルの部屋に入った。
「ひとみちゃん」MIYUは吉澤を抱きついた。
「どうしたの。やっぱり不安?」吉澤もMIYUを強く抱きしめた。
「・・・・・ううん。ちょっと・・ね」
「じゃあじゃあ始めよっか」
吉澤はそっとMIYUのスカートに手を入れた。
そしてそっと唇をMIYUと重ねキスをした。
手はMIYUの秘部に触れている。
「あっ。ひとみちゃん」MIYUは顔が赤くなっていた。
秘部からは愛液が流れ始めていた。
「MIYUちゃん。愛してる」吉澤はそう言ってMIYUの秘部に指を滑り込ませた。
32 名前:琴霧楓 投稿日:2002年03月06日(水)17時14分36秒
吉澤は指を2本滑りこませて指でMIYUの秘部をかき回した。
「あっ。ああ〜」MIYUは全身を痙攣させた。どうやらイッタようだ。
「MIYUちゃん。どう?気持ち良かったでしょ」
「う・・・ん。でもすぎにイッチャッタ」
「別にいいよ。じゃあ一緒にお風呂入ろっか。立てる?」
「うん。それくらい」MIYUも立ち上がり、二人はお風呂場で全裸で入浴しながらも再び愛を確かめ合った。
33 名前:琴霧楓 投稿日:2002年03月06日(水)17時18分37秒
ゆっくりですけど今回の更新も終ります。実は愛の種でも書いていて二つの同時連載は大変です。
>>30
すいません。ラブシーンと言いながらあまりうまく書けないで。
34 名前:琴霧楓 投稿日:2002年03月12日(火)18時55分05秒
第四話「初々しいね。恋人達」
安倍は松室との待ち合わせ場所の映画館に着いた。
早く来すぎちゃったかな?
待ち合わせの1時間前だった。
しかしその時、安倍の肩を後ろから叩く人が居た。
「誰っ!?」安倍は素早く振り返った。最近、タチの悪いファン(ストーカー)が多いから警戒心が強くなっていた。
しかしそれは松室麻衣だった。
「麻衣ちゃん!?どうしたの。まだ1時間前」
「それはこっちのセリフよ。どうしたの?いきなり振り向いて。びっくりしたわよ」
「ごめんね。最近おかしなファンが多くて」
「そう大変ね・・・・って彼女をおかしな人を間違えないでよ」
「あっ。」安倍は言葉を詰まらせた。
それを松室は笑った。
35 名前:琴霧楓 投稿日:2002年03月12日(火)19時03分38秒
「ところでさぁ。麻衣ちゃん。今からどうする?まだ1時間あるよ」
「そうだね。適当にブラブラしてる?」
「そうだね」

一時間後。
二人は映画館で映画を見ている。
純愛物だ。
「ねえ。なっち。麻衣ちゃんとあんな風になりたい」
それは二人が海で抱き合うシーンだった。
「そうだね。じゃあ今度のデートは海にしよっか。あっ。でも今は寒いよ」
「でも夏だと人が多くて困るよ」
「じゃあ次のなっちの休みにハワイに行けばいいじゃん。あそこなら誰も知らないし」
「そうだね。麻衣ちゃん頭良い。大好き」安倍は松室にもたれ掛かった。
「私も好きだよ」松室は安倍の髪を撫でながら呟いた。
36 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月17日(日)05時56分11秒
続き待ってます・・・

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