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あのころの二人
- 1 名前:城馬 投稿日:2002年02月20日(水)04時44分46秒
- みなさんの小説を読んでいるうちに自分も書いてみたくなりました。
ちなみにいしよし(学園もの)を書きます。
駄文になると思いますが、感想など教えてくれるとうれしいです。
- 2 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)04時50分27秒
- 「はぁ〜…今日からここに住むのか〜」
引っ越しの片付けが一通り終わり、部屋で一人ひとみは明日から本格的に始まる
高校生活に不安を感じていた。
それにしても静かだなぁ。。。お母ちゃんも帰っちゃったし。
いつもはお母ちゃんやお父ちゃん、それにうっせー弟達が一緒だったからな〜
こんなに静かだとなんか逆に落ち着かないや…
なんとなくこの静かすぎる空間が嫌になり、ひとみはMDコンポのスイッチを入れた。
- 3 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)04時53分44秒
- 聞き慣れた明るいテンポのいい曲がかかる。
この曲はひとみが最近気に入ってる曲で、一日に何度も聴いていた。
いつものようにこの曲だけがリピートされるように設定すると
ひとみはソファーに腰を下ろした。
あーあ明日からちゃんとやってけっかなぁー。あたし人見知りするタイプでもないし、
大丈夫だとは思うんだけど。
でもなぁ 周りみんな知らない子ばっかだしさぁ…それに女子校だしな…
なんか今日の入学式もオホホって笑いそうなお嬢ばっかだったしな。仲良くなれるかなー…
あーなんか不安んなってきた!!
- 4 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)04時57分16秒
- イライラしたひとみは、この嫌な気分をかき消そうとしてMDのボリュームをあげた。
『♪♪なんて直接顔見て言えないファイッ♪』
「うわっ!うるせぇ!音でけぇ〜! ま、いっか。」
中学時代のひとみはそれなりに友達も多かった。
しかしバレーボールの推薦で高校は親元を離れ
東京にある全寮制の女子校に通うことになったのだ。
全寮制と言ってもこの高校はそれぞれにバス、トイレ付きの
個室が与えられ、食事の時のみ食堂でみんなで食べるという形をとっている。
他人に余計な気を遣わなくていい分 気楽だが、やはり少し淋しい気もした。
- 5 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)05時01分50秒
- …ーン……ピン…ーン…ピンポーン
あれ?誰だろーこんな時間に…
時計の針はいつのまにか10時と11時の中間を指していた。
面倒だと思ったが、ひとみはとりあえずリビングの壁に設置されているモニターカメラ付きのインターフォンで
相手が誰なのかを見てみることにした。
そこにはおそらくひとみと同じ年くらいだと思われる、浅黒く日焼けした少女が眉をしかめて映っていた。
この人誰だろ…?
「あの〜?どちらさまですか?」
「あっ隣の部屋に住んでる、石川って言うの。ドア開けてくれないかな?」
うわっなんだこのアニメ声!
「あーはい。今開けるんで待っててください。」
ガチャ…
げっ!さっきのモニターじゃわかんなかったけどこの人の服、全身ピンクじゃん…ちょっとキショッ!
- 6 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)05時10分35秒
「…なんか用っすか?」
「いいにくいんだけど、そのー音?もうちょっと小さくしてくれないかな?
わたし今映画見てるんだけどうるさくて集中して見れないんだ。」
「あ、ごめんなさい!!今すぐ消しますから!」
ひとみは急いでリビングに戻り、MDの電源を落とした。
「別に消さなくてもよかったのに」
笑い声の混じった高い声がひとみの耳に届く。
- 7 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)05時16分59秒
「そんなわけにもいかないっすから!あのーほんとすみませんでした…
これからはこんなこと二度とないように気をつけますから。」
「あ、ごめんね。そんなに気にしないで。
そういえば名前なんていうの?せっかくお隣さんになったことだし、仲良くしよ♪」
「そ、そーっすね!そういってもらうと嬉しいです!あ、あたし吉澤ひとみって言います」
「ひとみちゃんかぁーわたしは石川梨華。よろしくねっ!ひとみちゃん♪
それといちおーわたし高2なんだけど敬語はナシね♪なんか堅苦しいの苦手だし…」
- 8 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)05時19分35秒
「いや〜でも石川先輩…にタメ口なんてきけないっすよ〜」
「だーめ!今度敬語使ったら本気で怒るからね?
それに石川先輩なんてやめてよぉー 梨華とか梨華ちゃんでいいよ♪」
「じゃあ梨華ちゃんって呼ぶね」
「うん♪それじゃあまた明日!あ、そうそう明日の朝一緒に食堂いこ?
私がいろいろ案内してあげる。」
「マジっすかぁ?うれしいなぁ〜!あたしこの学校のことなんにも知らないから。」
「私も去年の今頃はひとみちゃんみたいにこの学校のことなんにも知らなかったよ。
この学校広いから迷子になっちゃいそうだもん(笑)」
「確かに!広すぎてわけわかんねーもん(笑)今日の入学式はあたしとお母さん、二人して迷子になったし(笑)」
「でしょー?だから明日は私がちゃんと責任持ってひとみちゃんを案内してあげるからね。
それじゃ明日ちゃんと起きるんだよ?おやすみッ♪」
「ありがと。じゃあ、おやすみ!」
- 9 名前:高校生活初日 投稿日:2002年02月20日(水)05時26分32秒
- ドアを閉めるとひとみはベッドにもたれかかった。
梨華ちゃんか〜なんか優しくて感じのいい人だったな〜親切だし。
あのアニメ声と全身ピンクにはビビったけど(笑)
でも先輩って感じしないし、変な気使わなくてよさそうだしでよかったぁ〜
あ、でもコンポのボリュームには気をつけないと。
ここの壁薄いみたし。
そういやーもう片方のお隣さんは誰なんだろ…?まだ見てないや。
明日でも挨拶をかねて謝っといた方がいいかもな〜最初が肝心だしな!
…ふぁ〜…ねみぃ〜…さぁてと今日はもう寝るか…
こうしてひとみの高校生活初日の夜は更けていった。
- 10 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年02月20日(水)05時56分37秒
こんな感じですが…いかがでしょうか?(ドキドキ)
よっすぃ〜に関しては、クールすぎずアフォ過ぎない普通っぽさを目指したいなぁって思ってます。
次回更新分には新たな登場人物も何人か登場させたいと思います。
そのために今、言葉使いの研究中(笑)
- 11 名前:白死 投稿日:2002年02月20日(水)22時59分04秒
- 面白そう!!期待してるっす!
- 12 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年02月21日(木)00時56分06秒
- なんか、始まり方がいいっすねーーー楽しみです。
もう片方のお隣さんはだれだろう?気になります。
がんばってください!
- 13 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年02月21日(木)02時25分27秒
- >白死さん
ありがとうございます!面白いって言ってもらえるようにがんばりますね^^
>よすこ大好き読者さん
レスありがとうございます!お隣さんは・・・あの人です♪
- 14 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時30分06秒
ピンポーン♪
「あ、梨華ちゃんだ。なんか他にも2人いるみたいだなぁ〜よく見えないけど。」
モニターで梨華の姿を確認すると玄関のドアをあけた。
「おはよ♪ひとみちゃん準備できた?」
「うん。あのーそちらは?」
- 15 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時31分48秒
「おは!私となりの部屋に住んでる後藤真希っていうの。
ふ〜ん。梨華ちゃんが言ってた通りかっこいいねぇーよろしく〜」
「あ、え?隣に住んでるんすか??はじめまして。あのー昨日の夜 うるさくなかったっすか?」
「んあ?昨日はぁー入学式サボって朝までずっと寝てたし。うるさかったかどーかなんてわかんない。」
――入学式サボるかな・・・普通。それに寝過ぎじゃん!!
「そっかー よかったぁ〜
あたし昨日爆音でMD聞いてたから、迷惑かなって思ってたんだ。
あたし吉澤ひとみっていうの。よろしくね。」
「あはっ!梨華ちゃんから聞いたよ〜後藤は気にしないけど梨華ちゃん神経質だから音には気をつけなよ〜?
てかさぁかっこいいかっこいいって朝からうるさいんだよね〜梨華ちゃん。」
「ちょっと!ごっちん!(照)」
「悪いおねえさんには気をつけるんだよ〜よしこ」
よしこって…まぁいいけど。
――それにしても梨華ちゃんあたしのことそんな風に思ってたんだ。
なんか今も顔赤いしな。
まぁかっこいいって言われたら悪い気はしないけど。
- 16 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時34分07秒
「ところで梨華ちゃんにしがみついてるこの子、だれ?」
「あ、あいぼんっていうの。私のイトコなんだ。
中等部なんだけどゴハンは一緒に食堂で食べてるの。」
「ふーん。あいぼんか…かわいいね。よろしく♪」
ひとみは かがんで亜依の頭をくしゃくしゃっと撫でた。
亜依は にーっと笑い
「吉澤ひとみっていうんやろ?じゃあよっすぃ〜って呼んでもええ?」
「ああ。なんでも好きに呼んでいいよ。」
- 17 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時36分26秒
「よっすぃ〜ってほんまにかっこええなぁ背ぇ高いし。」
「かっこいい…かな。背はね〜一応バレーやってるからねぇ。
でももっと高くなりたいんだ。やっぱ背高いほうがバレーやる上では有利だし。」
「バレーなんてよっすぃ〜にぴったりやな!今度練習見に行ったるわ!」
「あーでも子供は立ち入り禁止だから。」
「子供ってなんやねん!!14歳やで!?」
「あーごめんごめん。そんなつもりじゃなくてさ。」
チュッ!
「よっすぃ〜スキアリ!!」
背伸び・・・というかジャンプをすると亜依はひとみのくちびるを奪った。
「こらあいぼん!ひとみちゃん困ってるでしょ!」
「なにゆうとんねん!うちは悪くないわ!うちがキスしたからって梨華ちゃん嫉妬するなやぁ〜。
なぁよっすぃ〜?いこっ♪」
「わっ!ちょっとあいぼん!!いてぇよ!あんま腕ひっぱんなって。」
「それくらいで痛がってたらアカン!」
亜依はひとみの腕を強引に引っ張ると食堂に行ってしまった。
- 18 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時38分32秒
「――わたしたちも食堂いこっか。ごっちん。」
「うん。てかさぁ梨華ちゃんうらやましかったんでしょ?
別によしこ困ってなかったじゃん。なのにあいぼん怒鳴ったりしてさぁ〜」
「う、うらやましいわけないでしょ!!」
「慌てちゃってぇ 怪し〜い 梨華ちゃん。
ま、いいけどさ〜早く行こうよ。後藤オナカ減っちゃったよ。」
「そうだね。いこっか。」
正直いって梨華はうらやましいと思っていた。
(もぉ〜あいぼんったら〜!!・・・でもいいなぁ。ひとみちゃんと簡単にキスできて・・・
しかもわたしがひとみちゃん誘ったのに ひとみちゃん連れてっちゃうし。
わたしだってひとみちゃんと・・・ってわたし何考えてるんだろ…(照))
- 19 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時40分30秒
食堂は大勢の生徒でにぎわっていた。
「おばちゃん大盛りでたのむでぇ〜!」
「わかったわよ!でもあんた!おばちゃんって呼び方やめなさいよ!!」
「だっておばちゃんやん!なぁ?保田おばちゃん♪」
「ムカツクー!!(怒)私は21歳よ!21歳でおばちゃんって何なのよ!釈由美子より年下なのよ!
ピチピチよ!」
「おばちゃんは普通の21歳より老けてんねん(笑)」
「加護ォ〜!!そんなこと言うとあげないわよ!」
「ごめんなさぁ〜いお圭さまぁお願いしまぁーす」
「ったくしょうがないわね!
・・・あっあんた!バレーの推薦で来た吉澤でしょ?いっぱい食べるのよ!サービスしとくわ。
あんたはこの葉路付呂学園の期待の星だからね!応援してるわよ」
投げキスをすると大盛りのスクランブルエッグをひとみに渡した。
「はぁ…どうも。」
- 20 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時43分12秒
「よっすぃーってめっちゃバレーうまいんやな!おばちゃんが知ってるくらいなんやから。」
「まぁね。ちっちゃい時からバレーばっかりしてたから。」
「あ!ちょとあいぼん!まだ食べたらだめだって!梨華ちゃんとごっちん待ってようよ。」
「うちは今めっちゃ腹へっとんねん!あんなのろま待っとられるか!」
- 21 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時44分48秒
亜依がトーストにかじりついた瞬間、後ろから声がした。
「誰がのろまなのよぉ〜?コラ!あいぼん!!いつもみんなが揃ってから食べようって言ってるじゃない。」
「あ!梨華ちゃんにごっちん!今のは冗談や!いつのまに来てたんやぁ?はよ食べようや〜」
「ってもうあいぼん食べてんじゃん」
「何言うてんねん!ごっちん!うちはパン噛んだだけや。まだ飲み込んでないから食べてへん!」
「もぅ…あいぼんったら言い訳ばっかり上手なんだから。」
「言い訳ちゃうわ!ただの事実や♪まぁええやん。はよ食べようや!」
あいぼんってほんと生意気でかわいいよな〜。あいぼん見てるとなんかうちの弟達思い出すや。
あいつら元気でやってっかな〜。きっとお母ちゃん困らせることばっかしてるんだろうなぁ。
ひとみは楽しい高校生活を過ごせそうでよかったな、と思いつつも少し家族が恋しくなっていた。
- 22 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月21日(木)02時47分20秒
「あ、ねぇねぇ!あの人!!吉澤さんじゃない!?」
「なに言ってんの〜(笑)こんな所に吉澤さんがいるわけないじゃない。吉澤さんは埼玉じゃん」
「だってあそこ見てよ!ほら!あいぼん達と一緒にいる・・・!!」
「だからいるわけない・・・
って えー!?マジじゃん!!!吉澤さんここの高等部なの?」
「そうなんじゃない!?吉澤さんとこ 行こっ!あゆみ!」
「うん!!」
- 23 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年02月21日(木)02時55分08秒
- 更新しました。
なんか今回あいぼんの出番が多かった気が・・・(笑)
あいぼん好きなんで許してください(w
- 24 名前:夜叉 投稿日:2002年02月21日(木)12時03分41秒
- >釈由美子より年下なのよ!ピチピチよ!
さすが保田様(笑)。って、今気が付いたよ、自分(爆)。
作者様、面白いです。頑張ってくださいね。
- 25 名前:とみこ 投稿日:2002年02月21日(木)15時00分00秒
- しばっちゃん登場!?めっさ期待してまんねん。
- 26 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年02月23日(土)03時01分12秒
- >夜叉さん
レスありがとうございます♪
今日のエムステ、ダーヤス様のドアップからでしたね!感動しました!!(爆)
ダーヤス様と釈ちゃん。どう見ても釈ちゃんのほうが(略)
少しずつですがこれからもがんばらせていただきます!
>とみこさん
しばっちゃん登場しますよ〜^^
こんな駄文ですがよければ見てやってください♪
- 27 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時04分55秒
二人はひとみの元へ駆け寄った。
「あの〜吉澤さんですよね?」
「え!?はぁ・・・」
「キャー!私達ファンなんです」
ファン!?何言ってんだろ この子たちわたしのこと知ってるのかな・・・?
「あっあややに柴っちゃん!おはよぉー!なんやねんよっすぃーのファンって?
よっすぃーのこと知ってんのかいな?」
「うん。知ってるよ♪吉澤さん、中学の時ここに試合しに来たことがあるの。
わたし達は葉路付呂学園応援するつもりで見てたんだけどさ、相手チームの
吉澤さんがすっごいかっこよくてーファンになっちゃったのねっあゆみ」
「そうそう!吉澤さんアタック決めまくっててかっこよかった〜
なんか年下なんだけどクールで大人っぽいし、でも勝った時の笑顔はすっごいかわいくって
そのギャップにやられちゃったって感じ」
- 28 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時07分14秒
「えーっと吉澤さん!わたし、中等部3年の松浦亜弥っていいまぁーす!よかったら握手してください♪」
「えっ握手!?いいけど・・・なんかこの学校にあたしのこと知ってる人いるなんてビックリしたぁ〜!
試合ったって2回しかここ来たことないし。でもあたしのこと覚えてくれてたんだよね?うれしいな。はい!」
ひとみは手に持っていたフォークを置くと亜弥に右手を差し出した。
「ありがとうございます!ほら、あゆみもしてもらいなよ?」
「う、うん!
わたし高等部3年の柴田あゆみです。吉澤さん高等部からここの学園来たんだね〜びっくりしちゃった!
よろしくね♪」
「あゆみさんの手ってキレイっすね〜こっちこそよろしくっす!」
ひとみは笑顔で握手を交わした。
「お食事中失礼しました♪いこっあゆみ!」
「うん。じゃあまたね吉澤さん♪あいぼん 梨華ちゃん ごっちんもバイバーイ!」
- 29 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時12分59秒
「すっご〜い!すっご〜い!よしこモテモテじゃん?
ファンまでいるなんてさぁ〜やるねぇ!
それも柴っちゃんとあややなんてどっちも美人じゃん。」
「あー確かに二人ともキレイな顔してたねぇ。
でもいきなり握手してほしいなんて言われてびっくりしたよ〜。」
「ひとみちゃんって中学時代もファンの女の子とかいっぱいいて
モテモテだったんじゃないの?」
「まぁね。ファンの子は結構いたかな。
まさかこの学校にもいたなんて思わなかったけど(笑)」
「あはっ!梨華ちゃんもうかうかしてらんないねぇ〜。」
「ちょっとぉーどういう意味!?
わたしは別にひとみちゃんのことなんてなんとも思ってないもん!
(・・・うわー強がり言っちゃたよ・・・)」
「そうなんやぁ〜じゃあうちがよっすぃ〜狙うわ!
梨華ちゃん邪魔せんといてや〜」
「なに言ってるのあいぼん(笑)
ひとみちゃんがあいぼんなんてお子ちゃま相手にするわけないじゃない。
ねっ、ひとみちゃん」
- 30 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時17分27秒
「そんなのわからないよ?なんせキスした仲だし。なっ♪」
そう言うとひとみは亜依の肩に手をまわし、微笑みながら亜依を見つめた。
「よっすぃ〜大好きあーんして?」
「なに?食べさせてくれんの?」
「うん!」
「かわいいな〜おまえは〜じゃあ食べさせてよ あーん♪」
(なによぉあの二人〜!!悔しいっ!ひとみちゃんはあいぼんみたいな中学生でもいいの!?
私もうかうかしてられないわ。
あいぼんになんて負けないんだから!!
あーでも柴っちゃんとあややは手強そうだなぁ・・・ってダメダメっ!ポジティブポジティブ!
よぉーしっ!梨華、がんばるっ!)
梨華はライバルが出現したことによって燃えていた。
最初はただ単に顔が好みだな、くらいしか思っていなかったのだが、ひとみへの気持ちに一気に火がついたようだ。
ひとみに優しくされ、亜依の方もひとみのに恋心を抱きつつあったのだが・・・
- 31 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時21分09秒
―――所変わって ここは教室―――――
「同じクラスだったんだね〜」
「そおみたいだね。部屋も隣でその上クラスまで一緒だなんて・・・
梨華ちゃんに嫉妬されそ(笑)」
「え?」
「後藤のカンでは梨華ちゃん、そうとうよしこのこと好きになっちゃってるよ」
「そうかなぁ〜そんなこともないと思うけど。
だって昨日会ったばっかだよ?
それにさっきだってあたしのことなんとも思ってないって言ってたし。」
- 32 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時32分16秒
「それは〜さっきのは照れ隠しだよ。梨華ちゃんって意外と強がりなとこあるから。
まぁそんな梨華ちゃんをからかうのも後藤は楽しいんだけどね〜(笑)
・・・僕にはわかる・・・よしこを見る梨華ちゃんの目、あれは普通じゃない・・・
〜なぁんてね!あはっ!
よしこだって梨華ちゃんがよしこの方ばっか見てるの気づいてたでしょお?」
「そういえばさっき食べてる時、ずっと梨華ちゃんこっち見てたかも。」
「でしょ?「かも」じゃなくって見てたんだよ。よしこのコト♪
梨華ちゃんてわかりやすいからね〜
あいぼんがよしこに食べさせてあげてる時なんて、すごい顔してよしこのこと見てたんだよ。
眉間にしわ寄せちゃってさ。
あっ・・・てかさぁ よしこって今付き合ってる人とかいんの?」
- 33 名前:騒がしい朝 投稿日:2002年02月23日(土)03時36分32秒
「付き合ってる人〜?いないよ。ごっちんはいんの?」
「あー後藤はついこないだ・・・別れちゃった・・・」
「・・・そっか〜・・・でもごっちん かわいいからすぐに彼氏できるよ!」
「へへっありがとお。でもしばらくは誰とも付き合いたくないんだ。
なんかまだ吹っ切れてないみたいだし。
よしこぉ〜!好きな人できたら絶対後藤に教えてよ?約束だかんね〜!」
「オッケー牧場♪」
「なにそれぇ?寒いよ!よしこ(笑)」
- 34 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年02月23日(土)03時49分57秒
- 更新しました。なんか早くも行きずまり中です(汗)
・・・思っていることを文にするって難しいですね。
あややのラジオを聞いてしゃべりかたを研究したりもしたんですが(笑)
- 35 名前:夜叉 投稿日:2002年02月23日(土)10時13分36秒
- 密かなる闘志を燃やす石、面白そうですね、この先。
行き詰まり中ですか…、作者様のテンポで構いませんよ。
マターリお待ちしております。
- 36 名前:よすこ大好き読者 投稿日:2002年02月23日(土)15時34分25秒
- で、出た!よしこの「オッケー牧場♪」!(w
ライバルの多い吉なので、ポジティブりかチャンがんばってほしっす。
私も、マターリ待ちますよ!がんばってください。
- 37 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時36分02秒
「あ、そうそうあさっての夜あいてる?」
「うん。あいてるけどなんかあんの?」
「うちらせっかく仲良くなったわけだしさーよしこの歓迎会でもしよっかなって思って。
って言っても参加すんのは梨華ちゃんとあたしとよしこの3人の予定なんだけど。いいよね?」
「えー?あたしの歓迎会なんて 別にしなくていいよー(笑)」
「いいじゃん!もう決めたの!よしこ来ないの?来るでしょ?」
ご、ごっちん怖いっす・・・
「ん〜行くよ!・・・行く行く!」
「そうこなくっちゃ♪そいじゃあ場所は梨華ちゃんの部屋で9時集合ね。」
「うん、わかったよ。」
- 38 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時39分21秒
―――――あれから2日たち、ここは梨華の部屋――――――
・・・うげっ。なんかピンクが多くて目がチカチカするなぁこの部屋・・・
それにぬいぐるみとかいっぱい置いてあるし、落ち着かないなぁ〜
まぁきれいに整頓されてるし、梨華ちゃんらしい部屋って気はするけど・・・
「ふーん。なんか梨華ちゃん今日は部屋きれいじゃん。こんなきれいな梨華ちゃんの部屋、後藤見たことないよー
やっぱよし・・・ウグッ」
梨華は慌てて真希の口元を自分の右手でふさいだ。
そして真希の耳元でなにやらささやいた。
「・・・うん・・・うん・・・もぉーわかってるって!あったり前じゃん。」
- 39 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時40分29秒
「ねぇー二人ともーなに内緒話してんの?」
「え?別になんでもないよ?」
「そうそう。なーんでもないってば!よしこ♪」
・・・なんかあやしいなぁ・・・
「あ、そうだ。梨華ちゃんあれ持ってきてよ」
「そうだね。そろそろ持ってこよっかな」
梨華は冷蔵庫に向かうとたくさんのビールや酎ハイを持ってきた。
- 40 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時45分47秒
「ひとみちゃん何が好きかわからなかったからいっぱい買ってきちゃった」
「え?歓迎会って飲み会すんのぉ〜!?」
「飲み会に決まってんじゃん♪だからあいぼんは呼ばなかったんだよ。今日はオールで騒ごぉね〜」
「イェーイ♪あたし悪いけどアルコール強いから。」
「ふーん。後藤も強いほうだよ!じゃあゲームで負けた人がイッキでもしよっかぁ?」
「あ、いいねぇごっちん!」
「なんか楽しそうだね!わたしだって負けないよ!」
「梨華ちゃんは弱そうに見えるけどなぁーそんなことないの?」
「そりゃ真希ちゃんみたいに強くないけど・・・わたしが一番年上だし、二人に負けたくないもん!がんばる!」
- 41 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時47分20秒
―――あれから三人は盛り上がり、床には空になった空き缶が散乱していた。
もうすっかり夜中になり、時計の針は12時を指していた。
「あーなんか気持ち悪い・・・後藤酔っちゃった。なんか吐きそう・・・」
「え!?だ、大丈夫?トイレ行って吐いてきたら?」
「うーん・・・自分ちのトイレで・・・吐きたい・・・
梨華ちゃんちのピンク一色のトイレだと・・・余計気持ち悪くなりそーだし・・・
梨華ちゃん、よしこごめんね。あたし自分の部屋に帰るよ・・・」
「ごっちん一人で帰れる?」
「大丈夫・・・ばいばい・・・ぐぇ・・・」
真希はよろよろと歩くと梨華の部屋を後にした。
- 42 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時50分27秒
「あーあ ごっちん帰っちゃったね。あたしもそろそろ帰ろうかな」
「えー待ってよぉ・・・ひとみちゃんまで帰らないでぇ・・・
あたしも酔ってきちゃったかも・・・ひとみちゃん・・・」
梨華はひとみの腕にしがみついた。
うっ・・・そんな上目使いで見ないでよぉ〜・・・
しかも腕に胸あたってるし・・・めっちゃやわらけー・・・
梨華ちゃんって胸でかいよね・・・
ってこの状況ヤバいかも・・・
「ひとみちゃんはぁわたしのことどう思ってるの?」
「んーどうって言われても・・・梨華ちゃんはかわいいと思うよ。
スタイルだっていいし。」
「ほんと?うれしい・・・じゃああたしのこと・・・好き?」
「えー?それはぁ・・・」
「・・・そっか・・・ひとみちゃんわたしのことキライなんだ・・・うっ」
梨華の目にはみるみる涙がたまっていく。
- 43 名前:予感 投稿日:2002年03月16日(土)16時54分05秒
「き、キライなわけないじゃん!」
「ほんとぉ?」
「ほんとだよ」
「じゃあいいよね?」
「・・・え?」
――――チュッ―――――
「へへ・・・ひとみちゃんとキスしちゃったぁ」
「梨華ちゃん・・・」
あー梨華ちゃんかわいすぎッ!!
だいぶ酔ってんのかな?でももう我慢できないよ・・・
こんな時にズルいかな・・・でも・・・
ひとみは梨華を抱きしめるとそのままソファーに押し倒した。
ひとみの下で眉をひそめている梨華
その表情にひとみの理性は吹き飛びそうになった。
ひとみは梨華の口の中に乱暴に舌をすべりこませるとゆっくりと胸を揉みだした。
- 44 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年03月16日(土)17時07分07秒
- 更新しました。
遅くなってごめんなさい!とんでもない駄文なので下がるまで待ってたんで・・・
>夜叉さん
ありがとうございます!そういってもらえるとうれしいです。
これからも更新は遅くなるかもしれないけど放置はしないんで、
よかったら見てやってください♪
>よすこ大好き作者さん
ありがとうございます!がんばります!
そういえばモーたい。最終回でよしこの「オッケー牧場」発言が聞けましたね(w
- 45 名前:夜叉 投稿日:2002年03月16日(土)20時38分20秒
- おお、お帰りなさいです。
石川さん、それは 卑 怯 な 手 口 で す よ (笑)。
何はともあれ、続き期待してます。
- 46 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月09日(火)20時11分59秒
- 続き読みたいです。
あいぼんはすごくかわいいですね。
これから梨華ちゃんがどう行動していくのか楽しみです。
お待ちしてますよ!
- 47 名前:月の見えない夜だった 投稿日:2002年04月13日(土)16時10分09秒
(え!? …ひとみちゃん…!?)
ひとみにいきなり押し倒されて混乱した梨華だったが、ひとみの背中に腕を回すと負けじと舌を絡ませていった。
薄目をあけてひとみを見る。
(どうしよぉ…こんな近くにひとみちゃんの顔があるよぉ…
近くで見てもやっぱりかっこいいな)
ひとみをモノにするた為に、歓迎会と称してひそかに真希と計画を練っていた梨華だったが
正直こんなにうまくいくとは思っていなかった。
- 48 名前:月の見えない夜だった 投稿日:2002年04月13日(土)16時12分20秒
- 普段のひとみからは想像もつかないくらいの激しいキス――
(ひとみちゃんってうまいかも…)
一応自分のほうが年上だし、お姉さんが教えてア・ゲ・ル
という気持ちで迫ったつもりだったが、やがてひとみとの行為に酔いしれて梨華はされるがままになっていた。
こんなひとみをリードしようと考えていたなんて…自分はなんてバカなこと考えてたんだろうと思う。
- 49 名前:月の見えない夜だった 投稿日:2002年04月13日(土)16時20分07秒
「…ん…っ」
ひとみは片手で梨華を愛撫しながらあいているほうの手で器用に服を脱がしていく。
「梨華ちゃんてさー…よく見ると…すげーカワイイ顔してんだね。好きだよ…」
「…ひと…みちゃん…大好きぃっ…」
―――二人は…快楽に溺れていった。
- 50 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月13日(土)16時25分58秒
…ポーン…ピンポーン…
「梨華ちゃーん」
――ピンポーン
「…梨華ちゃんてばぁ〜?まだ寝とるん?」
ガチャ
「あ、なんや鍵あいてるやん。
戸締まりもせんと寝るなんて梨華ちゃんアホやなぁ。はいるでー」
- 51 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月13日(土)16時31分23秒
玄関を開けると亜依は、おおよそ梨華のものだとは思えない大きなスニーカーを発見して驚いた。
「これ男モノやよなぁ…誰のやろ?…もしかして梨華ちゃん…!!」
亜依は何者かに不法侵入されて梨華が襲われたのではないかと不安になり、慌てて梨華の姿を探した。
狭い廊下を駆け抜けると梨華の部屋のドアを乱暴に開ける。
「あっ梨華ちゃん!!」
でも亜依の瞳に映ったものは…
ベットでひとみに抱えられるようにして眠る梨華の姿だった。
梨華の首筋にもひとみのそれにもたくさんのキスマークが見える。
「…な、なにやっとんねん!!」
亜依が大きな声を出したため、梨華とひとみは慌てて飛び起きた。
- 52 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年04月13日(土)16時38分39秒
- 更新しました。遅くなってごめんなさいm(_ _)m
>夜叉さん
またまた遅い更新でごめんなさい…読んでくれてありがとうございます!
ここの石川さんは卑劣です(w
>名無し読者さん
ありがとうございます!
あいぼんはあのやんちゃな性格がかわいいですよね^^
これからも気が向いたら読んでくれるとうれしいです。
- 53 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月14日(日)05時41分44秒
- ああ、いいとこで邪魔が(w
- 54 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年04月14日(日)13時17分03秒
- ついに!ついに二人は結ばれましたな。(笑
吉をリードしようと思ってされるがままの石に、萌え。
マターリまっていまーす。がんがってください。
- 55 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時43分12秒
「え…!?あいぼんなんでここにいるの?」
梨華は目をこすりながら不思議そうな顔で亜依に訪ねた。
「あ、アホかぁ〜!お前らこそなにしとんねん!
せっかく迎えに来てやったんに…うち もう知らんわ!!」
バタンッ!
「あっちょっとあいぼん!」
ひとみの声もむなしく、亜依は顔を真っ赤にして出ていってしまった。
- 56 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時44分22秒
(あ〜もうなんやねん…よっすぃーのアホ!!アホ!!!めっちゃ好きやったんに…あんまりや…。
なんで梨華ちゃんと……梨華ちゃんも梨華ちゃんや…
こないだよっすぃーのこと別に好きやないって言ってたやん……二人して…グスッ…)
亜依の意志とは関係なく、涙が溢れてくる。
(もう今日は学校行く気せぇへんなぁ……ごっちんもサボるっていうてたし…うちもサボろう…)
止まらない涙をトレーナーの袖でごしごしと拭うと、亜依は自分の部屋へと向かっていった。
- 57 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時46分29秒
「…ひとみちゃん?ねぇひとみちゃんてばぁ…」
梨華はひとみの腕にしがみつき、上目使いでひとみを見る。
しかし、ひとみは何か考え事をしているようだ。
「ねぇってばぁ」
「…あ、なに?梨華ちゃん…?」
「あいぼんに見られちゃったね(照)
でも昨日…うれしかったよひとみちゃんのこと好きだったから…」
「ははは…」
- 58 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時48分07秒
うわ〜どうしよ…これってどう見ても……あたし梨華ちゃんとヤッっちゃったんだよねぇ…!?
しかもさっきあいぼんに二人で寝てるとこ見られちゃったし…ヤバイよね……マジどうしよ〜!!
記憶はある。昨日梨華を抱いたという記憶はあるのだが、本当に梨華を愛していて抱いたのか…?
そう問われたらひとみは自信を持ってYESとは言えなかった。
昨夜はアルコールが入っていたためひとみは欲望のままに行動してしまったのだった。
ひとみがあれこれ考えている間も、梨華は微笑みながら優しくひとみの頬や額をつっついてくる。
- 59 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時50分22秒
「ひとみちゃん…?おはようのキスして」
「あ…うん。」
どうしようか迷ったが、ひとみは軽く触れるだけのキスをした。
「ん〜…もっとちゃんとしたのしてほしいなぁ…」
……なんか梨華ちゃん目がマジだよ…!
いまさらアレは酔った勢いでした、なんて言いにくいなぁ〜…(汗)
- 60 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時52分17秒
「は、はずかしいから!!また今度ね!」
「もぅ…ひとみちゃん…カワイイ
今日はずっと一緒にいたいな」
「そう…だね。でもあたしちょっと自分の部屋に帰るね。シャワー浴びたいし。」
「え〜?そんなのここの使えばいいよぉ?」
「…ありがと。でもさー着替えたり学校行く準備もしなきゃなんないし。
もう食堂で食べてる時間ないから食べないけど、急がなきゃ学校遅刻しちゃうじゃん。
だから…帰るね。」
- 61 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時53分23秒
「ダメ!!いっちゃヤ……」
梨華はベットから立ち上がろうとしたひとみのTシャツをつかんだ。
「離してよ…」
「ヤダ…だって離したらひとみちゃん行っちゃうんでしょ?」
「……そうだけど…」
「ダメッ!!」
「ひつこいなぁ…離してってば!!」
ひとみは梨華の方を見ずに強めの口調でそう言った。
梨華はビクッとしてすぐにその手をひっこめるとおびえた子犬のような顔でひとみを見る。
「ゴメンね…引きとめたりなんかして。
そうだね。学校行かなきゃなんなんないもんね…もう行っていいよ」
あきらかに作り笑いだとわかる梨華の表情。
それに小さく手を振る仕草がなんだか痛いたしくて、ひとみは梨華を抱きしめたい衝動に駆られた。
- 62 名前:朝は来るもの 投稿日:2002年04月15日(月)06時55分13秒
「あーあ なんかあたし急に眠くなっちゃった!今日やっぱ学校サボっちゃおっかな?
梨華ちゃんのベット貸して♪」
―――あたしは梨華ちゃんのこと……好き…なのかなぁ?わかんないよ…
かわいいけどちょっとウザイ…
でもかわいいよな…
うーん 抱き心地は最高♪
ほんと、ぎゅってしたら折れちゃいそうなくらい細いのに出るとこ出てるし…
しばらくはこのままでいたいなぁ……
再びベットに入り、両腕と両足で挟むような形で梨華を抱きしめながらひとみはそんなことを思っていた。
- 63 名前:城馬≠作者 投稿日:2002年04月15日(月)07時05分05秒
- 更新しました。昨日は某所の祭のせいで眠れませんでした(爆
>名無し読者さん
感想ありがとうございます。あいぼん邪魔ですか?(w
>よすこ大好き読者。さん
励ましの言葉どうもです♪そう言ってもらえるとうれしいです!
なんか自分の中でよっすぃーはテクニシャンなイメージがあるんで(w
- 64 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月15日(月)17時20分27秒
- 目前の欲望には忠実であるべし(w
- 65 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年04月17日(水)19時53分43秒
- >いまさらアレは酔った勢いでした、なんて言いにくいなぁ〜…(汗)
な〜んて言ってる吉。もう君は梨華ワールドにはまってると見た・・・。(笑
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