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旅行に行こう
- 1 名前:じじ 投稿日:2002年03月02日(土)17時04分50秒
- ちょっとした小話を書かせていただいてよろしいでしょうか?
短編になるか長編になるか微妙なのでスレのタイトルと話のタイトルは違います。
かなりの駄文ですがお暇な方はお付き合いいただければ嬉しいです。
- 2 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時07分16秒
あたしの手のなかには温泉旅行券が3枚…
ついに長年の夢を実現させる時がきたわね…
明日あの子を誘って…人里離れたところに連れて行って…
さくっさくっぺろっ…
ふっふっふ…
- 3 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時07分47秒
「石川!あんた今度のオフどうするのよ?」
「え…?まだわかんないですぅ…。」
「温泉の旅行券が3枚手に入ったんだけどあんた行かない?」
「ほんとですかぁ!行きますぅ!あ、よっすぃーも誘っていいですかぁ?」
「だから3枚って言ってるでしょ!早く聞いてきなさいよ!」
「はぁ〜い。」
ふっふっふ…その日は吉澤はだめなのよ。もう調べてあるんだから。
吉澤はテストがあるの。だから仕事はオフだけどあいつは忙しいのよ。
だからあたしと石川だけ…。
この旅行はあたしと石川の愛の2人旅になるのよ!
あたしの目的は只一つ…、石川と…合体
ああ楽しみだわ!もしかしたらあんなことやこんなことになるんじゃ…
- 4 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時08分45秒
モワモワモワ…
「梨華…ずっと好きだったの…。いいわよね…。」
「…はい…あたしも保田さんのこと…。抱いてください…。」
「ほんとにいいのね…。もう…あたし我慢できないわよ…。」
「私を…丸ごと愛してください…。」
「梨華…」
「圭…ちゃん…」
「ああ…梨華の…柔らかいわ…」
「ああん…圭ちゃんヤダァ…」
「梨華…いいのね…」
「…(コクリ)」
やだ!あたしったら変な想像してる!
ごめん石川!あたし…変なことしちゃうかも!
- 5 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時09分57秒
「保田さぁん…よっすぃーダメでしたぁ…」
はうっ!石川!?急に背後に立たないでよ!今あんたとの変な想像してたのよ!
まったく心臓に悪い子ね…。あら…吉澤もいるの?
「圭ちゃんちょっときて…」
あたしは血走った瞳の吉澤にひと気のない所に連れて行かれた。
まさか…吉澤あたしの身体を…
だめよっ!あたしの身体は石川のもの…
- 6 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時10分50秒
「なによ?」
「梨華ちゃんが行きたがってるからあたしは止めないけど…変なことしないでよ?」
「変なことってなによ?あんた厭らしい事考えてないでしょうね…」
「いいすか?あたしマジすから…。梨華ちゃんになんかしたら…殺しますから…」
吉澤…目が怖いわよ!怖くて2滴ほどちびったじゃないのよ!
「わかったわよ…あんたが心配するような事はしないわよ。」
「いいですか…殺しますからね…」
そう言い残して去っていく吉澤。あんたまだまだ甘いわね…
あたしは…殺されてもいいから…合体するのよっ!!!
ああ!楽しみだわ!石川!待っててね!
- 7 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月02日(土)17時11分59秒
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
「んあー…圭ちゃんまだ着かないのー?ごとー腰が痛いんだけど…」
「知らないわよ!黙って座ってなさい!」
2人旅になるはずだったのに…なんで後藤が居るのよ!
誤算だったわ!まさか石川が後藤を誘うなんて!吉澤に断られたら諦めてくれるかと思ったのに!
まあいいわ。どうせ後藤は人畜無害な存在よね。あたしの邪魔さえしてくれなければどうでもいいわ!
「保田さぁん、まだ着かないんですかぁ?」
「もうちょっとで着くみたいね。そろそろ降りる準備しときなさいよ。」
「圭ちゃんさっき後藤には知らないって行ったのにー。梨華ちゃんばっかりずるいんだー。」
「あんたうるさいわよ!いいからあんたも降りる準備しなさい!」
はぁ…なんで後藤が…
- 8 名前:じじ 投稿日:2002年03月02日(土)17時12分52秒
- 始めました。
変な話ですがよろしくお願いします。
- 9 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月02日(土)17時50分58秒
- 激しく面白そうです(w
- 10 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月02日(土)18時30分13秒
- >6
>そう言い残して去っていく吉澤。あんたまだまだ甘いわね…
>あたしは…殺されてもいいから…合体するのよっ!!!
イイ!ですね(w
ヤッスーの活躍に期待してます
- 11 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月02日(土)18時33分19秒
- すげー面白そうです(w
がんがってくだはい
- 12 名前:りか 投稿日:2002年03月02日(土)22時45分05秒
- なんかあまり見ない
物語(小説)ですね。
かなりおもしろいです!!
けいちゃんとりかちゃんどーなるんだろ。
・・・ぁ!ごっちんわすれてたよ。(オイ
- 13 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月03日(日)00時06分13秒
- 何度も爆笑しました。期待してます。
- 14 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月03日(日)01時37分10秒
- この組み合わせ、かなり好きです。
頑張ってください。期待してます。
- 15 名前:名前ってなあに? 投稿日:2002年03月03日(日)04時59分27秒
- やすいし♪そしてヤスを殺すと公言するヨシ=いしよし(かなり強引)
おいらの2大好物(w
はたしてやっすの命は!?(違
- 16 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時46分47秒
電車を降りるとそこは温泉街になっていた。なんか人が多くないかしら?
なんか老人会の集まりみたいな人がいっぱい居るけどあたしの邪魔だけはしないでちょうだいよね。
まだ逝きたくはないでしょ?
「保田さぁん、泊まる所はどこですかぁ?」
嬉しそうに先を走る石川が振り返って問い掛けてきた。
電車から降りてからの石川はキョロキョロ周りを見ながら嬉しそうに飛び跳ねてる。
楽しそうね…可愛いわよ石川!
- 17 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時47分30秒
「んぁー、あれじゃない?あそこのおっきい旅館みたいなやつじゃない?」
ゴルァ!なんで後藤が答えるのよ!あんたはおとなしくしてればいいのよ!!!
石川が話し掛けたのはあたし!石川に話し掛けていいのもあたし!
あんたは迷惑かけないように「んあー」とか言ってればいいのよ!
まったく人畜無害なやつだと思ってたのに…とんだ女狐だわ!!!
「あれぇ?わかったぁ、ごっちんありがとぉ」
「はははっ、梨華ちゃん転ばないようにねー。」
「もぅ〜…そんな子供じゃないもん」
なにカップルみたいな事言ってんのよ!あんたはおまけなの!玩具みたいなものなのよ!
玩具が迷惑かけてるの見たことある?ないでしょ?ないならおとなしくしてなさい!
- 18 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時48分01秒
「あはは、梨華ちゃん可愛いよね〜。なんか年下みたいだよね。」
「年下よ…。」
「そりゃぁ圭ちゃんから見たらみんな年下だって。ん?どうかした?」
どうかしたって…。あんたがあたしの邪魔するからでしょ!どうしてそれがわからないのよ!
「どうもしないわよ!あんたもさっさと歩きなさいよ!日が暮れちゃうわよ!」
「日が暮れちゃうって…まだ昼過ぎじゃん。」
「いいから早くしなさい!あんた口答え多いわよ!」
「はいはい、あ〜怖い。」
「なんか言った?」
「いぃえ…別に何も言っておりませんが?」
「…(チッ)」
「んぁ?」
「なんでもないわよ!」
- 19 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時49分04秒
「保田さぁん、ここでいいんですかぁ?」
あ…石川の声
「なによ?どうしたの?」
「泊まるとこここでいいんですかぁ?」
え〜っと…チケットは…
うん…ここでいいみたいね…
「そこよー。先に入ってもいいけどフロントの近くに居なさいよー!」
「はぁ〜い」
- 20 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時49分42秒
ああ〜ん大きい鞄を持って走る石川…可愛いわ〜
どうしてそんなにチャーミーなの?もう…あたしはあなたの虜
「あー!梨華ちゃん待ってよー!ごとーも一緒に入るー!」
ちょっと!あんた石川と2人になる気ね!そうは…そうはさせないわよ!!!
「あは!圭ちゃん後藤と競争する気?よ〜し…後藤も本気だすから!」
ハァハァ…あんた…あたしが運動苦手なのしってるでしょ…
ただでさえあんた足速いのに…競争なんかするはずないでしょうが…
- 21 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月03日(日)15時50分13秒
「いぇーい!ごとーの勝ちだよー!じゃあ圭ちゃん先入ってるね!梨華ちゃん行こっか?」
「うん!保田さんも早くぅ!」
「ハァ…ハァ…今行くわよ…、先に入ってなさい…」
どうしてこんなことで疲れなきゃいけないのよ…
あたしは疲れるときは石川と一緒って決めてたのに…
後藤真希…油断できないわね…
あっ!腰に手を回すな!!!
- 22 名前:じじ 投稿日:2002年03月03日(日)15時57分24秒
- 更新しました。多くのレスありがとうございます!
>9 名無し読者さま
それほどでもないです(汗
ちょっと面白ければいいな〜って思います(w
>10 名無し読者さま
今回はヤッスー大活躍します!ほんとかなぁ…
>11 名無し読者さま
がんがります!すげー面白ければいいな〜って思います(w
>12 りかさま
ごっちんを忘れないでくらはい(w 今回の鍵を握る存在です(ウソ
>13 名無しさんさま
早くも爆笑ですか!やったね!嬉しいです!
>14 さまようよっすぃーさま
やすいしごま好きですか?がんがります!
>15 名前ってなあに?さま
この話には…死人が出ます!とか言ってみた。
これで死ぬなら普通に事故死ですけど(w
某所経由…ふっふっふ…
たくさんのレス感謝です!がんがります!!!
- 23 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年03月03日(日)22時28分34秒
- 圭ちゃんのお約束妄想シーンがベタでいいっす。(『合体』って言葉が出てくるの、某釣り漫画以外ではじめて見ました(w
いしよし好きですが、やすよしもオツでいいと思ってる一人です(w
ごまがどう絡むか楽しみだなあ。
- 24 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年03月03日(日)22時30分32秒
- 間違えました『やすいし』です(汗)
- 25 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月04日(月)11時53分59秒
- よっしゃあごまあぁ!!
邪魔して邪魔して邪魔してやれ〜(笑
そんな自分はいしごま好き(爆)
・・・やすいし嫌いじゃないですけどね。
ノリがとっても楽しいですね。続き期待してます。
- 26 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月04日(月)13時52分32秒
- 保田って言うよりもダーヤスな( `.∀´)マンセー!!(激ワラ
果たして合体できるのだろうか・・・楽しみでありますが(w
- 27 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月04日(月)15時23分17秒
- たぶん合体は、無理でしょう。
- 28 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月04日(月)16時20分10秒
- いしやす、かなり好きかも(爆)。
>あっ!腰に手を回すな!!! ←これも (・∀・)イイ。
保田大明神様…ハァハァ。
- 29 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月04日(月)19時26分33秒
- >石川が話し掛けたのはあたし!石川に話し掛けていいのもあたし!
>あんたは迷惑かけないように「んあー」とか言ってればいいのよ!
>まったく人畜無害なやつだと思ってたのに…とんだ女狐だわ!!!
漏れはこの三点セットに腹がよじれるほどワラタ。作者さんは笑いの天才ですな!
- 30 名前:show 投稿日:2002年03月04日(月)20時04分54秒
- ひさびさに最高に楽しい小説発見!!
いしごま♪いしごま♪+保田(笑)
- 31 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月04日(月)21時20分05秒
- 合体って(w。相変わらず面白いですなぁ。
幾つも書けて羨ますぃーです。あと、赤はリンク張ってありますよん(ぼそ。
- 32 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時13分17秒
「保田さ〜ん、こっちですよぉ〜!」
ハァ…ハァ…
石川…待ってて…今行くから…
全力で走ったのは久しぶりだわ…運動会以来ね…
まったく後藤のせいで…あたしは苦労しっぱなしだわよ!!!
もう…ほんとにいい加減にして欲しいわ!
まったく…え〜っとチケットどこやったかしら…
「すいません…、予約してる保田ですけど…」
- 33 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時14分01秒
「あ〜早く温泉入りたいなぁ〜」
温泉…
石川と温泉…
裸のあたしと裸の石川…
そのシルエットは湯煙の中静かに重なって…
「圭ちゃんなにぼーっとしてんのさ?」
ゆっくり目を開けるとそこにはあたしを見つめる後藤が…
- 34 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時14分51秒
…ってなんで後藤なのよ!!!あんたあたしが妄想にふけってる時に声かけないでよね!
あー!変な想像しちゃったじゃない!まったく邪魔ばっかりするわねあんたは!!!
せめて妄想の世界では石川と2人っきりにさせなさいよ!
なんであんたと2人っきりなのよ!!!
「保田さん…フロントの人が…」
はっ!あたしが妄想にふけってるうちに鍵がもう置かれてる!
もしかしてあたし…変な目で見られちゃったのかしら…
あー恥ずかしいわ!これもすべて後藤のせいよ!お願いだから邪魔しないでよ!!!
「石川、行くわよ!あたし達の部屋は…椿の間みたいね。」
- 35 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時15分51秒
「わぁ〜!保田さん景色がすっごい綺麗ですよぉ」
「ほんとだ!綺麗だね〜。圭ちゃんも見てみなよ〜。」
あたし達は旅館の人に荷物を持ってもらって部屋に移動した。
部屋に着くなり窓から外を見て感嘆の声をあげる石川…可愛いわね
だけど気に入らない事が一つあるわ…どうして後藤がすぐ隣に居るのよ!!!
それに「圭ちゃんも」ってなによ!あたしがおまけみたいじゃない!おまけはあんたなのよ!!!
「保田さ〜んも早くぅ」
あっ、石川があたしを呼んでる
「へー、ほんとに綺麗じゃない。やっぱり旅館から見える景色っていいわよね。写真撮ろうかしら。」
ほんとは石川のほうが全然綺麗よなんてね!
きゃー!あたしったらなに考えてんのよ!そんなこと言えるはずないじゃない!
でも…言ったら石川どうするのかしら…
もしかしたら…
- 36 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時16分32秒
モワモワモワ…
「でも…石川のほうが綺麗よ…」
「やだぁ…保田さん照れちゃいますぅ」
「本気よ…」
「えっ?保田…さん?」
「本気よ…あたしには梨華のほうが綺麗に見えるわ…」
「そんな…あたしも…その…」
「なに?」
「その…あたしにも保田さんのほうが綺麗に見えます…」
「梨華…キスしてもいいかしら?」
「…はい。」
「梨華…」
「保田さん…」
「圭ちゃんでいいわよ…」
「…圭ちゃん。」
そして重なる2人の唇…
- 37 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時17分16秒
きゃーきゃーきゃー!
あたしったらキスしてるじゃないの!
そんな都合のいい話あるわけないじゃないの!
それに石川だってそんなに簡単にキスなんかしないわよ!
まったくあたしったらなに考えてんのよ!圭のスケベ!!!
でも…もしかしたら案外…てこともあるかもしれないわよね…
もしダメでも石川だって冗談だって思ってくれるかもしれないし…
ちょっと言ってみようかしら…ダメで元々、挑戦しなきゃ始まらないわよね!
「でもね…あたしには…」
「あのー…お連れ様は温泉に向かわれましたけど…」
- 38 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時17分51秒
あたしの隣には旅館の人が…
なによ!もう石川いないじゃないの!
危なく旅館の人の前で変なこと口走っちゃうところだったじゃないのよ!
ちょっと…なんですって…?お連れ様は温泉に向かわれました?
「お連れ様って石川?」
「はい。あと後藤様も…」
「あいつは連れてきたんじゃないわよ!勝手についてきたのよ!」
「あ…はい。」
「ちょっと待って!?2人で行ったの?」
「そうですが…」
なんですって!!!
後藤め!またあたしの石川を勝手に連れ出したわね!!!
あたしがどれだけ石川と温泉に入るのを楽しみにしてたかあんた知ってるの?
一昨日から興奮して寝れなかったのよ!それだけ楽しみにしてたのよ!あんたわかってんの!?
ダメよ!ここで怒ってても意味が無いわ!早く温泉に行かなきゃ!!!
- 39 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月04日(月)23時18分32秒
「ちょっと!温泉どこよ!」
「そこの階段を下りて左ですが…」
「わかったわ、あんたも早く出なさいよ!」
「あっ…すいません。」
あたしは旅館の人を追い返すとタオルと下着を握り締め部屋から飛び出した。
石川待っててね!もうすぐ行くから!それまで…お願いだからまだ脱がないで!
あたしは石川の脱衣の瞬間が好きなの!下着まで脱ぐなんて滅多に無いんだから!
お願いだから…あたしが行くまで服を着てて!
後藤!初めてあんたに期待するわ!
なんとかあんたの眠くなるような話で間を繋いでてよ!
そうすれば今までの事はちょっと水に流してあげるから!
だから…後藤お願い!
- 40 名前:じじ 投稿日:2002年03月04日(月)23時32分57秒
- 更新しました。レスありがとうございます!
>23.24 ごまべーぐるさま
基本的にベタで逝きます(w
ごまがキーマンです(w
>25 名無し読者さま
いしごま好きの方ですか。さてどうなりますか(w
ヤッスー主人公は書いててたのすぃーです(w
>26 名無し読者さま
果たしてヤッスーの野望は達成されるのか…
こうご期待ください(w
>27 名無しさんさま
あなたと角砂糖どっちが甘いかな?(ニヤリ
>28 さまようよっすぃーさま
むふふ…正体見たり!
…ってことは私の正体も見たりですか?
そのご依頼…しかと心に(w
>29 名無し読者さま
笑っていただき光栄です(w
天才…お世辞でも嬉しいです(w
>30 showさま
>ひさびさに最高に楽しい小説発見!!
ありがとうございます!
久々っていうのが嬉しくも有り悲しくも有り(w
>31 名無しベーグルさま
相変わらず…?初投稿ですが(爆
締め切り早かったですね(w 桃板避難所久々に行きましたよ(ニヤリ
がんがります!
- 41 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月05日(火)23時26分02秒
- 更新が少ないだなんて、滅相もない! いいなぁ…。←吉テイスト(笑。う○ばんより)
>「梨華…キスしてもいいかしら?」
ぶぶぶぶぶっ!!お茶飲んでなくて良かったです(笑)。
やすの妄想はかぎりなく続くんですね、きっと…。
依頼の件は破棄してやってくださいね(謎。藁
だってこのままの方が(略。
- 42 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時03分32秒
あたしは走った!ひたすら走った!
石川の為…そして愛のため…、ぶっちゃけ石川の脱衣シーンを見るために!
途中何人かの他の客とぶつかったけどそんなことは関係ないわ!
愛に障害は付き物なのよ!
神様!お願いします!どうか石川がまだ服を脱いでいませんように!
ハァ…ハァ…
もう少しで温泉ね…………見えたわ!!!
神様!さっきお願いしたわよね!ちゃんと聞きなさいよ!
さあ…勝負よ!
あたしは勢いよく暖簾を掻き分けた。
- 43 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時04分23秒
カポーン(お風呂の音)
「きゃっ!ごっちんやめてよぉ〜」
「いいじゃ〜ん!梨華ちゃんもこっちおいでよ〜」
終わったわ…
脱衣所に入ったあたしの耳に聞こえてきたのは温泉の中で楽しそうな
チャーミングな少女の声と「んあー」な少女の声…。
神様…あたしさっきお願いしたわよね?聞いてなかったの?
聞いてなかったじゃ済まさないわよ!畜生…今年お賽銭入れてやんないんだから…
後藤も後藤よ…。あんたも期待に応えない女ね…。
たまにはあたしの役に立とうとは思わないの?
期待に応えるタイプ…それがプッチモニ。なんじゃないの?
あんたはプッチ失格よ!ええ失格よ!
- 44 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時04分55秒
…ぐすんっ
もういいわよ…どうせ妄想にふけってたあたしが悪いのよ…
わかってるのよ!そんなことはわかってるのよ!!!
でも妄想しちゃったもん!もうしちゃったんだもん!
いいわよっ!あたしを笑いなさいよ!
妄想にふけってて現実のチャンスを見逃したあたしを笑いなさいよっ!
「…あはっ!」
後藤…聞こえたわよ…。あんた笑ったわね…悔しいわ…。
- 45 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時05分32秒
まあ終わったことはしょうがないわ…。あたしも早く入ろうかしら…。
温泉に入れば石川が裸…。石川が裸…。石川が裸!?
そうよ!石川が裸なのよ!あの石川が裸!
ああ!興奮してきたわ!石川待ってなさいよ!今行くからね!
あたしは急いで服を脱ぎ捨てると欲情…じゃないわ浴場へ向かった。
「あっ保田さ〜ん待ってましたよぉ。」
石川…あたしを待っててくれたのね
嬉しいわ!嬉しいわよ石川!裸で待っててくれるなんて
でも湯船に漬かっててあんたの体がはっきり見えないわ!
もっと近づかなきゃ!石川…もっと見せて!
- 46 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時06分10秒
「あ…保田さんダメです!ちゃんと身体流してから入らないと…」
「えっ…?」
「お湯に入る前は身体流さなきゃダメなんですよぉ?」
「あ…そうね…。」
あ〜ん、石川の意地悪〜
もう…あたしのこと焦らして楽しんでるのね!
あたしも焦らされれば焦らされただけ興奮するわ!
それじゃあちゃんと流して…はいっザブーンっと。
これでいいわね!じゃあ入るわよ石川!!!
- 47 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時07分14秒
「ああぁぁぁ…」
「やだぁ、保田さんおばちゃんみたいですよぉ」
あたしの思わず漏れた言葉にキャッキャと笑う石川…可愛いわ
「なによ!おばちゃんじゃないわよ!」
「保田さんおばちゃんみた〜い」
ああ…幸せ
これよ!あたしが望んでたのはこれなのよ!
この語らい!2人の愛の語らいこそこの旅行の第一目的なのよ!
裸で額にちょっと汗をかきながら笑う石川…堪らないわ!!!
首から下はお湯に漬かっててよく見えない…石川は体育座りをしてる…
潜れば…見えるかも…
- 48 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時08分09秒
「圭ちゃんなに見てんの?お湯のなかになんかある?」
はっ!後藤!あんたも居たの?
もしかしてあたしの目線に気付いてたかしら?
「なんでもないわよ!」
「な〜んだ。てっきり鳥でもいたのかと思ったよ〜。」
「やだぁ〜…ごっちんやめてよぉ…」
「あは!冗談だって!」
当たり前じゃない!なんで鳥がここにいるのよ!
でもあたしの視線の先には気付いてないみたいね。
ちょっと潜ってみようかしら…。もしかしたら…見えるかも…
よし…石川も後藤も見てないみたいね…今だわ!!!
でもばれたら石川に軽蔑されるかも…それも嫌だわ。
でも見たい…でも怖い…でも見たい…
- 49 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月06日(水)15時08分41秒
こんなにプレッシャーを感じるのは久しぶりだわ…
MSで戦闘に向かうパイロットってきっとこんな感じなんでしょうね…
あたしもアムロを見習わなきゃ…彼こそあたしの尊敬する方…。
勇気をだすのよ圭!!!
「保田圭、行きます!!」
- 50 名前:じじ 投稿日:2002年03月06日(水)15時11分35秒
- 更新しました。
>41 さまようよっすぃーさま
レスありがとうございます!
いや〜相変わらず更新量が少なくて(w
一気に乗せたほうが笑ってもらえるとは思うのですが…
次こそ大量更新で(w
吉澤さんは次回の主人公にでも(w
マターリがんがります。
- 51 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月06日(水)19時03分32秒
- 妄想に走るヤッスーがいいですねぇ。でもなにげにゴマもカワイイ。
- 52 名前:show 投稿日:2002年03月06日(水)19時30分25秒
- その辺に親がゴロゴロしてるにもかかわらず
爆笑!
変な視線を感じる(w
でもマジ最高ですよ!
- 53 名前:show 投稿日:2002年03月06日(水)19時34分36秒
- すみません。sage忘れ(^^;)
- 54 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月06日(水)21時30分13秒
- 「保田圭、行ってらっしゃい!!」
- 55 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月06日(水)22時46分40秒
- かなり面白いのですが!まじで笑い死ぬ!
- 56 名前:風来人AD 投稿日:2002年03月07日(木)01時02分42秒
- ヤバおもろい!
5滴はちびったよ
ふと立ち寄ったら名作に出会えてサイコ〜
それにしてもなぜヤッスーは3枚も券を用意してしまったのか…
最初から2枚なら即合体…(笑)
- 57 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)14時58分52秒
ポチャン…
ん…透明度30%
さすがに目を開けてもよく見えないわね…
でも石川の居場所はわかるわ…あれが石川よね…
ボンヤリしか見えないけど…胸は膝で隠れてるみたい…
まあ胸は潜らなくても見えるからこの際どうでもいいわ…
問題は股間の部分よ…ここは早々見れるものじゃないわ…
なんとか…見てやるんだから…
- 58 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)14時59分36秒
あれが石川の膝だから…もうちょっと下よね…
石川の綺麗な褐色の肌に…ピンクの部分が薄っすら…
あれ…よね!
あのらぶり〜ピンクって石川の…アレよね!!!
でもぼやけててよく見えないわ!もっと目を凝らしたらよく見えるかしら?
でもダメ…息がもたない…
「プハァッ!!!」
- 59 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)15時00分23秒
ハァ…ハァ…
もうちょっとでよく見えたのに…息がもたなかったわ…
「でさー、その時よしこがさー…」
「ほんとにぃ?…」
2人は会話に夢中であたしのこと気にしてないわね。まだいけるわ!
ちょっとあたしのこと気にしてないって言うのが気に食わないけど…
まあそれと引き換えに…見ちゃうんだから!
だから後藤!あんたがいくら石川を独占しててもあたしはそれだって生かすのよ!
いい!後藤覚えておきなさい!
保田丸はね…不沈艦なのよっ!!!
保田丸、発進!!!
- 60 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)15時01分13秒
ポチャン…
石川は…そこね…。
ゆっくり接近を開始するわ。
今のとこ視界はほぼ無いわね…。
闇に目がなれるって言うのは聞いたことあるけど水に目がなれるって事はあるのかしら?
ちょっと開けたままにしとこうかしら…。
だめだわ!痛いだけよ!!!
もう視界は悪くなるばっかりじゃない!
役に立たない温泉ね!目にも優しくしなさいよ!
ん?あたしのほぼ無くなった視界でも石川の脚が動いたのがわかった。
なにかしら…もしかして発見された?危険だわ!保田丸緊急避難よ!
- 61 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)15時01分44秒
「ごっちん身体洗おっかぁ」
「んあーそうだね〜。」
ぬぅわにぃ?後藤め2人で洗いっこする気ね!
そうわさせないわよ!保田丸緊急浮上よ!!!
「あたしも洗うわよ!」
「んあ!?…圭ちゃんなにしてたの?」
うっ…それを聞かれると弱いわ…。
まさか石川の股間見てたなんて言えるわけないじゃない…。
- 62 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月07日(木)15時02分14秒
「その…沈んでたのよ…。」
「「……。」」
「いいから行くわよ石川!あたしが洗ってあげるわ!!!」
「え?あ、はい!」
最悪の回答だったわね…。見たままじゃない…。
でもいいわ、その勢いであたしとんでもない事言っちゃったから!
石川の身体を洗ってあげる…。
偶然よ!身体に触ってしまうのは偶然よ!
偶然って怖いわよね…。
偶然の恐ろしさ…教えてあげるわ!!!
- 63 名前:じじ 投稿日:2002年03月07日(木)15時11分32秒
- 更新しました。
もっとしようかと思いましたがここがいちばん切りやすかったので。
レスありがとうございます!嬉しいです!
>51 名無しベーグルさま
ヤッスー妄想の世界で生きてますので(w
お疲れですか?無理なさらず…でも続き待ってます(w
>52、53 showさま
爆笑ズワーイ!嬉しいです!!!
age、sageは気にしてません。まだエロくないですから(w
>54 名無しさんさま
次はもっと行きます(w
>55 名無し読者さま
そう言ってもらえると嬉しいです!
もっとがんがります!
>56 風来人ADさま
名作ではなく迷作(w
あくまで石川を唆す為の三枚目でした。
最初から2枚だと厭らしいかなぁ〜ってヤッスー的には考えたっぽいです。
次は…エロいかも(w
- 64 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月07日(木)21時34分20秒
- ニュータイプ保田圭、素敵よ、やっす(爆)。
これからの裸の付き合いがどうなるのか…、ものごっつい楽しみです。
- 65 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時10分12秒
「保田さんいいんですかぁ?」
「いいわよ、あたしが洗ってあげるって言ったでしょ?」
あたしは今、裸で椅子に座る石川の背後に立っている。
手に持っているのは泡立ったタオル。
さあ!これで石川の背中を擦るわよ!
「いい?洗うわよ?」
「は〜いお願いしま〜す」
では失礼して…
ゴシゴシ…
ゴシゴシ…
「どう?」
「気持ちいいですぅ。」
- 66 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時10分48秒
あ〜ん
あたしの愛撫で石川が喜んでくれてるわ〜
石川の背中も綺麗ね…。舐めちゃいたいわ…。
でもダメ…。そんなことしたら石川に嫌われちゃう…。
だからせめて…偶然触るくらいならいいわよね…。
「あっ…」
やだわっ!偶然タオルが落ちて石川に触っちゃったじゃない!
もう!偶然って怖いわね!
でも石川の肌って触ってみても綺麗だわ!
スベスベしてて最高の肌触りよ!
だめよっ!こんなことするために石川の背中流してあげてるんじゃないわ!
ちゃんと洗ってあげなきゃ!
- 67 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時11分25秒
「あっ…」
あらやだっ!また落ちちゃったわ!
しょうがないわね、このまま手で洗っちゃおうかしら。
どうせあたしの手だって泡立ってるから同じよね!
ちょっとこのままでいいかしら?
「…保田さん?……タオル落ちてますよぉ?」
はっ!
やだっ!あたしったらタオルが落ちたのも気付かないなんて!
あたしちょっと疲れてるのかしら?
だってそうよね、あたし達って鬼のスケジュールで働いてるんですもん。
そりゃちょっとは疲れるわよ!
だからそれぐらい大目に見なさい!
- 68 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時12分16秒
「あ…ごめんね、ちょっとぼーっとしてたわ。」
でも石川には強く言えないあたし…可愛い
まあ石川の可愛さには敵わないけどね!
そうね…石川がいちばん可愛くてあたしはその次かしら…。
なによ…文句は言わせないわよ!
まあいいわ、あたしは石川の背中を洗ってあげないといけないんだから。
それでは今一度…
ゴシゴシ…
ゴシゴシ…
「あっ…」
- 69 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時12分52秒
やだっ!…ってそろそろしつこいかしら…。
でも石川の肌って何度触っても素敵
しなやかで…艶やかで…張りがあって…それでしっとりしてて…。
この肌に誰も文句はつけられないわ!
ああ…ほお擦りしたいわ…。
「保田さん、またタオル落ちてますよぉ?どうしたんですかぁ?」
やばっ…さすがに石川も不信がってるみたいね…
そりゃそうよね、普通の人だったらそう思うのが当然だわ。
あたしにだってそれくらいわかるわよ。
石川…そんな変なものを見るような目であたしを見ないで!
- 70 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時13分31秒
「保田さん…?」
「気にしないで…ちょっとしたパンチドランカーだから…。」
「?????」
「いいから、もう大丈夫よ。」
「…はぁ。」
どうやら石川も納得してくれたみたいね。
危なかったわ…石川に変なおばちゃんに見られたらあたしの人生お終いよ!
でももう偶然は起こせないわね。諦めてちゃんと洗おうかしら。
ゴシゴシ…
ゴシゴシ…
「じゃー石川、次は前も洗ってあげるわね。」
「ええ!?前はいいですよぉ…。」
「でもちゃんと洗わないと綺麗にならないわよ?」
「前は自分でするからいいですよぉ。保田さん、変わりますね!」
- 71 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時14分23秒
ちぇっ…
あたしが前も洗ってあげようと思ったのに…
前を洗ってる最中に偶然タオルが…
思わずあたしの手が石川の胸に…
「キャッ!」っと小さく声を出して恥ずかしそうに胸を隠す石川…
あたしはその腕を優しくずらして…
その無意識に大きくなっている蕾を…
「あん…」っと声を漏らしあたしの腕のなかで悶える石川…
あたしは凭れ掛かる石川の耳元で…
「保田さん気持ちいいですかぁ?」
「石川…感じてるの?」
「へっ???」
「あっ…その…あたしの痒いところ分かるの?ってことよ!」
危ないわ…また妄想の世界に旅立ってたわね…。
最近多いのよね、時々どっちが妄想の世界かわからなくなるわ。
ちょっとやばいかしら…。
- 72 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時14分53秒
「お客様、次はシャンプーしますかぁ?」
あらやだ
石川ったら美容師さんごっこ?
シャンプーってことはまだまだ新人さんね
「じゃーお願いします」
もちろん付き合うわよ。
だって石川とあたしの二人の世界だもの。
石川と美容師さんごっこか…。
石川とお医者さんごっこなら妄想で何回かしたことあるけど美容師さんごっこは初めてね。
- 73 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時15分28秒
「え〜っとぉ…、シャンプー…あったぁ!」
そうそう、シャンプーはあたしの目の前にあるのよ。
それに手を伸ばす石川…
むにゅっ
…ん?今の感触はなにかしら?
なにかふたつの柔らかいものが背中に触れたわ…。
その先端にはなにやらちょっと硬い突起物がついてたみたいね。
その突起が背中をちょっと擦ったのを感じたわ…。
落ち着きなさい…落ち着くのよ圭!
今のは状況から見ても感触から見ても石川のおっぱいにほぼ間違えないと思うわ。
そうならばリンスの時も…。
- 74 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時16分04秒
「痒い所ないですかぁ?」
「あ、大丈夫でーす。」
「じゃあ流しますねぇ。」
次よ!流し終わったらリンスの時間!
ここが勝負よ!
「えーっと…リンスも…」
むにゅっ
ああんっ
最高よ
石川ったら横着して動かないで取ろうとするからおっぱいがあたってるわ!
ああ!旅行大成功だわ!!!
この感触…堪らないわ!もう癖になっちゃいそう!
でも…背中じゃなくてこの手で味わいたいものね!
- 75 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時16分57秒
「流しますよぉ?」
「は〜い。」
これで美容師さんごっこも終わりかしら?
そうよね、いくら愛する石川でもほんとに髪切られたらちょっとキツイし。
マネージャーにも怒られるだろうし。
ここが瀬戸際よね。
でも楽しかったわ。やっと石川との二人の世界も満喫できたし。
後藤にも感謝しなきゃね。あいつも邪魔しないで静かにしててくれたし。
後藤…ありがとね!!!
- 76 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時17分27秒
「梨華ちゃんそろそろごとーあがるけど…」
後藤…そんなに気を使わなくてもいいのよ?
わざわざあたしと石川の二人にしてくれるなんて…。
あんたやっぱりプッチよ!プッチ合格よ!
だから…石川の事はあたしに任せて頂戴!!!
「あーごっち〜んあたしもあがるぅ♪」
ええっ!?
石川、あんたもあがっちゃうの!?
だめよ!それじゃ意味ないじゃない!!!
止めなきゃ!なんとしても阻止するのよ!!!
- 77 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時18分10秒
「ちょっ……ん?」
キャッ!!!
今の…今のって!!!
振り返ったあたしの目の前には…立ち上がっていた石川の股間…
見ちゃったわ…。モロよ…まさに目の前よ…。
石川の…綺麗…。
ん…?なんか鼻の下が温かいわ…。
「保田さん?どうかしましたぁ?」
「なんでもないわよ…。後藤が待ってるから早く行ってあげなさい…。」
「は〜い、保田さんも温まったらあがって来てくださいね。」
ほんとは行って欲しくないけど…
でも今のあたしは…鼻血がでてる…。
こんな情けない姿石川に見られるわけにはいかないわ…。
まさか鼻血がでるなんて…でも急に目の前なんて刺激が強すぎるわよ!
でも…綺麗だったわ
絶対あたしのモノにしてやるんだから!
早く石川の所に行きたい!
お願い!鼻血よ止まって!
- 78 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月08日(金)23時18分45秒
カポーン
やっと止まったわ!
石川、まだ脱衣所にいるかしら?
「石川?」
シーン…
いないわね…。
まあいいわ。今回は誰のせいでもないわ、あたしの自爆よ。
でもまさかこんなことになるなんて…
偶然って怖いわね…
あたしが恐ろしさを教えてもらったわ…。
そうだ!早く部屋に戻らなきゃ!
でも…あたし達の部屋って何処だったかしら…?
- 79 名前:じじ 投稿日:2002年03月08日(金)23時21分40秒
- 更新しました。
>さまようよっすぃーさま
裸の付き合い…こんな形で幕を閉じました(w
どうだったでしょうか?
これからもよろしくお願いします。
今後更新は不定期になるかもしれません。
マターリとお付き合いしていただければ嬉しいです。
- 80 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月09日(土)00時08分46秒
- 更新されてたんですね。がんばって〜!
- 81 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2002年03月09日(土)00時11分01秒
- サイコ〜におもしろい!
保田のコミカルな心情がたまらんすね
合体待ちハアハア
- 82 名前:名無し男 投稿日:2002年03月09日(土)01時01分59秒
- 俺じゃなくてよかったね(w
- 83 名前:理科。 投稿日:2002年03月09日(土)17時50分54秒
- アハハ!ヤッス〜…
い や ら し ぃ。
面白いです!保田丸発進!には
笑いました♪
- 84 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時43分46秒
え〜っと…椿の間…、あっ!ここだわ!
やっと帰ってきたわね…。まさか自分の部屋を忘れるなんて…。
でも大丈夫…もう帰ってこれたんだから。
石川、待たせてゴメンネ!
あたしは勢いよく襖をあけた。
「いしっ……か…わ…?」
あ…寝てる…。
あたしの目に飛び込んできたのは布団を敷いて寝ている石川と後藤。
そうよね、今日だって朝早く出発したし。
今日一日しか休み無いから強行日程ですものね。
ちょっとは休まないと…身体がもたないわよね。
でも石川の寝顔も可愛いわ
このままずっと見ていたいわね。
あー…もうする春ね…。窓開けたらまだ寒いかしら…。
- 85 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時44分39秒
ガラガラガラ…
あー涼しいわ…。お風呂上りにこの風は最高ね。
でも石川と後藤は寒くないかしら?
風に遊ばれる石川の髪…。綺麗ね…。
こうして石川をずっと見ていられるのって幸せよね。
このまま窓際に座って起きるまで見てようかしら…
5分後…
石川可愛いわね
もうちょっと近くで見てていいかしら…
- 86 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時46分05秒
5分後…
石川…布団のなかは浴衣なのかしら…?
ちょっとドキドキしてきたわ…
その…触っていいかしら…
5分後…
石川…ごめん、もう我慢できないわ…
優しくするから…怒らないでね…
後藤はまだ寝てるし…こいつは一回寝たらそうそう起きないわよね…。
では…失礼して…
あたしは石川の掛け布団を捲った。
- 87 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時46分36秒
あ…浴衣だわ…。
寝てるせいかしら…ちょっと肌蹴てるわね…。
チラッと見える石川の胸…もしかしてノーブラ?
そうよね!だって浴衣なんですもん!ブラなんか着けないわよね!!!
ちょっと…浴衣捲っていいかしら…
いいわよね、ちょっとだけなら…
どうせ女同士だし!別に胸を見たってどうも思わないわよ!!!
あたしは勇気を出して浴衣の胸の部分をちょっと肌蹴させた。
ポロっとこぼれる石川のおっぱい。
仰向けで寝てるのに形の崩れない張りのあるおっぱい。
少し褐色の中心にピンク色の部分が…。
その中心には…可愛いさくらんぼさん
ああっ!石川のおっぱい可愛いわ!!!
もうダメ!我慢できないわ!!!触るわよ!!!
- 88 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時47分10秒
あたしは両手で石川の胸を包み込んだ。
手のひらいっぱいに伝わる石川の胸の感触…。
柔らかくて張りがあって…中心の蕾があたしの手のひらの中心に当たってる…。
ちょっと…揉んでみていいかしら…
むにゅむにゅっ
ああ最高の感触だわ
あら…?手のひらの中心のモノが大きくなってきてる…
もしかして…石川感じてるの?
もうちょっと揉んでもいいわよね?
- 89 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時47分41秒
むにゅむにゅっ
「……っぁん………」
今…吐息が漏れたわよね?
石川ったら寝てるのに感じてるの?
可愛い顔して厭らしい身体ね
もしかして…おっきくなってるかしら?
あたしは手を石川の胸から外してみた。
そこには遠慮がちに勃起した乳首が…。
やだっ!石川ったらこんなにしちゃって!
わかったわよ!舐めればいいんでしょ?
もう…石川ったら
- 90 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時48分18秒
「う〜ん……寒い……」
はっ!後藤!?
しまった!窓開けっぱなしだったわ!!!
このままじゃ後藤が起きちゃう!!!
今起きられたら…あたしマジで困るわ!
こうなったら緊急手段をとるしかないわね!
後藤…覚悟!
「…ぐぇっ………」
あたしの踵は見事に後藤の腹部を貫いた。
再び眠りに着く後藤…、大丈夫…みね打ちよ。
後は窓を閉めて…これで完璧ね。
もう誰にも邪魔はさせないわよ!
石川…いただきます
- 91 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時48分54秒
もう一回おっぱい触っていいかしら…
石川のおっぱい…美味しそうだわ…
むにゅっ
ああ…柔らかい…
もうダメ…癖になりそう…
「…っぁ……っん……」
石川?どうしたの?
…気持ちいいの?
もう!石川ったら乳首こんなにしちゃって!
わかったわよ!舐めて欲しいんでしょ?
もう…石川のえっち
それでは…
ペロっ
「…っゃ……」
石川ったらちょっと感じてるわね!
今吐息が漏れたの聞き逃さなかったわよ!
気持ちいいならそう言いなさいよ!
あたしだって遠慮しないわよ!
- 92 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時49分34秒
ペロっ
「…っん………よっすぃー……」
……え〜っと、空耳よね…。
そうよね、だって吉澤なんてここには存在しないし…。
それとも…吉澤の夢でも見てるのかしら…
それもちょっと嫌だわ…。悔しい…。
それでも胸元の肌蹴た石川の寝相を見てるとあたしの欲望は
押さえられなくなってくるわ!
石川の胸があたしの唾液で厭らしく光ってる。
感じちゃったからかしら?ちょっと開かれた口元がセクシーだわ!
- 93 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月10日(日)13時50分11秒
それにあたし気付いたの!
さっきの愛撫で石川ったら脚動かしたわね!
だって、足元の浴衣が肌蹴て…下着が見えてるわよ!!!
石川のスラッとした脚があたしを誘ってるみたい…。
もうダメだわ!あたし我慢できない!!!
ごめん石川!
最悪、後で裁判になってもいいわ!!!
だから今だけは…あたしの好きにさせて!!!
あたしは妙に興奮しながら石川の浴衣の帯に手を掛けた。
帯を外されて石川に重なるだけになっている浴衣。
あたしは浴衣を左右に開いていった。
- 94 名前:じじ 投稿日:2002年03月10日(日)13時56分55秒
- 更新しました。そろそろ終わりが近い予感です。
レスありがとうございます!
>80 名無しベーグルさま
更新しました。
がんがりまーす!
神様…風邪ひきました…。
>81 ラヴ梨〜さま
ありがとうございます。
合体待ちですか(w
このスレはエロエロにはしないかも…
>82 名無し男さま
はい、あなたじゃなくてよかった(w
頭突きしないでください(w
>83 理科。さま
あっ!理科。さん
このスレも笑ってもらえるようにがんがります!
あっちは見られたくなかったかも(w
あー…寒気がする…。
- 95 名前:名無し男 投稿日:2002年03月10日(日)14時17分01秒
- 保
田
祭
開
催
中
!!
- 96 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月10日(日)14時20分44秒
- 風邪お大事にです。無理をせず。
寝てる隙に…ってのは狡いですけど萌えますね(w。
- 97 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月10日(日)16時46分37秒
- やっす、素敵だわ(爆)。
裸の付き合いも良かったけど、寝首を襲うとは…、ギラギラしてて (・∀・)イイ(笑)。
- 98 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月11日(月)01時47分05秒
- ひそかにいしごまに期待
- 99 名前:show 投稿日:2002年03月11日(月)11時59分44秒
- ごっちんの気持ちは梨華ちゃんにないのか?
いしごまが気になる(w
- 100 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月11日(月)15時21分38秒
- 同じく、いしごまが気になる(w
- 101 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月11日(月)16時25分30秒
- さらに同じく。
いしごまが気になる。
- 102 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月11日(月)19時29分30秒
- わしもいしごまが気になる。でも、やすいしもいいかな。
いつも楽しく読ませていただいています。更新楽しみに待ってますよ。
頑張ってください。
- 103 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時18分13秒
帯を外されて石川に重なるだけになっている浴衣。
あたしは浴衣を左右に開いていった。
ああ…綺麗…
露になった石川の裸体。
下着一枚を身に付けているけど神々しい輝きを放ってるわね。
さっき温泉で見た裸とは違う気がするわ。
ほんとは下着も脱がしたいけど…まだ早いわよね!
ちょっと下着の上から触ってみないと!
では、いただきます!
- 104 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時19分06秒
あたしの指先が石川の下着の上からアソコに…
ぷにぷにした柔らかな感触…
ああ…素敵
「…ゃん……よっすぃー……」
だから吉澤じゃないわよ!
もう!吉澤の夢なんか見ないでよね!
あたしはアソコにあてた指をグイっと押してみた。
「…あん………っゃ……」
やだっ!石川ったらちょっと湿ってきてるわよ!!!
寝てるのに濡れちゃったの?
- 105 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時19分52秒
「…よっすぃー…あんっ……こんな所じゃ………恥ずかしい……むにゃ…」
ちょっと!どんな夢見てんのよ!!!
こんな所ってどんな所なのよ!
でも…あたしの指は止まらない…。
「…よっすぃー……あんっ………好きぃ……」
なんか…悲しくなってきたわ…。
何が悲しくて吉澤って呼ばれながら夜這いしてるのかしら…。
「…あんっ…ダメだよ……保田さん……」
え!?あたし?
やだっ!石川ったらあたしとしてる夢に変わったの!?
- 106 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時20分35秒
「保田さんが……見てる……あんっ……ダメだってば…よっすぃ……」
なんでよっ!
なんであたしが見てるのよっ!
そこ何処よ!なんであんた達がえっちしてる場面にあたしがいるのよ!
いよいよ悲しくなってきたわ…。
これ以上石川に吉澤の夢なんて見て欲しくない!
もういいわ!起こしてやる!!!
あ…その前に…浴衣直さないと。
- 107 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時21分20秒
「…そんなとこ……触ら……ないで………っん……」
そんな所って何処よ!
今あたしが触ってたのは肘でしょ!?
なんで肘で感じるのよ!
もう…そんな夢見ないでよっ!!!
「石川!石川ってば!!!」
「…っぁん………ん………保…田……さん……?」
「あんた魘されてたわよ?悪い夢でも見たの?」
あたしも白々しいわね…。
ちょっと自分でも怖くなるわ…。
- 108 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時21分55秒
「夢…?なんか見てたような……なんだろぉ?」
「覚えてないの?」
「……よっすぃーと……あっ………」
「…なによ?」
「なんでもないですぅ」
ちっ…覚えてたのね…。
何でそんなに嬉しそうなのよ!
もう…あたしの気も知らないでいい気なものね!
「あの…あたし温泉行ってきていいですかぁ?」
「さっき入ったじゃない?また入るの?」
「その…もう一回綺麗にしたいんですぅ…」
あ、そうか。
そうよね、そのままの下着じゃ気持ち悪いわよね。
まあいいわ、原因作ったのあたしだし。
- 109 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時22分29秒
「ちょっと行ってきますね。ごっちんは…?」
「あたしが起こしとくわよ。あんたがあがったらちょっと出かけるわよ。」
「は〜い」
石川…行っちゃった…。
なんか複雑な心境ね…。
それより後藤は…死んで無いでしょうね…。
「後藤…後藤起きなさい!」
シーン…
「後藤!起きなさいってば!!!」
シーン…
まさか…さっきのみね打ちで…。
だめよ!こんなところで殺人なんて火曜サスペンスじゃないのよ!
なんとかしなきゃ…埋めるしか…
- 110 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時23分12秒
「ん……あ……−………」
はっ!後藤!!!
生きてたのね!危なく変なこと考えちゃう所だったわ!
「……圭ちゃん…なんでかな……お腹のあたりが痛いんだけど…」
「知らないわよっ!筋肉痛じゃないの?」
「そうかも…イタタ……」
まさか起きそうになったから無理矢理眠らしたなんて言える訳無いわよね。
でも覚えて無くてよかったわ。
「あ……梨華ちゃんは?」
「石川なら温泉入ってるわよ。寝起きにひとっ風呂浴びたいんじゃない?」
「…ん……ごとーも入ろうかな…」
「あんたは大人しくしてなさい!石川が戻ったらちょっと出かけるわよ!」
「…何処行くの?」
「温泉街を満喫するに決まってるじゃない!いいから行くわよ!」
「んあーい…。眠い…。」
- 111 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時24分13秒
まったくこいつは…寝ることしか考えてないのかしら。
もうちょっと若者らしく元気出したらどうなの?
やだっ…あたしったら若者だなんて…。
あたしだって若いわよ!ピチピチよっ!!!
絶対おばちゃんなんて認めないからっ!
保田圭は永遠のアイドルなのよっっっ!!!
ハァハァ…ちょっと熱くなっちゃったわね。
圭ったら、まだまだ子供ね
- 112 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時25分11秒
「…梨華ちゃん遅いね。」
「そうね…。」
石川が温泉に向かってから結構経つのに石川は戻ってこない…。
そろそろ外だって暗くなっちゃうじゃない!
もう…石川ったらなにしてるのよ!
「ちょっとあたし見てくるわね。後藤はここで待ってなさい。」
「なんで?ごとーも行く!」
「馬鹿っ!石川が戻ってきた時誰もいなかったら心配するでしょ!」
「そっか…。圭ちゃん考えてるんだ。」
「当たり前でしょ!あたしを甘く見るんじゃないわよ!」
「んあー」
最後の一言はなによっ!?
その一言にどれだけの意味が込められているのか是非伺いたいものだわ!
まあいいわ、そんなことより石川探さなきゃ。
あたしは部屋を出るととりあえず温泉に向かった。
- 113 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時26分04秒
カポーン
石川は…いないわね…。
でもまだ石川の残り香がするわ…。
さっきまでは居たみたいね。
ということは…近くに居る!
とりあえず匂いを追ってみようかしら。
くんくん…
こっちね…部屋の方じゃないみたい…。
石川ったらなにしてるのかしら?
んっ…においが強くなってきたわ…。
「でね…寝ちゃってたの…」
- 114 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時27分14秒
はっ!石川の声だわ!!!
ロビーの方かしら?石川…見ーつけた
「…よっすぃーの夢見てたんだぁ」
石川…電話してる…。
相手は吉澤っぽいわね…。
「早くよっすぃーに会いたいなぁ…。よっすぃーは?」
よっすぃーに会いたい…か…。
「ほんとにぃ?嬉しい」
結局吉澤なのかしら…。
今はあたしと旅行中なのに…。
楽しい楽しい旅行中なのに…。
石川の頭の中には吉澤ばっかりね…。
ハァ…人間ってシャラララララ…変われぬものですかー…
部屋…帰ろう…
- 115 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時27分51秒
「あっ!梨華ちゃんいた?」
「……電話してたわ。」
「どうしたの?元気ないじゃん。あー、お腹減ったんでしょ?」
「……。」
後藤は平和でいいわね…。
あたしだってたまには落ち込むわよ…。
はあ…敵わぬ恋なのかしら…。
でも…諦められないわよっ!
まだ旅行は終わってないんだから!
今夜こそ合体するんだから!!!
- 116 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月11日(月)23時28分26秒
「お待たせしましたぁ」
あっ、石川!
やっと終わったのね!
これで吉澤とも暫くお別れよっ!!!
今からはあたしと2人旅よっ!!!
「梨華ちゃんお帰り〜!も〜遅いよっ!」
「ああ〜ん、ごっちんごめんね」
うぅ…邪魔者が居るわね…。
あたしにとっての当面の敵は吉澤より後藤なのかしら…。
「ほらっ!でかけるわよ!」
「何処行くんですかぁ?」
「せっかく来たんだからこのあたり見なきゃもったいないでしょ?」
「お土産屋さん在りますかぁ?」
「そりゃあるわよ。じゃーお土産も買いに行くわよ!」
「は〜い」
「んあーい。」
後藤は留守番よっ!…なんて言えないわよね。
でも邪魔だけはしないで頂戴…。
あたし達は旅館を出て近くを見て回ることにした。
- 117 名前:じじ 投稿日:2002年03月11日(月)23時38分13秒
- 更新したのれす。
>95 名無し男さま
保田祭閉幕しました(w
第二回はあるのか!?
>96 名無しベーグルさま
半分以上レイ○ですが気にしなーい(w
風邪は依然順調にひいてます(w
>97 さまようよっすぃーさま
かなりギラギラしてます(w
おばちゃん卑怯ですかね?
>98 名無し読者さま
その期待には応えられるかな?
どうかな?どうする?どうなる?
>99 showさま
それもどうなる?どうする?どうします?
…あはっ!
>100 名無し読者さま
どうかな?どうする?どうなる?
- 118 名前:じじ 投稿日:2002年03月11日(月)23時40分43秒
>101 名無し読者さま
またまた(w
どうかな?どうする?どうなる?
>102 いしごま防衛軍さま
読んでもらえてたんですね!ズワーイ!
いしごま…やすいし…。さてどうなるでしょうね(w
次の更新でラストにしたいと思います。
なにやらみなさまが気にしてらっしゃる後藤と石川の関係も明らかに!
どうなる保田!はたして合体は!?
で も ま だ 書 い て な い
- 119 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月11日(月)23時54分11秒
- なんかヤスが可哀相になって来た・・・自分の腕の中で他の奴の名前を呼ばれるなんてなぁ
ちょっと・・いや。カナーリ妄想癖があって危ない奴だけど憎めない奴なんすよね(w
どうなんだろう・・いしごまになるんすかね?皆さんの望んでる流れ的に。
嗚呼・・何処までも報われない( `.∀´)に幸アレ!(w
- 120 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月12日(火)00時01分35秒
- ヤッスーがなんか可哀想になってきた。梨華ちゃんとごっちんの
関係とはいったいどんな関係なのだろうか?
更新楽しみに待っていますよ。頑張ってください。
- 121 名前:名無し男 投稿日:2002年03月12日(火)16時11分53秒
- こんだけ形勢が圧倒的に不利なら思いきって玉砕覚悟で特攻してすべし!
もうそれしか逆転の可能性はナッスィングYO!!
- 122 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時10分36秒
「ほらっ!あそこから煙出てるでしょ?あれが温泉の沸いてる所よ。」
「すごーい!いっぱい出てますね!」
「んあー!」
山から昇る煙を見てキャッキャと喜ぶ石川…可愛い
そして「んあー」と叫んだ後藤…意味がわからないわよっ!
「でもなんか臭くない?なんか卵の腐ったみたいな匂いがする…。」
おっ!後藤のくせにいいこと言うじゃない!
そこを聞いてもらえるとあたしの博学が発揮できるわ!
そうすれば石川だって…
「保田さん頭いいんですね!好き!」
ってなるかもしれないわよね!!!
- 123 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時11分20秒
「この匂いわね、硫黄の匂いなの。ほら、煙見てごらんなさい。ちょっと黄色く見えるでしょ?」
「ほんとだぁ!黄色いですぅ!」
「あれがね、硫黄なの。この辺の温泉は硫黄が含まれてるのよっ!」
見なさい!あたしって博学でしょ!
たしかそうだったのを昔聞いた事があるわ!
石川っ!博学のあたし…どうっ?
「卵の匂いかぁ…よっすぃー喜ぶかなぁ?」
ちょっと遠くを見ながら小さく微笑む石川…。
また吉澤なの…?今だけは忘れなさいよ…。
それに…腐った卵なんて吉澤だって好きじゃないわよ…。
ハァ…あたしなにしてるんだろ…。
- 124 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時12分08秒
「あっ!お土産見に行かない?ごとーも買いたいし。」
「あたしも買いたい保田さんも行きましょ?」
「…そうね、暗くなる前に行きましょっか…。」
後藤…いいタイミングだったわよ…。
卵の匂いから吉澤を連想するなんて思ってもみなかったわ…。
それにあたしもこれ以上ここに居たくないわ…。
だって…臭いんですもん…。
お土産か…、あたしはどうしようかしら…。
「わーごっちんお土産屋さんいっぱいあるよぉ!」
「ほんとだね!梨華ちゃん買いに行こっか?」
「うん」
2人とも元気ね。あたしちょっと疲れてきちゃったわよ。
もう年かしら…ってダメよ!あたしはまだまだ若いんだから!!!
あたしも2人に参加しなきゃ!
- 125 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時12分44秒
「何処見ても一緒よっ!早く決めなさいよっ!」
「保田さんお母さんみた〜い」
しまったわ!ほんとにお母さんみたいじゃない!
参加するには違いないけどお母さん役はかなり嫌だわ!!!
でも…石川に突っ込まれるのってあたしの小さな喜びよね
今夜はあたしが石川に突っ込んでやるんだから!
……もう!圭のえっち
嬉しそうにお土産を見て回ってる石川。
まったく…子供みたいなんだから
そんなにいっぱい手に取って…、落としちゃダメよ
- 126 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時13分34秒
「圭ちゃんは買わないの?」
後藤…あんたもう決めたの?
あんたの迷ってる姿ちっとも見てないわよ?
相変わらず淡白ね…。少しは迷ったらどうなの?
「あたしは…そうね、そろそろ見てこようかしら。」
お土産か…誰に買おうかしら…。
友達…メンバー…くらいでいいかしら?
みんなお饅頭でいいわよね…。
メンバーには全員で一箱で足りるかしら。足りなかったら新メンは無しで。
・・・
・・
・
よしっ!これで決まり!
あっ、石川は…?
まだ迷ってるみたいね…。なにそんなに迷ってるのかしら?そんなに買う気?
- 127 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時14分06秒
「ちょっと石川?まだ決まらないの?」
「はいぃ…もうちょっとなんですけどぉ…」
「もう暗くなってきたわよ?そんなにたくさん買うの?」
「その…よっすぃーにだけなんですけどぉ…どれがいいのかわからなくて…」
また吉澤か…。
なによ吉澤だけって…。せめてメンバーには買いなさいよ…。
なんで吉澤一人でそんなに迷うのよ…。
ハァ…
「保田さんも一緒に探してくれますかぁ?」
「あたし…後藤の所に居るから…。買ったら石川もきなさい…。」
「あっ、は〜い」
- 128 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月13日(水)05時15分11秒
ハァ…吉澤吉澤…。何処に行っても吉澤…。
石川の頭には吉澤しか居ないのかしら…。
あたしがどれだけ頑張ってもダメなの?
「梨華ちゃんはまだ?」
椅子に座ってると後藤が話し掛けてきた。
「まだ選んでるわよ…。吉澤だけに買うんですって…。」
「ふーん…それで…か…」
「…なにがよ?」
「圭ちゃんが元気無いの…。」
なによ?
後藤のくせにあたしの想いを知ってるって言うの?
「圭ちゃん…梨華ちゃんは無理だよ…。諦めた方がいい…。」
- 129 名前:じじ 投稿日:2002年03月13日(水)05時23分10秒
- 更新しました。眠い…もう一回寝よう…。
レスありがとうございます!
>119 名無し読者さま
リアルに凹みますよね(w
最後はどうなるのか…、私自身が迷ってます…
>120 いしごま防衛軍さま
やっぱり可哀想ですよね(w
今回の更新ではその謎は解明されませんでした、申し訳!
まあ謎なんてシャレたものじゃないとは思うのですが(w
>121 名無し男さま
神風ですね!(w
傷心のヤッスー…どんな行動を取るのか!
それは誰にもわからないです…
今回をラスト更新にしようかと思ってましたが予想以上に長くなってしまいました。
もうしばらくお付き合いいただければ嬉しいです。
ラストが決まれば完結できるのですが、最初に考えてたラストだと納得してもらえない
気がするので…。なんパターンか考えているのですが…どうしましょう…。
- 130 名前:名無し男 投稿日:2002年03月13日(水)11時05分56秒
- もはやヤッスーなんざ眼中にねえ状態の石川を振り向かせるのは
99.9l不可能
しかし我々はその残り僅か0.1lの可能性を期待しる
ぃぉぅのにほひで大逆転のかほりがせんでもないような・・・
- 131 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月13日(水)12時56分36秒
- ごっちんと梨華ちゃんの関係が気になる。
しかし、とにかくヤッスーに頑張ってほしいですな。
ヤッスーの大逆転はあるのだろうか?
- 132 名前:show 投稿日:2002年03月13日(水)17時10分27秒
- やっぱりごっちんの気持ちは・・・
あるのか?ないのか?さぁどっち(笑)
あるっぽく思えてきたぞ!みんなヤッスーにがんばって欲しいようだけど
そんな中でごっちんにがんばって欲しい(w
- 133 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月13日(水)19時42分56秒
- ここのヤッスーが可哀相になってきました。
やすごまなんてのも有りですが、全てはさくしゃさんの頭の中ですね。
- 134 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時34分05秒
はあっ?なに言ってんのよ!?
あんたはおバカ?そんなことできるわけないじゃない!
「梨華ちゃんは無理だよ…。」
「なんであんたにそんなこと言われなきゃいけないのよ!」
「ぼ…あたしにはわかる…。」
後藤め…一瞬僕って言いかけたわね…。
まあ仕事に打ち込んでるってことで合格よ。
…なんて現実逃避してる場面じゃなさそうね…。
「なんであんたに…」
「ごとーだって同じだよ…。梨華ちゃんのことが好きだけど…でも無理だったんだよね…。」
- 135 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時35分08秒
ちょっと…どういうことよ?
後藤が石川を好き?
無理だった…?
「梨華ちゃんはね…運命を感じたんだってさ。」
後藤があたしの隣に座って語り始めた。
「一緒にオーディション受けた事も、一緒に合格した事も、よしこが男前だった事も、年
齢が近くてすぐ仲良くなった事も、神奈川と埼玉出身だった事も、色白と色黒だった事も、
苗字が吉澤と石川だった事も、それに…付き合い始めた事も全部運命だったんだって…。」
運命…か…。
でも途中からおかしかったような気もするけど…。
- 136 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時35分43秒
「運命を感じたからって…だからあたしじゃダメだったんだよね…。」
「だからって諦めたって言うの?所詮はその程度の想いだったんじゃないの?」
「諦めたわけじゃないよ…。ごとーは梨華ちゃんが幸せであってくれるのがいちばん嬉しいから…。
たとえ相手があたしじゃなくてもね…。なんて言ったらいいかな…見守る愛って感じなのかな…
そういう愛情もあるんじゃないかって…。最近はそう思ってるんだよね…。」
「見守る…愛?」
「うん…だからごとーも許される範囲で梨華ちゃんのことが好きなんだよ。例えば…相談に乗ったり、
一緒に笑ったり、一緒に泣いたり、寝てる間にキスしたり…」
今…おかしなこと言わなかったかしら?
気のせいよね…。
「冗談っぽくえっちなことしたり…」
「ちょっと待ちなさいよっ!あんたそれは許されないわよっ!!!」
「……あはっ!でもね、それだけ梨華ちゃんの想いは一途なんだよ。うちらが入る隙もないくらいにね。」
「お待たせしましたぁあれ?なにしてるんですか?」
- 137 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時36分33秒
石川…そんなに幸せそうな顔して…。あたしのこの想いはどうしようもないの?
「梨華ちゃん決まった?よしこになに買ったの?」
「えへへ、内緒」
「なによ〜!気になるじゃんか〜!」
「だ〜め。最初はよっすぃーに見せてあげるんだもん」
「はいはい、お熱うございますこと…」
後藤もよくそれで平気ね…。
さっきは冗談っぽく言ってたけど…ほんとはどうなのかしら…。
見守るだけで満足なの?ほんとにそれでいいの?
あたしは…
- 138 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時37分09秒
「保田さ〜ん!帰りますよぉ!」
「今行くわよ!恥ずかしいから大きな声で呼ばないでよね!!!」
運命か…。
あたしだって石川が運命の人かもしれないのに…。
それでも諦めろって言うの?
そんなの無理に決まってるじゃない…
それともあたしにも運命の人が他に居るって言うの?
神様…あたしの運命の人って石川じゃないんですか?
「石…!?」
はっ!石川と後藤の姿が無いわ!!!
まさか置いてけぼり!?
「ちょっと待ちなさいよー!!!石川ーーーーーーー!!!」
- 139 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時39分55秒
旅館に戻ると仲居さんが食事の準備をしていた。
そういえばお腹すいたわ…。
あれ?昼ごはん食べたかしら…?
「あはっ豪華だね〜。」
「すご〜い」
そりゃそうよ!最高級会席膳ですから!
夕御飯に喜びの声をあげる石川も素敵だわ
でも3人でこんなに食べきれるのかしら…
石川にあんまり食べさすとまたふっくら二重顎になっちゃうし。
後藤もたまに太らしたら危険よね。
ここはサブリーダーとしてこの2人を太らすわけにはいかないわ。
娘。の人気に直結しちゃうからね。
「あんた達はちょっとしか食べちゃダメよっ!」
「なんでですかぁ?」
- 140 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時40分39秒
あらっ!頬っぺた膨らましちゃって。
それってあたしにキスして欲しいってことなのかしら?
いいわよ、あとでいっぱいしてあげるんだから!
「石川、あんたまた太ったら大変でしょ?ちょっとは遠慮しなさい。」
「太ってもいいもん、美味しそうだから食べちゃいます」
「吉澤って太ってる人嫌いかもよ?」
「あ…そうなのかなぁ…。そういえば年末あたり冷たかったような…」
あれ?もしかして図星かしら?
だったら太らした方が…
でもあたしもあんまり太ってる石川はちょっと嫌よね…
「圭ちゃんどうしたの?よしこの事言うなんて開き直った?」
後藤があたしの隣に来て耳打ちした。
あたしを甘く見ないで欲しいわね、誰だと思ってるのよ!
「開き直ってなんかないわよ!運命ならあたしだって感じてるんだから!」
- 141 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時41分12秒
そうよ!運命ならあたしだって感じてるんだから!
あたしの運命の人は…必死で蟹の身を素手で穿り出している…。
あーぁ…机にそんなに汁こぼして…
ちょっと!それまだ身が取れてないわよ!?
「ジュルジュルジュル…あ〜美味しい」
なんか汚いわね…。ほんとに運命の人なのかしら…。
「ああいう梨華ちゃんってちょっとがっかりだよね…」
「…そうね。」
- 142 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時41分53秒
「あ〜お腹いっぱいですぅ」
石川…あんた随分食べたわね…
ちょっとお腹大丈夫かしら…
でも…プニプニの石川のお腹も美味しそうよね
「んあー…後藤ももう動けないよ、なんか牛になりそう…」
あんた普段から牛みたいなもんじゃない。
動かないし胸が妙に大きいし。
どっちかというとあんた牛よ。
「ほらっ、温泉行かないと締まっちゃうわよ!特に石川は蟹でベタベタでしょ?」
「あっ温泉行かなきゃぁ!ごっちんも行こっ?」
「らじゃー。」
むふふっ…温泉といえば裸…。
お昼の夢のような時間の再現よ!
また石川と密着プレイしてやるんだから!
「さっさと行くわよ!準備しなさい!」
「は〜い。」
「んあーい。」
- 143 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時42分29秒
カポーン…
ワイワイガヤガヤ…
多いわね…予想以上に多いわね…
こんなにお客さんっていたのね…
今まで何処に隠れてたのかしら…
とりあえず言える事は…全員邪魔よ!!!
こんなに多くの人の前で裸になるのは厳しいわね…
ばれちゃったら恥ずかしいし…
ああ…最悪だわ…。
「保田さ〜ん…お人がウジャウジャですね…」
「そうね…」
「圭ちゃん…うちらばれちゃうかも…」
「そうね…でもばれてもいいわよ、別にやましい事してるわけじゃないし。」
「でもあんまり裸ジロジロ見られるのもね…、梨華ちゃんも嫌でしょ…?」
「…うん。」
「とりあえず隅っこの方で静かにやり過ごすしかないわね…。さっさと済ませましょっか…」
- 144 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時43分29秒
なんか面白くないわ!
もっとお風呂は夢に溢れている所のはずだったのに!
いいわよ!石川の裸ず〜っと見ててやるんだから!
んっ!?さすがに後藤も胸大きいわね…
その胸にはさすがのあたしも脱帽だわ…
そういえば石川のお腹ちょっとふっくらしてるわね。
さすがに食べすぎよね…石川ったら食べすぎよ…
まああたしが後でいっぱい汗かかせてあげるから!
それでちょっとは痩せるから安心しなさい!!!
「圭ちゃん…結構見られてるね…」
「保田さ〜ん…恥ずかしいですぅ…」
もうばれてたのね…。そういえばチラチラと視線を感じるわ…。
限界かしら…せっかく温泉にきたのに…
「ごとーあがるね…。明日の朝にでも静かに入るよ…。」
「あっ、あたしも…」
- 145 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時44分08秒
なによっ!石川まであがる気!?
いいわよ!あたしはもうちょっと入ってるんだから!
「じゃーお先に!圭ちゃんごゆっくり。」
「あたしも先にあがりますね。」
ああ…いっちゃったわね…
あたしももうちょっと漬かったらあがろうかしら…
なんか視線を感じなくなったわ…。
これってどういうことよ!
あたしの身体には興味が無いって言うの!?
もっとあたしも見なさいよっっ!!!
もう!失礼しちゃうわね!!!
いいわよ!あたしもあがるから!
いい!もうあたしの裸見れる機会なんてないからね!
今日の事は目に焼き付けておきなさい!
もう脱衣所に石川はいない…わね…。
そんなに裸見られるの恥ずかしいのかしら?
2人とも恥ずかしくない身体してるんだから見せ付けてやればいいのに。
まあいいわ、部屋に帰ろっと。
- 146 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時45分11秒
「あら?布団敷いてあるじゃない。あんた達が敷いたの?」
「うんん、戻ったら敷いてあった。旅館の人じゃない?」
「そっ。まあどうでもいいわ、寝る場所どうする?」
まああたしが石川の隣だってのは決まってるんだけどね
だってそうじゃないと…合体できないじゃない!
「圭ちゃん真ん中で寝なよ。」
あら!後藤ったら気が利くじゃない!
それなら遠慮はしないわよ!
「保田さん初センターですね」
- 147 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時45分55秒
初センター?
あたしの初センターってこれ?
微妙ね…
ここでセンター取ったらもう最後かも…
なんか不吉だわ…やめとこうかしら…
「いいわよ、石川真ん中で寝なさい。」
「どうしてですかぁ?」
「石川はもっとセンターを経験した方がいいわ。そうしなさい。」
「はぁ…わかりましたぁ。」
これでとりあえず残りのどっちになっても石川の隣よね。
後は石川が寝たら…いろいろしてやるんだから!
ああ!身体が疼くわ!
まだ夕方の石川の身体の感触が手に残ってるんだから!
今度は指の根元まで…石川のなかをあたしでいっぱいにしてあげる!!!
この際夜這いでもなんでもいいわよっ!!!
- 148 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時46分35秒
「布団入りましょうか?」
「そうね、電気は消しとく?」
「ごっちんは?」
「ごとーは消してもいいけど。」
「じゃー消しましょっか。」
石川が電気を消すと部屋は真っ暗になった。
これからがあたしの勝負の時間ね。
石川の気持ちがわかったせいで腹くくったわ!
できる限り頑張ってやるんだから!!!
「保田さん寝ちゃうんですかぁ?」
「あたし疲れてるから…先に寝るわね…」
「せっかく修学旅行みたいで楽しいのにぃ…」
「悪いわね…おやすみ…」
「あ〜あ…保田さん寝ちゃうんだって…」
- 149 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時47分14秒
甘いわね…あたしは寝るんじゃなくて充電してるのよ!
あんたが寝るまで寝るわけ無いでしょ!
だって…この旅行の目的は今からなんですから!
石川!早く寝なさい!!!
「でさー…」
「ほんとにぃ?…」
「だよねー…」
「やっぱりぃ…」
「…うん……」
「………」
「………」
ん…、静かになったわね…
石川寝たのかしら…
ちょっと突付いてみようかしら…
- 150 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時48分09秒
ツンツン
反応無いわね…
やっと寝たみたい、これからが本番ね。
あたしは石川の布団の裾から手を忍ばせた。
柔らかな感触…石川発見したわよ!
ここは…お腹の辺りみたいね…
もうちょっと上に宝の山が…
むにゅっ
あっ
この異常なほどの柔らかな感触は…おっぱい
浴衣の上からでもこの感触は堪らないわね
直接触っていいかしら?
浴衣の切れ目は…ここね!
- 151 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時49分05秒
むにゅっ
はあぁん
これよっ!この突起が堪らないわ!
ちょっと摘んじゃおうかしら。
ギュッ
「…っあん………」
石川…可愛いわよ!
やっぱり石川の身体とあたしの相性って抜群なんじゃないの?
だって寝てるのにこんなに感じてるじゃない!
やっぱりあたしの運命の人は石川なんじゃないかしら?
- 152 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時49分46秒
「よっすぃ…ダメ……ここじゃヤダ……」
また吉澤か…
あたしが運命感じてても石川は吉澤なのかしら…
運命ってなによ?
自分で切り開くんじゃないの?
「よっすぃ……して………」
して!?なにをよ!?
まさか…入れちゃっていいの?
いいのよね!だって石川からしてって言ったんですもの!
お言葉に甘えてもいいのよね?
あたしは石川の胸元から手を引き抜くと石川の下半身に移動した。
- 153 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時50分32秒
これは…石川の太股ね…
もうちょっと上のほう…ここはお腹ね…あっ…おへそだ…
おへそがここにあるってことはこの真下に石川のアソコが…
石川…あたしはあなたが好き。
例え石川の気持ちは吉澤にしかなくても今だけはあたしを感じて…
一瞬でいいからあたしとも運命を感じてちょうだい。
あたしはゆっくりと石川のアソコに手を伸ばした。
「「あっ……」」
- 154 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時52分56秒
石川のアソコに触れる直前、石川のアソコとは違うものにあたしの手が触れた。
それに触れた瞬間同時に発せられたあたしの声と……後藤の声。
これって…後藤の手…。
あたしはしばらく呆然として後藤の手に手を重ねたまま動けなくなった。
後藤もそのまま固まってしまっている。
まさか後藤も同じ事してたなんて…
さっき言ってたのってほんとだったのね!
夜這いなんて厭らしい…厭らしいわよ後藤!!!
- 155 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時53分27秒
その時、あたしの手がちから強く握られた。
後藤!?
「圭ちゃん…ごとー運命感じちゃった」
え!?ちょっとなに言ってんの!?
「ごとーの運命の人は圭ちゃんかもしれない…」
「ちょっと待ちなさいよ!なんで急にそうなるのよ!!!」
あたしの運命の相手は石川なんだから!
なんで後藤なのよ!!!
- 156 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時54分40秒
「ごとーね、憧れてたんだよね。図書館で同じ本を取ろうとした時に手が偶然重なり合う
なんて出会いに…。今の状況ってまさにそれだと思うんだけど…」
「そんなわけないでしょ!ここは図書館じゃないんだから!!!」
「でも場所が図書館か梨華ちゃんのアソコかって違いだけだし…」
「全然違うわよ!なんの知識も得られないじゃない!」
「圭ちゃんは思わない?今のこの状況って運命だって…」
「いや…痴漢が2人としか思わないけど…」
「運命だったんだよ…今回の旅行も…」
ああ…聞いてないわ…
- 157 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時55分40秒
「同じプッチモニ。だし梨華ちゃんはタンポポで別だもん。保田圭と後藤真希、同じ五文字だし…」
「そんなの偶然じゃない!」
「それも運命だったんだよ…圭ちゃん…」
運命だったのかしら…
確かにあたしも図書館で同じ本を取ろうとした時に手が偶然重なり合うなんて出会いには憧れ
てたけど…
今の状況ってそうなの?
あれ?ちょっと後藤さん!?
どうしてあたしの布団に入ってくるんですか?
- 158 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時56分41秒
「もっと圭ちゃんの顔近くで見たい…」
「そんなに変わらないわよ!」
「運命だってわかってみると圭ちゃんの顔が可愛く見えてきた…」
なにげに失礼ね…
運命じゃなくても可愛いわよ!!!
「圭ちゃん…キスしていい?」
ちょっと!?後藤マジで!???
「ちょっと後藤…っん………っ…」
あ…後藤の唇柔らかい…
…だめよっ!あたしには石川が…
- 159 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時57分33秒
「なんだろ…ごとーすごく圭ちゃんを抱きたいんだけど…」
へ!?抱きたいって…まさか…
「圭ちゃんはごとーの身体に興味ない?」
後藤はあたしの手を掴むと自分の胸に…
あっ…柔らかい…綺麗な肌…
…だからダメだってば!
横に石川だっているんだから!!!
- 160 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時59分09秒
「圭ちゃんを全部見たい…」
はうっ!
後藤の手があたしの胸に!
こらっ!なに勝手に揉んでんのよ!
ダメ…気持ちよくなっちゃうじゃない…
「圭ちゃんの胸なのに柔らかい…」
あんっ…なにげに失礼ね…
あたしの胸だって柔らかいに決まってるじゃない…
- 161 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)04時59分49秒
「圭ちゃんをごとーでいっぱいにしてあげる…」
やだ…後藤の舌があたしの身体中を舐めてる…
「…っぁん……」
「圭ちゃんも感じるんだ…」
あん…なにげに失礼ね…
あたしだって感じるわよ…
ひゃっ!?
アソコになにか触れたわ!?
もしかして…
「あはっ…圭ちゃんなのに濡れてる…」
はあぁん…またまた失礼ね…
あたしだって感じたら濡れるわよ…
あたし…後藤に感じてる…
- 162 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時00分43秒
「圭ちゃん…、ごとー圭ちゃんの中に入りたい…。」
…!?
入りたい?入りたいって…そういうことよね?
そんな!急に言われても心の準備が!
「ま…待って!そんなの急には…」
「…圭ちゃんはごとーの事嫌い?またごとーの片思いなの?」
やだ…、そんな悲しそうな顔しないでよ…
また片思い…か。
後藤の事は嫌い…なわけないじゃない…
今まではメンバーの一人としか見てなかったけど…
ついでに今日は邪魔者としか見てなかったけど…
んっ?なんか頬っぺたに雫が…
もしかして後藤の涙…?
- 163 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時01分24秒
「ごめんね…ごとー自分勝手だったね…。圭ちゃんは梨華ちゃんが好きだもんね…」
「その…」
「ごめん…今の事は忘れて…」
後藤…
運命…か…。
石川の運命の人はあたしじゃないのよね…
あたしの運命の人は…後藤なのかしら…
ほんとは居なかったはずの後藤がついてきたのも、一緒に石川の事を片思いしてたのも、
偶然お互いの手が触れ合ったのも…全部この瞬間の為の運命だったのかも…
あたしの運命の相手は…後藤かも…
石川は運命の人じゃない…後藤は運命の人…
だったらあたしは…
- 164 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時02分39秒
「ごめんね、もう寝るから…あっ!」
「…っん……なにぃ…?」
「やばっ…梨華ちゃんに当たっちゃった…」
「…ごっちん……うぐっ!?」
「けっ圭ちゃん!?」
あたしは石川の腹に一撃必殺の踵を落としていた。
あっさりと再び眠りに着く石川、朝まで寝てなさい。
これが…後藤の気持ちに対するあたしの答え…
- 165 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時04分04秒
「後藤…これがあたしの気持ちよ…」
「なにもそこまでしなくても…」
「後藤…いいわよ…」
「圭ちゃん…」
「後藤…合体するわよ!」
「なんか色気の無い言い方だね…」
なんか予定と人と立場が変わってるけど合体には変わりないわ!
とりあえず今回の旅行の最終目標を遂げる時が来たのね!
- 166 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時06分12秒
「さあ後藤!合体するわよ!!!」
「だからその言い方やめてってば…」
- 167 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時07分33秒
合体
- 168 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時09分05秒
「圭ちゃんなのに可愛かったよ」
「なにげに失礼ね、真希」
- 169 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時10分16秒
( 翌朝 )
「ちょっと石川!あんた早く来なさいよっ!」
「ああ〜ん…待ってくださいよぉ…」
「早くしないと電車来ちゃうじゃない!真希、先に行ってましょ」
「そんなぁ…」
「圭ちゃんってばそんなに梨華ちゃん苛めたら可哀想だよ〜。」
「…真希は石川の味方なの?」
「圭ちゃんの味方に決まってるじゃん!」
「そうよね!石川!先に行くから後から追いつきなさいよっ!遅れたら置いて帰るからね!」
「ふぇ〜ん…」
- 170 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時11分34秒
電車を待つ間真希はずっとあたしの肩を抱いていてくれた。
ああ…この時間がずっと続かないかしら…
「ハァ、ハァ…よかったぁ…もう居なかったらどうしようかと思いましたよぉ。」
ちっ…邪魔者がきやがった…
どうせなら真希と2人で帰りたかったのに…
今となってはその無邪気な笑顔すら憎らしく見えるわね…
「なんか今日の保田さん冷たいですぅ…」
「今日のじゃないわ…今日からよっ!!!」
「なんでですかぁ…」
「ねっ真希」
「ねっ圭ちゃん」
- 171 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時13分01秒
電車が来たわね。
これでこの旅行もおわりだわ。
短い旅行だったけど充実してたわね。
だって運命の相手を見つけられたんですもの。
この電車を降りればまた仕事漬の毎日が始めるのね。
でもきっと辛くないと思うわ。
だって…最愛の人が隣に居てくれるんですもの。
ねっ、真希
- 172 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時14分27秒
おしまい
- 173 名前:すべては合体の為に 投稿日:2002年03月14日(木)05時15分46秒
ラスト隠しとこうかな…
まあ一応ってことで…
- 174 名前:じじ 投稿日:2002年03月14日(木)05時19分59秒
- 完結しました。お付き合いいただいた方々ありがとうございました!
どうなんでしょう?面白かったでしょうか?
読んでくださった方、できれば感想でもなんでもいいので一言もらえると
嬉しいです。
この話長くなりすぎて後一つしか書けないかも。
次はおバカっぽいいしよしか、ちょっと真面目にいしごまを考えています。
どちらを書くかわかりませんが次回もお付き合いいただければ嬉しいです。
メール欄はお遊びでした(w
- 175 名前:じじ 投稿日:2002年03月14日(木)05時28分53秒
- レスありがとうございました!
先にお返事書いとけばよかったとちょっと後悔(w
>130 名無し男さま
さてどうなったかは読んでみてもらえれば。
いい読みでした(w
>131 いしごま防衛軍さま
今回の更新でいちおうその事にも触れました。
次は純粋にいしごまも考えています。
>132 showさま
さあどっち?(w
ごっちんはがんがりました(w
>133 名無しベーグルさま
さすが神様です。
神様はよしあやですものね(w
いしよしキボーン(w
読んでくださった方々、レスをくださった方々、本当にありがとうございました!
- 176 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月14日(木)05時43分45秒
- 一時間リアルタイムでお付き合いさせていただきました(w
早朝から最高に笑わせていただきました。
メール欄も最高です(w
じじさんお疲れ様でした。
- 177 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月14日(木)06時18分22秒
- すっごい笑いました。
早朝からこれ…昼間思い出し笑いしそうで恐いです。
最後の方のメール欄も…芸が細かい!
とっても楽しませてもらいました。ありがとうございました。
- 178 名前:show 投稿日:2002年03月14日(木)13時35分54秒
- ホント楽しかったです。
たしかにごっちんはがんばった(w
最初にレスしたひさびさに楽しい小説発見!
っての訂正させてください
こんなに楽しい小説は初めてです!!
次回作はいしごま希望!!!!!オツカレサマデシタ。
- 179 名前:名無し男 投稿日:2002年03月14日(木)15時03分19秒
- 現金なヤッスーにワラタ!!
寝返り最高!!
最後うまい事撒いてたらと思うと(w
- 180 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月14日(木)17時41分14秒
- すごくおもしろかったですよ。お疲れ様でした。
新作楽しみにしています。
ヤッスーもごっちんも気が変わるの早すぎだー。
- 181 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月16日(土)10時06分35秒
- 最高でしたよ(爆)。踵落とし、最強(笑)。
やすが卑怯かと…とは思いませんが何か(笑)。
あれでこそ、やす。何があっても自分を捨てないのがやす。状況が変わっても信念を曲げないのがやす(爆)。
小話も最高(笑)。120円って缶ジュース一本かいっ!!
マンネリ防止ってことで万事快調(爆)。
こちらこそ沢山楽しませていただきました。次作も期待しちゃってますが何か(笑)。
有難うございました、そしてお疲れさまでした。
- 182 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月16日(土)13時24分34秒
- お疲れ様でしたん。やすごまの変わり身の早さに「あれ?」と
思いましたが、いいんじゃないんでしょうか?
ヤスにやられてても、吉を想う石が可愛くて良かったです。
あっちも頑張って下さいませ。
- 183 名前:じじ 投稿日:2002年03月17日(日)13時08分04秒
- レスありがとうございます!
危惧した通りのご意見もあって反省しております(汗
>176 名無し読者さま
笑っていただき光栄です(w
メインはメール欄でした!
お付き合いありがとうございました!
>177 名無し読者さま
嬉しいです(涙
次もそう言ってもらえるようがんがります!
ありがとうございました!
>178 showさま
ごっちん頑張りました(w
最高に嬉しいのですが…これは小説なのでしょうか…
私は落書きと呼んでおります(w
次回作はその…ゴニョゴニョ…
お付き合いありがとうございました!
>179 名無し男さま
合体する方を取っちゃいました(w
人間として当たり前の事?
私は120円払ってでもその場に居たいです(w
お付き合いありがとうございました!
>180 いしごま防衛軍さま
気が変わるの早すぎましたよね(汗
わかってたんです…わかってたんですけど…
そこをダラダラ書くと面白くないかな〜なんて思いまして…
もっと精進します!ありがとうございました!
- 184 名前:じじ 投稿日:2002年03月17日(日)13時18分06秒
- >181 さまようよっすぃーさま
究極に卑怯だと思います(w
信念は曲げてないですけどね(w
観戦料は120円、でも見てるだけ…
なかなか拷問です(w
お付き合いありがとうございました!
>182 名無しベーグルさま
「あれ?」って思いますよね…
私だってそう思いましたもの…
エロ作者ですがこっちは笑っていただけるようにがんがります!
…って前と同じ状況になってる予感(w
お付き合いありがとうございました!
読んでくださった方々ありがとうございました!
次の話…最初とラストだけ決まっているので載せてみようかと…
ただ、おっそろしいものになる予感…
真面目にいしごま書こうと思いましたが真面目なものって文章力が必要ですよね。
私にはそれがまるで無いので…またおかしなものを書いてしまうと思います。
恐怖に耐えられる方はお付き合いくださいませ。
- 185 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時44分14秒
いつも通り楽屋でワイワイ喋っていた。
特に変わりのない風景、いつもならこの後マネージャーが呼びに来て収録が始まる。
きっと今日もそうなるだろうと思ってた。
「ちょっとみんなこっち向いて!」
マネージャーが楽屋に入ってきた。
ちょっといつもと違う雰囲気。
まだ収録なわけじゃなさそう。
「石川…それに吉澤、ちょっと前に来て頂戴。」
- 186 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時44分59秒
んっ…?
あたし…?
やっべー、なんかしたっけ…
梨華ちゃんも一緒ってどうゆうことだろう?
悪い事して怒られるならごっちんか加護が一緒だと思うんだけど…
「今日はみんなに石川から重大な発表があります。」
重大な発表?
まさか梨華ちゃん脱退する気じゃ…
んっ…あたしも一緒だからあたしも脱退!?
ええ!?あたしまだ辞めたくないっ!
「…梨華ちゃん、発表ってなに?……悪い事?」
- 187 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時45分58秒
梨華ちゃんは恥ずかしそうにあたしを見るとニコッと微笑んだ。
悪い事じゃなさそうだね…。
だったらなんだろ…?
あたしと梨華ちゃん…
まさかムースポッキーがメジャーデビューするとか!
あー!これならありそうな話じゃん!
でもあたしと梨華ちゃんだけで歌出すのって危険な気がする。
って自分で言ったらおしまいか…。
「石川、言ってもいいわよ。」
梨華ちゃんが発表するって事は梨華ちゃんがリーダーなのかな?
まあどっちがリーダーでもあたしは気にしないけど。
あたしもサブリーダーとして梨華ちゃんをしっかりフォローしてあげるからね!
「あたし…赤ちゃんができちゃいました…」
「「「「「「「「「「「はあ?」」」」」」」」」」」
- 188 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時46分36秒
うんうん!リーダーなら妊娠くらいしてないと……て、はぁっ!?
今おかしな事言わなかった?赤ちゃんができた!?
梨華ちゃんが妊娠…なんで急にそんな事になるわけ!?
それに…それってあたしの関係あるの?
あたしは妊娠してない自信はあるんだけど…
「ちょっと待てよっ!相手は…相手は誰なんだよっ!」
うん、矢口さん良い質問ですね。
そこをはっきりさせないと…
梨華ちゃんそんな話してくれたことないのに…
「相手は…」
- 189 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時47分16秒
梨華ちゃんの指がゆっくり上がってきた。
その指先はあたしの方へ向いてきてる…
もしや…あたしの後ろに相手が!
「赤ちゃんのパパは……よっすぃーです。」
「……はあ?」
あたしが!?
ちょっと待ってよ!だってあたし女じゃん!
確かに男っぽいのは認めるけど…
ちょっと待って!今確認するから!
- 190 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時48分01秒
モゾモゾ…
あたしの股間には無い…よね…
よかった…って当たり前じゃん!
なんであたしがパパなんだよっ!
そんなわけ無いじゃんか!
「なーんだ、よっすぃーか。だったら別におかしくないか。」
矢口さん!?
絶対おかしいでしょ?なんで納得してるんですか?
どうやってあたしが梨華ちゃんを妊娠させるんですか!
「梨華ちゃん…ほんとにあたしが…?」
「…うんよっすぃーの赤ちゃんがいるの」
- 191 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時48分38秒
いや…そんな恥ずかしそうにされても…
なんか悪い男みたいだけど身に覚えが無いんですけど…
だいたい身に覚えが無いどころかあっても不可能だと思うんだけど…
「でも…どうして妊娠したの?」
「やだぁ…こんな所で言うのぉ?」
それってやっぱり…
「よっすぃーと…えっちしちゃったから」
「ひゅーひゅー!」
「も〜…恥ずかしいよぉ…」
梨華ちゃんってばあたしの服ちょこんと掴んで…まあ可愛いんだけど…
でもえっちしても子供はできないと思うんだけど…あたし間違ってる?
あたしの知識が間違ってるの?最近は女同士でも妊娠するの?
誰か…誰か答えて!
- 192 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時49分52秒
「あのぉ…それでですね…」
んっ?梨華ちゃんまだ続きがあるの?
なんか嫌な予感…
梨華ちゃんがあたしのほうをチラッと見て恥ずかしそうに微笑んだ後…
「あたし達…結婚しようと思います!」
結婚!?あたしと梨華ちゃんが!?
それって無理なんじゃないの?
何度も言うようだけどあたし…女なんですけど…
- 193 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月17日(日)14時50分24秒
でも今の梨華ちゃんの言葉で確信を持った…
これは…
夢だ…
- 194 名前:じじ 投稿日:2002年03月17日(日)14時53分43秒
- またまたおバカなものを始めてしまいました。
今回は相当おバカです(汗
夢の中は旅行なのか?っと疑問持ちつつがんがります!
おバカ話に耐えられる方はお付き合いいただけると嬉しいです。
前回とは違い今回はラストだけ決まっています。
よろしくお願いします!
- 195 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年03月17日(日)15時35分59秒
- >185の14時44分14秒に感動!
ってか、相変わらず面白すぎ。人が、エロシーン更新してる最中に(w。
なんか、吉澤がアフォっぽくてカワイイですね。
- 196 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月17日(日)16時30分23秒
- いや、何の不思議も無いです
- 197 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月18日(月)00時06分28秒
- ついに結婚!いしよし夫婦に期待します!
- 198 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年03月18日(月)00時36分03秒
- うーん、なかなかおもしろくなりそう。
- 199 名前:名無し男 投稿日:2002年03月18日(月)11時10分40秒
- 最初から法学も遺伝子工学もクソ食らえな展開にワラタ!!
これまでの世の中の概念を思いっきりちゃぶ台返ししたお二方に賛美!!
- 200 名前:名無し男 投稿日:2002年03月18日(月)11時14分14秒
- ほ、発作が!!
<(●D●)げっと200!!
- 201 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月18日(月)14時20分51秒
- >確かに男っぽいのは認めるけど…
>ちょっと待って!今確認するから!
大爆笑しましたがな…(笑)。この責任、どう取るのかと小一時間(略。藁
- 202 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月18日(月)21時42分34秒
- 201さんに同じくちょっと待って!今確認するから!に大爆笑。(w
あいかわらず作者さんには神が憑いてるようですな。
笑いの神とエ(ryaの神が。作者たんマンセー!
- 203 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時31分12秒
あたしは頬っぺたをギュ〜っと摘んでみた。
痛く…ない。
やっぱりね、夢だと思ったよ。
だっていくらなんでも妊娠は無理っしょ。
なんか妙にリアルな夢だね、婚姻届まであるじゃん。
「あたしは書いてきたんだけど…よっすぃーも書いてくれる?」
ええ書きますとも!
例え夢の中でも梨華ちゃんと結婚できるなんて思ってもみなかったよ!
あっ…やっぱりあたしが新郎なんだね。
まあ梨華ちゃんは妊娠してるしあたりまえかな。
- 204 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時32分14秒
「…よしっ、これでいい?」
「うん後はこれを提出すれば夫婦だね」
夫婦か…ちょっと嬉しいかも!
もしかして今日から吉澤梨華なの?
でもそれだとよっすぃーが2人になっちゃうじゃん。
「だとしたら石川梨華じゃなくなるの?わかり難くない?」
「あのね…、仕事は石川梨華でやろうと思うの。芸名なのかな…?本名は吉澤梨華になるんだよ」
ふ〜ん…梨華ちゃん仕事続けるんだ。
なんか心配だよ…、赤ちゃん居るのにダンスなんかして大丈夫なの?って夢だから大丈夫か!
- 205 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時32分56秒
「それでね、当分新居は探さないであたしのマンションで暮らそうと思うの。…ダメ?」
あたしが梨華ちゃんのマンションで暮らすんだ。
なんか婿養子みたいだけど梨華ちゃん一人暮しだからいいよね!
これからは梨華ちゃんと夫婦生活送れるんだ…
まさに夢のような生活じゃん!…まあ夢なんだけどさ。
この夢もいつか覚めちゃうんだよね…。ずっと覚めなきゃいいのに…。
「ひとみちゃん…帰ろっか」
「そうだね、…今夜って新婚初夜?」
「…うん」
やっべー!それってえっちするって事じゃん!
あたしにとっては今夜が初えっちなんだよね!
梨華ちゃんはもうあたしとしちゃってるみたいだけどあたし知らないし。
ああ〜、緊張してきた!
これからは梨華ちゃんの旦那として性生活も頑張らなきゃ!
よっしゃっ!頑張ります!!!
- 206 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時33分35秒
ん…?
今日仕事したっけ…
そういえばその場面飛ばされたような…
まあいっか、どうせ夢だし。
夢の中くらいゆっくり生活したいもんね。
梨華ちゃんと結婚か〜…
夢だとはいえ幸せかも。
もう少しこのまま新婚生活を送りたいなぁ…
神様お願いっ!もうちょっとこのまま夢の世界に居させて!
- 207 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時34分13秒
「ひとみちゃん御飯できたよぉ」
はっ!もう家に帰ってる!
さすがに夢だけに移動とかの時間は省略されるんだね。
梨華ちゃんがエプロン着けてあたしの為に夕御飯を…
なんか感動してきた…
やばい…なんか涙でてきた…
まさに男泣きって感じ?
「ひとみちゃん…?どうしたのぉ?具合悪いのぉ?」
やばっ、梨華ちゃんに泣いてる所見られちゃった。
こんな事で泣いてるなんてカッコ悪いなぁ…
あたしは梨華ちゃんの旦那なんだからもっと男らしくないといけないのに。
- 208 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時34分48秒
「熱でもあるのかなぁ…」
梨華ちゃんのおでこがあたしのおでこに重ねられた。
目の前に目をつぶった梨華ちゃんの可愛いお顔が…
梨華ちゃんから漏れる息があたしの口に掛かってる…
無理…我慢できない。
「…っん……」
あたしは唇で梨華ちゃんの口を塞いだ。
梨華ちゃんは一瞬驚いたように目を見開いたけど、あたしが目で笑って見せると
安心したように再び目を閉じた。
ああんっ、可愛い
もう我慢できないっすよ!
いいすか?もう我慢しないでいいすか?
だってあたし梨華ちゃんの旦那なんだもん!
えっちしたって当たり前だよね?
むしろそれも仕事みたいなもんじゃん!
まああたしは事務的にえっちするつもりはまったく無いけどね!
梨華ちゃん、たっぷり愛してあげるよっ
- 209 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時35分32秒
「…っあん……ひとみちゃん…まだ…ダメ…」
あたしの手が梨華ちゃんの胸に伸びた瞬間、梨華ちゃんは唇を離すとやんわりと拒否してきた。
なんでだー!夫婦なのになんでダメなんだよ!!!
なに?もしかしてセックスレスな夫婦になるの?
だめだって!そんな夫婦長続きしないかもしれないじゃんか!!!
もっとこう…愛に満ちた家庭を築こうよっ!!!
「今は御飯の時間でしょぉ?そういう事は御飯の後、ちゃんと準備してから…ねっ」
そっか、そうだよね!
だって今夜は新婚初夜だもんね!
もっと大事にしなきゃダメだよね!ねっ!
それにただの新婚初夜じゃないし!
あたしにとっては初体験だし!
初体験は夢の中かぁ…なんか微妙だけど梨華ちゃん相手だからよし!
さあ!梨華ちゃん御飯にしますか!
- 210 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月18日(月)23時37分14秒
ピー… ピー… ピー… ピー…
「よっすぃー…」
- 211 名前:じじ 投稿日:2002年03月18日(月)23時48分47秒
- 更新しました。レスありがとうございます!
>195 名無しベーグルさま
いしよしの神が舞い降りました!!!
なんか妙に嬉しいのはもう病気でしょうか?
>196 名無し読者さま
私もそう思います(w
>197 名無し読者さま
結婚しました(w
いよいよ新婚初夜に…
>198 いしごま防衛軍さま
いしよしですいません(汗
今回はみなさまに受け入れてもらえるかが勝負です。
>199、祝200 名無し男さま
なんでもありです(w
普通に妊娠、結婚してしまいました(w
>201 さまようよっすぃーさま
大爆笑!嬉しいです!(感涙
責任は取ります!とか言ってみたけど意味不明(w
>202 名無し読者さま
貧乏神が最近近くをうろついてるような気がします(w
エロが書けなくなってるんですよね…
どうしましょう…ってここでぼやいてみました(w
この話は短編のつもりなので後2,3回の更新で終わるかと。
変な話ですがお付き合いいただければ嬉しいです。
- 212 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月19日(火)14時45分12秒
- 好都合な展開(笑)、結構好きですよぅ。
ニヤニヤしながら読んでますが何か(笑)。
- 213 名前:show 投稿日:2002年03月19日(火)20時17分47秒
- はじまりましたね。楽しみにしてましたよぉ!
いしよしでもOKOK!!!めっちゃ楽しみです。
でもいつかはいしごまも書いてくださいね。
- 214 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月19日(火)20時46分57秒
- 最後のあれは・・・?
気になって眠れません。
まさか本当に痛い話になるんですか?
- 215 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時16分53秒
「美味しかったかなぁ?」
えっ?あたし御飯食べた?
あんまり記憶に無いんだけどまあそれもよしっ!
この際御飯なんかどうでもいいや!
どうせ夢なんだからお腹空かないし。
そんなことより…いよいよ初夜?
新婚初夜か…いい響き
あれ?梨華ちゃんどこ行ったの?
さっきまで目の前に居たのに、まさか家出!?
そんなわけないよね、だって今日は新婚初夜
- 216 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時17分28秒
「よっすぃー…」
あっ!梨華ちゃんの声
なーんだ、梨華ちゃんお風呂入ってたんだ。
さっきまで御飯食べてたのに行動早いね!
さあ…いよいよ新婚初夜か…。
どうすればいいんだろ…。
よく考えたらあたし初めてだからどうしていいものやら…。
まあなんとかなるか…。
「梨華ちゃん、こっちおいで。」
「…うん。」
バスタオルを巻いただけの梨華ちゃんはあたしの隣に座るとあたしの肩に頭を凭れ掛けた。
静かな部屋の中で梨華ちゃんの息遣いまで聞こえてくる。
なんか緊張してきた…。
- 217 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時18分05秒
「梨華ちゃん…」
「ひとみちゃん…」
見つめあった後梨華ちゃんの肩に手を掛けると押し倒そうとした。
でも…梨華ちゃんの身体は岩のように動いてくれない。
なんで?
「ひとみちゃん…、ちょっと待って…」
梨華ちゃんは布団の上に正座すると真剣な面持ちであたしを見つめた。
あれ?布団敷いたっけ?たしか梨華ちゃん家ってベットだったような…
…まあいっか。
そんな事より梨華ちゃんはいったい何を?
- 218 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時18分54秒
「ひとみちゃん…ほんとにあたしでいいの?」
なーに言ってんの!梨華ちゃんじゃなきゃ結婚してないって!
今更そんなこと聞かれると逆に照れちゃうじゃん!
「梨華ちゃんがいいの!梨華ちゃんじゃなきゃダメ!」
「ほんとぉ?」
「うん!ほんとだって!」
「あの…不束者ですがよろしくお願いします。」
そう言って深々と頭を下げる梨華ちゃん。
いや、そんなことされるとあたしもどうしていいやら…
とりあえず同じ事しとけばいいのかな?
「いえっ!こちらこそよろしくお願いします!」
とりあえずあたしも正座して頭を下げてみた。
2人で向かい合って頭を下げて…、なんかコントみたいだね。
いつまでこのままだったらいいんだろ…
梨華ちゃんまだしてるのかな…
- 219 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時19分31秒
「…ひとみちゃん?」
なんだよっ!
梨華ちゃんもう布団入ってんじゃん!
もー恥ずかしいなぁ…
いいや、どうせもっと恥ずかしい事するんだし
「隣で寝ていい?」
「うん」
布団に入ったあたしは梨華ちゃんの手を握り見つめあった。
こんなに可愛い奥さんもらえるなんてあたしは幸せ者だよね。
親も早く孫の顔見たいのかな?
もうすぐ見せてあげるからね!
だってもうあたしの愛する人には新しい生命が宿ってるんだから!
はあ、あたしってなんて親孝行する娘なんだろ…。
娘…じゃないのかな。むしろ今となっては息子?
でも身体の構造は娘なんだよなぁ…
あたしって…なに?
- 220 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時20分47秒
「ひとみちゃんなに考えてるのぉ?」
「いや…梨華ちゃん可愛いなぁって思ってたの。」
やばいやばい…夢の事を真剣に考えてもしょうがないよね!
梨華ちゃんと結婚してる、それだけでいいじゃん!
そんなことより今は…初夜なんですもの
「もぅ…恥ずかしいよぉ」
「だってほんとだもん。こんなに可愛いお嫁さんもらえるなんてあたしは幸せだなって思ってたの。」
「ひとみちゃん…好きだよ」
あたしと梨華ちゃんの唇が繋がった。
すごい…梨華ちゃんの柔らかな感触が伝わってくるみたい。
結構リアルだね…。
「…っん……バスタオル取るよ…?」
「…うん。」
- 221 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時21分25秒
バスタオルを取ると梨華ちゃんの綺麗な肌がすべて露になった。
お風呂とかで何回も見たことあるけどこうやって独占するのは初めてだね。
綺麗な肌…可愛いおっぱい…恥ずかしそうな梨華ちゃんの表情…
これからもず〜っとあたしのモノなんだよね!
ああ…幸せってこういうことなのかも
「やだぁ…そんなに見ないでよぉ…」
あっ、ごめんね!
ちょっと幸せに浸っちゃってた!
そうだ!梨華ちゃんだけ裸なんて可哀想だよね!
あたしも脱がなきゃ!ってもう裸じゃん!
さすが夢だね…。でも今はできるだけリアルに見たいんだけど…。
「梨華ちゃん…おいで」
あたしの広げた腕の中に梨華ちゃんは身体を収めた。
一度強く抱きしめた後首筋にキスを落とした。
- 222 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時21分58秒
「………ぁん…」
あたしの腕の中で梨華ちゃんが小さく吐息を漏らした。
ねえ聞いた?「…ぁん」だって!
梨華ちゃんがあたしのキスで感じてくれてる!
あたし初めてなのに結構テクニシャン?
よっしゃ!よしこは頑張っちゃうぞ!
首筋、鎖骨、胸、お腹…
梨華ちゃんの身体を下へ向かってキスを落としていった。
梨華ちゃんも感じてくれてるみたい。
ここまではよかった…
ここまではよかったんだけど…
- 223 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時22分30秒
あたしの唇が梨華ちゃんの股間に向かった時それは発覚した。
それまで鮮明にあたしの目に映っていた梨華ちゃんの身体だったのにアソコだけは
モザイクが掛かってる…
なんで…?梨華ちゃんって18禁?
なんでモザイクが掛かってんの?
あ…そうか…
そういえば…
- 224 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時23分04秒
理由は簡単にわかった。
あたし…梨華ちゃんのその部分だけは見たことが無い…。
梨華ちゃんのどころかその部分は自分のだってちゃんと見たことないし他の人のだって
まともに見た記憶はない…。
そこを最近見たのはごっちんとホテルでつけてみたエロビデオの時だけなんだよね…。
それの影響かも…あたしの見た事のあるアソコってモザイク付き…。
だから梨華ちゃんのアソコもモザイク付き…。
…ダメじゃん。
でも諦めるのはまだ早いっすよ!
昔の偉い人が言ってたじゃん!
モザイクは薄目で見たらはっきり見えるって!
よっしゃ!挑戦あるのみ!
- 225 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月20日(水)17時23分39秒
じー…
ダメだ…所詮は迷信だったのか…。
まあいいや、別にアソコなんか見えなくても関係ないっしょ。
よくわかんないけど身体を重ねあってればいいんでしょ?
愛があればそれくらいの障害なんてことないよねっ梨華ちゃん
「ひとみちゃん…?」
「んっ?どうしたの?」
「まだ具合悪いのぉ?なんか元気ないみたいだけど…」
「元気っすよ!梨華ちゃんを寝かさないくらい元気だから心配しないでいいよ。」
「うん!あたしもまだ寝たくない」
気を取り直して新婚初夜を満喫しますか!
梨華ちゃん…今夜は寝かさないよ!!!
その後、あたしと梨華ちゃんは一晩中激しく愛し合った。
ハァハァ…
- 226 名前:じじ 投稿日:2002年03月20日(水)17時30分08秒
- 更新しました。今日は忙しいのでこっちだけになる予感。
レスありがとうございます!
>212 さまようよっすぃーさま
吉澤さんの思うがままの世界ですからね(w
ニヤニヤしながら読んでください(w
>213 show
始めました!
やはり変な話です(w
次はいしごま…かな?
>214 名無し読者さま
最後のアレは思いつきで書いたのですが…
意味は深い、っていうかアレがすべて?
まあ寝ないで待っててください(w
がんがります!
- 227 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月20日(水)18時04分44秒
- 吉の頭の中の構造、素敵です(笑)。(ピー)が(ピー)だなんて…(^^;;
>なんで…?梨華ちゃんって18禁?
大爆笑させていただきました。これを胸に逝ってきます…。
- 228 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月20日(水)18時13分53秒
- はあー、いいなぁ、吉澤さんがアフォっぽくて(w
そうか、18禁なのか……
- 229 名前:_ 投稿日:2002年03月20日(水)20時02分37秒
- いしよし最高っす! 自分のは鬱です…。
- 230 名前:名無し者 投稿日:2002年03月20日(水)20時39分49秒
- >モザイクは薄目で見たらはっきり見えるって!
思い出がよみがえりました(w
ほんと面白いですね、続き楽しみにしてます。
- 231 名前:名無し男 投稿日:2002年03月21日(木)00時34分02秒
- 確かに夢の中身は意味不明な事が多い(w
- 232 名前:理科。 投稿日:2002年03月21日(木)20時32分30秒
- 一気に読ませていただきました。
<なんで…?梨華ちゃんって18禁?
に爆笑しました!ってか、じじさんの書くよっすぃ〜
面白すぎです!がんがってください!
- 233 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時18分40秒
あぁ…気持ちよかったなぁ…
なんかふわふわしてたけどまだ梨華ちゃんの感触が腕に…
でもこれで目を開けたら現実に戻ってるんだろうな…
所詮は夢だもんね…あたしだってそれくらいわかってるよ…。
でも夢の中でも梨華ちゃんと結婚できたし子供まで作れたし…
楽しい夢だったなぁ…
これが初夢だったらよかったのに…
だって初夢は現実になるって言うじゃん…
ごめん…もう目を開けるね…
「あっ!あなた起きたのぉ?」
- 234 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時19分17秒
…。
え〜っと…
これって夢の世界だよね…
あたし夢の中でまた寝てたんだ…
あたしもよく寝るね、ごっちんじゃないんだからそんなに寝るなっつーの。
ちょっと待って…。あなたって…あたし?
あなたぁ〜!?
「梨華ちゃんどうしたの!?急にあなたなんて!?」
「やだぁ、寝ぼけてるのぉ?ずっとあなたって呼んでるじゃないのぉ。」
「…そうだっけ?」
「そうだよぉ、それに梨華ちゃんなんてどうしたのぉ?なんか結婚する前みたいだね」
「…あたしなんて呼んでたっけ?」
「もう…本気で言ってるのぉ?いつも梨華って言ってるでしょ?」
「そうだっけ…、そう…そうだよね…」
- 235 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時19分58秒
梨華ちゃん…髪が伸びてる…
それにお腹も随分大きくなったような…
「あなた今日もお仕事でしょ?早く準備しなきゃ遅刻しちゃうよ?」
「梨華ちゃ…梨華は?」
「あたしはもう産休に入ってるでしょぉ?まだ寝ぼけてるのぉ?もう…」
チュッ
「…これで目が覚めた?」
「…う…うん。」
梨華ちゃんにちゅ〜されちゃった
違う!そんな事で喜んでる場合じゃない!
自分の夢なのに展開にまったくついていけてないんだけど!
「ほらぁ、早く御飯食べないと遅れちゃうよぉ。遅刻したらみんなに悪いでしょ?」
「うん…ご飯出来てる?」
「うんあなたの好きなベーグルとゆで卵だよ」
- 236 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時20分55秒
あたしの発想も貧困だね…、それしか食べ物は浮かばないのかな…。
まあいいや、早く食べないと遅刻しちゃうし…とりあえず現実逃避成功。
まあ現実も何も夢なんだけどさ。
あたしは梨華ちゃんとテーブルに付くと朝食を食べ始めた。
夢の中でも美味いものは美味いんだね。
あたしがゆで卵に塩をふってると梨華ちゃんがお腹を擦りながら話しだした。
「最近ね、赤ちゃんが動いてるの感じるの。あたしが歌を歌ってあげると喜んで暴れるんだよ」
「動くのわかるの?」
「うんもっと聞かせてって暴れるの。」
それって違う予感がする…。
赤ちゃんも勘弁してくれって暴れてるような…
「今日もいっぱい聞かせてあげるの」
「それは…やめたほうがいいかも…。」
「どうして?本にも書いてあったんだよぉ?」
梨華ちゃんったら頬っぺた膨らましちゃって…可愛い
結婚しててもこの可愛さは衰えないんだね!
こんなに可愛い奥さんもらえるなんてあたしは幸せ者だよ
- 237 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時21分41秒
「どうしてだめなのぉ?あなたってばぁ!」
はっ!また幸せの国へ旅にでちゃってたじゃん!
梨華ちゃんはしっかりと怒ってるのに。
マズイ…弁解しないと…。
こんな事で夫婦に亀裂が生じるなんて嫌だし。
「あのさ…どうせなら洋楽聞かせない?英語とか強くなるかもしれないじゃん。梨華は英語わかる?」
「…わかんない。」
「ねっ?英語の歌は歌えないでしょ?だから梨華は歌っちゃダメなの。わかった?」
「でもぉ…あたしも赤ちゃんに何かしてあげたいのにぃ…」
「歌じゃなくってもいいじゃん。いっぱい話し掛けてあげたり、いい子いい子してあげたら喜ぶと
思うよ?」
「わかったぁいっぱいお話しましょうね」
よかった…なんとか生まれた瞬間から音痴になるのは防げそう…。
あたしが歌上手かったら相殺できるんだけど如何せんあたしもそんなには…。
まあそれも味だからいいんだけどね、梨華ちゃんの歌だって梨華ちゃんだからこその良さがあるし。
- 238 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時22分22秒
「早く生まれないかなぁ…。早く会いたいよぉ。」
「予定日いつだっけ?」
「え〜っとぉ…ちょっと待ってね。」
梨華ちゃんはポケットから小さな紙を取り出した。
そんなのいつも持ち歩いてるの?って夢だけど突っ込みたい気分。
「え〜っとね、お医者さんはいつ産まれてもおかしくないって。」
「はぁ!?」
なんだそのファジーな診断は!?
それって今日産まれてもおかしくないって事?
そんな状況であたし仕事できるわけないじゃん!
そもそもそいつほんとに医者なの?
「梨華…ちゃんとした病院行ってる?」
「ふぇっ?ちゃんとした病院だよぉ、大学病院だもん。」
「ちなみに医者はちゃんとした医者?」
「ちゃんとしたお医者さんだよぉなんかね、保田さんにそっくりなのぉ。」
なんかそれも嫌だな…。
圭ちゃんに梨華ちゃんの大事な所見られてる見たいじゃん。
とりあえず圭ちゃんに会ったらマジパンチだね。
- 239 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時22分55秒
「あっ!もうこんな時間!あなた遅刻しちゃう!!!」
「え?」
「も〜そんなにゆっくりしてちゃダメ!あたしまで飯田さんに怒られちゃう!」
「あっ…うん。着替えは?」
「そのままでいいよ!どうせ衣装でしょ?」
「そうだけど…このまま行くの!?」
あたしは強制的に玄関に連れて行かれた。
まさかパジャマで現場に行く事になるとは…
夢だとしても普通に恥ずかしいんだけど。
「じゃー行ってくるね。」
「待って!」
んっ?あたしなんか忘れ物した?
パジャマ着てるくらいだから忘れ物だらけだろうけど。
携帯は…入ってるね、なんでパジャマの中に携帯が…
それより梨華ちゃんどうした?
- 240 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月22日(金)16時23分32秒
「あなた…行っちゃうの?梨華寂しい…」
いや…そんな事言われましても…
梨華ちゃんがパジャマのまま仕事に向かわせようとしてんじゃん…。
まああたしだってほんとは行きたくないんだけど。
「お願い…早く帰ってきてね?」
「う…うん。仕事終わったらすぐ帰るから。」
「約束だよ?約束のちゅ〜して」
なんだ、これがしたかったのか。
別にいいけどね。
ちゅっ
「赤ちゃんにも約束して」
はいはい。
梨華ちゃんのお腹にも
ちゅっ
「お仕事頑張ってねみんなによろしくぅ」
あたし毎朝こんな事してたのかな…
これは…照れる…。
んっ?待てよ…
仕事ってどこに行けばいいの?
とりあえずマンションから出ればいいのかな…
後は…お任せします。
- 241 名前:じじ 投稿日:2002年03月22日(金)16時33分22秒
- 更新しました。レスありがとうございます!
>227 さまようよっすぃーさま
逝っちゃうんですか!?
なぜ?どうして???
続き待ってるので逝かないでください(w
>228 名無しさんさま
吉澤さんはいつもアフォっぽくて申し訳ないです(汗
石川さんは18禁らしいです。吉澤さんにはちょっと早い?
>229 _さま
私のほうがアフォです(キパーリ
風板期待してますね!
最初誰かと思いましたよ(w
>230 名無し者さま
幼き日々のいい思い出ですね(w
そう言ってもらえると嬉しいです!
>231 名無し男さま
ぜひとも借りたいですね(w
その…消えます?ってなに言ってるやら…
>232 理科。さま
いやぁ、真面目なものが書けないだけでして(汗
どうしても笑ってもらえればいいかなみたいなものになってしまいます(汗
がんがりますので理科。さんもがんがってくださいね!
次で終われると思います。
へっぽこなラストですがお付き合いくださいませ。
- 242 名前:show 投稿日:2002年03月22日(金)19時40分10秒
- 家を出てよっすぃ〜はどこへ行く(w
やっぱ楽しいっすね。
- 243 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月22日(金)21時47分29秒
- 帰ってきまちた(^^;;
>なんだそのファジーな診断は!?
ものごっついまぢでファジーなんですけど、やす医者(笑)。
次回最終回ですと?楽しみにしておりますぞ。
- 244 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月23日(土)11時30分39秒
- なんだか先が読めなくて面白いッス!!
- 245 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月23日(土)22時54分17秒
- 適当な医者にワラタ!
- 246 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年03月24日(日)11時22分25秒
- イヤー本日一気に読みましたが、かなりワラタ(笑
面白いです。どんな終わり方になるのか楽しみにしています。
がんがってくださいね。
- 247 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時42分24秒
「吉澤!遅いよっ!」
はうっ!?マンションから出たらそこには飯田さんが…
飯田さんだけじゃない、メンバー全員揃ってる。
そうか…前にも移動時間は短縮されてたっけ。
夢の中とはいえ朝一で怒られるのは悲しいなぁ…
「あんた石川と結婚してから弛んでるんじゃない?もうちょっとしっかりしなよ!」
「はぁ…すいません…。」
「その返事が弛んでるの!あんた今度の曲センターなんだからもっと気合入れてよね!」
「はぁ…はあ!?」
なんですと!?
あたしがセンター!?
やったじゃん!よく頑張ったぞ記憶に無い時のあたし!
よっしゃ!生まれてくる子供の為にも頑張らないと!!!
「吉澤っ!次あんたの番よっ!さっさとしなさいよ!」
ブースから出てきた圭ちゃんはなんだか不機嫌そう。
なんでだろう…上手くいかなかったのかな?
- 248 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時43分04秒
「よしこ…圭ちゃんの事は気にしないでいいから。まあさすがにもう慣れた?」
「んっ?慣れたって?」
ごっちんの言ってる事も意味がわかんない。
あたしが寝てる間に圭ちゃんとあたしに何があったの?
「なに言ってんの。梨華ちゃんと結婚してからずっとあんな感じじゃん。」
「そっか…。やっぱり圭ちゃんも梨華ちゃんのこと…」
「まあ誰が見てもバレバレだったけどね。気付いてないのは梨華ちゃんとよしこくらいなもんだった
でしょ。」
「それであたしに対してなんか冷たいんだ…。まあしょうがないか。」
「そう、気にしないことだよ。気にしたってしかたないじゃん。」
「そうだよね。もうすぐ子供だって産まれるし。あたしも頑張らないといけないんだからさ。」
「うん!それじゃーレコーディング頑張ってね!」
- 249 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時43分37秒
結婚してからずっと圭ちゃんあんな感じだったんだ…
圭ちゃんにはちょっと悪い事しちゃったかな…
でも子供できちゃったし…責任取らなきゃいけなかったからしょうがないよね…
ってなんか現実と夢の世界がわかんなくなってきた!
夢の中の事で圭ちゃんに謝る必要なんてないよね?
だってこれあたしの夢だもん!あたしの理想通りでいいじゃんか!
あたしの夢の中で贅沢言う圭ちゃんには…ちょっと蚊等かってあげる
だって圭ちゃんってばあたしの梨華ちゃんの大事なところを…
それに比べれば少しくらいあざ笑ってもおつりが来るでしょ?
「圭ちゃんも素敵な相手を探してね」
「うっさいわね…よけいなお世話よ!」
「あたしは梨華ちゃんと結婚できて嬉しいっすよ。あんなに可愛い奥さん他に居ると思う?」
「そんなのいっぱい居るわよ!絶対あたしだって…」
「まあ頑張ってくださいな!あたしの幸せ分けてあげたいなぁ〜」
「いいから早く行きなさいよ!つんくさん待ってるでしょ!!!」
「は〜い。」
あたしは圭ちゃんの冷たい視線を浴びながらブースに入った。
圭ちゃんには悪いけどちょっと優越感
- 250 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時44分11秒
「つんくさん!よろしくお願いします!!!」
「おー吉澤、お前がメインだから頑張れよ!」
「はいっ!頑張ります!!!」
スゥーハァー
緊張してきた…
だって…
歌知らないんだもん…
あたし…なにをレコーディングすんだろ?
- 251 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時45分06秒
「とりあえずそれっぽい感じで鼻歌歌ってみてくれるか?」
「はい?」
「ちゃんと聞いとけっちゅうねん。鼻歌や、なんかそれっぽく鼻歌歌ってくれや。」
「はぁ…」
なんだろ…適当でいいの?
「ふんふん、ふふふん…ふぅんふふんふんふん…」
「ん〜…もうちょっと勇ましさが欲しいな。」
勇ましさか…
「ふん!ふふふん!ふ〜んふん!」
「あかん…鼻息の歌になってまう。勇ましさの中に厭らしさも入れれるか?」
…難しい。今までで一番かも…
「ふふん!ふぅ〜ん…あんあんあん!あ〜ん…」
「ええで!吉澤最高やっ!もっといっとこう!」
これでいいんだ…
どんな歌になるんだろ…
あたし…これでもメインなのかな…
- 252 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時45分44秒
「ふん!あん!あぁああぁん…はぁん!ふぅん…」
「ええでええで!」
「ああん!ふぅ、ふん!るるる…あはぁん…」
「ほなそこでシャックリ!」
「ひっくっ!」
「最高や〜!」
これは売れないでしょ…
なんで歌の途中でシャックリしなきゃいけないのよ…
歌番組でもあたしシャックリするの?
おかしい…おかしいでしょ…
おい…そこの金髪…
あんた…おかしいよ…
「ええで!ええでぇ!!!吉澤は最高や!!!」
「はぁ…ありがとうございます…」
「よっしゃ!次の曲いっとこか!次はな…」
バタンッ
「よっすぃー大変だべさっ!!!」
- 253 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時46分31秒
突然の安倍さんの乱入。あたしもつんくさんも固まって安倍さんを見つめた。
どこから走ってきたのか相当息の切れてる安倍さん。
そんなに大変な事?
なんだろ…怖いんだけど…
「安倍さん?」
「ハァ…ハァ…ちょっと待つべさ…、なっちもう走れないべさ…」
「いや…走らないでもいいんですけど…。」
「ダメだべさ…。なっち決意したべさ、走るって、もう絶対逃げないって…」
ハァ…ハァ…
ブースの中に安倍さんの荒い呼吸が響いてる。
すっごい気になるんですけど…
「いやー、なっち玄関からずっと走ってきたべさ。こんなに走ったのも久しぶりだべ。でもたまには
走るのも悪くないべ、よっすぃーも一緒に走るかい?」
「あの…そんなことより大変ってなんですか?」
「あっそうだべ。さっき病院から電話があって、赤ちゃんが産まれるらしいべさ。よかったね」
「ええ!?そんな大事なこと早く言ってくださいよっ!!!」
- 254 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時47分25秒
病院!?
梨華ちゃんもう産んじゃうの!?
あたしも…行かなきゃ!!!
「つんくさん!あたし病院行ってきます!!!」
「なんや?風邪か?」
あーーーーーーー!
急いでるのにイライラする!!!
死ねっ!悪いけどお前死ねっ!!!
「あたし行きますから!」
「…ダメや。」
はぁ!?
なんでダメなのよっ!?
「お前の仕事はなんや?今はレコーディングの時間やろ?」
「だけど…そんな!」
「お前が行ってもどうにもならんやろ?」
「でも…」
- 255 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時48分12秒
「うっさいぼけーーー!!!つんくは上沼恵美子の曲でも考えとくべさ!!!よっすぃーは
早く病院行くべさ!!!」
安…安倍さん
かっけーっす!後光が差して見えるっす!!!
やっぱり安倍さんサイコーっすよ!!!
「安倍!?お前…」
「うっさい!よっすぃー、外でごっちんが待ってるべさ!早く梨華ちゃんの元へ向かうべさ!!!」
「はいっ!ありがとうございます!!!」
「お礼は後でいいべさ!赤ちゃん可愛いといいね」
「はいっ!!!」
- 256 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時49分31秒
「よしこっ!みんながタクシー止めてるから急いで!!!」
「ごっち〜〜〜ん!!!」
ブースから飛び出したあたしはごっちんに誘導されて玄関に急いだ。
「ハァ…ハァ…みんなは?」
「ハァ…道路でタクシー止めてるはず。んっ…呼んでたら間に合わないから。」
「ハァ…ハァ…ありがと…」
「ハァ…いいって。それより早くしなきゃ…」
玄関から飛び出すとみんなが路上でタクシーを止めていてくれていた。みんなが手を振ってあたしを
呼んでる。
「よっすぃー!タクシーのじゅんびはできてるのれす!はやくいくのれす!!!」
「のの…みんな…ありがと!!!」
「いいからはやくいくのれす!りかちゃんがまってるのれす!!!」
「うん!みんなほんとにありがと!!!」
- 257 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時50分18秒
あたしはみんなの見守る中タクシーに乗り込んだ。
やばっ、行き先わかんない…
「吉澤、しっかり捕まっときーや!飛ばして行くで!!!」
「なっ中澤さん!?なんで運転手?行き先わかるんですか!?」
「説明は後や!今は急いでるんやろ!」
「あ…はいっ!」
「ほな行くで!!!」
中澤さんは帽子を脱ぎ捨てるとものすごいスピードで走り出した。
中澤さんて免許もってたっけ?
でも気持ちだけでも嬉しい。
「可愛い子が生まれたらええな。」
「それはあたしと梨華ちゃんの子供ですから。心配ないですよ。」
「あほっ、自分で言うな。」
中澤さん…ありがとうございます。
- 258 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時50分52秒
「アカン…渋滞しとるわ…。もう目と鼻の先やのに…」
フロントガラスから確認するとそこには車の列、列、列…
まさに絵に描いたような渋滞、どうみても暫く進みようがない…
もう少しらしいのに…
急がなきゃいけないのに…
「ごめんな、もう少しやから…。絶対間に合わせたるからな。」
これ以上中澤さんにも迷惑掛けられないよね…
「クソッ!なんやねんこれは!こっちは急いでるっちゅうねん!」
「ここから病院まではどれくらいですか?」
「後…車で5分くらいやねんけど…。このままじゃ…」
「ありがとうございました!ここからは…走ります!」
このまま渋滞に巻き込まれてるより走った方が早いよね。
ここまで送ってもらえたし、後はなんとかなるはず!
「そうやな…走った方が早いかもしれんわ。わかった!がんばりや!」
「はいっ!」
- 259 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時51分33秒
あたしは車から降りて歩道を走りだした!
梨華ちゃん!もうすぐ行くからね!
ん?ちょっとまって!?
あたし…病院の場所わかんない…
やばっ、中澤さんは…もう!ここ何処だよっ!!!
もしかしてこんな所で…こんな時に迷子なの!?
最悪だ…
「吉澤!あんたなにしてんのよっ!」
突然あたしの耳に飛び込んできた予想だにしなかった声。
その声の主はすぐにわかった。
自転車を必死に漕ぎながらあたしに向かってくる人物。
これほど人に会って嬉しかった事はないかもしれない。
「圭ちゃん!」
「あんたこんな所で何してんのよ!まだ病院行ってなかったの?」
「その…迷子になっちゃって…」
「相変わらず馬鹿ねっ!だからあんたは馬鹿なのよ!」
「そんなに馬鹿馬鹿言わないでよ…」
「もう!早く乗りなさいよ!間に合わないでしょ!!!」
「は、はいっ!」
あたしが後ろに座ると圭ちゃんは勢いよくペダルを漕ぎだした。
- 260 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時52分22秒
「圭ちゃん…どうして此処にきたの?」
「フンっ!どうせこんな事じゃないかと思ったのよ!」
「酷いなー!あたしだって迷いたくて迷ってたわけじゃないのに。」
「ほんとはみんな向かってるのよ。あたしは近くに落ちてた自転車パクってきたから早かっただけよ。」
「そうなんだ…みんな…」
「いいから黙ってなさい!舌噛んでも知らないわよっ!!!」
「ふんっふんっふんっ」
あたしの前から激しい圭ちゃんの息遣いが聞こえてくる。
あたしの為にこんなに必死で…ちょっとアイドルっぽくないけど…
さっきは圭ちゃんにひどい事言っちゃったな…
「あの…」
「ふんふんっ、なによ?」
「さっきは…ごめんなさい…」
「何の事よ!訳分かんない事言ってんじゃないわよ!石川の為にやってるのよ!!!」
「…ありがとうございます。」
「なによ急に敬語使っちゃって!あっ着いたわよっ!あそこよ!!!」
あたしの目の前には大きな病院が。
圭ちゃんは玄関の前に自転車を止めた。
「ほらっ!早く行きなさい!石川が待ってるから!!!」
「はいっ!ありがとうございました!」
- 261 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時53分07秒
あたしは圭ちゃんに一礼をすると病院の中に駆け込んだ。
え〜っと、産婦人科にいけばいいの?
でももう産まれるって言ってたし、あーーーー!わかんないよっ!!!
そうだ!受付で聞いてみたらわかるかも!
え〜受付は…あった!!!
「あの!梨華ちゃんは!梨華ちゃんは何処ですか!」
「え〜っと…どちら様でしょうか?」
「吉澤です!あの、吉澤梨華は何処ですか!!!」
「あっ、さっき来られましたよ。今は出産の為に分娩室に入る所だと思いますけど。」
「それ何処ですか!」
「あっちです。」
「ありがとうございました!」
あたしは受付の人の指した方向に走り出した。
梨華ちゃん待ってて!もうすぐ行くから!!!
- 262 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時54分09秒
「すいません、そこ退いて貰えますか。」
あたしが廊下で迷ってると誰かがベットみたいな奴のまま運ばれてきた…
もしかして!?
「梨華ちゃん?」
「んっ…あなた…?」
やっぱり梨華ちゃんだ!
やっと会えた…。よかった…入る前に会えて…
「遅くなってごめんね。大丈夫?お腹痛い?」
「うん…すっごい痛い…。でも…あなたの…よっすぃーの顔見たらちょっと楽になっちゃった。」
「梨華ちゃん…頑張って!みんなも応援してくれてるから!」
「うん…ありがとぉ…。あたし頑張るね…」
「旦那様は此処でお待ちください。」
「あの…よろしくお願いします!!!」
「大丈夫ですよ。心配しないでくださいね。」
お医者さんはそう言い残すと梨華ちゃんを連れて分娩室に入っていった。
シーンと急に静かになる廊下。
心配しないでって言われても…心配だよ…。
- 263 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時54分39秒
「吉澤ぁー!!!」
静かな廊下に場違いな大きな声。
あたしがそっちを見ると中澤さんと圭ちゃんがこっちに走ってきてる。
よかった…ひとりじゃ心細かったから…。
「石川はどないしたん?もう入ったんか?」
「はい…今入りました…。」
「そう…。もうあたし達は待つことしか出来ないわね。」
「圭ちゃん…。梨華ちゃん大丈夫かな…」
「大丈夫よ。あの石川だもの。」
「そうやで、出産なんて簡単なもんや。」
「簡単なら中澤さんもそろそろどうですか?」
「うっさいわ!産むのは簡単やねんけど相手探すのがムズイっちゅうねん!」
しばらく中澤さんと圭ちゃんと話しながら終わるのを待ったけどなかなか梨華ちゃんは出て来ない。
やっぱりそう簡単には産まれないよね…。
ハァ…梨華ちゃん大丈夫かな…。
- 264 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時55分31秒
「よしこー!!!」
あっ!ごっちんの声!
再び廊下の向こうを見るとごっちんを先頭にみんなが…
「よしこ、梨華ちゃんは?」
「もうそろそろだと思うんだけど…」
みんなの視線が扉に集中した時、その扉は開いた。
中からは看護婦さんが出てきて優しい笑顔でみんなを見渡した。
「吉澤さんはおられますか?」
「はい!あたしですけど!!!」
「おめでとうございます。もう入られてもいいですよ。」
「あの…梨華ちゃんは?」
「大丈夫です。母子共に健康ですよ。」
「やったじゃんよしこ!」
バシィッ!!!
ごっちんが力一杯あたしの背中を叩いた。
でも…痛みなんか感じない
嬉しいよぉ
- 265 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時56分15秒
「入ってもいいんですよね?梨華ちゃんに会えますか?」
「はい、大丈夫ですよ。」
「ののもあかちゃんみたいのれす!いっしょにいくのれす!」
「まずはおとうさんだけで入らせてあげましょうね。皆様はそれからでもいいですよね?」
「そうやでのの!最初はよっすぃーだけで入るべきや!」
「そうれすね。ののまってるのれす。」
「ではおとうさんどうぞ。」
「あはっ!おとうさんどうぞ♪」
「もー…やめてよごっちん!照れるじゃん」
「吉澤、早く行かないと石川待ってるよ?」
「あ…飯田さん。そうですよね、じゃー行きます!」
あたしは照れ隠しでごっちんとジャレた後梨華ちゃんの元に向かった。
梨華ちゃんになんて声掛ければいいんだろ?
こんなの経験した事ないからわかんないよ。
- 266 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時57分19秒
「吉澤さん、旦那さんが来られましたよ。」
まだ薄っすら額に汗が滲んでいるその表情からは出産に対する大変さが伝わってくる。
でも梨華ちゃんの表情…疲れきってるみたいだけどなんか前より優しくなったような…
それに…隣にはちっちゃいちっちゃい赤ちゃんが…
あれが…あたし達の赤ちゃん…。
可愛い女の子の赤ちゃん
「よっすぃー…」
「梨華ちゃん…」
「赤ちゃん見た?」
「うん…見た。」
「なんかお猿さんみたいだねあたしとよっすぃーの赤ちゃん」
「お猿さんだけど可愛かったよ。あんなに可愛い赤ちゃん見たの初めてだよ。」
「ほんとぉ?」
「ほんとだよ。梨華ちゃん…」
「なぁにぃ?」
「その…おつかれさま」
あたしは心からの笑顔でその一言にすべての思いを集約させた。
感動しすぎてこれ以外の言葉が浮かんでこないよ…。
「やだぁ…疲れがふっとんじゃったみたい」
- 267 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時58分08秒
あたしはベットに横になっている梨華ちゃんの頬に手を添えると触れるだけのキスをした。
梨華ちゃんにあたしの気持ちが伝わるように何度も唇を重ねた。
「んっ…もう…みんなが見てるよぉ…。」
「えっ?」
振り返るとそこにはメンバーみんなと中澤さん…それに医者と看護婦まで…
「なに見てるんですかー!なんでお医者さんまで一緒に見てるんですか!!!」
「いや…その状況で声掛けるのもおかしいやろ?うちらの思いやりやって。」
「まったく…。みんなもう赤ちゃん見ちゃいました?可愛いでしょ」
「見たよぉ!梨華ちゃんにそっくり!」
「なんだよごっちん!あたしには似てないの?」
「よしこには…似てる…よね、やぐっつぁん。」
「ええ!?なんでおいらに…。その、似てるよ!うん、似てるって!!!」
「…ありがとうございます。」
「それよりよしこ名前考えてるの?もうごなつよみたいな適当な名前はダメだよ。」
「名前かぁ…」
赤ちゃんの名前…
そうだよね、あたしが付けてあげなきゃ。
- 268 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時58分44秒
「そうだなぁ…あたし達の結婚もみんなのおかげみたいなものだし…あたし達の出会いもモーニング
があったからこそだし…。」
「「「「「「「「「「「「ふんふん」」」」」」」」」」」」」
「ひとみの【ひ】梨華の【り】モーニング娘。の【も】で【ひりも】!」
「「「「「「「「「「「「はあ!?」」」」」」」」」」」」」
「だからひりもちゃん可愛いでしょ?」
「よしこ…それってごなつよと変わらないじゃん…。梨華ちゃんはこれでいいの?よくないでしょ?」
「あたしはひとみちゃんの考えた名前ならいいよ」
「ハァ…バカップルめ…。」
そんなに変かな?結構可愛い名前だと思うんだけど…
「ねえごっちん、それにみんな。よっすぃーとふたりにしてくれない?」
「んあ?それはいいけど。じゃーみんなちょっと出てよっか?」
ごっちんはみんなを促すと廊下に出て行ってくれた。
なんだろ?ほんとは名前変えて欲しいのかな?
梨華ちゃんが嫌なら変えてもいいけど…。
- 269 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)04時59分41秒
「梨華ちゃん?」
「ひとみちゃん…あのね…」
なんだろ…急に畏まって。
「これからも親子で幸せな家庭を築こうね」
「うん…ってそれだけ?」
「そうだよでもあたしにとっていちばん大切な事なの」
「大丈夫だよ!世界一幸せな家庭を作れるって!だってあたしと梨華ちゃんだもん、幸せじゃない
はずないじゃん!」
「そうだよねず〜っと一緒にいようね」
「うんず〜〜〜〜〜っと一緒だから心配しないでいいからね」
- 270 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)05時00分28秒
ああ…幸せってこういうことなんだね
あたし絶対ず〜〜〜〜っと梨華ちゃんの傍にいるから!!!
絶対幸せな家族を築こうね!!!
絶対あたしここから戻らないから!
神様お願い!
出来るだけ…ううん、ずっとこの夢の世界に居させて!!!
あたしに梨華ちゃんと幸せな家庭を築かせてください!
この夢…出来る事ならず〜〜〜っと覚めないで!!!
「あなた、あたし幸せ」
「あたしも幸せだよ」
- 271 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)05時02分03秒
ピー… ピー… ピー…
此処は病院の一室、ベットで眠り続ける吉澤。
その姿を医者、看護婦、そして石川が心配そうに見つめている。
「先生…よっすぃーはいつまでこのままなんですか!どうして目が覚めないんですか!どうして…」
「それがわからないんです…。もう身体に異常はないのですが…。」
「だったらどうして…ぐすんっ…よっすぃー…」
「もう身体に異常は無いのでいつ目覚めてもおかしくないはずなんですが…。本人が目覚める事を
拒否してるのでしょうか…。最後は吉澤さんの起きたいという意思が重要ですので…。」
「そんなわけないじゃないですかぁ…ぐすん…」
「しかし現実に吉澤さんは目覚めないわけでして…。そうとしか…。」
「よっすぃーどうしてなの…?ぐすんっ…どうして起きてくれないの…?」
- 272 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)05時02分40秒
「しかし…どうして吉澤さんは意識を失ったのですか?」
「あの…あたしがお風呂で抱きついたら…、よっすぃー鼻血出して倒れちゃって…その時お風呂の
角で頭を強く打っちゃったみたいなんです…。よっすぃーごめんね…ぐすん…ひっく…」
静かな病室に石川の泣き声が悲しく響き渡る。
そんな事も知らず吉澤は微笑を浮かべながら静かに眠り続ける。
きっと…幸せな夢でも見ているのだろう…。
- 273 名前:夢の生活 投稿日:2002年03月25日(月)05時03分28秒
夢の生活 おちまい
- 274 名前:じじ 投稿日:2002年03月25日(月)05時07分10秒
- これでおしまいです(汗
相変わらず最後の更新の量が妙に多いのが気になりますが…
相変わらず落書きに等しいものですがお付き合いいただいた方々
ありがとうございました!
- 275 名前:じじ 投稿日:2002年03月25日(月)05時12分44秒
- レスありがとうございます!
>242 showさま
家を出た瞬間そこは…
まあ夢ですから(w
>243 さまようよっすぃーさま
お帰りなさいませ(w
かなりファジーな医者です(w
だって…夢ですから(w
>244 名無し読者さま
先は誰にも見えないですね。
だって…夢ですから(w
>245 名無し読者さま
適当な医者ですよね(w
でも夢ですから(w
>246 よすこ大好き読者さま
こちらではお初です(w
最後にお付き合いしてもらえて嬉しいです(w
ラストはこうなりました。
だって夢ですから(w
めちゃくちゃな話ですいませんでした。
でも…夢ですから(w
- 276 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月25日(月)14時22分35秒
- サイコーでした!
いたるところに笑いが散りばめられていて笑いっぱなしでした!
名前も適当だし(w
作者様お疲れ様でした。
あっちで見ましたが次はいしごまですよね?
笑えるいしごまって少ないと思うのでかなり期待しています!
- 277 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年03月25日(月)16時37分33秒
- イヤーいいものを読ませていただいて・・・・感涙です(w
意識をなくした理由が・・・・・・鼻血ブ〜とは、
なんとよしこらしい!!(笑
「ごなつよ」のつぎは、「ひりも」かいっ!!と、一人突っ込みしてました!(爆
目がさめた時のよしこを見てみたいような気もします。
大量交信お疲れ様でした。
- 278 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月25日(月)16時52分33秒
- 現実の石川さんはカワイソウですね(w
- 279 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年03月25日(月)17時45分07秒
- 怒濤の最終回、有難うございます(笑)。
大丈夫です、姐さん、免許持ってますから(現に「真夏の光線」のPVで運転してるし)。でもそんなタクシー(略。w
やすの自転車って…(^^;;。
早く吉の目が覚めることを祈りつつ(合掌)←え?(^^;;
って、一緒に風呂かよ(爆)。
有難うございました。向こうも楽しみにしてますね。あと新作も(笑)。
- 280 名前:_ 投稿日:2002年03月25日(月)18時12分41秒
- お疲れ様でしたん。やー面白かったっす。
今度は笑えるいしごまですか(w.がんがってまた笑わせて下さい。
- 281 名前:名無し男@ベッカムカット失敗でハゲチャビンの旅(クリリン) 投稿日:2002年03月26日(火)02時23分07秒
- 最後にブラックペッパーを思いっきり頭っから被ったようなオチにワラタ!!
保田もチャリンコパクるなんて中坊じみた事すんなよ(この際仕方ないかw
- 282 名前:パム 投稿日:2002年03月26日(火)07時44分29秒
- 前からROMらせてもらっってたんですが、初カキコです。
>死ねっ!悪いけどお前死ねっ!!!
腹がよじれる程ワラタですよ!!(w
>「うっさいぼけーーー!!!つんくは上沼恵美子の曲でも考えとくべさ!!!よっすぃーは
早く病院行くべさ!!!」
逆ギレなっちは最高です。
マジで面白かった!。まさにいしよしの神が・・・。
次も期待してまってるっすマタ〜リガンガッテくだせぇ!。
- 283 名前:理科。 投稿日:2002年03月29日(金)20時57分12秒
- ( ´ Д `)<…このエロ河童め(ボソ)。…んあぁ、幸せ?
↑すみません…。いつもいつもじじさんには…驚かされますよほ。
あのお方だったなんて。今、最後まで読ませていただきましたが、
大笑いしてるときに旦那が帰ってきてしまいまして…。
見つかってしまいました(鬱鬱鬱…エンドレス)。
最高です♪見つかったのに『ハッピー♪』な気分でっす!
今までお疲れサマでした。
- 284 名前:じじ 投稿日:2002年05月01日(水)23時51分22秒
- 随分遅くなってスイマセンでした!
>276さま
次はいしごまじゃないのれす…
ごめんなさいです。
>よすこ大好き読者。さま
感涙(w
その言葉に感涙(w
>278さま
ですよね(w
>さまようよっすぃーさま
よかった。免許持ってるんですね(w
合掌(w
>_さま
いしごまは浮かばないので暫く延期です(汗
風板待ってますね!
>名無し男@ベッカムカット失敗でハゲチャビンの旅(クリリン)さま
さすがにもうクリリンじゃないですよね(w
ヲレは薄いより無いのキボーン(w
>バムさま
笑ってもらえて嬉しいです(w
ありがとうございました!
>理科。さま
あい。既にカミングアウトしまくりですがエロです(w
新作待ってます!
三人暮しに専念していたのでこの板放置してましたが、やっと終わらせたので
こちらに一個書かせてもらいます。
ただ…スレのタイトルとは関係ないものですが。
多分、誰も待っていないカップリングです(w
- 285 名前:じじ 投稿日:2002年05月01日(水)23時53分05秒
- 間に合わなかった・・・
今日二回目だ。ヤバイ、ボケてきたのかも・・・
他の作者さんごめんなさい(汗
- 286 名前:show 投稿日:2002年05月02日(木)21時55分27秒
- うわぁーい(w
やっとはじまる♪待ってましたよ!
- 287 名前:名無し男 投稿日:2002年05月03日(金)15時34分26秒
- 激しく期待
- 288 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時40分46秒
「志村………志村……志村…志村ぁっ!!!」
Mステ前の楽屋の中、タモさんは一人荒れ狂っていた。
加護にメールを送ったら別人から返事がきてから数ヶ月、それからも何度か加護とは会っていたが
2人の関係は進展する事はなく、タモさんは加護の金づるのままだった。
そんな中、今日はミニモニ。がMステに来る日。
朝からウキウキだったタモさんはリハーサルを見て驚愕した。
リハーサルのミニモニ。の中にバカ殿が…
タモさんは使えないパソコンの壁紙を加護にするだけで満足しているのに志村は加護と同じユニット
で活動していた。
きっと加護と一緒にダンスレッスンもしたのだろう。
その姿を想像するだけでタモさんの怒りは爆発しそうになる。
(加護…汗をかいて練習する加護…ハァハァ…。でもその隣には志村…)
「志村ぁっ!!!」
- 289 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時41分20秒
怒りに任せてかけていたサングラスを壁に投げつけた。
音をたてて壊れるサングラス、しかしそれでもタモさんの怒りは収まりがつかない。
タモさんは椅子から立ち上がると床に散ったサングラスの破片を何度も踏み潰した。
「ハァ…ハァ…志村ぁ…ハァ…ハァ…」
「タモリさーん、そろそろ本番お願いしまーす。」
踏み潰したサングラスを見ながら少し冷静さを取り戻した時、スタッフが扉の向こうから呼ぶ声が
した。
慌てて代えのサングラスを探すタモさん。急いでサングラスをつけると本番のスタジオに向かった。
- 290 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時41分59秒
「あっ、タモリさんおはようございます。」
「…ぁぁ。」
「あれ?どうされたんですか?元気ないですよ?」
「…ぁぁ。」
竹内アナの問い掛けにもボソボソと答えるタモさん。
普段から本番前はテンションが低いが今日は尚更である。
しかしタモさんが加護LOVEな事を知らない竹内アナは理由なんて気付くはずもない。
ましてやスタッフ達はタモさんが不機嫌だと感じひっそりと本番を迎えようとしていた。
「それでは本番お願いしまーす!5、4、………」
ちゃららららーちゃららららーちゃららららーちゃらららら。
音楽と共に生放送を迎えたMステ。
さすがにタモさんもプロである。
機嫌が悪くても普段通りに進行を進め、無事に出演者がスタジオに集合した。
- 291 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時42分46秒
(加護…今日も可愛いな)
最初に歌う使い捨ての出演者がステージに移動すると、早速タモさんの加護ウォッチングは開始
された。
カメラが歌ってる人を映している間に思う存分加護を見つめるタモさん。
所定の位置に座ると同時に不自然なほど後ろを振り返って加護を見つめる。
加護がその視線に気付いて口パクで何かを伝えようとしたその瞬間、加護の頭に志村の手が
乗せられた。
「加護、緊張してんのか?」
「してへんわ!志村こそしてんちゃうん?」
「ばーか、何年やってると思ってんだよ。」
楽しそうに談笑する加護と志村。
タモさんは開いた口が塞がらないままその光景を見つめていた。
「志村、お前ちゃんとフリ覚えてんのか?」
「どうだろーな。まあ間違えたら誤魔化すから。」
「もし間違えたら焼肉やからな。もちろん食い放題やで。」
- 292 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時43分40秒
(加護っ!俺というものがありながら…。志村ぁっ!!!)
タモさんの怒りが頂点に達しようとした時、一人目の歌が終わってタモさんがテレビに。
慌てて冷静を装うと普段通りに番組を進行した。
(ハァ…ダメだな。番組中は加護の事考えるのは止めよう…)
CM中に反省したタモさんはモニターを見ないようにしながら番組を進めた。
その間も志村と加護がじゃれ合うのを何度か横目で見てしまったが怒りを内に秘めたまま冷静を
装う。
しかし…ミニモニ。の出番の時はそういうわけにもいかない。
(加護…加護がこんな近くに…ハァハァ…)
加護が隣に来て少しテンションが上がったまま番組を進めるタモさん。
しかし、目の前に出されたカンペにはとんでもない事が…
(加護と…志村がメル友…。メル友…?メル友ってなんだ?メルヘンな友達?)
タモさんは少し間違って解釈した。
しかし…
(加護と志村がメルヘンな友達?志村ぁっ!!!!)
タモさんの怒りに火をつけるには充分だった。
- 293 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時44分16秒
「…メールの時は殿って…」
怒りで周りの言葉が耳に入らなくなったタモさんに矢口の言葉が飛び込んできた。
怒りでよく聞き取れなかったが、確かに矢口は志村にメールを送ってると言っていたはず。
それも矢口だけではなくメンバー全員だとか…
(加護が志村と…?俺だって知らないのに志村は加護のメールアドレスを知ってる?)
もはやパニックに陥ったタモさん。
脳内で加護と志村の顔がグルグルと回る。
大声を出して叫びたくなったが今は生放送の本番中。
ここで錯乱状態に陥ってはプロとして失格である。
なんとか僅かに残った理性を振り絞って司会を務めた。
タモさんは声を殺して泣いた。
ミニモニ。がステージに向かってから静かに泣いた。
そのサングラスの中に溢れた涙を決して零さなかったのはタモさんの男としての意地だったのかも
しれない。
そんな事も気にせず楽しそうに踊る加護と志村。
タモさんには時折二人が見つめ合っているように見える。
視線を逸らしたかったが張り付いたようにそこから視線を動かすことが出来ない。
タモさんは拳を握り締め、小さく身体を震わしながら耐えるように見つめていた。
- 294 名前:亜依の劇場〈Triangle 投稿日:2002年05月03日(金)16時44分58秒
「森田っ、森田っ!」
CM中、歌い終わった加護がタモさんに声をかけた。
いつもならCMに入るたびに話し掛けてくるはずのタモさんが今日は俯いたままじーっと黙ったまま
でいる。
知らない仲ではない加護はさすがに少し心配になる。
「どないしたんや?なんか今日元気無いやんか。」
「加護…新曲は楽しいか…?」
「おうっ!むっちゃ楽しいで!志村もおるしな!」
「そうか…そうだよな…。加護はバカ殿が好きなのか?」
「めっちゃすっきやねん!バカ殿おもろいやんか!」
「そうか…バカ殿は好きか…。イグアナは…好きか…?」
「イグアナかぁ…。うちよりごっちんが好きなんちゃうか?」
「そうか…後藤か…。」
「なんやねん?それがどないしたん?」
「いや…別にいいんだけどな…」
CMも終わりに近づき、再びちからなく正面を向くタモさん。
番組が終わるまで何度も溜息を繰り返しながらなんとか進行を続けた。
だが、その瞳から涙が乾く事は無かった…。
- 295 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時46分08秒
本番も終わり一斉に解散する出演者たち。
タモさんは急いで加護を探したがスタッフに解放された頃には既にスタジオに加護の姿はない。
急いで楽屋に向かうと私服に着替えてミニモニ。の楽屋に向かった。
(…っ!?志…志村ぁっ!!!)
タモさんは楽屋の前まで来て驚愕した。
そこには
ミニモニ。 さま
志村けん さま
と書かれている。
通常、同じユニットであっても志村ほどの大物なら楽屋は別に用意されるはず。
しかし同室だという事は志村から望んで同質にしてもらったと考えるのが一番妥当である。
タモさんは楽屋前に張られているその紙を引き千切ると粉々にしてその場に投げ捨てた。
「ハァ…ハァ…志村ぁ…」
楽屋の前で佇むタモさん。
少し落ち着いてからドアを叩こうと深呼吸を繰り返していると思わぬ方向から声をかけられた。
- 296 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時47分15秒
「…ん?森田?お前森田やんか!」
背後から聞こえた加護の声。
タモさんが慌てて振り返ると既に私服に着替えた加護の姿が。
(加護…私服も可愛いな)
その愛くるしい姿にタモさんがうっとりしていると加護はタモさんの手を引いてひと気の無い
場所へ移動した。
繋がれた手をギューっと握り締めるタモさん。
この時間が永遠に続けばいいのに…
タモさんは素でそう思った。
「あんな所でなにしてたんや?それにゴミ散らかしたのも森田やろ?」
隅っこの方に移動した加護はタモさんを睨むと問い詰めだした。
その少し頬を膨らませた表情にタモさんは萌えてしまう。
- 297 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時47分54秒
「ニヤケてないでなんとか言えやっ!どないやねん!」
「…加護を探してたんだよ。」
「なんや?なんかうちに用か?」
「加護…あのな…」
タモさんはその場に体育座りをすると小さな声で話し始めた。
釣られるように加護も体育座りで話に耳を傾ける。
「加護は…志村とメールしてんのか?」
「そーやで。まあたまにやけどな。」
「志村とは…仲いいのか?」
「まーボチボチやな。なんでや?」
「志村は加護のメールアドレス知ってるんだろ?」
「なんや、そういうことか。もしかしてそれで本番中も落ち込んでたんか?」
「…別に…そんなわきゃない…」
「なんでそんなにうちのメアド知りたいんや?別に笑えるアドレスちゃうで。」
本気なのか冗談なのか、不敵な笑みを浮かべる加護。
タモさんはその表情に萌えながらも力強く立ち上がった。
「加護っ!俺にも教えてくれっ!!!」
- 298 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時48分27秒
はっきりと用件を伝えて立ったまま加護を見下ろす。
タモさんは顔を真っ赤にしながら緊張で顔をプルプル震わしている。
その様子を見た加護はクスッっと笑うと呆れたようにタモさんを見つめた。
「しゃーないな、教えたるわ。」
タモさんは喜んだ。
今日二回目の涙を流して喜んだ。
遂に念願の加護のメールアドレス入手の瞬間が来たのである。
タモさんは天にも昇る気持ちになりながらその場でスキップを数回繰り返した。
「おいっ!教えたるから携帯だせやっ!暗記できへんやろっ!」
「あっ悪い。嬉しくて遂…なっ。…あれ……携帯…」
「あーっ!あいぼんいたのれす!とのーっ!」
- 299 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時49分17秒
突然聞こえた辻の大声。
タモさんがギョッとして振り返るとそこには辻が。
そして遠くから矢口、ミカ、志村が辻の元へ向かってきている。
「なんだ…?」
「そーやった!うちら今から志村のおごりで焼肉行くねん。」
「志村のおごり…?」
「志村の奴フリ間違えやがったからなー。自業自得やで。」
「…志村……」
タモさんが呆然としていると志村は矢口、辻、ミカを残して加護とタモさんに近づいていく。
タモさんは拳を握り締めて志村を見つめる。
しかし志村はタモさんに一礼をすると加護の方を向いた。
「加護、すぐ行くって言っただろ?探したんだぞ。」
「うっさい。うちかて忙しかったんや。」
「まあいいから行くんだろ?それとも加護は行かないか?」
「行くに決まってるやんかっ!志村こそ金下ろしてきたんやろな!」
「安心しろって。じゃーっタモリさんお疲れさまです。」
「…ああ。」
加護は立ち上がると志村と共に矢口達の方に歩いていこうとしている。
タモさんは携帯を握り締めたまま呆然としていたがこのまま加護を連れて行かれるわけには行かない。
- 300 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時49分49秒
「加護っ!これはっ!?」
手を伸ばして携帯を見せ付けるタモさん。
しかし加護は横目でそれを見ると再び前を向いたまま吐き捨てるように言い放った。
「今度やっ!今忙しいねんっ!」
「なー、加護は忙しいんだもんなー。」
志村の一言にタモさんの頭の中で何かが弾けた。
無意識に近くにあったプラスチック製のゴミ箱を掴むと、振りかぶったまま志村を後を追いかけた。
「タ…タモリさん!?」
いち早くタモさんの行動に気付いた矢口。
サングラス越しでもその目が血走っているのがわかった。
「志村っ!後っ!」
「シムラ、ウシロ!」
- 301 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時50分22秒
思わず呼び捨てにしてしまった矢口。
つられるようにミカも呼び捨てにしてしまう。
「志村!後っ!」
「シムラ!ウシロッ!」
必死で叫び続ける矢口とミカ。
しかし呼び捨てにしたのが運の尽き。
ネタフリと勘違いした志村は気付かないフリをして嬉しそうにしている。
「志村っ!後だって!」
あまりの矢口の必死さに加護は立ち止まると振り返ってみた。
そこにはゴミ箱を振り上げたタモさんが…
「…なにしてんねん。」
「…え?…あっ…」
慌ててゴミ箱を床に置くタモさん。
志村が振り返った頃にはゴミ箱は少し位置が変わったが特に凶器に使用されかけた形跡は無い。
しかしこれでは加護が連れて行かれてしまう。
タモさんは志村の肩を掴むと強引に自分の方に振り向かせた。
- 302 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時51分19秒
「志村…ちょっと来い。」
「いや…いそがしーんすけど。」
「いいから来いって。」
渋々タモさんについて行く志村。
加護達から離れるとタモさんは志村のほうを向いてサングラスを外した。
「なんですか?早くしてくださいよ。」
「志村、お前に聞きたいことがある。」
「なんすか…」
「お前…加護の事好きなのか?」
真顔で言ってのけるタモさん。
志村にはその言葉の真意がよくわからない。
「まあ…好きですけど…」
「やっぱりか…。お前も加護狙いか…。」
少し考え込むタモさん。
しかしなにやら覚悟を決めたのか強い目で志村を見つめた。
- 303 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時52分08秒
「俺たちは男で加護は女だ。好きになるなとは言わない。だけどな、卑怯なまねはするな。」
「……?」
「お前ワザと間違えて加護を焼肉に誘っただろ。そういうのは良くない。」
「……?」
「まあ今日は負けを認める。だけど今度からはフェアにいこう。」
「……はぁ。」
タモさんは言い終わると右手を差し出した。
志村は場の雰囲気上握手をしてしまう。
タモさんは一度ギュッと握ってから手を離した。
「今日から…ライバルだな!」
タモさんは必要以上に爽やかに言い放つと自分の楽屋のほうに歩いていった。
(…なんだつぃみは?)
その場に置き去りにされた志村は呆然と立ち尽くしたままだった。
なぜ自分がタモさんのライバルなのかもよくわかっていない。
志村は多くの疑問を抱えたまま加護たちの方に戻っていった。
- 304 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時52分39秒
「志村っ!遅いでっ!」
「…ああ…悪い……」
「なにしてたんや?森田はどないしたん?」
「ああ…、タモリ…さん…」
志村はさっきの状況を頭の中で整理してみた。
とりあえずわかったのはタモさんは加護が好きだという事くらいである。
しかし普通に考えるとその感情が恋愛だとは思うはずもない。
「タモリさんがな…加護のファンなんだってよ。」
「ハァ…」
小さく溜息をつく加護。
「またそれか…。」
「いいじゃねーか、ファンの年齢層が広くて。」
「あんなんファンとはちゃうねんけどな…」
「なんだ?加護はタモさんの事どう思ってんだ?」
うーん…と考える加護。
「森田は…まあ金ヅル…やな。」
タモさんの春はまだ遠い…。
- 305 名前:亜依の劇場〈Triangle Blue〉 投稿日:2002年05月03日(金)16時53分14秒
おしまい
- 306 名前:じじ 投稿日:2002年05月03日(金)16時55分40秒
- 終わりです…
ごめんなさい…
>showさま
こんなのでごめんなさい…
>名無し男さま
こんなのでごめんなさい…
だめだこりゃ
- 307 名前:REDRUM 投稿日:2002年05月03日(金)18時14分22秒
- ハケーン。
最高。
森田だけが一生懸命なのが面白いっす。
- 308 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年05月03日(金)19時16分52秒
- 提供は花○ですか?それともコ○セ○ですか?(爆)。
いいお話を有難うございました。くっくっく…(笑)。
- 309 名前:名無しベーグル。 投稿日:2002年05月03日(金)19時37分30秒
- タモ加護が書けるのは、じじたむだけだねぇ。
面白かったっす。また何か書いて下さい♪
- 310 名前:317 投稿日:2002年05月03日(金)21時28分30秒
- 神 降 臨
志村後ろ!! 爆笑してしまいましたが何か?
- 311 名前:じゃない 投稿日:2002年05月04日(土)08時57分01秒
- さくしゃさんへ
いつもたのしくよんでいます
たもさんがかわいそうなのでたもさんにももっといいやくをあげてください
がんがれたもさん!
- 312 名前:名無し男 投稿日:2002年05月04日(土)14時37分33秒
- 奥さんそっちのけで加護に走るタモソワラタ!!
- 313 名前:じじ 投稿日:2002年05月06日(月)23時24分48秒
- こんな物にレスありがとうございます(汗
なんか非常に申し訳ない気持ちです・・・
>REDRUMさん
片思いの男の恋愛ものですので(w
くだらない話の極みですが・・・
>さまようよっすぃーさん
どっちかと言うと花○です(w
新作がんがってください!
>名無しベーグル。さま
勝手に住み着いて申し訳ないです(汗
またエロ以外は書きたいと思いますです。 いつになるやら・・・
>317さま
あなたの言葉で発動したこの駄文、
と ん で も な い も の に な っ て し ま い ま し た
笑ってやってください(w
>じゃないさま
タモさんに幸せをあげるのはいつになるやら・・・。
またタモ加護書いてしまったら幸せな完結偏にしましょうか・・・。
>名無し男さま
いつまでも恋愛をする若さを保っていたいですね(w
あそこ書くためだけに書いたようなものです(汗
ちょっと書くのと離れていますがまた書き始めたらこのスレで。
次は男×娘。ではないものにします。
- 314 名前:show 投稿日:2002年05月07日(火)22時41分02秒
- たしかにおもしろかったですよ(w
またまた次も期待してますね♪そしていつかいしごまも・・・・
- 315 名前:317 投稿日:2002年05月08日(水)21時06分34秒
じじ師匠
1読者の独り言に耳を傾けて頂き、感謝っす!!
次は・・・(ry
次回作激しくキボンヌ
こっちもがんがらなきゃなぁ・・・
- 316 名前:じじ 投稿日:2002年05月08日(水)23時39分37秒
- レスありがとうございます2!
>showさん
そうなんですよほ。。。
いしごま書こうと思ってたのに。
ちょっとエロおんりぃだったのでこっちが書けない。。。
でもきっと書きます!いや、書く!
>317さん
えっ?誰!?
一番○○な板って・・・って書けません!
もう少し詳しい情報を・・・。
気になりますよー!!!
休みの日に時間空きまくったら一気に書きます。
仕事中に考えよ。。
ではまた。
- 317 名前:317 投稿日:2002年05月09日(木)00時49分16秒
あわわわわ・・・
じじ師匠(勝手に師匠呼ばわりごめんなさい)m(__)m
誤解を呼んだようで・・・(謎
重ね重ねのスレ汚し、すみません。逝ってきます(鬱
- 318 名前:ごーまるいち 投稿日:2002年05月09日(木)01時15分04秒
- 大変遅ればせながら、一言言わせてください。
じ じ さ ん 素 敵 過 ぎ で す (惚)
一瞬でもタモ加護推しになりそうな私がいましたが何か?
- 319 名前:じじ 投稿日:2002年05月10日(金)00時30分12秒
- レスありがとうございます3!
>317さん
317さんが317!ワショーイ!!!
花板の見ましたね(w
あれはそういう意味じゃないっす。気にしないでください(w
ちなみに月?
>501さん
一瞬でもタモ加護推しになりそうな私がいましたが何か?
もう一押しで(w
タモ加護書いてみませんか?
シリアスなやつを期待してます!
この板サイズが微妙なのにいま気付いた。。。
- 320 名前:他板の名無し作者 投稿日:2002年05月10日(金)01時06分46秒
気にしな〜い(w
月で需要のないエロを・・・ゴニョゴニョ
- 321 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年05月10日(金)14時29分07秒
- お約束なタイトルもですが(花○提供が自分にはピンとくるっす)・・・
『志村ー!うしろうしろー!!』をリアルタイムで見た世代にはたまらないです(w
加護って業界人にもファン多いんですよね。某お笑い芸人は『2位・石川、1位・加護』
ってテレビでカミング・アウトしてたし。
自分も最近某板でコソーリ、エ(ry始めましたが・・・激しく後悔してます(^^;;
(『萌えるエロ』なんて自分にはムリですた)
では、タモ加護、もう一本お願いします(w
- 322 名前:じじ 投稿日:2002年05月11日(土)00時33分42秒
- レスありがとう4!・・・4!?
>他板の名無し作者さん
あれね。ちょっと珍しいカップリングの奴。
エロがんがってくださいな!
ちなみにあれはあなたの事ではないですので(w
>ごまべーぐるさん
ごまべーぐるさんもエロ始めましたか!
エロ作者多いなー!(w
自分じゃ萌えない。これ定説。気にせずがんがってください!
私が昼ドラ好きなのがばれたかも・・・。
ちなみにタモ加護はいつか完結させます! 数ヵ月後に。
今度こそさようならー!
また新作書いたらレスください(w
- 323 名前:じじ 投稿日:2002年06月01日(土)23時24分41秒
- ちょっと息抜きに書いたものを…
ずーっと前から書くと言ってたのに書けなかったやつです。
強烈にくだらなく内容のうっすーい話ですが暇な方だけ是非…
- 324 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時25分50秒
「はぁ…お疲れ様でしたぁ…」
ハロプロニュースの収録が終わった私は一つ溜め息をついた。
収録現場には隣に中澤さん。
そして収録を見学している高橋、小川、紺野、豆。
そしてなぜか飯田さん保田さんと矢口さん安倍さんもいる。
でもね…愛しいあの人は居ないの…。
「なんやわざとらしい溜め息なんかついて。」
恋とは無縁なこの女性は私にすぐ絡んでくる。
できればほっといて欲しいのに。
「わざとじゃないですよ…。」
「なんや?悩み事でもあるんか?」
悩み…そう、今の私の悩みとは恋の悩み。
仕事中はもちろん、移動中も、食事中も、家に帰っても…
いつだって考えるのはあの方の事だけ。
あ〜あ…愛しいあの人、お昼御飯何食べたんだろう?
- 325 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時26分33秒
「恋の悩みやろ!なんや、ねーさんに聞かせてみろ。」
「いいんです…。気にしないでください…。」
「言うてーや。気になるやんか!」
どうして中澤さんが気にするの?
「いいんです。中澤さんに話しても…」
「なんでやねん!こう見えてうちかて恋愛の達人やで!」
恋愛の達人…。
28歳独身の恋愛の達人…。
彼氏のずーっと居ない恋愛の達人…。
中澤さんごめんなさい…。信用できません。
「ほんとなんでもないんです。お疲れ様です。」
私は早々にスタジオを後にすると楽屋に向かった。
スタジオに居たのは中澤さん、保田さん、安倍さん、飯田さん、
矢口さん、新メンバー。
愛しいあの人はスタジオに居なかったから今は楽屋かもしれない。
高まる胸の鼓動を無理矢理押さえながら私は楽屋に向かって歩いた。
- 326 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時27分36秒
もしかしたら一人で居るのかも。
他の人はみんな出払っちゃっててあの方は一人でお昼寝。
私は隣に座ったままその寝顔を見つめるの。
想いに気付いて欲しくて寝ているあの方に悪戯したり。
次の収録の時間までちょっと間隔が空くからその時間を
2人だけで過ごすの。
そんな淡い期待を胸に私は楽屋の扉を開いた。
- 327 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時29分46秒
ソファーから流れる寝息。
今、私の目の前で愛しいあの人が眠っている。
流れるような綺麗な髪、大人びてるんだけど幼さを残す寝顔。
その唇から聞こえる寝息だけで私の胸はときめいてしまう。
私も隣で寝たいなぁ…
「おー!梨華ちゃんお疲れー!」
現実はそうそう上手くはいかないよね…。
楽屋の中には私と愛しい人と…よっすぃーとあいぼんとののが。
私の姿を見つけたあいぼんが早速声をかけてきた。
「あ…お疲れ様。ごっちん寝てるんだね。」
「でばんまでねてるっていってたのれす。おこしちゃだめなのれす。」
「そっか…3人でなにしてるの?」
愛しいあの人の寝息を背中で感じながら
結局私も3人の輪の中に入ってしまう。
ホントは寝顔をずっと見ていたいのだけど。
- 328 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時30分26秒
愛しいあの人は私の背中越しに眠ってる。
備え付けの鏡でその寝顔を見つめながら私は3人の話に相槌を打つばかり
で時間が過ぎていく。
私の背中越しに聞こえるごっちんの寝息。
胸の高まりを悟られないように冷静を装う。
話をしてても頭に浮かぶのはごっちんの事だけ。
ごっちんの表情、仕草。全てが鮮明に脳裏に浮かんでくる。
いつまでこの想いを我慢すればいいの?
高鳴っている胸が少しチクッとした。
- 329 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時31分47秒
「なんや梨華ちゃん?ボーっとしてるで?」
「えっ!?どうもしないよ?」
「そろそろ出番やで。衣装着にいかんと。」
どうやらボーっとしてる間に収録の時間になっちゃってたみたい。
あいぼんもののも見ていた雑誌をそのままに移動の準備をしてる。
「あっ!ごっちん起こさないと!」
「あたしが起こしとくよ。もうちょっと此処に居るから。」
「そうなの?遅れちゃだめだよ。」
「うん。先に行ってて。」
よっすぃーはおチビ2人の手を掴むと楽屋を後にした。
- 330 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時32分23秒
急に楽屋の中が静かになる。
これでふたりっきりだね。あたしとごっちんだけの空間だよ。
もう他の人の目を気にする必要もないよね。
「ごっちーん」
振り返るとそこには目の前には眠れる王子様が。
私は急いで駆け寄ると屈んでその寝顔を見つめた。
「ごっちんたら子供みたいだね」
少し口を開けて寝てるごっちん。
無防備なその寝顔を見てると悪戯したくなってきちゃう。
「そろそろお仕事ですよぉ。」
小声で囁きながらちょっと鼻を突付いてみる。
そうするとごっちんの鼻がピクピク動くの。
その様子が可愛くて何回も突付いてしまう悪戯な私。
でもその指は私の意思とは別にごっちんの唇に当てられて…
「ごっちんの唇柔らかいね…」
ぷにぷにしててちょっと湿ったごっちんの唇。
寝顔を見ながら触っていたらなんだかイケナイ衝動が私の頭を過ぎった。
- 331 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月01日(土)23時33分02秒
「あたしね、ごっちんの事好きになってから3ヶ月も経つんだよ?
そろそろキスくらいしてもいいよね?」
ほんとは寝てるごっちんじゃなくて起きてる時に。
それもごっちんからして欲しいんだけど…
でも待ってたら一生無理かもしれないし。
だって告白なんてできないよぉ。
メンバー同士で、それも女同士なのに。
だから告白は我慢するけど…キスくらい我慢しないでいいよね?
もう3ヶ月も経つんだし。
…片思いだけど。
私は衝動に駆られるままごっちんに覆い被さるとそのままキスをしようとした。
でもね…もう少しで唇が触れ合おうとした時、
よく聞き慣れた関西弁が背後から…
「なんや、石川さん楽しそうな事してるやんか。」
- 332 名前:じじ 投稿日:2002年06月01日(土)23時33分58秒
- 更新しました。
相当お馬鹿な話ですが宜しくお願いします。
- 333 名前:さまようよっすぃー 投稿日:2002年06月01日(土)23時41分22秒
- 微妙にリアルタイムでした(笑)。
姐さんのタイミング、某番組を彷彿とさせてくれます。好きです(爆)。
期待してますね。
- 334 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年06月02日(日)01時04分33秒
- うおおーなんかおもしろそうです。梨華たんが可愛い!!
姐さんがどう関わってくるのか楽しみです。
- 335 名前:REDRUM 投稿日:2002年06月02日(日)10時46分02秒
- 新作ハケーン!
そして石川さんピーンチ!
姐さんの邪魔者ぶりが面白いっす。
- 336 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年06月02日(日)12時53分44秒
- ハケーン!×2
面白そうだす。姐さんが(・∀・) イイ!
- 337 名前:ごーまるいち 投稿日:2002年06月03日(月)00時02分23秒
- ハケーン!3 いしかーさんがとってもかわゆい。
タイトルからしてとっても期待しております♪
がんがってください♪
- 338 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年06月10日(月)15時53分15秒
- ハケーン!4 参上!
姐さんはこういう下世話役をさせると右に出るものがいませんね。
続き、楽しみにしてます。
- 339 名前:show 投稿日:2002年06月10日(月)19時21分52秒
- あ゛ぁ゛〜〜!!!!!!
い、いしごまがはじまってる。
ありがとうございます
↑ちょっとワケわかんないですけど
とにかくすんげぇ楽しみにしてます♪
- 340 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時56分07秒
「なっ中澤さん!?」
突然の声に驚いて振り向くとそこには壁に凭れ掛かった中澤さんが。
顔面蒼白の私とは対照的に満面の笑みを浮かべて私の方を見つめている。
「なんやぁ、そういうことやったんか。」
「な…なんの事ですか!?」
今更隠しても手遅れだろうけど一応…ね。
「今キスするつもりやったろ?」
「いや…その…冗談ですよ!中澤さんだってしてるじゃないですか!」
「うちは寝てる人にはせんけどな。寝てる間にって本気やん?」
「その…それは…」
「ええねんええねん!好きなら好きでええやんか!」
もう説明しても無駄みたい。
そもそも中澤さんがあってるから説明のしようも無いんだけど。
私が少し俯いたまま見つめていると中澤さんはゆっくりと近づいてきた。
- 341 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時56分46秒
「あんたの悩みってごっつぁんの事やろ?」
私の目の前まで歩いてきた中澤さんは妙に優しい目をして話し掛けてくる。
もう誤魔化す事もできそうもないと考えた私は正直に話すことにした。
「そう…です。だから…誰にも…」
「なんや、そんなんねーさんに言うてくれればいいのに。」
そう言うと中澤さんは俯いたままの私の顎を掴むと強引に上を向かせた。
「うちが力になったる。」
「…中澤さん?」
「後藤が好きなんやろ?うちが上手くいくように協力したるって言うてんねん。」
中澤さんの手が私の肩に乗せられてポンポンっと二回叩かれた。
この展開は…なんなの?
中澤さんが協力?私とごっちんをくっつけてくれるの?
でもどうやって?
- 342 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時57分16秒
「あのぉ…どうするんですか?」
「そんなん方法は色々あるやんか。」
妙に自信有り気に言い放つ中澤さんを私も信じてしまいそうになってきた。
確かに今までずーっと一人で悩んでて…
どうせ告白なんてできないと思ってたからちゃんと付き合えるなんて考えた事も無かったし。
「さっきも言うたやんか。達人やって。」
「…ほんとですかぁ?」
「ほんまやって!とりあえず仕事終わったら連絡するから。続きはそれからやな。」
- 343 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時57分52秒
中澤さんは帰り際に一度振り向いてウインクした後、楽屋から出て行ってしまった。
取り残された私と寝ているごっちん。
さすがにそろそろ行かないと怒られちゃう。
着替える時間だってあるんだし。
残念だけどもう寝顔を眺めてる時間は無いみたい。
「ごっちん、そろそろ行かなきゃ遅れちゃうよ。」
「…すぅ…すぅ…」
「ごっちん…起きてってばぁ…」
「…んん……ん…ぅ…梨華…ちゃん…?」
「ごっちん、本番始まっちゃうよ。準備しなきゃ。」
「…ぁ…ぅん…ちょっと待って…」
寝起きで眩しいのか薄くしか開いていないごっちんの瞼。
そして少しだけ開いている唇の端からはちょっとだけ涎が…
私の目線で気付いたのかごっちんは慌てて涎を腕で拭うと私の方を向いてふにゃぁっと笑ってみせた。
ああ〜ん可愛い
- 344 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時58分25秒
「…で、もう本番なの?」
まだ眠いのか首が傾いたままのごっちんが聞いてくる。
「うん、もう着替えないと。はやく行こっ!」
私はまだソファーに凭れ掛かっているごっちんの手を掴むと強引に立ち上がらせた。
ホントは起こすのではなく手を握るのが目的だけど。
繋いだその手を更に強く握ると私達は楽屋を飛び出した。
「ねえ…あたし居なくてもよくない?ダメ?」
急いで移動してるのにごっちんはまだそんな事言ってる。
…好き
「ダメだよぉ。だって文麿様が居なかったらあたしずーっと悲しいままだもん。」
だってあのコーナーはあたしのいちばん大切な時間なのに。
台本通りだけどごっちんが私の肩を抱いてくれる貴重な時間だもん。
絶対ごっちんは居なきゃダメなの!
「…僕には…分かる。」
走りながらごっちんがいつものセリフを…
「僕は…眠い…」
- 345 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)12時58分57秒
「人間って悲しいね…」
収録も始まって私の出番。
いつも通りのセリフでカメラの前に脚を進める。
そして次に出てくるのが…
「僕には分かる。」
ああ〜ん文麿さまぁ
颯爽と登場したごっちんもいつも通り私の傍まで歩いてきて私の肩に手を回す。
この瞬間が楽しみで私は仕事してるのかも。
ほんの一瞬でもごっちんの温もりを感じるこの時間が幸せ
…なんて思ってたらあっという間にごっちんの出番はおしまい。
最後にカメラに目線を送ると袖に姿を消してしまう。
これで今日のお仕事もそろそろおしまい。
後は適当に投げられて元気になって無事終了。
お疲れ様でしたぁ!
- 346 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)13時02分56秒
……あれ?ごっちんは?
仕事も終わって夕食にでも誘おうかと思って探してるんだけど…
さっきまで居たごっちんの姿が何処にも見えない。
スタジオの中はスタッフさんが撤収作業でワイワイしてるけど
此処にいるなら私がごっちんを見失うはず無いし。
ごっちん…何処なの?
「おっ!石川!」
必死でごっちんを探してる私に中澤さんが声をかけてきた。
そういえば中澤さんが協力してくれるって言ってたし。
もしかしてごっちんが何処に居るのか知ってるかも。
「あのぉ、ごっちんが居ないんですぅ。中澤さんは知りませんか?」
「ん?ごっつぁん?ごっつぁんなら吉澤と一緒に出てったで。」
- 347 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)13時03分31秒
中澤さんの言葉に私はスタジオの扉を見つめた。
もちろんもう其処にはふたりの姿は無いけど。
「そんな事より今からうちの楽屋来い。いいもんやるから。」
中澤さんは私に近づくと耳打ちしてきた。
「…良いもの…ですか?」
「そや、協力したるって言うたろ?」
自信ありそうな中澤さんの笑み。
28歳独身の恋愛の達人だけどちょっと期待してもいいのかな?
「お願いします。それ…ください。」
「おっしゃ!うちに任せんかい!」
私は小さな期待と大きな不安を背に中澤さんの楽屋に足を運んだ。
- 348 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月11日(火)13時04分02秒
「後藤を振り向かせるアイテムはな、ふたつあんねん。」
楽屋に入った中澤さんはあたしを座らせると不敵な笑みを浮かべた。
「ふたつも…ですか?」
「そうや、どっちがええかな〜。」
「お願いします!それください!」
「AとBどっちがええ?運命の分かれ道やで。」
急に真剣な顔になった中澤さんがあたしを見つめる。
運命の分かれ道?どっちにしよう…
「どっちにすんの?」
「じゃーっ…Aでお願いします!」
「おぉっしゃ!Aやな!」
中澤さんは徐に鞄を取ると中を漁り始めた。
あたしはその様子を気体に満ちた眼差しで見つめる。
「Aは…これや!」
その時、鞄から取り出されたのは…
「中澤さん?それは…なんですか?」
「アイテムA!レディコミや!」
中澤さんは満足そうにレディコミを高々と持ち上げている。
え〜っと…この人本気なの?
…お家帰ろっと
- 349 名前:じじ 投稿日:2002年06月11日(火)13時09分12秒
- 更新しました。
仕事しろよ自分。。。
レスありがとうございます!
>さまようよっすぃーさん
期待をされると萌えるんです。。。
変な話なのであまり期待せずにお付き合いください(w
>いしごま防衛軍さん
初いしごまです(w
でもねーさんの登場シーンも多そうな予感です。
おかしな話ですが宜しくお願いします。。。
>REDRUMさん
ねーさんはふたりの仲を取持とうとする優しい役です。
早くも天使のような…
>よすこ大好き読者。さん
今回は吉澤さんはあまり(殆ど)出てこないと思います。
ご了承ください(w
- 350 名前:じじ 投稿日:2002年06月11日(火)13時12分27秒
- >ごーまるいちさん
相変わらずその場で適当に付けたタイトルです(w
変な話ですががんがります!
>ごまべーぐるさん
ねーさんはやさすぃー世話好きのおばちゃん役で。。。
がんがります!
>showさん
やっといしごま始めました(w
気合の入った馬鹿話を書かせていただきます!
- 351 名前:じじ 投稿日:2002年06月11日(火)13時14分21秒
- あと、なんだかんだでホームページを作ってしまいました。。。
まだなにもない荒地ですが色々と短編などを書いて逝きたいと思います。
暇な方はたまに覗いてみてもらえればうれしいです。
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Name/6109/saisyo.htm
苦情、お問い合わせもこちらまで。。。
- 352 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月12日(水)03時27分21秒
- ハケーン(遅
姐さん初登場かなうれしいよ。
HPもいってみました。しらない話がイパーイ 。
あ、のコマンドがそのままになっているところありましたよ。
- 353 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年06月13日(木)13時31分23秒
- はい。こちらこそよろしくお願いします。中澤姐さん最高っす!!
これで梨華たんも安泰だ。ごっちんゲットに突っ走れーー!!
- 354 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年06月13日(木)23時29分00秒
- 違うトコ(この板の)にフツーに間違えてレスしていたバカ野郎です。(汗)
いしごま小説と間違えたんで(滝汗)
本物は( ´ д `)の方が積極的ですけど(梨華姫に)
何気に逆パターンも面白いですね。
中澤さんがカギのようですね^^
- 355 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年06月14日(金)02時44分56秒
- 姐さんのコトだからそれではスマンと思う(w と言ってみるテスト
- 356 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時22分48秒
「ちょっと待てや!なんで帰んねん!」
…なんでって言われても。
「石川ぁ!いいから聞けやぁっ!」
無言で中澤さんの楽屋を後にしようとしたけどどうやら逃がしてくれなそう。
ハァ…中澤さんに期待した私が馬鹿だったんだよね。
「いいから座りぃや!話はそれからやって。」
ほんとはすごーっく帰りたいけど、私は強引に座らされると再び中澤さんと対峙した。
「あの…それって…」
「おぅっ!そやねん!これがあれば後藤なんてイチコロや!」
- 357 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時23分53秒
自信満々に言い放つ中澤さんの手にはエッチな本が。
どうしてそんな本でごっちんが?
なんか真面目に聞くのも嫌だけど…
「あのぉ…それをどうするんですかぁ?」
まあ、聞いてみないと始まらないし。
「石川が読むんとちゃうで。あんたが読んでも意味無しやからな。」
「そんなの知ってます。」
「あんなぁ、これを後藤に読ますんや。」
こんなエッチな本をごっちんに読ませるの?
あたしが「ごっちんこれ読む?」なんて渡すの?
そんな事したら「ふーん、梨華ちゃんてこんなの読むんだぁ…」ってなって嫌われちゃうかも。
「そんな事できません!」
私は立ち上がって中澤さんを見下ろしながら言い放った。
- 358 名前:じじ中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時24分41秒
「なんでや?別に読ませるくらいええやん。」
「だってあたしが渡したらごっちんに勘違いされちゃう…」
「なんや、そんな心配かいな。こんなの置いとけばええやん。
後藤の目に入れば自然と見るできっと。」
「あ…あたしが渡さなくてもいいんだ…。」
「そや、簡単な事やろ?」
なんだぁ、簡単な事じゃないの!
テーブルの上に置いといたらごっちんが自分から見ちゃうよね。
私は置いとくだけでいいんだもんね。
これだったら上手くいきそう!
…で、ごっちんにエッチな本読ませてどうするの?
- 359 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時25分47秒
「あの…その本読んでから…どうなるんですか?」
「ああ、せやな。後藤が読んだとすると、どうなると思う?」
「読んだ後ですか…?」
ごっちんて案外真面目だから…ちっちゃい子に見られないように隠すとか。
それとも興味無さそうに寝ちゃうのかな?
うーん…どっちかなぁ?
「わからへんか?」
「…はい。」
「ごっちんはな…」
次の言葉を待つ私はゴクッと生唾を飲み込んだ。
- 360 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時26分26秒
「…多分エッチな事したくなんねん。」
「…はい?」
「だからな、エッチしたくなんねん!」
「…はい?」
「お前聞こえてるやろ!一回で分かれや!」
「だって…今変なこと言いませんでした?」
「何がや?変なことなんか言うてへんやんか。」
今のが変な事ではなかったらいったい何が変な事なんでしょうか?
ごっちんがエッチな事したくなるって…
- 361 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時27分06秒
「この人の書く本凄いねんて。いやマジで。」
「………。」
「うちなんて見る度に…ってうちの事はええねん!」
「…あたし聞いてませんけど。」
「とにかくそうなるんやって。初めて読んだ人なんかイチコロや!」
「でも…そんな事してどうするんですか?」
ごっちんがエッチな事したくなって…
もし知らない人と…
嫌っ!そんなの絶対嫌っ!
ごっちんはそんな事しないもん!
「やっぱり嫌です!ごっちんはそんな事しません!」
「するんやって!免疫ない奴なんか絶対したくなるわ。」
「だったら余計嫌です!ごっちんが誰かとそんな事…そんなの絶対ダメです!」
「誰かとってなんやねん?誰とって石川とするんやんか。」
- 362 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時27分43秒
………?
今中澤さんなんて言ったの?
私と…する?私とごっちんが…エッチな事?
「そそそそそそ、そんな事できませんよ!」
「なんでや?後藤の事好きなんやろ?」
「好きですけどそんな事っ!」
「好きだったらええやんか。でも石川から誘う事なんてできへんやろ?」
「それはそうですけどぉ…」
「後藤から誘われたら?」
- 363 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時28分20秒
ごっちんから誘われたら…
その本を読んで
「梨華ちゃん…あのさ…」
「ん?ごっちんなあに?」
「なんか後藤変なんだよね…」
「どうしたのぉ?」
「なんか…梨華ちゃんの事…」
「あたしぃ?」
「梨華ちゃんの事…欲しい…」
なんて事になったら…
「します!」
「そうやろ?その時が勝負やねん。その時に石川の体の虜にしてしまうんや!」
「あたしの虜…ですか?」
- 364 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年06月19日(水)00時28分57秒
もしごっちんが私の身体を気に入ってくれて…
毎日のように求めてきてくれたら…幸せ
朝だって、昼だって、夜だって、仕事中だって、移動中だって、寝てる時だって、
いつだって私の全てを差し出すの。
ごっちんが喜んでくれるならどんな事でもできるのに…
そんな関係になりたいなぁ…。
「それ…どうすればいいんですか?」
「なんや、乗り気になってきとるやないか。そんなに後藤としたいんか?」
「したいです。いけませんか?」
「おっ!ええ感じに開き直ってんな。その度胸が肝心やで。」
「で、どうすれば?」
「それはな…」
- 365 名前:じじ 投稿日:2002年06月19日(水)00時33分38秒
- 更新しました。上げてしまった・・・鬱。
レスありがとうございます!
>名無し読者さん
そうなんですよね・・・。
時間があったら直したいのですがなかなか。
ねーさん初登場なのかな?
>いしごま防衛軍さん
突っ走ります(w
大分間違った方向ですが(w
>梨華っちは文麿の応援団さん
中澤さんがかなり重要です(w
かなり積極的に間違っていきますがあざ笑ってください(w
>ごまべーぐるさん
すまんと思います(w
どうなるやら。。。
いしかーさんが泣いてる。。。
おばあちゃんは大切にしましょう。
- 366 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年06月19日(水)03時26分01秒
- 今更ながら『アイテムB』が何だったのかが気になる。。。
開き直ったいし、カッケー!
間違った方向に導いてる姐さん、カッケー!
- 367 名前:aki 投稿日:2002年06月19日(水)20時08分47秒
- 初レスです(w
一言…萌えますね(w
何でこんなにつぼを押さえて書けるのか不思議です。羨ましいです(爆)
がんばってください〜。
- 368 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年06月19日(水)22時01分52秒
- カナーリ梨華姫面白いんですが…ね(w
アフォだよ、梨華姫って突っ込んでる自分はどーなんだか
積極的な梨華姫に期待sage
- 369 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年06月19日(水)22時04分07秒
- スミマセン、思いっきり期待sageとか言ってあげてるし
ゴメンなさい、気をつけます。m(__)m
- 370 名前:皐月 投稿日:2002年06月20日(木)20時23分55秒
- かなりおもしろいっす!
梨華姫もうのりきじゃないっすか!!!!!!!!!!!!
これからがたのしみ!
- 371 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年06月21日(金)15時59分54秒
- うおーー気になってきましたよほ。梨華たんどうする。
- 372 名前:show 投稿日:2002年06月21日(金)21時44分48秒
- すっごい気になりますね。
ごまべーぐるさんと同じくアイテムBが何だったのかも(w
- 373 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月21日(金)23時00分56秒
- >いつだって私の全てを差し出すの。
なんだかリアルの石川さんも言ってくれそうな台詞(w
- 374 名前:葵 投稿日:2002年07月02日(火)18時18分34秒
待ってます。いつまでも・・・
- 375 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時34分58秒
静かな楽屋の中、急に小声になった中澤さんの言葉だけが響く。
………
……
…
「…と、まあそういうわけや。」
「あたしが…そんな事するんですか?」
「そりゃそうやんか。他の人がやったら後藤はその人とやってまうで。」
「…わかりました。やります。」
「後はあんた次第や。頑張りやっ!」
「はいっ!」
「ほなこれ持ってけ。」
「はい!ありがとうございました!」
私はレディコミをバックにしまうと一礼をして中澤さんの楽屋を後にした。
- 376 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時35分33秒
翌日、私は誰よりも早く楽屋に入った。
もちろんそれはこの本をごっちんに見せる準備の為。
只楽屋に置いておくだけでは他の人が見てしまうかもしれない。
それで変な事されたらごっちんは読んでくれなくなるかもしれないし。
「ごっちんはここで寝るからぁ…」
ごっちんは本番まで楽屋の隅にある机でいつも寝てるの。
これはみんな知ってるから其処はごっちんしか座らない。
でもね、私はもう一つごっちんの癖を知ってる。ごっちんは寝るときは
いっつも机の上に積んである雑誌の上から二番目を腕の下に敷いて寝てるの。
だから上から二番目に入れとけば…
私は楽屋の隅に移動すると雑誌の山の上から二番目に中澤さんから貰った本を差し込んだ。
これでごっちんは自然と手に取って見てくれるはず。
その時に私はごっちんに…
- 377 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時36分04秒
「あっ、おはよー。梨華ちゃん早いね、どうしたの?」
私が雑誌を差し込んで満足してると楽屋のドアが開いてよっすぃーが入ってきた。
いつも早いよっすぃーは大体一番に楽屋に入ってる。だから私が先に居たのに少し
驚いているみたい。
「おはよー。なんか今日早く目が覚めちゃって。暇だったし早くきちゃったの。」
「そっか、珍しい事もあるもんだね。」
よっすぃーは椅子に鞄を置くと私の方に近づいてくる。普段なら別になんの問題も無いんだけど
今日はちょっとマズイ。もしよっすぃーが雑誌を手に取ったら…
「ねーよっすぃー、なんか飲みに行かない?」
「うん?別にいいけど。」
「じゃー行こっか!」
私は自分の鞄を雑誌の上に乗せるとよっすぃーの手を引いて楽屋を後にした。
- 378 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時37分03秒
「でさー、それからどうなったと思う?」
「…どうなったの?」
「へへ、気になるでしょ?」
「…うん。早く教えてよぉ…」
よっすぃーを楽屋から連れ出したまでは良かったんだけど…ここでちょっと誤算が生じて
しまった。
他のメンバーが楽屋に入る前には楽屋に戻りたかったのに…、一度話し出したよっすぃー
の話はなかなか終わらない…。刻一刻と過ぎていく時間。もう他のメンバーが楽屋に
入っていても不思議じゃない。
「…ってなると思うじゃん!あたしもそう思ってたし!…って梨華ちゃん聞いてる?」
「…へ?聞いてるよぉ…」
よっすぃーは廊下に備え付けの自販機に凭れ掛かって昨日見た映画の事を身振り手振り
を交えて説明してくれてる。
一生懸命話してくれてるから話を止めるのも申し訳なくて…私はその話が終わるまで
たっぷりその映画のダイジェストを聞かせてもらった。
- 379 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時37分50秒
「…ラストはそんな感じなんだけどね。もうあたしボロボロ泣いちゃって。」
「…そっかぁ、面白そうだね。」
「でしょ!今度貸してあげるよ!絶対梨華ちゃんも見た方がいいって!」
「うん…ありがとよっすぃー。」
よっすぃーの説明が終わって、レンタルの契約が成立した頃にはすっかり集合時間。
もしかしたら全員楽屋に入っているかも。最悪誰かが見ちゃってるかも…
「じゃーっ明日持ってきてあげるよ!マジで梨華ちゃんも絶対泣くって!」
「うん、待ってるね。ねー、そろそろ楽屋戻らないと…」
「えっ?あ!もうこんな時間じゃん!」
「うん、もう集合時間になってるから。早く行こっ?」
「マジでー!うちら最初にきたのに遅刻になるじゃんかー!梨華ちゃん急いで!」
そう言ってよっすぃーは楽屋に向かって走りだした。
「…誰か見ちゃってたらどうしよう……」
焦る気持ちを押さえながら私も楽屋に向かって走った。もし誰か見てたら…
…最悪知らんぷりしなきゃ。
- 380 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時38分28秒
「あ、おはようございます…」
ドキドキしながら楽屋のドアを開けると思ったとおり殆どのメンバーが楽屋に揃ってた。
みんなそれぞれで固まりながら話をしてる。問題の私の鞄は…動いてない。
私が置いた時のまま、雑誌の上に置かれたままになっている。
見回したところ昨日貰った本を見てる人も居ないみたいだし…助かった?
「梨華ちゃん何してんの?こっちきなよ。」
「あ…うん。」
ドキドキしながら見回してた私はよっすぃーに呼ばれて、よっすぃーの居る固まりの
中に移動した。
「梨華ちゃん何見てたの?」
「え?あ、まだ居ない人が居るかなぁ…って。」
「なんだ石川、リーダー気取りか?」
「そんなんじゃないですよぉ。」
移動した私は矢口さんとよっすぃーを挟むような形で椅子に座った。
さっきから気になってたんだけどごっちんの姿が無い。
「あの…ごっちんどうしたんですか?」
私は知ってるかわからないけど矢口さんに問い掛けてみた。
- 381 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時39分13秒
「ごっちんならちょっと寝坊したから遅れるってさ。」
「…へ?そうなの?」
その質問への返事は問い掛けた矢口さんからではなくよっすぃーから返ってきた。
なんで?よっすぃーもさっきまで私と一緒に居たのに。
「…なんでよっすぃーは知ってるの?」
「ここに着く前にメール着たから。寝坊したーって。」
「…そっか。」
よっすぃーとごっちんの仲が良いのは知ってるし嫌じゃないけど…
私もごっちんのアドレスは知ってるしメールだってするけど…
やっぱりよっすぃーの方がいっぱいごっちんからメール貰ってるんだよね。
こんなの変かもしれないけど嫉妬しちゃう。絶対誰にも言えないけど。
- 382 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月07日(日)23時39分46秒
「ごっつぁんが遅刻するのって久しぶりじゃねー?」
「そうですね…。最近無かったのに。」
それもこんな大切な日に…。ごっちんには伝えてないけど。
「まー最初は雑誌の取材だし、ごっつぁんとなっちは後にすればいいだけだから
別に問題無さそうだけど。まー遅刻はよくないけどさ。」
特に怒ってる様子も無く矢口さんは言った。
確かに最近ごっちんは遅刻してなかったし、こんな日もあるかもしれない。
でもね…今日はちゃんときて欲しかったの。
だって…今日の為に私がどんなに覚悟を決めてきたか。
新しい下着だって穿いてきたのに…。
「じゃーっみんな行こうか。」
マネージャーさんの合図を受けた飯田さんの一言でみんな立ち上がると取材の人の待つ
部屋に移動を開始した。
「梨華ちゃん、うちらも行こっ♪」
「…うん。」
私もよっすぃーの後について楽屋を後にした。
- 383 名前:じじ 投稿日:2002年07月07日(日)23時48分53秒
- 更新しました。遅くなってて申し訳ないです。
レスありがとうございます!
>ごまべーぐるさん
アイテムB…なんだったやら(w
そのうちわかるかも!?
いや…わからんままかな。。。
>akiさん
ひょー!akiさんだ♪
なんかいしごまって感じですね(w
肝心な後藤さんが出てきてませんが。。。
でも い し ご ま です♪
>梨華っちは文麿の応援団さん
お久しぶりです。。。更新遅くてごめんなさい。
華麗な期待ageに感動してこっちを書きました(w
わざとじゃないなら全然構いませんよ♪
>皐月さん
乗り気ないしかーさんですが肝心の相手が。。。
ほんとの勝負はこれからです(w
>いしごま防衛軍さん
いしかーさんどうしましょう?(w
とりあえず来いって?
>showさん
いずれわかるか闇に葬られるか。。。
いしかーさんのがんがり次第です(w
>名無し読者さん
言って欲しい(爆
その相手は…いしよしヲタですが何か?(w
>葵さん
ごめんなさい…。お待たせしました。。。
- 384 名前:show 投稿日:2002年07月10日(水)16時32分36秒
- マターリでもいいんで応援してますよん♪
なんってったっていしごまですもん(w
期待!期待!
- 385 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年07月14日(日)14時35分30秒
- ( ´D`)<マターリまつのれす
覚悟を決めたいしかーに萌え。
- 386 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時08分57秒
取材を受けている間も私は上の空だった。
せっかく準備してきたのにごっちんが遅刻してくるなんて…
ちゃんと色々準備して…今朝だって身体を2回も洗ったし、歯磨きも2回したし、
綺麗な下着もつけたし、早くきて用意したのに…。
もしこれでごっちんがこの現場に来なかったら今朝の苦労が水の泡になっちゃう。
それに中沢さんに貰った本もあのままになってるし。
もし誰かに先に発見されたら…
ああ、早く終わってよぉ…
- 387 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時09分45秒
「えーっと、石川さんは今回の新曲はどんなイメージですか?」
「…え?あ…その…良いイメージです。」
「そ…そうですか。じゃー、吉澤さんはどうですか?」
「すいませーん!」
私が取材の人の質問に上の空で答えていると急に部屋の扉が開いた。
その音、そして同時に耳に飛び込んできたその声。
一番聞きたかったその声に私は後に振り返った。
- 388 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時10分31秒
「ごめんなさい!遅刻しました!」
「いえ、いいんですよ。こちらこそ朝早くからごめんなさい。」
「ほんとにすいませんでした!あの、今からでも大丈夫ですか?」
「もちろん大丈夫ですよ。よろしくお願いします。」
慌ててたのかまだ鞄を持ったままのごっちんは取材の人に謝った後、
私の隣、みんなの一番端っこの椅子に腰を降ろした。
「…ごっちんおはよう」
「あは、遅刻しちゃった。」
「でもさっき始まったんだよ。だから大丈夫だよ。」
「なんかさー、1回起きたんだけどね、気付いたら2度寝してたんだよねー。
でも寝たの覚えてないから不可抗力なんだけどさ。」
「そうだよね、ごっちんは悪くないよ。」
- 389 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時11分18秒
たまに話を振ってくる取材の人の質問に答えながら
私はごっちんとの至福の時を過ごしていた。
いつもだったら2人で話せれば満足してたけど…今日は違うの!
今の関係は私の片思い…ごっちんは私の気持ちにはまったく気付いてないと思う。
だけど今日こそはごっちんと両思いになるの!
それだけじゃない!ごっちんの胸に抱かれるの!
だからお願い!早く終わって!!!
- 390 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時11分54秒
私の願いが通じたのか取材は予想より早く終わってくれた。
取材の人を残して私達は一旦楽屋の戻る。
楽屋に戻ったメンバーは移動する前の大体いつも通りの席に腰を下ろした。
もちろんごっちんもいつも通りの席に。
さっきまで寝てたごっちんは楽屋の戻るなり大きなあくびを一つ、それから
一度楽屋を見回したあと背筋をぐーっと伸ばしてから「あーっ」という声と共に
机に突っ伏した。
さあ!ここからが勝負よ!
いつもだったら1分くらい経ったら寝れなそうに1回頭を上げて雑誌の山に手を伸ばすの。
その時、いつも通り上から二番目の本を取ってくれれば、
後は中澤さんに教わった通りに頑張るだけ!
そうすればごっちんは私に迫ってきて…きゃっ
- 391 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時13分50秒
私が矢口さんとよっすぃーの話を聞いているふりをしながら横目でごっちんを見てると
ごっちんはいつも通り1回頭を上げた。そして雑誌の方も見ないままそっちに手を伸ばすと
二番目の本を掴んで引っ張り出すとそのまま頭の下に敷こうとしたけど…
一度は寝ようとしたごっちんはその本の表紙を見て再び頭を上げた。
ああ!遂にごっちんの手に!
後はその本を開いて中を見てくれれば!
神様お願い!ごっちんが中を見ますように!!!
- 392 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年07月14日(日)20時14分26秒
更に願いが通じたのか、ごっちんはその表紙を見た後、楽屋を見回した。
きっと誰が持ってきたのか探してるんだと思うけど、中澤さんが脱退した今、
そんな本を持ってくるような人は居ない。
ましてや私が持ってきたなんて考えもしないと思う。
ごっちんは楽屋中を見回してから不思議そうにその本を見つめると、
遂に本の中身を開いた。
つ、ついにこの時がきたのね!
あとは私の頑張り次第!私の魅力でごっちんを虜にしなきゃ!
矢口さんとよっすぃーは話に夢中になってる。
私は2人に気付かれないようにこっそり席を発つと楽屋の隅にいる
愛しいごっちんの元に迫った。
ブラのホックを外しながら…
- 393 名前:じじ 投稿日:2002年07月14日(日)20時18分19秒
- 更新しました。
レスありがとうございます!
>showさん
やっと後藤さん出てきました♪
次は遂に。。。
マターリがんがります
>ごまべーぐるさん
マターリ待ってください。
石川さんが遂に行動に。。。
書け次第更新するのでお待ちください。。。
- 394 名前:aki 投稿日:2002年07月15日(月)00時22分57秒
- うわっ!どうなっちゃうんでしょう(w
かぁなり気になりますっ。
同じく私も覚悟を決めしっかり準備万端な石川さん萌え(w
期待してます!
- 395 名前:show 投稿日:2002年07月28日(日)22時20分32秒
- 暑いけどがんばってください。
夏バテorクーラー病に注意(w
梨華たんがどうがんばってくれるのでしょうか
期待です。
- 396 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月03日(土)12時45分52秒
- いしごま不足に拍車がかかって
続きが楽しみっす。
待ってます。
- 397 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時08分40秒
私がゆっくり近づいてもごっちんは気付く様子もない。
回りの事を気にしてるのか背中で本を隠しながら読み続けてる。
私はごっちんのすぐ後ろまで近づくと肩口から読んでいるページを覗き込んでみた。
うっわー…この本ってそんなのなんだ…
覗き込んだそのページにはすっごく生々しい絵が描かれている。
どれくらい生々しいかというと、私の口からは絶対言えない位生々しく厭らしい。
これをちゃんと読んだらえっちしたくなるっていうのもわかる気がする。
そんな漫画をごっちんは食い入るように見つめている。
すぐ後で私が見てる事なんて気付く気配もない。
さあ…これからが勝負だよね…
- 398 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時09分29秒
このままごっちんの後から一緒に読んでたって何も始まらない。
私から行動しなきゃごっちんからは誘ってくれるはずもないし。
もう覚悟をしなきゃいけない。
これが上手くいったら私はごっちんと…
私は鏡に映った自分の姿を見ながらごっちんに聞こえないように深呼吸をした。
高ぶっていく興奮を無理矢理に押さえ込む。
ごっちんが少しでも鏡を見たら私の事に気付くはず。
ごっちんに気付かれる前に行動しなきゃ。
私はもう一度深呼吸をした後、黙々と読み続けるごっちんの背中に抱きついた。
- 399 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時11分52秒
「ごっち〜ん、何読んでるのぉ?」
「えっ!?あ、うん、これ…なんだけど…」
急に抱き疲れたごっちんは慌ててその本を隠そうとしたけどもう遅い。
背後から抱きついた私はごっちんの肩の上に顎を置いて一緒に本を見つめる。
ごっちんもそれに気付いたように一度閉めようとした本を再び開いた。
「ふ〜ん、それごっちんの?」
「いや…ここに置いてあったんだけど…」
「そっかぁ、それ面白いの?なんかごっちん真剣に読んでたみたいだったから。」
「面白い…のかな…。わかんないけど…」
鏡越しに見てもごっちんの顔は真っ赤になってる。
私にこんな本を読んでるのを見られたのが相当恥ずかしいんだろうなぁ。
ほんとは置いといたのは私なのに。ごっちんごめんね。
- 400 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時13分24秒
「凄い…なんかえっちな本だね。」
「…うん。」
「面白いなら私も一緒に見ていい?ね、いいでしょ?」
「…え?」
「ごっちんも続き気になるでしょ?あたしも気になるもん。」
「別にいいけど…」
そう言うとごっちんは次のページを開いた。
「…うわぁ……」
私まで変な気分になっても困るからあんまり見ないようにしてたんだけど、
一瞬目に入った絵だけでこの本の厭らしさは充分伝わってきた。
もうごっちんは私の事を気にしてないように黙々と読み続けてる。
「…なんか凄いね……」
「…うん。」
ごっちんに話し掛けても上の空の返事しかこない。
時々太股を小刻みに震わせながら読み続けてる。
- 401 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時14分11秒
そろそろかもしれない。
きっとごっちんはもう変な気分になってるはず。
その本のページが半分を過ぎた時、私は一旦ごっちんから身体を離すと
既にホックを外してあるブラを上にずらして再びごっちんの背中に抱きついた。
「…ん?梨華ちゃん?」
「なぁに?」
「…なんでもない。」
背中の感触の変化に気付いたのかごっちんは一瞬身体を強張らせた。
きっとシャツ越しに突起の感触が伝わったんだと思う。
私は押し付けた胸を少しずつ動かしてごっちんを挑発する。
- 402 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時15分22秒
「…ねえ…早くぅ……」
「あっ…ごめん…」
手の止まったごっちんに催促するように耳元で囁く。
できるだけ甘えるような口調で、更に口から漏れる息がごっちんの耳元にかかるように。
私は中澤さんに言われた事を忠実にやってるだけ。
普段は絶対しない、するはずのない行動を必死で続ける。
中澤さん曰く、ごっちんから誘ってくれるようにする為の行動らしいんだけど…
正直、相当恥ずかしい…
ほんとにこんな事して効果あるのか…逆に嫌われるんじゃないかと心配しだした時、
遂にごっちんの身体に変化が現れた。
- 403 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月03日(土)22時17分03秒
「……あのさ………」
「ん?なぁにぃ?」
「ごとー体調悪いのかな…なんか熱っぽい…」
「…え?」
「なんか身体が熱くて…絶対熱あるよこれ…」
ごっちんの顔を覗き込むと顔を真っ赤にして、呼吸が少し荒くなってる。
もう目なんてとろ〜んとなって…なんかえっち。
どうやらこの本の効果が出てきたみたい!中澤さんありがとうございます!
私、頑張ります!
…こんな本売っててもいいのかなぁ?
- 404 名前:じじ 投稿日:2002年08月03日(土)22時27分59秒
- 更新しました。物凄く久しぶりでスイマセン。。。
次で終われると思うので。。。
>akiさん
>どうなっちゃうんでしょう?(w
エ ロ く な っ ち ゃ う ん で す (w
いしごまヲタには試練の時。凹まず強く逝きましょう!
>showさん
暑いですね。。。エアコンつけっ放し。
石河さんは凄くがんがってくれますよ(w
>369さん
いしごま不足。。。
最近テレビではいしよしよりいしごまを多く見ますが(w
私は基本的にいしよしヲタですが石川絡みならなんでもアリの節操なしです♪
こんな時に何書いてんだヴォケ!とのお叱りは勘弁してください。
こんな時だからこそ更新しました。作者としての意地です。
最低レベルの作者ですが(w
- 405 名前:じじ 投稿日:2002年08月03日(土)22時29分48秒
- 石河さんになってる…
鬱だ死のう…
- 406 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年08月04日(日)12時06分37秒
- どうなるんですか〜?
この小説昨日カナーリ気になっていました(謎)積極的な梨華タン萌え
昨日はツアー初日のひろつぃまに逝ってきたのですが
知が倒れた、脱水症状でヤブァかったれす
今日はどぉ〜なるのか…??(ネットカフェ滞在中のものでした)
- 407 名前:皐月 投稿日:2002年08月04日(日)17時21分29秒
- すごい!すごい続きがきになる!
- 408 名前:ごーまるいち 投稿日:2002年08月04日(日)20時32分14秒
- 作者様の気概、しっかりと受け止めました。
石川さんに精も根も尽き果てるくらいがんがってほしいです♪(w
- 409 名前:show 投稿日:2002年08月06日(火)13時08分47秒
- おぉほんとに梨華ちゃんがんばってますね!
これ以上がんばるのかぁ・・・(w
楽しみだぁ
- 410 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年08月21日(水)00時36分33秒
- うおー梨華たんもう少しだー!!頑張れ!!
- 411 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時11分11秒
「そうだ、この部屋から出よっか?空気が良い所行った方がいいよ。」
「…うん。」
私はまだ呼吸の荒いごっちんの手を引くと楽屋を後にした。
ごっちんが今のままであそこに居たらきっと他の人にもバレちゃう。
とりあえずごっちんを連れ出したけど何処に行けばいいんだろう?
誰も居ない所がいいんだけど…
「ごっちんどう?熱っぽい?」
「…うん、身体が…熱い感じがする…」
「大丈夫ぅ?」
「…う、うん。」
- 412 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時12分10秒
私がごっちんの表情を覗き込んだらごっちんは急に顔を逸らした。
ごっちんてば顔が真っ赤になってる。可愛い
「どうしたの?」
「…え?なんでもない。」
「でも顔が真っ赤だよ?心配だよぉ…」
私はその場に立ち止まるとワザと顔を接近させてごっちんを見つめた。
「…大丈夫…だって。」
「ごっちん汗ばんでる…。そうだ!」
- 413 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時13分55秒
真っ赤になってるごっちんから顔を離すと、再び手を握って廊下を歩き始めた。
廊下の角を曲がるとそこには『化粧室』の看板が出てる。
私はそこまでごっちんの手を引いたまま歩くと、トイレの前で足を止めた。
「…ん?梨華ちゃん?」
「ごっちんも来て。そのままじゃダメだよ。」
「…んあ?」
「いいから。あたしに任せて!」
私はごっちんの手を引いてトイレの中に入った。
- 414 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時14分48秒
扉を開けると都合よく誰も居ないみたい。
個室のドアも全部開いていて個室に誰かいる心配もなさそう。
「よかったぁ、誰も居ないね」
「…うん。」
「ほら、こっち来て。」
まず私が個室に入ってごっちんを呼ぶ。
「え?一緒に?」
「トイレする?するなら待ってるけど。」
「いや、別にしないけど…」
「だったら早くぅ。」
「…うん。」
- 415 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時15分43秒
ごっちんは不審そうに私を見ながらも個室の中に入ってくれた。
まだ誰もトイレに入ってこない。
私はごっちんの背後に回って個室のドアを閉め、鍵をかけると
肩を掴んでトイレに座らせた。
「…こんな所で休むの?なんか嫌なんだけど…」
「違うよぉ、ごっちん汗かいてるから。」
私はポケットからハンカチを取り出した。
「汗拭かないと…体が冷えちゃうよ。」
「え?いいよ、大丈夫だって。」
「だめだよ、熱が上がっちゃうもん。」
- 416 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時16分49秒
私は強引にごっちんのシャツの中に手を入れると
手に持ったハンカチをごっちんの背中に滑らせた。
「ちょっと梨華ちゃん?」
ごっちんは怪訝そうな表情で私を見つめる。
もしかしてちょっと引いてるのかも…
でもここまできて止めるなんてできないもん。
「だって熱上がっちゃうよ?そんなのダメだよぉ。」
「大丈夫だって、もう熱下がったよ。うん、大丈夫。」
「ほんとに…?」
私はごっちんの正面に回るとごっちんの前髪を手で持ち上げた。
- 417 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年08月21日(水)23時19分06秒
「……ぇ…」
「ほら、まだ熱っぽいよ?ダメだよ汗拭かなきゃ…」
ごっちんが何か言おうとしたけど、私はその言葉が出る前に自分の額とごっちんの
額を合わせた。
至近距離で目が合った瞬間、ごっちんの表情がパッと紅く染まる。
一瞬目を合わせただけでごっちんは慌てるように目線を下に落した。
「無理しちゃダメだよ。まだこんなに暑いのに。」
「…いや…でも…」
「それとも…あたしが心配しちゃ迷惑かなぁ?」
「…そういうわけじゃ…ないけど……」
「だったらあたしの言う事聞いて。ちゃんと拭かなきゃ…」
「…うん。」
小さく震えるごっちんの口から返事を聞いた私は額を離してごっちんに微笑みかけた。
- 418 名前:じじ 投稿日:2002年08月21日(水)23時27分37秒
- 更新しました。ごめんなさい。
>梨華っちは文麿の応援団さん
お待たせして申し訳ないです。。。
私もそれくらいコンサ行きたい!
>皐月さん
続きはいつものパターンです(w
ワンパターンだなヲレ。。。
>ごーまるいちさん
精根尽き果てるのは(ry w
>showさん
暴走石川さんはまだまだ頑張ります(w
>いしごま防衛軍さん
もう少しで(ry
こんな人怖いですよね(w
スレのサイズとの勝負になってまいりました!
- 419 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年08月22日(木)18時27分45秒
- 梨華たんエ…(以下自粛w
マターリ保全がMottoなんで座禅で待ちます
こんな梨華たんお金で買えないの?(逝ってきます
- 420 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月24日(土)06時48分51秒
- 禿しく行為待ち(w
- 421 名前:show 投稿日:2002年08月25日(日)10時37分59秒
- 個室・・・なんでもできちゃうじゃん(爆
梨華たん応援してます(w
- 422 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年09月04日(水)00時33分08秒
- いや怖いというか梨華たんの必死さが伝わってきますな。
梨華たん頑張れ!!
- 423 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時32分07秒
「じゃーごっちん後ろ向いてくれる?」
「あ、うん。」
ごっちんは私の言葉に従ってクルッと向こう側を向いた。
もうごっちんの了解を得てる私は遠慮なんかしない。
ごっちんのシャツの裾を掴んで捲り上げた。
「ほらぁ、こんなに汗ばんでるよ?身体冷えちゃうよぉ…」
私はワザと心配そうな声を出してから背中を丁寧に拭いていく。
いつもは白くて透き通るようなごっちんの肌が今はピンクに染まっている。
それだけでごっちんの今の状態が伝わってくるみたい。
「次は前も拭かないと…」
「えっ!?」
背中を拭き終わった私の言葉にごっちんは驚いたように私の方に振り返った。
- 424 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時33分01秒
「前は…いいよ…」
「なんで?だって全部拭かないと意味無いよ?」
「でもさ…なんか恥ずかしいじゃん…」
ごっちんはシャツの裾を掴んで俯き加減で私に伝える。
「ダメだよちゃんと拭いとかなきゃ…」
「でも…」
「すぐ終わるからごっちんはシャツ持っててね。」
「…うん。」
ごっちんは俯きながら裾を持ち上げると胸の下までシャツを捲った。
「なんか…恥ずかしいね…」
「そんな事ないよー。ごっちんの裸なんてお風呂でも見てるし。」
ハンカチ越しからもごっちんの身体が火照っているのが伝わってくる。
恥かしそうに頬を染めるごっちん。その視線が身体を拭くハンカチに集中してる。
- 425 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時34分14秒
「じゃーもっと持ち上げてくれる?」
汗ばんだお腹を拭き終わった私はごっちんを見上げた。
「…え?」
「え?じゃないよぉ。全部拭くって言ったでしょ?」
「でも…」
ごっちんは困惑した表情で私を見つめる。
その羞恥心と興奮が入り混じったような表情が更に私を大胆にさせていく。
「ほらぁ、もっと持ち上げてよ。」
「………。」
ごっちんは瞳を潤まして私を見つめたまま動こうとしない。
「ごっちんてばぁ…」
「……あの…ほんとにもういいってば。」
- 426 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時35分14秒
ごっちんの手が私の思惑とは別に下に降り始めてしまった。
このまま服を下ろされたら私の作戦も終わってしまう。
それどころかちょっとごっちんに嫌われちゃうかも。
ダメ!それだけは避けなきゃ!嫌われちゃったら…生きていけないもん!
「ごっちん…なんか変な事考えてない?」
「…え?」
この作戦を続ける為、ごっちんに嫌われない為、…ごっちんとしちゃう為に
私は最後の勝負に出た。
ここで止めたらごっちんは引いちゃったままになっちゃう。
この際、大勝負にでるしかないよね!
「もしかしてさっきの本みたいな事あたしがすると思ってる?」
「いや…そういうわけじゃ…」
「だってそうじゃなかったら身体拭かしてくれるでしょ。
ごっちんはあたしがあんな事すると思ってるから拭かしてくれないんだよね。」
「そんなんじゃないけど…」
- 427 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時36分05秒
ごっちんの表情が変わってきた。
曇っていた表情が同情を含んだものになってきてる。
「酷いよぉ…あたしは…心配してるだけなのに…」
「いや…その…」
ここでちょっと嘘泣きを入れてみる。
「あたしが心配しちゃ…迷惑…?」
「ううん…そんな事ない…」
「だったら…」
私は瞳を潤ましてごっちんを見つめた。
静寂が包むトイレの中、言葉を発しないでごっちんの目を見つめ続ける。
暫くの沈黙の後、ごっちんの口から私の期待していた言葉が発せられた。
「ごめん…お願いするね。」
「…ぅん…うん!」
- 428 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時37分19秒
ごっちんの手が服の裾を掴むと、再び服が捲り上げられた。
今度はさっきみたいに胸の下までじゃない。
ごっちんの手は首の下まで持ち上げられ、ごっちんの真っ白なブラが、
柔らかそうな形のいい胸が露になっている。
「じゃー拭くね♪」
ごっちんの視線をハンカチを持った手に感じながら、
その柔らかそうな胸にハンカチを当てた。
「ほらぁ、こんなに汗かいてるよぉ。ちゃんと拭いとかなきゃダメだよぉ。」
「…うん。」
少し汗ばんだ、熱っぽい身体にハンカチを這わせて丁寧に拭いていった。
ごっちんも何も言わないで私に身を委ねてくれている。
露出している部分を拭き終わると、残りはまだ隠された部分だけ。
私は手をごっちんの背中に回すと、ブラのホックに手を掛けた。
- 429 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時38分18秒
「ちょ…梨華ちゃん!?」
「だって全部拭くって言ったでしょ?女の子同士だからいいよね?」
「………。」
「ちょっと緩めるだけだからね。」
ごっちんは何も言わず私を見つめてるだけ。
そんなごっちんの表情を楽しみながら容赦なくホックを外した。
「…ぁ……。」
「ちょっとこれも持っててくれる?」
「…う…ん…」
ホックの外れたブラを持ち上げると、ごっちんに服を一緒に持ってもらった。
胸が露になったごっちんは私の方を見ようとしないで、俯きながら個室のドア
の方を見つめている。
「じゃー拭くね」
恥かしそうなごっちんを尻目に、その柔らかな膨らみにハンカチを這わせた。
- 430 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時39分36秒
「…っ…ん……」
「どうしたの?」
「…なんでもない。」
ごっちんの胸にハンカチを当てた時、ごっちんの口から小さな吐息が漏れた。
ごっちんはなんでもないなんて言ってるけどそんなはず無い。
だってごっちんの胸の突起は既にツンと立っていて、ごっちんの今の感情を
表してしまってる。
「だったらいいけど。ちゃんと持っててね。」
私はそんなごっちんの身体の変化に気付かないふりをして胸を撫でるように
拭いていく。
私のハンカチが動いている間、ごっちんは何かに耐えるように顔を真っ赤にしながら
顔を背けて小さく身体を震わしているだけ。
「そうだ…」
ごっちんの胸を愛撫するようにハンカチを這わせながらごっちんに話し掛けた。
その言葉にごっちんの視線が私の方に戻ってくる。
私はハンカチがごっちんの乳首に当たるように拭きながら言葉を続けた。
- 431 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月11日(水)23時40分09秒
「さっきの本の事覚えてる…?」
ごっちんの返事はない。
それでも私は言葉を続ける。
「あんなの初めて見たけど…あんなに気持ちいいのかなぁ?」
ごっちんの表情を確認しないで話し続ける。
話しながらハンカチで乳首を包むと、乳房に押し込んだ。
「……っぅん…」
「ごっちんはあんな漫画見たことあった?」
乳首を刺激した時に漏れた吐息に気付かないふりをしたまま胸を刺激し続ける。
ハンカチを動かす度にごっちんから小さな吐息が漏れ、その厭らしい息遣いに
私の方が先に我慢の限界が近づいてきた。
もう…我慢できないよぉ…
- 432 名前:じじ 投稿日:2002年09月11日(水)23時50分17秒
- 更新しました。レスありがとうございます!
>梨華っちは文麿の応援団さん
マターリ待ってもらえると嬉しいです。
マターリ過ぎてスイマセン。。。
こんなの金で買えたら幾らでも(w 能登って上のほう?
>420さん
激しく行為待ちをされると・・・ゴニョゴニョ。
まあ始まってるけど(w
>showさん
なんでもできます、します!(アフォ
暴走しすぎの人を応援してあげてください(w
>いしごま防衛軍さん
必死過ぎて危険な事に。。。
こんな人居たら怖いですよね(爆
さて、スレのサイズがほぼ確実に足りなそうです。
5〜10レス分くらい足りないと思うので、新スレを立てるほどでもないし。。。
雪の方にラストだけ載せるか、ホムペにうpしてURLを貼るか。。。
サクッと全部このスレに載れば一番いいのですが無理っぽいです。。。
次回でラストなのにー!雪にラストだけ載せるの変ですかねぇ…
- 433 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月12日(木)00時50分51秒
- 更新待ってました。
超ポジティブな石川に押されっぱなしの後藤に萌え〜。
スレサイズに合わせて縮小されるよりは、何処か他へ行ってでも全部読みたいっす。
どこまででもついていきます(笑
- 434 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年09月12日(木)17時33分39秒
- レスすると、足りなくなると思いますが…(汗 スイマセン
エロマンセ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ナニヲガマンデキナインデショ?>石川さん
HPでうpするのが(・∀・)イイと思いますね、足りなくなったら
能登の場所教えて頂きサンクスです(w
- 435 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月15日(日)18時47分06秒
- 雪のほうへ載せて、そこのURLをはっておくってのはどうでしょう。
で、まとめたのはHPへ…
- 436 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時02分08秒
「あたしね、あの本見てたらなんか変な気分になっちゃった。」
ほんとはごっちんから誘ってくれるのを待つつもりだったんだけど…
ごっちんの表情を、身体を見てたらもう我慢できない。
私はハンカチを持っていない空いている手を、ハンカチを当てていない方の
乳房へ運ぶと手のひらで包み込んだ。
「…やっ…何してんの…?」
「もうごっちんも我慢しないでいいんだよ?ごっちんだって我慢できないよね。」
もうハンカチなんて必要ない。
充分に汗の染みこんだハンカチをスカートのポケットに入れた私は
今までハンカチで拭いていた胸に顔を近づけると、自己主張するように
ツンと勃った乳首を口に含んだ。
- 437 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時03分07秒
「…っあ…ぅぅ…ん…」
口に含んだ乳首を舌で舐め、もう片方を指で愛撫する。
ごっちんはもっと抵抗してくると思ったけど、服とブラから手を離しただけ。
服とブラが掛かった私の頭を掴んだまま身を任せてくれてる。
ごめんね、ごっちんも我慢できなかったんだよね。
「梨華…ちゃ…ん…」
「…ん?なぁに?」
「こんなの変だよ…、変…だよ…」
ごっちんは快感を耐えながら搾り出したような声をあげた。
確かに変かもしれない。
でも、私はごっちんが好きだから。女同士だけどごっちんの事が
好きだから…。だからいつかはこうなりたいと思ってた。
だから私にとっては変でもなんでもない。
でもまあ…いきなりこうなっちゃうのは予想してなかったけどね。
これも中澤さんがくれたアレのおかげ。
中澤さん、ありがとうございます
- 438 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時03分50秒
「ごっちん、スカートも脱がしちゃうね」
「…あっ……やだ……」
「大丈夫見なくてもどうなってるかわかってるから」
「あっ……ぁ……あぁ…」
ごっちんの抵抗は気持ちの入っていない言葉だけ。
体は素直に私の事を受け入れてくれてるみたいに抵抗をしない。
簡単にスカートを脱がすとドアに備え付けのホックにかけておいて、
既にアソコの部分に染みを作ってるショーツを下ろした。
「ごっちん脚開いて…」
太股の内側を掴んでごっちんの脚を開かせる。
そこはもう愛液が溢れ私を誘うように綺麗な光沢を放っていた。
「ここも汗かいてるみたい。濡れたままじゃ風邪ひいちゃうよね」
私は更に脚を開かせると、ごっちんの股間に顔を近づけた。
その動きにごっちんの身体が次に起きる事を察知してグッと強張る。
「…あぁ…汗じゃ…」
私はごっちんのアソコに舌を当てると、愛液を拭うように舌全体を使って
舐めあげた。
- 439 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時04分35秒
「…あぁ…ぅぅ……っん…」
ごっちんの身体がアソコへの刺激に反応して反り返る。
「…梨華ちゃ……ダメ…ぇ…っぁん…」
言葉とは裏腹にごっちんのアソコは気持ちよさそうに愛液が溢れ出してる。
舐めても舐めても溢れ出してきて、私は夢中でごっちんのアソコを舐め続けた。
「ごっちんの此処可愛い舐めて欲しい?」
私の舌がプクっと膨れてしまってる蕾に触れた。
ごっちんを見上げながらチロチロと舌先で軽い刺激を与えてみる。
「…はぁ…ぁん…そこ…ぁん…」
「ちゃんと言ってくれなきゃわかんないよぉ。」
ピクッ、ピクッと震えるごっちんの身体。
蕾への刺激に反応して腰が浮いていく。
「…ぁん…気持……いいの……もっと…ぉ…」
搾り出したようなごっちんの声。
初めてごっちんから私の愛撫を求めてくれた。
「ここがいいのぉ?じゃぁもっと舐めてあげるね」
ごっちんの言葉に、蕾への愛撫を強くする。
途端に溢れだすごっちんの愛液。それを丁寧に舐め取りながら
蕾とアソコに舌を這わせ続ける。
- 440 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時05分11秒
もうごっちんからは抵抗なんて感じない。ごっちんも自分から
腰を浮かせ、更なる快感を求めるように腰を動かして舌にアソコを
擦りつけてくる。
「ああ!ぃっ…くぅ…」
愛撫を続けてるうちにごっちんの声色が変わってきた。
トーンが高くなってきて、お腹の底から搾り出したような声に
変わってきてる。
「ごっちんイっちゃうの?」
「…っぅん…イクぅ…ぅぅん…」
ごっちんの腰は持ち上がったまま小さく震え続ける。
私は蕾に唇を押し付けて舌全体で蕾を集中して愛撫した。
「ひゃっぁ!っんあぁっ、あん!ああぁぁっ!」
蕾への愛撫にごっちんの身体が大きく反り返ると、ごっちんの手が
私の頭を掴んできた。
今まで以上のトロッとした愛液がアソコからお尻を通って跡を作る。
痙攣したように小さく震えるごっちんの身体、その震えが収まるまで
ごっちんに頭を掴まれながら股間に顔を埋めていた。
- 441 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)18時05分47秒
「…はぁ…っん…はぁ……はぁ…」
トイレの個室内にごっちん荒々しい呼吸だけが響く。
ごっちんは痙攣が収まってからも、暫くの間放心状態で便座に座ったまま
動こうとしない。
「梨華ちゃん…なんか凄いね…」
「…何が?」
「だって…なんか凄かった…」
ごっちんは恥かしそうに微笑むと、トイレットペーパーに手を伸ばした。
紙を手に取りアソコを拭くと、ホックにかけてあるショーツを取ろうとする。
「なんかあの本読んでから変な感じだったから…。ごっちんごめんね…。」
「ううん、ほんとはあたしも変な気分だったんだ。だから梨華ちゃんがしてくれて
ほんとはちょっと嬉しかったよ。あはっ。」
ふにゃっとしたごっちんの笑顔。
蕩けるような幸せをくれるその笑顔。その笑顔を見てると、この愛しい人を
抱き締めたくなってくる。
- 442 名前:じじ 投稿日:2002年09月16日(月)18時13分27秒
- ぉぉぅ、警報発令。。。
やっぱ無理でした。。。どうしよ。。。
レスありがとうございます。
>433さん
やっぱこうなりました。。。
どうしるかちょっと考えますのでお待ちください。
>梨華っちは文麿の応援団さん
ホムペの所に続きだけうpしてURLを貼るのが無難ですかね。
能登の場所は私もよくわかっていません(w
>435さん
ほんとに最後だけ雪ってのも変な気がするんですよ。。。
ちょっと考えて今日中に最後まで載せます。
うがー
- 443 名前:中澤さんからの贈り物 投稿日:2002年09月16日(月)19時26分04秒
- http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Name/6109/tuduki.htm
続きはここにうpしました。
- 444 名前:じじ 投稿日:2002年09月16日(月)19時28分58秒
- こんな形になってしまいましたがこれで完結とさせていただきます。
短い話なのにとんでもなく時間がかかってしまい申し訳なかったです。
これでは見れないという方が居られたら言ってください。
なんとか考えます。
長い期間お付き合いいただきありがとうございました。
- 445 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月17日(火)11時06分30秒
- おつかれさまでした。
やっぱ笑えるエロはいいですね。
楽しませてもらいました。
- 446 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月20日(金)19時20分50秒
- あ〜終わってしまいましたね。いつも楽しみにしてたんで寂しいですよ。
最初から最後まで、笑いながら萌えさせてもらいました。
いしよし押しの作者さんですが、気が向いたらまたいしごま書いてくださいね〜。
- 447 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年10月09日(水)20時04分01秒
- 感動でしたよ!!中澤姐さんの最後の言葉切実でしたね。とにかくごっちんと
梨華たんが結ばれてよかったです。
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