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What happend!?

1 名前:一応匿名 投稿日:2002年03月06日(水)01時06分31秒
他の板でも書かせてもらっております。
恥ずかしいので匿名で・・・。
あっちも全然更新してないんですけどね・・(苦笑
行き当たりばったりでやるので、先のことはわからないです…。
微妙にコメディーでいくと思います・・・・。
2 名前:prologue…. 投稿日:2002年03月06日(水)23時50分07秒
お星様、お星様…。いえっ、世界中の神様、天使様、妖精様……・・

私の言葉、あなたの元に届いてますか?

私の小さな願い事、ちゃんと叶えてくれますか?

どうか、どうか…お願いします……。
3 名前:Little wish. 投稿日:2002年03月06日(水)23時51分03秒
−1−

「はぁ……やっぱり、無理なお願いなのかなぁ…」

胸の前でずっと合わせていた手を下ろしながら、梨華はため息混じり
に呟いた。

あの日から今日でちょうど一週間。毎日毎日欠かさずお祈りをしている
のだが、これといった変化はまったくない。

ちょっと空しくなってきたかも……。

ベットに座りながら、ネガティブモードに突入気味の梨華。

いつもならそのまま沈んでいくのだが、今日の梨華は何かが違った。

「でも、今日はなんだか叶いそうな予感がするんだよね!だからもう
 少しだけ…お祈りしてみようかな?」

腰を下ろしていたベットから立ち上がり、さっきまで立っていた窓側
へ向かった。

4 名前:Little wish. 投稿日:2002年03月06日(水)23時52分18秒
−2−

ガララっと窓を開けると、初夏の涼しい夜風が梨華の横を通りすぎて
いく。

「うぅ〜ん…いい風だなぁ。それにしても、今夜のお月様はとっても
 綺麗。まんまるで、澄みきっていて・・」

夜空に浮かぶ月の姿に、梨華は思わず見惚れてしまっていた。

この日の月は本当に綺麗で、雲ひとつない限りなく透き通った空が、
まんまるなお月様を更に引き立ているような、そんな感じがした。

(月の世界に住んでいるうさぎさんにも、私の願いが届きますように…)

胸の前で手を合わせ、梨華は心の中でそうお祈りをした。


5 名前:一応匿名 投稿日:2002年03月06日(水)23時55分24秒
少ない更新です。何がなんだか分からないと思いますが、末永く見守って
下さると嬉しいです・・・。
6 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)16時19分07秒
石川が主人公なのかな?
がんがってくだせー
7 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月08日(金)16時30分47秒
そうっすね…まだなんとも分からないっす。
がっ、石川さんが出てくるみたいなので
マターリんでもって密かに色々期待しつつまってます。
がんがって。
8 名前:It is start? 投稿日:2002年03月12日(火)01時57分16秒
 −3−

梨華がこのお祈りを始めたきっかけは、ちょうど1週間前に遡る。

  ━ 1週間前 ━

はぁ〜…ほんっとキレイな顔立ちだよなぁ〜……

教室の隅の席に腰をかけ、ぼんやりととある人物を眺めていた。

長身で色白で、外人さんのような顔立ちで、さっぱりした性格のあの人。

運動神経抜群で、勉強も出来て、モテるのに嫌味にならないあの人。

あ〜、愛しいあの人!お昼ごはん、何食べたんだろぅ?

眺めているとはいえ、かなりの熱い眼差しを向けている梨華。

自分では気づいていないのか、この妄想中の梨華はエヘエヘとにやけてい
てかなり気持ちが悪い。

当然誰も近寄っては来るはずもない。だが、この少女だけは違っていた。

梨華の妄想を唯一阻止してくれる人物。

「あれぇ〜?梨華ちゃんっ!?またやってんの!?」

少々呆れた口調で梨華に話かけてきた。















9 名前:It is start? 投稿日:2002年03月12日(火)01時58分38秒
−4−

「……えっ!?またっ?うそ?ごめ〜ん…。またやっちゃってたの?」

やだっ…無意識のうちに顔が緩んじゃってたんだ……。

「うん。まただよぉっ!恥ずかしいからやめてってこの前も言わなかった
 っけ?後藤友達やめよっかなぁ……」

少し俯き加減で呟く真希。

「えっ!?そんな……ごっちんがいなくなったら私………」

この妄想をとめてくれる人がいなくなっちゃうよ…しかも唯一の友達な
のに………。

そんな真希の態度にショックを受けたのか、泣きそうになる梨華。

「あぁ〜もうっ!冗談だからそんな顔しないでよぉ!後藤が梨華ちゃん
 のこといじめてるみたいじゃん!大丈夫だよ!?後藤はずっと梨華
 ちゃんのそばにいるから!だから心配しないで?」

アハッっと可愛らしく笑う真希に、梨華も笑顔を返す。

「うんっ!分かったよぉ。でも…あんまりいじめないでね?」

ごっちんの行動って、冗談なのか本気なのか分からないんだもん…。





なのに………。

10 名前:It is start? 投稿日:2002年03月12日(火)01時59分34秒
−5−

「えぇ〜?それはどうかなぁ〜?梨華ちゃんってからかうと面白いし〜…」

にまにまと腕を組みながら梨華を見つめる真希。

「なにそれぇっ!!ごっちんひどいよぉっ!!」

また私をバカにしてぇっ!!でも、今日こそはっ……

「あれぇ〜?さっきまで大人しかったのにごっちん、梨華ちゃんどうし
 たのぉ〜?」

そっ…その声はまさかっ!?

持ち上げた手を下ろし、ゆっくりと後ろを振り返ってみた。

やっぱりっ!そこには、さっきまで妄想に耽っていたあの人がいた。

「あ〜、よっすぃー!梨華ちゃんてね、からかうと面白いんだよ〜!」

そう言いながら近づいていくごっちん…。

なんでそんなに平気でいられるのっ!?私なんて、話す前から心臓が
オーバーワーク起こしそうになっているのにぃ…。

いじいじ…。ごっちんみたいに話題が豊富な子になりたかったな…。

行動する前からネガティブモードの梨華。すると突然、顔の前が何かで
暗くなってしまった。







11 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月06日(土)12時38分00秒
作者さん、更新しないのですか〜?
頑張ってください、末長く長〜く待っておりやす!

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