インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板

あさ美ちゃん

1 名前:concon 投稿日:2002年03月07日(木)07時17分24秒
5期面中心です。
2 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時18分03秒
「あさ美ちゃん、食べるのいつも遅いよ〜」
わかっていた。ひとつだけ年上な私が言えることって、
こんなことしかないってこと。わかってた。
私は、負けず嫌い。
「まあまあ、愛ちゃん」
一番年下の里沙ちゃんは、いつも間に入ってきて、
5期面のムードを暖かいものにしてくれる。
隣で、まこっちゃんはいつも笑顔で見ている。
そんな…モーニング娘。5期面。
3 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時19分55秒
出会いは突然。
北国の子らしく、白のイメージにぴったりなあなた。
あの夏の終り、これからの始まり。
なにもかも捨てる気でいた私。
どんなことがあっても、へこたれずにいこうと思っていた。
歌とダンスが私の取り柄。
同期の子には負けない。
あのころの私は、刺々しかった。
4 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時20分44秒
あさ美ちゃんは…穏やかな子。
おっとりしていて、独特のテンポを持っていて。
けど、その柔らかさの中に、一本の芯が通っていて、
その力強さがまぶしいくらい。
だから、5期面のみんなはあさ美ちゃんを頼ってしまう。
5 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時21分23秒
しっかりしないといけないのに、よく飯田さんから
注意されてしまうのは、この私。
その度に、頭の中がいっぱいいっぱいになっちゃって、
楽屋に戻ってから泣いてしまうことがあった。
そのとき、側にいてくれるのが、あさ美ちゃんだった。
テレビ番組で緊張して全然喋れなかったとき。
ツアー先のホテルで淋しさに突如襲われたとき。
側にあさ美ちゃんがいてくれた。
6 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時21分58秒
最初、なんだか暗い子なのかなと思った。
でも、打ち解けてくると、古くからの友のようにたくさんのことを話した。
どちらかと言えば、私もまこっちゃんも里沙ちゃんも、
積極的にぺらぺら話しをするほう。
だから、相槌の上手なあさ美ちゃんの取り合いになることがある。
7 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時22分29秒
馴れ合ってばかりじゃ、駄目だよね。
でも、頼っていたい。これからのことをたくさん相談したい。
私が、今の気持ちや考えていることを伝えるときは、いつも、
「いいと思うよ・・・・・・たぶん」
と言って、優しげに微笑んで聞いていてほしい。
8 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時23分19秒
きっと素直に感謝の言葉は言えない。
娘。の中学生組をそろそろ抜けてしまう私。
もう、しっかりしないといけない。
歌やダンスも、新曲では期待されているのかもしれない。
だから、正直にあさ美ちゃんには頼らない。頼れない。
仲の良いメンバーの中でも、競争があるべきだと、私は思っている。
でも、強がりな面ばかりを見せても、きっと見破られているのかな。
あさ美ちゃんには、どうしても隠せない。
9 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時23分52秒
「ケガ…治って、ほんとに良かった…。」
「ありがとう、愛ちゃん。」
そうして、あさ美ちゃんは微笑んだ。
私はその微笑の裏に隠された、これまでの辛さを、誰よりも知っていた。
いや、知っていたと思っていたい。
先輩方と13人でステージに立ちたかった。
2ヶ月の間の苦労を分かち合った5期面のみんなが、
揃ってデビューしたかった。
10 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時24分22秒
ステージの袖から、あなたは見ていてくれた。
「良かったよ、愛ちゃん。」
あなたは微笑んでそう話し掛けてきてくれた。
そう、私からは話し掛けることができなかった。
変に同情して、気にかけていたのは私のほうだった。
11 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時24分55秒
ケガが治ってほんとに良かった。
先にステージに立った私を、舞台裏から見ていたあなた。
どんな気持ちだったの?
あのときも、あなたは強かった。
でも、でもね。
私を頼っていいんだよ。
だって、私はひとつ年上なんだから。
そんな理由でもいいの。
歌やダンスで悩んでることがあったら、私を頼ってきて。
ホテルで相部屋になったときでもいい。
深夜の悩み相談室を開いちゃうから。
いつでも、あなたに対して心の扉は開いているのだから。
12 名前:高橋愛編 投稿日:2002年03月07日(木)07時28分05秒
あなたの瞳にうつる私は、私の中のあなたと同じくらいの存在かな?
そうであってほしいけど、でもまた強がっちゃうから。
だって、一つだけ年上だから。
そうやって、また負けず嫌いな私を見て欲しい。
いつまでも同期だよ。

<終了>
13 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)10時06分44秒
春の陽気に合うあたたかな感じが良いです。楽しみにしてます。
14 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)13時24分16秒
高紺好きなので嬉しいです
頑張ってください
15 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)21時57分40秒
第二話

モーニング娘。に入って、久しぶりのオフ。
小雪舞う東京の地で、初めて迎えた冬休み。
福井の冬と違って、暖かい。
けれどどこか物悲しくて、あまり外出する気にもなれない。
雪が降らないからだろうか。
あたり一面雪で覆われるふるさとを、時折懐かしむ。
けれど、もうあの場所には戻れない。
一夜で白銀の世界に変わり、人々の生活の音が雪に全て吸収され、
新雪を踏みしめるときの音だけが妙にリアルな、そんな北国の町。
私はもう、それらを思い出にしていた。
そして、私は独りで部屋で過ごしていた。
「テレビを見てたら 不安になっちゃって
あなたに電話した 雪の夜」
16 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)21時58分12秒
 本当に久しぶりの休みだった。
毎日のようにダンスレッスン。
歌番組の収録、バラエティのロケ。
年末年始の番組の収録が一段落し、クリスマスの日だけ、
オフになったのだ。
・・・あさ美ちゃんは、今、どうしているのだろう…。
何度も携帯電話のディスプレイに表示される「あさ美ちゃん」
の文字を見つめ、溜息をついてしまう。
これで、赤いボタンをひとつ押せば、彼女に”繋がる”。
17 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)21時58分50秒
何度も躊躇った。
モーニング娘。になってから4ヶ月。
いろいろなことがあった。泣いたこともあった。
全てを新メンバー4人で分かち合った。
年上の私が泣いていては駄目だと、いつも思っていた。
けれど、弱音を吐いていたのは私だった。
相手は、いつもあさ美ちゃんだった。
18 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)21時59分24秒
まこっちゃんは、合宿の時からライバルだと思っていた。
ダンスはぴか一だし、何よりも表情がいい。
モーニングに入ってからは、お互い切磋琢磨して頑張っていこうねと、
2人でそういう約束を交わしていたのだ。
でも、私は焦っていただけだった。
ダンスも覚えられない。自己紹介の時も上手く喋れない。
まこっちゃんにはなんか相談できなかった。
きっと、私がライバル視しているからかな。
ライバルがいると、私は燃える性格だった。
けれど、モーニングはそんな甘いところではなかった。
ライバルとか切磋琢磨とか、そんなレベルではなかった。
覚えることは山ほどあり、毎日がハードな練習であった。
19 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時00分02秒
今日はオフ。
昨日、練習が終って帰るとき、あさ美ちゃんに言った。
「明日…クリスマスだけど、あさ美ちゃんはどう過ごすの?」と。
「うん。家族が東京に来てくれて、久しぶりにみんなで過ごすことになりそうなの。」
あさ美ちゃんはとても嬉しそうにそう言った。
そっか…家族と過ごすんだ…。
私はちょっと残念だった。
「ん・・・? どうしたの、愛ちゃん。」
「ううん、なんでもない…。なんでもないよ〜」
私を見詰めるあさ美ちゃん。
駄目…見詰められると、また甘えちゃう。
年上なんだし、仲間として依存してばかりではいけない。
20 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時00分44秒
私の家族はちょっと忙しいらしく、明日はいつもどおり母さんと2人で過ごす。
そう、いつもと変わらない。それでいい。
でも、休日にメンバーとしてではなく友達として会いたかった。
あさ美ちゃんは、いつものどこか潤んだ瞳で私を見詰めている。
私の大好きな、その瞳。
なにもかも受け止めてくれるような、そんな憂いをちょっとだけ帯びた瞳。
「夜…、電話するね。」
「いいよ〜、せっかく家族と過ごすのだから、私のことはいいよ。」
私は遠慮した。
「ううん…電話、するね。」
21 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時01分15秒
クリスマスの夜がふけていく。
去年までのクリスマスと違って、何もかもが違って見えた。
部屋の窓からは、街の灯りがキラキラ輝いて、それを見ているだけで、
私の淋しさは薄れていった。
「つながったけれど なんだか忙しそう…
 心配するから すぐに切った」
22 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時01分51秒
私はふーっと一息つくと、机に置いていた携帯を握り締めた。
今夜…あさ美ちゃんから電話がかかってくる…
私の部屋は何故だか電波が入りづらくなっている。
さっきから私は、あさ美ちゃんからの電話が圏外にならないように、
部屋の中であちこち移動していた。
23 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時02分21秒
どうしてだろう…。こんなにも彼女の電話を待ち望んでいる。
吉澤さんと石川さんのような、特にべたべたとした付き合いではない。
私は恥ずかしがり屋だった。
それに輪をかけて、負けず嫌いだった。
でも、聖なる夜に彼女からの電話を待っている今の私の心は、
とても落ち着いていて、
きっと、こういう気持ちが「本当の気持ち」と言うものだろう。
憧れでもない、溢れるほどの感情が、
もう待ちきれずに私の表情に出ているだろう。
少しだけ一人で恥ずかしがった。
でも、こういう今の感情を慈しみたい。心からそう思う。
24 名前:高橋愛編 その2 投稿日:2002年03月07日(木)22時02分57秒
♪♪♪・・・・・・
着信メロディが鳴った。
私は大きく深呼吸してから、携帯電話を改めて握りなおした。

<終了>
25 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)22時10分10秒
おぉ〜 楽しみだ…
小紺も好きだが高紺もイイっ!
26 名前:concon 投稿日:2002年03月07日(木)22時10分40秒
文才がないし、長い物語も思いつきませんが、
5期メンの日常を切り取った「ポートレート」の
ようなショートショートを書いていきたいと思います。

>13 ありがとうございます。頑張ります。
>14 私もこの2人がなんだか好きですね。テレビとかラジオとかでこ
   の組み合わせを見てみたいものです。
27 名前:concon 投稿日:2002年03月07日(木)22時17分51秒
>25
ありがとうございます。
小川さんも出していきたいですね。
28 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月07日(木)22時23分49秒
高紺やっぱいいですね〜(w
この間ハロモ二で高橋の腕に紺野が絡めてる?逆だったかな?
シーンがあったんですけど萌えました(w
頑張ってください
29 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時25分34秒
第三話

モーニング娘。に入って、もう半年が経とうとしている。
新曲で、私はサビのパートを任された。

「本当の気持ちはきっと 伝わる はず♪」

嬉しかった。歌を歌うこと、それが私の全てだから。
小さな頃から、私の側にあったもの。それが歌だった。
30 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時26分16秒
ある雑誌の取材で、里沙ちゃんの「愛ちゃんはシャイかな」と
いうコメントがあった。
里沙ちゃんは鋭い。正直言ってその通りだった。
一度仲良くなれば問題なかったのだけれど、仲良くなるまでが長かった。
人と人との距離を微妙に感じてしまい、なんとかそれを埋めようと
いつも何かに努力していた。
その手段として、歌があった。
もちろん、その後は手段と目的が転倒して、歌うこと自体が好きになったけれど。
私にとって歌とは、そういうものだった。
31 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時26分52秒
歌が、好き。
今回の曲は、私にチャンスをくれているのだと感じた。
でも、やる気が空回りしてしまって、
歌収録でもなかなかOKがもらえなかった。
加護さんも辻さんも、後藤さんも安倍さんも、みんな心配そうに私を見ている。
緊張と焦りが、さらに音程の乱れを招いた。
32 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時27分24秒
このところ、私は部屋に帰るなり、一人で泣くことが多くなった。
部屋の中で穏やかに溶けていく氷のように、
私の気力は次第に萎えていった。
やりきれなさや悔しさというものでもなく、虚無感とも異なる感情で、
それらよりも圧倒的に自分の周囲に存在し、
夜の海のように静かに満ちたりひいたりしていた。
スタジオに行ってダンスを練習していても、奇妙に体が軽く、
ふわふわと浮遊するばかり。
未解決の自分の問題ばかり抱え込んで、
消化することができずに淡々と時期が過ぎていった。
未熟だと言われれば、私はその言葉に対して抗うことさえできないだろう。
33 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時27分56秒
練習が終り、久しぶりにあさ美ちゃんと帰路についた。
ううん、わざと帰り支度を遅くして、あさ美ちゃんと帰るチャンスを待っていたの。
そんな、素直に「一緒に帰ろう」って言えばいいのに。言えなかった。
ソロ・パートのないあさ美ちゃんを勝手に心配して、話す機会が少なくなっていた。
いや、苦しんでいる私を見られたくなかっただけかもしれない。
私は、負けず嫌い。
でも、もう限界だった。あさ美ちゃんに聞いてもらいたかった。
34 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時28分34秒
帰りの道で、度々あさ美ちゃんの心配そうな視線を感じた。
「愛ちゃん、大丈夫? 疲れてるみたい…」
「うん…、大丈夫。大丈夫だよ〜。」
嘘。また強がっちゃった。
見上げると、ビルとビルの間の狭い夜空に、ほんのりと星が瞬いていた。
モーニング娘。に入ったからといって、
自分が小さな存在であるということに、なんの疑いもなかった。
そんなこと・・・わかっているのに。
当面の問題を棚上げしちゃって、何を求めているのだろう。
憧れの娘。になれたのに、まだ何かを欲しがっちゃって。
何を? 何を欲しがっているのだろう?
きっと、それは形のないもの。
そう。あさ美ちゃんと一緒に歩いている、この安らぎ。
35 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時29分12秒
 …少しずつ 家に近付いてく
 Ah 今夜は
 いろいろ思い出して きっと
 寝付けないでしょう…
36 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時29分44秒
私は思っていることをあさ美ちゃんに話した。
心の奥深くから、いろいろな感情が表れた。
涙が出てきた。
あさ美ちゃんは、いつもと変わらない穏やかな笑顔でこう言った。
「…私、愛ちゃんの歌っている姿、好きだよ。
 歌詞以上の想いが、愛ちゃんの歌っている姿から伝わってくる感じ。
 …だから、私の一番近い目標が愛ちゃん。」
あさ美ちゃんは、俯いている私の側に、ただずっと寄り添ってくれた。
そうして、初めて手をつないだ。
37 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時30分14秒
 …窓に映る 私って
 結構 センチね
 ついさっきまで
 手をつないでた
 私の顔…
38 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時30分46秒
言葉や、その節々に垣間見える優しさ、
励ましなどに、私は一方的に依存していた。
歌以外に、私から出力するものがない。
あさ美ちゃんの言葉に、私は応えたい。
39 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時32分26秒
ね、あさ美ちゃん・・・
仲間と共に過ごしていて、残らないものってないんだね。
目に見えないものでも、時折心の中に浮かび上がってくるものがあるの。
まだまだ先輩方には追いついていないし、これからどうなっていくか、
5期面の誰もが予想図を描くことなんて出来ないけれど。
けれど、今夜みたいな穏やかな夜のようないとおしいものが、
すぐ近い場所にぼんやりとあるの。
うん・・・そう思う。そう思うよ。
40 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時33分04秒
私はスタジオに入っていく。
あさ美ちゃんとまこっちゃんと里沙ちゃんが、中で待っている。
これから、歌番組で収録だ。
頑張ること。歌いつづけること。
背伸びしなくてもいい。まずは5期面のみんなに伝えよう。
そして、メンバー全員に練習の成果を伝えよう。
・・・私は、私の中で気持ちが軽くなっていくのを感じた。

<高橋愛編 終了>
41 名前:高橋愛編 その3 投稿日:2002年03月08日(金)00時34分46秒
>28
ありがとうございます。高橋愛の頑張り屋さんの部分を
上手く描写したかったのですが、どうだったでしょう?

高橋愛編は、一応終了します。
42 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月09日(土)01時00分51秒
頑張り屋な高橋を支える紺野 萌え
43 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月11日(月)15時26分58秒
続き期待(w
44 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月23日(土)22時03分23秒
待ってますよ〜
45 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月18日(木)23時05分07秒
もうしないのでしょうか?
お待ちしてます
46 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月29日(月)19時40分54秒
小川編が是非読みたい。
続き、待ってます。
47 名前:名無し娘。 投稿日:2002年05月06日(月)04時06分01秒
いい雰囲気ですね。続き楽しみにしてます。
48 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月30日(木)00時07分28秒
今日初めて読みました。
こんこんがいいキャラクター出していますね。
高橋の細い心をそっと包み込むような暖かさがうまく表現されていて、
思わずじーんとしました。

作者さん、早く帰ってきて!
おねがい!!
49 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月01日(土)18時35分05秒
いつまでも待つ!!!
50 名前:concon 投稿日:2002年06月03日(月)05時58分03秒
私生活でいろいろ忙しい出来事があって(親しい人が亡くなったり、PCを
買い換えたり・・・)、ずっと書けずにいました。すいません。
小川編を近日中にアップしますので、お時間がありましたら読んでみてくだ
さい。
51 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時51分11秒
「おがわぁ〜・・・イノキ!」
「ひゃっ! ナ、ナンダコノヤロッ・・・って、石川さん。何ですかぁ?」
52 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時51分58秒
 忙しいスケジュールの間の、ほんのちょっとした待ち時間。
私は『バスがくるまで』の薄い台本を片手に、次の収録の際の台詞を再度
確認していた。
 そこに背後から石川さんが忍び寄ってきて、そっと何か冷たいものを
私の首筋にそっとあてがったので、思わず素っ頓狂な声を出してしまった。
「こんな時間に部屋にいる娘。は、いないぞ♪」
・・・って、今は収録の合間じゃないっすか?
53 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時52分35秒
「小川、昼に言っていた『相談したいこと』って、なあに?」
石川さんは私にオロナミンCを渡すと、いつものチャーミースマイルで尋ね
てくれた。

・・・嬉しいのだけれど、石川さんが声をかけてきてくれたのは、よりによって
メンバー全員がいる控え室・・・。
54 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時53分05秒
 ハローモーニングでのチャーミー姿の石川さんはとても可愛
かったが、化粧を落とし中の頬は実に色黒だった・・・。
さすがはビター。ムースポッキーは私も大好きなのだ。
55 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時53分43秒
 予想通り、辻さんや加護さん、リーダーの飯田さんが反応して、なんだな
んだと集まってくる。
「まこっちゃん、梨華ちゃんに相談事してるの〜?」
「私にしてもいいんだぞ、小川。」
・・・これじゃ・・・相談もなにもできないよー。
56 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時54分23秒
「あ、いえ。歌のことで石川さんに・・・」
 テキトーに誤魔化しちゃった。
 ねえ、こういうのも毒舌かなあ?
「石川に歌のことを聞いてもナー・・・困るだろ?」
「そうなんですよね〜、歌のこと突っ込まれると、弱いんです私。」
「そんなことでどうすんのよ。」
それはタンポポのラジオのような会話だった。おもしろ〜い。
57 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時55分05秒
娘。にいると、ファンだったころにこんなことを聞いてみたい、見てみた
いと思っていたことが、ふとしたところで叶ったりする。
イメージ通りだったり、意外なことがあったり。
私は去年の夏まで、歌やダンスが好きな普通の中学生だった。
58 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時55分42秒
「・・・石川さん、今夜電話してもいいですかぁ?」
「うん。いいよー。」
石川さんは喜んでOKしてくれた。
一人暮らしらしいので、吉澤さんや後藤さんとたまに長電話するって聞
いた。

私もそんな輪の中に入ってみたいなあと、相談事の件とは別にそう思っ
たりもした。
59 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時56分25秒
「おろっ? 相談事かぁ〜。石川も成長したもんだね〜」
 矢口さんが石川さんの肩をポンッとたたいた。
「そうなんですよ〜」
「ネガティブネガティブ言っていた頃が懐かしいね〜」
「も〜まりっぺ! 今は大丈夫ですよっ」
「きしょっ! まりっぺって言うなよ〜」
 矢口さんと石川さんが笑っている。
60 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時57分15秒
そういえば、私とあさ美ちゃんとでタンポポのラジオに出演したとき、
自分をポジティブな人間だと思うか、ネガティブと思うか、
というような質問があった。

私もあさ美ちゃんも、どちらかといえばポジティブですと答えた。
61 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時57分49秒
 でも、私は決してポジティブなんかじゃなかった・・・。
62 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時58分28秒
 その夜、おばあちゃんが眠りについた頃、廊下の黒電話の所に行き、
そっと受話器を持った。
新潟よりは暖かいが、まだまだ寒さの厳しい2月。
私は毛布を一枚、体に巻きつけた格好で、静かに石川さんの家に電話
をかけた。
63 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)21時59分00秒
 すぐに石川さんの声が、電話線を通して伝わってきた。
先輩の中で一番いろいろと面倒を見てもらっている石川さん。
本当はこういう相談、出来ればしたくなかった。
でも、初めてのことだったので、私は誰かに頼りたかった。
64 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時00分09秒
「実はですね・・・昨日のレコーディングの時に、愛ちゃんと喧嘩しち
ゃったんです・・・」
「高橋と? なにかあったの?」
「・・・私が弱音を吐いちゃったんです。歌えない、歌えないよーって・・・。」
「えーっと・・・『好きな先輩』が?」
「はい。・・・5期だけでメインを歌うじゃないですか・・・それで、そのこ
と意識しちゃったら、なんだか声が硬くなって歌えなくなっちゃって・・・。
愛ちゃんに『あーだめだめ! ぜんぜん歌えないよ〜』ってつい言っ
ちゃって。私・・・半分泣きそうだったんです・・・。
そしたら、『私たちのための曲なのやから、レコーディング当日にそ
んなこと言わないのっ! もう、なに言ってんのよ!』って言われて・・・。」
65 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時00分46秒
「・・・それで、ムカッときちゃったのね?」
「はい・・・」
「うーん・・・」
66 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時01分20秒
 石川さんもため息つくようなことだろう。情けないのは私だった。

「里沙ちゃんは私と愛ちゃんを見てオロオロしだしちゃったし、
あさ美ちゃんは私を困ったような顔をして見てたんです・・・。迷惑・
・・かけちゃった。」
67 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時01分55秒
 私はあのとき、あさ美ちゃんの表情を見て、すぐに言い合いをや
めようと思った。
和むとか、癒されるとか、そういった簡単な言葉で表現できないよ
うな暖かさを、あさ美ちゃんは持っている子だ。

出会ったときから、そうだった。
68 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時02分43秒
 私はそれをずっと受け止め、感じ続けていた。
いつでもその温もりをもらえるんだと思っていた。
私はひどく単純だったかもしれない。
あさ美ちゃんに、幼い自分しか見せてこなかったかもしれない。

まるで、近くの公園で飽き足りないぐらい遊びつづけても、
夕暮れ時には迎えに来てくれる母親に対する、その子供のように。
69 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時03分17秒
「喧嘩かあ・・・でもまあ、よくあることよ。私も加護とかと喧嘩しち
ゃったことあるし。」
「そうなんですかぁ?」
「うん。入った頃は私も余裕がなくて、年下で実家からも遠く離れて
やってきたあいぼんのことを気遣うことなんてできなくて・・・。
ストレスがたまったりすると、お互い、言い争ったりしちゃったのよね。
大抵、喧嘩しても私が負けちゃったんだけどね。」
「へェ〜・・・そうだったんですかあ・・・」
70 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時04分20秒
「それにねェ・・」
石川さんは言葉を選びながら、私に優しく語り掛けてくれた。
「よくわかんないけれど、高橋ちゃんも遠くからやってきて
いるし、あの子、歌のこととなるとすごい頑張っちゃうような子みた
いだし・・・。
 ほら、自分が当然のように思っていることを、無意識に他人にも、
同じように当然のように思っておいてもらいたいって考えちゃうこ
と、あるじゃない?」
71 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時05分09秒

「・・・高橋ちゃんは小川に対して『同じ気持ちでいてもらいたい』と
思っていたのよ、きっと。」
72 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時05分39秒
 石川さんの言葉は、なんだか難しかった。言葉というより、言い
回しが難しかったというか。
けれど、なんとなく穏やかな気持ちになった。

 裸電球がほのかに照らす薄暗い廊下にて、黒い電話のコードをひ
ねくりながら、私は昨日の自分を詳細に思い出しては恥ずかしがった。
73 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時06分31秒

 石川さんが言った、『同じ気持ち』という言葉を、
 私の中で何回も反芻してみた。
74 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時07分08秒
「同じ気持ちでいてもらいたい人。・・・それって、大切な人のことじゃん。
 そう思わない?」
「・・・はい。」
75 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時08分13秒
 私は目に涙を溜め込みながら、
 電話なのにも関わらず、石川さんの言葉に何度も何度も頷いていた。
76 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時08分45秒
「まあ、小川が相談っていうから、5期で喧嘩でもしたんだろう
とは思ってはいたけどね。」
「・・・やっぱ、わかります?」
「朝からわかっていたよ。」
「朝から?」
 相談を石川さんに持ちかける前だ。どうしてなのだろう?
77 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時09分19秒
「だって、紺野を見てたらぴーんときちゃうよ〜。」
「あさ美ちゃんを・・・?」
「紺野、朝から番組収録中も含めて、ぜんぜん笑顔がないんだもん。
ぼーっとしているか笑顔か、そんな紺野が朝から暗い表情で考え事
しているふうだったから、5期でなんかあったのかなって思ってたの。」
78 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時09分58秒
 私も愛ちゃんも、なんだか子供っぽく意地になって、朝から口をきいてなかった。
里沙ちゃんは愛ちゃんと私のところを行ったり来たりして、とりと
めもない話をしては心配そうに私たちの顔を覗った。
 あさ美ちゃんは・・・。
 私はいつも通り、ぼーっとしているのだろうと思っていた。

 ぼーっとしていたのは私の方だった。
79 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時10分34秒
「まー、いろいろあったとはいえ本番中に笑顔を作れない紺野も、
 プロとしてはちょっとあれだけど・・・。」
「はい・・・」
「でも・・・穏やかな見かけよりも、ずっと考えている子だね。
 きっと、あなたが考えているより、ずっとあなたのことを考えている子よ。
 なんか・・・なんかそう思うなぁ・・・」
「そうですね・・・本当に、そうですね。」
80 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時11分31秒
 私のことを考えてくれている人がいる。
石川さんや、あさ美ちゃんや・・・
メンバーだけじゃない。新潟で友達だった子たち、お父さんやお母さん、
一緒に住んで気遣ってくれているおばあちゃん。
 いろんな人の顔が、肌寒い深夜の私の心の中を横切っていく。
81 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時12分14秒
・・・こういう時に思い出される人って、
淡い黄色の光の中で、決まってみんな微笑みを浮かべている。
悲しい表情でもなく、かといって口を大きく開けて笑っているようでもなく。
きっとそれは、私がみんなに期待している表情なのだろう。
いつも微笑んで、暖かく私を見ていてほしい。そう願ってばかりいた。
82 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時12分48秒
 
 愛ちゃんの怒った顔、里沙ちゃんのオロオロした顔、
 微笑みの消えたあさ美ちゃんの顔・・・。
 私は、みんなにそういった表情をさせてはいけない。
83 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時13分26秒
「おがわ〜・・・」
「・・・はい」
「なんかねェ、昔の私たちを思い出すの。」
「・・・?」
「高橋と小川は、なんだか昔のあたしとあいぼんみたい。
 役割とかっていうわけでもないんだけど。
 それで紺野と新垣がよっすぃーやのの、かなって。

 ・・・大丈夫。きっとうまくいく。うまくいくよ。」
84 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時14分06秒
 石川さんにお礼を言って、そっと受話器を置いた。
 薄暗い廊下に、チーンという音が鳴り、そして静けさが訪れた。
 今まで受話器を握り締めていた手が、電球の淡い光の中で白く浮かび上がる。
 そして、自分の頬を撫ぜてみる。

 それまで気づかなかったけれど、そこは涙に濡れてひんやりと冷たくなっていた。
85 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時14分36秒
 私は、今の電話の最中、透明な海の底にいたような気がする。
石川さんの声が、深夜の電話線を伝わって少しだけこもって聞こえてきた。
それはまるで、海の底で囁き合っている深海魚たちのようだった。
大きな潮の流れに抗うことなど出来ず、ただ身の任せ方を先輩にアドバイス
してもらっている魚。
それが私。
86 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時15分08秒
 二人で、ここにいない人たちのことを話していた。
愛ちゃんやあさ美ちゃん・・・
電話と電話の間に、モーニング娘。という存在が水晶のようにキラキラ輝いていた。
私は、澄んだ海の中でそれを必死に追い求めている。
その海の中では、同期のメンバーや先輩たちがいる。
87 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時15分43秒
みんな、小さな絶え間ない問題というものを抱えているのかもしれない。
でも、どんなに私たちが世の中の汚濁と向き合っても、
見つめている先は、いつの間にか繰り返しそこへたどり着く。
できるならば、ずっとそこで眠っていたい。
88 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時16分17秒
あさ美ちゃんが、かつて言っていた。
モーニング娘。の歌は、私を頑張ろうって気持ちにさせてくれた。
そのことが本当のことだから、私は今、こうして頑張っていられる。
そのことだけでもいいから、伝えたい・・・と。
89 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時17分09秒
忘れられないあさ美ちゃんの言葉。
すぐ落ち込んでしまう私は、なにかある度にこの言葉を思い出していた。

深海のようなこの廊下に座りこんで、私はまたも思い出していた。
90 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時17分40秒

「ああ なぜか あまのじゃく
 素直な子になれません・・・ 」
91 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時18分14秒
 昨日歌えなかったフレーズを、そっと口ずさんでみる。
静寂の中に、私の声だけ。
・・・この曲は、4人のための曲だった。
92 名前:小川麻琴編 投稿日:2002年06月03日(月)22時18分51秒
 明日また頑張ろうと思えた。今、心からそう思える。
 
 歌いたい。
 4人、同じ気持ちで。



 <小川麻琴編 終了>
93 名前:concon 投稿日:2002年06月03日(月)22時24分15秒
小川麻琴編は、高橋のミニ三部作と違い、この一編で終了です。
次は・・・流れから言えば、たぶん誰だかわかりますね(笑)
長々とお休みしていて、申し訳ありませんでした。
94 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月04日(火)00時00分41秒
お待ちしておりました。
めちゃめちゃ期待してます。
がんがって〜
95 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月04日(火)04時35分52秒
>紺野、朝から番組収録中も含めて、ぜんぜん笑顔がないんだもん。

こんな些細なコトに気が付くほど、石川さんに余裕があるとは思えませんが、
五期メンが相談するには『丁度良い』先輩ですよね(w

次回の『真打登場!』楽しみにしています。
96 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月04日(火)13時43分35秒
小川と高橋の喧嘩を石川が仲裁したという史実(?)に基づいているのですね。
黒電話を持って毛布に包まる小川が可愛かったです。
次はあの子ですか。扱いの難しい子だけにどう使われるのかとても楽しみです。
97 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月11日(木)06時36分22秒
雰囲気いいですね。
次回作期待します。期待あげ。
98 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月05日(月)01時19分37秒
期待さげ
99 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月24日(土)17時37分58秒
kitaiage
100 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月16日(月)03時29分15秒
期待さげ
101 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月04日(金)09時25分10秒
期待してて良いのかな?
102 名前:名無しさん 投稿日:2002年11月07日(木)01時28分21秒
待ちます
103 名前:名無し 投稿日:2002年12月07日(土)20時51分23秒
ホゼン
104 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月08日(水)20時41分40秒
105 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月26日(日)16時32分24秒
106 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月18日(火)06時46分51秒
( ´ Д `)んあ?
107 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月07日(金)07時10分19秒
祝一周年!
記念に続きを・・・

Converted by dat2html.pl 1.0