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あるスタッフの日常

1 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)15時42分51秒
ここで書かせてもらうのは初めてです。

ちょっと緊張してます(笑)
主人公(男)と娘。の誰かがカップリングです。

sage更新でおねがいします。
2 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)15時46分40秒
あ〜あ、暇だなぁ〜。

俺の名前は藤堂俊太。
十八歳。
普通なら高三か、でも俺は高校に通ってないためプーである。

一見普通に見えないこの容姿・・・
俺の全身には刺青みたいなものが彫ってあるのである。
このせいでイジメられたりしたっけ。
まぁ、全員タコ殴りにしてやったけどね(笑)
しかし本当に暇だなぁ。

この刺青のようなもののせいで仕事も見つからないし。
金はあるけど、暇だ。
誰かこの静寂を破ってくれないだろうか?
3 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)15時50分50秒
そんな時携帯に電話がかかってきた。

ピッ
「もしもし?」
「あ〜俊太か?俺だ、幸三だ」
幸三ってのは俺の親友で俺に仕事を紹介してくれるいい奴である。
「どうした?また仕事紹介してくれるのか?」
「ああ、今度こそはお前に合いそうな仕事見つけてきたぜ!」
どうやら自信があるようだ。
どんな仕事だろう?
「わかった。で、俺はどうすればいいんだ?」
「履歴書持って●●ビルまで来てくれ」
「了解、じゃ」
ピッ
俺は●●ビルに向かうため、愛車のゼファー750のエンジンをかけた。
4 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)15時53分48秒
●●ビル・・・
「でっけ〜なぁ」
それが俺の見た感想である。

中に入って指定された部屋に行ってみる。
「おっす」
「おっす」
中に幸三がいた。
そして何だかお偉いさんっぽい人達もいた。
その中に知ってる人がいた。
「ん?何でつんく♂がいるんだ?」
俺は不思議に思った。
何故あの超有名プロデューサーのつんく♂がいるんだ?
まさか今回の仕事って・・・
5 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)15時58分50秒
俺は何となく今回の仕事がわかった。

「君が藤堂俊太君かい?」
「はい、そうですけど」
俺は無難に答えた。
「幸三君に聞いたとおり凄い身体だね」
ちょっとムカってきた。
「はぁ・・・それはそうと用件はなんですか?」
「うん、それはつんく♂から説明してもらおう」
つんくは重い腰を上げ説明を始めた。
「君に守ってもらいたい人達がいるんや」
「で、誰です?まさかモーニング娘。とか言うんじゃないでしょうね?」
「そのまさかや」

うん、リハーサル通りだ(謎)
6 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時05分02秒
って冗談言ってる場合じゃねぇ。
「あの・・・見ず知らずの男にそんなこと頼んでいいんですか?あなた達は俺のこと何も知らないじゃないですか」
「いや、君のことは幸三君から聞いてる。大した強さと精神だ」
俺は昔戦場で傭兵として戦っていたり、ストリートファイトをしていた時代があったから多分そのことを言われてるんだろう。

「じゃあ僕の過去は全て知ってるわけですね?僕がどういう性格かも」
「そういうことになるな」
何か気に入らないな・・・
「で、この仕事・・・受けるんか?受けないんか?」
「・・・給料は?」
「まぁ、こんなもんや」
「・・・受けます!」
モー娘。のスタッフか。
きっと周りから羨ましがられるだろうな。
7 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時10分37秒
翌日、俺はあるスタジオにいた。

昨日、つんく♂さんからこのスタジオに来いと言われたのである。
きっと娘。のみんなに俺を紹介させ、そのまま今日の護衛をさせるつもりであろう。
「はぁ〜、緊張するなぁ」
まだ娘。のみんなは来ていなかった。
ちなみに今日の俺の服装は黒のスーツ、それに必要な物を入れた鞄を持っていた。
そして娘。達と対面の時間がやってきた。
「誰?このかっこいい人?」
「派出な格好してるなぁ」
などと言っている。
俺の容姿、金髪の髪を後ろで一まとめに、目は赤色、よくかっこいいなんて言われるが俺はそうは思わない。

マネージャーの村田さんから紹介があった。
8 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時15分09秒
「え〜っと、この人がさっき言っていたボディーガードの藤堂俊太さん
 一応普段はマネージャーとして働いてもらいます」
「どうも、よろしくおねがいします」
しかし、娘。達の反応は薄かった。
そりゃそうだ、こんな刺青だらけの男がマネージャーになっても納得いかんだろう。
バラバラと「よろしくおねがいします」と言われた。
第一印象・・・最悪かも・・・
しかし、この後質問攻めにあった。
「いくつですか?」
「出身地どこですか?」
「何で刺青彫ってるんですか?」
色々聞かれた。
流石にちょっと疲れた。
俺は楽屋を出て煙草を取り出した。
9 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時21分17秒
煙草吸ってると楽屋から保田さんが出てきた。
「ちょっと!何煙草吸ってるのよ、俊太君って未成年でしょ?」
俺から煙草を取り上げた。
「別にいいじゃないっすか、今時未成年の煙草なんて珍しくないですよ。
 それに俺は止めろと言われて、ハイそうですか、と行くタイプじゃありませんしね」
俺は保田さんから煙草を奪還してまた吸い始めた。
「まぁ、私にそんなの言う権利はないか・・・で、どうだった?」
「何がです?」
「私達の第一印象、テレビと違った?」
「そうですね・・・そんなに変わりませんね。
 みんないい人そうだし、等身大って感じかな?」
「みんなやっぱり・・・その・・・」
「わかってますよ、俺の刺青のせいでみんな話し掛けづらいんですよね?」
「わかってたんだ」
「昔同じようなことがありましたからね」
10 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時26分28秒
俺は煙草を吸い終わり保田さんと一緒に楽屋に入った。
MDプレイヤーを取りだしイッツミュージックタイムと洒落こむ予定だ。
しかし・・・
「あの・・・」
後藤さんが話し掛けてきた。
あの天下のゴマキが俺に何の用だ?
「俊太さんってどうしてこの仕事引き受けたんですか?」
・・・変な質問である。
「給料がいいから・・・それとかわいい女の子達に囲まれて幸せな職場だと思ったから」
俺は正直に答えた。
「俊太さんって強いんですか?」
「まぁね」
「じゃあ、何か証拠を見せてくださいよ」
う〜ん・・・
俺は壁に向かって歩き始めた。
11 名前:魔王 投稿日:2002年03月09日(土)16時27分08秒
とりあえず今日はここまで。

誰かレスくれ〜!
12 名前:chicken 投稿日:2002年03月10日(日)19時22分10秒
今までにない感じ頑張って!
13 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)15時29分10秒
>12さん
おおっ!!
嬉しい!初レスありがとうございます。
これから続き書きますんでどうぞ、御贔屓に!
14 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)15時36分12秒
俺は壁に向かって歩き始めた。
そして壁についた。
左腕で二回軽く突つくような感じで壁を殴る。
そして右腕で渾身の力を込めた右ストレートを放った!!

ドガァァツ!!

見事に壁はへっこんでいた。
そして壁には俺の拳の跡が残っていた。
流石に楽屋にいた全員がこっちを向いた。
「まっ、こんなもんだ。これでいいかい?」
俺は微笑みながら後藤さんに言った。
「す、すっごーい!!」
後藤さんは興奮している。
何故だ?
「ねえねえ、どうすればそんな風に出来るの?」
「どうすればって・・・こんなん出来てもしょうがないじゃないですか」
俺は少し呆れた、そして少し後藤さんの認識を変えた。
彼女が珍しい物が好きなタイプかもしれない・・・
と、そこに
「どうでもいいけど、それどうするの?」
保田さんはへっこんだ壁を指指した。
・・・
「あ・・・やばいなぁ・・・どうしよう?」
俺は本気で悩んだ。
壁の弁償が出来るほどお金持っていない。
「と、とりあえず何かポスターか何かない?」
みんな白い目で俺を見ている・・・
た、頼む!そんな目で見ないでぇ!(泣)
15 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)15時37分35秒
あっ、誤字発見(馬鹿)

×彼女が〜
○彼女は〜
16 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)15時49分25秒
その日はその後何もなく終わった。
俺は彼女達を家まで送り届けなければならない。
中学生と高校生(?)だけだがそれでも人数が多い。
駅まで届けたり、家まで届けたり、バス停で降ろしたり。
あ〜あスタッフって大変だなぁ。
俺は最後に後藤さん家に向かっていた。
俺は車を運転しながら思った。
(にしても・・・かわいい寝顔だね)
後藤さんは寝ていた。
スタッフ・・・しかも今日入ったばかりの奴を信頼してるのか?
無防備というか何というか・・・
俺は後藤さん家についた。
「え〜っと、●×の△ってのはここだな」
俺は車を止め、後部座席にいる後藤さんを起こそうと声をかけた
「後藤さん、家についたよ。起きなって」
俺の呼びかけに全くの無反応。
しょうがなく後部座席に回り、体を揺する。
「後藤さん、家ついたよ。起きてって」
そうするとやっと後藤さんは「う〜ん」と唸りながら起きた。
「んあ?家についたの?」
そうだよ、だから早く降りてって。
この後シニアチームの人達の仕事あるんだから。
俺は彼女を車から降ろし、
「それじゃ、また明日」
そう言いながら車を発進させようとした時
17 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)15時56分28秒
「あの〜お茶でも飲んでいきませんか?それともそんな時間もないですか?」
思わぬ誘いを受けてしまった。
「はぁ・・・じゃ、ちょっとだけ」
俺は車から降りてロックをかけた。
後藤さんの家は芸能人が住んでるって感じではなかった。
どこにでもありそうな感じ。
それが第一印象である。
「ただいま〜」
「お邪魔しま〜す」
俺達は後藤さん家に入った。
「おかえり〜、ご飯出来てるよ」
後藤さんのお母さんらしき人が言った。
「あっ、後で食べるよ」
そう答えると後藤さんは台所の方に行ってしまった。
・・・俺はどうすればいいんだ?
「あっ、適当に座ってていいよ」
俺はその声を聴き近くにあった椅子に座った。
後藤さんが台所から出てきた。
持っているのは・・・ウーロン茶かな?
「はい、どうぞ」
俺は出されたウーロン茶を早速飲ませてもらった。
実は喉がカラカラだったから一気に飲んだ。
「ねぇ、俊太さんは何で後藤達のこと苗字にさん付けで呼ぶの?」
18 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)16時03分32秒
「えっ?何故かって?」
何でって聴かれても・・・
「嫌でしょ?そんなに年齢の変わらない人に「ちゃん」付けとか、渾名で呼ばれるの」
俺は普通にそう思った。
ましてや、俺は異性である。
俺だったらムカツク、だからやらない。
「そんなことありませんよ。ただちょっと苗字にさん付けだとちょっとムズ痒くて・・・」
「じゃあ何て呼べばいいんですか?」
「そうだなぁ〜・・・何て呼びたいですか?」
俺はちょっと考えた、彼女のことを何て呼ぶか。
「真希」はボツ。彼女でもないのにそう呼ぶのはまずい。
う〜ん、他には・・・
「やっぱり後藤さんでいいですよ、それに今日会ったばかりですし」
俺は無難にそう答えた。
「ムズ痒いかもしれないけど、そのうち慣れるよ」
俺はこう付け加えた。
「そうですか・・・ま、いいか」
「あはっ」って感じで彼女は笑った。
かわいい笑顔だ。
「そういえば、何で全身に刺青彫ってるんですか?」
唐突に聞かれた。
「そうだなぁ・・・まずこれは刺青じゃないんだよね」
俺は刺青に関するエピソードを語り出した。
19 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)16時13分17秒
「これは刺青じゃなくて・・・何て言うんだろう?生まれた時からあったんだ。
 よく刺青と勘違いされてたなぁ。おかげで幼稚園から中学までイジメられたよ」
でもそんな風にやる奴はボコボコにしてやったけどね、と付け加えた。
「バイオレンスな日々送ってたんですね」
「昔は色々あったからね、機会があったら話すよ」
俺は椅子から立ち上がりながら言った。
「?どうしたんですか?」
「もうそろそろ局に戻らないとやばいんでね・・・」
俺は玄関に向かって歩き始めた。
当然のように後藤さんもついてくる。
「それじゃ、お疲れ様」
俺はそう言いながら後藤家を後にした。
「頑張ってね〜!」
と激励されながら。

その日は深夜の仕事もこなし、俺はベッドに潜りながら考えていた。
(これから大丈夫かな?五期メンとか辻さん加護さんはビビっていたようだし・・・)
そんなことを考えながら夜は更けていった。
20 名前:魔王 投稿日:2002年03月12日(火)16時14分32秒
ああ、もうageたりsageたり・・・
もうどっちでもいいや!
agesageは自由ってことで(爆)
続きは明日書きます。

ダラダラと駄文書きますが、そこらへんはご了承ください。
21 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時07分43秒
それから一ヶ月が過ぎた。
最初はぎこちなかったメンバーとも今は普通に話せてる。
新曲も出たしかなり忙しくなってきた。
そんな中彼女が言い出した。

「ねぇ、俊太君。ちょっといい?」
22 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時14分43秒
それは娘。のリーダーの飯田さんだった。
「何ですか?」
「ここじゃちょっと話せないから今夜圭織の家来ない?」
誘っているのか?
正直そう思ったがどうやら違うみたいだ。
「それって他のメンバーには言えないことですか?」
「ううん、矢口や圭ちゃんやなっちにも聞いてもらうの」
大人だけで何の話しをするつもりだ?
「わかりました。三人連れて今日の夜に飯田さん家に行けばいいんですね?」
「うん」
「三人にはこのこと話してますよね?」
「うん、さっき話してきた」
う〜ん、さっきから嫌な予感がする。

その夜矢口さん、保田さん、安倍さん、と俺は飯田さん家に向かっていた。
「圭織から話しがあるなんてなんだろうね?」
「まさか脱退とかするわけじゃないかな?」
「ちょっと矢口!そんなこと言わないでよ!」
何やら話しているが全部筒抜けである。
「ねぇ、俊太君はどう思う?」
「えっ、何がですか?」
「今日の圭織の話し」
23 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時21分33秒
「そうだなぁ、飯田さんだからなぁ。案外大したこととかじゃないかもしれないですね」
俺はそう答えた。
「あっ、やっぱりそう思う?私もそう思ってたんだ」
保田さんが俺の意見に同意する。
「脱退じゃなかったら彼氏が出来たとかかな?」
「それだと嬉しい情報ですね・・・でもそうなると何で大人だけ呼んだのか疑問ですね」
そんなこと言っている間に飯田さん家についた。

ピンポーン。
「は〜い」
ほんわかした声で飯田さんが玄関のドアを開けた。
「「「「お邪魔しま〜す」」」」
中に入るとそこは赤一色の世界。
赤、赤、赤!って感じである。
「はぁ〜、すごい部屋ですね」
「そうかな?圭織、赤好きなんだ。そういえば俊太君の目も赤色だね
 カラコンとか使ってるの」
「俺のは天然です」
これは嘘である。
本当の理由は別にあるが説明するのが面倒なためあえて嘘をついた。
「はい、どうぞ」
飯田さんが麦茶を五人分出した。
24 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時28分01秒
「で、話しってなんです?」
女三人集まれば姦しいなんて言うが、本当である。
もっとも四人であるが。
「あっ、そうそう。実はちょっと一緒に見たいのがあるの」
そう言いながら飯田さんはビデオデッキの近くからあるビデオテープを持ってきた。
「何それ?」
「さぁ?友達から貰ったんだけどまだ見てないの」
ラベルもついてないし何が録画されてるか全然わからないってことか。
「まさか・・・呪いのビデオとかじゃないよね?」
「ちょっとなっち!不吉なこと言わないでよ」
呪いのビデオ・・・実際に存在したのか!?
「と、とりあえず、見てみましょうか・・・」
俺はビデオを手に取りビデオデッキにビデオを入れる。
「ポチッとな」
リモコンの再生ボタンを押した。
25 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時37分13秒
再生ボタンを押した。
しかし何も写らない・・・
「あれ?何で何も写らないんだべ?」
「ん?ちょっと待ってください」
俺は巻き戻しボタンを押した。
「どうやらテープが最後の方だったようですね」
そう言った瞬間全員が息を吐き出した。
「何だよビックリさせないでよ」

そして巻き戻しが終わった。
「じゃ、改めて・・・」
再生ボタンを押した。

俺は後にこの行為を後悔する事になる・・・


「何のビデオなんでしょうね?」
「呪いのビデオだったらダビングしなきゃいけないべさ」
そして現れたのは・・・全裸の男が七人
「「「「「(゚д゚)!?」」」」」

美少年カズトと表示されている・・・
「カズトのすげぇ硬てぇよ」
「美味しいよ」
「いいんだろう?」
「あぁ、尻が裂けそうだよ、で・でもやめないで」
26 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時44分43秒
な、何じゃこりゃぁ!
ホ●ビデオだとぉ!?
新宿二丁目でもあるまいし!!
と、とりあえず、停止ボタン押さなきゃ!
ピッ

「・・・・・・」
沈黙。
「ね、ねぇ。圭織の友達ってどんな人だったの?」
「えっ?普通だと思うけどね・・・」
その情報は絶対怪しい。
「ねぇ、俊太君。リモコン貸して」
「えっ?な、何をするつもりですか?」
「何って続きを見るに決まってるでしょ」
「(゚д゚)!?」
や、保田さん何言ってるんだ!?
「ちょっと待ってください!仮にもアイドルがアダルトビデオ・・・
 しかもヤヲイのビデオを見るなんて駄目ですよ!」
俺は保田さんを必死に説得する。
「ねっ!?そう思うでしょ?飯田さん!」
俺は他に味方を作ろうとするが・・・
「圭織も見たい」
27 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)14時51分39秒
「矢口も」
「なっちも」
あ、あんたらおかしいよ!
「お、俺は嫌です!何が悲しくてホ●ビデオ見なきゃいけないんですか!」
「あっ、そう。なら俊太君は見なくていいよ」
保田さんがビデオデッキについている再生ボタンを押した・・・
蝕の始まりである・・・

俺はビデオに背を向け耳を塞ぎずっと
「ありえない、ありえない・・・」
と言い続けた。

そして七十分後・・・
俺は廃人と化していた。
「ちょっと、大丈夫?」
矢口さんの声にも反応をしめさない俺。
「俊太君、残念なお知らせがあるの」
「な、何ですか」
気力を振り絞り立ちあがる俺。
「実はね・・・同じ友達から貰ったビデオがもう一本あるの」
な、何ですと・・・
28 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時00分20秒
「またラベルなしですか!?」
コクンと頷く飯田さん。
「こ、今度はス●トロ系とかじゃないですよね?」
「わかんない」
「み、見ない方がいいですよ。今日はここまでにしときましょうよ」
「矢口見てみたい」
「なっちも」
「私も」
あ、あんたらの脳みそ食ってもいいですか?
「じゃあ見てみよう」
カズトがビデオデッキから出され、謎のテープが中に入る。
再生ボタンが今押された・・・

そして俺はまた後悔することになる・・・
あの時どうやってでも止めておけばよかったと。

数十秒後、映し出されたのは・・・尻。
ま、まさか・・・
プリプリ・・・
「「「「きゃあ!!!!!!」」」」
「うわあ!!!!!!」
29 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時08分31秒
プリって!プリプリって(泣)
出してるよ!食ってるよ!塗ってるよ!
表示されたビデオ・・・
「プリプリデート1」
お、同じ人間だと思いたくねぇ!
「うわぁ〜・・・すっご〜い」
何面白そうに見てるんですか、矢口さん。あなたそっちの系の才能あるんじゃないですか?
「うぇ」
そうですよ、普通その反応が正しいですよ保田さん。
「あちゃ〜」
とか言いながら指と指の間から見てるじゃないですか安倍さん。
「・・・」
交信中ですか、飯田さん。

そしてまた七十分過ぎた・・・
俺はもの凄く鬱だった・・・
(あ〜・・・う〜・・・)
本当に廃人になるところだった。
気づけばもう夜の三時。
「・・・あっ、今日もう遅いからみんな泊まっていきなよ」
「えっ?俺もですか?」
30 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時17分26秒
「そうだよ、俊太君家ってここからじゃ遠いでしょ?」
確かに飯田さん家から俺の家までは結構な距離がある。
だが女性・・・しかもアイドルの家にスタッフとはいえ男が泊まってもいいんだろうか?
「ちょ、ちょっとそれはまずいですよ!」
俺は断わろうとした。
「俊太君、何想像してるの?圭織は『一緒の部屋』でなんて言ってないでしょ?」
あっ、そうか。
「じゃ、俺は別の部屋で寝るってことですね」
「そういうこと、ソファで寝てね」
俺は飯田さんから毛布を貰い、その日はそのまま寝た。
早くこの日の出来事は忘れたかった。

朝、目が覚めるといい匂いがした。
今は何時だ?
腕時計を見る。
今八時か・・・
「あっ、目が覚めた?悪いけど圭ちゃん達起こしてきてくれない」
「はい・・・」
俺は保田さん達を起こしに寝室に入った。
俺はギョッとした。
31 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時24分01秒
それは何故か?
矢口さんのパンツが丸見えだったからだ。
(ったくちゃんとパジャマとか服着ろよな)
俺は起こそうと声をかけた。
が、この行動はいけなかった。
「起きてください、もう朝ですよ」
みんな起き始めるなか、矢口さんだけ起きない。
「矢口さん、朝ですよ。仕事あるんですから起きてください」
「う、う〜ん」
矢口さんは起きた、がすぐにパンツ丸見え状態に気がつき
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!H!!!!」
バチィン!
俺の頬に小さい手形が出来た。

「じ、自分から見せていたくせになんで俺が殴られなきゃいけないんですか!?」
「勝手に見る方が悪いの!」
矢口さんご立腹のようである。
朝食をみんな大急ぎで食べている。
もう九時だ。そろそろ出ないと集合時間に間に合わない。

朝食を食べ終わった後、女性陣は化粧をしてすぐ出発した。
ギリギリ間に合った。
「俊太さん昨日と同じ服や〜、矢口さんも飯田さんも安倍さんもオバチャンもだ〜」
辻ちゃんと加護ちゃんが小悪魔的な笑みを浮かべながら言った。
32 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時30分51秒
結局、誤解を解くのに時間がかかってしまった。

多分あの二人(辻加護)はS●Xしてたとでも思っているのでは?
いや、そう思いたくない。
今日の最初のお仕事はグラビア撮影だった。
みんな化粧をしている。
この時間は暇だ。
そうすると化粧を終えた石川さんが俺に声をかけた。
「飯田さん達も俊太さんも昨日と同じ服ですけど何かあったんですか?」
俺は昨日のことを話そうとした、が!
言っていいのだろうか?
女性相手に下ネタなんてありなんでしょうか?
「う〜ん、実は・・・」
昨日の出来事を遠回りに説明した。
「そ、それは大変でしたね(汗)」
明らかに引いている。
やっぱり言わなきゃよかったなぁ。
「あっ、そうそう。今日ちょっと相談あるんですよ。仕事終わったら時間あります?」
「今日は仕事早めに終わるから大丈夫ですよ」
「じゃあ帰り一緒に帰りましょうよ。どっかの喫茶店でお茶でもしながら」
「いいですよ」
33 名前:魔王 投稿日:2002年03月13日(水)15時32分03秒
今日は下ネタ更新になってしまったな(爆)

た、頼むから引かないで下さいね(滝汗)
レス待ってます。
34 名前:chicken 投稿日:2002年03月13日(水)20時31分33秒
気になさらずに、俺なんて書こうとしても書けないから(笑)
ホント更新を楽しみにしています。
35 名前:Dボン 投稿日:2002年03月14日(木)01時29分10秒
はじめて読みました。
おもしろいっす。なんかでかい事件は起こるのですか?
それとも日常系?
36 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時14分14秒
>chickenさん
更新楽しみにしていただけるなんて嬉しいな^^
気にせず、でも下品にならないように(既になってるよ)頑張ります

>Dボンさん
日常もあり事件もあります。
面白いと言って頂いて嬉しいです。

それじゃこれから更新します。
37 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時28分54秒
そして今日は「あっ」という間に過ぎてしまった。
今日も疲れたなァ。
ボーッとしてると石川さんが話しかけてきた。
「あっ、今日の朝のこと覚えてます?」
「ええ、もちろん」
どこの喫茶店行こうか思案していたところである。
「どうせだから喫茶店じゃなくてレストランとか行きます?」
「・・・そうですね、お腹も空いちゃったし」
「でも今日はみんなを送らなくていいんですか?」
「今日は他のスタッフさんに頼んであるから大丈夫だよ」
送るのは当番を決めてローテンションがあるのである。
今日は俺の日ではない。
「じゃ、行きますか」
「はい」
俺と石川さんは新宿にあるレストランに向かった。

「はぁ〜・・・お腹一杯」
「あんまり食べないんですね。どうりで細い体なわけだ」
「俊太さん食べ過ぎですよ」
そうか?ハンバーグ300gとフライドポテトとライス大だけなんだけどな・・・
38 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時35分51秒
お腹一杯の状態でオレンジジュースを飲みながら考え事をしていた。
(明日の夕飯どうしようかな?)
くだらないことである。
「そういえば何か話しがあるんじゃないでしたっけ?」
「あっ、そうなんですよ。実は・・・」
そこまで言いかけたしかし
「おいっ」
野太い男の声が響いた。
後ろを振り向くと屈強な男が五人ほどいた
「何の用だ?」
「男には用はねえんだよ、そっちのお嬢ちゃんに用があるんだよ」
「あんた、石川梨華だろ?」
やばい!
「何言ってるんだ?こいつは俺の女だ。人違いだよ」
「うるせぇ!梨華ちゃんよ〜、ちょっと顔上げてくれないかなぁ?」
不気味な声でほざいてやがる。
「い、嫌です。私は石川梨華じゃありません」
しかしその特徴ある声を出しちゃまずいだろ・・・
男が強引に顎に手をやり顔を上げさせる。
「やっぱりそうじゃねえか!」
39 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時43分21秒
「おい、あんたら何の用だ?」
「てめぇは黙ってろ!梨華ちゃんよ〜俺達とちょっと遊ばない?」
こいつらナンパ野朗か!
「おい・・・痛いめにあいたくなかったらとっとと失せな、そうすれば今回だけ特別に見逃してやるよ」
「うるせえな、黙ってろ!」
一人の男がバタフライナイフを取りだし俺に突きつけてきた。
「きゃあああああああああ!!!!!」
店内に悲鳴が響く!
「うるせえぞ!黙ってろ!」
ナイフを振り回しながら男は叫んだ。
こいつら・・・何かヤクをやってるな。
「というわけで付いてきてもらおうか?石川さん」
石川さんの手を取り歩き出そうとするが
「ちょいと待ちな、
 俺は彼女のスタッフだ。彼女に何かしたいんだったら俺に話しを通すってのが筋だろ?」
「関係ねえな、刺されたくなかったら黙ってろ」
俺にナイフを突きつけながら言った。
俺はナイフを左手で掴んだ。
「!」
「知らないのか?
 ナイフってのは摩擦で切れるもんで、強く握ると切れないってことを」
40 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時51分23秒
「てめぇ!」
後ろにいた男が殴りかかってきた。
俺は『わざと』そのパンチを受けた。
・・・正当防衛成立
俺はナイフの男の首を思いっきり蹴り上げた。
「グヘェ!」
男はカウンターの方に吹っ飛んでいった。
「てめえ!」
他の男共が俺に襲いかかってきた。
一人目は右フック。
二人目は鳩尾に左ボディブロー
三人目は突っ込んできたところに踵落としを入れてやった。
「な、何だてめえ!」
石川さんの腕を掴んでいる男が言った。
「その汚ねえ手を放しやがれ!」
俺は相手に指指しながら言った。
「く、くっそぉ!」
石川さんの腕を掴んでいた手を放し、俺に襲いかかってきた。
左のストレートをカウンターで迎撃した。
石川さんは驚愕の表情をしている。
41 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)11時59分56秒
その時俺の耳に店員の声が聞こえた。
「もしもし!警察ですか?・・・」
やべぇっ!
「石川さん!逃げるよ!警察が来る!」
「えっ?何でですか?」
「いいから早く!」
俺は彼女の手を引きながら走った。
駐車場に止めてある車を急発進させた。
車の中で石川さんが不思議な顔をして質問してきた。
「何で逃げたんですか?あの場合正当防衛が成立して大丈夫だと思うんですけど」
「確かにそうだよ。
 でもマスコミに嗅ぎまわられたらやばいでしょ?
 だからあそこは逃げるが勝ちなの」
「あっ、なるほど」
納得した顔をする石川さん
「このまま家まで送るね」
車は石川さんの家に向かった。

そして石川さんの家についた。
42 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)12時07分00秒
「今日はありがとうございました」
「気にしないで、さっきのも俺の仕事だから」
俺は笑って言った。
「それじゃ、またね」
俺は石川さんのアパートの前で車を止め石川さんを降ろした。

(ここからは石川視点になります)
今日はちょっと大変だったなぁ。
俊太さんかっこよかったなぁ。
あれ?何か落ちてる。
家の鍵・・・けどこれ家のじゃないよね?俊太さんのかな?
マンションに入って待っていよう。
きっと戻ってくると思うから。
私がマンションに入ろうとしたとき・・・
「るぃかぁちゃ〜ん!」
野太い男の人の声が聞こえて振りかえってみました。
そこにはさっき俊太さんにボコボコにされた男の人達でした。
「あ、あなた達は・・・!」
「さっきの刺青の男はいねえようだな、好都合だ!」
私の腕を掴みながらそう言ってきました。
私は近くの公園の茂みに連れていかれました。
数人の男の人達に。
43 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)12時16分34秒
「い、いや!放してください!だ、誰か助けてーーーーーーーーーー!!!!!」
「いくら叫んでも無駄だ、今何時だと思ってるんだ?もう深夜だぜ?」
私は無駄だと悟ってしまいました。
茂みに入り、一人の男が私に馬乗りになってきました。
私はこれから起こることを予測できてしまいました。
私はこれからこの人達に・・・犯される・・・
い、嫌!
「逃げようとしても無駄だ、男の力に女が敵うわけないだろ?」
他の男が私の両腕両足を抑えつけました。
私は震えるだけで何も言えませんでした。
馬乗りになっている男の人が顔を近づけてくる。
私は首を振り逃げようとしました。
でも逃げきれるわけもなく、顔を固定されてキスされました。
しかも舌を入れられました。
私の口の中を男の舌に犯されてしまいました。
口を放すと二人を繋ぐのは唾という糸。
男はそれを見ると興奮したのか、私の服の中に手を入れてきました。
そして私の胸を鷲掴みにしました。
私はもう絶望を抱いてしまいました。
このままこの人達が満足するまで我慢すればいい。
初めては大好きな人としたかったなぁ。
44 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)12時19分01秒
そんなことを考えているとまた馬乗りに乗っている男の人が顔を近づけてきた。
またされるの?
そう思い、目を瞑り我慢しようとしていた時

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!

何かがこっちに飛んできてその何かが馬乗りになっている男に当たりました。
私がその何かが飛んできた方向を見るとそこには・・・

「テメエラ、何やってんだ!アァッ!」
45 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)12時20分22秒
今日はここまで

レス待ってます<読んでくれた人
46 名前:魔王 投稿日:2002年03月14日(木)14時31分58秒
今ちょっと嬉しい情報入ったのでお知らせします。

さっき郵便局にあややのライブのチケット取りに行ったんですよ。
そしたらなんと!整列番号が8番!一桁ですよ!
売ればかなりのお金になりますよ!

もうマジ嬉しくてテンパってます。
47 名前:魔王 投稿日:2002年03月15日(金)16時36分33秒
(俊太視点)
あ〜今日は大変だったなぁ。
変な男にナンパされた石川さんを助けなきゃならなかったし・・・
でも久しぶりの喧嘩は楽しかったな(笑)
さて、飯食ったし、風呂入って寝るか・・・
そう思い家のドアの前まで来てキーを出そうとする、が!
「あ、あれ?」
家のキーがない!
どっかに落としたのかな?
石川さんのマンションの前で落としたのかな?
とりあえず携帯に電話かけてみることにした。
プルルルルル・・・プルルルルル・・・
(出ない・・・何かあったのか?)
俺は胸騒ぎがしたので石川さんのマンションまで車を飛ばした。

路上に駐車すると俺の目にはあるものが入った。
石川さんピンクのバッグである。
その中には携帯も入っていた。
(まさか・・・さっきの男共が!?)
俺は走り出した。
48 名前:魔王 投稿日:2002年03月15日(金)16時44分24秒
どこだ!?どこに行ったんだ!?
車でも使ったのか?
俺はそんな絶望感を味わっていると・・・
(これって・・・)
ある公園の前に「Rika Ishikawa」と書かれたハンカチが落ちていた。
(まさかこの公園のどこかに?)
俺は近くの茂みを覗いてみると・・・
そこには石川さんと石川さんに馬乗りしている男と石川さんの四肢を抑えている男共を見つけた。
俺は常時携帯しているバッグからヌンチャクを取りだし馬乗りしている男めがけて投げた。

ヒュヒュンヒュンヒュンヒュン!

バゴン!とヌンチャクがあたり男共がこっちを向いた。
「テメエラ、何やってんだ!アァッ!」
俺はそう叫びながらダッシュで男共に近づき馬乗りしている男から石川さんを奪還した。
「大丈夫?」
そう言いながら彼女の様子を伺う。
男共が怯んでいるうちに俺は警察に電話した。
「もしもし、警察ですか?女の子が男共に襲われていたんです。すぐ来て下さい
 場所は●●公園です」
俺はそう言い携帯を切ると男共からの憎悪の視線を感じた。
49 名前:魔王 投稿日:2002年03月15日(金)16時50分01秒
「てめえ!ただじゃおかねえぞ!俺達の楽しみを邪魔しやがって!!」
「楽しみたかったら風俗街にでも行くんだな!」
俺はそう言いながら戦闘態勢をとった。
「っへ!こんなこともあろうかと準備していて正解だったな!」
「ああ、同じヘマは二度と踏まねえんだよ!」
そう言いながら男達は武器を取り出した。
スタンガン、エアーガン(多分電動ガン)、鉄パイプ、メリケンサック、木刀。
「警察に捕まる前にてめえを殺って逃げ切れば俺らの勝ちだ!」
「っへ!てめえらを片付けるのに五分も必要ないぜ!」
俺は地面に落ちているヌンチャクを拾いながら言った。

戦闘開始だ!!
50 名前:魔王 投稿日:2002年03月15日(金)16時52分31秒
今日はここまで。

ちょっと短め(笑)
レスください(懇願)
51 名前:chicken 投稿日:2002年03月15日(金)18時37分17秒
売るの?確かにお金にはなる・・いいなぁ〜
いつもレスすみません・・俺もこんなん書きたいなと・・・
何回も見直しちゃいます(笑)
52 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時13分06秒
>chikenさん
売りません(笑)
せっかくですから最前線であややを拝んどこうと思います。
いつもレスありがとうございます。
chikenさんの小説読ませてもらってますよ。
そのうち、暇を見てレスしようと思います。

ではこれから続きを更新します。
53 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時22分00秒
俺は冷静に相手を見つめた。
この中で危険なのは・・・スタンガンとエアーガンだな。
スタンガンは電圧にもよるが結構ダメージはでかい(実際に体験済み)
おまけに食らうとしばらく痺れて動けなくなる。
エアーガンはこの中で唯一の飛び道具。
目とかに食らったら失明する可能性がある。

俺はヌンチャクを構えながら思った。
そうすると男の持っているエアーガンが火を吹いた!
バババババババババババ!!!!!
俺は石川さんを自分の背後に置きながらガードした。
イテテテ、やっぱり痛えな。
そして他の男達が俺に襲いかかってきた。
「石川さん!逃げて!!公園から抜け出して自宅に戻ってて!」
俺は石川さんを公園の出口方面に投げながら言った。
「あっ!待て!」
石川さんを追おうとする男達の前に俺が立つ。
「石川さんに会いたいんだったら俺を倒してから行くんだな!」
「上等だ!ぶっ飛ばしてやるぜ!!」
まず襲いかかってきたのは・・・
54 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時31分01秒
木刀の男と鉄パイプの男だった。
木刀の男が上段から木刀を振り下ろす。
右腕で受けとめながら懐に入り金的に蹴りを一発!
バチン!という音とともに木刀の男は倒れた。
口から泡を出している。
恐らく●玉が割れたんだろう。

続いて鉄パイプの男が襲いかかってくる。
横一閃に鉄パイプを振るうが俺は冷静に後ろに下がりかわす。
そして鉄パイプを振りきったところにヌンチャクで・・・
「ホアタッ!」
一撃!二撃!そしてとどめに上段蹴り!!
最後の蹴りで恐らく顎を粉々に粉砕しただろう。

まず雑魚を二匹・・・
「さぁて、次は誰が死にたいのかな?」
俺はヌンチャクを振りまわしながら言った。
「っく、くそーーーー!!」
そう言いながらエアーガンを乱射してきた。
俺はギリギリのところで全てかわす。
「な、何でだ!?何で当たらないんだよ!」
「そんなもん、目線と銃の向きから方向がわかればかわすのなんてたやすいんだよ!」
55 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時40分53秒
さて、後注意すべきはスタンガンの男か・・・
そのスタンガンの男が俺に襲いかかってきた!
俺はヌンチャクを投げた!
見事スタンガンの男に命中!
男の一瞬の怯みを利用し俺は肘を一発入れてやり、その後ドロップキックをした。
男は十数メートル後ろに吹っ飛んだ!

俺が倒れてる隙を狙ってエアーガンの男が狙い撃ちをしてきた。
イテ!イテテ!!
俺はエアーガンの男目掛けてたまたま手元にあった木刀を投げつけた。
当然エアーガンの男はかわす。
俺はかわしたところにもう一つ・・・鉄パイプを投げつけた。
ストラーイク!
頭を抱えて倒れているところにサッカーボールキック!
グシャリという嫌な感覚とともに後ろに二,三回転しながら飛んでいった。
残るはメリケンサックの男のみ!

と、そこに・・・
56 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時46分15秒
「お前等何やっている!」
警察の方々が来た。その横には石川さんもいた。
「おまわりさん、あの刺青の男以外の人です!」
「よし!全員逮捕だ!!」
周りの警官隊が走り出した。

それからは「あっ」という間に終わってしまった。
男達は全員逮捕。
その後警察署で事情聴取。
それが終わって家につくころにはもう三時過ぎだった。
「マジ、疲れたなぁ〜」
ベッドで伸びをしながら言った。
明日はまた面倒なことになりそうだ。
でも何とかなるだろう。
石川さんの十八番、ポジティブシンキングをしながら俺は眠りに入った。
57 名前:魔王 投稿日:2002年03月16日(土)13時47分09秒
あ〜あ、またageちゃった・・・(汗)

この話しはまだ続きます。
レス待ってます。
58 名前:chicken 投稿日:2002年03月16日(土)16時20分37秒
●玉(爆笑)レスするのは止めようと思ったけどこれを見せられると・・・・
小説読んでくれてるんだ・・・・(赤面)ありがとうございます。
続きがきになるなぁ〜、あわてずお互いがんばりましょう。
俺は焦った方が良いか(笑
59 名前:魔王 投稿日:2002年03月17日(日)13時59分52秒
次の日、俺の予想通りのことが起きていた。
朝刊をとるとそこには・・・
「モー娘。石川梨華、危機一髪!」
そんな感じの見出しである。
(あ〜あ、今日も忙しくなりそうだなぁ)
俺はそう思いながら車を飛ばした。
ちなみに服装はいつも黒のスーツである。
何故そんな服かと聞かれるがただ単に好きなだけだ、こういう服装が。

スタジオについた。
俺は楽屋に入ると質問攻めにあった。
「昨日何があったんですか?」的な質問を。
俺は昨日の出来事を一部始終説明した。
「ちょっと待って!何でそんな大事な事圭織に説明してくれなかったの?」
「えっ?俺は安藤さんに頼んどいたんだけどな・・・」
安藤さんは物忘れが激しかったっけ・・・
「まぁ、そういうわけだから今日は忙しくなると思いますよ」
そこに村田さんが入ってきた。
「石川と飯田と俊太君!ちょっと来て」
何だ何だ?
60 名前:魔王 投稿日:2002年03月17日(日)14時08分21秒
「実はこの後記者会見を急遽開く事になったの」
「「「はぁ!?」」」
「ちょっと待ってくださいよ!飯田さんはともかく当事者の石川さんを出すのはまずいんじゃ・・・」
「圭織もそう思う!石川は出るべきじゃないと思う」
村田さんは少し考えて言った。
「そうね・・・石川は出さない方がいいわね。石川は楽屋に戻ってていいわよ」
石川さんは何か考えている顔で楽屋に戻っていった。
「村田さん・・・俺も記者会見に出るんですか?」
「うん・・・スタッフってことはバレてるから出て欲しいの」
俺は「ハァ〜」と溜息をついた。
「わかりました・・・で、あんまり喋らなければいいんですね?」
村田さんはコクンと頷いた。

そして記者会見場についた。
ドキドキしてる・・・けど、俺はあまり喋らないから緊張する必要ないか。
俺は少し落ち着いた。
そして記者会見場に入ると眩しい光りを沢山浴びた。
俺は椅子に座ると深呼吸を一回した。
「緊急の召集というのにみなさん、集まっていただきありがとうございます」
記者会見が始まった。
61 名前:魔王 投稿日:2002年03月17日(日)14時17分03秒
「それじゃ、質問させてもらいますけど、そちらの方が石川さんを助けたスタッフさんですか」
「はい、そうです」
司会者が記者の質問に答える。
「加害者は粉砕骨折などの大怪我を負ってしまいましたがそれについて、彼はどう思っていますか?」
「それは、彼も」
「僕は悪い事をしたつもりはありません」
司会者を遮り自分で答える。立ちながら
「ああしなければ自分がああなっていたかも知れませんからね」
俺はこう付け加えた。
カメラが俺に向けられて沢山撮られる。
「この事について石川さんはどう思われてます?」
「石川は今のところ落ち着いています、凄く怖かったと言ってました」
飯田さんが記者の質問に答える。
「それではスタッフの方に質問します、ズバリあなたと石川梨華さんとの関係はなんでしょうか?」
「その質問は今回の件に関係ないんじゃないですか?」
俺は質問にこう答える。
「いいえ、関係あります。あなたと石川梨華さんとの間に恋愛感情があるとすれば憎悪で一方的
 な暴力で加害者達を殴ったと思うからです」
「僕と石川さんは単なる友達です。それ以上でもそれ以下でもありません」
俺はそう答えた。
62 名前:魔王 投稿日:2002年03月17日(日)14時22分39秒
「石川梨華さんはそう思っていないのでは?」
「それは僕の知った事じゃありません」
「それでは記者会見をこれにて終わらせてもらいます」
司会者が強引に記者会見を終わらせた。

記者会見場から出ると俺は目を抑えた。
「っかぁ〜、目が痛てえ〜」
「圭織も痛い・・・でも俊太君堂々としてたね」
「まぁね、別に悪い事したわけじゃないし」

俺は飯田さんと一緒に楽屋に戻った。
みんなが笑顔で出迎えてくれた。
「お疲れ様〜」
「俊太さん・・・」
石川さんが手招きしている。
「何です?」
「お礼してなかったからお礼してあ・げ・る♪」
何をしてくれるんだ?
と思ったら!

ッチュ!

と右の頬っぺたにキスされた!
63 名前:魔王 投稿日:2002年03月17日(日)14時28分18秒
俺は顔が真っ赤になるのがわかった。
キスなんて初めてされた・・・
「俊太さん、かわいい〜」
「梨華ちゃんのキスが思ったより効いたようですね〜」
辻ちゃんと加護ちゃんのコンビが毎度のことのようにからかってくる。
しかし反論出来ない。
図星であるからだ。
「あ、ありがとう」
俺はそう言うと楽屋の隅っこの方でMDプレイヤーを聞き出した。
(あ〜、石川さんの唇柔らかかったなぁ〜)
俺はそんなことを考えながら顔を真っ赤にしていた。
後藤さんと吉澤さんのヒソヒソと話している声が聞こえる。
「梨華ちゃんと俊太さんって案外恋人関係だったりしてね」
「え〜?そう思う、実は私もそう思っていたんだ」
・・・俺は無言で二人の元に歩み寄る。
そしてヒソヒソ話しをしている二人を上から見下ろす。
天誅!
ゴン!ゴン!
「「いったぁぁぁぁぁぁい!!!」」
64 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時12分35秒
さて、それから数日後。
石川さんのニュースも少しずつ人々の記憶から消えていった。
今日もいつも通りに忙しい・・・
最近はコンサートのレッスンもあるから更に忙しい。
俺はコンサートのレッスンやダンスレッスンの間は体を動かしている。
柔軟体操、筋肉トレーニング、シャドーetc・・・
最初はみんな驚いていた。
回数が多いからである。
別に多くはないと思う、拳立て伏せ百回と腹筋、背筋、側筋を五十回ずつ。
後シャドーは実際に相手を想像してやっている。
空手家、ムエタイ、カポエラ、テコンドー、K−1etc・・・
色々な選手を想像して戦っている。
みんな最初はシャドーを見ててもわからないところがあったようだが、最近は目が慣れてきたのか
どんな相手と戦っているのかわかってきている。
それ以外の時間ももちろんある。
ダンスレッスンしてるときは大体みんなのダンスを見てるときもある。
それで間違ってるところを注意する。
最初はみんなビックリしていた、だが俺は真実を述べたまでだ。
そんなある日・・・
65 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時21分02秒
「吉澤さん、そこ反対ですよ!」
いつものように注意してたら
「ん〜!!何ですか!?ダンス出来ないのに注意なんてしないください!」
吉澤さんはキレた。
「じゃあ、俊太さんやってみてくださいよ!」
「俺は女性のダンスは踊らない主義なの、だから無理」
「じゃあ何でもいいから踊ってみてくださいよ」
練習が一度中断され全員が俺を見ている・・・
しゃあないな・・・
俺はつかつかと歩きラジカセにあるMDを入れた。
曲は・・・SMAPの「シェイク」
♪〜♪♪〜♪〜♪〜
俺は軽くステップを踏み始める。
全員が俺に注目しているため少々やりづらいがそれは仕方ない。
俺はストリートダンサーをやっていた時期があったためダンスは超得意である。
振りつけもバッチリ、この曲は気に入っている為踊り慣れてる。
ジャン!
とテープが切れたところで俺は踊るのを止める。
「おお〜!」
と感嘆の声が上がりパチパチパチ・・・と拍手も聞こえる。
「まっ、ざっとこんなもんだけど?」
66 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時27分11秒
「・・・」
吉澤さんは何も言わずステップを踏み始める。
怒らせちゃったかな?
他のみんなもレッスンに戻った。
と、そこに夏先生が俺の方に寄って来た。
「俊太君すごいね、あれほどのダンステクは並の練習じゃ身につかないよ」
「そうですか?俺はただ動きをパクっただけですけどね」
「オリジナルのダンスはあるの?」
「一応は・・・まぁ、俺のオリジナル曲がないと踊れませんがね」
そんなトラブルもありながら今日のダンスレッスンは終わった。

次は新曲のレコーディングだ。
俺は娘。のみんなとレコーディングスタジオに向かった。
と、そこで何か騒がしかった。
「え〜、ちょっとマジですか!?〆切今日なんですよ!?」
つんく♂さんが何か困った顔をしていた。
「どうかしたんですか?」
俺は電話で話し終わったつんく♂さんに話しを聞いた。
「実はな・・・」
67 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時34分39秒
「実は新曲の編曲のレコーディングのドラムが急遽いなくなってもうたんや」
何でもドラムの人が交通事故にあい編曲出来ない状態らしい。
「編曲がないってことはレコーディングは?」
「どっかからドラマー借りようにも中々おらへんし、どうしたらええねん」
「あの・・・俺がやりましょうか?ドラムは多少ながら出来ますけど?」
「・・・じゃあとりあえず、やってもらおうか」
俺はブースの中に入った。
ドラムセットに座る。
「楽譜はさっき見せたとおりや、いきなりやけど出来るか?」
「・・・まぁやってみますわ」
俺はスティックでカウントをしドラムを叩き始めた。
ダンスナンバーらしくかなりドラムは忙しい。
バスドラムとスネアドラムはさっきから叩きっぱなしである。
・・・演奏終了。
「・・・すっごいな、君。もう二,三回やれば完璧に出来るんやないか?」
「多分、ですけどね」
「これなら何とかなりそうやな、じゃあもう一回頼むわ」

結局この後三回やってレコーディング終了。
無事娘。のみんなに新曲のテープを渡す事ができた。
68 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時42分49秒
「俊太さんって楽器演奏得意なんですか?」
「ああ、昔バンド組んでたことあったし、助っ人とかしてたから大体の楽器は弾けるよ」
「じゃあ何か一曲おねがいしますよ」
何故忙しいのにまだレコスタにいるかって?
次の仕事まで時間が二時間も空いてるためここでしばらく待機することになったんだ。
後藤さんに頼まれ俺はエレキギターを手に取る。
曲は・・・「JET WORLD」
小気味いいリズムを刻みながらギターを弾く。
・・・演奏終了。
「おお〜!すごいですね、後藤にもギター教えてくださいよ」
「いいですよ、まずはこのコード表を見て・・・」
俺は後藤さんにギターを教えた。
流石に悪戦苦闘してるようである。
そんな時吉澤さんがこっちに寄って来た。
「あの・・・さっきは済みませんでした、ちょっとイラついていたんで・・・」
「別に気にしなくていいよ、誰にだってそういう時あるから」
俺は笑いながら言った。
69 名前:魔王 投稿日:2002年03月18日(月)16時43分55秒
今日はここまで。

レスくれ〜(懇願)
70 名前: 投稿日:2002年03月19日(火)02時11分00秒
結構俊太って人が良いキャラですね。
でもダンスも出来て、楽器も弾けて喧嘩も強いって・・・。
少し凄すぎる気もします。
まあ面白いので期待してます。
71 名前:魔王 投稿日:2002年03月19日(火)14時25分49秒
>70さん
俊太は確かに凄過ぎですが、完璧というわけではありません。
まぁ、話しが続けばわかりますが・・・(謎)
レスありがとうございます。
72 名前:魔王 投稿日:2002年03月19日(火)14時33分26秒
ある日の仕事の時・・・
(あ〜眠い・・・昨日徹夜でプログラム組んでたからなぁ・・・)
昨日は暗号作成ソフトの作成をしていた。
友達から頼まれたサイドビジネスってやつだ。
「俊太さん、大丈夫?目が死んだ魚の目をしてるよ」
後藤さんが声をかけてきてくれた。
「だ、大丈夫だよ。でもちょっときついかも・・・
 少し横になります。30分したら起こしてください」
俺は横になろうとした時
「じゃあ、後藤が膝枕してあげますよ」
(・・・はい!?)
(「じゃあ、後藤が膝枕してあげますよ」!?)
(膝枕ってあれだよな、膝を枕代わりにするあれだよな・・・)
「えっ!?いいんですか?」
俺は思わず聞く。
「構いませんよ」
そういうと後藤さんは足を伸ばして膝枕出来る状態になった。
「じゃ、じゃあ遠慮なく」
俺は後藤さんのピチピチした太ももに頭を預ける。
(・・・や、やわらけぇ〜)
73 名前:魔王 投稿日:2002年03月19日(火)14時38分47秒
俺はすぐに意識を手放した。
そして夢を見た。
雲に座っている夢を見た。
とても気持ち良かった。

・・・30分後
俺は起きた。
「あ、ありがとうございます」
「いいえ、いつも俊太さんにはお世話になっていますから」
彼女は笑って言う。
胸がモヤモヤした感じに襲われる。
(何だ、この感じ・・・)
俺は今までに感じたことのない気持ちになっていた。
(まさか・・・恋!?)
俺は自分の気持ちに気づいてしまった。
俺は・・・間違いなく・・・後藤さんを女として好きになってしまっている。
(・・・落ち着くんだ俺。冷静に考えるんだ)
天下のゴマキが俺になんか振り向くわけないじゃないか!
「後藤さん、今日俺の部屋に来てくれませんか?話しがあるので」
「んあ?わかりました」
74 名前:魔王 投稿日:2002年03月19日(火)14時39分31秒
今日は短めに終わらせます。

レスください。
75 名前:chicken 投稿日:2002年03月19日(火)14時41分23秒
お疲れさまです。膝枕いいなぁ〜
76 名前:影の人 投稿日:2002年03月20日(水)01時02分55秒
この主人公は何でも出来て凄いっすねぇ〜〜。
ちなみに「JET WORLD」ってギターフリークスの曲ですか?
自分はこのキャラにはDEEP PEOPLEの「BURN」とか似合いそうな
気がするんですけどね。
77 名前:魔王 投稿日:2002年03月20日(水)17時55分05秒
>chickenさん
膝枕ってある種の男の浪漫ですよね!

>影の人さん
まさかわかる人が出てくるとは思わなかった(汗)
正解です!
DEEPの「BURN」ですか・・・確かに似合うかもしれませんね。
今度歌詞カードよく見てみよう。
78 名前:魔王 投稿日:2002年03月20日(水)18時01分16秒
その夜・・・
後藤さんは俺の部屋に来た。
しかし無防備過ぎ!
タンクトップにノーブラで短パンですよ!
これは・・・そそるね( ̄ー ̄)ニヤリッ
って笑ってる場合じゃない。
夜中にこんなシチュエーションっていえば・・・

夜中なのに無防備な彼女の姿にハァハァ(;´Д`)
    ↓
当然、襲いたくなる
    ↓
場合によっては無理矢理に移行する可能性あり
    ↓
レイプしてしまう
    ↓
最悪子供が出来てしまう

いかん!これはいかんぞ!
誰かを教育的指導してくれ!
79 名前:魔王 投稿日:2002年03月20日(水)18時07分51秒
確かに彼女のこんな姿を見れば普通の思春期の男性なら放っておくはずがない!!
しかし、俺に恋愛は許されない。
俺のDNAが受け継がれて子供が出来てしまったらまずい。
きっと俺よりはマシな人生を歩むと思うが、それでも過酷な人生を歩まなければならない。
と、とりあえず・・・

「まぁ、座ってよ」
俺は彼女を椅子に座らせる。
「何か飲む?」
「じゃあリンゴジュース」
俺はリンゴジュースとオレンジジュースを出し机の上に置く。
「あっ、いただきます」
ゴクゴク・・・
何だ・・・すっごくセクシーに見えるのは気のせいか?
気のせいであってくれ!
俺の妄想であってほしい。
「で、話しって何ですか?」
「あ〜・・・んっとねぇ」
俺は切り出していいのかちょっと躊躇った。
俺がこれからすること・・・それは彼女を・・・
80 名前:魔王 投稿日:2002年03月20日(水)18時14分36秒
俺は後藤さんの腕を掴んだ。
俺は嫌らしい笑みを浮かべながら
「後藤さん、今ノーブラ?」
「はい、そうですけど?」
ふ〜ん、と言いながら突如後藤さんの胸を鷲掴みにする。
「( ̄□ ̄;)!!えっ?」
俺は彼女の胸をこねくり回す。
す、すげぇ柔らけぇ。
「な、何するんですか?」
「こんな深夜に男の部屋に来る、これが何を意味するかわかるよね?」
俺は笑みを浮かべながら後藤さんをベッドに押し倒した。
こうなるとすることはただ一つ・・・SEX
「えっ?えっ!?嘘でしょ・・・止めてくださいよ」
「冗談何かでこんなことすると思うか?」
俺は後藤さんの胸をまだ掴んでいる。
「たっぷり堪能させてもらうよ」
そう言いながら彼女の首に顔を埋める。
「い、いや!やめて!」
81 名前:魔王 投稿日:2002年03月20日(水)18時22分37秒
「いや!放して!」
後藤さんは必死に逃げようとしている。
そろそろ頃合いか・・・
俺は後藤さんのタンクトップに手をかけようと上体を上げた。
その隙に後藤さんが俺を突き飛ばした。
ガンッ!
いってぇ・・・
・・・リハーサル通りだ。
「最低です!」
そう言いながら彼女は俺の部屋から出て行った。
これでいい・・・これでいいんだ・・・

翌日の夜、俺は飯田さんに話しがあると言われ俺の家に来た。
保田さんと安倍さんと矢口さんと吉澤さんと石川さんも一緒だった。
・・・ここまでも計算通り。
「ごめんね、いきなり大勢で来ちゃって」
「いいえ、何か重大な事でもあったんですよね?
 そうでもなきゃこんな大人数で俺の家に尋ねてくるわけないですから」
「うん、かなり大事だと思う・・・」
82 名前:影の人 投稿日:2002年03月20日(水)23時21分46秒
おお!DEEPっていいっすよね。
てか、何か展開が凄い事になってきてますよ。(汗
これからも長い目で見守ります(w
83 名前:魔王 投稿日:2002年03月21日(木)15時12分06秒
>影の人さん
DEEP好きっす、特にFIRE BALLが(w
長い目で見守ってください。
84 名前:魔王 投稿日:2002年03月21日(木)15時19分29秒
飯田さん達が何しに来たのかはわかっている。
が、俺はあえて知らない風に装う。
「まっ、いいですよ。上がってください」
俺は飯田さん達を家にあげて居間に通した。
俺は冷蔵庫からキリリを七本出した。
「で、何ですか?」
「うん・・・後藤のことなんだけど・・・」
「後藤さんがどうかしたんですか?」
俺は笑顔を浮かべているであろう。
「とぼけないでくださいよ!ごっちんを襲おうとしたんでしょ!?」
吉澤さんが俺の態度にキレたのかそう言ってきた。
「そうですよ、で?」
「でって・・・何も感じないの?」
俺はフッと笑い
「俺は悪い事したつもりはありません」
そうはっきり告げた。
全員の顔が驚愕の顔になっている。
普段の俺とのギャップにびっくりしてるんだろう。
「そりゃあ俊太君が全部悪いとは思ってないよ。
 後藤にも悪い事あったと思うよ。
 でも俊太君が悪いとこもあるよ!
 だから後藤に謝ってよ!」
85 名前:魔王 投稿日:2002年03月21日(木)15時26分55秒
「とにかく俺は悪い事をしたつもりはありません。
 だから謝るなんて行為もしません」
俺はそう言い
「用が済んだら帰ってもらえませんか?
 俺はもうあなた達とは何の関係もないですから」
「えっ?どういう意味ですか?」
石川さんが尋ねてきた。
「今日辞表出してきました。俺はもうスタッフではありません」
「「「「「「!」」」」」」
「そういうわけです。とっとと帰ってください!」
俺は飯田さん達を追い出した。

次の日から俺はある仕事を始めることにした。
殺し屋再開業である。
昔やっていた仕事をもう一度始めることにした。
まずは勘を取り戻すために俺は裏新宿に向かった。
俺は予め幸三からどのグループが一番強いかを聞き出していた。
そのグループとは・・・「覇王」
まずはこいつ等を血祭りにしてやるか。
狂気のパーティーが始まった。
86 名前:魔王 投稿日:2002年03月21日(木)15時32分35秒
(ここからは後藤視点になります)

俊太さんスタッフ辞めちゃったんだ・・・
私はただそう思っていた。
それでも仕事はこなさなきゃならない。
今日も仕事に追われている。
俊太さんがスタッフを辞めて三日経ったある日・・・
俊太さんの知り合いの幸三さんが私達に聞きたいことがあると訪ねてきた。
私としてはなるべく俊太さんのことは早く忘れたい。
でもそれを心が拒否している。
何でだろう?

「君達に聞きたいことがある」
幸三さんはそう言ってきた。
「次の仕事まで一時間ありますから、どうぞ」
飯田さんがそう言い幸三さんは単刀直入に尋ねた。
「俊太に何した?」
「俊太君・・・別に何もしてないよ、ねぇ圭ちゃん」
「そうね、何もしてないですよ」
「じゃあ何であいつはあんな風になっちまたんだよ!?」
87 名前:魔王 投稿日:2002年03月21日(木)15時33分52秒
今日はここまで。

理想的な終わり方が出来た(笑)
レスください。
88 名前:影の人 投稿日:2002年03月22日(金)04時17分07秒
あらら、凄い事になってますねぇ〜〜。
しかも、俊太くん殺し屋再開業って・・・、って昔に誰かを・・・・。(w
魔王さんFIRE BALLっすか!なかなか、いいですね!
ちなみに私はSPEED KINGが好きですねぇ〜〜。
89 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)12時45分48秒
>影の人さん
俊太は戦場とかくぐり抜けて来たんでかなりの人数の人間を殺ってます(笑)
SPEED KINGとはイイですね。
僕のMDの中に入ってます。
90 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)12時53分10秒
「?」
何だろう、何かあったのかな?
「あいつはな昔凄く嫌がっていた殺し屋の仕事を再開業したんだぞ!
 しかももの凄く楽しそうにやっていやがる!」
「えっ・・・?」
圭織は何言われてるかわかってないみたい。
俊太さん、昔殺し屋だったんだ・・・
だから梨華ちゃんの事件の時も強かったんだ。
「?・・・あんた等何も聞いてないのか?」
「戦場をくぐり抜けて来たって聞いてはいましたけど、殺し屋だったなんて初めて聞きました」
「そうか・・・あいつ喋ってなかったのか」
何で俊太さんは私達に喋らなかったんだろう?
「ってことはあいつのジンクスも聞いていないのか?」
今や楽屋中が幸三さんに注目している。
「ジンクス?そんな話し聞いてないですよ」
梨華ちゃんが答える。
「そうか・・・やっぱり話してなかったのか・・・
 じゃあ俺の口から言わせてもらうか、俊太には悪いけど」
そして幸三さんは静かに語り始めた。
91 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)13時02分05秒
「あいつが好きになった女は必ず不幸になるジンクスがあるんだ」
えっ・・・?
「迷信じゃないんですか?」
「迷信じゃない、事実だ。現にあいつと恋人関係になった女が三人死んでる」
圭ちゃんの質問にそう答える幸三さん。
「で、でも俊太さんってすっごい強いじゃないですか!」
「確かに強い、しかし一人で出来る事は限られている
 あいつがいないところでいつも不幸は起きるんだ」
「そんな・・・」とよっすぃ〜が呟いた。
「辞める直前に誰か俊太とトラブった人いるかい?」
「後藤が・・・」
圭織は私の方を見て言った。
「そうか・・・で、どんなトラブルだ?」
「あの・・・俊太さんに・・・その?」
「犯されそうになったんだろ?」
「・・・はい」
「それはあんたを俊太が好きな証拠だな・・・よし!」
と言って一つ伸びをする幸三さん。
「今日何時に仕事終わります?」
「今日は九時には終わります」
「よし、この後の予定を空けといてくれ、俺が俊太のいるところまで案内してあげるよ」
92 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)13時09分52秒
もう外は夜だった。
私達は幸三さんに連れられてあるバーの前まで来ていた。
「ここで毎晩飲んだくれてるんだ」
そう言って幸三さんはドアを開けた。
「いらっしゃいませー」
渋いマスターらしき人の声が響く。
「おっ、幸三じゃねえか。どうだ、一緒に・・・!」
どうやら私達に気づいたようだ。
「どういうことだ?幸三・・・」
私達がいるとわかった瞬間周囲に殺気が満ち溢れていく。
怖い・・・!
新垣とかはもう震えている。
「・・・俺はお前に元に戻って欲しいんだ」
「今更何ぬかしてんだよ、俺は元々こっちの人間だ」
「でも、お前凄く楽しそうに仕事こなしてたじゃないかよ」
「全部昔の話しだ」
そう言いながら俊太さんはグラスを傾ける。
そこに幸三さんが、
「いいかげん、飲むのやめろ!飲んだくれ!」
と思いっきり椅子ごと俊太さんを蹴った。
93 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)13時19分56秒
「・・・」
無言で立ち上がり幸三さんの首を掴み、店の外に出ていく二人。
どうやら喧嘩をするみたいだ。
「ねえ、君達俊太君の知り合いかい?
 それだったら彼を止めてくれよ。毎晩飲みに来てくれるのは嬉しいんだけど
 痛々しくて見てられないよ」
私達は何も答えられなかった。
辻は泣きそうで圭織に抱き着いていた。
バキッ!ガラガラガラ・・・ボキィッ!
そんな音の後に幸三さんの悲鳴が聞こえた。
全員耳を塞いでしゃがむ。
悪夢のような時間が過ぎ、ドアがギギィと開いた。
そこにいたのは返り血だらけの俊太さんだった。
顔についてる返り血を拭いカウンターの席に座る。
「マスター、ウォッカ、ストレートでくれ」
「はいはい・・・」
渋々マスターはお酒を俊太さんの目の前に出す。
それを浴びるように飲む、俊太さん。
私は意を決して俊太さんに話しかける。
「・・・俊太さん」
94 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)13時20分47秒
今日はここまで。

感想とか頂けたらめっちゃ嬉しいんですけど(///)
95 名前:chicken 投稿日:2002年03月22日(金)16時57分27秒
予想ができない展開、膝枕していた時には考えられない・・・・
どんどん俊太さんの過去が・・・・って感じでいいです。
96 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月22日(金)19時52分55秒
あんまり感想くれくれいうと、ウザがられるかも…
97 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)20時51分17秒
>chickenさん
これから結構飛ばしていきます

>96さん
グハァ(吐血)
そ、そうですか・・・以後気をつけます^^;
98 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)20時54分22秒
さて、今日は調子いいからもう一回書きます。
99 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時02分19秒
「何ですか!」
うざったそうに言う俊太さん。
「俊太さんって私のこと好きなんですか?」
俊太さんの酒を飲む手が止まった。
「何故そう思う?」
「幸三さんに聞きました・・・」
「そうか・・・」と言って少し考え込む俊太さん。
「俺は別にそんな感情抱いちゃいないよ、そんなこと考えてる暇があるんだったら
 今度のコンサートの振りでも覚えてた方がいいですよ」
俊太さんは冷静・・・を装っているのかな?
「じゃあ、何であんなことしたんですか!?」
私は少し興奮して乗り出す。
「したかったからだ。それ以外に理由はない」
そして俊太さんは一気にお酒を飲んで
「マスター、おあいそ」
「はいよ」
店を出ようとしたとき、私は俊太さんの腕を握って
「何で逃げるんですか!?あの事だったらもう怒ってません。
 俊太さん、お願いですから戻って来てくださいよ!」
他のみんなも「そうですよ」「そうですよ」と続く。
100 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時11分28秒
(俊太視点)
あ〜、今日も元気に殺れたな(笑)
さぁてと酒でも飲むか・・・
俺が訪れたのはあるバー。
ここにはいい酒が揃っている。
「マスター、テキーラとジン混ぜてくれ」
「俊太君・・・毎晩毎晩大丈夫なのかい?」
「うるっせえなぁ!金なら腐るほどあるんだ!
 それともここに俺に出す酒はないのか!?」
マスターを一睨み。
「わ、わかったよ・・・だから暴れるのは止してくれよ。
 そんなことされたら商売出来ないからね」
気分良く酒を飲んでいた。
そんな時・・・
バタン!とドアが開いて客が入ってきた。
俺は親友の幸三を見つけ
「おっ、幸三じゃねえか。どうだ、一緒に・・・!」
とここで発言は止まる。
何でモー娘。のみんながいるんだ?
101 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時19分59秒
「どういうことだ?幸三・・・」
俺はそう言いながら殺気を膨らませていく。
その殺気に気づいたのか、新垣ちゃんや、辻加護等は震えている。
そりゃあ怖いだろうな。
あんた等と会っていた日々とはかけ離れた殺気を放っているからな!
「・・・俺はお前に元に戻って欲しいんだ」
ハァ?
「今更何ぬかしてんだよ、俺は元々こっちの人間だ」
「でも、お前凄く楽しそうに仕事こなしてたじゃないかよ」
そんなの・・・
「全部昔の話しだ」
俺は酒をチビチビ飲んでいる。
「いいかげん、飲むのやめろ!飲んだくれ!」
そう言いながら俺を蹴飛ばしてきやがった!
ブチッ
「・・・」
幸三の首を掴みながらドアに向かって歩いて行く。
それを顔を少しずつ動かしていきながら見送る娘。達
ったく!何でこんなことしなきゃならないんだ・・・
俺はドアを開け外に出た。
102 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時34分43秒
俺は思いっきり幸三の肋骨を狙いに定め、左フックをかました。
バキッ!といい音がした。
ん〜、大体三本は逝ったな・・・
幸三は吐血して俺の顔に血をかけてきた。
「お前は・・・ッ・・・何で・・・ッ仕事辞めち・・・まったんだ!?」
「俺がやろうがやるまいがてめえには関係ない!」
「いいや・・・ウッ・・・あるさ。
 俺は・・・お前・・・に・・・仕事を紹・・・介したからな」
それを聞いて全て思い出した。
元はといえば!
「てめえが全部悪いんじゃねえかよ!」
俺は幸三をゴミ置き場に向けて思いっきり投げた!
幸三は顔を俺の方に向けている。
「彼女達を悲しませていいのかよ!?お前彼女達は天使みたいだって」
俺はそれを聞き流し思いっきり幸三の肋骨を右脚で踏み潰した!
「ゴバァッ!!」
幸三は吐血し、失神した。
俺はバーの中に戻った。

てめえら何見てやがる!見世物じゃねえんだよ!
怒鳴り散らして銃でも乱射したい気分だ。
103 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時43分27秒
顔についている返り血を拭い席に座る。
「マスター、ウォッカ、ストレートでくれ」
「はいはい・・・」
渋々と言った感じでマスターが酒を出す。
酒瓶丸々出され、それを浴びるように飲む。
「・・・俊太さん」
「何ですか!」
俺は思いっきり酒瓶をテーブルに叩きつけた!
「俊太さんって私のこと好きなんですか?」
えっ?
「何故そう思う?」
「幸三さんに聞きました・・・」
「そうか・・・」
といい俯きながら考える。
(どうする?彼女に自分の思いを伝えるべきか?
 いや、伝えても伝わらないだろう・・・)
「俺は別にそんな感情抱いちゃいないよ、そんなこと考えてる暇があるんだったら
 今度のコンサートの振りでも覚えてた方がいいですよ」
そう口から言葉が出た。
104 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)21時52分52秒
「じゃあ、何であんなことしたんですか!?」
後藤さんは少し興奮している。
・・・何でだと!?
てめえがあんな格好しているからだろうが!
てめえの自覚もねえから更に悪趣味だな!
とは言えるわけもなく・・・
「したかったからだ。それ以外に理由はない」
俺は一気に酒を飲み干し
「マスター、おあいそ」
「はいよ」
バーから出ようとする俺の腕を掴み
「何で逃げるんですか!?あの事だったらもう怒ってません。
 俊太さん、お願いですから戻って来てくださいよ!」
他のみんなも「そうですよ」「そうですよ」と続く。

「俺のした行為はきっと間違ってるだろうな。
 でも俺は」
パァーン!!
と俺は頬を叩かれた。
後藤さんに、だ。
105 名前:魔王 投稿日:2002年03月22日(金)22時05分31秒
「何で自分が間違ってるって思ってそっちの道に進んじゃうんですか!?
 今からでも間に合いますよ!
 だから・・・戻ってきてくださいよ・・・」
後藤さんは泣きながら言った。
俺は顔を俯けたまま上げない・・・いや、上げれない。
「・・・俊太君、私達はみんな俊太君のこと大好きだよ。
 みんな俊太君辞めてからどこかおかしかったんだ。
 やっぱり俊太君がいないと引き締まらないよ」
保田さんはそう言った。

ある歌曰くこうある。
「自分貫いて倒れるなら本望さ 自分捨てちゃって生きてる奴等よりはマシ」
「自分信じてボロボロになってもいいさ 自分誤魔化して生きてる奴等よりはマシ」
俺はこういう生き方をしていきたいと共感した。
・・・でも、今の俺の生き方ってこういう生き方なのだろうか?
俺の進んでる方向は間違っているのか?
俺は自分に正直になってないのだろうか?

俺は居た堪れなく、バーから走って出ていった。
「ちょ!俊太さん!?」
そんな声も聞こえたが俺は走り続けた。
雨が振り出していた深夜の出来事だった。
106 名前:影の人 投稿日:2002年03月22日(金)23時12分45秒
ぬぁ、殴られた!!
後藤のビンタで俊太は呼び戻されるんですかね?(笑
それにしても俊太君は強すぎデスね
ちょっと弱さとか無いんでしょうか?(笑
107 名前:臆病者 投稿日:2002年03月23日(土)02時13分53秒
スゴイ展開になってく。。。
でも、おもしろい!
魔王サンはロック好きと見た!(笑
108 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)16時27分36秒
>影の人さん
俊太は強いですけど、それは肉体的強さの話しです。
精神で言ったら間違いなく弱い部類に所属するでしょう。
ちなみにまだ戻ってきません(笑)

>臆病者さん
そうです、僕ロック大好きです。
今度の布袋さんのライブ行きますし(笑)
おもしろいといわれて嬉しいです。
これからも面白く書けるように頑張ります。

さて、これから更新だ。
109 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)16時46分13秒
(後藤視点)
あー!俊太さん出ていちゃった・・・
どうしよう・・・
「今日はもう帰りな、多分彼も家路につくはずだから」
マスターはそう言っている。
「そうだね、もう帰るか・・・あっ、幸三さんは大丈夫かな?」
「幸三君のことは私に任せてくれ、君達は早く家に帰りなさい」
マスターはそう言って私達を店から出した。
私達は全員家に帰っていった。

次の日、今日はMステの収録がある。
俊太さんのことは気になるけど今は目の前の仕事をこなさなきゃ!
でもみんなどこか暗い感じがした。
何でだろう?
「リハーサル始まるよ!」
村田さんの声を聞き、私達はリハの準備を始めた。

リハも終わり本番が始まった。
Mステは生放送である。
いつもはいる人がいないとどうも変な感じがする。
そんな中始まったオープニングいつも通り
「よろしくおねがいします」
と挨拶を交わす。
と、その時・・・
110 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)16時55分03秒
変な集団が入って来た。
全員ジェイソンの仮面をつけてライフルを持っている。
何だろう?生のドッキリ?
でもスタッフは慌てている。
芝居じゃないの?
バ・・・・・・
銃声が響いた。
「このテレビ局は我々が完全に支配した!君達は私達の言うことを聞けば命の保証はする」
「キャーーーーーーーー!!!!」
という悲鳴が響いた。
「静かにしろ!撃つぞゴルァ!」
「まぁ、待て。パンピーにはようはない。とっとと局内から出ろ!」
五人のジェイソンの仮面をつけた男が観客とスタッフを解放した。
どうやら狙いは芸能人のようだ。
「さて、君達には我々の計画に付き合ってもらおうか」
そう言って190cmぐらいあるリーダーらしき男の人が私達の方に向かって歩いて来た。
「も、目的は何なんですか!?」
圭ちゃんが声を出す。
「目的?そんなものはない!我々は楽しみたいだけだ
 ヒャーーーーーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!」
狂気の笑い声がスタジオ内に響いた。
111 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)17時06分02秒
この人絶対おかしい!
私は・・・いやこの場にいる芸能人全員そう思った。
「さて・・・まずは食料の調達から始めるか・・・」
部下にテレビカメラのセットを始めさせるリーダー格の男。
「よし、入ったな。それでは始めるぞ。
 初めまして日本国民の諸君!我々はここに日本国政府に宣戦布告する!
 まずは我々の要求に応じてもらおう。
 100億円用意してもらおう。
 そして人質と我々SHADOWの食料を用意してもらおう。
 期間は三時間後、それまでに食料を用意出来なければ十分ごとに人質を一人ずつ殺していく」
そういうとリーダー格の男は近くの椅子に座って他の仲間と連絡をとり始めた。

それから二時間、私達は身を寄せ合って震えていた。
中には泣き出す娘もいた。
他の芸能人は解放されて私達だけが残された。
何でだろう?
私達のせいでこの事件が起こったのかな?
犯人は私達モーニング娘。のファン?
疑問が浮かんでは消える。
そんな時・・・
112 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)17時14分28秒
ふいに男の人達の様子が変わり始めた。
何かに慌てているようだ。
どうしたんだろう?
「フッフッフ・・・ハァーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!
 君達にとっては嬉しい情報が入ったよ。
 マヌケにもたった一人で局内に侵入した男がいるそうだよ。
 ちょうどいいから殺して全国の日本国民に見せつけるか・・・」
「あ、あなた達は何なんですか!?私達をどうするつもりですか?」
圭織が尋ねる。
「俺達は君達のファンさ、全員な。インターネットでファン同士の交流が
 あるのは知っているだろう?
 その中で君達をメチャクチャにしたい奴等を集めた集団がSHADOWだ。
 ちなみにその主催者が私だ」
「じゃあ私達は・・・」
全員の顔が青ざめる。
「安心したまえ。我々にも良心がある。
 君達が我々の言う事を聞けば無事解放してあげよう」
パァッと全員に安堵の色が浮かぶ。
しかし・・・
113 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)17時20分54秒
「一人だけ我々の計画の最終段階まで付き合ってもらおう。
 そうだな・・・後藤さん、あなたに付き合ってもらおう」
えっ?私?
「ちょ、ちょっと待ってください!何で後藤何ですか!?
 後藤の代わりに私が最後まで付き合います。それでいいでしょ!?」
圭ちゃんがそう叫んだ。
「駄目だ、彼女が一番いい。
 モー娘。の中でNo.1の彼女がね・・・」
嫌らしい目で私を見ている。
気持ち悪い・・・
私は意を決した
「私がその計画の最後まで付き合えば、みんなを解放してくれますか?」
「最大限に利用はさせてもらってから、だけどね」
「・・・わかりました」
「ごっちん!?」「後藤さん!?」と他のメンバーの声が響く。
「みんな今までありがとう・・・」
私は最後の挨拶を終え、リーダー格の男の元へ歩いて行く。
・・・最後に俊太さんに会いたいな・・・
そう思っていた。
114 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)17時22分04秒
続きは夜書きます。
115 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)19時52分59秒
(俊太視点)
さぁ〜って今日も元気に殺れたな(笑)
Mステでも見るか・・・
俺はピッとリモコンを操作し番号を合わせた。
そしたら歌ってる場面ではなかった。
(何だ緊急の特番か?)
しばらく見ていたがどうもそうではないらしい。
「よし、入ったな。それでは始めるぞ。
 初めまして日本国民の諸君!我々はここに日本国政府に宣戦布告する!
 まずは我々の要求に応じてもらおう。
 100億円用意してもらおう。
 そして人質と我々SHADOWの食料を用意してもらおう。
 期間は三時間後、それまでに食料を用意出来なければ十分ごとに人質を一人ずつ殺していく」
な、何だと!?
テロリストかよ!
(・・・どうする?)
本心を言わせてもらえば助けに行きたい。
しかし、俺にそんな資格あるのだろうか?
俺は今やスタッフではない。
116 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)19時59分19秒
そんな考えをしてるとき携帯がブルッと動いた。
誰だ?
・・・幸三からだ。
ピッ
「はい、もしもし」
「俺だ、幸三だ!今テレビ見たか!?」
「ああ、見たぜ・・・」
「助けに行けよ!今彼女達を助けられるのはお前だけしかいないって!」
「でも、俺にそんな資格は・・・」
「資格とかそういう問題じゃねえよ!お前が助けたいかどうかなんだよ!
 お前は彼女達が死んでもいいのか?」
「・・・悪かったなこの前は・・・もう吹っ切れたよ」
ピッ
俺は携帯を切ると急いで準備を始めた。
特製のコート、その中に色んな武器を詰め込む。
手榴弾、スタングレネード、閃光弾、ウージー9mサブマシンガンを二丁
接近戦用の武器、大量のナイフ。
バイクに乗り、急発進でテレビ朝日に向かった。
117 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)20時05分55秒
俺はテレビ朝日についた。
流石にマスコミが沢山来てやがる。
俺は裏口の方から入ろうと裏口に回った。
しめた!誰もいない!
俺は裏口の鍵をピッキングで開け中に進入した。
テレビ局内にうようよジェイソンの仮面被った奴等がいやがる。
これはうかつに動けないな・・・
俺は廊下にいる見張りをどうやって倒そうか考えていた。
(さて・・・どうするかな?
 このまま各個撃破で行ったら人質がやばくなるな。
 ・・・そうだ!)
俺は催涙弾を取りだし投げつけた。
「ん?何だ?」
プシューっと催涙弾は発動!
「な、何だこれ!?」
慌てている、慌てている( ̄ー ̄)ニヤリッ
その隙に俺は持っていた杖を出した。
実はこの杖はある仕掛けがある。
煙に乗じて奴等を殺る!
118 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)20時12分48秒
煙の中を蠢いている奴等の動きは丸見えだ。
俺は仕込み杖で居合を放ち五人の首を狩った。
「・・・毎日殺伐とした日々送ってたおかげで腕は落ちていないや」
俺は先に進み、同じ方法で攻略していった。
ちょっとしたRPGの主人公みたいだな。
そう思い催涙弾と仕込み杖を手にどんどん、進んでいった。

さて、確かここだよな・・・Mステのスタジオって。
俺は前に収録に来た時の現場を思い出していた。
「俊太さんってMステの収録初めてでしたっけ?」
「生放送だからしっかり警備頼むよ」
そんなこと言われたっけな。
中を覗いてみる。
モーニング娘。と犯人グループしかいない。
他の人達は殺られたのか?
いや、だったら死体があるはずだ。
きっと解放されたんだろう。
俺は石川さん得意のポジティブシンキングの思考で考え始めた。
119 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)20時18分50秒
しばらくすると動き出した。
三人の男がこっちに来る!
やばい!
でも逃げるわけにはいかない。
見つかるぐらいなら自分から見つかってやる。
俺は飛び出しウージーを連射した。
パラ・・・
三人の男は忽ち穴だらけになった。
「ん?何だてめえは!?」
犯人グループが全員俺に注目している。
今だ!
俺は閃光弾を時間差で沢山破裂させた。
サングラスかけてる奴は一人もいないから全員目がやられているはずだ。
俺はその隙に走ってモー娘。のみんなの前まで言った。
俺は彼女達を出口まで走らせた。
「走れ!」
そう言って全員を走らせた。
外にいる奴等は全員殺っといたから問題はない。
計算通りだ( ̄ー ̄)ニヤリッ
120 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)20時28分42秒
さて・・・これで心置きなく戦えるな・・・
「さて、貴様等・・・覚悟は出来ているんだろうな」
視界の端にモー娘。のメンバーが写る。
何で逃げないんだ!?
大人チームと後藤さんだけ残っていた。
まさか俺を待っている・・・?
「てめえらに予告するぜ、てめえらは三分後、全員死んでいるってことをな!」
俺は仕込み杖を構えた。
「上等だ、ぶっ殺してやる!」
馬鹿な男は俺に襲い掛かって来た。
居合一閃!
男の上半身と下半身を斬って別らせた。
「次に死にてえのはどいつだ!?」
「ほう、中々の腕前だが俺等の前には通じないな!」
そう言いながら全員武器を出して来た。
ほうし刀、ヌンチャク、トンファー、斬光線、日本刀etc・・・
全員一斉に俺に掛かってきた!
俺は剣を一閃!それだけでそいつ等を倒した。
剣閃といって横一列に有効な技である。
剣の達人にしか出来ない技である。
「さて、残るはてめえだけだな!」
俺はリーダー格の男に言い放った。
121 名前:魔王 投稿日:2002年03月23日(土)20時29分21秒
今日はここまで。
深夜に更新するかも?
122 名前:  投稿日:2002年03月23日(土)23時39分09秒
すごい事になってきた・・
123 名前:影の人 投稿日:2002年03月24日(日)00時41分23秒
武器持ち過ぎですな〈汗
そんなに持ってたらかえって逆に危なくなる恐れがあるんですよ。(ッテキイタ(w
でも、単身で乗り込むってなんかダ○・ハードみたいだ。
>魔王さん
布袋さんですかぁ〜。いいですねぇ〜〜。
俺も結構好きですよ
でも自分はSNAIL RAMPの方が好きなんですよ。
あぁ〜、ライブ来ないかなぁ〜〜。

124 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)10時49分45秒
>122さん
僕自身も凄い事になってきたと思います(笑)

>影の人さん
毎度レスありがとうございます。
武器確かに持たせすぎですね(笑)
まぁ、特製コートがあるので大丈夫?
ダ○・ハードとは気づきませんでしたね。
別にパクったわけじゃないですよ(汗)

僕もSNAIL RAMP好きですよ。
125 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)10時58分31秒
リーダー格の男は慌てるそぶりを見せない。
コイツ・・・何か奥の手を隠し持ってるな・・・
「さて、てめえは30秒で殺してやるぜ!」
俺は仕込み杖を構える。
「・・・ふん、ならば私の力を見るがいい!」
そう言うと奴の体がパリパリ光り始めた!
「私は電気を操ることが出来る。貴様みたいな野郎に負けるはずがないんだ!」
そう言うと電撃を俺に放ってきた!
俺はかわすこともなく食らった。
多少頭がクラクラするだけだ・・・いける!
俺は奴の懐に入り仕込み杖を抜いた!
「疾・風・剣!」
バシュバシュバシュバシュバシュ!
連続で五回斬った。

「あっけねえな・・・」
俺はそう言いながらうめいているリーダー格の男の腹を蹴った。
「ッグッ!」
「急所は外しといた。運がよけりゃ生き残れるだろうよ」
俺はそう言いながらモー娘。がいるところまで走った。
126 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)11時05分41秒
「で、何でそこにいたんですか!?とっとと逃げろって言ったじゃないですか!」
「俊太君だけ置き去りじゃ可愛そうだと思って・・・」
俺は肩でハァ・・・と溜息をついた。
「さて、帰りますか・・・」
俺達は表玄関まで行こうとした時
ゴ・・・
な、何だ!?
局内が揺れてやがる!
「ヒャーーーーーーーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!
 死ね!みんな死んじまえ!!」
くっそ!最後までムカツク野郎だぜ!
俺はリーダー格の男にナイフを投げ絶命させた。
「走るぞ!一気に出口まで行くんだ!」
俺達は出口目掛けて走った。
前を走っている飯田さんが突如止まる。
「俊太君、前が・・・」
俺は前を見てみるとそこには上の階の床が崩れて壁が出来ていた。
「ッチ!みんな壁から離れて!」
俺は娘。を壁から離れさせると手榴弾を二個壁に向かって投げつけた!
ドガーン!!
127 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)11時13分53秒
壁は破壊され道が出来ていた。
全員で走っていると途中後藤さんが転んだ。
「何やってるんだ!早く行くぞ!」
俺は後藤さんの腕を掴み前を走っている飯田さん達に追いつこうとした、が!
ドガガーーーン!
とドデカイコンクリの塊が落ちて来た。
俺達の前に大岩が道を塞いでいる。
「くっそ!こんな大岩じゃ手榴弾じゃ壊せねえ!」
俺達は元来た道を戻るが・・・
こっちも道が塞がれていた。
「ッチ!あっちだ!」
俺はスタジオを横切り反対側のドアに行った。
「裏口か窓があればいいんだが・・・」
俺は部屋を回るが窓がある部屋が中々ない。
走ってる途中で後藤さんが倒れた。
走り過ぎたか?
「大丈夫?」
俺はそう言いながら彼女をお姫様抱っこした。
「えっ!?ちょっと俊太さん!」
「今はそんなのに構っている場合じゃねえだろ!」
128 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)11時22分53秒
俺は後藤さんをお姫様抱っこしながら走っていた。
しかし・・・
「こっちも駄目か、しょうがねえ。元来た道を」
戻ろうとしたら俺等のちょうど真上の天井が崩れ始めた!
「うわっ!」
俺は後藤さんを落としそうになりながら後ろに下がった。
「・・・囲まれた、か・・・」
俺達は岩の壁に囲まれた。
「手榴弾はもうない・・・クソッタレ!」
その時俺達の真下の床が割れ始めた!
「うわあ!!!!!」
「きゃあ!!!!!」
俺の意識はそこで切れた。

「ん・・・んん・・・」
俺は目覚めた。ここはどこだ?
「ッハ!後藤さん!?」
俺は後藤さんを探した。
暗闇でよく見えないからジッポライターを点けた。
「よかった、無事みたいだ・・・!」
129 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)11時30分43秒
俺は後藤さんの腹を見た。
膨れている。
内蔵が損傷してやがる!
くっそ!ろくに道具もねえのに、どうすりゃいいんだ!?
俺は焦った。
だが次第にクールに思考を凝らし始めた。
この場で手術するしかねえ。
後藤さんは気絶してるみたいだし。
ここから脱出するのに恐らく三日はかかるだろう。
彼女は持って半日・・・
やるしかねえ!
俺は懐から道具箱を取り出した。
俺のコートに常に入ってるこの道具箱。
実は手術用具が入っているのである。
中にはピンセット、各種アンプル、メス、クーパーなど最低限の手術道具が揃っている。
俺はメスを取りだし、
「やるしかねえ・・・」
俺はメスを火で炙って消毒した。
「オペ開始だ!」
俺は後藤さんの腹にメスを入れた。
130 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)11時40分42秒
っとその前に・・・
「危ねえ、危ねえ、まずは念の為麻酔を打っとかなきゃな」
俺はアンプル(薬が入っているカプセルみたいなもの)から麻酔を注射器で吸い取り
後藤さんに注射した。
「よし、今度こそ・・・」
俺はメスを入れて中を見た・・・
血がかなり溜まって見えづらいな。
俺はTシャツを破り捨てそれで血を拭った。
(ガーゼか何かあればいいんだが・・・)
上行結腸(大腸の図から見れば真っ直ぐなっている部分)に傷がある。
金属片が刺さった証拠だ。
俺は金属片をピンセットで取り、すぐに縫合した。
これで大丈夫かな・・・?
しかし出血が止まらない。
何か他に原因があるのか!?
俺は手を唾で手を消毒し腸の奥の方に手を突っ込んだ。
横行結腸(大腸の横になっている部分のこと)が大きく裂けている。
まずい!これは金属片とかによる傷じゃねえ。
間接的な力による鈍的な損傷だ!
しかも周りの細胞が死に始めてやがる!
131 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)12時01分08秒
これを治すには・・・腸管切除術。
傷口とその周囲の壊死部分を切除して。
当然周囲の血管も切り離さなきゃならない。
後10分以内に腸の壊死部分を切除して、腸管を縫合。
更にこれらを支配している中結動脈等を切り離さなきゃならない。
正直言って何言ってるか全然わからないだろう。
専門用語ばかりだから。
まずは血管の処置からだ。
壊死部分に繋がっている中結動脈と左結腸動脈の枝を糸で縛って
メスで切り離す(本来の方法とは違います)
・・・血管を切り離せた。
さて腸を糸で縛って、ナイフで切除しなきゃな(本来はせん刀でします)
ナイフを消毒し切除。
切除したものはそこら辺に捨てる!
3号絹糸で縫合して・・・縫合完了!
傷口を生理用食塩水で洗い流して・・・本当は抗生剤も必要だけどしょうがない。
さて皮膚の縫合だ・・・
女の子だから傷が残らないようにして、と・・・
よし、出来た!
手術終了・・・
ハァ〜本当に疲れた。
132 名前:魔王 投稿日:2002年03月24日(日)12時02分49秒
今回は小難しい話しになってしまった・・・

これは本当に正しい手順を踏んでません。
絶対真似しないでください(笑)
133 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月25日(月)02時37分13秒
ってか、これはネタなの?それとも小説?
なんかあまりに展開が凄すぎて訳わからん
134 名前:chicken 投稿日:2002年03月25日(月)11時38分20秒
魔王さんの個性が出ていて面白いです。
絶対真似できないけどね(w、
それとまた書き始めたんでよかったら読んで下さい。
135 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時09分26秒
>名無し読者さん
書いてる自分もわけわかりません(爆)
ネタ?小説?・・・どっちでしょう?

>chickenさん
個性出まくりってのも問題のような気がしますけど(苦笑)
是非読ませてもらいます。
136 名前:影の人 投稿日:2002年03月25日(月)13時15分33秒
今度は手術用小道具まで持ってるなんて、何て用意が良いんでしょうか!(w
まあ、修羅場くぐってるなら分かるような気がするんですけどね(汗
内臓損傷の手術は結構危ないので真似はやめましょう(w
137 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時21分02秒
後藤さんは麻酔打っといたから二日か目を覚まさないだろう。
俺はコートの中に入っている非常食を取り出すと食べ始めた。
「うん、やっぱうめえな」
俺はコリコリと非常食を食べた。
俺は携帯を出して今の時刻を確かめた。
「今・・・朝の六時か・・・!」
俺はあることに気づいた・・・
アンテナ立ってるじゃん・・・
「しめた!外部と連絡が取れる!」
俺はすぐさまマネージャーの村田さんに電話した。
「村田さん、俺です、俊太です」
「えっ!?俊太君?い、生きてるの!?」
「生きてなきゃ電話なんてかけれませんよ。
 瓦礫退けてる人達と話ししたいから電話代わってくれませんか?」
ちょっと間がありすぐ対策本部長らしき人が電話に出た。
「そっちの状況が知りたいんですけど、いいですか?」
「ああ構わない。
 こっちは現在瓦礫を退けている最中だ。
 後一日もあれば瓦礫を退けて君達を助けにいけるだろう。
 そちらに死傷者はいないのか?」
「後藤さんが怪我してる・・・一応処置は施しといたけど危険な状態だ」
「わかった、急ピッチで作業を進める。
 我々が来るまで持ちこたえてくれ」
138 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時28分41秒
その後食料問題とか話して娘。のみんなに代わってもらった。
「俊太君!?大丈夫!?後藤が怪我してるって聞いたけど」
「大丈夫です、今のところ落ち着いてます」
半泣きの声で飯田さんが言って来た。
俺はしばらく話しをすると携帯を切った。
(何とかなりそうだな・・・)
俺は安心して眠りについた。

「俊太さん、俊太さん!」
俺は誰かの声で起きた。
「後藤さん・・・?」
俺を起こした声は後藤さんだった。
「ちょ!怪我してるんだから動かないの!」
俺は彼女を横にし、寝かせる。
「大丈夫ですよ、ちょっと痛いけど」
「それでも駄目です、動いちゃうと傷口が開いちゃうかもしれませんからね」
俺は彼女を寝かえると携帯を取り出した
「あれから三日経ってる・・・」
ガラガラガラ・・・という音が聞こえる。
もう近くまで来たのか?
「俊太さん、私達・・・」
「ああ、助かるみたいですね」
139 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時36分16秒
瓦礫が退かれ、光りが射し込んでくる。
俺は思わず手で影を作る。
「大丈夫ですか!?」
救助隊員の声が響く。
俺は後藤さんをお姫様抱っこして救助隊員に渡した。
「彼女怪我してるんだ、救急車で病院に搬送してあげてくれ」
俺は救助隊員にそうおねがいすると自分の脚で壁を駆け上った。
「ん〜、太陽の光ってのは暖かくっていいねえ!」
俺はそう言いながら瓦礫を降りていく。
そこに娘。のみんながやってきた。
「俊太君(さん)・・・」
「今更来て何してるんだって感じですよね、家に帰ります」
俺は彼女達を横切ろうとした時飯田さんが俺の腕を掴んで来た
「何言ってるの?俊太君は私達の仲間だよ」
「そうですよ、俊太さんがいなかったら私達全員死んでたかもしれないんですよ?
 感謝してます」
「「「「「「「「「「「「おかえりなさ〜い」」」」」」」」」」」」
「みんな・・・」
俺は思わず目頭を抑える。
「何?泣いてるんですか?」
「ち、違います!目にゴミが入ったんですよ!」
140 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時42分03秒
「腹減ったんでどっか食べに行きません?」
「私となっちは後藤のところに行ってくるよ」
保田さんはそう言いながら俺達から離れていった。
「さて、どこ行きます?」
「「焼肉ーーーーーー!!」」
辻さんと加護さんが息を合わせて言う。
「俺は寿司がいいなぁ」
「じゃ、寿司にしよう!」
「さんせーい!」全員からこの声が上がる。
俺は嬉しかった。
戻って来れたんだ・・・この場所に。
「何してるんですか?早く行きましょうよ!」
吉澤さんの声を聞いて俺は走り出す。

この場所はやっぱり気持ちいいや。
141 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)13時45分12秒
>影の人さん
リアルタイムでレスがついてる!
まぁ、準備良過ぎですね。
絶えずそんなものもってるなんてスー○ードクターKじゃないんですから(笑)
読んで頂いてありがとうございます。
142 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)21時45分51秒
数日後、取材とかは全て拒否してその数日間ずっと遊んでいた。
娘。のみんなは久しぶりの休暇で俺に感謝していた。
こんなんでいいのだろうか?
休みが明けて娘。はまた同じようなスケジュールをこなさなきゃならなくなっていた。

「俊太さん、何か飲みます?」
「い、いや!別にいいよ」
「でもさっきからすっごい汗かいてますよ」
「だ、大丈夫大丈夫!別に慣れてますから」
・・・どうも気まずい。
何がって?
後藤さんとの関係・・・
あれから俺を許してくれたのはわかったが、どうも気まずくなってしまった・・・
「後藤達ってどんな関係でしょうね?」
何て聞かれたら俺は何て答えたらいいかわからない。
そんなことを考えながらボーッとしてると
「俊太さん・・・」
深刻な顔をした高橋さんが話しかけてきた。
「どうしたんですか?」
これ幸いと食いつく俺。
143 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)21時52分23秒
「あの・・・ちょっとお話しあるんですけど・・・」
「ここじゃ言いづらい?」
「はい、ちょっと・・・」
そこに新垣さんと小川さんと紺野さんまで集まってきた。
隅っこの方に寄って何かヒソヒソと話している。
・・・何なんだ一体?
「あ〜、それ私達もわからないや」
「俊太さんなら知ってるよね」
「きっとそうだよ」
こんな会話が繰り広げられている。
う〜ん、業界用語とかの質問かなぁ?
俺は頭の中で辞典を開く。
「ちょっといいですか?」
そういう新メン四人。
俺は彼女達と楽屋の外に出た。
近くの別の部屋に入る。
ここは・・・カメラが沢山置いてある。
「で、話しって何ですか?」
「私達一人一人からあるんですけどいいですか?」
「?・・・構いませんよ」
144 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)21時57分42秒
「じゃあまず私から」
高橋さんが宣誓する。
「あの・・・多分業界用語だと思うんですけど・・・」
「おう、何だい?俺にわかることなら何でも教えてあげるよ」
「・・・ンって何のことですか?」
ん?今何て言った?
「ゴメン、もう一回言って」
「ハッテンってどういう意味なんですか?」
ズコーーー!!!
俺は思わずこけた。
「ハッテン・・・ですか?」
俺は迷った。
何で新宿二丁目でもないのにこんな言葉が純真な高橋さんの口から飛び出したんだ?
「それ・・・誰に聞いたの?」
「飯田さんと矢口さんが喋ってて・・・」
再現するとこんな感じらしい。
145 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)22時08分19秒
「ちょっと矢口聞いてよ」
「どうしたの?」
「昨日の深夜炎●留やってたらさぁ」
「ああ、圭織が前言っていた友達から借りたゲームね
 そういえば水沢狙ってるんでしょ?
 どんなシナリオだった?」
「それがさぁ、昨日やったら水沢にハッテン場に誘われちゃってさぁ」
「ハッテン場?何それ?」
「あのね・・・」
(耳元でゴニョゴニョ)
「・・・へぇ〜そういう意味なんだ」

こんな会話が繰り広げられたらしい。
お・・・おいっ!
「そ、それは後で教えてあげるからとりあえず次は小川さん」
「あっ、はい」
「え〜っと私は・・・lzhってどういう意味か知らないんですよ」
「lzh?ひょっとして圧縮とかのあれのことかな?」
「?・・・圧縮?」
146 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)22時17分20秒
「lzhってのは・・・・・・の用語で・・・・・・」
俺は小川さんに細かく噛み砕いて説明してあげた。
「へ〜、なるほどぉ」
小川さんは納得したようだ。
「じゃ、次・・・新垣さん」
「私が知りたいのは・・・」
「パイズリってなんですか?」
カクッ
な、何だって!?
「すみません、Once more please」
「だからぁ、パイズリってどういう意味なんですか?」
「・・・その言葉どこで聞いたの?」
「俊太さん、寝てるとき言ってましたよ。
 「・・・パイズリしていいか?」
 って」
・・・そんな夢あったっけな?
・・・・・・あっ!スタッフ辞める一週間ぐらい前にそんな夢見たな・・・そういえば。
「保留ね、後で答えてあげる」
俺は最後の紺野さんに聞いた
「で、紺野さんは何を知りたいの?」
「私は・・・」
147 名前:魔王 投稿日:2002年03月25日(月)22時18分14秒
今回も下ネタになってしまった・・・

ちなみにハッテンの意味わかる人います?
148 名前:  投稿日:2002年03月25日(月)22時56分34秒
ワカラソ・・
149 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月25日(月)23時29分40秒
その意味は調べたらわかりましたが、作者さんはゲイですか?

この小説あまりにもつっこみどころ満載なので、あえて何もつっこみません。
最後まで頑張ってください。
150 名前:影の人 投稿日:2002年03月26日(火)00時00分06秒
下ネタ大放出ですね(汗
子供には悪影響ですな(w
>魔王さん
準備よ過ぎっていうかたまたまなんですけどね。
話もなんかほんわかしてしてきてるようですね
最後まで読むんで頑張ってください。
151 名前:名無し読者 投稿日:2002年03月26日(火)00時17分19秒
炎多●は面白いね(w あれけっこー好きなゲーム。リバーシブルだし(w
152 名前:魔王 投稿日:2002年03月26日(火)00時35分41秒
>148さん
普通はわからないですよね(笑)

>名無しさん
いいえ、僕は薔薇(ようはホモ)ではありません(汗)
本当です。
色んなところから情報を集めていますから時々間違えられますけど・・・

>影の人さん
最後まで書かせてもらうので付いてきてください。

>名無し読者さん
炎●留って面白いんですか?
某サイトのレビューみる限りでは危険なゲームという認識しかないですね。
153 名前:魔王 投稿日:2002年03月26日(火)13時46分05秒
「スーパーウルトラセクシィヒーロー斬って誰ですか?」
す〜ぱ〜うるとらせくしぃひ〜ろ〜ざん?
「ああ、それはRISING ZANってバカゲーに登場する主人公で・・・」
この後ちょっとだけ紺野さんに説明する。
「へぇ〜そうなんですか」
「そんなのどこから聞いたの?」
「保田さんがRISING ZANってどんなゲームか知ってるって聞かれて・・・」
そういえばRISING ZANって某有名な漫画家もやってたな・・・
「で私と愛ちゃんの説明は?」
「・・・」
どうする?説明なんてしたくないよ!
純白の天使を汚したくないよ!
俺はその部屋を出て楽屋に向かう。
ガチャっとドアを開け飯田さんに無言で近づく。
「ちょっと来てください」
「えっ?何で?」
「いいから!」
俺は飯田さんを強引に新メン四人がいる部屋まで連れていった。
「えっ?えっ!?何?」
飯田さんは混乱している。
154 名前:魔王 投稿日:2002年03月26日(火)13時51分36秒
「さっき言った知りたい言葉は飯田さんに聞けばわかるよ」
俺は飯田さんの耳にこう耳打ちしながら部屋を出た。
「今度飯奢りますから(ボソッ)」

(飯田視点)
えっ?何なの?
ご飯奢るって言われても・・・
「で、何を知りたいの?」
「ハッテンって何ですか?」
「えっ・・・?ハッテン?」
どうしよう言っちゃっていいのかな?
でも高橋はまだ子供だし・・・
「それは大人になったらわかるよ」
「今知りたいんです!」
「駄目!今知っちゃいけないの!」
圭織はちょっと強めに言ったら高橋はシュンとしちゃった。
言い過ぎたかな?
「ご、ごめんね。でもハッテンってHな言葉だから子供は使っちゃ駄目だよ」
圭織が説得すると高橋は納得したように「はい・・・」と言った。
155 名前:魔王 投稿日:2002年03月26日(火)14時01分21秒
「じゃ、次は私が・・・」
新垣がそう宣誓して圭織に言った。
「パイズリってなんですか?」
・・・俊太君やっかいごとは全部私に押しつけるなんて・・・
高級懐石料理でも奢ってもらおうかな?
「そ、それは・・・」
「それは?」
新垣が圭織にグイッと近づく。
「圭ちゃんに聞けばわかるよ」
ごめんね、圭ちゃん。
後で俊太君に一緒に飯奢らせるから。

(保田視点)
さっきから俊太君と新メンが何やらやっている。
ま、私には関係ないだろう。
私は読んでいた本に目を向けた。
と、その時ガチャッとドアが開いて圭織と新メンが入ってきた。
そして新垣が真っ直ぐ私の元に向かってくる。
何だろう?
156 名前:aki 投稿日:2002年03月27日(水)00時38分27秒
読ませてもりました。マジ面白い!ハッテンは分からんかったが・・・
期待してます。
157 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)14時04分55秒
>akiさん
読んで頂いてありがとうございます。
面白いと言われて光栄です。
ハッテンって検索サイトで検索すれば出てきますよ。
期待・・・あんまりしないでください(笑)

さて、これから更新します。
158 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)14時10分33秒
「保田さん!」
新垣が私に声をかける。
珍しいね。
「何?」
「パイズリってなんですか?」
バサァッ
私は読んでいた本を落としてしまった。
「はぁっ?」
楽屋中が私と新垣を見ている。
「新垣、それは大人の言葉だから今は知らなくていいんだよ」
矢口がフォローしてくれる。
私は圭織に声をかけた。
「ねえ、新垣どうしたの?」
「実は・・・」
圭織から今までの経緯を聞いた。
「ハァ!?ってことは俊太君が悪いんじゃない!」
「そうだよね、後でご飯奢らせよう!」
私と圭織は俊太君を探し始めた。
159 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)14時17分19秒
一方そのころ・・・
俺はロビーで煙草を吸っていた。
マルボロである。
俺はこの煙草が好きである。
吸いやすいからだ。
「さぁて、そろそろ戻るか・・・」
と思っていたら飯田さんと保田さんがこっちに向かって歩いてくる。
俺は悪寒がした。
(や、やばい!)
俺は逃げようとしたが時既に遅し。
目の前に二人は立っていた。
ニコニコ笑っている、が目が笑ってない。
「俊太く〜ん♪」
飯田さん、怖いよぉ!
「私達に高級懐石料理奢ってくれるだよね〜♪」
「い、いや、誰も高級懐石料理だなんて・・・」
俺は反論しようとしたが出来なかった。
彼女達の目は正に豹のようだ。
や、殺られる!
俺は反論を諦めた。
160 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)14時22分56秒
「・・・わかりました、奢りますよ」
俺はこうしか言えなかった。
「じゃあいつにする?」
「今日行こう!俊太君お金ある?」
俺の現在の所持金・・・十二万八千円
「懐石料理じゃなくて河豚じゃ駄目ですか?」
「河豚か・・・いいね。じゃ、そっちにしよう」
こうして俺達は河豚を食いに行く事になった。

「ここ?」
「ええ、知り合いがやっている店でして・・・」
俺達は中に入った。
「いらっしゃいませ〜、何名様でしょうか?」
「三人」
俺達は客間に通された。
「圭織初めてこういうとこ来た」
「私も」
そう言いながらキョロキョロと室内を見渡す。
161 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)21時07分28秒
「さて、何頼みます?何でも奢らせてもらいます」
俺はこう言った。
「じゃあ河豚の刺身を・・・圭織食べる?」
「うん、俊太君は?」
「じゃあ、俺も・・・俺ご飯大盛りですけどお二人は?」
「私と圭織は普通でいいわ」
後は飲み物である。
「俺は・・・焼酎で」
「私は生ビール」
「圭織はジントニック」
テーブルの上にあるボタンを押す。
・・・来た!
「え〜っと・・・」
俺はさっき言ったメニューを頼んだ。

「今日の仕事疲れたね〜」
「本当ですね、待ち時間異様に長かったですし」
「そうじゃなくて・・・俊太君のせいで圭織困ったんだからね」
ぷくーっと頬を膨らませて言う。
「それはご飯奢るからいいじゃないですか」
「まぁ、そうだね。俊太君のお陰で河豚食べれるんだし」
162 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)21時13分33秒
数分後頼んで物を持ってスタッフの人が来た。
「河豚の刺身三人前とご飯大盛り一つ、ご飯を二つ、ジントニックと生ビールと焼酎です」
ご丁寧に全部言ってくれた。
そして順々に皿とコップが置かれていく。
「ごゆっくりどうぞ〜」
そう言ってスタッフの人は下がった。
「じゃあ頂きますか!」
「そうですね」
「「「いただきまーす」」」
贅沢にも刺身を数枚取ってから食べる飯田さん。
「贅沢な食べ方ですね・・・俺は・・・」
俺は一枚一枚食べる。
保田さんはまずビールを飲んでいる。

30分後・・・
「すみませ〜ん、生おかわり」
「圭織ね〜、酔っ払っちゃったの〜☆」
壊れた。
俺はいくら酒飲んでも気持ち良くならないので食べる方に集中した。
「ねえ、俊太君・・・」
163 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)21時21分45秒
「なんですか?まさか保田さんまで「酔っ払っちゃったの〜☆」とか言う気じゃないでしょうね」
「そんなこと言わないわよ、聞きたい事あるんだけどいい?」
俺は「ど〜ぞ」と言いながら焼酎を飲んだ。
「後藤のことなんだけど・・・」
ピタッ
俺の全身の動きが止まった。
「・・・だけど、何ですか?」
「俊太君、ぶっちゃけ聞くけど後藤のことどう思っているの?」
「あ〜、それ圭織も聞きたいな〜☆」
酔っ払いは黙ってろ!
「後藤さん?そうだなぁ、かわいいし綺麗だしスタイルいいし」
「そういうことを聞いてるんじゃないの!後藤のこと好きかどうか聞いてるの!」
保田さんは生ビールを一気に飲み干した。
俺は一度深呼吸して言った。
「・・・好きですよ」
「ねぇ、それって友達として?一人の女として?それとも芸能人の後藤真希として?」
酔っ払い飯田さんが話しかけてくる。
酒クセ〜
「ぶっちゃけ言って・・・」
164 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)21時30分35秒
「好きですね、一人の女性として」
言ってしまった・・・
メンバーには言わなかったことを言ってしまった・・・
「ふ〜ん、ならさっさとコクっちゃえば?」
おかわりのビールを貰いながらそう言う保田さん。
「あのですね・・・そんな簡単に言いますけど!俺にも事情があ」
「どんな事情があるか知らないけどそんなの愛の前には無力だよ」
保田さん・・・目が座ってる・・・怖い・・・
「そうかもしれないけど・・・」
「俊太君、ビビリだねぇ。そんなにフラれるのが怖いの?」
酔っ払いが何かほざいてやがる。
「俺は・・・自分の子供のことが心配なんですよ。
 俺の子供だからきっと、俺みたく刺青だらけの子供が生まれてもおかしくないんですよ。
 その子に俺よりは軽いけど、それでも重い人生を歩かせるのは嫌なんですよ」
「ふ〜ん」
ビールを飲んでいる保田さん。
「・・・ップハァ。それでも告白すべきだと私は思うけどね」
「そうだよ、後藤だって俊太君のこと好きなんだよ」
はい?
今何て言いました。
165 名前:魔王 投稿日:2002年03月27日(水)21時31分18秒
今日はここまで。

懐石料理ってどんなのかわかりません(泣笑)
166 名前:影の人 投稿日:2002年03月27日(水)23時15分55秒
目が座ってる保田。想像したら悪寒が。(ぇ
それにしても、さいきんはほんわかムードで面白くなっていますね。
このあとが楽しみですな〈w
>魔王さん
ギター持ってますか?(エレキでもアコギでも
俺は金が無くて持ってません(涙
金がくれーーー!!(w
・・・・戯言ですいません
167 名前:魔王 投稿日:2002年03月28日(木)00時38分36秒
>影の人さん
怖いだろうな・・・<目が座っている保田
バトル物書いた反動か、日常物を書きたくなってしまう。
ギターですか?
全く弾けませんが兄貴が持っています。
僕は金あったら娘。に注ぎ込んでしまいますね(笑)

たまに戯言とか書いてくれると嬉しいです^^
168 名前:魔王 投稿日:2002年03月28日(木)15時13分34秒
「ハァッ!?」
「だから後藤も俊太君のこと好きなんだよ」
酔っ払いが飲んだくれに変わったか?
「だからぁ、俊太君がガンガン攻めれば絶対受け入れてくれるって」
「それ以前の問題ですよ、俺は後藤さんを不幸にしたくないんですよ」
「それは違うよ、不幸になるかなんて今はまだわからないじゃない。
 もしかしたら違う未来が待ってるかもしれないじゃない。
 その未来に行きたくないの?」
「行きたいですけど・・・」
「俊太君、●玉ついてるんでしょ!男らしく行きなさいよ」
保田さんも酔っ払ってきている。
俺だけノンケなんて悲しい・・・

この後酔っ払い二名を家に送り届け俺は自分の家に戻った。
いつかは訪れる問題とはわかっていたが・・・
俺は後藤さんのことを考えていた。
彼女を幸せにするにはどうすればいいのだろうか?
俺は彼女を幸せに出来るのだろうか?
そんなことを考えながら眠りについた。
169 名前:魔王 投稿日:2002年03月28日(木)15時22分44秒
夢を見た。
複雑な夢だった。
俺と・・・後藤さんが・・・Hしている夢だった。
朝起きたら堅くなっている俺の股間にある棒。
・・・朝●ちかよ!
俺は三村ツッコミを自分に入れながら出社した。

トクントクントクントクントクントクントクントクントクントクン・・・
心臓が速く動いている。
どうしたんだ?俺。
後藤さんを見てるだけで何でドキドキしてるんだよ!
ックソ!おまけにあそこはギンギンだし・・・
このままじゃ・・・

俺はMDプレーヤーを取りだし音楽を聴き始めた。
少しでも気を紛らわさなきゃやばい!
「俊太君どうしたの?さっきから変だよ」
矢口さんが声をかけてきた。
「べ、別に何でもないですよ」
何でもないわけがないんだよ!
ち●こが今にも爆裂系呪文を唱えそうなくらい凄い事になってるんだよ!
170 名前:魔王 投稿日:2002年03月28日(木)15時30分23秒
と、言えるわけがない。
そんなこと言ったら引かれるに決まっている。
さて、今日の仕事は何だったかな?
今日は・・・まず歌収録か・・・
その後うたばんのトーク収録を・・・二時間!?
今日はスペシャルの収録だから長いのか?
そろそろ歌収録の時間だ。
「みなさん、そろそろ歌収録の時間ですよ。
 俺外で時間潰してますから衣装に着替えといてくださいね」
そう言いながら俺は楽屋から出た。

ロビーで煙草吸ってるととんねるずの石橋さんと村田さんが言い争いをしていた。
「しかしですね」
「いいじゃないですか、彼一人ぐらい出せるでしょ?
 和田さんだって出てるじゃないですか!」
「わかりました・・・彼を説得してみます」
何の話しだったんだろう?
村田さんがこっちに向かって真っ直ぐ歩いてくる
「俊太君、話しあるんだけどいい?」
171 名前:魔王 投稿日:2002年03月28日(木)22時44分25秒
「はぁ・・・別に構いませんけど?」
俺は話しを聞くためロビーの椅子に座った。
「で、何です?」
「詳しくは言えないんだけど・・・今日の収録、何があっても驚かないでね」
「?・・・はぁ」
何言ってるんだ?
俺は疑問を抱えたまま楽屋に戻った。
そしてその後すぐ収録が始まった。

まずは歌収録。
何もなく終了。
本当に何もなかった。
照明が落ちて来たりすることもなく、終了。
そんな大事故あったら収録どころじゃないけどね(笑)

そして休憩を挟んでトーク収録。
・・・保田さんと吉澤さんを散々弄り倒し収録終了。
後80分ぐらい余ってる。
こりゃ、ちょっとは休めそうだな。
と思ってたら・・・
172 名前:影の人 投稿日:2002年03月29日(金)00時16分37秒
何だ!?何が起こるんだ!!!(w
石橋何を考えている!!!(w
だんだん、俊太と後藤の関係が楽しみになってきてしょうがないです(w
それにしても、朝●ちはねぇ〜〜、まぁ、生理現象なんだから
しょうがないんじゃないですか?(w
(w)が付きすぎだなこりゃ(w(アッ!マタ・・・・。
173 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時02分34秒
>影の人さん
今から更新する分にそれがわかるようになります。
俊太とごっつあんはどうなるんでしょうか?(てめえ作者だろうが)
朝●ちは生理現象なんですか?
知らなかった・・・

さて、続き書こう。
174 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時09分13秒
「は〜い、みんなカメラ止めて〜」
中居さんがそう言ってみんなカメラを止めた。
「これからは収録じゃなくて、俺らのやりたいようにやるから」
?・・・何言ってるんだ?
そう思ってると中居さんがこっちに歩いて来た。
「おいっ、ちょっと来いよ」
「えっ?」
俺の頭の中はまだ整理されてないのでびっくりしてる。
「いいから、来いって」
俺は腕を掴まれてトーク席まで連れて行かれた。
「誰か椅子一つ持ってきて〜」
スタッフの人がパイプ椅子を持ってきた。
「とりあえず・・・真中に座れ」
俺は言われた通り真中に座る。
みんなちょっとずつ移動する。
すみませんね。
「えっと、名前何ていうの?」
「藤堂俊太っていいますけど・・・」
「・・・かっこいい名前だね!」
石橋さんがそう相づちを打つ。
175 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時18分16秒
「えっ?これは何なんですか?」
俺はまだ混乱している。
娘。のみんなも混乱しているようだ。
「君なんだろ?テレビ朝日ジャック事件解決した張本人は」
( ̄□ ̄;)!!
「な、何で知ってるんですか!?」
俺は驚いた。
あの事件の真相を知ってるのは極一部の人しか知らないはずだ。
それを一介の芸能人である中居さんが何故?
・・・待てよ・・・石橋さんなら知れるかもしれない。
「・・・なるほど、そういうことか」
俺の中で全てが繋がった。
村田さんの「今日の収録、何があっても驚かないでね」宣言と
ロビーで話していた石橋さんと村田さんの会話はこのことだったんだ!
恐らく石橋さんがどこから洩れた情報を聞きつけてこういう風にする計画を立てたんだ!
「ハァ〜、ハメられたってことですか・・・」
俺は溜息つきながら言った。
「で、何をしたいんです?」
「君から見たモーニング娘。ってことで色々聞かせて欲しい」
何だそんなことか。
176 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時27分30秒
「そうですね・・・普通の女の子の集団だと思いますけど?」
「ちっげえーんだよ!俺が聞きたいのはモーニング娘。に逆セクハラされただとかそういう事を聞きてえんだよ!」
・・・あくまでお笑い系の話しを聞きたいのね・・・
「何か事件とかないのか?」
「・・・まぁ、あるっちゃあありますね」
「それを話せよ!」
「お〜っ、どんなんだろう?モーニング娘。の意外なことがわかるかもしれないよ!」
石橋さんがそう言ってカメラの前でポーズを取る。
・・・カメラの前で?
「カメラ回ってるんですか?」
「いいじゃねえかよ、別に流すつもりはないしさ」
ならいいんだけど・・・
「・・・そうですね・・・「カズトコンプリーター」と「プリプリコンプリーター」とかどうですか?」
「?何それ?」
「ある日飯田さんの家に俺と矢口さん、保田さん、安倍さんが呼ばれたんですよ」
あ〜思い出して来た(鬱)
「で、ラベルの貼られてないビデオを二本見せられたんですよ」
「どんなビデオだったの?」
「ちょ!俊太君!」
飯田さんが止めようとするが・・・
177 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時37分31秒
「ホモビデオとスカトロビデオだったんですよ」
シ〜ンとなるスタジオ内
みんな目が点になっている。
「えっ!?ちょっと、それ本当なの!?」
石橋さんは驚いているらしい。
「事実です」
後ろを見てみると飯田さんが頭抱えてる。
「おいっ!ジョンソン!お前そんな趣味があったのかよ!」
中居さんがからかう。
「ち、違うよ圭織そんな趣味ないよ!」
「でも炎●留やってるんでしょ?」
ピタッと飯田さんの体が止まる。
「何、炎●留って?」
「18禁ホモゲームのことです」
スタジオにドッと笑いが起こる。
「おいっ!ジョンソン、お前アブノーマルじゃん!
 こいつ(俺のこと)とかネタにしてるんだろ!?」
「し、してませんって」
「嘘つけ〜、それでハァハァ(;´Д`)してるんだろ!」
「圭織ハァハァなんてしないって!」
178 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)11時48分22秒
「おいおい!モーニング娘。ってアブノーマルな奴がいるなぁ!」
石橋さんがそう言った。
「で、どんな感じのビデオだったの?スカトロの方は聞きたくないからいいけど」
「そうですね・・・
 「カズトのすげぇ硬てぇよ」
 「美味しいよ」
 「どうだ、気持ちいいんだろう?」
 「あぁ、尻が裂けそうだよ、で・でもやめないで」 って感じでしたね」
「うわぁ〜、危ない世界だなぁ〜」
後ろを見ると飯田さんは顔を真っ赤にしている。
「そういえばさっきから気になっているんだけどさぁ」
「何ですか?」
「何で刺青全身に彫ってるの?」
やっぱり聞かれたか。
「ああ、これは生まれつきです」
「生まれつき?ってことはち●ち●にもあるの?」
「・・・まぁ、一応」
「えっ!見たい!ってか見せて!」
「俺も見たいな、ちなみにち●ち●でかい?」
「俊太さんのはでっかいらしいですよ」
誰だ、今言ったのは!?
179 名前:chicken 投稿日:2002年03月29日(金)19時45分03秒
すごく良いです!石橋さんとかの口調がそっくりだから絵が浮かんじゃいます、
ついでに昨日のとくばんともリンクしている訳だし、最後の台詞を誰が言ったのか
すごい気になります、やっぱり○藤?それとも・・・・
遅れましたがハッテン調べました・・・・まぁそれはおいといて頑張って下さい。
180 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)21時13分40秒
>chickenさん
そうですか!<すごく良い
嬉しいです、ありがとうございます。
最後の台詞は誰が言ったか、それはこれからの更新でわかります
ハッテン調べちゃいましたか・・・
あなたも汚れましたね(笑)
181 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)21時26分07秒
言ったのは・・・吉澤さんだった。
そういえば前にこんなことあったな・・・

明日の仕事が始まるのが早いためスタジオの近くのホテルに泊まることになった俺達。
当然モーニング娘。のみんなも泊まっている。

俺はシャワーを浴びていた。
実は一週間もシャワーに入ってなく、今日は娘。のみんなにゴミのような扱いを受けた。
たがが一週間じゃないか!
キュッとシャワーを止める。
浴室から出てタオルで髪を拭いていた。
ガチャッ
「俊太さん・・・キャア!!!!」
えっ?
見られた!?
俺は慌てて後ろを向く。
スタッフや娘。のメンバーが何だ?何だ?と集まってくる。
いやぁ!見ないで!!
俺は慌てて室内に入りトランクスとジャージを着る。
182 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)21時37分37秒
何てことがあったんだよな・・・

「えっ?よっすぃ〜見たことあるの?」
「はい、偶然ですけど・・・」
「そういえばそんなこともあったな・・・」
「でも!はっきり見たわけじゃないですから・・・よくはわかりません」
吉澤さんが顔を桜色に染める。
「か、かわいい!」
石橋さんが女の子の真似をしながら言った。
「おっきいぞ」
ドッと笑いが起こる。
「何がおっきいの!?」
矢口さんがツッコミを入れる。
そして冷静に座る石橋さん。
「マジで見たいな〜、ちょっとセット裏行くべ」
俺はセット裏に連行された。
もちろん、石橋さんも一緒だ。
俺は子供のころからナニがでかいでかいと言われてきたが別にそんなことないはずだ!
それを証明してやる!
183 名前:魔王 投稿日:2002年03月29日(金)21時49分30秒
(後藤視点)
俊太さんがセット裏に連行された。
俊太さんのって大きそうだな(笑)
「おいっ!どんなんだよ!早く見せろよ」
「ちょっと待ってくださいよ・・・
 スティッキーフィンガーズ!!」
ジーー
スティッキーフィンガーズってなんだろう?
「JOJOネタはいいから早く・・・!」
中居君の言葉が止まる。
「うわぁ、本当に刺青入ってるよ・・・」
タカさんがジロジロと俊太さんのナニを見ているのを想像してしまった・・・
鬱だ・・・
そして戻って来た三人。
「どうでした〜?」
落ちこんでいるようだけど声をかける。
「・・・男というより漢って感じのち●ち●だった・・・」
「あのサイズは日本人の標準を超えてるね」
俊太さんのってそんなにでっかいんだ・・・
184 名前:影の人 投稿日:2002年03月30日(土)01時26分17秒
ああ!スタンドだ!!!第5部ですね!(w
てか、とくばんとうまく絡んでて面白いです。
てか、ち●ち●だすなよ!俊太!
自分の中学時代の友達を思い出すじゃないか!!(爆
>魔王さん
JOJOも見てたんですか!ほぇ〜〜、なんか気が合いますな(マテ
ちなみに私は第4部の憶康のザ・ハンドが好きです。(w
185 名前:魔王 投稿日:2002年03月30日(土)12時39分39秒
>影の人さん
俊太はいくら強いからって権力にまでは逆らえません(笑)
色んな漫画見てますよ。
マニアックなのからメジャーなのまで。

僕が好きなのはじょう助の「クレイジー・ダイヤモンド」ですね
186 名前:魔王 投稿日:2002年03月30日(土)12時51分37秒
「さて、他に何か話題ない?」
「そうだなぁ・・・俺矢口さんのパンツ見たことありますよ」
「何だって!?」
「俺と保田さんと安倍さんと矢口さんで飯田さん家に泊まったときがあったんですよ」
「もちろん、俺は別室で寝ましたけどね」と付け加える。
「で、朝飯田さんに言われて寝てる三人を起こしに言ったら
 矢口さん、パンツ丸見え状態で寝てたんですよ」
「矢口寝る時どんな格好で寝てるんだよ〜」
石橋さんが矢口さんに聞いた。
「矢口は大体シャツにパンツって格好が多いですね」
「それ無防備すぎじゃねえかよー!
 ちゃんとパジャマとか着ろよ!
 ドッキリとか来た時どうするんだよ!」
「そうですよね、だから次にホテルに泊まった時みんなにパジャマを着て寝ろって言いましたね」
「じゃあ、パジャマとか着てるんだ?
 パジャマとか服着て寝る人〜!」
「「「「「「「「「「「「「は〜い」」」」」」」」」」」」」
「でもよ、全裸とかパンツとか見えてる時ってどうするの?」
中居さんが興味深々に聞いてくる。
「そういうときは・・・」
187 名前:魔王 投稿日:2002年03月30日(土)13時01分05秒
「そういうときは飯田さんや保田さんに代わって起こしてもらいますね」
「じゃあジョンソンとか保田がそういう風だったら?」
そうだなぁ・・・
「その時は安倍さんか矢口さんに起こしてもらいますね」
「で、今まで誰のパンツとか裸とか見たことある?」
「五期メンバーのは見てませんね、行儀良いですからね。
 吉澤さんと石川さんと後藤さんと飯田さんのパンツ見たことあります
 裸は見たことないです」
後ろで抗議の声が上がっている・・・
「ブーブー!!」
「勝手に見ないでくださいよ!!」
「うるさいなぁ・・・見せる方が悪いんだよ!」
俺はそう言った。
「へぇ〜、で何色だったの?」
石橋さん、興味深々ですね・・・
「え〜っと白白ベージュ赤でしたね」
「ちょっと俊太君何言ってるの!?」
矢口さんにツッコマれた。
別にいいじゃないですか、減るもんじゃないですし。
何て言えるわけもなく・・・
「すみません」
としか言えなかった。
188 名前:魔王 投稿日:2002年03月30日(土)13時11分06秒
「そうか、ジョンソン赤か・・・派出だなぁ
 何で赤なの?」
「圭織赤好きなの」
「でも凄い食いこみ入ってましたよ」
ドッと笑いが起こる。
「俊太君!何言ってるの!」
飯田さんが立ちあがって俺の頭を叩く。
「おい、ジョンソン!そのパンツ勝負パンツじゃねえんだろうな!」
「ち、違うよ!圭織勝負パンツなんて履かないもん!」
「怪しいなぁ〜、ま、ジョンソンも二十歳だしおかしくないか、次行こう次!」
石橋さんがまとめて次の話題に行く。

「他に何かないのか?」
「あ〜俺石川が襲われかけた話し聞きたいな」
石橋さんからリクエストがきた。
「そうですか・・・その話しですか・・・」
俺は今でもちょっと後悔している。
あの時ちゃんと家まで送れば石川さんは襲われずに済んだんだから。
俺は静かに話し始めた。
189 名前:chicken 投稿日:2002年03月30日(土)14時14分01秒
俺も石川が襲われたときの話聞きたいな♪(笑)
よっすぃ〜・・・・白か・・・・
ホントに期待して待っております!
190 名前:魔王 投稿日:2002年03月30日(土)18時47分58秒
>chickenさん
本当はもっとカラフルにしようかな?とも思ったんですが・・・
流石にまずいだろうと言う事で(笑)
期待ありがとうございます。
それに答えられるよう精進します!
191 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)00時25分52秒
「ある日・・・飯田さんの家での悲劇の翌日なんですけど」
「おおっ!ジョンソンAV事件の次の日か」
「その日はグラビアの撮影があったのでみんなメイクしてたんです。
 俺はすることもなく、ボーッとしてたら石川さんが声をかけて来たんですよ」
「面倒だなァ・・・ハショッて先進めてくれよ」
石橋さんのリクエストで話しを先に進める。
「で、石川さんから話しがあるということでレストランに行ったんですよ。
 そこで飯食べて石川さんから話しを聞こうとしたら、男共にからまれちゃって・・・」
「それで、どうしたの?」
「ナンパ野郎・・・しかもヤクか何かやっていたようでしたので、全員ぶっ飛ばしときました。
 で警察来る前に逃げて、石川さんを家まで送り届けたんですよ。
 多分その後に石川さんは先ほどの野郎共に捕まった・・・んですよね?」
「はい、車から降りた後でしたね・・・」
192 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)00時32分50秒
「その時家の鍵落としちゃって・・・石川さんの家まで戻ったんですよ。
 そしたら石川さんの鞄が落ちてたんですよ。
 俺は何かあったんだ!と思って周囲を散策したんですよ。
 そしたら近くの公園に石川さんの名前の刺繍入りのハンカチが落ちていたんですよ。
 その後公園を散策してみたら、男に馬乗りされている石川さんを発見したんですよ」
「おお!話しも佳境に入ってきたね」
「で、その後は石川さんを逃がして喧嘩。
 警察が来る前に五人中四人を戦闘不能にしました。
 警察が一分ほど遅れて来れば俺はもう一人も殺れたのにな・・・」
「へぇ〜、その後どうしたの?」
「警察で事情聴取があって、その日はすぐ帰されましたね。
 次の日ものすごく大変でしたけど」
「でも!でもぉ!」
加護さんが横から入ってくる。
「俊太さんは嬉しかったんですよ!」
「へっ?何が嬉しかったの?」
「だって、その後梨華ちゃんにほっぺにキスされましたもん」
俺は思わず顔を赤くした(///)
石川さんも真っ赤だ。
193 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)00時40分16秒
「おいおい!ラブラブじゃねえかよ〜!」
石橋さんがふて腐れたように言った。
「いや、俺はお礼を貰っただけですから・・・」
「いいよなぁ、石川にホッペにチューしてもらうなんて」
「その後俊太さん、顔真っ赤だったもんね。
 吉澤は俊太さんと梨華ちゃんはデキてると思ってました」
ドッと笑いが起こる。
「でも結局デキてなかったんだよね?」
「はい、俺と石川さんは友達関係です」
「でもこんな年頃の女の子・・・しかも綺麗どころが揃っているモーニング娘。
 と一緒に仕事してるんだからタマらないの?」
「あ〜・・・結構タマっちゃいますね」
「そういう時って一人で処理するの?」
「そうですね、一人で処理しますね。 
 最近女と犯ってないからなぁ・・・」
タマるはずだよな・・・
「お前何歳?」
「十八歳ですけど、何か?」
「ならタマるわな、犯りたい盛りだもんな」
194 名前:chicken 投稿日:2002年03月31日(日)02時32分22秒
こんな時間まで起きてて正解だった。俺昇天(笑)
あ〜期待以上です♪(結構失礼ですね・・・・)
こんな会話を聞いての娘。達の反応が気になる、ホントに期待、こうなったら
魔王さん胴上げ決定!(笑)
195 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)14時21分12秒
>chickenさん
期待以上とは嬉しいですね。
娘。達の反応はこの後書きます。
胴上げとは嬉しいっす。
わーい、わーい!
196 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)14時31分22秒
「で、ぶっちゃけモーニング娘。で抜いたことある?」
「そんなことしたことないですよ!」
「嘘だ〜!俊太君時々厭らしい目で私達のこと見てるんですよ」
「保田さんは見てません・・・あっ( ̄□ ̄;)!!」
「ということは他のみんなにはそういう視線向けてるわけだ!」
しまった!墓穴掘ってしまった!
「変態〜!」
「H〜!」
「俊太さんのスケベ〜!」
「お前まさか辻加護とか新メンにもそんな厭らしい目を向けているんじゃねえだろうな?」
そんなわけないですって!
「俺はガキには興味ありません」
そうだ、俺が興味あるのは・・・
「俺が興味あるのは下は十六歳からです、上は二十五歳くらいまでです」
「ってことは・・・ごっつあんとよっすぃ〜と石川と矢口とジョンソンとなっちか!
 保田には興味ないの?」
「はい、後安倍さんもそんな目で見たことないです」
ドッと笑いが起こる。
「嬉しいんだが悲しいんだが複雑だべ」
197 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)14時45分54秒
「だよね〜、女としての魅力がないって言われたみたいで」
「別にそうとは言ってません、ただ俺の好みではないというわけです」
「結構こだわりとか持ってるの?」
俺のこだわり・・・
「髪はロングでスタイルよくて、優しくて暖かい人かな?」
「娘。に該当する人いる?」
いる、が・・・
「いません、確かにそういう目で見ることはありますが抜いたりしてませんし」
「待てよ・・・髪はロングでスタイルよくて、優しくて暖かい人・・・
 ごっつあんとかそうじゃない?」
うっ、痛いところを突かれてしまった・・・
「あ〜確かにそうかも?でも俺は後藤さんをそういう目で見たことはないですよ」
嘘である。
昨日の夜後藤さんとHしている夢を見たのである。
嘘であるが誰にもバレてない。
っていうかバレてたら怖い(笑)
今日楽屋で後藤さんを見てハァハァ(;´Д`)していたし、その時俺のあそこはギンギンだったし・・・。
今は落ち着いている。いや、落ち着かせていると言った方が正しいかもしれない。
勃つと目立つ服装じゃなくてよかったぁ・・・
198 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)14時55分09秒
「ふ〜ん、でもつまんねえなぁ〜」
中居さんはふて腐れている。
「だから例えば・・・
 「真希・・・愛してるよ」
 「俊太さん・・・私も大好きです」
 「ブチュー!」
 とかないわけ!?」
カメラの前で一人芝居しながら言う石橋さん。
きっとCG使われているんだろうな。
「そんなドラマみたいな事ってないですよ。
 所詮は架空の世界での出来事にしか過ぎないんですよ」
「そうか〜、夢がねえなぁ!」
夢なんて・・・
「夢なんてないですよ・・・俺、平穏に暮らせればそれで幸せですから」
「夢ねえの!?欲がねえのか?」
「欲はありますけど、突出して「これだ!」って夢はないですね」
「結婚したいって思う?」
「いいえ、俺は結婚する気はありません」
「何で?志村けんでもあるまいし」
199 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月31日(日)17時18分46秒
「妄想はもうお腹いっぱい( ̄ー ̄)ニヤリッ」
と、ちょっと魔王の表現方法をまねてみる。
200 名前:魔王 投稿日:2002年03月31日(日)18時11分40秒
>199さん
(笑)
面白いっす、笑わしてもらいました。
僕の表現方法もパクリみたいなものですからパクリのパクリになっちゃいますよ?(苦笑)
201 名前:魔王 投稿日:2002年04月01日(月)12時49分29秒
「だって俺の遺伝子を受け継いだら確実に俺みたいな子供が生まれるじゃないですか。
 そしたらきっと俺みたいな・・・下手したら俺より酷い道を歩むことになるじゃないですか。
 俺はそういうの嫌だから結婚もしないし、SEXもゴムつけてでしかしません」
「なるほどね・・・」

その後色々聞かれたけど、そろそろ移動時間なので解放された。
ふぅ〜
「しゅ〜ん〜た〜く〜ん?」
鬼の形相で俺を睨む飯田さん。
「な、何ですか?」
「何ですか?じゃない!何であんなこと話すの!?圭織メチャクチャ恥ずかしかったんだからね」
その後移動中みっちり絞られた。
次の仕事終わった後には機嫌はすっかり直っていた。
よかった・・・またご飯奢るはめになったら大変だ・・・
この前河豚奢ったせいで俺の財布は壊滅的打撃を受けているからな。
次の収録はMUSIXだった。
・・・超能力ねえ・・・
俺はスプーンを一つ手に取り実際にやってみた。
202 名前:魔王 投稿日:2002年04月01日(月)12時56分22秒
人差し指で曲げてみる。
グニャリッ
と曲がった!
「おおぉ〜!」
周りの人から感嘆の声が上がる。
・・・超能力じゃなくて力で曲げたんだけどね・・・
「俊太さん、すっご〜い!握力とかどのくらいあるんですか?」
「100キロぐらいかな?」
「100キロも!?」
吉澤さんは驚いていた。
「正確には・・・107キロぐらいかな?」
「すっごいなぁ・・・じゃあ本とか破れるんですか?」
「まぁね、トランプとかも破れる」
俺は近くにあった今回の収録の台本を二〜三冊手に取り重ねた。
そして思いっきり破いてみせた!
ビリビリビリ・・・
「おお〜!かっけ〜!」
俺の超人的握力にびっくりしているようだ。
まぁ、これぐらいは出来て当然。
世の中には握力200キロ以上なんて奴もいる。
203 名前:魔王 投稿日:2002年04月01日(月)13時04分00秒
その日はそれで仕事が終わりみんな家に帰っていった。
俺も家に帰りゆっくり休むことにした。
まだ寝るには早いが寝ることにした。
ベッドにパジャマ着て入る俺。
「Zzzzzzzzzz・・・」

ここはどこだ?
真っ白な廊下?
・・・病院?
誰かいないかな?
俺は人を探し始める。
ナースさんを一人見つけた。
「あの・・・」
信じられないことに俺の体はそのナースさんに触れなかった。
いや、正確に言えば触ったがすり抜けたのである。
ナースさんも俺の声は全く聞こえてないようである。
?どうなってるんだ?
俺はどうやら今幽霊状態であるようだ。
そこにナースさんが急いで走っていった。
ある病室に・・・
204 名前:ふわふわ娘。 投稿日:2002年04月01日(月)20時09分15秒
面白いです。必要な知識を良く調べてあって、効果的に使われていますね。
時々、おいおいそこまでは無いだろ〜^^;っていう部分もありますが(笑)、
話にテンポがあるのと勢いで読めるのであまり気にならないです。この調子で頑張って欲しいですね。
これから後半にかけて俊太君の過去、正体が明らかになってくるのだと思いますが、
真希との関係も踏まえて、続きがどうなるのか、期待してます。
205 名前:魔王 投稿日:2002年04月01日(月)22時02分48秒
>ふわふわ娘。さん
読んで頂いて光栄です。
そして面白いといわれて嬉しいです。
後半部分の展開は殆ど出来てません(死)
俊太の過去は大体出来ています。
後は整理しなきゃな・・・
206 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)10時20分34秒
とりあえず、ナースさんの後をつける俺。
そこの病室の前には沢山の人だいた。
・・・モーニング娘。のみんなだ。
・・・・・・でもおかしい。
誰か足りない・・・
・・・( ̄□ ̄;)!!後藤さんがいない!
どうしたんだろう?みんな一様に俯いている。
俺は病室に入ってみた。
医者とナースが治療している。
その治療されているのは・・・後藤さんだった・・・
嘘だろ?おい・・・嘘だろ!?これ全部夢だろ!?
心電図がピーッという音を立てる。
医者がペンライトで瞳孔が開いているかどうか確認する。
「・・・午前一時四十七分、ご臨終です」
「うわぁぁぁぁ!!」と泣き出す後藤さんのお姉さんとお母さんとユウキ君。
俺が病室から出ると、そこには泣いているモーニング娘。がいた。
「・・・今、ご臨終って言ったよね」
保田さんがそう呟く。
「嘘でしょ!?嘘だって言ってよ!ごっちんは死んでなんかいないって!」
吉澤さんの悲しい悲鳴に似た声が響く。
207 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)10時28分19秒
「・・・が悪いんだ・・・」
誰かがボソリと呟いた。
「俊太さんが全部悪いんだ!」
・・・えっ?
「そうだよ!俊太さんがあんなことさえしなければごっちんは死なずに済んだんだ」
誰かが賛同の声を上げる。
「そうだよ、俊太さんが後藤さんの代わりに死ねばよかったんだ!」
「俊太さんなんて死んじゃえばいいんだ!」
狂気の発言である。
ギラリッと俺を睨む娘。達
俺が見えているのか!?
全員の手元には何故か銃やら剣やら色んな武器を持っている。
「俊太さんが死ねばいいんだ!死んでごっちんに詫びてください!」
そう言いながら俺を斬りつけたり撃ったりする娘。達
俺は必死で走った。
死にたくなかったから必死に逃げた。

そして逃げ切った。
だが逃げ切ったそこは真っ暗闇。
誰も存在しなかった。
208 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)10時36分05秒
「これでわかったろう?」
!?誰だ!?
「お前は一生逃げられないんだよ、闇からな。
 逃げようとすれば闇はお前を追い続ける。
 闇を斬ろうとしても斬れるわけがない。
 お前は無間地獄に落ちたも同然なんだよ」
闇の中から現れたのは・・・俺だった。
「お前は所詮地下で培養された花に過ぎない。
 その花が高山植物に手を出せるか?
 よく考えるんだな、どうすることがお前にとって一番良い選択なのかな・・・」
そう言ってもう一人の俺は俺に抱きついてきた。
俺は頭を抱え膝を崩した。
「う・・・うわああああぁぁぁぁ!!!」
俺の意識はそこで途切れた。

「ッハ!」
俺は目が覚めた。
とんでもない悪夢だ・・・
夢だとわかってても怖過ぎだぜ・・・
今何時だ?
209 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)21時13分17秒
時計は朝の五時を指している。
随分早起きしちまったぜ・・・
俺は着替えて一階に降りた。
朝食・・・インスタントのお粥を食べる。
その後準備をし、外に出る。
俺は愛車のゼファー750に乗りエンジンをかけた。
俺はそのままお台場に向かって走り出した。

こんな嫌な夢を見た後は・・・海でも眺めて気分転換をするといいんだよな。
東京の海は汚いけど、見るだけでいい。
どうせ泳いだりなんてしないから。
いや、泳ぐなんてことはないか・・・
アメリカのプライベートビーチでもない限り俺の肉体では泳げはしない。
生まれてからまだ海で泳いだことはない。
そんな恵まれた環境に生まれたわけではないし、泳ぎたいと思ったことはないからだ。
深海魚みたいだな・・・俺。

時間になったので俺はスタジオに向けてバイクを走らせる。
あの夢は現実ではないよな?
夢は夢でしかないさ!
210 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)21時23分24秒
俺はスタジオについた。
既に吉澤さんと矢口さんがいた。
「おはようございま〜す」
「おはよ〜」
「おはようございます」
「すみません、ちょっと寝たいんで時間になったら起こしてください」
そう言って俺は楽屋で横になる。
変な夢見ちまったから寝直さないと・・・
俺はすぐ眠りについた。

どこだ?ここは?
真っ暗闇の中俺は歩き続けた。
誰もいない・・・
「誰かいないのかーーーーーーー!!!!」
俺は声を張り上げるが何も反応はなし。
しばらくすると光が見えて来た!
俺は嬉しくなり走り出した。
しかし、俺の目に入ってきた光景は俺の期待していたものではなかった。
それとはかけ離れた光景。
それは・・・
211 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)21時32分31秒
それは・・・俺の子供のころの風景。
血なま臭い匂い。
懐かしい匂いだ・・・
俺は中央にいる子供に駆け寄った。
子供のころの俺。
常に愛情・・・温もりに飢えていた俺。
親に捨てられたと思い拾ってくれた爺さんと一緒に暮らしていた俺。
爺さんは頭イっちゃってるから俺が見てないと駄目だったな。
そして数年後、拳銃で自殺した。
俺はこの爺さんに何も感情を持ち合わせてなかった。
何も感じなかった、虚無感も悲しい気持ちも。
俺は冷血人間になったんだ、と思いそれで自分自身を納得させた。
でも傷つけられたら痛い。
それは人間として当たり前だ。
俺も所詮は人の子か・・・
そう思いながら仕事をしていた。
戦争に行ったり傭兵としての仕事をこなしたり、殺しの仕事もした。
そんな時である。
あいつに出会ったのは・・・
212 名前:魔王 投稿日:2002年04月02日(火)21時33分23秒
しまった・・・
またageてしまった・・・
ま、いいや。
俊太の過去はこの後ジョジョに明らかになっていきます。
213 名前:影の人 投稿日:2002年04月03日(水)00時08分02秒
ついに過去が明らかになってきた。
ものすごい経歴と心の傷を持っていそうだ。
それにしても握力100kgは凄い(ぇ
自分と比べたら440kgくらい違うな(w
>魔王さん
昨日はワケありでこっちにこれませんでした
今日をとても楽しみにしてましたよ!!
頑張ってください!!
214 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)00時19分16秒
>影の人さん
やっと俊太の過去が明らかになってきましたね。
でも本能の赴くままに書いてますからネタが切れないか心肺です(笑)
別に毎日見に来なくてもいいですよ。
ホンの一間に見て頂けて何かを感じてくださればそれで幸せです^^
215 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)13時37分04秒
俺が仕事を終えて喧嘩した後の時・・・
数人の男の顔をグチャグチャにしてたとき、後ろに気配を感じた。
「誰だ!?」
俺は後ろを振り向く。
身長は大体170cm、ロングのストレート、黒髪、艶かしい髪である。
出るところは出て引き締まるところはキュッと引き締まっている。
端正な顔立ちである。
これなら世の男達が放っておくはずがない、が!
いかんせん、容姿は丸っきり不良である。
これではモテるはずがない。
日本人かな?
ここは日本ではない。
ニューヨークの裏路地の中の更に裏路地である。
「へぇ〜、最近はここらも平和になったと思ったら・・・」
学生か?
「用がないなら失せろ、さもないと痛い目にあうぜ?」
俺はさっさとその場を去ろうとした時
「死ねーーーーー!!!!」
と言いながら銃で俺目掛けて撃って来た!
しまった!
216 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)13時45分07秒
表現が足りなかったな。
正確に言えば俺が倒した男達の中の一人が俺目掛けて銃を発砲したってことだ。
女が発砲したわけじゃない。
俺は食らうのを覚悟した、が!
「危ねえ!」
女が俺に飛びかかってきて銃弾を結果的にかわせた。
やばい!
「走るぞ!」
俺は女の手を取り走り出した。

しばらくして公園についた。
小さな公園だ。
昼間なら子供達が遊んでいるだろう。
でも今は夕方だ、子供は一人もいなかった。
俺は自販機でコーラを二つ買い、一つを女に投げた。
それを受け取る女。
「一つ聞きたい事があるんだが、構わないか?」
「ん?別にいいけど?」
「何故俺を助けた」
少しの沈黙の後女はこう答えた。
「そうだねぇ・・・目の前で死にそうな人を放っておけなかったからかな?」
217 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)13時54分35秒
ふん、偽善者が!
「そうか・・・ま、一応礼を言っとく、ありがとう。
 あんた日本人か?」
「そうだよ、あんたもそうなんだろ?」
「ああ、育ちはこっちだがな」
俺はコーラのリングプルを上げ飲み始めた。
「そういえば名前聞いてなかったな、俺は藤堂俊太。あんたの名前は?」
「俺か?俺の名前は林原千夏、よろしくな、俊太」
そう言って握手を求めてくる千夏。
「ああ、よろしくな」

それから俺は千夏とよく会うようになった。
最初は変な奴だと思った。
不良だからって一人称が「俺」って女は珍しい。
母親の仕事の都合でこっちに五年前から住み始めているらしい。
千夏も心に傷を持っていた。
こっちに来た後、父親が浮気に走ったらしい。
俺と同じような匂いがする。
千夏もまた、俺と同じような仕事をしていた。
しかし、殺しはしたことがないらしい。
殴り屋といって、指定された相手を金を貰ってボコボコにする仕事らしい。
ただし女性専門の殴り屋らしい。
218 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)21時20分46秒
全然、娘。が出てきて来ません(死)
すみません!石投げないでください(泣)

今からも更新します。
今度は娘。の出番を増やさないと・・・
219 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)21時39分12秒
と、ここで夢が途切れた。
少しの間真っ暗闇に包まれる。

「俊太君!俊太君!起きなって!もう時間だよ!」
矢口さんの高い声が響く。
「う、う〜ん」
俺は静かに起き始めた。
「あっ、おはようございます」
「おはよ〜」
「おはようございま〜す」
俺は覚醒し、バッグの中からMDを取り出す。
娘。のみんなは化粧している。
今日の最初の仕事は雑誌のインタビューと撮影。
新メンもなれた様子で化粧をしている。
そんな中一人納得してなかった人がいた。
「う〜ん、駄目だ・・・」
紺野さんである。
化粧がうまくいってないのであろうか?
俺は声をかけてみた。
「どうしました?」
220 名前:魔王 投稿日:2002年04月03日(水)21時41分21秒
今日はここまで。

すっごい中途半端ですけど、ご勘弁を。
221 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月03日(水)22時15分00秒
次はメイクのすごい腕前をみせるのですね。
どこまで完璧なのでしょう。俊太は神?魔王?
222 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月03日(水)23時47分36秒
221 悪魔か悪の枢軸じゃないですか?
223 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月03日(水)23時51分23秒
>>221
ただの幻。どこかのヒマ人が生み出した儚い幻想だよ。
224 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月04日(木)09時14分11秒
>>221
完璧はないだろ。主人公かなり性格悪いし。

225 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月04日(木)11時32分56秒
性格はよくわからんな。
殺し屋のように残酷な面もあるかと思えば、恋に関しては不意に子供のようになる。
性格が破綻しているのかもしれん。
226 名前:魔王 投稿日:2002年04月04日(木)15時15分15秒
何かレスが一杯ついている・・・

>221さん
俊太って僕の理想かも?

>222さん
正解!僕が生み出した幻想の産物です<この話し

>223さん
そうですよね、性格に難ありの主人公なんですよね。

>224さん
性格めちゃくちゃですよね・・・(汗)
僕の構成力の無さが丸分かりですね。
まるで●でたまご先生のようですね(笑)
227 名前:魔王 投稿日:2002年04月04日(木)15時21分57秒
「どうも化粧がうまくいかないんですよ・・・」
それは困った。
化粧が出来なかったら撮影出来ない。
「メイクさん、呼んできます」
俺はメイクさんを呼びにいった。

メイクをやっているのは前田さんという女性で、とても綺麗な人だ。
「前田さ〜ん」
俺は前田さんに声をかけた。
「あれ?俊太君、どうしたの?」
「それが、紺野さんがメイクうまくいかないらしくて・・・でプロからアドバイスが必要だと思いまして」
「そう・・・わかったわ」
俺は前田さんと一緒に楽屋に向かった。

「で、どこが駄目なの?」
「目元の辺りがどうもうまくいかないんですよ」
メイクの話しをしてる。
俺も多少は知っている・・・とはいえプロには敵わない。
前田さんの話しを真剣に聞いている紺野さん。
女ってのはこうして花開いていくのかなぁ?
228 名前:魔王 投稿日:2002年04月04日(木)15時26分29秒
今、気づいた・・・レス間違ってるじゃん!
すいませんでしたm(_ _)m>レスつけて下さった方々

こっちに改めて書きます。

>221さん
↑のように俊太は知ってるとはいえ完璧ではありません。

>222さん
悪魔ですか・・・間違ってませんね。

>223さん
その通りなんですよね。
僕の儚い幻にすぎません。

>224さん
そこが欠点ですね<性格悪い

>225さん
俊太ってまだ若いから色々あるんですよ。
229 名前:魔王 投稿日:2002年04月04日(木)15時35分26秒
俺はノートパソコンをバッグから取り出した。
Air H”のカードを繋げてインターネットをする。
俺の趣味でよく、モーニング娘。のサイトとかを見回っている。
俺もよく行くサイトがある。
まあ、どこかは言えないが・・・
一応設定上俺は十八歳の大学生ってことになってる。
「モーニング娘。のボディーガードやってます」なんて言えるわけがない。
よく話すのはIさんのサイトによく行っている。
Iさんのサイトは吉澤さんのサイトでそれ以外のファンも多い。
アットホームな雰囲気のサイトである。
俺はここのホームページやDさんのホームページを見る。
Dさんのところは加護さんのサイトで「加護亜依最強」を名乗っている。
最強というぐらいだから凄いんだろうな。
ぜひコンサートでお会いしたいが会ったら俺が嘘ついているってことがバレてしまうから無理だ。
俺は掲示板を中心に見てる。
ネット上には娘。のファンが沢山いる。
専用のサイト持ってる人もいれば、●●も好きだけど娘。も好きって人もいる。
そういう人と交流を持てるなんて凄い時代になったもんだ。
「何してるの?」
230 名前:魔王 投稿日:2002年04月04日(木)15時43分52秒
加護さんが俺に声をかけてきた。
「インターネットですよ」
「へ〜」と言いながら俺の横に来ようとする。
「見ないでくださいよ」
「俊太さん、Hなホームページ見てるんだ!」
「そうだ、そうだ〜!」
いつの間にやら辻さんまで加わって俺をからかう。
「見てませんって!俺はモーニング娘。のホームページを見てるだけですよ!」
その言葉を聞きつけたのか全員が俺の方を振り向いた。
「へ〜、どんなの?見せてよ」
「気になりますね〜(長嶋茂雄風に)」
みんなが俺の方に集まって来る。
「・・・は〜、わかりました。ちょっと待っててください」
俺は自分の膝に置いていたパソコンをテーブルに置いた。
椅子に座り適当にサイトをめぐる。
「誰のホームページ行きたいですか?」
「じゃあ、石川のから行ってみるか!」
飯田さんの呼びかけでそう決まる。
石川さんか・・・となればあそこしかないな!
俺はYという検索ホームページで「石川梨華」とキーワードを入れた。
231 名前:魔王 投稿日:2002年04月05日(金)12時49分17秒
すると、すぐ検索結果が出た。

エンターテインメント > 芸能人、タレント > モーニング娘。 > メンバー > 石川梨華

をクリックすると色んなサイト名だ出てくる。
どれにしようかなぁ〜?
「どれがいいです?」
俺は石川さんに聞いてみた。
「じゃあ梨華のj(以下削除)で」
俺は梨華のj(以下削除)をクリックする。
このホームページ重いんだよなぁ・・・
そしてウザイ広告が表示されてTOPページが表示された。
中に入る。
「ここってどういうサイト何ですか?」
「ここは・・・石川梨華に関する文章を書いているところらしいですよ。
 最近は更新が遅いようですが(笑)」
色々コンテンツを見せる。
「へぇ〜、世間の人ってこういうこと考えてるんだ・・・」
「まぁ、極一部って可能性もありますから。
 世間にはこういうことを考えているってことも頭に入れといた方がいいですよ」
232 名前:魔王 投稿日:2002年04月05日(金)13時01分36秒
次は誰のホームページ行こうかなぁ?
俺はYにプラウザで戻っていた。
「つぎは後藤のホームページ見てみたいです」
後藤さんからのリクエストに答えるべく検索キーワードに「後藤真希」と入力する。
検索ボタンをポチッと押す。

エンターテインメント > 芸能人、タレント > モーニング娘。 > メンバー > 後藤真希

と出てるのをクリックする。
「どれにします?」
後藤さんにリクエストを聞く。
「じゃあ・・・MAKI g(以下削除)で」
俺はMAKI g(以下削除)をクリックする。
「へ〜、ここって何かコンテンツ多いですね」
確かにここはコンテンツが多い。
その分管理は大変だろうな・・・
「どれ見たいです?」
「じゃあ、Photographを」
俺はそこをクリックする。
適当にクリックし画像を表示させる。
「あ〜、懐かしいね〜去年の七月あたりじゃん、この雑誌」
俺が入る前の話しだ。
一応モーニング娘。のスタッフになるから色々雑誌を読み漁ったが、これは知らないな・・・
かなり前の奴だから雑誌が売ってなかったのかな?
233 名前:魔王 投稿日:2002年04月05日(金)13時11分35秒
この後全員のホームページを見たら仕事の時間になっていた。
各自撮影に入る。
13人もいるから撮影時間は結構長い。
俺はその間Excelで会計をしていた。
今月使ったお金を調べる為財布の中からレシートを何枚も出しひたすら入力していく。
毎月こんな時期がある。
お金の管理はきちんとしておかないと大変なことになってしまう。
特に今月は河豚奢ってしまったため、財政はかなり苦しい。
食べ物は弁当が出されるからいいが、今月買おうと思ったいたデジカメが買えなくなってしまった。
くっそぉ〜、茹でた孫め〜(謎)

俺はひたすら入力して計算した。
その結果・・・どうにか今月も乗りきれそうだ!
はぁ〜・・・と息を吐く。
「どうしたんですか?」
撮影をまだやってない高橋さんが声をかけてきた。
「いや、今月も何とか乗りきれそうだからさ・・・」
俺はノートパソコンを見せながら言った。
「家計簿・・・ですか?」
「そーいうこと」
234 名前:aki 投稿日:2002年04月05日(金)14時50分02秒
俊太の弱点は金がないことかな(笑
確かに完璧ではないねぇ(爆
235 名前:魔王 投稿日:2002年04月08日(月)00時54分27秒
>akiさん
確かにそうですね・・・
多少はあるんでしょうけど<金

すみませんが、しばらく休暇を貰いたいのでしばらく更新をお休みします。
来週か再来週に更新を再開する予定です。
236 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月09日(火)20時33分35秒
はじめて読ませてもらいました。
かなりの衝撃を受けました。続きも読みたいと思ってます。
これからもマイペースにがんばってください
237 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月17日(水)17時45分27秒
作者さんどうしました?続きが・・・まさか放置。
238 名前:魔王 投稿日:2002年04月18日(木)14時30分04秒
ふ〜、久しぶりに来たらレスがついている。
嬉しいな〜♪

>236さん
マイペース主義なのでそれで頑張ろうと思います。

>237さん
放置なんてしません。
ちゃんと続きは書かせてもらいます。
来週の月曜日から再開予定です。
239 名前:魔王 投稿日:2002年04月18日(木)15時38分05秒
現在、あるスレッドを見てしまい、ちょっと複雑です(謎)
沢山の人がこれを見てくれているらしいのですが・・・
どの方も辛口な意見ばかりなのでちょっと鬱です。

だが、何と言われようと完結するまで書き続けます!
240 名前:  投稿日:2002年04月18日(木)18時12分44秒
頑張ってください\(^▽^)/
241 名前:最高!! 投稿日:2002年04月20日(土)00時08分23秒
面白いよ
がんばって
242 名前:いいすね〜 投稿日:2002年04月20日(土)00時57分32秒
書きたいように書く
これですよね〜
がんばって!
243 名前:影の人 投稿日:2002年04月21日(日)09時40分48秒
おひさしぶりです
自分も課題や何やらでしばらく来てなかったんですが。
来週更新する予定です。
頑張ってください!
244 名前:魔王 投稿日:2002年04月22日(月)13時40分21秒
>240さん
頑張ります!

>最高!!さん
面白いといわれ嬉しいです!
ありがとうございます。

>いいすね〜さん
誰に何と言われようと自分の道をひたすら進みます。

>影の人さん
お久しぶりです。

さて、僕は通信制の高校に通っている為、更新が遅れる場合がございます。
課題とかで忙しいんです。
恐らく長く見ても毎週更新とかになりかねません。

マイペース主義で頑張ります。
さて、これから更新します。
245 名前:魔王 投稿日:2002年04月22日(月)13時47分50秒
(石川視点)
今日私達はコンサートのため地方に来ています。
今日のライブも最高でした。
「あ〜、いい温泉だった♪」
私は温泉から出てきて自分の部屋に向かっていきました。
ちなみに同じ部屋にはよっすぃ〜がいます。

あるドアを過ぎたところで変な声が聞こえました。
「あぁん!」
誰の声だろう?
と思いドアに耳をあてる私。
ここって、確か俊太さんの部屋だよね・・・

「あぁん・・・もっ・・・と・・・」
ごっちんの声だ・・・
「はいはい、分かりましたよ」
「あぁ・・・頭の中が真っ白になってきた・・・」
「どうですか?気持ちいいんでしょう?」

私はドアから耳を離しました。
ま、まさかあの二人って・・・!
私は自分の部屋にすぐ戻りました。
246 名前:魔王 投稿日:2002年04月22日(月)13時53分46秒
(吉澤視点)
やっべ〜!
全然わからない・・・
私は学校の宿題をやっていました。
でも全くわからない・・・

よく見た目でクールだとか言われるけど、本当は馬鹿なんだよなぁ・・・
最近歌番組とかでも馬鹿っぷりを発揮してるし・・・
あ〜あ、紺野の脳みそが欲しい。

そう思っていたら梨華ちゃんが戻ってきた。
「お帰り〜、どうだった?温泉?」
「そ、それどころじゃないよ!よっすぃ〜!」
どうしたんだろう?
「俊太さんとごっちんが・・・」
「俊太さんとごっちんがどうしたの?」
「とうとう結ばれたの!」
結ばれた?
「それってHしたってこと?」
「いやん、よっすぃ〜のH!」
梨華ちゃん、ちょっとキショイ・・・
247 名前:魔王 投稿日:2002年04月22日(月)14時01分07秒
翌日・・・
(俊太視点)
昨日は後藤さん、気持ちよさそうだったなぁ。
まぁ、俺も気持ちよくなったし(笑)
さて、今日はもう一日ライブがあるんだよなぁ・・・
朝、早くに起きて食堂に向かう。
「おはよ〜ございま〜す」
そう言った瞬間、その場にいた全員が俺を見た。
「お、おはよ〜」
どうしたんだろう?
さっきから俺と後藤さんをチラチラと見てニヤついている。
何かしたかなぁ?
とりあえず、後藤さんの隣に座る。
「何かあったんですかね?」
ボソッと後藤さんに囁くように言う。
「それが後藤にもよくわからないの。
 朝起きて食堂に来たら・・・
「おめでとう、ごっちん!」
「初めてって痛くなかったの?」
 とか言われて・・・」
う〜ん、何かしたかなぁ?
248 名前:  投稿日:2002年04月22日(月)17時29分30秒
久々更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
249 名前:chicken 投稿日:2002年04月22日(月)19時52分48秒
久々の更新お疲れさまです。
マイペースで頑張って下さいね、
休業中レスできなくて申し訳ございませんでした。
250 名前:魔王 投稿日:2002年04月23日(火)08時42分26秒
今日は珍しく早起きしてしまった・・・

>248さん
キマシタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━

>chickenさん
いえいえ。
レスすることは義務ではないと思うので・・・
書きたい時に書いてください。

さて、更新します。
251 名前:魔王 投稿日:2002年04月23日(火)08時52分24秒
そしてこの日の公演が始まった。
まず第一部。
何やらいつも以上の気迫を感じるのは気のせいだろうか?
後藤さんと五期メンと辻加護はいつもと変わらないが、他のみんなはメチャクチャ頑張っている。
おいおい、そんなに飛ばしたら夜公演もたないんじゃないの?

昼公演が終わり楽屋で休憩してたところに俺は声をかけてみた。
「何か一部の方はえらく気合入ってますけど、どうしたんですか?」
「そういえば、そうですよね〜」
何も知らない紺野さんが乗ってくる。
「だってぇ・・・今日は俊太君と後藤の記念すべき日じゃない?」
「ハァ?」
記念すべき日?
「あれ?後藤と俊太さんって何かしたっけ?」
「何もしてませんよね?」
「もう何言ってるのよ!石川から聞いたわよ」
石川さんから聞いた?
「ちょっと待ってください!石川さん、何を皆に吹き込んだんですか?」
「えっ・・・その・・・」
「俊太さん、乙女にそんなこと言わせちゃ駄目ですよ〜」
そんなこと?どんなことだ!?
252 名前:魔王 投稿日:2002年04月23日(火)09時03分59秒
昨日したこと・・・といえばぁ・・・
やっぱりあれしかないな。
「あっ、何だ!皆もヤられたいんだ!」
シーン・・・となる楽屋。
「俊太君、早くも浮気は駄目だべさ」
「浮気って・・・俺恋人いませんよ?」
「じゃあ、後藤とは遊びだったの!?」
ん?何か言ってる事おかしくないか?
確かに後藤さんとは少しギクシャクしてはいるが・・・
「遊びも何も、何もしてませんけど?」
「俊太君・・・もううちらわかってるんだよ・・・
 昨日、後藤の純潔を奪ったんでしょ?」
純潔?・・・純情・・・初めて・・・処女・・・バージン・・・
・・・・・・処女!?
「な、何言ってるんですか!?」
「そうだよ、圭ちゃん!後藤と俊太さんはそんな関係じゃないよ!」
「えっ?だって石川が・・・」
「い〜し〜か〜わ〜さ〜ん〜?何を皆に吹き込んだんですか?」
「えっ・・・いや・・・その・・・」
俺は石川さんの顎を掴んだ。
「さぁ、吐いてもらいましょうか?全部!さもないと、そのかわいいおっぱい揉んじゃうぞ♪」
俺は手を揉み揉みしてる感じに動き出させた。
・・・よく考えたらセクハラ発言である。
253 名前:魔王 投稿日:2002年04月23日(火)09時15分43秒
皆白い目で俺を見る。
だが、そんなこと気にしている場合ではない。
「で、何を皆に吹き込んだんですか?」
改めて聞く俺。
もちろん、顎は掴んだまま。
「えっと・・・昨日俊太さんの部屋の前を通り過ぎたんですよ・・・
 そしたら、ごっちんの喘ぎ声が聞こえたから・・・
 二人は結ばれたんだ、と思って皆に言いふらしたんです」
「・・・昨日俺東さん(マネージャーの一人)と同じ部屋だったんですよ?」
「え〜!?ってことは、後藤、二人にヤられちゃったんだ〜」
「いえ、してませんよ」
みんな頭の上に「?」マークを浮かべている。
「昨日こんなことがあったんですよ」

昨日・・・シャワーも浴びてもう寝ようかな?と思っていたら後藤さんが部屋にやってきた。
「俊太さ〜ん」
「何どうしたの?」
「ちょっとお願いあるんですけどいいですか?」
「何ですか?」
254 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月23日(火)17時00分06秒
娘。メンバー以外が出てても面白い、正直、めずらしい作品だと思います。
更新、楽しみにしてますのでがんがってください。
255 名前:  投稿日:2002年04月23日(火)17時55分15秒
(・∀・)イイ!!
256 名前:魔王 投稿日:2002年04月24日(水)00時37分40秒
さて・・・今日は地方ラジオのオソロが始まる時間まで起きてなきゃいけない・・・
ネットで時間潰します。
っていうか作品書けって感じですか(爆)

>254さん
そう言っていただけると嬉しいです。
正直ここでは異端の作品だと思っています。
でもそういうのを書きたいという僕の欲がこれを書かせるんですね(笑)
今日頭の働きがいいので、明日も書けそうです。
基本的にストックを溜めない僕って一体・・・
ボb(以下略)の作者みたいだ(笑)

>255さん
(・∀・)イイ!! っすか・・・
絶対(・∀・)イイ!! 作品に仕上げてみせます!
・・・自分なりにですけど(爆)
257 名前:魔王 投稿日:2002年04月24日(水)15時07分42秒
「実は後藤、腰とお尻が痛いんですよ。
 どうも今日のライブ中に痛めちゃったらしくって・・・」
「医者呼んだ方がいいんじゃないですか?」
「俊太さん、前私を手術したじゃないですか。
 だから俊太さんなら触って詳しい事わかるんじゃないかなぁ?って」
なるほど・・・
「よし、わかった。
 とりあえず、ベッドに横になって」
後藤さんは俺の言葉に従いベッドに横になる。
「じゃ、まず、尻から行ってみますか・・・」
さっき読んでた人体のツボの本を思い出す。
確かこの辺に・・・
後藤さんのお尻と太ももの付け根辺りを揉む。
「ちょっ!俊太さん!?」
「別に変なことしてるわけじゃないですよ。
 前、読んだ本にここら辺がいいって書いてあったから。
 だからちょっと我慢してね」
そういいながら指圧する。
「あっ、ホントだ。ちょっと気持ち良くなってきた・・・」
さて、尻はこれぐらいにしといて・・・
258 名前:魔王 投稿日:2002年04月24日(水)15時14分20秒
「じゃ、次は腰ですね・・・と、その前に・・・」
俺は後藤さんの背中の肋骨あたりを触る。
「な、何するんですか?」
「大丈夫だ・・・って!」
思いっきり上から背中の肋骨あたりを押す。
ボキボキ!
「あ〜!何か気持ちいい・・・」
「でしょ?じゃ、本当に腰いくよ〜」
俺は腰の辺りに手をつける。
正確な場所がわからないから、シャツを捲った。
えっと・・・確かこの辺だったっけなぁ。
俺は指を後藤さんの腰に滑らせる。
「ぁっ・・・」
俺はニンマリと笑った。
もしかして、感じちゃったのかなぁ?
そしてある一点を指圧する。
「あぁん!」
凄いキショイ声が出た。
喘ぎ声である。
それにちょっとだけ反応する俺のムスコ。
259 名前:魔王 投稿日:2002年04月24日(水)15時22分08秒
「あっ・・・はぁ・・・いぃ・・・」
このツボは結構効くらしい。
「あぁん・・・もっ・・・と・・・」
俺が一旦手を休めると後藤さんからリクエストが出た。
「はいはい、分かりましたよ」
「あぁ・・・頭の中が真っ白になってきた・・・」
「どうですか?気持ちいいんでしょう?」
その後、俺も後藤さんにマッサージしてもらい、その日は寝た。

「・・・ってことがありまして・・・」
俺は説明を終えた。
みんな石川さんに憎悪の視線を送っている。
「い〜し〜か〜わ〜!」
「梨華ちゃんって欲求不満何じゃないですか?」
「石川さんって想像力豊かですね」
上から飯田さん、加護さん、紺野さんである。
「大体おかしいと思ったのよ!
 後藤は昨日帰って来たし・・・
 そりゃあ、東さんがいるから駄目だったんだろうけど・・・」
ちなみに昨日東さんは他の部屋で寝たらしい。
やれやれだぜ・・・
260 名前:  投稿日:2002年04月24日(水)19時13分43秒
オレもごっちんを揉んであげたい・・
261 名前:魔王 投稿日:2002年04月25日(木)09時09分23秒
>260さん
ごっちん推し何ですか?
ならやりたくてしょうがないですね。
後、勘違いされないように言っときますが、僕はよっすぃ〜推しです。
この小説読んでると、どうしてもごっちん推しと間違えられそうなので・・・

じゃ、更新します。
262 名前:魔王 投稿日:2002年04月25日(木)09時21分12秒
さて・・・現在コンサートツアーで忙しいモーニング娘。であるが・・・
奇跡的に春休み中に五日も連続で休みがとれてしまった。
これには皆大喜びであった。
「ねぇねぇ!せっかくのオフ何だからどっか遊びに行こうよ!
 USJ行く?TDLもいいなぁ〜!」
矢口さんが一人で騒いでいる。
俺はどうしようかなぁ?
久しぶりに海外にいる友達のところにでも遊びに行こうかな?
そんな時、村田さんが楽屋に入ってきて一言・・・
「あっ、そうそう。オフは正確に言えば四日だから。
 最初のオフの日に花見をやるからね?」
「は〜い」と言ってまた話し始めるモー娘。
「俊太さん、オフはどうするんですか?」
新垣さんが聞いてきた。
「俺?俺は海外に出ようと考えているけど?」
「海外ですか・・・いいなぁ・・・」
「新垣さんはどうするの?」
「特に予定もありませんから、家でグータラ過ごすかもしれないんですよ・・・」
それはかわいそうだなぁ・・・
「あの・・・よかったら五期メンと俺だけで海外行きません?
 友達が別荘持ってるからそこ借りればいいし・・・
 プライベートビーチなんてのもありますよ」
263 名前:魔王 投稿日:2002年04月25日(木)09時31分57秒
その話しに五期メンの皆が食いついて
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
「えっ?いいんですか!?」
「でも私達そんなにお金持ってませんよ?」
「飛行機乗るのなんて久しぶりだなぁ〜」
「行き先は何処ですか?」
上から高橋さん、新垣さん、小川さん、紺野さんである。
「構わないよ、旅は道連れっていいますからね。
 お金は十万もあれば充分です。
 ただ、お土産買うから五万ぐらい持っていった方がいいですね。
 行き先はハワイです」
「「「「ハ、ハワイーーーーーーー!?」」」」
五期メン全員驚いている。
そしてその声に楽屋にいる皆が反応した。
「え〜!俊太さんと新メンハワイ行くの〜?」
「いいなぁ〜なっちも連れってほしいべ。
 だけどもう室蘭の友達と遊ぶ約束したからなぁ・・・」
「圭織も札幌の友達と遊ぶ約束しちゃったからなぁ・・・」
「石川はよっすぃ〜と亜弥ちゃんと遊ぶ約束しちゃいましたから・・・」
どうやら他の皆は予定埋まっているらしい。
264 名前:魔王 投稿日:2002年04月25日(木)09時40分52秒
「ねぇねぇ、あさ美ちゃん!
 この収録(今日は午前のみ)終わったら買い物行こうよ!
 水着買わないと!」
「愛ちゃん、私も行くよ!」
「私も!」
水着か・・・そういえば俺も持ってなかったな・・・
「その買い物俺も付き合わせてもらっていいですか?」
「えっ?俊太さんも買うものあるんですか?」
「ホラ・・・俺こんな体してるじゃん?だから水着買った事ないんだよね」
「あっ、なるほど」と納得する小川さん。
「それに女子中高生四人だけってのは危ないからね。
 日本も物騒になってきたし」
石川さんの件もあるしな・・・下手に動いたらまずい。
「それと・・・絶対サングラスかけて、帽子被ってくださいね?
 バレたらパニックになりますから」
「「「「は〜い」」」」

「そろそろ収録始まりますのでお願いしま〜す」
ADさんの声が聞こえてきたので、全員スタジオに移動した。
・・・あっ、そうだ。『あれ』も買っとくか・・・
265 名前:3105 投稿日:2002年04月25日(木)21時53分10秒
『あれ』の内容が気になりますね。
266 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月26日(金)01時00分44秒
『あれ』は、コン○ームでしょう、恐らく。
267 名前:魔王 投稿日:2002年04月26日(金)12時09分57秒
>3105さん
『あれ』は別に大した物ではございませんので、気にしないで下さい。

>266さん
違います。
俊太は常に財布にコン●ームを忍ばせております(爆)

それでは、これから更新します。
268 名前:魔王 投稿日:2002年04月26日(金)12時19分36秒
収録長かったなぁ・・・

今、俺の車で渋谷に向かっている。
「俊太さんが買う物って何ですか?」
高橋さんが質問してきた。
「水着と水中眼鏡と・・・そうだなぁ、Tシャツも買っていこうかな?」
「変なものとか買わないですよね?」
「そんな予定はありません」
俺はデパート地下駐車場に車を止め、デパート内部に入った。

右には高橋さん、小川さん。
左には紺野さん、新垣さん。
両手に花状態で、歩いて行く。
「さて、まずはどこ行きましょうか?」
目の前には女性用の下着の店。
「あっ、ちょっとここで買いたいものあるんですけどいいですか?」
紺野さんが下着を買うらしい。
「別に構いませんが・・・
 俺はそこの本屋で立ち読みしてますから終わったら携帯に電話ください」
バトロワでも読むか・・・
269 名前:魔王 投稿日:2002年04月26日(金)12時30分29秒
(紺野視点)
「ねぇねぇ、あさ美ちゃん!
 どんな下着買うの〜?」
まこっちゃんが声をかけてきた。
「う〜ん、たまには大人っぽいのとか履こうかな?って思って・・・」
「あ〜、そういえば飯田さんとか派出な下着してるよね。
 矢口さんとかも豹柄の下着してるし」
里沙ちゃんがそれに乗ってくる。
「これ何かどうかな?」
愛ちゃんが持ってきたのは黒い下着で、しかも・・・Tバック。
「愛ちゃん、それエグ過ぎだって!」
まこっちゃんがツッコミを入れる。
「やっぱりあさ美ちゃんは・・・こんなのはどうかな?」
まこっちゃんが持ってきたのはピンクの下着。
でもこれも食いこみが凄い・・・
「やっぱり私普通のでいいや」
そういって適当に自分に似合いそうな下着を探し始める。
「う〜ん・・・ねぇねぇ、あさ美ちゃん!
 これなんてどうかな?」
里沙ちゃんが持ってきたのは赤い下着。
食いこみもそんなに凄いわけでもなく、Tバックでもない。
「あ〜、これにしようかなぁ?」
私は里沙ちゃんが持ってきた赤い上下の下着に決めた。
270 名前:魔王 投稿日:2002年04月26日(金)12時36分53秒
「漫画のバトロワって凄い描写だよなぁ」
一人でポツリと呟く。
ブルルルル、ブルルルル!
あっ、電話だ。
「はい、もしもし?」
「あっ、俊太さん?紺野です。買い物終わりましたからさっきのランジェリーショップまで来て下さい」
「了解」
ピッ

さっきの下着屋で合流した。
「さて・・・次は水着でも買いますか?」
女の買い物って長いんだよな・・・
「そうですね、水着売ってるのって何階でしたっけ?」
「え〜っと・・・(エレベーターの近くの表を見ながら)六階みたいですよ」
ポチッとエレベーターの↑のボタンを押す。
カツン。
後ろで何か音がした。
「気のせいか・・・?」
「俊太さん、何してるんですか?早く乗りましょうよ!」
俺は小川さんの言った事に気づいてエレベーターに乗った。
271 名前:  投稿日:2002年04月26日(金)17時30分30秒
!?
272 名前:魔王 投稿日:2002年04月27日(土)13時11分53秒
>271さん
?・・・何が言いたかったんでしょう?
またカキコんでくれると嬉しいですね^^

では更新します。
273 名前:魔王 投稿日:2002年04月27日(土)13時21分46秒
・・・・・・
チーン!
六階についた。

「水着売り場ってどこでしょうね?」
辺りを見渡す俺。
「あっ、あれじゃないですか?」
女性用の水着がマネキンに着けられている。
俺達はそこに向かって歩いていった。
「わ〜!いっぱいありますねぇ〜」
しかし女性用の水着売り場に男はいづらいなぁ・・・
「とりあえず、何着か選んでみて試着してみたらどうですか?」
そう言うと皆目の色が変わった・・・
女の買い物って長いからなァ・・・我慢我慢。
みんな二〜三着持って来て胸と股に水着を合わせる。
「う〜ん、ちょっと派出かなぁ?」
「里沙ちゃんのいいなぁ〜」
「私これにしようかなぁ?」
どうでもいいから早くしてくれ・・・
俺はその場を離れ男性用水着売り場に行った。
274 名前:魔王 投稿日:2002年04月27日(土)13時29分12秒
俺は適当に選んだ。
本当に適当だ。
ハーフパンツぐらいの大きさのやつである。
・・・まぁ、妥当な線かな?
俺はレジに向かった。

まだ女性陣は買い物終わらないかな?
あっ、そうだ。水中眼鏡買わないと・・・
水中眼鏡を取り再度レジに向かった。
・・・・・・・・・・・・
「4835円になります」
ゲッ!思ったより高い・・・
俺は五千円札を出した。
ピッ、ピピッ、ピッ
「165円のお返しです。ありがとうございました〜」
俺は女性陣の元に戻った。

「あっ、俊太さん。どこ行ってたんですか?」
「俺も水着買いに行ってたんですよ。そっちは決まりました?」
「もう皆買いましたよ」
俺は腕時計を見た。
二時か・・・
「まだ食事とってませんでしたよね?
 どっかのレストランで食べましょうか?」
「「「「はい」」」」
275 名前:魔王 投稿日:2002年04月27日(土)13時37分17秒
上の階にあったレストランで食事をすることになった。
とりあえず、みんなメニューを読んで全員頼んだ。
俺はさっきから尾行されているのに気がついた。
(・・・やはり気のせいじゃなかったようだな)

俺はバッグから紙とボールペンを取り出した。
俺はその紙にサラサラと文字を書いていった。
そして、その紙を女性陣に見せた。
俺は指で軽く二回、トントンとその紙を叩いた。
紙にはこう書いてあった。
『尾行されている。
 これからは筆談で話そう。
 でも、何も話していないと逆に怪しまれるから適当に話しながら』
これにはみんな驚いているようだ。
「俊太さんって普通のオフとかって何してるんですか?」
そう言いながら紺野さんはボールペンで何かを書き始めた。
「俺?俺は休日は家の掃除とかしてるね。
 後、車を洗ったり」
『その尾行してる人ってどこにいるんですか?
 後、いつごろから尾行されていますか?』
「皆さんはどんなオフを過ごしているんですか?」
俺は紙に返答を書きながら言った。
276 名前:  投稿日:2002年04月27日(土)17時20分31秒
>>272
>カツン。
>後ろで何か音がした。

についての「!?」っす
277 名前:魔王 投稿日:2002年04月28日(日)20時12分24秒
今日は高校に行ってきた・・・
マジで疲れました。
更新辞めようかとも考えましたがやっぱりやります。

>276さん
なるほど・・・まぁ、尾行人の正体はバレバレですけどね(笑)

さて、更新します。
278 名前:魔王 投稿日:2002年04月28日(日)20時37分17秒
「やっぱり同期のみんなと遊んだりしてますね。
 後、藤本美貴ちゃんとか松浦亜弥さんとか」
へ〜、意外だなぁ。
『言ったら見たりするでしょうから言いません(笑)
 周りを見渡したりしたら駄目ですよ?
 恐らくスタジオ出たあたりからでしょうね』
「やっぱり家で寝てたりするのは嫌なんだ?
 俺オフなんてほとんど貰ってないですよ」
「スタッフさんってそんなに忙しいんですか?」
新垣さん:『いつ尾行に気づいたんですか?』
「まぁね、俺の場合一人二役(マネージャーとボディーガード)ってのもあるけど」
『エレベーター乗る前に後ろで変な音がしたんですよ。
 そこから気配探ったら気づいたんですよ、尾行されているって』
小川さん:『で、どうするんですか?』
「タレントよりスタッフの方が大変なんですよ〜、色々会議とか多いですし」
『とりあえず、ご飯食べてからにしましょう。
 腹が減っては戦は出来ぬ、といいますからね』
そこのちょうどいいタイミングで食事が運ばれて来た。
綺麗に並べられる品々。
みんな、箸を持って戦闘態勢に入っている。
「それじゃ・・・」
「「「「「いたただきます」」」」」
279 名前:魔王 投稿日:2002年04月28日(日)20時49分10秒
・・・二十分後
「あ〜おいしかったぁ♪
 ・・・あれ?あさ美ちゃんまだ食べてるの?相変わらずトロいねぇ〜」
クスクスと笑う紺野さん以外の三人。
「ゆっくり食べていいですからね」
俺はそういうと筆談を再開した。

『さて・・・紺野さんがご飯食べ終わったら行動開始ですよ?
 まず作戦はこうです』
とこの後作戦の全容を書いた。

紺野さんがご飯を食べ終わった!
作戦開始!!
「さて、高橋さん・・・学校で始業式の日にテストあるんじゃないですか?」
「うっ・・・」
痛いところを突かれてしまったようだ。
「さて、そろそろ帰りましょうか」
「話題を転換しても駄目ですよ・・・って言いたいところですけど、今日は見逃してあげましょう。
 まだ買い物するんですよね?
 俺はもう帰りますんで」
そう言いながら伝票を持ってレジに行った。
280 名前:魔王 投稿日:2002年04月28日(日)21時02分32秒
レジを終えて出ると俺の第一段階の行動を開始した。
おもむろに携帯を取り出す。
「あっ・・・俺だ。
 ・・・なのと・・・なの用意出来るか?
 後・・・の路線の・・・●時××分に出る・・・
 そこに配置しといてくれ
 んじゃ、頼むよ!」
さて、しばらく近くの本屋で時間潰すか・・・

(高橋視点)
俊太さんの作戦で大丈夫何だろうか?
何か裏をかき過ぎな感じだから心配だなぁ・・・
廊下側に私とまこっちゃん。
窓側はあさ美ちゃんと里沙ちゃんって感じで並んでいる。
目の前には俊太さんの書いた作戦の内容が書かれたメモがある。
『いいですか?
 まず第一の作戦は敵を分断すること。
 敵が二人だと推測されます(気配と視線でわかりました)
 その二人を全く反対の方向に分断するんです』
一時間後・・・
私達は何気ない話し、愚痴、悩みなどかなり話しこんだ。
そろそろ時間なんだけどなぁ・・・
「あれ?愛じゃん!」
281 名前:影の人 投稿日:2002年04月29日(月)02時25分08秒
尾行している奴の正体がとっても気になる!!(w
>魔王さん
学校とは疲れるものです(w
自分の場合早朝必修とか部活動(柔道)とか
やることがありすぎて辛いです(涙
282 名前:魔王 投稿日:2002年04月29日(月)12時17分21秒
今日朝起きたら何故か左太ももが痛かった・・・

>影の人さん
尾行者は大した人ではありません。
期待しない方がいいですよ(苦笑)

学校って疲れますね。
僕の場合通信なので時々学校行くんですが初日にしてKOされました。
駄目人間じゃん!<僕

さて、これから更新します。
283 名前:魔王 投稿日:2002年04月29日(月)12時29分34秒
「愛ちゃん、知り合い?」
「うん、中学の時の・・・どうしたの?こんなところで」
私達の目の前にいるのは私達とそう年齢は変わらないガングロ四人組でした。
背丈や体格は私達とほぼ一緒でした。
「それはこっちの台詞だよ!久々に渋谷に来たら愛を見かけてさぁ!
 ねぇねぇ、せっかくだから遊ぼうよ!
 そっちの同期の人達もさぁ!」
そう言って私達を誘って来た。
「ねぇ、どうする?私は構わないよ」
まこっちゃんの意見に他の二人は・・・
「私も」
「私も」
「じゃあ、さぁ!場所移して遊びに行こうよ!」
里沙ちゃんと同じくらいの体格の女の子が言った。
というわけで私達はレストランを出た。

(ストーカー野郎二人組からの視点)
フッフッフッフ・・・
この業界に入って早三年・・・とうとう俺にもチャンスが巡って来たか!
「先輩、大丈夫何ですか?何か不安ッスよ」
うるさい!俺は絶対スクープ写真を撮ってやるんだ!
284 名前:魔王 投稿日:2002年04月29日(月)12時40分03秒
「あっ、先輩!彼女達移動するみたいですよ!」
俺は後輩君の声に気がつき、伝票を持ってレジに行った。
会計を済ませ、とっととレストランを出てモーニング娘。五期メンバーを追う。
(クックックック・・・さぁ、安倍なつみの時みたいなボロを出してくれれば見逃さないぜ!)
そう思っていると彼女達はトイレに向かっていった。
(おいおい、学校でもないのに連れションかよ・・・)
しばらくトイレの前の薬局で買い物するフリして見張る。
トイレの中から楽しい話し声が聞こえる。
(チッ!とっとと出やがれよ!)
・・・三十分後。
「もう三十分も出てないッスよぉ〜。逃げられたんじゃないですか?」
「そんなわけあるかってんだ!ここは六階だから窓から逃げるなんてことは不可能なんだよ」
そして出てきた。
(やっと出てきやがったか、全く長いトイレだぜ)
「じゃ、私達はこっちだから・・・」
「うん、またね!」
そう言って二手に別れた。
ガングロ女AとB、それと新垣と小川。
ガングロ女CとD、高橋と紺野。
こんな感じに二手に別れてそれぞれ、階段とフロアの方に歩いていった。
285 名前:魔王 投稿日:2002年04月29日(月)12時49分09秒
(ッチ!あの刺青の男・・・俺達に気づいていやがったな・・・
 さて、どうする?
 片方だけ追うと見失ったらまずい・・・仕方がねぇ!)
「オイッ!お前は階段の方に行った奴等を追え!
 俺はフロアに戻った奴等を追う!」
「わっかりました!」
ふん、一丁前の面しやがって。
俺は高橋と紺野を追った。
(ヲタ共が考えている通りにラブホテルでも入らねぇかなぁ?)

(高橋視点)
(・・・ホントだ、俊太さんの言った通り一人しか追ってこなくなった・・・)
私はさっき視線に気づいた。
薬局の前でまこっちゃん達と別れる時に気づいた。
私は携帯を取り出し、電話した。
「・・・あっ、俊太さん?(ボソッ)」
『どうでした?一人しか追ってこなかったでしょ?』
「はい・・・この後どうするんですか?」
『レストランで書いた作戦指示書を思い出してください』
えっと・・・
286 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月29日(月)13時53分07秒
ここできるっすか
287 名前:魔王 投稿日:2002年04月29日(月)19時15分05秒
>286さん
すみません、ブツ切りでしたね・・・
もうちょっと書ければいいんですが、文字制限とか考えるとこの辺で切らないとまずいわけでして・・・
すみません、勘弁してくださいm(_ _)m
288 名前:魔王 投稿日:2002年04月30日(火)12時29分48秒
『いいですか?敵の分散に成功したら、作戦は第二段階に入ります。
 まず、Aチームはそのままフロアで買い物しながら●時××分発の電車に乗れるようにしてください。
 続いてBチームですが、ちょっと強引な手を使いましょう。
 それは・・・』
(あっ、そうか!●時××分まで適当にぶらついていればいいんだ)
「わかりました、渋谷駅周辺をぶらついてます」
『ええ、では頑張ってくださいね♪』
私は電話を切るとあさ美ちゃんとガングロの女の子二人とゲームセンターに行くことにした。

(俊太視点)
キキィッ!
俺は知り合いのある会社の前で車を止めた。
「おおっ!俊太君久しぶりだね!」
四十歳代の男・・・ここの社長さんが俺に声をかけてきた。
「すみません、また迷惑かけちゃって・・・」
「いいんだよ、若いうちは好き勝手やっても。
 ・・・一台でいいかい?」
「本当にすみません、それじゃ一台借りていきます」
俺は自分の車をそこに止めて置いて、ある車に乗りこんだ。
「とりあえず、回送っと」
289 名前:魔王 投稿日:2002年04月30日(火)12時41分02秒
(小川視点)
何か面白いことになったなぁ♪
里沙ちゃんはちょっと震えているけど大丈夫かな?
「ねぇねぇ、新垣ちゃん!もっとリラックスした方がいいよ!」
ガングロの女の子Cが里沙ちゃんに話しかけて来た。
「う、うん・・・でもちょっと心配なんだよなぁ〜」
「とりあえず、こっちの方で本当にいいんですか?」
私は心配になって聞いてみた。
現在線路沿いに歩いている。
「それより、アイドルって大変だねぇ。あんなのに追われるなんて・・・
 と、そろそろ指定された区域に入るよ。
 あの横断歩道を渡ったら私達について走ってね?」
ガングロの女の子Dが私達に指示した。
・・・ドクン、ドクン、ドクン。
心臓の音が早くなってきている。
でも行かなくちゃ!
信号が青に変わった。
ガングロの女の子二人は一斉に走り出した。
私と里沙ちゃんも慌てて走り出す。
走るスピードは結構速かった。
陸上でもやっていたのかなぁ?
290 名前:魔王 投稿日:2002年04月30日(火)12時54分34秒
(ストーカー二人組の後輩君からの視点)
ふぅ〜、一体何処まで歩く気なんだよ?
僕は今の会社に入って一年目・・・教育係にあの先輩がついたから僕の運命は狂い始めたんだ!
まさか、ストーカーまがいのことをするとは思っていなかった。
スクープの写真が撮れれば何でもしてもいいんだろうか?
そんな不安もあるけど、今不景気だから退職したって大したお金は出ないし・・・
ハァ〜、僕って不幸だなぁ・・・

あれ・・・?逃げられた!?
まずい!先輩に殺される!
慌てて小川と新垣を追う僕。
まだ視界の中にいてよかったぁ・・・
(男の足の速さに女が敵うもんか!)
一応僕は、二十四歳なのでまだ若い方である。
小川と新垣と黒いの二人は裏路地に入って行った。
逃がすわけにはいかない!僕はまだ生きたいんだ!
慌てて裏路地に入ってしばらく走っていたら・・・
バタン!ドガッ!ズルズルズル・・・
説明すると、いきなりドアが開いて、そこに僕がぶつかってズルズルと倒れました。
い、痛いけど追わなきゃ!
「ねぇ、お兄さん!私と遊ばな〜い?」
291 名前:魔王 投稿日:2002年05月01日(水)14時46分28秒
話しかけて来たのはガングロ女D。
「ハァ?」
思わずマヌケな声を出す僕。
「だから、あたしと遊ばない?って聞いてるの」
これは・・・エンジョコサーイってやつでしょうか?
何故か彼女の体を舐めまわすような目で見る僕。
・・・ほぅ・・・中々いい肉つきをしている。
出てるところは出ている・・・83のCといったところか・・・
・・・って!こんなことしてる場合じゃない!
「ごめんね、急いでるんだ!」
そう言って走り出そうとしたが、上着を掴まれてしまった!
「さっきのお詫びもしたいし、どっかラブホでも行こうよ〜♪」
マ、マズイ!食われる!
逃げようとした時はもう遅かった。
腕をガシッと掴まれ、僕は引きずられるように歩いていった。
「お兄さん童貞?」
「そ、そんなわけないだろ!」
嘘です、本当は童貞です。
こうして僕はラブホテル街に消えていった・・・
292 名前:魔王 投稿日:2002年05月01日(水)14時55分50秒
(新垣視点)
ガングロの女の人の後をついていく私とまこっちゃん。
かなり走っている。
ダンスレッスンとかで鍛えているとか言っても限度というものがある。
「ハァハァ・・・もう駄目走れない・・・」
私はとうとう座りこんでしまった。
「大丈夫、里沙ちゃん?」
まこっちゃんが声をかけてくれた。
「走るのはちょっとキツイかな?」
ガングロの女の人は何時の間にか取り出した携帯を懐に入れて
「今、恵美(ガングロ女Cのこと)と電話してみたんだけど、無事撹乱したみたい。
 もうここからは歩いて充分だよ。
 後、あそこの角を曲がって20mぐらい歩けば目的地だから」
そう言って歩き始めた。
もちろん、私とまこっちゃんもついていく。
そして角を曲がって真っ直ぐ歩いて行くと、表通りに出た。
そして目の前にはタクシーがあった。
ガングロの女の人が運転席に周り込んでタクシーの窓を叩いた。
窓が開き運転手さんが一言。
「安倍なつみは?」
「ハトの日生まれ」
そうすると後部座席のドアがパカッと開いた。
助手席のドアも開いた。
「早く乗ってください!」
293 名前:魔王 投稿日:2002年05月01日(水)15時07分48秒
(ストーカー先輩視点)
「何ィッ!?逃がしただと!?」
俺はブチ切れた。
ったく、使えねぇ後輩だぜ。
「すみま・・・ァッ・・・せん・・・アアッ!」
何だこいつ、何やってるんだ?
「オイッ!何やってるんだ?」
「実は女子高生と・・・ゥゥ・・・S●Xを・・・
 ああ・・・気持ちいいよぉ」
無言で電話を切った。
もはや頼れるのは己のみ!
絶対スクープ写真撮ってやる!

俺はゲームセンターでDDRをやっている高橋と紺野を見た。
全くこっちは気を抜けないってのに羨ましいね。
パンチラ写真でも撮ってやろうかな?
どうやらゲームを終えたらしく、他のゲームをやるらしい。
今度はギター(二本)とドラムとキーボードのゲームをやり始めた。
ゲームに夢中になっている姿は凄くかわいい・・・
だが、俺が求めているのはこんな写真じゃない!
アイドルの淫らな私生活を暴くのが俺の指名だ!
294 名前:影の人 投稿日:2002年05月01日(水)16時16分57秒
凄い事をあばきたがりだなこの男(w
>魔王さん
なかなか、ほんわかムードってか、そういう雰囲気になってますね
学校の方も頑張って行ってくださいよ!!(w
自分はGW無いです!!(泣
合宿へ行きますから見れないかも(w
では
295 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月01日(水)22時21分07秒
うわー
すげーおもしろいっす(w
続き気になります(ww
296 名前:魔王 投稿日:2002年05月02日(木)12時46分54秒
>影の人さん
現代社会の犠牲者ですよ、この先輩は(爆)
学校の方は頑張っていこうと思います。
GWないですか・・・ご愁傷様です。

>295さん
そう言われて光栄です。
ありがとうございます。
これからもそういう文章を書けるように頑張りたいと思います。

あっ、業務連絡があります。
GWに父親が帰ってくるため更新出来ない可能性があります
(うちのPCは居間に置いてある)
それでも見捨てないでくださいね?

更新します。
297 名前:魔王 投稿日:2002年05月02日(木)13時17分54秒
(高橋視点)
あ〜楽しかった♪
私とあさ美ちゃんとガングロの女の人二人と遊んでとても楽しかった。
今はゲームセンターを出てすぐのベンチでジュースを飲んでいる。
「ふぅ〜、楽しかったね、愛ちゃん!」
「そうだね〜。娘。の時も楽しいけど、たまにはこういうのもいいよね」
ガングロの女の人は電話をかけている。
「そういえば、まこっちゃんと里沙ちゃん大丈夫かな?」
「どうなんだろう?今連絡とってるみたいだからそれを聞かないとねぇ・・・」
ガングロの女の人達が戻ってきた。
「あっちはうまく逃げきったみたいだよ」
その報告に私とあさ美ちゃんはホッとする。
「『俊太っち』も面倒な作戦考えるよね〜」
し、俊太っち?
「俊太っちって俊太さんのことですか?」
「そうだよ、『好きなように呼べ』って言ったからそう呼んでるの」
今度そう呼んでみようかな?
「それより、もうすぐ時間だから駅に行くよ」
私とあさ美ちゃんはジュースを飲み干してついていった。
次の作戦ってストーカーさんには気の毒だよなぁ・・・
298 名前:魔王 投稿日:2002年05月02日(木)13時25分46秒
渋谷駅に向かっている途中、私の携帯に電話がかかってきた。
・・・俊太さんからだ!
「はい、もしもし?」
『あっ、高橋さん?俺です、俊太です。
 今、作戦ポイントまで着きましたから』
「はい、わかりました」
『それじゃ、頑張ってね♪』
プツッ・・・ツーツーツー
「俊太さん何て言ってたの?」
「今作戦ポイントに着いたって・・・」
私達は切符を買いホームに出る。
『まもなく△番線に●時××分発、横浜行きの電車がまいります』
電車が来た。
私達の前の車両には沢山人がいた。
それでも無理して入る。
ガングロの女の人は私達が乗っている電車の後ろと前に乗っていった。
これも作戦です。

ストーカーさんも来た。
私達の電車はいっぱいなので後ろの車両に乗った。
299 名前:魔王 投稿日:2002年05月02日(木)13時39分23秒
(ストーカー野郎からの視点)
クソッ!高橋と紺野のいる車両はいっぱいで入れなかった!
だが、隣の車両にいればまぁ、大丈夫だろう。
俺は車両と車両を繋げているドア付近で待機していた。
しかし、今日は沢山いるなぁ・・・
普通こんなに混むか?
通勤ラッシュでもあるまいし・・・
俺の隣にいるのは今時珍しいガングロの女子高生(?)
電車が揺れて彼女が俺に寄って来た。
俺は腕をブランと下げていたため、彼女の太ももを触ってしまった。
彼女がギラリッと俺を睨む。
思わず手をビクン!と動かしてしまい太ももを揉んでしまった・・・
その瞬間俺の手を掴み上げながら
「何するんだよ!このクソ親父!」
そう言うとそこにいた全員が俺に注目してきた。
ざわめく車内。
「ち、違う!誤解だ!」
しかし、俺の言葉に耳すら傾けず
「僕、次の駅で降りるんですよ。
 だから、その人を駅員さんに一緒に突き出しましょう」
紳士がいた・・・でも俺にとってははた迷惑である。
次の駅についた。
全員俺とガングロ女と紳士に道を開ける。
俺は渋々ついていった。
あ〜・・・スクープのネタがぁ・・・
300 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月05日(日)23時54分05秒
300ゲトー
魔王頑張れ〜
301 名前:魔王 投稿日:2002年05月06日(月)13時23分12秒
>300さん
300GETおめでとうございます!
思えばこのスレもでかくなってきましたね〜。
でも、容量考えると次のスレを立てなければならないかも?

現在、家のブタ(一応、父親)が昨日買ってきた猫とじゃれついています・・・
頭がおかしくなっているように見えるのは気のせいではないような気がしてなりません(爆)
ちなみに名前は『ケイ』(爆)
間違っても( `.∀´)ではないです。

ちなみに♂・・・家は男兄弟なのに何故♂を買ってくる!?
この大馬鹿者が!
ケイの世話とかあるんで更新遅れるかも知れません・・・
やれやれだぜ。
GW終わったら更新する予定です。
302 名前:魔王 投稿日:2002年05月08日(水)14時09分06秒
(俊太視点)
さて、そろそろ来るはずなんだが・・・
俺はタクシーを回送表示のまま新垣さんと小川さんと話していた。
「俊太さん、あの作戦って大丈夫かな?」
「そうですよ、電車の密室を利用するとはいえ、そんな簡単にいくんですか?」
「まぁ、大丈夫ですよ。
 ・・・ほら、来ましたよ」
俺は外を指さす。
そこにはコソーリとこっちに向かってきている高橋さんと紺野さんがいた。
俺はタクシーの直前まで来たところで後部座席のドアを開いた。
高橋さんと紺野さんは急いで乗った。
「さて、出発しますか!」
俺は表示を賃走に変えてタクシーを発進させた。

「それにしてもよくあんな作戦立てれますよね〜」
「俊太さんって頭いいんですね」
「そんなんじゃないよ、悪知恵のみ有効ってとこですもん」
俺達はこのタクシーの会社まで向かっていた。
この車を返すためと、後俺の車をとってくることである。
「そういえば、あの人大丈夫かな?」
「若い方の男は今ごろ天国だけど、きっと先輩風の男は地獄でしょうね」
303 名前:魔王 投稿日:2002年05月08日(水)14時33分29秒
話しているうちにタクシー会社に着いた。
俺はタクシーを専用駐車場に止めて自分の車をとりに行った。
それまで女性陣には会社の前で待っててもらった。
俺は車をまわして会社の前に着けた。
「やっと、家に帰れるんですね〜」
俺は無言で車のトランクからあるプラスチックの棒を出した。
皆顔が「?」って感じになっている。
俺は「失礼」と一言言うとその棒で女性陣の全身から1cmあたりのところから棒を当ててみた。
「何してるんですか?」
「盗聴とか発信とかされてたら困りますからね」
皆「あ〜、なるほど〜」という顔になった。
俺は全員調べ終わった。
「やっぱり一個出てきたか・・・」
俺は高橋さんのジーパンの太ももの裏についていた盗聴器兼発信器を持っていた。
俺はそれを目の前を通り過ぎた車に投げつけた。
「これで大丈夫でしょう。この後、どうします?」
「私は始業式にテストあるから帰って勉強します」
「私は春休みの宿題やらなきゃいけないので・・・」
「あさ美ちゃんと同じく」
「私は特にすることはないですね」
「じゃ、皆を送り届けますか」
車のエンジンキーを回すと音が鳴り響き俺は車を出した。
304 名前:魔王 投稿日:2002年05月08日(水)15時00分21秒
翌日
この日は「Angel Hearts」の収録があった。
今回は初めてチアを教えてくれる先生に会う。
そして先生が来た。
早速レッスンが始まる。
とりあえず、柔軟から始まる。
リズムに合わせて柔軟を始める。
結構皆苦戦しているようだ。
ちなみに何故か俺もやっている。
もちろん、カメラが回っているため隅っこの方でやっている。
別に俺もチアをやるわけではない。
ただ、これからトレーニングするからそのために体を動かしているのである。
『あれ』と「あれ」と《あれ》を使いこなすためのトレーニングである。
皆が軽いステップに入っている間、俺はずっと筋トレをしていた。
腕立て伏せ、指立て伏せ、拳立て伏せ、腹筋、背筋、側筋etc・・・
それを5セットやるころには、休憩時間になっていた。

「俊太さん、今日持ってきたあの大きい袋と、ケースって何ですか?」
今日俺は長い棒状の物を一本、それの4分の3ぐらいの大きさの棒状の物を一本持ってきていた。
更に俺は小さいジェラルミンケースを持ってきていた。
「ああ、これですか?これはですね・・・」
305 名前:魔王 投稿日:2002年05月08日(水)15時10分17秒
いつもの倍も更新時間がかかっている・・・
これも全て( `.∀´)のせいだ!
あの野郎・・・人間だったらぶっ殺しているところだ・・・
何とかならないかなぁ?

ちょっと更新量がただでさえ少ないのに減るかもしれません・・・
今の状態では更新するのは難しいかも?
とりあえず、一日2レスを目指します。

GWで勘が鈍っているのかなぁ?
それとも某所で書いている小説の方書いていたからかな?(謎)
306 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月08日(水)21時18分51秒
あのさ、小説とは関係ないが簡単に自分が飼っている動物殺すとか言うのやめたら?
今ただでなくてもそれを実際にやったキティが問題になってるのに。
あんたの小説やレス読んでると
あのキティを真似て実際に行動に移しかねない気がして不安だね。
ネットだからって調子に乗っちゃあかんよ。マナーくらい守れ。
307 名前:魔王 投稿日:2002年05月09日(木)14時54分36秒
>306さん
すみません・・・自粛します。
キティの事に関してですが、知りません。
まぁ、精神的に不安定とよく言われますしね・・・

ちょっと調子に乗っていたかもしれません。
ケイだって生きてるんですもんね。
マナーを守ってちゃんと更新しようと思います。

次回の更新ですが、来週の月曜日あたりになりそうです。
亀更新で申し訳ございません。
308 名前:  投稿日:2002年05月10日(金)17時31分52秒
ポジテブに頑張れ
309 名前:名無し。 投稿日:2002年05月11日(土)05時16分48秒
今日みつけて読ませてもらいました。
面白いですよ。俊太がスーパーマンですな(w
剣閃や疾風剣ってロマサガ3ネタですか?。
今度から交信チェックさせていただきます。
がんがってくださいな♪。
310 名前:魔王 投稿日:2002年05月13日(月)12時11分44秒
>308さん
こういうときこそ、梨華っちを見習わなければ・・・
頑張ります!

>309さん
ロマサガ3ネタわかる人いるとは思いませんでした(汗)
がんがります!

さて、腕鈍ってないかな?
そしてケイが邪魔しないかな?
と、ちょっと心配ですが、更新します。
311 名前:魔王 投稿日:2002年05月13日(月)12時29分36秒
「アメリカでテロがあったのは知ってますよね?」
「はい」
「日本にも万が一ってことがあるかもしれないから、ある武器を作っているんですよ。
 剣と槍と・・・後、足につける武器です」
小川さんは納得したようだ、が!
「でも俊太さん。それって銃刀法違反になるんじゃないですか?」
紺野さんが冷静なツッコミを入れてきた。
「今回『は』警察の上の連中に頼まれて製作したから問題ないんですよ。
 警察にも、テロ対策班っていうのが出来ましたし」
そう言いながら俺は袋二つとジェラルミンケースを開けた。
中から出てきたのは、両端に重りが着いた鉄パイプ、先に重りがついた鉄パイプ、鉄製の靴。
俺は履いている靴を脱ぎ、鉄製の靴に履きかえる。
そして左手に長い鉄パイプ、右手に短い鉄パイプを持った。
「ハァ!」
俺は気合を入れると、踵落としから連激の練習に入った。
ブンブンブンブンブンブン・・・・・・
それを三十分ぐらいやっている、休憩時間が終わっていた。
俺はイソイソと練習道具を片付けて、隅っこの方に座った。
この後の練習と仕事は何事もなく終了した。

明日花見で、明後日はハワイか・・・
312 名前:魔王 投稿日:2002年05月13日(月)12時40分53秒
翌日。

今日の花見は辛かった・・・
先輩達はみんな、酒飲んでいるのに、俺と他五人ぐらいは先輩達を送り届けるために酒は飲めない。
素面で、飲んだくれと話すのは正直キツイ。
今日の夜には出ないといけないのか・・・
俺はトランクをタクシーに積み込んでもらって、空港に向かった。

三十分後。
「3590円になります」
俺は金を支払い空港の待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ場所には既に、みんな揃っていた。
「すみません、お待たせ致しました。
 そろそろ搭乗時間ですから、行きましょう」
俺は彼女達を率いて、搭乗口に向かった。

一時間後・・・

「ねぇねぇ、どこ行こうか?
 アラモアナショッピングセンターとか行ってみたいね」
「う〜ん、私は靴見たいな〜」
「俊太さんはどうするんですか?」
313 名前:魔王 投稿日:2002年05月13日(月)12時54分20秒
「とりあえず現地に着いたら、荷物を俺の知り合いに友達の別荘まで運んでもらいます。
 その後、オアフ島で買い物しますか?」
「そうですねぇ!私ハワイなんて初めてだから緊張しちゃうなぁ・・・」
「向こうは暑いというより、暖かいって感じですよ。
 それに晴れみたいですし。
 それより、そろそろ寝た方がいいですよ。
 時差ボケに悩まされたらせっかくの旅行が台無しですから」
もう機内食は食べ終わっている。
「学校休んでまで来たんだからいっぱい遊ばないとね!」
そう、彼女達は全員学校を休んでまで旅行に行くのである。
中学生ならあまり問題はないが、今年高校生になる高橋さんは問題だった。
高校生になったら『単位』というものがつきまとってくる。
それなのに、旅行に来ていいのかな??と思っているが別に気にしていない。
機内の明かりが消えた。
就寝時間ということだ。
渡された毛布に包まって寝ることにする。
彼女達も、もう寝ようとしている。
俺は色々考えることがあった。
今日の花見で、酒飲みたかった・・・とか些細なものである。
俺は色んなことを考えているうちに意識を暗闇に委ねた。
314 名前:名無し。 投稿日:2002年05月14日(火)05時39分22秒
お、更新されとる。お疲れ様です。
ハワイか、、、。そのうち本当に現メンバーでいくんやろか?
ロマサガ3ネタですが最近までエライはまってたんでわかりましたよ。
ラウンドスライサー覚えるのにスゲェ苦労したっす。
って、スレ汚しスマソです。
がんがってください。
315 名前:魔王 投稿日:2002年05月15日(水)15時40分56秒
>314さん
どうも^^
ロマサガ3ですけど、うちのヴァカ兄貴もはまっていました。
がんがりたいんですか・・・

ここで読者・・・ってそんなにいないだろうな(苦笑)にお知らせ。
僕のPCが逝きかけてます。
そのうち、PCショップに修理に出すことになりました。
これでは更新出来ません。
土日には近くの図書館が開いている(図書館にPCが土日限定で開いている)のでそこを使おうと思います。
そのうち更新出来なくなりますが、その時はもちろん、ここで告知します。
でも!実際に更新出来るのは土曜日オンリーだと思われます。
何故か?
日曜日は学校があるんです・・・
(まぁ、サボってしまえばいいんですけどね(爆))
運命の神様はここでも僕の邪魔をするんですね(T0T)

現在バックアップ取りで忙しいので更新は明日から再開します。
新品、とは言えないけど中古でもいいからPCが欲しい・・・
316 名前:名無し。 投稿日:2002年05月16日(木)04時28分55秒
チェックしてまっせ。
マタ〜リ待ってるんでがんがってやぁ〜。
317 名前:魔王 投稿日:2002年05月16日(木)14時55分27秒
>316さん
チェックしていただきありがとうございます。
あまり待たせて読者を減らしたくないので頑張りたいです。

さて、更新します。
318 名前:魔王 投稿日:2002年05月16日(木)15時08分34秒
「おはようございます。後、一時間後にハワイに到着しますので、降りる準備をしてお待ちください」
俺はその機内アナウンスにより目を覚ました。
「ふぁ〜〜〜〜あ、もうそろそろ着くのか〜」
俺は両隣にいる彼女達を起こすことにした。
「もうすぐ、ハワイに着くんだァ〜」
「とりあえず、たくさん遊ぼう!」
「あさ美ちゃん、起きてよ〜」
「Zzzzzz・・・」
紺野さんが起きない。
しょうがないなぁ〜
「紺野さん、起きてください」
とりあえず、声をかける。
「う〜ん・・・」と言いながらやっと起きた。
「あれ?もうハワイに着くんですか?」
「後、一時間後だそうです」
とりあえず、スチュワーデスさんが歩いてきて「お飲み物あいかがですか〜?」と言ってるので
オレンジジュースを貰う。
ゴクゴクゴク・・・
「ふぅ・・・大分目が覚めてきた」
色々現地での予定を考えているうちに空港に到着した。
319 名前:魔王 投稿日:2002年05月16日(木)15時18分12秒
空港で預けていた荷物を持ち、ロビーに移動する。
『ヘイ!シュンタ!』
俺は声が出た方向を見た
『オッ!ギュンターにイリーナにエキセドルじゃないか!』
俺はそいつ等に歩み寄り握手をした。
『へへっ!久しぶりだな!今回は旅行なんだろ?』
『ああ、ギュンターの別荘借りるんだ』
『そっちが、お前が言っていたモーニングムスメか?』
彼女達を見てエキセドルはそう言った。
「皆さんに紹介しますよ。茶髪の男はギュンター、金髪ロングの女はイリーナ、マリモヘッドな男はエキセドルだ」
「へ、ヘロ〜。マイネィムイズ・・・」
「堅苦しい挨拶はいらないぜ、お嬢ちゃん」
彼女達は全員驚いている。
「日本語喋れるんですか!?」
小川さんが驚きながら聞いた。
「そうだぜ、俺達は旅行会社の社員だ。ちなみにギュンターが社長。イリーナは副社長、俺が課長ってとこだ」
エキセドルが言った。
「ハワイって日本人が結構多く来ますからね。そのせいで日本語喋れる人が多いんですよ」
「俊太、そんなことより早く荷物を渡してくれないか?」
今まで黙っていたイリーナが口を開いた。
320 名前:魔王 投稿日:2002年05月16日(木)15時30分14秒
「あぁ、そうだったな。皆さん、必要最小限の物は持ちましたね?」
「「「「はい!」」」」
「あっ、そうだ。これ持ってきな」
イリーナが持っていたケースを俺に渡した。
「これは・・・!」
「今、ハワイ・・・特にオアフ島は物騒なんだ。気をつけなよ」
「サンキュー。助かったわ」
俺達は荷物をギュンター達に預け、お金を交換し、空港を出た。

「どうします?タクシー使っていきます?」
「ハワイって暖かいなァ〜」
「そうですね、タクシー使いましょう」
俺はタクシー乗り場に行き、俺と新垣さん、高橋さん小川さん紺野さんと言った感じで分かれ、タクシーに乗った。
タクシーで市街地についた。
「とりあえず、飯にしますか?」
「そうですね。俊太さん、お勧めの店あります?」
「ありますよ、今そっちに向かって歩いているところですし」
俺達は市街を歩いていた。
「銃の店なんてあるんですね〜」
「ハワイでは珍しいことではないですよ」
そんな会話をしながら歩いていると、
十字の交差点のところで、目の前の車から黒い服の男達が降りてきた。
321 名前:名無し。 投稿日:2002年05月17日(金)01時55分06秒
おっ、更新お疲れさんです。
PC逝きそうっていってなかったっすか?。
続きもよみたいし無理せん程度にがんがってくださいな。
322 名前:魔王 投稿日:2002年05月17日(金)15時59分04秒
>321さん
PC逝ってはいますが、それはCD−R読みこむとこだけなんです。
だからネットとかやる分にはあまり支障はありません。

この小説終わるまで・・・恐らく後3ヶ月ぐらいはかかるかな?(爆)

無理はしませんよ。ネット出来なくなったら即修理逝きですから。

では、更新します。
323 名前:魔王 投稿日:2002年05月17日(金)16時08分57秒
そいつ等は手にサブマシンガンを持っていた!
俺は咄嗟に近くの洋服店に彼女達と自分を押し入れた。
パララララ・・・
「キャーーーーーーーー!!」
「オーマイガッ!」
等、悲鳴が聞こえる。
「しゅ、俊太さん!一体何が起きたんですか!?」
「俺にもよく分かりません。でも、あいつ等は危険な奴等ってことはわかりました」
俺はイリーナから貰ったケースを開けた。
そこには小さめのショットガン並の大きさの銃と、カートリッジが五つ入っていた。
俺はその銃を取りだし、店の窓から黒い服の男一人を狙撃した!
ドン!
その弾は見事相手の右肩にあたり、奴等は慌てていた。
ガチャッ、バン!キキーー!
とりあえず、退けたか・・・
新垣さんがポツリと口を開いた。
「ハワイって、平和なイメージあるけど・・・」
「案外そうでもありませんよ」
俺は銃をケースにしまいながら言った。
ファンファンファンファンファン・・・
警察が来た。

「ハァ〜・・・この後事情聴取ですか・・・」
324 名前:魔王 投稿日:2002年05月17日(金)16時18分28秒
事情聴取はすぐ終わった。
そりゃそうだ。狙撃したとはいえ、正当防衛だし、突然の出来事だったもんな・・・
「俊太さん!絶対ヤバイですよ!危険ですから日本に帰りましょうよ!」
「まこっちゃんの意見に賛成です。ここは危険過ぎます!」
確かにそうだ・・・
俺はギュンターから渡された現地用の携帯を取りだし、空港に電話をかけた。
『あっ、もしもし?空港ですか?チケットを五枚買いたいんですが・・・』
『すみません、お客様。チケットは一ヶ月後でないと買えません』
『何故ですか?』
『ハワイ全体が物騒になってきましたから、そのせいでチケットを買い求める観光客が急増したんです』
『わかりました。それでは』
ピッ、と携帯を切った。
「無理でした。俺等が持っているチケットは明後日出発ですし、今日含めて三日間は滞在しなければいけません」
全員が黙ってしまった。
「と、とりあえず、俊太さんの知り合い・・・ギュンターさんって言いましたっけ?
 その人の別荘に行きましょうよ」
「そうですね。じゃ、空港に行きましょう」
俺達は空港に向かった。

そして空港から飛行機に乗り、ある島についた。
325 名前:魔王 投稿日:2002年05月17日(金)16時32分45秒
空港からタクシーを使い、ギュンターの別荘についた。
「わぁ〜!すご〜い!」
ギュンターの別荘は大きかった。
「ここなら安全じゃないですか?」
「どうでしょうね・・・」
玄関にギュンター達に預けていた荷物が置いてあった。
「え〜っと、とりあえず二組に分かれて部屋使ってください。紺野さんと新垣さんはあっちの部屋。
 高橋さんと小川さんはあの角を右に曲がったところの部屋。俺はここ(玄関のすぐ近く)の部屋を使います。
 部屋に荷物置き終わったら、リビングに集まってください」
そう言うと二人一組に別れて移動し始めた。
当然俺も部屋に移動して、荷物を置く。

十分後、全員がリビングに集まった。
「俺について来てください」
俺はそう言うと、一階のトイレの後ろにあるテンキー付きの鉄のドアの前まで行った。
ピッピッピッピッピッ、ピー
ガシャン。ドシュー・・・
ドアが開いて地下への階段が現れた。
俺は無言でその階段を降りて行く。
最後の階段を降り、ドアを開けたそこは人の形の的と、仕切りと沢山の銃が置いてあった。
「ここって・・・」
326 名前:名無し。 投稿日:2002年05月19日(日)03時45分12秒
更新おつかれさんです。
(`∀´)>そっ、そこってもしかして射撃訓練場!?。危ないわね
とかいって大明神がでてきそうな・・(でるか!w
327 名前:魔王 投稿日:2002年05月19日(日)13時07分26秒
>326さん
あ〜、それいいかも・・・<大明神ネタ
まぁ、バレバレですけどね(苦笑)<場所

これから更新します。
328 名前:魔王 投稿日:2002年05月19日(日)13時24分20秒
警察映画によく出てくる場所・・・そう、ここは・・・
「俊太さん、ここって元々銃砲店だったんですか?」
紺野さんの発言にずっこける俺。
「ち、違いますよ。射撃場ですよ」
「「「しゃ、射撃場!?」」」
紺野さん以外の三人は驚いた。
「こんなところに一体何の用があるんですか?」
俺は無言でロッカーに歩き、拳銃を四つ取り出した。
グロック17、ベレッタM92F、Cz75、ブローニングハイパワー、という銃である。
俺はそれ等を近くのテーブルに置いた。
「この中から好きな銃を選んでください。
 今、ハワイは物騒らしいですから武装しといた方がいいと思うんです」
皆銃なんて初めてみるのか、興味津々で見ている。
「どれにする?」
「拳銃って軽いって思っていたけど軽いね〜」
「友達が持っていた玩具とは全然違うや」
「あたし、これにしようかな〜?」
俺は喋ってる間、ロッカーから小さい拳銃を持ってきた。
それもテーブルに置いた。
「後、これも持っておいてください。
 全部同じ型ですからどれでもいいですよ」
329 名前:魔王 投稿日:2002年05月19日(日)13時32分23秒
「これってデリンジャーっていう銃ですよね」
「そうです。よく知ってますね、紺野さん」
「バトルロワイアルで出ていましたから」
紺野さん・・・あんなグロい漫画読んでるのか?

高橋さんは、Cz75。
紺野さんはグロック17。
小川さんはベレッタM92F。
新垣さんはブローニングハイパワー。
それと全員にデリンジャーが行き渡った。

それから俺による銃の扱い方講座が開かれた。
「いいですか?まず、滅多なことで発砲しないでください。
 つまらない喧嘩やナンパされたからって発砲したら訴えられますし、
 マスコミに何言われるかわかったもんじゃないですから」
「「「「はい」」」」
「まぁ、それだけですね。俺から言う事は」
ズルッとこける彼女達。
「しゅ、俊太さん・・・それ常識じゃないですか・・・」
呆れたと言った感じの小川さんにツッコマれる。
「すみません。まぁ、常識外れなことが起きた時に発砲しろ、ってことです」
330 名前:魔王 投稿日:2002年05月19日(日)13時44分15秒
「そういえば、俊太さんは銃持たないんですか?」
新垣さんの素朴な質問に俺は
「ああ、俺はこれですから」
持っていたケースを顔の高さまで上げる。
「それって、さっき街中で発砲した銃ですよね?」
「そうですよ。これって結構じゃじゃ馬なんですよね〜」
そう言いながら銃を取り出す。
「俊太さんだけ大きい銃なのは何故ですか?」
「俺は銃の扱いには慣れてますから。それにこれは俺の専用銃なんです」
この銃の名前はナイトメア・ブレイカー。
銃砲店の知り合いに作ってもらった俺専用の銃である。
「俊太さんだけ大きい銃なんて卑怯ですよ〜、私達も大きい銃使いたいですよ」
「あのですね・・・素人が大きい銃なんて使えませんよ。
 リコイルショックが大きい銃ほど使いづらいんですから」
「りこいるしょっく?」
「銃を撃った後の反動のことです。
 それが大きいほど次撃つのに時間がかかります。
 だから、素人は拳銃とか小さい銃の方がいいんです」
「俊太さん、これ試し撃ちとかしてみていいですか?」
「・・・そうですね。練習した方がいいですね。
 弾も沢山ありますし」
この後、銃を撃つ練習に入った。
331 名前:  投稿日:2002年05月19日(日)23時46分31秒
恐ろしい事になってきた
332 名前:  投稿日:2002年05月20日(月)01時19分27秒
ってーか、医学知識もあって拳銃の知識もある俊太って一体・・・?
こいつは別にアイドルの護衛じゃなくても政府の要人の護衛も出来るのでは?
333 名前:名無し 投稿日:2002年05月20日(月)04時55分39秒
更新おつかれさんです。
また、ヘヴィな展開になってきたなぁ・・・。
>紺野さん・・・あんなグロい漫画読んでるのか?
ちょとワロタよ(w
(`∀´)>「なによ、私の出番はまだなの!?」
軽く(いや、ほんの軽くね)期待してます(獏
334 名前:魔王 投稿日:2002年05月20日(月)15時28分43秒
>331さん
いえいえ、まだまだこんなもんじゃありませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ

>332さん
それについてですが、物語が進めば明らかになります。
ついでに言いますが、俊太はそういう機関(政府、警察、FBIetc・・・)は嫌いです。

>333さん
まぁ、この話しは「た●し」(某週刊少年誌で連載中の髭小学生の漫画)みたいなもんですから。
(`∀´)ですが、しばらくは出ません・・・すみません。
今回の話しは五期メンメインなんですよ。
でも会話とかには出てきますので、そこら辺をチェキってください。

今日はレス多めだったなぁ・・・

更新します。
335 名前:魔王 投稿日:2002年05月20日(月)15時39分39秒
パンパン!ドンドン!
皆黙って銃を撃っている。
中でも凄いのが紺野さんだ。
空手とか陸上やってたのは聞いていたけど、運動神経結構いいなぁ。
次に高橋さんと小川さん。
新垣さんは体格のせいもあるんだろうけど、銃の反動を一番受けやすいようだ。

もう一時間も撃ちっぱなしである。
そろそろやめさせとくか・・・
全員が一斉にマガジンを取り替えようとしたので俺は声をかけた。
「そろそろ、やめにしましょう」
そういうと全員拳銃をテーブルの上に置き息を吐いた。
俺はロッカーからそれぞれの拳銃のマガジンを取り出して、それぞれに渡した。
「いいですか?寝る時も、風呂入っている時でも拳銃は常に持っていること。いいですね?」
「「「「はい」」」」
「それじゃ、買い物に行きましょうか。お土産とか色々買わなきゃならないですし」
「あの〜、着替えてきていいですか?汗かいちゃったんですけど・・・」
「ええ、いいですよ。俺もちょっと用事あるので・・・」
俺達は一階に上がり、俺はドアを閉めた。
俺はリビングに行って電話を手に取った。
336 名前:魔王 投稿日:2002年05月20日(月)15時47分08秒
どこにかけるのか?
今の状況を娘。の誰かに知らせとかないと後で怒られるからだ。
村田さんとかに知らせても、どうせ娘。の皆に知らせないかも知れないし。
とりあえず、大人の方がいいよなぁ〜。
飯田さん・・・ちょっと頼りないな。
安倍さん・・・もちょっと頼りないな。
保田さん・・・にするか!
俺は保田さんの家に電話をかけた。
プルルルル・・・
出ない・・・家にいないのかなぁ?
保田さんの携帯の番号知らないし・・・
となると、次は矢口さんか・・・
俺は矢口さんの家にかけた。
プルルルル、プルルルル、ガチャッ!
「はい、もしもし、矢口ですけど」
矢口さんのお母さんかな?
「あっ、あの、藤堂俊太という者なんですけど、真里さんいらっしゃいますか?」
「あ、ちょっと待ってください」
「お姉ちゃ〜ん!」という声が聞こえてくる。
お母さんじゃなくて、妹さんだったのか?
しばらくすると、ドンドンドン!と階段を降りてくる音が聞こえ矢口さんが電話に出た。
「もしもし〜?俊太君どうしたの〜?」
337 名前:魔王 投稿日:2002年05月20日(月)15時56分58秒
「あっ、矢口さん?今ハワイにいるんですけど」
「何?自慢?すっごいムカツクー!」
「違いますよ、そんなことでわざわざ電話かけるわけないじゃないですか!」
俺はこれまでの経緯を話した。

「今すぐ帰れないの?」
全てを話した後の矢口さんの一声がそれだった。
「そうしたいのですけど、ヘリやセスナをチャーターするお金なんて持ち合わせてませんし・・・」
「ふ〜ん・・・わかったよ。とりあえず、娘。の皆には言っていいの?」
「構いませんけど・・・ショック受けたりしてせっかくの休暇を過ごしづらいんじゃ・・・」
「とりあえず、今家に圭ちゃんいるから代わるね」
「圭ちゃ〜ん」という高い声が聞こえてきて、また、ドンドンドン!という階段を降りる音が聞こえた。
「もしもし〜?」
「保田さん?今ハワイにいて・・・」
俺は保田さんにも経緯を説明した。

「それマズイんじゃない!?」
「そうですけど、帰ろうにも飛行機がないんですよ」
「とりあえず、なっちや圭織、後、後藤や石川には私から言っとくわ。
 矢口に辻加護と吉澤に言わせとくから」
「おねがいします」
「それじゃ、気をつけてね」
「はい、それじゃ」
ガチャン、と電話を切った。
338 名前:89式小銃 投稿日:2002年05月20日(月)23時46分18秒
やっぱ拳銃と言ったら9o拳銃(SIG P220)ですよね。
日本でも自衛隊用にライセンス生産されてますし。
339 名前:魔王 投稿日:2002年05月21日(火)15時54分37秒
>89式小銃さん
僕は拳銃といえばやっぱりマグナムだと思いますね。
コルトパイソンとか、デザートイーグルとか、コルトガバメント(はマグナムじゃなかったでしたっけ?)
まぁ、素人にも扱えそうな拳銃をチョイスしたんですけど、あってるのかな?
実際に銃を撃ったことがないのでなんともいえません。
実はシグ・ザウエル入れようかと考えていたんですけど正式名称ど忘れしちゃったんですよね(馬鹿)

今日の更新は深夜にやります。

今日は学校午前中だけ・・・でも充分疲れました(爆)
計画的にこなそう・・・<面接

電車通勤で一時間半ってありえないよ・・・(TДT)
340 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)00時57分21秒
「さて・・・買い物に行きますか!」
俺はバッグを持って勢いよく、リビングを出た。
「俊太さん、街までどうやって行くんですか?」
「ギュンターの車を借りることにします」
俺は外に出て車庫を開けた。
中には五人乗りのオープンカーがあった。
「行きますか!」
「「「「はい」」」」

街までは車だとすぐだった。
「どこ行きますか?」
「ご飯にはまだ早いですし、お土産買いましょうよ」
「私、服見たいな〜」
路上駐車して、街道を歩いて行く。
「ここ、お土産屋ですから何か買いますか?」
この一言が地獄の始まりだった・・・
俺は覚えておくべきだった。
女は買い物する時間は長いと・・・

(ここからは台詞のみでお送りします)
341 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)01時08分02秒
「俊太さん、これどうですかね?」
「さぁ・・・」
「あっ、これ買おう」
「これかわいい〜♪」
「早く服屋に行きましょうよ〜」
「・・・じゃあ、服屋に行きますか」
「俊太さ〜ん・・・似合う?」
「そ、そんなふしだらな!」
「俊太さん、テレてる♪かわいい♪」
「とりあえず、これとこれと・・・」
「お母さんにはこれがいいかなぁ?」
「ねえ、まこっちゃん。これ似合うかな?」
「愛ちゃんにはこっちの方がいいと思うけど?」
「それより絶対こっちの方がいいよ!」
「・・・そ、そういえば、娘。の皆にお土産買わないと、ね・・・」
「これが飯田さんで、これが保田さん、そっちが安倍さんで・・・」
「とりあえず、皆のお土産は買ったし自分の欲しい物を買おう♪」
「ねぇ〜これどうかな〜?」
「あ〜!似合ってる!似合ってる!」
「これ面白いな〜、赤とオレンジの二段色だ・・・」
342 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)01時21分29秒
・・・作者の都合でかなり省略されたが、とにかく大変だった・・・
今はレストランを探して歩いている。
荷物は車のトランクに全て詰めて、鍵をかけた。
俺はゲッソリしてた。
「俊太さん、お腹空いたんですか?」
「・・・うんざりしただけですよ・・・」
目標のレストランが見えて来た。
「あそこでご飯食べましょう」
「大丈夫なんですか?治安とか・・・」
「問題なしですよ。こっちは銃持ってるんですよ」
俺はドアを開け、ウェイトレスの案内に従い奥の方の席に座る。
銃を入れてるケースがちょっと邪魔・・・
「な、何か皆こっち見てますよ」
それは見てるなんてもんじゃなかった・・・ガンつけられてる。
一人の黒人の男・・・背は大体190cmぐらいの巨漢である。
『お前、名前は何て言うんだ?』
巨漢は俺のことを指差して言った。
『人のこと指差すような奴に名乗る名などねぇよ。この仮●●茎野郎!』
レストラン内がざわめき出す。
女性陣は震えている。
日本人でも分かる英語使ってるからな・・・「ペ●ス」とか「ファッ●」とか
小声で「いざとなれば銃があるんだ、いざとなれば銃があるんだ・・・」
と唱えていた。
343 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)20時44分48秒
ちなみにそう言っていたのは小川さんである。

「コワガラナクテイインダゼ、オジョウチャン」
彼女達は驚愕の表情になる。
「に、日本語話せるんですか!?」
「ココニイルヤツラノタイハンハハナセルゼ。
 ニシテモヒサシブリダナ、シュンタ」
「ああ、本当久しぶりだな。ガムリン」
俺は軽く挨拶を交わす。
「マッタク、コンナキュートナコタチヲツレテクナンテ、オマエハウラヤマシイゼ!」
「別にいいだろ。それにかわいいから犯れるってわけじゃないんだぜ?」
「ソリャソウダ、ガハハハハハハハハ!」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」
彼女達は目が点になっている。
「しゅ、俊太さん。この人達と知り合いなんですか?」
「まぁね。こいつ等は俺の友達です」
気のせいか?ドス黒いオーラを纏い始めている・・・
ゴゴゴゴゴ・・・というJOJOみたいな音でも付きそうな雰囲気である。
「俊太さん」
紺野さんがニコリと笑った。
それは天使の微笑みあった・・・が!
344 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)20時53分50秒
次の瞬間正拳人中突きが炸裂した。
「!?」
一瞬パニくる俺。
「ハッハ〜、オジョウチャン、ヤルネェ・・・」
俺はよろめきながら態勢を整え
「な、何するんですか!?」
「知り合いなら知り合いって言ってください!」
珍しく紺野さんは怒っていた。
「すみません、飯奢りますから許してください」
そういうと全員メニュー表に目を落とした。

『なぁ、俊太。ギュンターには会ったか?』
『ギュンター?ああ、会ったよ。イリーナとエキセドルも一緒だったよ』
『あいつ最近変なんだよ。気をつけろよ』
ギュンターは一言で言えば真面目な奴である。
あの奴に限って変なことしてるとは思えない・・・
『まぁ、一応気をつけとくよ。
 それより、あそこの探索は済んだか?』
『ああ、バッチリだ。
 これがそのルート書いた地図だ』
『サンキュ♪』
俺はガムリンが出した紙切れを受け取った。
345 名前:魔王 投稿日:2002年05月22日(水)21時07分39秒
「ふぅ〜、美味しかったね」
「日本から出たことないから日本料理だけかと思ってたけど結構イケるね」
皆、満足してるようだ。
「あっ、そうだ。明日の予定教えますね?」
「明日何かやるんですか?」
「明日は肝試しをやります」
「「「「肝試し〜!?」」」」
「そうです。とりあえず、場所はもう決まってます。
 この島の郊外にある、元薬品研究所です」
「俊太さ〜ん・・・何でそんな怖い事するんですかぁ?」
「ハワイは熱いですからね。寒いことした方がいいかなぁ?と」
また皆目が点となる。
「それに度胸つきますよ?ちゃんと現地調査しときましたし」
その言葉に安心する彼女達。
「それなら・・・まぁ・・・いいかな?」
「何時からですか?」
「明日の八時からです。家に帰ったらとっとと寝ましょう」
俺はそう言いながら車を出した。
346 名前:魔王 投稿日:2002年05月23日(木)11時34分12秒
これからの展開のために読み返してみたら誤字脱字が多い・・・
鬱だ死のう・・・

今日は更新出来ません。
夜に更新するかも?
でも保証は出来ませんから期待しないでください。

最近文章がどうもおかしくなってきたような気が・・・
まぁ、これからのシナリオのフレームは出来てるし、後はどう肉を付けるかですね・・・
ゆっくり考えたいと思います。
347 名前:魔王 投稿日:2002年05月25日(土)11時25分29秒
翌日。
この日は皆でボンバーマンをした。
全員が起きたのが十二時だったからご飯を食べてからである。
結構楽しかったけど、皆肝試しのこと忘れているようだ。
それは大変だ(―_―)
というわけで、現実に戻してあげよう。
ホラ、俺って親切だから♪
「今日の夜は肝試しですねぇ〜」
この言葉に全員沈黙してしまった。
「俊太さん、その元薬品研究所って大丈夫なんですか?
 変なウイルスとかにかあkったりしませんか?」
「大丈夫ですよ、念のためこれ飲んでもらいますから」
俺はポケットからカプセルを出した。
「?何ですか、これ?」
「これは白血球を丸一日強化する薬です。
 ウイルスとかに対する抵抗力が強くなるんです」
その説明に安心したようだ。
「今日の夕食はどうするんですか?」
高橋さんが俺に聞いてきた。
「冷蔵庫にかなり材料あるから俺が料理作りますよ。
 今日は軽めの食事にしますから」
何故軽めの食事か?
軽い方が動きやすいからである。
348 名前:魔王 投稿日:2002年05月25日(土)11時36分55秒
「ふぅ〜・・・」
俺はタバコの煙を吐き出した。
今、現在その肝試しの場所の元薬品研究所の前にいる。
しっかし、ほんと不気味だなぁ〜。
「しゅ、俊太さん。止めましょうよ・・・何かヤバイですって!」
「大丈夫ですって、いざとなったら銃があるんですし」
俺は俺専用銃ナイトメア・ブレイカーを右手に持っている。
左手にはマグライトを持っている。
女性陣もいつでも銃を抜けるようにポケットに銃を入れてある。
一応女性陣にもマグライトを渡してある。
俺達は研究所の東口から入ることにした。
「誰もいませんね・・・」
そりゃそうだ、と心の中でツッコミを入れておく。
研究所の庭らしきところを抜けて、研究所内に入る。
皆肩を寄せ合っている。
「俊太さ〜ん、何か変な匂いがしますよ〜・・・」
今にも泣き出しそうな声で新垣さんは言った。
「薬品研究所ですからそういう匂いがするのは当然ですよ」
ちなみにここまで歩きながら会話している。
ある地点まで歩いていたら変な匂いを察知した。
「この匂いは・・・!?」
俺は嫌な予感がしたが足を止めなかった。
349 名前:魔王 投稿日:2002年05月25日(土)11時46分45秒
「あれ?俊太さん、あの影ってなんですか?」
小川さんの声に俺は足を止めた。
確かに前方にこっちに向かってくる影が見える。
大きさは大体175cmぐらい、中肉といったところか。
人・・・なのか?
俺は右手に持っている銃を構え言った
『動くな!動くとこの銃が火を吹くぜ?』
影はその言葉が聞こえていないようなのか、こちらに向かうのを止めない。
「俊太さん・・・」
高橋さんの心配そうな声が聞こえる。
窓からもれる月明かりが影を照らした。
「な・・・ッ!?」
俺は驚いた・・・いや、他の皆も驚いているだろう。
その影は顔の皮がところどころとれていて、体はところどころ赤く内臓などが飛び出している。
何より特筆すべきなのはその目であろう。
虚ろな瞳で、何も映し出していないようだ。
人間としての意志や感情が全く感じられない。
俺は危険だと思い、この化け物に銃を発砲した。
「キャーーーーーーーーーーー!!!!」
誰かが悲鳴をあげた。
350 名前:魔王 投稿日:2002年05月25日(土)11時48分46秒
今日更新しようとしたら板が整理されてたから焦りました(笑)

さて、次回の更新は・・・いつだろう?
明日は学校あるし、明々後日も学校。
とりあえず、来週ってことにします。
その前に更新するかもしれませんが(笑)

それでは!
351 名前:  投稿日:2002年05月25日(土)22時32分03秒
バイオハザード状態キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
352 名前:読者 投稿日:2002年05月25日(土)23時16分15秒
まさかゾンビ登場!?
非現実的な展開になるとは思わなかったよ。
353 名前:名無し。 投稿日:2002年05月26日(日)06時30分22秒
すっごい展開にただただ驚くばかり・・・(w
バイオハザード逝っちゃいましたか。
354 名前:魔王 投稿日:2002年05月26日(日)10時52分37秒
>351さん
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! っていうか
ヤチャタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! って感じです(笑)

>読者さん
このネタは結構前から考えていたんですよ。
非現実的な展開が多く既に「あるスタッフの『日常』」とは呼べない感じになりましたが(自爆)

>353さん
まだまだこれからですよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
バイオし〜ちゃいまし〜た♪(やっちゃった!)

さて、ここで「お前学校どうした?」と思う方いると思いますが・・・
サボりました(爆)
今日遠足だったんですけど、友達いないから行かないことにしました。
親を騙すのが大変だった・・・

この後、ハロモニあるのでちょっと更新スピードが遅いでしょうが、気にしないでください(笑)
さて、更新しよう。
355 名前:魔王 投稿日:2002年05月26日(日)11時33分03秒
その化け物はゆっくりと後ろに倒れていった。
「しゅ、俊太さん!何で撃ったんですか!?」
「そうですよ!人を殺したんですよ!?」
俺はゆっくりと頭がない死体に近づき触ってみた。
・・・冷たい。
こんなに体中腫れてるんだから、普通は熱いはずだ。
「何呑気にしてるんですか?」
紺野さんの問いかけに俺は静かに口を開き始めた。
「おかしいとは思いませんか?俺達以外にここに人間がいるなんて・・・」
「私達みたく肝試ししようとしたんじゃないですか?」
「こんな重傷な人がですか?」
俺は首なし死体を指差した。
「よく見てください。この死体はところどころ筋肉が露出してますし、冷た過ぎる。
 死体の状態でありながら動いていたんですよ?
 正にゾンビじゃないですか」
「ゾ、ゾンビ!?」
「そんなバイオハザードじゃないですから・・・」
「現実を見てください。死んで肉塊になったはずの物が動いているんですよ?
 完璧にヤバイですから、とっとと逃げましょう」
俺達は元来た道を戻ることにした。
356 名前:魔王 投稿日:2002年05月26日(日)11時41分02秒
「もうちょっとで出口ですよ」
研究所を出て、すぐ中庭を抜けようとした・・・が!
「止まって!」
俺は一旦全員走るのを止めさせた。
「どうしたんですか?」
「シ〜ッ」
俺は唇に人差し指を当てながら言った。
間違いない・・・何かいる!
「ウゥ〜〜〜・・・」
地獄の底からでも聞こえてきそうな呻き声。
中庭には犬が沢山いた。
しかもドーベルマンである。
「しゅ、俊太さ〜ん・・・」
泣きそうな声で新垣さんが俺に声をかけてきた。
「・・・研究所内に戻りますよ」
俺達は研究所内に戻りドアを閉め鍵をかけた。
「何々だろう?あの犬は?」
「もしかして、さっきのゾンビみたいに変な風になっちゃってるんじゃ・・・」
「とりあえず、ここも危険です。どこか安全な場所に行きましょう」
俺は先頭に立ち彼女達を連れて走り出した。
357 名前:魔王 投稿日:2002年05月26日(日)11時53分08秒
そうしたら次の瞬間!

ガシャーーーン!!
窓ガラスが割れて中庭にいた犬が一匹入ってきた!
俺は素早く高橋さんのジーパンのポケットに手を入れてCz75を引き抜いた。
「へぅ!?」
高橋さんが驚いている間にも犬は迫ってきている。
俺は素早くCz75を発砲した。
ドン!
一瞬、後ろに引く犬。
「ウゥ〜」と言いながらまた襲ってこようとしたので発砲した。
また一瞬後ろに引く犬。
そしてそれを後三回ほど繰り返した時
「キャウン!」
やっと絶命したようだ。
俺はその犬を背中にかついだ。
「しゅ、俊太さん!そんなのどうするつもりですか!?」
「今は知りたいことがあるんで、これを解剖してみようかと思います」
そう言いながら走っていた。
とりあえず、目の前の「医務室」と書かれていたところに入った。
358 名前:名無し君 投稿日:2002年05月27日(月)01時53分45秒
男絡みの小説は結構貴重なので小まめに見させて頂いてます。
5期メンイイ!
359 名前:名無し。 投稿日:2002年05月27日(月)02時33分25秒
おぉ〜、かなりバイオ色になってきましたな(w
解剖ってあんた、、、。(爆
360 名前:魔王 投稿日:2002年05月27日(月)15時35分16秒
>358さん
確かに男絡みの作品は少ないでしょうね。
今回の話しは5期メンメインなんでそう言っていただけると嬉しいです。

>359さん
バイオは最新作やったことないので、ちょっと苦労してます。
オリジナルのモンスターとか登場させようか思案中です。
解剖は・・・まぁ、あまり気にしないでください(笑)

さて、次回の更新ですが、明後日になりそうです。
明日は学校あるため無理ですし。
っていうか、明日学校行く時間に起きれるのかどうか自体不安です(爆)
午前中とかに更新していたら、学校サボったと思ってください。
361 名前:魔王 投稿日:2002年05月29日(水)17時48分58秒
俺達は中に入り一息つく。
全員ハァハァ言っている。
もちろん、俺もだ。
俺はベッドの上に犬の死体を置いた。
「ホ、ホントに解剖するんですか?」
俺は無言でポケットからナイフを取り出す。
「あっ、グロイの苦手な方はあっち(壁)向いていてください」
俺はそういうと、ナイフで解剖を始めた。
まずは顎と口かたりから・・・そして、四本の脚、最後に頭・・・
10分ぐらいで全て終わった。

「ど、どうでした?」
俺は紺野さんの問に答え始めた。
「まず、全ての脚と口と顎の筋肉が異状に発達してますね。
 恐らく人間の喉笛を噛みきることぐらいなら出来るでしょう。
 これは多分さっき廊下で俺が殺したゾンビも多分そうでしょう」
「何でそうなったかはわからないんですか?」
「恐らく薬・・・細菌兵器とかウイルスによる伝染病でしょう。
 でもこいつ等に意志みたいなのはほとんどないみたいです。
 仮説に過ぎませんが、欲が最優先されてるんじゃないですかね?」
362 名前:魔王 投稿日:2002年05月29日(水)18時00分31秒
「・・・あの俊太さん・・・」
新垣さんの控えめな声が聞こえて来た。
「何ですか?」
「携帯で警察に連絡した方がいいんじゃないですか?」
・・・・・・(―_―;;)
まるでゴロゴ13のように汗をかく俺。
そうだよなぁ・・・普通警察に電話するもんな・・・
「そ、そうですね。警察に連絡しないと・・・」
俺は携帯をバッグから取りだし警察に電話をかけようとした・・・が!
「あれ?」
「どうしたんですか?」
何故だ?さっきまでは立っていたのに・・・
「アンテナが立ってない・・・」
「ええっ!?」
高橋さんが俺の手から携帯を取り見る。
「ホントだ・・・俊太さん、ここって圏外なんですか?」
「そんなはずないと思います。ここに研究所内に入って一回アンテナ立ってるか見ましたし。
 その時は立っていたのに何故立ってないんだ?」
俺は色んなことを考えていた。
どうする?他の部屋に移動してアンテナ立つかどうか見るか?
いや、それはマズイ。今この状況じゃどこが安全かどうかなんて保障出来ない・・・
363 名前:魔王 投稿日:2002年05月29日(水)18時09分20秒
「俊太さん・・・」
俺が策を巡らせている時に紺野さんが話しかけて来た。
「何ですか?」
「あの・・・これは私の想像に過ぎないんですけど・・・」
そう言って紺野さんはこう言った。
「妨害電波とか出てるんじゃないですか?」
「妨害電波!?」
「そうです。これはきっと誰かが仕込んだゲームなんですよ。
 そうじゃなければあんな異常な奴等何か現れませんよ」
ゲーム・・・だとすると、黒幕がいるってことになる。
あの化け物達の後ろに・・・
一体誰なんだ?
無関係なこの娘達まで巻き込むなんて・・・
「ハァ〜・・・私達どうなっちゃうんだろう・・・」
小川さんがそんな事を口にし始めた。
「大丈夫ですよ。何があっても俺が全員守ります!」
「それは心強いんですけど、この後どうするんですか?
 助けを待つにも連絡手段はないですし、食べ物もない、あの化け物と戦う武器もない。
 八方塞ですよ・・・」
俺は考え始めた。
このサバイバル状況でどうやって生き延びるか?
そしてどうやって脱出するか。
その俺の目に何か入ってきた。
「これは・・・?」
364 名前:名無し。 投稿日:2002年05月30日(木)12時53分18秒
更新おつかれさまだす。
やっぱりTウイルスの仕業なのか?。(w
最新のバイオはおれもやってないっす。
話に聞くとなんかゾンビが階段上ってきたりドアあけたり、ゾンビが(略
と、かなり頭いいらしいですよ(w
365 名前:魔王 投稿日:2002年05月30日(木)14時34分14秒
>364さん
まぁ、それは後々わかります<何の仕業か
ゾンビがドア開けるのは1にいたから知ってますが、階段上がるとは・・・
ハンターとかは階段の上から飛びかかってきますけどねぇ・・・

さて、更新します。
366 名前:魔王 投稿日:2002年05月30日(木)14時45分21秒
俺はそれを手に取った。
「何ですか?それ」
高橋さんが質問してきたが、それを無視してそれを見る。
俺が手に取ったのは地図だった。
だが一階の地図ではない。
地下の地図だ。
今は少しでも情報が欲しいからありがたい。
俺はその中で気になる場所を見つけた。
「武器庫・・・?」
何故研究所に武器庫があるんだ?
バイオハザード対策とか?
・・・もしかしたら何か強力な武器が手に入るかも・・・
俺は決心した。
「皆さん聞いてください。
 俺はこれから地下にある武器庫に向かおうと思います。
 それで皆さんにもついてきて欲しいんですけど・・・」
この俺の意見にすかさず反論が飛んで来た。
「そんなの無理ですよ!
 私達がそこにつくまでに化け物達に食い殺されちゃいますよ!」
「確かにそうです・・・本当は俺一人で行った方がいいと思います。
 でも今この状況で離れて行動するのはとても危険です。
 あなた達の武器は拳銃。
 タイマンならともかく二体以上の敵が出てきたらどうなります?
 間違いなく死にますよ?」
367 名前:魔王 投稿日:2002年05月30日(木)14時54分17秒
部屋の中に沈黙が生まれた。
その沈黙を破ったのは・・・紺野さんだった。
「私は俊太さんの意見に賛成です。
 このままここで助けを待っていたら間違いなく死ぬと思います。
 それよりわずかな可能性にかけて、武器庫に行った方がいいと思います」
「私は反対です!
 いくらなんでも危険過ぎます!
 俊太さんが強いのは知ってますけど、武器庫につくまでに四人も守れるんですか?」
うぅ・・・痛いところ突かれたな・・・
そこに高橋さんが一つの案を出してきた。
「あの・・・バラバラに行動するのは危険だと思いますけど、二つに別れるってのはどうでしょう?
 ここに残ってここを確保する班と、武器庫に向かって武器を取ってくる班に別れる。
 これなら何とかなるんじゃ・・・」
なるほどねぇ・・・
俺は近くにあったティッシュとマジックを取りだしクジを作り出した。
「じゃあ、決めますか。
 二人はここに残る。
 他の二人は俺について来てもらいます」
皆適当に天国か地獄か決定するクジを引いていった。
368 名前:魔王 投稿日:2002年05月30日(木)15時06分05秒
その結果、部屋に残るのは高橋さんと新垣さん。
俺と一緒に行動するのは紺野さんと小川さんと決まった。

「それじゃ、行きますか!」
俺はソーットドアを開けて普通に歩き始めた。
俺の後ろを紺野さんと小川さんがついてくる。
「しゅ、俊太さん・・・
 大丈夫なんですか?こんな堂々と歩いていて・・・」
「別に静かに歩いていようが、派出に歩いていようが、変わりはありません。
 あいつ等は恐らく目に入ったものを攻撃しようとするんでしょう」
俺はそう言いながら歩いていると、階段を見つけた。
だがその前にゾンビがいた。
最初に見たゾンビとは違っていた。
何故か?奴等は誰かを食っていたのだ。
ムシャムシャ・・・ベキボキ・・・グジュル・・・
その音を聞いて恐らく後ろの二人は顔面蒼白になっていただろう。
俺は躊躇いもせず引き金を引いた。
ドガン!ドガン!
俺は何かを食っていた二匹を倒した。
俺達はゾンビ達が食っていた何かを見た。
それは・・・
369 名前:  投稿日:2002年05月30日(木)23時00分58秒
何かバイオハザードをやっているのに近いドキドキ感を得ているのはオレだけか?(笑)
370 名前:魔王 投稿日:2002年05月31日(金)14時00分49秒
>369さん
あ〜、そうかも知れませんね。
僕自身バイオは1〜3までやりましたから。
で、俊太視点ですからね。
そう感じると思います。

更新します。
371 名前:魔王 投稿日:2002年05月31日(金)14時10分38秒
それは・・・いや、それ『も』ゾンビだった。
つまりこいつ等は共食いをしていたのである。
「うっ・・・」
ゾンビが食い散らかした後はとても醜い。
見るに耐えない映像である。
TVだと間違いなくモザイクが入るだろう。
そんな残酷な光景を眺めている場合ではない。
「・・・急ぎましょう」
俺はそういうと階段を下りていった。

地下に辿り着いたら俺は真っ先に地図を広げた。
今いるのが、ここだから・・・
「俊太さん・・・」
紺野さんの怯えた声が聞こえた。
「どうしました?」
俺は地図から目線を離さず言った。
「何か変な音聞こえません?」
変な音?
ピチャ・・・クチャ・・・
そういえば聞こえるな・・・
372 名前:魔王 投稿日:2002年05月31日(金)14時21分21秒
「変な化け物がいるんじゃないですか?」
これ以上変なのがいるというのか!?
「そんなこといってもしょうがないですよ。
 とりあえず、先に進みましょう」
俺は真っ直ぐ歩き始めた。
地図によると、武器庫は三番目の角を左に曲がってすぐらしい。
カツン カツン カツン カツン・・・
全員押し黙って歩いて行く。
「しゅん」
ガシャーン!
突如上から化け物が現れた!
その化け物は口から何かを出してきた!
俺は二人を後ろに突き飛ばし、自らも後ろに飛ぶ。
二人は何が起きたのかわからないといった状態である。
その化け物は異常な姿をしていた。
脳みそが露出されていて、全身の筋肉も露出されている。
そして腕には鋭い爪が生えている。
俺は驚いていたが、それよりも先に腕が動いた。
ドガン!
一発食らって仰け反る化け物。
しかし、すぐ立ち直り俺に飛び掛って来た!
373 名前:魔王 投稿日:2002年05月31日(金)14時28分59秒
飛びかかりその鋭い爪で攻撃する化け物。
俺は咄嗟に避ける。
しかし、着ていたTシャツが切れてしまった。
このTシャツお気に入りだったのになぁ・・・
そう思いながら攻撃した後の隙だらけの頭・・・というか脳みそを思いっきり蹴った!
「ギャン!」
そんな声を上げながら後ろに引く化け物。
ドガン!
俺はもう一発銃撃を浴びせた!
仰け反った化け物はしばらくすると動かなくなった。

「お、終わったんですか?」
小川さんが控えめな声で言った。
「そうらしいですね」
俺は化け物の死体を一回蹴った。
「先を急ぎましょう。驚いてばっかりじゃ前に進めませんしね」
「・・・そうですね。里沙ちゃんと愛ちゃんが待っていますし」
俺達は再び先に進み始めた。

一方、その頃・・・
374 名前:  投稿日:2002年05月31日(金)21時20分51秒
このドキドキは何故止まらない
375 名前:魔王 投稿日:2002年06月01日(土)02時40分38秒
>374さん
おっ!あややですか?
もしこの小説をそういう状態で待っていただけるなら嬉しいですね^^
まぁ、そんなわけないでしょうね(自爆)

今日は徹夜です。
更新しろ、という声が聞こえなくもないですが、変な文章書くの嫌なんで、止めときます。
明日は学校か・・・
376 名前:名無し。 投稿日:2002年06月02日(日)01時11分14秒
おぉ、リッカーまで出てきたですね。
この前GC版バイオの画像見てきたんですが、ヤバイくらいキモイ!!(w
どうしよう、この小説読んでそのリアルなゾンビさまが頭をグルグル、、、(w
377 名前:魔王 投稿日:2002年06月02日(日)18時00分02秒
結局、徹夜で死んでいたため学校に行かなかった・・・
そろそろ単位のこと考えないとなぁ・・・

>376さん
あっ、リッカーってわかってくれてよかった^^
僕はジョジョとかバキ好きなのでああいうの結構好きです<キモイの
でもグロイのは勘弁して欲しいな^^;
悪夢とか見たら遠慮なく言ってください。
展開をちょっといじるかも知れませんので。

次回の更新は明日です。
現在小説版バイオ読んでて「ガクガクブルブル」状態です(爆)
378 名前:魔王 投稿日:2002年06月03日(月)18時33分49秒
(高橋視点)
「ねぇ・・・さっき何か音したよね?」
確かにさっき何か音がした。
ガシャーン!って音とドガン!って音が・・・
多分一方は俊太さんの銃の音だろう。
「俊太さん達大丈夫かな?」
「あの俊太さんがついているんだよ?きっと大丈夫だって!」
私は石川さんのようにポジティブに考えることにした。
「でも、私達も大丈夫なのかな?
 俊太さん達が帰って来るまでに変な化け物に襲われたりしないかな?」
「暗い事考えてもしょうがないよ。
 もっと気楽に考えようよ」
怖くない、俊太さん達が心配ではないと言えば嘘になる。
でも年上の私がしっかりしないと!
「・・・そうだ!里沙ちゃん、ここって医務室だよね?」
「そうだね」
「俊太さん達が戻ってくるまでの間に、役に立ちそうな物を探そうよ」
じっとしてるとどうしても色んな事を考えてしまう。
だから動くことにした。
379 名前:魔王 投稿日:2002年06月03日(月)18時44分02秒
「里沙ちゃん、そっちの棚お願い。
 私はこっちの方探してみる」
分担して探すことにした。
しばらくすると、里沙ちゃんの方から話しかけて来た。
「愛ちゃん・・・これ何て読むの?」
手渡された薬は英語で書かれていて何と書かれているか私には全く分からなかった。
・・・あっ!そうだ!
私はたまたま持っていた辞書をバッグから取り出した。
「私がこれで名前の意味調べるから、里沙ちゃんは薬ありったけ出しといてくれる?」
その後、私は辞書を活用して薬の意味を調べた。

集まったのは、解毒剤、解熱剤、バファリン、化膿止め、生理用食塩水、包帯、バンソウコウetc
「これだけあれば充分だね」
里沙ちゃんの言葉に私は少し安心した。
これぐらいあれば応急処置ぐらいは何とかなるだろうなぁ・・・
「何か袋みたいな物があればいいんだけど・・・」
「これとかどうかな?」
里沙ちゃんが取り出したのはリュックサック。
そんなに大きくないけど、私達が集めた(正確には里沙ちゃんが)物を入れるにはちょうどいい大きさだった。
とりあえず、それにたくさん積めこんでみた。
「ピッチピチだね」
そう言って里沙ちゃんは笑った。
380 名前:魔王 投稿日:2002年06月03日(月)18時54分25秒
正直言って安心した。
こんな状況でも笑える、ということが。
「後は俊太さん達が帰ってくるのを待つだけだね」
薬の判別してる間にも銃声は聞こえた。
でも、それは俊太さん達が危険な目にあっているのと同時に無事だということを知らせるメッセージだった。
その時、廊下から足音が聞こえて来た。
「・・・俊太さん達かな?」
俊太さん達?
でも、おかしい・・・何で足音が一人分しかないの?
それにドスドス言ってるし・・・
「里沙ちゃん・・・銃構えといた方がいいよ」
私は既に銃を構えている。
「う、うん・・・」
里沙ちゃんも銃を構えた。
ドスドスドス・・・
どんどん、音が大きくなっていく。
そしてその音は止まった。
どうしたんだろう?
次の瞬間、入り口のドアが吹っ飛ばされた!
中から現れたのは全身緑のコートの肌の白い2mくらいの巨漢の男の人だった。
私達はその人(?)の雰囲気に飲まれて動けなかった。
381 名前:  投稿日:2002年06月03日(月)20時47分59秒
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
382 名前:魔王 投稿日:2002年06月06日(木)04時01分15秒
>381さん
書いてる僕自身も(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 状態です(笑)

すみません。
体調崩してしまったのでしばらく更新はお休みします。
長くて一週間ぐらいお休みします。

とりあえず、次の更新からは他の板に(多分)移ります。
もちろん、その時はここにURL表示させます。
それでは。
駄目人間ですみませんm(_ _)m
383 名前:  投稿日:2002年06月06日(木)20時41分40秒
お待ちしておりまっする
384 名前:名無し。 投稿日:2002年06月07日(金)02時09分50秒
つ、、追跡者、、、。
((( ;゚Д゚))ガクガクブルブル
3ではこいつに何度いじめられたか。。。(涙
385 名前:魔王 投稿日:2002年06月13日(木)12時44分39秒
>383さん
お待たせしました。
今日より更新再開致します。

>384さん
すみません・・・タイラントのつもりだったんですけど・・・
表現力不足ですみませんm(_ _)m

次のスレは
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=wind&thp=1023937859
です。

あっちでもよろしくおねがいします。

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