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OLIVE
- 1 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月04日(木)14時44分31秒
- はじめまして。
オばヲと申します。
初めて小説を書かせていただきます。
それではよろしくおねがいします。
- 2 名前:Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時46分01秒
- ■■■■■■Vanity Angel■■■■■■
ある中学校。
授業中、一人の男子生徒が立ち上がって言った。
「先生、××さんがおかしいです」
教室中がどっと笑いの渦に巻き込まれる。
だんだんと意識が遠くなり、声がかすんで行く。
わたしは目を覚ました。
- 3 名前: Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時47分52秒
- また、この夢か…。
時計を見てみると、午前四時をまわったばかり。
寝汗を大量にかいている。
シャワーを浴びながら自分に諭すように言い聞かす。
こんな夢を見る原因は判っているんだ。
- 4 名前:Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時49分39秒
- ……ワタシガ、オンナノコシカ、アイセナイカラ……
……ワタシハ、ミンナトイッショジャナイカラ、オカシインダ……
両親に詫びる。
……オトウサン、オカアサン。オヤフコウナムスメデ、ゴメンナサイ……
- 5 名前:Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時50分47秒
- 同性しか愛せない自分を呪う。
……ナンデ、コンナフウニ、ナッテシマッタノダロウ……
……スキデ、コンナフウニ、ナッタワケジャナイノニ……
苦しい。
助けて。
これまでずっと、黙ってきたけど…
- 6 名前:Vanity 投稿日:2002年04月04日(木)14時53分27秒
- でも、
それも
もう
限界
みたい。
- 7 名前:Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時54分54秒
- このコトが知れ渡ったら、
わたしは社会的に抹殺されるだろう。
特に、彼女には言えない。
おそらく、わたしを見る目が変わるだろう。
それだけは、避けなければならない。
だって、彼女はわたしの生きる希望なのだから。
- 8 名前: Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時55分51秒
- いつもと同じように、何も無かったように。
癒せない傷をそのままにして。
辛くなったら、時が過ぎるのをひたすら待って。
生まれたままじゃ愛せないわたしは、
こうして自分を騙して生きていく。
- 9 名前:Vanity Angel 投稿日:2002年04月04日(木)14時57分14秒
- そして、わたしは今日も神に祈る。
両想いにとまでは言いません。
けれど
この想いを抱く事を赦してください。
- 10 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月04日(木)15時07分49秒
- 今回はここまでです。
マメに更新したいと思います。
あと、sageなくてもいいのでその辺は気楽にどうぞ。
ちなみにカップリングは次回明らかになる予定です。
- 11 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月04日(木)17時07分28秒
- 誰だっ!?カップリング&これからのストーリーに期待
- 12 名前:Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時44分31秒
- ■■■■■■Cotton Time■■■■■■
真夏の暑さもやっと過ぎて、凌ぎやすくなったこの頃。
夕暮れのこの時間このスタジオのお仕事がちょっと空くと、あなたはいつも
マネージャーに何か言って楽屋を出る。
みんなは気づいてないかもしれないけど、わたしは知っている。
- 13 名前: Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時45分35秒
-
どこに行ってるのかな。
気晴らしに付いていこうかな、面白そうだし尾行しちゃえ。
そうと決まれば、善は急げ。
- 14 名前:Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時46分33秒
- エレベーターの前に立っているあなた。柱の影からちょっと顔を出してあなたの横顔を見る。
やっぱりステキ。
あんまり見てるとバレちゃうから、名残惜しいけどすぐ顔を引っ込める。
うふふ、ちょっぴり名探偵になった気分。
乗り込んでエレベーターが閉まるのを確認してからダッシュ。
- 15 名前:Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時47分27秒
-
上に行ったのね。
どこまでいくのかな?
あれ?止まらないよ。
Rだって。屋上に行ったのかぁ。
わたしもエレベーターに乗って行こう。
- 16 名前:Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時48分09秒
-
屋上についてドアを開けると、夕日を見ていたあなたがいた。
すごくキレイ。
- 17 名前: Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時49分13秒
- 栗色のロングヘアと白い顔を真っ赤に染めたその姿は、神聖に思えた。
一種の近寄りがたさを感じたけれど、勇気を出してそばに歩いて行く。
勇気を出せばあなたと心が通じる、と信じて。
あと一歩で並ぶというところで後ろから声を掛ける。
- 18 名前:Cotton Time 投稿日:2002年04月05日(金)19時51分24秒
- 「ひとみちゃん」
わたしの声を聞いたあなたは、笑顔でふりかえる。
「梨華ちゃん、いっしょに見ようよ」
穏やかな風が、ちょっぴり大人なわたし達をふわりと包みこんだ。
- 19 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時52分35秒
- ■■■■■■NOISE FROM YOUR HEART■■■■■■
今日もひとみちゃんは“おやすみ”って言ったらすぐに寝ちゃった。
もう、人の気も知らないで。
いつでも元気なひとみちゃんは寝顔も無邪気。
まるで男の子みたい、ふふっ。
- 20 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時53分55秒
- いつから、わたしひとみちゃんのことが好きだったんだろう。
多分、きっと。
最初から好きだったのかも。
お寺の合宿の頃からひとみちゃんは横にいてくれて。
寝る時も隣同士で一番近いところだったんだよねえ。
あの頃と全然変わってないね、キレイな寝顔は。
いつまでも、一番近くで寝顔をみていたいよ。
- 21 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時55分38秒
- いつもさ、「梨華ちゃんはウチにとって特別だから」って言ってくれるのけど、
どういうイミなんだろう。
- 22 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時57分37秒
- ひとみちゃん、わたしね、ひとみちゃんのコト考えると
胸が高鳴って、ふるえて、朝まで寝られないコトもあるぐらい好きなの。
ひとみちゃん、わたしね、ひとみちゃんと一緒だったら
何でもできそうな気がするの。
強くなれそうな気がするの。
優しくなれる気がするの。
- 23 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時58分30秒
- こんな気持ちになったのは、これがはじめて。
恋しいってキモチはこんなにも切なくて哀しいモノなんだ。
- 24 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)19時59分30秒
- 両想いになれるかな。
好き同士になれるかな。
どうなるかなんて、今はまだ判らない。
- 25 名前:NOISE FROM YOUR HEART 投稿日:2002年04月05日(金)20時00分42秒
- 判っていることはただ1つ。
ひとみちゃんがわたしを受け入れてくれたなら、
わたしは全ての想いをこめてこういうでしょう。
わたし、ひとみちゃんの事が好きで良かったよ。
- 26 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月05日(金)20時21分44秒
- 更新しました。
ちなみにこの作品は、バラバラな様でつながっていたりします。
元ネタありです。
>>11 名無し読者さん
記念すべき第1号レスありがとうございます。
いしよしでした。予想通りでしたか?
こんな駄文ですが、これからも見てやって下さいませ。
次回更新は明晩の予定です。
- 27 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月06日(土)00時00分40秒
- 石の片思いですか?おもしろそうですね!
これからどうなるのか期待!
- 28 名前:きんた 投稿日:2002年04月06日(土)00時11分00秒
- おもしろいです。がんばってください。
- 29 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時36分39秒
- □□□□□□Raspberry Dream□□□□□□
いつの頃からだろう。
彼女を普通に見られなくなったのは。
- 30 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時39分12秒
- そんな自分にはじめて気づいた時は否定した。
そんなはずはない。
あたしはノーマルだと。
今までいいなと思ったのは男のヒトだったし、
幾らなんでもそれはないでしょ、と。
一緒に娘。に入って、相談事もたくさんしたし。
お互いに一番分かり合えてると思う。
彼女の魅力を一番知っているのも、あたしだという自信はある。
頑張り屋さんで、女の子らしくって、気配りができて。
ネガティブさんだけど、強くて、明るくて、ナイスバディで。
- 31 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時40分39秒
- どうしたのだろう。
自分でもわからない。
なぜ、こんな感情があたしを支配しているのか。
分かっているのは、あたしにとって彼女は重要なヒトというコト。
ただ、どのように重要なのか分からないけど。
- 32 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時42分57秒
-
分からない?
なぁ、ひとみ。ホントは分かってるんじゃないのか。
オマエは事実を認めようとしてないだけじゃないのか。
でも、ホントに分からないんだよぉ。
事実なのか違うのか、何が何やらさっぱり。
- 33 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時44分10秒
- つまるところ、あたしはちゃんと自分と向き合えていないんだ。
ヒトがどうかと言うよりも。
ゆっくりと時間をかけて。
ひょっとしたら、一生の問題になるかもしれないんだから。
一つだけ言えるコト。それは、あたしが臆病者だと言うコト。
- 34 名前:Raspberry Dream 投稿日:2002年04月06日(土)20時45分30秒
- だから、神様お願いします。
あたしに強さと勇気を下さい。
- 35 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月06日(土)21時10分04秒
- 更新しました。
レスありがとうなのれす(寒
うれしいっす。
やっぱり、レスがあるとやる気が出ます。
>>27 名無し読者さん
>石の片想いですか?
今の時点では、そんな感じです。
>これからどうなるのか期待!
期待してください!(なんて言いきっちゃってよいのかな?)
>>28 きんたさん
>おもしろいです。
メチャクチャうれしいです。
>がんばってください。
がんばらさせてもらいます(笑
次回更新は明晩の予定です。
- 36 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月07日(日)03時02分47秒
- お?こっちも脈あり(w
- 37 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時28分36秒
■■■■■■(It’s just a) SMILE■■■■■■
只今21:30、ひとみちゃんがわたしの部屋にいる。
このコト自体はそんなに変わったコトではないけど、
彼女は明日、午前学校午後仕事なのだ。
どうしたんだろう。
- 38 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時30分03秒
「今日、お泊りしていい?」って聞いてきた時、
いつもと違ってナニか迫力を感じた。
それに負けてつい“いいよ”なんて言っちゃった。
ご飯はファミレスで済ませて、お風呂も二人とも上がって。
お布団は敷いてあるけど、まだ寝るには早過ぎて。
ひとみちゃんはそれまで見ていたテレビを消して、わたしに向き直った。
- 39 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時31分38秒
「はっきりいうね。梨華ちゃん、悩んでいるでしょ」
ギクッとした。
勘付かれていた…。
「あたしに言ってほしいな。悩みを溜め込んでる梨華ちゃんは見たくないんだ」
でも言えないよ、やっぱり。
どんな顔して“あなたが好きです”って言うのよー。
それでも言おうとしないわたしを見てひとみちゃんは、こう切り出した。
- 40 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時32分45秒
「覚悟はできてます。あたしは何があっても梨華ちゃんを受け止めます」
ひとみちゃんの顔は心配している様にも怒っている様にも見えた。
そして、続けた。
「だから、喋って下さい。あたしを信じて下さい」
「喋ってもらえなかったら、あたしは梨華ちゃんに信用されていないんだね」
「あと10秒待って喋らなかったら、絶交だからね」
- 41 名前: (It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時34分06秒
わたしはバカだ。
ひとみちゃんにここまで言わせてしまった。
わたしにとってひとみちゃんとの絶交は正直死ぬよりも辛いコトだ。
ひとみちゃんがカウントを始めた。
観念して口を開く。
「じゃあ、言うね」
カウントは6で止まった。
「わたしはひとみちゃんを信じるよ。これはね、とても重大な話なの」
ひとみちゃんが頷いた。
ひとみちゃんのまっすぐな思いに応えるべく、正直に話すと決めた。
- 42 名前: (It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時38分03秒
-
「わたしね、女の子が好きなの」
- 43 名前: (It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時39分32秒
わたしの過去を少しずつ話す。
男の子が苦手というよりキライなコト。
女の子をスキになってしまったコト。
昔、イジメられていたコト。
ゆっくりと、感情を込めて話す。
「いつも独りぼっちだった。こんなこと誰にも言えなかった」
「わたしはこの十字架を一生背負って歩くんだと思った」
「ね、ひとみちゃん。これがホントのわたしなの。気持ち悪くてゴメンね」
- 44 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時41分12秒
ひとみちゃんがぼやけて見えた。
頬を熱いモノが伝っていく。
その時、ひとみちゃんがわたしの肩を抱いた。
「辛かったんだね。頑張ったね」
ひとみちゃんは続ける。
- 45 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時42分44秒
「最初聞いた時はびっくりしたけど、今は…」
「…あたしは、梨華ちゃんを守りたい」
だんだん涙声になって行くひとみちゃん。
「ゴメン…ね、強引に…喋ら…せて。…でも…ね…」
「ホン…トに…しんぱ…い…した…ん…だからぁ……」
「…あり…が…と…。……しん…じ…て…くれ…てッ……」
- 46 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時43分42秒
ひとみちゃんが泣いている。
しばらく二人で抱き合って泣いた。
わたしは、ありがとうしか言えなかった。
- 47 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時44分42秒
泣きつかれて寝る前にひとみちゃんは
最後にこう言ってくれた。
「いつでもあたしは梨華ちゃんの味方だよ」
「梨華ちゃんは笑顔のほうが似合うよ」と。
- 48 名前:(It’s just a) SMILE 投稿日:2002年04月07日(日)21時45分53秒
そして、わたしは誓う
これからはひとみちゃんの笑顔の為に生きて行こう、と。
- 49 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月07日(日)22時18分23秒
- ( ゜皿 ゜)> ガガガ …コオシン、カンリョオ… ガガガ
>>36 名無し読者さま
レスありがとうございます。
(;^▽^) > 脈あり、なのかなあ…???
(0^〜^0)> ふっふっふ、それはヨシコのみぞ知るのだぁ!
さぁ、この二人の未来はどっちだ。
では、明晩に。
- 50 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月08日(月)07時06分57秒
- 告白を受けて吉澤の内心や、いかに?ってとこですね
進展を期待しております
- 51 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時00分38秒
□□□□□□Virginity□□□□□□
今日は、北風が強い。
こんな日になるとひとみは思い出すことがある。
あの日は、もっと強かったような。
窓がバリバリ鳴ってたし。
- 52 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時01分42秒
-
梨華をはじめて抱いた日。
それは、ひとみにとってもはじめての日。
- 53 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時02分39秒
梨華が告白したあの日以来.、
以前にも増してひとみは梨華と仲が良くなった。
それは傍目からみても判るというモノではなかったが、
気がつけばいつも一緒にいた。
気がつけば梨華の事を真っ先に考えていた。
たとえば、買い物に行っても
「この服、梨華ちゃんに似合うかな」とか
「今、梨華ちゃん何しているんだろう」とか。
- 54 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時03分33秒
その日も仕事が終わり、翌日から3日間のオフという時。
どちらからともなく梨華の部屋で一緒に過ごそうとなった。
買い物して部屋に入り、寒くなってきたので鍋にした。
二人ともおなかが膨れ梨華が後片付けをしに立った時、
ひとみは少し考えてみた。
あたしにとって梨華ちゃんて、どんな存在なんだろう。
- 55 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時05分07秒
前々から梨華ちゃんには「特別だから」と言ってたけど、
イマイチどう特別なのか、分からないや。
同期、ライバル、親友。
どれも当てはまるけど正解ではないような気がした。
同期だけっていう浅い付き合いではないし、
ライバルはちょっとピンと来ない。
- 56 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時06分44秒
-
…親友か…
- 57 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時07分39秒
ひとみは一人の人物を思い浮かべてみた。
後藤真希。
ごっちんには何でも言えるし、じゃれあえるし気楽だしね。
でも、梨華ちゃんにはつい言葉選んじゃうし、
人前でじゃれるのはちょっと照れるし。
気楽とは少し違う感じ。
- 58 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時08分52秒
-
……あぁ、違う……
……親友じゃないんだ……
……少なくともあたしはそれを望んでいない……
- 59 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時09分52秒
違うのは、ごっちんと一緒にいると安心感があって。
梨華ちゃんにも安心感はあるけれど、
それだけじゃなくて。
じゃあ、それは何だろう。
この感情はなんだろう。
梨華ちゃんはどう特別なんだろう。
ぐるぐると考えてるうちに訳が判らなくなっていた。
- 60 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時10分50秒
「ひとみちゃん、どうしたの?何で泣いてるの?」
梨華ちゃんの声がした。
梨華ちゃんを見てもぼやけて良く見えない。
いつのまにか、涙が出ていた。
「えっ?何でもないよ」
「うそ。何か辛いコトでもあったの?」
- 61 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時11分54秒
-
辛いコトと聞いて、あたしはハッとした。
梨華ちゃんのこと考えると苦しいんだ。
梨華ちゃんのココロが判らないから。
なぜか。
ココロが判らないと不安になるから。
あたしにとって梨華ちゃんは、そういうヒトなんだ。
- 62 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時13分24秒
-
気になっているんだ。
いろいろ、梨華ちゃんのコト知りたいんだ。
そっか、そうだったのか。
あたし
- 63 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時14分00秒
-
……梨華ちゃんのコト、好きなんだ……
- 64 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時15分05秒
-
嫌われたくないから言葉を選ぶんだ。
好きなヒトだから、じゃれていると照れちゃうんだ。
そうと判れば、前向きに考えよう。
絶対に気持ちは伝えなきゃ。
どれくらい時間が経っただろう。
あたしは、梨華ちゃんに話そうと決めた。
- 65 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時16分19秒
-
「あのね、梨華ちゃん……」
「あたしね、梨華ちゃんのコト好きになっちゃったみたい」
「えっ」
- 66 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時17分24秒
梨華ちゃんが驚いて聞き直す。
そりゃ、びっくりするよね。
でも、あたしは構わずに続ける。
「今ね、あたしにとって梨華ちゃんてどういうヒトなんだろって考えてたの」
「……」
「それでね、いつも気がつくと梨華ちゃんのコト考えててさ」
「……」
「梨華ちゃんのコトいっぱい知りたくて」
「……」
「でも、梨華ちゃんはあたしのコトどう思っているんだろうって」
「……」
「何かね、今、梨華ちゃんに伝えないと後悔しそうな気がして告白したんだ」
「……」
しばらくの沈黙のあと、梨華ちゃんが口を開いた。
- 67 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時18分11秒
「あのね、聞いてくれる?」
あたしは黙って頷く。
「遅いよ、ひとみちゃん」
「へっ?」
今度は、あたしが驚いた。
- 68 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時19分23秒
「あたし、お寺の合宿の頃から好きだったよ。多分一目惚れ」
「……」
「でも女の子同士だし、きっと気持ち悪がられると思って告白できなかった」
「……」
「諦めようと何度も思ったけどダメだった」
「……」
「だけど、あたしの中でどんどんひとみちゃんの存在が大きくなっていったの」
「……」
「今ね、こう思うの。あたしホントにひとみちゃんのコト好きで良かったって」
「……」
- 69 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時20分17秒
あたしは泣いた。
そんな風に言ってもらって、嬉しかった。
そして、あたしも…
- 70 名前:Virginity 投稿日:2002年04月08日(月)21時20分54秒
-
梨華ちゃん、あたしも梨華ちゃんのコト好きで良かったよ。
「ずっと一緒だからね、梨華ちゃん」
- 71 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時24分13秒
■■■■■■LITTLE DARLING■■■■■■
お互いの気持ちを確認した後、
わたし達は一緒に住むようになった。
同性愛者というコトをひた隠しにして
ビクビクして生きていたわたしだけど、
ひとみちゃんは快く受け入れてくれた。
- 72 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時25分40秒
ひとみちゃんは同性愛者ではない。
わたしに出会わなければ、
彼を作って真っ当に生きられただろう。
そう思うと、
わたしはひとみちゃんに謝らなくちゃいけない。
「ひとみちゃん、ゴメンね」
いきなり謝られたんで、びっくりしているひとみちゃん。
- 73 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時26分57秒
「何?どうしたのさ、いきなり」
「わたしが、ひとみちゃんを巻き込んじゃって」
「……」
「ひとみちゃん男のヒト、ダメなわけじゃないのに」
「……」
「ひとみちゃんの人生を狂わせちゃったんじゃないかって」
「……」
「だから、ゴメンナサイ」
うーんと唸った後、ひとみちゃんは口を開いた。
- 74 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時27分50秒
「梨華ちゃん、考え過ぎだよ」
「……」
「確かにね、あたし男のヒトに恋したコトもあるよ」
「……」
「だけどね、梨華ちゃんなんだよ」
「……」
「それは、男だからとか女同士だからとか…」
「……」
「そんなコトふっ飛ばしちゃうぐらいスキなんだよ」
「……」
ひとみちゃんは喋る。
- 75 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時29分46秒
「今ね、なんでココにいると思う?」
「……」
「誰よりも梨華ちゃんの傍にいたいからだよ」
「……」
- 76 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時30分29秒
何でこのヒトは平気でこんなコト言えるのだ。
わたしはというと、顔が熱い。
たぶん耳まで真っ赤になっているのだろう。
だけど、ひとみちゃんはクールな顔で。
- 77 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時32分19秒
「だからね、梨華ちゃんは責任感じるコト無いんだよ」
あやすように言うひとみちゃん。
「あたしにとってはね…」
一息つく。
そして、
- 78 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時33分25秒
-
「男のヒトが幾らタバになっても梨華ちゃんには敵わないの」
- 79 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時34分45秒
-
わたし、こんなに幸せでいいのだろうか。
「それにもう、梨華ちゃんから離れられない」
わたしもひとみちゃんじゃなきゃ、もうダメ。
「あたし、これだけは自信あるよ」
「何?」
ひとみちゃんはわたしをまっすぐ見て、こう言ってくれた。
- 80 名前:LITTLE DARLING 投稿日:2002年04月08日(月)21時35分50秒
-
「いつでも梨華ちゃんが一番スキなコト」
- 81 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月08日(月)22時03分05秒
一気に更新しました。
エロシーンは苦手なので、略(ニガワラ
これから勉強してきます。
>>50 名無し読者さま
レスありがとうございます。
>告白を受けて吉澤の内心や、いかに?
吉澤さん、随分と石川さんに惚れ込んじゃったみたいです。
この話、痛いのか甘いのか作者にもサパーリ分からなくなってきました(オイ
誰か教えて下さい。
感想やアドバイスその他もろもろ大募集してますので、
よろしくおねがいします。
更新は明晩の予定です。
- 82 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月08日(月)22時52分09秒
- 今後の二人が どうなるのかドキドキ‥‥。何故か胸騒ぎが。
- 83 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月09日(火)02時01分04秒
- やや甘め?かな(w
2人の同棲生活もっと読みたいな
- 84 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月09日(火)03時31分05秒
- 今日一気に読みました。おもしろいです!
なんか二人ともいい子キャラって感じがする。
全ては作者さんにお任せですが、個人的には甘いの読みたいです。
ところでこの小説の題名の意味はなんなんだろう…?
- 85 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時25分59秒
□□□□□□White Sunday□□□□□□
あたしは寒いのが苦手だ。
今朝もあまりの寒さで目が覚めた。
- 86 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時27分07秒
毎年寒い時期は忙しい。
秋のツアー、冬のツアー。
その間には年末年始のテレビ出演。
オシゴトだらけで休むヒマがない。
前は冬がダイキライだった。
でも、今は違う。
毎日、あなたと一緒だから。
- 87 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時28分51秒
ツアーで地方に行く時は、あたしはあなたと一緒の部屋。
毎日がホテル住まいだったらいいのになんて思ってしまう。
でも、もっと嬉しいコトがあって。
それは、地方に行かなくても毎晩あなたと一緒に過ごせるってコト。
- 88 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時30分07秒
あたしが寒いって言うと、ちょっとだけお姉さんなあなたは
あたしの手を握ってくれたり抱きしめたりして暖めてくれる。
だから、あたしはいつもカラダもココロもポカポカ。
今日は雪が降っている。
こんな日は、一緒にあったかい飲み物でも飲んで暖まろうね。
それで、いつもみたく抱きあって一緒に寝ようよ。
- 89 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時31分02秒
一人だと寒くて寂しい冬だけど、
でも、
あなたと一緒だと暖かくて嬉しくて。
- 90 名前:White Sunday 投稿日:2002年04月09日(火)21時32分27秒
梨華ちゃんのお陰でヨシザワは、冬がダイスキになりました。
- 91 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月09日(火)22時26分41秒
ちょこっとだけ更新しました。
今回はこれだけで終わりです。
ショートショートショートぐらいの短文になってしまいました。
そしてレスをしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
大変励みになってます。実はこの話は書きあがっており、あと3回で
終わる予定ですが、よろしければ最後まで付き合ってやって下さい。
>>82 名無し読者さま
>今後の二人が どうなるのかドキドキ‥‥。
今後の二人は…どうなるでしょうか。
>何故か胸騒ぎが。
これからもドキドキしてもらいます。
なんちゃって。
- 92 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月09日(火)22時36分12秒
- 一気に書きこめなかったので、分けさせてもらいました。
>>83 名無し読者さま
>2人の同棲生活もっと読みたいな
ちょうど今回はそんなシーンでした。
お気に召しましたでしょうか?
>>84 名無し読者さま
>おもしろいです!
自信になります
>なんか二人ともいい子キャラって感じがする。
この二人のイメージがそんな感じなんですよ、僕的に。
あくまでなんとなくですが。
>ところでこの小説の題名の意味はなんなんだろう…?
ネタ元にした歌のタイトルで、全て同じ人の歌です。
誰か知ってる人いるかなぁ。
それでは、また明晩。
- 93 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月09日(火)23時01分40秒
(;^▽^)<幸福過ぎて‥‥恐い。
- 94 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月10日(水)10時17分30秒
- >ネタ元にした歌のタイトルで、全て同じ人の歌です。
誰か知ってる人いるかなぁ。
レベッカですか??
- 95 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)20時59分34秒
■■■■■■TENSION LIVING WITH MUSCLE■■■■■
愛しい。
一生、そばにいたい。
こんなに、スキなのに。
こんなに、愛し合っているのに。
だけどこの国では結婚はできない。
わたし達のコトは認めてもらえない。
- 96 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時01分01秒
メンバーと中澤さんの前で、わたし達が付き合っていて一緒に住んでいる事を伝えた。
ほとんどの人達が祝福してくれた。
安倍さんと飯田さんに至っては二人暮しの秘訣を伝授してあげる、
なんて妙に張りきっちゃって。
ただ、一人だけ浮かない顔をした人がいた。
- 97 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時02分04秒
中澤さん。
社会人の経験がある常識人だけに、こういう関係が許せないのかな、
なんて思っていた。
そしたら、「今日の仕事終わったら、二人であたしんとこにきいや」と。
- 98 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時03分45秒
収録の仕事が終わり、電話で「今から伺います」と伝え、
わたしたちはタクシーで中澤さんの家に向かった。
中澤さんの家に上がり、3人で早速食事をする。
「夕飯の心配はせんでもええよ」というコトだったので、
用意されてあったパスタを頂く。
3人で食べるには多いかな、なんて思う量だったがキレイに平らげた。
- 99 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時05分39秒
中澤さんの洗い物が終わり、本題に入る。
口火を切ったのは中澤さん。
「まずは、おめでとうさん」
「あ、ありがとうございます」
「でもなぁ、実際きっついでそういうんは」
わたし達は中澤さんの言うことに耳を傾ける。
- 100 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時09分24秒
「あたしは、あんたらがどういう人間がよう分かってるつもりや」
「……」
「どれぐらい好き合っとるかいうのも、雰囲気とかでわかっとった」
「……」
「せやけどな、世間の人はそう見ぃへんで」
「……」
- 101 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時10分23秒
「偏見の目いうんは、自分らが思っとるよりもきっついで」
「……」
「あいつらは変や、おかしい、汚い。そんな目で見てくるで」
「……」
「もちろん、世間的に公表でけへんし」
「……」
「イメージダウンて捉える人の数は少なないで」
「……」
「邪魔するやつら変なコト考えとるやつら、ホンマ多いで」
「……」
- 102 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時11分14秒
- 「傷つく事、多いで……」
「……」
「今の日本の制度やと、社会的にも保障とか厳しなるし」
「……」
「はっきりいうわ、茨の道やで……」
一言一言があたし達の胸に突き刺さる。
- 103 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時12分44秒
中澤さんは、わたし達が進もうとしている道の現実を知っていて。
それがどれくらい辛いコトなのか、傷つく事なのか。
それを知らせてくれる為に、わざわざココに呼んでくれたんだ。
「それだけや、あたしが言いたかったんは」
- 104 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時14分08秒
脱退しても、いつも近くで見ていてくれて。
こんなにも気にかけてもらって……。
泣きたくなるほど嬉しかった。
「中澤さん」
ひとみちゃんが話し掛ける。
「何や?」
「……」
「あたし達散々迷いました、話し合いました、考えました」
「……」
- 105 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時15分13秒
「でも、お互いに他の人は考えられないんです」
「……」
「あたしは梨華ちゃんがとても大切だし、守りたいと思います」
「……」
「今はまだ日本じゃ認めてもらえないでしょう」
「……」
「だけど、いつか認めてもらえる日が来ると信じたいです」
「……」
「それまで、二人で頑張っていきたいと思います」
- 106 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時16分15秒
「そうか。ほな、がんばりぃ」
中澤さんは独特の柔らかい笑顔でこう言ってくれた。
中澤さんのその一言がとても暖かく感じた夜だった。
- 107 名前:TENSION LIVING WITH MUSCLE 投稿日:2002年04月10日(水)21時17分53秒
どんな障害も、二人で乗り越えよう。
ひとみちゃんがいるからわたしは頑張れるんです。
- 108 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月10日(水)21時51分15秒
本日も元気に更新完了。
この話も残り2話となりました。
そしてこれが終わったら何もありません。
スレサイズも余りそうだし、どうしましょ。
そして、こんな行き当たりばったりな作者にレスを
下さってありがとうございます。毎度ありっ!
>>93 名無し読者さま
>(;^▽^)<幸福過ぎて‥‥恐い。
川‘〜‘)|| <石川、ネガテブになってるゾ。
ポジテブ、ポジテブに。
>>94 名無し読者さま
>レベッカですか??
ビンゴです。
書いてる僕と分かった94さんは年がバレちゃったかも(w
それでは、また明晩更新します。
- 109 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月11日(木)07時01分16秒
- 残りも頑張って下さいな
- 110 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時22分21秒
■□■□■□One more kiss□■□■□■
ついに、ここまで来た。
やれるだけの事はした。
最善を尽くし、手は打った。
そうやって、今、ここにいる。
- 111 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時23分39秒
「梨華ちゃん、最高にかわいいなぁ」
ひとみは純白のウェディングドレスに身を包んだ梨華を見つめていた。
半年前、二人は写真週刊誌に撮られた。
梨華の部屋の前でキスをしている二人の写真と
抱きしめあってる写真、手をつないで街を歩いている写真が
そこには載っていた。
- 112 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時24分55秒
「吉澤さん、この写真に写っているのはあなたと石川さんですか?」
「はい、間違いありません」
「石川さんにお尋ねします。お二人の関係は、どういった関係ですか?」
「わたしたちは恋人同志でした」
「過去形ということは、どういう事ですか」
「昨日結納を交わしました」
- 113 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時25分55秒
日本を変えたと言われた二人の会見。
成人したばかりだった二人。
辛い出来事も、今となってはいい思い出。
両親、兄弟姉妹、そして娘。のメンバーの皆。
打ち明けた数だけ、説得した。
理解者は最初、決して多くはなかった。
- 114 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時27分21秒
全盛期ほどではないにしろ、多忙な娘。としての毎日。
そんな中、梨華の実家に日参し許しを乞う毎日だったひとみ。
メンバーにも勇気付けられたし、まだ幼いと思っていた弟達も
真っ先に理解して協力してくれた。
世間の目も冷たかった。今までファンだった人間からの罵声、
誹謗・中傷。好奇な目で見てくる人々。
その度に二人は傷つき、しかし二人の絆はより強固になった。
それも、もうすぐ報われようとしている。
- 115 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時29分30秒
式は滞りなく進み、神父の前での神への誓い。
「誓います」
自分に続き梨華も同じ台詞で神に誓った。
そして、二人が夢にまで見た誓いのキス。
お互いの瞳を見つめあい、くちづけた。
今までで、一番優しいキス。
- 116 名前:One 投稿日:2002年04月11日(木)22時30分28秒
「すべてはこの為に、あたしは生まれてきたんだ」
- 117 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時31分48秒
二つの思いとくちびるは、ぴたりと重なった。
全ての出席者に祝福され、二人の結婚式は幕を閉じた。
- 118 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時33分07秒
ブーケを中澤さんがキャッチし人がいなくなった後、教会には二人きり。
誰もいなくなった会場で梨華がひとみに囁いた。
「ね、ひとみちゃん。もう一度、あのキスしてよ」
あたしの答えは、もちろん決まっている。
- 119 名前:One more kiss 投稿日:2002年04月11日(木)22時35分21秒
そして、時は、止まった。
- 120 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時37分22秒
■□■□■□76th Stars□■□■□■
今日は星がキレイに見える。
こんな日は、お願い事ををすると叶うって
誰かが言ってたっけ。
- 121 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時38分35秒
-
わたし達が式を挙げてからもうすぐ一年が
経とうとしている。
「どうせなら一度パリジェンヌになってみたい」
というひとみちゃんの希望で、日本を出て今はパリで
二人で暮らしている。
お金や仕事は娘。時代に比べたら苦労している。
だけどシアワセ。
- 122 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時39分30秒
-
周りのヒトたちも普通に接してくれてるし、
背伸びしないでノビノビ生きられるし。
あたしは男のヒトが苦手だったけど、こっちで
男のヒトのいい友達ができたし。
ひとみちゃんも
「フツーのカッコで、梨華ちゃんと街中でいちゃつけるし」なんて…
もう、ひとみちゃんたら…。
- 123 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時40分01秒
-
バカッ…。
- 124 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時41分01秒
二人それぞれだけど、ここでの生活が気に入ってる。
そんな今日この頃。
ひとみちゃんが突然聞いてきた。
「ね、梨華ちゃんハレー彗星って知ってる?」
「知らないよぉ」
だって、あたし興味ないもん。
「あのね、76年に一度地球に近付くんだって」
「それでね、前に来たのが1986年なんだってさ」
「えっ、それって…」
- 125 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時43分19秒
「そっ、あたし達が生まれた次の年」
「どんな星なんだろ」
「見てみたいだろうって思って、図書館で写真コピーしてきたの。見る?」
「えっ、うーん……やっぱいいや」
「どうしたの」
「楽しみはとっておきたいもん。ひとみちゃんと一緒に実物見たいもん」
「でもその時ウチら77歳だよ、見れるかなぁ。老眼とかで見れなかったりして」
「大丈夫だよ、ひとみちゃん」
「なんで?」
「だって、わたしがいるじゃない」
「そっか、そだね」
「でしょ」
「うん」
- 126 名前:76th Stars 投稿日:2002年04月11日(木)22時44分48秒
-
「梨華ちゃん、一緒にハレー彗星見ようね」
「ひとみちゃんと一緒ならいつでも見てあげるよ」
(終)
- 127 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月11日(木)23時11分31秒
しうりお。
二人はケコーンしてしまいました。
そして、あとちょっとで吉澤さんのバースデー。
やっぱり明日は梨華ちゃんと二人っきりで(ry
>>109 名無し読者さま
レスありがとうございます。
無事に終わりました。
これにて、OLIVEは終わりです。
短い間でしたが、最後まで読んでくれた人・レスしてくれた人
どうもありがとうございました。
次回は…考えてないっす。
なので、カップリングのリクエストがあれば
書いて行こうかなとかる〜く考えています。
(初心者なのにいいのだろうか…)
それでは、また。
- 128 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月12日(金)00時46分03秒
お疲れ様です。
甘甘なわけでもなく、痛いわけでもない不思議な感じ‥。
二人だけの綺麗な世界が良かったです。
しかし、姐さんのブーケキャッチに何故か笑ってしまいました(w
さっそくで申し訳ないですが、
甘めの石高か高紺、リクエストしてもよろしいでしょうか?
お願いします。
- 129 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月12日(金)01時55分22秒
- お疲れさまっす(w
日本でも実際できるようになるといいですねぇ〜(w
自分も128さんと同じなんですが、石高(高石)か高紺お願いしたいっす!(w
- 130 名前:ゆう 投稿日:2002年04月12日(金)17時08分22秒
- いしごま
でお願いします。
- 131 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月12日(金)18時10分38秒
- 小川高橋!
は、どうでしょう?
- 132 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月12日(金)21時26分25秒
- か…かおりかなんぞどうでしょう?
- 133 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月12日(金)21時58分07秒
どうもです。
すごい反響にびっくりしています。
これまでにリクされている、いしたかorたかこん・いしごま・
おがたか・かおりかは受け付けました。
とりあえず、今回のリクエストはここまでで〆きります。
それが終わって空きがあったら、受付を再開しようと思います。
そういうやり方でやって行こうと思います。
で、今はプロットすら出来てないという状態なので少し時間を下さい。
なるべく早くに、リクを頂いた順にあげて行こうと思います。
>>128->>132さん。
リクありがとうございます。
そんな訳で、受け付けました。
- 134 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月12日(金)22時29分47秒
というわけで、感想ありがとうございます。
>>128 名無し読者さま
甘いのか痛いのかは自分も判断がつきかねます。←無責任
ブーケキャッチは笑ってやって下さい。
姐さんがブーケを投げる日は果たして(ry
全編通じてセリフらしきものがあったのは、たった3人でした(w
>>129 名無し読者さま
いしよしが日本で大っぴらに (#´▽`)´〜`0 )ゴロゴロ
できる日はくるのでしょうか?
また、これからもよろしくです。
- 135 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月20日(土)00時44分02秒
- 待ってます(w
- 136 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月22日(月)00時53分30秒
お待たせしました。
とりあえず、一編出来ましたのでこれからうぷします。
では、始めます。
- 137 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)00時56分29秒
今日も無事にお仕事が終わった。
そして、あさってから春のツアーが始まる。
明日の石川への移動に備えて、今日は珍しく早く上がれた。
「石川さーん」
そう言いながら、愛ちゃんがくりっとした目を
さらに大きくして、楽しそうに私に近寄る。
「どうしたの、高橋」
まだ、楽屋でみんながいるから下の名前では呼ばない。
「今日、お泊りしていいですか?」
「いいけど、羽田には高橋んちのが近いじゃん。遠くなっちゃうよ?」
「いいんです。石川さんと一緒にいられればそれだけでいいですから」
福井訛りが抜けきらないかわいい声で言われて、思わず顔がニヤケそうになる。
でもここは先輩のイジってやつで、なんとかこらえて。
- 138 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)00時57分45秒
「じゃ、一緒に帰ろっか」
私が言うと、愛ちゃんはとびきりの笑顔で
大きく頷いて
「ハイ!」
あのお、高橋さん?
それは、ハンソクでしょお。
でも、このかわいいハンソクエガオを間近で堪能できるのは
あたしだけの特権。ちょっとした優越感に浸る。
「それじゃ、お疲れ様でした」
二人であいさつをしたけれど、声が少し震えたのはナイショ。
- 139 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)00時59分38秒
二人で帰るのは久しぶりで。
このひとときをじっくり味わいたくて、駅までの道のりをゆっくり歩く。
「そういえば、卒業おめでとう。」
「ありがとうございます」
「迷ってたけど、高校は行くの?」
「お仕事が忙しいし、モーニング一本にします」
「そっか。じゃあ4月からは一緒にいられる時間、増えるね。」
「愛はうれしいです。梨華ちゃんともっといられると思うと。」
顔から火が出そうになる。
照れて黙りそうになるけど、悔しいから口を開く。
口から出た言葉は、前から考えていた事。
「じゃあさ、今日お花見でもしよっか」
「えっ」
「ウチの近くの公園で」
「いいんですか」
「いいよぉ、あんまり人来ないし」
- 140 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時01分18秒
電車に乗って一回乗り換えて自宅の最寄駅に着く。
一旦家に帰って荷物を置いてから出かける。
途中の行きつけのコンビニでお弁当とジュースを買って、
いざ、お花見へ。
目的の場所に着いた。
今日は少し寒いせいか私達の他には誰もいない。
入り口にある外灯が満開の桜を照らす。
桜の木の横にあるコンクリートのベンチに腰を下ろして、
ジュースでカンパイ。
- 141 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時03分04秒
しばらく桜と空を見上げていた。
愛ちゃんも見上げている。
外灯に照らし出されたその顔を横目で見る。
その横顔は可愛いというよりも綺麗で。
「キレイ」
私は思わず口に出した。
「ホント、キレイですよね」
愛ちゃんの事なんだけど、わかってるかな?
- 142 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時04分21秒
そうこうしてたら、おなかも空いたのでお弁当に手をつける。
私にある考えが閃いた。
私は、箸で卵焼きをつまむと声を掛けた。
「愛ちゃん?」
「何ですか」
そして、
「愛ちゃん、ハイ、アーン」
「アーン」
卵焼きを愛ちゃんの口に運ぶ。
幸せそうな顔をして卵焼きを食べる愛ちゃん。
- 143 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時07分00秒
開口一番
「おいちぃー」
- 144 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時08分36秒
ああ、もう。
なんで、この人はこんなに可愛いの?
誰か教えて下さいよ。
で、愛ちゃんのお箸は一口ハンバーグをつまんでいる。
そして、
「梨華ちゃん、ハイ、アーン」
「アーン」
シアワセー。
そして、私も
「おいちぃー」
- 145 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時12分02秒
………………………………
……………………………
…………………………
………………………
……………………
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
この後、私達は部屋に帰ってから深く愛し合いました。
全身が、桜色に染まるぐらいに。
(了)
- 146 名前:真夜中のお花見会 投稿日:2002年04月22日(月)01時30分07秒
とりあえず、リク第一弾の甘めのいしたかを書いてみました。
推敲はしてないので、誤字脱字等があったらゴメンナサイ。
>135さま
お待たせしました。
お時間頂いた割には、こんなのが出来あがってしまいました。
そして、ちょっと業務連絡です。
27日さいたまスーパーアリーナの夜公演のチケットが2枚
連番で余ってしまいました。
もし、希望される方がいらっしゃいましたら、メール欄
のアドレスまで御一報下さい。
ちなみに席は200レベル(2階席)です。
それでは、後3つ(もしかしたら4つ)ガンガリます。
- 147 名前:オばヲ 投稿日:2002年04月22日(月)07時42分36秒
- age忘れage
- 148 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月22日(月)18時18分30秒
- いしたかありがとうございました(w
十分満足っす(ww高橋が石川の名前を呼ぶのを想像しただけで(もあもあ)(w
残りのも楽しみにしてます
27日・・・行きたいのですが金がないです(泣
くそーーーー!!!(泣
- 149 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月22日(月)23時29分07秒
- いしたか ありがとうございます♪
最後のバカップルぶりに ニヤケてしまいました。
- 150 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月03日(金)11時21分07秒
- お待ちしてます(w
- 151 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月23日(木)20時52分11秒
- まってますよ〜
- 152 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時43分01秒
- カーテンの隙間から差し込んだ光で目が覚める。
アタシの隣りでスヤスヤ寝息を立てている彼女を起こさないようにそっと
ベッドの中から抜け出す。
ちょっと寒いと思ったら裸だった。
ああ、そっか。
昨夜は二人でアタシんちで一緒に過ごして。
久しぶりに二人っきりになれたから盛り上がっちゃって。
で、そんなこんなで……。
- 153 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時44分39秒
- 今日の仕事は午後から。
アタシたちには完全オフの日なんて滅多に無いから、
半休の日がオフみたいなもんで。
こんな生活を続けて今年の夏で4年目を迎える。
映画で使ったオレンジのジャージに袖を通して、顔を洗う。
アタシは梅雨入り前のこの季節が好きだ。
午前の柔らかい日差しの中、ベランダに出て昔みたく屋根に昇る。
小さい頃よく屋根に昇ったの見つかってお父さんに叱られたっけ。
- 154 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時45分32秒
もう増える事の無い、お父さんの思い出。
- 155 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時48分39秒
- お父さんが死んでから、あまり“シアワセ”を感じられなくなった。
それはモーニングに入った時もオリコン1位を取った時も、ソロデビューした時も一緒で。
むしろ次を考えた時に少しプレッシャーになって、愛しの誰かさんみたいに
ちょっとネガティブになったりもした。今はそんな事もないけれど。
昔は、それこそお父さんがいた頃は“青い鳥”を捕まえれば
アタシも幸せになれるんだと無邪気に思っていたけれど。
そんなココロはどっかに置いてきた。
- 156 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時50分00秒
- 仰向けになって空を見る。
少し昔を思い出して、青い鳥を探してみる。
雀と烏ばっかで茶色や黒でいっぱいで青いのはいない。
雲は“今日も平和だぞ〜”っていいたげに、ゆっくりと流れていく。
そうしていると口の周りが少し濡れているのに気づく。
知らないうちによだれが出ていた。
屋根に昇ってよだれをたらす16歳アイドル。
なんとなく、アタシっぽい。
「真〜希ちゃ〜ん」
特徴あるアニメ声がアタシを呼んでいる。
多分梨華ちゃんの事だから、部屋中を歩き回っているんだろうな。
それも服を着ないで。
ちょっとしたイタズラ心が芽生える。
- 157 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時51分16秒
- 「梨華ちゃーん、こっちだよー」
「えっ、どこぉ?」
「こっちこっち」
ちらっとのぞくと、梨華ちゃんは思った通りのカッコウでうろついていた。
「そーそー、こっちだよぉ」
「えっ、窓だよ」
- 158 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時52分21秒
- ガラッと開けたその時上から顔を出す。
「ばあっ」
「キャー」
- 159 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時54分13秒
- 梨華ちゃんはキャーキャー言いながら部屋中をかけ回っている。
そんなに驚かなくてもいいじゃん。
ほっとくと裸で外に出そうだったから、部屋に入って梨華ちゃんを捕まえる。
梨華ちゃんと二人、ベッドの縁に腰掛ける。
潤んだ目でアタシを見つめる。
しかも一糸纏わぬ姿で。
- 160 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時55分16秒
- 「キャー」
「今度はどうしたの?」
「み、見ないでよぉ」
あぁ、やっと自分の体の異変に気づいたのね。
そういいながら慌てて両手で胸を隠す。
遅すぎだよぉ、梨華ちゃーん。
襲ってもいいけど、ここは紳士的(?)に梨華ちゃんの着替えを持ってきてあげる。
アタシはすぐに梨華ちゃんを押し倒しちゃうどっかのオトコマエとは違うのだ。
- 161 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時56分39秒
- で、服を着て顔を洗って落ち着いた梨華ちゃんに言ってみた。
「あのさ、秘密の場所に行ってみない」
「秘密の場所?」
「うん、すぐそこなんだけどね」
さっきみたくベランダに出て梨華ちゃんを後藤家の屋根の上に御招待。
二人して瓦の上に寝っ転がる。
雲が出てきて日差しはさっきよりも弱く、穏やかな風も吹いている。
- 162 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)00時58分51秒
- 「こーやって、のんびりしてたの」
「へぇ、わたし屋根の上ってはじめて」
「気分はどう?」
「すっごい、いいよ。風が気持ちいいよ」
アタシもうとうとしそう。
だけど、お仕事の時間はだんだん近付いて来てゆっくりも出来ない。
二人ともシャワー浴びて髪洗わなきゃいけないし。
ミュージカルのお稽古だし、遅刻するといつにも増してカオリーダー怖いんだよね。
- 163 名前:青い鳥、つかまえた。 投稿日:2002年05月27日(月)01時03分57秒
- でも、こんなひとときを過ごせるのがシアワセなのかもしれない。
好きなヒトとのんびりとできる時間が、
好きなヒトの事で頭が一杯になるコトが、
アタシのシアワセ。
青い鳥はいなかったけどアタシにとっては梨華ちゃんが青い鳥で。
梨華ちゃんがいればアタシはそれでいい。
いつでも梨華ちゃんを見て、梨華ちゃんのことだけを考えていられる。
そんな日が続きますように。
いつまでも一緒にいてね、梨華ちゃん。
(了)
- 164 名前:オばヲ 投稿日:2002年05月27日(月)02時11分11秒
- まずは、ごめんなさーい。
一ヶ月もほったらかしにしちゃいまして、すみませんでした。
理由は…思い浮かばなかったんです。
これからはブランクが長くなりそうな時は途中でお知らせします。
特にいしごまをリクされました130のゆうさんにはお詫び申し上げます。
- 165 名前:オばヲ 投稿日:2002年05月27日(月)02時13分30秒
- では、レスのお返しです。
>>148名無し読者さん
満足されて良かったです。高橋さんの進路は適当なので違ってても
当局は一切感知しないからそのつもりで(w
メール欄読みました。オッケーです、お待ちしております。
>>149名無し読者さん
僕の中で石川さんはバカップルとかおっちょこちょいとかが絵になる(w
ので、こんな風にしちゃいました。
>>150名無し読者さん
>>151名無しさん
お待たせしました。こんな駄文しか書けない作者を笑ってやって下さい(w
次回はおがたかの予定です。近いうちにうぷ……できるようにガンガリます。
- 166 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月28日(火)23時02分02秒
- お待ちしておりましたー(w
いしごまもいいもんですねぇ♪(w
次回はおがたかだそうで。お待ちしております
メル欄の返答了解しました(w
- 167 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月19日(水)14時26分33秒
- いしごまよかったっす!
おがたかお待ちしております
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