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dance in the music
- 1 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月03日(金)21時32分37秒
- はじめて投稿します。
歌をイメージさせる短編をいくつか書きたいと思っています。
娘。の歌じゃありませんけど・・・。
下手くそな文章ですが、許して下さい。
よろしくお願いします♪
- 2 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時34分52秒
今日は久しぶりのoffだ。
目を覚ました時、カーテンの隙間から洩れる光が眩しかった。いいお天気だ。
せっかくだし、買い物にでも行ってこようかなあ。
起き上がってまずケータイのメールをチェック。
『新着メールは0件です』。
半分開いた口から溜め息が洩れた。
- 3 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時35分24秒
起きたのが遅かったから、朝昼兼用のごはんを適当に食べた。
メンバーの誰かを誘おうかと思ったけど、結局一人で行くことにする。
たまには、会えない人に会いたいよね。みんな。
- 4 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時36分55秒
電車に乗って渋谷に向かう。
窓越しに見える空に、どんよりとした雲が迫ってきた。
ああまずいなーと考えているうちに、しとしとした雨が降りてきた。
ちぇっ 晴れてたのになあ・・・
春の天気は変わりやすいとかいうけれど、なんてタイミングの悪い雨なんだろう・・・。
気持ちが空模様と比例して、私のやる気はすっかり萎えてしまった。
その時、空がぴかっと光って、うなるみたいな雷鳴が鳴り響いた。
ごおーん ごろごろごろ・・・
『らいおんに似てる・・・』
私は一年前のことを思い出した。
- 5 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時37分56秒
***********
- 6 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時39分28秒
- 私達は動物園に来ていた。
その日は久し振りのoffで、前日に約束して二人でやってきた。
よく晴れていて、どこかの幼稚園の団体や、一般客でいっぱいだった。
ばれないように冷や冷やしながら、でもはしゃぎながらいろんな動物を見ていった。
檻の中の動物達はみな気だるそうにしていて、歩き回ったり、寝ていたり、何かを食べたりしていた。
そうこうしているうちに雲行きがあやしくなってきて、ぽつぽつと雨が降り出した。
傘なんか持ってなかったし、とりあえず近くの軒下に入った。
しとしとした雨になり、やむ気配がない。
私達はその雨を眺めながら、どうしようか相談していた。
- 7 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時40分05秒
急に、空がぴかっと光って、雷鳴があたりに響いた。
ごおーん ごろごろごろ・・・
そして、すぐ後に近くにあった檻の中のらいおんが吠えた。
ごおーん ごおごおごお・・・
彼らは、よく似ていた。
そのことで二人で少し笑った。
でも、頑張ったらいおんの甲斐もなく早めに帰ろうってことになってしまった。
もう、あんまり会えなくなっちゃうのに・・・
私はこの雨を少し恨んだ。
- 8 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時40分54秒
***********
- 9 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時41分57秒
外は、あの時と同じような雨。
この雷鳴も。
あの時は、悔しかったなあ。
- 10 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時42分38秒
私はもう一度ケータイを開いてみた。
彼女からの連絡は、ない。
かれこれ三ヶ月くらいないな・・・
ケータイは私に何も教えてくれない。
また、雨は電車の窓を濡らし続けるだけ。
私は今日2回目の溜め息をつく。
- 11 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時43分45秒
私は、電車を乗り換え、途中で傘を買い、あの日の動物園に来ていた。なんとなく。
雨の日の動物園が開いているのか不安だったけど、動物園はちゃんと開いていた。
客は殆どいなくて、30代半ばくらいのおじさんがぼーっとカンガルーを眺めているのが見えたくらいだった。
変な人、と思ったけど、きっと私もそのクチだろうと思い、苦笑した。
順路に沿って雨の日の動物達を眺め歩く。
閑散とした動物園は、私を不思議な気持ちにさせた。
こういうのも悪くないかもしれない。
- 12 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時44分53秒
らいおん小屋の前に立つ。
2匹のらいおんはしばらくこっちを凝視し、やがて興味を無くしたように昼寝の続きを始めた。
らいおんを見ながら、あの日のことをもう一度思い出す・・・
私は傘をはずし、空を仰いだ。
あの時は、よくもやってくれたな。
雨が目に入って痛かったけど、精いっぱい雨を睨んだ。
そしたら、遠くの空が光って、例のらいおんがうなるみたいな雷鳴が響いた。
ごおーん ごろごろごろ・・・
- 13 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時45分27秒
「後藤。」
本物のらいおんがうなる代わりに、名前を呼ばれて驚き、振り返った。
そこには、あの時と同じ、彼女の姿。
「後藤も、あの時のこと、思い出したんだ?」
驚きのあまり声も出ない私に、雨と彼女の声がそそがれる。
――ああ、あれは、この時の為の雨だったのか。
あは。私達、ずっとだまされてたんだ。
降りかかる雨が心地よくって、
それ以上に嬉しくって、私は笑って言う。
「市井ちゃん、去年の続き、見ようよ。」
- 14 名前:嘘つき雨 投稿日:2002年05月03日(金)21時45分59秒
fin
- 15 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月03日(金)21時50分45秒
こんなかんじで。
ちなみに流れる歌はBonnie Pinkのit's gonna rain !です。
まんま・・・なんですけどね・・・
あといい忘れたんですが、レスはsageでお願いします。
筆者自身がsage失敗してるんですがね・・・(鬱
- 16 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月04日(土)00時38分48秒
- いちごまメインでいくのかな?
それだと嬉しい……っていうか、いちごまでバックに音楽あるのって
かなりハマる気がしますね。
- 17 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月04日(土)21時05分32秒
- >16
初レスもらってかなりうかれてます♪
いちごまメインにする気はないんですが、
どうしてもいちごまは多くなると思います。
書きやすいので・・・
とりあえず次は違うものを。
また王道ですけどね。
今日更新できたらします。
- 18 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時15分02秒
私と、よっすぃーはつきあっている。たぶん。
私が好きって言って
私が付き合って欲しいって言って
私が抱きついて・・・
よっすぃーは、ただ「いいよ」って言ってくれた。
その時は天にも昇る気持ちで・・・
でもそれは、二週間前のお話。
今。いまは、いままでは・・・
それらしいことは、何も、していない。
いつも通りの日々。
仕事して、合間に少し話して(もちろん他のメンバーもいる)
仕事が終ったらごはん食べに行って(他のメンバーがいる時もある)
そのまま、帰ってしまう。
特別に、二人で過ごすことはなかった。
また、よっすぃーからの特別な接触もなかった。
迷惑なのかもしれない(女の子同士だし)。
同情なのかもしれない(同期のメンバーだし)。
そんな思いが渦巻いて私はとても不安定になる。
そして私は落ち込んでゆく・・・
- 19 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時15分35秒
*
- 20 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時16分38秒
さらに二週間がたつ。
少しも変わらない日々。
私達は、忙しい。
一度だけ、offがあって、二人で遊びに出かけた。
水族館。
二人だけの時が欲しくて、私が誘った。
よっすぃーは特に拒んだ様子もなく「いいよ」と言った。
そして二人でいる時も、特に嫌がるそぶりはなかった。
いつも通りのよっすぃーだった。
けど・・・それじゃあいつも通り過ぎるじゃない?
私だけのあなたを見たいのに。
私だけのよっすぃーが欲しいのに。
今のあなたは、とても不確定。
私はまた、落ち込んでゆく・・・
- 21 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時17分08秒
**
- 22 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時17分44秒
私は夢を見る。
よっすぃーが優しく微笑む夢。
よっすぃーの弱さを見る夢。
よっすぃーが私を抱く夢。
ああ、全ては夢。夢に過ぎない・・・
そうして毎夜、枕をぬらしている。
- 23 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時18分19秒
***
- 24 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時18分53秒
さらに、二週間がたつ。
二週間が、繰り返し起こっている。
私が何をしても、何を言っても、よっすぃーは何も変わらない。
息苦しいよ。堪えられないよ。
でも何もしないのはもっと辛くて、私は一人よがりを続けている。
夢は、やはり幻にすぎないの?
私はまた、落ち込んでゆく・・・
- 25 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時19分23秒
****
- 26 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時20分43秒
最後の賭けのようなもの。
私は今までの思いを手紙にした。
よっすぃーの姿が見えないこと。
心が、わからないこと。
私の本気の気持ち。
最後に、よっすぃーの本当の気持ちを教えて欲しいと書いた。
帰り際に渡して、明日返事して欲しいと言って別れた。
こわい。
こわいけど、もう堪えられなかった。
私の探しているあなたは、どうしても見つからなかったの・・・
- 27 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時21分29秒
次の日は、すぐにやってきた。
よっすぃーはやっと、今まで見せなかった姿を私に提示した。
でも、それは私を絶望の淵へ追いやった。
それは、「よそよそしさ」だった。
手紙の返答は聞かなくてもわかってしまったけど、ちゃんと答えてくれた。
私は賭けに負けてしまった。
- 28 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時22分06秒
*****
- 29 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時22分48秒
その日、また夢を見た。
たった一度のデート、水族館。
その水槽で、私達は泳ぐ。
よっすぃーは私の理想を超え、私は私の想像を超えていた。
触れる体。
温かな唇。
受け入れられた私。
息苦しさなどなく、いつまでも泳いでいた。
そう、永遠に二人で・・・
- 30 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時23分26秒
それも、夢に過ぎなかった。
幻に過ぎなかった。
本当はとっくに、溺れていたのだろう。
あなたのプールの中で・・・
今までにない悲しみが私を襲う。
そして私は果てしない底に落ち込んでゆく・・・
- 31 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時24分15秒
******
- 32 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時25分32秒
今でも、あのよそよそしさは残る。
これが私の唯一手に入れた私だけのもの。
そのはずなのに、それは私をまた、息苦しくさせる。
愛さなければ良かった?
そうすれば、ただそばにいることはできるのに。
何も感じなければいいのに。
そうすれば、うまく呼吸ができるのに。
全ては後の祭。
- 33 名前:幻 投稿日:2002年05月05日(日)01時26分16秒
こんな風になって、私は感情を閉じ込めるようになった。
私は一人、色のない世界を見る。
消えてゆく。真っ白になって。
- 34 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月05日(日)01時28分41秒
- いしよしでした。
Bonnie pinkの「金魚」より。
おやすみなさい・・・
- 35 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月05日(日)01時30分00秒
- あ、おわりって言うの、忘れた・・・
- 36 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月05日(日)01時35分06秒
- せっかくなのでオチ隠し雑談。
筆者は、Bonnie pinkがものっすごい好きです。
とりあえずあと3本は用意してます。
次回の更新日は・・・未定。
いちごまやると思います。
ではほんとにおやすみなさい。
- 37 名前:二重奏 投稿日:2002年05月11日(土)16時33分05秒
「二重奏」
- 38 名前:thinking about you〜後藤 投稿日:2002年05月11日(土)16時35分41秒
『なんで、あたし一人なんだろう?』
『ソロやらないかって言われた・・・。不安だよ・・・』
『なんで辞めちゃうの?!いちーちゃんいなくなったら・・・無理だよ!また・・・一人だよお・・・』
そんなコト言って、いつもいちーちゃんを困らせていた自分が懐かしい。
今は娘。も13人に膨れ上がり、あたしはその中の一員として確かな位置にあると思う。
ソロも寂しく思うこともあるけど、順調にやっていけてると思う。
いちーちゃんがいなくなって、くずれ落ちそうだったけど、
プッチの圭ちゃんとよっすぃーを中心とするメンバーのささえがあって・・・たちなおってこれた。
あたしは、あたしの思う以上にうまくやってこれたよ?
それなりに自信もついたよ?
- 39 名前:thinking about you〜後藤 投稿日:2002年05月11日(土)16時36分42秒
でもね、時々・・・凍え死にそうなくらい、寂しい時があるの。
そういう時って、目が死んでるらしい。見る人は見てる。
そんで、たるんでる、やる気がないって怒られちゃうんだ。
やる気がないわけじゃないのに・・・
自分を甘やかしたくはないんだけどさ、誰か気付いてくれないかなあって思う。
ねぇ、いちーちゃんはどうなんだろう?
いちーちゃんには、私の言ってること、わかるかなあ?
- 40 名前:thinking about you〜市井 投稿日:2002年05月11日(土)16時38分37秒
『大丈夫だよ、一人じゃないよ、私達みんないるじゃんか』
『凄いじゃん!後藤ならやれるって!!大丈夫だよ!』
『ごめんね。・・・あたしがいなくなっても後藤にはみんながついてるし、後藤はそんなにやわにできてないよ。大丈夫だよ・・・』
そんな事言って、いつも後藤を慰めていた自分が懐かしい。
自分の想いを唄にしたくて娘。を辞めて約2年、あたしは一体何をしてきたんだろう?
北海道の空を眺めながら、そう考えた。
でたらめにひかれた飛行機雲が、ぐしゃぐしゃに絡まっていて、真っ青な空をわざわざ塗りつぶしている。
それを見て、クリアだったあたしの頭ん中をも乱していく・・・
一人になって、凄くやわになってる自分がいるんだ。
あたしは何故一人になったんだろう?何がしたいんだろう?
- 41 名前:thinking about you〜市井 投稿日:2002年05月11日(土)16時40分54秒
作詞活動、頑張ってる。
歌もギターも練習してるし。
たいせーさんや、吉澤君という心強い支えもある。
デビューに向けて、順調にやっていると思う。
あたしの思う以上に辛かったけど、頑張ってるよ。
少しずつ自信もついてきたよ。
だけど、いまだに娘。から離れられていない自分がいる。
いち市井紗耶香として立たなきゃいけないのに。
同じ所をくるくるとまわってるような錯覚。
一人じゃないってわかってても、一人でいるような感覚・・・
まるで後藤じゃないかって、自分を煽ってみても止まらない。
そんな時は必ず、全身が凍りついたような寂しさに襲われる。
誰か、抱きしめて欲しい・・・
ねえ、後藤はいつもこうだったのかな?
そして今は、こんな事ってあるのかなあ?
- 42 名前:seeing to you〜後藤 投稿日:2002年05月11日(土)16時42分08秒
今日、MUSIXの収録があって、いちーちゃん達が来た。
心気一転といったかんじで染められた金色の髪は、いちーちゃんをより頼もしく見せてた。
いちーちゃんは、完全に一人立ちしていて、不安の影も見せない。
やっぱ凄いなあーって思った。
あたしは、いつまでも何かにすがりついてなきゃいけないから・・・
一瞬だけ、また凍りつきそうな感覚が襲ってくる。
やばい・・・
まだ弱虫な自分をいちーちゃんの目の前でさらしたくない・・・!
あたしはトークを集中して聞くことでぐっと堪えた。
- 43 名前:seeing to you〜後藤 投稿日:2002年05月11日(土)16時42分54秒
―――あれ?
今、いちーちゃんの目が暗かった気がする。
話が別の方に振られたほんの一瞬、ふっとかげりが見えた。
でも、次の瞬間には頼もしいいちーちゃんだった。
あたしは少し混乱した。
なんであんな顔、したんだろう?
別に嫌なフリはなかったよね?
娘。とのわだかまりもないと思うし。
ずっと見てたんだけど、みんな何の反応もないし、なんだが自信がもてなくなってきた。
気のせいだったのかもしれない。
とにかく本番中なのでそれ以上考えるのをやめた。
- 44 名前:seeing to you〜市井 投稿日:2002年05月11日(土)16時46分01秒
今日はMUSIXの収録だ。
久し振りに娘。全員と会う。
ここんとこ調子が良くて、考え過ぎてしまうことはなかった。
娘。に会うことでいろいろ考えちゃうかなあ、って思ってたけど、全然心配はいらなかった。
みんな元気で、真面目で。むしろ引き締まったよ。
おかげであたしは気持ちよくトークに精を出してた。
凄く順調だった。
- 45 名前:seeing to you〜市井 投稿日:2002年05月11日(土)16時47分06秒
でも、トークの途中でぱっと視界の隅に入った後藤の表情が、あたしを混乱させた。
よどんだ顔をしていた。何も映さない、曇った目。
凝視するわけにもいかないからすぐ目線を戻した。
一体どうしたんだろう?
まるで、私の頭の中のわだかまりのような・・・
頭ん中飛行機ぐも乱されてなにがシタイやわナアタシひとりハサビシイ
!!・・・
トークに集中するんだ。ダメだ、変なこと考えちゃ・・・
たいせーさんに話がふられて、みんながそっちに注目する。
その間にあたしはぐっとこらえて、さっきまでの自分を取り戻す。
・・・危なかった。
誰にも気付かれなかったかな?
たぶん、大丈夫だろう。ほんの一瞬だったし。
次に後藤が視界に入った時は、普通だった。
気のせいだったのかもしれない。
とにかく本番中なので、それ以上考えるのをやめた。
- 46 名前:〜 投稿日:2002年05月11日(土)16時49分41秒
〜〜〜
- 47 名前:singing for you〜ふたり 投稿日:2002年05月11日(土)16時50分20秒
収録後、スタジオ裏で私達は2人で話しました。
「ごとー、元気してた?」
「うん、いちーちゃんこそ、元気してる?」
他愛のない近況などを述べ合います。
本当に、彼女は元気そうに見えます。
でも、あの目のくもりは一体、何だったのでしょうか?
あれは、錯覚だったのでしょうか?
- 48 名前:singing for you〜ふたり 投稿日:2002年05月11日(土)16時51分08秒
私達の間に少し、沈黙がおとずれます。
その間、私達は無言で見つめ合います。
そして、私達は相手が冷えてゆくのを、お互いに感じ取ります。
凍えそうな相手を見つけるのです。
無意識に、まるで鏡のように同じ動きをして、私達は抱きしめ合います。
お互いを温め合います。
そして無言の泣き言を言い合うのです。
やがて私達は離れます。
その時はもう、笑顔になっています。
「「頑張ろうね」」
それだけ言って、私達は別れます。
それだけでもう、充分なのです。
- 49 名前:singing for you〜ふたり 投稿日:2002年05月11日(土)16時54分03秒
私達はまた、ここに帰ってくるかもしれません。
それは、お互いがお互いのことを想うからです。
私達は一人立ちしなければいけないけれど、
私達が一人じゃないと思えるなら、いいと思うのです。
出会うたび私達は温め合い、相手の明日の平和を願い合うのです。
そして、美しい音を、奏で合うのです。
〜fin〜
- 50 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月11日(土)17時05分03秒
- 「He」という歌の二重奏というイメージで書きました。
この歌自体は憂鬱な歌なんですけどそれを二人で歌っています。
こういうの、実際あったら素敵やん?って思ってます(w
次回は・・・ちょっと異色・・・かな?
カップリングじゃありません。
まあ、読んでる人いねぇだろうからいっか。
一週間以内には更新します。
ではさいなら。
- 51 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月15日(水)21時21分54秒
- 読んでますよ〜
いちごまよかったです。
何か想像しちゃいました、がんがってください
- 52 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月19日(日)19時09分34秒
- 読んでますよ。
頑張って下さいね。
- 53 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月20日(月)03時07分16秒
- 一週間以内、とか言ってて無理でした・・・ゴメンナサイ・・・
ここんとこ最高に忙しくてROMってる暇も無かったもんで。
で、今学校で徹夜中なのでその時に書き上げてアップしようと思ってたんですが、
どうやら風邪をひいたらしくふらふらなんです・・・ノドイタイ・・・
半分だけあげようかとも思いましたが、やっぱ書き上げてからにします。
>>51 名無し読者さん
やっぱいちごまはイイですよね。
妄想だけは得意なので頑張ります。
>>52 名無し読者さん
とりあえず今から朝まで頑張ってみます・・・
レス有難う御座います。感激ですね、やっぱ。
- 54 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月22日(水)12時54分26秒
- がんばれ!待ってるぞ!
- 55 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月25日(土)22時42分04秒
- ええっと、ついに完成しました。
先に謝っておこう。
>>54 名無し読者さん
レス有難う御座います。
お待たせしてすみませんでした。
待たせたくせに期待はずれかもしれません。
そうだったらほんとにごめんなさい。
あとYUKIの鉄ヲタ兼アンチ新垣の方いらっしゃったらほんとにごめんなさい。
- 56 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時42分45秒
「いつか天使になりたい」
- 57 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時43分27秒
夢を、追い続けてきました。
- 58 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時44分10秒
私に元気と、勇気と、夢をくれたモーニング娘。
こんなにも多くの人たちに、こんなにも素敵なものを与える人たち。
凄いと思いました。
とても感動しました。
感動は憧れに変わり、私もいつしかそうなりたいと思い続けてきました。
あの人たちと一緒に、人に夢を与えたい、感動を与えたい、と思うようになりました。
- 59 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時44分40秒
LOVEオーディション21。
これによって、私はその夢への第一歩を踏み出すことができました。
オーディションの間、辛いことはたくさんありました。
困難な試練。
緊張と不安との戦い。
多くの出会いと別れ、そして涙。
それらを全て乗り越えて、私はここに立つことができました。
これから、始まるんだ―――
その喜びと期待、そして共に戦い敗れていった多くの友人達の夢を一緒に抱いて、
私は「モーニング娘。新垣里沙」として歩み始めたのです。
- 60 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時45分24秒
〜〜〜
- 61 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時46分02秒
「新垣死ね」
コンサート会場に響いた声が、私に深々と突き刺さります。
- 62 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時47分12秒
私は憧れのモーニング娘。の一員となり、与える側の者となることを許されました。
そしてそうあろうとすべく、努力しました。
しかし、私の言うこと、なすことは世間を別の意味で揺るがしてゆきました。
『コネガキ』
『ラヴラヴ、だって。気持ち悪〜い』
『出しゃばってんじゃねぇぞ、ブサイクがぁ』
とても、辛かったです。
私には無理なのかもしれない。
私は邪魔なのかもしれない。
自分が自分の中でどんどん否定されていって、どんどん自信を失ってゆきました。
それでも今までやってこれたのは、誰かには伝わっているって信じてきたからです。
いつかは伝わっていくって、信じてきたからです。
- 63 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時48分08秒
「死ね」
その言葉は、私にとどめを刺しました。
目の前が真っ暗になって、何も見えなくなりました。
息もできなくなりました。
暗闇が私をとらえて、引きずり落としてゆくのです。
深く深く・・・
隣で誰かが私の背を軽くたたいてくれたおかげで、完全に飲み込まれる前に意識を取り戻しました。
でも依然として漂う闇は、私を今にも飲み込もうとしていました。
私は最後の理性を振り絞って必死にそれに抗い、崩れ落ちそうな体をやっとのことで支え、コンサートを終えました。
- 64 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時49分31秒
裏に引っ込んで、緊張の糸が途切れたとたん、私の理性は崩壊しました。
その場にへたりこみ、涙はとどまる所を知らず、呼吸の仕方を忘れ、嗚咽しながら泣きました。
驚いたメンバーの皆さんが集まってくるのがわかりました。
必死に慰めてくれているのがわかりました。
それでも私のからっぽで真っ暗な心には、何の痕跡も残しはしませんでした。
私の闇は深過ぎて、どんな光も通すことはありませんでした。
泣き続ける私を、誰にも、どうすることもできなかったのです。
- 65 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時50分05秒
そんな私に困り果てた事務所の皆さんは、ともかくも私を先に帰らせました。
帰る直前までずっと、メンバーの皆さんは私にいろいろと言って下さったのですが、私は何も覚えていません。
そんな余裕など、どこにもありませんでした。
お疲れ様でした、とさえ言うことができませんでした。
闇は私の心を完全に閉ざし、全ての感覚を奪っていったのです。
ただただ私は泣き、抱えられるように帰りました。
私は今までにない、大きな挫折を味わったのです。
- 66 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時51分12秒
気が付けば私は一人、部屋にいました。
思考が回復し、感覚が戻ってきました。
相変わらず絶望という名の暗闇は私を覆いつくしていましたが、涙は止まりました。
いえ、もう涙もでなくなっていました。
私はこの上なく陰鬱でした。
- 67 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時51分48秒
私は――
私は、与える側になりたかった。
私にしてもらったことを私が誰かにしてあげたいと思ってきました。
私はただ、私の夢を追い続けてきました。
意地もプライドも、この際私をとりまく人達も親でさえも関係なく。
がむしゃらに、ひたむきに。
それだけなのに。
それだけなのに――
- 68 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時52分34秒
全てが歪んで見えました。
ファンの皆さん。
スタッフの皆さん。
モーニング娘。の皆さん。
家族。
私の愛する人達、物、場所が全て。
それらが私を、それ以上に歪めていくのです。
- 69 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月25日(土)22時53分13秒
私の夢はずたずたに引き裂かれました。
小さな断片となって散ってゆきました。
そして、この上なく無となってゆきました。
- 70 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時54分04秒
もう、辞めよう。
私はぼんやりと考えました。
ただの普通の女の子になって、普通の人生を歩んで・・・
その道が一番確かなものに見えました。
いえ、その道しか見えませんでした。
私には荷が重すぎたことなんだ、身分不相応なんだ――
もう一度、という気持ちは少しも起こりませんでした。
- 71 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時54分40秒
私はもそもそと体を動かして携帯電話を探しました。
辞める事をつんくさんに伝える為です。
夜遅い電話が迷惑であることはわかっていましたが、今すぐ辞めたかったのです。
一刻も早くこの立場から立ち退きたい、闇の呪縛から逃れたい一心で電話を探していました。
変な体勢をしていたからか、体の節々が痛みました。
明日は辛いだろうなと一瞬思いましたが、そんな考えもすぐに闇に呑みこまれてゆきました。
私にとって「明日」という言葉自体、薄っぺらで無意味でした。
私の明日に、一体何があるというのでしょうか・・・
- 72 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時55分31秒
携帯電話をやっとのことで見付けて電源をONにすると、画面が明るく点灯しお気に入りの画面が現れました。
留守電マークが点滅し、未読メールもいくつかありました。
それらを全部無視して電話番号を探しました。
その間、だんだん自分が溶けてゆくような感覚がしました。
私は終わりへの階段を着実に上り、まさに出口の扉に立ち向かおうとしていました。
その時、けたたましい音が鳴り、私の動作を停止させました。
電話がかかってきたことに気付くのに少し時間がかかりました。
画面には「安倍なつみ」とありました。
- 73 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時56分43秒
安倍さん・・・
私は出るべきか迷いました。
もうメンバーの皆さんとは関わらないつもりでした。
惨めな自分をこれ以上さらしたくないと思っていました。
しかし、誰にも何も言わずに去ってゆくのも申し訳なく思いました。
また最後に尊敬する安倍さんと話したくもありました。
少し迷った末、結局私は電話に出ました。
これで何もかも終わりにすればいい。
メンバーの皆さんには安倍さんに伝えてもらおう。
もしできるならば、つんくさんやスタッフの皆さんにも・・・
「もしもし」
私は出口への扉に手をかけました。
- 74 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時57分43秒
『ふぁっ、もしもし!?新垣!?』
「はい、新垣です。」
『なっちだけど。やーっとつながったよぉ。もう10回くらいかけたんだけどさ、全然つながんなくって。ラストチャンス!だったんだ。つながって良かったあ』
「・・・はい、電源切ったままだったんで・・・。すみませんでした。」
『ん?別にいいよ。それよりも、もう大丈夫?今日、あんな事あって・・・凄く泣いてたし・・・』
「はい・・・大丈夫です。・・・もう関係ないですし・・・。」
『・・・そうだよ!!あんなこといちいち気にしてちゃあだめだもんね!なっちもよくあったけどさ、関係ないよね!あははは・・・』
違う・・・違うんですよ、安倍さん。
「違うんです・・・」
『・・・何が?』
「私・・・もう辞めま
『 ダメ!!! 』
辞めます、と言い終わらないうちに安倍さんは叫んでいました。
- 75 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時58分27秒
『絶対にダメ!!』
「・・・なんでですか?」
『何故もどうしても関係ないの、絶対ダメ。ダメだよ!』
「・・・そんなの無理です。私、もう娘。としてやっていく自信がないんです。夢も希望も勇気も・・・もう私には何も、ないんです・・・」
『新垣・・・』
「人に夢を与えようなんて、私には無理なことだったんです。思い知らされたんです。自分を騙してやっていくのも、もう限界です。だからもう・・・辞めます。」
『・・・・・・』
安倍さんは無言でした。
安倍さんも納得したのだと思いました。
私は少し安心して、全てを終わらせるがべく口を開きました。
「今までありがとうございました。メンバーの皆さんにもよろしくお伝え下さい。」
- 76 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)22時59分12秒
『新垣・・・、ダメって言ってるっしょ?』
すぐ後の安倍さんの口調は怒りを帯びているように聞こえました。
私はその怒り口調に少し驚き、同時にむっとしてきました。
なんでわかってくれないんだ!
「なんでダメなんですか!?」
早くこの苦しみから抜け出したいのに・・・
「もう辛いんです!」
もう考えたくないのに・・・
「嫌なんです!」
「私には荷が重過ぎるんです!」
「もう辞めたいんです!」
『・・・ダメダメダメ、ダメったら・・・ダメ、な、の・・・』
「! 安倍さん、なんで・・・」
泣いてるんですか?
- 77 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時00分02秒
安倍さんはすすり泣きながらダメ、ダメだよって言い続けていました。
私は凄く驚きました。
安倍さんの涙の意味が少しもわかりませんでした。
ただ、安倍さんが泣いている事実が私の心を沈ませました。
何故、今泣いているんですか・・・?
- 78 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時00分40秒
『・・・あたしは、もう誰も・・・失いたくない・・・』
涙声のまま安倍さんは言いました。
それに対し、私は何か言うことも考えることさえもできず、黙っていました。
安倍さんは続けました。
『あたし達は、今まで多くの仲間を失ってきたんだ・・・。明日香、彩っぺ、紗耶香、裕ちゃん・・・。その度にあたし達がどんなに落ち込んだかわかる・・・?』
『決してその前のようにはうまくいかなかった。絶対に失速しちゃうんだ。でもね、その度に新しい仲間が入ってきてね、新しい動力になってくれたんだ・・・』
『新垣は新しい翼なんだよ。それであたし達はやっと飛んでいけてるんだよ。それなのに、それを失うなんて・・・堪えられないよ・・・』
「そんな・・・私、そんないいものじゃありません。むしろ私なんかいない方がきっと皆さんも楽にやっていけますよ・・・」
そうだ。私はただの鉛。どんなに頑張ったって皆んなの負担でしかない。
どんなにもがいったって動けやしない。
「どんなに頑張ったって、何一つ与えられやしない・・・」
- 79 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時01分33秒
『 違うよ 』
- 80 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時02分10秒
つぶやくように、ささやくように、安倍さんは言いました。
凄く遠くにいるのに、凄く近くにいるような・・・
電話だから、とかそんなのじゃなくて・・・
直接、脳に、体に、心に語りかけるような・・・
『 違うよ 新垣 』
繰り返し安倍さんは言いました。
そっと、優しく、包み込むように。
私は目を閉じてその温かな感覚に痺れていました。
やがて私の中の雑念が一掃されて、ただ何もない空間となりました。
そしてその中で次のささやきを待っていました。
- 81 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時02分48秒
『 あたし達は ひとつなんだよ 』
『 ひとりが傷付けば みんなが痛いんだよ 』
『 ひとりが泣けば みんなが悲しいんだよ 』
『 ひとりがいなくなったら みんな飛べなくなっちゃうんだよ 』
『 でもね ひとりが笑えたら みんなが幸せになれるんだよ 』
『 新垣の笑顔は あたし達に力をくれるんだよ 』
- 82 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時03分36秒
安倍さんの声は私の中で具現化されてゆきました。
――安倍さんは見たこともないような美しい丘の上に立ち、私に向かって優しく、真剣に語りかけていました。
その姿は、まるで天使を思わせるものでした。
私は暗闇の中でひとり、その美しい響きを聞いていました――
私はそんな安倍さんの声の中に居ました。
- 83 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時04分56秒
『 新垣はきっと誰かに何かを与えてる 』
『 少なくともあたし達は新垣にもらってるもの 』
『 新垣は頑張り屋の素敵な子だよ 』
『 笑顔の似合う 明るい子だよ 』
『 夢を 与えられる子だよ 』
『 夢を かなえられる子だよ 』
『 そう言える勇気をあたし達があげる 』
『 だから 』
ダカラ――
- 84 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時05分32秒
『 あたし達に 笑顔を ちょうだい 』
『 あたし達に 明日を ちょうだい 』
- 85 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時06分35秒
安倍さんの―― 天使の呼びかけは、私の中に溶け込んでゆき、私の心をふるわせました。
私の闇に、新しい光を与えました。
その光はおぼろげながらも、新しい道を私に示しました。
「私は・・・いても、いいんでしょうか・・・?」
『 いなくちゃ だめなんだよ 』
私は新しい涙を落としました。
こぼれ落ちた涙は安倍さんの声といっしょに、温かく私を洗ってゆきました。
忘れようとしていた気持ちに、ゆっくりと温度を与えてゆきました。
元来の「私」を思い出してゆきました。
- 86 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時07分14秒
『 今日はもう 眠りなさい 』
『 明日のために 』
『 新しい新垣として 生まれ変わるために 』
『 おやすみなさい 』
- 87 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時07分51秒
安倍さんと天使の丘は去ってゆきました。
私に新しい道とそれに立ち向かう勇気を与えて。
私は様々な思いをめぐらせていました。
嬉しさ。
感謝の気持ち。
わびる気持ち。
そしてとまどいと不安。
まだ、一歩を踏み出すことをどこか恐れていました。
私は新しい道の出発点にただただ立ちつくしていました。
- 88 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時09分15秒
- そんな私を見透かしたように新着メールを知らせるベルが鳴りました。
メールはおもいのほかたくさんきていました。
学校の友人達の何気ないメール。
オーディションでの戦友達の応援メール。
同期メンバーが心配してくれたメール。
その一言一言に私は物凄く励まされました。
そして私を後押ししてゆくのです。
- 89 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時09分55秒
- 最後に一番新しいメールを開きました。
『もう寝たかな?みんなの声は聞いた?いい夢みろよ〜♪ (^o^) なっち』
私は留守電メッセージがあったことを思い出し、それを聞きました。
- 90 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時11分33秒
『カオリだよー。新垣大丈夫?あっこら』
『りさちゃんげんきだしてくらさい〜』
『加護が明日ちゅうしてあげるからあー』
『愛です。心配してます。』
『元気出して!里沙ちゃん!』
『・・・頑張りましょう?』
『キャハハハ・・・紺野なんで疑問形なんだよ!頑張りましょう!だろ?』
『フレー!フレー!に・い・が・き!』
『あははは、よしこ声でかすぎ!新垣、明日頑張ろうね。』
『そうだよ!元気だして!明日はハッピー♪だよ!がんば』
『石川長い。新垣、頑張ろうね。』
『やっとなっちだあ〜明日はきっと』
―――
――
- 91 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時12分20秒
そこでメッセージは終わっていました。
皆さんの声に私はまた新しい涙を流しました。
ここに居て良かった。
ここに居続けたい――
私は安倍さんにメールをうちました。
「今日は本当にありがとうございました。明日はきっと、の続きは自分で見つけます。」
送信ボタンを押すと同時に私は新しい道への第一歩を踏み出しました。
- 92 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時13分17秒
道は果てしなく、どこまでも遠く続いてゆきます。
弱い光だから先が見えなくて、不安で仕方がありません。
周りの声を聞きながら、弱い自分をかかえて歩くのはとても辛いことです。
でも私はきっと、歩いてゆけます。
一歩一歩、着実に進んで行けます。
あの美しい丘にたどりつくために。
見たこともない世界を見るために。
- 93 名前:いつか天使になりたい 投稿日:2002年05月25日(土)23時14分11秒
私はいつか安倍さんのようになりたい。
あの丘に降り立つ、天使のように。
そして誰かの為に笑顔でいたい。
明日の為に微笑み続けたい。
〜fin
プリズム by YUKI
筆者より愛をこめて。
- 94 名前:あとがき(いいわけ) 投稿日:2002年05月25日(土)23時14分55秒
まずはじめにことわっておきますが、
私は新垣ヲタではありませんし新垣のコネで動いた者でもありません(w)。
むしろ「許せる」レベルの思い入れです(でもちゃんと愛をこめて書きましたよ)。
じゃあ何故書いたか、といいますと
この歌聴いた時、新垣のための歌としか思えなかったのです。
・・・いや、ちょっとオーバー、一番しっくりくるというか。
確かに誰の為の歌でもあるんですよね。
なっちとかで書いてもよさそうな感じはしたんですが・・・あえて新垣のために書きました。
あ〜でもほんとにしんどかった〜
3週間新垣のことを考え続けるのが・・・
そりゃ途中で体調悪(ry
- 95 名前:のかもめ 投稿日:2002年05月25日(土)23時16分50秒
せーの、
あげちゃったよおおおおぉぉぉ(T T)
ショックで立ち直れん・・・
しばらく逝ってきます。
- 96 名前:言い忘れ 投稿日:2002年05月25日(土)23時18分36秒
- プリズム、良かったら聞いてみて下さい。
美しい歌です。
では、逝ってきます。
- 97 名前:ヤグヤグ 投稿日:2002年05月28日(火)23時57分06秒
- 私も新垣ヲタではありませんが、何か新垣が可哀想になってしまいました。
小説と現実を混同してはいけないのでしょうけど、ほんの少し新垣が好きになりました。
これからもいい作品をお願いします。
- 98 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時21分03秒
- 長いこと逝ってました…
あげちゃった鬱もありますが環境的に更新が無理でした。
新しいPCの接続にしっちゃかめっちゃかしてました。
学校では…オールしない限り書けない。
背後にアンチ娘がいる状態で書く勇気はありません(アンチじゃなくても無理か)。
>>97 ヤグヤグさん
レス有難う御座います(照)。
新垣が少しでも好きになってくれて良かったです。
これからも宜しくお願いします。
実はーも何もやけど、「いつか〜」はモロかぶりの有名作品ありますよね…
発見した時激しく鬱でした。それが逝っちゃってた理由の一つでもあり…
もおええかと開きなおりました。ええ。
コソーリとヒソーリとやって逝きます…じゃなくて行きます…
では更新。
- 99 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時24分44秒
- 〜ユウコネコ〜
遅い。CM抜きでももう始まってもうたやろな・・・。
矢口に誘われて久し振りに映画を見ようってことになって、今日のロードショーに行くことになった。約束の10時はとうにまわり、上映開始時間から30分たった。“いつものカフェ”でコーヒーを飲みながら矢口を待つこと1時間になる。
まあ、しゃーないわな。昨日はラジオもあったし、めちゃくちゃ忙しいからな、矢口は。毎日カツカツまで働いて、責任のいる仕事任されて、緊張しっぱなしやろし。こうしてうちと会う時くらいは緩んでいた方がいい。それに、たまには待つのもいいな・・・。いっつも待たしてばっかやしな。ハハ。
- 100 名前:Pinkyl oves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時26分41秒
しゃーない、しゃーない、、か。
不安をごまかす為の言葉。いつも捨てられるのが怖くて仕方がない。もう来なかったらどうしよう?うちなんかもうどうでも良くなってて遅れてるんやったらどうしよう・・・?
『ワタシガシンデモアイシテネ』
愛されてるって信じられる言葉。愛し続けていてもいいと思える言葉。その時はアホか、って一笑して、照れ隠しに何度もキスした。うちの不安を一瞬にしてかき消す記憶・・・。
大丈夫、うちは信じ続けれる。
いつまでも待ってるから。
- 101 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時28分27秒
- 〜ヤグチネコ〜
は、は、はあ、はあ、はあ、・・・・あ゛〜〜〜〜〜!もう無理!!ちょ、ちょっと歩こ・・・。あ、頭がクラクラする・・・。おなか、減ったな・・・そういや昨日、ごっつあんにアップルパイもらったっけ・・・ちょっと食べよ・・・・・・・・・・う〜おいしい・・・んだけど喉につまるぅ・・・!・・・・・ふう・・・疲れたぁ・・・。寝坊するヤグチが悪いんだけどさ・・・。昨日何時に寝たんだっけ?覚えてないや・・・
昨日何したっけ?えっとレギュラー2本取り。ラジオと、・・・ダンスの練習もあったな。・・・あれ?それって昨日だっけ?おとついだったかな?う〜〜〜もうわけわかんない・・・。忙し過ぎだよ、全く。今日も夕方から仕事だし。裕子と過ごす時間ないじゃん・・・。
- 102 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時29分59秒
げっ、もう11時?1時間も遅刻じゃん!最悪だぁ〜(泣)急がなくちゃ!さっき遅れるってメールしたけどまだ待っててくれてるかなあ?ヤグチでも一時間も待たされたことないよ・・・。怒ってるよねえ・・・帰ってたりしてないかなあ?・・・大丈夫だよね、裕子は優しいもんね。ずっと愛してくれるんだよね?
『キスハショクジノアトニシテ』
キスするときっていっつもコレを思い出すんだ。なんでそんなケチくさいこというのかわかんなかったけど・・・ヤグチは愛されてるって信じられる言葉。う〜ん、ハズカシ〜イ!!
よし、あと少し。着いたらまずキスしてあげよう。待たせたおわびに。
だから待っててね。もうすぐ行くから。
- 103 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時32分01秒
- **
- 104 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時33分55秒
『キスは食事の後にして』
『なんで?いいじゃんか〜』
『どうしても』
『ぶすぅ』
『・・・すねんといてや』
『知らない』
『じゃあ、食べるのやめるわ』
『?』
『なんか食べてるときキスすると矢口の味がわからんやん』
『・・・#』
- 105 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時36分40秒
ちゅっ
『・・・裕子・・・好き・・・』
『ふふ・・・栄養失調なったらヤグチのせいやで』
『もう、ちゃんと好きって言ってよ』
『・・・愛してるよ』
『ほんとに?』
『うん』
『ずっと?』
『永遠に愛してるよ』
ちゅっ ちゅっ
『あたしが死んでも愛してね?』
『・・・アホか』
ちゅっ ちゅっ ちゅっ ・・・・・・
- 106 名前:Pinky loves ・・・ 投稿日:2002年06月11日(火)16時37分41秒
おしまい♪
- 107 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時41分40秒
- JAMのPinky loves himでした。THE POWER SOURCEに入ってます。
タイトル考えるのがめんどくさくてそのまんま…
ではまた。
- 108 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時42分14秒
- 甘なっとう
- 109 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時42分50秒
- 甘のじゃく
- 110 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時44分10秒
- 甘チュア作品…
- 111 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月11日(火)16時45分12秒
- 次回は…わかんない。
- 112 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時27分39秒
ある晴れた午後。
アポなしで訪れたあたしを、市井ちゃんは真っ赤なボトムス姿で出迎えた。
「どうしたの、急に?」
「タカを、見せたげようと思って。」
タカさんからもらったミニチュアダックスフントをぶらりと前にかざすと、市井ちゃんは溜め息をついて言った。
「ったく、電話くらいしろよな。あと少しで出掛けるトコだったんだぞ。」
「あはは、ごめんごめん。少しだけ時間ちょうだいよ。」
「はあ〜・・・しょうがねえなあ・・・」
短い髪をかきあげながら、上がんなっていう合図。
「やった!市井ちゃん大好き!!そのパンツ凄く似合ってて格好良いよ!」
「はいはい、ありがと。」
- 113 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時28分27秒
家に入るとがらんとして人気がない。
「今日、家の人いないの?」
「うん、旅行中なんだ。」
何てことはないというカンジで市井ちゃんは言う。
市井ちゃんってそういう時程何かあること、あたしは知っているんだ。
「先、部屋行っててよ。電話するから。」
「はあい。」
左手の薬指に光るモノに気付かないフリをして、タカといっしょに市井ちゃんの部屋に行った。
- 114 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時29分06秒
部屋に入った時、ちょっとびっくりした。
だって、前来た時と全然違うんだもの。
市井ちゃんって、ゲームとかマンガ好きのヒキコモリみたいな子で、
部屋もそれらし〜い、暗〜いごみごみした部屋だったんだもん。
それが今目の前にあるのは、凄く爽やかで綺麗な部屋なんだよ?
部屋間違えたかと思っちゃった。
あたしの知ってる空間があまりにも少ないから。
一段と目に付く空と一体化したようなカーテン。
悔しいけど市井ちゃんに似合ってる。
- 115 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時29分47秒
「だから友達が・・・」
「・・・だよ、ほんとだって・・・」
「・・・少し後で・・・」
市井ちゃんは電話で口論中。ちょっと長引きそうな勢い。
あたしはその間にこの部屋にあたしの為の空間をつくった。
誰も気付かないくらいの小さな空間。
「・・・から違うってば・・・」
「・・・れはわかってるって・・・」
まだ続いてる。
でも少しも嫌そうなトーンじゃない。
あたしにはそれがわかるんだ。
「・・・いしてる・・・」
「あたしも愛してる。」
ちょっと悔しかったからタカに向かって言ってみた。
何の抵抗にもならないのはわかってるけど。
- 116 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時30分32秒
開け放たれた窓からぴゅっと風が吹きこんでくる。
空色のカーテンがふわりとなびいて、爽やかさと力強さを描き出す。
風は部屋をくるりとまわって全体を優しく包み込む。
今のいちーちゃんの部屋。これが本当のいちーちゃん?
この清々しい部屋の中では、あたしはただの異物?
そう思うとあたしは目の前にいる犬にさえ負けている気がしてくる。
犬の方がよっぽど溶け込めているんじゃないか・・・
ん〜やめやめ。
そんなこと考えたってあたしは変わらないし。
暗くなるだけならやめておこう。
- 117 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時31分32秒
□□..
- 118 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時32分40秒
あたし達は寂しかったんだ。恋愛禁止っていう束縛があって。でもみんな心の拠り所として必要としていて。それなら身近な人に助けを求めるでしょう?それがたとえ同姓の人でもさ。おなじメンバー内の人でもさ。そんなこんなで結構メンバー内恋愛ってあるんだよ。誰々って?そりゃあ秘密だけどさ。寂しさに耐え切れない人同士がお互い慰め合ってた。いちーちゃんとあたしはそのうちの一組で。始めはあたしにとっていちーちゃんはお母さんみたいな存在だったしいちーちゃんにとってあたしは妹みたいな存在だったかもしれないけどそのうち恋人みたくキスしたり抱きしめたりエッチしたりする関係になっていって。そんな関係になってもそんなの一時だけの慰め合いってあたしは思ってたしいちーちゃんもそう思ってたと思うんだよね。そうそ
- 119 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時33分24秒
- う。だからいちーちゃんが脱退するって聞いた時ああ終わりかあって思って納得しようとしたんだけどね。だめだった。結局あたしにはいちーちゃんしかなかったみたい。いちーちゃんはあたしと違って気持ちの整理が上手くできたみたいなんだけど一方のあたしはいっぱいいっぱい泣いてあれでも我慢してた方なんだけどいちーちゃんは解んなかったみたいで酷いよね置いてかれちゃったんだあたし。いちーちゃんがいなくなっていちーちゃんの思い出がどんどんどんどんおっきくなってってあたしを支配していってあたしはそれに依存し続けて止められなくなってた。いちーちゃんには暇ないから全然会えないし仕方ないから電話何回もしたけどそのうちもうずっとずっとその声聞いていたいってゆーか聞いておかないとアタマがおかしくなってくるんだよね。時間というモノは残酷で昔のキオクが全部ウソだったみたいなユメだったみたいな気にさせてくんだ。いつまでも浸っていたいのにだんだん思い出せなくなってきて不鮮明になってきて。そんなの嫌なんだ。
嫌だ。嫌嫌嫌嫌嫌嫌・・・
- 120 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時34分04秒
- ..□□
- 121 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時35分01秒
結局あたしは夕方近くまでいた。
出掛けるんじゃなかったの?って聞いたら後回しにしたって言った。
後回し、か。
さっきからちっとも嫌そうな顔しなかったのはそのせいか。
ちょっと期待するとこだった。
期待って、そんなことホントに起こってもどうにもならないのはわかってる。
だってどこにもたどり着かないじゃない?
あたしはどこにもたどり着けなくてもいいんだけど、いちーちゃんはそうはいかないと思うし。
あ、一応ね、いちーちゃんには幸せになって欲しいんだよ?
随分自分勝手なあたしだけど、一番いちーちゃんを困らせることはしたくないんだよ。ホントだよ。
でも爆発しそうな衝動を抑えるのは辛い。だっていちーちゃん優しいんだもん。
だからせめて、密やかなユメくらい見てもいいよね?
「さて、帰ろっかな。」
「今から仕事?」
「ううん、明日早いんだ。」
「そっか、頑張れよ!」
「うん!」
「駅まで送ってこうか?」
「・・・大丈夫ぅ〜。今日はタカがついてるから!」
「はは、なんだそれ。」
「へへ、じゃ、ね。」
「うん、またね。」
うん、また、後でね。
- 122 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時35分46秒
◇◇◇◇◇◇◇◇
- 123 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時36分50秒
外はまだ少し明るい。電気はつけない。
イヤホンをつけて、ベッドにうつ伏せに倒れこむ。
ざらざらした音と共に君が飛び込んでくる。
あたしの知らない声は無機質なものと化す。
そう、君との会話を邪魔する砂音と同じ。
君はあたしに問い掛ける。あたしは答える。
君は怒り出す。あたしはなだめる。
君は笑いかける。あたしも笑う。
目を閉じて、君を思い出す。
すぐそばにいる感覚に浸る。
耳元で甘くささやく君。
あたしの体はソレに反応して熱くなってゆく。
やがて君のあえぐ声が高らかに脳内に響いてく。
君の温度、形、優しさ・・・
ゆっくりと、静かに、あたしは動く。
血がめぐる。何もかもが熱すぎてぼぉっとする。
あたしは君とともに何度も絶頂を迎える。
- 124 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時37分30秒
◇◇◇◇◇◇◇◇
- 125 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時39分23秒
自己嫌悪には、ならない。
罪悪感は、少しはある。
でも誰にも知られなければいいと思ってる。
いちーちゃんは麻薬。
あたしはその重症患者。
ただ、やめられない。止まらないんだ。
ただ強く在らなければならないこの世界にあたしはひとり。
愛する人に我儘言う勇気もない。
それでもこの逃げ場は許されないの?
もし許さない人がいたらあたしと結婚してよ?
あたしに別のユメ、見させてよ。お願い。
- 126 名前:中毒患者の独り言 投稿日:2002年06月24日(月)17時40分40秒
終らない終わり。
- 127 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月24日(月)17時43分10秒
- 「モルヒネ」で書きました。無罪モラトリアムのラストに入ってます。
- 128 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月24日(月)17時49分28秒
- ( ´ Д `)<黒いね・・・
( ^▽^)!
- 129 名前:のかもめ 投稿日:2002年06月24日(月)17時52分35秒
- ( ´ Д `)<雨雨降れ降れ母さんが〜
( ´ Д `)<・・・
(*´ Д `)
- 130 名前:のかもめ 投稿日:2002年07月26日(金)17時41分59秒
- 久々に来てdat落ちしてるやろなと思ったらまだ生きてる!
短編スレできてるからそっちで生きようかとも思いましたがせっかくなのでも少し書きます。
しかし完成していない為まだのせれないです…
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