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加護監禁
- 1 名前:デビル 投稿日:2002年05月10日(金)13時03分38秒
- やったついにやったぞ。
こんなに予定どうりに進むなんて思わなかった。
夢じゃないだろうか。
だけど今後部座席に乗っているのは辻と加護だ!!
それは間違いない。
頬をつねってみる・・・痛い・・・夢じゃない。
それはすべて長期にわたる綿密な計画の結果であった。
___作戦内容___
焼き芋屋で印象の良いおじさんを演じ、
辻と加護に取り入る。
そして「あっ財布忘れた」のキーワードで作戦開始。
マネージャーが財布を取りに行っている間に、
「いつも買ってくれるからサービスだよ」と言いながら睡眠薬入りの芋を渡す。
運転手である桜木と、(辻ファン)
他の車、(ワゴン)で待機していた河田と佐藤、(どっちも辻ファン)
が後ろから黒い布を被せ、さらって行くのを桜木のカメラもどきで撮り続ける。
これで一般人は間違いなくドッキリだと思い通り過ぎていく。
そして辻加護をワゴンに乗せて逃げる。
そのとき一般人に向かってお辞儀をしてどっきりをアピール。
そしてその証拠の車を海に捨て、車を乗り換え任務終了。
- 2 名前:デビル 投稿日:2002年05月10日(金)13時04分48秒
- 俺は仲間に「加護は俺が預かる」
もちろん仲間は「いいぜ俺達は辻がいればそれでいいから」
これも計画どうり。
そうして俺は加護を連れて、無理して買った一軒家に戻ってきた。
この日のために地下を作る改築工事しておいてよかった。
そう呟きながら加護を全面鏡ばりの地下へ連れていった。
そこにはこのために買っておいた大型犬用の首輪に鎖を付け、
加護の首に装着して鍵をかけた。
しばらくして加護が目を覚ました。
「ん、わてどないしたんやろ・・・あんたは焼き芋屋のおっちゃん」
「そうだよ僕のかわいいペット加護ちゃん」
加護は事態をようやく飲み込めた様子で首輪を取ろうとするが、
狼男はそれを阻止するように加護を押し倒した。
そして加護を、中がこれまた鏡ばりの大型犬用の檻に入れ、鍵を閉めた。
「逃げようなんて思うなよ、お前は俺のペットなんだからな」
男はハハハと高笑いを上げながら上に上がっていった。
加護は男が出ていった後、必至に出ようと殴ったりタックルしたが、
強化鏡はびくともせず、ただ手や肩が痛いだけだった。
- 3 名前:デビル 投稿日:2002年05月10日(金)13時06分21秒
- しばらくすると男が降りてきた。
加護はぐったりしてうつろな目で男の手を見て愕然した。
「ほーら餌の時間だ」
その手に持たれていた物はドックフード(生肉タイプ)だった。
コトンと置かれた物を加護は食べる気は全くなかった。
男は嫌がる加護を無視し、
部屋から出る直前、「あーそうだ」と何かを思い出したように振り返った。
「それ興奮剤入っているから」
何気なく放たれたその一言は、加護にとっては衝撃的な一言だった。
カツンカツンと階段を上がっていったその後、
男は地下の隠しカメラで中の様子を居間のテレビで見ていた。
「さぁいつまでたえれるかなぁ」
ところが1時間経っても、2時間経っても、いっこうに食べる気配はなく、
そのまま寝てしまった、寝てしまえば空腹を忘れられると考えたらしい。
(自己防衛本能って恐ろしいな、泣いて腹を無駄に減らすかって思ってたのに・・・)
いっこうに起きる気配がないので男も寝ることにした。
こうして加護の地獄と男の天国は同時に始まった。
- 4 名前:デビル 投稿日:2002年05月10日(金)13時09分35秒
- 少しずついくか・・・ニヤリ☆
- 5 名前:E-767 投稿日:2002年05月10日(金)18時48分46秒
- 削除依頼出しました。
- 6 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月10日(金)22時45分56秒
- とても面白いです。頑張って下さい。
- 7 名前: 投稿日:2002年05月10日(金)22時51分30秒
- 面白いか?こいつやばいんじゃないの?
- 8 名前: 投稿日:2002年05月10日(金)23時29分58秒
- 最悪
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月10日(金)23時46分26秒
- テーマは置いといて、文のレベルがやばい。
- 10 名前:。 投稿日:2002年05月10日(金)23時52分32秒
- おい!みんないい加減にしろよ!
たった3レスで何がわかるって言うんだ?
作者さん、負けずに頑張って。
- 11 名前: 投稿日:2002年05月11日(土)00時07分16秒
- 読んでいて気持ち悪くなった
- 12 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)00時20分16秒
- 2ちゃんでやればいいのに。
飼育はマジファンしいかいないんだからこういうの嫌われるよ。
- 13 名前:本当にヤバイって。 投稿日:2002年05月11日(土)00時32分55秒
- 正気の沙汰とは思えん。
- 14 名前:キモイ 投稿日:2002年05月11日(土)00時42分08秒
- 削除依頼は自分で出しなさい。
- 15 名前:デビル 投稿日:2002年05月11日(土)02時15分37秒
- 翌日
男の方が早く起きた、いや、加護が起きようとしないのかもしれない。
ニュースを見ると《加護と辻白昼にさらわれる》のニュースで世間は混乱していた。
そんなことは、まったく興味がないので、テレビを隠しカメラ目線に変えた。
そこには、昨日のお昼ご飯が焼き芋のみで、
絶食丸一日を過ぎた、加護亜依の姿がそこにはあった。
毎日6食も食べて、胃袋が膨らんでいる加護にとって絶食とは、大変なことだった。
だが加護には空腹を満たす物が目の前にある。
- 16 名前:デビル 投稿日:2002年05月11日(土)02時16分15秒
- 本当は興奮剤など全く入っていない普通のドッグフードなのだが、
そんなことは全く知らずに興奮剤で、
あんな事やこんな事などを、されることを頭で思い描いているに違いないその少女は。
(辻だったら「興奮剤ってなんですか?」と言いながら食べるに違いない。
もしくは興奮剤が入っていても、食欲に負けて食べるに間違いない)
薄暗くしているので、表情まではわからないが、たぶん顔が赤いはずだ。
しばらくして、加護が餌に手を伸ばした。
かと思いきやすぐさま手を引っ込めた、
どうやら食欲が理性をねじ伏せようとしているらしい。
この動作を繰り返すこと1時間。
食欲VS理性の対決は、食欲の圧倒的勝利でその幕を閉じた。
- 17 名前:デビル 投稿日:2002年05月11日(土)02時18分25秒
- 一度食べ始めたらもう止まらない。
あっという間に、すべてを平らげてしまった。
食べ終えた所で、俺はある物を両手に持って、地下に降りた。
俺の姿が見えると、加護は檻の奥のはじに、ビクビクと脅えていた。
俺は、そのある物を置き、それをなん往復も繰り返した。
そのある物とは、バケツだった。
しかも湯気が立っている、お湯だ。
加護は俺の「よーしこれが最後だ」の声で俺に向かって言う2度目の言葉を発した。
「それでシャワーの代わりですか?」
そこで俺がニタァと笑うと、加護はビクッと震えだした。
「正解」
- 18 名前:デビル 投稿日:2002年05月11日(土)02時20分31秒
- そう言うと鍵を開け鎖を持ちわざと中腰でピーンと張るような、
中途半端な位置にある釘に鎖を掛けて鍵を掛けた。
俺はバケツを取り勢いよく掛けた。
「熱い!!」
掛けられた物は熱湯で火傷はしないものの人間の感覚ではものすごく熱い物だった。
加護はその熱さのためか飛び跳ねてしゃがみ込もうとした。
がしかし、吊されている鎖はしゃがみ込む途中でピーンと張り、
加護が座り込むのを妨げた。
「ぐぇ・・・」
加護の首にあるそれが鎖につられて加護と一緒に重力に沿って落ちるのをやめた。
加護の首が締まったことで地面に付くはずだった尻は浮いたままで、
加護は膝立ちの状態で、口をパクパク動かすだけだった。
熱湯をゆっくりと掛けながら男が口を開いた。
「実はドッグフードの中には興奮剤なんて入ってなかったんだ」
加護は一瞬こっちを向いたが頭から掛かる熱湯に聞こえてはいるだろうけど、
リアクションが出来ない状況にいた。
- 19 名前:デビル 投稿日:2002年05月11日(土)02時21分33秒
- 「もう……やめてぇ」
「飼い主に逆らうなんていい度胸しているじゃないか」
「ひぃ・・・いやぁぁぁぁぁ」
その後何杯も熱湯を被り断末魔の叫びを上げながら暴れていた。
最後の2〜3回はほとんど何も発せず膝立ちのままぐったりしていた。
掛け終わった男は釘に付いていた鎖の鍵を外した瞬間、
加護はガクッとその場に崩れ落ちた。
男は少し離れ、そこにいるずぶ濡れのミニモスーツを着て、
ぐったり横たわっている少女をポラロイドカメラで次々と撮っていった。
しかし加護はそれに対応する気力はもう残っていなかったので、
ぐったり横になっているだけだった。
一通り取り終えた男はぐったりして、
鎖を引っ張っても一向に動こうとしない加護の鎖を無理矢理引っ張った、
そうすると首が苦しいのか四つん這いになって歩き出した。
「だいぶ犬らしくなってきたじゃないか」
男は加護を檻に入れてから頭を撫でてその場を去った。
加護は四方八方何処を見ても同じ濡れた自分の姿達がこっちを睨んでいる感じがして、
手で顔を覆いながらただひたすら時が経つのを待っていた。
- 20 名前:_ 投稿日:2002年05月11日(土)02時42分07秒
- わぉ!更新されてる。
スゴイよ、作者さん。
私は密かに楽しみにしておりますぞ。
一つだけ聞きたいのですが、内容はエロ系なんですか?
だとしたらちょっと苦手なので辛い。(ネタバレになるなら無視してくだされ。)
- 21 名前:子悪魔 投稿日:2002年05月11日(土)10時53分13秒
- 続き待ち遠しい…
ところでseekの人が嫌うような小説は2ちゃんねるのどこにあるんですか?
誰か教えてください
- 22 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)12時16分11秒
- 削除しなさい
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削除しなさい
- 23 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)12時45分52秒
- 読者レスがここまでヒドイ小説は珍しい。
でも内容がまだまだソフト。
- 24 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)14時34分07秒
- 監禁?最低ですね。
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月11日(土)14時54分59秒
- 馬鹿めが
- 26 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)17時37分26秒
- 内容が適切かどうかはわからんが、seekのマジファンサイト化を食い止めるためにも
こういう小説があってもいいんじゃないの?
- 27 名前: 投稿日:2002年05月11日(土)17時50分27秒
- もう煽り、罵倒はやめれ
気に入らないなら見なきゃイイ
人のスレに殴り込みはメメタン以下(w
- 28 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)21時29分14秒
- 本当に飼育はマジヲタの溜まりになってしまったのか?
>作者
気にせず書いていってほしい。
内容の問題等を判断するのは顎だから、直接消されるまでは多分OK(w
しかしsageたほうがいいかも(w
>煽り厨
カキコやめれ。いやなら無視しろ。
- 29 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)21時51分44秒
- 作者もこういう煽りを楽しんでるだろ?
2chみたいな荒しはできないだろうからいいんじゃない?
- 30 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)22時04分04秒
- 祭り?
- 31 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)23時24分16秒
- >掛けられた物は熱湯で火傷はしないものの人間の感覚ではものすごく熱い物だった。
禿げしく頭悪そう。
- 32 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月11日(土)23時28分32秒
- マジヲタがどうとかそういうのはまた論点が違うと思うけどな…
とりあえず、せめて徹底sageで進行するとか
1に内容に関しての注意書き載せておくとか、最低限の配慮は欲しかったね
- 33 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月12日(日)02時52分15秒
- 記念パピコ
- 34 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月14日(火)00時15分02秒
- KILL
- 35 名前:さげならいいとおもうが 投稿日:2002年05月14日(火)13時15分11秒
- 目線が一人称の”俺”なのか
客観の”男”なのか選んでくんないと
よみでづらい
- 36 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月16日(木)17時19分57秒
- >やめないよ
よく言った。
この状況でどういう展開にもってくつもりかはわからんが、がんがれ。
正直楽しみでしょうがない。
- 37 名前:karry 投稿日:2002年05月18日(土)13時29分03秒
- 私も、面白いと思います。
作者さんがんばって!!!!!
- 38 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月19日(日)15時06分21秒
- これだけの罵声とアンチを黙らせるようなものを各自身があるなら
続けてくれ。
- 39 名前:デビル 投稿日:2002年05月20日(月)23時00分58秒
- >>38
ないよ
わしには文才が無い
- 40 名前:デビル 投稿日:2002年05月20日(月)23時03分43秒
- (早く・・助けて・・誰か・・・)
それからの加護はまるで何かを吹っ切ったかのように犬になりきった。
食事のご飯もまるで何かに取り付かれたかのように、
皿しか見ないで、黙々と口で食べていた。
ミニモスーツで黙々と口で食べる映像は、異常な光景としか表現できない。
そして2日後。
「シャワーの時間だ」
「やったーご主人様ありがとうございますぅ」
「犬が喋るな」
「はいだワン♪」
加護はもうこの状況を楽しんでいた、
いや楽しまなければいけない状況にされていた。
温度を少し下げてぬるま湯にして掛けてやった。
すると加護は水を得た魚の如くはしゃいで二日に一回のシャワーの時間は終わった。
そうやって過ごすこと1週間
俺はまたなにやら道具を持って地下へと降りていった。
- 41 名前:デビル 投稿日:2002年05月20日(月)23時04分37秒
- 「わーい、ワンワン♪」
俺は黙って加護を檻から出した。
「どうしたワン?」
加護は不思議そうな顔で俺の顔を覗き込んできた。
だが俺は無視し加護の鎖を釘に通し鍵を掛けた。
「シャワー昨日浴びたよ?」
またも加護は不思議そうな顔をしてまた俺の顔をを覗き込んできた。
完全に視線を合わせずに工具箱から釘とハンマーで、
加護の腕をちょうど延ばしたときの手首の真上あたりに釘をハンマーで打ち付けた。
打ち付け終わって、今度はそこに鎖を通し腕を首輪の要領で腕を固定した。
何が行われるのかわからないが、その何かをするための道具を取りに、
上に上がっていった。
加護は今とにかく嫌な予感をものすごい感じていた。
ここで今までにない、ものすごいことが、間違いなく行われることに、
加護は体を震わせていた・・・
- 42 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月20日(月)23時06分54秒
- ageんな
- 43 名前:sageでやれ。 投稿日:2002年05月20日(月)23時13分52秒
- 書くのは自由ですけど、内容が内容なのでsage進行でやってください。
読みたく無いのに、見えてしまいます。
- 44 名前:名有り読者 投稿日:2002年05月20日(月)23時16分34秒
- ≫42
age・sageは作者の自由なんだよ
読まないならきえろ
レスの無駄だ
- 45 名前:名無し娘。 投稿日:2002年05月21日(火)01時35分52秒
- >44
そういうあんたも消えてください。
目障りです。
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月21日(火)01時55分36秒
- 削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
削除命令
- 47 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月21日(火)04時09分29秒
- ひどい・・・・。
この話は、ちょっとマズイいんじゃないかと・・・。
>46
同意。
- 48 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月21日(火)08時35分35秒
- 別にそこまで文句を言うほどの作品ではないと思うが…
飼育では必ずカップリングをやれという規定もないし、鬼畜が駄目という規定もない
いやなら読まなければいい。それだけ。
作者頑張れ
- 49 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月21日(火)18時14分45秒
- 一回作者に「自分のこの小説に対しての考え」みたいな物を
カキコしてもらいたい。
- 50 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月21日(火)21時29分11秒
- 荒らすなよ。
…まあ、どうせ荒らすなら勝手に続き書いて筋を変えちゃえ(w
- 51 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月22日(水)03時14分57秒
- 1が逮捕されました。
- 52 名前:名無しさん 投稿日:2002年05月22日(水)03時55分34秒
- 正直、このスレの更新を見つけて喜んでる自分がいた。
読者レスが面白いから、楽しみになっちゃってる。
ちなみに、話は3レス目までしか読んでない。ゴメンネ。
>>50
それ、いい荒らし方(w
デビルを監禁しちゃうとか。
- 53 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月22日(水)08時40分42秒
- 世間の注目をあびたかった。
だからageました。(w
騒ぐほどのものかね。只の自慰日記だろ、コレ。
カップリングものもレベル低い物は同じようなもんでしょ。
- 54 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月22日(水)21時29分58秒
- さいこうに(・∀・)イイ!! !!
くだらないレスしてるやつもいるけど嫌なら読むな。
レスしないで無視すればいいだろ。
やめろなんて言う権利お前らには無い。
しょうせつなんだからさ、あくまでも…
ネタと思えばいいだろ。
やるなら最後まで書いてね<作者様
- 55 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月22日(水)21時59分13秒
- 続き書くね。
- 56 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月22日(水)22時33分07秒
- 世間の注目って…えらい狭い世間だな。
小さい人間と思われるぞ。
自分が損するだけだから、そんなレスか書くな。
何も語らずに、黙々と小説かいてたらかっこいいのに。
まあ、余計なお世話。
- 57 名前:名無し 投稿日:2002年05月23日(木)00時02分20秒
- 45みたいな思考能力がとぼしい奴らがいるせいで、困る
ちゃんと物事を考えられるようになってから意見しろよ
- 58 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月23日(木)00時20分15秒
- >>54
意見を言う前にその小学生レベルの文章をなんとかしろ
- 59 名前:54 投稿日:2002年05月23日(木)00時57分34秒
- C⌒ヽ
∩ ⊂二二⊃ んぁ!!なんなんだよぉ〜お前らぁ!!!
((( ⊂´⌒つ` Д ´)つ ))) 縦読みだよぉ!!誰か気付けよぉ〜!!
バタバタ!
C⌒ヽ
⊂二二⊃ !!!
(;´ Д `;) ンァ
⊂,,)^U‐U
C⌒ヽ
⊂二二⊃
∩´ Д `∩ ・・・・
ヽ| ノ
(_,(_)
C⌒ヽ
⊂二二⊃ ンァー
(*´ Д `)<3行目の最初の「レ」は「し」って読んでね!!
○、 |)
(_ヽ_)
- 60 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月23日(木)05時03分50秒
- 気づいてもらえなかった54に同情
- 61 名前:53 投稿日:2002年05月23日(木)08時10分17秒
- >56
どう勘違いされて作者と間違われたのか驚いている次第。
先日の動物虐殺の犯人のコメントで皮肉ってみたんだが。
この作者と同じで自分の世界がちっちぇーなーと思って。
紛らわしかったならスマソ。
>54
tateyomi ryoukai and doukan
- 62 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月23日(木)23時49分28秒
- >53 さん
ごめんなさい。まちがえました。というより、はじめの2行ぐらいしか
読まなかったんで。
あなたの寛大なるお裁きを!
- 63 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月23日(木)23時52分47秒
- この作品、今月の新作にも入れてもらっていない。
でも、5/31の語る日は、この作品抜きにしましょう。
もしこの作品について案内板で語りたい人は、
「名作集で起こった問題を議論するスレ」でお願いしますよ。
- 64 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月24日(金)20時19分48秒
- >63
てか、狼とかでは語られてたよ、ふつーに(w
- 65 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月24日(金)21時01分04秒
- すげーうらやましい!!!!!!!!
こんなにレスしてもらえるなんて!!!!
なんて幸せなやつなんだろう。ていうか、書いてるやつの思うツボ。
書いてるやつ、楽しくてしょうがないんだろうな。
- 66 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月24日(金)22時04分09秒
- http://isweb34.infoseek.co.jp/play/icelake/anime/one.swf
- 67 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月24日(金)23時37分40秒
- 作品よりレスのほうが面白いスレはここですか。
- 68 名前:名無し読者 投稿日:2002年05月25日(土)22時29分29秒
- 作者が精神病院に入院しました。
- 69 名前:噂の思う壺の人 投稿日:2002年05月29日(水)12時24分16秒
- 狼版で書いてあるとこを教えて
後ここから3つの選択肢あるけど選びな。
1:エロもろ
2:寸止めエロ
3:エロなし
どれが良い??
- 70 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月01日(土)18時32分41秒
- 自分で決めることだろ
- 71 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月09日(日)20時30分25秒
- 取りあえずやめないでほしい
作者さんかいてー
- 72 名前:デビル 投稿日:2002年06月10日(月)13時32分34秒
- 男が階段を下りてやってきた。
その手にはなんとハサミが。
何をするのかわかった加護は必至で抵抗するが、
しっかり固定された腕と首を振りほどくことが出来ずにもがく。
男がやっと口を開く。
「ワンちゃんは服がない方が好きだなぁ」
「イヤッそれだけはやめてぇ、これは矢口さんからもらった思い出の衣装なんです」
「フッフッフじゃあ行くよ」
「やめて、おねがい」
男は構わずハサミを入れた。
ジョキッ・・・ジョキッ
ハサミの伐採音は加護の涙ながらの叫びで遮られた。
「やめてぇーヒック・・・おじぇぎゃいだきゃらぁ・・・ヒック」
- 73 名前:デビル 投稿日:2002年06月10日(月)13時35分42秒
- そこから顔を伏せ涙を止めどなく流し続け加護の小さな抵抗は終わった。
それからミニモスーツと呼ばれていた物は、
少しの残骸を残し完全に加護と別れた。
そしてブラが一閃で切られ小さな膨らみが顔を覗かせた。
ついに加護はショーツ一枚にされてしまった。
そこで男は我慢の限界が来たようで、ハサミを投げ捨て、
おもむろに服を脱ぎだした。
男は衣服を脱ぎ捨て、産まれたままの姿で加護と対峙する。
男が強引に唇を奪う。
加護はもがき手足をバタバタさせながら暴れている。
「ん〜〜〜んんん〜(やめてー)」
しかし男はそんなことは無視して口内をまさぐった。
「んーーーんーーー」
加護はジタバタしながら男の腹を蹴った。
「ハア・・・ハア・・・」
- 74 名前:デビル 投稿日:2002年06月10日(月)13時37分21秒
- 男は横から近づき真ん中の鎖を解き放った。
すると鎖はスルスルと落ち加護の背中に落ちた。
加護は突然背中に冷たい物が当たって背中を跳ね上げた。
「冷たっ」
その隙に後ろに回り込んだ男は、加護の胸を乱暴に揉み始めた。
「あっ・・いたっ・・・やっ・・い、いたい・・・」
男はその小さな物には揉みごたえが無かったのか、乳首を中心に刺激を与えていった。
人差し指で乳輪をなぞってから乳首を中指で激しく刺激する。
すると乳首が徐々に大きくなっていく、
それはだんだん加護が感じだしてきたなによりもの証拠であった。
男はその肥大した物を中指と人差し指で掴み、すりあわせていく。
今度は、巧みに緩急を付けて。
「んっ・・・んっ・・・」
加護は下唇を噛み必至に声を出すまいと耐えていた。
「もっと感じさせてあげるよ、自分からおねだりするほどね」
思うつぼは俺じゃない!!
- 75 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月10日(月)15時43分54秒
- 『fragmentation』の番号273削除依頼出したほうがいいよ。
- 76 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)02時10分54秒
- あらら、sageで続けるんだ…(藁
- 77 名前:デビル 投稿日:2002年06月11日(火)13時08分50秒
- そろそろ会話でもしてみようかな?
良い感想をくれ。悪いところは知ってる。
- 78 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)17時45分25秒
- なにを偉そうに。
その態度を直してから物を言いやがれ(w
マジレスすると、悪いところを知ってるんなら、良い感想を聞くより先に、その悪いところを直すべき。
誉めてもらいたがっているようにしか見えない。
- 79 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)18時54分47秒
- もうちょい続かないと
- 80 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)19時32分47秒
- とりあえず上のスレの削除依頼が先。
責任はとりなさい
- 81 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)19時59分55秒
- >80さんに同意。
続けるにしても同版の人に迷惑をかけたことを先にあやまるべきじゃない?
- 82 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)21時59分19秒
- >>77
簡単にすぐエロにならない所がいい。
あと、描写がいい。
- 83 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月12日(水)12時30分39秒
- やれやれだな。
- 84 名前:デビル 投稿日:2002年06月12日(水)14時18分39秒
- 最後まで書いたからかえらんねんだよ。
今回ミニモファンを泣かしてみた。
もう早くラスト出したい。
誰かエピローグ出すからエロ書いてくれ。
こっから先もっとしょぼくなるから。
- 85 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月12日(水)15時47分39秒
- 命令すると誰も書いてくれない罠。
- 86 名前: 投稿日:2002年06月12日(水)16時36分04秒
- 書き上げてるならさっさと放出しろ。
- 87 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月12日(水)20時52分09秒
- ゴルァ!
はよ削除依頼だせや!
- 88 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月12日(水)22時55分47秒
- >>84
承知した。梗概をどうぞ。
- 89 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月13日(木)01時20分29秒
- このまま削除依頼が出ないとなると、ひょっとしてアク禁?
話書きかけでアク禁くらうなんてSEEK初だ(w ワクワク
- 90 名前:デビル 投稿日:2002年06月15日(土)00時52分24秒
- 誰か名無し作者は来ないのか?
加護監禁の内容で違うストーリーを書いてくれる人もどっかいないかな?
- 91 名前: 投稿日:2002年06月15日(土)09時29分43秒
- >>90
いいからさっさと終結させろ。名作なら誰かがリメイクするはず。
- 92 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月15日(土)09時39分52秒
- >今回ミニモファンを泣かしてみた。
上のほうでも言われてたが、こいつのこういうところが
基地外犯罪者と同じ匂いがして反感かってるんだよな。
監禁ネタ自体がけしからんとは思わんが、幼稚な低脳丸出しで物書きを
気取るからいやがられる。
>>89
残念ながら小説 (と呼びたくないが) の内容や誤爆の放置程度では
アク禁にはならないと思う。仮にくらっても初ではない。
# 縦読みぢゃなくてスマソ
- 93 名前:88 投稿日:2002年06月15日(土)11時55分25秒
- >>90
だから承知した、と。今後の粗筋を書いてくれ。その通りに書く。
ただデビル本人かどうか自信がないから別スレでやる。
- 94 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月15日(土)19時46分46秒
- >88『辻監禁』とか書いてくれ。辻視点で。
- 95 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月16日(日)01時47分17秒
- 『保田監禁』・・・じゃなくて、加護視点をやってくれ!
監禁されながら、奴隷と化しながらも辻を思い、逃げ出すチャンスを
伺う加護・・・感動ものへと物語が変わってい・・かんか〜。
- 96 名前:加護換金 投稿日:2002年06月16日(日)15時55分02秒
- 書き上げてあるなら、一気に逝ってくれ。
読むほうからすればそっちの方がいい。
- 97 名前:顎オールスターズ 投稿日:2002年06月19日(水)19時17分37秒
- いちおうイエローカード、ってことで。
内容云々は関係なく、他のスレに誤爆したときはきちんと削除依頼を出すこと。
また同じような問題が起こった場合はもっと厳しい対応をとりますのでそのつもりで。
- 98 名前:名無っさん 投稿日:2002年07月08日(月)01時13分21秒
- ほんで、この話どないなりまっしゃろ?
- 99 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月08日(月)19時04分37秒
- 誰か続けてくれ。
- 100 名前:名無っさん 投稿日:2002年07月11日(木)09時53分46秒
- ほな、とりあえず作者さんが帰ってくるか、この板がなくなるまでボチボチと。
- 101 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)10時13分23秒
- うち、知ってんねん。
何をって、娘。の内情に決まってるやんか。
なんでか知らんけど、うちのところにはいろいろオイシイ話が
入ってくる。
まあ、ええポジションなんやろな。
なんぼメンバー同士でも言いにくいこともあるし、
かといって新メン相手では話が通じひんし。
そういう意味では、今うちの横におるコイツも、ええポジションに
おるはずなんやけどなあ・・・
- 102 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)10時57分26秒
- 「どしたの?あいぼん」
気付いたら、まじまじと顔を見てしもてた。あかんあかん。
「い、いや、なんでもないよ」
「変なの」
そう言ってうちのかわいい同期は、またアイスにかぶりついた。
入ったのはいっしょでも、年で言うたらあんたのほうがひとつ上やねんで。
もうちょっと世情に通じてもらわんとな・・・
「あ、二人ともここにいたんだ」
「ん?」
お。もう一人の同期のおでましか。
「梨華ちゃんどしたん?コントの撮りは?」
「それがね、ゴマキペンギンでおしちゃってて、遅れるんだって」
ふーん、そうなんや。ほな、うちらの撮りはもっと押すってことやな。
しかし、あの坂道コントの、どこで押すねんやろ?
まあええわ。どっちみちヒマやし、ちょっと梨華ちゃんで遊んだろ。
- 103 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)14時06分25秒
- 「なあ梨華ちゃん、昨日レッスンのあと、どうしたん?」
「どうって、そのまま家に帰ったよ。あいぼんは帰んなかったの?」
「うちも帰ったで。クルマで送ってもろて。飯田さんとごっちんとよっすぃといっしょに」
一瞬、梨華ちゃんの目がふっと揺れる。
わかりやすい、わかりやすすぎるで、梨華ちゃん。
「そ、そうなんだ。で、どっかへ寄っていったの?」
今日はまた、ストレートに食いついてきたな。
しゃーない、こっちもちょっとストレートに遊んだろ。
「聞きたい?」
ほら、動きがとまった。
このへんが、梨華ちゃんの気の弱さ、っちゅうか、プライドの高さやねん。
こんなんよっすぃに言うてみ、「聞きたいに決まってんじゃん、早く吐けよ」なんて
首しめられるのがオチや。梨華ちゃんにも、こういう強さが欲しいんやけどなー。
「べ、別にぃ。気になんかなんないもん」
ほらこれや。それではあかんねん。もっとこう、よっすぃみたいに、ストレートに、
首なんかぎゅーっと、そうそう、こういう感じにぎゅーっと・・・
って、うちの首しめてんの、誰っ?
- 104 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)14時19分24秒
- 「こぉら!何しゃべってんだよっ!」
よ、よっすぃかいな。びっくりするやんか。
「ちゅうか、苦しい苦しい。離して」
「あ、ごめんごめん。で、何話してたの?なんか名前聞こえてきたけど」
「何って、なんでもあらへん。昨日の帰りの話をしてただけやで」
その瞬間、よっすぃの顔が文字通り青ざめた(ように見えた)。
次の瞬間、うちはすごい勢いで腕を引っ張られて、廊下の隅に追い詰められた。
「ちょ、ちょっと何やの?どないしたん?」
「どーしたじゃねえよっ!」
声をひそめたよっすぃが、それでもドスの聞いた声でうちに迫ってくる。
「いい?昨日のことは、絶対に梨華ちゃんにしゃべっちゃダメだかんねっ!」
「き、昨日のこと?」
「わかってんでしょっ!って、もうしゃべっちゃったの?」
「い、いや、この話は、今はじめたばっかやったから・・・」
「それなら絶対に言わないこと!いいね!」
そう言うと、よっすぃは何でもなかったように
「梨華ちゃん、コントの撮り始まるよ」
と言い残して、走って行ってしまった。
- 105 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)14時33分56秒
- 思わず顔を見合わせるうちと梨華ちゃん。
しかし、梨華ちゃんの顔に、さっきよりもっと強い不審の色が浮かんでいるのに気付き、
自分の立場を思い出す。
さっきのよっすぃの声は梨華ちゃんに筒抜けだった。とすれば、自分は何が何だか
わからないうちに、隠し事の共犯にされていたのだ。
これはまずい。
とりあえず、逃げるが勝ちだ。
「ちょっとあいぼん、さっきのどういう事?」
「し、知らんでっ、うちは知らんっ。早よ撮り行きやーっ!」
「ちょっと!待ってよっ!」
梨華ちゃんの金切り声を背に、うちは逃げた。
- 106 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)15時06分49秒
- とりあえず、ここまでにさしていただきます。
- 107 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)23時27分07秒
- うちは考えた。
それにしても、あのよっすぃの慌てぶりはハンパやなかった。
よっすぃが、そんなにしてまで隠したいことって、なんなん?
うちの心の中の好奇心と、自称「モー娘。一の情報通」のプライドが、
むくむくと頭をもたげてきた。
うちがまだ奈良にいたとき、県庁勤めの親戚のおっちゃんが、いつも言うてた。
「なあ亜依ちゃん。職場ではなあ、官民問わず、人事知ってるやつが
一番エライんや。これからは男女同権の時代やさかいな、亜依ちゃんも
人事の情報を握らんとあかんで。わかったか」
もともと好奇心旺盛なうちには、そういう素質があったんやと思う。
いつやったか、つんくさんが「娘。のことやったら、飯田に聞くより加護に
聞く方が早いなあ」って言うてくれたことがある。
つんくさんにしてみたら冗談やったんやろけど、正直うれしかった。
そのプライドにかけて、よっすぃの慌てぶりの謎を解いたる。
なんか、燃えてきたでえ!
- 108 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)23時32分30秒
- まず,昨日の帰りの車に乗ったのは、飯田さん・ごっちん・よっすぃ・うちの
4人で確定。運転のマネージャーさんはまず関係ないやろし。
で、途中車はどこにも寄ってない。よっすぃは後ろの座席でずっとごっちんと
しゃべってて、ごっちんが降りた後はずっと寝てたから、ごっちんとの会話の
中身がアヤシイな。
梨華ちゃんに隠すんやから、梨華ちゃんが聞いたら怒る内容なんや、きっと。
あの二人の会話で、梨華ちゃんが怒るってなんやろなあ?
二人で梨華ちゃんの悪口?ちょっとピンと来やへんなあ。
あの3人、基本的に仲ええしな。それに、キショイとか寒いとか、何の遠慮もなしに、
面と向かって言うてるもん。
そしたら、プッチの秘密会議?
でも、そんなん梨華ちゃんに隠すことと違うやんな。
どうもわからん。なんか、ヒントは梨華ちゃんの方が持ってる感じやな。
明日、ちょっとカマかけてみたろ。
よっすぃより、梨華ちゃんのほうが組しやすいわ。
そのとき、うちは、自分のすることがあんな結果を招くなんて、思ってもみんかった。
- 109 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月11日(木)23時36分36秒
- すみません。とりあえず、ここまで。
- 110 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月12日(金)16時02分59秒
- 面白そうなのが始まってる。
でもスレのタイトルがねぇ・・・。
- 111 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月13日(土)08時16分07秒
- >110
ありがとうございます。新参者ですけど精進いたします。
確かにえらいタイトルです(笑)
今のところ、更新がないようですので、勝手に間借りさせていただいてます。
もしこういうことがまずいようでしたら、
何も知らない初心者ですので、遠慮無く叱っていただければ幸いです。
- 112 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月13日(土)08時23分57秒
- 翌日、うちの顔をみるなり、梨華ちゃんはすっ飛んできた。
「あいぼん!今日は逃がさないわよ!」
「え?何のことやっけ?」
「とぼけないの!昨日、よっすぃとグルになって、わたしに隠し事したでしょ!」
梨華ちゃん、うちに対してはごっつ強気やなあ。よっすぃにもそのくらいやったれいうねん。
「ちょっとあいぼん、聞いてるの?」
怒られた。
「はいはい。聞いてるってば」
「で、何だったの?何隠してるの?」
「そんなん、よっすぃに聞いてきたらええやんか」
うっと言葉に詰まる梨華ちゃん。口ゲンカでうちに勝とうなんて、50年早いで。
「まあ、他ならぬ梨華ちゃんの頼みやし、言うたげよっかなー?」
「ホント?」
急に梨華ちゃんの表情が明るくなる。
(単純やなー。これでは、おばちゃんならずとも心配になるわ)
そう思いながら、ちょっともったいぶって見る。
「全部は教えられへんでえ。よっすぃの言葉を二つだけ教えたげる。あとは自分で
考える。わかった?」
- 113 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月13日(土)08時28分05秒
- 「う、うん。いいよ」
「じゃ、いくで。まず1つ目の言葉は『梨華ちゃん、本気なのかなあ?』」
この言葉を聞いたとき、梨華ちゃんの顔はさっと曇った。
その顔にうちは気付かへんかった・・・・んじゃない。気付いたんや。
表情が曇るってことは、思い当たる節があるってこと。
あてずっぽうのつもりが、ビンゴの快感に酔いしれて、もっといじめたくなってしもたんや。
「二つ目は『うち、ちょっと困ってるんだよねえ』」
- 114 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月13日(土)08時29分46秒
- すみません。えらい短いですが、このへんで。
- 115 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月14日(日)02時34分20秒
- ここはど〜なったのかな、と覗いてみたら。
面白いです。
- 116 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)09時19分14秒
- >115
ありがとうございます。
つたないもんですけど、がんばります。
- 117 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)09時22分15秒
- その言葉を聞いた瞬間の、梨華ちゃんの顔は、たぶん一生忘れへん。
血流を失った顔と、焦点を失った眼。
ほんの一瞬の出来事。
ちょ、ちょっと待って梨華ちゃん。なに?うち、そんなに悪いこと言うた?
1秒後には、梨華ちゃんはいつもの顔を取り戻してた。
「あいぼん、サンキュー。わたし、バッチリわかっちゃった。じゃね」
「い、いや、その」
梨華ちゃんは、これ以上は用はないというふうに、歩き始めていた。
「ちょっと梨華ちゃん!待ってえな!まだ続きがあるんやって!」
「いいのいいの!」
「ええことあらへんって!最後まで聞きいな!」
梨華ちゃんは振り向いてくれへんかった。
- 118 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)09時25分19秒
イヤな予感がした。
うちは梨華ちゃんにカマかけて、よっすぃの秘密を知りたかっただけやのに。
あと、ほんのちょっとだけ、いじわるしたかっただけやのに・・・。
どうも様子がおかしい。
今すぐ梨華ちゃんを追っかけて、ほんまのこと言わなあかん。
それがでけへんかったのは、怖かったから。
一瞬だけ見せた梨華ちゃんのあの顔が、眼が・・・・怖かった。
それに、まだうちは、楽観的やった。
もしうちのウソが梨華ちゃんが傷つけたとしても、梨華ちゃんがよっすぃに聞いたら、
そんなんすぐにバレてしまう。
それで二人に詰められて、ちょっと反省したふりして一件落着・・・・なんて。
- 119 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)10時04分06秒
- でも・・・・うちのウソがバレる日は、なかなかやってこんかった。
梨華ちゃんの様子も、少しの間おかしかったように見えたけど、すぐに元に戻った。
なんで?梨華ちゃん、ほんまはなんともなかったん?
そうや、梨華ちゃん、なんともなかったんやで。うちの思い過ごしや。
必死でそう思おうとした。
でも、それやったら・・・・あの一瞬の表情はいったいなんやったん?
「あいぼん、ちょっといい?」
ふと顔をあげる。
「よっすぃ」
そこには、日頃見たこともないほど、真剣な表情のよっすぃが立っていた。
- 120 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)10時05分14秒
- 「ちょっと時間いい?」
「ちょうどよかった。うちも、聞きたいことあってん」
「じゃ、表出ようか」
うちら二人は、スタジオの近くの喫茶店に入った。
なかなか話を切り出さへんよっすぃ。うちも黙ったまま。
手つかずのアイスコーヒーが、めっちゃ汗かいてる。
これ以上の沈黙には耐えられへん。うちは口を開いた。
「梨華ちゃんのことやんな?」
- 121 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月14日(日)10時06分03秒
- とりあえず、ここまでにさしていただきます。
- 122 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月15日(月)00時51分34秒
- うお、よし子怖いよ。
- 123 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月17日(水)21時00分40秒
- 「よくわかったね」
「そんなん、見てたらわかるわ」
ちょっとびっくりしてるよっすぃ。うちはまたウソをついた。
「最近の梨華ちゃんさ、ちょっとおかしくない?」
一旦話が腹が決まったら、よっすぃはストレートや。
「ちょっと前、いっときおかしかったけど、最近は戻ったんちゃう?」
ウソを告白するにしても、順番がある。
そうや。もしかしたら、よっすぃがもっと梨華ちゃんのこと、傷つけてるかもしれへん。
ここまで来ても、まだヤブヘビを恐れてよっすぃの腹を探ってるうちって、最低や。
「うん、うちもそう思ってたんだけど・・・」
「なんかあったん?」
「まあ・・・あの・・・」
ためらいがちなよっすぃの様子に、うちは、自分の予想が間違ってなかったと
確信する。
「このことは、誰にも言わないでほしい。ののにも、もちろん、梨華ちゃんにも」
「うん、わかった」
「うち、梨華ちゃんに告られたんだ」
- 124 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月17日(水)21時01分34秒
- 長い沈黙。
よっすぃは、うちがびっくりして、何も口にでけへんのやと思ってる。
でも、そうやない。
うちは、必死にパズルを組みたててた。
ピースは、今のよっすぃの言葉と、うちが梨華ちゃんについたウソ。
でも、ホントは考えるふりをしてただけなんかもしれへん。
だって、残ったピースは、ひとつしかあらへんやんか。
「驚いたでしょ。うちだって驚いたもん」
よっすぃの言葉で、ふと我にかえる。
「そ、それはそやけど・・・いつ?」
「10日ほど前。うちと梨華ちゃんだけでロケの日あったでしょ?」
そんなことあったかな?と思いながらも、適当に相槌をうつ。
「その帰りに梨華ちゃんちに誘われて、そのときに」
そういえば、そんな日もあったな。
とすると・・・うちがウソついたときには、梨華ちゃんはもうよっすぃに・・・
「そ、それで、よっすいは、なんて返事したん?」
- 125 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月17日(水)21時02分55秒
- >122
読んでいただいて、おおきにです。
短いですけど、今日はこのくらいにさしていただきます。
- 126 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)01時23分57秒
- わかってるくせに、何聞いてんねん、という声が聞こえたような気がした。
「返事は、できなかった。っていうか、どう答えていいのか、わからなかった」
やっぱりね。
答えが出てるんなら、梨華ちゃんはあんなによっすぃのこと
知りたがったりせえへんもん。
でも、うちは意外やった。
梨華ちゃんとよっすぃは、うちから見てもお似合いのカップルやと思ってたのに。
このさい、聞いとこか。よっすぃが、梨華ちゃんのこと、ほんまはどう思ってんのか。
「なんで?よっすぃだって、梨華ちゃんのこと好きやろ?」
「それとこれとは違うよっ!」
そんな怒らんでもええやん。
うちの気持ちが伝わったのか、よっすぃは「ごめんごめん」と手を合わせた。
「だってさぁ。うちら仕事仲間だし、親友だよ。でも、付き合うって言ったら、さあ・・・」
「なんよ?」
わかってて聞いてみる。
「その・・・あの・・・なんていうか・・・」
かっわいいなー、よっすぃ。耳まで赤くなっとる。
しかし、17にもなってこんなウブなことでは困るなあ。
「したらええやん。キスでもエッチでも」
「あいぼんっ!」
しもた。調子に乗りすぎた。
- 127 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)01時25分59秒
- 「今度そんなこと言ったら、グルグル巻きにしてロシア行きのタンカーに
乗せちゃうからね」
「怖いこと言わんといてよ。でも、よっすぃはどう返事する気なん?」
「それがわかんないから困ってるんじゃん」
よっすぃは、ぐいっとコーヒーを飲み干す。
こういうとこが、男らしいねんなー。
「梨華ちゃんは、うちに何を求めてるんだろう?マジな恋愛関係?それとも、
心の支え?それがわからないうちは、軽々しく返事なんかできないよ」
あかん、よっすぃ、めちゃめちゃ真剣や。
今謝らへんかったら、うち一生よっすぃに口きいてもらえへんかもしれへん。
言え!がんばれ!
「あの・・・実は、な・・・」
「どしたの?あいぼん」
ひざががくがく震えてる。
こんなん、娘に選ばれたときと、初ステージの時以来かもしれへん。
- 128 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)01時27分00秒
- 「あの・・・怒らんと・・・聞いてくれる?」
「だから、何?」
「うち、こないだ、梨華ちゃんに・・・」
うちの告白に、よっすぃの顔色がみるみる変わっていく。
しまった。これはヤバイ・・・。
「あいぼんっ!」
「ひゃ、ひゃい!」
「なんてことしてくれたんだよっ!それじゃまるで、うちが梨華ちゃんのこと
迷惑がってるみたいじゃんかっ!」
「そ、そない怒らんでもええやんかっ。梨華ちゃんが告ってるなんて、
知らんかったんやもんっ」
「う、うるさいっ」
「それに、よっすぃだって実際困ってたやんかっ」
「言い訳しないっ!とにかく、梨華ちゃん探して、謝んなきゃ」
「そ、そうやな。そっちが先やな」
ふう、ひとまず嵐は逃れた。でも・・・
「あいぼん、あとでキッチリお仕置きするからね。整形外科探しときなよ」
- 129 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)01時45分25秒
- 短いですが、ここまでにさしていただきます。
- 130 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月21日(日)01時53分38秒
- とりあえず正直に話して正解だったのかな?
面白いです。次の更新楽しみに待ってます。
- 131 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)23時17分57秒
- バタン
「ごめんごめん、待たせたな」
「おはようございます」
「忙しいのに、悪かったな。まあ、突っ立ってんと、座り」
「はい」
「で、石川?決心ついたんやな?」
「はい・・・」
「そうかそうか、そらよかった。なんべんも言うけど、この話、絶対悪い話やない。
一から鍛えてもらえ、な。寂しなったら、いつでも会いに来たらええのやから」
「はい。ありがとうございます」
「よっしゃ。発表は明日のレッスンのときでええな。これは、飯田から言うてもらおか。
テレビは入れへんで。もうASAYANもあらへんからな。先方には、オレから伝えとく」
「はい」
「公式には、先方の返事を待って発表するしな。騒ぎになるやろけど、浮き足立ったら
あかんで」
「はい、わかりました」
「飯田には、隠してたみたいなことになって済まんかったけど、色々事情があってな。
石川が悪いんやない。悪いのはオレや。そう思って、石川のフォロー頼むわ」
「はい、わかってます」
「ほな今日はこれでしまいや。お疲れさん。今日はゆっくり休みや」
「お疲れ様でした」
バタン
- 132 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)23時18分51秒
- 「ねえ、石川」
「はい」
「アンタ本当によかったの?断ろうと思えば、断れた話だよ?」
「もう・・・決めましたから・・・」
「つんくさんも言ってたけど、アンタにとっては本当にいい話だと思うんだ。だから、
アタシが口出すことでもないんだけど・・・」
「はい」
「このこと、同期にくらいは相談したの?」
「いいんです」
「言ってないんだね。なんか、意地になってない?せめて吉澤には・・・」
「いいんです。もう・・・決めたんです・・・」
「石川・・・泣いてる、の?」
「わたし、本当はよっすぃと離れたくなんかない。でも、よっすぃもそう思ってくれてるのか、
不安だった。気持ちを確かめたかった」
「どういうこと?」
「わたしが悪いんです。何もホントの事話さずに、よっすぃの気持ちを、試すようなことを・・・」
「石川?」
「ウソなんかじゃなかった・・・本気だった・・・でも・・・よっすぃには・・・迷惑だったんです・・・」
「どういうこと?」
「わたしなんか・・・もう・・・ここにいなくても・・・」
「泣いてちゃわからないよ。何があったのか、聞かせてもらっても、いいかな?」
- 133 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)23時22分39秒
- >130
読んでいただいて、ありがとうございます。
ご期待に添えるかわかりませんが、がんばります。
- 134 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月21日(日)23時23分19秒
- いつもいつも短いですが、今回はこのへんにさしていただきます。
- 135 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月22日(月)14時39分09秒
- うわー、シャレにならない展開に。
りかちゃん、そんなに思いつめていたのね…。
- 136 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時42分16秒
- うちとよっすぃは、梨華ちゃんを探してまわった。うちらはもう上がりやけど、梨華ちゃんは
もうちょっと仕事が残ってるはず。さっきつんくさんに呼ばれてたしな。
すると、廊下の向こうから飯田さんが歩いてきた。
おかしいな。飯田さんももう上がりのはずやのに。
それに、なんか表情が暗い。
まあええわ。今は梨華ちゃんのほうが先や。
「い、飯田さん!梨華ちゃん!梨華ちゃん見ませんでしたか!?」
「吉澤に加護・・・どうしたの?」
「ちょっと梨華ちゃんに話が・・・いいです。探しますんで」
「話って?」
「そ、それは・・・」
- 137 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時43分08秒
- 飯田さんの目が、いつもと違う。妙に醒めてて、いつもはうちらをホッとさせてくれる
その大きな目が、今日は逆に怖い。
「話って、何?」
「ちょっと、梨華ちゃんに謝らなあかんことが・・・」
ふう、と飯田さんはため息をついた。
「そんなことだろうと思った。吉澤が、石川にあんなこと言うはずないもんね」
「な、なんで、それを・・・」
うちとよっすぃは、顔を見合わせる。
そんなうちらに、飯田さんは意を決したように、押し殺した声で告げた。
「もう遅いんだよ」
「どういうことですか?」
「石川、娘辞めるってさ」
- 138 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時46分28秒
- は、はあ?何言うてんねん、この人?
いつものことではあるけど、今日はちょっとそんなんに付き合うてられへんねん。
「ごめんなさい。今日はちょっとマジで急いでますんで・・・」
「石川なら、そこの会議室にいるよ。それより、アタシの言ったこと、ちゃんと
聞いてた?」
「なんや、それなら最初から教えてください。ホンマに急ぐんです。そんな冗談には
付き合うてられへ・・・」
「冗談なんかじゃないんだよっ!」
今まで聞いたこともないような、飯田さんの声。
「さっき石川がつんくさんに言ったよ。決心しましたって。話はOKだって。」
- 139 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時47分15秒
- 「あの・・・飯田さん?」
さっきから、ずっと黙って成り行きを見ていたよっすぃが初めて口を開いた。
「うちら、ふざけてるつもりはありません。ホントに飯田さんの話が見えないんです。
梨華ちゃんが辞めるとか、話はOKとか、一体何なんですか?」
「ホントに何も言ってなかったんだね、石川は」
飯田さんは、信じられない、といったふうに、肩をすくめた。
「アンタ達はけっこうまとまってると思ってたんだけど、そうでもなかったんだね」
ムッとして何か言い返そうとするうちを、よっすぃが止めた。
そうや、今は確かに、何があったのか聞く方が先や。
「教えてください。何があったのか」
- 140 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時53分05秒
- >135
読んでいただいて、ありがとうございます。
石川さんというと、ついこういうイメージになってしまいます(笑)
- 141 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月24日(水)22時53分51秒
- 今日はこのへんにさしていただきます。
- 142 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月25日(木)01時32分40秒
- 飯田さんもこたえてるみたいですね。
始まりはただのちょっと意地悪なおちょくりだったのにね。
何とか皆が最後には笑顔になれればいいんですけど。
- 143 名前:名無し 投稿日:2002年07月26日(金)04時44分09秒
- おお・・・なんだかどろどろした展開に・・
こういう話好きですよ♪ 頑張って!!
- 144 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月28日(日)10時04分27秒
「だからね、石川が娘辞めるのよ」
「それは聞きました」
またこれや。飯田さんええ人やけど、話がまわりくどいねん。
「聞きましたって、あんたたちそれでいいの!?」
「だから!話がわからないから教えてくださいって言ってるんですっ!」
あかん、よっすぃがプチプチ来始めてる。
よっすぃ怒ったらややこしいからなー。ひとりならまだなんとかするけど、
厄介モンが増えるのはたまらん。
「よっすぃ、よっすぃ、怒ったらあかんよ」
小声でささやいてみる。
「わかってるけどさっ!」
わかってへん。全然わかってへん。
これはあかん。よっすぃにしゃべらせたらあかん。
「で、飯田さん?要は・・・要は梨華ちゃんに何があったんですか?」
「要はね、スカウトよ」
おっと、今度は思い切り良く端折りやがったな。
おばあちゃんちのコンロといっしょや。強と弱しかあらへんのやもん。
「ス、スカウトというと・・・?」
「そのままよ。石川、他の事務所にスカウトされたの」
「「は、はぁ?」」
- 145 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月28日(日)10時05分48秒
- 思わず、うちらは声をそろえてしもた。
「アタシもつい最近まで知らなかったんだけどね」
飯田さんの話によると、梨華ちゃんには、前々からある事務所からの引きがあったらしい。
けして大きくはないけど、いい事務所だ、って評判はうちやよっすぃでも知ってる。
そこの社長さんが、梨華ちゃんを見込んだそうや。
梨華ちゃんはずっと返事を保留してたんやけど、今日、OKの返事を・・・つんくさんに・・・
「明日、レッスン前に発表する。それまではオフレコだからね」
飯田さんの顔は、これまで見たことがないほど厳しかった。
「そんな!うちら、そんな話聞いてません!」
「そうや!うちだって知らんわ!」
「でも、もう話は進んじゃってるのよ」
「そんな・・・」
絶句するうちを横目に、よっすぃは食い下がった。
「でも、梨華ちゃんは今娘にいるじゃないですか?つんくさんはOKしたんですか?」
「OKしたからこそ、石川まで話が降りてきたんでしょ?」
飯田さんは、どこか他人事みたいや。
事前に自分に何の相談もなかったことを怒ってるんやろか?
- 146 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月28日(日)10時06分42秒
- 「でもっ!うちらに何の相談もなしに・・・まさか、つんくさんが無理やり決めたんですか!?」
「それは違うわ」
「どうして?だって、そんなのおかしいじゃん!」
「さっき言ったでしょ?石川が自分でOKしたって」
「でも・・・」
まだ何か言いたげなうちらに、飯田さんは静かに言った。
「確かに、話を持ってきたのはつんくさんかもしれない。娘も、これだけ増えちゃったからね。
でも、強制された雰囲気じゃなかった。決めたのは、石川だよ」
「そんな・・・そんなこと、うちらには一言も・・・どうして・・・」
よっすぃは、がっくりとうなだれた。
うちも、おんなじや。なんか、力が抜けてしもて・・・
「ねえ、あんたたち」
飯田さんが言った。
「本当に、何の相談も、なかったの?」
- 147 名前:加護人事主事 投稿日:2002年07月28日(日)10時14分54秒
- >142
ありがとうございます。
文章が拙いもんで、ごめんなさい。飯田さんは悪いことないんです。
全ては4期のすれ違いいうことで・・・。
もうひとりも、そのうちええ役をつとめてもらう予定です(笑)。
>143
わたしも好きなんです(笑)。
こうやって実際書いて見ると、橋田壽賀子は偉大ですなァ。
ようあんだけ毎回毎回ドロドロできるもんやと思います。
- 148 名前:名無し 投稿日:2002年08月05日(月)21時09分02秒
- 現在の作者さんの作品、好きです。
現実はいろいろ難しいことになっちゃってますが、
事態がこうなってみるとメンバー間で繰り広げられる橋田
壽賀子的展開が何とも心地よい。
月並みですが、頑張ってください。応援しています。
- 149 名前:デビ 投稿日:2002年08月06日(火)12時24分30秒
- 結構面白いなこれ。でもタイトルと違う気が・・・
続き出したくても出せないなこれ。
- 150 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月06日(火)18時00分22秒
- >>149
ハゲシクワラタ
- 151 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月06日(火)19時33分53秒
- >>149
デビル帰ってきた?
- 152 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月06日(火)19時59分33秒
- 一転して読者になったデビたんハアハア(w
- 153 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月08日(木)07時20分14秒
- 事情で長いこと空けておりました。ごめんなさい。
そして、デビルさん申し訳ありません。ご不在の間に
勝手にお借りしておりました。
続きをお書きになるとのことですので、当面これ以上の
更新は差し控えさせていただきます。
本当にすみませんでした。
>148
読んでいただきまして、ありがとうございます。
やはり、現実は小説よりも・・・ということでしょうか。
- 154 名前:148 投稿日:2002年08月08日(木)21時42分04秒
- ええっ!加護人事主義さーん、続けてくださいよー。
場所変えて、ってわけにはいきませんかねえ。
- 155 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月09日(金)10時03分35秒
- 加護人事主事さん、自分も先が読みたい…。
- 156 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月09日(金)13時57分53秒
- えっ?なんでですかー?
自分も続きが凄く気になります。
どこか他でもいいのでやってくれませんかー?
お願いします、もう続きが気になって気になって…
- 157 名前:名無し 投稿日:2002年08月09日(金)19時43分17秒
- 加護人事主義さん復活希望age
- 158 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時42分41秒
- ごぶさたしております。
本当の作者さんが帰ってこられましたので、これ以上間借りするのは
よくないと思って書きこみをしましたが、あれからしばらく続編が
ないようですので、申し訳ありませんが、もう少しだけ、続けさせて
いただきます。
もちろん、続編の執筆が始まりましたときには、すぐに中止いたしますので、
もうしばらくだけ、ご勘弁下さい。
>154−157
ありがとうございます。
つたないものですが、がんばります。
- 159 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時46分16秒
- はっと顔を見合わせるうちとよっすぃ。
梨華ちゃんの突然の告白、梨華ちゃんが、その答えを異常に知りたがった訳、
そして、うちのしょうもないウソ・・・・。
まさか、梨華ちゃん?
「心当たりがあるみたいね」
心の中を見透かしたように、飯田さんが言った。
「そ、そやけど、梨華ちゃん、移籍とか、辞めるとかなんて一言も・・・」
「そりゃそうだよ」
「どうして・・・」
いぶかしげなうちらに、飯田さんは続けた。
- 160 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時47分31秒
- 「逆にね、イヤな話なら、石川は一番にあんたたちに相談したと思うの。
でも、この話は石川にとってもいい話なのよ」
うん、うちもそう思う。
うちら全員、心のどこかで、一人でやってみたい、って気持ちはあるもん。
そのレベルは違っても。
「でも、これをOKしたら?」
うちらを・・・裏切ることになる・・・って?
うちとよっすぃは、顔を見合わせた。
よっすぃもたぶん、同じ事を考えてる。
「あんたたちだって、面と向かって反対できる?石川のためを思うなら、
移籍させてあげたほうがいいかもしれないんだよ?」
「確かにそやけど・・・梨華ちゃんが、そんなことまで・・・」
- 161 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時48分20秒
- 考えてるなんて、と言いかけて、ふっと言葉につまる。
ほんまに、そんなことまで考えてないって、言える?
最近、梨華ちゃんは強くなった。年下のうちが言うのもおかしいけど、
ほんまにそう思う。
今の梨華ちゃんがホンマの梨華ちゃんなら、うちらのことなんか考えずに
移籍にOKしたかもしれへん。
でも・・・ほんの少し前までは、そんなことなかった。
4期で一番年上っていう義務感と、いらん気遣いが空回りして、
見てて痛々しいこともあった。
梨華ちゃんはがんばりやさんやから、そんな自分を必死で変えてきた。
誰もが、梨華ちゃんは変わった、って思ってる。
でも、人間なんて、そんな簡単には変われへん。
やっぱり肝心なときには、昔の梨華ちゃんが・・・
- 162 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時49分07秒
- 「もし石川がまわりくどいアプローチをしたとしたら、あんたたちを思ってのことなんだよ、きっと」
言い聞かせるような飯田さんの言葉に、うちはうなずくしかなかった。
何か言いたくて、それが言葉にならなくて、
結局、出てきたのは涙だけやった。
「アホや、梨華ちゃん、ほんまにアホや・・・。そんな思い詰める前に、なんで一言・・・」
あとは言葉にならへんかった。
よっすぃも、ぎゅっと唇をかんで下を向いてる。
そのとき、目の前のドアが開いた。
- 163 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月18日(日)02時49分52秒
- 今日は、ここまでにさしていただきます。
- 164 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月19日(月)20時31分30秒
- 続きが読めてうれしいっす。
今後にも期待してます。
- 165 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月24日(土)01時55分36秒
- 「よっすぃ・・・あいぼんも・・・」
梨華ちゃんはびっくりしたように、うちらを見てた。
うちとよっすぃの仕事がもうとっくに終わってるってことは、梨華ちゃんも知ってるから。
でも、こんな時だけカンのいい梨華ちゃんは、うちの涙を見て、全部悟ってしもたかも
しれへん。
でも、今のうちにはそんなん関係ない。
うちは、文字どおり、梨華ちゃんにすがりついた。
- 166 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月24日(土)01時57分05秒
- 「梨華ちゃん、ごめんっ!あの話、よっすぃの話な、うちのウソやってん!よっすぃ、
困るなんて一言もゆってへんねん!そやから、お願いやから、辞めるなんて言わんといて!」
「あいぼん・・・」
「梨華ちゃんが辞めたら、うちのせいや。そんなことになったら、うちどない言うて
みんなに謝ったらええの?」
うちは叫ぶように梨華ちゃんに迫った。
いつものうちやったら、こんなはずかしいこと絶対にでけへんと思う。
でも、今日は違う。
「誰も・・・誰も許してなんかくれへん!そやから・・・お願いやから・・・辞めるなんて
言わんといて!」
うちの目から、ぽろぽろと涙がこぼれた。
でも、梨華ちゃんの表情は、変わらへんかった。
- 167 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月24日(土)01時57分54秒
- 「違うよ、あいぼん。わたしが辞めるのは、あいぼんのせいなんかじゃない。わたしが
決めたの。わたしが選んだことなの」
「違う!そんなんウソや!うちがしょーもないウソついたから、梨華ちゃん辞める気に
なってしもたんや」
わんわん泣き始めたうちに、梨華ちゃんは静かに言った。
「ねえ、聞いて、あいぼん。わたし、確かにあいぼんの言葉ショックだった。でも、それは
わたしのせいなの。わたし、この話が来たときから、よっすぃや、あいぼんやののに相談
したかった。でも、できなかったの。なぜだかわかる?」
「そ・・・そんなん・・・」
わかってる、と言おうとしたうちを制して、梨華ちゃんは続けた。
- 168 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月24日(土)01時59分31秒
- 「わたしね、賛成されるのが怖かったの。よかったね、って言われるのが怖かった。
だから、決めたの。同期として、よっすぃとあいぼんとののが、わたしのことどう思ってくれてるのか、
確認して決めようって。でも、なかなかいい方法がおもいつかなくて・・・だから、あんなことを・・・。
だから、悪いのはわたしなの。あいぼんは悪くないんだよ」
「そんな・・・」
言いかけて、うちは言葉をなくした。
そんなんウソや、おかしいで、って言いたいのに、うまく言葉にならへん。
飯田さんも、何か言いたそうにしてるけど、黙ったまま。
なんとなく、気まずい雰囲気に・・・。
その沈黙を破ったのは、意外な言葉やった。
- 169 名前:加護人事主事 投稿日:2002年08月24日(土)02時01分11秒
- 今日はここまでにさしていただきます。
>164
ありがとうございます。
できるだけがんばります。
- 170 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時47分00秒
- 「梨華ちゃんさぁ、それって勝手すぎない?」
思いがけないよっすぃの言葉に、みんなの視線が集まる。
「よ、よっすぃ・・・?」
「あいぼんのイタズラ好きなんてさ、今に始まったことじゃないじゃん?
それに、そんな言い方したら、あいぼんが責任感じちゃうに決まってんじゃん。
梨華ちゃん、さっきから自分が悪いって言うけど、それじゃあいぼんのせいにしてるのと
同じことだよ」
そう、それや!うちが言いたかったんはそれなんや。
でも、梨華ちゃんにはその言葉がショックやったみたい。
「わたし、そんなつもりじゃ・・・」
「じゃあ、なんで最初からホントの事言わなかったの?」
今日のよっすぃは厳しい。
いつもこんなに筋道立ててしゃべったりせえへんのに。
- 171 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時47分58秒
- 「それは・・・その・・・」
「結局うちやあいぼんを言い訳に使ったってことなんじゃないの?
そうじゃなかったら、最初から全部言ってくれればいいじゃんか」
「吉澤!ちょっと言い過ぎだよ!」
「うちは梨華ちゃんに聞いてるんです」
飯田さんが止めに入るけど、よっすぃはいっこうにやめようとせえへん。
「ね、どうなの?こんなふうにさ、変な形じゃなくて、キチンと話しようよ。辞めるとか
なんとかってのは、その後だよ」
「それは・・・それは、できないよ・・・」
「なんで?辞めるか辞めないか決めるのは梨華ちゃんなんでしょ?」
「それはそうだけど・・・」
「それなら、つんくさんにもう一度言ってきなよ」
「それは・・・」
態度のハッキリしない梨華ちゃんに、ついによっすぃがキレた。
「梨華ちゃんも頑固だなぁ!あいぼんだってこんなに謝ってんじゃん!それをなんだよ!
辞める辞めるって、それしか言えないのかよ!」
- 172 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時48分43秒
- 「よっすぃ・・・」
「辞めることが梨華ちゃんの選択なら、それをひっくり返せばいいだけじゃんか!
そんなに娘辞めたいのかよ!それとも、あいぼんへの嫌がらせなのっ?」
「よっすぃは・・・よっすぃは、賛成してくれないの?」
「ああ、しないね。だいたい、賛成されんのが怖いっつったのは梨華ちゃんじゃんか」
「そんな・・・どうして?」
梨華ちゃんはちょっと青ざめている。少なくとも、諭すようにうちに話してたときの表情とは
全然違う。
でも、よっすぃはそんな梨華ちゃんにお構いなしに、怒鳴りつけた。
「辞め方がなってないって言ってんのっ!周りに黙って、ひとりで何でも決めて、
それだけじゃなくて、周りの人をこんなに振りまわして・・・勝手すぎるよっ!
こんな辞め方、認められないっ!」
「そんな・・・わたしは・・・」
- 173 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時49分22秒
- ちょっと言いすぎや、と思ったけど、よっすぃの余りの剣幕に、うちも飯田さんもびびってしもた。
梨華ちゃんは、もう泣きそうな顔してる。
「とにかく、いったん全部白紙に戻して、筋通せよっ!」
「そんなことできないよっ!」
「なんで?嫌がらせが成功してウキウキだから?」
「そんなわけないじゃないっ!なんでそんなひどいこと言うの?」
「だって、そうとしか思えないじゃんかよっ!」
「ひどいっ!よっすぃなんて大嫌い!」
とうとう梨華ちゃんはぽろぽろと涙をこぼし始めた。
でも、よっすぃはやめるどころか、ますますひどい言葉を投げつけた。
- 174 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時50分03秒
- 「だから言ってんじゃん!梨華ちゃんがやっぱり辞めるのやめますって言えば済むことじゃんか!」
「そ、そんなわけにはいかないのっ!」
「なんでさっ!梨華ちゃんの話なんでしょ!?」
「そんな簡単にはいかないの!もう・・・もう契約の話も進んじゃってて・・・契約ってね、そんな簡単なものじゃ
ないんだからっ!」
ダウン寸前のボクサーみたいになった梨華ちゃんの言葉を、よっすぃはあざ笑う。
「ねえ、梨華ちゃん?今なんて言った?契約って言ったの?ねえ?」
「そうよ。だからなんなのよっ」
「おっどろいたー!、いつもは取扱説明書もロクに読まずに『よっすぃ〜』って泣きついてくる
梨華ちゃんが、契約だってさー。おっかしー!笑っちゃうよ、ねえ、あいぼん。おかしくない?」
よ、よっすぃ!なんでうちやねん!?この空気で、なんでうちに話振んねん!?
空気読めへんのは、梨華ちゃんの専売特許と違うたんかいなっ!
- 175 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時50分42秒
- 「や、ま、まあそうかもしれんけど、でも、そこまで言うこと、ない・・・かなぁ?なん・・・て」
「こいつはさぁ!バカだからさぁ!そこまで言ってやんなきゃわかんねーんだよっ!」
せっかくうちが渾身の仲介工作に乗り出したのに、よっすぃ、これを一蹴しやがった。
しかも、梨華ちゃんのことをこいつとか、バカとか・・・いったい、どうしたん?よっすぃ。
「こ、こいつってなによ!バカってなによ!」
一番信頼してたはずのよっすぃからひどい言葉を次々に突き付けられて、梨華ちゃんの顔はもう、
涙でぐちゃぐちゃになってた。
なんで?よっすぃ、なんでそんなこと言うの?うちにもよっすぃが解らへん。
だいたい、よっすぃは梨華ちゃんのことが・・・
- 176 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時51分42秒
- 「こいつで悪けりゃ、この野郎がいい?そっちのほうが、バカな梨華ちゃんにはお似合いかもねっ!」
「よっすぃひどいっ!わたし、ホントに、よっすぃのこと・・・」
「だからそこだよっ!」
気がつくとよっすぃは、今まで見たことがないほど、真っ赤になってた。うちもみんなも、よっすぃの
剣幕にびびってしもて、顔なんか見られへんかったけど、今のよっすぃは場違いなほど赤い顔してる。
「そ、そこって?」
突然トーンの変わったよっすぃに、梨華ちゃんもとまどってるみたい。
「わっかんねーやつだなっ!このバカ梨華っ!人の気も知らないでっ!」
「ど、どういうこと?」
「うちだって!うちだってさ!いや、うちのほうがずーっと、梨華ちゃんのこと好きなんだよっ!」
- 177 名前:加護人事主事 投稿日:2002年09月01日(日)13時52分20秒
- 今日は、ここまでにさしていただきます。
- 178 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月04日(水)11時26分15秒
- やった!遂に言った!期待してます!
- 179 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月04日(水)21時24分23秒
- わーい!復活してる!!!
続き期待♪
- 180 名前:デビ 投稿日:2002年09月10日(火)12時46分34秒
- 続きを期待させてもらいます中途半端に終わるよりそっちの方がいいでしょ。
終った後に書きますから(その方が読者もなっとくでしょう)
ちなみに覗くのは一ヶ月単位なのでヨロシク。
またねー。(ちなみに私も最後まで書いてない)
- 181 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月30日(月)02時30分39秒
- まだ〜?w
いしよしの行方が気になる・・・
- 182 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年10月14日(月)20時03分07秒
- おねげーします、続き書いてくらはい?
読みたいれす。
- 183 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月20日(日)22時47分35秒
- 何のお知らせもなく、中断していることをおわびいたします。
今ちょっと、仕事の方がえらいことになっております。
続きは必ず書かせていただきますので、もうちょっとご猶予ください。
- 184 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年10月23日(水)19時30分10秒
- >作者さま
いえいえ、お待ちします、すごく気になる所なので、お後よろしくね。
「このバカ梨華っ!」 しびれますた。
- 185 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時39分28秒
- 渾身の力をふりしぼったよっすぃの告白。
そやけど、なんとなく場違いな気がして、思わず飯田さんと目を見合わせる。
だって、そんなんみんな知ってることやん。
「驚いた?驚いたでしょ?うちはさ、梨華ちゃんが、梨華ちゃんが・・・好きで好きでしょうがないんだよっ!
離れるなんて絶対やなんだよっ!」
驚かへんて。なあ、梨華ちゃん、って・・・あれ?
- 186 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時40分20秒
- 固まってるやん、梨華ちゃん。
まさか、まさか・・・マジでよっすぃの気持ちに気付いてへんかったなんてことはないやんな?
「あの・・・石川?」
固まったままの梨華ちゃんは、飯田さんの言葉に、ようやく我に返った。
「う・・・うそ、そんな・・・」
- 187 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時41分18秒
- 「でもさ、そんなのおかしいじゃん!女の子がさ、女の子のことこんなふうに好きになるなんて、
絶対おかしいんだ!そうでしょ!?」
「あ、いや、その・・・」
そんな急に話振られても、びっくりするいうねん。
でも、こんなに真剣なよっすぃ、今までに見たことない。
「でもさ、そんな自分の気持ちが抑えられなくて、いつか爆発しそうで怖くって、そんなときに
梨華ちゃんが、いきなり好きだなんて言ってきて、うちホントは死ぬほどうれしくって、でも、
OKって言ったら、うちが・・・うちがおかしいこと、バレちゃうんじゃ、ないかって、そう思うと、
軽々しく・・・返事なんか・・・できなくって」
- 188 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時42分00秒
- いつのまにか、よっすぃは泣いてた。ボロボロ泣きながら、それでも今まで見たことがないほど
怒ってた。
「あいぼんのウソには、ちょっとむかついたけど、でも、そのおかげで、うちの変な気持ちが
バレずに済むって、ちょっとホッとしたりして・・・。そしたら、梨華ちゃんがいきなり辞めるとか、
あの告白は同期としての気持ちを確認しただけだったとか、そんなこと聞かされて、なんか
ワケわかんなくなっちゃって・・・」
あれ?よっすぃの声にまじって、なんか聞こえる?
- 189 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時42分50秒
- 「はは、言っちゃった。言っちゃったよ。梨華ちゃん、これで本当にサヨナラだね。最後に
言いたいこと言えて、よかったかもしんない」
−違うの、よっすぃ。
「こんな変態でも、一応同期だからね。歌番組とかで会ってもさ、シカトとかしないでよ」
−わたしだって、わたしだって・・・・
「でもさー、梨華ちゃん、ひとりで歌うたえんの?聞きたいよーな、聞きたくないよーな・・・」
「ちゃんと聞いてよ」
「わかってるって、ひどい歌でも聞いてあげるからさ」
「違うよっ!よっすぃなんにもわかってないっ!ちゃんと話を聞いてよっ!」
- 190 名前:加護人事主事 投稿日:2002年10月31日(木)00時51分18秒
- 長い間申し訳ありませんでした。
今日はここまでにさしていただきます。
- 191 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年10月31日(木)11時43分03秒
- 一生懸命なひーさま、かあいい〜。
さて、チャミさま、何を言うんでしょうか?
- 192 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月31日(木)16時52分04秒
- お待ちしてましたぁああw
石川何を言うのだw
- 193 名前:nanasi 投稿日:2002年11月09日(土)01時10分33秒
- ほぜむ
- 194 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時18分51秒
- 「わたしだって・・・・わたしだって、よっすぃのこと、ホントに好きなの・・・だから、離れたくなんかない」
「梨華ちゃん・・・・」
「今のよっすぃの言葉を聞いたから言うんじゃないの。これだけは信じて。賛成されるのが怖いとか、
同期の気持ちを確かめるとか、惑わすようなこと言って、ごめん・・・」
「だったら、なんでやめるなんて・・・」
くってかかる勢いのよっすぃに、梨華ちゃんは静かに答えた。
「もう私、モーニング娘。にいちゃいけない、って思ったの」
- 195 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時20分59秒
- 思いがけない梨華ちゃんの言葉に、よっすぃは、何か言いかけた言葉を言い出せずに、黙ってしまった。
ふと飯田さんを見ると、やっぱり今の梨華ちゃんの言葉の分析にてまどってるみたい。
しゃーないな。とりあえず、うちが話をつないどいたげる。
「な、なあ梨華ちゃん。それ、どういうこと?」
うちだってわからへんもん。なんで梨華ちゃんがそんなこと言い出したんか。
梨華ちゃんは、とりあえずうちは話を聞いてくれそうやと思ったのか、うちに向かって話し始めた。
- 196 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時22分16秒
- 「ね、あいぼん。わたしたちがモーニングに入ったころのこと、覚えてるでしょ?」
「そ、そらまあ、それなりには」
いきなりなんや、と思いながらも、話を合わせる。
「あのころ、わたし必死だったよね。なんか余裕もなくて、年下のあいぼんとしょっちゅうケンカして」
確かにそやったなー。年上のクセに、なんやこいつ、って思ったこともあるわ。
「なんかわからないうちにオーディションに受かって、でもわたしなりにモーニングとしてのイメージは
もってて、なのに現実は失敗ばっかりしてて、イライラしてたんだと思うの」
気がつくと、よっすぃも飯田さんも、じっと梨華ちゃんの話を聞いてた。
- 197 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時23分23秒
- 「だから、わたし、どんな小さなチャンスでも、絶対見逃したくなかった。中澤さんにいじめられても、
番組で泣かされても、チャンスもらえたんだって思うと、ゾクゾクするほどうれしかった。
どっちかって言うと、わたしのほうが変態だったんだよ、よっすぃ」
「そ、それは・・・」
いきなりふられて、よっすぃも返事に困ってるやんか。
「そのかわり、せっかくもらえたチャンスで失敗したときは、ホントに悔しかった。マジで
寝れないときもあったんだよ。あー、わたしのモーニング人生、もう終わっちゃったなー、とか」
とか、なんて言って、梨華ちゃんは照れたように笑った。
- 198 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時24分21秒
- 「で、あんまりうまくいかないことが続いたときに、わたし思ったの。4期のほかの3人はどうしてるのかな、って。
そしたら、みんなあんまりそんなこと気にしてない感じだった、っていうか、わたしにはそう見えたのね。
そのときわたし、もしかしたらみんなに勝てるかも、って思ったんだ。みんなそんなに真剣じゃないんだ、って」
確かにそのころ、よっすぃやうちやののは、梨華ちゃんほど前向きな考えをもってなかったかもしれへん。
そうか、梨華ちゃんはそこまで考えてたんや・・・。
「でも、実際はそうじゃなかった」
でも、そう言った梨華ちゃんの顔は、急に曇った。
- 199 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時25分24秒
- 「わたしが息切れするほど必死で走って、ふと横を見ると、いつもよっすぃや、あいぼんがニコニコしてた。
まだまだ、って思って走って、また横を見ると、やっぱりののがニコニコしてたんだ。なんで?って思ったわ。
わたし、こんなに走ってるのに、どうして引き離せないんだろう?って」
よっすぃと飯田さんは、梨華ちゃんの話を不思議そうに聞いてる。
「でも、最近になって、やっと答えがわかったような気がするの・・・・。ねえ、あいぼん」
「な、なに?」
「『サルは木から落ちてもサルだけど、政治家は選挙に落ちたらただの人』って言葉、知ってる?」
「な・・・」
- 200 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時26分48秒
- なんやそれ。みのもんたの格言か?
「い、いや、うち、知らんわ」
「でもニュアンスはわかるでしょ?で、わたし思ったの。よっすぃやあいぼん、もちろんののもそうだけど、3人と
わたしの違い・・・・」
「どういうこと?」
「つまり、3人はサルで、わたしは政治家だってこと」
「はぁ?」
「わからない?3人は何もしなくても芸能人だけど、わたしはそうじゃない・・・。みんなみたいに、素質がないの。
自分で光る力なんてない。太陽が照らしてくれる、月といっしょ・・・」
うちはそこでハッと顔をあげた。よっすぃや飯田さんも同じだったみたいで、思わず3人が顔を見合わせた。
- 201 名前:加護人事主事 投稿日:2002年11月10日(日)00時28分18秒
- 今日はこのへんにさしていただきます。
毎度毎度、遅くなりまして申し訳ございません。
- 202 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年11月10日(日)08時20分12秒
- あかん、チャミさま、ネガちぶ全開モードですな。
ポジになれるんでしょうか?
- 203 名前:名無しアゴン 投稿日:2002年12月20日(金)13時35分56秒
- ほぜむ
- 204 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月03日(金)01時48分59秒
- 加護人事主事さん、続き待ってます。続き読みたいっす。
- 205 名前:@@@@@@@@@@@@ 投稿日:2003年01月21日(火)17時07分36秒
- お前はもう死んでいる。
- 206 名前:村上一成 投稿日:2003年01月25日(土)10時39分55秒
- 隙だらけ、殺すのみ
- 207 名前:村上一成 投稿日:2003年01月25日(土)10時40分36秒
- 隙だらけ、殺す
- 208 名前:村上一成 投稿日:2003年01月25日(土)10時44分13秒
- アウガの変なツラのやつを辞めさせろ。
- 209 名前:星野勘太郎 投稿日:2003年01月25日(土)10時49分03秒
- まあ、早く続きを見たいなあ。
ビッシビシいくぞ。
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