インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板
仲間
- 1 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時27分05秒
- はじめまして。
はじめて書きます。
さやまりが主でなっちゅーとかやすいしとかです。
言葉の意味とか全然ダメなんですけどおねがいします
- 2 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時29分04秒
-
今年の夏・・・
私はある人を忘れるため引越しすることにした
いままでで一番愛したあの人を・・・
- 3 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時32分04秒
- 私は電車にのり、行き先も決まってなかったから、テキトーに
歩くことにした。お金はたくさんある。
ここは・・・
ある村についた
ボロボロの木の板にはこう書いてあった
- 4 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時32分56秒
サクラ村とーー
- 5 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時36分44秒
- ここでいい・・・
なぜかそう思った・・・
村に入れば静かな村で空気がキレイだった
きもちいい・・・そう思った。
都会からきた私のとってこんなにキレイな空気は初めてだった
歩いてみると、畑や田んぼ、森や川、動物ほとんどが自然のままで
車なんて一台も通らない
- 6 名前:名無しさん 投稿日:2002年06月01日(土)11時40分25秒
- 雨だ・・・
ヤバイ・・・・
傘ささないと・・・・ない!!
忘れた!?
冷たい雨
このままじゃ風邪ひく・・・
う・・・なんか意識が・・・
バタッ!!!
- 7 名前:沖 投稿日:2002年06月01日(土)11時42分05秒
- 作者です。
いいわすれましたが娘。の5期メン以外はだいたいでてくると
思います。
- 8 名前:沖 投稿日:2002年06月01日(土)13時32分59秒
- ・・・ここは・・・?
目をあけると屋根の下にいた
だれか助けてくれたわけ・・・?
私のことなんか知らないくせに・・・
- 9 名前:沖 投稿日:2002年06月01日(土)13時35分59秒
- けっこうキレイな部屋
ものは多いけどちゃんと整理してあって・・・
このふとんもあったかい・・・
・・・そうじゃなくって!
誰が助けてくれたわけ・・・?
この部屋には誰もいない
どこのいるの??
ガチャ。
「あ、気がついた?」
- 10 名前:沖 投稿日:2002年06月01日(土)13時38分46秒
- 「あ、気がついた?」
誰・・・?
「ビックリしたよ〜。道歩いてたら、人が倒れてるんだもん」
「えっと・・・」
私はすこし戸惑った
だって急に入ってきたとたんにしゃべりだすから・・・
- 11 名前:沖 投稿日:2002年06月01日(土)13時40分38秒
- ちょっと更新。
今日のウチにあと何回か更新するかも。
ヒマなのです。一応、学生ですから、学校月〜金までは行ってますよ。
- 12 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月01日(土)20時06分05秒
- さやまり!?
が・・・ガムバッテください!!
期待してます。
- 13 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月02日(日)01時31分40秒
- 続き期待sage
- 14 名前:沖 投稿日:2002年06月02日(日)06時57分58秒
- ごめんなさい・・・昨日のうちに更新できなかった・・・
>12、13さん
ありがとうございます。がんばります
- 15 名前:出会い 投稿日:2002年06月02日(日)07時12分16秒
- 「ねぇねぇ、名前なんてゆーの?」
彼女はニコニコして聞いてきた。
「市井紗耶香。」
・・・てか、ふつー自分の名前から言うだろ。
「アンタは?」
「ん?あれ、言ってなかったっけ?」
言ってねー。
「ゴメンゴメン。矢口真里だよ。よろしくね♪」
矢口真里・・・身長はホントにちっちゃくて、金髪の髪の毛。
目がクリクリしててすこし可愛い顔。
それが初めてみた時から思ってた事。
- 16 名前:出会い 投稿日:2002年06月02日(日)07時28分48秒
- そんなことを考えていると・・・
「紗耶香もこの村に引越ししてきたの?」
引越し・・・?ん〜違う・・・かな?どうなんだろう?
ってゆーかなんでもう呼び捨て?
結局でた結論は・・・・
「引越しってゆうか、別に行く場所なんてなかったし・・・」
これ。ホントのことだ。
どーせすぐ追い出されるんだから・・・・。
でも矢口はちがった。
「行く場所がないんならヤグチと一緒に暮らそ♪」
はあ!?
コイツなにいってんの?
さっきまでニコニコ笑顔だった矢口の表情がちょっと変わった
「あ、でもね、紗耶香。ここの村にはきまりがあるんだよ。
ちょっと変わったきまりみたい。ヤグチはずっとここで育ったから
わかんないケド・・・。キャハハハッ!!
この村にきたひとほとんどがそのきまりみてビックリしてた。
こっちきて」
そういって矢口は部屋をでた。変わったきまり・・・?
なんだろ・・・?ちょっと気になった。よし。行くか。
- 17 名前:きまり 投稿日:2002年06月02日(日)07時58分09秒
- いえをでて少ししたところに木の板になにか書いてあった。
今気づいたけど雨はやんでるみたい。
「紗耶香。これ見て。」
これがきまり・・・?
『村のきまり
・自然を大切に
・学校はつくらない
・数字は時計や日にち、数をかぞえる時、電話などそれ以外はつかわない
・誰かが困っていたら助ける
・友達は大切にする
・あまり怒らない
・人や動物は殺さない
◎1つでもわからない者はでていきなさい
村のおしえ
★村のみんなは友達です
仲間です
大切なのは心です』
仲間・・・ね。
でもなんで学校をつくらない?
なんで数字をつかってはいけないんだ?
これでも私は、前の(都会で)学校では頭がよかった
テストでもいい点をとって成績もよかった私にもわかんない
- 18 名前:きまり 投稿日:2002年06月02日(日)08時12分21秒
- 「ねぇ、わかった〜?」
矢口はいたずらっ子の目をして聞いてきた
わかんないよ・・・
「ねぇ〜紗耶香〜。」
「なんで・・・なんで数字つかわないの?
なんで、学校つくらないの?」
矢口は少し寂しそうな顔をした
「紗耶香はわかんないか・・・。じゃあ、この村は合わないかも・・・
せっかく友達になったのにね。ヤグチ達。」
顔は笑ってたケド、目はホントに寂しそうで・・・
友達・・・・ね。この村は純粋すぎるのかもしれない
「紗耶香〜、1回村長さんにいえに行こ。
村長さんなら理由教えてくれるかもしれない。
このきまりつくったのは、村長さんだから。」
「村長?」
なんか偉い人だろう・・・。そーゆー人嫌いなんだよなー。
いつもいばってさ。
「うん♪村長さん。裕ちゃんってゆーんだよぉ。」
裕ちゃん!?村長さんが・・・?
もしかしたらこの村のきまりのわけも教えてくれるかもしれないし。
いってみるか。
「行くよ」
「ふえ?どこに?」
いや・・・さっき矢口自分でいってたじゃん。
「村長さんのとこ・・・・」
「あー、それね〜ゴメンゴメン。よしっ!じゃあいこー!」
- 19 名前:村長さん 投稿日:2002年06月02日(日)08時32分31秒
- ここが村長さん曰く裕ちゃんのいえ。
なんだふつーじゃん。見たかんじ矢口ん家と同じくらいだし。
ガラガラッ!!
あれ・・・・?チャイムは!?チャイム!?
「ねぇ!?」
うっ・・・反射的に声がでてしまった・・・
「ん〜?なに?あ、矢口でいいよ♪」
「うん・・・矢口、チャイム鳴らさないの?」
「へ?チャイムなにそれ?勝手にあけて名前呼ぶだけだよ〜
紗耶香なにいってんの?おもしろいねぇ・・・。
キャハハハハッ!!」
マジで!?ここはそんなに田舎なのかよ・・・?
カギとかないわけ?
「裕〜ちゃああん!!」
あ、叫んでるよ。
「なんや〜?矢口やないかぁ・・・。久しぶりやな〜。
裕ちゃん会いたかったでぇ〜!」
- 20 名前:村長さん 投稿日:2002年06月02日(日)08時42分40秒
- 「やめろよ〜裕子〜・・・。」
この人村長さん!?
矢口に抱きついてるし・・・。
「裕ちゃ〜ん・・・。(怒)ひどいべさぁ!」
「あ〜ごめんな〜なっち〜。本命はなっちだけやから・・・。」
そういって『裕ちゃん』は矢口から離れて『なっち』へ
抱きついた。この人ホントに村長さん?
『なっち』って人はぽっちゃりしてて少し小柄な女の子。しかもなまり・・・。
『裕ちゃん』は、青のカラコンで金髪、関西弁・・・。
変な人たち
- 21 名前:意味 投稿日:2002年06月02日(日)08時50分16秒
- 「で、そこの子は誰なん?」
今ごろっ!?
「あ、裕ちゃんこの子、市井紗耶香ってゆーんだよっ。
道で倒れてたからヤグチが助けて友達になったんだよっ!
ね〜紗耶香ぁ?」
矢口は無邪気な瞳でこっちを見てきた。
私たちはいつから『友達』?
まっ。いっか。
「うん」
「そっか〜ヤグチの友達か〜。で、ここになにしにきたん?」
そうそう、ちゃんと目的があってきたんだから。
「裕ちゃん、紗耶香にきまりの意味教えてあげてよ。」
「いやや」
- 22 名前:意味 投稿日:2002年06月02日(日)08時56分30秒
- 「いやや」
「はあ〜〜〜!?」
矢口が一番驚いてる。
「矢口うるさいべさ・・・。」
「あ、ごめん・・・。ねぇ〜なんで裕ちゃんダメなの〜!?」
「そのまんまやん。わからなかったらでてったほうがええ。」
まあ、確かにそうかもね。この村は私にとって純粋すぎるもん。
「ねぇ〜裕ちゃんおねが〜い・・・」
矢口が上目遣いで頼んでる・・・・。
可愛い・・・。別に私が頼まれてるわけじゃないけど
可愛すぎるよ。それ。
「うっ・・・!矢口それ反則やで。」
「いいじゃ〜ん・・・裕ちゃあん・・・。」
- 23 名前:意味 投稿日:2002年06月02日(日)09時03分03秒
- 「とっ特別やでっ!」
「やった〜〜〜♪やったね紗耶香♪」
なんか卑怯だな〜。まぁ、教えるほうも問題あるけど・・・。
なんかあっさりだったし・・・。
「裕ちゃん、矢口には甘いべさ。」
「なっち!うるさいでぇ!」
「でもヤグチやなっちもきまりの意味知らないじゃん」
「そうだべ。なっちも知らないべ」
矢口も『なっち』も知らないんかい・・・。
「そのまえに・・・うちは中澤裕子ゆうねん。いちおー
村長さんやで。」
「なっちは〜安倍なつみ。なっちでいいべさ。」
「市井紗耶香です。」
- 24 名前:意味 投稿日:2002年06月02日(日)09時08分43秒
- 「きまりの意味・・・やな。どれがわからないん?」
なんか急におも〜い空気に・・・。
「えっと。『学校はつくらない』と、『数字はつかわない』と
『あんまり怒らない』ってヤツです。」
「そっかあ・・そやな、『学校はつくらない』から意味を教えよか」
- 25 名前:学校はつくらない 投稿日:2002年06月02日(日)09時28分13秒
- 「学校をつくらない意味はな・・・。
学校で勉強することよりも大切なことはいっぱいあるからや。
それに、この世の全てには答えなんてないんや。
それに、同じ人間なんて1人もいないんや。
あんたの進む道はいつも心で決めることや。」
心で・・・決める・・・。
「なんか裕ちゃんカッコよかった〜!」
「そか?矢口にいってもらえると嬉しいやんか〜」
- 26 名前:数字は怖い 投稿日:2002年06月02日(日)09時49分22秒
- 「じゃあ『数字はつかわない』ってやつは
なんでだべ?」
いつのまにかなっちまで真剣になっていた。
「それは簡単なことや。出来るも出来ないもすべては『思い』
1つや。きっとな。ウチはそう信じとる。でも数字ってのは
怖いんやでぇ。」
「なんで数字が怖いの?」
矢口は興味津々に聞いていた。でも、私も気になった。
「すべてを決めてしまうからや。例えば、テスト。
100点中、30点なら悪い。100点ならいい。
この村はそんなの関係ないんや。あんたもいつか
大切なものに気付くやろ。ほかにもある。学校の成績、
なんかの順位、体重とかな。」
- 27 名前:怒っても・・・ 投稿日:2002年06月02日(日)09時57分42秒
- 「『あんまり怒らない』はな、怒ってなんになる?
怒ってもなんにもならんやろ?相手にも悪いしな。
怒るってことはなにか嫌なことがあったやろ。
イヤなことだってそうなってしまったんやからしょうがないやん。
過去を変えることはできないんやで。未来をかえることは
いつでもかえられるでぇ。でもそれだけの力があればやけどな。」
- 28 名前:沖 投稿日:2002年06月02日(日)20時06分18秒
- こんばんわ。これ読んでる人って少ないんでしょうか?
下手な文でごめんなさい。
あ、それからこれから出てくるセリフの中には
マンガで読んだものを少しマネして書いたものも
ありますけど気にしないでください。
- 29 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)20時27分45秒
- 「これでええかな?」
「「「・・・・・」」」
すごい・・・。中澤さんってこんなこと考えてるんだ・・・。
『いつか大切なものに気付く』・・・?なんだろ
今の私には全然意味がわからなかった。
数字は怖いとかそーゆーの。
たぶん自分でゆうのもどうかと思うケド
いちおー頭いいし、成績いいから、数字に対しての
悔しい気持ちとかってわかんないのかな?
でもやっぱまだここにいたい。
- 30 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)20時30分44秒
- だからこんなことを言ってしまった。
「この村に住みたいです」
あ・・・言っちゃた・・・。
ま、行く場所もなかったしいいのかな?
もしかしたらこの中澤さんならわかってくれるかな?
このいままでで一番愛した人を失った気持ち・・・。
ホントに辛くて・・・
なにやってもつまんなくて
憂鬱で・・・
苦しかった
この気持ち・・・。
- 31 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)20時34分27秒
- 「紗耶香、この村に住んでくれるのぉ!?
ヤグチ嬉しいよぉ。」
矢口はホントに嬉しそうな顔をして、
無邪気に笑ってる
「でも家はどうするかな〜?」
確かに中澤さんの言うとうりだ。
家がない
「ねぇ〜裕ちゃん、ヤグチ、紗耶香と一緒にヤグチの家で
暮らしたい!」
- 32 名前:暮らそ♪ 投稿日:2002年06月02日(日)20時44分28秒
- はぁ!?マジっすかぁ!??コイツなに言ってる?
『ヤグチ、紗耶香と一緒にヤグチの家で暮らしたい!』!?
マジで〜!?別に矢口のことは嫌いじゃない。
どっちかっていえば好き・・・・かな?
明るいし、ちっちゃくて可愛いし、
仲良くしてくれるし・・・・
でも・・・偽りの優しさとか友情なんて絶対いらない
「ね〜紗耶香はヤグチといっしょに暮らすのイヤ・・・?」
あっあぶない。自分の世界に入っていきそうだった
「え・・・別にイヤじゃないケド・・・・」
「ホント!?じゃあ一緒に暮らそ♪」
「・・・うん」
矢口はちっちゃな体でピョンピョンジャンプしてた。
そんなに嬉しいのか〜?
「じゃ、早速帰ろ♪帰ろ♪
じゃあね〜裕ちゃん、なっち〜」
矢口は私の手をひぱって帰っていった・・・。
- 33 名前:沖 投稿日:2002年06月02日(日)20時50分00秒
- お願いがあります。読んでくれてる人は
いままでの『裕ちゃんとなっち』
(29〜31)を
『暮らそ♪』という題名に変えてください。
で、これから更新するのが
『裕ちゃんとなっち』です
- 34 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)20時55分57秒
- 「ホントにいいの?」
やっぱ心配だ。ホントに
いいのか。さっき会ったばっか人だし。
「ん?全然平気だよ〜!紗耶香も行く場所ないんでしょ?」
「・・・うん」
「ヤグチもヒマだったしさ〜最近なんて裕ちゃんと
なっちなんて二人でいっつも一緒だし・・・」
なんかだんだん矢口の声が小さくなってるし・・・。
なんでいつも二人は一緒?
「なんで二人はいつも一緒なの?」
ふつー不思議に思うじゃん。矢口は即答した。
「二人は今ラブラブなんだよ」
- 35 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)21時01分49秒
- ラブラブ!?さっきからビックリして
ばっかりだ。同姓愛者!?
「同姓愛者・・・?」
矢口は、『はぁ!?』って顔してるし・・。
「紗耶香はそーゆー人達を軽蔑するの・・・??」
イヤ・・・そーゆーワケじゃないんだけど・・・。
前、そうだったし。
「そーゆわけじゃないケドっ!!」
「そっかあ。良かった〜」
なんで矢口が安心するの?
自分のことでもないのに・・・。
「なんで矢口はそんなに安心してるわけ?」
「へ・・・?だって友達だから。裕ちゃんもなっちもヤグチの
大切な大切な友達だから。友達のこと悪くゆー人は
ヤグチ許さないよ。」
- 36 名前:裕ちゃんとなっち 投稿日:2002年06月02日(日)21時05分33秒
- 友達想いなことだねぇ・・・。
この村だからかな?
二人は付き合ってるのかぁ・・・。
「あっ!ちなみに今二人は同棲してるんだよぉ。
裕ちゃんの家だったケドね。前は。」
どっ!同棲〜!?ほとんど結婚してる夫婦みたいじゃんか〜
「紗〜耶〜香っ!!着いたよ〜。ここがヤグチん家。
ってもう来てるけどね♪キャハハッ!!!」
- 37 名前:仲良しコンビ 投稿日:2002年06月02日(日)21時14分30秒
- 矢口と一緒に暮らすようになって
1、2週間がたった。矢口は一緒にいて
楽しいし元気がでる。
今日、私はこの村に一軒しかない店に向かっている
矢口がどうやら畑?に新しい種をまくらしい。
めんどくさっ!って思ったケドこの村の人は
みんな、そうやってくらしているらしい
- 38 名前:!? 投稿日:2002年06月03日(月)01時56分20秒
- さやまり!期待!!
・・・・矢口可愛い♪
- 39 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月03日(月)06時53分12秒
- さやまりだ!
楽しみにしてます。
市井ちゃんの過去の好きな人は誰だろう・・?
- 40 名前:沖 投稿日:2002年06月03日(月)16時29分51秒
- こんにちは。
>!?さん
もしかして!?さんは
今もしかして小説書いてませんか?
なんか!?さんの小説読んだことあるんですよぉ。
>39さん
ありがとうございます。
いつもの人ですよ。いつもの人。
★それからさっきの37の
『仲良しコンビ』は『のの』に
変えてください。いっぱい変更あってすいません・・・。
- 41 名前:のの 投稿日:2002年06月03日(月)16時33分57秒
- 少し歩くとやっぱり風が
すごく気持ちいい・・・。
あれ・・・?あそこにいる女の子
・・・誰?
そこには木に寄りかかって下を見てた
可愛らしい女の子がいた。なんかちょっと幼い顔
してる。
結局はその道を通らなければならなかったから
通っただけなんだ。
なのに・・・
- 42 名前:のの 投稿日:2002年06月03日(月)16時36分48秒
- さっきより近くなったトコに行ったら
女の子は寂しそうな目をして泣いていたんだ・・・。
やっぱここは通りにくい・・・・。
でもその女の子もこっちに気付いたみたいで
こっちを見てきた。
- 43 名前:のの 投稿日:2002年06月03日(月)16時43分57秒
- 「あ・・・」
女の子が声をだした。
泣いてるのをこらえてるみたいで・・。
「こっ、こんにちはなのれす・・・。」
「あ、こんにちは・・・」
目がまだ少し赤かった。
「あぁ!もしかして、このまえこの村に
引越ししてきた人れすか?」
この村にきて1,2週間と言っても
知らない人は多い。
- 44 名前:のの 投稿日:2002年06月03日(月)16時52分06秒
- 「うん。そうだよ。市井紗耶香っていうの。
あなたは?」
「辻希美なのれす。」
『れす』だって。なんか可愛い。
八重歯がまた可愛い
「ねぇ・・・なんで泣いてたの・・・?
言いにくかったら言わなくてもいいよ。」
「・・・ののは、昔イジメられてたんれす。」
「イジメ・・・?」
「はなしずらくはないれすけど、少し長くなるのれす。」
「うん・・・」
ホントに聞いちゃっていいのかなぁ・・・?
- 45 名前:イジメッ子 投稿日:2002年06月03日(月)17時11分21秒
- これは4,5年前のはなしれす。
昔はのの、友達がいなくて親が死んじゃって
この村におばあちゃんときたのれす。
でも、おばあちゃんも死んじゃったのれす
そんな時、ののは友達もいなかったから
イジメられたんれす。
イジメをした子はほとんど今引越ししたのれす。
でもまだこの村に1人いるんれす。
その子の名前は・・・
『加護亜依』ちゃんって言うんれす。
- 46 名前:イジメッ子 投稿日:2002年06月03日(月)17時22分41秒
- 最近は、イジメをうけてないのれす。
ある人から助けられたんれす。
その人は今一緒にすんでいるのれす。
亜依ちゃんたちはののにあだなをつけてたんれす。
『れすれす』って名前だったらしいれす。
『ヤメテ』って言ったんれす。
でも逆効果で次は、石とか投げられたのれす。
泥団子とか・・・。ものすごく辛かったのれす・・・。
そんな時助けられたんれす。
「飯田香織」さんなのれす。
- 47 名前:沖 投稿日:2002年06月03日(月)17時27分47秒
- なんか飯田さんの字が違う気がする・・・。
でもわからない・・・。教えて下さい!
- 48 名前:いいらさん 投稿日:2002年06月03日(月)17時35分37秒
- そのいいらさんは、ののを励ましてくれたのれす
『カオリはぁ、思い出を背負って
生きていきたいなぁ・・。
どんな思い出もちゃんとこの胸に抱いて
信じていきたい。
きっと忘れていい思い出なんてひとつもないって
思いたい・・・。だからののも
きっとそのうちいい思い出になるよ。』って
言ってくれたのれす。ののはすごく
感動して泣いちゃったのれす。
- 49 名前:いいらさん 投稿日:2002年06月03日(月)17時39分01秒
- それからいいらさんはののが
イジメられてるときには必ず
助けにきてくれたのれす。
すごくすごくうれしかったのれす。
それでイジメてた子たちは親に
イジメがバレて謝りにきてくれたのれす
『ごめんなさい』って。
それで、亜依ちゃん以外の子はみんな
引越して行ったのれす。
で、今はいいらさんと一緒に住んでいるのれす。
- 50 名前:いいらさん 投稿日:2002年06月03日(月)17時42分28秒
- 今ではいい思い出になったと思うのれす
ののも強くなったと思うのれす
実は・・・のの・・・
いいらさんのこと好きなのれす・・・。
- 51 名前:買い物 投稿日:2002年06月03日(月)17時50分06秒
- 「頑張ってね。希美ちゃん。」
「『のの』でいいのれす。」
ののの顔には笑顔が戻っていた。
「じゃあ、さよなられす。」
「うん、バイバイ」
あーーーーーー!!!
矢口に言われて買ってくるハズの
たっ・・・種ーーーー!!!
そのあと市井さんはたっぷりと矢口さんに怒られました♪
- 52 名前:沖 投稿日:2002年06月03日(月)18時21分50秒
- 次はいじめをやった加護ちゃん登場です!
- 53 名前:生意気 投稿日:2002年06月03日(月)18時26分02秒
- ののに出会って数日がたった。
結局あの後、どうして遅くなったのかと
理由をいわなきゃいけなかったし、大変だった
やっぱり、いいわけが思いつかなくて、
ホントのことを言ったら最後には許してくれたケド・・・。
そして、今日は矢口の友達の『圭ちゃん』という人の
トコに遊びにいくらしい。そうなると私も
ついていくワケで・・。
- 54 名前:生意気 投稿日:2002年06月03日(月)18時29分47秒
- 「紗耶香〜!はやく〜。おいてっちゃうよぉ。」
「まってよ〜・・・。」
と、いうことで今日は『圭ちゃん』のところへ
遊びに行く事になった私。
ーーー『圭ちゃん』宅ーーーー
「けーーいーーちゃん♪ヤグチだよぉ〜!」
やっぱまだ慣れない・・・。チャイム・・・。
「あ、矢口じゃ〜ん!」
そんな事を考えていると『圭ちゃん』がでてきた。
- 55 名前:生意気 投稿日:2002年06月03日(月)18時33分36秒
- 「こんにちは。初めまして。私、保田圭。よろしく。
『圭ちゃん』でいいわよ。」
「市井紗耶香です・・・」
そんなあいさつをしてると・・・
「保田さ〜ん!」
誰かがでてきた。ののと同じくらいの女の子
「あっ!あの子は『加護亜依』ってゆうの。」
はぁ!?かっ『加護亜依』〜!?
ってことはアイツがののをイジメてたヤツ・・・。
- 56 名前:生意気 投稿日:2002年06月03日(月)18時37分10秒
- 「初めまして。ウチ『加護亜依』っていいます。」
か、関西弁・・・。
そんな中矢口は、忘れてるのか仲良く圭ちゃんとしゃべってる。
「なんやあの二人なかいいんやで〜。
市井さん。ウチらも二人で散歩でも行きましょ〜!
保田さ〜ん!ウチら散歩行ってきますね〜」
「気をつけてね〜」
早速コイツと二人・・・?
- 57 名前:39 投稿日:2002年06月03日(月)21時58分39秒
- いつもの人って・・・わからん。楽しみにしておこう。
飯田圭織で←香織
- 58 名前:沖 投稿日:2002年06月04日(火)18時03分07秒
- 57さん>『圭』ですね!ありがとうございます。
楽しみにしててください
- 59 名前:!? 投稿日:2002年06月05日(水)00時41分56秒
- いつもの人・・・・あの人ですね!w
小説書いてましたよ〜、一応終わったけど笑
続き楽しみにしております、がんばって下さい!
- 60 名前:沖 投稿日:2002年06月05日(水)21時09分14秒
- !?さん>ありがとうございます。
そういってくれると嬉しいです♪
- 61 名前:生意気 投稿日:2002年06月05日(水)21時15分22秒
- やっぱ聞きにくい・・・
『昔、辻希美ってこイジメてた?』なんてふつー聞けない・・・。
「なぁっ!市井さん!この村だいたい一回りしましょ〜!
狭いからすぐですよぉ。」
一回り・・ねぇ・・・。イヤじゃないんだ。でもやっぱ
ののをイジメた子かぁ。見た感じはイイ子なんだよね〜。
こうなったら『当たって砕けろ』だ〜。
もしかしたら『当たって砕ける』かもしれないケド・・・・。
「ねぇ、加護・・・さん?」
「『さん』なんていらんって!」
「うん・・・。あのさぁ、昔『のの』って子イジメてた?」
- 62 名前:生意気 投稿日:2002年06月06日(木)21時21分52秒
- 「えっ・・・・!?」
やっぱり・・・。加護の顔がちょっと変わった。
焦ったのかな?
「な・・・なんやねんっ!いきなり。ビックリするやないか・・・。」
焦ってる。焦ってる。
「ねぇ、怒ってないからさー、ホントのこと知りたい
だけだし・・・ね?」
「うっ!うるさいねんっ!市井さんには、
関係あらへんっ!!(怒)」
そういって加護は、走ってどこかへいってしまった。
くっ・・・砕けた・・・。
- 63 名前:生意気 投稿日:2002年06月06日(木)21時28分58秒
- さーて、どうするかなぁ〜?
やっぱ圭ちゃんのトコにでも戻るかな。
ーーーー圭ちゃん家ーーーー
「あっ!紗耶香〜!」
どうしたんだろ・・・?圭ちゃんが焦ってる。
もしかして、私が加護に『イジメてた?』
なんて聞いたから・・・・?まっ。いっか。
「どうしたの?」
「なんかねぇ〜加護がね、泣いてどっかいちゃった・・・」
矢口、どーでいい顔してるよ。
「二人とも、聞いてほしいことがあるんだ。」
圭ちゃんは真剣な顔をしていった。
「あのね・・・」
- 64 名前:生意気 投稿日:2002年06月09日(日)20時19分16秒
- 「あのね・・・」
圭ちゃんはすこし心配そうな顔をしていった
「なに?圭ちゃん?ヤグチ達でよければ
なんでも言ってよ。」
「うん・・・。加護が泣く事って滅多にないんだ・・・。
それで加護が泣くって事は必ずきまってるんだ。」
「きまったことってなに?圭ちゃん?」
「昔・・・辻をイジメてたこと。」
- 65 名前:裏返し 投稿日:2002年06月09日(日)20時24分13秒
- 「えっと・・・それってホントのことなんだ。」
「へ?どうゆうこと?矢口、知ってたの?!」
「知ってたってゆーか紗耶香から聞いた。」
わっ!私!??
「なんで紗耶香は、加護が辻のことイジメたこと
知ってるの?」
圭ちゃんの顔がちょっと変わった。正直に言うしかないか
「この前ののにあったんだ。その時に話してくれた。」
「そっか・・・・。」
「これから言うこといわないでね。
二人を信じて話すからね。」
私・・・・信じられてるんか・・・
- 66 名前:裏返し 投稿日:2002年06月09日(日)20時28分29秒
- 「実はね・・・・、加護・・・
昔から辻のこと・・・
好きだったんだ・・・。」
「「えええぇ!!!???」」
「な、なななななんで、圭ちゃんは知ってんのさ!?」
矢口が興奮してるよ。そりゃあビックリするケド、
よーするにあれでしょ?好きな子をからかっちゃうヤツ。
「加護がね、泣きながら話してくれた。
・・・時間かかちゃったけどね。」
- 67 名前:裏返し(5年前) 投稿日:2002年06月09日(日)21時20分09秒
- ーーー保田家(?)イジメがバレたときーーー
※5年前です。
「加護ぉ!なんであんたは辻を
イジメるわけ?人は必ず1つぐらい
悪いトコもってるんだから。
仲良くないのはどっちでもいいの。」
「・・・なんでですか?」
「そりゃあ、人には気が合う人と、気が合わない人とか
苦手な人とかいるわけよ。だからいいんじゃない?
辻と気があわなくっても、苦手でもイジメることなんて
ないんじゃないかなぁ・・・・。」
そう保田が言うと、加護は泣き出した。
「か・・・加護。泣く事ないよ。
もうやっちゃったことだしさ。
- 68 名前:裏返し(5年前) 投稿日:2002年06月09日(日)21時26分47秒
- 「ひっく・・ちっ・・・ちが・・・ん
ですっ・・!ひっく・・・」
加護はそれでも泣きながら話し始めてくれた。
「ウっ・・ウチはぁ・・ヒック、辻がぁっ
ひっく・・・好きっ・・なんですっ!
でもぉ・・ひっく・・恥ずかしくて・・・
仲良くなれなくてっ・・・少しでもっ
ちかづきっ・・・たくって・・それで・・・
それでっ・・・・。」
だんだん加護の声がちっちゃくなっていった。
- 69 名前:裏返し(5年前) 投稿日:2002年06月09日(日)21時36分28秒
- 「そっかぁ、わかったよ。加護。
大丈夫だから・・。愛情の裏返しだったんだね。
平気だよ。加護。ほかの辻をイジメた子はみんな
引越しするみたいだけど、やめようか。
そのかわり、イジメなんて絶対するんじゃないよ。
約束だよ。」
保田は加護の頭をやさしく撫でながら言った。
「はいっ・・・。でも・・・ウチっ
サイテーなことしたんや!ウチ、サイテーや!」
- 70 名前:裏返し(5年前) 投稿日:2002年06月09日(日)21時45分52秒
- 「ねぇ、加護ぉあたし思うんだけどさ、
人生の底までおちて初めてわかる気持ちだってあるよ
だからつまずいて、間違ってもそれはムダじゃないよ。
『ムダにするもんか』って思えばきっと自分を育てる
肥やしになるよ。」
「はいっ。じゃあ・・ウチもムダにはしません!
絶対に・・・しませんからっ!!この村にいさせて
下さいっ・・・!!!」
「わかったよ。加護も頑張るんだよ。」
- 71 名前:沖 投稿日:2002年06月09日(日)21時49分47秒
- 更新です。ちょっとマンガにでてた
言葉を少しマネして書いてみました。
私が感動した言葉です。
この後もしかしたらかごつじに
なるかもしれません。
それから、加護やなかざーさんの
関西弁、変なとこあると思います・・・。
ゴメンナサイ。
それから、もしかしたらやすいし、
無くなるかもしれません。ゴメンナサイ。
でも時間があったら書きたいです。
- 72 名前:裏返し 投稿日:2002年06月10日(月)22時22分12秒
- 「へぇ〜そんな事があったんだぁ。
ヤグチ、全然知らなかった〜。」
愛情の裏返しねぇ・・。
「ねぇ、矢口、紗耶香、あたし加護さがしにいくから
帰ってくれないかな・・?ゴメンネ。」
「うんっ!全然ヘーキだよ。圭ちゃん。
じゃあね。バイバーイ!!紗耶香、帰ろ。」
「うん・・・」
- 73 名前:裏返し 投稿日:2002年06月10日(月)22時28分09秒
- ーー保田視点ーー
ったくもう。アイツはどこにいったんだろ?
手間かけやがって。どうせ、いつものトコだろ。
保田が言ういつものトコとは、この村で一番高い丘である
ほらね、いたいた。
「かーごっ!」
「や・・保田さん?」
顔が暗いよー。目も赤いし。泣いてたな。
「また辻のこと?」
「はいっ・・・・。市井さん、ののにウチがイジメたこと
聞いたって・・。ウチ・・どうすればいいのかわからへんっ」
あーまた泣きそうだよぉ。紗耶香め・・・。
余計な事しやがって・・・。
「ねぇ、加護こうなったら辻に謝りに行こ?」
「え・・・?」
- 74 名前:裏返し 投稿日:2002年06月10日(月)22時34分12秒
- 「加護は過去にとらわれたままでいいの?
今、やらなきゃいけない事があるんじゃないの?」
「・・・でも・・ウチ弱い人間なんや。
だからそんなことできひんっ。」
弱い人間・・・・?
「加護、大切なのは弱さ故の向上心。
謝るついでに告白しちゃえ。・・・ってさすがに
それは無理か。」
加護?下向いててわかんないんだけど。
「ウチ、辻に謝りに行きますっ。」
決断力あるねー。この子は。
「うん。わかったよ。辻の家までは一緒に行ってあげる」
「・・・・はい。」
- 75 名前:沖 投稿日:2002年06月10日(月)22時35分08秒
- この小説読んでる人やっぱり
少ないんですかねぇ・・・・。
- 76 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月11日(火)00時15分28秒
- 読んでますよ〜
やすいしなくなっちゃうですか〜
( T▽T)<そんなの悲しすぎる!
大丈夫ですよ。やすいしなくても読みますから…(ヲイ
- 77 名前:沖 投稿日:2002年06月12日(水)19時59分59秒
- 76さん>ありがとうございます。
やすいし書いてたら時間がかかりそうなんで・・・。
ごめんなさい・・・。
- 78 名前:素直に・・・ 投稿日:2002年06月12日(水)20時12分58秒
- 次の日・・・・
「加護、勇気をだして言えば平気だよ。
辻はわかってくれるいい子だから。
辻を信じて。」
「はい・・・・。ウチ、できる限りのことはします」
まぁ、ここまできたら言うしかないわね。
「あっれ〜?圭ちゃんに加護ぉ?どっこ行っくのぉ?」
こんな時に邪魔者がっ・・・・。
「ヤグチ達も一緒に行きたいな〜♪」
いっ、行きたいって・・・。
「ちょっ・・・矢口。」
紗耶香ぁ、どうか矢口をどこかにつれてって・・・・。
「加護・・・どうするの?
あのね、この二人は知ってるんだよ。」
「えっ!?」
「・・なら一緒にきてもかまわへん・・。
みてくれるだけなら・・・。」
「じゃ、ヤグチ達も行くっ!!」
- 79 名前:素直に・・・ 投稿日:2002年06月12日(水)20時25分19秒
- ーーー飯田、辻の家の前ーーー
「加護っ!頑張るのよ。」
「加護っ。ファイトだぁ!」
「・・頑張って」
「・・・はいっ!ウチ、頑張ります。」
ガラガラガラ・・・
「あっ、あの!!」
「は〜い。誰れすかぁ〜?」
あっ・・・。辻やっ!
「・・・!あっ、亜依ちゃん!?」
うう〜ビックリしとるやないか・・・。
「ウッ、ウチっ!話・・・あんねん・・・。
聞いてほしいねん・・・・。」
「・・えっと・・いいれす・・。」
めっちゃ緊張するわ〜。
やっぱ外のほうがええよな。
「外で聞いてほしいねん・・・。」
- 80 名前:素直に・・・ 投稿日:2002年06月12日(水)20時33分13秒
- ーーー外ーーー
(矢口達。)
「あっ!圭ちゃん。二人とも外でてきた!」
「ホントね・・・・。そこの草むらに隠れましょう。」
「うんっ!いこっ。紗耶香っ♪」
「うん。」
ーー加護視点ーー
「あっ、あんなっ辻・・・。ウっ、ウチ
前、辻イジメてたやないか・・・」
ホンマにホンマに緊張するやないかっ!
こんなに緊張したの初めてや。
「そ・・・そうれす・・ね。」
辻まで緊張しとる。
「えっと・・・ゴメンナサイっ!!」
なんや・・・案外簡単やないかぁ・・。
自分の気持ち相手につたえることなんか。
「ふぇ・・・?」
「ウっ、ウチ辻のこと嫌いやないねんっ!
イジメた理由はまだ言えへん・・・。
・・・友達になってほしいねん・・・。」
- 81 名前:素直に・・・ 投稿日:2002年06月12日(水)20時51分35秒
- 「亜依・・・ちゃん?ホントれすか?
ホントにのののこと嫌いじゃないんれすか?」
「ホンマやっ!」
友達・・・まずはそこから・・・・。
「ののは・・・いいれす。亜依ちゃんと
友達になりたいれす。」
い・・・今なんて言った?
友達・・・?
「ホッ、ホンマに!?」
「はいれす。そのかわり友達れすから、
『のの』ってよんでくらさい。」
「あっあたりまえやん!ホンマに
ゴメンなぁ・・・。ひっく・・」
「もう平気れす!」
「これからはよろしくな!のの」
「はいれすっ!」
- 82 名前:沖 投稿日:2002年06月12日(水)21時19分53秒
- どうでしょう?
なんか、あいのの?になってましたけど・・・。
実は、あいのの編には続き(後編)が
あるのです。この次はなっちゅー編を書いていきたいです。
- 83 名前:ケンカ 投稿日:2002年06月13日(木)18時20分55秒
- 矢口と同居して一ヶ月がたった
もう秋に近づいていた
そんなある日・・・
- 84 名前:ケンカ 投稿日:2002年06月13日(木)18時31分54秒
- 「ヤ〜グ〜チっ!遊んで〜な〜。」
「なんでだよぉっ!裕ちゃん!」
今、ウチに裕ちゃんが来ています。
こんなんでなっちは怒らないのかなぁ・・・?
「裕ちゃん!なっち怒るよ〜。」
そうそう。早く帰ったほうが・・・。
「ゆ〜う〜ちゃんっ!ここにいたべさ〜。
なっちのカンはあたるべ。」
「な、なななななななっちぃ!!?」
ほらね。あたしのカンもあたるのさっ!
「な、なんや〜なっちヤキモチ妬いてくれたんか〜
裕ちゃん嬉しいわ〜。」
「なんだよっ!裕ちゃんのバカっ!」
- 85 名前:!? 投稿日:2002年06月14日(金)01時01分45秒
- 時間があるときは必ずチェックしてて
その度更新されてて嬉しいっす♪
- 86 名前:沖 投稿日:2002年06月14日(金)17時59分37秒
- !?さん>読んでくれてありがとうございます。
私は暇人なもので・・・。
なっちゅー編、少し短めです
- 87 名前:ケンカ 投稿日:2002年06月14日(金)18時04分23秒
- 「なっ!バカって・・・そんなことないっ!!
ウチは天才や〜!」
「はぁっ!?そんなわけないべ!いっつもいっつも
人にくっついてるだけだべ!」
うあ〜ケンカしてるよ・・・。お願いだからここでやらないで。
「もういいべ!裕ちゃんなんてしらないべ!
今日はヤグチの家に泊まるべ!!」
「「「はぁぁ!!??」」」
「なんでなっちがヤグチん家に泊まるのさ?」
「いいのっ!なっちは矢口ん家泊まるべ!」
- 88 名前:お泊り♪ 投稿日:2002年06月14日(金)18時10分56秒
- ーーー夜ーーー
「わ〜♪矢口の家久しぶりだべっ!
嬉しいべっ!」
「うん!ヤグチも幸せだぞぉ!!」
あ、そうですか。いいのかなぁ・・・?裕ちゃん。
もう二人ともハイテンションねぇ・・・・
修学旅行みたいだよ。
「なんかもうねむいから寝よっかぁ〜?」
「そうだべっ!ねるべねるべ!!」
「ね・・ねぇ、布団ってそんなにあるの?」
「あ・・・ヤグチん家ない。
ヤグチと紗耶香の分しかないや。
ま、いっか。う〜ん・・・。
紗耶香、一緒にねよ♪」
- 89 名前:お泊り♪ 投稿日:2002年06月14日(金)18時16分41秒
- 「はあ!?なんで私と矢口が一緒にぃ!?」
「ダメ・・・?」
うっ・・・。可愛い・・・。
上目遣いとあま〜い声・・・・
「いや・・・ダメじゃないけどなんで?」
「だってぇ、なっちとねたら裕ちゃん切れるじゃん。
だから」
あ〜、そーゆー事ぉ。
「・・・うん・・・。」
人と一緒にねるなんてアイツとから
初めてだなぁ・・・。懐かしい
- 90 名前:お泊り♪ 投稿日:2002年06月16日(日)22時32分04秒
- 眠れな〜い・・・・。
いくら夏が終わろうとしてもやっぱり夜は暑くて
しかもとなりには矢口がいる。でも眠れないのは
どうやら私だけではなくて・・・
「紗耶香ぁ、あっついねぇ・・・」
となりにいた矢口もだった。
「うん・・」
まっくらで今は矢口の顔もみえない。
「あれぇ?紗耶香、なっちがいないよぉ?」
ホントだ。暗くてよく見えないケドそろそろ目が慣れてきた
「ホントだ。どこいったんだろ?」
「なっち、ホントは裕ちゃんのトコに帰りたいのかな?
今からじゃ帰りずらいもんね・・・。」
矢口は俯いてどこか淋しそうだった
「ヤグチん家のベランダいってみよ。なっち結構
ヤグチん家詳しいから♪」
ベッベランダなんてあったのか・・・この家は・・・。
- 91 名前:お泊り♪ 投稿日:2002年06月16日(日)22時38分40秒
- ーーーベランダーーー
「裕ちゃん・・ひっく・・なっちが悪かったよぉ・・・。
ごめんなさい・・ひっく・だから・・帰りたいよぉっ。
ひっく・・ひっく」
「なっち、可哀想・・・。ねぇ、紗耶香。ヤグチたちでなんか
出来ないかなぁ・・・?」
矢口は思いっきりやる気マンマンって感じの顔してる
やっぱ友達思いなんだね・・矢口は。
「ん〜・・・そうだねぇ・・。なっちがなんか
するのを見てるか・・それか・・ウチらが協力するか・・。」
「ヤグチっ!なっちに協力するっ!友達だもんっ!!」
矢口の瞳はホントに綺麗で・・・。純粋な瞳だった・・・
「うん・・・じゃあ、私もいくよ。矢口。」
- 92 名前:お泊り♪ 投稿日:2002年06月16日(日)22時45分24秒
- 「なーーっち!」
矢口はいきなり後ろからなっちに声をかけた
「やっ矢口っ!?」
なっちまだ目が赤いよ・・・。
驚いてるし・・。
「ねぇ、なっち、なっちはホントは裕ちゃんのこと好きでしょ?
裕ちゃんだってなっちのこと好きなんだよ。
裕ちゃんが『愛してる』のはなっちだけなんだよ。
ねぇ、明日の朝一緒に裕ちゃん家、いこ?」
矢口はなっちに優しい顔でいった
「・・うんっ!なっち頑張るべさっ!」
なっちはいつもの可愛らしい笑顔に戻っていた・・
- 93 名前:ごめんねっ!! 投稿日:2002年06月16日(日)22時48分57秒
- 翌朝・・・
「さあっ!!いくぞぉ!なっちぃ!
絶っ対裕ちゃんは許してくれるんだぁっ!!」
矢口、矢口が謝るわけでもないのに、一番
張り切ってる・・。もう目には炎が・・・。
肝心のなっちは少し心配そうで、でもやっぱり
少し希望に満ち溢れている顔だった
- 94 名前:ごめんねっ!! 投稿日:2002年06月22日(土)21時12分17秒
- ーーー裕ちゃんの家ーーー
(なっち視点)
ガラガラガラ・・・
「・・・裕ちゃん・・・?」
あれ・・?裕ちゃんでてこないべ。
裕ちゃんそんなに怒ってるんだべかぁっ!?
でっでも!裕ちゃんも悪いんだべっ!
「なんや〜?」
ああっ!裕ちゃんだべ〜!
なんかまだ眠そうな目だべ・・・。
「あっあのっ裕ちゃん!!」
こっ声が裏返りそうだべ。
「な、なっちやないか・・。」
「あ、あのね裕ちゃん・・」
勇気をだすべ〜〜!!
「「ごめんなさいっ!!」」
・・・あれ?裕ちゃんとなっちの声が
ハモったべか?
「あ、あの〜なっちぃ、ゴメンなぁ。
裕ちゃんなっちのことだけが好きやからな。
これはホンマやで。なっち。だから・・
こんなウチがゆうのはあれやけど・・・
よければ・・・戻ってきてくれへんか?」
裕ちゃん・・・?まさか裕ちゃんもなっちと同じ考えだったべか?
さすが裕ちゃんとなっちだべ!
「もちろんだべ!なっちも裕ちゃんのこと大好きだべっ!」
「なっちぃ、ホンマにごめんなぁ。」
- 95 名前:ごめんねっ!! 投稿日:2002年06月22日(土)21時14分48秒
そして二人は約束のしるしとして
唇をあわせた・・・
裕ちゃん!
これからも一緒の時間を大切にするべ!
- 96 名前:沖 投稿日:2002年06月22日(土)21時19分53秒
- ・・・ごめんなさい・・
下手です・・
文章力ないのです・・私。
もし読んでくれる人たちがいたのなら
謝ります。ごめんなさい。
なっちゅー編は終わりです。
次はたぶんあいのの編の後編、やりたいのです。
が!私はもうすぐ大嫌いのテストが始まるのです。
私はマジでバカなのです。勉強しないと親に殺されます
だから少し?の間ここにこれません。
読んでくれる人、ごめんなさい。
テストが終わったらまた始めたいです。
- 97 名前:名無し読者 投稿日:2002年06月23日(日)04時30分28秒
- いや、下手な文章じゃないですよ。
なにもそんなに卑屈にならんでも。
とりあえず試験頑張ってください。
続きを期待してます。
- 98 名前:沖 投稿日:2002年06月27日(木)17時50分20秒
- お久しぶりです。
テストなんとか終わりました。
テストはもうダメですけど・・・。
97さん>下手な文ではないと
言ってくれてありがとうございます。
今日からまた頑張ります
そんで予定していたようにあいのの編、やります
- 99 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年06月27日(木)17時56分39秒
- 加護と辻が仲良くなってから二ヶ月が過ぎました
今では仲良しコンビです
そんな二人に少し難しい恋のお話。
- 100 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年06月27日(木)18時03分21秒
- ーー加護視点ーー
「じゃーなーのの〜!」
「バイバ〜イ!亜依ちゃ〜ん!」
はぁ・・・。なんでやろ・・
ののと一緒にいればいるほど胸がきゅうってなるんや。
やっぱこれが恋ってヤツなんか?ウチこーゆーの初めてやから
わからへん。
でも・・・
怖い。ののに告白するのはホンマに怖いんや
告白したら怖がるやろか?
告白したら友達やなくなるんやって・・
告白したらののとお話できんようになるかも・・
告白したら・・・・
ウチ、意気地なしやねんっ
「あれぇ?加護じゃん。」
- 101 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月07日(日)23時37分44秒
- そろそろ続きを
- 102 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年07月11日(木)20時04分17秒
- や、矢口さんと市井さん?
あ、この二人ならウチがのののこと好きってこと知っとるんや。
「あ、矢口さんに市井さん。」
「こんなとこでなにやってんの?」
「あ、あのぉ、もし好きな人が出来たら二人はどうします?」
「え〜矢口はねぇ、告白??で、ダメだったら友達で・・って感じ?
紗耶香は?」
「あたしは・・その時にならないとわからない。」
告白・・・友達かぁ。
のの、ウチが告白したあとも友達になってくれるんやろか?
「あ、ウチそろそろ帰りますね〜。さようなら〜。」
「あ、うん。ばいば〜い!」
- 103 名前:好きやねんっ!(番外編?) 投稿日:2002年07月11日(木)20時19分08秒
- ーーー矢口宅ーーー
「ねぇ、紗耶香ぁ。」
「んー?」
「あのさーもしかして、加護、辻に告白すんのかなぁ?」
「んー?そうなんじゃない?」
「紗耶香さ、どうなると思う?」
「さー。どうなんだろうねぇ・・・。」
「紗耶香ぁ!ちゃんと答えてよぉ!」
「答えてるよ。」
「ヤグチさ、なんかイヤな予感するんだよね〜」
「ま、いいじゃん。その時になったらわかるよ。
なんとかなるよ。」
「うんっ!紗耶香ぁ、あのさ〜、今日一緒に寝よ??」
「えぇっ!!!」
「ダメ・・・?」
「いや・・・ダメじゃないけど」
「じゃ、寝よ♪」
- 104 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年07月12日(金)21時44分58秒
- 次の日・・・
ウチ・・・ウチ・・
どうしたらいいねんっ!!
今日もまたののと遊ぶ・・
あしたもまた・・・
ずっとずっとそのくりかえし
それとも・・・・
ウチっ!のののこと信用できひんのかっ!?
そんなことあらへん・・・
でも・・怖いんや・・・
- 105 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年07月12日(金)21時54分34秒
- 「亜依ちゃ〜ん!」
あっ!ののがウチにむかっておおきく手ぇふっとる
もう、時間・・やな
「なぁ、ののぉ。」
「ん?なんれすか?亜依ちゃん?そだ!今日はなにして遊ぶのれす?
(ニコニコ♪)」
ホンマに言っていいんか?ウチ・・・。
「あんな、のの、今日ウチののに話・・・あるんや。
聞いてくれへん?」
「うんっ!いいれすよ。亜依ちゃん♪」
ごめんな・・・のの。
ウチ、のののこと・・・ずっとずぅっと・・・・
- 106 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年07月13日(土)10時19分51秒
- 「のっ!ののっ!!」
「・・?どうしたのれすか?亜依ちゃん。」
ホンマに・・・ごめん・・・。
「ののぉ、ゴメンなぁ・・・・。」
この時・・・ののはとてもとても怖かったのれす・・・・。
「もしかして・・・もうお友達じゃなくなっちゃうんれすか?
やっぱり亜依ちゃんはのののことが嫌い・・・れすか?
・・・そっ、そんなのののはイヤれす!!
せっかくお友達になれたのにぃ・・・・。
のの!ののは亜依ちゃんのこと大好きなのれすっ!!
ずっとずうっとお友達でいたいのれす!!」
ののぉ・・・・そんなんやない・・
のののこと嫌いなんてことそんなことないんや・・・
ただ・・ただウチの勇気が足りないだけ。
「ウチっ!!のののことずうっと前がら好きやったんやっ!!」
- 107 名前:好きやねんっ! 投稿日:2002年07月13日(土)10時29分03秒
- 「あ・・亜依・・ちゃん?ののもっ!ののも亜依ちゃんのこと大好きれす!
これからもいっぱいいっぱいののと亜依ちゃんで遊ぶのれす!!」
ののはとてもとても怖かったのれす・・・。
なんか亜依ちゃんが離れていってしまうような・・・・。
とてもイヤな感じで・・。
「そうやないっ!そうゆうんやなくて・・・。ウチっ!ウチっ!
ののに恋してしまったんやっ!!!」
言ってしもた・・・。
ののの顔がだんだん淋しそうとゆうか・・・。
風がふいた。
お願いっ!風さんっ!!今ウチが言った言葉・・・
消して・・・ののに聞こえなかったように・・・・
「・・っ!!」
ののは走って逃げてもうた・・・・。
ウチもうののの友達やないんか?
もう目もあわせてくれへんのか?
もう「亜依ちゃん」ってよんでくれへんのか?
もしかしたら「加護さん」になったりして・・・。
怖い・・・。
- 108 名前:おにぎり 投稿日:2002年07月13日(土)10時47分54秒
- ーーーのの視点ーーー
ごめん・・・ごめんね亜依ちゃん
逃げてきちゃったのれす・・・。
涙・・・。ののは自然に泣いちゃったのれすか。
ののはホントに泣き虫で困るのれす。
早くののの心の中にいる泣き虫の虫さん、はやくでていってほしいのれす
亜依ちゃん・・・
いいらさんはなんて言うんれしょうか?
- 109 名前:おにぎり 投稿日:2002年07月13日(土)10時58分36秒
- ーーー飯田宅ーーー
「た、ただいまなのれす。」
「あれぇ?早いねぇ。どうしたの?加護と遊ぶんじゃないの?」
「いいらさん、相談があるのれす。」
「ん〜?なに。言ってごらん?」
いいらさんの顔はとても優しそうなのれす。
声も優しいのれす。
大好きなのれす。いいらさん。
「今日、亜依ちゃんに告白されちゃったのれす・・・。」
「ええっ!!??そうなの。カオリ、びっくり。」
「ののはとてもビックリしたのれす。
ののも亜依ちゃんは好きなのれす。
大好きなのれす。でも・・・」
この先の言葉がみつかりませんれした。
わからなかったのれす。でも緊張したのれす。
「恋愛対照では見てなかったわけだ。」
「そうなのれす!それなのれす!!
のの・・・自分が嫌いなのれす・・・。」
- 110 名前:おにぎり 投稿日:2002年07月13日(土)11時04分18秒
- 「え?」
言ってしまったのれす・・・。
余計なことまで・・。確かにののは自分が嫌いなのれす。
バカで運動もできなくて、泣き虫で、友達も少なくって・・・。
「辻は自分のこと嫌いなんだぁ。」
「そうなのれす。」
- 111 名前:おにぎり 投稿日:2002年07月13日(土)11時17分25秒
- 「でもさぁ、『自分を好きになる』ってどーゆー事かなぁ。
『いいところ』ってどうやってさがすのかなぁ・・・。
でも、そーゆーのじゃないよ。きっと。
誰かに『好きだ』って言ってもらえて初めて自分を好きになれると思うよ。
誰かに受け入れられて初めて、自分を少し許せそうな・・・
好きになれそうな気がしてくると思うんだ。」
あの時・・・ののはビックリしたけど・・・
ちょっぴり心のどこかでは、嬉しかったにかもしれないのれす。
「はい・・・。のの、ののは嬉しかったのれす・・。」
「あのさ、例えば人の『素敵』ってヤツがおにぎりの梅干しだったとすると
背中についているのかもしれないね。」
「背中・・・れすか?」
「うん。背中についているせいで、せっかくの梅干しが見えないのかも・・・。
自分を嫌いになったり、誰かを好きになったりするのも他人の梅干しなら
よく見えるからなのかもしれないね。」
梅干し・・・れすか?なんとなくわかったような、わからないような・・・。
「ののにもついてるよ。梅干し。」
- 112 名前:おにぎり 投稿日:2002年07月13日(土)11時22分30秒
- 「ほえ?・・・ホントれすかっ!?ホントのホントにののの背中にも
梅干しついてるんですか!?」
そしたらすっごく嬉しいのれす!!
「うん。でっかい梅干しがついてるよ。」
「いいらさんもでっかなでっかな梅干しついてるのれす!」
「ホントぉ?そしたらカオリ、嬉しいなぁ。」
ホントなのれす。いいらさんは、いいらさんの体に入らないくらいの
大きな大きな梅干しがついているのです。
「のの、今ののがやることってあるんじゃないの?
大丈夫。ののにならできるコト。もしかしたら、ののにしかできない事
かもしれないよ。」
「へいっ!!」
- 113 名前:Best Friend 投稿日:2002年07月13日(土)11時37分59秒
- 「あーいーちゃんっ!」
「のっ!ののっ!!どうしてウチが、ここにいることわかったん?」
そう・・・。ここは加護の一番好きな場所。
この村で一番高い丘。
「ハアッ、ハア。やっと見つけたのれす♪ずっと探してたのれすよ。
亜依ちゃん。」
のの、ウチがさっき言った言葉は・・・?
でも、また「亜依ちゃん」って呼んでくれたんや・・。
「えっと、亜依ちゃんさっき亜依ちゃんがののに言ってくれた
言葉なんれすけどぉ・・・。」
「ののぉ、ゴメンなぁ・・。ウチが全部悪かったんや・・・。」
もしかして・・・。亜依ちゃんがののをイジメた理由ってまさか・・・
『愛のムチ』?じゃないのれす!『愛情の裏返し』れすか?
「亜依ちゃん・・・ありがとうなのれす・・。
そして、ごめんなさいなのれす。ののは亜依ちゃんのこと
お友達としか見られないんれす・・・。」
「のの・・・?ってことはのの、ウチと友達でいてくれるんか?」
加護の声は少し震えていて・・どこか不安でいっぱいの声だった。
「もちろんなのれす!!」
「じゃあ・・・これからもよろしくなぁ!のの!!」
「もちろんなのれす!!」
- 114 名前:Best Friend 投稿日:2002年07月13日(土)11時43分18秒
- 「そやっ!のの!!ここで夕日見よ!
めっちゃキレイなんやでぇ!!」
「夕日・・・れすか?」
のの、夕日なんてあんまりみないのれす。今はチャンスれすっ!
「へいっ!見るのれす!」
夕日はいつも通りだったけどいつもより輝いてみえたのは気のせいかな?
このとき見た夕日、絶対に忘れないよ。
- 115 名前:Best Friend 投稿日:2002年07月13日(土)11時45分25秒
キミのそばにいる
ウチら、ずぅっと友達やから・・・。
ずっとずぅっと永遠の親友。
- 116 名前:沖 投稿日:2002年07月13日(土)11時53分50秒
- ごめんなさい
遅れました・・・。
あいのの編なんてホントは予定してなかったんですけど・・・。
どうでしたか?
あいのの編終了です。
さて、次はとうとうさやまりです。
遅れてしまいましたね。
それから106の「のののことずうっと前がら・・・・」
になってます。 「のののことずうっと前から・・・・」
になおしてください。
あと一ヶ所かな?飯田さんがのののことを『辻』って呼んでます。
『のの』にしてください。
>101さん
遅れてすいませんですた。更新しました
- 117 名前:Best Friend 投稿日:2002年07月16日(火)09時16分18秒
- ちょこっとつけたしーー
ごめんね・・・亜依ちゃん
愛することはできないけど
大好きなのれす
ずっとずぅっと友達
親友なのれす
二人一緒に歩んでいくのれす
大好きなのれす
亜依ちゃん
- 118 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月16日(火)10時57分51秒
- さやまり期待
- 119 名前:どうして・・・ 投稿日:2002年07月22日(月)19時10分00秒
- 私は、今日ヒマなんだよ・・・。
今日は雨もふってるしからこの村ではなんにもできない。
前だったら雨でも遊んでたんだけどね。
この村は、遊ぶトコなんてないし。
ん・・・・?あれは・・・。
裕ちゃんだ。
「なんや?紗耶香やないか。」
あ、気付いたみたい。
「あ、裕ちゃん。」
「なにやってんや?こんな雨のなかで・・・。」
「なんにもしてないケド・・・・裕ちゃんは?」
だって矢口、素直すぎるから一緒にいると矢口が汚れていきそうで・・・
「どうや?矢口との生活は?・・・ま、まさか!紗耶香
矢口・・襲ってないやろな!?」
「まさか・・・」
んなわけないじゃん。裕ちゃんはどうゆう考えしてんの?
- 120 名前:どうして・・・ 投稿日:2002年07月22日(月)19時18分12秒
- 「でも・・・。」
「でも・・・なんや?」
沈黙・・・・。
なんかやけに雨の音とかにおいがする。
「矢口は素直すぎる
・・・・ってゆうか、なんか矢口は、
キレイすぎるのかな?心が。」
こうゆうのかな?初めてだよ。矢口の印象をいったのは
嫌いじゃないんだ・・・。
けっこう可愛いしさ。
でも・・・・私には合わないと思う。
「そぉかぁ。紗耶香はそう思ってたんかぁ。
でも確かにそうかもしれんな。矢口は素直すぎるな。
あー、でもそれにも理由があるんやでぇ。」
・・・理由?なんか矢口あったの?
「知りたいなら教えてやるでぇ。」
知りたい・・・けど。いいの?そんな簡単に教えちゃって。
「雨ひどくなってきたから、どっか移動しよ。」
「うん。」
- 121 名前:どうして・・・ 投稿日:2002年07月22日(月)19時21分58秒
- ここは、公園・・・?
公園っていっていいかわからない場所。
木がたくさんはえていて遊ぶものなんてほとんどない。
でも・・・雨はしのげるし空気が・・・おいしかった。
「さてと、紗耶香。知りたいならはなすで。全部。
あ、別にそこまで悲しい話やない。」
「いいのなら・・・知りたい。」
「そうゆうと思ったんや。」
- 122 名前:良心のカタチ 投稿日:2002年07月22日(月)19時36分16秒
- 「あれは・・・矢口が、9歳のことやったかなぁ・・・」
ーーー10年前ーーー
矢口のおとんはなぁ、矢口が小さいときに亡くなったそうや。
だからおかんがずっと1人で世話しとったなや。
でも、病気になってしもうてなぁ・・・・。
「お母さんっ!お母さんっ!!」
もう、このとき矢口、泣きそうになってたもんなぁ・・・。
おっきい瞳に涙いっぱいためてなぁ。
「真里、お母さん大丈夫だから・・・・。」
「でもっ!でもぉ・・・お母さんっ!
死なないでぇっ!!ヤだよぉ!お母さんっ。
どこにもいかないでっ!」
でも、矢口のおかん、もうダメやった。
「真里、じゃあ最後にお願いがあるから・・・聞いてね?」
「やだっ!最後なんて言わないでぇっ!!」
あの時の矢口のおかん、頑張ってたんや。
- 123 名前:良心のカタチ 投稿日:2002年07月22日(月)19時47分25秒
- 「あのね、真里。
生まれてきたときにもっているものは食欲とか物欲とかそーゆー欲。
やさしさは一人一人個人のつくりもの
みたいだから、誤解されたり偽善だったり思われることが多いんだ。
だから、真里は信じてあげな。それはきっと誰かの力になるから・・・。
約束だよ・・・・真・・里。」
「お母さんっ!おかーさーんっ!!」
こうして矢口のおかんは・・・・。
「・・・お母さん・・・ヤグチ・・約束絶対守るからね・・・。」
- 124 名前:ありがとね 投稿日:2002年08月01日(木)17時50分22秒
- 裕ちゃんのはなしを聞いた私は、家に帰ろうとしていた
でも、矢口と顔を合わせずらかった。
あんな純粋で無邪気な瞳でいられたのも
矢口のお母さんのおかげ。
でも・・・私は?
私・・・矢口を汚していくかもしれない
一緒にいていいのかわからない
- 125 名前:ありがとね 投稿日:2002年08月01日(木)18時02分49秒
- ーー矢口宅ーー
ガラガラ。
「あ、紗耶香おかえり〜♪」
矢口は、こっちをむいてニコニコ笑っていた。
「・・・あ、あのさ、矢口。」
「ん?なーに。紗耶香ぁ。」
ごめん・・・。矢口。
「私・・帰る。」
「かっ!帰るって紗耶香どこに!?え、ねぇウソでしょ?
何言ってんの?」
ホントだよ。やっぱろ私にはここよりも前にすんでいた所のほうが
合ってるのかもしれない。
矢口はビックリしてて、まだ信じられないという顔をしてる。
「ホントだよ。準備したら前にすんでた所に帰るよ。
いままでありがとう。」
「なっ!なんで!?ヤグチ、なんかした?ヤグチのこと嫌い?」
そんなわけないじゃん。でも、ここは合わないよ。
「違うけど・・」
「そっかぁ。紗耶香帰っちゃうんだぁ・・。
帰ってもヤグチやみんなのこと忘れないでねっ!
絶対だよ!約束だよ!!」
「うん・・・・。」
- 126 名前:ありがとね 投稿日:2002年08月01日(木)18時05分21秒
- 私が準備をしている時は矢口も
あまり私のそばから、離れなくて、手伝ってくれた。
でもずっと矢口の目は、寂しそうだった。
- 127 名前:沖 投稿日:2002年08月01日(木)18時11分12秒
- ちょっと遅れました
今半分いったところかな?
はい・・。
- 128 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月02日(金)04時15分29秒
- 帰っちゃイヤ〜!
- 129 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)14時56分59秒
- 次の日・・・・。
今日は、とてもいい天気で雲1つなかった。
「短い間でしたけど、お世話になりました。楽しかったです。」
私は少し頭を下げた。
いままで、会った人達がみんな来てくれた。
矢口は、駅までついてくるらしいけど。
「むこうに帰っても元気でいてな?」
と、裕ちゃん。
「手紙ちょうだいね〜。」
と、なっち。
「いつでも帰ってきていいのれす。」
と、のの。
「ウチらのこと、忘れんといてやー!」
と、加護。
「ちょっとは、こっちに遊びにきなさいよ!」
と、圭ちゃん。
「今度、遊ぼうね。」
と、今日会ったばかりのカオリ。・・・交信してるけど。
「うん。」
もう決めたんだ。
- 130 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)15時00分26秒
- 「矢口、止めないんかぁ?」
「あ、裕ちゃん。紗耶香が決めたことだから・・・。」
「そっか。」
「うん・・・。淋しいけどね。」
「紗耶香〜!!」
「ん?何矢口。」
「だから〜。ヤグチは駅まで行くっていったじゃん。」
あ、そうだった。
それにしても・・・荷物重たい・・・・。
- 131 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)15時13分12秒
- ーーー駅ーーー
「遠くにいても紗耶香のこと忘れないよ。元気でね。」
「うん。」
電車が来るのはまだまだ時間があったので、
私は、矢口と話していた。
「ずっとずぅっと友達だからね!」
「うん。」
なんだろう?この気持ち。
この気持ち・・・・一度、前になったことがあるかもしれない。
でも、この気持ちと同時に、なんか胸が苦しむのは・・・なぜ?
もしかしたら・・・
私・・・
- 132 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)15時14分18秒
矢口のこと好きだったのかもしれない・・・・
- 133 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)15時21分36秒
- 少し小さめの背丈
無邪気でくりくりした瞳
金髪の髪の毛
可愛いという言葉がよく似合う顔
アイツとは、全然違うけど・・・・
好きだったんだ・・・
矢口と一緒にいて
矢口と一緒にご飯を食べて
矢口と一緒に寄り添って寝て
矢口と一緒に笑って
もう二度とこの気持ちにはならないときめたのに
いつからだろう?矢口を好きになったのは
それはまだわからないけど
自分で自分の気持ちに気付かなかっただけなのかもしれない
もしかしたら、気付かないふりをしていたのかもしれない
- 134 名前:自分の気持ち 投稿日:2002年08月03日(土)15時37分44秒
- 「あ、あのさ、矢口。」
素直になれたら・・・
アイツみたいに・・・・
「ん?何ぃ、紗耶香ぁ?」
「あのね、やっぱり帰らないでここにいてもいい・・かな?」
「紗耶香?」
そのあとすぐに矢口の顔が、パアァっって輝いた気がした。
矢口は急に私に抱きついてきた。
「ホント!?ホントに?紗耶香まだここにいてくれるの?」
「うん・・・。」
「ヤグチ、す〜っごく嬉しい!これからは、ず〜っと一緒だよ!」
ずっとかは、わからないけど・・・・。
出来るだけ、出来るだけ一緒にいたい。
「・・・うん。これからはみんなと一緒にいたい。」
泣いたり、笑ったりしながら・・・・。
「矢口に逢えてよかった。」
「うん!ヤグチもだよっ!」
- 135 名前:沖 投稿日:2002年08月03日(土)15時39分44秒
- さやまり編の前編終わりです。
短かったけど・・・・。
>128さん
大丈夫です。市井さんは帰らせません。
- 136 名前:お願い 投稿日:2002年08月07日(水)16時18分39秒
- 自分の気持ちに気付いて、今はここにいる。
あの後、すぐに村に戻った。
みんな笑顔でむかえてくれたから、帰りやすかった。
まぁ、いろいろ聞かれたけどさ。
でも・・・今、マジ寒い。
もう完全に冬。
雪が降ってもおかしくないぐらい寒い。
しかも今日は、1月1日。
ってことで、初もうでらしい。
しかもみんなで。
神社はこの村に1つしかないらしい。
それで、この日はみんなで朝まですごすんだって。
矢口が言ってた。
ののや加護はギャーギャー騒いでるし
カオリは、交信してる。
いまだに『交信』というものがよくわからないけど・・・。
- 137 名前:お願い 投稿日:2002年08月07日(水)16時30分50秒
- 「ねぇ、紗耶香ぁ。裕ちゃんとなっち遅いねぇ・・・。」
そう。最初に誘った二人が一番遅いってどうゆうこと?
「うん。遅いね・・。」
「あー、もうみんな来てたんかー。はやいなぁ。」
あ、来た。
「ごめんごめん。裕ちゃん、準備するのが遅かったんだべ。」
「はぁ〜!?ならなっちだってそうやろぉ?」
「まぁまぁ。はやく、お願いしにいこーよぉ。」
「あ、そやな。みんな、集まりぃ。」
「ん?なんだよぉ。」
みんないろいろいいながら集まってくる。
裕ちゃんは、みんなが集まってから話し出した。
「みんな、よー聞き。
あんなぁ、お願い事するのは初もうでが一番いいんや。
神様の前で、お願いを言う。でもそれは、神だのみやなくて、
自分に誓いをたてることなんや。
今年の自分はこうしたいとか、こうありたいとかあるやろ?
誰にもしばられず、一番揺るぎやすい自分の心を、神様に約束することで
釘をさす。って感じかな?
ほら、一人一人お願いしときや。」
「「「「「「「うん。」」」」」」」
- 138 名前:それぞれのお願い〜友達〜 投稿日:2002年08月07日(水)16時37分23秒
- 「・・・・・。」
「ののー。ののは何お願いしたんやー?」
「ののれすか?ののはれすね〜、2つもしたのれす。」
「2こぉ?」
「そうれす。1つめはぁ、これからも亜依ちゃんやいいらさんと
一緒にいられますようにって。
2つめはぁ、今年もたくさんおいしいものが食べられますようにって
お願いしたのれす。亜依ちゃんはぁ?」
「あ、ウチか?ウチはな〜・・・言えへんっ!!」
「なんれすか〜?教えてほしいのれす〜!ずるいのれす〜!」
「秘密や♪秘密♪」
のの、言えるわけないやろ?
めっちゃ恥ずかしいんやで?
これからもずぅ〜っとののと友達でいられますように。
- 139 名前:それぞれのお願い〜大好き〜 投稿日:2002年08月07日(水)16時43分51秒
- 「なっち〜」
「なんだべ?裕ちゃん。」
「何お願いしたんか言ってみ〜?」
「なんだべ。そーゆーのは普通、裕ちゃんから言うもんだべ。」
「なんやねんそれ。・・・ウチはな、これからもなっちやみんなが
楽しくいられますようにってな。なっちはなんやねん?」
「なっちだべか〜?なっちはぁ、いつまでも裕ちゃんと
恋人でいられますようにって。あ〜なんか、恥ずかしいべ〜・・・。」
「・・・可愛ええ〜・・・。」
- 140 名前:それぞれのお願い〜秘密〜 投稿日:2002年08月07日(水)16時51分03秒
- 「カオリ。」
「・・・・あ、圭ちゃん。」
「なによ?また交信してたわけ?」
「まあね。圭ちゃんは何お願いしたの?」
「そんなの言えないわよ。こうゆうものは秘密にしておくものなのよ!」
「そうなんだ。カオリもじゃあ、秘密にしとこ。」
「『じゃあ』ってなによ?」
「いいじゃん。圭ちゃんも大変だね。」
「なにがよ?」
「加護。」
「あー、大変よ。でも前より、家にいなくなったから楽よ。」
「あ、そう。」
今年も、平和な生活ができますように・・・。
今年こそ、男ができますように・・・ではなくて。
今年も、いつも通りすごせますように・・・。
- 141 名前:それぞれのお願い〜ずぅっと〜 投稿日:2002年08月07日(水)16時55分40秒
- 「紗耶香、お願い・・・した?」
「うん。」
「何したの?」
「矢口は?」
「え?ヤグチはね、これからも
ず〜っと紗耶香のそばにいられますようにって。
紗耶香は?」
「まぁね。」
「なんだよそれ〜!?」
矢口と一緒だよ。
- 142 名前:沖 投稿日:2002年08月07日(水)16時56分34秒
- またちょい更新。
もうすぐ終わりそうです。
- 143 名前:みんなの夜 投稿日:2002年08月17日(土)12時58分54秒
- 初もうでが終わったと思ったら、
今度はここは裕ちゃん家。
お菓子とか飲み物とかいろいろ出てる。
ってか・・・みんなお祭り気分。
まぁ、イヤじゃないけどさ。
「このお菓子、おいしいのれす〜!!
亜依ちゃん、食べてみるのれすっ!」
「ほんま!?ウチにも食べさせて!!」
ののと加護はクッキーを食べてるし・・・・。
「ほんまや!うまいで〜!!」
「紗耶香〜。」
「あ、何?矢口。」
「はいっ!ケーキ。裕ちゃんからもらったんだよ。食べよ?」
「うん。」
それにしても・・・みんなよく食べるよなぁ・・・。
- 144 名前:みんなの夜 投稿日:2002年08月17日(土)13時01分54秒
- もう1時すぎ。
ほとんどのみんなが寝てる。
私はそこまで眠くないけど・・・。
「なんや〜。紗耶香ぁ。起きてたん?」
あ、裕ちゃんが起きてたんだ。
「うん。」
「ちょっと外、出ぇへん?
外の空気すいにいこうや。」
- 145 名前:みんなの夜 投稿日:2002年08月17日(土)13時11分34秒
- 寒っ・・・。
夜だしね。
こんな時間に外に出るなんて久しぶり。
「紗耶香、矢口のこと好きなん?」
「へっ・・・!?」
はっ!?そんなの言えるわけないじゃん。
・・・恥ずかしいって。うん。
「そ、そんなわけないじゃん。好き・・・だけどさ。恋とかじゃないよ。」
「何、ウソついとるん?ほかのみんな気付いてないらしいけど。
矢口、鈍感やからなぁ・・・。」
言っていいの?
もうバレてる?
「・・・・好き・・だよ。」
「やっぱな。まぁ、安心しぃ。誰にも言わんから。」
あ、じゃあよかった。ちょっと安心したよ。
「でも、紗耶香ときどき寂しそうに笑うんやもん。
なんか昔、あったんか?」
・・・鋭いね。
「まぁね。」
「ま、せめて好きな人ぐらい信じてあげたらどうや?」
「・・・」
矢口を?信じるってこと?
「ま、ウチ眠くなったからもう寝るわ。おやすみぃ。」
- 146 名前:儚い約束 投稿日:2002年08月17日(土)13時19分14秒
- 初もうでから何週間かが過ぎた。
裕ちゃんにもバレたしね。
「・・香ぁ?紗耶香ぁ?」
「あ、ごめん。なに?」
怒ってる。そんなによんでたの?考えごとしてたから・・・。
「どうしたの?元気ないよぉ?」
信じていいの?
信じていいよね?
矢口・・・。
「あのね、矢口。」
「・・・どうしたの?紗耶香?なんか変だよ?」
「聞いてくれる?私がこの村に来た理由。」
「理由?いい・・・けど?」
矢口も私が、真剣な顔してるからかな?
なんか緊張してる感じ。
「この村に来る前・・・。
- 147 名前:儚い約束 投稿日:2002年08月17日(土)13時26分53秒
- 私は、女の子と付き合ってた。
後藤真希・・・って子。
すごく可愛かった。
無邪気に笑ってくれて。
見た目は大人っぽかったけど性格は子供っぽくて。
それで毎日のように会って遊んでた。
キスもたくさんした。
二人でたくさん笑った。
家が嫌いだったけど後藤がいればすぐに癒された。
でも・・・。
「いちーちゃんっ!今日は一緒にお散歩しよっ!」
「散歩ぉ?疲れるじゃん。」
「え〜?いーじゃん、お散歩ぉ。
それともいちーちゃん・・・ごとーと一緒にお散歩ヤ?」
私、後藤のことホントに好きだったから、甘かったから。
「う・・・いいよ。」
「ヤッター!」
後藤はいつも心から嬉しそうに笑ったりしたから、私も嬉しかった。
- 148 名前:儚い約束 投稿日:2002年08月17日(土)13時31分55秒
- それで・・・。
夕方。
「いちーちゃんっ。楽しかったねぇ。」
でも、後藤といればどこでも楽しかった。
「うん。」
「また、一緒にお散歩しようねっ。
それに、これからもず〜っと一緒だよっ!」
「あたり前じゃん。」
ちょうど、後藤とわかれるところで
後藤、私に向かって手ぇ振ってたんだよ。
それで・・・前見てなくて・・・。
キィィィィイイイイ!!
ドカッ!!!
ものすごい音がしたから・・・。
後ろ振り返ってみたら・・・・・。
- 149 名前:儚い約束 投稿日:2002年08月17日(土)13時42分27秒
- その後は、何があったかは覚えてなかった。
車に乗ってた人が、救急車よんでくれて・・・。
私の頭の中は真っ白だった。
後藤は救急車の中で、気を失ったままだった。
私はただ必死に後藤な名前、よんでた。
次の日
「ん・・・?」
後藤、目が覚めたと思った。
「後藤っ!!」
でも・・・。
「誰・・・?」
「え・・・・?」
後藤は・・・
記憶喪失だった・・・。
私の知ってる後藤は目が覚めてくれなかった。
それで・・・後藤のお父さんが私のせいだって怒って・・。
もともと、同性愛のことよく思ってなかったから・・・。
よけい、怒ってた。
何週間か病院に行ったけど、後藤の記憶は戻らなかった。
それで・・・後藤のお父さんに無理矢理別れるようにした。
それで、あの町にいたくはなかった。
後藤・・・。
約束したじゃんかよぉ・・・。
ずっと一緒にいるって・・・。
でも、私は町からはなれて、ここに来た。
- 150 名前:沖 投稿日:2002年08月17日(土)13時44分18秒
- もうすぐ終わりになります。
市井さんの過去も書いたので・・・。
- 151 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月27日(火)22時29分24秒
- うわー、こんな過去が・・・。
続き、楽しみにしてます。
頑張って下さい!
- 152 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月31日(土)17時23分32秒
- (・e・)ノ<ここまで読んだ…ラブラブ
- 153 名前:絆 投稿日:2002年09月02日(月)13時58分48秒
- 「紗耶香・・・?大丈夫?」
私はいつのまにか泣いていた。
「私、そのときに思ったんだ。もう、大切な人なんていらないって。」
大切な人をつくると・・・
またイヤなことが起こるから。きっと。
怖いんだ。・・・たぶん。
「紗耶香、ヤグチ達仲間・・・だからね。
一緒の村に住んでるんだよ?ここの村、みんな仲がいいから。
紗耶香もみんなと仲がいいでしょ?友達だよ。」
「仲間?」
よく意味がわからなかった。
「うん。思い出して。みんなで一緒に笑ったよね?」
笑った?・・・かもしれない。
でも、それは心から?
わからない。
だけど・・・だけど・・・
「うん。」
私も、ずっと1人でいたいわけじゃない。矛盾してるね。
でも、いいじゃん。ホントなんだから。
「ヤグチ、ず〜っと紗耶香と一緒だよ。友達だもんね。
ねぇ、紗耶香。紗耶香は?
紗耶香は、ヤグチと一緒にいてくれる?」
矢口は、今自分の素直な気持ちを言ってくれてる。
じゃあ、じゃあ私も・・・。
- 154 名前:絆 投稿日:2002年09月02日(月)14時00分15秒
「うん。一緒にいる。ずっと矢口と、ほかのみんなとも、一緒にいる。」
- 155 名前:絆 投稿日:2002年09月02日(月)14時02分18秒
「約束だよ。」
「うんっ。」
矢口の笑顔はとても輝いていた。
まるで、太陽みたいに・・・・。
私は、矢口と指きりをした。
- 156 名前:大切なもの 投稿日:2002年09月02日(月)14時03分55秒
大切なものに気付いたんだ・・・・。
それは―――
「好きです。」
- 157 名前:沖 投稿日:2002年09月02日(月)14時05分26秒
- 遅れてすいません。
終わりました。
長かった・・・・。
最後まで、ダメな文だったのですが・・・。
読んでくれた方、ありがとうございました。
- 158 名前:沖 投稿日:2002年09月04日(水)19時42分55秒
- 最後にENDつけ忘れました。
すいません。
Converted by dat2html.pl 1.0