初心者なので駄文ですが暇なときに読んでみてください。
いしよしごまです（多分…）。
春4月、私立の女子高校に入学。
これから始まる学園生活に胸を膨らませ…。
女子高のルールも、それなりに知っていた。
だから、恋もたくさんした。
高校に入ってからの初恋は、飯田先輩。
背が高くて、美人で、とってもかっこいい飯田先輩に恋をした。
もちろん、ライバルもたくさんいたワケで。
「飯田せんぱぁ〜いっ！」
先輩のいる教室では毎日こんな声が飛び交い、
先輩の靴箱にはいつもラブレターが山積み。
あたしの友人も、例外ではなかった。
「ねぇ。梨華ちゃん、あたしね、飯田先輩好きなんだ！」
「えっ…。」
「だから色々協力してね！！！」
「あ、うん…。わかった。」
「ありがとう！梨華ちゃん優しいから大好き〜♪」
友人は、あたしの気も知らずに元気に笑った。
高校に入って、知り合いが誰もいない私に最初に話し掛けてくれた真里ちゃん。
真里ちゃんのお陰で、不安も飛んでった。
んだけど、ちょっと強引なトコロがたまにキズ…。
「あたしだって飯田先輩が好きなの。
だからごめん、協力できない。ごめんね。」
結局、言えなかったよ…。
真里ちゃんに、嫌われたくなかったから。
だけど飯田先輩を諦めることはできなくて…。
オイラも最近書き始めたものです。
次回更新まってます。
がんばれー。
真里ちゃんが先輩を好きじゃなくても、あたしにはこんな事できなかった。
真里ちゃんが笑う。
飯田先輩も笑う。
そんな光景を、廊下から見ているあたし。
…惨めだった。
真里ちゃんのこと嫌いになったりした。
あたしも好きだって、何でもっと早く言わなかったんだろうって後悔した。
でも遅かった。
♪〜
日曜日の夜、ケータイが鳴った。
《着信 真里ちゃん》
「…もしもし？」
「あっ！梨華ちゃん！きいてよ〜！」
「なぁに？」
「さっきね、飯田先輩に電話して…告ったんだ。」
「…へぇ。」
「でね、付き合うことになったんだ！！！」
「…す…すごいじゃん！やったね真里ちゃん！」
「うん！嬉しい！」
本当は、全然嬉しくなんかないのに。
「あたしも、なんか嬉しいよ！」
心の中はでは、真里ちゃんを憎んでいたのに。
溶けてしまいそうなくらい、泣いた。
もしかしたら、真里ちゃんの嘘かもしれない。
もしかしたら、飯田先輩の間違いかもしれない。
そんなことを考えてみたけど、すぐに消えた。
だって感じてたもん。
飯田先輩は真里ちゃんが好きなのかもしれないって。
人のことには結構敏感なんだよね…。
真里ちゃんは可愛いし、明るいし、優しいし、面白いし…
だけど…だけど…
嫌だった。
真里ちゃんとも先輩ともあまり会わなかった。
そのお陰かな。
先輩への気持ちもだんだん薄れていった。
真里ちゃんとも、普通に話せるようになったし。
でもあたしの気持ちは封印されたまま。
誰にも伝わることはなかった。
悲しいといえば悲しいかな…。
そしてネガティブ石川が顔を出し、
もう恋をするのが怖くなった。
好きですこーゆー話。
頑張ってくださいな！
よろしくお願いします♪
「梨華ちゃん！おっひさ〜♪」
「真里ちゃん、おはよ！」
思ったより普通に話せたのであたしは自分を見直した。
「あっ！そうだ〜。聞いてよ！カオリったらね…。」
久しぶりに飯田先輩の名前をきいて、少し反応した。
でも前ほどではない。
ちょっと我慢すればすぐに忘れるだろう。
「どうしたの？」
笑顔でこたえた。
今も、先輩を好きってわけじゃなさそう。
もう、諦められたんだ。すっぱりと。
すごいじゃん、梨華。
好きな人がいないって、すごい楽なんだ…。
最初から、好きにならなきゃよかったのに。
馬鹿だなぁ、梨華。
そうよ、女子高なんだから、無理って思えばいいんだもの。
あたしはレズなんかじゃない！
あたしは…女の子なんか…好きにならない…。
「ん？どれどれ？」
黒板に張り出されている座席表を覗き込む。
「あ〜ん。梨華ちゃんとすっごい離れてるよ〜。
でも隣明日香ちゃんだ！よかったぁ〜。梨華ちゃん誰？」
「吉澤ひとみちゃん。」
「うそ！？吉澤！？うわ、本当だ！」
真里ちゃんが嫌そうな顔をした。
「何で？どうしたの？」
「梨華ちゃん…気をつけなね。吉澤って美形でモテるんだけど
女好きで有名だからね…。」
真里ちゃんが真剣な顔をして言う。
今まで飯田先輩に夢中で、クラスの人の顔なんて覚えてないや…
吉澤ひとみ？
教室を見渡すとやけに人が群がっている席がある。
もしかして…
「ホラ、あれよあれ。みんなよく騙されるわね〜…。」
「顔見えないよ〜。」
「結構綺麗な顔よ。まあカオリには負けるけどね♪」
「あはは…。」
そのまま黒山を見つめていると、隙間から人の顔が覗いた。
「あれが…吉澤？」
「そうよ。」
色白で、茶色のショートヘア。
黒い大きな瞳。
優しげな低い声。
たくさん動く小さな顔。
ころころかわる明るい表情。
おっと、いけない。見とれてた。
がんばってください！
最近、ＴＶでは、よしいし不足気味なので期待しておりますよほ。
たらしのもてよっすぃー大好きなので、がんがってください！
「よろしくね、石川さん。」
「あっ、うん、よろしく…。」
とっても優しそうな笑顔。
これじゃ女の子たちに人気があるわけだわ。
「ねぇ、なんて呼べばいい？」
「え…別になんでもいいけど…。」
「んじゃ、チャーミーね
」吉澤さんは満足げに言った。
ちゃ…ちゃあみい…ですか？
「それは何ゆえで？」
「だってチャーミー、チャーミングだから♪
う〜ん、私結構あだ名つける才能あるなぁ♪」
なんか第一印象とギャップがありすぎ…。
それにしても本当にチャーミーなの？
いや…なんかまぁ…別にいいんだけど…。
「気に入ったでしょ？」
「うん！あはは…。」
チャーミー苦笑いしかできません…。
「おう！」
冷房のきいた教室を出ると、むっとした空気があたし達を包む。
「うわ〜夏休み終わってもまだ暑いね〜。」
「だねぇ。」
「あたし夏のうちにこんなに焼けちゃったんだよ〜。やだなぁ。」
「うはは！梨華ちゃん元から黒いじゃん！」
「ひど〜い！」
そりゃ黒いけどさ…。
でも冬までには白くなるもん！真っ白な肌に！
「あ。そういえば吉澤さんて真っ白だよねぇ？」
不意に吉澤さんの顔が浮かんだ。
「あの人に変なあだ名付けられちゃった。」
「どんな？」
「チャーミーだって。」
真里ちゃんはプッと吹きだした。
「どうせチャーミングだからとか言うんでしょー！？
ぎゃははは！」
…なんでわかるんだろう。
「でもあたしも入学式んとき名前順で並んでて吉澤が後ろにいてさ〜
スーパーマリオとか言われたよ〜。」
「それは名前が真里だから？」
「うん。」
吉澤さんて…。
変な人。
さっきあたしのあだ名を満足そうに言った顔…
思い出すと笑える…。
「梨華ちゃん何一人で笑ってんのー。キショーイ！」
>>14 私もいしよしごま大好きなんですよー！
とくにいしごまが…