インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板

愛してる・・・・・・・

1 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時31分14秒
皐月という者です。いろいろな板に書いてるもので、浮気性です。
2 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時32分22秒
「愛してる」




いつだったかな?




思うまま口に出してた頃は・・・・
3 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時34分30秒
いつだったかな?






あなたを本気で愛してた頃は








私はあなた意外見えなかった







この世界であなただけだった







あの頃の私は・・・・
4 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時35分33秒
はい。書くの忘れてましたすいません。
いしよしで行きます。
最初はよしごまなんですけどね。(笑
5 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時39分04秒
人はね冷めやすいものだよ


あなたは別れる時にそう言ったよね




感情のない、冷たい目を私に向けながら淡々と話してたよね






私はあの目が嫌いだった





何も映らない


残酷な瞳が嫌いだった



6 名前:皐月 投稿日:2002年07月21日(日)16時43分57秒
嫌いだったけど



別れた時は泣いたよ





もう涙が乾くまで泣いたよ




涙が出なくなるまで私は泣き続けた






愛してたんだよ







本気で






純情にただあなただけを愛してた








もう戻れない






私は染まってしまったから





もうあなたを愛せない





いや・・・もう誰も愛せない
7 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月22日(月)00時04分36秒
最近、名作集でよく見かけるようになったHNだけど、全部同じひとってことだよね。
いろいろ書くのはいいけど、ちゃんと完結させなきゃお仕置き喰らうの、わかってるよね?
ま、どれも完結した状態で書き始めてるんなら、別に、いいけど
8 名前:皐月 投稿日:2002年07月22日(月)16時21分10秒
名無し読者様・・・全部同じ人だけど、悪い?
         お仕置き食らうの知ってるし。別にいいなら書かないでくれる?迷惑!
9 名前:皐月 投稿日:2002年07月22日(月)16時26分51秒
ふと目を開けて背伸びをする


見慣れた風景




「めんどくさいな・・・」




そこはいつも私が授業をさぼる場所


屋上のプールサイド



靴下を脱ぎはだしの状態でプールの水に脚をつける


足を上下させると水の表面が渦を巻く


・・・・・



いつものようにプールの揺れて動く水を眺める


10 名前:皐月 投稿日:2002年07月22日(月)16時33分19秒
「まーたさぼってたの?」



甲高いアニメ声



「悪い?梨華ちゃん。そーゆー梨華ちゃんもさぼってるじゃん」


梨華ちゃんと言うのは私の幼馴染


顔も綺麗し、性格もいい



男女かかわらずモテモテの幼馴染だ




まあ・・・うるさいけど・・・


「私はよっすい〜みたいに毎日サボってないもん」


梨華ちゃんは言いながら私のそばに座る


「あーそうですか。で、何?用があってきたんでしょ?」
11 名前:名無しさん 投稿日:2002年07月22日(月)19時14分05秒
楽しみにしてますよー!!
多分上の方も、楽しみだからこそ、放置して欲しくないから忠告しただけだと思います。
ガンガッテ!
12 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月22日(月)21時48分39秒
確かに一杯書いてらっしゃいますね〜。
おもしろそうなので自分も楽しみですが。
上の人も一杯板を立ててるからには完結はして欲しくて言ったんだと思うので
そんな書き方しなくてもと思うのですが…
ま、頑張ってください。楽しみにしてるのはここにもいるので!
13 名前:皐月 投稿日:2002年07月23日(火)20時44分31秒
名無しさん・・・レスありがとうございます。ええそうですよね・・・。
        上の方もそう思ってたと思ってたんですけど、ちょっとカチンときてしまって・・・
        期待を裏切らない程度にがんばります!




名無し読者様・・・はい。一杯書きすぎですよね・・・。最近ちょっと反省してます。
         上の人もそう思ってらしたってことは分かってたんですけどちょつとカチンときてしまって・・・
         はい。書き方が悪かったです。申し訳ありません。
         楽しみにしていただいてありがとうございます。
         できるだけがんばりますので。
14 名前:皐月 投稿日:2002年07月23日(火)20時51分28秒
「ん?用なんてないよ。」



相変わらず嘘つくの下手だね・・・眼が泳いでるよ・・・・・


「ふーん・・・」


適当に相槌を打っておく



どうせあの人のことなんでしょ?



梨華ちゃんがここに来るのってあの人のことしかないもんね。






そう考えるとなんだか心が痛くなった。


「で。ごっちん、なんかしたの?」


「えっ!?」


「ごっちんのことなんでしょ?」


言いながらプールサイドに寝転ぶ


ちょうどいい感じに暖められたコンクリートは眠気を誘う


「・・・うん。・・・ごっちんとは別れたんだ・・・」


「ふ〜ん・・・ってええっ!!!」


15 名前:皐月 投稿日:2002年07月25日(木)16時11分28秒
「そんなに驚くことないと思うんだけど・・・」


「・・・・・アレ?」


「・・・・うん。もう頭にきちゃって別れるっていったら‘あーどうぞ’だって・・・」


「ふーん・・・・浮気で?」


「そう」



私は驚きで上半身を起こした状態からまたコンクリートに寝転んだ


「・・・・・じゃ・・・もう・・落ち込むことないよね。ごっちんの浮気で。」



私なりに気が聞いた言葉を梨華ちゃんにかけてあげた(つもり)


「そう・・・だね。」




梨華ちゃんも私と同じ様にコンクリートに寝転ぶ


「あー気持ちいいなー・・・あっ!私明日からここにこよっかな?」


「いつでもどうぞ」











この時はまだ梨華ちゃんの私への気持ちは気がついてなかった
16 名前:皐月 投稿日:2002年07月27日(土)21時10分23秒
「ふぁ・・ねむ・・・私寝るわ・・・」


「うん・・・じゃ・・私も寝るよ」




本当はあの人のことなんて考えたくも、聞きたくもなかった



ごめんね・・・梨華ちゃん・・・・


そこで私の思考回路は閉ざされた



・・・・・・・・
17 名前:皐月 投稿日:2002年07月28日(日)21時51分50秒
「・・・・ひ・・」


「・・・・ひと・・・・」


「ひとみちゃん!」



起きると私の横には叫んでいる梨華ちゃんの姿が・・・



「・・・そんな叫ばなくても聞こえてるよ」


にこっと笑ってみる


「もうホームルーム終わったみたいだよ。寝すぎ!」


梨華ちゃんは笑っていた


すこし顔が赤いけど・・・・・
18 名前:皐月 投稿日:2002年07月29日(月)17時09分27秒
「じゃ・・・帰ろっか・・・・」


「そうだね・・・」


ふとプールを見ると真っ赤な夕焼けが映っていた






「じゃ・・・ばいばい梨華ちゃん。いつでもプールおいで、だいたいはいるからさ」


「うん。ありがと、ひとみちゃん。ばいばい」





19 名前:皐月 投稿日:2002年07月29日(月)17時26分02秒
朝・・・


ベッドから降りてカーテンをひく


そこにはよく晴れた空が広がっていた


「ん〜・・・よく晴れてるなー・・・今日もよく眠れそう・・・」


ふと時計を見る


6:35


「早・・・・ま・・いっか・・・」



とろとろと着替え始める


それから部屋を出て階段を下りる


それから玄関で靴をはく


「いってきまーす」


返事はない


分かってる


でも毎日しちゃうんだよね・・・



とろとろ歩きコンビニの角をまがり古ぼけた喫茶店に入る


カラン・・・・


「いらっしゃい、よっさん。なんや今日は早いなー」


この人がここのマスター


朝ごはんを家で食べない私はここで朝ごはんを食べる


すたすたと歩き私の指定席に座る


窓際のカウンターに・・・・


「マスター、モーニングセットとゆで卵、固めで」


「はいはい。いちいち固めとかうるさいやっちゃなー」


ぶつぶつ言うマスターを無視して鞄から携帯をとりだす
20 名前:皐月 投稿日:2002年07月31日(水)21時43分37秒
ただ梨華ちゃんの番号を見てるだけ
かけることなんてしない



ぼーっとしてるとマスターの声が響いた


「なんや何ぼーっとしとんねん。眠たいんやったら家で寝ればええのに・・・」


「・・・家では寝れない・・」


「訳ありか・・・・大変やなよっさんも」


そう言いつつ私の目の前のカウンターにモーニングセットとゆで卵を置く


それ以上聞かないのは彼女なりの優しさなんだと思いながらサンドイッチに手をかける


ふと時計を見る

7:00


25分もぼーっとしてたのか・・・


「よっさん、行かんでもええんか?」


グラスを拭きながら時計に目をやり私に目をやるマスター


「ん・・・・」


軽く返事をして、でもゆっくり最後のサンドイッチを食べ始める


パクパク・・・・


私のサンドイッチを食べる音だけが店内に響く


「・・・毎日思うけど・・・ここ客少ないよね・・・」


マスターは何も言わずにキッと私を睨んでくる

‘黙り’

目はそう言ってる





その後又ぼーっとして7:30に喫茶店を出た
21 名前:皐月 投稿日:2002年08月01日(木)21時08分54秒
学校に行く間ボーっと考えていた





いつ頃からかな


家が壊れ始めたのは・・・・


朝いつも親達はケンカをしてる。お互い顔をあわせればいつもケンカだ


で、ケンカのため朝ごはんはない


いつも朝の母親は機嫌が悪い


いつもの様に起きるとすぐに父親の怒鳴り声が聞こえてきて食器の割れる音がする


いつものことだ・・・・




夜は父がいないだけあって母の機嫌はちょっといい


でもご飯はちゃんと作ってくれる


冷凍食品だけど・・・




私はこの家が嫌いだ




だから家早く出て夜遅くに家に帰る


家に帰るのは寝に帰るだけ



こんな私を見て親達は何も言わない


成績が悪くても、帰りが遅くても、家に帰らなくても、反抗しても何も言わない




それだけが唯一私の喜びだ






弟達はこんな家に耐えかねておばあちゃんの家に住んでいる



今この家にいるのは私とあの馬鹿親達だけだ



22 名前:皐月 投稿日:2002年08月02日(金)20時28分43秒
ちょうど校門前を通ろうとした時だった
23 名前:皐月 投稿日:2002年08月02日(金)20時42分23秒
独特のアニメ声が私を呼んだ

「ひとみちゃん!」



振り返り呼んだ人をみる


まあ・・・見なくてもわかるけど。


「梨華ちゃん!」


自然に笑顔になっていく自分が分かる


梨華ちゃんは走って私のそばに来た


「ひとみちゃん!おはよー」


「ん。おはよ」


軽く返事をする


「もう。小さい時から変わってないなー、朝いっつもそっけないんだから」

もてないよ?


そういい付け足して梨華ちゃんは空を見上げた



「う〜ん・・・快晴!」



意味の分からない言葉を言い笑顔になる梨華ちゃん・・・・


怖いよ・・・ある意味で・・・





しばらく歩いているといつもの様に大群にあった


「先輩ー!お弁当作ってきました!」


「ひとみちゃーん!」


「吉澤ー!」







・・・・・・いつのまにか私たちは囲まれていた


はあ・・・





愛想笑いをして通り過ぎる


結構疲れるんだよな・・・これ・・・




目をぽかんと開けてビックリしている梨華ちゃんに耳打ちをした


「もててるよ」



梨華ちゃんは言われなくても分かるわよって。



24 名前:皐月 投稿日:2002年08月03日(土)21時16分14秒
そのまま無言のまま私達は教室に向かった


25 名前:皐月 投稿日:2002年08月03日(土)21時34分34秒
[2−A]


教室に入る


一斉に目線が集まる


皆ぽかんと口を開けてる


だいたい想像はついてるからね

これからのことも・・・





何もなかったの用に自分の机に鞄を置く


隣を見ると梨華ちゃんと目線があった


梨華ちゃんは顔を赤くしてすぐに目線をそらしてた




あ・・・眠い・・・





今日そんなに寝れなかったので寝ることにした



机に突っ伏して寝る体制に入ろうとした時だった

「ねえ・・吉澤さん」




聞き覚えのない声が頭上から降りかかる


重い頭を上げて声の主を見る


「何?眠いんだけど・・・」


キッと睨む


声の主は私の前の席の人


「・・・・誰?」


「は?あ・・・・高橋愛」


「あー・・高橋さんね。で、何?何度も言うけど眠いんだって」


「ごめんね。でも、ちょっといいかな?」


高橋さんは私の腕を掴んで離さない


「・・・話?短い?」


「あ・・うん。短くするつもりだけど。屋上来て」


「あーうん」



私は仕方なく椅子から立ち上がる


高橋さんは笑顔だ



あーもう眠たいのに・・・・
26 名前:皐月 投稿日:2002年08月03日(土)21時49分46秒
私はしぶしぶ高橋さんについていくことにした









「おまたせー」



そこにはすでに先客がいた


「ふぁ・・・」


「吉澤さん眠そうじゃん早く済ませちゃおうよー」


ロングの髪の背の高い人が私のそばに来て私の肩に手をかけた


「はははは。カオリいいコト言うじゃん!」


高橋さんは先客の人に集合をかけた


何か耳打ちをしている



すると先客の人たちは私を囲むように円陣を組んだ
27 名前:皐月 投稿日:2002年08月05日(月)21時25分23秒
「何っすか?」


寝ぼけて頭があまりよく働かないがヤバイ状況なのは一目瞭然だ


「ちょっとした質問に本当に答えてくれたらいいのよ」

カオリといわれた人が私に説明する

「名前・・・知らないんだけど?」


「は?あ・・飯田・・飯田香織」


「あー飯田さんね。で、質問って?早くして、眠たいんだから」


私の強気な態度に飯田さん達は苦笑いしてる


「じゃ。質問ー@、今日の朝なんで石川さんと一緒に来たの?」


高橋さんだ。


よく働かない頭を出来るだけフル回転させて考える


「んー・・・なんとなく。校門のところで会ったから」


「ふーん・・・ホント?それ」


「へ?嘘言ってどうすんの。ホント」


なにやら飯田さんと高橋さんは言い合ってる


・・・ったく、早くしろよ


「・・ホントっぽいね。じゃ、いいんだ」


高橋さんが残念そうに言う


「続いて質問A−。石川さんのことどう思ってる?」


「はあ?なんであんたに言わなきゃダメなの?」


私の言葉と同時に飯田さんの脚が私のお腹の上に伸びる


「アンタは質問に答えればいいんだよ」


吐き棄てるような言葉
28 名前:皐月 投稿日:2002年08月06日(火)10時45分38秒
私は本能で察した



このまま反抗すればヤバイ







一応体のことを思って素直に従うことにした


「石川さんのことね・・・別に、ただのクラスメイトだと思ってるよ」


あー・・・嘘つくって気分悪いなー・・


「ふーん・・・ホント?」



「だからー嘘言ってどうすんのって。ホントだよ」



飯田さんをキッと睨む


「はいはい。分かりました。てゆーかホントはこんな質問なんていいんだよねー」


いたずらっこの様な笑みを浮かべて私を囲んでいる人達を次々と見る飯田さん






・・・・・いじめっすか?






まだ飯田さん達はにやにやしてる


なんか・・腹立つー・・・





「じゃ・・・ヤロっか」


飯田さんの言葉と同時に高橋さんの足が伸びてくる


首を動かし避ける



一瞬にして高橋さんの顔が怖くなっていく・・・
29 名前:皐月 投稿日:2002年08月09日(金)17時21分45秒
「・・・・・死ぬじゃん・・」


軽く笑いながら言う


座っていたままじゃ戦いずらいので立った


「相手・・・してもいいけど?」


私が言った瞬間に飯田さんの拳が飛んできた


それを軽く手のひらで受ける


「・・・・・・よわ・・」


手に力を入れる


次第に飯田さんの顔がこわばっていく



無言のまま手にどんどん力を入れていく




飯田さんは手を抑えながら倒れこんだ

「う・・・・」





うめき声をあげる飯田さんを尻目に高橋さんの拳が飛ぶ


軽く交わしみぞおちにパンチを入れる


「っ・・・」



力なく倒れこんでいく高橋さんを見る

「もう終わり?」



私がそう言うと他の人たちは血相を変えて屋上から出て行った


「何だったんだ・・?」
30 名前:皐月 投稿日:2002年08月15日(木)13時01分35秒
急に眠たくなりあくびをしてその場から離れる




行き先はプール


「ふぁ・・・」





いつもどおりプールサイドにねっころがってうとうとし始めた時だった



バンッ


すごい勢いでプールのドアが開いた



そこには血相を変えて立っている梨華ちゃん



「どーしたのさ?」




ビックリして体の上半身を上げたままの姿勢で梨華ちゃんに言った



もうビックリしすぎて眠気が消えたよ・・・・



何も言わないままずんずん歩いてくる梨華ちゃん

31 名前:皐月 投稿日:2002年08月19日(月)20時40分33秒
梨華ちゃんの顔はすこし怒ってるようだった


「な・・・何?」


いつもと違うオーラーに少し戸惑う


私の目の前で止まる梨華ちゃん


その目には涙が映っていた

32 名前:皐月 投稿日:2002年08月19日(月)20時47分23秒
「ど・・・どーしたの?」




いつもと違う梨華ちゃんに戸惑う




じっと私だけを見る瞳



「ひとみちゃん・・・」



梨華ちゃんが私の名前を呼んだ




梨華ちゃんの目から涙がこぼれた


右目から一筋の涙が・・・・・



その涙が綺麗で美しくて見とれてしまってた




涙を拭かずに私だけを見る梨華ちゃん


「どーしたの?」



梨華ちゃんは首を横に振るだけで口を開かない


「首を振るだけじゃわかんないよ、何があったの?」



優しい声で聞く
33 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月19日(月)22時18分48秒
よっすぃーかっけーッス!!!
更新楽しみにしてます!!!
34 名前:皐月 投稿日:2002年08月20日(火)21時22分30秒
名無し読者様・・・レスありがとうございます!よっすぃーかっけーっすね。
         更新は遅いかもしれませんががんばります!
35 名前:皐月 投稿日:2002年08月21日(水)21時15分20秒
まだ梨華ちゃんは首を振る


「ねえ・・。教えてよ。ねえ?」


36 名前:皐月 投稿日:2002年08月21日(水)21時20分56秒
小さい頃からそうだ


梨華ちゃんがすねちゃった時はいつも私がなぐさめる

私しか梨華ちゃんをなぐさめることが出来なかった



「ねえ?教えて?」


口を一文字に結んで首を横に振り続ける梨華ちゃん
37 名前:皐月 投稿日:2002年08月26日(月)21時01分35秒
ホントしょうがないなぁ・・・・


「ねぇ、教えてよ」


だんだん梨華ちゃんの首を振る回数が少なくなってきた


そろそろ・・・最後の手段を使うか・・・


「ねぇ?何で教えてくれないの?私が嫌になった?私に聞かれるのが嫌になった?」


梨華ちゃんは目を見開いて首を激しく振った


「じゃ・・・教えて?」


上目使いで梨華ちゃんを見る


38 名前:皐月 投稿日:2002年09月03日(火)21時36分21秒
梨華ちゃんはくるっと後ろを向いて話し始めた




「・・・・な・・なんで・・よっすぃ〜が・・・いじめられる・・・・の?」





「は?」



「だからっ!」



振り向いた梨華ちゃんは涙を右目から一筋流していた



「梨華ちゃん・・・・?」



39 名前:皐月 投稿日:2002年09月03日(火)21時42分26秒
「だから・・・私のせいでなんでよっすぃ〜がいじめられるの?」



「いじめ・・・?」




「うん・・・高校に入ってから、ひとみちゃんと一緒にいたじゃん。ひとみちゃんのファンの人にうざいって・・・いじめられてた・・」




「・・・・」



何も言えなかった




私の知らない所で梨華ちゃんがいじめられてるなんて・・・


40 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年10月10日(木)14時29分51秒
我望更新、我待、長時間、我待機。
41 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月22日(火)18時05分22秒
同じく、待機。
42 名前:ひとみんこ 投稿日:2002年10月23日(水)08時57分59秒
我平気長時間待機、然我少望購読、我願近日更新。

Converted by dat2html.pl 1.0