モアリアクション
- 1 名前:うわさの姫子 投稿日:2002年07月29日(月)01時13分00秒
- 同じ黄板のノーリアクションの続きです。
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/yellow/1023126165/
やっぱり引き続きエロです。
- 2 名前:姫子 投稿日:2002年07月29日(月)01時22分13秒
- 前スレリンクなど。倉庫落ちしたら意味ないけど。
ノーリアクション (痛くて重いエロ)
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=yellow&thp=1023126165&st=2&to=225
番外編・苦労人保田 (単なる後日談ですが)
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=yellow&thp=1023126165&st=234&to=246
モアリアクション (コメディー風味)
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=yellow&thp=1023126165&st=252&to=426
自サイト 吉澤総合研究所 (よろちく)
http://www.globetown.net/~yossiy/
- 3 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時30分58秒
- ≪8.梨華ちゃん、破壊の女神となる(其の三)≫
「ここもちゃんと洗わないとね」
ボディソープの泡でのマッサージに、いつの間にかよっすぃーは体の力を弛緩させてされるがままになっていた。
だから、私はチャンスとばかりによっすぃーの一番柔らかい部分に手を伸ばした。
にゅるん。
泡だらけの指先を無理矢理よっすぃーの足の間にねじ込んだ。
「やぁ!!」
よっすぃーは大声を上げた。
慌てて両手で私の手を押さえる。
「どうして?きれいにするだけだよ?」
よっすぃーの耳元で囁く。
ついでにちろっと耳たぶを舐めてあげると、びくんと、思ったより大きくよっすぃーの体が揺れた。
- 4 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時31分50秒
ひょっとして、耳、弱いのかなぁ?
「手、どけて」
よっすぃーの耳元、さっきよりももっと近く、ほとんど吐息だけで言う。
よっすぃーの背骨がぶるっと震えた気がした。
「いいからっ。そこはいいから」
「いいってどっち?してもいいってこと?」
「やっ!違う」
切羽詰ったよっすぃーの声。
顔を覗き込んだら真っ赤になっててすごく可愛い。
私は赤くなったよっすぃーの耳たぶを唇で挟んだ。
そしてそのまま言う。
「変なことしないから。いい子にしなさい」
「っん・・・」
「どうしたの?」
「耳・・・耳のそばで、話さないで・・・」
今度は、舌の先を耳の中に、少し、入れてみる。
「どおして?」
「ひゃあ・・・っ」
- 5 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時32分31秒
よっすぃーは体を震わせて、変な声を出した。
その拍子に、私の手を掴んでいた力が抜ける。
指先で、よっすぃーのオンナノコを撫であげた。
にゅるん。
初めて触れるその部分は不思議な感触。
複雑なひだの形に添って指を滑らした。
「やめてっ!」
絶叫に近いよっすぃーの声。
よっぽど嫌なのか、力の入らない体を、それでも懸命にくねらせ、逃げようとする。
ごめんね。
でも、やめてあげない。
「おとなしくしてないと、ひどいことするよ?」
耳にも口をつける。
今度はくちゅくちゅと耳の中を思いっきり嘗め回してあげる。
「っく・・・っ」
よっすぃーの抵抗が止まった。
苦しそうに喉の奥を鳴らす。
- 6 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時33分10秒
耳に舌を突っ込んだまま、よっすぃーを弄ってる指も動かす。
濡れないよっすぃーの代わりに泡が潤滑油の代わりをしてくれる。
何度かゆっくり撫上げた後で、一番上の、ぷくんと膨れた部分に触れた。
「ぐ・・・」
息をかみ殺すよっすぃーの声。
よっすぃーはまるで痛いことをされているみたいに、ぶるぶると震えながら耐えている。
目はきつく閉じて、唇を噛んで。
手は赤ちゃんのようにぎゅっと親指を握り締めている。
あんまり辛そうで、かわいそうなのに。
もっとひどいことをしてみたくなるのはどうしてかなぁ?
どうしたら。
どうしたらもっとよっすぃーを追い詰められるかなぁ?
「ねぇ、よっすぃーつらそうだよ?大丈夫?」
意地悪な気持ちになって聞いてみる。
よっすぃーは答えられない。
首をぶんぶんと横に振った。
「ねぇ、答えてよ。どんな感じ?」
答えられないことを知っていて、しつこく食い下がる。
- 7 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時33分45秒
「ねぇってばぁ」
肩で催促するようによっすぃーの背中を押した。
ぬるぬると動かす指は止めない。
「ひょっとして・・・気持ちいいの?」
私の言葉によっすぃーはびくんと体を動かした。
どうやらよっすぃーのプライドに障ったみたい。
「気持ちよくなんかっ・・・」
まんまと食いついて来た。
首を曲げて必死に私を睨みつける。
私はここぞとばかりにオンナノコの一番弱い部分を優しく押し潰した。
「ひんっ・・・!」
よっすぃーの声とは思えないような高い声が漏れた。
よっすぃーは慌てて唇を噛締める。
私はそのよっすぃーの声に全身の血が泡立つような悦びを覚えた。
もっと聞きたい。
私はぐにぐにとその部分を弄り続けた。
- 8 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時34分20秒
「ぐぐぐ・・・」
でも、そうやすやすとは聞かせてくれないみたいで。
よっすぃーは喉の奥でうなり声を上げるばかりで。
よっぽど強く歯を食いしばっているのか、奥歯がぎりりと鳴るのが聞こえた。
悔しくて、また耳に唇を寄せた。
ふうっと熱い吐息を流し込む。
耳たぶを甘噛みする。
そして舌を突き立てる。
めちゃくちゃにびちゃびちゃと嘗め回す。
それでもよっすぃーは声を上げてくれない。
変なところで我慢強いんだから。
それでも、すっごく切なそう。
よっすぃーが苦しそうに頭を振るたびに汗が飛び散った。
気がついたら、私も全身汗だくになっていた。
夢中になっちゃってたけど、よく考えたら、このまま続けたらクライマックスまでに二人とものぼせて倒れちゃいそう。
よし、最後にちょっといじわるして第一ラウンドは許してあげよう。
- 9 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時35分00秒
「よっすぃー」
私はよっすぃーの耳に唇をつけたまま、囁くように言った。
こんなに近いのに私の声に反応する余裕もないのかな?
「ねぇ、よっすぃー」
「・・・に?」
押し殺した声。
何?って言ったみたい。
「やめて欲しい?」
「や・・・めてって言ってん・・・じゃん」
私を睨みつけて途切れ途切れに答える。
んー。
態度悪いなぁ。
私はよっすぃーの小さな突起に指先を引っ掛けて弾いた。
「くっ・・・!」
とたんに体をびくつかせて唇を噛むよっすぃー。
んふふ。
可愛い。
- 10 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時35分45秒
「気持ちいい、って言ったらやめてあげる」
「何言って・・・っ!」
「言ってごらん?気持ちいいんでしょ?」
「ちっ・・・がうっ!」
意地張っちゃって。
勝てるわけないのに。
「じゃあ、このままこうやって恥ずかしいことされててもいいの?」
「やっ・・・」
「それとも、やめて欲しくないんだぁ。エッチだなぁよっすぃー」
「違うっ!」
あーあ、真っ赤になっちゃって。
言葉で追い詰められただけで涙目になっちゃってるよ?
「じゃあ言ってごらん。気持ちいいって」
「・・・」
「ほらぁ。このままじゃつらいでしょ?許してあげるから」
よっすぃーは悔しそうに顔を歪ませた。
言うか言うまいか葛藤してるのが手に取るように分かる。
でも、逃げ道はないんだよ?
そして。
プライドの高いよっすぃーが、堕ちる。
- 11 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時36分44秒
何度か口を開きかけては躊躇して。
やっと聞こえるくらいの声で、つぶやくように口にする。
「・・・気持ち・・・いい・・・」
その、悔しそうで、でも泣き出しそうなよっすぃーの表情に勝利の満足感。
「ふふふ。いい子だねよっすぃー」
私はよっすぃーの頬にいい子いい子のキスをしてあげる。
でも、よっすぃーのオンナノコから手は離してあげない。
「早くっ。離せよっ」
噛み付くように言うよっすぃー。
「うん。シャワーで流したらね」
私はシャワーヘッドを空いている方の手で取って、泡を流してあげる。
首筋、肩、胸、お腹・・・。
そして、私が弄っているその部分。
指先でそっと広げるようにして、シャワーを当てる。
よっすぃーの背中がぞくぞくと震えたのが分かった。
- 12 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時37分19秒
「やだっ・・・!」
その恥ずかしい格好に身悶えるように体をくねらす。
顔を背ける。
ゆっくりとシャワーを上下に動かすとびくんびくんとよっすぃーの体が震える。
「何勘違いしてるの?泡を落としてるだけだよ?」
「やめ・・・」
「何?ひょっとして感じてるのぉ?」
嘲笑を含んだ私の声。
私って意地悪だなぁ。
そして、その部分の割目に沿って指を滑らせた。
「あれ?」
思わず声にしてしまった。
泡は全て洗い流されたはずなのに。
よっすぃーのそこはぬるぬると滑る。
にやにや笑いがこみ上げてくるのをかみ殺した。
ふふん。
やだ、もしかして。
よっすぃーったら、濡らしちゃってる・・・!
- 13 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時38分29秒
よっすぃー自身も、その、自分の体の変化に気づいたみたい。
よっすぃーの顔がぶわっと赤くなった。
「おかしいなぁ。ぬるぬるが取れないよぉ」
白々しくよっすぃーの耳元で囁いてあげる。
よっすぃーは羞恥に身を縮こませる。
「梨華ちゃんっ・・・!!」
咎めるように、それでいて許しを乞うようによっすぃーが私の名前を呼んだ。
「ねぇ、どうしてかなぁ。よっすぃー?」
答えられるわけないよね?
よっすぃーは真っ赤な顔で頭を振るばかり。
「ここだけ、洗っても洗ってもぬるぬるだよぉー」
- 14 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年07月29日(月)01時39分00秒
- シャワーヘッドをそこに近づけて、強い水流で小さな突起を刺激してあげる。
面白いくらいよっすぃーの腰が跳ねる。
「ほらぁ、どんどんぬるぬるになってきちゃうよぉ。どうしよぉ」
意地悪くよっすぃーの顔を覗き込むと。
よっすぃーの顔はみるみる歪んで。
「ふー・・・」
とうとう泣き出しちゃった。
恥ずかしくて、混乱して、どうしていいか分からなくなっちゃったのね。
子供のように口をへの字に結んで、ぽろぽろと涙をこぼしてる。
「よっすぃー?」
「り、梨華ちゃんの、ばかぁ・・・」
ごめんね?
・・・ちょっといじめ過ぎちゃった、かなぁ。
- 15 名前:姫子 投稿日:2002年07月29日(月)01時43分20秒
- 本日の更新は以上です。
何だか書いているうちにエロいんだかどーだかわかんなくなっちゃってきたんですが。どうざんしょ?
前スレ >428
やっと第1ラウンド終了。
まだまだよし受けは続きます。ええ続けますとも(w
- 16 名前:オガマー 投稿日:2002年07月29日(月)02時16分15秒
- 萌 え ですた…
興奮しすぎますたw
Sな梨華たん続きキボンヌ…
- 17 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月29日(月)08時42分50秒
- しまった仕事前に・・・
んげぇすげぇ萌え
- 18 名前:ポン 投稿日:2002年07月29日(月)09時17分29秒
- 仕事中なのに・・人目を気にしつつ
萌えるこのスリル。吉子かわいい。
- 19 名前:ten 投稿日:2002年07月29日(月)09時18分07秒
- ま、まずい、朝っぱらから萌えすぎた…
吉受けめっちゃイイ!
いしかーさんがんがれー!
- 20 名前:クロイツ 投稿日:2002年07月29日(月)10時19分35秒
- きゃぁぁぁぁぁ!!吉澤さんてば!!なんて可愛いんでしょう☆
それに、梨華ちゃんカッコイイ!!テクニシャンですねぇ(笑)。
男前度でヨッスィーに引けを取ってませんよ〜♪ああ、惚れ直したわ、梨華ちゃん!!
カッコイイ梨華ちゃん、ツボです〜vv
- 21 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月29日(月)11時40分07秒
- よっすぃイ`(w
- 22 名前:名無し読者 投稿日:2002年07月29日(月)12時40分56秒
- なにをおっしゃる…むちゃくちゃ萌えますた。
Sいしかーさんがこんなに良いものだとは知りませんでしたよほ…
姫子さんに感謝!
- 23 名前:あおのり 投稿日:2002年07月29日(月)19時04分52秒
- 梨華ちゃんのS禿げしく宜しいです!
今までの借りを今こそ吉に返すチャンスだー!
- 24 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年07月31日(水)20時07分12秒
- 新スレおめでとうございます。
攻め梨華たん萌え(w
続き楽しみにしています。
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月07日(水)22時00分25秒
- まったり待ってマース!!
頑張ってください。
- 26 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時20分51秒
- ≪8.梨華ちゃん、破壊の女神となる(其の四)≫
よっすぃーはバスタオルでしっかり体を隠しながら部屋の隅で恨めしそうに私のことを睨んでる。
時々小さくしゃくりあげながら「梨華ちゃんヒドイ」とつぶやいている。
そんな、まるで私がよっすぃーをレイプしたみたいじゃない。
ちゃんと、足腰の立たないよっすぃーをお風呂から出して、体も拭いてあげて、泣き止むように優しくキスもしてあげたのに。
・・・下着は取り上げたけどさ。
そして、ふらふらのよっすぃーを抱えて、ベッドルームまで連れてきてあげてさ。
・・・よっすぃーはソファーで寝るからってかなり真剣に嫌がってったけど。
でも「ソファーでする方がいいの?」って聞いたら大人しくなったけどさ。
私はバスタオルで濡れた髪を拭きながらベッドに腰掛けた。
「・・・何で梨華ちゃんだけパジャマ着てんの?」
恨めしそうによっすぃーが言う。
「細かいことは気にしないで。そんなとこに突っ立ってないでこっちにおいでよ」
「絶対ヤダ」
部屋の隅っこの壁によっかかるようにしてやっと立っているといった感じのよっすぃー。
必死にバスタオルで体を隠してるのがまたカワイイ。
- 27 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時22分22秒
「ねぇー。もう変なことしないから」
「信用できない」
・・・カワイイけど・・・可愛くないなぁ。
「そういう可愛げのない態度が自分の首を絞めることになるって分かってる?」
にっこりと諭してあげると、悔しそうに顔を歪めて黙り込むよっすぃー。
いつもなら私をやり込めて黙らせるのはよっすぃーの得意技だもんね。
立場逆転で悔しいんだろうなぁ。
「早くこっちにきなさい」
命令形なんか使っちゃうんだもんねぇ。
「でないと、ひどくするよ?どうせされるんなら優しくされた方がいいでしょ?」
「・・・やっぱりやる気なんじゃんか・・・」
「どっちがいいの?早くしないとご機嫌斜めになっちゃうよぉ?」
よっすぃーは助けを求めるみたいにきょろきょろと視線を走らせた。
ばかねぇ。
逃げられるはずなんて無いのに。
そして、結局諦めたようにのろのろと、そしてふらふらとおぼつかない足取りでベッドに近づいてくる。
屈辱でいっぱいの顔をして。
私の手が届く距離まで近づいたとき。
素早く、ぐいと腕を掴んで引っ張ると、あっけないほど簡単にバランスを崩して腕の中に倒れこんできた。
- 28 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時23分59秒
間近で見つめると、よっすぃーはおっきな目にいっぱい涙を溜めて怯えたように私を見上げて、ぎゅっと唇を噛締めていた。
頬は相変わらずうっすらと桜色。
その表情はなんとも言えず艶っぽくて。
まるで誘ってるようにしか見えなかった。
イケナイコ。
「ねぇ・・・もぉやめようよぉ・・・」
「そんなこと言って・・・本当はもっとして欲しいんじゃないの?」
「違うっ」
「・・・あんなに感じてたクセに」
私が言うと、よっすぃーはばっと赤くなって、私から目を反らせた。
正直な反応に嬉しくなる。
「ねぇ?あんなに濡らしちゃってぇ」
よっすぃーは私の腕の中で羞恥に体を縮こまらせて首をぶんぶんと横に振った。
「違うの?じゃあ、あのぬるぬるは何だったのかなぁ?ねぇ、よっすぃー」
視線を捕らえようとよっすぃーの顔を覗き込む。
逃げるよっすぃー。
「・・・知らな・・・」
消え入りそうな声で答える。
私はさっき見つけたよっすぃーの弱点の耳に唇を寄せて囁いた。
「じゃあ、アレが何だったのか、もっかい確かめてあげる・・・」
- 29 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時26分41秒
よっぽど耳が感じるのか、それとも私の言葉に反応したのか。
・・・さっきまでの熱にまた火がついたのか。
よっすぃーは大げさなぐらい体を震わせた。
私は優しくよっすぃーの肩を押してベッドに横たわらせた。
これからの行為を思ったのかよっすぃーの視線が不安そうに泳いだ。
両手でそっとよっすぃの顔を挟む。
ゆっくり口付けた。
さっきは、お風呂場だったし、よっすぃーの後ろにいたからあんまりゆっくりキスできなかったから。
その分を取り戻すみたいに、何度も口付けた。
唇を吸う。
舌を絡めあう。
優しく、でも深く・・・。
官能的なキス。
何だか、頭の芯がびりびりと痺れてきちゃって。
気がついたら私のほうがキスの快楽に酔っちゃいそうになってて。
私は慌てて唇を離した。
- 30 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時27分52秒
唇が離れてもよっすぃーは濡れた唇を半開きにしたまま、とろんとした目で私を見ていた。
もっと欲しそうに、唇の間から真っ赤な舌がちろちろと動くのが見える。
なんて厭らしい表情。
私はよっすぃーの唇に人差し指を当てた。
「もっと欲しいの?」
はっとしたように我に返るよっすぃー。
私の手のひらの中で、本能と理性の間を行ったり来たりしているのが手に取るように分かる。
もう、私の思うがまま。
好きなように扱える。
私は、まだよっすぃーがしつこく握り締めているバスタオルをむしりとった。
慌てて体を隠そうとするよっすぃーの腕を捕らえてシーツに押し付ける。
恥ずかしそうに体をくねらせるよっすぃー。
シーツに同化しそうなほど白い肢体。
「恥ずかしい?」
よっすぃーはこくりと頷いた。
「もっと・・・恥ずかしいこと、してあげる」
言いながら私はよっすぃーの耳に口をつけた。
熱い吐息を吹き込んで、舌を差し込む。
ぴちゃぴちゃと音を立てて嘗め回す。
- 31 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時30分00秒
「やっ・・・!梨華ちゃ・・・」
びくんと堅くなるよっすぃーの体。
私はそのままよっすぃーの乳房に手を伸ばした。
胸の膨らみには触れないように、手のひらで乳首にだけ触れる。
触れられる前から、よっすぃーの乳首が堅くなっていたことは見て分かるほどだった。
手のひらでこりこりとした感触を転がす。
一度に与えられた快感によっすぃーの体は飛び跳ねた。
「んんん・・・」
喉で押しつぶされた声が漏れる。
「ね?こんなに堅くしちゃって」
「ち・・がう」
「違わないよぉ。よっすぃーの体がエッチになっちゃったんだよ」
「何言って・・・んっ」
「意地っ張りだなぁ。感じてるくせに」
おっぱいへの刺激がよっぽど気持ちいいのかよっすぃーは答えれずにはぁと熱い息を漏らした。
「ねぇ?分かってる?よっすぃー感じないなんてウソ。ものすごく感じてるんだよ?」
「や・・・ちがう・・・違うもん。こんなの・・・あたしじゃないも・・・」
- 32 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時31分54秒
体をずらして、舌を尖らせてよっすぃーの乳首を突付いた。
よっすぃーの体がのけぞって、自然と胸を突き出してくる。
どんなに言葉で否定しても、よっすぃーの体はこんなに快感を求めてる。
「何言ってるの?ほら、こんなおっぱい突き出しちゃって。これが本当のよっすぃーなんだよ。厭らしい・・・体」
ぺろぺろとよっすぃーの乳首を嘗め回して、ちゅっと吸い付く。
唇で挟んで、舌の先でちろちろと舐める。
「ひゃああ・・・んっ」
よっすぃーの押さえ切れなかった高い声に嘲笑のくすくす笑いが漏れる。
「可愛い声」
よっすぃーは嫌々と首を振る。
声を抑えようと唇を噛む。
「もっと聞かせてよ」
「絶対ヤダっ・・・」
「強情だなぁ」
眉を寄せて嫌がる姿。
恥ずかしがるから、嫌がるからこそもっといじめてみたくなるのに。
- 33 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時34分20秒
私は再びよっすぃーの乳首を口に含んだ。
今度は激しく攻め立てたりしない。
ゆるゆると緩い快感に溺れさせてあげる。
もう片方の乳首も、優しく指先で撫でるだけ。
そのまま、少し目線を上げて、よっすぃーの顔を見上げる。
激しくは無い、でも確実な快感にうっとりと漂っているよう。
半開きになったままの唇が厭らしくて可愛らしい。
もう、苦しそうな顔はしていない。
激しい愛撫は即効で体を乱していくけど。
緩い快楽はじわじわと脳から侵食していく。
ねぇ、よっすぃー。
気がついた時には心も体もどろどろに溶けちゃってるよ?
そんなに大人しく身を任せてると、危ないよ?
ねぇ。
よっすぃーの体、溶かしちゃって、いい?
- 34 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時35分46秒
ゆったりとした甘い、甘い時間が流れる。
私はよっすぃーの胸に頭を乗せて、唾液を塗り込むようにゆるゆると舐め続ける。
長くしていたいから、痛くなっちゃわないように、そっと、そっと。
官能の動きじゃなく、傷を癒す動物のように舐め続ける。
「はぁああ・・・・」
そのうちに、よっすぃーの口からは切なそうな吐息とも喘ぎともつかない声が漏れ始めた。
多分無意識のうちに体が「もっと」を求めてうねうねとくねりだす。
ほらね?
効いてきたでしょ?
「はっ・・・あんん・・・ああ・・・」
声が、どんどん吐息から喘ぎに変わっていく。
快楽に溺れ切って、開いているのに何も見えてないようなとろんとした目。
開いたままの唇から厭らしく動く舌がのぞく。
何かを訴えるようにシーツに立てる爪。
じれったそうにうねる腰。
・・・ソコが、どんな風になっているのか楽しみ。
- 35 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時37分58秒
「んんん・・・ああああ・・・」
よっすぃーがはっきりと快楽の声を上げたとき。
私は唇を離した。
そう簡単に溺れさせちゃつまんないよ。
「ほら、厭らしい声・・・厭らしい顔」
熱く溶けきっているよっすぃーに冷水のような言葉をかけてあげる。
はっと、虚ろだった視線が私の顔を映す。
弛緩しきっていた体が強張る。
溺れていた自分に気がついて羞恥に身を焦がす。
そう。
その叱られた子犬みたいな顔がたまんないの。
「今、すっごく、厭らしい顔してたよ。分かってる?」
「やっ・・・!」
慌てて顔を反らす。
「だから言ったでしょ?よっすぃーはもうエッチな体になっちゃったんだって」
泣きそうな顔で唇を噛むよっすぃーに言い放つ。
もう、憎まれ口を叩くことも、抵抗することも出来なくなっちゃったみたい。
つらそうに小さく身をよじらせることしか出来ない。
でも、その仕草ですら、甘えて・・・誘っているみたい。
- 36 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時39分46秒
「ね?ここは・・・もっとエッチになってるでしょ?」
私は、よっすぃーの顔を見つめたまま、下半身に手を伸ばした。
「あっ・・・ダメっ!」
自分の意思ではどうしようもなく、そこが溢れてしまうのは自分で分かる。
よっすぃーはぎゅっと目をつぶって体を堅くした。
くちゅん。
音が聞こえるかと思ったほど。
そこは、ぐしょぐしょになっていた。
「すっごーい・・・」
思わず口から出た言葉に、よっすぃーはより一層体を堅くする。
・・・そりゃあそうだよね。
あんなに長い時間おっぱいばっかり責められてたら、おかしくなっちゃうよね。
こんなになるまであんなぬるま湯みたいな愛撫を続けられてたら、さぞかしつらかっただろうなぁ。
自分だったら・・・と考えて、すこしよっすぃーが可愛そうになっちゃったり。
こんなにしながらも、まだぎりぎり理性を保ってるよっすぃーの我慢強さに感心したり。
早く全部手放しちゃった方が、全然楽になれるのに。
それでも自分を手放せない、可愛そうなよっすぃー。
- 37 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時41分10秒
「こんなに、ぐちゃぐちゃにしてたんだぁ・・・」
「やっ・・・言わないでっ」
「つらかったでしょ?」
「知らないっ・・・!」
「ここ、触って欲しかったの?」
「言うなっ!」
威勢のいい言葉とは反対に泣き出しそうな顔。
触れられていないうちからこんなになってたら、そりゃ恥ずかしいよね。
「ねぇ・・・見ても、いい?」
「なっ・・・!嫌っ!ダメっ!」
ダメと言われてはいそうですかと引き下がるわけが無い。
私はよっすぃーの上から体を起こして足元に移動した。
力なくばたばたと抵抗するよっすぃーの足を捕まえて、少し持ち上げる。
膝の裏あたりを掴んで、左右に開く。
「いやぁぁぁぁっ!」
よっすぃーの悲鳴のような声が聞こえる。
でも、私は目の前に晒された、よっすぃーのソコから目を離すことが出来なかった。
- 38 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時43分24秒
初めて見る、愛しい人の一番柔らかい場所。
そこは、よっすぃーのどこもかしこも真っ白な肌の中で、唯一不自然なほど真っ赤で。
その白と赤のコントラストがすごく厭らしい。
まるで、よっすぃーの内臓の中を覗き見しているみたい・・・。
その、じゅくじゅくと濡れて光る、真っ赤な果実を見つめているだけで。
私は・・・。
私の下半身までがじくじくと溢れてくるのを感じた。
よっすぃーが自分はする方で満足してるっていつも言ってたのが。
されるのが嫌だからそう言ってるだけだと思っていたけど。
半分は本当だったんだと、初めて知った。
触れられて感じる快感とはまた別の。
直接脳に響いてくる、興奮、快感。
あああ・・・。
こうして見てるだけで、私の方がいっちゃいそう。
ねぇ。
これ以上よっすぃーが乱れたら、私、どうなっちゃうんだろう。
「お願い・・・もう・・・見ないで・・・」
よっすぃーの弱々しい声に、はっと我に返って、よっすぃーを見た。
よっすぃーは、ぎゅっとつぶった目の端から涙を流して、その恥ずかしい部分見られている羞恥に耐えていた。
- 39 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時44分15秒
「だって・・・すごい真っ赤でぇ、ぬるぬるでぇ・・・おいしそうなんだもん・・・」
自分の声が上ずっている。
掴んでいたよっすぃーの膝を、よっすぃーの胸元に近づけるように押し上げた。
さっきよりも一層無防備に晒されるその部分。
つーっと、おしりの後ろまで愛液が滴った。
私は引き寄せられるように、よっすぃーのそこに唇を近づけた。
ぴちゃ。
ミルクを舐めるように、舌先でよっすぃーの愛液をすくいあげる。
「ひゃあああ!」
やっと、そこに触れられた快感によっすぃーの高い声が響く。
「イヤイヤイヤ・・・!」
「よっすぃーのここぉ・・・おいしいぃ・・・」
もっと、もっと、もっと欲しい。
私は舌先で何度もすくい上げる。
そのたびによっすぃーの体はびくびく跳ねる。
後から後からジュースが溢れてくる。
- 40 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時45分11秒
- 「やあぁ・・・っんんんっ」
とうとう堪え切れなくなったのかよっすぃーの喘ぎ声が激しくなる。
「声、出さないんじゃなかったのぉ?」
自分が冷静を保つために、わざと冷たく言う。
よっすぃーは涙を流して、大きく開けた唇をぶるぶる震わせながら首を振った。
ああ。
もう壊れかかってる。
理性が崩壊する一歩手前のよっすぃーは美しくて愛しかった。
「もっと気持ちよくしてあげるね?」
私は、尖らせた舌先で、真っ赤な亀裂の上の部分の突起に触れた。
「ああああああああっ!」
それは、もう充分充血して堅くなっていた。
2,3度ころころと舌で転がす。
「ひゃああ・・・だめえええ!」
過ぎる快感に悶えるよっすぃーが可愛いかった。
大きな声を上げて、シーツを握り締めて、体を震わせて・・・泣いている。
「すっごい声・・・」
「いやああ・・・おかしくなっちゃうよお」
「いいんだよ。もっとおかしくなっちゃって。もっと恥ずかしいよっすぃー、見せて」
- 41 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時46分41秒
私は・・・。
自分がよっすぃーにされるとき、一番嫌なコト―――刺激が強すぎて、本当に自分が壊れそうになっちゃってすごく怖くなるから―――を、よっすぃーにしてあげた。
その、一番感じやすい部分を覆っている半分めくれかかった包皮を、舌でめくり上げて、小さな突起を完全に露出させた。
いまだ、多分触れられることはおろか外気に触れたことさえないないであろう、その部分。
そして、舌で包み込むようにゆっくりなで上げた。
「ひぃぁああああああああああっ!」
思ったとおり、気が狂ったように暴れるよっすぃー。
かわいそう。
苦しいよね?
分かるよ。
でも・・・おかしくなっちゃうくらい気持ちいいんだよね?
「ああああっ・・・や・・やっ・・・り、梨華ちゃ・・・んんんっ・・・へんっ・・・からだがへんっ!」
「何?」
「怖いよおおおおっななな何か何かああああいやあああ!」
よっすぃーは泣き喚きながら文章にならない言葉をならべる。
よっすぃーのそこはとろとろと熱い液体を吐き出しながら、ひくひくと痙攣を始めていた。
- 42 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月08日(木)13時47分55秒
もう・・・いっちゃいそう。
・・・そうか、よっすぃーはいくってことを知らないんだね。
「りかちゃんんんこわいよおおお!!!」
「よっすぃーは、いっちゃうんだよ」
「いやあああこわいいいやだあああへんったすけてえええ!!!」
「大丈夫だよぉ・・・ほらぁ、いっちゃえ」
私は、その敏感な部分を口に含んでちゅっと小さく吸い上げた。
それと同時によっすぃーの体が、限界を超えたようにのけぞり、硬直した。
「・・・あっ・・・やっ・・・だめっ!!あああああああああああああああああっ!!!」
髪を振り乱して、汗と涙を飛び散らせて。
絶叫のようなはしたない声を上げて。
顎を上げて白い喉をさらけだして。
突き出した胸をぶるぶると震えさせて。
シーツを引きちぎるように掴んで。
足の指をぎっと反らせて。
そこから熱い液体を垂れ流して。
よっすぃーは生まれて初めての絶頂を迎えた。
- 43 名前:姫子 投稿日:2002年08月08日(木)13時56分45秒
- 本日の更新は以上です。
何ていうか、みんなに受けの吉に萌えてもらおうと思って書いているのに。
どうやら攻めでSの梨華ちゃんに萌えちゃってる人のが多いようで。
自分的にはどういうことやねん!と。
まぁ、どっちでも萌えていただけたらうれしいんですけどね。
>16 オガマーさん
S梨華萌えですな?ええ梨華ちゃんがんばってますよ。
>17
仕事前にこんなの読んでちゃ・・・ひょっとして人間失(ry
>18 ボンさん
仕事中にこんなの読んでちゃ・・・間違いなく人間失(ry
- 44 名前:姫子 投稿日:2002年08月08日(木)14時04分00秒
- >19 tenさん
おっ、あなたも吉受け萌え仲間ですね?(w
>20 クロイツさん
S梨華萌えがここにも・・・。まだまだいくわよっ。
>21
むしろ死にそう(w
>22
いや、だからS梨華よりM吉をですね・・・(シツコイ
>23 あおのりさん
またまたS梨華萌えだー。どいつもこいつも(w
>24 よすこ大好き読者。
「よすこ大好き」読者なクセにS梨華に萌えんなー!(w
>25
お待たせしましたぁ。がんばりまーす。
- 45 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月08日(木)14時06分37秒
- こんな時間にリアルタイムで、読んでる私は人間失(ry
萌 え つ き ま し た
- 46 名前:オガマー 投稿日:2002年08月08日(木)18時29分14秒
- っていうか 良 い
良 す ぎ る
姫子さんは天才だ(爆
萌えますた…w
- 47 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月08日(木)20時30分23秒
- Sっぽいりかちゃんもなかなかよいですな。
受けのよしこもかわいくて(・∀・)イイ!です。
- 48 名前:あおのり 投稿日:2002年08月08日(木)21時59分02秒
- 萌え尽きたぜ・・・・
真っ白にな・・・・
吉、ついに陥落・・・
- 49 名前:ごまべーぐる 投稿日:2002年08月08日(木)23時26分00秒
- Sリカキタ━(`▽´)━( `▽)━( `)━( )━(´ )━(▽´ )━(`▽´)━!!!!!!!
ヨスコオチタ━(0T〜T0)━( 0T〜)━( T)━( )━(T )━(〜T0 )━(0T〜T0)━!!!!!!!
いや、萌えつきますた。
- 50 名前:名無しダメ人間 投稿日:2002年08月09日(金)00時37分30秒
- いつもHPでお世話になってます!
Σъ(O^〜^)グッ!! よっちぃ最高!!
もっともっと落ちちゃってください( ̄ー ̄)ニヤリッ
- 51 名前: 名無し読者。 投稿日:2002年08月09日(金)01時10分06秒
- 受けよしこ、カワイイ!激萌え〜!
梨華ちゃん、もっと頑張ってください(w
- 52 名前:ポン 投稿日:2002年08月09日(金)09時27分29秒
- 同僚の皆様ごめんなさい。またまた仕事中に
萌えつきた私は完全に人間失(ry
- 53 名前:クロイツ 投稿日:2002年08月09日(金)10時49分07秒
- ヨッスィー・・・可愛い☆
エスカレートしてしまう梨華ちゃんの気持ちが、痛いほどわかってしまいますわvv
確かにM吉にも萌えてますが、やっぱし私は根っからの石ヲタみたいです☆
梨華ちゃんカッケー!!!!!!
そんな梨華ちゃんも大好きだー!!!!
続き、楽しみにしてますね♪
- 54 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月10日(土)03時06分42秒
- 吉澤よえー。
- 55 名前:ten 投稿日:2002年08月10日(土)07時50分48秒
- ええ、もちろん吉受け仲間ですとも!!
いやー吉受けたまんないっすね、もうdjほghprhjpkskっgっjお
すいません、壊れますた。
吉受け好きとして、総力で梨華ちゃんを応援します!
- 56 名前:マーチ 投稿日:2002年08月10日(土)14時17分06秒
- 某吉受け作者です。
自分ここまで上手く書けない…。脱帽です。
吉受け推進委員として激しく応援します(笑)
- 57 名前:姫子 投稿日:2002年08月10日(土)21時17分35秒
- たくさんのレスをどうもありがとうございます。
あんた達も好きねぇ(ニヤリ
更新以外で作者が出てくるのはみっともないとは思うんですが。
えーっと明日から旅行に出かけます。
今日更新したかったんですがちょっと無理そうなので、次の更新は15日前後ぐらいになりそうです。
何か、待っててくれてる方がいると悪いなぁと思ったんで。ノコノコと連絡に来てしまいました。
あ、せっかくなので次回予告。
『もちろんまだ続きまっせ。エロ。』
- 58 名前:ten 投稿日:2002年08月12日(月)17時14分08秒
- 予告萌え〜♪
どんどん続いちゃってください。吉受けマンセー!
- 59 名前:よすこ大好き読者。 投稿日:2002年08月14日(水)16時13分40秒
- S梨華に、萌え〜でございます。(w
予告に、大期待!!!
楽しみにしています。
- 60 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時51分26秒
- ≪9.梨華ちゃん、破壊の女神となる(其の五)≫
完全に堕ちたよっすぃーは、私に背を向けて、絶頂の余韻にぶるぶると背中を震わせていた。
両腕でしっかり自分の肩を抱いて背中を丸めている姿がちょっと痛々しい。
「あの・・・大丈夫?」
「梨華ちゃん・・・ひでぇ・・・」
涙でくぐもった声で恨み言を言うよっすぃー。
私はよっすぃーの背中に抱きつくと、よっすぃーの顔を覗き込んだ。
よっすぃーは恥ずかしいのか私と目を合わせようとしない。
「ごめんね?」
「梨華ちゃんなんて嫌い」
「だって・・・よっすぃーがあんまり可愛かったからぁ・・・」
私がそういうと、よっすぃーはかーっと首筋まで真っ赤にした。
「ねぇ・・・気持ちよかった?」
「知らないっ」
「でも、いっちゃったもんねぇ・・・。すごい可愛かったよ」
「うるさいうるさいうるさいっ!」
「何よぉ。よっすぃーだって、もっとひどいこといっぱい私にしてるんだよ?」
「梨華ちゃんはひどいことされんのが好きだからいいじゃん。あたしはやめてって言ったのに・・・んっ」
私はよっすぃーの体を無理矢理こちらに向けると憎まれ口を叩いてばかりの唇を自分の唇で塞いで黙らせた。
- 61 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時51分59秒
「そぉいう可愛げの無いことばっかり言うんだったら。最後までしちゃうからねっ」
私のセリフに、よっすぃーの顔に不安の色が浮かぶ。
「なっ・・・何・・・」
「許してあげようと思ってたのに。もう知らないんだから」
わざと怒った顔をして見せて、よっすぃーに顔を近づける。
おでことおでこがくっつくくらいに。
よっすぃーは慌てて目をそらせる。
ちゅっ。
私はよっすぃーの唇に小さなキスをしてから、唇を耳に寄せた。
「さっきいったばかりだから、大丈夫だよねぇ?」
囁いて、おっぱいに手をのばす。
触れるか触れないかのうちに、よっすぃは体をびくんと揺らす。
「まっ、待って・・・」
「待たないよぉだ」
- 62 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時52分36秒
ふわんとよっすぃのおっぱいを手のひらで包み込む。
指先が堅くなった乳首に触れる。
「ひゃ・・・んっ」
よっすぃーは早くも小さな声を漏らす。
分かってるよ。
いっちゃった後は、体中、どこもかしこも敏感になり過ぎちゃって、触れられるとつらいんだよね?
でも、わかっててもいじめたくなっちゃう。
私は体をずらして、よっすぃーのおっぱいをぺろんと舐めた。
舌先に乳首が引っかかってゆれる。
「んんん・・・」
それだけでも体を跳ねさせて、低い声で呻く。
よっすぃーの顔が快感と苦痛の入り混じった色に歪む。
- 63 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時53分23秒
よっすぃーの胸に顔を乗せて、おっぱいの柔らかさを楽しむように握りつぶしたり、指先で乳首を弄ったり、時々舌で転がしたり、甘噛みしたり。
その度に返ってくるよっすぃーの体の正直な反応を観察する。
どんな小さな仕草も見逃したくなくて、じっとよっすぃーの顔を見上げる。
「やっ・・・見るなよっ」
ふいに、よっすぃーが私に見つめられていることに気づいて、不満の声を上げた。
「やだ。さっきは夢中になっちゃってよっすぃーが感じてるところ、あんまり見れなかったから。今度はいっぱい見ちゃうんだもん。よっすぃーの可愛いところ」
「ざけんなっ・・・」
「ふざけてなんかないもーん」
言いながら、きゅっと乳首をつねる上げる。
「ひんっ!」
高い声をあげるよっすぃー。
耐え切れないように体をくねらす。
「ほらね。可愛いよっすぃー」
- 64 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時54分02秒
よっすぃーは怒ったようにぷいっと顔を背けた。
そして腕で顔を隠してしまう。
「だーめ。ちゃんとお顔見せて」
私はよっすぃーの手首を掴んでシーツの上に押し付ける。
そして、そのまま本気でよっすぃーの乳首を責める。
舌先でころころと転がして、押しつぶす。
もちろん、よっすぃーを見つめたまま。
「やぁ・・・あああああっ」
その激しい快感によっすぃーの体は跳ねて仰け反る。
「ちゃんと、見ててあげるから。いっぱい感じて」
「やっ・・・んんっ・・・み、見んなっ」
羞恥に真っ赤になって、それでも感じてしまうのをどうしようもできないよっすぃーが可愛くて。
もっと見たくなる。
- 65 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時55分20秒
・・・よっすぃーのいくところが見たい。
私はよっすぃーのオンナノコにも手を伸ばした。
さっきから厭らしいジュースを垂れ流したままのそこはもうぐしょぐしょで、その液を中指にたっぷり塗りつけてからつうっとそこを撫で上げる。
「やあっ!だめっ!!」
「だめじゃなぁい」
さっき、散々弄られて堅くなってる一番敏感な突起にぬるぬると円を書くように滑らせた。
「やぁああああああっ!!」
よっすぃーは体をつっぱらかせた。
髪を振り乱して頭を振る。
体の中いっぱいに詰まった快感を少しでも逃がそうとするように声を上げる。
それを見て、またちょっと意地悪な気分になっちゃって。
私は、よっすぃーの口を自分の唇で塞いだ。
「ぐっ・・・んんん・・・!!」
- 66 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時56分52秒
苦しそうにもがくよっすぃー。
逃れようとする頭をぐっと引き寄せて、抱きしめる。
腕の中でがくがくと震えるよっすぃーの体が可愛い。
よっすぃーのオンナノコを愛撫する手にも力を込めた。
「んんんんんんんんんん!!」
よっすぃーの閉じた目から涙がこぼれた。
すごく、苦しそう。
・・・なのに、どうしてこんなに興奮してるんだろう、私。
私はよっすぃーの唇を解放してあげた。
よっすぃーは苦しそうにはぁはぁと大きく息をついた。
涙で潤んだ目で私を見る。
ああ。
どうしても。
どうしても、よっすぃーの全部が欲しい。
よっすぃーの耳元に唇を寄せる。
「ねぇ・・・入れても、いい?」
よっすぃーの体がびくっと震えた。
苦しそうで、切なそうな顔をして小さく首を横に振る。
- 67 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時57分33秒
「もう、意地悪しないから・・・。よっすぃーの全部が、欲しいの・・・」
それでもよっすぃーは答えてくれなくて。
でも、私はここで止めることができなくて。
指を、よっすぃーの中に入れようとした。
その場所を探って、埋め込もうとする。
こんなに濡れて、すぐに受け入れられると思っていた。
入り口に指先が触れる。
よっすぃーの体が硬くなった。
「っ・・・待って!!」
よっすぃーの声。
入らない。
よっすぃーの中に受け入れられなかった私。
急にすごく悲しくなって、涙がこぼれそうになった。
どうして?
ここまできて、それでも私のこと、受け入れてくれないの?
- 68 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月17日(土)04時58分08秒
「待って・・・」
よっすぃーのつらそうな声に、よっすぃーの顔を見上げた。
よっすぃーは泣いていた。
さっきまでの涙じゃない、涙で。
泣きながら、じっと私を見つめていた。
「ごめん・・・」
「どうして・・・?」
よっすぃーはぽつりとつぶやくように言った。
「あたし・・・初めてじゃ・・・ない・・・」
- 69 名前:姫子 投稿日:2002年08月17日(土)05時08分14秒
- 本日の更新は以上です。
あれ?微妙に雲行きが・・・。
>>45
こんな時間に更新してる自分もどうかと(w
>>46 オガマーさん
エロの天才ですか。うれしいようなうれしくないような・・・(w
(本当はすごくうれしい)
>>47
いかにお互い「らしく」役割逆転させるかがテーマです
>>48 あおのりさん
そうです。よっちぃ陥落。思えば長い道のりですた。
>>49 ごまべーぐるさん
泣きながら回るよっちぃに笑いました。かわい〜。
>>50 名無しダメ人間さん
こちらこそどうもどうも。もっと堕ちるようにがんがるよ。
- 70 名前:姫子 投稿日:2002年08月17日(土)05時17分38秒
- >>51
結構いっぱいいっぱいなんですが。がんがれ梨華ちゃんと私も言いたい(w
>>52 ポンさん
こんなもの読んでいるところだけは見つからないように(w
>>53 クロイツさん
ほんとうに梨華ちゃんはどこに行ってしまうのでしょうか・・・(w
>>54
よえー・・・。弱えー?弱々よっちぃがツボなんです。
>>55 tenさん
おお、吉受け仲間だ。この先は梨華ちゃん次第。どうなりますやら。
>>56 マーチさん
いやいやとんでもない。こちらこそいつも萌えさせていただいておりまふ。
>>59 よすこ大好き読者。
いやー、何か前回よりエロくなくなってしまってゴメンナサイ。次こそは(w
- 71 名前:オガマー 投稿日:2002年08月17日(土)08時25分43秒
- ぉぉぉぉぉぉ、
新しい波紋…
切なくなってきたよほ。。
- 72 名前:名無し読者。 投稿日:2002年08月17日(土)14時41分32秒
- なんか、いきなりシリアスな展開?
よすぃこ、一体何があったんだ?
梨華ちゃん、ひたすら頑張ってください(w
- 73 名前:あおのり 投稿日:2002年08月17日(土)23時52分58秒
- 交信されてる〜!って思ったら
なんか新事実発覚?
吉クンよ、石さんに全て話して楽になりなさい・・・
ひたすら期待して次回お待ちしております。
- 74 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時36分55秒
- ≪10.梨華ちゃん、与える愛を知る≫
「えっ……」
よっすぃーは私から目をそらした。
手の甲を唇に当てて、嗚咽をこらえている。
苦しそうで、悲しそうな表情。
「よっすぃー?どうしたの?」
私は心配になってよっすぃーを愛撫する手を止めた。
よっすぃーの隣に横になって、そしてそっとよっすぃーの頭を撫でてあげる。
よっすぃーは私の手に安心したように目を閉じた。
しばらくそのままでよっすぃーが話し始めるのを待った。
- 75 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時37分39秒
「娘。に入る前……付き合ってた人がいて」
言いながらよっすぃーは、頭を撫でていた私の手をとって、ぎゅっと胸に抱いた。
よっすぃーがそんなことするのは初めてだった。
まるで、私が逃げないように。
今から話すことに私の気持ちが逃げないように、すがりつくみたいに私の手を抱いている。
気弱なよっすぃー。
「その人、3つ年上で高校生だったから、アタシもうんと背伸びしてて……。当然のように「しよう」って言われて、子供だって思われたくなくて、断れなかった」
ちらっと、伺うように私を盗み見る。
そんなに怯えなくたって、どんなことを聞かされたって私の気持ちが変わることなんてないのに。
「その人のこと、本当に好きだったし、後悔なんかしないと思ってた。そう自分に言い聞かせてた。だけど」
不意に、またよっすぃーの顔が歪んで、泣き顔になる。
でもよっすぃーは唇を噛んでがまんする。
泣いてもいいのに。
- 76 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時38分14秒
「……だけど、上手く出来なくて。今思うと、そいつも初めてだったのかもしれないけど、最後はもう、ほとんど無理矢理で……。痛くて悲しくて怖くて。全然気持ちいいとかもなくて。でもそいつもそんなアタシに腹を立てて―――オマエ不感症じゃねーの?って」
とうとう、よっすぃーの目から涙が一筋こぼれた。
何で、こんなに健気で可愛いよっすぃーにそんなひどいことが言えたんだろう。
「結局、それがきっかけでお互い気まずくなって別れたんだけど。でも、そんなこと言われても、あたしそいつのこと忘れられなくて。しなかったら別れなくても済んだかもしれないとか。あたしがちゃんとそいつを受け入れられてたら……とか。そんな情けない自分が嫌で、しょうがなかったんだけど」
私の知らない頃のよっすぃーを想像する。
意地っ張りでプライドが高いよっすぃーだから、多分甘えたりするのも得意じゃなくて。
ひどいことを言われても、傷ついても、そんなこと全然平気みたいな顔をして。
別れたくないってすがりつくことなんかもちろん出来なくて。
それで、ひとりで泣いて苦しんで―――。
- 77 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時38分53秒
「でも、それからちょっとしてから。そいつ、地元では結構有名人で、多分自分のプライドを守るために、私のこと言いふらしてたみたいで。そいつの仲間とかにいろいろ言われたりして―――なんか、あたし、地元では鉄の女とかマグロちゃんとか言われちゃってさぁ。ちょっと有名になったりしてぇ」
よっすぃーは涙に濡れた顔で、自嘲気味に笑ってみせる。
その顔をみて、私の心が引き裂かれるように痛くなる。
「まぁ、確かに私も可愛げなかったし、背伸びばっかしてて。でも、いろいろからかわれたりもして。やっぱちょっと・・・つらくて・・・。あたしと、そいつの関係は・・・一体・・・何だった・・・ん、だろ・・・て」
よっすぃーはとうとう泣き出して。
中学生の女の子がそんなこと言われて傷つかないはずが無い。
ううん、どんなにつらかったんだろうと思うと、顔も知らないその男が殺したいほど憎くなる。
私の。
私のよっすぃーをこんなに傷つけるなんて。
- 78 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時39分35秒
「ごめんね・・・こんなこと・・・梨華ちゃ・・・に話す・・・つもりなか・・・たん、けど。でも・・・初めてじゃないってこと・・・言っておきたかった・・・し。最後まで・・・するの、やっぱ・・・怖くて・・・」
私にはよっすぃーの気持ちがよくわかった。
そんなひどいことをされても、そいつを憎むことも出来なくて、そんな自分が嫌で、結局全てを自分の体のせいにして、自分を責めることしかできなかったよっすぃーの気持ちが。
本当は、そんなことのせいじゃないって分かってても、それを認めたら、そいつへの思いまで否定することになるから。
「ごめ・・・ごめんね・・・」
よっすぃーは、胸に抱いた私の手に額を押し当てて、泣きながら何度も謝った。
謝ることなんか何も無いのに。
小さく震えるよっすぃーの頭のてっぺんを見ていたら、よっすぃーが愛しくて愛しくて。
私はぎゅっとよっすぃーを抱きしめていた。
- 79 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時40分19秒
「大丈夫だよぉ。私の方が、そんなヤツより、もっともっと。全然比べ物にならないくらい、ずーっとよっすぃーのこと、好きなんだから」
私の腕の中でしゃくりあげるよっすぃーを一生懸命慰める。
あれ?
これじゃあ、いつもと逆だね。
でもだからこそ知ってるから。
大好きな人の腕に抱かれるのがどんなに気持ちが安らぐのか。
「ねぇ?そんなこと関係ないよ?よっすぃーつらかったかも知れないけど。そういう過去があったところもひっくるめて今のよっすぃーなんだもん。私は今の、このよっすぃーが好きなんだもん」
自分でも何を言ってるのかよくわからないくらい、たどたどしい慰め方だったかもしれないけど。
それでも、こうやってよっすぃーが私に甘えてくることなんて今までなかったから。
何とかして安心させてあげたくて。
守ってあげたくて。
「いっぱい、意地悪してごめんね。でも、よっすぃーのことおもちゃにしたわけじゃないんだよ。よっすぃーがあんまり可愛いから。いっぱい気持ちよくなってるところが見たかったから。よっすぃーのこと壊したくなっちゃって。だから。ねぇ。今度はもっと優しくするから。ねぇ。泣かないで」
- 80 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時40分52秒
初めてのよっすぃーに、ちょっとやりすぎちゃったことを反省する。
よっすぃーは初めてじゃないって言ったけど。
でも。
これが、きちんと愛情を持って抱かれる最初なら。
よっすぃーはやっぱり「初めて」だと思うから。
私は今になって思い出していた。
私が初めてよっすぃーに抱かれたとき。
よっすぃーはどんなに、優しく、大切に私を扱ってくれたか。
私は、よっすぃーにすることばっかり考えて、よっすぃーの気持ちを考えることを忘れてた。
でも。
最近のよっすぃーは……私にひどいことしてばっかりだったから、つい。
しょうがないよね。
だって、私はよっすぃーの愛し方しか知らなかったんだもん。
……それはそれで、よっすぃーの自業自得だと思うような気がしないでもないんだけど。
- 81 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時41分23秒
よっすぃーはやっと少し泣き止んで。
手のひらでごしごしと涙をぬぐいながら、それでもまだ涙で潤んだ目で私を見上げた。
泣いているよっすぃーは、いつも子供みたいで。
いつもの傍若無人な感じからは想像が付かないくらい可愛いくて。
私はそんなよっすぃーの額に小さなキスをした。
さて、この先どうしよう。
今日はもう、しない方がいいのかな。
私達にはこの先、まだ時間はいっぱいあるんだし。
何も、焦って。
これ以上よっすぃーにつらい思いをさせることはないのかもしれない。
こうやって、子供みたいなよっすぃーを腕に抱いて眠るだけでも。
私は充分幸せになれるから。
- 82 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年08月21日(水)13時41分54秒
少し考え込んでいる私を、よっすぃーが不思議そうな顔で見ているのに気づいて、私は優しくよっすぃーの耳元に囁いた。
「ねぇ、まだ……怖い?やめとく?」
よっすぃーは、一瞬びくりと体を強張らせて。
目を閉じた。
長い睫毛が震えている。
ほんの数秒、勇気を振り絞るよう。
時間が止まる。
そして、目を開けて、私を見る。
よっすぃーの顔がどんどん赤くなっていく。
耳まで真っ赤にしたよっすぃーは、それでも私から目をそらさないで。
消え入りそうな小さな声で言った。
「ううん……して」
なんだか、そんなよっすぃーが可愛くて、でも凄く色っぽくて全身の血が泡立つ感じを覚える。
「梨華ちゃんに……して……ほしい」
- 83 名前:姫子 投稿日:2002年08月21日(水)13時49分31秒
- 本日の更新は以上です。
中黒と3点リーダが入り混じってしまいますた。失敗。
>71 オガマーさん
作者にも予想外の展開。ていうか、正直エロ長すぎて飽きてきちゃって…。ちょっと休憩(w
>72
よすこのちょっと苦い経験。ここでレイプ云々にするとさすがにベタ過ぎるかと思って。このような過去にしてみた。
>73 あおのりさん
だんだん母のようになってきたいしかーさん。この先エロに戻れるのかしら…。(チョト不安
- 84 名前:ポン 投稿日:2002年08月21日(水)14時56分14秒
- 梨華ちゃんの目覚めた母性本能でよっさんを癒してあげてほしい。
読んでて涙出てきた。
・・ってか、こんな時間に書き込んでる私って?
>仕事中です。(キッパリ
- 85 名前:オガマー 投稿日:2002年08月22日(木)06時03分21秒
- 感動したっ(w
ほんとにジーンときちゃいましたYO!
エロに飽きる、ですか?w
充分楽しませてもらってるので姫子さんのペースでがんがってくださいw
- 86 名前:クロイツ 投稿日:2002年08月22日(木)10時41分06秒
- ヨッスィーにそんな過去が・・・!!梨華ちゃん、癒してあげて!!
しっかし、可愛いですね〜vヨッスィーvvでもって、梨華ちゃんはカッコイイvvv
こーゆーいしよしも好きです!!
がんばってくださいね〜♪次回も期待してます!
- 87 名前:名無し読者。 投稿日:2002年09月01日(日)00時58分53秒
- よっすぃ〜の言葉にどきどきしちゃう…
- 88 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月01日(日)05時26分04秒
- 楽しみだー!よっすぃ〜かわいいよー♪
頑張ってください。
- 89 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時14分58秒
≪10.梨華ちゃん、与える愛を知る(其の二)≫
私はよっすぃーにキスをした。
ほんの、触れるだけの優しいキス。
「今度こそ、本当に意地悪しないから…。つらかったら言ってね?」
耳元で優しく囁くと、よっすぃーはこくんと小さく頷いた。
よっすぃーはまるで注射をされる小学生みたいに、ぎゅっと目をつむって体を堅くした。
そんな仕草も、とっても可愛いと思う。
だいじょうぶだよぉ。
今度は、優しく、優しくしてあげるから。
私はもう一度、はじめからやり直す。
可愛い耳たぶに甘い吐息を流し込む、首筋に唇をつける。
優しく手のひらで、すべすべした薄い皮膚をなでる。
少しずつ、快感に慣れてきたよっすぃーは、それだけでも少し息を弾ませる。
そんな切なそうで頼りない表情を見つめていると、それに気づいたよっすぃーが唇をとがらせる。
- 90 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時15分46秒
「見ないでって言ってんじゃん」
「どうして?」
「……恥ずかしいよ、こんなの」
「すっごく可愛いのに」
「そおいうこと言うからぁ。…恥ずかしいんだよ」
そう言って、よっすぃーはぷいと顔を背けてしまう。
よっすぃーが正直に話してくれたから、私も素直になるね。
「だって…よっすぃーは、いつもあんまり本当のこと言ってくれないから。私バカだから、時々よっすぃーのこと分からなくなっちゃったりするから。もっといっぱいのよっすぃーが知りたくて。だからどんなよっすぃーも見過ごしたくないんだもん。全部見たいんだもん」
私が言うと、よっすぃーは、私から顔を背けたまま、でもほんの少しいつもの傍若無人なよっすぃーに戻ってにやりと笑った。
「そんな、簡単にあたしは全部見せないよ」
でも、そう言うよっすぃーの頬が、ほんの少し赤くなっているような気がして。
それが本気なのか、照れ隠しなのか、相変わらず私には分からないけど、でも、いつもみたいに、そんなに悔しくなかった。
「いいよ。それでも私は見つけるから」
- 91 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時16分55秒
そして、よっすぃーのおっぱいに口をつける。
ぴくんと小さく体が跳ねる。
そっと唇ではさんで、ちろちろと舌でかすめる。
もう片方も指で弄ぶ。
「ふ……」
目の端に、シーツをぎゅっと握り締めるよっすぃーの手が映った。
私はそっと、その手をシーツからはずす。
よっすぃーは不思議そうな、ちょっと怯えた目で私を見た。
「手は、ここだよ」
よっすぃーの長い腕を自分の首に回させた。
よっすぃーは恥ずかしそうに目を伏せた。
でも、私の首に回した手をはずそうとはしなかった。
怖かったら、私に甘えて欲しい。
そして、もう一度おっぱいへの愛撫を再開する。
舌を、指を動かすたびに、私の首に回した腕に力が入るのを感じる。
それが、よっすぃーの快感が私に伝わってくるみたいで凄く嬉しかった。
- 92 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時17分40秒
唇をそのままに、手を下半身に滑らせた。
太腿にそっと手を添えて少し足を開かせる。
潤んだ場所に指を這わせる。
「んっ……」
よっすぃーの少し掠れた声。
さっきまでの行為で、そこは火傷しそうなくらい熱を持って、熱いジュースが溢れたままになっている。
それを指先で掬って、割目にあわせてすうっと撫でる。
一番上の少し大きくなった突起に軽く指が引っかかる。
「あぅっ…!!」
「ここ、熱い、ねぇ」
「やぁ…」
よっすぃーの腕が苦しいほど私の首を締め付ける。
でも、私はそれが嬉しい。
よっすぃーが私にしがみついてきてくれるなんて今まで無かったから。
指先で柔らかい襞を弄んだり、熱い核をゆるゆると撫でる。
その度によっすぃーは少しずつ快感に飲み込まれるように喘いで体を震わせる。
とろとろと流れ出すジュースを指に絡めて愛撫を繰り返す。
もっと、もっと濡れて欲しい。
よっすぃーが苦しくないように。
- 93 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時18分28秒
指と一緒に、よっすぃーのおっぱいにつけた舌も動かす。
二つの場所を同時に責められて、よっすぃーの体は大きく反り返った。
「ふわぁ……んっ」
空いている方の手で、もう片方の乳首を優しくつねる。
「あふ…あ…んんっ……だめぇ……っ」
「だめじゃないよぉ。すごい、気持ちいいでしょ?」
「や……ぁう…」
見上げたよっすぃーの顔は、もう、恍惚にとろんと溶けていきそうだった。
こんな可愛くて厭らしい顔、絶対、私以外の誰にも見せたくないと思う。
私は体をずらして、よっすぃーに覆いかぶさると、半開きになった唇を塞ぐように口づけた。
「ん……」
今まで、されるがままだったよっすぃーが自分から、まるですがりつくみたいに舌を絡めてくる。
私と、よっすぃーの唾液が混ざり合って唇の端からこぼれる。
私の背中に回した指先に力がこもる。
よっすぃーが、もっと、もっとを求めているのが伝わってきた。
- 94 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時19分04秒
私はよっすぃーのそこに這わした手に、少しだけ力を込めた。
小さな核を押しつぶすように愛撫する。
「んあ…っ」
よっすぃーの小さな悲鳴。
「もうっ……!」
よっすぃーはそれだけしか言えなかったけど、それが限界が近いということだとすぐに分かった。
私は敏感な核から手を離した。
突然、刺激がなくなったことに、よっすぃーは不安げに私を見つめた。
今にもこぼれそうなほど、涙をいっぱい溜めた大きな瞳。
私はその瞳に優しくキスをする。
そして、耳元で囁いた。
「入れても…いい?」
よっすぃーは私の肩に、こつんとおでこを当てた。
まるで顔を隠すように。
そして、耳を澄ましていなければ聞こえないほどの小さな声で、答えた。
「…うん」
- 95 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時19分41秒
人差し指と薬指で、優しくそこを開く。
よっすぃーの体がびくんと堅くなった。
「力…抜いて」
「無理…」
私の肩に額をつけたまま、くぐもった声でよっすぃーが答えた。
よっすぃーのジュースで湿らせた中指を、その部分にあてがう。
もう、びしょびしょになっているそこが、くちゅんと音を立てる。
「やあ…っ」
自分が立てた音に抗議するように声を上げるよっすぃーが可愛い。
そして、私はゆっくりと指先を沈める。
「いっ…!」
とたんに、よっすぃーが苦痛の声を上げた。
私は指を止めた。
よっすぃーの声に驚いたのもあるけれど、その、よっすぃーの狭さに。
私の中指のほんの指先を飲み込んだだけで、限界のようにきつい。
- 96 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時20分20秒
「ぐぐ……」
痛みに耐えるよっすぃーの声。
私の背中に回した手にも力がこもる。
初めてにしても、すごくきつ過ぎる。
…そっか、よっすぃーはすごく狭いんだ。
これで…さっき話してくれたように、男の人に、半ば無理矢理ねじ込まれたら、それはどんなにか苦痛だっただろうと胸が痛くなる。
「大丈夫……?」
よっすぃーは小さく首を振る。
「よっすぃーが、イヤだったら、いつでも止めるよ?」
「…や…じゃ……ない…」
よっすぃーは、今、闘ってる。
体の痛みと、過去の呪縛と。
私のために。
「苦しかったら、声、上げていいよ。背中に、爪立ててもいいよ」
- 97 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時20分59秒
私はゆっくり、指を進めた。
「ぎ…」とよっすぃーの口から歯を食いしばる音がこぼれる。
限界まで広がったよっすぃーがぎちぎちと私を締め付ける。
肩に、よっすぃーの涙が伝うのを感じた。
このままじゃ、多分よっすぃーはつらいだけ。
浅い呼吸を繰り返して、痛みに耐えているよっすぃーの髪に唇をつける。
小刻みに震える体が痛々しい。
「よっすぃー…ちょっとだけ、ガマンして、ね」
逃げられないように片手でよっすぃーの肩を押さえこむ。
小さく吐き出す息にタイミングを合わせるように、私は一気に奥まで、よっすぃーを貫いた。
「やああああああっ!!!」
耐え切れない痛みに、よっすぃーは高い声を上げた。
その痛みを、自分も知っているから、だからこそよっすぃーが可哀想で息が詰まる。
痛みに跳ねる体をぎゅっと片手で抱きしめる。
「ごめんね…」
- 98 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時21分29秒
よっすぃーはぎゅっと私にしがみついている。
痛みに、大きさに慣れるまで、よっすぃーの中の指を動かさないようにしながら、そっと髪を撫でてあげる。
「ううう……」
「慣れるまで、動かさないから」
よっすぃーの中は、すごく、熱かった。
柔らかい肉壁が私の中指をぎちぎちと締め付けている。
それがなぜか、私自身をも締め付けているみたいで、不思議な息苦しさを感じる。
「はぁ…っ……はぁ…」
よっすぃーは痛みに震えながら浅い息を繰り返している。
私は何度もよっすぃーの髪に口づける。
私のために痛みに耐えていてくれるんだと思うと、心の中に愛しさがこみ上げる。
少しでもよっすぃーの痛みを和らげてあげたくて、何度も愛の言葉を囁いた。
「よっすぃー、大好き……」
- 99 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時22分01秒
どのくらいの時間が経ったんだろう。
時間の感覚がおかしくなって、それがすごく長い時間だったのか、それともほんの数分だったのか分からない。
ただ、まるでおまじないのように何度も「大好き」を囁いているうちに、苦痛に強張っていたよっすぃーの体から、少しずつ力が抜けていくのを感じた。
肩にかかる、よっすぃーの吐き出す息が熱いものに変わっていく。
「だい…じょうぶ?」
よっすぃーは答えないで、ただ小さく首を振った。
でも、多分それは、否定の意味じゃないと思う。
「ねぇ?…よっすぃー。まだ苦しい?」
「わか…ない」
「ねぇ…?」
耳元に口を寄せて、優しく尋ねる。
ぴくん。
よっすぃーの体が小さく跳ねた。
「んっ…なん…か、へんな…かんじ…」
「動かす、よ」
- 100 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時22分49秒
返事を待たずに、よっすぃーに埋め込んだ指を、ほんの少し、中で曲げてみる。
隙間無く私の指にまとわり付いている柔らかい肉壁が押されて形を変える。
「うぁ…」
小さく声を上げるよっすぃー。
その声は、明らかに快楽の声。
よっすぃーの奥から、じわじわとジュースが溢れ始めるのを感じた。
「気持ちいいの?」
ぬるぬるのジュースでさっきより滑りのよくなった内部で、もう少し大きく指を曲げる。
上の壁をゆるりと引っかく。
きゅうう。
熱い内部が締まると同時によっすぃーは高い声を上げた。
「ふあぁぁぁぁんっ」
間隔を空けて、何度か同じことを繰り返した。
その度によっすぃーの反応は大きくなっていく。
私の指の侵入にきしきしと悲鳴を上げていた肉壁はいつの間にかぬるぬると湿り、ひくひくと優しく私に絡み付いてくる。
そして、とうとうよっすぃーは途切れ途切れの快感が切なすぎて堪らないという様に遠慮がちに腰をくねらせ始めた。
はやく、もっと……。
そう訴えるように。
- 101 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時23分27秒
「もっと、して欲しい?」
「ふあぁ…ああ…ぁぁぁ……」
快感に震えるよっすぃーは答えることも出来ない。
私の肩に押し当てた、よっすぃーの頭をそっと引き離す。
「キス、して」
涙で目を真っ赤にして、薄い唇をだらしなく開いているよっすぃーは、もう何も考えられない、といった風情で言われるがままに私の唇に自分のそれを重ねてくる。
普段からは考えられない、そんな素直なよっすぃーが可愛くて、ご褒美とばかりに、よっすぃーの中をくすぐってあげる。
「ひゃああっ…んんん…」
「だめ、唇、離さないで」
「やぁあ…もぉ…だめぇ……梨華ちゃぁ…」
「ふふふ…よっすぃー、すごく、かわいいよ」
泣きそうになって懇願するよっすぃーの顔にキスの雨を降らせてあげたのに。
よっすぃーは中で止まったままの指を動かして欲しいとおねだりする様に体を震わせる。
体の中に溜まった熱をどうにかして欲しいのね。
「や…お願い……」
「もうちょっと、慣らしてから、ね」
- 102 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時24分02秒
もう、充分、もっと強い刺激が欲しいとひくついて泣いているのに、もっと味わっていたくて意地悪をしてしまう。
よっすぃーの一番いいところを吟味するように、指先でくすぐったり、ひっかいたり。
指先を曲げたままぐるりと内壁を撫でてみたり。
やわやわと内壁を弄っているうちに、そこからはくちゅくちゅと厭らしい音が聞こえ始めた。
「ああんっ…もぉやだぁあっ…」
自分が立てる音が恥ずかしくて仕方ないように声を上げる。
「だってぇ、仕方ないよぉ。よっすぃー、いっぱい濡れちゃってるんだもん…」
「ひっ…あぁ…ひどいよ、梨華ちゃ……意地悪しない…って言ったのに……んんんっ」
「意地悪じゃないでしょ?こんなに、よっすぃー、悦んでるのに」
目をきつく閉じて、快感に顔を歪めているよっすぃーを、少し、引き離してじっと、見つめる。
「ねぇ、目を開けて」
私にそう言われて、よっすぃーは恐る恐る、目を開いた。
真正面に、私にじっと見つめられていて、慌てて目をそらせる。
- 103 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時24分48秒
「ちゃんと、私の目を見て」
「や…っ!」
「ちゃんと、私の目を見て、素直にお願いできたら、もっと、すごく、気持ちよくしてあげるよ?」
よっすぃーの顔が泣きそうに歪む。
「やだっ…なんで…っ」
「ちゃんと、口で言わないと、分からないよ。素直な、本当の、よっすぃー、見せて」
「や………」
くちゅん。
催促するように、よっすぃーの中を刺激する。
「ひやあ…っ」
「ほら、気持ちいいでしょ?もっと、して欲しいでしょ?」
きつく目を閉じて一度頭を振ってから、よっすぃーは恐る恐る私と目を合わせた。
よっすぃーの瞳の中に見えたものは。
快感、恐怖、迷い、混乱、服従、そして幸福―――いろんな感情がごちゃ混ぜになっている「本当のよっすぃー」と、よっすぃーを愛してることにひどく幸福そうな私自身。
- 104 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時25分36秒
「お願い…梨華ちゃん……もっと…もっとしてぇ……」
私と目を合わせたまま、涙をぽろぽろとこぼしながら、よっすぃーは搾り出すような声で懇願した。
「よっすぃー…世界で一番、大好きだよ」
私は、よっすぃーの中にとどめていた指を、ゆっくり出し入れし始めた。
深く、ゆっくりと。
「ぅああああああっ」
深く沈めて、引くときに曲げた指先で、ざらざらした天井を軽く引っ掻く。
その度によっすぃーの体は大きく揺れる。
厭らしい声を切れ切れにあげる。
「ひあ……やぁ…あああ……だめぇ…っくぅ……ひゃんっ……ふぁあぁぁ…」
内壁が別の生き物のようにひくひくと蠢く。
よっすぃーの嬌声に出し入れする指が早くなるのが抑えられない。
くちゅっくちゅっくちゅっ―――。
溢れだすジュースが絶え間ない音をたてる。
「ひゃああああ……こんな…こんなのぉ……だめえええぇっ」
「いきそう?」
- 105 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月04日(水)19時26分10秒
まだ、快感が怖いのか涙をぼろぼろこぼして、顔を歪ませている。
早く、早くと絶頂を求める体と、全てを奪う慣れない絶頂を恐れる頭とにバラバラになっていくことに喘ぐよっすぃー。
「ちゃんと、つかまってて」
私が言うと、よっすぃーは薄く開いた目で一瞬私を見て、全てを預けるようにぎゅううう、苦しいほどの力で私にしがみついてきた。
「梨華ちゃん…梨華ちゃぁ……」
「大丈夫だよぉ、私はここにいるよぉ……」
私の全てを注ぎ込むように、よっすぃーの中を犯していく。
もっと深く、もっと強く、もっともっと―――。
「ふはぁあっ…だめぇっ……もぉ、もぉ…やあああぁぁ…っちゃう…よぉおお…っ!」
限界を超えてしまったよっすぃーが体を大きく震わせ、声をあげて、痙攣する。
私はそのよっすぃーの体を必死に抱きとめる。
よっすぃーは全ての熱を放出した。
「っやああぁぁっっあああぁぁっいぃぁああああああっっ―――!!!」
- 106 名前:姫子 投稿日:2002年09月04日(水)19時35分36秒
- 本日の更新は以上です。
2週間も更新空けてしまってごめんなさい。
とりあえず、後1,2回で終了の予定です。
>>84 ポンさん
一体これは癒してあげたというのか、弄んだというのか…。よっちぃごめん(w
>>85 オガマーさん
エロって結局同じことの繰り返し…。今後は一つの話にエロは1回と肝に命じました(w
>>86 クロイツさん
へたれよっちぃが好きなので、とことん苛め抜かせていただきました。梨華ちゃんかっけー。
>>87
今回もドキドキしていただけたでしょうか?
>>88
意地っ張りだけどとことん可愛いよっちぃを目指したつもりなので、うれちいです。
- 107 名前:ポン 投稿日:2002年09月04日(水)21時04分19秒
- こんなに愛のある素晴らしいエロは今まで無かった
ような気がします。めっちゃ最高!
おかげで残業も手に付かず・・(w
- 108 名前:オガマー 投稿日:2002年09月04日(水)21時51分27秒
- エロで泣いたのは私、はじめてであります…
ジーンときました。
- 109 名前:クロイツ 投稿日:2002年09月05日(木)09時12分33秒
- 素敵・・・!!素敵過ぎるエロですわ!!!
こんなエロが書ける様になりたいものです♪あこがれるなぁ〜vv
でもって梨華ちゃんのカッコ良さに、マジでのっくだうんです〜v
ヨッスィーも可愛いけど、梨華ちゃんカッケー!!
愛が溢れてるし・・・梨華ちゃん攻め、ハマりそーです!!
がんばってくださいね☆
- 110 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時00分01秒
≪9.梨華ちゃん、与える愛を知る(其の三)≫
私の腕の中で、果てたよっすぃーはぶるぶると体を震わしていた。
その、大きな体を丸める姿が愛らしくて、私は優しくよっすぃーの髪を撫でてあげてた。
柔らかくて、優しい時間が流れる。
大好きなよっすぃーを抱いて、また、新しい宝物をひとつ手に入れたような気分に浸る。
私を抱いた後のよっすぃーもこんな気持ちなのかなぁ。
自分が達したわけでもないのに、すごく、すごく満ち足りた気分。
よっすぃー、私、すっごく幸せだよぉ。
そんなことを考えてたら、なんだか涙が出てきそうになっちゃって。
私はよっすぃーを抱く腕に力を込めた。
- 111 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時00分50秒
「……しい」
腕の中からくぐもったよっすぃーの声が聞こえた。
「え?」
「…苦しいって言ってんの」
「あ、ごめん」
私は慌てて腕の力を弱めた。
その隙に、よっすぃーはするりと私の腕を抜けて、ごろん、と仰向けに転がった。
気だるそうに髪をかき上げる。
さっきまでの怯えた子犬みたいな表情とは打って変わって、不機嫌そうな顔で天井を見上げている。
何を考えてるのか分からない瞳に唇の端を少し歪めた、見慣れた表情。
……いつの間にか、いつものよっすぃーに戻っちゃってるよぉ〜。
「あの、えっと……よっすぃー?」
「よくも、やりたい放題して、くれたねぇ」
有無を言わさない、低い声。
え…あの、ちょっと……。
こう、余韻とか楽しんだりしないんですか?
ていうか、「梨華ちゃんよっすぃーにぎゃふんと言わす」編はもう終わりなわけっ?
- 112 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時01分36秒
「あたし、後で覚えときなって言ったよねぇ?」
首だけこっちに向けて、にやりと笑うよっすぃー。
本気で背筋を薄ら寒いものが走りぬけた。
や、やばい。
もうちょっと手加減しておけばよかったかもしれない……。
「そっ、そんな口きいていいと思ってんのっ?」
「ふふん。梨華ちゃんこそ、あたしにそんな口きいてもいいんだ?」
最後の反抗もすんなりと返される。
くーっ。
よっすぃーは自分の髪の毛をいじっていた手をゆっくりと私に伸ばして―――。
指先で、そっと耳たぶをくすぐった。
それだけで。
今までのお姉さんだった気持ちが、きゅうにしぼんでいく。
いつもの、よっすぃーに好きなようにもてあそばれる自分に戻っていく。
- 113 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時02分53秒
「そ、そんなこと言って、体、動かないくせにっ」
何とか今までの立場を保とうと強気に出る。
でも、よっすぃーは。
ひょいっと体を起こすと、あっという間に私の上に馬乗りになる。
両手で私の頬を押さえて、鼻と鼻がくっついちゃうくらい顔を近づけてくる。
「おかげさまで。梨華ちゃんがいっぱい遊んでくれたから。もう抜けちゃったみたい。アルコール」
私の3cm前で、とっておきの笑顔で言うよっすぃー。
やだ。
近いし。
そんな風に笑わないでよ。
「あんな、Hなこと出来るくせに。これくらいで赤くなっちゃうんだ」
「赤くなってなんか無いもん!」
「なってるよ…。すっごく、可愛い…」
- 114 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時03分23秒
よっすぃーは卑怯だ。
その大きな目が私にどんな魔法をかけるかちゃんとわかってるんだから。
わかってて、そんな風に―――よっすぃーは優しく私に口づけた。
もう、もうやだ。
それだけで、私の体は指一本動かせなくなっちゃう。
ずるいよ。
よっすぃーなんか大嫌い。
なんて、どんなに心で思ったって。
頭の芯がじんじん痺れて、心臓がばくばくと大騒ぎを始めて。
どこもかしこも、よっすぃーの好きにしてって勝手に言い始めちゃう。
でも、こんなの、本当の私じゃないんだから。
本当の私は、絶対によっすぃーの好きなようにになんてされたくないんだもん。
今は、ただ、ほんのちょっと魔法にかけられてるだけだもん。
よっすぃーの瞳の、多分、一生解けない魔法に。
- 115 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時04分18秒
優しかったキスは、いつの間にか、深くて意地悪なキスに変わってて。
よっすぃーの舌が我が物顔で私の中をかき回す。
でも、私は文句のひとつも言えなくて。
それどころか。
もっともっと深く頂戴と言わんばかりに、よっすぃーの背中に回した手に力を込めている。
よっすぃーの唇が、離れる。
もう、それだけが寂しい。
バカみたいに泣きたくなって、よっすぃーの顔を見上げる。
「何て顔、してんの?」
「もっとぉ」
「やだ。今日は梨華ちゃんの言うことは聞かないから」
「やだぁ」
「そんな風に、舌出さないの。厭らしいよ?」
もっとキスして欲しくて、無意識のうちに唇を舐めていた舌を咎められる。
よっすぃーはキスの代わりに、指先を私の唇に這わせた。
私はその指先を追いかけるように舌を這わせる。
- 116 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時04分52秒
「やっぱり、梨華ちゃんは、エッチ」
「違うもぉん……」
そして、よっすぃーはゆっくりと、私の首筋に顔をうずめた。
ついばむように、私の耳たぶを唇で挟む。
かと思うと耳の後ろに熱い息を吹きかけられる。
首筋に柔かい舌を感じる。
「あん…やだぁ……」
その感覚に、ざわざわと肌が粟立って…。
ああ、やだ。
何にも考えられなくなっちゃう。
- 117 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時05分28秒
………。
……………。
…………………。
- 118 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時06分02秒
え?
そこから。
いつまでたっても、よっすぃーは何もしてくれない。
電池の切れたロボットみたいに、よっすぃーの動きが止まってしまった。
「…よっすぃー?」
あの、ちょっと。
脱力してしまったよっすぃーの体が、重い。
恐る恐るよっすぃーに声をかけてみる。
返事の代わりに聞こえてきたのは―――。
安らかで、小さな寝息。
ま、まじで?
私は、呆れて…それでも優しい笑みを抑えることができなかった。
もう、やだ、ばか。
よっすぃーったら。
- 119 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時06分42秒
私の首筋に顔を埋めたままのよっすぃーの髪にそっと唇をつける。
私と同じ、シャンプーのいい匂い。
そうだよ。
初めて、だったのに。
あんなにいっぱい、されちゃって。
その後で。
いくらよっすぃーが体力に自信があったって、私に出来るわけないじゃない。
多分、あれだけ乱れたら、頭はまだぼんやりしてるし、体だってだるくてしょうがなかったはずなのに、それでも無理して私にしようとするなんて。
意地っ張りのよっすぃーらしすぎて笑えてきちゃう。
私に乱された姿を見られたのも、その後で優しく腕に抱かれてるのも、恥ずかしくて悔しくてしょうがなかったんでしょう?
心の中で問いかける。
返ってくるのは気持ちよさそうな寝息。
無理して、全然平気みたいな顔して、私を抱こうとして、力尽きて眠っちゃうなんて。
そんなひねくれてて、やせ我慢ばっかりしてて、そしてちょっとかっこ悪いよっすぃーが大好き。
- 120 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時07分25秒
そんなことを思いながら、眠っているよっすぃーの頭に小さなキスを繰り返してて―――。気がついた。
この間までの私は、いつも、何もかもよっすぃーに先ばっかり越されちゃって。
よっすぃーが何を考えてるのか分からないことに怯えて。
よっすぃーが全てをさらけ出してくれないことに焦って。
与えられてばかりの自分が歯がゆくて。
よっすぃーのことは大好きだったけど、でも、いつもほんの少し苦しかったのに。
なのに、やだ。
私、ちゃんと分かるよ、よっすぃーのこと。
多分、全部じゃないけど。
全部じゃなくて、ほんの少しなのかもしれないけど。
いつの間にか、よっすぃーのこと理解できるようになってるよ。
嬉しくて、よっすぃーの柔らかい髪に顔を埋めたまま、少し、泣いた。
- 121 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時07分59秒
どれくらいしてからか、すっかり寝入ってしまったよっすぃーの大きな体の下敷きになってるのが苦しくて、窒息しちゃいそうになってきて、私はよっすぃーを起こさないように気をつけながら、静かによっすぃーの下から這い出した。
「ん…梨華ちゃ……」
よっすぃーは、ほんの少し薄目を開けて、私を見る。
寝ぼけてるのか、泣きそうな声で私を呼ぶ。
「そばにいるよ?」
そんな子供みたいなよっすぃーが可愛くて、優しく答えてあげる。
それでも、よっすぃーはごそごそと手を伸ばして、私のパジャマの裾をぎゅっと握った。
そして、安心したように、また目を閉じる。
うつぶせの体勢のまま、すぐに聞こえる静かな寝息。
- 122 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月07日(土)02時08分34秒
私は、ぎゅっと心臓を掴まれたような切なさに喘ぐ。
愛されることに怯えて震えるよっすぃー。
限界を超えた快感に泣きながら声をあげるよっすぃー。
過去を告白しながら子供みたいに泣きじゃくるよっすぃー。
自信たっぷりな顔で私をからかうよっすぃー。
そして、私に心から甘えて眠りに落ちるよっすぃー。
全部。
全部、私だけに見せてくれるよっすぃーだよね?
私だから、見せてくれたんだよね?
でも、きっと、まだまだ私に隠してるよっすぃーがいるんでしょ?
私は優しい顔で夢の中にいるよっすぃーに微笑みかけた。
どんなよっすぃーでも、私、絶対受け止めてあげるから。
もっともっと、いろんなよっすぃーを見せてね。
これからも、ずっと、ずっと―――――。
- 123 名前:姫子 投稿日:2002年09月07日(土)02時15分38秒
- 本日の更新は以上です。
次回でラストです〜。
>107 ポンさん
またしても仕事中に(w ありがとうございます。愛のあるエロだなんて…はずかしいですけど嬉しいです。
>108 オガマーさん
泣いただなんて…エロ書き冥利に尽きます。ありがとうございます。
(あれ?でもエロ書きとしては泣かれちゃだめなのかひょっとして(w )
>109 クロイツさん
ええ、もう、ゼヒいちど吉受けを書いてください(違
お褒めいただいて恐縮です。ありがとうございます。
- 124 名前:オガマー 投稿日:2002年09月07日(土)02時30分57秒
- いいー
いいですなぁー。エロなのにほのぼのw
姫子さんは私に新しいエロの世界を見せてくれます(笑
- 125 名前:クロイツ 投稿日:2002年09月07日(土)08時50分05秒
- 梨華ちゃんに負けず劣らず意地っ張りなヨッスィーに萌えました。
ヨッスィーは甘えるの下手なんですねぇ♪そこがまた良いです!!
吉受け、いつか絶対書きたいっ!!素敵過ぎます!!
- 126 名前:ポン 投稿日:2002年09月07日(土)09時35分54秒
- エロって普通、多少なりとも興奮するものでしょ?
でもこの作品って、読んでるとス−ッと心が穏やか
になって、すごく優しい気持ちになれます。
- 127 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月07日(土)11時54分02秒
- 意地っ張りで甘え下手で、でも梨華ちゃんには心を許していくよっすぃーがかわいいです。
受け止める梨華ちゃんの柔らかさにも萌え!
こっちまで満ち足りた気持ちになりました。
- 128 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時45分47秒
≪10.梨華ちゃん、苦難の道はまだ終わらない。≫
「きゃああああああ!よっすぃいいいいいい!!」
次の朝は、私の悲鳴で始まった。
目覚まし時計は8時を指してる。
今日の集合時間は8時半。
私の悲鳴に慌てて飛び起きたよっすぃー。
一瞬何事か分からないみたいにベッドの上に正座して、きょとんと私を見つめてる。
「じ、じ、時間!遅刻だよぉ!!」
私が指差した目覚まし時計を引っ掴んで、顔にくっつけてまじまじと見るよっすぃー。
さーっ。
まるで音が聞こえるくらいの勢いで青ざめていく。
「なっ、なんでええええええ!!!」
- 129 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時46分28秒
私だって、仮にも一人暮らししてるんだし、決して寝起きの悪い方じゃない。
だけど、よっすぃーはそれ以上に寝起きのいい人で。
いつも私の部屋に泊まったときは、よっすぃーが起こしてくれる。
っていうか、さっさと起きないと前の晩の続きを始められかねないから、そんなことしてたら私の体が持たないし…まぁ、つい負けちゃって始めちゃうこともたまには…むにゃむにゃむにゃ。
いや、そんなことはどーでもよくって。
とにかく、大抵は前の晩によっすぃーにくたくたに疲れさせられちゃう私は、朝はよっすぃーに起こしてもらうのが日課になってたから。
まさか、よっすぃーが寝坊しちゃうなんて。
よっすぃーは転げ落ちるようにベッドから降りるとばたばたと洗面所に向かう。
私も後を追うように洗面所に向かい、ふたりで押し合いへしあいをしながら歯を磨き顔を洗う。
よっすぃーは、歯を磨きながらしきりに自分の腰の辺りをさすっている。
- 130 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時47分30秒
…そっか。
昨日、くたくたにされちゃったのはよっすぃーで、私が起こしてあげなきゃいけなかったのかも知れない。
申し訳ない気持ちと……。
不謹慎かも知れないけど、昨日の可愛いよっすぃーを思い出してちょっと頬が緩む。
焦れば焦るほど、もたもたしちゃって用意のとろい私を置いてよっすぃーが洗面所から出て行く。
リビングからよっすぃーの声が聞こえる。
「…はい、梨華ちゃん家です…すみません……はい、今からスグ出ます…30分くらい……」
マネージャーさんに電話してくれてるみたい。
こういうとき、よっすぃーはてきぱきしてて、頼りになるんだよね。
- 131 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時48分03秒
「梨華ちゃん!早く早く!!」
よっすぃーの急かす声に、洗面所を出ると、よっすぃーはもう、準備終わって、カバンまで持ってる。
私も慌てて、洋服に着替える。
「どっちのTシャツがいいかなぁ?」
「どっちでもいいよっ!」
「髪の毛ぼさぼさだよぉ…」
「帽子かぶってったら直る!」
「ダンスシューズどこだっけ?」
「玄関に転がってたよっ!!!」
よっすぃーに怒られ怒られ何とか準備を終えて、部屋から飛び出す。
電車だと時間がかかるから、タクシーで来いとマネージャーさんに言われたので、二人駆け足で大通りに出てつかまえたタクシーに飛び乗った。
- 132 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時48分53秒
タクシーが走り出して、やっとほっと一息つく。
よっすぃーはカバンの中にごそごそと手を突っ込んで忘れ物が無いかチェックしてる。
「……よっすぃー、ごめんね」
私がぽつりと言うと、よっすぃーはカバンから顔を上げて私を見た。
「もぉ、梨華ちゃん用意遅いんだもん。だからアタシがいつも、準備は前の晩にしときなって言ってんじゃん」
「…そうじゃなくて、いや、それもそうなんだけど」
何?というように私を見つめるよっすぃー。
「昨日…疲れさせちゃったから。だから寝坊しちゃったんだよね。私が起こしてあげればよかったのに」
「なっ…!」
よっすぃーは、真っ赤になった。
あれ?何だかすっごい可愛い。
「なっ、何言ってんのさっ。べ、別に疲れてなんかっ!」
さっきまでの、私をたしなめる口調から一転して、真っ赤になってうろたえてる。
やだ、ちょっと面白い。
- 133 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時49分51秒
「えー、でもだって、昨日あんなに……」
「うるさいっ!」
「ふふ、でも意外だったなぁ。よっすぃーがあんなに……」
「梨華ちゃんっ!!!」
よっすぃーのあまりにもの大声に、運転手さんが驚いたようにルームミラー越しに私達を見た。
それに気づいた私達は互いに肘で突付きあう。
真っ赤な顔でうつむくよっすぃーと、くすくす笑いの止まらない私。
- 134 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時50分28秒
よっすぃーはそんな私をにくらしそうに一瞥すると、カバンからケイタイを出してメールチェックを始めた。
それをみて私も自分のケイタイを取り出す。
え?
着信メール……50件!?
よっすぃーに比べたら全然メール魔じゃない私には、普段ならありえない受信メールの数。
なんだろ、急な用事でもあったのかな?
慌ててメールボックスを開く。
「やだ!」
そこに並んだ文字は。
『矢口真理』
『飯田圭織』
『安倍なつみ』
『矢口真理』
『矢口真理』
『保田圭』
『飯田圭織』
『中澤裕子』
・
・
・
- 135 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時51分21秒
ある意味豪華ともいえるラインナップ。
ていうか、何よこれ、嫌がらせ?
恐る恐る、メールを開く。
『どう?作戦は上手くいってる?明日の報告楽しみにしてるよ→ん。 まりっぺ』
『大丈夫?何か分からないことがあったらカヲリに相談していいからね!』
『何だかなっちのほうがどきどきしてきちゃったべ。梨華ちゃんファイト!』
あの暇人軍団めっ!他にやることはないのかっ!!
…一人あたまきっちり10通づつ送られてきてる。
ああ、嫌がらせだわ。
これは絶対嫌がらせだ。
みんなで示し合わして送ったに決まってるっ!!
- 136 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時52分18秒
『でや?もう終わったか?』
『よしこはどんな感じだったでしょうか?』
『成功?成功?』
しかも奴らも書くことがないのか段々身も蓋もないような内容になってる。
とりあえず…電源切っといてよかったぁ。
こんな頻繁にメール入ってたら、よっすぃーに不審に思わ……。
ふいに、刺すような視線を感じてよっすぃーを振り返った。
「梨華ちゃん…何ソレ?」
- 137 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時52分48秒
地獄の底から響いてくるようなよっすぃーの声。
私は慌ててケイタイを隠した。
「見た?」
「見た」
完全に固まって、心持青ざめてるよっすぃーの表情。
…非常にやばい。
「人のメール横から盗み見るなんて―――」
「あんたがヤダとか声をあげるから変なイタメールでも来たのかと思ったんでしょうていうかそんなこといえる立場だと思ってんのかおいコラ」
そ、その、抑揚のない喋り方が返って怖いんですけど。
むぎゅ。
左のほっぺたを思いっきりつねられる。痛い。
「作戦って何の作戦さ」
「へぇっと…」
むぎゅ。
右のほっぺたもつねられる。もっと痛い。
「報告って何を報告するのさ」
「ほれは…はのぉ…」
にっこり笑うよっすぃーの目の奥に、ちろちろと白い怒りの炎が燃えているのが見えた……ような気がした。
「ゆううううううっくり、説明してもらいましょうかねぇ?」
- 138 名前:モア リアクション −吉澤開発計画編− 投稿日:2002年09月11日(水)14時53分34秒
タクシーは今日に限って渋滞のない道路をスピードを上げて走っていく。
私とよっすぃーをからかおうと今か今かと待ち構えているお姉さま達が待つスタジオを目指して。
そして、目の前にはできることなら私を石にしようとでも思ってるんじゃないかとさえ思える、冷徹そのものの微笑を浮かべる愛しい恋人。
なんでこうなっちゃったんだろう。
石川梨華17歳。
人生最大のピンチ。
絶体絶命。
神様!
一体梨華が何をしたっていうんですかあああああああ!?
おわり
- 139 名前:姫子 投稿日:2002年09月11日(水)15時06分28秒
- と、いうことで、本編これにて終了です。
読んでくださった方、そして感想を下さった方本当にありがとうございました。
皆様の感想が何よりの励みになりました。
>124 オガマーさん
いつもレスをありがとうございました。
新しいエロの世界…。これからもがんばります!(w
>125 クロイツさん
いつもレスありがとうございました。
意地っ張りなよっすぃー、気に入っていただけて光栄です。
>126 ポンさん
いつもレスありがとうございました。
優しい気持ちになると言っていただけて嬉しいです。
…今度は興奮するエロが書けるようにがんばります(w
>127
よっちぃの不器用な可愛さが伝わればいいなぁと思ってました。
うれしいです。ありがとうございました。
まだ、結構容量が余ってるんで、例によって番外編などを書こうと思ってます。
その際にはまたお付き合いいただけると嬉しげです。
- 140 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月11日(水)15時48分30秒
- 完結おめ!
梨華ちゃんを叱りながら支度するよっちぃ萌え(w
この後、お姉さま達に遊ばれる二人が見たいなぁ〜
…なんていってみる。
- 141 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月11日(水)16時19分21秒
- おもしろかった〜!完結乙彼さまです。
最後の最後のよっさんのみだれっぷりに萌え萌えで氏にますた。
でもまだ番外編があるとのこと。
まだまだこんなところで氏んでられませんな
- 142 名前:ポン 投稿日:2002年09月11日(水)18時56分57秒
- >…今度は興奮するエロが書けるようにがんばります(w
いや、こういうハ-トに優しいエロこそ書き続けて欲しいと
思っているのです。 この作品は、とても満ち足りた気持ち
にさせてくれました。心に残る名作になりそうです。
- 143 名前:オガマー 投稿日:2002年09月11日(水)23時20分01秒
- 完結おめでとうございます!!
ほんとによかったです!
最後はなんだかほんと、ほのぼのwで。
私のバイブルにしたいと思います(ヲイ
- 144 名前:127=ten 投稿日:2002年09月12日(木)16時30分43秒
- 完結お疲れ様っす!
二人のいろんな表情、毎回楽しませていただきました。
何だかんだ言って、かわいい二人だなぁ。番外編も楽しみです。
さて、もう一度最初から読み直してみようかな〜(暇人
- 145 名前:クロイツ 投稿日:2002年09月13日(金)12時57分30秒
- 完結、おつかれさまでした!
いやぁ、もう…最後の最後まで楽しませて頂きました♪
つーか最後の最後でバレちゃう梨華ちゃんがツボです!!
この後梨華ちゃんはどんなお仕置きされちゃうのか、想像するだけでんもぅ!!って感じです(笑)
本当に本当に楽しかったですよー!!番外編にも期待してます!!
- 146 名前:ななし 投稿日:2002年10月01日(火)18時08分48秒
- 番外編期待。ってことで、
@ @
( ‘ д‘) <保全や。
- 147 名前:通りすがり 投稿日:2002年10月10日(木)23時23分54秒
- は−−−−−−い!
全編、通して読ませて貰いました、脱帽です!
もう何にも言うことが有りません!
泣いたり! 笑ったり! 萌えてみたり! 脱帽です!!!!
速攻、永久保存させていただきますた。
ごちそうさま!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。
- 148 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月25日(金)11時49分26秒
- 姫子さんありがとう(●´ー`●)
- 149 名前:殿 投稿日:2002年11月14日(木)01時25分00秒
- よっすぃ〜が可愛すぎます。
自分も可愛い吉受けが書けるようになりたいです(泣)
- 150 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月13日(金)19時51分16秒
- 番外マチ保全
- 151 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月07日(火)22時46分48秒
- 保全
- 152 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月02日(日)18時10分10秒
- 待つよ〜
- 153 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月02日(日)01時19分28秒
- 保全
- 154 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月17日(月)18時38分18秒
- 待ってます
- 155 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月01日(火)20時15分02秒
- hozen
- 156 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月12日(土)10時01分54秒
- ひーおめ保全。
- 157 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月13日(火)01時58分07秒
- ほ
ぜ
ん
- 158 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月12日(木)00時58分26秒
- 保全
- 159 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月12日(土)00時16分02秒
- hozen
- 160 名前:名無し読者 投稿日:2003年08月13日(水)00時47分15秒
- ほぜん
- 161 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/11(木) 17:33
- 保全
- 162 名前:名無しさん 投稿日:2003/10/12(日) 01:22
- hozen
- 163 名前:ななし 投稿日:2004/02/15(日) 13:29
- ノーリアクションからここまでの話をupしてくれる神いませんか?読みたいんですが携帯なんで過去ログみれないんです…100くらいで区切ってあれば見れるんですけど(泣)おねがいします!
- 164 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/15(日) 15:42
- >>163
携帯じゃ無理
諦めなさい
それからageるのはよせ
- 165 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/15(日) 20:14
- この世には神も仏もいません。
基本的に飼育は携帯では無理。
パソを買いましょう。
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