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BABY BLUE

1 名前: 投稿日:2002年07月30日(火)01時29分10秒
初めて小説を書かせていただく雅(ミヤビ)と申します。
屈折してる後藤と、思惑にはまって行く石川のお話で、ちょっと痛いかもしれないです。
エロも途中入る予定なので、苦手な人はごめんなさい^^;
2 名前:2 投稿日:2002年07月30日(火)01時41分38秒
エロのみでも良いくらいです。
3 名前:BABYBLUE 投稿日:2002年07月30日(火)01時41分57秒
『悲しむ顔が観たい。
 あたしの事をそれだけ好きになったんだって確信出来るから─。』


「ごっちん…、昨日はどうしたの?」
楽屋でファッション雑誌を眺めていた真希の元へおずおずと梨華が話かけた。
「・・?」
無言で顔を少し上げる真希に
「お買い物行くって約束したのに…携帯ずっと繋がんなかったから…」
と、梨華は語尾を濁しながら続けた。

「…。」
返答するのがわずらわしいかのような仕草で髪をかき上げながら、真希が再び視線を雑誌へと戻そうとすると、
「ごっつぁーん! 昨日はごちねー!!」
重い空気をやぶる明るいオーラを放ちながら、矢口が近寄ってきた。
「ふふぅーん。昨日つきあってくれたお礼だよー」
真希は梨華と話してた時とは一転、椅子を半回転させふにゃっとした笑顔を矢口に向けた

そんな二人のやりとりを見ているのが辛いのか悲しげな表情を浮かべながら、その場を離れていく梨華の姿を矢口に気付かれないよう、確認し、真希は静かに笑みを浮かべた─。
4 名前:BABYBLUE 投稿日:2002年07月30日(火)01時47分54秒
『もっと嫉妬して。
 憂いを含んだその瞳をあたしだけに向けて─。』


仕事も終わり、真希が帰路につこうとすると待ち伏せるかのように梨華が出口に佇んでいた。
「・・一緒に帰ってもいい?」
震える声と怯えた視線。
なのに真希が腕を掴むと、安心したような笑顔を浮かべ、半歩後を歩き出した─。

マンションの前─。
もたつく梨華を横目に勝手知ったる…とでも言うように真希はオートロックをあけ、さっさと中へと入った。

「相変わらず落ち着かない部屋…」
呆れたような口調でピンク意図の散りばめられた部屋を眺めながら、真希はソファに腰をおろした。
「やっと話してくれた・・」
ペットボトルのジュースを手に梨華が泣き出しそうな笑顔を向ける。
「何が…?」
「だって・・今日、ずっと会話出来てなかっ…」
最後まで言い終わらないうちに真希の唇が梨華の言葉を飲み込んだ─。
5 名前:皐月 投稿日:2002年07月30日(火)20時24分08秒
好きです!つーか好みすぎ!作者さん上手すぎ!今後もがんばってくださいね!
続き大期待!
6 名前: 投稿日:2002年07月30日(火)23時55分30秒
2>レス早いですね(w
エロオンリーの話になりそうもありませんがよければ目を通してやってください。

皐月>レスありがとうございます。
一応、更新は少しずつになってしまいますが出来るだけ毎日頑張りますので読んでやってください!
7 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年07月31日(水)00時03分00秒
『あたしの問いに答えて。
 あたしは貴方を試したい─。』


ゴトッ…。
鈍い音を立てて、梨華の手からペットボトルが落ちた。
「はぁっ…」
蒸気させた顔で梨華は真希を見つめ、更に顔を赤らめる。

「乗って…?」
そう、促すように言うと恥らいながら、膝立ちで跨り潤んだ瞳を真希へと向ける。
「どーする…?」
更に真希が試すような怪しい微笑みを向けると、理科は恐る恐る顔を近づけ、そっと唇を重ねようとした。

「いーの? やぐっつぁんにしたかもしんないんだよ?」
一瞬、梨華はうろたえるような素振りを見せたが、
「ごっちんのこと…信じてるから…」
梨華の言葉は自分自身に言い聞かせているようで、真希の欲情を煽った─。
8 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年07月31日(水)00時11分03秒
『その甘ったるい声を聞かせて。
 誰にも聞かせないその声をあたしだけに─。』


「こーすれば梨華ちゃん動けないね…。
 一つになれたみたいで、ごとーは嬉しいよ‥」
真希は手近にあったタオルで梨華を後ろ手に縛ると、優しく抱き寄せた。

「ごっちん、やめよ…?」
梨華の声と上がっていく心拍数を聞きながら、真希は再度唇を重ね、今度は舌を割り入れた。
ちゅっ‥くちゅっ…ぴちゃっ…。
何のBGMもない部屋に二人の舌が絡み合う音が響いていく錯覚に二人は陥る。

「んっ…」
真希が少し、顔を離すと梨華は求めるような視線をぶつける。
「ごとーのことだけ…観ててね…」
耳元で囁き、耳たぶ・首筋へとキスを重ねる。

「ぁっ‥んっ…」
僅かな吐息を零しながら、背を反らし、堪えるような表情を浮かべながら梨華は膝に力を入れた。
そうしていないと、手の自由を奪われている為、バランスの取れない身体が倒れこみそうだからだ。
真希はそんな梨華の様子を悦しむように舌を下ろしていった─。
9 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月02日(金)20時30分05秒
悲しいですが…ぜひ続けてほしいです
10 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月04日(日)20時45分41秒
雅様マンセー。いしごまマンセー。
サディスティック後藤萌え。
ツボに入りました。是非是非、頑張って下さい。
11 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月06日(火)00時55分09秒
黒ゴマ発見・・・萌える
現実は悲しいけど、続けて欲しー
12 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月08日(木)13時41分41秒

萌え。。。
13 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月10日(土)22時49分39秒
ゾクっときますな〜。早く続きが見たい♪
14 名前: 投稿日:2002年08月12日(月)00時46分51秒
毎日更新とか言った矢先に脱退話だので今後の話の展開練り直し中です(苦

9>続けますが、リアルとリンクする部分もあるので、違う意味で痛くなりそうで書いてて怖いです・・(苦w

10>後藤はサディスティックと言うよりも過去がそうさせてると言った感じです。

11>黒いわけじゃないですよ(w
   ただ、少し屈折してるだけで・・・。

12>萎えさせないように頑張ります。

13>続きはなるべく早めに書かせていただきます!
15 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年08月12日(月)00時57分35秒
『行かないで。
 置いてかないで。あたしのことだけ見てて─。』


「ん‥、っ‥んぁっ…ぁんっ‥」
梨華の甘い声が漏れて行く中で、真希は過去へとトリップしていた─。

「待って…、嘘‥嘘だよね…?」
記憶の中の彼女は追いすがる真希に背を向け、暗闇へと置き去りにした。

そんな中、新メンバーとして加入して来た、吉澤・辻・加護。
…そして、梨華の存在はますます真希を暗闇へと追いやった。
学校で言えば同級生に当たる吉澤とはまだなんとか上辺だけだけれども会話することはあったが、辻・加護の無邪気さ
、それに梨華の甘ったるい声には嫌悪感さえ抱いていた─。

それでもアイドルと言う立場上、公の場で、梨華は真希のことを「ごっちん」と呼び、真希も笑顔を返していた。
実状はもっと違っていたのだけれど─。
16 名前:BABYBLUE 投稿日:2002年08月12日(月)01時12分16秒
『目障りなの。
 あなたのその存在が─。』


「ま、真希ちゃん…、安倍さんが探して・・たよ…」
偶然、真希の姿を見つけた梨華は安倍が探して居た事を思い出し、怯える様に声をかけた。

真希は「ありがとう」の一言を言うわけでもなく、梨華を一瞥して横をすーっと通り抜けた。

元々、良い関係とは呼べなかった二人は、市井の脱退後、後藤の態度はますます頑ななモノとなり、拍車をかけるように険悪化していった。

梨華も先輩メンバーの会話から、真希と市井の関係がメンバー以上であると言うことには、気付いていたし、真希の態度から、その関係までもが終わりを迎えているのは察していたので、なるべく触発しないようにしていたつもりだった。

だが、真希にとってみればそんな梨華の気遣いなどがますます目障りになっていっただけなんだが─。

そんなある日、真希の気持ちがついに暴発した。
市井からの突然のメール。
恋愛関係はなかったかのようなあっさりした活動開始の報告だった─。


17 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年08月12日(月)01時25分00秒
『抱いて、抱きしめて─。
 あたしの心を包んでよ─。』


「どうしたの…?顔色悪いよ‥?」
携帯を握り締めたまま、青ざめている真希の下へと、梨華が近付いた瞬間。
ガタタッ!!
と大きな音を立て、真希は椅子から立ち上がり、梨華を壁際へと押しやった。

「…!?」
何がなんだか把握出来ていない梨華を見ながら、
「マジで‥ウザイんだよ…」
真希は押し殺すような声で吐き捨て、梨華の首筋へと噛み付いた─。

「痛っ…」
眉間に皺を寄せ、痛みに耐える梨華の姿は真希の苛立ちをより一層強くさせる。

再度、真希が動き出そうとした時、温かい何かが身体を包んだ。

「真希ちゃ‥、ぅうん。ごっちん…、苦しい時は誰かに甘えてもいいんだよ?
 ごっちんがこーゆーことで‥気持ち晴れるなら…、私はかまわないけど…」

涙をうっすら、にじませながら、梨華は真希の身体を抱きしめながら、優しく背中を撫でた。

「・・・」
ひさびさの人の温もり、柔らかな肌が市井との関係を過去のものにする。
引き金にしてくれる、そんな想いが真希の心に生まれ始めていた─。
18 名前:梨華っちは文麿の応援団 投稿日:2002年08月12日(月)21時20分43秒
初めまして、作品読ませて頂いてます。^^
黒ごま萌えはあとはあと
これから梨華たんへの気持ちに展開アリですか?
期待してますいしごまマンセー!!作者様ガンガレ
19 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月20日(火)22時03分58秒
マッテルヨ
20 名前:いしごま防衛軍 投稿日:2002年08月23日(金)00時49分27秒
読ませていただきました。黒いごっちん、それを包み込むような梨華たんいいっすねー。
すごくこの後が気になりやす。期待してますよ!!いしごま万歳!!
21 名前:名無し読者 投稿日:2002年08月26日(月)22時38分41秒
まってるぜよ
22 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月06日(金)20時15分20秒
まってますYO!
23 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月17日(火)14時24分21秒
まってます
24 名前:名無しの読者 投稿日:2002年09月25日(水)01時39分56秒
まってます
25 名前:           投稿日:2002年10月01日(火)20時15分03秒
良い!最高。待ってます。
26 名前: 投稿日:2002年10月04日(金)02時52分05秒
ごっちんの卒業とか私用で交信できなくてすいませんでした!!
遅くても週明けくらいには交信するので無能作者を許してください。。
27 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月04日(金)15時06分41秒
待ってるぜよ。
28 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月04日(金)20時07分50秒
この作品好きなんですよ。待ってますから頑張って下さい。
29 名前: 投稿日:2002年10月07日(月)23時46分47秒
温かいレスをくださった皆様、ありがとうございました。
急展開気味になってますが、少し更新したいと思います。
30 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月07日(月)23時48分07秒
『求めて。
 アタシのことだけを求めてよ─。』


「ん…。ごっちん‥どうしたの…?」
行為の後は決まって、会話もないくらいに穏やかに梨華の隣で眠りにつくはずの真希が、この日はなかなか眠らずにただ、梨華の髪を撫でて居た。

「ねぇ…、ごとー以外ともこんなことしてんの?」
突然、投げかけられた思いがけない問いかけに梨華は少し困ったような笑顔で返した。

市井との恋、梨華との時間を思い出した時、真希の脳裏に浮かんだ暗い影。
梨華の反応は真希にとって充分すぎるほどの答え、不安要因として心に広がった。

思えば、いつも梨華は真希を拒まずに受け入れては居たものの、肉体的な行為の最中以外は真希の存在を自らは求めずに居た─。
時折、寂しそうな表情を見せたことはあっても、それは恋愛感情とは違うようにも取れてしまったから。

そして、それと同時に思った以上の精神的ダメージを受けている自分の気持ちに対する驚きも生まれた─。
31 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月07日(月)23時48分41秒
『教えて。
 あなたの気持ちを教えて─。』


「あはは‥、ごとー眠くなっちゃったよ。おやすみっ‥」
真希はそれ以上の言葉が続かずに、梨華に背を向けてベッドに潜りこんだ。

「コンビニ‥行ってくるね…」
小さく呟き、部屋を後にしようとする梨華の言葉が涙で震えていたのに、答えることもできずに─。

『きっと、軽蔑されちゃったよ。
 もう、きっと終わりなんだ…』
今の涙声に真意が込められていたような気がして、真希は唇を噛み締めながら、梨華の温もりの残った枕を抱きしめた。

今までは、梨華は市井との繋がりを失った穴埋めや支えだと思って居たのに。
いや、ただ気持ちの変化を認めたくなくて、市井への関係だけでなく、想いまでもが過去へと変わって行く事に気付かないフリをしていただけなのかもしれないけれど─。

心の何処かで梨華がいつでも、自分を待って居てくれる存在だと思い込んでいた。
梨華の心は真希にあって、少々酷い仕打ちをしても呼べば応えてくれるものだと過信していた。


失う怖さに躊躇して、真希が追いかける事も出来ずに居た頃─。

「よっすぃー…」
梨華はタクシーで駆けつけてくれた吉澤の胸へと飛び込んで居た─。
32 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月08日(火)19時41分58秒
再開されてる♪
石川の気持ちが微妙。
素直になれ後藤〜って当分無理ですね。
33 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月09日(水)19時59分51秒
切ないね…
34 名前: 投稿日:2002年10月11日(金)00時56分22秒
なんか1に自分が書いた内容からどんどん離れててごめんなさい(爆
今回はいしよしな感じになってますけど、次回からはいしごまに戻る予定です。

32>石川の気持ちは所々に本音が散りばめられていくはずです。
作者がもっと技量があれば表現できるんでしょうけど…(苦

33>切ないですねー。
書いてて自分で切なくなったりしてました(爆 
35 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月11日(金)00時57分20秒
『他の誰でもない。
 あなたの顔しか浮かばなかったんだ。』


「どーお?少しは落ち着いた?」
ジュースの入ったグラスを手渡しながら、吉澤は梨華に優しく尋ねた。
「ごめんね…。私、頼れるのよっすぃーしか居なくって…」
梨華は申し訳なさそうな笑顔を浮かべた。

後藤を残し、家を飛び出した梨華はコンビニまで来て、何も持ってない事に気付いた。
戻る事も気がひけて、羽織っていたパーカーのポケットに手を入れると、小銭の音がした。
そして、公衆電話の前に立って押した番号が吉澤の携帯だったのだ。

「今、すぐ行くから!」
吉澤は受話器越し、言葉に詰まった梨華に居場所だけを聞いて、タクシーを走らせ、そして、コンビニの前に居た梨華を乗せて再度、自宅へと戻った。

「これって…」
一口、ジュースを飲んでから、梨華は吉澤へと目を向けた。
「わかった?
 ピンクレモネード、梨華ちゃん好きだったでしょ?
 見かけるとつい、クセで買ってきちゃうんだよねー。
 …ってやだ、泣かないでよー!」
吉澤の言葉を聞いた梨華は静かに涙を流していた─。
36 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月11日(金)01時08分42秒
『私はずるいだけだよ。
 あなたの優しさに甘えちゃってるだけ。』


「ごめんね‥。本当にごめんね…」
指で涙を拭いながら、梨華は吉澤に視線を合わせないように俯いた。

「あたしは久々に梨華ちゃんに頼ってもらった感じして、うれしーけど?」
冗談っぽく笑う吉澤の言葉が痛い程に梨華の胸へと突き刺さった。

吉澤と梨華はオーディションから、ずっと一緒で年も同じ事もあって、人見知り体質の梨華は何かと吉澤と一緒に居る事が多かった。
友達でも恋人でもない微妙で、だけど心地良い関係。
それを崩したのは吉澤の方だった─。
37 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月11日(金)01時10分54秒
『あなたとの関係よりも。
 私はあの人を選んだのにね─』


「私、これ好きなんだよぉ♪」
無邪気にピンクレモネードを口にする梨華に、いつになくマジメな顔をして、吉澤は気持ちを打ち明けた。
「あたし、梨華ちゃんの事、好きみたい」
それに対し、梨華はにこっと悲しそうな微笑みを浮かべながら
「今は…支えててあげたい人が居るの。
 もっと前なら…違ったのかもしれないけど…」

吉澤はその答えを何処かで予想していたとでも言うようなリアクションを取りながら、
「1回だけ…思い出作らせてなーんてっ」
明るく笑い飛ばそうとした、吉澤の唇を梨華の唇がそっと重なっていった─。

そして、その日を境に二人の間には一定の距離感が保たれた。
だからこそ、今日の電話は吉澤も掛けた当本人の梨華でさえ驚きだった─。
38 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月14日(月)14時24分14秒
期待
39 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月14日(月)17時19分15秒
>なんか1に自分が書いた内容からどんどん離れててごめんなさい(爆
開始された翌日に卒業ですからね。その後の怒涛の改編考えたら、
書かれてる方も見てる方も心情の変化があって当然だと思います。
この作品のようなタッチの後藤が好きなので、この先も楽しみにしてます。
40 名前: 投稿日:2002年10月18日(金)16時19分25秒
夜にでも少しまとめて、更新しようかと思うんですが、その前に1つだけ、更新しときます(爆
前回UPし忘れてたなんて言いません(爆

38>期待に添えられるような力量はないんですが、頑張りたいと思うので暇つぶしにでも観てやってください。

39>書いてるうちに段々話が逸れていくなんて、だめ作者なのに温かい言葉ありがとうございます(感激)
41 名前:BABY BLUE 投稿日:2002年10月18日(金)16時21分09秒
『お願いだよ。
 それ以上、あたしに頼らないで。』


カラカラとグラスの中の氷を揺らす梨華の姿が儚く、今にも消えそうで吉澤は思わず梨華の身体を自分の方へと引き寄せた。
「よっすぃー‥?」
戸惑いながら、でも抗う訳でもない梨華に吉澤は困ったような笑顔を浮かべた。
「少しは拒んでよ。そーじゃなきゃ変な期待しちゃうでしょ?」

返答に困る梨華を見つめながら、吉澤は言葉を続けていった。
「梨華ちゃんがそんなだと、あたしサイテーな人間になっちゃいそう…。
 このまま、梨華ちゃんの身体だけでもいいから自分の物にとか考えちゃってるもん」
吉澤の発言に梨華は何度も瞬きを繰り返し、そしてまた曖昧な笑顔を浮かべた。

「ねぇ、そんな顔しないでよ。
 あたし‥自分がすごいカッコワルイ人間にしか思えなくなる」
言葉とは裏腹に抱きしめる腕の力を強めていく。
「ねぇ、あの時みたいに思い出くれるとか言うの?」
梨華の背中をソファーに押し付け逃げ場を失わせ、顔を後、数pの所まで近づけた─。
42 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月21日(月)00時51分54秒
よ、よっすぃ〜?
なにするのさね!!ごっちんは何してんだYO!!

…でもいしよしもちょい期待(ボソ
43 名前:名無し読者 投稿日:2002年11月02日(土)19時16分49秒
まってます
44 名前:名無し読者 投稿日:2002年11月16日(土)17時27分41秒
待ち続け。
45 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月01日(日)19時07分47秒
この作品好きなので待ってますよ
46 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月16日(月)10時51分24秒
ここのごま最高。待ってます。
47 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月07日(火)22時32分33秒
待ってます
48 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月27日(月)00時20分34秒
マターリ待ち

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