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―私と貴女と貴方と彼女―

1 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)03時38分12秒
はじめまして、えりいです。
モー娘。の小説を書くのは初めてです。
よしごま、よしこん、ごま←こん、いちごま・・・かな?
モー娘。の呼称がいまいち分からないので間違っていたら教えて下さい。
ちょっとエロありかもです・・・でもエロくないです、はい。

それでは拙い文章ですが。
もしよろしければお付き合い下さいませ。
2 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)03時43分28秒
「私、後藤真希は今日を持ってモーニング娘を卒業します」

貴女がそう言っている横で私はただただ涙を流していました。
衣装をきつく握り締めて、下を向いて。

「皆さん・・・!13人最後のDo it! Nowです、聞いて下さい!!」

飯田さんが目を潤ませながら叫ぶ。

―――9月23日 後藤さんはモーニング娘を卒業した。
3 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)03時58分13秒


私がそれを知ったのは7月下旬だった。びっくりした。
…やっと少し近づけたのに。
後藤さんは私から遠ざかってしまった。

「モーニング娘。を卒業します」
後藤さんが淡々と言った。
「ご…ごっちん嘘でしょ!?」
がたりと椅子を倒して立ち上がったのは吉澤さん。
顔を真っ青にして後藤さんの両肩を掴んで揺さぶる。
「……本当、だよ」
後藤さんは伏せ目がちに笑う。
吉澤さんはそんな後藤さんの事を、目から涙を流しながら力無く抱きしめた。
…羨ましい、と思った。私も吉澤さんのように後藤さんに抱きつきたかった。

行かないで下さいと言いたかった。


次の日から吉澤さんは暇さえあれば後藤さんと一緒にいるようになった。
朝は一緒に仕事場に来て、休憩時間は2人でどこかに消え、帰りも仕事が終わるとそそくさと帰る、そんな感じ。
4 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)04時15分00秒
「あれぇ、後藤と吉澤はー?」
「私、探してきます!」

その日、2人は撮影再開の時間になっても戻ってこなかった。
私は一言言うと同時に休憩時間のはじめに2人が消えた方向に走り出した。
「あっ、ちょっと紺野ー!?」

…ここかなぁ。私は屋上の扉を少し開く。
と、不意に2人の声が耳に入る。
「…よっすぃー…も、もうもどらないと、ね?」
「嫌、もっとごっちんと2人でいたい」
その声は後藤さんと吉澤さんの声。
5 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)04時22分35秒
「ねぇ、よっすぃー、後藤眠くなっちゃうよ、気持ち良いから寝ちゃうよー」
そぉーっと声のする方を覗く。
そこには壁に寄りかかる吉澤さんとその吉澤さんに抱きかかえられる形で寄りかかる後藤さんの姿。
後藤さんは目を閉じて滅多に見せないような柔らかい微笑みを吉澤さんに見せている。
やっぱり・・・可愛いな、後藤さんって。あっと、私は2人を呼びに来たんでした。
勇気を出して声をかける。
「……あ、あの〜…」
私が声を発するとびくりと吉澤さんがこちらを見た。
「こ、紺野かぁー。あ、もしかして呼びに来たの?ゴメンねー」
吉澤さんが笑いながら言う。後藤さんはその横であくびをしながら立ち上がった。
「さ、いこっかー、みんな待ってるよね」
「あ、はい!」
一瞬ボケーっとしていた。あぁ駄目だなぁ、もう。
6 名前:えりい 投稿日:2002年08月15日(木)04時28分41秒
そして別れの日っていうのはあっという間に来てしまう。

9月22日、卒業1日前。
その日、なんと私は後藤さんと同じ部屋になった。人数の関係らしい。

夜、寝ようとしたら隣りのベッドから後藤さんが話しかけてきた。
「あんさー…紺野は尊敬する人っている?」
「……え?」
「あ、ゴメン、ゴメンいきなり聞いたら何かと思うよねぇ」
「いえ…後藤さんはいるんですか?」
私がそう聞くと後藤さんは恥ずかしそうに答えた。
「うん…イチオーね」
なんとなく分かる。
「…市井さん、ですか?」
「え、なんで分かっちゃうかなぁー、紺野はいるの?」
私はクスっと笑う。
「・・・秘密、です」

―――私の尊敬する人は……貴女です。後藤さん。
7 名前:名無しさん 投稿日:2002年08月15日(木)22時51分50秒
よしごまとごまこん好きなので期待大です!!
8 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)21時58分44秒
「おはようございまーす」
そういって私は楽屋に入った。今日はハロモニの収録だ。
中にいたのは吉澤さん1人。
まぁ集合時間まであと30分あるから他に誰もいなくてもおかしくないけど。

「吉澤さん早いですね」

「・・・よしこ・・・」

「は・・・い・・・?」

「・・・よしこってよんでよ」

「え・・・」

「もうさー紺野も入って一年以上たつんだし、あだ名でいいじゃん」

「あ・・・はい、よ、よしこ・・・!」


私がそういうと吉ざ・・・よしこは嬉しそうに笑った。

「じゃあ・・・私は〜あ、こんこんってどうよ?」

「あ、は、はいいいです!よ、よしこ!!」
その声と同時にドアが開く。
9 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)21時59分46秒
「おはよ〜ごじゃいます〜!」
入って来たのは加護さんと辻さん。
「あー!あさ美ちゃんとよっすぃー!なに喋ってたん!?」

「ふふーっあだ名でよんでってネー♪」
よしこは私の方を向いてにっこにこと笑う。

「は、はい!よしこ!」

「えーずるいれすよー!よっすぃーだけ!」
「そやそや!!、やったらうちのことはあいぼんな!」
「えーだったらわたしの事はののれす!!」

「分かりました、あいぼん、のの」
私は笑いながら答えた。

10 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)22時00分35秒
「おつかれさまー!!」「おつかれー!」
収録が終わりみんな帰る用意をしていた。
ぽん、不意に誰かに肩を叩かれて振り向く。

「あ・・・よしこ」

「おつかれさまーこんこん。ねぇ、明日オフじゃん、暇?」

「ア、はい、暇・・・ですけど?」

「ホント!?じゃあさ!!今日こんこんち泊まってもいい!?」
よしこは肩に掛けている大きなバッグをぽんぽんと叩きながら聞く。

「いいですよ、今お母さん北海道いってて家には誰もいませんけど」
断る理由も無い、にこりと笑いながら答えた。

「じゃあいこっかぁー!」
「あ、はい!」

よしこの持っているバッグは何度も見た事があった。

そのバッグは後藤さんの家によしこが泊まりに行く時・・・
いつも持って来ていた物だったから。
11 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)22時01分35秒
「今日ねー本当はごっちんちに泊まる予定だったんだ」
よしこは歩きながらぼそぼそと喋る。

「でも・・・急に雑誌の取材はいっちゃったんだってさ」

「あぁ」

「今まではモーニング娘。でいーーーっつも一緒だったのにな」

「そう、ですね」

「なんか寂しいなぁ」

「・・・はい」

「あのさー紺野ってごっちんに憧れてたでしょ?」

「え・・・分かりますか・・・?」

「分かるよ・・・同じ人をみつめてたんだもん、ふふ」

「・・・」

「ねぇ、紺野」

「なんですか?」


「私とごっちんの関係知りたい?」
12 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)22時04分41秒
名無しさん、レス有難う御座います川^▽^川
書くの遅いですが読んで下さると嬉しいです(^^
・・・駄文ですが(苦笑
13 名前:えりい 投稿日:2002年08月29日(木)22時10分41秒

―電車の中で2人、微妙な感じ―

「私とは、ごっちんは付き合ってたんだ、ウン」

―思い全部話したら、終わっちゃいそうで―

「でも、結局ごっちんの頭の中にはいつも市井さんがいて」

―華やかに咲いているお花達みたく―

「私、ごっちんと一緒に入れればそれで良かったのに」

―パッと咲いて散ってもいいわ―

「なのに・・・」

―叶うなら―

「・・・・・・・・・ぇう・・・っ」

―優しい時間を貴方は知っているー

「よしこ・・・・・・」

―こだわっている夢を貴方は持っている―

「泣かないで・・・下さい」

―もうちょっと、もうちょっと近づきたい―

「お願い、こんこん・・・ごっちんの代わりになって」
そういって貴方は崩れ落ちた。

―もうちょっと、もうちょっと近づきたい―

「分かりました」
14 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月06日(金)22時18分12秒
期待してます!
15 名前:4 絡まる恋人 投稿日:2002年09月16日(月)08時51分54秒
「おはよ〜」
「・・・・・・おはようございます」

目を開ければ目の前によしこのどアップ。
本当に綺麗な顔してるなぁとか思ってしまう。
長い睫、すぅーっと通った鼻筋、白い肌。
ちょっと悔しい・・・いやカナリ。

「何ボーっとしてるんだ〜?あ、もしかして〜・・・見とれてたとか♪」
「・・・っそ、そんなんじゃありませんっ!!」
図星をつかれてどもってしまう。

「・・・それより、いつから起きてたんですか?」
今の時間は八時半だった、オフの日はいつもこのぐらいに起きる。
「ん〜・・・・・・七時半・・・ごろ・・・?」
「はい!?・・・・・・あっ・・・ス、スミマセン。つい大声が」
私の驚いている顔を無視して話しを続けている。
「でねでね〜、こんこん疲れてると思ったからず〜〜〜っと寝顔見てたんだぁ★」
めちゃくちゃ嬉しそうに語る。
見てたんだぁ★・・・って・・・この人のノリって・・・。
なんではずかしげも無く言えるんですか・・・うううぅ・・・。

ターラララターララタラララー
「ア・・・」
携帯の着信音。私のだ。この着信音は、一人しかいない。
やる気It's Easyが鳴るのはあの人だけ。
「は、はい!!こ、こここっこ紺野です!!」
16 名前:4 絡まる恋人 投稿日:2002年09月16日(月)08時53分30秒
「んあ〜紺野ぉ?よしこ知らない〜・・・?」

「え、あ、あのうちにいます・・・けどぉ・・・」

「っ!!ほ、ホント!?あのさ!代わってくれない?」

「あ、は、はい!」
私は携帯の送話機の部分を手で被う。
「あ、あのぅ、よしこ、後藤さんから電話」

「え、あ、うん」
私から携帯を受け取り耳に持っていく。
「・・・ごっちん?」

「アー!!よしこよかったぁ、やっと連絡とれた・・・」

「え・・・?あ!!ご、ゴメン携帯電池切れしてる;;」

「もぉ〜・・・心配したんだよ」

「ごめんね、ごっちん」

「まぁいいけどさ、あ、昨日はゴメン、ね・・・?」

「ううん・・・いいん・・・!!」
電話をしているよしこの顔が突然固まった。

「ねぇ・・・ごっちん今どこにいるの?」

「・・・ねぇ、今後ろで聞こえた声、誰の声!?」
叫ぶように・・・いや叫んでいた。
よしこはそう叫びながら・・・見れば目に涙を溜めていた。

17 名前:えりい 投稿日:2002年09月16日(月)08時59分11秒
更新遅くてスミマセン。

あ、ちなみに1話ごとの題なんですが
1尊敬する人。
2寂しげな人。
3電車の二人。
4絡まる恋人。
となっておりマス。

4話は後半分ほど続きますので明日更新します。
18 名前:えりい 投稿日:2002年09月16日(月)09時26分44秒
∋ハノノノノノノハ _________________
川●_●川 /
  ⊂   ⊃ < 5話はオリキャラが出るかもです。
(( 人 Y \_________________
   し(_)

19 名前:えりい 投稿日:2002年09月16日(月)09時29分29秒
AAははじめてだったので撃沈。
∋ハノノノノノハ
川●_●川

オリキャラAA
20 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月30日(月)15時34分44秒
まってます
21 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月01日(火)00時18分10秒
待ってやす
22 名前:4絡まる恋人。 投稿日:2002年10月03日(木)22時15分15秒
「いちーちゃん・・・だよ」
私は溜め息を吐きながら呟いた。
よしこが泣いているのは電話越しでもハッキリと分かってしまう。

「・・・なんで市井さんと一緒なの・・・?」
あぁ、泣いてる。
よしこはそんなに不安なんだろうか。
後藤の事信用してくれてないのかな・・・あはは・・・。
後藤といちいちゃんの関係はとうの昔に終わっているというのに。

「いちいちゃん、家遠いでショ?終電無くなったからうちに泊めてあげたんだよ」
ごとーは事実を述べただけなんだけどよしこの何かに触れてしまったらしい。

「やっぱり・・・やっぱり私より市井さんの方がいいんだよね・・・」
「へ・・・?」
「もういいよ!!別れる!!」
「え・・・?よ、よしこ!?」
「いいよ!私こんこんと付き合うんだから!!」
「ちょ、ちょっと!?よ、よし・・・ア・・・」
・・・切られた。

言い訳も無しですかい。
てかこんこんって・・・紺野の事、カナ?

あぁ〜!紺野ゴメン!
本気になったよしこは後藤の手には負えません。
うちのよしこがご迷惑をおかけしマス。

「ふわぁ・・・もう少し寝るかなぁ・・・・・・ぐぅ」
23 名前:4絡まる恋人。 投稿日:2002年10月03日(木)22時16分44秒


「と、いうわけで・・・こんこん・・・いやあさ美ちゃん付き合おう!」
「は、は、ははははは・・・はいぃ!?」
「よし!今はいっていったな!?」
「え、え、えええええ・・・えぇ!?」
「今、えぇ、っていったね!!うっひゃい!これから恋人だ〜♪」

「・・・・・・な、なんでそうなるんですかぁ〜!!??」
珍しく紺野の大きな声が部屋中に響いた。

固まっている紺野あさ美。
はしゃいでいる吉澤ひとみ。
寝ている後藤真希。

・・・よく状況が分かっていない市井紗耶香。


24 名前:えりい 投稿日:2002年10月03日(木)22時31分54秒
更新遅れすぎて本当にすみませんm(-_-;)m
ごっちんの卒業という事実を実際目にしてからずっとモー娘。漬けの毎日でした。
・・・ちゅーか今もなのですが(^^;

暇さえあればミュージカルのビデオ見てます。
プライベート写真も極秘ルートからゲットれす。

そういえばハロモニ。の新キグルミコーナーはよしごま+高橋らしいですね。
紺野だったらそれこそネタになったのにと悔やんでいる今日この頃。
とりあえず番組の改編とかによりちょっとネタが微妙になりそうなので
5話の話しを考え直し中です。

あ、もし出して欲しい娘。がいたらリク貰えると嬉しいです。
絡ませる娘。でいつも悩んでいるので(^^;

現実の辻加護は大喧嘩中で口も聞いてないし・・・(T_T

とりあえず中間試験前までに5話が書けたらいいなぁ・・・。
25 名前:名無し読者 投稿日:2002年11月11日(月)17時05分37秒
更新できないなら出来ない理由をいうべきでは?作者さんと読者は
この場しか、接点がないのですから。まさかパソコンを開く暇もないわけでは
ないでしょう?小説を書くのが難しいことはみなさんわかってると思うので、
待ってくれると思います。私も待ちます。ただ、ほったらかしはどうかと思います。
26 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)18時57分43秒
更新をサボってスミマセンでした(TT
PCが壊れていてやっと戻ってきました。

久し振りに文章を書いたので違和感が・・・。
27 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)18時59分37秒
5未知の人。

その宣告は突然だった。

「6期メン・・・募集告知されました」

PV撮影の最中、みんなが集められて・・・何かと思ったら。
びっくりしすぎて、固まってしまった。
早すぎる。後藤さんがいなくなってからまだ少ししか経っていないのに。
・・・・・・後輩が入ってくる。

「紺野ちゃん、紺野ちゃん?」
「ほへ・・・?」
声のする方向に顔を向けるとよしこと石川さんがいた。
「いつまでボーッとしてるんだよー」
「ア・・・あれ?」
「テレビ用にね、コメント撮るんだって。行こう?」
石川さんがにこっと笑う。
愛ちゃん曰く「偽善者ぶってる」らしいけどそうは見えないなぁ。

28 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)19時01分34秒

「そっかぁー、あさ美たちは増員初めてだもんなぁ」
撮影の待ち時間先に撮り終わった5人で溜まって話していた。
私はよしこの右隣、左隣・・・っていうか膝にはののちゃんが座っている。
こういう時は普通ヤキモチとかやくものなのかなぁ・・・。
全然そんな気持ちが起こらない。
「よっすぃ〜はねー、5期メン募集はじまった時めちゃくちゃ不安がってたんだよー?」
石川さんがその時を思い出したのかぷぷぷっと笑いながら言う。
「り、梨華ちゃんだってすっげー凹んでたじゃんか!!私、必要無いのかなぁ・・・って!!」
「だ、だって不安だったんだもん!」
29 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)19時03分04秒
「あのー、加護さんと辻さんも不安だったんですか?」
里沙ちゃんがののちゃんにぽそりと尋ねる。
「全然〜♪らって、後輩れすよ!後輩ができるなんて嬉しかったのれす」
「そうそう、年下が入ってくるかなーって2人とも楽しそうだったよなー」
年下・・・か。今回のオーディションは年下が入ってくるのかなぁ。
もし、新メンが5期メンより年上だったら・・・
「まぁそういう事もあるよ」
石川さんが苦笑して私の問いに答える・・・って
「今、私口に出してましたか!?」
「うん、ばっちり。不安そうにね」
「年上かぁ・・・でも私の場合はありそう、あさ美ちゃんと同じ歳ぐらいの子かもね」
里沙ちゃんも苦笑いする。


・・・同い年ならいい・・・でも年上は怖い。
それこそ1年前の石川さんみたいなセリフはいちゃうよ。

「私、必要ないのかなぁ・・・」
30 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)21時29分23秒
6渋谷の人たち。

んあ・・・?
あぁ・・・メールかぁ。
誰からかなっと。

ピッ

あ、愛美からか。

『まき久しぶり☆頑張ってやってる!?
あのさ、渋谷で仲良くなった子がね
まきの事大好きなんだって!
あ、女の子だよ、高1なんだ。
もし暇な時あったら遊ばない?』

へぇー・・・オフ、あったっけな?
31 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)21時30分37秒
ペラペラ

あ、この日なら平気じゃん。

『ひさしぶりー(^_^私は頑張ってるよー。
愛美の方も映画決まったらしいじゃん。
頑張ってねー、絶対見るから。
で、遊ぶ件、今度の日曜なら平気だよ?
愛美とかその女の子は?』

送信っと。
32 名前:えりい 投稿日:2002年12月10日(火)21時31分22秒
・・・・・・

ブルブル

お、早いな。

『私はその日ちょっと用事が・・・(^^;;
その子と2人では駄目、かな?
結構面白い子だし、大丈夫だと思うんだけど』

うーん、ま、いっかー暇だし。
よしこは紺野とデートだし!
私もデートしちゃおーっと・・・・・・あ、女の子か。

『いいよー、じゃあその子のメアドと名前教えて』

『名前は芙和芹香(ふわせりか)、本名なんだ。
メアドはxxxxxxxx@docomo.ne.jpだよ』

芹香ちゃん・・・か。

『ハジメマシテ!ごっつぁんこと後藤真希です!
今度の日曜日はヨロシクー!めっちゃ楽しみだよ』

送信・・・♪
33 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月24日(金)05時38分27秒
つづき。待ってま〜す

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