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〜危ない恋〜

1 名前:たけ子 投稿日:2002年08月29日(木)20時52分09秒
初めて書きます。よろしくお願いしますm(__)m
学園もので、後藤・高橋の恋愛でいきたいと思います。
他にもメンバーが出てきます。ちょいと過激な恋愛にしたいと思うんで、よろしくお願いします!



じゃあ、さっそく書きたいと思います!
2 名前:たけ子 投稿日:2002年08月29日(木)21時02分51秒
ある日石川は体育館裏に後藤を呼び出した。
後藤「…なに?」だるそうな顔をして言った。
石川「あの、ね、これ・・・。」
後藤「なにこれ、手紙ー?」
石川「・・・・・・・・・・。」
後藤「ま〜さかラブレターとかぁ?」
おもしろ半分に言う後藤。
石川「・・・・・そうだよ。」
――――――『ドンッ』―――――――――
後藤「はぁ?あたしのこと好きなの?」
呆れて笑いながら石川を壁に突き倒した。
石川「きゃっ!」
後藤「後藤のこと好きなんだ〜。へぇ。キスしたいの?」
石川「そ、そんなんじゃ・・!」
後藤「けどしたいんでしょ?胸とかもんでもらいたいの?」
じりじりと顔を石川の顔に近づける後藤。
石川「や、やめて!」

ちゅっ

石川「・・・ふむっ!!んんっ」
後藤「・・・っく」
石川「ちょっ!なにしてるのよ!」
後藤「キスに決まってんじゃん。してほしいんでしょ?後藤のこと好きなんでしょ?だからキス
してやってあげたんじゃん。」
石川「そ、そんなこと頼んでないわ!」
―――――――『ダダッ』――――――――――
ダッシュで走り出した石川の目にはかすかに涙があった。
後藤「・・・・・。」

3 名前:たけ子 投稿日:2002年08月29日(木)21時07分39秒
―――――――――――『紹介』―――――――――――
後藤は学校の中でイタズラで有名な不良少女だった。
後藤はいつも仲のいい気が合う吉澤といた。
顔がいいので二人していつもモテていた。男女問わずに。
二人はいつも悪ふざけして、おもしろがって、つまんない先公とかいじめてた。
後藤と吉澤は悪コンビで有名。それに対して憧れを持つ後輩もいるようだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
4 名前:たけ子 投稿日:2002年08月29日(木)21時14分04秒
―――――――『ガラッ』―――――――――
後藤は教室に戻った。
吉澤「ごっちん、何してたの?」
後藤「別に、呼び出されただけ。」
吉澤「また後輩?ごっちんモテるね〜!」
後藤「違うよ、多分C組の石川なんとかって子。」
吉澤「あぁ〜あのか弱そうな子?あの子可愛いじゃん。」
後藤「ちょっとからかってやったんだけど。逃げてったよ。」
吉澤「またあれやったのー?結構感じる子、いるよね。」
後藤「・・・・さぁ。」
つまらなそうに窓を見上げた後藤。なにもかもがつまらない目をしながら。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
5 名前:たけ子 投稿日:2002年08月29日(木)21時20分18秒
後藤「あー、ふけちゃおうっかなぁ?ダルいんだよね。」
吉澤「じゃ、ディスコ行く?」
後藤「えぇー?またよっしーのお気にのDJんとこ行くのヤだね、つまんないもん。」
吉澤「えー?ごっちーん!そんな、・・・・ぁれ?」
吉澤は違う方向に目をやった。
後藤「あ?」後藤はなんだろうと思い、同じ方向を向いた。
――――――――――『先輩っ!』―――――――――――


6 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)09時05分04秒
小川「ご、後藤先輩!」
後藤「・・・・・あんた誰ぇ?」
小川「あの、1年A組の小川真琴です。」そうして頭を下げる。
後藤「・・・・・・・。」
小川「あのぉ〜、これ読んで下さいっ!」
後藤「いらな〜い。」
小川「えっ・・・。」
後藤「じゃーね。」
吉澤「ごっちーん、言い方キツイよぉ〜?」
後藤「・・・・。」イライラしながら窓際に目をやる。
小川「あの、頼まれたんですけど!渡してくれって」
後藤「あ?あんたじゃないの?」
小川「は、はい!同じクラスの高橋愛ちゃんって子で…。」
後藤「ちょーっと見せて、それ。」
小川「ハイ。どうぞっ!」
後藤「・・・・・・・。」

後藤「高橋愛ちゃんってたしか1年で一番可愛いって有名の子ぉ?」
そう言いながら小川に近寄り肩に腕を組んだ。
小川「あっ・・・!は、はい!そうです!」
小川は戸惑いながら顔を赤らめている。
後藤「そーなんだぁ。あたし見た事ないんだけどぉ〜、あははー。」
7 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)09時11分14秒
小川「あの、せ、先輩…。やめてください!」
後藤「え、なにがぁー?」
小川「む、胸とか揉まないでくだ、くださいよ!」
後藤「・・・・・・。」
小川「や、やだ。先輩!みんなが見ちゃいますよ…!」
小川の顔は沸騰していた。
後藤「いーじゃん、見せつけちゃえ。」
後藤は胸をいじりながら小川を引き寄せて耳元でささやいた。
後藤「真琴ちゃん、感じてるでしょ?濡れてきたぁ?」
手は下の方へともぐる。
小川「や、やだぁ!ちょ、・・・!!!」
――――――『バンッ!』――――――――――――
小川「あ、あたしそんなことしに来たんじゃありま・・・せんから!
失礼しました!」顔をまだ赤らめながらさっていった。
後藤「・・・・・・・。」
8 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)09時15分27秒
―――――『ガラッ』―――――――
吉澤「ごっちん、ココから丸見えだったよぉー?」
後藤「・・・・ま、いっか。」
吉澤「あの子ただ渡しに頼まれただけでしょ?」
後藤「まぁね〜。」
吉澤「なのに、イタズラしちゃダメじゃ〜ん。」
後藤「いいじゃん、ヒマつぶしには結構いいし。」
吉澤「・・・・まぁそうだけど。」
9 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)09時21分29秒
後藤「つ〜か、よっしーってこの頃いい子ちゃんじゃない?」
吉澤「え、そうかなぁ〜?」
後藤「そーだよ。」
―――――――――――――『放課後』―――――――――――――

吉澤「ごっちん、帰ろー!」
後藤「うん。」
 
――――――『下駄箱』―――――――――――

吉澤「それでさー、先輩がさー、赤くなってやがんの!」
後藤「えぇー,マジ?それすげくねー?」
吉澤「うん、あたしもバビったぁ!」

ドサ      ドサ

吉澤&後藤「・・・・・。」

後藤「またかよ・・・。」
ゴミ箱にラブレターを捨てる後藤。
吉澤「しょうがないなぁ。」
吉澤は全部拾ってかばんの中に入れた。
後藤「ちょ、よっしーいつも読んでんの?!」
吉澤「うん、そーだよ。ごっちんも読んだら?」
後藤「ヤだね。超めんどくさいし。」
―――――――――『そこに誰かが待っていた』――――――――
10 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)19時31分44秒
高橋「あの…後藤先輩!」
後藤「あ?」
吉澤はハッと気が付いたかのように後藤の肩をたたいた。
吉澤「ねぇ、高橋愛ちゃんだよ!ホラ、可愛いって有名な…。手紙の書き主愛ちゃんだよ!」
後藤「あー、そうなんだ。この子かぁ…。」
高橋「・・・あ、あの!手紙読んでもらえましたか?」
目をまんまるにして後藤をマジマジと見つめている。

11 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)19時51分36秒
後藤「多分読んだ気がするー。」
高橋「…・・・!アレがあたしの気持ちですから。」
後藤「で、Hしたいの?」
吉澤「ちょっと、ごっちんイキナリなに言い出すのさぁ!」
後藤「Hしたいんでしょ?どーしてほしい?」
ズイズイと高橋の方に近づいておどかす。吉澤は『またはじまった』みたいな顔をしている。
高橋「あたし、そんなこと思ってません!後藤さんが好きなだけで・・・」

ちゅっ

吉澤「わ〜、やっちった。」
高橋「・・・!!ちょ、やめてください!!!いきなりなにするんですかぁ?!」
後藤を突き放してビックリとしている高橋。目もまんまる。
後藤「キスしてほしいのかなって思って。」
高橋「あたしは、ただ付き合ってほしいだけなんです!あたしは、ただ!」

ちゅっ  『ガバッ』

後藤は高橋に抱きつき、唇を奪って後ろに手を回し制服のすその下に手を入れた。
高橋「・・・んん!やめてください・・・・!やめて・・ぇ・・」
後藤「・・・・・・・!」
後藤はすぐに手を離して真っ先に扉を出た。
――――――『ガチャッ』――――――『バタンッ』―――――――


12 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)20時01分12秒
吉澤「?ごっちん?ご、ごめんね愛ちゃん。またね。」
吉澤は後藤の後を急いで追いかけた。
後藤「・・・・・。」ズイズイと先を急ごうとする後藤。
吉澤「待ってよ、ごっちん!」
後藤「・・・・・・。」
吉澤「ふぅ…。それにしてもさっきのはちょっとやりすぎだよ?なきそうになってたし、
・・・・聞いてるの?ごっちん。」
後藤「・・・・・・・。」
スタスタ歩く。後藤は聞いてるのだろうか?
吉澤「・・・・もうあの子に手を出すのはやめなよ?愛ちゃんはHをしたいなんて
思ってないはずだよ!それに・・・それに!」

ぶちゅっ  

吉澤「・・・・・ふぐ・・っ!!」
後藤「・・・・・・んくっ」
吉澤「い、いきなりなにすんの!!」
後藤「だってうるさいもん。」
吉澤「・・・・・・・。」
後藤「愛ちゃん、泣きそうだった。」
吉澤「う、うん。」
後藤「あたし泣いてる子とか見ると・・・見るとさ、なんか・・・。」
吉澤「ん?」
後藤「ムカツクんだよねぇ。・・・・ボソっ(昔の事思い出すし。」
吉澤「え?最後の方聞こえなかったんだけど。」
後藤「・・・ううん、別に。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
13 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)20時50分32秒
――――――――『次の日』―――――――――
昼休み・・・
石川「ごっちん!」
後藤「・・・・・・。」
吉澤「今寝てるよー。起こしたら機嫌超悪くなるよ?」
石川「う・・・どうしよう。」と言いながら後藤らの席の近くに座る石川。
吉澤「…どうしたの〜?」
石川「今度の日曜日、映画に誘おうって思ったんだけどなぁ。寝てるし、どうしよう。」
吉澤「・・・ふぅん。(なんだ、みんなごっちん目当てじゃん。おもしろくな〜い。)」
石川「・・・・う〜ん。また、次の休み時間に来るね、じゃ!」
―――――『グイッ』――――――――
石川「?」
吉澤「梨華ちゃん、ごっちんなんかよりあたしにしなよ、あたしの方が優しくするし。」
そう言いながら石川のひざ元に手をやる。
14 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)20時58分44秒
石川「や、やだ!やめてよ・・よっしー」
吉澤「ヤだね。ごっちんばっかがいいおもいするなんていやだもん。」
石川「やめて!あたしが好きなのは・・・!」

んちゅっ

石川「ふぐぐっ・・・!!んんっ」
吉澤「んくっ・・・・。」
石川「・・・・・・・。」
吉澤「それ以上言わないで。分かってるから。」
石川「なんでこんなことするの?あたしの事好きじゃないクセに!」
石川はすばやく離れた。
吉澤「・・・・・好きだよぉ?」
石川「うそ!」
吉澤「うそじゃないよ、好きじゃなかったらキスしないし〜。」
石川「・・・・とにかく、あたしそんなのは信じないわ!」
吉澤「・・・・ふぅん。」
石川「さよなら!」
――――――――――『ガラッ』――『バタンッ!』―――――――――――
吉澤「・・・・まぁいいや。今に好きにさせてやるから・・・。」
15 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)21時09分34秒
後藤「お見事。」
吉澤「・・・・・・・・!!(見てたんだ)」
後藤「で、あの子落とすの?」
吉澤「うん、落としてみせるよ。」
後藤「単なるヒマつぶし?」
吉澤「うん。」
後藤「うそはやめてよ、あの子後藤の事好きだからムカツクんでしょ?だからあの子を
落とすんでしょ?最近、よっしーは誰にも告られてないしね。ハライセってやつぅ?」
吉澤「・・・・そんなとこ。」
後藤「へぇ。ま、いいよ。よっしーがその気ならあたしあの子を落とすの協力してあげても
いいけど〜。」
吉澤「別にいいよ。」
後藤「あ、そ。」
――――――――『キンコンカンコーン』―――――――――――

16 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)21時16分33秒
後藤思考
(最近悪い事するの減ってきたなぁ。今度先公全員ぶっ飛ばそうっかな。そういえば
今日も下駄箱にラブレター入ってたよ。いい加減あきらめろよ、うざいなぁ。
愛ちゃんもその一員だよな。まだ可愛いから一般生徒よりマシだけどねぇ。そうだ、
ヒマつぶしに愛ちゃんイジメよっかなぁ?いい考えかも。あの子超感じてるし〜。
結構笑えるんだよね。そういえばよっしー、石川なんとかって子を落とすって言って
たけど、あたしが協力してあげるっつってんのに断ってやがんの。あれは妬いてる
んだよねー。じゃああたし石川なんとかって子をよっしーに落とさせないでやろっかなぁ。
それにしてもおなか減ったなー。)


17 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)21時20分59秒
吉澤思考(ごっちんって怖いのにそれを好きになる子、多いんだよねー。不思議。
絶対あたしの方がみんなに優しいのに、モテるはずなのにぃ〜〜〜〜〜〜!!
みんな変わったものが好きだよね。けどちょっと理解できる。ごっちん、見た感じ
怖いけど、優しいところだってあるしね・・・。あたしには劣るけど〜。けどスタイル
、顔、容姿、勉強はなぜかできる?!そ〜いう所がみんな好きになっちゃうんだよな。
あたしは梨華ちゃん落とすつもり。ごっちんなんかに協力されたらあたしのプライドが
許さない!あたしだって一人ぐらい落とせるんだから!)
18 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)21時24分49秒
石川思考
(ごっちん、なんであんなスリルのある目をしてるんだろう?そこにすかれたんだけど、
あの鋭い目つきと口調で喋られたら誰だって恋をするはずだよ・・・?よっしー、
あたしの事好きって言ってくれた。けど信じられないよ。信じれない。だってあたし
ごっちんの事が好きだもん。ごめんね、よっしー。本気でもウソでもあたし・・・。)
19 名前:たけ子 投稿日:2002年08月30日(金)21時27分23秒
高橋思考
(あの日、どうして急に帰っちゃったんだろう。あたしのこと嫌いになったのかな
・・・。だとしたら、ホントつらい。苦しい。先輩のことを考えるだけで胸が熱くなるの。
けど頑張らなくちゃ!あきらめたら終わりだよね。頑張ろう、うん。)
20 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)14時53分36秒
後藤「次なんだっけ?」
吉澤「えーと、体育!」
後藤「やったぁ〜!よっしー、早く更衣室行こ〜!」
吉澤「うん!(体育の時になるとすっごい元気だよね・・・)」
――――――――――『ガラガラッ』――――――――――――
そこにC組の女子達がいた。今日はC組の女子と合同らしい。
後藤「ここ、暑苦し〜い!早く着替えて出よっ。」
吉澤「そうだね、超暑〜い。」

石川「あ、ごっちんに・・・よっしー。」

後藤「あ?あぁ、石川ちゃん、C組だったんだぁ。」
吉澤「・・・・・・・。」
21 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時00分34秒
石川「体育いっしょだね。(ごっちんから話し掛けてくれるなんて…嬉しい!)」
石川の顔に笑顔が見えた。
吉澤「今日ってたしかドッチボールだよね。あたし超得意!」
後藤「いいね、ドッチ。」
石川「あ、あたし球技系苦手なんだ…。当てられないように頑張らなきゃ…。」
吉澤「梨華ちゃんなら大丈夫だよ。同じチームになったら守ってあげる。」
後藤「・・・・・・・・。」
石川「あ、ありがとっ。」
―――――――――――――『ピピー!』―――――――
22 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時05分44秒
先生「今日はドッチボールをやりたいとおもいます。出席番号が奇数の人はこっちに、
偶数の人は、そっちに集まってー!」

―――――『ザワザワ』―――『キャッキャッ』――――――――
奇数番号の人は吉澤…
偶数番号の人は後藤、石川…となった。
吉澤「・・・(こうなったらごっちんを倒していいところ見せなきゃ。)」

――――――『はじめー!』―――――――――――

ズバンッ    『おぉ〜〜〜!』

吉澤がおもいっきりスピードのあるボールを後藤の方へ投げた。
しかし後藤は顔色一つ変えずに軽がると受け取った。

吉澤「ちっ。(やっぱごっちんは手ごわい。)」

後藤ははしっこの女子達を次々と当てていった。

吉澤「・・・!(このままじゃ負けちゃう!)」
23 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時14分18秒
吉澤が投げたボールは見事後藤の方へ向かっていた。
後藤の前に来たボールが反りあがって後藤の顔面を直撃した。
――『ボガッ』―――――――――『バタンッ』―――――

吉澤「あっ・・・!」
後藤は倒れた。
女子達「ご、後藤さん!大丈夫?しっかりして!」

―――――――『ザワザワ』――――――『いたそ〜』――――
先生「誰か!誰か保健室に連れてってあげて!そうだわ、保健委員!」

石川「あ、ハイ!あたしです。」
先生「じゃあ、あなた!後藤さんを保健室に急いで連れて行って!」
吉澤「・・・・!あ、あたしも行きます!」
先生「あなたはココにいなさい、ホラ、他のみんなも続きやるわよー!」

吉澤「・・・・・・・。」
吉澤には複雑な気持ちがあった。
24 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時19分29秒
―――――『保健室』―――――『ガラガラッ』―――――
石川「失礼しま〜す。」
先生「まぁ、どうしたの?!」
石川「ドッチボールのボールが後藤さんの顔に当たっちゃって…。倒れちゃったんです。」
先生「そうなの、今消毒するからね。・・・この子気を失ってるわ。」
石川「大丈夫なんですかねぇ・・・?」
先生「安心しなさい。軽い脳震盪よ。寝てればすぐ治るわ。」
石川「・・・・・・そうですか。(よかった)」
ホっと胸をなでおろした石川。
――――――――――――――――――――――――

25 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時26分59秒
――――――『○×先生、○×先生、至急職員室にきてください。』―――――

先生「あ、呼ばれたわ。石川さん、後頼むね。」

―――――『ガラガラー』――――『バタンッ』―――――

石川はベットで寝ている後藤を静かに見つめていた。

石川「・・・・ごっちん…。」
―――――――『ぎゅっ』―――――――
何も考えずに後藤の手を握った。
後藤「・・・ん・・・。」
後藤は一度顔をゆがませてまた眠りに入った。
石川「・・・・・。(寝顔、かわいい。こんなかわいい顔、見てなかったなぁ。
いつもは不機嫌な顔、つまんなそうな顔、いじわるな顔してるけど…。)」

石川「(どうしよう!キス、したくなっちゃった。こんな時に、バカあたし。
だけど…今しかできないかも・・・?誰もいないんだし・・・。)

―――――――『ドキドキッ』――――――――――――
26 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時34分04秒
石川はゆっくりと、胸の心臓の音をおさえるように手をあてながら、後藤の顔に近づいた。
―――――『ごくっ』――――――――――
一度つばを飲み、自分を落ち着かせていた。

石川「・・・・・ごっちん。大好き。」

    ちゅっ

後藤「・・・・・・・・。」
石川「・・・・・・・・。」

石川「・・・・・・っく。」

長い長いキスが終わった。
石川は顔を遠ざけようとした瞬間

―――――――――『グイッ』―――――『ガバッ!』―――――
石川「きゃっ……なに?!?!」
イマイチ状況が把握できない石川。
後藤「今、なにしたの?」
石川「・・・!」
27 名前:たけ子 投稿日:2002年08月31日(土)15時40分50秒
後藤は石川の体を引き寄せて石川を抱いていた。

後藤「後藤になにしたの?」
石川「・・・・・・・。」

ちゅっ

石川「・・・ふぐぐっ!!んん!」
ジタバタする石川。
後藤「後藤にキスしたでしょ〜?」
石川「・・・・・・・。」
後藤「なんとかいいなよ。」
石川「・・・・ごめんなさい。」
後藤「ハァ・・・。謝られてもなぁ〜。」
石川「だ、だって好きなんだもん!」
後藤「もっとしてほしい?ねぇ、梨華ちゃん。」
石川「え?」

―――――――『グイッ』―――――――

んちゅっ

石川の下着を外そうとする後藤。石川は後藤の圧倒的な力には抵抗できなかった。

―――――『むにゅっむにゅっ』――――――
後藤「・・・・・・。」
石川「あっ!・・・・ん!」
後藤「梨華ちゃん、おっきい〜。ふふっ。」
いやらしい目をして、ケタケタ笑う後藤。その中でも暗い心があった。
28 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時14分15秒
―――――――『ドン!』―――――――
石川「や、やだ!やめてよ!」
後藤を跳ね飛ばした石川。
後藤「・・・・・っ。」
石川「ご、ごめん!・・・。」
後藤「・・・・・・。」
後藤は鋭い目つきをして石川を睨んだ。
石川『ビクッ』―――――――

石川「・・・・・じゃね。」

――――――――『バターンッ!』―――――――

後藤「・・・・・。」

苦しい。

前みたいに…。

息ができない・・・!!

後藤に原因不明の激痛が走った。

後藤「・・・・はぁ、はぁ、」

――――――『バタンッ』――――――――

後藤は倒れた。
29 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時17分15秒
そのころ―――――――

吉澤「・・・・梨華ちゃん、遅いなぁ。(もしかしてごっちんになにかされてるかも!)」

すると石川が帰ってきた。
吉澤「梨華ちゃん!」
石川に駆け寄る吉澤。
吉澤「…ごっちん大丈夫だった?」
石川「う・・・うん。」
スルっと吉澤を通り抜け、石川は先生に報告しにいった。
吉澤「・・・?」
吉澤はその後ろ姿を見ることしかできなかった。
30 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時21分16秒
――――『キーンコーンカーンコーン』――――――


高橋「えぇ〜?!じゃ、後藤先輩今保健室にいるんですか?」
吉澤「うん。」
高橋「あたし、行ってきます!」
吉澤「・・・・・。」


――――――――――『コンコン』――――――
高橋「失礼しま〜す・・・?」

――――『シーン』―――――
辺りを見回すと誰もいない。ベットに目をやっても後藤の姿はなかった。

高橋「あっれ・・・ぇ・・?」
キョロキョロ辺りを見る高橋。
すると目に飛び込んできたのは 後藤の倒れた姿だった。

――――『?!?!』―――――――

高橋「せ、先輩!先輩!?ちょ、・・・しっかりしてください!」
ユサユサと後藤の体を揺さぶる高橋。後藤は目を覚まさなかった。
31 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時26分09秒
後藤はそのまま息の根を止めた。

後藤の過去はこうだった。
――――――――――――――――――――――――
後藤には両親が4歳の時に交通事故で他界してしまった。
そこで両親の親戚の所に預かられていた。
その中で、両親の父の弟が後藤に優しかった。

後藤は14才になった。父の弟は、後藤にだけ優しかった。
たくらんでいたからだ。第二次性長期を待っていたのか。
そんな時期になって後藤を強引に犯した。

32 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時31分07秒
「真希ちゃん、おじさんの部屋に来てごらん。おもしろい事してあげるから!」
真希「えぇ〜なぁに?」
「それは来てからじゃないと、わからないなぁ。」
真希「いくいく!はやくおもしろいことして!」
後藤は心の優しい子だった。

「・・・・・。」
真希「おじさん、なにしてるの?」
「・・・・・・・。」
真希「なんで服脱いでるの?」
「・・・・おっと、鍵もかけないとねぇ。」
――――『ガチャッ』―――――――

真希「やだ〜おじさん、裸踊りでもする気?」
「ははは。・・・真希ちゃんも脱いでよ。」
真希「え、なんで?!あたしが?」
「・・・・さぁ。」
真希「やだよ〜!なんで脱がなきゃいけないのさ!」
「脱げ!・・・。じゃあおじさんがやってあげる。」
真希「・・・・・?!(いつものおじさんじゃない…)」
33 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時38分25秒
男は真希の体を押さえ、軽々と両手両足をベットに縛り付けた。

真希「やだ!やだぁーーー!!!おばちゃん!!誰か!」

『ふぐっ』

男は口をガムテープで抑えた。

真希「ふぐっ!!んん!!んーー!!」
抵抗するのも無意味に近かった。
「・・・・ついに、この時がきたんだ。」

ちゅっ

「真希ちゃん、おじさんねぇ、この時を待っていたんだよぉ。ずっとずっと。」
真希「(なにそれ、どーいうこと?!)」
「おじさんねぇ、真希ちゃんの体が欲しくて欲しくてたまらなかったんだぁ。
どうやって真希ちゃんの体が手に入るのか・・・。考えたんだけど・・・。そしたらね?
まず、優しくしないとぉ、真希ちゃんはおじさんの部屋に来ることはないよね?だから
ずっと優しくしてたんだ。この瞬間のためにね。」

そういいながら男は真希の体をなめていった。

真希「(やだ!やだやだやだ!!!!!!)」
真希は目を閉じた。

「かーわいい。真希ちゃん・・・。処女だよね。おじさんその処女膜を破ってあげる。」

34 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時40分16秒
男は真希を犯した。

何度も何度も射精した。
そして何度も何度も繰り返した。
男のあえぎ声は張り裂けそうに卑劣だった。

真希はずっと・・・目を閉じていた。






ずっと


――――――――――――――――――――――――
35 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時44分16秒
真希は誰にも言えず、苦しい毎日を送っていた。
一度死のうと思った。自分で首を締めた。
けど死ねる?  いいや。
真希はそのまま気絶した。
気絶さえしなければ、死ねたのに・・・と。今も悔やんでた。


そして真希はその日から不良と化した。
もう、人なんか信じられない。みんな信じられない。みんな。みんな。みーんな。

あたしは誰にも騙されない。騙されてやるもんか!騙してやる。みんな騙してやる!



あたしに近づくな…!寄ってくるな。喋りかけてくるんじゃないよ…。

36 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時49分00秒
後藤は高校生になった。吉澤だけ、自分と似たところがあるので仲良くした。

後藤はモテた。女子にも男子にも。けれど一度も付き合ったことはない。



後藤はそんなことをされるたびに思う


(こいつらも、あたしの体が欲しいのか…?)



なんならくれてやる!おじさんみたいに騙してやる。それでも付き合えるか?はははっ



何人もの女子をからかった。何人もの男子に「さして」といわれた

肉体関係のことがあると、後藤はあの日のことを思い出して、また首を締めたみたいな
苦しさに襲われる。何度も何度も苦しかった。

みんなにも味合わせてやりたかった・・・。

37 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時50分57秒
誰も信じていない後藤の目は冷たかった。暗かった。誰よりも、なにもかも、共有できなくて。

けどもう大丈夫、もう苦しいことはない。



もう終わったんだ。         じゃぁ        


バイバイ―――――――――――END
38 名前:たけ子 投稿日:2002年09月01日(日)16時58分10秒
ハイ、終わりました〜!
どうですかね?この作品。誰にもレスをくれないまま終わっちゃいました(^_^;)
よかったら、感想とかください!お願いしますm(__)mよんでくれた人、ありがとうございました!
39 名前:通りすがり。 投稿日:2002年09月28日(土)13時07分05秒
ストーリーが平板です。

もう少し勉強して、がんばってください。

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