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愛しのアイツ

1 名前:パンダ 投稿日:2002年09月01日(日)22時05分22秒
どうもこんばんわ。パンダです。
かなりの初心者なのですが‘‘やぐよし’’ものでいきたいと思います。
途中でごまや石川が絡んできたりするんで、長くなると思います。
更新の遅さや誤字脱字はなるべく気にしないようにしてくださいね!!
2 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月02日(月)09時01分03秒
がんばれー
3 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2002年09月02日(月)10時14分31秒
期待
4 名前: 投稿日:2002年09月02日(月)20時13分32秒
矢口真里・・・活発で誰が見てもかわいい女の子。身長が小さいのもチャームポイント。メンバーからも好かれていて、つねに矢口の周りには人がいる
吉澤ひとみ・・・背が高くて男前。スポーツ万能で正義感あふれる女の子。矢口の事をひそかに好いていて矢口を悪(?)から守るべく毎日筋トレ をしている
後藤真希・・・いつもボーっとしていて、どこでも寝てしまう。一見クールそうに見えるが好んだ相手に対してはとてつもなく甘えん坊になる
石川梨華・・・おとなしく女の子らしい。が、吉澤の事になると態度が豹変する。矢口に対して敵意を持っている      
5 名前:作者 投稿日:2002年09月02日(月)20時17分05秒
<2,3さん応援ありがとうございます。ついに始まりました!!これからもよろしくお願いしまっす
6 名前:パンダ 投稿日:2002年09月02日(月)20時30分24秒
「ふ・・・・あーーーーーーーーー!!」
めずらしく楽屋に一番目に来たのはいつも眠そうな後藤真希。
さっそく広いソファーを見つけてみんなが来るまで寝ようとしたときだった。
「おーーーーっす!!」
小柄な女の子は朝とは思えないくらい元気よく入ってきた。
「おわっ!?ごっちんはやいねぇ」
ソファーにねっころがっている後藤を見て心底驚いた様子だ。
「んあ・・・・・そうなんだよぉ。間違えて1時間前に着いちゃったんだ。そのおかげで眠くて眠くて・・・・」
本気で眠そうだ。いまにも瞼が落ちそうになり、体がユラユラしている。
7 名前:パンダ 投稿日:2002年09月02日(月)20時38分35秒
「そっか・・・じゃあみんなが来るまでゆっくり寝てなね!」
「・・・・」
「どしたの?」
「やぐっつあん・・・・」
「ん?」
「ヒザ貸して・・・・・?」
「へ・・?」
「後藤枕ないと眠れないんだ・・・はい!」
ポンポンと手で自分の隣をたたく。
「矢口にひざまくらしろと?」
「そうだよぉ・・・・お願い・・・だめ?」
ふにゃ〜っと後藤が笑う。
「しょうがないなぁ・・・・そのかわり代金高いからね!!(笑)」
「へへ・・・・」
8 名前:パンダ 投稿日:2002年09月02日(月)20時51分00秒
「(ほんとごっちんってかわいいなぁ。TVではあんなにクールなのに、楽屋だとまるっきり子供みたいだ)」
矢口が後藤の隣に座る。
「ハイッ!!どうぞぉ〜」
ぽんっと自分の膝をたたく。
「ふわあぁ〜!!」
後藤は大きなあくびを一つして、そのまま矢口の膝に顔を埋めた。
心地よい感触がする。
「・・・・・すーーーすーーーー」
矢口「もう寝ちゃったよ・・・」
サラッと後藤の髪に指を通す。
矢口「あかちゃんみたい(笑)」
そのままなでなでと頭をなでてあげた。

 ガタタッ!!!!

楽屋の入り口にだれかいるようだ。


矢口「だれ?」
吉澤「お・・・・おはようございます」
9 名前:パンダ 投稿日:2002年09月03日(火)17時41分00秒
吉澤は普通にドアを開けて入ってきたそうだが、入ってきた瞬間見てしまった光景に驚きこけてしまったようだ。
 

吉澤「な・・・・にしてるんですか?」


矢口「何って・・・ひざまくらだよん!(笑)」

ガクッ!!と吉澤がうなだれる。

吉澤「(い〜〜〜〜〜〜〜〜〜なああ〜〜〜〜!!!なんでごっちんが矢口さんにひざまくらしてもらってんの!?まじうらやますぃ〜よ!!ごっちんのばかぁ〜〜〜〜!!)」

吉澤は矢口にほれていた。それゆえにちょっとした出来事でも、そーとーへこんでしまうようだ。

矢口「どしたの?」
吉澤「いや・・・なんでもないです」

そのままバックを置くとドサッと椅子に座ってしまった。

矢口「変なよっすぃー!」

しばらくするとメンバーが次々と楽屋に入ってきた。

「おっはよーーー」
「おはよなっち!」
「はよーーっす・・・・」
「さやかおはよ〜」
「「おはようございます!!」」
「辻加護 オッス!!」

吉澤はダラ〜〜っとしていて、挨拶する元気も無くなっている。
10 名前:パンダ 投稿日:2002年09月03日(火)18時22分32秒
阿部「あれ〜?ごっちんとやぐっつあんラブラブだぁ〜!!」
 ピクリと吉澤が反応する。
矢口「いや〜〜!てれるっす〜!!」
吉澤「(なんで否定しないの!?)」

吉澤はもう少しで椅子から落ちそうになった。
 
「大丈夫?よっすぃー・・・」
「梨華ちゃん・・・・」

椅子からずり落ちそうになった吉澤を助けたのは、おとなしくて女の子らしい 石川だった。


石川「なんかさっきからずっとおかしいよ?」
吉澤「あーー・・・うん。 おかしいかも。」
石川「え!?どうゆう事?」
吉澤「(矢口さん・・・・・!! 泣)」
矢口が寝ている後藤にふざけてキスをしていた。

ぱんぱん!! 手をたたいてみんなの視線を集めるリーダーの飯田。

飯田「はーーい!!今日のスケジュールは新曲のプロモ撮りと雑誌のインタビューだからね!!今日もみんな元気にーがんばっていきまっ  」
  「「「「「「「「「「っしょい!!!!」」」」」」」」」」

ワイワイ楽屋から出て行くメンバー達。
吉澤も石川に抱きかかえられるようにして、楽屋を出て行った。

11 名前:パンダ 投稿日:2002年09月03日(火)18時44分01秒
スタッフ「じゃあ2人1組での写真撮りますんで今から組み合わせを言います。」
石川「(キャ!2人1組だって!よっすぃ〜と一緒になれるといいなぁ〜)」
吉澤「(・・・ぐったり)」
後藤「ふあーーーーー!!(大あくび)」

スタッフ「まず石川さんと飯田さん。」
石川「(ピクっ  なんで私が飯田さんとなのよーー!?組み合わせおかしくない?!一体どこに共通点があるというのよ。私と言ったらよっすぃ〜でしょうが!!まったく失礼しちゃうわ!!)」

渋々吉澤のそばを離れる。

スタッフ「次に矢口さんと吉澤さん」
吉澤「(・・・・えっ!?)」
 パアーーーーーっと目の前に光が差し込んだ感じがした。
矢口「わあ〜〜い!!よっすぃ〜とだ!よろしくねよっすぃ〜!!」
吉澤「よろしくおねがいします!!」

さっきまでぐったりしていたのに、急に元気を取り戻す吉澤。
やはりそれほど彼女にとって矢口は大切なのだろう。
12 名前:パンダ 投稿日:2002年09月03日(火)18時54分05秒
カメラマン「はい、じゃあ撮りまーす!」
  パシャパシャッ!!
石川「(あ〜なんだか笑顔がひきつっちゃう!! うわっ飯田さん腕組んできたよ!なんなのよ一体!今こっち見てにやって笑った〜!!たすけてぇ〜〜  泣)」
カメラマン「おーー!!飯田積極的だねぇ。いいよー、今日の写真は結構絡むの多いからね。」
石川「(絡む!?じゃあよっすぃ〜と矢口さんもこーゆう事するってこと!? いやぁ〜〜〜!!!  号泣)」

石川の叫びなど届くはずなく、吉澤はルンルンと着替えをしている。
13 名前:パンダ 投稿日:2002年09月03日(火)19時04分36秒
カメラマン「じゃ、次矢口と吉澤!」

矢口「はあ〜〜〜〜い!!」
吉澤「うっす!!(喜)」

  パシャパシャパシャッ!!


カメラマン「はーーい!じゃ矢口が吉澤に後ろから抱き付いて!」
矢口「はあい!!」

吉澤「(え?!まじ?)」
矢口「よっすぃ〜大好きだよぉ!!」

どーーんと後ろから矢口が抱き付いてきた。

吉澤「(や・・・矢口さん! もうこのまま吉澤は死んでもいいです・・・)」


そのころ石川は妖怪より恐ろしい顔をしていた。

後藤「おおっ!!梨華ちゃんすっげ〜!写真とっとこ。」
パシャっ!と後藤のおもしろ写真の一部にされてしまった。
14 名前:やぐち好き 投稿日:2002年09月04日(水)01時28分45秒
おおっ!やぐよし発見!
期待してまっす!
15 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月04日(水)01時36分24秒
石川に にやっと笑った飯田に何故かウケますた。
16 名前:ココナッツ 投稿日:2002年09月04日(水)06時55分03秒
やぐよしだぁ!!やった!久々に見つけやした。
なんか吉がカワイくてはまりそうです☆態度が変わる梨華っちも。
期待しまっす。
17 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)16時25分20秒
無事(?)撮影も終わり 今日のスケジュールはとりあえず終わったので、帰宅しても良いとスタッフに告げられた。
 

 楽屋に戻って帰りの準備をしていく娘達。

矢口「よっすぃ〜!今日ごはん食べに行かない?」

吉澤「(初めて矢口さんに誘われたよ。今日ってまじでラッキーデー!?嬉しすぎる!!)は・・はい!!行きます!絶対行きます!!」

矢口「何断言してんの(笑) よっすぃ〜うけるよー!」

吉澤「へへ・・・(喜)」



阿部「ねえねえ、あの二人いい感じじゃない?」

後藤「んあ?」

阿部「撮影のときからすごい仲良かったし、どーみてもあれは吉澤 矢口の事好きだよね〜。 かわいー真っ赤になっちゃって!」

後藤「そんなもん?」

阿部「そーだよお!バレバレじゃん!矢口自身もわかってんのかな?矢口は矢口で すっごいよっすぃ〜かわいがってるし。」

後藤「ふーん・・・」

後藤はなんだかつまんなそうにしている。

阿部「ごっちんどうしたの?なんかくらいべさ。」

後藤「別にぃ・・・・・」
18 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)16時50分39秒
後藤にとって矢口と吉澤は二人とも、とても仲がよく甘えられる存在なので、もし二人が付き合ったりしたら後藤はほったらかしになる危険性がある。なので二人が仲良すぎる事を良く思わない。実際、矢口にちょっとほれてたりする。


阿部「ふん! まあいいべさ! ごっちん、今日はひま?」

後藤「ふぇ?別にひまだけど・・・・」

阿部とはあまり遊ばない後藤は、突然の誘いに少し戸惑ってしまった。


阿部「そ、じゃあなっちの家行こ!」

後藤「んえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

阿部「おいしい料理作ってあげるからさ〜、なっちの愛情たっぷり入った!(笑) ね?いこう!」

後藤「むぅ・・・・」

阿部「ねぇ〜  行く?行かない??」

後藤「ど・・・」

阿部「ど?」


後藤「どっちでも・・・いい、かな。」

阿部「じゃあ行こう!!(喜)」


阿部が後藤の手をひっぱって無理やり外に出て行った。


後藤「んあーーーーーーーーーー!!!」

後藤は鞄もなにも持っていない。






19 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)17時14分40秒

吉澤「ごっちん攫われちゃいましたよ。あーあ、着替えもバックも置きっぱなしじゃないですか!」

矢口「あはは。まったく、なっちもごっちんにはまってるねぇ〜!」

吉澤「え? そうなんですか?」

矢口「うん。結構前から好きみたいよ。Mr,Moonnightの時のスーツ姿にほれたんじゃないかな? たしかにかっこ良かったよね〜!矢口もちっとどきどきしちゃった。」


吉澤「・・・・」

矢口「よっすぃ〜?」


吉澤「(私もスーツ着てたのになぁ・・・) あはっ そうですね。あんときのごっちんはめちゃかっこ良かったですよぉ〜!」

矢口「でもさー、よっすぃ〜の方がかっこ良かったと思うよ。矢口は。」

吉澤「え!!?」

矢口「背も高いし 顔もハンサムだし。 よっすぃ〜が男だったらもうもてまくりだろうね!! よっすぃ〜女子高なんでしょ?告られたりしたんじゃない?」

吉澤「 はあ・・・・・」


たしかに吉澤は高校でもてもてだった。 1日に最低2回は告られるし、ラブレターも家に山ほど届く。しかしそのころ吉澤は女の子に興味は無かったし、特別気にいる子もいなかったので、未だに付き合ったことはない。




20 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)17時32分27秒

矢口「ほぉ〜〜! やっぱね。 で?どんなかんじだった?」

吉澤「どんなかんじって・・・なんか気持ち悪かったです。」

矢口「気持ち悪いの?」

吉澤「そりゃあ女の子にストーカーされたり、家に呼んだだけで勘違いして押し倒したりしてきますし。おかしいじゃないですか!みんな友達が私を見る目が違うんですよ。」


矢口「そっか・・・」

吉澤「(あれっ?矢口さんなんか様子が・・・) 矢口さん?」

矢口「あっ 沙耶香が呼んでる!ちょっと行ってくるね!」

吉澤「えっ ちょ、 まってくださいよ!!」


吉澤の制止も聞かず、すたすたと市井の方へ行ってしまった。
21 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)17時58分16秒

吉澤「なんか悪いことしたかな・・・・(せっかく矢口さんと久しぶりに話せたのに)」


  そろそろ・・・・

吉澤に近づく人物が一人。



「 ・・・・・よおっすぃ〜〜!!!」

「おわっ!?」


いきなり視界が真っ暗になった。 どうやら誰かに目の部分を腕で覆われ、そのまま抱きつかれた状態になっている。


「だ〜れでしょう?」

「・・・・利華ちゃん。」

石川「え〜〜!?よくわかったね!! そうです、どうもチャーミー石川です!」

手でLの文字を作って嬉しそうにニコニコ笑っている。


吉澤「(耳元であのアニメ声聞かせられたら、誰でも気づくって・・・・)」

石川「ハイ!では、当ててくれたよっすぃ〜に素敵なプレゼントをしまーーす!」

吉澤「なんかくれるの?」

石川「ハイ、どうぞぉ〜〜」

ぐっ!と前傾姿勢になり、唇をつきだしている。


吉澤「なんのまねですか?」

石川「プレゼントは私の、 く・ち・び・る。」

吉澤「ハアッ!!?」


石川「よっすぃ〜・・・・はやくしてくんないと私ドキドキしちゃうよ・・・・」

吉澤「(なんだそりゃ?!)梨華ちゃん何考えてんの?」


  なにやらあやしい二人。

22 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)18時13分59秒
それを見ていた矢口は・・・・


矢口「ねぇ祐ちゃん。」

中澤「ん? なんや矢口。」


いつのまにか市井と離れて今度は中澤と話をしている。




矢口「チュー、して」


中澤「へ!?なんや矢口ずいぶん積極的やなぁ。 別にかまへんけど・・・・一体どうしたんたんや?」

矢口「いいから!」

ぐっと中澤のシャツをひっぱって唇にキスをする。





吉澤はその光景を目の当たりにした。



吉澤「(・・・・・・・だめだ。もう私立ち直れないかも・・・・・・  そうだよね、矢口さんには中澤さんがいるもん。私なんかじゃ勝負にならないよ。 キスとかいっぱいしてるしさ・・・)」
23 名前:作者 投稿日:2002年09月04日(水)18時27分37秒
こんばんわ。作者です。今まで読んでくれた方、いかがでしょうか?なんかバーーーってかいちゃったんで、変なところあったらすいません。てゆーか、この作品自体がへんですね!!(笑)すいません!

14<矢口好きさん  応援ありがとうございます!これからもよろしくおねがいします。ちょっとしたカキコミでも、かなりスッゲー嬉しいので、どんどん感想ください!!待ってます!

15<名無し読者さん  飯田うけますよね!作者も飯田のキャラ好きです。

16<ココナッツさん  応援ありがとうございます!!これからも頑張りますっ!!!!
24 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)19時46分06秒

 吉澤は唇をぎゅっと噛んで下を向く。



石川「・・・・・・・よっすぃ〜・・・・?」

吉澤の異変に気づいたのか、尋ねるような口調で聞く。


吉澤「ご・・めん、梨華ちゃん。 もう冗談に付き合ってる元気なくなっちゃったわ。んじゃ、私もう帰るねーー!」

顔は笑っているが声が弱弱しい。



そのままふらふらと自分の鞄が置いてあるところまで移動している。


石川「もうっ 冗談じゃないのに!!(よっすぃ〜、一体どうしたの・・・・・・?)」



そのころ矢口はまだ中澤とキスを続けていた。


中澤「・・・・・はぁっ!! 矢口、キスうまくなったなぁ〜 どこで覚えてきたんや。ところで、この続きはうちの家来てするか?」

矢口「・・・・いかない」

中澤「はぁっ!?自分から誘ってきといて!!」

矢口「誘ってなんかないよ!」

中澤「いーーやっ!!誘ってるわ! もう祐ちゃん理性おさえきれへんでぇ」

矢口「バカッ!! もう付き合ってらんないよ。吉澤いくよ!」


吉澤「は・・・・・い」



吉澤は鞄に荷物を詰め終わり、その場にぼーーーっと立ち尽くしていた。
25 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)20時03分45秒





吉澤「あの・・・矢口さん。」

矢口「何?」

吉澤「いつも・・・・中澤さんとはどんな事してるんですか?」

矢口「べーーつに・・・チューとかだけだよ」

吉澤「その先は・・・」
矢口「してないよ!!!」

突然矢口が大声で怒鳴る。





吉澤「  す、すいません・・・・」

矢口「あ、ごめん。 ほら店ついたよ 早く入ろ。」



二人はレストランへと入ってゆく。





かちゃかちゃと食器の当たる音だけがする。


二人ともさっきからずっと無言だ。



吉澤「(矢口さん・・・なんか急に冷たくなっちゃったな・・・・矢口さんと食事できて嬉しいはずなのに・・・・・私 もうこの場にいるだけで泣きそうだよ)」

本当に涙がこぼれそうになり、慌てて顔を隠す。

矢口「何やってんの? はやく食べなよ」

吉澤「はい。すいません・・・・」

もくもくと矢口はひとりで食べる。

あの、いつもはちきれんばかりの笑顔を見せる矢口が、今は一度も笑わない。 無表情な顔である。




吉澤は悲しみの底まで落ちていった。
26 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)20時18分51秒

その次の日もその次の日も、矢口は吉澤に冷たかった。


話しかけは絶対しないし、吉澤が何か言おうとしても忙しいと言ってどこかに行ってしまう。



吉澤には一つの確信があった。



吉澤「(最近の矢口さん・・・・・絶対おかしい!!!あのときまでは全然普通だったのに、急にすごく冷たくなるなんて。あんなあからさまに冷たい態度をとるのは、何か理由があるからだ。 絶対それをつきとめてやる!!矢口さんとこのままなんて 嫌だもん!!!)」



吉澤は決心し、空いてる楽屋に矢口を呼び出した。





矢口「・・・・・・何?用事ならはやくしてくんない?矢口忙しいんだよね」

あいかわらず無表情な顔で吉澤を見つめる。


「・・・!!」


と、その時 吉澤は矢口をぎゅっと抱きしめた。


「・・・・・なんでなんですか?」


「な・・なんでって、何が?」






「わかんないですよ・・・・・・・」
27 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)20時24分17秒



「矢口さん、何で私に冷たくするんですか。」

「別に・・・」

「ちゃんと私の目を見て言ってください!!!」

矢口は吉澤に圧倒され、ばっ と下を向いた。


28 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)20時37分06秒


「ひっ・・・・く・・んぐ・・・・・・」





しーんとした楽屋に矢口の泣き声が響く




「矢口さん?!」

「 や、やぐちはあ!!」

泣きながら矢口が話し出す。






「  ずっと・・・・・ずうっと前からよっすぃ〜の事が好きだったの!!  なのに・・・・ひっく・・・・・よっすぃ〜が女の子から告られるの気持ち悪いって言ってたから・・・・もう・・えぐっ・・・・・・だめかと思ったの・・・・。でも、嫌いになんてなれないから、少しでもよっすぃ〜に矢口の事嫌いになってもらって・・・・・・・・それで忘れようとしてたの!!」



そう言い終ると吉澤の大きな声が楽屋に響き渡った。




「矢口さん!!!」


「え・・・?」

突然の大声に矢口は体をびくっ とさせる。


29 名前:パンダ 投稿日:2002年09月04日(水)21時36分12秒



吉澤「私は矢口さんのものですから、 矢口さんも私のものになってください!!!」


矢口「それ・・・どうゆう事?」


吉澤「好きです、矢口さん・・・・・・」




再度楽屋が静寂に包まれる。


その時、


  ピロッピロ ピロッピロ ピロッピロピピ!
  ピロッピロ ピロッピロ ピロッピロピピ!!


矢口の携帯に着信が入った。


  ピッ


矢口「・・・・はい。」

保田「あ、やぐちぃ〜!? 何やってんのあんたは!!! もうすぐレコーディングはじまるわよ!!!矢口と吉澤がいないってスタッフとメンバーが探しまくってんだから!吉澤もそこにいるの?!」

矢口「うん・・・」

保田「じゃ、早く連れて来なさいよ!! 切るわよ!!」

ピッ!と携帯を切る。



矢口「・・・へへ、圭ちゃん もうすぐレコーディングはじまるってカンカンに怒ってたよぉ。」

吉澤「まじっすか!?うっわ!保田さん怒ると最っ高に怖いんですよぉ! 早く行きましょう!!」

矢口「うん!」

いつのまにか二人は手をつないでメンバーの元へと向かっていた。
30 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)20時44分01秒
吉澤「すいませんでしたっ!!!」

矢口「ごめんっ!!」





はあはあと息を吐きながら、メンバーの待っている楽屋に駆け込んだ二人。







保田「こおぉ〜〜〜〜の〜〜ばか女達!!!(怒)」

保田の顔を見ると鬼のように真っ赤になっており、頭のてっぺんに角が生えたように見える。



吉澤・矢口「ひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(・・・・怖っっ!!)(泣)」



市井「圭ちゃん、叱ってる暇ないよ。早くレコーディングに入んなきゃ!」


保田「   そうね・・・・あんた達、後で覚えときなさいよ」


吉澤・矢口「・・・・・・・・!!(泣)」






その時に、吉澤と矢口が手をつないでいた事に気づいたのは 阿部と後藤だけだった。


31 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月05日(木)20時58分21秒
よっすいーのおどおど感がかわいい!!
32 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時00分52秒
阿部「や〜ぐ〜ち!!」



矢口「わっ!!」


数日後、楽屋で仮眠していた矢口に阿部が話しかけてきた。



矢口「な・・・なんだよぉ、びっくりするじゃんか!」

阿部「どうせよっすぃ〜の夢でも見てたんでしょ?」

矢口「えっ? わかる!?」

阿部「のろけんな〜 こいつーー!」

矢口「ひててててて!!」


阿部が矢口の口元をひっぱる。








矢口「あのね、それでよっすい〜ったら毎日「愛してますよぉ〜」とか言ってくんの!!しかも毎回言うとき顔真っ赤にしてんだよ! まじかわいくない〜?」

阿部「ハイハイ・・・・もうわかったよ。」

あの後小一時間阿部は矢口ののろけ話を聞いていた。


矢口「あ、そうだ。 なっち なんか私に用あるんじゃないの?」

阿部「そうそう!私、矢口に相談したいことがあるの・・・・」

矢口「なに?」


阿部「・・ごっちんの事なんだけど・・」

矢口「(ピーーン!) もしかしてもう告ったりした?」

阿部「え〜〜 それは無理だよお!だってごっちん私のことなんか、まるで興味無いみたいだし。」

矢口「んな事ないない!」

阿部「だって この前家に呼んだときも・・・・・」
33 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時15分20秒



   ((阿部の回想))





阿部「「ねえ、ごっちん」」

後藤「「んあ?」」

阿部「「ごはんできたよ。」」

後藤「「んあーーーーーー!!(喜)」」

嬉しそうにガツガツとごはんを食べる後藤


阿部「「(フフッごっちんかわいい〜) おいし?」」

後藤「「うん!!」」

阿部「「  ドキドキ・・・(きょ、今日こそ告白しよう)」」

ごはんも食べ終わり後藤はTVを見て、阿部は後片付けをしていた。


やっと皿も洗い終わり 後藤の傍へ行くと・・・・・








阿部「「・・・・・寝てる・・・」」

ぐーぐーと寝息をたてて、気持ちよさそうにまるまって後藤は寝ていた。


阿部「「(まだ遊んだり話したり何もしてないのに〜!!  告白なんて出来る状態じゃないわよっ!! えーーん!!(泣)」








    ((回想終了))





阿部「ってなわけ〜!!」

矢口「キャハハハハ!!」

阿部「なぜ笑う〜!」

 べしっ!と矢口のおでこを一撃した。


34 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時24分44秒
矢口「 はぁはぁ・・・でもそれはきっと照れてるんだよ!」

阿部「そう?」

矢口「あんまりごっちんとなっちが二人っきりって無いじゃん? だから緊張しちゃって寝ちゃったんだよ。 これからどんどん話しかけたりして仲良くなればきっとごっちんも素直になるはず・・・・」

阿部「ほんとに!?」

矢口「うん!!矢口が全面的に協力するよ〜〜〜!」

阿部「やった〜!!(喜)」

そのまま二人は黙々と作戦を練った。

後藤が本当に好きなのは矢口だという事を知らずに・・・・・
35 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時31分18秒
  それからの阿部はとても積極的に後藤にアプローチしはじめた。

初めは話しかけたり、無理やり手をつないだり・・・・とかだったけれど、最近はふざけてキスまでするようになった。


そのたび後藤は「んあーーー!!」 と言ってびっくりするだけなのだが・・・・・






矢口「(なっちがんばれ!!)」


この時の矢口は後であんな事になろうとは、これっぽっちも考えていなかった。
36 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時41分06秒





一ヶ月後・・・・・・・矢口の家に突然後藤がやってきた。







矢口「・・・・・ごっちん!?どしたの一体! なんで泣いてるの!?」






その後藤はいつもと違い、髪の毛はボサボサで服はボロボロ。おまけに目を真っ赤にして涙を流している。



矢口「とりあえず入って!」

矢口はすぐに後藤を部屋に入れた。
















矢口「・・・・・・・・・で? どうしたの??」


しばらくして泣き止んだ後藤にやさしく話しかけると、


後藤「やぐっつあん・・・・・・・・・・」


今にも消えそうなかすれた声で弱弱しく声を出した。




そして・・・・・









プルプルと震えながら大声で矢口に怒鳴った。
37 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)21時50分40秒











後藤「後藤は・・・・・・後藤はなっちに襲われちゃったんだよ!?」











後藤の発した言葉に矢口は言葉を失った。










矢口「え・・・・・」



後藤「やぐっつあんどうしてくれんの!?  さんざん後藤となっちがくっつくのに協力してたの知ってるよ!! そのおかげで結局こんなになっちゃったよ!!      もうやだ・・・・・・・・・責任とってよ!!!」

矢口「そんな・・・・・・・ごっちん、矢口はそんなつもりじゃ・・・・・・・」

後藤「もう後藤はゆるさないよ・・・・・・・・・」











ぐっ!と矢口の腕を捕まえてゆっくり自分に引き寄せる







後藤「後藤をなぐさめてよ・・・・・」
38 名前:パンダ 投稿日:2002年09月05日(木)22時25分39秒






矢口「ご・・・・・ごっちん!・・・・あっ!!」


後藤が矢口の首にキスをした。



そのまま 首、肩、頬・・・・・・・そして唇へとキスをしていく。





矢口「・・・・・・・・はぁっ!  ごっちん! やっ!」

矢口は後藤の手をふりほどこうとするが、握っている力が強すぎてまったくはなれない。














矢口「ん・・・・・あっ・・・・・・・・・」


矢口にキスしながら、矢口のブラウスのボタンをはずし始めた。


そのまま スルリと隙間に手をいれ、矢口の胸を軽く揉んだ。




矢口「あっっ!!ちょっ・・・ごっちんストップ!!!」

後藤は全く聞き耳持たないといったかんじに、どんどん行為を進めていく。
39 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月06日(金)19時49分28秒
矢口!やばい!!
40 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月07日(土)07時01分31秒
やぐがごっちんに食べられる〜!
41 名前:パンダ 投稿日:2002年09月07日(土)20時46分56秒

後藤にキスをされながらも、矢口は必死に背中を叩いたりして抵抗したが、そのうち段々その力が弱まっていった。


矢口「あ・・・・・・」




後藤の手がどんどん下の方へ下がっていく・・・・


後藤は矢口のスカートをまくり、中にあるショーツを見た。



後藤「もう・・・・こんな濡れてる・・・・・・・」

そのショーツは外から見てもわかるくらい、ぐっしょりと湿っていた。





後藤「くすっ 感じてるんだ?」

矢口「ちっ、ちがっ!!」

後藤「じゃあこれはどう説明すんのさ?」

ぐっ!!っと一気にショーツを下ろし、矢口のソコがあらわになった。

矢口「やっ!!!」

後藤「こんなに濡れちゃってさ・・・・あーあ、べとべとだよ。これでも感じてないなんて言えんの?」

後藤が矢口のソコを指でなぞり始めた。

矢口「ぁあっ!!!ん・・・・はあ・・・・・・んああ!!!」

矢口の喘ぎ声が部屋全体に響く


後藤「あんまりおっきぃ声だすと、よっすぃ〜来ちゃうよ〜なんてね!」

くすくすっとまるで、矢口を陵辱するかのように笑った。

矢口「も・・・・もう ごっちんなんか嫌い・・・・・大っ嫌い!!!」

矢口はもう涙で顔がぐしゃぐしゃになっている。








後藤「・・・・・・・・・・・・やぐっつあんは知ってんの? 後藤がやぐっつあんの事好きだってこと。」
42 名前:作者 投稿日:2002年09月07日(土)20時49分33秒
すいませんね〜なんかエロくなっちゃって!
エロが苦手な方、嫌いな方、ほんとにすいません!!!!
43 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)13時19分45秒

矢口「えっ・・・・!?」

矢口は今はじめてその事実に気づいた。とゆーのも、後藤が今までそんな素振りを見せたことが無かったからだ。


後藤「知らなかったみたいだね。そりゃそうだろうと思うけど。後藤はやぐっつあんに、どーしても嫌われたくなかったから・・・・・
   よっすぃ〜みたくあんなあからさまに、自分の感情出すことなんかできなかったよ!! でも、感情を抑え付ければ抑えつけるほどやぐっつあんの事どんどん好きになっちゃって・・・・・
   どうしようもなかったのに。やぐっつあんは・・・・・・やぐっつあんは・・・・・・・。」


ひっくひっく・・・・と後藤は泣きながらも話をつづけた。



後藤「なっちと後藤が付き合うのにすごい協力してた! 後藤となっちがイチャイチャしてる所をうれしそうに見てた!!そんとき気づいたんだ。
   ああ、この人は私のことなんか眼中にないんだなって。後藤は・・・・後藤はやぐっつあんとよっすぃ〜が仲良くしてるところを見ると、胸がぎゅっ!てしめつけられて、すごく・・すごくいやになったんだ。
   やぐっつあんは誰のものにもなってほしくない!後藤だけを見てほしい・・・・・」

44 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)13時28分55秒

矢口「ごっちん・・・・・・」

後藤「なんで・・・・なんでよぉ・・・・・・」


ひっく、ひっく・・・・・後藤の涙は止まらない。 大粒の涙が床にぽたぽたと落ちる。





矢口「ごっちん・・・・・・もう矢口の体は好きにしていいよ。でも、矢口はよっすぃ〜の事が好きなんだ。教育係してたときからずっと・・・・・。だから、ごっちんの気持ちには応えられない。ごめんね・・・・・・・」

泣いている後藤を慰めるように、やさしくやさしく答えた。


後藤「ひっく・・・・・・・・んん・・・・・・・っく・・・・・・」

後藤はいつまでたっても泣き止まなかった。
45 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)13時41分15秒

そんな後藤の頭を、よしよしと抱え込むようにして撫でてやった矢口。

結局この日は、後藤を部屋に泊めてやり、自分も床についた。


矢口「(ごっちんが矢口を・・・・全然気がつかなかったな。なっちとごっちんくっつけるのにあんなにはしゃいで・・・・・馬鹿だな私。ごっちんの気持ちも考えないで、無神経にもほどがあるよ。
    だからごっちんがあんな暴挙にでたんだ! 明日もう一度ちゃんと謝ろう・・・・・)」

いろいろと考えながら、矢口は深い眠りに入っていった。
46 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)13時56分48秒
朝、起きると後藤の姿はどこにもなかった。

その代わりに、机の上には一枚の手紙が・・・・・・・



『 dearやぐっつあん

昨日はごめんね。 ほんと後藤はどうかしてたよ。

まだやぐっつあんとよっすぃ〜が仲良くしてるのを見るのはちょっとつらいけど、昨日やぐっつあんに自分の気持ち伝えられて、ほんとすっきりした!!


もうやぐっつあんへの想いは終わらせるからさ、やぐっつあんも幸せになってね!

やぐっつあんの笑顔は後藤のパワーになるんだからさ!(^−^)/

やぐっつあんにはいつも笑顔でいてほしい。



ごめんね・・・・そしてありがとう。



from やぐっつあんの笑顔が一番大好きな後藤より!!


「ごっちんってば・・・・・」

自然と涙がでてくる。

「矢口は・・・・・幸せになるよ。よっすぃ〜のためにも・・・・・・・・そしてごっちんのためにも・・・・・。」


ぎゅ!っと手紙を握り締めて、心にそう誓った矢口だった。
47 名前:名無しさん 投稿日:2002年09月08日(日)13時58分03秒
体は好きにしていい・・・???
48 名前:作者 投稿日:2002年09月08日(日)18時03分50秒
47<名無しさん
体は好きにしていいけど、心はあげれない、という意味です。ほんとわかりずらいですね。
すいません・・・・・・
49 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)18時19分23秒

「おはようございま〜す!!」

スタッフも含めて、誰にも負けないくらい元気な声で挨拶して楽屋に入る。

「おっす!」

「おはようやぐっつあん!!」

そこには市井と後藤の、二人がいた。


「おはよーさやかとごっちん!!」


昨日の出来事などなにもなかったかのように振舞う二人。


「市井ちゃ〜〜〜ん!!」

「おわっ!なんだよ後藤!」

いつもとかわらない楽屋だ、のはずが・・・・・・





「おはようございまーーす」

「みんなおはよう!」

吉澤と阿部が入ってきた。


とたんに矢口と後藤の表情が曇る。

「ん?どしたの二人とも。なんか暗いよ?」

阿部があっけらかんと言い放つ。

後藤は阿部の方を見て、キッ!と睨みつけると、すぐに顔を市井の方へと戻した。

「矢口さん、おはようございます!」

「あ・・・・・ああ、おはよう。」

うわっ!そっけなくなっちゃたよ・・・・・普通にしようと思ったのに、なんかよっすぃ〜の顔が見れないよ・・・・・



50 名前:パンダ 投稿日:2002年09月08日(日)18時37分42秒

「なんか、元気ないですね・・・どうかしたんですか??」

吉澤はすぐにいつもと違う矢口を感じ、心配するように尋ねてきた。

「ん・・・だいじょぶだよ。」

何やってんだか私は・・・・よっすぃ〜オロオロしちゃってんじゃんか!!
これじゃ、ごっちんが不安になっちゃうよ。早くいつもの矢口に戻らないと!

「あの・・・・なにかあったなら言って下さい。どんな事でも矢口さんの為ならできますから・・・・
その・・・一応付き合ってるんで、頼ってくれるとうれしいんですけど・・・・」

顔を真っ赤にさせて矢口の方をチラッと見る。




「あは・・・あはははは!!」

「な、なんですかぁ?!」

「もぉ〜よっすぃ〜耳まで真っ赤になっちゃってるよ?恥ずかしいなら言わなきゃいいのに〜!!」

「ひ、ひどいですよ矢口さん。人が真剣に言ってるのに!!(真っ赤)」

「でも・・・・・」

「なんですか!!」


「ありがとね・・・・」

矢口はちょっと顔を赤らめて、上目づかいに吉澤に言った。

「う・・・(なんてかわいいんだ矢口さんっ!) 別にお礼なんていいですけど・・・ほんとなにかあったんなら言ってくださいね。」

「うん!」

そして極上の笑顔で答えた。
51 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月10日(火)01時48分26秒
阿部→安部
くだらないことかいてごめんなさい
52 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月10日(火)01時49分31秒
安倍ですよ
53 名前:作者 投稿日:2002年09月10日(火)17時46分27秒
すいませんでした・・・・。今度からは気をつけます!!
それと、突然ですが仕事のほうが忙しくなってきたので、今日から一ヶ月ほど更新はできません。
読んで下さっている方には本当に申し訳ありません。
それでは!また一ヵ月後くらいに現れますんで応援よろしくお願いします。
54 名前:ゴマリング 投稿日:2002年09月14日(土)01時34分08秒
仕事ですか・・・しょうがないですねぇ(^^)
ま、ゆっくり全部書き上げてください。たのしみにしてまーす!!
作者さんファイト!
55 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月16日(月)23時31分59秒
1ヶ月後を楽しみにのんびり待ってます。
仕事の方もがんばってください。
56 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)10時25分49秒

暇ができたのでちょこっと更新します。
57 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)10時33分16秒

矢口がやっと笑顔になったのを見てホッとし、吉澤が自分の荷物を置こうと鏡の方へ歩いていくと・・・・・・









「よっ・・・・すぃ〜〜」
「・・・・おっわあぁっ!!?」

そこには座敷わらしのように壁の隅っこで座り込んでいる石川がいた。

「り、梨華ちゃん!?いつからいたの?」
「さっきからずっといたよぉ・・・・・・・・・」

やば!!梨華ちゃん泣きそうになってる!!

「ご、ごめんね。矢口さんと話し込んでたから気がつかなくて・・・・」
「別にいいけどぉ〜・・・よっすぃ〜最近矢口さんと仲良すぎるんじゃない?!」

「え??だって・・・・・(付き合ってるし)」
58 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)10時40分34秒

そういえば、梨華ちゃんには矢口さんと付き合いだした事言ってないな。

・・・・・・ってゆうか梨華ちゃん顔怖いよ!!!
なんか歯軋りしてるし!!(泣)何をそんなに怒ってんのさ!!!





「あの・・・・ね?梨華ちゃんにはまだ言ってなかったんだけどね・・・・・・」

おそるおそる吉澤が言おうとすると、

「んーーーーーーーー??なぁにぃ〜〜!?私に言ってないって事は秘密のことぉ〜?よっすぃ〜は私に何が言いたいのかなぁ?ってゆうかよっすぃ〜がこの私に秘密があるなんてなんか嫌だなぁ、もう!!ねぇよっすぃ〜〜〜??」


り、梨華ちゃん・・・・・顔は笑ってるけど目が全然笑ってないっっ!!
59 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)10時46分45秒

「ハハ・・・・・・いやあ何でもないよ・・・・別にたいした事じゃないから!(あるけど・・・・・・)」

吉澤は身の危険を感じ、この場から立ち去ろうとしたが・・・・・





  がしっ!!!!!




「今日は私とずっと一緒にいよう?」

「ハ・・・・・・・ハハハ・・・・・・・」

ひくひくと顔を引きつらせながら苦笑いをする吉澤は、石川に腕を絡められ逃げられなくなってしまっていた。



そしてその場を遠くから眺めている人物が一人・・・・・・
60 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)10時56分39秒

「(なによっすぃ〜はデレデレ鼻の下伸ばしちゃってんのさ!!梨華ちゃんみたいな可愛くて女の子らしい子の方がいいってか?!ふーーーんだ!!どうせ矢口はチビで色気がないですよーーだ!!よっすぃ〜のばかぁ〜〜〜!!!)」



プぅ〜と頬を膨らましてすねている矢口。



その頃、そんな矢口の気持ちにまったく気づいてない吉澤は・・・


「(梨華ちゃんって本当に積極的だな。それをもっとTVで見せればいいのになぁ・・・・・・)」

と、石川のTV慣れの悪さに心配なんかしていた

「(ハァ・・・・・幸せ・・・はあとはあとでもよっすぃ〜は目を離すとすぐに矢口さんの所に行っちゃうんだからっ!!絶対よっすぃ〜は矢口さんには渡さないんだからぁっ!!!)」
61 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)18時39分35秒

その日から、まったく何も話さなくなくなった後藤と安倍をメンバーは心配したが、他は特にかわった事はない日常を送っていた・・・・・




しかし・・・




「あ〜〜〜〜〜〜んはあとはあと

「あ・・・・あーーん・・・」


石川が、毎日といっていいほど吉澤にお弁当を食べさしてやっていた。


ここ最近吉澤への石川のアプローチが激しい



飯田「あれじゃ、どっちが付き合ってるのかわかんないよねぇ」
保田「そうね・・・・・・何とかしなきゃね。矢口もそろそろ限界みたいだし」

たしかに、矢口の周りには怒りのオーラが漂っている

保田「ってゆーか・・・・あれもさぁ、どーにかしてくれないかしら?」
飯田「ああ・・・・・あれねぇ」



楽屋を見渡すと、そこにはアツアツのあの二人が・・・・・
62 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)18時45分09秒

後藤「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んはあとはあとはあとはあと

市井「あーーーーーーーーん!!」


ぱくっ


後藤「おいし?」

市井「うん。やっぱ後藤の作ったお弁当は最高だな!」

後藤「ほんとに?」

市井「まじだって!」

後藤「じゃあさ、ご褒美に・・・・・」
市井「ん?」

後藤「チュ〜して!はあとはあと

市井「ん!」

市井は人目をはばからず、後藤の唇に軽くキスをした。
63 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)18時51分11秒

飯田「あーーーーあ・・・・・・見てらんないよ」
保田「いつもお弁当はスタッフから配られるのに、わざわざ後藤は早起きして『市井ちゃんのために作ってきてるんだはあとはあと』ですって!!(怒)」

飯田「とにかく、楽屋であれはいちゃつきすぎだよねぇ」
保田「あんの馬鹿ップル!!いいかげんとっちめてやるわっっ!!!(怒)」



保田圭21歳・・・彼氏いない歴6ヶ月目突破
64 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)18時58分07秒

現在、後藤は市井と付き合っていた
本人いわく、『市井ちゃんはねぇ〜〜〜〜やさしくてカッコよくてすんごい頼れるし甘えられるすごいカッコイイ人なんだ〜〜〜はあとはあと』とのこと。

どうやら、市井のやさしさとカッコよさに惚れたらしい・・・




「・・・・?!市井ちゃん、なんか寒くない??」
「そう?」

「どんどん寒くなってきてるよ〜〜!!」
「どれ、市井があっためてやるよ」
「・・・・・市井ちゃんはあとはあと



「寒いのはあんた達よ・・・・・・(怒)」



「「うわっ!!?」」



市井と後藤の後ろには、真っ赤な鬼と化した保田が立っていた。
65 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)19時04分59秒


「・・・・いつまでいちゃついてる気!!?もうすぐスタジオ入りするんだから気持ち切り替えなさいよねっ!!」






「寒さの原因はこれだったのか・・・・・・」

「なんか言った!?後藤(怒)」

「いえっ!!なんでもないです!」

「後藤をいじめんなよぉ・・・・・」

「沙耶香!!あんたはいつからそんな甘い性格になったの!?」

「ん?後藤を好きになってから・・・・・だけど??」

「えへへ〜はあとはあと

「・・・・・・・もう付き合ってらんないわ。一生そうやっていちゃついてなさい!!アホップル!!!」



保田圭・・・もうすぐ彼氏いない歴7ヶ月目を迎えようとしていた・・・・・・・
66 名前:パンダ 投稿日:2002年09月24日(火)19時07分21秒

「・・・・・・・・」




「どしたの?なっち」

「なんでもないべっ!!」

「そ・・・そう?」


飯田は、いつもと違う強い口調の安部に、少し驚いたがそれからは普通に会話していた。
67 名前:パンダな作者 投稿日:2002年09月24日(火)19時13分03秒

短いけれど更新です。

またこれから仕事だぁー!!

てなわけで、また更新は遅れますが・・・こんな小説読んでくれたら嬉しいです。

感想などありましたらいってください!それだけで書くぞ!という気になれますので。

それではまた暇が少しでもできたら更新します。
68 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月25日(水)19時55分26秒
くだらないことですけど、
沙耶香 → 紗耶香
だったような・・・
69 名前:名無し読者 投稿日:2002年09月27日(金)05時46分37秒
なっちが気になる。
やぐよしはどうなってしまうのか?
70 名前:パンダ 投稿日:2002年10月20日(日)15時49分13秒

長い間あけてしまってすいません。

また、ちょこっとずつですが更新したいと思います。


68< 名無し読者さん

はい、またやってしまいました。本当にすいません!
ファンとして有るまじき行為ですね・・・
今度こそ気をつけますんで・・・・
ご指摘、有難うございました!

69< 名無し読者さん

安倍ははたして、どういった行動に出るのでしょうか?
そしてやぐよしはこのまま石川によって間を引き裂かれてしまうのでしょうか・・・

では

 更新です↓
71 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)15時56分50秒


 「・・・・・」


 ったくもう!いいかげんにしてよねっ

  梨華ちゃんのくっつきすぎもむかつくけど、一体あのよっすぃーのデレっとした顔は何なのさ?!


嫌そうに見えて、実はよっすぃー梨華ちゃんにくっつかれて嬉しいんでしょ・・・・矢口の事はほったらかしでさ!!

  ふんっ!! い〜よぉ〜だっ!!矢口だって新しいひと見つけもんねーー!




タラシのよっすぃーなんか 梨華ちゃんと一緒にいつまでもいればっ?!!
72 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時01分12秒


 「・・あっ 矢口さん!!」


  バタンッ!!!


よっすぃーの私を呼ぶ声を無視して、わざとおもいっきり音を立ててドアを閉めてやった。



   ・・・・・本当は、こんな事したくないのに・・・


  ただ、よっすぃーと喋ったり遊んだりしたいだけなのに・・・・・


  ほんと、私ってかわいくないなぁ〜〜・・・・はぁ・・・

このままじゃ、よっすぃーのほうから愛想尽かされちゃうかもな・・・・


73 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時06分46秒

 「やぐちさあぁ〜んっ!!」


 何!?


  こんな情けない声だして矢口を呼ぶのは・・・・・一体、誰なの??




  「よっ・・すい〜・・」




  うっそ・・・よっすいーって・・・こんな声もだすんだ・・・・




  「ま、待ってくださいよ!私、何かしましたか?矢口さんが怒るような事しましたか??」



   ・・はぁ?何それ・・



   「・・・・わかんないの? じゃあなんで矢口を追ってきたのさ!」


  「・・矢口さんが、悲しんでるような気がしたからです。」


   ( ・・そこまでわかってて・・・・何で気がつかないのよぉ! )




    「・・・・」




   「矢口さん?」


74 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時12分11秒

 「最近さ、梨華ちゃんと仲いいよね・・・・」



  ( ほら、大ヒントだぞ〜! )



  「え?あ、いえ・・別に仲がいいってわけじゃないんですけど・・・なぜか近頃梨華ちゃんがやたらと傍に寄ってくるんですよ・・・」


   ( それは、梨華ちゃんがよっすぃーに気があるからでしょうがっ!!)



   「なんででしょうかね〜。」



  ( ・・・もしかして・・よっすぃーって・・・そーゆうことに関しては 激ニブ? )



   「さ〜ねぇ、よっすぃーの事でも好きなんじゃない??」


75 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時17分39秒


  「・・・っ!!?  ええぇ!? そ、それは無いですよ!!」


   「なんで〜?」


  ( ほんとに気づいてないの?? )



   「だって・・・梨華ちゃんは、私が矢口さんの事を好きなの知ってるじゃないですか・・」


    
   ( ・・・・・えっ・・・! )



  「ん? あ、ああ・・・何を突然言ってんの〜!!照れるじゃんかぁ〜。」


  ( やばい!!今の矢口の顔真っ赤だよー・・きっと!!・・だって・・嬉しいんだもん! )



  「私がどのくらい矢口さんの事を好きか、知ってる人だったら 絶対に私の事なんか好きになりませんよ。」



   「・・・・え!!?」


76 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時22分36秒


 気がつくと、矢口はよっすぃーの胸の中にすっぽりと納まっていた。




   「・・・寂しいんですよ、最近矢口さんと話してないから・・・」


    
( ・・よっすぃーも・・矢口とおんなじ気持ちだったんだ・・・ )




   「私を置いてどっかに行かないでくださいよ。矢口さんが傍にいないと落ち着かないんです。」



    「・・・矢口も、よっすぃーがいないとやだよ・・・。」






     「 矢口さん・・ 」





    「寂しかったよぉ〜!」


   
77 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時28分54秒

それから矢口とよっすぃーは、抱きついたり話したりをいっぱいした。

ちょっと話してないだけでこんな事になっちゃうんなら、別れられたりしたらそれこそ、本当に大変だろうなぁ・・・・






  「ねぇ、よっすぃ?」



   「ななな、なんですか??」


  ( 何? なんで不自然なくらいどもってるの? )




78 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時34分38秒


      ≪ その頃の吉澤の心の中 ≫



   やっべぇって!矢口さん 可愛すぎるって〜〜


  そ、そんな上目遣いに話してきたら・・・・・



  うぅ・・・・我慢できないっ!!!



   「矢口さんっっ!!!」


   「きゃあっ!?」



     


79 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時44分10秒



   

  「こらぁっ!! あんた達!!こんな誰がくるかわからない廊下で何をやってるの!?」



   「・・・・や、保田さん・・・」




  ちぃっ!!  邪魔すんなよケメ子!!


  
  「そーゆうことは、家に帰ってからやりなさいよね!!」


  「はい、わかりました。」



  ・・・・・ちぇっ




   
  「・・・・・っわかりました・・じゃ、なーーーーーーいっ!!!(怒)」


   「・・ひっ! 矢口さん!?」


   「あんたねぇ!矢口にだって心の準備ってゆーものが必要なんだから!!!
     勝手に、いくらよっすぃーだからって 矢口の体はあげないからね!!」



    「そ、そんなぁ〜〜。」



   「そんな可愛い声だしても駄目なものは駄目っ!!!わかった?!」



    「・・はい・・・すいませんでした・・・・」




80 名前:本当は 投稿日:2002年10月20日(日)16時51分32秒



   「・・・・でも・・・」



   「・・はい?」



   「心の準備が、できたら・・・・

      ・・・・・いいからさ!」



   「・・・え!?」


   「はい! じゃあ楽屋に戻ろっか〜!!」





   「・・・・矢口さん、顔が真っ赤ですよ・・・」


   「・・・っるさい!!! そんな事言うんだったらやっぱり・・・」



   「!! わーーわーーー!!!!ごめんなさい!もう言いませんっ 」


   「じゃ、ほら 行くよ!・・・よっすぃ〜。」


  矢口さんから繋いできた手は、なんか赤ちゃんみたいにあったかかった・・・









    「・・・・ってゆうか、私は忘れられてるのね。」




    「・・・あ、保田さん いたんですか?」




    

      ばっきぃい!!!



 保田さんの剛拳が私の頬に炸裂した。




  ・・・痛かったけど、今日は幸せだからいいんだぁはあとはあと



   ほんとに、矢口さん 最高っ♪♪
81 名前:パンダ 投稿日:2002年10月20日(日)16時52分21秒

・・・今日はここまでにします。

また、感想でも頂けると嬉しいです!
82 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月20日(日)20時05分53秒
おもしろいです!!続きに期待!!
いちごまも気になる・・・

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