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幻想空間

1 名前:幻想空間 投稿日:2002年09月15日(日)19時47分57秒
はじめまして。幻想空間と言う物です。
吉澤、高橋、石川、後藤
の4人を1本ずつに分けて書きます。
更新は1週間に1回でドバッと書きますので・・・(笑。
2 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月15日(日)19時49分03秒
これから吉澤さん物を書きます。
吉澤さん視点です。
3 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜プロローグ 投稿日:2002年09月15日(日)21時24分08秒
ずっと思ってた



この幸せが続くと。


ずっと


ずっと・・・・




4 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月15日(日)21時31分29秒
梨華ちゃんと出会って2回目の桜の季節がやってきた


いつもの様に朝食を一緒に食べていた時だった


「あ、そう言えば今日お祝いの日だね」


「んー・・・?」


ベーグルをかじっていた私は少し考える


「あ・・・あの日か!!!」


あの日というのは私と梨華ちゃんが出会った日のこと





あの日




私は宿題を忘れて先生に呼ばれて教室に戻ってきた時だった



教室には一人の少女が窓から校庭を覗いていた
5 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月17日(火)21時12分10秒
カタッ


教室に入ったとき音がした


少女が私の方を振り向く


その横顔は夕日で反射していて綺麗だった



いままでずっと人を綺麗だなんて思ったことも無い私がそう思った



少女は私を見て言った


「・・・2−Aの人・・・?」


少し甲高いアニメ声


その声と顔が妙に似合っていて思わず見とれてしまった


「え・・・ああ」


緊張して上手く喋れない


「そう」


彼女はそう言ってまた視線を校庭に向けようとしていた


「あの・・・」


「え・・?」


思わず言ってしまった。

どうしよう、彼女不安そうな顔してるよ。


「あの・・・あなたは?」


「あ、私。明日からこのクラスに転入する石川梨華です。あなたは?」


ニコッと笑った少女、石川さん


その笑顔が天使のようだった。
6 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月18日(水)09時37分42秒
「私は、吉澤ひとみ・・・ここのクラスの委員長をしてます・・・」


何故か敬語になってしまう・・・


石川さんはくすっと笑って私の方に近づいてくる


私の1歩手前で止まった石川さんは手を差し出した


私も手を差し出し、握手をした


「よろしくね」


天使の笑顔で笑った


自然に私も笑顔になる


「こちらこそ、よろしく」


そして、お互い笑った


本当の笑顔で・・・・
7 名前:川o・-・)ダメです… 投稿日:川o・-・)ダメです…
川o・-・)ダメです…
8 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月21日(土)16時12分57秒
「じゃ、そろそろ帰らなくちゃ」


石川さんは時計を見てそう言った

私も続いて時計を見る



時刻は3:35


石川さんを見ると机に置いてあった上着を着ている最中


着終わった石川さんは私にまた微笑んだ


「明日からよろしくね」


そう言ってあわただしく教室から出て行く姿がかわいくて私も微笑んでいた

9 名前:幻想空間〜吉澤ひとみ〜 投稿日:2002年09月27日(金)21時46分54秒
少しの間ボーっとしてた


石川さんの顔が目に浮かぶ・・・




ピーンポーンパーンポーン

「下校時間です、校内にいる生徒は早く帰るようにしましょう」


下校の放送でやっと帰らなくちゃと思った


慌てて鞄を用意して教室を出る


ふとドアのところで振り返った


石川さんがいるような気がして・・・
は、そんなこと無いか。

自分がバカに思えて急いで走り出す






私の中で石川梨華という人物は大きくなっていく。
10 名前:TRUE 投稿日:2002年10月05日(土)22時23分52秒
続きが気になる!期待です!
よかったら銀板のTRUE LOVE YOU!という小説によってやってください。
自分も書いてます。

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