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脱退するって…?

1 名前:名無し 投稿日:2002年10月10日(木)14時46分22秒
 ―今日の知らせを聞いて、私は呆然とした。―――−――
『保田が、来年の春に脱退する事が決まった。』
 ―つんくさんの言葉が何度も頭の中でぐるぐると回った。――――――
「……嘘だよね?」
ふと、隣にいた高橋に声をかけたが、高橋も驚いていて目もくれなかった。

「…恥ずかしい……。」
小川はお手洗いの個室の中で、壁に額を押し当てて言った。
 ――今日、我慢しきれずに、記者会見で泣いてしまった。―――
「楽屋に戻りたくないなぁ……」
小川は、自分の言葉に反するかのように、ゆっくりと重いドアを開けた。
 廊下に出ると、紺野の姿が見えた。
「あ……」
小川は思わず目を背けたが、紺野はこちらに近づいてきた。
「麻琴ちゃん。どうしたの?」

2 名前:名無し 投稿日:2002年10月10日(木)15時00分02秒
「いや、別にトイレ行ってただけだよ?」
「そっか。……大丈夫?」
「え?何が?」
紺野はまぶたを指差した。
「目。腫れてるよ」
「え………」
鏡を見なかったので気付かなかったけれど、確かにまぶたの辺りがぴりぴりと痛む。
「目薬貸そうか?」
「あ…いや大丈夫だよ。」
「そう?じゃあ、気をつけてね。」
紺野は遠くへと歩いていった。
先には、石川と新垣がいた。
「あ、タンポポの撮影か。」
――私も、もうすぐプッチモニの1員になる……でも……―――――
―――………保田さんがいないと嬉しくない………。――――――
3 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月10日(木)23時32分32秒
やすおがですか?
期待して待ってます!
4 名前:名無し 投稿日:2002年10月11日(金)17時11分14秒
小川が楽屋の扉を、そこには吉澤が座っていた。
「あ、こんにちわ。」
「おっ?まこっちゃん!ウィーッス!!」
「うぃ…ウィー…っす………。」
小川はそっと座る。
「あ、そうだっ」
「はっはい?」
「新生プッチモニ、決定おめでとう!!一緒に頑張ろうね♪」
「あ…はっはい……。」
小川は思わず下を向く。
「…?どしたの?」
「あ…あの……吉澤先輩……。」
「ヨッスィーで良いよ!」
「え…じゃっじゃあ、ヨッスィー先輩……」
「なぁに?」
「その…プッチモニ…突然一気新装しちゃいましたが……。」
「うん。あたしはそのままで、まこっちゃんとアヤカが入るよね。」
「その事で…先輩はさみしくないんですか?」
「ん?何が?」
「後藤先輩がいなくなる事……さみしくないんですか?」
「っ……え…………?」
吉澤は黙り込んだ。
5 名前:名無し 投稿日:2002年10月11日(金)17時17分02秒
あぁ!!誤字発見!!すみませんすみません!!!
おぉ!!感想発見!!ありがとうございますありがとうございます!!!
6 名前:名無し 投稿日:2002年10月15日(火)08時12分38秒
「だって先輩、後藤先輩とすごく仲良かったじゃないですか。私が入隊する前から、テレビ越しに仲良いなあって思ってたんですよ。」
「…あのね。本当はね……」
「はい?」
吉澤は突如下を向く。
「先輩…?」
「本当は、すっごく寂しい。」
吉澤の声は震えていた。
「先輩……?」
「寂しいけど…寂しいけど、でもそれをストレートにごっちんに言うと、ごっちんに迷惑かけるから……。」
「先輩…………。」
――ますます自分が恥ずかしくなった。そうだ、悲しめば悲しむほど保田先輩に迷惑がかかるんだ。―――
「…吉澤先輩……ちゃんと後藤先輩の事思ってるから…だから口に出さないんですね…私なんか保田先輩の事ちゃんと考えずに…だから先輩に迷惑かかっちゃって……」
すると、吉澤は顔をあげて小川を見た。
「それは違うよ」
「え?」
「私は臆病で…ごっちんが悲しがるのを見るのが恐くって…だから素直に言えないだけだよ。素直に気持ちが伝えられるまこっちゃんはすごいよ。」
「………ありがとうございます。」
小川は吉澤に軽く会釈した。
7 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月24日(木)14時57分52秒
よっすぃ〜…せつない…(ノ_<。)
8 名前:ぬぁぬあすぃ 投稿日:2002年12月11日(水)17時40分55秒
期待して↑
9 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月29日(日)19時46分50秒
同じく
10 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月08日(土)21時55分17秒
待ってます

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