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いちーちゃん・ごっちん・よっすぃ

1 名前:きいろ 投稿日:2002年10月14日(月)12時08分21秒

どうも、後藤の脱退からのショックから未だに立ち直れなさそうな作者です。
なので、とゆうわけでもないのですが、ごまを挟んでの話を書いてみたくなりました!

成り行きで書いているので更新は少なめ&遅いです。
こんな作品でも読んでいただけるのなら読んでみてください。


それでは始めます・・・
2 名前:市井暴走 投稿日:2002年10月14日(月)12時17分12秒


   「市井ちゃん、やだっ!やめてよぉっ」


   「は?なんで?」




ここはソロになった市井紗耶香の楽屋。

同じくソロになった後藤が、たまたま出演日が重なったので楽屋に遊びに来ただけだった・・・




「いやっ、市井ちゃん、待って、待って・・・・・・やぁっ・・・!」

「・・・後藤の乳首、ピンクなんだ・・・かわいいなぁ」

「・・・・・・うぅ〜っ・・・・・・なんで・・・こんな事・・・」

「・・・誘ったのは後藤じゃん?」



   (誘ってなんかないよっ!市井ちゃんがなんかおかしいよ〜〜)
3 名前:市井暴走 投稿日:2002年10月14日(月)12時24分07秒

今の後藤の格好は、『手を握って歩きたい』のピンク色をした服だった。

後藤はこれからすぐ、歌番組の収録があるので、すでにステージ衣装を着終わった状態で市井の楽屋にちょっと立ち寄っただけであった




「こんな可愛い格好してさ、急に楽屋入ってきてキスしてきたら
誰だってそーゆう気分になるでしょーが!」

「ちがっ! あ、あのキスはモーニングにいた頃の軽いノリで挨拶代わりにやっただけだよ〜!!」


「ふ〜ん・・・ま、どっちでもいいけどね。どっちにしても・・・市井はやるからね 」

「あの、えっと・・・・・・?市井ちゃん、それはどういう・・・」


    「後藤、頂くわ」
4 名前:市井暴走 投稿日:2002年10月14日(月)14時01分34秒

「・・・・・・・・・やっ!」
次の瞬間、後藤の座っていたソファーが、ギシっと大きく軋んだ。
徐々に後藤への距離をちぢめていた市井が、一気に後藤の上へのしかかってきたのだ。
「市井ちゃん、やめてってばっ!」
「黙って」

ソファーに押し倒された状態のまま、後藤が張り詰めた瞳のまま市井を見つめる。
後藤の両手はすでにがっちりと市井に押さえられていた。まさに、一瞬の間に・・

「いちーちゃん・・・痛いよ・・離してよぉ・・・」
「やだよ、離したら後藤逃げちゃうじゃん」
逃げるも何も、体の上に市井がのっかっているので身動きもできない状態なのだが。
「・・・・こんな事する人、市井ちゃんじゃない!!」
後藤は目に涙をいっぱいに溜めて、上目遣いに市井の顔を睨んだ
「ほら・・・その顔がいけないんだよ」
「・・・??」
「そんな顔すると・・・・・犯したくなるでしょ!」

5 名前:市井暴走 投稿日:2002年10月14日(月)14時11分31秒

声を上げる暇も無く、後藤の唇を市井が塞いだ。すぐに市井の舌が後藤の中に侵入して、互いの舌が絡み合う
「・・・ん・・・・・・んぅ・・・っ・・・」
後藤が苦しそうに何度ももがくが、市井はそれをまったく気にしないように更に口付けを深いものに変えてゆく

「・・・・はぁ・・・」
市井が唇を離すと、透明な糸が二人の唇の間に架かった
「後藤の唇、すっげぇやわらかいね」
「・・・・」
「後藤??」
「・・・・・・・嫌い」


「市井ちゃんなんか、だいっきらいっっ!!!」
6 名前:市井 投稿日:2002年10月14日(月)14時23分04秒

「市井は好きだけど?」
けろっとした顔で何事もなかったかのように話す市井を見て、
くやしくなった後藤は何度も市井の胸を叩きながら泣いた。
「やだっていってるのに、なんでするの!?みんな・・・みんな後藤の気持ちなんか関係なしにやるんだからぁ!!泣いたって止めてくれないし、自分の欲求だけで・・・・・後藤の気持ちは・・・・」
泣きながら話す後藤にちょっと戸惑った市井は
「な、なんの話??みんなって誰さ!」
そう聞いてみても、後藤は『嫌だ・・・・嫌だ・・・・』と繰り返すだけでなにも答えてはくれなかった。
「いいかげん、教えてくれないとまたチューしちゃうよ?」
タコのような口をどんどん後藤の顔に近づけてゆく
「・・・・やっ!!分かったからやめて!!」
「よろしい」




事の全てを聞いた市井は、ある楽屋に向けてとんでもないスピードで廊下を駆け抜けていった。


7 名前:何だって? 投稿日:2002年10月14日(月)14時33分30秒

       「  吉澤ああぁぁっ!!!  」


 ドカ!!!

モーニング娘。の楽屋の前で止まった市井は、ドアを足で乱暴に蹴り開け叫んだ
「・・・なんですか?うるさいなぁ」
そう答えたのは楽屋の椅子に座ってベーグルを食べている最中の、呼ばれた本人、吉澤ひとみだった
「うるさいじゃないだろ?おまえ・・・・後藤に何をしたっ?!!」
自分の事を完全に棚に上げている言い方である。本人はまったくといっていいほど自覚していない・・・
「あぁ・・・あの事ですか。何で市井さんが知ってるんですか?」
「後藤から聞いたんだよ、最低なやつめ・・・っ!」
「ふ〜ん・・・それで?」

「おまえ・・後藤の事すきなのかよ?」
「市井さんと同じ気持ちです」


8 名前:市井 投稿日:2002年10月14日(月)14時41分58秒

「なっ・・・!おまえいつから気づいてたんだ!?」
「ごっちんが卒業する、最後のTV生出演の時ですよ・・・市井さん、終わった後ごっちんと話してましたよね」
「お・・・おぅ、それがどうした!!」
市井は興奮したりあせったりすると、妙に男言葉になる癖がある。

「私、二人がキスしてる所見ちゃったんですよ」
「・・・・」
(まじかよっ!)
「ごっちんはふざけ半分、冗談半分だったんでしょうけど・・・市井さんのあの反応見てれば誰でも気づきますって」

たしかに、あのときの市井の顔は自分でもわかるくらい紅潮しきっていた。
後藤に「真っ赤だよ〜はあとはあと」と言われて「うるせー!!」と言いつつも、照れまくっている自分があった。

あの時から、市井は後藤を意識し始めたのだろうか・・・・
9 名前:なんだって? 投稿日:2002年10月14日(月)14時51分14秒

「ごっちんは、市井さんが卒業してからもずっと市井さんの話ばかりしていましたよ」
「あ、あいつは市井が卒業するまでずーっと市井離れしなかったからな」

「はっきり言って、そ〜とぉ〜うざかった」

「は?」
吉澤の口からでてきた突然の言葉にどう反応していいかわからず、ポカンと口を開けたまま、しばらく呆然としてしまった。

「なんでごっちんはそんなに市井さんの話ばかりしたがるのか、よくわからなかったんですよ、最初は。」
「???」
「私が傍にいるのに・・・毎日といっていいほど、夜ベットの中で泣いてました」
「何・・・なにが言いたいんだよ・・・」
「私がいくらごっちんの事好きでいても、ごっちんの心の中にはいつも市井さんがいたんですよ!!」

10 名前:なんだって? 投稿日:2002年10月14日(月)15時01分17秒

「・・・・・」
(何言ってんだこいつは・・・・・)

「言っておきますけど、これは直接ごっちんの口から聞いた事もありますから、嘘じゃないですよ」
「じゃ、じゃあ・・・っ!!」
(市井と後藤は両思い・・・・)

「まぁこれは昔の話ですけど。」
(何だって!!??)
「今は私と付き合ってますから」
「な、なんで?」
(後藤は市井のことが好きなんだろ??)
「もう市井さんの事なんか、ごっちんはどうも思っていませんよ」
「で・・・でも・・・」



  沈黙



「でも、なんですか?」
「ごとーは・・・・おまえとの・・・・嫌がってたぞ・・・無理やりだって・・」
その瞬間、吉澤の瞳が氷のように冷たくなっていったのを市井は見逃さなかった。
「・・・照れてるんですよ、ごっちんは・・・」
(違う!!こいつ、なんか様子がおかしい!!)
「ちょっと・・・失礼します・・」
「・・お、おいっ!!ちょっと待てよ!」


市井の言葉も聞かずに、吉澤はふらっと楽屋から出て行ってしまった
11 名前:なんだって? 投稿日:2002年10月14日(月)15時08分29秒

市井が楽屋に戻ると、もう後藤の姿は無かった

「ま・・・あたりまえか・・収録に行ったんだろうな・・・」
(今考えてみると、市井も後藤に最悪な事したんじゃないか・・・・馬鹿だ・・・・)
「・・・後で謝りに行こう・・・」



しかし、次の日の新聞にはこう大きく載っていた






      【【元モーニング娘、後藤真希(17)失踪か!!?】】
12 名前:作者 投稿日:2002年10月14日(月)15時10分51秒

自分でも意味不明な感じです・・・(泣)

つまり、後藤を取り合う、市井と吉澤の話です。
何かご意見、ご感想があれば何でも言ってくださいね!!
13 名前:TRUE 投稿日:2002年10月14日(月)16時08分22秒
同じ銀板同時、ファイトっス!
14 名前:96の名無し 投稿日:2002年10月14日(月)18時32分44秒
 うぅ〜。早速エロですね。しかも、私の好きなよしごま、いちごまで
最高です。ごっちんが失踪で早くも凄い展開になってますね。
 私は、どちらかというとよしごま派ですが、ここの吉澤さん黒いです
ね・・・。よしごま、いちごま、どちらにしてもハッピーエンドを期待
してます。作者さん、頑張って下さい。
15 名前:名無し読者 投稿日:2002年10月14日(月)22時06分53秒
ちゃむ!ごっちんを救うんだ!!
16 名前:和尚 投稿日:2002年10月16日(水)00時36分47秒
速い展開でドキドキしてます。
続きが物凄く気になります。
頑張ってください!!
17 名前:和尚 投稿日:2002年10月16日(水)00時38分15秒
やってしまいました・・・
18 名前:きいろ 投稿日:2002年10月16日(水)18時40分02秒

また、少しばかりですが更新させていただきます。


レス有難うございます!

13< TRUEさん

おぉ!読んでくださいましたか。同じ銀板のTRUEさんの作品読ませて頂きました!
すごく良かったです。今度レスしてもいいですか?応援してます・・・

14< 96の名無しさん

レス有難うございます!!はい、さっそくちょいエロで書きました・・・
市井と吉澤の男前コンビに挟まれる後藤って、一回でもいいから書いてみたかったんですよ。
多分、ハッピーエンドで終わると思います。(自分で書いておいて謎)

15< 名無し読者さん

・・・ちゃむ!?・・は、はい!きっと後藤は救われるでしょう。
ここの吉澤ちょっと黒くなっちゃいました・・・・
市井が後藤を助ける方向になりますね、このままだと・・・
また、レスを頂けると嬉しいです。

16・17< 和尚さん

気にしないでください。作者はsageでもageでも構わないんで・・・
それよりも、レスを頂けたのがとても嬉しいです。有難うございます。(感激)









19 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)18時52分10秒

   ワイワイガヤガヤ・・・


『先ほど入りましたニュースによりますと、人気アイドル 元モーニング娘の後藤真希さん(17)の行方が二日前からわからなくなっているそうです。』


ーーーーーーーー♪ 詳しくはCMの後!!




     ブツッ



   「まじかよぉ・・・・」


市井はTVのリモコンを力いっぱい握り締めたまま俯いた。。

 〔 ついさっきまで話してたと思ったら・・・あの日からもう二日かぁ・・
   いいかげん、そろそろ見つかんないとやばいんじゃないか!? 〕

この知らせを聞いた市井は、すぐさま後藤の携帯に電話をかけたが繋がらず、電源は入っていないようだった。
実家にも連絡したが帰っていないそうだ

市井は次の日も、忙しいスケジュールの間をぬって、思い当たる所を色々な手段を使って調べつくしてみたが、

   結果は全滅

 もう・・・・あれから何も手がかりが掴めていない。


   ( ・・・警察は何やってんだよっ!! )
20 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)18時56分45秒



「やっぱり、私が無理やりあんな事したから・・やんなってどこかに逃げちゃったのかな・・・」


  ( 後藤がいなかったら、謝る事もできねーよっ )


 半ばキレ気味の市井の頭の中に、 フト 嫌な予感がした・・・・


  「・・・まてよ?」

ーーーーーーー急激に、市井の体に嫌な汗が背中をつたった・・・・
21 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時10分27秒


  「ま、まさかな・・・・吉澤・・・・なんてこと・・」


部屋の、その辺に落ちていたジャケットを体に羽織り 市井は家を飛び出した


   「そんなわけない・・・そんなわけないって言ってくれよ!神様!!」



  たしかにあの日の吉澤は変だった。

矢口によると、市井が帰った後も3時間程 どこかにフラッと行ってしまったらしく、取材が遅れて怒って記者の人は帰ってしまった。

その後、圭ちゃんに呼び出されてこっぴどく怒られたらしいが、吉澤はその表情を一瞬も崩さなかったようだ・・

ーーーーー市井が見た、冷たい目のまま・・・−−−−−−

はっきりいって、本気で怒ってる圭ちゃんの説教は ほんっっきで怖い。(過去 経験済み)
そんじょそこらにいる普通の少女だったら、一発で泣いてしまうだろう・・・
吉澤も中々肝の据わってるやつだな、とは思ったけど それとこれとは話が別。

22 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時12分54秒


(その時のよっすぃーの顔があまりにも冷酷だったから、逆に圭ちゃんが泣かされそうになったって・・・どうかしたのかな・・・よっすぃー )


・・・あいかわらず、後輩想いないい奴なんだね・・・矢口は・・・・


  でも、もしかしたら その可愛い後輩の吉澤は・・・・

23 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時17分05秒

 吉澤は、後藤が失踪したという知らせを聞いても TVのコメントで泣きもせず、マスコミに冷静に対応していたらしい。
  他のメンバーは涙をながしてぐしゃぐしゃになっているというのに・・・・


COOL−−−−−−−−−−ーーーそんな言葉じゃ済まされない



   あの日に、きっと何かおかしい事をやらかしたに違いないっ!!!


24 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時21分29秒


  ピーーンポーーン♪


はーはー と荒い息を整えながら、何駅か先にある意外と近い・・吉澤の家までやってきた。
 そしてしばらくすると、やけに低い声がインターホンの先から聞こえてきた


   『・・はい?』

   「・・・・・・吉澤ぁ?」


   『・・・・・』


   「でてこいよ」


25 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時26分50秒

  『市井さん、ですよね?』


   「おう」


 「ちょっと待って下さい」と言って、インターホンの先から何か、ゴソゴソと音がしてきた。



   (何、やってんだ?片づけるにしちゃ・・・遅すぎない??)



   「・・・・お待たせしました・・」

 カチャッという音がして パーカー姿の吉澤が出てきた。




    「あのさ、後藤のことなんだけど・・・」


     「ごっちんの話だったら、今はもうしたくありません」


    「ま、そこをなんとか!」





    「・・帰ってください」
26 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)19時32分26秒


   「・・失踪とかいって色々ショックだろうけどよ・・・ちょっと聞きたい事あんだよ」



 う〜ん と吉澤が考えている間に、近所のおばちゃんやら女子高校生やらがたくさん集まってきた。
男前キャラの二人が一緒にいると、いやがおうにも注目を集めてしまうらしい・・・

更に集まってきた女子高校生なんかは「かっこいーー!」 「こっち見て〜!!」
などと キャーキャー叫びだし始めた。

  しょうがない という感じに、頭をめんどくさそうに掻いて

  
   「入ってください」


  と吉澤が言った。

27 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)20時57分07秒


中は、すべてフローリングのシンプルな2DKの部屋だった。


   「どうぞ」


適当にソファーに腰掛けた市井に、吉澤は冷蔵庫から麦茶を出し、コップについで差し出した


   「・・・どーも・・・」


  ( なんか・・見たところ、後藤を監禁できるような場所じゃねーなぁ )


 チラチラと色んな所に、気づかれないように視線を配る・・



そう、市井は吉澤が後藤を愛するあまり 後藤を独り占めしたくなって部屋に監禁したんじゃないか、と考えていた。
28 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時01分43秒


  「・・・で?ごっちんの話ってなんですか?」


   
   「わ、わるい ちょっとトイレ借りていいか?」


    「どうぞ・・廊下歩いて、すぐ右にありますから。」



      「ありがと」



 吉澤の玄関にあがった際に、廊下を歩いている途中にある一つの部屋。
  そこの部屋のドアが閉まっていたことに気になった市井は、ひそかに「そこを調べてみよう」
 と思っていた。



   ( ・・・さ〜て、どうやって調べようか・・・ )
29 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時02分25秒





 -------------------市井ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー

30 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時05分34秒



    「ごとぉっ!!?」


  バンッ!!!


市井の耳に かすかに後藤の声が聞こえたような気がしてーーーーーーーーーーーーー

そう思った途端に体は その部屋のドアを力いっぱい蹴り開けていた・・・





  ・・・・そこには市井の愛する後藤の姿が・・・・




    「おいおい 大丈夫かっ!!?」
31 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時08分56秒


   ・・・・・しかし、よく見てみると 市井が見た後藤は・・・





   「どうかしたんですか!?・・・あ、それ この前のハロモ二出演した時
    あったごっちんの等身大パネル、貰ってきたんですよ。・・・びっくりしました?」



  へなへなとその場に座り込む。

 市井の体に入っていた緊張と力が一気に抜け落ちていった


32 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時13分42秒


   「かってに入ったりして・・・すまなかったな。」


   「いいえ」

 
   「トイレ借りたら、市井・・・もう帰るから・・・・」


   「あ、はい・・・」



結局、市井は何をしに来たのかーーーー少し不満そうな顔で吉澤は言ったが、すぐにいつも通りの顔に戻り スタスタとリビングの方へと歩いていった。。。



   ・・・後藤・・・・後藤・・・・



  おまえ、一体今どこにいるんだよ?
33 名前:失踪? 投稿日:2002年10月16日(水)21時18分36秒




   「・・ふぅ、やっぱ吉澤の家はハズレかな・・・・」


外に出た市井は、「さすがに あいつもそんな事はしないか・・・」と、半分ホッとしたような表情で眩いた




  時刻はすっかり夜である





   −−−−その頃の吉澤宅内−−−−−









      「・・・・クスッ ごっちん、平気??」



      「 ・・・・む・・・・・・うぅ・・・・・っ 」
34 名前:きいろ 投稿日:2002年10月16日(水)21時21分39秒

ーーーーーーーーーーーはい、ここまでにします。

なんか、吉澤が怖い・・・

どんどん自分の書きたいものと違う方向に進みつつありますが、最後は必ずハッピーエンドにしたいです。。

また、何か感想でもございましたら言って下さい・・・
35 名前:96の名無し 投稿日:2002年10月16日(水)23時56分10秒
 怖いですね〜。黒よっすぃー、うまくごっちんを隠しましたね。市井ちゃんが
ごっちんの声を感じることができたのも、すごいと思いました。ところで、いち
ごまですか?
 すごく続き期待してます。頑張って下さい!
36 名前:TRUE 投稿日:2002年10月17日(木)17時24分04秒
レスしまくっちゃってください(笑
いいですよー、この作品も(^○^)
自分の作品はまだまだだめっス。
37 名前:真夜中 投稿日:2002年10月25日(金)18時26分34秒

 
 「今、ロープ解くからね。」




 しゅるるっ



「・・・ぷはっ!!! 一体何やってんのさ!よしこは後藤を監禁して何が楽しいの!?
ねえ・・・・なんで笑ってるの!!なんか答えてよぉ!」



「ごっちん・・・私だってこんな事したくはないんだ。でもね・・・・
市井さんがいけないんだよ。私のごっちんに手を出そうとしたから、おしおきしなきゃさぁ・・・
それまでごっちんはここから出さないから。・・・ごめんね・・・」



「な、なにがごめんなの!?なんでもいいからここから出して!!いちいーちゃ・・・!」



「それ以上・・・言ったら・・・・・」



助けを呼ぼうとした後藤の口が、あっという間に吉澤の唇で塞がれた。




「・・・うぅ・・・!・・・んぅ・・・・っ」





「・・・・・許さないから。」


唇を離し、
そう言った吉澤の目は・・・・氷のように冷たく光っていた。




   がちゃ!



「・・・痛っ!」



「じゃあ、いつもの・・・やる?」

「い・・いつもの??」




「やりたくないの?」




38 名前:真夜中 投稿日:2002年10月25日(金)18時36分09秒


「ここ・・・触って欲しいでしょ?ごっちん。」



吉澤の手が、後藤の太もも辺りまで伸びてきた。
瞬間、後藤は体をびくっ!と強張らせる


「・・・や・・・やぁ・・・っ!!!」

立っている後藤は足を内股にし、吉澤の手が入らないように抵抗するが
両手をまだロープで縛られているので完全には拒否できない。

後藤の努力も虚しくあっさりと内股を割って、吉澤の手が侵入してきた
そして、吉澤の体を触るテクニックで、どんどん後藤の体は火照っていく。



(・・・うぅ・・このままじゃ・・また、やられる!!・・・ぁあっ!!!)



今の後藤は、押し寄せる快感の波に耐えながらも、なんとか理性を保っていた。
39 名前:和尚 投稿日:2002年10月27日(日)22時58分06秒
吉澤さんが凄い怖いです。
読んでて寒気がおきました。
市井さん早く後藤さんを見つけて下さい!
吉澤さんが怖いけど、楽しみにしてます。
40 名前:まめ大福 投稿日:2002年11月20日(水)11時17分36秒
更新楽しみに待ってますが…。
41 名前:ある夜 投稿日:2002年11月20日(水)20時07分35秒


ピーンポーン・・・


「?」


「誰だよ・・・こんな時間に。」


吉澤はこれからって時に邪魔が入り少々機嫌を悪くして後藤の体を離した。
玄関から後藤の姿が見えないように隠し、自分は鳴り止まないインターホンを押す人物が誰かソッと覗き穴から見た。

ーーーーすると、そこに立っていた人物とは・・・







「り・・梨華ちゃん?」


玄関の前に可愛らしく立っている女の子は、寒いせいか足を内股にすり寄せながらドアの開くことを待っていた。
吉澤は焦った。「もし、後藤の事がばれたらどうするか」
市井と同様に後藤を風呂場の中に口をテープで止めて入れればいいのだが、今の後藤に大声を出されずに風呂場まで移動するのは無理であろう・・・
万が一それで外にいる石川の耳に届いたら、私は捕まってしまい、もう後藤とも会えなくなってしまう。




さて、じゃあどうこの場を切り抜けるか・・・

とりあえず石川が帰るのを待ち、居留守を使ってみるのだが石川は諦めて帰ろうとせずドアの前に座り込んでしまった。
42 名前:吉澤ひと休み 投稿日:2002年11月22日(金)00時41分35秒
更新キターーーーーーー(・∀・)ーーーーーーー!!

梨華ちゃんキターーーーーーー(・∀・)ーーーーーーー!!

焦るよしこキターーーーーーーー(・∀・)ーーーーーーーー!!

がんがってください!!

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