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1 名前:名無しですよ 投稿日:2002年11月06日(水)00時28分51秒
色々と小説を読んでいたら自分も書きたくなってきました。
短いものしか書けないと思います。よろしくお願いします。
2 名前:夏祭りわっしょい! 投稿日:2002年11月06日(水)00時30分19秒
 今日は後藤の家で勉強会。もちろん、いちーちゃんと2人っきり♪
 只今の時刻は午後3時。え〜と、1時くらいから始めたから・・・2時間か。
 勉強嫌いのいちーちゃんにしてはがんばった方かな。

「・・・・・・・・」

 いちーちゃんはさっきから、問題集とにらめっこ。しかめっ面もかっこいいなぁ・・
 ・・・んあ!そーじゃなくて!・・・でも、見惚れちゃうなぁ・・。

「後藤!祭り行こ!祭り!」

「んあっ!?」

 いちーちゃんは問題集をバタンッと閉じ、あたしの方を見た。・・目の中で炎が燃えてる・・。
 恐いなぁ・・何か・・気合満ちてるよ?
3 名前:夏祭りわっしょい! 投稿日:2002年11月06日(水)00時31分53秒
「祭りって・・・何の?」

 知ってるけど、確認のため聞いてみる。

「何のってお前、そりゃ七夕祭りに決まってんじゃん」
            
 いちーちゃんは笑顔で親指を立てた。笑顔がすっごい眩しくて惚れ直しちゃいそう・・・。
 ・・いちーちゃんごとーの気持ち知らないんだろうなぁ。だからお祭り行きたくないなぁ。
 だって・・悲しいもんね・・・。それに今までだって断ってきたし、今年も行かなくて済むよね。

「七夕祭りって確か4日後にある・・・」

「そうそう!」

「いちーちゃん・・・その次の日期末テストだよ?」

「うん。知ってる。だから今までどうするか考えてた」
4 名前:夏祭りわっしょい! 投稿日:2002年11月06日(水)00時33分05秒
 あぁ、さっきは問題集とにらめっこしてたんじゃなくて、テスト優先かお祭り優先
 か悩んでたんだね・・問題集持って・・いちーちゃんらしいや・・。

「考えた結果がお祭り?」

「うん」

「1人で行って来てね」

「えぇぇぇぇぇぇっ!?何で?!一緒に行かないの?!」

「だって、次の日テストでしょ?べんきょーしなきゃね」

「んなのやんなくてもいーじゃん」

「全っ然よくない!ごとーは勉強するから行かないよ」

「えぇぇ・・・」

 いちーちゃんは眉毛を8の字に曲げている。・・かわいい・・んあ!そーじゃなくて!
5 名前:夏祭りわっしょい! 投稿日:2002年11月06日(水)00時33分37秒
「・・・・・・・・」

 こーゆー時は無視に限る!うん!

「祭り・・・行こーよー・・」

「・・・・・・・・」

「市井は後藤とお祭り行きたい。1人で行きたくない。後藤と一緒にわたがし食べたい
 たこ焼きも食べたい。ラムネも飲みたい。」

 あうぅ・・ごとーも行きたい・・でも両思いになってから行きたいな・・。
 一生ならないだろうけど。

「もう!1人で行けばいいって言ってるじゃんかぁ!」

「ヤダ。1人で天の川見たって意味無い」

「え・・・」 
6 名前:夏祭りわっしょい! 投稿日:2002年11月06日(水)00時40分43秒
「・・・言いたいことがあるからさ、その・・一緒にお祭り行こ?」

 いちーちゃんは照れくさそうに頭をポリポリ掻いている。

「・・・うん!行く!」

 なぜか涙が溢れてきた。これが嬉し涙っていうのかなぁ。
 いちーちゃんはギュッって抱きしめてくれた。

「いちーちゃん」

「うん?」

「七夕祭りの言い伝え知ってる?」

「知らない・・知ってるけど」

「愛し合う2人が天の川を一緒に見れたら、ずぅっと一緒にいられるんだって」

「・・・・」

「顔赤いよ?いちーちゃん」

「ばっ、赤くねーよ!」

「あっは!・・・・いちーちゃん・・」

「何だよ」

「晴れるといいね」 



 〜fin〜
7 名前:名無しですよ 投稿日:2002年11月06日(水)00時45分10秒
う〜ん・・意味分からん!みたいな。ってか短っ・・・ううう。
いいもん!別に!けっ!(暴走中)
(〜^◇^)<そーゆーことで、更新終了だよ!キャハハ!
8 名前:リエット 投稿日:2002年11月12日(火)01時12分50秒
へたれな市井ちゃん最高です(^^:
次は続編でしょうか。それとも新作?
楽しみにしてます!
9 名前:名無しですよ 投稿日:2002年12月05日(木)00時46分34秒
>>8 リエットさん
 レスありがとうございます。え〜と、次は新作です。はい。
10 名前:雨降り娘。 投稿日:2002年12月05日(木)00時47分53秒

 学校の窓から、ぼんやりと外を眺める。空はどんよりと曇っていて。
 そこから地面に向けて、雨がザーザーと降り注いでいて。
 それはまるで大粒の涙を流しているかのようで。


 …―――アイツ泣いてんのかな…んなわけないか。



 そう、雨が三日連続で降った日だった。あたしはその時あの泣き虫と出逢ったんだ。

11 名前:雨降り娘。 投稿日:2002年12月05日(木)00時49分02秒

 バシャッ

 冷たい雨が降り続ける中、濁るアスファルトの上をあたしは必死の思いで走っていた。
 雨宿りをする場所をで探してみるけど、全然見つからない。

 (なんだよ!天気予報ハズれてんじゃんか!) 

 確か、天気予報のお姉さんは晴れるって言ってた……よーな気がする。
 あれっ?雨って言ってたっけ?ん〜…。

 どーでもいいことを考えながら走り続ける。その時、あたしの視界にあるものが
 入ってきた。


 ――――公園。

12 名前:雨降り娘。 投稿日:2002年12月05日(木)00時49分46秒

 あたしは立ち止まった。なぜかって?なぜなら、公園に女の子がいたから。
 それも紺色の着物(じんべえさん…って言った方がいいのかな?)を着た女の子。
 手を広げ、公園の中をグルグルと走り回っている。

「………」
 あたしはゆっくりとその女の子に近づいていく。なぜかは分からないけど。
 その時、着物を着た女の子は走るのを止めた。あたしの存在に気付いたらしい。

「……見えるんですか?」

「へ?」

「私のこと、見えるんですか?」

「え…あ…まぁ、見えるけど。…なんで?」

「いえ、別に」

 女の子はあたしの顔をじぃっと見ている。…かわいいなぁ…この子…。
 はっ!あたしは何を考えているんだ!アホかあたしは!
 いや、でもこの、いかにもフニフニしてそうなほっぺた…いいなぁ…。
13 名前:雨降り娘。 投稿日:2002年12月05日(木)00時51分24秒

「何て名前なんですか?」

「……あ、えと…市井紗耶香…って、何であたしが名前言わなきゃ…」

「私はあさ美です」

「…はぁ…」

「友達になりましょう」

「はい?!」

 『あさ美』と名乗る女の子は雪のようにフワッと笑った。
 でも、どこか寂しげな表情をしている。

 まるで―――冷たい雨のような。
14 名前:名無しですよ 投稿日:2002年12月05日(木)00時53分36秒
めちゃくちゃ更新した量少ないっすね〜(汗
…気にしない気にしない!
15 名前:リエット 投稿日:2002年12月11日(水)09時52分57秒
いちこんですね!
見たことないcpだ。どうなるんだろう……。
16 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月13日(木)23時23分38秒
ほぜむ
17 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月08日(土)16時32分15秒
ああああああ

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