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手を握って歩こう
- 1 名前:カズヤ 投稿日:2002年11月27日(水)14時28分46秒
- はじめまして!
カズヤといいます。
みなさんの作品を読んで、自分も
書きたくなったので、書かせてもらいます。
よろしくお願いします。
- 2 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)14時31分21秒
- 私は、あなたと出会った時から、好きです・・・。
あなたは、いつも、笑顔で、誰に対しても優しい
そんな、あなたが、大好きです・・・。
- 3 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)14時35分58秒
- 「あさ美ちゃん!先輩達のところに行こう!」
「うん。」
高橋愛ちゃん、私の一番の友達、いわゆる親友ってやつです。
先輩のまわりには、いつものメンバーが揃っていました。
先輩の親友、吉澤ひとみさん=よっすぃ〜、後藤真希さん=ごっちん。
そして、私達と同じ学年の、加護亜衣さん=あいぼん、辻希美さん=のの。
- 4 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)14時43分20秒
- 「ののが、梨華ちゃんのひざの上にすわるのれす!!」
「いや、うちが座る!」
「あいぼんは、よっすぃ〜のところに、すわればイイのれす!」
「んなことしたら、矢口さんに怒られるやろ!」
「あっ・・・・。そうれした。」
「んあ。じゃ〜ごとーが座る。」
「「ダメ〜!!」」
「2人供落ち着いて。う〜ん。手をつなぐのはダメかな。」
2人は、ちょっと納得してないみたいですが。
「イイれすよ。」
「しゃ〜ないな。」
私は、こんなみなさんを、毎日見ています。
- 5 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)14時45分57秒
- 愛ちゃんも、そうみたいです。
そして、愛ちゃんと私は、同じ人を好きになっちゃったみたいなのです。
愛ちゃんの、様子を見ているとわかります。
親友なので、わかるのです。
その人の名前は・・・・
石川梨華さんです。
- 6 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)14時58分22秒
- 「愛ちゃんに、あさ美ちゃん何しとんねん。こっち来いや。」
「うん。」「はい。」
愛ちゃんは、さりげなく先輩のそばにいって、加護さん達と話し始めました。
何か、胸が痛いです。こういうのを、嫉妬というのでしょうか。
- 7 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)15時09分04秒
- 「紺野。」
「何ですか。吉澤さん。」
「ちょっと、こっちきて!」
「はい。」
いったい何がしたいのでしょう。
吉澤さんは、小さい声で話しかけてきました。
「紺野って、梨華ちゃんの事好きでしょ。」
「えっ・・・・!!!」
- 8 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)15時24分13秒
- 「あはは(笑)紺野ってわかりやすいなぁ。」
私は、いつのまにか、顔が真っ赤になっていました。
「しかも、高橋もなんだねぇ。」
「なっ何で、わかるんですか?」
「顔を見てればわかるよ。」
顔ですか・・・。
「だけど、梨華ちゃんは、鈍感だからなぁ。積極的にいったほうがイイよ。」
「はい。」
「あっ!あと、もう1人、ライバルがいるから。」
「えっ!誰なんですか?」
「見ればわかるよ。」
私は、一人一人の顔をじっくり見ました。すると、とても優しい目で、石川さんのことを見ている人がいました。
- 9 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)15時27分36秒
- 私は、ビックリして、おもわず口を、パクパクさせてしまいました。
「あの〜。」
「そうだよ。ごっちんだよ。」
やっぱりそうですか。強敵ですね。
- 10 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年11月27日(水)15時32分39秒
- 「ってか、紺野、金魚みたい!!」
「へっ?」
「紺魚だ!」
「よっ吉澤さん、あの、紺魚ってなんですか?」
「そのままだよ。紺野の、紺。金魚の、魚。それで、紺魚!」
なるほど!あ〜納得してはいけません。このままじゃ、あだ名が、紺魚になってしまいます。
「ダメ?」
「・・・ダメですね。」
「イイと思ったのに。」
「2人で、何話してるのれすか?」
辻さん、いつもまに・・・。
そうして、いつものように、昼休みが終了しました。
- 11 名前:カズヤ 投稿日:2002年11月27日(水)15時34分02秒
- こんな感じです。
よろしくお願いします。
- 12 名前: 投稿日:2002年11月27日(水)17時50分19秒
- いいですね。面白そうです。
頑張ってください。
- 13 名前:名無し蒼 投稿日:2002年11月27日(水)22時50分32秒
- もてもてですな〜(w
ほんわかしてるっぽくて続きが楽しみです
頑張ってください
- 14 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月02日(月)20時40分40秒
- そして、放課後。
前に図書委員の子が転校してしまい、私が、ジャンケンで負けてしまい、変わりになることになりました。
(はぁ〜。ついてないです。あれっ!あの後姿は、石川さん。どこに行くんだろ?でも、この先は、図書室しか・・・ないはずです。もしかして、やっぱり!石川さん委員なのかな。変わりにやれて良かったかもしれない。)
- 15 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月02日(月)20時47分43秒
- ガラッ!
「あれ?紺野!どうしたの、本借りに来たの?」
「あっあの、委員の仕事をしにきたんです。」
「あ〜あの子転校しちゃったもんね。でも、紺野で良かった。」
「えっ?」
「私、人見知りしちゃうんだ。あの子とも、少ししか話せなから、紺野で良かったなって思ったの。」
「わっ私も!石川さんとやれて嬉しいです・・・。」
「良かった。じゃぁ、仕事内容教えるね。」
「はい。」
石川さんの笑顔を見ると、なんかやる気がわいてきます!
私は、あなたの事が、どんどん好きななっています。
- 16 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月02日(月)20時51分41秒
- 仕事内容を教えてもらい、何もすることがなくなってしまいました。
「あの、あまり人来ないんですね。」
「うん。みんな興味ないみたい。」
「本は、おもしろいのに・・・。」
「私も好きだよ。紺野との、共通点ができたね。」
「えっ・・・はい!」
ほんわかしたムードになったとき・・・。
- 17 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月02日(月)20時55分12秒
- 「梨華ちゃ〜ん!本返しに来たよぉ〜!」「石川!矢口もいるゾ〜!」
「よっすぃ〜に、矢口さん静かにしてくださいっ!」
「誰もいないから、いいじゃん!」
吉澤さん=本?ありえない気がするのは、私だけでしょうか?
「紺野、ウチが本を読むなんて、ありえないと思ったね!」
「・・・はい・・・。」
「正直だから、教えてあげよう!」
「ハイ。」
- 18 名前:カズヤ 投稿日:2002年12月02日(月)20時56分13秒
- 少し更新しました。
また、夜中更新します。
レスの返事は、その時にします!
- 19 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月23日(月)02時29分47秒
- まだですか?
- 20 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月27日(金)19時49分21秒
- 「ウチ、矢口さんと付き合う前、梨華ちゃんの事好きだったんだよね。そんで、梨華ちゃんが図書委員だったから、毎週図書室に通って本借りて、読んで感想を話してたんだ。梨華ちゃんって、本好きだから、本の話しすると嬉しそうなんだよね。だから、読みまくってたわけだよ。まぁ、けっきょく振られちゃったけどね。」
「そうなんですか。」
「それで、矢口が、よっすぃ〜の事慰めてたのがきっかけで、付き合い始めたんだよね!」
「はい!」
そして、吉澤さん達は、本を探しに行きました。
「私って鈍感なんだよ。」
- 21 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月27日(金)19時56分23秒
- 「そんなことないですよ。」
「ううん。親友で、ずっと一緒にいたのに、気づかないなんておかしいよ。よっすぃ〜の事傷つけちゃった。」
「吉澤さんは、そんな石川さんが好きだったんだと思いますよ。鈍感な石川さんが好きだったんですよ。」
「紺野・・・。ありがとね。」
私も、そんな石川さんが好きです。いつか、この気持ち言えるといいな・・・。
「紺野は、優しいね。」
「そうですか?」
「うん。紺野と、こんなに話したの初めてだよね。また、話そうね。」
「はい!」
- 22 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月27日(金)20時01分22秒
- 一方、こちらの二人は・・・・。
「ねぇ、よっすぃ〜あの二人いい感じじゃない!」
「そうですね。でも、もっと紺野が積極的にいけばいいのに。」
「ってことは、紺野は石川が好きなんだね。」
「はい。・・・・・あっ!」
「まぁ、いいじゃないの。」
「はぁ。」
「あの、のんびりした雰囲気って良くない?見てると自然に笑顔になっちゃうよ。」
「そうかもしれないですね。」
「矢口達は、見守ってよう。」
「はい。」
- 23 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月27日(金)20時07分01秒
- 「紺野、もう帰ろうか。」
「そうですね。」
一緒に帰りたいな。でも、断られちゃうかな。
「紺野、一緒に帰ろうか!」
「えっ・・・!」
「ダメかな。」
「いえ、ダメじゃないです!嬉しいです。」
- 24 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月27日(金)20時11分05秒
- 「今日は寒いね。」
「そうですね。しゃべると、白い息がでてきます。」
「・・・・手つなごうか。」
驚きすぎて。口を金魚みたく、パクパクしてしまいました。
「あはは(笑)金魚みたい!寒いから、手つなごう!」
「はっはい!!」
夢みたいです。大好きな石川さんと、手つなげるなんて!
「暖かいね。」
「はい。」
石川さんの手は、とても暖かいです。
- 25 名前:カズヤ 投稿日:2002年12月27日(金)20時16分54秒
- 更新しました。
読んでくださってくれたみなさん、遅くなってすみませんでした。
期末・講習いろいろ重なってしまって、更新できませんでした。
これから、少しずつ更新していきます。よろしくお願いします。
- 26 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月29日(日)12時05分15秒
- もうお別れの時がきたみたうです・・・。
「紺野の家から、私の家けっこう近いね。家ここから10分ぐらいだよ。」
「そうなんですか!!ビックリです!!」
「う〜ん。私、毎朝1人で行ってるんだ。もしよかったら、一緒に行かない?紺野も、けっこう朝早く学校に行ってるみたいだし。」
「ふぇ!イイんですか?」
「うん!」
「行きたいです!嬉しいです!完璧です!」
はっ!つい興奮してしまいました。でも、朝早めに登校してて良かった。
「じゃぁ、朝迎えにくるね!それじゃ、バイバイ!」
「さようなら!」
完璧です!感動です!
- 27 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)18時15分38秒
- 〜翌朝〜
完璧に寝不足です。緊張と興奮で眠れませんでした。
「紺野〜!」
石川さんが、あの細い腕をブンブン振ってます。
カワイイ・・・・。
「ごめん。待った?」
「ぜんぜん待ってません。石川さんは、完璧です。」
「完璧かぁ。あはは(笑)朝から、おもしろいね!じゃぁ、行こうか。」
石川さんが、私の手を握ってきました。
「寒いから、人が多くなるまでイイ?」
断る理由なんてありません。
「もちろんイイですよ!」
- 28 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)18時19分04秒
- 〜学校に着くと〜
「あさ美ちゃん、今日石川さんと登校したんだ。」
「うん。そうだよ。」
愛ちゃんの表情が怖いです。
「あのさ〜、放課後残れる?話したい事があるんだ。」
「イイよ。」
嫌な予感がします。
- 29 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)18時35分18秒
- 〜放課後〜
「あの〜、愛ちゃん話しって何かな。」
「あのね。私、あさ美ちゃんに秘密にしてた事があるんだ。」
「何?」
「好きな人がいるんだ・・・・。」
こういう場合聞くべきなのでしょうか。
でも、聞きたくない・・・・。
「・・・誰・・なの・・・。」
「石川さんだよ。大好きなんだ。」
「・・そう・・なんだ・・・。」
「あさ美ちゃん、応援してくれるかな?」
えっ・・・。
「私の恋が上手くいくように。」
嫌だよ。私だって好きなのに。
でも、素直じゃない私は・・・・
「・・イイよ・・。」
「良かった!!ありがと。じゃ、一緒に帰ろう?」
「うん。」
- 30 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)18時55分59秒
- 2人で昇降口に行くと、石川さんと後藤さんがいました。
「あっ!紺野一緒に帰ろう!」
横にいる愛ちゃんを見ると、愛ちゃんも、私を見ていました。
「はい。愛ちゃんもイイですか?」
「イイよ。ごっちんもいるし。」
後藤さんを見ると、石川さんの腕にしがみついていました。
4人で帰っていると、私は一番はじっこにいました。石川さんは、後藤さんと愛ちゃんの間で、楽しそうに話しています。
- 31 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)19時01分22秒
- しばらくして、後藤さんと愛ちゃんと別れ、2人になりました。
「紺野、元気ないね。」
「そんなことないですよ・・。」
「嘘ついてるの、バレバレだよ。」
すると、石川さんは、私の手を握ってくれました。
「私、紺野と手つないで歩くの好きだなぁ。」
「何でですか?」
「う〜ん。わからないけど、好き。」
笑顔でわからないなんて言われてもなぁ。
でも・・・
- 32 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)19時06分01秒
- 私も、あなたと手をつないで歩くの好きです。あなたの手は、暖かくて私を包み込んでくれるみたいだから。
「また、明日ね。」
「はい。」
愛ちゃん、ごめん。私やっぱり応援できない。だって、こんなに石川さんの事が、好きなんだもん。親友だけど、これだけは譲れないよ。
- 33 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)19時10分09秒
- そして・・・・
「愛ちゃん、私も、愛ちゃんに秘密にしてることがあるの。」
「何?」
「私、石川さんの事好きなんだ。だから、応援できない。ごめんね。」
愛ちゃん、怒ってるよなぁと思いながら、愛ちゃんを見ると、優しい表情をしていました。
「はぁ〜、知ってたよ。」
へっ?
- 34 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)19時13分18秒
- 「それくらいわかるよ。私達親友じゃん!」
「じゃぁ、何で?」
「意地悪したかったから!」
まるで、子悪魔のような笑顔。やられました・・・。
「これからは、親友でもあり、ライバルでもあるね!」
「そうだね!」
私達は、笑顔でした。やっぱ、友達ってイイですね!
- 35 名前:手を握って歩こう 投稿日:2002年12月30日(月)19時21分02秒
- 〜愛・視点〜
でもね、あさ美ちゃん。
石川さんは、きっとあさ美ちゃんの事好きだと思うよ。
この前帰った時、石川さん、あさ美ちゃんの事気にしてたんだよ。
後藤さんと私が話してるのに、たまに聞いてない時があったんだ。
あさ美ちゃん、石川さんは、まだ自分の気持ちに気づいてないみたいだから、あさ美ちゃん積極的に頑張ってみて。
私も、諦めたわけじゃないけど、応援してるからね。
- 36 名前:カズヤ 投稿日:2002年12月30日(月)19時22分02秒
- 更新しました。
- 37 名前:ぶらぅ 投稿日:2002年12月31日(火)02時30分53秒
- たかはすぃいいやつや〜(泣
続きマータリお待ちしてます。
来年もよろしくれす!
- 38 名前:ROM読者 投稿日:2003年01月01日(水)09時07分47秒
- とても可愛い話ですね。爽やかなタッチが好きです。
- 39 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)16時51分23秒
- 〜その頃〜
「梨〜華ちゃん!次の授業サボらない?」
「ごっちん。う〜ん・・・。次の時間だけだよ。」
「やった!」
梨華ちゃんとごっちんは図書室に行ったみたい。
「よっすぃ〜、ごっつぁんどうしたんだろうな。」
「矢口さん・・・。もしかしたら、ごっちん、梨華ちゃんに告るかも・・・。」
- 40 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)16時57分30秒
- 「はっ!?マジだ!よっすぃ〜なんでわかるのさ!」
「昨日、ごっちんから、わけわかんないメールがきたんですよ。」
「何だって?」
(ごとーは、当たって砕けてきま〜す!)
「もしかしたら、ごっつぁん自身、石川は、自分に気持ちが傾いてないってわかってるのかもしれないね。」
「そうかもしれないですね。」
ごっちん、頑張って!!
- 41 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)17時03分14秒
- 〜図書室〜
「あはっ!誰もいなくて良かったぁ〜!」
「普段もあんまいないけどね。」
ごっちんは、どうして私なんか誘ったんだろう?いつもだったら、よっすぃ〜を誘うのに。でも、よっすぃ〜には、矢口さんがいるから、私しかいないか。
「梨華ちゃんってさぁ〜。紺野の事どう思ってるの?ぶっちゃけ、好きだったりする?」
私が、紺野を好き・・・・・。
「・・・わからない。・・・けど、一緒にいて落ち着くよ。」
よっすぃ〜ごとーダメだ。梨華ちゃんの視界にはいってないよ。
でも・・・・気持ちは伝える!
「ごとーは・・・梨華ちゃんの事好きだよ。愛してる。」
- 42 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)17時07分20秒
- 「えっ・・・・。」
「あはっ!やっぱ気づいてなかったか。まぁ、梨華ちゃんらしいけどね。」
ごっちんが・・・・わたしを好き・・・・・知らなかった・・・・。
「梨華ちゃん、そんな悲しい顔しないで。はじめから、振られるのわかってたから。ただ、ごとーの気持ちを、梨華ちゃんに知ってもらいたかったんだ。」
ごっちん・・・。ごめんね・・・・。何か言わなきゃ。
- 43 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)17時12分19秒
- 「ごっちん・・・。こんなバカな私を好きになってくれてありがっ・・・と・・・う。」
梨華ちゃんは、優しい女のコだなぁ。そんなとこが、だ〜い好きだったんだけどなぁ。
「梨華ちゃん泣かないで。カワイイ顔が台無しだや!あはっ!なんちって!」
「あはは(笑)」
そうだよ。笑ってなくちゃ!あっ、やばい泣きそう。好きな子の前では泣きたくない。
「梨華ちゃん、これからもずっと親友でいようね!?」
「うん!」
「あはっ!良かった!じゃぁ、さき戻るね。」
- 44 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月06日(月)17時16分25秒
- ごとーは、全速力で走って、よっすぃ〜に抱きついた。隣にやぐっつぁんがいるのに。
でも、2人供優しくしてくれた。
よっすぃ〜は背中を、やぐっつぁんは、頭を撫でてくれた。
「ごっつぁん、頑張ったね。」
ごとーは2人の前で、おもいっきり泣いた。
よっすぃ〜、やぐっつぁんありがとう。
- 45 名前:カズヤ 投稿日:2003年01月06日(月)17時23分32秒
- あけましておめでとうございます。
レスありがとうございます。
37>ぶらぅさん
更新ゆっくりだと思いますが、
これからも、よろしくお願いします。
38>ROM読者さん
そう言ってもらえると、嬉しいです。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
- 46 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時16分56秒
- 〜放課後〜
「ごっちん!!梨華ちゃんが、放課後になっても戻ってこないんだよ!」
「マジ!?」
サボったのは、5時間目。あれからずっと戻ってない。もしかして、まだあそこに!!あんなとこにずっとたら、風邪ひいちゃうよ!
でも、ごとーが行くより、あの子に行ってもらったほうがイイよね。
ごとーは、紺野の教室まで、走って行った。
- 47 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時20分35秒
- 運よく、紺野は、まだゆっくりと帰り支度をしていた。
「紺野!ちょっとイイかな。」
「あれ?後藤さんじゃないですか!どうしたんですか?」
ごとーは、紺野に事情を説明した。
もちろん、ごとーが告白したことも。
「わかりました。」
紺野が、走り出そうとしたとき、ごとーは紺野を呼びとめた。
梨華ちゃんへの気持ちを確認するために。
- 48 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時23分09秒
- 「紺野!!梨華ちゃんの事好き?」
紺野は笑顔で・・・・
「はい!大好きです!」
と言って走っていった。
あぁ〜、ごとーの恋終わっちゃったな。
新しい恋見つけなくちゃなぁ。
ポジティブ×2!!
- 49 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時28分26秒
- 図書室に行くと、石川さんは椅子に座って、外を眺めていました。
「石川さん。こんなとこにずっといると、風邪ひきますよ。」
自分の着ていたコートを、石川さんにかけてあげました。
「紺野・・・・。」
「後藤さんから聞きました。石川さんは、悪い事してないですよ。素直に自分の気持ちを言ったから、悪くないいですよ。だから、そんなに思いつめないでください。」
「もう、こんの自分大嫌いだよ。」
「私は・・・・・私は、好きですよ。今の石川さんが、大好きですよ。」
自分でも、ビックリです!!告白しちゃいました!!
- 50 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時33分09秒
- 沈黙です・・・・。どうしましょう。
「それはさぁ。Like?それとも、Love?」
「もちろん、Loveです!あたりまえです!」
ふぁ!また、すごいこと言っちゃいました!!
「私・・・・・・・・紺野の事・・・・好きかもしれない。」
- 51 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時41分03秒
- え〜っと、今石川さんは、たしか・・・・紺野の事好きかもって・・・・言ってました・・・・。
「え〜〜〜っ!!!」
「あはは(笑)反応遅いよ!」
だってだって、石川さんが、今私の事好きって・・・!
「さっきからずっと、紺野の事考えてた。さっきまで、紺野来てくれないかなって。私は、紺野と一緒にいると安心するの。ずっと、そばにいてほしい。こんな私でよかったら、付き合ってください。」
「石川さん!大好きです!!」
私は、石川さんに抱きついて泣きました。
「何で泣くのよぉ。」
石川さんは、頭を撫でてくれました。
「だってぇ〜うれしくてぇ〜」
「カワイイねぇ。紺野は。」
石川さんも、カワイイです。
「帰ろうか。」
「はい!」
私達は、自然に手をつないでいた。
- 52 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時49分31秒
- 途中で、辻さん&加護さんにからかわれ
吉澤さん、矢口さん、後藤さんは・・・
「あはっ!梨華ちゃん、やっと自分の気持ちに気づいたんだね!よかったね!」
「うん。ごっちん、ありがと。」
「紺魚!よかったなぁ。」
「あのっ、吉澤さん、紺魚はやめてほしいんですけど。」
「石川!紺野!良かったな。」
「「はい!」」
「んあ〜!親友2人供恋人できちゃったよぉ!ごとーも、早く恋人つくろ〜っと!」
あっ!愛ちゃんにも、言わなきゃ!!
- 53 名前:手を握って歩こう 投稿日:2003年01月07日(火)11時51分21秒
- なんてことを考えていたら、石川さんと目があいました。
「紺野大好き。ずっと、一緒にいようね。」
「はいっ!」
ずっと、手をつないでましょうね!!
- 54 名前:カズヤ 投稿日:2003年01月07日(火)11時53分57秒
- 更新しました。
石川さんと紺野ちゃん結ばれました。
これからも、ゆっくり更新していきます。
ちなみに、この話しまだ、続きます。
- 55 名前:名無し蒼 投稿日:2003年01月07日(火)23時23分00秒
- いや〜ついにくっ付きましたね♪
続きもまだあるそうで、更新楽しみにしています
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