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〜RING〜
- 1 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年11月30日(土)14時05分33秒
- はじめまして。青板で書いていた者です。
よろしくお願いしまっす♪
- 2 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月01日(日)01時20分51秒
ぐるぐる回る。
ぐるぐるぐるぐる思いは回る。
あたしは彼女を、彼女はあの子を、あの子はあたしを。
追い掛けて手をのばして夢中になってすがったあたしに、
彼女が見せたのは完璧な微笑と哀し過ぎる一筋の涙。
そして、本音を決して告げることのなかったあの子。
ぐるぐる回る、思いは回る。
- 3 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月01日(日)07時27分55秒
- ↑のは間違いです^^;
主人公は石川さんで、準主人公は後藤さんです。
書き忘れていました・・・・^^;
- 4 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月01日(日)07時31分08秒
- ★プロローグ★
人と出会うのはいつも突然。
そして、恋をするのもいつも突然で理由もない。
私が恋をしたのもそう・・・・突然に。
貴方の左手の薬指に光り輝く指輪は誰のもの?
貴方の綺麗な細い指にシルバーの細い文字のないシンプルな指輪
指輪の輝きが少し切なく見えるのは私の錯覚・・・?
- 5 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月01日(日)18時57分01秒
- ★第一章★〜出会い〜
貴方との出会いはマンガに出てくるような出会い方。
甘いものが好きな私は、休日に電車やバスに乗っておいしいケーキ屋さん巡りをしていた。
12月のある休日。
私はいつものようにサイフを握り締めて出かけた。
おいしいケーキを探すために・・・・
- 6 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月01日(日)19時01分39秒
- 電車を2本乗り継いで隣の隣の町に来た時だった。
細い路地に迷い込んで泣きそうで涙がたまった瞳から涙が流れぬ様下唇を噛んで上を向いて
ビルとビルの狭間から覗くちっぽけな空をにらんでいた時だった。
ウロウロ歩いていた私。
「ってぇ!」
「っきゃ!!!」
前から来た男の人にぶつかって後ろに倒れこんだ。
「ってぇな、ぁん?女じゃねーか・・・へぇ・・・結構かわいーじゃん」
男は私の手を乱暴に掴むと私を立ち上がらせた。
- 7 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月02日(月)11時46分25秒
- きっとくる〜♪きっとくる〜♪
- 8 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月04日(水)21時14分46秒
- 名無し読者様・・・レスありがとうございます。
貞子は・・・・でませんね^^;
- 9 名前:まるみ 投稿日:2002年12月05日(木)02時10分55秒
- 新作発見!
ヒトシズク様、どーなるのか楽しみに待っております。
- 10 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月06日(金)20時40分43秒
- まるみ様・・・レスありがとうございます!
これからもよろしくおねがいしますね♪
- 11 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月06日(金)20時45分22秒
- 「っ!」
手にすごい力を感じ私は顔をゆがませた。
男はニヤニヤ笑いながら後ろにいる男たちに言った。
「コイツ、結構かわいいぜ。やっちまうか?」
ニタニタ気持ち悪い声で男たちは笑う。
「マジでやっちまうの〜?」
「かわいそ〜」
とか、おもしろ半分でいってる奴ら。
私は腹が立って顔をしかめる。
すると、急に私の手を掴んでいた男の手が私の顔に伸びてくる
「そんな顔しても逃げられねーぜ。誘ってんの?」
男は私のあごを押し上げるようにした時だった。
- 12 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月06日(金)20時49分12秒
- 私の背後から声がした。
「ふ〜ん・・・どこのドイツ?こんなトコでナンパしてんのは?」
少しアルトがかったハスキーな声が降ってきた。
「んあ?」
男は私のあごをもっていた手をほどいて、不機嫌な声を出した。
「だから〜・・・どこのドイツだって言ってんだけど」
ハスキーな声は少し声を荒げた。
と、同時に私はすごい勢いで後ろに引っ張られた。
「きゃっ!!!」
私の手を掴んでいた男の手はほどけ、痛さだけが残った。
- 13 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月15日(日)17時13分47秒
- 「あぁ?貴様こそ誰だよ?俺らにたてつくなんてなぁいい度胸じゃねーか」
男は指をぽきぽき鳴らして気色悪い声で笑った。
「お前らこそいい度胸じゃねーか。あ?お前らここで1発あの世へなりてーのか?」
ハスキーな声はぞっとするような低い声で言った。
男たちの笑いは一瞬で消えうせた。
「っ。・・・覚えとけよっ」
男はチッと舌を鳴らし男たちを連れて走って逃げていった。
「・・・・・」
私はただぽかんと口を開いて現実を飲み込もうとしていた。
私の肩を抱いていた人は手を離し、私に言った。
「大丈夫?」
かけられた声は何故か昔に聞いたことがあるような感じが私を襲った。
心地よくて私の心に響く。
ふらっとして私は倒れた。
どんどん遠ざかっていく記憶でなつかしさを感じながら・・・・
- 14 名前:サクラ 投稿日:2002年12月15日(日)17時14分47秒
- おぉ!ヒトシズク様!探しましたよ〜^^
ハスキーボイス、誰でしょう???すごい気になります〜^^
がんばってください!
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