インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板

ホワイトキャンパス

1 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月02日(月)00時02分56秒
初めまして。
え〜っと、ここの小説を読んでいてあたしも書いてみようかなぁ・・・
と、思いまして・・
多分めっちゃ下手だと思うんですけど、頑張りたいと思います。

一応、よしごま大好きなんでそれでいこうと思います。
2 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月02日(月)00時12分54秒
今日も学校は終わった。
といっても、1日中寝ていたわけだけど・・
まあ、あたしは勉強はできないし、見た目もギャルなので先生にはいつも目をつけられている。
そして、今も街を目的もなく歩いていた。
3 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月02日(月)00時23分07秒
“ドンッ”

「あっ、ごめんね。大丈夫?」
あたしがぶつかったのに相手が謝ってきた。
「大丈夫です。」
それまでずっと下を向いていた顔をあげた。
相手の顔は帽子とサングラスでよくわからなかった。
でも、どこかで見たことのあるような顔だった。
「よかった、ほんとごめんね。」
その人はまた謝るとそのまま歩いていってしまった。

4 名前:なしこ 投稿日:2002年12月02日(月)07時01分48秒
よしごまLOVEです!
続きが気になるっ(^O^)頑張ってくださいね。
5 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月03日(火)20時54分22秒
〜次の日〜

(誰だったんだろ?)
あたしは昨日のことを考えながらも机に倒れこんでいた。
どうしても昨日の人が頭から離れなかった。

その時、担任の平家先生が入ってきた。
「みんな、おはよう。今日はBIGな転校生が入ってきたで。ほら、後藤起きろ。」
あたしは、しぶしぶ机から顔をはなした。
6 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月22日(日)01時47分44秒

BIGな転校生ねえ。
みっちゃん、なんかそれ超胡散臭い響きに聞こえるよ。

名指しで注意を受けたことに少し(本当に少しだけだよ、あたしは心が広いのだ)、
不服に思いながら、心の中でこっそりとみっちゃん ――― もとい平家先生に
悪態をつく。
これでも一応、先生に対する尊敬の念というものは持ち合わせているのだ。
間違っても、先生をあだ名で呼んだりすることはない。まぁ、たまに寝惚けて
正面きって「みっちゃん」呼ばわりすることもあるけど。
その結果、ほぼ100%の割合で頭を叩かれることは経験済みだ。
あたしも容赦なく頭を叩かれるのがゴメンだ。よって、普段は大人しくしてる。


…と、話が大分逸れてしまった。
転校生だよ、転校生。
大体、高校生にもなって「転校生」なんてほとんど聞かない。というか、あまり
必要性を感じないと思うんだけどね。
だって、もう親についていなきゃいけない年齢でもないじゃん?


 
7 名前:Cool Girl 投稿日:2002年12月22日(日)01時57分46秒

どうでもいいことをウダウダ考えてしまうのはあたしの癖だ。
別にそれを直そうとは微塵も思わないけど、そういう時のあたしは全くの無表情
になってしまっているらしく、友人からもしばしば「真希、顔コワイ」との指摘
を受けてしまう。ていうか、かなり失礼な発言だよなぁ、それ。

「ほらこっち来て、挨拶せな。何、自分、緊張してんの?そないなガラちゃうやろ」

教壇ではみっちゃんが小学校の先生並の誘導で、その「転校生」を自分の隣りに立たせる。
「転校生」は女だった。みっちゃんよりも背が高い。
あたしとみっちゃんはほとんど背丈が変わらないから、彼女はあたしよりも背が
高いのだろう。

もしや、みっちゃんの言う『BIG』ってそういう意味?
すっごい肩透かしじゃん、それ。紹介された方だっていい迷惑だよねえ。
本当に、みっちゃんてすぐ空回りすんだからさー…

「初めまして、今日からこの学校にお世話になります、吉澤ひとみです」

ボケたことを考えていたのはその時までだった。
教室の一角で、アイドルの追っかけの子たち特有の甲高い悲鳴が上がったのだ。
俗に言う、黄色い声ってヤツだろう。
「やっぱり!吉澤ひとみ本物だよー!!」
8 名前:Cool girl 投稿日:2003年01月06日(月)00時33分06秒
こらこら。
咄嗟にあたしは教師みたいな堅苦しいことを考えてしまった。
・・・初対面の相手(しかも転校生)に、「本物だ〜!」はないだろうに。
ちゅーか、あんたらは「偽者」にでも会ったことあんのかい!・・・なんて、マターリ主義の
あたしらしくもなく熱いことを思った。

まあそれらの疑問は置いといて、確かに黄色い悲鳴が上がるのも分からないではない。
スマートでユニセックスな美少女。類い稀な風貌の転校生は、確かに人目を引く魅力に溢れていた。

だが、彼女が彼女たる所以はそれだけではなかっらしい。
9 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月08日(水)00時34分16秒
新作ハッケン。しかもよしごまw…がんばってください。
10 名前:Cool Girl 投稿日:2003年01月19日(日)01時56分51秒
「あれ?」
ぼけっとその転校生を見つめていると、落ち着かない態度で教室中に視線を巡らして
いた彼女と、不意に目が合ってしまった。
物珍しさも手伝って、ジッと食い入るように見据えていたことに決まりの悪さを覚えた
けれど、その転校生は逆にニカッと笑ったのだ。
心底嬉しいとでも言わんばかりの、満面の笑み。
「あっ、あのトキの!こないだはごめんねーっ」
「え?ちょっ・・・」

勝手に何やら一人で納得して、素っ頓狂な声を上げる彼女に反応できない。
担任のみっちゃんも戸惑い顔。
・・・てゆーか誰なのよ?

Converted by dat2html.pl 1.0