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ハロモニ大企画!

1 名前:タモ 投稿日:2002年12月09日(月)17時04分42秒

これは、ある日ハロモニを見ていて突然思い立った作品です。
読んでいるとわかるのですが・・かなり作者の妄想が入ってます
一応主人公は吉澤です。
全メンバー&ごっちんも出まーす!
感想頂けたら嬉しいんで、どんどんレスっちゃってくださいね。

それでは始めます・・・
2 名前:プロローグ 投稿日:2002年12月09日(月)17時06分36秒

平凡で平和な日々を送るモーニング娘・・・

それは、ある日吉澤に手渡された書類により、その平和は見事に崩壊される。
3 名前:プロローグ 投稿日:2002年12月09日(月)17時38分49秒


 『 ハロモニ緊急企画 』


題 吉澤ジゴロ大計画
〜何人の娘をオトせるか、当てようのコーナー〜

日時:2002年 2月 1ヶ月にわたり行います。

内容:娘の中の王子様的存在。吉澤さんに数人の娘。を使い、何人オトせるかを試してもらいます。

今回、吉澤さんに誘惑される娘。はこの6人です。

@石川梨華 A小川麻琴 B矢口真里
C高橋愛  D安倍なつみ E後藤真希
4 名前:プロローグ 投稿日:2002年12月09日(月)17時46分53秒

※注 後藤さんは娘。をすでに脱退済みなのですが、視聴者からのリクエストが
   大変多いので急遽追加されました。ご了承ください




 それでは、詳しくは後ほどスタッフの方から説明があります。
 吉沢様、どうぞ宜しくお願いします・・・


 はあとハロモニスタッフ一同はあと
5 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月09日(月)19時56分20秒
こーゆー小説待ってました(^^)v
モテ吉大好き!
6 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月09日(月)20時03分58秒
飯田さんと加護ちゃんが入っていないのが納得いかねーーーー!
でももてよっすぃー大好きだから頑張って。
7 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月09日(月)20時43分30秒
誘惑される娘。がいいです!5期メン二人に期待(w
8 名前:プロローグ 投稿日:2002年12月10日(火)16時25分07秒

「・・・はぁ?」


17年間生きてきて、こんなにわけがわからなくなったのは初めて。
〜何人の娘をオトせるか・・・〜って・・・あんた。あたしは女だっつーの!
たしかにさぁ〜 最近あたしの顔が男っぽくなっていってるにしても、
あたしの服装がいつも男の子っぽいにしても、
なに?この吉澤ジゴロ計画って・・・
あたしを馬鹿にしてんの!?



「はい!吉澤さん!スタンバイオーケーです。」

「それでは、まず石川さんからで宜しくお願いします!
この紙の中にもっと詳しい内容が載ってるんで、一応読んでおいてくださいね!」



・・おいおい、スタッフがやけにノリノリに感じるのはあたしだけ?
9 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時30分55秒


さっそく、あたしはスタッフに指示されて1番目の梨華ちゃんの部屋へと向かった。


その途中、事前に渡された紙にざっと目を通す


「な・・んだこれ・・・まじっすか・・・?」

そこには、あたしの予想を遥かに上回る事がたくさん書いてあった。
「女の子同士で、こんな事・・・」
あたしはすぐさま歩く方向を変え、走ってスタッフルームへと戻った。

10 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時35分53秒


「ちょ、ちょっとすいませーーん!コレ一体どうゆう事なんですか!?」




あたしが読んで目が飛び出るほど驚いたところ。それは・・・

 「キスまでいったらベットへ押し倒す」

と、当たり前のように書かれた文だった。
いくらなんでも・・・コレはTVで流せないでしょ・・ってそんな問題じゃないっ!
誰だよ。こんな悪趣味なこと考えたやつは!
あたしはノーマルな女の子なんだいっ!!


「これ、いくらなんでも・・・やりすぎじゃないですか?」

あたしは必死にスタッフに訴えた。

11 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時41分52秒


「う〜ん・・・。でもなぁ、元々そーゆう企画なんだし。
視聴者もそれを期待しているわけなんだから、これくらいはやんないとなぁ。吉澤?」


「やです。あたし、こんなの絶対やりませんから!」

あたしはこれ以上ないくらいにキッパリと言い放った。

「そうか・・・ならば、会議を開いて少し企画を練り直すから、おまえは外で待ってろ」


そう言われ、あたしはスタッフルームから出てドアの前に座り込んだ。
はぁー・・中止になんないかな。この企画。




「あれ?よしこ、こんな所で何してんの??」

「あ・・」
12 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時49分14秒


ごっちんだ・・・・


ごっちんもあたしにオトされる(?)一人なんだよね。
スタッフによると人によってやる内容が違うらしいけど。
あたしごっちんにはどんな事するんだろう?
梨華ちゃんで『キスして押し倒す』だから、もっと過激なことすんのかな・・・ラストだったし・・


やべ・・本人が目の前にいると顔が赤くなってきちゃうよぉ〜



「よ〜しこぉお!どーかしたの?」

「な、なんでもない」


笑いながらあたしの顔を覗き込んでくるごっちん。
あたしは体育座りをして膝を顔に埋め、必死に顔の赤さを隠した。
13 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時54分11秒


そして、その間ごっちんに何を聞かれても変な想像ばっか頭の中に浮かんできて、あたしは何も答える事が出来なかった。


・・・・


しばらくして、ごっちんはすごく不満そうに「なんだよ〜」とか言いながら自分の部屋へと帰っていった。
ごっちんって怒るとすぐ頬を膨らますんだよね。わかりやすい・・・
それにしても帰ってくれて助かった〜。あたし、なんかおかしいヨ・・



14 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)16時57分01秒


数分後、スタッフの一人が後ろのドアから出てきて、あたしに改正版の紙を渡してきた。
おいおい・・・やけに会議の時間が短くなかったかい??
たしかに10分かそこらで終わったよ。大丈夫なのかな〜?

すっごい不安なんですけど・・・
15 名前:石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時00分58秒


そこには、『石川編。キスまで出来たら帰ってきてよし』と汚い字で書き込んであった。

たしかにさっきよりはましになったね。けど・・・


「もし梨華ちゃんにキス、出来なかったらどうすんだろ?」

色々な不安や消化不良な疑問を持ちながらあたしは梨華ちゃんの部屋へとやってきた。
16 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時04分46秒


「ん・・?よっすぃーだ!こんな時間にどうしたの?」


「いやぁ・・・」


何、照れてんだあたし。


「あの、とりあえず中に入れてくれないかな?」

「いいけど・・・」



 むぅ。

とりあえず中に入ったはいいけど、これからどうすればいいんだっけ?
そういえば書類に「キスするシチュエーションまで自分で持ってけー」みたいな事書いてあったな。

なんって適当な・・・・
17 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時09分02秒


あたしがガックリと肩を落としている所に、ピンク色の寝巻き姿の梨華ちゃんが心配そうにやって来た。

「大丈夫?なんかよっすぃー元気ないよ。」


「う・・うん・・だいじょ〜ぶだよ。気にしないで。」




そうは言ったものの、今のあたしの頭と心の中はパニック状態。



どーしよどーしよ・・・どうすればいぃんだぁ!
18 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時14分50秒


『ゴルァッ!!!しっかりせんかっ!!』


「う!?」


突然、あたしの耳の中に中澤さんの怒声が響いた。

そうだ!耳の中に仕込んだ小型マイクでスタッフと会話できるんだったっけ。
・・・でも、なんで中澤さん??



『はやく石川をそこにあるベットに押し倒して、無理やりでもいいから
ブチュッとブチュッとしてまえ!まったく・・・じれったいやっちゃなァ。』


 (そんな、ブチュッとってぇ〜・・・簡単に言わないで下さいよぉ)


と、あたしは主張したかったんだけど。
すぐ隣に梨華ちゃんが座ってるから声には出来なかった。
19 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時19分41秒


「よっすぃー・・?」



「な、何っ!?」


ひゃあ! 声うらがえっちゃったよ。
しかも反応するの遅かったし。


「やっぱり・・今日のよっすぃ〜って変だよぉ」

「どっこが〜??」


あたしは、勤めてなるべく自然に振舞った。


「だって・・・ってゆーか目が泳いでるよ。」

「そ、そんな事ないって〜!」




「私の目を見てよっ!」
20 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時26分52秒


突然、梨華ちゃんがあたしの顔を両手で挟んで
無理やり自分の方へと向かせた。


「・・・ほんとに、どうしたのよぉ・・。」


心配そうにあたしを見つめる瞳。
こんなドアップで梨華ちゃん見るの久しぶりかも・・・
それにしても可愛いなァ。


「よっすぃ〜??」

どうしたの?と、いう感じの顔で首を傾げながらこっちを見る梨華ちゃん。
おーい。まじで可愛いじゃんかよ!
梨華ちゃんファンの気持ちがちょっとわかった気がした。

喋るたびに動く薄くて可愛い唇に、つい目がいってしまう。



あたし、今からこの口にキスすんのかぁ・・・
21 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時29分21秒


「ねぇ」



梨華ちゃんが何かを言いかけたその時、

あたしは梨華ちゃんの唇を塞いだ。



「んぅ・・」


梨華ちゃんの口から甘くて切ない声が漏れる。
22 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時33分40秒


最初、あたしはちゅっ!て軽いライトキスをしようって考えてたんだ。

だけど・・・

あたしが唇を離そうとしたら、梨華ちゃんが首にぎゅって腕を巻きつけてきて
更に強く唇を押し付けてきた。


「・・・ん・・・」





り・・りかちゃん・・キス、うまいよ・・・

ってか、も、もしかしてこーゆー経験ありっ!?
23 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時38分54秒



「!」


うぁ・・・っ

りかちゃん舌いれてきたよぉお!
・・変な気分になってきた・・・



静かな夜、ピチャピチャと厭らしい舌の絡み合う音だけが部屋の中に響いてる。
あたしの頭の中はもう梨華ちゃんで一杯になっていて、
部屋の様子がTVになんて撮られている事なんて、すっかり忘れていた。
24 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時43分22秒


口付けしたまま、あたしは乱暴に梨華ちゃんをベットに押し倒した



「ん・・・よっすぃ〜・・・」


「・・・梨華ちゃん。」


あたしが再び梨華ちゃんの唇にキスをした、その時




『はーーいっ!!そこまで、ストップだよ。吉澤!』


うぉいっ!?今度は保田さんかよ!

あーあ・・これからだってゆーのになんだよ・・
って、何考えてんのあたし!!!
25 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時47分00秒


「・・・ぷはっ!りかちゃん、ごめんっ!!」


「え・・よっすぃーっ!?」



あたしは梨華ちゃんに覆いかぶさっていた体を起こして
急いで部屋から出て行った。



「よっすぃ〜の・・・バカ・・ッ!」

そんな小さな梨華ちゃんの眩きも、パニクッたあたしの耳には届かなかった。
26 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時53分12秒


「よ〜やったなぁ〜!!」

あたしがスタッフルームに戻ると、

飯田さん、保田さん、辻加護、新垣、紺野そして・・やけに嬉しそうな中澤さんの顔があった。


「まっさか、ヘタレの吉澤がここまでできるとはね・・・あたし、いきなり予想外れたわ」

巻き戻されたテープを見ながら悔しそうに保田さんが言う。
新垣・紺野が真っ赤になりながら見ている映像。
そこには、梨華ちゃんを押し倒して唇を重ねているあたしの姿が、しっかりと映し出されていた。
27 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)17時56分38秒


「げっ・・」

はずかし・・・
でも梨華ちゃん可愛かったなぁ
・・・ってちがうちがうっ!


「ほんまによぅやったなぁ吉澤はあとはあと


にやけ顔の中澤さんがあたし肩に腕を回してきて、羨ましそうに
「いや〜あの石川の色っぽいこと!たまらんなぁ〜」「石川の唇やあらかかったやろ?」
とかなんとか色々聞いてくる。


ってか・・目がエロ親父に入ってますヨ。
28 名前:@石川編 投稿日:2002年12月10日(火)18時02分41秒


「おっし。よくやった吉澤。これで一本目撮れたから、次は小川な!
全部で6本分頑張ってくれよ!」


そう言ってやけに元気なスタッフは、小川用の紙を笑顔であたしに手渡した。


「はい、おつかれ〜」


「「「「おつかれさまでしたぁーーーっ!!!」」」」


次々と部屋から出てゆくADやカメラマンや中澤さん達・・・
そして、ついに部屋に一人取り残されたあたし。



「も・・」




「もう・・・やだぁああ〜〜〜っ!!!」




そんなあたしの情けない叫び声も、静かな夜の闇に全部吸い込まれていった。



29 名前:タモ 投稿日:2002年12月10日(火)18時03分37秒

はい。とりあえず、石川編はここまでです。

次は小川編です。
30 名前:タモ 投稿日:2002年12月10日(火)18時11分54秒

レス有難うございます(´д`)ヾ


5<名無し読者さま

モテよし好きですか〜??
自分も好きなんですよ!
これからも読んでやってくださいね(●´ー`●)

6<名無し読者さま

やっぱよっすぃーはモテモテなのが一番です!
飯田さんと加護ちゃんを入れなかったのは申し訳ないっ!
このメンバーは作者の好みなのですよ。

7<名無し読者さま

五期メン楽しみですか?!
次は早くも小川編ですよ〜。
文章ヘタクソなんで期待しないで待っていてください(^〜^)
31 名前:タモ 投稿日:2002年12月10日(火)18時12分31秒

それでは、また感想でもありましたどうぞよろしく!
32 名前:りゅ〜ば 投稿日:2002年12月10日(火)18時30分48秒
リアルで読んでました!最高に萌えました!!
超良かったです。面白かったし、本気でつぼにはまりました。
5期メン来ましたね!小川期待です!
作者さん頑張って下さい!!
33 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月10日(火)20時16分21秒
自分もモテよし大好きですはあとはあと小川編も期待してます!
なっちとやっぐつあんをメンバーに入れてくれた作者さんに感謝☆
34 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月10日(火)20時28分33秒
ハロモニにで見て〜〜〜〜!!
35 名前:名無しさん 投稿日:2002年12月11日(水)06時15分50秒
ハロモニ。も1時間に延長になることですし、こんなコーナーを設けるべきっすね。
でも実際無理でしょうからこの小説に期待で。
36 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月12日(木)12時46分43秒
モテ吉いいっす曹ワず一人目梨華ちゃんは落とせたって事ですね
次の小川は好きなCPじゃないけど楽しみです。早くやぐよし・よしごまが読みたいです。
37 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月12日(木)14時09分01秒
これは面白いっす!
モテよし、イイですねぇ。
石川さんに始まり、後藤さんに終わるってところが、たまらんですばいw
石川さんでキスだったら最後はどうなってしまうのか!?
ちなみに、自分が最近一番目が離せないのが、なちよしです。
かな〜り期待しております。
38 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)16時51分29秒


あの日から3日経った今日、ついに小川編を実行する日がきた。
39 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)16時59分42秒

あたしが小川用に出された課題は、・・・『服を脱がすところまで』


「・・・はぁ〜」

はいはい、もうなんでもやりますよ。



あたしはこの3日間でふっきれた。
どうせやるんなら絶対全員オトしてみせる!と、無理やり変な理由をつけて。

別に女の子同士だっていいんじゃん?
あたしだって興味がまったく無かったってわけでもないし。
もともと、『気持ち悪い』とかそーゆう偏見も持ってなかったし〜

モーニングのみんなは可愛い子ばっかりだし・・・・

あ、もちろんごっちんもねはあとはあと
40 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時06分10秒


カチャ・・



「・・・ぅあっ!?なんで吉澤さんがこんな所にいるんですか!」

「こんなとこって・・・ココ、小川の部屋じゃん。」



おそらく、ダンスレッスンを終えて帰ってきた所なのだろう。
首にタオルを巻き、少し汗をかいたジャージ姿の小川がドアから入ってきた。


普段めったに話したことのないあたしが部屋にいる事に
疑問を持っているのか、尚も同じ質問をぶつけてきた。


「何で小川の部屋にいるんですか」

「小川に会いたかったから。」

「まったまた〜〜、お世辞が上手いですねぇ〜。」


意味のわからないリアクションをとりながら、小川は笑った。
41 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時09分00秒


「ほんとーに、一体、吉澤さんは何しにきたんですか〜??」


冷蔵庫を開けて、冷えたドリンクを探しながら小川は言う。


いよいよかぁ・・・
後輩ってのもまた恥ずかしいな・・はぁ。
42 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時10分42秒


あたしは、その無防備な体を後ろからそっと抱きしめた


「・・・?よ、よしざわさんっ??」



「・・・・」
43 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時13分36秒


「あ、の・・・」


小川声震えちゃってるよ・・・
そりゃそうだ。
あたしだって梨華ちゃんの時はそうだったもん。



「あたしさぁ、小川の事が好きなんだ。」


「えっ!?」


一瞬顔が嬉しそうに見えたのはあたしの気のせいかな・・?
44 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時17分11秒


「好き・・・・」


あたしはゆっくりと小川の首筋に顔を埋めた。


「よ、よしざわさん・・・小川、汗かいてるんで汚いですよ。
シャ、シャワー浴びてこないと・・・・」


「やだ」


あたしから離れようとする小川をしっかりと抱きしめなおして、
低く、耳元で囁くような声で「行かないで、傍にいてよ」と言った。
45 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時20分01秒


後ろからでも、小川の顔がどんどん赤くなってゆくのがわかる。

・・・だって、小川の耳、真っ赤なんだもん・・



「小川・・」

じりじりと体制を動かして、あたしは小川を今度は前から抱きしめながら壁に押し付けた。


「・・・・っ!」


首筋にキス。
46 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時25分11秒


「や・・・っ!」


嫌がる小川を両手で尚も押さえつけて、キスを繰り返すあたし。


う・・・なんか好きでもないのにこんな事やってるあたしって・・・最低?
でも、でもぉ〜。
今日の課題は『服を脱がす』までやんなきゃいけないんだよ・・

しかも、(オトすのが条件だから)小川をその気にさせなきゃいけないなんて
過酷すぎる・・・・


「・・うぅ。」

小川涙目だよ〜

もーやだ・・あたしだってこんな事・・・
47 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時28分16秒


あたしは罪悪感からか、押さえつけている手を、少し緩めた


「よし、吉澤さん?」

「ん?」

「・・本当に、あたしの事好きなんですかぁ?」


「・・・そうだよ。」


 ズキズキ

胸が痛い・・・・
こんなの、嘘なのに。
小川の純粋な目で見られるとすっっごくつらいよぉお!
48 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時32分00秒


「そうですか・・」




小川はあたしの頬にチュッと音をたてて軽い触れるようなキスをした


突然予想外な事が起きてびっくりしているあたしに、
小川はいつもの元気な笑顔を見せながら「今は、このくらいしかできないんですけど・・・こんな小川でもいいですか?」って恥ずかしそうに言った。
49 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時41分48秒


か・・・かわいい!!



『はーーーーーーーーい!!!よっすぃ〜そこまでだよぉー。
スタッフさんがokだって!』

『まこっちゃんは若いんやから、そんな過激なことやっちゃ駄目やないか。
しっかし、よっすぃ〜って言う事やる事エロぃのぉ〜。』

『『それじゃ、辻加護でしたぁっ!!』』



今度はお前らかぁっ!!(怒)

なんでこういっつもいっつも良い所で・・・・ってち〜が〜うっっ!!
あたし、もしかして、小川の事好きになりかけてる・・?
梨華ちゃんだって・・・もっとキスしてたいって思った。
抱きしめてたいって思ったモン。

まだ二人目なのに・・・これ、六人なんてやったらあたしどーなっちゃうんだろ?
50 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時44分55秒



「吉澤さん?」


気がつくと、キョトンと不思議そうな顔で小川があたしを見つめていた。

はっ!

やばいやばい。もうスタッフルームにかえらないと!



「あ・・あは、じゃ、そうゆう事で・・・・」

あたしはびみょ〜な苦笑いを浮かべながらカに歩きで小川の部屋を出て行く。

51 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時46分51秒


「よしざわさん・・」


好きになっていってるのはあたしだけじゃなくて。
実は相手の方もだなんて

鈍いあたしはその時全然気づいてなかったんだ・・・
52 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時51分17秒


「おつかれ〜っ」


「「お疲れ様でした!」」

あたしがスタッフルームに戻り、いつものメンバーが揃う中・・・
なぜか中澤さんの姿だけが見つからなかった。

こーゆう事見たりするの、人一倍大好きなくせに・・・・仕事かな??


「中澤さんはどうしたんですか?」

「あれ?今来るとき会わなかったの?
ここで画面見てる途中で、『か〜っ!小川たまらんわぁ〜〜っ!』
とかなんとか言って、よっすぃーが終わると同時に部屋から出て行ったわよ」


53 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時53分37秒


「・・・・まじですか!?」

やばっ!小川が危ないっ!!!

今すぐ助けに行かないと!


急いでドアに向かうあたしの耳に、なんとなく気になる言葉が聞こえてきた。



「やだ。」

「行かないで、そばにいてくれよ。」



・・・あん?

どっかで聞いたセリフ・・・
54 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)17時55分50秒

あたしが声のする方にゆっくり体を振り向かせると、
そこには辻と加護が抱きしめあいながら何かを囁きあっている。(キモ!)


「よしざわさん・・・」

「小川・・・」


あたしの事かい・・


ってゴルァッ!!!何しとんじゃい!!
55 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)18時00分09秒

あたしは辻と加護を引き剥がしてから、
それぞれチョップを1発ずつ入れてやった。


「凶暴女ぁー」
「凶暴男〜!」

「やかましいっ、黙れっ!!」


あーあ・・・はやく中澤さんを止めに行かないと。


スタッフルームを出て、少し早歩きで小川の部屋に向かうあたしの背中に、
「次は矢口だから、よろしくな〜!」と言うスタッフの声が聞こえた。
56 名前:小川編A 投稿日:2002年12月12日(木)18時03分29秒


う〜ん。
次は矢口さんかぁ・・・

こーゆう事するの、ごっちんの次に恥ずかしい人かも。
結構仲いいし、先輩だし・・・・嫌いではないんだけどねぇ〜


そんな事を考えているうちに、あたしは小川の部屋まで到着した。


あぅー・・はやく6人終わんないと、
あたし本当に倒れちゃうよっ!!(泣)
57 名前:タモ 投稿日:2002年12月12日(木)18時04分30秒


『小川編』はここまでです。

次は矢口です。
58 名前:タモ 投稿日:2002年12月12日(木)18時09分44秒


レス有難うございます。感激です!

32<りゅ〜ばさま

おもしろかったですか?ほんとですか!?
ありがとうございます(^^)
小川編はいかがでしたか?

33<名無し読者さま

なっちと矢口好きなんですか〜?
よっし!気合入れて書かせていただきます!

34<名無し読者さま

その通りです!!
作者も見たいですよ。それはもう、かなりの勢いで(●´ー^●)

59 名前:タモ 投稿日:2002年12月12日(木)18時16分26秒

35<名無しさんさま

まったくです。こんなコーナーを設けてくれたら、
日曜日は鼻血が止まらないでしょう。

36<名無し読者さま

やぐよし・よしごまがんばります!!
よしこは全員オトす事ができるのでしょうか??
(´д`)<がんばって〜!

37<名無し読者さま

なちよしっ!
はまってるんですか!
最近なっち可愛いですよねぇ。期待にこたえられるよう努力しますっ。
60 名前:タモ 投稿日:2002年12月12日(木)18時18分03秒

と、ゆうことで今日はこれまでにします。
読んでくださった方々、また読んでやってくださいね!
では、また感想まってまーす
61 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月12日(木)19時31分59秒
うおぉぉぉ〜〜〜!!たまんねーモテよっすぃー!!
正直今まで見た娘小説の中で自分の中の小川にこの物語の小川が一番近かったです。
頑張って下さい。
62 名前:33っす。 投稿日:2002年12月13日(金)12時14分21秒
やべ…。なんか小川がめちゃくちゃカワイイんだけど。
次のよしやぐも期待してます!!
63 名前:ごまごま 投稿日:2002年12月13日(金)22時30分16秒


小川・・・!
めっちゃ可愛い!あんまり五期メンに興味無かったんですけど、
これ読んで小川好きになりました。
矢口編にも期待★
64 名前:よしこ王子 投稿日:2002年12月13日(金)22時33分00秒

いぃ。かなりいい!!
よしこ着々と娘をオトしていってますなぁ〜。
後藤編を楽しみにしてます!!!
65 名前:37 投稿日:2002年12月14日(土)00時31分51秒
指令がだんだんエスカレートして来てますなぁw
やぐっつぁん、どうなっちまうんだ!?
クリアした石川さんと小川さんがこの先、どうなるのかも気になりますね。
66 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月14日(土)13時25分27秒
なんつ〜とんでもなく素敵なことがはじまっているんだ!
吉もその気になってるし次のヤグ編が楽しみすぎる!
67 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時07分37秒


ついに・・・ついに、矢口さんの実行日になってしまった。
68 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時13分26秒


今回、矢口さん用に出された課題は『キス』と『腕枕』の二種類だった。




 ・・・腕枕ぁ??
なにそれ。
辻加護には何回かしたことあるけど・・
確かに、矢口さん相手に腕枕はしたことないけどさ〜。
スタッフはこれをさせて何を期待してるんだろう?こんなんで視聴率上がるのかな?


うでまくら・・う〜む。不思議だけど難しい課題だ。
ま、とりあえずがんばろっと!
69 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時18分10秒


 コンコン・・



「矢口さぁ〜〜ん!!」

「はいよぉー?」


ガチャッという音がして、部屋のドアが開いた。



うひゃ・・やっぱちっちゃいなぁ。

あたしはドアの隅にちょこんと立っている矢口さんの姿を見て、
とっても可愛らしい小動物を見ている気分になった。

 ・・だきしめてぇ〜!
70 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時24分16秒


「お、よっすぃ〜じゃんかっ♪どうしたの?」


「・・・あっ!や、別に。特に用はないんですけど・・・
矢口さんと遊ぼうかなって思ってよしざわ一人で遊びに来ちゃいました♪」


「へ〜。そぉ?じゃあ今夜は矢口と語ったりしよっかっ!!
よぉ〜し、今夜はよっすぃー寝かさないからね〜はあとはあと

キャハハと笑いながら、冗談交じりの口調に、あたしはドキッとする
だって、本当にそれ系のことをこれからするんだから・・・
71 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時30分28秒


部屋に入って。
すぐに矢口さんは服のボタンに手をかけ、どんどんと服を脱ぎ始めた。

「!?」

突然の事に、あたしの体温は急上昇し一気に頭の中がパニックを起こす。



「なななな、なにやってるんですかぁーーーーっ!!」

あたしは必死になって矢口さんの手を止める。

「へ?これからお風呂に入りたいんだけど・・・ダメ?」


「あ、お風呂・・・ですか。」



な・・なにを期待してるんだか。あたし。
・・・バカじゃん
72 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時35分05秒


矢口さんがお風呂に入って。
あたしは少し安心したのか、急に激しい睡魔が襲ってきた


やべ・・・ねむ・・・


自然とベットに倒れこむあたしの耳に、矢口さんが浴びてるシャワーの音が
「ザーザー」と遠くから聞こえてきた。





だめ、だめだよ・・

これも、お仕事な、んだ・・・から・・・・



73 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時35分56秒

ZZZ・・・


  ZZZ・・・


      ZZZ・・・・
74 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時37分30秒


・・・ん?

なんか気持ちいーー。
誰かがあたしの髪をやさしくやさしく撫でてくれてる・・・


『チュッ』



・・・えっ!?
75 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時41分55秒


唇に違和感を感じて、あたしはうっすらと目を開けた。

そこには矢口さんの顔が・・・・・って近っっ!!



「や、ぐちさん??」

「ん・・・よっす、よっすぃーーーっ!?」


寝起きに耳元で大声を出されて、あたしの頭は
一瞬だけどクラッと目眩がした。


「起きてたのっ!?」

「や・・・寝てましたけど・・。」
76 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時44分02秒

あたしがそう言うと、少し安心したように矢口さんの顔が緩んだ。


「あ、あのぉ〜・・もしかして、矢口さん」


あんだけ顔が近くにあったって事は・・・


「あたしにキスしてました??」


「・・・してないよぉ。」


77 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時48分41秒


「うそ。」


あたしは寝ていた体をゆっくり起こして、矢口さんと向かい合った。


ここはベットの上。
押し倒そうと思えばいつでも出来る・・・



「矢口さん」


「・・よっ、すぃ〜??」

子犬が怯えているような目で、上目遣いにあたしを見る。




う゛っ、矢口さんその顔は反則ですよぉ〜。
すっごい可愛いじゃないっすか!!
本気で惚れますからやめてくださいっ!
78 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時52分10秒


「矢口さん・・」


「あたしからキス、してもいいですか?」


くぅ〜〜!やっぱり恥ずかしいよぉ!!


「・・・・」


矢口さんは無言だったけれど、
顔をあたしの顔の鼻先まで近づけて
そのつぶらな瞳をそっと閉じた。
79 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)14時57分15秒


いいって事だよね・・・?


矢口さんの小さな肩に手を置いて、そっと顔を近づける。


・・唇が触れると、矢口さんはあたしの服の裾を右手でぎゅっと握ってきて
左手はベットの裾を掴んでいた。

そして、かすかだが体が震えているように感じた


その仕草、行動全てがとても可愛く感じて・・・
あたしは矢口さんの背中に手を回し、優しくベットに押し倒した。


「・・・ん・・」


角度を変えて、何度も何度も口付ける
80 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時00分10秒


しばらくして・・

あたしはそっと矢口さんの口から唇を離した。


離れた瞬間、矢口さんは少し眉を下げて、下からあたしの事をじっと見つめている



・・・なんでだろ?
ってか矢口さん可愛いよぉ!そんな目で見つめないでくれぇえ!!
81 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時02分57秒


「よっすぃ〜?」


甘えた声。

いつもの仕事をしている時出す矢口さんの声じゃない。
可愛らしく、そしてどこか誘っているような女の声・・・
こんな可愛くて色っぽい声、出すんだなぁ・・

ドキドキしながら、あたしは「はい」とだけ返事をした。
82 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時04分41秒


「もっと・・」


 えっ?



「もっと、して?」



矢口さんはあたしの首に腕を回して、耳元でそう囁く
83 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時06分26秒


その瞬間に、あたしの中のなにかが弾けた。

うぅ。やばい・・今日のあたしおかしいかも

矢口さん・・・矢口さんを奪いたいなんて思ってる。



・・・矢口さんの全てを。
84 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時09分43秒


あたしの理性がぶっとぶ直前に、
後方からジーー・・・という機械音が聞こえてきた。


 ・・・??


あ・・そうだ。
これ、カメラで全部撮られてるんだっけ?

やばいやばい。あとちょっとで企画の事、全部忘れるところだった。



だって、だってぇ〜・・矢口さんが可愛すぎるんだもん。
85 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時12分13秒


『吉澤さん、吉澤さん・・・』


耳元でかすかな音が響く。
き、聞こえずらい・・・・誰?


『お取り込み中すいません。紺野ですけど・・
あの、ちゃんと矢口さん用の企画書を読みましたか?』


・・・え?読んだけど。ってかききずらいヨ?
86 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時18分34秒


声を出せないあたしは、
目を瞑っている矢口さんを目の前にして、紺野の言葉に聞き入る。



『ちょっとした事なんですけど、見落としてる部分があるんです。』

 は?どこだよぉ。全部読んだつもりだけど。


『あ、あの。キスは・・デ・ディ・・・ディープ、
ディープキスだったらしいんですよ・・・』



うえぇっ!?
そ、そういえば・・・『キス』って書いてある前にちっちゃく
何か付け加えてあったような気がするけど・・・・それ、まじっすか!?



『じゃ、じゃあ頑張って・・・くださいね。紺野でした』


そこで、通信は切れた。
87 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時20分29秒


ディープって・・・あの・・

梨華ちゃんにされた・・・舌、入れるやつっ??



    まじ?



88 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時22分39秒


「はやくぅ・・」



矢口さんがうっすらと唇を開けたその瞬間に、
あたしは戸惑いながらも口の中に舌を滑り込ませた。


「・・・っ!?」


矢口さんもびっくりしてるみたい。
まさかあたしがここまでするとは思わなかったのかな・・・?



89 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時25分16秒


「・・・・んうぅ・・・」


「・・ぁ・・・」



「・・・ん、よ・・すぃー・・・」



あたしが唇を離す度、あつい息をはきながら
あたしの名前を呼んだり甘い声を聞かせてくれる。
90 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時30分11秒


小さい体はあたしの体で包み込まれて。


外からはまったく見えなくなっていて、キスは・・・
先に舌を入れたのは自分なのに、
経験の無いあたしは終始矢口さんにリードされっぱなしだった。



「・・・ぅ・・・」



舌、絡めるのって・・気持ちが悪いものだと思ってたけど。
・・こんなに、気持ちいいものだったんだな〜・・



その後も、矢口さんのキスの上手さとテクニックで
あたしは無我夢中で矢口さんにキスを求めていた。
91 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時30分55秒


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ーーーーー


ーー
92 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時36分35秒


充分に長いキスを終えたあたし達は、
二人共横になってホテルの天井を見つめていた



「よっすぃ・・・」

「なんですか?」

「矢口、よっすぃ〜の事・・・すき、好きだからね。」


「・・はい。あたしも矢口さんの事、好きですよ。」


そう言うと矢口さんは嬉しそうに微笑んで、あたしのほっぺに顔を擦り付けてきた。
ちょうど、可愛い子犬が擦り寄ってくるような感覚だった・・



そして、自然にあたしは矢口さんに腕枕する状態になっていた。
93 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時43分41秒


おっし!これで課題・条件共にクリアーー!!!


・・・なんて、言ってる自分が悲しい。


あたしってメンバーの誰が好きなんだろう?
梨華ちゃん?小川?矢口さん?・・・それとも・・
あたしって、前世はプレイボーイだったのかもなぁ〜。
みんなに好きだなんて言っといて、本当に自分が好きなのは誰かさえわからない。
みんな可愛い、みんなが好き。



・・・この企画が終わったあと、これがTVで放送されるよね。

そうしたら騙してきた事が、みんなにばれちゃうわけじゃん?
・・あたしって、メンバーに殺されんのかな。



そうかもなぁ、半殺し、は決定だな。
・・・はぁ。

94 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時48分07秒


しばらくして、矢口さんのスースーという規則正しい寝息が聞こえてきた。


あたしの体に小さい体をめいいっぱい寄せ、腕枕をしているあたしの手をぎゅっと握っている



うわぁ・・

こんな至近距離に矢口さんの顔があるとなんか照れちゃうな〜。
すっごいドキドキする・・

腕枕も結構いいもんだなぁはあとはあと



95 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時49分39秒


 ・・・・



「よっ・・すぃ〜・・・」


「はい?」


 スー・・・スー・・・



「・・・寝てるじゃん」

96 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)15時53分42秒


眠っていても、あたしの名前を呼んでにやけている、
そんな矢口さんが可愛くてしょうがなかったけど・・



これは仕事だ。

そろそろスタッフルームに戻らなきゃなぁ。と、思って
横になっている体を起こそうとした。すると、




「・・・矢口さ〜ん!」



矢口さんの小さい手はあたしの手を握ったまま離れなかった。
97 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)16時02分03秒


学校の授業で習った、赤ん坊の親指などを握る、とても強い力をあたしは思い出した。


ドアの方へ行こうとすればするほど、その力は強くなる


「矢口さん、はなしてくださいよ。」

「・・・ん・・・」



 ・・・どうしよう


がっちりロックされている手を、どう解こうか悩んでいるうちに、
不意に矢口さんの手の力が緩み始めた。

その一瞬を逃さず、あたしは2つの手の中から手を引っこ抜く。


「・・・むぅ。」

寝ている矢口さんの顔は、唇を尖らせ、いかにも不満そうに眉間にしわを寄せている。


「すいません、矢口さん。」

あたしはそう言い、眠っている矢口さんの髪を優しく撫でてスタッフルームへ戻った。
98 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)16時05分32秒


「おっ!みんな、王子が帰ってきたで〜」

「おかえり、王子様。」


あたしがスタッフルームへと着いた途端、
中澤さんや飯田さんがあたしを取り囲んできた。


「なんですか・・・その王子って。」

「だってあんた〜そりゃあ吉澤は王子様やろ〜」


飯田さんもうんうんと大きく頷いている。

99 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)16時13分40秒


「なんでですか!」

ちょっとごっちんみたいな声がでちゃった・・
全然、声の質は似てないけど。


「・・だって、考えてみなや。
今までの娘。6人中3人目、もうクリアーやで??
今のところ吉澤は全員パーフェクトでオトしてきてるんや。
これを、王子と言わずになんと呼ぶんや?え?」

「う・・」




あ、今考えるとそうなんだぁ〜。
・・もしかして、あたしってかなりすごい??

100 名前:矢口編B 投稿日:2002年12月16日(月)16時21分04秒

あとは〜・・えっと、高橋・安倍さん・ごっちんかぁ。
ある意味、濃いキャラな人達ばっかだね。

お〜しっ

パーフェクト目指して頑張るぞーー、残り3人!
ファイトっあたし!!


「これで、予想当たってるのはカオリと祐ちゃんと新垣だけになったよ。
カオリはぁ〜よっすぃー全員いくと思うなぁ〜。紗耶香より男前だし〜
かっこいいし〜。・・がんばってねはあとはあと


「はは・・・はい。」


ちょっと・・・・複雑なんですけど・・・まぁいっか!


次は高橋。
五期メン二人目だなぁ。

そうなるかわかんないけど・・・絶対クリアするぞぉっ!!
101 名前:タモ 投稿日:2002年12月16日(月)16時22分37秒


『矢口編』更新終了です!
いかかでしたか?

次は『高橋編』です。
102 名前:タモ 投稿日:2002年12月16日(月)16時30分06秒


レスです。有難うございます!!


61<名無し読者様

小川編、気に入っていただけましたか?
小説の中で小川を書いた事が無いので、実はかなり不安でした・・
自分の小川のイメージは『元気』で『純粋』って感じがしたのでこんな感じに仕上げました。
今回の矢口編はどうでしたか?良かったら感想下さいね♪

62<33っす様

そうですかぁ〜?可愛かったですか!?
有難うございます。
実は、こういう感想を頂ける様に狙っていました・・(^〜^)
『矢口編』は、自分でも何を書いてるのかわからなくなってしまいました。
こんなヘボ作者ですが、最後までお付き合い願いたいと思います!
103 名前:タモ 投稿日:2002年12月16日(月)16時39分42秒


63<ごまごま様

小川ファンになりましたか?
最近自分もはまってきています・・
ハロモ二のごろうさん最高です!!

63<よしこ王子様

よしこは娘。の王子様ですよ♪
すでに6人中3人がオトされています・・
このまま全員いくのか!?それとも・・
次も読んで下さると光栄っす(●´〜`●)

65<37様

『腕枕』ってなんだー!?って思ったかもしれません。
すいません。これはただの作者の願望でございます!!
クリアした人たちはどうなるんでしょうね・・(遠い目)

66<名無し読者様

よしやぐはどうでしたか!?
かな〜り自信ないっすけど、次の高橋編も頑張らせていただきます!
レス有難うございました(´д`)/
104 名前:タモ 投稿日:2002年12月16日(月)16時42分18秒


・・というわけで、次の更新は今週の土日辺りになると思います。
何か、感想ありましたらどうぞ!(●^−^●)ヾ
105 名前:4489 投稿日:2002年12月16日(月)17時18分00秒
矢口編良かったです。
後の三人も楽しみな人ばかりなので、期待してます。
この企画が6人にばれた後のよっすぃ〜にも。
106 名前:66 投稿日:2002年12月16日(月)17時58分14秒
ヤグ編めちゃめちゃよかったですよ〜
師弟コンビってことで吉も力が入ってたってところでしょうか?
次はたかはすぃーですか。
失敗することなくごっちんまでいってほしいものです
107 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月16日(月)19時17分44秒
バ、バ、万歳〜〜!!やぐよし万歳ーーーー!!
もてるというのは意外と楽じゃないのね。
そんな悲しい宿命を背負ったよっすぃ−が好き。
108 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月16日(月)21時55分01秒
後藤編にオチとかあるのかな?
109 名前:名無し親父 投稿日:2002年12月19日(木)16時31分56秒

矢口・・やぐの小さくて可愛いところがよく表現されてましたね〜!
かな〜り萌えさせていただきました。
安倍・後藤編が楽しみです!!
110 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月20日(金)02時46分07秒
子犬のような矢口……ハァハァ。
作者さん、ありがとう。今回も十分萌えさせていただきました。
今後の展開もすっげー楽しみです。
しかし、紺野、いい味出してるなぁ〜〜(w
111 名前:37 投稿日:2002年12月21日(土)00時10分06秒
やぐ編、イイです!
眠ってても手をガードするやぐ・・可愛過ぎるw
いよいよ残り3人・・
たかはすぃ〜は、師弟関係がまた逆の形で続くわけですね。
かなり楽しみです。そしてなちよし、よしごまと妄想は続く・・
112 名前:桜流 投稿日:2002年12月21日(土)00時11分54秒
なんてステキな企画でしょう!!激しく放送希望ですよ〜!
石川、小川、矢口それぞれがとてもかわいい部分をもってていいですね☆
もちろんモテよっすぃーも最高!(モテよっすぃーかなり好きなのです☆)
続きとても楽しみにしています!!
113 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時27分03秒



高橋といえば。
114 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時29分52秒


メンバー内の噂で、ごっちんの事が好きなのだとよく耳にしていた。

・・それも、likeではなくloveの方で、だ。
娘に入ったきっかけも、ごっちんの近くに少しでも近づきたかったかららしい。


五期メンはごっちんに憧れて入った子が多いもんなぁ〜。
115 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時32分30秒


でも、それが、もし本当なのだとしたら・・・・
今回の企画の目標の『パーフェクト』が高橋で止まっちゃうって事じゃないっ!?



・・・そんな事、させない。


 高橋、見てろよぉー!
116 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時33分05秒


ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーー




117 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時36分25秒


「ここにいるぜぇ!」のプロモ撮りを終えてから、あたしは乾いた喉を潤しに
自動販売機が置いてあるところまで歩いていった。



そして・・あたしは、ソファーに座り、一人でなっちゃんを啜っている高橋の姿を発見した。
118 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時39分36秒


そんな高橋の後姿を見て、急激に悪戯心がわいたあたしは
ソロリソロリと忍び寄り、後ろから高橋の首を・・おもいっきり、絞めた



  がしぃっ!!!



「高橋ぃっ!」


「ブッ!!」



驚いたのか、あたしの絞める力が強すぎたのか・・・

高橋がなっちゃんをぶちまけた床は、ビショビショで大惨事になっている。
119 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時42分39秒



「・・・うっ、ゲホゲホッ!」

高橋は本気で苦しそうにむせて、段々目が涙目になってゆく。
さすがのあたしも、今回はやりすぎたと反省して
「やーやー・・・大丈夫?ごめんね?」と、首の後ろを掻きながら謝った。


う゛・・・怖い。高橋が。

ぜっってぇ〜怒ってるよ〜あの目っ!!
120 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時45分58秒


あたしは自分が「先輩」だという事も忘れて、ひたすら謝り、
ひたすら無言の高橋に怯え続けた・・。


しばらくし、やっと咳も収まって、あたしの方をチロリと見る高橋。


ビクビク・・



「よしざわさん・・・」


「・・はい?」


「本当に、苦しかったんで。もうあんな冗談・・・やめてくださいね」


「・・・あい。」
121 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時50分23秒


あたしはせめてもの罪滅ぼしに、新しいなっちゃん(アップル)を
買った。あたしは最近はまってる『BOSS』のブラックを買い、
ソファーに座って待っている高橋になっちゃんの方を差し出した。



「ごめんね?これで許してよー。」

「はい、有難うございます〜」


「いえいえ。」


122 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時52分22秒


・・・あっ!!


今気づいたんだけど、(ってゆーかあたしが今まで忘れてたんだけど・・)

今回の高橋用の課題は・・『口移し』

123 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時56分31秒


年下で、純粋無垢な高橋にこの課題は厳しすぎる!って思って
あたしはスタッフに「課題を変えてください」って頼んだんだけど・・・


結局は、その訴えは却下されて、
今日『高橋編』を実行させられる事になってしまった。



たたでさえ高橋はごっちんの事が好きってゆう問題があるのにさぁ〜っ!
こんなあたしもやった事ないような課題出して、失敗したらどうしてくれんだ!!
124 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)19時59分47秒


あたしは、おいしそうになっちゃんを飲んでいる高橋の唇を
ばれないように、そっと横目で見つめた。


・・ふ〜ん。

綺麗な唇の形してんなぁ・・・


薄くて、ピンク色をしている口がゴクゴク喉を鳴らし
ジュースを飲み込んでいっている。


ゴク・・・




口移しって・・飲み物でもいいんだっけ?
125 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時02分55秒


あたしが知っている『口移し』っていうものは・・
たしか、食べ物を口から口に移し変えるやつだったと思う。


友達の家のビデオで知ったんだけど、
あの頃は、なんて気持ち悪いことしてるんだろ。って思ってた。



それを・・それを・・・

まさか、20歳にもならないあたしがやる事になるなんて・・っ!!
126 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時05分08秒


う〜む。かなーりこの状況は厳しいけど・・・
やらなきゃならないんだろうな・・仕事だし。


今回は失敗しても仕方が無い!!


いくぞ、おらぁっ!!


あたしはほぼヤケ気味になって、高橋に話しかけた。
127 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時09分02秒


「・・・高橋」


「はい?」



ジュースを大分飲み終え、唇につやを残している高橋は
あたしの方を見て、ニコッと笑った。



今思ったけど、

高橋って・・可愛い顔するなぁ。
顔も整ってるしね。
笑顔が作り笑いじゃなくて、自然に出来るってのもまたいいんだよね〜


あたしも、そんな高橋の笑顔につられ
微笑みながら再度、高橋に話しかける。
128 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時13分22秒



「なっちゃん、おいしい?」


「はいっ!おいしいですよ〜。
・・吉澤さんも、飲みます??」


下から覗き込むようにして、あたしの表情を伺う高橋。
高橋も矢口さんと一緒で小動物系だなぁ。可愛いリスって感じ?
なんてゆーのかなぁ・・高橋のファンの人達ならわかると思うけど・・うーん


少し間を置いてから、あたしはゆっくりと答える。



「・・・いいの?」



いいのかなぁ〜??
129 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時14分59秒


「はいっ!」


そう言って、笑顔で高橋はあたしになっちゃんの缶を渡してきた。

その手を、やんわりと押し返してあたしは高橋の肩を抱く。



「・・え??」


130 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時17分28秒


どうしたんですか?という感じで、
不思議そうに大きな目をキョロキョロ動かしながらあたしを見つめる高橋。




「あたし、高橋に飲ましてもらいたいんだけどな・・」


こっちの方がおいしそうだし。
と、あたしは高橋の唇を見つめながら言った。
131 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時19分41秒


さて、高橋はどうするかな・・?



「よしざわさん・・・」



高橋は頬を桜色に染めて、落ち着かなく辺りを見回している。



「だめ?」


「い・・いえ・・・あのぉ。」



「それとも、あたしのコーヒー飲む?」


132 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時22分11秒


「えっ、コーヒーは・・・っ」


高橋が何かを言いかけた時、素早くコーヒーを口に含み
高橋の唇に押し当てた。


固く閉ざしている唇を、ゆっくり口と舌でこじ開け
少しずつ、少しずつコーヒーを流し込んでゆく
133 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時24分14秒


苦い茶色の液体が、あたしの口から高橋の口の中へと移動させる。


途中で、高橋が苦しそうにもがいていたが・・
気にせずあたしはどんどんコーヒーを流し込んでいった。



・・・・



「・・・ぷはっ!」


「・・・。」
134 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時26分18秒


唇を離してからも、高橋は無言だった。
そして、突然何を思ったのか・・・口元を押さえ、ダッシュで走っていってしまった。



「高橋っ!?」


「うぅう〜〜〜〜〜っ!!」
135 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時29分50秒


バタンッッ!!



あたしはすぐに高橋の後を追ったが、トイレの個室に入ってしまったので
ただ呆然と個室の前に立ち尽くしていた。


・・・なに??高橋、どうしたの?

やっぱり、あたしとのキスが嫌だったのかも。
しかも口移しなんて・・・ディープキスよりある意味、深いもんだし。



・・・ごっちんに憧れてるのに。
悪いことしちゃったな。
136 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時31分59秒


数分後、高橋が青い顔をしながらトイレの個室から出てきた。

かなり心配したあたしは、すぐさま高橋の傍に駆け寄って
「大丈夫!?」と声をかける。



すると・・・衝撃の事実が、わかった。
137 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時34分00秒


「コーヒー・・・」



「へ?」



「あ・・あたし・・・コーヒー・・だけは駄目なんです。」


飲めないんです
と、再び目を涙目にして、口を手で押さえながら青い顔の高橋は言った。
138 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時34分31秒




・・・失敗、した



139 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時36分42秒


あたしは涙目の高橋の頭をよしよしと撫でてあげ、
高橋の気分が良くなるまで傍で付き添っていてあげた。


・・・こんなとこ、カメラで撮ってていいのかな?


あたしは、ばれないように胸に付けてある小型カメラを見つめ、思った。
140 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時39分05秒


しならくして、ソファーで横になっている高橋の背中を優しくさすってあげている所へ、
紺野と小川が仲良さげに歩いてきた。


「あ、吉澤さんと愛ちゃんだ。二人でいるなんてめずらしいねっ!」
141 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時40分33秒


・・・こんのぉっ!?

スタッフルームにいるはずなのに・・・なんで??




「怪しいよねぇ。二人っきりでいるなんて。」



紺野・・かなり言葉が棒読みだけど・・・・
142 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時43分29秒



わかったぞ。
紺野は悪趣味なスタッフの差し金か。


あたしと、五期メン二人を『高橋編』実行中に会わせて、
一体何させるつもりだヨ!?


企画の事、ばれたらどうすんの!!
143 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時47分09秒


「よしざわ、さん。」


「な、なぁに?」


少しつり目気味の小川に睨まれ、
あたしは落ち着きなく目を宙に泳がせる



「・・・・愛ちゃん、どうかしたんですか?」


「んー・・っと。なんか、急に気分が悪くなっちゃったみたい。
あの、小川さ、良かったらここで高橋についててあげてくれない?
あたし、ちょっと用があるから・・・」



そう言って、あたしは全速力でスタッフルームへと駆け込んだ。
144 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時49分20秒


「・・ちょっとっ、一体何してるんですかっ!!
楽屋ではあたしが気をつかったりしてるのに、あんな事したら
この企画がばれちゃうでしょーがっ!もう、いいんですか!?」


息を切らしながら怒っているあたしに、
ぼんやり映像を眺めていた中澤さんが立ち上がって、言った。

145 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時51分12秒


「えぇ〜?だって、王子を取り合う
五期メンの二人をいっぺん見てみたかったんやもん〜。」


・・・中澤さん・・っ!!(泣)

あんたですか・・悪趣味なのは・・


146 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時54分30秒



スタッフに聞くと、とりあえず今回は高橋が気分悪くなっちゃったのと、
企画がばらされそうになったので、「緊急事態」
と、いうことでこれで終了となった。



・・・コラコラ。これでパーフェクトが無くなったんですけど・・・



中澤さんは「ちょっとした遊び心やないの・・」とかなんとかブツブツ
言いながら、スタッフにこってりと怒られていた。



147 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)20時58分08秒



その後の事を、あたしはよく知らないけれど、
小川と高橋の仲が、前より悪くなったのは確かだった。


やっぱりあたしのせい・・・なのかな?


すぐに、その場に居合わせたと考えられる紺野に聞いてみたけれど、
紺野は首を横に振るだけで、詳しい事は何も教えてくれなかった。



148 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)21時02分28秒


そして、二人のアプローチも最近段々と激しくなっていっている



なになに?どーなってるの??
ってか、あれ・・?高橋、ごっちんは・・・?



 がしっ!!



考え込んでいるあたしの右腕には小川がしがみ付き、
左腕には高橋が。


これを『両手に華』ってゆうんだろうけど・・・
あたしは小川と高橋、二人の睨み合いが怖くて、視線を横へとずらした
149 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)21時04分39秒



・・あのぉ。
梨華ちゃん、矢口さん・・・・顔、怒ってません?


4人の表情があまりに怖すぎて
あたしは放送される時を考え、ブルルと震えてしまった。



まじで、あたし殺されるぐらいじゃ・・・すまない。


150 名前:高橋編 投稿日:2002年12月21日(土)21時08分38秒


 残り二人。



・・・ハッキリ言ってもう、やめたいっす・・。



「よっすぃ〜帰ろ〜っはあとはあと

「何言ってるんですか?矢口さん。
よっすぃーはあたしと帰るんですよぉ?」

「矢口さんと石川さんより、小川と帰りましょうよ!
ね?吉澤さん?」


「・・・よしざわさん、今日私の家来ませんか?」



・・・助けて。神様・・
151 名前:タモ 投稿日:2002年12月21日(土)21時09分54秒


「高橋編」終了です。


次は、『安倍編』です
152 名前:タモ 投稿日:2002年12月21日(土)21時16分55秒


レス有難うございます!!!(感涙)


105<4489様

よしこは一体どうなってしまうのですかねぇ。
きっと、○○で、×××なんでしょうね。
かわいそうに・・・。

106<66様

『高橋編』失敗してしまいました。
課題はこなせなかったのですが、「オトす」事に関しては今のところパーフェクトです。
ますます自分を追い詰めていっている吉澤・・・
もてるのもつらいです(●^−^●)ヾ

107<名無し読者様

よしやぐ良かったですかーーっ!?
逆師弟コンビはいかかでしょう?
あんまりエロくはないのですが・・・(w



153 名前:タモ 投稿日:2002年12月21日(土)21時22分44秒


108<名無し読者様

オチ、ですか?
・・はい。ありますよ、ありますとも!!(*^^*)
なので、読んでやってください。(笑)

109<名無し親父様

そうなんです!
矢口はちっちゃくて可愛いんです。
もう、ぎゅ〜っと自分の胸の中にすっぽりと納まってしまうような、
そんな可愛らしさを表現してみました!

110<名無し読者様

矢口は可愛いっす!!
自分も娘の中ではかな〜り気に入っているので、
力を入れて書きました。
最後の『後藤編』めでこのまま突っ走らせて頂きます。

154 名前:タモ 投稿日:2002年12月21日(土)21時27分11秒


111<37様


次はついに、ついに・・・っ「安倍編」です。
なちよしが好きだと前から聞いていたので、
ちょっと気合を入れて書きます!!
こんな駄文を気に入ってもらえるか・・プレッシャー(w

112<桜流様

おぉ!
読みに来て下さったのですか!?
有難うございます(●^−^●)/
桜流様の作品も、これからも読ませてもらいます。

155 名前:タモ 投稿日:2002年12月21日(土)21時28分53秒

と、いう事で、今日の更新はここまでです。

次の更新は・・今週中に出来ればいいなと考えています。
それでは、また、感想・ご意見お待ちしています。
156 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月21日(土)21時37分41秒
此処の更新を読むたびに嬉しくて叫びたくなる「よっすぃーカッケー!!」と。
僕の理想の形が此処にあります。
もう少し夢を見させてください。
157 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月21日(土)22時45分21秒
おぉ!高橋編面白かったです!!!
もうちょい大人な高橋が見たいです・・^^
よしこ、王子ですねぇ〜♪
こーゆー話大好きです!
がんばってください〜^^
158 名前:桜流 投稿日:2002年12月21日(土)22時47分35秒
パーフェクトがなくなったとはいえある意味十分パーフェクトですねえ☆
試合に負けて勝負に勝ったと言うか…モテ度アップですもんね!!

自分の作品はまだまだ未熟なものですが…読んでいただければ幸いであります☆
タモさま、次の更新楽しみにしております。
159 名前:マーチ。 投稿日:2002年12月21日(土)23時35分49秒
最初からずっと読んでました。
こういう話、大好きなんです!自分には書けないから尚更。
どんどん企画以上の力を発揮するよっすぃ、素敵です。
なっち編も楽しみ!でも手強そう!?
160 名前:111 投稿日:2002年12月22日(日)00時55分50秒
更新、お疲れ様でした。
たかはすぃ〜編、良かったっすよ!
ハロモニ。観てると、たかはすぃ〜の目がハートになってる時があるように
思いますw麗しき師弟関係・・
しかし楽屋が険悪な雰囲気になって来ましたねぇ。大丈夫でしょうか!?

いよいよ次は安倍さんですか!なちよし、ハァハァw
天使なっちをいかにして落とすか、吉澤さんの腕の見せ所ですね。
次回、正座して読ませていただきますw
161 名前:名無し親父 投稿日:2002年12月22日(日)20時06分50秒

更新乙です。
ここの吉澤は、本当に自分の理想の形ですね。
王子様っぷりを存分に発揮していますし!
クリアしていった4人が取り合っているのもイイっす(w
最終的にはどうなるのかな〜??

そして、『なっち編』は僕も正座して読みます。
正座第二号って事で(笑
よしとのカップリングの中で、後藤の次に大好きななっちなんで・・
かな〜り楽しみに楽しみに、更新待ってます。
162 名前:66 投稿日:2002年12月22日(日)22時13分45秒
たかはすぃー編も十分堪能いたしました。
自分で自分の首を絞めているのを気づきながら、
もておとこの本能で走り続けるよすこはまさに漢の中の漢(w
作戦は失敗だったですが次のよしなちに期待です。
163 名前:タモ 投稿日:2002年12月23日(月)21時52分50秒


『安倍編』今日、なんとか書き上げました。

明日のクリスマスイブに更新したいと思います。
内容をちっとばらすと・・・「エロ」です。はい。エロエロです。
感想、どうも有難うございました(○´−`○)ヾ
お返事は、更新の最後に致します。


それではまた明日。
164 名前:りゅ〜ば 投稿日:2002年12月24日(火)01時48分24秒
レス遅れましたが小川も矢口も高橋もみんな良かったです!
個性もでてて、企画もワンパターンじゃなく、すばらしかったです!!
本当にいつも萌えてます…。作者さん最高です!!

そして待ちに待ったなっち編!!めちゃめちゃ楽しみです!
イブの日に更新っていうのも何だかロマンチックですね(ぇ
まじななちよしヲタとしては必見です。本気で期待してます。
しかもエロエロですか!!あぁ、明日が待てない(w
165 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時19分29秒



「高橋編」を終えてから、約一ヶ月・・・
166 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時22分16秒


その間、あたしは梨華ちゃん、矢口さん、高橋と小川。
四人に振り回されっぱなしだった。




中には、キスをねだってきたり押し倒されたりして
身に危険を感じるくらい、やばい時もあったけれど・・
なんとかその場その場をしのいできた。
167 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時24分39秒


今日のこの日も、五期メンとカラオケに行ってから梨華ちゃんと夕食を食べ、矢口さんの家に泊まるというハードスケジュールだった。



だって・・・今日はなんてったって、
恋人達が1年で1番幸せに過ごすであろう日・・『クリスマスイブ』
168 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時26分34秒


「はぁ〜あーーー。」


長い溜息。



昨年はこんな事になるなんて、考えもしなかったなぁ。


普通に家族と過ごして、ケーキを食べて、
まぁ仕事もあって色々忙しかったけど。・・・今年は、
169 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時28分33秒


楽屋で一人物思いにふけり、目を閉じて考えを巡らせていた時


ドアが開いて『あの企画』のスタッフからお呼びがかかった。


 ・・まさかっ!!



今日、久しぶりに「吉澤ジゴロ大計画」が発動するのか!?
170 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時30分53秒



廊下に出て、

あたしはヒソヒソ声でスタッフと打ち合わせ(?)をした。



「吉澤、今日が何の日かは・・・知っているな?」


「は、はい・・クリスマス、イウ゛ですよね?」



「そうだ。まぁ、とりあえず・・がんばれよっ!」
171 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時33分25秒


ポンと肩に手を置かれ、
あたしの手に『安倍編』とワープロ打ちされた、綺麗な用紙が渡された。





このスタッフの態度・・・何か、・・変。

一体、何があるってゆーのさっ?



あたしは、ゆっくりと用紙をめくった
172 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時34分07秒





    『安倍編』






173 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時35分40秒



「どぁあぁああっっ!!!」



ドゴッ!!!




ま・・まじ・・・っですか?



こんな事するんですか?



誰が? あたしが??
174 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時37分12秒

パニくったあたしの前に、
あたしの中の本日の主役と思われる安倍さんが現れた。



「はれ?よっすぃーどうしたの?
頭なんか抱え込んじゃって。」
175 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時40分12秒


さっき、驚きすぎて、近くにあった壁に
頭をモロにぶつけてしまった・・。



にぶい痛みが、頭全体に走る



「い、いや・・・なんでもないです。
ほんとに、大丈夫デス。・・・・・ッ!つつ!!!」



「あ、ほらぁ〜。
なんか頭にタンコブみたいのできてるよ。
ちょっとなっちに、みしてみ?」
176 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時43分26秒


そう言って、安倍さんはあたしの頭をフワッと優しく撫でてくれた。

目の前に見える天使のような笑顔、柔らかい手。
あたしは、自分の想像以上に安倍さんの事を意識してしまっているようだ。


・・・胸が、熱い。




「あ、あべさん・・・」


「なにさ?」



クスッと笑う顔も、全部、全部安倍さんらしい。


可愛くて、どこか子供っぽい。
・・けど、大人のようである。
177 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時44分58秒


普段あまり物事を深く考えないあたしが、
先程見た文章によって、混乱しているのか・・・
使わない脳みその部分まで働いている気がする。



今回の安倍さん用の課題は・・・・
178 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時46分36秒



もう、これ以上はないってくらいのもの。



そう、つまり・・・
普通は男と女が愛し合うってゆーか、なんつーか・・
そんな行為。


あたしが今まで生きてきて、雑誌とかに載っているのを
興味本位で読んでいたもの。
179 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時47分42秒


「あ、あぁ、あの・・・」



こんなに動揺したのは初めて。




「よっすぃー?」




・・きょう、この人にこんな事をするなんて・・・
180 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時50分30秒




「よしこ?」


「うわぁっ!!?」



あたしの背後には、いつの間にかごっちんが。


「どうかした?
廊下で一人でブツブツ独り言言って・・・キショぃよ??」



「・・・へ?」


ハッとなって前を向くと、
もう安倍さんの姿はどこにも無かった。


楽屋の中から安倍さんの笑い声が聞こえる。
181 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時51分57秒


あたし・・・意識しすぎかな。


だって、だって・・・今夜はぁ〜・・・

こんなの恥ずかしすぎるよっ!!



女と女だよぉ?

出来るはずがない・・・・うぅ。
182 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時54分44秒


「・・変なよしこっ!」



はっ


そう言えば、まだごっちんにもあたし何かするはずだよね?
安倍さんの課題が『コレ』で、ごっちんには一体何をさせるつもりなの??



これ以上の事って、ある??





なんか・・この前のハロモニから、
スタッフの行動が怪しかったんだけど・・・気のせいかな?
183 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時56分52秒



深夜 22:50


あたしは安倍さんの部屋の前にいる。



メンバーの誘いを、みんなぜーーんぶ断って
ドキドキしながら、ドアを「コンコン」と2回ノックした。
184 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)17時58分04秒



「はい?だれー・・・?」


眠そうな声だなぁ・・


「・・・吉澤ですけど」


「ふぇ、よっすぃ〜っ??」
185 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時00分31秒


ガチャリ



赤いチェックのパジャマで、目をこすりながら
安倍さんはあたしを部屋の中へと入れてくれた。



「すいません・・・寝てました、よね?」


「んー・・ちょっとうつらうつらしてた。
けど、平気だよぉ。」



眠たそうな目をパチパチさせながら、安倍さんは笑う。
186 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時01分10秒


・・・かわいい、けど

あたしはこれから安倍さんに・・・・



187 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時02分26秒


その事を考えると、顔から火が出るってくらいに
恥ずかしさが込み上げてくる。



顔はまっかっか。



心臓は破裂寸前、だよ・・・
188 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時04分07秒


 ドキンドキン



「よっすぃ〜?」


「・・っ・・・安倍さんっ!」




あたしは、安倍さんを 抱きしめた。
189 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時06分59秒


「・・・」


「よ、よっすぃー、痛いよぉ・・・
突然ど、どうしたの??」



あたしの耳元で、
どことなくか弱く可愛らしい声が聞こえる。




安倍さんの声って、はしゃいでる時はすごく大きいけど
楽屋の中では結構静かめなんだよね。今も、すごく小さい。
まぁ、あのテンションで1日いれたらスゴイと思うけど・・・・
190 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時08分49秒


あたしは安倍さんから体を離して、その瞳を見つめた。



その後、スウハアと一、二回深呼吸をして、心を落ち着かせる。
191 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時10分45秒


「あたし、今夜・・・あ、安倍さんを・・」


後の言葉が出てこない。



普段、あまり仲良くもしてない。
会話も少なめ。

・・でも、可愛さは天下一品!


そんな先輩に・・・言う言葉じゃないけれど・・。
192 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時12分25秒

・・・・


すぐ後ろにはベットがあり、

部屋の明かりはスタンドの小さな明かりだけ。




雰囲気たっぷりのこのシュチュエーションに、

あたしはゴクッと唾を飲み込んだ。
193 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時15分15秒


う・・・

怖い・・っ・・怖いよ。



どうしていいかなんてわからないし・・・・



後ろでジー・・というカメラの音が鳴り、
不安だらけのあたしをせかす。



ま・まぁ、なんとかなるっ!



え〜い・・・・・・いくぞぉっ!!!
194 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時17分19秒


「あべさん!!」



「ひゃあっ!?」




あたしよりはるかに小さいその体を抱きしめ、
そのままベットに二人共倒れた。



華奢な肩を、しっかりと抱きしめて、
今安倍さんの体はあたしの体に密着している・・。

195 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時19分22秒


心臓の音がダイレクトに伝わってくる。



ドキドキ・・・




首元にキスをすると、
安倍さんの体が一瞬ビクッと震えて、
「あ・・っ!」と切ない声が聞こえてきた
196 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時22分35秒


い、いいの?


いいのかな??


あたしなんかで・・そんな事、安倍さんに出来るの?




『いい!いいで〜。はよ、やったりっ!!』


 ・・は?


『祐ちゃん黙って!今、いいとこなんだからっ。』


『中澤さん、シーーーッ!!
シーッですよっ!!』


『我慢できへんっ!ん・・・モガガ・・・』

197 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時23分42秒




「あ、の・・」


安倍さんがあたしの下から恐る恐る声をかけてきた。



「あ、な、なんですか・・・?」


198 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時25分55秒



「よっすぃーって・・や、矢口とかが好きなんじゃないの?
駄目でしょ、なっちとこんな事したら・・・。」



あ、そうか・・・



楽屋で、いやってほど4人があたしに絡んでくるの見てるだろうし。
そう思っても不思議じゃないよね・・。




 でも、今は


199 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時26分53秒


「あたしは、安倍さんが好きなんです。
・・・・あべさんだけ、です。」



そう言って、唇にキスをした。


200 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時28分54秒


安倍さんの唇は、赤ちゃんの唇のように柔らかくて、
何度もする度に「愛しい」って思えてくる
正に『天使の唇』って感じだった。




大量の安倍さんファンの人、ごめんなさい。



今夜は吉澤が、安倍さんを・・・もらいます
201 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時30分19秒



「・・・ぁ・・っ!」



背中に腕を回して、体全体にキスをする。



初めは額や頬に、次に、首筋に・・・
202 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時31分58秒


段々と顔が下に下がって・・




「あべさん、・・・・いいですか?」



「・・・んぅ・・・っ・・いいよぉ・・・っ!」






203 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時33分31秒


ぎゅっとしがみ付いてくる安倍さんの体温が
あったかくて、優しくて、
髪からシャンプーのいい香りもする。



・・・やべぇ。


安倍さん、吉澤・・・あなたに本気で恋しそうですよ・・。
204 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時36分14秒


赤いチェックのパジャマの前ボタンを、
手が震えながら1つずつ外してゆく。




パラリと前が全部はだけると、

安倍さんは恥ずかしそうに手で隠した



あたしはその手をとって、
胸の辺りに『ちゅっ』と音を立ててキスを繰り返した。
205 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時37分59秒


胸にキスをするだけでも
安倍さんはそぉ〜〜とぉ〜敏感ならしく、
信じられないくらい感じてくれる。



「・・・ぁあっ!!」



す、すごい声・・・

206 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時39分53秒


「あ、あべさん・・・?あの、
・・大丈夫ですか?」



「ん・・ぅ・・・だ、だいじょ〜ぶ、だよ・・・」


ハアハアと肩で息をしながら、
安倍さんは可愛い笑顔を見せてくれた。
207 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時42分37秒


う・・この先って・・・やっぱり、あれだよね。



あたしはチラリと安倍さんの下のほうを見る。

もじもじと足をすり合わせて、なにやら落ち着かない様子。



・・・なんで、だろ??



あたしは、右手をゆっくりと安倍さんの太ももに滑らせていった




208 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時43分48秒


「・・・ゃ・・・ぁ・・っ・・」



ゆっくり、ゆっくりだけど、
あたしは安倍さんの下のパジャマを脱がせていく。

209 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時45分35秒



下もすべて脱がせて、
生まれたままの姿になった安倍さんを
あたしは直視できずにいた。



う・・・あ、あたし、顔真っ赤?

初めからそうだけど、今 この瞬間が一番・・・・っ
210 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時49分20秒


ピンク色をしたソコは、あたしが面白半分で見たビデオのように、
ヒクヒクと動いていた。


・・すっげーっ!

生で見ちゃったよ・・・



し、かも・・・メンバーの・・・



・・・安倍さんの。
211 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時51分31秒



ビクビクしながら、あたしは不器用に指を
安倍さんのソコにピタとあてた。



「・・・ひゃっ!」


その声にびっくりして、
あたしは咄嗟に指をパッと離してしまった。
212 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時53分26秒

「す、すいませんっ!」


声・・裏返ってる・・かっこわる。



「う、うぅん。いいの、いいんだけど・・・。
なっち・・こうゆうの初めてで・・・ちょっと、恥ずかしいべさ。」

213 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時56分22秒


安倍さんは顔を手で覆い、耳まで真っ赤になっていた。

あたしが下のほうに目をやると・・・ソコはもう、何かで溢れていた



そっと、再びソコに触れてみると
『ピチャッ』と液体のような感触がする。


・・・これは、ビデオで見たことのある・・・アレだ。
たしか、いっぱい感じると出るんだよね。


・・感じてくれてるんだ。
214 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)18時58分27秒


あたしは、本当に不器用な指使いで
ソコをいじりだす


割れ目をさすって、ゆっくり右へ左へ広げる。


その間も、その液体はあふれ出ていて。
あたしの指にたくさん絡み付いていた。
215 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時01分41秒




「・・・うぅ・・・ぁん・・・・あ・・っ・・・」



TVでは絶対聞けないような声。


もしかして、こんな安倍さんのセクシ〜な声が聞けるのはあたしだけなんじゃないの?


喘ぐ安倍さんは、
汗でしっとりと髪が顔に張り付いて・・
いつもより一段と色っぽく見える。



なんか・・・体が、あっつくなってきたぞぉ〜〜!
216 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時03分54秒



「あべさん・・・」


「ん、よっ・・・す・・・」



「あべさん」




「くぅ・・ぁ・・・んぁ・・・や、・ひゃぁあっ!!!」



あたしは自分の指を、安倍さんの奥まで一気に差し入れた
217 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時05分20秒


「・・・あぁあ・・・っ!!!」



安倍さんの体は反り返り、
指を抜いた後、あたしの体に力なくダラリともたれ掛かってきた。

218 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時05分57秒


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219 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時07分45秒



うぁーーっ!

恥ずかしかったぁ!!


・・・って、恥ずかしいのは安倍さんの方なんだろうけどね。



ハアハアと荒い息をはき続ける安倍さん肩を、
しっかりと優しく抱いてフトンを被せた。
220 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時09分43秒



ベットの中で、
あたしはしばらくの間、安倍さんの息が落ち着くまで傍で抱きしめていた。



安倍さん・・・

吉澤は・・・吉澤がこんな事をしたのは・・・


TVの企画なんですよ。

221 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時12分51秒


そんな事の為に、やったんですよ。



ハアハアという荒い息遣いが、スウスウという静かな息遣いに変わって、
安倍さんはあたしの腕の中で幸せそうに眠ってしまった。



・・・すいません。

よしざわ、サイテーですよね。



梨華ちゃんも、矢口さんも、
小川も高橋も・・・

みんな、ごめんね・・。
222 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時13分55秒


安倍さんを抱いてしまったことで、
急激に押し寄せてきた罪悪感に

あたしは何も言えなくなってしまった。

223 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時16分27秒


フラフラとした足どりでスタッフルームに戻る。

時刻は 0時10分を指していた




「おつかれぃ!」

「お疲れ様。」


スタッフルームに戻り、パラパラとメンバーの声がかかる。

でも、今のあたしにはそんな声も聞こえないほどに
とんでもなく気力が弱っていた・・

224 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時18分27秒


そんな時に、エロ大魔神の中澤さんから声がかかった。


「むーふふはあとはあとよしざわぁ〜・・・
モー娘。のメインの体は、どうやったかぁ〜?」


目が完全にエロ目になっていて、
肘でつんつんとあたしの体をつつく。

225 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時19分59秒

あぁ・・・

もう、うるさいなぁ。


そんなの、当たり前じゃないですか。最高でしたよっ!!


・・・って、ちが〜〜う・・・っ!(涙)
226 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時22分42秒


「すいません、今日は・・
・・もう、寝ます。」


スタッフからごっちん用の紙も受け取らないまま、
あたしはスタッフルームから出た。


中澤さんの「なんや〜?」という不満そうな声が聞こえてくる。

外には、チラチラ雪が降りだしていた。


「きれいだな・・・。」

227 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時27分53秒


ホワイトクリスマス、か・・・


キリスト様・・

こんなあたしですけど、
これからも宜しくお願いしますね。


一気に5人の娘。を好きになった、あたしをお許し下さい・・

228 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時30分31秒


次はいよいよ、ごっちんの番だよね。


はぁ〜。やだ。超憂鬱だよ・・・

まさか、ごっちんの事までも・・あたし好きになっちゃうのかな?




トボトボと歩いていたあたしの目の前に、
小柄な体の女の子が立っていた。
229 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時33分38秒


「よっすぃー・・?」


「矢口、さんですか??」


白い息をはきながら、
寒そうに手をすり合わせて・・矢口さんがTV局の門の前に立っていた。





「待ってたの。」


「・・へ?」


うっそぉ・・っ!



「きょう、矢口といてくれる?」


パフッとあたしの胸に飛び込んできて、上目遣いに矢口さんは言った。

230 名前:安倍編D 投稿日:2002年12月24日(火)19時37分54秒


あぁ〜。

なんでこんなに可愛いんだろ?





「はい。」


あたしは笑顔でそう言い、矢口さんをそっと抱きしめた



そうだよ・・・みんな可愛いんだから、仕方ないじゃん?
あたしが5人に惚れちゃうのもしょうがないでしょ?
ね、キリスト様。



最後に、吉澤からみなさんに・・・


   HAPPY MERRY CHRISTMAS !!

231 名前:タモ 投稿日:2002年12月24日(火)19時39分20秒


更新、『安倍編』はここまでです。

次は、いよいよラスト!『後藤編』です。
232 名前:タモ 投稿日:2002年12月24日(火)19時51分20秒


レスです。有難うございました!!!!


156<名無し読者様

いっやぁ〜。そんなたいした小説書いてませんよ。
そんなに褒めないで下さい。
調子にのりますから・・(笑)

157<ヒトシズク様

高橋、子供っぽすぎましたかね・・(^^)ヾ
すいません。その代わり、・・安倍編で我慢してください(○^−^)
ヒトシズク様も、小説書いていらっしゃいますよね??
読みました。感激です!これからも頑張ってください!

158<桜流様

よっすぃーモテ度ますますアップです♪
次は、後藤編・・・でも、あまり期待しないでください。
作者の文章力はへぼへぼなので(W
233 名前:タモ 投稿日:2002年12月24日(火)19時57分44秒

159<マーチ様

・・・!!
ファンでございます。(いきなり)
「キスの味はマンゴープリン」読んでました。
なっち編はいかがでしたか?
マーチ様の作品も、これからも読ませていただきます。

160<111様

なちよし終了ですー!!
はい、すいません・・。作者の文章力が無い為に、こんなのになってしまいました。
お許し下さい・・M(_ _)M

161<名無し親父様

そんな・・正座なんてしないでください。
なちよし好きなんですか?
どうでしたか?
また、感想まってまーす!

234 名前:タモ 投稿日:2002年12月24日(火)20時02分39秒


162<66様

ついに、次の更新でラストになりました・・。
今まで、ずっと有難うございました!
よしこは、きっと、最後の最後まで漢を貫き通すでしょう!!
後藤編、期待せずに待っててください(´д`)ヾ


164<りゅ〜ば様

はい。これが精一杯のエロでございます・・。
課題を全員変えてみましたが、
最後の後藤には何を課せられるのでしょうか!?
りゅ〜ば様の作品も、影ながら応援しております。がんばりましょう!



235 名前:タモ 投稿日:2002年12月24日(火)20時04分07秒


みなさん、どうも有難うございました。

ついに、次でラストとなります。


それでは・・また、感想・ご意見まってます(●^−^●)
236 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月24日(火)20時38分06秒
おぉ!もてもてよしこ〜♪
つ・い・に!ラスト!ごっちんですね^^
楽しみにしてます!
がんばってくださいね!

P・S 高橋は子供っぽいところがよかったですよ!
    番外編とかはないんですか?(すいません、わがままで^^;)
237 名前:スコール 投稿日:2002年12月24日(火)22時02分07秒
更新おつかれさまです。
なちよしいいですね。かなりヒットです!
昨日もそうだけどHEY×3ってなにげに、なちよしですよね。
前はクイズに答えるよっすぃーが安倍さんの肩に手をのせてたし。
安倍さんからよっすぃーの名前が出るたびに、マジ、ドキドキする(w

イブの夜はやぐよしってことでいいのかな? 
フェイントだったけど、やぐよし推してるのでかなり嬉しいんですけど(v

この小説を読んで、昔、アイドル系の番組で女の子が女の子に迫るという、
嘘のようなどっきり企画があったのを思い出してしまいました。
友達にチラッと見せてもらっただけなので、あんまり覚えてないけど(w

それではラストの後藤編、がんばってください。楽しみに待ってます。
238 名前:160 投稿日:2002年12月24日(火)23時07分56秒
なちよし編、堪能させていただきました。ゴチでした。
何だか不器用なふたりの様子が、すごくリアルな感じで最高ですw
せつないながらもほのぼのとしたエロでした!
自分の妄想特急が暴走しまくってます・・ヤバイくらいに。
何かで見ましたが、安倍さんはクールで雰囲気のイイ人がお好きなようなので、
何気によっすぃ〜はタイプなハズです(キッパリ)。

次回はいよいよ後藤編。もうラストですか・・
このまま終わらないでループで続いて欲しいようなw
有終の美はよしごまに飾っていただくとして、次回も期待しております。
239 名前:りゅ〜ば 投稿日:2002年12月25日(水)02時16分35秒
更新お疲れ様です!そしてメリークリスマス!
なちよし最高でした!!!
この文字を10倍ぐらいのフォントサイズで叫びたいくらいです。
エロエロ良かったです!なちよしヲタにはぐーんときました。
次でいよいよラストですか…少し寂しいです(ノд`)・゚・
どんなオチが待ってるのかも楽しみです。
次回更新期待です!!頑張って下さい。
240 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月25日(水)10時54分05秒
大変だ…なっちでこれだったらごっちんはどうなっちゃんだよ!!
まさかよっすぃーにちn(ry
241 名前:名無し読者 投稿日:2002年12月26日(木)03時01分02秒
・・・・・いい。
ていうか、この企画ホントにやってくんないかなぁ(w
242 名前:66 投稿日:2002年12月26日(木)10時21分57秒
なっち編最高でした。
なにげに今回のカップリングが一番楽しみでした。
期待を裏切らない仕事っぷり。いやはや感服です。
オトナななっちさんにふさわしい企画にドキドキでした。
で、最後は矢口さんをお持ち帰り(w
あんたどうすんの?ってPCの前で100回突っ込みいれてしまいました。
最後のごっちん編の企画が楽しみです。
243 名前:達吉 投稿日:2002年12月27日(金)16時03分50秒
すげぇ・・・
マジメにすげぇ・・・
後藤編に期待です・・・
マジでいいかんじです・・・
244 名前:達吉 投稿日:2002年12月27日(金)16時04分50秒
sageないといけなかったっすよね・・・
すいませんでした・・・
sage忘れです・・・
245 名前:マーチ。 投稿日:2002年12月27日(金)18時01分25秒
企画の指令を忠実に実行しながら、ふと罪悪感を感じて落ち込み、
でも、みんなが可愛いからと開き直る吉澤さん、最高です。
キリスト様も頷いてしまうでしょう。
安倍さん編、よかったですよー、ドキドキしました。
次はどうなるのか、ごっちん…
246 名前:名無し娘。 投稿日:2002年12月28日(土)16時16分58秒
だ、だけどさ
いきなり押し倒しちゃ、もったいないよね ヽ(>< )
もっと雰囲気出そうぜ、よしこさん(w
247 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時17分08秒


私は今、ソロになったごっちんの楽屋の前にいる。

248 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時19分53秒



ごっちんも新曲などを出していて、色々忙しいはずなんだけど、
今は、あたし達モーニング娘。とは比べ物にならないくらい暇してるらしい。



ドラマ『やんぱぱ』のドラマもとっくに終了しているし
次のドラマ出演も、まだ未定。

249 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時21分49秒


さっきメールしたら、

「今日の仕事は午前中で終わりだよ 真希 」

と言っていたので、さっそくあたしはハロモ二のスタッフと打ち合わせをして
ごっちんの楽屋に来た。


250 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時24分28秒


あたしは娘。を脱退してからも、ごっちんとは
たくさん連絡を取り合っている・・



うん。
TVとかでも、結構仲良しアピール(?)してたよな〜。


251 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時27分40秒


ハロモ二で、食べ物を「あーんはあとはあと」ってしてもらった時は、
さすがに、実はちょっと恥ずかしかったんだよねぇ・・・


あの事のせいで、
『レズ疑惑!?』なんてゴシップに書かれちゃったりしたけど。


実際のところ、あたしとごっちんはただの友達なんだよ。
252 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時30分13秒



あたしもごっちんも、
互いの事を「友達」か「親友」としてしか、好きと思ってないから。


いざこうゆう事になると・・・めっちゃ恥ずかしいんでないかいっ!?


どうやってそういう雰囲気にもってけばいいんだろう・・・


253 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時31分44秒



「ふぅ・・・」



ドアの前でウロウロしながら、溜息ばっかり付いているあたしの横を
TV局のスタッフやマネージャーが怪訝そうに見て、通り過ぎていく。

254 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時32分31秒



 がちゃり



「んあ、よしこだ。」


「っぎゃぁあっ!!!」


255 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時33分53秒



油断していたあたしのすぐ横に、
ドアから顔を半分出して微笑むごっちんがいた。



「・・・なに〜?
いきなり叫ばないでよぉ。今、起きたばっかなんだから。」


256 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時36分50秒


あぁ・・・。


だから、今は口調が『ゆっくりモード』なんだ。
たしか「んあー」って言う時も、かならず眠いときだけだったしねぇ。



 もう、脱退してから4ヶ月が経つけど、




・・ごっちんは娘。にいた時とまったく変わってないんだな。

257 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時40分23秒


「あ、あはは・・・びっくりしたぁっ!!
急に、ごっちんが楽屋から出てくるからだよ・・・」



「・・・ん、ごとーのせい?」



「そうなの?」と、首を傾げて、その状態のままあたしを見つめるごっちん。



・・・かわいすぎる。


258 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時41分33秒



この時のあたしは、
まだごっちんの事を「Like」の方で見ていた。



が、


259 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時42分38秒


部屋に入った途端に、
眠そうなごっちんの表情が突然一変した。



・・・何?


ごっちん・・どうしたの?



260 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時44分40秒




大人びた表情。



それは、普通の女子高校生が見せる顔とは違う。
ごっちんだけが魅せられる、どこか誘っているような眼。


その潤んだ瞳が、あたしの顔をじっと見つめていた。



261 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時45分32秒


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262 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時46分35秒



部屋に入ってから数分、

ごっちんはあたしを見つめたまま、無言で眼を逸らそうともしない。


263 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時48分11秒


この妙な状態を「異常」だ、と感じたあたしは、
なるべく明るい口調でごっちんに話しかけた。



「ね、ごっちんさぁ。
こうやってあたしと会うの、久しぶりだよね!」


264 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時50分37秒



「・・うん」



ぎこちない返事。


やっぱり・・・いつものごっちんと雰囲気が違う。

ど、どうして・・・・??



「あ、あのさ・・・、あの、ごっちん・・?」




話し掛けている間に、
ごっちんはじりじりとあたしに近寄ってきていた。


反射的に、あたしは逃げるように体制を動かす。
265 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時52分29秒


そして、とうとう壁際まで追い詰められた。



「えっ・・・っと、ごご、ごっちんっ!?」



ごっちんに吐息がかかるまで顔を近づけられて、
あたしの心臓は、バクバクと破裂しそうなぐらい激しく動いていた。


266 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時53分53秒



「よしこ」



「な、なにさっ!?」



「・・・キス、してもいいかなぁ〜?」


と、緩みきった笑顔を見せながら
ごっちんは言った。

267 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時55分47秒


一瞬頭が真っ白になった



頭のヒューズが5本ほどとんだ様な感じがした。



「え・・・」


・・・はい?

今、ごっちん、なんて言いました?

268 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時57分32秒


今までの『この企画』の中で、
そのすべては自分から迫ったものばかりであった。


キスをするにも、押し倒すにも、
まず、自分の行動が必要だったはずだ。



・・なのに、

なぜ・・・ごっちんが・・・っ!!
269 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)15時59分48秒



「返事しないなら、かってにしちゃうから。」



「・・へっ?」




ぐっと強い力で、あっという間にあたしの両肩は押さえつけられ
ごっちんの体はまたがる様にあたしの体の上に乗っかった。


背中には、床の冷たい感触がする。


270 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時00分39秒


つ、つまりこの状態は・・



・・・あたしがごっちんに・・押し倒されてるうぅっ!!?

271 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時02分25秒



「いい、よね?」



不安そうな顔で、あたしを上から見下ろすごっちん。

そんな梨華ちゃんみたいな顔も可愛いぜ、ベイベー・・・



・・・じゃ、なくてぇ!
あたし、ごっちんにキスされそうなんだってばぁ!

272 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時03分48秒



頭ではそうわかっているんだけれど、
口と体は動かない。



しばらく無言でいると、

ごっちんの唇が徐々にあたしの顔に近づいてきた。

273 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時06分14秒



 ・・・やばいっ!!!



『ちゅっ』


!?



あたしの予想に反して、ごっちんのキスは、
軽めの、本当に軽めのライトキスだった・・・。



唇が触れたのは一瞬だけれど、
ごっちんは顔を真っ赤に紅潮させて、あたしの上から素早くどいた。
274 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時08分35秒



あたしはその後、すぐにガバッと体を起こした



「よ、よしこ・・・ごめんね?」


おずおずと、ごっちんはあたしの表情を見ながら話しかけてくる。

いつものごっちんだ・・・

なぜ、謝るのかはわからないけど・・・



あたしの心臓は、まだやばいくらいドキドキいっている。
275 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時10分06秒


・・・よし、これは、好都合だよね・・・



今回は企画通りにいきそうじゃん・・?


276 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時12分37秒


そう、なぜか『後藤編』には課題が用意されていなかった。


だからあたしは、とりあえず本題の「娘。をオトす」という事に
専念する事に決めていたのだった。



・・・それにしても、なんでごっちんにだけ無いんだろう


ネタとかが尽きたとか?

たしかに、安倍さん以上の課題はないけどさぁ・・・


277 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時14分39秒



「よぉーーしぃーーーこぉおーー」



気がつくと、ごっちんはあたしの前に立っていて、
その手にはTVのリモコンが握られていた。



「ごめん、ね。
さっきのは忘れて、一緒にTV見よう?」


そう言って、ごっちんはスタスタTVの方に歩き出した。
278 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時15分40秒


あぁっ! いっちゃうっっ!!



あたしは素早く立ち上がって、ごっちんの左腕を掴んだ。

279 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時18分02秒



「・・・?」



ごっちんはわけがわからない、という顔であたしを見る。


そんなごっちんを無視して、
そのままごっちんの体を強く引っ張り自分の胸へと閉じ込めた。



そしてきつく、きつくその体を抱きしめる。
280 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時19分11秒


カシャン、とTVのリモコンが落ちる音がした。



抱きしめているごっちんの体は、
突然の事でカチコチに強張っている。


281 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時20分22秒


「さっきの事、忘れないよ。
忘れないから・・・。ごっちんにキスされたの、すごい嬉しかった」



「よしこ・・?」



「ごっちん。」
282 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時25分26秒



「あ、あたし・・・」



腰に腕を廻して、片手をごっちんの頬に添える


ごっちんの体がビクッと動いた気がした。



すると、
しばらく躊躇っていたごっちんは、唇をギュっと固く結んで
あたしの顔の前でそっと目を閉じた。

283 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時26分48秒


・・・すごい、色っぽい。


同い年とは思えないくらい。



その顔に、体に、唇に、

すべてに吸い込まれる。


284 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時28分32秒


さすが、モーニング娘。の顔をやっていただけあるなぁ・・・


普通の男の人だったら、これだけでもうノックダウンだ。



・・あっつぃ。


この状況に、自分でも顔が赤くなっていくのがわかった。
285 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時30分21秒



・・・今、気づくと。


あたしとごっちんの体はすごく密着していて、
ごっちんの手はいつの間にかあたしの首に廻されていた。


栗色の髪がサラッと揺れて、肩から落ちる。


286 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時31分45秒


・・ってか、



ああ、・・あの・・・・む、・・胸が・・・



ごっちんの胸は、あたしの体に押しつぶされるようになっていた。


それほど、強くくっついていたのだ。


287 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時33分50秒



『やっ・・・や、やめろーーっ!!!』



・・はい?


今の声、どっかで・・・



『しぃっ!!何やっとんねんっ!
黙って見とき!!』


288 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時36分00秒


『それにしても後藤、色気ありすぎ・・・
あたしでもまいっちゃうかも。』


『辻的にはぁ〜。
よっすぃーの顔が茹蛸みたいになってるのがおもしろいです!』



う・・・うるせいやいっっ!!



 ブツッ!!


シー−ーーン・・・


通信は切れた。



なんだったんだ・・・今のは。
289 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時36分59秒



まちくたびれたのか、

ごっちんは更に体を密着させてきた。


唇をつんっと尖らしている。

290 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時38分10秒


 カンカンカンッ!



・・・おっしゃ、第1ラウンド、いくぞぉっっ!!!

291 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時39分38秒


あたしは、ごっちんの唇を噛みつくように塞いだ



「・・・ん・・・ぅ・・・・」



何度も何度も口付けて、
それから顔を斜めに動かし、ごっちんの唇の隙間から舌を入れる。

292 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時41分12秒


舌と舌が絡み合って、


二人共息ができないほど互いの唇を求め合った。


その、厭らしい音だけが
鍵もかけていない楽屋に響いていた。


「ごっちん・・・。」
293 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時43分37秒


あたしは、名残惜しそうに一旦唇を離して、
ごっちんの首筋をペロッと舐める。



「・・・ゃ・・・う・・・・・ぁ、あっ!!」



ハアハアと、ごっちんの熱い吐息があたしの髪へかかる。



294 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時46分55秒


背中に手を廻して、背骨をなぞるように下から上へ上へと撫で上げる

その間も、首筋へのキスを止めない。



「・・・やぁっ、よ・・よしこぉ・・・・」



このテクニックは、あたしが弟の部屋から勝手に借りてきた
やらしいビデオで学んだものだ。


コレをやられると、ゾクゾクするくらい気持ちがいいんだって。
295 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時49分09秒



あたしはごっちんの着ていたTシャツの中に手を入れて、
ブラのホックを片手ではずした。


・・・へっへっへ〜。


どうだっ!かなり練習したんだぞぉ!!



昨夜の、人形相手に必死にブラをはずす練習をしていた
自分を思い出して、ちょっと笑いが込み上げてきた。


296 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時50分18秒



そして、そのままゆるゆるとした手つきで
首のところまでTシャツをたくし上げて、

ごっちんの上半身があらわになった。


297 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時52分04秒


「・・・は、はずかしいよ・・・」



ごっちんの顔は真っ赤だった。


しかし、あたしの顔のほうがそれ以上に真っ赤だったと思う・・・。



だって・・・ごっちんって・・・


胸がでかすぎるんだよぉっっ!!!

298 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時53分37秒


あたしが逆切れしてしまうくらい、
ごっちんの胸は大きくて形も良かった。


うぅ、うらやますぃ〜〜。



やっべ・・・鼻血でそうだよぉ・・。


299 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時55分16秒



恐る恐る尖ったピンク色の突起に触れて、
胸全体を軽く揉みあげる。



「や・・・・はぁ・・・ぅん・・・っ・・・」


300 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時56分30秒



ごっちんも、初めは躊躇っていたけど
段々小さな喘ぎ声を出すようになっていった。



「・・・ぁんっ・・・ぅう・・・あっ・・あっ・・!!」


301 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時58分28秒




『もっ・・・もぅ・・・我慢できないっ!
こんちくしょぉおーーーーーーーっ!!!』



キーーーーーン、という音が耳の中に響いた。




な・・なにっ!?


なんなんだぁーー?



こ、この声って・・・ま、まさかっ!!?

302 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)16時59分25秒




「・・ん、・・よし、・・・こぉ?」


「ご、ごっちん・・・」




あたしの頭の中に嫌〜な予感がよぎった。

303 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時00分29秒


ダダダダダダッ



廊下に、ものすごい勢いで走ってくる音が聞こえる。



え・・・ぇえっ!!?


304 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時02分11秒


バァンッ!!!



勢い良くドアが蹴り開けられて、
まるで映画のワンシーンのように、キリッとした顔立ちの市井さんが
部屋に飛び込んできた。



「後藤ぉっ!」


「い・・いちいちゃん!!」

305 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時04分32秒


!?



「へ・・っ?市井、さん・・・!?」


何が起こったのかわからず、呆然と立ち尽くしている
ごっちんの体に抱きついていたあたしを、
力ずくでベリッとはがす。



ドドドドドッッ・・・



こ・・今度は何!?
306 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時06分05秒


「「「よっすぃーーーっ!!」」」


「「吉澤さんっっ!?」」



楽屋に駆け込んできたのは、


市井さん、小川、矢口さん、高橋、安倍さん、梨華ちゃん。



・・どうなってんだ・・・こりゃ・・・

307 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時07分40秒



あ゛・・・っ!!!


気がつくと、ごっちんの今の状態は半裸。

ごっちんは目を潤ませながら市井さんに抱きしめられている。



・・・・



沈黙。




や・・やばい・・・よね・・・?

308 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時10分04秒


そして、一番初めにプルプル体を震わせて叫んだのは、梨華ちゃん。



「よ、よ、よっすぃーーのバカぁーーーーッ!!!」



そして、他のメンバーからも。


「信じてたのにっ!!」


「好きって言ったのは嘘だったんですか!?」

「よっすぃー最低っ!」


「このタラシッ!!!」


309 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時10分47秒


あたしは、市井さん以外の5人に取り囲まれていた。


みんな、すごい形相である。

310 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時13分56秒


「あ・・・あのぉ、みなさん、落ち着いて・・・」



あたしはなんとか5人をなだめようとしたんだけど、
それは、逆効果だったみたいで・・・


「落ち着いて、だって?
おちついてなんかいられるかぁーーーーっ!!」


矢口さんはあたしの右腕を、


「私達、ずっとスタッフルームで見てたんだからねっ!!」


梨華ちゃんはあたしの左腕を。


「なっち・・すっごい傷ついたんだから・・・」


「吉澤さんって、誰にでもあーゆー事するんですね。」


「・・私達、許しませんよ!」

311 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時15分30秒


3人はあたしの足を持って、

あたしは5人に担がれるようにして楽屋を出て行った。




楽屋を出て行くとき、
市井さんとごっちんが抱き合っているのが見えた。



・・おいおい、ごっちん。


あたしをはめるなよ・・・・





くっそぉーーーーっっ!!
312 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時17分36秒


そこからのあたしは、まったく記憶が無い。



ただ、後から分かったことなんだけど、
この企画は元々あたし用の『ドッキリ企画』みたいなもので。

最後にはごっちんとグルになって、
あたしを驚かそうとしただけなんだってさ。





313 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時19分34秒


途中で市井さんが入ったのはたまたまだったらしいけど。

メンバーはこの企画を知らなくて、
スタッフルームに突然呼ばれ、ごっちんとあたしの行為を見てたってわけ。



ってかさぁ・・・

驚くどころか・・・


よくわかんないけど、死にかけたよ? あたし。

314 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時21分16秒


モーニング娘。の楽屋の中、

今日も、5人のメンバーからの視線が冷たい。



あ・・あたしはぁ・・・


TVの視聴者様の為に・・・



うぅ・・(泣)


本気で涙出てきたよ〜。


315 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時22分41秒


「さてと、行きましょうか。
タラシのよっすぃー君?」


「タ・・タラシじゃな・・・」

「なんか言った?」



「・・・いえ。」

316 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時24分42秒


日にちごとに、
あたしのスケジュールにはびっしりとメンバーとも約束が組まれていた。



「明日は、仕事終わってから矢口とボーリングね。」


「その次は、小川とカラオケ&夕食ですね。
しっかり書き込んでおきますから。」



・・・あたしを殺す気・・・?

317 名前:後藤編E 投稿日:2002年12月30日(月)17時27分54秒


連日連日の休みの無さに、あたしの体は疲労で限界にきていた。


今日ぐらいは家でゆっくりしたいと、
あたしは思い切ってメンバーに言ったんだけど・・・



「あの・・最近、あたし・・・疲れてるんです、けど・・」



「「「「「はぁっっ?!」」」」」


「・・・なんでもないです。」




もてるって・・・つらいねぇ。


は、ははは・・・・(泣)

318 名前:最後に、スタッフより。 投稿日:2002年12月30日(月)17時32分11秒


 『ハロモ二大企画!!』


〜こんな吉澤君の苦悩はいつまでも続く。〜


 <お詫び>


尚、この企画はテープごとすべて廃棄させてもらいました。
来月のハロモ二で放送される事はありません。


※最後の部分があまりに過激過ぎた為、TVで放送できる範囲を
超えてしまいました。

本当にすいません。次の企画に期待しておいてくださいね。


それでは、また来週。


         はあとはあとハロモ二スタッフ一同はあとはあと

319 名前:ハロモ二大企画 投稿日:2002年12月30日(月)17時32分48秒


おしまい。


320 名前:タモ 投稿日:2002年12月30日(月)17時36分42秒


はい。終わってしまいました・・。

恐縮ですが、次スレを立てさせていただきます。
レスのお返事はそこでさせて頂きますね。


それでは(○^−^○)(新スレは同じ黄版にします。)
321 名前:加護編 投稿日:2003年01月09日(木)16時52分38秒


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322 名前:タモ 投稿日:2003年01月09日(木)17時53分43秒


上のものは、完璧に間違えです・・・。
すいません。気にしないで下さい・・・

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