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愛を知らない君へ

1 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)18時53分41秒
短編物にしようと思います。見てくれて、レスくれると嬉しいです。
初めてなんですが宜しくお願いします。
2 名前:それ 投稿日:2002年12月25日(水)19時19分46秒
「他人を好きになるのって素敵だね。」
って君は言う。

本当は何もわかっちゃいないのに・・。
他人に合わせてそう言っている。


「孤独が好きなの。」
って言うけど、
実は淋しいんだよね?


3 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時25分12秒
偽りの愛や恋を本物と思っている君を見ると、
とても哀しくなるんだ。


君はいつも独りだ。
それを「それで良い。」と肯定してはいるけど・・・。

みんな本当は愛する人が欲しいのは知ってる。
みんな知ってるのに、君は隠しているんだ。
4 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時28分25秒
だけど、「欲しい。」なんて口にすると、


「どうしたの?」


「らしくないね。」



・・なんて言われるもんだから、


君は精一杯偽って
心の奥にしまい込んでいるんだ。


本当は、



本当は辛くて淋しいのに。
5 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時30分55秒
弱い自分が嫌いで・・・。



強がる君が痛い。


素直になれない君が、とても痛いんだ。



愛し合う他人を見ても、


「本当にこうなるの?」と



空っぽな心が邪魔をして、

君には愛が埋まらない。
6 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時33分32秒
君はいつ恋をした?
君はいつ恋って知った??


「突然になる。」

そうみんな言うね



君も「突然」を待っているんだろうね。


でもね・・・・・?




でも、君が心を閉ざしたままだと
愛も「突然」には入ってこれないんだ。
7 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時36分34秒
「友達だ。」
って自分に言い聞かせて、


君はソレを見ようともしない。



実はすぐ側にいるかもしれないのに。



君はかたくなに否定するんだ。




何故否定するの?
友達じゃないとダメなの?



何故見ようとしない・・。


気持ちは淋しいくせに
どうして強がってばかりいるの・・?




素直になれないの?
8 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時41分41秒
思い出して、あの時の恋。
君はどうして「恋」って知った?

どんな気持ちだった?



君は今にも泣き出しそうなのに
・・・・こらえて
・・・・笑って

そして
「これでいいんだ。」ってまた肯定して。



愛は君が目覚めるのをずっと待ってる
君が人を愛する時をずっと待ってるんだ



・・・忘れないで・・・?


君は愛せないわけじゃない
君は愛を見つけられないわけじゃない


早く・・早くみつけて


本当の気持ち



ずっと、ずっと待っているよ?
9 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)19時43分07秒
こんな感じです。登場人物は吉澤あたりです。
痛いかはまだわからないです。頑張っていこうと思います
10 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)20時20分11秒
夢を見た。
懐かしいような何だかわからない夢。


幼いあたしと、あたしに話し掛ける大きな背の高い人・・
幼いあたしに諭す様に話し掛けてくる 


話し掛けてくるって言っても顔は見えなくて。
口が動いているかもわかんなかったなぁ。


ただ


直接頭に響いてくる感じがした。


あたりは光っていて逆光で見えなかったんだと思う。
その人は淋しそうに語りかけていた様な・・・・?



やめよう。




考えても無駄だ。
夢なんて信憑性がないんだから
11 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)20時32分26秒
いつの間にか午後の授業が始まっていて
黒板の前には熱心な教師が身振り手振りで授業を進めている


いつの間に寝ちゃったんだろ・・。確か記憶では
昼休みだったような気がするんだけどな



罪作りなこの席はあたしのお気に入りなんだけど、
午後となると大敵になる。

窓側の後ろから二番目。


日差しが心地よくて、風が頬に当たると
何ともいえない睡魔がいつもあたしを襲う


またやっちゃったか・・・

もう授業も残り少ないし、
聞いてもわかんないからもう一度寝ちゃお・・・


ゆっくり目を閉じて机に顔をうずめる。
今日の風も心地いいなぁ・・。日も暖かいし。


だんだん先生の声も聞こえなくなってきた・・。


12 名前:それすらも 投稿日:2002年12月25日(水)20時50分05秒
   
「君は他人の目が怖い?」

背の高いその人は小さなあたしにそう問い掛けた


そんなちっさな子にそんな事言ったってわかんないんじゃん?
って突っ込みたかったけど、二人にはあたしが見えていないらしく
すぐ側にいるのに気付いていない。


小さなあたしは顔に「?」をつけて、
何もわからず「うん」って言った。

・・・。
ごめんなさい。やっぱあたし夢でも馬鹿なんだね・・・。

何も知らないのに「うん」なんて言っちゃって・・・。
しかも笑顔で。


これが「一緒に来てくれる?」だったらどーすんのさ。
「うん」なんて笑顔で言っちゃったら
誘拐だよ。誘拐。


夢の中、せめて夢の中くらい賢い子でいてよ・・。

13 名前:TUBU 投稿日:2002年12月26日(木)14時35分30秒
よっすぃ〜の相手は誰なんだ!?
謎が深まりますな・・・。
誰か知りたいです。
続き待ってます。
14 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)22時15分44秒
>>13TUBUさん
レスありがとうございます。
まだ頭の中で試行錯誤中なんで文面とか
メチャクチャなんですけど、
がんばりますね
15 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)22時36分58秒
背の高いその人は少し笑って、

「誰も本当は気にしちゃいないんだよ?」



って小さなあたしの頭を優しく撫でた。


小さなあたしは何を勘違いしたのか・・・
誉められたとでも思ったのかニッコニッコしている・・・。


・・・・。でも、



当のあたしにも良くわからない。

この人は何を言いたいんだろう?
何で人の目が怖いって?
何が本当は誰も気にしちゃいないって?



夢ってのは実に信憑性がないと思う。
だけど、

その「夢」を見るには
その事柄を「強く願っている」
ってのがキーワードで・・・。



あたし・・、こんな事強く願ったっけ??



無い頭をフル回転して必死で考えていると
そこには二人の姿はなく、


ただ真っ白な発光した世界だけが広がっていた。
16 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)22時39分01秒
>>15
「本当は誰も」ではなく、
「誰も本当は」でした。すみません・・
17 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時01分35秒
   __________________


・・・・・。

あ・・。
目ぇ覚めちゃった・・。


結構良い夢だったのに。
もっと見ていたかったな・・。



随分と寝ていたらしく
教室には人が疎らで
窓の外は暖かかったはずの日は
オレンジ色の夕日に変わっていた。  




結局午後の授業全然受けてないや・・・。

んー・・。参ったな。
後でごっちんにでも見せてもらうか。
何気にごっちんノート写してるもんね
後で家に寄ろーっと



そう思って椅子から立ち上がり
机の脇に掛けたカバンに手を伸ばした時、



「よしこぉ?起きたー??」



間の抜けた声。

ごっちんじゃん。

ラッキー!コレって以心伝心??
家に寄る手間省けちった!

18 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時02分31秒

「んー。今起きて帰ろーと思ってたトコ。」
ごっちんは「そっかー良かったー。」
って言ってる。

何が良かったんだろ・・?
主語がないよ。主語が。


「何?待っててくれたの??」

「んぁ?待ってたって言うか、委員会あったから。」
「一人で帰るのもやだじゃん。」

なーるほど。
そう言う事ね。


「んじゃ帰ろっか」
「ですねー。」



残っている友達にさよならを言って
あたし達は教室を出た。
19 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時12分21秒
ごっちんとは今年から同じクラスになった。
初めは「この人とは気が合いそうにないなー」
って思ってたんだけど、


話してみると外見とは相反して
話しやすくて、好みなんかも結構気が合って。


知らない間にいつもごっちんといるようになってた。


あたし、群れるタイプじゃないから。
女の子達のグループって苦手なんだ


一人であぶれてて、休み時間とか暇してて。
そんな時やっぱ同じように
群れから離れてるごっちんがいて


(この人もあたしと同じタイプなのかなぁ)


って思いながら見てたら目が合っちゃってさ
20 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時24分42秒
「ニカッ」って笑ってあたしんトコに向かって来たんだ。
んで第一声がコレ



「いつも一人でいるみたいだけど、
結構群れないでいるタイプ??」


この人とは気が合いそうって思ったね。


ん?さっき合わなさそうって言ったじゃん。って?
んなの先入観だよ。

人は先入観で見ちゃダメなんだよ?(笑)



21 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時37分37秒
あたしって「同志」ってのに
強く親近感が沸くんだー


ごっちんの場合は
「群れない」って事。


「え・・?あ、うん。結構苦手かな?」

「そっかー。ゴトーもねー苦手なんだー。」

そう言ってまた「ニカッ」って笑った


「名前なんていうの?ゴトーの名前は後藤真希。そっちは?」
「あー吉澤。吉澤ひとみだよ」


「んーそっか!んじゃー・・よしこでいっかなぁ?」
「へ?」
「あだ名だよ。あ・だ・名」
「よしこ?んー良いんじゃない?それでいいよー。」

「あたし何て呼べば良い??」
「あは!ごっちんて良く呼ばれてるよ。
ごっつぁんでも良いよー。」

22 名前:それすらも 投稿日:2002年12月26日(木)23時52分53秒
ごっちんにごっつぁんか・・。
ごっつぁんは何か相撲取りみたいだなぁ(笑)


「んじゃー「ごっちん」で」
「おー。わかったー。」


それから他愛のない話とかして、
仲良くなって今に至るってわけ。



今日の帰りもいつもみたいに他愛の無い話。
体育は冬だからってマラソンはやめて欲しいとか、
購買のパンはあまりうまくないー!とか。

あまり要領を得ない話だけど
そんな話が楽しーんだよなー。



・・・!
あ!そーだ!ノート!
ノートの事言わなきゃじゃん。

すーっかり忘れてたよ。
忘れっぽいのもいかがなもんだろう・・。
時には良いけど、時には考えもんだね


「あのよし・・・」
  「あのさー!今日の午後のノート貸してくんない??」


・・ん?あたし今ごっちんの声遮った??

 
23 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)00時06分51秒
「え?あぁノート?ん。良いよー」

そう言ってごっちんはカバンから午後の授業のノートを貸してくれた。

(気のせいかな?)


「ねーごっちん。今何か言おうとしなかった??」

「んー・・?んまぁーあるような、ないような・・。」



煮え切らないごっちん。
どーしたんだろう・・?


「どーしたよ?ごっちん?
いつもは「ねー!よしこ聞いてー」って言う位なのに」

「あは!失礼な!ゴトーだって戸惑う事位あるんだかんねー(笑)」


戸惑う・・?


「何?ごっちん相談事??」
「ん。まー・・。えーっと。そんなもんかなぁ・・・?」



やっぱり煮え切らないごっちん。

「何だよー。あたしで解決できる相談事だったら協力するよー?」
「んー・・。あのねー・・。」



「ゴトー好きな人できたの」

24 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)00時16分22秒
_____「ゴトー好きな人できたの」______


・・・好きな人・・。
まぁ高校2年生ともなれば好きな人の一人や二人、
いても不思議じゃないよね。


ってかうちら高2なのにそんな話さえも
出てこないもんなぁー。

色気ないよね・・。


「よしこ聞いてる??」


あ。トリップしてました・・。
ヤバイ、ヤバイ。


「ん。ちゃんと聞いてるよ?
好きな人できたんでしょ?おめでとう!」


ごっちんに好きな人ができたと言うのに、
心から祝福できない。



この焦燥感はなに・・??


「えへへ!ありがとー!!」

嬉しそうに話すごっちんを見ていられない。
25 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)00時31分27秒
「・・で?相手は誰よ??」
「あは!いちーちゃんって言うの。凛々しくてさわやか系だよー!」



・・・・ごっちんが嬉しそうに話すたびに
あたしは置いていかれた様な気分になる・・・。




あたしはまだ恋なんて知らない。
あたしはまだ愛なんて知らない。



「へぇ・・。良いなぁ・・。上手く行くと良いね!」
「うん!ありがと!よしこはいないの??そーゆー人」


26 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)00時42分05秒

「え?!いないよー!まだいらないし!」



・・・本当は嘘。
恋ってモンをしてみたい。





_____だけど・・・・・







「そっかー!何となくそう言うと思ったんだよねー。
よしこって「相手なんかいらない!!」タイプだよねー。」








・・・・・ほらね?・・・・・・



27 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)00時51分26秒



「ん。まーねー」



周りにはあたしへの「想像図」
ってのが作られていて・・。
あたしはいくら内面がその「想像図」と違っていても、
表面上では「想像図」として生きている。




「よしこカッコイイなぁー。」





みんな「想像図」で見てるから。
あたしはソレを壊すわけにはいかない。





「そうかな?あはは!」





弱いあたし何て大嫌いだ。
あたしは「想像図」だけでいい。
28 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)01時05分43秒
(強がる君が痛い。素直になれない君がとても痛いんだ。)




夢で見た、あの声が突然フラッシュバックする。



何?何なの?何でいきなり思い出すわけ?




「ごとーさ。やっぱよしこには伝えたくて。」
「・・・・・。」

「・・・・。よしこ聞いてる??」
「・・・・・。」

「よしこーー??」
「ん?ごめん、ごめん。聞いてるよ?」



またトリップしちゃったよ・・。
反省だな。


「よしこもできたら教えてね!相談乗るし!」
「おぉー。わかったー!」



夢だから信憑性無いと思うんだけど、
それにしても話が噛み合いすぎ・・・。



「んじゃーねー」
「また明日ー。ノートサンキューなー」



ごっちんと別れた後もう一度思い出す・・・。




   
     
     (強がる君が痛い。素直になれない君がとても痛いんだ。)
29 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)01時09分47秒
本日はここまでです。
結構文面意味不明かな?って思います・・・。
レスくれると嬉しいです。
感想待ってます。
30 名前:ヒトシズク 投稿日:2002年12月27日(金)09時54分16秒
何か痛いっすね。
こーゆーお話好きです!
がんばってください!
31 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)13時52分15秒
>>30
ヒトシズクさん
レスありがとうございます。
こうゆう小さなレスがとっても励みになってます・・。
やっぱりまだ試行錯誤中なんで
解かりにくいかもしれませんが、
今後もお付き合いお願いいたします。
32 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)14時11分00秒
_____________まだ考えていた。
あの言葉の事。



何でこう都合よく思い出したんだろう・・。


(考えるのはよそう。夢なんてとりとめがないんだから。)


あの夢は実はあたしが心の奥で願っている事??


(考えるのはよせ。夢は信憑性のないものなんだ。)


二つの思いが交差する。
夢を肯定しようとするあたしと、
夢を否定しようとするあたし。



二面性って言うのかな?
周りの「想像図」に応えようとしているあたし。
本当は気になってたまらないあたし。

周りの期待に沿えるため、
必然的にあたしは二つの顔を創るようになった。
33 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)14時32分38秒
そうすれば「あたし」は傷つかないから。
そうすれば「あたし」はカッケ―「吉澤ひとみ」でいられるから。



もう、「本物」を否定されるのはごめんだ。
否定されるくらいならいっそ消してしまえばいい。



「弱気な自分」なんて二度と口にするもんか



気付けば辺りは少し薄暗くて。
長い間考えていたのがうかがえる





頭をニ、三度振って
暗くなり始めた空の中
家路へと足を速めた。
34 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)14時47分57秒
「ただいまー」
「お帰りー。今日は遅かったわねー?どうしたの?」

「んー?ちょっと話とかしてたからさー」
「そ。もうご飯だから着替えたら降りてらっしゃい」

「はーい。わかったー」


着替えるためニ階へ上がる。

とにかく今日は疲れた。
何か色々思い出しちゃったし。



ごっちんに好きな人かー。
良いなぁ。いつかあたしにも出来るかな?



着替えながら今日の出来事をリプレイ。


ごっちん・・。あ!ノート。
書き写さなきゃ
ダルイなぁ
授業中に寝るのも考えもんだね


「ひとみー。ご飯よー?」
「はーい。今行くー」


急いでその辺にある服を着て
一階へ降りていった
35 名前:それすらも 投稿日:2002年12月27日(金)14時50分00秒
昼の部(?)はここまでで。
まだ纏まっていないって言うのが現状です・・。
レスくれると嬉しいです。
感想待っています。
36 名前:それすらも 投稿日:2003年01月28日(火)18時30分53秒
「おかーさんはさー、どうやって人を好きになったの??」



・・・ん?あれ?何か固まってないかい?
弟達まで固まって・・。何か変な事言ったかな??



「うわー!!ねーちゃんが!!恋話だよ!!何々??今日雪降るかも!!」


・・・うっせーよ。何失礼な事言ってんだよ。この弟は・・・



「ひとみ・・あんたいきなりどうしたのさ?」

「いや、別に何となくね」

「今までは、いらないーとか、必要ないって言ってたのに。」

「んー。今でもいらないけどさ、今日友達に好きな人が出来たって言われたの。
 でもあたし、その気持ち良く解かんなくてうまく祝福してやれなかった。」

「へー。そうなのー。」



・・・・これは嘘。良く解かんなくて祝福してやれなかったんじゃない。
羨ましかったから。普通の女の子としての幸せを感じているごっちんに
嫉妬していたから、あたしは心から喜べなかったんだ・・。
37 名前:それすらも 投稿日:2003年01月28日(火)18時37分56秒
「そうねー。人を好きになる事に「どうやって」って言うのはないのよ。
 フイに好きになってしまっているの。気になったり、いつも目で追い
 かけていたりね。」


「そっか。んじゃーどんなに努力してもできない時はできないんだね?」

「んー。そうなんだけどね、好きになる事に努力って言うのもないのよ?」

「・・・・・・」

「ひとみは根本的に考えが違っているのねー。(笑)」



・・そうなんだー・・。じゃぁあたしはきっと、ずっと特別な人はいないままだ。




・・・・・・・・・別に・・悔しくなんかないもん・・・・・



ただ・・、少し憧れているだけ。




でもだめだ・・・。
そんなのは「あたしらしくない」


あたしはいつでもカッケ―ヤツでいないといけないんだ。
38 名前:それすらも 投稿日:2003年01月28日(火)18時57分36秒
    ________何の収穫なしっと_______


「ごちそうさまー。」

「どう?ひとみ。質問の答えになっていたかしら?」


「・・・・・んー。まぁそこそこ解かったよ」


結局あたしは理想の自分を立て続けるんだろう。
他人の目が怖いから。



つまり




あたしは「自尊心」を傷つかれたくないんだ。


本当のあたしは他人に見せたくない
だから嘘の建前のあたしを見せている



弱いんだな。あたしって。強いと思い込んでるだけかも
カッケ―あたしだって本当はいないんだよね。



恋の話に浮かれてるあたしを
周りは不思議そうな顔で見た。


39 名前:それすらも 投稿日:2003年01月28日(火)19時06分04秒
つまりあたしは「自尊心」を守っているんだ。
本当のあたしを見せずに
偽りの建前のあたしを表にだしているんだから。



 恋の話に華を咲かせていた時、周りの子は不思議そうな顔をしていた。


「めずらしいじゃん。ひとみが恋話なんて。」

「そーゆうの興味あったんだ?初知りだなー。」



あたしはただ本当の自分で会話をしていただけなのに


この時あたしは「本当のあたし」ではいちゃいけないと思った


恋の話なんかしないと思った。



本当のあたしはみんなには無用なんだと気付いたんだっけ
40 名前:それすらも 投稿日:2003年01月28日(火)22時44分42秒
すみません。何だか二重カキコしているみたいで・・。
今度から気をつけます
41 名前:名無しさん 投稿日:2003年01月30日(木)02時06分16秒
いっつも読ましてもらってます^^
ずっと更新されてなかったからもう更新されないかと思っちゃいましたよ(笑)
42 名前:それすらも 投稿日:2003年01月30日(木)21時57分29秒
>>41名無しさん様
レスありがとうございます。中々頭の中で進まなくて書き込めなかったんです。
それでも今もほとんど試行錯誤で。
時期にまた更新いたしますね
43 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)21時42分10秒


あぁもう!何か色々考えるのに疲れた!
考えるのはやめよう。


もういいじゃん、このままで。
別に苦じゃないしね



ノート写さなきゃいけなかったんだよねー。
早く終わらせちゃお。



「あたしやる事あるから先フロ入るやー」



ん・・。今日の入浴剤何にしようかなぁ・・ 
44 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)21時49分42秒
・・・・。結局ゆず湯にしちゃったよ・・・。
んもーお母さんったら!折角、人が今日は「名湯の湯」を入れようと思ったのに・・・


「冬のお風呂はやっぱこれよ!!」


   だとさ



何か異様に香り強くない??
身体に染み付きそう・・・


あんま落ち着かないし!
「冬のお風呂」に乗せられるんじゃなかったよ・・・


お湯とか濁っちゃってるし。
   まっ
弟が洗うからいいんだけどね♪



  
45 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)21時57分05秒



くぅぅ。流石(?)ゆず湯!のぼせて来ちゃったよ・・
頭とか洗ってさっさと上がろっと・・・





「上がったよー。次良いよー」


「はーい」



んー気持ちよかったー。
さぁ気合入れて写すぞー!!


早目に終わらせて身体が温まっているうちに寝ちゃおーっと

     ト
      ン
       ト
        ン
         ト  
          ン
           ト  
            ン
               ガチャ 



46 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)22時04分12秒


ごっちんから借りたノートを開く。

(ざっと3ページか・・・)


1時間もあれば余裕だな。
キリキリやっちゃおう!



       ・・・カリカリカリカリカリ・・・・・


・・・・・フゥ・・休憩、休憩。
            

           ・・・カリカリカリカリカリ・・・


・・・・・くはぁ・・首と手が痛てぇ・・・
ん・・あと少しだー。ガッツ吉子!!


                   ・・・カリカリカリカリ・・・・


47 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)22時12分36秒


_____________カリカリカリカリカリ消し消しカリカリカリ_______





「完成ー」


んー!!腕が痛いー。

やっぱ授業中に寝ちゃだめだなぁ

後が辛いもんね・・・。次からは寝ないぞー!!



結局身体も冷めちゃった。
自業自得か(笑)



少し早いけどいっぱい勉強(?)したし、寝ますかな。




(今度お礼にごっちんの好きなピスタチオおごってあげよう!)



何てな事考えながら
あたしは眠りに落ちた





48 名前:それすらも 投稿日:2003年02月01日(土)22時15分22秒
今日の更新はここまでです。
長ったらしい文になってしまったと反省。(しかも解かりにくいと言うオマケ付き!!)
行動の書き方がイマイチはっきりしなく困っています。
こんなもんでよろしいでしょうか・・・?(笑)
いつになるか解かりませんが近いうちにまた更新しようと思います。
それでは!
49 名前:それすらも 投稿日:2003年02月02日(日)08時23分44秒


______________背の高い人が手を振っている____________







「また逢えたね」

 顔がまだ良く見えない・・。



嬉しそうにその人に駆け寄るやっぱりまだ小さなあたし。



「少し大きくなったんだ?」



ん?言われてみればほんの少し成長してるかも・・・



「時が近づいているんだね」



「よしこ大きくなってるの??」


「そうだよ?目覚めが近づいているのかもしれないね」



「そっかー。よしこ大きくなりたいんだー。
 だってバレーボールせんしゅになりたいんだもん」


「大丈夫。少しづつだけど、君は成長しているよ。」



・・・・・何だかうまく話が噛み合ってないよーだが・・・???





50 名前:名無しさん 投稿日:2003年03月31日(月)00時10分28秒
つづき、お待ちしております。

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