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君を忘れない
- 1 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)22時11分19秒
初めて小説書きます。
間違いなどがあるかもしれないので、
言ってもらえるとありがたいです。
感想もできればください。
- 2 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)22時33分07秒
2002年、夏。
「はーい、じゃあ今から10分間休憩ー!」
「ふぅぅ・・。」
やっと休憩だよ・・。。
普通一時間も休憩無しで踊ってたら脱水症状になるって!
「ふぅぅ・・。」
それにしても暑い。
まるであの日みたいだ・・・。
・・いや、もうあの日のことは忘れよう。
忘れたいけど・・・。
どうしてもこの暑い季節になると思い出してしまう。
その時、
「おい!」
「うわぁぁ!!」
「なんだよ、そんなびっくりすることないじゃん」
あー、マジで心臓とまるかと思った。
「なんか用?」
「用があるから話しかけてるんだろ?」
「はいはい、そうですね!」
ったく、むかつくなぁ。
- 3 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)22時50分38秒
あたしの名前は吉澤ひとみ。小学五年の時にはじめて、
あれからもう三年たって中三になった今でもダンスをつづけている。
そして・・今よこで意地悪そうに笑ってるこいつが、
市井紗耶香。ダンスを始めたとき、一番最初にできた友達が紗耶香だ。
まぁ、紗耶香にはいろいろとお世話になったなぁ・・。
「で?何の用?」
「おぅ、それがよー今日飲み物忘れっちゃってさー。」
- 4 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)23時06分04秒
「だから?」
「いや、だからって・・。」
「どうしてほしいんだよ。」
「だ、だからぁ、買ってきてほしいんだよ。」
「やだ。」
「はやっ!」
ん?確か一週間前もこんな会話をした気が・・・。
「ねぇねぇ、この前も同じこと言ってなかった?」
「あ、バレた?」
おいおい・・。やっぱりか。
「先生に言っといてやるからさぁ。」
「しょーがないなぁ、今日で終わりだぞ!」
「よっしゃ!サンキュー。」
- 5 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)23時16分52秒
先生にバレないよう、裏口からこっそりでていってダッシュ!
あ、やべ、何がいいか聞いてくんの忘れた。
・・ま、いっか。
あいつの嫌いな炭酸でもかってやろ・・・。プッ。
ジムをでてから十分後。
あれ?おかしいな、ここにあるはずなのに・・。
迷ったか?
いや、そんなはずはない。
毎週きているのだから。
「あれれぇ?」
とにかく他の自動販売機を探そう。
そう考えた吉澤は、口笛を吹きながら狭い道へはいっていった。
狭くて、薄暗くて、人が少ない道を一人歩いていた。
- 6 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)23時29分09秒
「なんだよ、こっちにはないのかぁ?」
少しイライラしながら歩く吉澤。
と、そこにちょっと古そうな感じのひとつのでっかいものを発見した。
「あ、あったぁぁぁ!」
自動販売機が一つあったごときで喜ぶ人間はいない。
しかし、今の吉澤にとってはそれが希望の光に見えているのである。
「あ、けっこー昔のがある。炭酸系は・・お、あったあった。」
そう言ってお金をいれようとした瞬間だった。
全ての光景が頭の中によみがえった・・・。
あの暑い夏の日の光景が・・・。
- 7 名前:PICKる 投稿日:2003年01月18日(土)23時34分08秒
はい、一応今のプロローグでした。
そんなわけでヘボヘボの駄文で、
毎日更新はできないですけど
がんばっていきたいと思います。
でわ・・・。
- 8 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月19日(日)00時22分01秒
- 描写が分かりにくいなあ…
- 9 名前:名無し読者 投稿日:2003年01月22日(水)20時17分25秒
- 続き気になる!更新頑張って!
- 10 名前:PICKる 投稿日:2003年01月23日(木)20時44分29秒
- >>8 名無し読者様。
ははは、すみませんね(w
なんか次に次にって感じであせっちゃって。
これからもうちょっとわかりやすく書きますね。
>>9 名無し読者様。
あ、ありがとうございます。
キー打つスピードが遅いんですけど
なるべくはやめにがんばります。
では、更新します。
- 11 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)20時58分19秒
3年前の1999年、夏。
「こ、こんなにつらいとは思わなかった・・・。」
あたしの名前は吉澤ひとみ。小学校5年生。
学校の帰り道で拾った紙に、
『○○ダンススクール、生徒募集中』
こんなどこにでも書いてあるような内容になぜか
惹かれてしまったのであった。
なんとか両親を説得して今ここにいるのだが・・・。
つ、つらい、つらすぎる!
初めて来たってのにいきなり練習始めちゃうし、
一人できたから友達もいないし・・。
- 12 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)21時12分48秒
それに・・・・暑い!!
なんでこの部屋エアコンないんだよ!
そればかりか扇風機さえないよ・・。
ビンボーだなぁ・・・・。
その時、
「なんだ?新入りか?」
・・・は?
あたしに話しかけてきたのは、
黒髪にショートカットで、まぁどちらかといえば
ボーイッシュな感じの・・・誰だ?
「あの、どちら様で?」
「こっちがきいてんだ。新入りか?」
なんだよこの人、むかつくなぁ・・。
先輩ぶっちゃってるし。
「はいそうです、今日入りました。」
「おぉ、そうか、あたしの名前は市井紗耶香。よろしく。」
「あ、あたしは吉澤ひとみです、よろしくお願いします・・・。」
頭をあげて相手の顔をなんとなーく見上げたその時!
バチーン!!
「い、痛いじゃないですか!」
- 13 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)21時22分17秒
「・・・お前、あたしの予想からすると小5だろ?」
「はい?」
「聞いてるんだよ、答えろ!!」
こ、こわぁ〜。なんだよこの人、喜怒哀楽激しすぎだって!
「そ、そうですけど・・。」
「おぉ、また当たったよ。あたしも小5なんだよ。
だからさぁ、小5同士仲良くしようぜ、な?」
「はぁ。」
「元気がない、もう一回!」
「・・・はい!」
「よろしい。じゃ、あたし帰るから。ばいばいー。」
友達とよべる人は一応・・・できたのかな?
- 14 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)21時36分21秒
「ふぅぅ・・。」
なんか初日なのにすっごい疲れた気がする・・。
市井紗耶香か・・。
あの人はなんか自分と似ているかもしれない。
あんまり女の子っぽくなくて男の子っぽくて、
それと・・自由って感じがするとこがそっくりだ。
・・仲良くなれそうだな。
帰り道、そんなことを思いながら歩いていた。
「ジュースでも買うか。」
そう考え、自動販売機を探すことにした。
歩くこと15分。やっとのことで発見した。
・・ん?誰かいるぞ?
ピンクのジャージを着て、自分と同い年くらいで、
ちょっと色黒だけど・・・・・・。
かわいい・・。
- 15 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)21時52分03秒
・・・・・・おぉ!いかんいかん、つい見とれてしまった。
ジュースを買うんだよな。
でも、あの子なんか困ってるぞ?
どうしたんだろ・・。
いっちょいくか、顔も見れるし・・。
あたしはその子に近づいて、声をかけてみる。
「あの、どうしたんですか?」
「え?」
うぉぉぉぉぉ!か、かわいい!
顔も、声も!全てかわいい!
・・ちょ、ちょっと興奮しすぎたな。
「いや、なんか困ってたみたいなんで・・。」
「あ、そうでした!ちょっとこれおかしいみたいなんですけど・・。」
かわいいなぁ〜。
「ボタン押してもでてこないんですよ。」
「あ、それならまかせてくださいよ、こういうの得意ですから。」
そういってあたしが販売機の前にたつと、おもいっきり、
『バーン!』
ってな感じで販売機を叩いたら、あらびっくり。
缶がおちてくるわけよ。
「ほい、これでいいんだよね?」
「あ、ありがとうございます!」
「いえいえ、では。」
- 16 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月23日(木)22時00分30秒
いやーかわいかったなぁ、あの子。
あ!名前聞いとけばよかったなぁ・・・。
うーん、それはナンパみたいだな。
また会えないかなぁ・・・・。
そんなことを考えながらふと、後ろを向くと・・。
「うわぁ!」
「はっはっは、ナイスリアクションだよ。」
なんでこんなとこにいるんだよぉ・・・市井さん・・。
「か、帰ったんじゃ?」
「そんなにあたしに帰ってほしいのか?わかったよ・・。」
「いえいえいえ、そんなこと言ってませんよ!」
あーホントわけわかんない、この人。
「ひっひっひ、見てたぞ、さっきの・・。」
「えぇぇ!?」
- 17 名前:PICKる 投稿日:2003年01月23日(木)22時02分39秒
更新終了です。
まだ一話おわんないんですけど
気がむいたらレスください。
でわ。
- 18 名前:PICKる 投稿日:2003年01月25日(土)20時54分03秒
暇なんで更新しまする。
- 19 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年01月25日(土)21時10分40秒
「ったくよー小学生のくせにナンパなんかしちゃってよー・・。」
「ナ、ナンパって・・。」
「なーにとぼけてんだか、一部始終みてたぞぉ。」
うぐぐ・・。やっぱこの人苦手だ・・・・・。
「正直になれよぉ、ひとみぃ。」
何この人あたしがあの子のこと好きなんだって決めつけてんだ?
それといつあたしがしたの名前で呼んでいいっていったんだ?
そんでもって、なんでこんなに馴れ馴れしいんだー!!
「いや、正直になれっていわれても・・・なにに正直になれば・・。」
「はぁ?お前本気でいってんのか?」
「はい・・本気ですけどぉ・・。」
「あーもういい、わかったから。」
・・・なにがわかったんだ?
- 20 名前:PICKる 投稿日:2003年01月25日(土)21時14分07秒
すいません、時間がないので更新ストップです。
明日もできたら更新します。
- 21 名前:PICKる 投稿日:2003年02月24日(月)20時54分49秒
- 随分間があいてました。
すみません、更新します。
- 22 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年02月24日(月)21時08分05秒
「あのな、よく聞けよ。あーゆう弱そうな子は自分がひっぱってかなきゃ
いけないんだよ。だから・・・・とにかく押せ!!押すんだ!」
「は?」
何を言い出すんだこの人。勝手に説教始めちゃったし。
それに・・。
「あの・・あたし一回もあの子のこと好きなんて言ってませんよ?」
「確かに聞いてないけど好きなんでしょ?」
その言葉には否定できない。
かわいいと思った。でも一回しか会ってないし、
正直なんとも思わない。しかし嫌いという言葉が嫌いな吉澤。
もうなにがなんだかわからなくなってきた。
「うあああー!」
「おお、なんだよ急に。」
- 23 名前:第一話 よみがえる光景 投稿日:2003年02月24日(月)21時18分22秒
「ま、いっか、それより最後に一つ。」
「なに?」
「恋をするのはいいことだ。とにかくがんばれよ、応援する。じゃ。」
「う、うん。」
・・・帰っちゃった。
しょうがない、あたしも帰るか。
「はぁぁ・・。」
ため息をして、誰もいない狭い道を一人歩く吉澤だった。
夏はまだまだおわらない。
第一話 よみがえる光景 終わり
- 24 名前:PICKる 投稿日:2003年02月24日(月)21時21分51秒
- 一応一話終了ってことで。
短いっスね・・。(w
そんな感じで(どんな感じだよ!)二話も書きたいと
思います。
- 25 名前:第二話 キセキノハジマリ 投稿日:2003年02月24日(月)21時36分56秒
あの日以来、あたしはあの子のことばかり考えていた。
名前も歳もなんにも知らない。
でもどこかで期待してて、いつか会えるんじゃないかって。
毎日考えていた。
そんなある日、ダンスにいこうとして家をでたんだ。
そこまではよかった。確かによかったんだ。
なのに、なのになんで、ここに紗耶香がいるんだー!?
「あ、あのどうしてここに?」
「おう、おはよ。どうしてってそりゃあんたを待ってたんだよ。」
「あたし?」
「いや、・・一緒に行こう・・かな〜・・・みたいな。」
結構恥かしがりやなんだな〜。
あ、でも確かに一緒に行ってる人いなかったし、
ちょうどいいかも。
「一緒に行ってくれるの?じゃ、早くいこうよ。」
「あ、意外にあっさりOKしてくれた。」
「あたしも一人で行くの寂しいからさ。」
そう言って紗耶香と肩を組む。
二人で見つめ合い、おもわず笑う。
友達。
会って間もない人とこんなにも仲良くなれる。
これがキセキのハジマリ。
- 26 名前:第二話 キセキノハジマリ 投稿日:2003年02月24日(月)21時52分03秒
『おはよーございまーす!』
まず先生に挨拶。挨拶は基本だって言われた。
そしてウォーミングアップ。紗耶香と二人一組でやる。
で、この後やっとのことでちゃんとした練習がはじまる。
ウォーミングアップだけでヘロヘロになっちゃう子もいる。(らしい)
先生の話を聞きながらなんとなく前の鏡に目をやる。
後ろの方にピンクのジャージを着て楽しそうに踊っている子がいた。
・・ん?ピンクのジャージ???
キセキはつづくものだ・・・・。
- 27 名前:PICKる 投稿日:2003年02月24日(月)21時53分52秒
- 時間がなくなったので更新終了です。
駄文中の駄文ですが感想よかったらください。
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