ハロモ二大企画。3
- 1 名前:タモ 投稿日:2003年02月07日(金)17時53分21秒
- はい。タモです。
本当にしょーもない小説ですが、
これからも引き続き応援宜しくお願いします。
- 2 名前:タモ 投稿日:2003年02月07日(金)18時03分54秒
レス、本当に毎回有難うございました!!
269<名無し読者様
吉澤帝国ばんざーい!ですね。
まったく、毎回毎回羨ましくてたまらん(笑)
よしもそろそろ誰か、本命を決めればいいのに…(w
270<m様
怪しい影合ってましたかー?
笑って頂けて嬉しいです。
今回も更新送れてすいませんでした。
『中澤編』いかがでしたか?
271<名無し読者様
ほんと…なんだか、グッジョブッ!!!ですね。
中澤編、楽しみにしていただけていたようで…
相変わらずの駄文ですが、これからもお付き合い願いたいと思います。
- 3 名前:タモ 投稿日:2003年02月07日(金)18時10分24秒
272<名無しどくしゃ様
みんなにいじられよっすぃー♪
吉澤にとってはとっても災難な事だったでしょうが(w
リクですが、なんと…『オガタカ』だとか。
番外編の、番外編という事で宜しければ、書かせて頂きます(○^−^○)
273<名無し様
矢口編良かったですか!?
どうもです(w
とても嬉しいです。
紺野編…本当にすいませんでした(平伏
次に書くと言っておきながら次の更新は『矢口・お持ち帰り編』
「矢口の番外編書き過ぎなんじゃ―――!」
という声が耳に突き刺さるようです。
本当にごめんなさい。
274<和尚様
中澤編如何でしたか?
リクで、『スキー場の夜、いちごま編』とは…
和尚様も、やりますのぉ…(意味不
もちろん書かせて頂きます!!
- 4 名前:タモ 投稿日:2003年02月07日(金)18時14分10秒
275<66様
みんなのよっすぃーみんなのよっすぃー♪
毎回違うシチュエーションで書くの、
結構楽しいですよ。(●^−^●)
本当に…毎回…羨ましい限りです(w
276<221様
よしのパーツ割りは…どうでしょう!?
頭の中をフル回転させて、妄想してみてください。
そうすれば、きっと分かるはずです(w
次回は『矢口・お持ち帰り編』です。
造血剤を少量お持ちください(○^〜^○)
- 5 名前:タモ 投稿日:2003年02月07日(金)18時16分00秒
いつもレスを下さっている皆様。
本当に励みになります!感謝しています!
更新も1週間のペースから、約2週間のペースに落ちてしまいますが
そうか見捨てないでやってください。お願いします。
それでは、また感想お待ちしています(●^−^●)
- 6 名前:りゅ〜ば 投稿日:2003年02月07日(金)18時23分52秒
- 更新お疲れ様です!リアルタイムで見れて最高でした。
しかし、よすぃこは本当に凄いですな!あの姐さんまで落としてしまうとは!
次回更新も物凄く期待してます。頑張って下さい!
- 7 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月07日(金)23時13分26秒
- 持っち帰れ〜♪ヤッてまえ〜♪ファイトだ吉澤17歳♪
- 8 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年02月07日(金)23時38分21秒
- キタ―∬´▽`)―ッ!!!
中吉ハァハァですがな。ヤグッツァンもヤテマエ(ぉ
まこあい、番外の番外の(ryでもかまいません!!
どこまでも付いて逝きまふ。
- 9 名前:和尚 投稿日:2003年02月08日(土)01時31分51秒
- 更新ありがとうございました!!
リク書いてくださると・・・更にありがとうございます!!
矢口編で、吉澤さんがあんな事になってる時に、
同時刻でのいちごまが気になってしまって・・・(バカですみません)
中澤編・・・そりゃもう満足です!!
吉澤さんの頭の中のヤイヤイヤーで笑い、
中澤さんの可愛い顔、声などが頭の中でスグに妄想してしまい鼻血が止まりません!!
吉澤さん頑張った!!ありがとう!!
久しぶりに逝ってき・・・ます・・・
- 10 名前:名無し 投稿日:2003年02月08日(土)09時42分54秒
- タモさま、次の「矢口お持ち帰り編」まっつぁく構いません。(w
よしやぐは私の中の推しCPの一つですから。
はははは、あの夜の事情がついに明らかにっ!!!(壊
中澤編もひっじょ〜によろしかったですので、また次もよろしくたのんます。
なかよしもええなぁ。。。と思ってしまた、このわたし。
そんな訳だから、この前友だちが引いたおみくじ『中吉』を『なかよし』と
よんでしまったわたしはアフォです。(実話)
- 11 名前:桜流 投稿日:2003年02月08日(土)15時09分00秒
- こんにちは、お久しぶりです☆
最近の忙しさに読めてなかった分を一気に読ませていただきました。
やはりモテよし最高ですねぇ☆
よし側にしてみたら受難の日々のようですが…(^^;
そして姐さんカワイイ!!すばらしい!!
もっともっと姐さんの出番を希望しちゃいます!
- 12 名前:66 投稿日:2003年02月09日(日)04時07分17秒
- 新スレおめでとうございます。
姐さん編、受けの姐さんが新鮮でした。
百戦錬磨の姐さんもダウンな吉のテクかっけー!
師弟コンビ期待してます
- 13 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)15時30分34秒
暇が出来ましたので…更新!!
- 14 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時31分57秒
雪がチラチラ降る、クリスマスイウ゛の日。
- 15 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時34分29秒
「あっ…」
『安倍編』をやり終えたあたしが、TV局の門まで歩いていくと、
真っ白なコートを着て小さい体を震わせながら
天使のような矢口さんが、
寒そうに手をすり合わせて立っていた。
- 16 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時48分06秒
「今日、矢口と一緒にいてくれる?」
その言葉は、
少し沈んでいたあたしの心を一気に和らげてくれて…
何も考えずに、あたしはすぐ「はい。」とOKした。
- 17 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時49分08秒
タクシーに乗って、小一時間。
ここは、矢口さんの家のマンション。
- 18 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時52分02秒
「座っといて」
あたしは羽織っていた黒のコートを脱ぎ、
ゆっくりソファーに腰掛けた。
矢口さんの家の壁は、全部黄色で統一されていて、
信じられないくらいたくさんのプーさんのぬいぐるみが置いてある。
…すっげーっ
- 19 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時54分45秒
ふと、
矢口さんのほうを見ると
真っ白なコートを脱いでいる所だった。
今日の矢口さんの服装は…
上が赤のセーター、下はオレンジがかった膝までのスカートだ。
「ん?…何みてんの〜?」
……な、んか…矢口さんがセクシ〜に見える。
- 20 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時55分54秒
「そのスカート、可愛いですね」
「そう?」
「どこで買ったんですか?」
「…う〜ん、ないしょ。」
- 21 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)15時58分36秒
なんでですか、などと和んでいる内に、
外はもう雪が降り止んでいた。
窓の外に微妙に積もる雪が、小さい音をたてて下へと落ちた。
「あー、止んじゃいましたね。」
- 22 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時01分24秒
「よっすぃ〜」
すっかり空気が明るくなった所で、
突然矢口さんは真面目な顔をして、言う。
「なんですか?」
どうしたんだろう、とか内心思いながら
あたしはいつも通りに冷静な声で答えた。
- 23 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時03分11秒
「今日、矢口がなんでよっすぃーの事待ってたか、わかる?」
「うー?さぁ、なんででしょうかね」
あたしが、
そんな風に軽く答えても
矢口さんの目はどこまでも真剣だった。
- 24 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時06分56秒
「矢口は、」
…矢口さん?
「よっすぃーの事…」
「えっ?」
- 25 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時12分37秒
「一人占めしたいの」
それを言ってる間に、
少しずつ距離をちぢめていた矢口さんは、
ソファーに腰掛けているあたしの隣に座って
腰にぎゅっと腕を廻してきた。
顔をあたしの体におしつけ、
下唇をちょっと噛んで
緊張しているように肩を強張らせている。
- 26 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時14分01秒
「矢口さん…」
それを言われたあたしの顔は、真っ赤になっていた。
ぎこちなく腕を矢口さんの肩に廻し、
視線は空を仰いでいる。
- 27 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時16分04秒
「よっすぃ〜、キスして?」
「……えっ、あ、はい」
どうしたんだろう、今日の矢口さん…
あたしは、戸惑いながらも
矢口さんの頬にチュッとキスを落とす。
- 28 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時18分48秒
「…ベットに、いこ」
矢口さんはそう言い、
ソファーから立ち上がって、あたしの腕を引っ張った。
その顔は――――恥ずかしさと緊張が入り混じったような、
不思議な表情をしていた。
まるで、
これから高校の面接を受けに行く中学生のような顔になっている。
- 29 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時21分15秒
―――――――――
ベットまで歩いてゆくと、
矢口さんは一瞬何かを考えるような素振りを見せた。
「…」
「矢口さん?」
そのあたしの声にパッと振り返ると、
そのままあたしの体に抱きついて
二人共、スプリングのベットへと倒れこむ。
- 30 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時23分10秒
『ギシッ』
と、スプリングが音を立てて、はねた。
「や、矢口さん…」
「…好き…よっすぃ〜…っ」
「えっ、あ、あのっ…!」
- 31 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時26分30秒
答える間も無く、
あたしの唇は矢口さんに塞がれ
すぐに生暖かい舌が入り込んできた。
矢口さんの小さい舌が、チロチロとあたしの口内を舐め回して、
上顎を舐めたり、
歯茎の柔らかいところをつついたりして遊んでいるようにも思えた。
「ちょ、…む、…ぅう!?」
- 32 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時28分38秒
その舌が、
あたしの舌を見つけると
キュッと吸い付くように強く吸われ…
舌を絡めてクチュッという音を立てる。
―――あたしは、息が出来ないような錯覚に陥った。
- 33 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時31分12秒
「よっすぃ…」
矢口さんはそれから、一旦唇を離し
息を「フウ」、と整えると、
今度は下に穿いているスカートを、腰を浮かせて脱ぎ始めた。
――――――スッ、と矢口さんの白い太ももが露になる。
- 34 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時33分42秒
…ごくっ
きょ、今日の矢口さん…なんかすっごい大胆だ。
いつもは、
ホッペにチュってしただけでも赤くなったりして
可愛いなぁって思ってたけど……
これが、矢口さんの本当の姿なのかなぁ。
あたしの方が、全然子供なのかも。
- 35 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時35分20秒
「…っ…」
ハッ!
気がつくと、
あたしはいつの間にか、矢口さんの腰の上に乗っかっていた。
金髪の髪が、顔の横にサラッと流れる。
- 36 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時37分41秒
「…ぁっ」
あぁっ!?
ど、どうしよう…
勢いでこんな事になっちゃったけど……
「え、っと…」
ま、まさかあたし…
安倍さんだけじゃ無くて、
矢口さんにもあんなエッチな事しようとしてる…?
- 37 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時40分27秒
この日のあたしに『理性』と呼ばれるものは
一欠けらも頭に残っちゃいなかった。
まさに、
今日のあたしは欲求不満(?)の飢えた狼状態だった。
「よっすぃー…?」
その、狼にやられそうになっている……羊が、矢口さん、か。
- 38 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時42分45秒
あたしは、
少し戸惑いながらもセーターの中に手を入れ、
片手でブラのホックをはずす。
そのままセーターを上にたくし上げて、
一気に脱がせてしまった。
…矢口さんは、ほぼ全裸の形になっている
- 39 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時44分34秒
あたしは、
ちょんっと胸の突起を摘んで、口に含んだ。
ピンク色をした乳首が、吸えば吸うほどみるみる固くなってゆく。
……すごい。
- 40 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時46分52秒
「…っ…くっ、あっ!」
全体を包み込むように胸を揉み、
左手は段々と矢口さんの足を開かせていった。
矢口さんは何も、抵抗してこなかった。
「…んっ、んー…はぁっ!ぁあっ!」
- 41 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時49分13秒
しばらく矢口さんの胸を舐め回していたあたしは、
段々と顔を下げていって
鎖骨、胸、わき腹、へそ…
……
足をM字に開かせておいて、
すでに丸見えになっているソコに
ゆっくりと顔を埋める。
- 42 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時53分06秒
「…っやぁ!…よ、っすぃ〜汚っ……だめぇっ!
そんなとこ…汚いってっ!」
顔を真っ赤にさせて、左右に振る矢口さんの表情は
本当に真剣で、目が微妙に涙目になっていた。
…ってか、可愛いんですけど……
「大丈夫です、綺麗ですよ。
矢口さん…は綺麗です。」
- 43 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時55分53秒
好きです、矢口さん。
と、小さな声で眩いたあたしは、
矢口さんのソコに優しいキスを繰り返した。
「はっ…ぁ…ん…」
何度も、何度もチュッと音を立ててキスを繰り返し、
透明な液体が、少しずつソコから流れ出始めてから
あたしは、矢口さんの恥部に舌を差し込んだ。
- 44 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)16時58分16秒
「…きゃっ!」
矢口さんは小さな悲鳴のような声を出して、
恥ずかしさのあまりか、手で顔を覆ってしまった。
「…あっ…あっ……んんっ!」
ペロペロと周りを舐めて、
舌を挿し抜きしながら
溢れ出てくる液体を、残さず飲み干した。
- 45 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時03分29秒
「…やっ!…あっ…はぁっ!」
そして、
さっきからあたしが刺激すると
矢口さんの体が大きく反応する場所を見つけた。
- 46 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時07分25秒
そこをピンポイントに舌で攻めるようにして、
口に含んだり
カリッと歯を立てて噛んだりすると、
矢口さんの腰はガクガクと激しく動き出す。
「よっ…す……やぁ…めっ…!!」
気持ちが良いのか、苦しいのか、
矢口さんの表情は、そういった微妙な表情をしていた。
眉間に皺を寄せ、
涙が溜まり潤んだ瞳を、天井に向けている。
- 47 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時09分32秒
「…」
あたしは、
少し不安になってきた。
矢口さんは、本当に気持ち良いと思ってくれているのだろうか?
何しろ、色んな事に初心者なあたし。
もし、
気持ち悪がれていても…
仕方ないんじゃないかな……
- 48 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時12分13秒
「矢口さん…」
あたしは、
ソッと舌を抜き
ソコは指に置き換えて、中を激しく刺激する事は止めなかった。
…すごく、不安だった。
こんなあたしで、いいのだろうか、と。
矢口さんは、
今あたしとこんな事してて、本当に嬉しいのかな?
矢口さん…
矢口さん…
矢口さん…
- 49 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時14分57秒
「…くっ…ふっ…ぁんっ…」
息も絶え絶えに甘い喘ぎ声を出し、
矢口さんはあたしの背中にギュッと腕を廻す。
耳の後ろに
ハア、ハアと、矢口さんの熱い吐息がかかって、
あたしはしっとりと汗をかいた体に
触れるようなキスを繰り返した。
- 50 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時18分12秒
指のスピードがどんどんと加速していき、
指の本数も1本、2本と増えて、矢口さんの中を掻き回していた。
矢口さんの腰もあたしの指の動きに合わせるかのように
激しく動いている。
「…っ…あっ…はぁ…っ」
「矢口…さん?」
「…んっ…よっすぃ……好きぃ…っ!」
- 51 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時21分28秒
「…ひゃ…っぁ…くっ……ぅうっ」
そろそろ矢口さんの限界がきているようだ。
顔も体も、矢口さんの体温は上昇していて、
ほんのり赤くなっている。
「どっ…か…とんでっ……ちゃ…ぅっ…!!」
「いいんですよ、矢口さん」
「…ゃあっ…や、ぐち…おかしくっ…なるうっ!」
- 52 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時22分42秒
「…おかしくなっちゃいましょうよ」
ほんとに、
矢口さん…可愛いよ…
あたしの口からこんな台詞が言えるのも、
きっと、
矢口さんのせいなんでしょうね。
- 53 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時23分57秒
「…っ……ぁあぁあっ…!!!」
矢口さんは、
あたしの腕の中で悲鳴のような声をあげて、いった。
- 54 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時24分31秒
―――――――――――――
―――――――――
―――――――
- 55 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時26分24秒
いつかと同じように、
あたしは矢口さんに腕枕をして
矢口さんもあたしの手のひらを、キュッと握っていた。
あたしが、
矢口さんのオデコに鼻を寄せると、
矢口さんは寝ながらくすぐったそうに眉を顰めて、笑った。
- 56 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時28分28秒
――――――――握られている手が、あったかい。
「はぁ…」
どうしたもんかねぇ。
一日に2人にも、こんな事するとは…
う〜ん、あたし、やっぱり最近おかしいかも。
ゴルゴ吉澤、天然で発揮っ!?って感じかな。
- 57 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時29分58秒
「んっ」
矢口さんは、
ムニャムニャ言いながら寝返りをうち、
握っている手の力を強めた。
無意識に、あたしも手を強く握り返した。
- 58 名前:矢口お持ち帰り編 投稿日:2003年02月10日(月)17時31分19秒
「…大好きですよ、矢口さん…」
あたしはそう言い、
矢口さんの柔らかい首筋に顔を埋めながら
静かにやって来た、クリスマスの朝を過ごした。
- 59 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)17時32分01秒
『矢口お持ち帰り編』終了です。
次は、『紺野編』です。
- 60 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)17時40分22秒
レスです。有難うございました!!
6<りゅ〜ば様
リアルタイムなんて…有難うございます。
これからも期待0で宜しくお願いします(w
百戦錬磨(?)のよしこにかかれば、姐さんなんぞ…イチコロです(笑
7<名無し読者様
吉澤応援歌ですか!?
これからも、吉澤がんばらせていただきます。
8<名無しどくしゃ様
まこあい、今書き途中です。
次の次…?ぐらいに更新しようと考えています。
もう少々お待ちを(●^〜^)
- 61 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)17時46分10秒
9<和尚様
いちごま…気になりますか。
自分もです!(オィ
和尚様、また逝っちゃいますか!
戻ってきてくださーい
10<名無し様
よしやぐ一押し…同じですね(○^−^○)
番外編、普通に書き過ぎてしまいました。
私的感情入れまくりです。
すいません、これからもこんな作者にお付き合い願います。
11<桜流様
お久しぶりです。
姐さん編、更に希望ですか!?
まさかそんなお言葉が頂けるとは……
嬉しいですね。
書かせていただきます!
- 62 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)17時47分19秒
12<66様
師弟コンビ如何でしたか?
吉のテクはまだ市井レベルに達してませんからね(意味不
まだまだ、頑張ってもらいたいものです。
- 63 名前:タモ 投稿日:2003年02月10日(月)17時49分26秒
ここまで書いてこれたのは、
本当に皆様の応援のお陰だと思っています。
これからも、暇を見つけては更新しますので、宜しくお願いします!
それでは、また感想(楽しみに)待ってます(●^−^●)
- 64 名前:名無し 投稿日:2003年02月10日(月)20時50分11秒
- 普 通 と 言 え よ う か 。(w
あぁー、ヤグヤグヤグかーいーよー
満足です。。。(* ̄Д ̄)=3<ゲップ
それで次は『紺野編』あぁぁ楽しみだー、楽しみだー。(壊
これってリクもありなのですか??
…月並っすけど、タモさんのいしよし見てみたいなぁ…なんて言ってみる。
(〜`◇´)ノ<よしやぐ推しぢゃねーのかよ!
- 65 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年02月11日(火)11時19分09秒
- キタ―川*’ー’)―ッ!!
ハァハァ作者様のエロ最高。巧い。
次は紺ちゃんか…最初の企画に無かったメンバーをやるのって
カナリ萌えっすよ。萌え萌えm(ry
で、ではまこあい待っとります(;´Д`)
- 66 名前:66 投稿日:2003年02月12日(水)11時02分28秒
- 待ってる矢口キタ―(〜^◇^〜)―ッ!!
白いコートは初期タンの黒髪矢口を彷彿とさせますね。
よしやぐは好きなCPの一つでもありましたのでかなり萌えさせていただきました。
先輩が後輩に甘えるというのもかなりエロいシュチュエーションだと思いました。
始終甘えたの矢口さんに身もだえして読んでいた俺氏ね(w
次は紺ですか?よしかごより危険な犯罪のにおいが…
- 67 名前:m 投稿日:2003年02月12日(水)16時53分45秒
- ふふふ、姐さん編エロい。
ふふふ、ヤグお持ち帰りエロい。
ふふふ、そして次はこんこん編楽しみ。
なかなか見れないカプなんで期待してまってるです。
- 68 名前:名無しさん 投稿日:2003年02月12日(水)23時55分30秒
- やぐよし最高です。めちゃ好き
リクってまだできるんですか?
できるなら、みきよしお願いします。
昨日のみきよしが頭から離れません(w
- 69 名前:276 投稿日:2003年02月13日(木)12時40分11秒
- 中澤編、矢口お持ち帰り編、一気に読ませていただきました。
タモさん、アナタは最高です。グッジョブ!
頑張って造血しましたが、いとも簡単に決壊してしまいましたぁ!ぐはっ!
中澤姐さんは酔っ払うと可愛いのですね・・(遠い目)
オトす、というより吉の場合、自ら引き寄せている訳ですがw
矢口お持ち帰り編、ありがとうございました。
やぐよしを思う存分堪能出来ました!
>一人占めしたいの
こんなセリフ、やぐに言わせるなんて・・もうタモさんってばw
次回は紺野編・・
ある意味危険な香りがしますねぇ、これまた。
造血機能をフル充電して、お待ちしています。
- 70 名前:和尚 投稿日:2003年02月14日(金)18時02分40秒
- 帰ってきました。
矢口さんカワイイッス〜!
矢口さん、本当に吉澤さん好きなんだなぁと思う矢口お持ち帰り編でした。
実は『よしやぐ』も好きなんですよ。
次は『紺野編』ですか・・・楽しみに待ってまーす。
それではどっかから呼ばれているので逝ってきます。
- 71 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月16日(日)23時33分07秒
- タモさん、すげぇよ…・゚・(ノд`)・゚・
矢口番外編Aの詳細が読みたい今日この頃…。
あぁ、暇であり尚かつ容量があまりそうならばお願いしましゅ…。
- 72 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月18日(火)00時49分53秒
- 矢口、アンタかわいいよ…(w
タモさんのやぐよしまた読みたいッス。
- 73 名前:タモ(事実) 投稿日:2003年02月18日(火)20時15分56秒
- 雪版の方で、新作書いています。
こっちと全然印象違うので、恥ずかしく、隠していたのですが
良かったら見てやってください(●^−^●)
カップリングは…なんでしょう?
題『どうしたらいいんだろう、この恋。』です
- 74 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)13時55分41秒
「吉澤…さん」
「うわっ!?」
- 75 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)13時57分41秒
楽屋でマンガを読んでくつろいでいたあたしの背後に
とても聞こえにくい、か細い声が聞こえた。
うん。
こんな声を出すのは……あの人だろう。
ってか、あの子しかいない。
- 76 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時00分12秒
「紺野、何か用?」
そう言って振り返ると、
やはりそこにはぽっちゃり顔の紺野が立っていた。
紺野があたしに話しかけるなんてめずらしいなぁ…
「すいません、少しお話があるんですけど…
ここじゃ、ちょっと…」
- 77 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時02分59秒
紺野が辺りを見回して、
あたしもつられて見回すと、
高橋と小川が、なにやらヒソヒソとこちらを見ながら話し合っている。
あぁ…なんだ、そーゆう事。
「いいよ〜、外、行こうか?」
あたしと紺野は
たくさんの視線を受けながら、楽屋を出た。
- 78 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時03分36秒
□ □ □
- 79 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時10分08秒
ここはトイレの個室の中。
二人で色々と話し合って、
結局誰も来ないと思われたのが、この普段人が使わなそうなトイレ。
あたしと紺野は、(人に見られたらかなり怪しいと思うけど)
個室の中で話しをする事に決定したのだ。
「うーわ、狭っ、暗いっ!!」
「そうですねぇ〜」
…紺野って…やっぱりなんか不思議な子。
変なところでマッタリしていて、それでいてマイペースなところがある。
…彼氏とか、いたら大変そうだなー、その人が。
- 80 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時13分30秒
「で、話って何?」
マンガの続きが気になっているあたしは、
くだらない内容の話なら
さっさと終わらせて楽屋に帰ろうと思っていた。
しかし、
普段真面目な紺野の事だから
どーでもいいような、ふざけた話では無いと思うけどね。
- 81 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時15分58秒
「あの、よ、よしざわさん…」
紺野はそう言った後、
口を窄めさせて、すごく言いづらそうにモジモジしていた。
「なになに?
もしかしてさ、あたしに相談事とかなの?」
「はい…」
「あたしで良かったら、出きる限りの事はするよ」
- 82 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時19分15秒
「本当ですか!?」と、紺野は目を輝かせて
突然あたしの服を引っ張った。
おい…
これお気に入りのパーカーなんだから
そんな強い力で引っ張ったら伸びちゃうでしょうが。
あたしはやんわり紺野の掴む手を取って、
優しく微笑みながら
「本当だよ、そんな相談?」
と、さっきからやけに至近距離にいる紺野に聞いた。
- 83 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時22分58秒
「あの…私…、」
紺野は、
そのあたしの手をギュッと握り返してきて
顔を赤くさせながら自分の胸の前に、あたしの手を押し付けた。
「うっ!?」
や、やわらかー…
じゃなーいっ!!
紺野…一体どうしたんだ!?
「な、なに紺野…冗談なら…やめて、ね?」
- 84 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時24分02秒
「吉澤さん、私…」
「…?」
「私、欲求不満なんです」
- 85 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時27分06秒
ギュウッと
あたしの手を押し付ける力が強まった。
紺野の胸は、あたしが思ってたより大きく膨らんでいる。
ひょっとしたら…あたしよりあるんじゃないか、と思ったほどだ。
「こ、紺野…?」
そういえば加護も意外に大きかったけどね。
紺野もまた、意外と…
って、あたしはエロ親父かっ!!
- 86 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時28分49秒
「…で、あたしは具体的に何をしたら…」
そうあたしが言いかけた時、
ドンッ!という音と共に
あたしの背中に軽い痛みが走った。
- 87 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時30分24秒
「いったぁ…っ!」
背中が痛いと思ったのも束の間、
あたしは腕を押さえられて、唇に柔らかい感触がした。
「んっ!?…んー、んーっ!!」
- 88 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時33分02秒
キスをされていた事に気づいたあたしがいくら抵抗しても、
紺野は唇を強く押し付けることを止めない。
―――――
紺野の手が、
あたしのパーカーの裾を捲くる。
パーカーの中に手を入れ、
紺野はあたしの背中側にあるブラのホックを外そうと必死になっていた。
- 89 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時37分59秒
「…っや…めろっつーのっ!!」
ドンッと、力いっぱい紺野の体を突き放した。
紺野はヨロッと体制を崩して、驚いたようにあたしの顔を見る。
なんで、
後輩なんかに体触られなきゃならないんだ。
キスだって、キスだって…突然するしさ。
はっきりいって、いい迷惑だよ。
「あ、あの…え…っと」
自分が悪い事をした、と慌てる紺野は
オロオロしながらもあたしの腕を握ろうとする。
- 90 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時40分46秒
「いくら欲求不満だからって、
やって良い事と悪いことがあるでしょーが」
あたしはイライラして、
すぐにでもこのトイレの個室から出て行こうとした。
躊躇いがちな紺野の手を振り払って、ドアのノブに手をかける。
が、
紺野の小さな手が、
あたしの服の裾を掴んで離さなかった。
- 91 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時42分51秒
「ごっ……め…んなさ……っ」
ヒック、ヒックという音が聞こえてきて、
声もまた一段とか細くなっている。
紺野が泣いているのは一目瞭然だ。
これじゃあ…あたしが悪い子とした気分になるよ。
- 92 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時44分53秒
「…もう」
フウ、と一回溜息を付いて振り返り
あたしは紺野の頭をヨシヨシと撫でてあげた。
「で、あたしにどうしてほしいの?」
- 93 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時48分08秒
紺野がますます泣き出さないように、
あたしは努めて優しい声で、そう尋ねる。
そう言った瞬間、
泣いてぐしゃぐしゃになった顔を少しだけ上げて、
指で『下』を指差す紺野。
「えっ、何…?」
わけわかんないよ、それじゃ。
- 94 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時50分48秒
「しゃがんで…ください…」
「へ?」
言われた通り下へしゃがみ込むと、
紺野は下に穿いていたジーンズを一気に下まで引き下ろした。
視界一杯に、紺野の花柄のパンツが見える。
「こっ…、こんのっ!?」
- 95 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時53分33秒
「ここ…」
紺野はこれ以上ないってくらいに、顔を紅潮させてから
恥ずかしそうにソコを指差す。
あたしもそんなに人のは見慣れていないソコに
恥ずかしくなって目を瞑ってしまう。
「なめて、もらえませんか…?」
- 96 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時55分09秒
…えっ?
今、紺野は確かに「舐めて下さい」って言った、よね?
誰に?
あたしに?
そんな、バカな…
- 97 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時57分22秒
しばらく混乱して、
あたしは開いた口が塞がらなくなっていた。
「えっ、ちょ、こんの…それは、さぁ…」
まさか
あの大人しい紺野が、こんな大胆なことを言い出すなんて…
- 98 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)14時59分52秒
あたしが困った顔をして顔を上げると、
あたしの方を見ていた紺野とバチッと目が合った。
その瞬間紺野はギュッと目を瞑り
自分のパンツに手をかけている。
「…っあ、やめっ!」
- 99 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時04分18秒
止めるのが少し、遅かった。
あたしの目の前で
紺野の下半身は露になっていたのだ。
「…」
「…」
二人共無言になり、
しばしの間トイレ内は静寂に包まれる。
おぃおぃ…気まずすぎじゃねーかよぅ…
- 100 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時06分24秒
紺野の手が、フッとあたしの肩にかかり
あたしは思わず体をビクッと震わせてしまった。
「お、お願いします…」
少し涙声で言う紺野の声は、もう
聞き取れないほどにか細くなっている。
- 101 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時08分13秒
「わ、わかったよ…。
けど、声は絶対出さない事、…いいね?」
『はい』と口パクであたしに伝え、
紺野は、自分の口の周りを手でガッチリと覆った。
- 102 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時10分44秒
「さわるよ」
あたしは、
試しに人差し指と中指で、もう濡れきったソコに触れる。
「!」
触れた瞬間、
ピクッと太ももが揺れ動き
紺野は口を手で覆ったまま、目を瞑った。
- 103 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時18分17秒
割れ目を擦って、指でソコを押し広げる。
立ったままじゃやりずらいので
紺野を便器の蓋へと座らせ、自分はその下へ再びしゃがみ込んだ。
「…っ…!」
舌はまだ直接中心には触れないで、
その周辺を、わざと音をたてながら行ったり来たりさせる。
紺野は上を向いて、快感に耐えるように体を小刻みに震わせていた。
- 104 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時20分47秒
しばらくして、
あたしはちょんっと舌を出し、ソコの中心に押し入れた。
「…!!」
途端に、紺野は勢いよく足を閉じる。
それによってあたしの頭を押さえ込んでいる事を知っているのかいないのか
ますますその力は強くなっていっている。
- 105 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時21分56秒
く…苦しっ…
「こ、んのぉっ」
離せ〜、バカヤロぉ〜!!(泣)
- 106 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時25分55秒
紺野はその事に気づいたのか、
パッと足の力を抜き、あたしの頭は解放された。
「う゛ー…」
ゲホゲホ、と咳き込み
恨めしそうに紺野の顔を見上げると
紺野は、またもや口パクで『ごめんなさい』と何度も謝っていた。
…別に、普通の声は出しても良いのに。
そうあたしは思ったけど、
言うのもめんどくさかったので
あたしは黙って再度紺野の足を押し広げた。
- 107 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時28分37秒
全体的にピンク色をしたソコは、
中心だけ赤みを帯びていて
すごく…やらしい感じがした。
あたしは急に恥ずかしくなり一瞬目を逸らしたけれど、
意を決し、
すぐに舌を中へ挿しこんだ。
- 108 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時32分08秒
「…っ!……!!」
ガムテープで口を押さえられた人質のように、
目に涙をいっぱい溜めながらあたしを見つめる紺野。
あたしはそんな紺野の顔をチラリと見て
「我慢できなくなったら、言ってね」
と、笑いながら言った。
- 109 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時35分45秒
数分間、
舌で丹念に紺野のソコを舐め尽して
紺野の状態も伺いながら、あたしは舌の挿し抜きを始めた。
「…んっ…ん――!」
紺野は足をガクガク揺らして、
溜まらないのか、少し声を出し始める。
そして、口を抑える手にいくつも血管が浮いていた。
- 110 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時37分26秒
「…こんの、力抜いて」
グイッと
更に紺野の足を極限まで開脚させて
あたしは深くそこに顔を埋めた。
「…んっ…んんっ!」
- 111 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時39分22秒
―――トントン!
…へ?
今、トントンって聞こえたんだけど。
あたしの空耳かなぁ…?
紺野にも聞いてみようかと思ったけれど、
紺野は今そんな状態で無いらしいので、聞くのを諦めた。
- 112 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時41分09秒
トントン!!
少し強めのノックの音が聞こえる。
やっぱり、このトイレの中に誰かいるんだっ!?
や、やばいっ
- 113 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時44分05秒
あたしは咄嗟にソコから舌を引き抜いた。
それによって驚いて手を離した紺野は
「ひゃっ!」という小さな声を出してしまった。
しーん…
ま、まじかよぉ。
ここのトイレ、そんなに混むわけ無いし。
他の所だっていっぱい空いてるでしょ?
って、ことはまさか…
- 114 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時46分06秒
ドンドンドン!!!
「こらぁっ!!よっすぃー開けなさいっ!
そこにいるのはわかってるのよ!?」
「今、あさ美ちゃんの声しましたよ。
絶対この中に二人いますって!」
- 115 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時52分58秒
「よ、吉澤さん…」
「は…ははは……」
紺野に服を着させ、
ゆっくり個室のドアを開けると
瞬間的にあたしの周りは集団に包囲されてしまった。
…犯罪者の気分に陥った。
「お〜、よしよし、紺野…怖かったよねぇ」
…なんでやねんっ!!
- 116 名前:紺野編 投稿日:2003年02月23日(日)15時56分36秒
「さ、よっすぃー行こうか?」
その後、連行されたのはモーニング娘。の楽屋。
次に目を覚ましたのは、病院のベットだった…
- 117 名前:タモ 投稿日:2003年02月23日(日)15時58分33秒
『紺野編』更新終了です。
次は、番外の番外編『まこあい編』です。
- 118 名前:タモ 投稿日:2003年02月23日(日)16時09分41秒
レスの返事をお返しします。
有難うございました!
64<名無し様
満足しましたか?
紺野編、やはり変になってしまいました(w
いしよしのリクですが、もちろんokです。
前にも一回このようなリクがあったのですが、作者の趣味&都合で
無視したまま突っ走ってしまいました。
すみませんでした!
65<名無しどくしゃ様
エロ美味いですか?
次回に『まこあい』更新致します。
いつも通り期待0でお待ちくださいませ。
66<66様
よしやぐ良いですよね。
今回の紺野編、よしかごよりは…でしたねぇ(w
また加護の出演を希望される方がいたら書こうかな、とも思うこの頃です。
- 119 名前:タモ 投稿日:2003年02月23日(日)16時16分32秒
67<m様
フフフ、そうです、エロです。
最近ピュアなよしこが、まったく書けなくなってしまいました。
やばいくらいの駄文だった『紺野編』は如何でしたか?
68<名無しさん様
どうも。
みきよし今書き途中です!
書いたこと無いカプなので正直戸惑っていますが、
更新時に読んで頂けると幸いですね(w
近いうちに更新しようと思っています。
69<276様
ぐはっ!と血を吐いていましたが大丈夫でしたか?
>「一人占めしたいの」
この台詞。メンバーの中で言わせるなら誰が良いか考えてみた所…
矢口さんになってしまいましたが。
作者の判断は間違っていませんでしたよね?
- 120 名前:タモ 投稿日:2003年02月23日(日)16時21分50秒
70<和尚様
お帰りなさい、和尚様。
そしてまた呼ばれてしまいましたか(w
いちごまですが、
次回更新する『まこあい』の次ぐらいに更新しようと思っています。
これからも宜しくお願いします(○^〜^)
71<名無し読者様
すごくないですから(●^−^●)
矢口編の詳細…と、いうと『あの夜』の事ですか!?
うーん、そんなにまでしてよしこの事を…
(○^〜^)<やめてくれぇ〜!
書きましょう。
72<名無し読者様
やぐよしをこれ以上やると他の読者様が何と言いますか…
しつこい、と思われても良いようなら書きます、もちろん(w
レス、有難うございました!
- 121 名前:タモ 投稿日:2003年02月23日(日)16時28分05秒
更新遅れすぎな作者です。
たくさんのリクを受けているものの、書ききれるかは謎(w
ですが、書ける所までは必ず更新致しますので宜しくお願いします。
目標は、今週中2回更新です…
あくまでも目標、なので達成出来るかどうかは不明ですが。
>余談ですが、最近高橋が妙に可愛く見えるのは何故でしょうか…
ハロモ二のハロプロニュース時の高橋は、何を着ても似合いますね。
中澤は気に入りすぎ…(w
更新も元の1週間に1回ペースに戻すよう努力しますので
これからも応援宜しくお願いします。
では、感想お待ちしています(○^〜^○)
- 122 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月23日(日)17時14分21秒
- ばんざ〜い!!コレを好きで良かったぁ〜♪
このままずっ〜と、ずっ〜と死ぬまでタモさん♪
- 123 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年02月23日(日)19時24分49秒
- 更新お疲れさまです。
紺ちゃんキャワ!!萌えちまっただ(;´Д`)
毎回萌える。作者様のパワーはすごい。
つ、ついにまこあい…ドキドキワクワク
- 124 名前:m 投稿日:2003年02月23日(日)19時40分26秒
- うほぉぉぉ!
紺野編、これまたイイ!
んでもって次、まこあい・・・。
大好きなんですよぉー、このカプ。
更新できなくてもちゃんと待ちますので、
これからもがんばってください。
- 125 名前:71 投稿日:2003年02月23日(日)20時20分53秒
- 強引こんこん(・∀・)イイッ!!萌 え ま す た …
あんなワガママな願いを聞いていただけるなんて…・゚・(ノд`)・゚・
涙で画面が見えません…。ありがとうございます。
- 126 名前:名無し読者 投稿日:2003年02月23日(日)22時35分26秒
- こんこん異様にやらしかわいいよこんこん…・゚・(ノД`)・゚・。
よっすグッジョブ!なんかファソになってしまいそうだよよっす・゚・(ノД`)・゚・。
次回も勿論期待です。
そして・・・・あの、もしお暇でしたらよしかごをまた書いてくらさい。
- 127 名前:名無し 投稿日:2003年02月23日(日)22時38分24秒
- ぅがはぁっ!!(鼻血 …あかん、出血多量で…このままでは…。
(ある意味)他ではあまり見ない大胆なこんこん新鮮ですた、全然変じゃないっす。
おまけにリク聞いていただけるそうで…。
もう狂喜乱舞の勢いでございましてほんにもー。(w
更新、大変だと思いますがタモさんのペースでがんがってください。。。
- 128 名前:69 投稿日:2003年02月24日(月)01時10分19秒
- 紺野編、更新お疲れ様でした!
こんこん・・(遠い目)
何故こんなにもこんこんで興奮してしまうのでしょうか!?ヤバイです。
強引過ぎるこんこんがまたグッジョブです!
(・-・o川 <完璧です!
>私、欲求不満なんです
またこんなセリフを今度はこんこんに言わせるなんて・・もうタモさんってばw
やぐのセリフ、ご判断は正しいですとも!
川o・-・)<完璧です!
次がまこあいですか!?
こりゃまたどうなるんだろ?予測できませぬ・・
次回もフル造血してお待ちしております。
>ハロプロニュース
最近、たかはすぃ〜が可愛くて仕方ありませんw
今日の忍者は一体何れすか!何、あの可愛さは!?
中澤姐さんでなくとも気に入りますがなw
- 129 名前:66 投稿日:2003年02月24日(月)19時13分01秒
- 紺野誘い吉澤受けメチャメチャ新鮮でした。相変わらず素敵なエロでした
同じ台詞でもしゃべらすキャラによってこんなに違うとは…
まあ、最後で吉澤さんが悪者になるパターンは定説なので
吉澤さんには悪いですがずーっと悪者になっていただきましょう。(w
よしかごも期待しております。マターリやってください。
- 130 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)16時12分07秒
目標まであとちょっと!!
更新です。
- 131 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時13分15秒
「はぁ〜あ、つまんないっ!」
- 132 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時17分35秒
楽屋で、突然大きな声をあげる。
あたしと愛ちゃんしかいない楽屋はとても広々としていて、
なぜ、広いのにも関わらず
あたしのすぐ隣に愛ちゃんが座っているのか…
よくわからなかった…、が。
「……」
やはりいつもの癖って事なんだろうか。
他のメンバーがいない楽屋は
なんかしんみりして、寂しい。
- 133 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時22分51秒
「寂しい…うぅ、つまんない…」
モーニング娘。の他メンは今、
ラジオやらTVの収録やらそれぞれの仕事に行っていて、
たまたまこの時間に仕事が入っていないあたしと愛ちゃんは
楽屋で二人、椅子に座ってくつろいでいた。
- 134 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時27分42秒
「なんでー?私といるの、つまらない?」
あたしの言葉に、少し不満を持ったのか
愛ちゃんは丸い目を微妙に吊り上げて、こっちの方を向いた。
…ってか全然怖くないんだけどね、その顔。
逆に言うと、
結構あたしその顔の愛ちゃん好きなんだよ。
ちょっとだけ眉を顰めて、口を尖らせて…
本気じゃなくて冗談だと言う事がよくわかる。
まったく、可愛いんだから…愛ちゃんは。
- 135 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時30分15秒
「そっ、そーゆう事じゃなくてさ……
最近…吉澤さん、なんか冷たいじゃん?」
『吉澤さん』と聞いただけで神妙な顔つきになって
あぁ、と頷く愛ちゃん。
どうやら、愛ちゃんも同じ気持ちだったらしい。
- 136 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時34分50秒
「そうだよねー、あの時は私達にあんな事したのに…
それがTVの収録だったなんて言われても、なーんか納得いかないんだよね」
「うん、だって…好きになっちゃったもんは仕方なくない?
あぁ…吉澤さん、今頃何してるんだろう…」
あたしはあまり似合わないが石川さんのポーズをして、
一回溜息を付く。
※注
今現在、吉澤は松浦に猛アタックされています。
(詳しくは『松浦編』を読もう!)
- 137 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時40分39秒
「あーあ…」
読んでいた雑誌をパタンと閉じて、
つまらなそうに足をブラブラブラブラさせる愛ちゃん。
「あっ」
あたしが愛ちゃんを見て、ちょっと気づいたこと。
今日も下、半ズボン穿いて来てるんだ…
少しピチッとしている膝までのズボンを、
最近愛ちゃんは好んで着てきている。
「な〜に?」
「う、うぅん。なんでもない…」
う〜ん…確かに可愛いから、何でも似合うんだけどねぇ。
はっきりいって…羨ましい。
- 138 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時43分01秒
「私、最近キスしてないなぁ…」
愛ちゃんは動かしていた足を止めると同時に、
急に、そんな事をポツリと話し出す。
そんな事、あたしに言われてもね…
「そんなの、あたしもだよ。
ってか、吉澤さんにしかされた事ないんだよ?」
- 139 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時44分35秒
「私はキスってゆーか…んー、なんだろ?
キスだよなぁ…でも…口移し?」
愛ちゃんは、
何か妙なことを真剣に考えていた。
- 140 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時48分31秒
「…ねぇ、まこっちゃん。
キスって何なんだろう?」
「は?」
愛ちゃんはしばらくの間、
ブツブツ床と会話(?)していたが
下に伏せていた瞳をパアッと輝かせて、あたしに言った。
まったく、
いつも突然おかしい事を聞くんだから…愛ちゃんは。
うーん、うーん、なんて答えよっかなぁ〜
- 141 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時50分51秒
「キスって…口と口をくっつけるやつなんじゃないの?」
まぁ、とりあえず無難に答えてみた。
と、同時に
愛ちゃんはあたしの肩をガシッと掴み自分の方へと向かせる。
- 142 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時53分30秒
「まこっちゃん!」
「な、何っ!?」
あたしがびっくりして体を退こうとしても、
愛ちゃんは構わずそのまま、
あたしの体を抱きしめた。
――――えっ、ちょっと、ちょっと!!
- 143 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)16時57分46秒
ドキドキ…
「…愛ちゃん、」
体と体がすっごく密着してて、
顔のすぐ横に愛ちゃんの顔がある。
あたしの肩に顎を乗っけて、耳がピタッとくっ付く位近づいていた。
こんなに他人と近くで接触するのって、
やっぱりあたしの場合吉澤さんの時以来だろうか……
- 144 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時00分18秒
「にゃっ!?」
そのうち
湿った感触があたしの耳や首筋にして、
また驚いて、咄嗟に愛ちゃんの顔を見ると
愛ちゃんはなんだか、嬉しそうにニコッと微笑んだ。
…可愛いなぁ。
って、なんであたしこんな事されてるんだっ!?
- 145 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時03分19秒
…あ、わかった。
あたしは愛ちゃんの肩を、手でゆっくり押し戻して。
右手でサラサラな髪の毛にスッと指を通す。
「?」
愛ちゃんは大きな目をキョロッとさせて
あたしの行動に、少し驚いているようだ。
- 146 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時06分45秒
「えっ、ま、まこっちゃ…」
「愛ちゃん…キス…してみたいんでしょ?」
あたしは愛ちゃんの頬を両手で固定して、
そっと目を閉じ唇を近づけていった。
「……」
愛ちゃんの手が、あたしの服の裾を掴む。
その手には少し力が込められているようだった。
あたしの着ているTシャツに、何本もの皺が浮かぶ。
- 147 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時10分19秒
愛ちゃんの吐息が鼻にかかるほど顔と顔が近づき、
お互いの鼻がぶつからないように、首をちょこっと傾けてみた。
そして次の瞬間―――
柔らかい感触があたしの唇全体を覆った。
「…ん、」
服を握っていた愛ちゃんの手はあたしの背中に移動して、
どんどん上へ上がっていき
首へ腕ごと巻きつけられた。
- 148 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時16分12秒
「…んっ……む」
強く体と唇を押し付けられて、軽い目眩がする。
甘い匂いが鼻一杯に広がり、
あぁこれが愛ちゃんなんだな、なんてわけのわからない事ばかりを考えていた。
「ん…はぁ…、…ぅん?」
気がつくと、
いつの間にか隣に座っていた愛ちゃんは
あたしの膝の上へと乗っかっていた。
「「だっ…抱っこっすか!!!」」
吉澤さんの変なツッコミが
あたしの頭の中へ、響き渡る。
- 149 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時19分01秒
あたしは愛ちゃんを膝の上に乗っけたまま
濃厚なキスを長時間繰り返していた。
…いや、繰り返されていた、という方が正しいのかもしれない。
何十回目かのキスが終わった時、
唇が離れた瞬間に、あたしは尋ねる。
- 150 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時21分15秒
「愛ちゃんって…」
「んー…、なに?」
「すっごいエロぃ」
「へぇっ!?」
あたしがそう言うと、
半分閉まりかけていたとろんとした目を
いつものびっくり顔へと戻す。
- 151 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時23分20秒
「あたしが年下だからって、キスの主導権まで握んないでよねー」
「なっ、そ、そんな事っ!」
「あるよー。
あたしだって、試してみたいキスとかあるしさぁ」
「……ど、…どんな?」
- 152 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時25分25秒
「ディープキス、とか?」
あたしはそう言うと、
何かを言おうとしていた愛ちゃんの口を唇で塞いで
すぐに舌を突っ込んだ。
- 153 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時29分23秒
「…んっ!」
愛ちゃんの口の中はぬるぬるしてて、生暖かく
なんだか変な気分になる…
あたしは無意識に、抱っこしている愛ちゃんの腰に
ギュッと手を巻きつけ、引き寄せる。
愛ちゃんは少し遠慮がちにあたしの肩に手を置いて、
薄く開けていた目をキュッと瞑った。
- 154 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時32分18秒
「…ッ…ぅん…んっ!」
口の中をペロペロと舐め回すと、
愛ちゃんは嫌そうに顔を顰めて首を左右に振ろうとしていた。
「っ…むぅ……ぅ」
その様子を見ていたあたしは、静かに唇を離す。
- 155 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時35分30秒
「あたしとすんの…、や、だった?」
あーあっ、愛ちゃん涙目っぽくなってるし。
寂しいなぁ…
やっぱり好きなのは吉澤さんなんだもんね…
「う…うぅん。」
愛ちゃんはそう答えるのが精一杯のようだ。
ホッペを真っ赤にさせて、視線は自分の足元に向けている。
- 156 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時39分25秒
「…ごめんねー」
あたしは何だか立場が悪くなって、
いや、悪いような気がして。愛ちゃんを自分の膝の上から下ろした。
首の後ろをポリポリ掻いてそこから立ち上がる。
ちょっと自販機にジュースでも…
その立ち上がるあたしの手を、
愛ちゃんはギュッと握っていて。
「恥ずかしかったの…」と、赤い顔をますます赤くさせて
小さい声で眩いた。
- 157 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時43分27秒
「……あ、」
――――――
な…んか、
楽屋のドア、微妙に開いてません…?
あたしが恥ずかしくなって、愛ちゃんから一瞬顔を背けた時
ドアの向こうからチカッと光が差し込んだ気がした。
- 158 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時45分45秒
「……」
…まさか。
「盗み聞き、覗き見は犯罪ですよ?…吉澤さん達」
――――ガタガタガタッ!!!
やっぱりね。
- 159 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時47分23秒
「…はぁ」
誤解でもなんでも、
寂しかったからでも、なんでもない。
あたしは純粋に愛ちゃんが可愛いと思っただけ。
- 160 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時50分59秒
「ごめんって〜、小川ァ」
でも、
多分吉澤さんが好きなのは変わらない。
必死になってあたしの周りで弁解しようとする
いつもクールな吉澤さんが、
可愛くって、やっぱり好きだなぁって思うもん。
「許しませんよー」
「…まじでー?ほんとに、もぅ…ごめんなさい…」
- 161 名前:小高編 投稿日:2003年02月26日(水)17時55分27秒
そんな情けない吉澤さんの姿を見て、
愛ちゃんとあたしは顔を見合わせて苦笑いを浮かべる。
…やっぱり、愛ちゃんもあたしとおんなじ気持ちみたい。
「それじゃぁ、あたしと愛ちゃんに一回ずつキスしてくださいっ!」
「…ぇえ!?」
これからも、あたしの気持ちが届くように。
吉澤さんに届くように。
ファイトだ…小川、15歳!!
- 162 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)17時56分34秒
- 『小高編』更新終了です。
次は、『藤本編』です。
- 163 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)18時01分04秒
まこあい書き上げましたが…
初めて書いたカプなので、不明な点がいくつかありました。
まず、
高橋は小川の事を『まこっちゃん』と呼んでいるのかどうか?
次に、
小川は現在何歳なのか?15で合っているのか?…です。
↑この小川の歳に関しては、
「知ってろよボケェ!」という話になってしまいそうですが…
それは覚悟の上です。正しい情報をお待ちしております。
- 164 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)18時15分37秒
レスです。有難うございました!!
>>122 名無し読者様
いやいや、死ぬまでって…(w
好きでいてくれて有難うございます。
本当に嬉しいです…(素
>>123 名無しどくしゃ様
作者の妄想パワーはどこからやって来るのでしょう…(○^〜^)
まこあい更新致しました。
名無しどくしゃ様の期待には応えられなかったかもしれませんが
自分の思う所小川と高橋ならこんな感じかな、と思って書き上げました。
…如何でしたか?(怯え
>>124 m様
まこあい好きなんですか?
作者も、実は最近はまってきてしまっていて…いや、本気で(w
書いててすっごく幸せでしたね。
また書いてみたいものです…
- 165 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年02月26日(水)18時18分15秒
- (;´Д`)ハァハァ死にそう…
萌え死んじゃうよぉ〜鼻血止まんないぃ。
エヘヘ高橋は小川のことを『麻琴』と呼び捨てにしてます最近。
前は『まこっちゃん』って言うてますた。15歳でアタリです。
ウハハわたくしのリクに答えてくださってありがとうございました。
幸せと感動でイパーイです!本当にありがとう!作者様(つД`)
- 166 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)18時21分51秒
>>125 71様
やはりあれは少し強引でしたか…紺野…(w
矢口番外編の詳細はマターリとお待ちくださいませ。
>>126 名無し読者様
紺野やらしかわいいですか!?
よしかごはもつろんオーケーです。
少し時間がかかりますが必ず更新致しますのでもう少々お待ちください。
>>127 名無し様
紺野の強引なキャラって珍しいんですかねー?
きっとそうでしょうね(w
大体弱気なキャラで通っている紺野が迫ってみるのも、
意外と新鮮なのかもしれません。
あ、今回の番外編の番外編『小高編』は如何でしたか?
- 167 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)18時26分17秒
- >>128 69様
完璧じゃないです!(ハキーリ否定
69様にとってはまこあいは予測不能だとか…
さて…更新してみましたが、どう感じられたでしょうか?
>>129 66様
よしこん→しかも紺野が積極的
と、なるとやはり新鮮なのでしょうね!
よしかごは今案を練っています。TVなどで絡みがあると思いつくのですが…
うぅむ。頑張って更新したいと思っています。
これからも応援宜しくお願いします!
- 168 名前:タモ 投稿日:2003年02月26日(水)18時33分00秒
ただいま作者、一人歓喜の声をあげています。
今日は午後から時間が空いていたので更新する事が出来ました。
これならば目標達成出来そうです(●^−^●)
作者タモは、
皆様からのリクがあり、時間がある限り小説更新を続けていこうと考えております。
…これからも宜しくお願いします。見捨てないで下さい(w
それでは、感想お待ちしています。
- 169 名前:名無し 投稿日:2003年02月26日(水)20時49分17秒
- 5期メン絡みはあんまり読んだことがなかったのですが…ハマリそう♪
ああああ、カワイーヨーカワイーヨー( ̄▽ ̄*)
寂しいからって楽屋で…こらこらこらおまいら!
つか、吉も覗き見か?こらこらこら…(w
して次は藤本とな!これは私が最近気になってるCPです、楽しみっ!
- 170 名前:m 投稿日:2003年02月26日(水)21時22分29秒
- 更新お疲れ様でーす。
小高サイコー!!
そう言えばこの前夏先生の本(変身革命でしたっけ?)
それの高橋のインタビューのとこで
「この人のダンスいいなーって思う人は?」
ってとこで、
「(前文省略)あと、麻琴ですね。目にも迫力があるし、Doit!Now
の『愛をください、もっとください。』にほれました。」
とのこと。ちなみに私はここを読んで倒れました。w
- 171 名前:和尚 投稿日:2003年02月26日(水)23時18分41秒
- 紺野編小高編、更新お疲れ様です。
実は会社内(夕食後の休憩中)携帯で読んでたんですが、
紺野編−紺野さんの「私、欲求不満なんです」でイスから落ちそうになり、
もう紺野さんの積極的な行動に危うく逝き掛けてしまいました。
小高編は吉澤さんののツッコミが小川さんの頭の中に響き渡ったのに笑ってしまい、
でも、小高編は微笑ましいなと思いました。
この後、小川&高橋は吉澤さんにキスしてもらったのでしょうか?
仕事中、この事が気になって、気になって(笑)
- 172 名前:66 投稿日:2003年02月27日(木)00時37分03秒
- おがたか頂きました。
甘酸っぱいですなー
なんだか読んだあとすがすがしい気持ちになりました。
やってることは吉澤さんたちと変わりなくエロなんですが(w
- 173 名前:128 投稿日:2003年02月27日(木)00時47分47秒
- まこあい編、お疲れ様でした。
まこあい・・予測不能でしたが、読み終わってみれば・・
何なんでしょうか、この爽やかな読後感は!?
>∬∬`▽´)ファイトだ…小川、15歳!!
コレ、かなり気に入りましたw
エロなはずなのに、清々しささえ感じる今日この頃です。
「タモさん版・中学生日記」ですねぇw 青春!
まこあい、マジで良かったです。
次回は美貴タンですか!?
次から次へ獲物を求める、ハンター吉澤・・
自分はやはりよしあやの行方が気になってますw
「天然子悪魔」のその後のアプローチショット、知りたいですねぇ。
- 174 名前:タモ 投稿日:2003年03月09日(日)13時24分52秒
目標達成ならずのダメ作者です。
すいません、お許しください…(w
それでは更新致します。
- 175 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時27分09秒
「はい、あーん」
「あ…あーん」
…え?なんであたしこんな所にいるの?
なんでこんな事になってしまったんだっけ?
- 176 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時32分40秒
ここは、広く真新しい感じがするマンションの一室。
壁紙は…普通にすべて白で統一されていて、置いてあるものもごくシンプルな物ばかり。
ゆういつ変わっている物といえば―――
TVの上に置かれている、赤い金太郎の人形。
はっきりいって…趣味が悪いと思う。
あたしが初めてこの部屋を見たときは、
『無印っぽいな〜』っていう印象を受けた。(どんな印象だ?)
しかし、
こんな『普通』でまとめられている部屋が『普通』でない理由がある。
「待ってー…今フーフーしてあげるからねっ!」
- 177 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時33分54秒
そう――――――ここは
最近、モーニング娘。に加入した…
藤本美貴さんの部屋なのだ。
- 178 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時34分52秒
「おいしー?」
「おいしい…です、けど…」
なんであたしが、藤本さんの部屋にいるんだ!?
- 179 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時41分07秒
□ □ □
さかのぼる事、1時間前。
――――モーニング娘。の楽屋――――――
「吉澤さんっ」
「ん?」
誰、と思って振り返ると…
あたしの目の前には、やけに嬉しそうに微笑む藤本さんの顔。
- 180 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時45分26秒
その殺人的スマイルのまま、あたしの肩を掴むと
「これから私の家、こない?」
と、鼻先まで顔を近づけられて言われた。
うぅ…可愛いけど…ちょっと…
松浦さんも藤本さんも、顔が近いんだよぉおっ!!
「え……っと、」
あたしは悩んだ。
今日は、梨華ちゃんと一緒に夕食を食べに行く予定のはず。
「……」
悩むあたしの視線の先には、
睨んでも怖くない梨華ちゃんの(怒ってる)姿。
- 181 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時49分13秒
「ね、どうする?」
んー…どうしよっかなー
新メンバーの藤本さんにも、色々不安とかあるだろうし。
この機会に仲良くなりたいっていう気も、無いとは言えないしねぇ。
でも、梨華ちゃんとの約束も大事だし…先約だし…
梨華ちゃん切れると怖いし。
あたしがう〜んう〜んと唸っている間に、
藤本さんはさっさと帰りの支度を済ませて
「さぁ、帰ろっか♪」と、爽やかにあたしの腕を組んできた。
- 182 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)13時51分37秒
「だめですよっ」
ぐいっと逆の腕が引っ張られて、
そっちに傾いたあたしの体をギュッと支えるのは梨華ちゃん。
唇を尖らせて、いかにも不満そうに藤本さんの顔を見つめている。
「私が、よっすぃーと約束してるんです〜」
…そりゃ、そうだわな。
- 183 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時00分00秒
「いいじゃん、一日くらい貸してくれたって?」
藤本さんは、笑顔を崩さないまま
やんわりとあたしに絡む梨華ちゃんの腕を解いて、優しい声でそう言い張る。
ってか、貸すって…!?
あたしは物かよ!!
「あ、あの〜…」
「なんで私がよっすぃ〜貸さなきゃいけないのよっ!」
「私も吉澤さんと、二人っきりで話ししたりしてみたいしねー。
ごめんね、梨華ちゃん…一日だけだからっ!後で必ず埋め合わせする、ね?
さー、吉澤さん、早く荷物をまとめてくださいっ!!」
何かを言おうとするあたしの意見も何も聞かないで、
藤本さんと梨華ちゃんの間には、変な熱気が漂っていた。
- 184 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時03分32秒
半ば強引な手で、無理やり帰り支度をさせられたあたし。
「みんな、バイバイッ!」
「お、お疲れさまでした…」
陽気な藤本さんの声と、それとは反対に暗いあたしの挨拶の声と共に
パタン、と扉は閉められる。
ドアを閉じたと同時に、大きなアニメ声が響いた。
「…なによ〜〜〜っ!!」
あぁ…梨華ちゃん、約束破ってごめんね。
- 185 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時05分34秒
その後も藤本さんは上機嫌で、
鼻歌を歌いながらあたしの手を握っていた。
手を繋いだまま、あたしと藤本さんはタクシーに乗りこんだ。
行き先は、藤本さんの家のマンション。
- 186 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時09分35秒
「まだあっついよねーコレ。
でもこれが、私の自慢の料理『海老グラタン』なのだ〜。」
そして、今に至る。
藤本さんはフーフー、とグラタンに息を吹きかけながら
自分の料理をおいしそうに頬張る。
実は、
あたしは結構な猫舌で、
少し時間が経ってからじゃないと食べられない。
グラタンは熱い。出来立てはかなり熱い。
「おいひ〜っ!!」
ごくっ…
おいしそうだなぁ。
- 187 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時11分37秒
「んっ?」
そんなあたしの超羨ましそうな視線に気づいたのか、
藤本さんは一瞬、料理を食べる手を止める。
「どうしたの?食べないの?」
具合でも悪いのか、といった目で
心配そうにあたしの表情をチラリと伺う。
- 188 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時13分37秒
「あたし、かなりの猫舌なんですよ。
もう少し冷めてから食べよっかなって思ってます」
あたしは、余計な心配をしてほしくなかったので
二ヒ、と笑顔を作って藤本さんに言う。
そしたら藤本さんも笑顔になって、
「そっか」って眩いていた。
- 189 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時17分38秒
どうやら、藤本さんも納得してくれたよう。
フーフー、と海老グラタンに息を吹きかけて、
食べることを続行したかに思えた。
が、
…スッとあたしの前に出された、エビの乗ったスプーン。
「…食べる?」
上目遣いで、少し首を傾けながら
あたしの口元まで、スプーンを持っていく藤本さん。
その表情は、時たまごっちんがするような子供の甘える表情で。
はっきりって…はっきり言わなくとも……可愛い。
- 190 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時20分48秒
「あ、ありがと…」
普段、なかなかクールな人だと思ってたのに。
プライベートの藤本さんの、新たな一面を見たような気がした。
「いただきます!」
あたしがパクッとスプーンに食らいつくと、
その瞬間、口の中にワンダホーな味が広がっていった。
はたしてこんな変な表現で伝わるだろうか。
この、神のような味が…
- 191 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時21分48秒
「うまっ!」
「えっ、おいしい?」
「うん、すっごくおいしいですよ、これ!」
「…えへ、良かったぁ」
- 192 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時28分49秒
またもや藤本さんは、ふにゃ、と緩みきった笑顔を見せる。
…心を許した相手には、こういった表情を見せるのだろうか?
『そうだったらいいな〜』と、グラタンを食べながら頭の中で考えていた。
「何か、藤本さんて可愛いですよね。」
「んっ?そうかな〜」
その顔!
その柔らかい表情に何人の男が騙された事か…
- 193 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時33分03秒
グラタンを食べ終えて、
食後の一服…
お皿も片付けずに、二人でバラエティのTV番組をソファーにもたれかかりながら見る。
なんだこの番組、おもしろくないなぁ…
そう思って、
あたしがリモコンを持ち
「チャンネル変えても良いですか?」って
隣で同じくTVを見ているはずの藤本さんに、聞こうとすると。
「ありゃ、」
藤本さんは、天使のような寝顔で
フカフカのソファーに顔を半分埋めて、眠ってしまっていた。
- 194 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時35分16秒
「……」
スースー、という規則正しい寝息を保ちながら
藤本さんは眠り続ける。
なんだか、ディズニーの童話に出てくるお姫様みたいだ。
- 195 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時37分37秒
「疲れてるのかな…」
急に、モーニング娘。の新メンバー入りが決定して。
あたし達もびっくりしたけど、やっぱり本人が一番驚いたのだろう。
いっぱい不安もあるでしょー。
あたしが、モーニング娘。に入りたての頃みたいに…
色んな事を考えながら、今眠ってるのかもなぁ。
- 196 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時40分43秒
「…ん…」
ゴロン、と右から左側へと寝返りをうつ藤本さん。
その綺麗な寝顔にサラリと茶色がかった髪の毛が流れ落ちる。
…ほんと、綺麗な顔してんなー…
「まつげなっがーっ!」
そんなあたしは、
面白半分で、寝ている藤本さんのまつげや鼻を指でいじったり、
ほっぺたを引っ張ったりつねったりして遊んでみた。
- 197 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時43分27秒
「ん〜ん、…むっ…」
しばらくそうやって遊んでいると、
藤本さんは顔を顰めて、嫌そうにちょんっと唇を尖らせた。
かーわいいっすねー!
ん、でも、そろそろ起きてもらわないと…
「ふーじーもーと、さんっ」
あたしがそう呼びかけても、
爆睡中の藤本さんからは何の反応も無い。
- 198 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時44分25秒
「おきてくださーい」
「……」
「…お願いしますよ〜」
「……」
まじで…明日も仕事あるんだから。
- 199 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時46分28秒
「起きてくれないと…
チュー、しちゃいますよ…?」
冗談半分、耳元で甘く囁くあたし。
うーん、これ本人が起きてたらかなり恥ずかしいものがあるね。
ってか、死ぬね。
だってあたし…藤本さんの前では、わりとクールな吉澤さんなんだから。
- 200 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時47分11秒
「…ん、」
「あっ?」
起きた!?
- 201 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時49分03秒
あたしの方に背を向けている藤本さんの
肩が、ピクッと揺れ動いた。
安らかな寝息も、微妙なところでピタと途切れた。
これは…
「……い…よ」
「?」
「いぃ、よ」
- 202 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時50分34秒
いいって…何が?
えっ、ま、まさか…
「キス、しよ…」
そう言った藤本さんの耳は真っ赤で、
後ろから見ても、照れているってゆーのはまるわかりであった。
もちろん、
そんな事を言われたあたしの方も…だけど。
- 203 名前:藤本編 投稿日:2003年03月09日(日)14時51分58秒
「藤本さん…」
長く、甘い夜のお話。
※この後は、読者様方の誇大な妄想にお任せします!!
よぉ〜し、次のターゲットは…誰にしよっかな!(笑)
- 204 名前:タモ 投稿日:2003年03月09日(日)14時52分53秒
『藤本編』更新終了です。
次は、『スキー場の夜(いちごま編)』か『いしよし編』です。
- 205 名前:タモ 投稿日:2003年03月09日(日)14時54分33秒
すいません、時間がなくなってしまったので
レスの返事はまた今度にします。
こんな駄文ダメ作者に付き合ってくれる読者の方々、本当に感謝しています、
有難うございました(●^−^●)
それでは、感想・ご意見・リクなどまっております。
- 206 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年03月09日(日)19時07分32秒
- 更新お疲れ様です。
って、もうっ!作者様ったらっ
妄想に任せちゃうなんてヤルゥw
次も期待しちゃいますよ。えぇ。
- 207 名前:名無し 投稿日:2003年03月09日(日)21時12分24秒
- 失礼しますが、なんちゅー所で止めやがってくれるんですかっ!(爆
あぁもう今夜は眠れない…タモさんのいけずっ(笑 こりゃ妄想するしかなひ…。
次はいちごまorいしよしという事で、来タァッ!!待ってます。
- 208 名前:173 投稿日:2003年03月09日(日)22時28分22秒
- 思わず「あ〜ん!なんだよう!」と叫んだ自分がいますw
こ、こんな状態のままで妄想しろとは・・(泣)
冷水を頭から浴びせられた気分ですw
この後・・あ〜んなことやこ〜んなことがあったのでしょうか・・
いきなり強引に部屋に連れ込みながらもキスに照れる美貴タン・・
最高です!
次回はいちごまorいしよしですか?
事の始まりでありながらその後放置の石川さんも、ちょい気になりますね。
期待してますです、ハイ。
- 209 名前:和尚 投稿日:2003年03月10日(月)00時06分11秒
- うおっ!ぬわんだってぇ!!妄想ですか!!
では早速・・・・グハァ!すみません呼ばれてしまったので逝ってきます。
藤本さんの「いぃ、よ」「キス、しよ…」だけでも逝きかけてしまいました(苦笑)
最近逝きやすくなってしまったので、次回作の為に精神を鍛えて待ってます。
- 210 名前:66 投稿日:2003年03月10日(月)11時54分41秒
- あとは妄想にって…
ぐはぁ!
タモ様のせいでエロしか妄想できな〜い(w
- 211 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月10日(月)23時12分43秒
- 今俺は確信した・・・・いしよしごまの時代は終わった!
次にくるのはいしよし藤だ!と(なんだそりゃ)
とまぁ冗談はさておき最近吉澤周辺絡みが気になってしょうがない
非吉ヲタの俺ですが、原因は大いにここにあるようですw
- 212 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時06分34秒
「はぁー……出来ない」
「いちーちゃん…いつまでたっても上達しないね〜」
- 213 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時10分37秒
「う、うわぁ〜!あぶねぇって、あぶねぇってー!!」
ドガァッ!!
「…あ、またこけた。」
うー…ごとーが手とり足とり市井ちゃんに教えてあげてるのに、何で上達しないんだろ?
市井ちゃん、運動神経は良いハズなんだけど。
スノボってそんなに難しいものかなぁ?
- 214 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時13分56秒
そう思って、ちょっと体を動かして
なだらかな坂をスイ―――――っと滑ってみた。
すると、
「おいっ!ごとうどこ行くんだよっ。
おねがい、置いてかないでよ……」
と、何とも情けない市井ちゃんの声が聞こえた。
…おもしろーい!
- 215 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時18分01秒
「えへへ〜、ここまでおいでっ!」
ごとーはもう少し下まで下って、
上段にいる市井ちゃんの姿を振り返って見た。
顔はゴーグルでよく見えないけど、
その場に座り込みながら肩を震わせてる市井ちゃんはとってもちっちゃく見える。
「…後藤の、バカヤロ――――!!」
市井ちゃんはごとーの方に向かってそう叫んだ。
でも、びみょ〜に声震えてるよ?
こんなよわよわな市井ちゃんも可愛くて好きー♪
- 216 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時22分08秒
「ここまで来れたら、ごほぉびにチューしてあげるよぉっ!」
立ちあがった市井ちゃんは、突然体制を崩した。
…なんでだろ?
「このっ、バカ!んな事そんなでっかい声で言うなよ!!」
市井ちゃんはヨロヨロとスノボを滑りながら(歩きながら?)
ゆっくりごとーの近くまで下ってこようと努力している。
白い息をハーッとはいて、額に汗を光らせ…
市井ちゃんは約10分後にごとーの傍までやって来た。
- 217 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時26分01秒
「うぇ…もうマジで勘弁して…
ごとー…旅館、戻ろ?」
ぐったりしながらごとーの肩に頭を乗っける市井ちゃんは、
やっぱり超可愛かった。
フウフウ苦しそうに息をしている市井ちゃんの体をそっと抱きしめながら
ごとーは意地悪く言う。
「だぁめ〜っ」
「なんでっ!?」
「こんな市井ちゃん見れるの久しぶり…ってか、初めてだし。
もうちょっとここにいたいなー」
「おいっ!それ、ほ、本気で言ってるのかっ?」
必要以上に慌てて、
ごとーの肩を両手で掴む。
- 218 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時28分39秒
「ごとーの事、10秒間ギューって抱きしめてくれたら
大人しく旅館に戻ってあげる♪」
ごとーがそう言った後、
二ヒッと意味ありげな笑い方をしたのに気づかない市井ちゃんは
「そ、それでいいの…?」
と、ちょっと拍子抜けしたような顔をした。
「うんっ!」
- 219 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時30分51秒
「えっと…じゃ、やるよ」
市井ちゃんはごとーの頭をキュッと包み込んでくれて、
寒そうに、恥ずかしさを隠しているのか鼻をしきりに鳴らしていた。
今日の市井ちゃんは……とってもシャイな男の子のようだ。
- 220 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時34分21秒
「………ね、そろそろいいかな?」
10秒たっても、20秒たってもピクリとも動かない後藤を
不思議そうに見ながら、市井ちゃんは包み込んでいた頭を体ごと離した。
―――その瞬間
待ってましたとばかりに、ごとーは市井ちゃんの腕を力いっぱい掴む。
「…あはっ♪」
「――――は?」
- 221 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時39分34秒
「うおぁぁあぉああっ!!?」
怖さ(?)で叫びまくってる市井ちゃんを抱きしめながら、
ごとーは下まで一気に下ってみせた。
途中、転びそうになったりもしたけど後藤的には上出来な滑りだった。
「あは、気持ちいーねぇ、いちーちゃんっ!」
「ばっ、ぉあっ!…あぁ!こえぇえぇえ―――――!!」
周りの人も何事かとこちらをびっくり顔で見ている。
そりゃそうだよねー。
女の子が女の子(こうして見ると男の子みたいだけど)を
担いでスノボ滑ってるんだから。
…ある意味、ごとーが力持ちで良かったかも♪
- 222 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時48分33秒
「あー楽しかった、ねっいちーちゃん!」
「……」
グラグラに疲労しきった市井ちゃんを支えながら
ごとー達は旅館へ戻った。
やぐっつぁんとよしこはもうとっくに旅館に戻ってきてるみたい。
昼間っからすでに姿が見えなかった。
さすがだけど、もうよしこはスノボマスターしてたなぁ。
やぐっつぁんは少し機嫌が悪そうだったけど〜…なんでだろうねぇ?
「ま、いっか。お風呂お風呂♪」
- 223 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時50分04秒
―――――――――――――
――――――――
――――――
―――――
- 224 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時54分32秒
「気持ち良さそ〜、はやく市井ちゃんもおいでよ!」
「待って…市井は」
「早くっ!」
ここはお風呂場。
いつまでたっても服を脱ごうとしない市井ちゃんを急かして、
もう裸にタオルを巻いた状態のごとーは言う。
…なんでそんなに脱ぎたがらないかね?
Hの時ごとーだけ服脱がすのもさ、
はっきりいって卑怯だよ〜。
ごとーだって、市井ちゃんの裸見てみたいし。
- 225 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時59分05秒
メンバーでお風呂の時は普通に入ってたのに。
二人っきりの時は、いっつも恥ずかしがるんだから!
「……もうっ!いちーちゃんのバカ、先お風呂入ってるからねっ」
『絶対来てよ』という言葉を残して、
ごとーは一足先に体を流してからお風呂の中へと飛び込んだ。
- 226 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)14時59分42秒
「…??」
- 227 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時03分41秒
顔が茹蛸のように真っ赤になりながら
長い間市井ちゃんを待ってみるものの、
入って来るのはおばちゃんや、おばーちゃんや、若い女の子のグループばっかりだった。
一応、芸能人だってばれるとやばいから隅っこの方でいるけど…
そろそろ………限界。
んあっっつ―――――――い!!!っつーの!
「なんで来ないのっ!?」
- 228 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時05分59秒
「いちー、ちゃん!?」
ガララ…とドアを開けてみると、
ごとーの着ていた服だけが市井ちゃんがいた近くに残されていた。
つまり、
市井ちゃんはここにはいない……に、逃げた。
「ばか―――――――っ!!!」
さすがのごとーも、もう、怒ったよ!!
- 229 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時06分47秒
―――――――――――――
―――――――――
―――――――
- 230 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時08分06秒
「こらっ!いちーちゃん…っ」
「おかえり、後藤」
- 231 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時09分59秒
…うわっ。
カンッカンに怒ってドアを開けたまでは良かったんだけど、
中でベットの上に笑顔で座ってる市井ちゃんを見たら…
こう、胸がきゅ―――――ってなって。
やっぱり、好きなんだなぁって感じる……
- 232 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時12分47秒
「お風呂どうだった?」
見ていたTVの電源を持っていたリモコンで消して、
笑顔のままの市井ちゃんはごとーの傍まで歩いてくる。
その顔を見てたらなんか市井ちゃんに触れたくてたまらなくなって
気がついたら、市井ちゃんの胸に飛び込んでた。
「…いちーちゃん…」
- 233 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時15分12秒
「…なんだよ?」
市井ちゃんはそんなごとーをしっかり抱きとめてくれて、
優しくサラッと髪を撫で、額にキスして、
そして……
「…ぁっ…」
いつものパターン。
すごい速さでごとーは床に押し倒されていた。
- 234 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時21分00秒
「…やぁ…あ…」
市井ちゃんの舌がごとーの耳の周りをペロペロと舐め回す。
そのまま耳の中に舌が入ってきて、
市井ちゃんの熱い息がごとーの耳の中にダイレクトに伝わった。
顔を横に向けていたごとーの顔はもう真っ赤なのだろう。
ハアッて息を吹きかけられただけで、体がビクってなる。
気持ち、いいのかな…Hなんだなごとーは。…はぁ。
「んぅっ…くすぐった…っ」
これだけでびっくりするぐらい感じちゃうごとー。
……恥ずかしい。
- 235 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時28分20秒
市井ちゃんはそのごとーの反応に、嬉しそうに目を細めて
手のひらをピタッとごとーの頬にくっ付けた。
その手は熱すぎるごとーのホッペとは対称にひんやり冷たくて
体温の低い市井ちゃんの手も、腕も、体も…全部、好き。
「…あぅっ…っ…ん…ぁあん!」
ごとーの耳を舐めつくした舌は、今度は首筋を伝って鎖骨を舐め始めた。
ごとーの鼻にフワリと市井ちゃんの髪の良い香りが香って
すでに焦点が合わなくなったぼんやりとした目で、市井ちゃんの行為を見つめていた。
- 236 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時32分20秒
「ごとー…」
名前を、市井ちゃんの低い声で囁かれるのは…
ごとーの中の『市井ちゃん好き好きランキングベスト3』に入るくらい気にいってる。
まぁ、市井ちゃんにされるんなら全部好きなんだけどね〜。
これやられるとさ、背筋がゾクゾクってなるんだよ。
斜めから顔にかかる市井ちゃんの吐息…
「…好きだよ。」
頭を両手で挟みこまれて、
それから思いっきり深いキスが長時間続いた。
- 237 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時35分03秒
「……んぁ…うっ…あっ……」
口内で激しく動き回る舌。
ごとーの唾液を舐め取って、歯茎を舐め上げて
チュッと音をたててキツク吸い付く。
「…はぁっ…んっ」
…キ、キスだけで…いっちゃいそぉ……
- 238 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時37分54秒
「……よい、しょっと」
突然、
何を思ったのか市井ちゃんは、ごとーの両膝に手をかけて
ガバッ大きく左右に開いた。
「ちょ…やぁっ!…ま、まだ、はやいってば……!!」
「だって…ごとーさ、なんかもういっちゃいそうじゃん」
- 239 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時41分35秒
うっ…
た、確かにいきそうでやばかったけど。
…だからって、だからってぇ〜!
好きな人にいきなりこんな格好させられたら誰だって恥ずかしくなるでしょ!?
「…ってか、まだ下脱がせてないじゃん。」
そーゆー問題じゃない!!
「市井ちゃんの…、ばか」
「は?なんだよ急に!」
なんでそんなムッとした顔になるのさ。
女心をまったくわかってないんだから市井ちゃんは。
- 240 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時43分48秒
ごとーは少し不機嫌になった市井ちゃんの頬を両手で包み込んで、
上にいる市井ちゃんを見上げて言った。
「…ねぇ?」
「う、うん?」
ん?なんで今どもったんだろ。
微妙にごとーと目線を合わせくれてないような…
- 241 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時51分44秒
(上目遣いの『ねぇ?』は反則だっての………松浦かよ!)
今現在、市井の頭の中をぐるぐる回っているこの言葉。
かっこ悪いから、顔が赤くなっているのはばれないようにはしてるが、
この状態であの『ねぇ?』は……理性がいつまで持つか…。
―――無理やり、襲い掛かりそう♪
急に
ある歌手の歌の1フレーズが頭に浮かんできた。
それくらい、今の市井の精神状態は極限まで押し詰められている。
「いちーちゃん?」
あぁ〜!ばかっ、そんな可愛い顔で首かしげんなよっ!
マジで…こりゃーやばいかも…
後藤が嫌がっても今夜はやっちゃうかもなぁ……うぅ、どうしよう。
- 242 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)15時53分24秒
……
「やめてくれええぇぇ――――!!」
「ん?」
「えっ?」
市井の理性が飛ぶ一瞬前に、
隣の部屋から断末魔のような叫び声が聞こえてきた。
- 243 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)16時01分09秒
「今の……って」
「よしこの声、だね。」
「…助けに行ったほうがいいのかな?」
「ってか、何があったのかなぁー?」
市井は悩んだ。
目の前にある後藤の体と、
隣の部屋で聞こえた吉澤の悲鳴の理由。
…うーん、はっきりいって両方興味がある。
矢口が吉澤を……どんな風にしたらあんな声が出るんだ?
でも、でも…市井のすぐ下には
アイフルの子犬も顔負けな後藤のむちゃくちゃ可愛い表情が…っ。
- 244 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)16時02分23秒
「市井ちゃん、見に行く?」
「……」
「市井ちゃん?」
「……」
「おーい、いちーちゃぁーーん」
- 245 名前:スキー場でのいちごま編 投稿日:2003年03月24日(月)16時04分03秒
「…行かない。」
「へっ?…ぅあっ!」
そうして、市井と後藤の大人の夜は更けていったのだった…
(市井談)
- 246 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時09分27秒
『いちごま〜スキー場の夜〜』更新終了です。
次は、『いしよし編』です。
- 247 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時22分58秒
この前のレスも、一気に返させていただきます。
本当に毎回有難うです(○^〜^)
>>165 名無しどくしゃ様
そんなに萌えて頂けて…う、嬉しいです(号泣
高橋は小川の事、まこっちゃん→麻琴って呼んでるんですね(w
この進歩は大きいですよ〜。密かに、本気で作者は小川&高橋はできてると思ってるんですよ(笑)
また、こんなもので良かったらリクしてくださいね。
>>169 名無し様
現在作者は5期メンのカプにはまっています。
高橋=小川
紺野=後藤
新垣=吉澤 のような感じで。
特にごまこんはいいですねー。後藤さんがとてもかっこよく見えるのです。
>>170 m様
そ、それは…!!
まさか高→小に惚れた宣言!?実に気になりますね。
あー…また書きたいものです。おがたか…(w
- 248 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時31分43秒
>>171 和尚様
紺野積極的です。
和尚様には毎回ツッコミに笑っていただけてとても感謝しています!
吉澤はあの後ですねー…、
「わ、わかったよ。やるから!」
「ほんとですかー?」
「キャー♪」
「ちょ、ちょっとよっすぃー子供にそんな事しちゃ駄目だよっ。」
「え、え…っと、やっぱそうかな…」
「そんな事ないですっ!」
「吉澤さーん!!」
「う、うわぁっ!?」
…ってな感じです。逆にやられました。誰が誰だかはご想像でどうぞ(笑)
>>172 66様
例えば、ごまとよしがやるとエロぃ事が、
おがーと高橋がやると…なぜか健全に見えてしまう。
不思議ですね…。なんででしょう?
>>173 128様
『ファイトだ…小川、15歳!』
気に入って頂いて、どうも有難うございました。
まこあいは青春です!!とっても健全なお二人です(笑)
あややのその後はもうしばしお待ちください。頑張ります(●^ー^●)
- 249 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時38分46秒
>>206 名無しどくしゃ様
妄想にお任せいたします。
えぇ、もちろん手抜きとかそういうわけではなくて、皆様の想像力の方が
作者よりこの場合長けていると思ったからです。(作者はみきよしを書いた事がありません)
そうです、なので、決して手抜きというわけでは…!(必死
>>207 名無し様
怒らないでください…(w
今回と、次回は王道の『いちごま』『いしよし』で。
いしよしは、実は中々想像が進まないのですよ…。
なので、また更新が遅れるかもしれません。すいません。
>>208 173様
やはり、皆様の想像力の方が作者よりたくましいわけですよ。
妄想だけでこの小説、『3』まで書き上げ、そろそろ『4』に突入しそうな作者は
妄想ネタが無いともう…駄目ですね。今週のハロモニはいしよしが凄かったらしいですけど。
- 250 名前:名もねえ読者 投稿日:2003年03月24日(月)16時42分38秒
- 花血がたらたらと舞い落ちる
ああ美しき光景なり
- 251 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時47分06秒
>>209 和尚様
逝きましたか!?心配しているので早く戻ってきてください。
今回はリクでした『いちごま〜スキー場の夜・番外編〜』にあたるものを
書かせて頂きました。直接的なエロは無かったのですが(?)どうでしたか?
久しぶりの更新でしたのでちょっと変になってしまいました。いつも変ですが。
また、遠慮せずにリクしていってくださいね!
>>210 66様
最近エロ作者なタモです(笑)
なんとゆーか…、娘。自体がエロぃんですよね(w
後藤なんか新曲色気ありすぎですし。書く意欲も高まります(○^〜^○)
>>211 名無し読者様
ありがとうございます。
いしよしふじっすか!
作者はいしよしごまより、いちごまよしの方が良いと思うんですがね(w
なんにしても、藤本編は書くのが大変でした…。
でも、最近興味が無かったはずのあやや&みきてぃに惹かれていってます。
いしよし編の次あたりにまた『あやや編』を更新しようかなー…などど考えております。
- 252 名前:タモ 投稿日:2003年03月24日(月)16時53分53秒
前の更新から早2週間あまり…
本当に情けない作者です(○^〜^)
次の『いしよし編』は少しまた時間がかかりそうです。
なので、初めから時間がかかると宣言しておきます(w
>『ハロモニ劇場 医者が来るまで』
石川…高橋…医者とナースですよ!?吐血ものです。あれは。
保田おばーちゃんもおがーさんもイケテますし。
でも、でもやはり作者が驚いたのは高橋のナース姿っすね。まじ可愛いです。
石川が泣いたのもちょっとクラッっきましたが。
それでは、中途半端ですがまた感想待ってます(´Д`)!
- 253 名前:和尚 投稿日:2003年03月25日(火)01時27分21秒
- 更新お疲れ様です。そして、ありがとうございました!!
もうなんて言ったらいいのか・・感無量です!!
市井さんを担ぐ後藤さんに笑ってしまい、
一緒にお風呂入らなかった市井さんをカンカンに怒ってたハズの後藤さん、
市井さんの笑顔でノックアウト♪素敵過ぎます〜!!
勿論エロのトコも・・・読み終わった直後に吐血しまくっちゃいました。
読んでた時に後藤さんと一緒に思ったのは何故市井さんは脱ぎたがらないんだろう?
( ´ Д `)<ごとーはいちーちゃんの裸が見たいよぉ
- 254 名前:66 投稿日:2003年03月26日(水)14時49分20秒
- いちごま充分に堪能させていただきました。
吉澤さんの悲鳴を聞いたにもかかわらず
いちーさんの「遠くの面白そうなことより近くのゴマ」
な態度に笑ってしまいました。
でも、今度の後藤さんの新曲のエロさからするとその態度も仕方がないかと…
それよりも作者さんの(ё)=(0^〜^0)のカップリングにびっくりです
よしかご、よしこんを超える犯罪の臭いがプンプンするんですが
ていうか、ある意味6期メン=吉よりも犯罪度は高いかと(w
いつかお暇なときでもいいんでそのカップリング見てみたいです。
次のいしよし編もお待ちしております
- 255 名前:マーチ。 投稿日:2003年03月26日(水)15時51分39秒
- いちごまー!
甘くてかわいらしくて、とってもよかったです。
ごまの『市井ちゃん好き好きランキングベスト3』には笑いました。
ランキングの詳細が知りたくてたまりません!
- 256 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月28日(金)00時14分05秒
- いちごま萌え〜
- 257 名前:名無し 投稿日:2003年03月28日(金)12時34分32秒
- きゃあもうやべーよやべーよ!キーボードが血痕で汚れちまう!(w
ごっちんがぁ、いちーがぁ…あぁもう…
しかし本当に>254さんと同じで吉澤に新垣というのはもうビックリ。。。
(〜^◇^〜)じゃねーのかYO!というツッコミはしないでおきます(w
次の『いしよし編』遅くなるとの事ですが、私は待つ!!いつまでも。
- 258 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年04月04日(金)08時37分53秒
- すごいよいちごま。面白いw
とっ作者様のハマられてる五期カプ…
ヲ イ ラ と 一 緒。
吉ニイとか前々からアリだなぁとか思ってましたw
- 259 名前:タモ 投稿日:2003年04月05日(土)12時15分59秒
- 『いしよし編』
現在妄想パワーをフル回転させて頑張っている途中なのですが、
まだ半分くらいしか進んでおりません(w
なので、まことに勝手ながら先に〜後藤さんがんばれ編〜という新しいスレッドを立てさせて頂きます。
もちろんこちらもこちらでリクしてくださった物についてはすべて書いていくつもりでいますので
これからもどうぞ宜しくお願いします!
- 260 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月21日(月)22時35分08秒
- 保全
- 261 名前:名無しさん 投稿日:2003年04月28日(月)08時52分32秒
- >260
保全って言ってもsageちゃ意味ないですよ・・・・w
- 262 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月28日(月)10時37分03秒
- >>262
sageなさい
- 263 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月28日(月)10時38分42秒
- 素ボケ
>>261だね。
- 264 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月29日(火)01時45分04秒
- ちくしょう…更新があったのかと思ったら…。
どこのどいつだageたのは…!!
- 265 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月30日(水)18時02分18秒
- うわ〜ん!だまされた!
保田
- 266 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月30日(水)18時43分51秒
- まだかなぁ…ワクワク
- 267 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時08分21秒
「りーかちゃぁん!」
「…なによ」
- 268 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時08分59秒
う……今日の梨華ちゃんのご機嫌は最悪モード。
頬は膨らみキッ!と言わんばかりの顔であたしの目を睨んでくる。
ってかその顔全然怖くない。チューしちゃおうかなぁ〜、なんて。
怒ってる梨華ちゃんの頬を手で引き寄せて唇を突き出したら
有無も言わずにおもいっきり引っ叩かれてしまった。
ちぇっ。いつもは梨華ちゃんの方からいっぱいキスしてくるくせに。
でも梨華ちゃんがこんなに怒っちゃったのはこんなやり取りがあったからなんだ……
- 269 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時10分01秒
□ 1時間前の楽屋 □
『矢口さん、ごっちん見かけませんでしたか?』
『え?知らないけど…なんでごっつぁんなの?どうかした?』
『あのですね、この前ごっちんちに泊まらせてもらったんですけど、
その時に持ってったMDをごっちんの家に忘れてきちゃったんですよ。
その事に今日気がついて電話したら携帯の電源切っちゃってるみたいで全然繋がんなくて…』
- 270 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時11分04秒
『ふ〜ん、よっすぃー…ごっちんちに「泊まった」んだ…?』
なっ…、なんですか矢口さん。その疑惑の眼差しは!
『一応言っておきますけど、ごっちんには何もしてませんからね。
ただでさえ市井さんの復讐が怖いのに、そんな事絶対出来ませんし、しませんから』
- 271 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時11分55秒
『ほんとかよぉ〜、よっすぃーってその場の雰囲気に流されやすいからな』
そう言っている矢口さんの目はまだ疑惑に満ちている。
た、確かにあたしはへタレでタラシでその場の雰囲気に流されやすいですよ。
みんなと付き合ってきて、その事がよーくわかりました。
でもごっちんに関しては本当に市井さんが怖いから無理なんですって……
『あの企画』の時最後、市井さんが去り際にあたしに言った言葉だって
「吉澤……お前この後どうなるかわかってんだろうな?……覚悟しとけよ」って。
顔は笑ってたけど完全に半泣きだったね…あたし。
その後起こった事なんて思い出したくも無いよ。
- 272 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時13分38秒
『よしこぉ〜!』
『…あ、ごっちん!』
気がつくと、
ごっちんがモーニング娘。の楽屋のドアを開けて笑顔でこちらに駆け寄って来ていた。
その手にはしっかりとあたしの忘れてったMDが握られている。
- 273 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時14分56秒
『この前ごとーの家に忘れてった物もってきたよ〜』
『マジで!?ごめんね、ありがとう』
『ところでさ……』
『ん?』
その後ごっちんの口から出た言葉は、
この楽屋にいる人(矢口さん・高橋・加護・梨華ちゃん、そしてあたし)の時を止めさせた。
- 274 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時16分42秒
『よしこが胸に付けたキスマークさ、今日になっても全然取れなくてね〜。
写真集の撮影あるのにって、メイクさんに超怒られちゃったよ』
『『『……っ……!!?』』』
……えっ!?
キスマーク?付けたっけ?あたし!?
……
ドス黒い空気にしばしの間包まれた楽屋の中。
ものすごく居心地の悪いあたしはみんなの顔をチラチラと盗み見しながら
震えてきた体をギュッと両腕で抑えた。
みんなの表情が怖い…あたしって、ホント……バカかもしれない。
そんな中、始めに大声をあげたのは確実に切れた状態の矢口さんだった。
- 275 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時21分04秒
『うが――――――――――っっ!!!
よっすぃーの嘘つき!バカ!!この優柔不断男ぉ!!
この前のオフは「矢口さんが一番好きですよ」みたいな事言ってたのにあれは嘘だったってことかよ!バカバカバカぁ〜もう知らない!一人で頭冷やしてこい!!』
そう叫ばれて一気に楽屋から押し出された。
ごっちんはふにゃっとした可愛らしい笑顔を見せながら
『やぐっつぁんどうしてそんなに怒ってるの〜?』みたいな事を矢口さんの頭を撫でながら言っている。
「はぁー…」
おいおい…本人わかってないけど。
これであたしもまたみんなの信頼失っちゃったよ…
ってか、あたし本当にごっちんの胸にキスマークなんか付けたっけ!?
えぇーっと…うーっと…、ごっちんちに泊まりに行った日は……ちょうど一週間前。
- 276 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時22分39秒
『なにしてたっけ…ゲーム、はしてないよなぁ…確か。』
その事をブツブツ楽屋のドアにもたれ掛かって考えていたら、
通りかかるスタッフや別のグループの芸能人やらに変な目で見られてしまった。
そして…追い出されてから35分後。ある一つの結論に達した。
そ、そういえばあの日…
『あの日は……二人共べろべろになるくらいいっぱいお酒飲んでた!!』
その日は確かごっちんの新曲が出た日で。
お祝いとか言ってごっちんがお父さんのビールやらワインやらを大量に持ち出してきて
それを二人で飲み比べとかしてたんだっけ。
ごっちんお酒強いからなかなか音を上げなくて、結局あたしの方が先に潰れちゃったんだんだけど……
きっと、酔った勢いでごっちんにキスしてしまったのかもしれない。
でも起きた時二人共服は着ていたし、最後まではいってないと思うけど。
ごっちんも酔ってたからあたしのキスを拒めなかったのかもしれないし。
- 277 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時24分00秒
『あぁ〜…記憶ないけどあのごっちんに手出しちゃうなんて…本当にバカだよ…』
『…おまえが誰に、手を出したって?』
…!!
こっ、こっ、この声はまさか…
- 278 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時24分55秒
振り返ると
顔の筋肉をピクピク引きつらせている市井さんが立っていた。
な、なんでこんな時間にこんな場所に…?
神様…今回ばかりは本当に恨みますから…
『その話、…じっくり聞かせてもらえるかな?』
やけにさっぱりとした表情の市井さんは(逆にそれが怖い)
あたしの首根っこを掴んで、フッと不敵な笑みを漏らしていた。
そしてそのままあたしは市井さんに引きずられて奥の楽屋へと連れてかれて行った。
- 279 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時26分05秒
―――――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
- 280 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時27分10秒
身も心もボロボロになって帰ってきた楽屋には
南極の氷みたいに冷たい視線を送る梨華ちゃんが一人ソファーに座っていた。
「ほ、他のみんなは?」
「仕事」
こわっ!梨華ちゃん、そんな短く切らないでよ。
あたしの方向いてすらないし。
- 281 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時28分03秒
「そ…そう、だよね。あのさ、梨華ちゃん…」
「あんまり話しかけてこないで」
「…りかちゃ〜ん…」
- 282 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時29分31秒
さっきは黙ってたからよくわかんなかったけど、
梨華ちゃんもごっちんの話聞いてそ〜と〜怒ってたんだなぁ。
背中を向けている梨華ちゃんの体からひしひしと黒いオーラが伝わってくる。
これ以上刺激したらやばいと感じたあたしは、梨華ちゃんより遠くのソファーへとソロソロ歩いていった。
- 283 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時30分49秒
「……」
固いソファーに腰掛けて、近くにあった雑誌をペラッと何気なく読み始める。
二人共それから一言も交わさないまま、早くも10分以上が経過していた。
「……」
「……」
……ん?!
う…っ、なんか、なんかすっごい視線感じるんですけど…
あたしの左側方向には梨華ちゃんが先ほど座っていたソファーがある。
ゆっくりと顔をそちら側に向けると
左頬に突き刺さるような冷たい目が二つあたしの方をじぃっと見つめていた。
- 284 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時32分08秒
「り、かちゃん?」
「なによ」
「…怒ってるんだよね?」
「……」
「あのね、ほんとにごっちんとか矢口さんの事に関しては謝るよ…。
最近きちんとそーゆう事の自己管理出来て無いなとか思うし、節操ない事も反省してる。
でも、だからって『好き』じゃない人には絶対好きなんて言わないし…
キスしたいとか、抱きつきたいって思うのもやっぱり『好き』だからしたいんだよね。』
あぁ…あたし何言ってるんだろう。
梨華ちゃんがこんなに怒るのなんて初めてだからちょっと動揺してるのかな。
- 285 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時33分03秒
言い終わった後に
梨華ちゃんの表情を伺おうと横にずらしていた目線を合わせたら、
本当につらそうな表情を浮かべた、目に涙を溜めている梨華ちゃんがドアの近くに立っていた。
「…っ!!ごめん…梨華ちゃん…ほんとにごめんねっ!」
その表情を見て慌てたあたしはソファーから飛び上がって、
急いで梨華ちゃんの傍へと駆け寄った。
- 286 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時33分43秒
「よっ……ひ、ひとみちゃん……」
「よっすぃー」と呼ぼうとして、一呼吸置いた後
梨華ちゃんは本当に久しぶりにあたしの名前を呼んでくれた。
泣きそうな顔をしたままちょっとだけ頬を赤らめて、ゆっくりと体を近づけてくる、
そして、子犬がすがるように梨華ちゃんはゆっくりとあたしの胸元に顔を埋めた。
- 287 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時36分06秒
胸元に顔を埋めた梨華ちゃんを、しっかり抱きとめて
あたしはいつも以上に真剣な梨華ちゃんの顔を見ながら
鼻を一回スン、と鳴らした。
「あのね…、聞いてくれる?」
甘ったるい声が、胸の辺りでモゴモゴと聞こえる。
梨華ちゃんの髪からはシャンプーのいい香りが漂ってきて
一気にあたしの心臓はドクンと大きく動き始めた。
- 288 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時41分06秒
「…ずっと、ひとみちゃんとこうしてたかったんだ…」
ドクン…ドクン…ドクン…
あぁ〜、は、恥ずかしい!!!
信じられないくらい跳ね続けている心臓の音。
これ、絶対梨華ちゃんにも聞こえてるよね!?
「り、梨華ちゃん…」
あたしは、
その心臓の音を誤魔化すかのように
梨華ちゃんのふせ気味の瞼にチュッと口付けた。
- 289 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時43分16秒
「ひとみちゃんはみんなの人気者で、
ひとみちゃんに近づこうとしても必ず誰かに邪魔されるし。
最近全然二人っきりで会えなくて寂しかったんだ……」
- 290 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時44分59秒
「でもひとみちゃんにね、こうやってギュってしてもらってると…すごく安心するの」
「梨華ちゃん……」
「ちょっとの間でいいからさ…私が、ひとみちゃん独占してても良いかなぁ?」
- 291 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時45分41秒
「…っ!」
あたしが返事をしようと開けた口に、すかさずキスをして
首に腕を巻きつけてからすぐに梨華ちゃんの舌が口内に侵入してきた。
口内に入った舌はチロチロという蛇の舌の様な動きをしながら、奥に引っ込んでいるあたしの舌を探す。
ひとしきり舐めまわった後に舌を見つけて
音が出るくらいの勢いで強く吸い付いてきた。
―――今までになかったような情熱的なキス―――
あたしは驚きと喜びでぼんやりとしてしまい、その間ずっとされるがままの状態になっていた。
- 292 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時46分24秒
「…ふっ…ぅ…っ…んぅ!」
顔の角度を何度も何度も変えて口付けてくる梨華ちゃんの顔は、
びっくりするぐらい艶っぽくて…綺麗で…エロイ。
ただでさえ声とか、体とかがやらしいのにね…
舌なんか絡ませてきたらそりゃーもう大変なフェロモン発揮してるのさ。
本人がそれにどれくらい気がついてるのか分からないけど。
やばい…、そろそろもうあたし……限界だ……
- 293 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時47分08秒
「…きゃあっ!」
「……」
「ちょ、ひとみちゃん…待ってっ!」
- 294 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時47分50秒
「そんなの無理だよー。梨華ちゃんから誘ってきたんじゃん…」
「だ、ダメだってば!ここ楽屋だよっ!?」
さっきまであんなに積極的だったのに…
そんな梨華ちゃんの言葉を無視し、体を抱きしめてキスを続けながら
近くにあるソファーにその細い体を横たわらせる。
- 295 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時48分45秒
「もっと…梨華ちゃんにいっぱいキスしたい」
「…ひとみちゃん…」
「いいよね?」
至近距離にある顔。
その女の子らしい顔を見つめてからまたキスを再開した。
首筋に唇を当ててチロッと舐めあげたら、梨華ちゃんの体はびっくりするぐらい大きく反応した。
- 296 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時50分09秒
「だめぇ…こんな所じゃやだ…っ!」
「なんで?」
顔を横に倒してあたしのキスから逃げようとする顔を捕まえて、
下顎からラインに沿って嵐のようなキスを再開した。
「やだぁ…いや…っ…やめて…!!」
正直いって、
なんでこんなにも梨華ちゃんがココを嫌がるのかわからなかった。
ここは楽屋で、特別汚らしいわけでもないし
ソファーや鍵も付けられてこんな事する所には最適…!!
- 297 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時50分46秒
……あっ?!
- 298 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時51分52秒
「ひとみちゃ…」
「あのさ…、梨華ちゃん」
「…ん…、なぁに?」
「もしかして、気づいてた?」
「なにに?」
- 299 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時52分38秒
「あれに。」
あたしが指差した方向には、
楽屋のドアから無数に中を覗き込んでいる目。
ほんの少しだけどひそひそ声も聞こえて来ていた。
あぁ…、なんであたし今まで気がつかなかったんだろう…。
- 300 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時53分31秒
「…ぁ、あ、危ないっ!」
「「きゃあぁあっ!?」」
ドドドドドド…ッ!!!
……やっぱりね。
- 301 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時55分06秒
「…みんな、何してるの?…どこら辺から見てた?」
ドアから押し出されるように出てきたのは、
高橋・小川・安倍さん・ごっちんの4人。
小川が一番下敷きになってドアの向こうから4人とも流れ出てきた。
…今度から、ちゃんとカギ確認しないとね…。
「なっ、なーんでですかぁ!いいじゃないですか!」
みんなの下からやっとの事で這い出た小川が大きな声を張り上げて言う。
負けじと高橋も、次に起き上がってあたしに反論してくる。
- 302 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時56分12秒
「そーですよ!吉澤さんだって、前に私達の事覗き見してたじゃないですかぁっ!」
「あ、あれは…」
「ずるいですよ!私たちのは見ておいて、自分たちのは見てちゃダメなんて」
- 303 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時57分23秒
お、押され気味?
ずるいって言われても…見られてるなんて恥ずかしいじゃん!!
そりゃああたしにだって前科あるけど。
ちょっとくらい謝れよ〜もぅ。これじゃどっちが先輩か後輩か分からないよ。
「…小川」
「謝りませんよっ!」
「…高橋…」
「謝りませんからっ!!」
- 304 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時58分15秒
「す、すごいんだね……よしこって」
「うん…すごいっしょ?
あんな風にされたら、女の子だったらみんなクラっといっちゃうべ…」
ごっちんと安倍さんが、なにやら向こうの方で話し合っている。
『よっすぃーは女だって偽って、ホストクラブで働けるべ…』と、言う安倍さんの言葉は聞かなかった事にして、
あたしは苦笑いを浮かべている梨華ちゃんの傍へと歩み寄った。
- 305 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時59分06秒
「梨華ちゃん?」
「……はい」
「みんなが覗いてたの、実は知ってたでしょ?」
「……」
- 306 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)16時59分51秒
「気がついてたなら…、なんで言ってくれないの?」
あたしはしゃがみこんでいる梨華ちゃんの肩を抱きながら、
責める様な口調じゃなく、出来るだけ優しい声でそう聞き出したはず。
なのに、梨華ちゃんはあたしが怒っていると判断したらしく(ちょっとムッとしてたけど)
じわっと目じりに涙を溜めながら、涙声で話し始めた。
「だって…だって、ひとみちゃんが、私にもこーゆう事するんだって
みんなに見せたかったんだもん!!」
- 307 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)17時00分40秒
「……」
クラッと目眩がした。
目の前にはワーンと声をあげて泣き出した梨華ちゃん。
背後からは、今まさにすごい形相であたしの背中に飛びかかろうとしている小川と高橋。
遠くではどんどん話が発展しているごっちんと安倍さんの二人の話し声が
あたしの耳の中に入り込んできた。
- 308 名前:いしよし編 投稿日:2003年05月03日(土)17時01分25秒
「結局、こうなったのもよしこの自業自得だねぇ」
そう言ったごっちんの声があたしの耳に届いたとき、
小川と高橋の攻撃によってあたしは床に倒れていた……。
- 309 名前:タモ 投稿日:2003年05月03日(土)17時05分42秒
『いしよしー番外編ー』更新終了です。
次は…何にしましょう?
リクして頂いたものの中で、小川・安倍・松浦・飯田・中澤・加護があったのですが、
どれを更新するかは読者様方の投票(?)みたいなもので決めたいと思います。
この中からではなくても結構です(○^〜^○)
- 310 名前:タモ 投稿日:2003年05月03日(土)17時14分30秒
レスの返事をお返し致します!!
こんな作者に本当に有難うございます!
>>250 名もねぇ読者様
こんな作品に俳句(?)を作ってレスを頂いて…(w
作者も俳句みたいなもので返そうと思っていたら、
全然思いつきませんでした!!(w
>>253 和尚様
読んで下さって有難うございます。
なぜ市井が脱ぎたがらないか……
簡単に言うと、後藤さんの前だけでは 恥 ず い からです(w
大した理由じゃなくてすみません…。
>>254 66様
もちろん『遠くのおもしろそうなことより近くのゴマ』ですよ!
作者が市井でもそうします(w
66様もよしにぃ気になってましたか。
今度短別の短編集になどに乗せてみようかな、と思っています。
- 311 名前:タモ 投稿日:2003年05月03日(土)17時19分39秒
>>255 マーチ様
マーチ様のいちごまより全然ダメ2ですけどね…
ランキングの詳細ですか!?
それは、どうかご内密にしておいてください……(w
>>256 名無し読者様
萌えてくださいまして、どうも有難うございます。
日本語おかしいですね(w
今回のも読んで頂けると幸いです!
>>257 名無し様
キーボード大丈夫ですかっ!?
早く拭いてください!(w
5期メンの新垣に合うのは…娘。の中で吉澤かと…(w
『いしよし編』本当に更新遅くなりました。
もう皆さんからはこんな小説忘れ去られているのではないかと思います。
本当にすいませんでした!
- 312 名前:タモ 投稿日:2003年05月03日(土)17時25分29秒
>>258 名無しどくしゃ様
作者はいちごま書くの大好きで御座います(w
(●^ー^)<カップリング一緒なのには驚いたべー
気が合いますね。
特によしにぃなんかは誰とも意見が合わないかと思っていました。
6期メンだと…道重あたりが良いキャラしていますね。
誰と誰を絡ませようかワクワクして現在思案中です(w
>>260-266 保全など本当に有難うございます。
それもこれも、すべて作者が不甲斐ないせいですよね。
2ヶ月近く更新出来なかったというのは忙しさもあるのですが…
これからはこんな事にならないように頑張らせて頂きます
- 313 名前:タモ 投稿日:2003年05月03日(土)17時29分54秒
大体前の更新から1ヶ月と少しですか…
始めの頃に比べて、更新のスピードが落ちたのは明らかですね。
ネタが無いというわけでは無いのですが、色々な事情で今日まで更新出来ずにいました。
待っていてくれた読者様方、すいませんでした。
次回からは更新が遅れることを予告しておきます。
こんな作者ですが、これからもどうか宜しくお願い致します!(○^〜^○)
それでは、感想・苦情・ご意見待ってます!
- 314 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003年05月03日(土)18時58分32秒
- 更新お疲れ様です。
今回も笑わさせて頂きましたゴチソウサマ。
ヲイラ的にはマコたんを希望。
- 315 名前:66 投稿日:2003年05月03日(土)22時00分53秒
- いしよしは良いですね、安定してます
タラシ疲れた吉澤さんが体を休める港みたいなものでしょうか?梨華チャンは
ネガチブなのにしっかり計算している策士梨華ちゃんもナイスキャラでした
そして最後にはやっぱり吉澤さんには天の裁きが。
今回は裁きの使者はおがたかでしたが逆切れ具合も理不尽で大笑いさせていただきました。
まだネタ切れではないとのことなので次の更新マターリ待たせていただきます。
吉飯キツーイやつに1票で
- 316 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月04日(日)01時45分04秒
- 吉飯も読んでみたいけど…。
飲み比べしたときの吉後も気になるなぁ…。
優柔不断ですいません(汗
- 317 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月04日(日)13時40分28秒
- いちごま編に続き、鼻血が…梨華ちゃんエロいよ梨華ちゃん
なんていうかここは純粋にポワワーンと萌えてしまう場所ですね。
前にどなたかも似たような事指摘されてましたけど、好きなコを想う余り、
不埒な妄想をしてしまいそうになる自分の頭を壁に打ち付けてた
蒼すぎたあの頃を思い出しますた。そんなかんじです(意味不明)
自分的にはよしかごを…エンタの神様のおまけで、よしこに
甘えまくる加護ちゃんが可愛くて仕方なかったす。。
- 318 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月05日(月)00時08分54秒
- ここではあんま見られない吉飯で。
- 319 名前:4489 投稿日:2003年05月05日(月)19時48分47秒
- レスは久しぶりだけどずっと見ていました。
全部良かったです。
最近はまっているよしかごでお願いします。
- 320 名前:タモ 投稿日:2003年05月05日(月)19時49分24秒
- 付けたしです。
次に書くカプは、そのカプに5票以上入った場合に書かせて頂きます。
もし入らなかった場合は、作者が自分の好きなカプで書きますので…
そこの所はご了承しておいて下さい(● ´ー` ●)<勝手でごめんなさい
- 321 名前:和尚 投稿日:2003年05月06日(火)13時26分37秒
- 更新有難う御座います。
いしかーさん可愛いなぁ♪
計算して行動したつもりでも突然の事に慌てふためく・・・ツボにはまったッス♪
リクは特にないんですよ(笑)
タモ様の書きたいヤツを書いてくだされば・・・
- 322 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月07日(水)16時08分09秒
- 策士チャーミーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
相変わらずかあさんとゴマのコンビも(・∀・)イイ!!
リク、受け付けられるようですが、後藤さん編もやってる
作者さんの体調が少し心配(w
といいつつ、あのーよしかごとか(ry
- 323 名前:名もねえ読者 投稿日:2003年05月07日(水)21時36分20秒
- 悪戯石川ええですな
次はぜひカオヨシで・・・・
カオリンに甘えるヨシを見てみたいです・・・
川 ‘〜‘)<ひーちゃんおいで♪
- 324 名前:名無し野郎 投稿日:2003年05月12日(月)00時35分40秒
- いしよしで。
いしごまでも良いけどなー(w ずっとROMってました。毎回楽しみにさせてもらってます。後藤編もあるので大変かと思いますが、更新がんばって下さい
- 325 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月12日(月)12時05分06秒
- >234
上げんな。感想はsageでお願いします
- 326 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)09時24分23秒
かおよし(4
よしかご(3
で、悩んだ末に…定番ですが『いちごまのある一日』を更新させて頂きます(w
かおよし、よしかごは今思案中です。すいません!!
- 327 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時25分28秒
5月某日。
これは、あるスタジオでの話し。
- 328 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時26分32秒
「…いちぃーちゃーんっ!!」
「なっ、お、おい…なんだよ!?」
今日は久しぶりに後藤に会いに楽屋までやって来た。
後藤の楽屋のドアを軽くノックしたら
中から満面の笑みの後藤が出てきて、急に市井に飛びついてきた。
後藤の全体重を体で支えきるのは突然の事では難しく、市井と後藤はそのまま後ろへぶっ倒れてしまった。
- 329 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時28分30秒
「―――ったーい!!」
「いてて……」
「いちーちゃん、ちゃんとごとーの事受け止めてよ!」
「なっ、後藤が突然飛びついてくるのが悪いんだろ!!」
「大体いちーちゃんは………、って、ぅきゃあっ!!どこ触ってんの!!」
「触ってない!!故意じゃない!!早く市井の上からどけっ!!!」
楽屋の前でそんな事をぎゃあぎゃあ言いあっていたら、
たまたま通りかかった祐ちゃんに『痴話喧嘩なら中でやりや……』と溜息を付きながら言われてしまった。そんな祐ちゃんの背中には負のオーラみたいなものが浮き出ている。
どうしたんだろ?今日なんか祐ちゃん元気無い…??
そんな事を考えている市井のシャツの襟を引っ張って
後藤はまだ不満そうに楽屋の中へ入っていった。
- 330 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時29分42秒
「…あのさ、いきなり抱きつくとか、あんまり人がいる所では…」
「いちーちゃん」
おい、人の話聞けよ。
そう思ったけど、元々後藤は人の話しを聞かない時が多い。
だからあたしは眉間に皺を寄せながらも、『なに?』と答えてやった。
- 331 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時30分22秒
「抱っこ。」
そう言って、後藤はソファーに座りながら両手を広げた。
抱っこ…抱っこ…って、さ。
今日の後藤は甘えたいのか?いつもは……まぁ、こんな感じだけどさ。
自分で言ってちょっと照れてるし。
- 332 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時31分09秒
「後藤」
「…ん?」
「……してほしいの?」
「…ん…」
俯きながら、後藤は首に腕を廻して
おねだりするように市井の肩らへんに頭を擦り付けてきた。
- 333 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時31分55秒
「わかった。いっぺん離れて」
市井は後藤の腕を解いて、ボスッと音をたてながら隣に座った。
そして……
「あい、どうぞ」
- 334 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時32分50秒
自分の膝を叩きながら後藤の顔を見つめた。
そしたらすぐにいつものだらしない笑顔になって、
市井の膝の上にニコニコしながら乗ってくる。
「いちーちゃん、だーいすきっ♪」
「……」
畜生。
なんでこいつは恥ずかしがらずにこーゆう事が出来んだよぉ。
今、後藤の手は市井の背中と肩に置かれて
両足で挟み込むように市井の腰を固定して、向き合う形になっている。
市井はソファーの毛を掴みながら
擦り寄ってくる後藤を交わすような仕草を続けていた。
- 335 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時33分30秒
「なにー?市井ちゃん、もしかして恥ずかしがってんの〜?」
何を今更、といったような感じの口調で後藤は話しかけてくる。
いつもながらコイツの突飛な行動や言動には正直まいってるのだけれども。
そんな所も全部愛しいと思ってしまうのは、…あたしが、後藤を大好きだから。
後藤という存在がいつもあたしを癒してくれるから。
って、恥ずかしい。なにこんなクサイ事考えてるんだろう…
- 336 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時34分44秒
「…やかましい」
「あはっ。かーわいいっ♪じゃあ、今度は膝枕して?」
…はぁ。
次は膝枕ですか?
ってか、この体制から逃れられるんだったら……何でも良いか。
- 337 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時35分35秒
「…はい」
本当は
後藤が至近距離にいるだけであたしは自分を抑えられなくなりそうになる。
今だってこの体制でいつまで持つかわからない。
あーあ、なんでこんなにこいつの事好きなっちゃったんだろうな〜。
そんな事、絶対本人には言わないけど……きっと、すぐ調子に乗るから。
「うぁー♪気持ちいー!!」
- 338 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時36分45秒
あたしの膝に頭を預けた後藤は
そのままゴロゴロ横に転がったり、怪しい笑いをしながら市井の顔を下から覗き込む。
ちっちゃい犬っころみたいな後藤に
少し噴出しながら、後藤の鼻先を指でビシッとはじいた。
「痛!なにすんのっ!?」
「ふやけた顔してっからだ。」
「市井ちゃんだって、さっきから変なふうに笑ってばっかりじゃんか〜!」
やべっ!
気がつかないうちに顔が緩みまくってたみたい。
口元は上に上がって目じりは下がりっぱなし。
これじゃー後藤の事も馬鹿に出来ないや…
でも……
- 339 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時37分24秒
「いちーは良いの。」
「はぁー?」
「市井は後藤を見て、そーなっちゃうんだから……良いの」
- 340 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時38分10秒
そう言ったら
後藤は顔を真っ赤に染めて、市井から目線を逸らした。
「後藤…」
背けた顔を、両手で包んでこちらを向かせる。
少し潤んだ後藤の瞳からは、今狼に変身しつつある市井の姿が映っていた。
顔と顔が近づく。
後藤は絶対に拒否しないと思った。
甘い息がかかって、顔を少し倒しながら後藤の唇に市井の唇を……
- 341 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時38分57秒
「…やだッ!」
「ぅおっ!?」
唇が触れる寸前に、
後藤は市井の体をそのバカ力で跳ね飛ばし、一気に部屋の隅まで走っていく。
- 342 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時39分44秒
「市井ちゃんの変態っ!」
「えっ?ってか意味わかんねー!!…なんでダメなんだよっ!」
「今日は後藤、市井ちゃんと何にもしないって決めたの!!
昨日だってこの前だって、最近ずっと市井ちゃんとエッチばっかりでゆっくり過ごしてないもんっ!」
『いちーちゃんのケダモノ!!』
と言いながら、後藤は泣き真似をして自分の体をギュッと抱きしめる。
…沈没。
ちょっと…いや、けっこう…ヘコみました…。
今日は何にもしないって……マジで?
- 343 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時41分02秒
―――待った。
…後藤さん?
そんな事をこのあたしが承知するとでも…思ってるの?
「……後藤が悪いんじゃん」
「えっ?」
「…後藤が…」
「んぁ…??」
- 344 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時42分18秒
「後藤がそんな体してっから悪いんだよっ!!」
半ば強引に後藤を床に押し倒す。
そして、押さえ付けた理由も我ながら意味不明なまま。
……本当に市井狼みたいじゃん……
「バカー!!何その理由っ!やっぱりいちーちゃんはごとーの体が目当てだったのね!」
「…バカはお互い様でしょ」
「…と、とにかく…今日は絶対ダメ、だからね…」
- 345 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時43分13秒
「何を?」
「やッ」
後藤の服の中に手を入れて、中を確かめるようにゆっくり撫で回した。
お腹から少し上を触ると、溜息のような後藤の声が微かに聞こえてくる。
あと少し、あと少し。
敏感な所に爪を立ててゆっくりかき混ぜるように
その豊満な胸を揉みほぐした。
- 346 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時44分09秒
「……ふぁ………んっ……」
してる最中の後藤の声は、市井の崩れかかった理性を一瞬のうちに吹き飛ばす。
貪る様に後藤の胸に顔を埋めて
もうとっくに尖っているピンク色の突起を口に含んでコロっと舌で転がした。
「…やッ!!……メ、だって…言ってる……でしょぉっ!!」
半分泣き声に近い後藤の声。言葉。
逆に興奮してきてしまう。
そんな市井はおかしいですか?
- 347 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時44分55秒
「…くッ……はぁ…っ……ぁあん…っ!」
胸にあった手をスカートの中に滑り込ませて、
すぐにパンツの中に手を突っ込んだ。
割れ目に沿って指を何度も何度も往復させる。
ぬるっとした液体が後藤のソコから流れ始めて、それと同時にもう一方の手で一番敏感な部分を突付く。
ぐッぐッと押したり離したりしているうちに
後藤のソコは赤くぷっくりと膨らんでゆくのが分かった。
- 348 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時45分34秒
「…っ……あんま…ソコ……触んないでよぉ……っ!!」
「…ソコってどこ?」
「…!!……い…ちーちゃ……の……いじわるっ!!……」
- 349 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時46分26秒
「ははっ。ゴメン、だって後藤が気持ちよさそーだからさぁ」
「…んっ、あ…っ……あっ…!!」
指の速度を上げる。
ぬるっとした液体は、市井の指を伝って床へポタッと流れ落ちた。
もちろん敏感なところへの刺激も忘れずに。
親指と人差し指でソコの部分だけを弄ぶようにクリっと摘んだりする。
それだけで後藤の腰は跳ねそうになってしまった。
危ない危ない。
- 350 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時47分14秒
「…この後に……し、収録が……あるから……も、ほんとに止めて……っ!」
「収録?なんの?」
「…歌の…」
「ふーん。じゃ、……早くイカせればいいんじゃない?」
- 351 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時48分08秒
「…んぁああっ!!」
キュッと敏感な部分に力を入れて摘んで、
一気に後藤の中に2本の指を挿入した。
部屋の中にクチュクチュと厭らしい音が響いてゆく。
中を激しく掻き回して後藤に休む暇さえ与えずに、
目に涙を溜めながら体をビクつかせる後藤の唇に、チュッとキスをした。
そして、
この場に似つかわしくない爽やかな笑みを浮かべて、市井は言う。
「遅れちゃいけないから、あと5分で済ませるね」
「…やっ…ぁん……ひゃ…っ…」
- 352 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時48分58秒
淫らに腰をくねらせる後藤の
汗ばんだ体と、蒸気して頬に張り付く栗色の髪。
市井が指を激しく運動させる度に、後藤の喘ぎ声は大きなものに変わってゆく。
「…つ……ぁん…っ……だぁめぇっ………いやぁっ!!」
いや?ダメ?
こんな状態のままで後藤を解放しちゃう方が可哀想ってもんじゃないの。
歌の収録って事はけっこう体力使うはずだから
そんなに激しくはしないからさ。
とりあえず、
床は痛いから…柔らかいソファーに移動してっと。
- 353 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時49分41秒
市井は指を挿入したまま、
見事に膨らんだソレを軽くいじってからまた動きを再開する。
ギシギシとソファーが軋む音と後藤の声だけがこの狭い楽屋の中とへ響き渡った。
「ふぁあ………っ!!!」
少し気が抜けたような後藤の声。
この声が出るって事は、…終わりが近い証拠!
開いている手で後藤の足を大きく開かせながら指をズブッと奥まで入れる。
ビクビクッと体を揺らして後藤は背中をちょっと反らせた。
んーと……じゃ、最後に一個市井からお願いしちゃおっかな。
- 354 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時50分21秒
「あのさ…」
ボソボソッと後藤の耳に口を近づけて用件を話す。
「…んぇえっ!?」
- 355 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時51分42秒
「…ダメ?」
「…っや…、ダ、メじゃ……ないけど……」
「やってよ♪」
「…ふぁ…っ……い、今……っ?……」
眉の下がった後藤の、
余裕の無い表情。
- 356 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時53分46秒
「うん!」
後藤が弱いとされる、極上の市井スマイルで答えた。
するとピクッと眉が動き、後藤の口元から溜息がこぼれる。
「やれやれ」といったような諦めの感情なんだろう。
…やったー♪久しぶりに後藤に『アレ』やってもらえるよっ!
「じゃ…、ちょっ…っとだけ、指……止めて」
市井は素直に後藤の中から指を引き抜く。
半分力が入らない状態の後藤は、
市井の首を手で引き寄せて弱弱しく抱きしめた。
- 357 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時54分36秒
「…いちーちゃん…」
そして、
市井の額、瞼の上、耳裏、頬など顔全体にキスを始める。
市井は後藤からキスされるは好きだ。もちろん、後藤にするのも大好きだけどね。
全体的にキスをし終わってから
最後にチュッと唇に優しいライトキス。
市井がたまに一個だけする後藤へのお願いは、実はこれだったりする。
された後は……すっげー幸せな気分。
ちなみに
さっき後藤の耳元で囁いたのは『いっぱい愛してほしい』だったりする。
これは、コレをする時に事前に言う、二人の間の暗黙のルールってやつだ。
始めのうちは恥ずかしすぎて言えるようなもんじゃなかったけどな。
- 358 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時55分23秒
「……」
「――――っちーちゃん!!」
「おわぁっ!?…な、なんだよ?」
余韻に浸る市井の耳を引っ張って
突然後藤は出来る限りの大声で市井の名前を呼んだ。
- 359 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時56分14秒
「……やく」
「はっ?」
「…早くっ」
…ん?
あぁー!そうかっ!
一瞬何かと思って考えちゃったよ。
市井の耳を引っ張りながら半分涙目で、足をモジモジすり寄せている後藤。
……時間も少ないことだし、早めに終わらせるかっ。
- 360 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時56分57秒
――――――――――――
――――――――――
―――――――――
- 361 名前:いちごま番外 投稿日:2003年05月17日(土)09時57分27秒
……そして見事に、後藤は収録に無事間に合いましたとさ。
めでたしめでたし(笑)
- 362 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)10時03分41秒
「いちごま番外編」更新終了です。
次は、『飯田編』です。
- 363 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)10時08分31秒
レスのお返しを致します。
有難う御座いました!!!
>>314 名無しどくしゃ様
小川ですかー!
おがよしって有りそでないですよね(w
これからも小川はちょこちょこ登場させて頂きます。
もちろん、時間があればおがよし番外編も更新します。
>>315 66様
梨華ちゃんは吉澤に都合良く使われてます(w
やっぱりタラシよしこさんは最後に裁かないとダメでしょう。
へタレっぽいとこを書くのは好きです(w
>>316 名無し読者様
飲み比べよしごま!!
いやー、実は書きたかったんですよ(w
でもまだ頭の中で考えてる程度ですけどね〜。
とろあえず、次はかおよしを更新します!
今回のいちごまはどうでしたか?
- 364 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)10時14分21秒
>>317 名無し読者様
純粋萌えですか(w
『エンタの神様』見て無いんですよーーー!!(泣)
甘えまくる加護ちゃん!!見たかった〜……ガクッ!!!(死w
>>318 名無し読者様
次回は飯田編です。
楽しみに期待せずに待っていてください!
>>319 4489様
お久しぶりです!
よしかごはまた今度更新出来れば致しますね(●´ー`●)
今回のいちごまはどうでしたか!?
てか、この二人書きすぎですか?(w
>>321 和尚様
書きたいもの書きました!!
それはずばり、和尚様の好きなもの&作者の好きなこの二人(w
あぁーこの二人のどっちかに乗り移りたいです(w
- 365 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)10時20分57秒
>>322 名無し読者様
( ´Д`)<母さんとゴマの愛は不滅です!!
この二人は本当に書いてて楽しいです。
体調は到って不調ですよ。
…嘘です、がんばります(w
>>323 名もねぇ読者様
かおよし次回更新決定でーす!
随分前からリクされていたものなのですけど、書いた事がないので
長い間躊躇してしまいました(w
なので、期待0でお待ちしていてください。
>>324 名無し野郎様
初めまして!!
こんな小説を読んで下さっていたのですか!
かなり嬉しいです(○^〜^○)<あたしのお陰!?
そしてROM有難う御座います。感想頂けると嬉しいです!
いしごま…〜後藤さんがんばれ編〜に微妙に出でいますが、どうでしょう(w
書けたら書いてみます!レス有難う御座いました。
>>325 名無し読者様
わざわざ有難う御座います。
更新遅いですが、今回のも読んでください!!(w
- 366 名前:タモ 投稿日:2003年05月17日(土)10時26分49秒
…と、いうわけで皆様を裏切りました(w
次回はかおよしという事で、初めてのカプで動揺しながらも今着々と書いていってます。
最近の話題では、実は作者ロシアのいちごまらしきものにはまっています(w
その名もtATo!!!ユリアいいっすね(娘。には関係無い話ですけどね)
娘。同様このユニットも応援していこうと思っています。
そして、今回の『いちごま番外編』の更新も……このユニットが関わっています(w
非常に流されやすく、且つ更新の遅い作者ですがこれからもそうぞ宜しくお願い致します。
( ´Д`)<それじゃ〜感想楽しみに待ってるよ♪
- 367 名前:和尚 投稿日:2003年05月17日(土)13時18分59秒
- 寝起きに凄いモンを見てしまった・・
はっ!?更新ありがとうございます!!
いきなり『いちごま』とはビックリしました。
ごとーさんの甘えっぷりに鼻血が放出!
いちーさんの狼に拍手喝采!!
いちーさんがごとーさんにする1つのお願いに可愛いなと感じました。
それまでのいちーさんの行動が凄いんですが(笑)
自分は二人のうちどっちか乗り移れるとしたら、いちーさん・・・
ドカッ!バキッ!ゴスッ!!
バタン←倒れた音
ヽ`∀´ノ<いちーに乗り移ろうとはいい度胸だ
ご・・ごめんなさい・・・
- 368 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月18日(日)00時14分44秒
- いちごま最高!!!
やっぱ狼市井いいっすねえ!
そしてごまかわいすぎ♪
タモさん、ありがとうございました。
心の保養になりました。
- 369 名前:名無し野郎 投稿日:2003年05月18日(日)15時12分43秒
- 感想いいます。
一言、タモさんが書くいちごまはエロいっす(w
ごま可愛すぎです。更新ありがとうございました
- 370 名前:66 投稿日:2003年05月19日(月)21時31分32秒
- いちごまキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
王道中の王道ありがとうございます。
タモさんが書かれるごとーさんはかわいくて好きです。
続いての飯田編も期待してます
- 371 名前:タモ 投稿日:2003年05月25日(日)19時14分16秒
- えぇ、作者は今急激にネタに困りちょっとこれを読み返してみたのですが…。
なんか…ワンパターンですね(w
読者様方に飽きられぬよう毎回違うシュチュエーションなど努力していたのですけど
やはり作者の文章力じゃそれは叶わなかったみたいです。
そろそろこのスレも終わりにして新しい話でも書こうかと思った今日この頃です。
とりあえず、リクの『よしかお』は書こうと思っています。
こんな作品でも良かったり、何か良いネタを提供してくださる心優しい方がいれば
これからも続けていきたいと思っています。
今まで応援してくださった方々、素通りしないでレスまでくださった読者様、どうも有難う御座いました。
- 372 名前:名もねぇ読者 投稿日:2003年06月11日(水)17時41分31秒
- さくしゃさ〜ん、まだ待っとるよ
気が向いたら更新お願いしまふ
期待 川 ‘〜‘)ノ保
- 373 名前:66 投稿日:2003年06月13日(金)17時04分49秒
- あれま?ネタでつまっておいでですか?
確かにこんなに多彩なキャラの書き分けをするというのは
大変なことだと頭が下がります。
さらにワンパターンを感じておられるということですが
私はワンパターンとは感じませんでしたよ。
それぞれのキャラの性格付けがしっかりとしていて雰囲気がすごく好きです。
また再びご光臨下さい。それまでマターリ待っております。
- 374 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月08日(火)07時11分25秒
- いちごますっごい面白かったです。
(♯´ Д `)<抱っこ
で氏ぬかと思いましたw
- 375 名前:タモ 投稿日:2003年07月09日(水)13時27分41秒
遅れてごめんあそばせ(壊)
更新です。
- 376 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時30分11秒
「おはよーございます」
- 377 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時31分17秒
モーニング娘。の楽屋の扉を開けてあたしが元気よく挨拶すると、
今日もケンカ無し(?)・みんな仲良しなメンバーからちゃんと返事が返ってくる。
「おはよ〜よっすぃ〜♪」
「おはよーなのれす」
「今日も吉澤さんは男前やね」
「そうだね」
「よっすぃ〜素敵…♪」
- 378 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時32分27秒
後半の方はすでに挨拶にもなっていない。
これが娘。の日常。
メンバーに板ばさみになっているあたしも、次第に慣れてきて
今は休みの日に予定がびっしりでも文句は言わないし(朝矢口さんの家に行って、午後高橋&小川と一緒に図書館でお勉強。夜は梨華ちゃんと一緒にファミレスで夕飯食べながらお喋りなどの過酷なスケジュールを組まされていた)
始めは暑苦しいと思っていたスキンシップにも、笑顔でいられるようになった。
- 379 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時33分05秒
「よっすぃーよっすぃ〜!!あのねっ、あのねっ、あのね今日」
「はいはい、わかったからちょっと落ち着こうねー、加護ちゃん。」
まだ鞄も置いてないのに、後ろから抱き付いてくる加護。
加護を襲っちゃった(未遂だけど)日から、あたしと加護の仲は逆に深まって
日に日にそれがエスカレートしてきている。
最近ではTVでいちゃつくなんて当たり前にまでなってきた。
まぁ、加護は可愛いし、良い子だし…別に良いんだけどね。
- 380 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時34分28秒
なんとなく目の前にいる加護が愛しくなって
よしよし、って頭を撫でたら
「もうあたしだって16なんだよっ?子供扱いしないでよ〜!」
って頬を膨らましてののの所まで走ってっちゃった。
その言い方とか走り方とかを見てると、普通にまだ子供じゃん…
とか思うけど、最近ちょっとだけ大人っぽくなってきたのは認めてあげようかな。
- 381 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時35分28秒
「吉澤〜、ちょっとこっち来てくれる?」
「………」
「あれ?どしたの、なんか機嫌悪い〜?」
飯田さんはモデルのように整った顔でニコッと微笑む。
一瞬その美しさに動きが止まっちゃって、肩から下ろそうとした鞄が
はずみで床にドサッと音を立てて落ちた。
その瞬間、なぜか頭によぎる一つのストーリー…
- 382 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時36分04秒
□ □ □
- 383 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時36分59秒
「吉澤は今日一日、飯田さんちのペットになりますっ!!」
あたしは最近読み始めた『君はぺ○ト』というマンガにはまっていて、
そのマンガに出てくる主人公の人のイメージに、飯田さんはピッタリ当てはまるんだ。
だからかはわかんないけど、あたしは飯田さんの顔を見た瞬間に
そんな事を大声で言ってしまっていた。
でも…、飯田さんに飼われたら……
いろいろと良いんだろうなぁなんて考えたり。
- 384 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時37分37秒
自然とにやけていた顔をパンパンって叩いて元の表情に戻す。
飯田さん+他のメンバーは、あたしの発言に驚いてシーンとなっていた。
「…よっすぃ〜…なに、言ってんの?」
矢口さんは少し変なものを見るような目であたしを見て、言った。
梨華ちゃんなんか口開けっ放しで、微妙に拳を握って怒ってる様子なのがわかる。
そんな中、意外と一番早く冷静に戻った本人(飯田さん)は
あたしの方を見て、スッと白い手を差し出した。
- 385 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時38分39秒
・・・・・・・
「よっすぃ〜、お手っ!」
「わんっ!」
あたしはふざけて犬語を使って、
素直に右手を飯田さんの手のひらに置く。
「おかわりっ!!」
「わんっ!!」
- 386 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時39分28秒
「じゃ〜、おすわりっ!」
「わんっ♪」
飯田さんも、なんだかちょっと楽しげに命令しだした。
他のメンバーはそんなあたし達の様子に呆気にとられてるようだった。
飯田さんに命令されても不思議と、全然むかつかない。
これが加護とかののとか、梨華ちゃんだったら腹立つと思うんだけどね。
- 387 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時41分21秒
「かーわいい〜!よっすぃ〜最高だよっ!!」
「わんわんっ♪」
褒めて褒めて、と言わんばかりに
あたしは笑顔で頭を飯田さんの前に突き出す。
そしたら飯田さんは「よしよし良い子だねぇ」って言いながら
頭を何度も優しく撫でてくれた。
う〜ん……なんか幸せ〜!!
そして、
この状況を少し離れて見ていたメンバーは……
- 388 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時42分02秒
「よっすぃ〜…なんか、変だけど……めちゃくちゃ可愛いね。」
「ね、カオリずるいよ〜!あんなよっすぃ〜一人占め出来るなんてさぁ」
「私も吉澤さん調教してみたいです〜」
「あ、愛ちゃん…調教って……?」
- 389 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時43分29秒
メンバーも始めのうちはザワザワしてたけど
お昼を過ぎた頃には、もうあたしのこのキャラは定着していた。
「よっすぃ〜お弁当食べる?」
「わぅっ!」
ちなみに、あたしは飯田さんちのペットなんだから
他の人には懐かない事に決めた。
だから楽屋でさんざん他メンに可愛がられ(?)そうになっても、飯田さんの後ろに隠れてうーって唸ったりしてた。
そしたら飯田さんはすっごい喜んでくれて、
『今日一日だけだけど、よっすぃ〜はカオリのものだね♪』
って心底嬉しそうな顔で眩いてた。
あんな嬉しそうな顔してくれるんだったら、今日一日と言わずに何日でもやろうかな〜って思ったけど、あんまりやりすぎると他のメンバーが怖いから止めといた。
- 390 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時44分01秒
「あれ〜?よしことカオリだ〜……意外な組み合わせだねぇ」
呑気そうな声が頭上から聞こえてくる。
そっちに顔を向けたら同じスタジオでお仕事があったごっちんの姿があった。
他の人には懐かないって決めたけど…ごっちんなら、良いかな。
「ね〜カオリ、なんでよしこ下にしゃがんでんの??」
- 391 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時45分03秒
「うーんと、それはだねぇ…」
飯田さんはちょっと言いづらそうに苦笑いをしてる。
ごっちんはあたしと飯田さんの顔を、頭に?マークを浮かばせながら交互に見ていた。
「わんっ!!」
「…………はっ?」
ごっちんは目を見開いて、
突然犬語を使ったあたしを怪訝そうに見た。
わん!と言ったきりニコニコしたまま何も喋らないあたしを見ながら
ごっちんは飯田さんに何か耳打ちして足早に去っていった。
- 392 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時45分36秒
「…?…」
ごっちんは一体何を言ったんだろう。
不思議になって飯田さんの顔を見ると、
綺麗な顔がおもしろいくらい歪みまくっていた。
こうゆう時は飯田さんが噴出す2秒前だ。
- 393 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時46分46秒
「…!!……ぶあっはっはっはっはっはっ!!!……はぁ、苦しいっ。
ごとーおもしろ〜い♪…マジうけるんだけどぉー☆」
ひとしきり笑った後に、まだ状況が掴めず不思議そうな顔をしたあたしに
飯田さんはごっちんから聞いた事をコッソリ教えてくれた。
………
うん。ごっちん、後で殺す。
- 394 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時47分21秒
『よしこ…ついにメンバーからの恥辱に耐えかねておかしくなっちゃったんだね……』
ごっちんは確かにこう言ったそうだ。
しかもかなり心配そうな表情で。
大体、ごっちんが『恥辱』って言葉を知っている事があたしにとってびっくりだよ。
…ってか「ついに」ってなによ?
あたし…そんな余裕無いように見えるの?
ごっちんが去っていった後
飯田さんにお弁当を食べさせてもらったあたしは上機嫌で収録に入った。
- 395 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時48分16秒
―――――――――――――――――――
―――――――――――――――
―――――――――――
- 396 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時48分47秒
「はぁ〜。今日も疲れたね。」
「わぅ〜…」
- 397 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時49分28秒
ペット(あたし)は、ご主人様と一緒に仲良く手を繋いで楽屋へ戻っていく。
途中色んな人の視線を受けたけど、別にあんまり気にならなかった。
収録中、梨華ちゃんに
『あれ?よっすぃ〜収録中は犬語じゃないんだぁ』って嫌味を言われて困ったりしたけど
その後飯田さんが来てくれてなんとか助かった。
…うぅ…梨華ちゃんのあの恨めし気な目……
まさか、なんか飯田さんにする気じゃないだろうなってくらい怖かった…。
「…さって、と。今日一日も終わりだね…」
急に寂しそうにそんな事を言う飯田さんは、
ちょっと悲しそうだった。
昼間のあの元気はどこにいったのやら…
あたしより年上で、身長も高いのになぜかこの時は飯田さんがとてもちっちゃく見えた。
- 398 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時50分08秒
あたしは無意識に飯田さんの手に絡んでいた指をほどいて、
そっと優しく体を包み込んだ。
「…よっすぃ〜?」
「………」
「どしたの…?」
- 399 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時50分45秒
「…………わん。」
「…あは、こんな時まで犬語じゃなくて良いのにっ!
おもしろいね〜吉澤は。」
いつの間にか呼び方が『よっすぃ〜』からいつもの『吉澤』に戻っていた。
「…今日は、一日ありがとね。
吉澤がカオリの相手してくれてほんと嬉しかったよ。
いっつも吉澤の周りって、矢口やら石川がいて、すっごい近づきにくかったからさぁ。」
- 400 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時51分19秒
口を開けない、綺麗な微笑み方で飯田さんは笑う。
普通のメンバーなら『やだー!!よっすぃ〜ともっと一緒にいたい!!』とか
わめきちらすと思うんだけど、飯田さんはそんな事しなかった。
やっぱ大人の女性だなぁ…
あたしは始めて「こんな風になりたい」って思う人を見つけた。
- 401 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時52分09秒
「じゃ、ね。今日も仕事終わったし〜
早く石川の機嫌も直させないとカオリがいじめられちゃうかもよ!」
収録中の梨華ちゃんの顔がフラッシュバックされた。
……やっぱ、怖っ!
飯田さんもそれなりに危機感を感じていたんですね…
「…わかりました」
「うん、やっぱ人間の吉澤の方が、カオリは好きだな」
- 402 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時53分24秒
「……吉澤も、飯田さんの事好きです」
「はいはい、わかってるから〜。早く楽屋入ろうよ。」
「ほんとです」
- 403 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時53分57秒
あたしは、振り向いた飯田さんの唇に
無理やり自分の唇を押し付けた。
抵抗しようとする飯田さんの手首を抑えて、そのまま壁へ体を寄せる。
「……んっ……」
鼻にかかる甘い声が聞こえてきた。
初めて聞くような可愛い声。
梨華ちゃんほどじゃないけど、すっごい女の子っぽい声だった。
目の前で目を瞑っている飯田さんの表情にすごいドキドキして
舌を入れるなんていう深いキスは、緊張で出来なかった。
『あの企画』をやる前のあたしに戻ったんだ。
- 404 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時54分51秒
数秒後、そっと唇を離す。
「…ご、ごめんなさい…」
弱弱しく上ずるあたしの声に、
飯田さんはまた大人の笑みを浮かべて「良いよっ」って言ってくれた。
まるで今のキスの事なんて無かったみたいにしてくれた。
あぁ…、マジで。
吉澤は飯田さんの事――――――
- 405 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時55分28秒
「…吉澤さん」
- 406 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時55分58秒
突然
背後に聞こえたものすんごい低い女の声。
あたしは恐ろしくて声を出ずに飛び上がってしまった。
「「邪魔です!!!」」
どん!と体を押しのけて中に入っていった5期メン二人。
あっちゃ〜…今の、もしかして見られてた?
すっごい怒ってたもんね…
うーん。やばい…かも。
あたしの視界の隅には、その二人に続いてコソコソ楽屋に入っていく紺野と新垣の姿が映った。
- 407 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)13時56分28秒
「あらら…あんた、あの二人のご機嫌もとらなきゃいけなくなっちゃったね」
苦笑いの飯田さんは、そう言って先に楽屋に入っていった。
- 408 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)14時02分49秒
「「「吉澤さん!!!」」」
振り返ると、そこには真っ赤な顔をして
(かなり)興奮気味な6期メンバーの三人が立っていた。
「吉澤さんって飯田さんと付き合ってるんですか!?」
「あんなとこでキスしたりして大丈夫なんですかっ!?」
「…すごいですね〜」
最後の重さん(道重)の「すごいですね」は
意味わかんないので無視しといて、
あたしは三人に『あたしなんか飯田さんには相手にされないよ』って言っといた。
亀井ちゃんがそれを聞いて嬉しそうな顔をした気がするけど、
多分あたしの気のせいだろう。
- 409 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)14時06分41秒
□ □ □
今日はいつもと違って早めに仕事が終わったのに
その後のあたしは梨華ちゃんと高橋&小川の機嫌をとるので手一杯だった。
結局、その日の夜は高橋と小川の間に挟まれながら添い寝しなきゃいけなくなった。
すぐ傍に感じる二人の吐息は、なんとなくくすぐったかった。
梨華ちゃんはちゃっかりあたしにキスしてから帰ったから、
これで明日には3人の機嫌は直るだろう。
「吉澤しゃ〜ん…」
「吉澤さん…」
「…はいはい。」
涎をたらしそうになりながらあたしの名前を呼ぶ高橋と、
あたしの寝巻きの裾をギュッと掴んだままちっちゃくそう眩く小川。
多分寝言だろうけど、一応返事はしておいた。
ってか二人に腕枕するのって…最っ高に疲れるんですけど…
- 410 名前:よしめし編 投稿日:2003年07月09日(水)14時08分56秒
「……飯田さん…マジ可愛かったなぁ〜。
今度暇が出来たら、食事にでも誘おーっと!!」
ふーっと溜息を1回ついて、
あたしは深い眠りについた。
- 411 名前:タモ 投稿日:2003年07月09日(水)14時11分32秒
更新終了です。
次は……どうしましょう(w
何かまだこんなタモに書いてほしいリクがある不思議な人は
どうぞご自由にリクしておいてください。
喜んで書かせて頂きます(更新ペースは遅いですが)
- 412 名前:タモ 投稿日:2003年07月09日(水)14時25分05秒
レスのお返しです。
本当にここまで来れたのは読んで下さっている皆様のお陰です。
有難うございます!
>>367 和尚様
このいちごまは和尚様に捧げます(w
作者は乗り移れるとしたらごとーさん……
すいませんw嘘です!
しいていうなら市井さんですかね。いや、どっちでもいいかも(w
>>368 名無し読者様
心の保養になりましたか(w
ごまはかっこ良くも、可愛くもあるべきなんですが
やっぱり甘えまくる後藤さんは激可愛いわけですよ。
かっこいい方の後藤さんは↓コチラをお読み下さいw
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi?dir=yellow&thp=1049512919
>>369 名無し野郎様
エロいです。
そこの所を理解して頂いてから読んでくださらないと痛い目にあいますよ!(w
いちごまでエロにならないのあるかな…?(謎
- 413 名前:タモ 投稿日:2003年07月09日(水)14時34分21秒
>>370 373 66様
王道書くのはとても楽しいです♪
それに伴う文章力があるかどうかは別にしておいて(おい)
飯田編は如何でしたか?
初めてのカプにドキドキしてしまいました。。
タモの中の飯田さんは、なんか『清純』『綺麗』ってイメージがあるんです。
なので、エロには辿り着かなかったわけで…(w
あ、それと励ましの言葉本っ当に有難うございました。
くじけそうになった時も66様の言葉で蘇れました!!w
これからも宜しくお願いします。
>>372 名もねぇ読者様
保全&待っていてくださって本当に有難うございました!!
更新ペースはマッタリですが、多分リクを受けて放置はしないと思うので
安心しててください(?)
また応援して頂けると嬉しいです!!
>>374 名無しさん様
いちごま読んでくださったんですか!有難うございます。
(♯´ Д `)<抱っこ
本物に言わせてみたいですねー。(w
またいつでも好きなときに読んでください!
そして何かリクがあったら年中受け付けておりますので良かったらどうぞ。
- 414 名前:タモ 投稿日:2003年07月09日(水)14時38分16秒
とゆーわけで、とりあえずすべてのリクを書き終えられて安心しました!!
引き続き無謀にもリクを受付させて頂きます。
作者は無理だと思ったら健康上無理はしないので、
じゃんじゃん好きなカプをリクしていってくださいねっ!
次の更新は来週あたりか、出来れば今週にしようかと。
感想&リク楽しみに待ってます。
- 415 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月09日(水)22時02分53秒
- 読ましてもらいました。
スッゴイ面白かったです。今までありそでなかった話でしたので。
自分はまこっちゃん好きなんで、三日目の回がヤバイくらいステキでした。
なのでいきなりリクすんのも恐縮モノなんですが、小川篇をやって戴けると
うれしいです。…エロ有りだともっとry
これからも頑張って下さい。応援してます。
- 416 名前:和尚 投稿日:2003年07月10日(木)00時29分07秒
- 更新お疲れ様です。
飯田さんの懐の広さにクラッとしてしまったよしざーさん。
5期メンが来なかったらどうなっていたのか気になるトコです(笑)
いちごまありがとうございます!ありがたくもらいました(笑)
>作者は乗り移れるとしたらごとーさん・・・・
この間いちーさんになって、ごとーさんに襲われる夢をみました(苦笑)
ええ、起きた瞬間心臓がバクバクしてました。
心臓が耐えられなかったようです(苦笑)
- 417 名前:名無し読者 投稿日:2003年07月12日(土)21時51分05秒
- 更新お疲れ様でした。飯田さんの前ではどこか子供な吉澤さん。
可愛かったです。吉犬ホスィ。
リクして良いですか?高橋さん編がまた見たいです。タモさんの描く高橋さんは
凄く可愛くて好きなので。あと亀井さん…彼女、素で吉ヲタっぽいので(笑)、
この子も見てみたいです。
遠慮ナシに言ってすみません。作者様のお話、これからも楽しみにしてます。
- 418 名前:しんご 投稿日:2003年07月14日(月)12時54分15秒
- おもしろいっす
リクなんですけど、高橋編がまた見てみたいです。
これからもがんばってください!
- 419 名前:66 投稿日:2003年07月16日(水)18時14分16秒
- 更新キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ハイ今回も秀逸ですた。
妄想の余地がたっぷりと詰まっておりますので
しばらくヌハーっとさせていただきます(キモクテスマソ
加護ー吉澤が見たいなっとつぶやいてみたり…
モーチャンの写真には驚かされました。よしぼんサイクゥオー
- 420 名前:名もねえ読者 投稿日:2003年07月16日(水)18時36分08秒
- 川 ‘〜‘)<交信 乙です
ここはやはり同じタイプの藤本さんなんかを・・・
よっすぃーに誘われてもなかなか乗らない藤本
藤本を落とそうとあの手この手を使うよっすぃー・・・・・・・・(妄想中)
こんな戯言は気にせず、作者さんのペースでがんがってくらさい
- 421 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月17日(木)17時35分43秒
- やばいっす。かおよしE!!
よし犬…ハァハァ
あ、リクいいですか?
よし受けでよしごまなんかどうでしょう。
いや、言ってみただけです(w
これからも影から応援しているので頑張って下さい
- 422 名前:タモ 投稿日:2003年07月22日(火)23時08分13秒
元ネタ(微妙に)有り。いちごま。
- 423 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時09分18秒
出会いは、突然だった―――
- 424 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時09分48秒
あたしは市井紗耶香。
親が大手企業の社長で、傍から見れば何不自由ない生活を送っている『お嬢様』だ。
確かに東京の都心にこれでもかってくらいバカでかい家を建ててるし、
別荘だって海外にも国内にもいくつも置いてある。
何不自由ない生活―――悪く言えば、なんの刺激の無いつまらない毎日。
- 425 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時10分22秒
「紗耶香お嬢様、今日も学校まで車でお送り致しますか?」
「ん、いーよいーよ。あんな車で行ったら目立っちゃうし。
…別に歩いていける距離だからさ」
学校にリムジンで登校した朝。
あたしが通ってる高校もそうとうお金持ちが集まる所だけど、やはり『市井グループ』の社長令嬢のあたしは珍しいらしく色んな好奇の目で見られていた。
あたしは何処にいったってこうゆう扱いを受けているけど…本当はこんな風に見られるのは堪らなく嫌なんだ。
- 426 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時11分24秒
「こんな爽やかな朝に車なんかで行く方がどうかしてるよなぁ。」
教科書も入っていない鞄をブラブラさせながら
学校への道を歩いて行く。
一応、大学卒業くらいまでの知識はすでに中学入学までには教え込まれていた。
だから、高校の授業なんて聞いてるだけ無駄なんだ。
ある時この事を友達に言ったらものすごく嫌な顔をされたっけか。
ま、そんな事どうでも良いんだけどね……
「はぁ…、なんか…つまんねーなぁ〜」
- 427 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時12分16秒
毎日が同じことの繰り返しだ。
学校へ行っても(悪い意味じゃないけど)『普通』の人の扱いはされないし。
女子校だからってやたら女の子が傍に寄ってくるし。
別に嫌ではないけど、心地よいとは言い難いその環境…
あたしは、早くこんな生活から抜け出したかった。
・・・・・
そして、
出会いは突然に起こる。
- 428 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時12分50秒
毎日が同じことの繰り返しだ。
学校へ行っても(悪い意味じゃないけど)『普通』の人の扱いはされないし。
女子校だからってやたら女の子が傍に寄ってくるし。
別に嫌ではないけど、心地よいとは言い難いその環境…
あたしは、早くこんな生活から抜け出したかった。
・・・・・
そして、
出会いは突然に起こる。
- 429 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時13分20秒
- 430 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時14分23秒
だだだだだっ!!
「ひゃぁあっ!!」
「…おわぁ!?」
ドカッ!!!
猛スピードで走ってきたと思われる少女に、
道の角を曲がった瞬間にぶつかった。
あたしは普通に歩いてたわけだから、走ってきた少女に吹っ飛ばされる状況になっている。
本当に突然の事でなんの受身も用意してなかったあたしは
そのまま地面へ腰を激しく打ち付けてしまった。
- 431 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時14分54秒
いたた…と打ち付けた腰を擦っている所へ
突進してきた張本人の少女が、赤い顔をしてスッと白い手を差し出す。
- 432 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時15分30秒
「大丈夫ですか?」
…!!!
か、か…可愛い。
- 433 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時16分17秒
「…あ、あぁ。はい、だいじょうぶです」
茶色に染色しサラッとした長めの髪の毛。
ちょっと離れ気味だけど大きな瞳。
スッと通った鼻筋。
そして…可愛らしい笑顔。
「ほんとにごめんなさいっ!あたしちょっと急いでて……」
ペコペコと何回も頭を下げる少女。
あたしはその間もあぁ、とかうん、とか気の無い返事をしながら
ボーっとしながら彼女の顔を見つめていた。
- 434 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時17分09秒
やべぇ…
なんだこの感じ。
胸の辺りがドクドクいってる…?
あたしは初めての感触に戸惑いながらも、思い切ってその子に話しかける事にした。
「あ、あの…」
「はい?」
- 435 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時18分05秒
ふにゃっとくだけたような笑顔を見せる。
うあ…マジで可愛い。どうしよう!!
「あのね…」
お、落ち着け市井紗耶香!
「急いでたみたいだど…これからどこかに行くの?」
- 436 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時18分57秒
「……はいっ!今日はスーパー鈴木屋の特売日なんですよぉ〜。
だから、早めに行って開店するの待ってないと!」
え?
「へ…?あれ、えっと君……学校は?」
「 ? 行ってませんよ?」
「…えっ!?」
大人っぽくは見えるけど、まだ幼い表情が見えるこの少女は
間違いなく中学生くらいの年齢だろう。
あたしが見る限りでは14歳…もしくは15ってとこかな。
なのに、スーパーの特売日とか、学校へ通っていないとか…
この子は冗談を言ってるのだろうか。
- 437 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時19分42秒
「あぁっ!!」
「な、なにっ?」
「もうすぐでスーパー開店しちゃう!!」
あれ…?
スーパーってこんなに早くに開店するものだっけか。
あたしが時計を見ると、まだ8時を少し過ぎた頃。
ん…? よく考えてみたら…スーパー鈴木屋って…?
「あ!!?」
この辺りで言う『スーパー鈴木屋』って…こっから10キロは先じゃなかったか!?
- 438 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時20分29秒
突然大声をあげた市井を、
びっくりしながら不思議そうに見つめている少女。
あたしは一応確認の為に彼女にもう一度声をかける。
「あのさ…『鈴木屋』に行くって言ってたよね?」
「はいっ!」
「走ってたみたいだけど、電車に乗っていくの?」
…しかし、駅はここから反対方向だ。
「え〜?違いますよぉ!こんなに近いのに電車なんか使ったらお金もったいないじゃないですかぁ。歩きで行きますよ」
- 439 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時21分06秒
クラッと目眩がした。
なんなんだこの子は……
決して遠くない距離を、自転車も使わずに歩きで行くと言う。
しかも、それはスーパーの特売日だから、
開店前に間に合うようにとダッシュで向かっている途中だって言うのか?
「………」
- 440 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時21分40秒
市井は無言でその子の腕を掴んだ。
そして、自分の家の方へとスタスタ引き返していく。
- 441 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時22分12秒
「ちょ、ちょっと?何するんですかぁ!!
間に合わなくなっちゃうじゃないですか!!」
急に腕を引っ張られた少女はとても不満そうに声を出す。
それにしても…この子力まで強いな。
市井の方が年上なのに、本気で喧嘩したら絶対勝てないって感じ。
- 442 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時22分44秒
- 443 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時23分19秒
「…え?」
- 444 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時23分51秒
市井の家まで着くと、少女は呆気に取られたような顔をして
門の前につっ立ったままでいる。
市井はその間に執事に車を一台用意させて
自分はその中に乗り込み、中から彼女に手招きをした。
「……遅れそうなんだろ?…早く乗りなよ」
まだ呆然としている彼女の手を引っ張って、車の中へ連れ込む。
んー、なんかこう見ると市井が誘拐してるように見えなくも無いなぁ。
- 445 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時24分21秒
…それにしてもなんなんだ…
この子のガードの緩さはっ!!
「〜♪〜〜♪♪〜〜」
知らない人の車に乗ったってゆうのに、
少女は物珍しそうに車の窓から外を眺めている。
機嫌良さそうに鼻歌まで歌っちゃったりして。
良いのか?これで良いのか?最近危ない事件が多発してるっていうのに…
まぁ、逆に騒がれたりしない方が気楽で良いか…。
- 446 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時25分17秒
そんな事を考えていたら、
振り返った少女とバチっと目が思いっきり合ってしまった。
やばっ…!ずっと見てたの気づかれたかも。
それでも彼女はそんな事全然気にした感じが無く、あたしの目をじぃっと見つめ返してから言った。
「名前、なんてゆーんですか?」
「へ?」
「な・ま・え!あたしは後藤真希っていいます。
わざわざ送ってくれて有難うございましたぁ!」
- 447 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時26分02秒
…う。
またその顔した…
無邪気に笑う彼女をなぜか直視出来なくて、
あたしは視線を下にずらしたまま「市井紗耶香、だよ」と小さく返事をした。
「そっかそっか。じゃあ市井ちゃんだね!」
「はぁ?」
「市井ちゃん、ほんとに有難う。実はちょっと寝坊しちゃってさぁ。
いつもは歩きで十分だってのにダッシュじゃなきゃ間に合わなくなっちゃって…」
「そう、なんだ…」
「市井ちゃんもあたしの事好きに呼んでいいからね〜」
- 448 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時26分32秒
「…ん、じゃ…後藤で」
「え〜、なんかふつーだねぇ〜」
あはっ、とそんな風に照れたように笑う彼女も、
めちゃくちゃ可愛い。
心臓のドキドキが一層強くなる。
この音が隣に座っているこの子に聞こえてるんじゃないか!?ってくらいだ。
- 449 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時27分07秒
「あ、そうだ。
ぶつかった時怪我でもしませんでしたかぁ?」
不意に後藤の手があたしの頬に触れる。
その瞬間にドキドキは最高潮を向かえた。
- 450 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時28分05秒
「だ、だ、だ、大丈夫だから…」
「ほんとですか?あたしは丈夫だから平気だけど
市井ちゃんが怪我でもしちゃってたら…」
「ほんとに、平気!」
あたしは触れてくる後藤の手を掴んで
座席へ押さえ付けた。
急に至近距離で絡み合う視線…
あたしは心臓の速さと、近距離で見た後藤の表情に耐え切れなくなり
急激に赤くなる顔を隠しながら外へと視線を向けた。
うぅ…ほんとにどうしちゃったんだ市井は…
まさか会って間もない後藤に、恋…なんかしちゃったんじゃないだろうな。
- 451 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時28分46秒
「市井ちゃん?」
「…なに」
「なにか、怒ってる?あたしなんか悪いことした?」
せっかくドキドキしてるのがばれないように距離をとっていたのに、
後藤はその距離をじりじりと詰めてくる。
広い車の中で追い詰めるように近づいてくる後藤。
- 452 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時29分28秒
どんどん赤くなる顔を隠すために、わざと眉を顰めて嫌そうな顔を作った。
すると、
「…市井ちゃんっ!!」
突然後藤があたしの体を抱きしめた。
な、な、何っ!?何が起こったの!?
運転席のバックミラーから、運転手のニヤニヤしてる顔が映って見える。
なにを楽しんでるんだ藤本ぉ…!!
あたしは声は出なかったが、長年市井家に仕えている『藤本』という執事に向かって悪態をついた。
- 453 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時30分00秒
「市井ちゃん…あたしの事嫌いになっちゃったのぉ…?」
な、何で?
声に出そうとしても後藤との距離が近すぎて何も言えなくなっている。
ってか、そんな潤んだ目で見るなぁ!!
- 454 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時30分36秒
「……嫌いになんか、(絶対)なってないから……」
「ほんとにっ!?」
泣きそうな顔からパッと笑顔へと変わる。
んー、やっぱり後藤は笑ってる方が可愛いなぁ。
潤んだ瞳にもちょっとドキッてしたけど。
- 455 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時31分30秒
プップー
「着きましたよ」
藤本の冷静な声を聞いてハッと我にかえった。
そしてすでに後藤は「ありがとー♪」なんて言いながら
車から出ようとしている。
…あ!
聞きたい事はまだいっぱいあったのに…なにやってんだ市井は。
「…後藤っ!!」
- 456 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時32分21秒
「あ、市井ちゃん?」
突然現れた、退屈だったあたしの生活を変えてくれそうな少女。
「また…良かったら、うちにでも遊びに来て…」
あたしが人生で始めて興味を持った彼女。
「うんっ!!絶対行くよぉ」
- 457 名前:市井紗耶香物語 投稿日:2003年07月22日(火)23時32分53秒
名前は後藤真希。
少し変わった可愛い女の子だった。
- 458 名前:タモ 投稿日:2003年07月22日(火)23時34分16秒
更新終了です。
初!アンリアルな二人(w
次も『市井紗耶香物語』を続いて更新させて頂きます。
- 459 名前:タモ 投稿日:2003年07月22日(火)23時35分39秒
レスのお返しはまた今度という事で。
すいません。
- 460 名前:タモ 投稿日:2003年07月22日(火)23時36分11秒
それではまた感想・リク・苦情待ってます
- 461 名前:つみ 投稿日:2003年07月22日(火)23時45分07秒
- このタイプのやつはいつ見てもいいね!!
- 462 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月23日(水)08時03分08秒
- 何故いきなり「市井紗耶香物語」?
- 463 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月23日(水)16時40分22秒
- 「いつもは歩きで十分」を時間の十分と勘違いしてましたw
いくらなんでも速すぎ。
- 464 名前:和尚 投稿日:2003年07月23日(水)17時44分53秒
- あ、自分もそう思ってしまいました(笑)
ごとーさんが今のところ謎の人(?)なので、これからの更新がすげぇ気になります。
頑張って下さい!!
- 465 名前:66 投稿日:2003年07月25日(金)23時16分08秒
- おっ!いちごまっすか?
どんな展開になるのか楽しみに待ってます
- 466 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月21日(木)21時01分52秒
- 保全
- 467 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)12時38分46秒
更新遅れて申し訳ありませんでした。
リハビリに少し別の話を書かせてください…
- 468 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時39分38秒
今現在。
『恋愛レボリューション2003』というハロモニコントの撮影中。
悪魔の囁きのせいで、仲がこじれてしまった美貴とごっちんと安倍さんの三角関係(?)のその後を収録する回だ。
「……んは♪」
やべっ。
あたしらしくない、変な声出しちゃったよ。
- 469 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時40分56秒
実は、あたし藤本美貴は、
ものすっごくこの回を楽しみにしてたりする。
だってさ……あんなに可愛い安倍さんと、かわかっこいいごっちんに挟まれるんだよ?
迷うわ〜♪〜ごーっちんなの♪なぁっちなの♪〜どっちが好きなの?〜♪♪
…って感じだよ。
二度と訪れるか分からない、ラッキーチャンスの予感。
目の前には、仲良さげに笑いあうごっちんと安倍さんの姿が。
二人共、あんなありえないくらい可愛い声出して、21歳と18歳にはありえない役をもらってるのに…
なんであなた方はあんなに似合ってしまうんでしょうねぇ。
「なっちぃー♪」
「なんだべ〜」
あらあら…。
本当に仲良いのね、あの二人。
かわもち君に抱きつく摩周麿君……なんだか怪しい光景。
ってか、二人共、ホント恐いくらいにあの黒い衣装似合ってるし。
美貴、ほんとどっちかに惚れちゃうー!ってくらいだよ。
自然と緩んでいく顔を、ばしばし叩いて元へと戻す。
- 470 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時41分51秒
「…どうしたの美貴ちゃん?」
「えぇっ!?……な、なんでもないっ!!」
突然摩周麿君(ごっちん)が顔を覗き込んできたので、
焦りながらもどんどん顔がにやけていくのが分かった。
その美貴の表情を見て、摩周麿君は一瞬眉を顰めたけれど
特に気にする様子もなく、またかわもち君の所へ歩いていった。
- 471 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時42分25秒
「スタンバイお願いしまーす!」
「はぁ〜い」
「んぁーい」
「はいっ!!!」
収録が始まる前のスタッフの呼び声に
いつもの3・5倍以上の気合を入れて返事をした美貴は、そのまま勢いをつけて舞台に走っていった。
うふふ笑いを堪えきれない美貴。ごっちんと安倍さんの顔を交互に見てから
またニヤーーっと気持ちの悪い笑みを浮かべてしまう。(傍からみなくともかなり変な奴)
ただいま美貴は、やばいくらいどんどんテンション上がっていってますよ。
- 472 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時43分13秒
『〜♪〜〜♪〜♪〜〜〜〜♪♪』
『…えっ、藤本……?』
他の撮影の為にスタジオに来ていた矢口さんにも、さっき半笑いえへへな顔&自分の持ち歌を、その表情で恍惚と歌い続けているのを見られて。
おもいきり怪訝そうな顔、されちゃってたけど…
多分、あの時の美貴は梨華ちゃんのオチのない話を聞いてる最中ぐらいのレベルで
めっちゃ寒かったに違いない。
確かに。
美貴がこんなにテンション高くおかしくなる事って滅多にないからねぇ。
美貴がそんな事をぼんやり考えていると、スタッフの声で収録開始の合図がかかった。
さっきから続いているにやけ顔を、なんとかキュッと引き締めて。
…と、思ったら。
急に、目の前にいるごっちんと安倍さん達も
顔を男前に引き締めたから、美貴は堪えきれずに口元が不自然すぎるほど引きつってしまった。
- 473 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時43分59秒
「藤本さーん!!早く表情作ってください!」
早速、スタッフから指示が入る。
ちっ!分かってますって。
「美貴ちゃん大丈夫?」
「藤本、さっきからそんな調子だけど、なにかあったの…?」
あぁ!
そんなキラキラした眼で美貴の顔見つめないでよ。
ますます自分の表情がコントロール不可能になってくってば。
- 474 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時44分37秒
しかし、いつまでもこの状態でいては撮影を始めることが出来ず
スタッフ達にも迷惑をかけてしまう。
ここは、美貴もプロなんだから、早く『白百合カオル』の仮面を被るのに専念しないとね。
美貴は一生懸命精神を統一させて、
むぎぎ と無理やりに表情を整えた。
「…なんでもありませんわ。
すいませんでした。収録を始めましょう」
- 475 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時45分47秒
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
「ね〜、なんでかわもち君がカオルちゃんの事好きになるんだよぅ!
かわもち君にはケメ子ちゃんがいるだろう!?」
「うるさいなぁ。僕はカオルちゃんが好きになったんだよ!
ケメ子ちゃんなんて…知らないよ!」
あぁ…快感。
快感だわ。
あんな可愛い安倍さんと、あんなかわかっこいーごっちんに取り合いされる美貴。
今だって、二人に挟まれて顔は悲しそうな顔だけど、内心かな〜りウキウキしてる。
へへへー♪これが両手に華ってやつだよね。
「やめてよ二人共〜♪♪」
- 476 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時46分39秒
「ダメだよカオルちゃん。カオルちゃんは僕の婚約者なんだから!」
「カオルちゃんは僕の事が好きなんだよっ!?
摩周麿君が婚約者だからって関係ないじゃん!……離せよぉ〜!!」
「うわぁっ!?」
美貴の腕を掴んでじたばたするごっちんを、安倍さんがすかさず引き離して。
その場で二人共睨み合う。
身長的にはごっちんの方が勝ってるから、安倍さんが見下ろされてる状態になってるんだけど。
二人共、歯を食いしばって睨み合ったまま全然動こうとしない。
- 477 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時47分18秒
「摩周麿君が引かなくても、僕の方が絶対カオルちゃんの事が好きなんだからねっ!」
「そんなわけないだろ〜!!僕の方が、ぜったいぜったい好きなんだっ!!」
そんな言い合いをして、
またしても、んぎぎぎぎぎ〜っ!!っとわざとらしい声を出して睨み合う二人。
ってゆーか、美貴って……今、ちょっと放置気味だよね?
- 478 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時48分09秒
二人が睨み合いをしているちょっと後ろで
何も言えずにぼーっと立っている美貴。
安倍さんはごっちんの顔を見つめたまま。(上目遣いチックで)
ごっちんも安倍さんの顔を見つめたまま。(ごっちん顔近すぎじゃない?)
「僕の方が、摩周麿君よりも100万倍カオルちゃんの事が好きだよ!!」
「そんなの僕だって!かわもち君なんかより、もっともっともぉ〜っと好きだもん!!」
もしもし?二人共、なんか熱くなってってない?
安倍さん。帽子曲がってるって。
ごっちん。興奮しすぎで顔が真っ赤になってきてるよ。
ん…?
あれ、なんかごっちんの様子が少しおかしくなってきたみたいに……見えるけど。
- 479 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時48分55秒
「そんな事言うなら勝負してみるべか!?」
あ、あ…安倍さん。
あの…今、『みるべか!?』って。『みるべか!?』って、言ったよね!?
超普通に聞こえてきたような気がするのは美貴だけ?
「望むところだ。んぁーー!!!」
って…おい。
…あんたらさ、めっちゃおもいっきり素じゃん!!
いくらハロモニとかいうふざけた番組でも、仕事中だよ?仕事中!!
あぁ、突っ込みたくてうずうずしてきた〜…
なんでか、スタッフも撮影中断させないしね。
- 480 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時49分38秒
「…で?具体的にはどんな勝負するの?」
「え……考えてなかったけど…」
めちゃめちゃ素に戻って話を続けている二人を無視して、撮影続行中。
放置気味の美貴を無視しっぱなしのまま、
スタッフ達はにやにやして二人のやり取りを見つめている。
「とにかく!カオルちゃんを好きなのは、なっちの方が絶対上だと思うっしょ!
ごっちんには、ぜったいに渡さないべ!!」
- 481 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時50分24秒
すでに所々とは言えないくらい
素に戻っているかわもち君(いや、もう安倍さんか)は、まだ台本通りに進めていこうと頑張っている。
「………」
…って、あれ…?
摩周麿君が……泣いてるぅ!?
…目、潤んでるよ…半泣きじゃん!
なんでさ!?
- 482 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時50分56秒
「…うぇ…っ……なっちはぁ…
……ほんとに、カオルちゃんの事が好きなの……?」
- 483 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時52分11秒
「ごっ、ごっちん…!?」
泣き出すごっちんに、焦りながら近づく安倍さん。
小さい体をつま先立ちさせて、ごっちんの頭をよしよしって撫でてあげてる。
ってかさ……これ、すでに二人のプライベートタイムじゃん。
美貴は何の指示も出さないスタッフに、手で×マークをつくって、
とりあえずカメラを回すのを止めさせた。
こら!そこの男のスタッフ!
何気に少し残念そうな顔するんじゃない!!
「…なっち……ごとーの事嫌いになっちゃった?」
「なーにを言ってるべか?
なっちが、ごっちんの事…嫌いになるはずないっしょ?」
- 484 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時52分46秒
「でも…なっちがカオルちゃんの事、好きだって、言うからぁ……」
え?
あくまで美貴は『カオルちゃん』なんだ。
へ〜、それはそれは。
なんだか…アホくさくなってきた。
- 485 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時53分21秒
美貴はまだラブシーンを続けてる二人に背を向けて、
溜息をはきながらゆっくりスタジオから出て行った。
…なんだよー、楽しみにしてたのに。
結局最後はなちごまな展開かよっ!!
「…摩周麿とかわもちのバカやろー!!!」
人気の無い廊下で、おもいっきり大声で叫んだ。
誰もいないと思ってたのに、美貴の怒鳴り声を聞きつけたらしい亜弥ちゃんが
タタタッて走り寄って来て
「どうしたの?なんか嫌なことでもあったの?」
って、上目遣いで何度も何度も聞いてきた。
美貴は答えるのも億劫だったので
「なんでもないから」って素っ気無くあしらってしまった。
- 486 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時53分53秒
そしたらさぁ…なんでか亜弥ちゃんまで泣きそうな顔になっちゃって。
美貴が一生懸命宥めてたら、スタジオの中からスタッフの美貴を呼ぶ声が聞こえた。
……どうやら撮影は取り直しらしかった。
「ごめんね、亜弥ちゃん。
ちょっと今日仕事で嫌なことがあってさ…。仕事終わったら一緒に帰ろう? ね?」
「…うん…。ごめんね、美貴たん」
本当に申し訳なく言う亜弥ちゃんに、可愛いなーってちょっぴりドキッてしながらも
なちごまなちごまなちごまな雰囲気が漂ってるあのスタジオに、本気で嫌だったけど
重い足取りで歩いて行った。
- 487 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時54分28秒
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
結局、あの後もう一回取り直しをさせられて(正確に言うと、どんどん横道にずれていってしまう二人のお陰で5,6回はNGが出た)やっと今日の収録は終わった。
スタッフも、疲れてる顔してる割にはなんだか楽しそうな表情で…。
なちごまって、やっぱり偉大なんだなって思った。
- 488 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時55分32秒
「じゃ、なっちまた明日ね〜♪ あ、美貴ちゃんも」
「…美貴はついでかい」
「うん。また明日はハロモニの収録だしね…。じゃ、ね」
「……なっちぃ…そんな悲しそうな顔しないでよ。帰りたくなくなるじゃん……」
暗く俯いてしまった安倍さんをギュッと抱きしめるごっちん。
はいはい。一生そうやってイチャイチャしててくださいよ。
美貴はもう帰りますからね。
- 489 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時56分05秒
いい加減見飽きたなちごまな二人を置いて
さっさと楽屋に戻り、早めに支度を終わらせて、亜弥ちゃんの楽屋に行く。
途中、すれ違った矢口さんにポンッて肩を1回叩かれた。
『どんまい』…か『お疲れ』って感じ?
ほんとに今日はいろんな意味で疲れました。亜弥ちゃんに愚痴でも聞いてもらおう。
「亜弥ちゃ〜ん、帰ろー?」
楽屋のドアをノックしないで入ったら、中ではくぅくぅ寝息をたてて眠ってる亜弥ちゃんがいた。
どうやら待ち疲れて寝ちゃったんだね。
寝顔も可愛いって犯罪じゃない…?
そっと髪の毛を撫でて、流れた髪の毛の間から見えるおでこにキスをした。
- 490 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時56分53秒
起こさないように。
慎重に…。
優しいキスを顔全体に繰り返してゆく。
美貴と亜弥ちゃんの間柄だったら、こんな風にじゃれ合うのも不自然じゃないしね。
あきらかにアダルトモード入ってる『あの二人』とは違って、かなり健全なお付き合いだしさ。
「…美貴たん?」
んっ…と一回伸びをして、
机から亜弥ちゃんは顔を起こした。
どうやらキスをされ続けていたのが分かったのか、少し頬が赤い。
美貴はそんな亜弥ちゃんに、気づかないフリをして、すぐ隣から立ち上がった。
「おはよ。待たせてごめんね……じゃ、帰ろっか」
- 491 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時57分28秒
何事もなかったかのように振舞う美貴を見て、
亜弥ちゃんは、1回溜息をついてすっかりだるくなった体を椅子からよっこらしょ と立ち上がらせた。
美貴はまだ覚醒しきってなくてボーっとしている亜弥ちゃんを、ドアの前に立ったまま「早く早く!」と急かす。
ほら…、美貴って…照れ屋だからさぁ。
間違ってもあの二人みたいに、いつでも何処でもいちゃつける人間じゃないってワケ。
ま、ここは楽屋で誰も来ないはずだから良いんだけどね…。
ノロノロとした動作で鞄の中に物を詰め込み始めて、
ちょっぴり崩れた化粧を軽く直したりしてたから
亜弥ちゃんは10分ほどしてからすべての支度が整った。
- 492 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時58分08秒
「ごめんね……じゃあ、帰ろう?」
まだ眠気が残っているのか、欠伸なんかしながら美貴の腕に腕を絡ませる。
一瞬、
これから外行くのに…誰かに見られたら絶対からかわれるから嫌なのに……
とか思ったけど、亜弥ちゃんの幸せそうに寄りかかる顔を見たら、何も言えなくなってしまっていた。
もう大分慣れてるとはいえ、元々スキンシップが苦手な美貴は
こうゆう時、いっつも顔が紅葉のように真っ赤になってしまう。
それに気づいているのかいないのか…亜弥ちゃんは、ますますその腕にギュッと力を込めていた。
あぅ、恥ずかしい…。
- 493 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時58分53秒
「あ、亜弥ちゃんさ…」
「ん…?な〜に?」
キョトンとした表情で、首を傾げて美貴の顔を見る亜弥ちゃん。
その仕草の一つ一つがほんとに可愛くて。
同じアイドルとして本気で尊敬してしまう。
多分、美貴がこれやったら…寒くて痛いんだろうなぁ。
「なんでもない…」
- 494 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)12時59分39秒
美貴が溜息混じりにそう言うと、前方から何やら熱い空気が……
思わずそちらに顔を向けると予想通りべったりくっついて歩いてくる
ごっちんと安倍さんの姿があった。
主に安倍さんがごっちんに引っ付くような感じで、思いっきり体重をかけつつもたれ掛かって歩いているように見える。
あんなんでごっちんは歩きづらくないのだろうか…
美貴が余計な心配をしてると、なぜか亜弥ちゃんが腕に顔を押し付けてきた。
シャツを掴む手にはさっき以上の力が込められて、潤んだ瞳で美貴の顔を見上げる。
…そんな顔してどうしたの?
って、聞こうと思ったのに。すでに近くまで歩いてきていた二人が
美貴と亜弥ちゃんの姿を見つけて、すぐに話しかけてきた。
「んぁっす。美貴ちゃんと亜弥ちゃん。相変わらずお熱いねぇ〜」
- 495 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時00分19秒
ごっちんって、『おっす』っていう発音も『んぁ』になっちゃうんだ。
…おもしろい。
ってか、あんたらほど暑苦しい二人に、んな事言われたくないよ。
美貴はさっきのスタジオの事もあり、恨みがましい視線を送りながら答える。
「ごっちんこそ。よく、いつでもどこでも安倍さんといちゃつけるよね」
「んー?それはまぁ。それがごとーの取りえだから」
- 496 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時00分59秒
ねー、なんて言ってごっちんと安倍さんは二人で首を傾けあう。
ムカつくけど、この二人だからなんとなーく許してしまう気持ちがある。
…ちっ。
くやしいけど、二人共可愛いからなぁ。
「………」
今まで黙って話しを聞いていた亜弥ちゃんが、その存在を主張するかのように
再び美貴の服の裾を引っ張る。
すると、何を思ったのか突然美貴の頬を手で包み込むようにして、
無防備になった半開きの口に唇を押し当てた。
突然の事に、その後数十秒声が出てこなかった。
- 497 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時01分46秒
我にかえった美貴は、
すぐに亜弥ちゃんの肩をぐいっと押して唇を離させる。
「な…っ!?亜弥ちゃん、なにしてんのっ?」
「キス…」
「そうじゃないでしょ!いきなりしないでよ!びっくりすんじゃん…」
- 498 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時02分21秒
そう言いきった後、ハッと前方にいる二人に視線を戻すと。
あぁ…やっぱり。
ニヤニヤ顔で美貴を見つめるごっちんと安倍さんがいた。
これはもう、かわかわれても仕方ない。
だってあんなにも人前でいちゃつく事を否定しておきながら、自分が人前で亜弥ちゃんとラブラブしてるお馬鹿さんなんだから。
美貴もついに「なちごま」みたいに「あやみき」としてバカップルの仲間入りしなきゃいけないんだな…
「いいもんね〜。ごとーはなっちといちゃいちゃベタベタするから〜」
「べさ」
「…思う存分どうぞ」
苦し紛れに出た言葉は、いつもより20%ほど弱い声だった。
- 499 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時03分02秒
笑顔のまま安倍さんの肩に手を置くごっちんは、
そのまま手をヒラヒラさせて「お先に」と先にエレベーターに乗り込んで行ってしまった。
その場に取り残された美貴、と亜弥ちゃん。
微妙な雰囲気のまま、腕にしがみ付いている亜弥ちゃんの方にゆっくり顔を向ける。
「……美貴達も…帰ろ?」
「………」
なんで黙っちゃうのさ。
- 500 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時03分35秒
「亜弥ちゃん……」
不安げな様子を隠せない美貴は、下を向いてしまった亜弥ちゃんの肩に手をかけ、
首を傾けて顔を覗き込もうとする。
しかし、ここから旋毛が見えるくらい俯いてしまっているので
亜弥ちゃんの表情どころか、顔も見れなかった。
- 501 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時04分16秒
しばらくしてパッと顔を上げた亜弥ちゃん。
泣いているのかと思ったら、その表情は100%の笑顔で、
笑いを堪えていたのか少し涙目で美貴の顔を見上げた。
…うぅ。なんか、腹立つけど。
「…ごめんね?美貴たん」
「別に…いいけど」
「なんか仲良さそうな二人みてたら、対抗したくなっちゃって♪」
不愉快そうに口を尖らせて言う美貴を半分無視して話を続ける。
亜弥ちゃんはてへへ、と可愛い笑顔を作ってしかめっ面の美貴に抱きついた。
しかし、微妙に騙されていた事実に気づいた美貴の機嫌は直らない。
- 502 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時05分01秒
「……こん…は……」
「…ん?何か言ったぁ?」
「いや、なんでも」
美貴が聞こえないように眩いたのは、
『今夜はたっぷり苛めてやるから覚悟しときな…』だった。
- 503 名前:ましゅかわ 投稿日:2003年08月31日(日)13時06分31秒
そして今夜、亜弥ちゃんがどうなったかは美貴しか知らない。
- 504 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時07分02秒
更新終了です。
( ´ Д `)< ハロモニ見逃したー
- 505 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時10分53秒
リハビリ終了。
『市井紗耶香物語』…なんだか続き物みたいになってしまいました。
もちろん更新する予定ですが、その間間に皆様からのリクにお答えしていきたいと思います。
- 506 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時29分05秒
レス有難うございます。
皆様の感想が作者の心の支えです(w
>>415 名無しさん様
おがよしですかー。
ステキなんて言ってくれる415様がステキです。
もちろん書かせていただきますよぉ(ピーマコ口調)
これからも宜しくお願いします。
>>416 和尚様
と、いいますか…いちごま書きすぎなんです。自分…
また書かせて頂きました。
しかも微妙に長い予感……。
>この間いちーさんになって、ごとーさんに襲われる夢をみました(苦笑)
ずるいっす!!!(正直に)
ごとーさんに襲われるなんて…、朝起きたとき鼻血の方は大丈夫でしたか?(w
>>417 名無し読者様
リクお受けいたしました。有難うございます!
よし犬最近見かけませんね…。
高橋と亀井さんてなんとなく似てますよね。
吉澤を取り合う二人でも書いてみようかな…なんて考えてみたりw
- 507 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時34分02秒
>>418 しんご様
初めまして。有難うございます。
高橋編ですか?
まさかしんご様は高吉好(ry
もちろん書かせて頂きます!
>>419 66様
妄想宜しくです(w
よしめしって、エロっていいますか、飯田さんが大人〜なイメージがあるので
書けませんでした。
童心に返る吉澤さん(w
よしぼんokです。また犯罪に走るか吉澤……
>>420 名もねぇ読者様
よしごま…よし受け…うわぁエロ(ry
かおよし良かったですか?初めて書くカプなのでとても緊張しました。
でも、思ったより書きやすくて良かったです。
有難うございました。これからも応援宜しくお願いします。
- 508 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時38分19秒
>>461 つみ様
初めまして。
このタイプっていうのは、ごとーさん押しで市井さんタジタジって感じので合ってますか?
作者も大好きです(w
これからも是非読んで下さい!
>>462 名無しさん様
本当に突然でした。
しかも皆様のリクを無視…( ´ Д `)
申し訳ありません。
けど、続きは書かせてください…。
>>463 名無しさん様
分かりにくかったみたいです(w
作者、歳とか〜分などの所は数字を使いますので、宜しくお願い致します。
- 509 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時40分41秒
>>464 和尚様
この原作、友達に借りて読んだんですけどとても面白かったです。
ちゃんと完結出来るように頑張ります!!
有難うございました。
>>465 66様
いちごまです。
ちょっといつもと違ったいちごまをお楽しみください(ただし、市井さんはへタレです)
>>466 名無しさん様
保全有難うございました。
早く更新出来るように頑張ります。
- 510 名前:タモ 投稿日:2003年08月31日(日)13時43分54秒
夏も終わりですね…
9月に入るとまた忙しくなりますので、更新が停滞気味でもどうかお見逃し下さい。
今回の話。
『ましゅかわ』じゃないですよね。ほぼなちごま&あやみきです(w
ハロモニのあの役やってる二人が本当に可愛くて…。
油断していたら今週のハロモニを見逃してしまった(0^〜^0)<がーん
誰か詳細を教えてください(w
それではまた、感想・リク・苦情待っております。
- 511 名前:つみ 投稿日:2003年08月31日(日)18時36分13秒
- 斬新なかんじっすね^^
この後どうやって藤本が苛めた
のかが気になります!
- 512 名前:黒美貴好き 投稿日:2003年09月01日(月)00時11分24秒
- >『今夜はたっぷり苛めてやるから覚悟しときな…』
マジ気になります、藤本さんの苛めっぷり!
いちごま大好き派ですが、最近はこの2人も気になってます^^
- 513 名前:名無しさん 投稿日:2003年09月05日(金)15時33分18秒
- 藤本さん、どうか僕を苛めてください(変態
ああ…松浦さんどうなったんだろう…。
そこんとこ詳しく書いてくれないかな、なんて期待してみたり(w
- 514 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時20分16秒
「なっち〜」
「なんだべ?」
今度ソロになると聞いたなつみの元へ、真希は缶ジュース片手に会いに来ていた。
「んあぁ… 『なんだべ?』ってそんな可愛い顔して言われたら…ごとー………」
「ひゃっ!?ちょ、ごっつぁん何してるのっ」
「気持ちい〜 なっちぃー んぁあ〜♪」
「あっ…ん…っ、…やっ!」
ドカッ!
「いったーい」
「なに朝からこんなやらしい事してるっしょ!」
「だって〜なっちが誘ってくるからぁ」
「なっ!いつ何処でなっちがごっつぁんを誘ったべ!」
- 515 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時21分36秒
「ごとーから見たらいつもだよ…」
スルスルと自分の髪の毛をいじっていた真希の手が
なつみの服の中へと侵入する。
「やっ、やめるべ!」
「ドカバシッ!!
「いったーい」
バシッと二度目のチョップがはいって真希は手を止めた。
「なっちはごとーのこと嫌いなんだ…」
「きっ きらいなんて一言も言ってないっしょ…」
「じゃ〜なんで二回も拒むの?」
・・・
「拒むの…って当たり前っしょ!ここを何処だと思ってるんだべ!」
「んぁー楽屋。」
「モーニングのね」
- 516 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時22分58秒
なつみと真希の間にひとみがヒョコッと顔を出す。
真希はなつみと二人で話しているところに邪魔者が来た、と思い不満そうに口を尖らせていた。
「だめだよごっちん。こんな朝っぱらからあの子達に過激なもの見せちゃ」
ひとみは指でスッと5・6期メンバーを指差す。
「んぁ、いたんだ」
「いたんだ…って失礼だなぁ」
「ごとーは始めっからなっちしか見てなかったからねぇ」
「とにかくモーニングの楽屋であんなのはダメだよ。二人っきりの時にしてね」
「ヤダ。する」
「ダメだって」
「いや。する」
「ダメだっつーの」
「よしこ達は全然関係無いじゃん!これはごとーとなっちの問題なのっ!!」
「いや、たしかに関係ないけどさ…」
「…も〜!! なんでもいいっしょ!」
二人の会話に思わずなつみは声をあげる。
すでにこの三人の周りをメンバーが興味津々に囲んで見ているというのに
こんな会話をいつまでもされていては堪らない。
- 517 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時23分30秒
「ほら、ごっつぁんの楽屋に行くべ」
「んえぇ!良いの!?」
「ん、まだ収録まで時間あるし」
「それって…んあぁ♪♪『しても』いーって…ことだよね?」
「え?なんか言ったべか?」
「ううん!なんでもないっ!!」
( ´ Д `)< さぁ、いざゆかん!二人の愛の巣(楽屋)へ!!
真希はなつみの手を引っ張り、元気良く楽屋を飛び出した。
- 518 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時24分21秒
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――
「…あーあ。行っちゃいましたね」
「なぁんかさ、 ごっつぁんってソロになってから更にパワフルになったよな!」
「前のクールな後藤さんも良かったんですけど、今の後藤さんも可愛くて好きです〜♪」
「おっ!?なんだ高橋!問題発言か!?」
「違いますよ〜。今更あの二人の仲を邪魔しようなんて誰も思ってませんもん」
- 519 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時24分57秒
・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
「なっち」
すでにここは真希の楽屋。
チュッチュッと音をたててなつみの首筋にキスを繰り返す真希。
後ろ向きでなつみを膝の上に乗せて抱きかかえているもんだから、二人共表情は見えないけれど
恐らく両者とも顔を真っ赤にさせてるに違いない。
「…やっ!っぱ、ダメ、だべ……」
いきなり、なつみが弱弱しい声で反対の声をあげた。
「んえぇ!? なんでっ!?」
「だってこれからなっちはお仕事があるっしょ…
やっぱりこーゆう事は家に帰ってからやった方が……」
「大丈夫だよ!!なっちの仕事に支障を来たすまではやらないから!!」
「そ、そーゆう問題じゃ」
「…ってか、ごとーもう我慢できない」
- 520 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時26分09秒
真希は、後ろから抱きしめていた手をなつみの肩にかけて、
ガバッと仰向けに床へと押し倒した。
なつみは荒い息をしている真希の顔を下からじっと見上げると、観念したように一回溜息をつく。
「…しょーがないべ」
最近忙しくて全然構ってあげられなかったし。
小さく眩いて真希の髪の毛に指を通した。
真希の髪の毛はサラサラした手触りがあって、その感触を楽しむかのように何度も何度も髪の中をなつみの指が往復する。
真希はその間気持ち良さそうに目を細めてなつみを見下ろしていた。
なつみの手が髪から離れた瞬間、その体をギュッと抱きしめて頬に顔を寄せる。
首筋・耳・額。次々に優しくキスを繰り返す。
- 521 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時26分46秒
唇にしようと顔を傾けた時、一瞬なつみと目があった。
その瞳はなんだか潤んでいて 真希には自分を誘っているかのように錯覚させた。
なつみの香水のいい香りが軽く鼻をくすぐる。
顔にかかる髪を耳にかけ直して、真希はなつみの唇にキスを落とした。
「…んっ…う…っ…」
「……はぁっ…なっちぃ……」
始めは触れるようなキスから、段々舌が絡みあう深いキスへと変わり。
一旦呼吸をする為顔を離す度に、熱っぽい吐息が二人の口から吐き出される。
- 522 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時27分33秒
「んっ……んっ!」
なつみは真希の首に腕を巻きつけて、今まで以上にそのキスを味わうかのように
丹念に舌を絡めた。
いつもと違い必死に積極的ななつみを見て、少し戸惑っていた真希も
その期待に応えるように深く口付けをした。
「なっち…」
「ごっつぁん…」
長いキスを終えて、しばしの間至近距離で見つめ合う二人。
まったりとした優しい空間がそこにはある。
真希はなつみの顔の横に肘をたてて、なるべく体重がかからないように体を移動させた。
サラリと揺れる真希の髪。
それを見てなつみは無意識に手を伸ばしていた。
- 523 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時28分13秒
「…なに?」
「ん、やっ。綺麗だなぁって思ってね」
さっきと同じように頭を撫でるように髪の毛に指を通す。
なつみは真希のこの綺麗な髪も大好きだった。
「あ、のさ……そろそろ いい?」
この『いい?』が何を表しているのかは、いくら普段勘の弱いなつみでも
この状況ならばわかる。
真希はとっくのとうに限界点を突破しているようだった。
なつみの為を思って自分を抑えているのが見て取れる。
「………」
「なっちが、嫌なら良いけどさ」
「…ごっつぁん」
「ん?」
「…あんま、激しくしちゃ、ダメだべ」
了解!!
と、元気良く叫んで真希はさっそくなつみの服のボタンをはずしにかかった。
- 524 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時28分45秒
- 〜〜
〜〜〜〜〜〜これ以上は二人のプライベートなので自主規制〜〜〜〜〜〜〜〜
- 525 名前:なちごま編 投稿日:2003年09月05日(金)22時29分23秒
「ごっつぁん」
トロンとした表情で、幸せそうに真希の肩に凭れながら歩くなつみ。
真希もそんななつみを見て幸せそうに微笑んだ。
「なっち…今日、仕事終わったら家に行ってもいい?……」
「もちろん良いべさ。
…でも…なっち達は次の仕事でもうあがりだけど、ごっつぁんは新曲出したりしてるから忙しいし。そんな事して疲れないかい?」
「大丈夫!なっちの顔見てるとすっごい元気出るから!!」
「もう…」
ふにゃりとした笑顔で言われると、なつみは何も言えなくなってしまう。
(元気をもらってるのはなっちの方だべさ…)
上目遣いに真希の顔を見つめながら、今日の仕事は楽しく出来そうだな、と考えていた。
だって、また真希とこうして会えるんだから。
なつみはここにある幸せをかみ締めると、真希の腕にギュッと抱きついて
元気良く仕事をしに向かっていった。
FIN
- 526 名前:タモ 投稿日:2003年09月05日(金)22時31分59秒
『なちごま』編終了です。
あぁ…なぜか段々吉絡みが書けなくなっていく。
今回のは文体を変えてみたお試しって事で更新させて頂きました。
次からは、ちゃんとリクにお応えしていくので宜しくお願いします。
- 527 名前:タモ 投稿日:2003年09月05日(金)22時43分14秒
レス有難うございます。
>>511 つみ様
斬新と言っていただいて光栄です。
あやみきのその後ですか…
思ったより初めて書いたあやみきが好評(?)だったようで驚きました。
こんなんで良かったら書かせて頂きます!
>>512 黒美貴好き様
苛めっぷりですか…黒美貴ってなんか嵌りますね(w
いちごま好きだなんて作者と一緒じゃないですか!(喜
時間があったら書かせて頂きますね。
そして、またいちごまでもリクしちゃってください(強制w)
>>513 名無しさん様
川VvV从 < ビシバシッ!!
苛めてみました(w
あやみきって人気なんですねぇ。
この話のその後は後日また書かせて頂きます。
レス有難うございました!
- 528 名前:タモ 投稿日:2003年09月05日(金)22時46分47秒
やばい…最近吉ネタ不足なのかも。
他のカプなかりに目がいってしまう…。
今は『よしおが』と『みきよし』を書いている途中なのに、なちごまをフト書きたくなって10分程で完成してしまいました。まぁ、この話はお試しみたいなものなんですけどね。
更新は期待しないで待っていてください。
早めに出来るように頑張ります。
それでは、また感想・リクお受けしています。
- 529 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003/09/09(火) 12:46
- ハァ━━━━;´Д`━━━━ン!!
よしおがみきよし(;´Д`)ハァハァ
期待しないでと言われても期待しちゃいますがな(w
らって作者様が好きなんだぼーん(ハゲワラ
- 530 名前:名無しさん 投稿日:2003/10/10(金) 01:25
- ほぜん
- 531 名前:名無飼育さん 投稿日:2003/10/28(火) 21:41
- まだ待ってるよ
- 532 名前:名無しさん 投稿日:2003/10/31(金) 00:06
- みきよし読みてぇ〜www
最近はみきよしの身近さも出てきましたし期待してます。
頑張ってくださいね〜。
あと来週吉澤さんがマシューに出るそうで。
結婚するならとかいろいろやるみたいですよ〜。
まぁ焦らず頑張ってくださいね
- 533 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003/11/14(金) 14:54
- 保全
- 534 名前:名無しさん 投稿日:2003/11/19(水) 21:14
- 機会があればぜひ「よしかご」お願いします!!
- 535 名前:名無飼育さん 投稿日:2003/11/20(木) 09:17
- >>534さん
レスや保全、リクはsageでしましょうね
- 536 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:42
-
「おはよ〜」
今日も元気に楽屋のドアを開けて、みんなにまずは挨拶。
広い楽屋の中で、みんなバラバラになって喋ったり遊んだりしてるメンバーから
『おはよう』と口々にかえってくるのを聞いて、あたしは満足気に微笑んだ。
- 537 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:42
-
「ん…?」
しかし、
その中でも一人…
不機嫌そうに机を指で叩きながら、うつ伏せになっているメンバーが。
「………」
笑顔じゃないと恐いと言われている藤本が、
ギンギンに目を光らせて机に視線を落としている姿は、誰が見ても話しかけづらい。
ってか、普通に恐い。
- 538 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:43
-
あたしもそんな黒い空気に包まれてる藤本は初めてで、すごいビビって、
『こりゃ〜、話しかけらんないわ…』と、とりあえず藤本に近づく事を諦めた。
持っていたエナメル製の鞄を床に置いてから、ドア付近で喋っていた梨華ちゃんと矢口さんの所へ歩いて行く。
「おはようございます。
…あの……藤本、どうかしたんですか?」
「……あー、確か自分の好物の事とかをたまたま楽屋に来てた圭ちゃんと話してたみたいなんだけど。
それが、途中からなぜか喧嘩になっちゃってね、朝からずーっとあんな感じなんだ。」
- 539 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:43
-
…朝からずっと…!?
今日のあたしの仕事は昼過ぎからのものしかなかったので、時計はすでに11時を回っている。
あんなオーラを発しながら何時間もいたなんて…。
藤本の怒りがどれだけ深いかなんとなく分かった。
それは恐いですね、とあたしが眩くと傍にいた梨華ちゃんもウンウンと頷いて同意してた。
「私も美貴ちゃんに話しかけようとして、朝から頑張ってるんだけどね。
さっきも…畳の上に転がりながら一人で恐いことブツブツ言ってたし。私には近づく事すら出来ないの……」
元々恐がりな梨華ちゃんが、あんな恐ろしい動物に近づくのは困難なんて事、
言わなくても分かる。
あたしだって…、どうやって保田さんがあんなに藤本を怒らせたのか知らないけどさ。
喧嘩になったって言っても、多分、保田さんが楽屋からスゴスゴ去っていくのが目に見えるよ。
それくらい、今の藤本には迫力がある。
- 540 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:44
-
「………」
シーーン。
なんとなく静まり返った楽屋の中。
あぁ。
誰かこの状況を打破できる人はいないのか…。
みんな普通を装ってるけど、明らかにビクビクしながら話してるの分かるし。
あたしも恐いし。
……このままじゃ、仕事にまで影響出てきそうだよ。
- 541 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:44
-
楽屋の中が、段々と黒い雰囲気になってきた。
あたしは、藤本の黒い空気にメンバーのみんなが汚染されていったような気がする。
……しかし。
突然開かれたドアから入ってきた天然人物によって、それはあっさりと壊された。
その人物とは…
「んぁ……おはよ〜。今日も良い天気だねぇ」
「…ごっちんじゃんっ」
- 542 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:45
-
どこかのおばーちゃんみたいな事を言いながら「ちょっと失礼するよ」って
楽屋の中へとのんびり入ってくるごっちん。
みんなごっちんの柔らかい雰囲気に、少なからず安心して
『おはよう』とか『おはようございます』と笑顔で挨拶を返している。
「ごっちん、今日仕事…?」
「ん〜、そう。新曲が出るからね…ジャケ写とか、インタビューとかいろいろ。」
- 543 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:45
-
「そっか……」
あたしと矢口さんと梨華ちゃんの前に立って、ゆっくり伸びをするごっちん。
ごっちんは娘。を卒業しても、やっぱりごっちんだった。
マイペースで子供みたいな所は全然変わってない。
あ、でも顔つきは少し大人らしくなってきたかなぁ。
- 544 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:46
-
「美貴―!!」
あたし達三人としばらくドアにもたれ掛かりながら話していたごっちんが、
突然そう叫んで負のオーラをプンプン発している藤本に声をかけた。
ゆっくりとうつ伏せだった顔を上げる藤本。
楽屋内の緊張が一気に高まった。
- 545 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:46
-
「……ごっ…ちん?」
「おう。なに、どしたの。 なんか暗いよ?」
ふにゃふにゃ笑って、誰も近寄れなかった藤本の半径2メートル以内に入り、
簡単に藤本の隣へと腰掛けた。
ここからでも感じるピリピリした藤本のオーラが、この人にはまったく通用しないのだろうか。
緩く息を吐いて、ごっちんは続ける。
「美貴がそんなだと楽屋が暗くなっちゃうよー?」
- 546 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:47
-
「…そう?」
「うん。なんか、みんなの顔がいつもより元気無いように見えたから」
藤本から一瞬目を逸らして、ぐるっとあたし達メンバーの顔を見渡す。
ほとんどのメンバーがこの二人の会話に聞き耳をたてているので、一人一人ごっちんと目があっていた。
ごっちんとあたしの視線が交わった時、いつものとろけるような笑顔で『ごとーに・まかせろ』とアイコンタクトをしてきた。
あたしはそのごっちんの笑顔に安心して、矢口さん達と会話を続けることにした。
- 547 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:47
-
――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
―――――――――――
――――――
――――
――
―
- 548 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:48
-
「…………」
「でねー、そうゆうわけなんですよ〜。笑っちゃいますよねー」
藤本の事はごっちんに任せて、安心しながらいつものトークをしているあたし。
しかし、話に夢中になりすぎてしまい
背後に立っている存在に全然気がつかなかった。
- 549 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:48
-
「………よしこ」
- 550 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:49
-
「……って、おわぁっ!?」
力なく聞こえたそれに驚いて振り返ると、あたしの背後には
心底疲れきったような顔をしたごっちんが立っていた。
やっぱり……いくらごっちんでもあの美貴の黒さにはついていけなかったんだね…
そう思って溜息をつくと、急にごっちんにガッ!と肩を掴まれて
あたしの体はそのまま壁に力いっぱい押し付けられた。
- 551 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:50
-
「……なっ、なに!?」
「…よしこ!脱げっ!!」
「はあぁっ!?」
何を思ったのか…いきなりあたしのパーカーの裾を バッと捲って脱がせようと頑張っているごっちん。
体全体で抵抗してみても、ごっちんの力の強さは、ファンでも誰でも知ってるわけであって。
しかも…、みんな見てるだけで助けようとしないし。
…ってか、高橋そんなワクワクした目で見るなよ……
- 552 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:51
-
「…なっ、ちょ、…ちょっといきなりなにさ!?
バカごっちん!離せっ!!アホ!」
「アホっ!?よしこにだけは言われたくないよ!
美貴の機嫌なおすのに、ちょっと協力しろって言ってんのっ!!」
「……なんで藤本の機嫌なおすのに、あたしが脱がなきゃいけないんだよ!!」
「んぁっ!!(敬礼)
…それは、よしこのヌードだったら、こん中の誰だって機嫌よくなるでしょ?」
- 553 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:51
-
「それこそ意味がわかんねーよ!!」
と、言ってから楽屋の中を見渡すと
好奇心いっぱい(と、ゆーかエロい)目であたしとごっちんのやり取りを見つめているメンバー達。
あぁ……なんで誰も止めないのか分かったよ…
安倍さん。そんな恥ずかしそうにしてて、指の隙間からバッチリ見てるじゃないですか。
梨華ちゃん梨華ちゃん、そろそろ口からよだれが垂れそうなんだけど。
…そして、その中には机に頬杖をつきながらニヤリと微笑む藤本の姿が。
- 554 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:52
-
「………」
なんであたしがこんな目に……。
- 555 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:52
-
「美貴と圭ちゃんの喧嘩した理由は、ほんっっとくだらないものだったんだけどね?
美貴にとってはそれがめっちゃ腹たったらしくて、今日一日はこのまんまでいるってゆって聞かないのさ。
…でも、それだとメンバーのみんな困るんでしょ?」
…確かに。
あの状態のままだと何をしでかすか分からないし、なにより、いるだけで恐すぎる。
中学生メンバーなんか、明らかに体震えちゃってるし…。
亀井ちゃんも無理に笑顔で話そうとして歯がカタカタ鳴っちゃってるし……
- 556 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:53
-
「そんで『どうしたら機嫌なおる?』って聞いたら
美貴が『なんでもいいからよっすぃ〜とスキンシップがしたい』って言ったから、こうしてごとーがよしこを脱がせてるわけさ」
「……どうして『スキンシップ』から『脱がせる』に方向が変わるわけ?」
「だって、美貴にだけよしこを触らせたらメンバー内に亀裂が入っちゃいそうじゃん。
だからみんなが楽しめる事にしようと思って。
ごとーって頭いいでしょ〜?♪」
- 557 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:53
-
………
…………
……………
- 558 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:54
-
「…………アホか―――――――!!!」
やってられっかー!!
そう叫んで、あたしはその勢いでごっちんの手から脱出する事が出来た。
パーカーの裾を直して キッとごっちんを睨みつける。
その脇で見るからにガッカリ肩を落としているメンバー達。
あたしはそんなメンバーの間を走り抜けて、奥でつまらなそうな顔をしている藤本の前に立った。
- 559 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:54
-
そして、大声で叫ぶ。
…はずが。
……はず、だった…んだけ…ど。
…………恐っ!!
「……なに? よっすぃー……」
- 560 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:55
-
うわっ…。
よ、よく、ごっちん…こんな状態の藤本と会話が出来たね……
藤本に斜め45度の角度から見つめられる(睨まれる?)と、喉元までかかっていた
言葉も何も一気に出せなくなってしまった。
動けないし。
藤本、マジで恐いし。
「…あ、あのですね……」
ど、どうしよう…
……真面目に恐すぎて、自分が何しにきたのかも分からなくなっちゃった。
- 561 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:55
-
まるでロボットのような固い動きで敬語を使うあたしに、
今まで冷たい表情を崩さなかった藤本が フッと柔らかく微笑んだ。
「あはっ! なんでよっすぃー、美貴に対して敬語なわけ?」
「…だっ!だって、藤本…こ、恐いんだもん……」
「美貴がー? 恐い?ごめんねー。なんか黒いオーラ発しちゃってたかも。」
- 562 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:56
-
……自分で気づいてたのかよ!!
そうあたしが突っ込むより早く、藤本は前に立ち尽くしていたあたしの
手を掴んで、自分の方へとおもいっきり引っ張った。
その力によってあたしはあっさり藤本に倒れこむ。
「……なっ、ちょ、いきなり何してんの!!」
- 563 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:57
-
「よっすぃー、こうやってギュッてすんのも久しぶりだよねー♪
あの時は美貴ほんと恥ずかしくてさー。自分からこーゆうのも出来なかったし」
確かに…
藤本は椅子に座っていたから、自然と藤本に抱きつくような感じになってしまった。
ん…?
でも『久しぶり』…って
……『あの時は』って…
あたしが藤本の家に行ったときの事?
この時の事って、何があったか、まだメンバーは知らないはずなんだよね。
……あ…もしかして、やばい?
- 564 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:57
-
予想通りというか、さっきの藤本が放っていたオーラよりも、はるかに黒々しく渦巻いたものが楽屋内に漂い始めていた。
鈍いのか、気づかないふりをしているのか。
そんな空気をまったく気にせず、藤本はあたしの体にますます密着してくる。
- 565 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:58
-
「……ちょっ!? おっ…お願いだから、離して!」
「わ〜い♪こうしてると、よっすぃー抱っこしてるみた〜い」
「…ばっ」
ばかっ!!
そんな事言ったら…
- 566 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:59
-
「…吉澤さんっ!!」
「覚悟するやよー!!」
- 567 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 12:59
-
「…ぐはぁっ!!!」
そんな二つの怒声が聞こえて、背中に激痛が走ったかと思ったら
またそれを最期にあたしの意識はとんだ。
……まったく……最近のあの子達って本当に容赦ないよな。
他のメンバーもその後に続いてあたしをこっそり殴ってるの、なんとなく知ってるけどさ。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・
・
- 568 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 13:00
-
病院で、暇だから携帯をいじってみる。(もちろん布団の中でばれないようにだけど)
「また入院されたんですか?」なんて数人の看護婦さんにちょっと迷惑そうに言われた。
でもあたしの頭にできたタンコブなどの数々の傷を見て、「ちょっとは控えて下さい」と
意味の分からない事まで言われたが、おそらくマネージャーが何か言ったのだろう。
受信メールが3件。
1件目 from 加護
『よっすぃ〜の…アホンダラー!!』
「…ごめんね…っと、送信。」
- 569 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 13:00
-
2件目 from 梨華ちゃん
…なんとなく恐いから、このメールは開くのやめておこう。
- 570 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 13:01
-
3件目 from 藤本
『よっすぃー、美貴のせいでごめん。早く元気になってね。』
…なんで藤本は無傷なんだ?
そんな事を思いながらもう終わりかと思っていたメールを
もう少し下へスクロールしてみると…
『 PS 矢口さんがありえないくらい怒ってたから、美貴が慰めておきました♪』
- 571 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 13:01
-
「…は?」
慰めた…?
矢口さんを…?
……って…
- 572 名前:藤本編 −番外― 投稿日:2003/11/23(日) 13:02
-
「どうゆう意味じゃこのやろー!!!」
あたしの叫び声は病院内に響き渡り、看護婦さんのゲンコツと見つかった携帯はもちろん没収で、あたしは半泣きになりながら矢口さんに弁解の電話をかけた。
もちろん、早々と切られてしまってあたしが落ち込んだのは言うまでもない。
- 573 名前:タモ 投稿日:2003/11/23(日) 13:04
-
更新終了です。
(0^〜^0)< あたしって……
- 574 名前:タモ 投稿日:2003/11/23(日) 13:06
-
『藤本編―番外―』更新終了です。
次は、『小川ー番外ー』です。
- 575 名前:タモ 投稿日:2003/11/23(日) 13:12
-
レス有難うございました!!
励みになります。
>>529 名無しどくしゃ様
光栄です(w
みきよし如何でしたか?
なんだかただのコメディーになってしまいましたが…(笑)
>>530 名無しさん様
保全有難うございます!
本当に更新遅れ気味で申し訳ありません…
>>531 名無し飼育さん様
待って頂いて有難うございます。
諸事情で全部のスレの更新が出来なくなっていました。
他スレも早めに更新出来るように頑張ります!!
- 576 名前:つみ 投稿日:2003/11/23(日) 13:16
- 久々に笑わせていただきましたでごじゃる
- 577 名前:タモ 投稿日:2003/11/23(日) 13:19
-
>>532 名無しさん様
みきよし、あんまり絡んでませんね…(w
機会があったらもう少しラブラブな二人を書いてみたいです。
マシュー見逃したー!w
最近娘。のTVを全然見てなくてそろそろ禁断症状が出てきそうです(笑)
レス有難うございました。
>>533 名無しどくしゃ様
保全有難うございます!!
( ´ Д `)< 遅れて申し訳ない…
>>534 名無しさん様
よしかごですかー。
分かりました!書かせて頂きますね。
期待はしないで待っていてください(w
>>535 名無し飼育さん様
有難うございました!
- 578 名前:タモ 投稿日:2003/11/23(日) 13:22
-
ごめんなさい。
初めに謝っておきますが、更新は1〜2ヶ月に落ちてしまうと思います…。
仕事の区切りが出来たら大量に更新させて頂きますので、
どうかこれからも宜しくお願い致します。
(〜^◇^〜) < とか何とか言って、まだリク受け付けてます♪
- 579 名前:捨てペンギン 投稿日:2003/11/23(日) 17:08
- 藤本が矢口をどうやって慰めたかすごい気になりますね
では、更新期待してます
- 580 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003/11/23(日) 19:03
- みきよし大変よろしい(;´Д`)ハァハァ
コメディな所なんてなおよろし。もうね、最高。
そして次マコクル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
期待してますよー
- 581 名前:名無しさん 投稿日:2003/11/23(日) 19:09
- タモさんのみきよし最高ですたwはまっちゃいました〜
超強引藤本・・・・・・サイコウデスタ
今日のハロモニの矢口吉澤藤本のスリーショットみていろいろ頭の中が・・・・・になったわけでしてw
次のおがよしも期待してまっす。頑張ってください☆
- 582 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2003/12/27(土) 20:14
- ほぜむ
- 583 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/03(土) 01:42
- あげ
- 584 名前:一般読者 投稿日:2004/01/06(火) 22:27
- 最近の小川はここのキャラのまんまですね・・
更新、心待ちにしております
- 585 名前:タモ 投稿日:2004/01/13(火) 18:02
-
∬ ´▽`∬< 『小川ー番外ー』
今約80%書き上げております。
小川さん、キャラが変わりすぎです……どうしよう(w
あとちょっとで完成ですが、もう少しだけお待ちください。
それまでの繋ぎみたいなものでいちごまを更新させて頂きます。
ヽ^∀^ノ < 更新っ!
- 586 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:03
-
幸甚―――
―――非常に幸せなこと。
そして今まさに市井は、その状態だったりする。
- 587 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:03
-
「いちいちゃ〜ん♪」
「なんだよごとー」
「これこれっ、良くない?市井ちゃんに似合いそう!」
そう言われて後藤が指差したものは、高校の入学案内のパンフレットの中にある制服。
…なのはいいんだけど、何かが…何かがおかしい。
だって…後藤が指差してるものは…
- 588 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:04
-
「それ、男ものじゃん?…」
「んぁっ!学ランも似合いそうだねぇ。
ってかいちーちゃんってなんでもイケそう♪」
…聞いてないし。
ま、いいけどさ。後藤が楽しそうにしてるなら。
- 589 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:05
-
ベットの上で雑誌を広げて、部屋の中のTVをつけっぱなしにして2人でゴロゴロ。
しかし。
さっきから、後藤はたまたま机の上に置いてあったパンフレットに釘付けの状態。
このままだと隣にいる市井は無視されたままで寂しいので、
ちょっとでも構ってもらえるように、後藤のほっぺを突付いたり引っ張ったりする。
「ごとぉ〜?」
それに加えて。
市井が普段滅多にやんないような、甘える声で名前を呼んでみる。
これなら絶対後藤が反応するはず。
恥ずかしいけど、せっかく久しぶりに2人っきりなんだから大サービスだ。
- 590 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:05
-
「んー?」
「ごとーさんがそれ見てると、いちー、暇なんだけどなー?」
「んん〜…」
耳元で喋ってるのに、後藤は首をコクコク上下に動かしただけで。
視線はやっぱりパンフレットの中に注がれていた。
- 591 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:06
-
「ごとー、聞いてるー?」
「…うんうん……」
このやろう…
100%聞いてねぇ。
……なんかここまで存在を無視されるとムカついてくるな…
- 592 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:07
-
市井がこんなに頑張ってやってるってゆうのに。
そんなつまんないパンフレット見て何が面白いのさ!
少し首を傾けてそのパンフレットの中を覗きこむ。
うん…ただの高校案内の用紙だよな…。
「………」
チラッと視線を横に向けると、すぐそこに後藤のドアップ。
頬を緩ませて、目を細めながら鼻歌まで歌ってたりする。
ごとー、いつになくすっげー上機嫌だね…。
- 593 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:07
-
意味も無く、茶色をしたサラサラの髪を撫でてみる。
(最近髪切ったな)
それでも後藤からはなんの反応もない。
- 594 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:08
-
「…ごとー?」
「ん?」
「キス、していー?」
「んー」
後藤が聞いてないってことは分かってるから。
勝手に顔を近づけてその唇を塞いだ。
- 595 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:08
-
「…っ、んぅ…、っ!?」
はじめから深く後藤を求め、薄く開いた唇に舌を差し入れて、絡める。
「…んっ、ぅー!…ん…っ!」
くちゅくちゅっという唇のやらしい摩擦音が部屋の中に響きわたった。
その市井の行動に当然後藤はびっくりしたらしく。
目を見開いて、パンフレットを捲っていた手を市井の肩に移して、抵抗し始めた。
その手を掴んで、パンフレットをベットから床へ落とし
後藤をベットの上に横たわらせる。
- 596 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:09
-
―――
しばらくして、離れる唇。
「…はぁっ」
漏れる息。
後藤の全部が愛しくて。
ここまでくると自分の理性が抑えきれなくなる。
- 597 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:10
-
「…い、ちーちゃん?…」
目をゆっくり細め、潤んだ瞳で市井を見上げるごとー。
段々荒くなっていく吐息がなんとなく色っぽい。
ごとーが悪いんだぞ…。
市井をほったらかしにしたりするから。
- 598 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:10
-
「…やぁっ!」
首筋にキスをおとして、Yシャツの前を肌蹴させる。
手を差し入れて中を探ると、冷たい市井の手のひらにじんわりと後藤の熱が伝わった。
「…もっ…ちょ、だ、めぇ…っ!」
腹の辺りを撫でているだけなのに、
後藤は息絶え絶えに抵抗を繰り返す。
- 599 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:11
-
体型も市井の方が小さいし、
後藤のが力も強いから本気で抵抗したら簡単に止めさせられるのに。
「はぁ…っ…あっ、ん…っ…」
肩を押している後藤の手には、
徐々に力が無くなっていき、最後には力なく市井の首に絡まった。
―――
- 600 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:11
-
「…いちーちゃんのエッチ…」
終わった後、後藤の口から出たのはこの言葉だった。
市井は首の後ろをポリポリかきながら苦笑してしまう。
こう言われてしまっては、何も言い返せない。
「いや…って言ったのに」
- 601 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:12
-
「……でもその割には、ごとーさん気持ち良さそうだったけ」
ボフっ!!と言ってる途中に顔面に枕を投げつけられた。
「…いてぇ! 何すんの!」
「バカッ!いちーちゃん、デリカシー無さすぎっ!!」
「だって…ほんとに嫌だったらいちー突き飛ばしてでも止めたはずだろ!?」
「……ぅっ……で、でも仮にそうだったとしても、
そーゆう事本人の前で言わないでよっ!」
- 602 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:13
-
ぎゃあぎゃあ言い合いながら後藤の振り下ろしてくる拳をかわす。
こいつー…自分の力把握してないから結構マジで痛いんだよぉっ!
「そんなこと言ってると、もうっ させてあげないよっ!?」
「ぅっ」
やべ…
後藤のあの目は、本気で怒ってる。
- 603 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:13
-
顔を真っ赤にさせながらボカッと市井の頭を一殴り。
『させてあげないよっ!?』
ってか、その言葉めっちゃ効くっす。
もう何も言い返せない…
…やっぱ、ごとーの言うとおり市井はエッチかもな。
- 604 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:14
-
無言になって後藤に殴られた部分を擦る市井。
後藤には背を向けて、ちょっとだけその痛みに涙ぐんだりしている。
…いてて…、マジ、暴力反対だよごとーさん…
その市井の後姿に、少し申し訳無さそうに後藤の声がかかる。
「いちーちゃん…痛い…?」
- 605 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:15
-
あぁ、痛いとも。
ズキズキと頭に響くけどさ。
「大丈夫だよ。ごめんね、後藤」
調子に乗りすぎた市井も悪いんだし、これでお相子だね。
- 606 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:15
-
「……やっぱり…いちーちゃん、好き」
頭を抱え込まれるようにギュッと後藤の胸に抱きしめられた。
もちろん後ろから。
何事かとキョロキョロ目を動かしている市井の頬に、柔らかい唇の感触。
「…ごとーも、ごめん。もうしないから」
耳元で囁かれる心地よい声。
あー…市井も、やっぱりこいつのこと、好きだ。
「ありがと…」
- 607 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:16
-
それはそうとして。
さっきから後頭部に感じる感触に、さっきから思わず手が出そうなのも事実。
後藤の言うとおりエッチぃ市井は毎日理性と闘うのに大変なのです。
だから、傍にいるのにほったらかしにしたりしないで。
でも、いつも後藤の一番近くにいさせて。
- 608 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:16
-
市井は色んな『欲』をおさえ込むのに大変だけど、
それでも後藤が一番大切だから。
「後藤」
「なに…?」
「お願いだから、そろそろ離してくんないかな?」
「なんで?…っあ」
- 609 名前:幸甚 投稿日:2004/01/13(火) 18:17
-
「…いちーちゃんのエッチばか」
……せっかく市井が我慢してんのに。
それに気づいた後藤さんから『ばか』が追加されました。
- 610 名前:タモ 投稿日:2004/01/13(火) 18:19
-
更新終了です。
( ´ Д `)< エッチばか…
- 611 名前:タモ 投稿日:2004/01/13(火) 18:20
-
『幸甚(いちごま)』更新終了です。
次こそは『小川ー番外編ー』です。
- 612 名前:タモ 投稿日:2004/01/13(火) 18:23
-
レス本当に有難うございます。
書く励みになります。
ぐだぐだとこんな駄文に付き合ってくださる方は、
まったりお付き合いくださいませ。
レス返しは次回更新時一気に。
(〜^◇^〜) < 感想待ってます!
- 613 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/27(火) 06:11
- 小川篇期待しております。
リアルな小川さん、ここの小川さんを超えましたねw
- 614 名前:名無しどくしゃ 投稿日:2004/02/02(月) 15:08
- 相変わらず素晴らしいですw
堪らない。
マコ編(;´Д`)ハァハァ
- 615 名前:龍 投稿日:2004/03/18(木) 21:49
- 吉、漢ですね〜w
個人的には、矢口編が好きなんで、もっと増やして欲しい気もしますが・・・
これからも吉の動きに期待です!!
- 616 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/03/24(水) 23:49
- 気付いたら〜後藤さんがんばれ編〜が。・゚・(ノД`)・゚・。
逝ってしまったと言う事は・・・まあそういう事なんでしょう・・・
- 617 名前:ミズキ 投稿日:2004/03/28(日) 11:20
- ハロモ二が大好きです
- 618 名前:名無し 投稿日:2004/04/08(木) 02:09
- 待ちますよ
- 619 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/25(日) 10:20
- 何時のまにやら、後藤さんがんばれ編が・゜・(ノД`)・゜・
まだまだ期待して待ってます
- 620 名前:タモ 投稿日:2004/05/28(金) 21:10
-
放置気味になっていて本当にすいませんでした。
放置していたわけではないと言うと、絶対に言い訳になってしまいますが…
忙しいのとネタが浮かばないのと、娘。内で色々変動があったりして
頭の中がゴチャゴチャと混乱している状態です。
〜後藤さんがんばれ編〜の方の続きは、このスレッドでやらせて頂きます。
スレの無駄遣いをしてしまい、申し訳ありませんでした。
必ず更新致しますので、しばらくの時間をください。
- 621 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/30(日) 23:47
- よかった‥‥(涙)
- 622 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/06/05(土) 01:44
- 放置じゃなくて安心しました。
いつまでも待ちますので、じっくりいい文書いてください!
- 623 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/16(金) 04:18
- そろそろいんでない?
- 624 名前:名無し 投稿日:2004/09/15(水) 05:23
- 逃げんなよ
- 625 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/15(水) 07:32
- >>624
本当に心無い読者がいたもんだ。
更新再開待ってます
- 626 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/15(水) 21:18
- マターリ待つべし
- 627 名前:(*゚∋゚)クックルドゥドゥ 投稿日:2004/11/08(月) 21:28
- 作者様、そろそろヤバイです。
禁断症状を通り越して、新たな境地に逝ってしまいそうです…。
何らかの餌を私にくざさい。お願い致しまする_| ̄|○
- 628 名前:名無し読者 投稿日:2005/01/07(金) 14:50
- 後藤さんがんばれ編、早く読みたい…。
- 629 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/08(土) 09:54
- 放置じゃないと言っておきながら、半年以上なんらレス無しってのは放置以外のなにものでもない
ひょっとして倉庫逝き待ってる?
書く気無いなら>>620みたいなレスすんな
- 630 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/08(土) 18:51
- 629あげるな
- 631 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/24(月) 02:34
- 作者さん、一言だけでいいので生存レスください。
- 632 名前:名無し 投稿日:2005/02/01(火) 19:02
- マターリ待ってます
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