美女は野獣?!

1 名前:kai 投稿日:2003年03月07日(金)22時04分51秒

同じ海板でやぐちゅうを書かせてもらっておりますkaiと申します。
この度、同時進行でもう一本スレ立てさせていただくことになりました。(いや勝手に)

「美女は野獣?!」
あ・・お気づきですか?
そうです、ハロモニ大喜利対決で、「矢口さん」が、「中澤さん」のことを言った名言ですな。

ということでこの板は、野獣に扮した「ゆうちゃん」が、ちっこくて可愛らしい「やぐちさん」
を、がおおぉぉ〜〜ぅっ!襲っちゃうという、お話専用でございます。(笑)

ようするにエロですな!(身も蓋もない)

常々、“石吉”や“15”はあんなにあるのに、なんで“やぐちゅう”はこんな少ないのぉ!
と憤慨しておりまして、だったら自分で書いちゃえ!と・・(単純だな・・)

だってですよ・・
熱海に行って、『秘宝館』に入っちゃうような。「1700円高けぇ〜なぁ〜」とかいいながら
しっかり入場して、挙句の果てにリスナーにお勧めし・・温泉の話しなんか一個もしない、
そんなエロスな中澤さんが、アタシは好きぃ!!(*3/2ANN-SS参照)

ということなので、純粋な小説が読みたい方、清らかな“やぐちゅうらぁ〜”のみなさまは
読まれないことをお勧めします。

それでも全然OKって方は、どうぞどうぞ楽しんでってくださいぃ!!
2 名前:kai 投稿日:2003年03月07日(金)22時28分40秒

まず初めは・・今ではANN基礎用語にもなってるという。
そう、全国のやぐちゅうら〜を一時、悶え死にさせたあの伝説の・・。

裕子「やぐちぃ・・え〜い!」
やぐち「もう、やめろよぉ〜ゆうこぉ〜!」

当時、このSSを探したけど見つからなくて、結局は自分で書いてしまった。
ちなみに、アレで私はこの世界にハマリました・・。(笑)
しかも、初めて書いた作品だったり。(汗)

・・ちょい、古いですけどよかったら読んで見てください。
そして、感想、批判などありましたらレスしていただければうれしいです!

*ちなみに後半からエロくなる恐れがあるので、ご注意を!
3 名前:kai 投稿日:2003年03月07日(金)22時53分16秒

えっと・・
ここまで書いといてなんなんですが・・
更新明日にします。すみません。

決して焦らしてるわけじゃぁ・・(笑)
4 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月07日(金)23時16分17秒
エロスな中澤さん・・・自分も好きですね!!
リスナーに秘宝館すすめたのは笑っちゃいましたよ。どんなとこ勧めとんねん!!みたいな感じで。
温泉の話しをせず秘宝館の話しをするのが中澤さんらしいといえばらしいんですが(笑)
明日、楽しみにしてます。
5 名前:kai 投稿日:2003年03月08日(土)18時04分01秒

更新します!

その前に・・このお話しは、ハロモ二北海道ロケのときの設定で。
ご存知かとは思いますが、後藤さんと、保田さんの脱退記者会見の少し前の頃
だと思っていただければ・・一応、念のため!
6 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)18時18分53秒

「ゆうちゃんって、あ〜ゆ〜のが趣味なんだ?」

アタシが打ち合わせを終えて、メンバーのもとに戻ったとき、後藤が言ってきた。

「んぁ?」
なんやの、いきなり?

ちゅうか、この子の会話も圭織と一緒でいつも唐突なんよねぇ。

「あはっ・・かわいいけどねっ?」

だから、なんのことや意味解らへんやんか。
顔でそう訴えるとまた、にまって笑ってから。

「だから、やぐっちゃんだよ、やぐっちゃん!」
指をチッチと振って、目の前に翳した。

はぁ・・や〜ぐちぃ?
趣味? 可愛い??

「もう、アンタの言うてることさっぱり解らんってぇ・・一体なんのこと?」
イライラ。

なのに、そんなのお構えなしに、いつもどおりのほほ〜んっと答えて。

「だ、か、らぁ〜、やぐっつぁんの下着のことだって・・!」
今度は囁くように言ったんや。
・・ちょ、くすぐったいって。

・・っていうか、・・いま、なんていうたぁ〜〜?
7 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)18時26分17秒

「なんや下着て、・・矢口の下着がどうかしてん?」
「もぉ〜知ってるくせにぃ〜あんなのはかせるなんて、ゆうちゃんおやじじゃ
ないんだからさっ・・でも、やぐっちゃんがはくと、なんかえっちぃよね?」

「・・・・。」

えっちぃって。
ってか、おやじはないやろっ!

それでもいまいちよく判らない後藤の話を聞くべく、アタシは彼女の肩を引き
寄せて・・ってか、でかいなこいつ。
この身長差はなんやねん!


・・・で、結局聞き出したのは・・。
8 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)18時40分54秒

「・・やぁ〜〜ぐぅ〜〜ちぃぃ〜〜〜っ♪・・」

大自然の中やから、叫ぶのも気持ちいぃ!
小さいあの子を見つけた途端思いっきり呼んで。

ま、周りにいたスタッフやメンバーはいつものことやと相手にもされなかった
けど、牧場に来てたお客さんは、ちょっとビックリしてたわな。

「な・・なんだよぉ・・でかい声で叫ぶなぁぁ〜〜っ!!」

怒った顔もこんなとこやと違って見える。
やっぱり、矢口はかわええな。

「ええやんかぁ!・・こんなに思いっきり「やぐちぃ〜!」って呼べること
ないで・・呼ばしてぇや!」
「・・・いつも呼んでんだろっ。」
ぶつぶつ言ってる声。

あ〜、その顔もそそるなぁ。
むずむず。
あかん!

「やぐちぃっ♪」

むぎゅって抱きついた。

矢口の匂いや。
ん〜〜すべすべの肌ぁ!

これも、スタッフは見慣れてるから何も言わんけど。

「ちょ、ここどこだと思ってんだぁ〜〜も、は〜な〜れ〜ろって、、・・みん
な見てるからぁぁ〜〜っ!!」
「いややぁ〜〜、やぐちぃぃ〜〜(むぎゅ)」
「・・いだぁ・・やめ〜〜ぃ、もう、いい加減にしろぉっ!!」
バタバタと暴れるように身体を捩って逃れようとする。

・・そんなことさせへんけど。
9 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)18時54分04秒

だって可愛いんやもん。
なに、その格好?

ブカブカのオーバーオール。
その髪結んでんのも、似合ってる!

バシバシ叩かれながらも離れないアタシのもとへなっちがトコトコやってきて。

「裕ちゃん、いい加減にしなよっ・・ウチらだけじゃないんだからね!」
変なうわさたっしょっ!って。

「ええやんかぁ・・アタシはギャラリーいてるほうが萌えるんやっ!」
そう言って、腕の力をぎゅっとする。

「うげぇ〜〜、く、苦しいぃ〜〜ぐぉっ・・ば・・バカ裕子ぉぉ!」
さっきよりもバンバン叩かれて仕方なしに腕を緩めると。
小さい身体はひゅるりとアタシのもとを去って、なっちの腕の中へ・・

「あ〜〜可哀想だったねぇ・・よちよち!」
小さいなっちが、もっと小さいやぐちを慰めるように頭を撫でて。

う・・それも、なんか可愛ええな。
思わずニタニタしてまうや。
10 名前:マコト 投稿日:2003年03月08日(土)18時56分47秒
どーも、リアルタイムで読ませてもらってます!
大声で『やぐちぃ〜』自分も呼んでみたい・・・。
ではがんばってください。
11 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)19時02分53秒

そして愛しい彼女は恨めしそうにアタシを睨みつけてる。

「なん?」
口元が緩むのを堪えながら・・矢口の反応を待つアタシ。

んで・・結局出てきた言葉は。

「ば〜〜かっ!」

ば〜かときたか。
クッ・・コドモみたいやな。
口を尖らせて、なっちにしがみ付きながら。

でも、そのとおりやし。
アタシはアンタを抱きしめられるならいくらでもバカになれるんや。
そう思いながら彼女の頭を撫でた。
12 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)19時11分01秒

――それにしても、ハロモニスタッフいい企画だしてくれたなぁ〜!
これが、全員やったらゆうことなかったんやけど、でも、ま、矢口がいてるか
ら・・。

そうやん矢口と旅行してると思えれば。
あ〜二人で旅行したいなぁ。

そして、娘。たちも一様にはしゃぎまわってた。ま、あんなこと聞かされた後
じゃなかったらもっと心から楽しめたと思うけど。

メンバーたちにとっても、ごっつぁんとの最後のロケかもしれないという思い
なのか、異様なテンションの中で、この北海道ロケが行われていた・・。
13 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)20時23分41秒

*********

「ところで、なぁ〜やぐちっ?」
「・・っだよっ!」

「さっき、ごっつぁんに聞いたんやけど、な?」


休憩時間になると、真っ先に彼女のもとへ駆け寄った。
なんとなく一緒にいたかったんやけど、いま思えば、矢口のつらそうな顔みた
ないからかなぁって。

人一倍泣き虫で淋しがりやの子やもん・・アタシがいてるときくらい笑顔でい
させたい。


「アンタ、いま凄いの、はいてるんやて?」
「はぁ?・・なんのはなしぃ〜?」
首を傾けて。

だから、こっそりと耳元に囁く。

「・・矢口、えっらい“ぱんつ”はいてるらしいやんっ?(ニヤリ)」
「!!!!」

みるからに慌てふためいて、アタシの顔をマジマジと見つめてくる。
口、パクパク言うてんでっ!(笑)

なんや、ホンマの話しなんか。

「聞いたで、矢口、“ひもぱん”なんか持ってたん?(苦笑)」
ん?
って詰め寄ると引け腰になって逃げるように振り返った。
あ、こら、させへんでぇ〜!!

「なんで逃げるんよっ、・・やましいんかい?」
「・・べ、べつにいいだろっ、矢口がどんな“パンツ”はいてたって、裕子
には、関係ないじゃん!」

むぅぅって口を尖らせた。
可愛いぃ♪
14 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)20時39分42秒

真っ赤になってしまった矢口の腰を摑んで。

「やぁっ!・・離せよぉぅ・・みんな、見てるからぁっ!!」
「・・見てへんて・・ちゅうか、見せてやぁぁ〜〜っ!」

言いながら、オーバーオールのボタンをポチッと外そうとして。

スタッフやお客さんはいなかったけれど、メンバーは結構いてた。

「・・ちょっ!・・裕子ぉ!!・・な、なに、すんだよっ、も、どけって!」
じたばたと暴れる小人は身の危険を感じてなのか、かなり慌てふためいてる。


「ええやん、つうか、メンバーにはホイホイ見せまくって、恋人のアタシに見
せられないってどういうことぉ〜〜?!」
含み笑いをしながら言う。

「・・見せ、まくって、なんか、いないよぅ!!」

――そんなアタシらのやりとりを見ていた面子が、おかしそうに言うんや。

「あれれれれぇ〜、やぐっつぁん、さっき見せてくれたよねぇ〜?『可愛いで
しょう!』って・・ねぇ、よしこ?(笑)」
「うん、聞いた!・・って、えぇぇ・・中澤さん知らなかったんですかぁ〜!?」
吉澤も大げさに驚きながらのってくれて・・ったくいいコンビやな。
解散させるの惜しいで。

そんな二人をがるぅぅ〜って犬みたいに威嚇してる矢口。

「ほらみぃ〜、ずっこいで!・・アタシにも見せてやぁ!」
「や、やあぁだぁぁ〜〜っ!!」

ちょっと強引に両肩のボタンを外すと、上っかわが、ぱらりとはだけた・・。
慌ててそれを摑む彼女は必死だ。
15 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)20時49分20秒

「あぁ〜もぉ〜なんや・・ええやんかぁ、少しくらいみせてくれたって!」
「あ・・アホぉぅ!・・だ、誰がみせるかぁ〜っ!」
真っ赤になって睨みつける。

あ〜あ〜、可愛ええなぁ、この反応。
意地悪したくて、むずむずするがな。


「なぁ、なっちも、みたん?」
「ん〜っ、みたよっ、っていうかここにいるメンバー全員見たよねぇ〜?」

「なんやっ、・・アンタらも知ってるん?」
辻にそう言うと・・

「はい、知ってますよぉ〜。だって矢口さん、こ〜やって楽屋の中歩いてたもん!」

手を首の後ろにあてて、モデルふうにクネクネ腰を揺らせながら歩く。
そんな辻にみんな爆笑して。

矢口は、困ったように眉を潜めてた。
16 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)20時58分57秒

「・・ちょぉ、アタシだけやん・・どういうことっ?!」
わざと声を荒げて詰め寄る。

「うるさい、うるさい、うるさ〜〜いぃ!!」
逆切れしながら手を突っぱねる。

「もう、離せってばぁっ!!」
だけど、そんな言葉で怯むアタシやないで。

「い、や、やっ!・・見せてくれるまで、離れな〜い!収録もずっとこのままやで!」
言いながら、顎でグリグリ。

「あ・・アホぉっ! ヤダヤダぁ・・ぜったい、みせなー〜いぃ!!」
剥きになるから、余計増徴したくなるの、判ってへんな。

んでも、それは、みんなも同じなんやろう。
からかうように矢口に詰め寄るった。
17 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時05分04秒

「やぐちぃ・・見せてあげなよぉ〜可哀想だよ、ゆうちゃん。」
ニヤニヤ笑いのなっち。
ブンブンと首を振る矢口。

「・・でもぉ、ここでぇ〜〜いや〜〜ん、えっちぃ!・・」
チャーミーが悶えるようにくねって、それをおかしそうにみんなで見る。

「あはっ、いいじゃんここでも。アタシらしかいないしさっ!」
後藤が言うと、口を尖らせて睨み付けた。
18 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時12分04秒

・・ま、他意はないのだ。

さっきまで、見せびらかすように歩いてたのに、なんで裕ちゃんの前だとこの
反応?って。
そのギャップが可愛くて・・からかいたいってだけの話しなんやろうなぁ。
・・矢口は、全然気付いていないけど。


「ほぅらぁ、みんなも、そう言ってること、ですしぃ〜〜♪」
言いながら蹲る小さい身体に覆いかぶさり。
わきの下に手をいれて、グイッと起こした。
矢口は、なんなくそれを受け入れて。

――そうして、諦めたように「はぁぁぁ・・」と息をついたんや。
19 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時21分39秒

「も・・判ったよぅ・・でも、あとでね?」
「は〜ん?・・なんでや、嫌や、っちゅうの、いま、ここで!」
駄々っ子のように言うアタシに、呆れ顔しながら耳を引っ張る。
・・い、痛いって。


「・・アホッ、みんな、いるんだよっ?!」
かぁ〜ってなった真っ赤な頬が。
小声で囁く声にぴくりと反応して。

でも、そういうのもたまにはええやんか。
人に見られるのも興奮するっちゅうの?

「絶対いややっ、そんなこと言って、あとで忘れた振りする気やろぉっ!」

「し、しない、からぁ〜・・」
どもったな。
しようと思ってた証拠や。

「はいはい、ええから、ちょっと脱ぎぃ〜ぃ!」

そう言って、彼女の両手を摑んで強引に持ち上げた。
ふいうち、だったらしく成すすべもなく、ブカブカやったジーンズは見事に下に
落ちかけて・・あんっ?」
20 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時28分39秒

咄嗟に脚を広げて全部落ちることは留まらせ。
でも、中途半端に膝まで落ちたその姿のほうが、なんかやらしいで?

あらわれたのは、みずいろの“ぱんつ”。
ま、一見いつものと変らんような気もするけど、
腰に結ばれた細いヒモが・・。

「うわっ、ホンマに“ひもぱん”やぁ!可愛ええなっ♪」
「・・ええな、ええな。んでも、ごっつぁんの言うとおり、矢口がはくと
めっちゃやらしいいぃ〜〜!!」

悪戯心半分、素直な感想を述べる。
21 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時46分03秒

「あぁ・・いやぁ・・ヤダぁ・・も、離せ、離せってばぁぁ〜〜っ!!」

顔をこれでもかーってくらい赤らめて。
いやいやと首を振る仕草。

だから、そういうことするから、みんな、苛めたくなるんやん!
判ってへんなぁ・・。

――二人の行動をケラケラと見てるメンバー達。


アタシはというと、そんな恥ずかしがってる姿も可愛いなぁって感じに、ドレ
ドレって覗き込む。と、・・その先にみえた黒目がちな瞳が・・。

あっ・・。

無言で摑んでた腕を離し、落ちかけたジーンズを元通りにはかせた。
ボタンも留めてあげ。

それから、数秒もしないうち、彼女の目から水滴がポタポタと落ちてきた。

あかん・・やっても〜た。
心の中で毒付く。
・・どないしよう・・。
22 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)21時53分20秒

「あ〜〜、ごめんごめん。やぐちっ、ゴメンて、お願いやから、泣かんといて!」
抱きしめるように胸に押し付けて、カシカシと頭を撫でた。

「あ・・アホぉぅ・・アホ、アホ・・ひぃ〜〜〜んっ・・」
あ〜・・この泣き顔だけは見せたくなかったのに。
可愛いから。

「・・ゴメン、やぐち、ゴメン・・許してぇ・・やぐちぃ!」
「・・・・っくっ・・ゆ、うこの、ばかぁぁ〜〜っ!!」

「・・ん。・・ゴメンて、もうしないから、な、ゴメンゴメン・・」
「・・ゆうこの、んぐっ、エロ女! アホッ! バカッ! 変態ぃぃ!!」

「・・・・。」
そこまで言うか?
いや、否定は出来ないけども。
23 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)22時00分24秒

・・どないすんのよ。

「・・やぐちぃ・・ゴメンね、ウチらも調子乗っちゃって・・」
なっちが、アタシの胸で未だ泣き続けている彼女の頭をよしよし撫でた。
みんなも、どうしていいのか判らずおろおろしてる。

「・・んくっ・・んん・・ひっくっ・・」

「や〜〜ぐちっ?」

両頬をむぎゅうって押さえて、アタシを見るように持ち上げた。
でも、すぐに視線を外され。

何度何度も呼びかけながらむぎゅむぎゅさせる。

「や〜ぐちっ?」

渋々って感じにやっと見上げてきた矢口の瞳は、まだ、うるうるしてて。
アタシは微笑みながら拭ってあげたんや。
24 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月08日(土)22時12分38秒

「・・ゴメンな?・・」
「・・・・。」

「ゴメン・・もう、しないから、お願いやから泣かんといて? まだ、収録
あるんやで?」
・・メーク剥げるやろっ。

「むぅっ、・・誰が、悪いんだよぉっ!!」
睨みつけてくる強い瞳。
涙がぴたっと止まった。

「・・んや、アタシやな。ごめんって、反省してるからぁ。・・」

そのままちゅうしようと顔を寄せたところで、慌てた矢口が腕を突っぱねて。

「・・ん??」
「あ・・アホぉぅ!・・ここどこだと思ってんだよっ・・みんないるだろっ!!」

小声やけど、しっかりとアタシにだけ聞こえるように。
忠告してくる彼女の顔はやっぱり真っ赤っかで。

でも、これは、さっきのことだけや、ないこともアタシには判ってるっ!
25 名前:kai 投稿日:2003年03月08日(土)22時42分37秒

とりあえず今日はこの辺で。
エロ期待してた人いたら、ごめんなさい。
前置き(?)が長くて、なかなか辿り着けませんでした。
もうしばらく待ってやってください・・。


>4さん・・ですよねぇ〜?
自分で言ってるだけあってさすがエロスの固まり!
そういう私も、『秘宝館』ネタで構想してるあたり、ただじゃ転ばぬタイプかも。
ところで、秘宝館、行ったことありますぅ?(笑)

>マコトさん・・リアルタイムですか?
すいません、遅くって。出来てはいるんですけど、いろんなことしながらやって
るもんで。・・はい。がんばりますので、これからも読んでくださいね!
26 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月08日(土)23時06分05秒
あ〜ぁ、中澤さん 矢口さん泣かせた・・・(苦笑)
矢口さんの泣いてるのってダメなんですよね〜。

『秘宝館』行ったことないですね・・・行ってみたい様なそうでないような(笑)
27 名前:マコト 投稿日:2003年03月08日(土)23時11分15秒
矢口さん泣いちゃいましたか・・・。
でも、涙目ってかわいいんでしょうね。

『秘宝館』自分も行ってみたいんすけど・・・家から遠くて・・・
28 名前:kai 投稿日:2003年03月17日(月)15時45分44秒

昨日のショックでなかなか立ち直れなかったんですけど、あるサイトのやぐちゅう
話を読ませていただいて、えらい元気つけられました。(実際はなちごま?)

うっし、がんばろう!ってことで、更新したいと思います!
・・だってほら、違うラジオが始まるかもしれないしね・・前向きに!!

>26さん・・泣かせちゃいましたぁ。
ヤグチって結構泣き虫ですよね?こういうヤグチさんも可愛いかなと。

>マコトさん・・涙目のヤグチさんに弱い中澤さん。
でも、顔はでれでれしてることでしょう。

秘宝館・・こういう話題も深夜放送ならではだったのになぁ〜(全然立ち直れてない)
・・行きたいけど?・・ですか、・・私は入る勇気がないっス。(苦笑)

では、更新します!!
29 名前:kai 投稿日:2003年03月17日(月)15時56分05秒
**********

――北海道ロケは、この大きな牧場のせいか、カット割りがなかなか多くて、
そうなると必然的に、待ち時間が増えるんや。

ま、アタシ的にはひさびさにみんな(おもに矢口)と、いろいろしゃべれてうれ
しいんやけどなぁ。


「やぁ〜ぐぅ〜〜ちぃぃ〜〜っ!!(抱きっ)」
「もう、またかよぉぉ〜〜〜ぅ!」
「ええやんかぁ・・そんな、いやがらんでもぉっ!」
ぶうぶう不満の声を上げるあたしに呆れながらも微笑んで。

なんや、今度は制服かぁ?
スタジオで見慣れたソレやけど、やっぱこういうとこやと違って見える。
かわええなぁ。
やぐち、中学生でも、いけるんちゃう?
んでも、これは、言わんとこ。
30 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)16時05分36秒

「30分、休憩やて?」
「うん。・・はぁぁ・・気持ちいねぇ?」
草むらにごろんと寝転がる仕草は、ホンマ犬みたい。

って、アンタそれ衣装やろ?
汚したらまずいんちゃうの?

「・・大丈夫ぅ・・ね、ゆうこも、ねっころがったら?」
手を引かれるままに、矢口の横に寝そべって。
同じように、青空を見上げた。

「うわっ、・・すっごいなぁ〜〜」
「うん、綺麗・・日本じゃないみたい・・」

「せやなぁ・・みんなにも、みせたかったな?」
「・・・う、ん。」
アタシの言葉に目を伏せて。
いま、誰のこと思ってるかわかるから。
同期を無くすのはさすがに辛そうだ・・。

やぐちぃ・・。
31 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)16時20分20秒

やぐちぃ・・そんな顔せんといて。
アンタには笑っててほしい。・・せめて、ここにいてる間だけでもええから。


思いついたように彼女のほうを振り返って、ニヤリと微笑む。
・・と、眉をひそめながら、警戒するように構えた。
クッ・・アタシの行動はお見通しってことか。

「・・ところでなぁ、やぐちっ?」
「・・・・。」

「あれ・・な、いつも穿いてるん?」
「・・・・・。」

「なぁ、なぁ・・無視すんなやっ!」
恨めしげに見上げる顔に吹き出しそうになりながら、なおも、しつこく。

「あのぉ〜やぐちさん、聞いてますぅ?」
「・・・・。」

「ねぇ、や〜ぐり〜んっ?」
ツンツンしながらそう呼ぶと、パシッと払いのけられて・・

「うっさいなぁ・・いいじゃんか、矢口の勝手でしょっ!!」
言ってからぷいっとそっぽを向いて・・あぁ可愛ええなぁその反応も。

アタシの奥底に閉まってあった悪戯心がむくむくと沸いてくる。

「な〜んで、アタシの前では穿いてくんなかったんよぉ!」
口を尖らせて。

「にゃあ〜〜ぐちぃ??」
つんつん。
32 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)16時27分15秒

「なぁ〜、やぐちぃぃ〜〜、なぁ?」
腕を引っ張りながら甘えたように言うと、

「あぁぁ〜〜!!」
叫んだと思ったら、さらさらの髪をうっとおしそうにかきあげて。

「・・だって、裕子、あんなの見せたら絶対、外そうとするじゃん!」
って。

「う・・それは、まぁ・・否定できん、かな?」
苦笑いしながらそう言うと、そうでしょうって誇らしげに胸を張る。
あ〜〜その仕草も可愛いなぁ。
あかん、裕ちゃんホンマにしたくなったで。
ちょい、悪戯。
33 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)16時40分45秒

「・・ん、じゃ、まぁ、お言葉に甘えて・・」

首を傾けてる隙に、スカートの脇から手を差し入れた。
ここにチャックがあることは承知済み!

「あ〜っ、アホアホ、やめろってっ!!」
「い〜やっ!」

じりりりり・・

「や、・・ヤダぁ・・あぁああ!!・・」

そこをゆっくりと開きながら、そっと手を差し入れて。
・・すぐに、彼女の太腿に行きついた。
温かいそこはビクンて跳ねる。

「あったかぁ〜♪」
「裕子、もう、ちょ、いい加減にしろって!!」
アタシの手を追いかけるように掴まえにきて。
んでも、きかへんよ・・。

「ええやない?」
「ヤダって!!」

「うるさいで、矢口!」
「ヤメぇヤメぇ・・」

真っ赤になってワナワナ言ってる。・・あかん、冗談のつもりがホントにしたく
なってもーたで。
34 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)16時53分28秒

念のため、周囲を見回すと。
ま、同じ休憩を取ってるメンバーはアタシらのように寝転んでるわな。

・・しゃあない、ここでおいたは出来んかっ・・。

・・諦めながら、それでも手は離さない。(苦笑)

ゆっくりと太腿を撫で撫でしながら、骨盤辺りで結ばれてた紐に辿り着く。
器用に人差し指を絡ませて、

「あったぁ・・え〜〜〜いぃ!!」
本当に引っ張ったら、簡単に紐がほどけた。
するするするぅって。

「あ〜〜っ、アホアホぉっ、ホントに、やるなよぉぉ〜〜!!」
空いてる手でバンバンはたく。
い・・痛いて、矢口ぃ。

「・・もぉ。・・」
言いながら紐を結ぶべく、スカートの中に手を入れて。
ちゅうか、中からやるなや、すごい興奮するやんっ!

「矢口ぃ・・なんか、それ、やらしいな?」
「はぁ?・・ば〜か、やらしいのはお前だろっ!・・裕子のえっちぃ!!」

・・えっちぃって。
可愛ええけど。
そうや、アタシはえっちな人間や!なんか、文句あんのんかぁ〜!
35 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)17時08分00秒

――紐を結んで、アタシから離れようとする彼女を強引に捕まえて。

・・逃さへんよっ。

「ふ、ふ、ふ・・え〜〜〜いぃ!」
って、アタシもアホやで。・・嫌やわぁ・・こんな29歳っ。

「もう、またかよおぉぉ・・バカ裕子、やめろってっ!!」
今度は思いっきり手をむぎゅぅって。
ぃ・・痛い、痛いて矢口ぃ。

睨みつけるような上目遣い。
でも口元は笑ってる。
これ以上ひどい悪戯はしないだろうとふんだのだろうか。
彼女の表情にも余裕の笑みが見て取れて。

だから、縛りなおす矢口を確認してから、何度も何度もそれを繰り返した。
・・その度にバンバン叩かれるのは痛いけど。

坂の上から呆れながら見ているなっちとごっちん。
本当だったら、しみじみしてしまうはずのロケやのに、アタシら見ながら手を
繋いで笑ってるし。

それを横目にしながら、こういうのも悪くないよななんて思ったりして。
矢口も同じこと、思ってたらしくアタシの顔見てコクンて頷いた。

みんなが笑ってくれればいい。
そして、矢口にも笑っていてほしい。
そのためやったら、いくらでも“ピエロ”役かってでるで。
(ま、ほとんど、趣味やけどな・・笑)
36 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)17時15分50秒

「ねぇ、ゆうこぉ?」
「あ〜〜んっ?」

「・・おいらたちみたいな人のこと、なんていうか知ってるぅ?」
「はぁん?・・ん〜と、・・判らへん・・なに?」

矢口はアタシの耳を引っ張って、囁くように言ったんや。

「・・バカップルだよっ、バカ裕子ぉ!」

言われた言葉をかみ締めて。
せやな・・否定できんな?(苦笑)

「んでも、カップルってことは、矢口もやでっ?」
「うわっ・・裕子のバカが移ったか・・サ・イ・ア・クだなっ!!」
相変わらず口悪いし・・。
でも、そういうとこがたまらなく好きなんやけどな。
37 名前:kai 投稿日:2003年03月17日(月)17時21分14秒


えっと、この先、エロ描写があると思われます。(軽くね?)
なので苦手な人はここで、お帰りになることをお勧めします。

・・んな、人いるんかい!とか思いつつ・・。(苦笑)
38 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)17時34分41秒
***********

なんとか、撮影も無事終了して、最後のバーベキューでお腹いっぱいになりながら
も、ホテルに向かうバスに乗り込んだ。

もちろん、アタシはお決まりのように矢口の隣をキープして。

明日は東京で仕事が待っている。
もう一泊くらいしたかったんやけどなぁ〜。
ま、言うても、始まらんことは、判っているけど・・。

――さっきまで一様にはしゃぎまわっていたメンバーも、バスに乗ったら、あ
っという間に眠りについて・・いっぱい走らされたもんなぁ〜疲れたんやろな。

「・・矢口は寝ないん?」

「んあ?・・ん〜〜っと、ゆーちゃん、明日すぐ帰っちゃうんでしょ?」
「あ〜。せやな、お昼から仕事入ってるから・・ホンマはゆっくりしたいんやけど。」
「しょうがないよっ・・んじゃ、話しよっ!」

って、別れを惜しんでくれるんや。
うれしいなぁぁ〜〜。

「・・裕子も、眠い?・・」
何も言わなかったのをなんと勘違いしたのか、心配そうに顔を覗き込んで。

「んにゃ、眠くないで、矢口いてるのに、寝てられへんがな!」
大げさにブンブン首を振る。

「くわっ〜〜調子ぃぃ〜〜っ!!」
言いながらおでこをぶつけてきた。
睨みあいながらクスクス笑い。

あ〜〜、矢口とこうすんのも久しぶり。
ホンマお互いろいろあって、忙しかったからなぁ〜。
39 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)17時46分25秒

「あと、どれくらいで着くのかな?」
「さぁ?・・でも、ここ田舎やから30分はかかるんちゃう?」
「そっかぁ・・ま、いいけど。」

矢口がアタシの手を取ってぎゅうって握り締める。

「あ〜あ、終わっちゃったね?・・また、来たいなぁ〜〜」
外を見ながら切なげに言うのに、きゅんとなった。

だから・・

「せやなぁ〜、今度はプライベートでなっ?」
「へっ?」

「矢口と、旅行ってしたことないなぁ思うて・・いつものツアーじゃ出歩け
ないし?」
「・・う、ん?」

「今度、二人で旅行しよっ?」
いつになるか判らないけれど、そういう思いがあることは知ってて欲しい。

「ゆうちゃぁんんっ♪」
言いながら腕を絡めて甘えてくる。
アタシの肩に頭をあずけて・・ってそれ、むっちゃ可愛いんですけど!

やぁぐぅちぃぃ♪
40 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)17時56分34秒

あ・・待て、そうか、30分もあれば出来るよなぁ〜。
・・さっきの続き?

実はあんな姿見せられてホンマやばかった。
撮影中もずっとソコに目がいってたくらい。


――念のため、あたりを見回して・・

前で頭をくっつけながら寝てるなっちとごっつぁん。
後ろにいてる吉澤、石川もすやすや寝ているし・・つ・・辻ぃ、そんな後ろの
席占領して・・急ブレーキかけたらそのまま転がってくるんちゃうか?(笑)
・・で、5期メンの二人も口開けて寝てるから・・ま、問題ないちゅうことやね?

・・運転手さんを除けは?
41 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時05分55秒

辺りをキョロキョロ見回してるあたしを、訝しげな顔して見上げる矢口。
クイクイって袖を引っ張って。

「な〜に、してんだよっ、ゆうこっ!」
「ん?・・いや・・ところで、なぁ〜、や〜ぐちっ?(ニヤリ)」

アタシのこの顔は警戒注意報。
少し離れた彼女はいち早く何かをキャッチする。

「なぁ、や〜〜ぐちぃぃ?」
「ヤダっ!!」
って、まだ、なにも言ってないで!

「なっ、ええよな?・・ホテル帰ったら時間ないし?」
「・・・。」

戦闘態勢に入ったように、手でブロックして。
でも、そんなん全然効かないで。
42 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時13分38秒

アタシは有無を言わさずに、矢口の短めのスカートの中に手を入れた。
引け腰になってる彼女はかなり焦ってて。
ま、そりゃそうやろうけど・・。


「ちょっ、裕子、なに考えてるんだよぉぉっ!!」
・・なにって、なにすることしか考えてませんが。

「もう、ゆうちゃん、ここ、どこだと思ってんのぉ〜〜!!」
怒ったようにそれでも小声で訴えてくる。

あ〜かわええなぁ。
アンタ、顔、真っ赤やで?

「ん〜?・・バスやん?・・それがどうかした?」
しれっと言うアタシに閉口しながら。
涙目な彼女。

だからぁ〜、その顔があかんやんかぁ!
いい加減気付きぃ〜やっ!!
43 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時25分18秒

「ゆうちゃん!ここバスだよっ、みんないるんだよっ!」
「・・ん、でも、寝てるやん?」

「けど、さ、あ・・運転手さんは起きてるじゃん!バックミラーだってあるし、
見えたらヤバイでしょっ!?」

「ん〜?・・んでも、こんな離れてるし、アンタが声我慢すればええことちゃう?」
「なっ・・なに言ってんだよぉぉ〜〜アホぉ!!」
さっきから散々聞いてる台詞・・ま、今回ばかりは否定できんな。(笑)

「ええやん、矢口だって、久しぶりやろっ?」

スカートの中で止まっていた手をゆっくり動かして。

「や、ヤメぇぇ〜〜・・・んぐっあっ・・・」
声を上げる前に反対の手で唇で塞いだ。

「も、あかんやん・・みんな起きてまうやろっ?」
ま、そのほうが矢口に取ったらうれしいことなんやろうけどな。
44 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時34分15秒

「・・好きやで、やぐち?・・」
甘く囁きながら、手をのけて、・・唇を寄せた。

今日何回か味わったけれど、普通じゃない状況がさせるのかなんだかいつもにも増して
ドキドキしたりして。

彼女の顔をそっと伺うと、嫌がってたわりに、ちゃんと目だけは瞑ってる。
あ〜ぁ、こういうとこ、素直でめっちゃ可愛いなぁ・・。

「・・んやっ!!・・」
呼吸のため少しだけよけたアタシを突っ張り棒のようにガードして。

「ん?・・なんや?」
「・・ダメぇ・・もう、ダメっ・・」

うそいいなや。
めっちゃして欲しいって顔に描いてんで?
うるうるの瞳がいい証拠や。

それに、嫌がられると余計に萌えるんよね、アタシって。
・・矢口かて、知ってんちゃうん?
45 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時47分17秒

「なぁ、・・ベロだしぃ・・?」
小さい身体を引き寄せて、妖しく耳元に囁くと。

ピクッ!

反応しながら、ブンブンって首を振って。

「・・どうしたん?・・早くしぃ?」
「んやっ、ダメだよっ・・もう、ダメだって・・」
「なんで?」

「みんな・・いるか・・・んぐぁぁ!!!」
言わせる前にまた塞いで、今度は形のいいそこをそろそろと撫でた。

ぴくぴく反応しながら、支えてた腕が重力に逆らえずそのまま彼女の膝の上に
落ちていく。
アタシはおかしくなって口の端が不自然に歪んだんや。
46 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)18時54分55秒

「・・やぐ・・」
顎をクイッて持ち上げて・・少しだけ開いたそこに一気に差し込んだ。

「・・んんあっ・・んがっ・・」
口の端から漏れる吐息のような声。

やらかい感触と、矢口の甘い香りが脳を刺激して・・
もっと、味わいたくて堪らなくなる。

舌で上顎をこちょこちょくすぐると、隠れてた矢口の・・が、姿を現して。
くわっ・・むっちゃ、可愛いがな。

「・・・んんんっ!!」
言ってるけど、ホンマは嫌がってないんやろっ?
だって、アタシが少し絡めただけで、同調するように動いてるし。

そう、頭ではいけないって思いながら身体はいうことを効かないんや。

そのことがめっちゃ興奮を誘う・・。
47 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月17日(月)19時15分05秒

キスをしながら、短いスカートの中に手を入れるのは容易くて。
すべすべのそこを優しく撫でながら、ゆっくりと内腿に近づけた。

「・・んはっ、ゆうこっ?!・・」
息苦しくなったのか、無理矢理唇を放されたのをちょっと不満に思いながら。

「なんやっ?」
「・・だ・・めっ・・」

・・色っぽい声やな。
ドキドキするやん。

「なにがや?」
「・・んも・・これ以上はぁ・・」

「ん〜〜?」
とぼけるアタシはゆっくりと手を動かして。

「・・んやっ!!・・」

あかんな矢口。
そんな姿みせられて、もう止まらんよっ。

アンタがそんな格好してくるからいかんのやん?
ジーパンやったらこんな目にあわんかったのになぁ。

・・ソレを言ったらあんなパンツ穿いてくるからか?

苦笑しながら・・ゆっくりと顔を寄せていく・・。
48 名前:kai 投稿日:2003年03月17日(月)19時20分16秒

こんなところで・・とか思いつつ(笑)
今日はこのへんで・・。

でも、近いうちに更新したいと思ってます。
ので、レスいただけたらうれしいです・・よろしくお願いしまーす!!
では・・
49 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月17日(月)20時14分06秒
バスの中でって?! エロ裕子炸裂してますね、やぐっちゃんも(笑)
ほんとにこの2人は・・・(苦笑)

中澤さんのラジオ終了が決定しましたね。  ・゜・(ノД`)・゜・。
いつかは終わるものだと覚悟は決めてたけど、しばらくは凹モードです・・・
50 名前:マコト 投稿日:2003年03月18日(火)01時01分00秒
バ・バスの中って中澤さん・・・エロすぎます、でもそんな中澤さんが私は好き(笑

kaiさんいいとこで切らないでぇ、つ・続きが気になるぅ〜
51 名前:kai 投稿日:2003年03月18日(火)12時08分44秒

昨日は変なとこで終わってしまいました。(汗)
では・・続きです。

*)この先、裕ちゃんがアニマルに豹変するおそれがあります。(爆)
  ・・ので、お好きな方のみご賞味ください・・。
52 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)12時25分37秒

「・・んんがっ・・んんっ・・」

舌の感触を堪能してたアタシに一生懸命訴えてくる子。
・・もう、なんやのよ。

「なにぃ?」
集中しいや!


「・・や・・もう、冗談・・だよ、ね?・・」
「はぁん?・・冗談なんかやないで?」

ここまでして、このまま収まる分けないやん?このアタシが・・。
そのことアンタが一番よ〜く知っとるんちゃうんの。

それを証明するかのように、さすったままだった手のひらを移動させて、妖しく
撫でまわした。

矢口は、怯えるように身体を強張らせながら、アタシの手を必死にをつかんで。

「・・ヤダぁ・・ね、やぁ・・やなのっ、やなんだってぇ・・」

困ったようにおろおろ。
訴えかけてくる黒い瞳。

あ〜〜、残念、その顔で火ぃついてもーたわっ。
ゴメンな、やぐち。
裕ちゃん、堪え性ないねん。
大丈夫、あっという間に気持ちよくしたるから。・・なっ?
53 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)12時40分05秒

「大人しくしとき?」
「やぁ・・やめて・・ゆうちゃぁんっ。」
甘えた声。

「やぁ・・やだって・・ここじゃ、いやっ!」
泣きそうな。
そんな声聞かされて、止まる人なんておらんやろ。

「ええやん、気持ちよくしたるから?」
そう言いながら、頭を撫でるとすごい勢いでブンブン振られた。

「なんでぇ?」
「・・み、みんな、いるしぃ・・声、出ちゃうもんっ!!」
かぁぁっとなった顔を見せまいと俯きながら、そんな可愛いことを言う矢口。
でも、そんなことで、高まったアタシの欲望はどうにかならないんやて。

「我慢できないよ・・したい。」
「・・でもぉ・・」

「したい、いま、したいの、矢口のこと気持ちよくしたりたい!」
おでこにキスを落として。
顔を上げさせる。

「好きや、から?」
真っ赤な頬に顔を寄せて。

「な?」
お願いや。
早くそこに触れたくてうずうずする。
もう、自分の中で限界を告げていた。
54 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)12時50分13秒

「・・・わ、判ったからっ、ホテルでしよっ?・・」
しばし考えてから、アタシの服をきゅって摑んで恥ずかしそうにもじもじ言う。
その仕草と言葉にどきんとしたけど。

「嫌やて、いま、したいのっ!」
そのまま、真っ赤に染まった耳たぶをペロン。

「・・限界や。・・」
吐息のように妖しく囁いて、耳の中に舌を差し込んだ。

ごめんなぁ、矢口。
ゆうちゃんの辞書に「我慢」なんて文字はないんよ。

小さい身体を、より小さく屈みながら、、声を出さないように唇をかみ締めている
姿がいじらしくて、トクトクと波打つ心臓の音を聞きながら、アタシの指はゆっくり
とそこに向かって伸びていった。
55 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)13時07分08秒

「・・やぁ!・・」

言いながら腕を摑まれた。
と言っても、添えられてる程度のもんやけど。

そのまま内腿を摩りながら、脚の付け根に移動させると・・小さいからだが
びくんびくんと跳ねあがって。

クッ・・ええ反応やな。

真っ赤になった頬にキスを落としてから、耳のふちに舌を這わせ・・そうして手だけは
手のひらは相変わらずゆっくりと動かし続けた。

「・・んんっ、あっ!!・・」
「・・好きやで?・・むっちゃ大好きぃ。・・」
「・・んやぁぁ・・んんっ・・ゆうちゃ・・」

身悶えながら、大きな瞳からポロッと数粒の水滴が。
ソレが、無性に綺麗でおもわず見入ってしまう。

「好きやで・・やぐちぃ。」
・・甘い声で。
矢口がそうされるとど〜にもならなくなるのを知っててわざと囁く。

嫌やないんやよな?
恥ずかしいから、泣いてるだけやろっ?

緩んできた膝を、すべすべのそこを何度も往復させて、アタシの指は目的地
を目指す。

あ〜、矢口の反応可愛ええなぁ〜とか思いながら。
56 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)13時22分16秒

「声、出したらあかんよ?」
言いながら、ゆっくりとそこに触れた。

熱くこんもりとして・・下着の上からなのにどれくらい濡れてるかすぐ判る。
たったこれだけの行為なのに、だって、胸も触らなければ、時間にしても数分間。
・・それなのにいつもにも増してぐっしょりなのは。


「くっ、濡れてる。」
「あ・・・んやっっ!!」

ますます顔を赤らめて、ブンブンと首を振って否定する。
でも、ここに感じてる証拠は、彼女の意思を否定してるから。

「なんで、・・むっちゃ濡れてるやん?・・」
やぐち、判ってんやろっ?

「・・ち、違うもん、違うよっ。・・」

素直やないなぁ〜。
・・だから苛めたくなる。

「・・嘘や・・めっちゃぐっしょりしとるで?・・や〜らしぃ〜矢口ぃ〜♪」
「・・んやっ、言うなよぉぅ!!」
首を大げさに振り振りしてから。
恨めしそうにアタシを叩くけど、絶対に目を合わせようとはしない。

あ〜、その姿と行動も可愛いなぁ〜。
だから、アタシは意地悪く囁いて。

「そう?・・んじゃ、直接確かめたるわっ!!」

そのまま骨盤辺りに結ばれた紐を一気に引っ張った。
57 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)13時37分48秒

「あぁぁ・・。」

戸惑いの声も頷ける。
ハラリと片側だけ隠すものがなくなって。
普段、外気に触れないトコなのに、ましてやここはバスの中。

「んぁ?・・な〜に、しとんのよ、ほら、手ぇどかし?」
掴まえたままだったアタシの手をさらにきつく押さえつけ。
それでも実際はそんなたいした力でもなくて、動かそうものなら動かせる程度
やけどおもな。

「・・お願いぃ・・ゆうこぉ・・」
「あ〜ん?」

「やなのっ、ね、やだって、・・ホテルでしよっ、もう、なんでもゆーこと聞
くからぁぁっ!!」

『なんでも』って言葉に少しだけ反応してしまう自分に苦笑するけど。
でも、こんなに感じてる彼女を目の前にして・・おあずけなんて出来ないわ。
アタシが・・やけど、アンタかてそうやろっ?


「だ〜め!・・じぶん、ホンマしつこいなぁ〜〜(苦笑)」

「も、・・・んぐんんんんっ!!!」

反抗される前に直接そこに触れた。
自分の脚で閉じられないように固定させて、伸ばした指をゆっくりと上下する。

何度も何度もそうしてると、エッチな音が漏れ始めて・・。

「なん?・・音すごいやん?」
意地悪っぽく囁く。

矢口はアタシから顔を背けて必死に声を我慢して。
ちゅうか、こっちの音はええんかい?とか突っ込みたくなるんやけど。(笑)
58 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)13時55分56秒

「えっちやな、やぐちは?」
クスクス笑いながらアタシはしつこく囁いて。

「・・んやっ!!」
顔を隠して、蹲る小さい子。
はぁ可愛い反応。

それでも、アタシの意地悪は収まらない。
言葉が次から次へと沸いてくる。

「・・バスん中やのに、こ〜んなにしてもーて?」
「この音で、みんな起きちゃうんやないか?」

ブンブンて首を振りながら必死に訴えてくる矢口。
あ〜もう、ほんと可愛ええ。
そんな恥ずかしそうにすんなや。

「や〜ぐちっ?お顔みせてっ?」
我慢できなくなってそう言うと、ぎゅうってしがみ付いてきた。
にやけながらも、強引に顔を向かせる。
・・と、うるうるさせたきれいな瞳がアタシを捉えて。
心臓がどくんと高鳴った。


「な、気持ちいい?」
「・・んんっ!!」

この状況でも否定するんか?
しゃあないなぁ・・もう、んじゃ、現物を見せたろ。
59 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)14時07分34秒

指についた液体をこれ見よがしに掲げた。
顔を背ける彼女の顎を強引に摑んで、こっちに向けて。

「・・これは、なんですか、矢口さん?(苦笑)」

「やあぁっ!!」
「や、や、ないっ!・・な、見てよっ、すごいやんな?」

含み笑いをしながら目を開けるように頬を撫でた。

すごい、粘つくそれ。
指と指を放したら、たら〜んと透明な液が伸びて・・そのまま下に落ちた。

「んんっ、ばかっ、ゆうちゃんの、ばかっ!!」
矢口はアタシの手を勢いよく払いのける。


悔しそうに眉を潜める仕草にゾクゾクする。
もっとしたい。
もっと苛めたい・・。

矢口が困るくらい、恥ずかしくて泣いちゃうくらい。
そんな矢口をみてみたい。
60 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)15時13分43秒

「や〜ぐちっ?」
彼女が見てるのを確認してから、その先についた液体を口に運ぼうと・・。

「あ、・・ダメっ!!」
「あっ。」
すんでのとこで腕を摑まれた・・あぁ、もうなんやねん!

・・むぅと不満の顔するアタシに、

「汚いってぇ!!」
顔をこれでもか〜ってくらい真っ赤に染めながら矢口が言った。

「はぁ?」
なんやの、いつもやってるやん?
ってか、もっとすごいこともしてるやろっ。
そう表情で訴えると・・。

「・・も、汚いのぉ・・さっき、おしっこ、したし、・・舐めんなよぉ、そん
なのぉっ!!」
って。
むすぅっとしながら何を言うのかと思えば・・。

「可愛いぃ〜、なんで、そんな可愛ええこと言うのっ!!」

あ〜も〜、むっちゃツボやねんけど、いまの矢口ってばっ!!

堪らなくなってぎゅうぅってすると、小さい身体から、うげぇって悲鳴が聞こえ
てきた。
61 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)15時27分15秒

「っんまっ〜〜、めっちゃ旨いで?」
人差し指をぱくんと口に入れ。

「あ・・・。」
戸惑いながらますます顔を赤らめて、恥ずかしそうにぶんぶんって。


「なん、その顔?」
苦笑しながら、可愛い顔を覗き込む。っと、バカぁ〜って色っぽい声が聞こえて
きた。

「だって、ホンマにおいしいんやもん、・・んじゃ、矢口もあ〜〜んっ?」
「や、ヤダってぇ!!」
顔を背ける彼女の顎を強引に向かせて、その唇に塗りつけた。
いつもしてるグロスをひいたように、艶々させて・・あ〜ん、それもむっちゃ
やらしいぃ!

「匂いなんか、しないやろっ?・・矢口本来の味やもんな?」
そうわざと意地悪く囁くと、

「・・も、言うなよ、ばかぁぁ〜!!」

声にならない声で恥ずかしそうに俯く矢口。

だって、しゃあないやん。
矢口、可愛いんやもん!
恥ずかしがって、泣きそうになるのが、めっちゃゾクゾクするんやもん・・!
62 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)15時38分38秒

もう一度なすりつけてから、アタシはゆっくりとそこに舌を伸ばした。
形のいいふちを何度も何度も触って、耐え切れなくなって口が開いた隙に差し
込んで・・。

唇についてた愛液ごと、絡ませる・・と、

矢口は嫌がって首を揺らして訴えてきた。
でも、動けないように肩を回して・・何度も何度も舌を動かして。

はぁ、なんでやろっ?
すごい興奮してるアタシ。
いつもは石鹸の香りしかしないからなのか、そんなことが余計に興奮を誘う
んや・・。
63 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)15時52分58秒

数分間の濃厚なキスで。
すでに矢口は、抵抗を示さなくなった。
とろとろに蕩けた顔してアタシを見上げてくる。

アタシはゴクリと唾を飲み込んでから、もう一度だけ軽くキスをした。

「やぐち、おとなしくしときぃ〜?」

そう言いながら反対側に手を回すと、スカートをまくってゆっくりと紐を外す。

「・・っんや、だよ、・・ゆうこぉ・・。」
「ん〜?・・大丈夫ぅ・・声出したらあかんで?」

微笑みながら頬にキスを落として。

するするするぅ・・。
ハラリと布が落ちていった。

あっという間に隠してたものがなくなった。
そんな彼女は、落ちつかなそうにそわそわしたりして。

「・・や、ヤダよ、ゆうちゃぁん?」
「ん〜〜?・・ええから、なっ?・・」

べそをかくように口をへの字にさせてる。
それが逆効果だってことに、アンタはまだ気付かないんや。
64 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)16時03分38秒

「・・ゆうちゃぁぁんんっ・・・」
「いいから。」
「・・や、ヤダぁぁ・・」

彼女の声を無視して強引に手を入れた。

シートの上に形だけ置かれてる布。
そうか・・いちいち脱がさなくたって出来るんや!
こういう狭いとこやと便利やなぁぁ〜な〜んて。


「うわっ、むっちゃ溢れてるぅ。・・」
わざとからかうように言いながら、ゆっくりと指を伸ばして。

「声、我慢しいよっ?」
耳元に囁くと、構えるようにくぅって唇をかみ締める矢口。
そうそう、そうやってふんばっとき?

含み笑いを抑えながら、
アタシはそのまま薄い茂みを掻き分ける。
65 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)16時15分36秒

「あぁ・・」
膝が、かくかくいって、アタシの腕がきゅってはさまれた。

「もう、なにしとんのよぉ?」
苦笑しながら訴える。

「閉じたら出来ないやん?」
「・・だって・・」
「だってやないのっ、いいから、ほら、脚開きぃぃ〜〜っ♪」
「んやっ!!」

断固として言うこと聞かない矢口。
んでも、そんなことも判ってる。
不安な気持ちも含めて・・。

「見えへんから・・スカートで隠れてるから・・なっ?」
「んやっ!!」

「ほうら、着いちゃうでぇ?・・みんな起きてこの格好、恥ずかしいなぁ?」
ニヤニヤしながら言うと、ぶすっとしたまま、悔しそうに目を閉じて諦めたよう
にじわじわっとソコが緩ます・・。


「うん、ええ子やね?」
ぐりぐりっと頭を撫でながら頬にキスを落とした。
矢口は照れくさそうに口を尖らせて。
66 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)16時40分53秒

「・・あ、ゆうちゃぁぁんんっ・・。」
「ん〜〜?」

何度も上下させる指。
爪で傷つけないように注意を払いながら、丁寧に往復させて。

くちゅ、ぴちゅっ、ぐちゅっ・・

アタシが動かす度にエッチな音がこだましてた。
ごぉ〜っというエンジンの音に負けないくらい次第に大きくなっていくその音。

それは、矢口にも聞こえてるんやろ。
恥ずかしそうに身悶えながら、涙ながらに訴えてきて。

「ゆうちゃん、もう、ダメっ・・」
「な〜んやっ?」
「・・声、も、そんなにしたら、我慢できない・・ってぇ!!」

う・・可愛ええ。
アタシいま、めちゃときめいたで?

でも、ホンマに出されても困るしぃ・・。

せや。
ポンと思い付いたように顔を上げ、アタシは提案した。
67 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)17時02分04秒

「んじゃ、ゆうちゃんの手、舐めてて?」
にやけそうになる顔をなんと抑えて、抱き寄せた肩から右手を回した。

「・・ん。」
両手で掴みながら、口に運ぶ姿が可愛いい。

「ぺちゃ・・ぺちゃ・・」
コドモみたいに一心不乱に舌を這わす矢口。
ちゅうか、おいしそうに舐めるな、アンタ。(笑)

クスクスしながらアタシは止めてた左手を動かした。

「・・んんっ!!」

噛まんといてや?
心の中で苦笑しながら、ゆっくりと開いた粘膜に指を這わせ・・
そうしながら親指でコリコリしたそこを悪戯する。


くわっ・・むっちゃ、膨らんでるがな。
・・興奮してるんか?

アタシがそこに触れる度に、矢口はぎゅっっと目を瞑る。
あ〜も〜その顔、犯罪的に可愛い。

「ここ、気持ちい?」
「・・ん。」
頷くのを確認してから、なおもしつこく弄りたおして。

「・・んんんあっ・・」

声にならない声で、
艶かしく動き回るその腰が・・なんともやらしかった。


68 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)17時16分52秒

「かわい、矢口♪」
「・・んあ、んんんっ!!」

もう、なに言ってるか判らへんよっ。(笑)
でも、気持ちいんやってことは伝わってくるから。

すでに、アタシの左手はとんでもないことになっていた。
矢口の中から漏れ出す大量の液。

あ〜もう、ここバスやで、染みつくったら大変やがな。

・・それでも、止めないけどな。(苦笑)


「うわっ、すごい出てくるぅぅ・・」
たら〜〜んと新しい蜜が・・腕を伝って滴り落ちて。
矢口はそれに気付いて顔を顰めた。

でも、どうすることも出来ないんやろ。
アタシの手で声を押し殺して耐えるだけ。

あ〜もう、ホント可愛い。
いつもの喘ぎ声が聞けないのも、ちゃんと身体見れないのも、物足りないと言
ったらそうなんやけど・・それでも、十分満足してるのは。

必死に堪えてる矢口がむちゃ可愛くて。
そんな顔を堪能してるからやろなぁ。
69 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月18日(火)17時40分42秒

親指と中指を同時に動かしながら、アタシは彼女の頬にキスをする。

「好きやで、むっちゃ好きぃ!」

囁くのを忘れずに、首筋に舌を這わすと悶えるように震える身体。
・・逃げないように引き寄せて、と。

暗い室内でも真っ赤に染まった頬が判る。
耳たぶもこの上なくぴんく色に染まってた。

あ〜もう、ホントあかんて。
こんな矢口見せられて、今日寝れるかいやっ!

そんなことを考えながら、ふと、窓の外に目をやった・・・その時やった。

「へっ・・。」

アタシは、思わず固まって。
しばしそのままフリーズ。

な・・・。
あぁ・・。

だって、そこに映し出されてたのは・・
大きな目をさらに大きく見開いて、じっと見つめてくる。
・・ガラス越しやけど・・確かにアタシらを・・。

よ、よ、吉澤ぁああああ〜〜〜っ!!!

・・だったから。
70 名前:kai 投稿日:2003年03月18日(火)18時05分39秒

はい、すいません、今日もこの辺で・・(笑)
もっとうまく書きたいんですけど。・・なんか読みにくいなって自分でも思い
ます。(汗)
・・なので、次回からは反省しつつ書いていきたいなと思ってます。

>49さん・・バスん中っていうのはホントの話なんですよね?
確か、ホームページのほうで書いてあったのがそうだったかと。
ん、でも、ここまでやってたとは・・思えませんがぁ。・・(苦笑)

>マコトさん・・あ〜ちょっと鬼畜な姐さんになってしまいました。
こんなもん載せていいのかよとか思いつつ、この先もっと激しくなるかと思われ
ます。(反省の色なし)

レスいただけると、いっぱい更新しようとがんばれます。
特にこっちのはいいのかなと迷いながら続けてるので、どんなでもいいので
レスいただけたらうれしいです。・・・では近いうちに。
71 名前:マコト 投稿日:2003年03月18日(火)18時53分04秒
あああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!
kaiさんそこでとめないでぇ!続きが・・・・

中澤さんが獣になってる(苦笑)
よっすぃ〜はこれからどうなるんでしょうか(ドキドキ)

kaiさん迷わずに突っ走っちゃってください!
どこまでも付いていきます!!
72 名前:名無し 投稿日:2003年03月18日(火)18時55分24秒
またまたいいところでっ。
kaiさん焦らすのお上手ですね(笑)
よっすぃ〜いつから見てたんだ? 姐さんの暴走はひとまず止まるのでしょうか。
続き楽しみにしてます。
73 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月18日(火)19時33分28秒
すっごく、いいところで終わりましたね〜(ToT)
むっちゃ続きが気になります。早く続きが読みたぁぁい!!!
がんばって下さいね☆
74 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月18日(火)20時08分59秒
やぐっちゃん・・・抵抗むなしく野獣に食べられてしまってますね あ〜ぁ(笑)
てゆうか、よっすいー!? 見てはいけないものを見てしまったな・・・

読みにくいとこなんてありませんよ? すごく面白いです!!  
75 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月18日(火)21時09分13秒
裕ちゃんの野獣には萌えますなぁ♪♪
すっごく面白いです!!続き待ってます(^O^)
76 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月20日(木)12時24分49秒
よっすうぃーに見られてた!!
野獣裕ちゃんも理性を取り戻すかな 一応バスの中だし?(苦笑)

裕ちゃんのレギュラーの降板が続いてへこみぎみですが、FS4でやぐっちゃんも参加するんですよね。
裕ちゃん嬉しいだろうな・・・これでライブもやってくれたら最高なんですが。
77 名前:kai 投稿日:2003年03月21日(金)12時07分23秒

あ〜、なんていうか・・
この数週間の間にいろいろありすぎて・・んでも、それもま、この時期ならあ
りかな?と思います。・・そんなの裕ちゃんに限らずだしね?
たまたま、重なっちゃったから・・ちょおへこみが激しいんですけど。

でもほら、終わるのがあれば始まるのもあるのもあるわけですし?
FS4のように?(←なにこれ、すげぇ〜うれしぃ〜♪)

昨日ANN聴きながら、「ゆうちゃんは・・」「ゆうちゃんがね」って何度も話す
やぐっちゃんに顔が緩みました。・・中澤さん愛されてますね!

・・んで、なんでアタシはここで語ってんでしょうか?(笑)
78 名前:kai 投稿日:2003年03月21日(金)12時31分57秒

そんなわけで、更新しまーす。

はぁ・・なんでこんなときなのに“エロ≠ネんだ。(苦笑)
いいのかよとか思いつつ・・相変らず野獣な感じてお送りしまーす♪(←えっ
では・・
79 名前:kai 投稿日:2003年03月21日(金)12時40分28秒

・・なっ!!

ゆらゆらと揺らめく、窓ガラス。
薄明かりの室内ライトのおかげで、その顔が容易にうかがえた。
真っ白いまぁるい顔に、パッチリ開いた大きなひとみ。


・・・ってことは?
・・こっちも、見えてるってこと・・やんな?

うわっ、どないしよう。
ってか、いつから見られてた?

咄嗟に浮かんできたのは大親友の顔で。

「なぁに、コドモに見せとんねんっっ!!」

彼女がこのことを知ったら・・。
こんなふうにどやされるだけじゃ済まないかもしれない。

・・そういえば、二人はまだ!“してない”言うてたか・・?
80 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)12時55分15秒

固まったまま、呆然としていたアタシを呼び起こしたのは・・他ならぬ腕の中
の・・ちいさな子やった。

「んんっ!!」
「う・・ぁ?」

腰を揺らして。
止まったままだったアタシの指に濡れたそこを押し付けて。

「・・んやっ・・ゆうちゃ?・・」

ゆっくりと、瞼を開きながら見上げてくるのは、とろとろの眼。
そして真っ赤に膨れたぷくぷくのほっぺ。

ドックドックン。

「・・んやっ・・」

せやな・・。
・・ん。なにも、言わなくてもわかるで。
その証拠は、アタシの指先が感じてるから。

ゴメンなぁ。
中途半端は辛いよなぁ・・。
恥ずかしそうにきゅっとしがみ付いてくる矢口を見下ろしながら、アタシの顔
は間違いなくニヤケているだろう。
81 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)13時08分40秒

「や・・ぐちっ?」
「・・ん・・んんっ!!・・」

腰が揺れて。
アタシの指はまた・・。

あ・・もぅ。
くぅわぁ〜〜ぃ!
勘弁して〜やっ、アタシにどうしろっちゅうねんな。もぉ〜〜!

抱きしめていい子いい子してあげたいのを必死に我慢しながら・・
それでも、アタシは相変らず意地悪くて。

「・・どうしたの、やぐちぃ〜?」
「ん〜〜?・・やぐち、して、欲しいのぉ?」

口が緩むのを抑えながら、問いかける。

「や〜ぐちっ?」

「・・ん。」
小さく頷いてからアタシの胸に蹲った。
きゅって後ろに回されたのは小さな手。

ニタニタ。

何気なしに、窓の外を見つめると、さっきとは変らずにそれでも口をあんぐりと
開いた吉澤と目があって・・。

アタシが見てることに気付いた彼女は大げさに跳ね返る。

プッ・・。
その姿に思わず吹きだしそうになった。

――どうしよう・・なんて思いは形だけや。
82 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)13時18分39秒

人一倍恥ずかしがりな彼女。

矢口が見られてることを知ったら・・この事実に気付いたら・・。

「彼女」は矢口の教育係りで、しかもお気に入り。
それが、むかついてたときもあったなぁ。(苦笑)

もし、気付かれたら・・・・終わり。
「もう、ゆうちゃんとなんかしない!」言うやろな。

でも、・・生憎と言ってはなんやけど矢口はまったく気付いてなくって・・
そして、そんなことから、めちゃ萌えてしまう・・自分。


困ったように、それでいて視線を外せないでいる「彼女」に向かってにぃ
っと笑いかけた。
83 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)13時33分09秒

「や〜〜ぐちっ♪♪」

頬をぴたっと合わせながら・・止まったままだったソコをゆっくり動かすと、
待ってたかのように押し付けてきたりして。

・・ちょ、アンタ、さっきまでに抵抗はどこいったんかい!
言いたくなるくらいの艶かしいその動き。

でも、やっと素直になってくれたのもうれしくて。


「あ・・すごっ・・また濡らしちゃったん?」
「う・・んんっっ!!」

「もっと触ってほしいの?」
「・・・んんっ!!」

なに言ってんのか。
でも、コクコク頷く。

赤ちゃんみたいやなぁ。
なんかふにゃふにゃしてるんやもん。

抱っこしたまま、顔を寄せると・・
それに気付いた矢口は、口を開いてアタシの舌を迎い入れ・・。
84 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)14時31分07秒

「・・んんっ・・んっ!・・」

うをっ!
ちょぉ、激しくないですか・・矢口さん?(苦笑)
・・だって、舌に吸い付いてくるんやもん。
さも、そうすることで「なんとかしてぇ!」って訴えてるみたいに・・。


含み笑いをしたまま目を開けた。
そのまま窓越しの吉澤を見つめて・・。

そんな「彼女」は、アタシに気付いてワタワタ慌てふためいたりしてな。

クッ・・。
なぁ、アンタはこんな矢口知らんのやろっ?
こ〜んなにやらしくて、メンバーいてるバスやのに、こ〜んなに恥ずかしいこ
としてしまう、矢口を・・。

彼女の舌を味わいながらふつふつと沸いてくるのは・・“優越感”

アタシだけしか知らないこの子。
誰も知らない、矢口の素顔。

ホンマは、自分だけのもんにしときたかったけれど。
しゃあないな。

今日だけは特別に堪能させたるから。
だから、そこで・・大人しく指咥えて、見とけ〜やっ!


ニタニタしながら目を瞑り。
そのまま、アタシはキスに集中する。

“コドモ”に見せてええんかいっなんてことは、とっくになくなっていた・・。
・・もっとも、最初からあったのかどうか・・さだかじゃないけど。
85 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)14時39分04秒

******

激しめのキスをしながら、ゆっくりと唇を放すと糸のような唾液がぶらさがっ
て・・それは、いつのまにか消えていく。

「・・はぁ・・はぁ・・」

回した腕でこっちを向けさせながら、汗で濡れた前髪を掻き分ける。

「かわいい、やぐちっ♪」
「・・・んんっ・・ん・・ねぇっ?・・」

フッ。
わ〜ってるって。
もう、我慢できないんやろっ?

・・ちゃんと、ゆうちゃんの指が感じてる。
素直になった彼女がうれしくて、軽くキスしてから・・

「声、我慢し?・・」
言いながら、ゆっくりとそこを動かした。

矢口の腰がピクッと跳ね上がる。
86 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)15時01分31秒

あ・・すごっ。
・・にしても、この量はなんなんや?(笑)

アタシの指先には、とろんとした液体がこれでもか〜ってくらいついていて。
・・にしても、多すぎひん?


「うわっ、やぐち、すごっ!!」

感嘆の声に恥ずかしそうに顔を歪める。
・・自分でも判ってんやろなぁ・・。

「なぁ、もう少し・・脚・・ひろげて?」
「・・ん・・んん。・・」

じわじわっと開かれる、細い足。

「そう、そう。」

ええ子やね。
見えない程度にスカートを巻くりながら、熱くなったソコに触れた。

・・あつい。
あ〜やらかいなぁ。

二本の指でゆっくりと上下させるとぬるぬるのおかげでよくすべる。
アタシの指が一往復するたびに、やらしい音が聞こえてきたりして・・。

「あ・・きもち?」
「・・ん。・・んあぁ・・」

かわいいぃ〜♪
かわいいよぉぅ♪♪
87 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)15時22分06秒

「・・んんんんっっ!!!!」
「ん〜?・・なんや、ここされんの、好きやろっ?」

意地悪く囁きながら、親指で矢口の大好きなトコに持ってくと、ブンブンする。

「なに?」
彼女の口元から唾液のついた自分の手をゆっくり離すと、また首をフリフリして。

「ん?」
「・・ダメ・・だよっ・・ゆうちゃ・・」
「・・はぁん、なにが?・・」

「も、・・声出ちゃうからっ、ソコ・・触っちゃ・・ダメっ。・・」

半べそをかきながら。
・・うわっ、かわええこと、言うなぁ〜。
んでも、ダメ言われると余計にしたくなるのが、アタシなんよね。
・・ってか、「はい、そうですか」なんて言う、わけないやろっ!

「大丈夫ぅ・・気持ちいやろ?」

微笑んでから、膨らんだ芯をきゅって抓んだ。

ピクッ。
身体を揺らしながら唇をかみ締める矢口。

おう、我慢できるやない。
そんな彼女の顔をにやけながら見つめてから。

何度も何度もそこだけを弄る。
転がすように撫でながら、蜜をつけて弾くようにしてみたり。
指と指で引っ張ったら、この上なくバタバタするのが、可愛くて。

・・胸に縋り付いて来る。
アタシの服は、矢口のよだれでべちょべちょや。


「むっちゃ。おっきくなってるぅ。」
「・・・んんんっ!・・」

なぁ、それ顔を押し付けてることで否定してるんか?
あ〜もう、ホンマにかわええな。

あかんわっ。
もう限界・・。

さすがに、ここでは・・なんて。
ちょっとだけあった理性も、こんな矢口見せられたらこっぱ微塵に消えうせる
ってなもんで・・。
88 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)15時33分04秒

「なっ・・ええ?」
掠れた声でアタシは問いかけた。

「なぁっ・・やぐちっ?」
反応ない身体を揺り動かして、ピンク色の耳たぶを甘噛みしながら。

「・・なっ・・中・・入れちゃっても・・ええ?」
って・・。

「えっ?」
数秒遅れでパッと顔を見上げてくる。
おろおろしながら・・。


「ええやろっ?」

「・・だ、ダメぇ・・」

むぅ。
言うとは、思ったけど不満のポーズ。

「なんでぇ・・痛くないよっ・・こんなんやもん!・・」
指をスライドさせると、ピチャピチャとやらしい音が聞こえだして。

「・・やっ、裕子っ・・も、う・・ヤメてっ!!・・」
必死に捕まえる腕は、力が入ってないので何の役にもたたない。
89 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)15時43分33秒

「んじゃ、ええ?」
「・・うっ・・ダメぇ・・」

なんでやねん!
アタシはしたいんやて。
あんたかて、して欲しいって顔に描いてあんで?


「なぁ、やぁぐちぃぃ〜♪」
「んやっ・・ダメだよぉぅ・・もっ・・」

・・ったく、ここまでしといて素直やないなぁ。
・・んでも、アタシの顔は間違いなくにやけてる。

悪巧みしたコドモのように、彼女の顔を覗きながら、動かしたままだった指を
ゆっくりと移動させた。
くすぐるように、溢れ出た粘膜を撫でて、回しながら入り口付近を彷徨わせ。


「・・んやっっ、ゆうこっ!!」
「ん〜?・・大丈夫ぅ・・まだ、いれてないで?」

二の腕に刺さる爪がちょっとだけ痛いけど、それもほどよい快感に変ったりして。


親指は相変らず、芯を弄りながら、二本の指はいったりきたり。
・・ってか、ヌルヌルがすごくてうっかり、入っちゃいそうになるんやけど。(笑)
90 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)16時00分49秒

うわっ、腰、動いてんで?
クッ・・ほうら、身体は正直やなぁ。


「ん〜、な〜に押し付けてんの、やぐちぃ?」
「・・んんやっ・・」

「・・やぐちぃ、して欲しいんちゃうん?」
「・・んんんっ!!」

ブンブンって否定してる。
うそやな。
・・ここはこんなに欲しがってる。

ちょっと悪戯するように、ほんの指先だけ入れてみた。
・・こうしたら・・どうするん?(苦笑)

「あ・・やっ!!」

反応を確認してからすぐ抜くと、追いかけるように着いてきたりして。
やらしい動き。
うわっ・・かわええ♪

「や〜ぐちっ?」
「・・ん・・も・・」

堪らなくなったのかポタポタと涙が零れだした。
それでも、アタシは相変らずで。

「なんで、泣くんよ・・裕ちゃん、ヒドイことなんかしてないで?」
「う・・ふっ・・」

「それより、して欲しいんやろ。・・どっち?」

なんで、今日のアタシはこんなに意地悪なんやろか。
・・なんて、考えなくても思い浮かぶけど。


「やぐち、・・したるよっ、ちゃんと言い?」
誘うように、入り口付近を撫で回す。

「ほらっ!」
「・・んんんっ・・んやっ!」

「や〜ぐちっ?」
「ん・・・いやっ!!」

あ〜ホンマあかん。
なぁ、どうしてこんなに可愛いの?
アタシをどうする気なん?
91 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)16時13分03秒

・・もう、アタシのが限界。

ま、最初からどうすれば素直になるかなんて判っていたけど。
それをしなかったのは、ぎりぎりまで追いつめれば、それだけ可愛い矢口が見れ
るから。


執拗なまでに撫でてた指の動きをピタッと止めて。
そのまま、熱くなったそこから、放してく。

あとは、矢口次第。
クッ・・どうするん?


「・・・んやぁっ・・ダメっっ・・」

縋るように追いかけながら、濡れたソコを押し付けてくる。

くわっ、思ったとおりやんか。
はぁ・・興奮するぅ。

腰をピクピク動かして。

な・・それ、アタシが動くの待ってんの?
思いっきり口元が緩んだ。


「・・だったら?」
・・なんて言うんやったっけ?

「や〜ぐちっ?」
「・・んんっ!・・」

だ〜め。
ちゃんと言うまで、触ったらんよっ。
92 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)16時20分39秒

「言って?」
「・・んんっ・・ちゃぁっ・・」

「ん〜〜っ?」
「・・ってよっ・・ゆ・・ちゃっ・・」

「聞こえへんて?」
「・・んんっ・・・はっ・・もぅ・・」

「・・ん?」
「・・っつも、・・ん、・・い、れてよっ・・ゆうちゃんっっ・・」


はっきりと、そう言ったんや。
はぁ・・。
かわいい、矢口っ♪♪

お〜い、吉澤ぁ・・聴いとるかぁぁ〜〜っ?
93 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)16時43分11秒

*********

「ん、ちゃんと入れたるから、力抜きぃ〜?」
「・・ん。・・ふぅぅ〜〜う・・」

言われたとおりに息を吐く・・彼女を愛しげに眺めながら。
アタシの目尻は間違いなく下がっているだろうな。

閉じないように脚を押えて、強張る身体をやさしく撫でて・・。

「・・んんっ!」
「やぐち、やぐちっ・・ふぅってしとき?」
「・・ん。」

コドモのように頷くのを確認しながら、ジリジリと埋めていく。


それは、思ったより簡単に。
ストンってな、もんで。
ははっ・・ま、これだけ濡れてたらなぁ〜〜。


「・・ふぅわあああぁ・・・・」

「やぐち、入ったで・・判る?」
「・・んぁ〜んんっ。」

なに言ってんのか、わからへん。(苦笑)

「痛く、ない?」
「・・・んん。」

コクリと頷くのに頬が緩んだ。
今日の矢口は、いつもにも増して幼く感じる。
そして、そのことが、余計に興奮を誘うんや。


「おいで、やぐちっ♪」
小さい身体を抱きよせて、自分の胸に押し付けた。
こうすることで、安心することを知ってるから。

素直に従って、きゅって腕が回された。
あ〜〜もう、ホンマ可愛い♪♪
94 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)16時55分40秒

・・ちょこっと、指の先を動かしてみた。

「あっ・・やっ!!」

「ん〜?・・くすぐったい?」
「んぁ・・わかんないよっ!!」

言いながら、しがみ付いてきて。
アタシの服なんて、もう、くちゃくちゃなんやろなぁ。
ま、そんなん、この顔みせてくれてたら、おっけぇ〜やけど。


「・・やぐちっ?」
「・・んぁ?」
「なっ、・・ちゅうして?」
「・・んんっ。」


「ん〜〜っ。」
真っ赤な顔して。
目を瞑りながら、こんなふうに突きつけられたら。

はぁぁ・・なんでこんなに可愛いのよっ。
アタシに、どうしろっていうん?
もう、家やったら、がおぉ〜〜って行ってまうとこやで?
・・んじゃ、今はなんなんやって話やけど。

唇を寄せる前にちらっと窓ガラスを見つめた。

思ってたとおりというか。
やっぱり「彼女」と目が合って。
今度は、大きな手のひらで口を押えてた。

アタシは、クスっと笑いながら、やらかいそこにゆっくりと押し当てて。
・・うらやましいやろぉぉ〜なんて思いながら。
95 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月21日(金)17時02分48秒

――人に見られるってこと、初めて知ったわっ。

だからと言って矢口のすべてを見せたいなんて思わない。
ホンマやったら、かわええ胸も、アソコも?
・・見ながらやりたいなぁ〜なんて思ってる。

けど、それをしないのは・・
・・狭いからだけやなくて、そうすることで「彼女」に見えてまうから。

こんな不埒な声聞かせるのも、淫らな音立たせんのも、みんな「彼女」を意
識してのことやけど、それでも、きっちり守るとこは守ってて。

ま、どんだけお願いされても、絶対見せたらんけどな。
だって、この身体はアタシのもんやし?

そんなことを踏まえながらここまでしてしまう・・アタシ。
そんな自分に、苦笑した・・。
96 名前:kai 投稿日:2003年03月21日(金)17時40分30秒

はい、今日もこの辺で・・。(笑)
な・・長いなっ・・ってか、長すぎ・・?
すいません・・もうちょこっと・・続きます・・(汗)

>マコトさん・・こ〜んな感じになってしまいました。
うわっ・・ちゃんと付いてきてくれてますぅ?・・ちょぃ不安・・。

>名無しさん・・すいません、焦らしてるつもりじゃないんですけど。(笑)
よっすぃ・・ほんといつから見てたんでしょうね〜?

>73さん・・がんばりましたぁ!
・・が、これってどうなのって感じなのですが・・。もう少し続きます。
このまま読んでやってください!

>74さん・・はい、まんまと食べられました。(w
密室ですからね・・逃げ道ありません・・(爆)

>75さん・・あ〜と、裕ちゃん野獣お好きですか?
んでも、ここの裕ちゃんはちょっと野獣すぎぃ?・・普段は大人しいんだけど
ね・・(爆)

>76さん・・理性で取り戻す・・っんな、わけないですね!(w
あとFS4の情報ありがとうございまーす!
ライブあったら?・・そりゃもう、なにがなんでも行きますってばっ!!
ってか、あってぇぇ〜って感じぃ?(w

えっと、載せといてあれなんですけど・・大丈夫なんでしょうか?
規制ってないですよね?・・なんか、引かれてるのでは・・とか心配しつつ、
やめないけど。(笑)
・・では、また近いうちに・・。
97 名前:マコト 投稿日:2003年03月22日(土)03時25分22秒
いやぁ〜、とうとう食べられちゃいましたか、矢口さん。
中澤さんの理性も矢口さんの前だと木端微塵になる・・・当然です!! ←え!?

よっすぃ〜の相手ってもしかしてあの人ですか?中澤さんの大親友で関西弁といったら・・・ねぇ?

kaiさ〜ん自分はちゃんと付いていきますよ〜(笑
98 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月22日(土)07時23分59秒
また、いいところで終わりましたね〜。すっげー、気になります!!
全然引いてないですよ☆自分も最後までちゃんと付いてますよ♪
だから、頑張って下さい(^_^)/~ 応援しています。
99 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月22日(土)20時35分31秒
も〜完全に2人の世界ですね、周りを気にせず。
しかし、これ見てたのが吉澤さんでよかったなーなんて・・・
小さい子達が見てたりなんてしたら、裕ちゃん捕まっちゃいますよ(w
100 名前:kai 投稿日:2003年03月24日(月)21時38分10秒

昨日のハロモニでやられました!
まさか、あのポロリ星人がまた見れるとは。(w・・裕ちゃんテンション高っ!
あ〜、やっぱり、まりっぱねぇちゃんはあのまま連れてかれちゃうんですよねぇ〜?
・・そんで、ハッピーエンドで終わるの?(w

ということなんで、こっちの女王様も仕上げたいと思いまーす。
あぁ、日曜日が待ち遠しい・・♪
101 名前:kai 投稿日:2003年03月24日(月)21時48分51秒

*************

ヤグチが舌を絡ませてくるたびに、アタシの指はきゅって包まれて。
なんか、生きてるみたい。
ピクピクしてる。

「やぐち、ベロだして?」
「んぁ?・・んんっ・・」

ピンク色のそれが顔を出すと、待ってたかのように挟み込んで引っ張りだした。
・・プリプリのほどよい肉厚が気持ちいい。
食べちゃうみたいに噛み付いて、矢口の口の中全部を味わうかのように舐めつく
す。・・吐息ごと飲み込んで・・。


はぁぁ・・あったかぁいなぁ・・。
いま、アタシの一部がヤグチの中に入ってるんや。
・・それが、なんだかうれしくて。

いたずらにベロを器用に持ち上げて、裏っかわの筋をなぞる・・腰がビクビク
動き出した。
そうして、熱い液がたら〜んって滴り落ちて・・。

「んんやっ・・・いやっんんっ・・」

恥ずかしそうに首をふりふり。
かわええなぁ。
102 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時04分31秒

「あ・・もう、離すなやっ!」

クスクス笑いながら、もう一度顔を寄せて。
ほっぺに、ちゅ!ってしてから、覗き込む・・と。


ちょぉ、アンタ、湯気たってるみたいに、熱くなってんで?

「や・・ぐちっ?」
「・・んん・・んも、ね・・ゆうこぉ・・」

フッ。
せやなぁ。
言わなくても、判ってるぅ。

「やぐち・・ちゃんとしたるから・・・・ぐっと、しとくんやで?」
「ん〜〜んぁ。」

頷くのを確認してから、包まれたままだった指を・・深く挿入した。


「ふわぁぁんんんんっ・・」

「ヤグチ・・痛くない?」
「・・んん〜〜あんんっ・・」

「もっと、動かして平気?」
「・・ふぁんんっ・・」

だから、なに言うてるか判らへんて。(苦笑)
可愛いなぁ♪

少しずつ様子を見ながら・・。
入れては、出しを繰り返す。

そうすると、次第にエッチな音が大きくなって・・。
アタシはわざと音を立てるように動かした。

そばで、耳立ててるであろう「彼女」にも聞こえるように・・。

「んや、・・恥ずかしいぃ・・」
「ええから・・」

自分の息があがるのがわかる。
指の動きに合わせて、食いついてくるみたいにお尻が揺れて・・そして、指を伝って
トクントクンと滴り落ちてくる液体が・・。
103 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時14分25秒

すごいなぁ。
こんなに、溢れさせちゃって・・。
・・えっちや。


ヤグチの好きなトコを探る。
上っかわにある、ちょっと窪んだ・・こんな状況でも、アタシの指は正確に探し
だして・・。

「あ・・あった。」

ソロソロと、指の腹でやさしく撫でると・・。

「・・んんんっ・・んあぁ〜〜やっんん・・」

いつもの高音がもっと高くなる。
あぁ・・この声聴いてるだけで、こっちがおかしくなりそうやわ。

「かわええなぁ・・やぐちぃ・・」
「んんんっ・・はぁ・・くるしいよぉ・・」

頬に何度もキスをして。
感じてる彼女の顔をじっと見る。


アタシの動きに合わせて跳ね上がる小さな身体。
腰も押し付けるように動いてる。
うわっ、それ・・やっらしいぃ〜♪
104 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時24分03秒

「やぐち・・やぐち・・気持ちいの?」
「・・んんあぁ〜〜ん、っかんないよぉぉ・・」

「・・もっと?」
「・・んんっ・・」

「んじゃ、これはぁ?」

言いながら、熱くなった芯を触ると、首をブンブン振りまわして・・。
仰け反るように、窓ガラスに凭れかかった。

「・・んぁも、ダメぇ、ダメぇ・・・」
「フッ・・ダメやないやん、気持ちいやろ?」

「いやっ、・・ソコ・・やぁ!!」

髪の毛がガラスに当たって、矢口の熱気のせいか、白くなった曇りガラスを
拭いてるみたいに、ユサユサ揺らして・・。
そうして、ぺたっと頬を当ててる。

な〜に、しとんのぉ?
熱った顔、冷やしてるんかぁ?
フッ・・そんなんで、冷めるか〜いやっ!

んあっ・・?
ま・・窓ぉ?

うをっ、それは、あかんやんかぁぁ〜〜〜っ!!!

慌てて、首を掴んでこっちに引き寄せた。
顔を強引に向かせて。
105 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時37分30秒

くわっ、・・あっぶないがなぁ〜〜っ。
ったく、気付かれたら終わりやでぇ。

ふぅって息を吐きながら、チラリと窓ガラスを見つめると、硬直したまま目を
飛び出させてる吉澤が・・
ははっ・・素直な反応やなぁ。

アタシは得意げに顎を上げて、目を細めた。

『かわええやろぉ〜、アタシのヤグチやで♪』

気付いた彼女は落ち着かなくソワソワしたりして・・。

あ〜、これ以上は見せたなかったんやけど。
ま、しゃあないかっ。

んじゃま、ヤグチのイク時のむっちゃ可愛い顔みせたるから、そこでしっかり堪能
しぃ!


「んんっ・・・やっ、・・ゆうこぉ・・」
「あ・・ゴメンゴメン・・ヤグチ、もうすぐ・・やんなっ?」
「んんっ・・も、もう・・我慢できないぃ・・」
抱っこするようにしがみ付いてくる。

「フッ・・ええよぉ・・気持ちよくしたるから、ちゃんと足、開いててぇ?」

コクリと頷くのを確認してから、もう一度・・指を差し込んで。

探知機のように明確に探し当てた。

「おっ・・やぐち、ここ?」
「・・んんひゃぁぁっ・・・んやあっっ・・・」

彼女の声が一段と高くなる。
アソコも収縮するように、ぎゅうぅって包み込まれた指。
うわっ、すごい締め付け。
・・痛いくらいや。

ヌルヌルの蜜をた〜っぷりつけて・・ざらざらしたそこを擽るように撫でた。
指の腹で、何度も何度も・・。
106 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時45分43秒

「んやっ、も、・・も、ゆう、ゆうう・・!!!」

うをいっ!!
ちょ、なに、アンタ、声出てるちゅうねんっ!!

「・・ん、ゆう・・んがっんんんっ!!!」

慌てて唇を塞いだ。
もう、あっぶないなぁ〜〜っ!
気付かれたら、どないすんねんっ!

キスしたまま、ゆっくり目を開けると、みたことないくらい紅潮させたヤグチ
の顔があって・・。

あぁ・・アタシは納得する。

いつもにも増して敏感に感じてる身体。

普通じゃない場所が・・。
寝てるけれど、すぐそばに居てる、見知った子たち。

それなのに、身体は勝手に反応しちゃって。
たしかに、大きい声、出したほうが、「楽」やもんなぁ。


ヤグチの腰使いが、一段と激しさを増した。
思わずニタニタしてしまう。

かわええなぁ。
にしても、えっちな動きや♪

はぁ・・もう少し、こうしてたかったけれど、・・それも可哀想やから。
・・だから、おしまいにしてあげよう。
107 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)22時56分42秒

人差し指をゆっくり上下させて・・そうしながら親指を、膨らみきった芯へ持って
いく・・。

ヤグチが一番弱いところ。

固くなって、完全に顔をだした。
熱くてつるつるのソレを、クリクリっと弄って・・強弱つけながら・・。

「んんんっあぁんんっ!!」

中に収まったままの指がきゅうぅって締め付けられた。
トクトク波打ってる。

はぁ・・もうすぐかなぁ。

「やぐち・・やぐちぃ・・」
耳元で囁きながら、それでもその声は多分届いてない。
目を瞑りながら、胸を預けてくる可愛い子。

声を出させないように、ぴったりと唇で塞ぎながら、腕を回して抱きしめた。

そうして、二本の指を同時に動かす。
中に入った指の腹でこちょこちょ擽りながら・・
爪の先で膨らんだそれを、転がしながら・・ピンって弾くと・・

ビクビクン!!!

「・・んんんひゃっん・・・んあんんっ・・・」

飛び上がった小さな身体は、ゆっくりと、アタシの腕の中へ帰ってきたんや・・。
108 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)23時03分21秒
***********

・・・・・・・。
・・・・・・・。

「・・大丈夫かぁ?」

あまりに「はぁはぁ」言ってるから、心配になって声をかけた。
ま、それも答えられないのわかって聴いてるんやけども。


ぐったりしてる身体をぎゅっと抱きしめて。
何度も何度もキスをした・・。

熱くなった頬に。
おでこに。
鼻に。
そして、唇に・・。

呼吸の邪魔しないように・・愛の言葉を囁きながら・・。

しばらくそうしていた。
そうすることで、彼女に安心感が生まれるのを知っているから。


むぎゅむぎゅぅぅ・・。
あ〜〜、かわええ♪
頬をすりすり。

うわ、あっつぅ!!
109 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)23時17分47秒

「うん〜っ、・・や〜ぐちぃぃ・・」

可愛かったよぉ。
むっちゃ、大好きぃ〜♪

そんなことをしながら、何気なしに窓の外を見つめたら、以前来たときに見た
ような光景が目に入って。

・・。
あかんやん、着いてまうやん。


「やぐち、やぐちっ・・ちょぉ、お尻あげて?」

スカートの上からポンポンって叩く。
無意識になのか、でもちゃんと反応してくれて・・。

「ん、ありがと!」
言いながら、形だけ置かれたままやった、ソレを引っぱり出した。

くわっ、むっちゃスゴイやんっ!
色、変色しとるって!!

うれしくなって、顔を覗き込んだけれど、乱れた呼吸を整えるのに必死でアタシの
ことになんか気付きもせん・・。

湿った布は、役割を果たさない・・。
アタシはそれを丸めて彼女の脚の間から流れ出たものを拭う。

「やぐち、やぐち・・ちょ、開いて?」
太腿をペシペシすると、素直にジワジワ緩められ・・。
スカートを見えない程度にめくりながら、ヤグチのソコに押し付けて。

「・・んんっ!!」

まだ、熱い!

指先で広げただけで、新しい液が滴り落ちてきた。
・・それを、慌てて押えてから。
おさまるまで・・じっと・・。

「ほい、もう大丈夫ぅ!!」
「んんっ・・ありがと・・ゆうちゃ・・」

照れくさそうに、でもうれしそうに言うのが可愛いくて。

「ええって。」
頭を抱えて抱き寄せた。
そんで、おでこにちゅ!してから。

ええ子ええ子やね。
110 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)23時32分22秒

**********

いまだ、ぽやぽやしたままの矢口を抱きよせて。
首に腕を巻きつけながら・・アタシたちは、並んで話をする。


「・・いっぱい出たなぁ・・溜まってたんっ?」

女の子だって、溜まるぅ言うし?
いつもより数倍多かったその量にアタシは意地悪く質問する。

「・・うっ。」

「あぁ・・気持ちよかったん?」
「うぁ・・・ん。」

困ったようにおろおろして。
ホンマ可愛い反応やなぁ♪

・・ちょうど、そんな時やった。
マネージャーが手を叩きながら・・

「ほらっ、着いたよっ、起きて起きてぇ!!」
って・・。

アタシらは、二人でお尻を上げてビクッ!!
そんで、顔を見合わせてクスクス笑い。

間もなく、メンバーたちが目を覚ましだした。
前にいてたなっちと、ごっつぁんが同時に伸びをして。

アタシは、握ったままだった“矢口のパンツ”を慌てて隠したりしてな。

そうしながら、隣をみると、両手でパタパタ仰いでる矢口。
ふっ・・無駄やて!
・・言わんかったけど。
111 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月24日(月)23時46分48秒

「ちょっと、辻ぃ・・アンタ、なんて格好で寝てんのよっ!・・も、落ちたら
どうするのぉぉ〜!!」

怒った・・でも笑いの含んだその声にみんなが一斉に振り返る。
んで、ドッと笑いがおきて・・。


「あひゃぁ〜〜、真希ぃ・・痕、ついちゃってるぅ〜!!」
「うぞぉ〜っ、あ〜〜っ、なっちのチャックだぁ!!どぉしよぉぉ〜!」
「ん〜、でも、大丈夫だよぉ・・中入るときだけ気をつけてねっ!」


アタシは、もう一度矢口を見つめた。
肩に回した手で、乱れた髪を整えてあげ・・
そんな彼女はうれしそうに目を細めたりして。

熱った顔を両手で冷やす。
・・だから、無駄やて!(苦笑)

「ふぅぅ・・。」
「大丈夫・・変やないよっ・・普通にしとき?」
「・・うん。」

肩に縋って甘えてくる。
かわええ。


「あっ!」
「はぁ・・・」

なんや、急にどないしたん?

「・・ん?」
「・・ゆうちゃん、返してよっ!」

「はぁ?」
「・・返して・・アレ・・返してぇ!」

あぁ、気付いてもうたか・・。
残念・・。

恥ずかしそうにもじもじしながら、上目遣い。
くわっ、かっわいい♪
あ・・また、悪戯心がムズムズする。


「あんなん、穿くのぉ?・・むっちゃぐっしょりやで?」
大げさに言うと、かぁって赤くなって・・。

「いいから・・はやくぅ!」

手を出してきた。

「アホっ、こんなとこで渡せるわけないやん、誰かに見られたらどないすんのっ!」
「・・でもぉ・・」
「ええから、これはアタシが預かっとくぅ!」
「えぇ〜〜っ!!」
だ〜め。
諦めてねっ!!

撫で撫でしながら・・ええ子ええ子。
112 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)00時00分04秒

「やぐち、かわいかったで?」
「うっさい!」

ぷくぅって膨れてもーた。
なんで、怒るかな。
あぁ・・照れ屋やもんなぁ・・。

「ば〜〜か!」

クッ・・。
なんで、ば〜か?
でも、いつもの彼女に戻ったみたいで苦笑する。
さっきまで、あんなんやったのになぁ〜っ!


「ゆうちゃん、ばか、やも〜ん!」

「ば〜か、ば〜か!ゆうこのば〜か!」

「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」

「・・あれほど、止めてって言ったのにぃぃ〜っ!」

あ・・今度はその話ですか。
ウルウルした目で睨んでくるから。

「そぉ?・・よろこんでなかった?」
「ばっ!・・よろこんでなんかいねーよっ!」

間一髪突込みが入って。
ちゅうか、アンタ顔真っ赤やで?


「・・こんなとこでしてぇ・・もぉ〜っ!」
「ん〜、でも、たまにはええやん?」
「アホアホっ!やだよっ、そんなの、へんた〜いぃ!!」

うわっ、ひどい言われようやなぁ〜(苦笑)

「裕子のば〜か、えっちぃ!」

な〜んやそりゃ!
ま、言われたとおりやけどね。
もちろん反論なんてできません・・。
でも・・。

「なんでやねん!・・“えっち”は矢口やろっ!」
「なっ、裕子だよっ!」

「んにゃ、矢口やて!」
「アホッ!・・なんでおいらが・・ば〜か!」

「へ〜、んじゃ証拠ぉ・・・これは?」

目の前に差し出したのは、あたしの左手。
つやつやに光ってて、一本だけ色が変色してた。

ニタニタ。
どうするん?
113 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)00時13分44秒

「あ・・あっ・・アホっ!!」

はい、負けぇ〜♪
かっわええなぁ〜。

「あ〜〜ん・・おいし、矢口の味ぃ〜♪」
「あ・・うぅ。」

歯を喰いしばって、悔しそうに。

アタシはヨシヨシ頭を撫でた。
あ〜もう、可愛くて可愛くて。
どうしてくれよう、この子を!

抱きしめたい衝動に駆られたときなっちがいきなり振り返って・・。

「ね、矢口ぃ、見て見てぇ・・ごっちんの顔、怪物クンに出てくるぅ・・なんて
言ったっけぇ?」
「あ〜〜っ、なっじ、ひど〜いぃ!(笑)」

・・・フランケンやなっ。
言わへんけど。

「んでも、可愛いよねぇ〜♪・・アレ、・・矢口どうかした?」
「・・へっ?」

どぎまぎしてんの、アタシには判るけど。

「なんか、顔赤くない?・・熱あるんじゃぁ・・?」
そう言って、手を伸ばしてきたので、アタシが回してた手を代わりにおでこに
当てた。

・・あぁ・・確かに、熱いけどな。

「熱なんかないで?」
「うわっ、ゆーちゃん腕枕なんかしてるぅ〜やっらしぃ〜♪」

後藤が大げさに言って、笑い飛ばしてから。

「やぐち?」
「あ〜んと、寝てたから・・・大丈夫だから、ね?」
「そ?・・ならいいけどぉ。」

そのまま立ち上がって身支度をする彼女を横目に見ながら、ふぅっと息を付いて
る彼女の頭をまたなでなで。
よしよし。
114 名前:kai 投稿日:2003年03月25日(火)00時17分33秒

あ〜、また中途半端で・・。
もう終わりそうなんですけどねぇ・・。
でも、今日はこの辺で・・。(笑)
近いうちに、更新しますので。
ヨロシクお願いしまーす!!
115 名前:kai 投稿日:2003年03月25日(火)00時34分21秒

>マコトさん・・よっすぃ〜の相手は・・後でわかります!
多分、想像通り?・・ちょぉマイナーカップリングです!

>98さん・・あぁ・・ひいてないですか?
よかったぁ。心配なんですよねぇ〜なんか、一人で盛り上がっちゃってるみた
いな気になってぇ・・エロは特に?今日も中途半端ですいません・・。(汗)

>99さん・・>見てるのがよっすぃ〜でよかったなぁ〜。
ですねぇ・・さすがに、辻ちゃんとかだったら、野獣裕ちゃんでも続けてたか
どうか?・・犯罪だよっ!
116 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月25日(火)01時16分50秒
おもしろいっス!!この後のよっすぃ〜の態度はどうなるんだろう?気まずいだろーな〜(^_^)
いや〜、続きが気になってしかたがない…
117 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年03月25日(火)12時26分19秒
初めて読みましたが面白いですね!
野獣な裕ちゃんがイイです(w
もうすぐ終わりっぽいけど、この先も楽しみにしています。
118 名前:マコト 投稿日:2003年03月25日(火)13時52分16秒
よっすぃ〜のこの後が気になる・・・

でもここの中澤さんほんっとに野獣度高いですねぇ(笑)大好きです!!
続き楽しみにしてます!!
119 名前:kai 投稿日:2003年03月25日(火)22時20分41秒

昨日は中途半端に終わってしまって・・今日こそは仕上げたいと思いまーす!
では・・最後までお付き合いください!!
120 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)22時31分01秒


「やぐち、・・立てるかぁ?」
「・・ん。・・」

それでもヨタヨタしてて。
あ・・も、大丈夫かいな?

抱きしめて、連れてってあげたいけれど、嫌がるやろしなぁ・・。

――んでも、一応忠告はせんと・・。

「アンタ、転ばんように、・・なっ?!」
「・・んぁ。」

「あと、“風”とか注意せいよっ!」
「・・・。」

アタシの言葉にぽか〜んと無反応を決めてた彼女は、いま気付いたみたいにハッ
と顔をあげて・・

フッ・・な〜んや、
・・部屋までノーパンで行かなならんの、忘れ取ったんか〜いぃ!(苦笑)


「・・やあぁっ!」

腕をきゅって掴んでくる。
121 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)22時45分14秒

「・・ゆうちゃぁんんっ!・・」
「あ〜、しょうがないやん・・大丈夫ぅ。暗いし、ちょぉ気をつければ、なっ?」

がるぅぅって唸ってるしぃ。


「な〜にしてんのぉ、裕ちゃん、矢口ぃ??」
あーだこーだやってる、アタシらを不思議そうに見ながら、なっちが呼びかけ
てきた。

「行かないの?」
「・・うぁ・・行く、行くぅぅ。・・」

とてとてと付いてこうとする、小さい身体を自分のほうにきゅっと抱き寄せて
、細い肩に顎をのせたまま・・

「な、これ、取りにおいで?」
「・・へっ?」

「荷物降ろしたら・・ゆうちゃんの部屋へ、おいで?」

妖しく囁く。
・・と、矢口のソコはみるみるうちに真っ赤になって・・アタシの意図を理解
したみたいにおろおろし始めた。

かっわいい♪

「ないと、困るんやろっ?・・ま、いらないなら貰っちゃうけどなっ?(笑)」

自分の腰をポンポンって叩くと、また「うぅぅ・・」って唸って。
クッ・・犬みたいやな。
122 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)22時58分53秒

「や〜ぐち?」
「・・うぅ・・」

「してあげるで?」
「・・んぁぅ。」

俯いちゃった。
どうする、どんな反応?
ニタニタ。

アタシは、逃げないように首に腕を回してそのままきゅっとして。

「・・お部屋でい〜っぱい、してあげるっ♪・・」

そのまま、ほっぺにちゅ!した。

途端にかぁ〜って真っ赤になる矢口。
うわっ、ゆでだこみたいやんっ!
素直やなぁ〜っ。(苦笑)


「矢口ぃ、行かないのっ・・部屋割りするってさっ?!」

バスの降り口付近でなっちが叫んで。

「・・うん・・行くぅぅ・・」

後を追うそぶりをしたけど、アタシの腕が絡まってるから動けない。

じっと反応を待つ。
さぁ、どうするん?(ニヤリ)

・・・・・・。
・・・・・・。

「・・んっ。」
顔を俯きながら、コクンって。
うわっ、頷いたで!
もうもう!!
123 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)23時13分38秒

はぁ・・かわええなぁ。
なんで、今日のこの子は、こんなにもアタシのツボを付きまくるんやろっ。

んでも、可愛さあまってというか、
なんとなく、困る顔もみたくなって・・。

アタシの腕が緩んだ隙に行こうとした彼女の後姿に言ってみた。


「なぁっ、・・そのままきいや?」
「・・えっ?」

振り返る顔は、ぽか〜んと間抜け顔。
かわええけど。

だから、もう一度。

「・・その格好で、おいで?!」

判るやろっ。
・・パンツなんか穿いてくんなやっ!(ニヤリ)

・・・・・・・。
・・・・・・・。

「あ、なっ、・・も、アホっ、ば、そんなこと、するか、バカっっ!!」

プッ。
気付いた。
なんかワナワナ言っとるで。

「ば〜か、ぜ〜ったい、行かないよぉぉ〜〜っ、べぇぇ〜!!」

あっかんべーして、行ってもうた・・。
124 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)23時32分16秒

うわっ、うわっ!!
もう、どうしてそんな・・
・・あっかんべ〜やて。

やぁもぉぉ・・可愛すぎやん、やぐちってばっ!!
にやけてしまった頬は、収まることも出来ずに緩みっぱなしで。
・・もう、どうすることも出来ない。


バスを降りながら、見つめる視線のさきには、小さな女の子・・。


ホテルのロビーに向かってとてとて歩いてくその後姿。

ちょぉ。
大丈夫かいやぁ・・あ・・も、厚底なんか履いてくるからぁ。
ぐきってこけたら、シャレにならんで?(笑)

アンタめちゃ怪しいって、その歩き方・・。
だって、脚おっつけながら歩いてるんやもん。
ま、アタシしかそうしてる理由なんて判んないだろうけどな。(苦笑)


・・矢口は、どうするか・・。

そんなの決まりきってる。
例え頭では拒否してたとしても、・・絶対に身体が言うこと利かないはずやか
ら・・。


部屋に入って、一通り悩んで。
んがぁぁ〜ってなりながら・・でも・・
でも、彼女はぜったいにやってくる!

恥ずかしそうにモジモジしながら、口をへの字にしたりしてな。

アタシの部屋のドアを躊躇いがちにノックして。
そんで、拗ねた顔しながらやってくるんや。

そんな姿が、ありありと想像できる・・。
125 名前:マコト 投稿日:2003年03月25日(火)23時43分54秒
うぉ!久しぶりにリアルタイムです!
中澤さん、矢口さんを早く楽にしてあげてきださい(笑)
126 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)23時44分49秒

・・だから、メールなんて打たないで。

『裕ちゃんが呼んだから』
なんて逃げ道はつくらせん。

アンタは、自分の意思で、アタシのトコにやってくるんや。
・・そうしたら、今度こそ思いっきり可愛がってあげよう。

ニタニタとそんなことを思い巡らせた。
そんな時・・

バタン、ガタッ!!

おう!
なんやねんな、ひとがいい気分で浸ってんのにぃ!

「ちょっと、よっすぃ〜大丈夫ぅぅ?」

矢口とは一味違った甲高い声が・・。
ゆっくりと振り返ると、バスのステップ辺りに蹲ってる「あの子」と目があっ
た。

フッ・・。
忘れてたがな。
そういえば・・せやったね。(苦笑)


「お・・大丈夫かぁ〜っ?」
「・・・・。」

プイッて。
慌てて目を逸らされた。
ぷぷぷぷっ。

「おい、石川っ、・・ここはアタシに任せてアンタ先行っときぃ!」
部屋割りするぅ言うてたで?

そう言うと、心配そうに吉澤の顔見てから、コクリと会釈して行ってもーた。
ま、こいつが促したんやろけどなぁ。
127 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月25日(火)23時54分16秒

やれやれ。
次はこっちか・・。


「ほら、立てるかぁ?」

よっこらしょ。

アタシが腕を持ち上げると戸惑うようにおどおどしたりして。
・・いつもの元気はどこいったんか〜いって言いたくなる。

「・・大丈夫かぁ?」

ポンポンって汚れを取ってあげて。

「・・はぁぃぃ・・」

プハッ。
か細い声に、吹きたくなった。


「あ〜もぉ〜、疲れたんかぁ?」
いっぱい走らされたもんなぁ〜。

「・・・・。」

ま、そんなん違うわなぁ。

「そ・れ・と・もぉ・・あんなん見て、足腰立たんくなったとかぁ?」
「!!!」

ニヤリと笑うと、俯いちゃった。
真っ赤になったおっきな耳がアタシを見上げる。
ふわぁ、素直な反応♪
128 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月26日(水)00時02分26秒

あ・・なんかこいつ、ええかも?
・・苛めたくなる言うの?

一応忠告がてら言ってみた。

「な、あれ・・言うなや、みっちゃんに・・?」

あんなんしてたなんてバレたら、なにを言われるか・・。
間違いなくどやされるやろな。

「・・言いませんよぉぉ・・」

フッ・・。
なあ、なんで泣きそうなんっ?


「そう?・・あ、矢口にも、言うなやっ・・アンタ見てたの知らんし・・。」
「・・・・。」

ビクッってしたから、
・・ゆっくり頷いた。
あ・・なんか、こいつ可愛いかも。

「どうしたん?・・やけに大人しいなぁ?」

くわっ、なんかうずうずするぅ。
・・止まらない。
久々に見つけた獲物みたいになおもしつこくアタシは続けて。
129 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月26日(水)00時16分52秒

「それより、早く帰って着替えたほうがええんちゃう?」
「・・へ?」

判らんみたいや。


「・・だって、濡れてんやろっ?」

ニヤリとしながら、彼女のジーンズを指差した。

バッ!!
慌てて見上げてきた顔がみるみるうちに真っ赤に染まってく。
・・白いから、余計に目立つ・・。
くはっ、図星ってトコか。(苦笑)


「しゃあないなぁ・・みっちゃんに電話して慰めてもらうか?」
「・・し、し、しませんよぉぉぉ・・ぅ。・・」

どもってるしぃ。(苦笑)

「ふぅ〜〜ん、んじゃ、自分ですんのぉ〜?」
“矢口おかず”にされんの嫌やなぁ〜って言ったらマスマスおろおろしちゃって。

ぶはははっ!
反応ええなぁ〜。
かわええわ、もうっ!


でも、セクハラもこのくらいにせんとな。

「うそうそ・・ええから、はやく帰ってゆっくり、やすみぃ〜!」

アタマを撫で撫でしてあげる。
おっきいけど、コドモなんやなぁ。

「おやすみ!」
「・・はぁ・・おやすみ・・なさいぃ・・」

頭を下げてトボトボ歩いてく後ろ姿を見ながら、アタシは口を押さえて笑いを堪え。

あ〜、ゴメンなぁ・・。
あんなん見せられて、眠れるわけないよなぁ。
130 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月26日(水)00時23分54秒

ま、ぜ〜んぶアタシが悪いんやけど。
だって、ちょっとしたエッチビデオ見るよりリアルやろっ?


しゃあないな。
ま、今日だけは許したるから・・。

さっきのむっちゃ“可愛い矢口”思い出して、励んでくれ〜いぃ!
ホンマは嫌やけどなぁ・・だから今日だけ特別やでぇ!
131 名前:美女は・・野獣?! 投稿日:2003年03月26日(水)00時29分50秒

・・ゆっくりと夜空を見上げた。
満点の星が散りばめられて・・うわっ、手が届きそうや・・。


楽しかった一日を。
こんな夜にひとりで眠るのは淋しいから・・。
だから、今日は暖かいあの子を抱いて眠りたい。

二人で夜空を眺めながら、
後ろからきゅっと抱きしめて・・キスしよう。

たまには、そんなロマンチックなことしてみても・・ええんちゃう?
132 名前:kai 投稿日:2003年03月26日(水)00時41分45秒

                      ―END―


終了でーす!
はぁ・・長かった。
こんな感じになってしまいました。一つの小話をここまで妄想してしまう自分
も怖いのですが・・
こんなふざけたの載せていいのでしょうか?・・載せてから言うなっ!(w

初めて書き上げた物だったので、ちょっと古いかなっと思ったんですけどね。
多少なりとも喜んでいただけたら、うれしいです!
そして、また書いてきたいと思ってますので、よかったらまたチェックしてみて
くださいね!
・・最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!!(ペコリ)
133 名前:マコト 投稿日:2003年03月26日(水)00時47分53秒
完結おめでとうございます!
も〜ここの矢口さん&中澤さん、自分のつぼにどすどす突きまくりで、大好きです!

よっすぃ〜のお相手はやっぱり平家さんでしたか、予想的中!!みたいな(笑)

終わってしまったのは寂しいですが、次回作も楽しみに待ってます!
134 名前:kai 投稿日:2003年03月26日(水)01時06分29秒

いつもありがとうございまーす!!

>116さん・・よっすぃ〜とはこんな感じになってしまいました。
あら、期待外した? 大丈夫ぅ?・・ちょい不安です・・。
次作もがんばりますので、またよろしくお願いしますぅ!!

>読んでる人@ヤグヲタさん・・うわっ、ここにも野獣好きさんが・・(w
面白いと言っていただけてうれしいです。この先もいろいろと挑戦していきたい
と思ってるので、よかったらまたいらしてくださいね。

>マコトさん・・またまたリアルタイムでぇ♪
こんなんになってしまいました。・・野獣度高いのはアタシなのかも?(w
》中澤さん、矢口さんを楽にしてあげてください・・。
あ〜、無理みたいです。なんかこの後も大暴れするらしいですからぁ〜(爆)

レスいただいて、うれしくてうれしくて・・眠くてもなんとかがんばれました。
ホントにありがとうございまーす!

感想、批判・・なんでもいいのでいただけたらうれしいです。
次は、どっちにしようか迷ってるのですが、野獣とノーマルどっちがお好きです
かぁ〜?(聴くなっ!
 ではでは、また近いうちに・・・ホントに近いうちかもぉ・・。(笑)
135 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月26日(水)05時32分04秒
完結おめでとうございます☆そして、お疲れ様でした(^O^)
よかったです!すごく良かったですっっ!!kaiさんの書く裕ちゃんの野獣が大好きなんで、
次の作品も是非、『野獣の裕ちゃん』でお願いしたいです。
次回作も楽しみにお待ちしております♪♪
136 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年03月26日(水)10時33分02秒
脱稿お疲れ様でした。
野獣な裕ちゃんはもちろん、矢口の描写の仕方も素晴らしいですね。萌えまくりました(w
次回作も激しく期待しています。もちろん野獣裕子キボン
137 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月26日(水)10時58分01秒
脱稿お疲れ様でした。
矢口もよっすいーも可愛いですね。
それに引き換え・・・裕ちゃん最後まで意地悪ですね、そんな裕ちゃんも好きですが(w
ノーマルもいいですが野獣も捨てがたいですね(笑)・・・kaiさんにお任せします。
次回作もたのしみにしてます&もう一つのスレのほうも!!
138 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月26日(水)17時21分18秒
完結お疲れさまでした。
すごく良かったです。
次回作も楽しみにしてます。
kaiさんのお話が読めるならノーマル、野獣どちらでも。
欲を言えば両方読みたいです(笑)図々しくてすみません。
139 名前:kai 投稿日:2003年03月27日(木)20時52分44秒

レスありがとうございまーーす!!

>マコトさん・・ホントにリアルタイムで読んでいただいたようで・・
よっすぃ〜の相手は、やっぱ想像とおりでしたか・・このCPは、あんまりみたこ
とないでよね?あえて挑戦しようかなと。(いやメインはやぐちゅーなんですけ
どね)

>135さん・・よかったですと言っていただけて・・うれしいです!
あぁ、野獣好きですか・・んじゃ、こっちも力を入れて(W
・・ひかれない程度にがんばりまーす!!

>読んでる人@ヤグヲタさん・・矢口さんファンに怒られるかなとか心配だった
んですけど萌えていただけたということで、なによりです!(w
これからもこりずに攻め立てちゃうけどクレームあったら言ってください(w

>137さん・・なんか裕ちゃん描くと意地悪になっちゃうんですよねぇ〜。
やぐっちゃんが苛められると可愛くなるからなのかなぁ。あぁ・・不思議。
でも、実際の裕ちゃんは“M”らしいっすね?(ほんまかいなぁ〜!)

>138・・ありがとうございまーす!
両方読みたいと言っていただけて、すごくうれしく思います!アタシも両方好きな
ので、どっちも力をいれて続けたいと思ってるんですけどね!
これからも、ヨロシクです!!


えっと、終わったばっかなのにとか思いつつ、次のいきたいなぁ〜と。
何気なく“どっちが好き?”とか書いてみたらホントに答えてくださって・・(w

あぁ〜、野獣好きさん多いんですねぇ〜いや、うれしい限りなんですけど。
・・ではでは、お言葉に甘えてこちらのほうから更新したいと思いまーす!

ってか、・・アタシが好きだからなんですけどね!・・ホントのとこは!(w
140 名前:kai 投稿日:2003年03月27日(木)21時02分10秒

この話はそんなに長くないと思います!

『ごくせんスペシャル』をやるって聞いたときに創ったんですけど、かなり
ノリノリで仕上げましたぁ♪
・・内容は、裕ちゃんとやぐっちゃんが昔を懐かしんで遊んじゃうって感じなん
ですけど・・いや、もちろん大人バージョンでね?(おい!)

楽しんでいただけたらうれしいです
・・ちょっと反応も怖いんですけど・・。(汗)
141 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時09分38秒

  ――ことの起こりは、こいつのこんな一言だったんだ・・。


「やぐちぃ、・・裕ちゃんと遊ぼうやぁ!」
ニコニコしながらテレビゲームしてるおいらの横に座って、なにやら企み顔な
彼女。
・・この顔のときは要注意だって、おいらは経験上知っている。


「いま、ゲームしてるからぁ〜!」
「ええやん、そんなのいつでも出来るやろっ、・・ほら、遊ぼっ♪」

おいらの手からコントローラーを取り上げて、ついでにテレビも消された。

あぁ!
まだ途中だったのにぃ〜〜、セーブもしてないじゃんかぁ〜っ!!


「もう、なにすんだよっ、裕子ぉ!!」
「ええから、ええから・・やぐち、こっち来てぇ♪」

なにがうれしいのか、そう言って手を取られた。
そのままソファーに連れてかれる。
142 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時18分34秒

「なぁ、アンタちっちゃい頃どんな遊びした?」

せっせっせーをするように、両手を取られてブンブン振り回される。

「はぁあ?」
「ええから・・「ままごと」とかした?」

「ままごと」って、もしかして今から「ままごと」でもするともりなのぉ〜?」

「・・した、けどぉ?・・・だから、なんだよっ!!」
「ふぅ〜〜ん、んじゃ、ほかには?」

ほか?
・・他ねぇ・・。


「んん〜っと、「色鬼」とかぁ?・・あと「ゴムとび」なんかもやったよっ!」
「あぁ〜、それアタシもやったわっ!・・そんなに変らへんねんなぁ・・」

遠くを見ながら、懐かしそうに・・。

「あの、裕子??」
「んぁ。・・あぁ、・・でもそれだと外にいかんとでけへんなぁ〜・・」
143 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時26分17秒

・・やっぱりするつもりなんだ・・。
でも、どうして??


「・・なぁ、家の中で出来るやつは・・?」
「家?・・んんっ・・あ、「着せ替え人形」とか?」
「あっ、おしい!・・もう一声!!」

もう、なんなんだよっ!
わけわかんねーなっ!

「・・家の中でしょう・・ん〜、やっぱり「ままごと」じゃん?」
おいら妹いたからねぇ〜・・いい遊び相手だった。

「もっとほかには?」
あるやん、有名なやつがって・・。
「ほか?・・んん〜〜っ・・だから、わかんねーよっ。なに、裕ちゃんなにが
言いたいわけっ?」

考えるのもめんどくさくなってそう言うと。

「あ〜〜、しゃあないなぁ〜っ!!」
何て言いながらも、なにやらニヤケ顔。

そうしてドラえもんのように袋から取り出したのは・・

じゃ〜〜〜んんっ!!!
144 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時34分06秒

「なに、これ?」

思わず固まった。
・・だってさぁ。

「なにって、白衣やん?・・「ごくせん」のスペシャル記念に貰ろうてきてん!」
「・・それはいいけどさ・・・んで、どうすんの?」

こんなの貰ってきちゃって、使い道あんのかぁ〜っ?


「アホやなぁ・・めちゃめちゃ使えるやんっ!!」
「はぁ?」

・・んで、この後のこいつの言葉に絶句する。
な、なにを考えているんだぁぁ〜〜、アホ裕子ぉぉ〜っ!!


「アタシなぁ、これ決まったときからずっと思うててん♪」
「・・なにを?」

「矢口と遊ぼうってさっ♪」
「はぁ?」

「いや、一度やってみたかったんよねぇ〜・・「お医者さんごっこ」って♪」
145 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時44分55秒

パコーン!!

おでこを一撃。
これくらいされて当然だ、バカ裕子には!!

「な、な、なにを考えてるんだぁぁ〜っ、・・アホぉぅ!!」
「・・ったいがなぁっ・・。」

蹲る彼女の後ろから蹴りでもいれたい気分。
昼真っから、しかもいい大人が・・。
・・おいらは、めまいがするのを必死に堪えた・・。

* * * * * *

それからどうしたかっていうと・・。

裕子の話術にまんまとのせられて、おいらはただいま患者役。
・・つうか、なんで裕子が先生?

だってさぁ。

どうしてもしたいんやっ!
一生のお願いや!!
このままじゃ、悔いが残って死んでも死にきれんっ!!

・・いや、死なないから。

土下座するくらいの勢いで。

どうしてこの人って、こんなにアホなのかなぁ。
ってか、こんな人を愛してるおいらの立場は・・。


「もう、やんないよっ。するわけないじゃん、そんなことっ!」
「えぇぇ・・そんな・・やぁぐぅちぃぃ・・。」

どんなにお願いされたって無駄だね!
ってか、やりたかったら一人でしろよっ!
146 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)21時53分27秒

「なんでやのっ・・ええやん、ちょっとくらい付き合ってくれたってぇ!」

・・アホっ!!

「あんな、アタシ医者になるのが夢やってん・・言わなかったけどぉ・・」

・・そんな嘘、みえみえなんだよっ!

「やぐちぃ・・お願いやぁ・・たまには童心に返って、裕ちゃんと遊ぼうっ?」

・・つうか、だったらお医者さんごっこじゃなくてよくない?

「判ったぁ!・・んじゃ、ここを“イメクラ”やと思えばっ!!」

ナイスな提案とばかりに指を立てる彼女の頭をもう一度パコーン!


「アホかっ、・・つうか、いい加減にしろっ!!」
そう言うと、むぅって拗ねた顔。・・ま、可愛いけどさ。

「なんで、なんでそんなに嫌なんっ?」

・・んなの、決まってんだろっ!
147 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)22時02分53秒

「そんなの、裕子がえっちなことするからだっつぅのっ!!」

・・違うって言えんのかぁ?
あ〜〜んっ??

「・・・・・。」
「ほらね。・・結局はえっちなことさせるのが目的なんでしょっ?!」

「・・ちゃうってぇ。・・」

のわりに声ちっちゃいぞ。

「とにかくヤダっ!・・なんでいい年してそんなことやんなきゃなんないんだよ・・
つうか、ホントにしたいんだったら、金払いやがれ!・・まったく、いつもアホ
なことば〜っか、考えて・・いったい幾つなんだよ・・裕ちゃんも、ちょっとは
さぁ・・・大人に・・・」

な、なんだよっ!!

顔を上げた途端、ニヤケてる彼女に・・
キラキラと目を輝かせて・・なんだか、ものすごーく嫌な予感・・。

・・・それも、的中するんだけどね。
148 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)22時15分30秒

「お金払ったらええねんなぁ〜・・んじゃ、いくら?」
「・・・・・。」

財布を取りに行く彼女に唖然・・。
・・ってか、そんなにしたいのかよぉっ!!


「・・裕ちゃん、おいらをお金で買う気ぃぃ〜!!」

心底呆れた声でそう言うと・・

「・・だって、しゃあないやん・・矢口、させてくれへんのやろっ?・・」

って開き直ったように言い切った。

・・んで、結局は、頷かされてしまったんだ・・。

お金は買われるみたいでなんか嫌!ってことでずっと前から欲しかったコート
で手を打つことになって。
・・つうか、おいらも人のこと言えないや。
はぁ・・両方アホってことでひとつ。
149 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月27日(木)22時22分16秒

*********

「だから、なんでおいらが「患者」なんだよぅ!」
「えぇ〜、そんなん当たり前やろっ、・・ってか、そんなちっちゃい「医者」
になんか診られたないわぁ〜っ!!」

「な、なにをぉ〜!・・おいらだって、裕子みたいな「インチキ医者」になんか
診られたくないねっ!」

な〜んてやりとりがあったりして。

・・んでも、結局は押し切られたまま、裕子の言うとおりになってしまって・・。

はぁ・・こんなことしてるの、メンバーに知られたら・・。
・・二十歳になったっていうのに、なにやってんだよ、・・・おいらぁ・・(泣)
150 名前:kai 投稿日:2003年03月27日(木)22時28分07秒

今日はこの辺で。
あぁ・・なんか、結構アホな話です。
んでもって、かなり“エロい”らしいです・・(汗)

とうとう始まってしまいましたANN・・やっぱ最後泣くのかなぁ?
切なくなるけど、・・やぐっちゃん泣くのアタシ好きなんですよね。
・・可愛いから?(w

では、また・・ヨロシクお願いしまーす!
151 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月28日(金)00時31分27秒
今度は『お医者さんごっこ』ですか。
必死な裕ちゃんが面白いです(笑) 
お医者さんの裕ちゃんに患者のやぐっちゃん・・・楽しみです!!  ナースなやぐっちゃんもみて見たかったりなきもしますが(w
続き楽しみにしてます。

152 名前:マコト 投稿日:2003年03月28日(金)01時04分34秒
中澤さん「ごくせん」SPで貰ったって・・・なんかホントにやってそう(笑)
お医者さんごっこかぁ矢口さんみたいな患者だったら中澤さんじゃなくとも・・・

さぁて今回はどんな野獣の中澤さんが見れるか楽しみです!!
153 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年03月28日(金)08時46分21秒
お医者さんゴッコですか・・・またかなり面白そうな感じですね(w
迷医裕子がどーいう診察(治療?)をしてくれるのか非常に楽しみです(w
154 名前:kai 投稿日:2003年03月30日(日)21時03分22秒

更新したいと思いまーす!
一緒に楽しんでいただけたら、うれしいですっ!!
では・・
155 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)21時16分07秒

********

格好いいっ。
悔しいけど思ってしまった・・。


「東京美人」の桃花先生みたいに眼鏡をかけて、白衣を着こなす姿にぽぉっと
なる・・。
・・こんな「女医」さんいないよぉっ、・・いや、マジで。
白衣がこんなに似合うなんて・・なんかちょっとドキドキ。


「ゆうちゃん・・」
思わずそう呼んでしまったおいらに、眉を潜める。

「あんなぁ、こういうのは「素」に戻ったら恥ずかしいねんっ。今から裕ちゃん
は裕ちゃんじゃないの、・・せやなぁ・・「中澤せんせい」とでも呼んでやっ!」

「な、か、ざ、わ・・せんせ?」
「そっ!・・・矢口も患者になりきって・・そうやん、ドラマの勉強だと思っ
てすればええやん。・・なっ!」
「う・・うん。」

思わず頷いちゃった。
でも、そうか・・そうだよねっ?
おいらにだってそんな役、くるかもしれないしぃ・・なっちみたいに?

「・・判った。」
「よし!・・んじゃ、始めようかっ♪」

このときの決意も、今となっては・・。
はぁ・・やっぱり裕子は、くさっても裕子だよぉぅ・・。
156 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)21時20分22秒

矢口、どうせなら看護婦さんがよかったなぁ〜。
ハロモニのナース姿、結構イケてたと思わない?
・・言ってみたら案の定・・それじゃぁドラマが成立せんやろっ!・・て。

「なんや、女医とナースの情事でもする気なんかいぃ!」

・・裕子、それ違うからっ。
157 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)21時36分34秒

―――そんなわけで、始まったんだ。

「次の方ぁ!」

はいはい・・入っていけばいいのね。

ガラガラガラ。

「えっと・・・お願いします・・。」

「座ってやっ?」
「・・はぁ。」

目の前の丸いイスに座る。

っていうか、なんかドキドキするんですけどぉ〜。
・・裕ちゃん、マジ格好いいよっ。

でもさ、おいらも「ごくせん」観てたけど・・保健室のシーンなんてほとんど
なかったよなぁ・・・ね、ホントに先生だった?


「・・どうしましたぁ?」
「へっ?・・あぁ・・んと、あの・・あ、なんかアタマ痛くってぇ・・」
おでこをおさえるフリをする。

「アタマ??」
「はい。・・なんか昨日から熱っぽくてっ・・」

裕子がイスごと近付いてくる。
今日はブルーコンタクトじゃなくて、眼鏡越しから見える薄茶色い瞳。
そのまま、見とれてると・・おでこに感じるひやっとした感触が・・。

「・・あっ。」
「ん〜〜っ、熱はない、みたいやけど・・。」
「はぁ・・そうですかぁ・・」

それから、目をべーってさせて覗き込む。
・・なんか、恥ずかしくってちゃんと前をみれないよぉぅ・・。

「んじゃ、あ〜〜んして?」

「あーっ」
「・・いや、声はいいからっ!・・」
クスクスしながら、なにやらデスクの中から取り出した。

・・口の中に冷たいものが入ってくる。
なに、裕子!・・それも、貰ってきたのっ?!
・・いや、しゃべれないんだけどさぁ。
158 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)21時47分39秒

「はい、いいよっ!」

「熱は・・測った?」
「へっ?・・・いや、測ってない・・です。」
「んじゃ、これで測ってみて?」

渡されたのは、体温計。
おいらは、言われたとおり、ぱくっと口にいれた。

裕ちゃん・・もとい、中澤先生は、後ろを向いてなにやら書き物をしている。
おいらは、その背中をじぃ〜っと見つめて・・。

なんか、本物の先生みたいだ・・。
後ろ姿も、さまになってる!


PIpipipipipipipipi

電子音にくるっと振り返って、おいらの口からソレを抜きとった。


「・・36,2度かぁ・・熱はない、みたいやねっ?」

そりゃそうでしょ・・どこも悪くないもんっ。


「はい、んじゃ診察するから・・前あけて?」
「へっ?」

引き出しから取り出したのは、よくお医者さんが使っている・・聴診器?!

んなもんまで・・どうしたのぉっ?!!

「・・裕ちゃん、それ・・どこで・・?」

ぎろっ!と睨まれた。

はいはい、中澤先生ですよね。
だってさ、なんか用意周到なんだもん、気になるじゃんよっ!
159 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)21時55分44秒

「ええから・・前、あけて?」
「・・前っ・・えぇ!!」

マジぃ!
矢口、今日ブラしてないんだよぉぅ。
・・あ〜でも、裕子なんかなりきってるしなぁ・・。
ここで、「ヤダっ!」なんて言えないって。


「早くぅ!」
「はい!・・はぁ・・もぉ・・」

しかたなく、一個ずつボタンを外して。
4つ目まできたところで、これでいいかなっ?って見上げると・・。
・・その瞳は、「全部やでぇ!」って言ってるしぃ。

はぁ、もうヤダなぁ・・。

全部外し終えて、ネルシャツの上から、胸が隠れるように腕で押さえた。
・・裕子はなにも言わずに聴診器をペタペタあててる。

って、冷たいよぅ!!
160 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)22時05分00秒

「手ぇ、邪魔やっ!」
「・・・・。」

「なにしとんのっ、・・そこ押さえられたら診られへんやんっ!」


・・・・・。
はぁ・・判ってたよ。
だって、お医者さんごっこって、それが目的のようなもんだもんねっ。

・・はぁ・・サイアク。
別にさぁ、わざわざ広げなくたって、服の下からだってやれるじゃんっ!

・・えぇ、もちろん口には出しませんでしたけどね・・怖いから。


渋々下ろしたのを確認してから、裕子はそれをゆっくりとはだけた。
・・彼女の目の前に胸を曝け出す。

あぁ!
いま、ニヤっとしたでしょ、・・裕ちゃん!
もう、スケベオヤジなんだからぁ!!
・・恥ずかしいじゃんよぉ・・おいらは、裕子の視線を逃れるように顔を背け
た・・。


やたらと胸の辺りばかり聴診器が当たる。
つうか、いつまでやってんだよっ!
も、乳首は関係ねーだろぉぅ!
161 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)22時11分48秒

「うわっ!」

思わず声を上げちゃった。
・・だって、直に触るんだもんっ。


「ゆう・・や、先生?!」
「はい、どうしました、矢口さん?」
「あの・・そこは、関係ないんじゃ、ないっスかっ?」

ニタニタしながら、胸の下に手を当ててる裕子に言う。

「関係なくないでぇ・・心臓の音、聞いてんねんっ!」
「・・・・。」

だったら、さっきの聴診器はなんだったんだよぉっ!
・・ま、言えないんですけどね・・。


「・・うっ。」

もういい加減にして!
だ、か、ら、乳首を弄るなぁぁ〜〜っ!!!

さんざん、遊ばれてた手のひらが、徐々に下がってく。
とりあえず、ホッ。
162 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)22時22分58秒

お腹の下あたりに止まって、彼女が顔を上げた。

「おっ、固いなぁ・・・今日、“ウンチ”した?」
「!!!」

な、なにを、聞いてるんだぁ〜、レディに向かってぇ!!

「矢口さん、どうなの?」
「はぁ・・してません。」

おいらも、いちいち答えんなっ!

「せやろなぁ・・お腹パンパンやもんっ。」
「・・はぁ・・。」
「あかんでぇ、・・便秘は身体によくないねん、・・ちゃんと繊維もん摂らなぁ・・
あと、適度の運動も大事やで?」

ってか、・・お前が言うなぁ〜!!
不健康体のくせしてぇぇ〜っ!


「・・んで、“生理”は定期的にあるん?」
「・・・・。」

・・なんで?
おいら、アタマ痛いんだよ?
・・その質問、全然関係ないじゃん!!

「・・どうやの?」
「・・不定期です、けどぉ・・仕事、忙しいんで・・。」

お前が一番知ってるだろう。
毎月、おいらの生理日チェックしてるくせにぃぃ〜〜!

「そうなん?」

やっぱりね!って顔。
だからなんなんだよぉ。

・・でも、してやったりのこの顔は、なにかを企んでいるから要注意なんだよね。
163 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)22時37分24秒

「それは、あかんなぁ・・ちゃんと調べたほうがいいね。・・中澤先生そっちの
ほうも出来るから・・今日は特別に、診てあげるわっ!」
「・・はぁ?」

「んじゃ、矢口さん、ここに横になって?」

指を指されたのは、豹柄カバーのソファーで。

「ゆっ!・・じゃない・・あの、中澤せんせっ・・その、おいら頭が痛いんで、そ
っちじゃないからっ!・・」

「・・アホなぁ・・関係してるかもしれへんやん。・・いいから、ちょぉ、診せ
てみぃ?」
「いや、いいです!!・・あれ、なんか治ったみたいっ、・・んじゃ、さよなら
ぁ・・」

言って、逃げようとしたんだけど、・・グイっと腕を引かれて掴まった。
そのまま、ソファーにずるずると引っ張られて・・。

・・ね、なんでこういうときの裕子ってこんなにすばしっこいのぉ?


「痛い、ちょっと、せんせいっ!」
「ん〜、ええから大人しくしときなさいぃ。」

「ちょ、ヤダヤダぁ・・も、離せよぉぅ!」
「あ、こらっ、暴れんなっ!・・あかんで、矢口・・先生の言うことは絶対!」

・・って、それは王様ゲームだろ。


「違うじゃんもぉ〜ゆうちゃん!・・それが目的なんでしょっ!!」
「・・ゆ、うちゃん?」

・・う、怖い。
もう、・・そんなに睨むなよぉ・・。
でもさ、このまましてたら“貞操”の危機なんだってばっ!(古っ!
164 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年03月30日(日)22時40分44秒

「いや、中澤せんせい・・もう治りました、大丈夫ですぅ!!」

「アンタなぁ・・患者の言うこと聞いてたら“医者”なんていらんのやない?
・・先生の言うことは絶対やから・・んじゃ、下脱がせるでぇ。・・」

そのまま手をかけられて・・
おいらのスエットがずり下げられてく。
165 名前:kai 投稿日:2003年03月30日(日)22時44分10秒

うわっ、すっげぇ・・中途半端な終わりかた。(苦笑)
すいません・・でも、ANNが始まっちゃうからぁ。

続きは明日か・・もうちょっと後になっちゃうかも知れません。
また、よろしくお願いしまーす!!
レス返しもそのときで・・すいません。(ぺこり)
166 名前:マコト 投稿日:2003年03月31日(月)00時02分56秒
東京美人の桃花先生は確かにすごい綺麗でしたね。
にしても中澤先生、用意周到ですねぇ(笑)
矢口さんはこのままパクッと食べられちゃうんですかね。

続きまってます!!
167 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年03月31日(月)16時11分00秒
小道具とか用意していて、なかなか本格的なお医者さんゴッコですね(w

自分も東京美人の裕ちゃん好きです。初めて見たとき「カッケー」と思いました。
また、あーゆー知的な感じの役をやってほしいですね。
168 名前:名無し読者 投稿日:2003年03月31日(月)19時42分56秒
カッコイイですね裕ちゃん。でも、中身はやっぱり変わりませんね(w
しかし、やぐっちゃんホントに『お医者さんごっこ』するとは・・・甘いっすね。
続き楽しみにしてます。
169 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)11時51分21秒

終わっちゃいましたね、ANN・・。
矢口さんのようには泣かないんだろうなぁと思ってたから、あの声を聞いた時に
はさすがにぐっときました。

でも、最後の「譲ってやるよっ!」で、矢口さんへの愛をひしひしと感じて。
あぁ〜・・中澤さんらしいなって!
この人のこういうとこ、めっちゃ好きです・・アタシは。
ダメで終わったわけではないと思うし、中澤さんのことだから違うとこでなんか
やってくれそうな気もするんですよね。

ネタの宝庫だったANNが終わっちゃたのはきついですが、やぐちゅーは大好き
なので、これからも、続けていきたいなーって思ってます。
・・なので、これからもお付き合いよろしくお願いしまーす!!

・・・で、やっぱり、“エロ”を書くのか・・アタシは・・。(苦笑)
170 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)12時08分22秒

こんなふざけたお話にもかかわらず・・レスいただけて・・うれしいです!!

>151さん・・なんかこんなんなってしまいましたぁ。(汗)
自分でもアホだなとか思うんですけど、結構楽しんじゃってまーす!!
・・ナースな矢口は、アタシも好き!(エロい感じが特に?)

>マコトさん・・「ごくせん」と「東京美人」見てこの人白衣似合うなって・・
だからってこんなの思いつくのもどーかと思うんですけどね。(苦笑)
このままぱくっと・・うっ・・期待は裏切りませんとだけ!(w

>読んでる人@ヤグヲタさん・・迷医裕子は・・スイマセンってな感じな内容に
なるかも・・先に謝っておきます。(汗)
いろんな小道具出てきます。・・そちらもお楽しみに。(?)

>168さん・・かっこいいのかなぁ〜?
なんか、ただのエロオヤジになってるような気がしないでもないですがね・・。
甘いっていうより、ちょっと痛く感じかもしれません。
でも、“愛”あるエロを目指してますから、大丈夫です!(←なにが?


では、続きを更新したいと思いまーす!!
この先、エロ度が増すことがあるかと思いますが、大きな心を持って読んでいた
だけるとうれしいです。(w
では・・・



171 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)12時21分34秒

「ちょ、ちょっと・・あぁ!!」

だからさ、なんでこういう時はすばやいんだって!


「・・な〜んや、パンツは穿いてるんや。」
「あ、あ、当たり前だろっ!」

おいらの睨みなんてどこ吹く風で、ニヤってしながらもう一枚に手を・・。
それに気付いて、慌てて布を押さえる。


「ゆ!・・や、せんせっ!!」
「なんやぁ?・・なに焦ってんねん?」
「もう、ここは大丈夫だから・・も、・・いいからっ!!」

必死の訴えも受け入れられずに、彼女は、おいらを見下ろしながら得意そうに
言うんだ。


「あかんって・・アンタ大変な病気にでも掛かってたらどないすんの、・・ええ
から、先生がちゃ〜んと診てあげるから・・なっ?」

・・だったらこんな「いんちき医者」になんか診せないって。

「ほいじゃぁ〜脱ぎましょうねぇぇ〜っ?」

・・も、なんでそんなにうれしそうなんだよぉ!
172 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)12時35分37秒

・・裕子がじりじりと近付いてくる。
裕ちゃん、なんか猛獣みたいだよっ・・ってかその顔ヤバイってば・・。

・・そんなこと考えてたから。

油断してた隙に突然襲い掛かれて、おいらの抵抗むなしくあっという間に着て
たものを剥ぎ取られた・・。


「あ・・・うやっ!!」

慌てて大事なトコを隠すけど。

「や〜ぐちぃぃ〜♪」
にじり寄ってくる得体の知れない動物。・・いや、よ〜く知ってるか。


「ちょ、来るなっ・・やっ、ヤメろぉ!!」

腕を掴まれて、逃れようと反転したら今度はお尻が露になって・・。

「う・・いやっ!!」
狭いソファーの上を必死にバタバタする。
そんなおいらを、ニヤケながら見てるんだ。・・くっそぉ〜エロオヤジめっ!!

「裕ちゃん!!」
「あん?・・ちゅうか裕ちゃんって誰やねん!・・んで、矢口さんはいつまでそう
してる気ぃ?」
「・・う。」

大人しくなった矢口に、いいこいいこしてから。

「はい、じゃぁ〜手ぇ離してねっ!」
「うやっ!!」
「いややないでしょぉ・・ほら、ちゃんと診たるから、早くぅぅ!!」

ペシッ!!

お尻を叩かれた。
ちょ!
なにすんだよぉぅ!!
173 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)12時48分18秒

ソファーが軋む音。
押さえてるおいらの腕をさやさやと撫でまわすように。

だから、今度は絶対させないようにと思って、ぐっと力を込めるんだけど。


「やぐち・・・いい子やから・・」
「やぁ・・。」

ブンブン。


「大丈夫ぅ・・怖ないから・・手ぇ離しぃ?」
「いやっ!!」

「恥ずかしくないよぅ・・先生、これでも“名医”やねん!」

・・ウソつけ!・・どう見たって“エロ医者”にしか見えないぞっ!


・・なのに、

彼女のやさしい瞳に、おだやかな笑顔におもわず見惚れてしまって・・やなの
に、なぜだか力が抜けてしまったんだ。

「はい。」

裕子の声と同時に手が取られて、ゆっくりと解かれてしまった。

隠したいのに、恥ずかしいのに・・どうしてだか力が入らなくて・・
ね・・なんで?
裕子、おいらになにしたのっ!
174 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)12時57分46秒

「ええ子やねぇ・・んじゃ、ここに脚乗っけてごらん?」

背もたれのところをポンポンって叩いて、おいらの左足を持ち上げる。
・・そこに脚を掛けられて・・。

おいらは、催眠術がかかったみたいに動けなくなった。
もう、どうしてなのっ?


・・だから、気付いたときには、彼女の目の前に大きく脚を広げていたんだ。


「あ・・・いやっ・・ヤダぁ・・見るなぁぁっ!!」

動揺して、顔を振る。
いやだよっ。・・こんなの恥ずかしいよぅ!

「大丈夫ぅ・・怖ないで・・ええから、リラックスしぃ?」
「・・んやだっ!!」

おいらの顔を見てた視線が、下に下がって。

・・見られてる。
慌てて顔を背けた。
175 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)13時16分10秒

「矢口ぃ・・可愛いでぇ♪」
「いやっ!」

ちょお、そんな近くで?
こんな明るいのに、ヤダヤダ・・見るなぁぁっ!!


「・・綺麗やなぁ・・」

ヤメてよ、そういうふうに言わないで!

ピクッ!!

裕子の指がおいらの薄い毛を持ち上げた。
そうしてあいてるほうの手で、割れたソコをやさしく上下したりして。


「う・・いや!・・触んなよっ!」
「ん〜?・・でも診察やから?」
「う・・いやっ!」

「・・それに、ちゃんと奥もみんと判らんし・・な?」

何を言われたか、判った。
反抗したいのに、力が入らなくて・・もう、なんでだよぅ!

「んっ!!」

裕子の親指どうしが、やさしく置かれて。
そのまま閉じられたままだったソコを、ゆっくりと・・・。

時間を掛けられた分、恥ずかしさも余計に倍増するんだ。


「やめて・・んんっ!!」
「・・・・。」

冷たい空気を感じた。
それは、彼女にすべてを曝け出したしというほかならない証拠で。
その事実にかぁ〜〜っと熱くなる。
176 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)13時31分39秒

こんなのないよぅ・・。
ひどいよ、こんな風に一方的に見るなんて。


「ゆうちゃぁん!」
「ん〜?・・やぐち・・恥ずかしいのぉ?」
「・・しぃ・・もう、・・そんな・・みないでぇ・・」

そんなおいらの声に、うれしそうにニヤケるんだ。

「あかんて、診察やでぇ?・・それに、裕ちゃんやない、言うてるやろぉ・・
も、いい加減“役”にはいりぃ〜!」

またニタニタ。
・・サイアク!

「あれれ〜?・・な〜んか矢口さん、濡れてない?」
「んやっ!!」

「あ〜、診察してんのに感じちゃったん?・・しゃあない子やなぁ〜っ♪」

その言葉にかぁ〜っとなる。


「も、うるさい!・・つうかいつまで見てんだよっ、エロ裕子!!」
「あ〜ん?・・誰に向かって言ってんの、アンタ?」

「・・。」
「ちゅうか、診察は始まったばっかやでぇ・・こんなとこで終わるわけないやん?」

・・・そうでした。
はぁ・・そんなの、おいらが痛いほど知ってるっ。

言ってから彼女は、腕を伸ばしてなんかを取る。

今度はなにすんのぉ〜?
もう許してよっ!
177 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)13時43分54秒

視線の先に映った物に愕然とする。

まさか・・それで診ようと・・?
・・でも、それ以外思いつかないから・・。


彼女が手にしてるのは昔よく使った・・虫眼鏡?
しかも、おっきい版!
・・だから、どこで買ったんだよ、そういうのっ!!

そんなことを考えてたらいつのまにか、さっきの体制で。
彼女はおいらの脚の間にそれを持ってこようとするんだ。


「いやっ!・・なに、も、そんなので見るなぁぁ〜〜っ!!」

叫んだけど、全然堪えてなくて、むしろ喜ばせてるのかもしれない。

「うっさいなぁ・・中澤先生、目ぇ悪いから・・しょうがないやろっ?」

・・なんだよ、その理由・・。

「う・・ヤダヤダ・・やめてよ・・ゆうちゃん!!」

こんなに訴えてるのに、彼女は一言で切り捨てる。


「・・だ〜〜めっ!!」
・・って。
178 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)14時03分37秒

うっ・・なんか・・ひいてません?
大丈夫?・・心配なんですけど・・にしてもエロいなヲイ。(汗)

この先ドンドン暴走していく中澤さん・・引き返すなら今ですよっ!

もっと書きたかったんですけど、仕事の時間になってしまったので、続きは今晩
か、明日にでも。(多分)
・・なので、ティシュのご用意を!(←違うから!

あ〜、苦情あったらドンドン言ってくださいね?
あと、励ましのレスも大歓迎っす!!
このまま続けてよいのやらとか、悩みつつ・・。

では・・また。
179 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月01日(火)15時30分34秒
虫眼鏡まで使いはじめるとは・・・大丈夫かな矢口さん(苦笑)
完全に裕ちゃん、エロが炸裂してるな〜。
続き待ってます。
180 名前:マコト 投稿日:2003年04月01日(火)16時40分56秒
猛獣な中澤さんバンザイッ!!みたいな(笑)
矢口さんもそんなに見とれないの!!(←何か違う)

kaiさん、どんどん暴走しちゃってください!
続き楽しみにしてます。
181 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)21時23分41秒

続きいきまーす!
付いてきてくださーい!
182 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)21時38分11秒

ね・・ウソだよね?
そんなこと。
ヤダよ・・矢口。

冗談やっ!って言葉をほんのちょっとだけ期待して・・・なのに見事に裏切られた
んだ。
・・だって、裕子のこの顔みたらさ・・。


「ヤメて・・う・・やぁ!!」

おいらの訴えなんか聞こえてない振りして、裕子の指がそこに触れる。
そして大きく広げて。

「裕子っ!!」
「ん〜?・・じっとしとき・・ちゃんと診てあげるから・・。」

言いながら、持ってるソレをそこに近づけた・・。


「んんっ!!!」

お尻を振って最後の抵抗。
したけど空しく・・ちらっとおいらの顔を見てから、微笑んでまた下へ視線が移る。


ね・・ウソでしょ!
こんなの、こんなのーっ!!
183 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)21時51分21秒

初めて見られるわけじゃない。

むしろ、自分よりよく知ってるかも・・しれないし。
・・って、言ってる自分が嫌になるけどさ。


でもでも・・こういうふうにされるのは、耐えられない。

・・だって、いま何時だよっ!
こんな真昼間っから、下半身丸出しにされて、しかも虫眼鏡でって!


あぁ・・今日、身に染みる言葉。

“後悔先に立たず”だっけ?

なんで、“OK”しちゃったのかなぁ・・おいら。
・・・まんまと口車に乗るから。
こうなることは、判ってたのに、さっ!

そんなことをぐるぐると考えながら、早く裕子が飽きることを必死に願ったんだ。
184 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)22時05分24秒

「んんっ!」

片手で器用に押さえつけたまま、虫眼鏡を使って、さも、昆虫でも観察するかの
ように角度を変えたりして・・。


「ふぅ〜ん、こうなってるんやぁ・・」
「おっ、どれどれ?」

いろんなとこを弄繰り回すその指のせいで。
出したくもないのに、変な蜜が滴り落ちてきて・・。


「んんっ・・やっ!!」

恥ずかしくて、歯を喰いしばる。
でも、裕子は、ちらっと見ただけで、何も言わずに視線を戻した。

・・・・・・。
・・・・・・。

も、いつまで見てんだよ、エロ裕子!

「・・ゆうちゃん・・まだ?・・も、・・いいでしょ!」
「ん〜〜っ?」

いい加減にして!

「ゆうちゃん!」
「ん〜ぁ。も、うっさいなぁ・・ま、ええかぁ・・」

ぽいっと、興味を失ったみたいにソレをカーペットの上に投げて・・。
だけど、いつもしつこい裕子にしては、引き際がいいから、なんだか拍子抜け?
いや、うれしいんだけどさ!

・・それも、ここまでなんだけどね!
185 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月01日(火)22時15分39秒

とりあえず、ホッとしながら、抜けてしまった力をなんとか振り絞って。
・・背もたれから左足を外そうとしたんだけど・・。


「あっ、なにしとんねん!・・診察はまだやで?」
「へっ・・?」

「あのなぁ・・外見みただけで、わかるわけないやん!」

・・だったら、診るなバカぁぁ〜っ!!
もちろん、心の中だけですけどね、はい。

・・っていうか、まだ、なにかする気なのかよっ。

そんな不安な気持ちが顔に出てたのか、裕子はおいらのアタマを撫で撫でして。
もう、そんなんでごまかされないからなぁ〜!


「・・ちゃんと、診れるもの、裕ちゃん用意してきたから・・」

いいながら、効果音付きで取り出したものに唖然とするんだ。
186 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)22時30分12秒

今日は、短いですけどこの辺で・・。
終わりかと思ったら、・・診察はまだまだ続くらしいっス!(苦笑)
次はどんな?・・って、想像してみてくださったら楽しいかと。(w
187 名前:kai 投稿日:2003年04月01日(火)22時44分41秒

>179さん・・虫眼鏡は、当初入れてなかったんですけど、急に思いついて、
なんか、こんな感じになってしまいました。
・・でも、こんな「お医者さんごっこ」なんて普通ないですよねぇ〜。
エロ炸裂ですか?
んじゃ、ひかれない程度にがんばっていきますっ!

>マコトさん・・バンザイありがとうございまーす!
みなさんが、止めてくれないからこんなになってしまって・・。(責任転嫁?)
>暴走しちゃって!・・しますよっ、暴走!
止めてくれなきゃどこいくか、わかりませんよぉ・・アタシは!(苦笑い)


ホッとしました。
・・書きながらドンドン変化してくので、(よりエロく?)自分でもどうなるのか
判らない状態なのですが、・・温かい目で見ていただけたらうれしいです!

続きは、また近いうちに上げたいと思いますので、懲りずに読んでくださいね!
188 名前:マコト 投稿日:2003年04月02日(水)00時11分57秒
中澤さん、次はいったい何を出すんでしょうかねぇ。
あぁ先が読めないってもどかしい!!

続き懲りずにどんどん読みます!!
189 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年04月02日(水)06時46分19秒
次々と道具を出してくるドラえもんみたいな裕ちゃん(w
次はなんだろう・・・まさか・・・。
190 名前:kai 投稿日:2003年04月02日(水)20時01分51秒

今日もがんばって更新したいと思いまーす!
・・っていうか、早く終わらせたいっス!
191 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)20時20分17秒

ジャーんっ!!!

・・・・・・・。
・・・・・・・。

「はぃ?」

・・なんですか、それは?

おいらの目の前をフリフリさせてる、細長い物体に。

「これ、ええやろっ!」
って、得意な顔させて、裕子が微笑んだ。

・・・。

・・だから、どこで買ってきたんだって聞いてんだよっ!

あ、・・もしかして、化学の先生とかから貰ってきたとか?
・・この裕子なら、やりかねないぞ。


「そ、れ、・・どうし、た、のぉ?」
「ん〜、ちょっとなっ♪」

ニヤケる顔。

はっ!!

思い当たることがあって、慌ててテレビの上のほうを見上げたら。
・・やっぱり!

在るべき物が無くなってて、
・・そこに飾ってあった花は、テレビの上に無造作に置かれてたんだ。
192 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)20時34分56秒

あれは、いつだったか。

デートの最中に、何気なく立ち寄った雑貨屋さんで見つけて。
シンプルな裕ちゃんの部屋には、マッチしてるからって、おいらがプレゼント
してあげたんだ。

・・だけど、これは花を飾るものであって。


「・・ゆうちゃん?」

何する気なの?
なんて言葉、聞かなくても判るから。
・・っていうか聞きたくないぃ!


なのに、そんな矢口の気持ちなんかお構えなしに言うんだ。

「これなら、奥までよ〜く診えるやろっ♪」

って・・。
193 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)20時48分45秒

「やぐちぃ〜、これで、中まで診てあげるなぁ♪」

言いながら、おいらの足首を掴まれた。

「やぁ!・・ゆうちゃん、何する気ぃ!・・まさか・・。」
「はぁん?・・まさかって?・・ま、多分アンタが思うてるとおりやと思うけど
な!」


「いやぁ!!・・ヤダヤダぁ・・ヤダよぉぉぉ〜〜っ!!!」

狭いソファーの上を暴れまわる。

「ちょ、こら矢口ぃ・・も、お隣さんに聞こえちゃうで?」

クスクス笑いながら。


「・・っく、だったら、・・・んなこと、しないで!」

えぐえぐと泣きながら訴えるんだけど、裕子はおいらの脚を撫で撫でするだけ。

・・そうして、大きく脚を割られて、身体を入れてきた。

「やあぁぁ!!」

身体を捩っても、どうにも出来ない。
おいらは、どうすることも出来ないんだ。
194 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)21時08分28秒

「いやっ、許して!」
「あ〜、なにを?・・これは、診察やでぇ?・・先生の言うことは聴かなぁ・・」

「・・こんな“診察”なんてないよぉう!・・いくらなんでもやりすぎでしょ!」

ここまでするなんて。


「ええから、ええから・・ほぅら、脚開きぃぃ〜っ♪」
「う、いやっ!」

つかまれるまま、大きく広げられて、
裕子の瞳がおいらのソコを捉えた。

眼鏡のレンズ越しに写る、自分の大事なところが恥ずかしくて・・思わず目を伏
せたくなる・・。

「・・い・・やっ・・」

涙がポロポロ零れた。
なのに、裕子は相変らずで。


「・・大丈夫ぅ・・ゆっくり、入れたるからっ・・。」

言いながら近付いてくるのは、普段はくるみの蔦に包まれた一輪挿し用のガラス
の筒。

・・ちょうど、実験のときに使う“試験管”みたいな感じに見えるから怖いんだ。
195 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)21時25分50秒

「ゆうちゃんっ!」
「ん〜?・・じっとしとき?」

「やぁ・・ね、・・そんなの入れたら病気になっちゃうでしょっ?」
「ん?・・や、大丈夫やて・・さっき熱湯消毒しといたからっ♪」

・・やっぱり、こいつは確信犯だ。


「やぐち・・いい子やから、な?」
「う・・いやっ、怖い、怖いよ・・ヤダよぅ・・。」

「大丈夫ぅ・・裕ちゃんの指も入るようになったやんっ、ほら、力抜きぃ?」
「やぁ、ヤダぁ・・も、そんなの・・いれんなよぉっ!!」

ピクッ!!
冷たい感触が。

驚いて自分の脚の間をマジマジと見つめた。
はぁ・・よかったぁ・・まだ、入ってない。


「やぐちぃ・・力抜かないと、入らないやんっ、なにしとんの?」
「いやだっ!!」

「いややないぃ・・ほら、早くぅ・・素直に言うこと効きぃ!」

素直になんて効けるわけないじゃん!


「ヤダよっ、アホ裕子!」

口を尖らせて訴えた。
そんな矢口の顔をうれしそうに見下ろしてから。

「アホッてな・・んじゃ、しゃあないなっ、も、特別サービスやでぇ♪」

おいらは、そのあまりの衝撃に腰を揺らして・・。
196 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)21時39分50秒


「ちょっ!・・・んやっ!!」

「フッ・・アンタ、なに膨らましてんの〜、ここ?」

意地悪に言いながら、おいらの反応をおかしそうに見つめる。
・・裕子の得意顔。

「・・おっきく、なってるでぇ、やぐちぃ?」


「んにゃっ!!・・やっんんっ!」

言いながら尖ったそこを挟まれた。
指と指でひっぱるように持ち上げる。

「・・んあぁんっ・・・んやぁん!・・」

脚を閉じたくても、裕子が自分の脚で押さえてるから適わなくて。
・・される快感に、何度も声を張り上げた。


・・だから、気付かなかったんだ。

「もう、ええかなぁ・・」

遠い意識の中で、そんな声が聞こえてきて。
近付いてきた冷たい感触。
197 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)21時54分28秒

「あっ、・・・んやっ・・ああぁぁ・・・」

そのまま、矢口の中にずぶずぶと入ってくる。
無抵抗なソコは、まんまとそれを飲み込んだ・・。


「・・入っちゃった!」

うれしそうな声にも、反論できない。
どうすることも、・・動くことさえ出来ず、矢口は固まったまま。


「やぐち・・入っちゃったで?」
「やぁ・・やぁ・・も、や・・変だよっ、抜いてよぉぅ!!」

「んぁ・・痛いん?」
「・・んやっ、・・あ・・変なの、なんかっ!」

身体を反転しようとして、慌てて制止される。

「ちょ、アンタ、仮にもガラスが入ってんのやから、っんな、動いて割れたらどな
いすんのぉっ!・・ええから、そのまま大人しくしときぃ?」

「ええぇ〜〜っ、ヤダよ、怖いよぅ・・ゆうちゃぁんっ!」

また、涙が溢れ出た。
そんなおいらの様子をニタニタしながら見てるんだ。
198 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)22時12分35秒

ね、なんで?
も、なんでこんなことされなくちゃいけないのっ!


人の気もしらないで。
・・おいらの恐怖も露知らず、裕子は、ニタニタしながら綻んで。

「やぐちっ、それにしても可愛い格好やなぁ♪」
「・・・・。」

横を向いて視線から逃れる。

・・だけど。

「アンタ、判ってるな!・・・絶対暴れたらあかんで?」

返事も聞かずに、足首をとられた。
そのまま、両側に開いてく。


「いやっ!!・・ヤダヤダ・・んもっ、こんなの、恥ずかしいぃよぅ!!」
「ん〜〜、矢口、ええ子やから・・じっとしとき?」
「いやっ!・・ね・・・も・・怖いんだってば、ゆうちゃん!!」

お尻をふりふり抵抗しようとして、グイッって押さえつけられた。

「あかんって、矢口ぃ!・・危ないからっ、アンタ、ホンマに割れたら、そんな
「お医者さんごっこ」で済まなくなるでぇ!・・いいから、じっとしときなさい!!」

「ヤダぁっ!!・・・だったら、こんなこと、するなよっ!!」

叫んだと同時に収縮してたそこに違和感を感じ。
おいらは、慌ててそこを見て。


はぁぁぁ・・・。
・・割れてないぃ。・・
よかったぁ。
199 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)22時27分55秒

でも・・なんかピシッって音がしたんだ。

・・裕子じゃないけど・・ホントに割れちゃうかもしれない。
こんなことされんのは、凄く嫌だけど。
・・病院のお世話になるのは、もっと嫌だ!

・・大人しくしとくのが、身のためかもしれない。


悔しさに歯を喰いしばって、おいらは、ゆっくりと目を閉じたんだ。
裕子は、そんなおいらの様子をいち早く察知してニヤッと笑う。

「・・んんっ!」

無抵抗な矢口をいいことに、調子にのった彼女はもっと自分のほうへと、引き
よせて。

「そうそう!・・動いたらあかんよぅ・・そ、そのままやでぇ・・矢口ぃ!」


そんな無抵抗な矢口をいいことに、調子に乗った彼女は、もっと自分の方へと
腰を掴んで離さない。

最近の裕子のお気に入りで、下を弄ってる時に、矢口の恥ずかしがってる顔を見
たいとかなんとか言って、エッチの旅にやらされるカッコウ!

・・矢口は、ものすごっく恥ずかしいのにぃぃ〜〜っ!
200 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月02日(水)23時00分37秒

「いや〜ん、やぐちっ、可愛いぃ♪」
「・・・・。」

ぐへっ。
つうか、この格好・・腹筋が痛いんだってば、アホ裕子ぉ!

「なっ、なっ、・・・・恥ずかしい?」
「・・・・。」

うれしそうに聞くのが、悔しくて、おいらは首を振って目を閉じた。

「やぐちぃ・・恥ずかしくないのぉ?」
「・・・・・。」

・・うっせぇ、ば〜か!!

「や〜ん、恥ずかしいよなぁ?・・裕ちゃんも診てるだけで、恥ずかしいわっ!」
「・・・・・。」

・・だったら、するなよっ、エロ裕子ぉっ!


「せや・・裕ちゃんじゃ、ないがな。・・んじゃ、矢口も大人しくなったところ
で・・・じっくりと診察始めよかぁっ!」

ひとりで気合を入れながらじりじり近付いてくる。
逃げたくても、身体を揺らすことさえ出来なくて。

・・でも、そんなおいらの気持ちなんて、お見通しのように微笑んでから。


「矢口、わかってんな、動いたり、力入れたりしたら、絶対にあかんよっ、危な
いからっ・・ちゃんと、裕ちゃんの言うとおりにしときなさい?」

「ん・・・ぅん。」

返事したおいらに、ヨシヨシって太腿を撫でた。

そうして、ウキウキしながら近付いてくる彼女は、好奇心いっぱいのコドモの
ような顔をして・・おいらの真ん中に埋まるガラス棒の中を、・・ゆっくりと
覗き込んだんだ・・。
201 名前:kai 投稿日:2003年04月02日(水)23時20分44秒

ふぅぅ・・。
さすがに毎日更新はしんどいなっ。

なので、言い訳がましいですが、間違いがありましたので訂正します。

199の・・同じ文章を2回使ってしまったとこがありました。2回目のは消去
      です。
      んでもって、“エッチのたび”にを・・“エッチの旅”にとして
      ました。(赤面)

もっといきたかったんですけど、
今日は、この辺で。
続きは、また近いうちにっていうか、早くあげたいです!
ので、ヨロシクお願いしまーす!!
202 名前:kai 投稿日:2003年04月02日(水)23時30分18秒

>マコトさん・・こんな展開、どうなんでしょ?
暴走止めてあげてください・・やぐっちゃんの身が・・。
でも、レス頂くと、少しでもがんばろうって気になれます!これからも、懲りずに
来てやってくださいね!

>読んでる人@ヤグヲタさん・・こんなんでしたぁ!
あっ・・想像通りですか? マサカって何を想像されたんだろっ、気になるぅ!
ドラえもん裕ちゃんは、さすがにもう打ち止めでしょうかね?(w
203 名前:kai 投稿日:2003年04月02日(水)23時42分27秒

マコトさん・・この展開はどうなんでしょうか?
いいのかな?・・でも、こんなに鬼畜な裕ちゃん書くのも結構楽しいッス。(w
懲りずに・・ホント付いてきてやってくださいね。

読んでる人@ヤグヲタさん・・あ・・想像通りでしたか?
マサカって、何を想像されたんでしょ、すっごい気になりますぅ。(w
さすがにドラえもん裕ちゃんは、そろそろ打ち止めなのかな。

送信してから、後悔することも多くて、だから、言っていただける言葉はホント
うれしいです。もうすぐ終わりますが、どうぞ最後まで読んでやってください・・。
204 名前:kai 投稿日:2003年04月02日(水)23時46分31秒

・・たびたび、ごめんなさい。
消えたと思ったら、ちゃんとレスってました。(汗)
今日は、どこかおかしいアタシ、もう寝ます。はぁ。なにやってんだよ。
205 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月03日(木)00時15分31秒
ちょっと本気で矢口さん心配ですね、大丈夫かな〜?
しかし、どこまで裕ちゃんの暴走は止まりませんね・・・やぐっちゃん泣かしすぎ、さすが野獣(苦笑)

kaiさん頑張ってください!!

206 名前:マコト 投稿日:2003年04月03日(木)01時03分08秒
あぁぁなんかこんなに鬼畜な中澤さん久しぶりに見ました!!
矢口さんは大丈夫なんでしょうか・・・

kaiさん、毎日の更新お疲れ様です!たまにはゆっくり休んでください☆
207 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年04月03日(木)10時13分49秒
矢口の為を思って、しっかりと熱殺菌をしてくれる裕ちゃん・・・
やっぱり優しい・・・・・・・のかな?(w

自分が想像していたアイテムは・・・秘密にしておきます(w
208 名前:kai 投稿日:2003年04月10日(木)14時30分17秒

一週間ぶりです。(ペコリ)
あー、なんていうか、間を空けるとなかなか書けないもんだなって実感しました。
・・というのも、冷静に読み返してみたらば、なんか急に恥ずかしくなって。
次に踏み出せなくなってしまいました。あはっ。(自分で書いたのにぃ〜)

・・“勢い”が大事、みたいですねぇ、エロには・・。(苦笑)

な、状況ではあるのですが、でも今日こそは、なんとかがんばって(?)ちゃんと
更新したいなぁ〜と思いまーす。

こんなんですいませんとか思いつつ・・楽しんじゃってください。
209 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)14時40分57秒

・・・・・・・。
・・・・・・・。

なんで、こんなことされてんだろう・・矢口。

裕子が楽しそうに刺さったガラス棒を覗き込んでる。

恥ずかしいとか、嫌だとか・・。
そんな気持ち以上にアタマがショートして、上手く思考が回らないんだ。


だって、どこの世界に“恋人に”こんなことされてる人がいるんだよう。
もうさ、脳みそがぐちゃぐちゃしてて、・・わけわかんねーっ。

・・なのに、こいつは相変らずだしぃぃ。
210 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)14時56分10秒

「や〜んっ、どんなかなっ♪」

歌でも唄いだしちゃうような勢いで、にんまり笑いながら。
暗いとかなんとか言い訳してから、ペンライトを照らす彼女。
・・だから、それ、どこで・・・・・・もいい、好きにして!

抵抗する気力も無くなった。
今は、ただ、この行為を早く終わらせて欲しいだけ。


「うっわぁぁ〜っ、えっらいことになってるでぇ〜、やぐちぃ♪」
「・・綺麗・・キレイ・・すっごい、キレイぃ〜っ♪・・」

「・・・・・・。」

ヤメテよ、もう、そういう風に言わないで!
聞いてるだけで、恥ずかしくなるぅ。

・・だから、恥ずかしがらせようとして言ってんの、みえみえなんだよっ!
んもっ、エロオヤジぃぃ〜!!

それでも、おいらの身体は正直で、そうの証拠がそこらじゅうから溢れだす。

プクプクプク。

音を立てながら、ガラスの棒の隙からお尻を伝って背中にまわる液体が。
・・それを目のあたりにした彼女は大げさに喜んだりして・・。
211 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)15時10分44秒

そんなことを黙ってる“人”じゃないから・・。


「あっらぁ〜っ・・な〜に、感じとんのよ、矢口ぃ〜♪」
「・・んやっ!!」

「これは、診察やでぇ〜、ははっ、エッチな子ぉ!」
「もっ・・」

何も言えない。
言い訳なんか、出来ないんだ。

「やっらしぃ・・うわっ、なんかヒクヒクしとるで、ここぉ?」

意思とは関係なく、身体が言うことを利かない。
したくもないのに、彼女を喜ばせて・・。


「・・んやっ・・・も・・みないでよぉ・・」

力なく言う言葉に、裕子がにやけた。

「なんでぇ?」

「・・しいのっ・・もっ、・・許してぇぇ・・」

爪を噛んで、顔を背ける。
矢口の顔は、間違いなく真っ赤っかだ。

いつまで経ってもヤメテくれない行為。
おいらの身体は、悲鳴をあげている。
212 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)15時24分13秒

なのに、うれしそうに、さっ!

「恥ずかしがってる、アンタ、めちゃ可愛いなぁ〜っ♪」

言いながら、太腿を撫で撫で。

「いやっ!!」

バタつかせた足で、彼女の肩を蹴った。

「あっ!・・って、あかん言うてるやろ・・バタバタすなぁ〜っ!」
「いやっ!・・裕子のば〜かっ!!」

言いながら、パチッて目があって、慌てて背ける。
そんなおいらに気付いて・・。

「フッ・・なぁ・・こうしてみると、なんか花瓶みたいやなぁ?」
「・・・・。」

「・・・活けてみる?・・可愛いかもよ?」

驚いて目を開けたら、テレビの上に置かれた花を見てる彼女。
でもすぐにおいらのほうに、視線が戻って・・。


「・・っく・・ひっく・・・」

涙が溢れ出した。
悲しくて・・それ以上に悔しくて・・。
213 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)15時37分27秒

・・・・・・・・。
・・・・・・・・。

「やぐちぃ・・冗談やて・・んなこと、するわけないやろう?」

・・アンタはするやつだ!

「ほら、もう、そんな泣かんとぉ・・」

冷たい手が頬を拭う。
大好きな指先。きれいなネイル。


「・・・っク・・んじゃ、もうしない?・・も、おしまい?」
「ん〜〜っ。」

なんで首傾げるんだよう!

「ゆうちゃん!!」
「んぁ?・・って、裕ちゃんやないぃ・・言うてるやろっ!」

おかしそうに言いながら、悪戯にそのガラス棒を動かして・・。

「やっ!・・ゆう・・ん、なかざわ・・せんせっ!!」
「はい?・・どうしました?」

ニタニタ。

「なっ・・んやっも、・・動かす・・なっ!!」

冷たい感触が、おいらの中を刺激した。
214 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)15時48分42秒

「ゆう!・・んにゃ、なか、ざわ・・せんせっ・・もう、もっ・・ひゃめて・・」

冷たいよう!
・・いつものやさしい指じゃない。
それよりも、太くて・・加速する度に痛みが脊髄を通り抜ける。


「ったぁ!!・・・痛い、痛いよう・・ヤダヤダ・・やあぁぁ〜〜っ!!」

「やぐち。やぐち・・こら、力入れるなや、割れるで?」
「・・んもっ・・動かすな・・よぉ・・・」

恐怖に身体が強張るけれど、裕子の手がやさしくわき腹をさすってくれて、だか
ら、ゆっくりと力を抜いていくんだけど・・。

・・それでも、突き上げてくる痛みは治まらなくて・・。


「そうやぁ・・・そのままだら〜んとしとき?」
「・・んんっ・・いやっ・・はっ・・んぁんっ・・・」

何度も何度も・・。
でも、その動きは思いのほか、ゆっくりなのかもしれない。
段々慣れてくると、痛みとは違った甘い感触が体中を駆け巡って・・。

そうして・・当然のように声も・・。
215 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)16時13分07秒

「・・んあぁんっ・・んやっ・・あん・・んん・・・」

「可愛い声♪」
「・・んやだ・・ヤメぇ・・」

「あ〜あ、曇ってきちゃったがなぁ。」

おかしそうにそう言う声は、聞こえてくるけど、なにを言われたのかは判ら
なくて・・。

それなのに、裕子の手は、何度もそこを突き上げる。

はっ。
あぁ・・もう・・なんか・・。

目の前が霞んできた。
涙が滴り落ちて・・なんだかふわふわしたりして・・。
不安になって、目の前の腕を必死に掴んだんだ。

ぎゅうぅぅって。

あ、・・なんかすごい・・気持ちいい・・かも?
その事実に気付くと、どうしても気持ちが抑えられなくなって。

あぁ、おいらの身体は正直だ。


「・・ひゃっ・・あっ・・も、も・・・ああぁんん・・」

それに気付いてなのか、ガラス棒の動きが激しさを増す。
首をブンブン振るけど。

痛い・・んだけど、でも・・気持ちよくて。

あ・・なんかも、もう・・。


「あっ・・・あぁ・・・んやっんんっ・・・!」

ぎゅうぅって縋りついた。
もう限界・・。

「ああぁ・・・ゆうちゃぁ・・・ああ・・もっ、んにゃっ!!」


!!!!!


「へっ?」

スポッ!!
大きな音とともにガラス棒が一気に抜かれた。
そこから、たら〜んと滴り落ちる大量の液体が・・。

えっ・・・・なんで、なんで・・?
おいら、まだ、イッてない。

・・どうして、抜いちゃうんだよ、裕子ぉ!
216 名前:マコト 投稿日:2003年04月10日(木)16時19分45秒
あ、またまたリアルタイムです♪
いやぁ気が合いますなぁ
中澤さん止まりませんねぇ・・・
このまま勢いにのっていっちゃって下さい!!
217 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)21時30分35秒

・・・・・。

「はい、おしまいっ!」

なんでもなかったかのように。

そうして抜いたその試験管で、おいらのこびり付いた液をすくって、それを
フリフリ振ってみたりして・・。


矢口は、なんとか起き上がって、上げてた左足を元に戻した。
シャツを伸ばして、下半身を隠す。

自分の脚の間から、たら〜〜んと愛液が滴り落ちるのが判る。

・・ね、も、・・・・なんで途中でやめちゃうのっ?


「・・ゆうちゃぁんっ・・」
堪らなくなって、甘えた声でそう呼ぶと、

「・・だから、中澤先生やろっ!」

言いながらソファーを降りていく彼女。
・・おいらは、その後姿をじぃぃ〜っと見つめた。
218 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)21時39分59秒

もう、どうしてだよう!


「矢口さん、なんともないねっ・・健康そのもの!・・んじゃ、服着ていいです
よっ!」
「・・・・・。」

なんで、なんで・・急に『先生』に戻っちゃうわけぇ?

恨めしげに睨みつけると、なんとなく肩がぷるぷる震えてるのが判って。

だから、確信するんだ。
これは、わざとで・・裕ちゃん流のいつもの“矢口いじめ”?

だって、絶対笑ってるんだもん、間違いない。

だけど、そう突っ込みたくっても、今の矢口には・・無理。
・・こんな中途半端な状態で、反論なんてできないよう。

・・・それよりも、燻ってるこの身体を、なんとかして欲しい。
219 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)21時50分05秒

「・・・ゆうちゃぁぁんっ・・」
「ねっ、・・ゆうこ、ゆうちゃん・・も、お願い・・ゆう・・・」

ドックンドックン。

押さえてた手から、ぬるっとした感触が纏わり付いて。
あ・・もう、いっそ自分で弄ってしまいたくなるくらいに。

・・・・・・。
・・・・・・。

「・・どうしたんですか、矢口さん?」

くるっと反転した彼女は、しらっとそんなことを言う。
・・おいらは、懇願するように裕子を見上げた。

「なんや、その顔?」

ニタニタ。

「もう、着ていいんやで、矢口?」
「・・・・。」

口がへの字になるのがわかる。
そんな顔したら、こいつを喜ばせるだけなのに・・。

「どうしたん、着ないん?・・・それとも、もっと診察して欲しいんかな?」
「・・・・・。」

裕ちゃん、その顔スケベオヤジみたいだ!
ま、心の中だけど。

「なんやの、矢口ぃ?」
「・・・・・。」

悔しくて涙が出た。
そんなおいらをおかしそうに見下ろすんだ。
220 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)21時58分01秒

「フッ・・どうしたん?」

手が近付いてきて、涙を拭ってくれる。
そのままその手を掴んだ。

そうして、じぃぃ〜っと見上げて・・。


「・・どうしたいんよ、矢口は?・・」

クスクス笑い顔。


言いたくない。
言ったら負けだ。
だって、裕子は言わせようとしてるんだもん、それくらい判る。

でも、言わないといつまでもこのままだってことも、痛いほど知ってるから。


だから・・。

目をきゅっと瞑って、掴んだままの手をゆっくりと下ろした。
おいらの下半身にそれを持っていく。
221 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)22時06分08秒

「やぁぐちぃぃ〜〜っ♪」

目を開けなくても判る、今の裕ちゃんの顔。
このうえなくニヤケてるはずだ。
・・・サイアクぅ。


「・・・・・ちゃん・・お願いぃ・・・・」
「ん〜〜っ?」

「・・・も、・・・してよぉ・・ちゃんと、して?・・」

・・・・・。
言ってからすぐに彼女の胸の中に凭れかかった。
恥ずかしくって、火を吹いたみたいに顔が熱くって。

なのに、なのに・・矢口がこんなに素直になったのに、今日の彼女は意地悪で。

「ん〜っ。ど〜しよっかなぁ〜♪」

なんて言うんだ・・。
222 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)22時27分13秒

「あぁ〜〜、どうしよっかなぁ〜〜っ?」
「・・・・・・。」

白衣をぎゅって掴んだ。
そのまま、絞め殺したい衝動に駆られるけれど、背中に回ってきた腕が思いを
留まらせるんだ・・。


「・・してやっても、ええねんけどぉ。・・・」
「・・・・・・。」

もっ、まだなにかさせる気なのかよう!!


「・・ん〜〜んじゃ、可愛くオネダリとかしてみるぅ?」
「・・・・・んだ、それ!」

声が擦れて。
なのに、頭の上から降ってくる言葉は相変らず・・。


「・・せやなぁ・・」

『・・私の、えっちになったアソコを触ってください・・とかどうよ?』

・・・どうよっ言われても・・てか、節をつけてやるなよ、気持ち悪りぃ。

『・・んじゃ、・・真里のアソコ触って、ゆうちゃんっ♪・・てのは?』

・・・・・。

語尾はハートマークやでぇ♪
だって・・。

もう、殺していい?

「・・はい、言って・・したらなんでもしたるで・・?!」

ニヤニヤと。
勝ち誇ったような顔しちゃってさ。
223 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月10日(木)22時52分21秒

・・・・・・・。
・・・・・・・。

いつもだったら、「するか、ボケぇ!」くらい言っちゃうおいらなんだけど。


トックトックンと波打つ彼女の心臓の音を聞きながら、
ゆっくりと顔を上げた。・・・そうして、じぃっと見上げてから・・。

「・・ん?・・」

「・・ま、真里の・・っク・・真里の・・アソ・・アソコ・・んフッ・・」

ポロポロじゃなく、ボタボタと落ちてくる涙。

悔しくて悔しくて・・自分の欲望に勝てないのが・・一番悔しくて・・。
泣きたくなんかないのに、我慢しようとして嗚咽に詰まりながら・・。
・・それでも声を出そうとするんだけど。


「・・うっそや、ゴメン。・・ゴメン矢口ぃ・・意地悪ばっか言うてぇ・・」

抱きしめられた。
きゅうぅって・・。

背中がヒックヒックと呼吸してる。
それを優しく撫でられて。
おいらは、ゆっくりと息を吐いたんだ。


「・・ゴメンなぁ・・矢口ぃ・・そんなこと言わなくてもちゃんとしたるって!」
「・・ふぅ・・んんんっ・・・」

おでこにちゅ!ってされ。
そうして、流れる涙を唇ですくう。

「泣かないで・・もう、意地悪せんから・・・・大好きやで真里ぃ・・?」

言いながらゆっくりと唇を塞がれた。
そのままソファーに押し倒されていく・・。

キスに翻弄されながら・・ぼやける視界の中で・・。
・・微笑んだ彼女の顔が見えた気がした・・。


そんな裕子は、おいらの耳たぶを弄びながら・・

「・・もう、ごっこはもう終わりやでぇ〜っ?」

そう、囁いたんだ・・・。
224 名前:kai 投稿日:2003年04月10日(木)23時08分42秒

はあぁ・・。
なんか、なんか、・・いいのでしょうか?(聞いてみたりして?)
鬼畜全開ですみません・・こんな二人が私はお好みなんですけどね。(苦笑)

えっと。
次でようやく終わる予定です。
多分明日か、近いうちにあげたいなとは思ってるんですけど。
・・なので、懲りずにまた読んでやっていただけたらうれしいです・・。

・・・はぁ・・こんな反応怖いもの・・初めてだなっ・・。(汗)
225 名前:kai 投稿日:2003年04月10日(木)23時24分18秒

いつもいつも、ありがとうございまーす!!
・・なんていうか、レスあるだけで、ホッとします。
自分だけじゃないって?・・・なんか違うかもしれないけれど・・。

>205さん・・心配させましてごめんなさい。
泣かせすぎですよね、また、泣かせちゃったしぃ。この後はそんなこともない
ってか・・甘くなるかなという感じなので、ご安心ください。
・・また、違うので泣かせちゃうかも・・だけど・・?(反省なし)

>マコトさん・・まった、リアルタイムぅ♪
もうちょっと早めに教えていただければ、マコトさんのためにがんばったんだけど
なぁ・・2回に分けてしまいました。>鬼畜な中澤さん久しぶり?
ですねぇ・・でも、マコトさんも嫌いじゃない・・でしょ?(笑)

>読んでる人@ヤグヲタさん・・>熱殺菌してくる優しい人?
・・ん〜っ、どうなんでしょ、ただ、やりたいだけなのかも知れないし?(w
ってか、想像してたアイテム教えてくれないんですか?
知りたいんですけど、ものすごく!・・今後の参考のためにも・・(違うって?)

この勢いのまま、突っ走りたいと思います。
・・どうか、見捨てず付いてきてくださいませ・・。(w
226 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月10日(木)23時30分16秒
全然いいですよ〜(笑)
しかし、裕ちゃん・・・野獣を通り越してる気が・・・
嫌いじゃないんですけどね、むしろ好きだったり(苦笑)
診察も終わって甘くなるんですかね〜? 更新たのしみに待ってます。
227 名前:マコト 投稿日:2003年04月11日(金)00時41分50秒
>嫌いじゃない…でしょ?
もちろん!!(爆)
鬼畜中澤さん結構っていうかすっごい好きッス!!
次で終わるのも寂しいですが、頑張ってください!
228 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年04月11日(金)12時01分50秒
鬼畜だ・・・。
久しぶりにここまでSな裕ちゃんを見た気がします(w
229 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月11日(金)19時34分25秒
kaiさんの作品大好きっす!!!待っている間、何回も読み返してしまいました♪
頑張って下さいね(^^)/~~~
230 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月11日(金)19時37分14秒
kaiさんの作品大好きっス!!!待っている間、何回も読み返してしまいました☆
これからも頑張って下さい(^^)/~~~
231 名前:kai 投稿日:2003年04月12日(土)19時56分28秒

お待たせしました!(←え?・・待っちゃいない?)

ご期待に添えられる内容になってるかは、判りませんが・・最後まで楽しんで
いただければうれしいです!

では、最後の更新です!
232 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)20時06分14秒

「もう、ごっこは終わりやでぇ〜〜っ♪」


言いながら耳たぶを弄られて、そのまま入ってくる生温かい舌。
くすぐったくなって縮こまるおいらの身体を、きゅっと抱き寄せながら、構わず
ペロペロと舐めてくる裕ちゃん。
・・・複雑な形を確認するかのように。


「かわいいぃ・・やぐちっ♪」
「・・やぁ〜〜んっ。」

も、囁かないでよぅ。

彼女が動く度に、ふわふわとその柔らかい髪が首筋を擽って・・なんかゾクゾク
するんだ。
だから、・・狭いソファーの上で密着するように、裕子の背中にしがみ付く。
233 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)20時19分12秒

・・・なんで、裕子の“舌”はこんなに気持ちいいんだろ?・・・

うなじをチロチロなでながら、首筋をのぼって、・・そうして顎に辿り着く。
パクンと噛み付くようにしてから、舌先で舐められると、・・どうしていいのか
解らなくなって・・。

自分から顎を下げて、唇同士を合わせた。
重なり合う二つが、変な風に歪んだ。

「・・ふぅ・・」

安心して軽く息を付いたおいらに・・裕子の口元が緩んで・・。

矢口はキスが好き。
でも、誰でもじゃない・・・裕ちゃんとのキスが。

いつもは、意地悪ば〜っか言うこの口も、ちゅうしてるときだけは、うんと
やさしくて・・柔らかい感触も、堪んなくなるくらい気持ちよくしてくれるこの舌
も・・全部、なにもかも・・。

だから、いまも、早く感じさせて欲しくって・・口を開けて待つんだ・・。
はぁ・・いつもは、そんな恥ずかしいこと絶〜対しないのに、どうしちゃったん
だろう、矢口ってば・・。
234 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)20時37分44秒

裕子がそれに気付いてニヤリと微笑む。
いつもだったら、嫌味の一つも言うだろう状況なのに、うれしそうに微笑んだ
だけで、何も言わずに目を瞑って・・。


「・・・あぁ・・・んんっ!!!・・」

にゅるりんって入ってくる・・裕ちゃんのソレ。
甘い香りと、湿った感触がほどよく気持ちくて・・。

最初は・・ゆっくり、絡ませあう。
おいらも、がんばって同調するんだけどぉ・・。

矢口のペースに合わせて動いてたソレも、徐々に本性を現して・・おいらの口の中
を犯すかのように暴れまわるのはいつものことなんだけど・・。
上顎を擽りながら、舌を伸ばして奥の奥まで入ってくるとどうしようもなくなって
足の指が勝手に折れ曲がっちゃうぅ・・。


「・・うがっ!・・・・んんんっ!!!」

しゃべれないから、首を振って訴えるんだけど・・それでも耳を押さえられてるか
ら動けなくて・・。
上から流れてくる裕ちゃんの唾液と自分のが溜まってきて、苦しくなって何度も
それを飲みこんだ。

おいらの口の中が裕子の味に変る。

キスだけでイッちゃいそう・・。
・・もう・・激しいってば・・ゆうちゃぁんんっ・・・
235 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)20時49分05秒

「・・はぁ・・はぁ・・・はんんんんっ!!!」

ようやく解放されたと思ったら、太腿辺りをうろうろしてた手のひらがいきなり
おいらの大事なとこをきゅって包んだ・・。
変な音が立つ。・・・やっ、恥ずかしいよう・・。


「・・あ、・・やぁ・・・」
「・・矢口・・すごい、びしょびしょやんっ?・・」

割れた筋をいったりきたりさせて、何度も何度も・・。

「・・だって・・んんんっ!!・・」

お尻の下のカバーが冷たいから、そんな風に言われなくたってどんだけ濡れてるかは
解ってるのに・・。

「・・ん、ええよぉ・・気持ちよかったんやろぉ?・・」
「・・・ん。」
「・・・んじゃ、もっといっぱい感じたりぃ?・・・」
「・・・ぅん。・・・・んあっ!!!・・」

頷いた瞬間、裕子の指が入ってきて。
なにもしなくても滑るおかげで、なんなく迎え入れてしまう。

さっきの冷たい感触じゃない。
やさしい温もり。・・大好きな裕ちゃんの指。
236 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)21時02分47秒

「・・やんっ・・・ゆうちゃぁんんっ!!・・」

「・・・痛いか?・・」
「・・んんっ、・・はぁ・・んんっ・・」

首を振って返事。

でも身体の中に裕ちゃんの指の形が解る。
変な感じ。

「・・・動かしても平気?・・」
「・・ふわっ・・・んんがっ・・ゆうちゃっ!!」

返事を待たずに動いてくるそれに、思わず力を入れようとするんだけど・・
・・さっきは、入れないようにってがんばってたから、それも思うように出来な
くって・・。


「・・あぁ〜ぁっ、・・前は一本でもきゅうきゅうだったのに、なぁ〜♪」

いち早くそれに気付く裕子。
もう、そんなふうに言わないでよぅ!

「・・ってぇ・・だって・・」
「うっそ、・・ええから、・・んじゃ、何本入るか試してみる?・・」

なに、言ってんだよっ!
でも、冗談かと思ってた彼女は本気で・・下でなにやら、がさごそ。


「・・ね、な、なにしてんのぉ・・ゆうちゃん?・・」

怖くなって呼ぶんだけど・・。

「ん〜っ、ええから。・・矢口、矢口・・ちょっ力抜きぃ・・?」
「・・う、ん。・・・ふぅわぁぁ〜〜〜っ・・」

奥まで入ってくる・・。
237 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)21時17分42秒

「・・まずは一本・・こ〜れ、なに指だぁ〜っ?」

・・んで、こんなときに・・クイズなんかしないでよう!

「・・・かんないよっ・・」

「そう?・・これは、真里ちゃんのだ〜い好きな“中指”です♪・・んじゃね・・」

・・ちょっと、も、遊ばないでっ、おいらはそれどこじゃ・・

「・・んたァ!!・・痛いよっ、痛いぃぃ〜っ!!!」
「うわっ、きつぅ!!!」

同時に叫んだ。

「や、やっ、・・抜いて、抜いて・・・・抜いてってば、裕ちゃん!!」

足をバタバタ。
おいらは必死に懇願して・・。

慌てて引き抜かれた。
でも、下半身に感じるズキンとした痛みが残ってる・・。

「あっ・・やぐ・・」
「痛いよぅ・・ゆうちゃぁんっ・・」

べそをかきながら、自分の足の間をソロソロと撫でた。
・・そんな矢口に苦笑いしてから・・。

「・・ゴメンゴメンなっ、・・今日は大丈夫やと思うたんやけどぉ・・痛かった?」

頬をペシペシ軽くなでられて・・。

「・・もっ・・痛かったよぅ・・」

泣きそうな顔で。
恨めしげに訴えた。
238 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)21時33分07秒

そんな彼女は、きゅって自分の胸に顔を押さえつけて、そのまま腕を回して抱き
しめてくる。
やさしく背中を摩られて・・ゆっくりと息を吐くんだけど・・。


「・・もう!・・」
「・・ん。ゴメンなぁ・・裕ちゃんも痛かったわっ、指千切れるかと思った・・」
「・・あ、アホぅ!」

「フッ・・・かっわいいなぁ〜、やぐちぃ♪」

胸にぐりぐり。
ふにふにする裕子のそこ。

それはそれで気持ちいぃんだけどぉ・・。
さっきまであった温かい指が無くなって・・なんとなく物寂しくて・・。
・・だからって、今度ばかりはどう言っていいのか判らない。

でも、足を擦り合わしてモジモジしてるおいらに気付いて、ニヤリと笑うんだ。


「なっ、・・痛かったとこ、見せてみぃ?」
「・・えっ?」

もう、診察は終わりって・・。

なのに彼女は構わずおいらを転がして、腰を引き寄せて邪魔な脚を持ち上げた。
・・・それをゆっくりと左右に開いてく・・。

「・・んやっ、・・やん、ゆうちゃぁんんっ・・・」

膝の後ろに手を当てられて、そのままグイッと二つに折りたたむと、
・・矢口の大事なところは、あっという間に天井を向くんだ・・。


また!・・もぅ・・恥ずかしいよぅ・・。

裕子の熱い眼差しが、そこに注がれて・・。
いやだっ!・・ブンブンって首を振って訴えるんだけど。

でも、ぐにゃんぐにゃんの身体は言うことを効かないから・・。
239 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)21時44分10秒

やだよぉ・・。
恥ずかしいぃ・・。


「ふわっ。・・・可愛いぃ・・やぐちのんっ♪」

・・も、恥ずかしいこと言うなぁぁ〜っ!!

「・・ほら、いっぱい、気持ちいぃ言うてんで?・・」

目を見られて慌てて逸らした。
・・クスクス笑い声が聞こえてくる。


「・・痛かったの、どこや?・・・んっ、ここぉ?・・」

「あぁっ、・・ひゃぁ・・・ダメぇ・・・」

指先で広げられて、・・そのまま覗き込まれる。
もう、やっ、そんな・・見ないでよっ・・。

でも最初は診てるだけだと思ってたのに・・。

「ひゃぁ・・・ちょっと、・・ちょ、いやっ、だ、ダメだってばぁ〜!!」

ぬるんとした感触に慌てて見下ろすと、おいらの脚の間に埋まる茶色のアタマ。

・・裕ちゃん、根元黒くなってきたねぇ〜って、っんなこと言ってる場合じゃなくぅ!
な、舐めんなよ、そんなとこぉ!!

「裕子、ゆうちゃん!!・・もう、ダメダメぇ・・汚いから・・ンやっぁ!!」

お風呂入ってないのにぃぃ〜っ!
240 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)21時57分03秒

「ねっ!・・・・ゆうちゃん!!」

バンバン、アタマを叩いて訴える。


「ふがっ、・・だいじょうぶぅ・・傷になったかも知れんから消毒してんねんっ!」


アホぅ!
そんな治療の仕方があるかいぃ!!
・・んも、やっぱ、「いんちき医者」だったな。

いや、だからそんなこと言ってる場合じゃないんだって!!


ぴちゃぴちゃくちゅっ・・。

いやらしい音が・・。
彼女の舌が、おいらの粘膜を抉るように撫でるんだ。何度も何度も・・。

な・・んか、もう・・。

すっごい、気持ちいぃんですけどぉ・・。
あ・・やばい、また、出ちゃいそっ。


ドックン。

溢れ出た新しい蜜をおいしそうに口に含む彼女・・。
・・って、えぇ〜っ、ちょ、飲むなぁ〜!!

もう、アナタのほうが病気になっちゃうでしょ!
言わないけど・・。
言ったら、百倍になって言い負かされちゃうの判ってるからさ。
241 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)22時11分56秒

もう、気持ちよすぎてふわふわする。
身体の至るところが、敏感になって、どこ触られてもイッちゃうかもしんない。

胸の先端も、立ち上がってんの判るんだ。
ちょっと動く度に、小さめのネルシャツに擦られて、・・痛いくらい。
・・だから、自分で広げて・・自由にしたんだけど・・。

「・・・はぁ・・」

思わず出てしまった溜息に、裕子が一瞬だけ顔を上げて微笑んだ。
・・・でも、すぐに戻って。


「・・もう、もっ・・はっ、やっ・・ダメ・・ダメぇ・・」
「・・やぐ・・・はぁ・・きもち?・・やぐ・・」

虚ろな目で見上げると、かぶりつかんばりにそこに顔を埋めて・・口の端から
じゅるりと漏れてるのは、おいらの・・・・・。

なんか、なんか・・・動物みたいだよ、ゆうちゃん。

な・・んて思ったのは、そのときだけで・・ピンク色した舌が矢口の一番弱い
とこを擽るとどうしようもなく腰を揺らしてしまうんだ。

・・・やっ、も、ダメ・・・そこは、やっちゃダメだってばぁ・・。


「・・やぁ〜〜んっ・・ヤメて・・」
「・・ん、気持ちいの?・・やぐち?」
「・・ぅん。・・・でも、そこ、しちゃ、ダメっ・・・」

ダメと言われればしたくなる人で・・そんなことは判っているんだけどぉ。

執拗なまでに、ソコばかり集中する。
・・もう、ダメって、言ってる、のにぃぃ〜〜。
242 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)22時26分23秒

「・・・んはっ・・くるしっ・・お腹痛いよう・・んんっ・・も、ダメぇ・・」

限界を感じてそれだけ言うと、汗で湿ったおでこを掻き分けられる。
そのまま、顔をあげて見つめられ・・。


「やぐち・・やぐち、・・今度はちゃんと、イかせたるから・・。」
「・・ん。」

濡れた手で頬を撫でられると、素直にコクンって頷いた。


抱っこして欲しくて手を伸ばすと、裕子がゆっくりと近付いてくる。
苦しい体制のまま、唇を塞がれて・・。
自分の味が咥内に広がる。・・それがなんだか、無性に興奮するんだ・・。

キスされたまま、わき腹を通って、いつのまにかアソコに辿り着いた・・指。
・・・そのままストンって入れられて。


「・・はぁんんっ!!」
「・・・痛ないぃ?・・」
「・・ふわぁんんっ・・」

も、お返事なんて出来ないってば。

なのに彼女は相変らず・・。

「フッ・・・な、・・いま、何本入ってるか、判るぅ?」

・・・も、またかよっ、・・こんなときに、クイズなんてするなぁ〜!

「・・・っかんないってば・・はっ・・んんっ!!」


ガクン!

力が抜けて、慌てて目の前の首にしがみ付いた。
・・裕子の指が動いてきた、から。


「あっ・・あぁ・・やぁんんっ・・・」

な・・にこれ?
な・・・なんか、すごっ・・やっ、きもちい。
243 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)22時37分05秒

「・・ゆうこ?・・やっ・・なに・・?」

最初わからなかったんだけど・・どうやら彼女は2本の指を重ねてるらしく、
上になったほうソレをちょっとだけ曲げていて・・ちょうど第二関節のとこが、
矢口の気持ちいとこに当たって・・。

そのことに気付いた裕子がニヤリと微笑んだ。
そして、わざと擦るように何度も何度もそこに当てる・・。

「・・あん!」

も、なんだよ、この声ぇ〜っ。
でも、勝手に口から出ちゃうんだもん。


「・・気持ちいんや?」
「・・ふぅん・・んも、んやっ!・・」
「どうやの?」

問いただすように激しく動かされ、おいらは、コクコクって頷いた。
なのに、突き上げる指の動きは収まらなくて、ついでに、熱くなってる“芯”
をこちょこちょ擽るからぁ・・。

もう・・ダメ・・やっ!・・そんなこと、しちゃ・・!!
244 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)22時52分39秒

「・・裕子ぉ・・ゆうちゃん・・も、・・我慢できないよぅ・・・」
「・・ん。・・ええよ・・いつでも・・」

密着する体。
彼女の汗が、ポタポタと落ちてくる。

目の前が白く霞んできた・・・もう、限界・・。


「あっ、・・・も・・ダメ・・ダメ・・・」

首をブンブン振って。
そうすると優しい腕が絡まってきて、きゅって抱きしめられた。
いつもそうしてくれる。・・矢口が安心してイケるようにって・・。

「・・・ゆうちゃ・・好き・・・だよぉ・・」
「・・ん。・・アタシも大好き・・・」

穏やかな言葉とは裏腹に激しさを増す・・指の動き。
もう、なにされてんのかわかんない。
おいらは犬みたいに、やらしく腰を動かして、必死に感じまくるんだ。


ちゅ!
裕子が頬にキスをした。
・・それが、合図となって・・。


「・・・はぁっん・・・やっ・・イクぅっ!!・・・・」

顔を仰け反らせて・・おいらの身体は、ふわっと宙に浮いたんだ・・。
245 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)23時03分31秒

********

「・・はぁ・・はぁ・・・はぁぁ・・・」

やさしい匂いに包まれて、何度も深呼吸を繰り返す。
赤ちゃんみたいに抱っこされて、愛しそうに髪を梳かすやさしい指先。
・・さっきの、裕子はどこ行っちゃったんだろうね。


「矢口ぃ・・・大丈夫かぁ?」
「・・ん〜っ。・・はぁ・・いじょうぶぅ。・・」
「よしよし!」

うれしそうにまた抱き寄せられた。


な〜んで、こんなことになっちゃったんだろっ。
・・ってか、結局は“エッチ”してんじゃ〜んっ!!

もう、なにが、「お医者さんごっこ」なんだよう!
・・まったく、・・エロ女なんだからっ。

こうなることが判って、まんまと乗せられちゃうおいらもバカだけどさ。
ま、それはこっちに置いといて・・。


「やぐちぃ・・可愛かったでっ♪」

なのに、こいつは罪悪感の欠片も無くて・・。
246 名前:裕ちゃんと遊ぼっ♪ 投稿日:2003年04月12日(土)23時20分34秒

そんなことを言うこの首を、噛み切りたくなっちゃうけど・・背中を撫でてくれ
る優しい手のひらが、・・その思いに待ったをかけるんだ・・。


イッた後はいつだってやさしくしてくれる彼女が好きぃ。
終わってからも、・・いつまででも愛してくれるゆうちゃん・・。

だから、おいらは猫みたいに丸くなる。
彼女の腕の中で、ゴロゴロと・・。
・・はぁ・・・ずっと、こうしてたいなっ♪・・



「やぐちぃ・・」
「・・ん〜っ?」

ポヤポヤしたまま、なんとなく返事して。

「好きやで?」
「・・うん。」

微笑みながら、掴まる腕をぎゅうってした。


「なぁ、やぐちぃ〜っ?」
「な〜〜に?」


「・・今度はさ、・・・・「女教師」がええなぁ〜っ、ゆうちゃんっ♪」
「・・・・・・・・。」

・・・・・・・。
・・・・・・・。

パチッと目を開けると、ニヤニヤ笑いの裕子がいて。
今頃、矢口に「セーラー服」でも着せて喜んでるんだろう・・。


あぁ・・・どこまでも・・・・。


「・・こぉっのっ、・・・エロオヤジぃぃ〜〜〜〜っ!!!!」

カプリ!

目の前の真っ白いのど仏を思いっきり噛み付いてやった。

・・・誰かっ、「このバカ」に付けるクスリを、持ってきてっ!!!


                     ―END―
247 名前:kai 投稿日:2003年04月12日(土)23時39分15秒

すいません、すいません・・すいません。(3回くらい)
何なんでしょうか、このお話は・・。
・・とか思いながら、アタシは書いててめっちゃ楽しかったです♪

やりすぎ? ひどい?・・鬼畜なのは、アタシなのかもしれませんが・・
こんな“エロ”も、たまには読みたくなりませんか?(聞くな!)

・・んでも、この二人がやるからこそ、ギャグにもなっちゃうんですけどね。

メチャイケspの「岡女」を観ながら、矢口のセーラー服姿に萌えました!

いい!
長いスカートも、その腕捲くってんのも・・なんか“プチヤンキー”みたいで!
でも、中澤さんのそれを一番見たかったなっ♪
絶対似合うと思いませんか?・・うわっ、鼻血でそっ・・。(アホ)

なぜこんなこと言ってるかというと、続編として「女教師」物を考えていたんです
けど(懲りないやつ)・・んでも、ここはイメクラスレではないので(爆)
先送りにしました。(ボツにしないとこがアタシです)

なので、次回はもう一本のスレを上げてから、またこっちに戻ってきたいと思い
ます。・・今度こそは、甘くて、いちゃいちゃしたエロ書くぞぉー!(気合)

これに懲りずにまたお付き合いくださればうれしいです。
こんなバカ話しを、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。
感想、批判など、いただけたらうれしいです・・。

PS、・・辻ちゃんの将来が心配です、紺野さん勉強教えてあげてください。(w
248 名前:kai 投稿日:2003年04月13日(日)00時06分13秒

いつもいつも、本当にありがとうございまーす!

>226さん・・甘かったような、そうじゃないような・・?
でもこんな感じになってしまいました。こんな味付けでもよかったかしら?(w
次回のほうも、楽しみにしててくださーい!

>マコトさん・・そうでしょ、そうでしょ。
気が合うマコトさんとは、絶対思考も同じだと思ったんだ。(やだ?)
鬼畜もの(?)は休憩して、甘いのを挑戦したいと思ってます。そちらもヨロシク
お願いしまーす。(あーでも無理かも?・・弱気)

読んでる人@ヤグヲタさん・・すいませんです。(ペコリ)
好き嫌いが別れるかなとか最初思ったんですけど、でも、愛はあるつもりなん
で・・。最近はやぐちゅーも逆転してるの多いけど、アタシはやっぱ王道で!
やっぱ裕子は“S”でしょ?(←違う?)
えと、これに懲りずにまた読んでいただけたらうれしいです♪

>230,231さん・・一日待たせちゃってすいませんです。
>何回も読み返して・・ってそれ、めちゃめちゃうれしい、ありがとうござい
ます!・・こんなふざけた作品なのにね・・。(泣)
期待に添えられるようがんばっていきますので、これからもヨロシクお願いしますっ♪

やぁ〜もう、なんて言っていいのか。
読んでいただけるだけで最高にうれしいっス!!
これからも、いろんなもんに挑戦してくので、懲りずにレスってやってください!

249 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月13日(日)01時10分03秒
『裕ちゃんと遊ぼっ♪』 お疲れ様でした〜。
鬼畜な裕ちゃんもいいですが、最後は甘い感じでよかったです、やっぱり考えてることはエロ親父ですね(笑)
きっと、中澤さんは矢口さんのセーラー服姿を生で見たかったに違いない!!!
kaiさん、続編ともう一つのスレも楽しみにしてます。
250 名前:マコト 投稿日:2003年04月13日(日)04時28分41秒
kaiさんお疲れ様でした!!
>なんか、動物みたい
っていうのに笑ってました(笑)

自分は鬼畜も甘いのも好きなんで、楽しみにしてます!
251 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月13日(日)17時04分05秒
お疲れ様でした!!やっぱり、kaiさんの書く小説大好きです♪
ファンになってもいいですか?…っていうか、なります。ならせて下さいm(_ _)m
次回の作品も楽しみに待ってます☆頑張って下さいね!!!
252 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年04月14日(月)12時25分53秒
いろいろ楽しい作品をありがとうございました。
鬼畜裕ちゃんに関しては、この程度は全然アリですね(w
次の甘々作品と、その次(?)の岡女ごっこ(w)も期待してます。
253 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月14日(月)16時06分07秒
ぜ・・・是非・・・道具をつかったエロを・・・(萌w
254 名前:やぐちゅー中毒者セーラム 投稿日:2003年04月16日(水)02時46分53秒
別スレにはしゃしゃり出ましたが
こちらのスレに来るのは初ですね。
いっきに読ませて頂きました・・・・うわぁ
こんな風に書けるなんて、うらやますぃ(w
これからもちょくちょくきてしまうと思うんでよろしくです
255 名前:kai 投稿日:2003年04月18日(金)23時05分34秒

わ〜いレスがいっぱいだぁ!!
めちゃくちゃうれしいです、ありがとーございまーす♪

今日は、更新ではないんですけど、一言お礼まで。

>246さん・・ははっ・・最後までエロオヤジでしたね。
矢口のセーラー服・・そりゃ大好物でしょう!(断言)
続編読んでくださるんですか?・・んじゃ、がんばって書いちゃおうかなっとか。
でも、その前に別スレを・・(w

>マコトさん・・笑っていただけで、よかったですぅ。(w
エロ話しといっても、どうしてもふざけちゃうんですよねぇ〜。照れくさくっ
て?・・んでも、・・いつかは、官能小説みたいの書いてみたいです。
・・鼻血でちゃうくらいの!(アホ)

>251さん・・いや〜、そんなそんな。
調子に乗りますから・・でも、応援していただけるだけでめっちゃ励みになり
ます!・・はい、がんばって、続けていきたいです!(ペコリ)

読んでる人@ヤグヲタさん・・全然OKでしたか。(ホッ)
鬼畜といわれるけど、実際成りきれてないですからねぇ〜ウチの中澤さんは。
岡女ごっこは、どうしようかなぁ〜って悩んでます。パラレルにしようかとか?
・・でも中身はエロなんスけどね!(w

>253さん・・えっと・・道具ですよね・・道具かぁ・・道具って。
あのぉ、もしかして・・“うぃ〜ん、うぃ〜ん”とか鳴っちゃうやつぅ?(違っ
てたら恥だな・・(汗)・・だったら、使ったことないからわかん・・ゴホッ!(咳払い)
・・はい、がんばりまーす!(ちっちゃい声で) エロって奥が深い・・。(感慨)
256 名前:kai 投稿日:2003年04月18日(金)23時12分49秒

やぐちゅー中毒者セーラムさん・・一気ですか?・・うわっ、大丈夫ですかぁ?
すいませんです・・んでも、私はこういうのお好みなもので・・(汗)
いやぁ、もぉ、これに懲りずにまた遊びにきてやってくださいませ。
・・そしてそして、私も行かせていただきまーす♪

本当にありがとうございました!!
なんていうか、ホッとしました・・実は結構反応怖かったんですよぉ・・。
なんだ、いいんだ。・・んじゃ、次も濃いい奴用意しよっかなぁ〜♪(反省なし)
・・覚悟しててくださいね!(w
257 名前:kai 投稿日:2003年04月18日(金)23時27分29秒

そーいえば、なんでも矢口が“婦警さん”になるとか?(w
んだよそれぇ〜、アタシに妄想しろって言ってんのかぁ〜!って感じなんですけど
あぁ〜、見たい、早く見たい。・・ちっちゃい婦警さんかぁ・・(萌えぇ〜)

えと、そろそろ新作をあげたいなとか、考えています。
別スレが先になるかと思うのですが。なので、こっちはそれが終わってから?

ただいまのところ半分くらいできてるのですが、・・チャレンジャーな私として
は、・・・今回は“SM”なんぞを。(←えっ?)
・・いやいや、ごくごくソフトなもんなんですけどね・・ホントに。(汗)

お楽しみにぃと言っていいのか解んないですけど・・待っててください。(w
では・・。
258 名前:kai 投稿日:2003年04月18日(金)23時29分19秒

すんません・・あげちゃった・・。(汗)
えと、日曜日あたり更新予定です。ヨロシクです!!
259 名前:マコト 投稿日:2003年04月21日(月)07時51分56秒
矢口さんが婦警さんになるっていうには自分も聞きました!
いつ出てくるのかわかんないですけど、待ちますよ!
そしてkaiさんの新作も首をなが〜〜〜〜くして待ってます(脅しじゃないです)
260 名前:スティンガー 投稿日:2003年04月25日(金)21時06分52秒
ども。昔紫板でやすいしエロ小説かいてたものですw
一気に読ませていただきましたが…。

すでにキーボードは 赤 く 染 ま っ て ま す が 何 か ?←逝ってよし
俺のは糞駄文ですので読まないほうがいいですよw
過去ログにまだあったはず…
次回更新楽しみにしています!
261 名前:スティンガー 投稿日:2003年04月25日(金)21時08分18秒
アドレス書き忘れてた…。スマソ。

http://mseek.xrea.jp/purple/1008092772.html
です。
262 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月28日(月)08時53分02秒
楽しみに待ってま〜す!!!!^^
263 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月07日(水)16時20分17秒
kaiさんの書く物、すっっごく好きっス!!!
これからも、楽しみにしています♪♪
264 名前:kai 投稿日:2003年05月07日(水)16時39分01秒

レスありがとうございます!

>マコトさん・・お待たせしましたぁ!
やっとあげることが出来そうです。・・マコトさん好みに仕上がってるかどうか?
・・またまた、感想などよろしくお願いしーす!(ペコリ)

>スティンガーさん・・初めまして。・・一気ありがとうございます。(w
いやいや恐れ多いです。今度はテッシュを詰めてからのほうが・・(←違う?)
アドも・・っていうか、えぇ!!・・なんかすっごいもの見ちゃったようなこの
感じは・・一体っ?!
私のなんて、・・って感じですが、どうぞ読んでやってくださいませ。(緊張)

>262・・お待たせしましたぁ!
また懲りもせずやってしまいました。楽しんでくださればうれしいです!
265 名前:kai 投稿日:2003年05月07日(水)16時44分58秒
>263さん・・うわっ、ビックリした!
タイミング合いましたねぇ・・いやぁ・・そんなそんな・・うれしいです♪
がんばって更新していきたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
・・・長そうなんですよ、今回・・。(汗)
266 名前:kai 投稿日:2003年05月07日(水)16時59分20秒

このスレではお久しぶりです!
またまた、戻ってくることになりましたぁ!!

そういえば、圭ちゃん卒業してしまいましたねぇ・・。(泣)

最近の矢口は、急に大人っぽくなったような気がします。
・・二十歳になったから?

なのに、アタシが書く「矢口」はどこかまだ幼い感じがあるかもしれません。
でも、圭ちゃんも前、ラジオで言っていたように、「裕ちゃんの前だと甘えら
れる」みたいな。
だから、ヤグチもきっとそうなんじゃないかなって思ったりしてます。
裕ちゃんの前だと、甘えっこになってしまう矢口さん。

・・というわけで、またまた懲りもせずに甘〜いお話を作ってしまいました。

今回のお話は、もう一個のスレの続き物です。
そちらを先に読んでいただけるとなにかと判りやすいかと思います・・。
267 名前:kai 投稿日:2003年05月07日(水)17時21分13秒

今回はですねぇ・・ストーリーの中のエロ有りって感じで?
判りやすく言うと・・普通に物語がありまして・・でもその中にエッチな描写が
含まれますよって感じになっているんです。(判りにくい?)

だから、エッチシーンが目的ってかたには、ちょっと邪魔くさいかなとか思われ
ちゃいそうなんですけど。・・・でも、出来たら読んで欲しいです・・。
っていうか、読んでくれなきゃ悲しくなります・・。

・・という私も、エッチビデオ見る時は、飛ばしちゃうタイプなので人のこと
言えないや・・(おい)

・・明るいお話を目指しておりますので、どうぞ楽しんでやってください♪
268 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)17時28分51秒

「海だぁぁ〜〜〜〜っ!!!」

元気いっぱいのその声に、思わず笑みがこぼれた。

東名高速を乗り継いで、厚木から有料道路をひた走ると・・あっという間に海が
広がって・・こんな近いとこやったんやなぁ〜なんて、改めて思ってしまう。


――おととい、やっと舞台も千秋楽を迎えた。

初めはどうなることかと思っていたけど、やり終えてみると充実感いっぱいで、
それに、いい出会いもあったしなぁ・・・。

そうして、約束どおりご褒美(?)の、二人っきりの温泉旅行となったわけやけど・・。
269 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)17時36分47秒

--------------

『えぇ〜!!・・・一泊じゃやだよぅ!!!』
『ヤグチぃ・・我侭言わんとな。・・しゃあないやん、アタシかて「ごくせん」
のロケ残ってるし・・ヤグチかて二日は取れへんやろっ?』
『でもぉ・・でもでも、・・んじゃ、この日はぁ?』
『・・・どう考えても無理や。・・・』

『じゃさじゃ、・・この日、この日だったら時間なんとかなるんじゃない?』
『・・・・・・。』


結局・・。
ヤグチに押し切られ・・二人でアタマを下げ下げ無理矢理作ったそれで行くことに
なったんやけど・・。

マネージャーさん・・ホンマにごめんなさい。
そして、メンバーも協力しれてありがとううございますぅ。

なのに・・なのに・・・
270 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)17時45分36秒

「ゆうちゃん、海、海ぃ〜〜ひやっほぉ〜〜ぃ!!!」
「・・・・・・。」

「わ〜〜い。海ぃ海だ〜い♪・・ゆうちゃ。ねっ、ねっ海ぃ〜〜っ・・!!」
「・・・せやねぇ。・・海やねぇ。・・・」

・・・・・・・・。

なんでそんなに元気なん?
いや、可愛くていいんやけどね。

・・でも、そんなにうれしいか・・この真っ黒い海が・・・。

ゴォ――

日は沈みかけ、・・怪しく波うちの音が立ち込めて。
結構不気味な気がしないでもないんですけど・・。

助手席に座りながら、足をブンブンさせて。
・・コドモかいぃ!
コドモちゅうより、犬やな?
ワンコ。・・・お尻みたら尻尾付いてんちゃうん!!(笑)
271 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)17時54分36秒

「・・・ゆうちゃん?」
「あ?・・・・なん?」

顔を上げるとちょっと睨んだ矢口がいて。

「な〜に、人の“ケツ”見てんだよっ、・・・やっらしぃ〜〜・・」
「んなっ!・・・・ちゃうって・・や、違わないけど・・それよりアイドルが
“ケツ”なんて言うんやないぃ!」
「・・・見てるからじゃんっ!・・つうか、前見ろよ、アブねーだろっ!!」
「うをぅ!!!」

対向車はなかったからよかったものの、ちょっとセンターラインをオーバーしてて。
あっぶなぁ―・・・・・はい、前見て運転しまーす。

「危ないなぁ、もう!・・ヤグチ、こんなとこで死にたくないんですけど・・」
「・・・はいはい・・ごめんなさい・・気をつけますぅ・・・」

でも、元はといえばアンタのせいやろ?
でも、アタシも死にたないです。・・せめて温泉入ってからやないと。(違う?)
272 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時03分19秒

ぎりぎりまで仕事してた矢口を渋谷のスタジオまで迎えに行って、メンバーに
からかわれながらも、東京インターを乗ったのが五時半やから・・・一時間足らず
で着いちゃうもんなんやねぇ・・。

「裕子、疲れない?」
「ん〜。・・・平気やで。」

確かに久しぶりの高速には気を使うけど・・そんなに交通量もなかったから。

「はい・・あ〜〜〜ん♪」
「・・あ〜〜〜っ。・・」

さっきからこうして何かと世話を焼いてくれるヤグチ。
包み紙を剥いて、飴が口の中に放り込まれた。

そうしてる自分が、うれしくてしょうがないって顔して・・。
だから、アタシもされるままになる。

「・・ゆ〜たん、おいち?」
「・・うん。おいち♪・・」

アホかっ・・。

でも、これだってドライブデートやしなぁ。
こんなことめったに出来ないから・・。
273 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時11分45秒

「あ〜あぁ。・・・ヤグチも免許取ろっかなぁ〜っ?」
「・・・あん?」

「だってさ、裕ちゃん疲れたら代わってあげれるじゃんっ!」
「フッ。・・だから、全然疲れてへんって・・・それに、ヤグチじゃこの車・・
足、届かんやろう?」

バシッ!!

「いたっ!・・・・・あぶなっ!!」

ハンドルがぶれて・・車体がぐらっと揺らぐ。
ちょ、何キロで走ってると思ってんのぉ・・アンタこそ殺す気かぁぁ!!

「こらっ!!」
「う・・ゴメン。・・・・・でも、裕子が悪いんだかんねっ!」

むぅって顔して。
まったく・・でも可愛いから許しちゃうけど。

でも、ホンマの話し。あんたの運転でなんて、怖くて乗りたないで。
・・・裕ちゃん、もうちょっと生きてたい・・。
274 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時20分13秒

----------------

「海だぁ、近いぃ!・・・わ〜〜いぃ、海ぃ、海ぃぃ〜〜っ♪」

・・・・・・・。

「ヤグチって、そんなに“海”好きなん?」
「うん!・・いいじゃん海ぃ・・おいら海育ちだからね、・・裕子は嫌いなの?」

「・・・嫌いではないけどぉ・・・そんなに好きでも・・・」
「えぇ!!・・・なんでぇ?」

いや、そんなに驚かれても。
・・アタシ盆地育ちやし・・ま、それは関係ないんやけど。

「海ってなんか、・・べたべたするし、熱いし、焼けると面倒やし・・・・あっ。」
「・・・そうなのぉ・・ゆうちゃんと海行きたかったのにぃ・・・」
「・・・・・・。」

「・・・ゆうちゃんと海ぃぃ・・・。」

しょぼ〜ん。

や〜もう。
ヤグチ、そんな顔せんといてぇ。
ヤグチはヤグチでいろんな願望があるらしく、たま〜〜にこんな風になって。
なるだけそうしてあげようと努力は、してるんやけどぉ。
275 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時29分52秒

「うっそや、好きやで。・・明日行こうなっ、海行こっ♪」

片手でアタマをグリグリした。

「・・・・・・ほんとぉ?」
「うん!」

見上げてくる顔に微笑んで。・・なのに。

「じゃさ、今行こう!・・ちょっと降りて、・・寄って行こう!!」
「あかんて・・それはダメ!・・・明日なっ?」
「えぇ〜〜、行きたいよう・・海ぃぃ〜〜っ!!」

はぁ・・・もう・・。
でもそんな我侭ばっか聞いてらんないから。

「行こうぅ、行きたいよう・・ねぇ、ゆうちゃあん・・!」

アンタその顔わざとやってるやろう?
アタシがむちゃくちゃ弱いの知ってて・・。

「甘えてもダメや。・・旅館のチェックインだってあるし、おいしいご飯食べられ
なくなるで?」

「・・・・むぅ。・・じゃさ、夜行こう?・・おいら花火したい!!」

いい考えとばかりに微笑む彼女を制して。

「あかんて。・・夜の海なんて危ないのっ!・・・絶対行かんからなっ!!」
「えぇぇ〜〜〜〜行きたいよう、花火やりたいよう!!」

・・・・まったくぅ。
駄々っ子になっちゃって。それに、この時期花火なんか売ってないやろっ!
276 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時41分15秒

「裕子ぉ・・ねぇ、ゆうこぉ!!」
「危なっ、もう揺れるからヤメなさい!」

むすぅ・・。

あらら拗ねちゃった。

「ヤグチぃ・・明日なっ、昼間のほうが気持ちええで?」
「ヤダ!・・・夜、行きたいんだもん、・・・二人でろまんちっくしたいよぉ・・」
「・・・ふぅ・・・」

可愛いこと言っちゃって。
でも、こればっかは聞いてあげれないから。

「ダメや。夜の海なんて変な奴いっぱいおるでぇ。絡まれたらどないすんの!」
「大丈夫だよう・・ね、行こう?」

「全然大丈夫やないって!・・女二人なんて・・それにな、アタシなんや知らん
けど昔から絡まれやすいねん・・。」

友達と行っても、声かけられるのは絶対自分のほうで。
格好ええやつやったらええけど、そういう奴に限って、ぶっさいくやから。

暴走族の類とか?
あいつらとにかくしつこいし・・熱海なんて絶対いそうやん!
いややぁ!!
277 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)18時50分39秒

「・・それってさ・・・・裕子がヤン・・・・んごっほっ!」
「はぁん?・・・・なんか言ったぁ?」

「うっ・・・・・・・や。じゃ、明日ね、・・絶対ね、約束だからねっ!」
「・・おう!」

左手をぎゅうって掴まれて。
うれしそうに見上げてくる。

あ〜、可愛ええなぁ・・。
こんな可愛い彼女を二日間も拘留できるんや。あぁ、裕ちゃん幸せ♪


きっついカーブをくねりながら、出てきた標識は・・“熱海まであと2キロ”
しっかし、結構上ってくんやねぇ・・。


「・・・でもさぁ、・・・なんで“熱海”なの?」

アタシの運転捌きを見つめながら、なんとなくヤグチが口にして。

そう、アタシらが一日目泊まるところは“熱海の隠れ宿”
・・・ホンマに隠れてそうやねぇ・・・こ〜んな山奥で?・・

あっちゃんに薦められて。絶対穴場だからって。
・・それになぁ・・・・ムフフ。

278 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)19時06分31秒

「矢口は、“熱海”嫌か?・・ええでぇ?・・おっきい露天風呂においしい懐石
食べれるって!」
「・・・・って、それダレと行ったんだよう!!」

「ん〜?・・・や、行ったことはないねんけどなぁ。・・」
「・・・んだよ、ソレ!!」

笑いながら肩を小突かれた。

「だってなぁ・・・“熱海”は昔・・新婚旅行のメッカやってんで?」
「・・新婚旅行?!!」

えぇ、こんなとこにぃ〜って顔。
ま、確かに。・・いま、見た限りではホテルも結構潰れているし、観光地もそれ
ほど・・矢口の気持ちも判らなくない。

「へぇ・・こんなところにねぇ・・・でも、おいら、ハワイのほうがいい!!」
「・・・・・・・。」

「ふぅ〜ん、・・・裕ちゃんの時代は・・みんなここに来たんだぁ・・。」

へぇ〜って感心しとる。

「アホかっ!・・・アタシをいくつやと思うてんねんっ!・・昔ぃ言うたやろ・・
昔や昔・・・矢口のママくらい・・・いや、ウチのおかんくらいかな?」

「ふぅ〜〜ん。・・・っええ!!・・んじゃ、新婚旅行だから来たの?!」
「・・はっ?」

パチパチ目を叩いて驚いてる。
いや、そういうあれやなかったんやけどなぁ・・ま、そういうことにしとこうか。

「そうやで。・・ハワイに行く時間無かったからな・・・ここで我慢。・・」
「・・矢口たちの新婚旅行?・・二人のぉ??」
「そういうこと!」
279 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)19時13分09秒

ピンて指を立てると、にゃはっって微笑む彼女。
それは、むっちゃうれしそうに。

でも、なんだかそんな気がしてきたから不思議だ。
初めての二人旅?・・それが新婚旅行か・・それも悪ないなっ。
・・・・・ってことは、さしずめ今夜は・・・・・。

「・・ったぁ!!!」

腕をバシッて。
・・だから、危ないやろう!

「裕子、いま、えっちなこと考えてたでしょう!!」
「う・・・。」

「アホぅ!・・も、鼻の下伸びてんだよっ、ば〜か、え〜ろ!!」

・・・・・・。
だって、だってなぁ。
新婚旅行で、・・夜ぅ・・言うたら、そら・・なっ。
・・最近忙しくって、なかなか出来なかったしぃ・・・。
280 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月07日(水)19時18分14秒

プンプン怒ってる彼女を横目に。
アタシの妄想は広がって・・。

浴衣で乱れる矢口っていうのもなかなか。
はたまた、温泉であんなことやらこんなことまで?・・な〜んて。
うわっ、・・鼻血でそ・・。

しっかし、“初夜”なんて、どれだけヤリ倒してんねんって感じやで・・?
・・そんなことを考えていたらおかしくなって、口元が緩んで。

そうして、また矢口にどつかれた。

・・あ、あ、危ないっちゅうのぉ〜〜!!!
281 名前:kai 投稿日:2003年05月07日(水)19時23分43秒

今日はこの辺で。
またまた相変らずの感じのお話です。
えっちはですね・・・まだかな? ほら、夜にならないと・・?(w
でも今回は長そうな感じなんです。・・いろんなとこにも行く予定なので?

感想などいただけたら、うれしくてはりきっちゃうかと思います。(w
でも、ゆっくりペースで行こうと思ってますのでどうぞヨロシクお願いしまーす!
282 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月07日(水)23時09分02秒
甘いな〜二人とも、バカップルすぎる(w
「・・ゆ〜たん、おいち?」って、可愛いな〜。

kaiさんのペースで頑張って下さい、どこまでもついていくんで(w

283 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月07日(水)23時51分51秒
待ってましたぁぁ!(^^)! すっげー楽しみです♪♪
裕ちゃんと矢口さん一家の団らんも読んでみたいかも…無理ですかね〜。
わがまま言ってすいませんm(_ _)m
これからも、頑張って下さい!!!
284 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月11日(日)22時11分21秒
楽しみです♪続き待ってます!!
これからも頑張って下さいね(^O^)
285 名前:マコト 投稿日:2003年05月13日(火)15時49分20秒
お久しぶりです!!
いやぁ〜家の引越しで2週間もオフライン生活…拷問ですね、一種の。
今回もいい感じっすねぇ〜♪
でも、中澤さんヤンキーに絡まれるって…(笑)
ではでは、更新楽しみにしてます!
286 名前:kai 投稿日:2003年05月13日(火)17時56分52秒

一週間ぶりです!(ペコリ)
休憩してる間、すっかり読者にもどってしまいました。
にしても、やぐちゅーって結構あるんだなって改めて実感。(知らんかった)
なんだか、名作ばかりで自信喪失気味です・・あはっ。(汗)

あんまり意味のないお話ですが、楽しんで読んでいただければうれしいです!
287 名前:kai 投稿日:2003年05月13日(火)18時17分55秒
>282さん・・甘いっすかぁ〜?(w
甘いのしか書けないんですよね・・シリアスなもんも書いてみたいんですけど。
この先もひたすら甘く、バカップルでいく予定でーす!

>283さん・・お待たせしましたぁ!
相変らずで・・それから、裕ちゃんと矢口家の団欒のお話ですが、全然我侭じゃ
ないですぅ。私は言ってもらえるほうがうれしいし、話が膨らんだりできるので
ドンドン言っちゃってください!・・ご期待に添えられるかは別として(おい)
今回はちょこっと出てくるかなって感じで、裕子ママは出る予定なんですけど。
でも、次の次くらいに考えてるのはバンバン出す予定でーす。(マジ?)

>284さん・・ありがとーございまーす!
今回は、更新ペース遅めですが、がんばりますのでヨロシクお願いしまーす♪

>マコトさん・・あ、・・お引越しですか?
なんだ、私はてっきり・・・・いろんなことを考えてしまいました。(シクシク)
もぉ〜、マコトさんのないと、不安になるって言ったじゃないっスかぁ!
でも、・・よかったです。(ホッ) これからもヨロシクでーす♪

ではでは、更新します!!
288 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)18時28分46秒

――カーナビが目的地を知らせる。


「おっ、ここや、ここ。・・着いたでぇ♪」
「うっわぁ〜っ、・・キレイなとこだねぇ〜?」

車を駐車場に止め、荷物を降ろすと着物の綺麗な女の人が立っていた。


・・・・・・・・・。

ほぉ・・。
さっすが、あっちゃんやね。
あんだけ念を押してただけのことはあるわな。


『ようこそお越しくださいました・・お待ち申し上げておりました・・』

上品な物言いに、ちょっとだけ緊張してしまう。

「あ・・と、・・お世話になります!」

ぺこりとお辞儀をすると、矢口もそれにつられてお辞儀して。
そうしてゆっくり見上げた先には・・素敵な笑みをした“女将さん”が・・。
289 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)18時42分36秒

・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。

露天風呂に、おいしい懐石料理。
そしてそこには、美人女将♪・・ときたら、・・これって言うことないやんっ♪

さすがあっちゃん、お目が高い!(違う?)
もう、お土産大奮発するからなぁ〜♪

でも、ホンマに美人女将っているんやねぇ・・しょっぱなからええ旅になりそう
やわ。

な〜んて、ひとりほくそ笑んでたら、お尻をむぎゅうぅって抓られて。

イッったぁぁ!!!
290 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)18時50分58秒

---------------

「うわぁ〜〜、ちょーキレぇぇ〜〜〜っ!!!」

部屋に入るなり、おっきい声で。
それから、仔犬みたいに部屋中を駆け回る。・・いや、駆けてはいないけどそんな
感じ・・?

アタシは恐縮しながらも、そんな彼女が可愛いくて堪らない。

「ふふっ・・・・可愛いですねぇ?・・・」
「・・・すみません。」

母親のような心境やで。
・・まったくぅ。

「・・それでは・・・・・・」

って言いながら、部屋の説明をしてくれてる女将さんの話を聞いて。・・なのに。

「ゆうちゃ〜ん、ゆうちゃん!・・お風呂、部屋に露天風呂あるよっ♪」
「やぐちっ!・・・・もう、ホンマすみません・・。」

「(ニコッ)・・いいえ。・・それではですね、お夕飯は何時頃になさいますか?」

・・・・・。
夕飯か、・・ちょうどお腹もすいてきたころやしな。
291 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)18時56分46秒

「やぐちっ・・こら、やぐちぃ!・・・・・・ご飯やて、どうする?」
「んん〜〜っ、・・先にお風呂入りたい!・・このお風呂入れますか?」
「・・はい♪」

・・・・・・。

「じゃ、すみませんが一時間後ということで・・・」
「はい、承りました・・・それではそのころ用意してまいります。・・」

優雅にお辞儀してから、部屋をあとにする。
でも、・・あっ!て・・・気付いたように顔をあげ・・。

んん??

耳打ちされた言葉に、またまた恐縮してしまう。
・・もう、・・いたれりつくせりや・・。
292 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)19時05分01秒

--------------

やっと、二人っきりぃ〜♪♪

しっかし、ホンマにすごい部屋やねぇ〜。
矢口ほどじゃないけど、はしゃぎたくなるのもよく判る。

落ち着いた和室は、テレビや日常的なものが何一つなくて、・・でもさりげなく
置いてある置物や掛け軸はどことなくセンスがいい。

豪華なホテルも悪くないけど、たまにはこういう和風な感じもええもんやで?
・・日本人やしな。

「・・ゆうちゃん、さっきなに話してたのぉ?」

部屋を見まわしてるアタシにくっつかってきて。
んっ? さっきか??

「あ・・んと、この階には誰も宿泊してないから、ごゆっくりしてくださいって。」
「そなの?」

たぶん、気を使ってくれたんやろうけどな。
293 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)19時11分58秒

「あと、・・離れたとこにおっきな露天風呂があるんやと。・・でも、今日は
団体さんが入ってるから、遅い時間のほうがいいですよ〜って・・」

「へぇ〜〜、・・遅い時間って何時ごろ?」
「ん〜。・・・なんか、11時には電気消えちゃうらしいから、それまでにやね?」

自動消灯になるらしい。

「矢口・・・行きたい、かぁ?」
「うん!・・行きたい、行きた〜〜い!!」

・・・・そか。
んじゃ、それまで部屋でのんびりしとこうや。・・なっ?

「おっ、・・うっまそうなお茶受けやなぁ〜〜♪」

な〜んて言ってるそばから、ポイポイ脱ぎだして・・ちょ、ちょっと、矢口ぃ〜!!
294 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)19時17分14秒

「なにしてんだよ、裕子ぉ!・・ほら、入ろっ、・・早くぅぅ!!」

促されるまま、ボタンを外された。

あっ・・ったくぅ・・もぉ〜。

そんなんされたら、色気もくそもないやないかいぃ!
な〜んて思うけど、やっぱりうれしくて。
ハイテンションな彼女につられながらも・・ちっちゃな手に取られるようにして。
バルコニーにある、露天風呂に向かったんや・・。

295 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)21時40分54秒

*********

「・・うぃ〜〜〜〜っすぅ。・・」
「きゃはっ、裕子、・・オヤジくさ〜〜いぃ!!」

・・なんやと。
しゃあないやん。疲れてたし、・・温泉久しぶりなんやも〜んっ!

「気っ持ち〜〜ねぇ♪」

言いながら、頭にタオルを乗っけて。・・・・・アンタこそ、おっさんやん!

それでも脚が伸ばせるっていうのは、やっぱり気持ちがよくて。
大自然の空気を思いっきり吸い込んだ。


ピタッ。

「・・ん?」
寄り添ってくる、ちっこいカタマリ。
視線を送ると、りんごちゃんみたいに真っ赤な頬したヤグチがアタシを見上げてて。
ふわっ、かわええ♪

296 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)21時48分26秒

「ゆうちゃぁん・・・んと、ありがと・・・ねっ?」
「・・なんやぁ?」

なんで急に、お礼なんか言うとるんっ?

「・・だってさ、・・ヤグチ、すっごい“ワガママ”ばっか言っちゃったのに、
ちゃんと約束守ってくれて、・・こんないいトコ連れて来てもらっちゃったしぃ・・・」

クスッ。

「なに言うてんのぉ・・・んじゃ、裕ちゃんこそ、ありがとうやで?」
「・・・どうしてぇ?」

「ん〜っ?・・・・やって、ヤグチが“ワガママ”言うてくれたおかげでこんな
ええトコ、これたもんっ♪」

おでこをあわせてクスクス笑い。


初めての二人だけの旅行。
い〜〜っぱい遊んで、いっ〜ぱい思い出作ろうなっ!!
297 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)21時58分28秒

----------------

「あぁ〜〜〜〜っ、気持ちええ〜〜〜っ!」

伸びをする。

「フフッ。・・・・・・新婚旅行かぁっ・・。」
「ん〜っ?」

あぁ、さっきのアレか?
・・って、ちょっとヤグチぃ・・アンタ顔、めっちゃ二ヤケてんでぇ♪
目なんか、とろんとろんやんっ!

「ふふぃ。・・・・えっ、てことはさ、・・・ヤグチは裕子のお嫁さん?・・新妻?
いや、幼妻かな??!」

にゃはっ♪笑ってる。
むっちゃうれしそうに。
こっちまで、つられちゃいそうやん!

「せやで。・・・・・・・まて、・・んじゃ、アタシはなんなん?」
「裕子は、旦那じゃ〜ん!」

当然だろって顔して。
ええぇ〜〜、アタシ、旦那かいぃ!!
298 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)22時11分59秒

「いややぁ!・・裕ちゃんも“妻”がいいぃ!・・“奥さん”って呼ばれたい
もんっ!」
「ええぇ〜・・二人で“新妻”なのぉ?・・・・ま、いっけど。・・・・で〜も、
裕子はやっぱ、“旦那サマ”って感じだよねぇ〜っ!」

・・・・・・・。

「・・・・そうかぁ?・・ま、ええけどぉ。・・・・・んじゃ、“ダーリン”今晩
ええ仕事しまっせぇ♪♪」

むっちゃ期待しとってやぁ♪
言いながら肩を抱きよせると、ぼぉ―としてた“新妻”がおもむろに見上げてきて。

・・・・・・・・。
・・・・・・・・。

バッシャァ!!!

思いっきし、お湯をかけられた・・。

「・・アホぉ〜〜〜〜〜〜〜ぅっっ!!!!」

――静かな熱海の街に、場違いなその声が・・こだましたんや。
299 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)22時20分58秒

********

――なんだかんだと、小一時間ばかり入ってもーて。

浴衣に着替えながら、ほげっと、くつろぐ。

「んァ?・・・・・なんや、それどこに、あったん?」

何気ない一言なのに、ヤグチがぷくぅっと膨れてから。
だって、気になってんもん。

こういう浴衣は、大抵矢口には大きすぎで。
捲くるか、引きずるかしてるから。
・・なのに、今日のはジャストサイズ?

ま、・・あの“女将さん”が気をきかせて用意しててくれたんやろうけどな。

「やぐちぃ、・・・似合ってんで?」
「うっさい、ば〜か!!」

あらら。
拗ねちゃった・・。

――そんなことしてるとき、ふすまの奥のドアがノックされたんや。
300 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)22時32分28秒

----------------

「うわ〜〜〜〜っ!!」

料理がテーブルいっぱいに並ぶ。
ちょっとずつやけど、それでもかなりの種類で。
女性に人気の宿だけあって(あっちゃんが言ってた)・・かわいらしいそれは、食べ
るのがもったいないくらい・・。

ヤグチも、あっという間に上機嫌に。・・さっきの膨れっつらはドコヘ・・?

――仲居さんが出てくと、・・・・そして、また二人っきり。

「矢口ぃ・・・・乾杯しよっ♪」
「うん♪」

矢口がビールをついでくれ、アタシも彼女のコップに四分の一くらい注ぐと。

「・・でも、なにに乾杯?」
「ん〜。・・・・・・・初旅行に?」

「じゃ、二人の新婚旅行に、と・・・・裕ちゃん舞台お疲れ様〜っ!!」
「ん。ありがと。」

「「かんぱ〜〜いぃ♪♪」」
301 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)22時44分52秒

カチッ。
グラスを合わすと一気した。
風呂上りで、ずっと飲みたかったから。

「ぷっはぁ〜〜〜〜っ!・・・・うまいぃ♪」
「・・・・・・・・・おやじぃ。」

・・なんか言ったか?

「むぅ。・・・やってホンマに旨いんやもーんっ、・・・ええやんか。」

ビールはグイッといったほうが、おいしいんやで。

「いいけどぉ。・・・・・でも、あんま、飲みすぎちゃヤだよぅ!」
「わ〜ってるって、心配すんな!」

んなこと、言いながら注いでくれるし。

目の前にはおいしい料理と、浴衣姿の可愛い彼女・・か。
ホンマ悪酔いしそうやね。・・せやけど、これからとっておきのメインディッシュ
が残ってることですしぃ・・・?

ニヤリと口元が緩んだことに、彼女は気付いてはいなかった。
302 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)22時55分37秒

「おいしいねぇ♪」
「せやなぁ♪」

懐石料理なんて食べなれないもの、初めはどうかと思っていたけれど。
近海で、獲れたてのお魚と、手の込んだ一つ一つの細工に感激しながら、・・
結局は全部食べてもーて。
・・・なんちゅうか、そんなに食べたって感じはしないけど、この満足感は
なんなんやろ・・・?


「ふぃ〜〜お腹いっぱ〜いぃ!!」

矢口がお腹をポンポンする。
かわええ♪

それから、満足そうに目を瞑ってごろんと横たわり。
それは、ちょっとお行儀悪いけど。

ははっ、やぐちぃ・・そうしとると、はなちゃんみたいやでぇ〜〜♪
アタシらのほとんど子供のような“ペット”の顔を思い浮かべて、微笑んだ。

ヤグチんチで迷惑かけてないやろかぁ・・。
預けたとき大乱闘しとったからなぁ〜。・・クッキーと・・。
あれは、ヤグチが抱いてったからまずかった。
303 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)23時04分01秒

そんなことを考えていたら。

「・・はぁ。・・・・しあわせ、だなぁ。・・・・・」
「ん〜〜?」

どうしたん、アンタ?

「やぐちね、いま、・・・“しあわせ”をかみ締めてんのっ♪」
「ふぅ〜〜ん♪」

なにを可愛いこと言ってんのよ。
でも、思いっきり顔が緩むのわかるし。

「そうなんや?」
「・・うん。・・・・・・いいよねぇ・・・こういうのっ?・・」

せやなぁ・・。
今までは、一緒に暮らしてるといったって、どこかすれ違いばっかりで。
それでも、以前に比べたらずぅ〜と一緒にいれてるんやけれども。
でも、こうして水入らずでゆ〜たりのんびり出来ることは、なかったから。

仕事のことも、何もかも忘れて過ごせるのは、やっぱり“幸せ”なことなの
かもしれない・・。

・・・・・そうだ!
304 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)23時12分36秒

「ヤグチぃ・・・・裕ちゃん、ヤグチにお礼言わなきゃいけなかったんだ!」
「・・んぁ?」

見上げてくる瞳がアタシを捉えて。
きょとんて感じに。

「いやさ、・・・舞台の間、いろいろ協力してくれて、ホンマありがと、な?」
「・・・うん?」

「おかげさんで、もう終わったし、・・・これからは、裕ちゃんも家事に協力する
からぁ?」

全部やってくれてた。
アタシの身の回りのことも、すべて、なにもかも。

『裕ちゃんはいいからね。・・舞台のことだけ考えて。後はヤグチに任せて!』

ヤグチかて、忙しかったはずやのに。

「な〜に、言ってんだよぅ。・・・いいんだよっ、おいらは好きでやってたん
だからぁっ!!・・」
「・・でもや。・・・・・・これからは、アタシもちゃんとするから、・・な?」
「な、・・なんだよぅ・・・。」

照れくさそうに目を閉じる。
でも、うれしそうだ。
305 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)23時22分13秒

「これからは、ヤグチのほうが忙しくなるんやし・・」

コンサートツアーに、6月は恒例のミュージカル?
それが、どんだけハードか、痛いほど知っているから。

だから、ヤグチがしてくれてたみたいに。
疲れて家に帰ってきたとき、ホッと出来るような。

「ゆうちゃんが、ええ“奥さん”になって、料理作って待ってるわっ♪」

エプロンつけて。
ダーリンは、ちと、ちっこいけれど・・。(苦笑)

「えぇ、裕子がぁ〜・・?」

・・・・・・。

なんやの、その不服そうな顔は!
裕ちゃんかて、ヤグチほどじゃなくても、それなりに旨いんやで。

「んで?・・・・“奥サマ”は、なにを作ってくれるんですかぁ?」

ニヤニヤしながら聞いてくるのに。

「なんでも、お好きなものを!」

胸を叩いて答えた。
306 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月13日(火)23時36分50秒

「焼肉できるで?」
「・・・それ、切って、焼くだけじゃん!」

「・・んじゃ、・・石焼ビビンパ?」
「・・・それだって、具ぅ乗っけて終わりじゃんか!」

・・・・・・・。

アタシってホンマ・・なに、出来るんやろう・・。
ちょっとは花嫁修業したほうがええかな?・・・今度ヤグチんチ行ってみるか。

「っんなことしなくても、・・・・・おいらが教えてあげるよんっ♪」
「そうかぁ?・・・・・・じゃぁって、それ作ってあげることにならないやんっ!」

クスクス笑いあう。

仲居さんがお皿を提げにきて、・・・・・ついでに布団を敷いてもらってる間。

「なぁ、・・・・・・・これから、散歩にでてみん?」
「・・・んへっ?」

「ええから、・・・ちょこっと出てみよっ?」

海には行けないけれど。
ここ自慢の綺麗な庭園を・・・夜やけど、散策してみるのもええやんか?

手を繋いで。

月明かりっていうのも、結構“ロマンチック”やと、思うから・・。

「うん!!」

とびっきりの笑顔に、・・・差し出されたちっちゃい手をきゅっと握った。
寒くないようにくっつきながら・・。
307 名前:kai 投稿日:2003年05月13日(火)23時43分22秒

アレ・・ここって・・?
なんか別のスレに間違えちゃいそうですが・・・やっと夜になりましたから?
はい。・・・・ということなので、この先は18禁にポイント地点です。(アホ)

・・なんですけども、今日はこの辺で。(w)
すみません。もうちょっと待ってくださいませ。・・・・・では・・。

308 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月14日(水)00時34分25秒
全然、自信喪失になる必要ありませんよ!!! kaiさんの作品も“絶対”名作になりますから♪♪
毎回すっごく楽しみにしてるんですから!(^^)! 
もしかして、次回はエロですか?楽しみに待ってまぁ〜す☆
309 名前:マコト 投稿日:2003年05月14日(水)08時21分15秒
自分もkaiさんの作品‘絶対’名作になると思います!!
だって、kaiさんの小説読むとなんか和みますもん♪
甘いのも、エロいのも楽しみにしてますよ〜ん!!
310 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月15日(木)01時00分02秒
のほほんとしてていい感じです!!
自分もマコトさんと同様、kaiさんの作品は読んでてすごく和みます。
自信喪失だなんて・・・すごくいい作品ですよ。
311 名前:kai 投稿日:2003年05月17日(土)21時14分05秒

レスありがとうございまーす!

>308さん・・いやいやいや・・。
そんなそんな、でもうれしいっス。ちょっと気弱になってしまいました。(汗)
でも、応援してもらえたので、本日も全開でがんばりますっ♪

>マコトさん・・ありがとうございまーす!
和みますか?・・・うれしいなぁ♪ でも、今回は和ませてんのか判んないん
状態ですけどね・・(心配)

>310さん・・はい、のほほ〜んと、これからもがんばりますっ!
そういうのも、自分のキャラなのかなと思いつつ。・・和み系で、ね。(w

いやぁ・・・実はseekは、ほとんど読んでなくて書き始めちゃったので、やぐちゅー
を初め、いい作品がこんなにも、あるんだなぁと思いまして・・。
私のなんて、ただ思いつきで書いてるだけで、ちゃんとしたものになってんのか
どうかとか、ま、いろいろ考えちゃったわけなんです・・あはっ。

でも、レスいただいて凄くうれしかったです!励みになりました。(ペコリ)

えと、これからもどんどんやぐちゅー書いていきますので、こんなんでも、楽しん
で読んでいただけたらうれしいですっ!!
312 名前:kai 投稿日:2003年05月17日(土)21時23分44秒

・・というわけで、今日も更新したいと思います!!

*)
この先、少しだけえっちな表現が含まれてたりしますが、大丈夫です!(なにが)
えと、・・今回は明るめなものに、してみましたので・・。(たぶん)
このまま、読んでいただけたらうれしいです!

・・・それでは、更新します!
313 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)21時34分45秒


部屋に戻ると、布団が二組敷かれてて。
・・寄り添うように、枕が二つ並べられていたんだ・・。


――「初夜」・・・って言うんだよね、こういうの?

なんか、ドキドキするよ。
これじゃぁ、初めてしたときみたいじゃんかぁ。

あんだけいっぱいしてる、はずなのに、さ。


「や〜ぐちぃ?」

囁かれた自分の名前にぶるってした。
きゅっと、裕ちゃんの匂いに包まれる。

「やぐち、どうした?」

見つめてくるやさしい瞳に、どう反応していいのか判らなくて。
首を振って「なんでもない」って答えるんだけど。

ブルブルブル。

身体が勝手に震えてきちゃう。
寒いわけじゃない。
むしろ、熱くて熱くてどうしようもないくらい・・・。
314 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)21時44分45秒

*******

「うわぁ〜〜〜っ!!」
「ひゃぁ〜〜、キレ〜〜っ!!」

女将さんに勧められて、行った絶景スポット。
旅館の立派な庭園を抜けて、ちょこっとだけ坂を登って。

木々を避けながら、抜けた先に見えたのは・・・うわぁぁ・・・。
ネオンがキラキラしてて、それが、すっごく綺麗で、遠くに見えるのは・・海?

手がきゅって握り締められた。
見上げた先には、同じ景色を見てる裕ちゃん。

「・・綺麗やなぁ。・・・」
「・・うん。・・・夜の街ってこんなに綺麗なんだねぇ・・・。」

言いながら、おいらは景色よりも裕ちゃんに見惚れてた。
月明かりに照らされた金色の髪。
ちょっとだけ濡れてる髪がなんだか、色っぽくて。
それに、浴衣姿の裕ちゃんなんて、なかなかみれないもんっ。
315 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)21時55分42秒

でもさ、なんかこういうの・・・・いいよね?
“ロマンチック”ってこういうことを、言うんじゃないのぉ?

・・・・海にはいけなかったけど、ここだって全然いいもん♪

・・だから。

いまだ、景色を見続けたままの、彼女の注意をはらって。
そのまま、じぃ〜〜っと見上げた。

ねっ、ね。・・・ちゅうしてよ、ゆうちゃん、ちゅう!!
そっと、目を閉じて、顎を上げてみた。

それに気付いた彼女が、矢口の前髪をかき上げながら、ゆっくり屈むんだけど・・。


・・・・・・・・
・・・・・・・・

んぁ?
あれ???
な・・んで、してくんない、のぉ??

薄目を開けて見上げた先には、困ったように、はみかみながら、「あかんやろ」
って笑う裕ちゃん。

えぇ――っ!!
なんで、なんでぇ―?

ドラマとかだと、こういうとき必ずちゅうするじゃんっ!
したいよぉ〜、こういうちゅうって女の子の憧れじゃ―んっ!!
ねっ、・・・こんな、状況なんだよぉ?
316 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時02分18秒

こんなに訴えてるのに―っ。

「ふっ。・・・でもダメや。・・誰かに見られるかもしれんやんかぁ・・・」

困ったように目を伏せて。
それは、自分に言い聞かせるかのように?

それから、口を尖らせたままの、おいらの髪を撫で撫でした。

そ、そんなぁ――っ!!

確かに、後ろは旅館だから・・見られる可能性が、ないわけじゃないけど。
眺めのいい夜景を見てる人が、他にもいるかもしれないけれど・・。
・・・・でもぉ・・でもぉ・・。
317 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時13分21秒

「・・ええやん。・・・部屋帰ってしようや。・・・・なっ?」

今度はぐしゃぐしゃされた。
もう、そんな風にコドモを宥めるみたいな顔しないでよ。

だけど、囁かれた言葉に少しだけドキンとした。
それって、・・・・・そういうことだよ、ね?

裕ちゃんの瞳が妖しく細められ、見つめてくる艶っぽいそれに釘付けになる。
なんか、今日の裕子・・・綺麗だぁ。

無意識に頷いてしまった矢口を抱きしめるようにして、さっき来た道を今度は
足早に引き返したんだ・・。

・・・・もうちょっとだけ、こうしてたかった気もするけど・・・。
318 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時22分15秒

*******

――無言のまま部屋に帰ると、・・・・・ふかふかの布団が二つ並べられていて。


・・・・・・・。

うっ・・・。
なんかぁ・・なんていうか・・ねぇ?

生々しいっていうのかな?
・・こうされると、変に意識しちゃうよぉ。

・・・だから、わざと気にしてない振りをして・・。


「うわ〜〜〜ぃ、ふかふかだ〜〜いぃ♪」

敷かれた布団にダイブした。

ふかっ。

うぉ、すごい、すごーい! ホントにふかふかだよぉ。
ひゃはっ、気っ持ちいいなぁ〜!!

ごろんごろん。
布団の上で、バタバタする。

そ〜んな感じで、ひとりで楽しんでいたら。
319 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時30分07秒

「にゃ〜ぐちっ♪」

言いながら、乗っかられて。

「ぐへっ!」
「やぐちぃ〜ん♪」

ちっちゃなおいらの上で、ぐりぐりしてくる。

「・・んんがっ・・・重っ・・・ちょ、裕子ぉ・・・・のけれ!!・・」

言ってるのに、そのまま引っくり返されちゃった。
真っ白い布団から一転、まぶしライトと、・・・・大好きな人の・・笑顔?


ちゅ♪

不意打ちでキスされた。
ビックリして思わず顎を引くけれど・・・・すぐに、目を瞑って・・。

クスクス笑い声が聞こえてくる。

それから、やさしく振ってきた二回目のキスは、チョット長め・・。
・・柔らかいそれが、ぴたっと重なり合う。

はぁぁ・・・・ずっと待ってた、裕ちゃんのちゅうだぁ・・・・。
320 名前:マコト 投稿日:2003年05月17日(土)22時40分04秒
久しぶりにリアルタイムです!ほんとに気が合いますねぇ(笑)
321 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時44分09秒

何度も何度も角度を変えながら押し付けられて。
その度に、甘い痺れが背中を伝う。

もっとして欲しくて、細い首に腕を巻きつけた。
それから、間もなく・・・ぬるっとした舌がおいらの咥内にはいってきて・・・。


「・・んんっ!・・」
「・・や、ぐち・・・」

舌と舌が絡み合う。
なんか、・・・・裕ちゃんの・・・いつもより熱くない?

濡れた感じが気持ちいい。
甘い香りが咥内に広がる。

ゆっくりと、上顎を撫でられて・・。

「・・んがっ。」

苦しくなって声を上げた。
そこは、なんかくすぐったいって。

「・・ダメや。・・じっと、し?・・」
「・・・んぁ。」

熱っぽい声に。
おいらは、大人しくなる。

ねっとりとした裕ちゃんのそれ。
動きを止めて、されるままになってるおいらの舌を、弄びながら、しっかりと絡め
取ると・・思いっきり吸い上げて・・。

「・・んっ、・・・んんっ・・・んんっ!!!」

やぁ・・・すっご・・・・気持ちいいよぉ・・。
322 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)22時54分08秒

「・・はぁんんっ!!・・・」

歯列の裏をなぞられてから、下唇を強く引っ張られた。
ビリビリと、強烈な電気が背中を通っていく。

もう、そんなことしちゃ、・・ダメ・・なのにぃ・・。

裕子のキスは気持ちいい。
アタマおかしくなっちゃうほど。
もう、なんで、こんなに上手いんだよぉ・・。

「・・んんっ!!」

挟み込まれたベロがまた弄られた。
何度も何度も・・。

それから、痛いくらい吸い付かれて・・バタバタして訴えるんだけどぉ。

「・・・んあっ!!・・」

やっと解放されて、おいらは深い溜息をついたんだ。
だら〜んと、唾液の意図が二人を繋いでいる。

・・・・だけども、裕ちゃんはヤメテくれなくって。

息つく暇もなく、すぐに、舌が深いトコまで入ってきた。
・・・もぉ・・・ダメぇ・・・。

腰が勝手に動いちゃう。
下着が濡れてくの・・・ヤダ、恥ずかしいってぇ・・・。
323 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時06分09秒

溜まった唾液をごくごく飲み込んだ。
裕ちゃんの口元がにやっと笑う。

矢口の口の中がどんどん裕子味になって・・そのことにぽーってしちゃうんだ。

その間も絶え間なく強化させてる、裕子に。
おいらは、何度も身体を揺らして、ピクピクと痙攣を起こす。


「・・あっ、・・んあぁ・・・」
「・・気持ちい、やぐち?・・」

もっ、返事なんて出来ないってばぁ・・・長いよぉ・・ゆうこぉ・・。

だんだん上手く息継ぎが出来なくなって、意識が朦朧としてくるのが判った。
そんな矢口の顔は、たぶん真っ赤っかで。

あ・・・なんか・・。
酸欠でアタマがぼぉーとなる。
貧血みたいな・・感じ?

それに気付いた彼女は、慌てて唇を放した。
名残惜しそうにきつめに吸い付いてから・・・。


「・・ふはぁぁ・・・・」
「・・やぐち、やぐち・・・大丈夫かぁ・・?」

大丈夫じゃないっての!
長すぎだぁ!!
324 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時17分23秒

「お〜い、やぐち?・・こら、やぐちて?」
「・・・・うぁ?・・」

ペシペシ頬を叩かれて。

ゆっくり目を開けると、心配そうにおいらを覗き込んでる裕ちゃん?
おいらは、その顔を呆然と見上げた。

そうして、大丈夫だと確信した彼女は、舌なめずりしてから、ニヤリと不適な
笑みを浮かべるんだ。
・・・・なんなの、なんなの・・・この差はもぉ―っ!!

「・・あっら、・・・ダメよ・・夜はこれからやでぇ?・・」

妖しく微笑みながら、髪の毛を撫でられて・・。
そんなの、返事なんか出来ないって。
息を整えるのに、精一杯。

「やぐちっ?」

手のひらが、頬にあたる。
はさまれたまま、むにゅってされた。

「かわいい、やぐち♪」

言いながら、口の端を舐められて。
飲みきれなかった唾液を舐め取られる。

やっ・・・くすぐったいぃ!!
325 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時28分11秒

勝手に目が、裕ちゃんの動向を追うんだ。
・・それに彼女も気付いて、またニヤケて・・。

「・・やんも・・・アンタ、かわいすぎやで、やぐちぃ・・」

熱っぽい手にひらに覆われたまま、おでこにそっとキスされた。


「・・よかったん?」
「・・・・ん。」

コクリ。

それから、得意そうな顔。
でもなぜか、その顔を見るのは結構好きぃ。

「ふふっ、・・・かわいいなぁ・・・んじゃ、今日はスペシャルでいくかんなっ?」

なんだ、それ?
スペシャルぅ??

「ええから、今日はた〜ぷり時間あるから・・・めいいっぱい愛したるっ♪」

ウインクされて、耳元に囁かれた言葉にブルッてした。
でも・・おいらも、素直にコクリと頷いたんだ。
326 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時38分33秒

----------------

チュ♪

ついばむようなキスのあと、ゆっくりと首筋に移動してくる舌。
そのままペロンってなめられてた。

「・・・・んんっ!!」

思わず声が、漏れちゃう。
だって、くすぐったくって、気持ちいいんだもん・・。

でもすぐに、そんなこと考える余裕はなくなった。
・・・・耳を悪戯し始めたから。


「・・・矢口の耳・・かわええなぁ?・・」
「・・・うやっん・・そこは・・・」

もう、近くでしゃべんなよっ。
身体が勝手に縮こまっちゃうぅ!

ふちを舐めてたそれが、今度は内側に移動してきて。
ゆっくりと、中に差し込まれる・・と。

ぶるぶるっ!!

震える体が・・・でもきつく抱きしめられてるから動けなくて。

「・・ダメぇ・・・汚いからぁ・・・」
「・・・んぁ。・・汚く、なんてないぃ・・全部、愛したるからっ・・」

構わずに奥まで差し込まれて・・どうしていいのか判らなくなる。
じかに聞こえてくる、やらしい水音が・・ヤダ・・なんか、変だよう・・。
くすぐったいぃ・・。
327 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時46分14秒

それに飽きると、今度は耳たぶを弄られて・・パクンと咥えられた。

ピクピクっ!!

身体が跳ね上がって・・裕子の笑いを誘う。

「もう、・・・かわええよぉ・・食べちゃいたくなるでぇ?・・」

言いながら、ぎゅううぅと抱きしめられて。
囁かれた言葉に、首を振って目を瞑る。

抱きしめられてるだけで、鼓動が激しくなって・・。

あ・・・なんか、今日の矢口、変!・・・絶対おかしいんだもんっ!
ねっ、裕子ぉ・・・・おいらになにしたのぉ??
328 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月17日(土)23時52分52秒

そしてそれは、布団に寝かされたときに気付くんだ。

・・・・・・・

「・・ねぇ?」
「ん〜〜っ?」

首筋を愛撫してた彼女がおいらに気付いて顔をあげ。

「どうした?」

きょとんて感じに。
ふふ、なんか可愛い。


「初めて、だね?」
「んぁ?・・なにが??」


「・・・布団で、するのさ。」

さっきから、落ち着かなかった原因はたぶんこれで。
だって、ツアー先でしたときだって、こんなふうには思わなかったもん。

このフカフカした感じが、妙に落ち着かなくさせるんだ。
329 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時02分42秒

「・・あっ、そういえば・・」
「・・ん。・・なんか緊張しちゃうよ。・・・」

別にすることは一緒なんだろうけど。
でも、・・・なんか、違うんだもん。
裕子が余計に近く感じるからなのかなぁ・・?


「なんや、緊張してんの、やぐち?」
「・・・だ、だってぇ・・・」

口を尖らせたおいらに、苦笑しながら・・アタマを撫で撫でされた。
そのまま、チュ♪
頬にキスされて・・。

「や〜ぐちっ、・・・んじゃ、こわないように、やさしくしたるから、な?」
「・・・・ん。」

そのまま首に絡みついた。

やさしくじゃなくてもいいから、早くなんとかしてよ。
こんなドキドキ忘れちゃうくらい・・・なんにも考えられなくさせて?

口には出さなかったけれど、裕子には通じたみたい。
うれしそうに口元を緩ませながら、やわらかい体が覆いかぶさってきたんだ。

「好きやで」の、言葉といっしょに。
330 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時14分33秒

*********

――そして、早くもさっき言ったことを、後悔してる・・。
だって、だってさぁ・・。(泣)


あの・・このヒルみたいに引っ付いて離れない、こやつは・・いったい何者です
かぁ?・・

・・・・・・だから、“おっぱいマン”なんだってばっ!!・・


おっぱいマンは、おっぱいが大好物で。
特にちっちゃいおっぱいが、大好きなんだって。(なんだと!)
“やぐちのおっぱいかわええなぁ・・”が口癖。(おい)
だから、やぐちのしか、興味ないんだってさ。(本当かよっ!)

・・・・・・・。
はぁ・・・。

「ゆうちゃぁん・・もぉ、いいってぇ!!」

訴えてるのに、知らんぷり。
チョット目を向けるだけ・・・また、胸に移動して・・・。

も、いいからぁ・・・早く、おいらの・・・を離しやがれぇぇ〜〜〜っ!!

さっきから、しつこいくらいソコばかり攻め立てて。
気持ちいいを通り越して、ちょっと痛いくらいなのに。
331 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時25分38秒

「・・・あんっ♪・・」

でも、やっぱり気持ちいいから、甘い声を出して喜ばしちゃう。

「・・・んやだぁ・・んはっ。・・・」

も、・・・そんなふうに舐めるなよぉ・・。
・・ダメだってば・・・んなことしちゃ・・・うっ。

硬くなった先端をグリグリされると、無意識に腰が持ち上がっちゃって。

堪らず、布団の上をバタバタする。
綺麗に敷かれてたシーツは、矢口のせいでぐちゃぐちゃだ。


「・・気持ちいいくせに・・えっちな動き♪・・」
「・・やぁ・・・そこは・・いいからぁ・・」

泣いて縋るのに。

「いやや。・・・いっぱいしたるぅ、言うたやん、もっとしたいもんっ♪」

言いながら、顔が近付いてくるのに慌てて手で隠した。
・・・もっ、ダメっ!!!
332 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時33分01秒

「あん、なにぃ!!」

ぶうぶう。
不満そうな顔・・・でも、ダ―メ。

「も、いいのぉ・・そんなにしたら、痛くなっちゃうでしょ?」
「えぇ!・・・痛かったん?」

心配そうな顔に、慌てて首を振った。
なんで、そんな顔するかなぁ。

「ん〜や、痛くはないけど・・・・でも、そんなにしちゃダメだよう!」

かれこれさ・・・ええっ、20分近くぅ〜!!
もう、いくら大好物だからって、やりすぎだっつうのっ!!!
まったくぅ、おいらの身にもなりやがれっての。

でも、そんな彼女は、名残惜しそうに、腕を見てて。
コドモが欲しいおもちゃをオネダリしてるみたい・・。
・・・・ってか、そんなに好きか?
おっぱい・・。

333 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時44分42秒

――矢口は、裕子と付き合うようになって、初めて知ったんだ。

女の人でも、こんなに胸が好きなひとっているんだなぁ〜って。
・・・・自分にも似たようなのついてるのにね。

・・ってか、こんなの裕ちゃんだけが、特殊なのかぁ??
だからって、誰に相談してよいのやら・・・。


「むぅ。ええやんかぁ・・・やって、やぐちの、可愛いんやもんっ♪」
「アホぅ!・・・・可愛いなんて言うなよぉっ!!」

どういう意味だい!
ちっちゃいってことかいっ!!

抗議の言葉に、慌てて訂正して。

「ちゃう、ちゃうって、・・・この、もちもちした感触と、白くて綺麗な形
といい最高やんっ、な♪」

「ダメっ!!」

手を取られそうになって、慌てて力を込めた。
これ以上なにかされたら堪らない。

なのに、構わず・・。

「あれ、なに言うたっけか、・・・あの、白くてふわんとしたお菓子?・・・」
「・・・・・マシュマロ?」
「そう!・・・アレみたいやんな、矢口のって。ふにょっとして、や〜らかくて?」
「・・・・・・。」

「ゆうちゃん、アレ嫌いやけど・・・・矢口のおっぱいは大好きぃ♪」

言いながら・・油断してた隙に払いのけられて。
そんまま、裕ちゃんの手のひらに隠された。
あぁ・・・・もぉ・・・。
334 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)00時55分12秒

そうして、ゆっくりと揉まれる。

「・・あっ、・・また、ヤダぁ!!・・」
「ほら、やわらかぁ〜〜〜気持ちええ〜〜♪」

ふにょんふにょんされて。
幸せそうな顔に、言葉をなくした。

後ろから抱えるようにしながら、彼女の顎がおいらの肩に収まって。
・・・んくっ、なんかくすぐったいぃ!!

回すように、ぐりぐりしてくる。

「ほうら、気持ちええやろぉ?」
「・・・んはっ、ダメ。ダメ・・、もぉ―・・・んやっ!!!」

先端がつままれて、軽く引っ張られた。
ビリっとなにかが背中を伝ってく。

「あっらぁ、すぅぐ固くなっちゃうのな、やぐちのって?」

ニヤケながら、耳元に囁いくのに。

「・・・んくぅ・・やぁ・・・」

必死にアタマを揺らして訴えた。

それでも、ヤメテくれなくて・・。

指の腹で何度も擦られる。
指と指にはさんで引っ張られると、身体まで持ち上がっちゃうぅ。
・・・それを、おかしそうに見てるんだ。・・・・も・・さいあくぅ!
335 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時08分33秒

「・・・・んんっ、ヤダぁ・・・も、そんなふうにしないでよぉ!・・」
「・・・こうされんの、好きやろぉ?」

うっ!!!
でも、・・・ビリビリするんだもん。・・・なんか、ヤダ!

矢口の顔は、すでに真っ赤っかで。
裕ちゃんは、そんなおいらの表情と固く尖ってるソコをうれしそうに交互に見てる。
・・・楽しげに、指の運動したまま・・・。うぅぅ・・・も、裕子のばかぁ。

「ふふっ、ええなぁ・・・かわええ、素直やし・・ぴんく色♪」

ヤダって。
耳元で恥ずかしいこと言うの、ヤメロよっ!

「・・・・んっや!!」
「・・うそ、気持ちいいくせに、素直になっとき?・・・」

だけど、言い返すことなんて出来ないんだ。
それは、ホントのことだから。

裕ちゃんの唾液でテカテカしてるそこを何でも弄られて・・周辺を優しくなぞら
れると思ったら、今度は、激しめに指の先で弾かれる。
・・・ホントはめちゃくちゃ気持ちがよくて。

なのに、口から出てくるのは、反対の言葉。
336 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時20分25秒

「・・いやっ!!・・・も、いやぁ!!」

ドクン・・。
下着が濡れる。
ヤダよっ、こんなのばれたらなに、言われるか判んないじゃんか。

身体が、熱いんだ。
熱くて、熱くて・・・・熱でもあるんじゃないかってくらい・・。


さんざん弄ばれたそこから、ようやく解放されると・・また、裕子の小さい手に
包まれる。
・・・・おいらは、ふぅっと息を吐いた。

「ええなぁ・・・かわいいな。・・・むっちゃ欲しいで!」

・・・・・。
もう、な〜に言ってんだい。
てか、すでに自分のものみたいに扱ってんだろっ!

「ええなぁ・・・このちっこいサイズが、堪らんっ♪・・ほうら、裕ちゃんの手に
ジャストサイズぅ!!」

包まれて、ホントに隠された。
だ〜か〜ら〜、揉むなっての!

「むぅ、・・・・裕子だって人のこと言えないじゃんか?」

そんなに大きさ変わんないだろ。

「・・・もっ、この乳首がまた、ええよなぁ♪♪」

・・・無視かい!
そわそわと撫でられて、またピクッて反応しちゃう。
337 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時27分12秒

「ええな♪欲しいなぁ♪」
「・・・・・。」

・・・・・・・
・・・・・・・

・・っていうかさ。
裕ちゃんのだって凄い綺麗じゃんかぁ。・・・・おいらは知ってるんだぞぉ!

真っ白くて、おいらのよりちょこっとだけ大きくて(←ここ重要!)
・・・それに、先端のとこだって、すっごい綺麗だってことも。

・・・そう、言ったら。

「ん〜でも、アンタのにか負ける。・・・・矢口のは最高やもんね♪」

なんで、勝ち負けなんだよっ。
まったく、もぉ・・。

でも、そう言われるとうれしくないわけじゃなく、むしろ、ちょっとうれしい。


そんなことを考えていたら、いつのまにかうつぶせに寝かされていたんだ。
338 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時34分47秒

腕を持ち上げられて、邪魔な髪がのけられる。
そうしてそのまま、降りてくる唇に身体が、ぶるってした。

「・・・・ん、ヤダ・・・なにすんのぉ?・・・」

せっかく一息つけると思ったのに。
いつもとは違う体制に、なんだか落ち着かない。

「・・・んやぁ、ゆうちゃ?・・・」
「・・ええから。・・・・いっぱい気持ちよくなり?・・・」

うなじをチロチロ舐められて、くすぐったくて、肩をすぼませる。
それでも、裕子はヤメテくれなくて・・そのまま、窪みに移動してから、二の腕
脇腹を舐められて・・・。

「・・うぇ??・・」

ゆっくりと移動しながら、辿り着いた先は・・・腋の下?

おいらは、慌てて身体を捩った。

「ヤダヤダぁぁ!!」
339 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時41分38秒

「・・・うやっ、・・ン、ヤダよぉっ!!!」
「ええから。・・全部愛したるて?」

でも、ここはヤダよ!
汚い場所なのに。

それでも今日の彼女は強引で、・・構わずペロペロ舐めてくる。

「・・・・んいやっ!!・・・ヤメぃ・・・」

う・・そ・・。
なに、これ?
すごい、気持ちくない?

や・・おかし・・・変になりそ、だよ・・・。

「ゆうちゃ?」
「ん?・・・気持ちいやろ?」

「・・・んあっ♪・・」

普段、誰も触れない場所だから?
くすぐったいのと、恥ずかしいが交差して・・・あまりの快感に声を止めること
も出来なくなった。

うそみたいに、気持ちいい。
340 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時49分19秒

唇の愛撫を続けたまま。
背中を撫でてた手のひらは、脇腹を通って徐々に前に伸びてくる。
胸の下あたりを、さすりながら・・辿り着いた先は・・・・おなか?

そう、裕ちゃんのお気に入りスポット。
・・てか、おいらの、一番弱いところ?

さわさわと妖しく撫で回したそれが、中心を捉えて。
・・そこに、一気に差し込まれた。

ビクッ!!!

顎が思いっきりのけぞって、彼女の身体にもたれかかる。

「んやっ!!」

構わず伸びてくる綺麗な人差し指は、くるくる回しながら奥へ奥へと伸びてきて。
・・・すっごい、変。・・むずむずするよぉ・・。

また、新しい蜜を零して、・・・下着が濡れていく。


「・・・んやはっ、やぁ!!!」
「・・・いやや、ヤメへん。・・・」
341 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)01時57分17秒

くるんくるんて回しながら。
だから、もう、ヤメテってばっ!

「・・ヤダ・・許して・・・ゆうちゃ!!」

身体を反転して暴れまわる。
それでも、抜いてはくれなくて。
ヤダ、もう、くすぐったいんだってばぁ!!!


「はぁ・・かわええ矢口。・・むっちゃ可愛いよぉ・・・。」

悶えまくる矢口に、興奮気味な声。

お腹がよじれる。
・・・ダメ・・変なんだってばぁ・・・おかしいよ・・。
おへその奥まで、触られて。
堪らなくなって、彼女を蹴り飛ばす・・。

なのに、そんなおいらに苦笑しながら。


342 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時06分54秒

裕ちゃんの頭が、移動してくる。
そこから、人差し指を抜き去ると、すぐさま、生温かい感触に代わり・・。

え・・?

そのまま、入ってくる感触に、必死に身悶えた。

「・・・んやぁぁ!!・・汚いぃぃ!!!」

慌てて髪の毛を引っ張るけど、動かなくて。
おいらの中心部は、裕子の唾液でべちょべちょになる。

「・・やぁ・・も、・・・いやぁ・・・・」

そうして、抜いたり差したり翻弄される運動に、アタマが真っ白になってく。

なんかふわふわするよ。
なんにも、考えれない・・。

いやぁ・・・なんで・・こんなことぉ・・・。
瞬間、舌が奥まで伸ばされて・・

「・・・んんっ、いやっ!!!・・」

おいらは、・・たったそれだけの行為だけで、イッてしまったんだ・・。
343 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時17分06秒

--------------

――意識を取り戻したあとの、自分の姿にぎょっとした。

裕子が布団の上に正座していて・・矢口のお尻はその上に乗っけられてる。
・・・もちろん、大きく脚を開いた状態で・・。


「・・・・・んいやっ、なにこれぇ〜〜!!・・」
「あら、気付いたんか?」

人が気を失ってる隙に、なんてことしてんだよっ!

そんな彼女は、ニヤリと不適な笑みを浮かべてから、視線を下に戻した。
・・・・そこにあるには、・・おいらの・・・・。
一応は、下着で隠されてるけど。

「ヤダヤダ・・・見るなぁ〜〜っ!!」

顔を背けて、ソコがどんな状態だかなんて、自分が一番よく知っているから。

「ふっ。・・やぐちぃ・・・・また、パンツ買ったんかぁ?」
「・・・・ん。」

別に、裕子のためじゃないからね!
ほら、初めての旅行だったし・・。
そういうもんでしょ、女の子なら。

「かわええ、似合ってんで♪」

言われた言葉に、思わず頷いて。
344 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時37分53秒

「うん。・・・ありがと?」

こういう細かいとこに、気付いてくれるのはやっぱりうれしくって。
・・でも、すぐ脱がされちゃうんだけど、ね。

・・・てか、そんな話ししてる場合じゃなくぅぅ〜〜っ!!

・・・やなの、この格好・・。・・なんか、めちゃめちゃ恥ずかしすぎるよう。
・・それに。

「あっらぁ、せっかく買ったのに、びしょんこやん、やぐちぃ♪」
「も、言うなぁ〜〜っ!」

ぜ〜ったい、言われると思ったんだ。

「やぐちってば、お漏らししたみたいやで?・・・かわええ♪」
「・・・うっ、言うなよ、も、・・・ヤダ・・・」
345 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時42分18秒

わざとからかってんのは、知ってるけど。
改まって、言わなくたっていいじゃんかっ!!


裕子の指先が近付いてきて、・・そのまま濡れてるところをぷにって押された。

くちゅり。
やらしい水音が立つ。

「んんっ!!」

恥ずかしくて、ブンブン顔を振るけれど、・・彼女の行為は増すばかりで。

やぁ・・なんかホントヤダぁ・・。
お尻を持ち上げられてるから、上から覗かれてるみたいで落ち着かない。
・・もっと、普通にしてくれたら、いいのにぃぃ〜〜っ!!
346 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時51分57秒

「かわええなぁ・・。」

綺麗な指先が、上下に動いてきて。
濡れた下着の上を、滑るように何度もなぞる・・。

・・・腰が勝手に動いちゃうんだ。そんなおいらの様子をこの上なくニヤケながら
見下ろして・・・・・うわっ、さいあくぅぅ!


「・・・・も、ダメ・・ゆうちゃ、お願い、許して・・?・・」

懇願の声にも耳を貸さない。

おいらの身体はおかしいくらい熱くなる。
熱いよ、裕子ぉ・・・も、なんとかしてよ、はやくぅぅ・・。

「ふふっ。・・な、すっごい、やらしい・・・中、透けて見えてんで?」
「・・ういやっ!!!」

身体を捩るけど、動けなくて。
裕子の視線が、突き刺さる。

「・・・うわっ、めちゃエロいで、これ?・・・」
「・・う・・いや、見ないで、恥ずかしい。・・こんなの、いや・・・」

泣きながら。
そんなことしたら、この“エロおやじ”を喜ばせるだけなのに。

あぁ、・・・白いパンツなんて穿くんじゃなかったよ。
いまさらながら、後悔・・。
347 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)02時59分29秒

――それから、一通り矢口いじめをしたあと、・・にっこり微笑んでおいらを
見つめてくる。

・・・・次になにを、言われるかなんて判ってるから。


「や〜ぐち、ええ?」
「・・・・・・。」

顔を逸らした。

「やぐち、・・染みになっちゃうから、脱がせるで?」
「・・・・・・」

誰のせいだよ、まったくぅ!
でも、目を瞑って、首を振る。

「・・見せてや?・・・やぐちのここ、どんなんなってるか?・・」
「・・・んヤダぁ。・・」

慌ててブンブンした。

も・・そんなふうに、聞かなくていいのに。
そのまま脱がされたほうが、ずっと恥ずかしくない・・。
348 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)03時06分41秒

・・・知ってる。
裕子が、わざと矢口を恥ずかしがらせるためだってことも。

だから、こういうことしてんのも、全部それが、目的なんだって!
・・・ゆうこのば〜かっ!!

でも、逆らえることなんか出来ないんだ。

太腿あたりをさわさわしてた、手のひらが、ゆっくりと骨盤あたりにやってきて。
両側に結ばれた、それに手をかけた。


「・・ええ、やぐち?・・」

掠れた声に。
ぐぅって唇をかみ締めてから、首を横たえた。

クスっ。

聞こえてきた声に、・・・それから、ゆっくり紐を絡ませながら・・・。
・・この一瞬が、めちゃくちゃ長く感じるんだ。・・ヤダ、恥ずかしいよぉ・・。


――それでも、覚悟を決めて、身体の力を抜いた・・・そんなとき?

349 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)03時13分56秒

「・・うあっ!!」

突然の声に、思わず目を開けた。
な、なに??
ナニゴト?

「あかんやん、やぐちぃ。・・・・時間ない、急がなっ・・!!」
「・・はぁ??」

指差された時計を見上げると、10時20分を指していて。・・・だから、なに?

「やぐち、お風呂行くで!・・・終わってまう!」
「・・・。」

のっけたままだった脚を降ろされて、何事もなかったかのように、かばんをあさる
裕ちゃん。・・・おいらは、その後ろ姿を呆然とみつめて。

「なにしとんの、はよ、行くで!!」

立ち上がって振るむく彼女に。

えええぇぇ〜〜〜〜〜っ!!!!
そ、んなぁぁ〜〜〜っ!!
350 名前:〜haneymoom〜 投稿日:2003年05月18日(日)03時20分12秒

こ〜んな状況なんだよう?
矢口なんかさ、もう、こんなになってんのにぃ・・。

・・・だけども、ここで「してよ。」とも言い出せなくて・・・。

だから、おいらは裕子の腕に引っ張られるようにして起き上がる。
それでも、力抜けてるから、ふらふらして。

・・ほとんど抱きかかえられるような格好で、離れにある露天風呂に連れてかれ
たんだ。


もう、裕ちゃんのばかぁぁ〜〜〜っ!!!
裕子なんて、だいっきらいだぁぁ〜〜!!!!
351 名前:kai 投稿日:2003年05月18日(日)03時28分50秒

はい、やぐっちゃん、・・おあずけぇ♪
・・そして、読者サマも、・・おあずけ??(W

なんか楽しんでるなぁとか思うんですけど、はい、かなり楽しんじゃってます!

>「布団でするの、初めてだね?」(by矢口)

はは、びっくりです。・・いかに、普通じゃないの書いてたってことですね。(汗)

今回は、明るい感じでがんばりました。
もちろんここで終わる中澤さんじゃいということで、続きはまた今度?

いろいろ突っ込みどこ満載だとは思うんですけど、笑って許してください。(W
では・・・。
352 名前:kai 投稿日:2003年05月18日(日)03時33分16秒
>マコトさん・・リアルタイムありがとうございました!
さっすが、この時間まではないですよね、・・遅くてすみません。(汗)
次も、がんばりますので、待っててくださいね!
353 名前:マコト 投稿日:2003年05月18日(日)03時36分08秒
kaiさんここでおあずけはキツイっす!!
でも、‘おっぱいマン’は一人腹をかかえて笑ってました。
説明のとこ、なんかツボにはまって・・・。
ではでは、中澤さんの更なる暴走を願って(←おいっ!)
フェ〜ド・アウト!!
354 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月18日(日)03時41分05秒
お付き合いさせていただきました。
これでやっと寝れる(w
続き、楽しみにしてます〜。
次は露天で・・・・・(ドキドキ)
355 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月18日(日)18時06分43秒
>おいらのよりちょこっとだけ大きくて(←ここ重要!)
「ここ重要!」にむちゃくちゃ笑いました、確かに重要だ(w
続き楽しみに待ってます!!

356 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月20日(火)14時06分55秒
あ〜こんなところで終わるなんてマジ辛いっス!!!
続きむちゃくちゃ楽しみにしてまぁす♪
357 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月24日(土)00時41分11秒
続きが気になるよ〜〜〜(ToT)
358 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月30日(金)17時49分35秒
待ってますよ♪♪
359 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月30日(金)17時51分00秒

すいません・・・あげてしまいました。
360 名前:kai 投稿日:2003年05月31日(土)21時59分48秒
ご無沙汰です!(ペコリ)

えっと・・2週間ぶりになるのかなぁ〜。
「おあずけ」しすぎちゃったでしょうか?(笑

忙しかったもので、すみませんです。

お詫びのしるしと言ってはなんなんですけど、今日は大量更新目指してがんばり
たいと思ってますので、いや、いつものようにゆっくりに・・。(おい)

なので、ヨロシクお願いしまーす!!
361 名前:kai 投稿日:2003年05月31日(土)22時13分42秒
>マコトさん・・いやいや、笑わすつもりはなかったんですけど、うれしいです。
前回のを読んでみて、アンタ、“おっぱい”言い過ぎぃ〜とか思ってたんですけど。
な〜んか好きみたいっす。・・あはっ、楽しんじゃってください・・。

>354さん・・リアルタイムでしたか。遅くてすみませんでした。
書き直しながらあげてるもんで。しかも、せっかくなのに、あんな終わり方で。(汗)

>355さん・・矢口さんがおっぱい小さいかどうか知らないんですけど。
いつも、ちっちゃい扱いしちゃって。(汗)・・でもちっちゃいよね?(おい)
「ぷっ」て笑えるエロ小説が好きで、そういうの書いてみたいなぁ〜とか思って
・・でも爆笑されるとは・・・。いやいや、うれしいです。(w

>357、358さん・・お待たせしましたぁ〜!
いや〜、待ってもらってうれしかったです。はい、んじゃ堪能してくださいませ。

レスありがとうございましたぁ〜!!
それでは、更新します!
362 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時20分18秒

「・・わ〜〜〜〜っ!!!」

すっごい、ひろ〜い!!

想像以上のでっかいお風呂に思わず興奮♪
・・だって、泳げちゃいそうだよっ?

-------------

――あれから、抱えられるようにして、ここまで連れてこられた。

「もう、明日の朝入ればいいじゃんかぁ〜(ぶぅ)」
な〜んて、心の中で思ったりしたけれど、・・これを見ちゃったらねぇ〜〜。

海風がさらさらと髪の毛をなびかせて・・淡いライトが幻想的で綺麗・・。
ひゃぁ〜これが、ふたりっきりのものになるんだ。わ〜い!!
363 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時25分39秒

「すごいね、裕ちゃん♪」
「せやなぁ〜・・ビックリやわっ!」

裕子がめずらしく、興奮気味に鼻を膨らませてる。
それから、そのまましばらく、二人で口を空け・・ぽか〜ん。
・・してたんだけど、さすがの2月じゃまだまだ寒くって。
だから、慌てて浴衣を脱いで、お湯の中に入ったんだ・・。
364 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時33分32秒

「うぅ・・・・っ。」

オヤジみたいな声をあげて。
なんで、“温泉”はいるとこんな声出ちゃうんだろっ?

隣を見ると、そこに立てかけてる看板を読んでる彼女がいて。

「この温泉の効用は・・・」

な〜んて言いながら、フムフム頷いてる。
ねっ、なんで温泉行くとみ〜んな、それ読むのぉ〜〜?
・・な〜んか、不思議・・。

でも、おいらも読んじゃう!

「へぇ・・糖尿、リュウマチにもいいんだ。でもおいらには関係ね〜やっ。
お、アトピー、美白、美顔・・美顔だってよ、裕子!!ね、ね、このお湯顔に
掛ければ、額の小じわもなくなるかもよっ?」

「へぇ〜〜、って、小じわなんか、ないわい、失敬なっ!!」

言いながらきゃんきゃん吠えてる。
365 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時39分43秒

ふふふっ。
ちょっと復讐だい!!
平気なふりしてるけど、ホントは辛いんだからね・・矢口。

あんな中途半端なとこで、やめられたらさ・・。

うぅ・・。
思い出しただけでも、“アソコ”がムズムズするよぅ・・。
裕子のバカ〜ぁ!!

気分転換に、スーっと息を吸い込んだ。
新鮮な空気は気持ちよくって、少しだけ心が晴れる、けど。

いいなぁ〜〜こんな綺麗なとこ住みたいよっ。
366 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時46分38秒
-------------

「うぃ〜〜〜〜っ!!」

伸びをしながら、おいらの横に収まる彼女に。
・・肩が少しあたっただけで、「ビクン」・・思わず跳ね上がる。

「・・んっ?・・どうかしたか??」

なんでもないように、言うのに、むかつくぅ!!
矢口はそんな些細な事でも、こ〜んなにドキドキしちゃってんのにさ。

「なんでもね〜よっ!」
「ふぅ〜〜ん?」

ヤダ、見んなよ。
恥ずかしいじゃんか。
どうせそう思ってんのだって、おいらだけなんだろうけど、さ。

くっそぉ〜〜。
なんとなくそばにいるのが息苦しくなって、かに歩きしながら端っこに行く。
・・それにしても、広いなぁ〜・・こう、広いとさ・・
367 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)22時54分10秒
「泳ぎたくなっちゃうよねぇ〜・・ね、ね、ゆうちゃん、競争しよっ?」
「・・アホかっ、・・んなことしたら、怒られるんやでぇ?」

ぶぅ―。
いいじゃんよう、誰もいないんだから。

「ねぇ、裕子ぉ〜っ?」
「あかんて。・・・・・やりたかったら一人でやりっ!」

・・・むぅ。
こういうときくらい、子供に戻ってくれたっていいじゃんかぁ。
いつもの矢口だったら、この辺でやめとくんだけど、今日はなんだか妙にテン
ション高いんだ・・。

・・・・誰のせい??
368 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時03分12秒

「・・・いいもん・・ひとりで泳いじゃうもんねぇ。・・・」

独り言のように、ブツブツ言いながら。

「ひゃはっ!・・犬掻き!・・みてみて、“はなちゃん”!!」
「・・アホかっ。・・」

すごいすご〜い!!
ちゃんと浮いてるよっ。

そんな矢口を呆れながらも、楽しそうに見てるゆうちゃん。

「ねっ、すごいっしょ?・・・こんなの裕子には出来ないだろ〜〜っ?!」
「むぅ、・・そんくらいできるがな。・・ちゅうかみんな浮くようになってるん
やでぇ?」

・・そうなの?

「な、な、それより・・・・“背泳ぎ”やって!!」

ニタニタしながら。
ぜ〜〜たいヤダねっ、そんなサービスないのぉっ!!!

スイスイスイ〜〜

彼女の目の前を軽快に泳ぎ回る。
そういえば、おいら昔から“犬掻き”が一番得意だったんだよねぇ。

「楽しいぃ〜〜、ほぅら、裕子も、泳ぎたくなった、だろっ?」
「・・んなもん、全然ならんわいぃ!!」

もう、素直じゃないなぁ〜・・。
369 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時13分12秒

「あ、そっか、ゆうちゃん泳げないんでしょ?・・そうか、そうなんだぁ・・裕子
運痴だもんなぁ・・・ま、しょうがない、っか?」
「・・・・うっさい、出来るって!!・・・」

「いいよ、無理しなくて。・・・・おぼれちゃったら大変だから、さ。」
「・・・・なんやと!!」

相当悔しかったのか。
ムキになりながら、ずかずかとおいらのとこまで、やってきた。
あはっ、裕子って単純〜!・・・・・矢口の思惑通りじゃんっ!!
370 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時27分18秒
腕まくりしながら、やってきた彼女。
・・いや、裸だけどさ・・でも、そんな感じ?

「・・じゃさ、競争しよっ、負けたほうがなんでもゆーこと聞くのっ、いい?」
「な〜んやそれ!」

いいのぉ―。
いちいち、うっさいなぁ・・。

「ま、ええけど。・・・・でもなに泳ぎ?」
「ん?・・・別になんでもいいじゃん?」

「んじゃ、背泳ぎしよっ?」

・・・しつこいなぁ〜・・・ってか、いい加減にしろっ!!!

「まて、・・・“平泳ぎ”っていう手も・・・・・・・。」

ブツブツしながら、後ろを向いて首をトントンしてる彼女。
・・大体想像つくから、聞かないけどさ。

「も、行くよっ、・・・いいの?」
呆れながら。

「おう!」
返事した、裕子が戦闘態勢になった。
やる気満々じゃ〜んっ。

「んじゃ、位置についてぇ〜〜〜・・ヨ〜〜イ、ド〜〜〜〜ン!!!」

バッシャバシャ。

二人分の水かきでお湯が、溢れる溢れる・・。

誰かに見られたら、ホントに怒られちゃうね。
・・てか、誰にも見せられねーやっ。
だって大人2人が“犬掻き”競争してるなんてさ。なにやってんだろっ・・。

なんて、考えてたら裕子が後ろから追い上げてきた。
おいらは、慌ててスピードアッ―プ!

だって、負けたらなに言われるか、判んないもん。
えっちなこと強要されたら、適わない・・。





371 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時37分55秒
「待て〜い、やぐちぃ〜〜〜!!」
「・・・ヤダよっ、〜〜〜うりゃぁぁ〜〜〜っ!!!」

・・・・・・・。

嫌がってたわりに、ノリノリじゃんか。
・・てか、おいらも?

それでも、負けずに必死に漕いでいたら・・突然足の先がピキ―っとなって。

「・・・・っつぅ!!・・」

湯船の真ん中あたりで蹲った。
裕子が慌てたように、やってくる。

「どうした、矢口っ?!」

うぅ、・・・・・いたたたっ・・・・なんか、攣っちゃったみたい・・。
・・・いつっ、・・・・痛いようっ・・・。

「大丈夫かぁ?・・・・・もう、ムキになってするから、やんっ?!」
「・・・・だってぇ・・。」

コツンってアタマを小突かれた。

「ほら、脚、伸ばせるかぁ・・?」
「・・ん、やっ、痛いっ、・・・触っちゃダメぇ〜〜!!」

引っ張られると、ものすごく痛くって。
「たくぅ・・」なんて言いながら、肩に担がれるようにして、ズルズルと壁の
ほうまで、つれてかれた。
372 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時46分26秒

「痛かったら、いいや?」
「・・・うん。」

足首を持って、少しずつ動かしてくれるゆうちゃん。
何度も何度も屈伸運動させて・・・・それから、伸びたところをモミモミして
くれる。
・・・・うぅぅ・・・・・気持ちいぃ・・・

-------------
「ゴメ〜ン、・・・・・・もう、大丈夫だよう?」
「・・まったくぅ。・・・・ホンマ世話のやける子やねぇ?」

クスクスしながら、頭をグリグリされた。
ちょっとだけ照れくさいけど、でも、なんかうれしくって。

「んと、ありがと?」
「・・ん。・・・・こんなことしちゃ、イカンって判ったやろっ?」
「・・・ん。」

えっらそうに。
自分だって、楽しんでたじゃ〜〜ん。しかも矢口よりノリノリだったぞっ。

でも、おいらは“おりこうさん”だから、ちゃんと反省するのっ。
・・・・誰かさんとは、違ってね!!
373 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年05月31日(土)23時53分52秒

モミモミモミモミ。

――足首から、腿の裏までその動きは続く。

「ゆうちゃん、もう、いいよっ?」
「ん〜?」

すっごく気持ちいぃんだけど、治ったのにしてもらってんのも悪い気がして。

「ゆうこ?」

何も言わずに横にいた彼女が、向かい側に移動してきた。
思わず、どきっ!!


「あの・・・・ゆうちゃ?」
「なっ、・・・・ここ、こ〜されると、気持ちいぃの知ってるかぁ?」

足の裏をクニクニ。

最近彼女がはまってるという、足ツボマッサージ?
・・・何度か、やってもらったこと、あるけど。

「気持ちい?」
「・・うん。」
374 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時05分37秒

素直に頷くと、うれしそうに「そっか」って。
・・・そんな彼女の笑顔に、見蕩れてしまう・・。

お湯から少しだけだされた、華奢な肩のラインとか。
アップにされて、少しだけ覗くうなじの感じが、妙に色っぽくて。
淡いライトに光る、やわらかそうな白い肌も・・。

・・・・・・・。

なんか、裕子って綺麗だなぁ〜〜。
・・改めて思ってしまう。
恋人だからとか言う目を抜きにしても、彼女は綺麗な人、だから・・。
やぐちのもん、なんだよねぇ・・。

「お〜〜い、アンタ、どこいってんのぉ〜?」

ハッ!!
顔を上げた途端、ふにゃって首を傾けてるゆうちゃんに。
矢口の目の前を、ひらひらさせて。

「大丈夫か?」
「あ・・んと、気持ちよくて・・ボーっとしちゃった。」

適当に誤魔化した。
だって、アナタに見蕩れてたから、なんて、言えるわけないじゃ〜〜ん。
375 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時14分15秒

「ま、ええけど?・・・・に、しても、アンタの足ホンマちっちゃいなぁ〜?」
「うっさい!・・・・・ってか、そんなサイズ変わんないだろっ!」

「うわっ、親指なんて、こんなんやでぇ〜・・や〜〜ん、赤ちゃんみたいぃ♪」

・・・・聞けっ!!

爪をぷにって、押された。
なにかが、背中を伝ってく。

「ふふっ、矢口はどこもかしこも可愛いなぁ〜〜裕ちゃん食べたくなるでぇ♪」
「なに、言ってん・・・・・ん、へっ?!!」

パクンって。
ホントに食べたぁ――!!!

「うぇ〜〜、な、ちょ、・・も、食うなっ、・・・・・ヤダっ、汚いっ!!!」

あぐぅ。
足の指全部を飲み込んで。
ちょっと、それ、凄い衝撃!!

自分の足、口に咥える彼女って!・・・・ってか、裕ちゃん、その顔はマジやばい
ってばっ!!
アンタ女優さんだろっ?!・・・・なんてことしてんだい!!!
376 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時20分57秒
パニクる矢口なんか、おかまいなし。

ゆっくり抜かれたかと思ったら、今度は、一本づつ口に含んで。
・・なんか、口の中って、温かくて、気持ちいぃなぁ・・・・・

・・・・って、言ってる場合じゃなくぅ〜〜〜〜!!!


「ちょ、ダメっ、・・・・汚いよう・・ヤダ、汚いってばっ!!!」

抜こうとしても、がっちり足首摑まれてるから出来なくて、だから、首をブンブン
して、訴えるんだけど・・。

「ゆうこ、ヤメて!!」
「・・んがぁ、・・・いじょうぶや・・んがっ・・・ひたらくらいって・・」

モゴモゴ、口の中入れたまま、しゃべるなぁ〜〜〜っ!!
377 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時27分41秒

「・・んやっん♪・・・」

親指をチュウって吸われた。
思わず声が、洩れる。

「ちょ、裕子ぉ!!」
「ええから・・気持ちいやろ、やぐちぃ〜?」

「ヤダって!」

気持ちよくない、といえばウソになる。
てか、ホントはすごーく、気持ちいぃ。

だけど、そんなとこ舐めさせるのには、抵抗があって。


「ゆうちゃん、もう、いいっ。・・・・・汚いってばぁ・・・」
「・・んがっ、・・・汚くないっていつも言ってるやんかぁ・・矢口は汚いとこ
なんてないのっ、全部綺麗や、めっちゃ、綺麗・・。」
「・・・・もぉ。・・」

足首を持ち上げられて、足の裏をペロンって舐められた。

「んんっ!!」

初めての感触に、思わず力を込めてしまう。
そんな、矢口に苦笑しながら。
378 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時33分27秒

「リラックスし?・・大丈夫やから、お風呂入ってんやで?・・・綺麗やろ?」

やさしく宥めるように。
・・そういう問題じゃないのにさ。

だから、イヤイヤって首を振った。
口を開けたら、エッチな声が、でちゃいそうだったから。


「力抜き?・・・やぐち?」
「・・・・・・。」
「・・ほら?」
「・・・・・ん。」

言われるまま、ゆっくり肩の力を抜くと、足首を持ちながら、ニヤリと微笑んで。
慌てて目をぎゅうって瞑った。
恥ずかしいよっ。

・・・なのに。
379 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時43分09秒

「ダメや、目ぇ開けて・・・舐めてるトコちゃんと見てて!」

強い口調に逆らえるはずもなく・・・・おそるおそる瞼を開くと、にっこり微笑みながら
コクンと頷く裕ちゃんがいて。

ドクッン。

それから、妖しく目を細めると、・・ゆっくりと無防備に晒されたおいらの
足の指を、愛しそうに口に含んだんだ・・。

-------------

――臭くはないと思うんだけど、どんな味するんだろっ。

疑問も打ち消すくらいの衝撃が背筋を通ってく。

「・・・ン、やぁんんっ!!!・・・」

ぬめっとした、特有の舌の感触に。
一本一本、大切そうに抱えながら、パクンって咥えるゆうちゃん。
執拗なまでに、舐めまくって。

くすぐったくって、でも気持ちよくて・・・・・なんか変な感じ。
もっ、おかしくなっちゃういそうだよっ。
380 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時51分21秒

「・・どお?」
「・・・っかんないっ!」

カクンって首がのけぞった。
そんな矢口を、おかしそうに見上げながら。

「うわっ、爪もちっこくて、かわええなぁ―っ♪」
「・・・やっん!・・」

カップっ。
今度は軽く齧られた。

も、なんてことすんだよっ!

舐めてる間中、裕子はおいらの顔をじぃ〜〜っと見つめてて。
声を上げる矢口に、うれしそうに、顔を綻ばす。

うぅ・・・・・ヤダヤダぁ・・・こんなことされて、喜んでる顔なんて見られ
たくな〜〜いっ!!

「きゃっ!」

指と指の間を抉られた。
背中に鋭い電気がながれてく。
381 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)00時58分10秒

「・・いやっ!」

なんとか必死に身体を捩って逃れようとするけど、がっちり摑まれてるから
ビクともしなくって。

なのに、裕子の舌はおいらの身体を翻弄する。
咥内に含みながら、裏側もすべて、嘗め尽くして。
何度も何度も。

「・・ん、ヤダぁ〜〜〜!!」

あまりの快感に、震える身体。
じわじわ〜って、脚の間から、蜜が零れだしたのが判った。
咄嗟に、押さえてたタオルでぎゅううってする、んだけどぉ・・・。
382 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時06分21秒

そんな矢口の態度に、いち早く気付いて・・。
ニヤリと微笑むんだ。
・・うわっ、すご〜く、イヤな予感。

それから、自分の唾液でべちょべちょになったおいらの足をお湯の中に戻して
から、・・獲物を捕らえたみたいに、ジリジリとにじり寄ってくる、裕ちゃん。

矢口は後ずさりもできずに、身体を強張らせて・・。

「・・・どうしたん?(ニヤリ)」

「・・・んでも、ない、よっ。・・・」

押さえてるトコをぎゅうぅって包んだ。
そんなことしたら、バレバレなのに。

「やぐち、気持ちよかった?」
「・・・・・ん。」

コクリ。
それは、本当のコトだから。

「そっか、・・・・・・・・んで、なに、してるんっ?!」

うぅぅ・・・。
判ってて、聞いてるくせにぃ〜っ。
恨めしげに、睨みつける。

それから、彼女の口の端が少しだけ上がって。
383 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時17分11秒

「どうしたん、よ?・・・・・なんか、顔赤いみたいやけど?・・」

おでこに伸びてきた手のひらを、バシッって払い落とした。
そしてまた、アソコをガードして。

「ふぅ〜ん、そういう態度か。・・・・・ええけど。(ニヤリ)」

ブツブツと・・なに言ってんだ?
そんな彼女はうれしそうに、また近付いてくる。

「なぁっ、・・・・・矢口、もしかして我慢できなくなっちゃった?」

また、ニヤリして。
意地悪いその顔が、一番嫌い!!

「なに、言って、んだ・・・・・んなこと、ないぃ!!」
「ふぅ〜〜〜ん?」

悪代官みたいな顔が、一歩一歩。・・くそぉ〜〜鬼ゆうこめっ。

おいらは、後ろに下がれないから、横に移動したりして。
でも、一瞬の隙をついて、がっちりホールドされてしまった。
384 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時26分02秒

「なぁ、・・・・・んじゃ、なんでココ押さえとんのっ?」

ニタニタしながら。
耳元に囁く低い声に、ブルブルする。

「なぁ、なんで?」
「・・んでも、ないよ〜〜〜っ・・」

同時にパクンって耳たぶを食べられた。
ピクッ。身体が跳ね上がる。

「ん、・・・やだぁぁ〜〜〜っ!!」

「なっ、ホンマはして欲しくなっちゃったん、やろっ?」

ニタニタしたまま視線を下げる。

「やぐち、どうなんっ?」
「・・・も、ちが、違う、そんなことないもんっ。・・」

あぁ、迫力ね〜なっとか思いながら。
それでも、そんな矢口の態度にこれみよがしに喜ぶんだ。
なんか、その顔にカチンときた。

「もっ、くんなっ、・・・・離れろよ〜〜〜っ!!」

腕で、ぐいって押すと、裕子のやわらかいおっぱいが、ぷにって変形して。
その感触に、思わず手を引いた。
そして、裕子がまた、ニヤケる・・・。
385 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時38分42秒

「なんでこの子はこ〜なんかなっ、・・でも、ま、かわええけど♪」

ニンマリしながら。
なに、言ってんだ。

それから、裕子の左手が、湯船の中に降りてきて、必死に押さえたままのおいらの
手のひらを、さやさやと撫でるんだ。
・・時折、太腿のほうに移動しながら・・。


「ちょ、やっ、触るなっ!!!」
「い〜ややっ♪」

極上の笑みを浮かべる。

「や〜ぐちっ?」

振り向いた瞬間、仰け反ったおいらの顎をぐいっと持ち上げられて、そのまま唇
で塞がれる。
すばやく入ってきた舌は、あっという間に絡まされ・・・てか、なんて早業だよっ!

抵抗をあたえる暇さえない。
矢口の感じるとこを熟知した動きに、いつのまにか翻弄され・・。
そして、絶え間なく動かしてから、ゆっくりと顔を離す彼女は最後に舌先に吸い
付いた。
386 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時44分50秒

「・・・・っくぅ。・・」

呆然としてる間に、やわらかい身体に包まれた。
愛しそうに抱きしめられて、おっぱい同士がぶつかり合う。

それから、熱くなった頬に感じる唇のあと。

ハッ!!
パチパチ。

「なっ、なにすんだよっ、裕子ぉ〜!!」
「ふふっ、元気ええなぁ・・でも、アンタいま、どんな顔してるか、判ってる?」

「えっ?」
「・・・・むっちゃ、“えっち”な顔してんで?・・」

また、頬にちゅちゅされ。
顔がボッて熱くなった。
ヤダヤダ・・足舐められ感じてたなんて、思われたくないよぉ〜〜〜っ!!
387 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)01時52分01秒

そんな矢口の心境を理解してなのか、どうか。
乱れた髪を、やさしく撫でながら・・。

「ええて、・・・・・さっき中途半端にしても〜たから、やろっ?」
「・・・・・。」

いい子いい子された。
もう、矢口はコドモじゃないよう!!

そんな態度も、全部ひっくるめて・・・唇が近付いてきた。
今度は、目を瞑って素直に受ける。

そして・・

「・・なっ、・・・・ここも、舐めてあげよう、か?」

妖しく囁かれ、ツンツンと突付くのは、お湯の中に隠されたおいらの手のひら。
思わず、「ゴクン」ってのどが鳴った。
388 名前:KAI 投稿日:2003年06月01日(日)01時59分04秒

今日はここまでにします。
なんか、またこんなとこでとこで終わってるよとか思いつつ。(笑)
言ってたわりに、全然更新量多くなかったですね。でも、この続きは今日また
やります。(断言)・・・なので、またチェックしてやってください。

・・中途半端で、ホントごめんなさい。・・・悶々しててね?(反省なしで)

389 名前:KAI 投稿日:2003年06月01日(日)02時07分53秒

>365さん・・すみませんです。うっかりでした。
ありがとうございます。待っていただいた割りにこの程度で・・(汗)
この先はちょこっとエロくなっちゃいそうかなと。いや、いつもどおり?
期待にこたえられると、いいのですがぁ・・・。

また、感想お願いしますね!
390 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月01日(日)07時02分25秒
待ってましたよ〜!!!2週間もkaiさんに会えなくて?寂しかったです(T_T)
またx2、いいところで終わっちゃいましたねぇ☆
続き楽しみにしてますよ★やっぱり、kaiさんの書く物は最高です♪♪(^O^)v
391 名前:kai 投稿日:2003年06月01日(日)21時57分06秒

遅くなりましたが、続きを更新します。

>390さん・・待っていただいて、ホントありがとーございます。(ペコリ)
今まで、結構ハイペースでやってきたんで、こんなにあけるのも初めてだった
んですけど、・・・充電分はりきって、がんばりたいと思いまーす!!
・・読んでくれてる人がいると思うと、ホント、やりがいありますね。(喜)

ではでは・・・楽しんじゃってください!!
392 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時10分34秒

「・・なっ、なに、言ってんのぉ・・裕ちゃん?!!」

驚きと、恥ずかしさと、いろんな気持ちが交差して、顔がカーと熱くなった。
それを見ながら、またキスされて。

「・・・もう、我慢、できないんやろっ?・・」
「・・・・・・違う、・・もんっ。・・」

・・・・・ウソだけど。

でも、そんな天邪鬼な態度もすべて判ってるで、って顔しながら。

「ええて、・・ここ、座ってみ?」

ポンポンって叩かれたごつごつした岩を見ながら、慌ててブンブンした。

「ヤダって、・・・・・なに、言ってんの、ゆうこ・・」
「・・・・・ほら、ええから、早くぅ!!」

腕をぐいって引かれるけど、・・・・そんなことできるわけないじゃ〜〜んっ。
393 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時17分54秒

「ちょ、ヤダっ、離せよっ、ゆうこ〜〜〜っ!!」
「・・やぐち、ええから、素直になっとき、て?」

「ヤダヤダヤダってばっ!!・・・もう、誰か来たらどーすんだよっ、絶対
ダメぇ〜!!」

万が一、人が入ってきたら・・。
こんなとこで、出来るはずな〜いぃ!!

「大丈夫ぅ・・・・・んなっ、こんな遅くに誰が来んねん・・・・・なっ?!」

・・・・・・・。

どっからくるんだ、その自信はよっ。
大体、こんな時間に入ってるウチらは、どうなんだって!

こんな人の言うこと、聞けるわけないから・・。
394 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時31分08秒

「や〜ぐちぃ〜!?」
「・・ダメっ。・・・・・しないのっ!」

ええからええからって。
全然ええからじゃないでしょ。まったくぅ・・。

おいらは、必死に自分の心の中と戦って。
なんとか、虚勢を張ってがんばってるっていうのに、この人ときたら・・。

「しゃあないなっ。」

意地でも動かない矢口に、焦れたのか、・・・強引に腕を引かれて、岩陰のほう
まで、連れてかれた。

何度も抵抗するけど、さっきの巧みなキスのせいで、力が入らなくって。
395 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時38分50秒

――裕子の身体がソコで止まる。
それから、振り返ると、にこっり微笑んで。

「・・・んじゃ、ここなら、ゆーことないやろっ、・・・・ほれ、座り♪」
「・・・・・・。」

「なにしてるん?・・・・時間無くなるって!!」
「・・・・・・・。」

「や〜ぐちぃ??」
「・・・・ヤダって・・・・こんなとこじゃ。」

恥ずかしいもん。
それに、なんか落ち着かないし。

そう言ってるのに、強情な彼女は聞く耳を持たなくて、強引にそこに座らされた。
・・そのまま、自分はチャプリとお湯の中に入ってく。
おいらは、タオルをぎゅってしたまま。
396 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時46分09秒

・・・・・・・・
・・・・・・・・

「なにしてんの〜、・・・脚開かないと、できないやろっ?」
「・・・・・・。」

「はい、ご開帳〜っ!!」

うれしそうに、スケベったらしい顔して。
首が千切れるほど、ブンブンした。・・・こんな人に、ぜったい見せないぃ!!

「どうしたん?」
「・・・・・。」

「やぐち?」
「・・だから、人、来ちゃうってばっ!!」

「来〜な〜いって!・・・・それに例え来たとしても平気やで。・・・ここなら
絶対見えへんもんっ!!」

ドアと矢口を交互に見ながら。
確かに、死角ではあるかも・・・だけど。

「でも、ヤダっ。」

そうじゃなくても、恥ずかしいもん。
こんなところで、そんなことしたくない。
397 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)22時53分28秒

「早くぅ〜っ、時間無くなるって!!」
「・・・・・。」

「やぐちぃ〜?!」
「・・もう、イヤって言ってるでしょっ、しつこいよ、裕子っ!!」

もう、矢口上がるぅ。
身体が熱くてしかたない。
このまま、ここにいたほうが危険だから。

フラフラしながら、なんとか立ちあろうとしたら、・・・・・足を摑まれた。
見下ろす彼女は、口を尖らせながら。

「したるぅ、言うてるやんっ、・・・・・ほらぁ〜〜〜っ!!!」

イライラしてるのに、気付いたけど、だからって素直に応じることも出来なくて。
・・・・・・ていうか、なんで裕子が怒ってんのっ?
398 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時03分24秒
--------------

「大丈夫ぅ・・・やぐちなんて、あっという間に終了やん、なっ?」
「・・・むぅ。・・・・」

なんだよっ、その言い方ぁ!
そんな、人がむちゃくちゃ早い、みたいに言わなくたっていいじゃん。

・・そりゃ、確かに早いかも、だけど。我慢強くない、ほう・・だけど。
なんだか、小馬鹿にされたようで、カチンとくる。

うぅぅ〜〜〜〜っ。

恨めしげに、見下ろしたら・・・その先でヘラヘラしてる彼女がいて。
全然相手にされてないみたいで、なんか、悔しい・・。

「や〜ぐちっ、なっ?」

言いながら、自分の唇をペロンて舐めた。
ちょっとエロテックな、その仕草にドキドキ。
妖しく細められた瞳が、妙に色っぽくって。

「・・ゆう、こ?」

ゴクリ。
飲み込んだ唾液は、裕ちゃんの味。
399 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時11分32秒

「ふふっ、・・・・アタシに任せて、あっという間に気持ちよくしたるから♪」
「・・・・・・・。」

「・・なっ?」

腕が摑まれて、やさしく擦られる。
それから、首を傾けてにっこり微笑むその顔に、・・・・動けなくなった。


「これ、・・・離し?」
「・・・・。」

「ええから、・・・・やぐちっ?」
「・・・・・ん、うん。」

思わず頷いてしまって。
そしたら、うれしそうに笑う裕ちゃんに、ポーとなって・・。

ゆっくりと腕を解かれたおいらの脚を割って、・・・・・少しだけ濡れた彼女の
小さい顔が・・・その真ん中に、入ってきたんだ・・・・。
400 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時17分45秒
------------

「矢口、・・・・・寒くない?」
「・・へっ?」

こんな状況なのに、場違いなその質問に、閉じてた瞳を思わず開けた。

「・・寒ない?」

もう一度。

「・・・・―――うん。」

一瞬、寒いって言ったらどうなるのかなとか、思ったけれど。
・・脳が無意識に返事してた。

・・・・・やさしい言葉に騙されちゃいそうになるけれど・・。
401 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時28分02秒

「・・・・ん、・・・・んやっ!!!」

やり難いからって、お尻を前に突き出されて。
・・・・そんな恥ずかしい格好に、体中が熱くなる・・・。

ぎゅうぅって唇を噛んで、歯を喰いしばるけど。
・・・・ヤダヤダ、やっぱりダメっ。・・・・・凄い、恥ずかしいぃ!!!

「やぐちぃ・・・・なんで、そんなに力入れとるんっ?!」

苦笑しながら、太腿を撫で撫でされ。

「・・・・・ン、・・・なんか、ヤダぁぁ〜〜〜・・・」

・・訴えて。
だってソコにいるのは、矢口の愛してるひと。
それなのに、こんなとこ見られて・・・・ものすごく、恥ずかしいって!!

「あっら、なんやこのヌルヌルわ、・・・お湯やない、みたいやねぇ〜?」
「・・・・・・・・。」

うぅ・・・この、“セクハラオヤジ”さえなかったら、いいのにぃ〜〜。(泣)

「これは、どうしてこうなってるん?!」
「・・・・・・。」

「もしかして、舐めてくれ・・・言うてるん、かなっ?!」
「・・・・言ってない!」

・・・・顔を背けた。
402 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時36分55秒

「ふぅ〜〜ん?」

クスクスしながら、吐息と一緒に近付いてきた唇に、思わず力を込める。
だけど、ソコにくるかと思ってたそれは、予想を反して別のとこに触れて。

内腿の際どいところ。

「・・やぁんっ♪」

脚が勝手にピクピクした。

楽しそうに、そこばかり舐めてる、裕子。
・・・痙攣し続ける太腿を擦られて・・。

「どうして欲しい、て?」

見上げてくるのは、意地悪な顔。
だいっきらいぃ!

「言わなきゃ、したらないで?」
「・・・・・・。」

・・・・なんでぇ〜?
さっきは、自分から「したる」って言ったんじゃんか。
そうは思っても、今の矢口には言い返すことなんか、出来ないし・・・。
403 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月01日(日)23時51分01秒

「や〜ぐ〜ちっ?」

最近の裕子は、「おねだり」させるのがお好みで。
矢口が恥ずかしそうに言うのが、堪らないんだって。・・・・死ねっ!!

「ほれほれ?」
「ヤダっ、言わないぃ!」

そう言ったら、カプッて内腿を齧られた。
・・お尻が揺れる。

「なんも〜、素直になりっ、・・・・・・ま、こっちの子は、かなり素直になって
るみたいやけどなぁ〜〜♪」

じぃ〜〜って視線を感じて、慌てて閉じようと・・。
だけど、がっちり押さえつけられてるから、かなわなくて。
・・・・伸ばした手もあっさり、払われた。

「・・・ヤダっ、・・見んなっ!!!・・」

最後の手段は声しか残ってないんだけど、これはこの“エロオヤジ”には
逆効果で・・。

「かわええなぁ・・・こっちは、いっぱいしゃべってるけど〜?」
「・・・・してないっ!」

「んにゃ、聞こえるで、裕ちゃん、舐めてぇ〜ってさ。(ニヤリ)」
「・・・・も、言ってね〜〜よっ!!」

顔が火を噴いたみたいに、熱くなる。

404 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時02分00秒

も、意地悪しないでよ〜っ。
黙って「して」くれたら、恥ずかしさも半減するのにぃ・・。

「ええから、早く、いいなっ!」

なんで、そういうこと言うのぉ〜〜っ。

理不尽な怒りを感じるけれど・・・・矢口の身体も限界を感じてた。
ずっと焦らされ続けて・・・いまは、早く触れて欲しくて堪らない・・。

――だから、ぎゅうぅって目を瞑ってから。

「・・・・・・めてよっ。・・」
「・・はぁ〜っ?・・・なんてぇ〜〜?」

大げさな仕草で。
からかうように。

うぅ・・・。
あとで、殴る。絶対ボコボコにしてやるぅ。
そう、固く誓って・・。

「・・だからっ、もう、舐めて?・・・」

ぶすぅっとしたまま。

でも、裕子はうれしそうに笑うんだ。
それから、太腿をなでなでして、ええ子ええ子って。
もぉ〜〜〜〜っ、これにいつも、騙されるんだ!!
405 名前:マコト 投稿日:2003年06月02日(月)00時10分26秒
kaiさぁんお久しぶりです!!&リアルタイム!!
今日もとことん付き合いますよぉ!!
406 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時10分48秒
-------------

――足首を摑まれて、これでもか〜ってくらい、広げられ・・。

それから、ゆっくりと近付いてくる綺麗な顔が、おいらの真ん中を凝視するんだ。
月明かりというのは、思った以上に明るくて。
たぶん、・・・・思いっきり見られてるんだろうなぁ〜って・・。

・・・・・もう、すっごい、ヤダっ!!!

「ゆうちゃんっ!!!」

見なくていいから、早くしてよぉ〜・・。
泣きそうな顔で、訴える。

けど、そんな矢口の顔を見上げながら・・・ニマニマして。

「・・・・可愛ええなぁ・・・。」
「うっさい、・・言わなくていいのっ!!」

また、目をぎゅうって瞑った。
死にそうに、恥ずかしいよっ。

「なんで怒るんやっ、・・・・・褒めてやってんのに・・。」

クスクス笑いの後、軽い息がかかった。
ビクぅ!!

407 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時18分08秒

すでに濡れたそこをやさしく上下してるのは、細くて長い指先。
・・・おいらのその形を確認するかのように、触れてくる。

「・・・・ン、はぁんっ!・・・・」


くちゅくちゅ・・。
次第にえっちな音が漏れ始め。
恥ずかしさで耳を塞ぎたくなるけど・・。

裕子がじぃ〜〜っと見上げてて。
その強い視線は感じるけれど、目は開けられない・・。

「や〜ぐち??」

・・・・その声で、わかったんだ。
次になにをされるかって。・・・・・・おいらは、きつく唇を噛み締めて。
408 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時25分58秒

移動してきた指が、・・濡れてしおれた薄めの毛をやさしく持ち上げて・・。
・・・・・この瞬間が、堪らなく恥ずかしいんだ・・。


「・・・ん、ヤダよぉ〜〜〜っ・・・」

身体を揺らして訴えるけど。

「ダメやっ、じっと、し!」

一言で言い切られてしまう。

そのまま降りてきた指が、意味ありげに移動してきて、・・一気に手をかけた。
・・・・・閉まってあった、奥のものまで曝け出すように・・・。

「いやっ!!」

冷たい空気を感じて、不安になった。
首を振って、イヤイヤするけど。
409 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時37分04秒

「裕子、見ないでっ!!」
「・・・・―――。」
「ゆう、・・・・いや、いやだよっ、見るなっ!!」

「ん〜〜っ、大丈夫やて、・・・・・暗くてそんなに見えてへんで?」

ウソだ!
だって、ニタニタしてるもんっ。

「・・・ゆっ、おねがっ・・・・・ン、くぅっ!!!!」

突然感じた、生ぬるい感触に。
ビックリして目を開けた。

裕子が、矢口のそこに顔を埋めて・・・・ピンクい舌が見え隠れしてる。

!!!!

すごい衝撃で、何かにしがみ付きたくて、慌てて彼女の肩口を摑んだ。
けれど、つるつる滑るその肌じゃ、思うようにできなくって。
だから、アタマを抱えるようにするんだけどぉ・・。

・・・・いつものゆうちゃんの匂いに、少しだけ安心する。
410 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時46分36秒

「気持ちいぃんやっ?」
「・・・知らない。」

口では否定しても、そこから溢れるそれが、物語ってるから・・。

「うそやんっ、・・・・・ピクピクしてんで?」
「・・・やぁっ!!」

そんなこと、言わないでよ〜〜っ。
恥ずかしくて、彼女の髪の毛をぎゅうぅってした。


いつもみたいに、しがみ付くシーツもなくて。
ベットに寝かされてるわけでも、なくって。
こんな場所でされてるんだって、現実を思い知らされるようで、不安になる。

ぎゅうぅぅ〜〜〜〜っ。

「ちょ、ちょ、やぐち、ちょう、もう、離れて!」
「・・・・・えっ?」

摑んでる手を、離した。

「苦しいがな、殺す気かっ?!」
「・・・ゴメン。・・でも・・・」

苦笑しながら、矢口の腕をやさしく擦ってくれ・・。
でも、だって、どっかに掴まってないと、なんか落ち着かないんだもんっ。
411 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)00時54分17秒

「ん〜〜っ、・・困ったね?」

全然困ってない顔して。

それから、いいこと思いついたように、ニヤリと微笑むんだ。
・・うわっ、すっごい、イヤな予感・・・・・。


「んじゃ、こ〜〜しとき、・・・そしたら、ええやん、なっ?」
「・・・・・や、ヤダよぉ、こんなのぉ〜〜〜っ!!!」

邪魔な両手は、自分の膝の裏に掛けされられて。
そう、脚を持ち上げるように・・。

両足抱えて、受け入れ態勢万全のその格好。
ヤダヤダ・・これじゃ、自分からおねだりしてるみたいじゃ〜んっ!!

412 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時07分11秒

「ん〜〜、言うことないねッ♪」

あるっ!
ありすぎるくらい、あるって!!

外そうとしたら、叱られて。
こういうときの、ゆうちゃんは、なぜか強いから。

おいらは、こんな恥ずかしい格好のまま、彼女の愛撫を受け入れなきゃならないのっ。
うぅぅ・・・・。(泣)


「ほぅら、よく見えてんで、・・・・・・やぐちの可愛いのッ♪」
「・・・・ヤぁ・・・ゆーなぁ〜っ。・・・・」

その言葉に反応しちゃって、無意識に蜜が零れた。
それを、バッチし、見られて。

「うわっ、・・・・やらしぃ〜〜〜、とろんとろんやんっ!」

わざと、絡めとって、見せびらかすようにおいらの前に持ってくる。
指と指を放して・・・ほら〜って・・。
も・・なんで、そういうことするの――すっごい、ヤダっ!!

だから、手を離そうとしたら、すごい形相で睨まれた。・・・・・・・怖っ!!

「ダメって、言うてるやろっ、・・・・・そのままにしとき!」
「・・・・・はい。」

それから、うって変わってニッコリ微笑むと。
ええ子って、内腿にチュ♪され。

・・・・絶対、騙されてるぅぅ。
413 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時17分43秒
---------------

「あららららっ・・・・めっちゃ膨らんでますわよっ、奥さん♪」

・・・・ってか、ダレ?
それより、いちいち報告すんなぁ―っ!!

「可愛いなぁ、これ・・。」

言いながら、ツンツン突付かれた。
・・話しは聞いて?


「・・ン、やっ!!・・」

腰が跳ね上がる。
それでも、指の動きはヤメテくれなくて。

ツンツン。
ツンツン。

「ちょ、もっ、・・・・・ゆうちゃ!!」
「ん〜〜っ?」

「ヤダよっ、触んなって!!」
「ん〜でも、やぐち、ここ大好きやんっ、こ〜されんの?」

「・・・・でも、・・も〜、だから、んな、近くでみないでよ〜〜〜っ!!」

彼女の鼻息が、あたって。
それがもの凄く恥ずかしくて・・・だから、やなのに!!

「ええやん、綺麗なんやし、・・・・・もっとよく見たい、見〜せて♪」

そんな可愛く言われたって、・・・・てか、ヤダぁ〜〜!!

414 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時27分31秒

ぷにってしたとこに収まってた指が、左右に、ぐいってされた。
・・・割られたところが、大きく開く。


「・・・・いやっ!!!」

首をブンブン振るけど、そんな矢口になんか気にも留めないで、・・・楽しげな
彼女の視線の先には、おいらの・・・・・。


「・・・アンタ、むっちゃピンクしてんで・・・・なぁ?」

興奮気味な声、・・・見上げてきた顔に気付いて慌てて背けた。
全身が、ボッと火がついたように、熱くなる。


こういうことは何回もしてるけど、この行為だけはいつまで経っても慣れなくて。
・・だって、好きな人に、一番見られたくないとこ、曝け出しちゃうんだよっ。
・・・・そんなのって、すっごい、恥ずかしいじゃん!

こんなこと思うのって、矢口だけなの・・?
415 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時38分50秒

だけど、身体は言うこと効かなくて・・彼女に見られてるってだけで中から蜜が
あふれ出すんだ。
・・・・こんな、判りやすい自分の身体に、恨めしささえ覚える・・。

「あっらららら〜〜〜」

陽気な声。・・わざとらしく発声して。

泣きそうなくらい恥ずかしくなって、おいらは下に顔を向けた。
ポタポタとホントに落ちてきたのにはビックリしたけど。

「あっ。」
「・・くふぅ。・・」

「・・やぐち、なんで泣くの?・・・・ゆうちゃん、ひどいことなんか、してない
やろっ?」
「・・・・ん、ハッ・・もっ、ヤダぁ・・・」

首を振ると、しずくが落ちてく。
それを、やさしい手のひらに拭われて・・・・ゆっくりと顔を上げさせられた。

「ゴメン、・・・・・恥ずかしかった?」
「・・・・・ん。」

コクリ。
頬をなでなで。

「んじゃ、ヤメる?」
「・・・・・・・。」

それは、答えられなかった。
「そうして」って気持ちに反して、もっと「して欲しい」って気持ちも確かにある
から。
416 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時50分57秒

どう返事しようか決めかねてる、矢口に苦笑しながら。

「もうかわええなっ、・・・アタシ、やぐちのそういうとこ、めっちゃ好き♪」

軽くチュってされた。
・・・・目を開けると、そこには熱っぽい顔した、あいしてる人がいて。

白いおっぱいが、ぷるんて揺れた。
綺麗なゆうちゃんの身体が、目の前に現れる。

ドックドクッ。

脈拍があがる。
震える身体に、どうしていいのか判らなくなって、咄嗟に彼女に抱きついた。

ぴたっ。
ハダカで抱き合うのは、気持ちいぃ。
おいらのモノ。
417 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)01時58分06秒

「ゆうちゃ・・」

声が掠れたけど・・「ん?」ってかわいく首を傾ける、その仕草に少しだけホッと
して・・。


「やぐちも、・・・だい好き、だからぁ。・・・」

口元が少しだけ上がったのを確認してから、ゆっくりと唇を近づけた。
すぐに、こじ開けられて、中に入ってくる舌に。
愛情とかいろんなものを込められたそれが、おいらの身体の中に・・送り込まれる。
418 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時09分48秒
---------------

「・・・んんっ、・・・あっ!!」

激しく絡めあいながら、最後に下唇を噛み付いて・・・ゆっくり離れていくその唇
を呆然と見つめた。

やさしい瞳が、妖しい色に変っていく。
その変化をマジマジと見つめて。

「やぐち?」
「・・ん?」

「・・・ええの?」
「・・なにが?」

「・・・・舐めても、ええのっ?」

紡ぎだされた言葉に、一瞬だけ考えて、・・・・・コクリと頷いた。
グリグリと髪を撫でられるのには、照れくさかったけど・・。


軽いキスを、全身に散りばめられ。
固く尖った乳首のトコだけ、きつめに吸い付いて・・・。

中心を見ながら、愛ししそうに人差し指でなぞる。

一気に強張らせたおいらに、苦笑しながら・・・やんわりと太腿に噛み付いて。
それから、大きく舌を出して、ペロンて舐められた・・。

――そんなエロティックな彼女の表情からひとときも目が離せない・・。
裕子は、たぶんこの顔が一番綺麗だと思うから。


419 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時14分06秒

濡れた矢口の太腿を見つめながら、・・・・ゆっくりと顔を上げる裕ちゃんに。

ドクン。
おいらの心臓が、早撃ちする。

「やぐち?」
「・・・・・・。」

「ええ?」

首を傾げる可愛い動作に、「うん。」頷いたら、ニッコリうれしそうに微笑んだ。
・・・・そして、また顔が戻る・・・。
420 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時25分03秒

「・・・・ン、くぅ・・・はぁっ!!!・・・」

濡れた舌の感触に、堪らずお尻が持ち上がって。
それでも、腰を摑まれてるから身動き取れない矢口をいいことに・・ぐいって
奥まで開かされた・・。

「・・ちょっ!!」

蕩けた粘膜を、何度も往復する。
戸惑いの声も一緒に呑み込まれて・・。

2週間ぶりの、その感触は・・・おいらの身体をあっという間に高ぶらせ・・。
溢れんばかりに、垂れ流れる蜜が・・・お尻のほうまで伝っていくんだ。

苦しくて・・・でもすごく気持ちくて。
声を押し殺すために、必死につかんでる自分の太腿にギッて爪を立てた。

一瞬だけ顔を上げたゆうちゃんが、おいらの様子を見てから微笑むと。
また、ぐいっと指と指を両側に開いてから・・。

じぃ〜〜〜〜。
愛しそうに見つめてる。
421 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時33分20秒

「うわぁ〜〜〜っ!!」

なにを見て、言ってるのかなんて判ってるから。
自分でも感じてるっ。

興奮気味な声と一緒に、指の腹で撫でられて。
ちょっと触れただけでも、過敏に反応しちゃうんだ。
・・・身体が弓なりに仰け反った。

親指が、ソコばかり集中する。
それがスイッチとなって・・中に溜まってたもの、すべてが流れ出しちゃて・・。
彼女の白くて綺麗な手を汚してしまうんだ・・。

「うぅ・・ダメっ、・・・ダメ!!」

お尻を揺らして、訴えるけど。
ゆうちゃんの指は構わず、グリグリ捏ね回して。
422 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時39分58秒

「すご〜い、やぐちっ、・・・・もう、顔出してんで?」
「・・・ん、やだよっ、言わないで―っ!!」

「かわええ、やぐちっ♪」
「・・うぅ、・・・やぁ〜〜〜、見ちゃやぁ〜〜!!」

指の感触から、生温かいものに変る。
・・えっ?

「だ、ダメだってばぁっ!!」

もう、言いつけなんか守ってらんなくて、手を離して、彼女の頭をガシッて摑も
うとしたんだけど・・。
なのに石みたいに、動かなくって・・・・そればかりかもっと、執拗攻められる。


「ちょ裕子、ヤダってば!」
「・・んんっは、・・でも、・・・気持ちいやろっ?」

もう、くっつけたまま、モゴモゴしゃべるなぁ〜〜っ!!
くすぐったいぃっ!
423 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時53分02秒

「・・・・んんっ、もっ・・・・ひゃっ!!」

その瞬間、膨らみきったソコを、チュウって吸われた。
電気みたいなショックが、脳天を刺激する。

・・・も、なに、いまのっ?
すごい、目の前がパチンてしたよ。

ビックリして思わず呆けてしまう・・。

そんな矢口をいいことに、この人は好き勝手するからっ。

やわらいお肉を大きく開かせ・・・剥き出しになった粘膜をペロペロって。
熱いそれに、身体が震えた。

「ひゃぁっ!」

今度は敏感な内部を触れられて・・・・腰が大きく跳ね上がる。
そんな反応を楽しそうに見ながら、・・・伸ばされた舌が中を掻きまわすんだ。

「・・・・・っクぅ・・もう、いやっ!!・・・・」
424 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月02日(月)02時59分55秒

体中が熱くて熱くて・・。
気が触れるんじゃないかってほど。
その執拗な攻撃に自然に涙が零れた・・。

それでも彼女はヤメテくれなくて。

熱い芯を丸い鼻で擦られて・・・・・流れ出る蜜をじゅるぅ〜って吸い込まれる。

「ひゃぐちぃ・・・ひもひいい?」

・・・だから、しゃべるなぁ〜〜っ!!

油断してたとき、粘膜が擦られて・・――その瞬間めりっと入り口に入ってきた。

「・・・・っくはぁっ!!!!」

耐え切れずに彼女の舌を向かい入れたまま・・・おいらはあっという間に果てて
しまったんだ・・・。
425 名前:kai 投稿日:2003年06月02日(月)03時02分43秒

はぁ・・・。
今日はこの辺にしときます。・・・ちょい疲れたかな。
まだもうちょっと露天シーンは続くんですけど・・・元気があったら今晩にでも
やらせてもらいます。・・・・では・・。
426 名前:kai 投稿日:2003年06月02日(月)03時04分43秒
>マコトさん・・久しぶりのリアルタイムありがとーございます。
満足していただけましたでしょうか?
今回は普通のエッチ書くつもりだったんですけど・・・・アレ?(w
もうちょっと、お付き合いください・・(ペコリ)
427 名前:マコト 投稿日:2003年06月02日(月)03時08分18秒
大量更新お疲れ様でした!!
今晩もまた覗きに来ますよ。
そりでぃは楽しみにしてますね(^-^)
428 名前:スティンガー 投稿日:2003年06月03日(火)01時37分56秒
鼻血でましてwこの小説で抜(略)のは却下でつか?
429 名前:kai 投稿日:2003年06月03日(火)10時37分11秒

・・・続きいきま―す!
に、しても長いなァ・・これ・・。(汗)
430 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)10時48分14秒
********

――荒い呼吸が落ち着いてくると、ようやく瞼が開けれるようになって。
ぼやける視界の先で、愛しそうに見つめてくるヒト。


「や〜ぐちっ?」

くるぶしにチュ。


「・・・ン、・・・・はァ・・・・もぉ・・・・・・」

大げさに溜息付いてから、もう一度見下ろした。
・・綺麗な笑顔が、かえってくる。

どきっ。
・・・だけども、出てくる台詞は相変らず・・・・

「・・・・もう、アンタ早すぎっ!!」

ピン!ってあそこを弾かれた。
・・・開きっぱなしだったことに、気付いて、慌てて閉じる。

431 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)10時57分17秒

「えかったなァ?・・・人、来る前に終わって(ニヤリ)」
「・・・っさい!!」

パンチしようとして、手を挙げたけれど、すぐにふにゃふにゃぁ〜と力尽きて。
それを、ケラケラ楽しそうに見てる裕子。・・・・・くっそぉ。


「・・堪能、してくれた?」
「・・・・・・・――――。」

「2週間ぶりやもんなぁ―、しょうがない、なっ?」

ポンポンって太腿叩かれて。
・・・・・・おいらって、・・・・慰められてんの?

「うぅ・・・・。」
432 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)11時13分33秒

こんなに恥ずかしいことされちゃって――
・・・普通だったら顔なんて見られない状況のなのに?
なぜだか、目が彼女を追っちゃうんだ――。

その間も、バーバーしゃべってる裕子。

“あんときの矢口はこうだった!”とか、得意げに鼻を膨らませて。
ボーとする頭で、・・なんとなく聞いていた。

「・・・あっ。」

なにげなく、彼女の口元を見た・・・視線の先には、テカテカ光る・・液。
・・・・そりは、・・もしや?・・・かなり、いや〜〜んな・・・・。

「・・・・ん??」
433 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)11時22分00秒

矢口の視線に気付いて、・・・・・口元を拭った。

それから、ペロ〜ン。

「げっ!!」
「・・な、ん??」

「・・・な、な、舐めたぁ〜〜〜〜っ!!!」

指を指してワナワナ。

「んぁ?・・・あぁ、舐めたで、それがどうした?」

にぃって笑いながら。

ごっくん。
喉がなる。

「・・・って、飲むなぁ〜〜〜〜っっ!!!!」
「んへっ?・・・・あぁ、飲んじった。・・・おいちっ♪」

おいちくなぁ〜〜〜〜いぃ!!
もう、なんなの、なんなのこの人ぉ!!・・・信じらんないよっ。
・・・飲むか、フツ――!!

・・・・さっきまで、舐められていたことは、この際忘れてね。
434 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)11時28分44秒

「なんやぁ?・・・なに、怒ってんの、矢口?」

脚をペチペチされても。

それから、何事もなかったように、湯船の中でくつろぐ彼女。
・・・・てか、さぁ〜〜〜!!


「ゆうちゃん、口、濯いでよっ!!」
「はぁ?・・・・・ええて、別に、気にしないから。」

気にしろっ!・・・・ていうか、矢口が気になるのぉっ!!!

「来い!・・・もっ、早くぅ!!」
「あ〜〜ん、なんやの、ヤグチぃ〜〜?!」

フラフラしながらも、なんとか立ち上がって彼女の手を摑んだ。
・・・そのまま、湧き出るお湯の前まで連れて行く・・。

「ほら、してよっ!」
「ええぇ〜〜〜・・・・ええのに、別にぃ〜〜〜・・・」

ブツブツ。
435 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)11時39分53秒

それでも、強い視線に根負けしたのか、ブクブクうがいしてくれて。


「うげっ、・・・・まずぅ!!!」

見上げた裕子は、渋い顔。
トマトを食べさせられたとき、みたいな?

アレ?・・・・確か・・飲んでもいいって書いてあったよな・・。

「まずまずぅ〜〜、なんやこれ!・・・・・矢口、口直しやっ!!」
「・・・はぁ?・・・んぐぅ!・・・・ン―――っ!!!!」

ぶちゅーってキスされた。
すぐに舌が割って入ってきて・・・・そのまま強引に絡めとられる。

「・・・・んんっ!!!!」

・・・てか、ホントにまずぅぅ〜〜〜〜っ!!!
口の中に、硫黄くさい苦味が広がる。
必死にアタマをブンブンさせるんだけど・・・。

熱い舌に成すすべもなく・・・それから、裕子味なのか、はたまた矢口味なのか
甘く変るまで、そのキスは続いたんだ・・。
436 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)11時51分36秒

「ふぅ〜〜〜〜」

唇が放れてからも・・・ボーっとしてしまう。

白く霞がかった視界。
腰から脚にかけて、気だるい感じに・・。
下腹部に軽いしびれがおそうけど。


くしゅっ!

体の中は熱くて熱くてどうしようもなくて、このまま涼んでたいくらいな感じ
なんだけど・・・・さすがの2月じゃそうも、言ってらんなくて。


「ほら、風邪ひくから!」

裕ちゃんに引っ張られるように、お湯のなかに戻された。
それから、きゅうぅっと、後ろから包まれる・・。

あ〜〜あぁ。
すげぇ〜や。・・・・星ってこんなにたくさんあるんだねぇ〜〜?
なんか、目の前が、チカチカするよ。


437 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時01分57秒

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・で?

なんで、こんなに広〜い温泉で、・・・このおなじみの体制なのかなっ?

「もう!」
「ええから、ちゃんと、温まんなきゃ風邪引くで?」
「誰のせいだっ!!」

・・・・・まったくぅ。
照れくささと、色んな感情がごちゃまぜになってそんな態度をとってしまう矢口に。


「かわええなぁ〜〜♪♪」

一向に反省しない、この人。

「も――っ!!!」

「ええやんっ、・・・それより、気持ちよかった?」
「・・・・・・・。」

「や〜ぐちっ?」

頬を、ツンツン。

「も、そういうことは、聞かなくていいのぉ――っ!!」

恥ずかしくて、俯いた。
そんな矢口を、横からケラケラ見て。・・・・やっ、見んなぁ―!!

だから、・・お臍に重なる手のひらを爪立てた。ガリッ。
・・・ささやかな、抵抗。
438 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時10分33秒
-----------------

――呼吸が落ち着いて・・。
密着したまま数分間・・・・ずっとだっこされたまま。
・・楽しそうに、矢口の髪の毛と遊んでるゆうちゃん。
それはいいんですが・・。


・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・気になることが、ひとつ。

「・・ねぇっ?」
「ん――っ?」

「あのさぁ、・・・・・さっきから。」
「ん?・・・・どうした?」

「・・・・あたって・・んだけど?」

背中に感じる、ま〜るい感触の先っちょに・・。
固い、おマメが二粒・・?

それが、妙にくすぐったくって・・・。
439 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時22分03秒

「あはっ。・・しゃあないやんっ、矢口かわええから、裕ちゃん興奮しちゃった。」

てへっ。
はにかみながら。
むぎゅうぅって、背中に押し付けられた。
そんな裕子に、どう返していいのか、判らなくて・・モジモジしちゃう。


「も、可愛いとか、言わなくていいの―っ!!」
「どうしてぇ?」

不満そうな、でもヘラヘラした声。
だって、裕子、可愛い連発しすぎなんだもん!
そのたびに恥ずかしくなるんだよっ、おいらは。

そう言って、俯いたら・・・・パクンって耳を食べられた。
舌を使ってレロレロする。

それから、熱い息を吹きかけながら・・・・

「“可愛いい”から、“可愛いい”言うてんのの、どこが悪いねんっ!!」
「・・・んんっ。・・」

「矢口は、可愛い・・世界一かわいいぃ♪」

ねっとり舌を入れられるとくすぐったくて、首を縮めた。
腰にまわる彼女の腕をぎゅぅって、摑む。
440 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時33分43秒

――おいらは、きつく抱きしめられたまま。

ゆうちゃんの脚が伸ばされてきて・・・おいらの伸ばされたそれに絡んだ。
そして、足のうらでくすぐられる。

「・・・・・・。」

悪戯してたその足は、矢口の足の内側にやってきて。
「なに?」って訊ねる間もなく・・そのまま、ぐいっと外側に開いて・・・。

えっ??

「ちょ、・・・ゆうちゃ?!!」

驚いて、顔を向いたけど・・湯気に隠れて見えない。
それから、・・・さっきまで髪の毛を弄ってたはずのその手のひらが、
おいらの静まってたはずの・・・アソコに伸びてきたんだ。

441 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時43分44秒

「ちょっ、・・・・なんでよっ、いやっ!!」

身体を捩って嫌がるけれど・・・じわりじわりと伸びてくるのに成すすべもなく。

ピクッ!

裕子の手のひらが、矢口の恥ずかしい毛を撫でる。
思わず反応しちゃって。

さっきの愛撫がよみがえったからなのか、もともとなのか。
あっという間に、熱くなった――。


「・・ゆうちゃん、ねっ、・・待ってよっ!」
「ん〜〜?・・・・ええて。・・・・もっと気持ちぃことしちゃるっ♪」

ええぇ〜〜〜。
ヤダよぉ〜〜〜もぉ、いいぃ!!!

「や、ぐ、ち?」

呼ばれて、振り向いた瞬間・・・唇が塞がれる。
無理な体勢から、顎を持ち上げられて。
ちょっと空いた隙間に、早急に割り込んでくるのは・・舌?

「・・んぐぅ!!!」

湿った感触。
ねっとり絡みあう・・。

442 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)12時58分53秒

あっという間に、力が抜けてしまったおいらの身体を・・。
後ろからやさしく抱きとめながら、・・それでも、舌に吸い付いてくる裕子。

髪の毛を撫でる手のひらは、やさしいのに。
口の中は、犯されてるんじゃないかって思うくらい激しくって・・・。


「・・・ん。はぁ・・・んんっ・・・も、・・ゆうこ・・・・」

苦しくなって・・首を振って捩じった。
・・・でも、すぐに捕まって、さっきよりも凄いキスで応戦されちゃうんだ。

クチュクチュ。
濡れたやらしい音。

ドンドン気が高ぶり、突き放して楽になりたいような、もっといっぱいして欲しい
ような・・・・訳判んない感情に、混乱しつつ。

ひどーく長いキス。
気が遠くなりそなくらい、気持ちいいおかげで・・だらしなく開いてしまう両足。
・・・・内腿を撫でられているのに、・・・何の反応も出来なくて・・。
443 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)13時40分34秒

――裕子の指が、・・・・ソコに触れた。

「・・あんっ♪」

彼女に見られたまま。
おいらは、恥ずかしい声をあげる。


「かわいい―やぐちっ♪」

うぅ・・ヤダ、ヤダよっ、恥ずかしい・・。
目をぎゅって、瞑ったら・・・頬をペロンって舐められて。
それから、歯を喰いしばってる唇にも・・ペロン。


「ふっ。・・そそる顔やな。夜はまだまだこれからやでぇ、・・奥さん?チュ♪」

吸い付いてきた唇に、おいらはハッとする。
部屋で言ってた・・・・“スペシャルバージョン”って・・。

もしかして?・・いや、もしかしなくても・・。
・・最初からここでするのが、狙いだったんだ―っ!!

「湯けむり新婚初夜バージョン」とか、なんとか言っちゃって。
・・・この女なら、やりかねんっ!

うぅぅ・・そんなオプションつけなくていいのにぃ・・・勘弁してよぉ〜〜〜。
・・・泣いたところで、そんなの“こいつ”を喜ばせるだけだから・・。

うだうだしている矢口の・・・“あそこ”に。
・・・裕子のきれいな指が、捥ぐってきた――。
444 名前:マコト 投稿日:2003年06月03日(火)16時50分15秒
中澤さん…本当の狙いはそれっすか…。
でも、本当にやりかねんな、この人なら(爆)
明日からちょっと旅行にいくんで三日間読めないデス…寂しい
では、これからも頑張ってくださいね!!!
445 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月03日(火)19時01分34秒
連日の更新お疲れさまです。
これだけの量を書き込むのは大変ですねぇ。
更新の終わりまでおつき合いしようと思っても途中で睡魔に負けてしまいます(^^;
無理せず続けてくださいね。
446 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月03日(火)19時42分00秒
あ〜また×2、いい所で終わりましたねぇ(ToT)
kaiさんは、焦らすのがうまいです!!続き楽しみに待ってまぁ〜す♪
447 名前:kai 投稿日:2003年06月03日(火)21時25分24秒

448 名前:kai 投稿日:2003年06月03日(火)21時30分08秒

懲りずに続けま―す!
ま〜だ、やってるよっ、とか思わずに・・・(w
449 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)21時36分41秒
************

「裕ちゃん、もぉ、いいぃ〜〜〜。」
「ええから、ええから。・・・・・アタシに任せて♪」

さっきから、そればっかり!
アンタに任せてたら、矢口の身体はとんでもないことになっちゃうんだよう。

・・・・・・なんで、判んないかなぁ・・・。

さっきみたいに、見られるコトが、なくなったのはいいんだけど。
それでも、こんなに広〜い浴槽のなか、無理矢理大きく開かされた両足が・・・
なんだか妙に、落ち着かなくって・・。

ビクッ!!

2本の指が、おいらのソコに触れてきた――
450 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)21時45分21秒

「・・・もぉ!」

ジタバタしても、どうせされちゃうの、判ってるから。
・・・・されるままになるしか、ないんだ。

――そんな矢口に気付いて。

「あれ?・・・・もう、抵抗せんのっ?」
「・・・・・・・―――――。」

「そのほうが、楽でええけどなぁ〜♪」
「・・・むぅ。・・だって、・・どうせ、ヤダっつてもするんでしょ!」

余計な体力使いたくない。
・・・っていうのは、建前で・・・・ホントは、矢口が嫌がるので、喜ばせてんの
知ってるから。・・・・思い通りになんか、絶対させないぃ!!
451 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)21時56分00秒

――初めは、そんなささやかな抵抗だった、はず、だったんだけど・・・・・・・。

「・・・・んなっ、ひとをレイプ魔みたいに。」

あははっ、って笑いながら。
笑い事じゃねぇ―!!
・・・違うの?・・・・そんな変んないだろっ!!・・・・鬼ゆうこぉ!!

「うぁ?・・・・・まだ、温かいでぇ・・やぐちの〜♪」
「・・・・んやっ。」

興奮気味の声で。
頬に荒い鼻息があたる。

「や〜らかぁ〜〜。・・・ほら、ぷにっぷにやんっ♪」
「・・・・ン、・・・・ヤダよぉ〜〜〜・・・」

も、恥ずかしいこと、言わないで!
それから、やさしく上下してた指が、・・・ピースするように2本にわれた。
突然、開かされたソコに・・・温かいお湯が入る――
452 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時05分07秒

「うぅ・・・・ヤダヤダっ、・・・いやぁぁ〜〜っ!!」

お尻を揺らして訴える。
なのに、そんな矢口になんか、お構えなしで伸びてくる指先がおいらの一番弱い
トコに触れてきて。

「ちょ、もっ、・・・・ン、やぁ!!!」

「ありゃりゃ?」

からかうような声に。
恥ずかしくて、ボッと火がついた。

「なんや、・・・・もう膨らんでるがな?」
「・・・ん、やだよ、触んないでっ!」

「熱っ!!・・・・なんでこんなに熱いん?」
「・・・知らないぃ!」

「待ってたんや、触ってもらうの?」
「・・・・・・・。」

空いてる手で頬をツンツンされる。
・・・・もう、なんでそういうこと言うのぉ―・・・バカ―ぁ!!

453 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時11分26秒

・・・でも、それはホントのことだから。

矢口のソコは・・・すでに、固くしこっていた・・。


「や〜ぐちっ、こっち向いてっ?・・・・や〜〜んっ、可愛いぃ♪♪」
「・・・・うぅ・・・」

見られなくなった分、恥ずかしさも半減するはずなのに、今度の体制は顔が近くくて。
・・・ヤダよっ、こんなエロっちい顔なんて、見られたくないぃ!

「・・あんっ♪」

なんだぁ・・・今の声・・。
・・・ちょー恥ずかしいぃ・・・唇をむぎゅうぅって噛み締める。

454 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時17分56秒

その間も、絶え間なく動いてくる指の感触に。
小さかった突起は、みるみるうちに大きくなる・・。

それから、ゆっくりと下に降りてきたと思ったら・・中指で濡れた粘膜を擦られて。

「・・・ゆうちゃん!」
「ええて、・・・・気持ちいぃんやろっ?」

もう、そういうことじゃないんだって!

「ほら、喜んでるやんっ、ゆうちゃんの手、いっぱい濡れてんで、わかる?」
「わかんないぃ!!」

「ネバネバするぅ〜・・・・うわっ、たくさん出た!」

はしゃぐような声に、ただ唸るしかできない。
滴り落ちる蜜は・・・・お湯の中に混ざっていった――
455 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時23分25秒

さまざまな文句が頭の中を駆け巡るんだけど。
どれもこれも、声にならなくて・・・。
・・・・でてくるのは、甘い喘ぎ声だけ・・・・・。


「・・・んくぅ・・・おねが・・ゆうちゃ・・・も、・・・いやだ・・・」

荒い息のせいで、泣いてるように喉がなった。
実際、薄く涙も浮かんでいるし・・・。

それに裕子も気付いてなのか、・・・・・目元にチュ♪てキスしてくれ。

「しゃぁないなぁ・・・楽にしたる・・か。」

えらそうな声が、脳に届いた。
456 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時30分15秒

「・・・・大丈夫やろっ。・・」

呟く声と同時に、細い指がおいらの中にぐぐぐって、入ってきた。

「・・・・・っ!!!!」

ヌルヌルの感触はたぶん、自分の液で。
なんなく滑ってきたそれに、抵抗する間もなく侵入された。


「痛くなぁい?」
「・・・ん。・・・はぁ・・・・」

コクリと頷く。
それから、ニンマリとして・・・頬にキスされ・・・ずずずっと奥のほうまで
入ってくる・・。

「・・・・んんんっ。・・・・くふぅ・・・ハァ・・・・」

水音に混じって、ぬちゅぬちゅといやらしい音が聞こえてきて。
恥ずかしくて、涙がぽろっと零れた。

熱い体の中で、ゆうちゃんの感触がわかるんだ。
457 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時41分41秒

「なっ、矢口ぃ、・・・・ちょぉ、腰あげれる?」
「・・・くぅ・・はっ、・・・きないぃ・・・」

ブンブン。
もう、何も出来ないよう。

「・・・しゃあないなァ・・・よいしょっ。」

身体がふわっと持ち上がる。
それから、お尻に裕子の太腿を感じて・・。
おいらは、彼女の膝の上にだっこされたんだ・・・もちろん指を咥えたままで。

「な、なにすんのぉ〜〜?」
「ん?・・なんか、やりずらかってんっ、ほら、こーしたらもっと奥まで届くやろっ?」

爪の先が、内臓にあたる感触に。
背筋がぞぞぞって震えた。


「・・・ん、くふぅ・・ンぐうぅぅ・・・・」

エッチな声をあげたくなくて、前歯をきゅって噛み締める。
そんな洩れる声を絶えるような矢口の仕草を見て・・空いてる指で唇をなぞられる。

「なんでぇ?・・・我慢しなくてええ。・・・そんなんしたら、歯型付いてまうで?」

顎を持ち上げられ、そのまま顔を向けさせられた。
ペロンとひと舐めしてから、唇が重なって。
すぐに、熱い舌が侵入してきて、やさしく絡めとられた。
458 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)22時51分50秒

・・ちゅうしてる間に、指は一本から二本に追加されてて。
普段だったら、痛くてそんなに入らないはずなのに、・・・あれ。なんでだ?

浅く入ってたそれが、あたりを探るようにグリグリしながら内側をくすぐって。
堪いらず腰が、つられるように追いかけて。

「やらしぃ〜〜、えっちいな、ソレ。」
「・・あんっ、・・・・言う、言わない・・でよっ・・」

頭の芯が白く霞んできた。
なのに、調子に乗った彼女は、・・・めちゃくちゃ激しく動かして。

「痛くない、やろう?・・・・やぐちんなか、やらかくて熱くて・・もう、
ぐちゃぐちゃやでぇ〜?」
「・・・ゆうちゃ・・・んぐぅ!!!」

中で、指同士がバラバラに動き回った。
奥を抉るように。

あまりの刺激に、首が仰け反り。
459 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時04分09秒

「・・・っくぅ!!!・・・あ、ハぁ――・・・」

さっきからこれの繰り返し。
矢口がイク一歩手前くらいになると、わざとポイントを外すようにされて。
・・・・おいらは、そのたんびに悶え苦しまされる。

もう、なんで、・・・そんな意地悪するのぉ――!!!

「かわええ、やぐちっ♪」
「・・・もっ、・・・・」

裕子嫌い!・・・・イキたいよう・・・早くイかせてよぉ・・・。

「・・・ゆうこぉ・・・・」

情けない声で、おねだりするけど。
彼女は苦笑したまま、頬にキスしてきた。

「ん〜?・・・・もうちょっと、矢口のええ顔見せて?」
「・・・いやっ、も、イキたいぃ!!」

「ん〜〜〜、だいじょぶ、もっと気持ちくしたるから、なっ?」

もう、ヤダよう〜〜。
これ以上、なんてやぐち、死んじゃう!!
460 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時15分35秒

――構わず、指が、抜き差しされる。

耳元に息を吹きかけられて。

「はぁ・・・・あったかい、なぁ〜やぐちぃ?」
「・・・ん、・・・ハァ・・」

「気持ちいぃなァ・・・・ずっとこーしてたい。朝まで入れてたいくらいやっ。」
「・・くぅ・・で、できるか、アホッ!」

「・・やってみる?・・がんばって?」

ニヤリの顔に、言葉がでない。
お湯が波たって、・・・それが、彼女の激しさを物語るんだ。

指の隙間にお湯が流れ込んでくるのに・・奇妙な快感が生まれる。
だってそんな経験したことないから。

「ヤダ、やぁ・・・んくぅ・・・・」

半開きの口から、泣きそうな声が洩れ・・。
首筋を舐められて、チュって吸い付かれた。

意識がだんだん遠くなってく――。
461 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時24分59秒

――だから、そのことに気付いたのは、随分たってからだったんだ。

なんとなく、下腹部に鈍い痛みが生じて。
それから、背筋が寒くなった。

最初は、指の動きに引きづられて全然気付かなかったんだけど・・でも、この感じは・・
・・・・・たぶん、別のほう・・よく知ってる、あれ・・・。


「ちょちょ、裕子、ちょ、やめて・・マジ、やめてって!!」

喘ぎ声から、一転、叫ぶようなやぐちの声に、彼女の目は丸くなる。

「・・ど、どうした!!」
「・・・・いや、・・・あの・・そのね。」

なんて言ったらいいんのか。
一瞬考えてるあいだに、また、ピリピリと鈍痛が走る。
ダメだ、間に合わない・・・。
彼女の手を振り切るように立ち上がろう・・・・としたんだけど・・。

「どこ、行くねんっ!・・・まだ、終わってないで?」
462 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時31分25秒

――腰をつかまれ、引き戻された。

でも、それどこじゃないんだってぇ・・今は――。
あ〜〜も、マジやばい、かなりきてる。・・・・痛ぅ―!!

でもさ、ご飯の前にちゃんと、行ったはずなんだけどな。

だからたぶん、おいらが思うに・・・このお湯が入っちゃったからだと思うんだ
よねぇ・・。
・・・・・でも、そんなことって、あるの?

っていうか、この一大事に、なんで冷静に分析してんだか。


ペチペチ。
足を頬を叩かれて、素に戻る。
裕子が、心配そうに・・・。
463 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時37分25秒

「なんやねんっ、いいとこ、やってんのにぃ〜〜〜!!!」
「・・・・・・・。」

この人は、こういう人、でした。(泣)
はぁぁ――・・。

でも、なんで裕子が、そんな不満そうな顔すんだよっ。

「抜いて!」
「・・・・はぁ?」

「いいから、抜けって!!」

なんだか訳判んない顔して。
でも、矢口の迫力に負けたのか、スポンって引き抜かれたそれに・・・
お尻がひきつった。

あ・・・。
ヤバイ、ヤバイ・・・・っくぅ・・でちゃいそ。
慌てて、ぐぅとお腹に力を入れたけど。
464 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時44分17秒

「んで、なんや?」
「・・・くぅ。・・・」

「おい、やぐち?・・・・なんで、ぷるぷるしてんっ?」

そのまま行きたかったけど、理由を言わなきゃ離してくれそうになくて。
・・・・だから、仕方なく。


「・・んと、ね。・・・・・・ちょっと、おしっこ。・・・」
「・・・はぁん?」

コドモみたいにそう言うと、胡散臭げに眉を潜めた。

「うそつけ!・・・ええから、おいで?」
「違うって、ホントにそうなのっ、・・もう、我慢できないのぉっ!!」

「・・・・・・・。」

じぃ〜〜〜〜。
疑いの目。

「ホントに、ほんとうですぅ!!」

なんで、こんなことウソつかなきゃいけないんだよっ!
そりゃぁ・・・・いつもは、その、仮病使うときも、あるけど・・さ。
・・・でも、今は、マジなんだってば!!!
465 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月03日(火)23時53分32秒

それから、ニヤリと口元が上がる。
うわっ、・・・・めちゃくちゃ嫌な予感・・・・。

「そうなんや〜っ、・・・おしっこしたいん、やぐち・・?」
「・・・・うん。・・・行ってくんね?」

早く抜け出したくて・・おいらは、立ち上がる。けど・・また、腰を摑まれて。

「そんなんええよ、我慢できないんやろっ、・・んじゃ、ここで、し?」
「はぁ??」

ぽか〜ん。
なに、言ってんの、この人。

「したいんやったら、ここでしたらええ。・・・ほら、し?」
「・・・・ちなみに、こことは?」

「ん?・・・・ここや。」

お湯をさす彼女に唖然。
な、な、なに、言ってんのぉ―?
アホじゃん、んなこと、できるわけが・・・・

お腹がきゅうぅって、なった。
そうだよっ、こんなことしてる場合じゃないんだって。
こんな“変態さん”相手になんかしてられないぃ!!
466 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時03分29秒

無言で立ち上がろうとして・・・だけど、強引に摑まれて。

「ゆうこっ!!」

矢口はマジなんだってば!
裕子の冗談なんて聞いてる場合じゃないのぉ―!!

「だからっ、ええって言ってるやんっ、・・・・・ほれほれ。」

腰をがっちり摑まれて、ソコに伸びてきた指が、グリグリする。
ちょ、も、え、・・・・出ちゃうっ!!

「ええて。ゆうちゃんは、気にせん。・・・やぐちのなんて綺麗なもんやんッ♪」
「・・・くぅ・・も、いい加減にしろぉっ!!」

言ってるのに。
なおもしつこく擦られて。・・・今度は、おしっこでる穴をクニクニしてきた。
くはっ!・・・・出ちゃうってばぁぁ!!!
467 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時09分51秒

「・・んくぅ・・・裕子ぉ・・・」
「がんばるなぁ―・・大丈夫ぅ、どうせ最後なんだから、掃除するやろっ、いい
から出しちゃい?」

・・・・それって、どういう理屈なんだよ!
だけど、こーなった裕子は、ホントにしつこいから。
おいらが、実証済み。

でも、ホントに行かせてもらえそうにない雰囲気に、泣きそうになる。

「うぅ・・やんなよっ、も、我慢できないんだから、なぁっ。」
「だから、我慢しなくてええ、言うてるやんっ!」

判らん子やねぇ?って。
468 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時18分14秒

かえるみたいに、パンパンになったお腹。
プルプルと震える膝が、限界を告げていた。

それなのに、裕子は、おもしろがって指を入れてきて・・。

「ちょ、いやっ!!!」
「ホレ、ホレ!」

・・・・こいつ。
あとで、殺すっ!・・ギタギタのメタメタにしてやるぅぅ!!!

・・・・・でも、口から出てくるのは、情けない声。

「くふぅ・・・も、我慢できないよぅ〜〜〜〜〜。」

腰に回る手のひらをむぎゅぅって抓ったけど、もともと力なんて入ってなくて。

・・・でも、その動きが逆にきっかけになっちゃったんだ。
一瞬気が緩んだすきに・・・


ジョワ〜〜〜〜〜〜〜ッ。
彼女の指を咥えたまま・・・おいらは、お風呂の中に出してしまったんだ。――
469 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時24分39秒
***********

「ふぅぃ〜〜〜〜〜っ。」

最初に来たのは、虚脱感?・・それから・・安堵して。
なんか、・・・ちっちゃい頃、プールの中で水着のまましちゃったのを思い出す。

・・・・てか、おいらは、二十歳だぞう!
なんで、こんな温泉地来て、お漏らししなきゃなんねーんだよっ!

違う。矢口は悪くないもん。・・・・裕子が悪い。全部こいつのせいだっ!!


「えかったなぁ・・・すっきりした?」
「・・・・・――――」

この人は相変らずだし・・・。(泣)
470 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時29分25秒

大体さ、汚いとか思わないわけ・・?
・・・おしっこだよ?
・・・排泄物だよ?
いくら好きな人のだって言ったって・・・・・・信じらんないよう。
・・・ていう、自分もその中に浸かってんだけどね。


「どうしたん?」

矢口が顔を隠してるのに気付いて、裕子が小首を傾げて聞いてきた。

「やぐち、どうしたの?」

なんでもなかったように。
ね、自分のしたこと、判って言ってんの?
471 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時37分08秒

「や〜ぐち?・・・へっ、泣いてんのっ!?」

肩を抱こうとされて、慌てて突っぱねた。

「なっ、・・んやねんな?」

俯いてた頬を両手で持ち上げられ、真っ直ぐ見つめられると、どうしていいのか
判らなくなって・・・・・自然に、ポロポロと涙が零れる。
・・・・それを、ビックリ顔して。

「や、や、やぐちぃ〜?」

しゃくりあげて泣く矢口に困惑しながら。

「ヤダって、言ったのにぃ!!」
「・・ん。・・・でも、そんな、たいしたことでも・・・」
「たいしたこと、だよっ、なんで、そんなことさせんだよっ!!!」

言い逃れとかじゃなく、本気でそう思ってる裕子を、思いっきり睨みつけた。
・・・・でも、たじろぐ気配もなく・・。
472 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時47分16秒

「バカっ!!」
「・・・ん。せやね。・・」

声を張り上げたら、余計に涙が零れてきて。
そんな自分がコドモみたいで、恥ずかしいぃ。
それでしか表現できないのが、なんだか腹立たしくって。
だから、乱暴に目を擦った。・・・・泣き止むわけでもないんだけれど・・。

「やぐちぃ・・・」

・・・困った声。
強引に抱き寄せられて・・・・やさしい腕の中につつまれる。
・・・・ぐしゃぐしゃっと髪の毛をかき混ぜながら。

「ゴメンて。・・・でもな、そんなに気にすることやないよ・・・だって、裕ちゃん
矢口好きやもん、好きな子のおしっことか、汚いとか思わない・・。」
「・・・・・・・。」

「・・ん、でも、強引やったわ。・・・謝るから、許して?」
「・・・ヤダ、死んでも許さないぃ・・・ばかっ!!」

口では思いっきり罵倒するけど、腰に掴まる腕はぎゅぅってしっかり握り締め。
・・・ヘラヘラ笑う声が、聞こえてきても。
473 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)00時52分47秒

「・・恥ずかしくて、死んじゃうよっ!!」
「・・ん、ソレは困る。・・・・・んじゃ、2人だけの秘密、な?」
「当たり前だい!・・・・・んなこと、公言したら、承知しない、から!!」

バカバカバカぁ――っ!!!
ホントにお前は・・・・・なんで、いつも、こーなんだよっ!!

彼女の胸の上でグリグリした。
やさしく擦ってくれる後頭部が気持ちよくて、つい騙されちゃいそうになる、けど。
474 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時03分45秒
**********

――しばらくして、・・・矢口の涙もおさまったころ。

脱衣所あたりで、がさごそする音。
に続いて、ガラガラガラ―って扉が開いて・・。

ビクッ!!
慌てて、離れた。

顔を見合わせてから、音がなるほうに視線が向かう。

「「・・あ。」」

・・・同時に発声。
だってそこには、体格のいいおばちゃん3人組が、ドシドシ音を立てながらやって
きたから・・・。

・・・・てか、ちょっとは・・タオルで隠そうよっ。


近付いてくる。
・・・・のっしのっしと。
うわっ〜、3段腹だよっ、すげぇ〜・・初めて見た!!
(3段どこじゃない人もいるけどね、・・・・・それは、おいといて。)

・・・・ていうか、そんなの関心してる場合じゃなくぅぅ〜〜〜!!!
475 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時09分54秒

矢口たちの慌てぶりもよそに。

ザップ〜〜〜〜〜ン。

――大きな水しぶきをあげて、浴槽の中に入ってきたんだ。

「こんばんは〜〜〜♪」

な〜んて言いながら・・。

ご機嫌な声で、喋りかけられた。
お酒臭い息で、・・・だから、おいらたちって気付いてないとは思うけど。

そ〜と〜呑んでるらしく、顔も真っ赤っか。目も虚ろ。
・・・・ってか、そんなになるまで呑むから、お腹出るんだよう!!
476 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時19分43秒

ゆうちゃんが、話しかけられてる。
そして、適当に答えながら、相槌うってるあいだ。

他の2人は、その隣で、意味不明なこと喋りあってて・・。

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・ほらね。

読んでるよ、例の“効用”書いてるやつぅ。

「へぇ〜〜糖尿、リュウマチだって・・・」
「あら、ホント?・・・ヤダ、じゃ、こんどお父さん連れてこようかしらっ!」

「「・・・・・・・・。」」

「奥さん、これ、読んで!・・・・“美顔”ですって、ほら!」

上沼恵美子みたいなおばちゃんが・・・一番体格のいい人に言って。

「「・・・・・・・・・・。」」

「あらららっ、・・・・んじゃ、顔に掛けたらいいの、かしらぁ?!」

がっはははっ、て笑いながら。
豪快にバッシャバッシャ。
うわっ、ほんとにやってるよ、この人ぉ・・・・もう、無駄だろって。(おい)
477 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時34分20秒

・・・・・ってか、・・そのお湯はもしや、おいらの・・・・・

「あぁ!!・・・・・それ、おしっ・・・・・っんがくふっ!!!」

声をだしたら、裕子に口を塞がれて。
その先には「シっ!」って・・首を振ってる彼女。

それから、くるりと振り返りながら・・・「それじゃ、お先に・・・」
久しぶりに見る営業スマイルで、・・もちろん矢口もつられるように立ち上がる。

ふらふらするのを、担がれるようにしながら、シャワーのトコまで連れてかれ。
・・・・・その奥で、ギャーギャーいまだ、騒いでるおばちゃん達。

・・・あ〜わ、なりたくないわ・・・・年をとっても・・・。(感慨)

・・・・てかさ。

「ゆうちゃん、来てんじゃん、思いっきしっ!!」

バシッ!!
な〜にが、人は来ないだよっ、来てんじゃ―ん!

「せやなぁ・・・ビックリやわ。」

・・・・この人全然反省してないから。
478 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時45分23秒

「ハァ・・でも、えかったな、“やってる”トコ、見られなくて・・・?」
「・・・そーだね。・・・そしたら、卒倒して倒れちゃうよっ。」

・・・・てか、そういう問題じゃね―ーっ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

――それでも、思うことはひとつ。

「どうしよぉ〜〜、あの人さ、矢口のおしっこ・・顔に掛けてたよぉっ・・・。」
「・・・あ〜ぁ。・・・知らなくてええことも、あんねんなぁ〜〜〜・・・・」

・・・遠くを見つめながら。

「・・・・・・・・・・・・。」
「――――・・・・プッ。」

おかしくなって笑いが込上げて。
裕子もソレにつられて・・・・・しまいには、2人で大爆笑。

裕ちゃんに身体を洗ってもらってるあいだ。
・・・おいらは、モジモジしっぱなしだったけれど。

「・・ゴメンな、さっき?・・・」

浴衣に着替えながら、突然、神妙になる彼女に戸惑いながら・・。
479 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)01時53分16秒

じぃ〜〜〜〜っ。

「いや、・・・・・せっかく、ええ、露天やったのに、嫌な思いさせたかと思って・・」
「・・・・・・・・。」

「あっ、・・・ん、もっ、ホンマごめんなさい!!」

ペコリとアタマを下げてきた。
・・・なんだよ、急にぃ・・気持ち悪り〜なぁ・・・・。

「・・ゆうちゃんな、ちょびっと、反省した・・・。」

・・・・・ちょびっとかいぃ!
もっと、いっぱい反省しろっ!!!

でも、めずらしく萎れてるのに、なんだか、おいらも素直になって・・・。

「・・・・・ヤじゃ、なかったよ?・・」

・・・・そんなにね。
羞恥心で顔は熱くなるけれど、ホントのとこ、そんなに嫌だったわけでもなくって。
・・・・ただ、すっごく、恥ずかしかった、だけ。
480 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)02時02分52秒

「・・・だからさ、ゆう―――」

見上げたら・・・これ以上ないってくらい、スケベったらしい顔して。

「せやろなぁ〜、矢口、むっちゃ感じてたもんっ、そうやと思うてたわっ。・・・
ええなぁお風呂っていうのも、シーツ洗わなくて済むしぃ?・・・なっ、今度おウチ
でも、やってみよっ・・!!」

・・・・・・・・・・・・・。

たぶんこの人は、・・・一生、こうやって生きてくんだね。
・・なんか、呆れるのを通り越して、悲しくなっちゃったよっ・・・。

「反省」?
ないない。・・・あるわけないってば・・。
そんな言葉、・・・“中澤裕子”の辞書に載ってるはずないから。(断言)
481 名前:スティンガー 投稿日:2003年06月04日(水)02時09分43秒
モグモグモグモグ…(牛丼特盛130杯食事中)
をっ!いかんいかん。ついいつもの癖でエロ小説で飯を食ってしまった。ステーキ3kg追加しときます(ゴルァ)
482 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)02時10分48秒
------------------

「ねっ、裕子って・・・ほんとに矢口のこと・・・・・愛してる?」

肩を落としながら、一応訊ねてみた。
答えなんて、決まってんだろうけど・・。

「あったりまえやんっ!・・・・ゆうちゃんの愛はこの熱海の海よりも広くぅ・・・」
「もう、いい!・・判ったからぁ。」

ふぅぅ・・・・。
この人になにを言っても無駄な気ぃするよっ。

「そ?・・・・んじゃ矢口はぁ?・・・もちろん、めちゃ愛してるよなっ?」

自信満々のその顔に。
また「ふぃ〜」と溜息付いてから・・・。

「どうだろ、・・・たぶんね?」

曖昧に返事した。
483 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)02時19分15秒

こんなことされても、嫌いにはなれないのは・・やっぱり“愛してる”からだと
思うんだ。
・・・・・・それって、すっごいヤダけどぉ。


―――そんな会話してるとき、突然電気が消えて・・・・
・・・・「キャ――っ」という場違いな声がこだました・・・。

・・あぁ、やっぱり、知らなかったんだね、・・・・消灯時間?

握り締められた手を、きゅって摑まれる。
身体を抱えながら、吹いてるゆうちゃんに、矢口もおかしくなって吹き出した。
・・・・連れられた廊下に出たら、またまた、大爆笑して・・。

・・あぁ、こういうのも、・・いい思い出に変るのかなぁ〜なんて思ってみた。
484 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月04日(水)02時27分01秒

部屋に戻るまでの帰り道。
ごきげんに、腕をブンブンされながら・・。

・・見上げた先には、つるつるの肌した愛する人がいて。
やけに、すっきりして見えるのは気のせいか・・?

・・・あぁ、そういえば、あのおばちゃんたち、どーしただろ?
・・・・・・ま、そんなこと、ど〜でもいっか。

おいらたちには、関係ないっ!

――だって2人の時間は、・・・・まだまだ、これから・・だもんっ!!
485 名前:kai 投稿日:2003年06月04日(水)02時32分52秒

えと、一日目終了だと思いきや、もうちょこっとだけ続きます。
しつこい?・・飽きた?・・・もう少しだけお付き合いください。(ペコリ)

そして、ご存知かと思いますが、2泊3日な話しなもんで、2日目もあるんですねぇ。
そうなると、当然のように夜も・・・。(おい)
・・すごーく長いです。でも、がんばって最後まで読んでいただけるように書いて
いきたいと思いますので、ヨロシクお願いしまーす!!
・・・・・てか、これっておもろいのか果てしなく疑問・・・。(汗)
486 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月04日(水)02時36分31秒
矢口さん・・・・無事に帰ってきてください<2泊
いや、喜んでるか?(おい)
まだ秘宝舘にも行ってないことですし(ワクワク)

楽しみに続き、待ってます。
487 名前:kai 投稿日:2003年06月04日(水)02時45分10秒

>マコトさん・・一日伸びましたがさっそくのレスありがとうございまーす。
いつもいつも読んでいただいて。(感謝)旅行ですか?気をつけて行ってきて
くださいね。・・・・そして、感想のほうも・・ヨロシクでーす!

>スティンガーさん・・いやいやいや・・・なんというか、本望ですぅ。
私、直接用語とか書けない人なんで、比喩ばっかでわかりずら〜とか思うんですけど
・・・・だから、そんなことできるのか・・疑問だったり?・・あはっ。

>445さん・・遅いんです。ホントすみません、書き直しが多いもんで。
寝ちゃってください。変なとこで終わるときあるし・・・。
はい、これからもがんばりまーす!!やさしいお言葉ありがとうございますぅ。

>446さん・・焦らしてるつもりはないんですけど、焦らしてんのかなこれ?
続きはこんな感じで・・・あ・・ちょっと引きました?なんか心配だったり・・。

レスは励みになりますぅ。
この続きは近いうちに出来ると思うんですけど、2日目のほうは、ちょこっと
あいだ空きそうな感じです。
懲りずに遊びに来てやってくださいませ。・・・・・では・・・。
488 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月04日(水)18時18分57秒
全然、引いてないですよ!(^^)!
すっごくおもしろいです♪♪続き待ってまぁ〜す☆
489 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月05日(木)01時00分07秒
矢口さんと中澤さんの会話面白いですw
矢口さんに心のなかでの突っ込みが最高です。
ホント面白いです、続きまってます。
490 名前:マコト 投稿日:2003年06月07日(土)11時09分13秒
旅行から帰って一番最初に読ませてもらいましたぁ!!
やぁ〜もぉ〜中澤さんサイコー!みたいな(笑)
あの強引さも、ちっとも反省してないのも、うん。
んでもって矢口さんもサイコー!
文句言いたいのに言葉にでないとことか、
それでも中澤さんのこと愛してるとことか…。
それでは続き楽しみにしてます!!
491 名前:kai 投稿日:2003年06月08日(日)21時30分53秒

今回は短めですが更新します。
そしてやっと、一日目が終われそうです・・・長いな・・。(汗)
492 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)21時37分24秒

**********

・・・・・まったくぅ。
なんで、“温泉”入って、クタクタになんなきゃなんね―んだよぉっ!!


ルンルンル―ン♪
唄っちゃうような勢いで、腕をブンブンされてる。

矢口なんてさ、・・歩くのがやっとなのにぃ・・・。
こいつはいつも通り・・・それが、めっちゃ腹立つんだ!

・・・・・・・もう、裕子のバカバカバカ――ッ!!!!
493 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)21時44分36秒

-------------------

――手を繋いだまま、部屋に入ると・・甘ったるい香りがそこらじゅうに充満してて。

もう、シーツなんてぐっちゃぐちゃ。
脱ぎ散らかした服の残骸も、あちこちに散らばって。

あぁ、さっきまでここでしてたんだよなぁ・・・なんて改めて思い出す。
うわっ、なんか生々しくないか、これ!
ちょー恥ずかしいぃ・・・。

―――そんな呆然と立ち尽くすおいらの横を・・。

スタスタスタ。

通り過ぎて、一目散に向かうは・・・。
494 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)21時54分37秒

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・判ってるぅ。

・・・・判ってるってば。
裕子の行動なんて、すべてお見通しだいぃ!!

ふすまに隠れてる冷蔵庫に行って、ビールを取り出すんでしょ?
そんで矢口用に、ポカリかウーロン茶を「ほい」って渡して・・。
・・・それから、おいらの横にぴったりくっつきながら、髪の毛をゴシゴシするんだ。

あ〜〜あっ。
どこまでも、いつも通りの彼女。

矢口はこんななのに・・・こ―なったのもすべて、裕子のせいなんだぞ〜っ!!

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

――あまりにも悔しいから、「復讐」を試みることにした。

・・・・ぜったいに、許さないぃ!!・・・同じめに遭わしてやるぅぅ!!

矢口の脳裏に、「ロッキーのテーマソング」が高らかに鳴り響いてた・・。
495 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時09分22秒
----------------

シュッシュッシュ。


「アンタ、なにしてるん?」

シャドーボクシングしてるおいらに、首を傾げながら。
やってきた彼女の手には、ビールとウーロン茶。・・・・・ほらね。

顔を上げた矢口に気付くと、当たり前のように右手を差し出した。
「ほい飲み」って言って・・。

「・・・・・・・・。」

無言で受け取ると、にって微笑んで。
それから、自分のプルトップを空けて・・・早く飲みたくてうずうず顔。

ハァ・・・・本当にどこまでも、いつも通りなゆうちゃん・・。

矢口の・・・「復讐」の炎がメラメラと燃えさかる。

だから・・・・・

口を付けた彼女から。
ひょいっと奪った。
496 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時15分56秒

「んァ?!」

・・・・貰っちゃうもんね―っ。

ゴクリ。
・・・うげぇ・・・・マっズぅぅ〜〜〜。

最近、甘いお酒は飲めるようになったけれど、この味だけはどうしても好きに
なれなくて・・・なんで、こんなの裕子は好むのか・・判んね―っ・・。

でも、我慢して・・・・口いっぱいに含んでから。
見上げた先には、あんぐり呆けてる裕ちゃんの顔。

ふふふっ。

「んぁ?!・・・・・なにぃ〜〜、なにすんねんなっ、矢口ぃぃ〜〜〜!!!」

ぶうぶう大人気なく騒いでる彼女の首をぐいって、引き寄せて・・
そのまま、背伸びしながら・・・・・ゆっくり唇をあわせた。
497 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時25分12秒

「なっ!・・ちょ、やぐっ・・・・・・んぐぅぅ!!!!」
「・・・・・・・・・。」

彼女は目を開けたまま・・・そしておいらも見つめたまま。

それから、ゆっくり唇を開くと・・・・矢口の行動に驚いてた裕子も、意図に
気付いてなのか、それとも無意識なのか・・・ゆっくりソコを開いた・・。

そうして・・口移しでビールを流し込む・・。
いかんせん・・身長差で思うようには運べず、矢口の口の端にタラタラ垂れてきちゃ
うんたけれど・・・。

――顔を紅潮させて。

唇を放してかあも、驚きの色を隠せない、ゆうちゃん。
その幼い顔が可愛くて。
・・・・・・でも、これは、仕返しだから・・・・。

もう一度唇を合わせた。
苦いそれが、ぷにっと重なり合う。

そして、裕子は呆然とされるままに・・・。
498 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時33分27秒

よしっ!!

(カ――ン!!)


腰に巻いてる帯に、手を掛ける。
・・そのままスルスルスル―っと外して・・・・・なんか、こんなことしたこと
ないから・・・時代劇の悪代官の気持ちが判った一瞬・・。
・・・・でも、この人は、“か弱い町娘”じゃないけどね。


「んへ?・・・・・ちょ、なんやぁ・・??」

いいから。
じっとしてろよっ。

「ちょ、待て!・・なにこれ、こらやぐっ・・・なにしてんっ?!!」
「・・・・いいのぉ、裕子は・・」

じっとしててって。

「はぁ???」
499 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時40分21秒

強引にいっちゃえぇ〜〜っと思ったんだけど、腕を摑まれて・・。
くっそ・・・しょうがねぇ〜な・・・。


「ゆうちゃん、今日は新婚旅行なんだよ・・ね?」
「・・・はぁ?・・・・あぁ・・・うん。」

きょとんってしながら。

「じゃあ、今夜はな〜〜に??」
「・・な、なにって・・・・??」

首を傾げてる。
ノーメークのあどけない顔。
これを見れるのも、矢口だけの特権なんだ。


「だから、今から、矢口たちがしなきゃなんないことって、な―んだ?」
「・・・・・・・・・。」

いや、別に決まりじゃないと思うけどさ。
・・・てか、さっきのアレは違うかんね。
そういう大事なことはちゃんと、お布団の上でしなくちゃ・・。

それでも首を傾けてる彼女に苦笑しながら。
500 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時49分58秒

「判んない?・・・・新婚さんが、“初めての夜”にすることだよっ?」

知ってるでしょ?
アナタが知らないはずない。

「・・・・んと、・・・・しょ、や・・・か?・・・・」

ポリポリと頬をかきながら、照れくさそうにボソボソとした声が聞こえてきて。

「そーだよっ。」

頷いたら。

「・・・・って、だから、なんやねんっ?」

はぁ?って顔してる。

くくくっ。
そういう彼女を見れるのもうれしいんだ。

「だからぁ・・・・裕子はやぐちのなにぃ?」
「なに・・・って?」

「裕ちゃん、さっき“矢口の奥さん”になりたいって言ってたじゃん?」
「・・ん。・・言ったけど・・・。」

でも、それがなんなん?

あ―っ、も、鈍いなー。
なんか、面と向かって言うのは照れくさいんだけど・・仕方ない。
ってか、ホントは強引にいっちゃえばよかったんだよね。

・・・だって、「復讐」するんだった、じゃん!!
こんなの予定外だ。
501 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)22時56分28秒

それでも、ゴクリと唾を飲み込んで。

「・・・・ウチらは、2人とも“奥さん”なん、だから・・・・」
「・・・・・ん、だからぁ??」

「・・今度は裕子の番だろっ?!」
「・・・・・・・・。」

矢口だけがしてもらうんじゃ、おかしいじゃんか?
裕子にだって、気持ちよくなって欲しいし・・・。

だけど、じっと見つめてくる瞳に、ちゃんと前を見れなくなった。

・・・・あれ?
なんだよなんだよ、こんなはずじゃなかったのにぃ・・・・。
おせおせで行くんだろ、おいら。

でも、もう引き返せないから。

うっし、負けるもんか、ぜってー、負けないぞっ!!!
502 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時05分10秒

彼女の返事を聞く前に・・・
握り締めたままの手を引いて、布団の上に乗っかった。

ふかふかのそれが、ゆっくり沈む。
されるままに、裕子がそこに寝そべって・・・・おいらは、その上に乗っかる。


なんか、新鮮だな―。
こんなふうに見下ろしたことなかったから。・・裕子はこんな思いしてたんだ。

「や、やぐちぃ〜〜〜?」

情けない声に、我に返ると。
虚ろな青い瞳がおいらを見上げてて・・・。

「いいから、黙って。」

それから、おでこにキスをおとした。
始まりの合図。裕子と一緒。
503 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時15分28秒

頬に、鼻に・・・そして唇に・・キスの雨を降らせて。
・・・ツルツルの白い肌が、ほどよくピンク色に染まってく。


そして・・・・・ゆっくりと唇を重ねた。
形のいいそこが、ぐにゃんと歪む・・。

「ちょ、こら、んんっ、・・・・やぐっ・・・・んんんっ!!!!」

ちゅちゅって啄ばむように、しゃべる隙を与えない。
それでも、必死に身体を捩って、逃れようとする彼女。

「あ、もう、なんだよう?」

いいとこなんだから、邪魔すんなっ!

「な、なんだよやないわっ。・・・・もう、なにしてんっ、ちょ、ヤぁ!!」

ガバッ!
浴衣の前を広げると、慌てた裕子がバタバタして。
きめの細かい、やらかいもち肌があらわになった・・・。
504 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時25分39秒

「ちょ、なに、するんっ!!」

必死に前を閉じてから、手首を摑まれ・・。
それから、口を尖らせて睨みつける。

でもそんな顔させれる自分にちょっとだけ、満足?
だって、いつもはされてる側だもん・・これで矢口がどんだけ恥ずかしかったか
判っただろって・・・。


「ずるいよ、なんで隠すんだよっ、おいらがそうしたら怒るくせにぃ〜〜(ぶぅ)」
「・・・いや、でも、それは・・・・・」

しどろもどろになりながら。
下に慣れない彼女の精一杯の虚勢・・。
ふっ、かわい、ゆうこっ♪

「いいのっ、隠しちゃダメっ!・・・だってこの身体はおいらのもんでしょ?」
「・・・・・・・。」

「・・・ヤ・・なの?」

わざと淋しそうな顔を作ると、慌ててブルブルした。
くふっ、・・・笑いたくなるのを我慢我慢・・。
505 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時31分38秒

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

「ねっ、ゆうこ?」
「・・・・・・・・」

「ゆうちゃん、ゆうちゃんてばっ!!」

「・・んがっぁ!!・・・あ〜も〜判ったわっ、・・いい、ほら好きに、し!!」

がおぉ〜って叫んでから。
大の字に寝転んだ。

・・・・・・・。
こういうとこは、潔いというか、なんというか・・・。(苦笑)
でも、顔が、真っ赤っかじゃ、あんま迫力ねーぞっ!!

それでも、お言葉に甘えて・・。

「・・うん。好きにしちゃう・・・・」

言ってから、覆いかぶさった。
矢口だって、負けないもんっ。
506 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時43分38秒

いただきます!
心の中でお行儀よく、合掌してから・・・。


前を開いて、・・・・真っ白いおっぱいを両手で包んだ。

ふにょん。

わ〜〜い、や〜らかくて、気持ちいぃ〜!!
親指でピンク色した突起を弄ると、だんだん尖ってきたりして。
・・・ゆうちゃんって、こんな楽しい思いしてたんだね。


だいたい、こういうのって勝ち負けじゃないと思うけど、この先裕子とは、ずっと
対等な立場でいたいから・・・。

・・・・・だから、今日だけは、アタシもアナタを抱きたいんだ・・・。


――と、思っていたけど、・・・最初から負けは決まってたのかもしれないね。
507 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時52分42秒

乳首を口に含みながら・・おいらの手を握り締めてた彼女が、火照った自分の頬に
それをあて・・・
・・・・それから、妖しい笑みを浮かべながら言うんだ・・・。


「・・矢口に触られてるだけで、すぐに、イっちゃいそうやでっ♪」

至近距離からのウインクにメロメロになる。
どう動いていいのか焦ってる矢口を、すべてお見通しやでって顔して・・。


「な、・・ゆうちゃんも、していい?」
「・・ダメだよっ。」

「ええぇ〜〜、したいぃ〜〜させて〜やっ!矢口に触りたいぃ〜〜〜!!」

駄々っ子みたいになりながら。
でも、ダメ。
裕子はさっき散々したじゃん!・・・・今度は矢口の番だもん。


「んじゃ、触りっこしよかぁ?」
「・・だ、だめ・・そんなの!」

・・・んぐぅ。
そんなことしたら、ぜったいおいらが負けちゃうから!!
508 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月08日(日)23時59分41秒

「・・てか、うっさい裕子っ・・しゃべんなよっ〜〜〜気が散るぅ!!」

ぺチっ。
おでこをはたいた。

「・・・・んもぉ・・・痛いがなぁ・・・・」

言いながら、ニタニタしてる彼女、「さぁ、次はどうするん」て顔して・・。

くっそぉ・・。
負けてる。完璧負けてるけど・・でも、この人はオオカミだから。

オオカミの毛皮を羽織った・・ケモノだから。

・・・・・・・・・・・・。
・・・あり?

“オオカミ”は、もともと“獣”じゃんかー。
・・・・ってことは、ケモノとケモノで・・・・“ケダモノ”??(おい)
509 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月09日(月)00時08分16秒

・・・負けてもいいから、がんばろう。

自分の腕の中で、愛するひとを確認するために・・・・。


「ほいで?」

腰を揺らして、上で呆けてるおいらに揺さぶり掛ける。
それから、またニタニタしながら、「ほれ、どうするんや?」って顔さして。

「も、うっさい!!」

余裕かましてんのも、今のうちだかんなっ。
矢口の愛撫でヘロヘロにさせてやるぅ!

邪魔する唇は、・・塞いだ。
彼女の舌を含みながら・・・次はどうしよっかなんて考えて・・・・


アタマの片隅に、第二ラウンドのゴングが鳴り響く―――

510 名前:kai 投稿日:2003年06月09日(月)00時15分41秒

こんな終わり方ですが、やっとこれで一日目は終了です。(汗)
ハァ・・・・長いなぁ・・。

えっとですね、お気づきかと思いますが、実はこの続きがありまして・・
「矢口逆襲編」エロバージョンですか?
なんですけども、大幅カットしちゃいました。だから変な締め方なの?
いや、もう、いくら好きだからって書きすぎかと思いまして。(汗)
いい加減早く、次にもいきたかったし・・・・。
511 名前:kai 投稿日:2003年06月09日(月)00時22分22秒

なんですけれど、自分の中では結構気に入っていたので。(変り種だから?)
気が向いたら、おまけというか、番外編というか、更新しようかなとか考えています。
いや、判んないですけど・・・・あはっ。

そして、次回からようやく二日目に突入!
いろいろと観光地にも行く予定なので、楽しみにしててくださいね・・・。
どうなることか・・・。(w
512 名前:kai 投稿日:2003年06月09日(月)00時29分46秒

>スティンガーさん・・胸焼けしませんでしたか?(w
おいしくいただけたのなら、うれしいですが・・・・。

>486さん・・無事には帰れそうにないっスねぇ・・・。
そうです、秘宝館に行ってなにもしない人じゃないでしょうから・・(おい)

>488さん・・ありがとうございます。
なんだか、書いてるうちに判んなくなるときがあって、果たしておもろいのかと。
こんな長くして、飽きられたらイヤだなとか考えちゃいました。あはっ。
・・・とりあえず、一安心。
513 名前:kai 投稿日:2003年06月09日(月)00時37分55秒

>489さん・・矢口視点のほうが書きやすいようです。
でもやぐちゅーってそういう意味じゃボケと突っ込み2人とも出来るからいいの
かなとか思ったり?・・・続きはこんなんで、すみませんです・・。

>マコトさん・・お帰りなさ〜い!
またまた、相変らずなお2人になってしまいました。
でも、今回は明るい普通のエロが書きたかったはずなんだけど、どーしてこう
なるんだろっ、・・・・アタシって。(疑問)

ありがとうございます。
次は、あいだあくような、そんなでもないような・・どっちや。(汗)
・・・・懲りずにチェックしてやってください・・。では・・・。


514 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月09日(月)01時09分03秒
裕ちゃんはどんな状態でも強いんですね(~o~)
もしよければ、番外編でいいので『矢口逆襲編』の続きを書いてほしいです♪
一日目お疲れ様でした!!二日目も楽しみに待ってます☆
515 名前:マコト 投稿日:2003年06月09日(月)07時46分32秒
『ケモノ×ケモノで“ケダモノ”?』by矢口?
いやぁ笑わせてもらいました(笑)
中澤さん余裕ですねぇ、相変わらず。はっはっは
では、二日目のほうも楽しみにしてます!!
516 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月09日(月)18時38分00秒
更新お疲れさまです。
気が向かれたら矢口さんの逆襲も書いてほしいです。
いつもと立場の逆転した二人も面白そう。
でもやっぱり中澤さんにリードされてしまいそうな(笑)
517 名前:スティンガー 投稿日:2003年06月12日(木)22時32分27秒
うまいメシをゴチになりますた。
あと2kgカレー食います(何
518 名前:kai 投稿日:2003年06月13日(金)22時34分16秒

やっと、二日目突入です!
それでは、更新します!!

でか、いつ終わるんだろう、この話し・・・・。(汗)
519 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)22時40分59秒

pipipipipipipipi・・・・


「んん?・・・・な、んや?・・・くふぅ、・・だるっ。・・・」

ボスン。
ふかっ。

「ん?」

いつもとは明らかに違うクッションに、重たい瞼をなんとか開けて・・・・・
・・・見上げた天井が、やけに高い・・・・・あれ??

「あぁ、そっか、・・・・せやったね。」

独り言を言いながら。
隣を向くと、アタシの腕に包まってスヤスヤ眠ってる、愛しい子。

や〜〜ん、可愛いぃ♪
もっと、お顔、見〜せてっ♪
さらさらの金髪を掻き分けて・・・・・
520 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)22時50分42秒

pipipipipipipipipipipi・・・・・・

「(ボスッ)・・・あぁ、もう、なんや〜〜っ、しつこいな〜〜っ!!!」

ちっこいアタマから、そっと腕を引き抜いてから。
ピンク色のほっぺに、チュ♪
そして、浴衣を羽織ながら、音のなるほうへ・・・・


----------------------

「・・・・・・もしもし?(怒)」

――――――――――――――――――

「・・あっ、はい、はい。・・・ハッ、すみません。・・・はぁ、はぁ・・はい。・・」


――――――――――――――――――

「・・・・・・・んじゃ、10分後ということで。・・・はい、お願いしますぅ。

ガチャ。

後ろを振り返り、時計を見ると。

「・・・・ホンマや。」

もう、そんな時間。
521 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)22時59分09秒

ここんとこ、舞台やら、なんやらで。
久しぶりに、ぐっすり寝たような、・・・・ん、でも、なんかだるっ。

・・・・・・・・・。

これは、きっと、昨日の運動のせいやねぇ〜。(にんまり)
久しぶりやからと言って、ちょぉ、はりきりすぎても―たかな・・。
・・・だって、しゃあないやん、やぐちってば、可愛いんやも〜〜ん♪

・・・・てか、それどこやないわぁ、早く、用意せんと、来てまう!


・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん〜〜っと、・・・
とりあえずは・・・この子か。

「やぐち、やぐっ!・・・・起きぃ。ほら、朝やで、起きて!!」
「・・・・Zu・・zuzuzu・・・・」

「うをぃ、・・・こら、起きて、ちょ、やぐち!!」
「・・んぁ〜〜ん?・・・むにゃむにゃ・・・・」

幸せそうに。
かわええけど。
522 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時06分56秒

あぁ、ホンマに可愛い顔して。
・・ずっと見てたいなぁ〜♪

・・・って、あかんやん!

「・・・やぐち、やぐち、起きてよ、やぐぅ!!!」

ゆさゆさ。
も〜〜!!

「ビクとも、せえへん。・・どないしよっ。・・」

「・・・・スヤスヤ・・・スぅ――・・・・・・」

あぁ、むっちゃ幸せそうな顔しちゃって。
な〜んか、起こすのが可哀想になるけど。

むぎゅうぅ。
鼻を摘んだ。

苦しそうに寝返りうって、可愛いおっぱいが、ぷるんって揺れる。
523 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時13分33秒

・・ふっ。

寝てるときてのは、意外と無防備なもんで。
曝け出してるそれが、呼吸と一緒に上下する。

くふっ、・・・・相変らず、ちっこいなぁ〜♪

そして、目に付くのは、真っ白い膨らみに、無数に付いてる赤い斑点?
・・・あらららら〜っ。(w

いっつも、“おっぱい星人”とか、言われちゃってるけど・・これじゃ、否定出来ない
やんっ?

しゃあないやん、可愛いんやもん。
人差し指がピンクの頂に・・・・。
524 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時22分51秒

・・・・・・・って、そんな悠長に遊んでる場合やないぃ!!


「おい、やぐぅ、起きぃ、ほら、やぐちっ!!」
「・・・くぅくぅ・・・」

「あ〜〜もう、ホンマに起きて、お願いやから。・・もう十時やで?」

ペチペチ頬を叩くけど。
・・無反応で。
はぁ・・・どないしよっ。


「あっら、アンタ、そんな脚広げてたら・・・やぐちの可愛いの、丸見えやでぇ〜♪」
「・・・・・・・・っっ!!!!」

ガバッ!
おっ、・・・効果覿面やん、よっしゃ、起きた起きた♪

「・・・っあ、あっ??」
「やっと起きたな、・・もう、ホンマに・・・・・」

世話が焼けるんだから。

そんな彼女はアタシと、布団を交互に見つめながら、慌てふためいて。
くっ、大丈夫ぅ。ちゃんと、布団掛かってたがな。(ニヤリ)

「おはよ、やぐち?」
「・・・・はよっ。」

ボ―ー。
半開きの目で。
ボサボサのアタマ。でも、可愛い♪
525 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時29分12秒

「起きた?」
「・・ん?」

ふにゃらして。

「ほら、ちゃんと起きるっ!!」
「ん〜〜〜・・」

頬を挟むと、やっと目を開けた。
や〜ん、可愛い、子供みたいっ。

なんとなく視線が下がって、・・・・でも、そんなアタシに気付いてなのか、
慌てて掛け布団でソコを隠したりして。
・・・・ぷくぷくのほっぺが、ほんのり赤みをさす。

あはっ、そんな恥ずかしそうにされたら、悪戯したなるやんっ!

―――って、もう五分も経ってるぅ。・・あかんあかん。
526 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時37分16秒

「やぐち、ちゃんと起きて?・・・もうすぐ布団かたしに来ちゃうで?」
「・・・・ん。」

「ほら、寝ぼけんと、・・・・って、おいこら、寝るなぁ〜〜〜っ!!」

バタンと布団に突っ伏して。
慌てて、腕を摑むけど。

ペチペチ。

「もう、いい加減にし!・・・来ちゃうって!」
「・・・眠いのぉ―・・」

駄々っ子かい!
もぉ――・・。

「やぐち、起きて、ほら、・・・アンタみんなの前にその格好で出る気かえ?」
「ん〜〜〜〜っ。」

どうしたんやろ。
いつもは、こんなことないのに。
なんか、甘えん坊になってへん?

「起きなさい!!・・ほらっ!!」

強い口調に・・やっとこ、顔を上げて。
それから、目をゴシゴシした。
527 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時43分47秒

「アンタはシャワーや!・・・あとは、裕ちゃんが相手しとくから。」
「・・・・・ん。」

ふらふらの身体を、なんとか立ち上がらせて。
浴衣を羽織る彼女を横目に見ながら、アタシはぐちゃぐちゃになった布団を綺麗に
して・・。

・・・・ちょ、バレへんよな?
な〜んか、こころなしか、えっちな匂いがしてるような、気がしないでもない・・。

・・う、・・・・窓、少し、開けとこかっ・・・・。

「・・・って、なにしてん!!」

隣の布団をバッタンバッタン。
ワンコかい!!

「・・ん、だって、こっちだけ綺麗だったら、おかしいじゃんっ!!」
「・・・・・・・・。」

そりゃま―そうやね。

・・・んじゃ。
528 名前:マコト 投稿日:2003年06月13日(金)23時45分58秒
kaiさんお久しぶりです!!
中澤さんの起こし方がおもろかったっす!!
今日も頑張ってくださぁい!
529 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月13日(金)23時50分51秒

「・・ゆうちゃん、なにしてんのぉ?」

「んぁ?・・・あぁ、・・・・落ちてたら大変やから、チェックしてるんやん!」
「・・・・・なにを??」

・・・・・・これ・・・・。

指に摑んだのは、少しよれっとした、・・・・・短い毛?
・・・矢口の顔がみるみるうちに赤くなる。


――抜くと、めっちゃ痛いくせに、なんでかよく抜ける“この毛”は意外とそこ
いらじゅうに散らばってて。・・・・・昨日の激しさを物語るて。・・(おい)


「これは、薄いから、アンタのや。(ニヤリ)」
「・・・・あ、あ、アホぅ!!」

なにげなく、鼻のほうに持ってこようとしたら、途端に腕を弾かれて。

「すんなっ、ばかっ!!」

・・・・怒られた。
あはっ、やっとこ、目ぇ覚めたみたいやね。
530 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時01分31秒

「はいはい。・・・ええから、シャワー行っとき!」

「っんもう!・・・・・・でも、裕子は?」
「ん?・・・・・アタシは、ご飯食べ終わったら、“露天”でも、入るわっ。」

・・・・・部屋のな。

「えぇ〜〜そんなのずるいよ〜〜っ、やぐちも、入る〜ぅ!!!」
「ん〜〜〜?」

「ってか、いま何時?・・・・・げっ、十時過ぎてんじゃん、朝風呂入る約束だった
のにぃ〜〜、朝焼けぇ〜〜〜〜」

・・・アンタが、寝ぼすけなのが、悪いんやろ。
それに、寝たのが明け方やし?

「ゆうちゃんと、朝焼け見たかったよぉ〜〜〜・・富士山〜〜〜・・」

しょぼ〜〜ん。
可愛いこと、言っちゃって。

いじけてる頭を、ぐしゃぐしゃかき混ぜた。

「あ〜もう、明日もあるから、明日早起きして見よう、なっ?」

慰める。
ヨチヨチ。いい子いい子。

――そんなことしてるとき、コンコンって襖の奥のドアがノックされ。
531 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時10分19秒

あ〜〜もう、来てもうたがなっ!
・・・顔くらい、洗いたかったのにぃ。

乱れた髪を手グシで整えて・・・・・・・ゆっくり振り返る。


「アンタは、隣の部屋、行っときや?」
「・・・どうして?」

はにゃ?って顔。

「っふ。な、矢口いま、どんな顔してるか、判ってる?・・・めっちゃエロいで。
そんな顔でいられたら、もともこもないやんっ!!」

バレバレや。

「・・・うっ。」

自分の頬に、手をあてて。
うぅっと唸りながら、睨みつけてくる。

そんな彼女が可愛くて、ピンとおでこを弾いた。
・・・・そうや。

「忘れてたわ。・・・・はい、おはよっ、チュ♪」

可愛い、奥さんに、モーニングキッス♪
これが、やりたかったんや。

きょとんて顔さして。
ガーって首から赤く染まった。
かわええ〜〜♪♪
532 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時14分59秒

もう、なんでこんなに可愛いのっ!
これ、アタシのやんな?・・・誰にも渡さへんで♪

抱きつきたくなるのを、必死に我慢してから。
もう一度、アタマをかき混ぜた。

そうして、振り切るようにドアに向かう。―――
533 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時24分15秒
*************

――車に乗り込みながら、ルームミラーで後ろを見ると、着物を着た仲居さん
たちが、大勢で手を振っていて。

おっ、女将まで。
・・・ええなぁ〜〜朝から、綺麗な人見るってのも・・なかなか。

心なしか、淋しいものを感じながら、・・・アクセルを吹かして発進する。
矢口も、旅館が見えなくなるまで、手を振って。

「あ〜あっ、・・・もう一泊したかったね?」

くるりと前を向くと、淋しそうにポツリと呟く小さい子。

「せやなぁ・・。・・・・ええ旅館やったもん、な?」

ヨチヨチ。
泣くな泣くな。

最後のほうはなんだかんだと、バタバタしても―たけれど、ホントにええ人ばっかで。
お土産まで貰ってしまった。
それに、温泉も、広くて最高やったし・・・。

「また来たらええやん。・・・な?」

自分に言い聞かせるように。
534 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時28分45秒

本日泊まるところは、“熱海”から、少し下ったとこにある、これも有名な温泉地
らしいんやけど・・・・また、あっちゃんのお勧めのトコ。

「ところで、やぐち、・・・・どこ行く??」
「・・・海!!!」

即答ですか。

「はいはい、判った判った。」

やっぱり忘れてないわけやね。
苦笑いしながら、ウインカーをあげて、ハンドルを切った。
535 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時38分03秒

***********

――ビーナスビーチの駐車場に車を入れると、・・その下は青い海が広がって。

昨日見たときは、おどろおどろしい感じやったソレも、昼間となればなんとも
穏やか・・。・・・・・太陽に反射して眩しいくらい・・・。


「わ〜〜〜い、海ぃ〜〜〜っ!!!」

うれしそうな顔に、頬が緩む。

「ねっ、裕ちゃん、降りてみようよっ!」
「ええぇ〜〜・・・って、どっから降りんねんっ!!」

平日の昼間で、歩いてる人なんてほとんどいない。
時々、散歩してるおっちゃんに、会うくらいや。

――手を引かれて、波うちのほうまで、連れてかれ。

「ちょ、アタシ、皮靴なんやけど・・・・濡れたらシャレにならんてばっ!!」

アンタは厚底で、ええやろけどな〜〜っ・・。
・・・・あかん、砂入りそう。
536 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時46分03秒

「やぐち、なんか歩きにくいて・・」
「むぅ、うっさいなっ、脱げばいいだろ?」
「・・アンタ、何月やと思うてんの?」

だけど、そんなアタシになんかお構えなしの彼女は、海ば〜っか見てて。
・・・・そんなに好きかい!!

ズボッ。
うっわ、あかん。

もぉ〜〜〜、しゃあないから、脱ぐことにした。
だって、お気にぃの靴やってんも〜ん・・・・高かったし・・。

「うぅ、寒っ!」
「ほら?」

低い肩を差し出され、それに掴まりながら、靴下も一緒に脱いで。
だけど、寒いと思ってた砂浜は、太陽のせいかそれほどでもなく。
・・・・ただ、海風がちょい、冷たかったけれど・・。

「綺麗だねぇ〜〜〜〜?」
「・・・せやな。・・・」

手を繋ぎながら、キラキラと宝石みたいに光るそれに目を奪われる。
537 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)00時53分14秒

・・・・冬の海なんて。
寒いだけで、泳げるわけでもないのに、どこがいいんだろうとか思うていたけど。
穏やかな、波の音聞いてるだけで、自然と心が和んだりして。
・・・意外と、ええもんやなぁ〜〜〜・・・・。

ふと、隣を見ると、ワクワクしたコドモのように目を輝かせてる。
・・・・いま、なにを考えてるん?

「ハァ・・な〜んか、不思議・・。」
「・・・・ん〜??」

風になびくさらさらの金髪が綺麗。
思わず、見惚れてしまう。

「裕子と、こんなふうに“海”見てるのって、な〜〜んか、不思議ぃ・・・」
「・・・そう?」
「・・ん。・・」

綺麗な笑顔が、こっちを見て。
ドキっ、思わず心臓が跳ね上がった。
538 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時02分43秒

「やぐちね、・・・・モーニング入りたての頃とか、よく、一人で“海”来てた
んだぁ〜・・・」
「・・・ひとりで?」

「そう。・・・でも、あっちの海なんて、こんなに綺麗じゃなかったけどね。
ごみだらけだし・・。」
「・・そか。」

遠くを見ながら。
・・・懐かしそうに・・。

「・・辛いときとか、やなことあったりしたときとか、いっつも来てた。・・」
「・・・・・・・。」

「・・ゆうちゃん、あの頃、いじめっ子だったし?・・」
「・・うぅ。・・や、ちゃうやん・・・んま、でも、そうか・・・」

拗ねたように、見上げてくる顔に苦笑い。(ポリポリ)
・・・確かに。・・・・だって可愛い子には意地悪したくなる、言うの?

矢口、泣きそうになるの、見てるの結構好きやったかもしれん・・特に、あの頃。

「・・ゴメンよ。」

言いながら頭をグリグリすると。

「笑いながら、謝るな〜〜っ!!」

お腹にパンチが飛んできた。
539 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時09分41秒

「もう!・・・ゆうちゃん、いっつも意地悪言ってさ、矢口泣かして・・・」
「だから、ゴメンて。」

そんなことも、あったような・・。(苦笑)

「違うよっ!・・・でも、裕子はホントは意地悪じゃないって、矢口、ちゃんと
判ってたもんっ!!」
「・・・へっ?」

「裕ちゃんはさ、理不尽なことば〜っか言って、バーバー怒るけど、・・でも
矢口たちが、和田さんや、スタッフさんに怒られてるときは、真っ先に慰めて
くれてたでしょ?」
「・・・・・・・・・。」

「ちゃ〜んと、判ってたんだよ、・・・・裕子のこと。」
「・・・・・・・・・・。」
540 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時21分09秒

「だからね。・・海みながら、いっつも裕子のこと、考えてた。・・あの頃。」
「そう、なん?」

「そ―だよっ!!」

べぇ〜って舌だして。
・・・あかん、そんな可愛い顔しちゃ、ちゅうしたなるやんっ!(笑)

「最初はさ、不満ばっかぶぅぶぅ言って、・・だけど海見てるうちに、いつのまに
か忘れちゃってね、・・・アレ、なんで怒ってたんだろうって・・・・」
「・・・・・・・。」

「そんで、いっつも最後は、ゆうちゃんの顔ばっか、浮かんでた。」
「・・・・・・・・。」

「なんでだろ〜なんて、思ってたけど、・・・好き、だったのかな、あの頃から?」
「うへっ、そうなん??」

それは、ちょぉ、驚き。

「・・ん。我ながら、趣味悪いとは思ったけど。・・・・そーいや、裕ちゃんに告白
しようと思ったのも、“海”見てるときだったな!!」
「へぇ〜〜〜そっか。・・・て、一言多いっちゅ―ねん!!」

ぺチッて、腕をはたくと、見上げてくる顔はなんだか、挑発的。
うぅ・・・ちゅうしたい・・。だけど、出来るはずもなく・・・。
541 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時30分05秒

「だ、か、ら、こうしてんの、不思議なの。・・裕子と海来て、手ぇ繋いでさ。」
「・・・そっか。」

どう言ったらいいのか、判らなくて。
・・・とりあえず、ぎゅうって握り返した。

なんで、こういう告白になったのか?
でも、なんか、“海”ってそういう“力”みたいなの、あるよなぁ・・・・。
な〜んて思ったりして。

「少し、歩こか?」
「・・うん♪」

左手に靴もって、右手は可愛い手を握る。
それを、ブンブンしながら。

「んねっ、・・・ちょっと、離して!」
「・・・・んぁ?」

「ゆうちゃん、手、パアにして?」
「・・・・ん。」

言われたとおりパアにすると、矢口の指がアタシの間に挟まって。
ぎゅうぅって組まれるように、握られた。

「こうしたら、もっと密着するでしょ?・・・してみたかったの!」
「・・・・・うん♪」
542 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時35分24秒

ハァ、かわええなぁ〜〜っ。
この子の、なにげない一つ一つの仕草が、アタシの心をあったかくする。

うれしそうにブンブンするのに、また頬が緩んで。

なんにもしゃべらなくても、そこに、アンタがいるだけで。
こんな些細なことでも、こんなに幸せを感じられるから・・。


「こけんなや?」

波打ち際で、大はしゃぎする、彼女を制しながら。
に大人ぶって言ってみるけど。

・・・アタシも思い出した。
543 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時41分45秒

・・・・もしかしたら、アタシのほうこそ、好きやったのかもしれん。

あんなに構いたくなるのは、この子だけやったし。
アタシが言う一言で、コロコロ変る表情見てんのが、楽しかった・・。

だから、きっと、好きやったんや。


・・だけど、矢口みたいに、言わへん。
てか、言えるわけないやん。・・・だって、好きやから、構って欲しくて意地悪
してたなんて・・・そんなコドモじみたこと・・。(苦笑)
544 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)01時48分01秒

「ゆうちゃん、この後、どうすんの?」

見上げてきた顔に、不意打ちでキスした。

ビックリ顔した、矢口の顔がみるみるうちに、赤なって。


「まだ、時間あるから、・・・ゆうちゃん、行きたいとこあんねんけど・・いい?」

にんまり笑うと、ぷくぅと膨れたそれが、笑顔に変る。

・・・・・・・・。
コロコロ変るのは、いまも、変ってないやん。

な、やぐち、ずっとそのままでいて?
心の中でそう呟きながら、温かい手をもう一度握り締めて・・
・・・そうして、車のほうまで、・・・ゆっくりと歩き出した―――
545 名前:kai 投稿日:2003年06月14日(土)01時54分59秒

もうちょっと、いく予定でしたが、今日はこの辺で。
・・てか、今晩、続きしたいと思ってまーす。(多分)

どうでもいいような内容をつらつらと書いてしまって(だから終わんないんじゃ)
・・・でも、なんとなく出逢った頃の話とか入れたくなったもので。

そして、お気づきかと思いますが、次回は・・・アソコ行きます。(どこ?)
えぇ〜かなり、アホです。・・最初にいっときます。
なので、緩い感じで楽しみにしててくださいね。(ペコリ)
546 名前:マコト 投稿日:2003年06月14日(土)01時58分40秒
手〜を握ってぇ〜♪みたいな感じですねぇ
アソコってまさか・・・・・・あの場所っすか?
楽しみにしてますよ、今夜!!
547 名前:kai 投稿日:2003年06月14日(土)02時07分05秒

レス、ありがとーございまーす!!

>515さん・・番外編ですが、そりゃ、読んでくれる人がいらっしゃると言う
ならば、書かせていただきますよ。てか、書くぞ―!!(気合)
・・・でも、ホントに、読みたいですか?(w

>マコトさん・・笑っていただけたようで、なによりです(w
楽しんでもらえるのが、一番うれしいですから。てか、今日も、リアルタイム
ありがとうございます・・次回をお楽しみにということで。(w

>516さん・・やおい世界では、逆転はありえないことって聞いたことあるけど、
こっちはいいのでしょうかね?・・てか、そのとおり。
うちのやぐちゅーでは、どう転んでも・・。(汗)

>スティンガーさん・・お粗末さまでした。あはっ。
えと、次回のエロは、ちと濃い目で用意してあります・・いつ更新できるのか
判らないですが・・・とりあえず、胃薬の用意を・・(アホ)

あぁ、終わんない。・・早く、三十路記念あげたいのに・・・・。
548 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月14日(土)21時58分20秒
こういう甘いの大好きなので嬉しいです。雰囲気が好いなぁ。
どうでもいい内容なんてことないですよ〜。
いつものエロいのも好きですけどね(w
続きたのしみにしてます。
549 名前:kai 投稿日:2003年06月14日(土)22時46分56秒

〜前置き〜
この先のお話はですね、ここのスレを立ちあげるきっかけになったと言って
も過言じゃない(そんなえらそうな 汗)・・私が書きたかった一つでして。
だから、載せることが出来て、自分としては、うれしかったりしてるんですけど。

でも、かなり、アホです。
・・・長いお話の一休みにでもなれればいいかなとか思ってます。(汗)

それでは、短いですけど・・更新します。

550 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)22時59分17秒

***********

――車で走ること、3分。

あっという間に連れてこられたところは、外観がとっても不思議な建物で・・・・。

「・・・ゆう、ちゃん?」

スタスタスタ。
うれしげに、おいらの手を引いて。
黙々と移動する。


「・・・・どこ、行くの?」
「はぁ?・・・どこって、ここに決まってるやんっ♪」

当然のような顔さして、顎でソレを差す。
掲げられた看板には、人魚の絵と、

「・・・あ、た、み、・・・ひ、ほう、かん・・・??」
「せや♪」

にんまり笑って。

・・・・・・だから??
551 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時07分19秒

「矢口、知らんの、“秘宝館”聞いたことない?」
「・・・ないけど?・・・・ってか、なに、するところ?」

裕子の顔が一瞬だけ崩れて、また、もとのふにゃらって顔に戻った。

「・・ま、入ったら判る、から。」

ポンポンってアタマを叩かれて。
グイッと手を引かれるまま、扉の奥に入ってく――
552 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時17分42秒

--------------------

薄暗い室内。
埃っぽい匂いが立ちこめて、・・・・・う・・なんか、オヤジ臭い。
なんなんだ、ここは、一体・・・・。

ゆうちゃんが、受付みたいなとこで、なにやらブツブツ言ってる。

「どうしたの?」
「んや、高いなぁ〜っ、ひとり1700円やと。・・なんで、そんなすんねんっ!(怒)」
「んじゃ、・・やめとく?」

ただならぬ雰囲気に、身がすくむ。
なんか、とんでもないとこ、連れてこられちゃったような・・・。

「んにゃ、でも、せっかくやからね?」

矢口のアタマをグリグリして。
・・・見上げた彼女は、財布から5000円取り出してた・・。

そして、受付から帰ってくると、また、なにやらブツブツ・・。
ん・・・でも今度はうれしそう?
553 名前:マコト 投稿日:2003年06月14日(土)23時23分36秒
今夜も来ました!!みたいな(笑)
ついに来ましたか、秘宝館・・・
では、頑張って下さいね(^_^)
554 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時27分25秒

「いやぁ〜、よかったわ。矢口、身分証明提示しろ、なんて言われたら、ホンマ
どないしようかと思ったで。(ふぅ)」
「・・・・はぁ??」

どういうこと?

そりゃ、確かに映画館とか、いまだに、中学生料金で入れちゃうおいらだけど。
って、そう言うってことは、ここは、年齢制限あるっトコってことだよね?

彼女のコートを摑んで。

「ねぇ、・・・なに、するところ、なのっ!?」

不安になって訊ねても。

「ん〜?・・中に入ればそのうち判るから。・・・・ええから、帽子、深めに
被っとき?」
「・・・・・・ん。」

裕子も、自分のツバを折って、にこってする。
そうして、また手を繋がれてから・・おいらたちは、扉の向こうに入っていった
んだ―――
555 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時39分32秒

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ ハァ??

「なに、ここっ!」

ドンって背中を叩くと、困ったように頬をポリポリしながら。

「だから、“秘宝館”って、言うたやんっ?(苦笑)」

「・・・だって、そんな、こんなトコだなんて、聞いてないよ〜〜〜っ・・」

辺りを見渡しただけでも、妖しいものがたくさんあって。
どーみても・・・・・。

例えば?
・・壁一面に掛けられてる絵は、なぜか、2匹(頭)が、“合体”してるもんばっか
・・・・・・なんでぇ〜〜〜〜!!

古く黄ばんだ、掛け軸だってさ、ちょんまげ結わえた人が、いろんな格好して?
・・・てか、あるもの、あるもの、全部・・“ハダカ”なんだっよっ!!!

蝋人形なんて・・・・そんな、とても、おいらの口では言えない・・(赤面)

「うぅぅ・・・帰りたい・・・帰ろうよぉ・・・・・」

見上げて袖を引くと、なにやら楽しそうに、人形のおっぱいのボタン押してる裕ちゃん。
・・・そりゃぁ、も〜、楽しそうに・・・・。

556 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時48分55秒

・・・・・・・・・・・。

「うわっ、・・矢口っ、見て見て!!・・すごっ!・・あはっ、くだらね―っ!!」
「・・・・・・・・・。」

・・・・アンタ、楽しんでるね?
思いっきし!!

「裕子ぉ〜、おいら、もう、帰りたいぃ!!」

半泣きになりながら、訴えるけど。
そんな彼女は、矢口のアタマをガシガシして、コドモに言うみたいに屈んでから。

「でも、もったいないやんっ?・・1700円分、ちゃんともと、取らんと、な?」
「・・・うぅ・・・イヤだよっ。・・・・」

「矢口ぃ、ワガママ言わないのっ、こんな経験めったに、出来ないで?」

そんな経験したくないぃ!!

「矢口も、二十歳になったことだし、社会勉強やっ、んにゃ性教育かっ?」

ニタリと笑いながら・・。
・・“性教育”なんて、こんなトコこなくたって、アンタが・・・(自粛)
557 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月14日(土)23時56分36秒

そんな矢口にお構えしなしに、グイグイ引っ張って。

そうして、立ち止まったところは、・・・なにやら、5つの穴が空いている。

・・・・・・・・・。
覗けってこと、なんだろうけど・・でも、ここまで来たら、だいたい想像つくから。

「うわっ、ここは、なんやろっ?(w)」
「・・・・・・・・。」

「うひょお〜!!・・・な、やぐっ、ちょ、見てみ、すごいで!!」

ちょっと、裕ちゃん声、でかいって。
ただでさえ、人少ないんだから、目立つだろっ!!

大げさにコイコイしながら。

「ちょ、来てみて!・・・・やぐちっ!!」
「・・ヤダぁ〜〜、」

でも、強引にアタマを摑まれた。
そのまま、穴のほうに連れてかれる。
558 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時03分01秒

「離せ!・・・イヤだっ!!」
「・・ええから、ほれ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・案の定っていうか・・・・。

そこには、立体の映画が(?)上演されてて。・・・もちろん・・。(ぐったり)

・・・・・・・・・・
うわっ、すげ、ここまで、見せちゃって、いいの?
・・・・ん?・・てか、裕子、どこ行った?

・・・・・・・・・。

隣で、熱心に覗き込んでる、彼女。
ハ〜イ、この人、おいらの恋人で〜〜す!!
って。

ハァ・・・。(ガックシ)
誰か、・・も、なんとかしてよ、この“エロエロ魔人”をさぁっ!!!
559 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時09分44秒

それから、5つの穴すべてを、覗く彼女を、冷ややかに見つめながら。

古びたゲーセン(らしきもの)を通り過ぎると、そこには壁いっぱいに広がる
「女体」の通路・・。

・・てか、この程度には、すっかり慣れちゃってる自分が、ちと、怖い・・。

そして、お土産やさんを冷やかし半分眺めながら、・・・こんなの、買う人いるん
かいぃ!・・・なんて、突っ込みいれつつ。

「あはっ、・・・これ、ど〜やって使うんやろっ?」

変なものブラブラさせてる、彼女の腕を強引に摑んで、先に進んだ。
・・・・・もう、いい加減にしてっっ!!!(怒)
560 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時19分49秒

・・・・・・ここは?

薄暗い扉。
壁に書かれてる・・・・・ん?・・『珍説一寸法師』

「珍説」・・・・・って、なにっ??

イスに座らされて、出てきたのはちょっとした・・・コントのような。
お人形が・・・・うぅ・・・説明したくな〜い!

もう、帰りたいよっ・・・てか、早く、こっから、出して!!

「ねぇっ、もう、もと取ったでしょ?!」

帰りたい〜〜〜っ!!
駄々っ子みたいに、腕を引くけど。
また、アタマをヨチヨチ撫でられ。

「んじゃ、これが、最後の、・・・・・メインディシュやっ♪」

そう言いながら、重たい扉を開けられた。

いやぁ〜〜〜〜〜、行きたくな〜〜〜〜〜いぃ!!
561 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時26分06秒

--------------------------

トボトボトボ。

「ハァ・・。・・さすがに、3本立ては、しんどいな?」
「・・(ほげぇ〜〜〜〜〜)・・・・・」

「・・・・少し、休もかぁ?」

首をコキコキしながら、自動販売機に行く彼女の後姿をボーと見つめて・・。


「おい、やぐち、ジュース飲み?・・・・ほら、糖分摂って!!」
「・・・・・ん。」

ゴクゴク。
ふぅ〜〜。

でも、おいらの目の前には、チカチカしたモザイクでいっぱいだっ!

だって、あんな映画・・・大画面で見たら、さ・・・。(ぐったり)
562 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時32分13秒

「やぐ、やぐちて、・・大丈夫かぁ?・・・おい、こら、戻ってこ〜い!!」
「・・・(ふにゃぁ〜〜〜)・・・・」

「あかん。・・・やっぱ、刺激強すぎたか・・・・」

耳元で、ブツブツ言ってる声は聞こえるけど。

それから、頬に冷たい感触を感じて、ゆっくり見上げると。
おいらの頬に缶コーヒーあててながら、心配そうに覗き込む、ゆうちゃん?

「・・・・あ、ゆうこ?」

「うん。・・・・ゴメンな、・・・もう、帰れるから?」
「・・・うん。」

そっか、やっと、帰れるんだぁ―・・。
彼女の手に引かれて、出口の方向に向かう――
563 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時39分34秒

――出口の明かりを見つけて、ホッとしたのもつかの間。

ドアの前で「あぁ!」って。

「どうしたの?」
「あかん、忘れた!・・・・やぐち、ちょ、ここで、待ってて!!」
「・・えっ?・・・そんな、ヤダよっ、・・・・・って、あれ???」

風のように去っていった彼女。
ええぇ〜〜〜ちょ、こんなトコで、・・・・ひとりにすんなぁ〜〜〜っ!!!


パラパラと、シアターの中から出てくるお客さん。

げっ。
こんなところに、矢口みたいな、可愛い子がひとりでいたら、めちゃくちゃ目立つ
じゃんかっ。
うっそ、も、なにしてんだよっ、裕子ぉ・・・早く、来てよっ、バカぁ・・・。

恥ずかしくて、蹲った。
顔あげれないよっ、・・・・・裕ちゃん、お願い・・・早くぅ・・・。
564 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時48分37秒

-----------------------

――それから、待つこと10分。

「ごめ〜ん、やぐち、待った?」

ごきげんに、大きな紙袋をユサユサさせながら。

「待ったじゃね―よっ、もう、恥ずかしいじゃんかっ、バカっ!!!」

泣きそうになりながら、裕子のお腹をポンポンする。
もう、なんで、こんなトコに、ひとりにすんだよっ!!

「うっ、・・ゴメン。・・ちょ、お土産買い忘れて・・・イテっ。ゴメンてば。」
「・・・もう、アホ裕子っ!!・・・」
「・・ん。・・・ゴメンゴメン。・・ヨチヨチ。・・」

ぎゅっと抱きしめられた。


――それから、やっとこ、表に出られたのは、入ってから、90分のことだった。

「はぁ・・・・お空が、なんだか黄色い、ねぇ〜?・・・」
「・・・・せやなぁ・・眩しいわ・・・」

出てくる人、み〜んな、・・遠くを見つめてた。―――
565 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)00時59分46秒

***********

ハァ・・・なんだったんだろう、今のは・・。

車の中から、振り返っても・・・・やっぱり、妙な造りをしていて。
てか、こんなものに、あんだけの人が入るってこと自体が、不思議・・。

ふぅ・・・・なんか、どっと、疲れが・・・・。

「ところで、裕ちゃん、なに、買ってきたの?」

何気なく聞いてみると。

「ん〜ぁ?・・あぁ、みっちゃんと、あっちゃんに、お土産やっ♪」
「てか、まさか、“おっぱいチョコ”とか、買ったんじゃ、ねーだろうなっ?」
「・・・うわっ、なんで判ったん?・・・アンタ、凄いなぁ〜っ!!」

全然すごくね―っ!!
お前の行動なんて、すべてお見通しなんじゃっ!!!

「普通そんなもん、買わねーだろっ、てか、貰ったほうも、迷惑だって!」
「・・・そうか?・・・アタシはうれしいけど。それに、セットにしたし・・」

ムフってしながら。

「セットって、なに?」
「ん?・・・あのな、・・・・(ごにょごにょ)・・・」

耳を摑まれて、囁かれた台詞に、言葉を失う。・・・・いっぺん、死ねっ!!
566 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月15日(日)01時06分09秒

「あとな、他にもいっぱい買ってきたで、・・・・見る?」
「・・いい!!」

見たくないし、知りたくもないぃ!!
それより、早く、この場から、立ち去れっ!!


「(ぶぅ)なんやねん!・・矢口にも、とっておきの買ってきたったのに・・」

うるさい!!
もう、口、チャックしとけよ、お前は!!

・・ホントに・・・誰か、なんとかしてよ、この“エロスの神様”をさ・・。(泣)

てか、もう二度と来ないからな〜〜っ!
裕子のバカ〜っ!・・・矢口の、“熱海”を返せ〜〜〜〜〜〜っっ!!!!
567 名前:kai 投稿日:2003年06月15日(日)01時15分06秒

・・・・・・・・・ふざけすぎ?

いや、行ったわけじゃないんですけど、中澤さんならこんな感じかと。
ネットで調べてみて、・・よく、こんなトコ行ったなこの人は・・と思いました。
さすが、“エロスのカタマリ”ですよね?(w

なんか、入ると、芸能人のサインがあるらしいです。(浜ちゃんとか?)
・・まさかと、思うけど、書いてないよね、中澤さん・・・(爆)

ゴメンなさい。こんな展開で。
でも、アタシは書いててすご〜く楽しかったです。
だから、大きな心を持って読んでいただけたら(w
ここだけハイテンションな気がしなくもないですがね・・(汗)

そして、次はどこ行くのでしょうか・・?
私にも判らない・・。(w

568 名前:マコト 投稿日:2003年06月15日(日)01時19分16秒
今日も面白かったですよぉ!!
自分も中澤さんだったらそんな感じだと思います。
>書いてないよね、中澤さん・・・
書いてたらどうします?kaiさん……

でも中澤さんの買ったお土産のセットっていうのが気になります…。
ではでは、これからも頑張ってくださいね!!!!!!
569 名前:kai 投稿日:2003年06月15日(日)01時25分46秒

>マコトさん・・今日もリアルタイムありがとうございます!
反応怖いような・・あの・・大丈夫ですか?(w
そういえば、“アソコ”ってカタカナで書くとなんかやらし〜とか思ったりして(w
・・・まぁ、ここは、“アソコ”でもいいのかな?(アホ)

>548さん・・のほほんした感じと、こんなのをおりまぜながら、でも、真面目
なのも合わせて書いていけたらと、いつも思ってます。(できないけど)
そして、エロも、相変らず・・(欲張り?)

次回は、・・・判んないけど、がんばって早めに更新したいと思います。
・・・懲りずに、またいらしてください・・・(ペコリ)


570 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月16日(月)00時01分51秒
おもしろいっス!!最高ですね!(^^)!
やっぱ、kaiさんは小説を書く才能がありますね☆
続きも番外編も楽しみにお待ちしております♪♪
571 名前:kai 投稿日:2003年06月19日(木)14時04分09秒

ゆうちゃん、おめでとーっ♪
とうとう、30歳か・・・なんか、今度のハロモニ楽しそうな感じですよね♪
ひさびさに、ぷちギレのゆうちゃんが見れそ!
っつーことで、・・短いですが、更新します!
572 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)14時12分05秒
*************

「ん〜〜がっ!・・・と、そんじゃ、取りあえずは、どこ、行こっか?!」
「・・・・・・・。」

伸びをしながら、満足そうに問いかけるのに、・・・・無言で返して。

「予約は、2時やったっけ?・・・じゃ、近くのほうまで行ってみる?」
「・・・・・・ホンヤ、ヨレ・・・・・・」

冷たい視線を向けながら、
呟くように・・・・・・

「・・・ん?」
「・・・いいから、・・本屋見つけたら、止まれっつてんだよっっ!!!!」

裕子に任せてたら、とんでもないとこ連れてかれる!
これで、判った。
・・・だから、こっから先は、おいらが決める!
“るるぶ”買って、ちゃんとしたトコ行くんだい!!!
573 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)14時19分17秒

「・・・・・な〜に、怒ってんのや、やぐちは〜〜?(ぐりぐり)」
「ちょ、触んなっ!・・・ゆうちゃんの、バカっ、しんない!!(プン!)」

「・・あはっ、だから、ゴメンって何回も、言ってるやろ〜〜?」
「ごめんで、済めば警察いらないのぉ―っ!!」

笑って、誤魔化すな!

「だから、あれはちゃうんやて。・・・あっちゃんがな、「ゆうちゃん、行ってみ?」
って言うから・・・仕方なくぅ・・・」
「ウソつけ!・・・そうやってなんでもかんでも、あっちゃんのせいにすんなよ
なぁっ!!」

めちゃくちゃ楽しんでたじゃねーか!
なんだよ、・・・あんな“女”の裸見て、でれでれしちゃって・・・・(むぅ)
574 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)14時31分43秒

あ、なんか、腹たってきた!
さっきまで、お腹の奥におさまってたものが沸々と、煮えたぎって。

「な〜んや、そのことで、怒ってるんかぁ矢口は。・・・あはは、そんなん、アンタの
身体のほうが、むっちゃ綺麗やったでぇ♪」

「当たり前だ!・・・・あんなババァと、いっしょにすんなっ!!」

言われた言葉に、熱くなりながらも。
腕を、バシバシぱんちして。

「いたたたっ!!・・・ちょ、やめ〜い、判ったって!・・どうしたら、機嫌
直してくれるんよぉ〜?」

アンタ、全然反省してないだろ!
顔、二ヤケてるつーの!
くっそ・・。

でも、言われた台詞にピンときて。
思いついたことを言ってみた。

・・・・・だったらさ。

「・・この前、あっちゃんが言ってた、『山田屋』の、特大伊勢海老食わせろよ!」

もちろん、裕子のおごりでね!

「あと、カニも食べたいなァ〜、あ、あわびも名産って言ってたっけ?」
「えええぇぇ〜〜〜〜〜!!!!」
575 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)14時39分38秒

「ま、そんくらいしてくれたら、矢口の機嫌も直ると思うけど(多分)?」

さぁ、どうするっ♪

「うぅ・・・足元見やがって・・・・ハァ・・判った、判りました。・・言うとおり
にしますぅ・・・・・」

「よっしゃぁ!!!」

そうこなくっちゃ!(ガッツポーズ)

この前、あっちゃんが遊びにきたとき、言ってたんだ。
とろ〜んとして、ジューシーで・・高いんだけど、新鮮でめっちゃ美味しい♪って。
あの、あっちゃんが夢見るような顔しちゃって言ってたくらいだから。
・・・・じゅるるる・・・・

あ、いっけね、涎でちった。

「・・もぉ・・・・そんなに、食べたら、お腹こわすやろがぁ・・・・」

ブツブツ嘆いてる声なんて、無視。
アナタには、反省してもらわなくっちゃね。
576 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)14時50分41秒
**********

熱海から、国道を走りながら、着いたさきは、・・・・『伊豆高原』
・・・ここが、あの有名な『伊豆高原』かぁ〜〜〜・・・。


・・・・・・・・・・。

「おいし、やぐち?」
「うん♪・・めっちゃ美味しいぃ!・・・・ゆうちゃんは、そのうどんおいし?」

「・・・・・・(ズルズルズルぅ〜)・・・・・・・」

――「は〜い、お待たせ!・・・あわびのソテーで〜す♪」
おばちゃんが、どーんとテーブルに置いて。

・・・・でかっ!

こんなんフツ―、飲み屋で食べたら5000円は取られるんちゃうかぁ〜〜!
・・・・いや、もっとかも?

「わ〜〜い、おいしそ!・・・・あの、カニはまだですかぁ〜?」
「・・・・・・・・・・。」

――「蟹ね、もうちょっと待っててね!・・・おじさん、今朝獲れたピチピチした
おっきいの、いま、茹でてるから・・・・・あら、ちっちゃいのに、よく食べるねぇ〜〜♪」

「えへへ。」
「・・・・・・・・食いすぎや。・・」

ぼそっと呟くと。

「ん?・・・・・ゆうちゃん、なんか、言った?」
「・・・・・・な〜んも。・・」

ちゅるちゅる、うどんをすする。――
577 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)15時02分30秒

-------------------------

「ふぃ〜〜〜す、・・いやぁ〜、・・・・・食った食った!!」

お腹をポンポンしながら、ご満悦に車に乗り込んで。

・・・ていうか、よく入ったなぁ〜〜〜アレが、こんなかにやろ?・・
・・・・・アンタって、いったい何者・・・?


「どうしたんだよっ、早く行こうよぉ〜、・・・遅れるぞっ!」
「・・んぁ?・・・うん。・・・」

キーを、回しながら。
でも、思ったよりも高くなくて、ホッとしたり。
やっぱ、地元やからなんやろうけど・・・・それにしたって食いすぎやっ!

ハァ・・・・秘宝館かぁ・・・・・・痛くついたなぁ―・・・。
まぁ、・・・・夜の仕返しを、みてろよっ、つーことで。(ニヤリ)

「ちょ、裕ちゃん、よだれよだれ!・・・・汚ねーなぁ・・うどんだけじゃ足り
なかったのかぁ?!」

「・・え?・・・いやいや。・・そんじゃ、矢口、行くでぇ〜〜!!」

左手で、拭いとって。

よっしゃ!
景気よくアクセルを全開した。

次は、お待ち兼ねの、“ガラス職人”や〜〜〜〜っ!!!!
578 名前:マコト 投稿日:2003年06月19日(木)17時43分49秒
矢口さん、どんだけ食べたんだろ・・・?
でもかわいいからゆるすっ!(笑)
中澤さんの夜の仕返しも楽しみにしてます!!

えーっと、中澤さん30歳おめでとぅございますっ!(本人的にはめでたくない?)
ハロモニ…楽しみなんですけど家の地域2週遅れなんです(涙)
では、またチェックしますね(vv
579 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)20時31分34秒
**************

――カーナビが目的地を知らせる。

国道から、くねくねと細道を上って、着いた広い敷地は、ちいさなログハウスが三棟
並んで建っていて・・。
・・・・立てかけられた看板には、・・・・『ガラス工房みずな』


「ここや、ここ。えかった、ぎりぎり間に合ったで。(ふぅ)・・」
「・・・・よかった、ねぇ♪」

・・・・・・・・。
「よかった」やないわぃ!

あれから・・案の定お腹痛いとか言い出して、慌ててトイレに駆け込んで。

「ゴメ〜ン・・・・全部、でちゃった。(てへっ)」

だから、言わんこっちゃない!

「・・昨日の懐石もぜ〜んぶでちゃった。(えへっ)」

って、可愛く言うなぁ――っ!!!
ってか、せっかく食ったもん、簡単にだすなぁ――っ!!!

ふぅぅ・・・。
まったくぅ・・。
もう、食わせん。・・・・矢口に高いもんなんて・・絶対食べさせないで!!


-------------------------

「・・・・大丈夫かぁ?」
「・・・う・・たぶん。でも、なんか、お腹がぐるぐるしてるぅ・・・」

自業自得や!
580 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)20時38分31秒

車を降りると、真っ白い無精ひげを生やした60歳くらいのおじさんがやってきて。

「「こんにちは!!」」
「どーも!・・・えっと、なかざわさん・・ですか・・?」

「はい、今日は、ヨロシクお願いしますぅ!!」
「・・・・・しま―すぅ。(ペコリ)」

矢口も一緒にお辞儀して。

それから、ごつごつした、右手を差し出された。

・・・・・なんか、ええ人そうで、よかった、わ。・・・・・
581 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)20時48分29秒
-----------------------

まずは、・・さっきから気になってたログハウスの中を、見せてもらって。
・・自宅、そして、ギャラリー兼カフェ、そんで、工房?

すごいなぁ〜〜、自分ひとりで、これ全部建てたんやと。
そんなこと、出来るんやね〜。・・・・釜も造ったって言うし・・・・。

ログハウスか・・・
なんか手作りの感じがええ・・・この吹き抜けも広くて・・。
それに、木の匂いがみょーに、落ち着くんや。


「・・・それじゃぁ、そろそろ、始めましょうかぁ?・・」
「「は〜〜〜い♪」」

エプロンと、軍手を差し出され。
ひさびさに、この感触を味わうことに。
582 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)20時57分59秒

「とりあえず・・・なにを造ってみたいですかぁ?・・なんでもいいですけど?」

「アタシ、ビールジョッキ!!」

ハ〜ぃと手をあげて。
・・・・決めてたんや。

「ハァ・・・・ゆうちゃんさ、アンタ一応、女なんだから・・・・もうちょっと可愛
いらしいもん、造れよぉ・・・」

呆れた声で。

「(むぅ)・・ええやん、グラスはこの前、造ったし。・・これで、ビールが飲み
たいんや!!!」

「・・・・まぁ、ちょっと難しいですけど、私もお手伝いしますから・・・・」

なんか、笑ってるで、おい。

「ん〜〜矢口は、ど〜しよっかなぁ〜・・初めてだし・・なに作ろう・・・。」

・・・・せやなぁ・・。
ゆうちゃんも、まさか、矢口とこんなことするようになるなんて、夢にも思わな
かったで。
・・いんや、うれしいけどぉ♪

「最初はね、簡単なものから、始めてみたらいいですよ・・タンブラーとか、花器なん
か初心者のには、いいと思うんだけど・・・・」
583 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時02分01秒

「あっ、花瓶がいい!・・うち、花瓶少ないから、花瓶にしよう!!」
「・・・できるんかぁ〜?・・・グラスとかにしといたら?・・・・」

「でも、花瓶が欲しいんだもんっ!・・・花瓶、花瓶っ!!!」

・・・・・強情なんやから。

と、いうわけで、ジョッキと、花瓶造りがスタートした。――
584 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時11分18秒
-----------------------

岸田さん(おじさん)が、釜に火を熾してる間・・・あたしらは、外に山積みされてる
ガラスの空き瓶を探して。

「そんじゃな、矢口、・・まずは、どんな色にしたいか決めるんや!・・こんなか
から、どれでも好きなの選んでええで♪」
「・・・・へっ?・・・・ガラスって、ガラスから、造るのぉ〜〜?」

「せやで。・・・ブルーのつくりたかったら、青い空き瓶を熔かして造るんや。
他の色にしたかったら、透明なのに、色付けの粉使えば出来るんやけどな?」

「ほへぇ〜〜〜・・」

おっ、関心しとる。(笑)

なんかええなぁ・・・こういうの共同作業みたいで。
そういえば、矢口と一緒になにか造るって、したことないもん。
・・・旅のええ、思い出にでも、なればいいんやけど・・・・。

「んじゃ、矢口、ブルーにするぅ!!」
「そっか。・・・じゃ、気をつけて持ってき?」
「・・うん♪」

材料を調達して、工房の中に入る――
585 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時20分34秒

「うわっ、熱っ!!・・・でも、おいらに出来るかなぁ・・・。」

ぼそっと呟くのに。
アタマを撫で撫でして。

「大丈夫ぅ・・・がんばろっ!・・・でも、ヤケドしないように気をつけてやるん
やでぇ?(にまっ)」
「・・・うん♪」

そんなアタシらの様子をおじさんが、ニコニコ見てる。
多分、姉妹かなんかと、思うてんのやろうけど・・・・そのほうがええし。

「ほいじゃ、アタシからいいですか?・・・・矢口、よ〜く、見とき?!」
「・・ほ〜〜い♪」

久しぶりに、吹き矢を持って。
それから、1000度あるという、釜の中に差し込んだ。
くるくると回しながら。

「では、ゆっくり、引いていきましょう!!」
「はい。・・・・っと、・・お、ええ感じや。」
「すげっ、水あめみたい!!」
586 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時26分25秒

オレンジ色に、燃えた玉。
あらかじめ置いてあった、電話帳を穴開けたやつの上に乗っけて・・。
・・ゆっくり回しながら、綺麗に丸める。

「それじゃぁ、ちょっと、吹いてみましょうか?」
「・・はい。」

合図とともに、持ち上げて。
ゆっくり・・・・ふぅぅ〜〜〜〜。
気を抜いたら、ガラスが垂れたりするから、気をつけつつ。

「おお、いぃ感じいぃ感じ!・・・その調子でもうちょっと!」
「・・ふぅぅぅ――・・・」

丸い玉がぷくぅって膨れて。
この感触が堪らない!
や〜〜ん、もう、最高!!
587 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時34分43秒

「はい、そのくらいでいいですよっ、・・もう一回釜に戻しましょう!」
「・・・はい。」

また、中のガラスを巻き取って。
こっからがいつも、難しいんや。

吹いて、形を整え、また戻して・・・・を何度も繰り返しながら。
段々、重くなっていくのに、苦労しつつも。

そうして、最後の仕上げの口のところを焼く。

「ここが、一番重要です!」
「はい・・。」

判ってるちゅーの!

合図とともに、よっしゃ、気合を入れなおして・・・もう一度火の中へ・・・・。
それから、すぐ出して、玉が冷える前に、レンチみたいなので、口を広げた。

どうやろ?
こんなもんかな?

「どう、先生?」
「ん〜〜、なかなか、いぃ感じじゃないですかぁ?・・・それじゃ、取っ手の
ところは、難しいから、私がやりましょう、ね?」
「はい・・・・お願いしますぅ!」
588 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時42分51秒

・・・・・・・・・・・・・・・

仕上げに、もう一度炉に入れて・・出して。
そうして、最後の形を整える。

な〜んか、もうちょっと細長いの造りたかったんやけど・・・でも、ま、いっか。
・・ん〜、初めてにしちゃ、上出来やない?

「それで、よかったら、こっちの徐冷釜のほうへ、入れちゃってください!」
「はい。」

ソロソロと、パイプを握って、落とさないように。(う・・・重っ・・)
端っこに置いてから、コン!って竿を叩くと、ぱかっ!見事に外れた。
めっちゃ気持ちいぃ♪

「おっしゃ、できたで♪」
「すげぇ〜、ゆうちゃん、かっけ―♪♪」

矢口の言葉に、鼻を膨らませて。
どうだ、上手いもんやろって!!

「これで、一晩置いたら完成です!」
「ほぉ〜〜!!」

「ほうら、関心しろる場合やない・・・今度は矢口の番やで!」
589 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時47分31秒

彼女の瞳が、コドモみたいに、キラキラ輝いて――

「怖いな、できるかな?」
「大丈夫や!・・先生おるし、ゆうちゃんも手伝うから。矢口、気合や気合!!」

「うおっしゃぁ!!・・・やるぞ、花瓶造るぞぉ〜!!!」

ホンマに気合入れてるでぇ。・・(苦笑)
あははっ、可愛いなぁ・・・そうや、その調子でがんばり♪
590 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)21時58分31秒
************

あっという間に、一時間半が過ぎていき――
作業が一通り終わると、顔を合わせたように、外に出た。


「ふぃ〜〜〜、あち、かったぁ〜〜!」
「せやなぁ。・・・ん〜〜〜あっ!!・・・ふっ、外の空気が気持ちいぃ〜〜」

伸びをすると、隣の小さいのもいっしょに伸びをして。
それから、見つめ合うと、意味もなく笑顔に変る。

「ゆうちゃん、ほっぺた黒くなってるぅ!」

ゴシゴシ袖で取ってくれ。

「そう言うアンタも、鼻の頭、真っ黒や!」

ゴシゴシ拭う。

それから、はるか彼方まで広がってる、青い海を見下ろしながら・・・・。

「・・・・・・で、ど、やった矢口?」

「・・うん。めっちゃ楽しかったぁ!!・・なんかね、ぷくぅって吹くところが
楽しくてね。・・・それに、いろんな形に出来るのも、おもしろかった!!
矢口、裕子がなりたいって言ってたの、初めて判った気がするぅ!!
うん、こういう仕事っていいよね?・・・矢口、・・応援しちゃうぅ!!!」

興奮気味にしゃべり倒して。
その言葉に、うれしくて、顔がニヤケた。

「・・・・ありがとぉ!」

・・・ホンマに、ええ子やなぁ・・・。
591 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)22時08分36秒

「ハァ・・・・でも、難しいよ・・・裕子みたく上手く出来ないもん。」

結局花瓶は上手くいかず・・・ペーパーウェイトになってしまったけど。(苦笑)

「最初やもん、すぐに上達するって!!」
「うん♪」

矢口、飲み込み早いから。

「なんか、耳の後ろが痛〜〜いぃ!!」
「あはっ、・・アンタ、思いっきり吹くんやもん、ちょっとでええ言うてんのにぃ・・」
「・・だってぇ。・・・・・力加減が判んないから、さぁ・・・」
「・・うん。・・・・・・・で、どう?」

また、やりたい・・か?
聞いて見るのに。

「うん!!・・やりたい、やりたいぃ!!・・今度は絶対、裕子より上手いの
造るよっ♪」

得意げに。
どっから出てくるんや、その自信は・・・。(苦笑)

でも、うれしい!
同じものを、同じ目線で行動できることが・・・。
アタシが好きなものを、矢口も、好きになってもらえるなんて。
・・・・こ〜んな、幸せなことってない、やんっ?
592 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)22時18分03秒

「アホかっ、そんなすぐ抜かされてたまるか!・・よっしゃ、じゃ、また来よう
なっ・・2人でっ!!」
「うん!!・・・・・今度こそ、花瓶造るぞぉ〜!!」
「・・おう、がんばり!!」

ガシガシ髪の毛、かき混ぜると、うれしそうに見上げてきて。
ホント、ええ思い出になって、よかった・・。

「お〜〜〜い、コーヒー淹れたよぉ〜!!」

その声に、振り向くと、向こうのほうで、岸田さんがおいでおいでしてる。
ホンマ、ええ先生や。
顔を見合わせて、くすっと笑いあい。
それから、立ち上がって・・。

当たり前のように手を握り締め、真ん中のカフェへ向かった。

・・あぁ、コーヒーより、ビールが飲みたいなぁ〜、なんて思いながら・・・。

593 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年06月19日(木)22時28分10秒
************

「それじゃぁ、また明日!」

見送ってくれた車の中で。
明日、取りに来る約束をして・・・。
ちゃっかり弟子入り志願したりも、して。(いや、マジで!)

手を振って、お別れした。

さて、どんなもんになってるやろかぁ〜・・めっちゃ楽しみや!

ハンドルさばきも軽やかに、さっき来た道をくねくねと下ってく。

ええなぁ〜〜・・。
やっぱ、なりたいは、“ガラス職人”!!

そんなことを思いながら、今夜、泊まる“宿”まで、気分も軽やかにひた走る。――
594 名前:kai 投稿日:2003年06月19日(木)22時35分12秒

ゆうちゃん、おめでと―っつうことで、2回に分けて、チョビット更新してみました。

・・えっとですね。
出てくるお店や、旅館、工房など、すべて実際にあるところを紹介してます。
“伊勢海老”めっちゃおいしいらし〜、食いて―♪

そして、このお話もようやく、先が見えてきました。
6月中に、終われればいいんですけど・・・ほんとに長すぎだ・・(汗)
595 名前:kai 投稿日:2003年06月19日(木)23時01分27秒

>マコトさん・・サインさすがにどうでしょ?・・っていうより、あんなとこに行く
芸能人がいるってことに、ビックリだ。お土産セットはですね・・飴らしいんです
けど・・よく温泉地とかで、売ってる・・長くて、先が・・・・(自粛)
・・・夜の仕返し、こう期待!!(止めてぇ〜!)

>570さん・・ありがとうございます!
楽しんでもらえるのが、最高にうれしい・・やり甲斐があるってもんで。
では、ラストまで、よろしくお願いしまーす!!(ペコリ)

次はまたまた旅館編、さて、どうなるんでしょうか?(W
596 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月21日(土)17時17分54秒
裕ちゃんはやっぱりビールジョッキなんですね(^O^)
次は旅館編ですか?いや〜、すっごい楽しみです♪♪
頑張って下さい☆
597 名前:マコト 投稿日:2003年06月21日(土)22時32分46秒
ども、家のPCがウィルスにやられてしまって使えないんで、今日は友達の家からっす。

もうすぐ終わっちゃうんですかぁ?寂しいっすねぇ…。
でも夜の逆襲がまだ残ってるんで、そっちのほう楽しみにしてます!!
それでは、これからもがんばってください!!
598 名前:名無し読者 投稿日:2003年06月22日(日)01時31分07秒
いいですね、ほのぼのしてて〜。
なんかマッタリできて好きです(笑
旅館編も楽しみにしてます♫
599 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月30日(月)18時21分08秒
うお゛〜!!待ちきれないっス(>_<)
続きがむちゃくちゃ気になるぅぅ☆首を長くして待ってますよ〜(^O^)/~
600 名前:マコト 投稿日:2003年07月01日(火)19時23分57秒
kaiさ〜ん!待ってますよぉ(^_^)/~
がんばって下さいね☆
601 名前:kai 投稿日:2003年07月03日(木)15時16分16秒

お久しぶりです。
忘れられてなくて、ヨカッタ。(ホッ)
実はこの話、全部書き上げてなくて、始めちゃったもので(いや、アタマの中では
出来てたんですけどぉ)、・・・ようやく昨日すべて上げることが出来ました。

・・ので、あとはUPするだけ?・・残りわずかですが最後までどうぞよろしくお願い
します。

それでは、更新♪
602 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)15時31分17秒

「・・ほへぇ〜〜〜っ・・・」

ぽかんと口を、開けて。
ちょっと間抜け顔。・・でも、可愛いっ♪

・・それも頷けるし。

・・・・だって、・・・この景色―――

-----------------------------

今回の旅行は、ほとんどすべて、“あっちゃん”が手配してくれた――。

舞台で余裕のなかったアタシと、レコーディングやらなんやらで、忙しかった
ヤグチ。
・・そういうあっちゃんかて、ごっつぁんとのミュージカルで大変やったはずなのに・・・

旅行好きの、世話好きの彼女が、何度もうちに来てくれて。

「ここ、ええで♪ ここの露天がまた、広くてなぁ〜っ・・・・・」

言いながら、紹介されたところ。
さすがにちょっと、高いかなとか、思うたりもしたけど・・。
でも、2人旅なんて、そうめったに出来るもんやないから。
ちょい、いんや、かなり奮発して。

うん。・・・でも、やっぱり、ここにしといて、えかったわっ。
・・・・・だって、みてみ、・・・ヤグチのこの顔っ♪
603 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)15時40分16秒

「・・・海ぃ〜〜〜、すげぇよ、この海ぃ〜〜♪」

あぁ・・ホンマに好きなんやなぁ・・。
・・・これは、偶然なんやけど。

彼女の視線の先には、エメラルドグリーンの“海”が広がってて。
真っ白い砂浜は、人の気配もない。
これぞ、まさしく、プライベートビーチ?
・・・・夏やったらな・・なんて。

でも、そんなの彼女には関係ないらしく、にんまり微笑んで。

「・・・綺麗だねぇ、日本にもこんなとこあるんだねぇ〜?」
「せやな。」

多分、昼間やったらもっと綺麗なんやろう。
604 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)15時48分40秒

この旅館ご自慢のロケーションなだけあって、それは、アタシらのためにあるかの
ように・・・。


「んじゃ、行くか?」
「うん♪」

左手にかばん持って、右手は、ちっちゃい手を握りしめる。
きゅってすると、ヤグチがおもむろに、見上げてきて。

「・・ん?」
「ありがと。」

いえいえどういたしまして。
でもな、中、見たらもっと、ビックリすんでなんて、心の中で笑う。

そうして、手を繋いだまま、和風造りの表玄関をくぐると―――
605 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)15時59分20秒
*************

『こちらのお部屋になります』

通されたのは、一番端っこにある、この旅館ご自慢の、特別室。
・・・ていうか、全室離れになってるんやけどな。
そして、またしても、露天付きや♪


・・・・・・・に、しても・・あっちゃん・・・・・・・・

アナタって人は。

案内してくれた、“若女将”のあとをペタペタくっついて。
ええなぁ〜〜〜、その“若女将”って響きが・・また、そそるんや♪
・・しかも、えっらいべっぴんさんやし♪

だってなぁ・・・・
熱海の女将は、“品のある着物美人”って感じでそれもえかったけど、こちらは、
しいて言うならば、・・・・・・そう、妖艶な感じ?
あれ、ほら、あの人・・・なんて言うたっけ?
演歌の・・・・あっ、“藤あや子さん”?
アタシ、あの人、めっちゃ好きやねんっ♪
色っぽくてなぁ〜〜〜(でれぇ)

・・・・・に、しても、さすがわ、あっちゃんやな!
アタシのツボを外さないというか、アンタに任してえかったで♪(にんまり)
606 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)16時07分37秒

・・・・・・・・・・ハッ!・・・・・・

「・・・・・あっ。・・・」

下のほうから、鋭い視線を感じて。
慌てて振り向いたら・・・睨みつける、おっきな瞳。

咄嗟に、お尻をガードして。
あぶな―・・また、抓られるトコやったで、怖い怖い・・。

『・・・お夕飯は、7時頃でよろしいですか?・・』

「・・うへっ?・・あ、は、はい。・・・それで、お願いします・・・」

『・・・・・ごゆっくり。』

二言三言交わしてから、出て行く若女将の後姿をじっと見つめて、一目散に
窓に向かった。

「ほうら、ヤグチ、見てごらん。・・海がこんなに綺麗だ・・・っつぅー!!!」

ふくらはぎに激痛。

607 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)16時25分52秒

「・・・痛っ、いたたっ、・・も、なにすんの、矢口ぃ!!」
「でれでれしてんじゃねーよっ!!・・てか、お前、“女将”で旅館、選んでん
じゃねーのかぁ、あ〜〜ん!!」

顎を上げ下げしながら、チッチ言って。・・なにそれ、ちびヤンキーかぁ?
・・・・全然怖ないで。

それでも、脛をゲシゲシ蹴られて。
・・んくぅ・・・マジ痛いってぇ!!

「ちゃう!・・・いたっ、も、痛いっ、・・ヤメ、あっちゃんや、あっちゃん
やも〜ん、アタシやないぃ!!」
「また、そうやって、あっちゃんのせいにするぅぅ〜〜!!」

う・・・・。
でも、ホンマやもん。

「矢口、待て、・・・ホンマや、アンタかて一緒に本眺めたやないぃ!!」

だから、お願い蹴らないでぇ〜!!

「矢口、な、しゃあないな・・あっちゃん“女好き”やから。美人に弱いの知って
るやろ・・・な?」
「・・・・・・・。」

ま、女将好きやとは、知らんかったけど。

「それに、アンタかて、綺麗な人に接客してもらったほうがうれしいやんっ?」
「・・なんだと!」

ほっぺを下から、引っ張られた。

「・・いっ!・・ちゃいます。うそです、・・ごめんなさい。」

すっかりご機嫌ななめになってしまった、彼女を宥めすかして。
アタシは甲斐甲斐しく、身の回りのお世話をする。・・なんで、こ〜なるんやぁ!
・・・・・も、早く、ご飯持ってきてぇ〜〜〜!!!
608 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)16時40分21秒
************

テーブルに、料理が並ぶ。

色とりどりの器に、盛り付けられたそれは、見ているだけで食欲をそそって。
そして、やっぱりここでも、メインは地魚。・・それに、ちょっとしたお肉なんか
も付いたりして。
・・・・しかし、なんやこの、蟹は・・・・・・。

「でかっ!」

『こちらの蟹は、この近くで獲れる“タカアシ蟹”でございます』

「あっ、矢口知ってる、一番おっきいってやつでしょ?・・水族館で見た!」

『はい。・・・日本ではここでしか獲れないんですよ、いまは産卵の時期なので、
甘みがあって非常においしいです・・・』

「へぇ〜〜、初めて食べるぅ」
「せやなぁ。」

・・・・てか、2人で食いきれるんか?
なんか、この上、ものすごいことに、なってるけどぉ・・。

仲居さんが行ってから、向かいに座る彼女を見つめて。
さっきまで、あんなにぷんすかしてたくせに、料理を前にしたら、すっかりご機嫌
になっちゃって。
・・・・なんや、食べ物与えたらええねんな。・・ひとつ、勉強になったで。

「美味しそうやな、矢口ぃ〜♪」
「ほんと!・・・うわっ、伊勢海老もでかっ!!・・・・ああぁ〜〜、なにすんだ
よう、裕子ぉ、おいらの伊勢海老ぃ〜!!」

ひょいと取り上げて。

「あかんやん。・・アンタ、またお腹壊すで!・・これは、ゆうちゃんが食べ
ちゃる!」
「ええぇ〜〜ヤダぁ、やぐちの伊勢海老ぃ〜!!」
609 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)16時46分01秒

・・・ふっ。

「うそや、はい。・・・でも、無理して食べたらあかんで!」
「ほ〜〜い!」

コドモのように、手を挙げて。
可愛い♪

「あ・・・ゆうちゃん、これ見て!・・舟盛りだって、ウマソ―・・ね、ね、
これ追加しようよぉ♪」


・・・・・・ハァ・・・・・・

アンタ、全然反省してないな。
・・・あきません。そんなの・・・・てか、いい加減にしっ!!


610 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)17時03分01秒

************

料理もさることながら、この旅館のもう一つのご自慢は、6種類の貸切風呂で。

一個一個、離れたところにあって、しかもちゃんと鍵をかけられる。
ま、30分て、時間制限はあるけどな。
それでも、プライベートタイムが楽しめるとあって、カップルには評判だって言って
た。(あっちゃんが)

そうして、アタシらもご多分にもれず、こうして来てるわけやけど。

「ここのお風呂はなんだろう・・・・わっ、花風呂だ!」
「・・・・なんこれ、バラ?・・・すごいなァ〜〜〜・・」

ヒノキの浴室にプカプカと浮いている、色とりどりのバラの花。
赤、黄色、ピンクに・・・

「や〜、すごいけど、なんかもったいないなぁ〜〜〜・・」

庶民には贅沢やで。
だって、東京で買ったらいくらするぅ?
こういうのも、この土地やからなんやろな・・他でこんなのあるなんて聞いたこと
ないもん。

「でも、すごい、いい匂いするよう?」
「・・ホンマや。」

湯船に浸かると、身体にまとわり付いてきて。
ちょっときついような気がしなくないけど・・でも、息を吸い込むと妙に落ちついて。

「あ・・・ちょ、ええかも?」
「・・うん。・・なんかいい。」

脚を伸ばして、どっぷり浸かる。
なんか、ゴージャスな気分やでぇ〜。
こんなの、家では出来へんから。めいいっぱい楽しんでな。

611 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)17時13分37秒

ヒノキに、ゴエモン風呂(入るのメチャ大変やった)、そんで、洞窟風呂(ホンマに
洞窟みたいなトコ、入っていって、辺りも真っ暗)・・そんで、この花風呂やろ。

次はなんやろね、なんて言いながら行くのも、楽しくて。

次のとこは、使用中なってたので、あとで、来ることにして。
階段を降りて、着いた先には、昨日の温泉に負けず劣らずでっかい岩風呂だった。
・・・・しかも、滑り台付き!

なんこれ?
ラブホやないねんから、誰が遊ぶんや?・・・・・・・コドモかぁ??

「ね、裕ちゃぁ〜ん・・見ててぇ〜!!」
「・・・・・・。」

・・・・・おったで。
こういう子が、遊ぶためにあんねんな・・・・。
・・・・・真里ちゃん、いま、おいくちゅでちゅかぁって・・・・ハァ・・・・。

「ひゃっほ〜〜い!!」
「ブッ!!!」

うをい!
アンタ、丸見えやで、なんやそのサービスは!!
・・・・はな、鼻血・・・・。
612 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)17時22分40秒

バシャ!!って大きな水しぶきをあげながら。
・・アタシの髪は、ビショビショになる。

「・・・・・あ、・・アンタ、な・・・・」
「ひゃぁ!・・楽しいぃ〜〜、もっかい、やろっ!」

・・・・・・・・・・。

ちゃうな。
いま、判ったわ。
これ、コドモのためにあるんじゃないで、カップルのためにあるんや。
・・・きっと。


「どうしたの、裕子ぉ?・・・・鼻押さえちゃって?・・・水入った?」
「・・・・ん。」

「ゆうちゃんも、やってみなよ、楽しいよ?!」
「・・・アタシはええ。」

見てるだけで。(←違う?)

「なんだよ、おもしろいのに、んじゃ、矢口はもう一回!」
「・・・って、も、さっきから遊んでばっかやんっ、風邪引くからちゃんと、浸かり
なさいぃ!!」

腕を引っ張って、隣に座らせた。
妙にテンション高くなってるんやから、この子は。
・・・ま、この状況ならしょうがないけど・・。

でも、これじゃ、せっかくのムードが台無しやないか!!
613 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)17時38分31秒

「むぅ。・・・平気だよう・・。」
「あかん。・・・てか、アンタこの景色見たんか?・・ほら、海やで、すごい
やろ?」

すぐそばに感じる、波の音。
穏やかなそれに、心が癒される。

「わ、ホントだ。・・・・近いね〜、・・・ひゃぁ〜風が気持ちいぃ!!」

ライトアップされた、幻想的なそれに。
海好きの矢口じゃなくても、心を奪われる。


「あっちゃんがな、こっから見る、朝焼けが最高なんやて。・・「うわ〜」なる
言うてたで・・?」
「・・・そ、うなの?・・・んじゃ、早起きしてぜったい見よっ!!」

小指を差し出されて、「ホンマに起きれるんか」なんて苦笑いしながらも。
その仕草が可愛くて、指を絡ませた。

「せやな。・・せっかくやもんな♪」
「うん♪」

縋ってくる肩を抱き寄せると、やっぱり冷えていて。

「ほらぁ〜〜。冷たくなってる!!」

「アホッ!」
コツンとアタマを小突いてから、後ろから、ぎゅっと抱きしめた。
はしゃぐのもええけど、風邪引いたらもともこもないやんっ!


・・・・・だから、ゆうちゃんが温めちゃる――。


614 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)21時07分47秒

「なぁ、そういえば、明日どうしよっか?」

濡れた髪の毛を弄りながら、訊ねてみるのに。

「んと、海!」

「またか!・・・もぉ、すぐそこに見えてんのやから、ええやないぃ・・」
「むぅ。・・・そんじゃ、お風呂上がったら、ちょこっと散歩しよ?」

また、それか!

「ねぇ、いいでしょ〜、ゆーこ、お願い!」
「ん〜〜〜。」

「ゆうちゃん、大丈夫だよう、ここなら、変な人もいないって!」
「・・そりゃま、な。・・・でも、・・・・風邪ひいたら・・・・」

「大丈夫ぅ!・・・いっぱい着込めばね、ね、行こうっ♪」

アンタの大丈夫は、当てにならないから。
でも、そんなに可愛くおねだりされたら、聞かないわけにいかないやん。
しゃぁないなぁ〜〜・・。

「・・はいはい、判った判った。・・・んでも、ちょこっとやで!」

念を押したら。

「ヤッタ〜いぃ!!」

バンザイして喜んだ。
615 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)21時18分29秒

「そんで、明日はどうするん?」

「・・あぁ、あのね、この先ちょっと行ったとこに、“熱川バナナワニ園”
ってのがあるんだけどね?・・・」

なんやそら。
バナナとワニ?
どんな組み合わせやねん?・・・・・てか、“バナナ”はイヤやぁ〜〜!!!

「200頭のめずらしいワニがいるんだって・・・行ってみる?」
「ぜったい、イヤっ!!!」

んなもん却下や!

「ハァ・・言うと思った。・・・じゃ、伊豆のほうにガラス館みたいなとこある
から、そこ行こ?」
「へぇ、そうなん?・・・そりゃ行ってみたいけど・・でも、矢口の好きなトコで
ええねんで?」

気を使わんと。
だって、今日はアタシの行きたいトコばっか、連れてってしもーたから。
遊園地でも、水族館でも・・・ワニはイヤやけど。
616 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)21時26分51秒

「ん〜〜、でもおいらも行ってみたいし。・・なんかね、世界のガラス製品が
たくさん置いてあるんだって、本に書いてあった!」
「ほぉ〜〜。」

そりゃあ、ええ。

・・・・ていうか、矢口も興味持ってくれたってことやもんな。
ゆうちゃんは、それが、うれしいんよ。

「そうだ、・・・今日のやつも、取りに行かなきゃ?」
「せやね。・・・ちゃんと出来てるかなぁ?」

出来上がってみないと、判らないから。

「大丈夫ぅ、裕ちゃんのちゃんと、なってたもんっ♪」
「ん〜〜。」

ありがと。

617 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)21時38分54秒

「楽しかったねぇ♪」
「ん―っ?・・・・あ、秘宝館かっ?」

「違うよっ!・・・あ〜、せっかく忘れてたのにぃ、なんだよ、も―っ!!」

あかん、自分から、墓穴ほってもーた。
むぎゅーって、掴まる腰をきつくして。
「ごめんな」耳元に囁いたら、途端に真っ赤に染まる。

「どうせ、口だけだろ?」
「・・・・・・・・。」

「アホっ!・・・今日は見直してたのにぃ・・。」
「・・ん?」

「・・・・格好いいなって、ちょっと、惚れ直したんだぞぉ?」
「・・へ?」

「同じ人とは、思えない!・・あぁ〜・・・」

そんな大きな、溜息つかんといてよ。
でも、格好いいって思ってくれたんや。
618 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)21時50分27秒

広い露天風呂に、甘い空気が漂って。
そういえば、矢口とこんなにべったり、いられることって無かった気がする。

なんか、これって、ホンマに“ハネムーン”みたいやん?

だから、今日はいっぱい、話しよ?・・今までのことも、これからのことも。

脚を伸ばして、壁にもたれながら・・並んで話する。
・・・・伸びてきた手を、きゅって握り締めて。


「あのな、・・・・アタシ、これ、初めて言うんやけどぉ・・・・・」
「・・・・うん?」

「ゆうちゃんな、・・・いつか、何十年後かに・・・工房を持ちたいんや!」
「うん♪」

「ほいでな・・・ちっちゃくてもええから、家を構えて。2階建てがええ。色は、
せやなぁ・・・白!・・・壁も内装もみんな“白”っ!」
「・・・“白”なの?」

「・・ん。でな、天井をめちゃ高くして・・あとな、屋根裏部屋造るんっ♪」
「・・・なんだそれ!」

笑いながら、見上げてくる。
619 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)22時03分00秒

「・・屋根裏〜?」
「そう!・・3畳くらいの。そこで、音楽聴いたり、星が綺麗な夜には、ワイン飲ん
みながら眺めたりしてな・・・。」
「・・いいね♪」

「せやろ。・・・部屋には、物をあんまり置かないで、ところどころにアタシが
作ったガラスの置物、飾るんよ♪」
「うん。」

「で、家の隣には、工房があって、裕ちゃんは毎日、真っ黒になりながら、ガラス
造って・・」
「それで?」

「あ・・岸田さんとこみたいに、ギャラリーあんのもええかもなぁ〜。」

夢が広がる。

「そうだね。・・んじゃ、矢口はそこで、ケーキを焼く!・・あと、パンも焼いて、
おいしいコーヒー淹れるよ。」
「矢口のパンおいしーもんな♪」
「へへ。」

グリグリすると、にんまり微笑んで。
茶色い髪が、アタシの肩をくすぐる。

「・・・こんな、空気のいいとこに、住みたいなぁ―・・」
「・・・・・うん。」
620 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)22時12分45秒

目を瞑って、スーっと息を吸い込むと。
・・・・そこに広がるのは、アタシらの・・・・・未来?
やさしい、波の音が心地いい。


「じゃさ、露天風呂も作ろう!・・・そんで、毎日いっしょに入ろっ♪」
「・・あはっ、いいな、それ。」

露天じゃなくても、こんなふうに脚が伸ばせる、お風呂は欲しいかも。
・・・その頃も、こうして一緒に入ってくれるんや。

肩を抱き寄せて、矢口の甘い香りを、おなかいっぱい吸い込んだ。
・・・・幸せな気持ちが、胸いっぱいに広がる。

「ゆうちゃん、矢口もね、昔、それとおんなじこと考えたことあるよっ♪」
「ん――っ?」

今度は、彼女の話に耳を傾けて―――
621 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)22時31分09秒
---------------------------

「そういえば、ここ来る途中、・・ほら、ペンションあったじゃん!」
「あぁ、あった、あった。」

森の中の県道に、かわいらしいペンションが、たくさん立ち並んで。
・・・その名前が、おもろくて、2人で笑ったな。


「矢口ね、・・中学のとき、将来“ペンション”やりたいって思ってたんだぁ。」
「あっ、それ、アタシも思ったで!!」

友達と、六甲に行って。
初めて、可愛いペンションに泊まった。
あの時、アタシもそんなこと思ったわ。

「でもな、アタシの友達、夏にバイトしてたけど、めっちゃ大変や、言うてたで?」

楽しそうに見えて、実はしんどいて。
ま、仕事なんてそんなもんやろうけど、憧れだけでは・・。

「でもね、おいら、都会も大好きだけど・・こういうとこも好きなんだ。」
「・・そうなん?」

ちょっと、意外なような。
でも、矢口はそんな感じ?

「だからね、裕子の夢には大賛成!・・もう応援しちゃう!・・絶対叶えてね!
てか、2人で叶えよう!!」

なんで、そこでガッツポーズやねん?(笑)
・・・でも、うれしい・・ありがとぉ、矢口。




622 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)22時42分23秒

肩に腕を回して、コツンとアタマをつき合わせながら。


「裕子がガラス作ってる窯で、おいらはパンを焼く!」
「・・・・・って、何度あるぅ、思うてんの!・・真っ黒焦げになるやんっ!」

「違うよ、違う窯で作るのぉ!あ、ピザもいい、窯焼きピッザ、おいしーよね?」
「・・・・・・・・・・。」

「・・なんか、食いたくなったな、明日食べに行こ―っ♪」

アンタはまた・・。

「あとさ、“炭窯”も作りた〜い!!」
「・・・なんのことや?」

・・・んな、“窯”ばっかいらんわい!

「いいんだぞぉ―。炭は健康に。・・それに、なんにでも使えるし・・・」

いや、それは知ってるけど。
炊飯器にもよく、入ってるし。
623 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)22時49分47秒

「・・そんでさ、“畑”作ってぇ・・・・」
「・・・ハタケぇぇ〜〜!!!」

ちょぉ、待ちぃ!
なんか、ドンドン話し、おっきくなってないかぁ〜?

「・・んと、大根、ねぎは基本だろっ、・・ほうれん草に、小松菜も・・でもね、
青菜はすぐ虫食っちゃうんだってぇ、・・こないだ、やってた・・。」
「・・・・・・・・・・。」

「あとは、なすと、とうもろこしもいいよね?・・・裕子はなにが好き?」
「・・・・ピーマン?」

「じゃ、ピーマンも作ろう!・・・あとは・・・・・・」

隣で、指折り数えている彼女。
・・・・あの・・な・・・・。
624 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時03分33秒

「そだ、果樹園も欲しい!」
「・・ちょ、やぐ・・・・」

「・・みかんに、桃だろ、キュウイも簡単だって。・・苺はハウスで作るほうが
甘いんだってさ?・・」
「・・・ハ、ハウスぅ〜??」

「あっ、・・・ブルーベリーが、目にいいんだって。・・・それもよくない?」
「・・・あの、な、・・あの、やぐちさん?・・」

それって、家庭菜園の域、・・・超えてるんですけど。
ベランダでハーブ作るくらいにしとこうや?

「・・・・ゆうちゃん、“プルン”は、便秘にいいの、知ってた?」
「・・・なんの話やっ!!!」

てか、アンタ、DASH村見すぎっ!!
思いっきり、影響されとるやんっ!

だって、この子・・見れないときはビデオにまで撮ってるくらいやもん・・・
はぁぁ・・・・疲れるぅ。(溜息)

だって、しまいにゃ、“ヤギ”欲しいなんて言い出すんちゃうかって。
・・・・ま、それは、さすがに、ないやろけどぉ・・。(苦笑)
625 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時12分43秒

「そういうのいいよねっ?“自給自足”っていうの?・・・食べたいものを、
自分で作って食べるなんて、・・・サイコーに贅沢ぅ!!」
「・・・・そりゃま、な。・・・でも、そう簡単には・・・・」

テレビのようには、いかへんて。

「・・大丈夫ぅ!・・・その時は、近所のおじさんに手伝ってもらから♪」
「・・・・き、きんじょ――!!」

なんか、アタマ痛くなってきた。
・・・のぼせたかな?

アタシがふらふらしてんのに、隣の彼女は、大きな瞳を、キラキラさせて。
なにやら、楽しそうにブツブツ言ってる・・。

・・・この子って、こういうキャラやった?

強引に腕を摑んで、立ち上がらせた。

「・・も、行くで――!!」
626 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時22分58秒
----------------------------

「おっ、今度は空いてた。・・・ここは、・・・・“酒風呂ぉ〜”!!」

アタシのために、あるようなお風呂やんっ♪
・・・てか、もったいない!
大事なお酒に、なんてことを・・。

籠に着てたものを入れると、フっと目にとまって。
視線の先には。

『ご自由にお飲みください』

「や〜〜ん、これ飲んでええの、自由に??」

丸いお盆の上に、ガラスの徳利と、杯が。
なみなみ入ってる。

---------------------------
「アタシな、これ、夢やってん、こうして、お風呂にプカプカ浮かして飲むの!」
「・・どんな夢だい!」

お湯に浸かりながら、アタシと矢口の間を、行ったり来たり。


「アンタも、飲むか?」
「・・いい。・・・こないだ、酷い目になったから。・・」

あぁ・・・・圭ちゃんに飲まされた言うてたっけ?
日本酒って飲みやすいから、グイグイいっちゃうんよね。

「そんじゃ、アタシだけ失礼して・・・・」
627 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時30分15秒

綺麗な徳利から、トクトク注いで。

ぐびぃ〜〜。
一気した。

「カァー!・・旨いわ、やっぱ最高っ♪」

お湯を叩くと、バチッて跳ね返る。

「ちょっと、飲みすぎないでよ、裕子!」
「判ってるがな。」

「・・・・でね、さっきの話・・・・・」
「ん?・・・プハ―っ、うまっ♪」

「も、聞いてる裕子!」
「・・あ・・ちゃんと聞いてんで、なんや?」

横でチビチビ呑みながら、彼女の夢の話にもう一度耳を傾けて―――
628 名前:マコト 投稿日:2003年07月03日(木)23時39分47秒
kaiさんお久しぶりです!!&リアルタイム!!
毎日チェックしてましたよ!頑張ってください!
629 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時41分16秒

--------------------------

なんでこんなにうれしいのか。
それは、きっと、彼女が語る夢の中に、当たり前のようにいるアタシが存在してる
から・・・・?
・・・・たとえ、それがどんな夢だとしても・・・・・。


「でもさ、白いおうちもいいけど、岸田さんチみたいなログハウスも良くない?」
「あぁ〜。・・・それアタシも思ったわ。えええよな、木ぃ・・・・」

なんだか、落ち着くし。
あったかい、その温もり。
そんなやさしい老後も悪くないな。

「矢口ね、アレ欲しい。・・・・天井でクルクル回ってたやつぅ!」
「ああ〜、プロペラみたいなのやろっ?」
「そう!」

あっという間に、夢が広がって。

「あとさ、おっきい犬飼おうよっ、ゴールデンリトリバーみたいなやつぅ!」
「・・・・ええけど、なんや“はなちゃん”だけじゃ、あかんのん?・・・」

「ん〜、でも、はなちゃんはお座敷犬じゃん?・・・・やっぱ、女2人だから、
おっきい犬欲しくない?」

なんや、番犬かい!(苦笑)
630 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月03日(木)23時54分36秒

「セントバーナードでもいい!・・・矢口乗れるくらいでっかいの!」
「あはっ、馬やないんやからっ♪」

それで買い物行く気かえ?(笑)

「いいじゃんよー・・・・そんで、こ〜んな綺麗な海を毎日、散歩して・・。」
「うん♪」

目を瞑りながら、その情景を思い浮かべる。

「・・矢口は、ゆうちゃんの手を引いて・・。」
「・・・って、アタシいくつになってんのぉ!!」

引いてって、・・そこは繋いででええやん。
しつれーやな、も―っ!!

「そんで、右手に、はなちゃんのリード持ってさ。」
「うん。」

「・・2人で、おそろいのビーサン履いて・・・。」
「うん、うん。」

「・・疲れたら、ちょこっと浜辺で休んで、・・・海を見ながらいろんな話すんの!」
「・・・あぁ、昔はこうやった・・・とか、やろ?」
「そう!・・・きっと、この“ハネムーン”のことも思い出すね?」
631 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月04日(金)00時01分06秒

「せやな。・・・・矢口が滑り台して、アソコ丸出しにしながら、おおはしゃぎ
しとった・・・とかな?(ニヤリ)」

(ゴン!)

・・・・ってぇ・・・。
痛いぃ・・・もう、頭突きはヤメテや・・アンタ石頭なんやから。

「裕子がしつこくて、寝かせてもらえなかったの、間違いだろっ!(怒)」
「・・ふぅん。・・な、それって、誘ってんのぉ?・・んじゃ今夜もヨロシク!」

ポンって肩を叩くと。
真っ赤になった彼女が。

「違―う!!アホっ!!」

(ゴン!)

2回はちょっと・・。(くぅぅ・・)
632 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月04日(金)00時06分35秒

「せやな。・・・矢口が滑り台して、アソコ丸出しにしながら、おおはしゃぎ
しとったとか、な?(ニヤリ)」

(ゴン!)

・・・・・てぇ。・・・・・
痛いぃ・・頭突きはヤメテね・・・アンタ、石頭なんやから・・・。

「裕子がしつこくて、寝かせてもらえなかったの、間違いだろっ!(怒)」
「・・ふぅん?・・な、それ誘ってんのぉ?・・・んじゃ今夜もヨロシク!」

ポンって肩を叩くと。
真っ赤になってワナワナさせて、

「違うぅ!・・アホっ!(ゴン!)」

・・・・・つぅ・・・2回はきついって。・・・
633 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月04日(金)00時13分10秒

ぐびぃ〜。
お酒を足しながら。
・・なんだか、ポカポカしてきた。
これも、酒風呂効果なんやろうか・・・心なしかお肌もすべすべになったような・・。


「・・・それから、あとね、・・おいら、“ヤギ”が欲しいぃ♪♪」
「ブぅ―っ!!!」

な、な、なんてぇ〜?
ヤ、ヤギやとぉ〜〜っ!!

ちょ、いま、鼻にツンてきたで。
・・・・いたたたた・・・。

「ね、ね、ヤギ飼いた〜い、飼おうよっ、ヤギぃ〜♪」
「あ、アホか、・・・・ってか、アンタテレビに踊らされすぎや!・・そんなもん
絶対飼わへんでっ!!」

だいたいどうやって、世話するんや。
そもそも、どこに売ってんねんっ!
634 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月04日(金)00時21分46秒

「なんでだよう、飼いた〜い。“ヤギ”は、田舎暮らしには必需品だぞ!」
「あかん、飼いません!」

「・・もうね、名前決めてるの、“ユキちゃん”って可愛いでしょ?」
「・・勝手に決めるなっ、てか、アタシの話を聞け!」

だいたいなんや、その名前は!

「・・そんでね、丘の上に、・・ブランコ作りたい!」
「・・・お、おかぁ〜てっ?!」

もう、アンタどこ行ってんのよ、別の国行ってないかぁ?

「手作りのさ、すごい大きいの!・・ね、“ブランコ”あるウチってなんか、
いいよね〜?」
「・・・・・・・・・。」

「矢口、ブランコ得意だったんだぞ!」

えへんって胸を張って。
そんな得意な顔されても・・。
635 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月04日(金)00時34分32秒

「それから、自家製のチーズも作りたい。丸いチーズ。ウマソー、食いてぇ―♪」

・・・・・なんかさ。
なんか・・・・途中から、・・別の話になってない?
・・・なんで、こうなったん?・・・判らんわ・・。

「チーズフォンデュには、フランスパンより、カンパーニュでしょ?」
「・・・・ちょ、あのな、・・」

「でも、カマンベールが、一番食べやすいよね?」

「・・いや、あのな、ハイジ・・・や、“ハイジ”ちゃうな、“ヤグチ”か・・
・・・・ちょ、聞いて・・・・」

「・・・ってことは、やっぱヤギは必要じゃんか。・・・ブツブツ・・・」

「・・おいこら、ヤグチ〜っ、戻ってこ〜い!・・ゆうちゃんを置いてくなっ!」

これも、酒風呂の効果なのか。
とことん、日本酒に弱いらしい・・・。
・・・てか、お風呂で酔うなや!

一気にさめてもーたわ。
・・・はいはい、判ったから、もう上がろうね!
・・ちょっと強引に、引っ張って。部屋まで連れてった――
636 名前:kai 投稿日:2003年07月04日(金)00時40分58秒

久しぶりなので、ちょっと遊んでみました。(w
こんな話を書くつもりじゃなかったんだけど、後半なんか、おかしくなって。
・・・あれ?(汗

アタシ、あっちゃん書くの初めてなんですけど、結構好きなキャラかも。(w
この先にも、ぜひとも登場させたいかなとか思いつつ。

お気づきかと思いますが、次回は・・・・はい、エロです。
ちょこっと、ハードかな?
いや、相変らずか・・・。

なるだけ早く更新したいと思ってますので、ヨロシクです♪
637 名前:マコト 投稿日:2003年07月04日(金)00時49分33秒
久しぶりの更新お疲れ様でした!
今回矢口さんがちょっとどっかいってましたけど(笑)
>次回はちょこっと、ハードかな?
待ってますよ!っていうか思いっきり期待してます(爆)
ではではこれからも頑張ってくださいねぇ!!
638 名前:kai 投稿日:2003年07月04日(金)01時18分35秒
>596さん・・ビールジョッキ作るひとなんかいないっスよねぇ・・。
旅館編・・楽しんでいただけてたら、いいんですけど。(汗)

>マコトさん・・夜の逆襲は次回必ず。
軽く引かせる感じでご用意してあります。(おい)

>598さん・・今回も、ほのぼのしてたでしょうか?
どうなんでしょ?・・・ホント意味ない話だよなとか、反省しつつ。

>名無しさん&マコトさん・・待たせたわりに、こんなんですいません。(土下座)
次回は、早めに更新がんばります! 
待ってるって言っていただけで、ホントうれしかったですぅ!!(感謝)
639 名前:名無し読者 投稿日:2003年07月04日(金)23時59分06秒
>どうなんでしょ?・・・ホント意味ない話だよなとか、反省しつつ。
意味のない話だなんて……kaiさんのこーいう話すごい好きです。
マッタリしてて楽しいです。

しかし矢口さん途中から暴走してますね、ハイジになってるし (笑
640 名前:kai 投稿日:2003年07月07日(月)21時24分17秒

早いうちに更新といきたかったのですが、私の"vaio”君がこの度入院されまして。
・・・・・いや、コーヒーを溢してしまったの・・。(←アホ)
そして、保存してなかったデータもすべてダメになり。(アホすぎ!)
ラストは無事だったんですけど、エロの部分がごっそりやられました。(泣)
・・・・なので、書き直し中です。しばらくかかる模様です。

・・な状態ではあるのですが、今日は無事だったとこを少しだけ。

641 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)21時34分03秒
**************

浴衣の下にはロングTシャツ。その上にセーター着込んで、さらにコートを羽織る。
首には、お揃いのマフラーぐるぐる巻き。

・・・そんな、“だるま”状態のアタシら二人。
これじゃぁ、ムードなんて、あったもんやないってーのっ!!(苦笑)


「・・矢口ぃ・・そろそろ・・・・」
「ん〜〜、もうちょっとぉ。・・・」

さっきから、これの繰り返し。
いい加減にせんと、風邪引いちゃうちゅーの!
だけど、強くも言えなくて。

・・・・だから。

「ほら。」

後ろから、小さい身体をくるんだ。
コートの中にすっぽり収まる。
なんか、これってカンガルーの親子みたいやな?(苦笑)

642 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)21時40分56秒
「あぁ、もぉ・・ほっぺた冷たくなってんで!」
「ん〜〜〜。」

ぎゅうぅって包むと、ふわふわの髪の毛が、アタシの手の甲をくすぐって。
・・・・・いい匂い。


「・・ねぇ、裕子ぉ・・・?」
「ん〜〜?」

「あのさ、・・・ウチらって・・・・どう、見られてんの、かなぁ?」
「・・・・へ?」

思いもよらない質問に、間抜けな声が出た。


「・・矢口?」
「・・・ウチらってさ、・・・・どう思われてんだろう、ね?・・・」

あぁ・・・。
なんとなく、さっきの光景を思いだして納得する。
643 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)21時50分04秒
旅館を出る時、数人の仲居さんに見送られた。
ついでに、・・・

『仲、いいんですねぇ〜〜」

なんて言われて。
矢口もアタシも、何も言わずに微笑んだ。・・・・それはいつものこと。


「そりゃまぁ・・モー娘。の元リーダーが、ちっこい矢口といっしょにおるぅいう感じ
やないの?」
「ちっこいは、余計だっつーの!!」

笑いながら言うアタシに、ゴンって顎を頭突きして。
・・・それなのに、彼女の顔は冴えないまま。

「・・・でも、そ、だよね・・・」
「・・どうしたん?・・」

なんで、そんな顔してんの?
644 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時01分23秒
「・・・・んじゃ、ウチらだってこと知らない人には・・・?」

言われて、今度は岸田さんの顔が、頭に浮かんだ。

「・・そりゃぁ、やっぱ、・・“姉妹”とか、ちゃうの?・・・」
「・・・・・・・・・。」

・・・て、親子やったら、ゆうちゃんショックやで・・。(苦笑)

「あはっ、そ、っか。・・・そりゃそーだよね。・・・んじゃ、どー転んでも、“恋人”
には見えないってわけだ!」

ヨカッタヨカッタ。言いながら、自虐的に微笑んで。
その顔に、アタシの心はきゅって締め付けられる。

「・・・やぐちぃ・・・。」
「・ん、ゴメ。・・・・ちょっと、思っただけ、だからっ・・・。」

くるりと腕の中で回転して。
見上げてくる瞳が、濡れてるように感じる。
・・・無意識にその頬を、包んだ。
645 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時09分30秒
「なっ、チューしよっか?」
「・・へっ?」
「ええやん、こんな綺麗な場所なんやで、なんか、チュ―したなった。」

首を傾けると、トンって胸を押されて。

「ダメでしょ、見られちゃうよ・・?」

とがめられた言葉に、昨日のやりとりを思いだす。
・・・・てか、立場逆やんっ・・!

「ええやん、したくなってんもん、我慢は身体に毒やで?」
「も、ダメっ!・・・・なに考えてるんだよ、ゆうこぉ・・・」

月明かりに照らされた顔が、歪んで。
・・・大きな瞳が、キラキラ輝く。
646 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時15分58秒
「な、矢口ぃ・・裕ちゃんは、いつでもどこでも、アンタにチュ―したなるんやで?」
「・・・・・・・・・。」

「・・こうやって、手ぇ繋いでたいし、抱っこもしてたい・・・。」
「・・・・・・・・・・」

「いっつも我慢してるんや!」

・・・ほんとうの気持ち。
アタシの身体は、いつだってアンタを求めてる。

「好きやで?」

不安になるなら、何度でも言ってあげるから。
だから、お願いやから、そんな顔しないで。
矢口の小さな胸を、苦しめるのは辛いから。

647 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時31分16秒
矢口の顔が崩れて、それから、何度もコクコク頷いた。
・・・そうして、掠れたような声で・・

「ゴメンね。」

おでこがコツンて、胸に当たる。
アタシは彼女の頭を撫でて。・・よしよしって。

「あれ、おっかしいなっ。・・・なんで、こーなったんだ?」

笑いながら、アタシの指を持ち上げて、頬に掛かった涙をすくう。

「・・そだ、"海”のせーだよ。なんか、見てたら急に切なくなって、さ・・。」
「・・・・・うん。」

「アホだよ、矢口。あはっ、格好悪りー!・・なんだよ。なに泣いてんだ、おいら!」
「・・・・・・・。」

「くわぁ〜〜。柄じゃねーよ、も、帰ろう、ヤダ、かえるぅ!!」

照れくさいのかバーバーしゃべり倒して・・そのまま腕の中から離れた。
途端に冷たい空気が体中を襲う。・・・・でも、それは、矢口もいっしょ・・?

変わりに小さな手が差し出された。
それをきゅって、握って。・・・・それからは、なんにも言わずに・・・・・。
648 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時33分18秒
・・・・・海風が二人の間を、通り過ぎていく・・・。
649 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時40分43秒
***************

あったかい部屋。
こんなに広いお部屋なのに、いる場所はそんなになくって、なんだか、もったいないね?


さっきは、なんであんなこと思ったのか。
波の音を聞いてたら、無性に切なくなって。
「センチメンタル」って言うの?
うわっ、マジで柄じゃないっての!・・ひゃぁ、恥ずかしいぃ・・・。

でも、それも、ずっと思っていたことで。
この旅行で、彼女のことをドンドン好きになっていく。やばいんだよ、矢口の気持ちが・・。


『好きやで』かぁ・・・。

うれしくて、頬が緩んだ。
やわらかい、関西弁。
一番、好きなことば。
650 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時51分06秒
そういえば、あの時も言ってくれたっけ。
・・・ファンのみんなの前で。

ビックリしたけど、うれしかった。
何千人もの前で公言されたんだもん、・・・・誰がなんと言おうと。
だって、あの日の裕子の目は、いつもの冗談じゃなく、本気だったから。

「やぐちぃ、好きやでぇ!」

みんなの歓声が聞こえてくる・・。

・・・・・・・・・・・・・

そうじゃん。
なんだよ、ちっとも変わってないよ。
・・・裕子は、いつでも、矢口の欲しい言葉を、言ってくれる・・・。

・・・・・・でも、おいらは、言えてる・・・?
651 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)22時58分55秒
−−−−−−−−−−−−

「・・うぅ・・寒っ、・・寒いっ・・・」

暖房の前で、ハエのように手をすりすりさせてる彼女。
寒がりで、でも暑がりでもあって。・・・真ん中がない。そう、いつだって文句ばっか。

だから、そんなのしたって、暖まんないってばぁ!!

「矢口ぃ・・あかんは、このままやったら、風邪引いちゃうで?・・・お風呂行こうや?」

案の定、そう言って。
おいらは、とてとてと彼女の方に寄っていく。

「そういや、一コ入ってなかったもんな、・・・空いてるやろかぁ・・・・?」

ドックドク。

「なっ、やぐぅ・・・・」

言わせる前に、頬を包んだ。
きょとんって感じに見つめてくる、ブルーグレーの瞳。
652 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)23時05分28秒

「お風呂は、もういいじゃん?」
「・・・・ん?」

心臓の音が聞こえちゃいそう。

「・・・・そんなことより、さ、・・・運動したら、暖まる、よ・・・?」

勝手に口から、紡ぎだされていく言葉。
いつもの裕子みたいに、格好良くは決めれないけど・・・。

「なんのことや?」
「・・いいからぁ・・・」

恥ずかしくなって、顔をそらした。
だって、自分からこうゆーこと言うなんて・・・。
それでも、細い腰に腕をまわしながら・・。
653 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)23時12分06秒

「ここなら、・・・思う存分、抱っこできるよ・・?」
「んへっ?・・・・・やぐっ・・・」

「・・・いっぱいしていいよ、矢口もするし・・・。」

なんか、チョー恥ずかしいぃ・・。
なにいってんだ、おいら。
こんなの全然、キマって、ないじゃん。

・・・だけど、言ってしまった言葉は、撤回なんて出来ないから・・・。

おいらの腕の中で、裕子が、もそっと動く。
矢口の解りづらい、“お誘い”に気づいたみたい・・・。
654 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月07日(月)23時22分06秒
「やぐち?」

耳に掛かった髪の毛を、のけられて。
そのまま唇が、降りてくる。
・・・冷たい。

チュ。
首筋にキスされた。

「・・んじゃ、お布団、行くか・・・?」

囁かれたのは、かすれ声。
思わず、ビクンと跳ね上がる。
・・・だって、・・どうせこいつのことだから、ちゃかされるもんだとばっかり・・・。

「抱っこさせてや?」
「・・・ん。」

ちゃんと顔をあげられなくて、その代わりに、浴衣のヒモを掴んだ。
それから、髪の毛をぐしゃぐしゃされて。

肩を抱かれるようにしながら、襖の向こうの寝室へ、連れて行かれたんだ・・・。
655 名前:kai 投稿日:2003年07月07日(月)23時30分47秒

今日のところは、この辺で。
姉のパソコン借りてやってるんですけど、やりにく―!!
早く帰ってきてね、VAIO君て。(泣)

矢口、写真集買いました。
思いっきり妄想を駆り立てるような作品で・・・お陰でいくつかお話が出来そうな予感・・・。
あはっ、でも、そんなやらしーとも思わなかったけど、・・みなさんはどうっスか?

ユニットも二つも掛け持ちで、忙しくなりそーですね。
・・・セクシーのほうが、楽しみだな・・。(アホ)

それでは、もう一度写真集でもみて、えっちな妄想を駆り立てようと。
続きは、いつになることか・・・・。
656 名前:kai 投稿日:2003年07月07日(月)23時40分59秒
>マコトさん・・・ごめんなさい。
次は必ずなんて言っときながら、こんな展開で・・。起こすのに時間が少しだけ掛かり
そうですけど、マコトさんのためにも、早く、がんばりまっす!
・・・こんなんで、・・お茶を濁してみました。(恐縮)

>639さん・・なんで、あんな展開になったのか・・。
後半は、まったく別ものに変わってました。テンションって怖いですね・・。
楽しんでもらえたなら、うれしいです。・・・でも矢口ってハイジに似てない?(w

次回は今度こそエロなんですけど。
頭の中には入ってるんで、ただ仕事の状態に・・・・(おい)
早く出来そうな、でもどうか解りません。懲りずにチェックしてやってください・・。
657 名前:マコト 投稿日:2003年07月08日(火)08時47分20秒
矢口さん切ねぇ!!でもイイ!!
kaiさんたとえエロが無くともkaiさんの書く話好きなんで、
頑張ってくださいね!

PC早く直ることを祈ってます!
658 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年07月08日(火)15時59分27秒
次の展開をかなり期待させる終わり方ですね(w
続き楽しみです。

>写真集
>そんなやらしーとも思わなかったけど、・・みなさんはどうっスか?
かなりセクシーでしたけど、いやらしー感じは全然しませんでした。
写真集から妄想した作品も楽しみにしてます(w
659 名前:名無し読者 投稿日:2003年07月10日(木)14時17分56秒
やぐっちゃん切ないです………
それに、いつもと違ってしおらしいです(笑

>矢口写真集
やらしーというより、カワイイというかセクシーというかなんというか…
姐さんならニタニタしてキャーキャー言いながら見てそうだな〜なんて思いましたが(笑
660 名前:kai 投稿日:2003年07月14日(月)11時35分24秒

6月中に終わらせる予定が・・もう、7月も半ばに・・・。
・・・・あれ?・・・がんばりまーす!!
661 名前:kai 投稿日:2003年07月14日(月)11時41分31秒
*)・・またまたやってしまいました。(汗)

この先は、えっちな表現が(多少)含まれております。
なので、ご注意してから、お進みくださいませ・・・。(ぺこり)
662 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)11時49分37秒

分厚いお布団の上で、見上げてくる青い瞳。
浴衣に見え隠れする素足が、なんだか色っぽい。・・・・・・ゆうちゃん、だよね・・・?

「おいで?」

そっと出された白い手に、ドクン。心臓の音がひとつ。
「おいで」って、なんか格好良くない?・・・・ひゃあぁ〜〜〜!!!

「・・やぐち?」

「・・・・ぁ・・・・うん。・・・・・・」

緊張しながらも、しっかりと、それを握った。
・・・・・冷たい・・。

なんだか、すごくドキドキする・・。
663 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)11時58分45秒
そのまま、ぐいっと引っ張られるまま、布団のうえに着地して。
目の前には、大好きな人・・。

(プィ。)
顔を逸らした。

する前ってどうしてこーなるんだろう。・・・どういう顔していいのか判んないよ。
・・・こんなこと思うのも、矢口だけ・・・・?

「・・どうした?」
「・・べ、べつに・・・」

う・・どもるなって!・・焦ってんのバレちゃうじゃん。・・てか、もうバレてる?
・・・自分から誘っておいて、かっこわり−!!

「や〜ぐち?」
「へっ?」

呼ばれて顔をあげると、クスクスしていて・・・・・やっぱりぃ・・・。

「なに、笑ってんの!!」

パシンってひざを叩いて訴えた。


664 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)12時12分21秒
むぅ―。

「・んぁ、ごめんごめん・・。」

口を一文字にしてチャックしながら、難しい顔を作るんだけど、・・口の端がピクピク
動いてる。

「もう、裕ちゃん!!(怒)」
「・・ん。・・んぐっ、はっ・・・や、な、も、・・くははははっ!!!」

「だから、笑うなって!(ゴン)」
頭突きした。彼女の広めのおでこに赤い痕が残る。

「・・い・・・うぅ・・・・」

・・あっ!・・・・・・また、やっちった。・・・
でも、だって、裕ちゃんがバカにしやような顔するから、悪いんじゃん!
矢口は悪くないよ・・悪くない。

「・・・こうらっ、やぐちぃ〜〜!!!」
「ひゃぁ!・・・な、なんだよ、急にぃ・・ん、やだ、離せ、やっ!!!」

いきなり飛び掛られて、バタバタ反撃するけど、いつも非力なくせに、こういうときだけ
なぜか、強い彼女に、なんなく組みしかれて・・・。
・・・・背中にふかふかの布団を感じる。

・・・って。

「・・・・あっ。・・・」

いきなりこの体制かよう!!
彼女の髪の毛が、おいらの顔をくすぐった。
・・・・どうしよう、また、緊張してきた。・・・体がカチンコチンに固まって・・・・・

「ブッ!!」

(ドガッ)

・・・・だから、笑うなぁ〜〜〜〜!!!!・・・・・・・
665 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)12時28分40秒
「・・・・んくぅ。・・・・・・」

おいらの横で、蹲る人。・・・・あぁ、・・・・また、やっちまったぜぇ・・・。

「・・あの、・・・ごめん。・・」

ツンツンツン。
あり?・・・・・死んだ?・・・

「ゆうちゃん?」
「・・・・・。」
「裕子??」

やべぇ、なんか、おもいっきし蹴っちゃったもんな。
でも、男だったら大変だったよ、てか、女でも、痛いのかな、ここは・・?

「ご、ごめんね。・・・あの、・・・だいじょうぶ??」
「・・いっぅ・・・・・・・アンタな!!」

ギロリ。
睨みつけてくる瞳が、ウルウルしてて。
お得意の眉間に皺を寄せた、昔だったらブルっちゃうくらい怖かったそれ。
でも、今は全然怖くない・・・・・ってか、むしろ、笑える。

・・・だって、股間を押さえたまま、そんな顔されたってぇ・・・・。

「なに、笑ってんのや?」
「へっ?・・んや、なんでも・・・」

ブンブン首を振ると、起き上がった彼女にむぎゅうぅと頬を引っ張られて。
ムササビみたいに、びよ〜んと伸びる、そこ。・・・・・・てか、痛てぇよっ!!

「・・いひゃひゃいひょ・・ひゅうほ!!」
「アンタが悪いんやろ!・・このこの、暴力娘ぇ―!!(むぎぃ〜〜!!)」
666 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)12時43分31秒
それから、満足したのかすぐにそれを離すと、今度は両手でやさしく包まれる。

コツン。
おでこを付きあわせて。

「今日は、やさしいしてやろ思うてたのに、そんなん態度やったら、知らんで!!」
「・・ヤダ!!」

「うるさい!・・アンタなんか知らん!」
「・・いや!・・ごめん、ごめんなさい。・・うぅ・・でも、裕子が悪いんだ、最初に
笑ったの、そっちじゃん、か・・・・」

最後は小声になってしまったけれど。だって矢口、悪くないもん。

じぃ〜〜〜〜〜。
強い瞳で、見つめ返す。

・・・・先に折れたのは、彼女のほうで。

「ふっ。・・せやな。・・・ゆうちゃんが、悪かったもんな・・?」
「・・・うん。」

「あぁ、ホンマはごっつ苛めちゃろう、思うたけど・・・・」
「ヤダぁ!!」

「やさしい、して欲しい?」
「・・・・う、うん。」

恥ずかしながらも、コクリと頷くと。
うれしそうに、顔を綻ばせながら・・・ちゅ。キスしてくれた。
・・・・唇も冷たい・・・。
667 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)12時56分59秒
「かわいい〜♪」

撫でられる頬が、気持ちいい。
目を瞑ったままそれを受けてると、チュチュって・・いっぱいキスしてくれて。
最後にチュゥ! 音が鳴るくらいきつめに吸い付いてから、離れていく彼女の気配に
そっと目を開けた。

「やぐち?」
「なぁに?」

髪を撫でながら、ニヤリ。

「・・・その代わり・・・・今度、暴力したら、遠慮なくお仕置きするかんなっ!!」

覚悟しいとばかりに、あぐぅ鼻を噛まれて。
“お仕置き”という、耳慣れない響きに身体を震わせる。

「・・・あ、の・・えっ、・・ゆうちゃ・・・・」
「大丈夫ぅ。アンタが、ええ子しといたら、ひどいことなんかせえへんよ、ただ、裕ちゃんの
身体はサンドバックやないねんからなぁ〜〜!!」

子供に言い聞かせるように。
怒った顔を作って。

「・・・むっちゃ、痛かった、ちゅーの!!!」
「・・・・ごめんなさい。」

ぺこりと謝ると、髪の毛をぐしゃぐしゃされた。
・・・・・でも・・・・えっ、お仕置きって・・・・。

668 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)13時09分43秒
「ったくぅ!・・・せっかくのムードぶち壊しやっ!」

呟くように言いながら、また顔が近づいてくる。
・・・慌てて、目をぎゅって瞑る・・・。
・・・と・・・・・・あれ???

ふふふっ。
頬にあたる鼻息の感触。

・・・・う・・・・また、笑ってやがる!!・・・・・・・・・・・

「もう、なんで笑うんだよう!!」

(キー!!)
なんで、そんな何回も笑われなくちゃいけないの!
手足は我慢して、口だけで抗議する。

「ふあぁ。・・・だって、やぐち、可愛いんやもーん♪」
「なんのことだよっ!!」
「・・いやさ、・・アンタ、いっつも「する前」って顔、強張らすやんっ!?」
「してない!!」

頬にあった手を、払いのけた。
顔がカーって熱くなる。・・・・それは、図星をつかれたから。
でも、そんなの認めたくはなくって。

「してない、してないもん・・・」

俯きながら。
呟くようにそう言うと、おいらの頭を・・慰めるように撫で撫でしてくれる裕ちゃん。
でも、その手も、プルプル震えていて・・。

「もう!!」

恥ずかしくて、泣きたくなった。
669 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)13時23分31秒
・・・・・・・・・・。
でも、裕子の言うとおりだ。
付き合い始めてから・・・幾度となくキスしてきて、こうして身体を重ねるのだってそれ
こそ何百回ってしてきたのに。(←いいすぎ?)
・・いまだ、この状況に慣れないのは、自分でも不可思議なとこだけど・・・・。

・・・だって、だってさ。
緊張するんだもん。勝手に心臓がドキドキしちゃうのは、しょうがないじゃん!!

「もう、なんて顔してんの。」
無理矢理顔を上げさせられて、目の下をペロンって舐められた。
拗ねたおいらに、やさしく諭すように。

「・・それが、おかしい言うてるわけやないで?・・可愛い言うてんの!・・・」
「・・・・・・・。」
「矢口は可愛いの、そーいうとこが、裕ちゃんはうれしいの!」

「わかる?」覗き込まれて、口がへの字に曲がる。
それを笑いながら、あぐって噛まれて。

「・・矢口がな、そのたんびに、アタシのことちゃんと意識してくれてんやなぁ・・ちゃんと
好いててくれてんやなぁって、確認するんよ・・・。」

クスクス笑いとともに、囁かれた言葉に目を開けた。
切なくて、でも、うれしそうな裕ちゃん。

・・・そういえば、最近、ちゃんと気持ちを伝えてなかった気がする。
一緒にいるのが、当たり前で・・だから、言わなくてもって・・裕ちゃんはいつだって
言ってくれてるのに・・・・・。
670 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)13時33分21秒

そんな顔しないでよぉ、胸がキューってなるから。

一緒に暮らし始めて2ヶ月。
裕ちゃんの知らない面をたくさん知った。
それで、もっともっと大好きになった。この旅行で、いつも以上にう一緒にいれて、
うれしくて、楽しくって。・・だから、行動であらわしてたつもりだったけど・・・。

「可愛いなぁ、やぐち♪」

前髪がかきあげられ、おでこにチュされる。
それから、鼻の頭や、瞼にも・・・顔じゅうにキスの雨がふってくる。

「大好き、やで?」

唇を塞がれて、いつもより冷たいそこが、ピタっと重なり合う。
スタンプみたいに、連打。
息のつく暇もないくらいに・・・・。

・・・・・・で、思った。
671 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)13時43分15秒
「ゆうちゃんが、悪いんだ!」
「へっ?」

スーハ―息を整えながら。

「・・だって、裕ちゃんが先に言っちゃうから、矢口、言えなくなるんじゃんかっ!」
「なんのことや?」

首にしがみついた。
恥ずかしいから・・。

「・・「好き」っていっつも思ってんのに、裕子が先に言っちゃうからぁ・・・・」

それは言いがかりだとおもうけど。
でも、ホントのことだし。
裕子が「好きやで」って言うと、矢口は「やぐちも」って言うしかなくて。
・・・だからさ・・・・・。

しばらく抱き合ったまま、ぎゅってしてると。
彼女の腹筋がプルプル震えてきて。

「・・くはっ!・・・なんやそれ!・・アタシが悪いんかい!!」

大げさに声を荒げながら、でもうれしそうに。
「好き」言うて、怒られるなんてなぁ・・・ケラケラしてる。

「そうだよ、裕子が悪い。裕ちゃんが連発するから、おいら、言う暇なくて・・・」
「あはっ、そうなん?・・・・んじゃ、今度から、あんま、言わんとこ―!!」

・・・・なんだと!
672 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)13時54分28秒
「ヤダ!・・ダメだよ、・・言ってくれなくちゃ、イヤだよう!!」

肩に顔をグリグリ押し付けて。
うわっ、なんか、おいら、めちゃめちゃ恥ずかしいこと言ってるぅ!

「はいはい、わかった、わかった。」

ええ子やねぇって、あやされて。
なんでだろう。・・裕子の前だと子供っぽくなっちゃうのは。
それがイヤじゃないんだけど・・てか、むしろうれしいくらいだし・・。
そういや、なっちも似たようなこと言ってたっけ。

ヤダよ、矢口だけの裕子でしょ・・・!

顔を持ち上げられて、真正面から見つめられる。
ドキドキしながらも、ちゃんと見返して。

「・・なぁ、矢口?・・」
「んっ?」
「・・判ってるつもりやけど、ときどきは、言葉にして欲しい、な?・・」
「へっ?」
「・・たまには、「好き」って、言ってな?」

切ないな笑顔。
矢口がさせてるの?・・

673 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)14時05分34秒
「・・なんでぇ?・・・ちゃんと、好きだ、よう・・・?」
「うん♪」

「・・好き、ゆうちゃんが、大好き。・・」
「ありがと、アタシも、好き。矢口、大好き♪・・」
「・・・うん。」

やさしい微笑みに、泣きそうになった。
温かいものが、込上げてくる。

・・・・・・・そして、いま誓う。

・・たとえ、いくつになっても、・・・ちゃんと、気持ちを伝えるんだ。
二人がおばあちゃんになっても、「好き」って、出し惜しみなんかしないで。
・・・裕ちゃんのように・・・・・。

「ゆうちゃん、大好き。」

抱きつくと・・ゆっくり腕が回ってきた・・・。
674 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)17時43分09秒
−−−−−−−−−−−−−−−

「・・チューしよっか・・?」
「うん♪」

細い首に、腕を巻きつけて。
誘うように、目を閉じた。

ぷにっ。
気持ちいー♪

「なっ、・・・口、開けて?・・・」
「・・ん、・・ん。」

うっすらとあけると、やさしく入ってくるゆうちゃんの舌。
強引に絡め取らないで、宥めるようになんども啄ばんでくる。
・・動くたびにさらさらと顔を撫でる髪の毛が、くすぐったいよ・・・。

「・・・・んくふっ・・はっ・・・・・」

口の端から洩れる吐息。
怯えながら、逃げてしまうおいらの舌を追いかけるように絡めとって、そののままパクン
って挟み込まれた。

ぶるっ。

「・・・ん、んんっ!・・・・」

それだけなのに、いろんなとこ触って欲しくなっちゃう。
675 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)17時50分48秒
「・・あっ、・・ん・・・・」

裕ちゃんの舌が容赦なく、おいらの中をまさぐる。
徐々に動いてきて・・歯の裏から、ベロの下まで・・そうして、隠れていた舌を見つけ
られると、ツンツンと誘うように突付かれた。

ツンツン。
ツンツン。

「・・・・う、・・ぅあ・・・・」

頭を抱えられてるから、逃げられない。
・・ってか、もともと逃げるとこなんてないし、逃げる気もないんだけど・・。
わざとそういうことするんだ。
見つけたとき、思いっきりしてくれるから。

・・・・・そして、かくれんぼは、おしまい。
676 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)18時02分55秒

誘われるまま、おずおずと差し出した。

はむっ。
唇で挟まれて・・それから、軽く歯があてられる。

びくっ!!
強い刺激が脳をさす。

やさしく包まれて、今度は挟み込んで引っ張られ・・・そのまま彼女の口の中まで、もって
かれて・・ぐちゅぐちゅと絡まれる。・・・そして、やぐちも動かして。

・・・・かすかに残るお酒の味。・・・でも、甘い・・かな?

「・・やぐち、やぐち?・・・」
「・・んぁ?」

呼ばれて、そっと目を開ける。

「・・なぁに?」

視線の先には、可愛い唇。
うわっ、これって矢口の唾液だよね・・?
キラキラしてるよ・・・・やらしい〜〜。

「・・・やぐち、今度は、やぐちがして・・?」
「・・へっ?」

「・・して?・・出来る?」
「・・うん、できる。・・」

うれしくて、しがみつくように腕をまわした。
677 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)18時16分16秒
薄目で位置を、確認してから。
顔を寄せる寸前・・・。

「噛まんといて、な?」

囁かれた言葉に、むぅってなる。

「もう・・噛まないよう!!」

そんな反応に、クスクス笑いながら。

「・・うん♪」

言う彼女なんか、無視して・・・でも、昨日ちょびっと噛んじゃったからな・・。
気をつけよ。

頭の中では、昨日、レッスンしたことを思いだす。
先生も、やりやすいように、口をあけて待っててくれて・・・。

んちゅ。

やらか〜。
気持ちい、ゆうちゃん。

されんのと、するのって全然違うんだよね。
なんで、今までしてあげなかったんだろう、・・・・ちょっと後悔。

それから、ゆっくり、舌を差し込んだ。
濡れた感触。
なんか、プリプリしてる。

「・・・・・ん、ンぁ・・・・・」

顔に吐息があたって。
感じてくれてるんだ。・・・うれしいよ―。
闇雲に動かしながら、なんどもなんども求め合った・・・・。
678 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)18時28分08秒
−−−−−−−−−−−−−−−

「・・やぐち、・・・ほれ、バンザイして!・・・」
「・・・・う、うん。・・」

素直に両手を挙げると、着ていたロングTシャツが捲り上げられて。
ちっちゃい頃を思い出す。・・・・ゆうちゃんって、お母さんみたい。
・・・そんなのも、照れくさいんだけど、・・・うれしくて。

「おう、可愛いブラやな〜♪」

・・・・・・・・・。
・・・お母さんじゃねー!!
恥ずかしいこと言うなよぉ・・。

抱っこするように腕が回されて、プチンってホックも外された・・。

開放感に、息をつく。
・・のも、つかの間。

「・・下も、脱いどこう、な・・?」
「・・うえっ?」

彼女の視線の先は、やぐちの両足。
浴衣のスリット越しに、見え隠れしてるのは、ブラとお揃いの豹柄パンツ。(お気に)

「・・だって、染みになっちゃったら、イヤやろ?」
「・・え・・・でもぉ・・。」

「・・ええやん、どうせ脱ぐんだし・・?」
679 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)18時37分29秒
強引に布が、割られて。
露になった下着を楽しそうに見てる。・・・・・・って、おい!

「・・ちょ、ちょっとぉ・・・・」
「ええから、少しお尻あげて?・・」

・・・・・・・・・・・・。

確かに・・・彼女の言うとおり、どうせ最後には脱ぐことになるんだろうけど。
・・・でも、いつもとは違う、行動に少しだけ戸惑って・・。

「・・・洗濯でけへんねんで。・・・ほらぁ!!・・」

誰よりも、矢口のこと知ってる人だから。
確かに、ぐちょぐちょになったパンツを持ち歩くのは、イヤだ。・・・けどさ。

「なに、恥ずかしがってんねん、ええから、早くぅ!!」

ポンって腿を叩かれた。
促されるまま、ちょこんとお尻をあげる。
そのまま、ずるずると引っ張られ・・足首にいくころには、クルクルに丸まって。
680 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)18時45分47秒
そうして、ポィと取り除いたそれを見るなり・・・・

「・・ありゃま、手遅れやったな。・・・・・」

アホぅ!!
恥ずかしさで、目の前の腕を思いっきりパンチした。

もう!!
ケラケラと笑いながら、腕を回そうとする、ゆうちゃん。
目の前が、彼女の影で真っ暗になる。

・・・・・って、ちょっと、待ったぁ!!!

「・・ちょ、あの、浴衣は・・・?」

中身はすべて脱がされてしまったというのに、帯を外してないせいで、ぐちゃぐちゃの
まま、形だけ残ってるそれ。
・・・不思議がって尋ねると・・・・。

「あぁ、それはええねん、そのままにしとってや。」
「なんで?」

「・・いや、浴衣でなんておつなもんやろ?・・なんかむっちゃやらしいから、楽しみ
にとっとくねんっ♪」

ニタニタしながら、言われた言葉にがっくりきて。
・・・・・この、へんた〜〜い!!!
681 名前:マコト 投稿日:2003年07月14日(月)19時01分01秒
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!kaiさんだぁ!!お久しぶりです(^_^)/~~
なんかkaiさんが更新してる時いっつもリアルタイムのような気が…。
ま、気が合うってことで(笑)今日も頑張ってください!
682 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)22時40分12秒
--------------------------

「なんか、矢口、ええ匂いするなぁ〜〜」
「・・そんなの、裕ちゃんだっていっしょでしょ!・・・」

・・・・同じお風呂に入ってたんだから・・。

クンクンクン。

「・・くすぐったいよ、犬かっ!」
「ええやん、ご主人様の匂いを確認しとるんや・・。」

「なんだそれ!・・いつから、矢口のペットになったのぉ?」

こんなふうに、しゃべりながらするのも変なんだけど。
裕ちゃんにそっくりな、うちのペットのことを思い出して、笑いがこみ上げてきた。

「・・・・はなちゃん。」
「・・んぁ?」

首筋を舐めてた彼女が、顔をあげて。

「はなちゃん、どーしてるかな?」
「あぁ。・・・大丈夫やろぉ・・最初だけや、人見知りすんのは・・・・」

そう、人見知りで、凶暴で・・ホント誰かさん、そっくり。(笑)

「クッキーとウマイことしてくれてればええけどな。」
「うん。・・・でも、どうする、・・・・赤ちゃんできてたら・・・?」

裕ちゃんそっくりだから、ありえないことじゃないって。(おい)

「・・って、クッキーオスなん?」
「あれ、言わなかったっけ?」

あかん、まだ、女にしたくないのに・・・ブツブツ言ってるよ・・この人。
・・・・私は、あなたにされました!!
683 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)22時52分07秒
・・・そんなやりとりも、手が動き出したらしゃべれなくなる。

首筋を舐め上げられて。
そのまま、鎖骨を撫でられる。・・唇が這うようにしながら、いろんなとこに触れてきて
小さな突起に感じたときには、思わず跳ね上がった。

「・・・ンやだぁ・・・んあぁ・・・・・」

尖ったソコをクリクリ捏ね回して、時折、抓むように持ち上げられると、思わず洩れて
しまう、やらしい声・・。
甘い疼きが、ダイレクトに下半身に伝わって。
裕子は、構わず両方を捏ね回すように、弄くってくる・・。

「・・気持ちい、やぐち?」
「・・ンぁ。・・やぁ・・ヤダぁ・・・・」

ブンブン首を振りながら、必死に許しを被るけど、もちろんやめてくれるはずがなくって。

「もう!・・・こんなにさせてるくせに、うそいい!」

言葉と一緒に、パクンって口の中に含まれた。
684 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時02分24秒

ぴくっ。
魚みたいに跳ねる身体に、裕子が笑う。

調子に乗った彼女は・・・
歯で、カリッと噛んで、舌全体でやさしく宥められる。・・それから、チュって吸い付
かれて、赤ちゃんみたいにチュ―チュ―吸われると、どうしようもなくなって。

「・・・ひゃぁ、・・あん・・あっ・・・」

えっちい声。
自分のじゃないみたい。

それに、気をよくしながら、あいてるほうの手で、もう片方の乳首に悪戯してきた。
まだ、やわらかいそっちを、ツンツンって突付くように弄られる。

「・・・やぁ・・だっめぇ・・・・・」

両方いっぺんにくる快感に、大きく首を振って訴えるけど。
あっという間に、固くした突起に、裕子がおかしそうに顔をあげた。
685 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時12分38秒
「・・全然ダメちゃうやんっ、ちゃんといいって言いやぁ!!」
「・・・ん、ヤダも―・・・やぁん・・・」

顔をあわせない。
こんな顔、見られたくないよ・・。

「・・・ったくぅ!・・・素直や、ないなぁ・・・・」

怒ってるわけじゃなくて。
むしろ、うれしそうに。

だけど、声がでない。
舌がうまく、回らないんだ。

それから、・・・・尖ったとこには触れないで、周りだけを舐められる。
同様に、隣の指も、・・ボツボツしたところだけを、くるくるされて・・・。

焦らすように、なんどもなんどもされる、舌と指の動き。

「・・・・んくぅ・・・・・」

いつもの倍くらいに膨れ上がった、突起。
触って欲しくて、うずうずしてる。

「・・・・・・んんっ!!・・・・・・」

・・・・やだ、ちゃんと、触ってよぉ・・・・・・・・

訴えるように、バタンバタンとお尻を揺らした。
686 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時22分04秒
「なんやそら!・・・ちゃんとお口で言えないの・・?」
「・・・んんっ!!」

「やぐち、お口、なくなっちゃったのぉ?・・」

意地悪く笑いながら、口の中に指を入れられて。
そのまま、舌の上に押し付ける。

噛んでやろうかとも、思ったけど・・そんなことしたら、なにされるか判んないから。

「・・・んんくぅ!!」

乳首がむぎゅぅ、抓られた。
痛いよ、それぇ〜〜〜。(泣)

すぐに、優しく撫でられて、ホッと息をつく。

その間も、親指でうねうねされて。

「・・・・気持ちい?」
「・・や・・・ん。・・」

頬を撫でられて、顔を覗き込まれながら。

「ダメ、ちゃんと返事して?」
「・・・・やーっ・・・・」

そのまま、パクンって食べられた。
687 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時32分44秒

「・・・やぐちの、甘いなぁ・・・・・」

・・・う。・・やだ、変なこと言うな・・・。

「な、な、・・・おっぱい出たらおもろいよなぁ〜?」
「ア、アホっ、・・・出るか!・・」

「わからんよ、ちょっとやってみるか。」
「・・・・・きゃぁ、・・ちょ、吸っちゃダメぇ〜〜〜!!!」

バキュームみたいに吸い込まれて、身体まで持ち上がった。
ちょっとぉ・・そんなにしたら、乳首おっきくなっちゃうでしょ!

カクン。
首がのけぞる。

それでも、裕ちゃんは、きゅって右の乳首を引っ張ってグリグリしてくる。
・・・って、それ、牛だろ!・・やぐちは、牛じゃねー!!

同様に反対も、歯でぐりぐりしてきて。

「・・ちょ・・も、・・んくぅ・・・・・」

ものすごい痺れが、脊髄を通り抜け・・・・一瞬、息が止まった・・・・。
なに、いまの・・すごい・・初めて・・。
688 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時41分56秒
「どう、気持ちいやろ?」
「・・・・・・・・・・」

どうしてそうやって、聞きたがるんだよ。
恥ずかしいのに。

「・・・・気持ちい。・・すごい、気持ちいって!!・・・・」

叫ぶように、絶えられなくなって、そう零すと、途端にやさしく舌に包まれた。
うれしそうな裕ちゃんの顔。

「・・よしよし、んじゃ、反対もしてあげないとな、寂しがってるから・・・」

今まで指でしてたほうを、唇で。
口でしてたほうを、指でされる。

・・・真っ赤になってしまった、哀れな乳首を見つめながら、心の中で・・・
「どうしてくれんだよう」なんて、唱えてみたりして・・・・・。
689 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月14日(月)23時51分11秒
−−−−−−−−−−−−−−−−−

「ありゃま、大変。・・・足のほうまで流れてきてんで♪」

形ばかり残ってる浴衣が、割られて・・・・露になる下半身・・。
ただでさえ動けない身体なのに、さらに押さえ込まれて・・矢口は為すすべもなく、
大股広げながら、お布団に横たわる。

「じゅるじゅるやん、やぐち♪」
「うっせ!」

見られてる恥ずかしさに、声を荒げて。
誰のせいだよ、も―!!!

そうして、お尻の下に敷かれるのは、おなじみのタオル生地・・。
お泊りの必需品で、・・矢口の愛液防止にって、こいつがあみだした優れもの。
・・・・・肌触りサイコ―の、吸収率抜群・・・・・・って、おい!

「もう、・・ゆうちゃん!!」

だから、恥ずかしいから、そんなに見ないで!!
690 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時00分00秒
「・・ゆうちゃん、も、ゆうちゃん、・・裕ちゃんってばっ!!!」

「なんやの?」

脚の間から、ひょいと顔をあげて。

「・・やだぁ。・・も、して、・・・抱っこしてよ・・・。」
「へっ?」

・・・・驚いた顔して。
急激に顔が、赤くなった。

「・・抱っこしてないじゃん、してくれる約束でしょ・・・・?」

・・・あれ、してあげるんだっけか?
そんなのどーでもいい。・・・早く、脚の間から彼女をどけたいから。

見られたくなくてそー言ったんだけど・・途端に彼女の顔がとろとろに蕩け出して。

「や〜〜ん、どうしたの、やぐちってば、可愛いこと言っちゃってぇ♪」
「うっさい、いいから、早く、抱っこしろ!!」

カーって熱くなる。
えっちの時の、可愛いは、恥ずかしいからいつも言うなって、言ってんのにぃ・・。
691 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時07分56秒
「かわい―♪」
「うるさい!」

手を広げた。
うだうだ言ってないで、早くぅ!

彼女はうれしそうに、顔を綻ばせながら・・着ていた衣類をすべて脱ぎ去った。
現れたのは、やわらかそうな、真っ白い体。

「やぐち♪」
「ゆーこ」

むぎゅうぅぅ〜〜。
ぴたっと、重なる体が気持ちいい。

・・・でも。

「冷たいよ、ゆうちゃん!」
「ん〜〜、そう?・・・・・やぐちは、あったかいなぁ〜♪」

・・・・体の中は、熱いくらい、だっての!

やっぱり、えっちなんかしないで、お風呂に行けばよかった。
このままじゃ、風邪引いちゃうじゃん。
692 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時13分18秒
「矢口が、温めてあげる。」

な〜に、恥ずかしいこと言ってんだぁ・・自分に突っ込みながら。
だって、やぐちのせいだもん、やぐち、誘ったから。・・・ここは、責任をもって。


背中に、腕を回した。
でも、寝ながら、抱っこっていうのも、ね―・・・。

裕ちゃんの心音。
ドクドクドク。
ありゃ、脈拍あがってる・・?

ってことは、おいらのも、聞かれてる?
693 名前:マコト 投稿日:2003年07月15日(火)00時19分01秒
やった!!昼夜両方リアルタイム!!
最後までお付き合いしますんで、頑張ってくださいね!
694 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時20分50秒
・・・ほどよい重み。
重くもなくて、それでいて軽くもなく。
こうしてるだけでも、十分気持ちいいよ。

・・・・・でも・・。

「・・・・ン、ハァ・・・・な〜んか・・・」
「・・・ん?」

「ゆーちゃんの、おっぱいくすぐったいよ〜!!」

なんか、ちょっと変な気分。

「・・あぁ。ゴメンゴメン。・・でも、・・・アタシは気持ちえかったけど、な?」

確かに気持ちいいと言えば、気持ちいいんだけど。
おいらのその言葉に、裕子が腕立てしながら・・なにやらクネクネ動き出した。

「・・な、なに?・・・」
「ん〜?・・・こういうの、どーかと思って、な!」

狙いを定めるようにしながら、乳首と乳首を擦り合わせる。
そのなまめかしい動きが、妙にエロティックで・・・。
695 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時28分17秒
「・・んはっ、やぁ・・・・・」
「気持ちい?」

「・・・・ん。・・やっ、それ、・・・気持ちい、よぉ・・・・」

コリコリとあたる。
裕ちゃんのそこも、おっきくなってきて。

くすぐったくて、ムズムズする。
もっとして欲しい感じ。

・・・なのに。

バタン。
倒れこんでくる人。
おいらは、彼女を受け止める。

「・・・ごめ・・。・・・体力ないわ・・もう、限界。・・・・」

・・・・なんだそれ!
もーっ!・・・矢口を変な気分にさせといて、オチはこれかい!
でも、そんな頼りないところも、裕ちゃんらしくて、・・・少しだけ笑えた。
696 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時36分42秒
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

――こういうのって、なんかいいよね。

抱っこしたまま、ときどき思い出したように、キスをして。
一気に燃え上がるようなのも、悪くないけど・・トコトコと弱火で温めてるような・・
やさしいえっち・・?

「大好き、ゆうちゃん♪」

思いが溢れて、そう言うと。

「あ・・そ?・・へ、あ、ん、・・ありがと。」

慌てながらも、うれしそうに笑う彼女。

・・・・・焦ってるなぁ。(笑)

・・・・ん?・・・おいらのせい??

今日は大サービスだぞ!
出し惜しみしないで、めいいっぱい言ってあげるよ♪

だって、今日の裕ちゃんなんか、可愛いんだもん。
それに、格好良かった。・・ガラスのしてるときなんて、も、惚れたね♪
697 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時44分08秒
目の前の白い首筋を、ペロンと舐めると、亀さんみたいに引っ込んで。
・・・じつは、くすぐったがりだってことも、昨日、初めて知った。

「なんで、逃げんだよっ!」
「・・やっ、ちょ、それ、こそばいって!!」

「いいじゃん、舐めさせろ!」
「・・ひゃぁ!!!」

甘くておいしい。
鎖骨も舐めちゃおう。
あぐぅ。・・・おいしそうだな、この骨。

・・・・あれ?

「・・ね、ゆうちゃん、やせた?」
「・・へっ?・・ん・・・あぁ、そう?」

だって、いつもよりも、骨がゴツゴツしてるもん。

・・でも、すぐに納得した。

舞台、大変だったもんねっ、・・・それでなくても、いっぱい気ぃ使ってたみたいだし・・・。
・・ちゃんと、食わせてたのに、なぁ・・・。
698 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時52分04秒

な〜んて、考えてたら・・おっぱいが揉み揉みされてて。
・・・・でたな、おっぱいマン。

「あれぇ、・・・矢口もおっぱい大きくなったんやない?」
「・・えっ、・・・うっそ!!」

パン生地みたいに、コネコネしてから。

「あ・・気のせいみたいや・・。」

その答えに、がくぅ・・・。
裕子が、ケラケラ笑ってる。

「でも、昔に比べると・・ちょっとは、おっきくなったかも・・?」
「ちょっとかよ!」

いいもん、そんな慰めいらねーよ!

「ほんじゃ、ゆーちゃんがおっきくなーれって、マッサージしたるからな♪」

言いながら、捏ねられる。・・・あっ、体の奥で燻ってたものが、蘇ってくる感じ・・・。
699 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)00時58分11秒
抱き込まれたまま、キスされる。
一緒ににゅるんて舌も、入ってきて。

「やぐちの、舌、や〜らか〜〜♪」
「・・・んんっ、・・やっん。・・・」

胸と唇・・・・両方からくる刺激に・・脚の間がムズムズしてきた。
擦り合わせるように、クネクネしちゃう。

・・・・・・・・裕子も気づいて。

「・・可愛いなそれ〜・・あかんは、ゆうちゃん、変になりそう!」

・・・・・矢口なんて、とっくになってる!
700 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時07分08秒
−−−−−−−−−−−−−−−−−

・・・・・・それは、突然に。

「・・・・ン、はぁん、やぁ―っ!!・・・・」

キスされたまま、きゅってアソコを包まれた。
ビクン、身体が跳ねる。

「やぐち、ええ顔やなーっ、めっちゃ、可愛いで?」
「・・ヤダぁ・・見るなぁー!・・」

首を振ると、反対の手で押さえ込まれて・・そのまま唇が近づいてくる。
意地悪な顔とは反対に、やさしいキスが、おいらの身体を熱くする。

ぐちゅぐちゅくちゅ。

恥ずかしい音。
ドンドン大きくなって。

「・・・ヤダぁ――!!」
「すごい、ぐちゅぐちゅやんっ♪」
「・・っさい、・・・ひゃっ!・・・・」

親指で、大きくなった突起をくすぐられた。
・・も、ダメだよ、そこは・・。

唇をかみ締めて、必死に堪えようとするおいらに、執拗なまでに苦しめて。
コリコリ。
蜜を絡めながら、滑らかに動かされる。
701 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時11分41秒
シーツをきつく掴んだ。

「・・・・・あんっ。・・・・・」

それでも洩れてしまう声。
やらしい。

「ええ顔、可愛い矢口♪」
「やっ!!」

冷たかった裕ちゃんの指が、おいらの熱でドンドン熱くなってく。

「可愛いよ、やぐちぃ♪」
「もう、言わないでよーっ!」

目を開けて睨み付けようとしたら、ひどくうれしそうに見つめてきて。
702 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時15分14秒
やさしく撫でていたソコを、きゅっ、って抓んだ。

・・・・・その瞬間。

目の前が、パチンって弾けて。

「・・・んやっ!!!」

堪えようとする意識が働く間もなく、ぐったりと、そのままお布団の上に沈んだんで
しまったんだ――。
703 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時21分54秒
*******************

白く霞がかった目の前が、徐々に晴れてくると・・・・
気だるさに重たい身体を引きずりながら、顔だけあげる。

・・・視線の先には・・・・お腹を抱えて蹲るひと。――

「・・・どうしたの?」

不思議がってそう尋ねる矢口に、見上げてきた彼女の額の真ん中には3本の線・・。
・・・・・あり、・・怒ってる?

「どうしたのやないわ〜〜〜っ!!・・・・いててててて。」

「いてて」言いながら撫でてる白い腿には・・・赤紫した痣が出来ていて。

「・・・・あっ。・・・」

もしかして。
・・・・・また、やっちゃった・・・?
704 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時28分11秒
そういえば、あの瞬間、思いっきり脚を蹴りあげたような・・・・・
・・・あまりの快感で、全然気づかなかった、けど・・。

・・・でも、さっきまでは、なかったものが、確かにあるわけで。

「・・ごめん。・・もしかして、おいらが、蹴っちゃった・・?」

多分・・・・いや、間違いなく、矢口の仕業だと思うから。

「・・・・って、気づかんかったんか〜いぃ!・・・・いたたたたた!!」
「・・わっ、うそ、ゴメン。・・ホントごめん。」

擦ってる白い太腿に、手をあてた。
綺麗な足なのに・・・どうしよう・・・。

705 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時34分02秒
「ゴメンネ。・・冷やしたほうがいい?・・・・・って、うわーっ!!!」

いきなり腕をつかまれて、そのまま布団に転がされた。

「な、なにすんだよう!!」

手を掴んだまま、おいらの上に乗っかってくる。
力の入らない身体では、なすすべもなく・・。

「な、な、なに???」

そうして、後ろで手が組まされた。
犯人を捕まえるみたいに・・・。

なんなの、この展開・・。
だから、おいらは、犯罪者じゃない!!
706 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時41分01秒
「まったくっ、困った子やで、やぐちは・・。」
「・・・・・・。」

「しゃぁないな、約束やもん。」
「へっ?」

なんか、裕ちゃんの声、怖い。
とんでもないこと、言い出しそうで。

「んな、イクたんびに蹴られてたら、裕ちゃんの身体、いくつあっても足らんちゅー
のっ!」
「・・・・う・・ぅ・・。」

・・・・すみません。

「しょーがないから、こーしとこっ♪」

スルスル―って音の後に、手首に何かが巻きつかれた。
・・反抗する隙もなく、おいらは、動けなくなる。

「ちょ、なんだよ、これー!!」
「うるさい!・・もう蹴られたないのっ!」
「・・ヤダヤダ、離して!・・外してよ!!!」
707 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時44分45秒
「反省し、反省!!」

・・・・おいらは、サルか?
って、ヤダ。なんでこんなことされなくちゃ、なんねーんだよう!!

バタバタバタ。
お菓子買ってもらえない子供みたいにそうすると、ぎゅうぅ、後ろから抱えこまれて。
耳元に囁かれた言葉に、ぎょっとする。

「・・足も縛られたいか?・・・あの人みたいに・・?」
708 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時51分05秒
「あの人」・・・で、頭の中をよぎったのは、昼間にみた映画のワンシーン。

団地妻が、押し売り強盗に無理矢理縛られて、やられちゃうの・・。
・・・エロエロのグログロで・・・うげぇ、また、思い出しちゃった・・。

・・・・・って、あれをおいらに、する気ぃ〜〜〜!!!!!

「あはっ。・・んなことせえへんよ、・・でも、どうかな、矢口次第やなぁ・・♪」
「どうする?」って声が聞こえてきて。

その言葉に背筋がゾーってなった。
熱かった体が急激に冷めていく。
709 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月15日(火)01時58分42秒

「ヤダヤダ。・・お願い、もう、蹴らないから、許して!!」
「・・ヤダよぉ・・そんなの!!!」
「ゆうちゃん、ゆうちゃぁーん!」

最後は涙声になって、懇願する。

さっきまでは、あんなに幸せモードだったのに、なんで、こーなるんだ!!


だけど、彼女はあっさりと・・。

「・・ええやん、たまにはこういうのも。・・・旅の思い出やろぉ♪・・・」

・・・・・はい、こういう人、でした・・・・・・・・・。
710 名前:kai 投稿日:2003年07月15日(火)02時05分37秒
・・・・長いエロで。(汗)
でも、まだ、続くんです。・・・・ホントに好きやなって、言われそうだな・・・。
この先はですね・・・中澤さん、暴走されます。かなり、いや、そーでもないか。

やー、甘いエロってなんか、むず痒くて・・好きなんですけどね。
だから、本来のアタシがでてくるんじゃないかなって、感じでーす。

・・・・・お仕置きって、響きがなんか、好き♪(←へんたい)
711 名前:マコト 投稿日:2003年07月15日(火)02時10分42秒
深夜まで更新お疲れ様でした!

『お仕置き』っていう響きは自分も好きです(←ヘンタイ仲間…?)
中澤さんの暴走ぶり、楽しみにしてます!!
712 名前:kai 投稿日:2003年07月15日(火)02時16分41秒
>マコトさん・・本日もリアルということで・・なんでこんなに気があうんでしょ?
前回は切ない感じで、で、今回は・・・・なに?(w
すみませんです。・・・でも、好きって言っていただけると、うれしいです♪

>読んでる人@ヤグヲタさん・・次の展開はこんなんなってしまいましたぁ。
あれ・・・外した? 写真集の妄想話・・進んでます。かなりエロな感じで・・・。
また、読んでやってください。(ぺこり)

>659さん・・切ない矢口も、しおらしいのも・・いろんなの書きたくなって。
だから、こんな、まとまり無いものが出来上がるんですけどね・・。(汗)
ハロプロニュース・・もっと突っ込んで欲しかったですね。・・紺野さん、邪魔!!
でも、おうちで、キャーキャーは間違いなし!(お持ち帰り?)

続きは、すぐに出来そうです。(多分)
感想などいただけたら、うれしいっす!!
713 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月15日(火)21時39分28秒
更新お疲れ様です!!!
今回のエロはいつもと違うのかなぁと思ったけど、やっぱりこうなってしまうのですね…(^o^;)
続き楽しみにしてま〜す♪♪がんばって下さいネ(^^)/~~~
714 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月19日(土)17時06分07秒
やっぱり、kaiさんの書くやぐちゅーはいぃですね(~o~)
いつも楽しみにしてます!(^^)! そしてもっとx2、やぐちゅーが好きになりました!!
続き待ってますよ☆頑張って下さい♪
715 名前:マコト 投稿日:2003年07月24日(木)01時20分20秒
kaiさぁん、待ってますからねぇ!!
急かしてごめんなさいm(_ _)m
でも、続きが早く読みたかったり・・・。
ではでは、マターリと待ってます。(←どっちだよ!!)
716 名前:kai 投稿日:2003年07月26日(土)21時37分27秒
ご無沙汰です!
やっと、PCのほうも無事退院してきて、これで心置きなくできるぞってことで。
え〜と、無駄に長いこのお話も、ようやく残すところ、わずかとなりました。
こんなになる予定ではなかったんですけど、いつのまにか膨らんじゃって。(汗)
・・・書いてるあたしがビックリです。
717 名前:kai 投稿日:2003年07月26日(土)21時45分33秒
そういえば、DVD買いました。

「か〜わいい〜〜っ♪」
全部矢口ってのも今までないですよね、まぶしすぎて一気には観れませんでした。

プールのシーンで、浮き輪にプカプカ浮かびながら持ってるビーチマットの上に、
黒ビキニの姿の中澤さんが見えたのは、・・・気のせいですか・・?
あと、海で大はしゃぎしてるその横で、水かけて遊んでるのも・・(幻?)
そうそう、“ひとりじゃ淋しい・・"のあとに、ゆうちゃんがいないと。って
声、確かに、聞こえましたよね・・・?(←幻聴?)

ついにここまできちゃった?・・・・なんかヤバすぎ??
んでも、ま、アタシひとりじゃないだろうなってことで。(おい)

しっかし、動くビキニってのも、堪らんなっ。(←結局はそれ)

718 名前:kai 投稿日:2003年07月26日(土)21時51分49秒
え〜と、そんなかわいい矢口さんに、うっそ、こんなことまでさせちゃう?!・・
・・・・・といった感じの内容になってま―す。(←なんじゃそりゃ)

いつもエロエロなアタシが、今回ばかりはさすがに、どうしようか悩みました。
んでも、最後まで読んでいただければ、多分、わかってもらえるかなっという
ことで・・・。

なんで、中澤視点で書くとこうなってしまうのか、疑問を持ちながら・・・
前置き長く、・・・本日の更新です!
719 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時07分55秒
*******************

ずっと、いい子いい子しててあげたいのに、・・・急に意地悪したくなっちゃう。
喜んでる顔がうれしいはずなのに、・・泣いてる顔も堪らんなって思ってまう。

・・・・だって、・・・矢口が、可愛すぎるから、いけないんやんっ!
それが、身勝手な言い分やとは、わかってるけど。(苦笑)

------------------------------

うわっ、めっちゃ、ゾクゾクするぅ。―――

「やぁん、可愛いい〜〜〜♪」

布団に寝ころびながら、後ろ手を一つに組ませて。
形だけ羽織られてる浴衣からチラチラと見え隠れする白い肌が艶かしく染まってる。

こういうことすんのは、初めてやけど。・・ん、でもそういう趣味の人たちの
気持ちも判らんくない・・かな?

「ゆうちゃん、ヤダぁ、離してぇ〜!!!」

耳まで真っ赤に染めながら、「ワーワー」懇願してくるのに。
「んな、離すわけがないやん」心の中で突っ込んで。
アホやなぁ。・・こんな楽しいとこで、終わらせるやつがどこにおるいうん?
アタシは、そんな奴ちゃうで・・・ま、アンタが一番よく知ってると思うけど。
720 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時18分56秒
「ええ格好やな〜、やぐちぃ、めちゃ可愛いでぇ♪」

ニタニタしながら、そう言うと、キッと睨みつけられて。

「バカっ、変態!!!・・・うぅぅ・・アホぅ・・・・・」

そうして諦めたのか、そのまま布団に顔を押し付けた。
あはっ、ホンマに可愛い反応やわ。・・・・んじゃ、もうちょっと意地悪♪

よっこらしょ。

小さい身体を持ち上げて、伸ばしてた自分の脚の上に乗っける。
矢口の身体がうつぶせに、横たわって。
ちょうど、お尻のところが、アタシの膝の上になった。
・・・・・・なんか、これ。(ニタリ)

「な、な、なに、すんだよ、裕子ぉ!!」
「ん〜〜?・・て、そんなおっきい声出さないの!・・いくらここが“離れ”
やからって、お隣さんに聞こえちゃうやろぉ?・・」
・・・・ただでさえ、アンタの声、響くんやから。

「うぅ・・だってぇ。・・じゃないっ!・・や、なにこれ、ヤダぁっ、もいい加減
にしてよっ、ゆうちゃ!」

泣きそうな顔をこっちに向けて。
あかん、そんな顔されたら、ムズムズしてきちゃう。

「ええやん。・・・・に、しても、可愛い“おちり”やなぁ〜〜♪」
721 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時31分45秒

目の前のすべすべのそれを、撫で撫で。
やん、やらかくて、赤ちゃんみた〜いぃ♪

・・・半分だけしか見えとらんちゅうのが、また、やらしさをそそるんや。

「ちょ、ヤダぁ。・・も、勝手に触るなっ!!」
「なんでぇ?・・・アタシんやろ?」

彼女の様子を伺うと、バタバタ足をもがきながらも、ハアハア言っきてて。
真っ白いシーツの上には、涎の地図が出来ていた。・・ほぅら、感じてるやんっ♪

「やぐち、お尻、気持ちいのぉ?」
「・・ん、はぁ・・・やぁ・・も、ぜんぜんっ・・!」

フッ、素直やないなぁ・・。
どうして、この子はアタシの心を擽ることばかり言うんやろねぇ・・。(苦笑)

「なぁ、矢口ぃ。・・こうゆ―格好されると、なんか、お尻ペンペンしたなる
なぁ・・・」
「・・・・ぅえっ!!?」

真っ赤な顔が、アタシを見上げてきた。
それに、にぃって微笑んでから。

「そういや、・・・・・“お仕置き”するんやったっけ?・・」

矢口の瞳孔が、さらに広がる――――
722 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時42分03秒
----------------------------------

「いやっ!・・そ、そんなことしたら、舌噛んで死んでやるから〜ぁっ!!」

ワナワナさせながら、吠えるのに。

「ふっ、せえへんて。・・・・・せえへんけどぉ・・。」
「・・・う・・ぅぅ・・・」

「んじゃ、ゆうちゃんのゆーこと、聞いて、ね?」

噛まれないように注意しながら、可愛くお願いする。

「・・・・うぅ・・な、なに、を?」

・・・・・恐々と。

「・・・そんじゃ、とりあえずは、お布団の上に、膝立てて座って、み?」
「・・・・や、・・やだぁ・・・・」

「ええから。・・むっちゃ気持ちぃことしちゃるからっ!」
「・・やぁ・・・やぁ・・・・」

撫で回してた手のひらの動きを止めて、手を振りかざす仕草をとると、途端に
怯えた仔犬みたいな顔をする。
・・・・・んなこと、本気でするわけがないやろが。(苦笑)

だけど、彼女には効果覿面だったようで・・もそもそとアタシの膝の上から降りた。

「・・・・ゆう、ちゃ・・・?・・」
「ええから。・・・お尻、こっち向けて・・・?」
723 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時49分41秒
「・・う・・・ぅ・・・」

唸りながらも、イヤイヤ従うのに、征服感が満たされる。
動物のように四つんばいになりながら、手が使えない彼女は、まっさらなシーツ
に顔を埋めて・・。
・・・・その可愛いらしいお尻を、さらに高く突き出す形となった・・。

あははっ、すご〜〜い、かっこ♪

・・・ま、残念ながら、お目当てのところは浴衣に阻まれて見えないけど・・。

「なんでこんなことすんだよう!」
「裕子のバカぁ!」「エロ魔人!」「変態!!」「もう死んじゃえ!!」・・ets

そんな声を聞くたびに、ますます興奮してくるから、手に負えない。
隠されてるから、余計に、見たくなるんやろね。
・・・・威勢がいいのも、今のうちだけや。
724 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)22時56分03秒
「な、なに、・・・いやっ、やぁ、だめぇ〜〜!!」

浴衣の裾を、じわりじわりと持ち上げて。
徐々に見えてくる体に興奮してくる・・ふくらはぎ、白い太腿、そうして桃みたい
な可愛いお尻が半分だけ。・・・・うりゃ、見えてきたで!

「静かにしとき!」
「・・う・・ぅ・・やめてよっ、・・・なんでぇ、こんなことすんのぉ!!」

・・・・さぁ、なんでやろね。
矢口の困ってる顔が、そそるから?・・・・なんて言ったら激怒するんやろな。
725 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時06分54秒
「ほら、可愛いおちりが丸見えやぁ〜♪」
「・・・うぅ・・・くぅ・・・・」

隠してるものがすべてなくなると、不安そうに身体が揺れる。
現れたのは、プリンとした綺麗なかたち。・・・なんかウマそうやな。(w

(あぐぅ)

「ひゃん!」

すべすべのそこに、歯型をつける。
あたしのものやって、しるし♪
そうして、ペロンて舐めてあげ。
舌で、何度もなぞりながら、緊張してる身体をほぐしていく・・。

スリスリ頬ずりする。
こうしてるだけでも、幸せや♪・・・やらかいなぁ・・気持ちいぃ。

「ちょ、ちょっとぉ・・・・・んや、ヤダぁ!!」
「ええ感触ぅ・・すべすべやんっ♪」
「も、ヤダってば!!」

お尻をフリフリの抵抗。

「あはっ、それも可愛い―っ。あかん、やぐち、アンタって、めっちゃ可愛い
すぎ!・・・あぁ、そうやん、・・・なぁ、ビデオ撮ってい?」
「はぁん?!!」

726 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時13分17秒

「ええやんか、せっかく持ってきたのに、あんま撮ってないし・・旅の思い出に
ちょこっとだけ、な?」

可愛くおねだりすると、「ドスっ」って後ろ蹴りされて。
・・・・・・アンタは、ウマか?

「んなことしたら、マジぶっ殺すかんなっ!!!」

えらい剣幕やけど・・・お尻丸出しで言われてもなぁ・・・・。(苦笑)

「こらこら、アイドルがそんな言葉使わないの!」
「ってお前が言うなっ!・・・うるさい、うるさい、うるさ〜〜いぃ!!」

遠吠えのように、こだました―――。

727 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時24分31秒
------------------------------------------

息のあがってくる彼女の様子を確認しながら、あたしはマッサージに没頭する。
・・・それでも、足だけは頑なに閉じたままで。
なんや、・・・焦らされてるみたい・・・。(苦笑)

「や〜ぐち、そんじゃなんも出来へんやろ、・・・ちょ、足開いて、み?」
「やだぁ!!」

こんなに感じてるくせに。
腿から、膝のほうまで垂れてきてる雫を掬ってみせる。
・・・・うりゃ、ネバネバやん♪

「だいじょうぶ、いっぱい気持ちいことしちゃるから?」
「・・・う・・やだよ、も、いいから手ぇ外してよ、痛いぃ!!!」

そうやって暴れるから、痛くなるんやん。

「いいから、やぐち、な?」
「やだってばっ、しつこい裕子!!」
「素直やないなぁ・・このまま何もせんほうが辛いやろ、な、やぐち、早くぅ・・
やぐち、ほら、ほら、・・・・や〜ぐちっ!!」

この子がどうすれば、足を開くなんてのは、とっくに承知済み。
呪いのように、しつこく繰り返せばそのうち根負けするのは、いつものことだから。

「・・・・・・もぉ・・・アホ裕子ぉ・・・・・・」

言いながらも、ジワリジワリと膝が緩むのに。
ほらな、伊達に何年も付きあっとらんて。(苦笑)

728 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時35分52秒
「はいはい、おりこうさんやねぇ♪・・いっぱい可愛がっちゃるからなぁ♪」

満面の笑みを返して、露になった矢口の真ん中を見つめる―――・・。

「・・・んんっ、・・や、ゆうちゃ・・?」
「そのまま、しとき!」

やさしく言いながら、二つの双方に隠れてた部分を直視して。
その、なんともいやらしい創りに、「ゴクリ」・・唾を飲み込んだ。

前からならば、さんざん見つくしてるけれども、逆さからっていうのは、同じ
もんとは思えないくらい・・・・・なんか、卑猥なかたちしとる。
まだ、触ってないのに、すでに開いちゃってる内部からピンク色の粘膜が覗いてて。
そこから、おもらしでもしちゃったかのように、流れ出てる液体が・・・。
・・・・やらし〜〜〜〜、ていうか、なんかエロ〜い♪

そして、なによりも、アタシの目を引きつけて離さないのは・・・・

「や〜〜〜ん、ここ可愛いぃーっ、めっちゃピクピクしてるぅ・・♪」

ちゅうか、可愛い子っていうのは、こんなところまで可愛いもんなんやね。
排泄器官のはずなのに、汚らわしさは微塵も感じない。
逆に、愛しささえ覚えてくるから。

ピンク色のシワシワした蕾。アタシに見られて恥ずかしいのか、ヒクヒク呼吸を
繰り返して・・・。
729 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時46分13秒
「ちょ、なにぃ・・・やぁ、やめてよっ、どこ見てやがる、エロ裕子!!」
「ん〜〜〜?」

うっさいな。
えい!
力を込めると、少しだけ中が見えた・・・あらら、ここもピンクなん?(w

「・・きゃっ、うそ、信じらんないぃ・・ひど、見るなよ、いやっ!!」

ギロリと睨みつけてくるけど、アタシと視線があうと、すぐに逸らす。
そうやって、恥ずかしがる姿が、堪らない。

「なっ、この可愛いとこ、弄ってみて、い?」

大好きな子の、こんなところまで見れてしまう自分に、ちょっとした優越感?
だって、・・・国民的アイドルのこ〜んなところ、アタシしか見たことないて。

「・・・ばっ、やだってぇ、・・んなことしたら、許さないぃ!!!」
「ええぇ〜、したりたいのにぃ・・・んじゃ、ここならええもんなぁ?・・」

やわらかい襞を掻き分けて、薄いピンク色したそこを、大きく露見した―――
730 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月26日(土)23時58分16秒
--------------------------------------

「・・やぐちぃ・・なんか、バラの匂いすんで・・・?」
「・・・うっさい、いちいち言うなっ!!・・・・」

クンクンと嗅ぐような仕草に、さらに身体を震わせて。

「ゆうちゃん、もうヤダよぉ・・・・・・この格好、恥ずかしいぃ・・・」
「ん〜?・・そうかぁ?・・・・でも、めっちゃ興奮しとらん?・・」

「してねーよっ、変態!!」

なんで、そこ、変態やねん。
ちゅーか、こんなん普通でもするやろ?
こんなことでも、恥ずかしがってしまう彼女に、もっといろんなことしたくなる。
矢口が知らない世界を、いっぱいいっぱい教えてあげたい・・。

「ゆうちゃん、腕が痛いよ・・」
「ゆうちゃん、膝がヒリヒリしてきた!」
「ゆうちゃん、腰が曲がっちゃうよう!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・うっさいなぁ・・もぉ。(苦笑)

騒ぎながら、暴れるせいで、捲くっていた浴衣が「バサリ」と落ちてきた。
途端に、秘密の部分が、隠されてしまう・・。

「ホッ」と息をつく彼女が可愛くて・・アタシは新たな意地悪を思いついた。

矢口の手首を戒めていた帯をスルスルぅ〜と外して・・体を解放してあげると。

「えっ?」

驚きの声をあげるのに、苦笑する。

「なんや、痛かったんちがうん?」
「・・・あ、うん。・・」
731 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)00時06分54秒
拍子抜けしたように、きょとんてしながら、体を崩そうとするのを慌てて押さえて。

「あかんて、まだ、崩しちゃダメっ!」

・・・・・それより。

「なっ、やぐち、これ持っといてぇ・・?」
「・・へっ??」

手を摑んで、少しだけ赤くなってしまってるところを擦りながら、自分の浴衣の
裾を持たせた。

「・・舐めてあげるから、それ、ちゃんと、持っとき・・?」
「・・・・う・・・ぅ・・・」

「ヤダぁ」って全身で表しているのに、それでも「恥ずかしいから脱ぐ」なんて
言葉が言えるわけないことも、すべて判ってる。

「どうした?・・・舐めてほしくないん?・・」
「・・・あ・・・ぅ・・・・」

「や〜ぐちっ?」

やさしく声を掛けると、観念したように首を振りながら・・ゆっくりと持ち上げる動作に
アタシの顔は、これでもかってくらい綻んで・・。


732 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)00時19分48秒
------------------------------------
「やぁ、・・・恥ずかしいよぉ・・・・」

っんなの、恥ずかしくない“えっち”なんて、ないやろ!
だけども、この体制には抵抗があるらしく、しきりに「ヤダヤダ」言って。

そうかなぁ?・・アタシからしたら、前から大股開くんほうが、よっぽど恥ずか
しいと思うけど・・。
ヤグチ曰く、・・・こう、差し出してる感が、あるんがイヤなんやと。
・・・確かに、「食べてぇ♪」って言われてるみたいやもんねぇ・・。

「・・・・んんっ、はっ、やんっ・・んぁっ・・・・・」

ぴちゃぴちゃとミルクを飲む仔犬みたいに、音をあげて。
奥まで舌を這わせながら、零れてくる甘い樹液を飲み込んだ・・。
・・・・・可愛らしいそこを、絶え間なく愛してあげる。

「どてっ」アタマが布団に、沈む。
途端に見えやすくなる内部に、大きく指先で広げてみると、小さな穴が二つとも
ヒクヒク蠢いて・・。
・・・・・うわっ、やっらしぃ〜〜〜〜。
733 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)00時33分12秒
「・・・うぅ・・やんっ、・・・ゆうちゃ・・・」
「ん〜?・・あららら、もう、開いちゃってんで?・・・・どうして欲しいの、
やぐちは・・?」
「・・・ヤダぁ!・・言わせんなよっ!!・・」

アタシの意図を理解して、またお尻が揺れた。

「・・・・指、欲しい?・・・・」
「・・ん・・・ぅん。・・・・」

助け舟をあげると、微かな声でコクンと頷いて。
や〜〜〜ん、可愛いよぉ♪

悪戯したままだった、突起から左手を外して・・ヌルヌルの粘膜のほうへ移動する。
反対の指先で、大きく広げながら・・・捩じるように、ゆっくりと・・・・。

「・・・・・んくうふぅ・・・んんっ!!・・・・」

音をたてながら、アタシの指が、やぐちの中に収まる。

「・・・ふわぁぁ〜〜〜〜・・」
「・・気持ちいぃ、ヌルヌルや、・・・痛くない・・?」

「・・・ぅん。・・」

熱いくらいの中。・・・腰が揺れるのに合わせて中の指を動かしてあげる。
入口付近をクニクニさせながら、ゆっくりと抜き差しさせると、途端に悲鳴を
あげて・・・。

「気持ちいの、やぐち?」
「・・ん・・・んあっ・・・」

可愛い声。
あぁっ、やっぱ、顔見たいわっ!・・指入れんときの、やぐちって妙に色っぽく
なるからぁ・・。
734 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)00時42分09秒
・・・・・だから。

足首を摑んで、そのまま、「コロン」って転がすと・・・。

「・・・んひゃぁ!!」

指を入れたままだったせいか、変な声をあげる。
そうして、真っ白い背中から一転、ピンク色のほっぺが、アタシを捉えて。

「・・・かわい、や〜ぐちっ♪・・」
「・・んやだ、やだよぉ・・見んなぁ!!!・・」

どっちやねん、も―!・・・・自分で言うたくせに。
どっちにしても、恥ずかしいは変らないってことか。

慌てて顔を逸らそうとするのに、顎を摑んで強引に唇を合わせる。
ついでに、舌も差し込んで・・・・。

「・・・・・・んんっ、・・・んぁ・・・・・」
ぐちゅぐちゅと淫らな音をあげながら、柔らかい咥内を動き回る。
熱い舌を絡めると、中に潜り込んだままの指がきゅうっと締め付けられた。

あはっ、もう、感度ええなぁ♪
735 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)00時53分37秒
「・・・・んんっ、プハっ――!!!・・・・」

あ・・もう、なんで、離すんよ。
ダメ、もっとチュウしたりたい。

尖った顎をもう一度摑んで、こっちに向かせる。
そのまま、ふさいで。

「・・・・んんくぅ!!・・・・」

指も一緒に上下させ。
お隣の人差し指も混ぜると、苦しそうにもがく矢口。
痛くはなさそうやけど・・。

もう、閉じられない脚・・・羞恥を感じる余裕も無くアタシの愛撫を受け入れて
くれるのがうれしくて。
反対の手で、お尻の蕾も悪戯した。
気付かない・・いや、気付いていても・・してって言ってるのかも。

腰が突き上げられる。
艶かしいその動きに、アタシの息もあがって・・。

・・・もっとぉ・・・って、言うてるんよね?・・


736 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月27日(日)01時06分57秒
「・・・・・んんっ、・・・ゆうちゃ・・・・」

だいぶ、ほぐれてきた内部に。
矢口の蜜が、指から伝って、腕のほうまできてる・・。
今日はすごいな、一段と・・。(苦笑)

んじゃ、そろそろ、ええかな?・・・こんくらい、ぐにゅぐにゅやったら・・・・・。

キスしたまま、目を開けると、ぎゅうって唇を噛み締めながら、必死に戦ってる
彼女がいて。
・・・・・・アタシの、心臓がきゅうんってなった・・。

・・・待っとき、矢口。
ゆうちゃんが、めちゃええもの、あげるからな。
これで、震えちゃうくらい、気持ちよくしてあげる♪

小さな体を抱えたまま、手だけ大きく伸ばして・・・。
・・・・枕の下に隠してあったものを取り出した――――

737 名前:kai 投稿日:2003年07月27日(日)01時11分19秒
ええのか、こんなん書いて・・・。
とりあえず、今日はここまで。あと半分くらいあるんですけど(←長すぎ)
それは、また今度に・・・・・さすがに、胸焼けされるでしょうから?(w

今日できればいいんですけど、そんなに待たせないようにがんばります!

そして残りはラスト、・・2回。(予定)
最後まで、懲りずにお付き合いください!!
738 名前:kai 投稿日:2003年07月27日(日)01時26分22秒

>マコトさん・・すみません、お待たせしました!!(土下座)
「へんたい仲間」(←決定で)・・のマコトさんをお待たせさせるなんて・・。
次回はあんまりモヤモヤさせないように、早めに更新がんばりまっす!

>713さん・・ごめんなさい!(再び土下座)
すみません、やっぱりこうなってしまうのは、アタシのせいです。甘いままで
終わりにしようと何度も思ったんですけど、どうしても入れたいのがあって。
・・・最後は・・・甘く終わる(予定)なので、それでご勘弁を・・。

>714さん・・ありがとーございます!
やぐちゅー少なくなりましたからねぇ・・そう言っていただけると。(w
これからも、ネタはあるので、ドンドンがんばります!
どうぞ、読んでやってください。(ペコリ)

なんか、早めにとかいいつつ、遅くなってしまいすみませんです。
・・んでも、このお話は、今週中には終わらせようと思ってるので、ぜひとも、
チェックしてやってください。(ペコリ)


739 名前:マコト 投稿日:2003年07月27日(日)09時54分17秒
よっしゃーー!!kaiさんふっかーつ!

中澤さん、今度は何をだそうとしてるんですか?
にしても、ここの矢口さんはまじで可愛いっす!!!

DVDまだ見てないんですけど、(っていうか買ってない(爆))
写真は雑誌とかで結構見てます。
あと、ラジオで言ってたんですけど、水上スキーだったけ?
あれ、実は楽しんでるんじゃなくて、怖がってたみたいです(笑)

では、今宵、また見に来ますよkaiさん(ふっふっふっふっふ)
740 名前:マコト 投稿日:2003年07月27日(日)10時01分38秒
あ、そうそう、もう知ってるかも知れませんが、8月に矢口さんのエッセイが
でるらしいです。
あと、石黒さんの子育てエッセイ(?)みたいなのもでます。
最近やぐちゅー不足で、このエッセイでちょっとは復活できますかねぇ?
741 名前:やぐちゅー中毒者セーラム 投稿日:2003年07月27日(日)14時28分30秒
は、鼻血が・・・
残り二回頑張ってください、こそこそ見てますんで
742 名前:kai 投稿日:2003年07月30日(水)14時16分32秒

昼間っから、こんなん書いていいのか・・。
と、思いつつ、更新で―す♪
743 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)14時38分15秒
******************

膝の後ろに手をあてて、胸のほうまで「ぐいっ」と折りたたむと。
ふにゃんってした身体は、いうことを効かずに。
すばやく枕を、腰の下に突っ込んで・・・、お腹苦しくないように・・な。

・・・・に、してもええ格好やわ♪(にんまり)

・・室内ライトが、矢口の真ん中を照らす。

トクトクと流れ出る蜜。
舐めたら甘いことも、知ってる。

「やぐち、やぐち、・・ええ子やから、力、抜いときいよ?・・」
「・・・う・・・ぁん・・・・・・」

トロンとした瞳が、可愛くお返事して。
なんか、意識も朦朧としてる感じやなぁ〜・・・。
よっしゃ、いまのうちに、やってまおっ!!

足を開かせて、露になったソコを大きく露見した。――
744 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)14時53分08秒
(かわい〜〜っ!!)

はやる気持ちを抑えて。
ゆっくり、ゆっくりを唱えるように。
・・・お口をパクパクさせてるところに、あてがった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「・・・・・・・・・・・・・・・うえっ!!」

大きい目が、パチンと開く。
それに気付いたけど、無視してから。

波にあわせて、タイミングをはかりながら・・。

「え、え、ええっ?・・・・ちょ、ゆうちゃ、なに、してんの〜〜〜!!」
「・・・ええから、じっとしとき、いま、ええことしちゃるから。」

ゆうちゃん、いま、忙しいねん。
ちょ、黙っといてぇ・・。

「じっとって・・・・うえっ!・・・・や、ヤダぁ・・・きゃっ、なにっ!!」

バタバタと暴れ始めた。
あぁ〜〜・・・もう少しやってんのにぃ〜〜〜・・・。

745 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時03分13秒
「なにぃ〜なっ、・・おとなしくしときぃよっ、気持ちくしちゃるからぁ!」
「ヤダよう!・・・・・・・てか、なんだ、それ!」

なんとか起き上がると、アタシが持ってるものを指差して。

・・・・・なに、・・・って・・・ねぇ・・・。(笑)

「見てわからんの?・・・おもちゃやで?」

矢口の目の前を、ブ〜ラブ〜ラさせると、途端にカーと赤くなった。
・・・一応は、なんなんか知ってるわけや。(二マリ)

「・・な、そんなおもちゃ、どこで・・・・・ぐあぁぁ〜〜〜!!!!」

でかい声。
キンキンするがな。

「うっさいで、やぐち!!」
「ごめっ、・・じゃねーよっ!・・・お前、まさか、買って、きたのぉ〜?!」

もしかしてっていいながら、交互に見つめるのに、「うん」って頷いて。

「せやで、あっこの“秘宝館”で見つけてん、やぐちにええかなぁ〜思うて♪」
「・・・この、どアホぅ!!!」
746 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時17分33秒
ふにゃふにゃパンチが、飛んできた。

「なんで・・ええやん別に、売ってるもん買って、どこが悪いねんっ!」
「そういう問題じゃね―!・・だから、おいらがいいたいのは・・そんなもん
買ってるとこ、誰かに見られたらどーすんだって話だろ!」

「そんなん、別に・・買ってるひともいたけど、なんも言われなかったで?」

拗ね気味に。
喜んでくれるとは思わなかったけど、そんな怒らんでもええやんか・・。

「うげっ、サイアク・・。アンタさ、おとといまで明治座たってたんでしょ?
・・・そんで、うちらの元リーダーで・・・一応はアイドルもしててさ・・。」
「・・・・うん。」

一応ってなんやねん、バリバリアイドルやったっちゅうの!

「・・だから、なんやねんな、そんな、ハーハー溜息付かんといてよ・・。」

っんな、呆れた顔せんでもええやんか。

「溜息もでるつーの!・・ハア・・ゆうちゃん自覚が無さすぎるよ、てか、信じ
らんない・・・アホだね・・。」

むぅ。

「アタシはいつまでも、エロスを追及しとんの、矢口の身体を開発するために・・
日夜、努力と・・・・・・・」
「言ってろ!」

ぺチン!
いたっ。
747 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時27分45秒
もう、アタシのおでこは太鼓やないねんから、そんなポンポンポンポン叩かん
といてよ・・・。
・・・アンタのためを思うて、買ってきたちゅーのに、なんや、この仕打ち。

・・・・んな、ことより。

「ええから、やるでぇ♪」
「ヤダよっ、絶対ヤダぁ!!!」

「なんでぇ?・・結構したんやで・・・・いいから、あんよ広げる!!」

「・・やぁ―っ、そ、んなおっきいの入らな〜い!・・てか、そういう問題じゃ
ねぇ――っ!!!」

自分に突っ込みながら。
んな、喚いてる子なんて、無視して、強引に足首を摑むと、ぐいっと開かせた。

・・ほぅら、大洪水してるぅ♪

「素直になり―よっ、・・・ヒクヒクしとるやん、ええから、黙って寝ぇ!!」

足を引っ張ると、コトンって感じに転がって。
もう、力とかも入ってないんやろなぁ・・・ま、それは、好都合や♪
748 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時38分34秒
「んじゃ、入れるでぇ♪」

指先で、「ぱかっ」と開かせて・・手に持ってるものをあてがった。

「う、うそでしょ、イヤっ、・・いやだよ、入れないで、いやぁ―!!!」
「・・大丈夫ぅ。一番細いの選んできたから・・最初だけチクンするだけな?」

なんやそれ、お注射かぁ〜!(笑)

「ヤダよっ、やだ、やだぁ!!」

はい、入れますよ〜〜♪

「やぐち、いいコにしててね、・・・うりゃ、入るでぇ〜〜・・・」
「いやっ、いやっ、ヤメテよ、やっ!!!」

千切れんばかりに首を振って、あぁ、そんなんしたら・・・・・。
矢口のアソコが、固くなる。

「アンタ、なにしてんの!」
「ヤダっ、・・やなの!!」
「ほら、気持ちいよ・・・・・・多分。」
「多分ってなんだ!・・てか、絶対イヤ!!」

「もう、コドモみたいに駄々こねないの・・いいから、力抜きぃ!」
749 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時48分52秒
涙が溢れてきたけど・・・知らんふりして。

ちょっと強引に押し当てた。
やらかい粘膜を「くいっ」と広げると、トロンとした液体が流れ出して・・・。

「・・ほら、フーって・・・・?」
「・・・・いやぁ・・・いやぁ・・・」

うるうるの瞳で、縋るように・・。

はぁ・・あかんな。
そんな顔されたら、ゆうちゃん余計したなるんやで?
もう、止まりません・・・あんた、まだ、わかっとらんな。(苦笑)

だけど、なんど言っても力を入れてしまう彼女に。
そういえば、“おまけ”でええもん、貰ったんやって思いだして。

「・・よっしゃ、ほんじゃ、これしたるわ、これ塗ったら、絶対痛ないで!」

紙袋を引き寄せて、妖しげなビンを取り出した。
固いキャップを開けると、透明のゼリーをたっぷりと人差し指に取り込む。
・・・・そうして、赤く腫れあがった粘膜に刷り込むように・・・。
750 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)15時59分12秒
「きゃっ、冷たっ!・・・な、に、それぇ・・・?」

怯えた声で、聴いてくるのに。
ニッコリ微笑み返しながら。

もう一度、液を取ると、今度は中にも差し込んだ。くるんと回すようにしながら、
内壁や、奥のほうまで、まんべんなくいきわたるように・・。

「・・んくふっ、・・やぁ・・・なんなのぉ・・・?」

(よちよち)
「なんでも、害は無いからな。・・・・・・“催淫済”ちゅ―やつや。」

「・・・・な、に?」

震える声。
涙がたまる。

「心配いらんて。気持ちよ―してくれるお薬のこと。・・・バイアグラは、ちゃう
か。・・・あ、ほれ、“媚薬”みたいなもんと、ちゃう?・・・」

『挿入をスムーズに・・夜のお供にお一つどうぞ・・made in メキシコ。』

ラベルを読みながら、ブツブツ言ってると、ヒックヒックと呼吸させて。
アタシを睨みつけてくる矢口。

「・・ひどっ・・・・そ、んな、・・怪しい、もん、塗ったのぉ・・!!」
751 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)16時06分19秒
「・・あっ・・・・」

「ゆうちゃんのバカっ!!・・どうすんだよっ!・・なんで、こんなこと・・・・・
・・・ぐあっ!!・・やっ、変、気持ち悪い・・・・なにこれぇ〜〜!!!」
「・・へっ?」
「・・・やだっ、熱い、やっ、・・・・もう、洗ってくるっ!!!」

・・・・って、もう、効いてきちゃったのぉ?
いくらなんでも、早すぎやろっ!

立ち上がろうとする矢口の手を、慌てて摑んだ・・。

「あかんて、せっかく塗ったのに・・ええから、ゆうちゃんに任しとき!」
「やだ、離せよっ、気持ち悪いんだってぇ!!」

アソコを押さえながら、必死でバタバタすんのに。
その手を除けて、脚を開かせた。

どれどれ。
どうなってるん?
752 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)16時15分12秒
あ・・・・・・すごっ!
捲れる粘膜から、おびただしいほどの液が放出されて。
小さかったはずの、突起は、いつもの3倍くらいに膨れ上がってる。
そこいらじゅうに、えっちぃ匂いも充満させ。

「くぷくぷ」と音を立てながら、溢れる蜜が、お尻から滴り落ちて、敷いてある
タオルに染み込んでいく。

これって、やっぱ、この効果なんか・・?
てっきり、バッタもんやとばかり思うてたけど・・。

ビンを畳の上に置くと、その隣で放置したままだった、それを摑んだ。
そのまま、矢口の中心に押し当てて。
753 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)16時23分42秒
「きゃっ!・・・・・ヤダ、ダメぇ〜!!」
「やぐち、もうあかんねんやろ?・・気持ちよ―したるからっ!」

めちゃくちゃ、興奮する。
矢口の熱が移って、アタシの身体も熱くなる。

「・・う・・・ぅ・・やだって、やぁ―っ!!!」
「力入れちゃダメっ、切れちゃうで、フーし、フーって・・・・」

首を振りながら、シーツをつかむ矢口。
皺くちゃになってしまったソレを見ながら、ゆっくりと内部に差しこんでく。

「入るで、・・・力、抜いて!」

身体を倒しながら、ぷっくりした乳首を摘んであげると、ふにゃんってなり。
そうやって、気を紛らわしながら、ゆっくりと・・・・。

「やぐち、やぐち、・・深呼吸してみ!」
「・・・やだぁ・・やだぁ・・・・」

指で広げながら、一ミリずつ侵入させるけど、太いとろこが、つっかえて。
なかなか進まない。
754 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)16時33分42秒
強引にしたら、「ミシッ」って音とともに、つんざくような悲鳴がでた。

・・・・狭い狭いとは、思うてたけど・・・ここまでとは。
でも、痛い思いだけは、させたくないからな。
どないしよっ、・・・もう少し、クスリの影響でるまで、待ってとこうか。

どれどれ、どーなってるっ?

(じぃ〜〜〜〜。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「・・・・・・・・――――――。」

ポイッ。

「スポン」あっという間に引き抜くと、興味うせたように投げ捨てた。
隣のお布団に、着地する。

な・・・・んか・・。
755 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)16時47分25秒
「・・・・ぅえっ?」

ぎっちり目を瞑っていた彼女が、恐る恐る目をあけて。
アタシの顔を見ながら。

「ふぅ〜〜。」

安心したように、力を抜いた。

・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・なんでやろ。
熱かった体が、急激に冷めていく感じ。
もちろん、矢口の涙のせいやないし、「イヤイヤ」されたからでもない。
そんなんと、ちゃうくて・・・・・・。

しいて言うなら、想像してしまったから?

妙に、本物チックなこの造りのせいかもしれん、色かて妙に酷似してる。

アタシが昔に、何度かした・・・・あの行為を・・・。
そして、想像してしまったんや、やぐちの可愛いここに、あんなもん挿れる日が
くんのかと。・・・・・・そんなん勝手やけど。
756 名前:〜haneymoon〜 投稿日:2003年07月30日(水)17時00分29秒

「・・・・ゆうちゃぁんっ。・・・」

抱っこしてって感じに腕を伸ばしてくる。
アタシは彼女を抱きしめて、やらかい髪の毛を撫でてあげる。

胸に縋りながら、泣き付いてくるのに、そうやん、一生このコを愛するんやろ。
矢口は、アタシだけのものや。
絶対、誰にも渡さない。・・・可愛いココかて、一生アタシが愛していくんや。

「・・・ゆうちゃん、ありがと・・・・」

顔をぐしゃぐしゃさせながら、なにを勘違いしてんのかそんなことを言う矢口。
でも、こんな状況なのに、こういう言葉がでるのは、やっぱりええコやから
なんやろね〜。

(ヨチヨチ)

・・・・・って、安心するのは、まだまだやでぇ〜〜!!!(ニタリ)
757 名前:kai 投稿日:2003年07月30日(水)17時09分39秒

中途半端なところではありますが、続きは今晩にでも・・・・・(多分)

それから、そろそろこのスレッドもいっぱいになりそうなので、新しいのを
あげなくてはと・・・長すぎて、どう考えても入りきれそうにありません。(汗)

当初は、長編なんかにして埋まるかい!とか思ってたけど。
アタシのエロスは留まることを知らないらしく・・。
なので、次もロングでがんばりまっす!引き続き、よろしくお願いしまーす!!!

                   kai
758 名前:読んでる人@ヤグヲタ 投稿日:2003年07月31日(木)12時44分54秒
ロ●ターかと思ったらバ●ブですか・・・姐さん、流石です!!
759 名前:名無し読者 投稿日:2003年08月07日(木)20時02分59秒
楽しみに待ってますよ〜
760 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月26日(火)03時10分47秒
http://m-seek.net/cgi-bin/read.cgi/sea/1059572818/

新スレができているのに今頃気づく私…

Converted by dat2html.pl 0.1