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ARCADIA
- 1 名前:togashi 投稿日:2003年03月27日(木)03時49分43秒
- はじめまして、togashiというものです。
初めて書くので、拙いところが多くあると思います。
ご指摘があればどんどんおっしゃられてください。
よろしくお願いします。
- 2 名前:プロローグ 投稿日:2003年03月27日(木)03時58分32秒
- 優しくて とても冷たい
あなたは月のようで
温もりは 光り遮る
雲に見えた
- 3 名前:プロローグ 石川梨華 投稿日:2003年03月27日(木)04時06分05秒
- 「きれいなお月様ね。」
スラっとした背に黒いスーツをきたその人は窓の外を見てそういった。
肩までかかる長い髪は光を浴びて見事な天使の輪っかを作っていた。
「・・・そうですね。」
わたしはうつむいたまま応えた。
「どう?空の旅は。結構いいモンでしょ。」
「・・・・・。」
「まぁ、これがこんな船じゃなかったらもっと素敵なんだろうけどね。」
とその人は私に向かって微笑んだ。その顔はまるでお月様。
- 4 名前:プロローグ 石川梨華 投稿日:2003年03月27日(木)04時09分53秒
- 「ところでさ、思い出してくれた?あのこと。きっとあんたなら知ってると思うんだけど
なあ。」
「わかりません。」
「まぁ、そう言わないで。ゆっくりでいいからさ。思い出してよ。どんなことでもいいわ
。そうだなあ、その指輪のこととかも知らない?」
そういうとその人はわたしの右手の中指にあるそれを指さした。
「わからないんです。」
「そっか。じゃあさ、なんか思い出したら教えてよ。したらね。」
「待ってください!何にもわからないんです!早く家に帰してください!」
「まぁまぁ。久しぶり会えたんだからさ。私も二人も嬉しいんだよ?」
「あなたたちのことなんて、わたし知りません。」
「仕方ないわ。記憶を封じられていたもの。」
「そんなの信じません!」
「今は信じなくてもいいわ。でも、直にわかるわ。」
「何がわかるっていうんですか?」
- 5 名前:プロローグ 石川梨華 投稿日:2003年03月27日(木)04時11分46秒
- 『私たちを引き裂いたことがどれだけ業深いことかね。』
その瞬間、優しかったはずの月が歪んで見えた。
- 6 名前:1 吉澤ひとみ 投稿日:2003年03月27日(木)04時15分56秒
- 飛ぼうとしたって 羽根なんか 無いって
知ってしまった 夏の日
古い夢を1つ 犠牲にして
大地に立っているって 気付いた日
- 7 名前:1 吉澤ひとみ 投稿日:2003年03月27日(木)04時19分12秒
- 春休みってこんなに長いものだったっけ。
2週間しかないもんだからって、家族でどこかに行かないかと言われても
めんどくさいって断ったのが失敗だったなあ。
みんなあたしをおいて沖縄へ1週間旅行に行っちゃって。
正直めんどくさいというよりは1週間も旅行だなんてもったいないというのが本音だったけど。
- 8 名前:1 吉澤ひとみ 投稿日:2003年03月27日(木)04時22分27秒
- 今はこの退屈な時間を何で潰そうかと思いながらブラブラ街を歩いている。
もったいないとか言いつつもやりたいことも特にないし、なんか生きてるって感じがしな
いんだよ、最近は。
そんなこと考えながら、街の真ん中にある噴水へ来ていた。
冷たい雪どけ水のカーテンは春の陽の光の中でキラキラ輝いて、わたしたちを癒してくれている。
気持ちいいなぁ。マイナスイオンってやつかな?
そういえば、ちょうど1年前にここであいつと語り合ったこともあったなあ。
なんかくだらない話だった気がするけど。そうだそうだ、あいつがここで、カッパがどうとか言って
・・・。
やめよう。こんなこと思い出してもあいつが帰ってくるわけでもないし。
あの頃のあたしも戻ってこない。
- 9 名前:togashi 投稿日:2003年03月27日(木)04時27分56秒
- 更新終わりです。
やっぱり難しいなぁ〜。
最初なんてスレッドの投稿の仕方もわからなかったし。
とにかく書きとおすことを目標に頑張ります。
- 10 名前:名無し 投稿日:2003年03月27日(木)23時18分42秒
- すてーじおぶざぐらんどイエイ!らららら〜らら〜♪
頑張ってください。
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