僕とメール

1 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)13時59分32秒
川o・-・)y−~~ えーっと小説書きます。
        それなりに長くなると思いますがよろしくお願いします。
        カップリングは・・・ヒミツ♪で。

それじゃ、本編スタート!
2 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時00分24秒

ある日突然迷い込んだ1通のメールが私を変えてった。

どんな風に?どんな風かな・・・。

言葉では説明できないようなことなのかもしれないね。
3 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時01分05秒

友達と夜遅くまで遊び呆けていた私は、深夜2時に帰宅した。
家族はもうみんな眠っていた。
静かに部屋入ると、
コートのポケットに入っていた携帯をベット放り投げてパジャマに着替えた。
着替え終えると携帯を掴み、ベットに寝っ転がった。

携帯を意味も無くいじっていると、1通のメールが届いた。
題は「Re:サヨウナラ」
送り主は「i.r.0119@」
誰かにサヨナラを言われる覚えはないし、送り主はアドレスの表示。
ってことはメモリ登録されていない人間からってことで。
それにこんなアドレスは見た事が無い。
つまりは間違いメールの可能性があるってこと。
けれど、『でも、違うかも。』そんな思いがそのメールをあけさせた。
4 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時02分01秒
【もう、アナタにはついていけません。
 サヨナラです。
 もう2度と会う事は無いでしょう。
            梨華】

こんな内容。
やはり全く身に覚えの無い内容、そして梨華という名前。
私は悩んだ。
私に送られてきたメールが間違いであることを告げるべきなのか、
知らんふりして黙っておくべきなのか。

散々悩んだ挙句、私は

【あの、間違えて僕にメールを送りませんでした?
 『サヨナラ』って内容のヤツなんですけど・・・。】

こういう返事を送ることにした。
『僕』ってのは遊び心で。
5 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時02分47秒
数分後、「i.r.0119@」からメールが届いた。

【スイマセン。ご迷惑をおかけしました。
 あのメールの内容は気にしないでください。
 と、言っても無理かも知れませんが(笑)】

確かに気にするなというほうが無理がある気がする。
っていうかこの梨華って娘はなんだか礼儀正しい。
好印象を持つ自分がいた。
そして、またメールを送る。
きっと普段の自分ならここでメールを送るのをやめるはずだ。
なのに何故だろうか、この梨華っていう娘に興味をあるのかもしれないな。
6 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時04分43秒

【確かに気にしないってわけにはいかないかもね(笑)
 あ、そうだ・・・よかったらメル友とかになってくれないかな?
 これもなにかの縁じゃん?】

少し軟派かも。
まぁ、いいや。と踏ん切りをつけて送信のボタンを押す。

それからまた数分後また彼女からメールがやってきた。

【全然構いませんよ♪
 あ、私はさっきの間違えメールにもあった通り、
 梨華と言います。アナタは?】

「はぁ〜・・・」と、少しだけ胸を撫で下ろした。
絶対に断られる、と思っていたから。
7 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時06分28秒
それから深夜、
ううん・・・朝の4時過ぎまでお互いのことをメールで教えあった。

楽しい。彼女のとのメールは正直楽しい。
何故なら自分を男と思い込んで質問をしてくるから。
けれど、その楽しさの反面彼女に対する罪悪感も生まれつつあった。
でも、自分ではもうどうしようもなくて
彼女に嫌われるのを恐れて『僕』を演じつづけた。
8 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時07分36秒


何故嫌われるのをあの時嫌がっていたのか今の自分にもわからない。

9 名前:すじこん 投稿日:2003年03月27日(木)14時10分04秒
川o・-・)y−~~ 初回の更新は以上です。
        感想などしどしどうぞ。
10 名前:名無し 投稿日:2003年03月27日(木)23時12分37秒
既に嵌まりました!
頑張ってください!!
11 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時11分52秒

あの間違いメールから始まったメール交換はもう2週間にも及んでいた。
彼女のことは色々知る事が出来た。
神奈川に住んでいる、17歳である、都内女子校に通っている、
「柴ちゃん」っていう親友がいる・・・etc.
すごい細かなことまで教えてくれた彼女に対して
自分も出来るだけの事を教えた。
埼玉県に住んでいる、16歳である、都内女子校に通っている、
「ごっちん」っていう親友がいる・・・etc.

それから私は、「ひとみ」と言えるはずもなく
「よっすぃ〜」って呼ばれてると言うと彼女もそう呼ぶようになった。
12 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時12分43秒
双方、いつもメール交換をしていた。
何故にここまで仲良くなれたのかはよくわからない。
ただ、気が合うんだ。
メール交換をしていると落ち着くしね。
その代わり、親友は怒っていた。
学校の授業中も一緒に遊んでいるときも常にメールを送信&受信していたから。
彼女にそれを伝えたら、私もだよ(笑)って。
13 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時13分25秒

それからまた1ヶ月が過ぎた。

徐々に彼女が自分の悩みについて話し始めた。
例えば、恋とか友人関係とかさ。

【私ってね、何やっても続かないんだ。
 恋も同じ。持続性ないんだ。】

こういうメールが多くなっていたんだ。
でも、全然迷惑じゃなかった。
人の悩みを聞くのはスキな方だし
なにより、こういう心の奥の悩みを打ち明けてくれるのって
信用されてるって事でしょ?
そのことがホント嬉しかったんだ。
14 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時14分08秒

そんなある日、彼女が【電話で話しても構わない?】
って言い出した。
正直焦った。
彼女は低く太い男の声を想像しているだろう。
私は女の中では低い声かもしれないけど
男の人とはまた全然違う。
話す事によってバレてしまうかもしれない。
そしたら、彼女の信用とか全部を失う事になる。
それだけは避けたかった。
15 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時15分23秒


自分でも説明不能な
オカシナ感情が芽生え始めたのはきっとこの頃だろうか。

16 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)01時24分51秒
川o・-・)y-~~~ 更新終了です。少し短いかもしれませんが。

>>10
( ^▽^)ノ 感想ありがとうございます。
       今後ともよろしくどうぞ。
17 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月01日(火)03時24分53秒
>>11
男だと偽っているのに、女子校に通ってるってことを教えてしまったの?
18 名前:すじこん 投稿日:2003年04月01日(火)09時18分02秒
Σ川;o・-・)<オットー・・・かなりキッツイミスですね。
      男子校の間違いです。
      スイマセン、訂正してお読みください。
19 名前:名無し読者 投稿日:2003年04月08日(火)15時14分22秒
続きが楽しみです
20 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月09日(水)14時16分34秒
おもしろいっす!
続きが楽しみ!
21 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月21日(木)20時54分38秒
続き読みたいです
22 名前:名無飼育さん 投稿日:2003/10/23(木) 20:00
続き書いてよ〜 
読みたいっす
23 名前:ハル 投稿日:2004/01/25(日) 21:34
おもしろいです」
24 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/25(日) 22:21
1年近く更新ないものをageないように
感想はsageで

Converted by dat2html.pl 0.1