DUNK!DUNK!DUNK!

1 名前:SHIN 投稿日:2003年04月23日(水)21時16分56秒
初心者ですがよろしくお願いします。
男を混ぜながら書いて行くのでお願いします。
更新は明日から開始します!
2 名前:SHIN 投稿日:2003年04月24日(木)21時07分01秒
「ジリリリリリ!!」
目覚まし時計が部屋中に鳴り響く中
一人の少年が目を覚ました。
 「ふぁ〜眠いな〜」
少年の名前は藤原和彦。いたって普通の高校2年生だ。
普通でないと言えば一人暮しをしていることかな・・
俺 「今日からまた学校生活が始まるのかよ〜」
寝癖がついたまま少年は愚痴をこぼしていた。
一通りの事を済ませた後いつもより少し早く家を出た。
俺 「何で俺がアイツを迎えに行かないといけねぇんだよ・・」
自転車を走らせながらまたも愚痴をこぼしていた。
3 名前:SHIN 投稿日:2003年04月24日(木)21時08分03秒
そいつの家の前に着くとインターホンを鳴らした。
 「ピーンポーン」
インターホンを鳴らした後家の中から声が聞こえた。
 「は〜い」
声の主が玄関から出てきた。
俺 「おい何で俺が迎えに行かないといけねぇ〜んだよ」
そう俺はこいつを迎えに来た。
 「いいじゃん1年生の時は私が迎えに行ってあげたんだから」
俺の幼馴染の安倍なつみを・・
4 名前:SHIN 投稿日:2003年04月24日(木)21時09分08秒
ひとまず今日はこんなところで・・・
学生なんで更新はとぎれとぎれになると思いますがよろしくおねがいします。
5 名前:パクリ? 投稿日:2003年04月24日(木)23時27分42秒
これ↓とそくっりじゃない?
ttp://fukuoka.cool.ne.jp/black_eagle/pop.htm
ttp://jbbs.shitaraba.com/music/bbs/read.cgi?BBS=1787&KEY=1038471236&LAST=100
ttp://jbbs.shitaraba.com/music/bbs/read.cgi?BBS=1787&KEY=1037301302&LAST=100
違ってたらすんまそん。
6 名前:たけトラマン(o|o)/ 投稿日:2003年04月25日(金)00時41分24秒
>>5の小説の作者代理です(今は一応、続きを書かせてもらってるので)
確かにちょっと似てますね…。
最初のを簡略化したみたいにも見えますけど、まぁまだ書き始めですので、ここから変わっていけば問題ないと思います。

設定はこちらの小説もときめき!モーニング娘。を少し流用しているので(作者さんから許可貰いましたが)
多少かぶる程度なら大丈夫だと思います。


>>作者様
時間があるときに読ませてもらいにきますのでめげずにがんばってください
7 名前:SHIN 投稿日:2003年04月25日(金)20時03分43秒
俺 「まあそりゃあそうだけど・・・」
俺はなつみを自転車の後ろに乗せ学校に向かっていた。
確かになつみの言っている事も一理はあるが・・・
な 「ねっ!だからいいでしょ?」
今ここでちゃんと言っとかないと後でギャ−ギャーうるさいからな・・
俺 「わかったよ!ちゃんと迎えに行かせていただきますよ!」
なつみは俺の言葉を聞き嬉しそうに後ろではしゃいでいた。
そうもこうもしているうちに学校に着いた。
8 名前:SHIN 投稿日:2003年04月25日(金)20時04分18秒
俺は自転車を自転車置き場に置き教室へと向かった。
俺の学校はそれぞれいろいろな科がある。
例えば商業や工業、普通科や国際関係などの科がある。
なつみは俺と一緒の科がいいと言って同じ科を選択した。
クラス替えはないので3年間ずっと同じクラスだ。
教室に行ってみるとやはり知っている顔がそろっていた。
 「よう和彦!」
その中で一人の男が声を掛けてきた。
俺 「よう翔!」
こいつの名前は西口翔。
俺の大切な友達だ。
9 名前:SHIN 投稿日:2003年04月25日(金)20時08分40秒
>>5,6さんへ

かぶっているならすみません。
僕もさっき読んでびっくりしました。
これからは違う方向になってゆくのでどうもすみませんでした。
10 名前:SHIN 投稿日:2003年04月28日(月)21時14分47秒
翔は俺の大事な親友でもあり最高のバスケのパートナーである。
小学生の時はお互いに「こいつには負けたくない」とライバル視に見ていた。
中学も2人とも同じ学校に行き、帰り道は2人で帰る事が多くなった。
その帰り道でいろいろと話していたら意気投合し今では最高のダチだ。
翔 「また一緒だからな〜こいつとは」
翔が冗談で俺をからかっていた。
俺 「それはこっちのセリフだ」
たあいの無い話で盛り上がっていると・・・
  「あっ!和彦、翔、なっちおはよ〜」
俺 「よう!真里!」
翔 「うぃ〜す!」
な 「おはよ〜矢口!」
こいつの名前は矢口真里。
俺のもう一人の幼馴染だ。
11 名前:SHIN 投稿日:2003年05月01日(木)20時58分45秒
真里とは昔からよく知っている。
いつも俺、なつみ、真里の3人でよく遊んでいた。
昔はおとなしかったのに今ではめちゃくちゃうるさい・・
真里 「また和彦と一緒かよ〜」
俺 「お前らは俺の事が嫌いなのかよ〜」
真里 「キャハハッ!冗談にきまってんじゃん!」
真里は俺達のムードメーカーみたいな奴。
俺が試合に負けた時には「大丈夫、まだ次があるじゃん!」と
時には励ましてくれたりもしてくれた。
翔 「なあ今日ってなんか行事あったっけ〜?」
俺 「たしかこの後は入学式があって俺達は下校だな」
翔 「じゃあ帰りに寄りたいとこがあるから付いて来てくれないか?」
俺はこの後別に予定が無かったので
俺 「ああいいぜ」
12 名前:SHIN 投稿日:2003年05月02日(金)13時44分52秒
その後チャイムが鳴ったので俺達はそれぞれ席に戻った。
  「ガラララ」
 「は〜いみんな席につけ〜」
俺 (やっぱりクラスが一緒だと先生も一緒かよ・・)
 「またこの裕ちゃんが先生だからまた一年間よろしくな〜!」
この先生の名前は中澤裕子。今だに独身、しかも三十路。
しかし生徒から人気があり先生の中でも一番接しやすい先生でもある。
HRが終わった後入学式が行われる体育館に向かった。
入学式の内容は大体先生の長々しい話だ。
しばらく長い間座っていると腰など色々な所が痛くなってきた。
俺 「長いな〜早く終われよ・・」
イライラも溜まっていたらいつのまにか寝てしまった。
13 名前:SHIN 投稿日:2003年05月02日(金)13時46分07秒
翔 「おい和彦!起きろよ!」
俺 「あれ?もう終わったのか?」
なつみ 「もうとっくに終わってるよ〜」
真里 「いつまで寝てんのよ〜」
俺が目を覚ますと翔、なつみ、真里の3人が俺の前に立っていた。
俺達が体育館から出ると下校している生徒がちらほらいた。
教室に戻ると何人かの生徒が残っていた。
俺 「そういえば翔今日何処に行くんだよ?」
翔 「ああそれはついてからのお楽しみだ」
俺らの会話を聞いていたなつみと真里が
なつみ 「それじゃあ私も行きた〜い」
真里 「なっちが行くならオイラも行く〜」
翔 「しゃあねぇな〜!俺について来〜い!」
なつみは俺の後ろに真里は翔の後ろに乗り
俺達4人は自転車でその場所に向かった。
14 名前:SHIN 投稿日:2003年05月02日(金)13時47分12秒
俺は場所を知らされる事なく翔について行った。
しばらく自転車を走らせているとストリートバスケができる所に来た。
その場所は以外に広く古くなった工場の前にあった。
どうやら先に先客が来ているようだ。
俺 「どうするんだよ誰かいるぜ」
翔 「勝負すりゃあいいじゃん!」
という事で
翔 「すみません俺らと2on2しませんか?」
その内の一人が
  「ああいいよ!それじゃあやろうか」
そして試合が始まった。
15 名前:SHIN 投稿日:2003年05月06日(火)14時30分55秒
しかし相手の人はとにかく背が高い・・
一人はあきらか黒人で2mぐらいある。
もう一人は180cmぐらいある。
翔は178cm、俺は190cmぐらいだ。
俺 「おい大丈夫かよ・・」
俺は正直心配だった、しかし翔は強気だった。
翔 「大丈夫だっつ〜の」
先に俺達のボールで始まった。
始まって10秒ぐらいは何も起こらなかった。
しかし次の瞬間、翔が動いた。
翔の武器であるスピードで相手を抜きレイアップを入れた。
 「お前らスゲーな!俺らも負けられないな!」
相手の方は高さを生かしてポストプレーで得点を重ねていった。
俺達は翔のスピードなどでなんとかくらいついていた。
16 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時31分12秒
試合は一進一退の攻防をしいられた。
俺達も相手も疲れはピークに達していた。
そして残り30秒になったところで・・
翔 「和彦ゴール下に走れ!」
俺は翔の言った通りゴール下に向かって走った。
そして翔からの最高のループパスが通った。
翔 「そのままぶちかませ!」
俺はそのパスを空中でキャッチしダンクをかました。
その瞬間終了をつげるタイマーが鳴った。
最終的に1ゴール差で勝った。
17 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時31分53秒
なつみと真里はその試合を見て唖然としていた。
なつみ 「すご〜い!和彦またバスケうまくなったじゃん」
俺のダンクを見てなつみはすごく興奮していた。
真里 「やっぱり和彦と翔のコンビは今でも健在だね」
たしかに俺達は中学の頃には全国制覇を成し遂げていた。
高校の1年生大会の時には俺達はどの学校よりも注目を浴びていた。
翔 「ああ!俺達は誰にも負けねぇよ!」
その後時間も遅くなったのでそれぞれ解散する事になった。
その帰り道・・
18 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時32分30秒
なつみ 「ねぇ?膝の調子は大丈夫なの?」
なつみは心配そうに聞いてきた。
俺 「ん〜まあまあかな?」
俺は昔試合の途中膝を痛めてしまった。
最初はなんともなかったが日が経つにつれて痛みが増していった。
そのせいもあり今でも時々病院にかよいリハビリをしている。
そうもこうもしているとなつみの家の前まで来ていた。
なつみ 「じゃあまた明日ね。ちゃんと遅刻せずに迎えに来てよ!
俺 「ああ、わかってるよ。じゃあまた明日な」
なつみと別れた後俺は家に戻った。
19 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時33分00秒
俺は家に帰った後ボーっとしていた。
リビングでテレビを見ていると俺の携帯が鳴った。
着信には母さんと表示されていた。
俺 「もしもし」
俺は電話にでた。
母さん 「あっ和彦元気にしてる?」
俺 「まあぼちぼちかな・・」
母さんは少し忙しいのか早口になっていた。
母さん 「忙しいから率直に言うわね」
俺 「ああ・・っで何?」
次の瞬間母さんはとんでもない事を言った。
母さん 「今日からそっちで真希ちゃんが住む事になるから」
俺 「はっ?どういう事だよ?」
母さん 「そういう事だから後はよろしくね」
俺 「おいちょっと待てよ」
しかし無常にもそこで電話はきれてしまった。
20 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時33分42秒
俺が呆然としていると・・
  「ピーンポーン」
インターホンが部屋に鳴り響いた。
俺はまさかと思い玄関へと向かった。
そこには案の定真希が立っていた。
真希 「よっ!久しぶり〜カズ」
こいつの名前は後藤真希。
俺の父さんの従兄弟の一人娘だ。
正月など親戚の付き合いでちょくちょく会っていた。
年齢も近い事もあるし仲が良い。
俺 「どうしたんだよいきなり?」
真希 「あれ聞いてないの?おっかし〜な〜」
俺 「今母さんから電話がかかって今さっき聞かされたんだぞ」
この後真希から理由を聞いた。
真希はどうしてもこっちの方に住んでみたいという単純な理由で
こっちに来たらしい。
21 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)15時34分28秒
俺 「そんな理由でよく親が許してくれたな・・」
真希 「でも結構説得したんだよ!でカズの家に居候するなら
    いいって言ってくれたんだ〜」
俺 「ふ〜ん・・学校はどうするんだ?」
真希 「カズと一緒の学校だよ!ちゃんと入学試験も受けたし」
俺 「入学式には出たのか?」
真希 「今日は引越しの準備とかで忙しかったから出れなかった」
俺 「引越しの荷物は?」
気づくと真希は普通の旅行鞄しか持ってきてなかった。
真希 「あ〜明日届くと思うよ」
鞄の中には教科書類と制服あとは一般な物が入っていた。
真希 「じゃあこれからよろしくね♪」
俺 「ああよろしくな」
その後は近くのラーメン屋で夕食を済ました。
俺 「俺はもう寝るからな〜真希も早く寝ろよ〜」
真希 「うんわかった!じゃあオヤスミ〜」
俺はベットに入りすぐに寝静まった。
こうして長い長い一日が終わった。
22 名前:SHIN 投稿日:2003年05月07日(水)22時33分53秒
これまでで感想とか意見などお待ちしていま〜す。
23 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月08日(木)23時28分02秒
こういう感じの小説好きなんでがんばってください。
24 名前:SHIN 投稿日:2003年05月09日(金)21時27分40秒
次の日の朝・・
 「ジリリリリリリ!」
部屋に目覚ましが鳴り響いた。
俺 「まだ眠いな・・って真希!なんでここで寝てんだよ!?」
なんと俺の隣で真希が寝ていたのであった。
真希 「・・ふぁ〜あっカズおはよう」
俺 「おはようじゃなくてなんでここで寝てんの?」
真希 「だってカズどの部屋も荷物だらけだったじゃん!」
そういえば俺以外の部屋は今は倉庫状態になっているのを忘れていた・・
俺 「わりぃわりぃ」
ひとまず俺達はリビングに向かった。
飯は適当にパンなどですまして学校の準備を始めた。
俺 「そういえば真希、一人で学校行けるか?」
真希は自信満々に・・
真希 「あったり前じゃん!もう高校生だよ!」
俺 「じゃあ俺迎えに行かないといけない奴がいるから先行くわ」
真希 「おっ!ついにカズにも彼女ができたか」
俺 「ちげ〜よ!合鍵はテーブルの上に置いとくからな」
そう言い残し俺は家を出た。
25 名前:SHIN 投稿日:2003年05月09日(金)21時29分31秒
>名無し読者さん
ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです。
これからも頑張っていきたいと思います。
26 名前:SHIN 投稿日:2003年05月10日(土)13時02分13秒
俺は昨日のように自転車で迎えに行った。
俺 「これを毎日繰り返すのかよ・・・」
また昨日のように愚痴をこぼしながら向かっていた。
 「ピーンポーン」
家に着くと共にインターホンを鳴らした。
しばしの沈黙が流れた後・・
 「ドタドタドタ!」
家の中でさわがしい音が聞こえた。
 「ガチャ!」
玄関からなつみが出てきた。
なつみ 「ごめんごめん!じゃ行こうか」
そう言うとなつみは俺の自転車の後ろに乗った。
そしてそのまま学校へ向かった。
27 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月11日(日)15時11分54秒
この男きもい
28 名前:SHIN 投稿日:2003年05月12日(月)17時54分37秒
学校に着くと自転車を置いて教室に向かった。
教室にはちらほらと生徒がいた。
友達と話している人、本を読んでいる人などいろいろといた。
その中に寝ている翔を見つけた。
俺 「おい!起きろ!」
背中におもいっきり張り手をかました。
翔は目をこすりながら起きた。
翔 「いってーな!何だよ、人がゆっくり寝ていたのに」
起こされたのが気に触ったらしく少し不機嫌だった。
俺 「今日部活出るか?」
翔 「ああ出るよ」
俺 「ふ〜んわかった、じゃあ寝て良いぞ」
俺がそう言うと翔はまた寝始めた。
その後すぐにチャイムが鳴ったので席に戻った。
29 名前:SHIN 投稿日:2003年05月12日(月)17時58分40秒
つまらない午前の授業が終わると翔が俺に近づいてきた。
翔 「飯食おうぜ」
という事で俺と翔は食堂に向かった。
食堂には人があふれかえっていた。
さすがに全校生徒1000人近くを誇る学校だなと思った。
やっとの思いで食券を買い、テーブルに座り飯を食い始めた。
飯を食って俺は一人で屋上に向かった。
屋上には誰一人として人がいなかった。
しばらく屋上の風にあたっていると誰かが近づいて来た。
真希 「あっ!カズじゃん!」
近づいていたのは真希だった。
30 名前:SHIN 投稿日:2003年05月15日(木)20時16分18秒
真希 「何してんの?」
俺がボ〜っとしていると真希が聞いてきた。
俺 「俺ここの風に当たるのが好きなんだ」
しょっちゅう俺はここに来ていた。
悩んだ時や何かに行き詰まった時とかにはここに来て風に当たっていた。
真希 「ふ〜ん。でもここの風いいかも!」
真希は気持ちよさそうに風に当たっている。
俺 「ダチはちゃんとできたか?」
俺はぶっちゃけて聞いてみた。
真希 「うん!ちゃんとできたよ!」
俺は正直少し心配だった・・・
でもその心配も必要なかったようだ。
 「キーンコーンカ−ンコーン」
その時チャイムが鳴った。
真希 「あっ!じゃあカズまた後でね」
俺 「ああじゃあな」
俺は少し走りながら教室へ帰った。
31 名前:SHIN 投稿日:2003年05月15日(木)20時17分47秒
ここまでで感想など聞かしてください。
お願いします!
32 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月15日(木)23時53分09秒
応援してます。がんばってください。
個人的には真希・真里に活躍(?)してほしい。
33 名前:SHIN 投稿日:2003年05月16日(金)16時35分26秒
午後の授業が終わって放課後になった。
翔の方を見ているとずいぶんお疲れの様子だった。
俺の事に気がついたらしく近寄って来た。
翔 「あ〜やっと終わった〜!」
俺 「そんじゃあ部活に行くか!」
さっきまでの疲れが嘘のように翔はダッシュで体育館に向かっていた。
俺はその跡をゆっくり歩いて行った。
体育館に行ってみると新入部員が何人か見学に来ていた。
俺は部室に行き着替えを済ました後シューティングを始めた。
しばらくシューティングをした後休憩をしていると誰かが声を掛けてきた。
ふりむくとそこには真希が立っていた。
34 名前:SHIN 投稿日:2003年05月16日(金)16時36分52秒
俺 「あれ?どうしたんだ?」
真希に問い掛けてみると・・
真希 「ん〜カズがどんなプレーするのか見に来た」
俺 「じゃあとっておきに見せてやるよ」
俺がそう言うと目を輝かせて「うん!」と言っていた。
俺 「翔パス出してくれ」
翔 「OK〜わかった!じゃあいくぜ!」
そう言うと翔は頭上高くパスを上げた。
俺はやっぱり翔のパスは一級品だと正直思った。
俺 「ナイスパス!」
そしてそのままアリウープダンクを決めた。
  「お〜!オニールみたいだよ〜!」
真希の方を見てみると口をポカ〜ンとあけて拍手をしていた。
俺 「じゃあ俺はこのくらいであがるかな」
部室に行き着替えを済ました後自転車を取りに自転車置き場に行ってみると・・

35 名前:SHIN 投稿日:2003年05月16日(金)16時40分56秒
今日は終了です!
>>名無し読者さん
レスありがとうございます。
これからいろいろな展開があると思うので楽しみにしておいてください。
P・S いつでもレス大歓迎です!どんどん書き込んでいってください!
36 名前:SHIN 投稿日:2003年05月19日(月)19時41分26秒
そこには真里が何か困ったような顔をして立っていた。
俺 「あっ!真里どうしたんだ?こんな所で?」
真里はこちらに気がついてなかったらしく少し驚いた様子だった。
真里 「あっ和彦!いや自転車の鍵無くしちゃって・・・」
俺 「よく探したのか?」
真里 「うん。ちゃんと探したよ。けど・・・」
真里はまた困ったような顔を浮かべた。
俺はしょうがないなと思い・・
俺 「おい!真里!俺の後ろ乗れよ!」
真里はびっくりした様子で「いいの?」と聞いてきた。
俺 「また鍵は明日探せばいだろ。早く乗れ」
真里は満面の笑みで「うん!」と答え後ろに乗った。
37 名前:SHIN 投稿日:2003年05月19日(月)19時42分27秒
学校を出て俺は真里の家方面へと自転車を走らせた。
真里 「ねぇ?なっちと何か発展とかあった?」
真里は遊び半分で俺に聞いてきた。
俺 「別に何にもねぇよ。何にも変わんねぇよ」
真里 「ふ〜ん。何にもないんだ〜・・」
真里は少しつまらなさそうな言葉で返してきた。
俺 「真里は何かあったのかよ」
真里 「ん〜オイラは今日も告白されちゃった。断ったけどね」
真里はこう見えても結構もてる。
なつみと真里は学校内でもアイドル的存在なのだ。
俺 「まったくお前はいったい誰が好きなんだよ?」
真里 「ん〜秘密〜!☆」
真里は好きな人はいるよと言いながらまったく教えてくれない。
そうもこうもしているうちに真里の家に着いた。
真里 「サンキュー!じゃあ明日もよろしくね」
俺 「しょうがねぇーな!わかったよ!そんじゃーな!」
真里 「うん!バイバーイ」
そして俺は家へと帰って行った。
俺が見えなくなるのを確認すると・・
真里 「好きな人は和彦なのにな・・・」
俺の方を見ながらそうつぶやき真里は家へと入って行った。
とうてい俺はその言葉に気がついてなかった。
38 名前:SHIN 投稿日:2003年05月19日(月)19時44分08秒
更新終了です。
39 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月19日(月)23時57分10秒
やった!真里がでてきた。次も楽しみにしてます。
がんばって下さい。
40 名前:SHIN 投稿日:2003年05月20日(火)12時15分54秒
俺 「ただいま〜!」
家に帰ってみると中から楽しそうな笑い声が聞こえた。
何だ?とふと思い笑い声が聞こえる方に足を進めた。
そこには真希となつみがいた。
真希 「あっ!カズおかえり」
なつみ 「おかえり〜」
俺 「どうしたんだ?2人とも?」
どうやら真希が家に戻ってみるとなつみが家の前にいたらしい。
真希はなつみとは面識があるので家の中へ招いたそうだ。
なつみ 「所で何でごっつぁんがここに住んでるの?」
なつみが突然聞いてきた。
俺 「あ〜それはな真希がこっちに住みたいと言ってな
   その条件が俺の家に住むならいいって親が言ったんだ」
なつみ 「ふ〜んそうなんだ・・・」
なつみは少し複雑な表情を浮かべていた。
俺 「あっそう言えば明日ちょっと迎えに行けねぇーからな」
なつみ 「えっ!なんで?」
俺 「今日帰ろうと思ったら真里が自転車の鍵を無くしてな・・
   それで今日家まで送ってやったんだ。で明日の朝も迎え
   に来いって言ってな」
なつみ 「わかった・・・あっ!もうこんな時間それじゃあ帰るね」
時計の針は午後8時前を指していた。
俺 「ああ、気をつけて帰れよ」
そう言い残してなつみは帰って行った。
41 名前:SHIN 投稿日:2003年05月20日(火)12時24分29秒
なつみが帰ってボ−っとしていると・・
真希 「カズが迎えに行ってたのなっちだったんだね」
真希がふと聞いてきた。
俺 「ああ、一年の時はなつみが迎えに来てくれてたからな・・
   それで2年の時は俺が迎えに行く事になったんだ」
真希 「ふ〜ん」
俺 「それじゃあ俺風呂入ってくるからな」
少々の眠気に耐えながら風呂場に向かった。
俺はいつも早風呂なので約10分ぐらいで風呂から上がった。
俺 「お〜い上がったぞ〜」
リビングに向かってみると真希が気持ちよさようにソファーで寝ていた。
俺 「しょうがねぇ〜な」
俺が真希を起こそうと思い真希に近づいた瞬間・・
俺 「えっ!」
俺は真希にそのまま抱き寄せられた・・そしてそのまま・・
  ・・・・キスをされた・・・・
真希 「へっへ〜ん!奪っちゃった!じゃあ私寝るからオヤスミ〜☆」
真希はそう言い残し部屋に戻って行った。
俺はその場に立ち尽くすしかなかった。  
42 名前:SHIN 投稿日:2003年05月20日(火)12時25分18秒
また夜に更新したいと思います。
43 名前:SHIN 投稿日:2003年05月21日(水)12時20分52秒
俺はしばらくその場に立ち尽くしながら考えていた。
一体何故真希がキスをしてきたのか?
その意図は何なのか?
ボーっとしているのも何だったので自分の部屋に向かった。
部屋の中でもさっきの事が頭の中から離れなかった。
自分の思考回路がおかしくなりそうだった。
その時俺の携帯が鳴った。
どうやら着信ではなくメールが届いたようだ。
携帯を開き確認してみると真希からのメールだった・・

内容:さっきのは冗談のキスだからね〜
   本気にすんなよ〜☆★それじゃ〜オヤスミ〜♪

俺 「・・・普通本気だと思うだろ」
さっきの事を思いださそうに眠りについた。
44 名前:SHIN 投稿日:2003年05月21日(水)12時21分58秒
更新終了です。
夜に更新できなくてすみませんでした。
45 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月26日(月)20時07分05秒
応援してます。
46 名前:SHIN 投稿日:2003年05月26日(月)21時51分11秒
次の日・・・
俺はなぜか早く起きてしまった。
時計を見るとまだ6時にもなってなかった。
昨日の事がまだ頭の中に残っていた。
俺 (・・・まだ昨日の事が意味わかんね〜)
とうぶんボーっとしていたがやる事がないので本を読み始めた。
しばらく本を読んでいるとリビングの方から音が聞こえた。
俺は何だ?と思いリビングに行ってみるとそこには真希がいた。
真希 「あっ!カズおはよう」
俺 「おはよう」
俺はいつも通りの真希の様子にちょっとホッとした。
飯を食べている時にもお互い昨日の事には触れなかった。
俺 「じゃあ俺行ってくるから」
真希 「んっわかった。また学校でね〜」
そして俺は真里の家に自転車を走らせた。
47 名前:SHIN 投稿日:2003年05月26日(月)21時52分22秒
ひさびさの更新です。
>>名無しさん
更新は遅いと思いますが最後までお付き合いお願いします。
48 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月29日(木)23時29分49秒
作者さんのペースでいいんでがんばってください。
応援してます。
49 名前:SHIN 投稿日:2003年05月31日(土)13時49分07秒
俺の家から真里の家は結構近い距離にある。
自転車で約10分ぐらいだろう。
しばらく自転車を走らせていると真里の家についた。
家に着くとさっそくインターホンを鳴らした。
 『ピーンポーン』
鳴らした直後真里が家からさっそうと出てきた。
俺 「出てくるの早っ!」
俺 (なつみとはえらい違いだな・・・)
真里 「だってずっと待ってたんだもーん」
俺 「ふ〜ん、まあいいから早く乗れ」
真里を後ろに乗せて自転車を走らせた。
50 名前:SHIN 投稿日:2003年05月31日(土)13時49分39秒
しばらく走らせているともう学校についた。
時間を見てみるとまだ学校に着くのは早かった。
何もやる事がないので俺は教室に向かった。
教室にはまだ誰も来ていなかった。
真里 「ねぇなんか話そうよ」
真里はあいわらずテンションが高かった。
俺 「俺は寝る」
今日は早く起きてしまったので俺はまだ寝たりなかった。
真里 「え〜!トークしようよ〜!」
うるさい真里をほっといて俺はすぐに眠りについた。
51 名前:SHIN 投稿日:2003年05月31日(土)13時52分15秒
久々の更新です。
最近は忙しく更新が遅くなってしまいました。

>>名無しさん
更新は遅いですが応援お願いします。
52 名前:SHIN 投稿日:2003年06月06日(金)15時01分31秒
寝ていると誰かに起こされた。
目をこすりながら見てみるとなつみが目の前に立っていた。
なつみ 「もういつまで寝てんのよ」
なつみはあきたように言った。
俺 「っていうか今何時?」
なつみ 「はぁ〜・・もうお昼よ」
俺 「マジ!何で起こしてくれなかったんだよ」
なつみ 「だって裕ちゃんが起こすなって・・」
俺 (まったくあの先生何考えてんだか・・)
俺が愚痴っていると・・・
なつみ 「ねぇ!一緒にご飯食べようよ」
いきなりなつみが誘ってきた。
俺 「俺はいいけど・・翔と真里は?」
なつみ 「もうどっか行っちゃったよ」
俺 「そうか。それじゃあ行くか」
なつみ 「うん!!」
53 名前:SHIN 投稿日:2003年06月06日(金)15時02分53秒
屋上に行ってみるとそこには誰も居なかった。
誰もいなかったせいか静かだった。
ていうより俺弁当もって来てないし。
俺 「俺弁当もって来てないから何か買ってくるわ」
俺が売店に行こうとしたその時・・
なつみ 「その必要ないよ〜」
となつみの方を向いてみると・・
なつみの手には2つの弁当があった。
俺 「おっ!どうしたんだ!えらく準備がいいな」
俺はなつみが作った弁当を受け取った。
そして一緒に弁当を食べ始めた。
54 名前:SHIN 投稿日:2003年06月06日(金)15時03分38秒
俺達は屋上のさわやかな風を受けながら食べていた。
なつみ 「そういえばこうして和彦と一緒に食べるのも久しぶりだね」
そう言えば確かにそうだった。
中学校の時は一緒2人で行動する事が多かった。
委員会とかも一緒にやっていた。
しかし高校生になってからは俺はほとんど翔と共に行動していた。
たまに遊ぶとしても俺、なつみ、翔、真里といったメンバーでいた。
こうして2人きりになるのも最近では珍しい事になっていた。
俺 「ああ、そうだな・・・」
しばしの沈黙が続いた・・・
 『キーンコーンカーンコーン』
その時チャイムが鳴った。
俺 「それじゃあ行くか」
なつみ 「うん・・」
俺となつみは教室へと向かった。
55 名前:SHIN 投稿日:2003年06月06日(金)15時04分57秒
ひさびさの更新終了です。

最近は何故かいろいろにあり忙しいです。(>−<)
56 名前:cherry 投稿日:2003年06月06日(金)21時33分03秒
更新頑張ってください。

それにしても名前だけなんとなならないでしょうか?
57 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月15日(日)21時48分51秒
待ってます。
58 名前:SHIN 投稿日:2003年06月16日(月)15時16分55秒
そして放課後・・・
授業が終わると共に翔が俺の所へ来た。
 「和彦部活行こうぜ!!」
翔がいつものように俺を誘って来た。
 「悪ぃ、今日は病院に行かないといけないんだ」
俺は昔の怪我の治療で週に何回か病院に通っている。
 「そうか・・・じゃあ無理すんなよ」
翔はそう言って部活へ行った。
 「じゃあ俺も行くかな」
俺は教室から出た後自転車を取り、病院へと向かった。
59 名前:SHIN 投稿日:2003年06月16日(月)15時17分29秒
病院についた後フロントに行き受け付けを済ませた。
しばらく待った後名前を呼ばれたので診察室へと向かった。
診察室に行ってみると何人か診察を受けていた。
先生が来るのを待ってベットに腰を掛けていると。
 「あれ?もしかしてカズさん?」
ふと声のした方を振り向くと・・・
 「あっ?愛!!」
彼女の名前は高橋 愛。
俺と同じ中学校を去年卒業して今はもう高校生だ。
家もお互い近くにありよく昔は世話をしていた。
まあ俺にとっては妹みたいな存在だ。
60 名前:SHIN 投稿日:2003年06月16日(月)15時18分00秒
愛としばらく雑談をする事にした。
 「久しぶりだな〜元気だったか?」
愛とこうして会うのは俺が高校生になる前時以来だった。
 「うん!元気だよ!!」
愛は満面の笑みで答えた。
 「高校は何処に行ったんだ?」
愛は俺と同じバスケットをやっている。
しかも中学校では全国大会にも出場しベスト4にも入っている。
そして全国のベスト5にも選ばれていたので色んな高校からオファーが来ているはずだ。
実際俺と翔もそうだったからな・・
 「カズさんと同じ高校だよ!!」
俺は愛の言葉に驚いた。
俺のところの学校は全国大会には行けるがいつも1回戦か2回戦で負けている。
 「何で俺と同じ高校にしたんだ?」
 「ん〜何かここを離れたくなかったんだよね」
話していると先生が来たので話を一端中断した。
すると治療が済んだ愛が・・・
 「カズさん今日一緒に帰らない」
愛は顔を赤くしながら言った。
 「ああいいよ、じょあフロントで待ってて」
 「うん!!」
愛は嬉しそうに診察室を出た。
61 名前:SHIN 投稿日:2003年06月16日(月)15時21分51秒
久々の更新です。
>>cherry様
最近になって思い始めてました。
なので今回から名前を無くします。
自分勝手ですみません(>_<)

>>名無しさん様
更新が遅くすみません・・
ならべく早く更新したいと思っています。
応援よろしくお願いします。
62 名前:孤独なカウボーイ 投稿日:2003年06月16日(月)23時00分48秒
更新乙です。
おもしろい小説ですね(w。

>>61
自分も、名前はあえて入れない方がいいと思いますよ。
63 名前:匿名希望 投稿日:2003年06月19日(木)21時50分54秒
なんかいろんな小説が合わさってる感じですね ラムザさんが書いたやつとか南条和智
の場合とか まあ全部好きですけどね がんばってください
64 名前:SHIN 投稿日:2003年06月23日(月)12時33分27秒
治療中は病院にあるマンがを見ていた。
約1時間後・・・治療が終わった。
治療が終わるとともにフロントに向かった。
フロントに行ってみると愛は気持ちよさそうにソファーでグッスリと寝ていた。
 「あらら、寝ちまったんかよ・・」
俺はどうすることもなく愛を眺めていた。
 (それにしてもかわいくなったな・・)
最後に会ったのが愛が中学2年の時だったのでしばらくは見ていなかった。
俺がしばらく寝かしてあげていると愛が起きた。
 「あれ?もしかして私寝てた?」
 「ああ。グッスリ寝てたよ」
愛は顔を赤らめながら何度もごめんなさいと誤っていた。
俺は変わらないなと思った。
65 名前:SHIN 投稿日:2003年06月23日(月)12時37分32秒
更新終了です。

>>孤独なカウボーイ様
書きながらそう思いましたのでこのままで行きたいと思います。

>>匿名希望様
ラムザさんと南条和智さんってどんな小説を描く人なんですか?
一度見てみたいです。
66 名前:SHIN 投稿日:2003年06月27日(金)19時54分08秒
病院から出た後俺は自転車を取りに行った。
俺が自転車を取りに行った後愛の所へ向かった。
愛の所へ行ってみると愛は困った顔をしていた。
 「愛。どうしたんだ?」
俺は愛に聞いてみた。
 「なんかお母さんが迎えに来れなくなったみたいなの・・」
俺はしょうがないなと思い・・・
 「おい、愛!!後ろに乗れよ!!」
愛はびっくりした顔で
 「良いの!?」
 「ああ!!いいから早く乗れ」
愛は恥ずかしそうに後ろに乗った。
 「じゃあ出発するぞ」
と俺は自転車を走らせた
67 名前:SHIN 投稿日:2003年06月27日(金)20時01分16秒
俺は愛と雑談をしながら自転車を走らせた。
 「学校の調子はどうだ?」
 「ん〜結構楽しいよ!!友達もできたしね!!」
俺は唐突に愛に聞いてみた。
 「彼氏とか出来たか?」
愛は中学校の時にメチャクチャモテていた。
学校の先輩とか他の学校の生徒にも告白されていた。
 「えっ!!い、いないよ!!」
愛はビックリしたのか言葉が少しおかしかった。
そんな事などを話しているといつの間にか愛の家の前に来ていた。
 「着いたぞ」
 「ありがと!!」
 「じゃあまた学校でな」
俺は家に向かって自転車を走らせた。
愛は俺が見えなくなるまで手を振りつづけていた。
68 名前:SHIN 投稿日:2003年06月27日(金)20時01分55秒
更新終了です。
更新が遅くすみません (^_^;)
69 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月28日(土)22時52分50秒
愛ちゃんも登場か。次も楽しみに待ってます。
70 名前:名無しくん 投稿日:2003年06月29日(日)14時18分08秒
ぞくぞく登場ですね!
どうなっていくのか楽しみです。
更新待ってます!
71 名前:SHIN 投稿日:2003年07月04日(金)21時59分15秒
季節も夏になり暑くなって来た頃バスケ部恒例の合宿が近づいてきた。
 「あ〜もうこんな季節かよ」
翔が俺に言ってきた。
 「そうだな。所で今回の合宿も去年と同じ場所なのか?」
去年の合宿はこの高校のOBが経営している場所であった。
 「なんかそうらしいぞ・・」
 「マジかよ・・・」
去年は地獄のようにきつかった。
まあそのおかげで俺も翔もみんなもだいぶうまくなった。
 「まあ気楽に行こうぜ!!気楽に!!」
翔が俺を励ますように言った。
 「ああそうだな!!」
そのまま俺達は部活へと向かった。
72 名前:SHIN 投稿日:2003年07月04日(金)21時59分56秒
部活が終わるとコーチから集合がかかった。
 「そろそろ合宿の時期が近づいて来た」
コーチの言葉に全員の顔に緊張が走った。
 「去年みたいにやさしくないからな!!気合いを入れとけ!!以上解散!!」
全員「マジかよ・・・」といった表情でちらばって行った。
  その時・・・ 
 「ああ一つ言い忘れたが今回は女バスも一緒だからな」
この言葉に全員の表情があきらかに変わった。
そしてそのまま散らばって行った。
俺が着替えを済まして校門から出ようとしたら・・
 「カーズさーん!!」
愛が体育館から走ってきた。
 「あれ?愛?練習は終わったのか?」 
 「うん!!」
俺はそのまま愛と一緒に帰る事にした。
 「合宿楽しくなりそうだね!!」
愛が嬉しそうに俺に言って来た。
 「ああ去年よりかは楽しくなりそうだな」
俺と愛は合宿の事を話しながら一緒に帰った。
73 名前:SHIN 投稿日:2003年07月04日(金)22時01分56秒
更新終了です。

>>名無しさん様 >>名無しくん様
更新は遅いですが最後までお付き合いくださいませ(>_<)
74 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月05日(土)22時48分46秒
名前は変えないの?
75 名前:SHIN 投稿日:2003年07月08日(火)16時46分55秒
そしてその帰り道・・・
 「合宿ってどんなの??」
愛は今年入って来たばっかりなので合宿の事は何も知らなかった。
 「ん〜・・一言で言えば地獄だな」
俺の言葉を聞いて愛の顔に緊張がはしった。
 「・・・そんなにきついの??」
愛が心配そうに聞いてきた。
 「まあ愛の事だから大丈夫だろ」
愛の顔から笑顔が戻った。
 「ありがと!!私頑張る!!」
それからは学校の話などをしながら帰った。
 「じゃあ私こっちだから。じゃあねカズさん」
俺に向かって手を振りながら帰って行った。
家に帰ってみるとまだ真希は帰っていなかった。
 「ふう疲れたな・・寝るか」
俺は制服を脱ぎTシャツとジャージに着替えた。
そしてそのまま眠りについた。
76 名前:SHIN 投稿日:2003年07月08日(火)16時48分06秒
しばらくの時間俺は眠っていると誰かに起こされた。
 「カズ起きなよ!!」
目を開けてみると真希の顔が目の前にあった。
 「うおっ!!何だよ!!」
俺の心臓はバクバクだった。
 「んっ!ご飯できたよ」
 「そうかわかった」
俺はリビングに行って飯を食った。
 「合宿早く来ないかな〜」
真希が陽気に言った。
 「お前な〜こっちの身にもなってみろよ(涙)」
 「まあ頑張ってね!!」
そう言うと真希は俺にむかってウィンクをしてきた。
風呂に入った後俺は自分の部屋に戻った。
部屋の中でボーっとしていたので翔と合宿の事について話そうと思ったが睡魔には勝てずすぐに寝てしまった。
77 名前:SHIN 投稿日:2003年07月08日(火)16時49分48秒
更新終了です。

>>名無しさん様
今は書くことで精一杯なのでこのままでいきたいと思います(^_^;)
78 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月17日(木)22時33分50秒
更新遅くてもいいから、
名前の変更を激しく希望。
79 名前:名無しさん 投稿日:2003年07月21日(月)23時35分09秒
まってます。
80 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月19日(火)23時24分59秒
待ってますよ。
81 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時00分28秒
ここで登場人物の紹介をしときます。

藤原 和彦・・・この物語の主人公。バスケの天才。
        あまり頭は良くないらしい・・・笑

西口 翔・・・和彦の親友。和彦とバスケのコンビネーションは全国レベル。
       和彦とは違い頭は学年トップクラス。

安倍 なつみ・・・和彦の幼馴染み。バスケ部。
         実力は全国レベル。

矢口 真里・・・もう1人の幼馴染み。なつみと同じくバスケ部。
        実力はなつみと同じぐらいの実力者。ひそかに和彦に思いをよせている。

後藤 真希・・・和彦の親戚。バスケ部のマネージャー。
        和彦と一緒に住んでいる。何故引っ越して来たのは詳しくはわからない。

高橋 愛・・・和彦の妹的存在。バスケ部。
       和彦の家の近所に住んでいる。バスケの実力はなつみを越える逸材。

今の所の主な登場人物はこんな所です。
たぶんまだ増やしていくと思いますのでよろしくお願いします。
82 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時00分59秒
そして合宿の日・・・
俺は事前に準備していた荷物を持って家を出た。
外はあいかわらずの快晴であった。
歩いて学校へと向かった。
太陽を浴びながら歩いていると・・・
 「カズさーん!!」
後ろから愛が元気よく走って来た。
俺は特に会話もなくそのまま愛と一緒に学校へと向かった。
83 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時01分46秒
学校へ行ってみるとそこには大体の部員が来ていた。
 「よう和彦!!」
翔がこっちに来た。
 「よう。お前元気だな〜」
翔は表情からは笑顔が見えていた。
 「まあ俺は合宿楽しみにしてたからな」
俺達はそのまま話していると・・
 「お〜い早く集まれ〜出発するぞ〜!!」
先生の声が聞こえてきた。
俺達は勢いよくバスに乗り込んだ。
84 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時02分17秒
バスの中はいろいろな人がいた。
隣の奴と喋る人、音楽を聞いている人、寝ている人。
まさに人それぞれだった。
俺も昨日の夜はあんまり寝てなかったので寝ようとした。
しかし俺の隣は運悪く・・・
 「おい和彦〜寝るな〜!!」
真里が話しかけてきた。
 「頼む!!俺昨日寝てないんだよ〜」
 「だめ〜!!!!!!!」
俺が合宿所に着くまで眠れなかったのは言うまでもない・・
85 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時02分53秒
合宿所に着くと・・
場所は
 「部屋割りは自由だからな〜!!男女一緒でもいいぞ〜」
翔を誘おうとしたが翔は他の奴に誘われたらしい。
俺が1人たそがれていると・・・
 「カ〜ズさん」
後ろを振り返ると愛が立っていた。
 「誰もいないんだったら部屋一緒になろうよ」
俺は誰もいなかったので愛と一緒の部屋になった。
 「あっ!あと友達もいるから!あさ美ちゃ〜ん」
向こうから愛の友達が来た。
 「こっ・・紺野あさ美です」
 「藤原です。よろしくね。紺野さん」
俺達は部屋に荷物を置きに行った。
そして俺達は練習所へと向かった。
86 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時03分45秒
練習所に着いてみるとそこは陸上の競技場だった。
みんな??という感じだった。
そこでコーチが・・・
 「今日は全員に20km走ってもらう!!」
そして約2時間後・・・
 「よーし今日は終わりだ!!ゆっくり休め」
みんなその場に倒れこんでいた。
 「あ〜疲れたな」
俺が宿泊所に戻った後飯を食べ風呂に入った。
部屋に戻ってみると愛と紺野さんはきもちよく寝ていた。
俺は2人を起こすまいと部屋を出た。
外に出て自販機で買ったジュースを飲んでいると・・
 「和彦」
後ろを振り返るとそこにはなつみがいた。
87 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)01時05分33秒
久々の更新終了です。
最近は忙しく更新ができません。
ならべく早くしていくのでお願いします。
88 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月22日(金)06時30分56秒
ありえない
89 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)12時36分19秒
なつみは俺の隣に座った。
特に会話もなく時間だけが過ぎていった。
空を見上げると空一面の星が見えていた。
 「どうしたのこんな所で?」
なつみが俺に問いかけてきた。
 「ん〜なんとなく。なつみはどうしたんだ?」
 「ちょっと寝つけなくてね・・・」
なつみの様子を見ると実際は疲れているようだった。
 「明日も早いからもう寝た方がいいぞ」
俺がそう言うとなつみは・・
 「和彦が部屋に戻るときに一緒に戻るよ」
なつみはそう言うと大あくびをしていた。
 「あんまり無理すんなよ」
それからはいろいろな話で盛り上がっていた。
90 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)12時37分11秒
話に盛り上がっていると急になつみが・・
 「ねぇ和彦って好きな人っている??」
 「えっ!いきなりなんだよ?」
なつみの表情は真剣そのものだった。
 「ねぇ?いるの?」
 「今はいないな。なつみはいるのか?」
俺が冗談半分で聞くと・・
 「・・いるよ」
俺はその答えにびっくりした。
 「誰?」
 「教えれるわけないじゃん」
なつみの顔は少し赤くなっていた。
 「じゃあヒントくれよ」
俺がそう言うとなつみは考えた末・・
 「ん〜すっごい近い存在の人」
 「他には?」
 「だ〜め!もう教えらんないよ〜」
そう言うとなつみは走って宿泊所に戻って行った。
 「おい待てよ〜」
俺はその後を走って追いかけた。
空はあいからわず星一面の夜空だった。
91 名前:SHIN 投稿日:2003年08月22日(金)12時37分45秒
更新終了です。
92 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月23日(土)19時54分20秒
ochi
93 名前:SHIN 投稿日:2003年08月25日(月)16時14分35秒
次の日・・
その日からは本当の地獄の始まりだった。
5kmのランニングの後ドリブル・パスなどの基礎練習。
2対1、オールコートの1対1、5対5のゲーム式の練習。
この練習を炎天下の中の体育館の中で朝の9時から夜の7時近くまで行われた。
途中で倒れる者、吐く者などもいた。
練習の終わった後宿泊所に戻ろうとした所、翔に引き止められた。
 「おい和彦!1対1勝負しようぜ」
 「しかたないな・・いいぜ!!」
その様子を見ていたなつみ達が・・
 「ねぇおもしろそうだから見ていこうよ」
そう言うとなつみ、真里、愛がベンチに座って俺達の方を見だした。
それに気づいた俺はなつみに・・
 「おいなつみ!審判してくれよ」
 「うん!!いいよ!」
そして俺と翔の勝負が始まった。
94 名前:SHIN 投稿日:2003年08月25日(月)16時15分16秒
試合は接戦だった。
翔の攻め方はスピードを生かした攻め。
一方俺の攻め方は身長を生かした攻め。
翔が入れたら俺が入れ返すという、またに一進一退の試合だった。
その様子をなつみ達は口をあんぐりと開け見ていた。
 「おいまだやるのかよ?」
 「当たり前だ!決着がつくまでだ」
俺のオフェンス。
俺はシュートを打ったが外れ翔のオフェンスになった。
そして翔のオフェンス。
翔は俺の一瞬の隙をつきゴールしたまで切り込んだ。
そのままレイアップまでもっていこうとしたが俺はそれを読んでブロックを構えていた。
俺は「もらった!!」と思ったが次の瞬間翔はダブルクラッチをして見事に俺のブロックはかわされボールはゴールの中に吸い込まれた。
その結果接戦の末翔の1ゴール差で翔の勝ちとなった。
95 名前:SHIN 投稿日:2003年08月25日(月)16時15分57秒
その日の夜・・・
俺は飯を食った後1人で体育館に行き練習をした。
ダンクやシュート、3Pなどの練習を2時間近くした。
俺が疲れてフロアに寝そべっていると・・
 「そんな所で寝ていると風邪ひいちゃうよ」
声のした方を見てみるとドリンクを片手に持った愛がいた。
 「どうしたんだ!?寝たんじゃなかったのか??」
 「ジュース買いに行ったら体育館の方から音が聞こえたから・・」
愛の方を見たら少し眠たそうな顔だった。
 「じゃあ宿泊所に戻るか!」
 「うん!!」
俺と愛は雑談をしながら一緒に戻った。
96 名前:SHIN 投稿日:2003年08月25日(月)16時16分41秒
部屋に戻ってみると紺野さんが少し怒っていた。
 「愛ちゃん遅いよ〜!!」
 「ごめんあさ美ちゃん!」
どうやら愛は紺野さんの分のジュースを買いに行ったらしい。
 「ほんとにごめん!!」
 「もういいよ〜!!気にしてないから」
そう言うと愛はもう一度「ごめんね」と言っていた。
その後は俺の事や愛の事、紺野さんの事などを話の中心にして話していた。
 「へぇ〜。紺野さんって陸上部だったんだ」
話を聞くと紺野さんは元陸上部でバスケは高校から始めたらしい。
 「あさ美ちゃんってすごい上達が早いんだよ!もう3Pも入るようになったんだよ!!」
 「すごいじゃん紺野さん!」
紺野さんの方を見てみると恥ずかしそうに顔を赤らめて下を向いていた。
時計の方を見てみるともう0時を回りそうになっていた。
 「明日も早いからもう寝ようか」
 「あっホントだ!」
 「ホントですね!」
そう言うと各自にベットの方に帰って行った。
 「それじゃあオヤスミ〜!」
 「オヤスミ〜」
 「おやすみなさい」
そしてそのまま俺達は眠りについた。
97 名前:SHIN 投稿日:2003年08月25日(月)16時18分35秒
ダブルクラッチ・・・空中で一回フェイクをしてシュートすること。
          とても高度なテクニック。NBAではマイケルジョーダンなどがしていたプレー。

更新終了です。
98 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月26日(火)00時57分08秒
会話文が多い。男絡みが難しいのは分かるが、文才ないぞ。
99 名前:SHIN 投稿日:2003年08月26日(火)12時42分10秒
次の日、その次の日も合宿は順調に進んでいった。
メンバーも着々とレベルアップしていった。
そして合宿最終日の前夜俺は合宿の疲れのせいか部屋で1人くつろいでいた。
部屋で1人MDを聴いていると・・
 「コン、コン」
急に部屋の玄関のドアからノックの音が鳴った。
俺はドアの方を見ずにたった一言「どうぞ」と言った。
足音が近づいてきたので足音の聞こえた方を見てみると・・・
 「よお」
翔が立っていた。
 「どうしたんだ?」
俺はふと思った事を口にだした。
 「なんかなつみ達が花火やろうだってよ」
それを聞いた俺は・・
 「ああ、いいぜ!じゃあ行こうか」
俺はさっきまで聴いていたMDのイヤホンを耳からはずし集合場所へと向かった。

100 名前:SHIN 投稿日:2003年08月26日(火)12時44分35秒
>>名無しさん
たしかに男絡みは難しいです。
文才が無いのは承知のうえです。

更新終了です。
やっと100まできました。長かった(>_<)
101 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月26日(火)18時20分42秒
一人称視点やめたらマシになるかも
102 名前:98 投稿日:2003年08月26日(火)20時00分44秒
>>101
中途半端に一人称だからかな?
あと「・・・」が多すぎると読みにくくなるのは基本中の基本だな。
103 名前:名無しさん 投稿日:2003年08月27日(水)12時32分03秒
ageると他の作家さん達の邪魔になるよ
104 名前:名無しさん 投稿日:2004/03/04(木) 20:27

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