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シェルブールの雨傘
1
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月27日(日)22時21分24秒
飯田を中心に6期メンバーを除く歴代娘。メンバー全員を
登場させる予定です。
カップリングは流れに応じて・・・
2
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月27日(日)22時23分10秒
「・・・飯田さん・・・?」
誰もが息を飲むような光景だった。
3
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月27日(日)22時32分06秒
病院に運ばれた飯田さんは奇跡的に命を取り留めた。
しかし目を覚ました飯田さんはけしていつもの飯田さんではなかった。
4
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月29日(火)11時24分48秒
「いいらさん、だいじょうぶれすか?」
心配そうに飯田さんの顔をのぞき込む辻に
威嚇するような目を見せる飯田さん。
辻の笑みが消えた。
「偽善者。」
その一言で辻の目がみるみる赤くなっていく。
「飯田さん!?」
耳を疑った。
教育係として飯田さんは過保護なほどに辻を可愛がってきた。
5期メンバーが入ってきてからは多少落ち着きはしたものの
その師弟愛は相当なものだった。
「何言ってんの・・・?」
辻はあたしの体に顔を押しつけたまま肩を震わせている。
5
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月29日(火)11時26分01秒
「圭織、辻に謝りなよ。」
圭ちゃんが強い口調で言った。
「辻は圭織を心配してるんだよ。
それが何で偽善者なの!?圭織おかしいよ。」
静まる病室。辻の嗚咽だけが響く。
「圭ちゃんもそっちの仲間なんだ・・・。
圭ちゃんはわかってくれてると思ってたのに・・・」
「辻に謝れって言ったのが聞こえなかった?」
「・・・圭織は・・・圭織は何も悪くない。圭織悪くない・・・」
飯田さんは自分に言い聞かせるかのようにそう呟くととあたしたちの間を抜けて
病室を飛び出していった。
「飯田さんどうしちゃったのかな・・・」
飯田さんがいなくなった病室で石川がそう言った。
いつもは可愛く聞こえるアニメ声もこのときばかりはメンバーを苛立たせた。
6
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年04月29日(火)11時26分59秒
「きっと大丈夫だよ。
最近圭織いろいろ疲れてるみたいだったし。少し休ませてあげよ。
年少メンバーは先に帰りな。明日もコンサートあるんだから。」
サブリーダーらしく圭ちゃんがそう言った。
そう言われ年少メンバーは次々と部屋を出ていった。
しかし辻だけは泣くのをやめ口をきつく結び飯田さんのいなくなったベッドを
じっと見つめて動こうとしない。
「辻も。早く帰りな。吉澤、一緒にホテル戻って。」
「・・・イヤれす。」
7
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年05月06日(火)18時19分18秒
「先生から説明があるのでこちらに来ていただけますか?」
看護婦さんが入って来てあたしたちは廊下に出た。
別室に入る寸前に病室に戻る飯田さんが見えた。
どうやら落ち着いているようだ・・。
部屋に入り飯田さんの担当医らしき人に説明を受ける。
しかしそんなものはけして耳に入らない。
8
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年05月06日(火)18時20分00秒
コンサートが終わりホテルに戻り10時から明日の打ち合わせがあった。
飯田さんと保田さんはまだマネージャーさんと話すことがあるらしく
あたしは先に部屋に戻った。
お風呂からあがっても飯田さんはまだ帰ってこなかったので
退屈だったあたしは梨華ちゃんの部屋に行った。
明日もコンサートがあるし、そろそろ飯田さんも帰っているだろうと
思って部屋に戻ったのが、12時頃前後。
部屋に戻ってみると風呂場から水の音が聞こえた。
飯田さんがお風呂に入っているのだと思ってそのままベッドに入る。
2時30分頃ふと目を覚ましたあたしはまだ流れ続ける水の音を聞いた。
風呂場のドアを思い切り開けると・・・
9
名前:
イパネマの娘
投稿日:2003年05月06日(火)18時21分37秒
一応序章終了です。
文章にはまったく自信がありませんがよろしくお願いします。
ご指摘などもお待ちしております。
10
名前:
名無しさん
投稿日:2003年08月12日(火)10時18分46秒
続きまだかな?
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