いしかわ汁。           

1 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月06日(火)05時08分21秒
脳内の石川さんが書き込んでます。
脳内の石川さんはかなり(略

皆さんの脳内の石川さんとは異っているかもしれません。
一人、一人づつの石川さん。人それぞれ好みは違うけれど
どれもみんな綺麗だね。花屋の店先には並びませんが、
もともと特別なオンリーワン・・・・・

それが、多分、きっと、私達の石川さんです?







・・・・・・・・・むかついたら、飛ばしてくださいね?くれぐれも。
2 名前:ひとみちゃんのにきびとわたしの想い 投稿日:2003年05月06日(火)05時10分02秒
あなたは何時だってマイ・ヒーロー
わかっているのよ?マイ・ダーリン
だってわたしは カーニバル!!
一夜限りの フェスティバル?!

あぁ、なんてデンジャラス!
二人の恋は 赤い雨・・・

それでもずっと待ってるの・・・
あなたの声が 聞きたくて・・・
手に取る電話は カメラ付き
近頃どこも 必死でしょ・・・?

だからわたしは 月に祈るの・・・
〜 あなたのメンチョが 早く治りますように 〜
3 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月06日(火)05時21分20秒
・・・・・・・・・今、気付いたのですが・・・・・・・・・
スレタイ、物凄いうざいですね?すみません・・・・・・・・
悪気はなかったのですが、空白を多く空け過ぎました・・・・
決してわざと?じゃないんです。本当です!

多分、お気を悪くされる方が続出するかと思いますが・・・・
本当に反省しておりますので、どうか軽く流して下さい・・・
ほんとうに、申し訳ありませんでした・・・・・・
4 名前:ひとみちゃん日記:その1 投稿日:2003年05月06日(火)05時23分29秒
五月某日 晴れ

今日、ひとみちゃんとお昼を一緒に食べました。
ひとみちゃんはめずらしく、たらこ入りおにぎりを食べていました。
ひとみちゃんは、本当においしそうにパクパク食べていました。
わたしが「おいしい?」って聞くと、「おーいしー!!!」って
答えてくれるひとみちゃん!!そんなひとみちゃんにわたしはもう、
メロメロ!!! ほんとに、なんてかわいいんでしょう??!!!

全部でみっつ、きれいに食べたひとみちゃんが、
「ごちそうさまーーーーーっ!!!!」って、にっこり笑ってごあいさつ!
その笑顔がたまらなくて、うっとり見入ってたら、 梨華・大発見!!!
ひとみちゃんの白い歯に、びっしり詰まった、たらこのつぶつぶっ☆




ホンと、かっこいいゾっ!! わたしのひとみちゃん!!!
5 名前:ひとみちゃん日記:その2 投稿日:2003年05月06日(火)05時32分14秒
五月某日 くもり

今日はひとみちゃんに、メロンパンとジュースをおごった。



6 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月08日(木)12時00分57秒
俺の脳内の石川さんと同じですが何か?
7 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月10日(土)03時20分52秒
>>6さん
・・・・・・・・そうですか・・・・おたくの脳内の石川さんも
こんな・・・・・・。何か? といわれてしまうと、こちらも少々
言葉を詰まらせてしまうのですが・・・・レス、有難う御座いました。

ここらで、ちょっと、小説??書かせて頂きます。
すみません・・・・・突発ですが・・・臨機応変に・・・・(?)
いしよしになるかと思われます。というか、いしよしです。
またーり、やらせて頂きます。すみません。心はポジティブですが何か?
8 名前:・・・・ to be with you 投稿日:2003年05月10日(土)03時29分56秒
何時の頃からだっただろう?
気が付けば 君の姿を追っていた・・・・。

でも、言葉には出来なかった・・・・。口にしてしまえば、
全てが脆くも崩れてゆきそうだったから・・・・・。

だから心に鍵を掛けたんだ・・・・君を失いたくは ないから―――。

9 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月10日(土)03時44分57秒
「ねぇ、ねぇ!! ひとみちゃん!!!」

「・・・・・・・・なんだよー!!?・・・うっさいなーあ・・・」

放課後を告げるチャイムと共に、甲高い・・・・・・
・・・・・・・アニメのような声(?)がウチを呼んだ。

「・・・・・・・・もーう!!うるさいって、なによ〜っ!!!!!」

声の主・・・・・『石川梨華』がこちらを向き、
手を腰にあてながら、ぷぅ〜っと膨れてみせた。

「・・・・・つーか、こんな事でふくれんなよー・・・・」

ウチは何時ものやり取りを、面倒臭そうにやり過ごした。
つか、直ぐ膨れるんだぜ?? きょうび、両手を腰にあてて、
膨れる女子高生なんているかーっ????もう、21世紀ですよ???

あ・・・・・ウチの名前は『吉澤ひとみ』
ここ、ハロモニ女学園の二年生。勉強は〜・・・・あ、あれだけど(笑)
スポーツは万能!!! あ、ちなみにコレ、唯一(?)の自慢ねっ!!
10 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月10日(土)04時01分58秒
「ちょっとぉ〜!!!!ひとみちゃん?!!聞いてるのーっ??!!」

「っっわ・・・な、何っ??!! なんだって???梨華ちゃん??!!」

ぼけーっと自己紹介してる間に、梨華ちゃんがウチの
目の前にまで迫っていた・・・・。

「もーーーっ!!!ひとみちゃん、全然わたしの話、
          聞いてないんだからーーーっ!!!!」

・・・・・・ん・・・なんか・・言ってたの???
つーか、全然聞いてなかったよ・・・・・・。

「・・・・ごめん!梨華ちゃん!! んで、何っ???」

「・・・・・・・もう・・言わない。」

11 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月10日(土)04時05分42秒
・・・・・!!!!むっかt・・・・いいかん、いかん!!!
もちつけ!!!吉澤ひとみっ!!!!! こんな事くらいで、
こんな、かわいこぶりっこちゃん(死語)に、目くじら立ててはいかん!!
ウチは大人だ!!! k・・クールに振舞おうっ!!!!!

「ごっ・・・ごめえんよー???梨華ちャーん!!!!!
    なんか、ウチ、ぼーっとしちゃって・・・何だったの??」

ウチなりに・・・・かな〜りクール(?!)に・・頑張ってみた・・・!!

「・・・・・・・・・だから〜・・・・帰り、一緒に帰ろ?
       って言ったの!!!ひとみちゃんにーっ!!!!」

・・・・・・・・っは?!! そんだけ????
や・・・別にいいんだけどさ〜・・・・つか、こんな事、
出し惜しみ?すんなよっつーの!!!!

「・・・・・・・・・べつにいいよ・・・???」
12 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月10日(土)04時11分48秒
「ほんとっ??!!! やったー!!!じゃあ、帰ろっ?ひとみちゃん!」

「・・・・・・・あーーーーーーーい・・・・・・」



まったく・・・・こいつ(梨華ちゃん)と居ると、
なーんか調子、狂うんだよなー・・・・・・。
ま、べつにいーんだけどさー・・・・。
かわいいし・・・・・・ って、ちょ・ちょっとだけ!!! ねっ??!!
ふつうに、かわいいって事!!! だからなっ???!!!!!

・・・・・・・・はぁ〜・・・誰に弁解してんだか・・・・・・。
がんがれっ!!!?? ヨシザワヒトミ・・・・・・・。
13 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月10日(土)04時20分36秒
・・・・・・・・・・・今日は、今日早起きする為、
ここらで更新終了致します。多分、予定時間を大幅に上回る
起床となるでしょうが、構いません。もう、良いのです。

明日・・・今日、また、更新予定です。誰に言うでもなく、
自分を追い詰めるための予告ですが・・・・・・・。
それでは、また・・・・・・・・・・・。
14 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月10日(土)05時05分34秒
痛い石川さんが面白可愛い過ぎですが何か?
15 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月11日(日)02時00分37秒
>>14さん
あぁ・・・・これはこれは・・・・
ご丁寧(?)にレスを下さいまして、誠に有難う御座います。
石川さんは、痛くてなんぼ。私の石川さんの、
ジョブは“アイドル” アビリティーは“凍て付く波動(のみ)”
となっております。しかしながら、リーダー飯田さんの“交信”
よりは、多少なりとも 戦力にはなるかと・・・・・。
・・・・どうでしょう・・・。そんな訳で、本日分、更新致します。
>>14さん
よかったら、また、目を通してみてやって下さいな・・・・。
16 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時07分36秒
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

・・・・・・つか、なんだっつーの??!!!
梨華ちゃん、自分から一緒に帰ろう? なんつっといて、
さっきから一言もしゃべんないの!!!!
あ〜〜〜〜・・・もう!!! ウチ、間が持たないじゃんよーっ!!!!
・・・・・・ていうか、さっきからな〜んか、
思い詰めた顔、してんだよね〜・・・・・。はぁー・・・・しょうがない!
ウチから話しかけるとするかー・・・・・・・。

「・・・ね、ねぇ?? り梨華ちゃん??!!!」

「っ!!!! はいっ!!??? な、何っ???!!ひとみちゃん!!?」

!!?? う・・・・・・なんだよー・・・びっくりするなー・・・・!!
しっかし、たっかい声だなー・・・・梨華ちゃんてー・・・。
17 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時13分17秒
「つ・・・かさー・・・さっきからぜんっぜん、しゃべんないじゃん?」

「!!! あ・・・・・・うん・・・ごめんね・・・??」

「っつ・・・・い・・いや・・・いんだけどさ・・・・・・?」

はぁー・・・・何??この、アイドルの塊みたいな奴はさー・・・・・。
ほんっと、おんなのこちゃんなんだよねー・・・梨華ちゃんって。
ていうか、謝られちゃったりしてさー・・・・うーん・・・・・。
どうよ??この空気!! 体育会系のウチには、ちょっと
耐えらんないって・・・・・・参ったなぁ〜・・・・・。
18 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時21分09秒
・・・・・・・昨日のMステ、見たぁ〜??
なーんて、聞いたらいいのかn「ね、ねえっ??!!ひ、ひとみちゃん!!」

「!!!うっわ・・・な何??!! 梨華ちゃんっ!!!!????」

急に声を掛けられて・・・・あー・・・びっくりした〜・・・・・。

「あっ・・・・あの・・ねっ・・・・・・・・」
「う、うん・・・・・・なに???・・・・」

「あ、あの〜・・・・・げっ・・・・・・・・」
「・・・・・・・ゲッ?????」

「ゲームセンターに、ついて来てほしいのっ!!!!!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・っはあ〜〜〜???????」


・・・・・・・・・・ていうかさー・・・・・・・。
ロードのサビ以上に、なんでもないような事だよねッ??????
ふつ〜に言ったらいいじゃん???? まじでっ!!!!!!
・・・・・・・・・・別にいんだけどさ〜・・・・はぁー・・・・。


「・・・・・・・いいよ・・・・別に。」
19 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時30分04秒
「!!!! ほんっと〜????よかったぁ〜〜〜・・・・・」


・・・・・・・コレくらいの事で、こんなに喜びを表現しきれるのはきっと
彼女くらいだろうな・・・・・・・・・・つか、舞ってるよッツ!!!!?


「えへへっ☆ ありがとっ!! ひとみちゃん!!!!」

「・・・・・・い、いいえ・・・こちらこそ?????」


・・・・・・ウチ、かな〜り わけわかんなくなっちゃってない???
はぁー・・・・今日の帰路は、果てしなく遠いなあ・・・・・・。
でも、梨華ちゃんがゲーセン行こうだなんて・・・・・・・・。
ちょっと意外だったな・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・喜んでるんだから、ま・・・・いっか・・・。
20 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時42分57秒
――――― それからの梨華ちゃんはまるで別人のように、
快濶によくしゃべった・・・・(鬼のように寒い会話だったけど・・・・)
ま、それはたぶんきっと、ゲーセンに行けるという事が、
余程嬉しくて、つい舞い上がってしまったんだろう???

いや・・・・・・・・そう思いたい・・・・・・・・。


「・・・・・・・・ん??どうしたの???」

急に梨華ちゃんが黙り込む。
梨華ちゃんが見上げている所を見てみる。

【ゲームセンター・メロソ】


・・・・・・・・・あー、ここ〜?? つーか、ここの看板、
メロンの“ン”の字が、“ソ”に見えるんだよねー・・・って、
どうでもいっか・・・・・・・。


「ここなの??? 梨華ちゃん???」

「・・・・・・・・・・・・・・。」


梨華ちゃんが黙って頷く。・・・・なになに????
さっきまでのテンションは、どこいっちゃったの?????
21 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時49分21秒
「・・・・・・あー・・・・んじゃ、はいろっか??梨華ちゃん!!」

「えっ??!!! う、うん・・・・・・・・。」


・・・・・・つか、誘っといて何?その、やる気の無さっ!!!!??
っていうか、ほんと、梨華ちゃんて、こういうとこ似合わね〜・・・。

ウチが半ば強引に(?)梨華ちゃんの手を引く形で、店内へと足を進めた。


「ん?? あ、あれはー・・・・!!!」


入り口を入って直ぐ右の一角にある、プリクラコーナーの
女子高生二人組みに目をとめる・・・・・・・・・。
22 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)02時59分42秒
「い〜〜〜じゃんさ〜〜〜!!! ねっ、ちゅーしよっ!!ちゅ〜〜!!」
「やっ・・・やめろって!!!ひ、人が居んだろっって・・・あッ?!!」
            
            カシャッ・・・・・
        『 もう一枚、いっくよ〜?? 』

「っこ、コラァッ!!!?? やっ、やめろtt・・・・・!!!!??」
「い〜〜の〜〜!!! ほらっ! 次、いくってー!!!」


・・・・・随分と騒々しい二人組み・・・・・・・。
たぶん・・・・・きっと・・・・・ウチの知ってる アレだと思う・・・。


「っだぁぁああ!!!! もう、ぜってー撮らないからなっ!!???」

「えへへ〜〜〜っ!!! あっ! 照れてるんだっ!!!?かっわい〜!!」

「かっ・・・ばかっ!!・・・んッツ???!!! 吉澤ッツ!!!!!?????」
「あっ!!! よっすぃ〜!!!!!!」

「あは! こんちゃ〜っす」

・・・・・・・やっと気付いてくれたみたい。
23 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)03時16分44秒
「ひさしぶりだねぇ〜っ!!! 元気だった〜?」

茶髪のサラッとした髪を弾ませて、先に声を掛けてきた少女が、
ウチの首に手を回し抱きついてきた。

「あはっ!! あったりまえだって!!ごっちんは?」


この、一見遊んでそうな・・・・・(実際はお馬鹿なまでに一途!笑)
ふにゃ〜ってしてんのが『後藤真希』通称?『ごっちん』
ウチの幼馴染みたいなモン。高校から離れ離れになっちゃったんだけど、
幼稚園から中学校まで、ず〜っと一緒だったんだ。


「えへへ〜・・・よっすぃ〜にあえて、な〜んかカンドー!!!」

「あはっ!! ウチもだよっ!!! ごっちん!!!」

「あ゛ーッツ・・・んんッツ!!!!!!!」



あっ・・・・・・やっべ・・・・・・・・・。
ウチはするりと、ごっちんの手を解く・・・・・・。だって・・・あれ・・
ごっちんの恋人 『市井紗耶香』・・・・呼び捨てにしちゃったよっ!!!
市井先輩がすっごい勢いで、こっち睨んでんだもん・・・・・・。恐っ!
24 名前:.............. to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)03時25分34秒
「・・・・・・あいっかわらず、真希とは仲良しなんだなあ??
            あ?! ヨシザワーッ!!!!!!!!!」

「いいっ??!!!! って、ち、ちがいますって!!!????」

「あぁ〜〜っ!!!! よっすぃ〜、あたし達、仲良しじゃないの〜??」

「はっ??!!! あ〜・・う、うん!!! なっ、仲良しだよっ??!!」

「・・・・・・きっさま〜〜〜〜・・・・・・・・」

「あっ・・・あぁあ〜〜・・・ちょっ・・ちょっと、待っ・・!!!!」


背中にどんっと、何かが当たった・・・・。??なんだ????
あっ・・・・!!!!! すっかり、わすr(略


「こっ・・・こんにちはぁ〜・・・・。」


そうだ・・・・梨華ちゃん・・・・・居たんだった・・・(ごめん)
25 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)03時38分44秒
「!!? っこ、こんにちはー。」
「あはっ!こんにちは〜!!!!」


・・・・・・・・・・えっ・・・ふつうに挨拶????
や・・・・いいんだけどさー・・・・・。あ!!そうだっ・・・・


「梨華ちゃん、紹介するね? こっちが ごっちん。ウチの幼馴染!」

「あはっ!よろすぃく〜〜〜梨華ちゃん??」

「あっ・・・よろしく!石川梨華っていいます!梨華は、
        山梨の梨に〜、中華の華 で、梨華ですっ!!!」


・・・・・・うそーーん・・・・。何?!!その自己紹介!!??


「あはっ!!梨華ちゃんて、おもしろいんだね〜っ!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



あっ・・・・・市井先輩、固まってんじゃん・・・・!!!??


「あ〜・・・・っで、こっちがごっちんの恋人の市井先輩。」

「・・・・・・・・・・えっ・・・・?????」     
26 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月11日(日)03時47分09秒
「「「 んっ??? 」」」


声が重なる。


「っこ・・・・恋人って・・・・・・・。」

「そっ!! ごとーといちいちゃんは、恋人同士っ!ねっ!!!」


んちゅう〜〜〜・・・・・と・・・・・・
音が聞こえてきそうな・・・・・・・アレ・・・・・


「!!!!!!〜〜〜〜〜っばっか!!!!や、やめろって!!!!」


あ・・・・・・市井先輩・・・・・・・真っ赤だ。
って、当たり前だよなー・・・・こんな人前で堂々と・・・・・。


「!!!!!!???????きっ・・・・・・・・・!!!」

「「 きっ???? 」」


今度はごっちんとウチの声が重なる。


「キッスしたぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!????」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・今時、キッスなんて・・・・・・
おっさんくらいしか・・・・言わないんじゃない????
いや、マジでッツ!!!!!! バリバリっすね〜・・・梨華ちゃん・・。
27 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月11日(日)03時53分55秒
・・・・・・・今日はこのくらいで勘弁してやります。
焦点が合わなくなってきました故・・・・。
なかなかいしよしに結びつくには時間がかかりそうな悪寒ですが、
また〜りやって逝きます。目指せ!完結!!!???
そして今日は 何処吹く風・・・・・・・。
それでは寝ます。今日は更新、でっきーるっかーなー???



のっぽさん、ウハウハですが何か?

28 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月13日(火)02時10分04秒
誰にもROMられてないようですね。
しかし、やりだしてしまった限り最後まで、がんがる次第であります。
本当は、突っ込んで欲しかったりするのですが、
致し方ありませんね・・・・・。自分、ファイト。
29 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)02時25分23秒
「あ・・・・えーっと・・・ま、恋人同士だから・・・ね・・・?」

フォロー(?)するべきなのかな?・・・ここは・・・・・。
梨華ちゃんはひとり、真っ赤になっている。
つーか、そんなびっくりする事かー??? まじでー。

「っこ・・・ばかっ!!!こんな事、人前でするんじゃない!!!!!」

あ・・・・・。市井先輩も真っ赤じゃん。うっひゃー!!!!
すっごい照れてんじゃないの??!!! あいかわらずだねー!!!!

「え〜〜〜〜・・・いちいちゃんのケチ〜〜!!!!」
ごっちんがぷぅ〜っと膨れる。あはは!その顔、かわいいじゃん!!

「けっ・・・ケチとかそういう〜・・・・・・!!!!!!」

あ・・・・市井先輩、ごっちんの顔見てますます真っ赤だ!!!

30 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)02時26分44秒
「そういう、なに〜〜???????」
「!!!! っその〜・・・・なんだ・・・・あ・・・」

「先輩、なんかますます顔、赤いっすよ〜? まさか、ごっちんの
  膨れっ面見て、うっ・・・か、かわいい・・・とか思っちゃったり?」

「ぬっ・・・・????????!!!!!!!」

            ゴスッ!!!!!

「!!!!いぃってぇぇぇええええええ!!!!!!!!!」


い・・・・市井先輩に、思いっきりグーで、
頭を殴られた・・・・・っつか・・・まじ、いってーーー!!!!!!

「もうっ!!いちいちゃん!!!! だいじょぶ??よっすぃ〜・・・・」
「・・・・・・・・・だいじょぶく・・ないっ!!!・・・・・」
31 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)02時42分33秒
ごっちんが殴られたところを撫でてくれる。
ほんとに、あんたの旦那は喧嘩っ早いよ・・・・・・。


「っち・・・後藤!!んなやつ、ほっとけ!!!!さわんなっ!!!!」

「む〜・・・・いちいちゃんがわるいんでしょ〜??!!!!」

「・・・・・・あ〜・・・も、いいよ・・ごっちん・・・ありがと。」

「ほらっ!!!行くぞっ!!!!!!?後藤っ!!!!!!」
「ちょ・・ちょっと〜!!??? あ・・・ばいばい!よっすぃ〜!!!」

どうやら市井先輩は、バツが悪すぎたみたいで、
いやがるごっちんの手を引いてこの一角を後にした。
!! あっ、そうだ・・・梨華ちゃん・・・・・・。


「おっ・・・おんなのこ同士で・・・付き合ってる・・・の・・????」

「えっ・・??? あー、そうだよーっ?
          ほんっと、仲いいんだー。あの二人ーっ」

「・・・・・・か、かわってる・・・ね・・・・?」

「ん?? あー・・まあ、かわってるっちゃー、かわってるかなー???
  どうだろ? でも、ま、好きになった人がたまたま女だったって事!」
32 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)02時48分19秒
梨華ちゃんはまだ、不思議そうな顔をして、なにやらぶつぶつ言っている。
ま、普通は驚く・・・・・のかな?? そんな珍しい事でもないと
ウチは思うんだけどな〜。てか、ウチの高校、女子校だし・・・・。
ウチも何回か、おんなのこから告られてるしなぁ・・・・。

実際梨華ちゃんも、ボーイッシュな子達の間じゃあ、
結構人気あるんだけどね。知らぬは本人のみってやつ??

こうやって見ると・・・・ま、かわいいし・・・・・ね。
ウチはどっちかっつったら、ごっちんのがタイプだ・・・いかんいかん!!
また市井先輩に半殺しにされちゃうって・・・・。今のは、冗談・・・!
つか、ウチは至ってノーマルだしね〜っ!!!
33 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)02時57分07秒
・・・・・そんな事より・・・・・。
一体ここに、何しに来たんだろう・・・・・・。


「ねぇ、梨華ちゃん、なんか・・・やる??」

「えっ・・・・あ・・・・・そう・・だよね・・・・。」


そうだよねって・・・・・・。なんかさっきから
そわそわしてんだよねー・・・梨華ちゃん。
今も、ほら・・・・キョロキョロしちゃってさー・・・・。
あんま、こういうとこ、来た事ないんじゃないの??実際・・・。


「!!!! あっ・・・!!!!!!」

「んっ???っわ!!??な、なにっ??!!!!」


急に梨華ちゃんに腕を引かれて、
“ 超・美白!!!”のプリクラ機の陰に連れ込まれた。


「なに??どうしたの????」

梨華ちゃんは、何かを見つけて身を潜めているようだ。
34 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時00分59秒
「・・・・あっ・・・あの人・・・!!!!」

「は?? どの人が・・・・何??????」


梨華ちゃんが、カウンター内の男の店員を小さく指差しながら言った。


「あ・・あの人がね・・・・・・・すっ・・・好きなのっ!!!!」

「っはぁ〜????!!!!」


どれどれ・・・・いっ???あの人〜?????!!!!!
まじでっ・・・・・つーか・・・・・・全然かっこよく・・・ねー・・。
35 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時08分29秒
「・・・・・・・どこがいいの・・・・???」


つい・・・・聞いてしまう・・・・・。だって、まじで、
全然かっこよくないんだもん・・・・。梨華ちゃんには勿体無い・・・。
あれ?? その逆?? あいつとじゃあ、梨華ちゃんが勿体無い・・・・。


「あの・・・ね。あの人・・・・とっても優しい人なの・・・・。」

「・・・・・・・へー・・・・・・・・。」



十分くらいかけられて、あの男の優しさを、一から十まで聞かされた・・。
迷子の子供の親を、一緒になって探したり?
ここのゲーセンで絡まれてる女の子を助けてあげたり?
んで、何? 土砂降りの雨になって、梨華ちゃんに傘を貸してあげた??

それで、トキメイチャッタンデスカ??あなたはっ・・・・!!!!
36 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時14分10秒
はぁ〜〜・・・・・・。なんて・・・・・ま、いんだけどさ・・・。
人の事だし・・・・。うわー・・・。すっげ見てるよ!!梨華ちゃん!!
凝視しちゃってるよ・・・・。これじゃまるで、ストーカーだって・・。


「・・・・・んで・・・告るの??梨華ちゃん。」

「っへ??!!!!!」


一瞬で赤くなってる・・・・。
なんてうぶなんでしょう・・・。見てるこっちが、恥ずかしいよ・・・。


「っそ、そんなの・・っ!!! む、無理無理っ!!!!絶対無理っ!!」

「・・・・・・そうな・・・・の????」


って・・・・こんな事毎日してたら、終いにゃあタイーホに
なりかねないよ・・・・?梨華ちゃん・・・・・。


「・・・・告ればいーのに・・・・。」

37 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時20分57秒
「・・・・・うん・・・・いつかは・・・告白しよう!!って・・・
             思ってるんだけど・・・・ね・・・・・。」

「うん・・・しなよ。梨華ちゃんなら絶対、即・オッケーだって!!!」

「っそ・・・そんな事!!絶対ありえないよっ!!!!」

「・・・・なんで??」

「・・・・だって・・・・わたしなんか・・・・地黒だし・・・
         一緒に居ても・・・楽しくないし・・・・・・。」

「い・・・・いや・・・(黒い)・・・とか、楽しくないとか、
        そんなの、付き合ってみなくちゃ、わかんないじゃん!」

「とにかくっ・・・・絶対無理に決まってるよーぅ!!!」

「んな事無いって!!!大体、梨華ちゃん、可愛いしさ・・・・・
            あの人には、勿体無いくらいだよっ!!!!」
38 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時26分30秒
「えっ・・・・??」

「・・・・・ん?? な、なに・・・???」

「ひとみちゃんの・・・・意地悪・・・・・・っ・・・」

「はっ・・・??? なにがっ!!!????」

「わたしなんて・・・・・可愛いはず、ないじゃないっ!!!!」


・・・・・・・・何コレ??? もういっぺん言えって事?????
つか・・・・ほんとは、自分でもそう思ってんじゃないの・・・・??


「・・・・・・可愛いよっ・・梨華ちゃんは、可愛いって!!!!!」

「!!!!!!!!」


ぱぁっと輝くように、こちらを窺う梨華ちゃん・・・・・。
はぁ〜・・あんま、可愛いとか、言わないんだけどなー・・・ウチ・・。
39 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時32分38秒
「・・・・・・ほんとに・・・?? ひとみちゃん・・・。」


〜〜〜〜〜〜ちっ・・・。また言えってか??!!!!!
こんのやろー・・・・もう、やけだっ!!!ボケッ!!!!!


「可愛いよ!!!!まじで、梨華ちゃん可愛いって!!!!!
          ウチが男だったら、絶対告ってるって!!!!!」

「・・・・・ほんと??!! ほんとに〜〜???ひとみちゃーん!!」

「うるっさいなぁ〜!!!! 本当だって言ってんじゃん!!!!!
           梨華ちゃんは、カ〜ワァ〜イ〜イィ〜!!!!」

「きゃはっ!!!やだ〜っ、ひとみちゃんったらー!!!!
          なんだかわたし、てれちゃうよ〜っ!!!!!」


っはぁ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・。
なんか・・・・むかついてきた・・・・・。
我慢するけど・・・・・・・ね・・・・・・・・。
40 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時40分58秒
そんな事をしていたら、ウチら・・・・(主に梨華ちゃん)の
声が大きすぎたようで、その噂の男がこちらに気付き歩み寄って来た。


「あぁ・・・こんにちはー。」

「えっ・・??!! あっ・・・やだっ・・・こ、こんにちはーっ!!!」

「・・・・・・・・・・・。」


・・・・・・・・・・・・オイ・・・・・。
ウチ、なんか、ほったらかしなんだけど・・・・????
カヤの外になっちゃってんですけど?????!!!!!
・・・・・・ま・・・・いっか・・・・・。
梨華ちゃん、なんだか楽しそうだし・・・・・。

・・・・・・・脱衣麻雀でもやっか・・・・・・・・。


楽しげに話す二人を尻目に、ウチは脱衣麻雀に没頭 ――――。
いよっしゃ〜〜!!!!! あと一枚っ!!!!!!!
覚悟だぜ!!?? 麻衣ちゃん!!!!!


「わ〜〜〜〜!!!! よっすぃ〜のえっち〜〜!!!!!」
41 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時46分37秒
「いっ!!!?????・・・・・あ〜〜っ!!!!!!!!???」


急に声を掛けられたウチは、つい・・・・ドラを切ってしまった・・・・。
・・・・・もう・・・・だめぢゃん!!!!!!!
ちっ・・・・こっの〜〜・・・・・・


「誰だよーっ!!!!!?????」

「・・・・・・・この変態野郎。」


声の主は、先程のごっちんと市井先輩だった・・・・。


「っち、違いますよーーーっ!!!!!暇だったから〜・・・」

「あははっ!! ムキになっちゃった!!!ごめんね、よっすぃ〜!!!」
42 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)03時54分45秒
「・・・・それで?彼女を男にとられて、ふて腐れてんのか?おまえは。」

「は?? 違いますって〜!!!あいつは彼女なんかじゃないですって!」

「へっ??? ちがうの〜〜???ごと〜てっきり、よっすぃ〜の
            かのじょだと思ったよ〜〜〜〜な〜んだ〜。」

「いっしょにすんなよーっ!!! ウチは至ってノーマルだって!!!」

「・・・・・どうだかな・・・・。ま、後藤に手ぇ出したら〜・・・・」

「出さないですって!!!!ありえません。」

「えぇ〜〜っ???な〜んで〜???ごと〜、よっすぃ〜なら・・・・」

「いぃっ??!!!!!」
「後藤っ!!!!!!?????」

「あはっ!!! じょうだんだよぉ〜っ!!!!
   ごと〜は、いちいちゃん一筋だもんっ!!!ねっ?いちいちゃん!」

「・・・・・あっ・・・当たり前だッツ!!!!!!」


・・・・・・・何??見せつけに来たのか???!!!この二人は!!!
つか・・・・まだ談笑してんのかな・・・・向こうの二人はーっ・・・。



43 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時04分28秒
「おまたせーーーっ!!!!!!」


あっ・・・・やっと終わったのか・・・・。
梨華ちゃんがこちらに、弾むように駆け寄る・・・・・。
あの嬉しそうな顔・・・・・・・。これこそ百万ドルの笑顔だね・・・?


「あー・・・・終わったー??んで、告ったの???」


みんなが一斉に梨華ちゃんを窺う。


「やっ・・・やだ〜っ!!! そんなの、言えるわけないじゃな〜い!!」


・・・・・・・・・あっそう。
今度はこれ以上、突っ込まないよ??
もう、さっきみたいなのはごめんだからね・・・・。


「え〜っ???何なに〜〜????だれに告るって〜〜???」


興味津々・・・・。といった様子で、ごっちんが梨華ちゃんに詰め寄る。
44 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時15分24秒
斯く斯く然々・・・・・梨華ちゃんから聞いた話をごっちんに伝える。


「え〜〜〜〜!!!! そうなんだぁ〜〜!!!!!」


梨華ちゃんは照れくさそうに俯いている。

それからウチと市井先輩は、どうでもいい〜といった感じで、
女子二人の会話をぼんやり聞いていた。ウチら二人とは正反対に、
むこう女子二人は、恋話に花を咲かせている・・・・・。


「・・・・・・・レースでもすっか・・・??」

「・・・・・・・いっすね〜・・・付き合いますよ。」


こうしているのも退屈だったので、ウチは市井先輩と
男(?)の熱いレースをする事にした・・・・。
45 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時33分18秒
「市井さん・・モナコでの雪辱・・・今日ここで、晴らさせて頂きます!」

「はん・・・・おまえは一生私の背中を、追い続けるんだよ。」


まさに、男と男の熱い闘いだ・・・・・。
速いっ・・・!!! だが・・・・ウチは負けない!!!!
今日こそ、あなたを追い抜いてみせるっ・・・!!!!!
来たっ・・・!!!!次のヘアピンで・・・・・差し込んでやるっ・・!


「・・・・・なっ・・・!!!???」
「さようなら・・・・・市井さ・・・・・」

『ちょっと!!!!!!はなしてよ〜〜っ!!!!!!!』

「・・・・・なんだっ??!!!!」


ごっちんの声だ ―――――。
ちらっと梨華ちゃん達が居た方を振り返る。


「!!!! あんのやろ〜〜〜〜〜っ!!!!!!!」

「あっ・・・・・市井先輩っ・・・・ちっ・・勝負はお預けか・・・」


そこにはいかにも頭のわる・・・あー失礼。
ちゃらちゃらしたプリン頭の男と、鼻にピアスをした・・・・
やっぱり、頭の悪そうな男が二人、ごっちんと梨華ちゃんの腕を
無理やり引っ張っていた。
46 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時39分12秒
「そのきたねー手を離せっ!!!この、バカヤロウ。」

「あぁっ??!!! なんだー???テメェは〜〜〜????」

「いちーちゃーん!!!!!」

「いいから、離せ。気持ち悪い!!!!」


市井先輩が男の腕を捩じ上げる。


「いいいい、いてっ・・・・このクソアマァ〜っ!!!!???」


・・・・・・・・・・ちっ・・・しょうがない・・・・・。
ウチも梨華ちゃんを助けるか・・・・・・。


「おい、お前もだよ。その娘に触れんな。馬鹿!」

「んだとぉ〜〜〜???? やんのかぁ〜??コラァ〜???」

「ひ・・・ひとみちゃん・・・・・・。」
47 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時56分05秒
あーあ・・・・もう泣き入ってんじゃん・・・・・。
さすが女の子・・・・・。つーか、こんな事くらいで
いちいち泣くなよ・・・・。めんどくさいなぁ〜・・・・。


「うるさい。いいから離れろ。この馬鹿!!」

「わ〜〜〜!!! こっわ〜!!!! って、誰が離れるか!バカ!!!」


鼻ピ野郎がわざとらしく、梨華ちゃんを抱き寄せる。


「・・・・・やっ・・・・・離してっ・・・・!!!!」

!!!!!!むっかつく・・・・って・・・・何でウチがムカつくの??
おかしくない??? ま、いっか・・・・・・。
つーか・・・上等だ、この野郎!!!!!


「離せって。気持ち悪いだろうが?お前みたいなゲス野郎!!!!」

「んだと??!!!こっ・・・・・」

           『 ガスッ・・!!!!!!!』

鮮やかにキマった、ウチの右フック。秘訣は当たる寸前の捻りだね。

48 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)04時56分49秒
「いぃぃぃいいいいってぇぇえええ!!!うわっ・・歯が・・!!!」

「離れなかった、お前が悪い。さっさと失せろ!!!」

「あぁっぁああああ!!!!ってぇえええ!!!!!!」


市井先輩も、見事な一本背負いがキマったようだ・・・・・って、
先輩、投げっぱなしですか??!!!! ほんっと、
ごっちん絡みだと、容赦無し・・・・っすね・・・・・。


「「 くそっ・・・・今度会ったら、ぶっ殺す!!!!!」」

「・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・とことんさぶいやつらだなー・・・・。」

「いちいちゃーーーーん!!!!!!!」
「大丈夫か??後藤・・・・・。」


はいはい・・・・・。いいっすね〜。うらやまし〜っすね〜。
まるで映画のワンシーンじゃないですか!
って・・・・そうだ!!梨華ちゃん・・・・・・。
49 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)05時03分52秒
「大丈夫ー??平気???梨華ちゃん。」

「・・・・・・・ひとみちゃんっ!!!!」

「わっ・・・・・・??!!!!!」


梨華ちゃんがウチに抱きつく・・・・・・。


「ひとみちゃん・・・・ひとみちゃ・・・・ん・・・・。」

「あ〜〜・・・・もう・・・大丈夫だから・・さ・・・・
               泣くなよ〜〜〜・・・・ねっ・・?」


それでも梨華ちゃんは泣き止まない。ずっとウチに
しがみついて泣いている。余程驚いたのだろう・・・・。
ウチの胸の中で、ずっと震えている。
・・・・・・・・・・やば・・・可愛いな・・・・・・・・。
不謹慎だなー・・・・・ウチって・・・・・。
50 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月13日(火)05時12分23秒
!!! そういや・・・さっきの・・・梨華ちゃんの意中の人とやらは、
一体何してんだ??!!! つーか、ここの店員なんだろうが!!!
ウチは店内を見渡した・・・・・・・・居た!!!
居たっつーか、目が合った途端に、逸らしやがった!!!!!
っこ〜んのやろ〜〜!!!こんなやつに梨華ちゃんをやれるか!!!!

つい、梨華ちゃんを抱く腕に力が入る。
それに反応した梨華ちゃんが、ウチを見上げる。

・・・・・・・・・・・・まじで・・・・やべ・・・梨華ちゃん、
あんたちょっといい女だっての??!!!!
本気で・・・・・可愛い・・・・・・・。ウチって・・・・変態??!!!


「・・・・?? ひとみちゃん・・・???」

「っあ〜〜・・・ごっ・・・ごめん!!! はっ・・離れる・・ね!!!」

「えっ・・・・やっ・・・・もう少し・・・こうしてて・・・??」



・・・・・・・・・殺し文句ですよ??? それって・・・!!???
なんか・・・・・ウチ・・・・ドキドキしてきた・・・・やばっ・・。
51 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月13日(火)06時03分12秒
更新終了・・・そろそろ床に就きます・・・・・。
正味、自分以外でこのスレを訪れる人は居るのでしょうか・・・?
さびしいっすね〜・・・・。そして・・・もう、六時なのですね・・・。
本気で寝ます・・・。おやすみなさい・・・・。 ( ´ Д `)zzZZZ・・・

52 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月13日(火)11時39分28秒
実は題名にちょっと引いたんですがw
最初から読んでいますよー
完結目指して頑張ってください。
53 名前:Silence 投稿日:2003年05月13日(火)14時14分00秒
早朝からの更新お疲れ様でした。
なんだこれ〜〜が第一印象でした(w
作品のストーリーもおもしろいですが、ところどころ
のよっすぃーのつっこみ、小ネタいいですよ。
応援してますんで。がんばってください。
54 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月13日(火)17時30分05秒
見てる人は結構いると思いますけどねぇ…。
梨華ちゃんはみるめないなぁ(笑)
55 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月14日(水)03時21分09秒
今晩は・・・・。今日もがんがって更新致します。
至ってローテンションですが何か?

>>52さん
有難う御座います・・・・。やる気、出て参りました!!!!(多分)
嘘。がんがって完結、目指します。本気で!!!!

>>53 Silenceさん
いや・・・・本当に、有難う御座います・・・・・。
くどいかもしれませんが・・・・クスリッ・・・等して頂けましたら、
幸いです。 私、ギャグセンス、皆無ですので・・・。
脳内の石川さんが・・・・・ですよ??勿論!!!???
これからもがんがります!!!!!本気で!!!!!

>>54さん
(^∇^) <うじが沸く・・・・
見る目ないですね・・・・。申し訳御座いません・・・・。w
精進致しますので、何卒宜しくお願い致します。

では、本日もアグレッシブに?がんがります。よろ〜
56 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)03時28分33秒
「り・・・・梨華ちゃ・・ん・・そろそろ・・帰ろっか・・?」


ウチは居た堪れなくなっちゃって・・・何とかしてこの
訳のわからない衝動を抑えようと、梨華ちゃんを促した・・・。


「あ・・・・ごめんね? うん・・・じゃ、帰ろ・・・?
              ありがと、ひとみちゃん・・・・。」

「や・・・・うん・・・いいよ・・・これくらい・・・・・。」


本当はもう少し・・・このまま梨華ちゃんを
抱いていたい気もするけど・・・・・ねぇ・・・・・。
やっぱ、おかしいじゃん・・・??
いや・・・おかしくは・・ない?・・・・けど・・・・・。

あ〜〜〜!!!!! 一体、どうしちゃったんだ??!!ウチはーっ!!!
57 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)03時42分47秒
「うふふっ!ひとみちゃんって・・・
      おんなのこなのに強いんだねっ!!びっくりしちゃった!!」


ウチの腕から離れると、くるりと回りながら梨華ちゃんが言った。


「・・・・・ははっ・・普通だよ。・・・・普通じゃ・・・ない・・か?」


梨華ちゃんの笑顔につられて、ついこっちまで微笑んでしまう。
よかった・・・・泣き止んでくれて。
やっぱ、梨華ちゃんは・・・・・・・・・。


「うん・・・。やっぱ梨華ちゃんは、笑った方が可愛いよ。」

「えっ・・・やだーっ!!!ひとみちゃんったら〜!!!!
            なんだか、おとこのこみた〜い!!ふふっ!」

「ははっ!!!ウチは立派な、レイディーだって!!!」


そう言って、二人で笑いあった。そして、さっきの変な気持ちは・・・・
うん。どっかに吹き飛んだみたいだ。あ〜・・・びっくりした〜・・。

!! ・・・・・梨華ちゃんのお気に入り君が目に入る・・・・。
ん??なんだよっ!!? 今更こっちに来るつもりか???!!!
へーん!! そうは問屋が卸さないってのー!!!!!


「じゃ、いこっか? 梨華ちゃん!!!」
58 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)03時47分48秒
「えっ? うん。帰ろうねっ!ひとみちゃん!!!」


ウチは奴が来るより先に、梨華ちゃんの肩に手を回して踵を・・・・


「ねぇっ!!!君っ!!!大丈夫だったーっ??!!!!!」


〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! っこのやろ〜・・・・!!!!!!
空気嫁!!! つか、出てくんなよっ!!この、腰抜けっ!!!!!


「えっ・・・・?」


・・・・梨華ちゃんが・・・・振り返る・・・・・・。
〜〜〜あーーーっ!!!! むかつくーっ!!!!!!!
59 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)03時54分06秒
「いやっ・・・さっき!!! 変な奴等に絡まれてなかった??!!!!」


・・・・・ちっ!!!
な〜にが、『絡まれてなかった?』だ!!!!
お前は助けもせずに、一部始終眺めてたんじゃないかっ!!!!!
あーーー!!!!! 腹立つ〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!


「あ・・・・・うん・・・・でも、ひとみちゃんがたす・・」
「俺!!今度あいつ等来たら、言っといてやるからさーっ!!!!!
     まじ、許せねーって!!!!ぜってーボコにしてやる!!!」


・・・・・・・・・だめだ・・・・。ウチ、すっげームカついてるわ。
こいつ、殴り倒したい気分だ・・・・まじで。
60 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時02分45秒
「えっ・・・だ、だめだよっ!!!そんなことしたら!!
   絶対ダメですっ!!!もしあなたに・・・何かあったら・・・。」

「君・・・・・・。」


くっそ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんなんだよーっ!!!??? このもやもやした、
すっごいいや〜な気持ちはーーーーっ!!!!!!!!
もう、押さえ切れないっ!!!!!!!


「帰ろう!!!!!梨華ちゃんっ!!!!!!!」
「!!! あっ・・・ちょっ・・・ひとみちゃ・・・!!!??」


ウチはほんっと強引に・・・・・・!!!
梨華ちゃんには悪いけど・・・・もう駄目っ!!!!
ウチ、もう、この場に居たくないっ!!!!

後ろ髪引かれてる梨華ちゃんの腕を掴み、
もはや強制的にこの店を出る事にした。
背中の方であの腰抜け野郎とごっちんの声がしたけれど・・・・・
ウチは振り返る気にはなれなかった――――。

つーか・・・こんな気持ち、初めてだよ!!!!!
あーーーー!!! コンチキショーッツ!!!!!!!!
 
61 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月14日(水)04時14分45秒

(´ー`)y―^^^ < ちょと休憩・・・・。がんがれよっすぃ〜・・・


( ^∇^)??? (#o`〜´o)イライライライライライラ・・・・・
(;^∇^)ドウシタノカナ?? (#o`〜´)ムカムカムカムカムカ・・・


では、続きます・・・・。休憩糸冬了・・・・・・・・。
62 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時26分24秒
「・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・ねぇ・・?・・・ひとみ・・ちゃん・・??」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・なにか・・・・怒ってる・・の・・・???」


・・・・・・わかんない・・・・。わかんないよっ!!!自分でも!!!
何に腹を立てているのか!何がそんなにムカついてるのか!!!

唯一つ、確実に解かった事がある・・・・。
それは、あの腰抜けが好きだっていう、梨華ちゃんの事が・・・・
許せないッツ!!!!!!!!!!!!!

いやっ・・・・・・わかってるんだっ!!!
そんなの、ひとの勝手だし、ウチが如何こう言う事じゃないって!!!
・・・・・だけどっ・・・・でもっ・・・・!!!

やっぱり・・・・許せないよっ!!!!?????


「・・・・ねえってば・・・・ねぇ!ひとみちゃ・・・」
「っていうか!!! あんな奴のどこがいいわけっ???!!!!!」

「えっ・・・・・・!!?」

「だからっ・・・・あんな奴、どこがいいんだって聞いてんの!!!!!」


ウチは歩くのを止めて、梨華ちゃんに向き合った――――。
63 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時35分20秒
「あんな奴・・・・・どこがいいんだよっ!!!!!!!」


つい・・・語気が荒くなってしまう・・・・・・。
やばい・・・・こんなんじゃ梨華ちゃん・・・・絶対―――――。


「・・・・・・ひどい・・・ひとみちゃ・・・・ん・・・・・。」

「・・・・・・・・・っ!!!!」



そう・・・・多分・・・・・泣くって思った・・・・・・。
わかってた・・・・。でも・・・・抑えれなかった・・・・・。
こんな事言うウチは・・・・・・・最低だ―――――――!!!!!

さっきの鼻ピ野郎と一緒だ・・・・・。いや・・・それ以下・・・だ。



「ひっ・・・・そ・・・んな・・・の・・・しかたない・・じゃな・・ぃ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


梨華ちゃんの瞳から、大粒の涙が零れる・・・・・。
ウチの胸が、ズキッ・・・ と痛んだ・・・・。

仕様の無い気持ちに・・・・・・・ウチも泣きたくなった・・・・。


64 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時41分09秒
「・・・・・・・・ごめん・・・・・梨華ちゃん・・・・・・。
    なんか・・・・ウチ・・・イライラしてたみたい・・・で・・。」

「・・・・っく・・・ひっ・・・・・・・・・・。」

「ほんと・・・・ごめん・・・・・・。梨華ちゃんが誰を
   好きになろうと・・・・ウチには関係・・・ないのに・・・ね」

「・・・・・・・・ひ・・っく・・・・・・。」

「あ〜〜〜〜〜〜〜っ!!! だーかーらーっ・・・・・・
      ごめんなさいって!!!!!ほんっとごめん!!ね?!」


泣き止まない梨華ちゃんを見てたら・・・・・・。
さっきのもやもやが、どっかに消えてしまった・・・・・。
そして、梨華ちゃんを泣かしたっていう罪悪感だけが、
ウチの気持ちを支配し始めた・・・・・・。
65 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時47分41秒
「・・・・・・っも・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・ひっ・・・・・・・・・も・・・・??・・・」

「・・・・申し訳ないで御座るっ・・・・。」

「・・・・・ふっ・・・・なに・・・・それ・・・!!・・・
          ひとみちゃん・・・・おかし〜っ・・・!!!」


・・・・・咄嗟のギャグ(???)に、
梨華ちゃんが笑ってくれた・・・・・。よかったぁ〜・・・・・。
一気に安堵感が広がる・・・・・。 だって、女の子泣かしちゃったら・・
・・・・やっぱ・・・ね・・? つか、気まずいって!!!!
昔っから、男の子はよく泣かしたけど・・・・
女の子は泣かしたりした事なかったし・・・・つーか、
王子様??だったし・・・・さ!! ウチってば!!!!
66 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)04時52分21秒
「〜〜〜〜〜っはぁーーーーー・・・・よかったぁ〜・・・・・。」

「・・・・ぐすっ・・・何がよかったのよ〜!!!
        ほんっと、ひとみちゃんの意地悪っ!!!」

「ははっ!!!! ごめん!梨華ちゃん!!!!」


そう言ってウチは、まだ涙が残る梨華ちゃんの頬を親指で拭った。


「・・・・・ん・・・・・ありがと・・・ひとみちゃん。」


や・・・・。泣かしたのは・・・・ウチだし・・・・ね・・・。
お礼言われても・・・アレだって!!!(苦笑)

67 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月14日(水)05時00分48秒
なんだか・・・・・心が収まったみたい。
うん・・・・。今なら・・・・・言えそうだ・・・・。


「・・・・あの人と・・・・うまくいくといいね?」

「・・・・えっ・・・・・。」

「・・・・だから・・・さ・・・。さっきの人と―――。」

「・・・・・うんっ・・・ありがと・・・ひとみちゃん・・・。
         わたし・・・・・きっと頑張るからっ・・・・。」

「・・・・うん。頑張りなっ!! 梨華ちゃんなら大丈夫だからっ。」

「うん・・・・。ひとみちゃんが居てくれて・・・よかった・・・。」


そう言って梨華ちゃんは、ウチの腕に自分の腕を絡ませた・・・。

『・・・・・・これでよかったんだ・・・・・』

今のウチは・・・・至って冷静に、そう・・・思えた――――。
68 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月14日(水)05時16分19秒
今日はここらで・・・・勘弁して差し上げます・・・・・。
・・・・・・・パソ変えたら・・・・・顔文字・・・・・。。。
うまく描けなくなりました・・・・。申し訳御座いません・・・。
次回からはコピ&ペストで切り抜けます。

本当はもう少々・・・更新致したかったのですが・・・・・・。
如何せん。散歩に行きたくなりました故―――――。

それと・・・・若し、宜しければ
景気付けに又、感想等下さい。それがそのまま、
某の糧となります故・・・・・・。何卒宜しくお願い致します。

それでは・・・・笛はうたうよ・・・緑の森で・・・・・・。
散歩に〜・・・・レッツら・ドドドドドーーーーん・・・・・引・・・スマン。
69 名前:Silence 投稿日:2003年05月15日(木)01時27分47秒
またもや早朝からの更新お疲れ様でした。
(自分には出来ない芸当ですw
おお、よっすぃーが梨華ちゃんをちょっと意識
してるじゃん。いやー、いしよし好きな自分には
うれしいことなんですよ。(w
いつも、作者様の言葉に爆笑ってます。
がんばってくださいね。
70 名前:名無し読者 投稿日:2003年05月15日(木)01時33分49秒
毎回ROMってる者です。更新楽しみにしてます。
話自体は面白いんですが、「!」や「?」の多用で読みにくい気がします。
あと・・・は…の方が読みやすいと思いますよ。
これからも更新頑張ってください。
失礼なことを言って、すみませんでした。
71 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月16日(金)02時48分51秒
皆様、今晩は。昨日しっかりサボりましたので、
本日はがんがってみようかと思っております。
どうぞ宜しく・・・・・・・。

>>69
これはこれは・・・Silenceさん!
いつも生温かいご声援(・・・失礼ですね・・すみません。)
有難う御座います。 おぉ・・・貴方様も・・・・!!!
いや〜、いしよしって、ほんっとうに(・∀・)イイ!!ですね。(晴郎風)
これからもがんがって逝く次第ですので、どうか宜しくお願い致します。

>>70さん
あぁ・・・・・!!!成る程ッツ!!!!!
いや・・・某漫画を読んだ後に書き込んでおります故・・・・
きっと、その勢いが残ってしまい、! ? を乱用してしまったようです。
そうですね!以後気をつけてゆきたいと思いますっ!
・・・・ではなく、……… ですね。了解致しました!
いや〜、日々是 精進ですっ!(;´Д`)サ…サク…ラタ… !!!??
すみません、取り乱しました。 若さ故…………。
いえいえ、ちっとも失礼なんかじゃありませんよ!
少しでも良いものにしていきたいと いっちょまえに思っておりますんで。
どうも有難う御座いました!(´∀`)ヘヘッ…ケコーンスルカイ???

では、本日も崖っぷちから更新致します。よろ〜
72 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)03時16分58秒

あのゲーセンでの一件以来、どことなく梨華ちゃんは
ポジティブになったように思える。
うん、いい事だよね。ウチはそう思うよ!
だけど………でも………何かがウチの中で動き始めていた。
それが何かは、今のウチにはまだ解からずにいた………。


「ねぇねぇっ!ひとみちゃん!!」

「ん〜?なにー??梨華ちゃん。」


あのね聞いて〜っ! と、梨華ちゃんが何時ものように…… つーか、
ここんとこ、なにかってーとあいつ、ゲーセンの腰抜け…じゃない、
(こんな事いったら梨華ちゃん怒るからね……)某君がどうだとか、
そんな話ばかりしてくるんだ………。奴とはどうやら、告るまでは
いってないらしいんだけど、ちょくちょく寄ってはお話してんだって!
つーか………正直、あんま聞きたくないんだよね〜。ウチ……。
73 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)03時24分43秒
「・・・・・でね、でね〜っ!もう、ほんっといい人なの〜っ!!」

ウチは梨華ちゃんが、あいつの名前を出した辺りから
殆ど話を聞いてなかった。なんだろう…………。
この胸ん中の苛立ちは………。
梨華ちゃんの口から、あいつとの事を聞かされるのが
本当に耐えられなかった。あいつの事を笑顔で話す
梨華ちゃんを見るのが、本当に………辛い………。
74 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)03時32分41秒
「〜〜もうっ!!ひとみちゃん??!
        ちゃんと聞いてくれてるのっ!!?」

「っ!!!!」


はっとしたように視線を上げる。
そこには膨れっ面の梨華ちゃんが居た……。


「あっ……あ〜、聞いてた……よ?」


ウチは咄嗟に頷いてみせる…。
ほんとは、ちっとも聞こえちゃいなかったけれど………。
だって、今ここで聞いてないって言ったら……きみはまた
あいつの事を笑って話すだろう………?
嫌なんだよ………もう……。
75 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)03時40分07秒

     『キ〜ンコ〜ン カ〜ンコ〜ン・・・』


……次の授業の、開始のチャイムだ。
ウチはなんだか、この間抜けなチャイムに救われた気持ちになった。


「あ〜っ、梨華ちゃん!次、体育だよっ??!」


すっかり忘れてた!早く着替えて体育館に行かなくちゃ!!


「やだ〜っ!!!そうだったねっ!早く着替えなきゃっ!!!」


ウチと梨華ちゃんは急いで着替えを終えた。
もう、教室には誰も居ない。


「やっべ〜……急ごっ?!梨華ちゃんっ!!!」

「あっ!!待ってよ〜!ひとみちゃ〜んっ!!!」
76 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)03時46分36秒
体育館では、もう皆がバスケの試合を始めていた。
ウチと梨華ちゃんはこっそりその中に混じり込んだ。


「………なんとか、セーフだね……?」

「うん、よかったね!ひとみちゃん。」


ウチと梨華ちゃんは、別のチームみたいだ。
んで、次の試合はウチチームらしい。
は〜……このむしゃくしゃした気持ち、
この試合にぶつけてやるっ!カッケ〜ウチを見てなベイベーッ!!
77 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)04時02分31秒
ジャンプボール、絶対獲ってやる―――。


「ひとみちゃ〜ん!!がんばって〜〜〜!!!」


梨華ちゃんの甲高い声援が耳に届く。
(ふっ………任せなよ ベイベ…)
『ピッ!』

「おっと!やっべ!!」


ウチは思いっきり飛んだ。
梨華ちゃんの声に気をとられて、少し出遅れてしまったが―――


『パシッ・・・』

「OK牧場ッ!! いただきだっ!!!」

オッケー!ウチのトスした球が
見事味方にわたる。よっしゃ!ソッコーかけるぜっ!!


「へいっ!こっち!!!」


敵の足元をワンバウンドさせたパス―――
オッケー!先ずは先制だ―――。


「いきなりっ、スリーッ!!!!」


ウチのオーバーハンドからの、いきなりスリーポイントシュート!
―――――― よっしゃ!キマった〜!!!


「すご〜い!!ひとみちゃん!!かっこいい〜!!!」


………梨華ちゃんが、見てる。
なんか……ウチ、へんにカッコつけようとしてる?
……なんでだろ?なんでそんなに、いいとこ見せようとしてんの?!
なんだか………ウチ、浅ましい………。ウチって、こんな奴だったけ…
78 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)04時30分58秒
「くっそ〜〜!!!なんだってんだよ〜!!!!」


ウチは思わず叫んでしまった。
コート内の敵味方問わず……周りのギャラリーも
一斉にこっちを向いた……ような気がした。(周りなんか見えていない!)
もう、そんなのには構ってられなかった―――。

呆然とこちらを見たまま動かない相手チームのボールを奪う。
それに合わせて、止まっていた試合がまた動き出した。
執拗なディフェンスがウチを憚る―――。

(ちっ……!!! なんなんだよっ!!?)

強引に―――― いってやるっ!!!
ウチは小さく右にフェイントをいれ、すぐさまその反対へと、
バックハンドからディフェンスを抜きにかかった―――。
79 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)04時32分28秒

(よしっ!!!)抜けた―――――!

ッ!!!! もう一人っ??!
半ば自棄になっていたウチは、ここも強引に
シュートへ持ち込もうと体制を整え 跳んだ―――――!!!


「っ!!!!!???」


空中でディフェンスと、激しくぶつかる―――。

「ひっ……ひとみちゃ…………!!!!!??」


(!!!!)………梨華ちゃんの……声……??
ウチは梨華ちゃんの方へと視線をやった。
それは本当に、一瞬の間だったと思う。
けど、でも、正確に梨華ちゃんの位置はわかったよ。
ほら、また泣きそうな顔をしてる。笑ってよ?梨華ちゃん。




『ダダァァァーーーーンッ!!!!!!!』
「〜〜〜〜っつ!!!!!?????」


身体に激しい衝撃が走る―――――。


(…………一体、何が起こったんだろう…………)
80 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)04時46分19秒
「「大丈夫??!!」」
「「吉澤さん!! ちょっと、大丈夫??!!」」

(…………?ん……なに??一体………。)

ウチはぼやけた眼で辺りを見渡す―――――。
なんだ?ウチ………横になって…る?


「ひとみちゃんっ!!!!」


あ………梨華ちゃんの声だ………。
あははっ……なんかさっきから、ウチの名前ばっか
呼んでない?梨華ちゃんって……。


「ねえってば!!だいじょうぶ?!ひとみちゃん!!?」


だいぶ視界がはっきりしてきた―――。
梨華ちゃんの顔が、すぐそこにある………。


「………可愛いな……やっぱ……。」

「ちょっ…!?何言ってるの?!ひとみちゃん!!
           もうっ……しっかりしてよ〜っ!!!!」

「!!!!!!!」

その言葉を口にしたら、一気に頭ん中の血液が回り出した―――。
う……ウチ、 いま、恥ずかしい事口走らなかったッ??!!

81 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)04時59分14秒
自分で顔が真っ赤になるのがわかる。
やっべ〜〜……つーか、まじ恥ずかしいっ!!


「よかった〜……気が付いたんだねっ?ひとみちゃん………。」


よかった……聞こえてない……みた…い?
ていうかウチ、気を失ってたの??
梨華ちゃんの声にはっとして、自分が置かれている状況を認識した。
っていうか、ウチ、梨華ちゃんに抱かれてるんじゃん??!!


「ぅうっわぁ〜ッツ!!??」

「えっ・・・?なにっ??!」


ウチは急いで、ガバーッツと身体を起こす―――。
(っつ………)それだけの動作で、身体のあちこちが痛んだ。


「あっ……大丈夫なの?ひとみちゃん!!?」


痛みに顔を顰めたウチに、梨華ちゃんが声をかける。


「だい……じょぶ…だよ………。」
「無理しなくても―――――」


ウチは梨華ちゃんに抱かれてるのが何だか凄く恥ずかしくて、
何とか痛む身体を無視して、立ち上がろうとした―――。

82 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月16日(金)05時08分34秒

「痛っつ!!!??」


立ち上がった拍子に右足が酷く痛み、
ウチはそのままその場に膝をついてしまった。


「ひとみちゃんっ!!!!」


すぐさま梨華ちゃんがウチの身体を支えてくれた。
どうやら右足は………。失敗したなー……。


「…………ウチは……カッコ悪い ね……。」

「えっ……?」


ウチは梨華ちゃんにだけ聞こえるくらいの声で
小さく呟いた。なんだか、泣きたい気持ちだよ……。
83 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月16日(金)05時37分42秒
って事で、ここら辺で更新終了です。
読み返すと・・・・・・・お直ししたい所が満っ載!!です・・。
ここはこうだろう? と思われる方は、
ガンガン脳内修正なさって下さい!是非!!
脱字やら、またしても ! ? の多用等・・
自分でもどうかなー・・・と思ったりしております。
しかし、やってしまった事は、どうしようも無いんで・・・我慢汁!

気がつけば・・・また今日が始まってますね。
ホラ・・・あすこで鳥達がハッスルフライング―――(??)
春ですね・・・。そして、朝ですね・・・・・。ウチュ・・・

こんな昼夜逆転した生活を送っておりますが、
決して引篭もりではありませんよ?(念の為・・・。)

密かにデスクトップをいしよしにしたいなぁ・・・と思いつつも、
愛しさと切なさと心強s…恥ずかしさから指が震え、
結局ノーマルから替えられない・・・小心者です・・・・。

それでは・・・・日課(嘘)のお散歩に行って参ります。
・・・・・そして眠り、仕事へ赴きます。
宜しければ又、レスして構ってやって下さいね・・・・。

ではでは・・・・アディオス・あみ〜ゴ・・・・・・。(ごめっ・・・・引。)
84 名前:Silence 投稿日:2003年05月16日(金)23時36分16秒
更新お疲れ様でした。
昼夜逆転した生活かっけ〜ですね。って自分も昨日寝たの
3時くらいですけどね。(w
はい、こうして生温かいご声援を送ります。(w
毎回見てるんでがんばってください。
85 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)03時29分27秒

「…………はぁ〜…………。」


重いため息を一つ………。
結局ウチは、転倒時に足を捻ってしまったらしく、
試合は出来そうに無い……という事で、
梨華ちゃんの付き添いで保健室へ直行した。


(………情っさけな〜………。)何だか、自分が酷く惨めに思える。
一体ウチは、何と張り合おうとしてたんだろう……。
――――本当は解かっていた。ウチは、あいつに……
ゲーセンの腰抜け野郎に……嫉妬 してるんだ……。
86 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)03時47分09秒
一生懸命 気付かないフリをしてた。
気付いてはいけないって………心のどこかで蓋をしていた。
けど、もう………抑えられない――――。

(ウチは………梨華ちゃんの事が…………)

『ガラッ!!!』
「ひとみちゃん!!!先生よんできたよっ!!!」

(っ…!!!!!!!!?)びっくり……した…。
丁度梨華ちゃんの事を―――考えていたから…。
ウチは一度、きつく瞼を閉じた。(今は…忘れよう…)
心の整理をして、入り口の方を見る。
そこには、保健の中澤先生と、息を切らしている梨華ちゃんの姿があった。


「どないしたんや〜吉澤〜っ?」


そう言いながら中澤先生がこちらに近づいて来る。


「あっ、あのねっ!バスケで足を怪我しちゃったの!!ひとみちゃん!」

「………なんで石川が答えんねん…。ま、え〜けどな。
       ふ〜ん。めずらしな〜?吉澤が怪我するなんな〜?」

「………………。」

「ん?なんや??元気もないんか?ほんまどないしたん?
         悩みでもあるんか〜?裕ちゃんに言うてみ??」
87 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)04時01分51秒
チラッと……梨華ちゃんの顔を窺う。
眉毛が…ハの字……もの凄く心配している顔だ……。
こんなんじゃ…だめだよね。梨華ちゃんにはあまり、心配させたくない。
いつもの、笑ってる梨華ちゃんがいい……。


「あ〜っ……いや〜、今日はちょっと、失敗しちゃいました〜!!!
             カッケー吉澤・大ハッスル&大暴落っ!!!」

「………………なんやねん。ソレ……。」

「まっ、い〜じゃないすか〜っ!! せんせい、
         ちゃっちゃと診て下さいよ〜っ!!!」

「ふふっ、よかった〜。ひとみちゃんが元気でーっ!!」

「ははっ!!ウチはいつだって元気だって!!」


そう言ってウチと梨華ちゃんは、笑いあった。
ただ、中澤先生だけは、じっとウチを見つめていた。
何かに気付いたようだった。けれど、今は何も言わずに
ウチと梨華ちゃんのバカ話を静かに聞いていてくれた。
少し、中澤先生に感謝した。
88 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)04時28分41秒
「軽い捻挫やな。骨には異常無いと思うで?
          ま、アレやったらいっぺん病院行っとき〜?」

「よかったぁ〜…わたし、すっごく心配しちゃったよ!
      あっ!……よかったっていうのも……ヘンだよね??」

「細かっ!!そんなん、どうでもええねん……。骨に異常が無い、
    捻挫ですんだ。それがよかったっちゅーこっちゃろ??」

「そうっ!そういう事ですっ!!よかったね!ひとみちゃんっ!」

「か〜……めんどいねん。石川のキャラは〜。」 

「ははっ!まぁ、そこがいいとこでもあるんじゃないですかー?」

「…………は〜ん。ま、ええわ。さ、手当ては終わったで〜?あんたら、
    さっさと教室戻りっ。裕ちゃん、今からやる事あんねん!」

「あっ、はーい!どうもありがとうございましたーっ!!
           えっと、歩ける??ひとみちゃん……。」 

「ん??全然オッケーだよ。ウチなら平気!」


そう言って立ち上がろうとしたんだけど………
滅多に怪我なんてしないせいか、何だかやけに痛む……。
89 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)04時44分35秒

「無理しないで?わたしが支えてあげるね。」


そう言って梨華ちゃんが肩を貸してくれた。
……恥ずかしいからいい。と断ったのだが、
梨華ちゃんのものすごい剣幕に押され……結局、お借りする事になった…。
結構、強情なんだよね……梨華ちゃんって。


「じゃあ、中澤先生 ありがとうございました。」

「ん。 あ………吉澤〜、なんか悩み事あんねんなら、裕ちゃんが
        やさし〜く聞いたる。せやからいつでもきぃや〜?」

「…………ありがとう、中澤先生。でも、ウチ悩みなんてないっすから!」

「……………そっか。わかったで。ならええんや。でも もし、
        どうにもならんような事あったら、いつでもきぃや。」

「はい…わかりました。ほんと、ありがとうございました。」

ウチが頭を下げると、梨華ちゃんもペコっと下げ、保健室を後にした。
90 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月17日(土)04時57分34秒

教室に戻ったウチは、残りの授業をボ〜ッとして過ごした。
そして、あっという間に下校の時刻になった。
(………帰ろう。)ウチは教科書やノートを、かばんの中に詰め込んだ。


「ひとみちゃん!」

「………。」


ふいに声が掛る。誰かは声ですぐわかる。
ウチは帰りの支度を済ませてから、ゆっくりと声がした方へ体を向けた。


「いっしょにかえろ?」

「…………。ゲーセン……寄らなくて いいの?…」

「えっ?」

「………なんでもない。いいよ?ウチ、一人で帰るから。」


…………なんて嫌な奴なんだろう。言ってしまってから自己嫌悪に陥る。
91 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月17日(土)05時09分27秒
本日は挨拶も無く、いきなり更新してしまいました。
少々睡魔に襲われております故―――。( ´Д`)〜゜ネム・・・

>>Silenceさん

いっつもレスを下さいまして有難う御座います!
大変な糧となっております。(マジで)
脳内ではお話が出来上がっているんですが、いざ
文章にしてみますと・・・・・アレですね。w
全く、稚拙な文章で申し訳御座いません・・・・。
本日も、散歩タイムとなりましたので、これにて終了致します。
実際、散歩に行っているかどうかは不明ですが、
そういう事にしておいて下さい。宜しくお願い致します?

それでは股・・・・・・。


いっつもレス下さって、有難う御座います。
92 名前:名無しさん 投稿日:2003年05月23日(金)17時21分20秒
よっちぃ〜(涙)
(T▽T)<人間って悲しいね…。

がんばれ!よしこ。
作者さんもムリせずがんばって(←矛盾してるな…)


93 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月27日(火)03時49分55秒
・・・・・・・・・・正直、放置してました。
大変申し訳御座いません。今後はもう少し・・・・多分ですが、
もう少し真剣に取り組みたく思っておりますやらどうやら??(*゚Д゚)ハァ?
いや・・・がんがります。すみません・・・。

>>92さん
レス、下さって・・・・どうもで・・・す・・・。
すみません、ちゃんとやります!!!!(多分)

では・・・・・・スカラー波で強制○禁?!れッツら郷!!!
94 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)04時04分37秒
「きょ…きょうは、寄らないよ?どうしたの?ひとみちゃん…。」

梨華ちゃんが少し怯えた目をして言った。


「………ウチ、寄るとこ…あるから。」

「そう…それじゃ、おじゃまだよ…ね。ごめんなさい…。」


ウチは―――馬鹿だ。
自分でも何をやっているのか……最悪だ。


「じゃあ、梨華ちゃん…また明日…。」

「う…ん。ばいばい…ひとみちゃん……。」


ウチは梨華ちゃんにさよならを言って教室を出た。
つまらない、ちっぽけで卑しい…自分。
情けなくて、涙が出そうになる―――。

歩きながらそれが零れないように、キッと天井を睨み付けた―――。



95 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)04時20分27秒
「はぁ〜……。」


今日、何回目の溜息だろう…。
痛む右足を庇いながら、上履きを脱ぐ。


「よしざわせ〜んぱぁ〜〜い!!!!!」

「?」


声がする方にゆっくりと体を向けた。


「あー、あやちゃん。」


そこにはウチのいっこ下の『松浦あや』が居た。
中学からの後輩で、自称キュートな……
まぁ、実際かわいいんだけど…自分で言うのは…(略


「せんぱい、今、お帰りなんですかぁ〜?」

「ん?あー、そうだよ。あやちゃんも?」

「はい〜!あっ、よろしかったら一緒に帰りませ〜ん?」

「んー……。」

「??」


(梨華ちゃんにあんな事言って断ったのに…うーん。)
ウチが悩む間、あやちゃんは綺麗な目をくりっとさせて、
こちらをじっと窺っている。


(………ま、いっか…。)
「オッケー!じゃ、一緒に帰ろっか!」

「やった〜!では、帰りましょ〜っ!!」


あやちゃんは元気に両腕を挙げてみせた。
なんだかウチは少しだけ、すぅっと気持ちが楽になった気がした。
            
96 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)04時35分29秒
とは言ったものの…上手く靴が…履けない……。


「あ〜、ちょっと…待ってて…ッテ!!!!」

「せっ、せ〜んぱ〜い!?どうしたんですかぁ〜?!!
            だいじょうぶなんですかぁ〜??!」


ウチは大丈夫!と言う代わりに、軽く手を挙げてみせた。
しかし、いまだ靴に履き替えるのに苦労をしている…。


「あ〜っ!!めんどくさっ!!!もういい!ヤンキー履きする!!」


結局ウチは、踵を踏んずけて帰る事にした…。
(スポーツメンなウチ的には、耐えらんない履き方なんだよね…)

97 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)04時43分22秒

「?!」

その時不意に、ぶつぶつ言うウチの腕に
するりとあやちゃんの腕が捲きついてきた。


「へへ〜っ!だいじょぶですっ!まつ〜らが先輩を支えますから!」


あやちゃんが鼻を膨らませて、得意げに言った。
(あ〜…よけいに鼻の下の線が気にn(略 )


「いきましょっ!せんぱいっ!!」

「わっ!?そんな、ひっぱんなって松浦〜っ!!?」


あやちゃんは『ニコッ』と笑って、


「やっぱり先輩、まつ〜らの事は、松浦って呼んでくださいっ!」

「?? な、なんで?」

「そのほうがいいんです!うれしいんです!まつ〜らはっ!!」

「??ふーん…?ま、それがいいならそうするけどさー。変わってるね?」


あや……松浦は返事の代わり(?)にボソッとウチに耳打ちした。


『せんぱいの声、好きです。』


思わずウチは……赤くなった。(多分)
鏡なんか見なくても、耳まで熱くなってるのが、判る…。

(か、勘弁してくれよ〜・・・・!!)
年下にからかわれるウチって……なさけな〜………。
98 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)04時55分55秒
松浦との帰り道。
中学時代の話や映画の話―――。
自分は女子高生なんだな〜 …なんて、
しみじみ思ってしまうような、そんな他愛ない話で盛り上がった。

そういえば最近、梨華ちゃん以外の人と
あんまり話してなかったな……。

思わず、自分では気付かないうちに歩調をゆるめていた。


「……どうしたんですか?せんぱい。」


その声で、また梨華ちゃんの事を考えてしまっている自分に気付く。
横では腕をぎゅっと、捲きつけたままの松浦が
上目遣いで、こちらを覗き込んでいた。


「……いや、なんでもない よ?」


ウチは軽く微笑ってみせた。


「………嘘。せんぱい今、誰かの事考えてたでしょ?」


図星をつかれて、思わず目を丸くしてしまった。


「やっぱり……。」
99 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)05時03分49秒
「好きな人……ですか?」

「………。」


ウチは自分でもいまいちはっきりしない感情に戸惑い
言葉を詰まらせた。


「……そう…なんですね…?」

「……いや……自分でもまだ、判らないんだ…。」

「え?」

「ウチは…その子の事が……好きなのか…。」

「……せん…ぱい…。」


不意にすっと、今まで絡んでいた松浦の腕が離れる。
変に思ったウチは、松浦の顔を横目で盗み見た。

そこには何ともいえないような…、さっきの明るい松浦は居らず、
思い詰めたような表情をした松浦が居た。


「? 松浦……??」
100 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)05時13分31秒

「………わた…しじゃ…」

「え?」

「…わたしじゃ、ダメですかっ?! せんぱいの恋人っ!!」

「えっ!?」


いきなりの告白に……ウチは心から、驚い た…。
今、確かに…ウチの恋人にって……?

―――――――松浦が……??!


身じろぎ一つ出来ずに、固まったままのウチに、
松浦は続けた。


「知ってます……せんぱいの、好きな…人。いつも一緒に居るから…。
             石川さん……っていう人…ですよ、ね…?」


梨華ちゃんの名前に思わず反応してしまう―――。


「……やっぱ…り……。」
101 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)05時20分47秒

「っちゃ……違うって!?梨華ちゃんはそんなんじゃな…っ」

松浦の『やっぱり』に、思わず声をあげてしまう…

「嘘っ!!どうして自分に素直にならないんですかっ?!
       そんなの、せんぱいらしくないですっ!!」

「!!」

「いいじゃないですか……同性だって…そんなに否定しなくったって…。
       好きなものは好きって言って、何がいけないんですか?!


そう言った松浦の目には、うっすら涙が浮かんでいた―――。


「………松浦…。」

102 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)05時35分21秒
「……ごめん…なさい…わたし、えらそうなこと……。」


ぎゅっと目を閉じた後の松浦の頬に、涙が線を引いた。


「松浦……おまえの…言うとおり…だよ。ウチは気付いてたくせに
     ずっと気付かないフリをして…それから逃げてた……。」

「せんぱ…い…」

「傷つきたくなかったんだ。痛いのがいやで…隠して…逃げてた…。
         ははっ……なさけなー…だっさいよね?ウチ…。」


そこまで言うと、松浦は大きく頭を振った。


「ウチ、意気地なしだったんだ。最近、気付いたんだけど、ね?」


涙で濡れた頬のまま、松浦がウチを見据えた。
なんだか、綺麗だった―――。
睫はしっとりと濡れているが、
勇気を持った強い眼差しをしている。


「キレイだ……ね。松浦は……。」


ウチの体は自然と 松浦を抱き寄せていた――――。
103 名前:....... to be with you 投稿日:2003年05月27日(火)05時58分46秒
「っ!?せんぱ…い……?!」

「ごめん…ありがとう、あやちゃん……こんなウチを そんな風に
           想ってくれて……ほんと、ありがとう…。」

「………せんぱい…。」


小さく鼻を鳴らした、胸の中の松浦が不意に顔をあげた
その時――――――


「……っ!!」

「…………」


ウチと…松浦の唇が重なった―――――。
唇への柔らかな感触と甘い香りが、ウチの思考を停止させた。


「………… そんな事言われちゃったら、そう簡単には
         諦められないですよっ…ふふっ!せ〜んぱいっ!!」

「…………。」


ウチはきっと… そう、鳩が豆鉄砲って顔になっている筈。
いきなりのキスに困惑しちゃっているウチは、
女の子って……すごいっスね。
などと、くだらない感想を述べながら、
熱が収まるのを待った――――。
104 名前:るつぼ 投稿日:2003年05月27日(火)06時04分44秒
よっすぃ〜、あかんがなっ!! by なかざー。


っと、ここいらで更新終了。
いっつもさぶいレスしてしまうので、
今回は至って普通に、これにて仕舞いとさせて頂きます。

本業(?)が忙しくて、最近めっきり更新減っちゃいましたが・・・
なんとかがんがる次第であります。では皆様、またの機会に・・・・
105 名前:Silence 投稿日:2003年05月27日(火)19時32分43秒
更新お疲れ様でした。
放置を認める作者様かっけ〜。(w
>では・・・・・・スカラー波で強制○禁?!れッツら郷!!!
よくわからんですが爆笑しましたよ。作者様と自分はギャグセンス
似てるかも。暇な時にでもうちのやつ覗いてみてください(w

本業(?)もお忙しそうですが無理なさらずにマイペースで
がんばってください。
106 名前:ダメ人間 投稿日:2003年06月01日(日)03時04分24秒
積極的な松浦さんサイコー!!!
吉澤さん振り回されてますね。
石川さんは吉澤さんの気持ちに気づいているのでしょうか?


作者さんガンバ!!!
107 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月01日(日)04時50分57秒
ん〜
108 名前:るつぼ 投稿日:2003年06月16日(月)03時14分12秒
す、すんませんすんません!!!!!
ちっとも真面目に頑張っちゃいないです!!!!!

多分湿気のせいd(r

今日は、頑張ります。(多分)
109 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)03時20分07秒

――――あの一件以来(松浦との・・・・ね)
ウチはすこーしだけだけど、吹っ切れてきた。
相変わらず梨華ちゃんを目で追う日々が続いているのは確かだけれど…。
何ていうのかな―――自然に振舞えるようになった―――かな。うん。
けど、なーんか…今度は梨華ちゃんの様子が―――。
110 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)03時27分25秒

「ねーねー、りーかちゃーーーんっ!!」

「………なあに?ひとみちゃん…。」

「あ……その〜…お昼一緒に食べないか…なあ〜って…。」


教室が一段とざわめく昼休み。
ウチはいつものように梨華ちゃんを誘ったわけなんだけど……。
そう、最近な〜んか…そっけないっつーかなんつーか…。


「……わたしなんかとで、いいの…?」

「えっ??」

「…ひとみちゃんには、かわいい彼女さんがいるじゃない…。」

「〜〜はぁ??!!!」
111 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)03時39分20秒
「わたし――――――」

『せぇ〜んぱあ〜〜〜〜〜〜い!!!!!』


梨華ちゃんが何か言いかけたその時、
ここんとこ引っ切り無しに聞く、あの声が響いた。


「………。」

「あっ……松浦………。」


なんだか気まずい気持ちになって、思わず梨華ちゃんの顔を窺う。
なんだか…悲しそうな―――?いや、怒ってんのか………な……??


「よしざわせんぱいっ!!」

「あ、あーー……。」


気がつけば松浦は既に、ウチの直ぐ隣にまで来ていた。


「コラッ!他所の教室に入るんじゃあない!
         ていうか、学年すら違うじゃないかーっ!!」

「え〜っ?せんぱーい、先生みたいですね〜〜
        ……まあ、いいじゃないですかぁ〜!!ねっ!」
112 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)03時47分49秒
「……じゃあね、ひとみちゃん。わたし、柴っちゃんの所に用があるから」

「いっ……そんなっ、梨華ちゃ…」
「せんぱいっ!!」

ぐいっと松浦が袖を引っ張る。

「まつ〜らとお弁当なのですっ!!」

「はぁ〜っ??ちょっ……」

「じゃ…あとでね。ひとみちゃん…。」

「あっ…!!ちょっ、待ってって!!梨華ちゃん!!」

「せ〜んぱ〜い!!ホラーっ!まつ〜ら、作ってきたんです!お弁当っ」


松浦が力任せにウチを椅子に座らせ、自分で作ったというお弁当を
ウチの机に広げだした――――。
113 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)04時07分36秒


思いっきり深く溜息を吐く……。
そう、最近てんでこうなのだ…。

あの一件以来、松浦がとにかく構ってきた。おかげでウチは、
ここんとこずっと、梨華ちゃんとお昼を共にしていない。
いや、登下校すらままならない状態だった。


「はぁ〜〜っ……これじゃあ今まで以上に近づけないじゃないか…。」


肺の中も空っぽになってしまうくらい、
本日何十回目かの溜息と一緒にボソッと呟いた…。
幸い午後イチの授業は、影の薄い軟弱先生の授業の為、
室内はガヤガヤ騒がしく、この独り言はその中に消化された。


『カサッ……』
「ん?」


顔をあげると、机の上に白い紙切れが――――。
(なんだろ?)反射的にその白い紙を広げ中を確認する。


『ポッキー、食べない?』

(は???)

114 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)04時13分40秒
見慣れたこのきたn(略 文字……。


「梨華ちゃん??」


視線の先には赤い箱を軽く振って微笑む彼女の姿があった。
(一応)  授  業  中  で  す  よ  ッ  ?!
115 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)04時23分22秒

「…………………。」

「はいっ!ひとみちゃん、あ〜〜〜ん!」

「…………………や……あの、りか……」

「いらないの?欲しくないの?わたしのポッキー……。」


恐ろしく悲しげな表情で彼女が言った…。
いや、その……欲しい…けど さ……。ねぇ……?
影薄先生の授業でも――ホラ、やっていい事と、悪い事が―――。

室内のざわめきは止まる事を知らず、先程よりも一層騒がしくなっていた。
おかげでウチらのやりとりは、多分誰も気付いてはいない。
皆各々、好きな事をしている為、目に入っていないのだ。
でも・・・・・ねぇ・・・・・・。


「もう!ひとみちゃんが食べないんなら、わたしが食べちゃうんだから!」


そういって梨華ちゃんは―――― あ!食べたっ!!??
116 名前:....... to be with you 投稿日:2003年06月16日(月)04時37分57秒
「あぁっ??!!!!」

「(もぐもぐ)ん…?欲しい??ひとみちゃん」

「え……あ〜〜(もう自棄だ!こんちきしょう!!)うん…頂ます…」

「ホントっ?あはっ!マーンボーーッ!!!!」


っ・・・(マンボーってなんだよっ?!)つか、どうしちゃったんだ?
梨華ちゃん……。ウチは心から心配だよ……。


「はいっ!どーぞっ!!」

「あ、ども……って、コレッ??!」

「ん?」

「り、梨華ちゃんのたっ、食べかけじゃあないですかッツ??!!」

「………嫌……なん だ…ひとみちゃん……」

「い??!! や、そいう訳じゃ……」


そういう訳じゃあない。いや、寧ろ嬉しい……かったりとか、
しちゃうんだけど……さ この変態!(叱咤激励??)


「嫌じゃないんだね?ひとみちゃん!」

「えっ??! うっ、うん!!?む、むしろっ、
            う〜れ〜し〜いぃ〜〜!!!  ……デス」

「うふふっ!かーわいぃっ!ひとみちゃん!!」


そういうと梨華ちゃんは、新しいのを箱から取り出すと……


「はいっ!あ〜〜〜ん!!」

「あ〜〜〜………」
117 名前:るつぼ 投稿日:2003年06月16日(月)04時50分17秒
体力の、限ッ界ッツ!!!!

すみません、親の仇のように眠たいです・・・・・。
Silenceさん、ダメ人間さん・・・・・・生温かいレスを
有難う御座います・・・・。あなたがいるから・・・・・

そう、あなたがいるからッツ!!!!!なんです・・・・・。
先を急いでしまって、文章が見れたもんじゃないですが・・(ザ☆文盲
ほんとすみませんです・・。こんな筈じゃなかったんですが・・色々と・・。

近頃いしよし不足で、心のダムが渇水宣言です。
何とかして頂きたいものですね・・・・。
にしても、チャーミーかあいいょチャーミー・・・・zzzZZZ・・・オヤスミナサイ。。
118 名前:名無しさん 投稿日:2003年06月26日(木)22時40分17秒
い し か わ 汁。 不 足
119 名前: 投稿日:2003年07月02日(水)00時19分03秒
あぁ!?ポッキー!!
120 名前:名無し読者 投稿日:2003年08月17日(日)23時36分27秒
ho
121 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/27(土) 20:56
ho
122 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/28(日) 00:12
ochi
123 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/29(月) 11:55
エロだしてください
124 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/29(月) 12:50
125 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/12(月) 17:38
保全。。
126 名前:名無し 投稿日:2004/01/12(月) 20:48
ochi
127 名前:....... to be with you 投稿日:2004/01/19(月) 20:13
パクっ…ポリポリ……

「あっ!ひとみちゃん、間接キッスーッ!!」

『ブッッ…!!!??』

い、いきなり何を言うんだろうか!?この娘は…!!

「り梨華ちゃんッ?!!つか、梨華ちゃんがたべr…」
「あはははっ!冗談冗談〜っ!!真っ赤になっちゃってか〜わいい〜☆」

絶対におかしい…。最近の梨華ちゃんには考えられないくらいのテンション。
こっちの気持ちなどお構いなし!といった風に、目の前の梨華ちゃんは微笑んでいた。

「あ、あの…さ……」

と、ウチが言いかけた瞬間、その言葉の先を遮るかの様に、

「はい、どうぞ。」

梨華ちゃんはもう一本新しいポッキーを箱から取り出し、ウチの口元に近づけた。

「ちゃ……そうじゃなくて―――」

と、言いかけるウチを嗜めるかのように、ポッキーの先をウチの唇にくっつける梨華ちゃん。
(なんなんだよ……もう…)ウチは少しムッとしつつも、ポッキーの先を口に咥えた。


―――――?!!
128 名前:.......to be with you 投稿日:2004/01/19(月) 20:39
その瞬間、梨華ちゃんは両手でウチの頬を挟んだかと思うと、
そのままチョコのついていないプリッツ側から小気味よい音をたながら、

ウチの目の前――鼻先―――そして――――!!!?

やわらかい感触が唇を包む――――。

(ま…マジっすか??!!)
驚きの余り、目を見開くウチに見えたもの…それは―――
そう、紛れも無い 梨華ちゃんの―――顔。
(目を閉じてる……梨華ちゃん、睫長っ……)

驚きの余り声も出せず硬直していると、ゆっくりと俯きながら
梨華ちゃんが遠ざかっていった。

「あ……梨華…」

やっと声が出せた。情けない声だ。鼓動が激しく響いている。
少しづつ顔を上げる梨華ちゃん。そっと目が合った。
そして、そのさっきの唇をゆっくりと開いた瞬間、

『キーンコーンカーンコーン…』

授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った。
クラスメイトが椅子を引く音や教科書を仕舞う音に比例して、
ウチの思考は混乱を増すばかりだった―――。
129 名前:名無しさん 投稿日:2004/03/03(水) 13:19
保全

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