フィーリング

1 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 07:50
はじめまして。きら@55といいます。
メロンの村大で書かせていただきます。
2 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 07:52
なんかさー…笑うツボが一緒だと、いいよね。
「おもしろい」
バニラアイスを食べながら、私の隣に座ってテレビを見ている彼女。
あー…この番組のどこがおもしろいのだろうか。
つまらなくて退屈で、あくびまででてくる。
めぐみが頻繁に話しかけてこなければ、とっくに夢の中だろう。
おかしいねって私の肩を叩いて、しらけた私の横でケラケラ笑って…、
なんとなく置き去りにされた気分で悲しい。
めぐみと一緒に笑いたいよ、けどさー、ツボがちがうんだよね。
笑いの。
3 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 08:00
「雅恵?」
うとうとする私に気付いてめぐみが顔を覗きこんでくる。
「ん?」
「眠いの?」
「大丈夫だよ」
大丈夫寝たりしないから、寝たら怒るんでしょ?
「寝てもいいよ?」
「…一緒に寝ない?」
「甘えん坊」
「だってさー…」
抱きしめられたまま繰り返されるキスに身を震わせて、さっきの
眠気が嘘みたい…すごく心地よくて、私の求めていたもの。
耳元でやさしく名前を呼ばれたらさ、だれだって堕ちるじゃん。
「…雅恵」
「んー?」
「も…我慢できない」
「…テレビ…いいの?」
「うーん…見たい、でもしたい」
「どっちよ?」
マジで?考える事なの?それほど大事に思われていないみたいで
かなりショックで落ち込む。
4 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 08:10
「めぐ…」

ちょっと口を突き出せば触れてしまいそうな程唇が目の前にあって
もう一度やさしいキスが欲しくて彼女の名前を呼んだ。

「人間我慢する事も大切だよねぇ」

とぼけた口調でそう言って、私の肩を抱いていためぐみがゆっくり
離れて再びテレビの方へ向いた。
信じられない、テレビの方が大事なんて。

「見終わってからする」
「…」
「テレビは一度だけしかやらないし、雅恵とはいつだってできる
じゃない?」

ね?って人を納得させるような口調で言って、そんなんで私が納得
するはずもない。ムカついてめぐみの剥きだしの肩を叩いて。

「もうさせてあげないし、しないから」
「へ?雅恵ぇ本気?」

ちょっと動揺してる。

「おやすみ」

そう言い残してさっさとベッドに潜りこんだ。
ばーか…、少しは反省しろ。
ぺたぺたと足音が聞こえてくる。やっぱり追いかけて来た。

「雅恵〜」

困ったような声出して、めぐみの情けない顔が頭に浮かんでくる。
謝ったって許してあげない。私よりテレビをとるなんて今回はちょ
っと許せない。

「もう寝てるから静かにしてよー」
「村っちも寝る」
「寝るのは勝手さ」

ここは私の家だから主導権は私のものなんだ。

「ほれ布団しいてあるから」

ベッドの側にしいてある布団を指差した。めぐみはぷくっと頬を
ふくらませて、あぁそうですかってちょっと逆切れ気味で布団に
ダイブした。

5 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 08:13
困ったような声出して、めぐみの情けない顔が頭に浮かんでくる。
謝ったって許してあげない。私よりテレビをとるなんて今回は
ちょっと許せない。

「もう寝てるから静かにしてよー」
「村っちも寝る」
「寝るのは勝手さ」

ここは私の家だから主導権は私のものなんだ。

「ほれ布団しいてあるから」

ベッドの側にしいてある布団を指差した。めぐみはぷくっと頬を
ふくらませて、あぁそうですかってちょっと逆切れ気味で布団に
ダイブした。
6 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:32
ここからは官能系になります…(汗)
7 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:35
「…ん…」

寝苦しくて目が覚めた。エアコンをタイマーセットして心地よい
環境で眠りについたはずなのに、なんだかすごく暑くて汗まで
かいてる。

「あれ?」

隣に柔らかいものが…、めぐみだった。
いつのまにか私のベッドの中に忍び込んで来たらしい。余計に暑い
よ…。
めぐみをそのままにして私はさっきまでめぐみがいた布団で寝る
事にした。

「何処行くの?」
「起きてたの!?」

両腕を掴まれてベッドに押し倒された。
こんな細い腕に何処にそんな力があるんだろう。
考えるより先にめぐみが唇を重ねてきて、舌を入れてきた。
8 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 15:54
「…めぐ…みぃ…」
「…しよ。いい?」

こいつさっきの事忘れてる?私よりテレビを選んだくせに。

「駄目」
「まだ根にもってるのぉ?」
「当然じゃん、バカ」
「反省してる」
「そんな事言ってさ、したいだけなんじゃないの?」

嫌みっぽかったかもしれない。けれどやっぱりめぐみが私を選んで
くれなかった事についてすごく悔しくて…悲しくて…、自分に自身
がなくなる。

「…無理は強要しないから」

めぐみは時々クールな時がある。今がそう。
さらさらな髪をかきあげて、余裕一杯な顔で私を見下ろしてくる。
9 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 16:00
「なに…よ」

私がめぐみの事を愛してる同じくらいに、めぐみにも私を愛して欲
しいから。
性欲の処理だけのような行為は嫌い。愛して欲しいから、ちゃんと
愛がないと抱かれても嬉しくない。

「雅恵」

そんなに優しく名前を呼ばないでよ。

「雅恵が世界で一番好きだよ」

なんて事言うんだろ。結局さ、私はめぐみの事が好きで好きでたま
らないから、彼女のどんなわがままも許してしまうんだ。
だからめぐみに好きって言われたくらいで…

「もう…何泣いてんの?」
「泣いてない、バカ」

めぐみが指でそっと涙を拭ってくれた。そんなやさしさも嬉しくて
我慢できなくなって彼女に抱きついた。
10 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 16:04
更新終了です。
11 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:21
反開きになっていた唇を塞がれてめぐみの舌が侵入してくる。
生き物のように私の舌を探し出して絡めてきて、頭の中が痺れるよ
うな感覚の襲われる。
こんなディープキスくらいで…もう体の力が入らなくなってしまっ
ていた。

「…雅恵ちゃんはここが好きなんだよねぇ?」
「え…?ひゃっ」

いたずらな笑みを浮かべてめぐみは私の胸の先端を刺激してきた。
最初は手でなぞって、その後唇で吸い付いてくる。

「勃ってるよ…」
「言わないで」

舌でそれを転がされて、めぐみはあいてる手で私の下着に手を入れ
て弄る。

「なんか…もう濡れてる」

恥ずかしくなってめぐみから目をそらした。
12 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:24
「かっわいい〜我慢できなかったの?」
「ちがっ、きゃぁっ」

めぐみが指を入れてきたので思わず腰がずり下がる。それでも私の
体は正直で、もうめぐみの指をかなり深くまで飲み込んでいた。
奥へ奥へ、どんどん侵入してくるめぐみの中指が私の中で暴れる。

「っっ」
「いいよ、声出しても」

耳元で言われて耳たぶを噛まれて鳥肌がたった。夜中だと言う事も
あり、声をだすのを我慢していたけれど、今のめぐみの一言で安心
してしまって…。

「…あっ…やっんっ…もう…やだぁ」
「気持ちいいんでしょう?本当エッチな娘だよねぇ雅恵は」

きっと今…わたしすごいやらしい顔しているんだろうな…。

13 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:29
「ふぅ」

突然めぐみが私の中に入れていた指を抜いたので、ちょっと不満気
に彼女の方をみた。

「これでおしまい」
「…なっ」
「なんて言ったらかわいそうだよねぇ?」
「え?きゃ!」

ぐいって脚をM字型に開かされて、私の股の間にめぐみが顔を近付
けてくる。
めぐみにそこを見られる事は今だ恥ずかしくて、震えながら刺激が
訪れるのを待っていた。けれど何もしてこない。
14 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:33
「うあぁ〜すごいよぉ雅恵、今日はどうしたのぉ?すごぉい濡れ
てる」

舌でそこをなぞられて、思わず体をのけぞらした。
触れられたと同時に体中に電気がはしったみたいにぴりぴりして、
めぐみが私のそこを舌でなぞる度に体を震わせた。

「…んっんっあぁ…あはぁ…んん…だめ…だめだよ…もう…」

無言で行為を続けるめぐみ。こんなに直に触られたら、刺激が強す
ぎて苦しくて呼吸がついていかない。
15 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:37
繰り返される快感に限界が近付いて来て、シーツをぎゅっと掴む。

「我慢しなくていいから…ね?」
「っはっ…あん…あぁ…め、めぐみ…ぃ」
「すごぉくかわいいねぇ」
「…あっ…あっ…んん…」

のぼってく…そんな感じ…

「…めぐっ」

苦しさからでた言葉は彼女の名前。
びくんびくんって体の奥が痙攣して、息苦しくてめぐみの体にしが
みついた。
快感で痺れている私の体を、めぐみは優しく抱きしめてくれて。
16 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:42
「大丈夫?」

耳元で囁かれて、黙って頷いた。
今の私には呼吸もままならない状態でまともに喋る事もできないか
ら、大丈夫だってただ首を縦に振る事しかできなかった。
めぐみは暑くて布団を蹴飛ばした私の顔を覗き込んで、額に浮いた
汗を手で拭ってくれた。
こんな時はすごくやさしいんだ。
普段が優しくないってわけではないのだけれど、私を抱いている時
のめぐみは時々いじわるで強引だけれど、行為が終わった後は何よ
りも私の体を心配して気づかってくれる。
そんなめぐみのやさしさに甘えて、答えてくれる瞬間が一番好き。
全ての欲求が満たされる気分。
17 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 05:02
更新終了、すみませんageてしまいました。
18 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/17(水) 08:15
メロンか、珍しいな
19 名前:きら@55 投稿日:2003/09/19(金) 04:56
「…好き」

ほっぺたにキスをしてきて…

「好きなの…雅恵が、一番好きなの…愛してる」

思ったことストレートに言葉にしてくれるんだよね。
ようやく呼吸も整ってきて、めぐみに答えようときつく抱き合って
いた腕の力を緩めて彼女の顔を見る。

切なげな表情って、このことを言うと思う。
眉を八の字にして、今でも泣き出しそうで、情けない様にもみえて
くる。
20 名前:きら@55 投稿日:2003/09/19(金) 04:57
更新
21 名前:名無しキタ━(^▽^)━!! 投稿日:2003/09/21(日) 14:34
はじめて読みました。
萌えたであります。

( ‐ Δ‐)<雅恵の恵はめぐみだにぇ〜
( *`_´)<ウン……
22 名前:!! 投稿日:2003/09/21(日) 14:40
上げてしまいました。
申し訳ありません。
23 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/22(月) 01:42
なかなか素敵な感じ。
24 名前:名無し読者 投稿日:2003/10/31(金) 08:54
今頃読みましたけど、いいですねー。
めぐまさ最強

( `_´)人(‐ Δ‐ )
25 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2003/11/09(日) 11:18

村田さんにいぢめられるマサオ
(;´ Д `)ハァハァ
26 名前:名無し読者 投稿日:2003/12/03(水) 23:32
メロンだ!!
続き待ってます。

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